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登録日:2010/09/11 Sat 00 14 02 更新日:2024/05/18 Sat 21 00 38NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1988年 CAPCOM MD Nintendo Switch PS4 SEGA Steam X68000 Xbox One XboxOne アクション アクションゲーム アーケード カプコン ゲーム セガ メガドライブ 大剣=約束された敗北の剣(エクスカリ○ー) 大魔界村 斧?鎌? 魔界村 あれから3年の月日が流れた。 あの闘いは悪魔たちにとって序章にすぎなかった。再び悪魔たちはこの地上に姿を現したのだ。 そして、悪魔はプリンセス姫の城に襲いかかったのだ。 旅に出ていたアーサーが、駆けつけた時、プリンセスは、怪光線で体を射ち抜かれたのだった。 アーサーは、ヤリを手に再び魔界へと向かっていった。 (販促用紙よりストーリー抜粋) 大魔界村は、カプコンが1988年に販売した横画面アクションゲーム。 魔界村の続編である。 システム基板はCPS1。後にメガドライブなどに移植された。 メガドライブ版CM 大魔界村、メガドライブで登場! 傑作を超えた超ド級の迫力! ホラーアクションゲーム 大魔界村 全5ステージ2周エンド (2周目のみ6面) 4方向レバーで主人公「ナイト・アーサー」の移動の操作を行う。 下を入れるとしゃがむ。 ジャンプボタンでジャンプする。 レバー左右の組み合わせで入力方向へ飛ぶが、空中での軌道修正は一切不可能。よって必ず一定の距離を飛ぶことになる。 しかし、ジャンプ中の左右の振り向きに限って自由である。 またジャンプ中(若しくは空中にいる最中)に限り、レバー下+アタックで武器を下方向に放つ。 アタックボタンで装備している武器で攻撃。 上を入れながらアタックを押すと武器を上方向に向かって放つ 黄金の鎧を装備しているときにアタックを溜め撃ちすると魔法が使える (ゲージが満タンになるまでチャージ) ○武器 武器は全七種類で一定の敵が持つツボから出現する他、後述の宝箱からも出現する。 尚、武器名は発売当初と現在では名前が違うものがある。 以下、現在の名称 / 発売時の名称(メガドライブ版など初期の移植を含む)。 槍 / ヤリ アーサーの初期装備で水平に飛ぶランス。最大で2連射が可能。 癖がなく扱いやすいが、飛行速度が物足りない場面もある。 発動魔法は雷(サンダー) 落雷をアーサーが受け止め、そこから画面端まで左右に電撃が走る。 単純な軌道ゆえに扱いやすく、当て方によっては複数ヒットを狙える。 威力も高くボスの瞬殺を狙うこともできる。 短剣 / ナイフ 水平に飛ぶナイフ。最大で3連射が可能。 撃つ度に座標がズレるため、少し高い(低い)位置の敵にも当たる。 単発の威力は低いが非常に扱いやすく、使い勝手は本作一。 発動魔法は分身(シャドウ) 背後に分身を作り出し、タイムラグをおいてアーサーの動きをしばらくコピーする。 ナイフを二倍投げられる利点があり、速攻をかけたときの攻撃力は目を見張るものがある。 大鎌 / 斧 斜め30゚に飛ぶ大鎌。連射不可(単発)だがまれにバグで2連射できる。 その分攻撃判定が広く貫通能力があるが、敵に当てづらく飛行速度が遅い上、連射の効かない点から非常に扱いづらい。 どう見ても斧であり実際発売当初はオノだったのだが、何故か大鎌に名称変更された。 発動魔法は爆裂(ボンバー) アーサーのまわりで2度巨大な爆発が起こり、触れた敵にダメージを与え、敵の通常弾を消すことができる。 上手く当てられれば攻撃力はなかなかのものだが、効果範囲が狭く扱いづらい。 たいまつ / ナパーム 青白い炎がついた松明を投げつける。最大2連射。 地形に当たると一定範囲に火柱(プロミネンス)が発生してダメージを与える。 リーチが短く弾切れしやすいため扱いづらいが、弾が確実に下方向に投下されるため、低い位置にいる敵に対して無類の威力を発揮する。 ただし2発分の火柱が上がっている最中は新たに投げることができない。 特に4面ボスのオームに使いやすい。 魔法は火球(ファイア) 2つの青い火の玉が、大きく回転しながら左右斜め上方向にそれぞれ飛んで行く。 攻撃範囲が非常に広いが威力に劣る。 イカルスの盾 / 円盤 立ち状態で水平飛行、しゃがみ状態で地形に沿って飛ぶ円盤を射出する。最大2連射。 地形のうねった場所などで効果を発揮し、安全に敵を処理できることも。 上撃ち時のみ当たり判定が大きく、3面などで役に立つ。 魔法は鏡(シールド) 敵弾に3発耐えられる鏡を置くが、時間経過で壊れてしまうため長持ちしない。 また地面に足がついていないと判定が発生しないなど難が多い。 ソード / 剣 手にした大剣で敵を切りつける。 ショット武器ではないため敵に近づかなければ使えないが、威力は他の武器の2倍。 通常の横振りでもアーサーの頭上までカバーしてくれる攻撃範囲が魅力的だが、ショット武器でないと「詰んで」しまう場面がある本作では地雷扱い。 ただし、あるボスには有効(?)である。 魔法は雷龍(サンダードラゴン) 左右に円を描く龍を放ち、最後に龍が戻ってくる。その間アーサーが動けないため発生中の隙が大きい。 サイコキャノン 2周目専用の武器。最大2連射。これを持っていないとラスボスと会う事ができない。 魔法は使えず射程に限りがあるが、大剣並みの攻撃範囲と当たり判定を備えた万能武器。 敵に当たるまでの飛距離で威力が変わり、近距離で敵に当てれば大剣と同じ威力を発揮する。 さらに敵弾を消すことも出来るので、本作は1周目より2周目のほうが簡単になる。 無論、ミスして鎧を失わなければの話であるが。黄金鎧を着ると射程が伸びる。 また黄金鎧で武器を出そうとすると必ずこれが排出される。 ○鎧 宝箱からしか出現しない。 鋼の鎧 アーサーの初期装備。 敵の攻撃を一発だけ防いでくれる。出現するのは裸状態のときのみ。 初代と同様、裸の状態でBOSSを倒せば鍵を取ると鋼の鎧が自動的に支給される。 黄金の鎧 鋼の鎧を装備しているときに宝箱を開けると出現する。 装備すると武器に対応した魔法が使えるようになり、 魔法が使えないサイコキャノンのみ射程距離が伸びる。 ○銅像 数種類の銅像がありアーサーの像は1UPアイテムだが、滅多に出現しない。 いずれもツボからしか出現しない得点ボーナス。 ☆宝箱について 本作で新しく加わった要素 ステージの特定位置に隠されており 「ある場所を通りすぎる」 「ある場所でジャンプする」 などといった行動により出現する 宝箱は攻撃によって開き、中には マジシャン 武器 鎧 のどれかが入っている マジシャンはいわゆるトラップで、魔法をかけて妨害してくるが倒すことも可能 ☆ステージ 1面 処刑場~怪根の丘 地面から死神が湧き出、迫り来る序章 ところどころにギロチンが設置してあり、回避していかなければならない 後半は風が吹く丘でカマイタチを避けながら進み、地形から生える怪根やブタ男、食人花が行く手を阻む BGMは初代1・2面のリメイク BOSS シールダー メガドライブ版のパッケージにも描かれている一つ目の巨人…… と思ったら自らの首を右手にはめて口から火球を打ち出してくる。 キャラが定まってない。 大剣以外なら後ろに下がって連射で簡単に倒せる。 2面 腐食した村~炎の村 朽ち果てた険しい地形の風車の村を進む。 耐久力の高い岩亀が迫る中、跳ね回る岩亀も同時に出現するためアドリブが要求される その先には朽ちた橋と巨大蟻地獄が構える場所があり、唐突に橋が壊れるという落とし穴が待っている ここでレッドアリーマーキングが初登場 後半はファイヤーバットが飛び交う炎の村で、速攻を求められる BOSS ケルベロス 炎に包まれるわんわんお。 空中から火の粉を撒き散らす他にアリーマーと同じく理不尽な突進を仕掛けてくるが、微妙に浮いているのでしゃがんで避けれる。 実は大剣があればリスクはあるが楽に倒せる。こちらに近付いて来る際に連打すれば・・・ 3面 ランクル男爵の塔~人喰い丘 前半は縦スクロール面 エレベーターに乗りながら小悪魔フライングゴブリン、剣を持つ鎧泥男と戦う。 上撃ちを常に要求されるため、丁寧なレバーさばきが必要。 後半は悪魔の巨像から伸びる舌やスライダーを伝って空中を進む。 その中をカゲロウが飛び交うので、落とされないようにうまく攻撃を当てなければならない。 BOSS ガスト どう見てもカ○ビィのクラ○コ。 弱点は煙の中央の目玉。時折全身に雷を纏い無敵状態になる。 やたらグルグル周るのは、超魔界村三面のボスに受け継がれた。 4面 エメラルドの森~腐海 鉱山を進む。 死神の出方が1面よりいやらしくなっており、タワーモンスターやヌプヌプからの複合攻撃をどう処理するかがポイント 後半は腐海。水で滑る斜面から落下傘をつたってオームの背中に乗り、そのまま戦う。 BOSS オーム 腐海に浮かぶどっかで見たような巨大芋虫。 本体はその場で動かず弱点である5つの心臓が剥き出しだが、一定間隔で引っ込む上に、体内から絶え間なく現れる大量の幼虫、撃破不能の二匹の巨大な胃虫も現れるため、心臓を射る暇を与えない。 ここで大剣を持っていると、心臓まで剣が届かないので詰む。 もっとも剣自体はこのステージでは一切出現せず、直前のステージのボスが大剣で倒すのが難しいので、 剣だけで突破が可能な上級者でもない限りは起こりえないが。 5面 大魔王の城 魔物の巣窟。 レッドアリーマーキングとの4連戦をくぐり抜け、ブタ男のラッシュをかわして先へ進むと初代のラスボス「アスタロト」が待ち構えている 1面ボスとして登場したシールダーが首だけで登場したり、3面ボスのガストが小型化して三体出るなど猛攻を仕掛けてくる 2周目はサイコキャノンを持っていないと開幕に戻される BOSS ベルゼバブ キモカッコイイ蝿の王。 ケツの穴から虫を撃ち出す他、大量の虫に分身してくる。 一周目ならナイフ推奨。 6面 玉座 2周目のみ。 アーサーの何倍もの大きさを誇る魔王ルシファーとの一騎討ち BOSS 魔王ルシファー 全身ピンク。 玉座に座ったままレーザーを放ったり、即死の踏みつけ攻撃を仕掛けてきたりと息もつかせないが、耐久力はあまり高くない 魔界村の正当な続編。 CPS1の高いグラフィック能力により、美麗に進化して帰ってきた。 グラフィックはより強化され、西洋ファンタジー風の世界観がより一層深められ、墓場、村、塔と、ステージごとに 明確なテーマが打ち出された世界観となった。 BGMも担当者を新たにしつつ前作のメインテーマがひきつがれ、更にステージごとにBGMが異なるという豪華仕様になった。 また余談だが、丘などの丸みを帯びた地形をアーサーが滑らかに走る様は、家庭用ゲーム機のグラフィック能力の向上の触発になったという。 ゲーム面ではガチガチのパターンゲーであった初代に対し、今作はアドリブが要求される箇所がいくつもあり、やり込みを重ねて場面の対処を覚えなければ先がつらい場所も 詐欺パターンが存在する場所もあるため、注意深くプレイする必要がある。 現在も人気があって基板価格は高いが、本作が置いてあるゲーセンは多い。 また家庭用移植も数多く出ているため、遊ぶこと自体は容易。 特にアーケード版に近いクオリティのPCエンジン版は評価が高い。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] メガテンやった後ボスを見るとニヤリとくるな -- 名無しさん (2018-01-28 18 37 29) アプリ版やったけど、プレイ動画と比べてBGMとか背景とか簡略化されてたな。たぶん難易度も低く調整されてると思う。 -- 名無しさん (2018-01-28 22 42 02) ルシファーが全裸で椅子に座ってるのが、銭湯で風呂あがりに涼んでるおじさんみたいに見えた思い出 -- 名無しさん (2020-02-07 09 41 45) 現状唯一Switchで出来ないシリーズ。移植されないかなぁ -- 名無しさん (2020-03-09 22 01 59) エンディングでプリンセスのスリーサイズが⋅⋅⋅⋅ -- 名無しさん (2020-07-22 22 27 58) あれ?斧は? -- 名無しさん (2021-02-22 14 28 44) ↑いいか?どう見てもオノにしか見えないがこれは大鎌なんだ。いいね? -- 名無しさん (2021-02-22 14 53 06) ↑アッハイ -- 名無しさん (2021-02-26 15 36 40) ”上下撃ちで攻撃範囲が広い”、”レッドアリーマーキングが割と雑魚”、”サイコキャノンがチート”とシリーズの中では割と難易度低めだと思う -- 名無しさん (2022-01-26 21 10 15) 名前 コメント
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極魔界村 改 極魔界村 改ID+ゲーム名 ID+ゲーム名 _S ULJM-05265 _G 極魔界村 改
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超魔界村R 機種:GBA 作・編曲者:増田智裕、伊佐信彦 発売元:カプコン 発売年:2002 概要 『超魔界村』のゲームボーイアドバンスへの移植版。 オリジナル版を再現したオリジナルモードの他、ステージクリア時のよろいの状態によって新規ステージに分岐する「アレンジモード」が追加された。それに伴い、過去作のBGMがアレンジされている他、新規BGMも存在する。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Capcom カプコンロゴ Start プッシュスタート Kidnap オープニング Map マップ画面 Level1 ステージ01 Level1 Boss ステージ01ボス Endlevel ステージクリア Level2a ステージ02a Level2b ステージ02b Level2 Boss ステージ02ボス Level3 ステージ03 Level3 Boss ステージ03ボス Level4 ステージ04 Level4 Boss ステージ04ボス Level5 ステージ05 Level5 Boss ステージ05ボス Level6 ステージ06&07 Level6 Boss ステージ06&07ボス Ending1 1周目エンディング Last Boss ステージ08 ラストボス Ending2 2周目エンディング Pause ポーズ音 Save 社名ロゴジングル Death 死亡 Gameover ゲームオーバー Continue コンティニュー サウンドトラック 魔界村 音楽大全 PV
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今日 - 合計 - 大魔界村の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時44分20秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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※本記事ではオリジナルであるSFC版と、若干の追加が行われたGBA向けの移植版「超魔界村R」について記述しています。 超魔界村 (SFC) 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 超魔界村R (GBA) 特徴(GBA) 評価点(GBA) 賛否両論点(GBA) 問題点(GBA) 総評(GBA) その他移植 余談 超魔界村 (SFC) 【ちょうまかいむら】 ジャンル アクション 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売・開発元 カプコン 発売日 1991年10月4日 定価 8,500円 レーティング 【VC】CERO A(全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年2月20日/800Wiiポイント【WiiU】2013年4月27日/800円【New3DS】2016年7月20日/823円(税8%込) 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×2・B×0 判定 良作 魔界村シリーズ 概要 家庭用オリジナル作品としてリリースされた、魔界村シリーズの第3弾。 前作から「上撃ち・下撃ち」が廃止され、それに代わる新要素として、二段ジャンプと鎧の種類の増加によるパワーアップシステムが追加された。 ストーリー 大魔王ルシファーとの死闘の後、再び魔界が復活するであろうことを危惧したアーサーは、魔界を完全に滅ぼしうる力を持った最強の武器を探すため、愛するプリンセスを残し長い旅に出た。アーサーの背中を見送りながら、プリンセスは民のため、城と街の復興に力を注ぐことを誓った。 それから3年後。城の竣工式が行われることを知ったアーサーは王国に駆けつけ、 愛するプリンセスと静かなひとときを過ごす。 しかし、再び魔の手は忍び寄り、またしてもプリンセスがさらわれてしまう。ルシファーとは別の魔の者が魔界を復活させようとしていることを悟ったアーサーは、鎧に身を包み槍を手に三度、魔界へと乗り込んでいく。 プリンセスを救い、今度こそ魔界を討ち滅ぼすために……! 特徴 パワーアップシステムのさらなる拡張 前作『大魔界村』同様のパワーアップシステムが搭載されているが、本作ではさらに進化した。 鎧 お馴染みの装備。本作では新たな鎧が追加されて全3種類に増え、取得毎にアーサーが強化されていく。 種類問わず、一度のダメージで失われて裸になる。その状態で再度攻撃を受けることで1ミスとなる。 装備中のものよりもランクが上の装備を出現させた後、取得するまでの間にダメージを受けて裸になった場合、どの装備をとっても「鋼の鎧」になる。 鋼の鎧 アーサーの基本的な鎧。 初期装備であり、裸の状態になると特定の宝箱から再度出現する。また、裸の状態でステージボスを倒し、鍵を取得すると自動的にこの鎧を装着する(*1)。 青銅の鎧 鋼の鎧を装着時に、特定の宝箱を開けると出現する二段階目の鎧。装着すると、各武器がパワーアップする。 黄金の鎧 青銅の鎧を装着時に、特定の宝箱を開けると出現する最高ランクの鎧。装着すると各武器に応じた魔法が使えるようになる。入手時に防御アイテム「月の盾」(後述)がセットで装備される。 罠の宝箱から出現したマジシャンの魔法弾を受けた際の変身パターンは、前作同様、装備の状態によって変化し、鎧のランク順(裸→鋼→青銅→黄金)に、「赤ん坊・オットセイ・蜂・女の子」となる。 一定時間経過もしくはダメージを受けると元の姿に戻る(赤ん坊の場合はそのままミス)。どの変身状態でも左右移動とジャンプが可能(*2)だが、ハシゴの昇降や攻撃は共通して不可能となる。 盾 初登場の防具。黄金の鎧装着時でのみ装備できる(*3)。規定回数分だけ敵弾を防ぐことが可能。 敵本体との接触については無効(*4)で、その時点で鎧と盾が一度に失われる。 これらの盾には敵弾を防ぐ効果に加え、魔法メーターのチャージ時間を短縮させる効果が備わっている。 黄金の鎧を装備しているときに宝箱から出現し、盾を失った後は宝箱を開けることで再び入手可能。 月の盾 黄金の鎧とセットになっている赤色の盾で、黄金の鎧を取得すると同時に装備される。また黄金の鎧装着時に盾を持っていない場合、特定の宝箱から出現する。敵弾を一発だけ防ぐことができ、防ぐと壊れる。 魔法メーターのチャージ時間が、盾を持っていない状態のときに比べて少しだけ短くなる。 太陽の盾 黄金の鎧+月の盾装備時に特定の宝箱から出現する青色の盾。こちらは敵弾を三発防ぐと壊れる。ただし貫通性能のある敵弾やダメージ判定の大きい攻撃に対しては一撃で壊れてしまう。 魔法メーターのチャージ時間が最短になる。また、ステージクリアすると被弾した回数はリセットされ、再び三発まで防げるようになる。 この盾を装備した時点で、最高ランクの装備状態となる。 注意点として、盾で敵弾を防ぐには、敵弾が飛んでくる方向を向いた上で「立ちポーズ(操作ニュートラル)の状態にする(*5)」必要がある。つまり背後からの敵弾や、しゃがみ中・ジャンプ中・攻撃モーション中には防ぐことは出来ない。 ステージ構成 旧作同様、前半・後半の2つのエリアに分かれたステージ(ステージ6以降は除く)を制限時間内に進む。 各エリアには5分間の制限時間が設けられており、タイムオーバーになると鎧の有無関係なしに1ミス。後半エリアに入るとリセットされる。 新アクション 二段ジャンプ ジャンプ中の上下撃ちが廃止された代わりにできるようになったアクション。ジャンプの軌道や高さを調整できるようになり、移動の面での不自由さが若干だが緩和された。 一段目のジャンプ後、足場に着地するまでの間であれば、任意のタイミングで二段目のジャンプが出来る。十字ボタン左右の組み合わせにより、二段目のジャンプで方向転換することも可能。 回転ショット 二段ジャンプ中(二段目のジャンプで上昇している最中)に武器を撃つと、アーサーが武器を投げた後一回転する。その際、射出中の武器の色が変わり威力が上がる(後述の「火柱のタイマツ」「女神の腕輪」を除く)。 これ以上武器を射出することが出来ない状況で回転ショットを行うと、二段ジャンプ中に攻撃出来ない代わりに、その直後に普通に投げた一射目が回転ショットの威力になるというバグ(裏技)がある(*6)。 宝箱システム 前作同様、宝箱がフィールド内に隠されており、特定アクションを取ることで出現させられる。 本作では新アクションの二段ジャンプを利用して出現させる場合が多い。 今作では、武器、鎧、盾、マジシャン(敵)の他に「トラバサミの罠」が追加された。 2周目以降にはラスボス専用武器が追加され、特定条件を満たした状態で開けることで入手できる。 その他 コンティニュー制 本作ではコンティニュー可能回数に制限があるが、ゲーム中で集めたドル袋の数(ドル袋の色(*7)は問わない)に応じて、その回数を最大「9」まで増やせる。 難易度によって、1回の回数増加に必要なドル袋の数は変わる。 1UPアイテム 前作同様、壺を持った敵を倒し、出現したアイテムを取得し続けると、残機増加アイテム「1UPの像」が出現する。 出現条件は前作同様「32個目の壺から出る」だが、前作では個数のカウントが継続されていたのに対し、今作ではステージクリア・ミスのいずれかでカウントはリセットされる。このカウントリセットがあるせいで、入手を目指さない場合は余程手間取っていない限り見かけることはなく、この1UPアイテムの存在に気づかずゲームを終えたプレイヤーも多い。 更に制限時間があるせいで、狙って取得するにしても相当時間に追いやられるため、前作と比べて狙って取得しづらくなっている。 また、出現したアイテムを取得せずに画面内に残したままでいると個数のカウントが進んでいかないため、出現した武器も含めて入手する必要がある。 武器一覧 + ノーマル版/パワーアップ版 の順に記載する。 ヤリ/焔のヤリ ヤリ:アーサーの初期装備であり基本的な武器。そこそこの威力で2連射可能。速度もそこそこだが軌道も前方にまっすぐ飛ぶため、素直な性能で扱いやすい。 焔のヤリ:青白い炎をまとったヤリを射出する。威力が5割増になる反面、連射が出来なくなってしまう。 魔法:「雷(サンダー)の魔法」 直上からの落雷を受け止めた後、雷を左右に直線的に拡散させる。雷はあらゆるものを貫通し、敵に当たると高速で連続ヒットする。軌道、威力共に扱いやすい。 ナイフ/光のナイフ ナイフ:威力は低めで貫通性能もないが、3連射可能で軌道もヤリとほぼ同じであり、さらに飛ぶ速度が速いため、全武器の中で最も扱いやすい。連射すると2発目、3発目はそれぞれ微妙に射出位置が上下にズレるため、少し直線上からずれている場所にも攻撃できるというメリットもある。 光のナイフ:貫通性能が追加され、光の尾を伸ばしながら飛んでいく。射出した瞬間に“溜め”が入る性質上、速射性はやや落ちるものの、それでも使い勝手は良好。 魔法:「火竜(ファイヤードラゴン)の魔法」 発動させると、アーサーから出現した火竜が真上に上昇してからアーサーの前で降りた後に横方向へ飛び、さらに上方向へ向きを変えてから後方へと去っていく。軌道が独特でアーサーの後方は無防備だが、敵に当たると高速で連続ヒットし、まともに当たったときは全魔法中最高の威力を誇る。 オノ/両断のオノ オノ:円を描くように前方に飛んでいく武器。ヤリに比べて前方への攻撃範囲が広いが、旧作と異なり貫通性はなく、速度が遅く連射も出来ないため扱いづらい。ステージ1では出現しない。 両断のオノ:攻撃判定が円状に広がる。射出直後にいったん真上に飛んだ後、前方へバウンドしながら転がるような軌道に変化し、さらに敵への貫通性能が追加されるが、地形は貫通しない。威力は上がっているが、相変わらず連射が出来ない上に目の前の敵を攻撃できる速度が遅く、射出したオノが画面から消えるのに時間がかかるため、これまた扱いにくい。また天井の低い場所だと、射出直後にオノが天井に当たって消えてしまうため、前方への攻撃が困難になる。 魔法:「雷光(ライトニング)の魔法」 自分自身を中心に8方向にレーザーを放つ。範囲は非常に広いが、敵が小さいと予想外にレーザーの間をすり抜けることがある。敵に当たれば高速で連続ヒットするが、レーザーが短いためヒット数は少なく威力は比較的低め。 タイマツ/火柱のタイマツ タイマツ:シリーズ恒例の近距離特化武器。ステージ2では出現しない。威力は後述の最強の武器に次いで高く、更に2連射可能。放物線を描くように飛び、地形に接触するとウェーブ状に火柱が発生し、これが敵に当たると多段ヒットするため、直接敵に当てるよりもこの火柱を当てるほうが大きなダメージを与えられる。近距離特化武器らしく飛距離が短く、上方向への攻撃にはジャンプとの併用が不可欠。 火柱のタイマツ:威力がアップし、火柱の大きさが2倍近くも大きくなる。火柱を除けば軌道はタイマツと同じため、欠点はそちらに準じる。こちらもパワーアップ版では威力最強。ただし、なぜか前述の二段ジャンプ撃ちをすると、ノーマル版の二段ジャンプ撃ちと同じ威力に下がってしまう。 魔法:「盾(シールド)の魔法」 3つの魔法珠が自分自身の周りを回転する。魔法珠は敵弾を消すことに加え、敵に直接当てて攻撃に用いることも可能。同時に攻撃することもできる。魔法珠はおよそ5秒後に消滅。魔法のチャージは消滅してからでないと再度できない。 ボウガン/追撃のボウガン ボウガン:前方斜め上2方向へ2連射可能な矢を同時に放つ。全武器の中で威力が最も低い。下方向からの敵に弱いが、このゲームでは上から攻めてくる敵が多いため、メリットの方が大きい。目の前の敵に対してはしゃがみながら攻撃することで当てやすくなる。 追撃のボウガン:敵を追尾する弾を3発同時に発射する。連射はできなくなるが、一部の敵(特にレッドアリーマーエース)に対して圧倒的な強さを誇る。ただし、敵がいない状況で撃つと、まれに追尾弾が画面内をしばらくの間飛び回ったまま消えなくなる他、画面内にある宝箱や一部のボスが放つ弾などを優先的に追尾するため、扱いにくくなるという欠点もある。 魔法:「探索(シーク)の魔法」 画面内の宝箱を強制的に出現させる。全ての魔法の中で唯一攻撃力を持たないが、魔法発動直後の無敵時間が最も長いため、敵の体当たりや攻撃を回避するのに使える。また、追撃のボウガンが画面内を飛び回ってしまった場合の弾消しも出来る。特定のステージでは、この魔法を使用しなければ出現しない宝箱がある。逆に、場所によるが画面内に宝箱の出現ポイントが入っているにもかかわらず、この魔法を使用しても出現しない宝箱もある(*8)。 カマ/真空のカマ カマ:立って投げるとカマが回転しながら水平に直進して飛ぶが、それが地形に接触する、あるいはしゃがんで投げると地形に沿って飛ぶようになり、地形の端からしゃがんで撃つと斜め下に飛んでいく。耐久力の高い敵に当てると十字に切り刻むエフェクトが発生し、その見た目から二段ヒットしているように見えるが、実際は単発ヒットである(この特性はパワーアップ版も同様)。連射は不可能。 真空のカマ:ノーマル版の性能はそのままに威力がアップするが、敵を切り刻む演出時間がノーマル版より少し長くなるため、その分隙が多くなってしまう。 魔法:「竜巻(トルネード)の魔法」 アーサーを中心に発生した竜巻がだんだん大きく回転しながら左右対称に分かれて飛んでいく。敵に当たると連続ヒットし、攻撃範囲がほぼ画面全体に及ぶ。効果時間が非常に長く、効果範囲も威力も優秀で極めて強力な攻撃魔法。 クロスソード/光輪のクロスソード クロスソード:二重L字形の独特な軌道を描く投擲武器。2連射可能。アーサーの頭上に飛んでブーメランのように戻ってきた後、そのまま真横に向かって飛んで再度戻ってくる。ステージ5~7で出現する。横スクロールでは前方に対しての攻撃手段が基本であるため、上方に飛んでから正面に飛ぶのでは正面に対して攻撃が遅い上、戻ってくる都合上射程も短め。頭上の敵には攻撃しやすいものの、真上にしか飛ばないため、上空の敵に対しても攻撃しづらい。 光輪のクロスソード:威力がアップし貫通性能が追加される。飛ぶ速度はノーマル版よりやや下がる。軌道は変わらないため、使い勝手は良くない。 魔法:「大爆裂(ニュークリア)の魔法」 アーサーの頭上で左右に広がる爆発を起こす。このエフェクトに攻撃判定はなく、実際には画面内のすべての敵にダメージを与えられる。あまり有用性はないが、宝箱に対しても攻撃判定がある。しかし威力が低く(ノーマル版一発分と同じ)連続ヒットもしないため、使い勝手はあまり良くない。 女神の腕輪(プリンセスの腕輪) ステージ7を初めてクリアした際にプリンセスからこの武器の存在について教えてもらえ、2周目から入手可能となる、最強の武器かつ対ラスボス戦専用武器。 黄金の鎧を装着した状態(盾の種類や有無は問わない)で、武器の入った宝箱を開けると出現する。 武器の入った宝箱を複数個開けると、画面内にこの女神の腕輪を複数個出現させることも可能だが、特にメリットはない。 「黄金の鎧を装着していても魔法はない。」 「飛距離に応じて威力が変化する。射出直後が最も威力が高い(=近距離で当てると高威力になる)。」 「鎧のグレードが変わっても武器は変わらず、武器そのものは一切パワーアップしない。」 「鎧のグレードに応じて飛距離が変化する(黄金の鎧装備時が最も飛距離が長く、さらに敵弾をかき消す効果が備わる)」 ……など、前作の「サイコキャノン」と性能が共通しているが、「連射が不可能」という点が異なる。 この武器のみ、二段ジャンプ撃ちをしても(敵に当てる距離が同じであれば)威力は通常と変わらない。 評価点 全作までの操作性を踏襲しつつ、新たなアクションが上手く盛り込まれた。 二段ジャンプを駆使しないと先に進めないため、前作とはまた違った操作性を要求される。 武器は前作よりも種類が増加、さらに上位の鎧を着ると性能が変化する。ただし、性能変化=強化ではあるが、必ずしも使いやすくなるというわけではない。 グラフィック、BGMの質が高い。 CPシステム1の前作→SFCでの本作と、ハードの制約によるクオリティ低下に対する不安の声はあったが、グラフィック・サウンド共にSFC全体から見てもクオリティは高い。 更にSFC独自の回転・拡大機能を生かし、アーサーを取り囲むように出現して回転するボス、ステージ全体が回転してMAP構成が変化する面など、演出面も従来作以上にダイナミックに変化し、ステージのギミックとしても活かされている。 ハードがSFCに移ったことでサウンドがオーケストラ調になり、各ステージの世界観によくマッチしている。 おなじみのステージ1におけるメインテーマも、新たにアレンジし直されてイントロが刷新され、初代のアップテンポなノリを引き継ぎつつ、オーケストラ調に相応しい壮大な曲調になっている。 前作では効果音は攻撃のヒット音含め軽い感じであったが、本作ではかなり重厚でリアルな音色になっている。 賛否両論点 相変わらずの高難易度 旧作ほどではないが、シリーズファンやアクション経験者以外には難しいままで相変わらずハードルは高い。 武器や魔法の性能強化といった緩和策も用意されているが、当然ながら鋼の鎧や裸状態だと圧倒的に不利な展開を強いられるので、やはり熟練者以外には厳しい。「 2周しないとラスボスと対決出来ない(*9)」 という、通称「魔界村システム」は継承済み。さらに 「黄金の鎧で入手する最強武器必須」 という『大魔界村』の仕様も継承済み。 しかし、それはこれまでの作品同様、特別に理不尽なものではない。何度も練習すれば突破の可能性を見出せる絶妙なバランスで構成されているため、難所を突破した時の達成感は相当なもの。 難易度は高いが、それでも前作・前々作と比べると大幅に緩和されている。敵の出現タイミングや行動パターンにおけるランダム性が減少したため、攻略パターンを組みやすい。例えば、本作のレッドアリーマーエースは、シリーズ中最弱と言われている。これはノーダメージで撃破できるパターンが、全ての武器で構築済みであるため。また、一部の武器の魔法が非常に強力なので、それを利用すれば勝つのは容易。その他、魔法発動直後に長い無敵時間が発生するようになり、魔法連発によるゴリ押しも可能。 プレイ時間の増加 家庭用ハードオリジナル作品であることを考慮してか、各ステージが全体的に長くなった。 やり応えが増した一方で、よほど手慣れたプレイヤーでない限り、2周クリアするには早くても1時間以上はかかる。 集中力を要する上にコンテニュー回数が有限であることも全面クリアへの壁となってしまう。 上下撃ちの廃止 前作では「上下撃ちが強すぎてバランス面でやや問題がある」とも評されていたが、本作で廃止されたことに対しては、アクションのテンポ感の減少も相まって「立ち回りが厳しくなった」という不評の声も少なからずある。 ジャンプの仕様 新たに追加された二段ジャンプは、「ジャンプの調整ができる」「反転すら可能」「ゲーム性の向上」など利点もあるが、「他ゲームの一般的なジャンプと感覚が大きく違うため慣れにくい」「使いこなさなければ進めない」などの難点もある。 マジシャンの魔法による変身パターン 「弱体化させられるが攻撃はかろうじて可能」のパターンが削除され、初代と同じく一律で攻撃不能となったため少々辛くなった。 これは初代が基準とも捉えられ、前作をプレイしていなければ気にはならない。 問題点 ステージ7の難易度が突出して高い ステージ6とステージ7では前半・後半エリアの区別が無く、5分以内にボスを撃破しなければならない。だが、とくにステージ7は敵配置のイヤらしさが目立つ構成となっており、普通にプレイしていると制限時間に追われてタイムオーバーになりやすい。 スタート地点からハシゴを昇り上方向へと進む途中で、ハシゴに掴まったままの無防備なところに、壁から出現するザコ敵の体当たりを食らって下へ叩き落とされたり、壁に配置されている「コッカトリスの首」が二段ジャンプでギリギリ攻撃が届く高さだったりと、タイムロスに繋がる要素が多い。 更に最奥部では2体のボスとの連戦になる上に、各ボスの耐久力が高く必然的に長期戦になりやすいため、ここにたどり着くまでに時間をかけすぎているとタイムオーバーになる恐れもある。とにかく「時間との勝負」となるステージであり、威力の高い武器や特定の魔法を駆使しないと時間内にクリアするのが難しい。特に女神の腕輪を装備してクリアしなければならない2周目は、難しさに慣れない初心者にとっては大きな“壁”となってしまう。シリーズ経験者の中にも「射程が短く、魔法も使えない女神の腕輪では攻略が難しい」と評する声も。 また、宝箱から女神の腕輪が出現した際には、前作同様に数秒間の演出が入り取得まで少し待たされるのだが前作よりも演出時間が微妙に長いため、このステージでは取得するタイミング次第によってはタイムロスに繋がりかねない。 序盤のつかみが悪い ステージ1前半エリアに登場するザコ敵「ゾンビ」は、棺おけに入った状態で地中から出てくるのだが「地中から出てきた後、そのまま棺おけのふたが壊れてゾンビが出てくるパターン」と「棺おけが空中に浮かんでからゾンビが出てくるパターン」の二通りに分かれている。 後者の場合、棺おけがしばらく空中浮遊し続けるため、棺おけの出現からゾンビ本体に攻撃判定が発生するまでに間が空いてしまう。二段ジャンプでも飛び越せない高さに滞空するため、地形や障害物との兼ね合い(*10)次第で進路を塞がれてしまうこともあり、その間、待たされることになるのでテンポが削がれる。 処理落ちが発生する 特にオブジェクトが1度に多数出現する地点で多く発生する。 ステージ1前半エリア:地形の陥没地帯では、背景のタワーモンスターが大量のドクロを吐き出すようになっているが、このためか地形が陥没する際に処理落ちが発生する。 ステージ2前半エリア/ステージ7終盤エリア:ザコ敵「ゴースト」が、空中を漂う霊魂が変化するというパターンで出現するのだが、ゾンビよりも出現間隔が短い上に最大3体で間断無く発生するため処理落ちが激しい。 また、一部の魔法の使用時にも処理落ちが発生する(特に魔法効果が画面外に消えるまで時間がかかるトルネードの魔法等)。 ラスボス戦の難易度が旧作に比べて易しい 元々、このシリーズの各ラスボスは、ラストステージへ難なく到達できるほどの敏腕プレイヤーにとってはそこまで驚異的な存在ではないのが傾向的だが、本作ではますます弱さに拍車が掛かっている。 前作のラスボス「大魔王ルシファー」が多彩な攻撃パターンを持っていた(*11)のに対し、本作のラスボス「魔帝サマエル」は、攻撃パターンが単純すぎてたやすく勝ててしまう。 攻撃手段は、頭部の口から放射線状に拡散するレーザー光線を、腹部の口から2つの円盤をそれぞれ吐き出すというものだが、この円盤には攻撃判定が無く、足場代わりに飛び乗ることで弱点である頭部の顔に攻撃する、という戦い方になっている。円盤と光線を吐き出すタイミングが異なる場合もある(*12)のだが、それ以外の大きな攻撃パターンの変化等も無い。 相変わらず使える武器と使えない武器との性能差が激しい 青銅の鎧装着後は武器の威力が上がるのだが、使いやすさの面では必ずしも強化されるわけではなく、軌道の変化や連射力の低下などで相対的に弱体化する部分もある。ナイフとボウガンが非常に使える一方で、クロスソードと両断のオノは「アーサーの攻撃力を弱体化させる敵の罠ではないか?」と言われるほど。 もちろん、使いづらい武器でも攻略が出来ないわけではない。 「使いづらい武器をなるべく取らない様立ち回る」「逆に使いづらい武器を用いて縛りプレイでやりこむ」 というのが、魔界村シリーズの伝統なのである。 シリーズ定番の「対ラスボス戦専用武器」は、鎧(特に黄金の鎧)を失うと威力が弱体化するという前作同様の扱いの難しさに加え、連射ができなくなってしまったため実質的に性能が弱体化しており、扱い辛くなっている。 このこともあり、2周目におけるステージ7のボス2連戦は本作最大の難所となっている。 2周目で、この武器を所持しないままステージ7をクリアすると、ステージ6からやり直しになるが、その際のメッセージ中で武器を入手する方法が明示されず、説明書にも記載されていない。 条件は前作とほぼ同じで非常にわかりやすいので、プレイしていて気づかないということはまずないが、前作未プレイの人にとってはやや不親切か。 相変わらずの宝箱システム 鎧の重要性が高まっているが、宝箱を出すには従来通り、特定の座標を通過しなければならず、隠された場所を見つけるのに苦労する。 本作では、二段ジャンプ中の座標通過によって出現する宝箱が多い。とくに、「足場から空中に向かってジャンプし、逆方向へジャンプして元の足場に着地」というアクションで出すものが多いが、宝箱を出す以外にもこのアクションを駆使して進む地形も多いため、習得は必須である。慣れないうちは難しく、間違って意図せぬ方向へ跳んでしまったり、穴の真上で垂直二段ジャンプして落下死したりと、ミスの要因になりがち。 宝箱を出現させる魔法が登場したため、前作よりは探すのが楽になっている。 テンポ感の減少 アクションの感触が全体的に重く、挙動がややもっさりとしているためゲームテンポが若干悪くなった。 エンディングを台無しにするバグ ラスボスを倒した後のエンディングでは前作同様、各ステージ道中を進むアーサーと共に敵の名前を紹介していくものになっているが、肝心のこのシーンにバグがある。 オプション画面の「コントロールパッド」項目で操作ボタンの割り当てを「ショットB/Y、ジャンプA」もしくは「ショットA/B, ジャンプY」にしていた場合、このシーンでのアーサーの動きがいびつになる上、途中でステージ穴に落下する。穴に落ちたアーサーはなぜか1ミス扱い(ご丁寧にミス時のジングル付き)となり、ステージ紹介画面が通常通りスクロールされた後に何事もなかったかのように続きから進行していくものの、今度はBGMが消えるという不具合が発生する。その後、収録部分が切り替わるためかアーサーとプリンセスが乗馬しているエンドロールシーンでBGMは元通りに流れ始める。 さすがにこの流れを初見で見せられたら興醒めであるが、操作をデフォルト設定のままで進めるプレイヤーが大半だったためか、このバグ自体はほとんど知られていなかった。以降の移植版では修正されている。 この挙動はエンディングの作り方に原因がある。当該シーンは録画されたものではなく、記録された操作(いわゆるマクロ)に従ってその都度アーサーを動かしている。問題なのはデフォルトのボタン設定で組まれているマクロに対して、このシーンに オプションの操作ボタン変更が適用されてしまう 事で、結果アーサーが意図した動作を行えずに上記の現象が起こるのである。ちなみに本作が初出の現象ではなく、MD版の大魔界村でも操作ボタンの変更を行うとエンディングでアーサーが しっかり穴に落ちる 。 総評 旧作に比べると、動きがモッサリしていたり、ハード性能から来る要因で劣化している点が有ったりもするが、それらはこれまでのファンを極端にガッカリさせるものでもなく、魔界村らしい硬派なゲーム性はきっちりと引き継がれている。 難易度の面では、初心者にとってはやはり辛口気味と言えるが、旧作と比較すれば魔界村シリーズ入門者にもそれなりに手を出しやすい程度には落ち着いている。 「魔界村」の看板を背負うに十分な完成度を持つ作品といって差し支えないだろう。 超魔界村R (GBA) 【ちょうまかいむら あーる】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 32MbitROMカートリッジ 発売元 カプコン 開発元 アフェクト 発売日 2002年7月19日 定価 4,800円 プレイ人数 1人 レーティング 【VC】CERO A(全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2015年1月14日/702円 判定 良作 特徴(GBA) SFC版を忠実に移植したオリジナルモードと、新規ステージやボスを追加したアレンジモードの2種類のゲームモードが用意されている。 アレンジモードは、オリジナルモードと異なって周回の概念がなく、女神の腕輪をステージ1から入手することが可能。 この仕様により、女神の腕輪以外の武器を所持してアレンジモードのステージ7ボスを撃破した場合、オリジナル版の2周目同ステージで女神の腕輪を持たずにクリアした時と同じメッセージが流れ、同ステージスタート地点からのやり直しとなる。 ステージクリア時の鎧の装備状態により、次ステージを「オリジナルの通常ステージ」「アレンジステージ」「オリジナルの難しいステージ」の3種類から選択できるようになる。 すべて、オリジナルの難しいステージを選択してゲームクリアすると、エンディングに変化が生じる。 また特定の状態で特定のステージをクリアすれば、特定の次のステージを飛ばして更に次のステージに移動することが可能。 追加ステージは主に『魔界村』『大魔界村』のステージを再現したものとなっており、一角獣やドラゴンといった懐かしのボスも登場する他、「レッドアリーマー・ジョーカー」「バルバロ」などの完全新規のボスも追加されている。 セーブ機能の実装 セーブが可能になったことで、セーブした面のスタート地点から、そのときの装備状態と所持中の武器を引き継いで再開できるようになった。 ただし、セーブデータ領域は1つしかないので、複数のデータを作ってやりたいところからやり直す、といったことは不可能。また、再開地点は必ずステージの最初からである。 評価点(GBA) セーブ機能とアレンジモードの実装により、携帯機の強みであるリプレイ性が大きく向上した。 グラフィック・操作性ともに再現度が高く、SFC版に親しんだプレイヤーでも違和感なくプレイできる。 賛否両論点(GBA) 効果音・BGMなどの音周りに変化が見られる。 ただし、これはハードの性能差ゆえに避けられない問題でもある。また、再現度自体はかなり高く、携帯機として十分なレベル。 ベタ移植なので、ゲームバランスや処理落ちはそのまま。 とはいえ、リメイクではなくあくまで純粋な移植作であり、手の加え方が中途半端でゲームバランスが改悪されるケースを考えれば問題視すべき点ともいえないだろう。 問題点(GBA) アレンジモードのステージ分岐機能がやや不便。 ステージクリア時の鎧の種類で選択肢が増減するため、次に選べるステージの種類がプレイヤーの腕前に依存して変化してしまう。また黄金の鎧では選べないルートも存在するため、選択の自由度が低い。 総評(GBA) ゲーム自体はオリジナル版に忠実で、この手のゲームによく見られる『移植前の方が良かった』という事態が限りなく少ないレベルに達している。 加えて追加要素で新たな遊びを盛り込むと共に、セーブ機能の実装によって遊びやすくなった。 追加要素に加えて携帯機ならではの手軽さという利点もあるため、オリジナル版へのこだわりがなければこちらを選ぶのもありだろう。 その他移植 カプコンジェネレーション第2集『魔界と騎士』(PS/SS)カプコン クラシックス コレクション(PS2/PSP) 『初代』『大』と共に原作を移植。ただし、カプコンジェネレーション版では、ステージ3ボスの出現タイミングが変わっているため、SFC版での戦法が通用しない。 バーチャルコンソール版(Wii) SFC版を配信。 バーチャルコンソール版(Wii U) SFC版とGBA版を配信。 バーチャルコンソール版(New3DS) SFC版を配信。 2019年9月6日にNintendo Switchで配信が開始された『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』では、SFC版が初期ソフトの一つとして収録されている。 余談 同社発売の『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』に登場している本シリーズの主人公アーサーの必殺技は本作の装備を基に構成されており、「プリンセスの腕輪」や「ボウガン」といった武器が登場している。 PS版収録の公式資料内の企画書によれば、実は近接武器としてハンマーが登場する予定だったらしい。 当時、二つの少年誌で連載されていたゲーム漫画で本作を取り扱ったエピソードが掲載された事からも、当時の注目度が窺える。 それぞれ、「コロコロコミック」(小学館)の『電脳ボーイ』(ながいのりあき著)と、「コミックボンボン(講談社)」の『ロックンゲームボーイ』(池原しげと著)である。 前者では「ラスボス戦で円盤を乗り継ぎながら弱点を集中攻撃する」、後者では「3面ボスを火竜の魔法で倒す」という描写があるのだが、今日のタイムアタック(所謂RTAやTAS)動画では、これらがタイム短縮のテクとして実演されている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44235.html
登録日:2020/03/05 Thu 15 21 10 更新日:2024/04/05 Fri 18 36 48NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 3DS CAPCOM Nintendo Switch Online SFC Wii Wiiバーチャルコンソール アクション カプコン カプコンパーティ ゲーム スーパーファミコン ニンテンドー3DSバーチャルコンソール プリンセスの腕輪 レッドアリーマー レトロゲーム 女神の腕輪 強制2周目送り 武器の半分近くが罠 魔界村 潜んでいた魔界が遂に全貌を現した。 超魔界村は、カプコンが1991年に販売したスーパーファミコン用アクションゲーム。 『魔界村』『大魔界村』に続く魔界村シリーズ3作目である。 CM フッハッハッハッハ…! 出でよ! 超魔界村 スーパーファミコンで10月4日、出現!! 深夜の墓場で魔物が次々と復活し、最後にレッドアリーマーエースの攻撃と共にタイトルが表示される。 撮影は人形を使ったクレイアニメーションで行われた。 全7ステージ、2周エンド(2周目のみ8面) 【本作の特徴】 【STORY】 【操作とゲームの目的、ルール】 【アイテム解説】◎鎧(盾) ◎武器◯ヤリ/焔のヤリ ◯ナイフ/光のナイフ ◯ボウガン/追撃のボウガン ◯カマ/真空のカマ ◯オノ/両断のオノ ◯タイマツ/火柱のタイマツ ◯クロスソード/光輪のクロスソード ◯最強の武器(女神の腕輪/プリンセスの腕輪) ◎その他 【ステージ解説】◎1面 呪われた墓場~暗黒の密林 ◎2面 幽霊船~狂気の海 ◎3面 溶鉱炉~溶鉱の塔 ◎4面 魔物の腹 ◎5面 永久凍土の森~雪原地帯 ◎6面 魔帝の居城 ◎7面 妖魔回廊 【テクニックやバグなど】 【本作の特徴】 魔界村、次いで大魔界村の正統続編。大魔界村から上下撃ちを廃し、新たなアクションとして二段ジャンプを採用した。 これにより、以前の作品では出来なかった高度な空中戦を繰り広げることができるようになるとともに、ステージ構成や戦闘バリエーションは比較にならないほど発展した。 また、鎧を3段階に分けるとともに「武器の強化」を導入したことで、単純な強化のみならず、強化の前後で武器自体がガラッと変化することも特徴。 単純に武器の種類も増加し、さらに魔法も扱いやすいものが多く用意されたことで、扱いづらい武器を取得してしまった際に魔法で耐えしのぐことでリカバリーがしやすくなっている。 スーパーファミコン初期作品ではあるが、美しいグラフィックとこれまでになかった重厚なBGMがビジュアル面を大きく引き立てていることも見逃せない。 難易度に関しては旧作よりも控えめにされている点は多いが、代わりにパターン化しづらくなった場面がさらに多くなった。 またステージの1つ1つが極めて長く取られており、加えて前二作よりも格段にゲームスピードとテンポが落ちた。 スムーズに進行できても1周あたり約30分、2周目クリアーとなれば1時間近くかかるため、非常に中だるみしやすい。その点は評価の分かれるところである。 これらの要因により、「初代魔界村や大魔界村よりも『本作の方が難しい/苦手』」と感じるプレイヤーも一定数存在する。 スーパーファミコン初期作を中心によく見られる処理落ちは本作にも広く存在していた。 1面の地形変化などのエフェクト以外にもアーサーの魔法発動や敵キャラクターが少し多く登場しただけでも処理落ちする。 処理落ち中はときにちらつきも発生する。 【STORY】 『魔界村』での戦いから3年後の満月の夜に、大魔王ルシファー率いる魔族の大群が現れ、地上を大混乱に陥れる。 そして騎士アーサーの目の前でプリンセスは命を絶たれ、ルシファーに魂を奪われてしまう。 プリンセスの魂を救い、世界に平和を取り戻すため、アーサーは再び武器を手に取り蘇った魔界へと向かっていった…(大魔界村)。 + 前作『大魔界村』の最後から(長いので格納) アーサーは、渾身の力を込めサイコキャノンを撃ち放った。その一撃は魔王ルシファーの顎を砕き頭を撃ち抜いた。 そして、その傷口から今まで取り込んでいた人々の魂が吹き出してきた。村人、兵士、子供、そしてプリンセスの魂も開放された。 今やルシファーは、紅蓮の炎に包まれ消滅しようとしていた。 もがき、喘ぎ、慈悲を乞うこともなく、魔王の名に相応しく、玉座にじっと座ったままであった。 やがて燃え盛る炎の中から断末魔の叫び声がした。 「私は死ぬのではない、地に下るだけだ。そして三度蘇りこの地に君臨してやる」そう言いのこしルシファーは消滅した。 人々の魂は、ルシファーの体から開放され生き返ることができた。 アーサーは、プリンセスとの再会を喜んだ。 「来てくれたのですね」プリンセスは言葉をつまらせながら言った。 アーサーは生きて再び会える事は出来ないと思っていたプリンセスをただ抱き締めるだけであった。 アーサーの頭の中にはルシファーの断末魔の叫び声が谺していた。 そして、アーサーは決意した。ルシファーが復活する前に、ルシファーを完全に消滅させる事のできる「最強の武器」を探す事を。 アーサーはルシファー復活の事は告げずに旅立っていった。なぜならサイコキャノンで消滅したルシファーが復活するには相当な時間を要するからだった。 復活出来たとしても何百年も先のことになる。ただ、いずれ復活するならば「最強の武器」を探しその日の為に伝承していかなければならないと思ったからだった。 プリンセスは、アーサーの後ろ姿を見送りながらいつの日かきっと帰ってくるアーサーの為にも、人々の為にも城・町の再建こそが急務と思った。 そして、4年の月日が流れようとしていた。 その日、城の竣工式が執り行われようとしていた。人々は酒を酌み交わし「これこそが平和の象徴である」と歓びあっていた。 アーサーも近隣の国でその話を聞き、かけつけていた。 プリンセスは、アーサーと再会でき二重の喜びだった。 「最強の武器は見つかったのですか」 「いや、手がかりすら見つかっておりません。しかし、必ずやこの手に納めてみせます。この城とプリンセスの為にも」 「また、行かれるのですね」と、プリンセスは寂しそうに言った。 アーサーは軽くうなずくだけだった。 「一国の王女がそんな寂しそうな顔をしていては民が不安がります、さぁ、笑って」 「……はい」と、寂しそうな笑顔で答えた。 と、その時、突如暗雲が垂れこめ日の光を遮った。「まさか!」アーサーの頭の中に不吉な予感がよぎった。 暗雲は全天を覆い城は漆黒の闇に包まれ、地の底からは咆哮と言うべき地響きがした。そして、暗雲の中から、魔族が急襲を掛けてきた。 「ばかな!ルシファーが復活するにはまだ時間が……」 その時アーサーは、実感した「ルシファーではない。別の何者かが魔界を復活させたのだ」 「兵を呼べ、ここでプリンセスをお守りしろ。その中でついてこれると思う奴はついてこい、打って出るぞ!」 そこで向き直り、 「プリンセス、お任せ下さい。」そう言い踵を返し敵に向かっていった。 プリンセスは、その後ろ姿をただ見守るだけであった。 アーサーは戦いながらあることに気づいた。 「敵の動きが妙だ、間を取り過ぎている。攻撃する意志がないような……しまった、はかったな!」 アーサーは、振り返り城を見た。魔族の大軍団が城を攻撃していた。アーサーは城へと取ってかえした。 アーサーは息も絶え絶えにプリンセスのもとにたどり着いた。しかし、時既に遅く、プリンセスは魔物の小脇に抱えられ連れ去られようとしていた。 「今、攻撃すればプリンセスを傷つけてしまう」アーサーは、なす術もなく立ちつくしていた。 魔物は不気味な笑い声とともに暗雲の彼方へ飛び去っていった。 町は再び壊滅状態となった。アーサーは、その瓦礫の中に立ちすくんでいた。 そして、あることを実感した。新たなる魔界は、地上を支配する前にその最大の障害となるアーサーを抹殺しようとしているのだと。 そのためにプリンセスはさらわれてしまったのだ。アーサーをおびきよせる囮として。 アーサーは、三度ヤリをとり、単身魔界へ乗り込んでいった。 プリンセスを救う為、そして、今度こそ魔界を消滅させる為に! (スーパーファミコン版取扱説明書より抜粋) 【操作とゲームの目的、ルール】 十字キーで主人公「ナイト・アーサー」の移動の操作を行う。下を入れるとしゃがみ、梯子のある場所では上下入力で昇降する。 ジャンプボタンでジャンプする。レバー左右の組み合わせで入力方向へ飛ぶが、空中での軌道修正は基本的に不可能。 よって必ず一定の距離を飛ぶことになるが、ジャンプ中は左右の振り向きに限って制限は無い。 新システムとして、二段ジャンプが採用された。ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すことで空中でもう一段ジャンプできる。 方向の指定も出来、右にジャンプしてから左へ切り返してジャンプする…といったことも可能。 アタックボタンで装備している武器で攻撃を行う。 黄金の鎧を装備しているときにアタックボタンを一定時間押し続けてから離すことで、武器ごとに違う「魔法」が使用できる。 ただしゲージが満タンになるまでチャージしなければならないが、後述の盾を装備する事でチャージ速度が上がる。 魔法は発動中は完全無敵で、発動終了後も少しの間だけ点滅して無敵状態が続く。 なお前作では可能だった上下方向への攻撃はできなくなっている。 アーサーは鎧をまとっており、敵の攻撃を1度だけ耐えることができる。鎧の種類による防御力の変化はない。 攻撃を受けると鎧が弾け飛んで裸の状態になり、この状態で攻撃を受けるとミスとなる。 敵からの即死攻撃は存在しないが、落下した場合やステージタイムオーバー時は即ミス扱いとなる。 【アイテム解説】 ◎鎧(盾) 鎧は全三種類に増えたほか、新たに盾が登場。鎧は宝箱以外からは出現しない。 盾は一部の遠距離攻撃を一定回数だけ防ぐことができ、また魔法のチャージ速度をアップする効果もある。 ただし盾を構えているのは棒立ち時限定。何らかのアクション中(移動・ジャンプなど)は盾を構えていないため、この時に敵弾を食らうと、盾をすっ飛ばして鎧が弾け飛ぶ。 ◯鋼の鎧 初期装備。攻撃を受けて裸になった場合にのみ出現する。 ◯青銅の鎧 今作で追加された鎧。鋼の鎧を装備時に宝箱を開けると出現。扱う武器が一律で強化される。 ◯黄金の鎧 青銅の鎧を装備時に宝箱を開けると出現。魔法が使えるようになる。 セットで月の盾が装備される。 ◯月の盾 オレンジ色の盾。黄金の鎧装備時に盾を失うと宝箱より出現。敵弾を一発防ぐ。魔法のチャージ速度をサポートする。 ◯太陽の盾 青い盾。月の盾装備時に宝箱より出現。敵弾を三発防ぐ。魔法のチャージ速度がさらに速くなる。 ◎武器 武器は全七種類で一定の敵が持つツボから出現する他、宝箱からも出現する 武器名称は「(裸・鋼の鎧装備時)/(青銅の鎧装備時)」として表記する。 ◯ヤリ/焔のヤリ 初期装備。水平に飛ぶランス。最大で2連射可能。前作、前々作よりも弾速が落ちた。 威力もそこそこあり、武器全体から見れば使い易い部類に入る。 強化後は焔のヤリとなる。攻撃力が1.5倍となり弾速も上がるが、連射不可の単発武器となるため、実質弱体化だったりする。 魔法は『サンダー』。落雷をアーサーが受け止め、そこから左右に電撃が走る。 単純な軌道ゆえに扱いやすく、当て方によって複数ヒットを狙え、攻撃力も高い。 反面、斜め上方向に攻撃できないため、空中に浮いている相手に当てるには真下に潜り込む必要がある。 アーサーより低い位置の相手には攻撃できないので、意外と有効ではない場面もそこそこある。 ただし本作では前作よりも無敵時間が延びたので、敵に囲まれた際の緊急回避には有効。 ◯ナイフ/光のナイフ 水平に飛ぶナイフ。最大で3連射可能。 威力はやや低いが弾速に優れ、撃つ度に座標がズレるため、少し高い(低い)位置の敵にも当たり、非常に扱いやすい。 強化後は光のナイフとなる。投げた直後に短剣がスクロール系STGのレーザーのような光線となりかなりのスピードでっすっとんでゆく。 攻撃力が強化されつつ連射性能は据え置きで、さらに貫通性能が付与される。 魔界村には”貫通武器は連射が利かない分火力は劣ってしまう”というジンクスがあるが、光のナイフは3連射という弾幕と弾そのもののスピードでこれを克服してしまっている。 最強の武器でありこの武器を取ると難易度が大幅に低下する。なのであえてナイフを使わない縛りでプレイする人もいる。 魔法は『ファイヤードラゴン』。画面内を蛇行する火竜を放つ。 軌道が独特なため使いこなすには慣れがいるが、クリーンヒット時の威力は最高峰。 しかもその軌道はアーサーの真下以外の画面内を幅広くカバーしてくれる。 空を飛ぶ敵が多い本作では、使いこなせるようになれば画面中の敵の大半を一度に薙ぎ払うことが可能。 さらに強敵レッドアリーマーやほとんどのボスにも有効な軌道をしているので、光のナイフ自体の高性能さも相まって隙の無い武器となっている。 ◯ボウガン/追撃のボウガン 斜め上空に向けて二発一対の矢を放つ。最大で2連射可能。 近距離でないと水平方向の敵に対して戦いづらくなるが、高低差のあるステージや空を飛ぶ敵の多い本作ではかなり扱いやすい。 ただし一発あたりの威力は全武器中最低。 強化後は追撃のボウガンとなる。攻撃力が強化され、三発一対の光の矢を放つ。連射は不可。ホーミング性能を持ち、画面外の敵に対してもサーチする。 旋回半径と角度に限界があり、標的を外すと消えずにぐるぐる回り続けてしまうことがある。その状態では次弾を撃つことが出来なくなってしまうのが欠点。 特筆すべきは、レッドアリーマーに対する切り札とも言える武器であること。 ノーマルのボウガンでも弾を同時発射するという性質上、片方を避けたところにもう片方が命中するということがザラにある。 よって連射しまくるだけで何もさせずに一方的に倒すこともできる。 追撃のボウガンになれば言わずもがな。このホーミング性能からはレッドアリーマーでも逃げられないので完封が可能。 魔法は『シーク』。特定の条件を満たさなくても、画面内に宝箱が隠れていれば強制的に出現させることができる。 特定のステージにはこの魔法を使わないと出現しない宝箱も存在する。が、黄金の鎧を取っている状態でそこまで宝箱が欲しいかと言うと……。 ただし無敵時間は全魔法の中で最長。ぶっちゃけ防御面ではシールドの魔法より信頼できる 基本的には後述する無敵時間や弾消しなどの副次効果のために利用される魔法である。 ◯カマ/真空のカマ 水平に飛ぶ鎌を投げる。連射は不可。ヒットエフェクトは2発分だが、実際は単発。 しゃがみながら投げることで地形に沿って飛ぶ特性がある。 強化すると真空のカマとなる。攻撃力が強化される以外は変更なし。 特徴が地味でいまいちパッとしない武器ではあるが、後述の武器で地獄を見たプレイヤーからすれば「水平にまっすぐ飛ぶ」というだけで有難味を感じることだろう。 ただし、武器の強化前後問わずヒット時のみ必ず発生する「敵を切り刻む」というヒットエフェクトが長い。(撃破した場合は発生しない) このため、硬い敵に対して単発しか撃てない発射数を接近しての張り付き連射でカバーしようとしても限界がある。 この欠点は他の武器には発生しない。(*1) 魔法は『トルネード』。大きな竜巻を左右一対に発生させ、広範囲を巻き込みながら飛び去る。 とにかく範囲が広いうえに攻撃力も高いため、雑にぶっ放してるだけでほとんどの敵を倒せる。 竜巻に当たっている間は連続ヒットするのでボス戦でも非常に有効。 武器自体は残念な性能の反面、魔法の性能はぶっちぎりの最強であるため、カマの存在意義はこの魔法が全てと言ってもいいだろう。 その代わり黄金の鎧をはぎ取られると地獄を見ることに…… ◯オノ/両断のオノ 弧を描いて回転しながら飛ぶ斧を投げる。連射は不可。地獄を見せてくれる武器その1。 回転時の攻撃判定がほぼ見た目通りなため、慣れるまでは直線状にいる敵に命中せずに抜けていってしまうケースが頻発する。 ただこれでも他の使いにくい武器よりはまだマシで、威力はまずまず。 問題は強化した時の両断のオノ。攻撃力が強化され、貫通能力が付与される…のだが。 軌道が大幅に変化し、一旦頭上に大きく飛んで降下した後、正面方向へ蛇行しながら飛んでいくようになる。 色んな意味でぶっ飛んだ軌道のせいで凄まじく使いにくい……というか天井が低かったりすると上昇時に消えてしまい文字通り使えない武器と化す。 しかも強そうな見た目とは裏腹に攻撃力自体も大して高くなく、連射性能の低さも相まってトータルの攻撃力はかなり低い。 そうでなくとも一旦頭上に大きく飛ぶ際の隙が非常に大きすぎる為、横からの敵に咄嗟に対応する事ができない(*2)。 攻撃判定も微妙で、回転している斧の円に敵が接していてもダメージを与えず素通りする事も多い。 トドメになまじ貫通性能があるだけに至近距離で連射することもできないという残念すぎる性能。強化前の方がまだ扱いやすい。 せめて地形貫通とか高耐久の相手には多段ヒットして大ダメージ、みたいな性能があれば…… 魔法は『ライトニング』。アーサーを中心に放射状に8本の低速レーザーを放つ。 レーザーは多段ヒットするが、威力はまずまずといったところ。動き回る大型の敵相手なら活躍どころはある。 ただしレーザー一本ごとの当たり判定は小さく、斜め上の相手にはレーザーとレーザーの隙間を抜けられることも少なくない。 全く使えないというほどではないが、頼りにできるほどでもないなんとも微妙な性能。 ◯タイマツ/火柱のタイマツ たいまつを投げる。地獄を見せてくれる武器その2。 最大で2連射可能。軌道は放物線状で、射程は極めて短いが攻撃力は非常に高い。 また地面に落ちると火炎が地を這って前方に広がる。この火炎は貫通効果があり、耐久力のある敵には多段ヒットする。 強化すると火柱のタイマツとなる。攻撃力が強化され、着弾時の火炎が火柱に変化、上方向への攻撃範囲が広がる。 その特性上、空中ないし高所にいる敵には滅法弱いほか、地面がないステージでは超接近戦を強いられる。 しかもたいまつが地面に着弾する前に敵に当たってしまうと火柱が発生しないので攻撃力は大幅に低下してしまう。 そのため敵を上手く火柱に巻き込むには近付きすぎず離れすぎず、火柱発生までのタイムラグまで計算に入れた精密な間合い調節を強いられる。 それでいてステージ構成的に火柱が活躍できる状況はほぼない。 このように本作随一の扱いづらさを誇るトラップアイテムである。 魔法でもこれらの欠点はカバー不可能であり、特にステージ7をこの武器でクリアするのは縛りプレイの領域。 ただ一つ擁護するなら強化前・強化後ともに火力だけは本物である。 近距離で使いこなすと恐ろしい火力投射量になる。使いこなせればだが……その意味でも縛りプレイ向けか。 魔法は『シールド』。使用後約5秒間、アーサーを中心に3つの魔法弾が高速回転する。 敵弾を防ぐほか、威力は低いが攻撃判定も発生する。ただし弾の隙間は大きいので完全には防げない。 これ自体の性能は悪くないのだが、タイマツの攻撃範囲の狭さをカバーできる性能ではないため、総じて使い勝手は良くない。 トルネードやファイヤードラゴンのように上方をカバーしてくれる魔法なら良かったのだが…… また防御主体の魔法にも拘わらず効果時間が5秒というのも微妙という他ない。 ◯クロスソード/光輪のクロスソード L字型の軌道を描いて手元に戻ってくる剣を投げる。地獄を見せてくれる武器その3。 最大2連射可能。1周目のステージ5から登場する。 両断のオノと同じく、一旦真上に飛ぶ軌道のせいで非常に扱いづらい。 強化すると光輪のクロスソードとなる。攻撃力が強化され、貫通能力が付与される。 とはいえ相変わらずの変態軌道が災いし、結局いらない子扱いされがちなのが痛い所。 魔法は『ニュークリアー』。アーサーの頭上で小規模の爆発が連続展開される。 見た目に反して攻撃範囲は画面全体に及ぶほど広いが、攻撃力は非常に低い(強化前の武器攻撃一発分相当) 低耐久の雑魚の群れを一掃したい場面では有効だが、耐久力のある相手との戦いでは全く役に立たない。 + 2周目には… ◯最強の武器(女神の腕輪/プリンセスの腕輪) 2周目専用の武器。プリンセスが愛用している腕輪。連射は不可。 波動弾を撃ちだし、一定距離を飛ぶと消失する。前作のサイコキャノンの下位互換的性能となっている。 弾の出始めほど攻撃力が高く、至近距離では火柱のタイマツを遥かに上回る威力を発揮する。 黄金の鎧を装着した状態では飛距離が伸び、敵弾を消す効果が付与される。前作同様魔法は使用できない。 2周目にて、黄金の鎧装着時のみ宝箱から出現する。この時、太陽の盾を装備していると多少出易くなる。 ◎その他 銅像 2種類の銅像があり、得点ボーナス。 アーサーの像は1UPアイテムだが、滅多に出現しない。 いずれもツボからのみの出現となる。 ドル袋 色の違う2種類のドル袋がステージに点在し、得点ボーナス。 一定数取得することでコンティニュー時のクレジットが増加する。 ワナ 宝箱より出現。銀色のトラバサミが展開される。触れるとダメージ。 【ステージ解説】 ◎1面 呪われた墓場~暗黒の密林 人骨で埋まった墓場を行く。地鳴りとともに頻繁に地形が変化する。主な敵はゾンビ、ワードッグ、スカルフラワー。 特にゾンビは動きこそ緩慢なものの、地中・空中問わず棺桶とともに無限に出現し行く手を阻む。 燃える茎に髑髏の頭のスカルフラワー、凶暴化した野犬ワードッグを蹴散らし、降り注ぐ骸地帯を越えると海岸が見える。 特定のポイントに差し掛かると背景から大波が襲いかかってくる。 大波は二枚貝の化け物シェールを残し、貝殻を開いて目玉を飛ばしてくる。 海岸を抜けると不気味な魔界植物ローズバッドが多数出現する密林に入る。 再び地形の変化が起こり、魔界に漂う魂を運ぶ荷車ベリアルが斜面を滑車の要領で転がってくる。 ボスは魔界軍突撃部隊の指揮官、巨鳥・コッカトリス。 空をゆったり飛び、時折首を伸ばしてつつき攻撃を仕掛けてくる。口から吐く卵からはミニウィングが出現し、体当たりをしてくる。 弱点は頭部。ボウガンならジャンプしなくても連打しているだけで倒せる。 ◎2面 幽霊船~狂気の海 半壊して沈没しかけている幽霊船を進む。 無数の人魂が浮遊しており、回転を始めると元乗組員のゴーストに変化して襲いかかってくる。 帆けたにはギロチンが揺れ動いており、破壊は不可能であるためタイミングよく回避していかねばならない。 船の後部には宝箱に擬態しているミミックが数体おり、ニセ宝箱から飛び出してくる。 筏に乗ると強制スクロールステージの海上に出る。 トビウオの化け物フライングキラーが体当たりを仕掛けてくるほか、吸血珊瑚が進行の障害となる。 吸血珊瑚にはイソギンチャクの化け物ハンニバルが張り付いており、ヒトデ弾を吐いて攻撃してくる。 背景に半魚人セイレンが出現すると、次の荒波のタイミングで水中から現れる。弾を吐いて攻撃してくる。 筏をいくつか乗り継ぐと巨大な滝の水門に行き当たる。 ボスは魔界海底軍の将軍、渦潮をまとったフジツボの怪物・ストームチェザリス。 浮遊しつつ不定期に巻き貝ミサイルを連射してくる。巻き貝の発射タイミングはほぼランダムであり、パターン化しづらい。 弱点は顔。高難易度だと避けきれないタイミングで襲ってくる事がある。 ◎3面 溶鉱炉~溶鉱の塔 洞窟内に展開された溶鉱炉を下って進んでいく。溶鉱に触れるとダメージ。 溶鉱炉からは赤い小悪魔ファイヤーキラーが出現し、その向こうでは赤い魔熊グリリアンが炎を吐いて攻撃してくる。 足場を飛び移って進み、溶鉱の塔手前の中間地点でアリーマー族のエリート戦士レッドアリーマーエースが初登場。 溶鉱の塔では螺旋状の足場を進む。画面外から定期的にコウモリが出現し、溶鉱の塔側面部にはガーゴイルの像が飾られている。 終盤ではそれらが出現しなくなる代わりに、塔から小鬼プチゴブリンが出現するようになる。 ボスは魔界第一軍総司令である巨大なイモムシ・デスクローラー。 アーサーの周りを高速回転しながら迫り、石つぶてを吐く。 吐いた石つぶては時間差を置いて画面外から飛来する。弱点は頭部。 ◎4面 魔物の腹 巨大な魔物(*3)の体内を進行していくステージ。 壁面からは中途半端に消化された死に損ないの悪魔イーグラーが出現し、蛇行しながら飛ぶため、事故が起きやすい。 緑の炎をまとうスカルフラワーマルチが点在しており、1面よりも耐久力が高くなっている。 壁面が変化しだすと全域に棘が現れる。足場に乗って回避すると画面が回転して向きが変わり、進行方向が変化する。 後半部は生物的なリフトに乗って進行する場面に差し掛かる。 巨大な魔物の消滅細胞が浮遊し、青い小悪魔ブルーキラーも出現する。 前半・後半共にぐりんぐりん画面が動くため、画面酔いでダウンするプレイヤーも意外と多い。 ボスは魔物心臓部の守護者、三つ首龍・ヒュードラ。 火の玉を吐いたり竜人に変身・分裂して体当たり攻撃を仕掛けてくる。弱点はそれぞれの首(頭部)。 ◎5面 永久凍土の森~雪原地帯 吹雪の吹きすさぶ樹氷を登っていく。 吹雪を吐くグリリアンの亜種ウーと魔界植物フラ・ワラワスが主な敵。 一部鋭くなった氷があり、ダメージを受けぬようジャンプして回避していく必要がある。 氷の洞窟内では急成長する氷柱状の触手アイシングと、初代以来のフライングナイトが出現。 ノンストップで進行するのはリスクが大きく、それぞれを的確に対処していくことが求められる。 洞窟の出口際にはレッドアリーマーエースが待ち構えている。 後半部は雪原地帯。魔界の狂犬マッドドッグはジャンプだけでなく高速突進も仕掛けてくる。 地鳴りのエフェクトが発生すると、坂の上の方から雪崩が降り注いでくる。 直接ダメージを受けるわけではないが、巻き込まれると行動不能になり、強制的に押し戻される。 穴の空いたポイントや鋭い氷の付近で雪崩に巻き込まれると連続してミスに結びつく可能性が甚大である。 ボスは魔帝城の門番、氷の魔人・ベールアロケン。氷の甲冑に身を包み、上半身だけで宙を浮遊する。 4本の腕をブーメランのように飛ばして攻撃してくるほか、アーサーを凍りつかせて一定時間行動不能にする氷の分裂弾を放ってくる。 弱点は頭部。ふわふわ浮いているので非常に狙いづらい。尚、凍ってしまった場合はボタン連打で早く解除できる。 ◎6面 魔帝の居城 城の第1エリア。ステージこそ短いものの、レッドアリーマーエースが3体配置されており、連戦となる。 壁からコッカトリスの首が生えており、首伸ばしで攻撃してくる。壁面からはイーグラーも出現する。 ボスは魔界村でラスボスだった大魔王アスタロト。 前作と同じく前座の再生怪人で腹部より火炎放射攻撃をしてくるほか、口からレーザーを放つようになった。 弱点は頭部。離れて攻撃と攻撃の合間を狙えば苦戦はしない。 ◎7面 妖魔回廊 魔帝サマエルの部屋に続く回廊。梯子を登って進んでいく。 壁面からコッカトリスの首とブルーキラーが攻撃を仕掛けてくるが、足場が狭いため対処に時間がかかりやすい。 およそ中間となるポイントで最後のレッドアリーマーエースが鎮座しており、それを抜けて梯子を登ると小部屋。 前作5面のシールダーのように、両サイドの壁から生えた2体のコッカトリスを同時に相手する。ここのコッカトリスのみ弾を吐いて攻撃してくる。 コッカトリスを倒すと壁が崩れ去り、ゴーストとミミックの複合地帯を抜けるとボス。 ボスは大魔王アスタロトと、魔界軍参謀本部元帥の超魔王ネビロス。 アスタロトは6面と同じだが、倒すとネビロスが出現して連戦となる。 ネビロスはアスタロトの色違いだが、射程と範囲が強化された火炎放射や、極太レーザーが武器。 ネビロスの炎は地面に触れるまでどこまでも伸びていくが、黄金の鎧による波動弾なら消せる。弱点は頭部。 左の段差のギリギリの場所でしゃがんでいればひとまず安全。ただし時間切れに注意。 + ネビロスを倒し、鍵を取得すると… 1周目では、プリンセスから「魔帝サマエルを倒すには女神の腕輪が必要であり、さらわれてくる道中に腕輪を隠してきた」というメッセージを伝えられる。難易度の上昇した2周目1面から再スタートする。 2周目では、腕輪を装備していないと7面再スタートとなる(ZAP)。腕輪を装備していれば8面へ。 ◎8面 魔帝サマエルの部屋 画面に収まりきらないほど巨大な魔帝サマエルと戦う。 口からは放射状にレーザーを乱射する。 腹部からは円盤状の氷を射出する。この氷はジャンプで飛び乗ることができる。 弱点は顔だがジャンプでは攻撃が届かないので、上記の氷を足場にして昇らなければならない。 なお裏技のステージセレクトから直接8面に飛んだ場合、実は腕輪がなくても倒せるのは内緒だ 【テクニックやバグなど】 二段ジャンプ撃ち 二段ジャンプしてから放つ攻撃は点滅しており、威力が上昇する。 但し火柱のタイマツのみ何故か威力が低下する(おそらくバグ)。 チャージ中に攻撃する 魔法のチャージが完了するまでの間は、もう一つのアタックボタンで攻撃ができる。 魔法をチャージしつつ攻撃するときに便利。 宝箱の中身が無い 黄金の鎧+太陽の盾(最強装備)時に発生しやすい。 宝箱の中身を取得せずに次々に開けていくと、5個目の宝箱を開けても破壊エフェクトの後に何も出現しない。 魔法の無敵時間 全ての魔法は発動した瞬間からアーサーの半透明グラフィックが消えるまで無敵時間が発生する。 前作よりも無敵時間は遥かに長く、行動可能な時間すら用意されている。 ボウガン弾消し 追撃のボウガン時、前述したように放った弾が飛び回ってしまい次の攻撃が出来ない時がある。 この場合、スクロールアウトさせるか魔法を使用すれば弾が消え、即座に次弾を放てるようになる。 NICE CATCH! 鍵を取得する際に方向キーを上に入力したままジャンプ等で取得すると「NICE CATCH!」と表示される。 雪崩無敵バグ 5面後半でボウガンの魔法(シーク)を使いながら雪崩に巻き込まれるとアーサーの食らい判定が消失するバグがある。(*4) 具体的には2回目の雪崩が巻き込まれても穴に落とされたりしないので、ここで実行可能。 成功するとアーサーの移動速度が少し速くなるオマケ付き。 この手の無敵バグとしては条件が運次第なところがある上、ステージクリアで解除されてしまうため期間も限定的であり、ぶっちゃけ小ネタレベルのバグ。 とはいえ、5面以降は道中もボスも、ボウガンだとかなり楽に攻略できるので機会があれば狙ってみるといいだろう。 追記・修正お願いいたします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] オノもカマも特性を把握してればある程度なんとかなるけどクロスソード君だけはダメだったよ・・・。 -- 名無しさん (2020-03-05 17 52 23) この調子だとプリンプリンの項目ができる気がする -- 名無しさん (2020-03-05 18 51 56) 懐かしいなぁ。今はもう2周クリアとか出来そうにねぇなw -- 名無しさん (2020-03-05 20 46 35) 冒頭、抜粋というか引用では… -- 名無しさん (2020-03-06 09 21 28) ストーリーがなんとなくブレスオブザワイルド(100年前)っぽい気がする、BotWチームは意識してるのかな? -- 名無しさん (2020-03-06 10 01 26) クロスソードはレッドアリーマー用のワンポイントリリーフとして使ってたなぁ -- 名無しさん (2020-03-06 14 16 17) サマエルの腹はなにがしたかったのか、未だにわからない。弱点の頭部に誘導する円盤を射出するし。頭と仲が悪かったのかな? -- 名無しさん (2020-03-09 21 54 56) コンテニュー制限がなければなぁ -- 名無しさん (2021-11-09 21 41 30) 懐かしいです。 -- 名無しさん (2021-12-21 22 38 28) 4面ボスのスキュラ(弾幕が薄く分裂体当たりも躱しやすい)と5面ボスベールアロケン(背極的に動くわけではないし、距離を取るとダメージ食らう攻撃がブーメラン攻撃しかない)は割と弱いボスというイメージがある -- 名無しさん (2022-06-24 20 22 14) とうとうクロスソードで(ほぼ)全クリする猛者が現れおったわい -- 名無しさん (2022-08-17 14 48 18) このゲームのボスは全員頭部か顔が弱点になってるな -- 名無しさん (2023-02-26 15 22 29) 2周目7面を腕輪なしクリアは6面スタートだった気がする -- 名無しさん (2023-04-24 20 46 44) 名前 コメント
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今日 - 合計 - 超魔界村の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2013年03月07日 (木) 21時07分36秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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魔界村騎士列伝 / 魔界村騎士列伝II 機種:Mob,iOS 作曲者:TERADA 発売元:カプコン 発売年:2009、2010(II) 概要 魔界村シリーズの携帯アプリ版。海外名は『Ghosts n Goblins Gold Knights』。 iPhone版もリリースされたが、2016年5月10日に配信終了している。 ランスロットやパーシバルといったアーサー以外の操作キャラクターが追加されているのが特徴。 また携帯アプリ向けにゲームバランスが調整されており、全体的に遊びやすいマイルドな難易度になっている。 翌年には続編の『魔界村騎士列伝II』が発売。こちらは前作よりもさらに難易度が優しくなった。 ちなみに『魔界村騎士列伝II』では珍しくシリーズのメインテーマが使われていない。 収録曲(仮タイトル) 曲名 作・編曲者 補足 順位 魔界村騎士列伝 TITLE オープニングデモ~タイトル画面 PLAYER SELECT プレイヤーセレクト STAGE MAP ステージマップ STAGE 1 ステージ1 BOSS ボス戦デモシーンでも使用 STAGE CLEAR ステージクリア STAGE 2 ステージ2 STAGE 3 ステージ3 STAGE 4 ステージ4 STAGE 5 ステージ5 STAGE 6 ステージ6(ラスボス戦) ENDING スタッフロール 魔界村騎士列伝II TITLE オープニングデモ~タイトル画面 STAGE 1 ステージ1 BOSS ボス戦デモシーンでも使用 STAGE 2 ステージ2 STAGE 3 ステージ3 STAGE 4 ステージ4 STAGE 5 ステージ5 STAGE 6 ステージ6(ラスボス戦) ENDING スタッフロール
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大魔界村 【だいまかいむら】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード(CPシステム) 販売・開発元 カプコン 稼働開始日 1988年12月 分類 良作 魔界村シリーズリンク 大魔界村 概要 ストーリー ゲーム内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 家庭用移植 その他 概要 1985年度に制作された「魔界村」の続編。グラフィック、BGM、ゲーム性の面で大幅な進化を遂げパワーアップした。 ストーリー 魔王アスタロトとの戦いから3年。満月の夜に現れた大魔王ルシファーの侵攻により魔界が蘇り、地上は大混乱に陥った。そしてプリンセスは駆けつけたアーサーの目の前で怪光線に貫かれて命を絶たれ、魂を奪われてしまう。アーサーは前回と同じ、パンツ一丁の鎧姿になり、プリンセスの魂を救い世界に平和を取り戻すべく、蘇った魔界へと単身乗り込んで行くのだった。 ゲーム内容 騎士アーサーを操り、多数用意された武器を状況に応じて使い分けながら進んでいく。前作同様、1度のダメージで鎧が剥げて裸になり、その状態で敵の攻撃を食らうとミスになる。残機0でミスするとゲームオーバー。 操作面での新要素として「上下方向への攻撃」が可能になった。 また、各武器に応じた魔法を使えるようになる「黄金の鎧」も登場。もちろん、上位の鎧であろうと一撃でパンツ一枚になるのは相変わらず。 全5面+最終面の全6面構成。 前作同様の2周制で、ラスボス専用武器を装備することで2周目でのみラスボスと戦うことができる。 前作と異なり、2周クリア後はエンディングが流れた後そのままゲーム終了となる。 武器は7種類に増えた。投げない接近戦用武器も登場。 + 武器一覧 槍 ゲーム開始時に最初から装備している武器。一直線に飛び2連射可能。 魔法は頭上からの落雷を受け止めて左右に拡散する「落雷」。 ナイフ 当たり判定は小さいが最速。微妙に射線を上下段にずらしての3連射が可能。前作の「短剣」にあたる武器。 魔法は一定時間、背後で一歩遅れて同じ行動をとる「分身」。 ナパーム 放物線を描いて手前に落ちるが地面に触れると波打つように火柱を上げる。敵やオブジェや壁との接触では燃えない。前作の「たいまつ」にあたる武器。 魔法は大きく回転しながら左右斜め上方へと広範囲に飛んで行く「火球」。 大鎌 やや斜め上に向け一直線に投げる。連射はできないが当たり判定が大きく射線上の敵をまとめて貫通する。 魔法は自分の周りに爆発を2回起こす「爆裂」。 イカルスの盾 通常一直線に飛ぶがしゃがんで撃つと地形を這って進む。上下方向に投げた時は幾分か当たり判定が大きい。2連射まで利く。 魔法は一定時間、敵弾を防ぐ「鏡」。鏡自体にも攻撃判定があり意外と攻撃力は高い。 剣 唯一の接近戦用武器。通常は剣を振り下ろして攻撃し、上下方向にはリーチ長めの突きを放つ。攻撃力が他の武器の2倍。 魔法は2体の雷龍を召喚し、左右対称斜め上の軌道で飛び回らせた後、自機の位置に戻る「雷龍」。 サイコキャノン 対ラスボス専用武器。2周目から入手可能。2周目のステージ5のボスを撃破した時点でこの武器を持っていないと、ラスボスの居る部屋には行けず、ステージ5のスタート地点からやり直しとなる。 飛距離によって威力が異なる。裸もしくは鎧装着時に、至近距離なら2倍ダメージ。 魔法は使えないが、黄金の鎧装着時にのみ飛距離と攻撃力が増大し敵弾も消せるようになる。その際、至近距離なら3倍のダメージを与えられる。 評価点 グラフィック・サウンド共に前作から大幅にグレードアップ。より美しい魔界世界を堪能できる。 墓地と断崖、焼け落ち腐食した村、エレベーターにて強制的に上昇させられる塔や乱立する悪魔の像、魔生物蠢く地底など、面ごとに大きく世界観が変化し、それに沿ったトリッキーな地形やしかけが登場するため、変化に富んだステージ構成となっている。 前作ではボスの種類が少なく、複数ステージで登場するボスも存在したが、本作ではステージ毎に異なるボスが登場するようになった。見た目は勿論のこと、様々な攻撃パターンを備えバラエティ豊かになっている。 今作のBGMは『ロストワールド』などのカプコンの著名なAC作品を担当した TAMAYO こと河本圭代。 新たに上下方向投げが加わったことで攻略の幅が広がった。 さらに魔法を使える鎧が登場し、魔法攻撃によって更に戦略面が広がった。 良好な操作性。前作同様、機動性能自体は低いがアクションの感触は軽快で爽快感がある。 やや高難度だが、パターン性とアドリブ性をほどよく併せ持ち、プレイを重ねていくことで初心者でも確実に上達できるバランスを兼ね備えている。 武器の種類が大幅に増え、更に武器毎に異なる魔法があるため各武器の癖が更に強くなり一概に優劣つけ難くなった。 槍の無難さ・ナイフの使い勝手の良さは健在で、よく知っている武器が期待通りの性能を持つ安定感がある。 対ラスボス専用武器の入手に運要素が絡まなくなった。 前作と異なり、入手は2周目からとなる。また「黄金の鎧装着時に、武器の入った宝箱を開ける」という明確な出現条件が設定されたので出しやすくなり、入手のタイミングも調整しやすくなった。出現条件は、1周目のステージ5をクリアした際に教えてもらえる。 特に黄金の鎧装着時には敵弾を消しつつ半ば無双状態で進めるので「2周目の方が楽」という意見もある。 ただしサイコキャノンでは魔法が使えない上、もしも黄金の鎧を失うとサイコキャノンの性能が弱体化してしまうため、扱いが難しくなるというシビアな面もある。 賛否両論点 前作同様、ジャンプは常に飛距離が一定で落下中の軌道制御が効かない。 ジャンプのタイミングと状況を把握する必要があり、慎重な先読みが求められる。 ただし、アクションゲームにはボタンを押す長さでジャンプ力を調節出来る作品もあれば、常に一定のジャンプ力で進行する作品も存在し、段差を踏み外した時に方向キーで空中制御可能な作品もあれば、問答無用で垂直落下する作品も存在する。なので、この点についてはこの作品だけに限った仕様というわけでなく、欠点というよりはそうした操作性を前提とした作品というべきだろう。 「上下撃ち」が非常に強い プレイヤーにとっては、かなり有益な変更点であり爽快感もあるのだが、「アーサーは頭上と段違いの足元に弱い」というのが前作の性能の前提であったため、「バランスを少なからず崩している」という意見も存在した。この点はカプコンの本作開発者や元ゲーメスト編集長の石井ぜんじ氏も共に指摘していた。 問題点 前作の「鎧入りのツボ」と同様、特定地点を通過すると宝箱が出現する。 これ自体は、新要素である黄金の鎧を取るために必要なのだが、いざ開けるとトラップ敵であるマジシャンや、(プレイヤーにもよるが)不要な武器が出てきたりと初心者殺しの要素がある。 宝箱には、数パターンの出現法則(*1)が設定されているが、 1個目の宝箱は必ずマジシャンとなる。 マジシャンによって無力な姿に変化させられてしまうと、しばらくまともに戦えなくなるため戦況が不利になってしまう。 うまく駆使すれば、全ステージを通して前半/後半エリアの2回に鎧が供給されるようになるため、安定してゲームを進めていくことができる。しかし宝箱の場所が分からないプレイヤーにとっては、さらに難易度が上がることになる。 宝箱の配置も、場所によっては出た武器がいらないものだった場合に回避がほぼ不可能なケースもある。といって、出現したものを壊さずかわそうにも、天井が低くて突起があるせいで、それすら叶わなかったり。一番やっかいなのは、ステージ5ボス直前の、最後の宝箱。出現してしまうと回避はできず、武器が出てしまうと、不要でも取らざるを得ない。これが2周目だったりすると悲惨で、大事なサイコキャノンをボスを目前にして失うはめになる。 自分で分からない場合は、攻略情報などで宝箱の出現位置を把握してプレイすることを推奨する。 前作同様、ザコ敵の落とす壷からも武器が手に入る。 計画的に武器を変更する上では助けになるが、うっかり不要な武器を拾ってしまうと、その後のパターンを崩すことになる。例えば、足場が悪い場所では邪魔なザコ敵は倒さざるを得ない上に、その際にツボから出現した武器をジャンプで飛び越えることも難しい。 ただ、この敵の壷から出てくるアイテムは宝箱と同様に出現パターンが決まっており(*2)、パターンを把握した上で、壷を持った敵を極力倒さないようにすれば武器の出現を抑えられる。また、壷からアイテムを一定回数出現させ続けると1UPの像が出現するので、壷からアイテムを出すこと自体に全く旨みが無いというわけでもない。 ステージ2後半、3後半と不安定な足場を渡るシーンが連続しており、被ダメージによる「弾き飛ばし」がより脅威となった。 タイミングよく飛び移ったと思ったら、運悪くザコが現れ回避しようもなく鎧を失い、弾き飛ばされたまま落とし穴に落ちてミス……というパターンが起きやすい。 武器の種類が増えたのは良いが、ステージによっては相性の悪い武器やクリア不能になる武器がある。 + ... ナパーム 斜めに傾いた地形を進むステージ4後半では強く、同ステージボス「オーム」に対しても棒立ちのまま攻撃が当てられるので楽に乗り切れる。上方向と横方向への飛距離が短いため、それ以外の場面では精彩を欠く。 なお、ステージ4をこの武器を持ったままクリアすると、続くステージ5前半でもしばらくこの武器で戦わざるを得ず、難敵のレッドアリーマーキング数体に苦戦することになる。魔法が使えれば楽になるが、一度でもダメージを受けて魔法が使えなくなると、一気に弱体化してしまう。 イカルスの盾 ステージ1後半やステージ4後半エリアで、しゃがみ撃ちすることにより、地形に沿って飛んでいく特性が活かされる。 槍ほどではないが、比較的にクセは少なめである。ただし、魔法の使い勝手はあまり良くない。 大鎌 斜め前方に向かって飛ぶ軌道と攻撃範囲の大きさにより、ステージ3前半に登場するフライングゴブリンや、ビホルダーを楽に一掃できる。レッドアリーマーキング戦も楽になるが、それ以外での運用は難しい。単発な上に、貫通性があるせいで無防備な「弾切れ」時間が発生しがちである。 剣 接近しなければ敵に当たらないという、上級者向け武器。大抵の場面では他の武器を使った方が楽に安定して攻略できる。 ただし魔法の使い勝手は良いので、その点である程度バランスが取られてはいる。前述の通り、攻撃力が他の武器の2倍という利点もある。 ステージ4のボス「オーム」の弱点部位に攻撃が届かないため、持ったままボス戦に突入してしまうと詰むことになる。 ただし、同ステージではこのことを見越してアイテム出現テーブルから外されているので、剣を取ってしまう事はない。ステージ3以前で剣を持ったままだとしても、ボス戦までに別の武器にチェンジすれば回避できる。 ステージ4後半の足場が消えるバグが存在する。 また、運が悪いとボスの弱点が消えて攻撃しようが無いまま詰んでしまうというバグもある。 武器の大鎌、説明書の名称だが、 どこをどう見ても斧 なので、ネーミングが完全に間違っている。 総評 「難しすぎず、簡単すぎない絶妙な難易度」という前作の良さを引き継ぎつつ、鎧のパワーアップと上下段の攻撃の撃ち分けという要素によって新たな攻略性を盛り込むと共に、進化したグラフィック表現で描かれた世界観の美しさや音楽の質の高さも加え、前作で既に確立されていた魔界村という作品の独自性と魅力を決定づけた作品となった。 家庭用移植 対応機種 メガドライブPCエンジン スーパーグラフィックスX68000 発売・開発元 【MD】セガ・エンタープライゼス 発売元 【PCESG】NECアベニュー【X68k】カプコン 開発元 【PCESG】ハドソン、アルファ・システム【X68k】エス・ピー・エス (SPS) 発売日 【MD】1989年8月3日【PCESG】1990年7月27日【X68k】1994年4月 配信 【MD】バーチャルコンソール 2007年7月31日/600Wiiポイント【PCESG】バーチャルコンソール 2009年2月3日/600Wiiポイント【PCESG】PCエンジンアーカイブス 2010年8月18日/600円 分類 良作 MD版 現プロペ社長の中裕司氏による移植である。グラフィックなどがやや簡略化された移植とはなっているが、プレイ感覚はオリジナル版と比して遜色ない出来栄えで、わずか5ヶ月で製作されたとは思えないほど完成度の高い作品となっている。 容量は当時としては大容量の5メガビット(768キロバイト)だが、容量が5メガビットという作品は珍しく、メガドライブでは唯一(他には『ヴァーミリオン』や『モンスターワールドIII』など)。 5メガという半端な容量は、当初は4メガだったのがどうしても収まらなくて会社に頼み込んで1メガだけ増やしてもらったため。 2023年6月28日より『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』収録ソフトの一つとして配信開始。 PCE版 PCEの上位互換機であるPCEスーパーグラフィックス専用ソフトとすることにより、多重スクロールの実現、オリジナルに存在するバグの完全再現(*3)など、スコアランキングが無い事とBGMがハードの音源に合わせてアレンジされていること以外、ほぼ完璧と言っていい移植を実現した作品となっている。パッケージイラストでは『機動戦士ガンダム』などで有名な安彦良和氏が手がけた。 PSP・PS3のPCエンジンアーカイブスは、アイコンがゲーム内のタイトル画面という共通仕様のためパッケージイラストは使用されていないが、PCエンジンminiでは安彦氏のパッケージイラストが使われている。 大容量8MbitROMの採用により移植度は非常に高くなったが、その代償としてソフトの定価が一万円を超えてしまった。PCEスーパーグラフィックス本体の定価も高く(39,800円)、「PCEの上位機種」という試みは結局失敗に終わってしまった。 X68000版 ACとほぼ変わらない完全移植を実現。 BGMはAC版の音色に近い内蔵音源版と、豪華にアレンジされたMIDI版が、環境によりセレクトされる。 PS・SS版『カプコンジェネレーション(第2集)』PS2版・PSP版『カプコン クラシックス コレクション』に初代、超と共に収録されている。 PSハード3作品は、画面が全体的に暗くなる不具合があるのでプレイの際は注意。PS2版は収録されている他のゲームにも不具合があったため、修正版との交換に応じていた。後に発売されたベスト版も修正済み。 Nintendo Switch/PS4/Xbox One/Windows(Steam)『カプコンアーケードスタジアム』 パック1に収録され、単体購入も可能。基本的にはAC版のベタ移植で、そこに『アーケードスタジアム』共通のオプション機能が追加されている形になる。 その他 2005年に発売されたSRPG『NAMCOxCAPCOM』にアーサーと本作、及び超の敵キャラが多数出演。 関連ステージや行動ターンBGM、アーサーの攻撃演出などの多くは大魔界村をベースにしているが、作劇上の都合か、肝心のラスボスのルシファーについては存在自体に一切触れられていない。 3DS『PROJECT X ZONE』にもアーサーら魔界村のキャラが引き続き参戦している。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/375.html
152 :名無しさん(ザコ):2011/11/01(火) 21 08 53 ID WBFhlfjg0 アーサー(魔界村) パンツ一丁になっても退かずに敵の只中へ突入し、そのまま姫を助ける漢の中の漢。 何度も姫を救い出す歴戦の勇士らしくステータスは命中を除き全体的に高く、SPも Lv15で戦闘に必要なものを全て習得すると隙がない。 ユニットは魔界村、大魔界村、超魔界村と変化していくが基本的な能力は全て同じで、 運動性が高く総合回避が優秀になる。かつパリーンと割れる鎧が再現されたパーツ分離を 持つため万が一にも強く、防御性能が極めて高い。 武装も同じように少しずつ変化するが、多くが豊富な弾数とENに分かれているため 管理が容易で、火力もそこそこ高いため雑魚からボスまで万遍なく戦える。 そんなアーサー最大の問題点が命中である。 命中自体は運動性や反応もあり391と高めの数値なのだが、威力1500付近の使いやすい いくつかの武装の命中が極端に低く、特に-80になっている武装は普通のザコにすら 当てるのに難儀する。 他にも数多くの武装を持つため致命的な欠点というわけではないが、使いやすい 火力なだけに案外ストレスに感じることも多い。 それぞれのユニットは以下のような特徴を持つ。 魔界村 記念すべき最初の魔界村。 基本となるパーツ分離以外に特殊な能力はなく、以後のシリーズにはある魔法もないため 火力不足気味だが、十字架は最初から使える威力1700光属性と優秀。 基本的に前半用に近いが、低気力のときは三種の中でも一番使いやすい。 パンツ一丁になるとHPと装甲が減るため、運用には注意しよう。 大魔界村 魔界村と比べ十字架の削除で中間火力は低下したが、魔法が使えるようになり射程と 最大火力は大きく上昇している。特にサイコキャノンは2P威力2000EN40光と非常に 使いやすく、そのために他の魔法は極力節約してENを残した方がいいほど。 そして特筆すべきは追加された分身の存在。 これ一つで生存性能が三種の中で突出して高くなっているため、大から超魔界村に アップグレードすると不満に思うことも少なくない。 そのため、大と超は単純な上位下位ではなく、同列の存在と考えたほうがいい。 魔界村と同じくパンツ一丁になるとHP装甲が減るほか、分身や魔法は使えなくなる。 といってもサイコキャノンは使えるので火力的にはあまり問題ないが。 超魔界村 魔界村からシールドとジャンプLv0が追加され、防御性能と機動力が高まっている。 武装は大魔界村と同じく十字架の削除が痛いが、優秀な竜巻の魔法や射程1Q属性で 使いにくいが高火力良燃費の火竜の魔法、三種で最大の火力である女神の腕輪が追加され 全体的に使いやすくなっている。 ただし、女神の腕輪はサイコキャノンと比べ威力+100のかわりにEN+10と燃費が 悪化しているため能力的には若干下回っている。 他にはEN消費のない射程4武装の追撃のボウガン追加が地味に嬉しい。 攻撃性能や機動力は三種の中で最も高く、シールドの追加で防御性能も悪くないが、 やはり大魔界村の持つ分身の有無は大きく最上位形態とは言い難い。 パンツ一丁でHP装甲の低下、シールド喪失、魔法使用不可になる。女神の腕輪と ジャンプはそのまま使えるので、ピンチなら逃げてしまおう。