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一期みたのいつだったかなぁ。前作のキャラはディーオくらいしかでてなさそうだけど。クラウスとかでたら嬉ス。 第1話『Open file』 第2話『Fool's mate』 第3話『Light square』 第4話『Dubious move』 第5話『Touch and move』 第6話『Over step』 第7話『Weak square』 第8話『Distraction』 第9話『Connected passed pawn』 第10話『First adjournment 』 第11話『Backward pawn』 第12話『Block』
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強敵相手に、仲間との連携が問われる協力プレイモード。 本編のプレイヤーの装備の見た目が反映されます。 ■討伐に成功すると、倒したボスにちなんだアイテムがもらえ、本編で活用できる。 ※『THE LAST STORY Guide Book』(店頭配布小冊子)より 討伐基礎知識 クラーケン 繭の魔人 ネビロス ネルー アータル 討伐基礎知識 ギャザリングが使えない。 カナンとマナミアはリカバーを使うことが出来ない。ヒーリングサークルはヒールボムを投げることで展開する。 ヒーリングサークルに入った瞬間にDEATH、POISON等の状態異常が回復する。 ヒーリングサークルの拡散は1400程しか回復しない。サークルに入った場合の回復量の方が圧倒的に大きいので、 基本的にはヒーリングサークルの拡散は使わない。 装備はオフラインから持ち込み可能だが、Wifiコネクションに繋いだら装備変更はできない。 戦うボスは全員がおまかせなら完全ランダム。希望者がいた場合、1体ならそのボスで確定、2体以上いた場合は そのどちらかにランダムで決まる。 ボス毎に得意とするキャラがいるので、毎回ロビーで一人がボスの希望を出し、皆がそれに合わせてキャラを交換するのが理想。 クラーケン たこ足 or リザード召喚 ↓ BOSS APPEARのメッセージと共に、いくつかの候補の中から初期位置から見て右側左側と交互に出現。 出現時にレーザーを撃ち、天井の岩を落とす。 ↓ 出現中はヘイト値が高いプレイヤーに対してDEATH効果を与える魔法を撃つ。 ↓ 一定時間が経過するとBOSS DISAPPEARのメッセージと共に姿を消す。この時ヘイト値はリセットされる。 ↓ はじめに戻る。 ↓ 何回か繰り返すと本体出現中も足やリザードが出るようになる。 パターンが非常にわかりやすく、即死するような攻撃が予備動作とタイミングが明確な岩落とししかないので初心者向け。 雑魚を倒してボスを出現させ、落ちてくる岩を回避 or ガードし、死の宣告を貰ったらヒーリングサークルに駆け込むだけ。 クラーケンに限らず、ヒールサークルを拡散させるのは基本的に意味が無いのでやってはいけない。 全員が状態異常、瀕死の味方が居る時などは率先して拡散するといい。 繭の魔人 頭への攻撃以外GUARDされるので、ユーリス・エルザを最低1名ずついれて常時GUARD BREAKを狙いたい。 この両名無しで物理偏重構成だと非常に長引く。 また、頭(首より先)に魔法を当てるとGUARDされず、更にHEAD SHOT扱いで2倍のダメージが入る。 時折増援で現れるリザードは放っておくと厄介。特に魔法使いタイプは全域にダメージサークルを張るので、早めに倒すこと。 戦闘開始からしばらくは、至近距離への物理攻撃と、遠距離への投擲を行う。 物理攻撃は大ぶりで回避は余裕。投擲はターゲットがでるので、狙われたらガードが無難。避けきれないと即死する。 戦闘が進むとTRANSFORMのメッセージと共に突進を始める。 突進ダメージはボスのHPに反比例し、最終的には即死級になる。 削れば削るほど死者が出やすくなるので、前半にライフを削られるようなことにはならないように。 ネビロス ストーリーとは異なり、シルバーアローを複数発当てないとシールドが破壊されない。 シールド破壊後にシルバーアローを撃ちこむと麻痺するので、全員で館の中をぐるぐる走りまわり、 シルバーアローを6、7本拾ったあたりで一気に畳み掛けて瞬殺が楽。 館の中をぐるぐる逃げていれば殺されることはまず無いので、ボスの攻撃は割愛。 ネルー ジャッカル・ユーリスの両名が一人ずついると楽。 戦闘開始時は弱点無しだが、途中から炎属性→氷属性と変化する。同じ属性で攻撃すると回復してしまうので注意。 攻撃は押しつぶし(即死級)、部屋内ローリング(5000↑の大ダメージ)の二つがメインで、後は属性によって以下のように追加。 弱点無し 麻痺針放射。 炎属性 ローリング。瀕死(音楽が変わる)時ローリング後部屋中央で炎弾放射。地面に武器が炎属性になるサークル展開。 氷属性 部屋中央でつらら放射。つららにあたるとSLIP状態になる。地面に武器が氷属性になるサークル展開。瀕死(音楽が変わる)時ローリング後部屋中央でつらら放射。 押しつぶしは欲張らなければ当たらないし、ローリングは部屋外周に立たず、少し内側に入ったところでガードして待っていればいい。魔法は角に行けば当たらない。 こまめにヒーリングサークルに戻りつつ戦えば安定して勝利できるはず。 アータル 魔法使い推奨 アータル 地上時 前方なぎ払い 注目しているプレイヤーの元に高速移動 正面に雷 2000+のダメージ 空中時 一定の範囲のランダムな位置に雷撒き散らし ガード不可で1発2000+のダメージ プレイヤー全員に誘導魔法弾 カウンターできなかった場合はPOISON ランダムなプレイヤー一人に魔法弾 ガード不可 直撃すると即死級 ミトラ 地上時 前方なぎ払い 注目しているプレイヤーの元に高速移動 正面に雷 空中時 ランダムな位置に雷撒き散らし ガード不可で1発2000+のダメージ プレイヤー全員に誘導魔法弾 カウンターできなかった場合はSILENCE ランダムなプレイヤー一人に魔法弾 ガード不可 直撃すると即死級 アータルのHPが一定値になるとミトラが出現。一気に混戦になる。 ミトラのHPはかなり低く、集中攻撃すればすぐに沈む。先にミトラを倒すようなメッセージを流すと良い。 即死するような攻撃は空中からの魔法弾くらいだが、HPが大きく削れるような攻撃が多い。 魔法使いは常にフィールド2箇所にあるヒーリングボム出現地点に待機し、出現と同時にサークルを展開していくこと。
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コストが3ならアーツクリパでナーサリーに付けてもいいかなって感じ -- 2016-03-27 17 51 32 欠片が無いなら無辜MAXのハロエリに付けてもよさそう。欠片あるならいらんけど -- 2016-03-27 20 11 18 コスト9か・・・コスト9かぁ・・・ -- 2016-03-27 20 40 32 コスト3なら神礼装だったな ステゴミのコスト9とはいえ性能は悪くない -- 2016-03-27 20 53 16 装備先の候補としてはデルセンやジャンヌみたいなアーツ主体の星生産スキル持ちかな? -- 2016-03-27 20 59 02 2030が三枚ないなら辛うじて使える コスト9じゃあねぇ… -- 2016-03-27 21 20 22 コス3でA10%かつスター供給は強すぎ -- 2016-03-27 21 27 55 ステ100しか上がらないんやで?コスト9じゃ微妙過ぎるやろ。まず欠片やフォーマルでおkになる -- 2016-03-27 21 31 09 あくまでも新作の発表記念+宣伝目的の礼装だからなぁ 欠片持っていない人の代用品くらいにはなるだろうしそれ以上を求める必要もね -- 2016-03-27 21 34 09 A強化しながら星くれるんだし、星不足しがちなAパにはいいかも? -- 2016-03-27 21 37 05 配布礼装で☆4なら妥当な所だろうとは思う。多分、使わんが。 -- 2016-03-27 21 38 17 A選びたいアーツパと☆は半端な数じゃ邪魔にしかならん。フォーマルも欠片も持ってない孔明をフレに出すときとかでいいんじゃない -- 2016-03-27 21 39 44 これが弱いって言ってる人素のステ600〜700程度の違いでどれくらいダメージに差が出るか教えてくれよ -- 2016-03-27 21 40 34 ~持ってれば微妙とか書かれてるように見えるけどどこに弱いって書かれてるか教えてくれよ -- 2016-03-27 21 47 25 ↑なんだよその揚げ足取りw微妙過ぎるとか書いておいて弱いとは言ってないってか?基礎ステ補正がないから微妙って話だったから基礎ステでどんだけ変わるんだよって訊ねただけだろ? -- 2016-03-27 21 55 52 新規用礼装としては妥当な性能。これに頼らなくてもパーティ組めるようになったら初心者卒業って感じかな。 -- 2016-03-27 22 00 04 コスト3なら使ったんだがなー -- 2016-03-27 22 23 21 アーツパなら他のAアップ使うしクリパなら欠片があるしコスト大きいし100しか上がらないしでことごとく上位互換がある感じだな。つけるなら上にあるようにハロエリかな -- 2016-03-27 23 16 33 素のステ600〜700で変わらないのなら、フォウ食わす意味ないよね。実際には数百(宝具でも1000)程度の差だけど、無いよか有ったほうが良いだろ。 -- 2016-03-27 23 22 57 アーツクリパでも欠片3枚無ければこれ使うのもありでしょ。星3個の補強目的だったら他の礼装でいいとは思うけど。 -- 2016-03-27 23 39 04 俺もステは上げられるなら上げたほうがいいというのは同意だけど上でコスト9でこのステは微妙過ぎるだろって書いてる奴がいるからその程度の差でこの礼装の価値は変わらんっていうのが趣旨だよ -- 2016-03-27 23 43 36 まあコスト6とかなら誰も文句言わなかったんじゃないか -- 2016-03-27 23 46 35 それはそれで黒鍵の立場ないですし普通にこの性能でこのコストで妥当でしょ -- 2016-03-27 23 54 56 2030引けて無いなら普通に有用 -- 2016-03-28 01 01 27 配布礼装にしては破格の性能だと思うよ 流石に欠片の代わりは無理だけど、欠片と併用すれば欠片×2じゃなくてもクリアーツパならアーツを底上げしつつ星を稼げる。ナーサリーあたりにはかなり有用な気がする -- 2016-03-28 01 32 43 アーツパならキャスター、クイックパならアサシンが主軸になるから、アーチャーやライダーを補佐する目的ならそこそこ使えるはず -- 2016-03-28 02 24 40 孔明ならフォーマル付けるよりこっち付けて欲しいかな。欠片あれば欠片のほうがいいけど(´・ω・`) -- 2016-03-28 02 37 09 欠片二つ目当たったからこれとアニバサリと組み合わせてクリパいけるや -- 2016-03-28 13 41 51 適当にA鯖に付けても強いけど、こいつならではとなるとはスキル目的の低レアA宝具キャラかな ゲオルとか -- 2016-03-28 14 11 16 これは立派なナサリ礼装 -- 2016-03-28 14 14 43 欠片2つなうえに、孔明の火力不足少しでも補いたかった自分には有り難すぎる礼装やで -- 2016-03-28 21 07 33 フォーマルあるならフォーマル一択だけど、非限凸投影魔術と比較すると5%の差を取るか☆を取るかで悩む性能だ。そしてテキストが不穏 -- 2016-03-29 00 19 27 コストの都合上投影魔術使ってたんだけど、こっちは手札に装備者のartsカードがなくても星3個生んでくれるので無駄がない感じ。倍率とステータスで劣るが、個人的には投影よりこっちの方が使い心地がいい -- 2016-03-29 20 12 00 殺式・ハロエリあたりと合わせると配布物とは思えぬ性能になるな -- 2016-04-03 23 16 48 Aパのコスト合わせでよく採用してるけど本当いい働きするわ - 名無しさん 2017-04-09 00 58 16 再配布はよ - 名無しさん 2017-04-24 20 30 33 この頃はまだ機能的な礼装多かったな。今だと魔術礼装経験値獲得UPとかになってしまう - 名無しさん (2018-04-08 12 32 26) 今ならこの礼装、どうかな。レアプリ3使用、スカスカ全ツッパじゃないならコスト調整では使いやすい方だろうか? - 名無しさん (2019-05-11 06 44 25)
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【登録タグ N team-FSR 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:DAHLIA(team-FSR) 作曲:DAHLIA(team-FSR) 編曲:DAHLIA(team-FSR) 唄:鏡音リン・鏡音レン 歌詞 (PIAPROより転載) 飾りの時計に手をかざして 蒼い夜に Good-bye 見慣れた景色を走り抜けて 一度きりの One night 今は夢なんか見なくていい 私だけを見て 握りしめた手を離さないで 止まることの無い 二人の夜に ... 触れたぬくもり感じて 独りでいる意味を知る 全てから逃げ出したい そんな想いを忘れて 絡み付く風をふりほどいて 止められないこの想い 消えてゆく貴方の影 彷徨いながら求めて 夢を見ない夜? 醒めない夢? 今だけはこの瞳に映る 貴方だけを信じてる 乱れた吐息は鋭い風 通り過ぎてゆく どれだけ走れば追いつけるの? 答えは無いまま もう戻れないよ 全て捨てて 追い求めていく 誰よりも側にいたあの日が 視界を塞いで 独りの夜に ... 眠り続けるこの街 響くのは焦る想い 見えてないだけなのかな 側に貴方を感じて 夢を見ていた夜 醒めた夢 今だけはこの瞳に映る 真実を見つめている 飾りの時計に手をかざして 蒼い夜に Good-bye 見慣れた景色を走り抜けて 一度きりの One night 今は夢なんか見なくていい 私だけを見て 握りしめた手を離さないで 止まることの無い 二人の夜に ... 走り続けて一人では越えられない壁でも 今ならわかる ... 二人で越えていくと ... 重なる息 優しい風 通り過ぎてゆく どれだけ走れば追いつけるの? 答えは無いまま もう戻れないよ 全て捨てて 追い求めていく 誰よりも側にいたあの日が 視界を塞いで 独りの夜に ... Ah ... 涙の似合わない笑顔見せて もっと抱きしめてよ 苦しい位に 夢じゃないと思う程強く 今は夢なんか見なくていい 私だけを見て 握りしめた手を離さないで 止まることの無い 二人の夜に ... 抱き締めてて 抱き締めてて もう離さないで もっと苦しい位 苦しい位 貴方を感じて もう戻れないよ 全て捨てて 追い求めていく 誰よりも側にいたあの日が 視界を塞いだ夜に ... 二人 ... 夜に ... コメント うはーwww待ってました!!作ってくれた人乙です。。 -- 瓏兎 (2010-11-16 18 56 42) この曲大好き♥♥♥ウチも待ってました!! -- 名無しさん (2010-12-19 10 02 25) もっと伸びて…! -- 名無しさん (2014-12-15 22 47 57) 名前 コメント
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「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」神化・傑作曲集 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』オリジナルサウンドトラック CD発売日:12月23日・1月6日 本作でアーティストデビューするギタリスト山本陽介制作のEDテーマ(Inst.)や アニメ本編で流れる挿入歌の全てを一挙収録! レジェンド級のアーティスト達が歌唱・作曲・編曲で参加! アーティスト:山本陽介/川本真琴 ほか ここを編集 2016年4月放送開始。コンクリート・レボルティオ 超人幻想の続編。 http //concreterevolutio.com/ 監督 水島精二 原作 BONES、會川昇 キャラクター原案・コンセプトデザイン いとうのいぢ、氷川へきる、平尾リョウ キャラクターデザイン・総作画監督 伊藤嘉之 メカニック作画監修 大塚健 SFデザインワークス 海老川兼武、柳瀬敬之、渭原敏明、松本秀幸 監督補佐 黒川智之 アニメーションデザイン協力 稲留和美、出雲誉明、小田嶋瞳 美術監督 平間由香 美術設定 二嶋隆文 美術監修 松本浩樹 美術監督補佐 菊地明子 美術デザイン協力 上津康義 色彩設計 竹澤聡 撮影監督 齊藤崇夫 撮影監督補佐 姫野めぐみ CGI監督 安東容太 モニターグラフィックス・2Dデザイン 佐藤菜津子、内海紗耶、齋藤睦 編集 吉武将人 編集助手 渡邉千波 音響監督 三間雅文 音響効果 倉橋静男 録音 山田富二男 録音助手 栗山若葉、佐藤達也 音響効果助手 西佐知子 音楽 石濱翔、帆足圭吾、山本陽介 時代考証 佐古純一郎 文芸 森江美咲 アニメーション制作 BONES 脚本 會川昇 中島かずき 辻真先 虚淵玄 絵コンテ 三條なみみ 大塚健 石平信司 芦野芳晴 黒川智之 大久保朋 水島精二 村木靖 松尾衡 演出 菱川直樹 大久保朋 前園文夫 矢野孝典 三宅和男 孫承希 黒川智之 作画監督 伊藤嘉之 大塚健 森島範子 長野伸明 小平佳幸 長谷部敦志 中野彰子 小林一三 吉松孝博 三谷高史 稲留和美 斉藤英子 横屋健太 出雲誉明 村井孝司 山口光紀 小田嶋瞳 ■関連タイトル Blu-ray コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第1巻 特装限定版 コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG』COMPOSITE ALBUM OPテーマ 割レル慟哭 アニメ盤 EDテーマ ALL-WAYS アニメ盤 コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 神化・傑作曲集 コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ オリジナルサウンドトラック カドカワコミックス・エース コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ 1 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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検索 制作誰が作ってるの? ミストウォーカーって? 購入について通常版とスペシャルパックの違いは? 早期購入者特典はあるの? 各店舗ごとの予約特典が知りたい! サウンドトラックは発売されるの? 攻略本は発売されるの? ゲーム内容このゲーム面白い? このゲームの評判が知りたい。 難しそう。下手な俺でも楽しめるかな? フィールドってある? 周回要素ってありますか? クリアしたダンジョンをもう一度遊びたいんだけど? クエストってある? LSに乗り物って登場するの? 移動がめんどくさかったりしない? エルザ以外のキャラを操作したいんだけど? オンラインの特殊仕様ってある? Wiiリモコン+ヌンチャクと、クラシックコントローラーPROでの操作性の違いは? カナンのワンピースをユーリスきゅんに着せることはできますか? 注目モードが分かりにくい… 操作方法はノーマルとマニュアルどっちがいい? クエストとお使いの違いって何? その他auuoの元ネタってなに? 攻略わらしべイベント次は誰に渡せばいいの? グルグ城の宝箱は取っていいの? あのアイテムはどこ?取れない! お勧めの稼ぎ場どこ? 制作 誰が作ってるの? ミストウォーカー+AQインタラクティブ ミストウォーカー って? 坂口博信(通称火事) 、 植松伸夫 など『ファイナルファンタジー』シリーズの開発の中心人物達によって設立された開発会社。アウェイ シャッフルダンジョンやアルカイック シールド ヒートなどを手がける。 公式サイト 購入について 通常版とスペシャルパックの違いは? 通常版は6,800円(税込)、スペシャルパックは25,800円(税込)で、wii本体とクラシックコントローラproが一個付属する。いずれも白。 早期購入者特典はあるの? 設定画などを収めたビジュアルブックとミニサウンドトラックCDをセットにした『Element of THE LAST STORY』が付属する。 こちら も参照。※『Element of THE LAST STORY』は通常版とスペシャルパックいずれにも付属とのこと 各店舗ごとの予約特典が知りたい! 全店舗共通早期購入者特典(先着予約特典)ビジュアルブック+ミニサウンドトラックCDをセットにした「ELEMENTS OF LAST STORY」 ディスプレイコンテスト協力店特典クリアファイル ソフマップ限定特典テレホンカード 11526761_t.jpg いまじんマジカルパック特典図書カード エビテン(エンターブレイン)特典 ポストカード×2 サウンドトラックは発売されるの? 発売予定です。 商品名 THE LAST STORY Original Soundtrack 発売日 2011年2月23日 価格 ¥3,000(税込) 攻略本は発売されるの? Vジャンプブックスから1月27日に Last Story Gathering Master Guide が¥ 980で発売予定です。 ゲーム内容 このゲーム面白い? 良スタッフ、任天堂ならではのゆとりある開発期間(デバッグ9ヶ月)、シームレスな展開、数万のボイス、オンラインなど要素が盛りだくさん。買って損は無い。 このゲームの評判が知りたい。 ファミ通レビュー 10/10/9/9 難しそう。下手な俺でも楽しめるかな? 操作はいたってシンプル。各種メディアでも、遊びやすい・ライトユーザーでも楽しめるとの評価があります。 フィールドってある? ダンジョンとダンジョン、街とダンジョンをつなぐいわゆる道のような部分はありません。ディレクターの坂口氏いわく、テンポと密度感を重視した結果だそうです。ただ、城・街の中のダンジョンは、マップどうしがほぼすべて繋がっています。(城の中庭に隠し階段が、のような感じ)。 周回要素ってありますか? 強い武器などのデータを全部引き継いだ二週目が可能です。敵の強さなども再調整されています。また、二週目ならではの武器の強化方法が出てきたりもします。 クリアしたダンジョンをもう一度遊びたいんだけど? ダンジョンには再訪が可能です。台詞は最小限。進入時にメンバー選択が可能。再訪時専用の宝箱や敵の強さのバランスは別調整(MAPに難易度表示あり)ただ、レベルアップはなく、目的はアイテムとお金になります。途中でダンジョンからの離脱可能です。 クエストってある? ダンジョンが絡むものからネタ的なものまであります。シナリオのある一定区間にそのクエストの入り口となるイベントやNPCが配置されるタイプです。 LSに乗り物って登場するの? 船や生物に乗るようなシチュエーションはありますが、いわゆる乗り物にのってワールドマップを徘徊というようなのはないです。 移動がめんどくさかったりしない? メニューの「MAP」という項目から、各所に自由に行ける機能があります。街のランドマークやダンジョン等にひとっとびです。 エルザ以外のキャラを操作したいんだけど? そんなに長い時間ではありませんが、他のキャラクターを操作することもあります。また、オンラインでは好きなキャラクターで遊ぶことができます オンラインの特殊仕様ってある? オンラインではギャザリングを使うことができません。乱闘時に魔法使いキャラで魔法を詠唱するとき、カウントが非表示になります。また、オンラインで入手した武具はオフラインに持ち込み可能ですが、オンラインで入手した武具の強化素材はオンラインでしか入手できません。 Wiiリモコン+ヌンチャクと、クラシックコントローラーPROでの操作性の違いは? クラコンPROでは、右スティックであたりを見渡せますが、リモヌンでは視点モードで行うことになります。ただ、双方とも難なく使える仕様になっているので安心してください。 カナンのワンピースをユーリスきゅんに着せることはできますか? 出来ません。その性別専用の装備があります。 注目モードが分かりにくい… TIPSを入れればよかったかな・・・視点モードで何かを探すときには、5秒後から、カーソルの4つの突起のひとつが大きくなります。それが正解の位置を示しています。3秒だったかも。(ヒゲtwitterより) 操作方法はノーマルとマニュアルどっちがいい? 後半になるほどマニュアルの手数が高速化するらしい。ノーマルはその分攻撃力UPの恩恵を受けられる。混戦乱戦だと自動で攻撃されるのはやりづらさの原因にもなるので、より操作しやすい方を選びましょう。 クエストとお使いの違いって何? 「別マップへの移動」が有るか無いか。クエストはルリの街以外の場所で展開され、お使いは街の中で行えます。 その他 auuoの元ネタってなに? 坂口: 「あううお」ですね。あれは初めて『ドラゴンクエスト』を遊んだときに、最初 の名前入力で適当に入れたら、けっこう変な会話で楽しかったので、それからクセで ゲームの通り名は全部あううおです。 攻略 わらしべイベント次は誰に渡せばいいの? 酒場で弁当を貰った後、 川沿いの子供→職人通りのおっさん→城の図書室の子供→城門前カフェの女→城の3階廊下奥、伯爵の間と渡り廊下よりもさらに先の廊下端にいるマダム→牢屋でゾラ アイテムを持っていれば、対象の人に接近するだけで声をかけられるので、さらに自分から話しかける。 行けなかったら大人しくストーリーを進めること。 グルグ城の宝箱は取っていいの? 取らないでおくと後にサブイベントが発生。 サブイベント発生前に取ってしまうとイベントは発生しない。 あのアイテムはどこ?取れない! デッドリーボウ … チャプター19で脱獄の際、イベントでロッタが落とし穴に落ちた後に、すぐ降りずに奥の宝箱を天井の水晶壊して穴に落とす。 スナイプボウ、ファストボウ … 酒場サラマンデルのボスがどちらか一方をドロップ。スナイプボウはのちに店売りされるので両方手に入れたかったらファストボウを貰っておくと良い。 カナンのワンピース … ジルの部屋のタンス。強化は中庭のメイドに話しかけて行う。 銀の糸、藍の糸 … (盗賊の蔵クリア後)城下町の川を泳いでいった先のクーガー3体が居るマップの宝箱。クーガー3体を倒す必要あり。チャプター32以降は入手不可。マルチプレイの乱闘1位でも入手可。 騎士の鎧 … 見習い騎士になった後のエルザの部屋のタンス。強化は職人通り北の赤いおっさん。 古の合金 … エピローグのリザードの洞窟探索クエストのボスから入手可能。盗む+ドロップで計2個手に入る。マルチプレイでも入手可。 アルガナンダガー … アルガナン墓地で左右扉を開ける選択をする場所手前、良く見ると瓦礫と壁の間に細い隙間があるのでそこを通って行った場所。 ザンランス … ザングルグの武器を拾ったままザングルグに勝つとそのまま入手可能。 太陽石 … チャプター19でロッタに貰える1つのみ。カルマに使うかファングに使うかお好みでどうぞ。両方手に入れたかったら周回するべし。 お勧めの稼ぎ場どこ? 竜の皮、ドラゴンの牙1.貴族の館をクリアする2.マップから貴族の館に入って、最初のフロアのシャンデリアが割れた場所に入らないように宝箱を開けにいく(中身は竜の皮かドラゴンの牙)3.ダンジョン脱出以降2と3繰り返しシャンデリアが割れたところに入ると敵が湧き始めるので宝箱が開けられなくなる 金稼ぎ(エピローグ) アルガナン墓地のゴールドリザードの弓兵を3匹倒す場所弓兵を全滅させなきゃ無限湧きするのでひたすら狩る 異邦の粒(2周目) 1) 貴族の館を再訪で回せば1回に5個確定2) リザード番長の挑戦で敵を倒しまくる(1回/0~3個)ビーストに乗るとアイテム拾いが難しいのであえてビーストには乗らずに戦う。攻撃方法をノーマルにすれば、間違ってビーストに乗る心配もなし。敵が集まってきた所をウィンドで一網打尽。ギャザリングを使わず一度もビーストに乗らなければ敵はなぜかビーストに群がってくるので、それを利用するのも手。所要時間は約2分程度。ローグエッジも装備しておくといいかも。
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初夏。私は鳴き始めたセミの声を聴きながら、市の運動場に向かって歩いている。 なぜ私がそこに向かっているのかと言うと・・・ 「ひ~らぎ~。 今度の日曜ヒマか?」 「え?んーと・・・。 あ、空いてるわよ・・・」 「じゃあさ、その日陸上の大会があるんだけど来てくれないか?」 「は?何で?」 「いやー、最後の大会だしさ、応援してもらいてーんだ」 「峰岸は?」 「あやのはその日、ちょーっと用事があるみたいでさ。なっ?あやの?」 「もう、みさちゃんたら」 「ははーん。幸せそうで良いですなぁ」 「柊ちゃんまで」 「ま、そういうわけなんだ。だから来てくれよ」 「どういうわけだ!」 「ダメなのか?」 「え?あ、いや・・・。 ったく、しょうがないわねぇ」 「お?来てくれるのか?」 「わかったわよ。で、何時に何処に行けばいいのよ?」 「やったー!!これで優勝だー!!」 「って話を聞け!!」 「弁当はミートボールな」 「作るか!!」 ・・・と言いつつも、結局早起きして作った弁当を持って、私は会場に向かっている。 日下部とは、中学からクラスがずっと一緒だった。その頃から、誰に対しても同じテンションで接し、自由で楽しそうにしていた日下部が私は気になっていた。 日下部ともっと仲良くなりたかったし、日下部もたまに話しかけてくれたけれど、どうしても私は近づくことが出来なかった。 それは、日下部の周りには、いつも同じ陸上部の友達がいたし、放課後はすぐに部活だったから、というのもあるのだけれど、それよりも日下部の横にいつも峰岸がいたことが大きかった。 峰岸は日下部の保護者みたいな感じで何かと面倒をみていたし、たまに、休みの日に遊びに行った話をしていることもあった。 楽しそうに二人で話している所を見ると、もしかしたら日下部は峰岸と付き合っているんじゃないかって考えて、一人で落ち込んだこともあった。 それは私の勘違いだったみたいだけれど・・・ でも、そんな風にいつも日下部といられる峰岸が羨ましかったし、いつかは峰岸の場所に私が立っていたいとも思っていた。 高校に入ってからも相変わらず峰岸とくっついていたけれど、それでも何かと話すことも多くなってきて、今までわからなかったバカっぽくて、ガキっぽい日下部も見えてすごく嬉しかった。 ま、呆れることの方が多いけどね・・・。 日下部に「中学からずっと同じクラスだな」って言われたときは、本当は嬉しかったんだけど、それを認めちゃうことが何か照れくさくて、わざと気がつかないフリをして誤魔化した。 はぁ、私って何で素直になれないのかな・・・。 仲良くなってきたことで、日下部も私にじゃれてくることが増えてきたけれど、私はそんな日下部とどう接していいのかわからなくて、冷たくし過ぎたり、からかい過ぎちゃったりして日下部を泣かすこともあった。 そんな時、決まって目を潤ませながら峰岸に助けを求める日下部を見ると、胸の奥を締めつけられるような苦しさを感じた。 こんなことしていたら、いつか日下部が離れて行っちゃうんじゃないかって・・・。 それに、やっぱり峰岸の場所には立てないんじゃないかって・・・。 私がこなたたちとお昼を食べるようになったのは、その苦しさを感じたくなかったのもある。こなたと一緒にいると、腹立つことも多いけれど、その時間は苦しさを感じなくてすんだ。 それに・・・ちょっとだけ・・・。本当にちょっとだけだけど、こなたと一緒にいると、どこか安心するところもあった。 でも、教室に戻って、峰岸と日下部が仲良くしているのを見ると、何ともいえない焦燥感を感じて、やっぱり私は日下部と一緒にいたいって思った。でも、一緒にいると苦しくて・・・。 そんなどっちつかずな気持ちのまま、毎日を過ごしていた。 だから、日下部に大会を見に来て欲しいと言われた時はすごく驚いた。 ホントはその日が日下部の最後の大会だっていうのは知っていたけれど、そういう時はいつも峰岸が一緒に行っていたし、私は日下部に冷たくすることが多かったから、正直声をかけてくれるとは思っていなかった。 それに、自分でもちょっと嫌になるけど、峰岸が来ないことが・・・少しだけ嬉しかった。 運動場に着くと、応援席には他校の生徒らしき団体が様々な色の応援旗を掲げていた。陵桜の生徒も何人かいて、その辺りを見ていると、少し離れたところでアップをしている日下部を見つけた。 日下部はいつも教室で見せるにやけた表情じゃなくて、とても真剣な顔で集中しているみたいだった。普段は見慣れない顔だったからか、ドキドキしながら日下部を眺めていると、日下部が途中で私に気がついたみたいで、大きく手を振りながらいつもの笑顔でこっちにきた。 「おーい!ひーらぎー! 来てくれたんだな」 「ま、まあね。約束したし」 「ありがと。あれ?それなんだ?」 「え?あ、その、べ、弁当よ。お昼食べるにも、近くにお店ないじゃない。 そ、それに・・・、最後の大会なんだし、せっかくだから・・・」 あー!!やっぱり恥ずかしいっ!! って、あれ?日下部?何かポワーっとしてない? 「く、日下部? どうしたの?」 「へ? あ、いやいやいや!! ありがと! これで負けねぇぞー!!」 「か、勘違いしないでよ! わ、私の分のついでにあんたのも作っただけなんだからね!」 「ん? いいっていいって。作ってきてくれたことが嬉しいんだぜ」 「う・・・。そ、そう?」 なーんか調子くるうのよね・・・。 その時、出場選手を呼ぶアナウンスが流れた。 「おっ?予選が始まるみたいだな。んじゃ、ちょっと行ってくるよ」 「あ、うん。 がんばってきなさいよ」 「おう!まかせとけ!」 私から離れ、監督らしき人の所に向かった日下部は、何か指示を受けているみたいで、真剣な顔でそれにうなずいて、他の選手が並んでいるスタート位置に向かっていった。 全員がポジションに着き、しばしの沈黙の後、電子音が聞こえ、日下部たちは一斉に走り出した。 日下部の走る姿を見るのはこの日が初めてだった。日下部は背筋を伸ばして正面を見据えたまま、前を行く選手を次々に追い抜いていった。その姿がとてもかっこよくて、私はさっきと同じように胸がドキドキしていた。 結果日下部は1位でゴールをした。 私は相変わらずドキドキしていたけれど、できるだけそれを悟られないように平静を装いながら、陸上部の仲間と話している日下部のところへ向かった。 「おつかれ。あんた結構やるのねー」 「そりゃあ、ずっと部活やってたんだぜ。簡単には負けないよ」 「その代わり勉強は全然だけどね」 「うっ・・・。それを言うなって」 「ふふふ。冗談よ。 でも、その、日下部のこと・・・ちょっと見直したわ」 「にゃはは。まぁな。 それに柊が見に来て・・・」 「え?な、何て言ったの?」 「な、なんでもねぇよ。 っと、次の予選か」 「へ?まだ走るの?」 「んー。そうだよ。あと2回走って、残ってたら決勝だ」 「ふーん。すぐに決まるわけじゃないんだ?」 「まあな。そいじゃあ、行ってくるよ」 「うん。がんばってね」 その後も日下部は順調に勝ちあがり、決勝までくることができた。 さすがに緊張したような顔はしていたけれど、スタート前の様子は落ち着いていて、どこか頼もしく見えた。 スタートの音と同時に選手達は走り出した。 少し出遅れた日下部は、始め4番手辺りを走っていたけれど、最初の時と同じように前の選手を抜かしていき、そのまま1番前を走っていた選手との差を、徐々に詰めていった。 ゴールまであと僅かという距離で日下部がその選手と並びそうになった時、思わず私は大声で叫んでいた。 「もう少し・・・。 がんばれー!!日下部ー!!」 ゴールの瞬間、本当に僅差だったけれど、日下部の身体はわずかに届かなかった。 走り終えた日下部は、中腰の姿勢で膝に手を置いたまま動こうとせず、そんな日下部のところにすぐにでも行きたかったけれど、私よりも先に陸上部のメンバーが近づいて行くのが見えたから、私はその様子をただ見ていることしかできなかった。 首にタオルをかけられ、言葉を交わしている日下部の顔には、いつもの笑顔があったけれど、どこか寂しそうにも見えた。 話を終えた日下部は、そんな寂しそうな笑顔のまま、ゆっくりと私の方へ歩いてきた。 「あーあ。負けちまった・・・」 私はそんな日下部になんて声をかけたらいいのか、すぐには言葉が見つからず、結局、ありきたりな言葉しかかけられなかった。 「残念・・・だったわね・・・」 「ああ・・・。 ま、しゃーないよ。 今までは表彰台に上がれなかったんだから、これだけでも充分だよ」 「日下部・・・」 「そんな顔すんなって。柊が応援してくれたからがんばれたんだ」 「う、うん・・・」 「・・・。 試合終わったらなんかトイレ行きたくなっちゃった」 「おまっ、この場面でそんなこと言うか普通?」 「しゃーねーじゃん。ずっと緊張しっぱなしだったんだぜ?ま、ちょっと行ってくるよ」 「ったく・・・」 日下部はいつもと同じようにバカみたいな話をしていたけれど、でも、どこか無理をしているようにも感じた。 それにトイレに向かっていく日下部の後姿が妙に寂しげで、私はそっと後をつけた。 「日下部は・・・。あっ、いた」 しばらく探すと、トイレの前の水道で顔を洗っている日下部を見つけた。 私は声をかけようとして近づいていったけれど、水道の縁に手をかけてうつむいたままの日下部を見て、すぐには声がでなかった。 「うう・・・ひっ・・な・・何でだよ・・・あと少しだったのに・・・・・。 あやのにまでお願いして・・やっと柊のこと誘えたのに・・・。 こんなときくらい・・・うぅぅ・・勝たせてくれよ・・・」 うつむいたままの日下部の目から、大きな涙の粒が次々と落ちていた。 それを見たら、胸の奥を締めつけられる苦しさを感じて、気がついたら声をかけていた。 「日下部・・・・」 「ん? あっ!柊? わわわ! あ、あの、ちょ、ちょーっと顔洗ってたんだ。さっきの試合で汗かいちゃったからさー」 「日下部・・・」 ―なんでごまかすの? 「いやー、やっぱ優勝すんのは厳しいな。上には上がいるもんだ」 「日下部・・」 ―なんで正直に話してくれないの? 「ま、これで、あとは受験だけ―」 「日下部」 ―なんで峰岸にするみたく私には泣きついてくれないの? 色々言いたいことが胸の奥から飛び出しそうになっていたけれど、私はどうしても言葉にすることはできなかった。 それがどうしようもないくらいもどかしくて、でも日下部には伝えたくて・・・。 「日下部!!」 私は、ただ一方的に話すだけの日下部にも、そして気持ちを言えない自分にも段々腹が立ってきて、思わず大声で叫んだ。 「な、なんだよ・・・」 驚いた日下部は不安げな表情を見せるとそのままうつむいてしまい、私も頭が真っ白になって何も言えなかった。 重苦しい沈黙の後、なぜかはわからないけれど、自分でも驚くくらい自然に日下部を抱き寄せた。 「ひ、柊?」 日下部は戸惑ったみたいで、少しだけ身体を強張らせたけれど、別に抵抗はしなかった。 そのまま自分の胸に日下部の頭を持ってきて抱きしめると、さっきまで怒っていた気持ちがゆっくりと消えていった。 「日下部・・・・。あんた、すごくがんばったんだよね・・・。かっこよかったよ」 色々不満とかむかつくことはあったけれど、日下部の頭を撫でているとそんな気持ちはなくなって、自然と優しい言葉が口からでてきた。 「・・・う、うん・・。わ・・たし・・が・・がんばったんだ・・・。 柊・・・の・・ために・・・すご・・く・・が・・がんば・・・った・・。 ・・・・う・・うわああああああああああ!!ひーらぎぃー!!!」 日下部は私の胸の中で、まるで子どもみたいに大きな声を出して泣いた。 私はそんな日下部がたまらなく愛おしかった。今までがんばって部活に打ち込んできた日下部が・・・。 ―そして、私のためにがんばってくれた日下部が。 そっと口の中でつぶやいた。 「ありがとう・・・。日下部・・・」 泣いている日下部からは、汗と制汗スプレーの香りがした。 その香りを嗅ぎながら日下部の頭を撫でているとすごく幸せな気持ちになって、その時、私は自分がずっと日下部にしたかったことを今しているんだってことに気がついた。 しばらくして落ち着いた日下部を連れて、木陰のベンチに向かった。 調度お昼時だったからか周りには誰もいなくて、セミの鳴き声がうるさいくらいに感じた。 「少し落ち着いた?」 「あ、う、うん。 ・・・泣いたりして悪かったな」 「いいのよ。中学校から陸上一本で来たんだもんね」 「それもあるけどな・・・」 日下部は何かを含んだまま黙ってしまい、気まずい沈黙が流れたけど、私の中では心臓が大きな音で脈打っていた。 さっき日下部が言っていたことの理由が聞きたくて・・・。 「ね、ねえ・・・。どうして・・・私のために・・がんばってくれたの?」 思い切って聞いてみると、日下部は驚いた顔で私の方を向いて、みるみるうちに赤くなっていった。 なんかその顔を見たら、どうにも恥ずかしくなっちゃって、わざと視線を逸らしてうつむいた。 しばらくすると、横から日下部の真剣な声が聞こえてきた。 「あ、あのな、柊・・・。じ、実は、前から」 え?え? く、日下部?ちょっ、ちょっと!待ー 「柊のことが・・・す」 ぐ~~~~~~~~~~~~~~~ 「き・・・。 へ?」 は?お腹の音?だ、だれ? って私?! 「う、うわああああぁぁぁぁっ!!!!!! い、今のなしっ!!なしだから!!」 「は?腹、減ったの?」 「ちょっ!!そそそ、そんなことないって!!何でもないんだったら!!」 「い、いや、今のは腹の音だろ?」 「も、もー!!何でこんな時に鳴るのよー!!!」 確かに日下部の弁当作ってて時間なくなっちゃったから朝ごはん食べてないけどさー!! 何でこのタイミングなのよ!!!!思いっきりフラグへし折ってんじゃん!! 「あははははははは」 「ちょっと!! わ、笑うな! ね、ねぇ?さっきの続きは?」 日下部は大笑いしてるし、私はなんとかさっきの雰囲気に戻したくてしどろもどろだし。 もー!!!バカバカバカ!!!私のKY!!何でいざって時にこんなんなのよ!!!!! 「もう良いじゃんよ~。いい加減、腹減ったよ~」 「さっきまでのシリアスな雰囲気はどこ行ったのよ!!」 「え~?そうだっけ~?」 「あんたねー、久しぶりに真面目になったと思ったのにもうこれか・・・」 「まぁまぁ。それも柊の腹の音で終止符が打たれたと」 「くっ・・。ホントのことだから何も言えない・・・」 「なぁ、話は終わりにして一緒にご飯食べようぜ」 「うぅぅ・・・。わ、わかったわよ! でも、後でちゃんと続き聞かせなさいよ!」 「よーし!じゃあ、早速弁当食べようぜ。楽しみだな~。柊の弁当~」 「って、人の話を聞けー!!!!!」 はぁ・・・。自分のせいだけど、なんだか日下部のペースにもろはまっちゃった。 日下部はいつものにやけ顔に戻っちゃったからたぶんこれ以上言ってもダメだろうし、私もお腹が空いていてこれ以上無駄なエネルギーは使いたくなかった。 でも・・・、はっきりとは言われなかったけど・・・日下部も私と同じ気持ちなのかな?でもこれって自惚れ? うーん・・・。でも日下部も部活は終わるし、これからもっと一緒にいられる時間は増えるよね?今度はちゃんと聞きたいな・・・。 その後は、一旦弁当を取りに行ってから、さっきのベンチに戻ってお昼にした。 「おー!! ミートボールだー!!」 「あ、あんたがミートボール食べたいって言ってたから私も食べたくなっただけよ」 「へへー。うれしいなー。ひーらぎはやっぱり優しいよなー」 「そ、そんなに喜ぶとは思わなかったわ」 「ありがとな。ひーらぎ」 「う・・・。べ、べつにあんたのために作ったわけじゃないけどさ・・・」 そうは言っても、まるでお母さんが作ったお弁当を見る幼稚園児みたいに満面の笑みを浮かべている日下部を見ると、がんばって作ってきて良かったなって思ったし、それに、 私の作った弁当をご機嫌に食べている日下部を見ていると、なんだかとっても幸せな気分になった。 「あーん・・・もぐもぐ・・・ごっくん・・・。 うん、うめぇなー。ひーらぎって料理苦手って言ってたけど なかなかやるじゃ― あっ!!」 日下部はいつもよりも話に熱中しすぎたのか、ふとしたはずみに箸からミートボールが落ちてしまった。 「あちゃー、落っこっちゃったわね。 ねぇ、3秒ルールは?」ニヤニヤ 「みゅぅ・・・。さすがに外は勘弁してくれよ。・・・ごめん」 「まぁ、仕方ないじゃない」 「・・・これさ、ひーらぎが作ってくれたんだよな・・・」 「ち、違うわよ!ミートボールはつかさが―」 「形がいびつだぞ」 「いっ!? いびつで悪かったわね!!!」 「・・・な?」 「うっ・・・」 「だからさ・・・。ホントは全部食べたかったんだ。・・・ごめん、柊・・・」 日下部は目を潤ませて私を見上げながらそう言った。 本当にすまなそうな、そして心細そうな、普段だったら絶対に見せない顔をしている日下部があまりに可愛くて、 不覚にも私は思わず見惚れていた。 (ぐはっ!か、かわいい・・・。くそー!峰岸はいつもこんな顔見てたのか!!羨ましい・・・。) 「ひ、ひーらぎ?どうした?」 「は?え?い、いや。そ、そんなに気にしなくていいわよ!どうせまた作ればいいんだし」 「ホントか?また作ってくれるのか?」 「え、あ、まぁ、気が向いたらね」 「よかったー。もう食べられねぇなら、拾って食べちゃおうかと思ってたんだ」 「ちょっ!それはやめとけ。腹壊すから」 「だよなー」 「当たり前だろ」 「で、いつ作ってくれるんだ?明日?」 「調子に乗るな!!」 機嫌の直った日下部は、その後は妙に慎重にミートボールをつまんで口に運んでいた。 ちょっと極端だけど、そこまで大切に食べてくれるんだったら悪い気はしないわね。近いうちにまた作ろうかな・・・。 「ごちそうさまー。 はー。食ったら眠くなってきたな。・・・ちょっと膝貸して?」 「え?おいおい、ちょっと待―」 弁当を食べ終わると日下部は大きく伸びをして、私が止めるのも聞かず太ももの上に頭を乗せた。 いきなりだったからちょっとびっくりしたけど、でも、日下部が自然な感じで甘えてきてくれたのがすごく嬉しかった。 「うーん。ひーらぎの膝って気持ちいいなー」 「ったく。今日だけだからね」 「んー。 嫌だよ。またしてくれよ」 「峰岸にしてもらえばいいじゃない?」 「あやのはしてくれないよ。それにあたしはひーらぎにしてもらいたいんだ」 日下部?何か今、結構重要なこと言ってなかった? 「へ?ちょ、そ、それってどういう意味なの?」 「ふふ。ひ・み・つ。 それに学校じゃこんなことしてくんねぇじゃん?」 「あ、当たり前じゃない!」 「そうだよなー。ちびっ子もいるもんなー」 「え?こ、こなたは関係ないでしょ。人前でそんなことできないってことよ」 「そう言って、ちびっ子にはしてるんじゃないのか?」 「そ、そんなことしたことないわよ!!」 「ふーん・・・。じゃあ、何で今してくれるんだ?」 「え? そ、それは・・・」 正直言葉に詰まった。まさか、『日下部が好きだからするのよ』なんてことは言えないし。 あー、でも言っちゃった方がすっきりするのよね・・・。それだったら何も気にしなくていいし。 それにこの距離ならいきなり日下部にチューしちゃうってのもアリよね・・・。 って何を考えてるんだ私は!!まだ明るいのに・・じゃなくて!それはいきなりすぎるだろ!! 常識的に考えて!! 「そ、その・・ご・ご・・ご褒美よ!ご褒美!! 日下部ががんばったご褒美!」 「ご褒美」という言葉が日下部には効果覿面だったらしい。思わず膝から頭をあげて、目をキラキラさせながら私の顔を覗き込んできた。 ったくガキなんだから・・・。 「じゃあ、また何かでがんばったらしてくれるのか?」 「そ、そうねぇ・・・。考えてみてもいいわよ・・」 「よし!!じゃあ、今度は勉強でがんばる!!」 「受験生なんだから勉強がんばるのは当たり前だろ!!」 「えー。いいじゃんいいじゃん。そういうこというなよー」 「はぁー。 ったく。なんであんたはいっつもそうなのかねぇ」 「じゃあさ、今度あやのも誘って3人で勉強しようぜ。 ひーらぎとあやのに教えてもらえれば勉強もはかどるし、がんばれそうじゃん?」 「ま、まぁ、そうよね。わ、私は、べ、別にいいけど・・・」 なんでここで峰岸もってくるかなー。ったくこっちの気持ち考えろって!! あ、でも自分ではぐらかしちゃったんだっけ。・・・はぁ・・・。 「ようし、決まりだな。じゃあ、そんときがんばったらまた膝枕してくれよな」 「バ、バカ言ってんじゃないわよ! 峰岸がいたらできるわけないでしょ!!」 「んー? じゃあ、あやのがいなかったらいいのか?」 「そ、そういう意味じゃ・・・・」 鋭いつっこみに思わず言葉が出ない私を見て、日下部は勝ち誇ったような顔をしていた。 く~!!あっそう! それなら膝枕よりすごいご褒美あげようじゃないの!!日下部が泣いて叫ぶくらいのさ!! ・・・・って自重しろ、私・・・。 「ふふふ。ま、いっか。勉強がんばればご褒美くれるってことで」 「だから、一人で納得するな!!」 「いいじゃんかよー。だってひーらぎにご褒美もらいたいもんなー」 「ま、待ちなさいよ。誰も絶対あげるって言ってないじゃない」 「へへー。そうはいかないぜ。約束したからよー。ひーらぎは約束したら守ってくれるもんなー。優しいもんなー」 そういって日下部は口元に八重歯をのぞかせ、いたずらっぽい笑顔で空の弁当箱を指でつまみ、目の前でブラブラさせていた。 「くっ・・・!」 はぁ・・・、何でこんなの好きになっちゃったんだろ・・・。 でも、こんな日下部が私は好きなんだよなぁー・・・。バカでガキっぽくて、それでいて気持ちに真っ直ぐで。笑ったときの八重歯がかわいくて・・・。 こんなことになるんだったら、さっさと言っちゃえば良かったのかな・・・。なんか、色々自分の中で理由をつけてたけど、 結局は日下部のことを好きだっていうことが怖かったのかもしれないな。 でも、日下部が勇気を出して今日の大会に私を誘ってくれたことはよくわかったし、私のためにがんばってくれたのもわかった。 だから、次は私がそれをする番なのよね・・・。 いつまでも気持ちは誤魔化していられないもんね・・・。 そんなことをボーっと考えていると、日下部がなぜかモジモジして私の方を見ていた。 さっき丸め込まれてむかついていたところもあったから、ちょっと意地悪をするつもりで、わざと不機嫌そうな声で返してやった。 「何よ?」 「えっと、その、怒った?」 「え? ・・・べ、別に怒ってないわよ」 「そっか・・・」 「な、何よ。何か言いたいことでもあるわけ?」 「う、うーんと・・・。 もう少しだけ、膝枕してくれねぇ?」 「え?」 「いや、頭上げちゃったからさ・・・」 日下部はそう言うと、照れくさそうに顔を真っ赤にして視線をそらした。 そのしぐさがなんだか微笑ましくて、それでいてなんだかとっても嬉しくて・・・。 「ぷっ・・・あはははははは!!」 「なっ?なんで笑うんだよ!」 「あはははは・・・いやー、なんというか、日下部っぽいというかね」 「なんだよそれ! むー・・・」 そう言うと、日下部は口をあひるみたいにしてむくれた。 ふふ、照れたりむくれたり忙しいやつね。ま、レアな顔も見れたし、今日は許してあげようかな、 なんて思いつつも、そんな顔見なくたって私もしてあげたいんだけどね。 「もう。今日は特別だからね」 「え?い、いいのか?」 「いいわよ」 「ほんとに?」 「しつこいなぁ。いいって言ってんでしょ!」 私は向き合っていた日下部の頭を掴むと、そのまま自分の太ももに押し付けた。 日下部はしばらくそのまま動かなかったけれど、照れたように少しずつ向きを変えて、私の方に顔を向けた。 下から見上げる日下部の顔はさっきよりもずっと赤くなっていて、さっきまでの不安そうな顔が嘘みたいな、とびきり嬉しそうな笑顔を私にくれた。 その満点の笑顔がすごく可愛くて、やっぱり私は日下部が大好きなんだなって思った。 ・・・勉強会か・・・。途中で2人っきりになれればチャンスはあるかな・・・。 でも、今の気持ちのまま日下部に告白したら、なんか歯止め利かなくなりそうなのよねぇ・・・。 自重・・・できるかな・・私・・・。 了 Last Summer ~みさおの場合~(みさお視点) コメントフォーム 名前 コメント 欲しい コレの本が欲しい いいなこの二人 -- 名無しさん (2009-05-08 03 27 38) 販売しないの? -- mkl (2009-04-25 07 23 35) うん、いいよ!この作品 -- 15 (2009-01-26 22 45 33)
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高校最後の夏のある日、私はある大きな決心をした。 ―柊に告白をしようと。 「あの・・、あやの。ちょっと相談したいことがあるんだけど・・・いいかな?」 「うん。どうしたの?」 「あのさ、今度の日曜日のことでさ・・・」 「あ、最後の大会だよね。何時からだっけ?」 「そのことなんだけど・・・」 口ごもる私を不思議そうに見ていたあやのは、しばらくすると言いたいことを察したみたいで、小さくうなずくと私の手を引っ張ってだれもいない空き教室に連れて行った。 「もしかして・・・柊ちゃんのこと?」 「いっ!? いや、その、なんつーか・・・」 「ふふふ。やっと気持ちが固まったみたいね?」 「・・・う、うん」 「みさちゃん、長く悩んでたもんね~」 私と違って勉強ができて女の子らしい柊は私にとっての憧れで、中学の頃からずっと好きだった。 あやのも女の子らしくてかわいいし、勉強もできんだけど、どっちかっつーとお姉さんって感じかな・・・。 いつもだったら思ったことをそのまま言っちゃうんだけど、こればっかりはどうしても言えなかった。それに、柊のことが好きなんだって気がついた時、そんな自分はどっか変なんじゃないかとも思っていた。 『みさお』なんて男みたいな名前だったから、本当は自分が男だって思ってんじゃないかとか、男になりたいんじゃないかとかいろいろ考えたけれど、別に男になりたいわけじゃなかったし、あやのに『みさちゃん』って女の子っぽい名前で呼ばれるとすごく嬉しかったから、私は自分が女として柊のことが好きなんだって思った。 まぁ・・・どっちにしろ人に相談できるような話じゃなかったんだけどな・・・。 あやのにだって、こんなこと相談したらヒかれるんじゃないかって思っていたから、結局だれにも話せなかったけれど、あやのが兄貴と付き合い始めて、恋愛の話をするようになったとき、勇気を出してあやのに相談してみた。 あやのは私の話を聞いて、 『うーん・・・。みさちゃんが柊ちゃんを好きなら、それで良いんじゃないかな。同性っていうのは確かに少ないかもしれないけれど、人が人を好きになることに変わりはないんだし、と私は思うけど』 って言ってくれた。正直あんまりよくわからなかったけど、なんか・・・自分はおかしくないんだってわかって、すごくホッとした覚えがある。 それ以来、あやのに柊のことを話すようになったけど、あやのは無理に告白させようとか、変にアドバイスをすることもなくて、ただ私の話をうなずいて聞いてくれたのが一番嬉しかった。 高校に入ってからもあやのと柊はずっと同じクラスだった。柊は私たちのことをちゃんとは覚えていなかったみたいだったけど、それでも同じクラスでいられたことが、すげー嬉しかった。 でも、柊は隣のクラスに行くことが多かったし、休みの日もちびっ子と遊んでいるみたいだったから、柊はきっとちびっ子のことが好きなんだろうなって思っていた・・・。 でも、それでも柊のことを諦めることはできなくて、学校にいる時はいつも話しかけるようにしてたし、携帯で長電話したり、それに、あやのも一緒だったけど、3人で遊びに行ったりすることもあった。 柊と二人じゃ何話していいかわかんないからって、あやのには無理言って来てもらってたんだけどな・・・。 3人でお昼を食べたり、一緒に勉強したりすることもできるようにはなったけど、それでも相変わらず柊はちびっ子の方にも顔を出していて、このまんまじゃ、いつかはちびっ子に柊をとられちゃうんじゃないかって不安も感じていた。 さっさと告白しちゃえば良かったのかとも思うんだけど、どうしても柊に気持ちを伝えることは怖かった・・・。 そんな自分が嫌で、今度の大会が柊に告白する最後のチャンスだって自分に言い聞かせて、「優勝したら告白する!」ってなんとか決心した。 今まで決勝までいくことはあっても、表彰台にはどうしても上がれなかったから、結構ハードルは高いとは思う・・・だけど!! それぐらいの気持ちじゃないと、ヘタレな私が柊に告白することは無理なんじゃないかっ!! ・・・と自分を弁護してんだか奮い立たせてんだかわかんない理屈をつけて・・・。 一応、練習でも手ごたえを感じているし、ま、なんとかなるかなとは思ってんだけど。 「―ということなんだけど・・・どう、かな?」 「うん。みさちゃんがそう決心したなら私も良いと思うよ」 「そ、それでな・・・本題なんだけど・・・」 「え?」 「あ、あの、今までずっとあやのに頼りきってたから、今度は私1人でがんばりたいんだ・・・。 こんなこと言うなんて自分勝手だと思うんだけど・・・」 「・・・・・」 あやのは珍しく考え込んでいた。 それはそうだと思う。今まで柊のことで相談にのってもらったり、慰めてもらったりしていたし、それに、大会だっていつも応援しに来てくれていたのに今回だけは来ないでくれって言うのは、あまりにも自分勝手だって思うし、それであやのに嫌われても仕方ないのかなっても思う・・・。 嫌だけど・・・。 でも、最後はあやのに甘えないで自分1人でがんばりたかった。だから、あやのにはちゃんとそのことを伝えたかったし、それでもあやのが嫌だって言うなら、別な方法にしようって思っていた。 重苦しい沈黙に耐え切れなくなって私が床を見つめていると、頭の上からあやのの優しい声が聞こえた。 「みさちゃん」 「ん?」 「みさちゃんは、やっぱり優しいね」 「へ?」 「あのね・・・。私がお兄さんと付き合うようになってから、放課後一緒に帰ることも少なくしてくれたし、休みの日に遊ぶ約束しようとしても『自主トレするから』って気を遣ってくれてたよね」 「あ、い、いや・・・。ホント、練習したかっただけだよ・・・」 「ふふ。 いいよ。隠さなくても。私、いつもみさちゃんには感謝してたんだよ?」 「あやの・・・」 「だからね、私のことは気にしなくていいから、がんばって柊ちゃんを誘って」 「あ・・・、あ、あやの~!!」 それを聞いたら自然と涙が出て、思わずあやのに抱きついた。あやのはやっぱり優しいんだって。私が考えていたより、ずっとずっと優しいんだって。 5年間ずっと見に来てくれていたんだし、本当はあやのだって見に来たかったと思う。でも、それを我慢して、私のことを優先してくれたのが嬉しかった・・・。 「よしよし。みさちゃんだって5年間がんばってきたんじゃない。だから自分が幸せになることを優先していいんだよ」 「う・・ひっく・・うん・・・。・・ひっ・・あ・・ありが・・と・・。あ・やの・・」 そう言ってあやのは、いつもよりも優しく私の頭を撫でてくれた。頭を撫でられながら、きっとあやのがこんなにも優しかったから、私も柊のことを想い続けることが出来たんだなって思ったら、また涙が溢れてきた。 しばらくして私が落ち着くと、あやのと一緒に柊を誘うための相談をした。あやのは兄貴とデートっていう設定だったら自然なんじゃないかってことで話がまとまって、柊にはそれで声をかけた。 変に疑われることもなかったし、結局予定もあいていたみたいですんなりOKがもらえた。あまりにもうまくいったから思わず大声で叫んじゃったけど・・・バレてねぇよな。 競技場は家から遠いから、朝早く起きなくちゃならなかったんだけど、前日は不安と緊張でいつまでも眠れなかった。 ほんとに来てくれんのかな・・・。でも、いまさら連絡するのは気がひけるし・・・。調子に乗って弁当頼むとか言っちゃったし・・・。 うわー!心配だー! 頼むよぉ。きてくれよぉ、ひいらぎぃ・・・。 それでもなんとか明け方に寝付くことができて、睡眠時間は少なかったけれど、朝起きた時、いつもより頭がすっきりしているような気がした。 競技場に着いてアップをしていると、グランドの端の方に柊が立っているのが見えた。柊は白いノースリーブのシャツに大き目の青いネクタイをしめてスカートをはいていた。普段の制服とは違っていつもよりも女の子っぽくて、なんだかまぶしかった。 なんかそれを見ただけですげー嬉しくなって、大きな声で名前を呼びながら柊のところまで走った。 「おーい!ひーらぎー! 来てくれたんだな」 「ま、まあね。約束したし」 「ありがと。あれ?それなんだ?」 「え?あ、その、べ、弁当よ。お昼食べるにも、近くにお店ないじゃない。 そ、それに・・・、最後の大会なんだし、せっかくだから・・・」 ホントに弁当作ってきてくれたんだ!これじゃ負けらんねぇよな。 ぃよしっ!!ここはばっちり優勝して、その後は・・・ 『柊! 前から好きだったんだ!私と付き合ってくれ!』 『私も好きだよ・・・。日下部・・・』 『うぉー!! ひーらぎー!!』ガバッ 『ちょっ、ちょっと、みんないるのに・・・ダ、ダメだってば・・。ぁ、あん・・・』 くふふ。なんてなー。弁当と一緒に柊もたっぷりいただいて・・・ 「く、日下部? どうしたの?」 「へ? あ、いやいやいや!! ありがと! これで負けねぇぞー!!」 「か、勘違いしないでよ! わ、私の分のついでにあんたのも作っただけなんだからね!」 これがちびっ子が言っていたツンデレってやつなんだな。うーん、ちびっ子の気持ちがわかる・・・気がする。 「ん? いいっていいって。作ってきてくれたってことが嬉しいんだぜ」 「う・・・。そ、そう?」 その時、出場選手を呼ぶアナウンスが流れた。ホントは照れてる柊がもっと見てたかったけど、それじゃあ本末転倒だよな。後ろ髪を引かれる思いで、なんとか気持ちを切り替えた。 「おっ?予選が始まるみたいだな。んじゃ、ちょっと行ってくるよ」 「あ、うん。 がんばってきなさいよ」 「おう!まかせとけ!」 柊の声を聞いて、身体の芯が熱くなった。今日は負ける気がしないぜ。 スタート位置に行くと、周りは今まで負けたことがないやつらばかりだったから少し安心したけれど、でもやっぱり最初は緊張する。 どうしてもスタートが遅れるから、そこだけは気をつけねーと。 位置についてスタートの合図を待つ。 よし、スタートはバッチリだ。それに今日はなんだか身体が軽くて、面白いように前を走るやつらを抜かせる。 やっぱりひいらぎが来てくれると違うのかな・・・。あ、でもあやのが来てたから負けてたってわけじゃないぜ。 最初の予選を1位で通過して陸上部のやつらと話していると、柊がやってくるのが見えた。少し顔が赤いように見えたけど、今日は結構暑いからか? 「おつかれ。あんた結構やるのねー」 「そりゃあ、ずっと部活やってたんだぜ。簡単には負けないよ」 「その代わり勉強は全然だけどね」 「うっ・・・。それを言うなって」 「ふふふ。冗談よ。 でも、その、日下部のこと・・・ちょっと見直したわ」 「にゃはは。まぁな。それに柊が見にきて・・・」 うわ!口が滑った! 「え?な、何て言ったの?」 「な、なんでもねぇよ。 っと、次の予選か」 「へ?まだ走るの?」 「んー。そうだよ。あと2回走って、残ってたら決勝だ」 「ふーん。すぐに決まるわけじゃないんだ?」 「まあな。そいじゃあ、行ってくるよ」 「うん。がんばってね」 ふぅ・・・。呼び出しかかって助かった~。お楽しみは最後までとっておかないとな。 んで、特にやばいこともなく、順調に予選をクリアーして、ついに決勝まできた。さすがに緊張するなぁ・・・。 しかも周りはいつも上位に入ってくるやつらばっかりだし・・・。でも柊をおいしくいただくためにも負けらんねーぞ! でも、少し気合が入りすぎたのかスタートで少し出遅れた。 いつもだったらそのまま前には行けないんだけど、今日は違っていた。自分でも驚くくらい足が前に出たし、前を走っているやつらが次々に視界から消えていって、最後に先頭を走るやつの背中も段々近づいてきた ・・・けど、どうしてもその距離は縮まらなかった。 ゴールまであと少し・・・。く・・やっぱり届かないか・・・ 「がんばれー!!日下部ー!!」 その時柊の声が聞こえたような気がした。 ダメだ!!勝って柊に気持ちを伝えるんだ!! ゴール寸前、思い切りトラックを蹴って前に出た。 前のめりになってゴールして、すぐに振り向いたら、さっきのやつが両手を挙げて喜んでいるのが見えた。自分は負けたんだってわかったら、その瞬間頭が真っ白になって、顔をあげる気力もなかった。 どれくらいそうしていたのかわかんないけど、気がついたら陸上部のやつが首にタオルをかけてくれていた。『惜しかったな』とか言っていたみたいだけど、 それよりも柊のことが気になって見てみると、なんだか困ったような顔でこっちを見ていた。 「あーあ。負けちまったよ」 柊は相変わらず困ったような顔で私を見ていた。そんな柊の顔を見ていたら泣きそうになったけど、柊に心配かけたくなかったから、笑顔を作って近づいて、できるだけ明るい声で話しかけた。 「残念・・・だったわね・・・」 「ああ・・・。 ま、しゃーないよ。 今までは表彰台に上がれなかったんだから、これだけでも充分だよ」 「日下部・・・」 「そんな顔すんなって。柊が応援してくれたからがんばれたんだ」 「う、うん・・・」 「・・・。 試合終わったらなんかトイレ行きたくなっちゃった」 「おまっ、この場面でそんなこと言うか普通?」 「しゃーねーじゃん。ずっと緊張しっぱなしだったんだぜ?ま、ちょっと行ってくるよ」 「ったく・・・」 それ以上柊と話していたら泣いちゃいそうだったから、適当にごまかしてトイレに行った。水道の水はぬるかったけど、走った後で汗をかいていたから顔を洗ったら結構気持ちよかった。 がんばったけど、だめだったな・・・。 あんな顔させたくなかったのに・・・。笑顔で一緒に笑いたかったのに・・・。 そう考えたら途端に涙が溢れてきた。 「うう・・・ひっ・・な・・何でだよ・・・あと少しだったのに・・・・・。 あやのにまでお願いして・・やっと柊のこと誘えたのに・・・。 こんなときくらい・・・うぅぅ・・勝たせてくれよ・・・」 その時、いきなり後ろから声をかけられた。最初はよくわからなかったけど、それが柊だってわかったらすげー焦って、でも必死に誤魔化そうとして口からは次々と言葉が出た。 「日下部・・・・」 「ん? あっ!柊? わわわ! あ、あの、ちょ、ちょーっと顔洗ってたんだ。 さっきの試合で汗かいちゃったからさー」 ―こんなんじゃ柊に告白なんてできないよ・・・。 「日下部・・・」 「いやー、やっぱ優勝すんのは厳しいな。上には上がいるもんだ」 ―優勝できなかったんだから・・・。 「日下部・・」 「ま、これで、あとは受験だけ―」 ―ちびっ子にだってかなわない・・・。 「日下部!!」 柊は突然大きな声で叫んで睨んだ。 「な、なんだよ・・・」 何か悪いことしたのか?それとも何か怒らせるようなことを言ったのか? 頭の中でいろんな言葉がグルグル回っていたけど全然わからなくて、何も言えずに私はうつむいた。 どれくらいそうしていたのかはわからないけど、しばらくして柊が近づいてくるのがわかった。そしたら頭に腕を回されて、いきなり柊に抱きしめられた。 「ひ、柊?」 な、何で?意味わかんねーよ!!さっきまで怒ってたんじゃねーの? 驚いて何も言えないでいると、上から柊の優しい声が聞こえた。 「日下部・・・・。あんた、すごくがんばったんだよね・・・。かっこよかったよ」 そう言われて頭を撫でられた途端、今まで我慢しようとしていた気持ちの代わりに温かい気持ちが胸に湧いてきて、抑えようと思っていた涙がどんどん溢れてきた。 「・・・う、うん・・。わ・・たし・・が・・がんばったんだ・・・。 柊・・・の・・ために・・・すご・・く・・が・・がんばっ・・・た・・。 ・・・・う・・うわああああああああああ!!ひーらぎぃー!!!」 あやのにだってこんなに大声で泣いたことはなかったんじゃないかってくらい、大きな声で泣いた。 柊は泣いている私の頭をずっと撫でてくれていて、あやのとは違ったけれど、でもあやのに撫でられるよりずっと嬉しかった。 頭を撫でられながら、柊からは良い香りがした。それを嗅いでいたらすごく落ち着いて、その時、ずっと柊にして欲しかったことを今されているんだってことに気がついた。 一通り泣いて落ち着いた私は、柊に連れられて木陰のベンチに座った。 「日下部、少し落ち着いた?」 「あ、う、うん。 泣いたりして悪かったな」 「いいのよ。中学校から陸上一本で来たんだもんね」 「それもあるけどな・・・」 『ほんとは柊に告白したかったからなんだ』とは、ちょっと言えねーかなー・・・。なんて考えていると、柊が突然話しかけてきた。 「ね、ねえ・・・。どうして・・・私のために・・がんばってくれたの?」 驚いて柊の顔を見ると、真っ赤な顔で視線を逸らした。 あ!さっき泣きながら言っちゃったんだ!うわっ、どうしよ・・・。むむむ。このまま誤魔化すのが良いのか、それとも告白するチャンスなのか・・・。 うーん・・・。でも、ここまできたら言うしかねーよな!! 「あ、あのな、柊・・・。じ、実は、前から」 柊はなんだか驚いたような顔で口をパクパクさせて、顔はどんどん赤くなってきていたけど、それでもかまわず言葉を続けた。 「柊のことが・・・す」 ぐ~~~~~~~~~~~~~~~ 「き・・・。 へ?」 な、なんだ?今の音? 「う、うわあああああぁぁぁぁっ!!!!!! い、今のなしっ!!なしだから!!」 「は?腹、減ったの?」 「ちょっ!!そそそ、そんなことないって!!何でもないんだったら!!」 「い、いや、今のは腹の音だろ?」 「も、もー!!何でこんな時に鳴るのよー!!!」 「あははははははは」 「ちょっと!! わ、笑うな! ね、ねぇ?さっきの続きは?」 焦ってる柊が妙におかしくて、思い切り笑ったらなんだか気持ちがすっきりしちゃった。 それにそういうこと言う雰囲気じゃなくなっちゃったな。ま、いっか。腹も減ったし。 「もう良いじゃんよ~。いい加減、腹減ったよ~」 「さっきまでのシリアスな雰囲気はどこ行ったのよ!!」 「え~?そうだっけ~?」 「あんたねー、久しぶりに真面目になったと思ったのにもうこれか・・・」 「まぁまぁ。それも柊の腹の音で終止符が打たれたと」 「くっ・・。ホントのことだから何も言えない・・・」 「なぁ、話は終わりにして一緒にご飯食べようぜ」 「うぅぅ・・・。わ、わかったわよ! でも、後でちゃんと続き聞かせなさいよ!」 「よーし!じゃあ、早速弁当食べようぜ。楽しみだな~。柊の弁当~」 「って、人の話を聞けー!!!!!」 なんだか有耶無耶になって終わっちゃったけど、でも、あれだけでも変にすっきりしちゃったな。 柊の気持ちはわかんなかったけど、何かまんざらでもなかったみたいだし、今はお腹が空いたからいいや。後で考えよ。 それにこれから部活もないから、もっと柊といられる時間も増えるんだし、そのうちチャンスはあるよ。 柊はちゃんとミートボールを作ってきてくれて、形がいびつだったから柊が作ったこともすぐにわかった。 でもとってもおいしくて、残さず食べた。 まぁ、1つ落っことしちゃったけど・・・。みゅぅ・・・ 「ごちそうさまー。 はー。食ったら眠くなってきたなー。・・・ちょっと膝貸して?」 「え?おいおい、ちょっと待―」 ちょっとやりすぎかなっても思ったけど、別に嫌がらなかったからそのまま頭を乗せちゃった。柊も怒らなかったから大丈夫だよな? 「うーん。ひーらぎの膝って気持ちいいなー」 「ったく。今日だけだからね」 「んー。 嫌だよ。またしてくれよ」 「峰岸にしてもらえばいいじゃない?」 その時、魔が差したというか、なんか柊のことをからかいたくなった。 「あやのはしてくれないよ。それにわたしはひーらぎにしてもらいたいんだ」 「へ?ちょ、そ、それってどういう意味なの?」 くふふ。焦ってる焦ってる。 「ふふ。ひ・み・つ。 それに学校じゃこんなことしてくんねぇじゃん?」 「あ、当たり前じゃない!」 せっかくだしちびっ子のことも聞いてみちゃおうかなー。 「そうだよなー。ちびっ子もいるもんなー」 「え?こ、こなたは関係ないでしょ。人前でそんなことできないってことよ」 「そう言って、ちびっ子にはしてるんじゃないのか?」 「そ、そんなことしたことないわよ!!」 「ふーん・・・。じゃあ、何で今してくれるんだ?」 「え? そ、それは・・・」 柊はあたふたして困ったような顔をしていた。んん?どうなんだい? 「そ、その・・ご・ご・・ご褒美よ!ご褒美!! 日下部ががんばったご褒美!」 ご褒美!ああ、なんて魅力的な言葉なんだ! 思わず頭をあげて柊の顔を覗き込む。 「じゃあ、また何かでがんばったらしてくれるのか?」 「そ、そうねぇ・・・。考えてみてもいいわよ・・」 「よし!!じゃあ、今度は勉強でがんばる!!」 「受験生なんだから勉強がんばるのは当たり前だろ!!」 「えー。いいじゃんいいじゃん。そういうこというなよー」 「はぁ。 ったく。なんであんたはいっつもそうなのかねぇ」 「じゃあさ、今度あやのも誘って3人で勉強しようぜ。ひーらぎとあやのに教えてもらえれば勉強もはかどるし、がんばれそうじゃん?」 「ま、まぁ、そうよね。わ、私は、べ、別にいいけど・・・」 あやのがお菓子を作って、それで勉強がんばって、その後柊から「ご褒美!」もらって。いやー、これぞ一石二鳥!!やっぱわたしって天才? 「ようし、決まりだな。じゃあ、そんときがんばったらまた膝枕してくれよな」 「バ、バカ言ってんじゃないわよ! 峰岸がいたらできるわけないでしょ!!」 「んー? じゃあ、あやのがいなかったらいいのか?」 「そ、そういう意味じゃ・・・・」 「ふふふ。ま、いっか。勉強がんばればご褒美くれるってことで」 「だから、一人で納得するな!!」 「いいじゃんかよー。だってひーらぎにご褒美もらいたいもんなー」 「ま、待ちなさいよ。誰も絶対あげるって言ってないじゃない!」 「へへー。そうはいかないぜ。約束したからよー。ひーらぎは約束したら守ってくれるもんなー。優しいもんなー」 柊の目の前でからの弁当箱をブラブラさせてみた。な?柊は優しいんだよなー? 「くっ・・・!」 やったー!久しぶりに柊をやりこめたぞ!!いやー、なかなか気分がいいもんだね。 ・・・はっ!!つい頭あげちゃった。もっと柊の膝を堪能してたかったのに・・・。ここからもう1回膝枕頼むのはちょっと難しいかな・・・。でも次いつしてもらえるかわかんねーし・・・。うーん・・・。 言おうか言うまいか悩んでいると、柊が不機嫌そうな声で聞いてきた。 「何よ?」 「えっと、その、怒った?」 「え? ・・・べ、別に怒ってないわよ」 「そっか・・・」 「な、何よ。何か言いたいことでもあるわけ?」 「う、うーんと・・・。 もう少しだけ、膝枕してくれねぇ?」 「え?」 「いや、頭上げちゃったからさ・・・」 勇気をだして言ったら、柊は一瞬棒を飲み込んだみたいな顔になったけど、次の瞬間には思い切り笑っていた。 「ぷっ・・・あはははははは!!」 「なっ?なんで笑うんだよ!」 「あはははは・・・いやー、なんというか、日下部っぽいというかね」 「なんだよそれ! むー・・・」 なんで涙ぐんでんだ?そんなに変なこと言ったかな? 「もう。今日は特別だからね」 「え?い、いいのか?」 「いいわよ」 「ほんとに?」 「しつこいなぁ。いいって言ってんでしょ!」 柊はそういうと、私の頭を掴んでいきなり太ももに押し付けた。 う、うおっ!!やわらけー。 で、でも、こっから柊に顔を向けるのはちょっと恥ずかしいな・・・。どんな顔すればいいんだ・・・。 おずおずと柊の方を見てみると、そこには赤い顔ですごく嬉しそうに笑う柊の顔があっって、そんな今日のお日様みたいな柊の笑顔を見たら、私もすごく嬉しくなって自然と笑顔になった。 そのまま一緒に笑いあっていたら、やっぱり私は柊のことが大好きなんだなって思った。 表彰式の時も柊は待っていてくれて、表彰台から応援席に向かって手を振ると、少し照れたように小さく振り返してくれた。 帰りの電車ではいつもと同じように話していたけど、なんか、どっか違う感じがしてた。 どこが違うのかって聞かれると難しいんだけど・・・。うーん・・・もっと仲良しになった?みたいな。 家に着くと、あやのの靴があって、兄貴に会いにきてたんだなって思った。ホントにデートしてたのか。やるなぁ、あやの。 「ただいまー。来てたんだ?」 「あ、おかえり。どうだった?」 「いやー、決勝まで行ったんだけどな。結局2位だったよ」 「そっかー。惜しかったね・・・。それと・・・もう一つの方はどうなったの?」 「え? あ、あの・・・」 「ん?」 「あ、いや、告白はできなかったけど・・・」 「けど?」 別に恋人になったとかそういうことはなかったんだけど、なんだか自然と笑みがこぼれちゃう。あやのも何かわかったみたいで、私と同じ笑顔を返してくれた。 何か色々ありすぎてどこから話せばいいのかわかんないけど、今日は夕飯食ってくだろうし話が長くなっても大丈夫だよな?聞いてくれよ。あやの。 「それがさー。今日柊が・・・」 了 Last Summer ~かがみの場合~(かがみ視点) コメントフォーム 名前 コメント 最高の気分だ。本当にありがとう -- 名無しさん (2010-02-13 04 24 53) みさかが最高やあああ -- 名無しさん (2009-08-04 04 57 54) めっちゃ泣ける・・・ けどみさおは負けん! -- mkl (2009-04-25 23 27 54) スゲェェェ! -- 名無しさん (2009-04-01 08 22 02)