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ここは、2ちゃんねるはニュー速VIP発のゲーム製作企画、「なんかTSエロゲ作りたい気分だから作る」のHP兼開発wikiです ■企画概要 ・ジャンル:TSエロゲ・コンセプト ある日突然女の子の体にされた主人公が、レズの先輩に迫られるうちに身体だけでなく心も女の子になっていく様子を表現したい・規模(仮) ・プレイタイム1時間程度 ・END2本、ただしルートはほぼ1本道 ・スチル:エロシーン2、3枚 / 日常シーン1枚、END用2枚の計5,6枚 ・曲:クライマックス用、エロ、日常、不安感の4曲(ただし現状ではまだ使用場面など不透明) ・SE:未定。適宜 ・曲については担当してくれる人が来てくれる、っていう幸運がなければフリーでどうにか凌ぐ ・SEについてはフリー素材使用ほぼ確定 ・背景もフリー素材 ・スタッフ ・まとめ: 1(◆UtNrEeY0is) ・シナリオ: 1 ・絵: 1 ・音楽: ・SE: ・スクリプト: 1 .
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このページはこちらに移転しました ある日の空 作詞/あとおとえ 作曲/175スレ572 The natural sky of one day is the natural sky for me. 空には薄く張られた雲が泳ぎ ここには白く積もった雪が軋む 君には薄く張られた線を与え 何とか今を生きれば時が過ぎる あぁ、やがて疑問が心の内から流れ出てきて あぁ、僕は不安を抱えて どうせならそのまま・・・ 冬の空に心がかじかみ 今をやめたくなった 冬の空は笑顔で僕に 笑い それを止めたの? 冬の空に雪が積もり 全て白く戻した 冬の空が僕にはそんな風に見えたんだ (The dangerous way don t go along for fear of a wound if possible. I don t know whether it is right. Such an answer was my answer. The answer begins to fall below not only my mouth but also my heart before long and.) ねぇ、人はそんな空に騙され生きているのかな 少なくとも僕はこんな空に騙され生きているんだろう 僕は空に一言の「ありがとう」を伝えたくて。 The natural sky of one day was the different sky for me. 音源 ある日の空
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長門ふたり プロローグ 我々は情報統合思念体。宇宙を統べるもの。全ての時間と空間を超越し、全存在の 上位に位置する。我々は無誤謬であり決して間違いを犯さない。ごく少数の例外を 除いては....。 第一章 ある日、突然に。 授業が終わってから教室で宿題をやった後、僕は団室に向かった。団室に行くのも なかなか難しいタイミングが必要だ。一番理想的なのは最後に部屋に入るというパターン。彼や涼宮さん がすでにその日のパターンを作ってくれているから、それに乗ればいい。 ただ、このパターンの場合、部屋の扉を開けたときに何が起きているか解らないから とっさの対応が難しい場合もある。あの5月の日、世界が消滅の危機に瀕した日の前日、 部屋に入って行くと涼宮さんがバニーガール、朝比奈さんがメイドの格好、そして なんか険悪な雰囲気、僕は 「今日は仮装パーティの日でしたっけ」 などととっさにボケてみた。間違ってもここで「なぜ、そんな格好をしているんですか」 などと突っ込んではいけない。もっとも、その僕の努力も報われずに世界は消滅の 危機を迎えてしまったわけだが。 僕は機関の中でも最前線に位置するわけで、いろいろと責任が重い。唯一の 救いは、SOS団のメンバーが非常に魅力的な面々で構成されていることだ。 涼宮さんは言うに及ばず、非人間の長門さん、未来人の朝比奈さんの挙動は 常人離れしていて実に飽きない。彼も普通人にしては本人が思っている以上に 個性的だ。彼の友人の、御世辞にも賢いとはいえないあの谷口くん風の 言い方を借りるなら 「涼宮ハルヒに声をかけられた時点でおまえはもう普通の高校生じゃねえよ」 ってところだろうか。美少女3人と彼の間の「四角関係」も実に見ていて飽きない。 もっとも、任務から言えば、こういう関係は涼宮さんの精神の安定を 壊す可能性があり、あまり歓迎はできないのだが。 さて、と。今日は中はどうなっているのかな?ドアをノックすると 「どうぞ」 という抑揚の無い声。今日はどうやら長門さんしかいないようだな。 ドアを開けると、いつもの窓際の左隅で長門さんが本を読んでいる。 とりあえず、今日はとっさの対応を迫られなかったな、と安心しつつ、 扉を閉めて振り返った時点で僕は不覚にも3秒程凍り付いた。 長門さんは窓の右隅で本を読んでいた。問題なのは、 左隅にもやっぱり長門さんがいることだった。 「これはいったいどうしたことでしょうか?」 ととりあえず、聞いてみた。左隅の長門さんが答える。 「情報統合思念体のミス」 右隅の長門さんが引き取る。 「ヒューマノイドインターフェースの耐用年数は1000年。 耐用年数に達すると新しいユニットを作ってデータをコピーして 取り換える」 「情報統合思念体はミスを犯して私が耐用年数に達したと誤認して新しいインターフェースを作成した」 「そうでしたか。それはそれは。でこれからどうされるつもりですか?」 「特に問題は無い。我々は完全に同期している」 というと二人の長門は読書を再開した。 いや、問題は無いのかも知れないが、ここに涼宮さんが入って来たところを 想像すると ........ .... .. 「おまったせー」 入って来る涼宮さん。長門さんが二人いることに気づいて.... ... .... ......... あまり考えたくない。鶴屋さんじゃないんだから、朝比奈さんの異時間同位体が 出現したときに「朝比奈みちる」だと言って彼がごまかしたような時の様な わけにはいかないだろう。 涼宮さんはもう一人が「長門早紀」だとかいう説明を受け入れるとは思えない。 「申し訳ありませんが、長門さん」 二人は同時に顔を上げた。 「どちらか、一方は私といっしょに来ていただけませんか?」 左隅の長門さんが答える。 「なぜ?」 「今は説明している時間はありません。とにかく、来てください」 長門さんは二人とも立ち上がった。 「いえ、どちからかおひとりだけ」「それは不可能」 「私達は一心同体」 「自分では選べない」 仕方ない。僕は右隅の長門さんの手をとると 左隅の長門さんに 「長門さんはここにいてください」 右隅の長門さんが席に戻ろうとする。 あー、面倒だな。 とにかく、長門さんの手をとると部屋を出る。もう一人の長門さんは椅子に 座り直したのがちらっと目の隅に入る。 とにかく、この長門さんをどこかに連れて行かないと。 廊下を歩いていると 「古泉君」 心臓が飛び出しそうだった。よりによって涼宮さんに見付かった。 後ろから声をかけられて、必死に笑顔をとりつくろって振り返る。 「おや、涼宮さん、これから団活ですか?」 「そうよ。古泉くんは?」 「いえ、長門さんが気分が悪いと言うので保健室におつれしようかと」 「へえ、有希が体調不良なんて珍しいわね。じゃあ、先行ってるから」 やれやれ。 「それにしても古泉くんが有希と手つないで歩いてるなんて珍しいから 何かと思っちゃったわ」 慌てて手を放す 「いえ、これは長門さんの足元がおぼつかないようでしたので」 「ま、いいわ。じゃあ有希をよろしくね」 ああ、危なかった。そうだ、団室にいる長門さんはうまくやってくれるかな? 「大丈夫。今、同期した。問題は無い」 いや、助かった。とりあえず、人目につかないところに行かなくては。 「どちらかが、『帰る』ことはできないのでしょうか?」 「それは可能」 「では、なるべく早くどちらかにお帰り頂きたいのですが」 「了解した」 ふう、これはなんとかなりそうだな。 そのまま団活が終わる時間まで待っていると、もう一人の長門さんがやってきた。 「どうでした?」 「問題ない。誰も気づいていない」 「そうでしたか。では早速で申し訳ないのですが、どちらかにお帰り頂きたいのですが」 「わかった」 二人の長門さんは異口同音に告げた。いや、大事に至らなくて良かった。 .... 5分後。 「あの、何をしておられるのですか? 」 二人の長門さんは異口同音に言った。 「彼女が帰還するの待っている」 二人とも、相手を指さしている。 「いや、そうじゃなくて、どちらかに自主的にお帰り頂きたく」 返事は無い。 「それでは、僭越ながら僕が指名させてもらいます」 僕はもとからこの部屋にいる長門さんにお願いしてみた。 「お帰り頂けますか?」 「断る」「じゃあ、そちらの長門さん..」 「断る」 さあ、困った。こういう事態は想定外だな。 「しかし、お二人がここにおられるところを涼宮さんに目撃されると 非常に困ったことになります」 「それでは、お互いを消去しあうことにする」 「理解した」 突然、教室は見たことの無い異空間に変化した。 「★×◯◎□αβγ...」 「★×αβγ◯◎□...」 ふたりの長門さんは突然、呪文を唱え始めた。 教室の机や椅子が槍に変形すると飛び交い始めた。 僕はあわてて床に伏せる。 「わ、わかりました。どちらもお帰り頂かない方法をこれから考えますから!」 ふいに教室は元に戻った。 僕は埃をはらいながら立ち上がった。 「それでは、と。お二人が帰りたくない理由をお聞かせ頂けますか?」 答えない。 「ひょっとして彼が問題ですか?」 依然として答えないが、二人の長門さんはお互いに顔を見合わせてから 再び、僕の方に視線を戻した。YESってことだなこれは。 彼も罪作りなことだ。 「わかりました。それではこうしましょう。 お二人には交代で登校してもらいましょう。 登校しない方は人目に晒されないように、マンションでおとなしくして 頂く。いかがですか?」「異存無い」 「異存無い」 ふう、第一関門は突破だな。 「さて、では、今日はどちらが残られますか? 決めて頂けますか? ジャンケンでもして」 「ジャンケンは不可能」 「私達は完全に同期している」 溜息が出た。面倒なことだ。 「それでは、と。僕がコインを投げます。 表が出たらこちらの長門さん、裏が出たら、 こちらの長門さんに残って頂きます。 よろしいですか?」 二人の長門さんは全く同じしぐさでかすかにうなずいた。 学校からの帰り道。とりあえず、心配だったので、 はずれの長門さんといっしょに帰宅してマンションまで送って行くことにした。 僕と長門さんが肩を並べて歩いていても不審がるものはいまい。 もう一人の長門さんは団室。人間、異なった場所に同一人物が いることを認識することは難しいから、万が一、何か問題が起きても 「思い違い」で済まされる。要するに、二人の長門さんが同じ場所にいる時間を なるべく短くすることだ。それにしてもl、 あの好奇心旺盛な涼宮さんがこの事態をいつまでもきづかないとはとても思えない。 長期的にはこの事態をなんとかしなくては。 「こういうことはしょっちゅうあるのですか」 「わりと」 「どれくらいの頻度で」「百万体に一体」 めまいがするな。 「どちらかがお戻り頂くわけにはいかないのですか?」 「その点についてわたしは異存無い。どちらがもどるべきかを 決しようとしたのにとめたのはあなた」 それはそのとおりだが、戦わないと決められないのだろうか。 マンションの入口につき 「それでは」 と帰ろうとすると長門さんは 「入って」 と言う。そういえば、長門さんの部屋に二人っきりというのも 一度もなかったな。通常なら 「いえ、せっかくですが失礼します」 と固辞するところだが、状況が状況だけに、 ちょっと心配だ。ちょっとだけ様子を見て行くか。 「それでは、御言葉に甘えて」 部屋に入るまでの間、ずっと長門さんは無言だ。 部屋にはいってこたつに座ると長門さんはお茶をいれてくれる。 「頂きます」 と飲み干すと 「おいしい?」 と聞くので 「ええ、たいへん、結構なお点前です」 と答えておく。彼だったら「長門がうれしそうだった」とか いうところなのだろうが、残念ながら、僕にはさっぱり解らない。 更に二杯程ごちそうになったあとこちらから切り出す。「どういう御用件でしょう」 「わたしは帰りたくない。もう一人の長門を送還したいので協力して欲しい」 これは面倒なことになったな。 「しかし、そう言われましても僕にはお二人の区別が全くつきません。 協力したいのはやまやまですが」 長門さんは呪文を唱えた。 「◎□★×αβγ◯...」 「あなたの脳に改変を加えた。これであなたは私達ふたりを識別できる」 確かに。何をやったのか知らないが、今は区別できる。 ややこしいから、今、目の前にいる長門さんを長門さんA、 今、団室にいる方を長門さんBとしよう。 「これで問題はない。協力して」 「ですが...」 まずいなあ、軽率に「協力したいのはやまやまですが」などと言うんじゃなかった。 「あなたはさっき、『協力したいのはやまやまですが』と明言したはず」 「前言をひるがえした場合はどうなりますか?」 ととりえあず、聞いてみる。長門さんAは答えない。 答えずに黒檀の様な目で僕をじっとみつめる。 僕は二人の長門さんが戦い始めた時の異空間を思い出した。 とびかう机や椅子が変形した槍... 「わかりました。協力しましょう。それでは本日はこれで」 いやー、面倒なことになった。これからどうすればいいんだ。 第二章
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1259.html
長門ふたり プロローグ 我々は情報統合思念体。宇宙を統べるもの。全ての時間と空間を超越し、全存在の 上位に位置する。我々は無誤謬であり決して間違いを犯さない。ごく少数の例外を 除いては....。 第一章 ある日、突然に。 授業が終わってから教室で宿題をやった後、僕は団室に向かった。団室に行くのも なかなか難しいタイミングが必要だ。一番理想的なのは最後に部屋に入るというパターン。彼や涼宮さん がすでにその日のパターンを作ってくれているから、それに乗ればいい。 ただ、このパターンの場合、部屋の扉を開けたときに何が起きているか解らないから とっさの対応が難しい場合もある。あの5月の日、世界が消滅の危機に瀕した日の前日、 部屋に入って行くと涼宮さんがバニーガール、朝比奈さんがメイドの格好、そして なんか険悪な雰囲気、僕は 「今日は仮装パーティの日でしたっけ」 などととっさにボケてみた。間違ってもここで「なぜ、そんな格好をしているんですか」 などと突っ込んではいけない。もっとも、その僕の努力も報われずに世界は消滅の 危機を迎えてしまったわけだが。 僕は機関の中でも最前線に位置するわけで、いろいろと責任が重い。唯一の 救いは、SOS団のメンバーが非常に魅力的な面々で構成されていることだ。 涼宮さんは言うに及ばず、非人間の長門さん、未来人の朝比奈さんの挙動は 常人離れしていて実に飽きない。彼も普通人にしては本人が思っている以上に 個性的だ。彼の友人の、御世辞にも賢いとはいえないあの谷口くん風の 言い方を借りるなら 「涼宮ハルヒに声をかけられた時点でおまえはもう普通の高校生じゃねえよ」 ってところだろうか。美少女3人と彼の間の「四角関係」も実に見ていて飽きない。 もっとも、任務から言えば、こういう関係は涼宮さんの精神の安定を 壊す可能性があり、あまり歓迎はできないのだが。 さて、と。今日は中はどうなっているのかな?ドアをノックすると 「どうぞ」 という抑揚の無い声。今日はどうやら長門さんしかいないようだな。 ドアを開けると、いつもの窓際の左隅で長門さんが本を読んでいる。 とりあえず、今日はとっさの対応を迫られなかったな、と安心しつつ、 扉を閉めて振り返った時点で僕は不覚にも3秒程凍り付いた。 長門さんは窓の右隅で本を読んでいた。問題なのは、 左隅にもやっぱり長門さんがいることだった。 「これはいったいどうしたことでしょうか?」 ととりあえず、聞いてみた。左隅の長門さんが答える。 「情報統合思念体のミス」 右隅の長門さんが引き取る。 「ヒューマノイドインターフェースの耐用年数は1000年。 耐用年数に達すると新しいユニットを作ってデータをコピーして 取り換える」 「情報統合思念体はミスを犯して私が耐用年数に達したと誤認して新しいインターフェースを作成した」 「そうでしたか。それはそれは。でこれからどうされるつもりですか?」 「特に問題は無い。我々は完全に同期している」 というと二人の長門は読書を再開した。 いや、問題は無いのかも知れないが、ここに涼宮さんが入って来たところを 想像すると ........ .... .. 「おまったせー」 入って来る涼宮さん。長門さんが二人いることに気づいて.... ... .... ......... あまり考えたくない。鶴屋さんじゃないんだから、朝比奈さんの異時間同位体が 出現したときに「朝比奈みちる」だと言って彼がごまかしたような時の様な わけにはいかないだろう。 涼宮さんはもう一人が「長門早紀」だとかいう説明を受け入れるとは思えない。 「申し訳ありませんが、長門さん」 二人は同時に顔を上げた。 「どちらか、一方は私といっしょに来ていただけませんか?」 左隅の長門さんが答える。 「なぜ?」 「今は説明している時間はありません。とにかく、来てください」 長門さんは二人とも立ち上がった。 「いえ、どちからかおひとりだけ」「それは不可能」 「私達は一心同体」 「自分では選べない」 仕方ない。僕は右隅の長門さんの手をとると 左隅の長門さんに 「長門さんはここにいてください」 右隅の長門さんが席に戻ろうとする。 あー、面倒だな。 とにかく、長門さんの手をとると部屋を出る。もう一人の長門さんは椅子に 座り直したのがちらっと目の隅に入る。 とにかく、この長門さんをどこかに連れて行かないと。 廊下を歩いていると 「古泉君」 心臓が飛び出しそうだった。よりによって涼宮さんに見付かった。 後ろから声をかけられて、必死に笑顔をとりつくろって振り返る。 「おや、涼宮さん、これから団活ですか?」 「そうよ。古泉くんは?」 「いえ、長門さんが気分が悪いと言うので保健室におつれしようかと」 「へえ、有希が体調不良なんて珍しいわね。じゃあ、先行ってるから」 やれやれ。 「それにしても古泉くんが有希と手つないで歩いてるなんて珍しいから 何かと思っちゃったわ」 慌てて手を放す 「いえ、これは長門さんの足元がおぼつかないようでしたので」 「ま、いいわ。じゃあ有希をよろしくね」 ああ、危なかった。そうだ、団室にいる長門さんはうまくやってくれるかな? 「大丈夫。今、同期した。問題は無い」 いや、助かった。とりあえず、人目につかないところに行かなくては。 「どちらかが、『帰る』ことはできないのでしょうか?」 「それは可能」 「では、なるべく早くどちらかにお帰り頂きたいのですが」 「了解した」 ふう、これはなんとかなりそうだな。 そのまま団活が終わる時間まで待っていると、もう一人の長門さんがやってきた。 「どうでした?」 「問題ない。誰も気づいていない」 「そうでしたか。では早速で申し訳ないのですが、どちらかにお帰り頂きたいのですが」 「わかった」 二人の長門さんは異口同音に告げた。いや、大事に至らなくて良かった。 .... 5分後。 「あの、何をしておられるのですか? 」 二人の長門さんは異口同音に言った。 「彼女が帰還するの待っている」 二人とも、相手を指さしている。 「いや、そうじゃなくて、どちらかに自主的にお帰り頂きたく」 返事は無い。 「それでは、僭越ながら僕が指名させてもらいます」 僕はもとからこの部屋にいる長門さんにお願いしてみた。 「お帰り頂けますか?」 「断る」「じゃあ、そちらの長門さん..」 「断る」 さあ、困った。こういう事態は想定外だな。 「しかし、お二人がここにおられるところを涼宮さんに目撃されると 非常に困ったことになります」 「それでは、お互いを消去しあうことにする」 「理解した」 突然、教室は見たことの無い異空間に変化した。 「★×◯◎□αβγ...」 「★×αβγ◯◎□...」 ふたりの長門さんは突然、呪文を唱え始めた。 教室の机や椅子が槍に変形すると飛び交い始めた。 僕はあわてて床に伏せる。 「わ、わかりました。どちらもお帰り頂かない方法をこれから考えますから!」 ふいに教室は元に戻った。 僕は埃をはらいながら立ち上がった。 「それでは、と。お二人が帰りたくない理由をお聞かせ頂けますか?」 答えない。 「ひょっとして彼が問題ですか?」 依然として答えないが、二人の長門さんはお互いに顔を見合わせてから 再び、僕の方に視線を戻した。YESってことだなこれは。 彼も罪作りなことだ。 「わかりました。それではこうしましょう。 お二人には交代で登校してもらいましょう。 登校しない方は人目に晒されないように、マンションでおとなしくして 頂く。いかがですか?」「異存無い」 「異存無い」 ふう、第一関門は突破だな。 「さて、では、今日はどちらが残られますか? 決めて頂けますか? ジャンケンでもして」 「ジャンケンは不可能」 「私達は完全に同期している」 溜息が出た。面倒なことだ。 「それでは、と。僕がコインを投げます。 表が出たらこちらの長門さん、裏が出たら、 こちらの長門さんに残って頂きます。 よろしいですか?」 二人の長門さんは全く同じしぐさでかすかにうなずいた。 学校からの帰り道。とりあえず、心配だったので、 はずれの長門さんといっしょに帰宅してマンションまで送って行くことにした。 僕と長門さんが肩を並べて歩いていても不審がるものはいまい。 もう一人の長門さんは団室。人間、異なった場所に同一人物が いることを認識することは難しいから、万が一、何か問題が起きても 「思い違い」で済まされる。要するに、二人の長門さんが同じ場所にいる時間を なるべく短くすることだ。それにしてもl、 あの好奇心旺盛な涼宮さんがこの事態をいつまでもきづかないとはとても思えない。 長期的にはこの事態をなんとかしなくては。 「こういうことはしょっちゅうあるのですか」 「わりと」 「どれくらいの頻度で」「百万体に一体」 めまいがするな。 「どちらかがお戻り頂くわけにはいかないのですか?」 「その点についてわたしは異存無い。どちらがもどるべきかを 決しようとしたのにとめたのはあなた」 それはそのとおりだが、戦わないと決められないのだろうか。 マンションの入口につき 「それでは」 と帰ろうとすると長門さんは 「入って」 と言う。そういえば、長門さんの部屋に二人っきりというのも 一度もなかったな。通常なら 「いえ、せっかくですが失礼します」 と固辞するところだが、状況が状況だけに、 ちょっと心配だ。ちょっとだけ様子を見て行くか。 「それでは、御言葉に甘えて」 部屋に入るまでの間、ずっと長門さんは無言だ。 部屋にはいってこたつに座ると長門さんはお茶をいれてくれる。 「頂きます」 と飲み干すと 「おいしい?」 と聞くので 「ええ、たいへん、結構なお点前です」 と答えておく。彼だったら「長門がうれしそうだった」とか いうところなのだろうが、残念ながら、僕にはさっぱり解らない。 更に二杯程ごちそうになったあとこちらから切り出す。「どういう御用件でしょう」 「わたしは帰りたくない。もう一人の長門を送還したいので協力して欲しい」 これは面倒なことになったな。 「しかし、そう言われましても僕にはお二人の区別が全くつきません。 協力したいのはやまやまですが」 長門さんは呪文を唱えた。 「◎□★×αβγ◯...」 「あなたの脳に改変を加えた。これであなたは私達ふたりを識別できる」 確かに。何をやったのか知らないが、今は区別できる。 ややこしいから、今、目の前にいる長門さんを長門さんA、 今、団室にいる方を長門さんBとしよう。 「これで問題はない。協力して」 「ですが...」 まずいなあ、軽率に「協力したいのはやまやまですが」などと言うんじゃなかった。 「あなたはさっき、『協力したいのはやまやまですが』と明言したはず」 「前言をひるがえした場合はどうなりますか?」 ととりえあず、聞いてみる。長門さんAは答えない。 答えずに黒檀の様な目で僕をじっとみつめる。 僕は二人の長門さんが戦い始めた時の異空間を思い出した。 とびかう机や椅子が変形した槍... 「わかりました。協力しましょう。それでは本日はこれで」 いやー、面倒なことになった。これからどうすればいいんだ。 第二章
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/2110.html
ある日の話 作詞/あくし ほらごらんよ くるくる回ってさ ねぇ、それでいいと思う? 我慢したままで、いいのかい? おもりがついた手で レンガをかかえて 空をみあげて うらめしそうににらまないで でもね、だいじょうぶ もしものことがあっても 涙をふいて、前をみて かなしまないで、笑って 泣顔にそっとキスをして いいかい?人生楽しんだものがちさ
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素敵なある日 素敵なある日 アーティスト 橘美也(阿澄佳奈) 発売日 2010年1月19日 レーベル ポニーキャニオン デイリー最高順位 6位(2011年1月19日) 週間最高順位 7位(2011年1月25日) 月間最高順位 27位(2011年1月) 上半期最高順位 137位(2011年) 初動売上 2127 累計売上 2637 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 素敵なある日 アマガミSS ED 2 あのね アマガミSS キャラソン 3 Like a black cat サントラ ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 1/25 7 新 2127 2127 2 2/1 ↓ 510 2637 2011年1月 27 新 2637 2637 アマガミSS ED 前作 次作+plus 恋のゆくえ上崎裡沙(門脇舞以) 素敵なある日 告白azusa 関連CD 恋のゆくえ
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このページはこちらに移転しました ある日の話 作詞/あくし ほらごらんよ くるくる回ってさ ねぇ、それでいいと思う? 我慢したままで、いいのかい? おもりがついた手で レンガをかかえて 空をみあげて うらめしそうににらまないで でもね、だいじょうぶ もしものことがあっても 涙をふいて、前をみて かなしまないで、笑って 泣顔にそっとキスをして いいかい?人生楽しんだものがちさ (このページは旧wikiから転載されました)
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【検索用 あいのあるひひ 登録タグ VOCALOID u160(ういろー丸P) あ たま 初音ミク 曲 】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:u160(ういろー丸P) 作曲:u160(ういろー丸P) 編曲:u160(ういろー丸P) イラスト:たま 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『愛のある日々』(あいのあるひび) u160(ういろー丸P)氏、46作品目。 歌詞 ねえ なにをしてる? 恋をしてる? 愛をしてる? なにもないよ 涙忘れ 言葉は枯れ 心くもる 日々を生きる ああ 君と生きてた あの時間が ああ 僕を呼んで 愛をうたわせる 愛のある日々に 君がいて ふたりいつまでも いれるなら それ以外なにも いらないよ 君さえいれば 愛のある日々に 憧れて 想いあう日々の 夢をみる 笑い泣く日々を 共にいく そんな魔法に 手が届くなら 愛のある日々を 追いかけて ふたりいつまでも 共にいく それ以外なにも いらないよ 君さえいれば コメント ミクの声がよく聞き取れない。ありきたりな言葉が多すぎる -- 名無しさん (2009-03-20 23 04 48) ^^ -- 名無しさん (2009-06-20 17 29 48) ベースラインが; -- 名無しさん (2009-10-16 14 13 12) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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アルヒノフウケイ【登録タグ ID IM 同名異能力 思い出 手札交換 特徴指定 若林直美】 autolink IM/S07-095 カード名:ある日の風景 カテゴリ:イベント 色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 あなたは自分の手札の《音楽》?のキャラを1枚選び、控え室に置いてよい。そうしたら、あなたは2枚まで引き、このカードを思い出にする。 ああもう、こんなに散らかしちゃって。 片付けるの、大変なんですよ、本当にもう~ レアリティ:U illust.ばん 思い出ボムの一角。 麻婆豆腐や集合写真の亜種。 手札枚数は変わっていないため、デッキ圧縮や特定カードが引きたい時に使われるか。 ただし、手札に《音楽》?キャラがいないときは何の効果も発揮せず、思い出にすることさえ出来ないのに注意。 その意味では衣装変更に比べて若干不利な印象。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 浮世離れ貴音 0/0 500/1/0 緑 歌の女神 千早 3/2 10000/2/1 青 マイペースあずさ 2/2 7500/2/1 青 歩く仕切り屋 律子 2/1 4500/1/1 青 OFFタイム 千早 0/0 1500/1/0 青 ・関連ページ 《音楽》? ・同名カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 ある日の風景(アニメ) 1/1 EV 青 場の《音楽》キャラ1レスト、2ドロー1ディス
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55 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 13 49 11 ID ??? かなり前に書いたネタなんで、シンとシュウトが出てきませんので悪しからず… 第一話「アルの日常」 こんにちは、アルです。 この間、キラ兄さんのお友達のラクスさんから黄色のハロを貰いました。 黄色のハロ… 家にも兄さん達の作ったハロが沢山居ます。 喧嘩をしないか心配だったんですが、穏やかに過ごしています。 ちなみに…黄色という色があまり好きじゃなかったんで、色を深緑色に塗り替え、名前はなんとなくビクザムにしました。 この名前は兄さん達には不評でしたが、学校のドズル先生には好評だったので、良しとします。 何日かこのビクザムと過ごしている内、僕は思いました。 もっと格好良くしよう! 以前、僕はよくバーニーと一緒に、ザクのパーツを拾って来て修理や改造のお手伝いをしていました。 バーニーのお手伝いをしている内に、なんとなく機械の仕組みとかが分かる様になってきました。 バーニーも、 「アル…お前、飲み込み早いな」 なんて誉めてくれたりで…( ///) そんな僕の中の改造魂?に火が付き、今部屋の中でビクザムを改造するところです。 幸い家の中には工具はもちろん、機械の部品やらジャンク品やら色々あるから助かってます。 56 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 13 50 53 ID ??? 第二話「アルの構想」 まず、どう格好良くするか… そこでコウ兄さんの本棚からMSの図鑑を取り出す。 ざっと目を通す。 グフカスタムとかザクⅢとか気になった物はあったが、これだ!って言う目ぼしい物が無い。 MS図鑑を棚に戻すとMA図鑑を手に取る。 そこで気になるものを発見した。 アルのハロと同じ名前のビクザムだ。 「カッコイイー!!」 食い入るように眺める。そして疑問に思った。 「何で腕無いんだろ?腕ないとヒートホーク持てないのに…」 そんな疑問を心に残しつつ、そのままページをめくり、また気になる物を発見! 「これも格好いいなぁ。あぷさらす?って言うんだ……でも、こっちは腕どころか足も無い…」 ページをめくって行き全部見終えた後、MA図鑑を棚に戻した。 「中々いい物が無いなぁ……あ!そうだ!!」 思い出した様にMS図鑑を手に取った。 「確かここに良いMSあったような……これだ!!」 僕が見つけたのはザク頭のZガンダム。 「格好イイよなぁ。頭はザクで格好いいし、胴体がなんか高機動っほくて良いよなぁ…なんかカミーユ兄さんのZに似てるけど……でも…うん、良いよ!これ良いよ!!」 当初の目的を忘れ、本に見入ってましたアル。 よくあるよね? 片付けしてて、アルバムとか昔の本なんか見つけると見入ってしまって、仕事に手が付かない事ってwww 57 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 13 54 15 ID ??? 第三話「アルとロラン」 やっと最初の目的を思い出した僕は、僕の周りを飛び跳ねているビクザム(ハロ)を捕まえ考える。 どう改造するか… アル「腕と足は必要だよなぁ……後は武器か…」 ビクザム(ハロ)「アル。オマエ、オレニナニスルキダ?」 アル「ビクザムをかっこよくするんだよ!」 ビクザム(ハロ)「オレハイマノママデジューブンカコイイ!」 アル「うるさいなぁ…大人しくしてろよ!」 ビクザム(ハロ)「オマエモナー」 ビクザムを部屋に残してパーツを探す為、部屋を出て物置に向かった。 色々と物色した後、両手いっぱいにパーツを持ち部屋に戻ろうとした。 するとロラン兄ちゃんが買い物から帰ってきた。 ロラン「アル、何してるの?」 アル「あ、ロラン兄ちゃん。ちょっとビクザム(ハロ)を改造しようかと思って…」 ロラン「ラクスさんからの頂き物でしょ?悪戯なんかしちゃいけませんよ」 アル「悪戯なんかじゃないよ!格好よくするんだよ!」 ロラン「…そうですか?じゃあ、そう言う事にしておきますか」 そう言ったロラン兄ちゃんは、少し考えてから僕の方に寄ってきた。 ロラン「…僕も手伝おうか?」 アル「一人でやるからいいよ」 ロラン「(心配だなぁ…)じゃあ、見るだけでも」 アル「しょうがないなぁ。見てるだけならいいよ!」 ロラン兄ちゃんは買ってきた物を片付けると僕と一緒に部屋に入った。 僕は床にパーツを並べてしばらく考える。 それをロラン兄ちゃんが上から覗き込む。 ロラン「どうするんですか?」 アル「今、考え中なの………腕……足…ブツブツ…」 ロラン「じっくり考えてくださいね」 58 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 13 58 06 ID ??? 第四話「ロランの助力」 僕が考え事をしている傍で、ロラン兄ちゃんはコウ兄ちゃんの本棚から適当に本を取り出し、読書を開始した。 僕はしばらく考えた後、玩具箱からあるものを取り出す。 以前バーニーから買ってもらったMGのPジオングだ! 以前、バーニーと遊んだ時、僕がダダをこねて買ってもらった記念の宝物だ… 給料日前で生活が厳しかったバーニーが、お前が欲しいならと買ってくれた物だ。 Pジオングを手に悩んだ。 アル「ちょっともったいないけど…こいつの腕と足を使う!!」 本当にすまない、Pジオングよ……ジオン公国技術力の集大成であるお前をこんな形で失うとは…流石の僕も胸が痛む思いだよ… でも耐えてくれ…再びジオンの理想を掲げる為、新ビクザム成就の為、お前を利用する事を許してくれ!! 僕がそんな事を考えていると、ロラン兄ちゃんが本を床に置き、寄ってきた。 ロラン「それをどう使うの?」 僕は自信満々でロラン兄ちゃんに答える。 アル「この腕と足をビクザムの手足にする!」 ロラン「でもそれ、プラスチックでしょ?足とかハロ…じゃなかった。ビクザムの重さに耐えられるの?」 ロラン兄ちゃんの指摘は的確だ。 所詮Pジオングはプラモデル…多分重さに耐えられなくて壊れると思う。 ならどうする? 考える僕の隣でロラン兄ちゃんは僕の持ってきたパーツを品定めしている。 そして金属のステーを手に取り僕に見せる。 ロラン「廃材でステンとかアルミステーとか色々あるから、それをフレームにする?」 さすがロラン兄ちゃん! 控えめで的確な発言。大好きである! アル「ロラン兄ちゃん……僕と一緒に作る?」 ロラン「アルがいいなら…一緒に作ろうか!」 アル「うん!」 やっぱりロラン兄ちゃんはいいなぁ。 アムロ兄ちゃんとかカミーユ兄ちゃんは手伝うとか言って自分で全部完成させちゃったり、ジュドー兄ちゃんとガロード兄ちゃんは変なのに改造しちゃうし……僕にやらせてくれないんだもの。 このロラン兄ちゃんの控えめな優しさ… 他の兄さん達にも見習ってもらいたいものです。 59 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 14 01 39 ID ??? 第五話「完成間近!」 そんなこんなで、いよいよ完成間近! ロラン兄ちゃんが手伝ってくれたおかげで作業がテキパキ進んでよかった。 問題のビクザムを支える足はロラン兄ちゃんの指示でフレームから補強が済みバッチリです。 全体的な強度アップの為、プラスチックの装甲を外し、アルミパネルを加工して装着! このビクザムの足は飾りじゃないんです! 歩くし、走る事もジャンプする事も出来ます!! しかも足の裏にローラーとモーターを入れて高速移動できます! それはもうドムのホバー走行の様に! もちろん腕も動きます! 指だって動くようにロラン兄ちゃんが頑張ってくれました! …どんな風に作ったかは難し過ぎて僕にはわからないけど… そして頭には指揮官用の角! イイ… 格好イイ… すごくいいです! 皆さんに見せられないのが残念です! 装備はザクマシンガンとザクシールドとヒートしないけど切れ味鋭いヒートホーク。 ザクシールドはステンパネルとアルミパネルを二枚重ねして中骨を入れて強度を確保。さらにトゲトゲも付けちゃいました。 ザクマシンガンはモデルガンを改良して完成。 本当はBB弾を使いたかったけど、ロラン兄さんに危ないので駄目って言われて断念しました。 もちろん後でロラン兄さんに内緒でBB弾のザクマシンガンを作る予定です…www ヒートしないけど切れ味鋭いヒートホークは、ヒイロ兄ちゃんのところに有ったナイフの地金となる特殊な鋼材板を加工して作りました。 この切れ味はロラン兄ちゃんには内緒ですwww 60 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 14 03 38 ID ??? 第六話「ビクザム大地に立つ!」 ロラン「出来たね」 アル「うん!ロラン兄ちゃんのおかげだよ!!僕一人だったらここまでは無理だったかも…」 ロラン「そんなこと無いよ。ほとんどアルがやったんじゃないか。関心するよ」 アル「へへへへ」 ロラン兄ちゃんが僕の頭をなでる。なんか恥ずかしいな。 ロラン「さ、最後の仕上げです。配線を間違えると動かなくなっちゃうから気をつけてね」 アル「うん!!」 ビクザム(ハロ)のメインCPUと、改造したパーツの配線をロラン兄ちゃんの指示でつなげる。 最後の配線が繋がったるとビクザムが動き出した。 ビクザム「ハ…ロ……ハロ…ハロハロ」 アル「動いたー!!」 ロラン「やったね、アル!!」 いやぁ、本当に嬉しいよ。 作ったものが動き出す瞬間は感動だね。 苦労した甲斐があるってもんだ! ロラン「それじゃあアル。僕は夕食の支度あるからここの片付けをしておいてね」 アル「うん!わかってる!!ロラン兄ちゃんありがとう!!」 ロラン兄ちゃんは夕食の支度に台所へ戻っていく。 僕はさっさと片づけを終わらせてビクザムと戯れる。 その時はまさかあんな事が起きようとは夢にも思いませんでした。 61 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 14 07 29 ID ??? 第七話「悲劇への序曲…ではない。その1」 コウ「ただいまー!」 ロラン「お帰りなさい!もう少しで夕食の出来ますから」 玄関から居間に移動するコウ。其処にはいつもの家族が居た。 コウ「ゆっくりでいいよ!あれ?アムロ兄さんとシロー兄さんは?」 キラ「二人とも仕事で遅くなるって。もしかしたら会社に泊まるかも…だって。ドモン兄さんは今朝から行方知れずです」 シーブック「ドモン兄さんは修行だぜ?レインさんと一緒に…なんの修行なんだか…」 ジュドー「あれ?コウ兄、買い物袋…それ何?」 コウ「ん?これか?フヘヘヘ、これか?」 皆の前で買い物袋を高く上げ見せびらかすコウ… ガロード「もったいぶらないで、見せろよ」 袋からひとつの箱を取り出した。 コウ「じゃーん!RCドム!!」 ジュドー「また無駄金を使って…」 コウ「なんだよ!別にいいじゃねーか!」 ガロード「そんな物買わないで自分で作ればいいじゃん」 ジュドー「そうそう。アルを見習ってさ」 コウ「アルを?なんか作ったのか?」 ガロード「ああ、格好よかったぜ!見た目はアレだけど、中々いい線いってたな」 ジュドー「確かに。俺的にあのセンスは頂けないが、熱意は伝わった」 コウ「なんだよそれ?」 ガロード「部屋に行ってみれば?カミーユ兄とウッソ居るから」 コウは階段を駆け上がり部屋に向かった。 部屋の前に立つと中から楽しげな声が聞こえる。 コウは一息付くと部屋の扉を開けた。 コウ「ただいま~」 ビクザム「オ帰リ、オ帰リ。コウ、オ帰リ!」 コウ「げっ!?何だそれ!!」 アル「お帰り!いいでしょ?進化したビクザムだよ!!」 ウッソ「アハハハ!お、お帰り!コウ兄さん、これ最高だよ!!」 カミーユ「機動性もいいし、本当すごいよ!」 ビクザム「月ハ出テイルカ」 コウ「アル、これお前が作ったのか?」 アル「うん!!そうだよ!」 コウ「凄い…てか、ハロの言語能力も以前よりはっきりしている」 アル「そりゃあもちろん!言語機能も三倍にアップだよ!…あれ?コウ兄ちゃん、後ろに隠してるの何?」 コウ「え?ああ、これか…じゃーん!RCドム!!」 62 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 14 10 43 ID ??? 第八話「悲劇への序曲…ではない。その2」 ウッソ「コウ兄さん……それ、買ったんだ…」 カミーユ「また無駄金を使って…」 ビクザム「無駄ガネ~、無駄金!」 コウ「な、なんだよ!お前らまで!」 ウッソ「いや、アルの努力の結晶を見た後だと、どうでもいいって言うか…」 カミーユ「はっきり言って、呆れてるよ。どんな大枚叩いたかは分からないけど、玩具と自分の対象年齢を考えろよ!」 コウ「カミーユ…お前、たまにグサッと来る事言うな……でもな、こういった玩具は男の永遠の宝物なんだよ!」 カミーユ「そんな事を言っているから未だに彼女が出来ないんだよ…」 カミーユはやれやれといった表情で部屋を後にした。 コウ「うう…返す言葉が…」 ウッソ「カミーユ兄さんが言った事、気にしないほうがいいよ。コウ兄さんはコウ兄さんなんだから。今のままで十分…」 コウ「…今のまま彼女も出来ず、チェリーボーイでいろってか?」 ウッソ「そ、そんな事…言ってない!」 ウッソは猛ダッシュで部屋から逃げた。 ビクザム「チェリボーイ!チェリーボーイ!」 コウはやり場の無い怒りを胸に、買ってきたRCドムを抱いたままベットに寝転んだ。 RCドムの取り説を読んでいるとアルが近寄ってきた。 コウ「何だよ?」 アル「コウ兄ちゃん……それ」 コウ「?」 アル「それカッコイイね!!いいなぁ、RCのドムかぁ…高かったでしょ?三機集めてジェットストリームアタックとか出来るんじゃない?」 コウ「い、いやぁ。流石に三機集めるのはお金が無い…」 アル「コウ兄ちゃん、動かしてみてよ!」 コウ「お?おお…」 アルに急かされる様に、コウはドムの電源を入れリモコンを手にした。 コウ「いいか、アル……動かすぞ!」 アル「うん!」 カチッ ウイン…ウイィ~ン アル、コウ「動いたー!!」 ビクザム「アタリマエダー」 コウ「…なんかこいつ、さっきから五月蝿いなあ…」 RCドムは軽快な動きで床の上を走る。ドムを巧みな操縦で動かすコウ。 それをキラキラと目を輝かせながら見つめるアル。 そのアルに嫉妬したのか、RCドムがムカつくのか…ちょっとイラつきをみせるビクザムは、アルが作ったヒートしないけど切れ味鋭いヒートホークを持ち、ブンブンと素振りしている。 アル「ねえ、兄ちゃん!」 コウ「なんだ?」 アル「僕のビクザムとそのドム、対決しない?」 コウ「だ、駄目だよ!お前のハロが勝つに決まっている!」 アル「いや、戦いじゃなく、どっちが早いか駆けっこ競争!」 コウ「ああ、それだったらいいよ。ここじゃあ狭いから外でやろうか?」 アル「うん!」 ビクザム「…(ニヤリ)…」 63 名前:とある日常…投稿日:2007/11/12(月) 14 14 33 ID ??? 次回から新タイトルに変わります。 新タイトル「?」 第一話「何故か大事になる日常www」 お楽しみに。 なお、この物語は色んな意味でパラレル扱いで願います。 シンとシュウト居ないしね…www では、また後ほどに(^^ link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ G・グランプリ! アルフレッド・イズルハ ガンダム一家 長編