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240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/15(日) 16 17 17.29 ID g9Cco4xTOある日突然美少女になって、発情した友人に変態的な行為をされたいです 関連レス 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/15(日) 16 21 12.30 ID 2YlQhXkTO 240俺は日曜の昼下がりの公園のベンチで大股開いてオナニーしたい 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/15(日) 16 26 41.90 ID pPGvQpK30 247公園のベンチでオナっているところを向かいのベンチでガン見したいですねw声をかけられるかどうか… 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/03/15(日) 16 32 19.73 ID UYcBgi0UP ?2BP(1) 247それは、年下の女性に強制的にやらされたい。 参考
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1 2009/03/22(日) 02 30 09.90 ID QFxEKj3c 兄「げっ!あっちゃー…マジでたった……規制中だと思って適当に考えたのに」 兄「……チィ……おし、とりあえず反応を待とう」 [釣り乙] [うp] [何番煎じだカス。ROMってろ] [とりあえずうp] 兄「……ほとんどうpばっか」 ガチャッ 妹「にーちゃん。メシ」 兄「え?ああ了解ー、今行く」 5 2009/03/22(日) 02 32 57.36 ID QFxEKj3c0 母「早く食べなさいよ」 兄「わーってるよ……メシなに?」 妹「私が作ったハンバーグ!」 兄「お前が作ったの?」 妹「そだよ?」 兄「どうりでまずいわけだ」 母「食べてもないのに何言ってんの!」 妹「にーちゃん最低」 兄「いただきます。親父は?」 母「残業」 兄「大変だねェあいつも」 母「あんた早く仕事見つけなさいよ、いっつも家でゴロゴロと」 兄「馬鹿野郎、俺は自宅警備っていう仕事がな」 妹「にーちゃんケチャップとって」 9 2009/03/22(日) 02 37 25.82 ID QFxEKj3c0 兄「ケチャップは弁当の時だけだろ常識的に考えて。俺は醤油、母ちゃんとって」 母「大根おろしは?」 兄「当然」 妹「にーちゃんもケチャップにすればいいのに」 兄「俺はそんなにお子ちゃまじゃないんでな」 妹「ふんだ、にーちゃんしね」 兄「ははっ、こやつめ、ははっ」 母「さっさと食べなさい」 食後 兄「さて部屋に戻ってきたが……スレは……お、落ちてない…だと!?」 [はやくうp] [どうせ逃げたんだろ、死ねマジで] [ほんとvip終わってんな] [ゆとりだらけだわマジで] 12 2009/03/22(日) 02 42 52.21 ID QFxEKj3c0 兄「……チィ……[お前らうpうpうるせーんだよ!]っと……書き込み」 [は?それ以外にこのスレの存在意義あんの?] 兄「俺の暇つぶし」 [いいからさっさと証拠うp] [お前さ、ここまでボロクソに言われて悔しくない訳?] 兄「……あああ!イラついてきた!自宅警備員の底力なめんなカス共が!!……」 兄「……[今からブラうpするから待ってて]っと……書き込み」 [wktk] [wktkwktk] [マダー?] 兄「……はぁ……しょうがねぇ」 リビング 兄「母ちゃん、妹は?」 母「お風呂。あんたも後で入りなさいよ?」 兄「分かっとるわ(風呂か……フヒヒ)」 13 2009/03/22(日) 02 48 51.17 ID QFxEKj3c0 脱衣所 兄「妹さんや」 妹「うわっ!な、なに? にーちゃん?」 兄「あーもう風呂入ってたのね……了解了解」 妹「何しに来たんのよ馬鹿にーちゃんが、覗いたらどうなるか分かってるわね?」 兄「馬鹿野郎。流石に分かってるよ(会話を持たせつつ)」 ゴソゴソ 妹「んもう……何か落ち着かないから早く出てけ、何か用でもあんの?」 兄(あった……えっと…ID書いた紙は……おしおし……これで) 妹「何か言えったら」 パシャッ 妹「え?」 兄「ああ!なんでもない!では!!(見たかこの俺の素晴しい動き!)」 バタンッ タタタタ 妹「……家にこもりすぎて頭おかしくなったのかな? にーちゃん」 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/03/22(日) 02 53 50.59 ID QFxEKj3c0 兄「ふっふっふ……[しょうがねぇから見せてやんよ]っと……書き込み」 [キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!] [こ、これは……フヒヒ] [釣りだとしてもこれはktkr] 兄「キモいのしかいねぇな……そりゃそうか」 [んで?これで終わりじゃねェよな?] [おっぱいうp!!] [自分の体なんだから出来るよなぁ?] [てか何でブラ持っ……おっと誰か来たようだ] 兄「やべ!……[ブラはねぇちゃんの借りたんだよ]っと」 [ねぇちゃんおっぱいでけぇwww] [まて! 1がこのブラを付けれるとしたら……ゴクリッ] [はやくうpする作業に移るんだ!!] 兄「め、めんどくさ……どうしよ」 15 2009/03/22(日) 03 00 11.76 ID QFxEKj3c0 兄「俺は虹百合画像スレにずっと張り付いてたいのに……zipが上がって取り逃したらどうすんだよ糞が」 [おっぱい!おっぱい!(AA略] [はやくおっぱいを……] [俺のマイサンはすでにおっきしたぞ] 兄「こいつらキモすぎだろマジで……って俺もか……さて、じゃあまぁ 伝説作ってくるか……[ちょっと待ってて]と……書き込み」 脱衣所 妹「まったく……何しにきたんだか……」 ガチャッ 妹「え!?」 兄「動くな!!」 妹「え、ええ!?」 兄「えっと……紙紙……ちょっとこれ持って!」 妹「ハッ……ちょ、ちょっと! 私今裸なんだけど!?」 パチャッ 妹「!?」 兄「おっし!」 16 2009/03/22(日) 03 03 26.11 ID QFxEKj3c0 妹「おっしじゃない!!!」 ボコッ 兄「おぅふ!!……ははっ、こやつめ……ゲフゥ!!」 ゲシゲシッ 妹「最低!そんなの撮って何がしたいわけ?ホントありえない!」 兄「ま、まぁ落ち着け……」 妹「消して……いい?」ギロリッ 兄「は、ははっ……こやつめ……フヒヒ」 ピッ 妹「よーしぃ」 兄「………」 妹「さっさと出てけ!!!」 兄「おぅふ」 妹「……あんなのがにーちゃんとか……最悪」 18 03 08 05.66 ID QFxEKj3c0 兄「所詮俺には伝説は不可能だったというわけだ……さてと……」 [マダー?] [俺はお前を信じるぞ] [はやく……ふぅ……] 兄「あーあ……もういつかとった妹のパンツでいっか……[やっぱおっぱい恥ずかしいからパンツで]……書き込み」 [ふぅ……] [ふぅ……] 兄「何でもいいんかこいつら」 [待て、これは違うぞ……] 兄「あ……チィ! 解読班がきたか……」 [テメーどういう事だこれは!] [死ね!氏ねじゃなくて死ね!] [お前には失望したよ……] 兄「あーもうマジでめんどい……って百合画像スレ落ちてるううううう!!」 兄「……アホくさ…もういいや、寝るか……糞が」 28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/03/22(日) 03 46 39.90 ID QFxEKj3c0 兄「さてと……中々寝れないからコンビニ行ったらジャンプ置いてるし、そりゃ読むだろ常識的に考えて」 兄「今度こそ寝るか……っと……あらら、まだスレあるし」 兄「……荒れまくっててる。ま、俺はもう寝るがな……電気を……パチッとな……」 兄「………ぐぉーぐぉー」 ―――――――――――――― 兄「…………ん?ここは?」 兄「……ほっぺを抓って……痛くないな。夢か」 「夢ではない」 兄「あ?……だれだ?」 「私だ」 兄「お前か」 「いやいやいやいや」 兄「んで?誰?」 「神だ」 兄「新世界の?」 31 2009/03/22(日) 03 54 36.06 ID QFxEKj3c0 「私はキラじゃない」 兄「お、ネタ分かるのか、流石俺の夢」 「もういいよ」 兄「それで?神がどうした?なんで俺の夢に?」 「実はこっちの世界でこないだ抽選大会があったのよ」 兄「ほぅそれでそれで?」 「お前に抽選が当たった」 兄「キタコレと言ったほうがいいのか?」 「さぁ……」 兄「それで?何が当たったんだ?どうせ夢だしいいもん頼むぜ」 「お前の願いを叶える事が出来る。何でも1つだけ」 兄「マジか!やっほーーー!」 「ただし効果は当分の間というか…ずっと続くぞ。一生かもしれないぞ…」 兄「えー? 俺が嫌になったらどうすんだよ」 「知るか」 32 2009/03/22(日) 03 58 45.44 ID QFxEKj3c0 「それで?何がいい?」 兄「そうだな……(丁度あんなスレ立ててたし……俺百合好きだし)」 「言ってみ」 兄「俺の体を誰から見ても絶世の美少女にしろ」 「……正直引いた」 兄「てめぇ!俺の夢だろ!何引いてんだよ!それで!? 出来るのか!?できねぇのか!」 「……できるけどさ」 兄「じゃあいいじゃねぇか!やっちまえ!」 「はぁ、効果はずっと続くぞ?」 兄「最高です!(どうせ夢の中だけだろ)」 「後悔してもしらないぞ?」 兄「さっさとしろや!」 「目つぶれ」 兄「こうか?」 40 2009/03/22(日) 04 19 37.19 ID QFxEKj3c0 「んんー……おにぎりって一回に3個以上食ったら苦しくなるよな……でも食うよな……」 ガバッ 「……あ、夢か………ったく、変な夢だったなぁ……あ?」 「なんだこの声!?………え……」 「ま、まっさかぁ……うふふ……ってキモイはずの事言っても寒気がしないだと!?」 「……か、鏡は……」 「………お、落ち着け俺!素数を数えるんだ!!……やっぱバカだから2の段を数えるんだ!」 「2、4、6、8、10、……」ソー 「…………」 「…………」 「…………」 「…………こ、これ…は……」 41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/03/22(日) 04 26 44.11 ID QFxEKj3c0 「…………」ジー 「…………ま、間違いなく……俺だよな?」 「……」 「…………これはまずい事になった希ガス……」 「どうしよう……」 「あ!と言う事は!!」 ガサゴソッ 「…………!!!!」 「………ない。変わりに……夢にまで見た……」 「ブッ!!……ま、待て待て……自分の体を見て鼻血は出すべきじゃない……し、しかし」チラッ 「…………」ジー 「……ブッ!!……ティッシュティッシュ」 45 2009/03/22(日) 04 38 35.07 ID QFxEKj3c0 10分後 「さて……どっかのCMみたいにどうする!?どうする俺!?っていうカード出てこねぇかな……」 「とりあえず現状を把握しよう……俺は……女になってる。しかもかなりの美女」 「正直スッコンバッコンしたいが、こりゃ諦めるしかねぇな……」 「鏡……こほんっ……あなたはどこから来たの?きゃはっ♪」 「……」 「…………か、かわいい……普段ならキモくて悶絶ものなのに……な、なんという…………」 「これは事件だ」 「しっかしこんな姿でこのパジャマはねぇよな……」 「………ま、まぁこれはこれで……フヒヒ…… おぅ……この声でフヒヒなんて言ったらいけない気がする。すごくいけない気がする」 「…………とりあえず、妹の服で何か適当なのをさg……ちょっと待てよ」 「この姿を家族はどう思う?……」 「……まぁなるようになるか」 ガチャッ コンコン 47 2009/03/22(日) 04 45 33.22 ID QFxEKj3c0 「おーい妹?いるかー?」 コンコン 妹「はーい?……ってえ!?……ど、どちら様ですか?」 「とにかく開けてくれー」 妹「は、はぁ……」 ガチャッ 「おはよ」 妹「!!?」 「………おい妹?おーい」 妹「……か、かわいい」 「あ?」 妹「!……じゃ、じゃなくて……ど、どちら様ですか?」 「お前このパジャマ見て……わかんない?」 妹「パジャマ?……!!………え?うそ……」 「とにかく話を聞いてくれるかい? 我が妹よ」 51 2009/03/22(日) 04 52 11.41 ID QFxEKj3c0 「……と、言うわけだ」 妹「……信じられない……あなたが……その、にーちゃん?」 「そう。にーちゃんだ」 妹「………………」 「んでな?とにかくこのカッコじゃ微妙だからお前の服借りにきたのよ」 妹「……わ、分かった……信じる。服も貸したげる」 「ありがたい事で」 妹「こんな美人が……そんなパジャマ着てる理由なんて……他に思いつかないもの……」 「え?そういう事で?」 妹「うん」 「あっそう……」 妹「とにかく私も着替えるから……待ってて」 「ああ……!」 シュルッ 54 2009/03/22(日) 04 57 34.13 ID QFxEKj3c0 「お、おま……ゴクリッ」 妹「え?……あ!」 「……お、俺は見た目はこうなったけど……中身は変わってないわけで」カァァァ 妹「……(で、でも外見は目茶苦茶綺麗でかわいい女の人が私の姿を見て……)」 「へ、部屋から出てるからさっさとしろ」 妹「しょ、しょうがないから、いい……そこにいれば?」 「え?」 妹「……と、とにかく!すぐに終わるし!外に出るほどのもんじゃないの!」 「じゃ、じゃぁこっち向いてる……」 妹「う、うん……」 シュルッ 「……なんぞ、この状況」 妹「…………も、もうこっち向いていいよ」 「あっそう……」クルッ 58 2009/03/22(日) 05 05 43.80 ID QFxEKj3c0 10分後 妹「んーと……これとかは?」 「なんでもいいよ」 妹「だめ!仮にもにーちゃんは今すごい美人さんなんだよ!?テレビ出れるレベル!」 「俺は松嶋菜々子とか竹内結子とか長澤まさみとか仲間由紀恵とかのレベルじゃねぇと テレビに出ちゃいけないと思ってるんだけど?」 妹「端から見たら……そういうレベルだと思う」 「……マジで?」 妹「うん」 「それってどうなんだ?妹的に」 妹「そ、そりゃあ嬉しいよ?嬉しいけど……」 「けど?」 妹「中身を知ってるからなんとも」 59 2009/03/22(日) 05 08 32.10 ID QFxEKj3c0 「あら……失礼しちゃうわね♪ふふっ」 妹「!?……か、かわいい」 「おい待て待て、今のは普段俺がたまにお前に見られてるあの恥ずかしい感じでやってんだぞ?」 妹「!そ、そういえば……外見が違うとこうも違うのか……」 「素は今の方だからそこんとこよろしく」 妹「……分かった」 「よしよし、いいこだ」ナデナデ 妹「んっ!……に、にーちゃん」 「あ?」 妹「……や、やめてよ……なんか恥ずかしい」 「なぜに?」 妹「……知らないわよ、そんなの」 「あーもう!とにかく服!何かないのかよ」 妹「う、うーん……あ、こ、これは?」 65 2009/03/22(日) 05 17 14.81 ID QFxEKj3c0 「ゲッ!スカートかよ……よりによって……」 妹「で、でも似合うと思うよ?……てか今のにーちゃんならどんな服でもオッケーっぽいけど」 「アホたれ、スカートみたいなヒラヒラしたのはスースーすっから嫌に決まってんだろ!」 妹「な、何となく分かるけど……でも」 「でも?」 妹「私、そういう服着ないし……持ってないんだって」 「……チィ……しょうがねぇ……じゃあそれでいいよ。貸して」 妹「う、うん……」 「あーあ……」 ズルッ 妹「!……」 「しっかし……このパンツこの姿で履いてるって……中々変な感じだな」 妹「そ、そのままじゃ!スカート履けないって!見えちゃう!」 「男物のパンツしかねぇに決まってんだろ!」 妹「わ、私の……下着、貸してあげるから。頼むからそのパンツでそのスカート履かないで!」 68 2009/03/22(日) 05 21 53.42 ID QFxEKj3c0 「ええー……だ、だってなぁ……お前のパンツ……え!?お前のパンツ!!?」 妹「そ、そうだよ!しょうがないじゃん!」 「……(き、きたーーーーーーーー!!!!!)」 妹「え、えっと……」 ゴソゴソ 「……ゴクリッ」 妹「こ、こんなのしか……ないけど、いい?」 「ま、マジで言ってんの?お前」 妹「だ、だってしょうがないじゃん!」 「ま、まぁそうだけどさ……」 妹「じゃ、じゃあこれ……」 「おおー……妹のパンツ……妹のパンツ」 妹「き、キモいのに可愛いって……どういう事よ!もうっ!」 「じゃ、じゃあ脱ぐか……」 シュルッ 妹「!!!」 71 2009/03/22(日) 05 29 21.35 ID QFxEKj3c0 「なんだよ……しょうがねぇだろ、まぁ俺の祖チンなんて見飽きてるだろ!ははっ」 妹「……」フルフル 「んだよ……ちんこ指さして……ってあ…」 妹「な……ないじゃん。……ホントにないじゃん!」 「あー……そうだった……」 妹「は、はやくパンツはいて!」 「おーけーおーけー。そんなに急かすな……ゴクリッ」 妹「は、はやく!」 「うるせぇな!心の準備てのがあんだよ!……よし……おりゃ!」 シュルッ 「…………」 妹「…………」 「………おおー……中々いい感じ」 77 2009/03/22(日) 05 42 24.53 ID QFxEKj3c0 妹「くっ……(私より……全然似合ってる)」 「やっぱ俺がやると似合ってない気がするんだが」 ガンッ 「いってぇ!!何すんだこのアホ!」 妹「はっ……ご、ごめんつい……(こ、こんな綺麗な人を叩くなんて)」 「だぁぁ……んじゃスカート貸せ」 妹「う、うん」 シュルッ 「……ぅー……やっぱスースーすんなぁ……」 妹「……」 クルッ「……どう?」 妹「……か、かわいい」 「まぁ悪い気はしねぇな……ははっ」 妹「………はぁぁ……それじゃ次は上ね」 82 2009/03/22(日) 05 50 03.92 ID QFxEKj3c0 「へいへい……よっと」 妹「……うわぁ……」 「……おわぁ……これは……妹、鏡」 妹「……はい」 「…………」 妹「………にーちゃん?」 「………ブホォ!!」 妹「わぁぁ!!鼻血!?は、はいティッシュ」 「……悪い……俺、こっちよりこっちの方が刺激が強いみたい」 妹「一々指さして説明しなくていいから!……もう!……で、でも……」 「あ?」 妹「……わ、私のブラ……あうかな?」 「あ?いいよいいよ。このままで」 妹「!? そ、そのままは駄目!!」 95 2009/03/22(日) 06 10 48.00 ID QFxEKj3c0 「駄目っつっても……俺ブラつけるのやだぞ?」 妹「とにかくそんな……お、おっぱいして!ブラつけないとか!おかしい!」 「妹の口からおっぱいとか……フヒヒ」 妹「キ、キモい(……けどかわいい)」 「分かったよ……つけりゃいいんだろ?」 妹「う、うん……でもあうかな?」 「サイズとか少しぐらい違っても大丈夫だろ」 妹「はぁ……何にも分かってないのね…まぁ当然だけど」 「あ?」 妹「サイズが1つ違うだけでキツかったりするのよ?」 「そうなの?」 妹「うん」 「ふーん……まぁいいや、これどうやってつけんの?」 115 2009/03/22(日) 06 37 14.16 ID QFxEKj3c0 妹「……私がつけるから……後ろ向いて」 「……ほら」 妹「……」カァァ 「…………お」 パチッ 妹「ほら」 「………いいんじゃね?」 妹「う、うん……そうね。キツくない?」 「おう」 妹「それじゃあ……うん。はい。これ着て?」 「了解……」 妹「…………(可愛いなぁ……綺麗だなぁ……私の服なんかでモデルさんみたいになれるなんて)」 「……(ここはお礼をせねば……いい事思いついた)」 妹「……」 「妹、ちょっとこっち来い」 120 2009/03/22(日) 06 40 23.44 ID QFxEKj3c0 妹「え?なに?」 「……いいから」ニコッ 妹「う、うん?…………はい、来たよにーちゃん」 「……そりゃ!」 ギュウウウウウウ 妹「な!?……ぁ……」 「あんがと♪」 パッ 妹「……に、にーちゃん!?な、なな何すんのよ!」 「え?兄妹のふれあいではないか妹よ」 妹「キモい!うざい!……もう!」カァァァ 「ふーん……(驚いてる……これはいいな……色々仕返しできるかも……ってその前に)」 「おい」 妹「……なにy 「風呂入るわ。今から」 143 2009/03/22(日) 07 24 56.19 ID QFxEKj3c0 30分後 風呂場 「ふぅ……やっとちょっとは慣れて来たけど……自分の体を洗うのにこんなに興奮するとは……」 「………」 「出るか……」 ガララッ 父「おい兄ー、タオル置いとくぞ」 「ああ今出たわ……サンキュ」 父「え?」 「え?」 父「……」ジー 「……あ」 父 バターン 「ちょ!!親父!?親父!??」 151 2009/03/22(日) 07 31 54.08 ID QFxEKj3c0 30分後 ガバッ 父「………」 「大丈夫かよ親父」 父「お、親父?……わし?」 「うんうん」 母「はぁ……」 妹「………」 父「君みたいな……その……美しい子を」 「は?」 父「わしは育てた覚えはない!!君はあれだろ!?兄の恋人ちゃんじゃないのか!?」 母「あなた……どうやら違うみたいなのよ」 父「わ、わしは認めない!認めないぞ!」 「あー……まぁこうなるか……どうすっかなぁ……うーん」 157 2009/03/22(日) 07 37 33.53 ID QFxEKj3c0 妹「父さん、ホントににーちゃんなんだって……多分、間違いないと思う」 「どうすれば信じてもらえるのぉ?♪」 父「ぐ、ぐぐ……可愛い」 母「確かに……ホント美人なんだけどねぇ……うーん」 「あ、母ちゃんも信じてねぇだろ」 母「いや、口調が兄そのものだからね……別に信じてないわけじゃないのよ」 父「と、とにかく!説明してみろ!き、君が私の…む、息子であるという証拠を」 「証拠ねぇ……あ!ちょっと待ってろ!」 ゴソゴソ 父「?」 「お!あったあった」 母「?」 妹「?」 「ほらよ!」 バサッ 父「な!?」 159 2009/03/22(日) 07 42 50.58 ID QFxEKj3c0 「ほらっ脇の下に切り傷の後あんだろ?体が変わったから何であるかはわかんないけど……まぁとにかく……あるだろ? これ昔俺が怪我した時のじゃね?」 父「……」 「ん?見えないか?ほらっ、よく見ろ」 グイッ 母「や、やめなさい!……兄!」 「へ?」 妹「お兄ちゃん……胸……」 「……あー……丸見えか。すまん」 父「……ブッ!!」 「お、おま!!親父!」 母「た、大変!」 妹(お、同じ反応だ……父さんも……) 父「ティ、ティッシュを……」 「……なんかスマン」 父「……いや……いいんだ。もう信じるから、もうするなよ」 164 2009/03/22(日) 07 52 16.29 ID QFxEKj3c0 父「これから臨時の家族会議を始める」 母「……」 妹「……」 「……」 父「えー……兄…なんだな?」 「だからさっきからそう言ってんだろ?ったく……」 父「……話は聞いたが……神ってお前」 「俺自身信じらんねぇっつってんだろ、はぁ……」 母「でもまぁ……体に異常はないのよね?」 「ああ、ただ女になっちまったってだけだ」 母「それなら…まぁ……ね、え?」 妹「う、うん」 「おいおい……」 父「うーむ……兄!」 「なんだ?」 176 2009/03/22(日) 08 01 17.43 ID QFxEKj3c0 父「お前は……国立大学を卒業したのに……家でいつもゴロゴロとしてるだろう?」 「まぁな」 父「きっとそんなお前にもう一度チャンスをやろうと思って神様がだなぁ」 「いやだから抽選で当たったんだと……言ってた」 父「……とにかくだ!せっかく生まれ変わったんだからだな!」 「生まれ変わったのか?これって」 父「まぁそういう事だろ。だってお前見た目はそうだな……母さん、何歳に見える?」 母「そうね……妹が高1だから……高2ぐらいじゃない?」 父「うむ、私もそう思う」 「……んで?」 妹「……(なんか……変な予感が)」 父「兄……」 「なんだ?」 父「お前、妹の学校通え」 186 2009/03/22(日) 08 13 34.96 ID QFxEKj3c0 「は?……だってあそこ女子校だろ?なぁ?」 母「あんた今女でしょ」 「え?…あ……い、いやいや……俺もう大学も卒業してるしよ!」 父「だから勉強は大丈夫だろ?」 「そ、そりゃ高校レベルなら……って待て待て!俺は行かんぞ!」 妹「えー?行かないの?」 「いやそこはお前も反対しろよ! いきなり兄貴が同じ高校に来るんだぞ?」 妹「私は……別にいいけど……」 「はい!?」 妹「べ、別に……いいけど」 母「寮もあるし、二人で住めばいいじゃない。手配して上げるわよ?」 「な……なん……だと?」 父「まぁその前に書類とかいろいろ集めなくてはな、編入試験もあるだろうし」 「ち、ちょっと待て!マジで待ってくれ!」 193 2009/03/22(日) 08 21 51.49 ID QFxEKj3c0 父「なんだ?」 「こ、戸籍とかはどうする!?」 父「あ?お前持ってるだろ」 「アホぅ!俺のはあるが今の姿じゃねぇだろ!」 母「あー……そうね」 「だろう!?」 父「……まぁ何とかするから」 「何とかなんねぇだろ親父の力じゃ!」 父「大丈夫大丈夫!いいからお前は女子校で暮らすにあたってだな」 「は?」 父「色々女の生活について母さんと妹に教えてもらえ」 「?」 父「ほらっ、化粧の仕方とか服とか生理用品とかの使い方とか」 「!!?」 母「あー……なるほど」 198 2009/03/22(日) 08 30 55.75 ID QFxEKj3c0 「な、なるほどじゃねぇ!……とにかく俺は……ちょっと部屋に戻る!」 父「兄……」 母「……まぁ、じっくり考えてみなさい」 妹「……」 「はぁ…………えっと……『何か女子校に入学させられそうなんだが』っと……書き込み」 [は?] [働けおっさん] [どゆこと?] [もうすでに微妙なスレタイなわけだが] [お前昨日か一昨日の女になったのスレの 1だろ] [あーあれか、しねよ] [さっさと回線で首吊ってしねこの屑が] [……で?] 「…………まぁ、こうなるか……ど、どうすっかな……うーむ」 205 2009/03/22(日) 08 40 36.91 ID QFxEKj3c0 「うーん……[いや実は―――――ってわけなんだ]……書き込み」 [厨二病乙] [厨二病乙] [厨二病乙] 「くそぉ……マジなのに……って俺が同じ立場ならこう書き込むか……じゃあ小説作ってるって設定にして」 「えっと……[っていう小説を考えてるんだが……どうすりゃいいんだ?]……書き込み」 [うれねぇだろ] [これは流石にないわ] [それなんてエロゲ?] 「はぁ……もういいや……とりえあず適当に……」 コンコン 「あ?開いてるぞ」 ガチャッ 「え!?」 母「……試着会するわよ♪」 「…………えー……」 210 2009/03/22(日) 08 48 11.88 ID QFxEKj3c0 2時間後 母「これもいいわね……あらぁ……か、可愛いわよ」 「……もう……いんじゃね?」 妹「お母さん!これは?」 母「あら!いいわねー!兄!これも着てみなさい!」 「いつの間にか妹もいるし……てかなんでもう俺にそんなに順応してんだよ母ちゃん」 母「だってどうせすぐには戻れないんでしょ?」 「一生戻れないかもなんですけど」 母「ま、細かい事は気にしない気にしない!」 「ははっ、こやつめ……」 妹「次これねー!」 さらに2時間後 「……もう……ゴールしても…いいかな?」 221 2009/03/22(日) 09 07 13.91 ID QFxEKj3c0 父「兄、覚悟は決まったか?」 「覚悟て……」 妹「にーちゃん、別にいいじゃん!学校で勉強教えてよ!」 「えー……だるい」 母「あんた行かないとご飯抜きね」 「なに!?おま……それはひどいだろ」 母「いいじゃない!あんた中身は男なんでしょ?」 「あ?ああ……」 母「よく考えてみなさい。あんたみたいなバカが合法的に女子高生たちとイチャイチャできるかもしれないのよ?」 「!」 妹「お、お母さん!」 父「兄、覚悟は」 「決まった!」 母「あはは♪」 妹「……な、なんというか……」 その2へ
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このページはこちらに移転しました ある日突然苗字が樋口 作詞/430スレ145 おーい樋口 そう呼ばれても僕は振り向けない 山田よ 君は昨日まで先輩って呼んでたろ おーい樋口 木下先生まで僕をそう呼ぶ 手元の 生徒名簿に僕はなんて載ってる? 両親が離婚した あるいは再婚した 市役所の嫌がらせ そんな話は聞いてない おーい樋口 もとの名より響きが良いこの名前 クラスの マドンナ岡本さんが微笑んでる おーい樋口 心なしか皆の目がフレンドリー このまま 樋口でいてもいいかな
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ある日突然女の子がやってきて……(という設定) A:高上(たかがみ)。学生。 B:Aの友だち (シーン:電車の中) A01「おい、もう……ついてくんなって言っただろ」 (間) A02「寂しいって言ったってよ……」 (間) A03「そんなこと言ったって、学校には……」 (間) A04「ああ、もう騒ぐな騒ぐな! ……ほら、まわりの人こっち見てるじゃんか」 (間) A05「……もうここまで来たんならしょうがないか……。わかった、学校行こう。だけど、大人しくしててくれよ?」 (間) A06「わかったわかった、帰りにパフェ買ってあげるから!」 (電車が駅に到着、ドアが開く) A07「はいはい、タルトもスフレも買ってあげるから、だから大人しく」 B01「高上、誰としゃべってんの?」 A08「あ…………ええと……、あのー、」 B02「ああ……、まあ……いろいろあるんだよな(笑)」 A09「まあな(笑)」 B03「あははははは(笑)」 A10「あははははは(笑)」
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272 2009/03/22(日) 10 32 20.91 ID QFxEKj3c0 1週間後 父「おーい兄、妹、来なさい」 「……なんだ……なによ?」 妹「なにー?」 母「ふふっ……この1週間でホントに女の子らしくなったわね」 「……だぁぁ……なんだかなぁ」 妹「化粧の仕方も覚えたし」 「……適当にな、てかこの顔なら別に大丈夫だろ化粧しなくても」 妹「うっわー、自分で言う?そういうこと」 「だって自分の事じゃねぇ感じなんだからさ、しょうがねぇだろ」 妹「ま、まぁ……分かるけどさ」 父「話を聞けお前ら、兄の転入手続きと入寮の手続き、妹の入寮の手続きが済んだ」 妹「!」 「つ、ついに……来たか」 父「それでだな、少し問題が起こった。まぁそこまで問題というわけでもないんだが」 279 2009/03/22(日) 10 38 28.35 ID QFxEKj3c0 「なんだー?」 妹「どうしたの?」 父「お前ら同じ部屋には入れない」 「え?」 妹「!?」 父「なんか学年が同じじゃないとダメらしい。兄は高2という事で転入させるからな。必然的に」 「ふーん……んじゃ一人部屋って事か?」 父「いや、二人部屋だ、お前は誰かと二人で生活してく事になる」 「なん……だと!?」 父「おう」 妹「……はぁ……にーちゃん?」 「……なんだ?」 妹「こうなったら……頑張るしかないわね」 「何をだよ……てか俺別に行かなくてもいいんだぞ?本来なら」 282 2009/03/22(日) 10 43 48.49 ID QFxEKj3c0 父「まぁもう契約しちゃったからな、今度の月曜から授業に出てくれ。明日ここから寮に入るって事で」 「あ、明日かよ!ま、まだ俺やり残したことが!(エロゲとかエロゲとかエロゲとかエロゲとか)」 父「明日までに済ませろ」 「……(何回抜けと?……いやまぁ ……実は女になってから自分で慰めるのが億劫で、まったくやってねぇんだけど)」 父「分かったな?」 「……へいへい」 父「妹も。いいな?」 妹「はーい……にーちゃん?」 「あ?」 妹「その……まぁ学校では私が色々出来るだけの事はするから」 「おう、頼むぞ。正直嬉しすぎる状況だけど怖すぎる状況でもあるからな……」 妹「というか……そろそろその声でその口調は直した方がいいって。絶対」 「うーん……最近その練習もずっとしてるんだけどな……じゃなかった、だけどねぇ……慣れないのよこれ」 妹「そうそう、そんな感じで喋ってればほんと美人さんなんだからにーちゃんは」 292 2009/03/22(日) 10 52 58.35 ID QFxEKj3c0 「まぁ……出来るだけ頑張るけど、駄目だったらボーイッシュな奴って事にする…わ」 妹「ふぅ……しょうがないわね」 「てかよ」 妹「なに?」 「お前も明日から俺の事にーちゃんって言うの禁止な。封印しろ」 妹「あ……そっか……じゃあ」 「ねーちゃんだろうな。無難に」 妹「ねーちゃん……ねぇ……なんか違和感が」 「呼ばれる俺の方が違和感バリバリだっての」 妹「……わかった」 「ああ、頼むぞ。とにかくにーちゃんって呼ばれた日には俺はニューハーフ疑惑が」 妹「あははっ、でも実際そんなもんだよね」 「それでも実際には俺の祖チン消えちまったんだからさ。はぁ……」 父「おい、その格好で祖チンとか言うな。恥ずかしい」 「しらんがな」 298 2009/03/22(日) 11 03 20.63 ID QFxEKj3c0 翌日(ちなみに土曜) 父「それじゃあ、行くぞ……うぉ!似合ってるぞ兄」 「……だぁぁ……もう大分慣れたけどよ……やっぱスースーするわ」 母「可愛いからいいじゃない!我慢しなさい」 「なにその他人事丸出しな感じは」 母「だってそうだもーん♪」 「はぁ……行ってくるわ母ちゃん」 母「いってらっしゃい」 妹「にー……ねーちゃん!行くよ!」 「はぁ……へいへい」 バタンッ 309 2009/03/22(日) 11 10 33.66 ID QFxEKj3c0 車内 父「とりあえずあれだ、必要なものとかはすべて寮の中に入れてもらったから」 「わかった」 妹「わかったー」 父「あ、そうそう、妹。そこの手帳取ってくれ」 妹「え?これ?」 父「兄に渡して」 妹「?……ああ、はい」 「?……ちょ!」 父「お前の学生証な」 「これこないだ無理矢理撮らされたやつじゃねぇか……うーむ、不機嫌丸出しなのに結構かわいい」 妹「どんなマジック使ったの?」 「知らんがな、俺の存在自体がマジックみたいなもんだろ」 319 2009/03/22(日) 11 20 13.10 ID QFxEKj3c0 寮前 父「着いたぞー降りろー」 「へいへい」 妹「うん……」 父「んじゃしばらくお別れだな。しっかりやれよ」 「まぁ学業的な事は全然余裕だろうから心配すんな」 父「そこは心配してない。……くくっ、まぁ頑張れよって事だ!」 「……だぁぁ(なんでこんな事に?……)」 妹「じゃあねー」 父「おう!」 ブロロロ―― 妹「行っちゃったね」 「だな……さてと……どうすっか?」 寮母「お待ちしておりました」 「うぉ!?」 331 2009/03/22(日) 11 27 55.42 ID QFxEKj3c0 寮母「ようこそ我が学園へ……えっと、妹さんのお姉さん、になるのかしら?」 「あ……はい。そうですね……姉です」 寮母「ではお部屋に案内しますので、姉さんも妹さんもついて来てください」 「あ、はぁ……よろしくお願いします」 妹「よろしくお願いします先生」 「ん?……おい、あの人寮母じゃねぇのか?(ボソッ)」 妹「寮母もやってるし私の学年で数学も教えてるの」 「ふーん……それにしても……」 妹「う、うん……」 「なに?……この視線の多さ」 妹「……分かんない」 女生徒1「うわー!綺麗な人!」 女生徒2「当然でしょ!あの妹ちゃんのお姉さんって噂よ!」 女生徒3「まじ!?……芸能人みたいじゃない?」 キャーキャー 「……(なんかエロゲーでよくこういうのあるが……当事者になると気味悪いだけだな)」 343 2009/03/22(日) 11 36 48.03 ID QFxEKj3c0 「うーむ」 寮母「どうしたんですか?行きますよ?」 「あ、はい。すみません」 妹「ちょっと、ちゃんとしてよに…ねーちゃん」 「あのさぁ……もしかしてお前って結構学園で人気あったり?」 妹「はぁ?……知らない。たまにファンクラブの会員ですって人が話しかけてくるだけ、冗談だと思ってるけど」 「(それなんてエロゲ?)……ま、まぁお前可愛いしな。そりゃファンクラブも出来るわ」 妹「……だから冗談だと思うよ?……恥ずかしいからもうやめて」 「……へいへい」 寮母「まず妹さんの部屋へ案内します。姉さんもついて来て頂いてよろしいですか?」 「あ、はい。もちろん」 寮母「学年ごとに部屋のある階が異なりますので、妹さんは1年生の2階、姉さんは2年生の3階になります」 「へー(某魔法先生漫画みてぇだ)」 365 2009/03/22(日) 11 58 48.25 ID QFxEKj3c0 寮 2階 寮母「妹さんの部屋は204号室です」 妹「あ、はい……」 「(ほー……綺麗なとこだな……ん?色んなドアの隙間が開いて……!?)」 キャー!可愛い! きれーい! キャッキャ! 「(いや!お前らの方が綺麗ですから!もとの俺からすりゃお前らなんか全員嫁なレベルですから!!)」 妹「…ね、ねーちゃん?いくよ?」 「え?ああ……うん……」 ジー (み、見てるな……ガン見だ……ここは妹の兄として!第一印象はいいものにせねば……えっと) ニ、ニコッ キャーーーー!! (うぉぉ!!ビビるからやめろ!!ってやるんじゃなかった!) 383 2009/03/22(日) 12 15 07.72 ID QFxEKj3c0 キャーキャー (はい困った。困ったぞ……どーしよ) 寮母「こら!静かになさい!」 ピタッ 「……おー(寮母TUEEEEEEE!!!)」 寮母「こちらです、妹さん」 妹「あ、はい……ねーちゃん?」 「あ、いや……はいはい。そこね?……って……」 妹「……広いね」 「……だなぁ」 ?「待ってたわ」 393 2009/03/22(日) 12 24 22.18 ID QFxEKj3c0 嬢「ふふっ……」 妹「え?私の相部屋の相手って」 嬢「私じゃ……不満かしら?」 妹「そ、そんな事は……へー……意外だったから」 「……(何この……THE お嬢)」 嬢「……あなたは?」 「ああ私はこいつの姉」 嬢「ふぅん……綺麗ね、嫉妬しちゃう」 「いやあなたの方が綺麗です。マジで、何食べたらそんな顔になれるの?」 嬢「!……ふふっ、顔は生まれつきじゃなくって?」 「……ですよねー」 409 2009/03/22(日) 12 33 58.68 ID QFxEKj3c0 寮母「それでは姉さん。姉さんの部屋へ案内しますね?」 「あ、はい分かりましたー……それじゃあ妹」 妹「うん、あ、先生。姉は何号室でしょうか?」 寮母「姉さんは302号室ですね。では……行きますよ?」 「はい……あんまり彼女に迷惑かけちゃダメだぞ…じゃなくて……駄目ですよ?」 妹「わ、分かったから!早く行って(このままここにいたらボロ出まくりでしょにーちゃん!)」 「はーい」 バタンッ 妹「……ふぅ~」 嬢「ふふっ、面白い人ね。あなたのお姉さん」 妹「そう?変わってるんだとは思うんだけどね、あははっ」 嬢「それじゃあ、あなたの荷物の整理でもしましょうか」 妹「あ、手伝ってくれるの?ありがとお嬢」 425 2009/03/22(日) 12 45 49.68 ID QFxEKj3c0 3階 寮母「それでは……302号室はあの奥の部屋ですので」 「はい……(ここは各部屋のドアが開くってのはないのな……いい事だ)」 寮母「ここです」 ガチャッ 「お邪魔します……!(ひ、広っ!)」 寮母「あら?あなたと相部屋になる彼女は……」 ?「あ、ここです。ここにいますわ」 寮母「ああ、降りて来なさい。連れて来ましたよ、あなたと生活する彼女を」 ?「はい……ごめんなさい、お待たせしてしまって」 「あ……い、いえ……(な……なん……だ……と!!?)」 ?「?……どうしたの?」 438 2009/03/22(日) 12 55 26.80 ID QFxEKj3c0 「い、いえ……なんでも」 ?「ふふっ……変な人」 「はぁ……」 寮母「それでは、私はこれで。彼女に色々教えてあげて下さいね?」 ?「はい!もちろん」 「え、えっと」 寮母「それでは、姉さん。月曜日から、頑張って行きましょう」 ガチャンッ 「……(こ、これは……どういう事だ?)」 ?「ふふっ……ねぇあなた」 「え?ああうん……なに?」 ?「妹さんのお姉さん……なんでしょう?」 「なんで知って?……!……あー……」 455 2009/03/22(日) 13 06 46.58 ID QFxEKj3c0 ?「今画像付きのメールが送られてきたの。 今から妹さんのお姉さんが行きますよって……ふふっ」 「なるほど……納得……あなた」 ?「ええ……姉よ」 「(やっぱりかああああああああああああ!!!お嬢2号!……くぅぅ!!)」 嬢の姉(以下女)「ふふっ、ビックリさせちゃったかしら?」 「それはもう……でもまぁ何というか……目が似てるしとっても可愛いわね、あなたも妹さんも」 女「謙遜しないで?あなたの方が可愛いじゃない。それにとっても綺麗」 「え?……あーあははっ、ありがとう(言えない!とてもじゃないけど元は男で神にこうしてもらったなんて言えない!)」 女「ふふっ……今は4時……7時に食堂で夕食だから、それまでに姉…さん?よね?あなたの荷物の整理をするといいわ」ニコッ 「……(て、天使だ……天使がいる……フヒヒヒ……あれ?)」ジー 女「?どうしたの?」 「い、いや!あなた……テレビとか、出てない?」 女「あ……ああ、たまに、芸能界のお仕事をさせてもらってるから」ニコッ 「……(まずいな……運を使い果たして俺は死ぬんじゃないだろうか、あ、ある意味もう死んでる様なもんか……)」 472 2009/03/22(日) 13 26 10.75 ID QFxEKj3c0 女「どうしたの?」 「あ、いや……別に」ニコッ 女「整理、手伝うわ。ふふっ、ずっと一人だったから寂しかったのよね……あなたが来てくれて嬉しいわ」 「そ、それは……どうも(もっと何か会話続けろ俺!ってそんなスキルねぇよ!!)」 女「あの……姉ちゃんって……呼んでもいいかしら?」 「え?ああうん…勿論!……えっと、あなたの事は?」 女「え?私?……何でもいいわよ。好きに呼んで」 「えーと……じゃあ……女ちゃんで!」 女「了解……じゃあ…あ、そうだ。雑巾を持って来なくちゃ、待ってて」 ガチャッ 「………」 ピッ プルルルル ガチャッ 487 2009/03/22(日) 13 35 40.16 ID QFxEKj3c0 妹「……もしもし」 「大変な事になったぞ」 妹「ああ……うん。そだね」 「なんでお前とルームメイトのお嬢ちゃんのお姉様が俺のルームメイトなんだよ!」 妹「わ、私に言われても知らないわよ!」 「しかも……え!?……っていう位美人だぞ!どうしてくれる!」 妹「え、ええー?」 「まぁなんだ!とにかくなんとなく誰かに言いたかったから言うんだが!」 妹「?」 「ありがとう!神様!!!」 妹「……は?」 「切るわ!」 妹「ちょ!!あっ!……ほんとに切ってるし……」 嬢「……お姉さんから?」 妹「う、うん……(あのばかにーちゃんが……何か問題起こしたら承知しないんだから……ったく……)」 493 2009/03/22(日) 13 45 27.46 ID QFxEKj3c0 ガチャッ 女「ごめんなさい遅くなってしまって……あら?姉ちゃん?」 「ああ、ここだよ」 女「ああ……ふふっ、お客さんがいらしたですけど、部屋に入れて差し上げてもよろしくて?」 「へ?」 ガチャッ キャーーーーー!!! 「うぉぉぉ!?(な、何人入ってk……な、なに!!!?)」 ギュウウウウウウ 女生徒「あんたが新しく入ってきた子ね!……かわいいいい!!」 ギュウウウウ 女生徒2「あーん私も……うわー細い……モデルさんみたい!可愛いし!」 ギュゥゥゥ 「あ、あは…はは(ははっ……コヤツらめ……ははっ…… ははっ……お嬢さん達?そろそろやめないと、俺死ぬ)」 675 2009/03/22(日) 21 36 05.59 ID QFxEKj3c0 1時間後 女生徒1「ねぇねぇ姉ちゃん!この下着はこのタンスに入れてもいいの?」 女生徒2「これはー?ここ入れてていい?」 「う、うん……そこでいいわ。ありがとう」 女生徒1「いいのよ!だって私たちが手伝いたいんだもの」 女生徒2「そうそう!」 「あ、あはは……(これはヘブン状態にならざるを得ない状況だわ……何故にこんなに優しいのあんたら)」 女「ふふっ……大体終わりましたね」 「そ、そうだね……あ、えっと……」 女「?なんでしょうか?」 「あー……あの、同い年…なんだよね?(設定上は)」 女「ええ……そうですよ?」 「敬語……やめねーk……じゃなくて、やめない?」 女「!」 「あー……えっとその……嫌じゃなければで…いいんだけど……その (いや気分的にはどっちでもいいんだけどな年上だし…でもルームメイトになるらしいし……うむ)」 685 2009/03/22(日) 21 49 50.08 ID QFxEKj3c0 女「ええっと……その、私はこういう喋り方をさせられる様に育てられたので」 「!(お、お嬢様の英才教育って奴か!!マジでやってる家庭が存在するとは……世界は広いぜ)」 女生徒1「そうよ?女ちゃんはこれが普通なんだって」 女生徒2「私たちも最初は驚いたんだけどね」 「へー……」 女「ふふっ」 女生徒1「しっかしねぇ……ホント凄い二人組よねー」 女生徒2「ほんとほんと……ここと下の二人組の話題で寮中の話題独占中だもの」 「ん?下の二人組って?」 女生徒1「もちろん妹ちゃんと嬢ちゃんの事だよ!あの二人も美人だもんねー」 女生徒2「うんうん……あんたたちと彼女らは何と言うか……別格というか……ねぇ」 女生徒1「うんうん!」 (こういうエロゲどっか発売しねぇかな……って体験してんだからいっか……) 女生徒2「姉ちゃん?」 「え、あ……な、なんでもない(あー頭の中は基本変態だからな俺…興奮しまくりはまずい。落ち着け落ち着け)」 女「ふふっ……それじゃあそろそろキリがいいし……行きましょうか」 「え?……どこへ?」 694 2009/03/22(日) 22 02 28.86 ID QFxEKj3c0 女生徒1「あー今のうちに行っとく?」 女生徒2「ちょっと早いけどたまにはご飯の前でもいいかもね」 「?」 女「それじゃあ姉ちゃん……準備してください」 「はぁ……なんの?」 女「お風呂です」ニコッ 女生徒1「シャンプーとか何使ってるの?持って来てる?」 女生徒2「なかったら言ってねー?」 「こ、これは……(せ、世界のどっかのおまいら!キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)」 女「ふふっ……あ、あなたたち、先に行ってて下さい。少し姉ちゃんと部屋の事について話す事がありますので」 「?」 女生徒1「うん?わかった!じゃあ先に行ってる!」 女生徒2「早くね!」 バタンッ 「……部屋の事?(なんぞなんぞ)」 女「いえ……実は、部屋の事ではないんですけど……その」 「ん?」 707 2009/03/22(日) 22 16 24.70 ID QFxEKj3c0 女「あ、あの……言葉遣いの事…なんですけど」 「ああ、お嬢様言葉って言うのかな?それの事?」 女「え、ええ……あの、私の妹と少し会話しました?」 「あー……さっき会った時にね。口調そっくりだった」 女「えっと……それでですね……実は……妹の口調は、あれが素なんです」 「うんうん……ん?」 女「…………」 「どういう事?」 女「ルームメイトになるなら……その、隠し通すのは無理でしょうから」 「???」 女「ふふっ……信用しますよ?……いえ……信用するわよ?あははっ」 「!?(口調が……あ?……)……どゆこと?」 女「こっちの口調が私の素なの」ニッ 「……(ギ、ギャップすげぇ……なんじゃこりゃ……ってこれは……俺も言うべきか……いやそれはないな)」 718 2009/03/22(日) 22 28 43.97 ID QFxEKj3c0 「……」 女「……え、えっとね…妹はまさにその……お嬢様教育されたんだけど、私はそういうのってちょっと……嫌いでね?」 「あーでも世間体的に姉も妹と同じ口調にしとかなきゃ的な感じ?」 女「!今それを言おうをしてたんだけど……なんで分かったの?」 「……(言えねぇ…エロゲでよくある感じだから感づいたなんて言えねぇ!!)」 女「ふーん……何か面白いわね、あなた」 「そ、そう?……あははっ」 女「ふふっ……あなたも隠し事はしないでね?」 「……(うーん……やっぱ言うか、いやまぁ……その方が楽だし……)」 女「ん?」 「えっと……実は私も口調の事で言いたい事があるんだけど……」 女「なに?」 723 2009/03/22(日) 22 36 38.07 ID QFxEKj3c0 女「?」 「えっと……ですね」 女「なんでいきなり敬語なのよ、あなたがやめてって言ってたじゃない」 「うん……(よし!カミングアーウツ!)」 女「それで?何?」 「一気に言うぞ」 女「え?」 「私…じゃなくて俺は男言葉で喋る……んだけど」 女「……あ…そうなの」 「そんだけ!?」 女「あははっ……だって」 「普段大勢の前でいる時は出来るだけ女言葉にしようとは思ってんだけど、まぁ生まれながらこんな感じなんだよ」 女「……分かった」ニコッ 「なんでそんなにもの分かりいいのよお前」 女「お前だって……初めて言われたわ、あははっ!」 733 2009/03/22(日) 22 45 36.88 ID QFxEKj3c0 「まぁいいや……とにかく、お前と二人の時はこんな感じでいいか?」 女「ええ、問題ないわ。私もあなたと二人の時はこんな感じでいい?」 「もちろん」 女「でも……ふーん」ジー 「な、なんだよ(近いよー?ねぇねぇ近いよきみー?俺を萌え殺す気かい?)」 女「あなたみたいな美人さんがそんな声でそういう口調って……アンバランスよねー」 「……ですよねー」 女「私は別に嫌いじゃないけどね!」ポン 「あ、死んだ」 女「え?」 「あ、いやこっちの話(何この歩く萌え要素……みwikiには別に似てないけど)」 女「それじゃ……行きましょうか!」 「ん?」 女「お・ふ・ろ♪」 「!!……そ、そうだった……な(w、wktkがとまらねぇぇぇ)」 749 2009/03/22(日) 23 01 36.97 ID QFxEKj3c0 女「それじゃあ……行きましょ?」 「りょ、了解……とその前に……」 女「なぁに?」 「妹に電話していい?」 女「ええ」 「すぐ終わるから」 ピップルルルル 妹「もしもし?」 「妹か!?あのさ!何かその……ふ、風呂に行く事になったんだが」 妹「ゲッ!……も、もう?……」 「ど、どうしよう……マジでどうしよう(ボソ)……やべぇって色々!お前なら分かるだろ?」 女「?」 妹「うーん……まぁねぇ……」 「どうすんだよ!」 妹「ちょっと待って…えっと……分かった!とりあえず脱衣所までパジャマとか持ってきて!私もお嬢と行くから」 「え?それって解決してなくね?」 ピッ 759 2009/03/22(日) 23 21 06.09 ID QFxEKj3c0 脱衣所前 女「どうしたの?さっきから」 「い、いや……別に……」 妹「あ、いたいた!おーいねーちゃん!女さん!」 嬢「そんなに早く歩くと転びますよ、妹」 妹「大丈夫だって」 女「あ、来た来た」 「……よぉ」 妹「……大丈夫?色々」 「いや……そろそろ色々まずい……てか勃起する(ボソッ)」 妹「な、何言ってんのよ!ないでしょ!(ボソッ)……と、とにかく。シャンプーとかは全部私の荷物に入ってたから、はい」 「お、悪い」 嬢「へー……本当に男言葉なのね」 「へ?あ、こ、これはだな……その」 妹「大丈夫、お嬢には説明したから…」 「……バラしたのか?」 妹「口調の事だけね(ボソッ)」 その3へ
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兄「さってと……『ある日突然女になっちまった』っと……書き込み」まとめ@wikiへようこそ ここは、パー速で 1っていう奴が かつて連載していた 兄「さってと……『ある日突然女になっちまった』っと……書き込み」 シリーズのまとめwikiです。 メニュー 兄「以下略用Wiki掲示板 現行スレ 兄「んと……『女になったんだけど相談にのってくれ』……書き込み」 Part6 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1252486258/ 1のブログ 黒歴史SS置き場 http //jjex.blog93.fc2.com/
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764 2009/03/22(日) 23 28 59.04 ID QFxEKj3c0 女「嬢、姉ちゃんの事だけど」 嬢「分かってます。お姉様も今は、その、口調を」 女「あ、そうね…ふふっ、姉ちゃんといるとつい……分かりました」ニコッ 妹「はー……お嬢の言った通りだ……女さんって口調が」 「俺もカミングアウトしたから俺と一緒の時はあんな感じにするんだと」 妹「へー……ところで、そろそろ行くわよ?」 ワイワイ ガヤガヤ キャッキャ 「こ、この扉を空ければ……ゴクッ……」 妹「……もう自分の体で見飽きたでしょ?(ボソッ)」 「アホたれ、他人のは別だろjk……うぉぉ……動悸がヤバい……」 妹「……鼻血はやめてね?」 「努力するわ……」 女「そろそろ入りますよ?お二人さん」 嬢「行きましょう?」 妹「あ、うん……」 ガララ 789 2009/03/23(月) 00 05 59.14 ID wFN/zMXT0 ワイワイ ガヤガヤ 「……(う、うおおおおおおおお!!!!)」 [それでさぁ最近ちょっと太っちゃって] [ねぇこのブラどう?最近買ったの] [あーあ、彼氏出来ないかなー] [最近お風呂ってこの時間多いよねー] 「……(キ、キマシタワー!!!!)」 妹「ねーちゃん……頼むから普通にしてて」 「あ、ご、ごめん」 女「ふふっ……あんまりこういう場所に来た事がないみたいですね」ニコッ 「そ、そうなんだy……そ、そうなの……だから、う、嬉しくって」 嬢「へぇ……そんなものなんですか、私はもう慣れましたが……」 妹「とにかく、あ、あそこのロッカー開いてるから……あそこ行こう?」 「お、おう……(2、4、6、8、10……)」 [う、うわー!!妹ちゃんにお嬢、女様まで……今日はついてるー!] [そ、それだけじゃないわよ今日は……ほ、ほら] [え?あ……うわぁ……綺麗な人] [妹ちゃんのお姉様らしいわよ……今日から寮で生活するんだって] ヒソヒソ ザワザワ 799 2009/03/23(月) 00 12 38.66 ID wFN/zMXT0 ヒソヒソ ザワザワ 「……な、なんだ?…なんか視線が」 女「皆姉ちゃんの事が気になってるんでしょう、ふふっ……だって可愛いもの、とっても」 「い、いや……そんな事は(あんのかもしれんがお前ら全員レベル高すぎですから!マジで!)」 妹「……ねーちゃん(ボソッ)」 「ん?……な、なんだ……」 妹「今日はもうしょうがないけど……とにかく明日にでも対策立てるから……今日嫌でも我慢して」 「いやなわけねぇだろ……てか勃起しねぇ変わりに濡れてきたかも(ボソッ)」 妹「ッ!?ば、ばか!」カァァ 嬢「?どうしたの?妹」 女「何かあったんですか?……」 妹「う、ううん……なんでも」 (……しょ、しょうがない……これ以上普通に考えてたら男の部分の俺の精神が持たん……ここは!) シュルッ 妹「!」 女「あ……まぁ//」 嬢「……綺麗」 「……は、早く入りましょ?……ふ、ふふっ(なんか恥ずかしすぎてもうどうでもいいかもな……はっはっは)」 807 2009/03/23(月) 00 23 07.03 ID wFN/zMXT0 妹「(あーあ……もう知らない)うん……入ろうか」 シュルッ 女「ふふっ」シュルッ 嬢「……ふぁぁ……少し眠いですね」シュルッ 「…………」ジー 女「?……どうしたの?」 嬢「……何か?」 「い、いや……何でもない、あはは……(こ、これほど興奮してるのにチンコがない……だと!?うおおおお!!気が狂いそうだ!)」 「で、でも……この姿なら(ボソッ)」 妹「?何してるのねーちゃん。入るよ」 ガララ 「!……!!」 (つ、遂に俺は……パラダイスに……来たのか?来たんだな?……) [背中流したげるー] [ありがとー] [そっちのリンスとって] [あ、これ使いなよ、最近出たんだよ?] [最近牛乳飲んでるんだけどさー] [何言ってんの?もう充分美乳じゃん!さらに大きくなりたいわけ?] [えー?] キャッキャ ワイワイ 「……………………ふぅ…………」 818 2009/03/23(月) 00 36 39.72 ID wFN/zMXT0 妹「ねーちゃん、まずは体洗おう?」 「あ、おう……うおっ!(お前も裸……って意識すんな!)」 妹「ねーちゃん……私もその…恥ずかしいけど、我慢してるんだからさ……(ボソッ) 「わ、分かってる……さっさと体洗って出よう」 女「姉ちゃん」ピトツ 「!!!?(む、胸が胸が胸が!!生乳が!!!!……ははっ…こやつめ…ははっ)」 女「背中を流してさしあげます、こっちにいらっしゃい」 「あ……うん」 嬢「?……お姉様が人の背中洗うなんて…あんまりないのに」 妹「へー、そうなの?」 嬢「ふふっ……珍しい……それじゃあ、私たちも洗いっこでもしましょうか?」 妹「へ?いいけど……(にーちゃん…倒れないかな……大丈夫かな……)」 [み、見て見て!……] [うっわぁ//] [び、美女が4人……] [なんなの……あれ……綺麗すぎじゃない?] ヒソヒソ ザワザワザワザワ 829 2009/03/23(月) 00 50 57.38 ID wFN/zMXT0 女「あら、二つ分は空いていないのね」 [あ!で、でしたら私がどきます!] 女「いえ、いいのよ。ごめんなさい、余計な気を遣わせて」ニコッ [あ、い、いえ……とんでもない//] 「あーなるほど…(女はあれだ……マドンナ的な感じなわけだ。多分だが…)」 女「嬢~」 嬢「なぁに?お姉様」 女「あなたと妹ちゃんはここを使いなさい。私と姉ちゃんはあちらの方へ行きますから」 嬢「分かりましたわ、妹、どちらから背中を洗います?」 妹「へ?そうだなー、どっちでもいいよ」 キャッキャ (あいつら二人も相当周りから見られてんのな……今気づいた) 女「それじゃあ……姉ちゃん、行きましょう?あそこが空いてるわ」 「あ……う、うん(裸で手つないで……ふぁぁ……女のおっぱいが……で、でか……いかん!濡れてきた……)」 836 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/03/23(月) 01 05 17.38 ID wFN/zMXT0 女「それじゃあ……ここに座って?」 「あ……ああ」 女「……ここなら周りにあんまり聞こえないし、普通に話してもいいわよ(ボソッ)」 「いいのか?」 女「ええ……どっちから洗う?」ニコッ 「……じゃ、じゃあ頼む、そっちからで」 女「おっけー……じゃあ後ろ向いて」 「……こうか?」 女「ええ……」 ゴシゴシ 「……(どおおおお……こ、これは……)」 女「あなた……本当にスベスベね……見た時から思ってたけど……綺麗」 「な、撫でないでくれ…頼むから(ああ……俺の祖チンがまだ健在だったら最高膨張率を記録できるだろうに……)」 女「?……ふふっ」ナデナデ 841 2009/03/23(月) 01 13 31.57 ID wFN/zMXT0 女「……」 ゴシゴシ 「……」カァァ 女「……ふふっ……それ」 モニュ 「!!?……ちょ」 女「うわぁ……大きい…何カップあるの?」 「や、やめろよ……マジで……D位…だよ」 女「もっとあると思うけど…私がEだし……」 「だ、だったらもうEでいいよ……もう (な、なんぞなんぞなんぞ!? 女子校の女はこんな羨ましい事を毎晩毎晩……全国の童貞がこの事実を知ったら)」 「……暴動が起きるな」 ムニュ 「あぅ!……や、やめろっての!」 女「あははっ……ごめんごめん」 「じゃあ今度は俺が洗ってやるから……ほらっ、こっち向け」 女「はぁい。…よろしく♪」 844 2009/03/23(月) 01 20 37.46 ID wFN/zMXT0 女「……はい」 「お、おおー……」 女「? どうしたの?」 「いや…綺麗だなって……思って」 女「姉ちゃん程じゃないわよ」 「いやいや!……うーむ。芸能人って感じで……あれだ、資生堂のCMに出て来そうな」 女「そういえば……そういうお話も来たことあるわね」 「なん…だと!?」 女「も、もう……なんか恥ずかしくなっちゃった//……いいから洗って」 「お、おう……」 ゴシゴシ 女「……ん……」 「……(うっひょおおおおおおおおおおおお!!!!)」 女「……ふふっ、気持ちいい」 「そ、そう……か」 ゴシゴシ 852 2009/03/23(月) 01 32 12.23 ID wFN/zMXT0 女「ふふっ……」 「笑うなっての……何がおかしいんだよ」 女「あなた、あんまりこういう場所、慣れてないんでしょう?」 「そりゃ寮生活なんて初めてだからな。こんなでかい風呂場も初めてだ」 女「ふふっ……いつも色んな人に注目されてそうなあなたが、女の子達の視線に怯えてるみたいだったから」 「ゲッ……ま、まぁ……その……ちょっとな (そういう事にしとくか……いちいち見るたびに股濡れるから見れなかったとは言えない)」 ゴシゴシ 女「……ん……」 「……(てか……お前とこうしてる限り全部無意味な気が……)カァァ」 ゴシゴシ (そ、そうだ!……お、男として、いや女だけど……こ、ここはさっきの仕返しという名目で……) (や、やるしかねぇ!!これでこそ立派なvipper!!) 「……そりゃ!」 モニュ 女「あん!……ちょ、ちょっと……」 860 2009/03/23(月) 01 36 41.28 ID wFN/zMXT0 モニュモニュ 女「ま、待って……その……あ…」 「さ、さっきの仕返しだ」 パッ 女「もう……ふふっ……」 「な、中々のものをお持ちで……(やった……俺もう死んでもいい…この手の感触を味わったまま死にたい……)」 女「変な顔しちゃって……私なんかのおっぱい触っても…何にもならないでしょ?」 「いやぁ……ごっつぁんです」 女「あははっ、もうばか……髪洗っちゃいましょ?」 「ああ……これは自分でやった方が早そうだな……」 女「そうね」 「あーあ……髪切ろうかな……めんどいんだよなぁ」 女「そんなもったいない!……大事にしたほうがいいわよ、そんなに綺麗な髪してるんだから」 「……へいへい」 869 2009/03/23(月) 01 46 55.06 ID wFN/zMXT0 シャカシャカシャカ 「……(あーあ、女ってなんでこんなに時間かかんだよ……昔なら5分でいけたのに……)」 女「……」 ワシャワシャ 「……どわっ!シャンプー目に入った」 女「え?大丈夫?」 「……大丈夫……ちょっといてぇけど……」 女「もう……ほらっ、お湯で顔だけ洗って……」 バシャバシャ 「あー……ありがと」 女「どういたしまして……さぁそろそろお湯につかりましょ?嬢達はもう入ってるし」 880 2009/03/23(月) 02 08 28.25 ID wFN/zMXT0 チャポン 「ふー(……白いバスロマン的なので湯が白いのがなんとか救いだな……いや、残念と言うべきか?)」 妹「いいお湯だなぁ……ねぇ?」 嬢「私とお姉様は毎日入っていますから、もう特には……そんなにいいんですの?」 妹「うん!最高!」 女「ふふっ……これから毎日入れますから、よかったですね」 妹「あ、そうですよね……うふふっ♪」 「何をつまんねぇこ……何をお子様な事を言ってるのあなたは」 妹「むー……何よ」 「べっつにー……あははっ」 嬢「……」ツツツ 「……へ?」 モミモミ 「ちょ!?」 嬢「……静かに(ボソッ)」 886 2009/03/23(月) 02 16 14.80 ID wFN/zMXT0 モミモミモミモミ 「あ、あの(な、なんぞこれえええええ!!!揉みまくりじゃねぇかおま!!)」 嬢「……うーん」 パッ 「へ?」 ガシッ 「な……に?(俺の手を取って……ま、まさか?)」 ムニュ 嬢「ん……どう、ですか?」 「ねぇ……言っていい?」 嬢「はい」 「……これなんて……えr……」ツー バタンッ 妹「!?に……ねーちゃん!?ねーちゃん!!」 898 03/23(月) 02 37 wFN/zMXT0 [sage] 30分後 ガバッ 「………ここは?」 妹「あ、起きた」 女「大丈夫?」 「お、おう……んでここどこ?」 嬢「お姉様と姉さんの部屋ですよ。みんなで運んだんです」 「なん……だと!?」 妹「あの後すごかったのよ?いきなりねーちゃん、失神しちゃうんだもん」 「失神……!」 嬢「それについては……少し、姉さんとお話したい事がありますので、妹とお姉さまは少し外して頂けませんこと?」 女「何かよく分かんないけど……いい?姉ちゃん」 「お、俺は別に……いいけど(なんぞ?……てかもうどうなってもいいレベルになってるな俺……ははっ)」 女「……じゃあ私たちは外にいればいいのね?」 905 03/23(月) 02 55 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「はい。お願いします」 妹「?」 バタンッ 「……んで、なんだったんだ?あれ」 嬢「ごめんなさい、まさか失神なさってしまうとは……思わなくて」 「いや……それはいいんだけど……」 嬢「……あの……お恥ずかしい話なんですけど」カァァ 「……うん」 嬢「あの……私のその……胸……どうでしたか?」 「え!?(こ、これは何のフラグ!?何のフラグ!?)」 嬢「……」カァァァ 「あ……え、えっと……えっと……だな……べ、別に」 嬢「あの!」 「はぃ!……な、なに!」 912 03/23(月) 03 13 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「やっぱり……小さい…ですわよね」 「……へ?」 嬢「そ、その……小さい…ですわよね?」カァァァ 「………(あ……まさか)」 嬢「そ……その……あまりにも……あなたの……が」 「……俺の胸と自分の胸比較してた……って事?」 嬢「……」カァァァ 「……(こういう時…どんな顔をすればいいのか……分からないのってうおおお!)」 「……あーあれだ。その……別に……気にしてないから」 嬢「……本当ですか?」 「うんまったく(これはマジだぞ。まさか比較されてるとは思わないだろjk)」 嬢「……」ジー 「……えっと」 嬢「……どうすれば」 「へ?」 嬢「どうすれば……その様に……お、大きくなるのかし…ら」 「(か、かわいいから困る……ど、どうすんだ俺…………え、えっとえっと……!!)」 922 03/23(月) 03 22 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「…………あの」 「あ……えっと……俺の胸がこんなになったのはだな……その……偶然だ!」 嬢「え?……偶然」 「そ、そうそう!あれだ!運がよかったんだ!(はいテンパってまーす!もう勢いだ!)」 嬢「………」 「あ……で、でも!」 嬢「?」 「あれだな……牛乳だ!」 嬢「……牛乳…嫌いなんです」 「(これだ!これを利用するんだ!)そ、それだよ……多分だから少し……その……」 嬢「やっぱり……牛乳ですか」シュンッ 「(お、お嬢様が落ち込んでる……も、萌えるなんてもんじゃねぇんだが……)あ、あのさ……」 嬢「?」 「なんでそんなに……でかくなりたいの?その……胸」 935 03/23(月) 03 39 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「わ、私……その……此の間……どあるお仕事の話を……頂きましてですね」 「仕事?」 嬢「……ええ、その……グラビアの」 「へーグラビアねぇ……って…え!?……す、すげぇ……」 嬢「い、いえ……でも断らせて頂いたんです」 「……なんで?……あ」 嬢「は、はい……」 「あー……いやぁ……あのさ……」 嬢「はい……」 「そんなに……小さくなくね?てか美乳だと思うわけよ、俺としては (な、何か凄い自然に可愛い女の子相手に美乳とか言えてる自分が恐ろしい……)」 嬢「そう……でしょうか?」 「……うん、何カップ?」 嬢「……C…です」 「いや十分ですから!!」 945 03/23(月) 03 48 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「で、でも……グラビアの人って……皆胸元が…その……」 「あ、なるほど……さては嬢ちゃんはあれだな?あんまり世間を知らずに育った感じ?」 嬢「!そ、そんな事ないですわ!」 「でもC位の子もいっぱいいるぞ?むしろそっちの方も相当需用ある」 嬢「ま、まぁもうお仕事はお断りしたんですが……そんなもの……なんですの?」 「うんうん」 嬢「……そう、ですの……」 「……(なに?この子ウサギみたいな可愛い物体……童貞の前にこんなの放置していいのか日本!)」 嬢「……わかりました」 「そうそう……あれだ、そんなに気にする様な事じゃないんだよ。基本的には」 嬢「ふふっ、なんだか口調も相俟って姉さんって……お兄さんみたいですわね」 「!!(……ピーンチ!)……い、いやぁ……そ、そんな事はないと思うわよ?」 嬢「ふふっ……お姉様にご相談するのも…何か違うし、妹ちゃんにも…何となく言いづらかったんですけれど……姉さんになら、言えるかなと思ったんですの」ニコッ 「そ、そうなんだ…あははっ(可愛いぞちくしょう!……くぁわええぞちくしょう!)」 953 03/23(月) 03 55 wFN/zMXT0 [sage] 嬢「何か……肩の荷が降りたような気がしますわ」 「そ、そういうもん?」 嬢「はい」ニコッ 「!(こ、殺される!このままじゃ萌えすぎて死ぬ……)と、とにかくじゃあ……一件落着って事で」 嬢「ええ……ありがとうございます……あと、すみませんでした。その……」 「あ、ああー!いいっていいって、あんなのはね、不可抗力だから不可抗力!」 嬢「……また……ご相談に乗って頂いてもいいですか?」 「あ、うんうんそんなのいつでもオッケー!勉強も一応教えられるだろうしね! (てかむしろ教えられにこい!エロゲみたいな展開希望!)」 嬢「……」ジー 「……ん?」 嬢「……」カァァ 「!?」 嬢「じゃ、じゃあ私はこれで……」バタンッ 「い、今の感じ……エロゲであったぞ……あったあった!……お、俺もしかして…始まってる?」 958 03/23(月) 04 03 wFN/zMXT0 [sage] ガチャッ 女「ごめんなさい、何か長く相談に乗ってくれたみたいで」 「あ、ああ(そうだった、外で待たせてたのね)……えっと、妹は?」 女「今嬢と一緒に下に降りて行ったわ……そろそろご飯を食べないと、あの子達は」 「あ、ああご飯ね」 女「学年によって食堂が違うのよ、ここ」 「な、なんちゅう学校だ(あの漫画の舞台はここですか!?……こ、これはスレ立てれるレベル?……うーんとスレ名は)」 女「ねぇ……姉ちゃん?」 「へ?……ああなに?」 女「それで……私たちのご飯を食べる時間は……過ぎちゃったから……今日は、夜ご飯なしって事になっちゃうんだけど……」 「!?……あれま」 女「ごめんね?……姉ちゃんが嬢の相談に乗ってくれてたから……そのせいで」 「あ、い、いやいや!全然!そ、そこまで腹減ってないし!明日の朝食べればそれで……はははっ!」 グー 「……あ」 960 03/23(月) 04 09 wFN/zMXT0 [sage] 女「……クスッ」 「あ……ははっ(まずいぞ……何かこういう嘘つくとまずいってモテナイ男スレで言ってたような……)」 女「……」ジー 「……え、えと……その(あーー!なんか言い訳なんか言い訳!)」 ギュゥ 「え?……(な……なん…だと!?)」 女「優しい嘘をついちゃう人なのね……あなたって」 「あ、えと……」 女「私…あなたがルームメイトでよかった」 「そ、それは俺も……勿論!」 女「……ホントに?」 ギュゥ 「も、勿論!う、嘘つくわけねぇだろ、こんなので(ほわぁぁぁぁ……ヘブン状態ってこんな感じかな)」 女「ふふっ……よかった。 ……じゃあ少しだけど、私お菓子を持っているから。それ食べましょ?」 「りょ、了解」 963 03/23(月) 04 16 wFN/zMXT0 [sage] 30分後 女「……それにしても、嬢ったら、何をあなたに相談したの?」 「え?……ああそれは……まぁ」 女「んー?教えなさいよ。私はあの子の姉よ?」 ギュ 「う、腕つかまないでくれよ(さ、さっきからなんでこんなにくっついてんのあんた!何なの?襲うよ!?)」 女「ねぇ……教えて?」 「……これは、そのあの子はかなり悩んでたっぽいから……だめ(俺の胸揉む位だからな…言わんでおこう)」 女「……あーあ」 「……ご、ごめんその……」 女「え?ああちがうの……ふふっ、あの子がさっき言ってた事を思い出しちゃって」 「?」 女「……『あの人はお姉様よりもお姉様らしいかもしれませんわ』…だって」ニコッ 「……それって……どうなんだ?」 女「さぁ?……分かんない。あははっ」 964 03/23(月) 04 20 wFN/zMXT0 [sage] 「……(てかお兄さんぽいって言われた気がするが……そこはやんわり変換したわけね)」 女「また……何か相談事があの子にできたら……相談に乗ってあげてくれると…ありがたいんだけど」 「ああそれはもちろん。妹の相談とかもよく乗ってるしな!まかせてくれ」 女「……そう」 「……?」 女「………」ジー 「………な、なに」 女「……私の相談も……乗ってね?」 「え?……うん」 女「ふふっ……ありがと」 「…………ちょ、ちょっとトイレね」 女「うん♪」 バタンッ (………惚れてまうやろおおおおおおおおおおおお!!!!!) 兄「んと……『女になったんだけど相談に乗ってくれ』……書き込み』へ
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863 2009/05/06(水) 22 56 35.11 ID HtVtYO.o 脱衣所 「こ、ここだな……」 神「ほー」 女「ロッカーも全部木で出来てるんだ……何か歴史がありそうな……ね?」 神「実際歴史があるんだよここは」 女「え?」 神「あ、いや……ふふっ、パンフレットにそんな事が書いてあった気がする」ニコッ 女「なるほど」 「じゃ、じゃあ……入ろっか!」 女「そうね……ふふっ楽しみ♪」 シュル (おお!こ、これは……ふぅ……) 女「……?姉と神子ちゃんも脱がないの?」 「あ、ああ勿論!脱ぐ脱ぐ(自分の体はもう完璧慣れたけど……またこういう風情ある場所で 女が脱いでいく様子っていうのもまた……うーむ。素晴らしいとしか……) 神「ほらっ、あんたも早く脱ぎなさいよ」 「お、おう……って……あ//」 神「………な、なんだよ」シュルッ (――――。―――――。) [ッ!!!――――!///] ゴンッ 「い、痛い……」 神「このバカ!//」 女「どうしたの?二人とも……」 神「あ、いや……ふふっ、すぐ行くから……」 869 2009/05/06(水) 23 09 31.97 ID HtVtYO.o 「…………」 神「……お前は本当に女の体ならなんでもいいのか」 「そ、そんな事は……だ、だってよぉ」 神「なんだ?」 「お前……そんなプロポーションいきなり見せつけるなっての……」 神「お前と似た様なもんだろうが」 「馬鹿野郎!……その……」 神「あー//……かなしいかな、お前の頭の中から口に出すと火の出る様な単語の絶叫がだな……」 「ま、男ってこんなもんだ……てか単純にだな。お前が可愛いのが悪い」 神「……責任転嫁も甚だしいなお前は」 「ふん!……いいからもう行こうぜ。あれだ。あとタオルで出来るだけ隠してくれ……鼻血が出かねん」 神「……女の前ではそうならないじゃないか」 「人間ってのは恐ろしいもんで……あんな超絶美女の裸でも何十回も見れば鼻血は耐えられる様になるんだよ」 神「………はぁ……」 「これでも苦労したんだぞ?ついこの間まで女の裸は風呂場で極力見ない様にしてたんだからな!」 神「その葛藤は私にも伝わっていたが……なんだかなぁ……じゃあこれも慣れろよ」 ボロン 「!!や、やめい……くそ……かわいいなぁこんちくしょう」カァァ 神「………」 「な、なんだよ!笑うがいいさ!!」 神「……さっさと入るぞ。女を待たせたままじゃ可哀想だ。それにどんな風呂なのか知りたいだろ?」 「え?…・…お、おう」 ガララ [かわいいなぁって言ってる自分の姿に関して他人からどう映るのか分かってないのか……馬鹿]カァァ 875 2009/05/06(水) 23 33 15.76 ID HtVtYO.o カポーン 女「もう、二人とも遅いって!」 「ご、ごめん……あははっ……って………」 神「おおー……すごいなぁ……これは」 女「だよね。中々こんなに景色のいい露天風呂ってないと思う」 「……す、すげええ!!俺こんな風呂入った事ねぇよ!」 女「そうなの?」 「うん!……うわぁ……さいこー♪」 神「もうちょっと前を隠せっての……さて、じゃあ体を洗って入ろっか!」 「だな!えっと……あ、シャンプーはあるな」 神「………」 「ん?なんだよ神子」 神「女ちゃんはもう体を洗い終わった感じ?」 女「え、ええ……今洗い終わって入った所……気持ちいいよ」 神「了解!……えっと……それじゃあ姉?」 「だ、だからなn……」 ムニュ 「!?(ほぁあああああああ!!???)」 神「久しぶりに~洗いっこしよっか!ね?」 「……あ……えと」 [まぁまぁいいじゃないか。ふふっ、只からかってるだけだがな] (そのからかい方ならいつでも受けてやらああ!!って……ふぅ……濡れた) [正直引いた] 神「……ふふっ、さあさあ」 女「………………」 チャプチャプ 881 2009/05/07(木) 00 10 11.87 ID 4laSIMwo 神「ほらほらっ、さっさとこっち向く!(お前の反応は昔の親友って設定の私に対して少し変じゃないか?)」 「お、おおー!了解!あ、あはは(そんな態度取り繕う余裕ねぇっての!!お前胸あてんなぁぁぁ!!)」 ムニュムニュ 神「ふふっ、ごしごしっと」 「………あ……ぅ……」カァァァ 神「どう?かゆい所はありますか?お客様?」ニヤニヤ 「い、いいえ……ない……ないから……その……」 ムニュムニュ [……ふふ♪] (お、お前なぁ……楽しいか?俺をいじめて!) [お前喜んでるじゃないか] (そ、それはだなぁ……) キャッキャ 女「……」 バシャッ 神「ま、とにかく……ごしごしっと………お?」 「え?」 女「……え、えっと……神子ちゃん?姉はここの所がよく痒いって言ってることが多いって言うか」ゴシゴシ 「お、そこは……ふぅ……(って……え?なんで女が?)」 神「……ふむ。それじゃあ女ちゃん!残りよろしく!私は自分の体を洗うから」 ニコッ 女「え?……あ……!…わ、私ったら何を……ご、ごめんなさい神子ちゃん……」 神「いいっていいって!私も飽きてきた所だから、姉いじり」 「いじりってなんだよそりゃ!!……あ、と……えっと」 女「じゃ、じゃあ……その……」 「……じゃ、じゃあ女?そのままお願いしても?(ふふん……何かよくわからんが棚からぼた餅ktkr!!)」 女「あ……う、うん♪」 キャッキャ [ちょっと驚いたが……ふむ………ま、ここは譲らなくてはな……] 886 2009/05/07(木) 00 14 57.15 ID 4laSIMwo 10分後 カポーン 「…………ほぉぅ………」 女「……気持ちいいね」 「うん………」 神「………………ふぅ~……」 (が……し、しかし……)チラッ 女「ん?どうしたの?女」 「!あ、いや……別に//」 女「……なぁに?」 スリスリ 「!!」 女「あははっ」 「そ、その……け、景色が綺麗だなって……うんそう!景色景色!」 女「ああ……そうね」ニコッ (……そ、そしてこっちには……)チラッ 神「……」ニヤニヤ 「!」 [だからぁ、お前の考えは筒抜けなんだと何回言えば分かるんだ?……] (……ぅー) [……ま、素直だな……と、言っておくか] (ふ、ふん……じゃあもういいよ!声に出してやる!) [え?] 「いやぁしかし神子も可愛くなったよなぁ昔に比べて」 女「え?神子ちゃんは昔も十分美人だったっぽい気がするけど?」 神「な!?」 887 2009/05/07(木) 00 25 21.11 ID 4laSIMwo 「いやまぁ昔もこいつは美人だったんだけどな?久々にあったらますます磨きがかかってたというか……ははっ」 [お、おまえ……] 女「あははっ、綺麗な子は少し会わないだけでどんどん可愛くなるって……昔人が言ってた様な…」 「それは女にも言えるよな……だってとんでもなく色っぽいし」 女「え?」 ドキッ 「え?……何か変な事言った?」 女「……う、ううん!……ふふっ♪」 神「な、何言ってんのよ……姉ってば……変なの」 「事実を言ってるだけだって……いやぁこんなに綺麗な景色の見える露天風呂で ……こんな美女二人と貸切状態だなんて……俺は幸せものだなぁ」ニコッ 女「……え、えっと……//」カァァァ 神「………ふん」 チャプ チャプ (どうだ!?もう恥ずかしいからどうせならと思って言ってやったぜ!!!本音だ!!) [………] (文句があるならかかってこい!はっはっはっは!!!) [………] (ん?……あれ?聞こえてるだろ?……おーい) [……お前は……あれだな………] (………なんだよ。俺だって恥ずかしいんだぞ!でもお前が可愛いのが悪い!俺は悪くないもんねー♪) [……] (はっはっはっは……んじゃまぁもう少しまったりしてようぜ……いい気持ちだぁ……極楽極楽……) 神「………ボコボコボコボコ(天然女たらしの才能あるぞ……この馬鹿が……この馬鹿……)」 「ん?……何口湯船に入れてボコボコ言ってんだ神子。面白いのか?それ」 ゴンッ!! 「!?……な、なぜ叩く……」 カポーン 939 2009/05/10(日) 17 10 11.15 ID gP2uCFQo 30分後 ガラッ 「あーーー!最高だったな!」 女「ほんと、お肌がツルツルになっちゃった♪」 「女は元々ツルツルじゃねぇか、何ってんだよ」 女「え?……あ、あはは、ありがとう//」 「ははっ(おっけーい!今のはいい感じ、我乍らナイスな返しと言わざるを得まい!)」 [ふん、別にナイスって程でもないだろ……単純だなお前は] 「?」 神「………」ジー (……ははーん?) [な、なんだ!?] (しょうがねぇなぁ……だてに長い間女になってるわけでもないのだよ、俺も) [?] ギュッ 神「な?!」 「なぁ神子ー。どうだった?お湯」 神「え?あ、まぁそりゃ……き、気持ち良かったけど?」 プニ [!?] 「それはよかった~♪お前の肌もスベスベだなぁあはは (ふふん……恥かしさを捨てれば意外といい感じに出来ると気付いた俺の勝利だな……)」 神「や、やめろぉ!ほっぺをプニプニすんなぁ!」 女「……ふふ……仲いいなぁやっぱり二人とも(ボソッ)」 940 2009/05/10(日) 17 20 14.83 ID gP2uCFQo 女将「あらぁ!」 「お?」 神「は、離さんかぁ!」 女「あ、女将さん」 女将「まぁまぁまぁ!浴衣姿もまた……美しいですわ。お三方とも」ニコッ 「あははっ、ありがとうございます(そろそろ離すか……くくっ)」 神「……(あ、あとで覚えてろ……)」 女「素敵なお風呂でした」 女将「当旅館自慢の露天風呂ですので、ふふっ……ロビーの横で飲み物のサービスがありますので是非ご利用下さい」 「コーヒー牛乳ありますか!?」 女将「!……ふふっ、ございますよ」 「やた!」 女「あはは、姉ったら」 神「ホントにガキだなぁ姉は」 「ばーか。どの世代でも風呂上がりにはコーヒー牛乳っていうのは決まってんだよ♪いくぞ!」ニコッ グィ 神「あ、お、おい引っ張るな!」カァァ 「女も行くよ♪」 グィグィ 女「あ……ちょ、ちょっとぉ……あははっ//」 「うーむ……楽しい(楽しすぎるぜこの野郎!フヒヒヒ♪)」 パタパタパタパタ ?「ん?……!!……おいあれ……見ろよ」 ?「あ?なんだよ…………へぇ……可愛いじゃん」 ?「行こうぜ」 943 2009/05/10(日) 17 32 21.06 ID gP2uCFQo ゴクゴクゴクゴク 「……っぷはぁー!!……うまい!」 コクコクコク 女「……あー……美味しいわね。お風呂上がりのコーヒー牛乳って……知らなかったわ」 「へ?女ってこういうシチュ体験したことなかったのか?」 女「う、うん……というか……今までこう……おうちの人達から離れて旅行って……なかったし ……だからこの旅行で体験する事は全部新鮮で楽しいわ♪」 「あ、なるほど(家の人達といつも一緒かぁ……ボディーガードとかついて来てたんだろうなぁ色んな場所へ……ん?)」 「じゃあ今女がここにいるっていうのは?お家の人には?」 女「……内緒♪」 「ありゃりゃ……お嬢様?そんな事をしてもいいんですかい?ははっ」 女「だ、だって……」チラッ 「ん?」 ゴクゴク 女「……あ、姉と……友達と旅行するんだから……私たちだけがいい……し」カァァァ 「………」 女「だ、だからよ♪え、えっと……」ゴクゴクゴク 「あ、そ、そっか……あ、あはは(萌え萌えキューン!!!!!!………だめだ……可愛すぎて直視が難しい……)」 「えー……あ、そだ……神子はどこだろ?」 女「あ、ああ彼女ならさっきから……あそこで……」 「ん?」 神「……」ゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュ 「……な、なんつう飲みっぷり……」 神「………っぷはぁぁぁ!!!………(うまい!うますぎる!……なんだこれは……うーむ……最高……お?)」 (おーいそこの神さん?いくらサービスだからって飲みすぎだろjk) [そんな事より……ちょっとやっかいなのが来るっぽいぞ] 945 2009/05/10(日) 18 01 19.61 ID gP2uCFQo 「え?……ん?」 女「あ…」 DQN「こーんにちは」 DQN2「お嬢さん方。お風呂あがり?」 女「こ、こんにち…は」 「……こんにちは」 DQN「うーん……かわいいなぁ」 DQN2「ねぇねぇそこの君も……こっち来てお話しようぜ?」 女「……(…ど、どうしようどうしよう……姉……)」 ギュゥ (なにこいつら……なれなれしすぎだろ) [ま、とりあえず女の近くに行った方がいいだろうな私も……] テクテク 神「なに?なんかよう?」 DQN「つれねぇなぁ……ちょっと話そうぜ?」 DQN2「君達どこの子?ここらへんの子じゃないよね?高校生?」 「えっと……隣の県の〇〇って所ですけど」 女「……」 DQN「○○?……あ!あれだ!お嬢様学校の!」 DQN2「え?マジでマジで!?うっはぁじゃあ君達お嬢様?」 「(なっれなれしいいいい!!!うぜぇDQNだぁぁ!!)……この子はそうだけど私とこの子は違うよ」 DQN「ふーん……それにしても3人とも美人さんだねぇ」 DQN2「ほんとほんと!なぁなぁ!なんなら食べ物とかご馳走するからさ! 近くの森林公園とか行かない?あ、鍾乳洞とかもあったっけなあそこ」 DQN「行こうぜ!まだお昼だしさぁ……な?」 女「え?……あ…えっと……」 オロオロ (……どうする?俺はさっさと部屋に戻りたいんだけど?) 946 2009/05/10(日) 18 02 18.70 ID gP2uCFQo [……いや……ここは……] (?) 神「ほんとに奢ってくれるんでしょうねぇ?」 DQN「!も、勿論!なぁ!?」 DQN2「お、おうおう!ははっ」 「おいおい……」 神「じゃあ行ってもいいわよ!」 女「み、神子ちゃん?わ、私……あの…」 神「大丈夫大丈夫!奢ってもらえるっぽいし……観光するのも旅行の醍醐味でしょ♪」 女「……う、ん」 DQN「それじゃあ俺達車まわしてくるからさ!玄関口で待ってて!」 DQN2「すぐ行くから!」 タタタタ 「……おい神子~?」 神「まぁまぁ♪」 女「……あ、姉…………どうしよう…わたし……」 「………うーむ(まさか承諾するとは……こうなったら)……女。大丈夫。いざとなったら俺がなんとかするから」 女「え?……あ……う、うん」 ギュッ 「……大丈夫大丈夫、多分普通に観光出来るだろうから(……多分)」 [………さて……どうなるか…………] (てかお前な、断れっての!) [だって観光が出来るのは嬉しい事じゃないか。しかもタダだぞ?タダ] (あのなぁ……女はなぁ) [知ってるが……まぁ大丈夫だ。もし何かあったら何とかする。お前も頑張るんだぞ?] (……なーんか不安なんだが……) 949 2009/05/10(日) 18 28 11.51 ID gP2uCFQo DQN「それでは出発~」 DQN2「いえーい!」 ブロロロロ 「ここから森林公園までどれぐらいで着くんですか?」 DQN「うーんそうだな……15分ぐらいかな!」 DQN2「そういえば君の名前は?」 「……私は姉です」 DQN「姉ちゃんかぁ、かわいい名前だね」ニコッ 「(うげぇ……)え、えっとあなたたちは……大学生?」 DQN2「そうそう。3年!ここへはたまーに遊びに来てるんだ!」 DQN「俺もね!」 「そ、そうなんだぁ……(てめぇら大学のレポートとかねぇのか!忙しいだろ大学3年のこの時期ってよぉ! ……あ~……Fランかな……どっちにしろ……何かムカつく……なれなれしすぎるからお前ら……)」 DQN「そういえば君は?」 女「え?」 DQN「名前だよ名前!お嬢さまなんだろ?くくっ」 女「……わ、私は……女って……いいます」 DQN「ははっ、よろしくね女ちゃん!」 女「は、はぁ……」 「……」 女「……」 ギュゥ DQN「仲よしなんだなぁ君達……んじゃ最後にきm…」 神「神子だよ」 DQN「へ~……変わった名前だな。よろしく!」 神「はいはいよろしく~(やっぱこいつら……うーむ。どうしたもんか……)」 952 2009/05/10(日) 18 44 35.59 ID gP2uCFQo DQN2「着いたぞ!!皆降りろ!」 ガラッ DQN「そんじゃレディーファーストって感じで…」 神「はいはいどーも」 「んじゃ遠慮なく…」 女「……」 神「……ほー……これは……」 「な、なんだここ!………す、すっげぇ綺麗………」 女「うわぁ……」 DQN「地元の奴だけ知ってる秘密の場所って感じかな!」 DQN2「んじゃ行くか!ついてきて!!」 「え?どこか行くの?」 DQN「このまま森林をつっきった所に滝があるんだ!そこの滝の裏に鍾乳洞への入口が!」 「マジで!?」 DQN2「(お、くいついてきた♪)マジマジ!綺麗だぞ!行ってみようぜ!」 「これは楽しみかも……な!女!」 女「う、うん」ニコッ (意外とこいつらいい奴っぽい?もしかしたらこれで女の恐怖症がちょっとは) [まぁ……そうだといいがな……] 「え?」 神「それじゃ!さっさと行きましょう♪」 DQN「了解!こっちだ、ついておいで」 958 2009/05/10(日) 19 26 25.61 ID gP2uCFQo 「というわけで……来たけど……」 ドドドドドドドドドド 女「うわぁ……私……こんなに大きな滝、近くで見たの初めて!」 「俺も……すごいなこれ」 DQN「気にいってくれてなにより!……それにしても……姉ちゃん?だっけ?」 「え?俺」 DQN「そう俺。ははっ、君みたいな可愛い子がそんな言葉遣いなんて……ギャップがすごいな」 「げっ(そ、そうだった……ってここ隣の県だし……)……まぁ、いっか」 DQN「ん?どうした?」 「ううん。何でもない……そういやDQN2だっけ?あと神子はどこ?」 DQN2「俺達はここにいるぞー!」 神「いえーい!かんぱーい!」 「っておいおいおい!!」 女「み、神子ちゃん……それって……」 神「ップハー……美味いな。ビールって」 DQN「おいおいお前未成年だろ?神子ちゃんって」 DQN2「ちょっとだけだよちょっとだけ……なぁ神子ちゃん?」 神「そうそう」 グビグビグビグビ 女「え、えっと……(神子ちゃん……それって)」 「ちょっとじゃねええええ!!神子!もう飲むなっての!」 神「ん?なんでぇ?」 DQN2(うお!かわええ//) 「あ、あのなぁ…なんでってそりゃ(俺達は見た目は高校生だぞ!法律ってもんを知らんのかお前は!)」 神「まぁまぁ堅い事は言いっこなしだってばぁ……ねぇ?」ニコッ DQN2「お、おう!そうだって……あははっ……じゃ、じゃあそろそろ行くか!?」 959 2009/05/10(日) 19 27 34.49 ID gP2uCFQo DQN「ははっ……(こいつ神子ちゃんに狙い絞りやがった……んじゃ俺は♪)それじゃあ二手に別れて!」 「ん?二手に?」 女「別れて?」 DQN「おう!ここの入口から中の通路通って上に出れるんだよこの鍾乳洞。だいたい30分位かな」 DQN2「そうそう!んで通路の幅がさ、3人分ぐらいが精一杯なわけで」 神「なるほど?3と2で別れて行こうってそういう事ね?」 DQN2「話が早いぜ!そういう事♪」 DQN「んじゃ俺は姉ちゃんと女ちゃんでいいか?」 「え?あ、ちょ……」 女「………」 DQN「いい?綺麗な所だぜ?行かなきゃ損だって!!」 DQN2「俺は神子ちゃんと♪」 神子「あははっ(は、はは……気持ちが悪い……)」 「えっと……女、別に嫌なら無理に行かなくてもいいと思うけど(ボソボソッ)」 女(姉も……一緒だし……この人は……大丈夫……そう…だし………) 女「ううん。行きます」 DQN「お、マジで!?」 「!……わ、わかった。じゃあ俺も(……だ、大丈夫だよな……うん)」 DQN2「んじゃ俺と神子ちゃんは先に行くぜ!行こう!」 グイグイ 神子「あ、ちょっと……(はぁ……めんどくさいが……まぁいい……いざとなれば……)」 (お、おーい……大丈夫かなぁ) [案ずるな……大丈夫だ、私がいざとなったら助けるから] (どうやってだよ…) [……ま、すぐに分かるさ] DQN2「んじゃれっつごー!」 963 2009/05/10(日) 19 53 01.93 ID gP2uCFQo 20分後 DQN「と、いうわけで……そろそろ行くか!」 「ってかさぁ、なんであの二人が入ってから20分も待ったんだよ。すぐ後に入ればいいじゃん」 DQN「ま、そこはさ……」 女「?」 「……(このクソDQN共が……まさか……いやまぁあいつなら大丈夫だろうけど)」 DQN「ささ、それじゃあ行くか!中は綺麗だぞ!」 女「は、はい……えっと姉……」 ギュッ 女「あ」 「大丈夫」ニコッ 女「……うん//」 DQN「……」ニヤッ 「じゃ、じゃあ行こうか!」 DQN「こっちだぞ!」 女「は、はい……」 ズルッ 女「きゃっ」 DQN「っと……大丈夫」ニコッ 女「は、はい……」 「む……(い、いや……これはいい感じ……恐怖症克服への第一歩と考えれば……)」 「……でもなんか……ムカつく(ボソッ)」 DQN(くくっ……) 964 2009/05/10(日) 20 17 46.64 ID gP2uCFQo 「おおーー……あーー!……声が響くね」 女「ほんとだ……」 DQN「二人とも寒くないか?」 「俺は大丈夫……女は?」 女「ちょ、ちょっと……寒いかも」 フワァ 女「あ…どうも」 DQN「いいよ」ニコッ 「……チッ(なんでこんなにイライラすんだよ俺……くそ……)」 DQN「さてと……んじゃ行こうか」 女「は、はい(この人は……優しそうだな……)」 「……うーむ」 15分後 「けっこうすごいね……ここ」 DQN「……」 女「う、うん……綺麗な所だね……ライトアップもちゃんとしてあるし……」 DQN「そろそろかな……」 「え?何が?」 DQN「ん?……ああ、あそこだよ。あそこから少し……コースを外れるけどいい場所があるから……行こうぜ!」 「?わ、わかった」 女「?」 ザッザッザッ [……おい!にげ…] (……ん?) 973 2009/05/10(日) 20 48 29.35 ID gP2uCFQo DQN「さってと……ここだぞ」 「……ここは?なんかホールみたいだな」 女「そ、そうだね……天然の」 DQN「そういう事……どれだけ大声出しても中で反響するだけで外まで音は届かない……ってわけだ」 「……ん?……あ!!」 女「え?……!!神子ちゃん!!」 DQN「くくっ……」 神「んー!んんー!!」 「……おい、どういう事だよ」 DQN2「……くくっ」 DQN「ははっ、なにが?」 「……俺の親友の神子を縛って何するつもりだって聞いてんだよ!」 DQN「高校生だろ?……分かるだろ……ナニだよ。ナニ」 DQN「あっはっはっは……おい、お前ら出て来いよ」 「な!?(ぞ、ぞろぞろと…………全部で7人かよ……)」 女「あ……ああ……」ガクガク DQN「おおっと……そっちはもう通行禁止なんだよ……悪いな」 女「……あ、姉……」 ギュゥ 「お前ら……最初っから」 DQN「俺らが女に声掛ける時はこういう時だけだからな……ははっ!」 「……(く、くそ……なんなんだよ……俺の友達にはこういう奴ら何かいなかったのに……あーもう……まずいな)」 DQN「……んじゃそろそろ……おい、お前ら」 「「「おう」」 982 2009/05/10(日) 21 03 56.41 ID gP2uCFQo 「お、おい離せ!やめろ!!」 DQN「顔はまぁ傷つけてやんなよ?ははっ、いい胸してんじゃねぇか」 女「い、いや!やめて!!……お、お願いですから…・・・やめてください」 DQN2「まぁ痛くはしないからさ……くくくっ」 グイグイ 「!!女に触るなぁ!!!」 ドカッ DQN「グッ……お前……(な、なんだこいつ……男みてぇな力だな……)」 「女!」 女「姉!」 「……お前ら……最低だな……自分たちより弱いものを誘ってこんな所に閉じ込めて……」 DQN「はっ!だったら旅館で誘った時に断れよ!」 「!そ、それは……(だ、だって女の恐怖症を……)」 女「いやぁ……いやぁ……もういや……」 DQN「お前もその気だったんじゃねぇの?ははっ」 「く、くそ……(……俺が……俺が神子を説得して……くそ……俺のせいか?俺の……俺の……)」 DQN「……じゃ、そういう事で♪おい、お前ら4人は姉を。俺達3人は女を……神子ちゃんは……動けないだろ 後でじっくり……ひゃははは!」 女「い、いやいや来ないで!」 「お前ら!ひ、卑怯だぞ……チッ(4人がかりで……あーもう!!……)」 ムニュ 「!?」 DQN2「へっへっへ」 ゾクゾクゾク 「う、うわぁああ(きんもちわりいいいい!!)………!!……あ……(これ……は?)」 992 2009/05/10(日) 21 25 42.38 ID gP2uCFQo 神「………ふん……おい姉」 「え?あ、な、なに?」 神「それに女」 女「え?……」 DQN「な!?お、おい!お前縄でちゃんと縛っとけっつっただろ!」 DQN2「え、ええ!?なんで……ちゃんと縛ったのに…」 神「……お前らがこうする前に止めようとしたんだけどな……まぁ人数が人数だったし……しょうがなかった」 「ど、どういう?」 神「後で話す。ごめんね、姉、女……ハッ!!」 DQN「な!?うわああああ!!」 DQN2「え?何が……どうなって……うわぁ!!」 神[エネルギー解放、目標人数7。衝撃レベル2。 ……許可認知…………発動……] ドカッ 「な!?(ま、周りがまっ白に………)」 女「え、ええ……こ、これって?」 [おい姉。女と一緒にいろ、んで目つぶれ] 「え?」 [はやく!女にも伝えて!] 「お、おう……えっと……女!」ギュッ 女「え?姉?」 「目つぶって!少しの間だけ!俺がいいって言うまで!」 女「ど、どういう…」 ギュゥゥゥ 女「あ//」 「俺を信じて……」 女「わ、わかった……」
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645 2009/05/04(月) 05 12 43.32 ID VYODFRAo 「そ、そっか……」 女「うん……」 「………」 女「………ねぇ」 「な、なに?」 女「……なんで昨日の弓道部の時……あんなに倒れるまで必死になったの?」 「え?」 女「……だって……」 「……んーと……まぁあれだな。ただの意地っぱりというか……なんというか」 女「……」 「まぁ多分……嬢ちゃんや女や妹が真剣に見ててくれたから…かな。やっぱかっこつけたいじゃん?」 女「ふふっ……ホントに男の子みたいな考え方」 「え?そ、そう(YABEEE!!……こ、これは話題を変える必要が……)で、でもさ!あの…」 女「姉が男の子だったら……いいのに(ボソッ)」 「へ?」 女「え?」 「……」 女「あ……な、何言ってるんだろ私……あはは、ごめん。忘れて」 「……え、えっと(どゆ……事?……ば、バレてる……とかじゃねぇよな……)」 女「……」カァァァ 「????」 女「と、とにかく!」 「うわっ!(ひ、ひっついてキターーーーーーー!!!)」 女「昨日は……心配したんだから……分かってる? もうっ」 646 2009/05/04(月) 05 20 16.69 ID VYODFRAo 「わ、分かってます!分かってますとも!!(うひょおおおおおお♪)」 女「そう……ならまぁ……うん。もう無茶はしない事!いい?」 「りょ、りょうかーい」 女「……」ジッ 「……や、約束するって(顔近い近い近い!!は、肌奇麗だなぁ……それにかわええ……)」 女「……ふふっ」ニコッ 「……(萌え死んだ……)」 女「それじゃ……眠りましょー」 「そ、そうしましょー」 30分後 「……ん?……ここは」 [よう] 「おろ?お前は」 [私だ。久しぶりだな諸君!] 「お前か。……って諸君って誰だよ!」 [お前には分からない方々だ……それでだな。ここはお前の夢の中なわけだが] 「ああ、今俺はお昼寝中だからな」 [それでだ……1つ言いたい事がある] 「?……なんだ?」 [……このバカ!!] 「!?な、なんだよ突然!!」 [お前はあれだ……何か色々鈍感すぎる!] 「しらんがな!!」 648 2009/05/04(月) 05 30 02.85 ID VYODFRAo [はぁ……よし、お前たちの食べるうまそうなご飯が食べれなかった腹いせは済んだ] 「おい!」 [んで本題に入るけどな] 「本題があんのかよ。なに?」 [お前の今いるこの学校は来週から夏休みとなるわけだ] 「へ?」 [誰が何と言おうとそうなる。これは私がイジってるわけではなくて、もともとだ] 「この学校ってこんな初夏から夏休み始まるのか?」 [ああ] 「……ふーん……それで?」 [夏休みの間は。お前達生徒は実家か寮での生活を選択できる] 「ほー」 [それで、私はお前を監視しなくちゃならない&今校長という職についているのでここから離れるのはよくない] 「ふむふむ」 [と、いうわけで。お前は夏の間中ずっと寮で生活をしろ。いいな?] 「ふむふむって……え!!?出られないって事かよ!?」 [いや、基本的には寮にいろと言ってるだけで、数日どこかに旅行に行く……とか。少し街へ出かける……位ならば大丈夫] 「……あっそ。どうせ従うしかねぇんだろ?俺に残された選択肢はよ」 [もの分かりのいい奴は好きだぞ♪] 「だぁぁ……それを伝える為に夢に?」 [まぁそうだな。あと一つ] 「ん?」 651 2009/05/04(月) 05 43 03.14 ID VYODFRAo [えーお前はあれだ。女と嬢の男性恐怖症を治す事にしたんだろ?] 「それがどうした?」 [多分これからお前と彼女達は共に行動する時間が更に増えて行くだろう] 「……んで?」 [そして、お前は何回か彼女達の男性恐怖症を治せる場面に出くわす可能性がある] 「うーん……実はマジでどうすりゃ治るのか自分でもあんま考えられないんだよなぁ今んとこ ……だからそういう場面と言われても……いまいちピンとこねぇ……」 [まぁそれはそのうち分かるさ。それでだ。彼女たちの恐怖症の症状を軽くすれば軽くするほどだな] 「ん?……うん。なに?」 [……まぁなんだ………その……] 「なんだよ、はっきりしろ」 [私がご褒美をやろう!と思う!] 「な、なに!?……ご、ご褒美とは……ゴクリッ……」 [まぁ期待してもいいぞ] 「やる気が出て来ましたZE☆」 [それはよかった……あ、あとだな。お前の妹] 「妹?」 [そうだ。彼女は最近お前が女や嬢とばっかり話しているから、少しさびしい思いをしているぞ。] 「へ?マジ?」 [ホントお前は鈍感だからな。忠告してやった。兄妹とのスキンシップも大切だぞ?] 「ふむ……了解」 [私からは以上だ。まぁ、頑張れ。適当に支援はしてやるから] 「うぃ。まぁ……彼女達の恐怖症を治したいのは本当だからな。頑張るぜ!」 [ふふっ……あ、そうそう最後に] 「ん?」 [たまには……何か食べ物を持って来てくれ] 「……ははっ、へいへい」 652 2009/05/04(月) 05 54 17.27 ID VYODFRAo ――――。――――。 「……ん……んー?」 女「姉。起きて」 「ん……あと5時間~……」 女「5時間は多すぎでしょ。ふふっ」 「ん?……あ」 パチッ 女「起きた?」 ニコッ 「お、起きた(至福のお目覚めって奴ですね、わかります)」 女「そろそろ起こしておかないと、夜寝る時に寝れなくなっちゃいそうだから」 「だな。起きよっと……えっと……今何時?」 女「5時40分ぐらい」 「そっか……」 女「うん」 「……(えー……話題がないが……そうだ……ちょっと聞いてみるかな)」 女「……」 「女」 女「え?なに?」 「あれだ……えっと……女ってさ、その…男性恐怖症だろ?」 女「!……う、うん」 「そ、それって……どの程度の感じなの? その、嬢ちゃんと同じで男に話しかけられたらもう駄目とか……そんな感じ?」 654 2009/05/04(月) 06 06 35.12 ID VYODFRAo 女「え、えっと……」 「そ、その……答えたくないのは分かってる。でも聞いてくれ」 女「……」 「俺はお前の恐怖症を治したい、ホントにそう思ってるんだ」 女「……うん……わかってる//」ニコッ 「そ、そっか……(取り敢えず聞けそうだな……)」 女「えっとね……嬢……あの子は男の人に話しかけられるとすぐ畏縮しちゃうんだけど……私はそこまでじゃなくって」 「うんうん」 女「その……一応少し怖いけど……何とか会話は出来るわ。ただ、断っても断っても強引に言ってくる人とかは…… とても……怖く感じる。パニックになっちゃうの」 「なるほどね……一応会話はできるけどいざ言い争いとかになったら……怖いって事か」 女「うん……あ、でも私も嬢も良識のある人って分かってる男の人ならある程度は大丈夫よ。 初対面の人とか高圧的な男の人はみんな…怖いけど……阿部先生とかは最初は怖かったけど。 今は平気。いい人だって分かってるから」 「ふむふむ(つまり最初から優しくしてる男の奴に関して、女はとりあえず話は聞けるレベルって事か ……嬢ちゃんはそれでも怖がっちゃうと……うーむ。重症だな……時間が必要かも)」 女「そんな……感じかな。……分かった?」 「うん。ありがとう、参考になった!」ニコッ 女「……ありがとう、姉。こんなに親身になってくれる人ってあんまりいないと思う」 「いやいや。まだ何にも出来てないからなぁ……まぁとにかく」 ギュ 女「え…ぁ……」 「一緒に少しづつ治していこう」ニコッ 女「……うん」 「さって……とりあえずだな……メシ!」 女「あははっ…食堂行こっか」 680 2009/05/04(月) 14 39 00.32 ID VYODFRAo 夏休み突入3日目 姉・女の部屋 「……」 カリカリ 女「……うーんと……」 「…………」 カリカリカリ 女「姉、ちょっといい?」 「ん。どこ?」 女「ここの積分がちょっと……」 「ああ。これはX-1をTと置いてさ……すると元の式がこうなって」 女「あ、そうだったそうだった……うん。ありがとう」ニコッ 「どういたしまして」 女「……」カリカリカリ 「……(むほほっ……女と二人で宿題宿題……フヒヒ♪)」 [相変わらずバカ思考回路の阿呆め] (お、出たな?) [私をお化けみたいに言うなっての] (どうした?何か用か?) [いいや、ヒマなんだ] (相手しろってか、こっちは忙しいんだよ) [夏休みの課題をやってるんだろ?しかしなんで二人してそんなハイペースで?] (そりゃお前、早めに終わらせて!残りを遊びに費やす為に決まってんだろ!) [単純だな] (悪いかよ) [いいや?……ふふっ、あとどれ位で終わるんだ?] 681 2009/05/04(月) 14 49 15.42 ID VYODFRAo (夏休み始まってからずっとやってたからな……多分あと半日もあれば全部終わる) [ほー……結構なスピードだな] (こちとら中身は受験戦争をくぐり抜けてきた身だからな。復習だし) [しかしあまりに早いと女が驚いてるんじゃいのか?] (ま、まぁ……うん、でもそこは教え合ったりしてるから) [ん?お前は教え合うって…お前は教えてもらわなくても出来るだろ] (だーかーら、そこで女に教えてもらうって項目を含めれば、女にそこまで疑われないんじゃないかと踏んでるわけだ) [あー……なるほど?私の方が分かってる所もあるんだと思わせる事でお前の頭の程度をごまかしてると……] (んだんだ) [意外とお前はあれだな……そういう所は気が回るというか…………えー何と言ったか …あ、そうだ。策士だな。孔明だったか?] (や、やめい……最近vip行ってねぇんだからそういう言葉を聞くと気持ち悪いと同時にvip覗きたくなっちまう!) [私は最近もよく見てるぞ。校長室のPCから] (おま……はぁ……程ほどにしろよ?) [あそこの奴らは基本的に面白いからな。お前と同様見ていて飽きない] (あ、そ……でも向こうの奴らは顔わかんねぇだろ。それじゃあお前は物足りないんじゃね?) [馬鹿を言うな。私には書き込んでいる人間がどんな顔をしているかすぐに分かる] (な!?……) [まぁ神だからな……ふふっ、いろんな顔の奴がいるぞ。男も女もいっぱいだ 変なやつが自演ばっかり必死になって盛り上げているのをからかったりしてる] (……何だかなぁ) [まぁまぁ……それでだなぁ……っと…おい……] (え? あ) 女「ねぇ姉。大丈夫?うわの空だったけど……やっぱり疲れちゃった?」 684 2009/05/04(月) 15 02 41.51 ID VYODFRAo 「い、いや……だいじょぶ!」グッ 女「そう?……その……無理は駄目よ?」 「お、おう(心配してくれてる女……あ、イカン濡れる)」 女「じゃあもう少ししたら一区切りだから。そこまでやったらお茶にしましょ?」ニコッ 「ああ」 女「ふふっ」 「……(く、くぁわぁうえうえ……)」 [正直引いた……あ、そこのお前。見てるぞ] (なんなんだよお前はさっきから……見てるって何を) [お前より身分の上の人をだ……まぁそれはいい] (?) [えーとだな……突然だが、お前は3日後位に旅行へ行く事になると思う] (え!?マジですか!) [うん。女と二人で] (な、なん……だと?) [そんな歓喜の表情を浮かべてたらまた変に思われるぞ?] (お、おっとイカンイカン……) [はぁ……それでだ……もしそうなったらな。私もついて行く事になる] (へ?) [なんだ?] (ついて行くって……どうやって?) [もちろんお前の友達としてだ] (……は?) 688 2009/05/04(月) 15 16 06.58 ID VYODFRAo [あれだ。お前は基本寮にいなくちゃならないと言った理由のひとつとして、私が校長になっているからだと言った] (お、おう……言った言った) [だが……まぁ3日位の旅行ならばだな。校長もいなくても大丈夫なわけで] (それでいいのか校長先生よ……) [案ずるな。大丈夫ったら大丈夫だ] (……それで?もし俺が女と旅行に行くとしても……なんでお前が人間の姿でついてくる必要が? 見えないままでいた方が都合がいいんじゃないのか?) [ま、それは暇だからな……食べ物も食べたいし] (ちょ…まさかそれだけの理由で?) [うん] (…………) [あー……えっとあれだ。その……そうそう!人間でいた方がお前が困難な状況に陥った時すぐに助け舟が出せるだろ?] (お前それ今考えただろ!!!) [細かい事を気にする奴は嫌われるぞ] (……何と言う……) [まぁとりあえずお前は課題を済ませろ。話はそれからだ] (だぁぁ……へいへい) [ふふっ……楽しみだ(ボソッ)] (え?) [さっさと課題を終わらせろと言ったんだ] (ドSかお前は……) 30分後 「おっしゃー一区切り!」 女「すごい……もう9割方終わっちゃった」 「女のおかげだな!」 691 2009/05/04(月) 15 22 08.09 ID VYODFRAo 女「そんな……私は別に……姉がほとんど手伝ってくれたおかげだと思う」 ニコッ 「いやいや、謙遜しなくていいって。たすかったよ!ありがとうな♪」 女「//……うん!」 「(あー……幸せ)……じゃ、じゃあちょっと休憩して残りも終わらせるか!」 女「ええ!」 コンコン 「ん?」 女「誰かな?」 「俺が出るよ……えっと……オホンッ はーい」 ガチャッ 阿部「こんにちは」 「うおっ!?」 693 2009/05/04(月) 16 06 52.84 ID VYODFRAo 女「阿部先生?どうしたんですか?」 阿部「ははは。いやぁ君達二人に渡すものがあってね……うーむ。相変わらずその格好 ……女の子っぽくなくていいねぇ。うむ、実にいい!」 「は、はは……そ、それで……なん…でしょうか?阿部先生(いやな鳥肌たちまくり……だ、誰かぼすけて……)」 阿部「うむ!」 ガシッ 「ひぅ!……あ、あの……あの…」 阿部「おめでとう!姉君、女君」 「……え?」 女「どういう事ですか?」 阿部「夏休み前の期末テストで。二人が1位2位を取ったという事だ」 「お……おおー……それはそれは」 女「私と姉ちゃんが?」 阿部「ああ!それでだな……そのご褒美と言ってはなんだが、二人に隣の県にある旅館の宿泊券をプレゼントしようと思う」 「な!?」 女「え!?……そ、それって」 阿部「最大4人まで泊まれるから二人で行くか友達を誘って行くか……好きにしてくれたまえ」 「……」 女「い、今までこういう事って……なかった様に記憶していますが……?」 阿部「ああ、今年度だけだよこれは……というか、これは私個人のプレゼントだ」 「へ?」 女「どういう事ですか?」 阿部「いやぁ……実はだな……知り合いと一緒にここへ旅行に行こうと計画していて宿泊券をとっていたんだけど 相手の都合が悪くなってしまってね……やむなく諦めざるを得なくなったんだ……そこで、誰かに譲ろうと考えた結果」 「結果……」 694 2009/05/04(月) 16 07 24.62 ID VYODFRAo 阿部「そう!クラスの平均成績向上に貢献してくれた二人に!是非楽しんで来てもらおうと思いついたわけだ! ……特に姉君は……僕のお気に入りだしね!」 「あ……えっと(うわあああああああ!!!)………ど、どうする?」 女「では、ありがたく頂いても……よろしいでしょうか?」 阿部「もちろんさ!受け取ってくれたまえ」 「……(意外だ。ちょっと謙遜すると思ったんだけど……行きたかったのかな…こういうの)」 女「はい。ありがとうございます!」 阿部「じゃあ……私はこれで……3日後から一週間の内に行ってくれたまえ。行ったから2泊3日泊まれる様になっているからね」 「は、はい……ありがとうございます」 阿部「なぁに……いいって事さ」ニッ 「(うっ!……)……あ、あはは……」 バタンッ 「………やっと行ったか」 女「でも……やったぁ!」 「!……そ、そんなに行きたいの?そこ」 女「何言ってるのよ」 「へ?」 女「……そ、その……んと……」 「?」 女「あ、姉と一緒に旅行に行ける機会が出来たから……嬉しいの…よ……悪い?」 「!…………い、いや……」 女「姉は……嫌なの?」 「そんなわけねぇだろ!す、すっげぇ嬉しいよ!」 女「ふふっ」 「じゃ、じゃあ嬢ちゃんとか妹とかは……どうする?一緒に誘うか?」 女「!……だ、だめ」 695 2009/05/04(月) 16 08 00.56 ID VYODFRAo 「へ?」 女「……」 「な、なんで?」 女「あ、あの子達は……その……そ、そう!一年はもうすぐ林間学校へ行くから」 「あー……だったら誘うのやめといたほうがいいかな」 女「う、うん……」 「……えっと」 女「……」 「じゃあ……二人で行こっか?」 女「!……うん!」パァァ 「……か、可愛い」 女「え?」 「うぁ!……い、いや何でもない何でもない!」 女「? じゃあ3日後までに宿題……終わらせちゃいましょ?」 「りょ、りょうかい……」 (……あかーん……なんかあかーん……破壊力ぱねぇ) [何関西弁になってるんだお前は] (あ……おい……なんかホントに旅行に行く事に……) [だから言っただろう?……というか……困ったな] (え?) [あれだ……女は完全にお前と二人で行くことがお望みだ] (うひょひょひょひょ♪) [そ、それだと……だな……わ、私が……] (あ……) [………い、いや別に……いいんだけどな?いいんだが……] (…………わあったよ) 696 2009/05/04(月) 16 08 08.97 ID VYODFRAo [え?] 「女?」 女「ん?なぁに♪」 「あのさ……その、この旅館に旅行に行く時さ……一人友達を連れて行きたいんだけど……駄目かな?」 女「え?」 「あ、いや……そういや……昔の友達でここらへんに行きたがってた子がいたなぁって……なんて」 女「……昔の……姉の友達?」 「お、おう……駄目…かな?」 女「……(昔の姉の事を……色々知る事が……出来るかも)」 「え、えっと……」 女「……うん!いいよ!」 「え?……あ、マジ?」 女「ええ!私も会いたい!その子と」ニコッ 「わ、わかった!じゃあ連絡してみるわ!」 女「それじゃあ取り敢えず今は宿題を……ね♪」 「お、おーし!さっさと終わらせるぞお!!」 女「おー」 (と……いうわけだ……お前も準備しとけよ?) [………] (……聞いてる?) [あ……ああ……えー……その……ありがとう] (そのかわり。しっかりサポートしてくれよな。あとお前は昔の俺、つまり女としての昔の俺な、その友達って設定だから) [ああ……] (うーむ……楽しみ楽しみ♪……んじゃ宿題片付けるからお前は校長やってろ、ははっ) [……………ふふっ♪] 731 2009/05/05(火) 01 03 00.33 ID 8z40Zg6o 夏休み6日目。 旅行当日 朝 姉・女の部屋 「…………スゥ……スゥ……」 女「………」パチッ ムクッ 女「……まだ5時半か……あんまり寝れなかったな」 「………ムニャムニャ……んー……」 女「……ふふっ、姉と旅行か……(何か顔がにやけちゃう……って!何をやってるの私は……はぁ……)」 「………んん……」 女「でもよかった……宿題も終わったし……そして……」 ―――――――――――――――――― 昨日 妹・嬢の部屋 嬢「旅行!?」 妹「ねーちゃんと女さんが?」 「そゆこと♪内緒にしてたんだけどな。明日から行ってきまーす」 嬢「な、何故教えてくれなかったんですか!」 女「あなたたち。林間学校が明後日からあるでしょう?」 嬢「あ」 妹「そ、そう……です。今もその準備を二人でしてた所で」 「だからさ、二人はどうせ行けないんだから。前々から知らせといて羨ましがらせるのは酷、かと」 女「ふふっ♪」 妹「ぶーぶー!それは羨ましがったかもしれないけど、何も前日まで隠しておかなくてもいいでしょ?」 嬢「そ、そうですわ!お姉様も姉さんも……ぅぅー」 女「ごめんなさいね。嬢とかは特に一緒についてこようとすると思って」 嬢「……」 女「……」 736 2009/05/05(火) 01 14 24.81 ID 8z40Zg6o 妹「ねーちゃん?」 「ま、お土産は買ってくるからお前も林間学校頑張ってな、ははっ」 ポンポン 妹「はぁ……ん?嬢?」 嬢「……一緒に明日だけでも……というのは」 女「だめ」 嬢「っ……分かりました」 女「……ごめんね?」 嬢「……いえ、楽しんで来てください。お姉様」ニコッ 女「お土産買ってくるわね」ニコッ ―――――――――――――――――― 女「……嬢にちゃんと駄目って言えて……」 女(あの子……姉と一緒にいたがるから……ずっと……そ、それは……どうかと思うから……) 女(………ッ……違う……そうじゃない……多分そうじゃないんだ……私は……嬢に……) 「……んー……」ゴソゴソ 女「!……ふふ、ほら、姉。起きて?」 「んー?……んー……その団子俺の……」 女「お団子?……姉って食べ物の夢よく見そうよね……あははっ」 3時間後 「さってと……着替え終了!……女は……おお!(うわああああ!!Y,YABEEEEE……ふ、ふつくしい……)」 女「え?……え、えっと……どう?結構お気に入りの服なんだけど」 「すっっっっっっっごく!綺麗!完璧!!てか最高!!」 女「え?そ、そんなに褒めなくても……あ、ありがと」カァァ 「うーむ……破壊力53万いったなこりゃ(ボソッ)」 女「え?なぁに?」 744 2009/05/05(火) 01 32 38.17 ID 8z40Zg6o 「!!い、いや何でもない!……荷物も持ったし忘れ物は……ある?」 女「ふふっ、ないんじゃない?」 「よーしぃ!それでは駅へ向けて出発!」 女「おー♪……あ、そういえば……姉の昔のお友達は?」 「!あ、あああいつは駅で待ち合わせする事になってるから!!」 女「そう……どんな子なんだろう……楽しみだなぁ」 「お、俺もたのしm……じゃなくて……えっと……とっても可愛い子だよ!うん」 女「へー……それじゃあ行きましょうか!」 「お、おー!!」 (……おい神とやら!女神さんよ!) [ん?呼んだか?♪] (お前準備できてんだろうな!?9時に駅前の噴水だぞ?) [勿論だ!準備は完璧。今から向かう] (校長の格好では絶対にくるなよ!?) [たわけ。当たり前だろうが……お前の驚くほどの姿で現れてやろう] (い、いいな?ちゃんとこないだ打ち合せて作り上げたお前のキャラを全うしろよ?) [心配するな。それよりそろそろそこを出ろ。待ち合わせの時間にはしっかり来いよ?] (へいへい) 駅前 ワイワイ ガヤガヤ [ちょ、ちょっとあの二人見て?] [か、可愛い……] [おいお前ら見ろよあれ] [おおお!?右の子AA+!左の子AAA!!] [馬鹿野郎なにいってんだおめーは] [か、可愛いし……きれーい……髪サラサラ] ザワザワ ザワザワ 「お、おおう(相変わらずの注目度……流石女……と俺か……)」 女「な、何か視線がすごいですね」 755 2009/05/05(火) 01 49 58.67 ID 8z40Zg6o 「だな……ってあれ?」 女「なんですか?」 「口調は、やっぱ学校の時のまま?」 女「ああ……今はまだ学校の生徒も近くにいるかもしれないから(ボソッ)」 「あ、なるほど」 女「電車に乗れば恐らく元に戻りますわ」ニコッ 「ははっ……っと……えーと」 女「ではそろそろ……えっと噴水前にいるんでしたっけ? 姉ちゃんのお友達」 「おう……(おい!こちら兄!!応答せよ!)」 [お、来たな?私は噴水前にいるぞ。さも懐かしい友に再会した様に見つける演技に入れ] (って噴水の前いっぱい人いるからわかんねぇよ!どれだよ!) [はぁ……ちょっと待ってろ。私の気配を解放するから] (へ?) ザワッ [!!ね、ねぇあの子……] [!!?……う、うわぁ……綺麗な子……女優さんかな?(なんで今まで気付かなかったんだろ)] [デビュー前の子だよきっと!!] [え?……!!お、おいおいおいおい!!] [んだよ?……!?] [………どうよ] [……こ、ここにもAAAがいるとか……この町ってこんなに美人いたっけ?] ザワザワ キャーキャー 「な……」 女「え?どうしました?……あ……うわー……綺麗な方」 [ふふん?どうよ……] (お前、可愛いな……) [!?……い、いいからさっさとこっちに来い!呆けてる場合か!不信がられるぞ!女に] 「!!……お、おー!!久しぶり~!!!」 女「え?あの子が?」 757 2009/05/05(火) 02 08 20.47 ID 8z40Zg6o 「そうそう!!」 [……ったく……アホめ//] 「ひ、久しぶり!」 神「もー!おっそい!!何やってんのよ~!」 「お、おおう(やべぇ惚れそう……)悪かったって……」 神「まったく……まぁいいけどね!久しぶり!姉!!元気してた?」 「お、おう!」 神「えっと……あ、その子ね?姉のルームメイトって」 女「……」 神「ん?どうしたの?」 女「え!?あ、ああいえ……そ、その……綺麗な人だなぁって」 神「あははっ、何言ってるのよ。あなたの方が可愛いじゃない!ねぇ姉?」 「へ?あ、ああうん!そうだぞ?女。こんな奴より女の方が美人だ」 女「え?//」 「あ……あ、いやそn…」 神「こんな奴って失礼ね!……とにかく!えっと……」 ギュゥ 女「あ…」 神「私は神子……えっと…神子ちゃんでも神子でも何でもいいから」ニコッ 女「私は女です……えっと、よろしくお願いします(神子(みこ)ちゃん……か……珍しい名前だなぁ……)」 神「よろしく!じゃあ姉!さっさと切符用意して?」 「はぁ……相変わらず人遣い荒いなぁ神子は(よーし、なかなかいい感じだな)」 神「あんたにだけだっての。あははっ(当然だ。このキャラでやればいいんだろ?こんなのお茶の子さいさいって感じだ)」 女(この子が……姉の昔の友達……ううん……親友って感じ…………) 神「……」 女「……」 770 2009/05/05(火) 02 31 19.26 ID 8z40Zg6o 「んじゃ切符買うかな……あ、駅弁とか買わない?」パァァ 神「うわー相変わらず食い意地はってるのねあんたって」 「なんだと?別に駅弁買う位でそんな事言わなくっても」 神「駅弁買おうって言ってる顔がねぇ……ねぇ女ちゃん?」 女「……」 神「女ちゃん?……どうしたの?」 女「え?……い、いいえ!何でもないです」ニコッ 「女も買おうぜ~?」 女「え、ええ!」 タタタ 神「……ふむ……ちょっと仲いい感じを出しすぎだかな……控えるか……」 《か、かわええ……お前可愛いな……》 神「!?」 神「……何を私は…気持ち悪い」 「おーい!神も来いって!美味そうなのいっぱいあるぞー!」 神「!……あ、うん!今行くっての!」 「ほらっ!女。こんなのどう?」 女「うん!おいしそう!」ニコッ 「だろ?」 女「うん!」 「(うおおお!!右手には女……そして左手には……)……あ、神子も選べよ!」 神「じゃ、じゃあ私はこれー!ふふっ」 (両手にバラ100本ずつ位だな……あー……こんなに幸せでいいのだろうか……) [今はあいつからのシンクロは切ってあるが…私はお前の考えてる事が全部分かってるんだぞ ……ったく……恥ずかしくないのかこいつは//] その3へ
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338 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 00 57.06 ID aulAOXgo 「いやぁしっかし……ちょっと痩せたか?」 父「そうか?いや母さんがな。あなたはメタボ予備軍ねとか言ってだな、あのナイシトールとかいう薬を」 「あーCMでよくやってる」 父「そうそう。あれが中々強烈な臭いでなぁ」 「絶対飲みたくねぇ……ははっ」 父「はははっ」 妹「ふふっ、久々だからねーちゃんも嬉しそう」 女「ほんと……(家族に見せる姉の表情……何か……)」 嬢「普段とは違う姉さんの一面が見れて私……幸せですわ(ボソッ)」カァァ 妹「あははっ、家に帰ったら更にそうなるかも」 ブロロロロ――― 姉・妹の家 父「よーし!着いたぞ、皆降りなさい」 はーい 「うはぁ、結構懐かしいもんだな、はは」 妹「ねーちゃんは大学のt……」 「お、おい!」 女「え?なぁに?」 妹「あ、あはは、何でもないです!」 嬢「?」 「馬鹿、大学行ってたらおかしいだろ(ボソッ)」 妹「ご、ごめんごめん……あ!お母さん!」 「ん?……お!母ちゃん」 母「お帰り!姉、妹!えっとそちらの方たちが?」 339 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 01 49.58 ID aulAOXgo 女「姉さんのお母様ですか?初めまして、姉さんのルームメイトの女と申します」ペコッ 母「あらあら……まぁまぁ♪」 嬢「わ、私はお姉様の……じゃなくて女の妹の嬢と申します。妹さんのルームメイトです。今日はお邪魔させて頂いて嬉しく思ってます。よろしくお願いします」ペコッ 妹「そんな大げさに言わなくてもいいって♪」 嬢「え、ええでも……」 母「まぁまぁまぁまぁ♪」 グイィ 「ぐえぇ!……な、なんだなんだなんだぁ!?」 グイグイ 母「……」 「な、なんだよ……」 母「あんた、よかったわね。ほんとに♪」 「な、なにが?」 母「それはもう……うふふ♪」 「もう分かったからその表情やめれ!」 母「ほほほ♪」 リビング 父「まぁ、それじゃあえっと女、ちゃんだったかな?それに嬢ちゃんだっけか?」 女「はい」 嬢「そうですわ」 父「まぁ君達のお家はここよりも随分大きいだろうが、適当にゆっくりしてくれていいからね」ニコッ 女「そんな事は……ふふっ、ありがとうございます」ニコッ 嬢「えへへ」 340 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 03 36.35 ID aulAOXgo 父「う、美しい……姉も結構な美人だがこの二人も……うーむ目の保養になるなぁ」 「おいクソ親父、声に出てるぞ」 父「おおっとこれは失敬」 妹「もーおとうさん?しっかりしてよね」 母「みなさーん♪お昼ごはんが出来ましたよ~♪」 「さっきからノリノリだな母ちゃん」 母「あら?何の事かしら?素麺にしたんだけど、お口にあうかしら?」 女「あ、全然。はい、大好きです」ニコッ 嬢「私もですわ」 母「よかったわ、お嬢様って聞いていたから……ふふっ、美味しいわよね。素麺」 女「はい♪(優しそうなお母様だなぁ……妹ちゃんはお母さん似なのね)」 嬢(姉さんと妹のお母様かぁ……綺麗な人) 母「それじゃ、姉!」 「んあ?なに母ちゃん」 母「ネギ切ってネギ」 「切っとけっての!」 母「いやぁ切ってはいたんだけどね。多分丁度妹の分ぐらいまででなくなりそうだから♪」 「自分のは自分でってか」 母「分かってるわね。さっすがぁ♪」 「はぁ……ネギ自体はあんのか?」 母「冷蔵庫」 「へーい」 妹「嬢も女さんも、ごめんね。なんか学校の学食と比べると……ねぇ、あはは」 女「そんな事ないわ。ねぇ嬢?」 嬢「ええ!とってもおいしそうですし!」 341 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 04 43.65 ID aulAOXgo 妹「そ、そう?……だったらいいけど……あははっ」 父「それでは食べようか。いただきます」 いただきまーす 「おーい!俺の分も残しとけよ?ったくネギネギっと」 ザクザクザクザク 母「それで?学校でのこの子達はどんな感じ?」 女「どんな感じとおっしゃいますと?」 母「ほらぁ……バカな事やってない?」 「あのなぁ……」 妹「お母さん、ねーちゃんはともかく私は別にそんな事しないって」 「おいちょっと待て」 女「ふふっ、姉さんも妹ちゃんもとても優しく接してくれていますよ」ニコッ 嬢「そうですわ。私なんか姉さんと妹にどれだけお世話になってる事か」 母「あらそうなの?意外だわぁ。てっきり姉だったらおs……」 「それ以上は言うな」 母「……あらあら♪」 女「?」 嬢「?」 妹「あははっ」 キャッキャ ワイワイ 父(……うーむ。私以外全員女性じゃないかよく考えれば……しかも可愛い) 父(……話す事がないな……) ズズー 342 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 06 37.17 ID aulAOXgo 「ごちそーさん!」 嬢「とても美味しかったですわ♪」 女「ほんとに」ニコッ 母「あらそう?そう言ってくれると嬉しいわ♪」 妹「こんなの普通だって」 「だな、女も嬢ちゃんもそんなに大げさに言わなくてもいいぞ」 女「ふふっ、ううん。本当に美味しかったの」 嬢「こういう雰囲気の中で食べる食事って……あまりないですから」 「ふーん」 ギュッ 「!?」 嬢「だから本当に美味しかったんです……ふふっ」 「わ、わかったわかった。あはは(胸きたあああああああ!!!!)」 嬢「えへへ♪」 父(……兄の奴……くそう。少し羨ましいと思ってしまった俺は一体) 母「……」ジッ 父「!……な、なんだい母さん」 母「いいえ?なんでもないわ♪」 父「あ、そう」 4時間後 リビング 「あははっ、しっかし結構楽しいな久々にやる桃鉄は」 妹「げっ!ボンビーがぁ……」 嬢「ど、どうすれば……妹」 妹「大丈夫大丈夫!ねーちゃんにうつしちゃえばいいんだよ!」 343 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 07 36.42 ID aulAOXgo 「げっ、真後ろじゃねぇか!」 母「ふふっ、私達は堅実にこの物件を買って、このルートを使えばいい感じじゃない?」 女「ええ、それでさっき引いたこのカードを使って、ですね?」 母「そうそう♪姉に一泡吹かせてあげましょ?ふふっ」 女「あははっ」 父「ごはんを食べたあと何をするのかと思えば……皆でリビングでゲームか ……そして私はそれを眺めながらコーヒーを……うむ。いい光景だ」 2時間後 「うわああああ!!借金があ酷い事に!!」 妹「あははっ!もうねーちゃんが最下位なのは確定かな!」 「くそおお……」 母「あ、そろそろゴールできそうね」 女「あそこの駅でいいんですよね」 母「うんうん♪それっ!やったぁ!サイコロもぴったり!」 女「あははっ」 嬢「う、うーん。お姉様達がゴールしちゃいましたわね」 妹「ま、私達は2位だからよしとしよう、ね?」 嬢「ふふっ、楽しかったですわ」 「……まっけたー」 女「ふふっ、あ、もうこんな時間?」 嬢「え?……あ……」 「ん?どうしたの?」 344 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 08 25.41 ID aulAOXgo 女「実は……昨日実家に今日姉の実家へ遊びに行かせてもらうって事を伝えたら」 嬢「夜の7時頃にはお暇しなさいと言われまして」 「マジか………えっと今は……」 妹「6時半ね……そっか、どうしても駄目なの?」 嬢「私も……もうちょっといたいのですけれど」チラッ 「ん?」 女「親の言う事は絶対だから……とりあえず私達は帰る準備をしなくては」 母「あらぁ、残念ね。せっかく仲よしになれたのに」 女「お母様。本当に今日は楽しかったです。ありがとうございます」 嬢「ありがとうございます」ペコッ 母「あらあら♪そんな……いいのよ!またいらっしゃい。いつでも大歓迎だから」ニコッ 女「……ふふっ」 嬢「えへへ」 妹「……お母さんと仲よしになっちゃったね。あの二人」 「ま、母ちゃんは誰とでもあの性格のおかげで仲よくなれるというか……もう特技だろあれは」 母「うふふ♪」 女「それではゲームの片付けを……あら?」 嬢「……どうしたんですの?お姉様」 女「……この写真は」 妹「え?」 母「あら、それはね……あ……」チラッ 「へ?……げっ!(お、俺の男の姿と家族の写真じゃん!!……あ、まずい)」 女「この、妹ちゃんとお母様とお父様と一緒に映っている方は?」 嬢「……姉さんは?これは家族写真じゃないんですの?」 345 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 14 00.53 ID aulAOXgo 「え、えっとね!それは……その……」 妹「あ、っと……それはねーちゃんの」 女「ま、まさか……」 嬢「姉さんの……かn……」 「違う違う!!え、ええと(こ、困った困った……やべぇどうしよ……)」 母「ああその写真?その子はね、この子達のイ・ト・コ♪」 女「い、従妹?」 嬢「姉さん達の?」 母「ええ!1年位前にね、こっちに遊びに来た時に撮った写真なの。 姉は学校にいたから撮れなかったんだけど」 「そ、そうそう!いやぁ会いたかったなぁ……兄さん!(俺の名前を自分で言うのってきめぇぇぇ)」 嬢「兄…さん?この人の名前ですか?」 妹「うん!ねーちゃんよりも少し年上で今大学生なんだよ!私とも仲よし♪」 女「へー……素敵な男性ですね?」 「そ、そう?」 女「え?」 「あ、いや……」 母「そうなの!大学の成績も優秀なのよ?とっても賢いの!ふふっ♪あとハンサムでしょ?」 「へ?(はぁ!?何適当なご託並べてんだよ母ちゃん!!!?)」 母「……うふふ♪」 女「……姉は……えっと」 「ん?」 女「この人と……仲が、いいの?」 「ん?まぁね(俺だし)……結構性格も似てるんだよ、はは(だって俺だし)」 女「そ、そうなんだ……」 嬢「と、という事は……この方は……あ、姉さんの……」 346 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 17 12.17 ID aulAOXgo 「え?」 嬢「姉さんの……か、彼氏……さんですの?」 「ちがーう!!」 嬢「!」ビクッ 「あ、いや……えっと何というか……」 妹「こ、この人は私が……好きな人なの!!」 「!?(妹!?)」 嬢「え?」 妹「だ、だからねーちゃんとはそういう仲じゃないっていうか……そうだよね?///」 母(あらあら♪) 「???……!そ、そうそう……この兄さんは妹の意中の人なんだよなぁ……あっはっは (あ、あわせたけど……これでいいのか?)」 妹「……」 女「そ、そう……ふふっ(私の思い過ごし……みたいね)」 嬢「ふーん……ではこの方は妹の想い人と……?」 妹「そ、そうそう」 嬢「……姉さんとは」 「ただの友達って感じかな(関係あってたまるか気持ち悪い)」ニコッ 嬢「そ、そうですか……ご、ごめんなさい私ったら勘違いを」 「いやまぁ……別にいいけど」 嬢「え、えっと……妹」 妹「な、なに?」 嬢「応援してるわ!」 妹「あ、ありがとう……あははっ」 女「それでは、私達はそろそろ……」 347 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 18 54.19 ID aulAOXgo 母「帰るのね?」 父「寮まで私が送ろうか?」 女「あ、いえ。大丈夫です。うちのものが近くまで来ているので」 父「うちの者?」 女「はい」ニコッ 父「そ、そうか……じゃあ気を付けて(……本当にお嬢様なのか……)」 女「はい。今日はありがとうございました」 嬢「姉さん!妹。また寮でね」 妹「う、うん!」 「寮に戻る時は連絡するわ」 女「うん……それじゃあ失礼します」 嬢 ペコッ 母「はーい♪気を付けてね~」 ガチャッ バタンッ 母「………ふ~……危ない危ない」 「なんであんな写真を飾ってんだよ!バレるとこだったぞ!」 母「だってぇ、あの写真はあんたが大学卒業した時の記念だし」 「そ、そりゃそうだけどさぁ……てか妹よ」 妹「な、なによ!……だってしょうがないじゃん!!」カァァ 「え?いや、うん。だからありがとうって」 妹「え?」 「うん。お前の機転がなきゃバレてた気がして……ナイスアイデア!だったな」 妹「……うん」 「いやぁしかしビビッたぞ。お前の好きな人が俺かよ、はは」 妹「…………別にいいでしょ(ボソッ)」 348 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 20 48.73 ID aulAOXgo 「ん?何だって?」 妹「べっつに!もういいでしょ!ちょっと疲れたからお風呂入る!!」 母「あらあら……妹!?」 妹「え?」フラァ 「へ?」 バタンッ 「ちょ!?」 30分後 妹の部屋 父「7度8分だな」 「あちゃー」 妹「……」 母「いつから調子が悪かったの?」 妹「んと……わかんない」 「はぁ……この馬鹿」 妹「……ごめん」 父「まぁ薬も飲んだし、大丈夫だろう。今日はもう寝てなさい妹」 母「そうね。焼き肉は明日か明後日の夜って事で」 「さーて……んじゃ俺も部屋に戻るか」 母「あら?あんたの部屋、今物置になってるけど?」 「………はい?」 母「だから、今兄の部屋は私の服とかお父さんの服とかで埋まってるって言ってるのよ」 「な……なん……だと?……」 母「あ、パソコンは大丈夫よ。ちゃんとそこはスペース開けておいたから。元の位置にあるわ」 「あ、あのなぁ……じゃあどこで寝ればいいんだよ……俺」 母「和室に布団しいてあるわよ。心配しなくても」 「あっそ……あ、てか」 349 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 22 03.29 ID aulAOXgo 妹「………?」 「………よし!今日はこいつの看病する!」 妹「え?」 「なんか無理させたっぽいしな。いいだろ母ちゃん」 母「まぁそれはいいけど……あんまりはしゃがないでよ。妹は風邪なんだから」 「わあってるよ。いいな?」 妹「……う、うん?」 1時間後 「ほらっ」 ピトッ 妹「んん……冷たい」 「冷えピタだからそりゃ冷てぇよ」 妹「……うん」 「うーむ。あんま変化ねぇな……ちょっと体温計もう一回測ってみな」 妹「……うん」モソモソ 「ん?……っておい!……前を隠せ。おっぱい見えてるぞ」 妹「へ?……ああ……うん」 「大丈夫かよ……ったく……女と嬢ちゃんが来たから隠してたんだろうけどさ」 妹「……」 「心配させんな、風邪っつってもこじらせたらヤバい時もあんだからよ」 妹「……ごめんね」 「いやに素直だな……調子狂う」 妹「……ふふっ」 「?」 妹「昔……私がインフルエンザで倒れた時……思い出しちゃって」 「ん?」 350 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 23 56.30 ID aulAOXgo 妹「あの時もね……にーちゃん。看病してくれたっけなぁ……って」 「そうだっけ?覚えてねぇな」 妹「私もにーちゃんも小学生の時で、お父さんもお母さんも働きに出ててさ」 「あー……あったかも……俺がテンパりながら世話した奴だな多分」 妹「ふふっ……結局あの後にーちゃんもインフルエンザかかっちゃったんだよね」 「……うーむ」 妹「あははっ……ツッ」 「どうした!?」 妹「ちょっとノド……ツバ飲んだら」 「痛いのか?」 妹「……ちょっと」 「よし。待ってろ」 ガチャッ タタタ 「母ちゃ~ん、塩水とポカリと洗面器~」 母「はーい♪」 妹(あの時の……にーちゃんのままだなぁ……今はねーちゃんだけど) 【……】 妹「……にーちゃん……」 【兄の姿がいいか?】 妹「…………まぁそれはちょっとは」 【……分かった】 妹「……え?」 ガチャッ 「戻ったぞ~」 妹「うん……え!?」 351 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 24 53.71 ID aulAOXgo 兄「ん?どした?」 妹「に、にーちゃん……か、顔!!」 兄「は?顔がどうした……何かついてる?」 妹「そ、そうじゃなくって!!……も、元のにーちゃんに!」 兄「え!?……なんだよ。戻ってねぇだろ……ビックリさせんなったく」 妹「え?だって……」 兄「大丈夫かよお前……ほら」グイッ 妹「ひゃぁ!!//」 兄「……変な声出すな。ほら、飲め飲め」 妹(なんでにーちゃんが……にーちゃんの顔に戻ってるの?……そ、そう見えてる……私だけ?) 【…………ふっ……】 兄「……んだよ、さっきからキョトンとして。ポカリ飲まないのか?」 妹「……え、えっと……」 兄「あ、そうか!塩水でうがいか!おっけおっけ」 妹「あ、あ……その……その(な、なに動揺してるの私……見慣れる顔じゃない)」カァァ 兄「?……ほらっ、うがい……あ、そだ。体温計貸して」 バッ 妹「ひゃあ//」 兄「あ?……何なのさっきから」 妹「な、何でもない……」 20分後 兄「ふむ……熱は下がらないな……寝なくちゃだめだなこりゃ」 妹「……」ボー 兄「だからなんだよ、さっきから」 352 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 26 43.98 ID aulAOXgo 妹「な、何でもない(にーちゃん自身は……気づいてないんだ)」 兄「?」 妹(と、というか……私にはにーちゃんに見えてるけど周りの人には ねーちゃんに見えてるって事?わ、訳わかんない) ピトッ 妹「!?」 兄「んー…………大丈夫か?お前」 妹「……だ、だいじょ…ぶ///」ポー 兄「……ふむ」 ポンポン 兄「無理すんなな……ここで看病してやっから」ニコッ 妹「……///」 兄「な」 ポンポン 妹「にーちゃん……」 兄「ん?」 妹「………あり…がと」 兄「だったら早く治せっての……ははっ」 妹「……ふふっ//」 354 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :sage_saga :2009/05/25(月) 00 28 33.36 ID aulAOXgo 【…………悪かったな】 [なに、お安い御用ってね] 【お前が兄担当でよかったよ。融通の効かない神も中にはいるんでね】 [そのまま返そうか。ふふっ] 【この子には……少し感情移入過多の傾向があるかな、私は……ふふっ】 [ま、兄自体はまだ女のままだから] 【ああ、明日にはこの子からも兄を女に見える様にしておいてくれ。今夜だけだ】 [了解] 【しかし……お前は本当に問題児だな……兄を女にするなど、俺が止めておけばよかったんだが 他の神には干渉不可という決まり故……】 [まぁまぁ……ふふっ、今回の事はお互い内緒で頼むよ] 【分かっている】 [お互い……変な神だねぇ私達は] 【……お前は兄に振り回されすぎだと思うぞ。私と一緒にするな】 [……ま、否定はできないかな……] 【ほとほどにしておけ。まだ罰は受けている最中だろ】 [はいはい] 【では……】 [妹は……兄の男の姿の方が……いい……か……どうしたものか………] その5へ