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炎天下 登場人物 森山……元高校球児な若者。 尾崎……森山の後輩。 タイトルコール(なくてもいいが) 森01「炎天下」 BGM:無し 森02「初球、ストレート。見送り。 第二球、カーブ。切れ味が落ちた瀕死の球を見送る。 カウント、ツーナッシング。裏腹に、焦燥をあらわにする相手ピッチャー。 第三球、苦し紛れの内角ストレート。引っ叩いてファール。 カウントは変わらず、空気だけが張り詰めていく。 積み重ねた日々を力に変換し、一投一打で命を燃やす。 それはどちらも変わらない。あるのは勝者と敗者の違いのみ。 次の一球で勝負を決めようと、バットのグリップを握り直す。 ここは真夏のコロシアム。 焦がすような陽射しと、吸い込むだけで死にそうな焼けた空気。 勝者のみが歓喜する非情な世界に、俺は酔い痴れていた。 だから呆然とする。 続く第四球から全て、勝負を捨てたボール球。 時間が止まったかのような空虚さに、俺の全てが停止する。 敬遠されたと気づいた時には、審判が走れと言っていた。 夏が終わる。 もうこの場所には立てないと知って、チームメイトが悔し涙を流す。 だけど俺は泣けなかった。 俺の夏は、まだ終わっていない。 最後の打席で燃やし尽くせなかったものが、終わる事を許さない。 ――行き場のない夢が、燻ぶっている」 BGM:明るい曲 尾01「センパーイ。この試合、どっちが勝つと思います?」 森03「知るか。つーか尾崎、なんで真昼間から当然のように俺の部屋にいるんだ」 尾02「夏休みで暇なんスよ。就職活動中の先輩には無縁っぽいですけど」 森04「まったく……で、もう一つ。そのビールはどうした」 尾03「これッスか? そこの冷蔵庫に入ってました」 森05「そりゃ俺のだ! お前な、夏休みだからって緩み過ぎ。もっと俺を見習え」 尾04「うーわー、不良学生が何言ってるんですか」 森06「人様に迷惑かけてなけりゃいいんだよ、世の中そういうもんだろ」 尾05「でもなぁー……勉強より麻雀に夢中だった人を見習うのは、ちょっと」 森07「いいんだよ。あー、ところでその試合、何回戦だっけ?」 尾06「二回戦ッスよ。やっぱビール飲みながら見る甲子園は最高ッスよね!」 森08「それ、ちゃんと金払えよ。で……うわ、0対0で十一回表? 投手戦かよ」 尾07「どっちも優勝候補だったんスけどねー。運命のいたずらか、序盤で大激突」 森09「悲惨だなー……これ、勝ってもエースは潰れるだろ」 尾08「それが甲子園の魔物って奴ッスよ。あ、ビールもう一本もらっていいッスか?」 森10「金払えよ」 尾09「先輩の守銭奴ー。いいッスよ、もう。ミネラル的なのを飲むんで」 森11「水道もタダじゃないんだぞ」 尾10「それぐらいケチケチしなくたっていいじゃないッスかー。 あ、先輩も飲みます?」 森12「……いや、遠慮しとく。そういや尾崎、我らが母校はどうだったんだ?」 尾11「地区予選見てなかったんスか? 今年はベスト4まで残りましたよ」 森13「おー、頑張ったんだな。去年なんて二回戦負けだったろ」 尾12「去年は仕方ないッスよ。エース故障で、ピッチャーはリリーフの使い回しとか。 打線もイマイチでしたし、あれで勝てたら奇跡ッスよ」 森14「その奇跡がやけに多いのが高校野球なんだけどな……。 ま、悲願の甲子園出場は次の代に託すとするか」 尾13「先輩の代は惜しかったッスよね、決勝まで行ったのに」 森15「……あそこで俺が打ってりゃ、甲子園にも行けたんだろうけどな」 尾14「いや、あれは普通敬遠しますって。 大スラッガー森山! この辺りで知らない奴がいたらモグリ、って感じだったじゃないッスか」 森16「ま、そうかもしれないけどさ……」 尾15「つーか先輩、どうして大学で野球続けなかったんスか? 先輩ならプロも夢じゃなかったって思うんスけど」 森17「……仕方ないだろ、続けようにも終わってないんだから」 尾16「はい?」 森18「俺の野球は、あの夏の打席で止まってるんだよ。 あの勝負が終わらない限り、俺はバットを握れない」 尾17「いや、握ったらいいじゃないッスか。好きなんでしょ? 野球」 森19「お前な、簡単に言い過ぎ。メンタルの問題なんだよ。 野球への気持ちがあの打席に置き去りなんだ、今野球やっても球なんか打てねーよ」 尾18「そういうもんスかねぇ」 森20「そういうもんだよ。ったく……ま、どうしようもないんだけどな。 どんなに望んだって、過去にゃ戻れないんだからよ」 尾19「……よっし! 先輩、ちょっと公園行きましょ、公園」 森21「は? なんでだよ。ってか、この試合を見届けさせろよ」 尾20「いいから、いいから。公園行って、野球しましょうよ。 俺が先輩を三振させて、先輩の野球人生に終止符を打ってあげるんで」 森22「あのな……つか、ヘボピーのお前に負けるわけないだろ」 尾21「分からないッスよ? 今の先輩なら!」 森23「はぁ……分かったよ、行けばいいんだろ行けば……」 BGM:穏やかな曲(郷愁を感じさせるものがベスト) 森24「近所の公園に来た俺達は、ほこりを被っていた道具を持って向かい合う。 ピッチャーとバッターだけの、野球とは言えない野球もどき。 マウンドもバッターボックスもない、お遊びのような真剣勝負」 尾22「センパーイ! 俺が勝ったら、ビール代チャラって事で!」 森25「尾崎の奴は何を言ってるんだか。 ――バットを構えた時から、負ける気がしなくなっていた。 打てると確信する。 あの夏、あの打席、あの勝負。 止まっていた筈の時間が、動き出しているのを感じる。 メンタルの問題とか、俺は何を言っていたのだろう。 こうして炎天下に立ち、肺の焼けそうな空気を吸えばそれまで。 結局のところ、俺はどうしようもない野球バカだったのだ」 尾23「行きますよー! 豪快な空振りをお願いしまーす!」 SE:風切り音 SE:快音(金属バット) 尾24「ウッソーーー!?」 森26「白球が青空に吸い込まれて消える。 もう、どうしようもなく手遅れだけど。 また野球を始めるのもいいな、と思う。 あの頃と同じ空の下には立てないけど。 草野球でも何でもいいから、また頑張ろう。 誰にも気兼ねなんかしないで――野球から、逃げるのをやめよう。 スラッガーには、炎天下が似合うのだから……。 ――燻ぶっていた夢が、また燃え始めるのを感じた」
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このページはこちらに移転しました 炎天下 作詞/PKフューチャリングしげる 悶えるよな熱い日差しに焼かれ 肌をチリチリ焦がす 小麦色などはすでに通り越したさ キツネ色にこんがり焼けた 歪む景色 溶けるアスファルト 暗黒(まつざき)の世界 しげるべきかしげらないべきか それが問題だ 君は確かに言った しげるべきだと
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夏になったらタブンネちゃんと一緒に外で遊びたい 40℃超えの炎天下の中で自分は帽子と日焼け止めと冷えピタをつけて、裸にチョッキ姿のクソ暑苦しいタブンネちゃんと歩きたい 道路を歩いて、マンホールを見つけたらタブンネちゃんをさりげなく押し出して上を歩かせたい オタマロを乗せたら焼き殺せるほどの真っ黒なマンホールの蓋を顔を引き吊らせながらジウウウという音と美味そうな匂いを伴って ボテボテ歩くタブンネちゃん可愛い 暑い日にはやっぱり川で泳ぐのが一番、最初の屈伸に手こずるタブンネちゃんを川に突き落としたい どこからともなく涌いてきた15センチぐらいの巨大な川ビルたちに血を吸われるタブンネちゃん可愛い ヒルの唾液で血が止まらないタブンネちゃんと一緒に今度は虫取りだ タブンネちゃんにハチミツをぶっかけて餌は完成、集まってきた虫を捕まえよう あっ、アゲハントが来てタブンネにストローを突き刺して体液を啜ってる!ボールじゃ風情がでないから網で捕まえよう アゲハントは捕まったけど、網の枠が顔面に強くぶつかってタブンネちゃんは泣いちゃった(笑) もうそろそろ帰ろうかな、出店のおじさんからアイスキャンデーを一本買って道を歩こう 貧血と日射病とハチミツまみれの三重苦に見舞われて顔が青白いタブンネちゃん、虫刺されと火傷と細菌感染もあるよ タブンネちゃんはアイスキャンデーを欲しそうだけどますます太って糞豚になるから我慢しようね 家に帰ったらご飯の時間だよ、ちょうど血抜きとハチミツ漬けで下ごしらえもバッチリだし、今日はトンカツかな?タブンネちゃん
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このページはこちらに移転しました 炎天下の南極 作詞/つまだ A)ビルの間(ま)を 吹き抜けて 僕たちをさらってよ 紫の 波が降る 高く白い夏の日 1・2・3 A)煩悩が この先を こうで有りたいってさ 南極の ペンギンに 憧れて四畳半 A)耳の奥 疼かせて 昼下がり寝れずに 立ち上がり 目指したよ 疑似北極点を B)切り絵のような窓辺に 垣間見たコガネ虫は 電波を出してせっせと 忙しなく汗をかく S)絡んだ影なら 26度涼しげ ぬるい風がまだ 気持ちいいと言えるよ S)体感速度は まるで300キロだ そんな君を見て 羨ましくなるよ 嗚呼
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160「炎天下」 登場人物: たぶん、吉川に告る以前の柳 コメント ←159「無痛の傷口」 161「チャイム/おかえり井浦君」→
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炎天下タキシム 【図鑑225】 炎天下タキシム(えんてんかたきしむ) SSR SSR-Max SSSR[覚醒] 「なにやってんだろ、アタシ……」 「日が落ちると、暑さが和らぐのね……、星もキレイで……悪くないかも」 「アタシは今現在をとことん味わう――、きっと、それが使命なんだわ」 熱砂、炎暑、棕櫚、陽光――今、そこにあるもの。復讐にて蘇り、成し遂げ、彷徨える幽鬼は蒼穹に浮かぶ日輪を仰ぐ。 今だ、成すべき事は見つかっていない。だが、それも悪くはないかもしれない……、今はただ九夏を存分に味わいつくすのも一興。 コスト21成長型普通 Lv1⇒100攻撃5670⇒22680防御4480⇒17920特攻5670⇒22680特防4480⇒17920 前衛[水]【役完成】ともに長き夏休みを消費手札P 30単体使用回数 2回[減少][敵後衛3人][海王の構え 強制交代・交代封じ][フォーカード 手札P消費なし・手札P回復・確率で使用回数消費なし][役完成 フォーカード][2回] 後衛[水]盛夏の陽は消えず消費手札P 30単体使用回数 3回[乱入攻撃][敵1人][防御貫通][敵気絶 追加攻撃][特殊条件 威力増加][海王の構え 攻撃・防御 自身加算・追加ダメージ][対象のダメージ強制1][3回] サポート[水]【役完成】憎しみの彼方に単体使用回数 制限なし[確率発動][水・火威力・効果増加][応援スキル 効果増加][乱入攻撃スキル 100%発動][確率で防御貫通][役効果増加][役完成 フォーカード] 【使用後フォーカード完成】【状態異常 忘却】・戦闘力が高い順に敵後衛3人の全パラメータが特大ダウンする。・海王の構え発動時、ダウン対象を強制的に前衛に引きずり出し、戦闘力が高い順に敵前衛3人を後衛に下げる。・更にスキルによる強制交代に関わった敵は10秒間自ら前衛・後衛の交代をすることができなくなる。・フォーカードが手札に揃っている状態でこのスキルを使用すると、手札Pを消費せず、30%の確率でスキル使用回数を消費しない。・敵チームに後衛がいない場合、使用不可。・レベルが上がると効果が増加する。 【防御貫通】・敵1人に相手の防御アップ値の影響を無視して極大ダメージを与える。・相手を気絶させた場合、敵生存者を気絶させ続ける限り最大5回まで攻撃を続ける。・敵を気絶させる度に威力がアップし、最大で2倍になる。・海王の構え発動時、自身の攻撃・防御を加算して最も防御が低い敵後衛1人に追加で極大ダメージを与える。・更に、攻撃対象に使用するスキルのダメージを強制的に1にする効果を2回分与える。・敵後衛は気絶しない。・レベルが上がると威力が増加する。 【発動後フォーカード完成】・一定確率で水属性スキルと火属性スキルの威力・効果が大アップし、応援スキルの場合は応援コンボ数2倍の効果を受けて応援する。・乱入攻撃スキル使用時は必ず発動し、高確率で相手の防御アップ値の影響を無視して攻撃する。・手札に役が揃っている場合、役効果が中アップする。・レベルが上がると発動確率と効果が増加する。 前衛[水]【役完成】趣ある夏に消費手札P 30単体使用回数 2回[減少][敵後衛3人][対象のサポートスキル無効化][海王の構え 強制交代・交代封じ][フォーカード 手札P消費なし・確率で使用回数消費なし][役完成 フォーカード][2回] 後衛[水]【役強化】永らえる陽光消費手札P 30単体使用回数 3回[乱入攻撃][敵1人][防御貫通][敵気絶 追加攻撃][特殊条件 威力増加][海王の構え 攻撃・防御 自身加算・追加ダメージ][対象のダメージ強制1][複数奥義効果][焔帝の構え 回数消費なし・ダメージ軽減なし・サポスキ発動率増加][役強化 フォーカード威力1.5倍][3回] サポート[水]【役完成】彷徨える幽鬼単体使用回数 制限なし[確率発動][水・火威力・効果増加][応援スキル 効果増加][乱入攻撃スキル 100%発動][確率で防御貫通][役効果増加][マイナスパラメータ加算][役完成 フォーカード] 【使用後フォーカード完成】【状態異常 忘却】【状態異常 呪縛】・戦闘力が高い順に敵後衛3人の全パラメータが極大ダウンする。・更にダウン対象が次に使用したスキルで発動した火属性のサポートスキルをすべて無効化する。・海王の構え発動時、ダウン対象を強制的に前衛に引きずり出し、戦闘力が高い順に敵前衛3人を後衛に下げる。・更にスキルによる強制交代に関わった敵は10秒間自ら前衛・後衛の交代をすることができなくなる。・フォーカードが手札に揃っている状態でこのスキルを使用すると、手札Pを消費せず、30%の確率でスキル使用回数を消費しない。・敵チームに後衛がいない場合、使用不可。・レベルが上がると効果が増加する。 【フォーカード威力1.5倍】【防御貫通】・敵1人に相手の防御アップ値の影響を無視して極大ダメージを与える。・相手を気絶させた場合、敵生存者を気絶させ続ける限り最大5回まで攻撃を続ける。・敵を気絶させる度に威力がアップし、最大で2倍になる。・海王の構え発動時、自身の攻撃・防御を加算して最も防御が低い敵後衛1人に追加で極大ダメージを与える。・更に、攻撃対象に使用するスキルのダメージを強制的に1にする効果を2回分与える。・敵後衛は気絶しない。・焔帝の構えの効果も受ける。・焔帝の構え発動時、効果は得るが残り有効回数を消費せず、サポートスキルによるダメージ軽減の影響を受けないうえに、サポートスキルの発動率が増加する。・レベルが上がると威力が増加する。 【発動後フォーカード完成】・一定確率で水属性スキルと火属性スキルの威力・効果が大アップし、応援スキルの場合は応援コンボ数2倍の効果を受けて応援する。・乱入攻撃スキル使用時は必ず発動し、高確率で相手の防御アップ値の影響を無視して攻撃する。・手札に役が揃っている場合、役効果が中アップする。・自身のパラメータがマイナス値の場合、マイナスパラメータをプラスに変えてスキルを使用する。・レベルが上がると発動確率と効果が増加する。 出現日20__/__/__取得方法 刻のイシュタリア イラストレーター NAMYO
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《最低の炎天下(ロウエスト・ファイア)》 UC 火文明 (1) 呪文: ■相手は自身の、選ぶことのできないパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 作者:Raczy_32 フレーバーテキスト パラスは寄生できないものは消したがる。 評価 名前 コメント
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152 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 44 46.65 ID AiAj0Gkq0 某所スーパーにて... 黒の軽自動車が駐車場にやってきた。 飼い主「じゃあ、アーちゃん。ちょっと待っててね。」 アライちゃん「わかったのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ 女性は助手席にいるペットアライちゃんにそう話すと、扉を開けて外に出た。 ガチャ バンッ カチャッ こうして、車内にアライちゃんを残し、買い物に向かったのだった。 フレンズの中でも唯一、害獣として認定されてしまっているアライグマのフレンズ、通称アライさん。 そのアライさんを特殊な環境で育成し、ペット化したものがペットアライちゃんである。 ペットアライちゃんは見た目がアライさんの幼獣時と変わらないため、嫌厭される傾向にある。 しかし、一部の愛好家から少しずつペットアライちゃんの認知度が広がっていき、今では犬や猫のように市民権を得ているといっても過言ではない状態となった。 その一方で、比較されるように、害獣認定された野生のアライさんはさらに嫌厭されるようになってしまった。 もう一度言うが、ペットアライちゃんは見た目がアライさんの幼獣時と変わらない。 そのため、ペットアライちゃんの入店を拒むところがほとんどだ。 しかしながら、少しずつではあるが、ペットアライちゃんの入店許可が出ている場所もある。 では、今回訪れたスーパーはどうかというと、許可が下りていない店だった。 ここより離れた別の店であれば一緒に入店できるが、女性は最近のガソリン代が気にかかってしまい、近場で済ませることにしたのだった。 飼い主「さて、手短に済ませて戻らないとね。」 153 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 46 04.04 ID AiAj0Gkq0 今は夏場。 パチンコに熱中するあまり、車内に子供を放置して熱中症になって死亡した事件もある。 もちろん、それはペットにも言えることであり、長時間の放置は危険である。 では、何故連れて来たのか。 女性は一人暮らしで、以前野生のアライさんに侵入されたことがあった。 それ自体はすぐに駆除されたため問題なかったが、その一件以来、ペットアライちゃんが怯えてしまったのだ。 一人にすると怖がって泣き出してしまうため、いつも連れていたのだった。 ちなみに、彼女の仕事はアライちゃんカフェの店員である。 ペットアライちゃんが飼えない人が立ち寄る憩いの場だ。 そのため、彼女はペットアライちゃん同伴で仕事場に行っている。 さて、話を戻そう。 ペットアライちゃん「かいぬししゃんは、りょこえいくのりゃ?」ヨチヨチ ペットアライちゃんは飼い主の姿を探すため、助手席から移動してインテリアパネルをよじ登り、ダッシュボードまでやってきた。 ペットアライちゃん「かいぬししゃんなのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ ペットアライちゃんは飼い主の姿を見つけると、とても嬉しそうに尻尾を振っていた。 しかし、飼い主はそのことに気づかずにそのまま店内に消えていった。 ペットアライちゃん「うゆ? よくみたら、いちゅものところなのりゃ。」シッポフリフリ ある程度の学習能力はあるらしく、いつも来ているスーパーであることが分かったようだ。 ペットアライちゃん「なら、すぐにもりょってくるのりゃ! (≧∀≦ )」シッポフリフリ ペットアライちゃんはそのままダッシュボードで待つことにした。 しかし、それが大きな間違いであった。 154 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 48 49.58 ID AiAj0Gkq0 ペットアライちゃん「ふわぁ~。 すこしおねむなのりゃ。」 アライちゃんはあくびをすると、その場でお昼寝を始めた。 ペットアライちゃん「しゅぅー... (=ω= )」 始めこそはある程度エアコンで冷やされていたため、問題ないかもしれない。 しかし、フロントガラス越しに容赦なく日差しが照りつける。 徐々にアライちゃんがいる辺りは熱くなっていく。 ペットアライちゃん「う~ん、う~ん... (=’ω’= )」 ペットアライちゃん「あ、あちゅいのりゃー!!」ガバッ それもそのはずである。 近年では地球温暖化が騒がれており、アイドリングストップを促しているため、女性はエンジンを切って出掛けていたのだ。 しかも、窓を開けることもしないで出掛けたのだ。 窓を開けておけば風が入ってきて少しは暑さも和らぐかもしれない。 では何故、女性は窓も開けずに出かけたのだろうか。 それは、アライちゃんの姿を見た野生のアライさんが侵入しないとも限らないからだ。 実際、野生のアライさんが窓の隙間から侵入して車内を荒らす事件が多発しており、警察も窓をしっかり閉めるよう促していたのだ。 つまり、ペットアライちゃんは密閉された車内に閉じ込められていた。 155 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 50 16.06 ID AiAj0Gkq0 ペットアライちゃん「うゆ... とりあえず、じょしゅしぇきにもりょるのりゃ...」 ペットアライちゃんは助手席がまだ日陰になっていることを確認し、そこへ避難しようと考えた。 しかし、ここで問題が発生した。 ペットアライちゃん「よいしょ...」 ピト ペットアライちゃん「い、いちゃいーーーーー!? (≦д≧ )」 インテリアパネルの大半が金属になっていたため、ダッシュボード以上の熱さになっていた。 当然、そのまま降りるのは危険すぎる。 人間に例えるならば、熱した金属を皮膚に直接当てられるようなものなのだ。 ペットアライちゃん「なんなのりゃ!? あちゅしゅぎて、おりれないのりゃ!」 そうこうしている間にも、容赦なく太陽の熱はアライちゃんの体を襲っていた。 残念なことに、この日は雲ひとつ無い晴天。 女性としては、助手席が日陰であることを考慮して駐車したのかも知れない。 ペットアライちゃん「うゆ~... かいぬししゃ~ん、はやくもどってきて~! (≧д≦ )」ビエーン ペットアライちゃんはどうする事も出来ずに、泣き出してしまった。 156 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 50 42.99 ID AiAj0Gkq0 一方、その頃の女性はというと、 飼い主「色々と足りないから、買い足さないといけないものが多いなぁ。」 カートを引き、買うものを選んでいた。 今この時、ペットアライちゃんが大変な目にあっていることも知らずに... 飼い主「そういえば、洗剤の予備もなくなってたから買っておかないと。」 157 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 52 14.24 ID AiAj0Gkq0 ペットアライちゃん「あ、あちゅい... のりょが、かわいたのりゃ...」 ペットアライちゃんは泣くことを止め、ぐったりしていた。 汗を掻いても日光で乾いてしまい、アライちゃんはだんだん汗を掻かなくなり始めていた。 ペットアライちゃん「な、なんりゃか、ほぉーとしてきたのりゃ...」 ペットアライちゃんの意識は少しずつ薄れてきてしまった。 ペットアライちゃん「かい...にゅし...しゃ...」 ペットアライちゃんの瞼は完全に落ちてしまった。 158 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 54 46.32 ID AiAj0Gkq0 飼い主「色々買いすぎちゃったなぁ。」 女性はカートに荷物を載せて、店内から出てきた。 飼い主「すぐ戻る、って言ったのに、時間かかっちゃったなぁ。」 詰め替え用の洗剤や調味料、食品など、大量に買い込んでいたことに加え、レジが込んでいることも重なり、時間がかかってしまったのだ。 飼い主「アーちゃん、大丈夫かな?」 飼い主「助手席が日陰になるように停めたし、大丈夫だと思うけど。」 女性の足が不意に止まった。 飼い主「え? あれって...」 自分の車のダッシュボードにアライちゃんの姿が見えた。 飼い主「やだ、待って。」 飼い主の歩みが速くなった。 そして、自分の車を見たときに驚愕した。 助手席にいたはずのアライちゃんの姿が見当たらない。 その代わりに、何故かダッシュボードにアライちゃんがいた。 カチャッ ガチャ 急いで車の扉を開けて、ダッシュボードに手を伸ばした。 飼い主「アーちゃん!!」 女性はペットアライちゃんを掴み、胸元へ抱いた。 飼い主「アーちゃん、しっかり! アーちゃん!!」 女性が呼びかけても、答えないペットアライちゃん。 体は熱を帯びているのだが、心臓の鼓動が感じられない。 ペットアライちゃんは死んでしまったのだった。 飼い主「ア、アー... アーちゃーーーーーん!!」 飼い主はその場で泣き崩れてしまった。 159 :炎天下には要注意 [saga]:2018/08/03(金) 20 56 04.34 ID AiAj0Gkq0 この一件はニュースでも取り上げられ、人々に車内に生き物を残して出かける恐ろしさを改めて認識させる事件となったのだった。 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 20 57 14.76 ID AiAj0Gkq0 ツイッターで面白そうな画像を見たので、それをネタに書いちゃいました。 166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20 38 35.52 ID zGGd47Q4o 毎年こんな感じで人間の子供も一人か二人くらいは死んでるんだよな 切ねえ話だわ 大抵はパチンカスな親だけどさ 167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20 45 51.42 ID gdC+0W6CO 人間だったら悲惨な事件だけど、アライちゃんだったらむしろウェルカムだな 太陽様にはハエガイジ駆除をガンガン進めてほしいところ 168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20 53 51.70 ID d0QMxSBSo 飼い主が悲しんでるんだよなぁ コバエさんのssへ戻る
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炎天下のラスト・メモリー C 火文明 (4) クリーチャー:コトダマ 3000 ■自分のコトダマはすべて「スピードアタッカー」を得る。 作者:テーメノン フレーバーテキスト 「俺が作ったこの世界は、完全に消滅するのか…。なら俺も共に散りゆくべきか…。」‐具留 評価 名前 コメント
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2012年8月16日13時~ 舎人公園にて この暑い中、舎人公園でバーベキューをやろうというわりと自滅的な企画。 舎人公園 10時30分 アボ家集合 11時 買い出し開始 12時 移動開始 13時 BBQ 15時30分 撤収開始 16時 撤収終了 17時 銭湯でもいくか