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※キリライターあきさんの常時泣きゆっくりの絵に触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆんやあ! ゆんやあ! ゆんやあああ!」 「ゆうう……」 泣き続ける子れいむを前に、成体れいむは眉をひそめている。 それは子れいむを憐れむと言うより、状況に困惑していると言った顔だ。 「おい、ゆっくり。そいつを泣きやますことができたら命を助けてやるし、好きなだけあ まあまをくれてやる」 ゆ、とれいむは俺を見つめる。ちょっと前まで絶望にくすんでいた瞳の奥に、希望の光が 灯る。 おもしろくなったと俺はほくそ笑んだ。 「お前、子育てが上手とか言ってただろ? 簡単なことだ。なあ?」 俺の挑発的な言葉に、れいむは力強く頷く。 あがくゆっくりというのはいい。特に、できもしないことに挑戦し、無力にあがくのなら なおさらだ。 泣きゆっくりのあやし方 泣きゆっくり。 最近のゆっくりの品種改良――いや、品種改造によって生まれた変わり種だ。 その特徴は名前の通り「泣くこと」。それも、生まれてから死ぬまでずっと泣きっぱなし だ。泣きやむことはあり得ない。 ゆっくりの虐待と言えば、いかに泣かせるかが肝。 俺も最初、こんなゆっくりは使い道がないと思っていた。眺めるだけで満足というぬるい じめ好きも居るが、俺には正直理解できないでいた。 だが、バカとハサミは使いようだ。 「ほら! ゆっくりできるおうただよ! ゆ~ゆ~ゆ~、ゆっくりしていってね~♪」 「ゆんやあ! ゆんやあ!」 子れいむはゆっくりショップで買ってきたものだが、成体れいむの方は適当につかまえた 野良だ。ツガイのまりさもいたが、そっちは既になぶり殺した。じわじわと死に近づくま りさを前に泣き叫ぶれいむはなかなか楽しい見せ物だった。 だが、その後が良くない。 れいむはふさぎこんでいじめ甲斐がなくなってしまったのだ。なにをやってもイマイチ反 応が薄い。絶望が感覚を鈍くしてしまっているようだった。 そこで思いついた。さらなる絶望を与えるにはわずかな希望を与えてやればいい。 れいむ種というものは一般に母性が強く、子育てが上手いと自負する。それを利用しない 手はない。 「どこかいたいの? ぺーろぺーろしてあげるよ!」 「ゆえぇぇぇん! ちがうよぉぉぉ! ゆえぇん! ゆぇえん! ゆぇぇぇぇぇん!」 「ゆうう……」 先ほどかられいむは様々な手を尽くして子れいむをあやしている。 だが、それは無駄なのだ。泣くことを定められた泣きゆっくりは、生きている限り外部か らの刺激で泣きやむことはない。この悲しみを終わらせる手段は、せいぜい慈悲深い死を 与えることぐらいだ。 「どうした? おまえ、子育てが上手だったんじゃないのか?」 「ゆうう……」 「お前、子持ちだったのか?」 「……あかちゃんは、いなかったよ……」 ツガイのまりさのことを思い出したのだろう。 子ゆっくりをあやすのに必死で悲しみを忘れていたようだが、暗い影がさす。いい顔だ。 「でも! このおちびちゃんは、ぜったいゆっくりさせてあげるよ!」 悲しみから一転、決意に満ちた目を輝かせる。 れいむはもう自分の命を守ることより、目の前の泣きわめく子ゆっくりを笑わせてやるこ とのほうが大事になったようだ。 なかなかの良ゆっくりだ。ツガイのまりさを早く潰しすぎたな。もっとやり方を考えて、 こいつをいじった方が面白かったかも知れない。もったいない。 まあ、過ぎたことを気にしても仕方ない。今できることをやり、そして楽しもう。 「そう言うならとっととゆっくりさせてやるんだな。ほら、また泣き声が大きくなった」 「ゆんやああ! ゆんやああ!」 「ゆうう!? ごめんねおちびちゃん! ほら、すーりすりしてあげるよ! すーり! すーり!」 泣きわめく子れいむに必死にいろいろ試みるれいむはまさに親の鑑といった感じだ。 それを適当に煽りながら小一時間ほど楽しんだ。 が、飽きた。 なにより子れいむの泣き声が耳障りだ。こいつ、本当に売り物になるのかね。いや、買っ たけど。 時間もだいぶ遅くなったし、今日はもういいか。 「俺はもう寝る。明日の朝までにそいつを泣きやませておけ。そうしたら命を助けてやる し、あまあまもくれてやる。ただし……泣きやんでなかったら、お前も子れいむも潰す。 子れいむから潰してやるよ。まりさみたいに、な」 「ゆうう! やめてね! かわいそうなことしないでね!」 「そう思うならしっかりあやすことだな」 「ゆ! ゆっくりりかいしたよ!」 ま、どう頑張ろうと無理なわけだが。 俺はあくび混じりに、れいむ達を残して寝室に向かうのだった。 × × × そして、翌朝。俺は信じられないものを見た。 「ゆぅぅ……ゆぅぅ……」 「ゆー……すぴー」 虐待部屋には身を寄せ合いのんきに眠るれいむと子れいむの姿があった。 子れいむには泣いた跡こそあったものの、今現在涙は流れていない。バカな、商品説明で は泣きれいむは泣きながら眠るはずなのに……! 「ゆ……おにいさん! れいむ、おちびちゃんをなきやませたよ!」 呆然とする俺に気づいたのか、れいむは目を覚ますと挨拶してきた。 続いて、子れいむの方も目を覚ます。 「ゆ! おはよー、おかーしゃん!」 「おはようおちびちゃん! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていっちぇね!」 そう言ってすーりすりするゆっくり。普段なら虐待意欲がマックスになる光景だったが、 今はそれどころじゃない。いったいどうやって……? 疑問を解消するべく、子れいむの方に手を伸ばした。 すると、 「やめてね! いたいことしないでね!」 ああ、こいつは俺がまりさをいたぶるのをずっと見ていた。警戒するのもわかる。 「痛いことはしない。約束は守るさ。ただ、ちょっと確認したいんだ」 子れいむを手に取る。ショップでの購入時、泣きゆっくりはリボンに印がつけられる。そ れを確認したが、間違いない。別のゆっくりに入れ替わったわけではないようだった。 そもそもこの部屋の扉は閉じられていた。鍵はかけていなかったが、ゆっくりにとっては 間違いなく密室だったのだ。 しかし泣きゆっくりが泣きやむとは。ゆっくりごときがいったいどんなことをしたのか。 それともこの泣きゆっくりが不良品だったのか……。 そして、子れいむを調べるうちに、俺はようやく子れいむが泣かない理由に気がついた。 俺は泣きれいむをれいむの元に戻すと、問いかけた。 「なあ……お前は、そいつをこれからもちゃんと育てるつもりか?」 「ゆ! れいむはおかーさんになってあげるよ! おちびちゃんも、いいよね!」 「おかーしゃんはおかーしゃんだよ! れいみゅずっといっしょにいちゃいよ!」 そして身をすり寄せ合う二匹。その様は、仲睦まじいゆっくりの親子そのものだった。 「……これは一本取られた。お前らは自由にしてやるよ。それから、ああ……あまあまを やる約束だったな。ちょっと待ってろ」 「ゆ! ゆっくりまつよ!」 そして、俺は部屋を後にした。 俺は本当にあのれいむ達にあまあまを与え、自由にしてやるつもりだった。 ゆっくり相手とは言え、約束は約束。俺も男だ。守ってやる。 それに、正直言えば感心したのだ。俺にはあんなマネはできない。 子れいむはずっと目を閉じていた。 閉じた瞼の下は真っ黒な餡子しかなかった。 れいむは子れいむの目を抉り、涙を流す機能そのものを破壊したのだ。 だから、泣きやまないはずの泣きゆっくりが泣きやんだのだ。 そこまでなら俺だってできる。問題はその先だ。 れいむはそんな残酷な仕打ちをしながら、子れいむを納得させ、しかも親子の関係まで築 いた。 そこまでやられたら、虐待趣味の俺だって、逃がしてもいいか、という気にもなろうとい うものだ。 了 by触発あき 元ネタ:キリライターあき
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(ゆっくりあるいていってね!) どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 世は空前の甘味ブーム。老若男女、あらゆる人々が珍しい甘味を欲していた。 そんなブームに乗っかってできたのがこのゆっくり牧場。ゆっくりを繁殖させ、加工し、出荷している。 この牧場で生産されるゆっくり菓は、他と違う一手間を加える事により、市場で絶大な人気を博していた。 その手間とは、ゆっくり達を一切ゆっくりさせない事。ゆっくりさせない事によって味に深みが出て、 その辺にいる野生のゆっくりを食べ飽きた、食通達をも唸らせる菓子ができる。 この牧場の主力商品『泣きゆっくり』を作るため、今日もゆっくり達は歩かされるのであった。 「歩け!歩け!止まるな!ゆっくりするな!」 「止まった奴は繁殖部屋行きだ!死ぬまで強制的に生ませ続ける!生む機械だ!」 「死にたくなかったら歩け!歩けえええええ!」 ゆっくり達は行進を続ける。太鼓の音に合わせ、二列縦隊で一周400mのトラックを歩き続ける。 その間隔は正確に一秒につき一歩。ゆっくり達の周りには鞭を持った男達が目を光らせている。 リズムを乱したものや、落伍したものには容赦ない制裁が加えられた。 「ゆぅ・・・もう・・・もういや・・・」 「ゆゆっ!だめだよ!とまったらおしおきされるよ!」 「もういやだあああああああ!れいむはゆっくりしたいのおおおおおお!!!」 一匹のれいむが叫びながら逃げだした。ここのゆっくり達は全て、生まれ落ちてすぐに この行進に加えられる。生まれてから今まで一度もゆっくりなどした事が無い。 しかし、親から受け継いだ餡子に刻まれたゆっくりとしての存在意義、ゆっくりとする事。 死の恐怖で縛られていても本能には逆らえず、しばしばこの様な個体が出てくる。 このれいむの末路も今迄にいた逃亡を企てたものと同じ。見せしめの体罰の後、繁殖部屋送り。 ほどなく職員に捕まえられたれいむはゆっくり達の前に連れてこられる。 ゆっくり達はぴょんぴょんとその歩みを止める事無く、れいむへの虐待を見せつけられる。 「このゆっくりは今、列を抜け出しゆっくりしようとした!」 「いつも言っているはずだ!そういう行為は一切認めていないと!」 「繰り返す!ゆっくりしようとしたものは、無条件で繁殖部屋行きだ!」 ぴょんぴょんと行進を続けるゆっくり達の横で牧場長が怒鳴る。 その手には髪を抜かれ、片目を抉られ、底面に焼きを入れられぐったりとしたれいむの姿が。 ゆっくり達にはどうする事もできない。ただただ、泣きながら行進を続けるだけ。 「ゆぅぅぅ・・・」 「れいむぅ・・・れいむぅぅぅ・・・」 「ゆっくりしたいよぅ・・・」 ゆっくり達の行進は続く。疲れた、お腹すいた、ゆっくりしたい、などと泣きながら歩き続ける。 そんなゆっくり達の周りに、背にタンクを背負った職員達が集まる。食事の時間だ。 食事と言っても野生のゆっくりの様に「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」とできる訳では無い。 職員達はタンクから延びたホースを手に取り、ゆっくり達にシャワーを浴びせる。時間にして十秒ほど。 タンクの中身は成長促進剤と強力な栄養剤。皮から栄養を摂取したゆっくり達は歩き続ける。 十秒チャージ、二時間キープ。このサイクルが出荷されるまで続くのだ。 Sサイズとして出荷されるものは三か月、Mサイズは半年。贈答用のLサイズともなると一年も苦行が続く。 「さあ歩け!歩け!ゆっくりするな!ゆっくりするな!」 「お前達に許されているのは歩く事と泣く事だけだ!」 「ゆえええええん!ゆえええええん!」 「どうじでこんなめにあうのおおおおおお!」 「だれかゆっくりさせてよおおおおお!」 (ゆっくりうんでいってね!) ゆっくりの繁殖部屋。近隣で捕まえたゆっくりや、列から逃げ出したゆっくりが集められている。 身動きも取れない程にギッシリと詰め込まれたゆっくり達。天井からは霧状になった薬品が降っている。 ゆっくり用の媚薬と栄養剤が混ぜられたそれを浴びたゆっくりは、朦朧とした意識の中 ひたすらに隣にいるゆっくりと頬を擦り合わせすっきりし続ける。 「ゆうううう・・・すっきり・・・しよう・・・ねえ・・・」 「すっきりー・・・」 「あああ・・・また・・・すっきりしちゃう・・・」 「まりさぁ・・・すっきり・・・しよう・・・」 「れいむは・・・れいむだよ・・・まりさじゃ・・・ない・・・」 「どうして・・・もう・・・すっきりしたくないのに・・・ゆっくりしたいよ・・・」 「すっきり・・・すっきり・・・すっきり・・・」 やがてゆっくりから蔓が延び小さな赤ゆっくりができると、 職員達が部屋の窓から網と高枝切り鋏を使って慎重に取り出す。 蔓がついたままの赤ゆっくりが運ばれる先は栽培室。 栽培室には赤ゆっくりが付いた蔓が並べられている。蔓の先には液体の入ったビーカー。 その様はまるで水耕栽培の様。蔓を伝って栄養と睡眠薬を吸収した赤ゆっくりは、 行進に耐える大きさに成長するまでこの部屋で眠り続ける。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「ゆっぴいいいいいいいい!!!!!」 数日たって十分に成長し、自身の重みで蔓から落ちた赤ゆっくりは、床に落ちた衝撃で目を覚ます。 そこへすかさず職員が針を使って痛みを与え、一瞬たりともゆっくりさせない。 痛みでわんわん泣く赤ゆっくりが次に運ばれて行くのは育児室。 育児室ではこの牧場内でのゆっくりの生活について教育される。 ゆっくりは人間に逆らってはいけない。 ゆっくりは常に歩き続けなければいけない。 ゆっくりはゆっくりしてはいけない。 赤ゆっくり達は職員の振るう鞭に追い立てられながら、この三点の命令を体に刻みこまれる。 スピーカーから大音量で流れ続けるこの命令を、鞭から逃げながら72時間聞き続けた赤ゆっくりは、 晴れて外で行進する仲間達に加えられ、泣きながら歩き続ける事になる。 「さあ、今日からは外でお前の仲間達と一緒に歩き続けるんだ!」 「止まるな!ゆっくりするな!止まったものには死あるのみ!」 「繁殖部屋送りになりたくなかったら歩き続けろ!」 (よるもゆっくりしないでね!) 夜。日は完全に落ち、ゆっくり達が行進するトラックには照明が点けられる。 辺りが真っ暗になってもゆっくり達は休めない。夜勤の職員達がゆっくりを追いたてる。 「ゆぅぅぅ・・・ねむいよぉぉぉ・・・」 「ゆっくりしたい・・・ゆっくりねたいよぅ・・・」 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 「こらああああ!そこ!寝るんじゃない!」 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・」 もし眠ってしまったら、歩みを止めてしまったら、即座に繁殖部屋送り。 ゆっくり達は疲れた体に鞭打って、重い瞼と戦いながら歩き続ける。 そこへ一人の職員がタンクを背負ってやって来る。ただし中身は栄養剤では無い。 「ほら!お前らもっとシャキッとしろ!カラシ入りの水だ!これで目を覚ませ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」 カラシ入りのシャワーを浴びたゆっくり達は悲鳴を上げる。 致死量では無いものの、ゆっくりにとって辛い刺激物は毒。体中に痛みが走る。 目を真っ赤に充血させ、舌をだしたゆっくり達は口々に職員に哀願する。 「いだいよおおおおおお!!!」 「おねがいじまず!ちゃんどあるぐがら、おみずぐださいいいいい!!!」 「ゆっぐりでぎないいいいいいい!!!」 「ようし!丁度いい感じに目が覚めたな!それじゃ、更に目を覚まさせてやる!」 「テンポアップだ!走れ!走れ!」 どん、どん、どん、どん。太鼓の音がペースアップする。それに合わせてゆっくり達が走り出す。 「走れ!走れ!遅れたものは繁殖部屋送りだぞ!」 「死にたくなかったらとっとと走れ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「まだまだあああああああ!テンポアップだ!全力疾走!」 どどどどどど。太鼓の音が連打に変わる。ゆっくり達は体の痛みも忘れ、泣きながら走り続ける。 「ようし!いいぞ!走れ!走れ!」 「そのまま三周だ!全力で走れ!一番遅かったものはその場でぶっ殺す!」 「走れ!走れえええええええええええ!!!」 「い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「まだじにだぐないよおおおおお!!!」 「だれがだずげでえええええええ!!!」 ゆっくり達の長い夜はまだ続く・・・ (あめのひでもゆっくりあるいていってね!) 翌日は雨。ゆっくり達は体育館に入れられていた。しかし、当然ゆっくりできる訳では無い。 体育館の床は動く歩道の様になっていて、歩き続けないと壁に押しやられてしまう。 後ろの壁には無数の針。ゆっくり達は死に物狂いで泣きながら歩き続ける。 「ようし、注目!これから映画を見せるぞ!その前にお前達に確認する事がある!」 「おい、お前!お前だ!一番手前のゆっくり!きったねえリボンを付けたお前だ!名は!」 「ゆっ!れいむはきたなくないよ!きれいなゆっくりだよ!」 「なんだとっ!貴様!人間様の言った事に異を唱えるつもりか!」 「ゆゆっ!」 「こいつを連れて行け!繁殖部屋送りだ!」 「ゆううううう!ごめんなさいいいいいいい!」 「うるさいっ!もう遅いわっ!」 「いやあああああああああ!!!」 「おい!そこのお前!くっさい帽子を被ったお前だ!名は何だ!」 「ゆっ!まりさのなまえはまりさだよ!」 「ようし!ではまりさ!貴様らの種族は何だ!答えてみろ!」 「まりさたちはゆっくりだよ!」 「ゆっくりにとっての生きる意味とは何だ!」 「ゆっくりにいちばんだいじなのは、ゆっくりすることだよ!ゆっくりするのがいいゆっくりだよ!」 「ほう!ゆっくりするとはこういう事か!」 牧場長はプロジェクターのスイッチを入れ、スクリーンに映像を映す。映し出されたのは野生のゆっくり。 生まれたばかりの赤ゆっくりに、少し成長した子ゆっくり。れいむとまりさの若いつがい。 皮に張りの無い老いたゆっくりもいる。親子三世代のゆっくりの様だ。 スクリーンに映し出されるのは、ゆっくり家族の実にゆっくりとした生活の様子。 母に甘える子ゆっくり。姉に舐めてもらい、くすぐったそうに笑う赤ゆっくり。 子供達に歌を教える母ゆっくり。その様子を嬉しそうに眺める老ゆっくり。 食事の風景。ゆっくり家族が美味しそうに果物を食べている。 まだ小さい赤ゆっくりには母親が口移しで食べ物を与える。 食後の散歩。母親を先頭に、歌いながら野原を歩く子供達。 蝶やバッタを追いかけて走りまわり、遊びに疲れると老ゆっくりの周りに集まり昔話を聞く。 睡眠の時間。母親を中心に、子供達が体を寄せ合い眠りにつく。 母の温もりを感じながら夢の世界へ。まだ寝たくないと駄々をこねる子に子守唄を歌って聞かせる母。 何もかも自分達とは違う理想的なゆっくり生活。その映像を見たゆっくり達は歩きながら涙を流す。 どうして自分にはお母さんがいないのだろう。家族一緒にゆっくりしたい。 同じゆっくりなのに・・・どうして・・・どうして・・・ 「どうだ!これがお前達の言うゆっくりか!」 「ゆぅぅぅ・・・ゆえええええん!おかあさああああん!」 「まりさもゆっくりしたいよおおおおおおお!!!」 「お前達もゆっくりしたいか!」 「ゆうううう!!!ゆっくりしたいよおおおおおお!!!」 「ようし!ならば聞け!お前達にもゆっくりとした生活を与えてやる!」 「ゆゆっ!」 「ただし、今すぐじゃない!三ヶ月か、半年か、一年か!」 「この牧場で毎日ちゃんと歩き続けたもの、一時もゆっくりしなかったものは後でちゃんとゆっくりさせてやる!」 「ゆーーーーーーーーーっ!!!」 「どうだ!嬉しいか!ゆっくりしたいか!」 「ならば歩け!止まるな!ゆっくりするな!我々に逆らわず歩き続けたものだけゆっくりさせてやる!」 「歩け!止まるな!振り返るな!後れを取るな!列を乱すな!前に進め!」 「お前達はまだゆっくりじゃない。ただの糞饅頭だ!ボロボロの汚いクズだ!」 「ゆっくりになりたいか!ゆっくりしたいか!ゆっくりしたかったら我々に従え!」 「歩け!歩け!止まるな!決して止まるな!ゆっくりするな!」 地獄とも言える様な長くゆっくりできない生活を終えた牧場のゆっくり。 その最期に連れて行かれる先は加工室。そこで彼女達の一生は終わりを告げる。 そこでゆっくりと各種拷問を加えて殺され、生まれてから一切ゆっくりしなかったゆっくりの完成。 後は体を綺麗に拭いて髪型を整え、箱詰めすれば銘菓『泣きゆっくり』のできあがり。 どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 ゆっくり達は在りもしないバラ色のゆっくり生活を夢見て、今日も泣きながらゆっくり歩き続ける。 end このSSに感想を付ける
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泣きゆっくりのあやし方 6KB ※キリライターあきさんの常時泣きゆっくりの絵に触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆんやあ! ゆんやあ! ゆんやあああ!」 「ゆうう……」 泣き続ける子れいむを前に、成体れいむは眉をひそめている。 それは子れいむを憐れむと言うより、状況に困惑していると言った顔だ。 「おい、ゆっくり。そいつを泣きやますことができたら命を助けてやるし、好きなだけあ まあまをくれてやる」 ゆ、とれいむは俺を見つめる。ちょっと前まで絶望にくすんでいた瞳の奥に、希望の光が 灯る。 おもしろくなったと俺はほくそ笑んだ。 「お前、子育てが上手とか言ってただろ? 簡単なことだ。なあ?」 俺の挑発的な言葉に、れいむは力強く頷く。 あがくゆっくりというのはいい。特に、できもしないことに挑戦し、無力にあがくのなら なおさらだ。 泣きゆっくりのあやし方 泣きゆっくり。 最近のゆっくりの品種改良――いや、品種改造によって生まれた変わり種だ。 その特徴は名前の通り「泣くこと」。それも、生まれてから死ぬまでずっと泣きっぱなし だ。泣きやむことはあり得ない。 ゆっくりの虐待と言えば、いかに泣かせるかが肝。 俺も最初、こんなゆっくりは使い道がないと思っていた。眺めるだけで満足というぬるい じめ好きも居るが、俺には正直理解できないでいた。 だが、バカとハサミは使いようだ。 「ほら! ゆっくりできるおうただよ! ゆ~ゆ~ゆ~、ゆっくりしていってね~♪」 「ゆんやあ! ゆんやあ!」 子れいむはゆっくりショップで買ってきたものだが、成体れいむの方は適当につかまえた 野良だ。ツガイのまりさもいたが、そっちは既になぶり殺した。じわじわと死に近づくま りさを前に泣き叫ぶれいむはなかなか楽しい見せ物だった。 だが、その後が良くない。 れいむはふさぎこんでいじめ甲斐がなくなってしまったのだ。なにをやってもイマイチ反 応が薄い。絶望が感覚を鈍くしてしまっているようだった。 そこで思いついた。さらなる絶望を与えるにはわずかな希望を与えてやればいい。 れいむ種というものは一般に母性が強く、子育てが上手いと自負する。それを利用しない 手はない。 「どこかいたいの? ぺーろぺーろしてあげるよ!」 「ゆえぇぇぇん! ちがうよぉぉぉ! ゆえぇん! ゆぇえん! ゆぇぇぇぇぇん!」 「ゆうう……」 先ほどかられいむは様々な手を尽くして子れいむをあやしている。 だが、それは無駄なのだ。泣くことを定められた泣きゆっくりは、生きている限り外部か らの刺激で泣きやむことはない。この悲しみを終わらせる手段は、せいぜい慈悲深い死を 与えることぐらいだ。 「どうした? おまえ、子育てが上手だったんじゃないのか?」 「ゆうう……」 「お前、子持ちだったのか?」 「……あかちゃんは、いなかったよ……」 ツガイのまりさのことを思い出したのだろう。 子ゆっくりをあやすのに必死で悲しみを忘れていたようだが、暗い影がさす。いい顔だ。 「でも! このおちびちゃんは、ぜったいゆっくりさせてあげるよ!」 悲しみから一転、決意に満ちた目を輝かせる。 れいむはもう自分の命を守ることより、目の前の泣きわめく子ゆっくりを笑わせてやるこ とのほうが大事になったようだ。 なかなかの良ゆっくりだ。ツガイのまりさを早く潰しすぎたな。もっとやり方を考えて、 こいつをいじった方が面白かったかも知れない。もったいない。 まあ、過ぎたことを気にしても仕方ない。今できることをやり、そして楽しもう。 「そう言うならとっととゆっくりさせてやるんだな。ほら、また泣き声が大きくなった」 「ゆんやああ! ゆんやああ!」 「ゆうう!? ごめんねおちびちゃん! ほら、すーりすりしてあげるよ! すーり! すーり!」 泣きわめく子れいむに必死にいろいろ試みるれいむはまさに親の鑑といった感じだ。 それを適当に煽りながら小一時間ほど楽しんだ。 が、飽きた。 なにより子れいむの泣き声が耳障りだ。こいつ、本当に売り物になるのかね。いや、買っ たけど。 時間もだいぶ遅くなったし、今日はもういいか。 「俺はもう寝る。明日の朝までにそいつを泣きやませておけ。そうしたら命を助けてやる し、あまあまもくれてやる。ただし……泣きやんでなかったら、お前も子れいむも潰す。 子れいむから潰してやるよ。まりさみたいに、な」 「ゆうう! やめてね! かわいそうなことしないでね!」 「そう思うならしっかりあやすことだな」 「ゆ! ゆっくりりかいしたよ!」 ま、どう頑張ろうと無理なわけだが。 俺はあくび混じりに、れいむ達を残して寝室に向かうのだった。 そして、翌朝。俺は信じられないものを見た。 「ゆぅぅ……ゆぅぅ……」 「ゆー……すぴー」 虐待部屋には身を寄せ合いのんきに眠るれいむと子れいむの姿があった。 子れいむには泣いた跡こそあったものの、今現在涙は流れていない。バカな、商品説明で は泣きれいむは泣きながら眠るはずなのに……! 「ゆ……おにいさん! れいむ、おちびちゃんをなきやませたよ!」 呆然とする俺に気づいたのか、れいむは目を覚ますと挨拶してきた。 続いて、子れいむの方も目を覚ます。 「ゆ! おはよー、おかーしゃん!」 「おはようおちびちゃん! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていっちぇね!」 そう言ってすーりすりするゆっくり。普段なら虐待意欲がマックスになる光景だったが、 今はそれどころじゃない。いったいどうやって……? 疑問を解消するべく、子れいむの方に手を伸ばした。 すると、 「やめてね! いたいことしないでね!」 ああ、こいつは俺がまりさをいたぶるのをずっと見ていた。警戒するのもわかる。 「痛いことはしない。約束は守るさ。ただ、ちょっと確認したいんだ」 子れいむを手に取る。ショップでの購入時、泣きゆっくりはリボンに印がつけられる。そ れを確認したが、間違いない。別のゆっくりに入れ替わったわけではないようだった。 そもそもこの部屋の扉は閉じられていた。鍵はかけていなかったが、ゆっくりにとっては 間違いなく密室だったのだ。 しかし泣きゆっくりが泣きやむとは。ゆっくりごときがいったいどんなことをしたのか。 それともこの泣きゆっくりが不良品だったのか……。 そして、子れいむを調べるうちに、俺はようやく子れいむが泣かない理由に気がついた。 俺は泣きれいむをれいむの元に戻すと、問いかけた。 「なあ……お前は、そいつをこれからもちゃんと育てるつもりか?」 「ゆ! れいむはおかーさんになってあげるよ! おちびちゃんも、いいよね!」 「おかーしゃんはおかーしゃんだよ! れいみゅずっといっしょにいちゃいよ!」 そして身をすり寄せ合う二匹。その様は、仲睦まじいゆっくりの親子そのものだった。 「……これは一本取られた。お前らは自由にしてやるよ。それから、ああ……あまあまを やる約束だったな。ちょっと待ってろ」 「ゆ! ゆっくりまつよ!」 そして、俺は部屋を後にした。 俺は本当にあのれいむ達にあまあまを与え、自由にしてやるつもりだった。 ゆっくり相手とは言え、約束は約束。俺も男だ。守ってやる。 それに、正直言えば感心したのだ。俺にはあんなマネはできない。 子れいむはずっと目を閉じていた。 閉じた瞼の下は真っ黒な餡子しかなかった。 れいむは子れいむの目を抉り、涙を流す機能そのものを破壊したのだ。 だから、泣きやまないはずの泣きゆっくりが泣きやんだのだ。 そこまでなら俺だってできる。問題はその先だ。 れいむはそんな残酷な仕打ちをしながら、子れいむを納得させ、しかも親子の関係まで築 いた。 そこまでやられたら、虐待趣味の俺だって、逃がしてもいいか、という気にもなろうとい うものだ。 了 by触発あき 元ネタ絵 byキリライターあき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓舌で -- 2016-01-31 15 42 44 眼球抉り出すなんて、手のないゆっくりがどうやってそんな器用なことするんだ? -- 2015-09-14 21 37 32 やはり思い込みの生物だから目がなくなったら涙が出なくなると思ってるんだろ。それにしてもあのれいむは凄い -- 2014-11-09 00 39 42 天才だ霊夢天才だでも結局ゆっくり駆除センター連れて行かれるのやら -- 2014-10-22 22 44 13 良くやった!ゆっくり霊夢よ、おまえはがんばった!!!! -- 2014-07-08 18 38 57 クライベイビーサクラだって眼球無いのに泣けたしな。 -- 2014-05-31 22 09 42 きっと子ゆっくりも泣くのに疲れてたんだろなぁ…泣くのってかなり体力いるし…だから納得したんだと勝手に俺は想像しておく。 -- 2013-06-19 10 28 45 ↓×5じゃあお前もじゃん -- 2013-04-20 17 55 30 なかなか面白いな、このれいむ実は結構やり手なんだな -- 2012-12-12 21 09 53 乙。面白かった。 でも目をほじくっただけじゃ涙腺からも涙は出るとマジレス -- 2012-06-30 07 24 05 ↓↓黙れ。 -- 2011-12-22 19 19 25 (゜Д゜) 体体体 足 足 -- 2011-09-25 14 11 46 ↓感想書いているゆとりガキ様の涙腺に、デスソースをスポイトで流し込んでやるよw↓ -- 2011-07-05 17 32 48 ↓うんうんだろ。 -- 2011-03-16 22 05 54 絵の泣きの前にある茶色いマルは何だ( ゚Д゚)? -- 2011-03-16 20 20 22 うんうんをさせれば…忘れるんじゃないか…? -- 2011-01-12 03 32 46 説得シーンだが、多分無理なんじゃないかな 眼球抉り出すけどおk?って言われて、実際されてその後懐く事はどう言いくるめたって無理だろー 眼球抉り出して(これで泣くのが止まるとして)あとは脅しかけたんじゃね? 騒いだり、余計な事喋ったら殺す、自分と親子のフリをしろって。 -- 2010-11-15 05 15 28 涙腺からでるのでわ -- 2010-09-13 22 40 50 れいむの説得シーン見たいな....『れいみゃのだいやもんどみたいなおべべがぁぁぁどうぢでごんなごどずるの?ゆんやぁぁぁ』 -- 2010-09-13 01 36 08 「泣き止ませる」のと、眼球を抉って「涙を排出させなくする」はちょっと違うしな 涙を流さず泣く状態になりそうだ れいむがガキの眼球をえぐってるシーンが見てぇ -- 2010-09-06 02 32 47
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※原作レイプ注意 『うざキモい!?ブサイク泣きゆっくり』 遺餡子操作によって 常時号泣モード、かつ ブ サ イ ク な泣き顔を実現。 たっぷりの「ゆ゛んゆんゆ~ん゛」をご提供☆ 1匹¥50 先日、行きつけのゆっくりショップでこんなゆっくりを見つけた。 目を見張るばかりの安さ。 店主に話を聞いてみると、ゆっくりの泣き声が大好きなお兄さん向けに入荷したものの、 ずっと泣きっぱなしなので『泣かせる楽しみ』が無い、喧しい等の理由で売れずに処分価格になったという。 安いこともありその場で2匹を購入。 家で飼っているれいむもそろそろ出産しそうな頃合。喜んでくれるだろう。 「ゆぐぐ…ゆっくり、うまれるよ……!」 ブサイク泣きゆっくりを買って家に帰ると、ちょうどれいむが出産している所だった。 胎生型妊娠。 俺は慌てて産まれてくる赤ゆをキャッチする体勢をとる。 ポーン! そんな間抜けな音と共に射出される赤ゆっくり。 「ゆっくぃちちぇいttぎょぶっ!」 最初の挨拶が終わる前に潰す。 俺が今欲しいのは赤ゆではない。 出産直後の親ゆっくりだ。 ポーン! 事前のゆっくり検診で産まれてくる赤ゆが2匹なのは分かっていた。 2匹目もゆっくりしないで潰す。 「ゆkkぷぎゅっ!」 そして今日買ってきたブサイク泣きゆっくりを投入。 買ってきたその日に役に立ってくれるとは。 このブサイク達をれいむの子と偽って合わせてやる。 「ゆっ、あかちゃん、ゆっくりしていってね!」 「「ゆぅぅ…ゆ゛え゛ぇぇぇ~~~~ん!!!」」 「ゆっ!?れいむのあかちゃん、どうしたの?どこかいたいの??」 本来ならば親に合って最初に言うべき言葉は「ゆっくりしていってね!」のはず。 それを言わずに泣き続ける我が子。 どこか異常があると思うのは当然の反応だ。 れいむは必死にぺーろぺーろやすーりすーりをして赤ゆの体を調べている。 が、どこにも異常は見つからない。 それでも泣き続ける。 しばらく我が子の世話を必死でしていたれいむ。 ご飯を柔らかく噛み砕いて与え、お歌を歌ってあげ、ふかふかのベッドに連れて行ってあげた。 それでも泣き止まない我が子にれいむは 「どぼじでないでるのぉぉぉぉぉ!!??」 ヒステリーを起こした。 「ゆっくりできないこだね!こんなのれいむのあかちゃんじゃないよ!」 その通り。 「なきやめ!なきやめ!うるざいうるざいうるざいぃぃぃぃ!!」 終いには体当たりして潰そうとまでしている。 と、そこに番のまりさがかえってきた。 「なにじでるのぉぉぉぉぉぉぉ!!!???」 餌取り(庭で雑草を摘んできただけだが)から帰ってきてみれば、妻が産まれたばかりと思しき子供を潰そうとしている。 当然の反応だ。 れいむを体当たりで押しのけ赤ゆとの間に仁王立ち。 「でぃーぶいれいむはあかちゃんからはなれてね!」 「ゆ゛ぁ゛ぁ゛~~~ん!ゆ゛ぇぇ~~~ん!!!」 「まりさ、そのこたちはゆっくりできないゆっくりだよ!そこをどいてね!」 れいむから見れば理由もなく泣き続けるゆっくりできない赤ゆだが、まりさから見れば母親に虐待されて泣いているようにしか見えない。 「ゆっくりできてないのはれいむのほうだよ!ゆっくりしないででてってね!」 俺の家なのに勝手に出てっても無いと思うんだが… 当然、れいむは納得できない。 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!!!」 「でいぶがあがぢゃんいじめるがらでしょぉぉぉ!!?」 「「ゆ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇ~~~~ん!!!」」 見事に話が噛み合わない。 こいつら、言葉を話せる意味あるのか? 赤ゆは未だに泣き続けてるし。 このまま話が平行線では埒が明かない。 しばらく頭を冷やさせることにする。 「ゆ!おにいさん、あかちゃんをれいむからまもってね!」 「おにいさん!あかちゃんをつぶすのてつだってね!」 れいむとまりさ&赤ゆっくりに分けて別の部屋に隔離。 ~数日後~ 「ゆぅ…あかちゃん、どうしてなきやんでくれないの…?ここにはでぃーぶいれいむはいないんだよ?」 赤ゆはまだ泣き続けている。 初日こそれいむに潰されかけたトラウマで泣き続けているのだろう、と赤ゆをあやし続けていたまりさだが、一晩経ち二晩経ち…それでも泣き続ける子供達に困惑していた。 「おにいさん、あかちゃんどうしてなきやんでくれないのかな…?」 当然だ、そういう風にできているのだから。 もちろんそんなこと教えてやらない。 泣き続ける理由は分からない、だが『でぃーぶいれいむ』も同じように悩み、ゆっくりできない子達だと結論付けた。 お前だけはこの子達を見捨てないでやってくれ。 そんな適当なことを言ってやると、まりさは感極まって泣き出してしまった。 「ゆぐっ…ぐすっ…わがっだよ、おにいざん、ばでぃざ、ぜっだいにみずでだりじないよぉ…」 勝手に感動して勝手にそう宣言して。 ~数週間後~ 勝手に育児ノイローゼに罹っている。 購入時は赤ゆっくりだった2匹も既に子ゆっくりサイズに成長した。 それでも泣き続けている。 「「ゆ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇ~~~ん!!」」 単純に体がでかくなったためか、泣き声も大きくなっている。 「う゛る゛ざいいいいいいい!!!!」 まりさも最近はしょっちゅうキレるようになった。 それでもあの日の感動と宣言を覚えているのか、潰すようなことはしない。 父親まりさが育児に奔走しているのにれいむは何をしているんだ。 「お…おにいざん…でいぶがわるがっだでず…もうあがぢゃんいじめたりじまぜん…。だがら、ごはんぐだざい…」 やっべ。 まりさ&赤ゆチームにかかりっきりでれいむに餌やるの忘れてた。 前はまりさが庭で狩ってきた物勝手に食ってたからなぁ。 とりあえず三角コーナーの中にあった野菜クズを食わせてやりながら話を聞く。 どうやられいむはこの数日間の断食が子供を潰そうとした罰だと思っているらしい。 …うん。これならもう両親揃って住ませても問題はあるまい。 寧ろ最近不安定なまりさを止めるブレーキ役になってくれるだろう。 ~数日後~ 「ゆ゛があああああああ!!!!うるざいうるざいうるざいいいいいい!!!つぶじでやるぅぅぅぅ!!!」 「どぼじでそんなごどいうのぉぉぉぉ!!??」 「「ゆ゛ぇぇぇぇぇぇん!!!!」」 今日もれいむとまりさの夫婦喧嘩が始まった。 子供達が泣き叫び、まりさが子ゆっくりを潰そうと暴れ、れいむがそれを止める。 れいむをまりさ&子ゆっくりと一緒に住まわせてから毎日繰り返される光景。 そろそろれいむも限界だろう。 夜も昼もなく泣き続ける子供2匹の世話に暴力亭主のなだめ役。 碌に眠れていないのだろう。 目の下に隈ができ、普段からノロノロ動くようになってきた。 れいむがあの日の誓いを破って子ゆっくりを潰すのが先か、止められなくなったまりさが子ゆっくりを潰すのが先か。 どちらにしろれいむには『子供を守れなかった罰』を用意しておこう。 了 キリライターあきさんのブサイク泣きゆっくりがかわいすぎて思わず書いてみました。 ゆっくりはかわいいなぁ。 元ネタ:キリライターあき
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(ゆっくりあるいていってね!) どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 世は空前の甘味ブーム。老若男女、あらゆる人々が珍しい甘味を欲していた。 そんなブームに乗っかってできたのがこのゆっくり牧場。ゆっくりを繁殖させ、加工し、出荷している。 この牧場で生産されるゆっくり菓は、他と違う一手間を加える事により、市場で絶大な人気を博していた。 その手間とは、ゆっくり達を一切ゆっくりさせない事。ゆっくりさせない事によって味に深みが出て、 その辺にいる野生のゆっくりを食べ飽きた、食通達をも唸らせる菓子ができる。 この牧場の主力商品『泣きゆっくり』を作るため、今日もゆっくり達は歩かされるのであった。 「歩け!歩け!止まるな!ゆっくりするな!」 「止まった奴は繁殖部屋行きだ!死ぬまで強制的に生ませ続ける!生む機械だ!」 「死にたくなかったら歩け!歩けえええええ!」 ゆっくり達は行進を続ける。太鼓の音に合わせ、二列縦隊で一周400mのトラックを歩き続ける。 その間隔は正確に一秒につき一歩。ゆっくり達の周りには鞭を持った男達が目を光らせている。 リズムを乱したものや、落伍したものには容赦ない制裁が加えられた。 「ゆぅ・・・もう・・・もういや・・・」 「ゆゆっ!だめだよ!とまったらおしおきされるよ!」 「もういやだあああああああ!れいむはゆっくりしたいのおおおおおお!!!」 一匹のれいむが叫びながら逃げだした。ここのゆっくり達は全て、生まれ落ちてすぐに この行進に加えられる。生まれてから今まで一度もゆっくりなどした事が無い。 しかし、親から受け継いだ餡子に刻まれたゆっくりとしての存在意義、ゆっくりとする事。 死の恐怖で縛られていても本能には逆らえず、しばしばこの様な個体が出てくる。 このれいむの末路も今迄にいた逃亡を企てたものと同じ。見せしめの体罰の後、繁殖部屋送り。 ほどなく職員に捕まえられたれいむはゆっくり達の前に連れてこられる。 ゆっくり達はぴょんぴょんとその歩みを止める事無く、れいむへの虐待を見せつけられる。 「このゆっくりは今、列を抜け出しゆっくりしようとした!」 「いつも言っているはずだ!そういう行為は一切認めていないと!」 「繰り返す!ゆっくりしようとしたものは、無条件で繁殖部屋行きだ!」 ぴょんぴょんと行進を続けるゆっくり達の横で牧場長が怒鳴る。 その手には髪を抜かれ、片目を抉られ、底面に焼きを入れられぐったりとしたれいむの姿が。 ゆっくり達にはどうする事もできない。ただただ、泣きながら行進を続けるだけ。 「ゆぅぅぅ・・・」 「れいむぅ・・・れいむぅぅぅ・・・」 「ゆっくりしたいよぅ・・・」 ゆっくり達の行進は続く。疲れた、お腹すいた、ゆっくりしたい、などと泣きながら歩き続ける。 そんなゆっくり達の周りに、背にタンクを背負った職員達が集まる。食事の時間だ。 食事と言っても野生のゆっくりの様に「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」とできる訳では無い。 職員達はタンクから延びたホースを手に取り、ゆっくり達にシャワーを浴びせる。時間にして十秒ほど。 タンクの中身は成長促進剤と強力な栄養剤。皮から栄養を摂取したゆっくり達は歩き続ける。 十秒チャージ、二時間キープ。このサイクルが出荷されるまで続くのだ。 Sサイズとして出荷されるものは三か月、Mサイズは半年。贈答用のLサイズともなると一年も苦行が続く。 「さあ歩け!歩け!ゆっくりするな!ゆっくりするな!」 「お前達に許されているのは歩く事と泣く事だけだ!」 「ゆえええええん!ゆえええええん!」 「どうじでこんなめにあうのおおおおおお!」 「だれかゆっくりさせてよおおおおお!」 (ゆっくりうんでいってね!) ゆっくりの繁殖部屋。近隣で捕まえたゆっくりや、列から逃げ出したゆっくりが集められている。 身動きも取れない程にギッシリと詰め込まれたゆっくり達。天井からは霧状になった薬品が降っている。 ゆっくり用の媚薬と栄養剤が混ぜられたそれを浴びたゆっくりは、朦朧とした意識の中 ひたすらに隣にいるゆっくりと頬を擦り合わせすっきりし続ける。 「ゆうううう・・・すっきり・・・しよう・・・ねえ・・・」 「すっきりー・・・」 「あああ・・・また・・・すっきりしちゃう・・・」 「まりさぁ・・・すっきり・・・しよう・・・」 「れいむは・・・れいむだよ・・・まりさじゃ・・・ない・・・」 「どうして・・・もう・・・すっきりしたくないのに・・・ゆっくりしたいよ・・・」 「すっきり・・・すっきり・・・すっきり・・・」 やがてゆっくりから蔓が延び小さな赤ゆっくりができると、 職員達が部屋の窓から網と高枝切り鋏を使って慎重に取り出す。 蔓がついたままの赤ゆっくりが運ばれる先は栽培室。 栽培室には赤ゆっくりが付いた蔓が並べられている。蔓の先には液体の入ったビーカー。 その様はまるで水耕栽培の様。蔓を伝って栄養と睡眠薬を吸収した赤ゆっくりは、 行進に耐える大きさに成長するまでこの部屋で眠り続ける。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「ゆっぴいいいいいいいい!!!!!」 数日たって十分に成長し、自身の重みで蔓から落ちた赤ゆっくりは、床に落ちた衝撃で目を覚ます。 そこへすかさず職員が針を使って痛みを与え、一瞬たりともゆっくりさせない。 痛みでわんわん泣く赤ゆっくりが次に運ばれて行くのは育児室。 育児室ではこの牧場内でのゆっくりの生活について教育される。 ゆっくりは人間に逆らってはいけない。 ゆっくりは常に歩き続けなければいけない。 ゆっくりはゆっくりしてはいけない。 赤ゆっくり達は職員の振るう鞭に追い立てられながら、この三点の命令を体に刻みこまれる。 スピーカーから大音量で流れ続けるこの命令を、鞭から逃げながら72時間聞き続けた赤ゆっくりは、 晴れて外で行進する仲間達に加えられ、泣きながら歩き続ける事になる。 「さあ、今日からは外でお前の仲間達と一緒に歩き続けるんだ!」 「止まるな!ゆっくりするな!止まったものには死あるのみ!」 「繁殖部屋送りになりたくなかったら歩き続けろ!」 (よるもゆっくりしないでね!) 夜。日は完全に落ち、ゆっくり達が行進するトラックには照明が点けられる。 辺りが真っ暗になってもゆっくり達は休めない。夜勤の職員達がゆっくりを追いたてる。 「ゆぅぅぅ・・・ねむいよぉぉぉ・・・」 「ゆっくりしたい・・・ゆっくりねたいよぅ・・・」 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 「こらああああ!そこ!寝るんじゃない!」 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・」 もし眠ってしまったら、歩みを止めてしまったら、即座に繁殖部屋送り。 ゆっくり達は疲れた体に鞭打って、重い瞼と戦いながら歩き続ける。 そこへ一人の職員がタンクを背負ってやって来る。ただし中身は栄養剤では無い。 「ほら!お前らもっとシャキッとしろ!カラシ入りの水だ!これで目を覚ませ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」 カラシ入りのシャワーを浴びたゆっくり達は悲鳴を上げる。 致死量では無いものの、ゆっくりにとって辛い刺激物は毒。体中に痛みが走る。 目を真っ赤に充血させ、舌をだしたゆっくり達は口々に職員に哀願する。 「いだいよおおおおおお!!!」 「おねがいじまず!ちゃんどあるぐがら、おみずぐださいいいいい!!!」 「ゆっぐりでぎないいいいいいい!!!」 「ようし!丁度いい感じに目が覚めたな!それじゃ、更に目を覚まさせてやる!」 「テンポアップだ!走れ!走れ!」 どん、どん、どん、どん。太鼓の音がペースアップする。それに合わせてゆっくり達が走り出す。 「走れ!走れ!遅れたものは繁殖部屋送りだぞ!」 「死にたくなかったらとっとと走れ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「まだまだあああああああ!テンポアップだ!全力疾走!」 どどどどどど。太鼓の音が連打に変わる。ゆっくり達は体の痛みも忘れ、泣きながら走り続ける。 「ようし!いいぞ!走れ!走れ!」 「そのまま三周だ!全力で走れ!一番遅かったものはその場でぶっ殺す!」 「走れ!走れえええええええええええ!!!」 「い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「まだじにだぐないよおおおおお!!!」 「だれがだずげでえええええええ!!!」 ゆっくり達の長い夜はまだ続く・・・ (あめのひでもゆっくりあるいていってね!) 翌日は雨。ゆっくり達は体育館に入れられていた。しかし、当然ゆっくりできる訳では無い。 体育館の床は動く歩道の様になっていて、歩き続けないと壁に押しやられてしまう。 後ろの壁には無数の針。ゆっくり達は死に物狂いで泣きながら歩き続ける。 「ようし、注目!これから映画を見せるぞ!その前にお前達に確認する事がある!」 「おい、お前!お前だ!一番手前のゆっくり!きったねえリボンを付けたお前だ!名は!」 「ゆっ!れいむはきたなくないよ!きれいなゆっくりだよ!」 「なんだとっ!貴様!人間様の言った事に異を唱えるつもりか!」 「ゆゆっ!」 「こいつを連れて行け!繁殖部屋送りだ!」 「ゆううううう!ごめんなさいいいいいいい!」 「うるさいっ!もう遅いわっ!」 「いやあああああああああ!!!」 「おい!そこのお前!くっさい帽子を被ったお前だ!名は何だ!」 「ゆっ!まりさのなまえはまりさだよ!」 「ようし!ではまりさ!貴様らの種族は何だ!答えてみろ!」 「まりさたちはゆっくりだよ!」 「ゆっくりにとっての生きる意味とは何だ!」 「ゆっくりにいちばんだいじなのは、ゆっくりすることだよ!ゆっくりするのがいいゆっくりだよ!」 「ほう!ゆっくりするとはこういう事か!」 牧場長はプロジェクターのスイッチを入れ、スクリーンに映像を映す。映し出されたのは野生のゆっくり。 生まれたばかりの赤ゆっくりに、少し成長した子ゆっくり。れいむとまりさの若いつがい。 皮に張りの無い老いたゆっくりもいる。親子三世代のゆっくりの様だ。 スクリーンに映し出されるのは、ゆっくり家族の実にゆっくりとした生活の様子。 母に甘える子ゆっくり。姉に舐めてもらい、くすぐったそうに笑う赤ゆっくり。 子供達に歌を教える母ゆっくり。その様子を嬉しそうに眺める老ゆっくり。 食事の風景。ゆっくり家族が美味しそうに果物を食べている。 まだ小さい赤ゆっくりには母親が口移しで食べ物を与える。 食後の散歩。母親を先頭に、歌いながら野原を歩く子供達。 蝶やバッタを追いかけて走りまわり、遊びに疲れると老ゆっくりの周りに集まり昔話を聞く。 睡眠の時間。母親を中心に、子供達が体を寄せ合い眠りにつく。 母の温もりを感じながら夢の世界へ。まだ寝たくないと駄々をこねる子に子守唄を歌って聞かせる母。 何もかも自分達とは違う理想的なゆっくり生活。その映像を見たゆっくり達は歩きながら涙を流す。 どうして自分にはお母さんがいないのだろう。家族一緒にゆっくりしたい。 同じゆっくりなのに・・・どうして・・・どうして・・・ 「どうだ!これがお前達の言うゆっくりか!」 「ゆぅぅぅ・・・ゆえええええん!おかあさああああん!」 「まりさもゆっくりしたいよおおおおおおお!!!」 「お前達もゆっくりしたいか!」 「ゆうううう!!!ゆっくりしたいよおおおおおお!!!」 「ようし!ならば聞け!お前達にもゆっくりとした生活を与えてやる!」 「ゆゆっ!」 「ただし、今すぐじゃない!三ヶ月か、半年か、一年か!」 「この牧場で毎日ちゃんと歩き続けたもの、一時もゆっくりしなかったものは後でちゃんとゆっくりさせてやる!」 「ゆーーーーーーーーーっ!!!」 「どうだ!嬉しいか!ゆっくりしたいか!」 「ならば歩け!止まるな!ゆっくりするな!我々に逆らわず歩き続けたものだけゆっくりさせてやる!」 「歩け!止まるな!振り返るな!後れを取るな!列を乱すな!前に進め!」 「お前達はまだゆっくりじゃない。ただの糞饅頭だ!ボロボロの汚いクズだ!」 「ゆっくりになりたいか!ゆっくりしたいか!ゆっくりしたかったら我々に従え!」 「歩け!歩け!止まるな!決して止まるな!ゆっくりするな!」 地獄とも言える様な長くゆっくりできない生活を終えた牧場のゆっくり。 その最期に連れて行かれる先は加工室。そこで彼女達の一生は終わりを告げる。 そこでゆっくりと各種拷問を加えて殺され、生まれてから一切ゆっくりしなかったゆっくりの完成。 後は体を綺麗に拭いて髪型を整え、箱詰めすれば銘菓『泣きゆっくり』のできあがり。 どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 ゆっくり達は在りもしないバラ色のゆっくり生活を夢見て、今日も泣きながらゆっくり歩き続ける。 end このSSに感想を付ける
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泣きゆっくりを育てよう 5KB ※原作レイプ注意 『うざキモい!?ブサイク泣きゆっくり』 遺餡子操作によって 常時号泣モード、かつ ブ サ イ ク な泣き顔を実現。 たっぷりの「ゆ゛んゆんゆ~ん゛」をご提供☆ 1匹¥50 先日、行きつけのゆっくりショップでこんなゆっくりを見つけた。 目を見張るばかりの安さ。 店主に話を聞いてみると、ゆっくりの泣き声が大好きなお兄さん向けに入荷したものの、 ずっと泣きっぱなしなので『泣かせる楽しみ』が無い、喧しい等の理由で売れずに処分価格になったという。 安いこともありその場で2匹を購入。 家で飼っているれいむもそろそろ出産しそうな頃合。喜んでくれるだろう。 「ゆぐぐ…ゆっくり、うまれるよ……!」 ブサイク泣きゆっくりを買って家に帰ると、ちょうどれいむが出産している所だった。 胎生型妊娠。 俺は慌てて産まれてくる赤ゆをキャッチする体勢をとる。 ポーン! そんな間抜けな音と共に射出される赤ゆっくり。 「ゆっくぃちちぇいttぎょぶっ!」 最初の挨拶が終わる前に潰す。 俺が今欲しいのは赤ゆではない。 出産直後の親ゆっくりだ。 ポーン! 事前のゆっくり検診で産まれてくる赤ゆが2匹なのは分かっていた。 2匹目もゆっくりしないで潰す。 「ゆkkぷぎゅっ!」 そして今日買ってきたブサイク泣きゆっくりを投入。 買ってきたその日に役に立ってくれるとは。 このブサイク達をれいむの子と偽って合わせてやる。 「ゆっ、あかちゃん、ゆっくりしていってね!」 「「ゆぅぅ…ゆ゛え゛ぇぇぇ~~~~ん!!!」」 「ゆっ!?れいむのあかちゃん、どうしたの?どこかいたいの??」 本来ならば親に合って最初に言うべき言葉は「ゆっくりしていってね!」のはず。 それを言わずに泣き続ける我が子。 どこか異常があると思うのは当然の反応だ。 れいむは必死にぺーろぺーろやすーりすーりをして赤ゆの体を調べている。 が、どこにも異常は見つからない。 それでも泣き続ける。 しばらく我が子の世話を必死でしていたれいむ。 ご飯を柔らかく噛み砕いて与え、お歌を歌ってあげ、ふかふかのベッドに連れて行ってあげた。 それでも泣き止まない我が子にれいむは 「どぼじでないでるのぉぉぉぉぉ!!??」 ヒステリーを起こした。 「ゆっくりできないこだね!こんなのれいむのあかちゃんじゃないよ!」 その通り。 「なきやめ!なきやめ!うるざいうるざいうるざいぃぃぃぃ!!」 終いには体当たりして潰そうとまでしている。 と、そこに番のまりさがかえってきた。 「なにじでるのぉぉぉぉぉぉぉ!!!???」 餌取り(庭で雑草を摘んできただけだが)から帰ってきてみれば、妻が産まれたばかりと思しき子供を潰そうとしている。 当然の反応だ。 れいむを体当たりで押しのけ赤ゆとの間に仁王立ち。 「でぃーぶいれいむはあかちゃんからはなれてね!」 「ゆ゛ぁ゛ぁ゛~~~ん!ゆ゛ぇぇ~~~ん!!!」 「まりさ、そのこたちはゆっくりできないゆっくりだよ!そこをどいてね!」 れいむから見れば理由もなく泣き続けるゆっくりできない赤ゆだが、まりさから見れば母親に虐待されて泣いているようにしか見えない。 「ゆっくりできてないのはれいむのほうだよ!ゆっくりしないででてってね!」 俺の家なのに勝手に出てっても無いと思うんだが… 当然、れいむは納得できない。 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!!!」 「でいぶがあがぢゃんいじめるがらでしょぉぉぉ!!?」 「「ゆ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇ~~~~ん!!!」」 見事に話が噛み合わない。 こいつら、言葉を話せる意味あるのか? 赤ゆは未だに泣き続けてるし。 このまま話が平行線では埒が明かない。 しばらく頭を冷やさせることにする。 「ゆ!おにいさん、あかちゃんをれいむからまもってね!」 「おにいさん!あかちゃんをつぶすのてつだってね!」 れいむとまりさ&赤ゆっくりに分けて別の部屋に隔離。 ~数日後~ 「ゆぅ…あかちゃん、どうしてなきやんでくれないの…?ここにはでぃーぶいれいむはいないんだよ?」 赤ゆはまだ泣き続けている。 初日こそれいむに潰されかけたトラウマで泣き続けているのだろう、と赤ゆをあやし続けていたまりさだが、一晩経ち二晩経ち…それでも泣き続ける子供達に困惑していた。 「おにいさん、あかちゃんどうしてなきやんでくれないのかな…?」 当然だ、そういう風にできているのだから。 もちろんそんなこと教えてやらない。 泣き続ける理由は分からない、だが『でぃーぶいれいむ』も同じように悩み、ゆっくりできない子達だと結論付けた。 お前だけはこの子達を見捨てないでやってくれ。 そんな適当なことを言ってやると、まりさは感極まって泣き出してしまった。 「ゆぐっ…ぐすっ…わがっだよ、おにいざん、ばでぃざ、ぜっだいにみずでだりじないよぉ…」 勝手に感動して勝手にそう宣言して。 ~数週間後~ 勝手に育児ノイローゼに罹っている。 購入時は赤ゆっくりだった2匹も既に子ゆっくりサイズに成長した。 それでも泣き続けている。 「「ゆ゛ぇ゛ぇ゛ぇぇ~~~ん!!」」 単純に体がでかくなったためか、泣き声も大きくなっている。 「う゛る゛ざいいいいいいい!!!!」 まりさも最近はしょっちゅうキレるようになった。 それでもあの日の感動と宣言を覚えているのか、潰すようなことはしない。 父親まりさが育児に奔走しているのにれいむは何をしているんだ。 「お…おにいざん…でいぶがわるがっだでず…もうあがぢゃんいじめたりじまぜん…。だがら、ごはんぐだざい…」 やっべ。 まりさ&赤ゆチームにかかりっきりでれいむに餌やるの忘れてた。 前はまりさが庭で狩ってきた物勝手に食ってたからなぁ。 とりあえず三角コーナーの中にあった野菜クズを食わせてやりながら話を聞く。 どうやられいむはこの数日間の断食が子供を潰そうとした罰だと思っているらしい。 …うん。これならもう両親揃って住ませても問題はあるまい。 寧ろ最近不安定なまりさを止めるブレーキ役になってくれるだろう。 ~数日後~ 「ゆ゛があああああああ!!!!うるざいうるざいうるざいいいいいい!!!つぶじでやるぅぅぅぅ!!!」 「どぼじでそんなごどいうのぉぉぉぉ!!??」 「「ゆ゛ぇぇぇぇぇぇん!!!!」」 今日もれいむとまりさの夫婦喧嘩が始まった。 子供達が泣き叫び、まりさが子ゆっくりを潰そうと暴れ、れいむがそれを止める。 れいむをまりさ&子ゆっくりと一緒に住まわせてから毎日繰り返される光景。 そろそろれいむも限界だろう。 夜も昼もなく泣き続ける子供2匹の世話に暴力亭主のなだめ役。 碌に眠れていないのだろう。 目の下に隈ができ、普段からノロノロ動くようになってきた。 れいむがあの日の誓いを破って子ゆっくりを潰すのが先か、止められなくなったまりさが子ゆっくりを潰すのが先か。 どちらにしろれいむには『子供を守れなかった罰』を用意しておこう。 了 キリライターあきさんのブサイク泣きゆっくりがかわいすぎて思わず書いてみました。 ゆっくりはかわいいなぁ。 元ネタ絵 byキリライターあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 霊夢・・・魔理沙・・・喧嘩したら! だって、だって、レイマリコンビができないじゃない! -- 2017-01-30 17 51 49 いいんじゃないかな(^0^) -- 2015-10-17 00 42 30 ↓2 お前ゆっくりだろ -- 2014-07-30 17 35 38 なんか、泣けたわwwwwww -- 2014-07-08 18 15 39 マジレスすると言語能力のある赤ちゃんゆっくりを潰すことは高等生物を潰す、つまり人間の赤ん坊を潰してる事になる ↓12はその末裔であり、将来人を殺す可能性のある者である -- 2013-08-06 20 27 07 すげーうぜーな(ーー;) -- 2013-05-11 17 10 54 ゆっくり虐めたいぐらいかわいいwwww -- 2012-08-31 22 40 35 なんでこんなもの書けるんだよ… -- 2012-08-15 18 49 57 •┏┳┳┓ ハイ. ┏┳┳┓ ┏┫┃┃┃ ゆ虐は ┃┃┃┣┓ ┃┃┃┃┣┓ これから ┏┫┃┃┃┃ ┃ ┃┃┏━━━┓┃┃ ┃ ┃ ゆ虐 ┣┫ . ・∀・ ┣┫. スタート!┃ ┗━━━━┛┗┳━┳┛┗━━━━┛ ┏┻┓┃ ┏━┛ ┣┻┓ ┗━━━┫ ┗━┓ . ┗━━━┛ -- 2012-07-25 15 19 32 ↓↓日本語が不自由なきみが可哀想でならない -- 2012-06-03 17 57 26 やめんかいⓦ -- 2012-06-01 15 46 52 虐めてる事に対して喜ぶクズ共が可哀想でならない -- 2012-05-10 14 49 48 ┏┳┳┓ ハイ. ┏┳┳┓ ┏┫┃┃┃ ゆ虐は ┃┃┃┣┓ ┃┃┃┃┣┓ ここまで ┏┫┃┃┃┃ ┃ ┃┃┏━━━┓┃┃ ┃ ┃ ゆ虐 ┣┫ . ・∀・ ┣┫. STOP!┃ ┗━━━━┛┗┳━┳┛┗━━━━┛ ┏┻┓┃ ┏━┛ ┣┻┓ ┗━━━┫ ┗━┓ . ┗━━━┛ -- 2012-04-23 19 53 23 __ _____ ______ ,´ _,, -´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 r ´ ヽ、ン、 , ==─- -─== , i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| <ゆっくりしていってね!!! !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L. ,. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ -- 2012-04-23 19 36 13 最悪の一品ワロタw -- 2012-03-24 15 19 12 コメントきもすぎわろた -- 2012-03-17 03 45 10 フリーク馬鹿野郎wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 最悪の絵だ -- 2012-03-10 13 50 35 悪人共め。こういう奴らが殺人とかするんだろうな。 -- 2012-02-22 20 18 19 ハハハ イキデキネーヨ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ハライテ- ゲラゲラ ( ´∀`) < わははは ∧_∧ 〃´⌒ヽ モウ カンベン . ( つ ⊂ ) \_______ (´∀` ,,)、 ( _ ;) シテクダサイ .) ) ) ○ ∧_∧ ,, へ,, へ⊂), _(∨ ∨ )_ ∧_∧ ○, (__)_) ⊂ ´⌒つ´∀`)つ (_(__)_丿 し ̄ ̄し ⊂(´∀`⊂ ⌒ヽつ タッテ ラレネーヨ -- 2012-02-10 18 09 48 欲しいなこれw -- 2012-01-09 22 55 13
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(ゆっくりあるいていってね!) どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 世は空前の甘味ブーム。老若男女、あらゆる人々が珍しい甘味を欲していた。 そんなブームに乗っかってできたのがこのゆっくり牧場。ゆっくりを繁殖させ、加工し、出荷している。 この牧場で生産されるゆっくり菓は、他と違う一手間を加える事により、市場で絶大な人気を博していた。 その手間とは、ゆっくり達を一切ゆっくりさせない事。ゆっくりさせない事によって味に深みが出て、 その辺にいる野生のゆっくりを食べ飽きた、食通達をも唸らせる菓子ができる。 この牧場の主力商品『泣きゆっくり』を作るため、今日もゆっくり達は歩かされるのであった。 「歩け!歩け!止まるな!ゆっくりするな!」 「止まった奴は繁殖部屋行きだ!死ぬまで強制的に生ませ続ける!生む機械だ!」 「死にたくなかったら歩け!歩けえええええ!」 ゆっくり達は行進を続ける。太鼓の音に合わせ、二列縦隊で一周400mのトラックを歩き続ける。 その間隔は正確に一秒につき一歩。ゆっくり達の周りには鞭を持った男達が目を光らせている。 リズムを乱したものや、落伍したものには容赦ない制裁が加えられた。 「ゆぅ・・・もう・・・もういや・・・」 「ゆゆっ!だめだよ!とまったらおしおきされるよ!」 「もういやだあああああああ!れいむはゆっくりしたいのおおおおおお!!!」 一匹のれいむが叫びながら逃げだした。ここのゆっくり達は全て、生まれ落ちてすぐに この行進に加えられる。生まれてから今まで一度もゆっくりなどした事が無い。 しかし、親から受け継いだ餡子に刻まれたゆっくりとしての存在意義、ゆっくりとする事。 死の恐怖で縛られていても本能には逆らえず、しばしばこの様な個体が出てくる。 このれいむの末路も今迄にいた逃亡を企てたものと同じ。見せしめの体罰の後、繁殖部屋送り。 ほどなく職員に捕まえられたれいむはゆっくり達の前に連れてこられる。 ゆっくり達はぴょんぴょんとその歩みを止める事無く、れいむへの虐待を見せつけられる。 「このゆっくりは今、列を抜け出しゆっくりしようとした!」 「いつも言っているはずだ!そういう行為は一切認めていないと!」 「繰り返す!ゆっくりしようとしたものは、無条件で繁殖部屋行きだ!」 ぴょんぴょんと行進を続けるゆっくり達の横で牧場長が怒鳴る。 その手には髪を抜かれ、片目を抉られ、底面に焼きを入れられぐったりとしたれいむの姿が。 ゆっくり達にはどうする事もできない。ただただ、泣きながら行進を続けるだけ。 「ゆぅぅぅ・・・」 「れいむぅ・・・れいむぅぅぅ・・・」 「ゆっくりしたいよぅ・・・」 ゆっくり達の行進は続く。疲れた、お腹すいた、ゆっくりしたい、などと泣きながら歩き続ける。 そんなゆっくり達の周りに、背にタンクを背負った職員達が集まる。食事の時間だ。 食事と言っても野生のゆっくりの様に「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」とできる訳では無い。 職員達はタンクから延びたホースを手に取り、ゆっくり達にシャワーを浴びせる。時間にして十秒ほど。 タンクの中身は成長促進剤と強力な栄養剤。皮から栄養を摂取したゆっくり達は歩き続ける。 十秒チャージ、二時間キープ。このサイクルが出荷されるまで続くのだ。 Sサイズとして出荷されるものは三か月、Mサイズは半年。贈答用のLサイズともなると一年も苦行が続く。 「さあ歩け!歩け!ゆっくりするな!ゆっくりするな!」 「お前達に許されているのは歩く事と泣く事だけだ!」 「ゆえええええん!ゆえええええん!」 「どうじでこんなめにあうのおおおおおお!」 「だれかゆっくりさせてよおおおおお!」 (ゆっくりうんでいってね!) ゆっくりの繁殖部屋。近隣で捕まえたゆっくりや、列から逃げ出したゆっくりが集められている。 身動きも取れない程にギッシリと詰め込まれたゆっくり達。天井からは霧状になった薬品が降っている。 ゆっくり用の媚薬と栄養剤が混ぜられたそれを浴びたゆっくりは、朦朧とした意識の中 ひたすらに隣にいるゆっくりと頬を擦り合わせすっきりし続ける。 「ゆうううう・・・すっきり・・・しよう・・・ねえ・・・」 「すっきりー・・・」 「あああ・・・また・・・すっきりしちゃう・・・」 「まりさぁ・・・すっきり・・・しよう・・・」 「れいむは・・・れいむだよ・・・まりさじゃ・・・ない・・・」 「どうして・・・もう・・・すっきりしたくないのに・・・ゆっくりしたいよ・・・」 「すっきり・・・すっきり・・・すっきり・・・」 やがてゆっくりから蔓が延び小さな赤ゆっくりができると、 職員達が部屋の窓から網と高枝切り鋏を使って慎重に取り出す。 蔓がついたままの赤ゆっくりが運ばれる先は栽培室。 栽培室には赤ゆっくりが付いた蔓が並べられている。蔓の先には液体の入ったビーカー。 その様はまるで水耕栽培の様。蔓を伝って栄養と睡眠薬を吸収した赤ゆっくりは、 行進に耐える大きさに成長するまでこの部屋で眠り続ける。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「ゆっぴいいいいいいいい!!!!!」 数日たって十分に成長し、自身の重みで蔓から落ちた赤ゆっくりは、床に落ちた衝撃で目を覚ます。 そこへすかさず職員が針を使って痛みを与え、一瞬たりともゆっくりさせない。 痛みでわんわん泣く赤ゆっくりが次に運ばれて行くのは育児室。 育児室ではこの牧場内でのゆっくりの生活について教育される。 ゆっくりは人間に逆らってはいけない。 ゆっくりは常に歩き続けなければいけない。 ゆっくりはゆっくりしてはいけない。 赤ゆっくり達は職員の振るう鞭に追い立てられながら、この三点の命令を体に刻みこまれる。 スピーカーから大音量で流れ続けるこの命令を、鞭から逃げながら72時間聞き続けた赤ゆっくりは、 晴れて外で行進する仲間達に加えられ、泣きながら歩き続ける事になる。 「さあ、今日からは外でお前の仲間達と一緒に歩き続けるんだ!」 「止まるな!ゆっくりするな!止まったものには死あるのみ!」 「繁殖部屋送りになりたくなかったら歩き続けろ!」 (よるもゆっくりしないでね!) 夜。日は完全に落ち、ゆっくり達が行進するトラックには照明が点けられる。 辺りが真っ暗になってもゆっくり達は休めない。夜勤の職員達がゆっくりを追いたてる。 「ゆぅぅぅ・・・ねむいよぉぉぉ・・・」 「ゆっくりしたい・・・ゆっくりねたいよぅ・・・」 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 「こらああああ!そこ!寝るんじゃない!」 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・」 もし眠ってしまったら、歩みを止めてしまったら、即座に繁殖部屋送り。 ゆっくり達は疲れた体に鞭打って、重い瞼と戦いながら歩き続ける。 そこへ一人の職員がタンクを背負ってやって来る。ただし中身は栄養剤では無い。 「ほら!お前らもっとシャキッとしろ!カラシ入りの水だ!これで目を覚ませ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」 カラシ入りのシャワーを浴びたゆっくり達は悲鳴を上げる。 致死量では無いものの、ゆっくりにとって辛い刺激物は毒。体中に痛みが走る。 目を真っ赤に充血させ、舌をだしたゆっくり達は口々に職員に哀願する。 「いだいよおおおおおお!!!」 「おねがいじまず!ちゃんどあるぐがら、おみずぐださいいいいい!!!」 「ゆっぐりでぎないいいいいいい!!!」 「ようし!丁度いい感じに目が覚めたな!それじゃ、更に目を覚まさせてやる!」 「テンポアップだ!走れ!走れ!」 どん、どん、どん、どん。太鼓の音がペースアップする。それに合わせてゆっくり達が走り出す。 「走れ!走れ!遅れたものは繁殖部屋送りだぞ!」 「死にたくなかったらとっとと走れ!」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「まだまだあああああああ!テンポアップだ!全力疾走!」 どどどどどど。太鼓の音が連打に変わる。ゆっくり達は体の痛みも忘れ、泣きながら走り続ける。 「ようし!いいぞ!走れ!走れ!」 「そのまま三周だ!全力で走れ!一番遅かったものはその場でぶっ殺す!」 「走れ!走れえええええええええええ!!!」 「い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「まだじにだぐないよおおおおお!!!」 「だれがだずげでえええええええ!!!」 ゆっくり達の長い夜はまだ続く・・・ (あめのひでもゆっくりあるいていってね!) 翌日は雨。ゆっくり達は体育館に入れられていた。しかし、当然ゆっくりできる訳では無い。 体育館の床は動く歩道の様になっていて、歩き続けないと壁に押しやられてしまう。 後ろの壁には無数の針。ゆっくり達は死に物狂いで泣きながら歩き続ける。 「ようし、注目!これから映画を見せるぞ!その前にお前達に確認する事がある!」 「おい、お前!お前だ!一番手前のゆっくり!きったねえリボンを付けたお前だ!名は!」 「ゆっ!れいむはきたなくないよ!きれいなゆっくりだよ!」 「なんだとっ!貴様!人間様の言った事に異を唱えるつもりか!」 「ゆゆっ!」 「こいつを連れて行け!繁殖部屋送りだ!」 「ゆううううう!ごめんなさいいいいいいい!」 「うるさいっ!もう遅いわっ!」 「いやあああああああああ!!!」 「おい!そこのお前!くっさい帽子を被ったお前だ!名は何だ!」 「ゆっ!まりさのなまえはまりさだよ!」 「ようし!ではまりさ!貴様らの種族は何だ!答えてみろ!」 「まりさたちはゆっくりだよ!」 「ゆっくりにとっての生きる意味とは何だ!」 「ゆっくりにいちばんだいじなのは、ゆっくりすることだよ!ゆっくりするのがいいゆっくりだよ!」 「ほう!ゆっくりするとはこういう事か!」 牧場長はプロジェクターのスイッチを入れ、スクリーンに映像を映す。映し出されたのは野生のゆっくり。 生まれたばかりの赤ゆっくりに、少し成長した子ゆっくり。れいむとまりさの若いつがい。 皮に張りの無い老いたゆっくりもいる。親子三世代のゆっくりの様だ。 スクリーンに映し出されるのは、ゆっくり家族の実にゆっくりとした生活の様子。 母に甘える子ゆっくり。姉に舐めてもらい、くすぐったそうに笑う赤ゆっくり。 子供達に歌を教える母ゆっくり。その様子を嬉しそうに眺める老ゆっくり。 食事の風景。ゆっくり家族が美味しそうに果物を食べている。 まだ小さい赤ゆっくりには母親が口移しで食べ物を与える。 食後の散歩。母親を先頭に、歌いながら野原を歩く子供達。 蝶やバッタを追いかけて走りまわり、遊びに疲れると老ゆっくりの周りに集まり昔話を聞く。 睡眠の時間。母親を中心に、子供達が体を寄せ合い眠りにつく。 母の温もりを感じながら夢の世界へ。まだ寝たくないと駄々をこねる子に子守唄を歌って聞かせる母。 何もかも自分達とは違う理想的なゆっくり生活。その映像を見たゆっくり達は歩きながら涙を流す。 どうして自分にはお母さんがいないのだろう。家族一緒にゆっくりしたい。 同じゆっくりなのに・・・どうして・・・どうして・・・ 「どうだ!これがお前達の言うゆっくりか!」 「ゆぅぅぅ・・・ゆえええええん!おかあさああああん!」 「まりさもゆっくりしたいよおおおおおおお!!!」 「お前達もゆっくりしたいか!」 「ゆうううう!!!ゆっくりしたいよおおおおおお!!!」 「ようし!ならば聞け!お前達にもゆっくりとした生活を与えてやる!」 「ゆゆっ!」 「ただし、今すぐじゃない!三ヶ月か、半年か、一年か!」 「この牧場で毎日ちゃんと歩き続けたもの、一時もゆっくりしなかったものは後でちゃんとゆっくりさせてやる!」 「ゆーーーーーーーーーっ!!!」 「どうだ!嬉しいか!ゆっくりしたいか!」 「ならば歩け!止まるな!ゆっくりするな!我々に逆らわず歩き続けたものだけゆっくりさせてやる!」 「歩け!止まるな!振り返るな!後れを取るな!列を乱すな!前に進め!」 「お前達はまだゆっくりじゃない。ただの糞饅頭だ!ボロボロの汚いクズだ!」 「ゆっくりになりたいか!ゆっくりしたいか!ゆっくりしたかったら我々に従え!」 「歩け!歩け!止まるな!決して止まるな!ゆっくりするな!」 地獄とも言える様な長くゆっくりできない生活を終えた牧場のゆっくり。 その最期に連れて行かれる先は加工室。そこで彼女達の一生は終わりを告げる。 そこでゆっくりと各種拷問を加えて殺され、生まれてから一切ゆっくりしなかったゆっくりの完成。 後は体を綺麗に拭いて髪型を整え、箱詰めすれば銘菓『泣きゆっくり』のできあがり。 どーん、どーん、どーん、どーん。人里離れた静かな山奥に、一際大きく響く太鼓と男の怒声。 ここはゆっくり牧場。食用のゆっくりを繁殖させる為の施設。 牧場主の「歩け!歩けーーー!」の号令の下、ゆっくり達がゆっくりと行進している。 ゆっくり達は在りもしないバラ色のゆっくり生活を夢見て、今日も泣きながらゆっくり歩き続ける。 end このSSに感想を付ける
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泣きゆっくりとまりさつむりを一緒に飼うことになった 6KB (消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた (消滅)まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 句読点の位置がおかしいのは仕様です ゆっくりショップで、今話題の泣きゆっくりを買ってみた さすがに、他のゆっくりとは違い、泣くという性質上うるさいので冷凍保存で売っているらしく 冷凍庫から取り出された泣きゆっくりは、専用の販売容器に入れられた後、容器にドライアイスを直接いれられていた 『低温火傷とか大丈夫なのか?』 そう聞くと店員は 『ゆっくりなので大丈夫です』 と、答えていた 何かあってもオレンジジュースかければいいか そんなことを考えていたら、店員がさらに話を進める どうやらキャンペーンで、クジ引きをしているらしい 1等はスィーカーに、2等はゆっくりプロテインフード・・・ どう考えても在庫処分だが、やらないよりマシだろう がらんがらん・・・ぽてっ 「ゆ、ゆ・・・ゆっくりしていってね!」 『・・・・は?』 クジ引きをして出てきたのは色付きの玉ではなく ゆっくりまりさつむり、だった 「ゆっくりしちぇいってね!」 「ゆっ、ゆっぐ、ゆっきゅり・・・しちぇ・・・ゆぐっ・・・ね」 家に帰って、さっさと泣きゆっくりの解凍を行う 容器に書いてある説明文には、軽く火で炙れば3分で解凍すると書いてあった ちなみに注意書きには 電子レンジで解凍を行いますと、爆発する危険性がありますのでご注意ください と、書かれていた 虐待の鑑賞は嫌いじゃないが、する趣味は無いので友達がこれをする時は見せてもらうことにした 話は戻って、2匹のゆっくりの初対面を見てみよう まりさつむりは、きちんとゆっくりの挨拶をしているが 泣きゆっくりは、泣きべそ交じりの挨拶だ そんな泣きゆっくり(泣きまりさ)に、まりさつむり(以下、つむり)は心配そうに声をかけた 「どうしちゃの? どこきゃいちゃいの?」 「だいじょうぶ、ゆっぐ・・・ゆあああああん!」 「ゆゆ!? 泣きゃないでね、まりさがぺーろぺろしちぇあげるきゃらね」 そんな感じで二匹の初対面は、泣くことでゆっくりできる泣きまりさと、それを心配し続けるつむりの生活がはじまった 「おにーしゃん、ゆっきゅりいっちぇらっしゃい!」 「いっちぇ、ゆっぐ、らっしゃ、ゆええええん!!!」 「ゆっ!? ぺろぺろしてあげるから泣き止んでね!」 2匹を買い始めて数日がたったが、相変わらずの関係だった 泣きまりさは、泣いてばかりだが、品種改良の影響で泣くことでゆっくりできるらしく それをあやす事で、なぜかゆっくりできているつむりとは、割といい関係にある 飼いゆっくりとしての躾も、体罰を交えながらとはいえ、赤ゆ言葉が抜けないうちにかなり備わっていた 家もそこそこ防音がある物件なので、泣きまりさが泣いても問題にはならない 今日から寝る時以外は、家の中で放し飼いに切り替えた もちろん、悪いことをすれば後でお仕置きすることを言い聞かせている 『じゃあ仕事いってくるから、物を壊すんじゃないぞ』 「まかせちぇね!」 「ゆああああああああん!!!」 時間が時間なので、飼い主は会話になってない会話をしつつ、家をあとにした 「くるしかっちゃかったんだよ、あやまっちぇね!」 「ごめん、ゆっぐ、なさ・・・・ゆああああん!!!」 「泣いちぇないで、ちゃんとあやまってね!」 つむりが、泣きまりさに謝罪を要求する それに答えて、何度謝っても、泣きながらなため、つむりはちゃんと謝ってないと感じて、また謝罪を要求する 事の発端はこうだ 帰ってきたら、子供ゆっくり用の滑り台で、つむりが泣きまりさに圧し掛かられていたのだ 推測するに、先に滑り台を滑ったつむりは、その動きが遅い特徴から滑った後、その場から離れるのが遅く そこに泣きまりさが、下を確認せずに降りたため、圧し掛かるようになり、さらにつむりの帽子殻に刺さり動けなくなった と、いう感じだろう つむりは、泣きまりさが泣かない事がない事をわからないので、この場は飼い主が仲裁に入る 納得できないつむりだが、飼い主の言うことを無下にできないので、この場は許すことにした 飼い主も、ゆっくりだから明日になれば忘れるだろうと床についた 飼い主が寝てから少しして、つむりは行動に出た 目的は1つ、泣きまりさにきちんと謝らせることだ 泣きまりさの寝床に近づき、ずーりずーりと身を引きずりながらつむりは体当たりをした 「ゆっぐ、ゆぴー・・・ゆっぐ・・・・・ゆがああああああ!? いじゃい!? いじゃいいいい!!!」 「さっさと起きちぇね、このどうじょく(同族)殺し!」 「やべじぇね、いじゃいごどしないでね」 つむりの殻帽子の尖った部分で体当たりされたため、泣きまりさは悲鳴をあげた 痛いことしないで、と、許しを乞うがつむりの目的は違う つむりは、泣き喚く泣きまりさの言葉を無視して言葉を続けた 「せっきゃく、あやまっちゃら許しちぇあげようと思っちゃのに、あやまりゅこともできにゃいなんて、とんだゲチュだね!」 「ごめんな、ゆっぎゅ、ちゃい・・・」 「なきにゃがらなんて、何いっちぇるかわきゃらないよ! おにーしゃんがゆりゅしちぇも、まりちゃは、ちゃんとあやみゃらないとゆるしゃないよ!」 「まりしゃだっちぇ、好きで、ゆっぐ、にゃいてにゃいんだよ・・・」 「うるしゃいよこの、にゃきべちょまりちゃ! おなじまりしゃとして、はじゅかしいよ!」 「ゆぎゃああああああ!?!? やべじぇええええ!!!!」 イライラが積もっていたつむりは、ここぞとばかりに泣きまりさに体当たりをしかけた スピードは無いが尖った帽子は、まだ赤ゆである泣きまりさにとって、十分な凶器だった 「いじゃいよおおおおおおお!!!! 餡ごじゃんでにゃいでえええ!!!」 「ゆっふん! やべてほしいならちゃんとあやみゃっちぇね! ぷくー」 泣きまりさは、何度も体当たりをされて、ついには皮がやぶけて餡子がもれだした そこにつむりは、駄目押しの威嚇を加える ゆっくりにとって、ぷくーとはただの威嚇 しかし、泣きゆっくりにとってそれは恐怖でしかなかった 「ゆ”!? きょわいよおおおおおおお!!!!!」 「ゆぁっ”!?」 ズバッーっと、まるで蛇口から水がでるような勢いで、泣きまりさが泣きしーしーをした 嬉しーしー、悲しーしー、等、ゆっくりが感極まった時に起こす行動だった そして、泣きまりさのしーしーが、つむりに直撃した 「ゆあー!? きじゃないよおお!!! だじゅげでぇええ!!」 「つむりじゃん・・・ゆっぐ・・・・ごべんなざい・・・」 「ゆぎぎぎ! ころしょうとしちゃだけじゃなくて、しーしーをかけりゅゲシュなんちぇ、もう許しゃないよ! ぷくー」 「ゆびいいい!?!? くるばぁ!!!? きょばいいいいいいい!!!!」 「ゆあああああああ!? しーしーかきぇるなあああ!!! ゆぐっ!?」 つむりは、再度威嚇をしたため、またしーしーをかけられる そしつむりは、2度目のしーしーをかけられた時、やっと自分の体の異変に気づいた 体がグニャッっとずれる様な感覚 気持ち悪い その感覚と、餡子を口から吐き出しそうになる感覚がつむりに押し寄せる (ぎぼぢばるいよ! おにーざんだずげで!) (あんこしゃんでないでね!) (ゆびいいいいいい!? にゃんでまりしゃどげでるのおおお!?) (みょうにゃかにゃいきゃらだずげでえええ!!!!) (じにだぐな・・・・) 翌朝、飼い主が起きて見たものは 皮に空いた穴から餡子が出て死んだゆっくりと 溶けて平べったくなったゆっくりだった 泣き声の表現がよくわからない 泣きゆっくりの驚いてしーしー噴射とつむりの最後を見て思いついたので トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る つむりがゲスだったな。(だから売れ残っていたのだろうがww) ↓×7 つまんない理由くらい書け。 ↓×3 国籍批判は幼稚ダゾ? あと、くねくね見ても死なん(精神異常を起こす設定だけ) -- 2018-01-25 12 36 09 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 2016-09-28 20 23 33 つむりも泣きゆっくりも哀れだな -- 2014-05-04 13 47 23 「つまんね」と書き込みしてる在日くんは、くねくね見て死んでこい -- 2014-03-18 07 41 27 陰険な性格だな。こんなゲスと一緒に飼われたのが不幸か -- 2012-09-25 18 31 41 ざまあwwwwwwww -- 2012-08-15 21 18 49 つむりざまあww -- 2011-11-24 22 11 08 つまんね。 -- 2010-10-22 03 56 00 ざまあww -- 2010-08-09 22 17 28
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(消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた (消滅)まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 句読点の位置がおかしいのは仕様です ゆっくりショップで、今話題の泣きゆっくりを買ってみた さすがに、他のゆっくりとは違い、泣くという性質上うるさいので冷凍保存で売っているらしく 冷凍庫から取り出された泣きゆっくりは、専用の販売容器に入れられた後、容器にドライアイスを直接いれられていた 『低温火傷とか大丈夫なのか?』 そう聞くと店員は 『ゆっくりなので大丈夫です』 と、答えていた 何かあってもオレンジジュースかければいいか そんなことを考えていたら、店員がさらに話を進める どうやらキャンペーンで、クジ引きをしているらしい 1等はスィーカーに、2等はゆっくりプロテインフード・・・ どう考えても在庫処分だが、やらないよりマシだろう がらんがらん・・・ぽてっ 「ゆ、ゆ・・・ゆっくりしていってね!」 『・・・・は?』 クジ引きをして出てきたのは色付きの玉ではなく ゆっくりまりさつむり、だった 「ゆっくりしちぇいってね!」 「ゆっ、ゆっぐ、ゆっきゅり・・・しちぇ・・・ゆぐっ・・・ね」 家に帰って、さっさと泣きゆっくりの解凍を行う 容器に書いてある説明文には、軽く火で炙れば3分で解凍すると書いてあった ちなみに注意書きには 電子レンジで解凍を行いますと、爆発する危険性がありますのでご注意ください と、書かれていた 虐待の鑑賞は嫌いじゃないが、する趣味は無いので友達がこれをする時は見せてもらうことにした 話は戻って、2匹のゆっくりの初対面を見てみよう まりさつむりは、きちんとゆっくりの挨拶をしているが 泣きゆっくりは、泣きべそ交じりの挨拶だ そんな泣きゆっくり(泣きまりさ)に、まりさつむり(以下、つむり)は心配そうに声をかけた 「どうしちゃの? どこきゃいちゃいの?」 「だいじょうぶ、ゆっぐ・・・ゆあああああん!」 「ゆゆ!? 泣きゃないでね、まりさがぺーろぺろしちぇあげるきゃらね」 そんな感じで二匹の初対面は、泣くことでゆっくりできる泣きまりさと、それを心配し続けるつむりの生活がはじまった 「おにーしゃん、ゆっきゅりいっちぇらっしゃい!」 「いっちぇ、ゆっぐ、らっしゃ、ゆええええん!!!」 「ゆっ!? ぺろぺろしてあげるから泣き止んでね!」 2匹を買い始めて数日がたったが、相変わらずの関係だった 泣きまりさは、泣いてばかりだが、品種改良の影響で泣くことでゆっくりできるらしく それをあやす事で、なぜかゆっくりできているつむりとは、割といい関係にある 飼いゆっくりとしての躾も、体罰を交えながらとはいえ、赤ゆ言葉が抜けないうちにかなり備わっていた 家もそこそこ防音がある物件なので、泣きまりさが泣いても問題にはならない 今日から寝る時以外は、家の中で放し飼いに切り替えた もちろん、悪いことをすれば後でお仕置きすることを言い聞かせている 『じゃあ仕事いってくるから、物を壊すんじゃないぞ』 「まかせちぇね!」 「ゆああああああああん!!!」 時間が時間なので、飼い主は会話になってない会話をしつつ、家をあとにした 「くるしかっちゃかったんだよ、あやまっちぇね!」 「ごめん、ゆっぐ、なさ・・・・ゆああああん!!!」 「泣いちぇないで、ちゃんとあやまってね!」 つむりが、泣きまりさに謝罪を要求する それに答えて、何度謝っても、泣きながらなため、つむりはちゃんと謝ってないと感じて、また謝罪を要求する 事の発端はこうだ 帰ってきたら、子供ゆっくり用の滑り台で、つむりが泣きまりさに圧し掛かられていたのだ 推測するに、先に滑り台を滑ったつむりは、その動きが遅い特徴から滑った後、その場から離れるのが遅く そこに泣きまりさが、下を確認せずに降りたため、圧し掛かるようになり、さらにつむりの帽子殻に刺さり動けなくなった と、いう感じだろう つむりは、泣きまりさが泣かない事がない事をわからないので、この場は飼い主が仲裁に入る 納得できないつむりだが、飼い主の言うことを無下にできないので、この場は許すことにした 飼い主も、ゆっくりだから明日になれば忘れるだろうと床についた 飼い主が寝てから少しして、つむりは行動に出た 目的は1つ、泣きまりさにきちんと謝らせることだ 泣きまりさの寝床に近づき、ずーりずーりと身を引きずりながらつむりは体当たりをした 「ゆっぐ、ゆぴー・・・ゆっぐ・・・・・ゆがああああああ!? いじゃい!? いじゃいいいい!!!」 「さっさと起きちぇね、このどうじょく(同族)殺し!」 「やべじぇね、いじゃいごどしないでね」 つむりの殻帽子の尖った部分で体当たりされたため、泣きまりさは悲鳴をあげた 痛いことしないで、と、許しを乞うがつむりの目的は違う つむりは、泣き喚く泣きまりさの言葉を無視して言葉を続けた 「せっきゃく、あやまっちゃら許しちぇあげようと思っちゃのに、あやまりゅこともできにゃいなんて、とんだゲチュだね!」 「ごめんな、ゆっぎゅ、ちゃい・・・」 「なきにゃがらなんて、何いっちぇるかわきゃらないよ! おにーしゃんがゆりゅしちぇも、まりちゃは、ちゃんとあやみゃらないとゆるしゃないよ!」 「まりしゃだっちぇ、好きで、ゆっぐ、にゃいてにゃいんだよ・・・」 「うるしゃいよこの、にゃきべちょまりちゃ! おなじまりしゃとして、はじゅかしいよ!」 「ゆぎゃああああああ!?!? やべじぇええええ!!!!」 イライラが積もっていたつむりは、ここぞとばかりに泣きまりさに体当たりをしかけた スピードは無いが尖った帽子は、まだ赤ゆである泣きまりさにとって、十分な凶器だった 「いじゃいよおおおおおおお!!!! 餡ごじゃんでにゃいでえええ!!!」 「ゆっふん! やべてほしいならちゃんとあやみゃっちぇね! ぷくー」 泣きまりさは、何度も体当たりをされて、ついには皮がやぶけて餡子がもれだした そこにつむりは、駄目押しの威嚇を加える ゆっくりにとって、ぷくーとはただの威嚇 しかし、泣きゆっくりにとってそれは恐怖でしかなかった 「ゆ”!? きょわいよおおおおおおお!!!!!」 「ゆぁっ”!?」 ズバッーっと、まるで蛇口から水がでるような勢いで、泣きまりさが泣きしーしーをした 嬉しーしー、悲しーしー、等、ゆっくりが感極まった時に起こす行動だった そして、泣きまりさのしーしーが、つむりに直撃した 「ゆあー!? きじゃないよおお!!! だじゅげでぇええ!!」 「つむりじゃん・・・ゆっぐ・・・・ごべんなざい・・・」 「ゆぎぎぎ! ころしょうとしちゃだけじゃなくて、しーしーをかけりゅゲシュなんちぇ、もう許しゃないよ! ぷくー」 「ゆびいいい!?!? くるばぁ!!!? きょばいいいいいいい!!!!」 「ゆあああああああ!? しーしーかきぇるなあああ!!! ゆぐっ!?」 つむりは、再度威嚇をしたため、またしーしーをかけられる そしつむりは、2度目のしーしーをかけられた時、やっと自分の体の異変に気づいた 体がグニャッっとずれる様な感覚 気持ち悪い その感覚と、餡子を口から吐き出しそうになる感覚がつむりに押し寄せる (ぎぼぢばるいよ! おにーざんだずげで!) (あんこしゃんでないでね!) (ゆびいいいいいい!? にゃんでまりしゃどげでるのおおお!?) (みょうにゃかにゃいきゃらだずげでえええ!!!!) (じにだぐな・・・・) 翌朝、飼い主が起きて見たものは 皮に空いた穴から餡子が出て死んだゆっくりと 溶けて平べったくなったゆっくりだった 泣き声の表現がよくわからない 泣きゆっくりの驚いてしーしー噴射とつむりの最後を見て思いついたので
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「ふたば系ゆっくりいじめ 77 泣きゆっくりのあやし方/コメントログ」 一本とられたな・・・ -- 2010-06-19 16 22 25 饅頭如きが、中々やるじゃないか・・・ でも俺ならやっぱ潰すw -- 2010-07-09 03 46 04 殺して永遠に泣かないようにするのかとおもったよ。 -- 2010-07-24 22 27 06 同族の子供の目玉を抉った上に、母親だなんて嘘を吐くゲスは死ぬべき -- 2010-07-25 21 46 44 >殺されるよりはマシでは?それに子供の方も本当の母親でないことは知っているようだが? >確かに一本とられた -- 2010-07-25 23 34 41 「泣き止ませる」のと、眼球を抉って「涙を排出させなくする」はちょっと違うしな 涙を流さず泣く状態になりそうだ れいむがガキの眼球をえぐってるシーンが見てぇ -- 2010-09-06 02 32 47 れいむの説得シーン見たいな....『れいみゃのだいやもんどみたいなおべべがぁぁぁどうぢでごんなごどずるの?ゆんやぁぁぁ』 -- 2010-09-13 01 36 08 涙腺からでるのでわ -- 2010-09-13 22 40 50 説得シーンだが、多分無理なんじゃないかな 眼球抉り出すけどおk?って言われて、実際されてその後懐く事はどう言いくるめたって無理だろー 眼球抉り出して(これで泣くのが止まるとして)あとは脅しかけたんじゃね? 騒いだり、余計な事喋ったら殺す、自分と親子のフリをしろって。 -- 2010-11-15 05 15 28 うんうんをさせれば…忘れるんじゃないか…? -- 2011-01-12 03 32 46 絵の泣きの前にある茶色いマルは何だ( ゚Д゚)? -- 2011-03-16 20 20 22 ↓うんうんだろ。 -- 2011-03-16 22 05 54 ↓感想書いているゆとりガキ様の涙腺に、デスソースをスポイトで流し込んでやるよw↓ -- 2011-07-05 17 32 48 (゜Д゜) 体体体 足 足 -- 2011-09-25 14 11 46 ↓↓黙れ。 -- 2011-12-22 19 19 25 乙。面白かった。 でも目をほじくっただけじゃ涙腺からも涙は出るとマジレス -- 2012-06-30 07 24 05 なかなか面白いな、このれいむ実は結構やり手なんだな -- 2012-12-12 21 09 53 ↓×5じゃあお前もじゃん -- 2013-04-20 17 55 30 きっと子ゆっくりも泣くのに疲れてたんだろなぁ…泣くのってかなり体力いるし…だから納得したんだと勝手に俺は想像しておく。 -- 2013-06-19 10 28 45 クライベイビーサクラだって眼球無いのに泣けたしな。 -- 2014-05-31 22 09 42 良くやった!ゆっくり霊夢よ、おまえはがんばった!!!! -- 2014-07-08 18 38 57 天才だ霊夢天才だでも結局ゆっくり駆除センター連れて行かれるのやら -- 2014-10-22 22 44 13 やはり思い込みの生物だから目がなくなったら涙が出なくなると思ってるんだろ。それにしてもあのれいむは凄い -- 2014-11-09 00 39 42 眼球抉り出すなんて、手のないゆっくりがどうやってそんな器用なことするんだ? -- 2015-09-14 21 37 32 ↓舌で -- 2016-01-31 15 42 44