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名前 コメント B問題は除く 【2002年度】 Ⅰめまい疾患の診断、治療に関して次の設問に答えよ (問い1と3は2005Ⅲの問い1と4に類してます) 1.めまい発作の随伴症状で、内耳障害では発現しない症状を列記せよ 2.平衡機能検査の目的について述べよ 3.良性発作性頭位めまい症(BPPV)の症状、眼振の特徴、治療法について簡単に述べよ 4.外リンパ瘻とはどのような疾患か 5.高齢者の末梢障害によるめまいの発作期後、特に重要な生活指導は何か Ⅱ中耳手術について次の設問に答えよ (2004Ⅱと同じ) 1.次の各手術の原理を簡明に図示せよ。(図に簡単な解剖名を付記せよ) 1)鼓室形成術 2)鼓室形成術Ⅲ型変法 2.鼓室形成術と中耳根治術について、手術原理、適応疾患、手術法の各点を簡明に比較せよ Ⅲ顔面神経麻痺について次の設問に答えよ 1.予後診断に有用な電気生理的検査法について簡単に解説せよ 2.保存的治療と手術的治療について簡単に述べよ Ⅳ(2003Ⅳに類題) 深頚部膿瘍(蜂窩織炎)について次の問いに答えよ 1.炎症の程度、進展範囲、嫌気性感染の有無、縦隔への波及、敗血症の発症などを評価するための観察事項(全身的、局所的)、主要な検査項目と、これらの特に注意すべき所見をあげよ。 2.予後不良因子である播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断上必要な検査法と所見を述べよ 3.治療の原則と病態の推移の評価に必要な検査項目を述べよ Ⅴ 頭頚部腫瘍に関する設問に答えよ 1.化学療法の副障害を列記せよ 2.safety marginとは何か 3.喉頭全摘出後の音声再建について述べよ
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J 慢性穿孔性〈化膿性〉中耳炎 備考 鼓室形成術
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名前 コメント B問題は除く 【2001年度】 Ⅰ次のキーワードを使って、慢性化膿性中耳炎と真珠腫性中耳炎に対する手術法と選択につき解説せよ 鼓室形成術 中耳根治術 聴力保存根治手術 病変除去 再建操作 canal up method canal down method Ⅱ 2006Ⅰと同じ Ⅲ 2004Ⅴと同じ Ⅳ 2003Ⅲと同じ
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真珠腫性中耳炎 耳漏 難聴 伝音難聴→混合性に 耳痛 めまい 神経症状 鼓索神経麻痺→味覚障害 顔面神経麻痺 頭蓋内合併症 鼓索神経は顔面神経の中に含まれ、舌から味覚情報と顎下腺・舌下腺の分泌を促進する副交感性の 神経線維を含む。舌神経に比べ、この神経はかなり細い。剖出には細心の注意が必要である。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 手術 鼓室形成術か中耳根治術 1:前庭神経 nervus vestibularis、 2:蝸牛神経 nervus cochlearis、 3:顔面神経 nervus intermediofacialis、 内耳道を通る 4:膝神経節 ganglion geniculi、 5:鼓索神経 chorda tympani、 6:蝸牛管 cochlea、 7:半規管 ductus semicirculares、 8:槌骨 malleus、 9:鼓膜 membrana tympani、 10:耳管 tuba auditiva
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耳鼻咽喉科 2008年耳鼻咽頭科学3M試験問題 ☆だれか答え載せて~ →耳鼻科こあかり解答 Ⅰ。滲出性中耳炎の病因、診断に必要な検査及び所見、治療法について概説せよ。 Ⅱ。メニエール病と良性発作性頭位めまい症の病因、診断、必要な検査と所見、治療法について概説せよ。 Ⅲ。鼻出血の好発部位、出血部位による治療の難易、治療法の選択、全身疾患との関係について解説せよ。 Ⅳ。睡眠時無呼吸症候群の症候、検査、治療について概説せよ。 Ⅴ。喉頭腫瘍も治療をT分類との関係で述べよ。 Ⅵ。気管切開術の適応と気管カニューレ抜去困難症について述べよ。 耳鼻科卒試再試問題について B問題は、一問でも間違うとアウト!でした。。。おとされた人の答案すべてに目を通してもらいながら、どこが間違っていたか、すべて挙げてもらいました。それを下に書くので、そのことに気をつけながらレポート作ってください。 (1)皮膚切開線:下過ぎる(正解は甲状腺の上) 一人 (2)見られる組織: ①胸骨甲状筋を書いていない 大部分の人 ②気管支壁と書いてある(正解は気管壁) 一人 ③輪状甲状筋とかいてある(軟骨甲状筋の間違い??) 一人 ④書く順番が違っている 一人 (3)気切:何も書いていない人がいた(書き忘れと思われます) 一人 以上です。 S先生からは、漢字に気をつけてねと言われました。 一応、個人的に会いに行けば自分の答案を見せてくれるとのことですが、上の先生たちは明日からみーーんな学会でいないそうです。いくなら来週がいいいかも。 ↑昨年度のWikiから原文のまま 【2007年度】 問題Ⅳ-3 「『上記病理的特徴に由来する』臨床的特徴」とあるので、簡潔に「放射線療法や化学療法が有効である」と答えれば十分だと思われます。私が作成した解答だとただの臨床的特徴になってしまうので、解答として不適切です。 【2006年度】 いしかわ・いでが日曜午前にいでさん似のイケメンに聞きました。教授が何を正解にするかはわかりません。以下の解答は参考程度に、各自授業プリントを見ながら答えてください。授業プリントがすべてです。キーワードがあっていれば◎の時に、余計なことを書いて間違えると減点されます。 A問題 Ⅰ-①問診の項目で、不動→浮動に直してください。 ③簡易眼振検査の項目で、純回旋性眼振を消してください。 Ⅱ-2 解答は間違いで,2004年A問題Ⅱ-1-2)が正しい答えです。鼓室形成術Ⅲ型にはⅢ-c,Ⅲ-i,Ⅲ-rの3つがあります。(columella,interposition,reposition) コルメラ法は,アブミ骨上部構造の上にコルメラをたてます。ツチ骨,キヌタ骨を経由せずに伝音させる方法です。詳しい図は, 伝音再建法の分類と名称について をネットで検索して下さい。 Ⅲ-1 一側上顎洞陰影。プリントにある、副鼻腔一側性陰影でもいいと思います。(これが見られるとき、通常の副鼻腔炎ではなく、上顎洞癌の限局例、歯性上顎洞炎、上顎洞真菌症、粘液嚢胞、術後性頬部嚢腫などを疑う。) Ⅲ-2 上顎洞に内部が不均一な腫瘤で辺縁不整、境界が不明瞭な骨破壊が見られ、鼻腔や眼窩に進展している。 Ⅲ-3 診断:上顎癌 症状の特徴: 初期→副鼻腔炎症状、悪臭ある鼻汁、血性鼻汁、鼻出血、鼻閉、顔面疼痛、歯痛、流涙増大すると→顔面腫脹、眼球突出、視力障害、神経症状 Ⅲ-4 (図1とは別の症例です。Ⅲ-2と対比させて、癌と嚢胞の違いがわかるように答えてください。辺縁を見て、骨破壊の仕方の違いを書く。) 左し骨洞を内部が均一で辺縁明瞭な嚢胞が占拠し、嚢胞内容の貯留による内圧のため、眼窩壁を押し出して眼窩内容物が外側に圧排されている。 Ⅴ-2. 嫌気性菌によるガス産生。起炎菌として、PeptostreptococcusとPeptococcusが考えられる。(いろいろ書きましたが、答えはシンプルに。余計なことを書いて間違いだと、減点されるので。) Ⅴ-3. 診断は深頸部膿瘍です。(空洞形成されているので、蜂窩織炎というより、膿瘍。始めに扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など好気性菌感染があって、そこに嫌気性菌が加わって、膿瘍を作ったパターンが多い。) あとは、感染症11/7(耳鼻科)の授業プリントを探してください。 B-2補足 ネッターP24が分かりやすいです。皮膚→広頚筋→胸骨舌骨筋→胸骨甲状筋→甲状腺峡部→気管壁の順。胸骨甲状筋も見えるそうです。術者に聞きました。もりさんさんきゅー。 解答作成お疲れさまです. 気管切開,胸骨甲状筋で検索したら以下の記述がありました. 「皮下組織の解剖 皮下組織は皮膚の下から1 皮下脂肪 2 広頸筋 3 胸骨舌骨筋 4 胸骨甲状筋 5 甲状腺峡部 6 気管前壁」 「正中線上で左右の胸骨舌骨筋の筋膜を縦方向に切開し、筋腹を左右に圧排する。このときにも筋鉤を用いる。甲状腺との結合は剥離するが、気管側方にある胸骨甲状筋と気管との結合を剥離する必要はない。剥離は気管の前面のみで、側面を剥離してはならない。」 http //mykdc.at.infoseek.co.jp/basic/kisetu.htm 色々な本を見ると,胸骨甲状筋は確かに外側にあるので私も見えない気がしましたが,麻酔科の人がこう書いてるので入れたほうが無難ではないか,とも思います. 各人の判断でいいのではないでしょうか. B 補足 ☆注意!!2004、2005の解答は間違いです!! ポイント① 皮膚は横切開。 ポイント② 中気管切開で、第2~3気管輪を切る。 ポイント③ 逆U字切開。 皮膚を横切開する理由は、美容面と、逆U字で切った気管壁を下の皮膚に縫合するためです。こうすると、カニューレ挿入時に気管以外の組織を傷つける危険性を減らすことができます。 2006年の切開線は2つの気管輪を切りました。1つでは小さいです。2005、2004年の図はだめ。縦切開は小児で使います。教授は逆U字がこだわりなので、気をつけて下さい。 第2気管軟骨より上では,輪状軟骨や第1気管輪を損傷すると瘢痕肉芽形成を起こし狭窄となることがあります。 第4気管軟骨より下では,腕頭動脈と気管との瘻孔を避けるため,切開口を作らないようにします。 最後の皮膚縫合は過度に密な縫合をすると皮下気腫を作るため、粗にします。 【2005年度】 【2004年度】 以下は2000年度~2003年度までの過去問です。 B問題は除く 【2003年度】 Ⅰ突発難聴(感音性難聴、伝音性難聴)が発生する可能性のある疾患をできる限り列記せよ(各自が主要と考えた疾患、疾患選択も採点対象とする)の鑑別について略記せよ Ⅱ画像検査設備(CT,MRI)が完備した病院で当直していた時に、急性発症のめまい患者が救急車で搬送されてきた。以下の設問に答えよ 1.緊急画像検査が必要な急性血管障害の可能性がある症状、簡易検査所見を列記せよ 2.この患者は中枢性障害の所見はなく、中等度の感音難聴を合併していた。考えられる疾患を列記し、難聴に対する対策とその際の注意点について述べよ 3.急性一側性前庭障害が不可逆であっても、時日とともに眩暈が軽減し眼振が軽減する現象をなんと言うか。またこの過程が十分に機能しない場合どのような症状がおこるか Ⅲ頭頚部腫瘍について下記の設問に答えよ 1.頭頚部腫瘍に分類される臓器を列記せよ 2.頭頚部管腔臓器悪性腫瘍の病理学的特徴とこれに関連した臨床的特徴を答えよ 3.頭頚部腫瘍に対する集学的治療とはなにか 4.喉頭腫瘍のT分類別治療法選択を答えよ Ⅳ深頚部膿瘍の原因疾患、病態把握・経過観察のための注意すべき事項・検査所見、敗血症とDIC発生の注意すべき事項、深頚部膿瘍の保存的、手術的治療について概説せよ B問題は除く 【2002年度】 Ⅰめまい疾患の診断、治療に関して次の設問に答えよ (問い1と3は2005Ⅲの問い1と4に類してます) 1.めまい発作の随伴症状で、内耳障害では発現しない症状を列記せよ 2.平衡機能検査の目的について述べよ 3.良性発作性頭位めまい症(BPPV)の症状、眼振の特徴、治療法について簡単に述べよ 4.外リンパ瘻とはどのような疾患か 5.高齢者の末梢障害によるめまいの発作期後、特に重要な生活指導は何か Ⅱ中耳手術について次の設問に答えよ (2004Ⅱと同じ) 1.次の各手術の原理を簡明に図示せよ。(図に簡単な解剖名を付記せよ) 1)鼓室形成術 2)鼓室形成術Ⅲ型変法 2.鼓室形成術と中耳根治術について、手術原理、適応疾患、手術法の各点を簡明に比較せよ Ⅲ顔面神経麻痺について次の設問に答えよ 1.予後診断に有用な電気生理的検査法について簡単に解説せよ 2.保存的治療と手術的治療について簡単に述べよ Ⅳ(2003Ⅳに類題) 深頚部膿瘍(蜂窩織炎)について次の問いに答えよ 1.炎症の程度、進展範囲、嫌気性感染の有無、縦隔への波及、敗血症の発症などを評価するための観察事項(全身的、局所的)、主要な検査項目と、これらの特に注意すべき所見をあげよ。 2.予後不良因子である播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断上必要な検査法と所見を述べよ 3.治療の原則と病態の推移の評価に必要な検査項目を述べよ Ⅴ 頭頚部腫瘍に関する設問に答えよ 1.化学療法の副障害を列記せよ 2.safety marginとは何か 3.喉頭全摘出後の音声再建について述べよ B問題は除く 【2001年度】 Ⅰ 次のキーワードを使って、慢性化膿性中耳炎と真珠腫性中耳炎に対する手術法と選択につき解説せよ 鼓室形成術 中耳根治術 聴力保存根治手術 病変除去 再建操作 canal up method canal down method Ⅱ 2006Ⅰと同じ Ⅲ 2004Ⅴと同じ Ⅳ 2003Ⅲと同じ B問題は除く 【2000年度】 Ⅰ 2002 Ⅰと同じ Ⅱ 2004 Ⅱ 2002 Ⅱと同じ Ⅲ 2002 Ⅲと同じ Ⅳ 2002 Ⅳと同じ(1999Ⅳとも同じ模様) Ⅴ 問い2を除き2002 Ⅴと同じ 頭頚部腫瘍に関する設問に答えよ 1.化学療法の副障害を列記せよ 2.pedicle flap とfree flapを簡単に説明せよ 3.喉頭全摘出後の音声再建について述べよ
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卒試問題集・耳鼻咽喉科のページです。 ログインして ここをクリックし、訂正記事を書き込んでください。 ページ数、問題番号、出典を明記くださるようお願いします。 耳鼻咽喉科 B問題 気管切開術解答例(1.54MB,PDF) 耳鼻咽喉科 2008年度 p.305 A問題Ⅱ 2 神経障害の程度はどのようにして分類されるか。 ですが、顔面神経麻痺のプリントの神経障害の分類(Seddon)を書いたらよいのかなと思います。 「神経障害の分類」 1)神経無動作neuroapraxia →機能が回復する可逆性障害 2)軸索断裂 axonotmesis →回復が可能 3)神経断裂 neurotmesis →神経線維の障害、完全回復困難 2,3ではwaller変性があり、ここまで移行させないことが重要。 p.306 問AのⅣ 解答としては2006年度問Ⅲの訂正がより適切な気がしますが、どうでしょうか? 特に、3.の診断に関して。 1.の図1の画像の所見に関しても、所見の説明を文章で記述するよりは、2006年度解答訂正のように一側上顎洞陰影(副鼻腔一側性陰影)と名詞形で解答する方が、出題者の意図に沿っているような気がします。 文責者ではありませんが、補足です。 図1の画像を耳鼻科の先生に見てもらったところ、内部が不均一で骨破壊もみられ、これは上顎癌の所見だろうとのことでした。 なお、この問題を見てもらっているときにたまたま教授がこられて「この問題は今年は出ないよ」と言っておられました。 ただその時点では問題が完成してなかったらしいので、この情報をどう扱うかは各人の判断に任せます。 文責者です。 ご指摘の通り、2006年度・問Ⅲの訂正(2006年度卒試問題集巻末)がより適切と思われます。 ご指摘、補足ありがとうございます。 p.307 B問題 掲載されている図1と図2はp.306の問題AのⅣのものだと思います。 本来掲載されるべき図は、2006年度のB問題のものです。 気管切開術解答例の皮膚切開、気管切開線の項目で使用されている図がそれぞれB問題の図1と図2に対応します。 耳鼻咽喉科 2007年度 耳鼻咽喉科 2006年度 p.426 問題Ⅰ 解答:③簡易眼振検査で中枢障害を疑う所見 純回旋性眼振を解答からはずすように訂正されていますが、内科診断学(医学書院)には、純回旋性眼振(回旋の方向は注視により変化しない)は延髄の障害を示唆するとあります。 講義プリントのBPPVの項にも、純回旋性眼振が検査所見として挙げられています。2006年度分責者はこれに気付いて、解答からはずした可能性もあります。 内科診断学(医学書院)では、 ①注視方向にかかわらず、時計回り方向の純回旋性眼振を認める場合、延髄の障害を考える。 ②頭位の変化により方向の変化する眼振を回旋性交代性眼振と呼び、BPPVが代表的な疾患である。とあります。 つまり内科診断学的には、 純回旋性眼振=注視方向にかかわらず、時計回り方向の回旋性眼振 と考えられます。 しかし、新耳鼻咽喉科学や講義プリント的には、 純回旋性眼振=回旋性眼振(方向の変化とは無関係) としているのではないでしょうか。 また、①は注視眼振検査、②は頭位変換眼振検査で見られ、出現状況が異なります。以上より、BPPVで見られる回旋性眼振を除外する意味でも、簡易眼振検査で中枢障害を疑う所見としては、純回旋性眼振という言葉は使わずに、 注視方向性眼振(rebound nystagmus, Bruns-Cushing眼振)←プリントより 垂直性眼振、注視方向とは無関係の時計回り方向の回旋性眼振 とするのがよいのでは?他の出典がある方記載お願いします。 問題Ⅱ 「2.の解答は間違いで、2004年A問題Ⅱ-1-2)が正しい答えです。」と2007年度のwikiには書かれているようですが、2006年度問題集の差し込み訂正文には、この1文が抜けてますね。 記載されている文章を読む限り、この1文が漏れてしまった可能性が高いと思われます。 2004年の解答がどう書かれているか分からないので確実なことは分かりませんが。 日本耳科学会:伝音再建法の分類と名称について によると、2006年の解答に描かれている図は、Ⅲ型-interposition(Ⅲ-i)であり、コルメラ型ではありません。 しかし、講義プリントを参照すると、2006年の解答に描かれている図が、Ⅲ型-columella(Ⅲ-c)であるように見えてしまいます・・・ ご意見あればお待ちしてます。 p.430 問題Ⅴ 3.DICの診断上必要な検査に、解答として、D-dimerが挙げられています。しかし、D-dimerはDICの確認のための追加検査であり、診断に必要な検査として解答に入れてよいかは微妙な気がします。D-dimerの代わりに、血漿フィブリノーゲン濃度を入れるのが良いと思います。 また、厳密にはPT時間と、診断基準に含まれているPT時間比は異なるものです。 参考文献:2007年度卒試問題Ⅴ解説、yn2009 G-87 以下、2007年度のサイトにありました。(大部分2006年度問題集訂正文のようです。) A問題 Ⅰ-①問診の項目で、不動→浮動に直してください。 ③簡易眼振検査の項目で、純回旋性眼振を消してください。 Ⅱ-2 の解答は間違いで,2004年A問題Ⅱ-1-2)が正しい答えです。鼓室形成術Ⅲ型にはⅢ-c,Ⅲ-i,Ⅲ-rの3つがあります。(columella,interposition,reposition) コルメラ法は,アブミ骨上部構造の上にコルメラをたてます。ツチ骨,キヌタ骨を経由せずに伝音させる方法です。詳しい図は,伝音再建法の分類と名称について をネットで検索して下さい。 Ⅲ-1 一側上顎洞陰影。プリントにある、副鼻腔一側性陰影でもいいと思います。(これが見られるとき、通常の副鼻腔炎ではなく、上顎洞癌の限局例、歯性上顎洞炎、上顎洞真菌症、粘液嚢胞、術後性頬部嚢腫などを疑う。) Ⅲ-2 上顎洞に内部が不均一な腫瘤で辺縁不整、境界が不明瞭な骨破壊が見られ、鼻腔や眼窩に進展している。 Ⅲ-3 診断:上顎癌 症状の特徴: 初期→副鼻腔炎症状、悪臭ある鼻汁、血性鼻汁、鼻出血、鼻閉、顔面疼痛、歯痛、流涙 増大すると→顔面腫脹、眼球突出、視力障害、神経症状 Ⅲ-4 (図1とは別の症例です。Ⅲ-2と対比させて、癌と嚢胞の違いがわかるように答えてください。辺縁を見て、骨破壊の仕方の違いを書く。) 左し骨洞を内部が均一で辺縁明瞭な嚢胞が占拠し、嚢胞内容の貯留による内圧のため、眼窩壁を押し出して眼窩内容物が外側に圧排されている。 Ⅴ-2. 嫌気性菌によるガス産生。起炎菌として、PeptostreptococcusとPeptococcusが考えられる。(いろいろ書きましたが、答えはシンプルに。余計なことを書いて間違いだと、減点されるので。) Ⅴ-3. 診断は深頸部膿瘍です。(空洞形成されているので、蜂窩織炎というより、膿瘍。始めに扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など好気性菌感染があって、そこに嫌気性菌が加わって、膿瘍を作ったパターンが多い。) あとは、感染症11/7(耳鼻科)の授業プリントを探してください。 B-2補足 ネッターP24が分かりやすいです。皮膚→広頚筋→胸骨舌骨筋→胸骨甲状筋→甲状腺峡部→気管壁の順。胸骨甲状筋も見えるそうです。術者に聞きました。 気管切開,胸骨甲状筋で検索したら以下の記述がありました. 「皮下組織の解剖 皮下組織は皮膚の下から1 皮下脂肪 2 広頸筋 3 胸骨舌骨筋 4 胸骨甲状筋 5 甲状腺峡部 6 気管前壁」 「正中線上で左右の胸骨舌骨筋の筋膜を縦方向に切開し、筋腹を左右に圧排する。このときにも筋鉤を用いる。甲状腺との結合は剥離するが、気管側方にある胸骨甲状筋と気管との結合を剥離する必要はない。剥離は気管の前面のみで、側面を剥離してはならない。」 http //mykdc.at.infoseek.co.jp/basic/kisetu.htm 色々な本を見ると,胸骨甲状筋は確かに外側にあるので私も見えない気がしましたが,麻酔科の人がこう書いてるので入れたほうが無難ではないか,とも思います. 各人の判断でいいのではないでしょうか. B 補足 ☆注意!!2004、2005の解答は間違いです!! ポイント① 皮膚は横切開。 ポイント② 中気管切開で、第2~3気管輪を切る。 ポイント③ 逆U字切開。 皮膚を横切開する理由は、美容面と、逆U字で切った気管壁を下の皮膚に縫合するためです。こうすると、カニューレ挿入時に気管以外の組織を傷つける危険性を減らすことができます。 2006年の切開線は2つの気管輪を切りました。1つでは小さいです。2005、2004年の図はだめ。縦切開は小児で使います。教授は逆U字がこだわりなので、気をつけて下さい。 第2気管軟骨より上では,輪状軟骨や第1気管輪を損傷すると瘢痕肉芽形成を起こし狭窄となることがあります。 第4気管軟骨より下では,腕頭動脈と気管との瘻孔を避けるため,切開口を作らないようにします。 最後の皮膚縫合は過度に密な縫合をすると皮下気腫を作るため、粗にします。 耳鼻咽喉科 追加情報 以下、2007年度・2008年度サイトより転載および一部改変・編集しました。 2008年耳鼻咽喉科学3M試験問題 Ⅰ。滲出性中耳炎の病因、診断に必要な検査及び所見、治療法について概説せよ。 Ⅱ。メニエール病と良性発作性頭位めまい症の病因、診断、必要な検査と所見、治療法について概説せよ。 Ⅲ。鼻出血の好発部位、出血部位による治療の難易、治療法の選択、全身疾患との関係について解説せよ。 Ⅳ。睡眠時無呼吸症候群の症候、検査、治療について概説せよ。 Ⅴ。喉頭腫瘍も治療をT分類との関係で述べよ。 Ⅵ。気管切開術の適応と気管カニューレ抜去困難症について述べよ。 上記問題参考解答(1ページ目上下逆です) 耳鼻科卒試再試問題について B問題は、一問でも間違うとアウト!でした。。。おとされた人の答案すべてに目を通してもらいながら、どこが間違っていたか、すべて挙げてもらいました。それを下に書くので、そのことに気をつけながらレポート作ってください。 (1)皮膚切開線:下過ぎる(正解は甲状腺の上) 一人 (2)見られる組織: ①胸骨甲状筋を書いていない 大部分の人 ②気管支壁と書いてある(正解は気管壁) 一人 ③輪状甲状筋とかいてある(軟骨甲状筋の間違い??) 一人 ④書く順番が違っている 一人 (3)気切:何も書いていない人がいた(書き忘れと思われます) 一人 ☆気管切開術の解答ポイント ポイント① 皮膚は横切開。 ポイント② 中気管切開で、第2~3気管輪を切る。 ポイント③ 逆U字切開。 皮膚を横切開する理由は、美容面と、逆U字で切った気管壁を下の皮膚に縫合するためです。こうすると、カニューレ挿入時に気管以外の組織を傷つける危険性を減らすことができます。 縦切開は小児で使います。教授は逆U字がこだわりなので、気をつけて下さい。 第2気管軟骨より上では,輪状軟骨や第1気管輪を損傷すると瘢痕肉芽形成を起こし狭窄となることがあります。 第4気管軟骨より下では,腕頭動脈と気管との瘻孔を避けるため,切開口を作らないようにします。 最後の皮膚縫合は過度に密な縫合をすると皮下気腫を作るため、粗にします。 以上です。 S先生からは、漢字に気を付けてねと言われました。 個人的には「甲状腺峡部」、「喉頭」などに注意が必要だと思います。 以下2000年度~2003年度までの過去問です。 B問題は除く 【2003年度】 Ⅰ突発難聴(感音性難聴、伝音性難聴)が発生する可能性のある疾患をできる限り列記せよ(各自が主要と考えた疾患、疾患選択も採点対象とする)の鑑別について略記せよ。 Ⅱ画像検査設備(CT,MRI)が完備した病院で当直していた時に、急性発症のめまい患者が救急車で搬送されてきた。以下の設問に答えよ。 1.緊急画像検査が必要な急性血管障害の可能性がある症状、簡易検査所見を列記せよ。 2.この患者は中枢性障害の所見はなく、中等度の感音難聴を合併していた。考えられる疾患を列記し、難聴に対する対策とその際の注意点について述べよ。 3.急性一側性前庭障害が不可逆であっても、時日とともに眩暈が軽減し眼振が軽減する現象をなんと言うか。またこの過程が十分に機能しない場合どのような症状がおこるか。 Ⅲ頭頚部腫瘍について下記の設問に答えよ。 1.頭頚部腫瘍に分類される臓器を列記せよ。 2.頭頚部管腔臓器悪性腫瘍の病理学的特徴とこれに関連した臨床的特徴を答えよ。 3.頭頚部腫瘍に対する集学的治療とはなにか。 4.喉頭腫瘍のT分類別治療法選択を答えよ。 Ⅳ深頚部膿瘍の原因疾患、病態把握・経過観察のための注意すべき事項・検査所見、敗血症とDIC発生の注意すべき事項、深頚部膿瘍の保存的、手術的治療について概説せよ。 B問題は除く 【2002年度】 Ⅰめまい疾患の診断、治療に関して次の設問に答えよ。 (問1と3は2005Ⅲの問1と4に類してます) 1.めまい発作の随伴症状で、内耳障害では発現しない症状を列記せよ。 2.平衡機能検査の目的について述べよ。 3.良性発作性頭位めまい症(BPPV)の症状、眼振の特徴、治療法について簡単に述べよ。 4.外リンパ瘻とはどのような疾患か。 5.高齢者の末梢障害によるめまいの発作期後、特に重要な生活指導は何か。 Ⅱ中耳手術について次の設問に答えよ(2004Ⅱと同じ) 1.次の各手術の原理を簡明に図示せよ。(図に簡単な解剖名を付記せよ) 1)鼓室形成術 2)鼓室形成術Ⅲ型変法 2.鼓室形成術と中耳根治術について、手術原理、適応疾患、手術法の各点を簡明に比較せよ。 Ⅲ顔面神経麻痺について次の設問に答えよ。 1.予後診断に有用な電気生理的検査法について簡単に解説せよ。 2.保存的治療と手術的治療について簡単に述べよ。 Ⅳ(2003Ⅳに類題) 深頚部膿瘍(蜂窩織炎)について次の問いに答えよ。 1.炎症の程度、進展範囲、嫌気性感染の有無、縦隔への波及、敗血症の発症などを評価するための観察事項(全身的、局所的)、主要な検査項目と、これらの特に注意すべき所見をあげよ。 2.予後不良因子である播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断上必要な検査法と所見を述べよ。 3.治療の原則と病態の推移の評価に必要な検査項目を述べよ。 Ⅴ 頭頚部腫瘍に関する設問に答えよ。 1.化学療法の副障害を列記せよ。 2.safety marginとは何か。 3.喉頭全摘出後の音声再建について述べよ。 B問題は除く 【2001年度】 Ⅰ 次のキーワードを使って、慢性化膿性中耳炎と真珠腫性中耳炎に対する手術法と選択につき解説せよ。 鼓室形成術 中耳根治術 聴力保存根治手術 病変除去 再建操作 canal up method canal down method Ⅱ 2006Ⅰと同じ Ⅲ 2004Ⅴと同じ Ⅳ 2003Ⅲと同じ B問題は除く 【2000年度】 Ⅰ 2002 Ⅰと同じ Ⅱ 2004 Ⅱ 2002 Ⅱと同じ Ⅲ 2002 Ⅲと同じ Ⅳ 2002 Ⅳと同じ(1999Ⅳとも同じ模様) Ⅴ 問2を除き2002 Ⅴと同じ 頭頚部腫瘍に関する設問に答えよ。 1.化学療法の副障害を列記せよ 2.pedicle flap とfree flapを簡単に説明せよ。 3.喉頭全摘出後の音声再建について述べよ。 上へ このページを編集
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耳鼻科卒試再試問題について B問題は、一問でも間違うとアウト!でした。。。おとされた人の答案すべてに目を通してもらいながら、どこが間違っていたか、すべて挙げてもらいました。それを下に書くので、そのことに気をつけながらレポート作ってください。 (1)皮膚切開線:下過ぎる(正解は甲状腺の上) 一人 (2)見られる組織:①胸骨甲状筋を書いていない 大部分の人 ②気管支壁と書いてある(正解は気管壁) 一人 ③輪状甲状筋とかいてある(軟骨甲状筋の間違い??) 一人 ④書く順番が違っている 一人 (3)気切:何も書いていない人がいた(書き忘れと思われます) 一人 以上です。 S先生からは、漢字に気をつけてねと言われました。 一応、個人的に会いに行けば自分の答案を見せてくれるとのことですが、上の先生たちは明日からみーーんな学会でいないそうです。いくなら来週がいいいかも。 S山 2006年A問題Ⅱの鼓室形成術Ⅲ型変法の解説が2004年A問題Ⅱの図と異なっているのですが、いかがなものでしょうか?コルメラについて「今日の診療」で調べてみると『鳥類などにある鼓膜とアブミ骨をつなぐ骨』とあり、それを考えると2004年版の図でいいように思います。 -- andy! (2007-10-20 01 16 50) ご指摘ありがとうございました。訂正は下に書きます。 -- いしかわ (2007-10-20 16 30 04) 2006-IIIですが、1何と呼ばれる所見か。と聞かれているので単語で答えるべきかと思うのですが如何でしょう。一側性病変などがプリントに挙がっています。 -- F (2007-10-20 17 48 25) 2006-Vでは、3で診断名を聞かれています。診断名は蜂窩織炎?また合併症は起炎菌が嫌気性菌で多い、と授業プリントにはありました。溶連菌よりも嫌気性菌を主に解答した方が良い様に思われます、 -- F (2007-10-20 17 52 03) 2006年の解説がはっきりしていなくて申し訳ありません。只今調査中です。問題は回収されなかったようなので,症例の写真を持って先生に聞きに行ってきます。できる限りのことはしますが,一人で1年分の責任があるので,皆さんの協力をお願いします。 -- いしかわ (2007-10-20 18 54 55) Fさんへ 耳鼻科Ⅱのどの授業プリントですか??2006-Ⅲは癌か嚢疱か鑑別できないのですが,一側性病変というのは,どの項目に書いてありましたか?鼻・副鼻腔疾患-2のプリントは見ました。単語の答えは,明日聞いてきます。お互いにやり取りが伝わらないので,もし何か用があればメーリスを送った,私の携帯まで直接連絡して下さい。名前入りで。ⅤはA群β溶連菌と嫌気性菌の混合感染だと思いますが,分かり次第,また報告します。以上。 -- いしかわ (2007-10-20 20 39 41) 鼻科学IIと感染症のプリントを参照しています。IIIについては癌か嚢胞かという問題ではなくて質問形式が「何と呼ばれる所見か。」となってますので単語で答えるべきでは?という主旨でした。Vについてですが、こちらも「本疾患の診断を答え」とありますので、診断名が必要なのではないかという主旨でした。また、CT所見でガス産生像があるため、起炎菌は嫌気性菌であると考えるべきだと判断いたしました。分かりにくくて申し訳ありませんでした。 -- F (2007-10-20 23 08 03) 2004年問題V(p240)の音声再建で、三つめの手術(E-t shunt)の解説が違っていると思います。シャントを作るのは、気管と喉頭の間ではなく、気管と食道の間ではないでしょうか。 -- bb (2007-10-21 10 58 13) 2005-A-1 ですが、突発性難聴も入れた方がいいんじゃないでしょうか。難聴の頻度に関する正確な疫学資料が手元にないのでハッキリとしませんが、commonなものを書いた方がよりよいと思います。 -- COS (2007-10-21 16 27 38) 2005-A-1 についてもう1つ。ムンプス難聴は自然治癒は期待できませんよね。下の方にある音響外傷に書くべき項目がずれたのだと思います。 -- COS (2007-10-21 16 44 50) 2006-A-Ⅴ-2の問題の解答で、所見が副咽頭間隙が拡大しているとありますが、Dの場所は副咽頭間隙で合ってるんでしょうか?少し気になります。 -- 名無しさん (2007-10-21 18 27 28) 2006年A問題1の3ですが、授業プリントには純回旋性眼振も記載されておりますので、解答から消さなくてもよいのではないでしょうか? -- h (2007-10-21 19 34 15) 2006Ⅴ-2は,下にある答えでいいと思います。冊子の言葉は無視して下さい。副咽頭間隙と断言できないので,場所を書かなくていいと思います。書いて違ってたら減点です。授業プリントに書いてある単語を並べていきましょう。コメントをどんどん書き込むだけでなく,下の訂正にも正しい情報を載せて,疑問はみんなで答えてください。もういっぱいいっぱいです。直前なので自分の勉強に入るのを許して下さい。 -- いしかわ (2007-10-21 20 26 35) 2005年度のⅡ-4 -- 名無しさん (2007-10-21 21 22 28) ↑何を書きたかったのか知りませんが、2005-II-4については僕も疑義があります。解答は「神経損傷の程度」とすべきかと思います。教授は顔面神経麻痺の予後について、この言葉を重要視していたらしいです。メルクマニュアルを参考にしてください。-- COS (2007-10-21 21 48 28) 名前 コメント 【2006年度】 いしかわ・いでが日曜午前にいでさん似のイケメンに聞きました。教授が何を正解にするかはわかりません。以下の解答は参考程度に、各自授業プリントを見ながら答えてください。授業プリントがすべてです。キーワードがあっていれば◎の時に、余計なことを書いて間違えると減点されます。 A問題 Ⅰ-①問診の項目で、不動→浮動に直してください。 ③簡易眼振検査の項目で、純回旋性眼振を消してください。 Ⅱ-2 の解答は間違いで,2004年A問題Ⅱ-1-2)が正しい答えです。鼓室形成術Ⅲ型にはⅢ-c,Ⅲ-i,Ⅲ-rの3つがあります。(columella,interposition,reposition) コルメラ法は,アブミ骨上部構造の上にコルメラをたてます。ツチ骨,キヌタ骨を経由せずに伝音させる方法です。詳しい図は, 伝音再建法の分類と名称について をネットで検索して下さい。 いしかわ Ⅲ-1 一側上顎洞陰影。プリントにある、副鼻腔一側性陰影でもいいと思います。(これが見られるとき、通常の副鼻腔炎ではなく、上顎洞癌の限局例、歯性上顎洞炎、上顎洞真菌症、粘液嚢胞、術後性頬部嚢腫などを疑う。) Ⅲ-2 上顎洞に内部が不均一な腫瘤で辺縁不整、境界が不明瞭な骨破壊が見られ、鼻腔や眼窩に進展している。 Ⅲ-3 診断:上顎癌 症状の特徴: 初期→副鼻腔炎症状、悪臭ある鼻汁、血性鼻汁、鼻出血、鼻閉、顔面疼痛、歯痛、流涙 増大すると→顔面腫脹、眼球突出、視力障害、神経症状 Ⅲ-4 (図1とは別の症例です。Ⅲ-2と対比させて、癌と嚢胞の違いがわかるように答えてください。辺縁を見て、骨破壊の仕方の違いを書く。) 左し骨洞を内部が均一で辺縁明瞭な嚢胞が占拠し、嚢胞内容の貯留による内圧のため、眼窩壁を押し出して眼窩内容物が外側に圧排されている。 Ⅴ-2. 嫌気性菌によるガス産生。起炎菌として、PeptostreptococcusとPeptococcusが考えられる。(いろいろ書きましたが、答えはシンプルに。余計なことを書いて間違いだと、減点されるので。) Ⅴ-3. 診断は深頸部膿瘍です。(空洞形成されているので、蜂窩織炎というより、膿瘍。始めに扁桃炎、扁桃周囲膿瘍など好気性菌感染があって、そこに嫌気性菌が加わって、膿瘍を作ったパターンが多い。) あとは、感染症11/7(耳鼻科)の授業プリントを探してください。 B-2補足 ネッターP24が分かりやすいです。皮膚→広頚筋→胸骨舌骨筋→胸骨甲状筋→甲状腺峡部→気管壁の順。胸骨甲状筋も見えるそうです。術者に聞きました。もりさんさんきゅー。 いしかわ 解答作成お疲れさまです. 気管切開,胸骨甲状筋で検索したら以下の記述がありました. 「皮下組織の解剖 皮下組織は皮膚の下から1 皮下脂肪 2 広頸筋 3 胸骨舌骨筋 4 胸骨甲状筋 5 甲状腺峡部 6 気管前壁」 「正中線上で左右の胸骨舌骨筋の筋膜を縦方向に切開し、筋腹を左右に圧排する。このときにも筋鉤を用いる。甲状腺との結合は剥離するが、気管側方にある胸骨甲状筋と気管との結合を剥離する必要はない。剥離は気管の前面のみで、側面を剥離してはならない。」 http //mykdc.at.infoseek.co.jp/basic/kisetu.htm 色々な本を見ると,胸骨甲状筋は確かに外側にあるので私も見えない気がしましたが,麻酔科の人がこう書いてるので入れたほうが無難ではないか,とも思います. 各人の判断でいいのではないでしょうか. もり B 補足 ☆注意!!2004、2005の解答は間違いです!! ポイント① 皮膚は横切開。 ポイント② 中気管切開で、第2~3気管輪を切る。 ポイント③ 逆U字切開。 皮膚を横切開する理由は、美容面と、逆U字で切った気管壁を下の皮膚に縫合するためです。こうすると、カニューレ挿入時に気管以外の組織を傷つける危険性を減らすことができます。 2006年の切開線は2つの気管輪を切りました。1つでは小さいです。2005、2004年の図はだめ。縦切開は小児で使います。教授は逆U字がこだわりなので、気をつけて下さい。 第2気管軟骨より上では,輪状軟骨や第1気管輪を損傷すると瘢痕肉芽形成を起こし狭窄となることがあります。 第4気管軟骨より下では,腕頭動脈と気管との瘻孔を避けるため,切開口を作らないようにします。 最後の皮膚縫合は過度に密な縫合をすると皮下気腫を作るため、粗にします。 いしかわ 【2005年度】 【2004年度】
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薬の情報 - 添付文書情報 - トロンビン液 トロンビン液 商品名 トロンビン液 この添付文書の正式商品名 規格 10,000単位10mL1キット 一般名 トロンビン 医薬品コード 3323702Q3020 薬価基準収載日 販売開始年月 薬効分類名 止血剤 薬価 1663.9 組成 本剤は1本中に下記成分を含む無菌製剤である。成分・含量:成分・含量:備考有効成分:1本(10mL)中,トロンビン10,000単位:ウシ血液由来~添加物:濃グリセリン,L−アルギニン,塩化ナトリウム,氷酢酸,塩酸,水酸化ナトリウム,パラオキシ安息香酸メチル,パラオキシ安息香酸プロピル:本剤は製造工程でウシ肺由来トロンボプラスチンを使用している。**性状 [#bb18ba17] 本剤は無色澄明又はわずかに混濁した液で,においはなく,甘味がある。また,専用容器に充填されたキット製品である。** 警告 [#ba549ce5] 本剤を注射しないこと。[静脈内に誤って注射すると,血液を凝固させ致死的な結果をまねくおそれがある。また,アナフィラキシー様症状を起こすおそれがあるので,静脈内はもちろん皮下・筋肉内にも注射しないこと。] ** 禁忌 [#p21ac0b0] (次の患者には投与しないこと) 1.本剤又は牛血液を原料とする製剤(フィブリノリジン,幼牛血液抽出物等)に対し過敏症の既往歴のある患者2.凝血促進剤(ヘモコアグラーゼ),抗プラスミン剤(イプシロンアミノカプロン酸,トラネキサム酸),アプロチニン製剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)**効能又は効果/用法及び用量 [#ufaf2e8e] 効能・効果 通常の結紮によって止血困難な小血管,毛細血管及び実質臓器からの出血(例えば,外傷に伴う出血,手術中の出血,骨性出血,膀胱出血,抜歯後の出血,鼻出血及び上部消化管からの出血など)***用法・用量 [#bb784503] 通常,出血局所に本剤をそのまま噴霧もしくは灌注するか,又は撒布する。上部消化管出血の場合には,適当な緩衝剤で希釈した液(トロンビンとして200〜400単位/mL)を経口投与する。なお,出血の部位及び程度により適宜増減する。用法・用量に関連する使用上の注意トロンビンの至適pHは7付近であり,酸により酵素活性が低下するので,本剤を上部消化管出血に用いる場合には,事前に緩衝液等により胃酸を中和させること1)2)3)(「適用上の注意」の項(1)の3)参照)。**使用上の注意 [#s0d3f9a8] 慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること)重篤な肝障害,播種性血管内凝固症候群(DIC)等網内系活性の低下が考えられる病態を有する患者[微量のトロンビンの血管内流入により,血管内血栓を形成するおそれがある。]***重要な基本的注意 [#x58d0139] 相互作用 併用禁忌 併用禁忌(併用しないこと)|薬剤名等|臨床症状・措置方法|機序・危険因子| ヘモコアグラーゼ レプチラーゼ イプシロンアミノカプロン酸 イプシロン トラネキサム酸 トランサミン 血栓形成傾向があらわれるおそれがある。 凝血促進剤,抗プラスミン剤及びトロンビンは血栓形成を促進する薬剤であり,併用により血栓形成傾向が相加的に増大する。 アプロチニン トラジロール 血栓形成傾向があらわれるおそれがある。 アプロチニンは抗線溶作用を有するため,トロンビンとの併用により血栓形成傾向が増大する。 併用注意 その他の相互作用 副作用 副作用発現状況の概要 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。***重大な副作用 [#da1fb3cc] 1.ショック(頻度不明)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,呼吸困難,チアノーゼ,血圧降下等があらわれた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。2.ウシ由来トロンビン投与により,抗ウシ・トロンビン抗体及び抗第V因子抗体を生じ凝固異常あるいは異常出血が認められたとの報告があるので,このような場合には投与を中止すること。***その他の副作用 [#o407e30c] 以下のような副作用があらわれた場合には,症状に応じて適切な処置を行うこと。|発現部位等|頻度不明| 過敏症注) 発疹,発赤 消化器 嘔気,嘔吐 その他 発熱,頭痛 注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 注意 高齢者への投与 妊産婦等への投与 妊婦・産婦・授乳婦等への投与妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。***乳小児等への投与 [#h3d7a4b3] 小児等への投与小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。***その他の注意 [#k86e0e5d] 使用上注意***適用上の注意 [#b8f89874] 1.投与時: (1).出血局所に使用する場合には血管内に入らないように注意すること(血液を凝固させ,また,アナフィラキシー様症状を起こすおそれがある)。 (2).本剤は,そのまま投与できるように調製されているため,希釈には適していない。なお,希釈した溶液を経口投与する必要がある場合には,コップなどに移して行うこと。 (3).上部消化管出血に用いる場合には,事前に緩衝液等により胃酸を中和させること。例えば,本剤を経口投与する前に約50mLの牛乳を与え,5分後にトロンビン10,000〜20,000単位を約50mLの牛乳に溶かして経口投与する。なお,牛乳の代わりにリン酸緩衝液等を用いてもよい。ただし,アジ化ナトリウム等の防腐剤を含有している緩衝液は使用しないこと。 2.開封後:開封後は速やかに使用すること。 3.その他:本剤の至適pHは7付近であり,強酸,強アルカリ,重金属塩及び熱により酵素活性が阻害されるので注意すること。 臨床検査値への影響 薬効・薬理 1.トロンビンは古くから知られている血液凝固因子のひとつであり,血液凝固過程の最終段階,すなわちフィブリノーゲンに直接作用してフィブリンに転化する。従って,血液中にフィブリノーゲンが存在すれば下記の作用機序により出血局所の血液を急速に凝血して損傷血管端を閉塞し,血小板の存在のもとに凝血塊は収縮して血管断端を完全に止血する。2.トロンビンはフィブリノーゲンを加水分解して2種のペプチドを遊離し,できたフィブリンは生理的条件下で速やかにゲル化する。このゲルにさらに,活性化されたXIII因子が作用してフィブリン分子を共有結合で結びつけ,安定化したフィブリンを形成する10)。3.凝血速度はトロンビン溶液の濃度に依存する。例えば1,000単位/mLの溶液5mLは同量の血液を1秒以内に,また1,000mLの血液を1分以内に凝固する11)。(図略)**体内動態 [#bcc4b805] [薬物動態]臨床成績トロンビンは通常の結紮により止血困難な小血管や毛細血管あるいは実質臓器からの漏出性出血(oozing bleeding)に対して有効性が認められている4)5)6)7)8)9)。例えば(1).外科・整形外科・口腔外科領域:外傷創,切開創,裂傷,挫傷及び各種外科手術に伴う出血,骨性出血,口腔外科手術に伴う出血(2).泌尿器科領域:前立腺切除術等の泌尿器科領域の手術に伴う出血(例えば,膀胱出血など),癌性出血(3).産婦人科領域:出血性子宮腟部びらん,子宮癌末期の出血,癌生検時の出血等の産婦人科領域の出血(4).皮膚科領域:火傷・熱傷等に伴う植皮術時及び各種形成手術時(5).耳鼻咽喉科領域:鼻出血及び副鼻腔や口蓋・兎唇・鼓室形成術等の各種手術時(6).歯科領域:抜歯,歯根切除時の出血,歯肉出血(7).その他:食道出血,胃出血等の上部消化管及び下部消化管出血**会社名 [#q263018b] 販:持田製薬製:持田製薬 薬の情報 - 添付文書情報 - トロンビン液
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鼻のさきっぽ丸くて大きい「だんご鼻」を修正する治療です。 軟骨や余分なところを切り取ったり、左右の開いた軟骨を縫い合わせて、鼻先を細くすることができます。鼻の穴からの手術になるので、傷跡は見えませんよ。
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読み方 : インカクホウヒケイセイジュツ クリトリスの周りに皮膚がかぶっていると、ゴミや垢が溜まりやすく、不潔になります。 また、性感が鈍ることがある。クリトリスの周りの皮膚を取り除くことにより、 恥垢を貯まりにくくし、性感を高めます。