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【検索用 にしへいく 登録タグ GUMI JASRAC管理曲 Kei Nakamura buzzG ke-sanβ に ヨリ 出水ぽすか 友達募集P 大和 大鳥 曲 曲な 殿堂入り 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:buzzG 作曲:buzzG 編曲:buzzG マスタリング:友達募集P イラスト:ヨリ 動画:ke-sanβ 唄:GUMI(オリジナル版)、鏡音リン(リメイク版) 曲紹介 耳鳴りよ 止まないで 曲名:『西へ行く』(にしへいく) buzzG氏の20作目。ボカロ曲としては19作目。 命の歌。それぞれに夢見てることがあると思いますが、その長い道のりを歩くのは想像以上に険しいのだと思います。(作者コメ転載) タイトルや歌詞を見ればわかる通り、西遊記の世界観をモチーフにした楽曲。 2ndアルバム『251 Anthem』収録曲。 通販でリリースされたセルフカバーアルバム 『Cylinder』 には、みきとPがアレンジしたacorock arrange ver.が収録されている。 今年の夏は西へ行くぜい! 2019年7月27日、リメイク版「西へ行く -revive-」が投稿された。マジカルミライ大阪・夏コミ4日目で頒布されるアルバム『Stigma』収録曲。リメイク版のイラストを出水ぽすか(Twitter)氏が、動画を大鳥(Twitter)氏が手掛ける。 六弦独奏:大和 (twitter) 四弦:Kei Nakamura (twitter, niconico) 音響:友達募集P 歌詞 一人では夢の続きも 見れなくなった天竺(てんじく)へ カラカラと喉を枯らしては 泡沫(うたかた)の恋を過ぎて まだ見えぬ旅の終わりは 彼方にある天竺へ バラバラに砕けた心は 見つかるのかもわからず 重なり 転がり それで楽になり 泣いたり 転んだり 笑っちゃうね 今旅の途中の刹那 呼吸すらできない この色即是空(しきそくぜくう)の地に立て! 叫び続けよう 命の歌 すごく重い 存在示すような 耳鳴りよ 止まないで 一人では夢の続きも 見れなくなった天竺へ つえつえと息を切らしては 安住の地を夢見て ここを歩くのは 僕らだけになり 一つを目指した 畏友(いゆう)も淘汰された 獣道(けものみち)の上 感情には沿わない ほら歩幅を合わせて西の方へ! 空に放たれた 命の歌 すごく重い 足音響くような 耳鳴りよ 止まないで コメント すごくかっこいい><初見で惚れた! -- ともみつ (2011-04-06 22 23 21) はやい! -- a (2011-04-07 00 45 08) サビがかっこよかった! -- 名無しさん (2011-04-07 10 19 42) まさかうpしてくれるとは 最高です -- 名無しさん (2011-04-07 12 55 34) 仕事はやぃ!!! かっこよかったぁ/// -- 名無し (2011-04-07 19 01 20) 歩幅合わせて〜の辺りすごい可愛いかった -- 名無しさん (2011-04-10 03 31 25) サビが泣ける -- 白雛 (2011-04-11 13 31 26) 「耳鳴りよ 止まないで」ちょう切ない……>< -- 名無しさん (2011-04-14 23 01 50) ほんといい曲‥!!感動する -- ミルクティー (2011-05-15 12 49 52) 最高ッ!!!!歌詞がいいですね -- 小豆 (2011-05-21 14 52 15) 好き -- ゆうか (2011-06-14 17 33 57) ドリクリで初めて聞いて感動しましたー! これ大好き!!! -- 薺 (2011-06-23 13 48 01) コンポラロックな感じが気に入った -- 01-ASH (2011-08-08 17 00 45) サビかっこいい!感動した! -- 名無しさん (2011-09-29 16 24 21) サビやばいです -- 名無しさん (2011-10-02 17 22 28) buzzGさんのGUMIの声好き。ミクの調教も好きだけど、この曲はGUMIにして正解だと思う。力強くて格好いい -- 昆布 (2011-11-28 18 10 17) サビのところの転調が素晴らしい。メロディーもカッコいいし、GUMIの歌わせ方も好きだ。 -- 竜奇 (2011-12-24 15 40 37) 格好よすぎる(=・ω・)/ -- あまと (2012-02-28 00 17 39) 歌詞が間違ってます 「ほら歩幅を合わせて」ではなくて「ほら歩幅合わせて」だと思います。 -- 名無しさん (2012-03-03 19 37 05) 響くわぁ… -- 名無しさん (2012-03-15 00 15 44) 西遊記モチーフなんですね〜。「耳鳴りよ止まないで」が最高! -- 名無しさん (2012-03-16 11 58 06) いい -- あ (2012-11-01 23 05 58) 二拍三連からのテンポチェンジ、いいな〜(^_^) -- 名無しさん (2012-12-04 00 10 43) 脳内リピートが止まりません!(°▽°)♪ -- よもぎだんご。 (2012-12-31 13 15 21) かっけー 色即是空(~Q~;) -- らむだー (2013-10-24 22 04 28) 歌詞のセンスパネェ -- 名無しさん (2013-12-05 14 10 37) 歌詞がふつくしい -- びょん (2014-09-18 23 46 58) 西へ行くかっこよくて好きです、最高! -- 下野 (2015-05-02 12 56 18) 名前 コメント
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作詞:buzzG 作曲:buzzG 編曲:buzzG 歌:メグッポイド 翻譯:hibiki 西行 朝獨自一人便連 夢的延續都看不見的天竺前進 在喉嚨無比乾渴之時 泡沫般的愛戀掠過身旁 朝仍看不見的旅途終點 就在那方的天竺前進 四分五裂的心 連是否能找到都不知道 累積 跌跤 如此變得輕鬆 哭泣著 跌跌撞撞著 很好笑對吧 此刻在旅途中的剎那 連呼吸都做不到 立於此色即是空之地吧! 繼續吶喊出 生命之歌 彷彿宣示著 沉重的存在般 耳鳴啊 不要停止 朝獨自一人便連 夢的延續都看不見的天竺前進 在撐著身體難以呼吸之時 便夢見了安居之地 走在這裡的 已只有我們而已 連以某件事物為目標的 可敬之友也被淘汰 在人煙稀少的道上 是無法追溯感情的 來吧齊步行向西方! 釋放於空中的 生命之歌 彷彿響起了 沉重的腳步聲般 耳鳴啊 不要停止 ———————————————————————— 翻譯:R。 向西 向著孤身一人 看不見夢之後續的天竺 渴到冒煙的喉嚨 如泡影般的愛情正在消逝 仍然望不到頭的路程 遠在彼岸的天竺 不知能否找回 碎成一片片的心 反覆 摔倒 乾脆放棄 哭泣 挫折 真可笑呢 現在 旅途中 那一剎那 甚至無法呼吸 立於這色即是空之地! 放聲歌唱著 生命之歌 好似顯示這沉重的存在 耳鳴 請不要停止 向著孤身一人 看不見夢之後續的天竺 呼吸急促地 嚮往著安居之地 走在這裡的 只剩下了我們 有著共同目標的畏友也被淘汰 這條凶險的道路 不適合多情之人走 …好了 配合好步伐向著西方! 對著天空高唱 生命之歌 好似迴響這沉重的腳步聲 耳鳴 請不要停止
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流血船西へ行く 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)伊藤次郎《いとうじろう》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)本|帆檣《マスト》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)※[#感嘆符二つ、1-8-75] ------------------------------------------------------- [#3字下げ]人影なき血塗れ船[#「人影なき血塗れ船」は中見出し] 「船長、至急無電報が入りました」 太平洋沿海の救護船、太平丸の船長室へ、元気に無電係の伊藤次郎《いとうじろう》青年が入って来た。 「この凪《なぎ》に難波船でも有るまい、何だ」 「流血船の報告です」 「え? ――又か※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 太平洋の鮫《さめ》と異名を取った樫原《かしはら》太市船長の顔が、急にびんと引緊《ひきし》まった。――伊藤青年は報告紙を見ながら、 「発信はアメリカの豪華船P・F号です、簡単に読みます。……本船は三月二日午前七時十分、東経百五十度、北緯二十度三分の海上に於《おい》て、三本|帆檣《マスト》の一漂流船あるを発見せり、依《よ》って直《ただ》ちに船員を派して検分せしに、船内には全く人影無く、船室、甲板、歩廊等、悉《ことごと》く鮮血にまみれ居れり、恐らく大殺人惨劇の行われたるものと思わる。救助すべきもの無きに依り、本船は是《これ》を放置せしまま母港に向け進航せり」 「又か、――又か、くそっ!」 樫原船長は卓子《テーブル》を叩いて立上《たちあが》った。 この奇怪な「流血船」の話は、もう半年も前から伝わっていた。――太平洋のまん中に亡霊の如く漂っている三本|帆檣《マスト》の船、その中には全く人の姿無く、然《しか》も船内は到るところ生々しい鮮血にまみれていると……無気味な、血腥《ちなまぐさ》い話なのである。 職務上の必要ばかりでなく、冒険好きな樫原船長はずっとこの奇妙な報知に注意していたが、季節風と海流とに関係なく、「流血船」は或る一定の線を西へ西へと流れている事が分った。太平丸が最初に報告を受けた時には、その船は加奈陀《かなだ》の北西二百|浬《力イリ》の海上にあったが、それから半年のあいだに二千|浬《力イリ》以上も西へ来ているのだ。 「こんな馬鹿な話があるか」 船長が屹《きっ》と眉をあげて云《い》った。 「誰も乗っていない船が、半年間少しも針路を変えずに二千|浬《カイリ》以上も同じ方向へ漂流するなんてそんな馬鹿げた事があるか、――そのうえ鮮血だ、兇悪な殺人だ、惨劇だ、まるで百年も昔の海洋小説のような事を云う、近頃の船乗《ふなのり》はみんな頭がどうかしたに違いない」 「でなければ船長が臆病になられたのでしょう」 「な、なんだと※[#感嘆符疑問符、1-8-78]」 「失礼――」 若い伊藤青年は、にこにこ笑いながら一歩退いて云った。 「僕は斯《こ》う云いたかったんです、流血船の話は半年も前から聞いています。そして船長は太平洋の鮫と異名のある人です。――どうして噂の実否を確めに行かないのですかと」 「馬鹿な事を、我々には沿海救護という大事な任務がある」 「P・F号の無電に依ると、流血船の位置は領海へ迫ること三百|浬《カイリ》ですよ船長、そこに何か惨劇があったとすれば、救護に行くのは我々の任務ではないでしょうか」 「ふうむ、――領海から三百|浬《カイリ》か、……」 船長は眤《じっ》と伊藤の眼を覓《みつ》めた。伊藤青年は力に溢れた微笑を見せている。――如何《いか》にもさあ行きましょうと云いたそうだ。 「貴様に計られたな」 船長はやがて呶鳴《どな》るように云った。 「宜《よ》し、臆病者と云われては俺の名が廃《すた》る。出掛けよう」 「しめたッ」 「直《す》ぐ無電で横浜の本部へ報告しろ、領海附近に漂流船あり、救護のため進路を変更す、と云うんだ、流血船の事には触れるな」 「畏《かしこま》りました、船長」 伊藤次郎は活溌《かっぱつ》に答えて踵《きびす》を返した。 彼は得意であった。なにしろこの半年以来ずっと好奇心の的だった「流血船」を、愈々《いよいよ》探険する運びになったのだ。――実を云うと、同じ救護船浦島丸の無電技師で川本順吉という友達と、何方《どっち》が先に流血船の真相探険をするか、もう五週間も前から賭けをしていた。そのうえ当の浦島丸はいま、北部沿海に出動しているので、P・F号の無電は此方《こっち》と同様に聴いた筈《はず》である。だから賭けをした手前にも、浦島丸に先立って流血船探険を決行する必要があったのだ。 「しめしめ、是で川本の奴をあっと云わせてやれるぞ」 伊藤青年は本部へ無電を打ちながら、会心の笑をもらすのであった。 太平丸は進路を西北西に変えた。海はすばらしい凪である。千二百|噸《とん》の小さな船だが救護船の特徴として荒天航行の設備は充分だし、速力も普通船より五割がた早い――大きなゆるい波のうねりを引裂きつつ、まるで辷《すべ》るように航《はし》って行く。 その日の暮れがた、恐ろしい濃霧に襲われた。そして冒険の第一歩が始まった。 [#3字下げ]海坊主に注意せよ[#「海坊主に注意せよ」は中見出し] 無電室で附近の海上に船のいない事を確めた伊藤青年は、後の係を助手に命じて置いて甲板へ出た。時は黄昏《たそがれ》である。船の周囲は壁のように濃密な霧に包まれている。雨帽子や外套は忽《たちま》ち濃霧に濡れ、雨の中にでもいるように、ぽとぽとと滴《しずく》になって垂れて来る、――と、不意に、 「船がいるぞ、停れ」 と云う叫びが見張所から聞えて来た。 「船だ船だ、ゴースタン」 「ゴースタン」 喚きは喚きを呼んで、忽ち太平丸は速力を緩め、推進機の逆廻転をしながら舳《へさき》をやや右へ転じた。その刹那に、霧の中からぽっかりと一艘の船影が現われた。 「船長三本|帆檣《マスト》ですぜ」 伊藤青年は船長の側へ近寄って云った。 「うん、だがまだ予定の位置じゃない」 「それに舷灯も点けていません」 「まあ待て」 太平丸は号笛《ホイッスル》を鳴らしながら、相手の方へ近寄って行った。そして両方の舷が殆《ほと》んど触合《ふれあ》うほど接近した時、相手の船上に風雨灯の光が見え、四五人の船員が舷門の方へ走って来た。太平丸の探照灯を真向《まっこう》から浴びたこれらの船員たちはみんな赤髭の外人だった。 「何故《なぜ》、霧笛を鳴らさんのか」 船長が英語で叫んだ。 「我々はあらすか[#「あらすか」に傍点]ノ漁夫デス」 相手が答えた。「五時間ホド前ニ、巨《おお》キナ海坊主ニ出会ッタノデス。皆ソレデ船内ニ隠レテイマシタノデ、何ニモ知リマセンデシタ」 「他に怪しい船は見なかったか?」 相手はひそひそと何か暫《しばら》く囁合《ささやきあ》っていたが、今度は別の声が答えた。 「昨日ノ朝、妙ナ船ニ会イマシタ、三本|帆檣《マスト》ノ二千|噸《トン》バカリノ奴デス。船内ニハ誰モ居ナイ様子デ……何処《どこ》も彼処《かしこ》モ血ダラケデシタ」 「その船は停っていたか?」 「西ノ方ヘ漂流シテイマシタ。――ソレヨリ、此《この》附近ニ巨《おお》キナ海坊主ガ出マスカラ注意シテ下サイ。奴ハ船ヘ襲イ掛ッテ来マス」 船長は嘲るように肩を竦《すく》め、振返《ふりかえ》って出発を命じた。――伊藤次郎は霧の彼方《かなた》へ消えて行く漁船を見送りながら、変にぞくぞくと背筋の寒くなるのを覚えた。多少でも海上生活をしたもので、海坊主の話を聞かない者はないだろう。殊《こと》に霧や靄《もや》の多い海では屡々《しばしば》見られる現象である。それは物の影が霧に映るからで、決して超自然のものではない。――然《しか》し今、伊藤青年はアラスカ漁夫の話を聞いていて、妙に生々しい印象を受けたのだ。 ――奴は船へ襲い掛って来ます。 という言葉は特に強く響いた。 「無気味だ、なんだか妙な気持がする、普通の海坊主とは違うのではないか……」 そんな事を思いながら無電室へ戻ってみると、丁度《ちょうど》助手が何処《どこ》からかの無電を受けているところだった。助手は伊藤青年の顔を見るなり、 「浦島丸の川本さんです」 と云ってレシイバアを渡した。 「よう伊藤か」 相手は正に川本順吉だった。 「五週間まえの賭けは忘れないだろうな」 「それがどうした」 「驚くなよ、浦島丸は一昨日から流血船を捜していたんだが、一時間ばかり前に到頭《とうとう》捉えたぞ」 伊藤青年は思わずしまった[#「しまった」に傍点]と呻《うめ》いた。 「おい、それは本当か」 「現に僕の船窓《まど》から見えている、いま船員たちが乗込んで行ったところさ、気の毒だが賭けは僕の勝利らしいな、はははは」 既に海上は暮れている。この無気味な夜を冒して、彼等はいま流血船の探険を始めたのであろうか、――先手を打たれた口惜《くや》しさよりも、伊藤次郎にはそれが心配になった。 「賭けに負けたのは認めるよ。それより川本、こんな夜の冒険は危い、朝になってからするように云って、早く皆を引揚げさせろ」 「なんだ、君は遠くにいて怯気《おじけ》づいているのか、大丈夫だよ。相手は……」 そこ迄《まで》云って、不意に川本の声が聞えなくなった。 「おい川本、どうしたんだ」 「川本、川本、……」 突然向うでガシャン! と硝子《ガラス》器でも壊れるような音がした。同時に川本の声で 「う、海坊主が来た、あッ あ――ッ、血みどろの手が……助けて呉《く》れ」 「どうしたんだ、川本ッ」 「殺されるッ、海坊主だ、助けて呉れッ」 ばりばり[#「ばりばり」に傍点]ッと板の裂ける音と共に、ぎゃっ[#「ぎゃっ」に傍点]という川本順吉の断末魔の悲鳴が聞えた。そして凡《す》べてが森閑《しん》と鎮まりかえった。、 伊藤次郎は水を浴びたように、慄然《りつぜん》と居竦《いすく》んだ。アラスカ漁夫の話――奴は船へ襲い挂って来ます。……という無気味な言葉が、まざまざと耳の底へ蘇えって来た。 「大変だ!」 伊藤青年は脱兎の如く無電室からとび出して行った。 [#3字下げ]眼前に見る怪奇の船[#「眼前に見る怪奇の船」は中見出し] 樫原船長も顔色を変えた。 川本の言葉から推すと、海坊主が浦島丸へ侵入して、川本を惨殺したとしか思えない。川本は判《はっ》きり海坊主だと云った。 ――血みどろの手だ。 とさえ云った。 「全速力だ、霧などに構わずやれ」 船長は断乎《だんこ》として叫んだ。 伊藤次郎は直ぐ戻り、無電で浦島丸を呼び続けた。然し遂《つい》に答えは無かった。――船の位置だけでも先に聞いて置けば宜かったと思うが、もう今更《いまさら》どうにも仕様がない。ただ、出来るだけ早く現場《げんじょう》へ行って、危急の友を救うことである。 天の与えと云おうか、海の荒れる季節にも関《かか》わらず風も無く、海上には緩いうねりがあるだけ、然も夜半前には全く霧も霽《は》れたので、太平丸は湖上を行くように快走を続けることが出来た。――重苦しい夜が明けて朝が来た。四方は水平線の涯《はて》まで眼を遮る物もない。 「もうそろそろ予定の位置だが」 船長は夜明け前から船橋に立って、望遠鏡を眼から離さず監視している。 「無電はどうだ――?」 「幾ら呼んでも応答がありません」 「間に合わないかな」 船長の声は呻くようだった。 午前十時、太平丸は進路を南方に変えて逆航を始めた。P・F号の示した位置を過ぎても流血船に会わないのだ。――それに浦島丸の姿が見えないのも訝《いぶか》しい。 「この通り晴れているんだし、何方《どっち》か一艘はみつかりそうなもんだな」 そう云っている内にも時間はずんずん経って午後三時になった。――もう少しすると霧の来る時間になる、そうなったら益々仕事が困難になる基《もと》だ。どうかして霧の来ない内にと、全速力で逆航を続ける……と、それから間もなく、西方海上にぽつりと一艘の船影を発見した。――伊藤青年は双眼鏡を覗いたまま、 「船長、三本|帆檣《マスト》ですね」 「――うん」 「今度こそ流血船ですぜ」 遂に発見した。近寄るに従って、灰色に塗った船体、三本|帆檣《マスト》、半ばから折れた煙突などが段々はっきりして来る。正に噂の流血船だ、怪奇の船だ。――約一時間にして、太平丸は百メートルまで接近して停まる。 「総員甲板へ集れ」 船長の命令一下、定位置員を除いて二十名の屈強な船員たちは上甲板へ集った。――その時既に、北方から猛烈な濃霧の押寄《おしよ》せて来るのが見られた。 「本船は昨夜、浦島丸から無電を接受した。それに依ると我が友船は、この附近に於て奇怪な事件のため遭難したかに思われる、――その原因は向うに見える船だ。諸君も噂は聞いているだろう、あれこそ流血船だ」 「え、――流血船」 「流血船!」 船員たちのあいだにざわざわ[#「ざわざわ」に傍点]と囁きが交わされた。 「俺は、是から彼《あ》の船へ乗込んで、怪奇の真相を探査しようと思う。我らの海上から迷蒙の噂を除こうと思う、併せて友船浦島丸の安否をも探るのだ。――然し是には多少の危険が伴うかも知れない。指命はしないから俺《わし》と一緒に行きたい者は前へ出て呉れ」 「船長!」「船長!」「船長※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 言下に全員が進出《すすみで》た。――船長は頷いて、 「有難《ありがと》う、然し五名だけは船へ残って貰わなければならん、それは此《この》船にも危険が無い訳でい。寧《むし》ろ此方《こっち》の方にこそ恐るべき怪異があると思われるからだ」 海坊主の事を云っているのだな、――伊藤青年はそう思いながら、自分は船長の蔭の方へ回っていた。 人選が定《きま》って短艇が下された時、濃霧が海上を密閉した。伊藤青年はそう云っては船長に許されぬ事が分っていたので、この霧を幸い、無電室を助手に頼んで置いて、素早く短艇の中へもぐり込んだ。 濃霧は渦を巻いて流れる。牛乳の中へでも浸っているようで、すっかり見通《みとお》しが利かない。流血船の形も、ぼんやりとして、幻のように薄く、影のように揺れている…… 絶海の洋上に浮く怪奇の船、半年のあいだ海上の謎だった惨劇の船、それが今、眼前に在《あ》るのだ。 「あ! ひどい油だ」 舷側《ふなべり》にいた一人が叫んだ。 「船長、一面に重油が浮かんでいます」 「重油だって?」 船長が身を乗出した、――なる程、四辺《あたり》の海面は見渡す限り重油で蔽《おお》われている。伊藤次郎も隅の方でそれを見た。 「浦島丸だ、浦島丸は此処《ここ》で沈没したのだ」 彼は見る見る蒼白《あおざ》めてそう呟《つぶ》やき、眤《じっ》と瞑目した。 [#3字下げ]わッ、みんな死んでいる![#「わッ、みんな死んでいる!」は中見出し] お互いに位置を失わぬため、太平丸は絶えず霧笛を鳴らしていた。――ぼう、ぼう……という低い笛の音は、濃い霧の彼方《かなた》から訴えるように咽《むせ》ぶように淋しく響いて来る。場合が場合だけにその音色は、まるで地獄の呼声《よびごえ》のようにさえ思われるのだった。 短艇は流血船の周囲をひと廻りした。そして右舷舷側に、半ば壊れた梯子《タラップ》があるのをみつけて艇を繋いだ。 「先任、君は艇に残れ、何か怪しい事があったら拳銃《ピストル》で合図するんだ」 「は、――」 「油断するなよ」 そう云って一人を短艇へ残し、船長は真先《まっさき》に梯子《タラップ》を登って行った。――甲板へ一歩|踏出《ふみだ》したとたん[#「とたん」に傍点]に、人々は思わず息詰るような光景を見た。甲板は眼の届く限り、ぬらぬらと生々しい鮮血にまみれている。死骸を引摺ったかと思われるところや、池のような血溜りさえ見られる。そして……胸の悪くなるような血の匂いがむっ[#「むっ」に傍点]と鼻を衝《つ》くのだ。 「是はひどい――」 誰かが思わず叫んだ。然し他の者は唇の色を蒼くしたまま、石のように固く立竦んでいた。――船長は声を励まして、 「みんな拳銃《ピストル》を出せ、安全錠を外して、俺《わし》が射てと云ったら遠慮なくぶっ放せ、――是から船内を探査する」 云われるままに、皆は夫々《それぞれ》拳銃《ピストル》を取出《とりだ》し、いつでも射てるように確《しっか》りと右手に握った。船長は血溜りを避けつつ片手に懐中電灯、片手に拳銃《ピストル》を持って船内へ下りて行く、――矢張《やは》り血だ。歩廊も、壁も、天井までも生々しい血痕で埋まっている。どんな奇想天外の空想も、それだけの血を流す惨劇は考える事が出来まい。ネブカドネットの大虐殺でさえ、恐らくこの惨状には及ばぬだろう……遉《さすが》に海の猛者《もさ》たちも、この凄絶な光景には眼を外向《そむ》けた。 流血船、流血船、――正に是こそ流血の船と呼ぶ以外に呼名はない。 船長は先に立って、中甲板から下甲板、船底に至るまで隈《くま》なく調べ廻った。何処《どこ》にも人の姿はない、死体の影も無い。到る処に壊れた船具や、木材の破片が散らばっているだけである。――荷物と思われる物さえ無いのだ。全くの無人船、ただ生々しい血潮だけが、恐るべき事件の跡を物語っている。 船底から中甲板まで戻って来た時だ。 「船長、銃声です!」と伊藤青年がとび出した。 「や、伊藤、君は一緒に来たのか」 「そんな事より、そら、――」 タン! タン※[#感嘆符二つ、1-8-75] 左舷の外に鋭い拳銃《ピストル》の音が聞えた。 「短艇で射っているんです」 「――来いッ」 何か起ったと思うより早く、船長は脱兎の如く上甲板へ駈上《かけあが》っていた。――更に梯子《タラップ》を下りると、短艇の中に残された一人が、 「船長、早く来て下さい」 「どうしたんだ、何かあったのか※[#感嘆符疑問符、1-8-78]」 「いま本船で銃声と悲鳴が聞えました」 云われて恟《ぎょっ》としながら見やった、――霧笛がいつか絶えている。 「船長、直ぐ帰りましょう」 伊藤次郎が叫んだ。船長はじめ一同は、追われるように短艇へとび込んだ。――浦島丸の運命が、ありありと伊藤の頭に浮んで来た。何かあったのだ、川本が無電をかけて寄来《よこ》した時と同じように、自分たちが流血船へ行っている後で、何か怪事が持上《もちあが》ったのだ。怪事……そうだ、海坊主の――。 「ぎゃあ――ッ」霧の彼方《かなた》から、再び凄《すさま》じい悲鳴が聞えて来た。船長は身を乗出しながら、 「早く、早くしろ、もっと早く」と喚き続けた。 短艇か太平丸の舷側へ着くなり、伊藤次郎は船長より先に飛移《とびうつ》っていた。見よ、――其処《そこ》には残留した船員たちの死体が転げている、あたり一面の鮮血だ。 「あッ殺《や》られた」 人々は恐怖の叫びをあげながら、思わず後へたじたじとなった。 「みんな四辺《あたり》に注意しろ、怪しい者が見えたら構わずぶっ放すんだ」 船長は喚きながら死体の側へ跼《しゃが》んだ。 なんという無慙《むざん》な殺し方であろう、みんな頭蓋骨を一撃で粉砕されている。震える手で次々と調べて行くうち一人だけ微《かす》かに息のある者がいた。そして船長が急いで抱き起すと、――彼は恐怖で剥出《むきだ》された眼を海の方へ向けながら、 「海……海から――来た、彼奴《あいつ》が……」 もつれる舌てようやくそこ迄《まで》云ったが、そのままがくり[#「がくり」に傍点]と息絶えて了《しま》った。 伊藤次郎はこのあいだに無電室へ駈けつけたが、哀れや其処《そこ》でも助手が、……恐らく川本順吉もそうであったろうと思われるように、無電機にのめりかかったまま、頭を砕かれて絶命していた。 「海坊主だ、海坊主だ」 伊藤次郎は憑かれたように、慄然としながら外へ跳出《とびだ》した。 奇怪、奇怪、怪しい流血船と、船を襲う殺人怪魔、眼路《めじ》の限り波また波の洋上に行われた、この亡霊の如き事件の謎は、果してどう解くべきであろうか? ――伊藤次郎は茫然として戻って来た。と其時《そのとき》、 「見ろ、海坊主がいる」という叫びが聞えた。はっ[#「はっ」に傍点]として振向いたとたんに、――本船の左舷殆ど十メートルほどの波間に、巨《おお》きな、凡《およ》そ十|呎《フィート》もあるかと思われる灰色の怪物が浮上《うきあが》っていた。 「海坊主!」と見るなり、伊藤青年は拳銃を取直して、たんたんたん[#「たんたんたん」に傍点]※[#感嘆符二つ、1-8-75] 続けさまに三発狙撃した。同時に、弾丸《たま》が当ったか否か、件《くだん》の怪物はずぶり[#「ずぶり」に傍点]と波間へ沈んだのである。 [#3字下げ]現われた十六名の怪外人[#「現われた十六名の怪外人」は中見出し] 「やったぞ」 「海坊主を仕止めたぞ」 船員たちは歓声をあげながら、舷側に殺到して海面を眺めた、――その時、不意に濃霧が切れて、斜陽を決びた流血船の姿が判《はっ》きりと見えた。 ――今の弾丸《たま》は当らなかった。だが今度浮いて来たら、と伊藤次郎は眤《じっ》と海面を見戍《みまも》っていたが、ふとその眼を流血船へ移したとたんに、 「――おや?」と不審そうな声をあげた。 急に伊藤次郎の眼色が変って来た。何かを発見したのだ。何かを! 見よ、彼の眉がきりきりと痙攣《ひきつ》った。そして固く引結んだ唇に活々《いきいき》とした微笑《ほほえみ》が彫《きざ》まれて来た。 「そうか、そうか、分ったぞ畜生!」 そう叫ぶと、伊藤青年は船長の側へ走《は》せつけて、 「船長、もう一度流血船へ戻って下さい」 「なに? どうするって※[#感嘆符疑問符、1-8-78]」 「直ぐ流血船へ踏込むんです、謎は解けました。憎むべき殺人鬼、海坊主の仮面をひん剥いてみせます、流血船のトリックを発《あば》いてやるんです。急いで下さい!」 「本当か、大丈夫か※[#感嘆符疑問符、1-8-78]」 「瓦斯《がす》弾を用意して、早く、直ぐです」 船長は伊藤の手腕を信じていた。――時を移さず瓦斯《がす》弾を積込《つみこ》み、決死の同志十名と共に、短艇は波を蹴って流血船へ向った。 同じ梯子《タラップ》から猿《ましら》のように、甲板へ上るとそのまま、伊藤次郎は先へ立って、ずんずん船底まで下りて行った。其処《そこ》は塗料の腐る匂いで息が詰りそうである――然し伊藤次郎は、懐中電灯を差しつけながら散らばっている船具や板片《いたきれ》を掻退《かきの》け蹴飛《けと》ばし、塵も見逃すまじと船底の鉄板を検《しら》べ廻った。 「どうするんだ」 船長は不服そうに、「此処《ここ》は船底だぞ、その鉄板のもう一重《ひとえ》下は海だぞ」「そうでしょうか……」と落着《おちつ》いた声で答えた時、伊藤青年は思わず占《し》めた! と叫び 「瓦斯《がす》弾の用意」と振返った、「僕が今|此処《ここ》を明《あ》けるから構わず中へ瓦斯《がす》弾を叩き込んで呉れ」 「鼠でも追出《おいだ》そうと云うのか」 「そう、巨《おお》きな鼠が出て来ますぜ、――そらッ」 叫びながら伊藤次郎が、うん――と鉄板の一部を持上げる。刹那! 待構《まちかま》えていた連中が手に手に瓦斯《がす》弾を持って、その穴の中へ叩込《たたきこ》んだ。――ばあん、ばあん、ばあん※[#感嘆符二つ、1-8-75] 瓦斯《がす》弾の破裂する音が、大きく聞えた。 「みんな射撃の用意!」 伊藤青年が身を退けて叫ぶ。 「いま出て来るぞ」と、言い終らぬ間に、船底から大きく、 「助ケテ下サイ、手向イシマセン」 「命ダケハ、助ケテ下サイ」という英語の悲鳴が聞えて来た。呆気に取られて暫くは口も利けなかった船長は、急に穴の入口へ近づくと、 「出て来い、武器を捨てて出て来い、少しでも反抗すると射殺するぞ、早くしろ」 と喚きたてた。――その声に応ずる如く、苦しそうに咳をしながら、次々と十六名の外国人が現われて来た。 謎は解かれた。 彼等はXXX国の密令を帯び、日本在住の間諜と密接な連絡をとるため、アラスカの某地から、日本の某海岸まで海底電線を敷設していたのである。――流血船という怪奇を装ったのは、他の船を近寄せぬためで、船底の下に、もう一つの敷設船が取付けてあった。また海坊主というのは敷設用の特殊な潜水服(軽金属で出来ている)であって、この潜水服は酸素管を持った自動式の物であり、両手は鋭い鋼鉄の鉤《かぎ》になっている。多くの殺人を犯したのはこの鋼鉄の鉤であったのだ。そして浦島丸は、流血船の秘密を探知したために、全員虐殺のうえ沈められたという事である。 「すばらしい手柄だ」 帰航の途につきながら、船長は伊藤青年の手を固く固く握緊《にぎりし》めて云った。 「だが夫《それ》にしても、――どうして彼《あ》の船底に隠れていた事が分ったのかね」 「偶然ですね、全くのところ偶然です」 伊藤青年は会心の笑をうかべながら、 「あの海坊主を射った時、ちょっと霧が切れて、流血船が判《はっ》きり見えたでしょう? 船長、あの時僕は、流血船の吃水《きっすい》がいやに深いのに気がついたんです。荷物も無し人もいないのに、吃水はまるで貨物満載の船ほど深くなっているんです、――それが発見の緒口《いとぐち》でした。船内に何もなく、然も船があんなに深く入っているとすれば、船底の下に重量が懸っているに違いないと……」 「偉い、遉《さすが》に無電技師だけあって観察が細いぞ、遉《さすが》の俺もそこ迄は気がつかなかった。――今度は全く君に手柄を樹《た》てられたよ」 船長は頼もしそうに伊藤青年を見守った。 「ただ残念なのは……浦島丸の危急に間に合わなかった事です。――親友の川本を死なした事です……」 伊藤次郎の眼にふっと涙が浮んだ。――帰航の海も、すばらしい凪であった。 底本:「山本周五郎探偵小説全集 第四巻 海洋冒険譚」作品社 2008(平成20)年1月15日第1刷発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1938(昭和13)年3月 初出:「少年少女譚海」 1938(昭和13)年3月 ※「噸」に対するルビの「とん」と「トン」の混在は、底本通りです。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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東から来たうぇんはむ 本当の経緯 †アルシェ†「グロさんも100レベル限定ギル戦のためのキャラつくろうよ!」 glowlamp「えぇ~・・・あ、それならみんなでデュオさん倒さない?」 †アルシェ†「お、いいねw」 glowlamp「よし、じゃギルド作ろう!」 †アルシェ†「あと一人は?」 glowlamp「みんな放置だなぁ・・・。お、ハム君がいる!」 to Wenhamm 秘密終わったらギルド作りたいんだけど、手伝ってくれない? from Wenhamm おk そして グロ「よし、いよいよギルド完成か・・・。名前どうしよう?」 ア「コボルト暗殺部隊!」 グロ「えーw」 ア「あ、天から降ってきた!」 グロ「何?」 ア「キューピー☆マヨネ~ズ♪」 グロ「えーw」 ア「じゃぁ崖の上のポニョ!」 グロ「流行に乗るのは止めようよw」 公「崖の上のポニョ/B’z」 グロ「B’zどうしちゃったんだよw」 ア「グロさんもなんか案出してよw」 1時間半後 グロ「いいの思いついた!あるるぅのAとハム君のWと僕のGを合わせてAW&Gはどう?!」 ア「いいんじゃないw」 グロ「ハム君は?」 公「いいんじゃない」 グロ「よし!決まった!!」 グロ「うわ、ギルド作成エラーだってw」 ア「えーw」 翌日 グロ「今日のアップデートでギルドいくつか消されたはずだから、もう一度やってみよう!」 公「おk」 グロ「あー、あるるぅがバイトだ・・・。お、TRIさんがいる!」 完成 グロ「さて、もっとメンバーを集めないと・・・」 ア「あ!グロさん俺もギルドいれてw」 グロ「あいよ!」 グロ「あ、さちこ!今度かくかくしかじかなんだけど、一緒にデュオさん倒さない?」 SA「いいですおー」 グロ「あ、しょっさん!実はかくかくしかじかでさ、しょっさんも一緒にやらない?」 ショ「実はボクも前から健康WIZやってみたかったんだよねw」 グロ「あ、にゃっく!そういえばかくかくしかじかなんだけど、100以下のキャラいない?」 ニャ「いねーよw せめて200以下にしようぜ!あいつ400で運なんだから攻撃あたんねーだろw」 というわけで新たにしょっさんとさちこが加わったAW&G、次回もお楽しみに!
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このページはこちらに移転しました 森へ行く 作詞/カリバネム 退屈なことで笑えるよ 春に出会えた最高の朝 舌に乗せたら溶け出した 僕が見つけた小さな光 わずかでも君のそばへ ざわめく場所へ行くのだ 白い声聞こえるまで ときめくままに行くのだ ああ 見えない 終わりは 見えない ああ それでも 後には帰らない 新宿の果てに迷い込む 痛む心を休ませる場所 やがて見つけた恋のうた 求め続けたかすかな匂い 砕け散る陽の光が 生まれた場所へ行くのだ 壊れても追い続ける 全て飛び越え行くのだ ああ 君まで このまま 君まで ああ 届ける 裸のままでも わずかでも君のそばへ ざわめく場所へ行くのだ 白い声聞こえるまで ときめくままに行くのだ ああ 誰にも 許されなくても ああ それでも 汚れた場所でも ああ 君まで このまま 君まで ああ 届ける 裸のままでも ああ
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ふりまわされる人、ふりまわす人 ◆ZimMbzaYEY 「このゲーム?私はジョシュアを探してるだけだ」 心底不思議そうな女性の声が通信機から流れてきた。 歳の頃はちょっと分からない。 その様子から察するにゲームにのっている輩ではないのだろう。そう思い、クルツは通信機に向き合う。 「ジョシュア?男かい?」 「男だ。知っているのか?」 「いや、知らねえな」 『何だ。こぶつきか・・・』と若干肩を落としながら返す。 「そうか……。邪魔をした」 そんなクルツに構わずにブレンはあっさりと背を向け、西へと足を踏み出した。 「ああ、道中お気をつけて……って、おい!」 「何だ?」 そのあまりのそっけなさについうっかり見送りかけたクルツは慌てて引き止める。 「用がないのなら、私は行く」 「待てって!」 ちょっと考えるうちにも背を向けようとするラキを再度慌てて引き止めた。 「人を探してるんだろ?」 「そうだ」 「だったら俺も手伝ってやるよ」 「いや、気持ちはありがたいが結構だ」 それまでラキに任せて口を閉じていたエイジが割って入ってきた。その口調は固い。 「いや、しかし…」 「ありていに言わせて貰うと……あんたは信用できない」 反論しようとした矢先に畳み掛けられて、そういうことかと口をつぐむ。 咄嗟のこととはいえミサイルの一斉掃射を浴びせてしまった以上、信用しろというのが無理な話だ。だが、最低その程度の警戒心は持っていてもらわなければ困るのも事実だった。 「攻撃を加えてしまったことならすまない……。悪かったと思ってる。 だけどな。こんなところに放り込まれて殺し合いをしろと言われ、見知らぬ機体が突然目の前に現れたんだ。こっちの心情も少しはわかってくれ。 それに人探しなら多いほうがいい……だろ?」 「………」 「クルツ・ウェーバー軍曹だ。よろしく」 相手が納得していないのは分かっていたが、そのままの勢いで押し切るようにクルツは機体の右手を差し出した。 軽く自己紹介をかわしあってからわずか数分で足早に情報を交換していく。 周囲に遮蔽物のない草原に位置しているため、交換された情報は重要だと思われる情報・要注意人物に関することに限られていた。 そして、さし当たっての移動先にクルツは中央の市街地を提案する。 「ここなら遮蔽物も多いし、そう遠くもない。身を隠すにはもってこいってこった」 「いや、西へ行く」 冷たい反応が返ってきた。 「悪いが西には湖がある。この機体は水中には対応してないし、おたくらと違って空も飛べねえ」 「エイジにぶら下げてもらえばいい。西へ行く」 「水中に誰が隠れているかもわからない。行くなら東の市街地か南の森林だ」 「それでもいい。私は西へ行く」 「何故だ?どうしてそんなに西へこだわる?」 「西にはジョシュアがいる………気がする。だから私は西へ行く」 「気がするって………」 この会場に降り立ったときからラキはジョシュアの気配を感じていた。 それは多分に感覚的で漫然としたものゆえに彼の細かな位置どころかその大雑把な位置さえも掴めずにはいたが、それでも彼女は彼が西にいるように感じとっていた。 しかし、その感覚的なものを他人に説明することは難しく、それをわかりやすく伝えることは不可能だった。 そんなラキの言い分に納得できるはずもなく、クルツは言葉を返してくる。 「人探しなら人の集まりやすい市街地のほうがいい。そのほうが会える確立も高い」 「ジョシュアはそこにはいない。そんなに市街地が好きなら二人でそっちへ行けばいい。私は一人でも西へ行く」 「一人は危」 「構わない。私は西へ行く」 「そういうわけに」 「西へ行く」 「いや、だ」 「西へ行く」 「ちょ」 「西へ行く」 ・ ・ ・ 数十分後、A-2の湖上を飛行するフォルテギガスにぶらさげられた赤い機体の憔悴しきった姿があった。 青々とした草原の海に高く聳え立つ光の壁があった。 その壁に小さな波紋が揺れ、やがて三機の巨人がそこから姿を現した。 「すげぇな……。どうなってるんだ、これ?」 赤い機体の中で金髪の青年はそうこぼしながらも、訓練された動作で油断なく周囲を見渡す。 西は岩石地帯。南西方向の遠方に森林、南北は緩やかな丘が屹立する草原地帯だった。 別段これといって近場には異常は見当たらない。あくまで近場にはだが……。 「エイジ、北西のかなり遠いところに赤とピンクの点が見えないか?」 「北西?どのあたり……見つけた。赤いのは人型のようだがもう一機は遠すぎて判別がつかない」 「………ミサイル…に見えないか?」 「……見える」 はるか遠方に見えるピンクの物体。その特徴的な機影は間違いなくミサイルであった。 「………」 「………」 「とりあえず接触してみるか……」 「そうだな……」 二人は接触の手順を話し合い始めた。 (……何故だ?) その一方、ラキは戸惑いを感じていた。ピンクの角付きに対してではない。 (ジョシュアの感覚が……消えた?いや……感じる) 光の壁を越えたとたん、それまで感じていたジョシュアの感覚が突然弱まった。 それゆえラキは確信する、壁のこちら側にはジョシュアはいない――と。 そうとなればここに用はないのがラキである。 エイジとラキで接触 目的はジョシュアかどうか確認することと情報交換 クルツは万が一の戦闘に備えて岩石地帯で待機 戦闘になったらミサイルを狙撃して撤退を援護する とそこまで決めていた二人に一声「行き過ぎた。引き返す」と声をかけてさっさと壁の向こうに消えていってしまった。 慌てて追いかけるエイジに「先に行っててくれ」と声をかける。 「お前は?」 「ラーズアングリフは飛べない。もう一回ぶら下がるのもごめんだ。ってことで、迂回して壁を越える。何、すぐ追いつくさ」 エイジが壁の向こうに消えるのを確認したクルツは正面モニターに向き直った。 クルツには参加者全員でこのゲームを抜けられるとは到底思えなかった。ゲームにのったものも少なからずいるだろうし、そもそも抜ける手段が存在するかも怪しい。 ならば少しでも数を減らしておくことが生存する確率を高めることになる。 こちらに気づいてない接触の不要になった二機。落とせるときに落としておくと決めた。 前方の二機を最大望遠で拡大表示する。続けてわずかな窪地に機体を隠し、二機のうちミサイルのほうに狙いを定めた。 うまくいけばもう一機も巻き込んで爆発してくれるかもしれない。 エリアこそ跨いでないもののあの赤鬼のときとほぼ同等の距離、失敗してもこの距離ならそうそう見つかることもないはずだ。 そこまで確認するとクルツは引き金を引き絞り、同時にその場から窪地を伝いつつ離脱を開始した。 折りたたみ式の砲身から砲弾が発射される。その軌道は寸分の狂いもなくはるか彼方のミサイルに向かって伸びていき、中間地点を越えたあたりで唐突に爆発した。 「そうそう当たるものではない」 「貴様がそれを言うか」 たった今標的となったミサイルの上でシャアが余裕綽々な台詞をはく。 だが、発射の瞬間に敵意を感じ取り実際に砲弾を打ち落としてみせたのはアムロのほうであり、断じてシャアではない。 「ちぃ……何処からだ?」 「南東の方角のエリア境目の地上……赤い奴だ…」 超長距離の狙撃ゆえにアムロには敵機を確認することはできなかったが、目ざとくもシャアは見つけていた。 赤かったからかもしれない。 「シャア、奴はひきつけておく。その隙にさがれ」 先の戦闘では感情に駆られて追ってしまったがアムロにとってシャアから合法的に逃れるまたとない好機である。 「言ったはずだ。私を置いていこうとしたら追い縋って貴様ごと自爆するとな」 ピシッ! 音をたててアムロが固まった(気がした)。 その間に敵機は離脱していく。 「…………フッ。見ろ、シャア。敵がひいていくぞ」 「目をそらさずに話をしてもらおうか、アムロ」 【クルツ・ウェーバー 搭乗機体:ラーズアングリフ(スーパーロボット大戦A) パイロット状況:冷静、なんか疲れた 機体状況:Fソリッドカノン二発消費、ファランクスミサイル1/3消費 現在位置:A-2砂地の南西の端 第一行動方針:ラキ達を追いかける 第二行動方針:ゲームをぶち壊す 第三行動方針:駄目なら皆殺し 最終行動方針:ゲームから脱出】 【グラキエース 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況:健康、冷静 機体状況:バイタルジャンプによりEN1/4減少 現在位置:A-2南西部湖上 第一行動方針:とりあえず引き返す 第二行動方針:ジョシュアを探す 最終行動方針:ゲームから脱出 備考1:果てしなく大雑把にジョシュアの存在を感知 備考2:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ 搭乗機体:フォルテギガス(スーパーロボット大戦D) パイロット状況:健康。なんか疲れた 機体状況:無事。ENを少し浪費。 現在位置:A-2南西部湖上 第一行動方針:とりあえずラキについていく 第二行動方針:ジョシュアを探すのを手伝う 最終行動方針:ゲームから脱出 備考:クルツを警戒している】 【アムロ・レイ 搭乗機体:VF-1Jバルキリー(ミリア機)(マクロス7) パイロット状況:頭が冷えて至って冷静 機体状況:ガンポッド、ホーミングミサイル共に若干消費 現在位置:H-2、草原側、地上 第一行動方針:首輪を確保する 第二行動方針:協力者の探索 第三行動方針:首輪を解析できる施設、道具の発見 第四行動方針:核ミサイルの破棄 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している】 【シャア・アズナブル 搭乗機体?:核ミサイル(スーパーロボット大戦α外伝) パイロット状況:嘔吐によるやつれからほぼ回復 機体状況:真っピンク、角付き 現在位置:H-2、草原側、地上 第一行動方針:核ミサイルをダシにアムロに身の安全を確保させる 第二行動方針:仲間を増やし自分(と核ミサイル)を守らせる 第三行動方針:強力な機体の入手 第四行動方針:首輪を確保する 第五行動方針:缶切りを手に入れる 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:核ミサイルの荷物収納箱からブライト、ガトー、アズラエルのマスクを所持。 ボイスチェンジャー機能付き。 H-2の何処かにシャアの吐瀉物あり】 【初日 17 00】 BACK NEXT 悪運 投下順 遥か高くに翼は舞い コーヒーブレイク 時系列順 それぞれの立場 それぞれの道 BACK 登場キャラ NEXT ウルズ6 ラキ Time Over ―私の中のあなたにさよならを― ウルズ6 エイジ Time Over ―私の中のあなたにさよならを― ウルズ6 クルツ Time Over ―私の中のあなたにさよならを― 一応スゴい人達 アムロ オーガニックな機体とニュータイプの邂逅 一応スゴい人達 シャア オーガニックな機体とニュータイプの邂逅
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【検索用 きたへいくうた 登録タグ 2009年 GUMI Gibbon VOCALOID き 曲 曲か 鏡音リン 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Gibbon 作曲:Gibbon 編曲:Gibbon 唄:鏡音レン コーラス:鏡音レン・鏡音リン・GUMI 曲紹介 曲名:『北へ行く歌』(きたへいくうた) コーラスが美しい民族調曲。 歌詞 遠く果てしない僕の歌 青く限りない歌 少年が胸を膨らませ 一人北を目指していく歌語り お気に入りの青いマフラー シャツと櫛靴下 鞄にぎゅうぎゅうに詰め込んで 平仮名ばかりの本手に 北へと向かう 農夫は静かに過ぎていく 僕は徒然になる 紙の余白を見つけて この旅の歌を作ろう 北へと向かう コート手袋マフラーしても 凍える木枯し吹く 遠くの騒ぎも知らず ひたすら足を動かそう 北へと向かう 冬の日差しを訪ねれば やがて北へ着くでしょう 少年は革靴を履いて 北へ駆けていく コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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鳥居大通(とりいおおどおり)は、畝丘市の畝丘神宮を起点として、おおよそ東方向へ伸びる、畝丘の中心をなす通り。 畝丘市の市街地である上ノ原桜塚御六戸などの地区はみなこの鳥居大通に沿って街が形成されている。 また畝丘では、畝丘神宮を頂上に見立てるように、この通りを東へ行くことを「下る」、西へ行くことを「上る」と言い表す。
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【登録タグ CD CD他 buzzGCD ヨリCD】 前作 本作 次作 Marygold 251 Anthem Symphony buzzG 流通 即売 同人 発売 2010年11月14日 価格 ¥1,000(税込) ¥1,470(税込) サークル 女子自由形400m buzzG CD紹介 buzzGの2ndアルバム。ボーマス14で初頒布。 VOCALOID殿堂入り3曲(「Marygold」「GALLOWS BELL」「かくれんぼ」)を含む、全8曲収録。 ジャケットのイラストは「かくれんぼ」のヨリが、デザインは柊椋が手掛けている。 曲目 かくれんぼ (feat.初音ミク) 西へ行く (feat. GUMI) New! COIN (feat. GUMI) SNOW NOISE MONSTER (feat. GUMI) New! GALLOWS BELL (feat.初音ミク) Marygold (feat. GUMI) 天井 (feat.初音ミク) New! Tru La La (feat. GUMI) New! リンク 作者のブログ とらのあな メロンブックス コメント 7がどのボカロなのかわからない… -- 名無しさん (2010-11-12 17 21 25) これはいいアルバム -- 名無しさん (2010-11-22 16 24 15) ボーマス14で購入以来ずっと聴いてます。2と4が特に好き。 -- 名無しさん (2010-12-05 09 47 09) いろんなbuzzさんが楽しめるいいアルバム。2と8が好きだなぁ。 -- 名無しさん (2010-12-16 22 46 20) SNOW NOISE MONSTER、素敵でした! -- ニア (2010-12-25 06 27 33) 「西へ行く」好き過ぎてハゲそう -- 名無しさん (2011-01-14 20 53 46) 天井めっちゃ好きです!!皆にもすきになってほしいです。 -- マグロ (2011-09-17 22 55 39) これはいい -- 名無しさん (2012-01-05 12 44 42) 名前 コメント
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【検索用 うたひばりきたへゆく 登録タグ UTAU う 夜明けP 曲 羽音りり 雪歌ユフ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:夜明けP 作曲:夜明けP 編曲:夜明けP 唄:雪歌ユフ・羽音りり 曲紹介 みん●の歌風味です。 曲名:『歌ヒバリ北へ行く』(うたひばりきたへゆく) 歌詞 (動画内歌詞より転載) 歌ヒバリ北へ行く 外套を飾るは錦の旋律 ヒバリ北へ行く 黄金のくちばし 指し示すは 未知なるかの歌 凍てつく冬の闇も 身を切るような木枯らしも ヒバリの 燃える心 情熱までは届かない ヒバリが 空に描くは 心高鳴るマーチング? それとも 思い出に残る 優しき母の 子守唄 歌ヒバリ北へ行く 共に進むは風の精霊よ ヒバリ北へ行く どっどどどどうど 風に乗って 未知なる歌へと 星無き 暗き夜も 太陽を隠す 曇天も ヒバリの 燃える瞳 その輝きは奪えない ヒバリが 空に描くは 故郷思わすフォークロア? それとも あの娘思う せつなき恋の セレナーデ 旅立つ君の その羽根に やさしい風が吹くように 旅立つ君の その道が いつでも歌とあるように コメント 名前 コメント