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beatmania IIDX 作品情報 シリーズ公式HP http //www.konami.jp/bemani/bm2dx/ 36枚 虎大和1 虎大和2 虎大和3 虎大和4 虎大和5 虎大和6 タフィ タルト 慧靂 Lucy01 Lucy02 Lucy03 Lucy04 DUE TOMORROW SigSig(青) SigSig(赤) SigSig(黄) LOVE SHINE ver ユーズ ナイア セリカ 士郎 サイレン デュエル ニクス 孔雀 エリカ ジルチ リリス 識 ケイナ 慧靂 セム ツガル ダルマ 彩葉 英利
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登録日:2011/03/28 Mon 14 40 18 更新日:2024/05/06 Mon 00 31 56NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 7つのボタンとプラス皿←DPならばその二倍 7鍵 BEMANI BEMANI一のガチンコ系←でも意外とフレンドリー KONAMI beatmania beatmaniaIIDX e-AMUSEMENT ぶっちゃけDJシミュレーションではない ゲーム コナミ 弐寺 音ゲー 7 つのボタンとプラス皿、DP ならばその 2 倍 by L.E.D ◎∴'∴ ∴'∴◎ ●目次 ◆概要 ◆難易度などのシステム◇基本ルール ◇プレイスタイル ◇難易度とレベルについて ◆ゲームモード ◆代表的な楽曲◇5.1.1. ◇GAMBOL ◇.59 ◇THE SAFARI ◇GOBBLE ◇V ◇airflow ◇quasar ◇Narcissus At Oasis ◇AA ◇gigadelic ◇RED ZONE ◇冥 ◇EDEN ◇Second Heaven ◇GOLD RUSH ◇Sense 2007 ◇MENDES ◇She is my wife ◇灼熱Beach Side Bunny ◇perditus†paradisus ◇DEATH†ZIGOQ〜怒りの高速爆走野郎〜 ◇金野火織の金色提言 ◆特徴◇シンプルなルール ◇分かりやすい評価 ◇タイミング第一 ◇SPに「不可能」はない ◇「対策」より「地力」 ◇RANDOM 常用(シングルプレイ限定) ◆余談◇クリア力(クリアラー)とスコア力(スコアラー) ◇家庭用コントローラについて ◇STORYモード ◇これまでの稼働バージョン ◆概要 beatmania IIDX(以下 IIDX)とは、KONAMI の音ゲーブランド「BEMANI」シリーズのひとつ。 beatmania の後継機種であり、1999 年より稼働を開始した。 beatmania と同じように、音楽に合わせて画面上から落ちてくるオブジェクトに対応する鍵盤やターンテーブルを操作して遊ぶ。 beatmania より鍵盤が 2 個増え、7 個の鍵盤とターンテーブルを操作するようになった。 また、1P と 2P では鍵盤とターンテーブルの位置関係が逆になっている(*1)ため、操作性が大きく異なる。自分にあった方を選ぶとよい。 7 個の鍵盤とターンテーブルをブラインドタッチで同時に操作するという独特のプレイスタイルから、慣れないうちは相当難しく感じるゲームである。 しかしその分、自分のお気に入りの曲をクリア出来るようになった時の嬉しさはひとしお。 まさに「継続は力なり」という言葉を如実に表したゲームと言える。 クリアランプやDJレベルによる分かりやすい評価も好評。 19 Lincle以降は、公式HPの詳しい遊び方の最後に 過去の自分より上手くなる。beatmania IIDXの本当の面白さは、ここから始まります。 と書かれるようになり、音楽ゲームの楽しい点とはなんぞや?という質問に対する一つの答えを示している。 通称は「弐寺」や「七鍵」(*2)。 beatmania が終了し、稼働もほとんどなくなった現在では、「ビートマニア」および「ビーマニ」というと IIDX を指す場合も多い。 ただし、「ビーマニ」は beatmania を含む KONAMI 製音楽ゲームブランド「BEMANI」の読みでもあるため、 こちらとも混同される場合があるので注意。 開発当初はコンパクトな筐体の「beatmaniaII」をメインに展開する予定で、「IIDX」は大型店舗向けのデラックスモデルという位置付けであった。 しかしDX筐体の方にオペレーター人気が集中したことからこちらに一本化されたという経緯がある。 初期のタイトルロゴが「beatmaniaIITMDX」と表記されていたのはその名残。 その筐体もマイナーチェンジを繰り返しつつ20年に渡って使われてきたが、2019年に新筐体「LIGHTNING MODEL」が登場。 メインモニターが120Hzの高性能ディスプレイとなり120fpsの描画が可能となった他、その下に「プレミアムエリア」と呼ばれるタッチパネル式ディスプレイが設置されるなどフルモデルチェンジが図られた。 プレミアムエリアではコンフィグの変更、詳細なプレイデータの確認などが可能。テンキーやエフェクターなどもこちらに集約されている。 2023年現在稼動中のアーケード最新作は“beatmania IIDX 31 EPOLIS”。近未来都市をテーマとしており、後述のゲームモードに応じて建物やBGMなどが切り替わるようになっている。 家庭用は PS2 ソフトが“beatmania IIDX 3rd Style”から“beatmania IIDX 16 EMPRESS”まで移植・発売されていた。 中でも“16 EMPRESS”は、本編 EMPRESS ディスクと PREMIUM BEST DISC(ベスト版のようなもの)の 2 枚組、 収録曲数 180 曲以上という豪華仕様であり、これから IIDX を始める方にもオススメできるものであったが、 現在ではソフト・純正コントローラー共に終売している。 2015 年 12 月に Windows 用ソフトとして、新規タイトル“beatmania IIDX INFINITAS”の運営が開始された。 月額 1480 円+税で、支払いは PASELI(*3)かクレジットカードのどちらか。 月額課金に加え、一部のモードや追加楽曲パックは都度課金となっている。 PS2 版が“16 EMPRESS”までしか発売されていなかったために家庭ではプレイできなかった“17 SIRIUS”以降の楽曲も順次配信されている。 今からIIDXを家庭で遊ぶなら?という問いに対しては間違いなくこれが出てくるようになっており、現行の新純正コントローラーも非公式コントローラーもたいていINFINITAS向けに作られている。 2019年12月にiOS/Android用アプリとしてbeatmaniaIIDX ULTIMATE MOBILEの運営が開始。 基本無料だがINFINITASと異なり月額さえ払えばACに収録されている曲をほぼ全てプレイできる(*4)。(ただしDPには非対応で、打鍵音は共通のSEしかない。) また、DP含む譜面を確認できる機能や、SDVXを除く更新終了機種などを含めたBEMANIシリーズのサウンドトラックを再生できる機能も付随している。 タップでもプレイはできるが流石に高難易度をプレイするなら、不定期に受注販売している新純正コントローラーが欲しいところ。 ◆難易度などのシステム ◇基本ルール 上から降ってくるノーツが赤い判定ラインに重なるタイミングで、操作デバイスを操作する。 操作するべきデバイスはノーツの位置によって区別されている。 色も分かれていて、白いノーツは手前の白鍵盤、青いノーツは奥の黒鍵盤、赤いノーツはターンテーブル。 デバイスを操作することで割り当てられた音が鳴り、譜面による指示通りに操作する事により楽曲を演奏できる。 ノーツごとの判定(タイミングの正確さ)によって画面下部のグルーヴゲージが増減する。 グルーヴゲージは最初 22% から始まり、楽曲終了時点で 80% 以上となっていればクリアとなる。 クリアしたことのある楽曲は選曲画面で曲名の先頭にあるランプに、譜面難易度に応じた色(*5)が点灯し、 クリアできなかった楽曲は、赤いランプが薄く点滅する。 判定は 5 段階あり、良い判定から PGREAT(*6) GREAT GOOD BAD POOR となる。 POOR にはさらに 2 種類あり、 ノーツを無視してしまった(叩けなかった)「見逃し POOR」 あまりにも早く叩きすぎたり二重に叩いたりした「空打ち POOR」 となる。 空打ち POOR は「指示されたノーツに対する演奏結果とはみなされない」ためコンボは切れず、スコア視点で見ても失点扱いはされない。 のでどっかのプロプレイヤーはよく空 POOR 覚悟で遊び皿を回している。 GOOD 以上の判定ではグルーヴゲージが増加する。 PGREATとGREATの増加量はほぼ一緒でGOODの倍以上。 逆にBAD 以下の判定ではグルーヴゲージが減少する。見逃し POOR のダメージはかなり大きいので注意。 演奏中 GOOD 以上の判定(+空POOR)だけでクリアした場合、コンボ=ノーツ数となって フルコンボ となる。フルコンボでクリアした場合、クリアランプが白⇄青⇄黄のチカチカとなる。 グルーヴゲージにもいくつか種類がある。 クリアが簡単になるものには、 通常よりもミス時のゲージ減少量が4割少なくなるEASY(クリアランプの色は緑)、 EASYと同じ、かつボーダー(ノルマ)も60%に引き下げられるASSISTED EASY(クリアランプの色は紫、他のアシストオプション使用時と同様)。 クリアが難しくなるものには、 100% からスタート、ゲージが全てボーダー達成とみなされる赤色になる代わりにゲージの減少量が通常の倍(ただしゲージ量が30%を割ると少し軽減)になり、ゲージが無くなった時点で強制終了→クリア失敗になる HARD(クリアランプの色は白)、 HARDとルールは同じだが、ゲージが黄色点滅で表示され、ミス時のゲージ減少量が 常に (30%を割っても軽減されない)HARDから更に倍になる、EX HARD(クリアランプの色は赤⇄黄チカチカ)がある。 ◇プレイスタイル 片側のスクラッチ+鍵盤 7 個を使う基本的なプレイスタイルのシングルプレイ(SP)と、 両側のスクラッチ+鍵盤 14 個を使う超上級者向けスタイルのダブルプレイ(DP)がある。 どちらも一人用のモードのため、 シングルプレイのスクラッチを他の人にやらせる ダブルプレイを二人でプレイする 上記のようなプレイはそれぞれ「スタンド」「和尚」とよばれる不正行為にあたるので絶対にやってはいけない。 ただ、後者に関しては不正のつもりがなくとも知らずに(二人用モードと思って)やってしまいがちなので、 発見したとしてもいきなり叩くのではなくやさしく教えてあげるように。 ◇難易度とレベルについて 難易度は基本的には NORMAL・HYPER・ANOTHER の3つ。 くわえて初心者用の BEGGINER と追加難易度の LEGGENDARIA が存在する。 “11 IIDX RED”以前だと表記が異なり、HYPER が 7KEYS / 14KEYS, NORMAL が LIGHT7 / LIGHT14 だったりする。 LEGGENDARIA はかつては追加料金要素を使うことでだけ遊べる別枠の楽曲として収録されており、 長らくその ANOTHER が(LEGGENDARIA 楽曲には ANOTHER しかなかった)実質的な第 5 難易度と扱われてきたが、 “27 HEROIC VERSE”からは正式に1曲中で選べる難易度に組み込まれた。 ただし緩和こそされたが追加料金要素であることは相変わらずなので注意。 また、CS 版には裏譜面としてBLACK ANOTHER(難易度表示の ANOTHER が黒いため、そう呼ばれている)が存在する。 これらは AC 版においては LEGGENDARIA として移植されることがある。 かつては一度 AC 版から削除された楽曲に関しては、復帰時に元の ANOTHER と差し替えられる場合もあった。 なお、ここまで説明した難易度とは曲ごとに複数種類ある譜面の段階を示すもので、譜面の絶対的難易度を示していない。 たとえば、ある曲の NORMAL が別の曲の HYPER よりも難しい、ある曲のANOTHERが別の曲の HYPER より簡単、ということはしばしばある。 これを表現するため、譜面自体の難易度を示す「レベル」が存在している。 プレイヤー間ではbeatmania時代の表記を踏襲して ☆n と略記される。 (★nと表記すると別界隈の高難易度を指すことになるので注意) レベルは 1 - 12 の 12 段階だが、長く 12 段階である弊害として同難易度内での格差がかなり酷い。 例えば「A」という曲の ANOTHER 譜面のノーツ数は 1260 で、 「冥」という曲の ANOTHER 譜面のノーツ数は 2000 と、 ノーツ数だけ見てもかなり大きな差があるが、この 2 曲は共に ☆12 である。(ノーツ数だけでは難易度を語ることはできないのは当然だが) 一方でこの大雑把さのおかげで、個人差要素やゲージ種による難易度の逆転現象をある程度防げている側面もある。 まあそれでも詐称や逆詐称は散見されるんだけどな! 上記の★n表記も☆12の細分化のために生まれたようなもので、「AA」という曲のANOTHER譜面が★1の基準になっているそうな。その「AA」を★1と表現することはまずないのだが またDPには非公式難易度として、小数点以下で難しさを更に細分している物がある。 ボス曲のページで、非公式12.8とか書かれてるのはそちらの方で、オフィシャル難易度には小数点以下は存在しない。 SPも一応☆12非公式難易度があるが、そちらはS+~F表記かつオフィシャル難易度☆11以下は考慮していない。 27 HEROIC VERSEから譜面データに応じて楽曲の譜面傾向を可視化するノーツレーダーと自身のプレーに応じて自分の得意な譜面傾向を可視化するプレーヤーノーツレーダーが登場している。DDRでいうところののグルーヴレーダーのような機能。パラメーターの種類は以下の6項目が存在する。 NOTES 楽曲の長さに対する総ノーツ数が多い譜面 PEAK ノーツ数の瞬間密度が高い譜面 SCRATCH 楽曲の長さに対するスクラッチが多い譜面 CHARGE チャージノートやバックスピンスクラッチが難しい譜面 CHORD 同時押しが難しい譜面 SOF-LAN BPM変化に対するノーツが難しい譜面 公式e-sport大会である「BEMANI PRO LEAGUE」では課題曲の選出にあたり、上の6項目にリーグ開催時の最新機種で追加された譜面であるTREND(*7)を加えた7つのテーマを採用している。 ◆ゲームモード いずれもコインを投入してプレーするか、電子マネーPASELIを消費してプレーする事となる。 PASELIを使用するとプレミアムスタートを選ぶ事でSTANDARDモードで4曲目に進出できたり、PREMIUM FREEという時間貸しモードを選べるようになったりとお得な要素が盛りだくさん。でも昔は4曲目が普通にコインプレーであったんですよね… なお、SINOBUZから曜日ボーナスとも言えるものが追加され、全ての曜日において何かしらのモードにサービスが追加されるようになり更に遊びやすくなった。 特に金曜日のVディスクボーナスによるSTANDARDモードの実質3曲保証機能、日曜日のDJ VIP PASS BLACKプレゼントは嬉しい所。 STANDARD 基本的なモード。 基本 3 曲だが、ノルマ達成に失敗するとその時点でゲーム終了となる。 基本的には好きな曲を選択できるが、所持段位およびプレー回数に応じて、 1 曲目および 2 曲目にプレイできる難易度に制限がかかる。 STEP UP 練習に主眼をおいたモード。 STANDARD モードのように全曲は選べず、初回はその時点で取得している段位から適正難易度が決定され、 その範囲の曲から抽選された「課題曲」の中から遊ぶ曲を選ぶ形となる。 初回以降は前回プレイした曲のクリア情報やスコアをもとに適正難易度が変化する。 課題曲のほかにもプレイ済みの曲(*8)が収録された「復習曲」フォルダ、 プレイ済みの段位認定の曲を好きな残量に設定した段位認定用のゲージでプレイできる「模擬試験」フォルダが存在する。 選曲に制限がかかるものの、失敗しても必ず 3 曲遊べるため初心者に優しい。(条件を満たすと4 曲プレーできる事がある) また、課題曲をクリアするとゲージが進んでいき、クプロ(ひらたく言えばアバター)のパーツが貰えたりする。 段位認定 指定された 4 曲を連続でプレーするモード。 このモードでは、ほかのモードと違い、100% からスタートする「段位ゲージ」が使われる。 段位ゲージはすべての曲で共有され、1 曲終了時点での値が次の曲に引き継がれる。 段位ゲージを 0% にすることなく 4 曲演奏しきればクリアとなり、その段位が貰える。 段位は七級からスタートし、七級~一級→初段~十段→中伝→皆伝となる。 各段位には 4 曲目などに毎回入っている定番曲が存在することがあり、 挑戦するプレイヤーに対する壁としての役割を担っている。 なお、現在ではプレーサイド格差に対応して全ての譜面にミラーオプションをかけるMIRROR段位(ダブルプレイだとFLIPと組み合わせられる)、ゲージが更に厳しくなったEX段位も存在。 FREE 2 曲までしか遊べないが、失敗しようが 2 曲遊べるうえに難易度制限もないモード。 STANDARD では一度のゲーム(お金を入れてゲームが終了するまで)で同じ曲を選択することはできないのだが、 FREE 系のモードでは何度でも同じ曲を選ぶことができる。 ぶっちゃけ空気。 PREMIUM FREE 通称 P フリー。 PASELI 限定かつ他のモードより割高だが、設定された時間好きなだけ遊べる、時間貸し切り制のモード。 HARD オプションなど強制終了が発生するオプションで何度もチャレンジしたり RANDOM オプションで自分にちょうどいい配置になるまで厳選したりとかができる。 HAZARD 必ず 4 曲プレイできるかわりに、一度でもコンボが途切れた時点で強制終了となるハイリスク極まりないモード。 選択するためには「FREE にカーソルを合わせて全部の黒鍵同時押し」という妙に隠しコマンドじみた操作を要求される。 そのわりには公式サイトにもしっかり記載されているのだが。 おそらく初心者による事故の防止なのだろう。 一応これも FREE 系なので同じ曲を複数回選曲できる。 ARENA プレイヤー 4 人で行う対戦モード。 各プレイヤーが 1 曲ずつ曲を提出し、それを順番に全員でプレイする。 1 曲完奏ごとに EX スコアの 1 位に 2 点、2 位に 1 点が与えられ、4 曲終了時点の合計で勝敗をつける。 基本的には同一店舗内のネットワークで対戦するローカルマッチングとなるが、不定期にオンラインマッチングが開催される。 オンライン対戦が可能かどうかはモード選択画面でわかるので参考に。 公平を期すため、RANDOM 系のオプションを使用した場合、その譜面は対戦者同士で同期される(*9)。 ローカルマッチングはとくに店舗内大会などに向いたモードであり、 IIDX 含む KONAMI 製アーケードゲームの公式大会である KONAMI Arcade Championship も今はこのルールで行われている。 ちなみにプレイヤーが足りない場合は CPU が配置される。 BPL BATTLE 公式プロ大会・BEMANI PRO LEAGUEのIIDX部門は新筐体タイプであるLIGHTNING MODELを使って行われているが、 そのルールでそのまま遊べるように実装された1対1の対戦モード。 これも同一店舗内のローカルマッチングが基本であるが、オンラインに関してはパスワード制のプライベートマッチのみとなっている。CPUとの対戦も可能。 各プレイヤーが曲を提出し、それを順番にプレイするのは同じだが、大会ルールに準じて選べる譜面のレベルや傾向タイプに制限をかけることが出来る。 対戦曲数も選択可能で、実際の大会と同じ 1 曲ずつ選曲の 2 曲対戦、それに加えてランダム選出された 1 曲を加えた 3 曲対戦、PASELI使用でのみお互いに 2 曲ずつ選曲する 4 曲対戦が選択可能。 ◆代表的な楽曲 ◇5.1.1. 初出は初代“beatmania IIDX”。 レベル 1 フォルダの一番上に入っている楽曲。みんなの弐寺道はだいたいここから始まる。 ……だったが、ソート基準が変わったため一転してフォルダの下の方に。 また、HEROIC VERSEで遂にレベル2へと上昇した。 AC 段位認定 SP 七級常連曲だったが、現在は引退。 現在でも 5 月 11 日になると記念選曲する人が多いとか。 上述の理由で初心者に選ばれやすい曲なのにいきなりトリルで殴りかかってくる鬼畜でもある。 ちなみに、NORMAL と HYPER / ANOTHER では演奏時間が違う。 これはHYPER以降はアウトロまで演奏する譜面となったため。 7th StyleでANOTHERが追加されたときは「1stステージのみ演奏可能(*10)」で「難易度が実質未表記(*11)・かつ10相当」と言うアレっぷりで、100円を各所で吸い込みまくっていた。 HAPPY SKYで現行のHYPER譜面が追加され、それまでHYPER(7KEYS)だった譜面はNORMALへと変更された。 ◇GAMBOL 初出は初代“beatmania IIDX”。 とにかく判定が厳しいことで有名。ノート数が少ないために一つ一つの配点が高く、またラストが8分の連打になっていることもあり終わってみたら思ったほどスコアが伸びていなかったいうこともしばしば。 上述の仕様のHYPERの他、HAPPY SKYで追加されたNORMAL、家庭用IIDX RED限定のANOTHERが存在する。 いずれも譜面構成自体は同じだが判定が異なっており、NORMALは通常の曲と同程度の標準的な判定。 問題はANOTHERの方で、鍵盤部分はPGREAT、BAD、POORしか出ない。つまり通常だとGREATやGOODに相当する部分がBAD判定になっているという、公式の悪ふざけのような仕様であった。 なおムービーはスタッフ陣による刑事ドラマ風のものとなっており、こちらも(ネタ的な意味で)話題になった。 犯人役の人物はdj TAKAと言われることも多いが別人で、当時の筐体設計者とのこと。 ◇.59 初出は“2nd style”。 曲名の読み方は「てんごく」。 乱打譜面の始祖として当時は猛威を振るいまくい、アルカディア創刊号には攻略記事も載っていた。 後に段位認定初段の常連となり、脱初級者の課題曲的ポジションに。 SIRIUSでは対になるような隠し大ボス曲として「G59」が登場。ただしこちらは曲調は「嘆きの樹」に似ている。 ◇THE SAFARI (「・ω・)「 がおー 初出は“3rd style”だが、現在の BPM になったのは“6th style”。 段位認定モード SP 七段受験者の宿敵。 こいつだけ、段位認定の実装当初からSP七段4曲目の位置を一度も離れた事がない。 段位認定モード実装時より、サファリ難民を多数産み出している。 ◇GOBBLE 初出は“家庭用4th style” SPはともかくDPが大問題。DPを全く考慮してなかったと言われているその譜面はめちゃくちゃの一言。 デフォルトS-RANとまで言われる隣接や縦連だらけ。 流石に流石ということで、“23 copula”でACに移植されたときは、ANOTHER譜面には調整を入れて☆11、非公式11.8にしてある。 ん?ANOTHERに調整?と思ったそこのあなた、正しい。 HYPERは成分無調整。おかげで☆12、非公式12.6の超上級クラスである。 ◇V 初出は“5th style”。 多数配置されたトリル(交互押し)と、Another譜面の1+3+5+7と2+4+6の16分交互連「デニムしすぎ」ゾーン(*12)が特徴。 ヴィヴァルディの「四季」より「冬」第一楽章のアレンジであり、EMPRESSで「V2」なる別 Ver も登場した。 項目参照。 ◇airflow 初出は“8th style”。 ガラケーアプリ版 beatmania IIDX の体験版に入っていた曲。 アプリからはじめた人は思い入れがあるのでは? ムービーの女の子がかわいい。 ◇quasar 初出は“9th style”。 段位認定 SP 皆伝ボス曲は下記にある冥であるが、ダブルプレイの皆伝ボスはこちら。 DistorteDで初実装された「皆伝」の1曲目として立ちはだかったが、調整を経て大トリに収まっている。 ◇Narcissus At Oasis 初出は“10th style”。 ふつくしい旋律と、ドラムトリルの見事なハーモニー。その旋律を存分に堪能したいなら、NORMAL 譜面がおすすめ。 ダブルプレイのHYPER以上だと片手で長い螺旋階段を叩かされるため、個人差が物凄い出る曲でもある。 ◇AA 初出は“11 IIDX RED”。 曲名の読み方は特に定まっていないが、「ダブルエース」と呼ばれることが多い模様。「エーエー」とかでも多分間違いではない。 HYPERは中級者、ANOTHER は上級者御用達の練習曲。 特にシングルプレイのANOTHERは固定運指基準でよく良曲良譜面と言われ、かつては AC 段位認定 SP 十段常連曲であった。 AA(A)AAAは超上級者の合言葉。 ◇gigadelic 初出は“11 IIDX RED”。 シングルのHYPERの時点で☆12。 THE SAFARI を撃破し、SP 七段合格を果たした喜びもつかの間。 八段の壁たるコイツにやられる人多数。ラス殺しが異常。 こちらもギガデリ難民(酒飲み(*13))を多数産み出した。 現在は引退したが、八段からなくなった時は大変な騒ぎになった。 (なお、☆10後半がメインの八段に☆12が入ってた事自体間違いではというツッコミは不可) ◇RED ZONE 初出は“11 IIDX RED”。 弐寺曲の中でも、動画サイト等でよく MAD に使われた曲のひとつ。単純にカッコいい。 ◇冥 初出は“12 HAPPY SKY”。 幻の最終ボスことワンモアエキストラ曲のひとつ。 IIDXの段位認定 におけるラスボス(SP 皆伝ボス曲)として、数多のプレイヤーを葬り去った。 ただしダブルプレイのANOTHERは皆伝を素通りする程の無茶な超高難易度。 ◇EDEN はーねがーすりきれておれるひーまでー はばたきたい! そう!( ゚д゚ )彡 初出は“12 HAPPY SKY”。 振り向き厨ネタの起源。 ◇Second Heaven 初出は“14 GOLD”。 曲中のボイス「三倍アイスクリーム」こと「Somebody scream!!」で有名な曲。 同じネタは同じGOLD収録の「FIRE FIRE」にも入っているが、なぜかSecond Heavenの方が有名。 ◇GOLD RUSH 初出は“14 GOLD”。 隠し中ボス曲の一つであり、ニコニコ動画全盛期に現れた、シリーズトップクラスに有名なシステムBGM。 シリーズタイトルを順に呼んでいき、「IIDX GOOOOOOOOOOLD!!」で締める掛け声で有名。 ポップン、DDRに移植されたときはちゃんとその辺りが移植元に合わせて変わっていた。 歌詞も空耳満載。 ◇Sense 2007 初出は“14 GOLD”。 当作の隠しラスボス曲。3rd styleの「Sense」という曲の続編。 お立ち台の女王こと荒木師匠の華麗な舞いが見所。ただし、その過激な舞がCEROに引っかかったらしく、PS2版にはムービーが存在しないので注意。 同様にLast Messageもムービーに谷間が入っていた故に、PS2版で汎用ムービーへの差し替えを食らっていた。 ◇MENDES 初出は“15 DJ TROOPERS”。 ACでも隠しラスボスとして現れたが、PS2版では"16 EMPRESS"の卑弥呼と並んで最強の座を不動のものとしている。通称『麺です』。 その理由は真の姿こと黒譜面にある。 SP 譜面は 2 分弱に 2626 ノーツものオブジェが降り注ぐ、配置も縦連・逆階段・デニムまみれ。 DP 譜面は 2603 ノーツと一歩及ばないものの、片手に SP ☆12 クラスの譜面が降ってくる。 どちらも並の皆伝レベルではクリアどころかゲージを伸ばすことすら難しい。 にもかかわらず、前者はフルコンボ・後者は HARD クリアの達成者が存在する。音ゲーマーはどこへ向かっているのか、そしてLEGGENDARIA枠でのAC進出がいつになるかは、まだ誰も知らない… ◇She is my wife 初出は“17 SIRIUS”。 汎用ムービーかと思ったかい? 俺だよ! \スーパースタッ!/ ◇灼熱Beach Side Bunny <('ヮ')> YO! 初出は“18 Resort Anthem”。 表ラスボスのワンモアエキストラ曲。 一文字で言うなら皿。四文字で言うならかまぼこ。 詳しくは項目で。 ◇perditus†paradisus 初出は“18 Resort Anthem”。 一応最後のアンロック曲たる裏ラスボスポジだが、出現までにかなりすったもんだした。 失†楽園。通称 p†p。おそらく中二病ではない。作曲者が読めない曲としても有名。 SP HYPER の時点でかなりの高難度。SP ANOTHER は冥に匹敵する難譜面。 現在はp†pを超える譜面も出た辺りプレイヤーの進化が止まっていない。というかついには皆伝ではなく中伝に来た。 ◇DEATH†ZIGOQ〜怒りの高速爆走野郎〜 初出は“25 CANNON BALLERS”。 良くも悪くも同バージョンの象徴となってしまった楽曲。 楽曲と譜面自体は賛否両論といった程度(サントラの視聴版で曲の評価がようやく上がったぐらいのスルメ曲)だが、一番の問題は BGA のレイヤーで 『筆箱や牛乳パックとも評される簡素なデザインの装甲車が Unity のデフォルト背景にしか見えない殺風景な道を走る。』 という手抜きとすら思えてくる代物で解禁当初はプチ炎上する事態に。 しかし、その不思議な魅力にとりつかれたのか次第にネタとして愛され始めクソコラや AA が量産、各所で定期的にネタにされるように。 極めつけは CANNON BALLERS の終わり際という異様なまでに遅れて公開された楽曲コメント。 それとなくネタにされていることを触れながら無難なコメントを残す作曲の 2 人(L.E.D.と DJ NAGAI)に対し、 ムービー制作担当は装甲車のバックストーリーをポエムっぽい文章で掲載するというさらなるネタを投下した。 _____ _|――=――|_三| | ■ | /// | |三 今日も俺は荒野を爆走する |―――――| わずかな希望を停留させる人々を乗せて、共に戦いながら |■ | ■| 地の果てにはあるだろう、穏やかな生活を取り戻せる場所に辿り着くまで | | .... ;;| - DEATH†ZIGOQ(| |.... ;;;;;;;|)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◇金野火織の金色提言 初出は“26 ROOTAGE”。 ジャンルの音ゲー賛美歌とある通り、音ゲー(ひいては各々が「なんか知らんが 心が動く」と思っているもの)が好きなことに胸を張れるように作られた。 ただし隠しボス曲の一つで、その中でもANOTHER譜面は☆12級のガチものなので舐めてかかってはいけない。 “14 GOLD”がモチーフだったり、歌詞に「どうして後ろを振り向くの」、某元KONAMI所属プロゲーマーの手元動画(ANOTHER譜面の ぶっつけ本番 )、AA(A)AAA等々、曲にもムービーにもネタ満載。 作曲者DJ TECHNORCH氏が公式サイトに寄せたコメントは弐寺erでなくても、音ゲーマーでなくても、ゲーマーであれば必見。 ◆特徴 ◇シンプルなルール オブジェは上からまっすぐ降ってくるし、操作は極論「鍵盤を押す(離す)」と「ターンテーブルを回す」の 2 種類しかない。 昨今の音ゲーはオブジェの現れ方に特徴があったり、オブジェの種類が様々あったりするのに対して、これは音ゲー黎明期からあるゲームゆえの特徴だろう。 ◇分かりやすい評価 フルコンボを達成すればその瞬間に派手な演出が起きて評価してくれるし、クリアランプも一番豪華に光り、達成感が強い。 選曲画面でクリアランプの確認ができるが、そこらへんの曲全てのクリアランプがピカピカ光っているとこれまた達成感が強く、そして他のプレイヤーから見ても分かりやすい。 スコアに関しても、プレイの精度がメチャクチャ良ければ延々とGREATが虹色に輝き、その結果スコアが高ければA・AA・AAAとなり、リザルト画面でもキャラクターが出てきたりする。 逆にB以下であればキャラクターが出てこないシンプルなものとなる。 要は色々と派手になればなるほど評価が高いという事である。これは他の音ゲーでは意外とない物である。 ◇タイミング第一 判定はかなりシビア。 その上、プレーの出来映えを表す EX スコアは、最高精度の「PGREAT」が 2 点、次の「GREAT」が 1 点で、その次の「GOOD」以下はすべて 0 点で計算される。 GOOD はゲージは減らないしコンボも切れない。それなのに 0 点、つまり何もしていないのと同じなのだ。 コンボ加点もないので「難所を GOOD で繋ぐより、捨てるオブジェを決めてそれ以外を PGREAT 出す方がマシ」ということになる。 この判定・スコア制度は稼働当初から変わっていないが、ほかのゲームシステムも「プレーヤーにタイミング=EXスコアを追求させる」ように変化してきた。 “20 tricoro”の時点で、事実上、曲の速さに関わらずオブジェの落ちる速度が一定にできるようになった(*14)。 もちろん好みの速さにできる上、調整は段階的でなく連続的にできる。 更に、画面上端・下端の位置も自由に調節できる(*15)。 つまり、背丈や好みに合わせて、見やすい画面が作れる。 極めつけに、判定タイミングの中心位置をかなり細かい精度で調節できる。 プレーヤーはこれらを駆使して、果てのない精度向上に日夜勤しんでいる。 ちなみに、タイミング追究の集大成「全て PGREAT」は、一般に「理論値」と呼ばれている。 ただしIIDXのそれは ☆1 ですら生半可な腕では達成は絶望的で、☆12に至っては2020年になってようやく理論値が確認されたほど。 先ほど「一般に『理論値』と呼ばれている」と書いたが、これはつまり公式名称がない=公式も想定しないような超絶プレイであるという意味である。 裾野を広げた「すべて PGREAT または GREAT(*16)」ならばだいぶ現実味があるが、それでも達成されていない譜面は山ほどある。 ◇SPに「不可能」はない シングルプレーにおいては、ターンテーブルを一旦無視すると、ボタン 7 個を操作すればよい。 人間の指の数は 10 本であるから、操作するには十分で、むしろ余るくらいである。 そして(ターンテーブルに関しては一般の成人基準だが)、これらの操作デバイスは非常に近く配置されている。 そのため、IIDX においては(物理的には)常にすべての操作デバイスに手が届くことになる。 多くの音ゲーでは「これらのデバイスの組み合わせは絶対同時に操作できない」という組み合わせ、通称「無理押し」がある。 特に「全てのデバイスを同時に操作する」いわゆる「全押し」はほとんどのゲームで不可能だが、 本作シングルプレーにおいては(特に完全な同タイミングで)可能であり、それを実際にやっちゃったのがThe Dirty of Loudnessである。 ちなみにダブルプレイではターンテーブルと一番離れたボタンの同時押しという無理押しが普通に存在する…が、 伝統的にこれをどうやってごまかすかもテクニックの一つとされている。 ◇「対策」より「地力」 上で述べたとおり、オブジェは上からまっすぐ降ってくるし、速さも自在に調節できるので、 一部の音ゲーで見られるような視認性を悪くして難易度を上げるような譜面は(せいぜいソフランぐらいで)基本ない。 またシングルプレーでは指が余るので、ボタンと指を 1 対 1 で対応させることができる。これを固定運指という。 これが完璧に身につけば、(理論上は)どんな譜面であろうと同じやり方で対応できる。 そのため、難しい譜面をクリアするために「難所用に特別な対策をする」ということはあまりなく、 「指を速く正確に動かせるようにする」という、どんな譜面にも通じる能力……「地力」を上げることが第一とされる。 特に固定運指の地力は「安定してクリアできるレベルの譜面なら初見でも大丈夫」ということにつながり、実際その地力が極まったランカーは ☆12 の中でもとびきりの代物を初見でフルコンしたりする。 反面、難しい譜面をクリアするための「近道」や「コツ」があまりないということにもなる。 上級者にアドバイスを求めると「降ってきた通りに押せ」とか「地力上げろ」という無慈悲な返事しか返らないことも多々。 常に初見譜面になるランダム愛好者が多いのも、対策よりも配置を崩して地力勝負にしたほうが基本やりやすいからである(後述)。 実際、段位認定七段の壁として多くのプレーヤーがつまずく THE SAFARI も、 固定運指をしっかり修得できれば余裕で捌けるようになるらしいので、特有の攻略は必要ないということになる。 汎用性のない小手先の対策を練るより、地力を上げて殴れという発想である。 ただ、昔は固定運指や手首皿というテクニックが発明されていなかった代わりに、特定譜面向けの対策押しは結構あった。 古くはIIDXではなくbeatmaniaのあんみつから始まり、R5(H)1連+αのの357捨てやらera(nostalmix)(A)低速地帯用の右手白鍵左手黒鍵等。 現在でもサファリの段位専用テクニックである246(黒鍵)捨てはどこかで聞いたことがあるはず。 昔の譜面になればなるほど「物量譜面」ではなく「癖譜面」が多かったというのもあるだろうか。 ◇RANDOM 常用(シングルプレイ限定) 音ゲーにおける「ランダム」オプションとは、大雑把に言うと「ノーツの降ってくる配置(レーン)がプレイするたびに変わる」というもの。 配置をナイーブにシャッフルすると、先述の「無理押し」が容易に発生してしまうなどの理由により、 実装されない音ゲーが大幅に増えてきたり、あってもたいてい難易度上昇にしかならないおまけオプションの領域である。 しかし本作の、とりわけ シングルプレイのプレイヤーはなかば当然のように使用する 。 理由はだいたい以下のようなもの。 上述の通り無理押しがない=極端に難易度が上がってしまう可能性が少ないから 同じ譜面をやり続けると悪い動きが身体に染み付く(「癖がつく」という)ことがあり、それを避けるため 色々なパターンの配置を固定運指で捌くことで地力を上げるため 飽きないため 調子が悪くても気が滅入らないため 譜面によってまちまちの確率で、譜面オプションOFF or MIRRORの状態(通称正規譜面)に比べて簡単に/スコアが出やすくなる譜面がたまーにあるため 特に最後の点が重要。 本作はランダムを利用しても自己ベストを更新すればしっかり記録が残る。 このため RANDOM を使って何度もやれば、そのうちやりやすい譜面が来てスコアが伸びたり、クリアできたりする可能性がある。 これを狙って RANDOM を使って何度もプレイすることを「当たり待ち」という。 先述の PREMIUM FREE モードとは非常に相性が良く、 PREMIUM FREE で同じ譜面を RANDOM + HARD で粘着している超上級者プレーヤーはよく見られる。 一方このような、半ば運ゲーが受け容れられない場合もある。 特に何回もトライするという前提が、アーケードゲームについて回る金銭事情でままならないプレイヤーも少なくないわけで、少ないチャンスを運悪くハズレ譜面で台無しにされたときのストレスたるや、貧乏ほど激烈であろう。 それと、段位認定モードでは実力を測るということでRANDOM を使用することはできないし、かつて音ゲーの華であったEXTRAステージ関連の隠し曲も、原則RANDOMはご法度。 また自分ルールとして「RANDOM 使用禁止」「RANDOMはあくまで練習用。クリアは正規譜面で」等を遵守しているプレーヤーも一定数いる。 他にもARENAモードの登場などにより一発プレイで出せるスコアの価値が高まったことにより、正規系で譜面の引きに左右されず安定したスコアを出す強みも見直されてきている。 ◆余談 ◇クリア力(クリアラー)とスコア力(スコアラー) 一般的に、ゲームにおける「クリア」と「ハイスコア」では、後者のほうがより高度でやり込んでいるものとみなされる。 しかし、音楽ゲーム……とりわけ IIDX においてはこれらは上位下位ではなく並列するものと認識されることが多い(*17) これには大きく二つの要因が重なり合っている。 一つは「クリア」に段階の概念があること。 先述したとおり IIDX のゲージには複数の種類があり、それらの中でもより難しいゲージでクリアすることで、 クリアランプの色が更新される仕様になっている。 その種類は (NO PLAY) (FAILED) A-CLEAR E-CLEAR CLEAR H-CLEAR EXH-CLEAR FULL-COMBO と実に 6 段階。 これは音楽ゲームの中でも最多クラスである。 これがハイスコアを伸ばしていくのに似たやりこみ要素として働いているため、 「クリアしてハイ終わり」とはなりにくい。 もう一つは「クリア」を求めるプレイングと「スコア」を求めるプレイングがまるで異なる場面があること。 以下に判定に対する「HARDクリア」「スコア」の両側面で見た表を示す(*18)。 判定 HARDゲージ増減 スコア獲得 EX スコア PGREAT +0.16 +2 GREAT +0.16 +1 GOOD +0.00 +0 BAD 〜-5.00 +0 見逃しPOOR 〜-9.60 +0 空打ちPOOR 〜-5.00 -- BAD以下の減少量はゲージ残量30%未満で軽減 見比べてみるとわかるように、スコアの観点から言えば GOOD 以下はすべて等しく無価値なのに対して、 クリアの観点から見れば GOOD はまだ許容でき、見逃し POOR はなんとしても避けたい判定である。 一方でスコアの観点から見れば倍も価値が違う PGREAT と GREAT に、クリアの観点では実は差がない。 表記しなかったノーマルゲージ以下でも、PGREATとGREATの増加量は共通して等しくなっている。 そのため、「クリア」を求めるプレイングでは「落とさない」、すなわち精度に多少目をつぶってでも(後半ないし)すべてのノーツを叩くプレイング、 「スコア」を求めるプレイングでは「黄ばませない」、すなわち無理なら多少のノーツを捨ててでも叩くノーツを正確に叩くプレイングとなる。 例えば難しい配置の微妙ズレが3つ降ってくるとして、これを同時押しすればPGreat1個、Good2個、ゲージ消耗0で2点となるが、1個捨てて叩きやすい2個を叩けばPGreat2個、見逃しPoor1個、ゲージ消耗9.6だが4点取れるのである。 特に指の数に対して鍵盤の数が多すぎるダブルプレイでは顕著に現れ、絶対に全てPGでは取れない超高難易度譜面が少なくないわけで、KACの場面でも全員Failedでのスコア争いをしているという事態が起こった事がある。 このようなベクトルの違いのために「クリア力」と「スコア力」という並立する概念が発生している。 ◇家庭用コントローラについて 家庭用ソフトをプレイする際は、専用のコントローラがあるといい(*19)。 PS2用ソフトが販売されていたころに、KONAMIから専用コントローラが発売されていた。 また、よりアーケードの仕様に近いアーケードスタイルコントローラも発売されていた。 ただし前述の通りいずれもすでに終売している。 Windows 用ソフトである INFINITAS を専用コントローラで遊ぶ場合、上記 PS2 用コントローラは不向き(*20)。 KONAMI から発売されている新たな専用コントローラか、海外の有志によって、アーケードの仕様を忠実に再現した高品質のコントローラを調達してくることになるだろう。 INFINITAS 稼働から時間が経過した現在では、海外コントローラにもUSB端子とともにINFINITAS向けのオプションが搭載されたモデルが増えてきているが、純正コントローラーとプレミアムコントローラーの間程度には高価。 自分の好みと財布に応じて購入しよう。 ◇STORYモード SIRIUS の PARTY モード、Resort Anthemの STORY モードは曲をクリアしながら話を進めていくモードなのだが、 DJ キャラクター達が前面に出てきている。 ぶっちゃけ、曲をプレイする以外は一本道のギャルゲーである。 通称デラプラス。 こんなものをゲーセンでやらせるとかコンマイェ…。 なお、クリアしないと解禁できない曲が1つあり、なおかつこのモードはシングルプレー専用モードであったため、ダブルプレー専門プレイヤーからは反発の声も多かった。 その後このモードは前述の STEP UP モードになった。 STEP UP モードでも軽いストーリーはあるが DJ キャラクターは出現せず、クプロが主人公の寸劇というレベル。 曲の解禁なども特にないが、クプロパーツを得る事ができるくらいなので、カスタマイズに興味がなければスルーでも良くなった。 一方稼働中の特定期間で実施される新楽曲解禁イベントでは、新曲に対応するキャラクターがイベントシーンや楽曲のムービーに登場する。 イベントシーンの主人公はクプロであり、DJ キャラクターは出現しない事もあるが、HEROIC VERSEでは久々にDJキャラが登場した。 ◇これまでの稼働バージョン 以下今までのAC稼動Verを紹介していく。 beatmania IIDX beatmania IIDX substream(*21) beatmania IIDX 2nd style beatmania IIDX 3rd style beatmania IIDX 4th style beatmania IIDX 5th style beatmania IIDX 6th style beatmania IIDX 7th style beatmania IIDX 8th style beatmania IIDX 9th style beatmania IIDX 10th style beatmania IIDX 11 IIDX RED beatmania IIDX 12 HAPPY SKY beatmania IIDX 13 DistorteD beatmania IIDX 14 GOLD beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS beatmania IIDX 16 EMPRESS beatmania IIDX 17 SIRIUS beatmania IIDX 18 Resort Anthem beatmania IIDX 19 Lincle beatmania IIDX 20 tricoro beatmania IIDX 21 SPADA beatmania IIDX 22 PENDUAL beatmania IIDX 23 copula beatmania IIDX 24 SINOBUZ beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS beatmania IIDX 26 Rootage beatmania IIDX 27 HEROIC VERSE beatmania IIDX 28 BISTROVER beatmania IIDX 29 CastHour beatmania IIDX 30 RESIDENT beatmania IIDX 31 EPOLIS←Now Playing! 追記修正は流れる音で、時に乗れ(ストリーム ライディング)てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 11月13日にSPADA稼動決定らしい。 -- 名無しさん (2013-11-06 13 48 04) 昔の作品のサントラって結構高く売れるのね 13~15あたりとか もう要らないし売っちゃおうかな… -- 名無しさん (2014-01-25 23 05 01) ペンデュラム?(難聴) -- 名無しさん (2015-02-04 12 30 04) 公の場でギャルゲーワロス -- 名無しさん (2016-03-04 16 00 16) リンクル王国には■の娘とかいる -- 名無しさん (2017-07-03 07 39 09) いまは個人制作コントローラも INFINITAS 前提で作られてるのが多くなってるよね -- 名無しさん (2019-05-09 09 31 54) 現在の状況に合わせて大幅改稿しました。 -- 名無しさん (2019-05-10 16 27 45) DPなど含めちょこちょこ編集 -- 名無しさん (2020-03-23 02 48 10) 流石に皆伝の冥に関しては地力だけじゃまず万年化するからキッチリ対策しろとは言われる まあ正規鏡しか使えない上一つだけ常軌逸してるからってのもあるが 勿論その対策の為に土台として地力は必要だが -- 名無しさん (2021-01-25 05 31 39) AC版のgigadelicのBEGINNER譜面★3はもはや詐称曲的な感じで超初心者でもクリア不可能な譜面だったなぁ。 -- 名無しさん (2022-07-22 15 16 28) 軽く編集が行ったり来たりしてるので補足しておきますけど、BPLは別にkACの後継ではないですよ(KACも継続して開催されている。時期的にコロナと被ってKACが縮小・延期したのでそう見えるかもしれないですが) -- 名無しさん (2023-08-09 12 01 25) 最近AC版は容量がパンクしそうでシリーズ打ち切りになってしまいそうな感じで心配。 -- 名無しさん (2023-12-20 15 06 47) 名前 コメント
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beatmania 5thMIX -Time to get down- 機種:AC, PS 作曲者:多数 開発元:コナミ 発売元:コナミ 発売年:1999年 概要 ビーマニ5作目。 基本的にダンスミュージック寄りな選曲。 DancemaniaやIIDX、APPENDからの移植曲もある。 収録曲 曲名 作・編曲者 初出 補足 順位 I LIVE JUST 4U 田中浩一 4thmix POPCORN 渡会浩 4thmix TOTAL RECALL M.SummersB.EdwardsN.Rogers 5thmix dancemania FINDING A NEW WORLD UTSUMI 5thmix WONDERLAND J.LindA.WillisA.Corollo 5thmix dancemania KEEP ON MOVIN' D G Music Factory(前田尚紀) DDR(4thmix Hunting for You 藤後浩之Dolph Scott gottamix(4thmix) gotta版より尺が短い RUGGED ASH Symphonic Defoggers(黒羽康司) 4thmix PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~ NM Sequence Unlimited(前田尚紀) DDR 2nd(4thmix) SPACED OUT 村山光国 4thmix OPERATOR HanbergHoneycutt 5thmix dancemania DO IT ALL NIGHT D.BrandesJ.O'Flynn 5thmix dancemania THE ONLY WAY IS UP JacksonHenderson 5thmix dancemania UP ON THE FLOOR M.MololdoF.Marchetti 5thmix dancemania COME AND GET IT 南雲玲生Argie Phine 5thmix HIGHER 藤井岳彦Brenda Vaughn 5thmix CYCLE 藤井岳彦 5thmix KAKATTEKONKAI BeBoBu BeBe 4thmix BRAND NEW WORLD 日高智Melodie Sexton 4thmix GTS(版権曲) SODA 藤井岳彦 4thmix SYSTEM 山崎耕一 5thmix BOABOALADY (JAMING-MIX) 南雲玲生 5thmix リミックス THE RACE U.NiebergallE.SneoM.Ball 5thmix dancemania MOTIVATION (Motivated Respect Mix) Atmosfear 5thmix 版権曲 DESTRUCTION 田中浩一 4thmix BUILD-UP 日高智 4thmix GTS(版権曲) CHAIN 山崎耕一 4thmix PEACE OUT 南雲玲生 4thmix FREAKOUT 斉藤功 5thmix WEIGHTED ACTION ワタナベ ヒロシ 4thmix MANMACHINE PLAYS JAZZ 遠藤幹雄 gottamix(5thmix) 尺短め ALL PRO MMM The Serial Wax KillerMix Master Mike 5thmix 版権曲 DEEP IN YOU 南雲玲生 4thmix 22DUNK 藤井岳彦 beatmaniaⅡDX(5thmix) R3 tiger YAMATO(南雲玲生) beatmaniaⅡDX(5thmix) PRINCE ON A STAR 竹安弘 beatmaniaⅡDX(5thmix) CRYMSON 山崎耕一 5thmix ボス曲 DENIM 藤井岳彦 5thmix コナミ118位 DRUNK MONKY ワタナベ ヒロシ 4thmix GENOM SCREAMS 角田利之 gottamix(4thmixに先行収録) LOGICAL DASH 石川貴之 4thmix HELL SCAPER 角田利之 gottamix(5thmix) LINN1999 南雲玲生 5thmix THRASH TRAXX 斎藤弘昭 5thmix TITLE beatmania 藤井岳彦 プロダクションBGM ENDING 藤井岳彦 REBEL ENFORCER MMM The Serial Wax KillerMix Master Mike CAN OF ASS KICKS MMM The Serial Wax KillerMix Master Mike 家庭用 Ave Maria C.Gounod中川かおり OVERBLAST!! 角田利之 gottamixオープニング BATTLE BREAKS DJ TAKAWO(土浜貴央) Miracle Moon ~L.E.D.LIGHT STYLE MIX~ 藤後浩之 THE EARTH LIGHT 角田利之 beatmaniaⅡDX substratum サウンドトラック beatmania 5th MIX Original Soundtrack
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beatmania THE FINAL beatmania III THE FINAL 機種:AC 発売元:コナミ 発売年:2002 概要 beatmaniaシリーズの最終作。 最終作というだけあって人気投票で選ばれた『初代』から『7thMIX』までの曲を全て収録。収録曲は全部で189とかなりの数。 稼動してからかなりの年数が経つが、現在でも全国各地で現役稼動している。 新曲もこれまでbeatmaniaシリーズを支えてきた南雲氏の「2.14.13」をはじめ良曲が多い。 後に『beatmania III』に『THE FINAL』の新曲を加えたバージョンである『beatmania III THE FINAL』も稼働。 以降シリーズは兄弟作であったbeatmania IIDXシリーズの方へシフトしていくことになる。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 SWAD 右寺修 オープニング 2.14.13 南雲玲生 泣き曲260位 SAVIOR 歌:福島紀子 SHOX 山崎耕一 ULTRA NURUHACHI 斉藤功 HIT’N’SLAP PURE DREAM 黒光雄輝 FIRE WIRE 赤カーテン 日高明大 taulanaewn RE-ROOTS napakick perfect sunrise 竹安弘 歌:Brian Smith calling for destiny 前田尚紀 歌:NAPPO birdman 歌:TIME fellows 石川貴之 歌:新谷早苗 SYNTH 1997 太田知巳 one seek 右寺修 歌:水野明乃 蝶の羽 藤井岳彦 歌:SLAKE CAT MAN LOVE D RIVE 右寺修 COREDESAT 隠し曲 one seek(ending) エンディング サウンドトラック beatmania THE FINAL Original Soundtrack
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本項では実質上位機種にあたる『beatmania III THE FINAL』についても併せて掲載する。 beatmania THE FINAL 【びーとまにあ ざ ふぁいなる】 beatmania III THE FINAL 【びーとまにあ すりー ざ ふぁいなる】 ジャンル 音楽ゲーム 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミ 稼動開始日 無印 2002年7月26日 III 2002年8月26日 判定 良作 ポイント 共通 五鍵シリーズ最終作にして集大成 beatmaniaシリーズ 概要 特徴・評価点 インターフェース(初代筐体版) 問題点 総評 概要 5つのボタンと1つのターンテーブルを用いて楽曲をプレーする、音楽シミュレーションゲームとして、大きなムーブメントを起こしたbeatmania源流シリーズ、通称「五鍵シリーズ」の最終作。 『3rdMIX』から『CompleteMIX』頃に隆盛を極めたが、その後はアンダーグラウンドな方向への路線転換、兄弟機種である『beatmania IIDXシリーズ』の人気が高まったこともあり、人気は下火に。また、「初代筐体」の基板性能や「III筐体」との並行対応の限界もあり、遂に最終作としてシリーズが締めくくられ、以降は『IIDXシリーズ』などの他機種へとノウハウが受け継がれていくことになる。 初代から7thMIXに至るまでの全てのバージョン(ドリカム(版権曲)を中心に取り扱っている『featuring DREAMS COME TRUE』を除く)から人気投票を行い、その結果を元に新規オリジナル楽曲・BEMANI機種からの移植曲を含め、『初代筐体』では全189曲、『III筐体』では260曲以上のボリュームを達成した、まさにシリーズの「集大成」とも言うべき作品。 特徴・評価点 主に初代筐体のbeatmania THE FINALに準拠しての記述になります。 beatmaniaシリーズのアーカイブとしての価値 概要でも述べた通り、初代から7thMIXまでのほぼ全ての人気楽曲を網羅しているため、遊びごたえは抜群。初期の代表曲である「20,novermber」はもちろん、人気が下火になり始めた4thMIX以降の中でも殆どのオリジナル楽曲を収録しているので、遊びつくすのには相当な時間が必要。 beatmania IIIの方では基板性能・HDD容量の余裕があるため、初代筐体の方では漏れてしまったオリジナル楽曲も(≒ライセンスの都合で削除されたもの以外)シリーズの全曲がプレー可能である。 楽曲毎の判定なども再現しているため、「20,november」のアナザー版や「Acid Bomb」、また激辛判定で知られる3rdMIXの「nine seconds」「area code」や、初代作での2人プレー/ダブルプレー限定の「greed eater」はタイミング判定が非常に狭い仕様となっている。 とはいえ、(公式サイトでは否定されているものの)通常曲での判定や、グルーヴゲージ増減は一旦難化した7thMIXに比べれば緩くなっている。 5thMIX以来の家庭用移植楽曲 PS移植版の『YebisuMIX』から「Ain t it Good」「Body」の2曲、GOTTAMIXから「Miracle Moon」、6thMIX CORE REMIXから「MGS2 Mission R」が移植された。 「Miracle Moon」の歌唱を担当したSanaはデビューが家庭用『YebisuMIX』だったが、初代筐体のアーケード版に彼女の楽曲が収録されるのは実はこれが初。(*1) THE FINAL新曲 数こそ少ないものの、初期から活躍したdj nagureoやbeatmania IIDXシリーズの当時のサウンドディレクターであるdj TAKA、6thMIX以降引き続きサウンドディレクターを務めるSLAKEとDes-ROWによる新曲はもちろんながら、初代と3rdMIX以来となるe.o.sによる新曲は話題を呼んだ。 最終作であることを意識してか、やや哀愁漂う楽曲やbeatmaniaへの愛が詰め込まれた曲タイトル等、熱心なファンであれば落涙モノの楽曲が多い。 beatmania III楽曲の移植やエンディング楽曲であった「RETROFUTURE」の譜面追加 基板性能の問題で、移植不可能と思われていたbeatmania IIIの楽曲が、エンジニアやプログラマーの血と汗の滲む努力で通常筐体版への収録を達成。 「RETROFUTURE」はClubMIXのエンディング専用楽曲だったが、データのコンバートに苦労しながらも初めて譜面が用意されプレーができるようになった。 他BEMANIシリーズからの豊富な移植曲 pop n musicシリーズからは大見解、beatmania IIDXシリーズからはGAMBOL・gentle stress、GuitarFreaks DrumManiaシリーズからはThe least 100 sec・JET WORLD、DDRシリーズからはCANDY☆・BRILLIANT 2Uといった具合に、それぞれの機種を代表する人気楽曲を移植。また、DanceManiaXやMAMBO A GO GOといった若干マイナーな派生シリーズの楽曲も収録された。 中でもdrummania 2ndMIXの異端曲だった「IMPLANTATION」はアレンジされた上でこれまでのbeatmaniaになかった強烈な隠し譜面が後にオペレータコマンドで解禁され、隠しモードEXPERT+の最後に立ちはだかる。最終作にして最強譜面を持つ移植曲という異例なポジションに。この譜面を元にしたものが後にpop n music 9(ee MALL経由)や家庭用beatmania IIDX 15 DJ TROOPERSに移植された。 なお、これらの別シリーズはいずれも通常筐体版の基板よりも少なからず性能が高い後発の基板を使用していた製品であった(*2)。上述のbeatmania III楽曲逆移植に関するノウハウはこの移植でも活きている。 (初代筐体版における)隠し要素の簡素化 前作「7thMIX」では隠し要素を細かく解禁することでプレーヤーの関心を長引かせる狙いがあったが、その反面として隠し要素解禁のためにプレーヤーやオペレーターが入力するコマンドが複数回に渡り、しかもその一つ一つがややこしいという難点があった。 その反省や、今作は最終作として超長期稼働する可能性があることを踏まえ、隠し要素の解禁は1回のみ。しかもその解禁作業はオペレーター側が一度入力すれば再度の入力は不要とかなり簡素化され、開発時の想定通り、シリーズ終了後も遊びやすい様考慮されている。 通常モードでの全曲自由選択コマンドは初代筐体(*3)のみ・毎プレーごとにプレーヤーが操作しなければオンにならないが、その作業もコイン投入後エフェクトボタンを押した後ターンテーブルを1回転させる、と簡単なものであり仮に入力し忘れても影響は軽微。 初代筐体では「6thMIX」から搭載された「最難関楽曲を回復ほぼなしゲージ(*4)で10曲連続でプレーする」最上級者向けモード「EXPERT+」を引き続き搭載。こちらもオペレーターコマンドで同時に登場する。 本作では歴代最難関譜面を10曲連続プレーという、まさしく本シリーズのエンドコンテンツともいえる内容。SPもDPも、特にランカーをも唸らせる歯ごたえを誇る。 インターフェース(初代筐体版) 初代筐体では容量を楽曲データの方に割いたため、beatmaniaの特徴とも言えるアニメーションクリップは縮小表示され、動きも紙芝居のような感じになってしまっている。 しかしそんな中でもbeatmania III楽曲ではIIIのアニメーション、CANDY☆ではDDRのアローが流れるなど歴代で特徴的な汎用パターンを収録しており、ある程度の雰囲気を感じることはできる。 従来アニメーションが表示されていた画面中央の部分は、その時点での判定数と最大コンボ数が表示される。判定表示をオフにしてもMVは拡大されないのであしからず。 選曲画面ではbeatmaniaシリーズではお馴染みだったレコードが回転する演出を削除、右側に楽曲リストと左側に楽曲名、譜面毎のレベルが表示される簡素なものになった。 デザインが簡素化したが、初代筐体限定でソート機能が充実しており難易度順、曲名順、シリーズ順に並べ替えができ選曲しやすくなっている。 「確か5th mixに収録されてた曲だけど、曲名はうろ覚え…」と言ったケースでも探しやすい。こういった選曲のしやすさもシリーズ終了後の現在でも遊びやすさに貢献している。 問題点 初代筐体版 初代筐体では189曲の収録数を達成するために、楽曲データが極限まで圧縮されており、音質が悪い。 基板性能の問題で仕方ない部分ではあるが、筐体の音量設定次第では音割れが顕著になる。 THE FINAL新曲である「2.14.13」では楽曲終盤に爆音で鳴る音があるのだが、それが「低スペックで頑張り続けた筐体の叫びにも聞こえる」といった意見、逆に籠もった音だからこそ味があると言う意見もある。 またこの弊害で1曲のローディングに10~15秒ほどかかる。 アニメーションの簡素化 こちらも基板性能の問題だが、アニメーションと言うより画像のスライドショーのような感じになっており、表示も小さいため、プレー中はほとんど見えない。 III筐体版 『初代筐体版』では「6thMIX」で行われたシステムの刷新が、こちらでは最後まで行われなかったため全体的な利便性においては『初代筐体版』に劣る点も。 「低難易度」モードと「標準」モードがそれぞれ別モードのままで、「特定の曲を低(高)難易度譜面で遊ぶ」といったことができない。 「低難易度」モード及び「通常」モードでは全曲自由選択を適用できず、序盤ステージの選曲に幾らか制限がかかる。 総評 バグもなく、新曲を始め、移植曲・過去作の復活曲も非常に数多いため、シリーズの最後を冠し「集大成」を謳うにふさわしい出来。 EXPERTランキングのデフォルトネームに「WE NEED MORE HIGH SPEC」と仕込むほど基板の性能不足に悩まされながらも、不可能と思われていた『beatmania III』の楽曲の移植を実現し、可能な限りユーザーへの感謝と愛を詰め込んだ本作は、稼働終了から20年以上経った今でも設置されている店舗もあるほど。 『THE FINAL』として終止符を打てたことは、最終作と銘打つことなくフェードアウトしていくゲームが増加していった音楽ゲームシーンの中では、それだけでも幸せなことであったのかもしれない。 サポートが打ち切られた現在でも現役で稼働しているゲームセンターもあるため、見かけた際にはBEMANIシリーズの初期を彩った名曲たちを一度プレーしてみるだけの価値は十分にある。 ただし、『初代筐体』の方はブラウン管モニターの経年劣化の問題があり、『beatmania III筐体』の方は基板電池の交換など正規手段でのメンテナンスがすでに不可能となっているため、いずれ撤去されることは免れないだろう。 そうした意味でも動いているうちに一度触ってみることをお勧めする。
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2023/10/18 稼動開始2023/11/02 WORLD TOURISM 開始 + ... 2023/11/02 BPL S3 TOURISM EXTRA part 1~part 8 追加 2023/11/22 LiveAct TOURISM 3,4 追加 2023/12/21 ひなビタ♪ TOURISM 追加 2024/03/13 EPOLIS OST TOURISM 追加 2023/12/08 マイポリスデザイナー 開催 + ... 2023/12/08 MAP 1 追加 2024/01/18 MAP 2 追加 2024/03/07 MAP 3,FINAL MAP 追加 2023/12/20 ARENA MODE 追加 + ... 2023/12/20 第1回オンラインバトル 開催(~24/01/08) 2024/01/25 第2回オンラインバトル 開催(~24/02/07) 2024/02/22 第3回オンラインバトル 開催(~24/03/04) 2024/03/21 第4回オンラインバトル 開催(~24/04/04) 2024/04/25 第5回オンラインバトル 開催(~24/05/06) 2024/02/15 第2回 BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 3- Triple Tribe 開催(~24/04/21) 新規収録:78曲(復活再収録:3曲)楽曲最終更新:24/03/21 収録総数:全1690曲(15曲削除) ジャンル タイトル アーティスト 備考 beatmania IIDX 31 EPOLIS CYBER BREAKCORE 20XX COR!S ASCENDING TOGETHER 《PL|RAYER》 BlackLolita WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 123/11/02 追加 UNSUNG FANTASIA Aeterna satella feat. Risa Yuzuki HARD RENAISSANCE Ambivalent Vermilia BEMANI Sound Team "二代目朱雀 feat.朱雀" 第2回 BEMANI PRO LEAGUE -SEASON3- Triple Tribe∶2,100TB,TS,TD24/02/15 追加 NU SYNTH BASS Bitter & Lucky DÉ DÉ MOUSE PSYCHEDELIC TRANCE CADENZA lapix ∞ BEMANI Sound Team "L.E.D." マイポリスデザイナー MAP FINAL:9,500METRON24/03/07 追加 COLOUR TECHCORE Chemical Colours Blacklolita x BEMANI Sound Team "Expander" SYMPHONIC DRUM'N'BASS COUNTING SHEEP ft. Kanae Asaba Xceon マイポリスデザイナー MAP 3:1,800METRON24/03/07 追加 HARD RENAISSANCE Dahlia BlackY HAPPY HARDCORE TAKEOVER DAZZLE ATTACK Yuta Imai NEO 90's AMBIENT JUNGLE Deep Sea Mystery Dirty Androids ETHNIC HARDSOUND Echoes of Sunfall nora2r MUSIC GAME TRADITIONAL frequent BEMANI Sound Team "dj TAKA" MIXTURE GAME ON DJ Mass MAD Izm* feat.H14 of LEONAIR 提供曲 ADVENTURE TRIP Get Higher BEMANI Sound Team "劇団レコード" BIG BEAT Get Wicked Maozon WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 623/11/02 追加 NEOTRANCE Ghost Pulse crayvxn COLOUR BASS Glitch N Ride Eagle マイポリスデザイナー MAP 2 最終:19,000METRON24/01/18 追加 XYMPHONIC TECHCORE GloriosA KARUT DUBSTEP GLORIOUS HAMMER AJURIKA マイポリスデザイナー MAP 2:6,200METRON24/01/18 追加 HARD TRANCE Hard Breaker Nhato WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 223/11/02 追加 UK HARDCORE Hat Surprise (Season 3) Hommarju WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 423/11/02 追加 HITECH NHI FULLON i-ii かめりあ WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 523/11/02 追加 TRANCE CORE INHERITANCE Zekk マイポリスデザイナー MAP 1:3,600METRON23/12/08 追加 EMOTIONAL J-POP Iris BEMANI Sound Team "HuΣeR" feat.紫村 花澄 DRUM'N'BASS Jumper Masayoshi Iimori CYBER DRUMSTEP Just Gimme Maozon マイポリスデザイナー MAP 3:6,500METRON24/03/07 追加 ROCKIN' DRUM BASS JUSTICE/GUILTY feat. Nana Takahashi & 709sec BEMANI Sound Team "L.E.D." MAXIMUM GAME-BREAKING HARDCORE MAXIMUM CHEAT GIRL かめりあ feat. ななひら マイポリスデザイナー MAP 2:6,200METRON24/01/18 追加 PARTICULAR NIGHTSPACE Million Dollar Dirty Androids マイポリスデザイナー MAP 3 最終:16,000METRON24/03/07 追加 HARD DANCE Monkey Business kors k 第2回 BEMANI PRO LEAGUE -SEASON3- Triple Tribe∶700TD24/02/15 追加 SCHRANZ Mukade kors k J-POP My Sweet Bird? アオワイファイ feat.秋山雫 FREEFORM ARTCORE Out of Control CANVAS feat. Quimär マイポリスデザイナー MAP 1:8,200METRON23/12/08 追加 CHARGE CORE out of disk space TORIENA マイポリスデザイナー MAP 2:6,200METRON24/01/18 追加 PSYCHEDELIC Psychedelic Intelligence BEMANI Sound Team "Sota Fujimori" beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE アーケード連動23/12/07 追加 HARDCORE Red Determination RoughSketch WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 723/11/02 追加 TECHNICAL ELECTRO Shapeshifter Avans COLOUR BASS Sirius MK WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 823/11/02 追加 CROSSOVER SOLAR ECLIPSE Yuta Imai Vs. BEMANI Sound Team "Yvya" HARDCORE TECHNO Speculation BEMANI Sound Team "ZAQUVA" HARD TECHNO/DOWNTEMPO Stereo Beasts MK RoughSketch WORLD TOURISM:EPOLIS OST TOURISM24/03/13 追加 HARDTECHNO Submerge Serenade lapix HI-SPEED TECHCORE Sword Of Vengeance sky_delta マイポリスデザイナー MAP 3:6,500METRON24/03/07 追加 HARD HOUSE This Is Club Musik feat. 大久保紅葉 REMO-CON PSYCHEDELIC TECHNO Time Distortion pt.2(IIDX Edit) kors k vs BEMANI Sound Team "setup" HARDCORE RAVE TITANIUM RIDERS DJ Shimamura J-DANCE POP Too Late Snow movies (moimoi×Xceon×Dai.) マイポリスデザイナー MAP 2:1,800METRON24/01/18 追加 FUNKY BREAKS Tripping Jumping Aikapin Prod. by uno NIActivity GOTHIC PIANO TRANCE Vermilion Carol OSTER project マイポリスデザイナー MAP 1 最終:11,600METRON23/12/08 追加 EURODANCE SPEED winkle 2 winkle Ryu☆ ft.NU-KO マイポリスデザイナー MAP 1:5,800METRON23/12/08 追加 VOLTENIZED CORE Xb10r 隣の庭は青い(庭師+Aoi) 第2回 BEMANI PRO LEAGUE -SEASON3- Triple Tribe∶1,400TS24/02/15 追加 COLD BEAT ZEROIN ON THE LIGHT SOUND HOLIC Vs. ZYTOKINE feat. Nana Takahashi マイポリスデザイナー MAP 1:1,400METRON23/12/08 追加 IIDX EDITION アイドル Covered by BEMANI Sound Team "HuΣeR × wac" feat. 佐伯伊織 原曲:YOASOBI ROCK アタシ完全絶対正義ちゃん! Pizuya's Cell IIDX EDITION 可愛くてごめん Remixed by MK feat. 紫咲ほたる 原曲:HoneyWorks23/11/30 追加 J-POP 傷つけど、愛してる。 ツユ 提供曲 LAMENTO 雫 あさき マイポリスデザイナー MAP 3:1,800METRON24/03/07 追加 BROKEN SAMBA DRUM'N'BASS 灼熱Beach Side Bunny(かめりあ s Summertime D n B Remix) Remixed by かめりあ WORLD TOURISM:LiveAct TOURISM 423/11/22 追加 HARD RENAISSANCE 終焔のClaudia 二代目朱雀 WORLD TOURISM:LiveAct TOURISM 323/11/22 追加 DRUM BASS シンデレラ Maozon feat. Nadia CITY DANCE POP センチメンタル・サマー Nhato feat. Kanae Asaba はるまき (from ボタニカルな暮らし。) J-POP ちゅ、多様性。 ano 提供曲 IIDX EDITION デビルじゃないもん Remixed by BlackY feat. Risa Yuzuki 原曲:DECO*27 × ピノキオピー feat.初音ミク23/11/30 追加 BUCHIAGE TRANCE 電光 Yuta Imai WORLD TOURISM:BPL S3 TOURISM EXTRA part 323/11/02 追加 HYBRID DANCE MUSIC 電子になりたい BEMANI Sound Team "HuΣeR" マイポリスデザイナー MAP 2:1,800METRON24/01/18 追加 SPEED HOUSE ないないルーティン Len SUMMER POP 夏風邪デスコ TORIENA IIDX EDITION 寝起きヤシの木 Remixed by uno(IOSYS) feat. Chiyoko 原曲:ゆこぴ CHINA SQUARE DANCEPOP 果たせぬ約束 ft. 小林マナ Xceon IIDX EDITION フォニイ Remixed by Pizuya's Cell 原曲:ツミキ feat.可不23/11/30 追加 FUTUREBASS ポラリスノウタ ここなつ2.0 ひなビタ♪ 10周年記念! BEMANIちくわまつり2023 書き下ろし楽曲23/12/21 追加 VALHALLASTEP 摩天楼 Julianne HYPERACTIVE HELLCORE めうめうぺったんたん!! (ZAQUVA Remix) Remixed by BEMANI Sound Team "ZAQUVA" WORLD TOURISM:ひなビタ♪ TOURISM23/12/21 追加 JUVENILE PIANO ROCK 夢縁 xi feat. Risa Yuzuki SCI-FI CHRONICLE 流桜ノ門 tokiwa KAWAII DOGGO POPS れとりば! OSTER project feat. 月ノ輪乃愛 復活再収録 TRANCE L amour et la liberté NAOKI underground 段位認定 -極-:SP三段 7th style クリア,DP極三段 獲得24/01/11 追加 TECHNO Logic Board dj nagureo ARENAモード 第1回オンラインバトル:アリーナキューブ 60個23/12/20 追加 JUNGLE MIXTURE PARANOIA survivor MAX 290 ARENAモード 第3回オンラインバトル:アリーナキューブ 50個24/02/22 追加 LEGGENDARIA 追加収録 RAVERS DANCE SPEED BLUE DRAGON(雷龍Remix IIDX) 青龍 条件隠し:条件達成数 3DPのみ追加 CROSSOVER HOUSE BLUST OF WIND Anemo=Aspel by MLREC. 条件隠し:条件達成数 2 BIG BEAT CODE Ø BEMANI Sound Team "HEXA" 条件隠し:条件達成数 5 DANCE POP Explorer feat. ぷにぷに電機 パソコン音楽クラブ ARENAモード 第2回オンラインバトル:アリーナキューブ 60個24/01/25 追加 IIDX EDITION KING Remixed by SOUND HOLIC feat. はるの 24/03/21 追加 UPBEAT MAD ATTACK HALFBY ARENAモード 第4回オンラインバトル:アリーナキューブ 60個24/03/21 追加 FRENCHCORE Miracle 5ympho X USAO ARENAモード 第3回オンラインバトル:アリーナキューブ 100個24/02/22 追加 ENERGETIC TRANCE neogenesis DM Ashura 条件隠し:条件達成数 1 TECHNO O/D*20 Ryu* ARENAモード 第2回オンラインバトル:アリーナキューブ 120個24/01/25 追加 PROGRESSIVE TRIBAL Saturn Mr.Saturn ARENAモード 第4回オンラインバトル:アリーナキューブ 120個24/03/21 追加 DANCE MUSIC VR - Virtual Reality (prod.by Snail s House) KMNZ 24/03/21 追加 TEK-TRANCE yellow head joe S-C-U 条件隠し:条件達成数 3SPのみ追加 J-POP オドループ フレデリック 24/03/21 追加 IIDX EDITION 俺ら東京さ行ぐだ Remixed by すわひでお uno(IOSYS) 24/03/21 追加 Hi-BLEEP 恋する☆宇宙戦争っ!! Prim 条件隠し:条件達成数 4 Hi-FUNK BREAKS 表裏一体!?怪盗いいんちょの悩み♥ ◇◆噂の怪盗少女 ぷらずま★彡Prim◇◆ ARENAモード 第1回オンラインバトル:アリーナキューブ 120個23/12/20 追加
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2000/03/02 発売収録数:49曲 CS初出:5曲 ジャンル タイトル アーティスト 備考 AC初出/CS移植 beatmania APPEND 5thMIX Time to get down TECHNO 22DUNK SLAKE 5thMIX HIPHOP ALL PRO MIX-MASTER MIKE 提供曲 5thMIX AMBIENT MIX Ave Maria Angelic Opera System B(feat.AKANE) 原曲:Charles GounodBONUS EDIT V.R.D.J.SKILLS BATTLE BREAKS DJ TAKAWO BONUS EDIT REGGAE BOA BOA LADY (JAMMING-MIX) dj nagureo 5thMIX HOUSE BRAND NEW WORLD GTS featuring MELODIE SEXTON 提供曲 4thMIX TECHNO BUILD-UP FORWARD 提供曲 4thMIX RAVE CHAIN RAM 4thMIX R B COME AND GET IT n.a.r.d 5thMIX DIGITAL HARDCORE CRYMSON RAM 5thMIX MINIMAL CYCLE SLAKE 5thMIX DANCE POP deep in you dj nagureo 4thMIX TECHNO DENIM SLAKE 5thMIX BIG BEAT DESTRUCTION MPM 4thMIX DANCEMANIA DO IT ALL NIGHT E-ROTIC Dancemania 5thMIX MINIMAL DRUNK MONKY DJ ODDBALL 4thMIX FUTURE JAZZ FINDING A NEW WORLD UTUMI 提供曲 5thMIX HIPHOP FREAK OUT ASLETICS 5thMIX TRANCE GENOM SCREAMS L.E.D.LIGHT GOTTAMIX GABBAH HELL SCAPER L.E.D.LIGHT-G GOTTAMIX LATINAIRES BEATS HIGHER SLAKE 5thMIX R B HUNTING FOR YOU TOGO PROJECT feat. MEGU SCOTTY D GOTTAMIX R B I LIVE JUST 4U MPM 4thMIX CUBE BEAT KAKATTEKONKAI BEBE 提供曲 4thMIX DANCE POP KEEP ON MOVIN N.M.R. 4thMIX HARENTI TECHNO LINN 1999 dj nagureo 隠し曲 5thMIX HAPPY LOGICAL DASH DJ TAKA 4thMIX JAZZ ELECTRO MAN MACHINE PLAYS JAZZ MIKIO ENDO GOTTAMIX EPIC HOUSE Miracle Moon ~L.E.D.LIGHT STYLE MIX~ Togo Project feat. Sana BONUS EDIT MONDO HOUSE MOTIVATION DIMITRI FROM PARIS 提供曲 5thMIX DANCEMANIA OPERATOR PAPAYA Dancemania 5thMIX WARP HOUSE OVERBLAST!! L.E.D.LIGHT BONUS EDIT JUNGLE PARANOIA MAX~DIRTY MIX~ 190 4thMIX DEEP HOUSE peace-out dj nagureo 4thMIX HIPHOP POPCORN DJ WATARAI 4thMIX ALTERNATIVE ROCK PRINCE ON A STAR SPIRITUAL RIDE 5thMIX RAVE R3 tiger YAMATO 5thMIX FUTURE JAZZ RUGGED ASH SYMPHONIC DEFOGGERS 4thMIX DRUM N BASS SODA SLAKE GOTTAMIX LOUNGE SPACED OUT ENOLA QUINTET 4thMIX ELECTRONICA SYSTEM RAM 5thMIX TRANCE THE EARTH LIGHT L.E.D.LIGHT BONUS EDIT DANCEMANIA THE ONLY WAY IS UP THE KINKY BOYS Dancemania 5thMIX DANCEMANIA THE RACE CAPTAIN JACK Dancemania 5thMIX PROGRESSIVE THRASH TRAXX AKI 隠し曲 5thMIX DANCEMANIA TOTAL RECALL ULTIMATE HEIGHTS Dancemania 5thMIX DANCEMANIA UP ON THE FLOOR REGINA Dancemania 5thMIX HARD HOUSE WEIGHTED ACTION DEEP EMOTION 4thMIX DANCEMANIA WONDERLAND X-TREME Dancemania 5thMIX
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beatmania 2ndMIX 機種:AC 作曲者:竹安弘、南雲玲生、太田知巳、ワタナベヒロシ 発売元:コナミ 発売年:1998 概要 BEMANIシリーズの元祖作品『beatmania』の続編。 2人用の譜面を1人でプレイするモード「DOUBLE」や譜面の途中でノートが消えるモード「HIDDEN」などが追加されシステムの土台を築いた。 前作と比べて曲数が大幅に増加しており、前作の収録曲も全てプレイ可能。前作のリミックス曲も収録されている。 ただし前作であったようなストーリー背景は、今作品以降からは語られなくなった。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 theme of beatmania 竹安弘 オープニングデモ practice stage 南雲玲生 曲選択 u gotta groove jam jam reggae DJ BATTLE OVERDOZER (ROMO MIX) 竹安弘 OVERDOZER (AMBIENT MIX) 2 gorgeous 4U greed eater Love so groovy(7inch version) Love so groovy(12inch version) e-motion 太田知巳 20,november(single mix) 南雲玲生 20,november(radio edit) u gotta groove(Triple Mazin Dub) ワタナベヒロシ jam jam reggae(Funky jam Cookie mix) 作:南雲玲生編:ワタナベヒロシ OVERDOSER(Driving Dub mix) ワタナベヒロシ 1990年代179位 Deep Clear Eyes LOVE SO GROOVY(Nite's After Luv mix) Beginning of life Do you love me? (game edit) 南雲玲生 tokai ワタナベヒロシ 歌:CO-KEY Salamander Beat Crush mix Ska a go go 竹安弘 Acid Bomb ワタナベヒロシ Love's Theme of beatmania 竹安弘 エンディング サントラ未収録曲 e-motion (2nd mix) 太田知巳 隠し曲 サウンドトラック beatmania 2nd MIX complete
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2003/06/25 稼動開始2003/09/10 beat#2 開始 2004/02/18 コンバージョン:beatmania IIDX 10th style移行 新規収録:60曲(復活再収録:28曲) 収録総数:全260曲 稼働日数:238日 ジャンル タイトル アーティスト 備考 beatmania IIDX 9th style TRANCE CORE Abyss -The Heavens Remix- dj TAKA/remixed by Ryu* RAVE ACT RAM ELECTRONICA ADVANCE SLAKE ENSEMBLE ATOMIC AGE SHUNZZY NRG BAD BOY BASS!! (dj Remo-con MIX) Y Co. SPIRITUAL bag Reven-G beat#2解禁曲03/09/10 解禁 ULTRA ROCK BEAT Be Rock U (1998 burst style) NAOKI TECHNO BLEEDING SLAKE ROCOCO TEK BRIGHTNESS DARKNESS SPARKER FRENCH BOSSA CHARLOTTE Db.Saka feat. Piasa HEALIN HARDCORE Cradle positive MA feat.akino MIXTURE Distress dj TAKA/remixed by TaQ ELECTRO POP Dreamin Sun Yu Takami TRANCE e-motion 2003 -romantic extra- e.o.s/remixed by dj TAKA TECHNO ECHOES DRAGOON LATIN GROOVE FESTA DO SOL Mt.Circle FUNK SHUFFLE fun Mr.T TURKISH PIANO N BASS Golden Horn Osamu Kubota POPS Honey good-cool EUROBEAT HYPER EUROBEAT (2DX style) NAOKI feat.PAULA TERRY EXTREME GRANGE I can fly,I ve got reason Yu Takami EUROBEAT I Was The One (80 s EUROBEAT STYLE) good-cool/remixed by NAOKI EUROBEAT I m In Love Again -Y&Co. EURO MIX- dj TAKA/remixed by Y Co. エントリーカード隠し曲:9th styleデザイン03/09/10 解禁 DRUM N BASS Karma TaQ TRANCE Let the Snow Paint Me -Y&Co. Remix- Sana/remixed by Y Co. LOLIPOP Let s say Hello! Takuma Saiki SOUL lights flare TECHNO Logic Board dj nagureo beat#2解禁曲03/09/10 解禁 FORKTRONICA LOVE IS DROWING SLAKE feat.EMIKO 条件隠し曲03/09/10 解禁 J-HAPPY HARDCORE LOVE♡SHINE 小坂りゆ beat#2解禁曲03/09/10 解禁 TECHNO lower world D.J.SETUP GOSPEL Make A Difference Lala Moore with CoCoRo*Co EUROBEAT MARIA (I believe...) NAOKI feat.PAULA TERRY POST ROCK moon_child 少年ラジオ HARDCORE RAVE one or eight sampling masters AYA HOUSE OVER THE CLOUDS -Flying Grind mix- Lala Moore/remixed by Flying Grind JUNGLE MIXTURE PARANOIA survivor MAX 290 EXTRA STAGE03/09/10 解禁 TRANCE POWER DREAM PINK PONG TRANCE Prelude NAOKI underground TRANCE quasar OutPhase ONE MORE EXTRA STAGE03/09/10 解禁 PSYCHEDELIC Quickening dj TAKA beat#2解禁曲03/09/10 解禁 R B Really Love 大部真由美 ELECTRO 2 STEP RISLIM -Remix- ric/remixed by Hisashi Nawata GABBA rottel-the-Mercury sampling masters MEGA HAPPY HANDBAG Silvia Drive Noria DRUM N BASS SNOW RAM beat#2解禁曲03/09/10 解禁 TRANCE STAR FIELD SADA HAPPY HARDCORE Sweet Sweet ♡ Magic jun 条件隠し曲03/09/10 解禁 HIP HOP SWEETEST SAVAGE ASLETICS TECHNO SWITCH RAM FILTER HOUSE The Biggest Roaster D.J. Spugna ELECTRINICA The end of my spiritually EeL 2 STEP traces -tracing you mix- TaQ/remixed by kors k feat. U EUROBEAT Two DAYS OF LOVE tiger YAMATO with マイク吉川 feat.ma-sa EPIC HOUSE u gotta groove -extend joy style- dj nagureo/remixed by Mr.T US HARD HOUSE WANNA TELL THAT WORD SADA HOUSE Your Body good-cool feat. Andrea L.Hopkins テクノチョップ 昭和企業戦士荒山課長 AKIRA YAMAOKA HOUSE 真夏の花・真夏の夢 Sana 条件隠し曲03/09/10 解禁 ボデー ライオン好き AKIRA YAMAOKA 復活再収録 HOUSE 19,November good-cool エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 GABBA 250bpm AKIRA YAMAOKA エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 HYPER EUROBEAT Broken My Heart NAOKI feat.PAULA TERRY エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 HIPHOP CHECKING YOU OUT good-cool feat. JP Miles DUTCH TRANCE Clione kors k TECHNO Cold Pulse QUADRA with DJ FX エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 BIG BEAT Electro Tuned (the SubS mix) TaQ エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 DRUM N BASS empathy TaQ DANCE SPEED END OF THE CENTURY NO.9 DANCE EXPRESS Hi-Speed FANTASY ULTIMATE DUB エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 BIG BEAT GAMBOL SLAKE エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 TRANCE GENOM SCREAMS L.E.D.LIGHT エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 DRUM N BASS gentle stress DJ Swan エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 HIPHOP IIDX DJ SIMON エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 DANCE EXPRESS Hi-Speed JIVE INTO THE NIGHT CYDNEY TECHNO KAMIKAZE dj nagureo HYPER EUROBEAT Kiss me all night long NAOKI J-STYLE feat.MIU エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 TRIBAL HOUSE Macho Gang ANAL SPYDER MINIMAL minimalian Detroian エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 CELTRANCE NORTH WALL5 ALTERNATIVE ROCK Prince on a star SPIRITUAL RIDE エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 TECHNO QQQ TaQ INSTRUMENTAL Regulus DJ.W TRANCE REINCARNATION dj TAKA SPIRITUAL SOFT LANDING ON THE BODY DJ SIMON エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 HYPER EUROBEAT STILL IN MY HEART NAOKI RAVE tablets sampling masters MEGA エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁 INSTRUMENTAL Take It Easy Aya エントリーカード隠し曲:03/09/10 解禁
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本項では『beatmania IIDX』『substream』『2nd Style』を併せて紹介しています。 シリーズの以後の作品については『beatmania IIDXシリーズ』から各バージョンの記事を参照してください。 beatmania IIDX 【びーとまにあ つーでぃーえっくす】 ジャンル DJシミュレーション DX筐体II筐体 対応機種 アーケード 仕様基板 TwinkleVictor製DVDプレーヤー メディア 映像部分 ビデオCD 発売・開発元 コナミ 稼動開始日 1st 1999年2月26日 ss 1999年7月27日 2nd 1999年9月30日 判定 1st~ss 賛否両論 スルメゲー 2nd 良作 ポイント 5鍵上級者向けシリーズ当初は5鍵の延長線的存在煌びやかでキャッチーな収録曲5鍵比で多彩なエフェクタープレー料金などで一時期不人気に「DX」は「DX筐体」の名残幻の『beatmania II』筐体 beatmania IIDXシリーズ 概要 収録曲 ゲーム進行 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 幻の筐体『beatmania II』 1999 THE END OF MILLENIUM "ビートのモンスター"始動!! 概要 音楽ゲームを大衆のものにして大ヒットを飛ばした『beatmania(以下5鍵)』の兄弟作『beatmania IIDX』シリーズの初代系列作品。 タイトルロゴには『The next generation beatmania deluxe version』の表記がある。 当初からの公式略称は『IIDX』であり、ファンからの愛称としては『弐寺』が多用される。 元々は5鍵上級者向け作品として世に送り出されたのだが、実質の後継作品として現在でもシリーズが続いている為、現在『beatmania』といえばもっぱらこの作品のことを指すことが多くなっている。 初代の名称は純粋に『beatmania IIDX』だが、後発作品では『1st Style(以下1st)』としている。 同年7月27日にver.UP版である『substream(以下ss)』が、約二ヵ月後と言う早さである同年9月30日には新作である『2nd Style(以下2nd)』が稼動開始。 『ss』稼働と共に『DanceDanceRevolution 2ndMIX CLUB Version 2』との連動機能を搭載できる改装キットも販売された。 『1st』サウンドディレクターはdj nagureoこと南雲玲生。『2nd』からはdj TAKAこと石川貴之が務めている。 『1st』のキャッチコピーである「時代を震わす鼓動を刻め!!」 その名の通り、まさにこの世紀末にリリースされたこのゲームは、5鍵の色合いを残しつつも高品質スピーカーなどから出力されるエンターテイメント性など、次世代に向けた『beatmania』として音楽ゲームを成長させていきたい開発者の思惑がこれでもかというほど伝わるものである。 しかし、今でこそ多くの熱烈な支持者を集めている音楽ゲームの生きる古典を代表する老舗として讃えられているが、5鍵の延長線上扱いだった初期についてはあまり明るい話はないことは、当時を経験した者や開発者以外からは意外と知られていない。 ここではその経緯について深く掘り下げていくことにしよう。 収録曲 この表ではBGAは初出、それ以外は『2nd Style』基準で記載する。 現行機種でプレー可能な曲は太字表記 版権曲は斜体表記 隠し曲は赤字表記 初代でANOTHER譜面が用意されている曲は以下「Beginning of life(SPA)」「Dr.LOVE(SPA)」「GRADIUSIC CYBER(SPA)」「LUV TO ME (disco mix)(SPA)」「The Rhyme Brokers(DPA)」 + 新曲 曲名 ジャンル アーティスト BPM 難易度 A譜面 BGA 備考 1st Style 18+4=22曲 22DUNK TECHNO SLAKE 135 ☆5 SP/DP 汎用 5.1.1. PIANO AMBIENT dj nagureo 101 ☆1 -(*1) 専用 現行NORMAL譜面相当(*2) Be in my paradise SOUL CLASSIC BALLAD JJ COMPANY 63 ☆2 - 汎用 IIDX史上最遅BPM been so long JAPANESE HIPHOP m-flo 96 ☆3 DP 専用 celebrate SOUL CLASSIC JJ COMPANY 134 ☆5 SP/DP 専用 diving money DRUM N BASS QUADRA 150 ☆3 SP 専用 Dr.LOVE DANCE POP baby weapon feat.Asuka.M 123 ☆3 SP 専用 The Theme from "Flo-jack" HIPHOP m-flo 93 ☆1 - 専用 初代(ロケテ)?のみ「flo-jack」表記 g.m.d. HIPHOP DJ mazinger featuring Muhammad 100 ☆3 - 専用 GAMBOL BIG BEAT SLAKE 102 ☆2(*3) - 専用 辛判定曲(*4) GRADIUSIC CYBER DIGI-ROCK TAKA 159-167 ☆6 SP 専用 ANOTHERのBPM 160-167 into the world WORLD GROOVE QUADRA 126 ☆3 - 汎用 辛判定曲 LUV TO ME(disco mix) EURO BEAT tiger YAMATO 154 ☆6 SP 汎用 Melt in my arms DANCE POP Honey P feat.Asuka.M 118 ☆3 SP/DP 専用 patsenner AMBIENT TECHNO dj nagureo 130 ☆4 - 汎用 perfect free HOUSE nite system 126 ☆4 - 専用 辛判定曲 Prince on a star ALTERNATIVE ROCK SPIRITUAL RIDE 145 ☆4 - 専用 Queen s Jamaica (astria mix) REGGAE Crunky Boy featuring Muhammad 94 ☆4 - 汎用 R3 RAVE tiger YAMATO 157 ☆5 SP/DP 専用 Special energy TRANCE TECHNO DJ FX 140 ☆5 - 専用 The Rhyme Brokers JAPANESE HIPHOP m-flo 91 ☆4 SP/DP 専用 YOU MAKE ME JAZZ HOUSE MONDAY MICHIRU 109 ☆2 - 専用 substream 3+1=4曲 gentle stress DRUM N BASS DJ swan 175 ☆4(*5) -(*6) 専用 Macho Gang TRIBAL HOUSE ANAL SPYDER 125 ☆6 SP/DP 専用 THE EARTH LIGHT TRANCE L.E.D. LIGHT 145 ☆6 SP/DP 専用 ちょっときいてな (ZANSHIN-NA MIX) DRUM N BASS Laugh Peace 164 ☆4 - 専用 2nd Style 20+6+1=27曲 .59 CHILL OUT TAKA 135 ☆6 SP 汎用 『3rd』以降とANOTHERが異なる Bad boy DANCE POP Vivi 94 ☆3 SP/DP 汎用 Brazilian Rhyme HOUSE Satoru Shionoya + Satoshi Tomiie 110 ☆5 - 専用 踊る!福神漬(CALCUTTA) INDIE EURO DR.BOMBAY 138 ☆5 SP 専用 Dancin Into The Night DISCO good-cool 139 ☆2 - 汎用 Digital MinD (A/T Libra mix) MINIMAL TaQ 155 ☆5 SP 専用 dong-tepo no.1 (*7) TECHNO dj nagureo 125 ☆7 - 汎用 『2nd』までの唯一の☆7 Electro Tuned (the SubS mix) BIG BEAT TaQ 125 ☆5 SP 汎用 全譜面コナミ譜面搭載曲 Get on Beat HARD BAG ON 126 ☆3 SP/DP 専用 Headache HARD HOUSE good-cool 143 ☆4 SP 汎用 Hitch Hiker WARP HOUSE good-cool 136 ☆4 - 専用 I m In Love Again SPEED GARAGE dj TAKA 134 ☆5 - 汎用 Indigo Vision (full flavour hide around mix) GOA TRANCE TaQ 154 ☆5 SP 専用 I Was The One ITALO HOUSE good-cool 124 ☆3 SP 汎用 Junglist King DRUM N BASS Hirofumi Asamoto(ram jam world) 169 ☆3 - 専用 Junglist King (long) DRUM N BASS Hirofumi Asamoto(ram jam world) 169 ☆4 - 専用 ロングバージョン LET THE BEAT HIT EM! BASS MIX MIAMI BASS STONE BROS. 110 ☆2 - 汎用 lovin you JAZZ DRUM N BASS MONDAY MICHIRU 154 ☆4 - 専用 Mirrorball Satellite 2012 HIPHOP SOUL m-flo 103 ☆3 SP 専用 morning prayer DISCO/HOUSE SILVA 124 ☆ SP 専用 S.O.S. INDIE EURO DR.BOMBAY 138 ☆6 - 専用 Panorama SOUL CLASSIC Hirofumi Asamoto(ram jam world) 112 ☆2 - 専用 PUT YOUR FAITH IN ME (for beatmania II) JAZZ FUNK dj TAKA feat. UZI-LAY 126 ☆5 - 汎用 Second Style (Hip Hop Paradise) HIP HOP dj TAKA feat. DAY BREAKERS 114 ☆4 - 専用 Shine On SOUL Shorai 111 ☆5 SP 汎用 SOFT LANDING ON THE BODY SPIRITUAL DJ SIMON 78-(159)-318 ☆5 - 汎用 SP-TRIP MACHINE (for beatmania II) JUNGLE dj TAKA feat. DE-SIRE 168 ☆4 SP 汎用 + 移植曲 曲名 ジャンル アーティスト BPM 難易度 A譜面 BGA 初出 備考 1st Style 10曲 20,November(*8) HOUSE dj nagureo 130 ☆3 SP 汎用 5鍵初代 DPは「radio edit」 Beginning of life AMBIENT QUADRA 110 ☆2(*9) SP 汎用 5鍵2nd Deep Clear Eyes DRUM N BASS QUADRA 155 ☆3 SP 汎用 5鍵2nd Do you love me? BALLAD reo-nagumo 110 ☆2 - 汎用 5鍵2nd e-motion RAVE e.o.s 140-145 ☆3 - 汎用 5鍵初代 jam jam reggae REGGAE jam master 73 90 ☆1 SP/DP 汎用 5鍵初代 LOVE SO GROOVY SOUL LOVEMINTS 141 ☆3 - 汎用 5鍵初代 OVERDOSER(romo mix) TECHNO MIRAK 132 ☆3 SP 汎用 5鍵初代 Salamander Beat Crush mix KONAMIX NITE SYSTEM 134 ☆3 SP 汎用 5鍵2nd ska a go go SKA THE BALD HEADS 144-160 ☆5 SP/DP 汎用 5鍵2nd substream 7曲 BRILLIANT 2U EURO GROOVE NAOKI 150 ☆4 SP 汎用 DDR2nd deep in you DANCE POP dj nagureo 126 ☆4 SP/DP 汎用 5鍵4th GENOM SCREAMS TRANCE L.E.D. LIGHT 150 ☆5 -(*10) 汎用 5鍵4th KEEP ON MOVIN DANCE POP N.M.R. 132 ☆3 - 専用 DDR2nd NaHaNaHa vs.Gattchoon Battle DJ BATTLE DJ Senda Tiny.K 124-163 ☆3 SP/DP 専用 5鍵GM PARANOiA MAX~DIRTY MIX~ JUNGLE 190 190 ☆4 SP/DP 専用 DDR2nd RUGGED ASH FUTURE JAZZ SYMPHONIC DEFOGGERS 168 ☆3 -(*11) 汎用 5鍵4th + 後発ver.での変更点のある曲 曲名 変更内容 substream 22DUNK ANOTHER追加(SP/DP) Be in my paradise 新譜面差替(DP) been so long 新譜面差替(DP) Beginning of life ANOTHER追加(SP) celebrate ANOTHER追加(SP/DP)BGA汎用化 Deep Clear Eyes ANOTHER追加(SP/DP) diving money ANOTHER追加(SP)BGA汎用化 e-motion ANOTHER追加(SP/DP)難易度変更(☆3→☆2) g.m.d. ANOTHER追加(SP)BGA汎用化 GRADIUSIC CYBER ANOTHER追加(SP/DP) jam jam reggae ANOTHER追加(SP/DP) OVERDOSER(romo mix) ANOTHER追加(SP) perfect free ANOTHER追加(SP/DP)BGA汎用化 Prince on a star ANOTHER追加(SP/DP) Queen s Jamaica (astria mix) 難易度変更(☆4→☆5) R3 ANOTHER追加(SP/DP) Salamander Beat Crush mix ANOTHER追加(SP) ska a go go ANOTHER追加(SP/DP) Special energy ANOTHER追加(SP/DP)BGA汎用化 The Rhyme Brokers ANOTHER追加(SP) 2nd Style been so long ANOTHER追加(DP)譜面差替(DP) celebrate ANOTHER追加(SP/DP) e-motion 難易度変更(☆2→☆3) GAMBOL 難易度変更(☆2→☆1) GRADIUSIC CYBER 難易度変更(☆5→☆6) jam jam reggae 新譜面差替(DP) LUV TO ME(disco mix) DP ANOTHER追加難易度変更(☆5→☆6) perfect free 難易度変更(☆3→☆4) Queen s Jamaica (astria mix) 難易度変更(☆5→☆4) ska a go go 新譜面差替(DP) Macho Gang 難易度変更(☆5→☆6) Melt in my arms BGA汎用化 NaHaNaHa vs.Gattchoon Battle 新譜面差替(DP) THE EARTH LIGHT 難易度変更(☆5→☆6) The Rhyme Brokers 新譜面差替(SPA) ゲーム進行 筐体概要 ※下記仕様は『8th』までの共通となる。 従来のボタンデバイスから2個増やした7個のボタンとターンテーブルに加え、新たに曲に自分の好きなようにエフェクトが掛けられるエフェクターが追加された。 ターンテーブルの位置は1P側は鍵盤の左、2P側は鍵盤の右になった。1P側は5鍵時代の配置から左右反転しているということになる。また、1P側、2P側それぞれ単独でスタートができる。 筐体側の性能も大幅に向上しており、モニターには東芝製40型リアプロジェクションテレビ「フェイス40(40Z1P)」が、サイドスピーカーにはBOSE製のものが採用されている。 その他ネオン管付きトップスピーカー、低音域を強調させる為のウーファーとそれに合わせて連動するバスシェーカーも採用されている。 筐体内部仕様として基板はPlayStationベースの「Twinkle」、基板に接続して演奏中の画面中央に表示されるBGAやアドバタイズムービーを制御した上でゲーム内に合成する為の、ビデオCD対応Victor製DVDプレーヤーが採用されている。 なお『1st』から『5th』のビデオデータを収録しているメディアはビデオCDである。 DVDプレーヤーが故障すると画面中央にはVictorのロゴしか表示されなくなってしまう。 I/Oボードはメインボード(以下メインI/O)とサブボード(サブI/O)の2枚1組で役割を分担。現在でもこの仕様自体は変わっていない。 Twinkleのメイン基板にその機能を有するメインI/Oはボタン類とボタン内蔵ランプの制御を行っている。これは全ての世代の筐体共通である。 メインI/Oと接続されたサブI/Oは「ターンテーブル」「エフェクタスライダ」「マーキー領域」「筐体の照明類」「コインカウンター」「テストスイッチ」「サービススイッチ」の制御をそれぞれ担っている。 なお、ターンテーブルがサブI/O経由なのは初期の筐体のみであり、約20年後にその相違による問題が起きている(後述、および『CANNON BALLERS』の記事を参照)。 エフェクター概要 エフェクターの仕様が現行ver.と異なっている点も見逃せないポイントである。なおこの仕様は『8th』まで引き継がれた。 1P側スタートボタンの右側には、エフェクターのON/OFFを切り替える「EFFECTER」と、VEFXの切替を行う「VEFX CHANGE」が設けられている。なお曲をプレーしている時のみ切替可能である。 VEFXには「KEY CONTROL」「ECHO」「SURROUND 1~3」の計5種類が用意されており、「VEFX CHANGE」を押す度に左から順番に切り替えられる。 「KEY CONTROL」は音の高さを調整する機能。 「ECHO」は現行の同名エフェクト同様、木霊効果を追加するエフェクト。 「SURROUND 1」は鋭くシャープな響きを加えるエフェクト。 「SURROUND 2」はやや金属的な響きを加えるエフェクト。 「SURROUND 3」はやわらかい響きを加えるエフェクト。 筐体中央にはスライダが設けられており、エフェクターの出力調整及び隠し要素解禁に使用されていた。また、爆音に設定しているゲーセンで音量を下げたり、自分に合った音量に設定する際にも使用されていた。 「VEFX」VEFX効果の大きさを調整する効果を持ち、KEY CONTROLの時はピッチシフトの大きさが変わる。 「low-EQ」低域成分を調整する効果を持ち、一番下に設定すれば、殆ど低音を聞こえなくすることも可能である。 「hi-EQ」高域成分を調整する為に使用し、これも一番下に設定すれば、殆ど高音を聞こえなくすることも可能である。 「track volume」プレーヤーが干渉できないBGMのボリュームを調整する際に使用する。 「play volume」プレーヤーが干渉できるキー音などのプレーサウンドのボリュームを調整する際に使用する。 ゲーム進行 1 規定のクレジットを投入してスタートボタンを押してゲームスタート。 オプション設定は現行作と異なりゲームをスタートさせる前にタイトル画面で行わなければいけない点に注意。 また、ダブルプレーをする場合はタイトル画面で「DOUBLE」オプションを点灯させて設定した上でゲームを開始する必要がある。 2 各種モードを選択。 1人プレー料金でDPをプレーしている状態では「EXPERT」モードが選択できない上、2曲保証固定となる。 3 曲を選択する。ターンテーブルを左右に回して曲を選び白鍵で決定。 現行作と異なりゲームプレー中にゲームオプションを変更すること自体できないので注意。 ANOTHER譜面を選択する方法は、『1st』のみ残り時間が11秒までに対応する曲にカーソルを合わせてVEFXを押しながら選択する。『ss』以降は対応する曲に合わせてVEFXを押しながら決定するだけで良い。 現行作と異なりフォルダやソートと言った便利機能は一切無く、名前順に並んでいるのが特徴である。 4 曲をプレーしてクリアできたら次のステージに、失敗した場合はコンティニューで同じステージをやり直せる。 「7KEYS」に限り、3曲目である「FINAL STAGE」で特定の条件を満たす曲をクリアすれば、隠し曲が選択できる4曲目「EXTRA STAGE」に進出できる。 「特定の条件」とは、『1st』では「celebrate」「GRADIUSIC CYBER」「LUV TO ME(disco mix)」の3曲、『ss』では1stの3曲に「Macho Gang」を加えた4曲であり、EXTRA進出のための選曲が制限されていたが、『2nd』以降では「☆5以上の曲」に変わり選曲の幅が広くなった。 5 ゲーム終了後、筐体内ランキングにランクインすれば30秒間のネームエントリー。その後プレー成果に応じて「F~A、AA、AAA」とランク付けされる。 6 全てのステージをクリアーした上でゲームを終わらせればエンディング。 ゲームモード 現在と異なり、使うボタンを制限する形で難易度を易しくするといった体系をとっている点が特徴である。いずれも現行機種でのHYPER譜面相当の譜面にレーン制限を掛ける形で難易度調整を行う形となっている。 「4KEYS」初級~中級者向け 4つの白いボタンだけを使う最も難易度の低いモード。 なおこのモードは『2nd』までの要素となり、『3rd』で現在のNORMAL譜面相当の簡単な譜面のみがプレー出来る「LIGHT7」と交代する形で廃止となった。 「5KEYS」中級~上級者向け 左側5つのボタンのみを使う伝統的なモード。5鍵時代からの経験者はまずはここからプレーしてみよう。 後の『7th』にてゲームオプションに移行する形でモード廃止。そのオプション自体も『26 Rootage』で廃止に。 「7KEYS」上級者向け 7つのボタンを全て使う、本作の真骨頂たるメインモード。 「ANOTHER譜面」「EXTRA STAGE」はこのモードでのみで出現させることができる。 「EXPERT」上級者向け 規定順の5曲セットで構成されたコースのどれか1つで高得点を目指す上級者向けモード。このモードに限り、専用の減少型ゲージとスコアシステムが使用される。 後に『20 tricoro』でモード廃止という形で初代基準の仕様としては廃止に。 ゲームルール 基本的には5鍵と変わらず、赤い判定ラインに到達したらタイミングに合わせてボタンを押すorスクラッチを回し、タイミングが正確なほどスコアは3段階で加算される。 『substream』までは5鍵と同様、小さくてわかり辛いものの、ゲージ残量に合ったアクションをとる「DANCER」が登場している。 ゲームオプション 『1st』のゲームオプションはデフォルトで選択出来るものでは「BATTLE」「DOUBLE」「HIDDEN」のみだが、『2nd』ではそれらに加えて「HI-SPEED」が追加された。ただし、隠しコマンドを使えば「RANDOM」「MIRROR」も使用可能になる。 「BATTLE」2人プレー及びダブルプレー時のみ適用されるオプション。左右でシングルプレー時と同じ譜面を降らせる。 「DOUBLE」ダブルプレーをしたい場合にこのオプションを適用する。現行作と違い、当時のダブルプレーはおまけと認識されていた時代背景があり、プレーオプションとして扱われていた。 「HIDDEN」ノートが画面1/3の辺りから見えなくなる画面下部を隠すオプション。5鍵時代の名残でやはり最初期から搭載されているオプションをこちらでも初代から取り入れたい開発者の思惑が見て取れる。 「HI-SPEED」※『2nd』で追加『2nd』で追加されたオプション。ノートの降下速度が2倍になる。現在と異なり、『4th』までのハイスピードの倍率は2倍速のみと1段階しか存在しなかった。 「RANDOM」※隠しオプションレーン単位でシャッフルするオプション。コイン投入後、エフェクトレバーを左から↑↓↑↓↑(全て目盛一杯)と設定した状態で、白鍵の1番キーと7番キーを押しながらSTARTボタンを押してゲームスタートすると適用される。 「MIRROR」※隠しオプション正規譜面を鏡に映したような譜面にするオプション。1番キーと3番キーを押しながらSTARTボタンを押してゲームスタートすると適用される。 また、この他にプレー中のフレームカラーを変更する隠し機能も採用されている。 選曲時にスタートを押してから曲を決定すると、その時に押した回数に応じてフレームカラーが変化するというもの。何回押したら何色になるかの詳細は不明である。 難易度 譜面は現在と異なり、現行機種の「HYPER」相当の譜面のみと基本的には1種類、一部曲におまけ扱いとして「ANOTHER」譜面が用意されているという体系をとっている。 いずれもレベル表記は「DIFFICULTY欄内の☆」の個数で表記されており、ANOTHER譜面にはレベルが設定されていない。 また、DPのレベルも設定されておらず、SPと同じレベルが表示されていた。 『1st』『ss』でのレベル上限は「☆5」であり、『2nd』でのレベル上限は「☆7」である。 とはいえ『2nd』でレベル☆7を付けられた曲は、隠し曲である「dong-tepo no.1」だけ。その事実から当初は該当曲の存在価値を上げる為に設けられたレベル数値と見ても良いだろう。 評価点 7個に増えた鍵盤からの恩恵 ボタンが7個に増えたことにより、従来から譜面の自由度に余裕ができたのか、新曲に関しては横に広がるように配置されているなど、演奏感と見やすさを両立させた。 ただし当時はまだ5鍵の延長線上扱いでしか無かった為「『1st』に収録されている5鍵曲は移植元と全く同じ」と言った点や、UI面において5鍵を意識した演出も多々見受けられる。 また、白鍵と黒鍵の降るレーンが完全独立した「セパレートフレーム」が採用されたのもこのバージョンからである。これも見やすさに貢献すると好評だった模様で後に5鍵にも逆輸入される形で採用された。 従来は白鍵の降るレーンの間の線上に黒鍵が降るというものであり、特に隣接配置が来た時に非常に見辛くなるというデメリットも存在していた。 多彩でキャッチーな収録曲 初代から現在に至るまで削除されずに数多くの支持を集め続けている初心者向け楽曲「5.1.1.」をはじめ、dj TAKAのBEMANI処女作「GRADUSIC CYBER」から5鍵では味わえないキャッチーで本格的なダンスミュージック「Dr.LOVE」など、今聴いても色あせない名曲はこの時点で確立している。 再ブレイクを果たし、また更に人気上昇中のヒップホップ・ハウス系アーティスト『m-flo』がまだインディースとして活動していた時代の名曲「been so long」「flo-jack」、本来の古典的なハウスミュージックである「perfect free」もまた見逃せないポイント。 『1st』のサウンドディレクターdj nagureoのお気に入りとして、Monday満ちるの版権曲も収録。 また、現在に至るまで辛判定の代名詞として語り継がれるSLAKE氏による渋めのビッグビートトラック「GAMBOL」も『1st』が初出である。 上級者でもGREATがなかなか出ないほど判定が非常に厳しい為、高スコアを叩き出すのは相当な難儀といえるもの。 判定の仕様が『19 Lincle』以降と異なり「PGREAT判定が1フレーム分しか無く、とても狭いGREAT判定が鍵盤側にも設定されている」というものとなっている為、最近始めたばかりのプレーヤーは注意。 更に『ss』では五鍵4th・GOTTAMIXやDDRからの人気曲が移植されたり、『2nd』では当時流行していたDR.BOMBAYとのタイアップ楽曲も2曲収録されるなど、当時の流行や時代の先を見た楽曲ラインナップも魅力的。 五鍵移植曲の1つである「NaHaNaHa vs. Gattchoon Battle」に至っては「Into the world」やその他一部版権曲に並んで、どの家庭用IIDXにも一切収録されていない為、相当レアなものとなっている。 現IIDXのサウンドディレクターであるL.E.D.がIIDXに参加したのも『ss』から。同じく五鍵移植曲の「GENOM SCREAMS」「THE EARTH LIGHT」といったサイケトランスは難易度の高さも相まって人気だった。 『ss』収録曲の中でも、DJ Swanこと上野圭一の「gentle stress」は、当時マズい状態だったIIDXの救世主と言われるほどに人気であった。 『2nd』では以降レギュラーとなるTaQとgood-coolが初参戦した。 TaQは主に硬派なテクノやビッグビートを提供し、good-coolはハウスやディスコを中心に幅広いジャンルの楽曲を手掛け、共に人気を博す。 当時最強のボス曲として「dong-tepo no.1(*12)』が登場。今となってはよくある難しめの譜面の一つでしかないレベルだが、ゲーム雑誌にわざわざ独立した攻略記事が記載されるほどであり、当時は相当に恐れられている存在だった。 地味ながらも『2nd』までに削除された曲が1曲も無い点も見逃せないポイントである。 そしてなんだかんだ言って難しくても曲が良ければそれだけでも音楽ゲームとしては評価点である。 故に曲数が多かった『2nd』に於いて、続編に向けたプレーヤーを徐々に増やすことに繋がっていったのだ。 実写映像とCGを用いたムービー オープニングからして実写映像を巧みに活用した映像であり、5鍵時代に出来なかった多彩な表現を象徴する存在となっている。 そして版権曲の殆どはPVをムービーとして収録しており、アーティストファンには嬉しい仕様にもなっている。また、『1st』では上記故にコナミオリジナルの楽曲でも実写ムービーが多く充てられている。 その殆どがダンスムービーである一方で、70年代のアメリカを演出している「Be in my paradise」、スタッフ達出演の刑事ドラマ「GAMBOL」、どこかPUFFYを彷彿とさせる「Melt in my arms」などバラエティに富んでいる。 『ss』でイメージキャラクター「トラン」、『2nd』からはIIDXの看板デザイナー・GOLIが初登場。アメコミタッチのキャラクターが楽曲に花を添える。 また後の『HAPPY SKY』同様、『2nd』では全ての新曲に専用ムービー若しくはレイヤーが用意されており、デザイナーチームの気合が窺える。 5鍵比で健全化された難易度 5鍵の判定枠は非常に厳しいことで知られており、特に「PGREAT」が登場してからはまるで壊れているのではと言わんばかりの、他のどの音ゲーとも比べ物にならないほどの極悪さになってしまった。 しかし7鍵になってから「PGREAT」「GREAT」の幅がやや広がり、「GOOD」でもコンボが繋がるようにもなった。 ちなみにこの判定幅は『GOLD』のアップデート以降から現行のものと変わらない模様である。 地味に「EXPERTゲージ」の仕様も変わっており、一度減らしたゲージを回復させる手段がなかった従来の仕様から「GREAT」以上を取った回数に応じてゲージが少し回復するように変更された。 DDRとの連動機能 『DanceDanceRevolution 2ndMIX』との連動機能を搭載した『CLUB Version』が存在していた。 実はこの機能が採用された経緯が賛否両論点に記されている「『1st』の人気がイマイチだった為、当時人気機種だったDDR開発チームに頼み込んで急遽制作してもらった」もの。 システム上、「IIDXで演奏した曲がそのままDDRでも流れてプレーできる」というもののため、DDR側でIIDXの曲はプレーできるが、DDRの収録曲をIIDXで遊ぶことはできない。 ただし、この機能に合わせて『ss』からは「BRILLIANT 2U」「KEEP ON MOVIN 」「PARANOIA MAX~DIRTY MIX~(*13)」といったDDRの人気楽曲が移植。通常はEXTRA STAGE専用隠し曲だが、DDRとのセッション時は通常選択可能になる。 選曲決定権はIIDX側にあり、DDR側は収録曲の確認こそできるもののIIDX側が選んだ曲を強制的にプレーすることになる。しかし、例えるならクラブでDJがセレクトした曲をダンサーが踊るようなイメージであり、特に不自然さはなく受け入れられていた。当時はDDR側やギャラリーが口頭でIIDX側に演奏曲をリクエストするというプレー形態もあった模様。 2~4人同時プレーによるセッションが必須で、IIDX側は変化が少ないという難点はあるものの、当時はIIDXの曲が遊べるということで特にDDR側のプレーヤーを中心に好評だった。 『1st』と連動した初代『CLUB version』は急遽作ったもの(『1st』稼働のたった2ヶ月後、システムディスク交換のみ)であるためかシステムが明らかに粗削りで、筐体がリンクされた状態で片方がプレーを始めると強制的にセッション待ち状態になる、DDRとリンクするとIIDX側で選べる曲がセッション可能な13曲のみに減少する、DDR側の譜面はBASICのみなど様々な問題点があった。 『ss』稼働開始と共に連動したバージョンアップ版『CLUB version 2』では大きく改善され、『ss』のほぼ全曲がDDR側でプレー可能になり(*14)、DDR側の譜面もMANIACまで完備。さらにIIDXとDDRのゲージが共有されるようになり、セッションプレーならではの緊張感も生まれた。EXPERT MODEにも対応。 しかし残念ながらDDRとのセッションは『CLUB version 2』で打ち止めとなり、『IIDX 2nd』は一応セッションに継続対応しているものの新曲の追加は行われず、両『3rd』にて廃止された。 ターンテーブルの位置を鍵盤の右また左で選べるようになった IIDXの重要な変更点の一つがターンテーブルの位置である。1P側のターンテーブルが鍵盤の左に移され、プレーヤーは1P側に立ち左手でターンテーブルを操作するか、2P側に立ち右手でターンテーブルを操作するかを選べるようになった。利き腕とスクラッチの兼ね合いなどから、プレーヤーは自分に合った配置を選ぶ事ができる。この概念は5鍵にも影響を与え、1P側のターンテーブルと2P側の鍵盤で擬似的に左ターンテーブルを再現できるオプション「CENTER PLAY」の実装という形で、5鍵でもターンテーブル配置の選択ができるようにされた。 賛否両論点 いまいちパッとしない『substream』の立ち位置 ファンからは立派な新作やシリーズの1つとして数えられている『substream』なのだが、公式ではあくまでver.UP程度に取り扱いたい模様で、作品数にカウントされないのは最早恒例となっている。 実はこれにはかなり曰く付きの経緯があり、dj TAKA氏が発言していた「『1st』に対してのプレーヤーの反応がイマイチであった為、上層部命令により『2nd』開発中に急遽ver.UP版を出すように指示された為に止むを得ず開発されたver.」というもの。 結局『2nd』と並行して納期ギリギリで開発する羽目になってしまい、その過程で生まれた副産物が『substream』である。 純正モニターの是非 リアプロの特性上、外光が入る場所や照明が強い所だと画面が見えにくくなる難点があった。 当時は液晶/プラズマディスプレイ(*15)の技術が未成熟であり、遅延も尋常ではない欠点も大きく目立つ上、ブラウン管に限っても最大で36型までしか製造できないなどの量産技術的問題もあるので、この点に関しては仕方がない部分と言える。 この問題は純正モニターの寿命が直接的に絡んだ『8th』以降で見過ごせない問題へと発展することに。 『9th』以降は36インチワイドブラウン管、『15 DJ TROOPERS』以降は液晶ディスプレイに移行したことにより、リアプロは完全に絶滅した。 液晶ディスプレイの画面サイズ・型番は出荷時期により異なる(参照)。 2023年現在は液晶ディスプレイが主流となり、ブラウン管筐体は国内では1店舗のみ(*16)となり、こちらもほぼ絶滅した。また、『29 CastHour』以降ではSD映像出力非対応(*17)のため、旧作専用台として稼働中。 2nd新曲「SOFT LANDING ON THE BODY」 音ゲー用語「ソフラン」の語源の由来となった曲である。作曲者はDJ SIMON(杉本清隆)氏であり、現行機種ではプレー出来ない曲である。 作曲者曰く「『スピリチュアル』というジャンル名にあやかって、ゲーム上でも『スピリチュアル』な仕掛けを施してみました。」とコメントしているが… その内訳はなんと「曲の途中でbpmが元のbpmである159の2倍の318に一時的に上昇した後、bpmが79(元のbpmの約1/2)に減少、そして数小節後にbpm159に戻る」というものであり、前例も無い中でこのようなギミックに遭遇したプレーヤーがどれだけ唖然したことやら。 その後、『beatmania completeMIX2』(2000年1月稼働)にて「Do you love me? (SOFT LANDING MIX)」が登場。本曲は『beatmania 2ndMIX』で登場した「Do you love me?」のREMIXなのだが、DOCTER S氏(上記と同じSIMON氏の別名義)が手がけており、こちらでは「bpmが本来の100の2倍である200で曲が開始され、中盤にて元の100に一旦急降下。その後再び200へ急上昇」というギミックが仕掛けられていた(*18)。本曲の存在により、「SOFT LANDING=急激なbpm変化」というイメージの形成に一役買ったことになる(*19)。 その後もこれに味を占めたのか、同氏の曲では『pop n music 5』(2000年11月稼働)で登場した「西新宿清掃曲」(こちらもやはりサイモン氏が作曲)などをはじめ、「曲の途中でbpmが倍速になるギミック」を濫用してしまい、凄まじい賛否を招く事態に。 結局現在においては、上記のような加速ギミックの乱発は自重されることとなった…のだが、『DDR』シリーズでは特にボス曲において加減速ギミックがまだ幅を利かせていたりする。 さらにSOUND VOLTEX IIIにおいて、「混乱少女♥そふらんちゃん!!」というまさにソフランをテーマにした楽曲が公募入選。ネタとしてはまだ現役…かもしれない。 なお、「ソフラン」については元々「SOFT LANDING ON THE BODY」のように「曲のテンポとは無関係に譜面のスクロールが急激に変化する曲」の事を指していたが、現在では「曲のテンポ自体が急激に変化する曲」も含めて「ソフラン」として扱われている。 本作から20年経過してのシリーズ作品『HEROIC VERSE』の新機能として楽曲の譜面傾向を六角形レーダーとして表示するノーツレーダーが追加されたが、そのうち楽曲中のBPM変化を示す項目が「SOF-LAN」とズバリそのものの名称になっている。 後の『beatmania IIDX』20周年の際に「SOFT LANDING ON THE BODY」の上述の仕掛けは作曲者の意図しない挙動による偶然の産物(拍子が4/4から7/8に変わる所があるのだが、分母が倍になるとBPMまで倍になってしまうバグ)であったのだが、スタッフが「面白い」との理由でそのまま採用されてしまったことを杉本清隆氏がtwitterにて明かしている。 問題点 初代に限りデフォルト設定のプレー料金が異常 初代に限って工場出荷設定のプレー料金が何と「1人 300円/2人 500円」と非常に高額だった。 上記の通り、筐体の巨大さと設備の豪華さからも想像つくかもしれないが、当時は2曲保証と言った各種救済措置がある訳もなく、SPとDPで別料金であった中でこれである。 他に工場出荷設定で1プレー300円のゲームは『レーシングジャム』『ピコピコアンパンマンごう』くらいしかないのだから、これが如何に異常であるかは明白である。 その為各所で「300円投入して最初のステージでクリアー失敗→高いコンティニュー料金で続行orゲームオーバー」といった光景が頻繁にお目に掛かれる事態に。 結局次作である『ss』では工場出荷設定が他の大型筐体同様の「1人 200円/2人 400円」に落ち着くことに。 その後プレーする人も徐々に現れたのか「1人 100円/2人 200円」に設定する店舗も登場し、段々と浸透していくことに。 時代背景を踏まえても不親切な要素 現在の機能が充実したゲームと比べるのは流石に酷だが、当時基準で見ても不親切な要素がかなり散見されていた。 まず難易度低下措置が「そもそも譜面自体の難易度を低下させる」「使用するボタンを制限させる」のみであり、それ以外で難易度を低下させる要素が一切無い。 どういうことかと言えば、視認性を上げるオプションどころか、現在でいう「BEGINNER譜面」どころか「NORMAL譜面」すら無く、ゲージの減少率やボーダーラインを下げるオプションすら無かったのだ。 上記の措置があったとしても現行HYPER譜面と何も変わらない譜面からボタン数を制限させているだけなので、自動演奏ではないレーンに難しい配置が来たらどうしようもないし、何より音ゲーで重要な演奏感が激減である。 これは「音楽ゲームと言う概念自体がまだ広く認知されたばかりな故に、情報が多すぎるとハードルが高くなってしまいプレーして貰えない」という時代背景が非常に強い側面がある。 当時メジャー音ゲーなんて他に存在しない状況だった。今となっては信じがたい話だが「ハイスピードを付けて視認性向上」「画面上部を隠して視線矯正」といった対策も一般的ではなく、上級者の余興やネタプレーと認識されていたのだ。 ハイスピートオプションも、当時(と現在でいうノースピで)活用されている視線合わせのやり方である「判定ラインをガン見しながらタイミングを合わせる」と、非常に相性が悪いという側面もあった。 とはいえ、流石に『5鍵2nd』が出てからそろそろ1年も経過する訳なのだから、流石に上級者(当時基準)もちらほら出ている上、上記の通りゲームとしての難易度やゲームシステム自体のハードルが相応に高いと言う事実があるのだが。 結局上記の仕様では最低限配慮するべき措置すら満足にとれているとは言えないので、「難しい」と敬遠されても仕方がない。これでは本末転倒と言わざるを得ない。 筐体の構造 筐体の見栄えを重視する為か、ターンテーブルと鍵盤の距離が「約10cm程」と非常に大きく離れており、特に手の小さなプレーヤーやダブルプレーでは相当難儀することとなる。 これでも5鍵よりは近づいているので、配慮されている方ではあるのだが、それでも遠いのに変わりはない。 もっとも当時のプレーヤーは基本的に「スクラッチと鍵盤のノートが同時に降って来る場合、片手でスクラッチ・片手で鍵盤を操作する」ことが基本であり「スクラッチを小指ではじく感覚で取る」ことをしていたのは極少数の最上級者のみ。 2ndの後期になるとアルカディアにも記載があった事で「親指と小指を広げて気持ち前か後ろに動かしながら叩いてスクラッチと1鍵を片手で同時に取る」テクニックがやっと普及するレベル。 手を開いて親指から小指までが16cm強ほどに手が相当小さくとも、2+S(6+S)まではなんとかあるが、固定に必要な3+Sになると相当に手の大きさが重要となる為、無視できない壁と変貌する。 更に当時は「1048式」「手首皿」などをはじめとした固定運指も確立しておらず、プレーヤー各自で北斗だの自由運指を活用していたのだ。 ただ、そうでなくてもターンテーブルと鍵盤の距離が相当離れている事実は覆せてない訳なのだから、ターンテーブルと鍵盤の距離を近づけることが出来るような機構を設ければ良いだけの話である。 結局これも後発作品で「手が小さくてスクラッチノートを取りこぼす」「誤って小指を突き指するなどで怪我する」という形でゲーム外の問題としても露呈することとなってしまう。 内部的な問題として、工場出荷時のボタンが非常に重く「バネ 100g/スイッチ 100g」と、メーカーこそ現行と同じであるが、操作性の観点で言えばかなり人を選ぶ仕様である。 ただしボタン類の交換に関しては、知識さえあれば誰でもできるレベルなので、店舗側で交換すれば問題にはならなかったのが救いか。 バネを抜いたりカットする事により、だいぶ軽くなるのだが、そうするとスイッチにかかる負担が相当なものになり、短期間でのメンテを余儀なくされたのがオペレーターを悩ませた。 曰く「プレー時間が短いのでインカムはあるけどメンテサイクルが短くて収益的にはイマイチ」。 結局メンテとの折り合いを付ける為のバランスとして、「バネ 20 or 60g/スイッチ 20 or 50g」に換装することがメジャーとなった。 また、サブI/O側にターンテーブルを制御する機構が組み込まれているのとフォトセンサーの性能の問題の為、稀ではあるが無反応による取りこぼしが発生することがある。 これは初代筐体(『1st』-『9th』に出荷された筐体)特有の現象であり、コンパネ右上の年代表記が1999年で、筐体下側の扉が白いのが特徴。 店舗独自でこの配線を変えれば良いとはいえ、上記ボタン交換よりも更にハードルの高い改造である。このような不備を企業が出すゲームでやらかすのはいかがなものか。 そしてこの仕様が『1st』稼動から19年後の『25 CANNON BALLERS』にて大掛かりな内部仕様変更がなされた際に大きな問題に。ただしこれはその次作『26 Rootage』でメインI/Oに直接接続出来るようになったことで解消された(*20)。 『10th』以降出荷された筐体(コンパネの年代表記が2004年で、扉が黒いのが特徴)では、最初からターンテーブル・テストスイッチ・サービススイッチがメインI/Oに直接接続されている。この筐体以降のサブI/Oは16セグメント・ネオン・スポットライトの制御のみ担当する。 『14 GOLD』以降出荷された筐体(カードリーダーの注意書きのシールが、黒地で白色の文字であるのが特徴)(*21)では、USB入出力が1.1から2.0に変更されているため、従来と比べて鍵盤のレスポンスが改善されている。そのため、プレーヤーの間では『14 GOLD』以降出荷された筐体が理想とされている。 『25 CANNON BALLERS』ではPCBと共にメインI/Oも一新されているため、筐体の違いによる鍵盤のブレは改善されている。なので、現在では筐体の違いを気にする必要は無いと思われる。 その他 『ss』のダブルプレーに限り、1P側だけが判定の対象となってしまい、2P側の判定は全て無効化されてしまう致命的なバグがあった。1P側だけプレーすればゲージが増えるのだが、DPを選んだ意味が全く無いことは言うまでもない。 『1st』ではボム(*22)のエフェクトが半透明とは言えとても大きい上に透過性も悪く、譜面の視認性に影響を及ぼすこともあった。一応現行機種における初代のものを再現したボムよりは遮断時間は1/2と短いのが救いとは言えるか。『ss』からは『5th』まで使用された自重したものに変更された。 ディスクドライブが不調になりやすく、ムービーの読み込みに失敗するとプレー中の画面中央に「Victor」のロゴがデカデカと表示されてしまう。あまりのインパクトから印象に残ったプレーヤーも多く「Victor汎用ムービー」等とネタにされた。 総評 現行機種とは全く雰囲気も違う初期作品ではあるが、根本的なゲームシステムは既に完成されている。結果論とはいえ、未来に繋げたという意味ではアーケードゲーム界においての貢献度は非常に高い。 収録曲も5鍵とは打って変わって当時の流行に沿ったキャッチーな曲を積極的に取り入れた点も非常に大きい。 しかし、時代的に仕方ない点もあるが、かなりハードルの高い仕様を改善するのにてこずってしまったのか、評判を覆すのにはやや時間を要することに。 それでも『2nd』に関しては、初代で指摘されていた問題点がやや改善されている上、後発の家庭用にも移植されていない要素もあるなど、今の基準で見ても需要のある要素は見逃せない。 …とはいえ上記の問題も相まって本当の意味で人気機種になったのは、イメージをガラリと一新した『3rd』からとなった。 余談 家庭用について 『1st』及び『2nd』の家庭用移植作は制作されておらず、2000年にPS2で発売された『3rd style』(以下、CS3rd)が家庭用版IIDX第1作目である。 『CS3rd』はAC版『3rd』をベースに『2nd』までの楽曲も一部収録されているが、未収録となった楽曲も多い。 この内、「into the world」「Queen s Jamaica (astria mix)」「Junglist King(LONG)」と版権曲の殆どは、5鍵も含め家庭用beatmaniaシリーズで遊ぶことはできない。 また、一部の曲は隠し曲扱いで最初はプレー不可能。LIGHT7/7KEYS/EXPERTモードのいずれかをクリアするたびに、1曲ずつ解禁される。 ゲームは全く異なるものの、『1st』『ss』までのCSIIDX未収録曲の一部はPSとDCで発売された『Dance Dance Revolution 2ndReMIX CLUB VERSION』でプレー可能(*23)。音源は筐体から直接収録した物が使われている。ただしPS版はアペンドディスクなので、起動には『2ndReMIX』もしくは『3rdMIX』が必要なので注意。DC版は単体で起動可能。 サウンドトラック 『1st』のサントラのみ何故かゲーム音源のまま収録されている他、隠し曲が一切収録されていない。ただし、当時はゲーム音源とサントラ音源では全くの別物と言えるレベルで変化している曲も多いため、ある意味貴重。 『ss』と『2nd』は単体のサントラはないものの、『beatmania maniac-tracks』に楽曲が収録されている。 また、PS版『Dance Dance Revolution 2ndReMIX APPEND CLUB VERSION Vol.1』および『Vol.2』は音楽部分が通常の音楽CDと同じCD-DAで録音されているため、データ領域を読まないよう注意すれば『1st』『ss』のサントラ代わりに使う事が可能。これらもゲーム音源である。 幻の筐体『beatmania II』 このゲームを語る上で欠かせない事柄として通常版筐体の存在がある。『CS6th』の達人ムービーで使用されている筐体であるため、これで知ったユーザーも少なくないだろう。 元々シリーズ開始当初は『beatmania』の「mini筐体」のようにやや小型化された「通常筐体(以下II筐体)」と、大型店舗向けとして現行の『IIDX』の名を冠した「DX筐体」のリリースを同時販売して全国展開するつもりだった。 このII筐体とDX筐体の違いとして「STARTボタンは中央のコイン投入口の両側に存在すること」「ターンテーブルが小さく鍵盤と距離が近い」「バスシェーカーやマーキーが搭載されていない」が挙げられ、かなりシンプルなものだった。このため『CS6th』の達人ムービーのプレーヤーは「筐体のデザインの違いに違和感を感じた」と『CS6th』公式サイト(アーカイブ、「BONUS」ページを参照)でコメントしている。 しかし、DX筐体を先行出荷したことにより、そのインパクトに見惚れた店舗関係者や消費者などにより、そちらへの受注が殺到。結果、II筐体に受注が集まらなくなり売れなくなると判断されたのか、急遽II筐体の発売は中止された。 このような経緯がある為、商標表記の付き方が『5th』以降だと「DXの右下に登録商標のRマークが付いている」のに対して『4th』までは「IIの右下に(TM)マークが付いている」というものとなっている。つまり当初は「beatmania II」までがゲームタイトルで「DX」は筐体バージョンだったのである。 ただし小型筐体も一応完成まではしていたらしく、1999年のアミューズメントマシンショー(AMショー)では2nd styleのII筐体が参考出展され一般入場者もプレーできた。また、韓国版『2nd』にあたる『beatstageII 2nd style』発売の際にごく少数ではあるが、この筐体が正式に市場へ出回ったようで、一部熱心なコレクターにより保有している人物が確認されている。 日本国内では東京都立川市羽衣町にある個人経営のゲームセンター「WGC -World Game Circus-」で、唯一小型筐体が旧作を入れて稼働している。ただしブラウン管の経年劣化により液晶に交換されている。他にも海外製の音楽ゲームや他のBEMANIシリーズ旧作も稼働中。