約 3,742,561 件
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/7290.html
トサキント とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。 プロフィール 能力値 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 メディアミックス ポケットモンスターシリーズ以外 関連ポケモン 関連キャラクター コメント プロフィール トサキント 他言語 Goldeen(英語) 全国図鑑 0118 分類 きんぎょポケモン 高さ 0.6m 重さ 15.0kg 声優 カスミの個体、スマブラなど 大谷育江 初登場 【ポケットモンスター 赤・緑】 前のポケモン 【シードラ】 次のポケモン 【アズマオウ】 背びれ、胸びれ、尾びれが優雅にたなびくので水の踊り子と呼ばれる。 妖艶な顔付でアニメなどでは色っぽい鳴き声をしているが♂も存在する。 【アズマオウ】に進化する。 能力値 ステータス タイプ みず タマゴ すいちゅう2 とくせい すいすいみずのベール 隠れ特性 ひらいしん HP 45 とくこう 35 こうげき 67 とくぼう 50 ぼうぎょ 60 すばやさ 63 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』までの本編ソフトでは、毎回無条件かつ無制限に野生で出現する数少ないポケモンだった。ただし新旧共にイッシュ図鑑には掲載されない。 【ポケットモンスター 赤・緑】・青・【ポケットモンスター ピカチュウ】 各地で「いいつりざお」を使うと釣れる。 【ポケットモンスター 金・銀】【ポケットモンスター クリスタルバージョン】 4番道路などに出現。 【ポケットモンスター ルビー・サファイア】【ポケットモンスター エメラルド】 102・111・117・120番道路、トウカシティ、流星の滝、チャンピオンロード、サファリゾーンで釣れる。 【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】 6・22・23・25番道路、トキワシティ、セキチクシティ、ハナダの洞窟、4の島、際の岬、凍て滝の洞窟、遺跡の谷で「いいつりざお」を使うと釣れる。 セキチクシティ、サファリゾーン、木の実の森では「すごいつりざお」で釣れる。 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】【ポケットモンスター プラチナ】 203番道路などで釣れる。本作から♂はツノが長く、♀はツノが短くなった。 【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 繋がりの洞窟などで釣れる。 【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】 サンヨウシティなどで「すごいつりざお」で釣れる。 【ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2】 3番道路などで「すごいつりざお」で釣れる。 【ポケットモンスター X・Y】 3・22番道路、パルファム宮殿で釣れる。 【ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア】 原作の場所に加えて123番道路と日照りの岩戸でも釣れるようになった。 【ポケットモンスター サン・ムーン】【ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン】 せせらぎの丘、マリエ庭園で釣れる。 【ポケットモンスター ソード・シールド】 4・5・6番道路、キバ湖・西、キバ湖・東、巨人の帽子、集中の森で釣れる。 キバ湖・西、キバ湖・東、ミロカロ湖・南、ミロカロ湖・北、ハシノマ原っぱではシンボルも出現。 マックスレイドバトルにも出てくる。 【ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール】 原作と同様。 外伝 【ポケモンスナップ】 けいこくに登場。 「トサキーン」と色っぽい鳴き声で水上から出てくる。 メディアミックス 【ポケットモンスター(アニメ)】 【カスミ】の手持ちとして登場。声は【ピカチュウ】と同じ大谷育江氏が担当しているが、ピカチュウとは似ても似つかない「トサキーン」という色っぽい鳴き声をしている。 12話では別の野生の個体が登場。ピカチュウやサトシに攻撃していた。 ポケットモンスターシリーズ以外 【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】 モンスターボールから出てくるポケモン。使用技は「はねる」であり、アニメ版と同じ妙な色っぽい声で操作する人の戦力を阻害する以外は全く意味のないハズレポケモン。 ゲームではねるといえば当然【コイキング】だが、アニメ版のインパクトある鳴き声でトサキントが採用されてしまったというのはあまりにも有名な話。 【大乱闘スマッシュブラザーズDX】 またもハズレポケモンとして登場。 また、隠しステージ「カントー地方 ポケモン亜空間」の足場としても登場する。こっちでもやっぱり画面下からはねる。 【大乱闘スマッシュブラザーズX】 やっぱりハズレポケモン。ただ、アイテムを食い荒らして去っていく【ゴンベ】より害は少ないうえ、【カービィ】のコックで吸い込まれてしまえばアイテムになるので、一概に悪いわけでもないかも? 【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】 モンスターボールだけでなくマスターボールからも登場する。効果は当然どちらも全く意味がない。 【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】 モンスターボールから出てくるハズレポケモン。スピリットも登場する。 スピリッツバトルはドルピックタウンでプリンが相手。もちろん、相手のプリンはトサキントのモンスターボール持ちである。 関連ポケモン 【アズマオウ】 関連キャラクター 【カスミ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2835.html
噂をすれば 噂をすれば-都市伝説設定 『噂をすれば影』 服部琴葉が契約している都市伝説。 噂話をしたものを近くに転移させることが出来る。 噂話をするものは、自分と、噂話をする相手の両方が知っている必要がある。 『カメラに撮られると魂が抜ける』 長谷部映の契約している都市伝説。 カメラに撮ったものの魂を抜いて写真に閉じ込める。 全身がはっきり写っているものでないといけない。ピンボケ、ブレ、小さすぎると魂が抜けない。 写真を破ったり鋏で切ったりすると魂は消滅する。 抜けた魂は肉体の近くに写真を置いておけば元に戻る。 撮った写真をph○toshopで編集することにより、肉体や都市伝説の改造が可能。 ムービーモードで撮ると、意識を残したまま魂を閉じ込められる。そのまま合成も可能。 『エロ本にバターを塗ると黒塗りが透ける』 その4から足助透が契約した都市伝説。 壁などにバターを塗ると向こう側が見える。 向こう側からこちらは見えない。 塗ったバターは見えないが、べたべたする。 『関西人の体の半分は小麦粉で出来ている』 小長谷務義の契約している都市伝説。 体の成分が小麦粉になり、出血などを抑えられる。 怪我をしたとき、小麦粉を摂取することで回復する。 体の半分位までなら失ってもすぐには死なない。 『ペンローズの三角形 』 数学者ペンローズの考案した不可能図形。 蘇賀芳江の契約している都市伝説。 視界内で、主観的に起こりそうに見えることを実現する。 書き手含めみんな良く分かってない能力。 たとえばPSPの「無限回廊」のゲームのようなことが起こる。 片目をふさぐことで、遠近感の無視も可能 『嘘つきは泥棒の始まり』 臼緒雄介の契約している都市伝説。 嘘をついて、相手がそれを信じたとき、相手のものを盗む。 ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/metamon2ch/pages/18.html
218番道路で高個体値メタモンをひたすら探すスレ その6 [PR]マイクロアドBTパートナーはブログやサイトに貼るだけ。お小遣いをゲットしよう! 501 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 16 31 55 ID ??? 499 ・1V狙いならLv29のままで大丈夫 ・2V以上を狙うなら、Lv30にしないと分からない 502 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 16 35 12 ID ??? 501 ありがとう エロい人 503 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 16 50 54 ID ???例えば控えめメタモンLv29での最高値は 【 HP75 攻撃36 防御41 特攻45 特防41 素早さ41 】 まぁ仮にこんな神メタモンが出たとしても この時点じゃまだ、個体値29~31ってことまでしかわからない。 まぁ"物音に敏感"なら素早さの個体値は31確定。くらいは分かるが これにアメを与えてLv30にすると、個体値が全て31なら 【 HP78 攻撃38 防御43 特攻47 特防43 素早さ43 】 になる。これより低いステータスだったら、残念ながら個体値29~30。 で、もう一つアメを与えてLv31にすると、 個体値が全て29なら 【 HP79 攻撃39 防御44 特攻48 特防44 素早さ44 】 になる。これより高いステータスなら、個体値は30~31。 Lv30の時点で個体値31のステータスは判別済みだから、つまり30ってことだな。 504 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 16 59 44 ID ???http //no3.pic.bz/cgi/individual/?n=1 h=69 i= o=%83%81%83%5E%83%82%83%93 a=41 b= l=29 d=41 e= c=67 q=41 r= j=36 k= m=0 f=45 g= 落ち着け俺 4回までなら「5Vメタモンなんて出現しやしない」と言っていいぞ俺 505 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 17 05 20 ID ???http //no3.pic.bz/cgi/individual/?n=1 h=71 i= o=%83%81%83%5E%83%82%83%93 a=43 b= l=30 d=43 e= c=67 q=42 r= j=36 k= m=0 f=46 g= orz orz orz 3Vはくれよ・・・ 506 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 17 11 42 ID ??? 505 乙 507 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 17 45 42 ID ???たかだか数行で済むことを いちいちリンク張るバカって何なの? 508 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 18 08 13 ID ???と、数行が辛い携帯厨が言っております。 509 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 18 28 00 ID ???と、getタイプのCGIの検索結果直接貼った時の負荷が解らない能無しが申しております 厳選スレでも貼るのよせっつってるのに 510 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 18 29 49 ID ???●<数行で書け ■<と数行が辛い携帯厨が言っている 何この解釈wwww 511 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 18 33 15 ID ???大きく揺れた叢からフローゼルしか出なくて苛々してるんだろう きっと 512 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 18 34 44 ID ???人間に化けたメタモンの仕業だ。 513 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 19 31 44 ID ???ビリリダマばっか出てくる('A`) 514 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 22 46 ID ???ビリリダマが大量発生してるんだろ 515 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 25 11 ID ??? 513 リピートボールとかダークボールとかハイパーボールばっか使ってるから モンスターボールが怒ってドクターゲロに改造されてビリリダマになって お前の前に現れてるんだよ。 516 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 35 14 ID ???控えめ狙ってたらこんなんでた おっとり HP8~10 こ11~13 ぼ21~27 とこ31 とぼ21~23 すば31 おっとりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 517 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 36 31 ID ??? 516 くれよ。ゲンガー育成するのにちょうどいい。 518 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 40 12 ID ??? 517 いやです>< 瞑想ドータクンつくるんだもんね 519 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 44 37 ID ??? 518 じゃあかせよ。 520 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 22 53 27 ID ??? 519 そもそもうぃふぃができないんです>< てかドータクンには使えんなこれは 521 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 23 00 40 ID ??? 520 GTSで流せよ。使わないんだろ。 522 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 23 32 02 ID ???いじっぱり特防素早さV 性格は妥協するとして、結構使えそうだなこれ 523 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 23 33 25 ID ???どう? Lv29,おとなしい HP 29~31 (75) 攻撃 18~21 (38) 防御 25~31 (36) 特攻 11~14 (36) 特防 29~31 (45) すば 22~24 (39) 524 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 23 45 52 ID ??? 523 29~31で鑑定できるわけねーだろ。 具体的な数値くらい出せ。 まぁ鑑定厨の時点でうぜーけど。 525 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/26(木) 23 53 11 ID ??? 522 性格含めて、十分使えるし使う機会も多いと思う 30ある性格のうち、実際使われるのは半分かそれ以下だし いじっぱりはよく使われる性格だと思う 物理・特殊の関係が変わったから、前作よりも減るかもしれないけど 526 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 03 03 04 ID ???最近4Vとかはあきらめて、性格と、1Vを組み合わせて 遺伝で性格一致3Vとか作ってる俺はへたれ 527 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 03 06 45 ID ???結局はそのほうが効率がいい気がする 528 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 04 02 37 ID ???その性格で今後も色々と作るわけでもないなら、そっちのが早いかもな。 529 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 08 18 04 ID ???HPも遺伝するようになったの? 530 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 09 47 03 ID ???ようき2VでVなのが攻撃と特攻 なんでそこが被るんやねん(´・ω・`)ショボーン 531 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 10 21 39 ID ???ここで何も知らない俺が質問するぜ 計算表に能力、努力値入れて結果が出たら0~31 とか10~31とか出たんだけど、これが最終的にわかるのはアメかなんかで Lv30くらいまであげないとわからないってことでいいのかい? 532 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 11 23 55 ID ??? 531 マジレスしてやる。 努力値を得る前に計算しろ。 努力値を得ないように育てるのには「不思議な飴」か「育て屋」な。 ちなみに飴を使う時は、使う前にセーブ。 使い終わったら計算だけしてリセット。 これで飴を消費せずに計算できるからな。 で、LvはLv30程度ないと判断しづらい。 これでいいか? 533 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 12 38 53 ID ??? 体力:26 攻撃:30 防御:4-5 特攻:19 特防:30 素早:29 性格:おくびょう なにこの残念メタモン…orz 534 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 13 05 05 ID ???2V出たけど防御と特防・・ しかも無駄に色違いだし。 535 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 13 22 21 ID ??? 533 534 バトル用に育成してやるんだ 536 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 13 33 15 ID ???32以上の目当てシンクロポケモンを先頭にスプレー→ポケトレ でいいかな? 537 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 13 42 49 ID ???つーかメタモンでねーよオイ、フローゼルしねや 538 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 17 28 01 ID ???先頭→ラルトス:シンクロ+捕まえたい性格+瀕死 二匹目→レベルの高いポケモン 三匹目→捕まえやすいポケモン この順番でゴールドスプレーを使い、ポケトレでメタモンと遭遇 二匹目が戦闘に出されるので、三匹目に交代→捕まえる 539 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 17 28 57 ID ??? 536 31でいい 540 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 17 55 38 ID ???穏やかメタモン探してたらとくこうとすばやさVの臆病メタモンきたこれ。 541 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 02 48 ID ???メタモン Lv29,せっかち HP 25~28 (74) 攻撃 4~7 (34) 防御 25~31 (36) 特攻 29~31 (41) 特防 25~28 (40) すば 25~28 (44) こんなの捕まえた・・・微妙・・・ 542 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 03 02 ID ???俺も臆病メタきた HP 4~7 こ 0 ぼ 14~17 とこ 30 とぼ 27 す 31 妥協して良いかしら 543 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 05 14 ID ??? 542 妥協すんなよ 544 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 10 15 ID ??? 542 俺なら素早さVで特殊系がそこそこあったら妥協する。 545 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 38 58 ID ??? 538 そんなめんどくせーことしてるのか 先頭ラルトス31でメタモンでたら返信させてリピート投げ フローゼルとバリヤード以外は逃げ こいつら出たら交代してボコリン 546 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 40 30 ID ???31サーナイト→コイキングにチェンジ→リピートってやってるな 547 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 40 58 ID ??? 545 538のほうが楽だと思いますが 548 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 42 39 ID ???自分は 538と一緒だ 二匹目に強いポケモン置いといてメタモンきたらコイキングにチェンジする 549 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 52 59 ID ???130匹捕まえた中にVが15匹で2Vが2匹だった。 3Vとか4Vとか持ってるやつは俺の何倍も捕まえてるんだろうなぁ だけどもう疲れたよパトラッシュ・・・ 550 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 53 42 ID ???ゆうかん攻撃Vメタモンを探してさくっと20匹ほど捕獲した 性格:すべてゆうかん 特攻Vメタモン 特防Vメタモン 素早さVメタモン orz 551 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 57 51 ID ???先頭31ラルトス瀕死、 次に「にげあし」パチリスでいいじゃん。 メタモン以外は全逃げできるんだし。 552 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 18 58 44 ID ??? 551 それならコイキングにけむりだま持たせた方がいい 553 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 01 19 ID ??? 551 別に逃げたいだけならレベル高いやつでも同じだし それなら高レベルのものひろいを4匹いれたほうがまし 554 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 02 23 ID ???ポケモン コイキング選択 交換 もどれ**! ひっこむ ゆけ!コイキング! でてくる この一連の作業がマジで無駄 555 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 04 34 ID ???先頭31ラルトス 二番目けむりだまコイキング ポケトレでメタモン出たらクイック→リピート 他のが出たら逃げる これでOKだな 556 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 07 53 ID ??? 555 先頭に31ラルトスいるならコイキング入れる意味ないだろ。 557 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 10 38 ID ??? 556 ラルトスでもリピートで捕獲率100%? 558 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 14 01 ID ??? 556 そうだよ。 100%かどうかはわからんけど、 数百匹捕まえて一回もミスないからかなり100%に近いはず。 ここがシンクロケーシィよりもシンクロラルトスが優れてるところだな。 559 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 19 25 43 ID ??? 558 それじゃ予備にいるラルトスをさくっと31にしちゃおう・・・ 情報thx 560 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 24 15 ID ???捕まえた後の処理どうしよう まとめてつかむことは出来ても逃がすことは出来ないし 561 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 33 14 ID ??? 560 まとめてつかむのやりかたワカンネ XだかYだか押すって知ってるけど入れ替わるだけで未だできねorz 562 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 34 46 ID ???wikiを見ろ つかめても結局逃がせないんだがな 563 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 41 19 ID ???リセット前提でおk 564 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 43 10 ID ???メタモン Lv36,ひかえめ,うたれづよい HP 29~31 (91) 攻撃 29~31 (45) 防御 29~31 (50) 特攻 21~23 (51) 特防 24~26 (48) すば 29~31 (50) ウホッ 565 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 20 57 14 ID ???そして全部30 566 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 02 10 ID ??? 564 防御V確定おめ 567 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 03 42 ID ??? 564 そしてこうげきはU以下おめw 568 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 13 14 ID ???え、シンクロって性格だけじゃなくて個体値にも影響するの? 569 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 14 41 ID ??? 568 性格だけでしょ 570 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 20 42 ID ??? 569 だよね?先頭:瀕死シンクロ、2番手:煙玉鯉の定番で乱獲してたんだけど、スレ内で出てくる31ラルトスとかの意味がわからなかった 571 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 22 18 ID ??? 562 wiki探したけど どのwikiか わかんねぇよ うわぁぁぁん とりあえず自己解決したので 561に教えてやるよ 手袋黄色(XかY押す)のときに A押しっぱ 572 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 22 43 ID ??? 570 メタモンのレベルが29と30だから31なんじゃないの? 31って個体値じゃないよね? 573 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 24 30 ID ??? 572 お前はメタモンを野生として出さない気か 草むらを歩いていると遭遇する、カモメ他を出さないように31レベルにするだけだよ 574 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 28 08 ID ???あぁスプレーか!盲点だった 575 :561:2006/10/27(金) 21 33 15 ID ??? 571 お前いいやつだ・・・ マジ感謝 wikiは自分も見たんだがどこ載ってるかわかんなかった・・・ 576 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 35 57 ID ???なんかFR刺してるとメタモンの出現率が上がるような気がするけど気のせい? 577 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 21 36 39 ID ???おおお!初めてメタモンでたー! おまえらありがとう。31・スプレーありがとう。 578 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 23 52 04 ID ??? 547 なんで? メタモン連鎖している時に毎回交代させているわけ? めんどくさそ~ 579 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/27(金) 23 56 24 ID ???チェンジ戦法で捕まえてるやつは メタモンハンターとしては素人に毛が生えた程度だなw 580 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 00 01 32 ID ???ポケトレで光る草はなんだ?普通に敵がでるだけだし 581 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 00 09 01 ID ???比較的レアが出やすい大揺れ 582 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 00 23 31 ID ??? 581サンクス 583 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 00 42 03 ID ???ラルトスがまず出ないという本末転倒さ なんてこったい 584 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 01 02 45 ID ???120匹ぐらい捕まえても2V以上が皆無という異常事態 性格一致Vなら全ステそれぞれ揃ってるのにorz これは遺伝でつくれという神の啓示なのか・・・ 585 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 01 21 50 ID ??? 584 俺も。 3ボックス分くらい捕まえたが、1Vすら数えるほど。2Vなんて夢のまた夢カード。 まだまだ少ないのかな。 586 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 01 27 46 ID ???育てたい奴を直接狩るのとメタモン狩るのもうどっちがいいのかわからなくなってきた 5ボックス埋めて2Vは3匹・・ 587 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 01 37 15 ID ??? 583 ラルトスは小揺れの方が割と出やすい 588 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 01 46 18 ID ???俺はケーシィ小揺れ遠め、ラルトス大揺れ遠めだったが 589 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 02 06 23 ID ???ラルトスは連鎖きてもトレースのせいで終わるという現実 ネイティが一番楽なんだけど大量発生だからな・・・ 590 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 02 45 21 ID ??? 509 トレースなら無視して倒せば結構続くだろ 591 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 02 59 46 ID ???攻撃素早さVフカが欲しいのに親メタが攻撃特攻V(フカの方は攻撃V)なおかげでちっともカスらない現実 メタ素早さV探してきた方がいいんかね? 592 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 03 13 46 ID ???フカはオスメス1 1だからメスですばやさvでたらそっちに切り替えればいい 593 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 03 20 51 ID ???しかしすでにメタ狩り態勢を整えてしまったのでしばらくメタ狩りする 594 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 03 28 29 ID ???メタモン Lv32,てれや HP 20~22 (79) 攻撃 29~31 (45) 防御 29~31 (45) 特攻 0 (35) 特防 11~13 (39) すば 範囲外 (48) 性格はあれとして、すばやさ範囲外ってどういうこと? Lv32のすばやさVって45のはずなのにこいつは48 ちなみにものおとに敏感なんだけど。 595 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 04 27 24 ID ???一応聞くけど、アメだよな? 596 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 04 41 29 ID ??? 595 いや、あめはやってないけど育てやで32まであげた レベ29の捕まえた時点で固体値調べたらすばやさは範囲外だった どういう事? 597 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 04 47 59 ID ???育て屋なら努力値入らないからなー 性格間違ってるってことはないよな・・・ 自力で捕まえて努力値入れてなくて性格ミスがないならバグ? 598 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 04 56 40 ID ??? 597 性格は間違ってない。てれやだ。 自力で捕まえて固体値調べておかしかったから 即効で育て屋に預けてレベル上げてた。 んで今見たら メタモン Lv35,てれや HP 19~21 (85) 攻撃 30~31 (49) 防御 30~31 (49) 特攻 0~1 (38) 特防 10~12 (42) すば 範囲外 (52) だった。ちなみにLv35のてれやメタモンのすばやさVは49。 599 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 05 03 33 ID ???4Vとか5Vのメタモン探すより2Vと3Vのメタモン捕まえて何回か卵産んで狙った3V作り出したほうが 早いね。 600 :名無しさん、君に決めた!:2006/10/28(土) 05 07 09 ID ??? 598 すばやさ下げる実使ってみたらどう? 次:218番道路で高個体値メタモンをひたすら探すスレ その7 前:218番道路で高個体値メタモンをひたすら探すスレ その5 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/arcoiris/pages/54.html
風が一陣過ぎる。 全てを撫でて通り抜ける。 後には何もない。 吹き抜けたその余韻だけが残る。 風が一陣、過ぎていく。 夜明け方。紫のにじむ天空高く、小さな飛行影が巡っている。 真下に広がる、朝靄に包まれた深緑の森と、大河から分かれ浅く穏やかに水音を湛える川と、空そのものと。 そこにある全ての息遣いを眼下に見張るように、大きな円を描いて、流れる彩雲よりも高く飛んでいる。 その足元の森で、別の影が身じろいだ。 ゴブリンや小鬼(コボルト)の類かと見紛いそうな場所から、しかし樹々の合間に隠れるよう張った天幕から這い出てきたのは―――よくも収まっていたと思える体躯を、のそりと持ち上げる長身の男だ。 下草の露を踏んで濡れた革長靴の底で、川べりのくすぶる焚き火の跡を崩し、火種を確認するとあくびを一つ。頭を掻いて、そのまま水流の淵へと入ってゆく。清水は夜露を集めてきたように冷たく、手にした布を浸して絞りもそこそこに顔をぬぐうと、鞘を外した剃刀を顎にあてがい洗う。 一通り身奇麗になった心地良さに、大きく伸びをしたその緩慢な動きで、額に落ちる長さのある黒髪。それを後ろに流して、白み始めの空を見上げ、自然と出る溜息と共に眼を細めた。 遠く十字点のようなシルエットを睨んで笑う。 「もう、飛んでいたか。」 呟き、薄ら照らされた表情は精悍で穏やかだ。 青年と呼ぶにはやや過ぎた逞しさのある顔つきに、残る若さを湛えた瞳が、背後の深緑に似た優しい色で静かに瞬いている。その間近で、左の耳に留められた銀環が鈍い光で閃いた。 そうして朝の空気の中、雲の向こうで影が大きく頭上を一周するのを眺めて一時。 ふいに指笛を形作ると、口元へと運んで大きく息を吸った。 キ ィ ――――― … 吹き出された音は、無骨な手指に反して、細く、細く。鳥の声よりも高く小さい。 何処にも届かぬまま、森や水に吸い込まれ消えてしまうのではないかと思えるほどか細い金属音にも似たその「呼び声」に、遥か向こうで応えるよう影が翻った。 “風”が一筋、地上に吹く。 そして緩やかに。音もなく。しかし大気を切るような速さで。 昇り始めた朝日を背負って、それは降りてくる。 鳥ではない。 陽光を反射して、翠(みどり)と真鍮の鈍金に煌く、全身の鱗。 宙で広げた体長の倍はある翼膜は、蒼い血管が見えるほど薄く磨硝子のように透けていながら、そこにある空気を全て受け止めるように力強く重厚な身を減速させる。 そのまま滑るように川下から川上へ、水流を一閃して削りながら着水する、両脚の白く鋭い爪。 水飛沫が、中空に届くほど、真っ直ぐ、長く尾を引いて。 朝の光に飛散して輝いた。 舞い降りたのは一匹の、竜。 ただしそう呼べるのか定かでない程に小柄だ。 馬と同程度の体躯をしている。 身を震わせ、長い首を上げると角の生えた細面の頭をすぐさま水に落として、足元を突付いているその生き物に男が歩み寄っていく。 「あまり大きく飛びすぎるなよ。ペルシェ。 いくら街から離れていても、見つかれば近場で蜥蜴(とかげ)の魔獣が出たと騒ぎになるぞ。」 彼がからかうように[木漏れ日(ペルシェ)]と呼んだその「蜥蜴」は、捕らえたばかりの川魚をくわえたまま、瞳孔の細い眼を見開いてきょとりと振り返った。 そして爪よりも更に鋭い牙に、びちびちと跳ねる白腹を引っ掛けて丸呑みすると一声。 『 ケェッ ! 』 馬鹿にするな、とでも答えたような。あるいは男の方を馬鹿にしたのか。 そんな響きの返事を受けて、しかし彼はからからと笑った。 「さぁ、魔物と間違われる前にさっさと鞍を着けよう。今日は久々にお前も連れて行くぞ。 手綱さえ掛けていれば、獅子でも闊歩できるのがあの街だ。」 言うが早いか、天幕から乗用具一式を担ぎ出す。銀の留め金のついた鞍を載せ、銜(はみ)を牙の奥まで銜えさせ肩首に結べば、立派な乗用竜の様相になった。 引き手当人はというと、寝床を整え畳めば荷を全て竜に担がせ、後は髪だけ紐で纏めると着たままの簡素な街着に手ぶらの軽装で、手綱を掴んで歩き始める。 再度、頭上を振り仰いだ。 行き先の空は、消え行く明けの彩雲よりも鮮やかな虹色を浮かべている。 迷う余地のない目標を確認して、一人と一匹は街を目指した。 ―――― 七虹都市、アルコ・イリスの朝は早い。 そも日没の間中ずっと、七色の“虹蛇の導き(ユルング・ライン)”に照らされているこの街が、眠りというものを知っているかすら怪しいという点はさて置いて。 どんな不夜の城にも朝は訪れ、煌々とした街の灯はさんざめく日の光に取って代わられる。 そして朝一番を告げる鐘は、どこの街でも鶏の声より高らかに鳴り響くのだ。 特にここ、柘榴石(ガーネット)通りの下町に長らくそびえる、“時謳う教会”にある赤銅鐘(あかがね)の塔は別格である。 食事もそぞろにせわしく働く職人達、家族のため掃除洗濯に駆けずり回る主婦、時間厳守の宿の下働き。日常を全力で生きるそんな人々を愛した神の宿は、彼らに休まず時の移り変わりを伝えるべく、日が昇ってから沈むまで半時に一度、実に一日二十四回もけたたましく巨大な鐘を鳴らす。半時間と一時間とを告げる音にはそれぞれ緩急と規則があり、市場も問屋も音に合わせて店が開かれるため、この通りの毎日の生活を測るには欠かせないものだ。 ただし前日に酔い潰れた二日酔いの日雇い人や、朝寝坊がしたい夜働きの女などには大不評らしいが、それも神の御心の範疇らしいので問題無いのだという。 見目にも白い素朴な漆喰肌に、通りのシンボルである赤煉瓦を階段状に飾ったその塔は、街の中央塔"虹星の叡知"(アルマゲスト)と比べてしまえば工場の煙突のようなものだ。 しかし通りの人々からは文字通り、虹の女神の“赤子”だとまるで親子のように扱われ親しまれている。 そんな塔の鐘が今日もまた、青く抜ける空に朝を謳う頃。 響く鐘の低音に震える老朽化した塔の壁面で、縄一本で宙ぶらりんに下がった、幾人かの男達の姿が見える。 「―――悪ぃなぁウィド。お前さんはもうこの仕事にゃ携わる義理もねーのによぉ。」 渋い顔で肩を怒らせる壮年の職人に、ウィドと呼ばれて笑い返すのは、黒髪を無造作に結んだあの男だ。 「義理ならありすぎる位だよ。親父さんには随分と世話になった、臨時雇いでも何でも、声をかけて貰えるなら何時でもすっ飛んで来るさ。」 出立時と変わらぬ軽装も、逞しい体躯も、さばけた職人達に混じってしまえば何の違和感もない。あるとすれば左耳のカフスの銀だけが、飾り気のないその空気の中でやや浮いていた。 会話を交える男達の手には、まだ柔らかい漆喰を載せた板と、塗りナイフが握られている。壁の煤けた灰白を、目新しい貝白に塗り替えながら、親父と呼ばれた男の愚痴は続いた。 「左官の職人に、手が足りない訳じゃ無ぇんだぜ…若ぇのがどいつもこいつも、此処だけはビビッちまって誰も手がつけらんねぇのさ。不甲斐ないねぇ全く…」 舌打ちと共に見下ろした、その目線の先では「不甲斐ない若手」とやらが別働で働いているらしいが。この高さから見た地上の人々はまるでケシ粒で、誰が誰だか判別できているとは断言し難かった。 工場の煙突のようなもの、とは言われようが曲がりなりにも鐘突き塔である。 周囲の家々の二~三倍は余裕で超える背の高さ、振り返れば赤煉瓦の町並みはミニチュアのように広がっている。遮るもののない風が吹き抜け、白い鳩の群れが羽ばたく。 その景色は色んな意味で実に壮観である。 男達を支えているのは命綱一本。 否。それすらも飾り煉瓦に鍵爪で引っ掛けているだけの、保障もへったくれもない代物だ。 「俺らの頃は、この街の職人はまず年に一度、赤銅の鐘突き塔を世話できて一人前だ!なんつったのによ。時代かねぇ…いっそ中央塔みたく箒のガキどもを手伝いに寄越せと、どっかのお上に言ってみるべきか?」 この道の玄人は愚痴の合間に、突風に煽られながら器用にナイフを動かして、壁面に薄く白を伸ばしていく。 「魔術の学徒に学び舎は磨けても、職人の真似事までは出来んでしょう。むしろ親父さんなら、自分が中央塔の壁面をまっさらに塗り替えてみたいんじゃないか?」 「かっか、とんでもねぇな!我らが偉大な“虹星の叡知”様を塗り替えるなんざ、それこそ雨風どころか槍が飛んできてもおかしくねぇわ!しがない下町の左官職人に手なんて出せるもんかよ、おーっかねぇ!」 けたけたと笑う親父につられて談笑しながら、やがて手の届く範囲を綺麗に塗り終えた男達は、紐でまとめた漆喰道具を腰に下げ命綱を付け替え、横に移動していく。使える五体は全て使わなければ、一瞬の気の緩みイコール真っ逆さまなのがこの仕事であり、こんな一時だけは皆の口数も減る。間近で鐘が鳴り響いて、その音量の凄まじさに塔ごと震える瞬間など尚更だ。 そんな中でも一際軽々と、ウィドは他の職人の分まで器用に鍵爪の位置を入れ替えて、大きな猿のように身体をスライドさせて動く。綱を離した瞬間はいわゆる宙吊り懸垂の状態だ、腕にも足腰にもよほど自信がなければ本来そう易々とは動けない。 作業は手際よく進み、昼前には眩いほどの白でほぼ塗り替えられた塔が、十一回目の時を高らかに謳った。 「頼りになるねぇ。力仕事も度胸も元から申し分無い、塗りの腕前だけどうしても、短期間じゃあ真似事までしかお前さんに教え込めなかった。それが惜しいんだよ、俺ぁ。」 「はは、褒めるフリで皮肉ですか?不甲斐ない事に真似事までしか出来ないモンで、得意でカバーさせて貰えるなら御の字だ。何度も言うが俺は高いのに慣れてるだけで…腕前なら若い奴らの方がよっぽど上だろう?」 「へっぴり腰とプラマイゼロすりゃあいい勝負だぜ。お前さんさえその気なら、いつでも本職になれるだけ鍛えてやるのによ。大体この高さに慣れてるってのも不思議なモンだぁ…お前さんこそ実は、中央塔の壁磨きでもやった事があるんじゃないのか?」 「冗談を、俺に魔術の心得なんて、――― …! 」 苦笑いでからかいを一蹴しようとした、その表情が一転。 険しい形相で、眼下の街並みを振り返った。 まるで何かを聞きとがめたように耳元の銀に触れながら辺りを見回すが、当然ながら周囲に男達の声と風の嘶き以外はない。黙り込んで眉根を潜めるウィドの様子に、親父が首を傾げて声をかける。 「どうしたぁ?ぁー、そろそろ終わりだぜ、上がる準備しな。」 「…悪い親父さん、急用ができた。」 言うが早いか、男は頭上の煉瓦を掴むと命綱をあっさりと外し、腕だけで塔をさっさと登りつめた。鐘突き場の柵を跨ぎながら、首だけ振り返って叫ぶ。 「先に上がらせて貰います、後始末の分は給金から引いといてくれ!」 「お、おぉ?ちょっと待てよ、一体何だってぇ…」 尋ねるより先にその姿は視界から消えて、後には青空と赤銅鐘だけが残る。 「…相変わらず鐘よりも忙しない奴だな、あのお人好しは。」 呆れた職人の呟きに、盛大な正午の鐘だけが答えるよう謳って響いた。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/15680.html
かれないさくら【登録タグ TamJEN か 初音ミク 曲】 作詞:TamJEN 作曲:TamJEN 唄:初音ミク 曲紹介 歌詞 (ピアプロより転載) 君がくれた思い出は 空に飛び立つ翼になる 心に咲く花は 決して枯れないら 四月 新しい季節の 見慣れない教室 窓から見下ろす桜は 風に巻かれ 隣の席の男の子 少し長い前髪 無邪気に微笑む姿に 目を奪われ 初めての気持ち 胸の高鳴り 春風のような初恋 君がくれた微笑みも 言葉も全て勇気になる 心のときめきは 決して消えないから 土砂降りの午後の帰り道 二人で一つの傘を 彼の隣の女の子は 私じゃない 募る想いが胸を締め付ける 夕立のような失恋 君がくれた優しさも 涙もきっと強さになる 心のぬくもりは 決して冷めないから 卒業式 桜の前に立つ 君の顔が見れない 胸の奥につっかえている 「好き」のひと言が言えなくて 君がくれた微笑みも 言葉も全て勇気になる 心のときめきは 決して消えないから 君がくれた優しさも 涙もきっと強さになる だからずっと忘れないで 決して枯れない桜 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/5147.html
このページはこちらに移転しました ゆずれない 作詞/148スレ491 僕の歌が迷惑なら 僕は全力で叫ぶだろう 僕の叫びが迷惑なら 僕は全力でギター(を)弾く 押さえ込むなんて出来ない 動かないなんて無理だ 僕の存在が迷惑なら 僕は開き直ってやろう(やる) 僕に死ねと命令するなら(命じるなら) 僕は君を蹴り飛ばそう 自分を捨てるなんて出来ない 周りに合わすなんて無理(だ) 捨てられない 捨てられない これだけは 自由に生きさせて
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1862.html
r‐-、_r‐、__ / \ 〉 >-―-ミ 〈 / / \ \ _,〉 ,' i i ! i i ! ! '; 〈_ 〉 |_ { /|从/\/|/jハ } _| 〈 〈 || | ( ●)(● ) | || 〉 i\|| | (__人__) | ||/i | || | `⌒ ´ | || | | ハ| | .| |ハ | l/ | |、 , | | ヽ| /| | | \ / | | |ヽ 〈 {_ .| | / ヽ .| |. _} 〉 ヽ〉. ヽ|/ .| / 〈 {´ 名前:くれない夫(くれない夫) 性別:男 原作:薔薇乙男 AA:2ch/やる夫派生/薔薇乙男/くれない夫.mlt 翠星夫、蒼星夫に続いて作られた「薔薇乙男」。 やらない夫に真紅の髪の毛をくっつけて生み出されたキャラクター。 「~だわっちょ」という特徴的な喋り方をする。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 くれない夫達は新たなる月を止めるようです ファイナルファンタジーⅣジ・アフターイヤーズ 月の帰還 セオドア役。バロンの王子であり、赤い翼の一員 主 まとめ やる夫Wiki 完結 翠星夫とくれない夫の年末だらだら オリジナル 翠星夫とだらだら話し合ってる 主 まとめ 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考 独り暮らし 意味が分かると怖い話 一人暮らしをしている人 まとめ [登録タグ] 2ch やる夫派生 やる夫系 女装 男性 薔薇乙男
https://w.atwiki.jp/bakeneko/pages/130.html
人魚を知ってる? そう、あの下半身が魚で上半身が人の女の姿のあれ。人魚姫の最後に泡になっや、そう人魚。若い女性がマーメイド、男の場合はマーマン。男もいるんだよぜ。知らなかっただろ。 元はといえばジュゴンの見間違いから端を発したという話なんだけど、科学的根拠はないらしいんだ。要するに、本当にいるかもしれない。 「はぁ」 そうとしかわたしはこたえられなかった。ついさっき会ったばかりの、パフェをガツガツと食べる藍色の着物の女性にいわれても困る。 「君はさ、人魚にどんな印象を持ってる?」 話しかける時はちゃんと顔をこっちに向けて喋ってくれるのはありがたいのだが、口の中のパフェ(色がグロテスク)が見えるでやめてほしい。 答える言葉を探すため、おごってくれるということで注文したコーヒーを口元へ運ぶ。眼鏡が曇るが、もう慣れた。 口の中へとコーヒーを入れる。思った以上に熱くってすぐに口元から離した。わたしの向かいの着物さんは、案の定パフェしか視界に入っていない状態だった。見られていたらからかわれるに違いない。 「悲しい印象、ですかね」 「コーヒーは冷ましてから飲むものでしょ、普通」 見られてた。 「で、なんで悲しい印象なの?」 パフェはすでに食べ終わったらしく、変な形した容器にはクリームの残骸がこびりついていた。もっときれいに食べられなかったのだろうか。 「人魚姫のはなしがすごい切なかったから」 「なるほど」 着物さんは腕を組、「うーむ」なんてうなってから、おそらくゲップを飲み込んだ。汚らしい。 「人魚は不吉な象徴とされることが多くって、たいていの文学作品では人魚は最後まで幸せなままなことはないんだよ」 「はぁ」 「それに、東洋の人魚のイメージは、ヨーロッパの人魚のイメージを蛇女房、龍女房伝説と重ね合わせたもので、不知火や仙崎のお静伝説、お静伝説ってのは不死の肉により八百年生きる少女の話ね。で、日本の有名な八百比丘尼伝説が生まれることになるわけ」 「なんです、その有名な伝説」 わたしが眉をひそめていうと、「普通知ってるだろ。日本のほとんど全国に分布している伝説だぞ」と驚いたような顔をした。常識ってわからない。 「地方により細かな部分は異なるんだけど、大筋は同じ。とある漁村の庄屋の家で、浜で拾ったという人魚の肉が振舞われた。村人たちは人魚の肉を食べれば永遠の命と若さが手に入ることは知っていたが、やはり不気味なためこっそり話し合い、食べた振りをして懐に入れ、帰り道に捨ててしまった。 だが一人だけ話を聞いていなかった者がおり、それが八百比丘尼の父だった。父がこっそり隠して置いた人魚の肉を、娘が盗み食いしてしまう。娘はそのまま、十代の美しさを保ったまま何百年も生きた。だが、結婚しても必ず夫に先立たれてしまい、父も年老いて死んでしまった。終いには村の人々に疎まれて尼となり、国中を周って貧しい人々を助けたが、最後には世を儚んで岩窟に消えたそうだ」 「へー」 あまりの偉そうな口調に驚きながらも返事をした。 けど、そうしても引っかかることがある。 「いまさらで申し訳ないんですけど、なんで人魚のはなしをわたしにするんですか」 着物さんは「よくぞ聞いてくれました」といったような顔と「あれ、言ってなかったけ」という顔をたして割ったような顔をしたあと、にやりと笑って答えた。 「人魚を殺しにいくんだよ。人と関わった人魚は幸せであってはいけないんだ」 これがわたしの新年を迎えて、2012年になって初めての問題行動だった。 わたしは黒の腕時計を見る。1月3日午後3時27分である。 12月9日午後4時58分 青木一志・山内総菜 歌が聞こえた気がした。女性の美しい声。 本日最後の授業の国語にて、うとうとしていたら歌が聞こえてきた気がする。どんな歌詞だったか、ちゃんと日本語だったかどうかがわからない。 ただあるのは頭にうっすらと残ったメロディーと、伸びのある女性の美しい声。 頭がまだちゃんと覚める前に、日直の掛け声とともに授業が終わり、教室内の静けさは崩壊した。品のない声が、せまい教室の中で混ざり合う。 考えてみる。授業中に歌が聞こえるということは絶対にないことである。どっかのクラスが、こんな時間に歌うなんてことはない。授業で歌ったとしても、防音のちゃんとした音楽室がある。歌なんて聞こえないのが当然だ。 まわりのはなし声がうるさくなっていゆく。声をいろいろと聞いてみるが、「歌が聞こえた」なんて言葉はでてこなかった。聞こえてくるのは昨晩のテレビやラジオについて、メールや電話について、先生の悪口などといった、いつもと変わらない中身のないくだらない内容だった。 放課後始まりの合図、放送部による音楽が流れ始めた。BUMP OF CHICKENの「Merry Christmas」だ。藤君のやさしい歌声が校内で響く。 まわりがクリスマスについてはなしはじめて、クリスマスとフジファブリックの志村の命日の存在に気ずく。腕時計の日付を見て、二週間後にあることに気がついた。 僕は窓を見た。雪が降っている。雪のベールのせいで、いつも窓から見える海は見えない。 つい最近までの空気は暑くってうっとおしかった。けれども今の空気は、冷たくって突き放すかのような空気だ。秋だなんて存在しなかったかのように、季節はすでに「冬」となってしまっていた。時の経過というものははやいものだ。 昨年のこの時期、まだ雪なんか降っていなかったが、どうやら今年はとても寒い年らしい。新潟市からすれば、十二月の頭で雪が積もるだなんてはやすぎる。今年はどうやらホワイトクリスマスのようだ。憂鬱だ。 冬になったもんだから日は短くなる。授業終わりなのにすでに真っ暗である。いや、雪が降っているから真っ白なのかもしれない。視覚というものはあいまいなことを忘れてはいけない。だまし絵とか、まさにそう。「百聞は一見にしかず」なんて嘘くさくってしかたない。 授業中に聞こえてきた歌について考えることをやめて、帰り支度として机の横にかけておいたコートとマフラーを机の上に置き、リュックに教科書などを詰め込んでいたら、 「なにしてんの?」 と声をかけられた。 長い黒髪、整った大きい目、黒い制服、赤いチェクのスカート(校則破りの短さ。見てるだけで寒い)、赤いマフラー。顔は例えるなら猫(ただし長いヒゲは生えてるわけではない)。幼稚園の頃からの幼馴染であった。 幼馴染の異性というのは苦手である。思春期という壁があろうとも、まるでそれが存在しないかのように、なにごともなくはなしかけてくる。 ようするに、僕が嫌がってもはなしかけてくるのだ。 「これから帰るところだよ」 マフラーを首に巻きながらこたえる。僕の発言に対して彼女は「ああ」と納得した。僕のすでに装着した黒いマフラーとコート、机の上の将来を左右する紙の束の詰まったリュックを見たからだ。どうやら彼女は視覚よりも口が先に動くみたいだ。 「さっきの授業うとうとしてたね」 「うん」 適当にこたえながらコートを着る。 「コート着てるのなんて君だけだよね」 「寒いんだよ。みんなやせ我慢しすぎ」 学校指定のリュックを肩に背負いで、マフラーで口が隠れる程度に上げながら歩き出す。右足、左足、右足、左足……と。僕の意思によって動く足。そのひとつ後ろにも、ことりことりとついてくる足……。彼女の足だ。 「一緒に帰ろうよ」 彼女の顔を見る。僕が彼女に顔を見たとたん、彼女は不機嫌そうに、「なんでにらむの」なんていうから、「にらんでない。見てただけ」と返すと「……そう」と返してきた。人をにらんだことなんか、一度もないのに。 廊下は寒く、階段は冷い。靴がゆかとすれる音が、どことなく心地よかった。 「Merry Christmas」は終わったらしく、サカナクションの「ネイティブダンサー」が流れ始めていた。なんで「スノースマイル」を流さないのだろうか。 そういえば最近、音楽聞いてないな。 雪道は得意だ。下を向いて歩くから、転ばないのだ。 いつからかはわからないが、下を向きながら歩く癖がついていた。だからこの季節、外を歩く時の視界は6割が白だ。人にあたることはそうないが、電柱にあたることならよくある。 目にかかるかかからないかぐらいに伸びた髪が、すこしだけうっとしい。けど、たぶんしばらくの間は切らなさそうなきがする。 人と関わることを避けるようになったのはいつからだったか、思い出そうとしたときに彼女が「さみっ」とつぶやいて、両手をこすった。きれいで美しい、男にはないうつくしさのある手が、赤くかじかんでいた。 聞かなかったことにしようと、白い息を無意識に吐いてから手をコートのポケットにつっこもうとしたら、左手をつかまれた。 「つめてっ」といって僕が飛び跳ねるて手を振りほどくと、「そんなに拒絶しなくてもいいじゃん」といって、僕の手をまたつかんできた。そうなると、僕の手が寒さゆえに行き場をなくしたので、いっそのことを思って彼女の手ごとポケットにつっこんだ。彼女は「これじゃ君の手のあったかさがわからない」とでもいいたそうな、不機嫌な顔をした。けれど、どこかうれしそうにも見えた。いや、気のせいだろう。 手をつっこんだあとに、彼女との距離を近づけてしまったことにきがついて、すこしだけ顔があつくなった。 僕の顔を見て彼女は「なに赤くなってるの」なんて笑いながらいうもんだから、「寒いからだよ」と言い訳をつけて鼻をすすった。冷たい空気が肺へ入るのがわかり、鳥肌がたった。 僕と彼女が歩くたびに、足元の音楽隊が音を鳴らす。「さくり」「さくり」、「ぎゅぎゅ」「ぎゅぎゅ」という四重奏。シンプルな音であるがゆえ、うつくしい。 誰も歩いていない、雪の絨毯の上でしか演奏されない演奏。今の季節ならどこでも聞けるが、二人で聞くとなるとまったくもってそれは別のものとなる。 彼女は白を吐きながら、言った。 「もうそろそろクリスマスだよ」 僕は素っ気なく「まだ二週間ぐらいある」と返すと「もう二週間しかないんだよ」と、うったえかけるように言った。 「別になにかあるわけじゃないんだから」と僕がいえば「クリスマスがあるんだよ」と、どこかかみ合わない返事がきた。 「君みたいな美人は彼氏といちゃいちゃしてれば……」 「彼氏なんていないよ。彼氏なんていたことないし」 人の言うことは最後まで聞いてほしいものである。 それにしても以外であった。 「彼氏いないんだ」 「いないよ」 じゃあなんでうれしそうに言うの? 彼氏ができたことがないってことは処女なんだ、とか言いそうになったが言葉を飲み込んだ。 「好きな人とかいないの?」 彼女が僕に聞いてきた。 「友達のいない僕にきくような質問じゃないだろ。つか、きくまでもないだろ。いないよ」 すこしだけ足がはやくなった。彼女が「はやいよー」なんていう。 「おまえはいないの?好きな人」 「いるよー」 足元のカルテットはリズムを崩した。 「最近の恋愛小説ってさ、けっこうにてるんだよ。鈍感で引っ込み思案の草食系男子がすっごいもてるの。」 彼女は得意げに口を動かした。 僕は適当に返事をしながら、歩いた。 彼女の手は、妙に汗ばんでいた。ポケットの中の湿気かもだけど。 彼女との記憶をおもいだそうとしてみる。だめだ、あんまり覚えていない。 ふと思う。記憶というものは雪に似ているのかもしれない。記憶も雪も淡くってもろくって、かんたんになくなってしまうし、積もる。 顔を上げてみたら雪が降っていた。いや、学校を出る前から降っていたか。 また、帰り道もだいぶ終盤であった。海沿いの道である。 冬の海は荒くって好きじゃない。四重奏は波の音を加えて五重奏となった。 「ねぇ、クリスマスってあいてる?」 急に質問をされて戸惑う。 「ん、うん。あいてる。」 「ねぇ、ウチあいてるんだけどさ、一緒に過ごさない?」 提案された。 「いいよ、予定ができなければ」 予定がないのだ。別にこいつとだったら過ごしてやっても悪くはない。 僕が答えるや否や、彼女はやけにうれしそうな顔をした。なんでだろう。 「じゃあわたしケーキつくるよ」 「スポンジのつぶれたのとか出来そうで怖いな」 「ひどいこと言うなー。こう見えても家庭科5なんだぞ」 「裁縫だけだろ。針の扱いが人殺し並みに神がかってたとか」 すこしだけいじめてみる。 「ち、ちがうよっ。料理上手だもん」 「自分で上手とかいってる奴なんて信用ならん」 「ち、ちくしょう。今にみてやがれー。ほっぺた落ちるような料理作ってやる」 「酸とかでほっぺを溶かして落とすのかな、きっと」 僕がそういったいじわるをすると、彼女は小さい声で「このヤロウ、絶対にうまいっていわせてやる……」と、怨むような言い方をしていた。 彼女の顔を見ようと、顔をあげたら、視界に異様なものがうつった。 青いなにか 浜辺にうちあげられているなにか。人の肌の色に、青い色……目を凝らそうとしたら髪が目に入った。痛い。 「なあ、あれなんだ」 彼女がぶつぶつと呪文めいたことをいうのをやめ「なにが?」と聞いてくるやいなや、僕にしかきこえないような驚いた声をだした。 「人魚……?」 痛みと涙をぬぐって、前髪をどけて目を凝らした。 そこには、冬の海によってうちあげられた人魚がうつぶせで倒れていた。 上半身は裸。下半身は魚。 人魚だ。 ああ…… 僕は本能的に、彼女の手をポケットにつっこんだまま、今まできた道を走り戻っていた。 家を帰るのに、普段海を見ることなんかないのに。 彼女は白い息と文句を吐き、僕はただ走った。 彼女の手は暖かかった。 12月9日午後2時48分 杉村楓・山村奈美子 「ありがとうございました」 自分がそう言うなり、レジカウンター越しのイルカのサイダーゼリーとカメの大きいぬいぐるみを購入していったお客さん(推定65歳の男性と、おそらくのおじいさんのお孫さん推定3歳)を見送りながら、意味がわからない言葉を発した。「これから帰って飯だー」「めしだー」なんて大声をあげながら帰っていく。「ありがとうございました」という言葉を毎日、感覚が狂うほどいってしまっているからだろう。意味がわからない。 平日だからかお客さんは少ない。今日の売り上げは1800円だ。だが、これから冬休みに入るので、ゆっくりしていられるのも今のうちだ。 そもそも水族館の売店なんて、忙しいか忙しくないかのどちらかと、極端なのだ。 「あのー」 藍色の着物に赤ぶち眼鏡。身長は165ぐらいの顔の整った女性が、遠慮がちに話しかけていた。 「今日のイルカショーってどこでやるんですか」 首をすこしだけ右に動かす。 「今日は看板がでてないから外ですね」 「そう……ですか、ありがとうございました」 女性はペコリと頭を下げて、小走りで外へつながる扉へと向かっていた。片手に大きいスケッチブックと数本の鉛筆を持っていた。歩くだびにからんからんと音がする。下駄のようだ。 外を見たら、雪が降っていた。今年は例年よりも寒いらしい。何年かぶりにホワイトクリスマスが楽しめるかもしれないそうだ。 雪降ってるのに外でイルカショーって、寒そうだな。 「お仕事おつかれー」 仕事の立場上偉いおばちゃんがやってきた。 「今日の売り上げはどんなかんじー」 「ぜんぜんですね。平日ですからね」 そりゃそうだ、とおばちゃんは笑ってから 「今日はイルカショー見てきれいいよ。どうせ誰もこないし」 「ありがとうございます」
https://w.atwiki.jp/lovebianca/pages/28.html
忘れないわ。 大好きだったあなたのこと。 握り合った手の暖かさ。涙をこらえて二人で暗い廊下を歩いた夜。 今までにいちばんの勇気を搾り出して、一緒にした冒険を。 忘れない。 わたしを庇うように、小さな体でお化けの前に立ちふさがってくれたよね。 お化けを倒した後、金色に輝く宝石を手にして浮かべた、誇らしげな表情。 どちらからともなく、微笑み合った、レヌール城でのあの夜明け。 …忘れない…… ぜんぶぜんぶ、覚えているわ。 くじけそうになるたびに、悲しくてつらくて、もう歩けないと思うたびに、 優しい思い出はわたしに勇気を与えてくれた。 再び立ち上がって歩き出す、ちからをくれた。 そして、いま。 幼かった少年は、精悍な瞳の青年になり、 わたしの手をとって、ゆっくりと教会へと導いてくれる。 今日のこの日も、重ねてきたあなたとの思い出の、忘れられないひとかけらになるかしら。 暖かい日差しを受けながら、一歩一歩、教会への道を踏みしめる。 雲一つなく晴れ渡る空に、のびやかに鳥が歌っている。 あなたの少し緊張した横顔。わたしもとてもドキドキして、こわばった顔をしているわ。 でも、慣れないドレスの裾を踏んで転びそうになったわたしを、あなたが慌ててその腕で支えて―― 見つめ合ったわたしたちは、どちらからともなく、声をあげて笑い出す。 大丈夫。大丈夫よね。 どんなことが待ち受けていたって、隣にこの人がいてくれる限り、怖くはないの。 そしてわたしも、この人にとって、そういう存在でありたい。 これから先、ずっと。 ……ずうっと。 絶対に、忘れないわ。 今日という日の、幸せを。 愛する人と結ばれた、光に彩られたように晴れやかなこの日を。 寄りそい合った体の温もり。取り合った手の暖かさ。 重ねた唇の、思いがけずに熱かったこと――… 神様でなく、誰よりも、あなたに。 心を込めて誓うわ。 病めるときも健やかなるときも、わたしはあなたのこと、愛してる。 生涯をかけて、愛し続けますって。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3039.html
第10話 扉を目指す者 はぁっはぁっはぁっはぁっ! くそっ! 何なのよあいつは! 私は今、 追いかけてくる男から走って逃げている。 ストーカーの類ではない、 都市伝説契約者だ。 仕事帰りの夜道、 男は私の前に静かに現れ、 そして有無を言わさずいきなり攻撃してきた。 辛うじて逃げ出したが、 私はすでに最初の攻撃で傷だらけになっている。 私も都市伝説契約者なのだが、 発動に条件があり今は出すことが出来ない。 だから今こうして走って逃げているのだ。 出来れば、 人のいない所へ。 公園に着いた。 男はすぐ後ろまで追いついて来ている。 夜なので人はいない。 広さも十分にある。 よし、 ここなら存分に戦える。 男が追いついた。 「もう逃げられないぞ」 男は息一つ切らしていない。 「死ね」 男から殺気が発せられる。 っ! 来る、 さっきのアレが! 『1st gate[----]』 剣。 大量の剣が出現し、 自分に向かって飛んでくる。 その数13本。 っ! 避けきれない! その時、 赤い影が私を突き飛ばし、 剣の弾幕からはじき出した。 「すまない。 遅れてしまった!」 赤いマントと青いスーツ、白い歯が眩しい笑顔で現れたその男は、私の契約している都市伝説、『ヒーローは遅れてやって来る』である。 ぎりぎりまで追い詰められないと発動しないので、逃げ場のない公園まで走ってきたわけである。 「私が来たからにはもう大丈夫だ。さあか弱き女性を襲う悪党め、その身に我が正義を刻みつけるがいい!」 いちいち台詞が臭いが、こいつと今まで何十といった人に害なす都市伝説を倒してきたのだ。こいつの強さは信頼できる。 「ハァッ!」 ヒーローは男に蹴りを放つ。 しかし片腕で止められる。 「ハァァァァ!」 畳みかけるヒーロー。 男は紙一重で避けている。 「フンッ、 やるな悪党! ではこれを受けてみろ!」 ヒーローの右手が光り輝く。 「悪を滅する正義の鉄拳! その身に受けよ! シャイニング☆フィs「…3rd gate[---]」 ゾクリ。 男が呟いた瞬間、 今までにない殺気が発せられた。 ヒーローもそれを感じ取り、技を中断して距離をとる。 男は片手を前に翳し、ヒーローに向ける。 「無駄だ…発!」 瞬間、爆音と共に目がくらむような緑の閃光が迸り、私は爆風に吹き飛ばされた。 起き上がり、爆煙が晴れた後には …ヒーローは跡形も無く消えていた。 「あ……そ、 そんな…」 顔を上げると、 目の前に男がいた。 「死ね」 ~ 13の剣に貫かれ、『ヒーローは遅れてやって来る』の契約者が動かなくなったことを確認する。 俺の中で何か変化が起こるのを感じた。 新しい力が沸いてくる。 これで俺は"第4の門"に到達した。 「あと5つか…」 …あと5つ 俺は、 なんとしても"天国の扉"に辿り着く。 そのためならば、 何だって犠牲にしよう。 誰であろうと、 そう、 自分であろうと… 俺は、 決して立ち止まらない… to be…