約 2,070,425 件
https://w.atwiki.jp/railsimnewwiki/pages/456.html
カスタマイザを条件付で使う ■ スイッチで仕様切り替えとか、カッコいいよね! スイッチはRailsim2の目玉機能です! ひとつのPIでいろんな形態、仕様が細やかに再現できるようになりました。 これを活用しない手は無いでしょう! てなわけで、今回はスイッチを含むいろんな条件を指定してカスタマイザを動かす方法です。 ■ で、どうしたらいいの? ここで使う構文は2種類あります。 まずはプログラム系でもおなじみIf文。 If 条件式 { 動かしたいカスタマイザ } 条件式が正しければ、中身を実行するって奴です。簡単ですね。 Railsimでは条件式の値が0でないとき、とちょっとばかし違いますが。 ちなみにこんな形にすることで…… If 条件式 { 動かしたいカスタマイザ1 } Else { 動かしたいカスタマイザ2 } 「指定した条件が成り立つ時」と「成り立たない時」の両方の動作を決めることができます。 そしてもうひとつ、スイッチに対応させる上で主力になるであろうApplySwitch文。 ApplySwitch 条件式 { Case XX (, YY ) 動かしたいカスタマイザ Default 動かしたいカスタマイザ } こちらは、「条件式の値がCaseに続く値と等しい時続くカスタマイザを実行する」とゆー仕様になっております。 ひとつのCaseにカンマを使って複数の状態を記述することも出来るし、Caseを増やしてもっと分岐を増やすことも出来ます。 またDefaultはどのCaseにも当てはまらなかった時の動作を書くんですけど、これはなくても動きます。 Railsimで使えるのはこの2種類だけ。たった2種類ですが、組み合わせ次第でいろんなことができます。 ■ 条件式ってなんなのさ たぶんここで躓く人が多いと思われます。 自分は他人の構文をコピペしながら体感的に習得したんですが、あえて説明を試みることにしましょう。 1. スイッチの名前を書く。 これだけでもひとつの条件式として成立します。 If文ならば最初の選択肢か、それ以外か。 ApplySwitch文ならば、どの選択肢かで分岐させることができます。 一番使う機会が多いかもしれません。 2. システムスイッチの名前を書く。 スイッチにはいくつかRailsim側が値をもっているものがあります。それがシステムスイッチ。 これを活用することで、進行方向や速度、時間や季節など多くの情報を得ることが出来ます。 利用できるシステムスイッチは以下。 名前 得られる情報 状態と値 "_FRONT" 車両PIでのみ使えます。車両の進行方向が前後どちらかがわかります。 前を向いている時は0それ以外は1 "_CONNECT1" 車両PIでのみ使えます。車両の前方に連結車両があるかどうかがわかります。 前方に連結車両があれば1なければ0 "_CONNECT2" 車両PIでのみ使えます。車両の後方に連結車両があるかどうかがわかります。 後方に連結車両があれば1なければ0 "_DOOR1" 車両PIでのみ使えます。左側のドアを開くべきかどうかがわかります。 左側のドアを開くべき時は1そうでなければ0 "_DOOR2" 車両PIでのみ使えます。右側のドアを開くべきかどうかがわかります。 右側のドアを開くべき時は1そうでなければ0 "_SERIAL" 車両および地形PIで使えます。車両なら所属する編成の番号、地形ならシーンの番号がわかります。 それぞれ0から数えた数 "_CAMDIST" 全てのPIで使えます。レイアウト上において視野角45度の時の、視点とPIの距離がわかります。 単位は[m]小数点以下四捨五入の実数 "_VELOCITY" 車両PIでのみ使えます。その時の車両の速度がわかります。 単位は[km/h]小数点以下四捨五入の自然数 "_ACCEL" 車両PIでのみ使えます。その時の車両の加減速度がわかります。 単位は[m/h/s]小数点以下四捨五入の整数で、加速時は正、減速時は負 "_CABINVIEW" 車両PIでのみ使えます。その時の視点がその車両の運転席にあるかがわかります。 あるときは1無い時は0 "_APPROACH1" 駅舎PIでのみ使えます。プラットホームに定義方向と同じ向きの列車が接近しているかがわかります。 ちょっとややこしいので詳細は省略 "_APPROACH2" 駅舎PIでのみ使えます。プラットホームに定義方向と逆向きの列車が接近しているかがわかります。 ちょっとややこしいので詳細は省略 "_STOPPING" 駅舎PIでのみ使えます。プラットホームに列車が停止しているかがわかります。 ちょっとややこしいので詳細は省略 "_NIGHT" 全てのPIで使えます。その時昼か夜かがわかります。 昼ならば0夜ならば1 "_SEASON" 全てのPIで使えますその時の季節がわかります。 春は0夏は1秋は2冬は3 "_SHADOW" 全てのPIで使えます。Railsimの影描写が有効かどうかがわかります。 有効ならば1それ以外は0 "_ENVMAP" 全てのPIで使えます。Railsimの環境マッピングが有効かどうかがわかります。 有効ならば1それ以外は0 "_YEAR" 全てのPIで使えます。Railsim内での年がわかります。 Railsim内での年 "_MONTH" 全てのPIで使えます。Railsim内での月がわかります。 Railsim内での月 "_DAY" 全てのPIで使えます。Railsim内での日がわかります。 Railsim内での日 "_DAYOFWEEK" 全てのPIで使えます。Railsim内での曜日がわかります。 Railsim内で日曜日なら0月曜日なら1火曜日なら2水曜日なら3木曜日なら4金曜日なら5土曜日なら6 "_HOUR" 全てのPIで使えます。Railsim内での時がわかります。 Railsim内での時 "_MINUTE" 全てのPIで使えます。Railsim内での分がわかります。 Railsim内での分 "_SECOND" 全てのPIで使えます。Railsim内での秒がわかります。 Railsim内での秒 3. 演算子を活用する 例えば、あのスイッチが3番で昼の時だけ動かしたい、といった時に、IF文やApplySwitch文を何段も重ねてもいいんですが、なにしろ読みにくいしあんまり美しくないですネ。 そういうときにひとつのIf文で済ませられるかもしれない方法があります! それが演算子です。 これをマスターすれば相当な武器になりますよ! ただ、あんまり深くやるとややこしすぎるし筆者も全部習得してるわけじゃないので、よく使われるものだけぱぱっと紹介することにしまーす。 これだけでもいろんなことができるはずです。 記号 名前 機能 使い方 () 括弧 くくられた内側の演算を優先する。 優先したい演算を括弧でくくる。 ! 否定 右辺が0なら1、それ以外なら0を返す。 逆にしたい式、スイッチ名の左にくっつける。 小なり 左辺が右辺より小さければ1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 大なり 左辺が右辺より大きければ1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 = 以下 左辺が右辺以下ならば1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 = 以上 左辺が右辺以上ならば1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 == 等和 左辺と右辺が等しければ1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 != 不等和 左辺と右辺が異なれば1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 論理AND 両辺がいずれも1ならば1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 || 論理OR 両辺のどちらかが1ならば1、それ以外は0を返す。 比べたい式、スイッチ名ではさむ。 うーん、多いなw ところで、演算子はそれぞれ優先順位が違います。といっても、括弧が一番上、否定子がその下、比較演算子がさらにその下、論理演算子が一番下、ぐらいなものですが。 まとめて演算したい部分は全部括弧でくくってやると読みやすさ的にもよいかと思います。 ■ 結局これで何ができるの? このWikiでの例では、これとか、これとか、大体は見た目の切り替えに使われます。 手元のPIの定義ファイルを覗いてみると、もっといろいろな使われ方をしてると思いますよ。 では、がんばってください! 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/iotatto16/pages/99.html
検証内容 俗称「1コマンド技術」,「1コマンドタワー」についてMinecraft PC版 1.10.2 1コマンド技術とは? 本来複数のコマンドブロックを用い(チェーンさせる等)行う1連のコマンド群をたった1つのコマンドブロックに圧縮するもの タワー型とマインカート型の2種類が存在する どうやって圧縮するの? タワー型、マインカート型共通FallingSand[落ちる(落ちている)砂]というエンティティをsummonする。FallingSandはBlockタグで任意のブロックに変更できる(minecraft air以外) FallingSandにPassengersタグでFallingSandの上にエンティティを乗せる(例 チキンジョッキー) Passengersで乗せたエンティティに対してもさらにPassengersを用いることで任意の数の任意のエンティティを一度にsummonできる +FallingSandにcactusを指定 タワー型FallingSandで指定するBlockは基本的に[redstone_block,command_block,chain_command_block](安全のためstoneを追加することもある) command_block,chain_command_blockに対してはTileEntityDataタグで内部にコマンドを指定する FallingSandの上にFallingSand,さらに上にFallingSand…と重ねることで任意の数のコマンドブロックを召喚、最下端が地についた瞬間ブロックとして設置され、上に乗ったものが次の最下端として落下、最上端までブロック化が続くそのため、基本的にはredstone_blockが最上端に位置し、コマンドの実行順は上から下へチェーンするように配置される(下から上の配置があったら記述をお願いします) +タワー型実行例 +コマンド /summon FallingSand ~ ~5 ~ {Time 1s,Block "minecraft command_block",TileEntityData {Command "/say Falling!"},Passengers [ {id FallingSand,Time 1s,Block "minecraft redstone_block"} ]} +コマンド /summon FallingSand ~ ~5 ~ {Time 1s,Block "minecraft chain_command_block",Data 1s,TileEntityData {auto 1b,Command "/say !!!!"},Passengers [ {id FallingSand,Time 1s,Block "minecraft chain_command_block",Data 0s,TileEntityData {auto 1b,Command "/say World"},Passengers [ {id FallingSand,Time 1s,Block "minecraft command_block",Data 0s,TileEntityData {Command "/say Hello"},Passengers [ {id FallingSand,Time 1s,Block "minecraft redstone_block"} ]} ]} ]} マインカート型FallingSandで指定するBlockは基本的に[redstone_block,activator_rail](安全のためstoneを追加することもある) FallingSand(redstone)の上にFallingSand(activator_rail)、更に上にMinecartCommandBlockをsummonする MinecartCommandBlockは基本的に全て同じ階層にPassengersで乗せる(例:自転車の二人乗り(自転車 レール,人 カート)) 実行順はPassengersで記述した順 +マインカート型実行例 +コマンド /summon FallingSand ~ ~5 ~ {Time 1s,Block "minecraft redstone_block",Passengers [ {id FallingSand,Time 1s,Block "minecraft activator_rail",Passengers [ {id MinecartCommandBlock,Command "/say Hello"}, {id MinecartCommandBlock,Command "/say World"}, {id MinecartCommandBlock,Command "/say !!!!"} ]} ]} 特徴 タワー型FallingSandを重ねていく高さが必要になる(コマンドブロックの数+redstone_block) 下からブロック化していくため多少時間が必要 [],{}が複雑な構造になる マインカート型同一座標にマインカートが存在することになる高さは必要ない代わりに横から接触するとカートがはじけ飛ぶ マインカートの仕様上 動力があれば何度でも実行される 関連項目 (wiki内リンク)
https://w.atwiki.jp/rails_develop/pages/12.html
環境 WindowsXP SP3 Rails 2.2.2 Gem 1.3.1 sqlite 1.2.3 NetBeans 6.5 Railsのインストール gem install rails hoge JHHH hoge hogehoge
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/388.html
only my railgun (後編) ◆UcWYhusQhw 【scene 3 白井黒子とティーの場合】 ティーは夜空を見ていた。 星が沢山輝いていて。 綺麗だなと思う。 あの人も、星を綺麗と思っていたのだろうか。 答えは、もう解らないけど。 でも、きっと綺麗と言ってくれるだろう。 ティーの好きだったあの人は、きっとそういう人だろう。 ずっと、ティーはあの人の事を沢山思っている。 あの少女が言ってくれた。 あの人を誰も思い出さなくなった時、本当に死んでしまうと。 だから、ティーは思う。 あの人との旅の事を。 あの人との想い出を。 あの人の優しさを。 あの人の温もりを。 あの人の言葉を。 あの人のてのひらを。 あの人の笑顔を。 たくさん、たくさん。 もう、戻らぬとおきひを。 たくさん、たくさん、思っている。 忘れないように、零れ落ちないように。 ずっと、ずっと、ずーーーっと、抱えられていられるように。 忘れない、あの人が、呼んでくれた名前を。 重くても、ずっと抱えて、生きていく。 ふと見ると、あの少女がとぼとぼと歩いている。 大切な人を失った、あの少女が歩いて。 そして、地面に座って震えていた。 差し伸べてくれた手のひらを、ティーは思い出す。 助け合って生きていこうと言ってくれた。 怖い時、不安な時は誰かそばにいてもらえばいいと言ってくれた。 あの少女が震えていた。 ティーは歩き出す。 ゆっくりと、一歩ずつ。 あの手のひらの温かさと、優しさを思い出しながら。 「あ、ティー……情けない所を見せてしまいましたね」 少女は、気丈に笑っている。 無理をしている。 みれば、わかる。 「あ、ちょっと……ティー……?」 黙って、少女の膝の上に、ティーはちょこんと座った。 少女の胸に、おさまる形になった。 これで、いい。 「なけばいい」 ティーは小さく言葉を紡ぐ。 え、と少女は聞き返すが気にしない。 無理はして欲しくない。 だから、 「かなしいとき、せつないとき、おもいっきりなけばいい」 言葉を紡ぐ。 あの人のように。 この少女のように。 「わたしはみすてたりしない……これからもいっしょにたすけてあっていこう」 この少女がティーに言ってくれたこと。 それはティーをささえてくれたこと。 だから、ティーもお返しする。 「だから、なけばいい」 哀しい時は、切ない時は、思いっきり泣けばいい。 あの人が、そう言ってくれたから。 「ああ……ああ……うう…………うぅ――――」 少女はやっと泣けた。 温かい雫が、沢山沢山零れていく。 ティーをぎゅっと抱きしめてくる。 温もりが、沢山溢れた。 あの人も、ティーをぎゅっと抱きしめてくれた時があった。 悲しい時、あの人はティーを抱きしめた。 あの人は、涙を流すかわりに、ティーの温もりを感じていた。 だから、今は、こうやっていればいい。 星空が見えた。 あの人の笑顔も、見えた気がした。 ティーの頬に、少女が流した雫が沢山沢山つたう。 それは、 とても、とても、あたたかった。 【final scene 白井黒子と御坂美琴の場合】 わたくしにとってお姉様とは何だったのでしょう。 考えても考えても、これといって正しい答えは思い浮かばませんの。 どれも当たっているようで、間違っている。 そんな気がしてならなくて。 そして、お姉様が死んでしまった。 それはやはり耐え難い程の喪失でして。 惨めにも身体を震わせて、湧き出る吐き気を必死に堪えるので精一杯でしたの。 けれども、涙を流す事は出来ませんでした。 それが、最後のわたくしの抵抗だったのかもしれません。 認めたくない気持ちがあるのに。 どうしても、理性的にお姉様は死んでしまったという納得をしている自分自身に納得がいかなくて。 ですから、喪失の涙を流したくなったかもしれません。 ですが――――涙を流してしまった。 ティーの言葉で。 哀しみの涙を沢山、流し始めてしまって止まる訳が無くて。 ただ、ぼろぼろと涙を流してしまったのですの。 その時のティーの温かさが救いだった。 哀しみが溢れましたけれども、その温かさがわたくしを此処に留めさせてくれた。 けれども、わたくしは、わたくしはその瞬間に。 ――――完全に、御坂美琴の、お姉様の死を認めてしまった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あー寒いですわね……」 わたくしはティーの前で沢山泣いた後、一人で星空を見ていた。 何となくそうしたかったのだが、夜になったせいか些か寒い。 それは心の空白もあるのかもしれないですが、気にしない事にしたんですの。 「お姉様……」 お姉様はもう、居ない。 その現実に心がジクジク痛む。 そして、わたくし自身も戸惑ってしまう。 お姉様が亡くなった事で、わたくしはどうすればいいんでしょう?と。 護りたい場所は、もう無い。 大好きな、お姉様が死んでしまったから。 わかってた、わかってたつもりでしたの。 鮮花さんに言われるまでもない。 お姉様だって命を落としかねない事に。 それでも、死ぬ訳が無いとも思ってました。 だって、当然ですもの。 あの、お姉様なのですから。 でも、もう居ない。 なら、わたくしはどうすればいいんでしょう? 迷う。 戸惑う。 答えが見つからない。 意味も無く、周囲を回る。 辿る道と一緒で、何も考えも変わらない。 お姉様が護りたかった世界。 お姉様が思っていた事。 あの温かい居場所。 わたくしも、上を目指しました。 あの温かい、居場所を護る為に。 でも、お姉様は、もう居ない。 なら、わたくしが望むものは? 望む上は? 解らない。 わたくしの中で答えが纏まらない。 「はぁ……」 思わず、溜息が出てしまう。 何やってんですの、わたくしは。 呆れるほど、何も見つからなかった。 吹き付ける風が冷たい。 わたくしは星空を見ながら、スカートのポケットに手を突っ込む。 「ん……?」 手に当たる、固い感触。 それを、取り出してみると、一枚のコイン。 物資を集めてる時に、一緒に取ったのでしょうか? 何故か、一枚がポケットに紛れ込んでいた。 わたくしはそのコインを手で弄び、そして。 「お姉様もこうして……」 わたくしはそれを指で弾いた。 コインは宙を舞って。 放物線を描いて。 わたくしはそれを打ち出した。 コインは、真っ直ぐ軌跡を描いて消えていく。 何処までも真っ直ぐ。 真っ直ぐ。 「あ――――」 途端に、頭に広がる光景。 思い出されるのは、お姉様のあの姿。 努力から打ち出される自信に満ち溢れたあの姿。 それこそが、学園都市のレベル5『超電磁砲』 お姉様が、見せたあのキセキは――――何処までも真っ直ぐで。 ああ、そうですの。 わたくしは わたくしは――――! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 星がいつまでも、輝いている。 わたくしはいつまでも、それを見つめて。 すぅーと息を吸い込んで。 「聞こえていらっしゃいますか、お姉様」 大切な、お姉様に、語りかける。 「見つけましたわ、わたくしが進む道を」 迷って、戸惑って。 そして、見つけた道。 「わたくしは、やっぱり変わりませんの。変われませんの」 わたくしは、白井黒子ですの。 ここまで培ってきたものは簡単には変えることは出来ませんの。 お姉様を敬愛し、『白井黒子』と言う人物を固めてきたのだから。 「ですけれども……」 ですが、わたくしは、わたくしは 「わたくしの意志で、わたくしの思いで」 例え、未だに力が足りなくても。 未だに、程遠いのだとしても。 わたくしの、わたくし自身の意志で。 「お姉様が護りたかった居場所を、お姉様の護りたかった世界を、絶対に、わたくしが護ってみせますの!」 それが、わたくしが、お姉様に捧げられる手向け。 お姉様が、安心していられるように。 お姉様が、目指したものを、護りたかったものを。 わたくしが、わたくし自身が護ってみせる。 「わたくしが、ティーが、リリアさんが、鮮花さんが味わった大切な人を失うという痛みから、誰かを守る為にっ」 もう、こんな哀しみを、苦しみを、痛みを誰かに知ってほしくない。 瞳から涙が溢れてきたけれども、気にしませんの。 この光る涙を、それさえも、強さに変えて。 「わたくしはお姉様を失った絶望に――――負けません!」 お姉様の失った絶望さえも超えてみせる。 絶対に負けてやるもんですか。 「わたくしはずっと……真っ直ぐ、真っ直ぐ、進んでみせますの! そして――」 ずっと、ずっと。 真っ直ぐ、真っ直ぐ、 何処までも、貫いてみせる。 わたくしが大好きな、お姉様のように。 「わたくしがわたくしを胸を張って全て誇れるまで――ずっと見守っていらしてくだささい。黒子は、絶対に諦めませんの!」 わたくしが、わたくし自身を、わたくしが進んだ道を全て誇れるその時まで。 どうか、見守ってください。 わたくしは私が目指す所で、絶対に諦めませんですの。 ――――いいわ、ずっと見てて上げる。あんたが無様になりながらも、絶対諦めない姿をね。だから、真っ直ぐ進みなさい。 そんな、お姉様の声が聞こえた、聞こえた気がした。 だから、わたくしは答える。 「ええ、必ず。どんなに傷ついても……走り続けますの」 そうしたら、お姉様が笑った、笑ってくれた、そんな気がした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「よっし……黒子ちゃんはもう大丈夫だな」 「ああ、そのようだな」 クルツは、そう呟いて。 照準から目をそらし、黒子にずっと向けていた銃口を下げた。 何時でも殺せるようにしていた、その銃を。 「クルツ、白井黒子が暴走していたのなら、やはり殺していたのか?」 「……とーぜんだろ。あれだけの実力者が暴走したら全滅の可能性だってあるだろ」 理由は単純。 白井黒子が御坂美琴の死亡を聞いて暴走した場合。 クルツは、直ぐに殺すつもりだった。 自分や、集団を護る為に。 「それもそうだが……」 「お前は違ったのか? 其処まで牙を失ったか?」 「いや、そうだな……俺もそうしていたかもしれん」 宗介をクルツに対して重々頷く。 クルツは飄々としながらも、その言葉は何処か、冷たいものだった。 現実を見れば、生き残る事だけを考えれば、クルツの行為はあくまでも正しくて。 結局の所、クルツ・ウェーバーは人情派(オヒトヨシ)でもあり、そして、現実主義者(リアリスト)でもあった。 ただ、それだけの事だった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あ、戻ってきた」 「何だ、戻ってきましたか。つまらない」 「………………」 わたくしが戻ると、其処にはリリアさん、鮮花さん、ティーが揃っていました。 鮮花さんはどうか知りませんが、皆心配してくれたようで。 少しだけ、申し訳ない気分になってしまう。 「まよいはきえた?」 ティーがわたくしを見つめて呟いてくる。 わたくしは、笑顔で言ってやるですの。 「ええ、とっくの昔に吹き飛ばしましましたわ」 お姉様、見ていて下さい。 「わたくしは、わたくしの道を見つけました。わたくしが進むべき道を、望みを、誰にも邪魔させない」 もう、限界なんて知らない。意味無い。 「わたくしは、最後まで抗って……私が守るべき、あの世界を、絶対に護って見せますの。だってわたくしは――」 だから、笑顔で言ってやるのですの。 「白井黒子っ!――――『風紀委員(ジャッジメント)』ですの!」 打ち出した答えが今も、わたくしの胸を駆け巡る。 さよな……いえ、ありがとう。 only my railgun ――――たった一人の、わたくしだけの、『超電磁砲』 【B-5/飛行場/一日目・夜】 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 [状態]:健康 [装備]:鉄釘&ガーターリング、グリフォン・ハードカスタム@戯言シリーズ [道具]: [思考・状況] 基本:ギリギリまで「殺し合い以外の道」を模索する。お姉様が護りたかった居場所を、世界を守る。 0:ジャッジメントですの! 1:その後のことはクルツ達と相談して決める。 2:状態が落ち着けば、この世界のこと、人類最悪のことなど、色々と考えたい。 3:上条当麻を探し合流する。また彼ら以外にも信頼できる仲間を見つける。 [備考] 『空間移動(テレポート)』の能力が少し制限されている可能性があります。 現時点では、彼女自身にもストレスによる能力低下かそうでないのか判断がついていません。 【ティー@キノの旅】 [状態]:健康 [装備]:RPG-7(1発装填済み)、シャミセン@涼宮ハルヒの憂鬱 [道具]:デイパック、支給品一式、RPG-7の弾頭×1 [思考・状況] 基本:「くろいかべはぜったいにこわす」 0:よかった 1:黒子と一緒にいる。 2:RPG-7を使ってみたい。 3:手榴弾やグレネードランチャー、爆弾の類でも可。むしろ色々手に入れて試したい。 4:『黒い壁』を壊す方法、壊せる道具を見つける。そして使ってみたい。 5:浅羽には警戒。 [備考] ティーは、キノの名前を素で忘れていたか、あるいは、素で気づかなかったようです。 【リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ】 [状態]:健康 [装備]:ハリセン@現地調達、早蕨薙真の大薙刀@戯言シリーズ [道具]:なし [思考・状況] 基本:がんばって生きる。憎しみや復讐に囚われるような生き方をしてる人を止める。 1:飛行場にてしばらく休憩。 2:飛行機を飛ばしてみる。 3:トラヴァスを信じる。信じつつ、トラヴァスの狙いを考える。 4:トレイズが心配。トレイズと合流する。 5:鮮花とはあわない 【黒桐鮮花@空の境界】 [状態]:復讐心、疲労 [装備]:火蜥蜴の革手袋@空の境界、コルトパイソン(5/6+予備弾x7) [道具]:デイパック、支給品一式、包丁×3、ナイフ×3 [思考・状況] 基本:黒桐幹也の仇を取る。そのためならば、自分自身の生命すら厭わない。 1:寝床と食事の用意をする。休憩する。 2:暇な時間は”黒い空白”や”人類最悪の居場所”などの考察に費やしたい。 3:リリアがうざい [備考] ※「忘却録音」終了後からの参戦。 ※白純里緒(名前は知らない)を黒桐幹也の仇だと認識しました。 【クルツ・ウェーバー@フルメタル・パニック!】 [状態]:復讐心、左腕に若干のダメージ [装備]:ウィンチェスター M94(7/7+予備弾x28) [道具]:デイパック、支給品一式、ホヴィー@キノの旅、ママチャリ 缶ジュース×17(学園都市製)@とある魔術の禁書目録、エアガン(12/12+BB弾3袋)、メッセージ受信機 デイパック、支給品一式、黒子の調達した物資 姫路瑞希の手作り弁当@バカとテストと召喚獣、地虫十兵衛の槍@甲賀忍法帖 [思考・状況] 基本:生き残りを優先。 1:休息をとり、また今後の動きについて相談しあう。 2:テッサ、かなめとの合流を目指す。 3:鮮花の復讐を手助けする。 4:メリッサ・マオの仇を取る。 5:摩天楼で拾った3人。特に浅羽とティーの動向には注意を払う。 6:次のメッセージを待ち、メッセージの意味を考える。 [備考] ※土御門から“とある魔術の禁書目録”の世界観、上条当麻、禁書目録、ステイル=マグヌスとその能力に関する情報を得ました。 ※最初に送られてきたメッセージは『摩天楼へ行け』です。次のメッセージがいつくるかは不明です。 【相良宗介@フルメタル・パニック!】 [状態]:全身各所に火傷及び擦り傷・打撲(応急処置済み) [装備]:IMI ジェリコ941(16/16+1、予備マガジンx4)、サバイバルナイフ [道具]:デイパック、支給品一式(水を相当に消耗、食料1食分消耗)、確認済み支給品x0-1 [思考・状況] 基本:この状況の解決。できるだけ被害が少ない方法を模索する。 1:飛行場にてしばらく休憩。白井黒子らとの合流、意見交換を済ませる。 2:飛行機を飛ばしてみる。空港へ行って航空機を先に確保する? 航空機用の燃料を探す? 自動車の燃料で代用を試してみる? 3:まずはリリアを守る。もうその点で思い悩んだりはしない。 4:リリアと共に、かなめやテッサ、トレイズらを捜索。合流する。 投下順に読む 前:intermezzo――(間奏) 次:CROSS†POINT――(交語点) 前編 時系列順に読む 前:浅羽直之の人間関係【改】 次:CROSS†POINT――(交語点) 前編 前:忘却のイグジスタンス クルツ・ウェーバー 次: 前:忘却のイグジスタンス 黒桐鮮花 次: 前:忘却のイグジスタンス 相良宗介 次: 前:忘却のイグジスタンス リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ 次: 前:とおきひ――(memory once again) 白井黒子 次: 前:とおきひ――(memory once again) ティー 次:
https://w.atwiki.jp/ge_fast/pages/196.html
Raiさんのページ
https://w.atwiki.jp/sharebrain/pages/33.html
ShareBrainの一番最初の目的は、「議事録をチームメンバーと共有する」という事でした。 ShareBrainをベースに議事録とアクションアイテムの管理をすると、自然と使い方や考え方がわかるようになるでしょう。 会議の最大の目的の一つは、課題などのアクションアイテムを誰がいつまでに実行するのか?を明確にし、タスクとして実行してもらうことと言えます。 ShareBrainでは、タスクとタスクが発生した理由(議事録)を一緒に管理することが出来るので、確実なタスクの遂行が期待できます。 タスク自体がうやむやになってしまったり、なんの為にタスクを実行しなければならないのか?がわからなくる事を防止できます。 ↓のようなステップで会議を進めていきます。 これらをやりやすくする、会議テンプレートも用意されています。 会議の準備 会議を成功させるには会議の準備段階が非常に重要です。 目的 ゴール 参加者と役割 議題 以上4つを明確にし、参加者に周知します。 これらは、ファシリテーションの話でよく言われることですね。 ShareBrain上では、〇〇会議という様なノートを作成し、目的、ゴール、参加者、議題をまとめていきます。事前にここまでやったら、参加者に通知します。通知もShareBrain上から行うことができます。 デモムービーはこちら↓ http //www.facebook.com/video/video.php?v=143771182357238 会議中 会議中は、ShareBrainの議題に沿って、パワポなどの資料を元に進めていきます。 その際、 ポイントを議事録に取る アクションアイテムを明確にする(誰が、何を、いつまでに) ShareBrainでは、ノートにタスクを埋め込める形式になっているので、議事録をShareBrainのノートにとりつつ、アクションアイテムをタスクとして議事録上に作成していくことが可能です。会議の最後に、アクションアイテムの確認を行いましょう。 デモムービーはこちら↓ http //www.facebook.com/video/video.php?v=143772315690458 会議後 確実にタスクを実行に移していく仕組みがShareBrainにはあります。ポイントは次の二つです。 タスクの抽出機能 プロジェクが盛り上がってきているときは、タスクの数は全体で1000を超えてきたりします。その中から、自分がやらなければならないタスクを抽出して実行していくわけですね。なので、タスクの抽出機能は非常に重要です。 ホームのタスクタブから、カスタム検索で様々な条件でタスクを抽出することが出来ます。 例えば、○○プロジェクトで、山田さんに割り当たっているタスクで、未だ終わっていないものという検索が出来ます。 この検索条件は、URLになっています。そのまま会議のテンプレートに貼り付けておけば、いつでも簡単に使えます。 コンテクストとタスクを同じ場所に保存 会議中に作成したアクションアイテムなどは、あとで見返すとよくわからない事が多々あります。その時は納得した気がするけど、一旦忘れて見直したら、なんでこれやらなければならないんだっけ?ってなることありませんか?ShareBrainでは、タスクとそれが発生したコンテクストを同じ場所、つまりひとつのノートで管理することができます。タスクの内容を見ただけではわからない内容も、その時の話の流れを追えばすぐに思い出すことが出来ます。 ShareBrain上のタスクの右についている、小さいノートアイコンをクリックすると、そのタスクが発生したノートの箇所までジャンプしてくれます。 次回の会議 前回までのアクションアイテムの確認を、会議の頭に行いましょう。 会議名のタグを作っておいて、会議のテンプレートにつけておけば、簡単にタスクを抽出することが出来ます。 カスタム検索→プロジェクトを選択→未完了で検索をかける。 次に、左のタグで絞り込みを行う。 タグでの絞り込みも含めてURLになるので、このURLを会議テンプレートに書いておけば、毎回簡単に前回までのアクションアイテムを表示する事ができます。
https://w.atwiki.jp/droid/pages/42.html
インターネットメール K-9 Mail(無料) https //market.android.com/details?id=com.fsck.k9 mod.Email(無料) https //market.android.com/details?id=com.fsck.k9
https://w.atwiki.jp/kuromate/pages/144.html
ダブルクロス The 3rd Edition ~Ragnarok in the acid rain~ 第二話トレーラー 「ちょっと、いつまで長考してるの。」 「長考って、君の手からまだ30秒しか経っていないだろう?」 右手の先で白のルークを摘みあげる。 相手のフィールドを見ながら三歩先…いや、ここから先は罠だろう。 手前にそっと置くと、彼女はあからさまに不機嫌な形相を見せた。 「やるじゃない、最適解よ。それじゃあ、次は…。」 「君は打つのが早いな。そのペースに合わせていたら、五手先まで読むのがやっとだ。」 「あら?戦争なんてこんなものよ。指揮する人間が何手先を読もうが…。」 白のポーンを大げさに倒しながら、その上に黒のナイトを置く。 右手で銃のジェスチャー。小声でバン、と呟き、人差し指を挑発的に向けてくる。 「結局ね、現場の人間はその一瞬がリアルなのよ。私達は戦場を俯瞰で見ているけれども、彼らが見ているのはもっと別のこと。私達よりも狭い視点で、ずっと壮大な景色を眺めているの。訓練では出来なかった動きがぶっつけ本番で出来ちゃうことだって、そう珍しくないんじゃないの。そういった限界を超える力を引き出すものが、あの中には確かにあるのよ。」 「ほう、なるほど。確かに今、君のナイトは有り得ない動きをしたが、それはルールの限界を超えたということかな?」 イカサマを指摘されても動じない彼女に、ため息が溢れるばかりだった。 やれやれと駒を一手前に戻す。 「ほんと、大斗君って、賢すぎて嫌だわ。嘘だとわかった上でそれに付き合うことができなきゃ、まだまだお子様よね。」 「あのなあ、これはチェスという名称の、公然と規則の定まった競技であって…。」 「ああはいはい。わかった、わかった。真面目にやります。やりますからはい。えーと、チェック。」 何より嫌なのが、この一手だ。 彼女はイカサマがばれることなど承知の上なのだろう。 指摘をさせて気が緩んだ隙を、寸分の狂いもなく突いて来るのだ。 恐らく何十手も前から、いや…ゲームの開始した時からずっと張り巡らせてきた伏線を、この一手にぶつけてくる。 その上、先程までのやりとりで作られた、異常な程にハイペースなリズム。 うっかりと甘い手を打たせて、一気に攻め込もうという魂胆だ。 なるほど、さすがに重い手だが、こちらも伏線に気付かないフリをしながら、幾重にも予防線を張っている。 それを利用すれば、凌げないほどではない。 先ほど止めた白のルークを、敵陣の手前まで前進させる。 「…くっ、罠にかけたつもりが…返り討ちってこと?」 「君の負けだ。また一週間前の対局のように、この卓に突発的かつ局地的な直下型地震でも起こすかい?」 「まったく、そんなことするワケないでしょ。現場の人間にとってはその一瞬がリアルなの。地震で戦場が崩壊したところで、直前まで感じた敗北感は拭えやしないんだから。それに…。」 彼女は苦し紛れでこそあるが、落ち着いた様子で黒のナイトを拾うと、今度は正しい動きで、白のルークに接近させた。 「この勝負には…大切なものが賭かっているんだから…。」 横浜の事件から、もう一ヶ月が経とうとしていた。 これから忙しくなる、そんな予感は一体何だったのか。 最近はファルスハーツの動きも大人しく、そこそこ平和な毎日であった。 平日の昼間からボードゲームに興じることに、若干の罪悪感が無いわけでも無かったが、それも已む無しだと言えるほどには暇であった。 現在、彼女との勝負は62戦中27勝5敗。 22戦は引き分けで、残りの8戦は勝敗が有耶無耶になっている。 「あー、だめ。頭バクハツしそう。ねえ、大斗君…お願いがあるんだけど。」 「待ったは無し、そう誓約書にサインをして貰ったはずだが。」 「…あれは、嘘じゃ。」 「そんな真面目な顔で言われても。」 「じゃあ…。」 「…ローカルルールの禁止、それも既に取り決め済みだったな。」 「ぐう…。じゃ、じゃあさ。せめて力を使うくらい、いいかな?」 「力?」 「そう。お互いノイマンなんだからさ、いいでしょ。もちろんあなたも使っていいから。生まれ持った頭の回転だけじゃ、勝てるはずないもの。」 そう言いつつ、許可も待たずに彼女は一瞬で次の手を打つ。 やれやれ、こうなったらもう付き合ってやるしか無い。 「うふ、これでようやく互角、かしら。」 「…どうだろうな、確かに効率の良い打ち筋は多くなったように見受けられるが。」 「ふん、罠とか考えずに真っ向から真面目にやれば、私だってこれくらい…。」 「と、言いながら罠を仕掛けるのだろう。強かだな、君は。」 「…ほんと、大斗君って、賢すぎて嫌だわ。でも…はい、チェックメイト。」 「…なにっ!?」 何が起こったのか、理解したその一瞬。 その罠を見抜けなかった悔しさが、胸の内側からこみ上げてくるのを感じた。 黒のナイトは、確かに一歩前にいたのだ。 そう、彼女が力を解除するまでは…。 「私がノイマンだけじゃなくて、ソラリスの力も持ってるってこと。大斗君なら気付けたような気もするんだけど?…まあ、実直な大斗君だからこそ、気付けなかった、そういうことにしといてあげようか?」 彼女が意地悪く笑う。 肩を竦めつつ、返す言葉を探したが、見つからなかった。 ボードと駒を片付けると、彼女は大きく伸びをした。 「それじゃ、今度…約束通り、掃除を手伝ってもらうからね。よろしこ~。」 そう言うと、椅子にかけてあった白衣をさっと肩にかけ、彼女は去っていった。 時計の針は、そろそろ三時を指そうとしている。 これから何しようかな、そんなことをぼんやりと考えながら、視界の端で一人遊びに興じるゼロを目で追った。 戻る
https://w.atwiki.jp/railsimnewwiki/pages/251.html
今日 - 人 昨日 - 人 累計 - Hit メニュー トップページ 当wikiのご利用について ゲームの解説 ○RailSimのインストール ○遊び方 ○よくある質問 ○用語集 プラグイン ●プラグインの製作 ○まずはじめに ○モデリング ○定義ファイル ○Tips集 ○PIアドバイザー ●その他 ○common_rnw ○資料・素材 ○追加プラグイン ○MQO素材 ○PI資料庫 スクリーンショット/レイアウト ●テクニックなど ○風景重視SSの撮り方 ○Tips集 ●ギャラリー ○一般SS ○運営厳選SS ○レイアウト 語り合い/サービス ○画像掲示板 ○簡易掲示板 ○マイページサービス ○アップローダー ○プロフィール ○会議について ○RailSim情報局 その他 ○リンク ○お問い合わせ ○規制リスト ○運営情報 ○ リンク インターネット停留所 RailSim Search rs2c wiki RailSim Link metaseq.net @wiki @wikiご利用ガイド 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/13050.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Candy Trail.png) 「見て!またあったよ!ママの言いつけなんて知らないわ。ママが帰ってくる前に戻ればいいんでしょ?」 ――エッジウォールの少女、ダニエラ "Look! Another one! Who cares what Mother said? We'll be home before she gets back." ――Daniela, Edgewall youth エルドレインの森 【M TG Wiki】 名前