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... .... / \ / \ / / / | | | ヽ .. / / | | | l | | l |. | | | l |'; | l | | l |. | | l |---|、'; l 从 | | | .. l从从| 斧㍉ \ |´ ̄| /===! . VV . 圦リ ヽ !=zz=/ | V/!. . . . ∨ヘ { . ./| 〉〈 ! . ∨ヘ _ /イ| ∧ ! .. ∨ヘ .s。 イ l | ! . | . 〕 |ォ、 ∨ ∧ . | |´ \_/ 〉-∨ ∧ \ イ | | /-ヘ / . .∨ ∧__ \ / / | | |///∧ / |∨ ∧/} \. { \ { . . .| | |777 ./. . . . .|. ∨ ∧∨ \ \. { / | | ///l ./ . .| /\ \ \ \. { / | |/// | / ヽ |V \ ヽ \ \. ; / . . . .| |/// / } し', } } \ \ { | |// / } ∧ { /l \ \ { 乂 . .| ∧/ / / . ノイ| ヽ ヽ / 〕 ー | / ', -=≦ ./ V ∨ i i. / .{ |/ ', ′ { ヽ | | { { ', { / } | | 141.5スレ目(207日目)に登場。特務レンジャークエスト「重要施設強襲任務」でスバル・ナカジマと共に同行した特務レンジャー。 やる夫よりも年下だがランク7に達している。 パートナーポケモンは小悪魔のザジ。もう一人直枝というエンジェルがいるらしいが、今回は待機中とのこと。 クエスト中にキャプチャでパートナーを増やすチャンスもあったが、今はそのつもりはないようで、全て断っている。 やる夫がジェイド・カーティスと対決中には伏兵として身を隠しており、ジェイドが逃走しようとした時に現れて捕縛を成功させた。 146スレ目(219日目)、レンジャー協会で行われた波紋習得会に参加していた。3回目のチャレンジにて無事成功。 終了後行われた懇親会での話によると、波紋習得を果たしたことでプリキュアの里に配属になる予定。銀星号の件があったため特務クラスを置いて警備を強化する目的があるようだ。 懇親会の中でやる夫に告白し、恋人となる。ティアナ・ランスターからは隠れて寝ずの番などの無茶をしがちなところを心配されている。 レンジャー能力 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┃NAME:真名┣━━━──┃HP:170┣━━━━──┃スタイラー:Lv7 【(出目の合計値/2)×(Lv+アシスト)=キャプチャダメージ!!】【アシスト威力等倍1・抜群2】┣━━━━━━──┃保有可能ポケモン:7匹┣━━━━━━━───┃レンジャー服特性> イリュージョン:1ターン攻撃の標的にされなくなる┣━━━━━━━───┃パートナーポケモン: ザジ 霊 アシスト技: ┃ 呪い … 全体に毎ターン10ずつキャプチャダメージを与える┃ 使用ターンは!1D2で1が出れば相手は怯む┃パートナーポケモン: 直枝 霊/飛╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
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【作品名】UQ HOLDER! 【ジャンル】漫画 【共通設定・世界観】 「A・Iが止まらない」「ラブひな」「魔法先生ネギま!」は同一世界。 「UQ HOLDER!」は「魔法先生ネギま!」の続編ではあるがそれらのパラレルワールドとなっている。 よってルール上、これらの設定のみ流用する。 【名前】龍宮真名(UQ HOLDER!) 【属性】天之御柱学園の学園長代行 【年齢】97歳8ヵ月14日 【長所】半魔族(ハーフ)なので少し長生きな一族のせいなのか老けてない 【短所】不死ではない 【備考】1988年11月17日生まれ。『UQ HOLDER!』で2086年9月1日以降でも生存確認されたので97歳8ヵ月14日。 vol.4
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__ __ __ _ -‐ ヽ / ヽ ` ヽ ,... ´ / ! \_ / / ! | ト、_/ /| l } ! r-/ ,′ ! ∨ /!-! /l_ヽ; {∨}/ ,′ | '{ ィ符ヽ /''符ァ l lソ ,′ ', ∨ { ! ,)' }-; / ./ ', '; ! .ヽ -‐- rリ/ ノ / ', / ハ \ _ イ / / ', / / ヽ ! !/! { / /! / く/ ! /く / |! !! / | ./// . ノ/ `O-'_」!ヽ 、 / | // / ;イ { ヽ/ / ヽ\/ | { | / / ! ゝ==={=' } i .! ト、 |! / / , ̄ ハ  ̄ `ヽV , ヽ / /! ゝ -‐ ヽ __ ''∨ \ / / | l . ヽ / | / / ! ! , / ,イ /、 / / } ハ ! / / \ !/ | ! l | } ヽ \ |! ヽ ヽ } l / ヽ ヽ`ヽ | \ ; ノ/ \ ̄ ̄ ̄`ヽ ハ | ) `!\---‐' { \ )' .! | / . '´ ‐\ .|l ヽ / / / ヽ ', ! . /ィ / \ _ヽ!, . / r‐‐ ' |`ヽ ', / /_,.-‐' { ', ', / // ) ヽ ', .ヽ / // r ノノノ / .{ ,. __,.イ,.. ' ゝゝ-‐ ', Y { ノ´_ ', , ゝ / _ / ヽ ! `ー \ | \ ノ `ー‐ 亜人種・ダークエルフ族。ダークエルフ傭兵団狙撃手。 凄腕のスナイパー。 金に五月蠅く報酬さえ貰えばどんな仕事も引き受ける。 ダークエルフ傭兵団に所属したのも当初は儲かりそうだからという計算だったが、いつの間にか居心地がよくなり離れがたくなってしまった。 傭兵団とは別口の個人で依頼を引き受けたりもしている。
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No.18-龍宮真名〔たつみや まな〕 作品名:ネギま!? 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:196,754 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ ネギま!? 個別た
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龍宮真名 (壱) 龍宮真名 (壱) ... .... / \ / \ / / / | | | ヽ .. / / | | | l | | l |. | | | l |'; | l | | l |. | | l |---|、'; l 从 | | | .. l从从| 斧㍉ \ |´ ̄| /===! . VV . 圦リ ヽ !=zz=/ | V/!. . . . ∨ヘ { . ./| 〉〈 ! . ∨ヘ _ /イ| ∧ ! .. ∨ヘ .s。 イ l | ! . | . 〕 |ォ、 ∨ ∧ . | |´ \_/ 〉-∨ ∧ \ イ | | /-ヘ / . .∨ ∧__ \ / / | | |///∧ / |∨ ∧/} \. { \ { . . .| | |777 ./. . . . .|. ∨ ∧∨ \ \. { / | | ///l ./ . .| /\ \ \ \. { / | |/// | / ヽ |V \ ヽ \ \. ; / . . . .| |/// / } し', } } \ \ { | |// / } ∧ { /l \ \ { 乂 . .| ∧/ / / . ノイ| ヽ ヽ / 〕 ー | / ', -=≦ ./ V ∨ i i]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 移動距離 10 HP500 速さ(Q)01 攻撃(A)01 防御(B)01 カット(C)01 MP250 パス(P)10 確保(K)60 シュート(S)01 掴む(G)60 合計135 ポジション特性 15.デビル(中級) 掴む(G)と確保(K)の両方に対応できるGKである証。 自分が判定に関わる際のGとKの基礎値を、1.1倍(端数切り上げ)する。 スキル名1:カウンタースナイプ 使用者:龍宮 属性:土 使用タイミング:自分以外の味方が、敵の【情報】の対象になった時、任意 消費HP:100 解説:対抗狙撃、スナイパーにはスナイパーを。 自身が一方的に狙う立場だと思ってはいけない。 敵を狙うならば、敵から狙われる事もあるのだ。 効果:自身の移動範囲内にいる、【情報】を使った敵に対して 「【情報】を使用した回数×20」%の確率で「即死」を与える。 備考:【即死】【情報】 スキル名2:役立たずのカード 使用者:龍宮 属性:無 使用タイミング:常時 消費HP:0 解説:かつてとある魔法使いの従者として カンパヌラエ・テトラコルドネス NGO団体の「四音階の組み鈴」に所属していた龍宮。 現在ではパートナーは死亡しているが 龍宮にとっては、今でも大切なカードである。 効果:このキャラクターは人を撃つ事を躊躇わない。 備考:【体質耐性】【フレーバー】 必殺技名:魔眼開放 使用者:龍宮 属性:闇 使用タイミング:命令選択時 消費MP:全て(最低200) 解説:人と魔族のハーフである龍宮。 幽体を可視化したり、反射速度を劇的に上昇させる効果がある魔眼を持つ。 ただし、消費は重いので乱用はできない。 効果:1試合に1回使用可能。これ以降、ターン終了時の度に敵1人を指定する。 ターン開始時に、その敵の命令を看破する事ができる。 ただし、指定できるのはターン終了時に自身よりK基礎値が低い者だけである。 加えて、この必殺技の効果は発動してから5ターンで切れる。 更に、発動中は全てのHP消費が2倍になる。 備考:【命令遵守】【情報】【体力減少】
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真名と楓の恋愛日記 その1 ○月×日 楓と街でデートをした。 我々は日ごろから緊迫した雰囲気の中で戦っていた。 たまにはこんな日もあっていいだろう。 まずは映画館だ、何の事前調査もせずに入ったら80年代のラブロマンスだった。 まずい、あんなの見るとムラムラきてしまう。 楓は「なかなかよかったでござる」とさらりと言った、案外普通の反応だ。 次に食事だ。適当にファーストフード店に入った。 ハンバーガーも悪くは無い。シェイクもうまかった。 ただ楓。長いポテトでポッキーゲームもどきはやめろ。正直恥ずかしい。 色々と周ったが楓の表情は硬いままだ。面白くなかったのか? 帰りにアイスを買って私の部屋で食べた。 私が「美味しいか?」と聞くと「美味しいでござるよ」と返した。 すると私の胸元にアイスが落ちて、楓が「拭いてあげるでござる」と言って何と舌で取った。 その挙句に私のパンツを奪い取ろうとしてきた。 ま、まさかずっと硬い顔だったのは……。 「もう我慢できないでござる!!」 それが私がまともに聞けた楓の言葉であった……。 何故だ、何故楓が本気になると私がいつも総受けになってしまうんだ。 by 龍宮真名 真名と楓の恋愛日記 その2 ○月△日 最近、授業に出るのがとてもだるい。 寝不足と疲労で気合すら入らない状態だ。 おかげで頻繁に授業中に居眠りをするから先生から怒られた。 どれもこれもあのニンジャのせいだ。 毎晩毎晩私のベッドに潜り込んでは私の敏感な場所を(自主規制)。 「今日は本気で疲れてるからだめだ」と断りを入れたから大丈夫だろう。 そう考えたが楓はやってきた。 すると両手にまむしドリンクやらすっぽんの血とか抱え込んできた。 こいつ……どこまで性欲盛んなんだ。 絶対2、3本は飲んでるな。 翌日、私は腰痛で学園を休んだ。 寝不足と疲労が直るので、ある意味ラッキーかもしれないが……。 正直、看病までしてもらっていると気が滅入る。 by 龍宮真名 真名と楓の恋愛日記 その3 ○月□日 真名からのプレゼントがあった。 どうも妖魔退治の報酬の一つにマウンテンバイクがあったからそれを譲ってもらったでござる。 正直あまり必要はないと思うでござるが、折角の真名のプレゼント。 誠意をもって受け取るでござる。 このお礼はベッドの上で――おっと何を書いてるでござるか。 我ながらとっても恥かしいでござる/// 真名はさらに色々といじっているらしいでござる。 ぎあと言うものをを5段式にして、さすとか言うものもショックに強いものに変えてるらしいでござる。 正直よくわからないでござるがありがたい。 さらに真名はベルの部分を指差した。 「6連ホーンでお前がよく知っている曲だ」 だそうでござった。 気持ちを高ぶらせながらベルを鳴らすと…… その日のうちに取り外しを要求したでござる。 たしかに携帯の着信音はゴッドファーザーのテーマでござるが 自転車にそんなものを取り付けられると……。 by 長瀬楓 真名と楓の恋愛日記 その4 ○月・日 楓が鳴滝姉妹と遊んでいた。 プリ○ュアごっこかと思いきや、なんと鳴滝姉の腰に巻いているのは電○ベルト!? しかしベルトが一つしかなくて使いまわしている。 鳴滝姉がソード、鳴滝妹がロッド、楓がアックスを操っていた。 全く、揃いもも揃って子供だな。 すると楓が誘ってきた。 勘弁してくれ、私はそんなごっこなんか面白くもなんともないんだ。 断ろうとしたら鳴滝姉妹が腰に強引に巻いてガンフォームを使わせた。 ガンフォーム、確かに私は銃というイメージがあるが… 挙句、楓が私の体に後ろから抱き付いて「ベガフォーム」とか言い出した。 こいつらと来たら……もう次からはもう付き合わんぞ。 by 龍宮真名 ――真夜中 真名「ほほう、ここをこう繋げたら銃、これで斧か。最近のおもちゃはよく出来てるな……」 翌日 ふふふ、楓とベガフォームごっこのためなら ゼ○ノスベルトと武器セット×××0円など痛くも無いわ。
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合言葉は「龍にん!」 2ch現行スレ 【ネギま!】龍宮真名・長瀬楓百合専用スレ2 1スレ目 【ネギま!】龍宮真名・長瀬楓百合専用スレ 関連スレ 【ネギま!】龍宮 真名萌えスレ10【老け顔は損】 【ネギま!】20番 長瀬楓萌えスレ 14【疾風の如く!】 みんなで龍にんの輪を広めるんだ 龍にん同盟 こめんと欄でござる てす -- (てす) 2007-04-10 23 03 47 まとめ乙!合い言葉は龍にん! -- (名無しさん) 2007-04-11 18 41 22 SS保管、更新してみましたー。 -- (某ネタ師) 2007-05-05 23 26 44 更新乙で候 -- (名無しさん) 2007-05-06 23 45 14 自分のSSが入れられると嬉しいもんだね。更新、乙です! -- (雌豚) 2007-06-19 20 31 52 まとめ乙です。-- (名無しくん) 2007-08-09 23 04 27 まだ残ってたか 懐かしい・・・ -- (懐かしさ) 2013-10-30 14 24 28 たつにんが唯一永遠に楽しめる場所 これからもずっと残ってて欲しい -- (名無しさん) 2017-12-29 09 03 48 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2016/08/09 (火) 01 51 00 更新日:2023/05/06 Sat 13 49 02NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 2-A 3-A ARCANA MANA UQ HOLDER! ガン・カタ スナイパー チート ハイレグ 仕事人 佐久間未帆 半魔族 巨乳 武道四天王 狙撃手 褐色 銭投げ 長身美女 隊長 魔法先生ネギま! 魔眼 龍宮真名 「私は昔…マギステル・マギのパートナーだった事があるんだよ」 龍宮真名は、漫画『魔法先生ネギま!』の登場人物であり、 3-A(2-A)のクラスメイトの1人。 CV:佐久間未帆 誕生日:1988/11/17(後述の理由により、虚偽の可能性もアリ) 血液型:A型 身長:184cm(クラス1位) スリーサイズ:B88.9cm(クラス3位!) W69cm H88cm 出席番号:18 所属:バイアスロン部(大学部) 好きな物:ダーツ、ビリヤード、あんみつ、仔犬 嫌いな物:オクラ、エビ アーティファクト:不明 称号:VULNERANS SEMIDIABOLI(半魔族の狙撃手) (←37巻限定版付属のパクティオーカードより) 人気投票推移 31位→28位→22位→20位→21位→18位 【概要】 綺麗な黒髪ロングに凛とした顔立ち、褐色の肌とクラス1の高身長で、クラスの中でも飛び抜けてクールでオトナな雰囲気を醸し出す、3-Aクラスメイトの1人。 多数の銃を操り、報酬次第でどんな事も引き受ける『仕事人』である。 その強さは作中序盤~インフレを極めた終盤までにも遺憾なく発揮され、桜咲刹那・古菲・長瀬楓と並んで『武道四天王』と呼称される程。 他の四天王達との仲は割と良好であり、特に刹那とは『たまに仕事を共にする仲』だとか。 魔法使いでも無いのに魔法の存在を既知していたり、積極的に『仕事』に励むには理由があるようだが…… 【冒頭~修学旅行編前まで】 この頃はまだ単に『クラスメイトの一員』という扱いであり、 口数の多いキャラではなく、更にバトル描写も多くはなかった為、 クラスメイト全員集合のお風呂回でその中学生離れしたプロポーションを披露するだとかの出番に留まっていたが…… 【修学旅行編】 修学旅行編終盤、尼ヶ崎千草が(このかの魔力によって)大量召喚した悪魔達との闘いに手こずる刹那と明日菜の元に、 フェイトの石化から逃れた夕映の機転を利かせた連絡により、古菲と共に救援として参戦(楓は小太郎の足止めに向かっていた)。 長短両方の銃を敵との距離に合わせ自在に使い分け、召喚悪魔達を圧倒したものの、 スクナノカミ消滅後にも生き残っていた上位格の悪魔達とは「助っ人だからそっちが退くなら戦う理由は無い」と仕事人らしい一面を覗かせた。 【学園祭編前まで】 ドジ故に悪霊と勘違いされてしまったさよを刹那と共に討伐しにかかったりした。 その際『魔眼』なる謎の力を披露しており、 吸血鬼やロボ、烏族とのハーフらと並んで人間じゃない疑惑も持ち上がったが、それが解明されるのはここから随分後となる。 【学園祭編(序盤)】 世界樹の魔力の影響で『気持ちに関わらず100%成功してしまう告白』を阻止する仕事を学園長から請け負う。 『学園祭中はマヒして動けなくなる』という、リア充が多そうな麻帆良生にはあんまりな麻酔弾を、 『仕事は告白の阻止のみで、後の事は知らないね』と容赦無く撃つ仕事人ぶりを改めて披露するが、 魔力有効エリア外に誘い出すとか、意識を逸らす魔法とかを使って穏便に済ませるネギのやり方にも感心していた。 そしてここまでは単に『やたら強い仕事人』としての面のみピックアップされていたが、 同じく告白防止の仕事をしていたネギからの質問で「自分の話をするのは苦手」と前置きしつつも、自らの過去を語る。 <彼女の過去> まず冒頭のセリフの通り、彼女には過去に【立派な魔法使い(マギステル・マギ)】のパートナーが居た。 『彼』と共に、NGO団体【四音階の組み鈴(カンパヌラエ・テトラコルドネス)】に属し、 世界中の紛争地域や戦場(一部挙げただけでも7カ国)を旅して回っていた。 (中学生のはずなのにこの豊富な戦歴からネギに「何歳ですか!?」とツッコまれたり、 上記の通りのやたらクールで中学生離れしたクールでオトナな雰囲気から、上記の生年月日は虚偽である可能性もある)。 だがその『彼』は2年前に既に亡くなっており(理由は不明)、 龍宮は未だに彼の写真の入ったペンダントを常に携帯している。 その事情を聞いた慌てふためいたネギには「今のは冗談でこれはバイアスロン部長の写真」と撤回しているが、 名前の違いや傷の有無から言って部長と『彼』は別人である事は明白であり、『彼』が亡くなっているのは本当。 それを見破ったカモ君には「あの子には大人の話はまだ早い」と、まだ10歳であるネギを気遣った咄嗟のウソである事を明かすと共に、 『死んだ(機能を失った)』パクティオーカードを見せた。 なお、この時に見せたパクティオーカードに書かれた名前『ARCANA MANA』が、彼女の本名だと思われる。 また告白防止任務中に、上記のバイアスロン部長が告白してきた際も、 一瞬動揺した表情を見せつつも「お気持ちだけ受け取っておきます」と躊躇いもなく麻酔弾を打ち込んだ。 この件で『好きな人が告白してきても銃弾を打ち込む程仕事を全うする仕事人』というイメージをネギに持たれ、 以降『龍宮隊長』と呼ばれるハメに。 だが、カモくんの「別人と知りつつも亡き彼の面影を見て側に居るのでは」という弄くりに対し 「人の心にはあまり踏み込まない方がいいぞ」とナイフを当てやんわりと脅しているので、部長の事がある程度好きなのは本当だろう。 その彼の告白に対しても尚任務を優先させる……仕事オンリーという訳ではないが、やはり大した仕事人である。 【学園祭編(中盤)】 超が買収し大規模と化したまほら武道会に参加。 優勝候補であった古菲と1回戦で激突。 スナイパーである彼女にとっては致命的な『銃器の使用不可』というルールの下で参戦した為、 銃弾の代わりになんと500円玉を弾いて攻撃するという代替攻撃方法を披露した。 銃と同じく長短の距離を問わない万能ぶりで古菲の腕を折りダウン一歩手前まで追い詰めたが、 距離を詰められての一撃によりダウンし敗北。 ……が、試合後の古菲には「なんだかんだで手加減されてた」と推論され、 更に試合直後の超との『報酬』を絡めたやり取り、 そして後述の正体等を推察すると、手加減していたと見るべきが妥当だろう。 なお、超からの『報酬』はネギ達を見て「こういう汚いコトをやっているとあのコ達に嫌われてしまいそうでね」と、受け取りを拒否しており、 こちらでも単なる仕事だけの人ではない一面を見せている。 また、その後のネギとタカミチの試合も陰ながら観戦。 攻撃を受け呪文をキャンセルされた……と見せかけたネギの遅延呪文による決め手に対し「やはり君はいい」と、珍しく目まで笑った笑顔を見せるも、 「さて 私は仕事だ」と言い残し、すぐにその場を離れた…… 【学園祭編(終盤)】 超の偵察に来たタカミチとちびせつなを拘束したり、 更に『仕事』と称し、武道会の偵察に来た魔法先生シスター・シャークティを足止めする(しかも完全に弄ぶレベル)等、不審な点が目立ち始める…… それもそのはず、彼女が依頼を受けていたのは学園長からだけではなかった…… 「多勢に無勢では私も大変ネ こちらも応援を呼ばせてもらおう」 ネギ・刹那・楓に追い詰められた先で、真名(と茶々丸)を呼び寄せたのは……超鈴音。 そう、彼女からの依頼は先の武道会の件だけではなかったのだ。 「楓 刹那……お前達とは一度戦ってみたかったよ」 クラスメイト同士の戦闘に発展する事も辞さない姿勢…… だったが、楓の追い詰めた先は事情を知らない委員長達が用意していた、超に向けたサプライズお別れ会の会場(敵わないと判断した楓の策)であり、 超も空気を読んで受け入れた為ここでは戦闘に至らず。 クラスメイト同士の敵対は避けられたか、と思ったが…… タカミチ「恐らく…龍宮真名君に撃たれてね 完敗さ」 超がネギ達を時限の罠に陥れ、『全世界に対する強制認識魔法』を成功させた世界線では、超の作戦に参加。 まほら武道会でまざまざと強さを見せつけたタカミチを以ってして「あれを喰らってはどんな達人でも一発でアウト」と言わしめる謎の銃弾を使って超の計画をアシストしたが、 タカミチが明かした時点では既に1週間前に終わった出来事なので、詳しい描写は描かれず。 その後、ネギ達が世界樹の残存魔力とカシオペアの力で学園祭最終日に舞い戻った世界線でも、超の助っ人としてネギ達と敵対する事に。 ネギの大胆な作戦により『あらゆる技術を駆使した防衛イベント』という体で麻帆良生・魔法先生達が順調に超の大戦力を削いでいく中、 彼女が投じた一石ならぬ一弾は…… 『対象を3時間後の世界へと飛ばす弾』 ダメージを与えるわけではなく、計画達成後の時間へと戦線離脱させてしまおうという発想だった。 再優先目標だったタカミチには無音拳で防がれた(後に超が直接戦闘で飛ばした)が、 「予想どおりではある 仕事を進めよう」 さすがはプロ、敵わぬと見るや目標を切り替え、 鬼神兵の処理部隊・弐集院・ガンドルフィーニ・神多羅木・楠葉・シャークティ達魔法先生部隊を一気に戦線離脱させ、完全に学園側押せ押せであった戦況を一変させてのけた。 そして計画妨害の最重要人物であるネギ達を狙い、超包子の電車内に追い詰める。 「何故超に協力するのか」と問うネギに対し、「キミに対して嘘を言うのはやめにしよう」と言った、真名のの口から出た言葉は…… 「私は超の志に共感し 彼女の計画に賛同し協力している」 そう、超の大計画は事前に認知しており、 その計画に賛同した故の敵対行動だったのだ。 この理由に関してはこれ以上は彼女の口から語られなかったが、 計画成功後の世界線のタカミチがネギに話したように、 魔法の存在をひた隠す世界ではどうしても魔法使いの活動がある程度制限され、救えない事も多くある。 かつて『彼』と共に戦場を周り、そして『彼』を失った彼女だからこそ、 魔法の存在を世界に認知させ、『彼』のような魔法使いが大手を振って活動できるようになる世界を望んだのかもしれない…… そして真名の足止めを請け負った楓と戦闘に。 分身を踏み台にするというトンデモな方法で接敵した楓に対し、 1枚80万円というこれまたトンデモな転移魔法符を使用して切り抜ける等の活躍を見せたが、 相打ちを狙った楓もろとも時間跳躍弾に巻き込まれてしまい、楓との勝負は引き分け・超の計画を成功させるという任務は失敗に終わった。 【夏休み編】 「映画か……たまにはいいかな」 大いに活躍(?)した学園祭編に続き、仕事人としての面以外が番外編的な形で描かれたのだが…… 真名「中学生一枚」 売り場のおばちゃん「バカ言っちゃいけないよ」 どう見ても中学生に見えない真名は、肩書は中学生なのに大人チケットを買わされてしまう。 中学生料金1500円、大人1800円。たかが300円の差だが、お金に厳しい真名にとっては倹約出来る所は倹約したい所なのだ。 同じく中学生に見てもらえない仲間の楓も偶然居合わせ、「これで何の変哲もない中学生」と自信満々に学生服に早着替えしてチャレンジするも、 こちらも「コスプレかな」と一蹴され撃沈。 そんな2人を尻目に、彼女らとは真逆な3-Aの幼稚園児こと鳴滝姉妹は楓を指して「保護者」と宣い、 まんまと小学生料金(700円)で入館してみせるのだった。見た目というのはやはり重要である。 よほどケチりたかった悔しかったのか、どこからか一粒2000円で年齢詐称薬を入手しロリ化。 まんまと小学生料金のチケット(700円)の購入に成功し、大人料金(1800円)を回避出来た事に心の中で勝利宣言をしたのだが…… うん、皆さんもお気付きだろう。 一粒2000円の年齢詐称薬を用いているせいで、実は勝ってないどころか前回以上の大敗を喫していることに。 そこにやって来たのは、『身体操術と忍術を合わせた自前の变化』とやらでこれまたロリ化した楓。 無様だとか経費0円と自慢してくる楓に対し、「いつぞやの決着をつけてやる」と、互いにロリ化したまま勝負を始めようとするのであった。 【魔法世界編】 完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)のテロによってこちらの世界と魔法世界のゲートが破壊されたが、 ゲートが完全に閉じきってしまう直前に、ドネットが呼び寄せた応援としてタカミチと共に魔法世界に降り立つ。 ……のだが、上記の来訪が195話なのに対し、ネギ達の前に姿を見せたのは275話、単行本にすると21巻のラストから30巻という大きな間が空いてしまうのだった (まあ、魔法世界に行かなかったキャラの出番が皆無に等しかった魔法世界編では出番が無い事自体は珍しい話ではないのだが……)。 降り立ったメガロメセンブリアでテロ事件を調査していた所、オスティア祭の初日にラカンに依頼を受け明日菜を陰ながら護衛していたが、 完全なる世界幹部・デュナミスが大量召喚した無数の傀儡悪魔が明日菜を襲ったところで変装を解き、久々の参戦。 本来は『任務優先』で明日菜を助けた後は早々と撤退しようとしたが、 傀儡悪魔達のテロに巻き込まれた一般人を見過ごせなかった明日菜が「出世払いで雇う」と宣言した事により、 無数の傀儡悪魔達を相手取る事に。 その場に居た美空が『人間台風』と称す(なお、人間台風と言われたのはこの時の真名と後のネギのみ)程に傀儡悪魔達を圧倒してみせた上に、 「意外と脆いから料金は割引でいい」と言ってのける余裕すら見せていた。 またその時、胸の谷間からバカでかい長銃を取り出すシーンも見られた。 巨乳キャラが谷間をポケット代わりにするのはよくある話だが、それにしてもデカすぎである……(゚A゚;)ゴクリ あんな銃が挟めるなら当然俺のも……あっいや隊長失礼いたしましt(パァーン ……まあ、護衛してた明日菜は実は既にフェイト直属の部下の1人・栞が入れ替わっていたので、 任務は失敗どころか実は任務に就けてすらいなかったのだが(´・ω・`) そんな訳で、栞とは正体がバレる直前もバレた後もウマが合わなかった。 そして、白き翼によるラストダンジョン・墓守人の宮殿への突入にも参加。 だが…… 「満たされぬ想いが多ければ多いほど 心の穴が大きければ大きい者ほど その甘美なる夢…【完全なる世界】からは 逃れられぬポヨ」 墓所の主の旧知の間柄として、最終決戦の場に突如登場したポヨ・レイニーデイの『幻想のサーカス』によって、 精神を『完全なる世界』へと飛ばされてしまう。 真名が見ていた世界は、まだ幼い彼女が、かつてのパートナーであり想い人であった『彼』と並んで歩く風景…… そう、彼女の見ていた『完全なる世界』は、二度と戻らぬ『過去』。 本当に実現する可能性が有る『未来』ではない。確実に、二度とは手に入らぬ『過去』。 ネギの自力の脱出により他のメンバー共々脱出出来たものの、 「いかなる脅迫にも拷問にも勝る麻薬」と評したように、 普段は仕事に徹するプロとしての側面が見られがちなものの、 やはり彼女も他の年頃の娘と同じく、『彼』との想い出は心に深く残る大切なモノでであった事は想像に難くない。 そして『完全なる世界』からの脱出に成功した後は、一行を先に行かせる為にポヨを足止めする事を決意。 「ネギの選んだ道こそ超の居た未来に繋がる、一度は超に付いたキミがそれでいいのか」と忠告を受けるも、 「それでも私は ネギ先生に賭けてみたくなった」と、戦場に満ち溢れる魔力を利用してあの時間跳躍弾を発動させる。 魔族の姫だけあってそう易々と時間跳躍弾を喰らうポヨではなかったが…… 「私のとっておきは それだけではないぞ 全解放は5年ぶりだが…この相手なら不足はあるまい」 計り知れぬ強さを持つ魔界の姫相手に全力で足止めを決意した真名は、遂にとっておきを出す。 左目の魔眼から溢れ出す魔力。髪は白くなり、腰からは翼が生え…… 「その魔眼 その姿…お前は…」 「ああ 半魔族(ハーフ)さ」 そう、以前見せた魔眼も、手加減してでも古菲を重傷に追い込めたのも、 仮契約は死んでいるのに、力がインフレしまくった魔法世界編でも何故か全く遅れを取らなかったのも……半魔族故だったのだ。 残念ながらこれ以降は先行した白き翼達の方に傾倒しまくった為、ポヨとの戦闘は殆ど描かれなかったが、 ネギとフェイトが決着を付けるまでポヨを見事足止めし、最終的には千雨主導の明日菜復活作戦に参加。 上述の『出世払いの仕事料』を「払ってもらわねば困る」なんて言いながら明日菜復活への祈りを託した。流石お金に厳しい 【その後】 無事現実世界に帰還したネギ達一行。 『将来』の事で、神鳴流剣士・刹那は妄想して悩んでいた。 そんな彼女を『剣の腕以外はまるで中学生そのもの』と評す真名に対し、 『金の入りは良いとはいえそんな仕事をいつまで続けるのか』と問う刹那。 それに対し真名は明かす。 武蔵麻帆良にある大きい擁護施設に、仕事で出会った行き場のない子供を引き取ってもらい、 毎年匿名で多額の寄付金を贈っていた事。 これまで巡ってきた戦禍の地に必要なのは根本解決、つまり教育、経済。 状況を改善するにはカネと組織が必要であり、いくら稼いでも足らないという事を。 そして刹那には既に話していた、『彼』の『子供達に笑顔を』という遺された願いを…… 「拾われた命だ その男の理想に捧げると決めた 私の将来は もう最後まで予定が詰まってる」 彼女がああも仕事人に徹し金を稼いでいたのは、 マギステル・マギであった『彼』のシンプルかつ大きな願いを継ぐ為であったのだ。 これまで『金に厳しい仕事人』というイメージしか持っていなかった刹那は、眩しい後光が見えてしまう程彼女へのイメージが変わってしまうのだった(笑) そして、明日菜が100年(実際には131年)の眠りから覚めた『最も幸福な世界線』でも、 彼女の生き様は変わらず、半魔族の長命を活かし、その後も数多くの戦場を渡り歩き、 22世紀初頭、明日菜の覚醒が31年も遅延する原因となった『火星独立戦争』にも参加した。 今日も、そして未来も、彼女は『彼』の遺された理想の実現の為、 戦場を歩き続けるのだろう…… △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「ほう…こんな場所で早朝稽古とは 80年前を思い出して涙腺が緩んだよ」 どうした少年 続きをやらんか お姉さんが見てやるぞ」 刀太「へ…あの…アンタは…?」 「君の祖父の古い友人だよ よろしくな少年」 【UQ HOLDER!での龍宮真名】 ネギまの世界から83年後を描いた『UQ HOLDER!』でも、長命設定を活かし登場。 乳を始め色々とますますオトナっぽくなった以外は殆ど変わらない雰囲気。 ていうか上記のように自らをお姉さんと言っているが、少なくとも98歳以上である事は確定しているのでもう立派なBB……あっ失礼しました隊長やめ(パァーン 天之御柱学園(旧麻帆良学園)での小夜子のテロ事件において力不足を痛感した刀太が、何故か任務が終わったのにまだ居た学園内で稽古を積んでいる所に登場。 力を必要としている刀太の実力を測る為一戦交えるが、 九郎丸をして「只者ではない」と言わしめたり、 弾切れになった瞬間『魔法陣から銃を召喚する』等新技も見せ『隙が全く無い』と思わせる程の実力を見せる。 短銃しか使用していなかったので『射程外に逃げる』選択肢をした刀太に対し、 またも胸から長銃を取り出すムダにお色気テクを披露し仕留めた。 ギブアップした刀太にネギの強さを聞かれ「私を1とするなら100くらいかな」と答えたが、 それを聞いて落ち込んだ刀太に対し「偉人の話を聞いて落ち込むのは自分も偉人になると決めている無謀なガキ」と称して「前途有望」と褒めた。 そして刀太へ「力の磨き方と使い道を示してやれるかも」と連れて行った先は……天之御柱学園・学園長室。 なんと83年後の彼女は、「古い友人」とやらに頼まれて学園長の代理を行っていた。 そしてかの『まほら武道会』の開催(83年前のアレとは違い、全世界が魔法や異能力の存在を認知した、地球・火星規模のモノ)と、 その大会に行方不明である刀太の祖父・ネギ・スプリングフィールド名義での参加申請があった事を告げた。 またその時に、一般公開されていない過去の武道会での映像の内で、 古菲や夕映(ネギま最終回付近で見せた魔法探偵の姿)の活躍の様子を見て懐かしんでいた。 そのすぐ後に刀太達が狭間の魔女・ダーナとの修行に入った為暫くは出番が無かったが、 まほら武道会に参戦するため再び天之御柱学園を訪れた刀太を、雪姫(エヴァ)かつての3-A教室に連れて行くシーンで、 さよ、茶々丸、委員長、ザジらかつての3-Aクラスメイトと共に再登場。 東アジア軌道ステーション衛星の監視カメラが捉えたというネギの画像を見せると共に、 刀太を引き入れようとするフェイトを雪姫、ザジと共に追い払った。 かつてと遜色ない実力を見せている上に、 まだ真の実力(半魔族化)を見せていないので、 『UQ HOLDER!』の世界でもまた彼女が一線に立つこともあるかもしれない…… 追記・修正は理想のための仕事人の意識(プロフェッショナル)を持ってお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ・・・なんでこんなに草生やしてるの? -- 名無しさん (2016-08-09 02 22 02) ↑全体の文章量から見れば少ない方だと思うが… -- 名無しさん (2016-08-09 02 51 21) 愛を感じる記事だ -- 名無しさん (2017-10-17 07 39 12) 名前 コメント
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諸君、いかがお過ごしかな?私の名は龍宮真名。気軽に“隊長”とでも呼んでくれ。 さて、私は今現在傷薬を探している。何故そんなものを探しているかって?勿論怪我をしたからだ。 この仕事人龍宮真名を手こずらせる強敵と今格闘中なのである。その気になる強敵の正体とは……。 「ただいま……ってなんだこの甘ったるい匂いは?」 「ああ、刹那か。すまんが傷薬の場所わかるか?あと絆創膏も」 「そこの3番目の引き出しの中の小箱に入ってるはずだが……どうした?」 「そいつにやられた……」 真名の指差す方向、そこは台所。刹那が気になって向かってみると中途半端に刻まれた茶色い塊があった。 「これは…チョコ?」 「なかなか硬くてな……おもいっきりやったらこの有様さ」 「それにしても一体このチョコで何をするつもりだったんだ?」 「明日に向けてだ……」 「はぁ?」 刹那は最初は何の事かサッパリだったがよくよく考えてみれば明日はあの日だという事に気付いた。 全国の女子が好きな人に甘いものを渡すと同時にもてない人にビターを振りまく一大イベントの日だった。 そういえば最近クラスでもチョコの話題が増えていた事に今になって気付く刹那だった。 「それにしてもお前がチョコとはなぁ…。で、誰に渡すんだ?例の部長か?」 「楓……」 「え?」 「楓に渡す……」 少し恥かしそうにほんのり頬を朱に染めて龍宮は呟いた。普段見せる事のない非常に乙女チックな可愛らしい表情だった。 それに対して刹那は口をポカンの開け目を点にしていた。 (ん?バレンタインって好きな男性に…あれ?何かおかしくないか?楓って長瀬楓だよな?) 「あ!そうか友チョコ!友チョコ!そういえばクラスの人達が言ってたな。友達にあげるチョk」 「私は本気だ」 「おまえそれは……!」 仕事仲間として、友人として危ない道に走るのを阻止しようとして止まった。 考えれば自分こそそっちの気が、寧ろ大幅に踏み外して軌道修正出来ないほどお嬢様と……。 そんな人間が「百合に走っちゃだめ!」なんて言えるはずが無い。 「ま、まぁ頑張れ……応援してるよ」 「ありがとう。よし、手当ても済んだし再開するとしよう」 「それはいいがその無残な鍋や食器達はなんだ?」 見れば台所には最早使用不可能な程焦げた鍋や食器が山積みになっていた。 「この鍋は?」 「チョコを溶かそうとして焦げた」 「この食器は?」 「それもチョコを溶かそうとレンジに入れたら焦げた」 頭が痛くなってくる。以前仕事の時食べさせてくれた野戦食の素晴らしさはどこにいってしまったのだろう。 とかいう自分もこの手の菓子は作った事がないので何ともいえないが、それでもこれは酷い。 「一つ聞くがお前作り方解ってるのか?」 「溶かして固めればいいんだろう?」 「まあ間違ってはないだろうが……って何でサバイバルナイフでチョコ刻んでんだ!」 「やはり包丁は私には合わん。こっちのほうがいい」 もう刹那は気にしない事にした。気にしだしたらキリが無いからだ。そんな事よりもお嬢様に渡すチョコを考えたほうがいい。 しばらく考えて大体イメージが沸いた頃台所から焦げ臭い臭いがしてきた。 「火が強すぎたか……」 「なあ龍宮……人に聞くとか本見るなりしたらどうだ?というかそうしろ!頼む!これ以上台所を滅茶苦茶にしないでくれ!」 半ば強制的に部屋を追い出された龍宮はとりあえずある場所へ目指した。 料理といえばあの人。そう麻帆良の料理の鉄人四葉五月。彼女がいる店『超包子』を目指した。 まだ開店前なのか、表には誰もいなかった。すると店から大量の荷物を担いだ古が出てきたので龍宮は五月の居場所を尋ねた。 「サツキなら奥で仕込みをしてるアル。それよりちょと手伝って…」 今の龍宮に古を手伝う時間的余裕はない。古の願いを軽くスルーすると奥へと入っていった。 「やあ五月。実は……」 「チョコの作り方を教えてくれ」と言おうとして龍宮はすぐに扉の影に隠れた。 その速さは常人では捉える事は不可能なほどだった。 (何故楓が……?) 顔を少しだけ出して覗くと何やら五月と楓が話していた。会話の内容が気になるがバレる訳にはいかずその場を退散した。 楓にチョコを作っていることをバレては突然チョコを渡して想いを伝えるという計画が台無しになる。 この“突然”というのがポイントだ。突然意外な人物から意外なプレゼントを貰い意外と美味くて意外な告白。 このサプライズを提供するには楓にチョコを作っている事を悟られるのは非常に不味い。 (仕方ない。あそこに行くか……) 向かった先は図書館島。膨大な書物が眠るここにチョコの作り方など「こ○亀」の巻数以上に眠ってるはずだ。 「あ…た、龍宮さん…。あ、あの…こんにちは」 入ると本を抱えた宮崎のどかがいた。ナイスタイミングと思い早速チョコの作り方の本の場所を聞いた。 「え…と、それなら一番奥から3番目の本棚がお菓子関連の本ですからそこにあると思います……」 向かってみると確かにそこにはお菓子に関する本がズラリと並んでいた。和、洋、中と何でも揃っている。 「凄い数だな……お!これなんか……」 『初心者でもかんたん!バレンタインチョコの作り方』という本に手を伸ばしたその時だった。 「おや?真名ではござらんか。こんな所で何を?」 「楓!?(何故楓がここに!?さっきまで五月と話していたのに!というよりこの状況はかなりピンチだ!)」 「その本を借りるでござるか。何々…チョk」 「ち、違うぞ!断じてチョコを作る本など……!私はこっちの本を……!」 バレたら不味いと思い龍宮咄嗟に隣の本を抜き取った。 「『食べれる昆虫大特集!』でござるか……?」 「そそそ、そうなんだよ!戦場で食料は大切だからな!(クッ…!よりにもよってこんな本とは……!)」 「なるほど……。そういえばイナゴの佃煮はなかなか美味いでござるよ」 「あ、ああ…そうだな…。では私はこれで!」 とりあえず何とか誤魔化せたようだ。私は風を切る速さで図書館島を出た。 結局収穫はゼロだった。おまけに余計な本まで借りてしまうという酷い有様だった。 「ただいま……」 「よし出来た!」 龍宮が部屋に戻ると何やら刹那が歓喜の声を上げていた。 「どうした?」 「チョコが完成したんだ。後は当日渡すだけだ」 ルームメイトの綺麗に仕上がったチョコを見て益々龍宮の周りのオーラが暗くなる。 それを見かねた刹那は黙って一枚のメモ用紙を差し出した。 「……なんだこれは?」 「それに一通り作り方が書いてある。後は勝手にしろ」 そういい捨てると夕凪の手入れをし始めた。 メモを見るとチョコの基本的な作り方から様々なアレンジなど事細かに記されていた。 「ありがとう刹那」 「礼はいいから鍋と食器を弁償してくれ」 刹那の解り易い説明文で(説明図は絶望的に解り辛い)龍宮はなんとかチョコを完成させた。 綺麗にラッピングして冷蔵庫にしまい、そのままベッドに潜り込むと数分も経たないうちに寝息が聞こえてきた。 (慣れない事をして相当疲れたのだろう。明日は頑張れ、龍宮) 刹那はそっと布団を掛けなおして微笑むと自分もベッドに潜り込んだ。 (さて、私も明日どうやって渡そうか……) 色々な妄想を膨らませ時折ニヤニヤしながら刹那も眠りについた。 ――バレンタイン当日 いつもより少し早く起きて身支度を整え二人は学校へ向かった。 通学路でチョコを渡している者も結構多く改めて今日は特別な日だと感じた。 さて、下駄箱につくと早速声を掛けられた。 「あの…龍宮先輩!これ受け取ってください!」 「桜咲先輩これどうぞ!それとまた稽古つけてください!それでは失礼します」 おなじ中等部の後輩から、そして下駄箱に幾つかチョコが入っていた。 「あんな後輩知らないんだが……」 「まあいいじゃないか。悪い事ではないんだからな」 モテる事に嬉しい反面少し恥かしく、又戸惑いを隠せないでいた。 「せっちゃんモテモテやな~。ウチ少し妬いちゃうわ」 後ろから緩やかな京都弁が聞こえた。刹那の想い人の近衛木乃香だ。 「おおお、お嬢様!?これはその…ち、違うんです!!」 「はい、せっちゃん。ウチ頑張って作ったんよ?」 「ああ、ありがとうございます!それでその…私からも……これ……」 「ほんまに!?せっちゃんありがとう!!」 朝っぱらから見ていて痛々しいほどのバカップルっぷりを見せ付けられた龍宮は半分呆れている。 寧ろだんだん腹が立ってきたので先に教室に向かう事にした。 途中何度も見知らぬ女子生徒にチョコを渡され教室に着いた頃には両手が塞がってる状態だった。 (楓は……まだ来ていないか……好都合だ!) 龍宮は昨日のうちに書いておいた手紙を他の者にバレないようにこっそりと楓の机に入れた。 手紙の内容は『放課後に世界樹に来て欲しい』とだけ書いてある。 (まずは第一関門は突破…後はこのチョコを渡せばミッションコンプリートだ) さて、龍宮は自分の席に座り教科書を机に仕舞おうとした時一枚の手紙が落ちた。 何だこれ?と気になって中を見て龍宮は固まってしまった。 『今日の放課後、世界樹にて待ってる』 (ダダダ、ダブルブッキングだと!?想定の範囲外だぞ!?) 非常に不味い。これが他の場所なら普通にスルーできるのだが場所が同じではスルーしようがない。 しかもこの送った人物に私が楓にチョコを渡すところを見られるのは非常に恥かしい。 いや、もしこの人物からチョコを貰ってるとこを楓に見られたら?あらぬ誤解を生む事になる。 何かいい方法はないか?と龍宮は脳をフル回転させた。そしてある案が浮かんだ。 龍宮は急いで別の紙に何やら書きこんだ。そして書き終わると楓の机に入っている手紙と交換した。(この間僅か10秒) 新たに書き直した手紙の内容は『放課後に世界樹の“上”に来て欲しい』とのこと。 (完璧だ!上なら誰にも邪魔されず尚且つ広大な麻帆良の地をバックになんともロマンチックなシチュエーション!) 放課後が待ち遠しくなり何だが時間がゆっくり感じられる。早く放課後にならないかと体がウズウズする。 「ねーねー○組の○○さん高等部の○○先輩にフラれたんだって」 「知ってる~!折角一生懸命チョコ作ったのにフラれるなんて可哀そうだよね」 隣の席の柿崎美砂とその後ろの早乙女ハルナが早速噂話をしている。その会話を聞いて龍宮は気付いた。 (私もフラれるのでは?) 男女でもなかなか成立しないのにましてや同姓などマンボウの赤ちゃんが成長するくらい確立は低いのでは? そう思うと急に放課後が怖くなると同時に。急に時間が早く感じられる。 人間とは不思議なもので楽しみが訪れるまでの時間は長く感じるのに嫌な事はあっという間に訪れる。 気が付けば最後の授業も残すところあと5分である。 (まずいぞ!敵地に忍び込むときくらいの緊張だぞ!) 終了のチャイムと同時に龍宮は教室を飛び出した。少しでも早くいって気持ちを落ち着かせたいのだ。 世界樹につくとひょいひょいっと登っていった。そして適当な枝に座ると深い深呼吸をした。 (落ち着け…まずはチョコを渡すんだ…。それで…それでその後……) 「遅くなってすまないでござる」 「かかか、楓!?」 落ち着きを取り戻しかけたところに楓が来たもんだからまた取り乱してしまった。 「まさかあの手紙の送り主が真名でござったとは……」 「すまないなこんな所に呼び出して……」 「いやいや、それより拙者に何の用でござるか?」 このチョコを渡すだけ。たったそれだけの事なのに体が固まって動かない。 「どうしたでござるか?」 情けないぞ仕事人龍宮真名!昨日頑張って作ったチョコを無駄にするのか!? 「実は……」 私は狙った獲物は外さない名スナイパーだ!今回だって見事捕らえられる!信じろ! 「これ、お前に……私の…て、手作りだ……!」 「おお!これはかたじけない」 渡せた。顔が熱い。恐らく私の顔は真っ赤に染まっているだろう。あとはこの想いを……。 「それで実は……」 「実は拙者も真名に……ほれ」 いままさに告白という所で楓からの思いがけないチョコのプレゼント。嬉しいのだがもう少しタイミングを考えてほしい。 「実は拙者も手作りでござるよ」 「そ、そうか…ありがとう」 「それにしても同じ場所に呼び出すとは…これも運命でござろう」 「ん?それじゃあ…あの手紙は……」 「拙者が書いたものでござる。真名に伝えたい事があってこの場所を選んだんだが……どうしたでござるか……?」 そう言う事か。つまり似たもの同士で相思相愛だったというわけか。何だか肩の力が一気に抜けていく。 先ほどまでの自分の行動が笑えてくる。私は声に出して笑った。 楓も私の気持ちに気付いたのか、私につられてなのか解らないが笑い出した。 「それにしてもチョコには手こずったよ。何せ作り方がわからなかったからな」 「という事は五月殿との会話を覗いてたのは真名でござったか」 「気付いてたか?」 「誰とは解らなかったが気配は感じたでござる……図書館島にいたのもそのためでござったか」 「まあな……お前もそうだったんだろ?考える事は同じだな」 「まあ昆虫を入れるのは考えてないでござるが」 「あれはお前がいきなり声を掛けるから……!それに昆虫なんか入れてない!」 「ははは!冗談でござる」 お互いの笑い声が響く、とても楽しいひと時。やがて笑い声が止み静寂が訪れる。 「さて、改めて言わせて貰おう……」 真っ直ぐと見つめる龍宮に対し楓も目を開き真剣な、しかしどこか嬉しそうな顔になる。 「楓、私はおまえの事が……」 おわりんこ
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私は涙を持ち合わせてはいない。 形式的に流す為の涙こそあれど、心の底から流す涙など、ない。 誰かの為に流す涙も、自分の為に流す涙も… 悲しみという感情など忘れてしまった。 私は誰とも交われない。 私は誰も愛せない。 私は誰からも愛されない。 そうでなければならない。 クラスメイトの談笑にも混ざることは出来ない。 【Persona】 「悩みすぎでござるよ」 糸目のおとぼけ忍者と付き合い出して暫くした頃。 彼女は前ぶれもなく口を開いた。 「何が。」 「何に対しても…でござる。」 そういって細い目をさらに細くする。 「真名は何でも一人で抱え込むのが好きでござるな…マゾというやつでござるか?」 「それ以上無駄口を開くな。撃つぞ?」 人が真剣に考え事をしているというのに、楓は人の顔を覗き込んでくる。 「あまり怒ると体に悪いでござるよ?」 怒らせているのは誰だ。 頼むから人の邪魔をするな。 「まぁ拙者とて独り言を言いたくなることもあるのでござるよ。気にしては駄目でござる。」 だったら他所でしゃべってくれ。 わざわざ私の横で独り言をつぶやくこともないだろう。 私の思いとは裏腹に楓は口を開き続ける。 「せっかく拙者が傍にいるというのに、真名は何も相談してくれないのでござるな。流石に寂しいでござるよ。」 「確かに拙者は馬鹿でござる。それは拙者も認めるでござる。宿題など相談されてもわからないでござる。それはわかっているでござるよ。でも今真名が考えてるのは宿題や仕事のことではないでござろうに…そんなに拙者は頼りないのでござるか?」 「真名と付き合い始めたころは拙者もうれしかったのでござるよ。でも最近の真名ときたらそんなに構ってもくれぬし…そろそろ泣いてもいいでござろうか?」 「大体拙者たちはまだ20にもなってないのでござるよ?何でも背負いすぎなのでござるよ…30過ぎた大人ですら抱えきれるかどうかわからぬ悩みを真名一人で解決できるわけないでござろうに。何のために拙者が傍にいるのか思い出してくれてもいいでござろう…」 とうとういじけ始めた楓に我慢できず、私は口を開いた。 「楓。」 「なんでござるか?」 待っていましたといわんばかりのうれしそうな顔。 やられた、と思ってももう遅い。 仕方なく私は言葉を続ける。 「いいたいことがあるのなら聞いてやる。お前の独り言は耳に障る。」 「真名はそんなに何を怯えているのでござるか?」 怯える?私が? 「怯えるというと少し違うでござるな。恐れるというのでござろうか。」 私が何を恐れるというのだ。 自らの手が汚れることを厭わない。 自らの命が奪われることさえ厭わないこの私が。 「真名は回りに壁を作っているように見えるでござる。もちろん人間は皆それなりに壁を持ってはいるのでござるが…何というか真名はその壁が厚いのでござるよ。」 そういって楓は私に腕を伸ばす。 「万人に壁を無くせなどという無理なことは言わぬでござる。 そんなこと、拙者にも無理でござるよ。 でもせめて、拙者にだけでもその壁を溶かしてくれぬでござるか?」 「そんなものなど…」 「だったらもっと拙者を頼ってほしいでござる。 真名の話を聞きたいでござる。 頼りないかも知れぬでござるが…拙者は真名の一番傍にいるのでござるよ?」 今でも十分に話している。抱きたいときは抱く。抱かれたいといわれれば楓を抱いている。 それ以上私に何を望んでいるのだ、楓は。 「真名はいつも肝心なことを話してくれないでござる。真名の傍にいても…拙者はいつも独りきりでござる…」 「そんなはずはないだろう。」 「そうなのでござるよ。拙者が何をしても真名の心の中には触れられない。何をしても虚しいだけでござる。」 「私は何をすればいいんだ?何をすれば楓は満たされるというんだ?」 自分でも驚くほど大声が出ていた。 なぜ私が責められなければならないのか。 私は楓の気に障るようなことをしたつもりはない。 楓は私に何を求めているのだ。 「…拙者を…長瀬楓を愛してほしいでござる。 その代わり、拙者も…真名を愛するでござるから。 誰よりも、真名を愛するでござる。 どこにいても、真名を忘れないでござる。 真名を、独りにはしないでござるから。 たとえ何があっても、拙者だけは龍宮真名を見続けるでござる、信じ続けるでござるから。」 楓に目尻から流れた一筋の涙。 何故かそれがひどく心を締め付けた。 「楓」 私はたまらず楓の名を呼ぶ。 「私は…私がわからない。 龍宮真名という人間は一人の殺し屋であって、それ以外のなんでもない。 殺し屋にとって不要なもの…たとえば感情だとかそういうものは持ち合わせていない…はずだった。 だが、今楓の涙を見て苦しいと思った。これは、何なのだ?私にはわからないんだ。すまない…」 不意に楓の温かい腕が、私の体を包んだ。 「たぶんそれが、真名の拙者に対する愛なのでござるよ。 愛しいという感情なのでござるよ。 真名が、拙者を大切に思ってくれている証拠でござるよ」 愛しい。 この気持ちが、愛しいということなのか。 目の前で楓が涙した。 私のことを見放さないと、私を信じ続けると。 「拙者が傍にいるでござる。 感情を持ち合わせていないと真名が言うのであれば、それを取り戻していけばいいだけのこと。 大丈夫でござるから。壁はゆっくり溶かしていけばいいだけでござるよ。」 楓の優しい笑顔がとても印象的だった。 「龍宮さん、最近表情が豊かになったね。」 クラスメイトの何気ない一言が、私と楓の進む道が正しいことを教えてくれた。 fin