約 2,420,910 件
https://w.atwiki.jp/irorowa/pages/8.html
一言で表すなら無。 気がつけば特に何も感じない空間に存在している。 知らない空気、張り詰める空気。 周りを見渡すも知らない人で溢れている。 大柄な男、可愛らしい女性など様々な未知。 今出来ることは唯一つ。スポットが当たっている男を見つめるだけ。 「どうも、皆さん。本土側のアルター使い無常矜侍です」 白髪の男は知らない単語を前置きに自己紹介を始めた。 スーツを纏い眼鏡の中から映る瞳は何を見ているのか。 薄い笑みを崩さず無常は語りを続ける。 「突然で申し訳ありません。こちらも急なものでしてねえ」 謝罪をされるも心には響かない。 何に対しての謝罪なのか、必要なのは謝罪では無い。事態の説明だ。 脳に情報が入っていない、情報を欲している今こそが時。 「ここにいる皆さんに殺し合いをしてもらいます」 「あ?」 「何を言っているんだ!」 「意味不明だぞ!」 「そんな……」 「あはッ、授業もやっと実践に突入か!」 数々の言葉が人々の中から一斉に漏れだす。 確認は出来ていないがかなりの数がいるらしく、その数は50を少なくとも超えている。 突然集められて殺し合いをしろ。 はいそうですか、と納得できる程人間の要領は良くないらしい。 現実、そうこれは現実なのだろうか? テレビで見るようなドッキリ、夢の様な不思議な―― 「逆らえばこうですよぉ?」 小さな呟きと小さな音。 発せられるとともに鳴り響く爆発音。 確かめるには音の方を見るしか無いが体が動かない。 見てしまった気づいてしまった。 皆の首には謎の首輪が嵌められている。意味深な発言と響く爆発音の関連性。 昔このような映画があったかもしれない。 「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!!」 女性は叫ぶ――それもそうだろう。人の首が飛んでいるのだから。 落ちた首はコロコロと転がり血の跡を床に擦り付ける。 身体も虚しく倒れ生命という灯火は静かに消える。 儚くもこれは現実、夢じゃない。 「うわあああああああああああ」 「無常矜侍……毒虫がッ!」 「ひ、仁美ちゃん……!」 『こいつは穏やかじゃないね』 「そんな……ここでも人が死ぬなんて」 「仁美……何であたしは喜んでいるのかな」 「多くは語りません。運営の皆さんの事もあるんです。 それでは今宵の宴をぜひ楽しんでください。 アルター使い、コマンダー、サーヴァント、魔法を使う者、錬金の戦士……キャストは揃っていますので。 それとルールブックは読んどいたほうが身のためですよ」 最後の最後まで理解の出来ない単語を呟く無常矜侍と呼ばれる男。 運営、つまりこれには沢山の人が関わっているだろう。警察が駆けつけるか死ぬのが先か。 今は何もわからないし何も見えない。 「無常矜侍!貴様は何をしている!」 知り合いなのか確かめることは出来ないが緑の髪の男が名指しで叫ぶ。 何をしている。抽象的だが答えの知りたい疑問である。 無常矜侍は笑みを大きくし彼に言葉を返す。 「教えてあげませぇん」 その言葉を最後に参加者の記憶は途切れ宴の幕が開く―― 【進行者 無常矜侍@スクライド】
https://w.atwiki.jp/p-rotation/pages/184.html
シャンデラ No.609 タイプ:[[ゴースト]]/[[ほのお]] 特性:もらいび(炎タイプの攻撃技を受けると炎タイプの攻撃技の威力が1.5倍になる) ほのおのからだ(触れた相手を1/3の確率でやけど状態にさせる) 入手可能ソフト:ブラック/ホワイト 体重:34.3kg(けたぐり・くさむすびの威力60) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 60 55 90 145 90 80 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) みず/いわ/ゴースト/じめん/あく いまひとつ(1/2) ほのお/こおり/くさ/どく/はがね いまひとつ(1/4) むし こうかなし ノーマル/かくとう ※特性が「もらいび」の場合、ほのお無効 格闘、ノーマル、炎無効。 高火力、シャドーボールの等倍以上のとりやすさ、鋼を焼く炎技で圧力をかける。 耐久面もタイプ一致等倍の技ぐらいなら耐える。 トリックルーム、鬼火、呪い、小さくなる、黒い霧、クリアスモッグなど補助系も充実。 シャンデラ基本型 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴ技 教え技 その他 遺伝遺伝経路 基本型 特性:もらいび 性格:ひかえめ 努力値:特攻252 素早さ252 or 特攻調整 素早さ調整 残り耐久 持ち物:きあいのタスキ、ふうせん、ヨロギのみ、こだわりスカーフ、各種ジュエル 確定技:シャドーボール/だいもんじorかえんほうしゃ 選択技:みがわり/エナジーボール/のろい/トリックルーム/クリアスモッグ/くろいきり/めいそう/挑発/ちいさくなる等 炎は鋼を幅広く潰せ、ゴーストは超霊を潰せる ポイントを突くタイプのポケモンだが、持ち前の馬鹿火力と、ステータスのそこそこ優秀さ、多数覚える有用な補助技等 また、防御タイプとしてもポイントを突くようなタイプだが、格闘と炎を制限出来るので強い 持ち物はスカーフと風船が主だが、それによって潰せる範囲、役割、対応が結構変わってくるで厄介 相手にする側はもちろん、育てる側としても一筋縄ではいかないポケモンだ 特性は貰い火が多数派だが、炎の体も優秀な特性であることには変りない シャンデラが居る時点で炎は制限出来ているし、他で炎対策が出来ているのなら、炎の体の方が良いかもしれない 持ち物について タスキを持てば強気に行動でき、パーティーのエースを活躍させる状況を作りやすい。 タイプのおかげでHP1でも相手に圧力をかけていける。 風船を持たせる場合は、場に出ているポケモンを全員地面等倍以上にしておくと地面技を誘いやすい。 呪いがあればみがちいきせきラッキー突破も簡単。呪いを使うならHP=2n+1推奨。 素早さは、最低でも殻破りでスカーフガブ抜き調整をしているパルシェンを抜いておきたい。 耐久は並以上にあるので、ヨロギを持たせて擬似格闘受けが出来る 格闘だけでなく、幅広く岩タイプの攻撃は使われるので、PTによっては風船より使えるケースが多い ただし、タイプ一致の高威力は受けられないので、注意が必要(H振りで、ジュエル持ちテラキオンのエッジが低乱数一発) スカーフを持たせると、潰しとして動きやすくなる 特にドラゴンやスカーフトゲキッスより動けるのは魅力的で、追い風下なら天候二倍速組を抜かすことが出来るのは魅力的 覚える技 レベルアップ ヒトモシ ランプラー シャンデラ 技 威 命 タイプ 分類 PP 1 1 - ひのこ 40 100 ほのお 特殊 25 1 1 - おどろかす 30 100 ゴースト 物理 15 3 1 - ちいさくなる - - ノーマル 変化 20 5 1 1 スモッグ 20 70 どく 特殊 20 7 7 - ほのおのうず 35 85 ほのお 特殊 15 10 10 1 あやしいひかり - 100 ゴースト 変化 10 13 13 - ナイトヘッド - 100 ゴースト 特殊 15 16 16 - おにび - 75 ほのお 変化 15 20 20 1 はじけるほのお 70 100 ほのお 特殊 15 24 24 - ふういん - - エスパー 変化 10 28 28 1 たたりめ 50 100 ゴースト 特殊 10 33 33 - おきみやげ - 100 あく 変化 10 38 38 - れんごく 100 50 ほのお 特殊 5 43 45 - のろい - - ノーマル 変化 10 49 53 - シャドーボール 80 100 ゴースト 特殊 15 55 61 - いたみわけ - - ノーマル 変化 20 61 69 - オーバーヒート 140 90 ほのお 特殊 5 技マシン No. わざ 威力 命中 タイプ 分類 PP 技04 めいそう - - エスパー 変化 20 技06 どくどく - 90 どく 変化 10 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技11 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技12 ちょうはつ - 100 あく 変化 20 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技19 テレキネシス - - エスパー 変化 15 技20 しんぴのまもり - - ノーマル 変化 25 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技22 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技29 サイコキネシス 90 100 エスパー 特殊 10 技30 シャドーボール 80 100 ゴースト 特殊 15 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技35 かえんほうしゃ 95 100 ほのお 特殊 15 技38 だいもんじ 120 85 ほのお 特殊 5 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技43 ニトロチャージ 50 100 ほのお 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技46 どろぼう 40 100 あく 物理 10 技48 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技50 オーバーヒート 140 90 ほのお 特殊 5 技53 エナジーボール 80 100 くさ 特殊 10 技59 やきつくす 30 100 ほのお 特殊 15 技61 おにび - 75 ほのお 変化 15 技63 さしおさえ - 100 あく 変化 15 技66 しっぺがえし 50 100 あく 物理 10 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技70 フラッシュ - 100 ノーマル 変化 20 技77 じこあんじ - - ノーマル 変化 10 技85 ゆめくい 100 100 エスパー 変化 15 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 技92 トリックルーム - - エスパー 変化 5 タマゴ技 技 威 命 タイプ 分類 PP クリアスモッグ 50 - どく 特殊 15 くろいきり - - こおり 変化 30 こらえる - - ノーマル 変化 10 とける - - どく 変化 40 ねっぷう 100 90 ほのお 特殊 10 ゆうわく - 100 ノーマル 変化 20 ようかいえき 40 100 どく 特殊 30 教え技 その他 遺伝 タマゴグループ 不定形 孵化歩数 5120歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2560歩) 性別 ♂:♀=1:1 進化条件 ヒトモシ→(Lv41)ランプラー→(やみのいし)シャンデラ 遺伝経路 ねっぷう:マグカルゴ(HGSS教え技)
https://w.atwiki.jp/puyoque/pages/1287.html
概要 このクエストでてにはいる妖精シリーズ 簡易一覧表 クエストミッション 情報提供お待ちしています! 概要 緑の林(裏)をクリアすると出現する。 このクエストでてにはいる妖精シリーズ 勇気の妖精 簡易一覧表 花占いは上々 ドロップ ボス 【☆4】さかな王子(魚) 【☆4】きいろパプリス 【☆4】トパーズほたるいか 【☆4】ゴールドチューラップ 【☆4】サボサン やる気 20 ぷよ勝負 3 経験値 2680 カード経験値 3200 コイン単価 ステージコイン 備考 ブーケをつくろう ドロップ ボス 【☆4】ふくろう 【☆4】きいろパプリス 【☆4】トパーズほたるいか 【☆4】ゴールドチューラップ 【☆4】サボサン やる気 20 ぷよ勝負 3 経験値 カード経験値 コイン単価 ステージコイン 備考 きいろぷよと歌おう! ドロップ ボス 【☆4】さかな王子(人間) 【☆4】きいろパプリス 【☆4】トパーズほたるいか 【☆4】ゴールドチューラップ 【☆4】サボサン やる気 22 ぷよ勝負 4 経験値 3020 カード経験値 3520 コイン単価 ステージコイン 備考 各ステージで、敵キャラ戦闘に【☆5】かくれハムスターズが居る場合がある。 その場合はかくれハムスターズのドロップの可能性あり。 クエストミッション ミッション内容 クリア報酬 4~6連鎖以上を達成 【☆6】きいろ彗星ぷよ 一度も戦闘不能にならずにクリア 【☆5】特殊素材 6(8)ターン以内にクリア 魔道石 情報提供お待ちしています! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/61692.html
【検索用 いっはいきゃはしてぃ 登録タグ 2023年 VOCALOID VOICEVOX い ずんだもん にかい ひなた/絵師 初音ミク 宮守文学 春日部つむぎ 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:宮守文学 作曲:宮守文学 編曲:宮守文学 イラスト(原曲版):ひなた(Twitter) イラスト(Disco Remix版):にかい(Twitter) 唄:春日部つむぎ・ずんだもん/春日部つむぎ・初音ミク(Disco Remix版) 曲紹介 「やんなきゃいけないこと、終わってる?」 曲名:『いっぱいキャパシティ』 宮守文学氏による、春日部つむぎ・ずんだもんオリジナル曲。 後に、春日部つむぎ・初音ミク歌唱の「Disco Remix」版が投稿された。さらに後に、2024年2月に「ボイボ寮祭」が開催され、アルバム「day by dayを繋げて」が頒布された。原曲版とRemix版の両方の音源が収録されている。 歌詞 (YouTube本人コメントより転載) また 頭上にでっかいハテナ 君には見えなくて 依然Badテンション感です ああ 一十百千万年経って 生きてるだけで疲れちゃうね 秘密にしといて一切合切バイバイ (バイバイ) それなら学校で習ったばっかの モラトリアムなんちゃって 不確かなページ浮かしただけ 何も変わってないじゃないか ならスマートな解法だなんて ありもしないnight and day 参っちゃうね 参っちゃうけど ちょっといいなんて思えるくらいのエモーション 絶え間ないんだ今日も ああ一体どうしようかこれじゃ いっぱいキャパシティなんだ ズレて間違ってすれ違って 正解みたいなアンサーを繰り返してばっか これじゃ実際かなりC落下 もう もう 積もり積もってやばいね全部 ほらほら言われた通りやんないとって 大袈裟だサンライトわかってる なんだかんだ騒いだって たちまちオールナイト ただただ右左に流れていく次第に ひとまず今日は一旦就寝 (おやすみなのだ) ていうか先週寝ちゃった結果の 双曲線なんだっけ なんだっけ あれなんだっけ... 夜に通話かけちゃっていいかな 回さないでコーヒーカップ 我が儘でも送信だ! 焦ったってダメになってくから 曖昧調子に委ねて心情 溶け出したって上等 ああ一体どうしようかこれじゃ いっぱいキャパシティなんだ ズレて間違ってすれ違って 正解みたいなアンサーを繰り返してばっか これじゃ実際かなりC落下 もう もう 積もり積もってやばいね全部 ああ一体どうしようかこれじゃ いっぱいキャパシティなんだ 読めない拙いしわかんないや 絶対見ないでダークサイド! 繰り返してばっか これじゃ失態ばかりD判断 もう もう 積もり積もってやばいね全部 もう もう よしとしちゃって完成だ、敬具 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/saikyouwoman/pages/446.html
【作品名】名探偵コナン 【ジャンル】漫画 【名前】キャンティ 【属性】黒の組織の一員(スナイパー) 【大きさ】成人女性並 【攻撃力】ライフル(PSG-1)を所持。 650ヤード(約594.36メートル)先にいる成人男性の頭部を正確に狙える。 【防御力】鍛えた女性並み 【素早さ】一流の狙撃手並み vol.4参戦 vol.5 6 :格無しさん:2011/10/29(土) 02 04 12.55 ID HpXoq+5i キャンティ考察 一流の軍人並みで銃持ちなので、園崎詩音の上で葛城ミサトの下 佐藤美和子考察 キャンティと= 葛城ミサト>キャンティ=佐藤美和子>園崎詩音
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/20656.html
ジェントルミャンディーネ(じぇんとるみゃんでぃーね) 登場作品 + 目次 エクシリア 関連リンク関連種エクシリア ネタ エクシリア レベル 60 タイプ ストレンジ HP 6882 TP 3500 物攻 2310 物防 1685 魔攻 2505 魔防 1961 腕力 1200 体力 919 知性 1420 精神 1240 敏捷 877 器用 729 経験値 500 ガルド 250 落とすアイテム ナビメタル(35%)・カモミール(5%) 盗めるアイテム スス色ポンポン(80%) 出現場所 ククル凍窟闘技場上級シングル戦 属性タイプ 弱点:水耐性:火 状態異常耐性 (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 総評 ククル凍窟に出現する細長い人型のモンスター。 ▲ 関連リンク 関連種 エクシリア ジェントルメン ジェントルイプリート ジェントルノ~ムゥ ジェントルひぃ・ひぃ・ふ~ ネタ
https://w.atwiki.jp/pkmnbw_db/pages/162.html
ウインディ No.059 タイプ:ほのお 特性 :いかく(場に出た時に相手の攻撃を1段階下げる) もらいび(炎技を受けるとそれを無効にし、交換するまで炎技の威力が1.5倍になる) 夢特性:せいぎのこころ(悪技を受けると攻撃が1段階上がる) 体重:155.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ウインディ 90 110 80 100 80 95 ゴウカザル 76 104 71 104 71 108 キュウコン 73 76 75 81 100 100 ヒードラン 91 90 106 130 106 77 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) みず/じめん/いわ いまひとつ(1/2) ほのお/くさ/こおり/むし/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- ※特性が「もらいび」の場合、ほのお無効 優秀な特性〔いかく〕と全体的に高めの種族値、 神速持ちということから第四世代ではよく使われたメジャーな炎ポケモン。 今作でも優秀な技の追加、神速の優先度向上、重火力な物理ポケモンが増えたので、 活躍を望むことができるだろう。 熱風やオーバーヒートといった優秀な技を覚えるのと、 威嚇の影響を受けずに済むのでダブルでは特殊型が多かった。 BWでインファイトとワイルドボルトが追加され、 強化された神速を活かすために物理型も候補に十分入る。 基本的な立ち回りは威嚇で相手の物理アタッカーを弱体化し、 メタグロスなどの鋼ポケモンを縛る感じになる。鬼火があれば、 自分より遅い物理アタッカーは威嚇と合わせて完全に機能停止に追い込むことが出来る。 技候補 ステータス調整すばやさ こうげき、とくこう 耐久 型サンプル基本型タッグ候補 対策物理型タッグ候補 対策 外部リンク 技候補 物理技 威力 命中 タイプ 備考 習得 フレアドライブ 120 100 ほのお メインウェポン。反動技 進化前自力 ニトロチャージ 50 100 ほのお マシン インファイト 120 100 かくとう バンギ等へ 遺伝 かみくだく 80 100 あく ラティ等へ 進化前自力 ワイルドボルト 90 100 でんき 水へ マシン かみなりのキバ 65 95 でんき 水へ 自力 しんそく 80 100 ノーマル 先制技 自力 特殊技 威力 命中 タイプ 備考 習得 かえんほうしゃ 95 100 ほのお メインウェポン。命中安定 マシン だいもんじ 120 85 ほのお メインウェポン マシン ねっぷう 100 90 ほのお メインウェポン。範囲攻撃 教え オーバーヒート 140 90 ほのお マシン バークアウト 55 95 あく マシン めざめるパワー 70 100 不定 氷、草等 マシン 変化技 威力 命中 タイプ 備考 習得 まもる - - ノーマル 基本技 マシン てだすけ - - ノーマル 教え おにび - 85 ほのお マシン ステータス調整 191-117-101-127-117-140(204-0-4-52-132-100,おくびょう 余り16) 最速ドーブル抜き ラティオスの珠りゅうせいぐん確2 185-133メタグロスへはオバヒ確2(ダメージ率82.1%~97.2%)、文字確2(71.3%~84.3%)、ねっぷう乱3(45.4%~52.9%)と微妙 191-117-101-128-134-124(204-0-4-60-172-68,おだやか) 最速バンギラス抜き ラティオスのジュエル流星確2 すばやさ 基本的には最速クレセリアやギャラドス、ドーブル辺りを目安に調整。 最速バンギラス程度ならば少ない努力値で抜ける。 先制技を持っているためそこまで無理に伸ばす必要もないかもしれない。 こうげき、とくこう 耐久優先で調整した場合あまり努力値をまわせず、調整しにくい。 185-133メタグロスをねっぷうで確2は実数値146(無補正204振り,補正有り100振り)。 ジュエルだいもんじならば無振りでも倒せる。 耐久 ラティオスのりゅうせいぐんを中心に調整。 型サンプル 基本型 性格:おくびょうorずぶといorおだやか 特性:いかく 努力値:耐久調整(ラティオスの珠orジュエル流星群耐え)、素早さ調整、残り特攻 持ち物:強化アイテム/オボンのみ/ラムのみ/こうかくレンズ など 確定技:オーバーヒートorだいもんじorねっぷう/まもる/おにび 選択攻撃技:しんそく/りゅうのはどう/めざめるパワー(草/氷)/バークアウト 選択補助技:しんぴのまもり/てだすけ 特性とそこそこの耐久を活かして居座り、炎技で鋼タイプにプレッシャーをかけつつ、 威嚇、鬼火を撒いて相手の物理アタッカーを弱体化させる、アタッカー兼サポートが主な役割となる。 持たせる炎技は霰パ対策やコンスタントに当てていくなら熱風、高威力の技を何度も撃ちたいなら大文字、 メタグロスを確実に落としたいなら補正アイテムを持たせてオーバーヒートが候補になるだろう。 決め手を持てないバンギラスやカビゴンに対しては威嚇と鬼火で対処が可能。 素早さ調整は臆病ならギャラドス抜き辺りが目安か。 ずぶといや穏やかならドーブルなどが視野に入る。 タッグ候補 ラティオス ウインディが苦手なギャラドスに強く、ウインディはラティオスの苦手な鋼タイプに強い。 威嚇で不意打ち持ちのポケモンやカビゴンを弱体化させることができる。 対策 シャンデラ ウインディの炎技をもらい火で吸収でき、神速も無効。 熱風ウインディの場合は攻撃手段を奪うことができる。 ウォッシュロトム 炎技半減。特殊で攻撃できるのでいかくやおにびも気にならない。 しんそくは等倍だが、そこまで大きなダメージは喰らわない。 安定してウインディを狩れるが、バークアウトに注意。 オボン、威嚇、鬼火などで長時間居座ってくる。 こちらはねっぷうを半減できるポケモンにみがわりを持たせていたり、 ギャラドスで挑発すれば特に苦労しない。 素の耐久が高めで特殊耐久に振ることも多いためなかなか一撃では落ちない。 物理型 性格:ようきorいじっぱり 特性:いかく 努力値:A252 S252 持ち物:いのちのたま/オボンのみ/各種ジュエル 確定技:フレアドライブ/しんそく 選択技:まもる/インファイト/かみくだく/ワイルドボルト 物理技がBWで追加されて充実したので、物理型も高い性能を持つ。 命の珠を持たせれば、最大火力の攻撃→神速で大体落とすことができる。 これまでやや苦手としてきたカビゴン、バンギラス、ギャラドスを単体で突破できるようになったのは魅力。 種族値、技の威力、神速の存在でタイマン性能は非常に高いが反動技が多く、 素早さもやや物足りないので長く居座ることはできない。 タッグ候補 ナットレイ トリトドンら水ポケモンや、ラティオスなどに対し有利。 格闘ポケモンにはウインディのいかくが刺さる。 ただ、シャンデラが非常に重くなるため、後発に対応可能なポケモンを置いておくと良い。 対策 広範囲、高火力だが物理型は反動ですぐに弱体化するので、何匹も抜かれる心配はない。 ラグラージやトリトドンといったウインディの弱点をつけて、炎技を半減でき、抜群を取られないポケモンがお勧め。 外部リンク ポケモン第五世代・対戦考察まとめwiki - ウインディ ネタポケまとめwiki - ウインデイ
https://w.atwiki.jp/wiki2_demento/pages/10.html
エンディング一覧 本作はマルチエンディングです。 間違いなどあればコメントよりおねがいします。 AとDだけみれば満足できる気はしますが、全て見ると、シークレットルームのデモが見ていないもの含めて全て見られるようになるので、そういう意味では全てのエンディングを見たほうがいいと思います。 なお、シークレットルームのデモは好きなコスチュームで見れます。 TypeA A Fortes fortuna juvat. 一周目を普通にクリアするとこのエンディングになる。 デビリタスをシャンデリアで倒す(生かす)ことが条件。 TypeB B Ignis aurum probat. デビリタスとの決戦のときシャンデリアを落とさずに倒す。(生かさない)その後のデビリタス関連イベントが発生せずにエンディング。一周目でも可能。 TypeC C Dona nobis pacem. (一周目では、城門の鍵は置いてないので不可能。メタルブーツのみ取得可能) デビリタスとの決戦のときシャンデリアを落として倒す(生かす) その後、デビリタスの小屋に行き、手垢まみれの鍵をもらってRESTルームの鍵の掛かったドアを開け 奥にある城門の鍵とメタルブーツを入手後、城門を開け脱出。 TypeD D Tu fui, ego eris. (一周目・二周目のNormal HARDで確認) 旧館のエントランスから出るときくらいに、犬の好感度が下がりきっている状態で、森の崖に行けば、そのままエンディングになる。 (霊石の色は単純に昇華の器のアイテムがかわるだけでエンディングには影響しない。) HARDでは HARDは犬のmemoが喉笛を噛み切ってやりたいとでたあと、2回くらい怒り状態にさせると確実らしいです。 フィオナをカウガールにして、ヒューイをヌイグルミにしてから銃で30~50回くらい撃って崖に行けばそのままDになるそうです。 (↑ラフレシアさん) ヒューイがヌイグルミ状態でそのままDエンディングを見ることができるそうです。銃でヒューイを撃ち、 memoに「喉笛を…」が出た状態からさらに5発ほどダメージを与えたそうです。 DOG LEVEL E Panic 8 ITEM 26%(青色) CRITICAL HEWIE INJURIES 0 ENEMIES DEFEATED 3 TYPE dog-beater(青色) (↑リコさんの情報) ヌイグルミなのでINJURIES 0ですが、問題なく見られるようですね。 NORMALでは 管理人がNormalで確認したときの状態 DOG LEVEL E DRITICAL HEWIE INJURIES 12 TYPE Dog-beater 森では、ヒューイを無視してすぐに崖に向かった。 ベネナムエスカ、たまねぎなどを使って、体力を限界まで減らし、蹴って倒れさせて、その後、いたわって復活させては蹴るを繰り返した。 (倒れた状態のまま蹴ってもOKらしい?けど・・・それはいやだな・・・) バックステップ後のタックルを使用するほうが、ビジュアル的に心が痛まないかもしれない?(悲鳴は同じだけど・・) 朗報!ヒューイを蹴らずにTypeDにする方法 (Rさんの情報) ヒューイを蹴る・タックルする・銃で撃つ行為を行わずにDエンドを出すことができました。 ベネナムエスカとたまねぎを各1個ずつ与え、あとはひたすらヒューイに対し「No!」を繰り返しました。 数回叱るごとにヒューイのメモが追加されてゆき、「のどぶえを・・・」が出てから、さらに「No!」を かなりしつこく繰り返しました。 それから森へ行き、リカルドに撃たれたヒューイを無視して崖まで行ったところ、Dエンドとなりました。 管理人も確かめてみましたが、ベネナムエスカ、シルベスタエスカを与え続けることでもヒューイの好感度は下がるようです。(ただし、かなり面倒) また、アイテムを不使用でただ「叱り続けて」みると、ハードでmemoが増えたのできちんと嫌われているようです。 3分くらい叱ってやっと一つのmemoが出てきて、そこからは1分~3分くらいの間隔でmemoが追加されていきました。 (のどぶえを・・が出るまで15分くらい。) ただ叱り続ける(右スティックを左に弾き続ける)だけなので簡単で、また心が痛まないので良い方法ではないでしょうか。 ただ、ノーマルだとどのくらい叱ればよいか目安が分からないと思うのでその辺りはセーブして何度も崖に行ってみるしかないように思います。 それから、ヒューイを手当てするデモを見ずに崖に行くようにしてください。攻略本にも条件として載っているそうです。
https://w.atwiki.jp/clubindigo/pages/172.html
インディゴの夜 ロケ地 情報
https://w.atwiki.jp/yukue/pages/290.html
私は “歪み”(いがみ)なポケモンだ 私は“カイゾウ”と罵られ蔑まれる存在だ 正確には 現存するポケモンの情報を電子化し具現化させた存在 ポケモンとは 自らの肉体を電子情報に置き換える事が可能な生物 最もそれには人間の技術が用いられるが しかし私は“情報”のみで肉体を構成されている 見た目には有機生物のポケモンと相違は無いのだが 確実に “正常” なポケモンでは無い 即ち 私は“歪み”な存在である。 そして“カイゾウ”とは歪みな存在を生み出す行為である これは人間―、否、ポケモンを使役する者達にとって最悪の禁忌とされているようだ 「―これが私の知り得る『私』という存在への知識だ。」 コガネシティの近くの草むらの中で会話している二匹のポケモン。 一匹は上半身が黄色く下半身は茶色のスリープと呼ばれるポケモン。 もう一匹は紫色の長い鬣と黄色い体に稲妻の様な黒い模様を体に持つポケモン。 「出会う人間から全てから罵られ、怨まれ、忌み嫌われてきた。『カイゾウ』『キエロ』『シネ』『クタバレ』… 色々言われて来たが、全て事実だからな。仕方が無いことだ。ならば早々に放してもらいたかったのだが 今まで会って来た人間達に毎回元の施設に押し込まれた。私の姿を他者に見られ、問い詰められるのを 嫌ったのか、他人なら押し付けてもいいと思ったんだろう。最近ようやく解放、逃がされたがな。」 「ふうん…。アンタも苦労したんだな。」 とりあえず俺はそう答えておいた。随分と酷い言われようだが、しかしこいつは丸で気にもとめていない。 全てを事実、として受け入れている…のか?それとも素で気にしていないのか。 最近この辺りに見慣れないポケモンが現れたという噂を聞いた。 またどこかの人間が妙なポケモンでも捨てたのかと思って見に来たら…そりゃもう驚いた。 なんだってこんな所に伝説のポケモンと呼ばれる『ライコウ』がいるのかと。 だけどこいつは何かが違う。本能的に俺達と“違う”という感じがする。妙に偉そうではあるが。 話を聞いて大体わかった。つまりこいつは紛い物ってことか。 「…苦労?さあ?私自身、苦と思ったことは無いな。私が異質な存在であることは事実だからな。 ちなみに特性は不思議な守り。技はボルテッカー、草結び、冷凍ビーム、電磁浮遊だ。 ほぼ全てが私の構成元となった種族、『ライコウ』では持ちえない技能だ。Lvは3だ。最初は1だったが。」 「ああ、色々とひどいなそりゃ。」 “カイゾウ”―、俺も改造ポケモンの事は知っている。特殊な機械を使って俺達ポケモンの能力をいじったり 一から作り出したりすることを言う。で、こいつの言うとおりトレーナーにとっては最悪の行為だ。 噂には聞いてはいたが実物を見るのは初めてだ。 「しかしお前も変わった奴だな。この辺りのポケモンは、ほとんどが私を恐れて近づかないのだが。」 「そりゃあね。アンタみたいにでかいのがうろついていたらまずビビるわな。」 きっとこいつは自分が普通じゃないことは自覚していても、どれだけ大層なポケモンなのか自覚が無いんだろうな。 知っていたとしても『少し珍しいポケモン』ぐらいにしか思ってないんだろう。 「では何故お前は私に話しかけた?」 「だから逆に気になったんだ。それにポリゴンを喰う奴なんて滅多にいないしな。」 こいつの足元には両前足で押さえつけられたポリゴンがいる。背中が大きく食い破られている。 こいつは「食うか?」なんて聞いてきたから思いっきり遠慮した。…いや、普通に考えて食わないだろ。 そんな事は気にせずこいつはバキボリバリ、と音を響かせて喰っている。 「ほれにひへも、このポりごンはおもひろいな。ほうぞうはわたひとちかいのだが、ひがみがなふ…」 …食うか喋るかどっちかにしろよ。普段は野生のポケモン同士が喰ったり喰われたりする場面に遭遇しても 関心は無いんだが、流石にポリゴンも可哀想になってきた。…野生でも無いし、な。 「どうでもいいが、全部喰わない方がいいと思うぞ。こいつらちょっと齧られたくらいなら自力で修復するから。」 「…おお!なんとそうだったのか。そうとは知らず今まで完食してしていた。それはすまなかったな。」 俺がそう言うと、こいつは目を丸くし、ポカーンと大口開けて驚いた。なんつーか、アホ面だ。 こいつひょっとしてライコウじゃなくて、新種の大型のピカチュウなんじゃないのか? こいつが(自分で喰った)ポリゴンに謝り、足をどかすとポリゴンはどこかに飛んでいった。 ピリピリとノイズの混じったような鳴き声で何かを訴えている。 「…怒られた。まあ当然と言えば当然だな。」 「今のがわかったのか?そりゃ胴体半分も喰われてりゃ怒るだろうけど…。本当に変わった奴だなアンタ。」 「私の様な異様なポケモンと会話をするお前も相当変わり者だ。度胸があるな。喰われるは思わないのか?」 …喰われるのはゴメンだな。理由と言ってもな。変なポケモンがいるって言うから気になったからで 見に行ったら本当に変なライコウがいて、つまりは… 「ただの気まぐれだな。それに俺も人間に恐れられてるから似たようなもんだ。」 「知ってるか?俺達スリープは夢が好物なんだ。特に楽しい夢。 だから楽しい夢を見る人間の子供を狙う。催眠術をかけ、眠らせたところをパクリとね。」 ま、本当はよっぽど腹減ってる時ぐらいしか眠らせたりしないが。 スリープが人間を無理やり眠らせて夢を喰う、とは言われているようだが、とんだ言いがかりだ。 「おかげでトレーナーじゃない人間は怖がって近付きゃあしない。だがこれでいいんだ。 人間にとっちゃ野生のポケモンなんてのは危ないくらいが丁度いい。」 「ほう。人間に恐れられながらも逆にそれで人間との距離を保っている訳か。中々面白い奴だな。」 「そんな小難しい事は考えちゃいないさ。それに『トレーナーじゃない人間は』って言ったろ? ポケモントレーナーならスリープを怖がる奴なんてまずいない。強いトレーナーはいちいち相手にしないし 弱いトレーナーは俺達の事をすぐ催眠術かけるウザいポケモンとしか思ってないさ。それも別に構わない。」 そう、そんなのは別にどうだっていい。俺達が嫌われようがウザがられようがどう思われようと。 どうしても許せない事は一つだけ。 「でもな、最近のトレーナーはダメだ。汚れちまってる。」 「汚れた?どういう意味だ?」 「さっきのポリゴン、あいつらは元々ここいらには生息していない連中だ。」 「…?そもそも野生のポリゴンは存在しないとは思うが。」 ならなんで喰ってたんだよ。とは思ったがあえて口には出さず俺は話を続ける。 「まあ、とにかくこの辺一帯には生息してないはずの連中が最近増えてきてんだよ。」 見てみろよ。あんな小さいイーブイが何かに怯えて身を寄せ合い固まっているんだ。 そっちではタツベイとフカマルが睨みあって、ムックルはキノココを突きながら追いかけ回してる。 深い茂みの中ではゴースが目を光らせている。傷つき力尽きた獲物を狙っているんだ。その命を奪うためにな。 そしてポリゴンが空を飛ぶ…これはあんまり害が無いが。こんな異様な光景が他にあるか? 「と、言ってもアンタは最近ここに来たから知らないのも無理ないか。」 話した後で俺はそれに気付いた。余所者に、それも自称歪みのポケモンさんに話したところでわかる訳ないか。 「何故そうなったのだ。」 「この近くに『育て屋』っていう建物があってな。そこでタマゴを産ませるんだ。大量にな。 そして生まれた中で一番強い奴だけを選んで残りは捨てて行く。ポケモントレーナーってのは色々いるが 中でもそういう事をするのが年端のいかないガキなんだよ。よりにもよって、だ。」 本当にどうしてこうなっちまったのかね。前はもっといい『夢』見ている奴ばっかりだったのに。 「そんなガキが増えたおかげで、楽しい夢を見るような奴が少なくなった。 夢なんて喰いたくも喰えなくなっちまったのさ。別にそれしか喰えない訳じゃないけどさ。 他の物は何でも食べられる代わりに大好物だけ喰えないってのは結構辛いもんだ。 だけど何も夢が食えないから言ってる訳じゃない。ただ嘆かわしいだけだ。 「捨てられポケモンが増えたから俺の仲間はポケモンの子供の夢を食べようとした。けどそれもダメだな。 自分の状況や捨てられた理由もわからないチビガキ共が、悲しみやら寂しさ、怒りや恨みを抱えながら 必死こいて生きてるんだぞ?とてもじゃないが楽しい夢なんて見てる余裕があるわけないだろ。」 それでもここはマシな方らしい。元々住んでる奴らに凶暴なのは少なく、近くにでかい町も森もあるんだからな。 …渡り途中の鳥ポケモンに聞いた話じゃ北の方がもっと酷いらしい。毎日のように生まれたてのポケモンが死んでいく。 こんな馬鹿げた事が流行り出したのも北からなんだとさ。いずれ、ここもそうなっちまうのかね? 「…まあ、こんな話アンタにわかるかどうか知らないが。」 だがこいつは、意外にも真剣な顔つきで深く考え込むかのようにしている。 「大体わかった。人間というのも歪みな者だな。自然も摂理も全てを無視し、己が欲望のために 数多の生命を捨て石にする。結果、生命の枠を破壊し、あるいは私の様な歪みな存在を生み出すのか。」 …本当にいちいち小難しいな。言いたい事はなんとなくわかるが。 「…ならば、最後あの人間は、比較的まともな人間だったのだろうな。珍しく。」 「ん?」 「うむ。先程話したが私は最近解放された。最後に私を解放した人間の事だ。 あの施設で私を指定したのは本意では無かったらしい。よくわからんが、理由あっての事だったのだろう。 その人間より一つ前の私の持ち主…そいつは意図を読み取ってはいたが、あえて私を送りつけた。」 あー…、本当いちいちわかりづれぇ。こいつの言う施設はGTSって言う建物だろうな。 最後の主人は『ライコウ』が欲しかった訳じゃなかった。冗談か、ゴローンやユンゲラーみたいな奴でも預けてたか。 で、その前の主人はそれをわかっていながらこいつを送ったってことだろう、たぶん。 「悪意のある嫌がらせだな。それで?」 「当然ながら、その人間は大いに嘆き悲しんだ。預けていたのが余程大切なポケモンだったのだろうな。 自業自得とも言えなくは無いが。そしていつもの様に私は罵られ恨まれ蔑まれる…と思った。」 困ったような顔をしている。こいつでも困るような事なんてあるのだろうか。 しばらく沈黙が続いたがライコウは口を開いた。 「…泣かれたのだ。罵られるのは馴れているが、私の様な者の為に涙を流す者は初めてだった。」 「…はい?」 「その人間が言うには、『誰がこんなひどいこと!君だって何も悪くないのに』そう言っていた。 どうも…、あの人間は根本的な所で勘違いをしている。“カイゾウ”を“正常”な“異常”な者へ変容させる事だと思っているらしい。 私は無から生み出された完全に歪みな存在なのだ。存在自体が悪意なのだ。それくらいわかるだろうに…。」 …まあ、改造自体は普通のポケモンを改造する事もあるそうだから間違っちゃいないな。 「まとも、というよりそりゃ無知なだけだろうな。」 「私もそう思う。」 その後は別の人間が事情を聞いて、『改造ポケモンは危険だから逃がした方がいい』と言ったらしく こいつは逃がされて、そして今、ここにいるわけだそうだ。 「何はともあれ逃がされたんだから良かったんじゃないのか?」 「そのはずなのだが、何か不条理なのだ。私が原因であの人間は悲しんだ。 何とかしてやりたいが、存在自体が禁忌である私には何もする事ができない。 …そもそも、解放される事を望み、解放されはしたが、私には何も目的が無い。何も無かったのだ。」 …驚いた。今日二回目の驚きだ。 改造だわポリゴン喰うわで、どんなバケモンかと思ったら意外とまともな事を考えている。 「せいぜいあの人間に報いる為に、私を含めた全ての歪みなポケモンを喰い尽くそうと思ったのだが…。」 やっぱ前言撤回。なんちゅー突拍子も無く物騒な事を考えているんだこいつ。 …物騒ではあるが理解はできる。同じような想いをする人間を減らすために、なんだろうな。 「そう思っていたが、そうはいかなそうだな。歪みを生み出す要素は他にもあるのだからな。 人間自体が捻じれている。そもそも歪みな人間から生み出されたのが私なのだから当然だが。」 「…難しい問題だな。」 「先程も言ったが、ポリゴン達は私と似てはいるが全く違うのだ。彼らは“目的”を持って生み出された。 生まれるべくして生まれた存在は歪みでは無い。さて、私はどうすればいいと思う?」 いやさっき話したと言われても、喰いながら喋っていたからさっぱりわからんかったんだが。 何をすればいい?なんて聞かれたって俺が答えようもないだろう。…というか 「…結局アンタは俺達と何が違うんだ?」 電子がどうのこうの言ってるけど、要するにでかいポリゴンみたいなもんだよなこいつ? 「?大分違うと思うが。簡単に言えばまず精神構造から違う。」 「ちっとも簡単じゃないだろ。」 「言葉で説明するのは難しいのだ。例えばお前達は生きているな。私は違う。生きていないのだ。 静かに滅びを待つだけの存在。ただし前向きにな。」 「なんだそりゃ?」 「自身が歪みな存在であると理解しているから、最終的に消滅するのが最善だと思っている。 私自身がいつ滅ぶかわからぬ。もしかすると、まともな人間が私の様な存在を滅ぼしに来るやもしれない。 それを受け入れる。前向き、というのはその時が来るまでは好きにしているというだけだ。 私が後ろ向きな奴だったらすぐにでも消えていたのだろうが、残念ながら前向きだったのだ。まあ仕方が無い。」 「ネガティブなのかポジティブなのかわかんないなアンタ。」 つまり、いつ死ぬかわからないから好きにやってるって事か?なんだ、それってやっぱ『生きている』って事じゃないか? って、こいつに言ってもまた「それは違う」とかまた小難しい話をするんだろうな。 「じゃあ試しにアンタ、『生きて』みるか?」 「喰う事か?実は別に捕食しなくても活動に支障は無いのだ。模倣の様なものだな。」 「そうじゃねえよ。…確かにアンタは歪みで変な奴でまともじゃないのかもしれない。でもちょっと気にいった。」 「随分と妙な事を言うな。何故だ?私ほど異質で歪みなポケモンはそういないぞ。」 誰かのために、何かをしようとする。そう思える奴は嫌いじゃない。 俺達スリープは『夢』が好きなんだ。『夢』を見れる奴が好きなんだ。人間もポケモンも一緒だ。 俺の仲間達は人間に愛想を尽かしたから人間を襲わなくなった。捨てられたポケモン達も人間を恨んでいるだろう。 でも俺は、両方とも何とかしたいと思っている。どっちも大好きだからだ。 バカだよな。きっと俺が一番バカみたいな『夢』を見ているんだろうね。 「そうだな、ただの気まぐれさ。」 「生きる…か。具体的にどうすればいいのだろうな。まずコラッタでも喰うか?」 「だからアンタはまず喰う事から離れろ!」 作 4代目スレ 138-145