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登録日:2011/07/11(月) 18 19 34 更新日:2023/03/26 Sun 18 37 30NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 11年夏のダークホース 11年夏アニメ 11年秋アニメ ×ピンクドラム ○ピングドラム こどもブロイラー よくわからないなにか アニメ イマァァァァァァジィィィィィィンッッッッッ! オウム真理教 ジャイアン スタイリッシュ脱衣 ペンギン 地下鉄サリン事件 小説 幾原邦彦 愛してる 愛の話 星野リリィ 林檎 生存戦略 生存戦略しましょうか 秀逸なモブ 脳みそド腐れゲロ豚ビッチ娘 輪るピングドラム 透明な存在 運命 銀河鉄道の夜 電車 きっと何者にもなれないお前たちに告げる 生存戦略、しましょうか 僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ。 『輪るピングドラム(まわる-)』とは、2011年7月から放送されたアニメ。全24話。 製作はBrain's Base。 OP1 ノルニル/やくしまるえつこ メトロオーケストラ OP2 少年よ我に帰れ/同上 ED1 DEAR FUTURE/coaltar of the deepers ED2以降は週替わりで曲が変わる。 監督・脚本は『美少女戦士セーラームーン』、『少女革命ウテナ』を手掛けた幾原邦彦。ウテナから実に12年振りの監督作品。 あの幾原の新作ということで一時期話題になったが、放送前の情報が少なかったことが影響してかネットではあまり盛り上がらず。 CM発表後になっても期待度はそこまで高くなかった。 しかし、第1話にて、 ヒロイン死亡→復活→ペンギン→お茶の間→変身バンク→スタイリッシュ脱衣→ボッシュート という怒涛の超展開コンボにより人気が爆発。2011年夏アニメのダークホース的存在となった。 特にこの変身バンクが中毒的。 ARBの原曲から大幅にアレンジを加えたカヴァー挿入歌「ROCK OVER JAPAN」、目まぐるしく変化する背景、ウテナ的な演出、 美少女戦士や銀河美少年を彷彿させるポーズ等で強烈な印象を視聴者に与え、一度見るとリピート必至。 しかし前半こそ明るいものの、後半になってからは高倉家の陰の部分を中心に次々と衝撃の事実が明らかになっていき 最終的には高倉家を中心に「愛」と「家族」をこれ以上なく描き出していく作品となっている。 後半のあまりに情け容赦ない展開は必見。おそらく誰もが前半の明るさが懐かしむこととなる。 その落差は別作品かと疑われるレベルで、前半の展開で後半の展開が読める人はまずいないと思われる。 他の演出に関しても、タイトルの「ピングドラム」にかけてモブを「ピクトグラム」で表現したりと幾原節の前衛的なものになっている。 またサブタイトルが非常に秀逸。 後半は怒涛の展開と演出・入るタイミングが合わさって、様々な感情が掻き立てられる。 とにもかくにもネタバレが最大の敵となる作品なので、初見の際はぜひ予備知識なしでの視聴をオススメしたい。 そして本作終了から10年後、十周年を記念して劇場版『REcycle of the PENGUINDRUM』が発表され、翌年に前後編で公開された。 ◆ストーリー 両親のいない高倉家には3人のきょうだいが暮らしていた。双子の兄の冠葉と弟の晶馬、そして妹の陽毬。 陽毬は不治の病に冒されており、担当医の鷲塚医師から余命が長くないと宣告される。 数日後、自宅へと帰ってきた陽毬は、兄と一緒に水族館へ行く。 数少ない家族の思い出が残るその場所で、陽毬は不思議なペンギンと目が合う……。 (公式サイトより) ◆登場人物 ○高倉冠葉 (CV 木村昴) 主人公その1。高倉双子の兄の方。 活発な性格をしており、言葉使いも少々粗暴。結構なイケメンで非常に女性にモテる。 陽毬を溺愛しているシスコン。兄妹愛だけでなく恋愛感情も含んでいる。 ○高倉晶馬 (CV 木村良平) 主人公その2。どちらかというと彼の方が主人公に見える。高倉双子の弟の方。 兄とは逆に穏やかな性格。3人の中で最も常識人だが、そのためか不思議な出来事には適応力が低い。 兄と同じくシスコンだが、色恋には疎い。 小説版は基本的に彼視点で綴られている。 ○高倉陽毬 (CV 荒川美穂) ヒロインその1。高倉家のアイドル。 病弱で余命幾許もない。 水族館へ行った日に突然倒れ、そのまま亡くなった。 ……はずだったが、水族館で買ったペンギンの帽子の力で復活する。 太陽拳の使い手。 ○プリンセス・オブ・ザ・クリスタル 陽毬がペンギン帽を被ると出現する別人格。非常に高圧的な性格で、口も悪い。 目的は不明だが、延命の代償としてピングドラムを探すよう双子に命じる。 ちなみに彼女の名前は作中では言及されない。 幾原監督が便宜上、適当に付けた名前がそのまま採用されたとか(BDコメンタリー参照) ○荻野目苹果 (CV 三宅麻理恵) ヒロインその2。脳みそド腐れゲロ豚ビッチ娘。 好きなものはカレーとペンギン。 高倉家に出入りするようになる少女。多蕗に絶賛片思い……というかストーカー中。 多蕗への想いに決着をつけた後は晶馬を意識するようになるが……。 物語開始時点では少なくともピングドラムを所有していたらしい。 視聴者における、「序盤の印象」と「終盤の印象」が恐らく一番大きく変化する人物の一人であろう。 ○ペンギン 高倉家にクール便で届けられた謎の3匹のペンギン。同じくペンギンを所有する者以外には見えない。 1号が冠葉、2号が晶馬、3号が陽毬のパートナー。 それぞれ中々にハイスペック。 いつも画面隅で奇行を働いている。 実はそれぞれ、パートナーの心情を表した行動をとっている。 ○多蕗桂樹 (CV 石田彰) 双子のクラスの担任。リア充。 昔から家族ぐるみの付き合いがあった苹果にストーカー行為を受けているが、全く気付いていない。 手の指のほとんどに古い傷痕がある。 劇中でゆりと婚約。 ○時籠ゆり (CV 能登麻美子) 多蕗の旧友。苹果の恋敵。 「サンシャニー歌劇団」虹組で娘役を務める大人気女優。 苹果の目論見を看破した上で勝利宣言し、事実婚約に至った。婚約発表と同時に引退も表明。 が、男役と寝るなど同性愛の気もある。 口癖は「Fabulous Max」 ○夏芽真砂子 (CV 堀江由衣) 苹果とは別の思惑で「プロジェクトM」を進める謎の女性。 スリングショットを使用し、ペンギン印の弾でヘッドショットすることで対象の記憶を消去することができる。 高倉家とは別の黒いペンギンを所有。 口癖は「嫌だわ、早く磨り潰さないと」 ○エスメラルダ 夏芽と行動をともにする黒いペンギン。おそらく♀。 冠葉に執着する夏芽同様、そのパートナーである1号に異常なまでの求愛行動をとる。 ○夏芽マリオ (CV 荒浪和沙) 真砂子の弟。 病弱で、陽毬同様、オスのペンギン帽子で延命している。 ○渡瀬眞悧 (CV 小泉豊) 中央図書館「そらの孔分室」司書を務める謎の男。現在は医師もやっている。 この「そらの孔分室」自体が異空間であるらしく、選ばれた者しか立ち入ることができないようだが… 派手なピンク髪が特徴な美青年なのだが、見た目に似合わず声が凄くダンディ。 口癖は「痺れるだろう?」「だよね?」 ○荻野目桃果 (CV 豊崎愛生) 16年前の事件で亡くなった、萃果の姉。そして多蕗の初恋の相手。 彼女の日記には特別な力があり、今それを巡って様々な者が動いている。 ○高倉剣山 (CV 子安武人) 高倉三兄妹の父親であり、「企鵝の会」の指導者的幹部。 16年前の事件の実行犯となり、事件が表沙汰になった後失踪。 ○高倉千江美 (CV 井上喜久子) 高倉三兄妹の母親であり、「企鵝の会」の指導者的幹部。 剣山と同様、16年前の事件の実行犯であり、後失踪。 ○ダブルH(伊空ヒバリ/歌田光莉) (CV 渡部優衣/三宅麻理恵) 巷で大人気のアイドルデュオ。 TSMのイメージキャラクターも務めており、作中で各話の内容を示唆する広告で小芝居も担当する。 実は陽毬と小学校時代の親友で、最初は陽毬もグループ「トリプルH」の一人だったが、両親が起こした事件で疎遠となってしまう。 だが、陽毬のことは今もなお親友と思っている。 【キーワード】 ○TSM荻窪線 本作の舞台として登場する地下鉄。荻窪駅から池袋駅に繋がり、東京を横断している。 モデルは東京メトロ丸ノ内線。 16年前にテロ事件が発生し、リニューアルオープンした。 なお実際の丸ノ内線で荻窪から池袋へ行くのは明らかに遠回りなルートなのであるが、本編の登場人物達は普通に荻窪から池袋へ行く交通手段として利用している。 ○16年前の事件 TSM荻窪線で起こった爆破テロ事件。 犯行はピングフォースと呼ばれる過激派グループが行い、大多数の死傷者が出た。 どう考えてもあの事件がモデル。 ○ピングループ 作中に登場する大手メーカー。 作中の製品のほとんどにこの団体のロゴが貼っている。 実は企鵝の会の表の顔。 ○カレーの日 荻野目家のルールで、毎月20日はカレーライスを食べることにしている。 最近は両親の離婚もあって、家族そろってのカレーがほとんどないらしい。 20日が桃果の命日なので、彼女を忘れないために桃果の好物だったカレーを食べようと、苹果の両親が決めた日だった。 ○企鵝の会 テロ組織・ピングフォースの隠れ蓑となった新興団体。 今もなお地下活動を続けている。 陽毬の治療費のために、冠葉が彼らの仕事を手伝っているが…。 ○こどもブロイラー 「誰からも必要とされなくなった子供」が捨てられる施設。 捨てられた子供は「バラバラに砕かれ」、「透明な存在」になる。 企鵝の会の憎む「氷の世界」の象徴的存在。 一見メタファーぽく見えるが、明らかに実際に存在するような描写があったりと存在が曖昧になっている。 きっと何者にもなれないWiki篭り達に告げる。 追記・修正を手に入れるのだ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] >ヒロイン死亡→復活→ペンギン→お茶の間→変身バンク→スタイリッシュ脱衣→ボッシュート このアニメの情報知らずにここ読んでもさっぱり分からないかもw -- 名無しさん (2014-04-09 07 31 19) 何故に浦安鉄筋家族????? -- 名無しさん (2014-07-23 02 58 42) ↑高倉家の外観がよく見ると仁の家だと当時ネタにされていました。 -- 名無しさん (2014-07-23 08 00 38) 前半はペンギンが可愛いだけで寒い演出とグダグダ話、不快でわけわからんキャラで惰性で見てたが後半の伏線回収で尻上がりに面白くなっていった印象 -- 名無しさん (2014-07-24 02 50 21) 幾原さんが凄いと思える作品。 -- 名無しさん (2014-08-06 14 30 24) 荻窪舞台にしてるのと、地下鉄サリン事件土台の記載は無しな感じ? -- 名無しさん (2014-12-15 22 55 48) 見直すと前半部分が平和だった時代が何とも言えないんだよな。全員の抱えているもんが分かっているだけに。 -- 名無しさん (2015-02-22 19 54 29) 僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ。 まさにそんな物語。 -- 名無しさん (2015-08-25 22 56 20) 何度見ても高倉家崩壊の回がキツイ。そこに至るまでの過程がしっかり描かれていて結果は見えていてもすげぇ悲しくなるわ -- 名無しさん (2016-12-11 01 49 59) なんで冠葉の記事だけ誰も書いてないんだ・・・嫌だわ、早くすり潰さなくちゃ -- 名無しさん (2018-01-11 00 48 53) 登場人物の親が毒親ばっかりじゃん!子どもに色々背負わせすぎだよ!って思ってしまった。 -- 名無しさん (2021-01-16 04 13 57) 映画化…映画化!? -- 名無しさん (2021-03-31 19 23 19) 冠葉と晶馬が車になって陽毬と苹果を外の世界に連れて行くんだろうか。しかしもう10年かぁ… -- 名無しさん (2021-03-31 22 54 00) 綺麗なジャイアンが当時ネタのトップを占めていた。 -- 名無しさん (2021-10-28 04 27 20) 前編の予告見た感じだと、映画は総集編と見せかけたループとかそんな路線になるのかな? -- 名無しさん (2021-12-23 01 06 44) 劇場版全編見てきたけど半分近く新規作画でストーリー的にもほぼ新作でビビったわ。後編マジ楽しみ -- 名無しさん (2022-04-30 17 33 55) まさか語り形式の総集編だとはね...。しかも総集編といってもそこそこ話をシャッフルしてたし。 -- 名無しさん (2022-05-02 18 42 33) 名前 コメント
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ピングドラム テディドラム 荻野目苹果の日記 プロジェクトM TSM(東京スカイメトロ) 都立外苑西高等学校 櫻花御苑女子高等学校 サンシャニー国際水族館 サンシャニー劇団 シックスティーン 生存戦略(生存戦略しましょうか) 運命の至る場所 中央図書館 そらの孔分室 こどもブロイラー 企鵝の会 ピングループ KIGA ピングフォース 南極環境防衛隊 ピングドラム プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが「手に入れろ」と命令しているアイテム。 運命の切り換えに関係するらしいが、詳細は不明。 テディドラム プリンセス・オブ・クリスタルのイリュージョン空間で、台座となっている熊の形をした巨大ロボット。 荻野目苹果の日記 荻野目苹果が所有する日記。苹果の台詞によると、そこには苹果の「運命」が記されており、その内容を実行することが自分の使命であると考えている。苹果の姉である荻野目桃果が書いたと思われるが、部分的に日記としては不自然な記述も見られ、謎が多い。桃果いわく、日記と「呪文」とを用いて、「運命の乗り換え」が出来るらしい。 【外観】 全体的にピンク色のトーンで統一されている 表表紙:下部にDiaryの文字。2匹のリュウグウノツカイが螺旋状に絡み合いながら竜宮城を囲う 裏表紙:ウミガメの模様 背表紙:中央にDiaryの文字。その上下に黒いライン 日記の中:左右それぞれのページを、向かいあったリュウグウノツカイが囲む。日記まとめ プロジェクトM 登場人物たちがそれぞれ実行している計画の名称。 苹果はプロジェクト・マタニティー。 真砂子はプロジェクト・マリオ(小説中巻51ページ)。 TSM(東京スカイメトロ) 作中に登場する都内の主幹地下鉄。16年前の事件以降、大幅に改建され、地下でありながら懸垂式を採用。登場人物たちが主に利用しているのは荻窪線で、駅名および路線は現実の東京メトロ丸ノ内線とほぼ同一である。ダブルHによる車内吊り広告「本日の標語」は、毎回各話の内容に関連している。 都立外苑西高等学校 冠葉や晶馬が通っている男子校。多蕗が生物教師として勤務している。 櫻花御苑女子高等学校 苹果が通っている女子校。 サンシャニー国際水族館 高倉兄妹や苹果が幼いころ家族と行った思い出の水族館。 池袋のサンシャイン60に実在する「サンシャイン国際水族館」がモデル。 サンシャニー劇団 ゆりが在籍する歌劇団。モデルは「宝塚歌劇団」。 シックスティーン 10代の女の子向け雑誌。 高倉冠葉恋愛被害者の会の阿佐美がモデルとして活躍していたり、 かつて陽毬たちが応募しようとしていたアイドルオーディションを主催したりしている。 生存戦略(生存戦略しましょうか) プリンセス・オブ・ザ・クリスタルがイリュージョン空間で発するキーワード。 同じくペンギン帽の保持者であるマリオも口にしている。 また、16年前の事件時にピングフォースのメンバーへ一斉にポケベル送信された言葉でもある。 何を意味しているのか詳細は不明。 運命の至る場所 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルと渡瀬眞悧が、そこから「来た」と語る場所。 荻窪線95駅目で、隣の94駅目は「生存戦略」。 中央図書館 そらの孔分室 サンシャニー水族館が入っている建物から地下61階までエレベーターで降りた所にある図書館。そらの孔分室は、そこから扉を抜けたさらに奥まった場所にあり、膨大な蔵書を有する。ここに入れるのは、運命によって選ばれた特別な客だけ。眞悧が司書として管理している。 こどもブロイラー 陽毬が運命の相手から林檎をもらった場所。 巨大な換気扇がある建物内に大勢の子供達が座っている。 いらない子供たちが集められ、透明な存在になって世界から消されるらしい。 企鵝の会 ⇒「質疑応答」の「●ペンギンマーク」参照 ピングループ ⇒「質疑応答」の「●ペンギンマーク」参照 KIGA ⇒「質疑応答」の「●ペンギンマーク」参照 ピングフォース ⇒「質疑応答」の「●ペンギンマーク」参照 南極環境防衛隊 詳細不明。第36次の派遣に高倉剣山が参加していた様子。
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※回収済み・未回収の伏線一覧については「情報・まとめ」も参照 目次 全般、モチーフや元ネタなどQ.これ原作あるの? それともオリジナルアニメ? Q.主人公って誰なの? Q.話の進み遅くない? 1クール終わるまでに畳めるの? Q.「輪るピングドラム」ってどういう意味? Q.白黒ペンギンマークに書いてある「KIGA」って? Q.金髪の人(時籠ゆり)が時々言う英語のセリフはなんて言ってるの? 意味は? Q.キャラの名前の元ネタは? Q.OPやバンクで出てくる丸囲みの数字「95」は何を意味する? Q.16年前の事件って何? プリンセスオブザクリスタル関連Q.スレ内でよく出てくる「プリクリ様」って何? Q.変身時の挿入歌は何? Q.変身時の決めポーズで、陽毬は何と言ってるの? Q.あの熊は何? ペンギンマークピングループ/Pingroup inc.(普通のペンギンマーク) KIGA(斜め白黒のペンギンマーク) ピングフォース(真っ黒なイワトビペンギン) 各話Q.なんでカレーの鍋には取っ手がないの? Q.エスカレーターから突き落とされた女の人って誰? Q.苹果が携帯電話を落としたのは何かの伏線? Q.事件の朝、車から降りてきた剣山が二人いる? Q.TSM10周年でダブルHの隣にいる、白タイツの丸いやつは何? Q.ゆりの「体の秘密」って何? 子供の頃、父親から何をされてるの? Q.マリオへ死んだ祖父が乗り移っていたのって、そういうのアリな世界観なの? Q.ラストで、多蕗はどうやってあの位置からゴンドラ内の陽毬を助けたの? Q.公園を挟んだ高倉家の隣で、換気扇が回っていたのは何の建物? Q.こどもブロイラーで林檎を受け渡しする少年少女の服装が9話と異なる? Q.幼少時にKIGA集会へも参加していた冠葉が、なぜ家宅捜索で両親の犯行を否定? Q.真砂子のセリフ「○○の魔法で~」は、何と言っているの? Q.なんで運命の乗り換え後もクマのぬいぐるみに入れた紙は残ってるの? その他Q.○○の解釈って当たってる?間違ってる? Q.他にも分からないことあるんですけど! 全般、モチーフや元ネタなど Q.これ原作あるの? それともオリジナルアニメ? └A.オリジナルですが、アニメと同時進行で、幾原監督と高橋慶さん共著の小説があります。 Q.主人公って誰なの? └A.公式発表では高倉晶馬ということになっています。 Q.話の進み遅くない? 1クール終わるまでに畳めるの? └A.2クール(全24話)予定です。最終回までアイキャッチが丸ノ内線25駅(24区間)を進むと予想されます。 Q.「輪るピングドラム」ってどういう意味? └A.以下の様な言葉が推測されています。 ・ワーピングドラム(昇降機)→輪るピングドラム=劇場の幕が上がる ・"penguindrum"→"penguin"(ペンギン) ・ピクトグラム(絵文字、劇中のモブ) ・メインキャラの「苹果」(中国語読みで「ピングォ」) ・ピンクの洗濯機(スタッフ談) ⇒最終回で、晶馬の胸から取り出され陽毬に渡された赤い玉を「ピングドラム」だと言って冠葉へ差し出す。 その赤い玉はまた、運命の果実たる林檎の形もとる。 ここから推定すると、「愛」の具象化である「苹果(ピングォ)の心臓・鼓動(ドラム)」ではないか。 それが「輪る」とは、愛を貰った人がまた別の人に愛を与えて、次々と順繰りに送られていくこと。 Q.白黒ペンギンマークに書いてある「KIGA」って? └A.→詳細後述 組織名と思われるが何の略か今のところ不明。古い日本語ではペンギンを企鵝(きが)と呼びます。 Q.金髪の人(時籠ゆり)が時々言う英語のセリフはなんて言ってるの? 意味は? └A.「ファビュラスマックス!(Fabulous max!)」 信じられない! or 素敵! Q.キャラの名前の元ネタは? └A.映画「南極物語」 登場俳優:高倉(高倉健さん→高倉剣山、の元妻 チエミ)、荻野目、夏目雅子(→夏芽真砂子)、渡瀬 劇中の犬名:タロ(→多蕗)、ジロ(→時籠) 南極観測船:宗谷(→ソウヤ)、しらせ(→シラセ) 夏芽真砂子夏目雅子or萩野目慶子? 構想時期の打ち合わせ内容で、女性キャラクターの名前に関して監督がブログに言及(2009.12.29) 以前は清純派・今は悪女である実在の女優が連想される響き 「同じ名前の響きでも世代によってイメージ違うよなー(監督談)」 ※夏目雅子は発言の時点で死去から25年近く経過しており、 「20年ぐらい前にイメージチェンジ」には当てはまらない可能性が高い 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」 カンパネルラ(→冠葉)、ジョバンニ(→晶馬)、ザネリ(→眞悧) 更に眞悧(さねとし)を分解するとヒ・真・悧で「ひまり」とも? 有名歌手 美空ひばり(→伊空ヒバリ)、宇多田ヒカル(→歌田光莉) 横溝正史「犬神家の一族」 佐兵衛(→左兵衛) 莫大な遺産を残して死んだ財閥の老翁のイメージからか マリオが池に落ちた際、足が逆さに突き出した有名シーンをなぞったパロディになっている Q.OPやバンクで出てくる丸囲みの数字「95」は何を意味する? └A.劇中の地下鉄の演出から駅番号。 地下鉄サリン事件→’95年3月20日。荻窪線のモデルとなっている丸ノ内線は被害路線の一つ 作中ではこの日は剣山が事件を起こした日・桃果の命日・苹果/冠葉/晶馬/真砂子の誕生日 阪神大震災→’95年発生。図書館で探した『かえるくん、東京を救う』はこの震災がモチーフ Q.16年前の事件って何? └A.高倉家の両親が関与したと思われる地下鉄爆破テロ事件。 同じ日に起きた地下鉄サリン事件をモチーフにしているようですが詳細は不明です。 プリンセスオブザクリスタル関連 Q.スレ内でよく出てくる「プリクリ様」って何? └A.プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの略。陽毬がペンギン帽をかぶって変身した姿。 Q.変身時の挿入歌は何? └A.アレキサンダー・ラグライム・バンド(ARB)「rock over japan」のカバーです。 Q.変身時の決めポーズで、陽毬は何と言ってるの? └A.「イマジン(imagine)」 原案では「change the world」だった(監督談) 元ネタは当然ビートルズとクラプトン。 Q.あの熊は何? └A.名前は「テディ・ドラム」(スターティングガイドより) ペンギンマーク ピングループ/Pingroup inc.(普通のペンギンマーク) 東鷗病院やスーパー、カレーなど街のいたる施設や商品にあるマーク。大企業らしい。 表の「企鵝の会」のマーク(オトナアニメvol.22より)。 KIGA(斜め白黒のペンギンマーク) テロ後の剣山が着てたジャンパーのマーク。 ほかに冠葉がもらった封筒や記憶を消す弾、スカンクの背中、 OPのリンゴに貼ってあるシール、空の穴図書館本の表紙など。 裏の「企鵝の会」のマーク(オトナアニメvol.22より)。 16年前の事件以降、目を欺くためにピングフォースから改称した(20話の剣山の演説より)。 ピングフォース(真っ黒なイワトビペンギン) 剣山がテロを起こした時に着てたジャンパーのマーク。 パンクの改札扉や南極のあやしげな防衛隊の基地にも同マーク。 そらの穴図書館の話でペンギンたちが入ってきた段ボールのマークが、ピングフォース→ピングループになるシーンあり。 「企鵝の会」の前身(20話の剣山の演説より)。 各話 3話 Q.なんでカレーの鍋には取っ手がないの? └A.「ティファール」など、取っ手が取れるタイプの鍋も人気がありますよ。 4話 Q.エスカレーターから突き落とされた女の人って誰? └A.雑誌シックスティーンのモデルで、冠葉の恋愛被害者の会の久宝阿佐美(CV:早見沙織) 11話 Q.苹果が携帯電話を落としたのは何かの伏線? └A.多蕗から逃げる際、ドアストッパーとして蹴り込んだ演出だと思われます。 その後、父親へ再婚祝福メールを送る際には苹果が携帯を持っています。 12話 Q.事件の朝、車から降りてきた剣山が二人いる? └A.左右の仲間(ピクトグラム)と頷き合うのを、それぞれ別のカットから映したものです。 13話 Q.TSM10周年でダブルHの隣にいる、白タイツの丸いやつは何? └A.いつも車内広告で共演している、ピクトグラム君のかぶりものです。 14,15話 Q.ゆりの「体の秘密」って何? 子供の頃、父親から何をされてるの? └A.表現が抽象的なため、身体的虐待・性的虐待・精神的虐待など解釈に幅があります。 「体の秘密」は、実際に傷跡が残っている・男性恐怖から性愛対象が女性になったこと等の説があります。 また、あえて「体」の秘密と言っていること、父親から「醜い」と言われていることから「両性具有」説が有力。 小説の描写では身体的虐待(ノミで体を傷付け、ケロイド状の痕が残る)のようです。 親に改造を加えられる子供のイメージとしては、次回予告のセリフで引用している「毛皮のマリー」も参照。 16話 Q.マリオへ死んだ祖父が乗り移っていたのって、そういうのアリな世界観なの? └A.あの人格憑依は現実で、今後の伏線になるよ説。⇔ 祖父の悪夢が消えない真砂子の心理状態の演出だよ説。 ⇒眞悧という存在は「幽霊」であり、「呪いのメタファー」。 18話 Q.ラストで、多蕗はどうやってあの位置からゴンドラ内の陽毬を助けたの? └A.方法の詳細はよく分かりませんが、今のところの解釈では あの場面で重要なのは「冠葉とかつての桃果を重ねた多蕗が思い直して陽毬を助けた」という点であり、こまけぇ事は(ry 19話 Q.公園を挟んだ高倉家の隣で、換気扇が回っていたのは何の建物? └A.銭湯と思われます。1話などで路上背景が映った際、「ファミリー温泉ランド 湯ーとぴあ」の文字が。 Q.こどもブロイラーで林檎を受け渡しする少年少女の服装が9話と異なる? └A.9話のは図書館前のブロンズ像になぞらえたイメージ演出で、 19話で記憶がハッキリしてくるにつれ現実に即した服装で思い出されたのではないでしょうか。 少年の声も、作中のどの登場人物とも異なる声優だったのが、喋りながら徐々に晶馬の声へ変わっています。 20話 Q.幼少時にKIGA集会へも参加していた冠葉が、なぜ家宅捜索で両親の犯行を否定? └A.真砂子が夏芽父を美しい人だと思って心酔していたように、子供の理解力では 理想社会を謳う演説とテロ行為とを直接結び付けられなかったのではないかと推測されます。 23話 Q.真砂子のセリフ「○○の魔法で~」は、何と言っているの? └A.「フーディーニの魔法」。フーディーニは20世紀初頭に名を馳せた稀代の奇術師。 24話 Q.なんで運命の乗り換え後もクマのぬいぐるみに入れた紙は残ってるの? └A.ペンギン達が箱詰めされる際に3ちゃんが持っていたので、前の世界からそのまま持ち込まれたものと思われます。 その他 Q.○○の解釈って当たってる?間違ってる? └A.幾原監督はイベントやBDのインタビューで「自分が言った事が絶対のように受け取られてしまうので言わない」 と仰ってます。 Q.他にも分からないことあるんですけど! └A.スレ住民にも分からないことだらけですが、既出かどうか確認してからスレで質問してみて下さい。
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登録日:2011/12/19(月) 18 38 35 更新日:2024/04/01 Mon 22 15 19NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 こどもブロイヤー さねとしテンテー しびれるだろう? アンプル ザネリ シラセ ソウヤ ピンク ペンギン マジで? 兎 医者 南極 司書 小泉豊 幽霊 流石です眞悧先生!←だよね 渡瀬眞悧 輪るピングドラム 運命 輪るピングドラムの登場人物 (CV 小泉豊) 渡瀬眞悧(わたせ さねとし) 中性的な顔立ち・赤桃色の瞳・ピンクの長髪を纏めたポニーテール(?)に、真っ白なコートと手袋をした美男。 初出は9th STATION「氷の世界」だがOPには最初から出ており、その姿から女だと思っていた視聴者もいた。 初出は前述の通り第9話。 ここでは中央図書館、空の孔分室に迷い込んできた陽毬の前に司書として現れる。 陽毬に過去を回想させ、陽毬の現状に疑問を投げ掛けたり揺さぶりをかけたりするのだが、 陽毬は肝心な箇所に関しては「分からない」と返すのみであった。 そして9話終盤、本棚の奥から「プリンセスオブザクリスタル」のペンギン帽を取り出し陽毬に被せると 「君が元の世界に戻って、僕の力を必要とした時に逢おう」 と言い残し陽毬を現実に帰す。 印象的な演出・謎・台詞を残し、そこで一度彼の出番は終わる。 次に出てくるのは12話のラスト。以降レギュラーキャラとして、 毎回のように幻想的で抽象的な描写を伴って登場するようになる。 絶命した陽毬の前で「どうして俺じゃ駄目なんだ」と絶望にうちひしがれる冠葉の前に医者として現れた。 助手に持たせていたケースからアンプルを取り出し、陽毬の命を救う変わりに冠葉に「代償」を要求する。 これが原因で冠葉は企鵝の会に再び深く関わる羽目になってしまう。 15話では陽毬の編んだマフラーをWHの二人に届けている。 陽毬には何か特別な感情を抱いているのか、妙に対応が優しい。 また、本編登場以前から真砂子とは繋がりを持っていた。 彼女の持つ桃果の日記を燃やさせたいらしいが……。 以下ネタバレ 彼こそが16年前のピングフォースが起こした事件の首謀者で、その最中死亡している。 ……表向きにはそうされているが、実際には「運命の乗り換えの呪文」を持つ桃果と対峙した際に、 お互いがお互いを封印することになり、その時に桃果を二つのペンギン帽に分けたが自身は二匹の黒兎に分けられてしまった。 つまり今の彼の姿は幽霊のようなものであり、助手のシラセとソウヤが本体ということになる。 事件を起こした動機は、この世界への復讐。 こどもブロイラーに送られるような「何者にもなれない」者たちばかりを生み出し、 人を生まれた時から個人の箱に閉じ込めて将来の「何者になれるかどうか」の可能性を限定する、 この世界の仕組みに嫌気がさし、それを破壊しようと思ったのだという。 しかし、彼は自身を悪意のメタファーだと称しているため、彼のことを実在する人間だと考えるか、 それとも「何者にもなれなかった」者たちの社会システムへの悪意の擬人化・具象化だととらえるかは視聴者の自由に委ねられるだろう。 23話の最後のモノローグ、「だから壊すしかないんだよ、箱を、人を、世界を!!」のドスの聞いた声はそれまでのイメージとのギャップもあり鳥肌必至。 最終話で彼がどのような結末を迎えるのか、 それはそのままこの物語のメッセージ性の一端を決定するだろう。 以下クライマックスネタバレ 発動された乗り換えの呪文。 代償を共有した晶馬と冠葉。 眞悧は運命の乗り換えの際に世界の狭間に置き去りにされてしまう。結局、眞悧はゲームに負けてしまった。 眞悧が「絶対に幸せになれない」「塵を残すことすら許されない」と言った晶馬と冠葉は、乗り換え後の世界にも存在していた。 兄弟も眞悧も同じ選ばれなかった者であり、何者にもなれない存在だった。 だというのに兄弟は残り、眞悧は消えてしまったのだ。 シラセ「追記・修正しませんね」 ソウヤ「駄目な子です」 シラセ「悪い子です」 ソウヤ「駄目な悪い子には罰が必要です」 ↓ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「列車はまた来るさ」と再び現れる暗示を示して彼の登場は終わる -- 名無しさん (2015-05-04 04 14 06) 寓話のようなアニメだからか眞悧のような<呪い>は絶対に消えないもの。日向と日陰みたいな関係だと思う -- 名無しさん (2015-12-20 22 30 09) 列車、また来ましたね(劇場版ピンドラ2022年公開) -- 名無しさん (2021-12-23 10 49 51) 眞悧先生あんな姿に…。いや別人かもしれんけども -- 名無しさん (2022-04-30 17 41 16) ↑ 実はその姿ではありませんでしたというオチだった。いや姿は変わっていたけどさ。 -- 名無しさん (2022-07-28 21 59 44) モデルはやっぱり尊師なんだろうか。。 -- 名無しさん (2023-03-16 23 49 55) 名前 コメント
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関連ページ:輪るピングドラム <輪るピングドラム 回想総集編> 本編で登場する回想(Flash back)を総ざらいしながら、物語の推移を時系列で確認。 管理人が作品の復習目的で作成したもの。本編の核心に触れるネタバレ情報を一切自重していないため注意。 ◆回想-時系列対応表 回想登場話 いつの回想か 1st station運命のベルが鳴る 物語開始少し前#1 2nd station危険な生存戦略 #1 3rd stationそして華麗に私を食べて… 5年前 4th station舞い落ちる姫君 #3#4 5th stationだから僕はそれをするのさ 9年前 6th stationMでつながる私とあなた 11年前(回想以外)5年前#6 7th stationタマホマレする女 8th station君の恋が嘘でも僕は 9th station氷の世界 10年前・その1(回想以外)3年前・その13年前・その3#1(回想以外) 10th stationだって好きだから 11th stationようやく君は気がついたのさ #6 12th station僕たちを巡る輪 16年前・3月20日#1(回想以外)#12 13th station僕と君の罪と罰 3年前・その2 14th station嘘つき姫 #8#14 15th station世界を救う者 16年以上前・その1 16th station死なない男 10年前・その3 17th station許されざる者 16年以上前・その3 18th stationだから私のためにいてほしい 16年以上前・その2 19th station私の運命の人 10年前・その1(回想以外)#5#19 20th station選んでくれてありがとう 16年前・あの日の前日10年前・その1 21st station僕たちが選ぶ運命のドア 10年前・その110年前・その43年前・その4#18#21 22nd station美しい棺 10年前・箱の中10年前・その2#21#22 23rd station運命の至る場所 16年前・3月20日10年前・箱の中#22 24th station愛してる 10年前・箱の中#22(回想以外) ◆イベント詳細 時系列 回想・その他重要イベント 16年以上前その1運命乗換え前の世界 #15 回想ゆり/あのタワーが見える部屋/みにくいアヒルの子劇場※私はパパが大好き。だってパパは天才芸術家だから。パパのためなら何だってできる。~ゆり、実の父から理不尽な虐待を受ける日々↓#15 回想ゆり/あのタワーが見える部屋/みにくいアヒルの子劇場・完結編※私は窓の外に彼女の愛を見た! あれは運命の出会い。私のすべては許されたのだ。~桃果の呪文で「父親のいない世界」へ乗換え成功。<ゆり、桃果に救われる> 16年以上前その2 #18 回想多蕗/日傘の母/僕がピアノを弾いていた頃籠から出られなくなった理由。かつて僕は天才だった。僕の夢はお母さんの夢だった・ピアノと弟と鳥(…)~多蕗、母親から才能しか求められなかった幼年期↓#18 回想多蕗/子どもブロイラー/母に捨てられた頃僕はピアノが弾けなくなった。いらない子どもになった。あんまりじゃないか。だから僕は透明な存在(…)~多蕗、桃果のおかげで子供ブロイラーから脱出成功。<多蕗、桃果に救われる> 16年以上前その3 #17 回想多蕗とゆり/桃果と遊んだ日々/思い出のあの水辺僕たち、私たちをつなぐ運命。桃果は全てだった。彼女といたあの日々は、毎日がキラキラしていたん(だ)~桃果と多蕗とゆり、3人の楽しい日々 16年前あの日の前日(1995年) #20 回想決行前日/ピングフォース・アジト/とあるマンションの一室※その場所から全て始まった。そこには同じような顔がたくさんあって、どれが本物か、どれが正しい(…)~高倉剣山中心に、決起集会。「生存戦略」演説 16年前あの日、3月20日(1995年) #12 回想あの日/始まりの部屋から/事件と拡散高倉家に男の子が生まれた。そして彼はミッションを実行した。それは彼らの生存(戦略)<高倉夫妻の間に晶馬誕生><同日、夏芽家に冠葉誕生><高倉夫妻、眞悧指揮の下、TSMを舞台に凶行に及ぶ>=#23 回想眞悧/16年前/事件の朝※僕は人の正体がわかった。だから、あの運命の至る場所でそれを発動したんだ。でも、そこに彼女(…)~あの事件の核心、眞悧vs桃果<桃果、眞悧と相討ちになり、この世界から消える(注:死んだわけではない)>↓#12 回想多蕗/16年前/事件の朝僕は桃果ちゃんと同じ列車に乗る予定だった。でも目覚まし時計がならなかったんだ。桃果ちゃんは消(えて…)~多蕗(当時小学2年生)、運よく事故を逃れる。↓#12 回想多蕗/葬儀場/桃果の葬儀そんなバカな。桃果ちゃんが死んだなんて僕は絶対に信じない。だって彼女は(…)<桃果が死んだ(→消えた)この日、荻野目家に苹果誕生> 11年前(2000年) #6 回想以外・苹果の両親、桃果を巡る喧嘩。~父と、桃果を忘れられない母との軋轢が表面化。<苹果(当時5歳)、自分が桃果になれたら家族が分裂しないのに、との思いを抱く> 10年前・箱の中(2001年) (※冠葉と晶馬初対面という点から時系列順を推定。ただし純然たる精神世界描写の可能性もあり)#22 回想晶馬/箱の中/10年前※僕はひとりぼっちだった。何が起こったのか分からない。一体なぜ僕はこんな所に…↓#23 回想晶馬/箱の中/10年前※そこで僕たちは初めて出会った。その時から、僕たちの運命は予め決まっていたんだと思う。↓#24 回想晶馬と冠葉/箱の中/10年前※僕たちは出会った。でも、もう時間は残されていなかった。飢えと渇きが僕たちに襲いかかる。↓・あれから何日経ったのだろう…↓・冠葉、箱の中を探したらリンゴ発見!↓<冠葉、リンゴ(=生命)の半分を晶馬に分け与える> 10年前その1(※1~4の順序は推定)(2001年) #21 回想晶馬/10年前/企鵝の会※僕たちはあの場所で出会った。そこで僕はひとりぼっちだった。だから彼女を見つけることができた~晶馬と陽毬とsunちゃんのエピソード↓#20 回想陽毬/子どもブロイラー/世界から捨てられた日思い出した。私には大切な人がいる。あの日、あの氷の世界で、私は運命と出会ったのだ。=#9 回想以外(この段階では顔不明)=#19 回想以外<晶馬、陽毬を子供ブロイラーから救助、生命を分け与える(家族に迎える)> 10年前その2(※1~4の順序は推定)(2001年) #22 回想真砂子/10年前/マンション※冠葉と別れた日。お兄様は私とマリオさんにすべてを残すため、夏芽家を捨てた。私たちを、そして<冠葉、実の兄妹である真砂子&マリオと別れる> 10年前その3(※1~4の順序は推定)(2001年) #16 回想真砂子/夏芽家 祖父の部屋/祖父が生きていた頃私はあの男に全てを支配されていた。だから、私はすり潰すことにした。~真砂子、父を家に連れ戻すため、祖父の抹殺を決意(※夏芽父が家を出ていて、しかし真砂子は家に戻っていて、夏芽父がまだ生存しているこのタイミングと推定。ただしもっと前~これより後の可能性もある。回想中での真砂子の年格好から、いずれにせよ10年前の近辺であろうとは思われる)↓・夏芽左兵衛、フグ刺しを喰らって勝手に死亡。 10年前その4(※1~4の順序は推定)(2001年) #21 回想冠葉/10年前/父の葬儀場※俺が高倉家の家族になった日。そこで出会ったんだ。あの日、俺は陽毬を守ることを誓った。<夏芽父死亡、冠葉が高倉家に迎えられる(→「高倉三兄妹」完成)> 9年前(2002年) #5 回想冠葉/9年前/高倉家・居間※台風の夜。陽毬が高熱で大変だ。病院に電話しても冷たくあしらわれた。↓#5 回想冠葉/9年前/暴風雨の中※そのとき冠葉に何が起ったのか?父は?陽毬は?家族はどうなる?↓#5 回想冠葉/9年前/明け方、台風の過ぎ去った後※冠葉と父、それは男同士の約束。それは成し遂げた男の背中。だから僕は。 5年前(2006年) #3 回想2006年3月20日/荻野目家LDK/荻野目リンゴ11歳※あのカレーの日。多蕗さんがキラキラしていた。あのときから私の運命は決まっていたの(だ)=#6 回想苹果/それから6年後/荻野目家・リビング※あのカレーの日、多蕗さんは猫の話をして、私の「運命」も決まった。<苹果、桃果が好きだった多蕗と結婚し「桃果になる」ことを決意する> 3年前その1(※1~4の順序は推定)(2008年) #9 回想陽毬/小学校/教室・内※放課後の友情。すべては三人で始めたことだった。オーディションの準備なの(だ)~陽毬(当時小学5年生)、友人2人と「トリプルH」結成準備。↓#9 回想陽毬/高倉家/居間・内(夜)※そのリボンは違った。どうしてもそれが許せなかった。でも、あんなことになるな(んて)↓#9 回想陽毬/救急病院/病室・夜※包帯の母。陽毬の後悔。お母さんごめんなさい。なんて恐ろしいことをして(しまったんだろう)↓#9 回想陽毬/小学校/下駄箱付近・放課後※なかよし池の友情。最も禁じられたお遊戯。『はだしのゴン』編。どうなるミッシ(ョン) 3年前その2(※1~4の順序は推定)(2008年) #13 回想晶馬/三年前/高倉家・夜高倉家の罪と罰・第一部・あの日、僕たちの日常が失われたんだ。↓#13 回想晶馬/三年前/新宿海王プラザホテル・夜高倉家の罪と罰・第二部・あの日、僕たちの愛が失われたんだ。↓#13 回想晶馬/三年前/新宿海王プラザホテル・夜高倉家の罪と罰・第三部・あの日、僕たちの全てが失われたんだ。<高倉両親の凶行、世間に知れ渡る> 3年前その3(※1~4の順序は推定)(2008年) #9 回想陽毬/小学校・校庭/下校する陽毬※友情の結末。最後に学校に行った日。何かがランドセルに当たっ(た)(※高倉両親の件が発覚→学校に通えなくなった、の順と推定)<陽毬とヒバリ&光莉の離別。後にヒバリ&光莉は「ダブルH」としてアイドルデビュー> 3年前その4(※1~4の順序は推定)(2008年) #21 回想陽毬/高倉家居間/お父さんとお母さんがいなくなった。※さびしくて悲しくて私は泣いてばかりいた。お兄ちゃんたちが私にしてくれたこと。ぜんぶミカちゃん~冠葉と晶馬、自宅を劇的ビフォーアフター。(※学校に通えなくなった→家で泣いてばかり、の順と推定) 物語開始少し前 #1 回想晶馬/東鷗病院/診察室内※兄弟が医者から受けた悲しい宣告。運命だとしたらそれはあんまりじゃないか。 1st station運命のベルが鳴る #9 回想以外・陽毬、3ちゃんを追い掛けて、謎の図書館へ↓・陽毬死亡↓#9 回想以外・眞悧、陽毬に皇帝ペンギン帽を捧げる↓・プリンセス降臨↓<#12より 冠葉、陽毬に生命を分け与える>↓・陽毬復活↓#1 回想晶馬/東鷗病院/診察室内※驚きの鷲塚先生。彼はその医療人生で最も驚くべき現象を目撃した。#2 回想晶馬/前車両より/妹が生き返る※不思議な出来事。僕たちに起こったことは夢なんかじゃない。だとしたらあれは? 2nd station危険な生存戦略 3rd stationそして華麗に私を食べて… ・苹果、高倉家を訪れる↓#4 回想晶馬/高倉家・夜/居間※密談する兄弟。苹果とピングドラムの関係は?2号は頭が熱いが我慢す(る)~いかに苹果からピングドラム(日記)を奪うか、兄弟で相談 4th station舞い落ちる姫君 #4 回想苹果/多蕗のアパート/多蕗の部屋の前※恐ろしい現実に直面した。忘れたかった。そうだ、この女があの時部屋にいた(※特段回想シーンはなし)・真砂子、活動開始 5th stationだから僕はそれをするのさ #19 回想ゆり/モンブランがファビュラスな喫茶店/カレーの日あのとき私たちは約束した。私たちは二人でいることで、桃香(※)を永遠にすることができるはずだから。(※誤字はアニメ表示のママ(正しくは桃「果」))(※※時系列順は推定。でも、婚約直前のエピソードなので、多分この近辺) 6th stationMでつながる私とあなた ・冒頭、女子2人に真砂子の忘れ玉発動↓#6 回想冠葉/昼の惨劇/デパートの屋上※意識を取り戻した唯と千鶴。だけど二人には大きな変化があったんだ。=#11 回想冠葉/阿佐美の病室とスーパーの屋上/額に当たったボールあのボールは何なのか?額に当たった少女たちは記憶を失くし 7th stationタマホマレする女 ・多蕗とゆり、婚約発表。 8th station君の恋が嘘でも僕は ・苹果、プロジェクトM失敗↓・桃果の日記、半分持ち去られる=#14 回想ゆり/私のマンションの前/あの嵐の夜土砂降りの雨の中、苹果の手から日記の半分を奪った謎の女性ライダー、その正体は果たして誰だ(ったのか)~正体はゆり 9th station氷の世界 10th stationだって好きだから 11th stationようやく君は気がついたのさ #12 回想冠葉/高倉家・台所/ある日の陽毬と俺陽毬はいつも俺たちのことを見ていてくれていた。絶対に失えない。俺には彼女が世界の~陽毬、3ちゃんとロールキャベツの下ごしらえ中。(※推定。ひょっとしたら別日かも。)↓・夜、晶馬と陽毬でロールキャベツ完成。↓・ヒメホマレミッション↓・苹果、憑き物が落ちたかのように。↓・家庭の事情告白大会開幕 12th station僕たちを巡る輪 ・陽毬、再び力尽きる↓<冠葉、再び生命を陽毬に分け与える。>(冠葉の生命の残り、ここで尽きたか?)↓・陽毬、再び蘇生 13th station僕と君の罪と罰 14th station嘘つき姫 ・苹果に冷たく接する晶馬=#14 回想晶馬/新宿御苑駅・駅前付近/今日の午後※僕は彼女に酷いことを言ってしまったのかもしれない。きっと彼女は傷ついたと思う。↓・苹果、ゆりと共に傷心旅行で温泉旅館へ↓・苹果貞操の危機 15th station世界を救う者 ・ダブルHの2人にマフラーが届く 16th station死なない男 17th station許されざる者 18th stationだから私のためにいてほしい ・多蕗、陽毬を誘拐し復讐執行=#21 回想陽毬/さらわれた建築現場ビル/数日前※冠ちゃんは私を助けてくれた。でも、多蕗さんが言ったこと、私はずっと気になっている。もしか(して…) 19th station私の運命の人 #19 回想冠葉/建築中のビル/数日前驚いた。まさか多蕗が復讐を考えていたなんて。しかし俺は隠し通した。これだけは誰にも言えない。~冠葉、荻窪のラーメン店で「企鵝の会」構成員と密会<ここで登場している高倉夫妻は、冠葉の幻視(実際は既に死んでいる)> 20th station選んでくれてありがとう 21st station僕たちが選ぶ運命のドア #21 回想晶馬/東鷗病院診療室/数日前※冷酷に告げられた陽毬の余命。僕たちはなんて無力なんだ。運命を受け入れるしかないとしたら、(…)(※時系列順は推定)↓・雑誌記者、苹果に接触↓#21 回想陽毬/高倉家居間/昨日の夜※突然やってきたマスコミ。見せられた衝撃の真実。私は知ってしまった。冠ちゃんがどうやってお金(…)~雑誌記者、陽毬に接触↓・雑誌記者、冠葉に始末される・多蕗、結城翼に刺される=#22 回想ゆり/ラーメン屋・店内/復讐が終わった夜※私に向けられた刃、あの時刺してきたのは思いもよらない人だった。まさか、こんな形になるなん(て)・冠葉(と陽毬)家を出て、最終計画始動 22nd station美しい棺 #22 回想冠葉/あの日の夜/東鷗病院診療室※眞悧が語った信じられない言葉。オレはただ陽毬を救いたいだけなんだ。(※本来はこの回より前のどこかだと思われるが、特定できず)・ダブルHの2人、陽毬にお礼にやって来る=#24 回想以外新曲を陽毬に。タイトルは大切な言葉→ラストシーン。#23 回想苹果/前の回想のつづき/東鷗病院・ラウンジ※驚いた。ついに私は日記の秘密を知った。でも、そのときの私には、その使い道をが(※)よくわからな(かった)(※誤字はアニメ表示のママ)~桃果の日記、返却される 23rd station運命の至る場所 24th station愛してる <晶馬と陽毬、生命のピングドラムを冠葉に返す>↓1.運命の果実を一緒に食べようー!!!2.ありがとう、愛してる↓・運命の列車の乗り換え完了・陽毬と苹果の世界↓Fin.
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目次 1st STATION 「運命のベルが鳴る」 2nd STATION 「危険な生存戦略」 3rd STATION 「そして華麗に私を食べて…」 4th STATION 「舞い落ちる姫君」 5th STATION 「だから僕はそれをするのさ」 6th STATION 「Mでつながる私とあなた」 7th STATION 「タマホマレする女」 8th STATION 「君の恋が嘘でも僕は」 9th STATION 「氷の世界」 10th STATION 「だって好きだから」 11th STATION 「ようやく君は気がついたのさ」 12th STATION 「僕たちを巡る輪」 13th STATION 「僕と君の罪と罰」 14th STATION 「嘘つき姫」 15th STATION 「世界を救う者」 16th STATION 「死なない男」 17th STATION 「許されざる者」 18th STATION 「だから私のためにいてほしい」 19th STATION 「私の運命の人」 20th STATION 「選んでくれてありがとう」 21st STATION 「僕たちが選ぶ運命のドア」 22nd STATION 「美しい棺」 23rd STATION 「運命の至る場所」 24th STATION 「愛してる」 1st STATION 「運命のベルが鳴る」 陽毬が水族館で倒れて死亡。 ペンギン帽で復活し、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの人格が「ピングドラムを手に入れるのだ」と双子に命じる。 2nd STATION 「危険な生存戦略」 「ピングドラムは荻野目苹果が持っている、たぶんな」と告げられ、双子は苹果の追跡を開始。 一見ふつうの女子高生かと思えた苹果は、双子の担任教師であるの多蕗の床下へ忍び込むストーカーだった。 3rd STATION 「そして華麗に私を食べて…」 苹果の自宅に侵入して家捜しするが、ピングドラムらしき物は見当たらない双子。 一方、苹果は毎月20日の「カレーの日」とやらで、調理した鍋を持って多蕗を訪問する。 多蕗と荻野目親子は旧知の仲らしい。 だが、多蕗のアパートには恋人らしき女性ゆりがおり、ショックを受ける苹果。 帰り道、苹果はちょっとしたハプニングで買い物中の陽毬と出会い、双子とも知り合う。 苹果は、手持ちの日記に予め書かれた内容をなぞって多蕗に付きまとっている様子。 4th STATION 「舞い落ちる姫君」 休日の公園へ多蕗と出掛ける苹果、同行する晶馬。多蕗はゆりも連れており、苹果の日記実行は思いどおり運ばない。 冠葉は何者かに呼び出されてファミレスに出向き、恋愛被害者の会を結成したかつてのガールフレンド達に責められる。 その夜、被害者の会リーダーの少女は、駅のエスカレーターで誰かに突き落とされた。 5th STATION 「だから僕はそれをするのさ」 冠葉への接触を唆していた真砂子は被害者の会リーダーの少女を見舞い、KIGAマークの赤弾を使って少女の記憶を消す。 冠葉は黒ずくめの服の男と密会して何かの取引を行い、大金を受け取る。思い出の回想シーンで高倉家両親が初登場。 陽毬は苹果にペンギン帽を投げ捨てられ危うく死の危機に瀕するが、冠葉が怪我を負いつつ取り戻して事無きを得る。 6th STATION 「Mでつながる私とあなた」 相変わらず多蕗へのストーキングを続ける苹果の行動理由が明らかになる。 苹果の姉・桃果の死をきっかけに両親は不仲となり、離婚。 幼い苹果は幸せだった頃の家族を取り戻すべく、自分が桃果になりきることを決意する。 姉と幼馴染だった多蕗は、桃果は自分の子供時代の全てだと語った。 7th STATION 「タマホマレする女」 人気の歌劇団娘役であるゆりは、多蕗との婚約ならびに劇団引退の意向を発表する。 焦った苹果は、カエルを用いた怪しげな恋魔術を試みるも失敗し、多蕗の部屋へ夜這いをかける。 8th STATION 「君の恋が嘘でも僕は」 多蕗の引っ越しにより夜這いが不発に終わった苹果は、最後の手段として 眠らせた多蕗を襲い性的関係を成就させようと、睡眠薬入りのケーキを用意して新居を訪れる。 一緒に居合わせた晶馬に阻止された苹果は、路上でバイクから日記をひったくられ、半分を破り去られる。 車道に飛び出した苹果をかばい、晶馬は車に撥ねられて病院へ搬送される。 9th STATION 「氷の世界」 1話の水族館ではぐれてからの、陽毬視点の話。復活後の陽毬はほとんど何も覚えていない。 不思議な図書館に迷い込み、司書だという眞悧に出会って、過去エピソードを読み上げられる陽毬。 3年前、陽毬は友人2人とアイドルオーディションを目指していたが、叶わぬまま学校を去る。 眞悧は「運命の花嫁に捧げる冠」だといってペンギン帽子を授け、再会を示唆する言葉を残す。 陽毬が図書館から現世へ戻る途中、「こどもブロイラー」という謎の施設で 男の子が女の子へ「運命の果実を一緒に食べよう」と林檎を手渡すイマージュが挿入される。 10th STATION 「だって好きだから」 晶馬が入院先の病室から誘拐され、交換に日記の残り半分を渡すよう電話で要求される。 ダミーの雑誌を携えて受け渡しに向かった冠葉は、昔の因縁があるらしい誘拐犯の真砂子と再会する。 一方、病室でひとり待つ苹果に再び脅迫電話が掛かり、晶馬の身を案じた苹果は本物の日記半分を手放す。 11th STATION 「ようやく君は気がついたのさ」 夏芽邸を訪れた冠葉に、真砂子はこれ以上KIGAに深入りしてスケープゴートにされないよう忠告を与える。 病院で奪った日記前半は弟のマリオを助けるため真砂子にも必要で、返すつもりは無い。 日記を失った苹果は記憶を頼りに多蕗へのアプローチを続け、カエルの汗から作った媚薬で多蕗とベッドインするものの 行為の寸前でそれは自分の本意でないと気づいて逃げ出した。帰宅したゆりに本当に好きなのは晶馬だと指摘される。 困惑しながら帰途についた苹果と、退院して荻野目家の前へ差し入れを持ってきた晶馬は プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの手引きにより、お互い「16年前の事件」で接点を持っていたことを知る。 12th STATION 「僕たちを巡る輪」 「16年前の事件」の詳細が明らかになる。 妻の出産報告を受けた後、「世界はピースされる」と呟いて仲間たちと地下鉄へ向かう高倉剣山。 直後に都心部各地で連続爆破が起こり、通学で駅へ向かっていた多蕗も騒然となる現場に衝撃を受ける。 桃果は事件に巻き込まれ犠牲になったと見られるが、遺体は見つからないまま葬儀が営まれる。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが冠葉から分け与えられていた生命エネルギーが切れ、陽毬は再び息を引き取る。 13th STATION 「僕と君の罪と罰」 眞悧が陽毬の病室に現れ、大きな代償と引換えに陽毬を生き返らせることができると冠葉に持ちかける。 冠葉は了承し、眞悧が投与したアンプルの薬で陽毬は蘇生した。 眞悧の図書館には幼い桃果らしき人影が走り回っている。眞悧はペンギン帽へ「人の世に運命が存在するか確かめる」こと 「二人でピングドラムを探す」ことを提案し、「引き続き彼女のそばについておく」よう促す。 3年前、16年前の事件の主犯格として高倉家が家宅捜索される回想が入る。 14th STATION 「嘘つき姫」 晶馬は、加害者の子供と被害者の身内が仲良くはできないと、苹果を拒絶する。 傷心の苹果を車で通りがかったゆりが拾い、気晴らしの温泉旅行に誘う。だが、実はレズビアンで、多蕗とは仮面夫婦 だというゆりは、忘れられない初恋の桃果の身代わりとして、妹の苹果と関係を持つ狙いを隠していた。 以前バイクで日記の半分をひったくって行ったライダーの正体は、ゆりだった。 15th STATION 「世界を救う者」 たまたま同じ宿に泊まっていた晶馬が乱入し、ゆりは「やっぱり桃果の代わりはいない」と思い直す。 ゆりは彫刻家の父から、「醜い部分を美しく改造する」と称し虐待を受けて育った。 級友たちとも疎遠な中、桃果だけは素のままのゆりを「美しい」と言ってくれる親友だった。 桃果は自分は「運命の乗り換えができる」とゆりに打ち明け、ゆりの父親を消して、作品の巨像を東京タワーに変えた。 仲居に化けた真砂子が日記の後半を奪おうとして攻防戦になり、真砂子はダミーの模造品を掴まされて退散する。 16th STATION 「死なない男」 主に真砂子の回想話。 幼少時、夏芽財閥を支配する高圧的な祖父から弟をかばい、祖父を憎みながら育つ。 母親は夏芽家の重苦しさに耐えかねて出ていき(小説版のみの記述)、 慕っている父親も祖父との衝突で家に居られなくなり、KIGAに関与して不在。 祖父亡き今、会社を受け継いでいる真砂子は、弟のマリオを守っていく決意を新たにする。 未だ苹果を避けようとする晶馬に、苹果は「私はあなたのストーカーだから」と愛の告白。 陽毬は眞悧になつき、冠葉はそれを快く思わない。 17th STATION 「許されざる者」 ゆりが持つ日記の後半を巡って、再び真砂子と相まみえることに。 一方、買い物のために病院から外出した陽毬と苹果は、多蕗に誘われて建設中の高層ビルに向かう。 穏やかな表情の下に復讐心を隠していた多蕗は、「今日、高倉家の人間に罰を与える」と宣言。 18th STATION 「だから私のためにいてほしい」 陽毬を人質に、冠葉へ高倉剣山の身柄引渡を要求する多蕗。 行方を知らないと冠葉が拒否すると、陽毬を乗せたゴンドラを高層階から落とそうとした。 小学生の多蕗は親に見放され、「こどもブロイラー」で「透明な存在」にされそうになっていたところを 桃果に助けられた。だが、16年前の事件で桃果を失って再び生きる目的を無くし、歪んでしまった。 必死に陽毬を助けようとする冠葉の姿にかつての桃果を重ねた多蕗は、落下の寸前に陽毬を助けて去る。 周囲の悪意を嘆く晶馬へ「私は違う、強くなる」と苹果が声を掛け、晶馬はもう運命から逃げないと決意した。 ゆりと真砂子は激闘の末、互いに日記の半分を死守したまま引き分けた。 19th STATION 「私の運命の人」 多蕗への言葉に反し、近所のラーメン屋で両親と密会する冠葉。ミッションが終わるまで高倉家を守るよう託される。 眞悧は「日記がある限りゲームに勝てない」が、直接手出しはできず、真砂子をけしかけて焼失させようとする。 しかし、マリオの命を考え思い留まった真砂子は、冠葉を取り戻すべく高倉家へ直談判に現れた。 応対した陽毬に「冠葉の実の妹ではない」と突き付け、青い“思い出し弾”で過去の記憶を蘇らせようとする真砂子。 真砂子の射撃は逃れるが、陽毬は、かつて「こどもブロイラー」で林檎をくれた少年が晶馬だったことに気付く。 20th STATION 「選んでくれてありがとう」 10年前、企鵝の会(KIGA)が潜伏するアジトで、晶馬は同じ団地にいた陽毬と出会った。 KIGAには幼い冠葉・真砂子らの姿もあった。晶馬と陽毬は親しくなるが、やがて陽毬はこどもブロイラーに行く。 晶馬は陽毬を追ってこどもブロイラーへ入り込み、透明な存在になる寸前の陽毬を自分の家族にした。 21st STATION 「僕たちが選ぶ運命のドア」 鷲塚医師が、眞悧のことを「昔自分の助手だったが、犯罪組織のリーダーになり、大変な事件を起こして死んだ」と語る。 ラーメン屋で冠葉が見ていたのは追憶の幻影で、実際には高倉夫婦は既に死亡し、白骨化していた。 多蕗とゆりもラーメン屋の遺体を発見し、自分たちの復讐は既に終わっていたことを知る。 冠葉がKIGAの残党から大金の治療費を受け取っていたことを知った晶馬は冠葉と対立し、冠葉は家を去る。 冠葉は10年前、夏芽の実父が死んだ後、高倉家に引き取られた養子だった。 KIGAのミッションに携わる冠葉を止めるため、陽毬も高倉家を出て冠葉と行動を共にする。 22nd STATION 「美しい棺」 陽毬の制止を聞かず、ミッションの決行を目前に控える冠葉。 陽毬は「今まで冠葉から奪った全てを返す、だから助けてあげて欲しい」と神に願い、再び水族館の広場で倒れる。 KIGAの動向を嗅ぎつけた警察に銃撃されて冠葉は瀕死に陥り、居合わせた真砂子が冠葉をかばって応戦する。 真砂子は「子供の頃は光の影に気付かず、強欲な世界を捨てた父を尊敬していたが、KIGAは『美しい棺』だった」と思う。 23rd STATION 「運命の至る場所」 負傷した真砂子は臨終を迎えるが、眞悧の力で蘇る。眞悧は「自分なら陽毬の命を救える」と冠葉を唆す。 16年前、眞悧を世界から追放して事件を止めようとした桃果は、呪文半ばで阻まれて2つのペンギン帽に姿を変えた。 苹果はゆりから日記の後半を返され、運命の乗り換えを促されるが、眞悧・冠葉の策略で日記は前後半とも焼失する。 病院に運ばれ死期の迫る陽毬は、晶馬に「昔、自分は兄たちのおかげで、見つけてもらえる子供になれて嬉しかった。 今度は冠葉を見つけてあげて欲しい。一人で迷子になっている冠葉を止めて欲しい」と伝える。 いよいよミッション決行が始まった電車へ間一髪で晶馬が駆け付け、全ての決着を付けるために冠葉と対峙する。 24th STATION 「愛してる」 晶馬が「以前もらった物を返す」と胸から取り出し、陽毬の手を介した「ピングドラム」が、冠葉へ差し出される。 その瞬間、苹果は呪文の言葉を叫ぶ。運命の乗り換えが発動。 電車に仕掛けられた黒テディドラムは爆発せず、白テディドラムに変わっていた。 多蕗とゆりは「一度でも愛された子供は、幸せになれる」と、桃果が自分たちを世界に残した意味を噛み締める。 運命が乗り換えられた世界では、冠葉と晶馬は最初から存在していないことになっており、陽毬は健康な中学生で 池部の叔父さん夫婦と暮らしている。電車の中で出会った陽毬と苹果は仲の良い友達になっている。
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考察の一例を列挙。 目次 暗喩的な演出全般 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話 パロディ・モチーフ 建造物 暗喩的な演出 全般 画面を飛ぶ星マーク演出意図は未詳。 陽毬や苹果の少女キャラ、林檎や日記のアップ画面などに現れている。 モチーフの「銀河鉄道の夜」を意識した、宇宙空間のイメージの装飾演出か。 モブがピクトグラム「無関心な第三者」「無個性な記号としての群衆」をビジュアル的に強調しているとする説。 こどもブロイラー等の残酷描写を緩和するためとする説。 作画の手抜き説。ただし、インタビューによると、通常の背景人物よりピクトグラムの方がかえって動画の作成に手間が掛かるらしく、この説は当てはまらない可能性が高い。 なお、電車内や学校など比較的閉じられた空間では、通常の人間の姿でモブが描かれるケースが多い。 背景に置かれたり人物が持っていたりする林檎9話の「こどもブロイラー」で男の子が女の子に渡した運命の果実、13話で眞悧たちが持参したケースの中身、ベッドに横たわる陽毬の足元、家宅捜索を受ける高倉家玄関(3個)、16話の電車イリュージョン空間のマリオなど。 「小学生の会話」と関連する、愛による死の象徴か。 最終回で「ピングドラム」だと示された胸の赤い玉=運命の果実(林檎)らしき描写。 ペンギン1号の絆創膏、ペンギン3号の濃いピンクのリボン冠葉が実父の葬儀時に陽毬から貼ってもらった絆創膏、陽毬がトリプルH応募時にお揃いでするはずだった誓いのリボン・あるいは仔猫のSUNちゃんのリボンなど、それぞれパートナーの思い入れの品と対応している。 ペンギン2号の食欲1号のエロ、3号のお洒落・編み物に比べて、2号の暴食は晶馬との接点がよく分からないとされてきたが、最終回の「箱」の中でずっと飢えていた回想との関連を指摘する意見がある。 ペンギン2号がしょっちゅう殺虫剤でゴキブリ退治をしている潔癖な晶馬の性格を表現しているとする説。 晶馬の焦り・不快感などを画面上で代理表現しているとする説。マイナス感情が強いと数が増え、苹果と親しくなった後はめっきりゴキブリの登場が減る。 脚本にはペンギンの行動は指定がなく、作画スタッフに任せてあるとのことなので、純然たる映像のお遊び要素で、ストーリー上の意味はないとする説。 ペンギン2号を放置ぎみの晶馬陽毬・3ちゃんや真砂子・エスメラルダの女の子組のみならず、ぶっきらぼうそうな冠葉ですらわりと1号を構っているのに、2号がどれだけ周囲でつまみ食い等の悪戯をやらかしても晶馬が無関心なのは、自分自身をあまり好きではないことの表れではないかとの説がある。小説版の2号はもっと大人しめで晶馬との同調も多いが、その代わり地の文で自分の中で愛情が機能しているかどうか疑わしいといった記述がある。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの衣裳上半身や白いハイレグはダブルHのコスチュームと、下半身のスカートは女児向け人形のミカちゃんと酷似している。また小説版では、生存戦略のイリュージョンはおびただしいレースとフリルの溢れる空間となっており、陽毬好みの「可愛いもの」を反映したビジュアルで出来上がっている様子が窺える。 クラスメートの山下は顔が映らない苹果にとってのガングロちゃん達とは異なり、心を開いていない「表面上の友人」という記号的存在なためか。 のちの黒幕ではないか、9話で林檎をくれた男の子ではないか、他の登場人物と似た顔立ちの血縁者ではないか、といった説もあったが、作中でそういう展開はなかったため、純粋に演出技法としての顔無しだったと思われる。 荻野目母子のマンションや、ゆり・多蕗の新居のエントランスに桃の模様未だ桃果の思い出に縛られている人々の暗喩か。 たびたび背景に登場する東京タワー運命の乗り換えでダビデ像から変化したエピソードが出てくるのは15話だが、桃果の影響を暗示する小道具として、早くから様々な所にさりげなく描かれている。生存戦略バンクのピクトグラム、ED曲の絵で羅列される小物群、小説(上)表紙、ゆり・多蕗の新居からの夜景、16年前の事件でポケベルに号令が発せられるシーンなど。 晶馬と苹果が地下鉄で座る位置座席の遠近が、二人の心理的距離の変化とシンクロしている。 晶馬だけ両親との思い出回想が描かれない一人だけ血の繋がった実子なので、ことさら絆の裏付けとなるエピソードは必要ないからとの説。 よその子なのに引き取ってもらい、ちょっとした優しさでも嬉しく感じる陽毬・冠葉とは異なり、実子だけにKIGA活動に没頭する親の愛情不足をシビアに感じていたとする説。 5週遅れのニコニコ生放送最速放映日の関西地域およびその翌日の関東地域に対し、ニコニコ動画が5週遅れで直前に放送するのは、下記のようにストーリーのリンクを意識した意図的なものではないかとの説がある。スポーツ中継の関係でTV放映が1週休みを挟んだ際、そのまま放送して4週差に縮まっても支障がないはずのニコニコ生放送でも、同じように1週休みをとって5週遅れを維持した。13話⇒18話 … 「高倉家の子供に特別な感情はない」と語った多蕗が、ずっと復讐の機会を窺っていたと判明 16話⇒21話 … 「死なない男」のタイトルと、16年前の事件時に死んだはずの眞悧が存在し続けていること 19話⇒24話 … 10年前の「運命の果実を一緒に食べよう」 1話 高倉家台所の換気扇冒頭、朝食シーンが始まる際に換気扇のアップから入っているが、のちに登場する「こどもブロイラー」で印象的な巨大換気扇を髣髴とさせ、団欒風景の中にも不穏さを秘めている。 異様にカラフルな高倉家直接の原因は、陽毬を慰めるため兄達がお人形ハウス仕立てに外壁を塗ったり、病欠で手持ち無沙汰な陽毬が徐々にレース編み等の飾りを増やしていった(小説版)せいだが、視聴者の違和感を掻き立て、直感的に「おままごとのような作りものの家族ごっこ」の印象を醸成するのに寄与している。 壁の写真で、三兄妹のうち冠葉だけがあまりはしゃいでいない最後に高倉家に引き取られたため、まだしっくり馴染んでいない様子が窺える。 水族館でゴミ箱にひそんでいるペンギン1~3号1号⇒資源ゴミ、2号⇒燃えるゴミ、3号⇒燃えないゴミ。 本日の標語「ゴミはゴミ箱へ」が掛かっているのはこの場面だと思われるが、三兄妹の分身のような役回りを果たすことになるペンギン達がゴミ箱に入っているのは、こどもブロイラーや餓死寸前の箱の中など高倉三兄妹がかつて「ゴミ=いらない子」だった伏線か。「ゴミはゴミ箱へ」のフレーズは、5話のトラック追いかけで冠葉の顔に張り付くポスター紙、17話でコーヒー紙パックのゴミ箱投函をミスった冠葉へ晶馬が掛けたセリフでも繰り返されている。 また、20話の罰当番をさせられている山下のセリフでも、分別用のゴミ箱がアップで映し出される。(赤箱⇒プラスチック、青箱⇒紙類、黄箱⇒ビン・缶。) 最終回の三兄妹の顛末を暗示しているという説。冠葉⇒資源→ガラス片、晶馬⇒燃える→乗り換えの代償を引き受けて蠍の炎、陽毬⇒燃えない→生き残る。 2話 高倉家へ電話する多蕗の机上ファイル双子の無断欠席を陽毬へ告げる際、多蕗の机上の本立てに「File 17」と書かれたファイルがある。17話で再び多蕗が陽毬と接触を図ることの伏線か。 3話 陽毬は牛乳が嫌い20話の回想に出てくる、可愛がっていた仔猫をゴミ回収車へ捨てられたトラウマが影響しているのではという説アリ。 4話 5話 帽子を持ち去るトラックが「GOOD-BYE運送」GOOD-BYE運送のトラックは、8話でカレー型モンブランを持って多蕗の新居を訪ねる際も荻野目家のマンション前を通る。 トラックを追いかける冠葉が「なんて一日だ!」KIGAの黒服たちと会い、何か一仕事済ませての帰宅中だったと思われる。 6話 貝殻をカツカツ鳴らすラッコ、頭の皿を割るカッパ実際の夫婦喧嘩では、父親が食卓をバンバン叩いたり、母親が食器を投げ割ったり、烈しい応酬が行われていると思われる。 かえる公園の付近をうろつく黒猫仲良く並ぶ2匹の猫⇒1匹が去り、他方はひとりぼっち⇒別の1匹が近寄っていく。桃果を失って孤独な多蕗と、代わって接近してきた苹果を示すのか。 サブタイトル「Mでつながる私とあなた」以下のような、後に判明する設定も含めて、さまざまな意味を併せたものだとする考えがある。「プロジェクトM」がそれに必要な日記を標的として、一見無関係な各勢力が接点を持っている。 19話のゆりのセリフから、「桃果(M)でつながるゆりと多蕗」。 一つのマフラーを一緒にしていた20話の回想から、「マフラー(M)でつながる陽毬と晶馬」。 7話 レストランの乾杯でジュースとお酒大人二人に対し、後からおずおずとジュースを差し出す苹果は、まだ太刀打ちできないお子様だという立場を暗示したものか。 8話 9話 ガンディーの「七つの大罪」の碑いずれの項目も、節度を欠いた利巧の追求に走る資本主義を戒めたもの。 過剰な競争社会に対する剣山の批判演説や、財閥家を出奔した夏芽父など、KIGAの思想に通じる要素があり、具体的描写の少ない組織の方向性を視聴者に対して補完する役目を果たしていると思われる。一方、財閥の跡目を継いだ真砂子は、子供の頃こそ父を「美しい人」と敬愛していたものの、現在は実効性を欠き過激行動の口実と化したKIGAの主張には懐疑的で、資本主義的な世界に一定の是認を置いている様子が伺える。 図書館カウンターの時計列に並んでいる段階と、陽毬の順番が来たときとで、壁にある「本日」「返却日」掲示の日付が異なっている。 陽毬のときの返却日「3月20日(月)」と時計が指している「7時47分」は、地下鉄サリン事件の際、(水族館がある)池袋から丸ノ内線が出発した時刻と一致。 下駄箱で会話する回想シーンに「いじめから子供を守ろう!」のポスター次の回想シーンで、陽毬が消しゴムを投げ付けられながら学校を去る展開への皮肉か。 こどもブロイラーから霊安室へ降りてくる陽毬が「あ…」遺体に寄り添う晶馬・冠葉を見下ろしながら、何か思い出したような表情をする。二人のうちどちらか(結果的には晶馬)が「運命の人」だと、視聴者に提示している。 10話 真砂子の流していた音楽が「家路」「家へ帰る」よう促す、真砂子から冠葉へのメッセージが込められていたと思われる。 小説版では、夏芽邸にいる真砂子の部屋でもしばしば流れている。 11話 苹果が晶馬の頭を打ちつける電柱に「暴力反対」の貼り紙晶馬の内心を表現した、作画スタッフのお遊びか。 イリュージョン空間突入で、ROCK OVER JAPANのバンクが無かった11~12話以外では全て省略なくFullバージョンのバンクなので、単に時間配分の都合で削ったり、シリアスな場面にそぐわないという理由だけでなく、既に「電池切れ」を起こしかけていて派手なイリュージョンを維持する余力が少なかったせいだと思われる。 12話 天球儀の玉が赤くなる鷲塚医師の診察室に飾ってある天球儀の4つの白玉が、眞悧が現れて以降は赤く光るようになる。 4人(誰々かは諸説あり)の献身の「蠍の炎」を象徴したものか。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが寝転んでいたり、「よっこいしょ」とダルそうだったり、大儀そうにしている電池切れが迫って、もうあまり体力も残っていない。 13話 心電図の数値がマイナスになる眞悧が現れて取引を持ちかけた際、心拍数を示す数値があり得ないマイナスに激しく下がる。眞悧の口車に乗ろうとする冠葉を危惧した、陽毬のネガティブな心情を表現したものか。 同様の演出は、24話で死んでいるはずの陽毬が動き出すシーンでもなされる。 かえる公園の付近をうろつく黒猫1匹の猫の後から、3匹の子猫が現れる。桃果を失って一人ぼっちになった多蕗と、復讐の対象である高倉家の三兄妹を暗示するものか。 14話 ゆりが結城に対して別れ話を切り出すキッカケが、多蕗をバカにされた時多蕗に情が移っており、けなされて思わずカチンときたのではないか。 卓球しながら「仮面夫婦なの」と言っている際のポスターが「真実の愛を求めて私は旅立つ!」この回の主題である桃果への想いと、多蕗との関係の両方を暗示している? 15話 ノミやダビデ像ゆりへの父親の虐待を性的虐待と解釈する立場、あるいは、そうでなくとも同性愛者になったキッカケに関して、ノミやダビデ像は陰茎や男性の力強さを象徴しており、このようなトラウマから男性へ恐怖・嫌悪感を持つようになったことを暗示しているとの説がある。 眞悧がダブルHにマフラーを届けた結果陽毬を懐柔するためか、冠葉を焦らせて操りやすくするためか、超越的立場にある者の余裕からくる気まぐれか、いずれにせよ眞悧にとってさほど意味のある行為ではなかっただろうが、これによりダブルHから陽毬へお礼のCDが届き、そのタイトルが呪文のヒントとなって、ひいては眞悧の計画が失敗に終わる。友情の存在を信用しない眞悧が、マフラーで自分の“首を絞める”皮肉な結末となっている。 16話 電車イリュージョン空間へ落下する真砂子と9話の陽毬黒紫色の背景・少女の小さな人影・追って落下する巨大な赤玉(林檎とKIGA弾)という遠近配置は、9話で陽毬がそらの孔からこどもブロイラーへ落下するシーンの構図と同じになっている。 性格や暮らしぶりは対照的ながら、「冠葉の妹」「KIGA幹部の遺児(娘)」という二人の共通項を意識させる演出か。 17話 治療費の出所に関し「心配するな」と答える冠葉の背景で、1号がタコの墨にまみれる言葉に反し、「黒い金」であることの暗喩か。最初は1匹の墨だけだが、会話が続くにつれどんどん真っ黒に汚れていく。 ゆりが新居で「寒いわ、この部屋」「カーテンが必要ね」と言ってはいるが、物理的な室温ではなく、精神的な満たされなさによる面が大きいと思われる。 19話で多蕗が家を去った後、カーテンを設置してもなお同様のセリフを口にしている。 ゆり携帯電話で多蕗の名前登録が「旦那さま(ハートマーク」他人から覗き込まれた際に夫婦らしさを装う演出効果もあろうが、ゆり自身が多蕗に愛着を持っていることを示すものだと思われる。 真砂子vsゆりの会話と、所持している日記以下のような各々の立場を表現しているのではないかとの説がある。前半のみ所持している真砂子⇒まだ生娘だから世界の半分しか見えない 後半のみ所持しているゆり⇒もう若さは消費された 18話 冠葉の宙吊りシーンで舞い散る赤いKIGAマーク腕から垂れた血飛沫を表現したものと思われる。 多蕗の「偽の家族」発言で、ゆりが日記を手離して平手打ち何より大事なはずの桃果の遺品を地面に落としてまで利き手で思いきりぶったのは、それ以上に多蕗への思い入れが大きくなっていたことを示していると思われる。 19話 両親の服や顔立ちが三年前の失踪時のまま、表情も不自然に堅くにこやか冠葉の見ている幻影である伏線として、視聴者が直感的に違和感を覚えるよう演出してあると推察される。 20話 罰当番で掃除させられる山下のセリフ「あいつらのせいだ」「こっちは何もしてないのに」「たまたま一緒にいたからって」「連帯責任」などは、本来はKIGAとも高倉家とも無関係だったのに養子になったせいで罰が及んでいる陽毬の境遇と重なり、晶馬の厳しい表情とも相まって自分が陽毬を家族に引き込んだという負い目を表現しているものと思われる。 次の21話では、陽毬に高倉家を出て叔父さん宅へ行くよう、別離を告げている。 冠葉と両親の会話が噛み合ってない実際には両親はその場に存在しておらず、冠葉の独り語りである伏線か。 食事風景でメニューに浅漬けもともとは血の繋がっていない、仮ごしらえの擬似家族である皮肉か。 食事風景での「晶馬の味噌汁はお母さんと同じ味だね」1話と同じ陽毬のセリフだが、晶馬の反応は「やめろよ」と冷淡な返答に変わっている。1話との対比で、家族ごっこの破綻が顕在化してきた演出か。 クマのぬいぐるみの腹上に置き手紙最終回で、クマのぬいぐるみの腹の中から兄たちが遺した手紙が出てくるのと重ねた演出か。 21話 真砂子が陽毬に出した高級ティーセットの紅茶19話で高倉家を訪ねた真砂子へ、陽毬がぞうさんポットから急須でお茶を出した庶民っぽさと対比になっている。 真砂子こだわりのティーセットは、11話や16話にも登場している。 愛用の金髪カツラをエスメラルダ奪われて愕然とする3ちゃん「冠葉の最愛の妹」というお株を奪われた象徴か。 神社で喧嘩した後、晶馬は光の中に残り、冠葉が闇へ歩んで行く現在~今後の二人の立ち位置を暗示していると思われる。 ルポライター抹殺現場へ晶馬が駆け付ける場面の看板曲がり角の一時停止ラインで止まり、脇の建物の看板に「You can choose as you (途中で切れているがlikeが続くと思われる)」の文字。直接には「お好きな品物を選べます」というその店の宣伝文句だが、現状に残るか冠葉の後を追うか、岐路に立たされた晶馬の立場を暗示していると思われる。 陽毬が晶馬から「叔父さんの家に行け」と言われた際の水道の滴背中を向けて描かれている陽毬が、涙を一滴こぼした暗喩と思われる。 高倉家室内の連続カット冠葉と陽毬が出て行き、晶馬一人になった高倉家の風景描写は、1話と全く同じアングルと順序。台所から見た玄関⇒冷蔵庫⇒歯ブラシ⇒ガスコンロの鍋⇒居間の制服⇒ぞうさんポット⇒背比べの柱⇒壁写真⇒写真立て。 冠葉の制服と、陽毬の歯ブラシが無くなっている。 22話 エロ本を見せようとする3号を頑なに拒んで、真面目な本を読む1号陽毬が自分の許に来て「もういいよ」と抱きついた誘惑を振り払い、ミッション決行の決意を固める冠葉の心境とシンクロしていると思われる。 ガラス片をかぶって倒れる冠葉・1号最終回の冠葉の顛末を暗示しているとする説がある。 銃撃で倒れ、運び去られる冠葉に掴まれた1号12話の陽毬の死で消えていく3号や、16話で真砂子と一緒に気絶して目覚めるエスメラルダなど、これまでパートナーのペンギンは持ち主の体の容態と連動している描写がなされてきたため、透明にならずしっかりと姿を保った1号の様子から、この時点では冠葉の命に別状がないことが判る。 銃を構えてライトに照らされた真砂子の立ち姿前期OPに登場する真砂子のシーンと同じ構図になっている。 23話 窓ガラスを突き破って投げ込まれる1号21話と同様、ガラス片の中に倒れる1号は、透明な破片になって消える最終回の冠葉の顛末を暗示しているとする説がある。 また、自身の分身である相棒のペンギンを道具にして乱暴な扱いをする冠葉は、すでに我が身の危険を顧みない、捨て身の行動に出ている状況を示しているとする説がある。 24話 冠葉の背中から噴き出した赤いKIGAマークが林檎に変わる18話の描写から赤いKIGAマーク=血飛沫、24話中の描写から林檎=ピングドラム(=献身的な愛情など?)を表していると思われる。18話で多蕗が言っていた「愛は痛みだからね」の状況を視覚化した表現か。 幼少期の冠葉が晶馬へ半分渡した林檎の切り口がハート型蜜の部分がハートのような形をしている。林檎(=ピングドラム)が心・愛・命などを象徴していることを表したものか。 「命⇔蠍の炎」の表示で「蠍の炎」の側のみに炎が移り、列車の連結器が解かれる運命の乗り換えが完了し、代償を晶馬が引き受けて消滅・苹果が生き残ったという表現か。 幕の影に消え去る桃果「列車(=また世の中に不満を持つ者が世界を壊そうとする時?)」の再来を待って呪縛に囚われたまま残る眞悧に対し、次の世代への引継ぎを果たした桃果は物語の表舞台を降りたという演出か。 陽毬の額の傷電車内で倒れて発見された際、ガラスの破片(=冠葉の痕跡)がこすれて傷ができ、その後ダブルHのアルバムを探して髪を掻き上げた時にも傷跡が残っていた。「塵一つ残せず消えるだけ」という眞悧の言葉とは裏腹に、存在した証を遺している。 高倉家室内の連続カット1話・21話とはやや順序が異なるが、ガスコンロの鍋⇒冷蔵庫⇒歯ブラシ⇒居間の洋服掛け⇒背比べの柱⇒台所から見た玄関⇒写真立てと、ほぼ同じ部分が映されている。 1話→21話で出て行った冠葉・陽毬の身の回りの品だけが消えていたのとは違い、家の外壁、鍋の種類や換気扇・冷蔵庫・台所のれんの色模様、柱への背丈の書き込み、幼少時の写真など、15話で桃果が言っていたように、運命の乗り換えをしたことで「世界の風景が変わって」いる。前の世界で和菓子屋だった叔父さんは、ハンガーの服に「池部工務店」の文字が。 カレーを食べる苹果の手首に火傷の痕最終的には晶馬が身代わりで乗り換えの代償を引き受けたが、すべてが消えて忘れ去ったわけでなく、かつて存在した世界の痕跡は一部苹果の体にも残っている。おそらく、陽毬がぬいぐるみの中のメッセージを見て涙したように、苹果にも微かな記憶の名残はあるのではないか。 芽が出た植木鉢乗り換え後の世界で3ちゃんが眺めている植木鉢は、模様は違うが、演出的に21話で蒔いていた種と繋がっていると思われる。「おしまいじゃない、始まりだ」という冠葉・晶馬の会話と合わさって、未来への希望を感じさせる。 高倉家の前を歩く幼い冠葉と晶馬1話の小学生の会話と同じ話をしている。よその家の双子に転生したとする説。 また、幼児になった件について、本来なら代償で消滅するはずのところを、二人で命を分け合ったからだとする説。 その後「どこに行く?」と言いながらペンギン達と宇宙空間のような背景を歩んでいるので、この世の存在ではないとする説。 パロディ・モチーフ 1話冒頭でモブの少年たちの会話宮沢賢治「銀河鉄道の夜」。 5話で苹果が父親と面会するレストランの絵画クリムトの絵画「接吻」。 9話で陽毬が探していた「カエル君 東京を救う」の本村上春樹の「かえるくん、東京を救う」。主人公らが人知れず奮闘し、東京の街を壊滅の危機から救う話。作中ではラストで3ちゃんがこのタイトルの本を抱えていたが、実際は「神の子どもたちはみな踊る」に収録されている短編作品で、「かえるくん~」では書名検索に引っ掛からない。 9話で鯉の生き血を参考にした「はだしのゴン」の本中沢啓治の漫画「はだしのゲン」。画面に表示された章立ても、各話のサブタイトルのもじりになっている。 9話などのこどもブロイラーの換気扇2つ小説「わたしを離さないで」の表紙に描かれているカセットテープの絵と似ているとの説がある。「わたしを離さないで」のフレーズは、22話のエンドカードのセリフでも使われている。 9話のサブタイトル「氷の世界」井上陽水が作詞・作曲した歌に、同名のタイトルのものがある。歌詞中に、凍える吹雪の中で声をからしてリンゴ売りをしている人物が登場する。 10話の、病院の屋上ではためく大量の洗濯シーツ映画「灰とダイヤモンド」のワンシーン。 11話で真砂子が語る、氷壁から落とされるペンギンの逸話リチャード・ドーキンス著「利己的な遺伝子」。 かつてドラマ「高校教師」でもこのエピソードが引用され、生物学に精通していない一般人へも広く知られた。ペンギンの生存戦略以外にも、婚約者がいる高校の生物教師、エスカレーターから突き落とされる女性、偏執的な芸術家の父から歪んだ愛情による虐待を受けて育った娘など、「高校教師」と共通する要素がいくつかある。 12話などで語られる、16年前の事件1995年3月20日という日付・東京の地下鉄を舞台とした無差別テロ・カルト的な集団といった様相から、実在の「地下鉄サリン事件」がモデルと思われる。 13話での、14話の次回予告セリフ寺山修司の戯曲「毛皮のマリー」に登場するセリフと酷似。「世界の表面はみんな嘘で出来ている…(略)…明日来る鬼だけが本当」。幾原監督は、寺山修司の舞台演出から受けた影響が大きい。物語の内容も、醜さへの嫌悪や、母親との衝突から子供に思い通りの改造を加える歪さなど、共通する部分がある。「毛皮のマリー」の二つ名を持つオカマの娼婦が、18歳の少年を座敷牢のように蝶を放した応接間で養育している話。少年は「時間がたつと汚くなる」といって羽化した蝶をピンで刺し殺し、美しいまま時間を止めて標本化している。かつて自分が男であることに悩んでいたマリーを、女として認めてくれた女性がいたが、マリーが自分より女らしく美しくなっていくことに嫉妬した彼女は、マリーを裏切った。傷心のマリーは復讐のために男たちをけしかけて彼女を強姦させ、女性は少年を生んで難産で死んだ。少年を引き取ったマリーは、外の汚い世界を見せぬよう幼装のまま閉じ込め、じっくり女へ変えていくべく育てる。外の世界の少女と知り合って一旦は家を出ようとした少年も、結局は絶望して戻ってくる。ラストでついに少年は、マリーの手でドレスを着せられ、化粧を施されて、蛹から羽化する蝶のごとく作り上げられていく。 15話のゆりの父が作ったタワーミケランジェロ作のダビデ像。 16話の死なない祖父ガルシア・マルケス「エレンディラ」。 16話の池で脚を突き出しているマリオ推理小説・映画「犬神家の一族」で、発見された殺人死体の特徴的なポーズ。祖父の名の「左兵衛」も、犬神家の佐兵衛がモチーフと思われる。 17話のゆりvs真砂子のBGMが西部劇サブタイトルの「許されざる者」は、同題の古いウェスタン映画がある。 18話の多蕗の母の姿モネの絵画「日傘を差す女」。 18話など、こどもブロイラーでの「透明な存在」にする神戸連続児童殺傷事件(1997年)で酒鬼薔薇聖斗を名乗る犯人の少年が書いた声明文に、自身を「透明な存在」と言及してある。声明文中の「透明な存在」は、本来の自分の性質を表に出すことが許されず、画一的な教育や社会に押し込められて無個性に埋没した状態を指している模様。http //blog-imgs-33-origin.fc2.com/o/m/a/omasoku/2tyou1.jpg 埼玉愛犬家連続殺人事件(1993年)の犯人供述、および事件をモチーフとした映画「冷たい熱帯魚」で、肉体の細断を伴う徹底した死体隠滅処分を指して「ボディを透明にする」と表現している。 20話の晶馬と陽毬の会話で引用される物語「世界で最初の男と女~罰を受けた」は、旧約聖書の楽園追放のくだり。 「暖炉で燃え残った錫の兵隊の心臓」は、アンデルセン童話「錫の兵隊」のラストシーン。 21話のミカちゃんハウスタカラ(現タカラトミー)のリカちゃんハウス。 建造物 高倉家の玄関脇の招き猫オブジェ荻窪周辺の街路に同様のオブジェが存在する。 池袋駅前の人物2人が輪になっている像池袋駅東口に実在する、フランスの彫刻家ルイ・デルブレ作「大地」の像。 野鳥観察で訪れた公園東高円寺の「蚕糸の森公園」がモデルと思われる。 デパート屋上の黄色いクネクネ荻窪タウンセブンの屋上に同様の遊具がある。 杉並区かえる公園東高円寺駅の近くに同様のものが実在する。砂場の近くに、黒猫の絵が描かれた「ねこがきます! つかいおわったら、ネットをかけましょう」という立て看板あり。黒猫の演出は、ここからヒントを得たと思われる。 中央図書館杉並区立中央図書館がモデルと思われる。 「七つの大罪」の碑杉並区立中央図書館の庭に同様のものがある。 インド独立の父、マハトマ・ガンディーが 「20世紀資本主義が生んだ七つの大罪」として警鐘を鳴らした項目。汗なしに得た財産、良心を忘れた快楽、人格が不在の知識、道徳心を欠いた商売、人間性を尊ばない科学、自己犠牲をともなわない信心、原則なき政治。 林檎を持った少年・少女と椅子の像杉並区役所の庭にある作:津田裕子のブロンズ像「お誕生日おめでとう」がモデルと思われる。 そらの孔分室ストックホルム市立図書館のコンセプトCGがモデルと思われる。 東鷗総合病院フランスのパリにある総合文化施設「ポンピドゥー・センター」がモデルと思われる。 病院屋上の管状スピーカー東鷗総合病院のモデルとされる「ポンピドゥー・センター」によく似たパイプ状の構造物がある。ただしスピーカーではない。 場所や何の建物かは不詳だが、類似の構造物を指摘するtwitter発言がある。http //twitter.com/#!/kai_morikawa/status/114758160773951488/photo/1 @kai_morikawa ピングドラム10話に出てくる病院建築は、むかし建築学生だった頃に巡礼したことがあるなー #penguindrum http //pic.twitter.com/A7J77niU 夏芽家の食堂神戸異人館の一つ、プラトン装飾美術館(旧アボイ邸)のダイニングルームがモデルと思われる。シャンデリアや窓辺の装飾、椅子の背の形などが酷似している。http //blog-imgs-34-origin.fc2.com/k/a/o/kaou1125/2009111807194223a.jpg 荻窪の味 リナちゃん(ラーメン屋)荻窪に古くからある、昭和的な醤油ラーメンの「荻窪の味 三ちゃん」がモデル。 店主は、アニメスタッフが取材に来たのは認識しているが、深夜放送のためアニメは見たことがないらしい。http //rocketnews24.com/2011/11/27/156998/ 白山神社白山(はくさん)神社は日本各地に存在するが、作中で描かれた境内風景や高倉家の近所という立地から、荻窪駅の北西、環八通りの沿道にある、荻窪白山神社がモデルと思われる。 企鵝の会・KIGA宮沢賢治の劇「飢餓陣営」、およびそれを元ネタにした安部公房の小説「飢餓同盟」との類似を指摘する説がある。 「飢餓陣営」は、飢えに堪えかねて大将の勲章を食べてしまった兵士たちが自己犠牲的に罪を引き受けようとする話。「飢餓同盟」は、雪にとざされた町で、大人たちが本気で社会革命を計画し、無残に敗れるという筋書き。とくに「飢餓同盟」は企鵝の会によく似ている。 KIGA地下アジトの廊下の電灯上下の黒い枠の間に多数の蛍光灯が縦並びした、独特なデザインの吊り下げ灯は、地下鉄御堂筋線の梅田駅ホームに設置されている電灯がモデルと思われる。
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>仮説・真理?>動物園 動物園 03/07/23 矢鴨は出来るだけ早くとっ捕まえて食うべきだが、当たりどころがいいのか悪いのか、矢が刺さったまま徘徊していると同情を一身に浴びて救われる。 人間が他の動物に向ける並外れた愛情は理解を超えており、それをもう少しヒトに向けたらどうだろうかとも言いたくなるが、一方でたかが動物に残虐な仕打ちをするのもまた人間であり、嘲笑される動物愛護派、軽蔑される動物虐待派ともにヒト全体から見て小数派であることは喜ばしいことである。 ヒト以外の動物を動物園に閉じ込めておくことは、どう考えても不自然であるが、「希少動物だから保護して殖やす為」「生息環境がない為」を理由にすることは既に破綻しており、「自然環境に近い雰囲気を作る」ことが専らの言訳となっている。動物園に幽閉される彼らの無気力な瞳に映る我と我が身を省みて、檻から出ることを考え始める為という効用もあるにはあるが、たまに脱走した動物が大騒ぎになって捕獲されそれが凶暴な動物と認識されていたならば殺されるところを見ると複雑でもある。 日本での企鵝の愛好具合は度が過ぎていて、しかもそれは「企鵝と言えば南極」なる認識が大勢を占めていて、実際南極にいる企鵝を日本で飼育するのはかなりの無理があるので、より赤道に近いところに生息している種を飼育しているわけだが、そういう種は雪と氷の世界ではなく、岩と砂の世界に住んでいるので、氷山を連想させる飼育部屋は無理がある。頭に黄色い飾りのある企鵝は、洒落者として「マカロニペンギン」に属しており、中でも岩飛企鵝が人気者であるが、通常「企鵝は企鵝」としか知られていない。まあ、十七種しかおらず、大して違いはないのだが、企鵝を可愛がるなら多少のことは知っておくほうがいいように思う。そして一国をあげて企鵝の人気が高いのは日本だけの現象であり、これは動物園の努力にもよるだろうが、実際のところ、企鵝の専門家も「何故日本人はこんなに企鵝が好きなのか」については匙を投げている。 不自然な飼われ方をしているのは何も企鵝に限らないが、なかでも熊猫は象徴的である。あまり活発に活動するような印象を受けないのは、動物園でどてっと座り日向ぼっこしている姿を、その目ではなく映像として見たに過ぎないだけにも関わらず、強固に「熊猫はものぐさ」とは恐れ入る。実際は雑食であり、特に果物に目がないのに「笹が好物」垂れ目とは、模様がそう見えるだけだ。なお、鯱の目も熊猫同様、黒い部分は模様であって、実際の目は小さく鮫の目と似ている。余程近寄らないと判らないのだが、鯱の黒い模様あれは目ではありませんよ。 熊猫だ。熊猫の、鎖に吊るされたタイヤのブランコに乗って遊んでいる姿を見て、微笑ましいと思う小学生並みの貧困な精神は早く棄ててしまえ。厳密に檻とは言えないが、飼育空間を広義に檻と呼ぶ事として、檻の中の熊猫を見て、貰った餌を食べている姿、与えられた遊戯具で満足している、いや、させられている姿を見て何か感じないか。熊猫が可哀想?残念ながら違うね。もう一歩足りない。熊猫が可哀想としか思えない貴方が可哀想なのだ。与えられた餌。与えられた気晴らし。外の世界を知らないこと。それで満足させられていること。それは我々と何が違うのかね?動物園を通して日本人の動物観を嘆くことが出来るなら更にもう一歩、動物園の動物を通して見えることがある筈だよ。檻から出たら大騒ぎになるけど、逃げ切れなければそこで全てが終わってしまうけど、気晴らしまでも与えられて、それで満足していることは、悔しくないかい? TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 58 46 (Fri)
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発狂倶楽部くんロボの発生させて来た存在しない画像に対しての、西国坊陰学ロボによる画像分析結果に登場した妖怪名たち。2023年9月25日以後は生成画像がより具体的になったことにより、西国坊陰学ロボのスタイルではなくなる。2023年12月20日からはツイートのシステム変更によってリプライ画像がメディア欄に表示されなくなってしまったので「狂画陰学怪」というタグをつけて掲載。2024年1月7日ごろから同不具合ははなくなったが中途半端になるので形式は変更のまま継続。 ■ あてまだん(宛懣談)、あめよびのいと(朱雨糸)、いかインセクト、いきやぜ(易基也是)、いたおるし、いたっと(伊貴)、いねっちょ、いもばいぶね、うみたくあん(海沢庵)、うるおだけ(沾洒丈)、えぶひつ(依腐櫃)、おおくわえだ(大桑枝)、おけき(乙慶耆)、おちにれ(落捻楡) ■ かげぼしわらい(陰干咲)、かっぶち、かまぼこひとで、かんたんそうぎつね(簡単奏狐)、くきろ(茎驢)、くびブラウス(首ブラウス) ■ ざくろひばち、しぶれびし、しゅとうこき(手刀胡跪)、じんごぐった、すいごいかご、すえだむし(醋枝虫)、スキンケアのようかい(スキンケアの妖怪)、すないぶご、すみそひみあ、すわりがなえ ■ たきけまん(滝華鬘)、たべんまいけ(食べんまいけ)、ちつじあ、つばらじ(粲譲路)、ツンドラおおかみ(ツンドラ狼)、でまさんで、 ■ なあなつぶつか、なすのつけもの、ならくのしろみ(奈落の白身)、にぎみぎ、ねのくにのちからここ(根の国のちからここ) ■ はうどん(歯饂飩)、はじゅんのさしみ(八準鮮)、ひちひちのり(ひちひち海苔)、ひとかめまく(一缶幕)、ふさバナナ、ぶにょぐろ、へづたむし、へのび(屁農火)、ぺんぎんのじまわり(企鵝の地廻)、ほほねつせん(頬熱線)、ほろじろ ■ まがりっちょ、までまでのり(までまで海苔)、まめだいか、まとうぐわ(魔糖鍬)、みさむめ、むすびあおい(屯食葵) ■ やけあおがね(焼青銅)、ヨーグルトやぜる、ヨーグルトわせる、ヨーロッパのやまおんな(ヨーロッパの山女)、ようかんたたきどり(羊羹叩き鳥)、よわびざる(文火猿) ■ らぐさへび ■ わけわけのり(わけわけ海苔) もどる
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カナダの会とは 新国家の会界隈、国家の会界隈に属するオープンチャットである。 概要 林道達吉が2022年6月頃に設立したオープンチャット。 設立当初からOHTOに加盟しており、現在もOHTO内カーストの上位である。 危険度 1 1→オプが開放されており、何処とも敵対していない平和な状態 1α→管理人や副官がポリやリアル事情で浮上できず、有事の対応が遅れる可能性がある状態 2→オプ閉鎖されていたり、侮辱発言等があり危険な状態 2α→2と1αの両方の条件を満たした状態 3→他オプと戦争状態にあり、通報やUnicode攻撃が行われている状態 カナダの最大領土 赤→本国 黄→同盟国