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2021年4月17日 出題者:耳 タイトル:「目と目で通じ合う」 【問題】 男は最近恋人に冷たくなった。 目も合わせようとせず、メッセージにも返事をしない。 そんなある日、久しぶりに恋人を見た男は窓から落ちてしまった。 何があった? 【解説】 + ... 社内でも有名なラブラブカップルの私たち。 ところが残念ながら私は事故に遭い、亡くなってしまった。 でも私は彼ひとすじ。 彼のそばにいて、じっと見つめ続けていたのに 彼は落ち込んだままで、ちっともこっちを見てくれない。 たまに窓をコツコツ叩いたり水滴で「LOVE」の字を作ったりして メッセージを送ってるのに、全然気づいてくれないし ちょっと私が死んだぐらいで、そんなに反応ないの冷たくない? そんなある日、私がいつものように彼を見つめていると、 彼がふと6階のオフィスから窓を見た。 やっと気づいてくれたね! 窓の外の私に。 彼が駆け寄ってくる。 私は彼に触れない。 できるのは彼が窓を開けた瞬間に突風を吹かせることだけだ。 こっちへ来て、もう冷たくしないで。私たちずっと一緒にいよう。 《非現実》《リア充》《死》《ブラック》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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目と目で通じ合うかどうか試す京ちゃん VS 清澄レギュラー 京太郎「アイコンタクト…仲の良い者同士なら目で合図すれば分かる それが本当かどうかこの須賀京太郎が検証しようというのだよ!」 京太郎「手始めに咲から検証していこう、付き合いも長いから通じてくれなきゃ逆に…泣く」 検証その1 咲 昼休み 食堂内 京太郎(レディースランチを頼むように目で知らせてみるか…) 咲「京ちゃん、注文とってくるけれど何がいいの?」 京太郎(検証開始!) 京太郎、頬杖をついて咲を見つめる 咲(…? これは…目を見て察しろってことかな? もう、口で言えばいいのに それにそんなに見つめられたら…… ……えへ) 京太郎(レディースランチレディースランチレディースランチレディースランチランチランチランチ…!) 咲(もうっ、あんなに真剣に見つめちゃって……/// はぁ、京ちゃんって睫毛長いなぁ 綺麗な顔してるなぁ………) 京太郎(ランチランチランチランチランチランチレディースランチランチレディースランチ…あれ、これなんか歌作れそう) 咲(クラスの子達も『須賀君に見つめられたい』とか『朝のあいさつのときに笑顔で手を振られたらドキドキする』とか 色々話してるの聞こえるんだよね…… その気持ち分かるもん、私はここ数年ずっとそれでドキドキしっぱなしなんだから…) 京太郎(ランチランチレディースランチ ランチランチレディースランチ……俺に作曲の才能はないのがわかった そろそろ変化つけるか… 今ッッッ ) <京太郎、ウィンクする> 咲( ! ! ! ? ) 京太郎( レディースランチッッッ ) 咲(!!! ぶほぁっ! ごぽぉっ! い、今のは…おぅふ きッ………効いたぁぁ~~~! え?てかウィ、ウィンク!? 漢字で書くと秋波!? 人の名前みたい! も、も、もしかしてお昼の注文をとってほしいんじゃなくって…これ…… 誘ってる!! あわ、あわわわわ…もとい、さき、さききききき… 間違いない!これ咲ちゃんワンチャンあるよ!うん! と、いうかこんな事で注文がどうのって考えるほうがおかしかったんだよ! そうだよ、これきっと『お昼なんかよりもお前をいただきたいなぁ』ってサインでしょ! よ、よ、よーしよしよしよしよしよしよしよしよしよし… へ、返事をしないと…『オッケー☆うふふ』って!) 京太郎(なんか咲の表情が色々変化して面白いことになってるけど…こりゃあきっと伝わってないな はあ、京ちゃんがっかり) 京太郎「なあ咲…」 咲「ヴぉっ、ヴォルケイノ!ウポポ!」 京太郎「何語!?」 … 京太郎「結局駄目だったか…咲はあれからなんかウポポとしかしゃべらなくなったし でもこれであきらめてたら男が廃らぁ! 次いってみよう!」 検証その2 久 廊下 京太郎(咲のときは時間をかけすぎたのがいけなかったのかもしれん、逆にな 最初からウィンクで合図してれば気づいていたはずが、俺が妙に考えさせる時間を作ったのが失敗なんだと思う じゃあ、ちょっと勘のいい人で試すか おっと、廊下の向こうから来られるのは我らが学生議会長兼麻雀部部長兼、 百合SSでのクズ度がパないと噂の竹井部長じゃあないか これは丁度いいすれ違い様ににパチクリやって『今日は部活いけません』って合図しよう) 久「あら、須賀君じゃない、やっはろ~」」 京太郎「……」 久「これやっぱり流行ってないのかしらね~、というか先輩が挨拶してるんだから返事を…」 京太郎( 今ッッッ ) <京太郎ウィンク> 久(へっ?…!! い、今のって…!あわ、あわわわ…もとい、ひさ、ひさささささ…! ……ハッ、そ、そうかこういうことね! 『大丈夫、俺は部長のことわかっていますよ… フランクな挨拶したのは少しでも気を引きたかったでんしょう? ふふ、可愛いところあるじゃないですか… どれ今夜はそういう可愛いところもっと見させてもらいますよ…部長 いや…久 お前の家まで迎えに行ってやるからな』) 京太郎(あ、あれ?部長とまちゃったぞ?)「あの~…」 久「待ってるからね須賀君…いえ、京太郎」 京太郎「はい?」 京太郎「多分…あれは通じたんだろうな 『一年坊主がァ!部活サボタージュなんざ認めっかよぉ!来い!』って事か なじょして名前呼びになったのか分からないけどこれは成功ということで… やはり時間をかけないのがいいなっと、よし次は…」 検証その3 優希&まこ 部室 京太郎「二人の場合ならどうか、合図をして同じ反応が見られたら成功だな そんなわけでタコス女と染谷先輩で試そう ……決して和を避けたんじゃあないんだ ……ほぼ間違いなく冷たい反応が返ってくるのが想像できたからじゃあないんだ… たまたま!たまたまあの二人がいただけなんだ…」 まこ「おう京太郎!お前さんが持ち込んだこの刃牙ってのもなかなか面白いのう」 優希「なあなあ京太郎ー28巻はどこだじぇー?」 まこ「それ部長が昨日読んでおったんじゃがのう」 京太郎(あの人がそのまま持ち帰ったからここにはないんだが…伝わるかな? 今ッッッ ) <京ちゃんウィンク> まこ( !? ) 優希( !? ) ビリビリィッ まこ&優希(きゃあッ!!) まこ(い…いま服が破かれたような幻覚を…) 優希(こ、これってもしかして勇次郎が江珠を見初めたときのシーン!?) まこ(ということは京太郎のやつ…わしらに) 優希(俺の子を生めッッ…と?) まこ(あわ、あわわわわ…もとい、まこ、まこここここ…!) 優希(あわ、わわわわわ…もとい、タコ、タココココス…!) 京太郎「お、お~い?…染谷先輩?優希?」 まこ&優希「ウォ、ウォーケン!ウポポ!」 京太郎「餓狼伝のチョイ役かよ!そんでまたウポポかよ!」 … 検証その4 和 廊下 京太郎「モニターの前のみんな?↑の字はなんて読むのかな~? わ? うーん、違うんだな かず? 男の名前じゃないんだなー ホー? まあ、麻雀漫画だし多少はね やわら? 武道マニアだってはっきりわかんだね そう、のどかだ」 京太郎「あー…いや好きなんだよ? うん、仲間だしさ でもさ、あの子ちょっとさ、俺に冷たい感じするんだよねー これ検証するまでもないんじゃないかなー……… いや、検証しなくちゃ(使命感) そんなわけで掃除で遅れるらしい和が来る前に ちょっとトイレで髪でも整えて検証に臨もうと思う」 和「あっ、須賀君」 京太郎「会っちゃったよ」 和「? まあちょうどよかったので少しお話をしたいのですが、よろしいですか?」 京太郎「応…」 和「この前ドビュッシーのCDを貸していただいたお礼にこちらもCDをお貸ししたいのですが、リクエストはありますか?」 京太郎(よーし…今日の和は友好的だ、これならイケる! だったらイケるぜッッ リクエストは……サティでもラヴェルでもフォーレでもセヴラックでも何でもいい! ……ようし、今ッッッ ) <京ウィンク> Jウィングみたいね 和「…」 京太郎「……(完全に無反応…)」 … 和(数学…それは日常の中にある 天気予報、 時間を決める、 お金のやりとり… 数学は単なる方程式ではない ロジックであり、理性的な思考 数学を使えば、どんな謎も解決できる つまり数学的に考えればこれは須賀君が私を嫁に貰いたいという答えが出ますね そもそもドビュッシーを貸すということ、これは和でドビュってしたいというメッセージなのは明らか 全く須賀君の考えることは浅はかですね、どうしようもない人です 私と結婚したいなら婚姻届貰ってきてサインをすればいいだけじゃないですか 回りくどいくせに考えが浅くて、伝えたいこともはっきり伝えられない情けない人… こんなしょうがない男性、咲さんには任せられません きっと将来的にも私以外拾う人なんていないでしょうね) 和「はぁ、本当に世話の焼ける人です」 京太郎(あ、あっれれぇ~おっかしいぞー?CDの話だったのにあきれられたぞぉ~?なんだか変テコだねおじさん) 和「ドビュッシーよりもシャブリエのほうが伝わりやすかったですよ?」 京太郎(なんかダメ出しくらった!) 和「もう、まったく…先に部室行ってますね」 京太郎「アッ、ハイ」 検証を終えて 須賀宅 京太郎「あれは…シャブリエを貸してくれるってことなの…かな? 結果からすると、五分五分な成績になったな やっぱり言いたい事は直接口で言わないとね!」 京太郎の携帯(ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン……………) 着信 120件 メール 550件 京太郎「……携帯電話の場合はそこそこにね!」 カンッ
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冗長です 俺設定あります ネタ被りはご容赦を 友人が食用ゆっくりをたくさん持ってきた。 「何がしたいの君は」 「目玉をいっぱい食べてみたくなりました」 「それで何故うちに」 「目玉をくり抜くプロがいたことを思い出しまして」 「誰がプロですか」 渋々友人を部屋に入れた。 「やべでやべでやべでやべ…ゆっぎゃあああああああああああ!!」 「はい、最後の取れたよ」 「食べるの追い付かねーよ!」 カレー用のスプーンでゆっくりの目玉をくり貫いては皿に盛っていく。 両目を失くしたゆっくりは5匹、対して友人はまだ3個目を咀嚼中。 大人のゆっくりなど連れてくるものだから、目玉の大きさはみかんほどもある。 1個食べきるのに1分はかかっているが、同じ時間でこっちは2匹を処理できる。 「お前本気出すなよ! 大人げないぞ!?」 「さっさと終わらせたいんだよ。アマギるなんてもう飽きたし」 「せっかくのモチモチお目々がカピカピになっちゃうでしょおおおおおお!?」 「人んちに押し掛けておいてイチイチ贅沢だなあ…」 抉り取ったばかりの目玉を2個手に取ると、 「ゆぐっ!?」 目無しになったばかりのゆっくりの眼窩に押し込んだ。 「何してんのそれ?」 「文句付ける人がいるから元に戻してるの」 友人が飲んでいたオレンジジュースのペットボトルを取ると、そのままはめ込んだ目玉にかけてやる。 「ゆゆ!? れいむのおめめがみえるよ!?」 「…なん…だと?」 「あれ、知らなかった? こいつら適当に出来てるから、目玉も戻せば治っちゃうんだよね」 「いや初めて見た」 本当に知らなかったらしい友人は、目玉を取り戻したれいむを手にとって眺めている。 「ふーん、なるほどねー」 「はなしてね! ゆっくりできないにんげんさんはあっちいってね!」 「ほれ、こっちにあまあまさんがあるぞ」 「ゆ! あまあまさん…ぞれはみんなのおべべでじょおおおおおおお!?」 「おー、ギョロギョロ動くし、ちゃんと見えてるっぽいな」 「いいからさっさと食べて帰ってくれない?」 目玉を全部治して追い出してしまおうかと思い始めた頃。 「そうだ、こういうことしたらどうなるんだ?」 友人が変なことを思いついた。 【目と目で通じあう】 「…それは試したことが無いね」 「面白そうだろ?」 「じゃあ早速」 「おお!」 ノリノリの友人が腰を浮かしかける。 「本番の前にテストしてみよう」 「ズコー」 「リアクション古いよ」 そう言いつつ、さっき目玉を治したれいむを捕まえる。 「ゆ!? なにするの!? はなしてね!! ゆっくりしないではな」 ぽんっ 「ゆごっ!!?」 目の真後ろのあたりを、水をすくうように軽く曲げた平手で加減して張る。 すると、ちょうど半分くらい目玉が飛び出した。 「いろんな技持ってますね先生」 「むしりとった衣笠ってやつですよ」 「全国の冷却効率が高い人たちに謝れ」 ぽんっ 「ゆべぇっ!!」 馴れ合うのもほどほどにして、もう片方の目玉も飛び出させる。 「カエルれいむの完成です」 「これはきもい。主に目がきもい」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおおお!?」 「意外と余裕あるな、こいつ」 「あ、そこのまりさ取って」 「ほいほい」 友人が近くでうろうろしていたまりさを捕まえる。 そのまりさと、れいむを向かい合わせて構える。 目無しのまりさは状況がわからず必死に暴れ、れいむは目の痛みをこらえているのか、プルプルと震えている。 「ゆぎゃああああああ!! はなすんだぜえええええええええ!!」 「じゃあ、いくよ」 「いつでもこんかい」 「北斗と」 「南で」 「「ウルトラタッチ!!」」 「「ゆぶうううううううううううううう!?」」 まあ要するに、れいむの目玉の飛び出た部分がまりさの眼窩に納まるように、2匹を張り合わせた。 「いぶぁいいぶぁい! ふぁべべ!! ふぁばびべ!」 「ふぶぁああああああ!! おべべぼばびょぶぁびぼびぶぁぶびんぶぁべええええええええ!!」 「すげ、何言ってんのか全然わかんね」 「ちゅっちゅしてることだし、愛でも語らってるんじゃない?」 「ずいぶん間違った方向に情熱的な雰囲気ですよ」 「あ、そうそう、忘れてた。ちょっとこいつら、テーブルの上に置くよ」 「あいよー」 2匹がずれないように気を使いながら、テーブルの上に置く。 当然、動けないように押さえつけたままだ。 友人が両手で押さえつけているまりさに、れいむを片手で押し付け、空いた手でオレンジジュースを取る。 「愛し合う二人には、ジュースって小物が必要だよね」 2匹の境目にオレンジジュースを垂らしていく。 横にもずいぶんこぼれていくが、まあ多少は目に入るだろう。 「ゆ、ゆぶっ!? おべべぶぁべん…いびゃああああああああ!! いぶぁい、いぶぁいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「ゆっぶぁあああああああああああああ!! ぼぼびべおべべぶぁびぶぁびんぶぁべええええええええええ!!」 そうこうしているうちに、2匹の反応が変わってきた。 「そろそろいいかな?」 「離していいか? ちょい疲れた」 「そうだね、見てみよう」 二人同時に手を離す。 と、2匹は押し付けられていた反動で、後ろ向きに転がって離れた。 失敗だ。 「うへえ、何だあれ…」 友人は気色悪そうに2匹を見ている。 「いぢゃあああああああああああああああ!! ばりざのおべべが!! どごにいっだんだぜええええええええええええ!?」 まりさは両目のあった場所から、たっぷりと餡子の混じった涙を流している。 ほかの目玉をくり抜かれたゆっくりと比べて、こぼれている餡子の量は異常なほど多い。 まるで何かで穿られたみたいだ。 「ゆびゃあああああああああ!! れいむのおべべ、れいむのおべべがあああああああ!! みえない!! なにもみえないいいいいいいいいいいいい!!」 対してれいむだが、見た目はこちらのほうが相当にひどい。 相変わらず目玉が飛び出てカエルのようだが、その目玉がまずおかしい。 瞳のある辺りに餡子がへばりつき、糸のように──餡子なのに糸のように垂れている。 それが痛みに身をよじるたびに振り回されていて、どこかの部族の飾りのようだ。 「あれは神経餡だね。筋餡がゆ着するほどじゃなかったみたいだよ」 「なにそれ。こいつらの餡子にそんな高等な分類があるの?」 「いや、本当にそう分類されてるのか知らないけどね。 くり抜く時になんかそれっぽい餡子がついてるのに気付いて、勝手にそう呼んでるだけ」 「ふーん…じゃあ、あれ、外にまりさの神経生やしてるってわけか」 「まあ、失敗だけど半分成功みたいな感じなのかな」 つまり友人が提案した実験とは、「1つの目玉を2匹のゆっくりにつけるとどうなるのか」だ。 さっきの実験では、すでにれいむのものになっていた目玉をまりさに入れただけのため、まりさ側には正常にゆ着しなかったようだ。 「というわけで、本番行きます」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!」 宣言しつつ、れいむから目玉を取り除いた。 用意するものは目無しのれいむとまりさ、取り替えるのも面倒なので2匹ともさっきの個体だ。 加えて、目玉に竹串を刺したものを2つ、2つで十分ですよ。 さっきの実験の反省から、目玉の主導権を1匹が先に取ってしまっても、もう1匹にもゆ着させるためだ。 「なー、目玉の向きはどうする?」 「外側にでも向けておけばいいんじゃないかな」 2匹に中立な方向に向けた方が、2匹ともにゆ着しやすいと思ったからだ。 ひとまず目玉をまりさの眼窩に当てる。 目玉には竹串を貫通させてあるので、眼窩にすっぽりはまってしまうことは無い。 そこにれいむをさっきと同じように重ねて、オレンジジュースをかければ準備完了だ。 「合・体!」 「………」 「あれ先生、自分のときだけネタやらせといて俺のときは無視?」 「はいはいおすしおすし」 今度は念のために、2匹の反応が変わってからも、さっきの倍は時間を置いた。 具体的には3分くらい。 適当な生き物だし、これで十分だろう。 「さーて、今度はどうなりますかね、と」 「じゃ、離すよ」 目玉に刺さった竹串を抜いた後、2人同時に手を離す。 「「ゆっ…!!」」 ぷるん、と揺れた後、そのまま2匹は動かない。 よく見ると小刻みに震えているが、突いてみてもそれ以上にはならない。 「…成功したのかどうなのかわかんねーな」 「引っ張ってみようか?」 「ラーサー!」 それぞれ2匹の背後に回り、1匹ずつ掴む。 「おでがいやべで!! ひっばらだいでえええええ!!」 「やべでやべでやべで!! ばりざにざわるなあああああ!!」 「おー、いい反応」 「成功っぽいね。ゆっくりひっぱっていってね!」 「「やぢゃああああああああああああああああ!!」」 そして。 なんというか。 3個パックの大福を買ったことはあるだろうか? 大抵は中でくっついてしまっているアレだ。 1個を引っ張ると、もう1個にくっついてしまって、みょーんと伸びるアレ。 うん、そんなかんじ。 「いぢゃいいぢゃいいぢゃああああああああああい!!」 「どれぢゃう!! ばりざのおべべどれぢゃううううううう!!」 「うわあ……」 「これはきもい。きもいというかヤバい。ヤバ過ぎる」 2匹は両目の場所でしっかりとくっついていた。 その2匹を引き離すように引っ張った結果、その2ヶ所がみょーんと伸びている。 まあそこはいい。 問題は、みょーんと伸びた場所の真ん中に目玉があること。 2匹のまぶたなのか何なのかが、両側3分の1くらいずつについている。 真ん中の帯状に露出した部分に瞳がある。 そして、それがキョロキョロとあちこちを見ている。 「…ごめんなさい先生。僕が間違っていました。食べ物を粗末にしてごめんなさい」 「いまさら逃げないでよ」 「出来心だったんですうううううううううう!」 「ここまでやっといて、実験しないで捨てちゃうのはもったいないじゃない」 「もうすでに廃棄物同然だから見なかったことにして捨てるべきじゃないかと。具体的には外のドブ川」 「大きくなって帰ってきたら困るでしょ」 「警察が何とかしてくれると思います」 「いいから」 「誰か助けてください!」 「いいから」 嫌がる友人を強引に手伝わせることにした。 とは言っても、押さえつけてもらってるだけなんだけど。 「よし、お前たち」 「ごべんだざいごべんだざい!! あやばりばずがらゆるじでくだざい!!」 「おでがいじばず!! でいぶはどもがくばりざはだずげでぐだざい!!」 「言うことを聞いてくれないと潰しちゃうよ?」 「「ゆっぐりりがいじばじだ!!」」 話が早くて結構です。 「ちょっと借りるよ」 「でいぶのおりぼんがああああああああ!!」 「ばりざのおぼうじがああああああああ!!」 ひどい状態になっているけれど、両目とも視覚はちゃんとしているようだ。 2匹のお飾りを右に左に振ってみるが、両目ともきちんと追ってきている。 「すげーなゆっくりって。何でこれでいけしゃあしゃあと機能するわけ?」 「ゆっくりだからとしか言いようが無いけどね。 なんとなく生きてるんだから、なんとなく治ったりなんとなく動いたりするんでしょ」 「そういえばこれ、どっちの目なの?」 「うん? えーと…右…左?」 「あーあー、そうじゃなくて、れいむの目なのかまりさの目なのかってこと」 「それは…両方のなんじゃないのかな? 2匹ともにくっついてるんだし」 「でも、両方に同じだけくっついてるわけじゃないだろ? 多分に主導権があるわけで」 「そういえばそうだね。疑問は早速実験だね」 片手にまとめていたお飾りを右手と左手に分けて持ち、返してと騒ぐ2匹に向き直る。 「いいかい? 自分のお飾りを見てるんだよ」 「「ゆっぐじみるよ!!」」 右手のリボンを右に、左手の帽子を左に離していく。 すると、僕から見て右側の目がリボンを、左側の目がお帽子を追いかけていく。 「これは…うまい具合に1匹に片目ずつ割り振られてるね」 「なんかますますきもいよこれ」 お飾りを振り回して、目の動きを楽しんでみた。 そうして、リボンと帽子を左右に思い切り離した時。 「「ゆぐっ!!?」」 2匹が突然声を上げる。 「ゆあああああああああああ!! いぢゃいいぢゃあああああ!!」 「おべべいだい!! ずっごぐいだいいいいい!!」 「なになに、いきなりどうしたのこいつら?」 「えーと……あーあー、多分あれだ」 説明するより、やって見せたほうが早い。 お飾りを離して持ったまま、2匹に話しかけた。 「お前たち、ちゃんとお飾りを見ないとダメだろ?」 「ゆぐぅ…おべべがいだぐでみでだいんでずうううぅぅぅぅ」 「ごでいじょうぶりでずううううう! ずっごぐいだいんでずうううう!」 「いいけど…約束だから、お前たちのこと潰しちゃうよ?」 「「ゆ゛っ!?」」 両目の視線はお飾りよりもやや内側。 それが、プルプルと震えながら、少しずつお飾りに向いてくる。 お飾りに届きそうになると、手を少し下げる。 これ以上横には広げられないからだ。 そうやって、左右のお飾りと2匹が一直線に並ぶくらいになったころ。 ばつん! 「「ゆっぎゃあああああああああああああああああああ!!!」」 鈍い音がして、2匹が悲鳴を上げて後ろに転がった。 「…ゅ……ゆっ、ゆっ…」 声も無く震えて涙を流す2匹を見ると、飛び出していた目は元に戻っている。 片目は無くなって空に、片目は目頭から餡子の糸を垂らしている、2匹ともだ。 「ん? なにこれどうなったの?」 「さっき話したでしょ、筋餡とか」 「聞いた聞いた。またはみ出してるよな?」 「お互い別の方向見ようとしたから、弱いほうが捻じ切れたってわけ」 さっき友人は主導権と言って、実際にどちらの目がどちらのゆっくりの主導かと違いがあった。 あれは別に2匹の譲り合いでもなんでもなく、目玉についた筋餡の量の違いだ。 強いほうが弱いほうを捻じ伏せて、目玉を好きなほうに動かす。 そこで、2匹の見たい方向を大きく離すと、筋餡は伝わる命令とは反対側に大きく捻られていく。 結果、弱い筋餡が限界に達してちぎれ、目玉は相手の眼窩に納まったというわけだ。 相手に目を奪われたほうのまぶたは、伸びてだらしなく垂れている。 相手から奪い取った目玉は、その勢いで若干陥没している。 割と凄惨な見た目のはずなのだけど、2匹そろって同じ顔をしていると、笑いのほうが先に出てきてしまう。 「意外と面白かったね、これ」 「さすが虐待先生。きもいの見れば見るほどニコニコしてるし」 失敬な。 やると決めたら最後までやるだけです。 途中で投げ出す君とは違うんです。 「あ、これちゃんと食べてってね。今取るから」 「「「どぼちてえええええええええええええええええええええええええええええ!!?」」」 ちなみに部屋には両目をえぐられたありす、ぱちゅりー、ちぇんもいた。 が、 「えれえれえれえれえれ……」 ぱちゅりーは盲目の中で延々と聞かされる2匹の悲鳴に耐え切れずストレス死し、 「んほおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わがらにゃいよおおおおおおおおおおお!?」 同じくストレスに耐え切れなくなったありすは、手近なところにいたちぇんですっきりしていた。 できた赤ちゃんはお兄さんたちがおいしくいただきました。 最後にお兄さんたちは、5匹まとめてドブに捨てたのが、警官に見つかって怒られた。 (完) 挿絵:めーりんあき 挿絵:めーりんあき
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185 名無しさん@秘密の花園 2006/09/04(月) 17 04 26 ID ZVMFKeo5 消失の「有希」「ない」「よね」で通じ合う2人の会話が好きなので 「有希、あたしの事好き?」「…好き」というやりとりを毎日繰り返して いつの間にか「有希」「好き」「よね!」となればいいな 186 名無しさん@秘密の花園 2006/09/05(火) 06 36 25 ID fHhChIY1 185 繰り返すうち「…」「好き」「えっ!?」って有希が先手打つようになってくれたら万々歳。 そしてそれを傍から眺めてちょっぴりジェラシーなみくる
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目と目で通じあう 12KB 【注意】 冗長です 俺設定あります ネタ被りはご容赦を 友人が食用ゆっくりをたくさん持ってきた。 「何がしたいの君は」 「目玉をいっぱい食べてみたくなりました」 「それで何故うちに」 「目玉をくり抜くプロがいたことを思い出しまして」 「誰がプロですか」 渋々友人を部屋に入れた。 「やべでやべでやべでやべ…ゆっぎゃあああああああああああ!!」 「はい、最後の取れたよ」 「食べるの追い付かねーよ!」 カレー用のスプーンでゆっくりの目玉をくり貫いては皿に盛っていく。 両目を失くしたゆっくりは5匹、対して友人はまだ3個目を咀嚼中。 大人のゆっくりなど連れてくるものだから、目玉の大きさはみかんほどもある。 1個食べきるのに1分はかかっているが、同じ時間でこっちは2匹を処理できる。 「お前本気出すなよ! 大人げないぞ!?」 「さっさと終わらせたいんだよ。アマギるなんてもう飽きたし」 「せっかくのモチモチお目々がカピカピになっちゃうでしょおおおおおお!?」 「人んちに押し掛けておいてイチイチ贅沢だなあ…」 抉り取ったばかりの目玉を2個手に取ると、 「ゆぐっ!?」 目無しになったばかりのゆっくりの眼窩に押し込んだ。 「何してんのそれ?」 「文句付ける人がいるから元に戻してるの」 友人が飲んでいたオレンジジュースのペットボトルを取ると、そのままはめ込んだ目玉にかけてやる。 「ゆゆ!? れいむのおめめがみえるよ!?」 「…なん…だと?」 「あれ、知らなかった? こいつら適当に出来てるから、目玉も戻せば治っちゃうんだよね」 「いや初めて見た」 本当に知らなかったらしい友人は、目玉を取り戻したれいむを手にとって眺めている。 「ふーん、なるほどねー」 「はなしてね! ゆっくりできないにんげんさんはあっちいってね!」 「ほれ、こっちにあまあまさんがあるぞ」 「ゆ! あまあまさん…ぞれはみんなのおべべでじょおおおおおおお!?」 「おー、ギョロギョロ動くし、ちゃんと見えてるっぽいな」 「いいからさっさと食べて帰ってくれない?」 目玉を全部治して追い出してしまおうかと思い始めた頃。 「そうだ、こういうことしたらどうなるんだ?」 友人が変なことを思いついた。 【目と目で通じあう】 「…それは試したことが無いね」 「面白そうだろ?」 「じゃあ早速」 「おお!」 ノリノリの友人が腰を浮かしかける。 「本番の前にテストしてみよう」 「ズコー」 「リアクション古いよ」 そう言いつつ、さっき目玉を治したれいむを捕まえる。 「ゆ!? なにするの!? はなしてね!! ゆっくりしないではな」 ぽんっ 「ゆごっ!!?」 目の真後ろのあたりを、水をすくうように軽く曲げた平手で加減して張る。 すると、ちょうど半分くらい目玉が飛び出した。 「いろんな技持ってますね先生」 「むしりとった衣笠ってやつですよ」 「全国の冷却効率が高い人たちに謝れ」 ぽんっ 「ゆべぇっ!!」 馴れ合うのもほどほどにして、もう片方の目玉も飛び出させる。 「カエルれいむの完成です」 「これはきもい。主に目がきもい」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおおお!?」 「意外と余裕あるな、こいつ」 「あ、そこのまりさ取って」 「ほいほい」 友人が近くでうろうろしていたまりさを捕まえる。 そのまりさと、れいむを向かい合わせて構える。 目無しのまりさは状況がわからず必死に暴れ、れいむは目の痛みをこらえているのか、プルプルと震えている。 「ゆぎゃああああああ!! はなすんだぜえええええええええ!!」 「じゃあ、いくよ」 「いつでもこんかい」 「北斗と」 「南で」 「「ウルトラタッチ!!」」 「「ゆぶうううううううううううううう!?」」 まあ要するに、れいむの目玉の飛び出た部分がまりさの眼窩に納まるように、2匹を張り合わせた。 「いぶぁいいぶぁい! ふぁべべ!! ふぁばびべ!」 「ふぶぁああああああ!! おべべぼばびょぶぁびぼびぶぁぶびんぶぁべええええええええ!!」 「すげ、何言ってんのか全然わかんね」 「ちゅっちゅしてることだし、愛でも語らってるんじゃない?」 「ずいぶん間違った方向に情熱的な雰囲気ですよ」 「あ、そうそう、忘れてた。ちょっとこいつら、テーブルの上に置くよ」 「あいよー」 2匹がずれないように気を使いながら、テーブルの上に置く。 当然、動けないように押さえつけたままだ。 友人が両手で押さえつけているまりさに、れいむを片手で押し付け、空いた手でオレンジジュースを取る。 「愛し合う二人には、ジュースって小物が必要だよね」 2匹の境目にオレンジジュースを垂らしていく。 横にもずいぶんこぼれていくが、まあ多少は目に入るだろう。 「ゆ、ゆぶっ!? おべべぶぁべん…いびゃああああああああ!! いぶぁい、いぶぁいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「ゆっぶぁあああああああああああああ!! ぼぼびべおべべぶぁびぶぁびんぶぁべええええええええええ!!」 そうこうしているうちに、2匹の反応が変わってきた。 「そろそろいいかな?」 「離していいか? ちょい疲れた」 「そうだね、見てみよう」 二人同時に手を離す。 と、2匹は押し付けられていた反動で、後ろ向きに転がって離れた。 失敗だ。 「うへえ、何だあれ…」 友人は気色悪そうに2匹を見ている。 「いぢゃあああああああああああああああ!! ばりざのおべべが!! どごにいっだんだぜええええええええええええ!?」 まりさは両目のあった場所から、たっぷりと餡子の混じった涙を流している。 ほかの目玉をくり抜かれたゆっくりと比べて、こぼれている餡子の量は異常なほど多い。 まるで何かで穿られたみたいだ。 「ゆびゃあああああああああ!! れいむのおべべ、れいむのおべべがあああああああ!! みえない!! なにもみえないいいいいいいいいいいいい!!」 対してれいむだが、見た目はこちらのほうが相当にひどい。 相変わらず目玉が飛び出てカエルのようだが、その目玉がまずおかしい。 瞳のある辺りに餡子がへばりつき、糸のように──餡子なのに糸のように垂れている。 それが痛みに身をよじるたびに振り回されていて、どこかの部族の飾りのようだ。 「あれは神経餡だね。筋餡がゆ着するほどじゃなかったみたいだよ」 「なにそれ。こいつらの餡子にそんな高等な分類があるの?」 「いや、本当にそう分類されてるのか知らないけどね。 くり抜く時になんかそれっぽい餡子がついてるのに気付いて、勝手にそう呼んでるだけ」 「ふーん…じゃあ、あれ、外にまりさの神経生やしてるってわけか」 「まあ、失敗だけど半分成功みたいな感じなのかな」 つまり友人が提案した実験とは、「1つの目玉を2匹のゆっくりにつけるとどうなるのか」だ。 さっきの実験では、すでにれいむのものになっていた目玉をまりさに入れただけのため、まりさ側には正常にゆ着しなかったようだ。 「というわけで、本番行きます」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!」 宣言しつつ、れいむから目玉を取り除いた。 用意するものは目無しのれいむとまりさ、取り替えるのも面倒なので2匹ともさっきの個体だ。 加えて、目玉に竹串を刺したものを2つ、2つで十分ですよ。 さっきの実験の反省から、目玉の主導権を1匹が先に取ってしまっても、もう1匹にもゆ着させるためだ。 「なー、目玉の向きはどうする?」 「外側にでも向けておけばいいんじゃないかな」 2匹に中立な方向に向けた方が、2匹ともにゆ着しやすいと思ったからだ。 ひとまず目玉をまりさの眼窩に当てる。 目玉には竹串を貫通させてあるので、眼窩にすっぽりはまってしまうことは無い。 そこにれいむをさっきと同じように重ねて、オレンジジュースをかければ準備完了だ。 「合・体!」 「………」 「あれ先生、自分のときだけネタやらせといて俺のときは無視?」 「はいはいおすしおすし」 今度は念のために、2匹の反応が変わってからも、さっきの倍は時間を置いた。 具体的には3分くらい。 適当な生き物だし、これで十分だろう。 「さーて、今度はどうなりますかね、と」 「じゃ、離すよ」 目玉に刺さった竹串を抜いた後、2人同時に手を離す。 「「ゆっ…!!」」 ぷるん、と揺れた後、そのまま2匹は動かない。 よく見ると小刻みに震えているが、突いてみてもそれ以上にはならない。 「…成功したのかどうなのかわかんねーな」 「引っ張ってみようか?」 「ラーサー!」 それぞれ2匹の背後に回り、1匹ずつ掴む。 「おでがいやべで!! ひっばらだいでえええええ!!」 「やべでやべでやべで!! ばりざにざわるなあああああ!!」 「おー、いい反応」 「成功っぽいね。ゆっくりひっぱっていってね!」 「「やぢゃああああああああああああああああ!!」」 そして。 なんというか。 3個パックの大福を買ったことはあるだろうか? 大抵は中でくっついてしまっているアレだ。 1個を引っ張ると、もう1個にくっついてしまって、みょーんと伸びるアレ。 うん、そんなかんじ。 「いぢゃいいぢゃいいぢゃああああああああああい!!」 「どれぢゃう!! ばりざのおべべどれぢゃううううううう!!」 「うわあ……」 「これはきもい。きもいというかヤバい。ヤバ過ぎる」 2匹は両目の場所でしっかりとくっついていた。 その2匹を引き離すように引っ張った結果、その2ヶ所がみょーんと伸びている。 まあそこはいい。 問題は、みょーんと伸びた場所の真ん中に目玉があること。 2匹のまぶたなのか何なのかが、両側3分の1くらいずつについている。 真ん中の帯状に露出した部分に瞳がある。 そして、それがキョロキョロとあちこちを見ている。 「…ごめんなさい先生。僕が間違っていました。食べ物を粗末にしてごめんなさい」 「いまさら逃げないでよ」 「出来心だったんですうううううううううう!」 「ここまでやっといて、実験しないで捨てちゃうのはもったいないじゃない」 「もうすでに廃棄物同然だから見なかったことにして捨てるべきじゃないかと。具体的には外のドブ川」 「大きくなって帰ってきたら困るでしょ」 「警察が何とかしてくれると思います」 「いいから」 「誰か助けてください!」 「いいから」 嫌がる友人を強引に手伝わせることにした。 とは言っても、押さえつけてもらってるだけなんだけど。 「よし、お前たち」 「ごべんだざいごべんだざい!! あやばりばずがらゆるじでくだざい!!」 「おでがいじばず!! でいぶはどもがくばりざはだずげでぐだざい!!」 「言うことを聞いてくれないと潰しちゃうよ?」 「「ゆっぐりりがいじばじだ!!」」 話が早くて結構です。 「ちょっと借りるよ」 「でいぶのおりぼんがああああああああ!!」 「ばりざのおぼうじがああああああああ!!」 ひどい状態になっているけれど、両目とも視覚はちゃんとしているようだ。 2匹のお飾りを右に左に振ってみるが、両目ともきちんと追ってきている。 「すげーなゆっくりって。何でこれでいけしゃあしゃあと機能するわけ?」 「ゆっくりだからとしか言いようが無いけどね。 なんとなく生きてるんだから、なんとなく治ったりなんとなく動いたりするんでしょ」 「そういえばこれ、どっちの目なの?」 「うん? えーと…右…左?」 「あーあー、そうじゃなくて、れいむの目なのかまりさの目なのかってこと」 「それは…両方のなんじゃないのかな? 2匹ともにくっついてるんだし」 「でも、両方に同じだけくっついてるわけじゃないだろ? 多分に主導権があるわけで」 「そういえばそうだね。疑問は早速実験だね」 片手にまとめていたお飾りを右手と左手に分けて持ち、返してと騒ぐ2匹に向き直る。 「いいかい? 自分のお飾りを見てるんだよ」 「「ゆっぐじみるよ!!」」 右手のリボンを右に、左手の帽子を左に離していく。 すると、僕から見て右側の目がリボンを、左側の目がお帽子を追いかけていく。 「これは…うまい具合に1匹に片目ずつ割り振られてるね」 「なんかますますきもいよこれ」 お飾りを振り回して、目の動きを楽しんでみた。 そうして、リボンと帽子を左右に思い切り離した時。 「「ゆぐっ!!?」」 2匹が突然声を上げる。 「ゆあああああああああああ!! いぢゃいいぢゃあああああ!!」 「おべべいだい!! ずっごぐいだいいいいい!!」 「なになに、いきなりどうしたのこいつら?」 「えーと……あーあー、多分あれだ」 説明するより、やって見せたほうが早い。 お飾りを離して持ったまま、2匹に話しかけた。 「お前たち、ちゃんとお飾りを見ないとダメだろ?」 「ゆぐぅ…おべべがいだぐでみでだいんでずうううぅぅぅぅ」 「ごでいじょうぶりでずううううう! ずっごぐいだいんでずうううう!」 「いいけど…約束だから、お前たちのこと潰しちゃうよ?」 「「ゆ゛っ!?」」 両目の視線はお飾りよりもやや内側。 それが、プルプルと震えながら、少しずつお飾りに向いてくる。 お飾りに届きそうになると、手を少し下げる。 これ以上横には広げられないからだ。 そうやって、左右のお飾りと2匹が一直線に並ぶくらいになったころ。 ばつん! 「「ゆっぎゃあああああああああああああああああああ!!!」」 鈍い音がして、2匹が悲鳴を上げて後ろに転がった。 「…ゅ……ゆっ、ゆっ…」 声も無く震えて涙を流す2匹を見ると、飛び出していた目は元に戻っている。 片目は無くなって空に、片目は目頭から餡子の糸を垂らしている、2匹ともだ。 「ん? なにこれどうなったの?」 「さっき話したでしょ、筋餡とか」 「聞いた聞いた。またはみ出してるよな?」 「お互い別の方向見ようとしたから、弱いほうが捻じ切れたってわけ」 さっき友人は主導権と言って、実際にどちらの目がどちらのゆっくりの主導かと違いがあった。 あれは別に2匹の譲り合いでもなんでもなく、目玉についた筋餡の量の違いだ。 強いほうが弱いほうを捻じ伏せて、目玉を好きなほうに動かす。 そこで、2匹の見たい方向を大きく離すと、筋餡は伝わる命令とは反対側に大きく捻られていく。 結果、弱い筋餡が限界に達してちぎれ、目玉は相手の眼窩に納まったというわけだ。 相手に目を奪われたほうのまぶたは、伸びてだらしなく垂れている。 相手から奪い取った目玉は、その勢いで若干陥没している。 割と凄惨な見た目のはずなのだけど、2匹そろって同じ顔をしていると、笑いのほうが先に出てきてしまう。 「意外と面白かったね、これ」 「さすが虐待先生。きもいの見れば見るほどニコニコしてるし」 失敬な。 やると決めたら最後までやるだけです。 途中で投げ出す君とは違うんです。 「あ、これちゃんと食べてってね。今取るから」 「「「どぼちてえええええええええええええええええええええええええええええ!!?」」」 ちなみに部屋には両目をえぐられたありす、ぱちゅりー、ちぇんもいた。 が、 「えれえれえれえれえれ……」 ぱちゅりーは盲目の中で延々と聞かされる2匹の悲鳴に耐え切れずストレス死し、 「んほおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わがらにゃいよおおおおおおおおおおお!?」 同じくストレスに耐え切れなくなったありすは、手近なところにいたちぇんですっきりしていた。 できた赤ちゃんはお兄さんたちがおいしくいただきました。 最後にお兄さんたちは、5匹まとめてドブに捨てたのが、警官に見つかって怒られた。 (完) 作者:めんたまとびであたーく! 挿絵 byめーりんあき 挿絵 byめーりんあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る その発想は無かったwwwww -- 2013-05-29 23 38 56 っきもちわるwwww -- 2013-02-11 18 07 05 ↓×5 寄生獣ww懐かしいwww -- 2013-01-05 12 11 48 やだ気持ち悪いwwww 目の玉飛び出たなめくじゆっくり作るのも楽しそうだなw -- 2010-10-03 13 37 01 シンイチ… -- 2010-08-07 23 06 28 人間だって「シャムの双子」の例があるし…ゆっくり限定ってわけでも… ま、食べ物の始末は胃袋で。 -- 2010-07-08 00 02 52 これは笑ったww そのまま子作りしたらどうなるんだw -- 2010-06-21 00 25 57 なんというミギーwwwww -- 2010-06-14 00 56 24 エイリアンみたい -- 2010-04-30 18 43 03 これはきもいw -- 2010-04-26 18 44 11
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「ふたば系ゆっくりいじめ 262 目と目で通じあう/コメントログ」 これはきもいw -- 2010-04-26 18 44 11 エイリアンみたい -- 2010-04-30 18 43 03 なんというミギーwwwww -- 2010-06-14 00 56 24 これは笑ったww そのまま子作りしたらどうなるんだw -- 2010-06-21 00 25 57 人間だって「シャムの双子」の例があるし…ゆっくり限定ってわけでも… ま、食べ物の始末は胃袋で。 -- 2010-07-08 00 02 52 シンイチ… -- 2010-08-07 23 06 28 やだ気持ち悪いwwww 目の玉飛び出たなめくじゆっくり作るのも楽しそうだなw -- 2010-10-03 13 37 01 ↓×5 寄生獣ww懐かしいwww -- 2013-01-05 12 11 48 っきもちわるwwww -- 2013-02-11 18 07 05 その発想は無かったwwwww -- 2013-05-29 23 38 56 新しい発想だけど気持ち悪っwww -- 2022-12-23 19 37 57
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通じ合う心 [部分編集] 雷鳴の使徒 Generation QG-7 青 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、青国力1を発生する。 Generation QG-8 緑 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、緑国力1を発生する。 Generation QG-9 黒 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、黒国力1を発生する。 Generation QG-10 赤 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、赤国力1を発生する。 Generation QG-11 茶 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、茶国力1を発生する。 Generation QG-12 白 IR ユニーク (自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。 (自動A):このカードは、白国力1を発生する。 「戦いという名の対話」から収録され始めたユニークの2種類目。 前回の焼き効果から一転、今回は回復効果。 激しき情念と違い、Gとして場に出すことで効果が起動するので、カードアドバンテージの損失無しで効果を使用できる。 また、ゲームから取り除く必要が無い事から、例えば他の効果で廃棄した後バルチャーポイントで回収するなど、再使用が容易にできるというのも大きな違いである。 7点という決して小さくない量の回復を手軽に行えるため、慈愛の眼差し同様に、回復効果を得意としない色にとってはかなりの救済措置となるだろう。(相変わらずレアリティが高いという問題はあるが) 捨て山廃棄は「可能な限り」。回復後に捨て山がなくなってしまう状況でも効果を適用できるため、捨て山が7枚以下でも効果の解決に失敗する事なく回復する事ができる。(Q A575) 神聖軍事同盟や女王の擁立など、プレイ以外の方法でこのカードが場に出た場合でも回復効果は起動する。 ブースターにしか封入されていない、専用のイノベイティブレアである。
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通じ合う心(赤) 第一弾「基本セット」 種類 色 指定 合計 COMMAND 赤 2 4 【ターン1枚制限】 【自軍攻撃ステップ】カードを2枚引く。
https://w.atwiki.jp/galaxywartcg/pages/50.html
通じ合う心(青) 第一弾「基本セット」 種類 色 指定 合計 COMMAND 青 1 3 【ターン1枚制限】 【自軍配置フェイズ】カードを2枚引く。