約 112,898 件
https://w.atwiki.jp/wiki1_test/pages/5855.html
みきやサイト
https://w.atwiki.jp/makihitolove/
生きたい体 還りたい魂 硫化水素の浴室 求めている愛情 止まらない涙 巻き戻したい時間 歪んでしまった心 消えない傷跡 あなたの今日の自己紹介板での運勢は・・・、 …… … まきひと@wikiへようこそ """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" ∧_∧ まきひとwiki ( ´_ゝ`) ( ) http //www33.atwiki.jp/introintro/pages/1.html | | | (__)_) 2ちゃんねる件自己紹介板県自己紹介板市 """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" ここは、まきひとのオナニーwikiです。 それ以上でもそれ以下でもありません。 後にも先にも、まきひとと愛する人以外編集権限はありません。 ※リンクフリーです 当HPでトラブルや問題が起こった場合、内容、理由に関わらず管理人は責任を追わないものとします。 当wikiの使用について、管理人が不適切だと判断した内容の書き込みは無断で削除する事があります。 掲載されている文章・画像・リンク等に関して何か問題があればご連絡下さい。 確認後、適切な対処を取らせていただきます。 また、管理人の都合で予告無く閉鎖、閲覧の拒否設定にする事を宣言します。 【メニュー】 まきひとウィキプレミアム 自己板民の『大喜利』一覧 自己板民の『コント、漫才、落語』一覧 2ちゃんねる板対抗大喜利PHPの結果一覧 『復讐関連』一覧 自己紹介板おみくじ 自己紹介板かるた 自己紹介板新年書き初め大会会場 自己紹介板福袋 花見スポット一覧 自己紹介板迷惑メール一覧 自己紹介板バレンタインチョコ 自己紹介板ホワイトデーチョコ 2009年度自己紹介板短冊 固定ハンドル名簿 自己紹介板固定ハンドル名簿 自己紹介板学年早見表 自己紹介板学年早見表(2009年)暫定的 所属組織一覧 まきひとの夕飯一覧 まきひとのオカズ(性的な)一覧 『まきひとのパンツ』一覧 まきひとが『ウルトラサイダー』でどの容器デザインを当てたのか一覧 固定ハンドル名(迷)言集 永遠のコテ語録 自己紹介板ニュース一覧 『Yahoo!ニュース』一覧 自己板新人コテのブログ まきひとウィキ応援ブログ 用語辞典 自己紹介板用語辞典 聖書用語 ガンダム用語辞典 四十八手用語辞典 自己板版 街運命の交差点 街2~運命の池袋~ 街~運命の交差点~用語辞典 魂の叫び一覧 自己紹介板なんでも投票箱 自己紹介板簡易投票所 2007年度自己板anan好きな固定ランキング 2008年度自己板anan好きな固定ランキング 2009年度自己板anan好きな固定ランキング 2007年度自己板流行語大賞 2008年度自己板流行語大賞 自己紹介板固定アカデミー授業一覧(2009年) 自己紹介板MVPレス一覧 自己紹介板、本日の恥知らず、怖い者知らず、命知らず、討ち死に、法令違反者一覧 自己紹介板クソスレ保管庫一覧 自己紹介板で見つけた面白レス、糞レス保管庫 固定ハンドル初絡み一覧 固定ハンドル対決一覧 井上雄彦ぴあ ブッタとシッタカブッタ 『絵本』一覧 『魂のポエム』一覧 小説・読み物一覧 固定ハンドル色々一覧 自己紹介板の歴史 自己紹介板スレ一覧一覧 まきひとウィキの更新履歴一覧 自己紹介板美術館 聖母運子のデコメ一覧 自己紹介板名物コピペ一覧 糞コテどもの汚物 自己紹介板テーマソング候補一覧 自己板改変一覧 自己板住人で色々 自己紹介板の訪問数 『クッキングパパ』に出て来る料理一覧 『華中華』に出て来るチャーハン一覧 ハンゲーム『知識plus』一覧 リンク集 更新履歴 まきひとウィキ内検索 検索 テスト用: http //www.google.com/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fwww33.atwiki.jp%2Fintrointro%2Flist%3FPHPSESSID%3D8a2cbc6db549bf8b18a387cb71b19866%26flag_mobilex%3D1 hl=ja q=%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E6%9D%BF source=m output=chtml 自己紹介板の10歳の誕生日までは後 44 日です。 あ -- あ (2008-11-2 09 22 22) ちゃーす遊びに来ましたよっと^^ -- 名無しさん (2008-11-2 12 30 45) select -- 名無しさん (2008-11-04 14 58 49) ちーすw -- 名無しさん (2008-11-04 15 02 16) 結構アフィ儲け目的なんでしょ?^^ -- 名無しさん (2008-11-04 15 09 24) 結構アフィ儲け目的なんでしょ?^^ -- 名無しさん (2008-11-04 15 17 36) vipから来ましたけど帰ります -- 名無しさん (2008-11-04 15 20 36) ゴルゴさんは素敵です -- 名無しさん (2008-11-04 15 51 11) YOUアフィwikiに名前変えチャイナYO! -- S.neet (2008-11-04 17 55 40) マンセルの酉 #タダーノ 名無しさん (2008-11-04 20 22 09) 僕スカはツンツン頭という女 -- 名無しさん (2008-11-04 20 23 16) 今までありがとうございました まきひとwikiは、自己紹介板の誕生日(11月9日)をもって閉鎖することになりました -- まきひと (2008-11-07 09 25 44) 長い間本当にありがとうございました -- まきひと (2008-11-07 09 28 19) やめないで!! -- 匿名希望 (2008-11-07 09 48 47) やめちゃいや・・・閉鎖するなら自殺する・・・ -- 匿名希望 (2008-11-07 09 49 08) まきひとwikiがいつの間にか閉鎖してる件 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1226015477/ これは本当だったのか・・・;; -- 匿名希望 (2008-11-07 09 50 09) まきひとウィキが閉鎖するなら自殺します、生きる意味がなくなるから・・・ 匿名希望 (2008-11-07 09 50 30) まきひとウィキ閉鎖をとめる署名活動をしよう -- 匿名希望 (2008-11-07 09 55 58) 1000票集まりました -- 匿名希望 (2008-11-07 10 00 08) http //changi.2ch.net/yume/kako/o1159/ -- (匿名希望です^^;) 2009-08-11 21 29 35 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1250347614/185-187 -- (名無しさん) 2009-08-18 14 48 26 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1250803161/ -- (名無しさん) 2009-08-29 15 24 25 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/261-264 -- (名無しさん) 2009-09-10 02 45 01 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/265 -- (名無しさん) 2009-09-11 14 28 35 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1250803161/617-622 -- (名無しさん) 2009-09-11 23 59 00 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1251880973/15 -- (名無しさん) 2009-09-15 17 43 01 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1251880973/16 -- (名無しさん) 2009-09-15 17 43 18 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1253230981/1 -- (名無しさん) 2009-09-18 16 04 03 カップル板には俺が立てた糞スレがたくさんある。 プライド捨てれる人は協力してね。 -- (シュウル) 2009-09-22 10 56 13 名前 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る "CyberSeek"(相互リンク) JRANK ホームページランキング @With人気Webランキング iiP-Navi|サイト(ブログ)ランキング wiki -インターネット総合- 人気サイトランキング アクセスアップランキング ランキングワールド 合計: 553163 [ Ads by @Wiki ]
https://w.atwiki.jp/aosasa/pages/213.html
文芸:文アル登場作家、その3。209 徳田秋声。11月17日。 ええと、明治4年生まれで旧暦だと12月23日、にゃ、一応文アルのゲーム基準にすると新暦換算になってるぽいんですが、気分です、新暦への切り替えは明治5年から6年に掛けてって表現するのがわかりやすいかな。 てか、加賀藩家老の家臣の家ってどの程度の家なんだろう。 ぶっちゃけて一番下には半武士みたいな農民に近い層がいて、有り体に申し上げるとそっちに近いほうがよっぽど裕福です、マジで、だが家老なんかの家は藩主と行動していたりするのでまたちょっと雰囲気違うみたいだけど。 かなり貧乏そうなので上級藩士かなぁ…(もともと藩で役職に付く訓練しかされていなかったところにその藩のほうが蒸発しちゃったって捉えるとわかりやすいかも)。 あの、Wiki辞書の彼のページ、めちゃくちゃ長かったんですが、作品タイトルを並べたところが一番長いみたいです、とりあえず、「さすがにど新人並みの金額で原稿書かせるのは問題なのかも…」と編集者に言われていたとは思えないような重厚な内容で…。 あとあの、荒れ放題の家で娘さんはまともに嫁に行けるんだろうかということが広く業界の心配事であり、若手トップの横光利一の弟子と結婚した時点で大勝利! とか…。 なんだろうね、業界の名物おじさんみたいなものだったのかな、とりあえず彼の自宅は博文館という当時の有力出版社は歩いて行けそうな距離で、ついでにプチ文士村と呼ばれていた菊富士ホテルも近かったです(作家に下宿割引とかしてた)。 尾崎紅葉門下の四天王最弱スタート、家庭小説で生き延び、自然主義に数えられ、ひよひよと低空飛行をして軍部には確かに空気読めない感を炸裂させてました、後輩作家の生活の面倒は見てたみたいです、なんかそれはわかる…。 島崎藤村。11月18日。 明治5年生まれ、旧暦で2月17日生まれ(新暦だと徳田秋声と同い年、旧暦だと一年違いか、ここら辺作家の生年がが団子状態なんでどっちで書かれてることもあるみたいね)、で、んーと、郷士身分で本陣、庄屋、問屋ってあるので名主なんかと近い身分だよねすみませんこの辺実例でしか知らないのであやふやなんだけど。 大雑把に最下層武士みたいな感じですが、農民トップクラスみたいな。 上級武士よかずっと裕福です、なんか、変な人多いけどね…武士にはああいう家系ってあんまりいないんだけど、どうも血が濃いみたいです、ああ、なるほど本陣…(横溝正史的なあの)。 ところでお兄さんの一人が半分犯罪者って言われていたので何事かと思っていたら大陸に渡って商売を起こしてました、そんな、扱いなんだねこの時代!!(否定しない) 自然主義で重く扱われてるっていうと島崎藤村か正宗白鳥って感じで、作家としてならこの藤村氏みたいですね圧倒的に、『夜明け前』という晩年近い頃の作品など特に関係のない編集者を読んでいても編集者ネットワークで「新作着工!」みたいな伝令が流れており、これは重鎮…、と深く納得しました。 まあ、ごってごて盛りの文章でこの作風でこの文体! 耐えられない!! みたいなことを言われていた側にどちらかというと加担するのですが、ものすごく無茶苦茶これでなきゃならないみたいな人にもわりと理解出来るものはあります。 私の主観ですと「イラストで見たい描き込み多すぎて落ち着かない漫画」みたいな感じです、詩人って知らなくても言われた途端に納得したと思う。 血の狂気に創作で抗った人という中村武羅夫の表現が一番好きだな、人生お疲れ様。 岩野泡鳴。11月19日。 んーと、明治6年生まれで1月20日、素晴らしいですね、新暦始まってすぐじゃん、これ以降は新暦表示しかないわけだ、何年に亡くなったか知りませんでしたが大正9年に死去か、思ったより早かったな、享年47歳ですね。 あ、享年は書いたり書かなかったりします、というか、この人が芥川に絡んでいって芥川にお前が売れてるって聞いてるけど大したことがないだろう! とマウント取ったら芥川のほうが多く、あのでも、僕より上が、と言われ、「世の中のやつらはわかってないからな」的に返したという逸話があるらしいんですが。 何故かこの逸話から漂う清涼感が好きです。 なんだろう、芥川を見下ろしているのに適当なことを言ってるのに嫌な感じしない。 てか多分、パクられて裁判やってた頃ですよね、芥川と会ったの。 だいぶ劇的に部数が跳ね上がってたぽいからなぁ、業界人…。 で、もうちょっとその恩恵を受けられたのかなと思っていたんですが、どうも大正8年前後から始まりました総合雑誌ブームから始まりましたため、うん、そんなに長い春じゃなかったのかな…。 あと男女で女に浮気を訴えられて離婚てことになった時、日本の男って普通女を責めるじゃないですか、今よりずっとその傾向が強いはずにも関わらず、裁判所まで含めて全てが嫁の味方をしたエピソードもなんか好きです、なにもかもが正直だからかな…。 詩人出身の自然主義作家、正直お世辞にも良識はないんだけども、周囲の人が普通に抵抗してて実害がなさそうだし、なぜか女性運動家のとこにもいる。少しわかる。 作品もそんな感じぽいですたまに褒められてる、嫌味が、下手なんだろうな…。 河東碧梧桐。11月20日。 かわとうへきとうご、じゃないよ「へきごとう」だよ! 記憶はないですが多分前から間違えていて何度か訂正してるはずなんだよ、たまにあるよね!! 明治6年2月26日生まれ、昭和12年没で63歳。 Wiki辞書のページを眺めているのですが、明治35年に新聞『日本』を亡くなった子規さんから受け継いだあとは新傾向俳句に走り、明治39年から明治44年に掛けて全国行脚を行う。 で、昭和8年に引退、昭和12年に身体を壊してそのまま死去、みたいな感じに、私が略してるだけじゃなくてこの内容の詳細しか書いてないですね。 ところで私、藩校の教授の息子さんっていう身分の方初めて見ました、新聞記者も含めて文士では見たことないってなんか不思議、全国に結構な人数がいたろうに…、それともこの家の方たちはわりと素直に教育の道に行ったりしてたのかな。 明治に入っての数少ない知的エリートなので、まあなんらかの地位には着いてると思うけどねー、明治政府人いないし、どの分野にいるんだろ。 あとあれ、子規さん関係の本を読んでいると海軍中将である秋山真之か文学関係者か大抵片方しか語られていないんですが、初めて両方書いてある文章を見ました、にゃ、純粋に碧さんも普通に先輩付き合いしてたみたいですね、つか子規さんよか出会い先か。 虚子さんとは中学校の同級生で、野球を通じて子規さんと知り合い、虚子さんを誘って俳句を習うことにしたってことかな。 この時点でまだ虚子さんは高等中学生なので(のちの高等学校)まあ子規さんはアマチュア文学青年みたいですね、一番弟子ズなわけだな、自然だわ。 泉鏡花。11月21日。 明治6年11月4日生まれ、昭和14年没で享年65歳。 そういや映画で鏡花ブームが起こったって聞いたことがあるんですが、時期がこれだと当人が知ってたのか知らなかったのか正直わからんな…、なんか自然発生のブームだったぽくて流れでしか知らないんですよね、あんまり離れてはなさそうだけど、また微妙にどっちが先かわからない。 まあ、遺族のほうが頼みやすいくらいはあったかもしれんけど、死後もある程度続いてることは間違えなさそうなので。 それと新派関係の本を読んでるとちょくちょく出てくるので、舞台化は定期的にしてたぽいですね、いや、その本ではあくまでも新進気鋭の演劇関係者を触れてるだけなのに鏡花がずらっと並んでたので(あと逍遥さんとか)。 もうちょっと地味なところだともっとたくさんあったんじゃないかな。 で、「自然主義と対立していたのかどうか」ということだと、『新小説』の自然主義撲滅運動とかやってた編集長と友人関係で、作家で普通に参加していたのは鏡花だけです(あと赤門の三流文士ども☆)、みたいなことがぺろっと語られていたので別に疑っていなかったんですが。 懇切丁寧にそう言われていたがデマなのだということを解説している人もいたりしたのでまあなんだ、いろんな人がいますよね。 多分あれ、悪気とかじゃなくて新小説が「それ」以降、急激に存在しているかどうかわからなくなるので時期を絞らないと読めないせいじゃないかと思います。 紅葉門下時点で川上音二郎に無断使用されてるしな、舞台化はガチ常連。 高浜虚子。11月22日。 明治7年2月22日生まれ、昭和34年没なので(享年85歳)、戦後14年後まで生きてたのか、戦時中に名前を見た覚えがなかったんですが「日本文学報国会」の俳句部長…ああ、これは「日本俳句作家協会」という昭和15年に出来た会が翌年には改編されていたということのようなので、合体してたのね。 だったら単純に見落とされただけで表に出てる勢との話し合いもあったかもね。 (むしろ「表に出ていない」菊池寛て可能性もあるけど、彼は立ち上げ時点で主導しているのに当人は役職をパスしてる、若手なんかは書き残してるね。) Wiki辞書のページは悪い内容でもないかと思うんですが、なんだろう、私、新聞のコーナーや雑誌を担当すると人気が出るって認識していたんですよね、虚子さん。 見事にそこだけが穴あけになったみたいな内容なんですよ。 こう、そこが低く見られる原因みたいなところはあったんですが、なんだろう、人気を求めるあまり低俗になるとかそういう理由でないなら人気そのものを省いて語らないほうがいいような気がするんですけどね。 というか、私はそこの人気の理由(雑誌の歴史見ててもものすごく露骨に彼が担当した途端に部数が上がり、去ると落ち目になってる)の分析して欲しいんですけどね、にゃ、知名度って意味ではさすがに子規さんのが上だろ、子規さんは当時から普通に俳句リーダーとして与謝野さんクラスの知名度だろう。 あとあれ、『ホトトギス』は漱石さんの「吾輩は猫である」を掲載していたことで知られているんですが、その前後から小説に熱中しており迷走、俳句に根本を戻したとか、漱石門下の人材を国民新聞で受け入れたとか気になるんだけどなぁ。 有島武郎。11月23日。 明治11年3月4日生まれ、大正12年に死没、享年45歳。 ゴシップに関しては「心中相手とは恋愛関係などではなかった」と熱心に語る人を見たことがあり、どうも重厚な作品で知られるってイメージのようですが。 ぶっちゃけまして新潮の社長の扱いがいささか。 島田清次郎と似たような扱いをしていたのではないかと本で見たことがあったんですが(同時期に売り出したい若手作家がいたため、前座として使い潰したというか)、確かにいろいろ見てると違和感はないな、という印象。 そもそも国木田独歩の逃げた元妻の作品で名前が売れてるからなぁ…。 (この案件、若者には受けがいいんだけど年配男性の扱いが最悪なんだよね…、身分高い女にする態度ではないよな…。) そういう意味で正直苦手だったんですが、どうもこれ、彼女の立場を借りて自分のことを書いているということで評価は固まっているようです。 最初に見た時はこれもびっくりしたけどね、マニアックだな! で、さらに「白樺の時代」もどうもこの有島さんの一般人気を指すらしく(大正8年くらい、新思潮の零落ということが一部で語られていた時期のようです)。 煤煙(漱石門下の人の実録心中小説)や新思潮の三角関係関連作品なんかの系譜として捉えられたのではないかな、と思ってるんだけどどうだろう。 いや、とにかく重厚なイメージみたいで、ちゃんと語られてなくて…。 『種蒔く人』を媒介にしたプロ文との関係も中間作家(創作ありの自伝風)との絡みも込みで語ってて欲しいんだよな、あちこちに説が散らばっててね…。 正宗白鳥。11月24日。 明治12年3月3日生まれ、昭和37年死没、享年83歳。 んーと、網元の家の人みたいですね、初めて見たな、だいたい本陣とか名主なんかと同じ括りで捉えてるんだけど別に自信はないです(近代の建築物なんか見てるとこの層が多い)、まあ田舎にいた完全識字者ってやつではあるよね。 デビューが明治37年だから自然主義の台頭よりちょっと前かな、その後、『読売新聞』の記者として働き、明治41年に作家に専念するために退社、と。 読売新聞だとあれですね、硯友社と袂を別っているので自然主義寄りの新聞って認識で良かったはず、漱石さんにアプローチをするためにお使いに出されてたりもしますね。 (対面した漱石さんによると小説は認めてなかったぽいよ、白鳥さん。) あとあれ、作品評論すっごく上手いです。 ただ、本にまとめられてしばらく時間が経っていたりすると立場がころっころ変わるのでどれが本音なのかさっぱりわからず。 ついでに作家論を語ってくれてるんですが、とりあえずきちんとした経歴を把握したあとで推理を展開されたほうがいいような気もします。 トルストイの真実を暴露みたいなのも、天から降りて来た内容ぽくて…なんとも、作品論はある意味で流されやすいほうが上手いのかもなぁ、とちょっと思わないでもなかったな。 『中央公論』の編集者の本を読んでいた時に大正後期くらいの戯曲ブームの頃に「白鳥氏が戯曲に興味を持ちました!!」みたいなことが編集者ネットワークで伝わって来ていたので、扱いは良かったんじゃないのかな。 作品は、語られているのを、一度見たことがあるくらいですかね…。 永井荷風。11月25日。 明治12年12月3日生まれ、面倒なので戦後まで生きておいでです、長生き組です、というか『東京人』とか下町の本とかでたまに出てくるよね、ファンとアンチとがばっきりと別れてまして、ファンは正直ネタがそこまでバリエーションがなく、評価がそう高くはないんですが、アンチが愚痴と非難だけでマイナーな土地のページをみっしりと埋めているので圧倒的にファンのほうがマシですね! ただ、なんというか、薄っぺらい下町趣味だなー、とは思いますね。 それと明治後期くらいを壮年で活躍時期にしている文化人を見ていると時々出てくるんですけどね、なんか、好みで勝手に改変紹介とかするらしいです、いつもはわりともごもごと怒られてることが多いんですが、「この方向性に盛るのはオッケー」みたいな感じで明確に改変部分が語られていたことがあり、有名だったんだろうな、としみじみ。 黙阿弥さんの本が一番辛辣だったんですが、歌舞伎舞台の辻褄を消して見栄の部分だけを残して改変するということが語られており…。 なんとも言えない読後感でした。 芥川の批判もスタンスのわりに軽薄みたいなこと言ってるよな、うん…(荷風さんの本以外で読んだことはないんだけど、荷風ファンはやはり良識がある)。 が、それが作品にとってマイナスかどうかは別の話だよな。 私は趣味ではないんですが、ファンの人たちが彼の中にある狂気めいた部分を踏まえた上で愛好してるなら立派に一芸よね。 ところで慶応講師時代に完全に政府の槍玉に上がってるんですが、それを「素行が悪い」で済ませる本が結構多くてちょっと、まともに読みたいなあれも…。 小川未明。11月26日。 明治15年4月7日生まれ、戦後16年くらい生きてますね長生き組。 てか、修験者の父親って初めて見ました、神道系の人ってことかな? 春日山神社を建てるために奔走したってこの時点で面白いな。 生粋の早稲田っ子ぽくて逍遥さんやら島村抱月などの授業を受けており、同級生に相馬御風さんがいるのか。 明治37年の時点で『新小説』に作品を発表してデビュー。 あー、ひょっとしてここから数年で自然主義が台頭していまいち目立たなくなるってことになるのか多分、とはいえ、早稲田文学社に属して編集者として働いていたようなので生活に困ることはなかったのかな、ちょっとこの辺は白鳥さんに似てる。 で、大正5年の「遊蕩文学撲滅論」の時点で漱石と小川未明だけは関係ないよねって言われてたらしいよ、あれも確か漱石門下の人がやったんだっけ。 この手の文学派閥の攻撃は正直評価が低いことが多いんですが、この案件に関してだけは「一理ある」って言われてるやつだよなぁ(だがその言いだしっぺの当人はその後さして鳴かず飛ばずぽいけど)。 そのあと大正14年に早大童話会の立ち上げメンバーになり、こっからはその会のページを見てるんですが、なんか政治傾向になってしまったので未明さんは攻撃されていたってことになるのか…、この会初めて見ました、農民文学に近いのかな?(社会派傾向のある作品群、未明さんがカウントされてることもある) 生活が苦しかったっての、短編ばかりだからってのもあるのかしら? 普通にお仕事は淡々とやってるぽいからなぁ、あくまで芸術論争ぽいし上の。 (文芸:文アル登場作家、その3。209) 雑記:文或と近代もろもろ、212 雑記:文或と近代もろもろ、210 雑記:文或と近代もろもろ、208 雑記:文或と近代もろもろ、207 雑記:文或と近代もろもろ、206 雑記:文或と近代もろもろ、205 雑記:文或と近代もろもろ、204 雑記:文或と近代もろもろ、203 雑記:文或と近代もろもろ、202 雑記:文或と近代もろもろ、201 雑記:文或と近代もろもろ、200 雑記:文或と近代もろもろ、199 雑記:文或と近代もろもろ、198 雑記:文或と近代もろもろ、196 雑記:文或と近代もろもろ、194 雑記:文或と近代もろもろ、192 雑記:文或と近代もろもろ、189 雑記:文或と近代もろもろ、188 雑記:文或と近代もろもろ、187 雑記:文或と近代もろもろ、185 雑記:文或と近代もろもろ、184 雑記:文或と近代もろもろ、183 雑記:文或と近代もろもろ、182 雑記:文或と近代もろもろ、180 雑記:文或と近代もろもろ、179 雑記:文或と近代もろもろ、178 雑記:文或と近代もろもろ、176 雑記:文或と近代もろもろ、175 雑記:文或と近代もろもろ、174 雑記:文或と近代もろもろ、173 雑記:文或と近代もろもろ、172 雑記:文或と近代もろもろ、171 雑記:文或と近代もろもろ、170 雑記:文或と近代もろもろ、169 雑記:文或と近代もろもろ、168 雑記:文或と近代もろもろ、167 雑記:文或と近代もろもろ、166 雑記:文或と近代もろもろ、165 雑記:文或と近代もろもろ、164 雑記:文或と近代もろもろ、163 雑記:文或と近代もろもろ、162 雑記:文或と近代もろもろ、161 雑記:文或と近代もろもろ、160 雑記:文或と近代もろもろ、159 雑記:文或と近代もろもろ、158 雑記:文或と近代もろもろ、157 雑記:文或と近代もろもろ、156 雑記:文或と近代もろもろ、155 雑記:文或と近代もろもろ、154 雑記:文或と近代もろもろ、153 雑記:文或と近代もろもろ、152 雑記:文或と近代もろもろ、151 雑記:文或と近代もろもろ、150 雑記:文或と近代もろもろ、149 雑記:文或と近代もろもろ、148 雑記:文或と近代もろもろ、147 雑記:文或と近代もろもろ、146 雑記:文或と近代もろもろ、145 雑記:文或と近代もろもろ、144 雑記:文或と近代もろもろ、143 雑記:文或と近代もろもろ、142 雑記:文或と近代もろもろ、141 雑記:文或と近代もろもろ、140 雑学:近代有力め新聞社10社、181 雑学:近代小説掲載雑誌覚え書、186 雑学:明治の歌舞伎事情、195 雑学:明治の新聞発展事情、177 雑学:文士経営者寄り10人、190 雑学:お江戸の歌舞伎事情。197 文芸:文アル登場作家、その4。211 文芸:文アル登場作家、その3。209 文芸:文アル登場作家、その2。193
https://w.atwiki.jp/aosasa/pages/190.html
雑学:近代小説掲載雑誌覚え書、186 国民之友。4月1日。 明治20年創刊、て、『国民新聞』よりも3年も早いのか(明治23年なので)、国民新聞に関して書いてる時に気付くべきだったかと思うんですが、これ、言論団体である民友社の雑誌なのね。 日本で初めての総合雑誌、まあともかく、小説と政治論文とが一緒に載っている雑誌、だそうです、なんか文学史の本とかで存在ごと触れられてないけど…。 ただ、この雑誌において森鴎外の『舞姫』以下ドイツ3部作に対しての批判が行われたということなので、中身に関してだけは聞いてるな…。 あ、あれです、主人公どうなんだよみたいなの、石橋忍月さん、のちに弁護士になったんじゃなかったっけ、そして日本で初めての評論だとかで、触れられてるのに雑誌に関してはスルーなのか、なんか偏ってるなぁ文学関係の本…。 とはいえ、同時代の作家総覧という調子で載っているようなので、柳田泉氏の研究を読めばちゃんと載ってるだろうからまあそれ読めばいいか(明治専門の文学学者さん)。 時々聞いていた徳富蘇峰の「変節」ってあれ、日清戦争の時に主戦論に鞍替えし、そのまま体制寄りになったってことなのか、で、『国民之友』に不買運動が仕掛けられまして売り上げが急落、国民新聞に吸収させることで凌いだとか、それが明治31年。 蘆花さんに新聞小説書かせてたのも多分この時期だろうね。 とはいえ、日露戦争の時点で自分たちが一流国になったのだ、という意識が一般に広まったはずなので、その頃にはあんまり関係なかったかも。 今度民友社に関してのほうを調べたほうがいいかもなぁ、そういやちくまの明治文学全集には確か民友社の巻が存在してたよな、雑誌に多かったという翻訳作品かな? 太陽。4月2日。 なんでも明治27年の12月に「太陽発刊の主意」という欧米社会に負けない総合雑誌を作るよー、という趣旨の発言がされており(概念としてはあったんじゃなかろうか、あんまり捻った呼び方でもないしこれ、自然発生しそう)、翌月明治28年1月かな、『太陽』が発刊されたんだとか。 1月狙いの雑誌って多いってそういやどこかで聞いたことあるな。 で、この時に『日本商業雑誌』『日本大家論集』『日本農業雑誌』『日本之法律』『婦女雑誌』を太陽に集約したそうです、なんとなく内容の想像が付くなぁ…。 あとなんか『文芸倶楽部』と『少年世界』も同系統の雑誌を集めているんだけど、あれですね、これ、日清戦争の頃なのか…。 日露戦争の時点で10万部越えとか20万部とか言ってたのもここだよね。 (両戦争の時期には雑誌の需要がいろんな要因で伸びてるんだよね、大雑把に言うと徴兵令が始まり、一般人の家庭に戦争が関係するようになり、戦争に関しての事情を知りたいという人たちの層が自然に飛躍的に増えたってのが大きかったのかな。) (日清の頃は確か一流国としての自負によって知識欲が増大って時期かな。) 主幹としてある程度名前知ってるのは高山樗牛、長谷川天渓、平林初之輔かな、最後の人がなんか謎だったんですが、プロ文に走ったせいだとかで、昭和2年から昭和3年の時期までで、まあ、そこで廃刊しています。 最後の博打かな…、オウンゴールは言い過ぎかしら。 いわゆる教養主義の時代の後の人たちがほとんどいないものの、それ以前の作家や文士はほとんど参加してる感じだな、大正に乗り遅れた雑誌かぁ。 中央公論。4月3日。 えーと、西本願寺(地味に東西があるよここ、争ってはない、なんというか競ってる)系の機関誌として出発、もとが『反省会雑誌』にて東京進出で『反省雑誌』か、さすがに機関誌ど真ん中の名前過ぎたのかもねー。 創刊が明治19年、東京進出が明治25年、で、明治32年に『中央公論』と改名してそのあとに小説を載せるようになったんですが。 大雑把にまず西本願寺との資本関係が切れ、その時点で西本願寺系の論客に逃げられ部数が激減し、その時点で学生だった滝田樗陰の勧めもあって小説を載せるようになったようです、なんで学生と言い切るかというと漱石山房のほうに帝大生の帽子被った樗陰さんが通ってるところが描写されてるからです。 夏目漱石の扱いが違うわけだよ、扱いが違うわけだよ、苦学生じゃん!! なので主導してたのは別の人だったりもするんだけど彼も彼でなんか曖昧に済んだので樗陰さんが主導したみたいな話になっているようですね…、微妙だなぁ。 ただ、Wiki辞書に載っている『改造』の登場以来、急進的な立場との棲み分けのためにか中道的になったってのは聞いたことなかったな、載ってる本読みたいかも、これは小説特集号などが作られてる時期が確か近かったんじゃないかと思うので気になる。 それとあと、大正デモクラシーと結び付けて語られていることが多いですね、代表的なのが吉野作造さん辺り、というより大正デモクラシーと結び付けて語られてる雑誌ってほとんど数年で消えちゃってるからなぁプラトン社とか。 悪い意味でもなく、ほどほどに流行を汲んでるんじゃないかなぁ、教養主義との結びつきに関してもなんか本があったら読みたいですね、菊池とか芥川とか。 講談倶楽部。4月4日。 明治44年に創刊、昭和36年に廃刊、司馬遼太郎さんここの懸賞小説出身なのかな、にゃ、懸賞小説からの作家業とは限らないですけどね、受賞者の中にはいますね。 講談ってのは大雑把に『太平記』などの軍記ものに始まりまして、寄席で語られることが多い歴史ネタのものを指すようです、寄席の演目ってなんか曖昧なんだよね、落語の一系統だって解説してる人もいますし、三遊亭円朝さんの「牡丹灯籠」などを講談として認識していることもあるようですね、ご当人が有名な落語家なので落語って呼ばれてることもあるし、まあ、そこも曖昧なのかしらね。 円朝さんの本は二葉亭四迷などの現代文においても参考にされたとかで、当時はなかなかの人気ではありました(円朝さんのタネ元がどうもフランス由来らしいとか)。 それと当時『文芸倶楽部』っていう博文館の雑誌がありまして、ここが時々講談や浪曲の特集号を出していて、なかなかの売れ行きだったとか。 単独の雑誌がないよん、てことで野間清治さんのところに話が持ち込まれたのだとか、て、把握してなかったけど国民新聞の人らだったのか(蘇峰さんの新聞ね)。 野間さんは当時『雄弁』という帝大関係者メインを執筆者にしたお堅い雑誌をやってまして、これが大日本雄弁会、んで続いて『講談倶楽部』という、いまいちよくわからない展開ですが、気にしなくてもいいのかな。 当時は講談を扱うと低く見られるので別の講談社という会社を立ち上げ、編集者さんたち(雑誌関係なく行き来するスタイル)はあまり講談社の名刺を出したがらなかったとか…、なかなかの階級社会だよなぁ。 しまいにゃ講談師とも縁を切っての新講談立ち上げ、おう頑張れ…。 主婦之友。4月5日。 えーと、180万部が確か戦前最高部数なんだけど、163万部、しかも「付録十年戦争」の間か、なるほど確かに文学の歴史にはあんまり関係ないな、講談社との間に繰り広げられたそうなので多分あれ『婦人倶楽部』とどんぱちやってたんでしょうね。 (講談社の『キング』が150万部なので越えとる。) あれ、主婦之友とキング以外に部数そんな大きいところあったのかなぁ? 私の記憶違いだったのかしら、まあいいや。 えーと、大正4年に「東京家政研究会」というものが立ち上げられてその2年後の大正6年に創刊、婦人雑誌のだいたい代表格ですね、ざっくりランキング1位とも言うけど(婦人倶楽部は頑張ってる)。 掲載小説は、お、昭和7年から1年ほどの牧逸馬とその2年後の小島政二郎とかいるなー、あとは戦後なのでちょっと置いておいて、この前後では発行部数10万部ってところなのか、どちらもそこそこ人気はあるけど部数はそのくらいか。 あと、戦時中に戦争特集を多く組んでいたとのことなんですが、それはごく普通のことなので戦犯として追及されたりはしないものなんですが…(政治を動かすようなメディアの動きはアウト)、戦争中に敵を罵っても別にさぁ…戦地にいる兵士特集からの自然な移行だろとしか。 が、国内ではだいぶそっち寄りの厳罰意見があったとは聞いていて、主婦之友も戦時中の雑誌を証拠隠滅したのではないかと研究者に推測されているとか。 まあ当時はともかく、現代の研究者はもうちょっと、もうちょっとな、公職追放は「重役全員」が受けました、文藝春秋とか金庫番まで食らってたよ経理だよな!! 改造。4月6日。 大正8年刊行で、同じ年に創立した「総合雑誌」が3種ということは早い段階で聞いていたものの、米騒動がその前年の大正7年、そのさらに前年にロシア革命が存在していて、第一次世界大戦が終わったのも大正7年な辺りに理由があるのかしらね、やっぱり。 まあ刊行時に作家たちを集めてパーティーをしようとして「生意気」って菊池寛に言われて友人の芥川龍之介に「なら行かない」みたいに返されたというエピソードをたまに出版社関係で見掛けるんですが(恐ろしいことに前後に解説がない)、おかげで若手世代が広津和郎くらいしか行かなかったんだよね、と滑らかに続けられてもさっぱり意味がわからないんですが…。 最初の何年間か非常に辛い思いをして作家を集めていたってのも、たまに見ます、上の事情とセットなのかどうかはばらばらに見るのでなんとも…。 それと同じくらいか、もっとよく見るのが賀川豊彦という宗教家の方の「死線を越えて」の特大ヒットで、おかげですっかり会社を立て直しました、やばかったー、みたいなことは戦後の文学の「正史」とも呼ばれた水島治男さんの本にもありました。 が、どうもこれはよく純文学作家の手柄だと主張されがちな案件のようで、残念ながらWiki辞書の内容は最初から最後までそのトーンだったようなので、開いてしばらく途方に暮れました、正直、出版関係の本でしばしば第三者が『改造』に関して触れてるのか謎ではあったんですが、関係者自称の歴史が傍目から見たものと全く違ってたら、それは言及しておきたくもなるか、よく見るからなぁ…。 てか、アインシュタイン呼んだことは書いてあるのにホイットマン呼んだこともない(癖強い詩人さん)、占有率高いプロ文もないな…、社長の再評価遠そうね…。 新青年。4月7日。 んー、大正9年の創刊で、廃刊ではなく出版社(博文館)がなくなってしまったため? 出版業を止めてしまったのかな、まあそれと共に閉じたようで、後継雑誌みたいなものが存在するようですね(『宝石』だっけ)。 そもそも日本の探偵小説ってのはもともと翻案がメイン、日本人の当時の好みに合わせてほとんどが冒険ものだったようなんですが、だんだん飽きられまして、翻訳をメインにやっていたのがこの『新青年』だよね。 で、そこに持ち込まれたのが江戸川乱歩、そしてそこから延々と乱歩氏のみが雑誌名よりも大きく広告に載るみたいななんとなく捩れた状態が始まったわけだよな。 正直よく見るんでそれ。 あ、新青年の広告だったのかもちょっと記憶が、名前ばーん、タイトルどーん、で他の文字があんまり目に入らないんですよね、まあちょっと…。 そもそも『冒険世界』を改編したのが始まりであり、その後も小説雑誌ですらなかった、と言われるのもちゃんと書いてあっていいですね、Wiki辞書のページ。 あくまで雑誌内の事情を越えていないものの、他の事情を知っていると、あー、なるほど冒険小説メインだったしなぁ、とか、小説掲載数がそんなに多くはなかったのかもしれないな、と納得するからね。 他で乱歩さんの参加した「大衆文学系」の同人誌が爆死したのも見ているので、やっぱり一人の力では限界もあるよね…。 戦時中は科学小説や歴史小説のほうに行っちゃってるのか、チャンバラも不可のはずなので歴史ものってことかな、新青年は特に検閲対象でもないしまあいけるかな…。 文藝春秋。4月8日。 『中央公論』を越えてシンプルな記事でした、いや私は困らないけど「人権侵害について」と労働団体に関してのみが文章ある感じであとはほとんどぺらっとデータが並んでる感じですね! とりあえず作った時点で同人誌、作ったのは大正12年、関東大震災で印刷所その他が被災し、「5万円でどうか」みたいな買収計画もあったようですが(まだ一桁しか出してないので、さすがに菊池寛目当てだったんじゃないかと思うけど、あ、プラトン社です、あの化粧品会社がパトロンでほとんど直営みたいなとこ)。 まあまあ跳ね除けて自力でやってくって時に確か芥川龍之介も説得に参加してたとか、大阪行きを検討していたので直木三十五(当時は名前違うけど)を大阪に先に送ったらなんか戻って来なかったとかのエピソードもありますね。 大正13年から14年くらいにはどうも広告を打つこととその結果にめちゃくちゃに嵌まってしまい、「作品書いてないよね?!」と芥川を泣かせたとかいう逸話もあります、時期がこれなんだよ、横光利一氏の専門研究者さんがなんでか時期を特定してたので他の情報を突き合せたらわかりました、なんで彼が時期を特定してたのかは知らん。 昭和に入りなにを考えているのか総合雑誌化(政治を扱う権利取得)、ビルが建ってますが会社のビルじゃないのかなあれ、社長の資産大したことない発言が。 芥川賞は日本の権威に(そして直木賞はそのおまけのように)なってますが、ポケットマネーで作った賞なので「旧友ぽい作品を選ぶ」って言ってるご当人の意思を尊重してあげて欲しいんですが、なぜか菊池寛無関係説とか読まされたこともあります。 だいぶ神経が太い雑誌だなと、たまに思う…、権威スルーだけは統一なんだよな…。 キング。4月9日。 大正14年発刊、えーと、「円本」は大正15年からですが(改造社ね)、まあ要するに大量印刷薄利多売時代みたいな象徴だよね、なんでも小学校卒の息子が文字の読めない母親に読んで聞かせるような雑誌だったようで。 いいんだよ、「大学生がキングだけを読んでいる」ことを馬鹿にするのは。 なんで『キング』を馬鹿にするんだよなんか了見が違うんじゃないか?! としか言い様がないんだよな、当時の人ならまだ仕方ないんですが、現代人にまでいるとさすがになんか…どうなのとしか、鵜呑み大王かよ…。 ただ、大変に頼もしいながらこの辺の指摘をしてくれていたのは「岩波書店百年」の中で行われていたのでさすがエリート、戦前は残念なことになったけども(岩波社長が普通に見下し発言残してた)、戦後は信頼に値するー!! いやなによりなにより。 そして、キングはなにも思考停止のための雑誌ではない、どれだけレベルが低かろうが成長するための雑誌であり、中学校の教師を読者層の主体としていた岩波書店とは実は遠くない隣の世界なのではないか、ということが語られており。 うん、プロ文の哲学者が正しくわかりやすい科学の教え方とか悩んでいたのも多分この雑誌がきっかけだろうね、教え導かれるだけの大人しい農民って存在ではなくなったんだよね、キング以降。 まあ載ったところで自慢出来ない、まではわかるんだけどね…。 載ってた人が筆を折ったんだとか盛大に嘆くとかの展開があるので、こう、文学史って振るってるよなぁ、触れないだけとか幻覚なしでなんとかならんのか。 50万部スタート、150万部マックス、当時最高にして文学史は無視、豪快…。 新潮。4月10日。 今まで基本的に刊行順に並べてましたが、『新潮』は明治36年でぶっちゃけて昭和の頃には老舗って名乗っても許されるかと思うんですが、まあなんと申し上げるべきか新人作家が載ってても「別に」みたいな感じの人がいらっしゃる(私がメインなのが大正中期くらいなので、なんかこう、よくいる)というか、大正末くらいからかな、純文学の牙城みたいな扱いになって以降というイメージでこの位置にしました。 他のが死に絶えたっていうか。 ところで新潮社って重役に家庭小説家とかいるせいなのか(二人くらいお見掛けした)、なんか謎の出版社的な、やたらとその辺をぼかす書き方になっており、社長の本を読んだところ社会的に認められていた立派な業績を無視し、聞いたことがないような業績を盛んに誇示し、有島武郎との出版権利との揉め事に関しても「相手は友人に押し切られただけで全く本気ではなかった」的なことが語られており。 他の本で扱いの酷い代表格(島田清次郎が同時代、で新潮酷い扱いその1)として語られていたのを先に読んでいたので正直悲鳴を上げました。 これを聞いたあとだと大学生に対して当たりが強かった程度の話は小粒かな! とはいえ、編集者がわりと強い権限を持つところで、ちょくちょく雑誌の穴埋めをする必要がある関係上たくさんの「通俗作家」たちを生むみたいな雑誌で、そんなにトータルで悪い印象でもないんですが、ここに純文学の牙城とか名乗られるとさすがに違和感が、初期から重役(家庭小説作家)が会社支えてたけどさぁ! としか。 有り体に支えて貰ったおかげで老舗的な雰囲気になれましたありがとう的なまとめがいつか出るでしょうか、どいつもこいつも現実直視しよ? (雑学:近代小説掲載雑誌覚え書、186) 雑記:文或と近代もろもろ、212 雑記:文或と近代もろもろ、210 雑記:文或と近代もろもろ、208 雑記:文或と近代もろもろ、207 雑記:文或と近代もろもろ、206 雑記:文或と近代もろもろ、205 雑記:文或と近代もろもろ、204 雑記:文或と近代もろもろ、203 雑記:文或と近代もろもろ、202 雑記:文或と近代もろもろ、201 雑記:文或と近代もろもろ、200 雑記:文或と近代もろもろ、199 雑記:文或と近代もろもろ、198 雑記:文或と近代もろもろ、196 雑記:文或と近代もろもろ、194 雑記:文或と近代もろもろ、192 雑記:文或と近代もろもろ、189 雑記:文或と近代もろもろ、188 雑記:文或と近代もろもろ、187 雑記:文或と近代もろもろ、185 雑記:文或と近代もろもろ、184 雑記:文或と近代もろもろ、183 雑記:文或と近代もろもろ、182 雑記:文或と近代もろもろ、180 雑記:文或と近代もろもろ、179 雑記:文或と近代もろもろ、178 雑記:文或と近代もろもろ、176 雑記:文或と近代もろもろ、175 雑記:文或と近代もろもろ、174 雑記:文或と近代もろもろ、173 雑記:文或と近代もろもろ、172 雑記:文或と近代もろもろ、171 雑記:文或と近代もろもろ、170 雑記:文或と近代もろもろ、169 雑記:文或と近代もろもろ、168 雑記:文或と近代もろもろ、167 雑記:文或と近代もろもろ、166 雑記:文或と近代もろもろ、165 雑記:文或と近代もろもろ、164 雑記:文或と近代もろもろ、163 雑記:文或と近代もろもろ、162 雑記:文或と近代もろもろ、161 雑記:文或と近代もろもろ、160 雑記:文或と近代もろもろ、159 雑記:文或と近代もろもろ、158 雑記:文或と近代もろもろ、157 雑記:文或と近代もろもろ、156 雑記:文或と近代もろもろ、155 雑記:文或と近代もろもろ、154 雑記:文或と近代もろもろ、153 雑記:文或と近代もろもろ、152 雑記:文或と近代もろもろ、151 雑記:文或と近代もろもろ、150 雑記:文或と近代もろもろ、149 雑記:文或と近代もろもろ、148 雑記:文或と近代もろもろ、147 雑記:文或と近代もろもろ、146 雑記:文或と近代もろもろ、145 雑記:文或と近代もろもろ、144 雑記:文或と近代もろもろ、143 雑記:文或と近代もろもろ、142 雑記:文或と近代もろもろ、141 雑記:文或と近代もろもろ、140 雑学:近代有力め新聞社10社、181 雑学:近代小説掲載雑誌覚え書、186 雑学:明治の歌舞伎事情、195 雑学:明治の新聞発展事情、177 雑学:文士経営者寄り10人、190 雑学:お江戸の歌舞伎事情。197 文芸:文アル登場作家、その4。211 文芸:文アル登場作家、その3。209 文芸:文アル登場作家、その2。193
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/4249.html
akiharu国 アイドレスWiKiの該当ページ L:akiharu国 = { t:名称 = 02 akiharu国(組織) t:要点 = 異様なハイテンション,カオスな風土,ターキッシュバン t:周辺環境 = akiharu国 t:評価 = なし t:特殊 = { *akiharu国の組織カテゴリ = ,,藩国。 *akiharu国の藩王 = ,,涼原秋春。 } t:→次のアイドレス = ギャグに呪われし民(人),ウミネコハイツ(施設),I=Dの隠れ里立国宣言(イベント),ギャグへの回帰(イベント) }
https://w.atwiki.jp/tenpure-kobe/pages/68.html
大いなる獣の地図Lv60(通称:桃太郎大富豪) 地図名:大いなる獣の世界Lv60 発見者:アオイ 場所:魔獣の洞窟近く ボス:B15F ハヌマーン 地形:火山(敵ランク最高) 内容:S5A4 即げんま(B4)即メタスラの盾(B3)即風林火山(B7)即きんかい(B3,B11,B13) 備考:ストップウォッチ不要でB3のAB装備2個取得を繰り返すことで、時速約150万G取得可能。(要時間合わせ) 時計無しでどうやって11秒を測るかというと、中断して再開し、歩けるようになるまで調度10秒かかるので、 2階下り階段から1秒離れたところで中断し、再開後すぐに階段を下りる。すると、ちょうど11秒経過する。 詳細なやり方 1Fの下階段は左→下 2Fの下階段は右→下 2階の下り階段の左の岩の真下で、中断。 再開後、すぐに階段を下りる。 3階の宝箱2個を空け、風林火山、メタスラ鎧を回収する。 リレミトで脱出。 中断ポイントまで約30秒で行ける。 1秒で階段を下りれる場所で中断するのがポイント。 岩の真下でなくてもどこでも良いが、岩が分かりやすいので目安になる。 3階の宝箱付近では、敵シンボルが出現するが、 宝箱の右側に回りこんで空ければエンカウントしない。 エンカウントしにくいので、慣れればテレビを見ながらでもできる。 youtube参照動画(低画質) http //www.youtube.com/watch?v=9qelV6jxsqk 情報引用元:ドラゴンクエスト9wikiレア地図一覧
https://w.atwiki.jp/jojoxixipage/pages/125.html
・必要のないページを作らない! ・作ってしまった場合、mixi内でメッセージを送ること。 ・スタンド追加のルールに関してはこちらを参考にしてください。 ・基本的にストーリーや、スタンド能力の改変は無しです。どちらとも、原文のまま載せてください。但し、以下の場合は特例とします。 【ストーリーの場合】 ・対戦者やスタンド名がまちがえて記載されていた場合 ・文や、行の欠落 ・リンクの不具合 【スタンドの場合】 ・何らかの原因でスタンドの能力が当初より若干変化した場合(変化が激しい場合は別記載とします) ・本編との矛盾(スタンドに無い能力が使われた場合)。この場合、本編に合わせた記載とし、成長とは区別する。 要するにに、勝手に物語を変えないでってことです。 あとの利用は個人のモラルに任せます。 このWIKIはスタンド使いであるみんなの物なんだから、怖がらないで自分が思う「必要なこと」をすればいいんですから…… ここに掲載されている文章、画像、スタンドの著作権は作者へ帰属します 無断転載、二次配布はしないでください
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1396.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 663 クリスマスは、十ゆん十色/コメントログ」 つまんね -- 2010-06-11 05 54 10 けっこういけたよ。聖帝お兄さんとれみりぁがすきだ -- 2010-06-20 07 24 09 いい話でした さくや、れみりゃ、むき・・じゃない、むっきゅりぱちゅりーと賑やかに鍋会してるんだから、聖帝お兄さん十分リア充だろうが!! 爆発!!しなくてもいいから一人くれ!! -- 2010-07-20 03 10 40 つまらん なんで虐スレにこういうの載せるわけ? -- 2010-07-26 12 16 15 れみりゃ・さくやが幸せだったらそれでおなかいっぱい。 素晴らしい。れみりゃ大好き。もっと書いてね!たくさんでいいよ!!! -- 2010-07-26 18 34 24 つまらん なんで虐スレにこういうの載せるわけ? 一応ここは愛でもありなんだよ、トップページを見てみるといい あとこのページの一番上にも虐めじゃないって書いてあるだろう 作品を読む前に一度作者の注意も読んどいたほうが不愉快な思いをせずに済むよ -- 2010-07-26 22 04 32 『 ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKI 』 とタイトルにあるからここは虐待専門です! 愛で・ギャグetc は不純物です!!! ………って虐待派は主張してます。 色々なのがあっていいと思うんだけどな。 -- 2010-07-26 22 12 31 愛でと言うよりむしろお兄さん虐めな気がする -- 2010-08-03 19 51 41 話に起伏が無いSSってのは思った以上に味気無くてつまらないものだな。 -- 2010-09-12 01 47 26 野良魔理沙嫁にしちゃダメかな? -- 2011-04-25 02 30 23 面白いと思うけどなぁ -- 2011-07-19 23 59 02 相変わらず賽銭箱れいむは高性能だなw -- 2013-10-31 02 15 10
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/349.html
MAKI アイドレスWiKiの該当ページ 名称:・MAKI(ACE) 要点:・秘密戦艦 周辺環境:・パーフェクトヤガミ(ヒーローヤガミ) 評価:全能力18 特殊: *MAKIのACEカテゴリは逗留ACEとして扱う。 *MAKIは賢者、船乗りとして扱う。 *MAKIは例外として他のACE、もしくは部隊と同一部隊を作ることが出来る。 →次のアイドレス:・OVERS・SYSTEM(ACE)・BALLSの祈り(イベント)・パーフェクトヤガミ(ACE) 能力 ACEのみなし職業の消費質疑によりACEは燃料消費しません(能力部分にはいちおう表示しています。 *賢者は助言を与えて他部隊の能力を×1.5(評価+1)することが出来る。この助言効果は重複して効果を発揮しない。 *船乗りの位置づけ = ,,{パイロット系,コパイロット系}。 *船乗りのパイロット資格 = ,,搭乗可能(艦船系)。 *船乗りのコパイロット資格 = ,,搭乗可能(艦船系)。 *船乗りの緊急輸送能力 = ,,ボートで2万tの物資を緊急輸送することができる。 *船乗りの艦上補正 = ,条件発動,(位置づけ(艦船系)の乗り物の艦上で活動する場合での)全能力、評価+2。 コメント MAKIである。結局田辺真紀との関連性わかってないよねぇ。 ちなみにこのヤガミはジャージ姿がパーフェクトなヤガミである。 派生前 田辺真紀→ドラゴンスレイヤー ハッカー→サイボーグ エリザベス=リアティ 質疑 16995 Q: 以下のACEについて、「~として扱う。」とだけ記述されており、特殊使用可とは明記されていませんでした。 これらも全ての特殊が使用可なのでしょうか? エノラ=タフト「賢者」 MAKI「賢者」「船乗り」 A: 特殊使用可能です。
https://w.atwiki.jp/jikowiki-extra/pages/31.html
名前 コメント