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天使言語 前のページに戻る エノク文字●● 天使文字●● エノク文字と天使文字 天使文字とは、文字通り天使が使用しているとされる文字(アルファベット)である。現在では、ジョン・ディーが使用していたものを「エノク文字」、『ラジエルの書』などに使用されていたとされる文字を「天使文字(天使のアルファベット)」と呼んでいる。ただし、ジョン・ディーは自身では「エノク文字」という言葉は使用しておらず、彼が水晶玉の中に見た文字こそ、「天使文字」と同じものであると信じていたのだが‥‥ 「エノク文字」「天使文字」ともに、現在も使用されている。「黄金の夜明け団」などは「エノク文字」を使用しているが、それ以外の人々は「天使文字」を使っているようだ。 「天使文字」の方は、天使が使用していた言語が古代ヘブライ語であるとされているので、古代ヘブライ語のアルファベットを「天使文字」に置き換えればよいだけなので、特に問題はない。 だが、エノク文字の方は、言語そのものが、特殊であるとされている。‥‥最も、後年の研究では、その文法は英語に酷似していて、ある法則にしたがって変換すると、英語そのものになるとも言われている。そのため、「エノク語(エノクが天使との会話に使用していたとジョン・ディーが主張していたとされる言語)」は、エドワード・ケリーが作り出した暗号なのではないかという説もある。
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天使文字天使文字のアルファベット対応表 天使文字の解読例 各種エンブレム/紋章/マークアンドロイド軍のエンブレム アイドル「ヨルハ」および舞台「ヨルハ」のロゴ 「月の涙」と「DOD3の花」の関係 機械生命体に「ニイチャン」や「家族」を大事にしている個体が多い理由 旧世界の遺物が残っている理由 大災厄 機械生命体たちの名前の由来 天使文字 実在した文字。DODや前作ニーアにも登場している。 天使文字のアルファベット対応表 天使文字の解読例 1. ティザートレーラー 解読:NINGYOU HITO KIKAI 2. アトラクトムービー 解読:YORHA TRUTH 3. 限定版ブラックボックスの各種特典 など 表紙に書かれている天使文字は基本的にタイトルそのまま 4. DLCの画像 解読:DOWNLOADCONTENTS 各種エンブレム/紋章/マーク アンドロイド軍のエンブレム アンドロイド軍のエンブレムには「人類軍」「ヨルハ部隊」「レジスタンス」の3種類が存在する。 左から順に、人類軍、ヨルハ部隊、レジスタンス。 ちなみに、人類軍のエンブレムは司令官の衣装に使用されている。 ヨコオDによると「エンブレムには意味がある」とのこと。(出典:第1回『ニーア オートマタ』公式生放送) エンブレムのデザインの意味、テーマは「目」。人類軍とヨルハ部隊は目を閉じている。レジスタンスは目を開いている。 これは真実を見ていない・隠されている(見ている・隠されていない)ことを暗示している。 (出典:超ネタバレ!「NieR Automata」ディナートークショウ@STORIA) アイドル「ヨルハ」および舞台「ヨルハ」のロゴ アイドル「ヨルハ」と、舞台「ヨルハ」で使用されているロゴがコチラ。 推測: ロゴの文字、特に「ヨ」と「ハ」に違和感がある。 「ヨ」は「コ」と「ー(伸ばし棒)」の合体に見え、「ハ」は一画目が不自然に見える。 これらの違和感を基に、上記のロゴを分解して移動させたり回転させたりしたものがコチラ。 アコール。そう、あのアコールである。つまり、ヨルハとアコールの間には深い深い密接な関わりがあるのだ。 ……現状ではヨルハとアコールの繋がりがほとんど見受けられないので、コジツケという名の一発ネタ要素が強め。 しかし、もしかするともしかするのかもしれない。しないのかもしれない。 「月の涙」と「DOD3の花」の関係 関係ない。 (出典:超ネタバレ!「NieR Automata」ディナートークショウ@STORIA) 機械生命体に「ニイチャン」や「家族」を大事にしている個体が多い理由 創造主であるエイリアンを倒してしまい「親」がいなくなった機械生命体が、その寂しさを埋めるために保護者・拠り所を求めている。 ヨナの記憶やロボット山の弟の記憶などの影響ではない。 (出典:超ネタバレ!「NieR Automata」ディナートークショウ@STORIA) 旧世界の遺物が残っている理由 人類の復興のためにアンドロイドが過去の記録を元に再生している。 アンドロイドが再生しては機械生命体に壊される、この歴史を繰り返している。 どれが大切かはアンドロイド側では判断できないので、スピード違反の記録もチラシも手当たり次第に再生している。 重複:旧世界の建造物が残っている理由 大災厄 (あとで内容をもっと整理します) (追記:整理しようにも妄想成分が多すぎて収拾つかなくなったのでこのまましばらく置いておきます) 大災厄とは?DOD世界で西暦856年に起きた「イベリア半島を中心に大規模震災が発生し、それと同時に巨大都市が一夜にして出現した」事件。これを機に魔素が世界にあふれ出し、それにともなうように、ドラゴンやモンスターといった異形の者たちが姿を見せるようになった。 疑問:大災厄の原因は?推測1:ニーア世界で2007年に新宿の衛星写真に不可思議な黒点が写る。このときに新宿(のコピー)がDOD世界に移動した。 推測2:ニーア世界で2008年にエリコの壁が崩壊。このときに新宿(のコピー)がDOD世界に移動した。エリコの壁が崩壊するとき、ニーア世界の新宿に現れた巨人が発していた音と同じものが鳴り響いている。(巨人も異世界から移動してきた存在) 推測3:ニーア世界で2032年に魔素を異世界へ放出している。その放出先の異世界がDOD世界。 推測4:ニーア世界で西暦3287年に魔素を異世界に還元している。その還元先の異世界がDOD世界。 推測5:ニーア世界で宇宙に旅立った"方舟"が巡り巡ってDOD世界に辿り着き、そこで故意か事故か方舟の中身(データ)があふれて現実化した。"方舟"の候補は「西暦5645年のピーちゃん(プロメテウスの火)」「西暦11945年に塔から射出された構造物(オートマタ)」、(「西暦7645年に工場廃墟から射出された構造体」)か。ただし、プロメテウスの火の記述を見る限りでは、ピーちゃんはこれといってデータ収集をしていないように見受けられる。 ニーア世界の西暦6230年にアンドロイドにより新兵器「ドラゴン」が製造、投入されている。ただし、これがDOD世界のドラゴンと同一なのかも含めて詳細は不明。仮にこの新兵器「ドラゴン」がDOD世界のドラゴンの"起源"となっているとしたら、西暦6230年以降の出来事がDOD世界に大災厄を起こしたのか。その前に「赤い竜」というドラゴンの"実物"がニーア世界に来ている。ループしているなら何が"起源"なのかはもはや判別のしようがないが。 上記の推測はどれも「DOD世界とニーア世界は様々な分岐が織り交ざってループしている」説を前提としている。この前提を採用しない場合はこの限りではない。 機械生命体たちの名前の由来 機械生命体たちの名前は、その多くが哲学者・思想家関連を由来としている。 ゲーム内世界の設定に落とし込むのなら、人類の書物に倣って命名したアダムとイヴのように、パスカルやエンゲルスなどといった歴史上の人物そのままの命名も「人類の模倣」の一環ということか? ちなみに、前作での命名は童話由来(マモノ)。
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目次 1.太平洋上の大帝国 2.文明の特色 3.人びとの霊的目覚め 4.ラ・ムーの教え 5.ムー文明の崩壊 1.太平洋上の大帝国 さて、本章では、いわゆるムー文明、ムー大陸について話をしてみたいと考えます。 太平洋上に浮かんでいたと言われる、伝説の大帝国ですね。ただ、これは、私たちの実在世界にある記録から見て確かにあった文明なのです。そうした文明があったという記憶を、人類はどこかに持っていて、そのムー文明の話が現代まで伝わっています。 ムーという大陸は、そうだね、現在で言えば、まあジャカルタ付近だろうか。あのあたりを中心とした大きな大陸で、それが太平洋上に浮かんでいたんです。ここは非常に発達した大帝国でありまして、農業はもちろんのこと、牧畜業、その他いろんな面でも進んでいましたし、また、一大海洋文明であったことも事実です。海洋文明であって、船の技術が大変進んでおりました。 この時代には、数多くの光の天使たちが地上に降りたわけです。そして、まあ言ってみれば、東洋文明の源流のひとつともなるべき文化があったのです。このムーの文明がやがて、日本とかその他のアジアに広がっていったし、その一部がもちろん他の西洋の方にも流れていった。こういうことがあったように思います。 まあ人びとはね、人類は一直線に直線上に進化してきたと、まあ思っているかも知れないけれども、実際はそうじゃないんだね。人類の進化っていうのは、まあ上がったり下がったりしながら、次第しだいに向上してきたというような感じなんです。螺旋(らせん)階段状とも言えないけれども、ある時代は上がって、また下がって、上がって下がって、また上がったりしながら、まあギザギザの折れ線グラフみたいな感じで、次第しだいに上がってきてるのです。 また同時代においても随分、文明の落差はあります。このムーの文明の時にも非常に高い文明があったけれども、その時代にも世界の各地を見てみると、それほど高くない文明もいっぱいあったのですね。まだ狩猟民族や単なる農耕民族もいた。文明という名のつかない人たちの方が多かった、というのが事実です。これは現代でもそうですね。現代ニューヨークのマンハッタンだとか日本の東京だとか、いろんなところではそのような素晴らしい近代文明が栄えていますが、同時代に、アフリカの密林のなかに住んでいる人もいれば、南アメリカですね、南米なんかのなかでもまだまだ未開の生活をしている人もいるし、湖の上に葦(あし)の藁(わら)で編んだ家に住んでいるような人もいるんですね。あるいは、エスキモーみたいにアザラシ取って生活している人もいる。 こういうように、非常に難しいですね。同時代であってもいろんな文明の落差があるし、過去の時代であっても、やはりあった。だから、一万年前とか二万年前っていうと、もうこういう文明のレベルというふうに、私たちは決めつけて考えがちですが、やはり一万年前、二万年前であっても、その時代に文明の落差はあった。こういうことを認めなければいけないと思います。 この太平洋上の大帝国であるムーという文明は、今から一万五千年、あるいは一万六千年前まで太平洋上で栄えていた国なんです。ま、やがて沈没していったわけです。まあこの辺の事情は、大川さんの『太陽の法』なんかにも詳しく書いてあるから、それを読まれたらいいと思うんですが、沈没していったんですね。大陸沈没の話はあちこちにありますが、あのノアの洪水のような話ですね。やっぱり没していくんです。大帝国が没していく。そういうことがあったということです。 さて、そうした大帝国だけれども、まあここには何万年にもわたって人類が文明を築いていたわけです。築いていたけれども、やはりいちばん有名なのは、その末期、沈没する前の二千年、あるいは三千年ぐらいに栄えていた文明です。だから今から言えば、そうだねえ、一万八千年ぐらい前から一万五、六千年前、この間のニ、三千年というのが、ひとつの高みであったのです。文化的な高みであった。そして非常に、異様に高い文明を誇っていた。まあこういうふうに言えると思います。この時にムーはね、みなさんが思っているよりも遥(はる)かに強大な力を持っていて、軍隊なんかも相当持っていたんです。そうした時代、そうした文明であったと言えましょう。 2.文明の特色 さて、そこでムー文明の特色について、私の立場からいくつか話してみたいと思います。 いろんな時代の文明には、それぞれ特色というものがありますね。これは、天上界でもいろんな光の天使たちの計画がありまして、地上計画がある。そして、こういうふうに創る、ああいうふうに創るっていう、いろんな計画があるんです。その計画に基づいて文明を展開していっているんです。 まあこれは、なんでもそうでしてね、やはり飽きてくるわけですね。今なんかは、たとえば野球みたいなのが非常に栄えていて、みんなベースボール、ベースボールでワーワーやっているけども、じゃあこれが千年も二千年も続くかといえば、続きゃしないんですね。やっぱりどこかで飽きてきて、また新しい新種のゲームが始まるんですね。そしてそれが栄えて、また飽きていく。こういうことがあるわけです。 同じように、文明と言っても、その本質においてはそう大きく違わないとしても、その切り口、あるいは角度、繁栄のしかたにはさまざまな差異があるんです。違いがあります。ですからムー文明にも、やはりひとつの特徴があったと言えると思います。 ただこのムー文明というものを、ここ二、三千年ぐらいの文明と比較してみると、どういう特色があるかと言うと、結局似ているのはエジプト文明と日本の古代文明、これを融合したような形じゃないか。まあこういう感じを受けるんです。エジプトの文明は、ピラミッドを中心にしてさまざまな文明がありましたが、あの時にも霊魂不滅という思想、これは明確な思想でした。これがあって、そしてやはり神というものを中心とした、そうした太陽信仰があって、そして人びとが生活をしていました。また、古代日本でもひとつの太陽信仰であったと私は思います。太陽信仰であって、天照大神(あまてらすおおみかみ)信仰もありますが、こういうふうに太陽神というのを信仰していました。 まあこれと非常に似ていたわけで、当時のムーも太陽信仰でした。まあもちろん、ああいう太平洋上の大陸ですから、太陽の恩恵というものをものすごく受けていたわけで、太陽信仰が栄えたとしても不思議じゃありませんね。当然ながら栄えていた。そういうふうに言えると思います。 その太陽信仰で何が文明の特色としてあげられるかというと、まあ僕は、三つぐらい主にあげられるんじゃないかなあと思います。三つぐらいあげられる。 それはね、この時代には、まあ現代もそうだけど、ひとつには、霊信仰というのが非常に強かったんですね。霊信仰が強くて、人びとの生まれ変わり、転生(てんしょう)も随分信じられていたんです。したがって、やはり人びとは、この転生の過程においてどれだけの実績を積むかということが、非常に問題となっていたわけです。 それゆえ、まあそうした霊的な能力を持った人たちも、数多く活躍をしていました。霊能者集団がかなりいて、彼らが職業霊能者をやっていたのです。つまり、僧侶階級あるいは祭司階級と言いますか、そうした職業霊能者たちの集団があって非常に高い権威を持っていた。また、その職業霊能者たちは、当時非常なインテリであって、最高の英知、人類の最高の英知を持っている、というふうに言われていたと思います。そうした方々が知恵の集団をつくっていて、そして国政であるとか、さまざまな経済の問題、あるいは軍事の問題が出てきた時に、彼らの知恵を借りて判断をしたのです。こういうことがあります。まあこれが、古代の日本の神政政治とよく似ているところではないかと思います。 二番目にあげられる特色として、経済の原理についても多少語っておきたいと思うんですが、このムー文明の時には、もう物々交換ではなかったのです。ひとつの経済原理が働いていて、面白いのですが、当時、青銅の文明と言いますか、青銅の金属が使われ始めていたのですけれども、この青銅の硬貨に近いものが、やはりあったのです。そういうものがあったのです。 そして、まあ女性が首飾りなんかよくしますが、首輪の周りに、その硬貨のようなものを並べる風習があったのです。その形は、どういう形かというと、ちょうど涙をたらしたような形です。そういうふうに、上の方が細くなって下が丸くなっている。涙をたらしたような形、こうした形のようなものを首の周りにぶら下げていたんです。糸で通してぶら下げていたのですが、この涙形の硬貨、これがお金でもあったわけです。首飾りともなり、お金ともなる。したがって、この首飾りを二重、三重に巻いている人ほどお金持ちだったのです。 今みたいに金庫はないし、銀行もなかったわけですが、女性、まあ男性もそうだけども、首の周りにいくつかの首輪、あるいは首飾り、ネックレスみたいなのがあって、それにこのお金をぶら下げていたんです。で、二重、三重四重、五重と、お金持ちほどいっぱい何重にも巻いているんです。こういうものを持っていて、全財産を首につけて歩いていた。そして何か物が欲しければ、その首からひとつ硬貨を取って、それを渡して買うということであったわけです。まあこういうことをやっていて、お金持ちかどうかは一目瞭然であった。 こうした首輪の習慣は、現在のポリネシア、インドネシア、あの辺の住民にも随分あると思います。そうしたものが出ているんじゃないかと思います。こうした経済原理を持っていて、現在の貨幣経済の端緒(たんしょ)ともなるべきものが、すでにあった。これが言えます。 第一に霊能者集団、第二にそうした貨幣経済のはしりがあった。第三番目の特色として何があったかと言うと、これは、まあ階級が主に三つに分かれていたということなのです。すなわち、神によって選ばれた人びとの階級というのがあるのです。神によって選ばれた人びとの階級というのが、第一階級としてあって、そのなかには先ほど言った霊能者集団と、もうひとつは政治を執(と)り行う貴族集団、この二つがあったのです。これが第一階級としてあって、これは対等です。身分は対等ですが、神によって選ばれた人たち、そういう人たちがいたのです。これが第一階級です。 第二階級は何かと言うと、これは商業なんです。商業で生きている人たち、これは第二階級で、やはリサービス業ですね。サービス業をやっている人たちが第二階級としていました。 第三階級としていたのが、これが第一次産業的な人たちなのです。すなわち、農業、漁業をやっていた人たち、これが階級として第三にいたんです。そして、それを加工する人たちはどこにいるかというと、加工する人たちは、やはりレベルが多少高いということで、第二階級、商業階級と同じところにあった。こういう身分階級がありました。 そして、そのように身分階級が三つあったわけですが、こうした違った階級の者同士とは、やはり結婚ができない。こういうふうになっていました。お付き合いができないのですね。また、使われていた言葉も、この三つの階級によって多少違っていました。上流階級には上流階級の神秘的な言葉があるし、中流階級には中流階級の賑(にぎ)やかな繁栄の言葉があり、下流階級には下流階級で、非常に語彙の少ない、言葉数の少ない言葉があったのです。 農業、漁業をやっている人たちは、現代で言えば、三百語か五百語ぐらいの言葉でもって話をしている。こういう世界です。そして、読み書きはできませんでした。第二階級である商業、あるいは工業、加工業をやっている人たちは、多少読み書きができました。商売上必要であって、読み書きもできるし、言葉も、まあ千語から二千語ぐらいの言葉を知っている。こういう人たちです。第一階級のインテリ階級になると、言葉はもちろん何千語、何万語使っていて、そして、まあインテリであることが条件でありました。それと、神秘体験などを必ず通過するような、そういうことをしてました。 霊能者階級は、もちろん神秘体験をしていましたが、貴族階級のなかにも、やはり霊的なものにあこがれる者が非常に多かったので、現代の洗礼に代わるような、そうした神秘的な儀式を執(と)り行っていて、各人が必ず神秘体験、神霊体験というのをするような、そういう通過儀礼がありました。子供の時にひとつ、それから成人する時にひとつ、こうした通過儀礼があって、霊的な体験を必ず積まされるようになっていました。まあこれが、ムー文明の特色です。 3.人びとの霊的目覚め まあその文明にあって、人びとはどういうふうに霊的に目覚めるかということですが、第一階級が、このような霊的に目覚めた人たちの階級であったために、第二階級、第三階級もやはり、霊的なものへのあこがれが非常に強かったのですね。 下層階級の者であっても、上位の僧侶階級、あるいは貴族階級に入れる道がひとつだけあった。それは何かと言うと、現代的に言えば霊道を開く、すなわち、心の窓を開いて光の天使たちと話ができるようになれば、階級が上がるのです。そういうことがありました。 そして、まあプロフェッショナルな資格試験ですね、僧侶階級の面接試験、筆記試験などを通った場合には、第二階級、第三階級出身の者であっても僧侶になることもできるし、場合によっては、その能力が偉大であれば貴族階級にとリ立てられるということもあったわけです。したがって、平民に生まれついていたとしても、下層民に生まれついていたとしても、神の恩恵を受けて霊的能力を持った場合には、あるいは祭司階級にまわり、あるいは政治を行うような階級に入っていける。こういうことがあったのです。 現代だとどうかっていうと、まあ勉強ができるっていうことがそうだろうねえ。どんな田舎の生まれであっても、そこから一生懸命勉強してね、小学校、中学校、高校と主席で卒業して、いい大学出て、で、まあたとえば法律家になったりね、裁判官や弁護士になったり、政治家になったり、官僚になったり、いろいろして、生まれが貧しくとも身分ができてくる人がいますね。現代では、そういう勉強ができるっていうことがひとつのステータスをつくっているように思います。日本には貴族階級がないけれども、そうした学歴社会というのが、ひとつの貴族階級をなしているんじゃないかと、私は思います。 この時代は、だからそうした霊的な目覚めですね、霊的な目覚めによる階級差があったということです。ではその霊的目覚めをつくるためにはどうしたかと言うと、人びとはやはり、この霊道を開くということの研究を随分やっていました。ただ第一階級は、それは職業上の秘密であるので、できるだけ機密を守るということで、内部で集まって極秘に、そうした霊道現象等をやっていましたが、第二階級、第三階級共に、次第にそういうことを聞きおよんで、だんだんに、そうした能力を自分で修行して身につけようということで、努力をしていたようです。 だから、霊道を開いて第一階級に入ることが、当時の出世の目的であったし、どうやって霊道を開くかということを、町にいた人たちが、それぞれに我が家の秘伝ということで、家々で競っていたという事実があるのです。 そして、まあ基本的な方法としては、現代で言うような反省ということが、それほど強く言われたわけではないけれども、やはり心清らかにするということが、第一の方法としてあげられていたのですね。 だから悪いことをしたら、それを反省したり、謝ったりする。そして、悪いことを念(おも)わないで、常に太陽のような心をもって生きる。こういう教えが、中心になって説かれていたように思います。だから、霊的な目覚めが早ければ早いばど、身分階級が上がるという世界があったのです。 ここに、ユートピアの話をいろいろしてきましたが、すべての関連を見るわけですね。個人としてのユートピアと、全体としてのユートピアの話をしてきましたが、こういうふうに、個人としての目覚めが、霊的目覚めが、階層を上げていく、社会的な階層をつくっていくという世界が、ムーの文明であったわけです。 これはひとつの面白い現象なんです。霊道現象すなわち悟リとは言えないけれども、こうした神の声を聴けるようになる、光の天使たちと話ができるようになる人たちが、階級が上がっていくのですね。こういうことがある。それともうひとつは、上流階級、第一階級であっても、そこからの追放という現象があったのです。すなわち、心をやはり清く保つということがひとつの義務であって、心が乱れて、いわゆる光の天使ではなく、曇りの天使たちに指導されるようになった時、悪霊たちに憑依(ひょうい)されるようになった時に、第一階級ではそうした査問会議があって、階級から追放されるということがあったのです。こういう面で、新陳代謝(しんちんたいしゃ)が起きていた。まあこのように言えると思います。 だから、人びとは、霊的目覚めがすなわち自分の地位を上げるという、そういう社会に生きていたと言えると思います。 4.ラ・ムーの教え さて、こうしたムー文明でありますが、滅亡のちょっと前ぐらいでしょうか、今から一万六千年余り前の頃に、「ラ・ムー」という帝王が出ました。ラ・ムーとは「ムーの光」というような意味ですが、こうした帝王が出て、これが大きな功績をあげたのです。ムーの発展のために、非常な力があった方です。 もちろんこれは、王宮に生まれた王様がなったわけですが、当時の王様は最高の統治者であると同時に、最高の神官でもあったわけなんです。地上のこの世と、あの世の権威を、両方兼ね備えている最高権力者である。まあ、ローマ法王とアメリカ大統領を兼ねたような、こういう人ですね。こういう力を持っていたのです。 そして、ラ・ムーは霊的能力においても最大であって、ムーで最大の霊能者、霊指導者と言われた方なのです。まあ後に、ラ・ムーの生命体は、インドにゴーダマ・ブッダ釈迦牟尼仏という名で生まれ変わっていくわけですが、こうしたラ・ムーの生命体は、それだけのやはり力を持っていた。 そして、多くの人たちに、正法神理を説きながら、また、国政のあり方、これを教えていったわけです。そして、人びとを善導していった。正しい方向に導いていった。まあこういうことが言えると思います。 このラ・ムーの教えを要約してみると、まあ私なりの考えですよ、もちろん、他の考えもあるし、他の人の意見もあると思いますが、僕は三つぐらい、やっぱり教えの核があったと思います。 第一は、やはり、心の浄化ということだったと思います。反省に近い教えですが、心をやはり浄化しなければ、人間は本当の意味で光の天使の仲間には受け入れられない。まあこういうことを言っていたと思います。常々心の浄化をするということ。これが大事であるということ。 それから二番目は、やはり、愛の教えを随分言っていたようです。互いに愛し合えということを、結構言っていたように思います。互いに愛し合うことの大切さ、愛を広げていくことの大切さ、こういうことを、随分言っていたように思います。 心の浄化、それから愛の大切さを説きましたが、三番目は、やはりこのラ・ムーは偉大であったと思うのは、宇宙観、世界観、これをかなり詳しく示してみせたということです。現代で私たちが、こうした神理の探究において、本当の宇宙観、世界観を開示していますが、ラ・ムーも、ほとんど同じぐらいのレベルまで話をしていた。多次元世界についても話をしていましたし、この多次元空間のなかで、人類は転生輪廻(てんしょうりんね)しながら、いろんな地域に生まれ変わって出ているというような、そうした高度な理論を説いていたんです。 まあこういう「宇宙の理法」を説けたというところが、ラ・ムーを他の霊能者と区別する最大の違いになったわけです。霊能者たちはいくらでもいたわけだけれども、「宇宙の理法」を説ける霊能者はいなかったわけです。だが、ラ・ムーは「宇宙の理法」を説けた。なぜ説けたかというと、それだけのやはり大指導霊たちが、当時、ラ・ムーを指導していたわけです。 このラ・ムーは、やがてアトランティスの時代に、「トス」として生まれたり、また、アンデスの山中に「リエント・アール・クラウド」という名前で生まれたり、また、その後には、ギリシャで「ヘルメス」という名で出たり、それからインドにおいて「釈迦」という名で出たり、いろんな形で、その魂の分光が地上に出て来ていますが、このラ・ムーの部分は、比較的このブッダ生命体の本体に近い部分であった、ということが言えると思います。それだけの大きな力があった。一万六千年も経って、その名が残っているほどの巨大な指導者であったわけです。まあムーの栄光でもあったわけです。ムーの人たちはラ・ムーという人が出たということを、大変な誇りに思っていました。まあ、こういう時代があったということです。 5.ムー文明の崩壊 さて、こうした偉大なラ・ムーが出たわけですが、ラ・ムーもやはり人の子であって、何十年か生きたら、やがて地上を去ってゆかねばならなくなりました。そしてその後継の者たちが、だんだん継いでいったわけですが、この時代は祭政が一致であったために、政治的指導者すなわち宗数的指導者であった。つまり、宗数的指導者が凡庸(ぼんよう)になってくると、政治的指導能力も落ちる。こういうことにもなったわけですね。 そうして、ムーの末期はどのようであったかというと、多少やはり乱れがあったわけです。現代的に言えば、悪しき新興宗教がいっぱい出て来まして、このラ・ムーの教えが正しく守れなくなっていったのですね。だんだんにラ・ムーの教えが正しく守られなくなって、いろんな異説、邪説がいっぱい出て来るようになります。そして、このムー帝国そのものが次第に混乱をしていくわけです。 そうして、帝国の上空に、人びとの暗い想念の曇りができていくようになります。だんだん地上が殺ばつとしていきます。そして、犯罪とかも増えていきますし、だんだん倫理、道徳が衰えていきます。そして、霊能者、聖別(せいべつ)された階級としての霊能力集団、僧侶階級のなかにも、悪霊の黒い影が次第に忍び込んでいって、そして、霊能信仰が間違った方向に行くようになる。曲がり込んでいく。こういうことがあったわけですね。 こうした経験を積むにつれて、次第に天変地異というのが多くなってきました。これは、末法の世には、どこも天変地異が流行(はや)っておりますけれども、このムーの文明の時もやはり同じであって、天変地異が起きました。そして、随分いろんな火山の爆発があったり、地震があったり、津波があったり、まあいろんなことがあって、やがて文明が崩壊していったわけです。 そして、そのムーの子孫たちが、いろんな形でまた、さまざまな所に逃れていったわけです。日本などにおいても、その南方から来た文明のなかには、このムー文明があります。一万五千年以上昔に、崩壊していったこのムー文明、この末裔(まつえい)たちが、日本にもだいぶ来ています。日本には、もちろん、韓国、中国系統から渡ってきた人もいますが、このムーからの人、それから、アリューシャン列島を渡ってきたアイヌ系統の人たち、こうした三種類の人たちが流れ込んできて、日本民族をつくっているのです。 日本という地域が霊的に非常に高い意味合いを持っているのは、このムーの部分の魂系統が、かなり入って来ているためだといえると思います。ムーの一部は、もちろんアトランティス等にも流れていきましたけれども、まあこの東洋では、こうした日本などに、日本あるいは東南アジアにだいぶ流れていった。また、インドの方にも出ていったのですね。ムーの文明の一部は、インド文明の源流にもなっていっております。 まあ、天照大神(あまてらすおおみかみ)という、現代日本の主宰神のような役割をやっているような人もいますけれども、この人もムーの時代にやはり出たことのある方であって、ムーの時代に女王をやった経験があります。まああるんだけれども、そうしたことをあまり言うと、まあ嫌われるといけませんのでね、私はほどほどに言っておきたいと思いますが、やはりムーに出た方です。そして、太陽信仰を、その時にも説いたことのある方です。その方がまた、日本で、日本の国造りのために、あれほど活躍をされた。そのように言うことができると思います。まあ非常に霊的な力のお強い方である。そう言ってもいいのではないでしょうかね。 このように、このムーの文明は去っていったわけですが、そのムー文明が去ること自体を悲しむのではなくて、また新たな光が出て、新たな文明ができていく。私たちは、そうして何億年もの間、飽きることもなく、いろんな生まれ変わりをして、そのたびに偉大な経験を積んでいくのです。それで、魂のなかには、そうした英知が蓄積されていく、まあこうしたことを、くり返し、くリ返し、やっているわけなのです。
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コラボが正式発表されたのでページ作成(2017/04/20) 概要 天使文字 ニーア関連オートマタとの世界観の繋がり SINoALICE × NieR Automata コラボイベント 概要 題名:SINoALICE(シノアリス) 配信:2017年6月6日 機種:iOS / Android 価格:基本無料(アイテム課金) 公式:http //sinoalice.jp/ 天使文字 DODシリーズやニーアシリーズに登場した天使文字は、シノアリスにも登場する。 アルファベット対応表についてはその他設定を参照。基本的にこの対応表で問題なく読める。はず。 推測: 「天使文字が登場するから」という1点のみで「シノアリスはDODやニーアと世界観が直結してる」と解釈するのは早計かと思われる。 ニーア関連 オートマタとの世界観の繋がり ――(笑)。念のために伺いますが、そもそもとして、『NieR Automataオートマタ』の世界観と『シノアリス』の世界観のつながりはない、ですよね? ヨコオ つながりはないです。ただ『シノアリス』の世界観がいろんな世界観を内包できるような骨格にしてあるので、突発的に入ってきても違和感はないはずです。 (出典:『SINoALICE』×『NieR Automata』コラボ記念! その内容や音楽についてヨコオD、齊藤P、岡部氏に訊く) SINoALICE × NieR Automata コラボイベント 内容:2Bとボーヴォワールが登場する物語 実施:2017年夏 公式:http //sinoalice.jp/collaboration/ (出典:『シノアリス』×『ニーア オートマタ』コラボは2017年夏実施!2Bや9Sらの登場も決定)
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目次 1.新文明には三つの柱がある 2.新文明の第一の柱――霊性実証の時代 3.神が、この世に二種の人間を置かなかった理由 4.信仰とは、認識力の増大を意味する 5.これから、霊界の研究者が尊敬されるようになる時代が来る 6.新文明の第二の柱①――原始に還れという復興運動がおこる時代 7.新文明の第二の桂②――未来産業型の文明時代 8.新文明の第三の柱――精神的な帰属が社会的ステータスをつくる時代 9.これからは、神理を勉強していることが資格になる時代が来る 10.今後、「高橋信次コース終了認定」免許が出る時代が来るかもしれない (1987年8月15日の霊示) 1.新文明には三つの柱がある さて、第五章、「神理文明論」という章になりました。これで私の霊訓集が終わるんですねえ。 みなさんうれしいですね。とうとう来ましたよ。何冊読みたいですか。 僕はね、読者のみなさんのお力次第なんだけど、五冊ぐらいで終わりたくないですねー。できたら十冊、ちょっと声が大きくなって二十冊、小さくなって三十冊、もうちょっと小さくなって五十冊ぐらいやりたいなーって思ってるんだけど、そのぐらい読みたいって言ってくれないかなーと思ってね。 まあ、でもあるじゃない、よく世界の名作全集なんて言ってね。第一回配本、第二回配本なんて、あれだって三十冊も五十冊もあるじゃない、配本がね。二ヵ月おきぐらいに来るんでしょ。だから私の霊訓集もそうした第何回配本ぐらいのつもりでね、出るの楽しみにしてくれなきゃいけない。 でも読者のなかにはいるでしょう。「本が多くって、まあいっぱいいっぱい出しちゃって、もうこんなに読めるか。」って言うから、読めなくていいんです。私の本だけをずーっと読んでいきゃいいんですよ、みなさんね。 私は一貫教育してますから、一冊目から最後まで読めばね、みなさんの人生もピカピカに光って、そしてもうあの世で絶対いいとこ行けて、そしてあの世の勉強も終わるような、そういう教育システムっていうのを考えてますから、もう安心してね、ついてきたらいいんです。 だから、本が多すぎて読めないとか忙しい人は、私の本だけを頼りにしてね、これを持っていきゃいい。ね、毎日会社に。ま、行けると思いますよ。 私はね、むずかしいこと言わないんです。お子様やお母様や、爺ちゃん、婆ちゃまにもわかるように、話してるんですね。だから、OLなんかの間に私の本はずいぶん人気が高いんですね。 入会願書っていうのがあって、霊言集の感想を書いてるんですねえ。それで、私もときどき見せてもらってるんだけども、「もう高橋先生大好き。」ってね、OLですよ、たいていあなた。 ね、たいてい二十代だけど、二十代後半のちょっとうれ残りかかっとるOLが多いんだけども、「高橋先生、大好きです。」ってね、「ユーモラスでとってもステキなおじさん。」ってね、「私大好きだわー。」なんてね、言ってるかたいっぱいいますよ。女性です。 私は女性に人気があるんです。たぶんそのかた美人だと思いますね。「とっても好き。」って言う人ね。「高橋信次とっても好き。」って言う人は、たぶん美人でね、頭がよくて、そしてみんなから好かれてて、もうお父さん、お母さんからも評判がよくてね。 会社でも上司の受けがよくて、同僚の受けがよくてね、そして同じ女の子どうしからも、ひじょうに好かれている女の子、こういう人が私の本を読んで、感動するんだと思うんですね。 だから私の本読んで感動した人は、心がきれいなかたですから、そういう心のきれいなかたはやっぱり外面に表われるんですね。そして、えー外面も美しくなり、人からも好かれ、そしてすばらしい毎日を送っていけるようになるんですねえ。まあそういうふうに思っているんです。 さて、本章では神理文明論ですね、ずいぶん大きくかまえてみました。この意味は、神理に基づいた文明論ということになるわけですね。まあ、そういうふうに考えていただいてけっこうであろうと思います。 さて、神理文明論というのは、これからどうした文明を創っていかねばならんのか、と、そういうことでもあるわけですね。それでけっきょくは、私たちのこれからの課題ということでもあるんですね。 この本書において、私たちの今後の文明構築の課題というものをいくつか、呈示しておきたい。まあこういうふうに思うんですね。 さあ、では来たるべき新しい文明っていうのは、いったいいかなる文明でありましょうか。どのような文明が来るのでしょうか。これをね、考えてみたい。こう思うんですね。 そうしてみると、これからの文明っていうのはね、僕はね、大きく考えて三つの柱があると思うんです。三つの柱ですね。 2.新文明の第一の柱――霊性実証の時代 第一の柱はなにかって言うと、これはね、「霊性実証の時代」であります。ね、霊性の実証時代、これが第一の柱なんですね。 これは霊性って言いましてね、霊的な性質ですね。人間が霊的なる存在であるっていうことのね、実証の時代、これが来なきゃいけない。ま、こう思うんですね。 だってみなさんね、真実は真実なんですから、ね。みなさんね、これマイク握ってね、私マイク握ってしゃべっとるんですよ。ね、これ霊ですよ。霊が言ってるんです。 霊がね、私は霊だって言ってるんですね。霊が私は零(ゼロ)だって言ってるんじゃなくて、ゼロじゃなくて霊(零)だって言ってるんですよ。いいですかね。そういうことなんです。 ある人は先日言ってましたよね。「そんな霊があるって言うならあんたね、そんなら霊に色がついとりゃええじゃないか。」ってね。 「そんな無色透明で見えんからいかんのだ。」ね。「ピンク色かなんかでサーッと出てくりゃいいんじゃ。」ってね、ネグリジェみたいなん着て霊が。夜な夜なピンク色でサーッと出て来たら楽しくて楽しくて、「霊よ来い来い、また来いよ。」ってね。「こっちの水は甘いぞ。」ってね。 そして霊よ来い来いして、ピンク色のなんかネグリジェ着た霊が出てきたら、そしたらね、便利でいいよね。あー認めた、認めたって、たしかにいるねー、いるねーってね。 「あー僕はこんどはピンク色のつぎは水玉模様がいいや。」なんてね。水玉模様の霊出て来いなんてね、はい出てきました。なんてね。 夏は暑いからやっぱりなーんちゅうかなあ、えー夏は暑いからこうござっていうんかな、「ござ巻いたような霊出てこい。」なんて言ったらねえ、高橋信次がござなんか巻いて「はい出てきたぞー。」なんてね。「ござでござりー。」ってね。こういうふうに出てくるかもしれませんね。 こういうふうに霊に色があってね、かたちがあってみんなが見えたら、証明もいらんじゃないか。まあそういう人もなかにはいらっしゃるでしょう。 たしかにそりゃそうだけど、ねえ、しかしねえ、霊がそんなござかぶって出てくるぐらいならね、あんたね、なーんで霊にならにゃいかんのだ。そんなんだったらもうそのままこの地上でみな生活しとりゃええんだね。そうでしょ。 霊が霊になるっちゅうのは、こことはちがう世界で生活しとるからそれでええんだな。そんなこの地上で見えるような確認できるようなあれだったら、べつに霊にならんでええわな。 そんなんだったらもうやめちゃって、霊になるのやめちゃって、青虫がね、あなたサナギになって、チョウチョになるようになりゃええんだ。 だから人間七十年やったら、八十年でもいいよ、人間八十年やったらね、死んだように横たわってね、しばらくしとったら、体コチコチに固まってね。 しまいに繭(まゆ)みたいになって、固まっちゃって、半年ぐらい固まったままでね、あなたね、銀行の金庫のなかかね、貸し金庫のなかか、あるいは魚河岸(うおがし)のね、なんか鮪(まぐろ)の冷凍庫のなかほうり込まれてね。 半年ぐらい固まっとったら、半年ぐらいしてあったかくなってきたらなんか取り出してみたら、パカツと真二つに割れちゃってね、なかからぜんぜんちがうの出てきたりね。 こういうようにして、あなた、こんど羽が生えた人間出てきてね。こんどは、もういったん死んだらつぎは、羽が生えてなんか、空中飛べるようになると、人間こんなんでもいいんですよ。そら考える勇気はありますよ。そらおもしろいでしょうな。こういうふうにすりゃあな。 3.神が、この世に二種の人間を置かなかった理由 だけどまあ、この世に二種類の人間は置かなかったんですね。だからまあ神様のその辺は芸術センスの問題でね。 この芸術センスが「5」だか「4」だか僕はよくわがらん。ねえ、点数がよくわかんない。ただこういうふうになっとんだな。だから僕はいまもう一回人間創りなおすとしたら、そんなんでもいいと思うんだね。 だから六十、七十になったらどんな美人でもきたなくなるんだろう。いやだろう。だからコチコチになって死んじゃって、鮪(まぐろ)の削りぶしみたいになっちゃって、あら鰹(かつお)か、鰹の削りぶしみたいになっちゃって固まっちゃってね。 それで半年ぐらい冬眠して、そしてサナギになって、サナギから出てきたら、こんど、ね、羽が生えちゃって、なにか生えちゃって、ブンブン、空飛べるようにね、そうしたらすばらしいよね。 ある者はだからそうしたサナギになる前に、えーよく悟った人がね、こんどはサナギから出てきたときに羽が生えて空が飛べる。 しかし悟らんかった霊はどうなるかっちゅうたら、こんど出てきたら手足がなくなって魚になっとると。そして悟らんかった霊はサナギから出てきたら、海のなかドボンとはいって海のなかで泳いどると。 でお魚さんになっちゃう、ね。で、悟った霊はエンゼルみたいに空飛べる、ね。こういうのでもあってもおもしろいかもわかんないねー。どうだろうか、ね。 こういう二種類にしたらもう天国、地獄言わなくたってね。サナギになったあとお魚さんになっちゃうのと、ね、人魚だな、顔はいいわ人間でも、下半身が人魚で、人魚姫みたいに海のなか泳がないかんのと、羽が生えて、空が飛べるのと、こう二種類創ってもいいんだよな。そうしたらおもしろいね。 そしてこんど人魚とエンゼルがまた適当な年齢になったら、もうエンゼルやめちゃってもう羽が歳とってとれちゃって落ちちゃって、ね。 人魚もなんか産卵しちゃって、卵産んだら人魚も消えちゃってね、卵になる。卵がまた人間になるとかね。こういうふうな循環考えてもよかったのかもしれないね。 ただね、神さん考えられたのは、そんな目に見えるかたちでね、信賞必罰がはっきり見えるのはね、あまりおもしろくないと思うんだなあ。 ね、パン食い競争といっしょでさ。あそこ行ったらパンがぶら下がっている。あそこ行ったら牛乳飲まにゃいかん、あそこで顔洗わにゃいかんなんてね、目に見えるのおもしろくないじゃない。 そうじゃなくて探検でね、これ森のなかでいったいなにが出るかわかんない。大蛇が出るか、乙姫さんが出るかなにかわかんない。とにかく手探りで森のなか進んでいく。これがおもしろいんだな。これがスリルと探検がね。 ところがパン食い競争みたいにあなた、見渡しゃもう百メートル先までなにがぶら下がってるかみな見える。 ね、あとなんか黄な粉のなかに飴かなんかはいっちゃってプープープープー吹いて顔真白になって、食べなきゃいけないとかね。こんなんみな見えちゃうね。おもしろくないわね、たいしたことねえや、ね。 だから、それで人間諭(さと)すのがだいじだよねえ。 おめえ鳥になりたいっちゅうんか。空飛びたいならねえ、もっと修行しなさい、なんてね。お魚になりたきゃそんでいいよ、なんてね。そんなのもう子供みたいでバカバカしいじゃない。わからんからいいってね。 だから霊っていうものを色ついてピンク色で飛ばさないようにしておる理由は、やっぱり人間のこの精神的なね、えーなんと言いますかね、価値を高めるためにそういうふうにしとるんですねえ。 4.信仰とは、認識力の増大を意味する やっぱりね、けっきょくなんて言いますか、信じるってことは宗教にはつきものですけれども、信じるっていうことがつきものの背景にはね、そこに大いなる精神的な飛躍ってのがあるんだね。精神の飛躍。飛翔感ていうのがあるんですね。これがあるわけです。 あなたね、自分が確認したものだけを信じるっていうのはね、これはりっぱなように思うよ、一見ね。科学的実証精神のように思うよ。もう自分が確認したものだけを信じる。 じゃあアメリカ行ってない人はアメリカのあるのを信じないの筋なんじゃないですか、ねえ。月行ったことのない人は月がないことを思うのは筋なんじゃないですか。どうでしょうか、ね。僕はそう思うんですよ。 そんなら霊だけをそんなこと言わずに、じゃあほかのことだっていっしょじゃないですかってね。軽井沢行ったことない人は、軽井沢なんてあんなの神話じゃないかって言っとりゃいいんだよ。そうだろう、ね。 自分が経験したときが、ことだけがすべてで、真実で、経験してないことは真実でないって言うならそういうこったな、ね。じゃあその結果どうなるんだ人間は。 自分が確認できて、経験できたものだけが真実で、そうでないものはそうじゃないって言ってどうなるんだ。人間はね、けっきょく手さぐりといっしょだろ。ちがうか。 手さぐりで生きとる人間てけっきょくなんだ。そしたらあなたね、アリと変わらんぜ。アリと。 あなたがた地上はっとるアリ見てごらん。ねえ、かわいそうだよねえ。もう右曲がり左曲がり、もうあっちまわりこっちまわり見てたら一時間、見てたら一時間グルグルグルグル一メートルぐらいのところまわっとんだろ。ちがうか。地面のね。あっちあたり、こっちあたりグルグルグルグルまわっとる。触角動かしてね。触角でさわってるんだよ、一生懸命。 ね、ああいうアリさんみたいな人生になっちゃうんだな。かわいそうだろ。ね、もう一段高い認識力がないんだな。自分の置かれとる立場、あるいはこの世界というものにたいする認識っていうものができない。アリさんはね。こういうことだ。 だから経験論、実証精神だいじだけど、それがようするに自分を小さくして、そして認識力を低めておるなら意味がないな。だから信ずるっていうこと、信仰っていうことの意味は、認識力の増大を意味するんですね。 つまり、目や口や鼻や手ざわりで感ずるもの以外を感じとるってことでしょ、信ずるっていうことは。ちがうか。全身全霊で感じるっていうんでしょ、ね。それは認識力が高まったことだ。認識力が。 認識力が高まるっていうのはどういうことかって言うと、わかる範囲が広がるってことだな。物事がわかる範囲が広がる。 物事がわかる範囲が広がるってことはどういうことかって言うと、アリさんよりは人間さんでしょ。アリさんよりはバッタさんかもしれない。バッタさんよりはお亀さん。お亀さんよりはウサギさんやらなにや知りませんがね。 あるいは、犬、犬よりは人間、そうかもしれないね。人間よりはじゃあ神様だな。認識力が高まるってことは神様にそれだけ近づいていくってことだ。ちがうだろうか、ね。そういうことでしょ。 5.これから、霊界の研究者が尊敬されるようになる時代が来る だから、自分が確認したことだけしか信じないって言うんなら、人類は何世代にも、何十世代、何千世代にもわたって生まれ変わってきたけど、それぞれの人間が、自分が確認したものしか信じられないって言うんなら、文明や文化の進歩はなにもないことになる。そうだろう。 もう一回ゼロから始めて、ね。一足す一がほんとに二かどうか、もう一回確認しなきゃいけない。ちがうだろうか、ね。そういうことだね。 だからあるていど前提とする部分があって、文化や文明は進んどるんですな。そのなかにはたんなる信仰とはちがうけれども、信ずるという行為がやはりあるし、それを受け入れるという行為はあるんだな。僕はそう思う。 だからこれからの時代はね、まず第一に霊性の時代であって、そうした目に見えぬ霊の世界が厳にあるということに対する実証、ほんとうにそっちの意味の実証精神ね。これはいってきますよ。 で、科学者なんていろいろ言ってるけど、この霊界のね、研究者なんていうのはものすごく尊敬されるようになる時代が来ますよ。第一人者なんてね。 いまだったら医学界の第一人者、ねえ物理学の第一人者なんて尊敬されてるけど、それが霊界の第一人者なんて言ったら「なーに言ってんの、気持ち悪い。バカにして。」ってね。バカにされちゃいますね。 ところがこれから霊界研究の第一人者って言ったら「ほーすごいなー。」ってね。こういうふうになってくるでしょう。まあこれが霊性の時代ってことの第一点ですね。だから文明、新しい文明のね、第一。 6.新文明の第二の柱①――原始に還れという復興運動がおこる時代 第二はね、これからの時代の特徴の第二点は、第二の時代はいったいなにかと言いますとね、えーまあこれからもう一度ね、文明の再考、というのが始まっていきますね、再考。 文明、現代ある科学文明っていうのが、これがいいものかどうかっていうことが、もう一度考えなおされる時代ね。こうした時代にこれからはいっていくんですね。 それはなにかって言うとね、二つに分かれるんですね。 これはなんか『孔子の霊言』かなんかにもあったそうですけども、ますます科学文明を発達させていこうとする方向と、原始に還れ、昔に還れという復興運動、この二つの潮流が巻き起こってきますね。どっちも神理は神理なんですね。 なんで都会でネクタイぶら下げてね、ギュウギュウ電車にゆられて、会社冷暖房きいとるかどうか知らんが、会社のなかでね、一日中働かなきゃいかんのかと。こんなの人間の本来の性質に向いていない。こういうふうに主張する人が出てきて、それに賛同する人も出るでしょう。 そういう人たちが武者小路実篤じゃありませんが、新しき村運動じゃないけどね。そうした原始に還れと、自然に還る、自然の美しさに還ると、いうふうな運動をね、展開、積極的展開をする時代がこれから始まってきますよ。 おおいにそういうことを唱道する人が出てきます。それはそれでひとつの動きだと思う。 やはりね、都会が人間を進歩、発展させるところもあるが、堕落させてる面もひじょうに多い。そんな堕落させるような素材をそのままにしておかないで、そうしたものがない、もう一度新たに造りなおす時代ね、造りなおすという時代、これをやはり考える。そういう時期が来るんですね。 リンカーンじゃございませんが丸太小屋をね、自分で作る。ね、みんなね、小さいころは喜び感じたんだよ。自分でいろんなもの作ったことをね。 ボーイスカウトだか、村の少年だか知らんがね、自分で小屋を作ってみたりね。自分で穴を掘ってね、それで上に茅(かや)かなんか葺(ふ)いちゃってね。そして探検ごっこやってみたりね。 そうしたことにずいぶん生き甲斐感じてたわけだよ。いつかしらそんなの生き甲斐忘れちゃった。ね、自分で新たにいろんなもの作っていくっていうこと。ね、農作物だってそう、動物を飼うことだってそうね。 畑正憲さんて言うんか、ムツゴロウの動物王国とか言って、北海道やらどっか、なんとか村やら知らんけど、どっかでやっとんだろう、ムツゴロウ共和国とかね。ああいうのがね、まあひとつのなんて言うんかひとつのあれになりますよ。 あのムツゴロウさん、あれ諸天善神のひとりだよ、ね。ああいうのは稲荷大明神って言ってね、動物を指導しておる霊人がおるんだな。そういう人のなかのひとりですよ。 まあ、ああいう人がやるわけだな。ああいう時代になるわけです。僕はこれでもいいと思うんだよね。 文明でかならずしも進歩する人ばかりじゃないんだな。毒されることが多い人も多いと思うんだ、ね。 だってあなたね、都会行きゃあもうほんと悪の臭いがしちゃって、新宿歌舞伎町とかね、あなた銀座のどこそことかね、渋谷のどこそこ、上野の某所、あるいは千葉のナントカ町、ね、川崎のナントカ町。 こんなところってのはあなたね、まあそりゃ聖人君子だってあんまりそんなとこ住んでたらね、だんだんだんだんやっぱりフラフラフラフラし始めますね。ないほうがいいわけですね。 そういう意味では、そういうものはないってこともいいんですね。軽井沢には風俗営業がない。そういう町もだいじなわけなんですね。ないとどうしようもないですからねえ。あるとやっぱりフラフラ行きますわね。ないこともけっこうなんですね。 だから自然のなかでね、そんな風俗営業ないようなところで、生活することもだいじですよ。そうじゃないでしょうかね。それが人間向上させることにもなる、ね。 7.新文明の第二の桂②――未来産業型の文明時代 で、これがひとつの流れだし、もうひとつの流れとしては、いわゆるもっと科学技術の進歩ですね。まだまだこんなんじゃあ物足りない。どんどん作り出してみよう。いろんなものを作り出してみる。 それから、やっぱり好奇心旺盛な人はどんどん月へ行き、金星へ行き、ねえ、ほかに太陽系からも出て探検してみたい。宇宙人とも握手してみたい。こんな人もおるでしょう、ね。 『太陽の法』っていう本読むと、なんだか金星人がおったらしい、ね。エル・ミオーレっていう神霊が治めとったらしい、統治者がおったらしい。 「ちょっと金星ツアー行こう。」ってね。「金星人の化石を見つける会」なんてね、できちゃって、金星ツアーして、どこかに埋まっとらんかと一生懸命シャベルで掘ったりしてね。そんな人も出るかもしれない。 そうした新しい経験でもって、それで進歩する人もいるでしょうから、まあそれはそれでけっこうでしょう。 後者について、宇宙時代についてもうちょっと言えばね、宇宙人との交流っていうのが、これがますます積極的になってきますよ。彼らもまた新たな世界観求めて来とるんですね。 いま、地球自体、だいたい法が出尽くしたと思うかもしれないが、宇宙人と接触するとこんどまたちがった法がね、感じられますよ。地球の法だけがすべてじゃないんですよ。 私は前のほうの章でも言いましたけどね。そんなお札(さつ)交換してなんかしとるの見たら不思議に感じるって言ったけども、そういうほかの惑星の考え学んだら、また人間気がつかない教えってのも増えてね、そして新たな考えかたっていうのを学ぶかもしれないね。まあそういうふうに思いますよ。 だからそういう宇宙時代も来るし、UFOも現在十何種類来てますから、地球にね。やがてだんだん確認されていくでありましょう。 彼らが来とる理由は、新しい文明のなかに参入したいという気持ちもあるし、あるいは地球を偵察に来とるとこもあるし、もと私たちが来た母星からもちょっとは来とるんですがね、確認しにね。いろいろやっとるんですが、理由はいろいろあるんですけどね。 ま、これはまた『高橋信次の空飛ぶ円盤』(「高橋信次のUFOと宇宙」として刊行)でもなにかまた一回組まにゃいかんかもしれませんね。ちょっとこの本章のなかで言うのはむずかしい。まあそういうことがありますね。 ですから第一の柱として、霊性の時代が来るって言ったけども、第二番目の柱で時代が二極分解して、原始に還れ、それと未来産業型の文明時代へと行くと。こういう二極分解するでしょう。で、それぞれ神理はそのなかにあると。こういう話しましたね。 8.新文明の第三の柱――精神的な帰属が社会的ステータスをつくる時代 じゃあ、第三番目の時代はいったいなにでありましょうか、ね。これはね、まあ先ほどの霊性の時代ということにひじょうに関係するわけなんですね。 つまりひじょうにそれと似かよっておって、空海さんなんかも『空海の霊言』のなかで言っておられたように思いますが、これからはね、精神的な帰属というものが、社会的ステータスをつくる、そういう時代が来ます。 精神的な帰属。つまり宗教なら宗教、なにを信じておるか、あるいは道徳ならどうした道徳を信じておるか。どうした教えというものを実践しておるかね。 こうしたことが社会的ステータスシンボルになる時代がやってきます。これは不思議ですがね。 いまだいたいみな名刺だして、「なんとか会社の専務です。」ね。「部長です。」「なんと平社員です。」って、やっとるわけですね。 そうじゃなくて、空海さんが言っておられるように、まあ、いっしょですが、自分はえー「講師をしておる。」とか、ね。「自分はGLAの後始末をした人間だ。」とか、ね。 「自分は高橋信次亡きあと別派作って、世の中混乱に陥れた人間だ。」と、ま、これは論外でございますが、こういうのは別にすれば、精神的な帰属っていうのが、その人のやはり値打ちを表わすようになる時代がやって来ますよ。 だからいまは宗教やっても「なんだかバカみたいな。」って言うけれども、これからどういう団体に帰属しておるかっていうことはね、その人の値打ちね、魂の値打ちを決める時代が来る。 ま、いま入会試験むずかしいのやってますが、これなんかその走りなんですね、時代の、ね。 ゴルフの会員権だけが高いなんてそんなのとんでもありませんよ、ねえ。どこそこゴルフ会でやれるとかね。こんなんだけがあなたね、値打ちじゃありませんよ。 これから神理の団体っていうのはね、ほんとうに魂を磨く団体になっていきますから、どの団体に属しておるかね、これがね、社会的ステータスになってきますよ。 こういう時代、価値逆転の時代がね、始まりますよ。ね、これだいじですし、僕たちそれをねらってるんですね。 9.これからは、神理を勉強していることが資格になる時代が来る えー神理価値ってことはずいぶん言いましたけども、前章でも言いましたけども、これからそういう価値逆転の時代でね。 いままでは宗教にはいってるちゅうのは隠さなきゃいけなかったけども、これからは、はいってるっていうことが値打ちになってきて自慢になってくる、ね。自分のステータスになる。 で、むしろ会社に勤めてるっていうことなんかそんなのどうでもいいことでね、どこの会社に勤めてようが、なにやろうが、そんなの漁師やってようが、あんた木こりやっとろうが、会社の重役やっとろうが関係ない。 それはね、生業(なりわい)を立てるためにやっとるんだ。そうじゃなくて土、日あるいは普段の夜、いったいなにやっとるかね、これがだいじになってくる。これを競うようになる、ね。ま、そういう時代にならにゃうそです。ほんとうに魂磨くということがだいじになる時代ね。 だからいまねえ、こそこそといろんな神理の伝道手伝ってる人おると思うけど、これからそれを堂々と言う時代になってくるよ。これから堂々と、ね。資格の時代になるよ。神理も。 資格の時代が始まる。新たな、ね。えー魂を磨いているってことにたいする資格の、大いなる資格の時代が来る。こういうふうに思いますね。 それでないとおかしいよねー。文部省認定、英語検定だけあるでしょう。一級だとかあなた二級だとか三級だとかね。 最近は一級と二級の間に差があるから準一級なんて作ったらしいよ、文部省ね。こんなことばっかりやってね、もうええ大人があんた英語の試験ばかり勉強してるんだ。もったいないよー。 英語なんかあなたアメリカにこんど生まれりゃええんだよ、ね。転生してアメリカに生まれりゃ英語しゃべれるじゃないねえ。 日本に生まれりゃ日本語勉強できるんだよ。そんなのわかっとるんだからもう、ほどほどにすりゃええんだ、そんなことね。 そんなんじゃなくてね、これからどれだけね、神理の勉強してるかね、これがほんとうは役に立つかもしれないよ。 だからこれから神理が資格の時代にはいってくるぞ。ね、楽しいじゃないか。そんなんがあって、みんながね、日本国民がね、われを競って神理を勉強し始めるって。これはいいことですよー、ねえ。 文部省の教育はいいとしても、そんな英語だとか、あなた無線通信士の技能だとか、針灸だとかなんだかんだとまああるかもしらんけど、まあそれもけっこうだけども、いろんな国家資格あるわなあ。まああるけどたいしたことはないわなあ。死んであの世へ持って還るほどのものはほとんどないんだ、資格はな。 だからこれから神理を勉強してるってことが資格になる時代になると思います。そして神理の団体もね、いわゆるほんとうに信ずるか信じないか、まあそういうふうなオカルト的なあれじゃなくてね。ひじょうに教育的な側面というものを多く持ってくる、そういう時代がやってくると思うんですねえ。 だからこういうこと言ってた人いたけどねえ、通信教育の時代なんて言ってたけども、そうなるかもしれませんね。 これから法というのがあるていど定型化され、類型化されてね、ほんとう通信教育でもできるような、そういう時代ほんとうに来ると思いますよ、もうすぐ、これそう遠くないですよ。 10.今後、「高橋信次コース終了認定」免許が出る時代が来るかもしれない だからいろんな教えがあるけれども、もう教えが多すぎるからもういくつかね、分けて、とにかく高橋信次コースってあって、高橋信次コースってのは、幸福の科学出版から出てる高橋信次霊訓集、たとえば全二十巻がテキストである。 で、これで単位があってね。前期は第一巻から第五巻、ね。後期は第六巻から第十巻。そしてこの基礎コースをマスターしたらつぎに応用コースヘはいっていく。で、第十一巻から第十五巻、ね。それから卒業コース、第十六巻から第二十巻、こういうふうにこう範囲が決まってね。 そして、三年計画ぐらいで、社会人の生涯学習で、「高橋信次コース終了認定」こういうのが出ます。 「あーよかったー。」ね。「終了認定出た。じゃどうしようかな。まあじゃあこれ卒業したから、じゃあちょっと谷口雅春コース行ってみるかー。」って言ったら、つぎまた三年ぐらい「光明思想研修」なんてね。 谷口雅春コース三年ぐらいやって、「また免許いっちょ取ったー。」ってね。こういうので何枚も取ってね。勉強の手段がそこでできてくる。こういう時代になってくるかもしれませんね。いいことですよ。どんどんマスターしてくる。 これだけ天上界の先生がいっぱいおるんだから。あの世還ったってもう消化不良でできないですよ、だんだん。この世のうちに早目にマスターしておきましょうね。 そしてあの世に還ったらね、ちょっと見せてね、資格、「もうこれとこれと終了してますから。」って「おっそうか。じゃあつぎはもう残ってんのはまあ岩登りとあなた木登りの仙人の修行しかねえから、ちょっと仙人界行ってこい。」なんて言われてね、カクッときたりするかもしれませんが、まあそういうことはあるかもしれませんが、まあね、あの世でもどうせ勉強するんだから、この世でできる機会にね、バッチリ勉強してね、どんどん優等生になっていただきたい。 まあそういう話で神理文明論と称しましてね、えー三つの柱立てて話をしました。霊的なことが実証される時代。そういう時代が来るということ。 それから文明の類型として、えー自然に還れ型と、未来産業型と、二つに分かれてくるであろうっていうこと。 それから三番目に、えーこれから霊的なものがね、勉強が資格の時代になってくるよ。それからステータスシンボルになってくる時代が来るよ、ね。まあこういうことを話しました。 まあこういう未来を先取りしてね、みなさんもね、日々努力精進してください。そしたら賢い人間と言われるようになるんですね。じゃあまた、お会いしましょう。
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天使 天使界より転生して地上に降りてくる生物。 並みの人間と違い基本的な身体能力、知力などに長けている。 転生をするときは、人間と天使の運命を同時に背負うことになる。 ハーフの場合と違い、純潔の天使は人間同士、もしくは天使同士から生まれる。
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天使語 天使のみが喋ること、及び話すことができる言葉 基本的にそのイメージが天使自身の脳に直接記憶に残るため、直接言語を覚える必要はない 言い換えれば、天使であれば誰でもこの言葉を使用する事ができる 本編では龍之介がこの言語に四苦八苦していたが、それは天使となって経過した時間が少ないため、まだこの言語に馴染んでいないためである そして、その特徴上普通の人間が天使の言葉を話すことはできない なお、AAのみが使える特殊な言語も存在するが、この場合もAAの脳に直接言語のイメージが記憶される AAでなくなった場合、その言語の記憶は全て自動的に抹消される
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大天使 天使を超えた存在、4枚の翼と逆立った髪の毛(男性の天使のみ)が特徴。 天使の時よりも巨大な力をコントロールできるため、最大で95万SPまで操れると言われる。 ただし、この最大の領域まで到達できた天使は歴史上3人しかいない。 ちなみに、大天使の英語表記はarchangelになるが、これはYahooなどの辞書で探す天使の項目に載っている。
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天使試験 ジパング格闘天使協会が主催する格闘天使の頂点極めるための試合で、4ヶ所のサンクチュアリで行われる 当初は文書問題と試合があったため、今でも試験と言う名がある モデルは相撲だが、ここでは戦闘不能になるか、場外に出せばなんでもありというルールになっている ランクは相撲にならっていて、 大天使(横綱)永久ランクで、絶大な権力を持てる。現在はドルジしかいない。 ↑ 熾天使(大関)全敗した場合準熾天使に降格。大天使=ドルジを場外に吹っ飛ばすか、2回連続で勝たなければ大天使になれない。 ↑↓ 準熾天使(関脇)熾天使3人以上に勝たなければ熾天使になれない ↑↓ 智天使(小結)以下、成績によってランクが上下する ↑↓ 力天使(前頭) ↑↓ 能天使(十両) ↑↓ 下級天使(幕下以下) となっている。 競技期間は相撲と同じ15日で(下級天使は7日)、勝った天使は上位の同じく勝った天使と対戦することになっている 試験にはギョーレと呼ばれる行司にあたる人はいるが、呼び出しと床山にあたる天使は存在しない 会場は新春、夏季、秋季がリョーゴク、春季がビックスロープ、金鯱記念がアイチ、博多杯がラックバレーで行われる ちなみに本来「天使の9階級」では熾天使が最高位だが、「『大天使』ミカエル様が天使で最高位」と、思い込んでいた作者のミスで大天使が最高位になってしまっている
https://w.atwiki.jp/tear_tac/pages/31.html
天使界 全ての天使の魂が存在する世界。 命の泉、転生の泉、癒しの泉という3つの泉があり、それぞれが特殊な力を持つ。 天使界の全貌を知る者は、天使でさえも少ない。 地上以上に光に包まれた豊かな世界で、天使の魂は必ずここに帰ってくる。