約 1,382,808 件
https://w.atwiki.jp/skyrimmaking/pages/22.html
Creation Kit(CK)を使ったNPCのキャラメイク方法です。 基礎知識 .esmファイル(マスターファイル)→親ファイルです。Skyrim.esmはスカイリムのデータの大半が収まってます。 .espファイル →子ファイルです。親ファイルの差分として適用されます。 CKは構造上、.esmを元に読み込んでその変更部分のみをespとして出力し適用させます(=差分)。 Creation Kit Wiki(en) Creation Kit Wiki(日本語) 顔のみの変更の場合 例としてジョディスさんを変更したいと思います。 (テクスチャによってすでにかなり変わってるのは置いといて) BEFORE 顔MOD導入をしている場合、テクスチャのcharacter assets tintmasks下のファイルすべてを予めどこかに退避させておきます。化粧が適用されずにラインが入ったりバグが発生するためです。(tintmasks下をすべてRGB8.8.8 256x256 ミップマップなしで出力されたもののみCKでバグ無しで開けます。現在Pretty Faceのみ対応) CKを開きます。 File→Data→Skyrim.esmをダブルクリックでチェックを入れます。OK押して読み込みます。 読み込みがはじまりエラーが出ますが、すべてキャンセル(=Yes to All)を選択します。 Object WindowからActors→Actorを選んで変更したいNPCの項目をダブルクリック。ジョディスはEditor IDがHousecarlSolitudeなので、FilterにHouseと打てばすぐ出ます。ちなみにリディアはHousecarlWhiterun。 PreviewのHeadにチェックを入れ、タブを右に行って、Character Gen Partsで化粧や顔色髪型や眉毛などの設定を行います。 SkinTone.ddsを選択して、Presetを選び直します。ジョディスさんの場合はHumanFemaleSkinWhite01がデフォルトです。これを行わないとデフォルトより顔色が暗くなったりします。 次にCharacter Gen Morphで顔の調整をします。プレビューはひどく魚眼レンズ風のパースなのでズームアウトして編集しましょう。 プレビューだけでは信じがたいので実際に置いた雰囲気をRenderWindowで確認します。 Cell ViewウィンドウのWorldSpaceをInteriorsにして、NPCのデフォルト配置場所、ジョディスの場合はSolitudeProudspireManorです。これをダブルクリック。 多分エラーが出るので、構わずキャンセル。RenderWindowに家の中が表示されます。 カメラ操作 ズーム ホイールスクロール 縦横移動:中クリックでドラッグまたはスペース押しながらマウス移動 回転:Shift押しながらマウス移動 オブジェクト操作 自由移動:マウス右ボタンでドラッグ。 水平回転:マウス右ボタンでドラッグ。 編集が終わったら、NPCのウィンドウをOKして閉じます。 Object Window上の変更したNPC(HousecarlSolitude)を選択して、Ctrl+F4を押します。確認するウィンドウが出ますのではいを押します。 Data\textures\actors\Character\FaceGenData\FaceTint\Skyrim.esmに化粧などのデータ、Data\meshes\actors\character\FaceGenData\FaceGeom\Skyrim.esmにメッシュが出力されます。 今回の例のように、造形と化粧だけの修正の場合はCKを保存せずに終了で構いません。新しくNPCを追加したり、髪や眉などの変更がある場合は.espファイルを保存する必要があります。 AFTER 髪と追加種族をNPCに適用させる 手順としては上記だいたい同じですが、マスターの指定とespの保存があります。 違うところは赤色になってます。 Apachii SkyHairとEnhanced Character Editの追加種族YgNordを例に解説します。(要Wrye Bash) 顔MOD導入をしている場合、テクスチャのcharacter assets tintmasks下のファイルすべてを予めどこかに退避させておきます。化粧が適応されずにラインが入ったりバグが発生するためです。(対処法はtintmasks下をすべてRGB8.8.8 256x256 ミップマップなしで出力されたもののみCKでバグ無しで開けます。現在Pretty Face Packのみ対応) CKを開きます。 File→Data→Skyrim.esmとApachiiHair.esmを2つともダブルクリックでチェックを入れます。そのままOK押して読み込みます。 読み込みがはじまりエラーが出ますが、すべてキャンセル(=Yes to All)を選択します。 Data→Saveで適当な名前つけて-.espを保存します。 Enhanced Character Editのようにespファイルや複数にまたがってesmを指定してるものはCKではマスターファイルとして読み込めません。そこでWrye Bashで無理やり指定します。 Wyre Bashを起動。Modsタブを開いてさきほど保存したespファイルを右クリック→Add Master...。 警告が出ますがOK。Enhanced Character Editを選んでOK。 CKを開いてFile→Data、さきほど保存したespファイルをチェックしてSets as Active File ボタンを押して開く。} Object WindowからActors→Actorを選んで変更したいNPCの項目をダブルクリック。 TraitsタブでRaceをYgNordを選びます。} PreviewのHeadにチェックを入れ、タブを右に行って、Character Gen Partsで化粧や顔色髪型や眉毛などの設定を行います。 SkinTone.ddsを選択して、顔色を選び直します。顔色が暗くなるのを防ぎます。 Apachii SkyHairなどtriファイルがない場合はエラーが出ますが無視して結構です。プレビューウィンドウで遙か頭上に髪の毛がありますがゲームではちゃんと表示されます。} 次にCharacter Gen Morphで顔の調整をします。終わったらOKを押します。 Object Window上の変更したNPCを選択して、Ctrl+F4を押します。確認するウィンドウが出ますので"はい"を押します。 Data→Saveで-.espを保存します。 一回編集するとまたマスターの指定が外れるので、Wyre Bashでまたマスターの指定してください。 別の手段 複数のマスターファイルを指定するにはSkyrimEditor.iniの[General]にbAllowMultipleMasterLoads=1を追記することで可能になる。
https://w.atwiki.jp/dauntless-memo/pages/37.html
パイク パイク武器一覧(パイク) スペシャル(パイク) Mod(パイク) パイクの使い方 はおまけを参照してください。 武器一覧(パイク) ※プリズムセル : 全てのタイプのセルを装着することができる ※ロープ : 同じ属性を持つ別の武器を選択することによってパークとユニークスキルを選べる ※ユニークスキルは武器活性化済みの性能を記載しています 素材ベヒモス 武器名 属性 パーク セル1 セル2 ユニークスキル 素材ベヒモス 武器名 属性 パーク セル1 セル2 ユニークスキル トーガドロ 炎の使者 火 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ エンバーメーン エンバーパイク 火 闘争心 技巧 敏速 7連続攻撃に成功すると、追加で+300の損傷ダメージを与える ヘリオン インフェルノアロー 火 圧倒 残忍 残忍 15連続攻撃に成功すると、追加で+200ダメージを与え、炎属性ダメージが大幅に強化される チャロッグ 焼け焦げた尖槍 火 ハンター 技巧 不屈 スタミナ75消費後、次の攻撃で円錐型の炎を発生させる。炎は範囲内にいる対象それぞれに+200の炎属性ダメージを与える フィーランクス フェイト・オブ・ファイアーバード 火 エーテル回避 洞察 敏速 チャージされると、次のヒットがヒットしたベヒモスの部位にロックされる。ダメージを与えると連射中の一発おきに175ダメージ+175を与える誘導ミサイルが装填(最大4発)される。攻撃を回避すると、装填されたミサイルがすべて発射される。 ウルスカ コールドヘル 氷 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ ボレアス ボレアスの革命 氷 疲労回復 残忍 不屈 弾薬を補充または消費すると氷の精霊が6秒間持続的に生成され、次の攻撃で+60ダメージと少量の氷属性ダメージを与える(精霊は最大4体) スクレーブ 寒獄の突槍 氷 高揚 技巧 敏速 回避後、クールダウン30秒の氷地雷を3発落とす パンガー パンガートゥース 氷 粉砕 技巧 不屈 チャージ後、次の攻撃は氷のブランドになり、30秒後に2,500の氷属性ダメージを与える。スレイヤーはブランドを破壊し、早めに爆発してダメージを50%増加させる。90秒ごとにチャージする。 フロストヴルフ フロストヴルフリップ 氷 鍍金 洞察 不屈 ランタンアビリティを使用すると、頻繁に65の氷属性ダメージを与える間欠泉を生成する。初めて間欠泉の上を通るあらゆるスレイヤーは、25秒間維持される125のヘルスシールドが付与される(最大シールド値600)。 マルカリオン コンダクター 雷 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ ドラスク 雷鳴の大槍 雷 大型回路 技巧 残忍 ベヒモスの尾へのダメージ+30% サンダーディープドラスク インバースポラリティ 雷 エーテル回避 残忍 技巧 ベヒモスの尾へのダメージ+30% ネイザガ ネイザガファング 雷 裂傷 技巧 洞察 損傷部位へのライフスティール+5% ストームクロー ストームパイク 雷 活性化 技巧 敏速 回避後、攻撃でのゲージ上昇に100%ボーナスが+4秒間適用 サーヴィト サーヴィトジャベリン 雷 波動 技巧 技巧 チャージされると、次の武器の振り/ショットで高頻度で325の雷属性ダメージをヒットした対象に与えるブーメランのような発射物を放つ。攻撃を回避することでチャージのクールダウンが短縮される。 アガルス パラサイトカース 地 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ スカーン スカーンスパイト 地 粉砕 技巧 不屈 ランタンのホールドアビリティを使用すると、25秒間スタック可能な250のオーバーヘルス(最大600シールド)が与えられる カラバク カラバクの針 地 斬影 技巧 敏速 チャージされると、次の攻撃で旋回する刃が発現し、75の地属性ダメージを与える。追加で攻撃すると刃の速度が上がり、効果時間が切れると爆発して速度に基づくダメージを与える コシャイ サヴリンソロウ 地 突貫 残忍 洞察 4秒間ダメージを与えずにいると、次の攻撃5回はダメージが+50%増加 フェンロア フェンロアブランチ 地 寄生 技巧 残忍 ジャンプ中、前方空中に3秒間持続する石の足場を生成する。アビリティのリチャージが必要になるまで、最大2連続のジャンプが可能。ランタンを起動するとジャンプ2回分が回復する。生成されてから短時間後に足場は落下し、250の地属性ダメージを与えるとともにベヒモスを妨害する。 クロノヴォア ミレニアムエンド 光 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ ヴァロミア ヴァロミアホープ 光 ハンター 残忍 洞察 チャージ後、次の攻撃に+700の光ダメージを追加。現在ヘルスが高いほどチャージ速度が上昇する レザキリ スパイアオブドーン 光 会心 技巧 残忍 攻撃が2ヒットする確率+12% アライラ グリフウィーバースピア 光 大型回路 残忍 不屈 ランタンを使用すると、アクティブな象形文字タイプに基づいた、3秒後にチャージされる象形文字を出現させる。チャージされると、ベヒモスが触れた際に象形文字の効果が発動する。赤の象形文字:範囲に2000の光属性ダメージを与える。青の象形文字:大範囲に25秒後に消滅するスタック可能なシールドを250付与する(最大シールド600)アクティブな象形文字タイプは、ジャンプで変更される。象形文字は10秒後に消滅する トラクス アポカリプスニードル 闇 ロープ プリズム プリズム ロープ ※レジェンダリーアビリティ リフトストーカー ストーカーの棘 闇 殺しの狂乱 技巧 洞察 ダメージを与えると一定の確率で与ダメージを+2.25%増加するシャドウソウルを5秒間発生させる。ソウルが5個以上あればボーナスダメージが倍になる。 シュラウド 宵闇の奔流 闇 会心 技巧 洞察 ヘルスが20%以下になると、与ダメージが50%増加する ナッシャー レイジスパイク 無 扇動者 技巧 洞察 定期的に激怒状態になり、与ダメージが+15%増加し、気絶耐性を得る。ダメージを受けることによりより早く激怒状態になる。 クイルショット クイルジャベリン 無 アシッド 技巧 不屈 なし シュライク シュライクの絶叫 無 疲労回復 技巧 敏速 回避後、次の攻撃のボーナスダメージと部位ダメージが+100増加 ゴッドハンド(エキゾチック) ゴッドハンド(エキゾチック) 光 残忍 残忍 プリズム 長く照射するほどダメージが増加(最大200%)するビームを放出する スペシャル(パイク) スペシャル 説明 取得方法 エーテルマグナム 押すとゲージを弾薬に変換する。長押しで弾薬の質に応じて最大で1200ダメージを与え、ベヒモスを妨害するミサイルを発射する。 初期装備 サベージウェルスプリング 押すとゲージを弾薬に変換する。長押しで弾薬を消費して近くの仲間へクリティカル率が30%増加するバフを与えるオーラを作り出す(弾薬の質に応じて最長10秒間) スレイヤーの道 レックレス・リープ 押すとゲージを弾薬に変換する。長押しで弾薬を消費し、跳躍して渾身の突きを放つ。跳躍距離と弾薬の質に応じて最大1500のダメージを与える。 ラッキーブレイクストア ゴッドハンド(エキゾチック専用) ゲージを弾薬に変換する。長押しで弾薬を消費してビームを照射する。照射時間に応じてベヒモスへのダメージが増加。 ゴッドハンド Mod(パイク) Mod 説明 取得方法 弾薬増幅器 蓄えた弾薬の品質が時間とともにゆっくりと最大まで上昇する。また、蓄えた弾薬の品質が追加で25%上昇する。 スレイヤーの道 軽量シャフト パイクチャージでスタミナを消費しなくなる。さらに常にクリティカルヒットを与える。 スレイヤーの道 安定した穂先 刺突とハーベストアタックを交互に繰り返すたびに与ダメージが5%ずつ増加する。交互発動5セット目の後は、8秒間与ダメージが+25%増加する。コンボ終了と共にリセットされる。 スレイヤーの道 かかりのついた穂先 回避直後の弱攻撃で出せる貫通攻撃を当てると損傷ダメージが8秒間50%増加。 ラッキーブレイクストア 処刑人の穂先 ベヒモスの部位を損傷させるか、損傷に十分に貢献した場合、45秒間ダメージが+8%増加する。最大5スタック。 ラッキーブレイクストア
https://w.atwiki.jp/piggislandwiki/pages/72.html
アイランドコインについて ピグアイランドでは、各クエストをクリアする、ピグとものアイテム生産のお手伝いをする、ログインボーナス等で「アイランドコイン」を入手する事ができます。 「アイランドコイン」は、ショップでアイテムを買ったり、 自分の島を拡張したりする時に必要になります。 コインゲージでは、自分がどれだけ「アイランドコイン」を持っているのかが表示されます。 http //ameblo.jp/piggisland-staff/entry-11253883054.html
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/871.html
アイスペランキングとは、アイスペ住民を使ったランキングの事である。 種類は様々ある。 ランキング一覧 アイスペユニヴァース画力ランキング アイスペユニヴァースポケモンランキング
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/514.html
マイク マイク 分類 カテゴリー:ビーストランク:中級S-1初出作品:【立浪姉妹の伝説 第四話】他登場作品: ちょっとした設定 人間と熊型ラルヴァの交配が進んだ個体 彼の父親も人間に変化することができるが、それでも知性は動物寄りであったため人に危害を加えた マイクは人間の血が濃いため一定以上の知能があり、実はそれを前にした学園生は非常に驚いていた しかし、高い知能を併せ持ったラルヴァは裏を返せば危険すぎる存在でもある マイクとて成長すれば父親と同じぐらいに巨大化し、鋼の体を持つ強さを手に入れるはずである 一斉放火を喰らった時点ではまだ生きていたほどであった 父親によって実際に被害が出たことを考えれば、子供のうちに始末してしまおうと攻撃を叩き込んだ異能者の行為は間違ってはいないというのが作者の見解である なお、マイクの名前はなんとなく決めたもの mika miki miku 「mike」 たったそれだけの話 トップに戻る 世界観設定に戻る ラルヴァに戻る 上に戻る
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9868.html
分類:オーロラポケモン 高さ:2.0m 重さ:187.0kg タイプ:みず 特性:プレッシャー (相手が使用した技のPPを1多く減らす(バトル時) 先頭にすると自分よりもレベルの高いポケモンが出やすくなる(フィールド時)) 隠れ特性:せいしんりょく(怯まない。いかくを受けない) わきみずの やさしさを やどした ポケモン。 すべる ような みのこなしで だいちを はしり にごった みずを きよめる ちからを もつ。 + 担当声優 田中正彦 1997年アニメ版、『時を超えた遭遇』 小西克幸 『ダイヤモンド&パール』 古島清孝 『幻影の覇者 ゾロアーク』 うえだゆうじ 『新無印編』(ゴウの手持ち) 任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。 マイナーチェンジ版『クリスタル』ではパッケージを飾った。 名前の由来は「水」+「君主」で「水君」という説が有力。 デザインを担当した斉藤むねお氏曰く、モデルは「豹」とのこと。 同作における準伝説ポケモンの一角で、エンジュシティのカネの塔が火事になった際に運悪く居合わせて焼死し、 それを哀れんだホウオウの力によってエンテイ、ライコウと共に蘇った経緯を持つ。 この経緯から、ジョウトの伝説のポケモンであるホウオウに仕える眷属のような立場にあり、 媒体により「三聖獣」(護国は付かない)「ホウオウ親衛隊」などと呼ばれる。 どんなに汚れた水も一瞬で綺麗に浄化する力を持ち、各地を転々としながら環境を守る役割を持っている。 また、スイクンが出現した時にどこからともなく北風が吹く為、「北風の化身」とも呼ばれている。 エンテイ・ライコウと共に「徘徊系」と呼ばれるタイプのポケモンの元祖であり、 『金・銀』では焼けた塔で主人公が近付くと他2体と共に逃亡し、各地の草むらを転々とするようになるのだが、 捜索の手間に加えて、出会えたとしても伝説系特有の捕獲率の低さのため捕獲は困難を極める。 だが、パッケージを務めたマイナーチェンジ版の『クリスタル』ではシンボルエンカウントに変更されたため、捕獲難易度が低下している。 また、劇中に登場する「とうめいなスズ」はスイクンと浅からぬ関係にあるらしい。 神秘的なデザインから人気は高く、各種メディアミックスでは三聖獣の筆頭格として扱われている。 第9世代の『スカーレット・バイオレット』では「こだいのすがた」「みらいのすがた」と呼ばれる「パラドックスポケモン」が登場し、 その一体にこのスイクンが選ばれ「ウネルミナモ」と名付けられている。 ウネルミナモ登場以前にも、ヘザーという学者が書いたスカーレットブックではスイクン・エンテイ・ライコウのキメラのようなポケモンが描かれていた。 + メディアミックスにおける活躍 アニメではジョウト編で初めてサトシ達が出会ったポケモンとして登場した。 『時を超えた遭遇』では同一個体が準主役級のポジションを務めており、 セレビィを狙うビシャスによって荒らされた森を救うべく、サトシ達と共闘した。 ブラック・ホワイト編の劇場版『幻影の覇者』では、他二匹共々クラウンシティの守り神として色違いの個体が確認できる他、 ゾロアークがスイクンに擬態している。 そしてアニメ第7シーズンでは準レギュラーとして登場。 とあるポケモンハンターがあえて環境を汚染して浄化のために奔走して疲弊したスイクンを狙うという奸計を使用し、 追い込まれていたスイクンを見かねたゴウが保護目的で捕獲した。 直前に悪質な人間の手口で痛めつけられたこともあり、当初はゴウに対しても不信感を隠さず、 ポケモンセンターに連れていかれるのを拒否し、道中で助けたポケモンに自分を守らせつつ休息に移る。 ゴウもスイクンの心境は理解できるためポケモンセンターでの回復は断念し、信用されていないことは承知の上で、 手持ちのポケモンにきのみなどを集めさせてスイクンを看病しつつ、自主的に警護することを決める。 そしてサトシの迎撃から逃げ延びたハンターがついにスイクンとゴウを見つけて戦闘に入り、 経験の差からバトルで圧倒され、まだ手負いのスイクンがあわや捕まりそうになるが、 身の危険も顧みずに庇おうとするゴウの姿勢に心打たれたことで、スイクンがゴウの指示に従い戦い辛くも勝利する。 元々保護目的で捕獲したため逃がそうとするゴウに対して、自主的にボールに入ることでパートナーとして認めたと示した。 以降も各地を転々としているようでサクラギパークには在住していないが、定期的に立ち寄っている。 コミック『ポケットモンスターSPECIAL』では第3章のキーキャラクターとして登場。 ジョウトの各地でジムリーダーやそれに準ずる実力者達に戦いを挑んだが、それは共に戦うパートナーを見つけるためであった。 彼らの主であるホウオウはアニメでも言及されている通り優れたトレーナーを見つける力があるのだが、 第3章の黒幕である仮面の男は捕獲したホウオウを操り、手駒となる子供達を次々と誘拐する事件を起こしていた。 それを許せなかったスイクン達ホウオウ親衛隊は3匹がかりでホウオウを正気に戻すべく仮面の男に挑み、 なんとかホウオウを仮面の男の呪縛からは解き放ったものの、代償にやけた塔の「時間のはざま」に幽閉され、 イエローが訪れ偶発的に解放するまで9年もの間封印されてしまっていた。 開放後は「自分達だけでは仮面の男に勝てない」と考えて、再びホウオウを守るべく共に戦う仲間を見つけるために奔走していたのである。 本作では「水晶壁」といういかなる攻撃も受け付けない巨大な結界を張る能力があり、スイクン自身が意識的に解除しない限り永続する。 「とうめいなスズ」はこの水晶壁を通過できる力を持つ唯一のアイテムとされている。 『大乱闘スマッシュブラザーズ』では『DX』以降の作品において、モンスターボールから登場するポケモンの一匹として登場。 原作中の性能 HP:100 攻撃:75 防御:115 特攻:90 特防:115 素早さ:85 特殊面の速攻力に特化したライコウとは対照的に耐久面に特化した能力をしている。 ただし「特攻」は90と決して低いわけではなく、3世代以降は積み技の「めいそう」もあるので、 十分に火力で押すことも可能。バランス型であるはずのこいつと変わらない特殊火力なのは内緒 主な型としては、HPと防御に努力値を振って物理耐久を高めてから「めいそう」で特防を上げることで、 物理特殊両方に強い耐久型として居座ったり、特殊攻撃を倍返しする「ミラーコート」で弱点を突いてきた相手を返り討ちにしたり等。 5世代からは3割の確率で相手をやけどさせる「ねっとう」も使えるようになり、更に物理型に対する壁性能が高くなった。 「素早さ」も一般的な平均値である80より僅かに高い85であるため、 他の多くの素早さに努力値を振らないであろう耐久型に先制できるのも強みだったりする。 2010年の映画『幻影の覇者 ゾロアーク』の特典として、色違いかつ(当時は)通常では覚えられない技を覚えたエンテイ、ライコウ、スイクンが配布された。 スイクンが覚えていたのはなんと「ぜったいれいど」。 30%の確率で相手の耐久力を無視して葬り去る一撃必殺技は、耐久力は高いが攻撃能力の低いスイクンには相性抜群であり、世界大会でも猛威を振るった。 あと厳選困難かつGTSでの交換が不可能なため改造による配布も猛威を振るった 後に第七世代でぜったいれいどがこおりタイプ以外が使うと命中率が20%に下がる仕様となったのは、このスイクンの影響が大きいと考えられる*1。 第8世代では配布個体限定だった「しんそく」「エアスラッシュ」を獲得。 「めいそう」からダイマックスして「ダイジェット」で積んでアタッカーとして使う型が人気だった。 第9世代のテラスタルは適性が高く、毒状態を無効化しつつ耐性に優れたはがねテラスにしてほのおやじめんには水技で攻めたり、 こおりテラスで「ぜったいれいど」の命中率を無理矢理上げるという芸当も可能になった。 なお、隠れ特性の個体は第6世代までは正規入手こそ不可能だったもののバトルハウスで「ちょすい」と確定していたが、 第7世代にて入手解禁と同時に「せいしんりょく」に変更されている。 ただでさえタフなスイクンがこの上「ちょすい」まで得るのは猛威どころではないため、バランス調整としては妥当かもしれないが。 格ゲーにおけるスイクン 『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』ではプレイアブルとして参戦。 発生が早い飛び道具「オーロラビーム」やタメは長いが高威力の「ハイドロポンプ」、 手の飛び道具を反射する「ミラーコート」、自キャラの目の前に氷の壁を設置する「バックシュート」を備え、 主に遠距離戦を得意とする砲台キャラとなっている。 コンボ動画 MUGENにおけるスイクン amtrs氏の製作したキャラが公開中。 夫氏の唯一神エンテイをベースに製作されており、移動不可、位置固定(ワープ技は持っている)で、 「冷凍ビーム」や「エアスラッシュ」などの飛び道具で戦うのも共通だが、 回復技「眠る」があるなど、改変元よりも耐久戦に向いた性能をしている。 AIもデフォルトで搭載されている。 出場大会 七映 vs ステラ 仲間を集めて合戦バトル *1 スイクン以外で非こおりタイプで「ぜったいれいど」を使えるのはカイオーガとドーブルのみ。 前者はレート戦では使えない禁止級(そもそも即死を使わなくても強い)、後者は他の即死技である程度代用可能なので大きな影響は無く、 スイクンだけがピンポイントで影響を受ける調整であった。
https://w.atwiki.jp/vsmashbros/pages/62.html
6月21日、ぎゅうどんがvipとしては16回目、タイマンとしては7回目ぐらいの大会を開催した ストック2、アイテムなし、ステージマリブラ以外の2本先取制 今回は事前に自分が使うキャラ3名を書き、そのキャラでのみ戦う ちなみに4強のメタナイト・スネーク・ファルコ・ロボットは1人1名までしか選べれない 参加人数は32人+後発組8人の計40人 最初に32人を2つに分けトーナメントを行い、初戦・二回戦敗退者24人と後発組8人計32人で更に2つのトーナメントを作るという方式 その後、各優勝者同士でストック3以外同ルールでAvsB・CvsD→各勝利者vs各勝利者という風で戦われた ちなみにこちらが組み分け 名前の後に書かれているキャラ名が使用キャラ、その次が結果である Aグループはこちら ┌とんぬら ルカリオ、ピット、ドンキー 初戦敗退 ┌┤ │└ふじさん ピーチ マリオ ポケトレ 三回戦敗退 ┌┤ ││┌Coo デデデ マルス エロサムス 初戦敗退 │└┤ │ └ひよこ ヨッシー、カービィ、オリマー 二回戦敗退 ┌┤ ││ ┌パンダ マリオ ピーチ クッパ 初戦敗退 ││┌┤ │││└はにゅぅん ファルコ ゼルダ アイク ★準優勝 │└┤ │ │┌だてめがね プリン ゼルダ ガノン 初戦敗退 │ └┤ │ └かまた カービィ ディディー ポケトレ 二回戦敗退 ┤ │ ┌ぎゅうどん ネス ピーチ リュカ 初戦敗退 │ ┌┤ │ │└かずーい ファルコンデデデドンキー 三回戦敗退 │┌┤ │││┌あつがみ クッパ ガノン アイク 二回戦敗退 ││└┤ ││ └ジョジョ カービィ、ファルコ、ゲムオ 初戦敗退 └┤ │ ┌サイコ マリオ ルイージ カービィ 二回戦敗退 │┌┤ ││└やわらぎ ドンキー、ウルフ、ピット 初戦敗退 └┤ │┌D ゲムヲ ウルフ 初戦敗退 └┤ └うま マルス ロボット フォックス ☆優勝 Bグループはこちら ┌KOOL ファルコ ディディー ウルフ ☆優勝 ┌┤ │└ショボン ネスサン、ロボット、ゲムヲ 初戦敗退 ┌┤ ││┌コイキング プリン ワリオ ゲムヲ 初戦敗退 │└┤ │ └きりやん スネーク トゥーン ゲムヲ 二回戦敗退 ┌┤ ││ ┌クラッバ フォックス カービィ マリオ 三回戦敗退 ││┌┤ │││└ラルト ポケトレ リュカ ルカリオ 初戦敗退 │└┤ │ │┌おうどん カービィ リュカ リンク 二回戦敗退 │ └┤ │ └Qtaro ガノン エロサム リュカ 初戦敗退 ┤ │ ┌ピーマン。 ピーチ ファルコン アイク 初戦敗退 │ ┌┤ │ │└たつお ディディー オリマー ルカリオ 二回戦敗退 │┌┤ │││┌カーフェイ ドンキー ゲムヲ マルス 三回戦敗退 ││└┤ ││ └うそだッ! デデデ ルカリオ ファルコ 初戦敗退 └┤ │ ┌ねずとつ ディディー ドンキー シーク 初戦敗退 │┌┤ ││└ランダ ソニック ピーチ ガノン 二回戦敗退 └┤ │┌ぱっちょむ カービィ トゥーン メタ 初戦敗退 └┤ └うぃ~ フォックス ソニック ルカリオ ★準優勝 Cグループはこちら(後発組8人+初戦・二回戦敗退結果が速かった順) ┌ルーデル トゥーン ソニック オプーナ 二回戦敗退 ┌┤ │└パンダ マリオ ピーチ クッパ 初戦敗退 ┌┤ ││┌うそだッ! デデデ ルカリオ ファルコ 三回戦敗退 │└┤ │ └Coo デデデ マルス エロサムス 初戦敗退 ┌┤ ││ ┌コイキング プリン ワリオ ゲムヲ 初戦敗退 ││┌┤ │││└キュラ アイク、ファルコ、アイクラ 二回戦敗退 │└┤ │ │┌コナピット マルス ピット アイク 初戦敗退 │ └┤ │ └たなか マルス メタ ゼルダ ★準優勝 ┤ │ ┌D ファルコ ゲムヲ ウルフ ☆優勝 │ ┌┤ │ │└プレイヤー クッパ ソニック トゥーン 初戦敗退 │┌┤ │││┌ねずとつ ディディー ドンキー シーク 二回戦敗退 ││└┤ ││ └ISM マルス アイク ゲムヲ 初戦敗退 └┤ │ ┌つうはん ディディー リュカ ネス 初戦敗退 │┌┤ ││└ジョジョ カービィ、ファルコ、ゲムオ 三回戦敗退 └┤ │┌とんぬら ルカリオ、ピット、ドンキー 二回戦敗退 └┤ └けんいち ウルフ、フォックス、ファルコ 初戦敗退 Dグループはこちら(初戦・二回戦敗退で結果が遅かった順) ┌ぱっちょむ カービィ トゥーン メタ 二回戦敗退 ┌┤ │└Qtaro ガノン エロサム リュカ 不参加 ┌┤ ││┌ラルト ポケトレ リュカ ルカリオ 不参加 │└┤ │ └ぎゅうどん ネス ピーチ リュカ ★準優勝 ┌┤ ││ ┌ピーマン。 ピーチ ファルコン アイク 三回戦敗退 ││┌┤ │││└だてめがね プリン ゼルダ ガノン 不参加 │└┤ │ │┌ショボン ネスサン、ロボット、ゲムヲ 二回戦敗退 │ └┤ │ └やわらぎ ドンキー、ウルフ、ピット 初戦敗退 ┤ │ ┌おうどん カービィ リュカ リンク 三回戦敗退 │ ┌┤ │ │└たつお ディディー オリマー ルカリオ 不参加 │┌┤ │││┌ランダ ソニック ピーチ ガノン 初戦敗退 ││└┤ ││ └きりやん スネーク トゥーン ゲムヲ 二回戦敗退 └┤ │ ┌かまた カービィ ディディー ポケトレ 二回戦敗退 │┌┤ ││└あつがみ クッパ ガノン アイク 初戦敗退 └┤ │┌ひよこ ヨッシー、カービィ、オリマー 初戦敗退 └┤ └サイコ マリオ ルイージ カービィ ☆優勝 以下、こちらは優勝者同士の戦い うま(A)vsKOOL(B) 結果 KOOLの勝利 D(C) vsサイコ(D) 結果 Dの勝利 KOOLvsD 結果 KOOLの勝利 総合結果 総合優勝 KOOL 総合準優勝 D 総合3位 うま サイコ 優勝・準優勝コメント KOOL「Keep Only One Love KOOLに決めました^^」 D「KOOLに決められました^^」
https://w.atwiki.jp/zokzok_heros/pages/89.html
ギャラマイク 属性、エレキ属性 HP 86 MP 42 攻撃 32 防御 13 すばやさ 15 特殊攻撃 ボディブレイク(無属性)通常の1.2倍の攻撃力で相手を攻撃する はかいおんぱ(無属性)通常の1.4倍の攻撃力で相手を攻撃する 出現タイミング 第二章 出現場所 1丁目 3丁目 経験値 35 お金 80円 ドロップアイテム なし 変身前の姿(ギャラマイク)
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/508.html
アイスペストーリーとは現在進行中でalso。が作成中のツクールゲーのことである。 内容 ゲームの内容は『バラバラになった六人の妖精たちを敵の魔界人よりも先に見つける。』というもの。 別ゲーのロックマンやマリオも登場する。 登場キャラクター ライル(将) 『僕も戦えます!』 本作の主人公。 カンマス王国出身。ムクとは幼馴染。 リトルとは先輩後輩の関係。 愛用のデッパソードを振り回す! ムク(ムク) 『私を一人にしないで!』 ヒロイン。 携帯電話を爆弾として使用する恐ろしい子。 こちらもカンマス王国出身。ライルとは幼馴染である。 ただ、一つ違うことはカンマス王国のお姫様であること。 シュガー(sugar) 『見ていてくださいシルー殿!』 アイスペ城の兵士のリーダー。 魔界人に捕まった所をライル達に助けられる。 武器は二刀流の筆! リトル(also。) 『あれ?俺は…誰だ?』 カンマス王国の英雄、そしてカンマス王国の管理者 アイスペ王国へと飛ばされた後、全ての記憶を失う。 武器はトライデントプシー。 何故か武器の扱い方だけは頭に残っている。 シルー(シルー) 『行って来い。ここは俺が守る。』 シュガーの先輩でありアイスペ城の兵士のリーダー。 炎を操る炎玉を持つ。 リーチャン・オルソン(リーチャン・オルソン) 『その為にあなたを呼んだ…。』 ライル、ムク、リトルをこの世界へと呼んだ張本人。 アイスペ王国の管理者である。 他にも個性豊かなキャラクターが盛り沢山♪ 体験版 2009年後半頃に一章収録分の体験版が配布された。 アイスペストーリーwiki アイスペwikiとは別にアイスペストーリーのwikiが存在する。 アイスペストーリーwikiへ
https://w.atwiki.jp/tsgeneral/pages/37.html
02-656 :月光:2005/07/07(木) 13 58 34 ID 4SBcTAMm 某月某日 オルリベス大橋での激戦を終え、かの四駿のプラハを討ち取り 我々クリミア軍はようやく対岸の砦を占拠するに至った。 戦場には、全滅したと伝えられていた旧クリミア軍の精鋭も駆けつけ 共に奮戦。王女エリンシアの名の下に次々と兵力が集結しつつある。 デイン=クリミア間の国境を超え、いよいよ狂王アシュナードと対決すべく 王都へ進軍しようという気運高まる我がクリミア軍にとっては幸先のよい 戦いになったと言えるだろう。 僕はというと今回の戦いの終結後、自ら申し出て敗残兵の散策部隊へ配置され 現在オルリベスの砦周辺にて残敵討伐の任務に当たっている。 何時もならば、戦いの後は必ず将軍であるアイクやエリンシア王女、そして各諸侯を交えた 作戦会議に参列するのだが・・・。 大橋での戦いで、プラハ将軍は卑劣な罠を多用しておきながら 自ずと四駿の名を辱しめるような無様な大敗を喫した。 将軍の性質から言って、砦や周辺に未だ何かの罠が仕掛けられていないとも限らない。 僕はそういった類の姑息な策略を見破る為の眼力には長けていたし、 今回はある胸騒ぎが拭いきれなかった。 だからこそ重要な作戦会議を欠席し、僕はこの任務を買って出たのだ。 すべてはアイク率いるクリミア軍の輝かしい勝利のために。 02-657 :月光:2005/07/07(木) 13 59 50 ID 4SBcTAMm 呼び止める兵士に手振りで「大丈夫だ」と合図し、僕は部隊の隊列を離れ 砦の南西にある小さな林に足を踏み入れた。 こういう場所が一番危ない。敗残兵やデインの新たな伏兵が潜んでいるとすれば この辺りに違いない。大勢の兵士で1度に進入してはそれだけ敵の奇襲を受ける 的が増えるだけだ。 僕は慎重に茂みに身を潜めながら周囲の様子を伺った。 ふと・・・小さな呻き声と、林の奥に潜む僅かな気配を僕は捕らえた。 (敵兵か?!) 僕の心臓の鼓動が一際高まる。身構えようと右足を後退さった拍子に、僕は 迂闊にも地面の枯れ草の合間に埋もれていた小枝を踏み折ってしまった。 ぱきっと甲高い音が周囲に響き渡る。潜伏していた気配がびくりと反応するのを感じ、 続いて聞き覚えのある声色が耳をついた。 「誰だ・・・?!デイン兵かいっ?」 どうやら僕の悪い予感は的中してしまったようだ。声の主は高圧的な女・・・ そう、あの四駿が1人・プラハ将軍のものだった。 将軍を討ち取ったのはアイクだった。彼の剣技の上達は目覚しく、 たとえ四駿の将軍を前にしてもその腕に全く遜色は無い。 しかし、僕にはアイクに女が殺せるとはどうしても思えなかった。 彼は父であるグレイル団長の気質を忠実なまでに受け継ぎ、戦場においては 命取りとなるような甘さも同時に内包していたからだ。 恐らく殺したと見せかけて、密かに彼女を逃がしておいたのだろう。 02-658 :月光:2005/07/07(木) 14 00 34 ID 4SBcTAMm けれどその胸騒ぎも今、杞憂に終わる。 僕は隠し持っていた聖水を身体に振り掛け、将軍から充分に間合いを取ると 雷撃の魔導書を片手に抱え、魔法の詠唱を開始した。 林の奥から四駿のプラハが姿を現す。・・・がもう遅い。 彼女の所持するフレイムランスは例え間合いが遠くとも、 炎の魔法を穂先から繰り出し敵を撃つことができる、エンチャント(武器魔法)が 掛けられた古代の宝具である。 しかし、魔力が極限まで高められた賢者である僕の前では児戯に等しい。 しかも僕が現在詠唱している雷撃の魔法は、彼女の炎を打ち消す属性効果が 最大限に発揮されるのだ。 詠唱を終え、彼女を攻撃しようと掌相を構えたところで将軍は僕の顔を見て 喜色を浮かべた。 「お前は・・・クリミア軍の参謀の・・・・。 お前のその額の印は・・・「精霊の護符」なんかじゃないね? フン!他の奴らの目は誤魔化せてもあたしには通用しないね。 なんたって「お仲間」なんだから。」 ・・・・この女。 奴は僕の秘密を知っている。他の誰にも知られたくない、いや 知られてはならない秘密を。プラハの胸元が大きく開かれた鎧の陰に 「あの印」の姿が僅かに覗く。なるほど、そういう事か。 手心を加えるつもりなど最初から毛頭なかったが・・・。 最早数秒たりとて長く生かしておけぬ。 02-659 :月光:2005/07/07(木) 14 01 12 ID 4SBcTAMm 「・・・・・・・・・仲間? 冗談はやめてください・・・ 僕は・・・生まれてから1度も、そんなものを持った覚えはありません。」 途絶えていた僕の雷撃の魔法が完成する。しかし手加減などしない。 僕はプラハがフレイムランスを構える一瞬の隙をついて もう一度雷撃の魔法を高速詠唱し、一撃目に乗せて奴に叩き付けた。 ラグナロクオンラインで言うところの、僕のDEXは120以上。 奴が繰り出す炎の魔法など、僕には動きが止まって見える。 稲妻がプラハの頭上で炸裂し、辺り一面が閃光に包まれる。 彼女の断末魔とも言える激しい絶叫が聞こえてきたのはその直後だった。 雷撃によって周囲にたちこめた粉塵の中から、全身を雷によって黒く焼かれた プラハが姿を現す。彼女は身体を引きずり、口から薄く煙を吐きながら僕を 睨み付ける。あれだけの雷撃を喰らってまだ息があるとは・・・ 腐っても流石は四駿と言うべきか。 「お・・・・のれぇ・・・。貴様・・・・。この・・恨みは必ず晴らす・・。 あた・・しの最後の力を使って・・・・お前に呪いを掛けてやるよ・・・。 せいぜい・・・・苦しむが・・・。」 消え入りそうな声でプラハが僕に呪詛の言葉を吐きかける。 太古より、この手の捨て台詞を残して死んでいく敵は 最終ボスの足元にも及ばない三下と相場は決まっている。 02-660 :月光:2005/07/07(木) 14 01 52 ID 4SBcTAMm スーパーマリオで言うところのハンマーブロスであり ゼルダの伝説で言うところのアクオメンタスであり ファミコン探偵倶楽部で言うところの綾城アキラである。 僕は奴が事切れるのを確認すると、ローブの埃を手で払いのけ 踵を返してその場を後にした。邪魔者を排除し、心中の暗雲は晴れ まことに清清しい気分で僕は砦へと帰還を果たした・・・・はずだった。 だが、この後・・・。 プラハが残した言葉の真の恐怖を僕は目の当りにすることとなる。 僕は夢を見た。 目の前には男と女がいる。 男の顔は知らない。鋼のような巨躯にいかめしい鎧を纏い 冷徹な瞳には静かな炎を湛えている。 女は先刻、僕が殺したプラハ将軍だった。彼女は一糸纏わぬ淫らな姿で 男の足元へ縋りながら何事かを叫んでいる。僕の最も嫌いとする類の 女の艶かしい喘ぎ声。 僕が幼い頃、便宜上僕を育てていた女は 身体を男に売っては、僅かな金銭を受け取り生活していた。 客の男が僕が暮らしていた家へ来ると、僕は外に追い出され 朽ちかけた木の壁に寄りかかるようにしてしゃがみ込み ただ時が過ぎるのを待った。 02-661 :月光:2005/07/07(木) 14 02 27 ID 4SBcTAMm 僕が待つのは決まって夜だった。女は子供を孕むのを恐れて 客を取るのは必ず月の物が続く晩だけ。 空にはいつも真円の月の光が輝き、僕はただ空虚にそれを見つめながら座っていた。 女があげる喘ぎ声と、今僕の目の前でよがるプラハの声が不快な和音を醸し出し 耳に粘りつく。 男が帰ると僕は家の中へ引き入れられ、酷く殴られた後に心無い罵詈雑言を浴びせられた。 いつしか、僕にはそれが耐え難い恐怖となり 毎夜月の光を見つめては女神に祈りを捧げていた。 僕をここから助け出してください。ここではないどこかへ。 僕は唐突に目を覚ました。 オルリベス大橋からクリミアの王都に向けて進軍すること2日。 現在、王女の下へ馳せ参じたクリミアの遺臣・ルキノの情報によりデルプレー城方面への 進路を進んでいる。城まではまだ数十里の距離を数え、兵馬を休ませるために 我々はこの平原に陣を張ったのだ。 陣内には複数の天幕が張られており、 僕は自分に宛がわれた小さな天幕の中で眠ってしまっていたらしい。 久しぶりに眠れたかと思えばあの悪夢。 あれがプラハの呪いだとすれば、何という低俗で下賤な代物だろう。 ある意味あの女らしいが、僕はその寝覚めの悪さに短く舌打ちした。 02-662 :月光:2005/07/07(木) 14 03 01 ID 4SBcTAMm 気分を入れ替える意味も兼ねて、僕は小用を足そうと表へ出た。 山の峯峯から吹き込む夜の寒気が肌を針のように刺す。 天幕の裏手の木陰へ回り、ローブの裾をたくし上げたところで 僕は眉をひそめた。 下に履き込んでいた下着が妙に緩いのである。 食事は普通に採っていたつもりだったが、連日の戦闘で少し痩せたのだろうか。 手を掛けると、下着は抵抗も音も無くすとんと地面にずり落ちる。 ・・・そこで僕は自分に起こった異変にようやく気付いた。 何というか、つまり男性の象徴たる「陰茎」と「睾丸」 女性読者諸氏には失礼だが、砕いて言うなら「ちんこ」と「きんたま」が 僕の身体から忽然と姿を消していた。 僕は酷く狼狽し、再び手で下肢の辺りを確認してみるが、やはりない。 閃光のようにある直感が僕の脳裏をかすめ、僕はその手をそのまま 自分の胸の方へと這わせた。 手に触れるのは2つの柔らかな膨らみ。 ・・・・・何という事か。 あの女・・・・これが奴の宣告してきた「呪い」だとすれば 想像以上に卑劣な効果を発揮し、多大に僕を打ちのめしたと言えよう。 驚愕で身体を震わせる僕の背後から唐突に声が響いた。 02-663 :月光:2005/07/07(木) 14 06 52 ID 4SBcTAMm 「んなんだぁ? お前パンツ下ろしたまま何やってんだよ。小便かセネリオ? まさかこんな人目につく所で慰めてたわけじゃないだろうな?」 下品な笑いを浮かべて僕に声を掛けたのは、グレイル傭兵団の古株 (と言っても1度裏切ったが)である素行最悪品性下劣男のシノンだった。 僕は以前からこの男が気に入らなかった。物事を感情論ではなく現実的に捉える点では 作戦上意見が合うこともあったが、僕にとって唯一無二な存在であるアイクを 「アイク坊や」などといやらしい呼称で揶揄し、何かに付けて反発し足を引っ張る愚行は 到底許せるものではない。近頃では弟子であったヨファに弓の腕の差を詰められ 影を薄めつつある。弟子が見事師の実力を超えるのならばもう思い残すことはなかろう。 そのうち僕の手で息の根を止めてやる。覚悟しておけ。 「あなたこそ覗きとはいい趣味ですね。その低俗な頭を無駄に働かせる前に 少しでも弓の腕を磨いたら如何ですか?」 「・・・・あれ? お前、セネリオだよな。」 しまった・・・・。僕の喉から出る声色はこの上なく高く細い。喉に触れると 近年ようやく少しずつ顔を出し始めた喉仏まで姿を消している。 僕は慌てて下着を上げ、ローブを掻きこむようにして押さえると 後ろから引きとめようとするシノンの声を無視してその場を走り去った。 02-664 :月光:2005/07/07(木) 14 14 27 ID 4SBcTAMm だめだ・・・。完全に性別が逆転している。 天幕へ這う這うの体で駆け込み、震える手つきでローブを脱ぎ捨て 僕は自らの全身をくまなく調べた。 忌むべき己の出生によって、僕の身体は他人のそれより数倍成長が遅い。 然るに骨や四肢も未成熟であり元々細身ではあったのだが、 肩や腕、腰の線はより一層丸みを帯びて細くなってしまっている。 鎖骨の下には白い双丘。これは何とかしないとローブの上からでも 存在が解る程に膨らんでしまっている。先程天幕へ駆け戻った時感じた事だが 恐ろしく邪魔な代物だ。走る振動で発達した乳腺が刺激されまことに痛い。 ・・・そして肝心の股下。淡い茂みを指で掻き分け探ると小さな陰核に触れる。 以前の僕の自身も決して人前で自慢できるような物ではなかったが、 それが更にこんな姿へと成り果てた様には流石に泣けてくる。 2つの睾丸が収まっていた陰嚢も姿を変え、 薄紅色の花弁となって僕の秘所にひっそりと咲いていた。 その花の中央。陰嚢の下にあった薄い縫い目は見事に縦に裂け まだ未発達な女性器を形成している。 嘘だ・・・これはそう、幻だ。 指先をそっと膣口に挿入すると、引き攣るような痛烈な痛みを感じ それが嘘でも幻でもない非情な現実であることを僕に知らしめる。 同時に全身から粟のように汗が滲み出す。 僕は暫らくその状況を受け入れることができず、 阿呆のように中空を両の眼で見つめながら放心していた。 02-665 :月光:2005/07/07(木) 14 15 23 ID 4SBcTAMm 「セネリオ! いるか?」 突然、天幕に押し殺した声が響き渡る。 僕は口から心臓が飛び出る勢いで驚倒し、慌てて下着やローブを身にまとう。 が、指先が震えて上手くいかない。 「そ・・・その声はアイクですか? 少し待ってください。 ちょっと今立て込んでまして・・・。」 「早くしてくれ」と急かすアイクに気を動転させられながらも 僕はやっとの思いで衣服を元の通りに着込んだ。 そして天幕を捲ってアイクを中へ引き入れる。 「お待たせしました・・・。アイク、どうしたんですかこんな時間に。」 「・・・・セネリオ、何かいつもと違わないか?お前。」 僕は片腕で胸を押さえ、片腕の袖で口元を隠しわざとらしく咳き込みながら 「気のせいですよ」と苦し紛れの嘘をついた。 「少し風邪をひいてしまったようです。喉を痛めたので声が・・・。」 通常、風邪を拗らせ咽頭が炎症を起こした場合、声はしわがれ低くなるのだが 「なるほど、大変だな」と直情で納得してしまうのがアイクの成せる業だ。 そのような強引なやり取りをしていると、天幕の外から甲高い女の声が聞こえてくる。 「団長さ~ん!!アイクさ~~ん? 何処にいったの~!?」 02-666 :月光:2005/07/07(木) 14 20 21 ID 4SBcTAMm 「・・・・・。」 「・・・・またですか。」 「いや、参った。あの女異様な臭いのする鍋を抱えて俺を追いかけてくるんだ。 捕まると長いし、また匿ってくれ。」 彼女の名はララベル。 このクリミア軍に同行中の補給部隊に所属している道具売りの女性だ。 アイクは彼女の意中の男性像らしく、こうして暇さえあれば彼を追い掛け回している。 僕はオルリベスの陣中で彼女に「アイクの気を引くなら肉料理が最適」と助言を呈したのだが 本当に作って食べさせるために持ってきたようだ。 しかし「料理は苦手だ」と彼女が話していた通り、 アイクの気を引くどころか逆効果になってしまっている。 将軍という多忙な身で、無駄に時間を過ごす暇などアイクには無い。 また自分が出向いて彼女を撒いてこようかと考えた時、僕の胸には例えようもない むかむかとした胸痛が込み上げてきた。僕は即座に直感する。 そう・・・これは嫉妬だ。僕は彼女に嫉妬の炎を燃やしている。 「彼女もしつこい人ですね。明日もまた出発が早い事ですし そろそろ休まないと支障をきたしますよ。今日はここで眠ったらどうですか?」 僕の意思とは全く関係なく、その言葉が口をついて出た。 心中には嵐が吹き荒れ、僕は自分の思考を探るので精一杯だった。 「お前が色々考え事をする時は1人のほうがいいんだろうと思ってここを用意したんだけどな。 構わないなら今日はそうするか。悪いなセネリオ。」 02-667 :月光:2005/07/07(木) 14 21 12 ID 4SBcTAMm 僕の心臓の鼓動が高鳴るのが解る。まさかとは思っていたが、どうやら 頭の作りまで女のそれに転じてしまったようだ。 男だった時分、それまで女の嫉妬程醜いものはないと僕は考えていたが いざその立場に立たされてみると苦しさに息が咽る想いに駆られる。 嫉妬とは悲しみと苦しみに苛まれる魂の慟哭のようだ・・・。 その苦痛から逃れたいがために、人は道を誤り時に堕罪する。 僕は寝台から少し離れた床の上に飼葉として馬に与えている藁を敷き詰め その上に毛布を掛けて寝床を作りながら、そんな事をぼうっと考えていた。 「俺が押しかけたんだから下で寝る。お前は寝台を使え。」 簡素な床に入ろうとしていた僕の腕を掴み、アイクは己の身を割りいれて 毛布の上に寝転がった。僕は礼を言いながら触れられた腕をさする。 彼の力はこんなに強かっただろうか・・・僕の頬がじわりと熱くなった。 僕は己がアイクという個人に対して全ての存在意義を預けていることを知っている。 それがどんなに虚しく愚かなことであるかも。 けれど僕は共依存という道なくしては自我が保てない。 暗黒の中で独り朽ち果てようとしていた僕に手を差し伸べてくれたのはアイクだけだったから。 だから僕は彼の力となるべく知識を磨き、魔導を高めここまで戦ってきた。 02-668 :月光:2005/07/07(木) 14 21 53 ID 4SBcTAMm 男の内には何者も侵すことのできない孤高の世界が広がっている。 アイクはグレイル団長の意思と力を継ぎ、彼の遺した傭兵団を導き そして来たるべきデイン王との対決を待ちながら奮戦している・・・それが彼の孤高の世界そのものだ。 僕の居場所はそこにあり、自分にとっては唯一絶対の聖域であるはずだった。 でも・・・もしもアイクに愛する人が出きたなら。 男の僕には、そこだけは絶対に立ち入ることはできない。 アイクが僕の知らない顔で、知らない声で、伴侶となるべく女性に愛を囁く。 それを思うと胸が張り裂けるような悲しみに僕の心は蝕まれる。 以前はこんなこと全く考えもしなかったのに。身も心も女性に変じて僕の 情緒は揺れ動く波のように不安定だった。 「セネリオ・・・。この間の話を聞いてから、俺なりにない知恵を絞って考えた。 けど、わからん。おまえが自分の存在について、何か不安をもっているんだろうって それ以外は何もな。だから、やっぱり話を聞くしかない。」 部屋を照らす蝋燭の明かりを見つめながら、アイクは僕に問いかける。 僕は己が何者かを悩んでいたこと、親の記憶がないこと、そして僕を育てていた あの女のこと、魔導の知識を授けるべく僕を引き取った賢者のことをアイクに話してはいた。 けれどあの秘密だけは話せずにいる。それを彼は僕から聞きだそうとしているのだ。 02-669 :月光:2005/07/07(木) 14 22 50 ID 4SBcTAMm 「・・・どうして、放っておいてくれないんですか? 僕にはあなたしか頼る相手がいないのに。 あなたに嫌われたら・・・もはや生きてはいけないのに。」 「だからだ。おまえは俺以外の誰にも心を開こうとしない。 だったら、俺がなんとかしてやらんとおまえはいつまでも 苦しみを抱えたままだろうが。」 「・・・アイク・・・僕は、僕は・・・。」 「俺を信じろ。おまえがたとえ何者でも、俺がおまえを認めてやる。」 「・・・・ぅ・・・はい。僕は・・・実は僕は女なんです!」 「な、なんだって?!! 」 なんだろう。どうして突然そう口走ったのかは僕にも解らない。アイクは驚愕し、 半身を起こしてこちらを見ている。 ・・・というか、僕とアイクとの支援会話Bから何の脈絡もない。 こんな苦し紛れの発言が信用される訳はないのに・・・と僕は思わず額を押さえた。 「そ・・・・そうだったのか。お前は女だったのかセネリオ。いや、 確かに一見男か女か解らない顔つきだけどな。 それならそうと早く言ってくれればよかったんだ。そんな小さなことで悩むなよ、な?」 02-670 :月光:2005/07/07(木) 14 24 02 ID 4SBcTAMm ・・・・あなた大馬鹿ですか。 ボーレやヨファと一緒に共同浴場へ行った時の事は忘却の彼方ですか、そうですか。 では仮に、あの可憐なエリンシア王女の股ぐらに男性器の存在を確認した場合 「エリンシア、実はお前は王子だったのか!」とでもおっしゃるつもりですか。 ここはジョーク・アベニューじゃありませんよ? 嗚呼、時に僕の胸に去来するほのかな不安は、このアイクに己のレーゾンデートルを 見出している自己への不安に他ならなかったのですね。頭が痛いです。 しかし、僕の心にはその事がきっかけである決意が芽生えた。 僕は寝台からおもむろに立ち上がり、燭台に立てられた数本の蝋燭の明かりを 1つ残して全て吹き消した。部屋の天井には暗闇が垂れ、僅かな明かりを頼りに 僕はアイクの枕元に立つ。 「セネリオ・・・?」 「アイク・・・僕は・・・僕は以前からあなたの事が好きだったんです。 もちろん女として。」 「ええっ?!!!」 もちろん、事実無根の大嘘だ。僕がプラハの呪いによって女に変じられたのは つい先程の事。・・・けれど毒を喰らわば皿まで。 参謀としてアイクの力になりながら、女として彼と添い遂げてみせる。 もうお脳が腐敗した耽美派の女性諸氏に「ホモリオ」などとは呼ばせない。 男で在った時の経験を生かし、この僕の手練手管で 超無神経男のアイクを見事たらし込んでやる。 02-671 :月光:2005/07/07(木) 14 25 08 ID 4SBcTAMm 僕を同性愛者として偏見の目で見つめ、陥れてきたプレイヤー衆は 今後「セネリ子」もしくは「オネエリオ」とでも僕を称え、畏れ敬うがいい。 それから、ペンネーム:ゆひ(17歳女)さん。僕は今しがたから女になりましたので その辺りを間違えないでください。ディレクターにも話を通しておきますので。 一般のノン気読者の皆様は、「セネリオは女」と10回程連呼してからここから先をお読みください。 僕はローブの襟元の留め金を外し、鎖骨の下・・・肩口あたりまで肌を露わにさせ、 紐で止めるようにして腰に巻きつけてあるローブの下穿をほどいて下着ごと降ろす。(構造はキャラ図参照) こういう時は、部屋中明るくするより断然間接照明にて仄かな薄暗さを 演出させる方が効果的だ。僅かな蝋燭の明かりに照らされて、 僕の大腿まで露出した白魚のような下肢がエロティックにラインを浮かび上がらせる。 アイクが異変に気付いたのか、座ったままこちらを向いて僕を仰ぎ見た。 僕が倒れ込むようにしてアイクの首周りに腕を廻したのはそれとほぼ同時だった。 胸が詰まるような甘い香りが周囲にふわりと立ち込める。 物思いに耽る時や、作戦の草案を練るとき、僕は気分転換に様々な香油を キャリアオイルで薄めてこめかみに塗ったりする。 女の色香を醸し出すために寝台の宮に放置されていたローズオットーの香油を 首筋や手首のように体温の高い場所に密かに塗り込めておいたのだ。 02-672 :月光:2005/07/07(木) 14 26 02 ID 4SBcTAMm 細く吐息を掛けるようにして、僕はアイクの首元に唇を這わせる。 「・・・っ、ちょっと待て!セネリオ!!」 アイクは酷く狼狽しながら、僕の両肩を掴んで自分から引き離した。 けれどその弾みに、ローブの襟元が更にずり落ちて左胸が外気に晒される。 彼はびくりと反応すると、慌てて僕の肩から両手を離して頬に朱を昇らせた。 「すまん・・・。」 ・・・そうですね。僕の知る限りではあなたは 童貞 ですものね、アイク。 でもここまでお膳立てしておいて何もしないとあっては将軍の名が廃ります。 女に恥を掻かせるつもりですか?据え膳喰わぬは男の恥ですよ、アイク。 「驚かせてしまいましたか? でも僕は以前からずっとあなたとこうなることを望んでいた。 先程あなたは言ったじゃないですか。僕が例え何者でも僕を認めてくれると。」 「いや、確かに言ったが・・・それはだな、そういう意味じゃ・・」 僕はそこから先は彼に言わせなかった。 再び首に腕を廻し、半ば強制的に彼の唇を塞いだのだから。 02-673 :月光:2005/07/07(木) 14 27 47 ID 4SBcTAMm 口唇を斜めに交差させ、舌先で彼の内を探る。もどかしく舌が縺れ合い その甘美な刺激に僕の身体には快楽がまるで電流のように走った。 そっと瞳を開けると、僕を見つめるアイクと視線が重なる。 僕はもう1度眼を閉じると、自分の髪を留めている結い紐を解き 続いてアイクの額に巻かれている布をほどき落とした。 抱きつく腕に力を入れて体重を掛けると、僕との熱い抱擁で骨抜きになったのか いつもの彼からは想像できないほど抵抗なく容易に後ろへ倒れ込む。 彼と濃厚に舌を絡ませながら、僕はアイクの襟元を胸まで広げて 自らの胸を押し付け、脇腹の方へ手を滑らせる。彼の上半身がびくりと反応した。 右の太腿を下肢の間へ差し入れると、彼の昂りを熱く感じる。 そのまま膝先を優しくさするように動かすと、僕のローブの裾がずれ動いて 臀部の少し上まで肌が露出した。ある意味、男性の想像を掻き立て、 裸よりも妖艶で官能的な姿だ。 「セネ・・・リオ」 お互い荒い息を吐きながら、愛撫でぬめり怪しく光る唇を離すと つうっと透明な糸が垂れる。僕の下腹部には痛い程熱く、硬く 性への快楽が迸り、僕を翻弄する。 この先僕はどうなってしまうんだろう・・・朦朧とした頭でそんなことを考えていた。 上体を起こし、彼に馬乗りになったまま僕は器用に立てた膝を動かし 彼の下腹部の方へと移動する。震える指先で、なめし革で作られた帯の留め金をほどき アイクの下衣と下着とをゆっくり下ろすと、既に昂り硬くなった性器の先から 透明な粘液が衣服との間で糸を引いた。 02-674 :月光:2005/07/07(木) 14 29 46 ID 4SBcTAMm 僕はそのまま赤子のように四つん這いになり、彼の自身を口に含む。 この体勢では、肩口まで開かれたローブは下方へ垂れ下がり アイクの位置からはだけた両胸が見える状態になる。腹部から下は完全に露出してしまい 最早衣服はその役割を全く果たしていない。 私的な思惑だが、この「四つん這い」と「口腔による愛撫」とはエロスの極致だと僕は思う。 「ちょっ・・・やめ・・・・・っう・・・。」 アイクの息遣いは激しさを増し、口をつく言葉はもう形にならない。 僕も一応男であったのだし、どうしたら感じるかは良く解っている。 僕は右手の指でそっと幹を持ち、舌先を蛇行させながら焦らすように下から上へと線を描く。 そして限界まで張り詰めた頂をそっと唇で包み込んで、先端を舐め廻しながら 何度も尿道へ舌を差し入れた。 彼の自身はますます熱を帯び、痛々しい程筋が浮かび上がっている。 それとは対照的に少しひやりとした陰嚢を口に含むと、淡く茂った秘毛が唾液に濡れ 舌先に絡み付いてくる。そのまま皮の上から睾丸を吸い上げながら、僕は彼の菊座を 指先で優しくさすった。 「っ・・・・・あっ」 アイクの身体は小刻みに震え声は乱れ、そろそろ絶頂が近いことを告げる。 僕は彼の自身を舌の根辺りまで口腔で包み込み、強く吸い込みながら舌を絡ませる。 そして右手で硬く強張った幹を掴んで激しく上下させた。 02-675 :月光:2005/07/07(木) 14 33 04 ID 4SBcTAMm 口内が押し返されるように、それが熱く猛る。 アイクががばりと半身を跳ね起こして、僕の肩を掴んで自身から引き離したのは その直後だった。 口で受け損ねた分の精液が、僕の頬と鎖骨を伝って垂れ落ちる。 アイクは息を大きく荒げながら暫らくそれを見つめると、「ごめんな」と僕に謝罪して 枕代わりに使っていた魔導書に巻かれていた綿布を剥ぎ取り、僕の頬を拭った。 「謝ることなどないのに・・・・。でも嬉しいです。感じてくれてたんですね。」 僕は彼の胸元に顔を埋めると、そのまま彼の右手を取りローブの下の秘所へと導く。 アイクの心臓の鼓動が激しく脈打つ音が僕の耳に響いた。 「・・・次はここに・・・。抱いてください、アイク。」 ほんの刹那、彼は戸惑いを見せていたが、先程とは逆に僕の腰に手を廻すと ゆっくりと僕を自身の身体の下へ組み敷いた。 彼の唇が僕の首筋を這い上がり、吐息と舌とが甘く耳穴をねぶる。 ぞわりとした快感とこそばゆさに耐えられず、僕はその呪縛から逃れようと首をそむけたが アイクの逞しい腕に頭を押さえつけられ、ますます焼け付くように耳を愛撫される。 「ふっ・・あっ・・・・ああっ!」 身体の芯が弾けそうだ。僕の瞳からは涙が溢れ、頬を伝って流れ落ちた。 熱く火照った秘裂は彼の無骨な指に貫かれ内を激しく掻き乱される。 02-676 :月光:2005/07/07(木) 14 34 14 ID 4SBcTAMm ・・・このまま裂けるほど抱かれたい・・・そうおぼろに思いを馳せ 白む意識の中彼に身を委ねる僕の脳裏に、突然声が響いた。 あの・・声を・・・・僕は知っている。 醜く淫らに快楽を貪る、あの女の声。そして夢で見たプラハの喘ぎにもそれは似ていた。 突然僕は我に返り、力いっぱい両手を突き出しアイクの身体を押し出した。 「セネリオ?」 アイクは驚きを隠せない表情で僕を見ている。口から激しく漏れる息で胸が苦しい。 じわりと熱くなった瞳から、止め処なく涙が溢れて止まらない。 「ごめ・・・んなさい。僕はやっぱり・・・・・。」 声が詰まってそこから先が言葉にならなかった。僕は・・・同じだ。 あれ程忌み嫌っていたあの女と僕と、どう違う。 「僕は・・穢れている。あなたに抱かれる資格なんかないんだ。」 腹部が小刻みに痙攣し、嗚咽のように声が漏れる。そう、僕は穢れている。 心と・・・・そしてこの身体も。 「僕は・・恐らく「印つき」なんです。」 「印つき・・・?」 「ベオクとラグズの・・・混血です女神の定めし理を犯したために どちらの種族からも忌み嫌われる不浄の存在・・・・。」 02-677 :月光:2005/07/07(木) 14 35 55 ID 4SBcTAMm 「・・・よくわからんが、とにかく、おまえはラグズの血をひいてるってことだな?」 「はい・・・・。」 ベグニオンに滞在中、僕はかねてから疑問を抱いていた自分自身の謎を解き明かすために 古代の書物の宝庫でもある大神殿マナイルの書庫に通い詰め、この印の秘密を知った。 僕をあの女から引き取った賢者は、僕の額の印を魔法の儀式として行う「精霊の護符」と思い込み 知識と魔導を僕に継がせるため、寝食を惜しんで日夜心血を注ぎ込んだ。 だからこそ僕もそれを信じて疑わなかったのだ。しかし非情な現実は僕を暗闇の底へと深く追い落とした。 これまでだ・・・彼を騙して陥れるような真似は僕には出来ない。 「すみませんでした・・・。もう帰ってください、アイク。 僕も今日の事は忘れます。」 「それで・・・おまえが、ラグズの血が混じった印なんとか・・・なのはわかった。 それで、それがどうしたんだ?」 「え?」 アイクが僕を真っ直ぐ見据えながら問い掛ける。彼の瞳には嫌悪も困惑もなく いつもの彼の硬い表情そのままに僕を見つめていた。 「それがどうしたって・・・不快じゃないんですか!? 自分の傍らに・・・こんな何にも属さない存在がいて・・・!」 02-678 :月光:2005/07/07(木) 14 36 42 ID 4SBcTAMm 「いや。特になにも変わらん。 セネリオはセネリオだろう。俺の団の有能な参謀だ。 おまえがいないと、団はたちまち立ち行かなくなる。」 僕はアイクの言葉を俄かには受け止めきれず、 この期に及んで彼に反論の言葉を紡ぎだそうと口を開いた。 僕の唇はふいにアイクのそれで塞がれ、それ以上声が出なかった。 再び僕の身体は、彼の身体に押さえ込まれるようにして倒される。 「もう・・・いいから。 今は何も考えるな。」 アイクの両腕が固く僕の肢体を抱きかかえる。生乾いてひりひりと痛む僕の頬に、 再び大粒の涙がこぼれ落ちた。僕の脳裏にはまた、声が響く――――。 あの女の声ではない。それはあの月の夜・・・幼かった僕の切なる願い。 「僕をここから助け出してください。ここではないどこかへ。」 女神は果たして僕の願いを叶えた。 僕の存在は暗闇そのもの。深い悲しみと絶望をそのままに いつも心には死の影がよぎる。 02-679 :月光:2005/07/07(木) 14 37 28 ID 4SBcTAMm けれど・・・一心に祈りをささげたあの夜の月光は、今僕の目の前に在る。 遥か天空に輝く月の光のように アイクは闇の中から僕という輪郭を鮮やかに照らし出す。 そして僕が求めた居場所もまたここに・・・。 どうして・・・どうしてそんな事も気付かなかったんだろう。 焼けるほどに熱い彼の自身に貫かれながら、僕は確かに今自分が生きているという 激しい痛みを感じていた。彼の躍動が激しさを増し、僕の内で何かが弾けた。 「セネ・・リオ。いつまで・・・・お前はいつまでそうしてるつもりだ。 お前がそうやって闇の中に自ら身を浸していても・・・何も変わらない。 黒く・・・深くひずんでいくだけだ。 もう・・・・いいじゃないか。 お前こっちに来いよ。勝手に行くな。」 荒い息を吐き出すように、アイクは僕に語りかける。そう、僕にはもう何処にも 行くあてなどない。アイクの側で力になろうといつも決めていたのに、 それなのにいつの間にか暗闇に惑い、僕は道を失いかけていた。 02-680 :月光:2005/07/07(木) 14 38 54 ID 4SBcTAMm 「アイク・・・1つだけ聞いてもいいですか。」 「なんだ?」 「どうして、全てのデイン国民が救われるわけじゃないのに、あの時ダルレカの民に施しを? どうして・・・・全ての人々を救えるわけではないのに、死に掛けていた子供を助けたんですか。」 「お前は頭はいいのにそんな簡単な事も解らないのか? セネリオ。 仕方がないから1度だけ教るぞ。1度だけな。 ・・・そんなの人間だからに決まってるだろう。」 「人間・・・。」 「お前にだってそういう心はあるさ。ただ、気付いてないか わざと見ない振りをしているだけだ。」 そうか・・・そうだったのだ。 生と死を、愛と憎しみを、激しく相反する2つを内包しながら人は生きてきた。 理屈ではなく、魂の奥底から湧き上がる善や悪の感情の奔流。 人は奪い、騙し、殺し合いながら同時に愛し、与え、護りあう。 女神の理に反目するように、人は生まれながらに矛盾を抱えている。 けれどその矛盾こそが人を人たらしめる所以でもあるのだ。 僕にも・・・・いつか気付く時がくるのだろうか。 すぐ側に温かなアイクの体温を感じながら、僕はうっすらと眠りに落ちていった。 02-681 :月光:2005/07/07(木) 14 39 52 ID 4SBcTAMm ・・・・光を感じる。もう、朝がきたのだ。 僕はアイクを起こさないように、気配を殺してそっと寝床から抜け出した。 「・・・・あれ?」 僕の眼下には平たく薄い胸板。僕は一瞬で目を覚まし、慌てて下肢の間を手で探る。 ・・・・どうやら・・・無事?に男に戻れたらしい。 振り返ればアイクがいびきをかいて気持ちよさそうに眠っている姿が目に入る。 僕は深い溜め息を吐くと、衣服を身に纏い、いつものように髪を革紐で括った。 そしてアイクの枕元まで移動すると、頭の下に敷かれている魔導書を勢い良く抜き取る。 ごつっと豪快に頭をぶつけ、驚いたアイクが上体を跳ね起こした。 「いっ・・・・・・つ・・・・!! あれ? セネリオお前。」 「アイク、もう朝ですよ。今日も早いんですからさっさと起きてください。 将軍が寝過ごしたとあっては部下に示しがつかないでしょう。」 「・・・・あれ?! お前女・・・じゃないのか? 昨日俺とお前は・・・ その、抱き合ってて。」 「気色の悪いことを言わないでくださいよ。寝ぼけて夢でも見たんじゃないですか?」 僕は裸のまま、疑問に満ちた顔で頭を掻くアイクを置いて天幕を後にした。 空からは太陽の光が地上に降りそそぎ、僕の気分は何とも晴れやかだった。 彼が毛布に染み付いた僕の破瓜の血を見つけるのは、このほんの少し後のことになる。 02-682 :月光:2005/07/07(木) 14 40 58 ID 4SBcTAMm 僕がプラハの呪いによって彼の半身で居られたのはたったひと夜だったけれど そんな事はもうどうでもいい。 彼は僕という存在を認め、1度でも受け入れてくれた。 その事実だけで僕はこれからも生きていける。 ティアマト副長の天幕まで今後の進路と作戦を相談しに行く途中、深酒が祟ったのか 弦の外れた弓を小脇に挟んで頭を抱えているシノンに出くわす。 「・・・シノン。今後は敵の竜騎士隊も主力の一部として 数多く戦場で交戦することが予想されます。ただでさえ弓兵は数少なく貴重な 戦力なんですから、そんなことでは困りますよ。しっかりしてください。」 「へ?」 僕はシノンに一瞥をくれるとそのまま歩き出した。 シノンが珍獣でも見るような目つきで僕を見ている。うるさい、何を言いたいのかは解る。 どうせ僕には柄でもないと思っているのだろう。 僕はお前が嫌いだが、今後少しでもアイクの役に立つために尽力するのなら 仕方がないから生かしておいてやる。 さあ、彼になど構っている場合ではない。今日も僕にはこの軍を支えるために やらなければならない仕事が山ほど溜まっているのだから。 遠くでミストが僕に「おはよう」と手を振るのが見える。 僕は短く返答しながら、朝日の中再び大きく溜め息を吐いた。 終