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ランキングの壁で艦隊編成『ルール編』 24番艦「生霊(いきりょう)」―――:24(メタ勝利の壁) 25番艦「死霊(しれい)」―――――:25(SSランクの壁/メタの壁) 26番艦「逢魔(おうま)」―――――:26(反射の壁) 旗 艦:死霊(しれい)壱型 ├1提督:>スモークチーズはあるかい? ├2副長:>エクストリーム・聖火リレー ├3砲手:>覆自在 ├4操舵:>タイガ ├5整備:>お前らと一緒にこのスレで妄想キャラ考えるようになって └6応援:>七番目の夜 随伴艦:死霊(しれい)弐型 ├1艦長:>鶴居ひかり ├2副長:>フェロモン吉岡 ├3砲手:>青い帽子の先祖(世界の救世主時) ├4操舵:>幼児 ├5整備:>ロトの勇者 └6応援:>一撃・必殺 随伴艦:死霊(しれい)参型 ├1艦長:>最強=クゼ・テッペイ ├2副長:>ストラングル ├3砲手:>説得の達人 ├4操舵:>由乃 ├5整備:>とっかえマン=光司 └6応援:>宝典の根=未来の我が作品の主人公らしき奴 航空隊 全3機 爆雷総数15発 ├艦載機改01型>コードネーム45 ├艦載機改02型>花沢様 └艦載機改03型>水脈
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なんという 主食は麻婆豆腐、肉野菜炒め 168センチ、65キロ、A型
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P164 つまり、文体というものがもしあるとするなら、それは非常に感覚的なもので、読み手が個々に感じるところの「作家の個性である」。そこに描かれている世界ではなく、その世界を見せてくれるシステムの存在感なのだ。具体的にこれと示せるものではなく、全体から仄かに感じることしかできない。作家にしてみればこれを広く意図的にコントロールすることは難しい。だからこそ、気にするな、気にしてもしかたがない、という結論にもなる。 P167 本になった自作を読むこともない。‥自分の経験なのだから覚えているし、また覚えていることだけが本質なのだと信じている。表現されたものは経験の描写であり、また装飾でしかない。
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「ひーまーだーよー」 クーラーがフル稼働している居間を某少年の某アザラシの如く腹這いで移動する俺。 「んもう・・・マスター、折角の御盆休みなんだから、何かやりたい事は無いの?」 今度はひっくり返って背中で這いずる俺を蒼星石が窘める。 「したい事があったらとっくに実行してるさーぁー」 ひんやりとクーラーで冷えた畳が薄手のシャツを通じて這いずる体に快となって伝わってくる。 連休初日。時刻は午後八時半過ぎ。 夕食も済みテレビでも見る時間なんだろうが、大して面白くもない特番でゴールデンタイムは占領されている。 かと言って寝るには早すぎるのでこうやって暇を持て余している状況に陥っていた。 「えーと、次はタオルタオル・・・」 「・・・・・・・・」 さっきからずっと。 俺に声をかけた時から、蒼星石は洗濯物を畳み続けている。 夏にもなると俺の体は夜汁以外にも汗とか色々分泌するため着替える衣服も使うタオルも半端な量ではない。 そして蒼星石はマスターである俺の為に健気にも汚らしい俺の服を洗ってくれているのだ。 というか『マスターの負担が少しでも減るのなら』と言って家事全般を担ってくれている。 仰向けのまま見上げる形で服を捌く蒼星石を見ていると、 「ふう、終わった・・・。あ、マスター。さっきお風呂は沸かしといたからね。後で入ってください」 よっ、という声と共に綺麗に畳まれた衣服を持って蒼星石が立ち上がる。 「把握した・・・・・・・・・蒼も一緒に入る?」 「えっ?」 体勢を整えて蒼星石の目を見つめる俺。 「駄目かな?」 「・・・・・マスターにお願いされると弱いなぁ・・・じゃあ先に入って待ってて」 顔を赤らめてそそくさと居間から出て行く蒼星石。 はっはっは。久々に洗いっこと洒落込もうではないか。 三十分ぐらいだろうか。 俺が入ってから、大分経って蒼星石は風呂場に姿を現した。 照れながらもバスタオルで体を隠そうとする仕草は何とも言えないものがある。 「今日もお疲れさん。頭洗ってあげるから座ってくれフヒヒ」 「うん」 ちょこん、と蒼星石が俺の前の風呂椅子に座る。 はらりと髪がなびき、そのうなじが俺の目に飛び込んできた。 「うっ」 「あ・・・位置が悪かったかな?」 軽く腰を浮かせて何回か体を動かす蒼星石。 その度に少しづつ体を包むタオルがはだけて・・・・ 「OKOK!そこでいい!」 バシャッと洗面器のお湯を蒼星石の頭にかける俺。 「うわぁっ!かける前にちゃんと言ってよっ!」 「今度からそうする。目は瞑っといて」 次にシャンプーを手にとりその頭に泡立たせる。 わしゃわしゃと手を動かしていく内、 「蒼ってば、意外に体小さいんだな」 「ふぇ?」 「いや、不意にそう思っただけ」 俺の腕で包んでしまえるくらい。 こんなに小さい体でずっと、夏場のハードな家事をこなしてきてくれたのだろうか。 何回もその体を見てきたのに、今に限ってそれを実感してしまう。 風呂までに結構間隔が空いていたのも多分何かやっていたのだろう。 「・・・蒼、ひょっとして俺の事とかで無理してないか?」 「うん・・・・してないって言えば嘘になるけど、」 小さい声で、 「僕、マスターのドールだから。マスターの役に立てるのなら自分のことは構ってられない・・よ・・・」 「・・そっか。ありがとうな」 「う、うん。僕、頑張るよ」 ・・・だからと言ってこのまま甘えっぱなしというのも俺の気が済まない。 ナイスなタイミングで明日も休みだ。 「じゃあ流すぞー」 今度はちゃんと宣言して。 ザバーと泡を洗い流す俺。 「なあ蒼。一つ提案があるんだが」 「?」 「明日一日だけ、立場交換してみようか?」 ▼△ 翌日。 まずは形から入るタイプの俺。 かといって俺が蒼星石の格好をするのは只の変態なので、衣服は青単色で統一した。 廊下の時計は午前六時四十分を指している。 いつも蒼星石が俺を起こしにくる時間だ。 「グッモーニン!マスター!」 勢いよく部屋のドアを開ける俺。 そこには、 「お、お早うございます」 既に起き出していたのか、緊張した面持ちで鞄の横に正座する蒼星石が居た。 「あらあら随分お早いことで」 「うぅ・・やっぱりドールの僕がマスターの立場なんて無理だよぉ・・・」 ほとほと困り果てた顔をする蒼星石。 「それにマスターのことを何て呼べばいいのかも分からないし・・・」 「うーん、それはいつも通り『マスター』でいいと思うんだぜ?要は立場なんだし」 「そういうものなのかな・・・?」 「そういうもんだ。さ、朝飯の準備は出来てるから」 ひょい、と蒼星石を抱える俺。 「きゃあっ!?」 驚いた蒼星石が俺の首に手を回す。 「はは。今日は精一杯尽くさせてもらうよ、マスター」 俗に言うお姫様抱っこの形を保ったまま、俺は一階へと向かう。 「さーて」 朝飯も済んで目の前の流し台には使用済み食器が鎮座している。 思えば蒼星石が家に来てから俺が皿洗いをするのは初めてかもしれない。 スポンジを湿らせて早速皿洗い開始― 「あれ?」 よく見ると流し台には手が四本。 しかもその内二本は大分ちっちゃい。 下に目をやると、俺を見上げている蒼星石と目が合った。 「僕もお手伝いするよマs」 「あーあー、それは困る」 既に水に濡れた手をエプロンで拭いて蒼星石を回れ右させる。 「今日一日は俺が蒼の役で、蒼は俺のマスター役なんだから。テレビでも見ていてくださいよ」 「え・・でも・・・」 「いいからいいから」 半ば強引に蒼星石を台所から出す俺。 「・・・」 少し顔を曇らせて振り返る蒼星石。 まったく、心配症なマスターだこと。 たまには俺もちゃんとやることを見せてやらねば。 ▼△ その後も度々俺の手伝いを申し出てきた蒼星石。 その度に断ってひたすら一人でやってきたもんだから、あっという間に夕方になってしまった。 洗濯物は後で畳むとして、まずは夕飯の用意をしないと。 上手い具合に冷蔵庫にはカレーの材料がそろっている。 「マスター、今日の晩御飯はカレーでいきますよー」 事務的に家の何処かにいる蒼星石に呼びかける。 ・・・・・・・。 返事が無い。 居間に顔を出してみるもその姿はない。 まあ多分家の何処かにいるんだろう。 さっき部屋を掃除したときにも鞄もあったから遠くに出掛けた訳でもなさそうだし。 台所に体を戻すと、 「あ」 「・・・!」 何時の間に来たのか、下ごしらえ中の鍋を覗き込んでる蒼星石がいた。 「ち、違うんだマスター。僕、何もしてないよ?」 「はいはい。俺に任せて、マスターはあっち行っててください」 「!!」 よしゃ、いい感じに煮込まれてきたな。 カレールーとうにゅ・・ 「マスターの・・・ばか」 「え?」 ぽつりと呟いた声が耳に届く。 振り返ると、再び蒼星石の姿は消えていた。 ▼△ 「やっぱりここに居ましたか」 夕飯の支度が一段落して居間に戻ると、 縁側の隅で庭を見つめながら蒼星石は座り込んでいた。 「さっき俺が庭に打ち水しといたからね、涼しい?」 その横に座る俺。 俺の顔を一瞥した後、蒼星石は顔を元の位置に戻してしまった。 「いやー、大変でしたよ。久々の家事は」 「・・・大変って、何が?」 「何がって、家事がさ。『蒼』の気持ちが良くわかったし」 「・・・・・・」 「だからこれからは・・・」 「・・・マスターはわかってないよ」 「はい?」 俺を捕らえてなかったその目から雫が零れ落ちていく。 「お、おい。大丈夫k」 「マスターは僕の気持ちなんか全っ然わかってない!!」 ギュッと俺の腕を抱く蒼星石。 「一日中ずっと、マスターは家の事に夢中だった!それこそ僕の事なんか殆ど構わないで!」 ぼろぼろと涙を零しながら蒼星石が俺を見上げる。 「僕はいつだって貴方を見ている!お掃除の時も、お料理する時も、ずっと貴方のことを考えてる!」 徐々に、抱きしめる力が緩んでいく。 「だから僕には大変でもないし、つらくもない。それがマスターの為になるなら・・」 「・・・」 「怖かったよマスター・・貴方が、『僕』の事を忘れているような気がして・・・」 蒼星石が抱きしめている腕を解き、 「あっ・・」 その腕で抱きしめ返す俺。 「なんとまあ・・・」 「ごめんなさい・・。僕、マスターのドールなのに出過ぎた事言って・・」 「いやいや、こっちに落ち度があったんだから、気にしないでくれ」 途端、眼前がオレンジに染まった。 今まで木の陰になっていた日がその体を沈ませてきたのだろう。 「それでさ、二つわかったことがあるんだ」 「二つ?」 「うん、一つ目は俺にもできる・・というかさせて欲しいことがあること。例えば仕事から帰ってから洗濯物を畳むとか、皿洗いをするとか」 「・・・でもそれじゃ家でのマスターの時間を潰しちゃうし・・・」 「ん、なら今度から一緒にやろうか。蒼のお手伝いも出来るし、一緒に居られるし」 「マスターはそれでいいの?」 「もちろんだ。それでもう一つの方は・・・・」 ・・あぅあぅ。 「やっぱり何でもないです」 「フフ、引っ張っておいてそれはないよマスター」 目に乾き切ってない涙を残しながら蒼星石が笑う。 「まあいいじゃないか。今度から少しでも蒼に楽させてあげられるんだから」 とてもじゃないけど。 『俺は本当、一生懸命愛されてるね』 なんて言ったら恥ずかしくて溶けるかもしれない。 しばらくオレンジの日を眺めていると、庭からの風に乗った草いきれが俺達を包んだ。 「で、今からどうします?一応夜まで貴女のドールな立場ですから、マスターに従いますよ?」 「・・・そっか」 こてん、と俺の腕に頭を乗せる蒼星石。 「もう少し、このままでいたい・・」 「・・・わかりました」 ふと俺は後ろを振り返る。 夕日で部屋に映る俺達の体は、一つになっていた。 END
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概要 種類 アニメ 関連人物 マモン、レヴィアタン 登場媒体 原作(ゲーム) 引用元 Chat:金を借りたら返せ「レヴィの利子」 レヴィアタンがマモンに対して貸したお金の利子として要求した作品のひとつ。グリムが100ごとに増えていき、途中からレヴィアタンが欲しいものが追加された。 請求額・請求物 回数 請求内容 1回目 200グリム 2回目 300グリム 3回目 400グリム 4回目 500グリム 5回目 700グリム、追加利子:『デンジャラス☆セブン』キャストサイン入りDVD1巻 6回目 900グリム、追加利子:『悪魔の俺が魔女学校に赴任することになったんだが』ディレクターズカット版DVD全7巻 7回目 1100グリム、追加利子:『俺の人生に「ラブコメ」という選択肢はありません!』設定資料集 7回目 1300グリム、追加利子:『盗み常習犯が魔界に来るらしいじゃないですか』ドラマCD 関連項目 悪魔の俺が魔女学校に赴任することになったんだが デンジャラス☆セブン 盗み常習犯が魔界に来るらしいじゃないですか 登録タグ #アニメ #作中に登場する作品 ▲ページTOP
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戦場という日常 ◆EA1tgeYbP. 「……っと、ステイルの能力はこんなものかにゃー」 「3000度の動き回る炎の巨人に、ある程度自由に爆発させることができる炎の剣ねえ……。 話を聞いただけだとマジかよ、ぐらいしか言えねえけど、そいつがその、禁書目録とか言う奴を生き残らせるために殺し合いに乗るかも知れないと聞くと笑ってもいられないよな」 「マジもマジ。一欠けらも嘘をふくまない本当のことだぜい。 ……まあ、イノケンティウスのほうは、ある程度ルーンをばら撒いた範囲内でしか使えないのは救いだがにゃー。」 土御門元春、クルツ・ウェーバー、二人は手近な民家を見つけるとその中に進入し、そこで改めてお互いの持つ情報、 お互いの知り合いがどういう人物で、またどういうことができるのかや、どんなところから攫われてきたのかということに関しての情報を交換していた。 「次はこっちの番か。 ……そうだな、とりあえずこっちも知り合いの中で殺し合いに乗るかもしれない奴は宗介ぐらいだろうな。 奴の能力ねえ…………狙撃専門の俺とは違って、万能タイプ。格闘、射撃なんでもそつなくこなす。あとはまあAS(アームスレイブ)の操縦技術が高いぐらいだろうなあ。 とりあえず、こっちの世界にはお前んとこみたいな超能力やら魔術やらはないからな」 ――土御門にせよ、クルツにせよ元々の知り合いほどに相手を信用しているわけではない。だからこそこの情報交換は必要なものであった。 彼らの思考は基本的に似ている。つまり、この舞台からの脱出後のことも考えれば、できる限り知り合い達にも生き残っていて欲しいし、それ以外の参加者はできる限り利用するという点だ。 そして、彼らはそれをお互いに理解している。 だからこそ、お互いの知り合いの情報を交換するのだ。もしも仮に自分が相手を裏切ったら、確実に知り合いの情報が不利な形で流出する。 それを防ぐ最も簡単な方法が相手を裏切らないことなのだから。 ――もちろん、裏切る際に確実に相手の息の根を止めるという方法もある。だが、それはリスクが高い。土御門に近距離戦では技量に劣るクルツでさえも、反撃を諦めて防御に徹すればそれなりに時間を稼ぐことは可能だし、周囲に異常を知らせることだってできる。 その結果やってくるのがこのゲームをぶち壊すことを考える正義漢でも、優勝狙いのマーダーであっても、現状より、不利になりこそすれ有利になることはない。 だからこそ、この情報交換という儀式には意味があるのだ。 「後は殺し合いには乗りそうにない知り合い二人……まあ、テッサ、テレサ・テスタロッサは運動音痴だが、頭は切れる。 うちの部隊のトップって事でどのくらい切れるのかは察してくれ。 かなめちゃんは宗介とは今のところは友達以上恋人未満な関係の素人にしちゃあ動ける女子高生だな。まあ、かなめちゃんには他になんかあるらしいんだが……機密レベルが高くて俺にはわかんねえ」 クルツの言葉にうんうんと土御門は頷く。この程度の量の情報にいちいちメモはとったりはしない。 「そうそう、一ついい忘れていたが……」 「ん? なにをだにゃー」 「二人とも――極上の美少女だ」 「……ほう」 「……だからといって手は出すんじゃあねえぞ」 「心配するな。俺は妹萌えだぜい」 「…………」 一瞬、二人の間に冷たい空気が通り抜けた。 「…………さ、さてと、俺のほうのゲームに乗りそうにない知り合いはかみやん、上条当麻と禁書目録の二名だにゃー。 っと、かみやんの能力にせよ禁書目録の能力にせよ、オカルト関係だからクルツには関係ないと思うぜい」 「んー。ざっとでいいから説明してくんねい?」 「めんどくさいにゃー。かみやんの能力は幻想殺し、魔術や超能力を問答無用で打ち消す力だぜい。禁書目録は十万三千冊の魔道書を暗記している完全記憶能力者だが、自分で魔術は使えないってところだな」 「魔術書?」 「あー……とりあえず魔術師以外には意味がないもんだと思ってくれて構わないにゃ―」 「……なあ土御門」 「なんだ?」 「二つばかり聞きたいことがあるんだが」 「何をだ?」 「一つ、方法さえ理解したら俺でも魔術は使えるのか? でもう一つは魔術による死者の復活って言うのは可能なのか?」 「うーん……最初の質問だが、答えはノーだ。 話を聞く限りだと俺とクルツの世界って言うのは微妙に違っている。 で、魔術っていうのは簡単にいうと世界の法則を決まった形式で一時的に書き換える方法だ。その書き換える法則それ自体がほんのわずかでもずれていたら魔術は上手く発動しない。 ……最悪、術者自体に何らかの反作用が起きる」 「そっか……ってあれ? だとしたらおまえ達も今魔術が使えないんじゃないのか?」 「その可能性はないわけじゃないが……正直低いだろうな」 「どうしてなんだ」 「ステイルの奴が呼ばれていて、主催者サマは殺し合いをお望みだからな。 ぶっちゃけステイルのやつは魔術と引き換えに体術とかは素人レベルだ。それをわざわざ手間隙かけて攫った以上はこの世界では魔術は使えると思っていいと思うぜい」 「なるほどな……」 土御門の断言にクルツは頷く。 「で、二つ目の質問だが、不可能ではないな。禁書目録の中にある魔道書全ての知識を完全に使いこなせればそのくらいはできてもおかしくはないにゃー」 「そうなのか……」 「けど、どうしてそんなこと聞くんだにゃー?」 「さっきの名簿の中にな、とっくにくたばったはずの名前があった。……ガウルンってクソ野郎の名前がな」 「どんな奴なんだ……って、その表情を見る限りだと親しいわけじゃなさそうだ」 「……最悪さ。そのくせ腕前だけは超一級品だ」 「にゃー……あんまりお知り合いにはなりたくないタイプみたいだにゃー」 ――そして静かに土御門は考える。 同姓同名……っと名前だけだから同名の他人って可能性は低いだろうな。 そうすると主催陣の持つ技術として考えられるのは、まずはクローン。ただ、この可能性は低いと考えていいだろう。何故ならばこの舞台で求められているのは殺し合いだ。 ……主催者の意図まではわからないが単価10万ちょいで作れる人形をわざわざもぐりこませるだけ意味はおそらくない。 そうなると、他の可能性としてはまずは蘇生の魔術。あるいは俺やクルツのことを考えると並行世界に干渉する魔術なんてのもあるかもしれない。 それともあるいは時間操作なんてのもあるか。 いずれにせよ、上手くやれば全部「なかったこと」にできそうな能力であることは間違いない。 ……やれやれ、有能スパイ土御門さんがまたがんばらないといけないことになりそうだにゃー。 とそういうふうに土御門が考えていたそのときだった。 「……おい、土御門。何か聞こえないか」 「何か? ……って本当だにゃー。マイクか何かか?」 「はあ? まだ二時間たってもいないんだぞ。何で放送があるんだ」 「……いや、どっかのバカが呼びかけでもしてるんだろうぜい…………ってだめだ。家の中にいたんじゃあよく聞こえないにゃー」 少し目を閉じて耳を済ませてみた土御門は首を振る。 そして二人は外に出た。 ――――数分後。 「……おーい大丈夫か」 「ステイル……あのバカは何を考えているんだ」 がっくりと顔に手を当てている土御門の背中をぽんぽんとクルツはたたく。 「気にすることはないだろ。どうせ元々殺し合いに乗るかもしれない相手だったんだろ?」 「確かにそうだが……ここまで考えなしのことを、いや、考えた末のことかも知れんが、バカな真似をしでかすとは思わなかったぜい……」 音につられて外に出た土御門とクルツの耳に飛び込んできたのは『我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931)』(土御門曰く「あーこりゃステイルの事だぜい」)の行った、 インデックスの命が失われることを期限とする無差別殺害宣言だった。 ステイルの能力や性格を知る土御門にしてみればその選択も理解できないわけではない。 だが、その選択はステイルの存在をこちらの戦力としては数えられなくなることと同じ意味を持つ。 ……考えてもみればいい。 一度そんな危険発言を行った人間を誰が信頼することができるだろうか。 こちらで彼の大事な存在、禁書目録を保護したとしても何かあったらという不安は常に付きまとう。 彼女の身に何かあればすぐに背中を撃たれるかもしれない危険性を持つ相手。だからといって、彼の排除もまた難しい。 防衛戦にかけては彼はエキスパートだ。そして土御門のことも、この会場内では他の誰よりも熟知している彼の不意をつける機会は限られる。。 そんな彼をどうするべきか――。 「唯一の救いは……ステイルの奴は自分の名前を出していないことだにゃー。 せいぜい利用させてもらった後であのバカをとめるしかないぜい」 「利用……あ、なるほど」 土御門の呟きにクルツは少し考え込み、少ししてから納得したように頷いた。 「さてと。じゃあ土御門、北から行くか? それとも南からにするか」 「おー、お見事だにゃー」 クルツの言葉に今度は土御門が感心したようにぱちぱちと手をたたく。 つまり彼らはこう考えたのだ。 ステイルの宣言を聞いて、自信がある参加者は彼のもとに向かうだろう。 ……では自信がないものはどうするのか? 当然、宣言のあったエリアD-4からは離れるに決まっている。 ……それはつまり、こう言い換えることもできるだろう。あの宣言を聞いて、ホールに向かう参加者は強い。ホールから逃げる参加者は弱い、と。 ならばそれを利用する。 これからD-4の周りのエリアを北からか南から調べていき、ホールに向かうものは要警戒。ステイルがしとめてくれることを期待して放置する。 逆に離れていく参加者は……彼らにとって獲物となる。 せいぜい半周。温泉の辺りにつく頃には逃げる者も挑む者も、その動きに一段落つくだろう。 ステイルのところへ向かうのはそうなってからでも遅くはない。 そして彼がこちらを襲う可能性はまず無いと言っていいだろう。何せ彼らはステイルが守りたい少女の情報をもっている。そして防衛戦ならばともかく、追撃戦ならステイルに付け入る隙は十分にある。 そしてそのことはステイルも十分にわかっているだろう。 「なら行くか。逃げてくるのが可愛い子とかだったらいいねえ」 「にゃー、まったくもって同感だぜい」 進む彼らに気負いはない。 彼らにとってはこの戦場もまた日常の一場面に過ぎないのだから 【D-5/一日目・黎明】 【クルツ・ウェーバー@フルメタル・パニック!】 【状態】左腕に若干のダメージ 【装備】エアガン(12/12) 【道具】デイパック、支給品一式、缶ジュース×20(学園都市製)@とある魔術の禁書目録、BB弾3袋。 【思考】 1:宗介、かなめ、テッサ、当麻、インデックス、との合流を目指す。 2:可愛いい女の子か使える人間と会えば仲間に引き入れる 3:その他の人間と会えば殺して装備を奪う 4:知り合いが全滅すれば優勝を目指すという選択肢もあり。 5:ひとまず北周りか南回りでE-3へその後、E-4ホールに向かいステイルと合流する。 6:ガウルンに対して警戒。 【備考】 ※土御門と情報交換を行い“とある魔術の禁書目録”の世界についてある程度情報を得ました。 ※ステイル・マグヌスの能力の詳細を知りました ※上条当麻、禁書目録について簡単な説明を聞きました 【土御門元春 @とある魔術の禁書目録】 【状態】額に少しだけあざが残っている 【装備】 【道具】デイパック、不明支給品1~3 【思考】 1:生き残りを優先する。 2:宗介、かなめ、テッサ、当麻、インデックス、との合流を目指す。 3:可愛いい女の子か使える人間と会えば仲間に引き入れる(ただし御坂美琴に関しては単独行動していたら接触しない) 4:その他の人間と会えば殺して装備を奪う 5:ひとまず北周りか南回りでE-3へその後、E-4ホールに向かいステイルと合流する。 6:最悪最後の一人になるのを目指すことも考慮しておく。 【備考】 ※クルツと情報交換を行い“フルメタル・パニック!”の世界についてある程度情報を得ました。 ※宗介の戦闘技能についてクルツに教えられました ※千鳥かなめ、テレサ・テスタロッサに関する簡単な説明をうけました ※主催陣は死者の復活、並行世界の移動、時間移動のいずれかの能力を持っていると予想しましたが、誰かに伝えるつもりはありません。 投下順に読む 前:NINJA GAIDEN 次:凶る復讐心 時系列順に読む 前:NINJA GAIDEN 次:凶る復讐心 前:二人の選択 クルツ・ウェーバー 次:超難易度(レベルベリーハード) 前:二人の選択 土御門元春 次:超難易度(レベルベリーハード)
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君という花 【投稿日 2006/02/21】 カテゴリー-現視研の日常 「荻上さんも、珍しくスカートですなぁ……」 今日は斑目たちの卒業式、打ち上げ。 斑目と笹原がテレパシーで会話しつつ、二人して 咲と荻上を見ていたのではない。 斑目は咲を見て悶々とし、笹原は荻上を見てたかぶっていた。 大野の「天罰ですね!」のあとも、今宵の宴は長丁場だ。 ガックリくるものの、大野の喜びに気圧されて落ち込み切れない 田中を巻き込んでクッチーがテンションを上げていく。 「さあ!くじびきアンバランスでも皆すぁんで合唱しましょうッ!」 「ばか、よせ!!」 「現視研、春から大丈夫かな~(汗)」 「焼酎ロック…いえ、ボトルでくださーい」 斑目がトイレに立って、笹原からは座布団の向こうに荻上が見える。 『今日はなんだか、女の子として意識しちゃうな…どうしたんだろ、酔ってるのかな』 笹原がドキドキしているのは酒のせいか、恋心か、欲情か。 スカート履いただけでこんなに効果があるとしたら、これ以上のものを 見たとしたら笹原は死ぬんじゃないだろうか。 「ん…ちょっとラフレシアを摘みに」 その時、荻上がテーブルに手を着いて、膝をこちらに捻って 片膝立ちになり、立ち上がった。 パンストは履いていないので、膝の白い肌が笹原の目に痛い。 視界の端でだが、意識を集中してしまう。 女の子としての動作はもちろん身についているが、 普段ズボンしか履かないということもあってか、なんと一瞬だが 笹原には、荻上の東北美人らしい色白な太ももの広がりの、さらに奥に 小さな黒い布地を見てしまった。 『えっ!?うわっ………!!!!!』 パニック。思考停止。 みるみるうちに顔が真っ赤になる。 荻上は正面を向いていたので笹原の変化には気付かなかった。 笹原はジョッキを持ったまま固まっている。 そこへ戻ってきた斑目が声を掛ける。 「おまっとさん。ん?笹原、大丈夫かおめー?」 「え…?? な、何がデスカ?」 「なんかお前、顔がすごい赤いぞ」 「マジですか? えーと、えーと、飲み過ぎましたかね?ハハハハ」 なんとか誤魔化す笹原だった。 そこへ向こう側の咲が声を掛けてくる。 「斑目ー、とりあえずおめでとさん。こっち座りなよ。乾杯しよ」 「いっ?あ、俺、卒業だった」 「何言ってんのよ~。酔っ払い過ぎじゃないの?」 そして荻上が座っていた座布団に斑目が座る。 斑目と荻上の取り皿や箸、グラスは場所を交換になった。 そこへ戻ってくる荻上。 「あ。こっちになったんですね」 「うん、お皿とかグラスは移してるからね」 荻上の顔は見ずに話しかける笹原。 料理を取り分けながらなので余り不自然ではないが…。 『荻上さん…今日の下着は黒いのか……いや、考えるな俺!』 その脳内は大変な葛藤だった。 とりあえず笹原は手にしたジョッキを一気に空けた。 荻上としても、この時点では現視研内でまともに話をするのは 咲と笹原ぐらいで、移動は問題なかったので素直に横に座った。 「なんか今日で四年生の人達が去っちゃうなんて実感わきませんね」 「んー、そうだね」 などと会話をしながらも、意外としっかりした荻上のふくらはぎが 笹原の精神を侵食してくる。 「あ、次の飲み物、何か頼みますか?」 「生中で頼むよ。あ、いやもう、生大でいいや」 「え?良いんですか?」 「うん、今日は飲みたい気分でね」 「笹原さんにとっては特に思い出深い先輩方ですもんね」 再び、オーダーを頼みにちょっと立つ荻上。 笹原は本能的に荻上の足に目が行くのを強固な克己心で抑えた。 笹原はその晩、今までの人生で最大量のビールを呑んだ。 居酒屋の帰り道、千鳥足の笹原に斑目が肩を貸す。 「おいおい、卒業生と在校生が逆じゃねーの、これって(苦笑)」 「やー、斑目さんが近くで、俺、嬉しいっすよー」 そんな様子を見ながら少し後ろを歩く女性陣。 咲は少し身震いをした。 「うー、まだまだ夜風が寒いねぇ。オギーもスカート大丈夫?」 「……えっ?あ、はい」 「どうしたの?オギーも酔った?」 「いえいえ、大丈夫です!」 「寒いネェってさ。東北育ちだから大丈夫?スカート珍しいから」 「あー、これはですね……下に、中学の時のブルマ、履いてるんですよ」 小声で答えた荻上だが、その言葉は笹原のハンター化した耳に しっかりと届いた。 『あの黒いのはブルマだったのか……でも中学の時のって……』 ドキドキドキドキ 『それはそれで、ありだな!!』 中学生の荻上の体操服姿を思い浮かべる笹原。 「おいおい、笹原。もうちょっとしっかり歩けよ」 「ああっ、すみません」 斑目に注意を受けて我に返る。 その頃、荻上は笹×斑の妄想がフル稼働中だった。 『うわー、弱った攻めを介抱する受けってのも、アリだなぁ』 今夜の様子でまたイラストが増産されることだろう。 こんな笹荻二人の物語が、春から始まるのだった―――。 お似合いの二人なのだが、本当の春はまだまだ遠い。 真のタイトル ぶるまつり
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彼という人 「あーーーーっ!いた!!」 そう叫んだのはプリムラだった。 その視線の先にはグリッドとユアン。グリッドはユアンの箒に乗せられていた。グリッドは器用に箒の上に立ち、腕組みをした。 「はははは!!待たせたな、皆の者!!グリッド様あまたの試練を乗り越え、見参!!」 「着いたから降りろ」 ユアンはそう言うと、グリッドを箒から振り落とした。 「うがっ!!」 ユアンも箒から降りて周りを見渡す。 「お前達も無事だったようだな。とりあえずグリッドを適当な小屋で休ませてやってくれ。まだ大男のダメージが若干残っている」 「…怪我人なのに随分と扱いが悪いんですね…」 とりあえず、町の宿屋に場所を移す。 グリッドは粗末なベッドの上で横になり、その傍らで三人は座って会議を始めた。 最初に口を開いたのはユアンだった。 「…まず、結論から言う。私達は恐らく今の状態ではゲームに生き残れない」 「えーーっ」 「そんな……」 思わず声を上げるプリムラとカトリーヌ。 それをユアンが手を出して静止する。 「まあ聞いてくれ。これからはあのようなハッタリ作戦では通用しないだろう。あの時はたまたま地の理がこちらにあり、相手が頭の無い格闘系だった。 私達は本当に運良く生き残ったと言うことを自覚して欲しい。 お前達も主催者の放送を聞いただろう?確実に殺し合いは起きているんだ」 二人は神妙な顔つきでユアンを見る。確かにこのパーティーはユアン以外は戦力になるような者はいなかった。 「私は戦闘経験は深いが、今は武器もない。正直、自分だけならともかくお前達を守り通す自信はない。 だからここは漆黒の翼を解散という形で―――」 すると寝ていたはずのグリッドが勢い良くがばりと起き上がる。 「それは駄目だ!!」 「――と、グリッドが言うからな。本来はそう言いたいのだがそれは出来ない。 残る手段はひとつしかない」 「なんだ?」 三人は身を乗り出した。 ユアンはふう、と溜め息をつく。 ゆっくりと伏せた瞳を開いて、三人を見渡す。目付きはかなり厳しい。 「極力この場は離れない様にしたいが、何かの原因で離れざるを得ない時もあるだろう。その時はお前達は迷わず町から逃げるんだ」 「ちょっと待ってよ!!」 プリムラが更に身を乗り出す。 バン、と床に手を付き衝撃で灯した燭台が揺れる。 「お前達は、てあんたはどうすんのよ!!」 「だから聞け」 ユアンは厳しい顔のまま、あくまでも冷静に言う。 「もし仮にこの町に侵入者が来たら、私が魔法で一斉にこの町を焼き払う」 いきなりの発言に三人はどよめいた。 「そ…そんな事ができるのか!?」 「私を見くびるな。 火事に乗じて敵を攪乱して逃げやすくなるし、上手くいけば敵を煙や火にまいて殺す事もできるだろう。 ただ敵から逃げて追われるよりはましだ。このメンバーは心許ない。敵の足は止めるだけ止めたい。 逃げるだけでは術やらの攻撃を受ける可能性もある。 あたりをうろついている者が火を見てこちらに移動してくるかもしれないが、それを逆手にとって目立たない進路で更に遠くへ逃げる。お前達の靴やらがあれば出来るはずだ」 しかし沈黙していたカトリーヌは不安そうにユアンを訪ねた。 「……でももし悪い人じゃなかったら…」 「甘いな」 カトリーヌの言葉をユアンは一言で一蹴する。 厳しく、何処か冷たさを感じる眼光は緩むことがない。カトリーヌはその眼を見て少々恐怖を感じた。 「侵入者が誰かを確認し、説得する様な猶予など私達にはない。 もし相手に先手を打たれたらどうする?それこそおしまいだ。 私は確実性のある方法を取りたい」 うっ、と三人とも押し黙り、辺りに沈黙の時間が流れる。 ユアンは再び溜め息をした。 「まあ…今の所お前達や私達がこの町に戻る時に誰かに接触しなかった事を考えると、恐らく周りに人はいないだろうからこの作戦は当分先の決行になるだろう。 だが油断するな。町を出て敵の頭数が減った時が勝負だ。最終的には自分の力で生き残るしかない」 少しずつ空が明るくなる。もうすぐ夜明けだ。 心境はますます重くなるのに、時間ばかり追い立てる様に過ぎてゆく。一刻一刻と、修羅の時間が迫っているのだ。 「お前達には酷かもしれないのは承知だ。 だがそれでもこれが殺し合いということは常に頭に入れておけ。 でなければ、今度こそ、死ぬぞ」 そう言い捨てると、ユアンは部屋から出ていった。 カトリーヌは今にも泣きそうな顔をし、プリムラは口を尖らせている。 グリッドは、ははは、俺がいれば心配はないと高らかに笑う。だがその笑い声は虚しく暗い空気を落とした部屋に響くだけだった。 ユアンがベランダで何かを手で転がしながら空を見上げている。 「…誰だ」 人の気配がし、振り向かずに問いかけた。そこにいたのはグリッドだった。 「なんだ?めちゃくちゃな事を言う私を糾弾しに来たか」 するとグリッドは相変わらず高らかに笑ってみせる。 「いやいやいや!お前は本当に漆黒のメンバーの事を考えているんだな」 自分の残酷な提案に対するグリッドの思わぬ言葉。 フッとユアンが顔を歪めて笑う。 「…何の事やら」 ユアンは指で転がしていた刻印の入った指輪を胸にしまった。 「……すっかりお前に巻き込まれてしまったんだ。 どんな手段を使ってもこれからも巻き込まれてやるだけさ」 【グリッド 生存確認】 所持品:無し 状態:HP三分の二ほど。 基本行動方針:生き延びる。 行動方針:漆黒の翼のリーダーとして行動。 【ユアン 生存確認】 所持品:占いの本、エナジーブレット、フェアリィリング、ミスティブルーム 状態:ほぼ健康、TPちょっと消費 基本行動方針:仲間と共に脱出。ミクトランを信用していない。 第一行動方針:漆黒の翼を生き残らせる 第二行動方針:漆黒の翼の一員として行動。仲間捜し。 【プリムラ 生存確認】 状態:健康 所持品:セイファートキー、?、チャームボトルの瓶、ナイトメアブーツ、エナジーブレット 基本行動方針:仲間と共に脱出。ミクトランを石板に縛り付けて海に沈める。 【カトリーヌ 生存確認】 所持品:マジックミスト、ジェットブーツ、エナジーブレット×2、ロープ数本、C・ケイジ 状態:健康 基本行動方針:帰りたい。死にたくない。 現在地:G5の町 前 次