約 12,454 件
https://w.atwiki.jp/teppen/pages/553.html
モンブRUNの出囃子一考(仮)/2009年05月04日/5月4日らへん #blognavi
https://w.atwiki.jp/teppen/pages/653.html
モンブRUNの出囃子一考(仮)/2009年09月26日/9/26付近U #blognavi
https://w.atwiki.jp/teppen/pages/536.html
モンブRUNの出囃子一考(仮)/2009年04月23日/4月23日のU #blognavi
https://w.atwiki.jp/jisakurowa/pages/107.html
CHICKEN RUN ◆zmHe3wMKNg D-3地点。少女は走っていた。 樹木が生い茂る森の中を。 茶色に染めたセミロングの髪をはためかせ、汗の滴を飛ばしながら。 両の手を振って、命懸けで。 その背に追いすがる危険な人影。 「おい!待てよ!待ってくれよ!」 「待つわけないでしょ!近づかないで!」 「なんでだよ!なんで逃げるんだよ!待ってくれよ!待てよ!――待てっつってんだろうが!!」 ウィンチェスターM1873を両手で持ち全力疾走する愛餓夫(男子 一番)は、 自分の遥か前方を駆け抜ける少女、北沢樹里(女子 八番)に向けて本日三度目の発砲を行った。 「――糞がぁ!なんで全っ然当たらねぇんだよ!」 陸上競技において、同じ部員の獣人達を押しのけて県大会代表に選ばれるほど高い運動能力を持つ樹里に 息を切らせながら撃つ素人の銃などまず命中しない。…だからといって、心に余裕などできる筈もないが。 (なんで?何でこんなことになってるの?助けて!助けてよ!) ◆ ◆ ◆ 「……はぁ、どうしようかな……?」 目が覚めると樹のふもとで寝ていた海野裕也(男子 四番)は、起き上った後、あてもなく森の中を彷徨っていた。 最初は信じなかった。これはただの悪い夢、もしく卜部が仕組んだドッキリ企画か何かだと思い込んでいた。 だが、鞄の中に入っていた「それ」が、確かな重量をもって裕也に現実を伝えてくる。 一旦立ち止まり、彼に支給された「武器」を取り出し、まじまじと見つめる。 「……これ、本物だよね……?」 銃火器は男子なら誰もが憧れる力の象徴だ。 裕也とて例外ではなく、持っているだけで何か不思議な力が湧いてくるような気分になってくる。 しかし、シンボルはシンボルとして存在するからこそ価値があるのであり、 …これを使って見知ったクラスメイトを殺して廻るというおぞましいことに使うなど考えたくもなかった。 「……うっ……!」 一瞬、弾痕だらけになって血の池の中に横たわる恋人、倉沢ほのか(女子十三番)の姿を想像してしまい、目眩が起きる。 (そうだ、ぼけっとしてる場合じゃない!早くほのかを見つけなきゃ!ほのか、どうか無事で――) 「危ない!!!!どいて!!!!」 裕也が顔を上げるのと、北沢樹里がこっちに飛び込んでくるタイミングは、ほぼ同時だった。 ◆ ◆ ◆ (畜生!何で逃げるんだよ!お前が逃げるからいけねぇんだろうが!) ゲーム開始直後は恐慄していた愛餓夫だったが、鞄の中に入っていた格好いい銃を手にしたとき とてつもない力を身につけたような気分になり、有頂天になっていた。 これを使って女の子を悪い奴から守る白馬の騎士になるのも悪くない。 彼女いない歴17年の俺にもようやく春が巡ってきたぜ!うひょう! などと素晴らしく場違いかつ愚かな妄想をしていた彼は、早速見つけた天心欄満なスポーツ少女 北沢樹里を騎士に守られるお姫様第一号に認定し、軽いノリで声をかけ―― 思いっきり拒絶されて逃げられることになった。 愛餓夫は知らなかったが、女子の一部にストーカー疑惑を掛けられてれていて、 普段から警戒されている彼が物騒な武器を手に持って話しかけたら怖がられるに決まっていたのだ。 彼女の態度に腹を立てて威嚇のつもりで発砲したら、ますます怖がられてどんどん逃げていく始末。 (ハァハァ…!あーしんど…糞!本当にムカつくぜこの女!人を無茶苦茶走らせやがって! はははは…こんなに激しく運動したのはこの前みんなで路地裏に集まった時以来だなぁー。 あー…あの時は…楽しかったなぁ!) 「待てよ北沢ぁ!待たねぇとテメェもこの間のテトみたいに――!」 「危ない!!!!どいて!!!!」 突然、樹里の動きが止まった。 樹の蔭から突然姿を現した(ように見えた)海野裕也に衝突したのだ。 走りつかれてまともな思考能力の働いていない愛餓夫は何をトチ狂ったか、 本来の趣旨を忘れてチャンスと判断し――本日四度目の発砲を転がる二人に向けて実行した。 ◆ ◆ ◆ ――痛い。 …あれ? ここはどこだろう? あ、そうか。今日は修学旅行に来てるんだっけ。 で、修学旅行が終わったら県大があるのよね。 女子400メートル障害物。今年はベストコンディションで挑まなきゃ。 その日のために毎朝欠かさずジョギングしてきたんだから。 でも、県大が終わってもずっと続けるんだろうな。 そして、お父さんやお母さんみたいな立派なスポーツ選手になるんだ。 ――痛ぁ…。 …あれ? なんで私、倒れてるんだろう?こけちゃったのかな? あーもう。まだまだ鈍くさいなぁ。 うん、早く起きなきゃ。 …あれ? 右足の感覚が無いんだけど? 「…うぅ…北沢…さん?」 おやおや、私の下敷きになっているのは海野裕也ではありませんか。 胸が当たってたでしょこのエロ!…ま、別にいいか。減るもんじゃないし。 そんなことより早く起きなきゃ。 …あれ? 全然動かないんだけど? 「…愛…餓夫!何やってんだよ!?」 「ああ、わりぃ。手が滑っちまった。」 ねぇ、どうなってるの? よし、ちょっと見てみよう。顔を後ろに向けて。 …あれ? なにこれ? ―――嘘―――。 踵から先の足がない。 なんか足の先っちょの方の肉片がずたずたになって向こうに転がってるんですけど? …あれ? ねえ、どうしよう?帰ったら県大出れるのかな?スポーツプレイヤーは? ねぇ、足、動かない。 どうして? 「しょ、しょうがねぇだろ、話がしたいだけなのに逃げるからじゃん。俺は悪くねぇよ?」 あ、そっか。こいつが。こいつのせいで。出れないんだ、県大。なれないんだ、プロ。 もう走れないんだ。 ふーん、そっかぁ。あはは。 「海野君。そ れ か し て。」 「―え?」 樹里は倒れた裕也が持っていた銃器、P-90サブマシンガンを手に取ると、 何気無く後方に銃口を向けて、引き金を引いた。 ◆ ◆ ◆ 「・・・あぁ・・・?」 愛餓夫も一瞬何が起こったか分からなかっただろう。 なにせぱららという小気味よい音が聞こえたと思ったら右腕の膝から先が吹き飛んで 無くなっていたのだから。目の前には倒れている、うまく反動を抑えきれなくて あらぬ方向に銃口を向けている北沢が、マシンガンを乱射していて― 「・・・う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 愛餓夫はウィンチェスターを放り投げ、一目散に逃げて去った。 「逃げるな!逃げるな!逃げるなぁぁぁぁぁ!」 「北沢さん!落ち着いて!やめて!」 「離して!お願いだから離してよ!!」 「北沢さん!」 「何よ!あなたの!あなたのせいじゃない! あなたがいきなり飛び出してくるから!!」 「…あ…。」 「う…うぅ…。」 北沢樹里は、引き金から指を離し、 「うぅ…ひぐ…うぁぁぁぁぁ……。」 その場で泣き崩れた。 ―――――――――――――――― 「…ごめん…本当に。」 「…いいよ、もう。ほら、私、生きてるじゃん。それだけで十分、だよ。」 「本当に…ごめん。」 海野裕也は気分の落ち着いた樹里の応急処置を澄まし、 念の為落ちていたウィンチェスター銃と愛餓夫のディバックを回収した。 強がってるが、いままでの努力とこれからの人生の夢を断たれた者の気持ちなど 本人以外に判る筈もなく、故にかけられる言葉を裕也はもちあわせていなかった。 「ここにいたら危ないから、どこか休めるとこを探そう。動ける?」 裕也は樹里に肩を貸すと、彼女は無言でそれに従い、小さな声でつぶやいた。 「…うん…ありがとう。」 これから何をすればいいかわからない。 ―ただ、どうすればいいか分からないが、 裕也はこのことの責任を取らないといけないと、心に強く誓った。 ◆ ◆ ◆ 「痛ぇぇぇぇ!!!痛ぇよ畜生!血が止まらねぇじゃねえか糞アマぁぁぁぁ!!!」 上着を巻いて右腕の出血を止めようともがく愛餓夫は貧血で朦朧とする意識の中、 激しい憎悪を実らせていた。その歪みきった思考はもはや救いがたく― 「北沢樹里ぃぃぃぃ!!!ぶっ殺してやる!!!」 【D-3 森/一日目・深夜】 【男子 四番:海野裕也(うんの-ゆうや)】 【1:僕(達) 2:君(達) 3:君(ら)、○○(呼び捨て)】 [状態]:疲労(中) [装備]:ウィンチェスターM1873(0/4) [道具]:支給品一式×3、P-90(150/200)、P-90の予備弾薬(200発×5本) 12ゲージショットシェル(12/12) 、不明支給品×1 [思考・状況] 基本思考:北沢樹里を助ける。 0:北沢樹里の治療ができる場所を探す。 1:誰かに襲われたら自分がなんとかする。 2:倉沢ほのかを捜す。 【女子 八番:北沢樹里(きたざわ-じゅり)】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:あの人(ら)、○○(呼び捨て)】 [状態]:右足損傷(踵から先損失)、疲労 (大) [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本思考: 呆然自失。 0:・・・・・・・・。 1:愛餓夫を許さない。 【男子一番:愛 餓夫(あい-うえお)】 【1:俺(達) 2:てめぇ(達) 3:てめぇら(ら)、○○(呼び捨て)】 [状態]:右腕損失、大量出血、貧血、疲労(大) [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本思考: 北沢樹里を殺す。 0: 傷の手当てができる所を探す。 1:北沢樹里の悪い噂を流す。 2:グループの仲間を探す。 [備考欄] ※彼と仲が良かったグループの仲間がクラスに数名居ます。
https://w.atwiki.jp/hishou-g/pages/67.html
☆RUNA☆ キャラ紹介 キャラ名 官職 コメント レベル 職業 ニックネーム ☆RUNA☆(よみがな) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2413.html
ブレドRUN「なあ―――っ!」 サイボーグのブレドRUNが放った光線を受けたテンソウダーとレオンセルラーが石化した。 ピンク「ゴセイテンソードも消えた!」 レッド「テンソウダーが・・・使えない・・・」 海が割れ、10サイのロボゴーグがやって来た。 ロボゴーグ「ははははは!よくやったブレドRUN。我が策略通り、テンソウダーとレオンセルラーを封印したようだな」 ロボゴーグ「厄災デストラクション!」 ゴセイナイト「トライアングローバルカード!」 ロボゴーグが最終兵器、厄災デストラクションを放ったが、 ゴセイナイトは封印が完全でなかったレオンセルラーで天装術を発動させ、 厄災デストラクションに対抗する。 ゴセイナイトは厄災デストラクションを防ぎきったが、力を使い果たし、 残った力でテンソウダーを回復させた。 ゴセイナイト「行け・・・・お前達五人の絆がある限り、絶対に負けはしない・・・」 アラタ「いや・・・・5人じゃない・・・俺達は6人だ」 そしてゴセイジャーがロボゴーグと相対する。 ゴセイジャー「「「「「星を護るは天使の使命!天装戦隊ゴセイジャー!!」」」」」」 ロボゴーグ「テンソウダーまで復活したのか!」 レッド「教えてやろうロボゴーグ!俺達の、この絆がある限り、勝つのは俺達だ!」 ロボゴーグ「護星天使ふぜいが!こしゃくな!」 レッド「行くぞみんな!」 ロボゴーグ「爆砕ミサイル!」 レッド「はあ――――っ!」 ロボゴーグが爆砕ミサイルを放つ中、スーパーゴセイレッドがロボゴーグに突っ込んでいく。 epic 44 究極の最終決戦 レッド「はあ―――っ!」 スーパーゴセイレッドがゴセイテンソードでロボゴーグを斬った。 ロボゴーグ「ぬおっ・・・・」 続いて、スーパーゴセイピンクとスーパーゴセイブルー、スーパーゴセイブラックとスーパーゴセイイエローも連係攻撃をロボゴーグに炸裂させる。 レッド「行くぞ!」 他の4人が合わせたゴセイテンソードを踏み台にして、 スーパーゴセイレッドが、天使の羽根を出しながら飛び上がった。 レッド「スーパーレッドブレイク!」 そこから、ゴセイテンソードの斬撃をロボゴーグに炸裂させた。 ロボゴーグ「おのれ・・・爆砕ミサイル!」 レッド・ピンク「「ツイストルネード!」 ブルー「プレッシュアワー!」 ブラック・イエロー「「スパークエッグ!」」 ゴセイジャー「「「「「天装!」」」」」 ゴセイジャーの3つの天装術が、ゴセイナイトのトライアングローバルの様に三角形を描き、シールドを作った。 ロボゴーグ「あれは・・・ぬんっ!」 ロボゴーグが爆砕ミサイルを放つも、ゴセイジャーのシールドが防ぐ。 レッド「みんな!力を集中させるんだ!」 ゴセイジャーのシールドからビームが放たれ、ロボゴーグに当たった。 ロボゴーグ「のあっ・・」 ゴセイナイトは、天地天文研究所で寝かされていた。 望「大丈夫・・・?ゴセイナイト・・・」 データス「何とか命は取り留めてますが、ゴセイパワーが極端に消耗していますデス」 ゴセイナイト「ゴセイジャー・・・お前達なら、必ず勝てる・・・」 ロボゴーグ「のおっ・・・」 レッド「今までの俺達だと思うな!ゴセイナイトの思いを受け取った俺達はお前なんかに負けはしない!」 ロボゴーグ「ぬううっ!不合理にも程がある!サイボーグのブレドRUN!」 ブレドRUNがよろけながら出てきた。 ロボゴーグ「行け、奴らに突撃しろ!お前の制裁ボムで奴ら全員を亡き者にするのだ!」 ブレドRUN「イエス・・・」 ブレドRUNがゆっくりとゴセイジャーに向かって行く。 メタルA「ふっ!」 そこへエージェントのメタルAが来た。 メタルAとブレドRUNが見つめ合い、やがてメタルAがブレドRUNを押しのけた。 ブレドRUNが転び、倒れた。 ロボゴーグ「メタルA!貴様!」 メタルA「閣下・・・その任務、どうか私めに!」 ロボゴーグ「このロースペックめが!ええい、貴様でも構わん、行け!」 メタルA「う――――――――――っ!!」 メタルAがゴセイジャーに突っ込んでいき、Aパッドソードでゴセイジャーと切り結ぶ。 スーパーゴセイレッドはゴセイテンソードでAパッドソードを弾き飛ばし、メタルAを斬り付けるも、メタルAはスーパーゴセイレッドに後ろから組み付いた。 レッド「まさか!こいつ!?」 ブラック「自爆するつもりだ!」 イエロー「どうして!?」 ロボゴーグ「制裁ボム発動!ふんっ!」 メタルAの制裁ボムが電撃を放ち、メタルAが怯んだ隙にスーパーゴセイレッドが離れた。 イエロー「アラタ!」 ピンク「アラタ!」 メタルA「機械禦鏖帝国マトリンティスに・・・栄光あれええっ!!」 メタルAの制裁ボムが大爆発を起こした。 ゴセイジャー「「「うあ――――っ!」」」 メタルAはボロボロになり、吹き飛ばされた。 メタルA「うっ!・・・・・あ、あ・・・・・」 メタルAはブレドRUNを見ていたが、やがてその姿も消えた・・・ ブラック「何て威力だ・・・」 ピンク「ブレドランにもあれが付いてるの・・・」 ロボゴーグ「ええい、奴らはまだ生きてる!やはりメタルAは救いようのない失敗作だったな」 レッド「ロボゴーグ!お前は仲間を・・・捨て駒に使ったのか!」 ロボゴーグ「だから何だと言うのだ。私が作ったものを私がどう使おうと勝手であろう」 ブルー「何て非道な奴だ・・・」 イエロー「許せない」 ロボゴーグ「ははは・・・非道だと?地に墜ちたな護星天使ども。まるで下等な生物、人類のような言いぐさだ」 レッド「また言ったな、人類が下等だと!」 ロボゴーグ「そうだ。絆、心、情愛。そんな不合理なものに価値を見いださそうとするから、人類は下等なのだ。そんな奴らを統率するには強い恐怖心を植え付けるだけでよい」 ブルー「お前は人間のことを何も分かっていない!」 ロボゴーグ「分かっているさ、お前達よりもようくな。教えてやろう、遙か昔、一人の科学者がいた」 ロボゴーグ「その孤高の科学者は天賦の才を発揮し、更に努力を重ねた末、ついに、永遠に滅びぬ体を手に入れた」 「しかしその頃の人類どもは彼を認めなかった。むしろその突出した彼の才能を遠ざけた」 「その時だ。地殻変動が起こった。人々は恐怖に脅え、不滅の体を手に入れた彼に救いを求めた」 「科学者はそこで知ることになった。下等な人類の最大の弱点とは身を脅かす恐怖だと。 護星天使、お前らも奴らと同レベルだ」 レッド「確かに・・・人間も、俺達も恐怖を抱く。それにより、間違いも犯す。 でもその恐怖を乗り越えるためにあるのが、信頼や情愛や、絆なんだ!」 ロボゴーグ「ほざけ!食らうがいい護星天使!爆砕ミサイル!」 ロボゴーグが爆砕ミサイルを撃ってきた。 レッド「お前の恐怖になんか、俺達も、人達も屈しない!」 ロボゴーグ「フン」 ゴセイジャー「「「「「「スーパースカイシーランドダイナミック!!はあっ!」」」」」」 ロボゴーグ「要塞アーマー!」 ゴセイジャーがスーパースカイシーランドダイナミックを放ったが、 ロボゴーグは爆砕ミサイルと要塞アーマーで防いだ。 ブルー「なに!」 望「あっ、みんな!」 ゴセイナイト「まだだ・・・諦めるな、ゴセイジャー・・・」 レッド「そうだ!ゴセイナイトの力を、無駄にはしない!レオンレイザー!」 スーパーゴセイレッドはゴセイナイトから託されたレオンレイザーを取り出した。 ロボゴーグ「ぬ」 レッド「バルカンヘッダーカード!」 「バルカンヘッダーセット!」 スーパーゴセイレッドはバルカンヘッダーを合体したレオンレイザーと自分のゴセイテンソードを出し、他のゴセイジャーのゴセイテンソードと共に構える。 レッド「断罪のナイティックパワー!」 ゴセイジャー「「「「「「スーパースカイランドシーナイトダイナミック!!パニッシュ!」」」」」 5つのゴセイテンソードとレオンレイザーから放たれた光線がロボゴーグに炸裂した。 ロボゴーグ「ぬおおおおっ!おのれ・・・まさかこの私がビービネイルを使う羽目になろうとは、ヌンっ!」 ロボゴーグが目を光らせるとビービ虫がやって来て、ビービネイルとなってロボゴーグに突き刺さり、巨大化させた。 ロボゴーグ「許さん、許さんぞ護星天使ども!貴様ら全員塵へと変えてくれるわ!」 レッド「そうはいかない!行くぞみんな!」 ゴセイジャー「「「「「ゴセイアルティメットカード!天装!」」」」」 ゴセイジャーがゴセイアルティメットに乗り込んだ。 ゴセイジャー「「「「「「ゴセイアルティメット!!降臨!」」」」」 ロボゴーグ「食らうがいい、下等生物どもめが!」 ロボゴーグが撃砕バルカンでゴセイアルティメットを攻撃する。 ゴセイジャー「「「うわあーっ!」」」 ゴセイナイト「私も・・・私も行かねば・・・」 望「ダメだよゴセイナイト!」 データス「こうなったら!」 ロボゴーグ「独裁ハリケーン!」 ロボゴーグは、今度は独裁ハリケーンでゴセイアルティメットを攻撃する。 レッド「ロボゴーグの奴、前よりパワーアップしている!」 データス「大丈夫だ!俺にまかせろ!」 ミスティツクデータスハイパーが、パンチで光弾を放ち、ロボゴーグを攻撃する。 データスハイパーがゴセイアルティメットの傍に立った。 レッド「データスハイパー!」 ピンク「待ってました!」 データス「まだまだこれからだぜ!」 ロボゴーグ「独裁ハリケーン!」 レッド・ピンク「「スカイックブラザーカード!天装!」」 召喚されたスカイックブラザーが、ゴセイアルティメットとデータスハイパーの前で大回転して竜巻を起こし、独裁ハリケーンをかき消した。 データス「やったぜ!」 ロボゴーグ「伐採セイバー!」 ブラック・イエロー「「ランディックブラザーカード!天装!」」 ランディツクブラザーは伐採セイバーをかいくぐり、ロボゴーグを攻撃する。 ロボゴーグ「ぬ!爆砕ミサイル!」 ブルー「シーイックブラザーカード!天装!」 シーイックブラザーはビームを放ち、爆砕ミサイルを撃ち落としていった。 データス「よし!ダメ押しだ!」 データスハイパーがロボゴーグを連続パンチで攻撃する。 ロボゴーグ「どこまでもうっとおしい奴らだ。許さん、絶対に許さんぞ!」 ブルー「見たかロボゴーグ!」 ピンク「これが私達の、護星の力なんだから!」 ブラック「おめえなんか、恐怖でも何でもねえ!」 イエロー「いい加減に、観念しなさい!」 レッド「ロボゴーグ!お前は自分以外の誰も信じていない。 しかしもう一度何かを、誰かを信じられたならお前は変われるかもしれない。 さっきの話の科学者というのは、お前のことなんだろう? こんな戦いは・・・もう止めよう」 ロボゴーグ「ふふふ・・・はははは・・・ふははは・・・・」 ブラック「何がおかしい!」 ロボゴーグ「面白い、面白いぞ護星天使。お陰で私は己の信念を取り戻した」 レッド「なに!?」 ロボゴーグ「愚か極まりない人類を信じられる訳がない。人類は進化するどころか退化する一方だ。最早救いようがない。愚かで下劣な存在だ。ふん!」 ロボゴーグが指先から電撃を放ち、ゴセイアルティメットとデータスハイパーを攻撃する。 データス「おわーっ!」 ゴセイジャー「「「うわーーーっ!」」」 ピンク「まだ分からないの・・・?」 ブルー「もうこいつには、人間を尊む気持ちは残っていない!」 ロボゴーグ「その通りだ。お前達には真の恐怖というものを教えてやろう」 レッド「何をしようとしている!」 ロボゴーグ「これが私からの手向けだ。我が10サイの1,究極の禁じ手、玉砕クラッシャー。私の体ごと爆発させ、貴様もろとも恐怖の闇の中へ葬りさってくれる」 ロボゴーグの肩のアーマーが開き、熱エネルギーを放出したした。 レッド「何だって!」 ロボゴーグ「この爆発力があれば、大陸の一つや二つ、一瞬にして破壊出来る。無論お前らもな」 ゴセイアルティメットとデータスハイパーがロボゴーグに向かうも、 ロボゴーグの放つエネルギーに弾き飛ばされた。 ブルー「何てやつだ・・・」 ブラック「こいつ・・・やる事がいちいち常識外れだぜ!」 イエロー「でも何とか止めなきゃ・・・」 ピンク「ここが・・・正念場!」 レッド「そうだ・・・俺達の、命に代えても!地球を護る!」 ブルー・ブラック・イエロー・ピンク「「「「おう!」」」」 ロボゴーグ「さあ、終幕へのカウントダウンだ」 ゴセイナイト「そうだ、お前達なら・・・絶対に負けはしない・・・」 ゴセイナイトの元に何処からか、光が射した。 ゴセイナイト「この声は・・・」 ロボゴーグ「あの世で一人前になるがいい、護星天使達。さらばだ!」 そこへ、グランディオンが岩山を崩してやって来た。 レッド「あれは、ゴセイナイト!」 イエロー「どうして!?」 ゴセイナイト「ここからは私達のターンだ!行くぞお前達!天装合体!」 グランディオンがレオンブラザーと合体し、ゴセイグランドとなった。 ゴセイナイト「ゴセイグランド!降臨!」 ゴセイナイト「データスハイパー!」 データス「おう!」 ゴセイナイト「ゴセイジャー!行くぞ!」 ゴセイジャー「「「「おう!」」」」 ロボゴーグ「1体増えた所で無駄だ。私の玉砕クラッシャーが何もかもを無にするのだ!」 レッド「そうはいかない!」 ゴセイジャー「「「「「アルティメットチャージカード!」」」」」 ゴセイナイト「ビクトリーチャージカード!」 ゴセイジャー・ゴセイナイト「「「「「「「天装!」」」」」」 レッド「俺達護星天使が!」 ゴセイナイト・データス「「星を護る想いが!」」 ゴセイジャー「「「「「「「悪しき魂に、天罰を下す!」」」」」」 データス「データスダイナミッククラッシュ!!」 ゴセイナイト「グランドラスティック!!」 ゴセイジャー「「「「「アルティメットストライク!!」」」」」 3大ロボの必殺技がロボゴーグに炸裂した。 ロボゴーグ「ぬ!う!おおっ・・・・」 ゴセイナイト「な!」 ロボゴーグは尚も戦い続け、ゴセイグランドとデータスハイパーをはね除けた。 ロボゴーグ「貴様らの戯れ言など我が力で粉砕してくれるわ!」 レッド「もう・・・これしかない!アルティメットゴセイグレートカード!」 ゴセイジャー「「「「「「天装!」」」」」 ゴセイグレートが召喚され、飛行形態のゴセイアルティメットと合体した。 ゴセイジャー「「「「「「アルティメットグレートストライク!!」」」」」 ゴセイグレートが放った無数の矢がロボローグに突き刺さった。 ロボゴーグ「が!な!あああっ・・・・・!」 ロボゴーグが大爆発し、残骸が地上に降り注いだ。 ブラック「よっしゃ!」 イエロー「やった・・・」 データス「やったぜ!」 アラタ達は、ロボゴーグの残骸が降った荒野に降りた。 ハイド「終わった・・・」 アグリ「ああ、終わったんだ・・・」 モネ「勝ったんだね、私達が・・・」 エリ「うん・・・勝った・・・」 アグリ「やったぜ!」 データスとゴセイナイトも来た。 エリ「あっデータス!」 データス「デス」 アラタ「ゴセイナイト・・・」 モネ「もう、ホント無茶しすぎ!」 ゴセイナイト「心配ない、私は大丈夫だ」 アグリ「けど、なんでゴセイグランドになって戦えたんだ?」 ハイド「ゴセイナイトのパワーは限界まで消耗してたはずだ」 エリ「これからゆっくり休めばいいよ、ね?」 データス「デス」 アラタ「そうだよ、俺達、マトリンティスに勝ったんだから」 しかし、そこへロボゴーグの笑い声が響いた。 ロボゴーグ「ははははは・・・・ははははは!これで勝利した気でいるとはおめでたい奴らだ」 残骸の中のロボゴーグの頭が起き上がった。 ロボゴーグ「私の科学力をなめてはいけない。貴様らの死と私の死を同等だと思うな」 アラタ「何だって!」 ロボゴーグ「我が10サイの最後の1つ、それは救済セル!」 アグリ「救済・・・」 ロボゴーグ「私は体の一部さえあれば、救済セルの能力で何度でも容易く復活することが出来る!ブレドRUN、救済セルをただちに発動させよ!今こそ私が蘇る時だ!」 出てきたブレドRUNがスイッチを持っていた。 ブレドRUN「イエッサ」 ロボゴーグ「フハハハハハ・・・・ハハハハハ・・・・」 しかしブレドRUNはスイッチを握りつぶした。 ロボゴーグ「な、何を!ブレドRUN,何の真似だ!」 ブレドRUN「フフフフ・・・・フハハハハ・・・・ハーハハハハ!この時を待っていた!待っていたのだーーー!」 ブレドRUNがスイッチを投げ捨てると、空に黒雲が立ちこめ、雷雨が降り出した。 ロボゴーグ「貴様!まさか記憶を!?」 ブレドRUN「そのまさかさ」 決戦前の回想。 メタルA「お前は私と違って、記憶を抜かれた哀れな木偶の坊に過ぎないのだから」 ブレドRUN「記憶・・・?」 メタルA「そう、お前には記憶がない。ロボゴーグ閣下が抜いたのよ、ゴセイジャー達との戦いのためにね」 ブレドRUN「・・・・・」 メタルA「ただ閣下は、あなたの記憶そのものを恐れてるようだったわ」 ブレドRUN「メタルA,その記憶取り戻せないか?」 メタルA「何ですって・・・」 その後メタルAはロボゴーグの目を盗んで、ブレドRUNの記憶が入ったメモリを持ってきて、ブレドRUNに差し込んでいたのだ。 ブレドRUN「私はメタルAの裏切りにより、出撃前に記憶を取り戻した。例え記憶を抜き取っても、私の本能を見くびったのが貴方の甘さでしたな、閣下」 ロボゴーグ「メタルA!あのロースペックが!」 ブレドRUN「しかし、全てを思い出したがいいが、一つ問題があった。 それがこの制裁ボムだ。制裁ボムは貴方しか発動できない。そうである以上、私が正面切って刃向かうことは出来なかった。だからこそ閣下!私はこの状況になるまで、貴方のしもべを演じ続けたのですよ」 ロボゴーグ「ゴセイナイトがレオンセルラーを使えたのは!」 ブレドRUN「そういうこと。私はレオンセルラーには実はダメージを与えなかった。 ゴゼイジャーどもにあなたに勝つチャンスを与えるためにね。 そして計算通り、ゴセイジャー五人はゴセイナイトの力を受け、閣下、貴方を倒したという訳です。それも力を使い切って」 ロボゴーグ「ブレドRUN!謀ったな!」 ブレドRUN「恐怖を司っていたつもりの貴方が、実は最も恐怖に脅え、感情的になっていたのです。その姿は、貴方が最も蔑んでいた人間の醜い本質そのものでしたね。くくく・・・何という痛快な皮肉だ!」 ロボゴーグ「おのれぇ!」 ブレドRUNがロボゴーグの頭をつかみ上げた。 ブレドRUN「我が閣下よ!マトリンティス帝国など、所詮貴方という元人間の愚かしい幻想でしか無かったのですよ!」 ロボゴーグ「ブレドRUN!やはりお前の正体は!」 ブレドRUN「お前とは器が違うのだ!」 ブレドRUNがロボゴーグの頭を放り投げた。 ロボゴーグ「うわあっ!」 更にブレドランチャーが放たれ、ロボゴーグを完全に粉砕した。 ロボゴーグ「ぬわああああっ・・・・」 ブレドRUNは倒れたメタルAの傍に来た。 メタルA「ブレドRUN・・・私達は恐怖の支配から逃れられたのね・・・」 ブレドRUN「そうだ・・・これからは私の時代だ」 メタルA「!?」 ブレドRUNがブレメランでメタルAの体を貫いた。 メタルA「あ、ああ・・・・!」 ブレドRUNが離れていく後ろで、メタルAが大爆発した。 アラタ「っ!」 アグリ「ひでえ・・・」 ハイド「何て奴だ」 ブレドRUN「ゴセイジャー、次に会う時を楽しみにしてるがいい」 ブレドRUNが姿を消した。 アラタ「ブレドラン・・・」 (つづく)
https://w.atwiki.jp/sousouwa/pages/122.html
作品一覧 作品一覧(プチ) 作品一覧 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ある日のリグル・ナイトバグ 7 ある日のリグル・ナイトバグ その2 7 小ネタSS 7 Run Alice Run その1 9 Run Alice Run その2 10 Run Alice Run その3 11 レイムマシン その1 14 レイムマシン その2 14 レイムマシン その3 14 レイムマシン おわり 15 東方むしむし伝 16 戦闘妖精氷風 氷精の舞う空 18 戦闘妖精氷風 巫女の価値を問うな 20 黒の旅路 20 東方むしむし伝2 20 戦闘妖精氷風 隙間戦域 22 東方花虫伝 24 戦闘妖精氷風 ムーンラビット・サマー 25 幻想郷エアレース (MINさんごめんなさい) 27 博麗霊夢によろしく!! 27 博麗霊夢によろしく!! 空の飛び方 27 戦闘妖精氷風 幻想郷 冬 28 博麗霊夢によろしく 東方閏月 30 アーマード こあ 32 アーマード こあ Ⅱ 33 アーマード こあ Ⅲ 33 アーマード こあ Ⅳ 34 アーマード・こあ 水曜日の幽霊 前編 35 アーマード・こあ 水曜日の幽霊 後編 35 レミフラ鍋 36 アーマード こあ Ⅴ 37 アーマード こあ Ⅵ 37 アーマードこぁ Ⅶ 39 りぐるん ☆ 大発生 41 アーマードこぁ Ⅷ 42 アーマードこぁ Ⅸ 47 博麗霊夢によろしく 魔法使いの黒ミサ 51 アーマードこぁ Ⅹ (完結) 55 ルーミアと少年 61 ルーミアと少年 2 62 ルーミアと少年 3 66 ルーミアと少年 4 66 ルーミアと少年 5 おわり 72 空気調整機 74 雨の日の紅魔館 プラス 1 74 ある男の懺悔 75 猫の散歩 75 再会 79 夜雀異変 81 不夜城エクスプロージョン 81 夜雀異変 裏話 84 博麗霊夢によろしく 十六夜の優しい夜 91 博麗霊夢によろしく 受け継がれる心 96 博麗霊夢によろしく 遠回しな伝言と里帰り、あと雪解け 前半 106 博麗霊夢によろしく 遠回しな伝言と里帰り、あと雪解け 後編 106 リハビリテーション 106 博麗霊夢によろしく 先達の視点より 106 作品一覧(プチ) タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 レイムマシン おまけ プチ2 戦闘妖精・氷風 改 はじめに プチ2 神さまの気持ち プチ2 ゆかりの挑戦状 前編 プチ7 ゆかりの挑戦状 中編 プチ7 ゆかりの挑戦状 後編 プチ7 見えざる書物 プチ15 地下から響く声 プチ20 人里と天の虫 プチ29
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1927.html
ゼロのルイズこと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは緊張していた。 今まで挑戦した魔法は全て失敗。成功率ゼロ。何一つ上手く行ったことが無い。だが、今回は失敗するわけには行かない! 春の召喚の儀式を乗り越えなければ、トリステイン魔法学院の二年生に進級できないのだ! 前の生徒達が次々に使い魔の召喚に成功して行き、ついに自分の番になる。ただでさえ小柄で小さいルイズの身体は緊張と重圧のせいでさらに縮みそうだ。 (大丈夫…きっと成功するわ…) 心の中で呟く。 (いや、成功する!このルイズ・フランソワーズなら出来るッ!!絶対召喚できるッ!!) 自分を励まし、呪文を唱え始める。 「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ! 神聖で美しく、そして最強な使い魔よ!! 私は心より求め、訴える!我が導きに答えなさいッ!!」 そして杖が振り下ろされ… ドグォ――z__ンッ!! 「く、空間が火を吹いたッ!?」 「ルイズの奴また失敗してるぜw」 「いい迷惑だよ全く」 「いや…待て!クレーターの中に何かいるぞ?!」 「うそだろ!マリコルヌ!」 「ああ、嘘だ…と思ったけど、何かちっこいのが動いてるぞ!」 召喚された物にルイズが近づく。 「…これって…カエル?」 そこに居たのは、一匹のカエルだった。 「ふーむ。珍しいカエルだな…」 教師のコルベールがいつの間にやら隣で呟いた。 「何はともあれミス・ヴァリエール!召喚成功おめでとう!」 頭を輝かせながら労いの言葉を掛けてくる。 言われたルイズの方はというと… (う…成功したのは嬉しいけど…ちょっと両生類ってやつはニガテで、き…気持ち悪いわ) 「どうかしましたか?さあ、早くコントラクト・サーヴァントを。」 「は、はい!」 (…仕方が無いわ。何回か失敗するかと覚悟していた所に、一発で成功してこいつが出てきたんだもん… これがわたしに最良の使い魔なのね…。それに!貴族とは!敵に後ろを見せない者の事ッ!!私は貴族よ!やってやるわ!……敵じゃないけど) 意を決してカエルに両手を伸ばすルイズ。 (ううう~…やっぱり気持ち悪いわ!ひんやりとしていてヌメヌメしてるし…お腹がぶよぶよじゃないッ!何でこんなに柔らかいのよ!肋骨無いんじゃないの?!) 何とか顔の高さまでカエルを持ち上げた。 カエルの方は大人しくしている。 多分、召喚された影響だろう。 (……先にカエルに口付けしたモンモランシーを尊敬する……毒かもしれないのに… こんな気持ち悪い生き物に平然と口付けしたあんたをッ!) 「…ミス・ヴァリエール?」 カエルと見詰め合っているルイズを、コルベールが急かす。 「今やります!……う…我が名はルイズ・フランソワーズ……ル・ブラン・ド…ラ・ヴァ……ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。このカエ…者に祝福を与え、我の使い魔となせ!」 ゆっくりとカエルに顔を近づけるルイズ。 そして唇と唇が触れ合った。 ……… (……思ったより唇は硬いのね) そんな事を考えていると、カエルがジタバタ暴れだした。 ただでさえ嫌いなカエルが両手の中で暴れですのだからたまったものじゃあない! 「ちょ、ちょっと!暴れないでって!大丈夫よ、使い魔のルーンが刻まれているだけ…」 言いかけたルイズは、自分の異変に気づく。 熱い!左手が熱い!!そして痛いッ!! (何?何この痛みはッ!!痛すぎる!!) 「…ぁぁぁあああああああああああッ!!」 我慢しきれず悲鳴を上げるルイズ。 カエルを放り出し、右手で左手を抑えるが、余りの痛みに立っている事も出来なくなりガクッと膝を付いてしまう。 「ミス・ヴァリエール!!どうしたのかね?!!」 コルベールが慌てて駆け寄る。 それも間に合わず、地面に倒れるルイズ。 丁度顔の前に倒れて来た自分の左手。 (…おかしいわ……手の甲のところがおかしいわ…) 薄れ行く意識の中、闇に包まれていく視界に手が映る。 (急におかしくなった…この手、ルーンが……刻まれてる!はっ!! なるほどうわははははははは、使い魔にされたのはわたしでしたァぁぁぁ!いつの間にかぁぁぁー!) 何が起きたのかを理解したルイズはそのまま意識を失った。 その広場には、 気絶したルイズと、医者を呼ぶよう叫ぶ教師、 呆然とそれを眺める生徒達とその使い魔達。 そして…… 見知らぬ異国の文字が書かれた謎のトランクが残されていたという。 その後… ルイズ――自分に刻まれたルーンの能力と失敗魔法、そして『迂闊にカエルに口 付けした事の反省』を生かし大いに成長(精神的な意味で)。 君主であり友人でもあるアンリエッタからさまざまな任務を受け全て達 成。史上初の『虚無の使い手+アヌb…ガンダールブッ!』となり、 本来詠唱中は無防備となるが、ガンダールブの能力により、詠唱しな がら杖を仕込んだ喋る剣で戦うことが出来、その戦闘能力は他の虚 無の使い手の追従を許さなかった。 さらにガンダールブの力で戦うのではなく、逆に思いっきり『逃げながら 詠唱ぅ~!』は、貴族らしからぬと批判されたが、誰にも打ち破られる 事が無かったと言う。 それらの事から、ハルケギニア最強の戦士として歴史にその名を刻 む事となった。 涙目のルカ――ジョルノに適当な説教を垂れ生存ッ!! 広瀬康一のトランク――トリステイン魔法学院に保管されている。発明好きな名 物先生の機嫌を取ると見せてくれる。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/1655.html
857: 名無しさん(ザコ) :2014/11/21(金) 20 33 04 ID kxKfSpao0 最終話、現在地敵の本拠地。主人公とヒロインだけ先に逃がして一人だけ。武器は光線銃一丁。自身既に脇腹に一発もらって重傷。 とりあえず当初の任務はもう果たし済み。 そこで問題だ!この死亡フラグしか見当たらない状況において、どうやって私は生還するのか? 3択―ひとつだけ選びなさい ①ポリゴン美少女(笑)の私は突如コマンドーに覚醒する ②和人が助けに戻ってくれる ③助からない。現実は非情である。 答え①(マジ)。ついでにさっさと撃墜されてたケンも拾って帰るほどの余裕でした。 という具合に最終話でありえねーというレベルの大活躍をしたお方だが、実力的にはかんなより上だが、和人やケンには素の能力でも 超感覚レベルでも及ばない。超感覚に加えそこそこ高いステータスと集中ひらめきをきちんと持っているので使い勝手はそう悪くないが。 むしろ問題はやはり機体の貧弱さ。ただでさえ主役補正で強い上にガンダム的機体であるランディムをもらっている和人に比べ、 ジム的機体であるスケルティアくらいしか回してもらえないのが困りどころ。もう1機ランディムを回してくれないものか。 あるいは、MSやSPTとかにも乗れないかなあ、と思うような状況である。
https://w.atwiki.jp/teppen/pages/491.html
#weblog 今日見てくれた人の数 - 昨日見てくれた人の数 - 総合計 -