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呼称:は粗引き IN時間帯:気が向いた時 保健委員会委員長。いつもナルビクWPの下に座っている。 キャラクターはティチエル。型は当初灰だったが、今後の人生を考えて 白に転向した模様。魔防ラブ!らしい。 猫耳帽子に絆創膏がチャームポイント。背中にイスピンの顔らしきものを 背負っているが、あの顔がたまに泣いていると言う目撃証言がちらほら。 他キャラ:ミウラーク(ボリチュ)地面割れます、ムーンリル(ナヤトリェイ)もっと避けたい ◆本人から一言 お! よろしく! -- ライト (2006-11-24 19 15 05) 仲良くやっていきまっしょw -- ラビりん (2006-11-24 19 31 41) おお!ミウラークさんでしたか。今後ともよろしくです~ -- miuran (2006-11-24 20 28 57) 名前 コメント 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。
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「何を分かったっていうの?」 アスカの冷たい視線が僕の心をズタズタにしていく。 「アスカの気持ちだよ」 言い終わるか終わらないかの刹那、僕の顔のすぐ横を何かが通り過ぎた。 背後でガシャンと物凄い音がして、僕はアスカが灰皿を投げつけたことを知る。 その音で金縛りが溶けたかのように、僕のカラダは動き出す。 後ろを振り向くと、背後に立てかけてあった姿見に灰皿が当たったらしく、 鏡が粉々に砕けて飛び散っている。 アスカを見ると、顔を伏せ、肩を震わせている。 僕はとりあえず割れた鏡を片づけようと、 屈み込んで砕けた破片を拾い集めようとする。 粉々に砕け散った鏡の破片。 そこに写るいくつもの僕の姿。あるものは泣いているように、 またあるものは怒っているように、悲しんでいるように、 様々な僕の姿が映し出される。 ふいに、僕の姿が映らなくなり、 アスカが、色々なアスカがそこに映し出される。 表情はおろか、年の頃さえ違う、様々なアスカ。 粉々に砕けた鏡の中で、そのアスカたちは、 やっぱり怒ったり泣いたり悲しんだり、 そして喜んだり笑ったりしている。 悲しみはあちこちに積もっていく。 そして悲しみは、僕に決して嘘をつかない。 ふと気配を感じて振り返ると、そこにはアスカが立っていた。 表情はない。 「私だって言いたいことはたくさんあるの。」 ぽつりと、呟く。僕は、頷く。 「言いたいことは悲しいことばかり。」 「うん。」 「本当は、こんなこと、言いたくないのに。」 「うん。」 僕は、そうされるのを求めているのがわかるから、 アスカの右手に触れる。 傷跡に沿って肩口まで手を伸ばしていく。 「だから、何をわかったつもりになっているの?」 アスカはそう言うと、僕の中にゆっくりと飛び込んできた。 抱きしめる、とかいうのではない。本当に僕の中に吸収されるように、 するりと僕の中に入り込んできた。 熱い。 僕たちは溶けて混じり合い、言葉にはならない交感状態にいる。 あたりはLCLの臭いに満ちていて、それは僕にあの「壁」を思い出させた。 それと同時に、あの忌まわしい記憶も。 「人類補完計画」 あれを僕たちは今、2人で行なっているのだろうか。 「余計なことを考えないで…」 アスカの声がどこからか聞こえる。 そうだよな、これは僕と君の見ている夢だ。 現実以上に大事な夢だ。 僕は背中にガラスの破片がブツブツと刺さる感触を覚えながら、 その場に横たわった。 いや、本当に「横たわった」のかどうかも疑わしい。 けれども、そんなこと、もはや問題ではないんだ。 僕たちはそこで愛し合い、憎しみ合い、 お互い埋め損ねたパズルのピースを埋めた。 欠けているピースも、だぶっているピースもたくさんあったけど、 僕たちは、混じりっけのない、完全な1つの「もの」になっていた。
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雑談などでよくある質問をまとめています。 合成・編成について質問1 質問2 ストーリー・クエスト攻略質問1 質問2 その他質問1 質問2 [部分編集] 合成・編成について 質問1 回答1 質問2 回答2 ストーリー・クエスト攻略 質問1 回答1 質問2 回答2 その他 質問1 回答1 質問2 回答2
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キャラクターを第三形態に進化させるのに必要なマタタビ。しかし、やり始めのころは戦力が整っておらずなかなか苦戦します。この項では初心者向けのマタタビステージの攻略法を解説します。 進化の緑マタタビ翠の誘惑 上級 翠の誘惑 激ムズ 翠の誘惑 超激ムズ 進化の紫マタタビ紫電一閃 上級 紫電一閃 激ムズ 紫電一閃 超激ムズ 進化の赤マタタビ紅の情熱 上級 紅の情熱 激ムズ 紅の情熱 超激ムズ 進化の青マタタビ蒼の幻惑 上級 蒼の幻惑 激ムズ 蒼の幻惑 超激ムズ 進化の黄マタタビ怪光の煌めき 上級 怪光の煌めき 激ムズ 怪光の煌めき 超激ムズ 奇跡の虹マタタビ 進化の緑マタタビ 翠の誘惑 上級 カオル君がボス。取り巻きでまゆげどりとガガガガ。射程が長いキャラを中心に編成する。 翠の誘惑 激ムズ ぶんぶん先生がボス。壁を3枚以上編成しましょう。 翠の誘惑 超激ムズ ぶんぶん先生が時間差で2体出現。壁と妨害で前線維持。 進化の紫マタタビ 紫電一閃 上級 シャドウボクサー、ブラッゴリ、殺意のわんこが出現。かさじそうや真田幸村がいないと足切りされるかもです。 紫電一閃 激ムズ 上級の敵編成に加えてブラッコが追加。突破力が総じて高いので無策だと思わぬ苦戦を強いられることも。 紫電一閃 超激ムズ ブラックブンブンが時間差で2体出現。大型壁としてガメレオンがおすすめ。 進化の赤マタタビ 紅の情熱 上級 一角くんとエリザベス2世が出現するが特に苦戦する要素は無し。 紅の情熱 激ムズ 赤井ブン太郎が出現。高耐久のネコマシンや妨害役としてはネコアイスやももたろうがおすすめ。 紅の情熱 超激ムズ イノシャシが時間差で2体出現。2体重なると突破力が高くなるので壁と妨害は多めに。 進化の青マタタビ 蒼の幻惑 上級 レディ・ガがボス。スマホ版より若干強めなので注意。 蒼の幻惑 激ムズ 要注意ステージ。エリザベス56世、クマンチュー、デカメガネルが出現。スマホ版より強化されているので他の激ムズより難易度が高い。後方からメガロディーデで削る。 蒼の幻惑 超激ムズ イノヴァルカン(1体)がボス。最初に出るプドール夫人がいい感じにお金をくれる(たやすく倒せないと足切りされるけど)それを資金源に攻めましょう。 進化の黄マタタビ 怪光の煌めき 上級 天使カバちゃん、天使ガブリエルが出現。かさじそうがいれば簡単。 怪光の煌めき 激ムズ 天使ゴンザレスが追加。突破力がそこそこある。 怪光の煌めき 超激ムズ ボスとして天使スレイプニールが出現。安価壁で耐え、キャットマンダークで削りましょう。 奇跡の虹マタタビ 多くの属性の敵が出現し、最後に波動攻撃を行うコアラッキョ(無属性)が出現。レベルが低いうちはネコたこつぼを連れていきましょう。それも持っていない場合はかなり厳しい戦いになります。波動無効持ちがいれば少しは楽にはなりますが...無理そうならEXステージは捨てる手もあります。
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宇宙編終盤の難所、サイクロンの攻略ガイドです。 妨害と壁が重要激レアや超激レアでおすすめなのは? ステージ別攻略ガイドゴリラの惑星 チョイバトロン星 クリムゾン星 N77星雲 アンドロメダ どうしても勝てない場合はお宝を集める アイテムを使おう コンティニューで無理やり突破する(最終手段) 補足 妨害と壁が重要 サイクロンはとにかく鬼火力!鬼攻撃頻度!無対策だとすぐに完全敗北してしまう。一方で射程が短いので量産型妨害キャラが刺さる。レアキャラだとネコ僧侶やネコシャーマン、ネコ占い師が有効。しかし、N77星雲は後述の理由によりこれらのキャラの妨害が通用しないので注意。また、安価壁で進行を抑制するのが重要なので最低3枠は安価壁に枠を使おう。 激レアや超激レアでおすすめなのは? 太字は特におすすめ エンジェルサイクロン以外 ネコぼさつ 確率で鈍足 ネコ番長 確率で停止 ネコベビー 確率で吹っ飛ばす(ダイナマイツ) ねこナース 確率で鈍足+吹っ飛ばす(ダイナマイツ) 風神のウィンディ 超ダメージ 高火力で早めに倒そう (ギャルズ) 宝杖のカッパーマイン 確率で停止(ギャルズ) 聖龍メギドラ 確率で鈍足+吹っ飛ばす(ドラゴン) 地龍ソドム 打たれ強い 確率で吹っ飛ばし'(ドラゴン) キャットマンダディ 第一形態は浮きに超ダメージ(ヒーローズ) エンジェルサイクロン対策 たけうまネコ 確率で吹っ飛ばし 窓辺の乙女ネコ 確率で停止 覇龍ディオラムス 確率で鈍足+吹っ飛ばす(ドラゴン) ももたろう 確率で停止 第一形態推奨(ソウルズ) かぐやひめ 確率で鈍足 第一形態推奨(ソウルズ) 鶴の恩返し 確率で吹っ飛ばし 第一形態推奨(ソウルズ) ステージ別攻略ガイド ゴリラの惑星 赤浮きのレッドサイクロンが出現。取り巻きのゴリラ達もそこそこ火力があるので注意。 チョイバトロン星 黒浮きのブラックサイクロンが出現。取り巻きの数が多いので範囲攻撃キャラは必須。 クリムゾン星 浮き単色のホワイトサイクロンが出現。取り巻きは弱めなので比較的簡単な方。 N77星雲 天使属性のエンジェルサイクロンが出現。天使の敵は浮いてても特別ルールで浮いてる敵には属さない。そのため諦めてウルトラソウルズでももたろう、かぐやひめ、弦の恩返しのいずれかを当てましょう。また、このステージではメタルも出るのでクリティカル要因を必ず入れること。 アンドロメダ なんと!レッドサイクロン、ブラックサイクロン、ホワイトサイクロンが時間差で出現。取り巻きは弱いものの、サイクロン3体同時出現は化け物である。安価壁以外は全員対浮きで固めること。ちなみに、以前のバージョンではエンジェルサイクロンも出現したが、小学生向けにしてはやりすぎだと判断されたのかアプデでエンジェルサイクロンは出現しなくなりました。 どうしても勝てない場合は お宝を集める お宝の効果は他の章でも有効なのでまずは日本編や未来編のお宝の取りこぼしがないか確認しましょう。 アイテムを使おう 特にお財布レベル上げにお金を消費しなくてもよくなるネコボンや10秒ごとにヒットバックで押し返せるスニャイパーがおすすめです。 コンティニューで無理やり突破する(最終手段) 敗北すると3ネコカンでコンティニューができます。コンティニュー後はお金MAX+敵が初期位置に戻るので大量生産で迎撃するのだ。また、一回の戦闘で3回コンティニューすると敵のステータスがかなり弱くなります。コンティニューできるネコカンがあればいずれ突破できるはず?ただし、神さまはお値段が高いのでコンティニューがおすすめです。 補足 本気で勝ちに行くならトレジャーレーダーを使って周回しなくても済むようにしよう
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2人でにゃんこ大戦争では様々な特典限定キャラが登場する。それらのキャラの入手方法を解説する。(とはいってもほとんどは現在、正規の入手ができないけど) ネコブラザーズ ネコカブト ネコクワガタ コロドラゴン もれネコ ネコピコパン まんがで!ネコ まんがで!ネコフィーバー グランドン部隊 ネコブラザーズ 入手方法 2019/02/14までに購入する パッケージ版特典 性能 赤に打たれ強い 解説 赤い敵は序盤だと多いのでそこでは使えなくもない。 ネコカブト 入手方法 コロコロコミック2019年1月号付録(現在はログインで入手可能) 性能 黒に打たれ強い 解説 体力が低いのでゲリラ経験値ステージでは役立たず。 ネコクワガタ 入手方法 コロコロコミック2019年2月号付録(現在はログインで入手可能) 性能 浮きに打たれ強い 解説 こういうキャラは大抵お遊びキャラです。 コロドラゴン 入手方法 次世代WHF2019年冬入場者特典、コロコロコミック2019年5月号、2023年10月号付録 性能 エイリアンに超ダメージ 解説 コロコロ編集者曰く動く姿を見るのは初めてらしい。 もれネコ 入手方法 コロコロコミック2020年8月号付録 性能 メタル以外をたまに鈍足 解説 一般公募から誕生したキャラ。 ネコピコパン 入手方法 パッケージ版特典 性能 無属性以外をたまに吹っ飛ばす 解説 対戦モードで2Pが使用するとハンマーやハチマキなどが水色になる。 まんがで!ネコ 入手方法 コロコロコミック2024年1月号付録 性能 75円安価壁 解説 特になし まんがで!ネコフィーバー 入手方法 コロコロコミック2024年4月号付録 性能 75円安価壁 解説 特になし グランドン部隊 入手方法 パッケージ版特典 性能 ドリラ 全敵の攻撃力を下げる ウチコンガ 全敵に打たれ強く必ず吹っ飛ばす チョキンドス 赤に超ダメージ、必ず生き残り攻撃力が5倍になる。 ショベリン メタルのみ攻撃可能、たまにクリティカル、撃破時資金2倍。 チャッソ エイリアンに超ダメージと打たれ強い、ワープ無効。 解説 ドリラ スマホ版では無属性のみ対象だったが対戦モードでは効果がないので変更。 ウチコンガ スマホ版ではゾンビのみ対象だが実装当時はゾンビがいなかったので変更。 チョキンドス 地獄門でも有能。グランドン部隊の中でも最強。 ショベリン メタルしか攻撃できない時点で最弱確定です。 チャッソ わかりやすいエイリアンごり押し用キャラ。宇宙編で使えそう。
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本当に取り返しがつかない要素にゃんこ砲攻撃力 プラチナチケット 取り返しがつかなそうで、つく要素 一度実行してしまうと元に戻せなくなる要素をまとめた。この記事にはネタバレを含むので注意。 本当に取り返しがつかない要素 にゃんこ砲攻撃力 にゃんこ砲の攻撃力を上げるとチャージまでの時間が伸びてしまう。 本作ではにゃんこ砲チャージ速度アップのお宝は3章分しかない(スマホ版では6章分ある)のでスマホ版でいう最速砲(31.67秒)にするには青玉含めてにゃんこ砲攻撃力のレベルを上げてはいけない。 にゃんこ砲の攻撃力は上げても大きく威力は変わらず、特殊砲もないのでほぼデメリットしかない。 これが影響することは亡者デブウ降臨にて、すり抜け攻略ができなくなる。 無知な私は10+10まで上げていました。この状態だとチャージまで63.33秒かかります。 ちなみに、20+10だと80秒かかります。 なお、お宝のにゃんこ砲攻撃力アップはチャージ時間に影響はないため発動してもOK。 プラチナチケット 外部特典で入手可能なプラチナチケットはゲーム内では入手する手段が一切ないので 記念に残したい場合は使わないこと。 取り返しがつかなそうで、つく要素 情報提供求む
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タグ 曲名ふ 歌 宮崎羽衣 作詞 畑亜貴 作曲 黒須克彦 作品 ショコラ ~maid cafe curio ~ED ショコラ ~maid cafe "curio"~ オリジナルボーカルアルバム
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これはあわあわpの【初音ミクオリジナル曲】『noodle(ぬーどる~)』【ネギラーメン】という曲をテーマにしたSSです。 また、にゃっぽんのカナの日記にて改変前verを上げてます。 「マスター、またカップ麺ですか? 」 我が家の紅一点、VOCALOID2 CV-01の初音ミクがそう声をかけてくる。 VOCALOIDだのCVだの横文字がからっきしな俺は彼女を歌う機械だと考えている。 「たまには自炊とかしたらどうなんですか? 私はネギ一本で構いませんよ、全然」 そして驚くべきことにその機械であるはずのミクは食事をする。 別に食事をしないことで支障があるわけではないらしい。 にもかかわらず、彼女の食、否ネギに対する執念はすさまじいもので事ある毎に所望してくる。 「だったらお前が作れよ、一応性別的には女なんだろ」 カップ麺を開け、薬味を入れながら俺はそう言う。 「マスター、それは時代錯誤な考え方ですよ。そもそも私は歌うだけですよー」 なぜか勝ち誇ったかのようにミクは俺に向かってそう言う。 そんな彼女の言葉に俺は大人であるからネギを食べてるじゃないか、とか役に立たないな、などという突っ込みは入れない。 別に入れるお湯の量に気を向けていて返事をするのが面倒だったから、とかいう理由ではない。 お湯を入れてふたをし、ミクをみると少し顔を赤らめて何かゴニョゴニョと言っている。 「ミク、どうかしたか、ネギか? 」 不思議に思った俺がそう優しく問いかけたところ、ミクは慌てながら 「そ、そんなことよりそれは何味なんですか!? 」 と叫ぶ。 流石いつも発声練習をしているだけあって、耳がキーンと鳴り一瞬だけ意識が遠のく。 しかしミクは、俺のなけなしの優しさよりラーメンの味を気にするのか。 そうか、俺のなけなしの優しさはそんなことなのか……。 若干へこみつつも俺はたまたま家に残っていたカップ麺の中から味の確認もせずに選んだことに気づき三分という時間を待ってるカップ麺に視線を走らせる。 「えーっと……」 何味かを言おうとしたその時だった。 「あ、あの。えーっと、さっきの話なんだけど……」 ミクが俺よりも先に口を開く。 また話の転換か、さっきから俺は尽く言うことや言おうとしてることを流されてる気がする……。 「さっきって、自炊とかそういう話か? 」 更にへこみつつもそう尋ねると、彼女は首を縦に振る。 「そう、それです! もしも私が食事を作れたら……」 そうミクは話し始めるが、その内容に俺は彼女に胡乱な眼差しを投げかけざるを得なかった。 しかし彼女はそのことが気に入らなかったらしく、少し怒り出す。 「何ですか、その失礼な視線は。私だって料理くらい出来るはずですよ、きっと、たぶん……」 どんどん勢いが無くなっていく彼女に俺の中の疑いの気持ちは少しずつ強くなってくる。 「いいわ、当レストランにはメニューはありません! 食べたいものを言ったら何だって作ってあげますから! 」 もしもの話じゃなかったのか、とかレストランってなんだよ、とか言おうと思った。 だが、今は俺が何を言っても火に油を注ぐことになりそうだったから口を噤む。 「例えばネギラーメンとかネギカレーとかはどうですか? ネギシチューにネギライス、焼きネギ、揚げネギ。何でも作れますよ! 」 自信満々な態度で俺にそう言い切って来るミクに、俺は思わず口を開いてしまう。 「どうって、全部ネギばっかりじゃないか……」 これでネギがほとんど入ってなかったら詐欺になるほどの名前ばかりだ。 そのレストランの常連はお前くらいだろう。 「そ、そんなことは……。えーっと、ネギ炒めにネギサラダに、え、あれ、あれ!? 」 俺の指摘にうろたえてるミクを見て俺はようやく彼女が本気で気づいてなかったことを知り、つい笑ってしまう。 「に、二分経過してますよ!! 」 顔を赤く染めて視線をさまよわせて時計を見て、おそらくはさっきの事をごまかす為にミクはそう叫ぶ。 さっきの叫び声よりも高く大きく、アパート住まいの俺としてはご近所さんのことが気になってしまう。 「俺はきっちりカップ麺の容器に書いてある時間を計って食べる派だ。固めは好きじゃない」 そう返すと、彼女はなぜか得意になって嬉しそうに口を開く。 「知ってますよー。だから後一分はかま……な、なんでもないです!! 」 せっかく戻りかけていたのに、また顔に血が上り始め、そっぽを向く。 そんなミクを見て、俺はとりあえず見えている後ろ頭をなでてみたが、その手は無言のまま弾かれてしまった。 「あ、マスター。それって何味なんですか? 」 少しして機嫌も直ったのか、ミクはそう聞いてくる。 いや、お前さっきそれ聞いたじゃん……と思ってる間にミクは目を輝かせて畳み掛けるように口を開く。 「味噌ラーメンに、ネギラーメン。塩ラーメンにネギラーメン。 それからネギラーメンとネギラーメンと豚骨ネギラーメンに……」 「ネギばっかりじゃねーか」 さっきも同じようなことを言った気がするが、とりあえず口に出してみるとミクは笑って、 「そんなことないですよー、あとはネギラーメンにネギラーメンにネギラーメン! 」 そんなにネギラーメンがよかったのか。 若干呆れながら俺はようやく答えを言う。 「醤油ラーメンだ」 俺の言葉にミクは衝撃を受けたようで、まるで地球外生命体でも見るかのような目で俺のほうを見てくる。 「なにやってるんですか、マスター! 私が食べるネギが無いじゃないですか! 」 本日三度目、今までで一番甲高いミクの叫び声はおそらく町中に響いただろう。 一つ前のページに戻る ※カナの書いたほかの作品はこちらからどうぞ。