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【検索用 はいはーいんふれーしよんまーせなりーすくらつはー 登録タグ VOCALOID あさぬこ は めり 曲 殿堂入り 氷食 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:あさぬこ 作曲:あさぬこ 編曲:あさぬこ 絵:めり(Twitter) 動画:氷食(Twitter) 唄:音街ウナ 曲紹介 asanukoです。タイトル長すぎるのでHIMSって略してます。 曲名:『ハイパーインフレーション・マーセナリースクラッパー』 歌詞 (配布txtより転載) 完全パッケージ済みの なんやかんやで溢れちゃってる 目が肥えてく人達 実際やっぱヤバい共感性 シャットダウンしてる境界線 側から見ればわかんない 無論興味ないフリで一線引いてますよなんて冗談はもういいよ ヘイト買っちゃった? 実感も無いうちにあっちゅう間? 全くくだらねえアンチシューター 特権と勘違い are you ready now? 嫌味なくらいいい感じだわ なりふりは構わねえうっせえな グシャグシャになってしまうこの感じ? たまんねえ たまんねえ たまんねえ 長い目で見ればイージーゲームya もっと異次元な音に呑まれたいなー 興味ないフリで一線引いてますよなんて冗談はもういいよ 興味無くなっちゃったって代わりなんていくらでもきくだろ are you ready now? 嫌味なくらいいい感じだわ なりふりは構わねえうっせえな グシャグシャになってしまうこの感じ? たまんねえ たまんねえ たまんねえ 長い目で見ればイージーゲームya もっと異次元な音に呑まれたいなー コメント 名前 コメント
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登録日:2022/08/04 Thu 22 05 38 更新日:2024/03/14 Thu 23 28 36NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 ショタ シリアスな笑い ジャンプ+のやべー奴 ハイパーインフレーション 住吉九 偽札 名言・迷言の宝庫 変人の見本市 奴隷 少年ジャンプ+ 少年漫画 怪作 愛すべき変態達 敵も味方も変な奴 漫画 贋札 集英社 頭のいいバカ達 言い値で買おう、この世界 「ハイパーインフレーション」とは、住吉九による日本の漫画作品である。 ●目次 ■あらすじ ■概要 ■用語ガブール人 ヴィクトニア帝国 ベルク札 ハイパーノート ゼニルストン自治領 ■主要キャラクタールーク グレシャム レジャット フラペコ ダウー ■救世主陣営クルツ ビオラ 紙職人たち ■帝国陣営コレット ヨゼン 贋札殺し 特務省 ■その他のキャラクターハル ハル(人形) 首長 ガブール神 ■余談 ■あらすじ ヴィクトニア帝国の奴隷狩りによって両親を失った、ガブール人の少年ルーク。 経済こそが平和に繋がると考えている彼は、帝国と商売することを目指す。 そんなある日、奴隷商グレシャムにより奴隷狩りが決行され、姉のハルが攫われてしまう。 絶望するルークの元にガブール神が現れ、彼にある力が授けられる。 それは精巧な贋札を体から生み出すという奇跡の力だった。 しかしその贋札には、番号が全て同じという致命的な欠点があった…。 ■概要 2020年11月~2023年3月の間ジャンプ+にて連載していた漫画作品。全58話。 そも、「ハイパーインフレーション」とはこの項目やこの項目の説明にある通り、金銭の流通量が増えに増えすぎた結果、金銭それ自体の価値が暴落する現象を意味する単語である。 その名前を冠する本作は、無限にお金を生み出せる能力=「カネ」を無価値にする能力で奪われた故郷を買い戻し、奪い返すという大胆なテーマを据えており、 「番号が同じ贋札をいかに使うか」もしくは「贋札の流通をいかに阻止するか」を軸にした駆け引きは、他では見られない大きな特徴。 その高度な頭脳バトル、大胆なストーリー展開、魅力的なキャラクター達などにより、根強いファンを持つ作品である。 敵対する商人たちとの頭脳戦ももちろん読みどころなのだが、教科書に載せられそうなほど分かりやすい経済講義を行ったり、人種差別や奴隷といった現実に根差した題材をも取り上げたりする等、すぐれたクオリティを誇る学習教材としての側面もある。 読めば贋札の作り方に詳しくなれる少年漫画は、そうは無いだろう。 かと思いきや印象的すぎる台詞回しや、唐突にぶち込まれるどうかしてるギャグにより、読者のIQが乱高下させられることは必至。 おかげで公式の扱いは、こんな知的な内容なのに「ハイテンションギャグ」。 またショタの主人公がひたすら喘ぎまくるので、「すごい面白いのに友達に勧めづらい」などとよく言われてしまう。 しかし最近は、更新のたびにトレンドに入るほど注目されていた。2023年03月17日無事完結。アニメ化未定 ■用語 ガブール人 白い髪・赤い目・少し尖った耳が特徴の人種。ルーク達もこれに分類される。 ルーク等一部を除いてガブール神及び救世主を信仰している信心深い民族。 「ガブール神に選ばれたガブール人の子供は、生殖能力を失う代わりに超能力を得て、ガブールの救世主となる」という伝承があり、ルークはこれを身をもって証明することとなった。 ヴィクトニア帝国 島国でありながら世界中に植民地を持ち、「日の沈まない国」と呼ばれる大国。 名前、設定、ヴィクトニア帝国の人間ことヴィクト人の雰囲気からしてモデルはおそらくイギリス。 少し前まで奴隷狩りを行なっていたがレジャットの尽力もあり現在は法で禁止している。 ベルク札 帝国の貨幣。 国同士での取引にはベルク札が使われるなど基軸通貨のような扱い。 帝国の平均月収は4万ベルクらしい。 帝国の中央銀行を通してベルク札と金を交換することができる。 ハイパーノート ルークが能力により生み出すことができる贋のベルク札。 出来自体は完璧(*1)なのだが、「単一の紙幣」しか生み出すことができない性質上、番号が「4370953」で固定されており、これがバレてしまえばどれだけ生み出しても意味がなくなってしまう。また、繊維の並びなども完全に一致しているため、顕微鏡でも確認可能。 ゼニルストン自治領 帝国本土に属する土地。 ガブール人の救世主神話の存在を確信(*2)しており、帝国からの奴隷の禁止を無視して多くのガブール人を集めている。 ■主要キャラクター ルーク カネが欲しいッ!! 世界を買えるカネを寄こせッ!! 本作の主人公。12歳。 神から与えられた「贋札を生み出す」能力を使って、奴隷狩りで攫われたハル姉を取り戻すことを目指す。 彼が『番号が同じなこと以外は本物と全く同じな贋札』をどう使っていくかは、本作の大きな見どころの一つ。 「商売なら奪い合いではなくwin-winに出来る」という理想を持っており、商談や取り引きといった駆け引きを好む。 しかし机上の空論に終始してしまうこともあり、裏をかかれてしまうこともしばしば。 帝国に渡った後は、ガブール人への差別がいまだ続いているという現状を目の当たりにする。 そして多くの仲間を得て、ガブール人の救世主として独立国家建設を目指すようになる。 はあッ これスゴいッ 見られて いつもよりッ ルークの能力は、神から生殖能力の代わりに与えられたものである。つまり彼は子孫を残せず、命を散らしながら贋札を生み出しているのだ。 …というとカッコいいのだが、実際のところ、 贋札を出す時には顔が高揚し、「あああぁぁ」などと官能的な声を上げる たくさん出しすぎると体が衰弱する たくさん出すことに慣れるとクセになって頻繁に出したくなる 何日も出さずにいると、我慢できずに暴発してしまう 出す時の効果音は「ドクッドクッ」 出した後には頭がスッキリする など、あの、これどう見ても例のやつなんですが…。 公式PVで、ルークがやたらハァハァしてるのはこれが理由。 しかも「暴発」のせいか服の布地の面積がかなり小さく(*3)、どうしてもアレとかコレとかを連想させられやすい。 ちなみに後述する過去の救世主らも揃ってやたらと際どい格好をしている。彼らも暴発しやすかったのだろうか。 「こんなに面白いのにアニメ化されないのは、ルークの射幣のせい」などと、まことしやかに言われたりする。 グレシャム これが一番 儲かるぞォ!! グレシャム商会を束ねる帝国の大商人。 齢60近い老齢に差し掛かった年齢に小太りの体型ながら非常にバイタリティの高い男。 自由奔放すぎる振る舞いからついたあだ名は「大きな赤ちゃん」。 彼が奴隷狩りを決行することから、本作の物語は始まる。 人物像としては徹底した金の亡者。 ただし守銭奴と言う訳ではなく、「金を稼ぐ」と言うその過程にこそ愉悦を感じ、「カネを稼ぐ為にカネを稼ぐ」タイプ。 そのため後の儲けに繋がるならば手持ちの財産をあっさり放出し、借金すらまったく厭わない(*4)。 彼の目には周囲の人間を含むあらゆるものが金勘定で映っている。 何より行動理念が常に「己が儲かる方の味方」であるため、とにかく裏切る。すぐに裏切る。本当に裏切りまくる。 具体的に言うと「手を組めば金を稼げる(或いは利益になる)」と値踏みすれば自身が裏切った相手や自分の敵であろうとも即決で再び手を組んでしまう程。 当然正義感や倫理観なんて全くなく、文字通り金儲けのためなら何でもする男。 裏切りや騙しはもちろん、人も殺すし、奴隷貿易もするし、仲間だって平気で見捨てる。逆を言えばリターンが見合っているなら裏切らないし、自分の命も平気で賭けられる度胸も持つ。 「人間の命の尊さがわからんのかバカ者!!60万ベルク(*5)だ!!」という迷言の通り、人間ですらモノ扱いしている。 しかし逆に言えば60万ベルク相当の価値があると見ているので、ある意味では作中の人物の中でもトップレベルで人命を平等に重く見ているとも言える。 ただし自分の命には価値がないとも考えている。 頭の回転がとても早いうえ戦闘もそれなり以上にこなせる(*6)ので敵対者からすればかなり厄介。 ありていに言って人間のクズ。だが、その一貫しすぎた潔い言動と活躍から読者からの人気は非常に高い。 おまけに味方からも(読者からも)「どうせあいつは裏切る」という前提で見られているのでヘイトは溜まらず、むしろ本作の見所の一つになっている。 コイツが裏切ると話が俄然面白くなるとかコイツを無条件で信用するのは事実上の負けフラグなどと言われているほど。 名前の由来は「悪貨は良貨を駆逐する」ということわざの元となった法則を唱えた商人&財政家のトーマス・グレシャムで間違いないだろう。 この言葉はそのものズバリ「グレシャムの法則」とも呼ばれており、作中でもまさにそれに言及(*7)した場面もある。 ちなみに史実人のグレシャムも権力を元に金融市場を操って儲けを出し、国の借金返済資金を作るという作中のグレシャムとは別ベクトルの無茶苦茶をやった人である。 レジャット 世界を…… 世界を守りたいッ!! ルークと共に奴隷狩りにあっていたガブール人。 彼の扇動により反乱は成功し、ハルを取り戻すためにルークと共に帝国に向かうが、その正体はガブール人の救世主伝説を調査しに来た帝国の諜報員。 ルークの能力に気づいた後は、世界経済を守るためにルークと対立することになる。 頭脳、戦闘、人心掌握など全ての能力が高く、諜報員として最高の資質を持っており、まさしくルークの最大のライバル。 「才能や環境に恵まれた人間は、その力を使って世界をより良くする義務を負っている」という価値観を持ち、転じて「優れた能力を持つ自分こそが世界を救う人であるべきだ」と心から信じている。 彼は私利私欲ではなく、世界平和のために動く、間違いなく正義の人間である。しかし同時に、“自分が”世界平和をもたらす事に強く執着する狂気の男でもある。 ルークはもっと可愛く!! もっとキュートに!! さてレジャットの目的は、ガブール人を研究するために、ルークを殺害ではなく保護することにある。 というのは分かるのだが…… 手配書を作るときに「もっと可愛く!」と熱弁する ルークの格好を見て「ハレンチすぎてけしからん!」などと言う(*8) 口説き文句は「二人だけの星座を作ろう」 など、どうもルークに対して愛が行き過ぎている疑惑がある。 本来はシリアスで恐ろしい男であるはずなのに、ルークが絡むと急激にIQが低下して、ゆかいなおじさんと化してしまう。 そんな彼は、ルークの最大の敵であると同時に、本作きってのギャグキャラでもあるのだ。 比較的序盤にてダウーとの戦闘中に口の端を喰い千切られる大怪我を負い、以降傷痕となり残ることになるが、彼が感情を高ぶらせるなどして口を大きく開けるたびに再び裂けがち。痛そう。 フラペコ ンもォ~~ この船は私がいないと 回らないんですから~!! グレシャムの側近。モミアゲが大きい以外はモブキャラっぽい見た目の刈り上げメガネ。 どんな命令だろうと忠実にこなし、執事のようにグレシャムに付き従う。 常に敬語口調で話し、年下であろうと敵であろうと他人には「さん」を付ける(*9)。 常に一歩引いた位置にいてヘラヘラとしているいわゆる腰巾着キャラ……と見せかけて、実は内にしたたかに生き抜こうとする強さを持っている曲者。 モブっぽいビジュアルに反してグレシャムの側近なだけあり、頭脳・技量・話術・胆力など全てが高水準なルーク陣営の頼れる器用万能キャラ。 料理も掃除も洗濯もこなし、手旗信号を完璧に使いこなして敵陣に誤報を送る、銃の名手が引き金を引く前に一瞬で銃を分解する(*10)など地味ながら活躍の場が非常に多く、直接的な戦闘以外は何でもできてしまっている。 過去に故郷の国で起きた革命で一度全てを失った経験があり、国や金や正義といったものを信じていない。 そんな彼は、どんな時でも信じられる「揺るぎないもの」を探している。そして金に対してブレないグレシャムに出会い、彼に従うようになる。 グレシャムに対する絶対的な想いや忠誠心は本物だが、ある時期を境に異論・反論はハッキリ行う様になる。時には結果として完全な反抗になる場合もあるが「それはそれ、これはこれ」と完全に区別しており、本人の中では矛盾にはなっていない模様。(*11) モブのように登場したくせに作中で屈指の成長を遂げたキャラであり、彼が本当の「揺るぎないもの」を見つけるシーンは、多くの読者に感動を与えた。 その活躍と献身っぷりから、「本作の真のヒロイン」と言われることもしばしば。 ダウー ダウー!! ルーク!! 守る!! 巨大な体を持つ野生児。女性。 オークションで売られそうになっていた所を助けられ、ルークに同行する。 神から最強の生殖能力(=肉体)を与えられている。 単純な身体能力と戦闘能力はおそらく作中一で、暴れると、銃や麻酔が無ければ手を付けられないほど強い。 ルーク陣営の、いわゆる暴担当。 最初は言葉も話せないほどだったが、ルークとの交わりの中で、徐々に人間らしくなっていく。 そして同時に、自身のことを守ろうとしてくれるルークに好意を寄せるようになる。 当初は(奴隷オークションで会った)ルークの姉であるハルに強い母性を感じており、ハル絡みの頼み(命令)や出来事であれば動いていた。しかし一連の流れの中で自分より圧倒的に脆弱な存在であるルークが自分を守ろうとしていた事、そして実際に守られていた事実を自覚した事で、ルークに対し強い性愛情愛を抱く。 しかし同時に獣同然である自分はルークに相応しくない、そもそも人を好きになる資格も無いという事を理解し「ダウーは『人間』になる!!」と涙ながらに決意している。 そのせいか戦闘能力(戦闘関連?)に凄まじいマイナス補正がかかり、現状死亡フラグがビンビンである。 なお、登場当初は野生児らしく全裸だったが、次第に服を着るようになった。 具体的には、全裸→首回りに布→辛うじて人前に出られるパツパツ外套→一般市民の女性と同じような洋服→厚さ6mmの鉄製プレートアーマー…と、話が進むにつれ明確に肌の露出が減っていっている。 絵柄ゆえぶっちゃけエロスは皆無。そういうのが見たい人は2.5次元の花嫁かあやトラを読もう。 ■救世主陣営 クルツ 娘の未来のためならば 地獄に堕ちようと構わない!! 元奴隷のガブール人で、帝国で金貸しを営んでいる。 娘の誘拐を助けてもらったことをきっかけに、ルークの目的に協力するようになる。 しかしルークを救世主に祭り上げようとする、あやうい動きも見られる。 自ら「汚れ仕事は自分がやる」と言う通り、裏でルークの計画に支障をきたすであろう邪魔者を独断で抹殺するなど、黒い仕事にも手を染めている。 劇中では主に金銭面や物資面でルークをバックアップしていく。 登場する殆どの場面で厳格な表情ばかりしているが… ビオラ 俺が欲しけりゃ 俺の心を動かしてみせろ!! 元芸術家で、現在は引退して高級娼婦をやっている。なお、一人称は「俺」だが女性。 本人曰く「カメラの誕生により画家の価値は無くなったので辞めた」とのことだが…? 画家としての腕を見込まれ、ルークの贋札作成に手を貸す。 「贋札殺し」に対しては憧れが混じった複雑な感情を抱いている。 感極まると「粋ーッ」と叫ぶ、この漫画恒例となったちょっと変な人。 ルークに出会ってからは粋っぱなし。 今のところ脱いだり行為をしている描写が(比喩や前後のほのめかしですら)全く描かれていないという、娼婦設定としては珍しいキャラ。 ルークやダウーの方がよっぽどお色気を振り撒いてたり裸になってたりする。 紙職人たち 技術ってのは一つの宇宙なんだ 失われたら二度と戻らない ルークの贋札作りを手伝うために集められた手漉き紙の職人たち。 職人の技術を大切にしており、機械化や金儲け主義に一矢報いたいと思っている。 借金をカタにクルツに連れてこられた。 言ってしまえば、名前もないただの脇役に過ぎない。 しかしそんな彼らにもしっかりと魅力と見せ場が備わっているのが、本作のすごい所。 仕事仲間のビオラに対しては女だからと甘く見たりましてや邪な目で見たりすることなどは無く、純粋に仲間として、良くも悪くもまるで同性に対するそれと変わりない態度で接している。 「うむ ビオラくんは天才だ……」 「「「「妄想のなァ!!」」」」 ■帝国陣営 コレット 銃……。 やはり銃だけが 生まれの差を解消する!! レジャットの部下で銃の名手。 ヨゼンと組んで、ルークの居場所を突き止めるために奔走する。 外見的にはやや小柄な女子という程度だが、過去にいじめられていた経験があるらしく、恵まれた肉体を持つ人間を徹底して嫌う。 それと同時に「銃こそが肉体の差を埋めて人を平等にする」という信念を持っている。 普段は凛としていてクールなのだが、銃が絡むと態度や表情が崩れることがあり、その様は「銃に欲情する変態」とヨゼンに評されている。 彼女が4巻で語る「お金とは何か」「なぜ贋札は危険なのか」の話は、経済の本質をとても分かりやすく説明していると評判。 公式Twitterアカウント自ら 該当ページを掲載したツイートをしたこともある。 ヨゼン 人間が痛みに勝てるわけないだろ!! 暴力 舐めんなッ!! 同じくレジャットの部下で剣の達人。 東の国の出身であり、頭にチョンマゲを結っている。ただし前側に出すぎてどっちかというとリーゼントヘアになっている。 すぐに拷問だの暴力だの言い出す辺り、ちょっと荒っぽい性格。 しかし一見おバカキャラのように見えて、その場その場で的確な質問を投げるあたり、地頭の良さがうかがえる。 コレットとの喧嘩は耐えないが、実は互いに相棒として信頼し合っており良いコンビ。 武器は日本刀のような刀であり刀の腕前はピカ一。こと近接戦ではレジャット陣営でも最強の男。 普通の成人男性ならば致命傷になりかねないダウーの強烈な打撃を食らっても耐え、すぐ応戦できるほど体も頑丈。彼女をして「レジャットより強い」と言わしめた。 反面銃を使う事には個人的拘りから忌諱しており使わない。 コレットの項目で触れられている経済の解説の場面ではヨゼンが聞き手・質問者役で登場しているのだが、 髷の主張がやたらと激しいため、この漫画をよく知らない人からは「この男の頭はなんなんだよ」的なツッコミが入ることも。 (なお、こうなった原因は髪結床がヴィクトニアにないので手入れが満足にできないため) 贋札殺し ボクは一つ 真理を知っています 醜い容姿と 醜い心を持った人間だけが 本当に美しい作品を生み出せる 今のベルク札を作った芸術家であり、造幣局の局長を務めている、 原作者&製造責任者としての見た目の鑑定に加えて食べることで贋札を判別するという変態的な特技を持つ。(*12) より正確に言うと「味や舌触りから原材料を特定して正規紙幣と同じものか判断する」という方法なのであながちトンデモとも言い切れない。普通は紙を食べないって? 一見ただの陽気な小汚いおじさんだが内面には狂気をはらんでおり、自分より優れた芸術家に対して激しい憎悪を向ける。 特に贋札製造者は自分の作品(ベルク札)を汚す者として殺したいほど敵視しており、贋札を判別して313人もの贋札製造者達を処刑台に送ってきた。 これが彼の通り名の由来。313人もの贋札製造者を処刑台に送ったことを思い返しては悦に浸る中々の危険人物。 いい歳したおっさんが号泣しながら贋札をムシャムシャするのは、恐怖の一言。 ルークの作った贋札を見破るためにレジャットに協力する。 特務省 緊急の会議だ!!関連大臣を集めろ!! 男の子に詳しい有識者もだ!! 緊急事態への対応を目的とした省。首相を長とし、必要に応じて担当省の長や専門家を呼んで対応を協議するもの。 帝国秘密情報部からルークの能力と目的が議題として提出され、実際に調査を行ったレジャットもこの協議に参加する。 創作にありがちな無能な上層部 …というわけではなく、救世主伝説についてはレジャットを除いて否定的なものの話し合いの内容自体は極めて真っ当であり相当優秀な人材がそろっている。 そもそも伝説について慎重・否定的なのは「不確かなもののために予算や人員を割くべきではない」という公務に携わる人間としては真っ当な意識からくるものであり、 「かつて疫病を蔓延させたスペトという救世主の噂が『ガブール人が疫病を蔓延させている』という迷信につながり、差別を一層助長することになってしまった」 という歴史の反省でもあるのだ。 しかし… レジャットさん これは可能性の問題です 特別な「力」が存在する可能性と、レジャットさんが勘違いした可能性……客観的にどちらが高いですか 客観性や合理性を重視するため、超常現象を起こす側であるルークには議論の動きを読まれて利用されてしまった。 「このままでは味方がまともすぎて国が滅ぶ!!」は本作を象徴する台詞の一つであろう。 またヴィクト二ア首脳部としては表向きガブール人への差別を批判するものの、人種として軽視する意識は残っており(*13)、このことがガブール人でヴィクト二ア人であるレジャットに大きく影響していく。 ■その他のキャラクター ハル ルークの姉で、ルークからはハル姉と呼ばれている。姉弟仲は非常に良好。 ガブール人の巫女として村を治めていたが、グレシャムの奴隷狩りによってさらわれた。 そして帝国に売られた後に、ゼニルストン自治領に奴隷として囚われるようになる。 現在は巫女の身分を明かし、同じ奴隷の立場にあるガブール人達に、希望を捨てないように説いてる。 弟と同じくとても聡明で、巫女を勤めていただけあってかカリスマ性も凄い。 彼女を助け出すことがルークの最大の目的。出番は少ないが、本作のキーパーソンとなる人物。 ハル(人形) オークションの景品として用意された、ハルそっくりの人形。 ガブール人の少女だと騙して高く売るために、ハル姉の代わりに用意された。 さて、このハル人形。 ただのゼンマイ人形のハズなのだが、オーバーテクノロジーってレベルじゃねーぞといった動きをする。 手を振る、髪をかき上げる、微笑むなんてのは序の口で、 抱きつくと撫で返してくれたり、こちらを向いてウインクしてきたりと、やりたい放題。 その生きてるとしか思えないような動きに、「こんな人形いるわけねーだろ!」「いやいや、これは後の伏線なんだ」と様々な憶測を呼んだが、もちろん何の説明もなく物語から退場した。 登場人物からも何のツッコミも無いので、読者はただ困惑するしかない。 しかし残念ながら、この漫画ではよくあることである。 本作のカオスさを象徴するキャラクターの一人(?)。 首長 ルーク達とは違うガブール人集落の酋長。 親帝国派で帝国の知識や技術を吸収して自身の勢力を拡大させ自身を救世主と自称する。 他のガブール人勢力を一掃するためグレシャムと組んで奴隷オークションを開くも失敗。 牢からダウーを解放し復讐を企てるも返り討ちに合う。おそらくはそのまま死亡した。 ガブール神 地獄のフルコースには傷ついたよ…… ガブール人が信仰している神。ルークは存在に否定的だったが、そんなルークの前に自ら姿を現す。 奴隷狩りにより絶望したルークの脳内に現れ、ルークに生殖能力と引き換えに力を授けた。 ルークが行っていた“地獄のフルコース”と呼ばれる、自身の形をした金貨を使った硬貨の偽造に傷ついたことを吐露したり、生殖能力のことを自身が考えた最強の能力だと自慢したりと中々お茶目な性格をした神様。 ちなみに過去には 3000年前に鉄による武器で古代世界を征服した戦王(いくさおう)イエフ(*14) 1000年前にバッタの大軍で大陸に蝗害による大飢饉を起こした餓王(がおう)タッバ 500年前に疫病を巻き起こしてヨーロピア大陸の人口の1/3を殺した病王(びょうおう)スペト 200年前にアヘンを広めて敵国を堕落させ、痛みを感じない兵士を作り上げた麻王(まおう)へアン といった超危険人物達先代救世主(能力者)がいたらしい。 ■余談 ギャグながら危険なネタを連発する『トマトイプーのリコピン』『ゲーミングお嬢様』、「十三歳の少年シリアルキラーによる拷問・殺害・復讐代行劇」ともはや存在自体が危険な『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』と「ジャンプ+のやべー奴」は数多いが、シリアスなんだかギャグなんだか分からない勢いを持つ本作品もバッチリ入っているという見方が多い。 本作品(少年ジャンプ+)、『いじめるヤバイ奴』(マガジンポケット)、『淫獄団地』(ドラドラしゃーぷ#)の碌でもない3作品で「金曜日の金!暴力!SEX!」を構成している。 追記・修正は、体からカネを出せる人がお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目編集大臣を集めろ!男の子に詳しい有識者もだ! -- 名無しさん (2022-08-04 22 27 37) ついに項目来たか… タコピーの項目で「金曜日の金!暴力!SEX!」で金!担当としても挙げられてたが -- 名無しさん (2022-08-04 22 41 08) ↑まあインフレ単体で3つ全てを兼ねれるんすけどね 人間が痛みに勝てるわけないだろ! -- 名無しさん (2022-08-04 22 42 53) 英知ッ! -- 名無しさん (2022-08-04 23 49 06) 感想で射幣って聞いた時は確かにって爆笑したわ -- 名無しさん (2022-08-04 23 51 59) 政治、経済、戦術、印刷技術、武器、及びそれぞれの歴史とためになる要素がいっぱいで学習漫画として広めたい…んだけど主人公の特殊能力が生殖能力の代わりというのがなかなか勧めにくいんだよなあw -- 名無しさん (2022-08-05 00 34 46) ハレンチハレンチ!ハレンチ警察の出勤だ!! -- 名無しさん (2022-08-05 00 53 29) グレシャムは。ドリフターズであった「ああいう手合いはたまにいる。簡単に裏切る、信義とか忠誠心とか元から何も無いのだ。誰かを裏切っている間だけは信用できる」というセリフがまんま当てはまるのが凄いキャラしてる -- 名無しさん (2022-08-05 07 52 45) 作者さんは本当に頭が良いんだろうと思う反面、魔薬でもキめて描いてらっしゃる?とも思える、そんな漫画。更新分を読み終わるとIQが乱高下して風邪を引いたり酔ったりする -- 名無しさん (2022-08-05 09 07 33) グレシャム見てるとどうしてもレジライが頭をチラつくんだよなぁ -- 名無しさん (2022-08-05 09 53 26) 最近絶頂しかしてない主人公 -- 名無しさん (2022-08-05 12 15 32) 相手の裏の裏の裏の裏をかく頭脳戦に関してはガチ それはそれとして作者は変態だと思う -- 名無しさん (2022-08-05 13 18 09) KBSで草 -- 名無しさん (2022-08-05 14 11 11) ↑6その裏切ってる間だが、情勢が傾いたら即座に共闘相手を更に裏切り返すというね・・・ドリフのオカマが聖人に見えるぐらいの裏切り野郎すぎる -- 名無しさん (2022-08-05 19 02 42) 雰囲気としてはゴールデンカムイあたりと通ずる部分がある 射幣は射幣で人に勧めにくいんだが… -- 名無しさん (2022-08-05 20 35 28) 贋金で民族を救え!っていう知的で高尚な主軸はブレないのに、キャラが濃すぎてギャグにしか見えない漫画だ -- 名無しさん (2022-08-05 20 58 15) 金曜更新のやべーの漫画だと「魔法少女にあこがれて」や「ローゼンガーデン・サーガ」辺りもヤバい。 -- 名無しさん (2022-08-05 21 06 54) めっちゃ面白いんだが流石にこの二大怪人コンビとの戦い終わったら一気に完結しそうだなー……元々長く続ける題材でもないけど…… -- 名無しさん (2022-08-05 21 13 08) ああ、生まれてきてよかった……からの次回で爆笑した -- 名無しさん (2022-08-05 22 14 02) ジャンプ+の試し読みで4巻のお金の話見てきたけど確かに分かりやすいな。ただそれ以上にキャラが濃すぎて読む人を選ぶ気が… -- 名無しさん (2022-08-05 23 07 56) 素晴らしいぞ!項目作成者!評価額を見直さねば! -- 名無しさん (2022-08-06 08 57 10) バケモノ(レジャット)にはバケモノ(グレシャム)をぶつけるんだよ!→タッグを組んで向かってきました、とかいう酷い展開は非常に笑った -- 名無しさん (2022-08-06 10 24 25) 「食べることで贋札を見破る」人って松村喜秀さんのことじゃない?テレビ朝日『激レアさんを連れてきた』で見たよ(小並感) -- 名無しさん (2022-08-06 19 38 04) ↑作者の後書きによると、元ネタになった人はアメリカ政府から委託を受けた製紙工場の人らしい。 -- 名無しさん (2022-08-06 20 47 22) 「う〜ん涅槃!」とか「着こなしが自然すぎる!」とか「本当は?」とかいちいち台詞が面白いんだよな -- 名無しさん (2022-08-07 11 44 13) レジャット側の勢力が有能でレジャットが困るという珍しいパターン -- 名無しさん (2022-08-07 11 47 43) ↑3 ほなその人と違うか…… -- 名無しさん (2022-08-08 04 43 25) 「勝てるんだな これが!!」はガチ -- 名無しさん (2022-09-03 13 09 38) ゼロッ ゼロッ ゼロッ!! -- 名無しさん (2022-10-14 01 48 16) あと4話で完結 頭脳戦と変態で作者に負担もかかるから寂しいが仕方ないか -- 名無しさん (2023-01-20 21 33 28) あらゆる意味で常人には書けない作品だよな -- 名無しさん (2023-02-09 16 18 28) 考えなしに行われる世直しは強者に傷一つ与えられず、苦しむのは弱者のみ。この漫画はうまいこと描いてくれた。 -- 名無しさん (2023-02-10 12 36 23) 読み切りの神々に叛逆する物語も秀逸な作品だから作者は何か才能を持っているんだろうな -- 名無しさん (2023-02-10 13 27 29) 今まで長く苦しい戦いを繰り広げた強敵全てと共闘して、ポッと出の人間がラスボスと戦うという今までに見ない作品になった。作者は神か -- 名無しさん (2023-03-03 01 09 03) 作中二大怪人をスケさんカクさんにしてしまうのほんま草なんだけど、ちゃんとそれぞれの信念や行動理念を掘り下げきってるからこの展開への納得感は強いし、カタルシスも大きいんだよね -- 名無しさん (2023-03-03 12 46 59) 来週最終回なのが悲しい。これ終わらせるなら怪獣8号の方を…がおっと、誰か来たようだ -- 名無しさん (2023-03-11 20 46 03) 最終回、いままでの伏線を回収してハッピーエンドで最高だった! -- 名無しさん (2023-03-17 07 27 36) 味方ヅラして金坑掘ってるけどお前が全ての原因だぞグレシャムぅ! -- 名無しさん (2023-03-18 13 00 42) 公式ネタとしてルークをオレッ娘としたラブコメ噓作品を上げた上に「本編のあらすじも大差ない」とコメントを付ける作者よwフラペコの「絶対噓です!!」も本編にあった台詞かつ企画にドンピシャで最高だわ -- 名無しさん (2023-04-01 13 52 22) 最終巻の書下ろしで金山の秘密が語られたが久々にやられた 気づける要素色々あったのに気づけなかった -- 名無しさん (2023-05-03 08 43 35) 主要人物全員について、目的は殺し(排除)ではないが手段として必要な殺しには躊躇いがないor少ないっていう状況は結構珍しいかもなあ -- 名無しさん (2023-11-30 15 24 17) ネームドキャラに無能がいなくて名前が出ないキャラ達も有能ってすごいよ。紙職人とか最後にルークの誘いを一度断ったのが「ルークの手下じゃなくて対等な協力者だった」って証明で最高だった -- 名無しさん (2023-11-30 18 44 03)
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最近のお勧め記事 ★米国発!ハイパーインフレーション到来か!2010年2月17日 11 21 これは危険である。 カンザスシティー連銀総裁、「FRBの資産売却、早急にすべき」 米カンザスシティー連邦準備銀行のホーニッグ総裁は16日、ワシントン市内で講演した。米連邦準備理事会(FRB)が危機対策で買い入れた金融資産の売却の可能性について「FRBのバランスシートから、できるだけ早急に取り除くべきだ」との見解を示した。 同総裁は政府予算について「財政政策は持続不可能な方向に進んでいる」と指摘。FRBに資金供給を求める政治圧力がかかれば、ハイパー・インフレーションの可能性もあると懸念を表明。「先手で修正行動を起こさなければ、米国に次の金融危機をもたらす恐れがある」と述べた。【日経ネット07 39】 再三指摘しているようにFRBのバランスシートは膨大の一途を辿っており、ドル紙幣も刷りまくっている。本来は、ドル安という以上、暴落を招いていてもおかしくはない。 つまり、ハイパーインフレの到来だ。 そうなれば、単なるドル安でなく、一気にドルは暴落をし、ドル資産は紙くず同然となる。当然、ドル資産をもつ海外の国にも影響緒を与え、特に中国と日本は大量のドル外貨、米国債が保有しているため、莫大な損失を被ることになる。(実は、これがFRB及び国際金融資本家の狙いでもある) これが日本の財政収支を悪化させ、日本国債の暴落につながる恐れがあるのだ。 そしてまた、世界の金融市場は崩壊し、世界同時ハイパーイン フレの危険性も出てきているのである。 これによりリセッションに喘ぐ全世界の人々が困窮に突き落とされていくことになるだろう。 今後、日本も含め世界中が未曾有の大混乱を招く恐れが、刻々と近づいてきているのである...。
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ワイマール共和国(ドイツ)におけるハイパーインフレーション 1.インフレーションの原因 ヴェルサイユ条約の規定による経済的損失 農・工業上重要な地域の領土割譲 1921年までに10億金マルク(現金)、50億金マルク(物納)という莫大な額の賠償金支払い #全額完済は2010年 第一次世界大戦での戦争遂行政策 戦時公債の大量発行 「産業の総生産」-資材の大量消滅 鉱工業の生産力低下 家畜(1/3)が消滅 人的損害:600万人 ○その結果 貿易赤字の拡大-恒常的インフレーション 貨幣価値の低下 政府の政策・増税・一般税、特別財政税 1919ー1923、国家予算に310億マルクの赤字 2.共和国の危機の犠牲者と利得者 フランス・ベルギーによるルール地方占領と消極的抵抗(ルールの労働者による無期限のゼネラルストライキ)の影響 石炭:イギリスなどからの輸入→外貨の流出 共和国政府によるルールゼネストの支援 ↓ ハイパーインフレにより中間層(特に固定給与の公務員)が困窮 心理的・経済的な打撃 ↓ 国家体制への不信・不満 ○利得者 連邦政府/各州政府-(団体・地方債権・株式の買い戻しが起こるため) 地方自治体/企業 ↓ 長期の債務契約を結んでいる 3.ハイパーインフレ後の流れ 1922年末 財界、賠償金支払いの保証と引き換えに労働者に有利な条件の撤廃を政府に要求 1923年 9月26日 財政負担の原因である消極的抵抗の打ち切りを政府が表明。英米の支援を得る 10月 アメリカに賠償支払い検討を打診。各国へ国際委員会への参加を了承 11月15日 レンテンマルク発行 金本位制、ドイツ国内の不動産・商業的資産を担保とする 従来の1兆マルク=1レンテンマルク 12月 ドーズを中心とする委員会が発足 表面化する共和制打倒運動。シュトレーゼマン首相の大連合内閣(中道~左派)に対する左右両派の攻撃 #右派:帝政主義保守派及び急進右派
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★ハイパーインフレ到来か!2010年3月14日 12 03 この指摘は正しい。 「ブラック・スワン」著者、ハイパーインフレを懸念-債務増大で不確実性が市場に及ぼす影響を取り上げてベストセラーとなった「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・タレブ氏は、世界各国の当局が債務を増やし、金融を緩和しているとして、ハイパーインフレーションの懸念があると述べた。 タレブ氏は12日のニューデリーでの講演で、「われわれは巨額債務を抱える状況に直面している」と指摘。「次なる失敗は紙幣の刷り過ぎにあるだろう」とし、「それが、わたしがハイパーインフレを恐れる理由だ」と語った。 公的債務の増加については、債券ファンド大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同最高投資責任者(CIO)、モハメド・エルエリアン氏も11日、各国政府がインフレやデフォルト(債務不履行)を通じて巨額債務を削減する可能性を指摘し警告している。【ブルームバーグ03/13】 これまで再三述べてきているので、多くは言わないが、最後のPIMCOの警告は、巨額債務を帳消しにするために意図的に行う可能性があるということを示唆している。 各国が"協調"してハイパーインフレを引き起こそうというわけである。 すなわち、世界同時ハイパーインフレが起きるということだ! 日・欧・米の財政危機懸念の真意がそこにある。 それに備えた対策が火急であることは言うまでもない...。
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共和国で発生したハイパーインフレーションに対する政策 先日、共和国でハイパーインフレが発生し、現在、共和国各国が 対策に追われているのを聞き及んでいるだろう。 帝国、共和国と陣営は違えどもひとつのテラ領域に属し 聯合によって国同士の結びつきや経済的結びつきを深めてきた隣人の 不幸に対し、不安を覚えているものもいるかもしれない。 我々は、皇帝陛下の財産である国民の生活を一番に考え この未曽有の危機に対し、適切な対処と援助を惜しみなく行い 帝国の臣民として恥じない行動をとることをここに宣言する。 現状は、帝国の経済混乱の抑制とその対策 及び共和国の被害の確認に努めるものとする。 12:土場藩国:KBN(藩王) 13:よんた藩国:よんた (藩王) 14:後ほねっこ男爵領:ユーラ(摂政) 17:FVB:曲直瀬りま(摂政) 18:詩歌藩国:九音・詩歌(藩王) 29:になし藩国:瑠璃(摂政) 32:越前藩国:黒埼紘(摂政) 36:神聖巫連盟:藻女(藩王) 38:暁の円卓藩国:白石裕(藩王) 42:星鋼京:吾妻 勲(摂政) 43:愛鳴之藩国:花井柾之(摂政) 44:涼州藩国:悪童屋 四季(藩王) 45:満天星国:都築つらね(藩王) 及び宰相府藩国の承認を得て全国政策として提出さてていただきます。 00:宰相府藩国:シロ宰相 ◯
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登録日:2011/09/25(日) 14 52 50 更新日:2024/03/05 Tue 15 16 50NEW! 所要時間:約 24 分で読めます ▽タグ一覧 C インフレ ゲーム用語 ジンバブエ ジンバブエドル バトル漫画 創作 勉強になる項目 戦闘力 第一次大戦後のドイツ 経済 金融 (´^ω^`)「お家で一生懸命お手伝いしたら、かあちゃんがお小遣いを500円もくれたお! という訳で今日はリッチにかき氷でも食うお!」 ?「リンジニュースデス,サキホドザイムショウガ...」 (´^ω^`)「冥殿ちゃんの駄菓子屋のかき氷は300円と安いのに量もあってとっても美味しいお! 今日はそれに白玉とアイスも乗せちまうお!とっても贅沢だお!!」 ?「トツゼンノハイパーインフレニワガクニノブッカハ...」 (´^ω^`)「冥殿ちゃん、マンゴーかき氷の白玉アイス乗せをお願いするお!」 (´冥ω殿`)「はいよー。あ、さっき外務省の発表で円の貨幣価値が1/100に下がっちまったから、代金は普段の100倍で50000円な?(てへぺろ」 (´゚ω゚`)「 」チャリーン 問題:このときのますらおの気持ちを短歌風に記述しなさい(15点) 回答:宇宙創成ビッグバン理論の中核をなすモデルの一つ。ビッグバン直後の一瞬、以後の拡散速度を遙かに上回る猛烈なスピードで膨張したとされるもので、 それまでのビッグバン理論が抱えていた数々の弱点を解決する画期的なモデルとされ、現在も研究が進められている。 この「インフレーション」は、経済学におけるインフレになぞらえて名付けられた。 うん、間違っちゃいない、間違っちゃいないがアニヲタ的には満足いく回答じゃないんだ。 では適切な回答を如何に示そう。 ●目次 ◇概要 ◇インフレという現象(※ 分岐点 ※) ◇よくないインフレ1.ギャロッピング・インフレ(早足で進むインフレ) 2.政治や経営能力が低く、適切な介入を行わない 2.スタグフレーション(最悪の経済状態) 3.ハイパー・インフレ(インフレ率が極端に上昇していくインフレ) ◇お金ってなんだろう ◇フィクションにおけるインフレ〇戦闘力インフレ 〇胸囲の戦闘力インフレ 〇ご長寿作品の設定・描写におけるインフレ 〇ハイパーインフレーション ◇ソーシャルゲームにおけるインフレ ◇概要 インフレーションとは経済学用語でモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇すると共に、 貨幣の価値が持続的に減少していく経済現象である。 日本語の略称はインフレ。反対に貨幣の価値が上がりモノの価値が下がることをデフレーション(デフレ)という。 簡単に言ってしまえば、みんながいっぱい好きなだけお金を持っているのに、モノが少ないせいでモノの方が貴重になり、 結果たくさんお金を出さないといけないくらいにモノの価値が上がってしまう現象である。 以下、本項目ではなるたけ深い部分まで、分かりやすくなるように例を挙げながら説明するよう努力する。 また、項目内容量的にもインフレしちゃっている点は先に謝罪と補足を加えておく。 ◇インフレという現象 さて、まずは概要だけじゃイマイチピンと来ないと目を潤ませているであろう画面の向こうのメガネの似合う美少女達の為に、 インフレというものを具体例を踏まえて説明してみよう。 ここにアニヲタ国という国があるとします。 国のトップはもちろん(´冥ω殿`) (´冥ω殿`)は政治、国防、外交、教育、流通、貿易、果ては今夜のおかずから明日のエロゲまであらゆる事を一人でどうにかしています。 そして、他には以下の6人の国民がいるとします。 (´^ω^`) (´・ω・`) (´・_・`) ノξ*゚⊿゚)ξ `∀´ J( 'ー`)し 6人はそれぞれ働いており、普段は以下の様に給料(手取り)をもらっています。 (´^ω^`) 108万円 (´・ω・`) 130万円 (´・_・`) 95万円 ノξ*゚⊿゚)ξ 80万円 `∀´ 85万円 J( 'ー`)し 102万円 すると、この国内で国民が利用できるお金は合計で600万円になります。 ということはこの国では月に1000万円とか2000万円の出費は早々無い事がわかるため、 商業も執り行っている(´冥ω殿`)は次のように考えます。 (´冥ω殿`)「こいつらが使える限界の額は合計で月600万円だ。つまり、明らかに月に600万円分以上の商品は必要ないってことになるな」 そこで(´冥ω殿`)は国のために丼勘定で商品(600万円分)を用意し、国に流通させました。 (貯金などもありえるため600万円分でも多すぎるんですが、とりあえずこういう体で進みます) そんなある日のことです。 国民みんなが頑張って働いた結果、国の経済が成長し、6人の給料が上がりました! (´^ω^`) 108万円→118万 (´・ω・`) 130万円→140万 (´・_・`) 95万円→105万 ノξ*゚⊿゚)ξ 80万円→90万 `∀´ 85万円→95万 J( 'ー`)し 102万円→112万 するとどうでしょう。突然国全体で660万円のお金が使えるようになりました。 となるとみんなこう思うはずです。 「今までよりもっとたくさんのものを買えるようになるぞ!」と。 しかし、(´冥ω殿`)は今まで多くて600万円分の商品しか市場に流していなかったため、 突然生じた60万円分の需要をまかなえるだけの製品をすぐには用意することができません。 (ある工場が、農家が、その他諸々の企業が、突然次の日から生産量を増やせと言われて『はいそうですか』とできるでしょうか?そういうことです。) するとどうなるでしょうか? (´^ω^`)「おっお!そのエロゲーはおいらが買うお!お金ならあるお!」 (´・ω・`)「待ってよ、僕だってお金はあるしそれが欲しいんだ。」 (´・_・`)「僕もです!」 (´冥ω殿`)「うーん困ったなぁ。」 みんながたくさんお金が使えるようになっても、このように市場が品薄になってしまう現象が起き始めます。 お金を使いたくても使えない、使えるお金の量に対して製品の量が少なくなってしまうのです。 そうすると、みんな高くても買おうと思うようになり、お金の価値はモノの価値に対して低くなっていきます。 (´^ω^`)「じゃあおいらは今までの額の1.3倍出すお!これなら文句ないお!!」 (´冥ω殿`)「分かった、じゃあ売ってやろう。」 (´・ω・`)「うーん、1.3倍の値段はさすがに出せないや。」 (´・_・`)「1.1倍くらいなら出せたんですけどねぇ」 (´冥ω殿`)(ん?つーことは品薄を理由に今後ずっと値段を釣り上げたまんまにしても売れるってことか??) (※ 分岐点 ※) (´冥ω殿`)(いや、でも今まで100円のものを突然200円とかにしてもみんなげんなりするだろうからな。せいぜい3円の値上げくらいにしとこう。) こうして、(´冥ω殿`)は新しい製品が増産可能になるまでの一時的な処置として全体的なゆるやかな値上げ(モノの価値の上昇)を決めました。 これによってみんなの消費への欲求はある程度下がりました。 しかし、(´冥ω殿`)はある失敗をしてしまいます。 (´冥ω殿`)「えー、60万円分増産できなくて40万円分しか増やせなかっただって……?どーしよ、また市場が大混乱するぞ、どうしよ……」 そう、(´冥ω殿`)は60万円分の製品を増やせなかったのです。これはたいへんですね。 元々60万円分のモノを市場に追加する予定だったのに40万円分では2/3しか増えていません。 これではまたしてもモノの不足から市場が混乱しかねません。 (´冥ω殿`)(これじゃあきっとみんなまた怒るだろうなぁ……これは先に謝った方がいいな。) (´冥ω殿`)「みんなごめんなs…」 ノξ*゚⊿゚)ξ「あらアンタ、べ、別に褒めるわけじゃないけど今回は本当にご苦労様。アンタのお陰で品薄が解消されてみんな喜んでるわよ。」 ( Д ) ゚ ゚「って、あるぇぇぇぇぇぇええええええ!?!?!?!?!?!?」 なんと、増産が本来の予定量に足りないにもかかわらず、製品が足りなくなることも余ることもなかったのです。 理由は単純。冥殿はみんなの消費欲求を抑えるためにモノの値段を1.03倍にしました。 すると、市場にある全製品の合計価値は600*1.03=618万円分になったわけです。 そこにかつての40万円分すなわち現在40*1.03=41.2万円分の価値がプラスされました。 となると全体としては≒660万円分のモノがある状態になっているのです。なんと結果オーライでうまく行ってしまったのです。 ここで冥殿は気が付きました。 (´冥ω殿`)「そーか、みんなのお金が増えて需要が上がっても安易にモノの数を増やしちゃいけないんだ。 モノの価値そのものを増やせば、それだけ少ない増産でも市場はコントロールできるんだな、これが。」 これがなぜ重要なのでしょうか?実はモノの量を一気に増やすというのは非常に難しいのです。 先ほども言いましたが、突然次の日から生産量を増やせと言われて『はいそうですか』とは行かないのです。 土地の制約、輸送量の制約、人員の制約、サーバの容量・負荷の制約などなどいきなり産出量を増やせるような職種はほとんどありません。 しかし、国のお金の量が徐々に増えていく、成長していると仮定すれば、常にモノは増え続けないといけません。 つまり、素直にお金の量に合わせてモノを増やそうとしても産業の方が疲弊してしまうのです。 そこでモノの価値を上げることによってバランスを取る必要が出てきます。 実は、特にコレが重要になるのはインフレではなくデフレのときなのです。 思い出してみてください。日本の平成不況の最中、多くの企業が工場の閉鎖や人員の削減などをしていませんでしたか? あれはその企業の売上や人気が落ちて落ち目になったから、と捉えられがちですが実は違うのです。 インフレとデフレ、両者をもう一度比較してみましょう。 ・インフレ:市場のお金が増えるからモノが増える、するとモノをたくさん作らなくてはいけなくなる ・デフレ :市場のお金が減るからモノが減る、するとモノをたくさん作らなくてもよくなってしまう こう考えると、インフレ時に調子に乗って増産しまくるとデフレの時にそれは『産業のリストラ(再構築)』という形で、 手痛い打撃となって返って来ることがわかります。 すると、市場をコントロールする側としては需要の増加に対して安易にモノを増やせばいいという考えがなくなるのは明白でしょう。 ちょっと話は逸れましたが、お金が増えるにつれてモノが増える・モノの価値が増えるという関係、これこそがインフレなのです。 (ちなみに『お金が増えるにつれて』と書きましたが、 どういうお金がどういう風に増えるとどういう風にモノやモノの価値を増やすのか考えてみると面白いかもしれません。 新聞によく書いてあるデフレ対策などがやろうとしているのはまさにそういうことです。) …と、ここまで聞いて思った人もいるはずだ。 「え、インフレって良くないイメージあったけどこれだとごく自然のことじゃね???」と。 そう、実は上記のインフレはかつて日本が高度経済成長期に経験した『国の成長を促す』インフレに近いものである。 逆にかつて日本が経験したオイルショックのような『国を破壊しうる』インフレも存在している。 このようにインフレには『よいインフレ』と『よくないインフレ』があり、これらを混同してしまうのは非常に危険である。 前者のようなよいインフレは、上記の例のように『お金の量とモノの価値の上昇が相互に、緩やかに、繰り返される』インフレである。 この健全なインフレはクリーピング・インフレと呼ばれることがある。 では逆によくないインフレはと言うと…それは次項で説明する。 ◇よくないインフレ という訳でよくないインフレを説明しよう。 ところで突然だが、日本人は自分たちが健全なインフレの恩恵を受けて急成長してきた国にもかかわらず、 かーなーりーインフレに敏感というかインフレを恐れているフシがある。 それもそのはずで、日本ではインフレといえばオイルショック・バブル経済の2大バッドイベントという方程式が我々のDNAにまで刻み込まれているからである。 更には近年、ジンバブエドルの報道とともにインフレの強烈な不のイメージが強められたのも大きいだろう。 実はこれらのよくないインフレは先述したよいインフレ(クリーピング・インフレ)とは大きな違いを持っている。 1.ギャロッピング・インフレ(早足で進むインフレ) 先ほどのアニヲタ国の話を(※ 分岐点 ※)の所から見ていこう。 ここで(´冥ω殿`)はある大事なことに気がついてしまいます。 今回、お金が増えたことによって、品薄が生じお金の価値が減った(=モノの価値が増えた)わけですが、 この後(´冥ω殿`)は数週間・数ヶ月後にお金が増えた分だけの商品を市場に投入するつもりでいました。 しかし、もしも(´冥ω殿`)がモノの値段(すなわちモノの価値)を1.1倍に釣り上げたらどうなるでしょう? 今回の例では市場に600万円分の価値のモノが存在しているので、市場に存在するお金の分の660万円分の製品があたかも存在してしまう状態となります。 (´冥ω殿`)(うはw俺天才wwwwわざわざモノ増やさなくてもええやんwwwwww) しかし、これではお金が増えた分値段が釣り上げられた状態となるので、結局国民の豊かさに変化はありません。 するとお金が増えているのにもかかわらず、経済活動の回数や規模にほとんど変化がありません。 もっと言えばモノの数が一切増えていないのです。 すると、どうなるでしょうか? J( 'ー`)し「カーチャン、タカシのために頑張っているのに、生活はちっとも良くならないよ…」 という『働けども働けども我が暮らしは楽にならざりけり』状態となってしまいます。 これだけならまだしも、大抵の場合にはひどい格差社会を生み出すに至ります。 どういうことかといえば、 この例は「みんなのお金は増えているけど、同じようにモノの価値が上がって相殺されてしまう」という例でした。 しかし「みんなのお金は増えている」という前提には落とし穴があります。これは『平均して』という暗黙の枕詞があるのです。 つまり、お金が増えない人、逆に減る人だっているのです。 にもかかわらず「みんなお金が増えている」という前提でモノの価値を過剰に増やしてしまうと、生活ができない人間が現れ始めます。 例えばですが、あなたが月10万円で暮らしているとして日々のパンの値段が200円から400円へと倍になったら生活できますか?多分できないでしょう。 こうなるともう国としては国民全体が疲弊したひどい状態と言わざるをえません。 以上をまとめると、モノの価値の増加がとてつもない速度で起きる事をギャロッピング・インフレと言います。 大抵この後、後述するスタグフレーションやハイパー・インフレを引き起こし、国として瓦解していくパターンとなる。 先ほど、よいインフレがお金とモノの緩やかな上昇を相互に繰り返す状態と言ったが、これは言うなればモノの価値だけが増えた状態なのである。 どうしてこうなってしまうかと言えば、簡単な話だ。理由は2つある。 1.モノが無いか、モノを十分に作るだけの技術がない 先ほどは (´冥ω殿`)(うはw俺天才wwwwわざわざモノ増やさなくてもええやんwwwwww) とか言っており、『増産できるのにしようとしない』というアコギな姿勢に立っているため分かりづらいが、 多くの発展途上国においては以下のような状態の方が圧倒的に多い。 (´冥ω殿`)(アカン…市場に増やすだけのモノも、それを作るためのエネルギーも原材料も技術もあらへん……) となるとどうなるだろうか?そう、モノを増やす・モノの価値を増やすというバランスの取り方が極端に「モノの価値を増やす」側に偏ってしまう。 コレが如何に危険なことかは言うまでもないだろう。 たとえばアルゼンチン,ブラジル,チリ,コロンビア等の南米諸国などは技術のない側にあたると言われている。 これらの国は、北米と違い十分な近代化が行われなかった背景もあり、第2次大戦後ずっと毎年20%から数百%ものインフレ率を経験し続けている。 こうした諸国では巨額な財政赤字を毎年出しつづけており,それが高い通貨の増加率と相まって高いインフレ率の原因となっていると見られる。 2.政治や経営能力が低く、適切な介入を行わない もう一度(※ 分岐点 ※)の所から見てみよう。ここで(´冥ω殿`)は「モノの価値」を1.03倍に増やしてみんなの需要を抑制したり、 国の経済成長に合わせてすぐさま増産を決定したりするなど、かなり精力的に動いている。 しかし、(´冥ω殿`)がなーんも考えず「ま、なるようにならぁね」とか言って全てをほっぽり出していたらどうなっただろうか? 実はこうなると勝手にギャロッピング・インフレになってしまうのである。 理屈は簡単で、 1.お金はある、けどモノはない ↓ 2.他人よりお金をたくさん出して買うようになる ↓ 3.そして、その増えた値段が当たり前になる(お金の価値が減る) ↓ 4.増えたお金の量を帳消しにするまで1.~3.のループが続く 4.になった段階で、(´冥ω殿`)が「物価を1.1倍にするぞ!!!!」と言ったのと同等の事が起きているのが分かるだろう。(多少は速度が緩やかかもしれないが) 如何に国や企業の政治・経営手腕が重要かがよく分かるというものである。 もちろんこれら次第では国は死ぬ。後述するスタグフレーションやハイパー・インフレなんかは大体お上がやらかした結果である。 なお、本項目では分かりやすさのためあえて『銀行』という存在を割とガン無視して話をしているが、 よくニュースや新聞で日銀が市場介入うんたらとか言っているのは適切に市場に介入して市場がひいては国がぶっ壊れるのを防ぎ経済成長を促進させるためである。 2.スタグフレーション(最悪の経済状態) スタグフレーション(stagflation)とは、スタグネーション(stagnation:停滞)とインフレーション(inflation:物価上昇)を合成させた言葉で、 景気後退局面にありながらもモノ不足によりインフレの状態となることを意味する。 以下の状態を思い浮かべて欲しい。 (´冥ω殿`)(最近、ウチの国調子悪いなぁ・・・) (´冥ω殿`)(まー、調子のいい悪いは必ず巡ってくるものだし、今はガマンの時だと思って次の好景気のために堅実な政策をうんたらかんたら・・・) ノリ゚ー[゚]リ|「マ、マスター大変です!!!」 (´冥ω殿`)「ん、どしたの?鯖落ちた?」 リトイリ゚ヮ゚ル「どしたのじゃないよ!!某国が石油の輸出量を半分にするって!!」 ノリ゚ー[゚]リ|「しかもそれがネットで国民に伝わってしまったらしく、デパートやスーパーが人で溢れているようです。」 (´冥ω殿`)「・・・ウチの国オワタ」 さて、インフレとは何だったでしょうか? みんなのお金が増えて、それに合わせてモノの量も増えていくというそういうサイクルだったはずです。 しかし、この場合はモノを作るための原材料(例では石油)が不足しました。 さて、この後どうなるでしょう? まずお金の数は一定の状態です。しかし、原材料の不足でモノの量が一気に減ります。 モノの量が一気に減ると、減ったモノの量を補うためにモノの価値を上昇せざるを得なくなります。 そしてそのモノの不足が、例えば食料品などの生活必需品だった場合、 それがなくては生活ができないため需要量は下がることはなくみんながそれを買いに来ます。 しかし、モノは減っています。売れる数は限られています。 となると、モノの奪い合いが起き、徐々にたくさんお金を出せる人達だけがそれを買えるという状態に陥り、。 その結果モノの値段は更に上がっていく(≒お金の価値が減る)というインフレが起きてしまいます。 このような景気後退期に起きるモノの突発的な不足によるインフレをスタグフレーションと言います。 前述の健全なインフレと比べても分かるように、この状態となった国家の経済のバランスはかなり危うい状態であり、 生活必需品を求めて人々が狂ったようにモノを奪い合う光景が広がる。 そのくせ、景気後退期(すなわちお金は増えるどころか、一定だったり減ったりしている)の状態で起きるため、賃金の上昇による問題の解決もままならない。 大抵の場合スタグフレーションの背景にはかつてのオイルショックのように原材料の供給者の思惑で引き起こされる。 すなわち、スタグフレーションは政治に爆弾を抱えている状態であるとも言え、後述するハイパー・インフレの第一段階としてこのインフレを捉える人もいる。 (そしておそらくそれは大抵の場合正しい) 3.ハイパー・インフレ(インフレ率が極端に上昇していくインフレ) ~アニヲタ的イメージ~ (`冥ω殿´)「動け、動け、動け!動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動いてよ!」 (`冥ω殿´)「今動かなきゃ、今やらなきゃ、国が死んじゃうんだ!もうそんなの嫌なんだよ!」 (`冥ω殿´)「だから、動いてよ!」 ノリ゚ー[゚]リ|「か、貨幣、再印刷…」 リトイリ゚ヮ゚ル「すごい…」 ノリ゚ー[゚]リ|「まさか…信じられません、国内のインフレ率が230000000%を超えています!」 、ノiリ゚听ソ 「やはり目覚めたのね、彼女(ハイパー・インフレ)が。」 インフレが経済政策の失敗等により制御できなくなり、貨幣の価値がゼロに近くなることをハイパー・インフレという。 つまり、国の政治が大失敗してインフレになってしまう事を指す。そりゃあ確かに国がぶっ壊れた結果のインフレなんだから良くないに決まっている。 有名な例としては第一次世界大戦後のドイツや最近ではジンバブエの例がある。 ドイツの場合、敗戦により実体経済がボロボロになっているところに、経済政策を殆どしなかったことが重なっており、 買い物に行くのに山盛りの札束を持っていく様子等は教科書でも見たことがあるだろう。 ジンバブエの場合、過度なナショナリスティックな経済政策が自主的な経済的鎖国状態を産み、その中で貨幣を印刷し続けたのが原因である。 因みに戦後の日本も著しいインフレに見舞われたが、敗戦のショックもさることながら、 戦時中に実体経済にあわないほどの貨幣を刷りまくって軍資金を作っていたという事情によるものである。 このような政体変更型のインフレはカダフィ失脚後のリビアでも起こると言われている。 さて、以上のようによくないインフレを紹介した。 インフレとは本質的に「お金の価値の減少とモノの価値の増加」である。 しかし、何が原因となってお金の価値の減少・モノの価値の増加が起きるかによって、私達の生活を脅かすような存在となってしまうのだ。 ◇お金ってなんだろう と、ここまで読み進めた裸エプロンの似合う淑女の皆様においてはこう思うのではないだろうか? 「この項目を読んで、お金というものがよく分からなくなった」と。 ここまでインフレという話を通じて「お金とモノ」という関係を強調してきたが、 どう考えてもあらゆる中心にあるのは「お金」であり、このお金は突然増えたり減ったり、経済を壊したり育てたりする。まるで魔法のようだ。 この項目を編集した人もまだまだ不勉強で、お金が何なのかについて深い造詣があるわけではない。 なので以下はあくまで一つの説というか、「お金とはなにか」についてこういう考え方もあるよ程度に受け取って欲しい。 本来お金とはモノとモノの交換によって成り立っていた不便な経済を解消するための人類の発明である。 大量のお米を持って何kmも歩かなければ大量の魚が手に入らなかったものが、 持ち運びの便利なお金の登場によって海に行って魚を「買う」だけでよくなった。 となると、こんな便利なものを使いたくないなんて人はいないわけで、気がつけば人々はどんどん便利なお金を使うようになっていった。 するとお金はどんどんと増えていった。なぜなら、お金が価値を肩代わりするためのものだからだ。 お米1kgとカツオ一匹が同じ価値だとしよう。 この取引を行うために金貨1枚が必要だとすると、 お米やカツオの数が増えたり、ふつうのものよりも美味しいお米やカツオが登場したり、同じ取引をしたい人が増えると、 金貨1枚では取引を行えなくなってしまうのが分かるだろう。 すると、お金そのものが増えないといけなくなってしまう、というわけだ。 これは言い換えれば、経済の規模が大きくなればなるほどお金が増え続けなくてはいけないということであった。 そして、「お金は増え続ける」という特性故にお金が何であるかが重要になった。 初めは金のような希少物が宗教的な意味合いからもお金として振る舞われたが、お金の登場は経済の発展を促す。 これによってお金の量も増えていくと金のような希少物は量が足りないためにお金として振る舞えなくなっていった。 その内、仮想通貨の基礎概念、つまり希少金属の代替としてお金はより量のある銅などの金属に移り変わっていき、最終的には印刷技術の普及に伴いお金は紙幣となった。 これらはすべて経済が成長し、モノが増えた結果、お金そのものが増えなくてはいけなくなった結果生じたことだ。 そして、20世紀に入り各国は兌換制度を廃止し、金・ドル本位制をも廃止し、結局お金に対して「その価値を保証する後ろ盾」の一切を無くした。 (逆に言えばそれ以前のお金は金と交換できるという点で価値が保証されているものだった) この結果生じたこと、それはお金の概念化だ。今存在するお金は「我々が(お互いに)価値があると思うから価値や実在が保証されている」ものにすぎないのだ。 (これはどっかの新興宗教みたく『実は金に価値なんてねーんだから金に執着すんな!』って言いたいワケではない。 むしろそういうものだから簡単に膨れるし萎むのものなのだと思って欲しいのである。) 人間に魔法は使えないというが、もしも現実で最も魔法に近いものを挙げよと言われたら「お金」はその1つとしてノミネートされても何ら不思議ではない。 実際金を稼ぎに稼いでいる人達ですら「お金は道具ではなく生き物」「稼ぐだけならともかく人による適切なコントロールなんてほぼ不可能」なんて主張を平然するのは珍しくない。むしろ多い。 更に時代が進むと、コンピュータの発達とともに、今まではお金は紙幣だったものが今度はどんどんデータへと移り変わっていった。 今では世界に存在する全てのお金を紙幣に変えることはもはや不可能なほどにデータとしてのお金は膨大なものとなった。 そして今日もお金は増え続ける、ゆるやかに。 この魔法が解ける日は来るのだろうか?多分無いだろう。 何故なら、魔法が解ける、すなわち「お金が増え続ける」ことをやめようとすると、 モノとモノのやり取りがどんどん少なくなって経済が停滞し、最終的には我々の生活が立ち行かなくなってぶっ壊されてしまうからだ。 昔の自給自足の時代ならまだ戻れる事もできただろうが、現代で、特に日本においてそれは不可能だろう。 おそらくは核戦争で人類の歴史が一度リセットされるような事態が起きるまでは、折り合いをつけて生きていくことが重要だろう。 長くなったが、現代社会においてお金とはいくらでも萎むことができ、いくらでも膨れ上がることのできる、我々人類が生み出した「魔法」のような存在だ。 その魔法はとても便利であるのと同時に、今日8000円だったエロゲが明日100000000円にしてしまうような大問題すら起こしかねない。 できればこの項目をご覧の黒ニーソが輝かしい淑女の皆様も、今日から経済について興味を持って勉強して頂けることを祈るばかりだ。 ◇フィクションにおけるインフレ 〇戦闘力インフレ さて、アニヲタwiki的にインフレと言えば戦闘力インフレーションをまず思い浮かべるのが多いだろう。 主人公が敵キャラAと戦い、倒す。 ↓ 敵キャラAよりもさらに強い敵キャラBが登場。 ↓ 敵キャラBを倒すため、主人公と仲間たちは修行を積んだり新たな武器を手に入れたりしてパワーアップ。敵キャラBに勝利する。 ↓ その敵キャラBを更に上回る敵キャラCが登場。主人公たちは敵キャラCを倒すために新たな力を求め…… 強くなった主人公と仲間たちを苦戦させ、物語を盛り上げるため、より強力な敵キャラクターを用意する。 この繰り返しにより作中のキャラクターがどんどん強くなっていく現象が、俗にいう戦闘力インフレーションである。 バトル漫画などの定番展開であり、『ドラゴンボール』などのように公式サイドから可能な限りインフレさせることを明言される作品もあるほどだ。 しかし、経済学のインフレと戦闘力インフレには明らかな違いがある。 それは 戦闘力インフレは均一に影響しない ことだ。 経済学のインフレであれば、100円が200円になるインフレが起きればその貨幣を持っている人は全て100円は200円になる。 勿論持っている貨幣がドルやユーロ、ペセタやジンバブエドルなら異なった金額となるが同じ貨幣であれば同じ貨幣の価値の変化をする。 しかし、戦闘力はどうだろうか ヤムチャ 敵の強さと味方の成長についていけず、十分な戦闘力を得られずにかませ犬と化す。 敗北を繰り返し、活躍の場が得られなくなり、とうとう物語の本筋から外されてしまう。 そんなキャラクターが時として登場してしまうのだ。 …経済学におけるインフレであれば、あそこまで悲惨なことにはならなかっただろう。 なお、経済学におけるインフレであってもヤムチャのような目に遭う例は考えられる。 国であればインフレが起きている国の経済力に対し強い経済力を持っていない国や、個人でいえば働いていない年金生活者やニートは激しく打撃を受ける。 また、戦闘力インフレに対し、今までの敵より弱そうな新キャラを相手に、主人公などの既存キャラが手こずるような展開を、 戦闘力デフレと呼ぶこともある。 戦闘力インフレ対策としては以下のようなモノが考えられる。 「ゴルゴ13」のように最初から最強キャラにして成長の余地がないようにする。 ジョジョの奇妙な冒険のようにある程度インフレが進んだら舞台をリセットする(デフォルト)。 一番強いキャラクターを予め決めておき、そいつを目標とする(インフレターゲット)。 元からの才能や、初期に設定した戦闘スキルのみで戦わせ、キャラクターを無闇に成長させない。 強さの他に相性による有利不利を設定し、単純な力比べで勝負が決まらないようにする。 キン肉マンの超人強度のように数値上はインフレを起こしていても、バトルの結果には影響するか否かはまちまちにする。 まあ、ケン・イシカワ先生のように戦闘力インフレをインフレと感じさせない描写ができれば小細工はいらないんですけどね! 〇胸囲の戦闘力インフレ また、ラブコメやハーレムものの作品、或いはギャルゲーの続き物だと、別の意味での戦闘力インフレが起きたりする。 すなわち、おっぱいのインフレである。 このおっぱいインフレのパターンは二通りあり、 物語開始当初から巨乳として設定されていたヒロインよりも、更に胸の豊かな爆乳のヒロインが追加される。 作家・絵師がヒロインのバストサイズを徐々に誇張して描くようになり、元々大きめだったキャラが更なる巨乳になる。或いは普通サイズだったヒロインが巨乳の仲間入りを果たす。作品・キャラによっては「最近になって成長した」と、作中の視点でも本当に大きくなっていたことになる。 つまりは「ストーリー面&設定面でのインフレ」か、「演出面&描写面でのインフレ」かという違いである。 このおっぱいインフレの興味深いところはインフレと同時にデフレも起こり得る点にある。 すなわち、 当初貧乳キャラとして設定されていたヒロインよりも、更に胸の薄い無乳のロリキャラなどが、追加ヒロインとして登場する。 作家・絵師がヒロインのバストサイズを誇張して描くようになった結果、ヒロインの胸の描き分けが両極化していき、貧乳担当キャラは一切の膨らみも許さないほど薄く描かれるようになる。 ……というパターンである。 物語の進行過程で追加されるキャラには既存のキャラに負けない個性が求められるため、ストーリー面&設定面でのインフレとデフレは起こりやすいが、 このようなインフレ&デフレが起こると、初期の巨乳ヒロイン&貧乳ヒロインが相対的に普通サイズ扱いを受け、ヒロインの没個性化に繋がる恐れもある。 このため、上記の戦闘力インフレと同様に、 一番の巨乳キャラ(or貧乳キャラ)を設定し、それを上回る(or下回る)キャラは登場させない。 「ヒロイン」はあくまで初期の女性キャラのみ。新規に登場するキャラクターはヒロインとは別枠にしておき、主人公に恋愛感情を向けない。 ……等の対応策がとられることもある。 〇ご長寿作品の設定・描写におけるインフレ また、作中で何の変化もしていないはずなのに、視聴者側の環境・価値観の変化によって何らかのインフレを起こす例もある。 これは『ドラえもん』『サザエさん』『クレヨンしんちゃん』『ちびまる子ちゃん』など長寿作品によく起きる現象である。 ここでは最もわかり易い例として『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしを取り上げてみよう。 元々『クレヨンしんちゃん』は1990年代初頭のバブル期の終わり頃に始まった作品であり、時代の影響を色濃く受けている。 その頃の日本では勤続15年で35歳の係長、しかも埼玉の一軒家から電車で通い、出身は秋田の田舎で、海外旅行すら懸賞の応募でしか行けない野原ひろしは、 バブル時代的には高度経済成長期のあくせく働く父親像を引きずった『非成功者』もしくは『冴えない父親』の象徴だったのである。 ところがどっこい。その後彼はどうなったであろうか? バブルが崩壊し、度重なる不況、リストラの嵐が吹き荒れ、様々な社会問題が鬱積していく中でも、クレしん作中における野原家の設定は変わらなかった。 すると弱冠35歳ながら社内では15年のキャリアを持ち、部下からも上司からも信頼されるヤリ手で、 専業主婦の妻と2児と犬1頭を養い、尚且つ東京近郊に2階建て一軒家と自家用車を購入するだけの収入を持つ。 現代日本における一般人が羨望して止まないハイスペックを持つキャラクターとなってしまったのである。 これは初期設定が時代の変化に合わさる形で価値そのものが変わってしまった例ではあるが、 不況が続き、我々の生活が貧困に喘ぐような時代が続けばこれからも彼らはインフレし続けていくだろう(*1)。 〇ハイパーインフレーション 「無限に贋札を生み出せる能力」を得た少年が主人公の、タイトル通り通貨のインフレそのものを題材にした漫画作品。 読むと経済学や贋札の作り方や男の子に詳しくなれるとよく言われる。詳細は当該項目を参照。 ◇ソーシャルゲームにおけるインフレ リアルの経済やアニメ等とは少し事情が違うが、基本無料などのソーシャルゲームにおいても「インフレ」はつきもの。 具体的には後から出るカードほどどんどん性能が良くなり、仕舞いには最初のカードの完全上位互換が登場するようになる。 これは至極単純で「最初の最高レアだけで何年も先のコンテンツまで不自由なくクリアできる」設計であった場合、いくら新しいコンテンツを追加したとしても既存の最高レアだけで戦える。 酷い場合には初期のキャラや装備品なのに3年も4年も環境の中心に居座り続けるパターンも。 この場合、プレイした時間が長くなり、自然にたまる石や無料で回せるガチャ、イベント配布などで手持ちの戦力が充実すればするほどに「新しい戦力目当てに課金してガチャを回す」必要性が無くなってしまう。 その行きつく先はガチャが回らなくなるであり、そうなると運営は収益を得られなくなる。 そのため、最新のカードを出すたびに性能を底上げしていって性能目当てにガチャを回させる。 ……が、ここのバランスが問題で、当然のことながら既存の全ての最高レアを過去のものにするぶっ壊れカードをポンポン出そうものなら顰蹙を買う。 「何万円も課金したり長い時間をかけて作った戦力」が最新のぽっと出1枚の前に完全下位互換としてあっさり処理されようものなら多くのプレイヤーは萎えるだろう。 しかし、性能は確実に引き上げられなければ最新カードの意味がない。 ここがどう調整されているかがその運営を判断する基準の一つとして使えるだろう。 旧式最高レアの全てが何の価値もないゴミクズになり果てているような場合、その時点の最高レアに大金を投じて戦力を整えてもまた同じことが起きるからである。 一方でキャラゲーの場合、そのカード(キャラ)独自のエピソード等で最低限の価値を保証する場合もある。 とはいえ、その場合でも旧式の最高レアはそのキャラのファン以外には一切の価値のない石ころ以下のカスレアのような状態になり果てていくのが常であり、戦力としては一切活躍が見込めない、と言うような状態になることも。 性能インフレに置き去りにされた旧最高レアの処遇がどうなっているか、は無料で遊ぶだけならともかく、課金して戦力を整える事を考える上では運営が信頼できるかどうかの判断材料としてかなり重要である。 なお、ソーシャルゲームの原型のひとつになったと思われる甲虫王者ムシキングの「アダー完結編」もこのインフレと言えるかもしれない。 ただし、こちらはゲーム性がまるっきりと言っていい程に別物になったせいでそれまでのカードが事実上弱体化し、強さの低い虫はほぼ戦力にならなくなったという事情があるのだが。 こちらは前述したような「どんどん性能が良くなる」というのではなく、稼働から5年の間は「一切インフレが行われていない(*2)」のに対し、アダー完結編になってから極端にゲーム性を変更したせいもある。それによりついていくのを諦め「古代王者恐竜キング」などに移った人も多かろう。 また、稼働から5年の間は「事実上全く同じステータス」の虫が多く、タッグマッチ限定で「同じ属の虫の有無」、中型甲虫限定で「究極必殺わざ(*3)の有無」という理由で劣化版になっている虫が多く、むしろデフレ(*4)になっている虫もいた。 追記・修正は数倍にしてお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ここまで詳細な追記されたなら、項目わけた方がいいんじゃない、? -- 名無しさん (2013-10-03 10 38 36) ↑うーんムリに分ける必要もないかなーって気はするけど。分けたい人がいたら分けていただく感じで良いのでは? -- 名無しさん (2013-10-04 01 54 09) 宇宙空間の誕生からインフレーション・・・は記事が煩雑になるから触れない方がいいか -- 名無しさん (2014-05-29 23 59 43) クレしんの説明はなかなか上手い。そしてインフレターゲットで吹いたw -- 名無しさん (2014-07-22 10 55 00) バトル系の漫画やアニメで悩まされる要素の1つ。 -- 名無しさん (2015-10-19 14 55 11) 一応あらかじめインフレの頂点(上限)を決めて、描写で示してしまえば、その枠の中にいる限りインフレしてる感を抑えることは可能。この場合上限に設定した戦力は原則主人公達とその敵対者では絶対にかなわないか、最終到達点になるので、主人公達の戦いに介入しない理由や、上は上で別の領域でバトルを繰り広げてる等の工夫が必要 -- 名無しさん (2017-07-05 17 01 09) アニヲタWikiはアニメ以外の事柄に関する項目にやけに気合いの入ったのがある。ここもそのひとつ。ちょっとした入門書になりそうな濃さ。 -- 名無しさん (2020-04-25 19 59 05) 気付いたらガッツリ読んでいた。面白かったです。 -- 名無しさん (2020-06-05 19 29 28) 胸囲の戦闘力がそのまま戦闘力になるオメガラビリンスは… -- 名無しさん (2020-11-12 11 59 38) すごく勉強になるし、わかりやすい記事だった -- 名無しさん (2021-10-05 15 29 52) 物の価値の安易な引き上げはよくない・・・つまり転売屋氏ねってことですねわかります -- 名無しさん (2022-04-20 12 17 01) 国民の給料って元ネタはガブリアスだよね……? -- 名無しさん (2022-08-11 10 39 48) 名前 コメント
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あさぬこ【登録タグ 作あ 作あさ 作り手】 【ニコニコ動画】 特徴 2019年1月、「堕落にいたる病」にてボカロデビュー。 疾走感のあるメロディに鬱屈感や切なさを混ぜ込む楽曲を特徴とする。 使用ボカロは初音ミク、音街ウナ。 「ハイパーインフレーション・マーセナリースクラッパー」で自身初の殿堂入りを達成。 リンク Twitter YouTube piapro 曲 FUNK IT UP!!! インスピレーション エーテル スタッカート・ピチカート 0sky 堕落にいたる病 透明人間の部屋 ハイパーインフレーション・マーセナリースクラッパー バイオリポスト マニア ラグタグ 零落 CD まだCDが登録されていません 動画 コメント 当ページ及び各楽曲ページを整えました ページ作成の際は曲の追加の仕方・作り手の追加の仕方をよく読んでから。 -- 名無しさん (2019-08-06 22 19 51) 名前 コメント
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【検索用 めり 登録タグ PV師 作め 作めら 作り手 絵師】 + 目次 目次 特徴 リンク 曲 CD 関連タグ内の更新履歴 コメント 特徴 作り手名:『めり』 絵師・動画師。 代表作は「ボーイズセイハロウ」「生きる」「ミテ・ミテ」「キッカイケッタイ」。 一枚絵が動くタイプの動画からアニメ調の動画まで、作風が幅広い。 リンク YouTube piapro Twitter 曲 Assemblage Jeep⁉。 アガペーハッピー アノマリー/サドヤ 生きる/水野あつ カッティングパイ ガールズメイクライ キッカイケッタイ 九段下パンデミック。 知らん。 信じることが怖い 絶望。 月が遠いですね。 でもね 透明花/ゆたこ 夏が終わりを告げる前に ねこふんじゃった。 ハイパーインフレーション・マーセナリースクラッパー ハキダメスパイラル ボーイズセイハロウ マザーグーグー ミテ・ミテ 盲目的インサニティ CD 1212。/CD 関連タグ内の更新履歴 + 関連タグ内の更新履歴 関連タグ内の更新履歴 ※「めり」「めりCD」タグ内で最近編集やコメントのあった記事を新しい方から10件表示しています。 キッカイケッタイ 生きる/水野あつ ハイパーインフレーション・マーセナリースクラッパー 信じることが怖い Assemblage でもね マザーグーグー アガペーハッピー 盲目的インサニティ 1212。/CD コメント 名前 コメント
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自作 1946年にハイパーインフレーションが発生し、 「1垓(100000000000000000000)」という過去最高額の紙幣が発行された 現在はフォリントに置き換えられているハンガリーの旧通貨は何でしょう? (2010年12月1日 @quizwiki ) タグ:歴史 Quizwiki 索引 な~ほ