約 160,353 件
https://w.atwiki.jp/nanj-wbc/pages/14.html
このクランで楽しく活動するための簡単な約束事項をまとめました コミュニケーション手段 MAGを起動する前にまずテキストチャット「WBC会議室」に参加しましょう これはクラン配置やグループ配置を円滑に行うためにメンバー全員(特にオナー)と意思疎通をはかるためです 入った時の挨拶は「おはD」誰かが落ちた時は「おつやで」がよく使われています 参加していない人がオナーになったとき配置の音頭がとれなくなるのでテキチャには必ず参加してください 入った後ROM専で構いません VCの使用は自由ですが隊長職に立候補してるただの数人しか使っていません 最近(2013/1現在)はVCがない人向けにスカイプを使っています(skypeID fukushin26にコンタクトください) プレイ中フリーズしやすい人は試合が始まったらテキチャから抜けるのを推奨します 最近はテキチャしか使っていませんがIRCを使いたいという方は気軽にメンバーに呼びかけてみましょう IRCに関してはここ 使用している部屋はWBC実況3鯖です クラン配置に参加する 参加の仕方は、「出撃」→「クラン配置」→すでに立っている部屋を選ぶor新しく部屋を立てる→R1を押して小隊を選択→分隊を選択→「参加」をポチー バグ等でクラン配置が上手くいかない場合はグループで出撃します メンバーが9人以上集まったら分隊を2つに分けます。どちらに行くかは自由 作戦中 除外投票についてに書かれている除外投票される行為をしない MAGをプレイする上では常識となっております。 作戦終了後にすること クラン配置から抜けていないか確認する このゲームのバグで勝手に配置から抜けてしまうことがしばしばあります。オナーが配置できないのでゲームが終わったらその都度自分が抜けていないかチェックしよう 誰がクランオナーか確認する オナーとはクラン配置に参加したメンバーを作戦に配置する人のことを言います。最初のオナーは部屋を立てた人がなりますが、その人がフリーズ等で一旦部屋を抜けてしまった場合別の人が繰り上げでオナーになるので現在誰がオナーか把握しておくのは大切です。 落ちるとき 落ちるときはなるべく「次で落ちる」「ラス1で」などで試合が始まる前にテキチャでオナーに伝えましょう
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15273.html
…… 二人はなんとか、見やすいポジションを確保した。 律「人が多くなって来たね」 澪「うん」 律「澪ちゃん。手、出して」 澪「どうして?」 律「いいから」 利き手の左手を出すと、律は自分の右手を出しギュッと握った。 澪「へっ」 律「こうしてれば、迷子にならなくていいよ」 澪「う、うん」 律「ぜーったい、はなさないから安心して」 澪「うん!」 澪(なんだろ。きんちょーする) そして、周囲が静かくなった途端、空に花火が打ち上げられた。 「おおー!」 周囲から歓声が上がる。 それを見ていた二人も、同じように歓声を上げた。 律「きれー」 澪「うん」 そこから夜空に何十発、何百発の花火が打ち上げられる。 その度、歓声は大きくなる。 二人はというと、完全に花火に魅了されていた。 その目は、とても輝いていた。 律「ねぇ」 澪「ん?」 律「花火、見に来てよかったね」 澪「そだね」 二人はお互いを顔を見て、微笑み合った。 そして、手は握られたまま肩を寄せ合い、二人は花火を堪能した。 花火が全て打ち上げられるまで、その手が離れることはなかった。 …… 花火大会が終了すると、二人は会場を後にした。 律「いやー、楽しかった」 澪「花火、すごかったね」 律「また、来年も一緒に来ようね」 澪「うん。あっ、でも」 律「何?」 澪「来年は、りっちゃんも一緒に浴衣を着て来るんだよ」 律「えっ、どうして?」 澪「おばさんから聞いたよ」 澪「ほんとは、りっちゃんに浴衣を着せたかったって」 律「おかーさん……」 澪「だから、来年は一緒に浴衣を着て、花火みよーね」 律「うーん。考えとく」 澪「どうして?」 律「だって、わたしに浴衣なんて似合わないし」 澪「そんなことないよ」 律「えー、黄色に百合の花が入った浴衣だよ。かわいくないよー」 澪「かわいいよ。ぜーったい、似合う」 律「よせやい」 澪「りっちゃん」 律「んー、じゃあ」 律「わたしが大きくなったら、澪ちゃんと一緒に浴衣着て花火見に行く!」 澪「ほんとに?」 律「ほんとほんと! だから、それまで待っててよ」 澪「わたし、ちゃんと待つからね」 律「うん」 澪「じゃあ」 小指を出す。 律「ん?」 澪「約束」 律「わかった!」 「ゆびきりげんまん うそついたら はりせんぼんのーます ゆびきった!」 「約束だよ!」 澪(うーん。遅いなぁ) 公園の入口で、澪はある人を待っていた。 澪(荷物置いたらすぐ来るって言ったのに) 澪「……バカ律」 「おーい、みおー」 澪(あっ、来た) 澪「遅いぞ」 律「わりぃ、わりぃ」 律「携帯の電池が少なくなってたから、ちょっと充電してた」 澪「ちゃんと、確認しとけよ」 律「分かってますよ」 澪「じゃあ、行こっか」 律「おう! 唯達が待ってるからな」 律「それにしてもさ」 澪「何?」 律「澪以外と花火大会行くの、始めてじゃね?」 澪「そうだっけ?」 律「そうだよ。大概、友達はみんな田舎に帰ってていないしな」 律「中学の時も、去年までそうだったじゃないか」 澪「あぁ、そうだな」 律「始めて二人で行ったの、小四の時だっけ」 澪「うん」 律「あんとき、澪はアサガオの柄の浴衣着てたっけ」 澪「そうそう……って、あぁ!」 律「どした?」 澪「花火大会で思い出したけど」 澪「律はいつになったら私との約束を実行するんだ?」 律「約束?」 澪「大きくなったら、私と一緒に浴衣を着て、花火に行くって」 律「あー……そんな約束……した、かな?」 澪「したよ。ちゃんと、指切りまでしたし」 律「はてな?」 澪「よく思い出してみろ」 律「んー。りっちゃんの記憶だと、そんな約束した覚えはありません!」 澪(嘘だ。絶対、覚えてる) 律「大体さ、私の浴衣姿なんてみたい奴いるの?」 澪「いるんじゃないのか?」 澪(今、お前の隣に) 律「ふーん。物好きだなぁ、そいつは」 澪「悪かったな」 律「な、なんだよー」 澪「……なんでもないよ」 澪(物好き、か) 澪「あっ、メール」 律「誰からだ?」 澪「唯から……って、もうみんな待ってるみたいだ」 律「げっ、んじゃ急ぐか!」 澪「そ、そうだな!」 澪(結局、今年の夏も律との約束は果たされず、か) 澪(なぁ律、いつになったら、私との約束を果たしてくれるんだ?) 律「ん、なんだよ?」 澪「ふふっ、なんでもない」 律「変な澪」 澪「さっ、急ぐぞ」 律「ま、待てよ!」 澪(私はいつまでも、待ってるからな) わたしは大きくなったら、りっちゃんといっしょにゆかたを着て、花火を見に行きたいです。 そしていつまでも、りっちゃんと仲良しでいたいです。 おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1033.html
345 約束の結末 3/1 sage 2010/04/02(金) 19 18 45 ID DD9GhJes 新居に移る準備を整えて俺が家を出ようとすると道を塞がれた 例によって姉貴である 「何処行くのよ彰人」 つっけんどんな言い方に、背が小さいくせに人一人射殺せそうな目 家の横暴女の登場だ 「どこって、新居だよ、引っ越すって話したろ」 俺はそう短く言って姉貴の横を通って家を出ようとする と、視界に姉貴の顔(というか頭のてっぺん)が映った、回り込まれたらしい 「駄目よ彰人、アンタは家にいなさい」 幼いが険のある姉貴の声 俺は心の中で舌打ちした こいつはいつもそうだ、俺が何かしようとすると邪魔することしか考えねえ 俺は無視して姉貴をどけるとドアノブに手をかけた しかし俺がドアを開くことはなかった 「ウソだよね?・・・・彰人?」 姉貴が、泣いていた 『あの』姉貴が 俺は驚愕でドアを開けられずにいたのだ 「ごめんね、ごめん・・・お姉ちゃん意地悪しすぎたよ だからやめよう?お姉ちゃん優しくなるよ、優しくするもう照れたりしないよ 昔みたいに仲良くしようねそれでずっと二人でいようよ出て行かないでよ 今日のご飯はちゃんとお姉ちゃんが作るからほらお姉ちゃんの作ったご飯大好きだよね彰人はだから・・・・」 だけどそれも一瞬のことで 俺は何かを言い続ける姉貴を残して、住み慣れた家を出て行った 346 約束の結末 3/2 sage 2010/04/02(金) 19 19 40 ID DD9GhJes ___________________ 一人、玄関にうな垂れるようにしてドアを見つめている 大事な大切な唯一の絶対の存在に『置いて』いかれた彼女は何をするでもなくドアを見つめている 彼女はこの盛大な『意地悪』が終わる時を待っているのだ 今にも弟が帰ってきて、自分に『仕返し』をした旨を伝えて、今日は二人で『仲直り』をするのだと だから彼女は待っている 帰ってくるはずのない弟を待っている 「ウソだよ」 長い沈黙を破り、彼女は呟く 彼女は立ち上がり、自室へ向かった 夢遊病者のようにふらふらと、足取りはおぼつかない 自室の宝物箱の中にある沢山のビデオテープのひとつを引っつかみ、強引にビデオデッキに挿入していく 「あきひとあきひとあきひとあきひと」 リモコンの再生ボタンを押しながら彼女はずっと画面に魅入る このビデオは彼女の精神安定剤だった どんなに嫌なことがあっても、どんなに苦しい時もこれを見るだけで彼女の心は安定するのだ 砂嵐の後、幼い少年の姿が映る 『おねえちゃん・・・』 少年は自転車ごと転んでしまったようで、涙目になりながら姉の名前を呼んでいた 「あきひと・・・」 彼女の顔がふっと優しいものに変わる それは誰にも見せない彼女の本当の素顔だった いつも吊り目気味な瞳は柔らかく綻び、冷徹なまでに白い頬は朱に染まる この少年に『おねえちゃん』と呼ばれることが彼女にとっての誇りだった 「あきひと、あきひと、あきひと」 何度も何度も、彼女は大事な弟の名前を呼ぶ そして画面に映る少年は、幼い姉に頭を撫でられて無邪気に笑っていた 『僕ね!おねえちゃんをお嫁さんにする!』 画面の中の小さな少年は、幼い姉と約束していた 拙く幼い、結婚の約束 しかし今画面に魅入っている彼女には、何よりも大事な約束 「そうだよね・・・あきひとは、アイツよりおねえちゃんのほうが好きだよね・・・」 彼女の瞳は濁っていた 純粋で一途だからこそ、濁っていた 「約束したもんね」 幼い頃の、大切な大切な約束が、あの女との約束に劣るはずがない 彼女はいつしか立ち上がり、歩き出していた 弟を『迎え』に行くために 347 約束の結末 3/3 sage 2010/04/02(金) 19 29 50 ID DD9GhJes あれ、俺どうしたんだっけ? 「あきひと、あきひと」 あきひと?彰人か、俺のことだな 誰だよ俺のこと呼んでるの 「ごめんね、おねえちゃんあきひとにいじわるしすぎたよね」 意地悪?お姉ちゃん?ああ、姉貴のことか いつもいつも気まぐれに殴ってきたり俺の恋人からの贈り物をことごとくぶっ壊したりムカつくったらない そんな姉貴が俺にしおらしく謝るなんて正直驚くな 「あたしね、ただあきひとに構ってほしかったんだよ?だけど、照れくさかったんだ」 構う? 冗談じゃねえ姉貴みたいな横暴女に構ってたら身がもたねえよ 「でもね、それじゃだめなんだって気がついたよ」 そうそう、姉貴はもっと穏やかになるべきだよな、折角可愛い顔してるんだし 「これからはね、おねえちゃんにいっぱい甘えていいんだよ?」 は?甘える? 気持ちわりぃな、そんなことするもんかよ 「おねえちゃんがいっぱいいじわるしちゃったから、すねちゃったんだよね」 拗ねてねえよ 気持ち悪いって言ってんだろうが 「だからあんな人と一緒に暮らすなんて酷いウソおねえちゃんについたんだよね」 あんな人?一緒に暮らす? そうだ、思い出した 俺は恋人と同棲するために家を出ようと思ってたんだった あいつ、新居で待ってるのかな 俺みたいな冴えない顔で、特に取り柄もないやつを、初めて好きになってくれたやつ 一緒に暮らそうって言ったらすごく嬉しそうな顔してたっけ そういえばそろそろ新居に行かないと 「あきひとはあんなところ行かなくていいんだよ」 そんなわけにはいかねえだろ、あそこには俺の恋人がいるんだし 「あきひとはずぅっとおねえちゃんと一緒にいるんだよ」 だから姉貴なんかと一緒にいたくねえんだって 「・・・お薬、もっと必要だね」 薬?いらねえよ、具合なんて悪くないし 「だめ、あきひとは病気なんだよ」 病気? いや健康そのものだって 「だめ、お薬使わないとあきひとの病気がもっと酷くなっちゃうよ」 痛えな 薬って注射かよ 「えへへ、あきひとちっちゃい頃から注射苦手だったもんね」 頭撫でんなよ、ガキじゃないんだからさ でも、なんかすげえ久しぶりだな、姉貴に頭撫でられるの 「そうだね、昔は『おねえちゃんおねえちゃん』ておねえちゃんの後ろばっか着いてきてたのにね」 やめろよ、恥ずかしいな ああちくしょー、でもなんかすげえきもちいいな 「あきひとの気が済むまで撫でてあげるね」 ああ うん、たのむわあねき 「『姉貴』じゃないよ」 あれ、そうだっけ? 「おねえちゃんはあきひとの『おねえちゃん』だよ」 おねえちゃん 「うん・・・おやすみ、あきひと」 348 約束の結末 余話 sage 2010/04/02(金) 19 30 52 ID DD9GhJes あれ?おれなんかわすれてなかったっけ? 「ううん、なんにも忘れてないよ」 そうだっけ?なんかすごくだいじなやくそくがあったきがするんだ 「あきひとはなんにも約束なんてしてないよ」 そっか おねえちゃんがいうならきっとそうなんだな 「うん、あきひとはね、もうおねえちゃんのこと以外なんにも考えなくていいんだよ」 かんがえない 「そうだよ、あきひとのして欲しいことは全部おねえちゃんがしてあげるから、考える必要なんてないんだよ」 うん、じゃあ、そうする おねえちゃんがいうんだもんな それがただしいにきまってる くちびるがふさがれてくるしいけどおねえちゃんがしているんだからただしいことにきまってる おねえちゃんの『した』がおれのくちのなかをうごいてるけどおねえちゃんがしてることだからただしいにきまってる なんだか『いちもつ』がきもちいいけどおねえちゃんがしてるんだからただしいんだ おれの『りょうて』と『りょうあし』がいつのまにかないことも おれがなぜか『ないてる』ことも ぜんぶぜんぶただしくて、おれはなにもかんがえなくていいんだ
https://w.atwiki.jp/yaruaka/pages/134.html
スケジュールを立てるのにご活用ください 日常関連 ガッツ 2日目にてモンスターボールを当てて捕まえようとしたお詫びに今度電話して改めて何かしらの形で詫びることにした お前らいい加減にしろよ!約束してから軽く100スレ超えてるとかどんだけ放置してるんだよ!ガッツさん何も悪いことしてないんだぞ!(`;ω;´) ロイド 5日目 にて秘密のコハクを託し、復元したポケモンをくれる代わりにそのポケモンの情報をあげる約束をした ガッツさんはネタになっているからまだしもこちらは配役が誰だったかすら忘れられているだろう… 阿部さん 11日目 にてやる夫のトレーナーとしての腕が上がったらゆっくり話そうと電話番号をくれた。 タマムシ大会ルーキー優勝したいまなら電話してもいいころだろう キラ 32日目 にて30000円のお小遣いをくれたので、お礼に今度来る時にお土産を買ってくることを約束した トーナメントが終わった後でお土産買ってから結果報告に戻るのもいいかもしれない ルリ 88日目 にて両親(キラとフレイ)を紹介する約束をした。友達、恋人、結婚相手として等、どの様に紹介するかは全ては安価にかかっている。 水銀燈 95日目 にて肩もみと下着のプレゼントを含めたデートの約束をした。デート費用はやる夫の奢りのため実行する時は所持金に注意。 市長一家 119日目 にてなのはを助ける戦いに勝利したら一家にキスを貰う約束をした。 3人でデートに行く時に一緒に貰おう。切嗣から貰えるかどうかは安価次第・・・どうしてこうなった なのは 黒子 121日目 にてなのはが妹団に負けたことをとある人物に伝えない代わりにデートを取り付けた。 伝えてしまうと漢度が減るわデートは潰れるわED行くわの大惨事になりかねないので今回は自重しろよ!絶対自重しろよ! ラクス 123日目 にてシックスVS姫&咲夜戦の動画と撮影機材(通常)を後日貰う約束をした。 今後その撮影機材で「良好な動画」を取れたらお礼としてラクスに送ってあげよう。 トーナメント関連 エヴァ 30日目 にてポケモンバトルで勝った方のモノになるという約束をした。 トーナメントで勝利した今こそ約束が果たされる時、逃げられぬようにしっかりと安価で捕まえよう マリア 61日目 にてトーナメントで優勝したらキスをしてもらう約束をした。 アンゼロット 61日目 にて闇の福音()に勝利し、トーナメントに優勝したらキスをしてもらう約束をした。 ナナリー 62日目 にてナナリーは承諾していないがトーナメントで優勝したらキスをしてもらう約束をした。 ルイズ 65日目 にて初めて会ったその日にトーナメントで優勝したらキスの約束をした。マジぱねぇ。 ホロ 66日目 にてトーナメントに勝ち進めていられたら応援に来てもらう、ホロは承諾していないが優勝したらちゅちゅしてもらう約束をした。 桃子 66日目 にてトーナメントで勝負することになった場合、負けた方は罰ゲームをする約束をした。 ※ 96日目 にて罰ゲーム内容を大会終了後にマッサージの練習台になる事となった。内容変更可能。オススメは痴漢プレイ。 雪華綺晶、アイリ、イリヤ 75日目 にてトーナメントに優勝したら、3人でデート(きらきーの手作りお弁当あり)に行く約束をした。 キャスター 98日目 に大会で優勝したら耳をはむはむちゅっちゅぺろぺろさせてもらう約束をした ハク 100日目 にて酔っ払ったフリをしておっぱいを揉んだ後、なんやかんやで準優勝したら電話番号を教えてもらう約束をした。 羽衣狐 102日目 にて優勝したらスキルを教えてもらうという紳士的な約束をした。 消化した約束 インデックス 50日目 にて応援に来てもらう約束をした。ただし、こちらから連絡する必要がある。 ※上位リーグ第三回戦に駆けつけてくれた 達成 ナナリー 73日目 にて下着姿の写メを貰う代わりに、写メはすぐ消す事とトーナメントの優勝を約束した。 ※写メを消す約束を守らなかったため漢度が減少した。 破棄 ベール・ゼファー 68日目 にてお互いの試合を時間に余裕があったなら、見に行く約束をした。 達成 ○スレ目、○スレ日目、○日目とバラついていた呼称を○日目に統一し、リンクを付けました -- 名無しさん (2011-09-11 18 01 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/22880.html
【検索用 きみとのやくそくとおわかれ 登録タグ VOCALOID き ゆうゆ サトリーモP 曲 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:サトリーモP 作曲:サトリーモP 編曲:サトリーモP 唄:鏡音リン 曲紹介 『悲しい顔なんて見たくない 笑顔でいて・・・』 色のイメージは白、黄。 曲名:『君との約束とお別れ』(きみとのやくそくとおわかれ) イラスト・動画は yuno氏(Twitter) が、Mix・マスタリングは ゆうゆ氏 が手掛ける。 歌詞 白に包まれた静寂 君に突然訪れた 不幸 二人きりの部屋 心配そうに見つめる君 言葉が出ない 「大丈夫 すぐ良くなるよ」 言ってみせた 必死の作り笑顔で 本当は辛くて切なくて ずっと離れたくないんだよ 君との日々は 呆気なく過ぎ去っていくよ 残された時間まであと少し もう お別れのとき 泣きじゃくる君にひとつだけ お別れ前の大切な約束 「悲しい顔なんて見たくない」 (「笑顔で」) 響く電子音 ずっと隣にいた 君が離れていくんだ もう 笑いあうことも出来ない 小さくなる君を見つめ 「サヨナラ、バイバイ」 手を振って 離れていく君に背を向けて 涙 一滴も見せずに進むよ 遠く君が見えなくなるまで 君を愛しているよ 手を天国(そら)に伸ばし 『ずっと想っているよ』 コメント すごいコンビだなぁ -- 名無しさん (2012-09-24 21 44 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jikatsuad/pages/13.html
問題文や解説のアップについて、大抵のページは、管理者があらかじめ作っておいて、あとは誰でも編集さえすればいい形にしておこうと思っていますが、もしそれが間に合わない場合は、ご自身でページを作っていただきたいと思います。その際、以下のような約束事に従ってページ名をつけて頂くと、リンクを張る際などに非常に便利になりますので、よろしくお願いします。 ページ名のつけ方 最初に年度、次に科目名、その後に問題番号、の順に書く。解説ページをつくる場合は、問題番号の後に「解説」と付ける。 年度は、半角英数で、年号をを用いて「H17」のように書く。「H」は半角大文字。 1次試験の科目名は、「自立活動1」「教職」「一般教養」と書く。 2次試験の科目名は、先に種目(視覚、聴覚、言語、肢体)、次にA、B、実技の別を書く。(「視覚A」「肢体実技」のように) 問題番号は、全角1マスあけた後に「問題1」のように書く。 解説ページの場合は、問題番号の後に全角1マスあけて「解説」と書く。 ページ名の数字はすべて半角で統一する。 たとえば、「H17自立活動1 問題15」、「H17肢体A 問題4」のように記述する。
https://w.atwiki.jp/necot/pages/45.html
ひだまりLsへいらっしゃいませ! ただいまこのページは作成中です。 Lsに参加してもいいよー?という方おりましたら ゲーム内にて窓口の方まで連絡して頂くかトップページのコメントにてご連絡ください。 Lsの雰囲気や、活動時間など詳細お話させて頂きます! 窓口さん Necot Micot(平日はお昼、土日はフラフラー) Wonder Glassheart(平日は夜、土日はフラフラト) Hazan Mulatino(平日は夜、土日はフラフラト) 土曜の夜21:00前後からLsメンバーさんで集まってる事が多いです! Lsのお約束 RMT行為の禁止 Ls所属キャラクターによる動画配信行為の禁止 その他ゲーム規約違反行為の禁止 長くのんびりストレスなく皆さんで楽しめるLsを作るためにご協力よろしくお願い致します^^
https://w.atwiki.jp/insane_tja/pages/1561.html
曲Data Lv BPM TOTAL NOTES 平均密度 ★0 73-73 438 1.95Notes/s 譜面構成・攻略 譜面画像
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/112.html
約束 ◆6MJ0.uERec 黒い黒い、どこまでも黒い森の中。 どこからが闇で、どこからが夜空なのかもわからない場所。 その闇の中に一人の少女がいる。 蒼黒の髪をたらして、白と青で彩られて。 一人静かに、待ち人が迎えに来てくれるのを待っている。 息の詰まるような恐怖に、市原仁奈は堪らず目を開けた。 目を閉じたままだったなら、瞳に焼き付いた意識を失う直前に見せつけられた光景が、何度も何度もリフレインしてしまいそうだったからだ。 だが、開けた瞳が明るい世界を映すとは限らない。 光を求めたはずの彼女の瞳に映ったのは、変わらず深い闇の世界だった。 無理もなかろう。 今はもう夜なのだ。 しかもそれが深い森の中だろ言うのなら、その暗さは常の夜闇と比べても更に深いものだ。 もっとも、当の仁奈にはそんな当たり前のことさえも、当たり前のこととして受け入れることができなかったのだが。 眠らされ、攫われ、また眠らされ、時間感覚をめちゃくちゃにされた状態で、突如場所も告げられず森の中に放り込まれたのだ。 冷静に自身の状態を把握し、まずはデイバックの中身を検分しろというのは酷な話であろう。 況や、それが年端もいかない幼子ならば、むしろ冷静に現状を見極め、自分の成すべきことを見極めている方が、よっぽど狂っていると言えよう。 だがこの場合、狂っていないというのは果たして幸せなことなのか。 闇から逃れようとして目を覚ました先にまで、闇に追われるなどと。 「あ、いっ、あ。プ、プロデューサー。プロデューサー、どこ、ですか? どこにいやがりますか……」 仁奈は、悪夢覚めぬ現実でも、逃げることを選んだ。 森の中をただ闇雲に走って、彼女を置いて行ってしまった誰かを探し続けた。 それは、いつかの約束。 置いて行ったら食べに参上すると笑い合ってた日々の約束。 けれども、今の彼女は狼ではない。 孤独の闇に迷える子羊にすぎない。 狼の餌食となる哀れな赤ずきんにすぎないのだ。 当然の帰結として、狼の待つ家へと辿り着いてしまった。 「に、仁奈はここでごぜーますよ? プロデューサー、プロデューサー、いやがりますよね……。そこに、いやがりますよね?」 木々が途切れ、開けた森の一角に月光が降り注ぐ。 照らしだされたのは、一軒の古惚けた丸太で組まれたログハウスだった。 藁にもすがる想いで逃げ込もうとした少女は、後一歩のところであることを思い出してはたと立ち止まった。 「だ、誰もいやがらねーですよね……?」 玄関に通じる樹でできた階段を忍び足で踏みしめながら、先ほどまでとは一転した願いを口にする。 迷子の末に家に辿り着いたというあまりにも出来過ぎた状況に、仁奈の記憶が警告を発したのだ。 読み聞かせてもらった絵本では、こういう一軒家には決まって人食い魔女の老婆が住んでいた。 包丁を研ぎ、獲物が飛び込んでくるのを今か今かと待ちわびていてもおかしくない。 「いやがらねーですよね、いたりしねえですよね……」 ドアノブにかけた手の震えが止まらない。 子どもじみた幻想の恐怖は、体感した恐怖と結びつき姿を変えていく。 悪夢の中の魔女は千川ちひろの顔をしていた。 骨と皮だけにまで痩せこけて、脚に至ってはむき出しの骨だけの姿をした老婆は、しかし顔だけは若い女のものを貼り付けて迫ってくる。 獲物がかかったと喜びながら、両の手で這いずって扉を開け仁奈の前で満面の笑みを浮かべ直前まで食べていた首のない誰かの―― 「…………いる……ここに……。……私…ここにいる……」 囁かれたピュアボイスに、幻想が霧散する。 「だ、誰でごぜーますか!? 魔女じゃねえですよね!?」 扉は開け放たれてなどいなかった。 声がしたのは正面玄関からは死角となっているロッジの側面。 軒下のウッドデッキで、揺り椅子に声の主は座っていた。 「……魔女? ……私……違う。……まほうつかい……レナ………」 歳の頃は仁奈と同じか、少し上辺りだろうか。 少なくとも想像していたような老婆の姿には程遠い。 長い青髪に、透き通るような白い肌、ヨーロッパの貴婦人を思わせる幻想的な装いも相まって、人形じみた美しさを感じさせる少女だった。 「…………?」 仁奈と目線を合わせた少女が椅子に座ったまま小首を傾げる。 「……羊……」 言葉足らずな呟きからは、いまいち意図が読めなかったが、仁奈は少女の表情が僅かに緩んだのを見逃さなかった。 「モ、モフモフ……モフモフしやがりますか? そんなにモフモフしてーのでごぜーますか?」 「…………」 こくり。 恐る恐る尋ねた仁奈に、少女が頷き、ロッキングチェアが大きく揺れる。 少女が身を起こしたのだ。 肩にかかっていた髪を払いのけると、少女は音もなく仁奈の方へと歩み寄る。 「仕方ねえですね。プロデューサーが選んでくれやがったキグルミですが、特別にモフモフしてもいいでごぜーます」 それほどまでにモフりたいのか。 そう解釈した仁奈は、大好きな人が選んでくれた着ぐるみの良さを分かってもらえたことが嬉しくて伸ばされた少女の左手を甘んじて受け入れた。 「…………もふもふ」 少女の片手が仁奈を抱きしめ力の限り抱え込み、首の後に回される。 もふもふというにはあまりにも強い力の込めように、仁奈は苦痛を訴える。 「い、いてえです! もっと優しくしてくだせー!」 その叫びが受け入れられることはなかった。 「……あなた……猫の着ぐるみだったら……本当にもふもふして……友だち……なってた……」 辺りが一瞬、僅かに暗くなった。 風が雲を運んできて月を覆い隠したのだ。 暗い森の中を風が過ぎ去り、木々の梢を揺らして行く。 ざわめく葉の音は、まるで何かの予感に脅え、森が震えているようだった。 「よかった………あなたで…………猫じゃなくて。私…………………待ってた………」 再び月が出たその時には、少女の手に“それ”は握られていた。 「な、なんでごぜーますか、それは……」 “それ”を目にした仁奈の表情は恐怖に引き攣っていた。 月光を反射し、少女の手の内で輝く“それ”は、子どもにとっては銃や包丁といった凶器よりも怖い、現実的な恐怖の象徴だった。 何度も怯えながらもお世話になった、ポンプに接続された銀色の針を見紛おうことはない。 注射器だ。 注射器を持った少女の姿をした魔女が、ふふ、うふふっと微笑みを浮かべながら月を背に仁奈を見下ろしていた。 「…………………安心して………痛く……ない」 ポンプの中に何が入っているかなんて仁奈は知らないし、そもそも考えもしなかった。 ただ疑うことも知らない仁奈は、幼い故に誰よりもその恐怖を知っており、ひたすら暴れて逃げようとした。 開いている両の手で突き飛ばし、首に回されていた拘束を振り払う。 魔女もまた追いすがり払いのけられた左腕で仁奈の右手首を掴み引き寄せ、利き腕で注射しようとするが、幸い仁奈は左利きだった。 右手を魔女の左手で捕まえられていようとも、開いた左手で魔女の注射器を持つ右手の侵攻を封じることができた。 ならばとばかりに魔女は身長差を活かし、ありったけの力と体重を載せて抑えこむようにのしかかる。 たまらず、短い悲鳴と共に仁奈がバランスを崩す。 尚も抵抗するも、デイバックの紐がちぎれ落ちるくらいに激しく揉み合いながら地面を転がった末に、組み敷かれてしまった。 「……私……信じて……大丈夫…」 互いに両の手が塞がっていることには変わりはしないが、馬乗り状態である以上、魔女の方が力をかけやすく有利となる。 徐々に、徐々に、拮抗が崩れて、注射器の針が、仁奈へと近づいていく。 「何を」 しかし、間もなく命を奪われるという窮地にもかかわらず、仁奈の内側からは恐怖が消えていた。 「何をしやがりますか……」 いや、違う。 消えたのではない。別の感情に上書きされたのだ。 初めに抱いたのは悲しみだった。 魔女と揉み合っている内に、プロデューサーからもらった大切な羊の着ぐるみは無残にも汚れぼろぼろになってしまった。 そのことがとても悲しくて、まだお礼も言えていなかったことを思い出して、悔しくなって。 「プロデューサーが選んでくださりやがったキグルミに、プロデューサーに、何をしやがりますかああああっ!!!!」 次に抱いたのは怒りだった。 もう二度と、プロデューサーに会ってお礼を言うことができないかもしれないという理不尽への怒りだった。 目の前の少女への怒りだけではない。 一緒にいようというただそれだけの、細やかな約束さえも叶えさせてくれない、ありあとあらゆる不条理への怒りだった。 「約束したのでごぜーますよ! これからもずっと仁奈のそばに居やがってくださいって! もし置いてったら食べに参上しやがりますって! それを、その約束を、汚すんじゃねーですよ!」 キグルミアイドルは伊達ではない。 掴まれていた部分を素早く脱ぎ去ることで右腕の自由を取り戻すした仁奈は、傍らに転がっていたデイバックを掴み全力で魔女へと打ち上げる。 倒れた状態で利き腕でもなかったが、デイバック分の質量と振り回す遠心力を味方につけた一撃は十分な勢いを誇っていた。 十分、過ぎた。 「……あ」 呆然と呟いたのはどちらだったのか。 ――とっさに、魔女は利き腕を盾に襲い来るデイバックを防ごうとして ――かざした手には注射器を握ったままで ――衝撃に耐えられなかった細腕は魔女自身へと向かって押し切られてしまって ――そのまま、そのまま、そのまま 勢いを減じること能わず、吸い込まれるように主自らの首元へと銀の針は突き立てられてた。 「……え?」 少女から力が抜け崩れ落ちたその意味を、仁奈は理解できなかった。 だけど、自分が何か、取り返しの付かない何かをしてしまったことだけは、誰に言われるまでもなく分かってしまった。 ピピピという幻聴が仁奈の脳裏に鳴り響く。 「何でごぜーますか、これは」 誰かのプロデューサの首がなくなった時の光景が、蹲る少女へと重なっていく。 それはつまり、この幻聴が鳴りきった時、またあの光景が繰り返されるということで。 ピピピピピピピピ。 その引鉄を引いた魔女は、他ならぬ自分自身だった。 「えぐえう、なんなんでごぜーますか、この今はああああああっっっ!!!!」 ちひろ、少女と移り変わっていた魔女は、今度は仁奈の顔で嗤っていた。 「……あなた………あなた……」 「来やがるな、来るんじゃねえです! わあああああああ! 来るな来るな来るな来るな来るなあああああああああっっっ!!!!」 ふらふらと起き上がり呪詛か何かを吐き出そうとしていた少女を、有らん限りの力で突き飛ばした。 大きな音を立て、少女がロッジの壁に激突したのを見届けることなく、仁奈は背を向け再び走りだす。 ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピと鳴り響く幻聴と直後に訪れる悪夢の再来から逃れるために。 仁奈は涙を浮かべながら狂乱のままに、月明かりの舞台から森の奥へと、更なる深き闇へと呑まれていった。 【C-6/一日目 深夜】 【市原仁奈】 【装備:ぼろぼろのデイバック】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品1~2(ランダム支給品だけでなく基本支給品一式すら未確認)】 【状態:疲労(中)、羊のキグルミ損傷(小)、パニック状態】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーと一緒にいたい 1:怖い。寂しい。プロデューサー、プロデューサーはどこにいやがりますか。プロデューサー……ッ! 「………………っあ」 僅かに荒い息遣い、激しい心臓の鼓動、全身が僅かに汗ばみ、頬が上気している。 不意に頭の芯を走った鈍い痛みに、少女は、佐城雪美は端正な眉を顰めた。 (………………痛い………苦しい……) 自分の身に何が起きているのかは、文字通り、痛いほどに理解している。 雪美に支給されていたのは注射器と毒薬だった。 ご丁寧に子どもでも読んで分かるよう端的に書かれた取扱説明書までついており、それによるとこの毒薬を注射されれば大人でも数分足らずで死に至るらしい。 ただし、若干の苦痛はあれど、肌の色を変色させるなどの外見的な影響は全くないそうだ。 事故死にも見せかけられますね☆と見覚えのある女性の字で追記されていた。 (………でも………………これで………いい……) 雪美が抱いたのは別の感想だった。 ああ、これなら、綺麗に死ねる、と。 相手がではない、自分自身がだ。 佐城雪美には最初から最後まで、誰かを殺そうとする意思なんてなかった。 悩まなかったわけではない。葛藤しなかったといえば嘘になる。 少女には約束があったから。大切な人との約束があったから。 大好きなあの人とずっと手を繋いでいたかった。いつも一緒にアイドルでいたかった。 でも、約束は一つだけじゃなかったから。 一方通行なものではなかったから。 少女のプロデューサーが少女に約束してくれたように、少女もまたプロデューサーに一つの約束をしていたから。 (……これで……いい……? …………私…………あなたの……望み……私が……叶えた……?) 少女の望みをプロデューサーは知っている。 プロデューサーの望みを少女が叶える。 それが、約束。 二人で交わし合った何よりも、大切な約束。 けど、だけど。 (………きっと………よくない……あなた……悲しむ……私…わかってる……心…通じるから……) 雪美はその約束を二つ共自らの意思で破った。 プロデューサーは雪美が自分と一緒に居続けるために人を殺すことなんて望みはしなかっただろう。 あの人が見たかったのは他者を拒絶する殺戮者ではない。 人々と心通じてみんなを笑顔にするアイドルだ。 雪美だって、あの人に血に塗れた姿なんて見せたくなかった。 けれども、だからといって雪美に死んで欲しいとも望むはずもない。 他の誰をも騙せても、あの人までも欺けるとは思えない。 きっと気付かれてしまうと雪美は信じている。 それでも、この道しか選べなかった。 生きて、生きて、また一緒に、手を繋ごうと、あの人の方も願っていてくれていると断言できるのに。 約束よりも、もっと叶えたい想いを抱いてしまったから。 生きて欲しい。あの人に生きていて欲しい。 ただそれだけの切なる願い。 その願いが故に、雪美は自らの死を選んだ。 千川ちひろは実演した。 殺し合いに反抗的な態度を取れば、プロデューサー達の命はないと。 同時にこうも言っていた。 殺し合いさえすれば、そのままプロデューサーの“皆”は解放すると。 生き残った最後の一人のプロデューサーをではない。 殺し合いに従った全てのアイドルのプロデューサーを解放すると口にしたのだ。 おそらくその言葉に嘘はないと雪美は捉えた。 もしも、自分が死ぬことでプロデューサーも死ぬというのであれば、誰もが死ぬ可能性を恐れて命を賭けられなくなるからだ。 返り討ちのリスクや魔女狩りの恐れのある襲撃など、自分ならもっての外だ。 それでは殺し合いどころではない。 誰も彼もが他人を殺すよりも我が身を生き残らせることを優先してしまい、殺し合いを促すはずの人質が却って殺し合いを硬直させてしまうこととなる。 ばれないようにこっそりと始末するという手もあるが、それだと万一バレた時にやはりアイドル達の殺し合いへのモチベーションを下げることとなる。 雪美の知るあの千川ちひろなら、そんな不利益に繋がる方法は選ばないだろう。 だからこそ、これが雪美の願いを遂げうるたった一つの冴えたやり方になり得るのだ。 殺し合いに乗ったと思わせさえすれば、雪美の生死に関わらずプロデューサーは開放される。 返り討ちにあったように見せかけて自殺すれば、あの人の願いどおり誰も殺さないで済む。 もしかしたら他にもっと上手なやり方があるのかもしれない。 誰も殺さず、プロデューサーと再び手を繋げる日も来るかもしれない。 そんな甘い幻想を抱かなかったわけではないけれど、時が経てば経つほど、決心は鈍ってしまう。 あの人と会いたいという一心で、この手は誰かを殺してしまう。 それは、駄目だ。そんなことをしたら、本当の本当に、あの人と一緒にいられなくなってしまう。 二人を結ぶアイドルという名の絆が断ち切られてしまう。 そうなる前に。決心が固い内に。 私は、私を殺そう。 一度決めてしまえば、少女に迷いはなかった。 繋いだ手の温かさを覚えてた。 その温かさが力を貸してくれた。 少女は見事にアイドルとして、舞台を演じきった。 (………来てくれたのが………あなたで……よかった……) ふらつく足を動かしながらも想い描くは、騙す形でゲスト出演させてしまった一人のアイドル。 その姿を一目見た時から、彼女しかいないとそう思ったのだ。 何故なら少女が着ぐるみを着ていたから。 全身を毛で覆われたあの服の上からでは、もし何かの弾みで誤って注射してしまっても、肌にまで届くことはないと踏んだのだ。 着ぐるみ相手に注射器を穿つという愚行も、自分の年齢を鑑みれば、子どものやることだと嘲笑されることはあっても不可思議とはとられまい。 ただ一つ心傷んだのが、その着ぐるみが相手にとって大切なモノだったということだ。 着ぐるみを傷つけられた時の、少女の怒りと悲しみが入り混じった顔が、今もありありとリフレインする。 たかが着ぐるみと千川ちひろならせせら笑うかもしれない。生きて返り討ちにできたのですから安い犠牲ですよとほざくかもしれない。 黙れ プロデューサーからもらった服の価値をあなたなんかには測れはしまい 雪美も同じだった。 服をもらった時、嬉しかった。新しい服をもらった時は、もっともっと嬉しかった。 包丁でもなく、銃でもなく、毒薬を支給されてよかった思ったのは、これなら服を血で汚さずに死ねるからだ。 結果的には、雪美の服も少女との揉み合いで土に汚れてしまったけれど。 少女の大切な着ぐるみを意図して汚してしまった以上、嘆く資格はない。 嬉しそうにプロデューサーが選んでくれたのだと語る様子から、着ぐるみを傷つけたなら少女が反撃してくれると狙ってやったのだ。 そこに一切の疑いはなかった。 自分だってこの服を汚されたのなら、どんな相手にも、どんな凶器にも、立ち向かったことだろう。 (……そう……きっと……私……あなた…………似ていた…………あなた……約束……叶うと……いい……) 多くが偽りだったあの舞台で、少女にかけた言葉だけは全て、本物だった。 自分と少女は、こんな殺し合いの中でなければ、友だちになれていたに違いない。 ようやっと辿り着いた揺り椅子にもたれかかるように腰を下ろし、幸せなifを幻視する。 (………新しい服……新しい友達……ちゃんと…綺麗に……撮って……) 自分もあの子も、猫の着ぐるみを着ていて、それは、ああ、なんて、幸せな夢。 そういえば、誰か猫っぽいアイドルもいた気がする。 メアリーにでも紹介してもらって、その人も一緒に撮ってもらえたなら。 (……そうだ……メアリー……ペロ……お願い…………ペロ……ごめんね…………) 夢の中で友人に、置いてけぼりにしてしまう飼い猫を託す。 本格的に夢と現が混じり始めたことで、残された時間があと僅かなことを察する。 それならと、最後は大好きな人のことだけを思うようにする。 ずっと一緒にいてくれると約束してくれたあの人を。 置いて行ってしまうあの人を――否。 (………私…あなた……魂…繋がってる……離れても…ずっと…) 死すら二人を分てない。 約束は破られてなどいなかった。 約束は永遠だった。 「いつも……私を……感じて……私を……覚えてて……――」 最後に音ならぬ声で大好きな人の名前を呼んで、雪美は目を閉じた。 張り詰めていた少女の神経が全てを成し遂げたことにやっと安堵する。 ことりと、少女の頭が揺り椅子に寄りかかる。 自然と口ずさむは、あの人に教えてもらったミステリアスソング。 自身を送るレクイエム。 少女の頬に、涙の雫が伝った。 黒い黒い、どこまでも黒い森の中。 どこからが闇で、どこからが夜空なのかもわからない場所。 そこにはもう誰もいない。 覚めぬ眠りへと誘われた眠り姫に抱かれて。 約束だけが遺されていた。 【佐城雪美 死亡】 ※雪美の死体の傍に基本支給品×1、注射器が転がっています。毒薬は使いきりました 前:揺れる意志、変わらぬ夜空 投下順に読む 次:私たちのチュートリアル 前:揺れる意志、変わらぬ夜空 時系列順に読む 次:私たちのチュートリアル 前:~~さんといっしょ 市原仁奈 次:失敗禁止!火事場のチョイスはミスれない! 佐城雪美 死亡 佐城雪美補完エピソード:サグラダ・ファミリア ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/msure2/pages/61.html
Hな名無し おま指古参配信者の一人 色々なハードを所有しており皆を楽しませた。 しかしFCのレベルの高さはかなりの物だった。 どれくらいHなのかは不明である。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。