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狼煙 狼煙(のろし)とは、物を焼くことで煙を上げ、それを離れたところから確認することによって、情報を伝達する手段である。夜間など煙が見えない場合は、火そのものも使われる。烽火(ほうか)、狼火(ろうか)、狼燧(ろうすい)とも言う。 前述のとおり、狼煙は情報伝達の手段であり、その汎用性から現代でもインターネットを超える伝達手段として利用されている。 ぷーれは放送の開始をリスナーに伝えるべく、様々な手段を用いていた。例えばニコ生アラートであったり、Twitterでツイートをするなどである。しかし、ニコ生アラートは2019年9月2日でAPIの提供終了により利用不可能になり、Twitterでは高速で流れるTLにツイートが埋もれてしまい、多くのリスナーは放送の開始に気づけずにいた。 そこでぷーれが利用したのが狼煙である。イタリア在住のぷーれであるが、狼煙を使えば国境関係なく世界中から放送の開始を確認することができる。天候が悪く、風が強い日は狼煙の代わりにLINEやカカオトークや矢文や伝書鳩や地震が用いられる。 「 電子狼煙 」という手段もあり、ネットサーフィンをしている最中でもぷーれ配信の狼煙を確認することができる。 最近では「 ゲーミング狼煙 」なる24bitフルカラー(16777216色)の狼煙が用いられる。 この狼煙 は特殊で、 雨上がりの空でよく確認することができる 。 運悪く放送に気づけなかったリスナーは「ちゃんと狼煙上げてください。」と不満を口にするが、ぷーれは今までに放送開始時の狼煙を忘れたことは1度もない。しっかりと空を見上げておいてほしいものである。
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紫炎の狼煙/Shien s Smoke Signal 通常魔法(制限カード) 自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。 カード説明 ルール未定(現状は自由に執筆可能です) 主な使用デッキ •【真六武衆】 入手方法 • STORM OF RAGNAROK 外部リンク •紫炎の狼煙(遊戯王カードWiKi)
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【検索用 のろし 登録タグ 2019年 john(作り手) の 初音ミク 曲 曲な 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:john 作曲:john 編曲:john 唄:初音ミク 曲紹介 NOROSHI. 曲名:『狼煙』(のろし) john氏の14作目 歌詞 (動画より書き出し) お前の正義が嘘なら 何処を見つめりゃいいの 分かんねぇ一点張りじゃ つまんねぇよ 俺はここにいるのか 自分の言葉が空を切って 空に溶けていった 上手くねぇ冗談なんかじゃ 食えねぇよ 夢も砂に混ざった 悲しみの一辺倒じゃ ラチがあかねぇ 全くだ! 俺には何にも 無いからさ お前が眩しくて 酔狂だ まるで拷問みたいだ もう止しておくれよ いつかこの街で 出会ったらさ 殴ってやるから 覚えときな それが俺達の狼煙だ さぁ 覚悟してろよ 過剰な摂取が 脳を腐らせて 死人となった 洒落臭ぇ老害なんかじゃ 救えねぇよ 声がデカイだけだし 悲しみの一辺倒じゃ ラチがあかねぇ 全くだ! 俺には何にも 無いからさ お前が眩しくて 酔狂だ まるで拷問みたいだ もう止しておくれよ いつかこの街で 出会ったらさ 殴ってやるから 覚えときな それが俺達の狼煙だ さぁ 覚悟してろよ 全くだ! 俺には何にも 無いからさ お前が眩しくて 酔狂だ まるで拷問みたいだ もう止しておくれよ いつかこの街で 出会ったらさ 殴ってやるから 覚えときな それが俺達の狼煙だ さぁ 覚悟しておけ 死ぬまでずっと 俺には何にも 無いからさ 眩しいお前を 羨むんだ まるで英雄(ヒーロー)みたいだ 救っておくれよ いつかこの街で 出会ったらさ 笑って愛してくれませんか それだけで 俺はいいんだ 分かっているだろう コメント こんなかっこよくひねくれた曲聴いたこと無かった。 -- 名無しさん (2020-01-07 14 11 02) すごい好き -- 名無しさん (2021-11-06 02 21 46) めちゃくちゃ好き( 。) -- レモン (2022-10-18 20 28 06) とぅんく -- 名無しさん (2023-01-16 09 12 10) 良き良き -- 名無しさん (2023-01-25 10 10 13) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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狼煙 のろし (名)非常に近代的な通信手段。 [同]伝書鳩・矢文
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狼煙 レア度 SSR 図鑑グループ 異域吟遊 コーデ効果 攻撃力+80、生命値+1050 色染め 不可 入手方法 百華繚乱華服交換キャンペーン(イベント) 華服特徴 女性 男性 髪型 【草原の娘】活発さ667、端麗さ625 【晴空】活発さ667、温厚さ625 衣服 【盛春】活発さ880、暖かさ837 【広き草原】活発さ880、暖かさ837 装飾品 --- --- 必要素材 髪型 烽火75、炎の槍40 衣服 烽火150、炎の槍90 装飾品 --- ※交換アイテム入手方法 烽火→①百華繚乱イベントのクエストをクリア、②デイリー報酬、③浮生秘宝 炎の槍→①百華繚乱イベントのクエストをクリア、②デイリー報酬、③遊歴(確率でドロップ)、④浮生秘宝 イメージイラスト
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代表:津○浩○ 組織名【狼煙部】 新校舎屋上で喫煙行動に勤しむ部活 【部員】 部長:津○浩○ 部員:甲○峰○ 部員:東○優○ 部員:春○左○(マネージャー) 【非公認部室】 新校舎屋上を占拠して「狼煙部始めました」のプレートを掲げている。 屋上を完全に喫煙場所にするべく「自販機の設置」と「灰皿の設置」を学園側に要求予定。 【活動内容】 タバコを吸って酒を飲んで仕合をする。 愛煙活動に勤しみながら己の腕と心を磨き、学園生活の中で培われるべき友情を再確認する。 向上心と団結力を持って困難な状況へ立ち向かう精神を養う。 今後の活動としてイベントを企画などを行っていく予定。 ゆえに強さの求道とタバコへの愛着のある部員求む。 【目標】 戦学組織内「最強」の称号を得ること 自販機の設置と灰皿の設置(新校舎屋上)*達成 部費を申請して予算を獲得すること 【連絡先】 津○私書の「sakura」まで。 入部希望者および、非愛煙家からの挑戦待ってます。 合い言葉は「狼煙部はじめました」
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狼煙 ◆9L.gxDzakI ――ああ、また天音ちゃんの友達が減ってしまった。 二度目の定期放送を聞いた相川始が、率直に浮かべた感想だ。 読み上げられた死者は9人。 やはりというか当然というか、彼に直接関わってくる人間の名は読み上げられていない。 そもそも始自身に関係のある人物など、金居と呼ばれていたギラファアンデッドか、まだ見ぬもう1人のアンデッドくらいだ。 金居の名が呼ばれた気配もない。故に彼にとっては他人事。 故に、彼の思考は己ではなく、栗原天音の友たる2つの名へと向けられる。 フェイト・T・ハラオウンと八神はやて。 一度目の放送で呼ばれた高町なのはと同じく、自分にとって大切な少女の友人の名だ。 大人のアリサの存在や、メールの文面の違和感から、まだ本人であるという確証はない。 だが仮に本人だとするならば、きっと彼女は悲しむだろう。 たとえ自分が無事に帰っても、3人もの友達が命を落としたとあれば、素直に喜べないだろう。 できることなら、守ってやれればよかったかもしれない。 1人で帰ってくるよりも、4人で帰ってきた方が、天音もきっと喜ぶはずだ。 今更ながら、そんなことを考えた。 栗原母子の元へ帰るため、優勝すると誓った彼が、今になって見捨てたことを後悔した。 何を今更、と自分でも思う。 自分は殺人者だ。少なくとも、殺意を持った存在だ。 まだ誰にもとどめを刺していない、などとというのは言い訳にならない。 既に何人もの人間を殺しにかかった自分が、今になって他人の死を悼むというのか。 脆い決意だ。鬼に戻ると決めながら、いざ何かが起ころうものなら、すぐに人間の顔が出てきてしまう。 (ギンガ・ナカジマ……) それもこれも、あの少女のせいだと言っても過言ではなかった。 ギンガ・ナカジマ。 先ほどの放送でも名前を呼ばれた、魔法使いの少女の名を思い出す。 初めて会ったときは敵だった。そもそも敵対うんぬん以前に、狩りの対象でしかなかった。 次に顔を合わせた時には、長い髪は短くなっていた。 知らぬとはいえ、自分達を襲った相手を、皮肉にも自分自身の手で救ってしまったのだ。 それでも彼女に後悔はなかった。 むしろ自分の甘さを見透かし、本気で更生させようとさえしていた。 仮面ライダー。 不思議とその名が浮かんでくる。 あの青紫の髪の少女と、不死者の鎧で武装した戦士の姿が重なる。 それも自分のような紛い物ではない、本物の仮面ライダー達だ。 人々を守るため鎧を纏い、アンデッドを封印する正義の戦士。 その姿が、何故かあの少女と重なる。 見た目はまるで違うというのに。共通点などないというのに。 いいや、共通点があるとするなら、彼女の強き心と優しさか。 大切なものを守るべく、敢然と困難に立ち向かう闘志。 殺戮を呼ぶ化物である自分さえも、決して見捨てることをしなかった優しさ。 もちろん、まだまだ未熟な部分も多い。肉体の強さも、本物のライダーには遠く及ばない。 それでも彼女の魂は、間違いなく正義の味方のそれだった。 胸に芽生えつつある人の心は、確かに彼女のあの姿に、あるべきヒーローの片鱗を感じていた。 (どうかしている) ぶん、と首を振る。 頭の中に溜まった思考を、無理やりに弾き出そうとする。 ギンガが正義の味方だろうと、そんなことは所詮自分には関係ない。 名乗る名前は偽りのヒーロー。 仮面ライダーカリスは英雄の贋作。 この身はアンデッド・ジョーカーのもの。 アンデッドを殺し人をも殺す、最強最悪の殺人鬼の器。 仮に望んだとしても、所詮は相容れない存在。ましてや望んだことなどないし、これから望むつもりもない。 正義の味方になんてなる気はない。 正義の味方は、眩しすぎる。 内心で自分へ言い聞かせながら、ふっと頭上の空を仰いだ。 現在地はあのHELLSING本部のある、D-5エリア南の大通りだ。 ダメージと疲労からようやく立ち直った始は、禁止エリアの記録を早々に終えると、図書館を脱し行動を再開した。 死者の名前も移動中に聞いたものだ。特典の提案に関しては、興味を抱くことすらなかった。 そうしてあてどなく大通り沿いに歩き、今に至る。 未だ積極的に戦うつもりはなかった。こうもやもやとした感情のままでは、満足に戦うこともままなるまい。 アンデッドの反応があった場所とは、真逆の方向へ向かっているのもそのためだ。 それでもじっとしているのも落ち着かず、結局ふらふらとさ迷う現状に至った。 あるいは潜在するジョーカーの意識から、無意識的に逃れようとしていたのかもしれない。 かつ、かつ、かつ、と。 僅かに上方を見上げながら、靴裏でアスファルトの道路を叩く。 もうほんの気持ち歩を進めれば、F-6に踏み込もうかという位置だ。 「……?」 それを頭上に確認したのは、ちょうどそんな頃のことだった。 ふと、視界に留まるものがある。 忌々しいほどに澄み渡る青空に、何やら陰りのようなものが。 一瞬雲かとも思った。だがそれにしては様子がおかしい。 改めてよく見てみると、それが煙であることが分かった。 煙だ。 物を燃やした時に発生する、あの黒煙だ。 炎が上がっているということは、戦闘が起きたということか。一瞬その可能性へと至る。 しかし、否定。 違う。あれはそうではない、と。 あれを戦闘の余波と断定するのを、いくつかの違和感が妨げる。 音と、数だ。 前者の音は戦いの音。 煙が上がっている地点はそう遠くない。 地図上の区分で表現するなら、南東に斜め1マス分ほど。急げば1時間以内に到達可能だ。 おまけにこの静けさである。 周囲に一切音のないこの場所で、仮に戦闘が起ころうものなら、僅かにでもその音が聞こえてきてもおかしくないはずだ。 後者の数の問題もある。戦闘によって発生した煙にしては、たった1つというのは少ない。 故に始はこの煙を、戦闘によって偶発的に発生したものではなく、わざと点けたものとして判断する。 となると次の問題は、誰が何のために火を焚いたか、だ。 通常このような行動を取ることは、敵に自分の居場所をみすみす伝えることに等しい。 逆に考えるならば、人を集めるのには最適な手段というわけだ。 狼煙――それが始の推定する、この火災を引き起こした理由の可能性。 殺し合いに乗っていない人間が、仲間を集めようとしているのかもしれない。 殺し合いに乗っている人間が、餌を撒いて獲物をおびき寄せようとしているのかもしれない。 どちらの理由であったとしても、あそこには人が集まるはずだ。 こんなことをしでかす奴は、よほどの自信家か大馬鹿か。 いずれにせよ、見過ごすわけにはいかない。 この絶好の狩りの機会、決して無駄にしてはいけない。 まだ心は不安定だ。迷いがないと言えば嘘になる。 それでもせめてこの狼煙を上げた、酔狂な人間の顔くらい、拝んでおいても罰は当たらないだろう。 かつん、と。 コンクリを蹴る。 徒歩の時よりも鋭い音で。 煙の立ちのぼる方角目掛けて、始が勢いよく駆け出した。 ◆ ぱちぱち、ぱちぱちと。 火花の爆ぜる音がする。 めらめらと赤い光を放つのは、ごうごうと巻き上がる高熱のプラズマ。 ひとたび人間が飛び込めば、あっという間に炭化するだろう。 光と音を伴い渦巻くのは、あらゆる生命を脅かす必殺の熱量だ。 それは炎。 湧き上がる真紅の炎熱が、1つの家屋を飲み込んでいる。 建築物1つ分に当たる炎は、煙を立てるには十分すぎるほどだ。 火災の現場を眺めるのは、ぎらぎらとした目つきを持つ1人の男。 結局浅倉威は、さんざん悩み抜いた末に、レストランへと放火することにした。 放送を聞きながら、店中に火が回るよう仕込みを行い、最後にこうして火をつけたのだ。 面倒が実った。期待通りの煙が上がる。 もくもくと立ち込める黒煙は、さぞや人を集める狼煙となってくれるだろう。 凶暴な期待を内に秘め、浅倉は1人ほくそ笑んだ。 そうして灼熱の業火を見上げながら、ふと先ほどの放送を思い出す。 「殺したら手に入るボーナス、か」 プレシア・テスタロッサはそう言っていた。 どうやら現状に不満を抱いているのは、あの主催者もまた同感らしい。 殺し合いを止めようとする者を駆り立て、殺し合いに乗る者には更なるやる気を与えるために、 彼女は更なるご褒美の存在をほのめかせた。 この次の3回目の放送を迎えれば、殺した人数に応じて、何らかの特典を与えるつもりだという。 願ったり叶ったりだ。 闘争を楽しむ材料が増えるのは嬉しいし、戦う相手がやる気になってくれるのもありがたい。 「なら、こういうのはどうだ?」 故に、浅倉は提言する。 よりよい闘争を楽しむために、最も望む条件を提案する。 支給品の追加ではない。そんなものは他の参加者から奪えばいい。 パワーアップでもない。自分自身の力で殺し合えないのはつまらない。 もっと根本的な問題だ。 「俺が何人か殺したら、知りたい奴の居場所を教えてくれる、ってのはよ」 たとえ手数が増えようと、たとえ不可思議な力で能力を上げようと。 そんなことをしようとも、相手がいなければ意味がないのだ。 重要なのは力を蓄えることだけでなく、戦う相手を見つけることだった。 こんな狼煙を上げたところで、やはり参加した全員がやって来るというわけでもない。 当然取りこぼしが出てくるだろうし、それを捜すためにも、敵の場所を知ることのできる用意が欲しい。 プレシアはこうも言った。提案したところで確実に採用されるわけでもない、と。 しかし、自分で言うのもなんだが、この意見はかなりいい線を行っているはずだ。 そういう願いくらい、聞き届けられてもいいだろう。 さて、そうなれば誰の居場所を聞こうか。 そうだ、天道総司にしよう。 仮面ライダーカブトにしよう。 自分も仮面ライダーだ。やはり最初に戦うのはライダーがいい。 そのためにも残りの5時間弱で、王蛇のデッキかそれに匹敵する武器を探さなければ。 と――その時。 「!」 かつん、かつん、と。 音が聞こえる。 火花の爆ぜる音ではない、新たな音が近づいてくる。 早速仕掛けにかかった奴がいたか。駆け足の音が鳴る方へ、ゆっくりと向き直る。 程なくして、それは現れた。 この盛大な狼煙の元へ、一番最初にやって来たのは―― 「………」 茶色の髪をセミロングにし、ベージュ色のコートを羽織った、線の細い印象の男だった。 ◆ 爬虫類のような奴だ。 燃え盛る灼熱に照らされた浅倉へと、始が抱いた第一印象だった。 もちろんその理由の一端には、身に纏った蛇柄のコートの存在もある。 だがそれだけではない。 獣のようにぎらついた、そして独特な粘性を持った凶暴な眼光は、紛れもなく蛇やトカゲの放つそれだ。 この蛇男以外の人間は周囲に見えない。 ということは自分が一番乗りということだろうし、こいつが放火犯だということなのだろう。 「お前は殺し合いに乗ってるのか?」 故に、それを問いかける。 この狼煙に込められた意図は何なのか。 仲間を集めたいという願いか、はたまた獲物を集めたいという殺意か。 「ああ。たまには俺自身が祭りを催してもいいだろう」 後者だったようだ。 そもそもこの男の気配を見れば、分かる話でもあった気がする。 鋭く引き絞られた双眸に宿るのは、垂れ流しにされた闘争本能だ。 祭りというのは、これから起こりうる乱戦を示した、彼なりの比喩表現であろうか。 どうやらこの男、戦いや殺し合いに快楽を求めるタイプらしい。 淡々と敵を討つタイプの始には、到底理解できぬ感情だ。 「お前はどうなんだ」 今度は逆に、浅倉の方から問いかけてくる。 「乗っている……だが、今は気が乗らない」 真実だ。 今は戦うつもりはない。晴れぬ心に闘志が宿らない。 こんな状況で戦っても、ろくな結果は得られないだろう。 天道やギンガの時のように逃げられるか、エネルの時のように返り討ちに遭うのがおちだ。 この男がどれほどの実力の持ち主か、今のところはうかがい知れない。 だが、仮面ライダーホッパーなる存在のように、自分達ライダーに匹敵しうる存在へと変身する可能性も大いにある。 油断できない状況だ。故に、手出しをすることは控えたかった。 「なんだ、つまらねぇ奴だ」 失意。 いかにもつまらなさそうな目をした浅倉から、目に見えて闘志が霧散していく。 戦うつもりのない人間など、狩っても面白くないということか。 「……だが、俺もこの状況を利用したい。他の連中が来るまで、俺も一緒に待たせてもらう」 「いいだろう。その代わり、その気になった時は俺とも戦え」 幼稚な殺意だ。 底が見えた気がした。 つまるところこいつにとって、闘争とは全てが万事娯楽なのだ。 自分のように背負う者がいるわけでもなく、ライダー達のように掲げる大義があるわけでもない。 個人的な欲求を満たしているだけだ。だから遊びで戦えるのだ。 さながら子犬か何かのように、手当たりしだいに吠えかかるのだ。 盲目的に戦闘行為を求める男に、最後にはそんな感想を抱いた。 かつり、かつりと足音を立てる。 手頃な建築物へと歩み寄り、その硬質な壁へともたれかかる。 浅倉との距離は先ほどより離れた。 元より他の参加者と馴れ合う気はないが、こいつとは特に馴れ合いたくなかった。 十人十色、という諺の意味を再認識する。 人間にも色々あるものだ。 ギンガのような優しい奴もいれば、こんなに気に食わない奴もいるのか。 「1つ聞きたいことがある」 と、そこで。 ギンガの姿を思い浮かべたところで。 そういえば、頼まれていたことがあったのを思い出した。 「アーカードという奴を知っているか?」 「知らねぇな。誰だ、そいつは?」 「俺を助けたギンガという女から、そいつに伝言を頼まれた」 デイパックの中に収めておいた、例の録音機の件だ。 先の戦闘の中で命を落とした、ギンガから託されたものの存在を思い出す。 彼女は事切れる直前に、アーカードなる存在への伝言が記録されているそれを受け取った。 何故引き受けたのかなど知らない。 言ってしまえば、それもまた始の闘志を削いでいる原因の1つだ。 どうかしていると改めて思う。 だがそれでも、何となく、届けてやりたいとは思った。 それが“情け”と呼ばれる感情であることには、未だ彼も気付いてはいなかった。 「……そのギンガって奴は、このゲームに乗ってないんだな?」 浅倉の問いかけに、我に返る。 正解だ。 ギンガは殺し合いに乗っていない――容易に推測できることではあった。 ゲームに乗った殺戮者ならば、わざわざ獲物を助ける理由などないからだ。 だがそれでも、それが推測できるのはあくまで人間。 この野獣じみた戦闘狂に、そこまでの知能があるとは、正直思っていなかった。 たとえ狂っていたとしても、やはりこいつも人間か。どうやら人並みに頭はあるらしい。 「ああ。最後まで殺し合いを止めようとして、命を落とした」 故に、正直に答える。 「馬鹿な奴だ」 返事は、嘲笑。 「ヒーロー気取りが悪人助けて、挙句に死んじまったなんてな。とんだお笑い話じゃねえか」 くつくつ、と。 唇の端を吊り上げて。 下衆な笑いを浮かべながら、浅倉の言葉がギンガを嘲る。 ああ、確かに馬鹿げた話だ。 エネルに敗れた自分を放っておけば、少なくとも殺人者が1人減ることになっただろうに。 それでも彼女は自分を助け、立ち去る自分を追いかけて、ギラファアンデッドにさえ立ち向かった。 人殺しを野放しにする事態を招いただけでなく、そのまま命まで落としてしまった。 自業自得だ。お人よしが馬鹿を見た。 それこそ馬鹿にされてもおかしくはない。 ああ、しかし。 何故だろう。 「……もう一度言ってみろ」 無性に腹が立っているのは。 ぐ、と右の拳を握る。 何故こんなにも怒りを覚えるのだろう。 何故許せないと思うのだろう。 彼女の生き様を否定することに、何故こうも腹を立てている。 今まさにこの胸を震わせるのは、他人のために抱く怒りだ。 己の正義に殉じたギンガの、その尊厳を守るための怒りだ。 殺人者らしからぬ思考だとは思う。 殺し合いに乗った自分が、彼女を擁護する理由など全く見当たらない。 だが、そんなことは知ったことか。 許せないものは許せないのだ。 こんな最低な男などに、彼女の生き様を否定させてなるものか。 「その時は――」 絶叫した。 怒号を上げた。 始が言い放った言葉は―― ◆ 僅かに衰え始めた火の手を見つめながら、浅倉はじっと獲物がかかるのを待っていた。 かれこれ数十分前につけた炎だ。そろそろ燃やすものを失い、燃え尽き始めてもいい頃だろう。 同時にこれだけの時間が経ったということは、そろそろ誰かが来てもいい頃だということ。 間もなくだ。そう予感していた。 根拠などない。だが分かる。 もうすぐこの狼煙を見上げた何者かが、自分と戦いにやって来る。 それこそ先ほどのような日和見ではない、正真正銘の戦士が来る。 これまで暴力の中に身を置いてきた、浅倉であるが故の直感だ。 ちら、と。 その視線を、傍らの建物へと向ける。先ほどまで始が寄りかかっていた場所だ。 元々機嫌の悪かった彼は、更に機嫌を悪くしたらしく、建物の中へと引っ込んでしまった。 どうやらこの浅倉という男を、始はとことん嫌ったらしい。 顔を合わせていることさえも、不愉快でたまらないと思うほどに。 「……何が気が乗らない、だ」 ふ、と。 浅倉の顔に浮かぶは笑み。 それも先ほどの嘲笑ではなく、好戦的な獣の笑みだ。 最初はあの始という男は、戦意の欠片もない腑抜けでしかなかった。 故に戦おうとも思えず、むしろ己のイライラを増幅させたに過ぎなかった。 拍子抜けだ。故に、失望した。 しかし、最後に見せた怒りを向けられた時、彼の中での始の印象は一変した。 気が乗らないとはよく言ったものだ。 己に怒鳴りかけたあの瞬間、感じたのは紛れもない本物の殺意。 曇りに曇りきったナイフが、一瞬にして澄みわたったのを感じた。 ナイフどころのものではない。あれは剣呑な日本刀。 面白い。 それでこそ戦うに値する。 彼をその気にさせることができれば、どれほど素敵な闘争が楽しめるだろう。 故に、彼は待つ。 来訪者と、始の本気。その双方を待ち続ける。 (もう一度言ってみろ。その時は――) あの時男の発した怒号を、内心で好奇と共に反芻しながら。 始の言葉は。 極大の怒りと殺意と共に、相川始の放った言葉は―― ――俺は貴様をぶっ殺す!! 【1日目 日中】 【F-6 レストラン付近の建物内部】 【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状況】健康、背中がギンガの血で濡れている、言葉に出来ない感情、浅倉に対する憤り 【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式×2、パーフェクトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、 ゼクトバックル(ホッパー)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、録音機@なのは×終わクロ 【思考】 基本:栗原親子の元へ戻るために優勝を目指す? 1.レストランの火災につられた参加者を待つ 2.その後アンデッドの反応があった場所、もしくは他の施設に向かう。 3.アンデッド、エネル、赤いコートの男を優先的に殺す。 4.見つけた参加者は全員殺す? 5.アーカードに録音機を渡す? 6.あるのならハートのJ、Q、Kが欲しい。 7.ギンガの言っていた人物(なのは、フェイト、はやて、スバル、キャロ)が少し気になる、彼女達に出会ったら……? 8.浅倉のことは気に食わないが、今は戦うつもりはない。気持ちを整理する時間が欲しい。 【備考】 ※自身にかけられた制限にある程度気づきました。また、ジョーカー化の欲求が強まっている事を自覚しました。 ※首輪を外す事は不可能だと考えています。 ※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝者となるのではないか」という推論を立てました。 ※相川始本人の特殊能力により、アンデットが怪人体で戦闘した場合、その位置をおおよそ察知できます。 ※エネルという異質な参加者の存在から、このバトルファイトに少しだけ疑念を抱き始めました。 ※ギンガを殺したのは赤いコートの男(=アーカード)だと思っています。 ※カリスの方が先に変身制限は解除されます。 ※主要施設のメールアドレスを把握しました(図書館以外のアドレスがどの場所のものかは不明)。 【F-6 レストラン前】 【浅倉威@仮面ライダーリリカル龍騎】 【状態】右手に火傷、満腹 【装備】ライダーベルト(カブト)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、マシンガンブレード@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式、ヴィンデルシャフト@魔法少女リリカルなのはStrikerS、肉×10kg、魚×10kg、包丁×3、 フライパン×2、食事用ナイフ×12、フォーク×12 【思考】 基本:戦いを楽しむ。戦える奴は全員獲物。 1.レストランの火災につられた参加者と戦う。 2.今はまだ始とは戦わない。本気になった始に期待。 3.王蛇のカードデッキ、及びカブトのベルトに填める物(カブトゼクター)を探す。 4.回復した天道と戦う時にはベルトを返した上で戦う。 5.なのは(sts)と遭遇した時にはヴィヴィオの名前を出してでも戦ってもらう。 6.キング、鎌を持った奴(キャロ)、なのは、フェイト、はやて、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、ユーノと戦う。 7.首輪にイライラ、外したい。 8.プレシアには「規定の人数を殺害した参加者には、望む人間の居場所を教える」という特典を採用してほしい。 【備考】 ※プレシアは殺し合いを監視しており、参加者の動向を暗に放送で伝えていると考えています。 ※ヴィンデルシャフトのカートリッジシステムに気付きました。 ※カブトに変身できる資格があるかどうかは分かりません。 ※なのは、フェイト、はやては自分の知る9歳の彼女達(A s)とヴィヴィオの言っていた大人の彼女達(StS)の2人がいると考えています。 【備考】 F-6にあったレストランにて火災が発生しました。 また、その影響で煙が立ち上りました。どこまでの範囲から確認できるかは、後続の書き手さんにお任せします。 Back 第二回放送 時系列順で読む Next らっきーえむぶれむ星戦の系譜 Back 第二回放送 投下順で読む Next らっきーえむぶれむ星戦の系譜 Back The people with no name 相川始 Next [5RIDERS] Back 王蛇のブランチ 浅倉威 Next [5RIDERS]
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狼煙を見よ 狼煙とはなにか 色の違いを覚えよう 狼煙とはなにか そもそも狼煙ってなぁに?という方へ。 のろし【狼煙】1 合図や警報のために、薪(たきぎ)・火薬などを用いて高くあげる煙。 まぁつまりはこういうヤツです。 | |◞౪◟◉)<和風っぽい字体にしちゃうよね。煙もけぶりとか言っちゃう感じ。 この狼煙は、隊長職が出すコマンドの合図(爆撃など)です。簡単に言うと、「爆撃が来るぞー!キ・ヲ・ツ・ケ・テのサイン」です。 色の違いを覚えよう 上の画像では緑色の狼煙が上がっていますね。 これは味方の、つまりベイラーの狼煙です。味方の爆撃でも死んでしまうことはあるので、気をつけるに越したことはありません。 とはいえ、最も気をつけるべきは敵の狼煙です。 おうどいろのような色の狼煙がセイバー。青色の狼煙がレーヴン。 どんな種類の爆撃が来るかは、ゲーム内でええ声のオッサンが言ってくれてますので、しっかりと聞くようにしましょう。 |◞౪◟◉)<最初の頃は対空砲とか迫撃砲とかわかんないよね。 ※自分のエリアの対空砲が生きている場合、敵の狼煙が上がっても爆撃されることはありません。対空砲の重要性がわかりますね。
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陽動の狼煙 依頼主 :ヒヒバル(東ザナラーン X20-Y21) 受注条件:レベル25~ 概要 :ハイブリッジの商人ヒヒバルは、仮面の男について決定的な情報を入手したようだ。 ヒヒバル 「いいところにきましたね、冒険者さん! あんたさんが探していた「仮面の男」について、 いい情報が手に入ったんですよ! 今度は間違いない情報ですよ!? 何せ、私もこの目で見たんですから! その男はね「ザルの祠」あたりの崖で、 「狼煙」を使って、蛮族とやり取りしていたんです。 さすがに、その内容まではわかりませんでしたが・・・・・・。 そこで、ちょっと閃いたのですよ! 「仮面の男」みたいに、この「小さな火種」で狼煙を上げれば、 男と繋がりのある奴をおびき出せるんじゃないかってね! どうです、いい情報でしょう!? ・・・・・・で、ご相談なんですがね。 これが終わったら、しばらくここにご逗留ってことは・・・・・・。」 ヒヒバルにラールガーの神符を渡す ヒヒバル 「帰ってきましたか、冒険者さん。 探し人・・・・・・「仮面の男」の手がかりは掴めましたか?」 (ラールガーの神符を渡す) ヒヒバル 「これは・・・・・・いや、間違いない。 冒険者さん、こいつは「壊神ラールガー」の神符ですよ! 「壊神ラールガー」ってのは、 帝国に占領された都市「アラミゴ」の守護神でしてね。 その神符となりゃぁ、愛国心の強いアラミゴ人なら、 まず間違いなく持っているはずです。 そんなものを持った奴が取引に現れたってことは、 「仮面の男」は蛮族どころか、アラミゴ人とも 繋がりがあるってことなんですかねぇ・・・・・・? ・・・・・・どちらにしても、お気をつけを。 あんたさんの探し人は、かなり厄介な奴のようですよ。」 小さな火種:狼煙を上げるための火種 ラールガーの神符:アラミゴの守護神、壊神ラールガーの印が入った神符
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Ver. 1.2 カードNo. 1-2-066 種類 トリガー レアリティ C 名称 反撃の狼煙 属性 無 CP 0 アビリティ あなたがプレイヤーアタックを受けた時、あなたのCPを+4する。 被PA時にCP補充を行うトリガー。 補正値が+4と大きく、 白き調和やデスティニーコントロールといった大型のインターセプトが撃ちやすくなる。 CPは余ってしまうがプロメテウスと絶対者の理といった奇襲コンボにも丁度良い。 トリガーであるため強制発動する点には注意。 増えたCPを有効活用するネタを確実に用意しておきたい。 フレーバーテキスト 今こそ狼煙をあげ、反撃に転ずる時。攻守の切り替えを見極める事が、指揮官に求められる能力だ。 関連項目 カード明鏡止水 破滅のギャンブラー - 被PA時に相手のCPを-2