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魔女となった少女 理想郷との同時連載。1人称。現在15話。 現実世界からの転生オリ主(女)もので原作知識有り。アンチ要素無し。 題名通り、オリ主が魔法少女になる際にQBに「魔女にしてくれ」と祈ったせいで理性を持ったまま魔女化したという設定。 物語スタートは原作開始1年前、現在は6~7話程度だが、マミは生存している。 文章は読めるのだが、オリ主の能力があまりにご都合主義的で、原作改編ものとしては良いのだが物語の山がないという点でははっきり言って面白いssとは言えない。 魔法少女まどか☆マギカ -Deus ex machina- 現在60話。24話まで読んだところの感想。 1人称、非転生オリ主(男)もの。ポジションはまどかの双子の兄。ほむらが相棒扱いになっているが、恋愛展開はなさそう。 オリ主とほむらの関係に謎があり、機械仕掛けの神というサブタイトルもその辺と関係がありそうで、見た目の地雷感とは裏腹に結構面白い。
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魔法少女☆皇れおんをお気に入りに追加 情報1課 <魔法少女☆皇れおん> #bf 外部リンク課 <魔法少女☆皇れおん> ウィキペディア(Wikipedia) - 魔法少女☆皇れおん Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <魔法少女☆皇れおん> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <魔法少女☆皇れおん> #blogsearch2 成分解析課 <魔法少女☆皇れおん> 魔法少女☆皇れおんの66%は理論で出来ています。魔法少女☆皇れおんの12%はミスリルで出来ています。魔法少女☆皇れおんの11%は歌で出来ています。魔法少女☆皇れおんの11%は海水で出来ています。 報道課 <魔法少女☆皇れおん> gnewプラグインエラー「魔法少女☆皇れおん」は見つからないか、接続エラーです。 情報3課 <魔法少女☆皇れおん> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ 魔法少女☆皇れおん このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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夢じゃ、なかったのよね。 狭山純子は教室の片隅でぼんやりと考えていた。確かめるように右の頬に触れてみた。細長いかさぶたがあるのがわかる。昨日、爪の長い怪物につけられた傷だ。狭山は昨日のことを思い出す。 あれは一体なんだったのだろう。あの後、呆然としている狭山を、少年はホテルへと誘った。ワケも分からず付いて行こうとすると、アップルが駆け足でこちらにやってきて、少年を叱った。 「またかよ先輩。ちっとは恥を知りやがれ。出会ったばかりの女の子に手をだすなんざ、便所臭い鼠にも劣る最低の振る舞いだって何度も言ってんだろうが」 「冗談だよ、冗談。林檎ちゃんはきついなー」 少年は悪怯れる風もなく、笑った。また、ということはこの少年はいつもこのようなことをしているのか、と狭山はぼんやりと考えた。 今思えば、貞操のピンチだったのだな、と狭山は苦笑する。いや、貞操だけではない。生命すら失うところだった。 それから、彼女は二人に送られて家路についた。道中、少年は自分の名は飛南瓜光次郎だと言った。彼の制服は、狭山が通う中学のものだった。狭山は考えた。軽薄そうな美少年の隣を歩く、奇抜な格好の大柄な女性、彼女は一体何者なのだろう。腕力、体力、戦闘技術、どれをとっても人間離れしていた。それに、あの炎を出した魔法のような力はいったい。考えれば考えるほど、謎は深まっていった。 そういえば、アップルと名乗ったこの女性は、少年のことを先輩と呼んでいた。もし少年が狭山と同じ牌ヶ原中学校の生徒だとすると、この大柄な女性も中学生、それも狭山と同い年か、たった一つ上の年齢ということになる。この、まるでグリズリーのような巨大な体躯が、十三か、十四そこらの年齢の少女のものだなんて。 狭山がアップルをちらちらと見ていると、飛南瓜がいろいろと話しかけてきた。年齢、クラスはどこか、クラブには入っているか、星座、血液型、体を洗う時どこからあらうか、好きな男のタイプは何か。狭山は聞かれるがままにそれに答えていた。すると、突然アップルが怒ったように「いい加減にしやがれ」と叫んだ。夜空の星まで届くようなその怒声に、狭山は驚いて彼女の方を見た。アップルの目には奇妙な色の炎が灯っていた。 「わかったよ」 飛南瓜はいたずらっぽく口を窄める。それから三人はほとんどしゃべらず、田舎の道を歩いた。そのうち、狭山の家に到着し、そこで二人と別れた。 「今日のことは内緒にして、出来る限り忘れてもらいたい」 別れ際にアップルが言った。何故、と反射的に尋ねる。アップルは無言で首を横にふった。 「済まないが、言えない」 「でも、改めてお礼もしたいし」 「まあまあ、いいじゃない」 飛南瓜が二人の間に入った。 「僕たちは僕たちで事情がある。わかるかい?」 「……もし誰かに話したりしたら?」 「食べちゃうかも」 飛南瓜はそう言って舌舐めずりをした。すると、アップルは大きくため息を付いてから、さあそろそろ帰るぞ、と言った。 「じゃあな」 「ばいばい」 「あの、今日は本当にありがとうございました」 狭山が頭を下げると、二人は顔を見合わせたあと、にっこり笑った。そして狭山に背を向けて夜の闇の中へと消えていった。 「起立」 担任教師の声が突然聞こえ、狭山は回想を終わり慌てて立ち上がる。昨日出来た太ももの痣を机にぶつけてしまい、小さな声が漏れる。クスクスと言う笑い声が、耳に入った。 「礼」 他の生徒がありがとうございましたと言うなか、彼女は無言で口だけ開閉しながら頭を下げた。そして、手提げカバンを掴むと、大急ぎで教室から外に出た。駆け足で廊下の角を曲がり、階段を駆け下りる。 そこでふと、階段の踊り場に一枚のポスターがはられていることに彼女は気がついた。 「新入生募集 クラヴマガ部」 達筆な筆字で、たったそれだけ書かれている。 クラヴマガ。彼女はこの言葉に聞き覚えがあった。昨日、飛南瓜が言っていた。あのアップルと言う女性が使っていた格闘術。たしかその名前がクラヴマガだった。 狭山はクラヴマガ部とやらのポスターを何度か読み返す。 そこにはデカデカとした文字で「新入生募集 クラヴマガ部」と書かれている以外には、部長・椎名橋林檎、顧問・桂浜竜果としか書かれていなかった。 まてよ。狭山は考える。林檎。この名前にも聞き覚えがある。そうだ、あの飛南瓜は確か、アップルのことを林檎ちゃんと呼んでいた。クラヴマガをしている、林檎ちゃん。間違いない。狭山は部室棟へ行こうと、慌てて階段を駆け下りた。階段の下にいた男子学生と危うくぶつかりそうになる 「おいおい、危ないだろ」 男子学生が注意する。すいません、と謝った後、狭山はクラヴマガ部の椎名橋林檎について、彼に尋ねてみた。 「ああ、戦乙女のことね」 「戦乙女?」 「そういうあだ名だよ。2年の椎名橋林檎だろ、有名だよ。女子だけど、スゲーでかくて、スゲー強いんだ。だから、戦乙女。知らないの?」 狭山はしらないと答えた後に、飛南瓜についても尋ねてみる。男子生徒は彼に対しても知ってるよ、と答えた。 「イケスかねえヤツだ」 彼によると、飛南瓜はいつも女の尻ばかり追い回していて、学校中の女生徒、はては女教師にまで手を出しているらしい。 「だけどなあ、あいつもめちゃくちゃ強いんだよ」 飛南瓜はなんでも、ブラジリアン柔術部の部長で、全国大会優勝の経験もあるらしい。 「暴走族の総長の女に手を出して、フクロにされた時も、一人で返り討ちにしたって噂だぜ」 狭山には信じられなかった。飛南瓜が女の尻ばかり追い回していると言うことにではない。それはなんとなく予想出来た。驚いたのは、彼がそんなに強いということにだ。 「なに、君、格闘技に興味があるの? 一年生だよね? どう、うちの部に入らない、サンボ部なんだけど」 男子生徒の誘いを、狭山は丁重に断った。それから、彼女は残念そうにしている男子生徒にお礼を言ってから、校舎の端にある部室棟へと向かった。 校舎の端の部室棟のさらに端に、クラヴマガ部の部室はあった。一旦深呼吸してから、狭山はドアノブを回す。 そこにいたのは大柄な女性。忘れるはずのない、昨日のあの姿。ただ、昨日と違うのは、不可思議なドレスではなく、制服を半分脱いだ、下着姿であったことだ。可愛らしい、淡いピンク色のブラジャーに締め付けられている、彼女のはちきれんばかりの大きな胸は、苦しそうにすら見える。布で覆われておらず、何にも隠されていない腰は、ウエッジウッドのように白く、滑らかだった。膝まで脱がれたスカートで隠されていたのだろうパンティも、ブラジャーと同じ色をしていた。その体に無駄な脂肪はどこにも見あたらない。さながら、ギリシアの彫刻のように美しい。狭山がそれを観察して息を飲んでいると、こちらを向いたアップルと目が合った。 太い声の悲鳴が部室棟に響く。狭山は失礼しました、と言って、慌ててドアを閉めた。 それからしばらくして、ドアが開いた。学校指定のジャージを着た女が姿を現した。 「ごめんなさい、大声出しちゃって」 彼女はそう言ってから狭山を部室にはいるよう促した。狭山は部屋の中に入り、ドアを閉め、先程のことを謝った。アップル、椎名橋林檎は首を振って、私が鍵をかけなかったのが悪いから、と静かに言って、部屋の中の椅子を指し、座るようすすめた。昨日とはまったく違う、静かで優しい口調だ。狭山はそれに従う。 「昨日の子よね」 「はい」 「あのことは忘れてって言ったじゃないの」 「でも」 「でもじゃないわ。これ以上私や、スナックンのことに関わられたら、あなたの命を保証することが出来ないわ」 「スナックン? なんですか?」 狭山の問いに林檎は口をつぐむ。それから、諦めたように首をふった。 「もう帰りなさい、あなたと話すことは何も無いわ。昨日のことは夢だったのよ」 「お願いします、教えてください。私、知りたいんです、私が襲われたのがなんなのか、あなたたちの力がなんなのか」 「知ってどうするの?」 「それは……」 今度は狭山の方が言葉につまる。わたしは、いったいどうしたいのだ。私はどうして彼女のことを知りたいのだ。どうして? 「ぐぁー」 自問していると、突如、男の悲鳴が聞こえた。林檎は突然立ち上がり、「ここで待ってて!」と狭山に向かって叫んだ。 そして、勢い良くドアを開けると、大きな足音を立てて部室から出て行った。林檎の言葉を無視して、狭山もそれに付いて行く。 校庭では、さっき狭山とぶつかりそうになった男子生徒が怪物に襲われていた。昨日狭山が襲われた浅黒い殻に覆われた怪物が四体、そして狐のような顔をした怪物が一体である。狐頭の怪物の両腕は鉄製の洗濯バサミのようになっていて、時々それを開けたり閉じたりして、そのたびにバシッと鋭い音がする。 「グヒャ、グヒュ、グヒャヒャ、喰ってやるゼイ、お前、喰って、俺の頭良くなるゼイ、もっと強くなるゼイ」 狐頭の怪物はそう言って男子生徒ににじり寄る。男子生徒はサンボの間合いに持ち込もうとするが、しかし、怪物の関節が人間のそれと明らかに違うことに気づくと、へなへなとその場にしなだれ落ちた。 「超戦闘魔法・アップルトランスフォーム・変身!!」 廊下を走りながら、椎名橋林檎は叫んだ。彼女のジャージが端の方からみるみるうちに消えていく。見事に筋肉のついた彼女の裸体が顕になる。林檎が右腕を振り上げると、そこに炎が巻き起こり、彼女の身体を包み込んだ。そして、その炎がちりちりと音を立てて消えていったかと思うと、そこにいたのは、狭山が昨日出会った戦士、超戦闘魔法少女アップルだった。 「行くぜ!!」 アップルの雄叫びが廊下に響く。 「グヒャ、グヒュ、グヒャヒャ、喰うぜ、喰うぜ、タラフク喰うゼイ」 狐頭の化物、闇生物ピンチーフォックスは手のハサミで男子生徒の頭をはさみ、宙へと持ち上げる。 「いてー、砕けるっ!」 男子生徒は悲鳴をあげる。 「安心しろヨ、おまえの脳からこのまま潰して喰ってやるゼイ、脳みそは頭蓋骨をこうして砕くと格別なんだヨ」 「そこまでだ、スナックン!」 勇ましい声がピンチーフォックスの後ろから聞こえた。 「誰だァ!?」 気をとられたピンチーフォックスは、ぼとりと男子生徒を落とす。男子生徒は這いつくばって逃げて行く。 「天知る、地知る、人が知る、邪悪な力も我を知る、真っ赤に燃えるは闘志の炎、長野県最強の戦士、超戦闘魔法少女アップル!! 只今参上!!」 ピンチーフォックスはじろりと彼女を見る。 「シッテル、シッテル、お前シッテル、俺の仲間いっぱい倒したヤツダロ、殺すゼイ、殺して喰ってやるゼイ!! かかれ、ドリアンヌ!」 ドリアンヌと呼ばれた怪物、浅黒い外殻に覆われた怪物がその長い爪を振りかざして襲いかかってきた。 ふん、と彼女は鼻を鳴らし、左足を高く上げる。 「千秋!」 彼女の脚に炎が灯ったかと思うと、あっという間に四体いたドリアンヌが全て吹き飛ばされる。 「雑魚が……」 アップルは追い打ちをかけるために飛び上がり、そしてドリアンヌの頭を次々に踏みつぶして行く。鈍い音がして、彼らの頭は潰れていく。そして、全ての頭を踏潰してから地上に舞い降りた途端、轟音を上げてドリアンヌたちが一斉に爆発した。 「次はお前だ」 アップルが振り返る。と、そこにはピンチーフォックスと、狭山純子がいた。狭山の頭をピンチーフォックスの洗濯バサミが挟んでいる。 「お前、部室に残っていろって言っただろうが!」 「すいません」 「おしゃべりはそこまでだゼイ」 ピンチーフォックスが力を強め、狭山が小さく声を上げる。 「さあて、おまえさんが強いということはヨウク知ってるゼイ、だからな、このオンナを人質にとってやるゼイ、こいつの生命が惜しかったら、そこから動くんじゃネエ」 そう言って、ピンチーフォックスは高笑いを上げた。勝ち誇った、学校中に響く高笑い。 「遺言はそれだけか」 アップルの声が高笑いの中に聞こえたかと思うと、ぼとり、と音を立てて、ピンチーフォックスの腕が、落ちた。 「テメエの肉はミートパイにも使えねえよ、クソギツネ」 そう冷たく言い放つアップルの姿が、ピンチーフォックスの懐にあった。 「バカナ……」 「バカはお前だよ」 炎を纏った左足で、アップルはピンチーフォックスの腕以外、つまり胴体を蹴り飛ばした。怪物の身体が校庭の真ん中に落ちたかと思うと、爆音と熱風が校庭中に広がった。 「ありがとうございます」 狭山はまた頭を下げた。男子生徒はもうどこかへ逃げたようで、姿が見えなかった。遠くからバタバタと足音が聞こえた。 「人がくるな」 アップルは右腕を振り上げる。すると、一瞬にしてドレスがジャージへと変化した。 「私のこと、しゃべらないでね、お願い」 椎名橋林檎はそう言って、その場から走り去っていった。 「待ってください!」 狭山もそれを追いかける。 「だから、私に関わらないでって、言ったじゃない」 部室の中で林檎が言った。 「私たちのことを知れば、あなたが危険にさらされる、私たちのことを知ったって、何一ついいことないわ!」 「そんなことないです!」 狭山が叫んだ。自分でも驚くほど、大きな声だった。 「私、林檎さんのこともっと知りたい、だって、だって……」 狭山は大きく息を吸う。 「私、林檎さんとお友達になりたいから!」 それから、しばらく二人は黙っていた。狭山は直前の言葉に、なんとなく気恥ずかしさを覚えた。りんごの香を見ると、彼女もその頬を赤らめていた。目が合い、二人は微笑み合う。突然、ノックの音がした。ガチャリとドアが開き、背の低い男子生徒と、髪の長い女子生徒がひとりずつ部室に入ってきた。クラヴマガ部の部員か、と狭山は考えた。 「大変よ、大変、校庭にまた化け物が現れたって、大騒ぎよ!」 髪の長い女性とが入ってくるなりそういった。そして、すぐに狭山を見つける。 「あれ、林檎ちゃん、その子、誰? 入部希望者?」 髪の長い女子生徒が林檎に尋ねた。 林檎は首を振って「違うよ、友達だよ」とだけ答えた。 次回予告 私の親友、無礼門京子、彼女がスナックンに殺されたですって!? 許さないわ、スナックン、おまえら全員、八つ裂きにしてこの世に灰すら残してやらないからな!! 次回、超戦闘魔法少女アップル第二話「乙女は死から逃れ、復讐を誓う」 見ないヤツはシナモンを振りかける価値すらない!! (作・恋人が南十字星)
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オリジナル魔法少女陵辱スレ http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156666135/ 種別/SS創作 分類/シチュエーション総合 検索ワード/魔女、魔女っ子、魔法使い
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魔法少女マジカルホーリー 「ワタシ、キレイ?」 「えっ?」 夜道、背後からかけられた声に少年は振り返った。 そこには真っ赤なコートを着て大きなマスクで口を隠した女性。 「ねぇ、ワタシ、キレイ?」 「う、ぁ……く、口裂け……。」 少年はきびすを返して一目散にその場を逃げ出した。 「あら逃げちゃった。返事の出来ない悪い子は……切り刻んであげようねええええええ!」 一瞬で少年を追い越し、その裂けた口で少年に笑いかける口裂け女。 少年は小刻みに震えながらその場にへたりこんだ。 「つーかまーえた。」 「ぁ……こ、こないで……。」 「い、や、よ。バイバイ少年、この世の中からさようなら。」 「光よ彼を守れ!『ヴァノ・アルトフィア』!」 口裂け女が鎌を振るうと同時にどこからか少女の声が響き、少年の周囲に光の壁が立ち上る。 振り下ろされた鎌が光の壁に弾かれ、驚愕の表情を浮かべる口裂け女。 その口裂け女の後方に、フリフリの衣装を纏った一人の少女が降り立った。 「なに、あんた……誰よ?」 「人に仇なす悪しき者よ、魔法少女マジカルホーリーの名の下に、あなたを聖裁いたします!」 魔法少女。 携えたステッキを口裂け女に向けながら、少女は高らかにそう言い放った。 「魔法……ホーリー?なんか知らないけど、私の邪魔するんだ。……じゃああんたも切り刻んであげるよおおおおお!」 「高みへ導け!『ヒューエル・ルファ』!」 口裂け女が魔法少女に襲い掛かるより早く、魔法少女の体は天へと舞い上がった。 はるか上空へと消えた少女を地上から見上げる少年と口裂け女。 「え……逃げ、た?」 「逃げたわけじゃないよ。これがあの子の戦い方さ。」 唐突にかけられた声に少年が視線を下げると、いつの間にか一匹の黒猫が足元に寄り添っていた。 まさか猫が話すはずは、と唖然とする少年を見上げながら黒猫が口を開いた。 「どうしたんだい?ビックリして声も出ないのかい?」 「ね、猫がしゃべってる!?」 「うん、大丈夫そうだね。この中は安全だから安心して見てるといいよ。魔法少女の活躍を、ね。」 そう言うと黒猫は視線を少年から天へと移し、少年もつられて天を仰ぐ。 すると先ほど少女が消えた空から流れ星が降ってくるのが見えた。 しかしよく見るとそれは、光を纏ったステッキを構えながら真っ逆さまに落下してくる魔法少女だった。 「数多を穿て!『ラクス・セ・パアト』!」 目の前に無数の光の矢が降り注ぎ、口裂け女が光の雨に飲まれた。 激しくも煌びやかで美しいその光景に少年は一瞬見蕩れる。 そして光の雨がやんだときそこに残っていたものは、”無傷”の口裂け女の姿だった。 「はっ、見た目は派手だけど大したことないねぇ。遅すぎてあくびが出るよ。」 「あ、あれを全部避けられた!?」 「やっぱり100m3秒は伊達じゃないね。まぁ、マホの魔法精度にも問題があるんだけどね……まったく。」 「どうするの?攻撃が当たらないんじゃ負けちゃうよ!」 「当たらないなら当たらないなりの戦い方もあるのさ。」 落下する魔法少女は地上すれすれで急激に減速し、ふわりと着地した。 口裂け女は余裕の表情で魔法少女に一瞥をくれる。 「ねえあんた、あんなのが当たると思ってんの?魔法少女か何だか知らないけど、あんまりなめんじゃないわよ!」 「だったらこれよ!『モノ・サンジェリカ』!」 魔法少女の背後に無数の光の槍が現れ、次々と口裂け女に向けて放たれる。 しかし口裂け女はそれらもステップでかわしつつ、魔法少女へと距離を詰めていく。 光の槍が次々と地面に突き刺さるが、口裂け女には一つたりとて当たってはいない。 「まだわからないの?あんたの攻撃なんか当たらないのよ!」 「当てる気なんか最初からないわ。あなたはもう”囲われている”。」 「なにをわけのわからないことを……ッ!?」 口裂け女が地面を蹴りだすと同時に、その体が見えない何かに弾かれた。 予期せぬ現象に驚きながらも口裂け女は周りを見渡す。 すると地面に突き刺さった光の槍から迸る閃光が槍同士を結んで口裂け女を囲っていたことに気付く。 例えるならそれは光の檻。光の槍はその格子の一部にしか過ぎなかった。 口裂け女は光の檻に向けて鎌を振るうが、それはことごとく弾かれる。 「あんた、最初からこれを狙って!?」 「あなたはもう動けない。そして、これで終わりよ。」 魔法少女の体がゆっくりと宙に浮き、ステッキに青と白の光が灯る。 ステッキの光が膨らんで魔法少女の体を包み込み、魔法少女の体が青白く眩い光を帯びる。 「断罪の神ハイゼンよ、わが呼び掛けに応え、悪しき輩に聖なる裁きを下したまえ!『アシュミダ・アル・ハイゼン』!」 魔法少女の体から放たれた光条が空間を満たし、口裂け女は聖裁された。 魔法少女が少年に駆け寄ると、少年を覆っていた光の柱がふっと消えた。 「大丈夫?怪我は無い?」 「あ、ありがとう。あなたは一体……?」 少女は少年に静かに微笑み、その額にそっと口付けた。 「『アルル・ヴェーラクト』。……キミは”こっち側”を知らなくていい。元の幸せな日常にお帰り。」 少年はその言葉が聞こえていないかのように虚ろな目で宙を見ている。 魔法少女は少年の頭を撫でたのちステッキに腰かけ、肩に乗せた黒猫と共に夜空へと飛び立った。 「……あれ?ボク、なんでこんなところでボーっとして……早く帰らなきゃ。」 少年は頭に残る柔らかい感触に首をかしげながらも、急ぎ家に帰るために走り出した。 あああああ恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいっ!!! 私は枕に顔を埋めてベッドの上でのた打ち回っていた。 「いやあ、今日も大活躍だったね、マホ。」 黒猫が愉快そうな声で私の羞恥心を抉ってくる。 この黒猫の名前はクノ。 私が魔法少女マジカルホーリーになる羽目になった原因だ。 私は涙目になりながらもクノをじっと睨んでやる。 「あんたの『キミには才能がある』なんて言葉に引っかかってなければ今頃こんなことには……ううううう。」 「何を言ってるんだいマホ。キミは生まれながらにして魔法少女となるべき宿命を背負っていたのさ!」 ちなみに私の名前は「堀井真帆」。「ホリイ・マホ」。「ホーリー・マホウ」。……もうお分かりだろう。 『名は体を現す』とはよく言うが、魔法的にも名前というものは重要らしく、私にこの名前がつけられたのも運命だとか何とか。 この名前の由縁について両親にそれとなく聞いてみようとも思ったが、前述の理由を肯定されると立ち直れないような気がして結局聞けてない。 多分一生聞くことはないだろう。 「ねえクノ……魔法の才能があるのはいいんだけどさ、魔法少女じゃなくてもっとこう……は、恥ずかしくない方法はないの?」 「いつも言ってるじゃないか。魔法の力は心の力。心が強く望めば、魔法はそれに応えてくれる。」 「だからって、『ノリノリになればなるほど魔法が強くなる』ってどういうことなのよ!」 「羞恥心は心のリミッターだよ、マホ。心を最大限に開放するには、羞恥心をなくすのが一番手っ取り早いのさ。」 言ってることがなんとなく理解できてしまうのが悔しい。 悔しいので再びクノをキッと睨んでやる。 クノはそんな私を見てクスクスと笑っていたが、ピクリと髭を動かしたかと思うと、すっと私を見つめてきた。 「マホ、どうやらまた奴らが近くに出たみたいだよ。」 「またぁ!?ここ最近多いとは思ったけれど一晩で二体連続なんて……。」 「さあ早く!立ち上がるんだマジカルホーリー、町の皆を守るために!」 「わかってるわよもう……神よ、どうか私に、悪を討つ聖なる力を……『アシェック・マジカルホーリー』!」 真帆の体が光に包まれ、その中からマジカルホーリーが姿を現す。 そして魔法少女マジカルホーリーは黒猫を肩に乗せ、再び夜空へと飛び立った。 【終】 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
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06/06/11(日)02 35 19 No.5080057 一応カオスに部類になると思われる設定を ■魔法少女カフカ・アロ 15歳■ 自分で間違った調合薬を飲んでしまって体内で薬を調合する独自の製薬法を体得する 彼女自身が歩く薬みたいな物で汗から排泄物まで全てが薬となる 患者相手に無理やりにキスをしてでも自分の薬を飲ませようとしてくる 夜には勝手に男から新たなサンプルを採取しにベッドに潜り込んで伽をする 彼女の体液が強力な精力剤となるので徹夜でバテることなく夢中になってしまう 妊婦みたいなボテッ腹で世間からは妊婦と勘違いしてしまう人も少なくはない 赤紫の髪で三つ編み。胸ははち切れそうな位パンパンで液漏れしている
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11/07/24(日)08 49 27 No.6870612 del ■魔法少女ロワイヤル■ 魔法少女ツカサ・ザ・クィーン 女王様気質全開の魔法少女。17歳 紫髪ポニーテールでかなりの巨乳。露出度の高いボンデージ型の衣装で、長手袋とヒールの高いブーツを履いている 変身するのは、支配欲の高いワガママレズっ娘お嬢様:神埼・司。とある魔法少女と接触し、その隙を突いて力を奪い、魔法少女となった 「全ての魔法少女とその力を手中に収め、自分だけのハーレムを築く」事を目的としており、敗北させた魔法少女を絶対服従の能力で洗脳し、自分の妹分に仕立て上げる この能力は相手が弱っていないと使えないので必然的に戦う事になるが、相手を嬲るのが好きな為、さほど気にしていない 武器は各所に棘が生えた魔法の鞭:ソーンウィップ。伸縮可能で本人の意思に応じて触手のように動く。妹分の調教にも用いる
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作詞:くろゑ 作曲:くろゑ 編曲:くろゑ 歌:初音ミク 翻譯:yanao 某魔法少女主題曲 哎呀哎呀怎麼了呢? 表情這麼陰暗 這樣連得來不易的幸福 都會逃得遠遠的囉 不要老是想著 難過的事情嘛 快樂的事情也來 想一些出來吧 就算平常是不可靠的女孩子 只要為了幫助你 無論如何都會做到的 馬上變身! 不要認輸了 不要沮喪了 就算是再怎麼難熬的世間 只要兩個人一起 就能走下去囉 手牽手一起走吧,吶? 奇怪奇怪? 不管怎麼樣 都做不好耶 特地準備的禮物 都被浪費掉了! 就算哪裡有壞人在 那也無所謂 其實都懂的 全部啊 都是我的錯 就算平常是孩子氣的女孩子 只要你有需要的話 不管什麼都會做的 馬上變身! 不要再哭了 不要洩氣了 就算身在這令人心焦的世中 只要兩個人一起 就能活下去囉 牽著的手,絕對不要鬆開喔 (少女變身中………) -Stand by Ready- 不要認輸了 不要沮喪了 就算是再怎麼難熬的世間 只要兩個人一起 就能走下去囉 手牽手一起走吧,吶? 不要簡簡單單就放棄了 就算身在這令人心焦的世中 只要兩個人一起 就能活下去囉 牽著的手,絕對不要鬆開喔
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登場人物 (癒しの魔法少女) 彼女の体は病魔に蝕まれていた そんな彼女の前に魔法の使者が現れ、魔法の力で彼女の体に巣くう病魔を消し去った たった1人の肉親である母は涙を流して娘の回復を喜んだ 彼女はその代償として魔法少女となり、人を喰らう魔女を退治して回った それから一年が過ぎた頃、彼女の母が病魔に侵されている事がわかった 彼女の魔法は癒やしの魔法だった しかし自分の体の回復を願った彼女の魔法は、自分のみを癒やす魔法だった 徐々に衰弱していく母を彼女はただ見ていることしかできなかった そして半年も経たずに彼女の母はこの世を去った 後には彼女だけが残され、彼女の大好きなチーズのように鮮やかな黄色をした彼女の魂は どす黒く濁っていた
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魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA sビジュアルファンブック 魔法少女リリカルなのはシリーズ 魔法/世界観に関する資料 ここでは、魔法少女リリカルなのはシリーズに登場する、魔法や世界観に関する資料を紹介する。 なんと、都築真紀氏自ら書き起こした、大変貴重な設定資料だ。 今まで各種メディアでは記述されていなかった内容もかなり含まれているので、シリーズに関するすべてを知りたい人はじっくりと読み込もう。 魔法とは 時空管理局管理下世界のほとんどに見られる「魔力素」を特定の技法によって操作することによって作用を生じさせる技術体系を指す。 現在主流に扱われているのは、時空管理局発祥の地でもある世界「ミッドチルダ」で体系づけられた「ミッドチルダ式魔法(ミッド式)」であり、 一般的に魔法といえばミッド式を指すというほどに管理局の管理下世界では深く浸透している。 現在、魔法は技術として明文化されており、「プログラム」として準備され、 自らの体や魔法の発動体にセットしたそのプログラムを術者の詠唱や集中・発声のトリガーによって発動させるスタイルが確立されている。 さまざまな技術体系 ミッド式の他にも、魔法体系は数多く存在する。 ミッド式が主流技術として浸透した世界においてもその世界に古来から伝わる魔法を伝承し残そうとする団体も存在し、 それが管理局法に触れるような危険度の高いものでないかぎり、歴史保存の意味からもそれらの保護や運用継続は推奨されている。 その中でもかつてミッド式と覇権を争った「ベルカ式」は根強い使用者が存在する。他にもそういった魔法体系はいくつも存在するが、 汎用性や技術応用への幅広さ、習得のしやすさ、何より現状での使用者の圧倒的多さから、ミッド式主流の流れは今後も揺らぐことはない、 というのが識者の見解である。 リンカーコア 魔法体系によって呼称が異なることもあるが、魔法を扱うものは皆、体内に「リンカーコア」と呼ばれる魔力器官を持つ。 「連結する核」の名の通り、リンカーコアは以下のような機能を持つ。 大気中の魔力素を体内に取り込み、体内に蓄積する これによって、術者は人間の体が呼吸によって血液や筋肉に酸素を含ませるのと同じように、 魔力素のある空間で生活を行うことで魔力を体内に取り込むことができる。体内に魔力を蓄積できる総量が「総魔力量」と呼ばれる。 使用した魔力は、体力や魔力を使用しない休息によって回復する。 体内の魔力を、術者の意志によって体外に放出する 魔導師の命であるリンカーコアだが、その生成について今だ謎の多い器官でもある。先天資質であり、後天的に生じることはごく稀であること。 遺伝によって資質が受け継がれる確率が高いこと、遺伝子にリンカーコアの所在が刻まれていない種に突然変異で生じるものは強力・あるいは特殊なものが多いことなど、 データの蓄積による統計は存在するがその生成プロセスには不可思議な部分も多く、各地で研究はいまだに続けられている。 ※人が数人いる程度の部屋では酸素不足が起きないように、 魔力素もよほど大人数が密集した密室でもない限り個人が取り込む量よりも大気中に存在する量の方が多く、不足するようなことはない。 同時に、いかに魔力素の濃い場所であっても吸収できる量に限界があるため、あまりに濃い魔力素内での活動は、自然回復の阻害や魔法の暴走なども起こしうる。 通常濃度の±15%程度が適正値であり、それ以上でもそれ以下でも回復には困難が生じる。 デバイス 魔法運用を助けるための器具の総称。ほとんどの魔法体系において使用されており、ミッド式では「杖」の形状を取ることが多い。 古代においては高い魔力素を持つ木や、魔力石を先端に据えただけの棒だったが、現在では魔法使用のための演算補助装置と魔法データの記憶装置、 予備魔力蓄積石、暴発防止のための各種の安全装置を備えた電子機器が一般的に使用されている。 ミッドチルダ式デバイス ミッド式では、演算補助・記憶装置をメインとしたデバイスが「ストレージデバイス」の呼称で主に使われており、管理局の制式採用デバイスもストレージ型である。 ストレージの機能に自立思考・自己機能調整を持つ「インテリジェントデバイス」も使用者の数は少なくないが、 機体が高価なこと、自律意志を持つが故に術者の思うままには扱いづらい、などの問題が生じることもあり、さほど一般的ではない。 反面、インテリジェントデバイスと術者が意志と呼吸を一つに合わせ、互いに協力して能力を引き出しあうことができた場合、その能力は本来のスペックを大きく上回ることもある。 高性能(そして高価な)デバイスの多くは、状況に合わせた変形機能を合わせ持ち、待機状態での小型化や、専門分野ごとに特化した形状・性能にそれぞれ変形する。 ベルカ式デバイス ベルカ式では、術者の用いる武器の形状を取った、武装型デバイスを使用するものが多い。 これらは「アームドデバイス」と呼ばれ、武器としての形状・性能がまず最初に存在し、その上で術者が必要とする魔法の補助・強化性能を付与するのが主な設計思想である。 ベルカの騎士は複数の武装を持つことを良しとしないため、単一のデバイスに、変形による複数の武器形状を持たせることが多く、2~4種程度の変形パターンを持つことが多い。 最大の特徴は、デバイスに内蔵された「カートリッジシステム」。本来、保有魔力の絶対量で劣るベルカの民が、自在に魔力を扱うために編み出した機構で、 儀式で圧縮した魔力を弾丸状のケースに内包し、デバイス内で炸裂させて魔力を瞬間的に高める。 頑健なデバイス強度が必要とされること、炸裂時の魔力のバックファイア等の問題から、高いレベルで扱いきれる術者の絶対数は多くはなく、それがベルカ式魔法の衰退の原因の一つとなった。 なお、武装型ではない装備型や杖状のデバイスであっても、ベルカ式を運用するデバイスそのものを「アームドデバイス」と呼称するのが一般的なようである。 融合型デバイス ユニゾンデバイスとも俗称される。ベルカにおいて開発されたデバイスの形式で、ミッドチルダ式インテリジェントデバイスの設計思想をさらに極端化したもの。 自らの意志を持つデバイスに完全な人の姿と意志を与え、状況に応じて術者と「融合」することで魔法管制と補助を行う。 この形式では、他形式のデバイスを遥かに超える感応速度や扱うことのできる魔力量を得ることができるが、融合適性を持つ術者の少なさ、 さらに各術者の性質に合わせた微調整や適合検査の必要といった手間が生じる。 さらに、本来は融合時の術者の意識喪失などのための緊急措置として設定されていた「デバイスが主の意志とは無関係に、単独で術者の体を使用・魔力行使を行える」という性質が、 時に「デバイスが術者の体を乗っ取り、自律行動をとってしまう」という「融合事故」を起こす事件を誘発し、実際の製品化には至ることのなかった方式である。 融合型デバイスの特徴の一つとして「術者の姿の変化」があげられる。正しく使用している場合でも、髪・瞳の変色などは特に顕著に現れるが、 融合後の姿が術者とデバイス、どちらの外観に近いかが、術者が融合型デバイスを使いこなせているか否かの判断材料となる。 なお、術者がデバイスを使いこなすことができず、制御不能の状態の場合、完全にデバイス側の外観となってしまうこともある。 魔法陣 魔力素を固定し、任意の効果を引き起こすことを助けるための図式。 使用する魔力量・具体的効果や指向性といった膨大な設定をあらかじめ図式化して描き出しておくことで、術者からのコマンドは「魔法陣参照」のみで済む。 かつては地面や筆記具で書き出していたが、優れた術者は地上・空中どこでも、自らの魔力で瞬時に描くことができ、 現在の魔力機械は、状況に応じた魔法陣自動生成の機能が付与されている。 トリガー(詠唱・コマンド・アクショントリガー・デバイス発動) 魔法発動の際には、発動の引き金となる行為が必要となる。 詠唱 魔力運用補助のキーワードを含む、特定長文の発音による発動。暴発の危険が最も少なく、かつ多大な魔力を比較的容易に扱うことが可能となる。 反面、発動速度の遅さや阻害される危険性の高さから、戦闘魔法で詠唱を伴うものは必然的にかなりの大技となる。 儀式魔法のほとんどはこのトリガーによって発動される。インテリジェントデバイスの中には、高速での詠唱代行を機能として保持するものがあり、 その場合、術者自身は詠唱を必要とせず、魔力集中のチャージタイム終了後のコマンドや思考トリガーのみで魔法発動が可能となる。 コマンド それ自体に魔力運用の機能を伴わない、単一音声によるコマンド。ほとんどの術者は、発動する魔法名や特定の掛け声等をコマンドに設定している。 暴発の危険が比較的少なく、高速かつ確実な運用が行えるためミッド式の戦闘魔導師達はこれを多用する傾向にある。 アクショントリガー 特定の動作を行うことで魔法を発動させるトリガー。武器を兼ねるデバイスの使用者に多く、コマンドと組み合わせて使われることもある。 一定の構えから一定の動作での身体・デバイスのアクションを行う行為そのものが「技」であると同時に魔法発動の条件と設定されていることが多く、 ベルカ式の使い手である騎士たちは、戦闘魔法の多くをこのアクショントリガーで使用する。 デバイス発動 インテリジェントデバイスのみが行う、デバイス判断による自律発動。 術者の危険の緊急回避や、より的確な戦闘行動の選択などの際にデバイスが自らの意志で魔法を発動させる。 魔力資質 瞬間的に放出できる魔力量の大きさを「瞬間最大出力」、放出した魔力を操作・維持出来る能力を「制御能力」、 魔力を特定のエネルギーに変える効率の度合いを「変換効率」と呼び、優れた魔導師はこれらのいずれにおいても高い数値を持つ。 放出形態はさまざまであり、資質やそれぞれの技法による個人差が大きい。 変換資質 ごく稀に、魔力のエネルギー変換を無意識に行うことのできる術者が存在する。それらの術者は、総じて「純粋魔力の大量放出」を不得意とする。 純粋魔力の放出は、一般の術者がエネルギー変換に要するのと同程度かそれ以上のリソースが必要となることが多いようである。 変換資質者の中では「炎」と「電気」資質の保有者は比較的多く、「凍結」はレアの部類に入る。 これらの術者は、自らの変換資質に適合した魔法を学んでゆくことで効率の良い魔法習得や魔法効果の向上を得ることができる。 攻撃魔法 ミッド式 射撃 魔力を弾丸とするプロセスを経て発射する、ミッド式戦闘魔導師のもっとも基本となる攻撃。 スピードと貫通力・命中時威力にリソースを振った「直射型」と変幻自在の機動や追尾能力にリソースを振った「誘導/誘導操作型」に大別される。 魔力の弾丸化や、発射体となる「スフィア」形成の際にさまざまな効果を付与することも可能で、発射形態や発射後動作や操作を含めると、 まさに無限ともいえるバリエーションを誇る。 砲撃 魔力をダイレクトに放出する、シンプルにして強力な攻撃。 追加効果や発射形態にバリエーションをつけるより威力と射程の増加が求められるため追加効果なしの直射型がほとんどだが、 優れた砲撃魔導師であれば誘導変化やさまざまな追加効果付与も可能となる。 打撃/斬撃 デバイスや自らの体を武器として、直接の打撃を行う。ミッド式魔導師が使用する際は、牽制や補助魔法との組み合わせ、高速戦での「崩し」のための使用が主になる。 魔力斬撃 魔力を圧縮して刃と化すことで、対象を切り裂くことを目的とした攻撃。武器に付与する用法はミッド式では比較的使い手の少ない攻撃だが、技法としては確立している。 魔力刃は物質への干渉の仕方が設定ごとに独特であり、その運用は難しい。 魔力刃の生成後、射撃魔法として射出する技法も開発されており、こちらは貫通力の高い射撃としての使用者が存在する。 遠隔発生 発生地点を「術者から遠く、対象に近く」設定することで、発射後の距離による減衰を防ぎ、対象の回避を困難にするための攻撃技法。 広域攻撃 発生/着弾地点を中心に、効果範囲すべてをカバーする攻撃。遮蔽物によって防がれることなく「回り込んで埋め尽くす」性能を持つものが優れた広域攻撃と言われる。 ベルカ式 魔力付与攻撃 自らの魔力を武器や肉体に乗せ、爆発的に威力を高めて行う攻撃。ベルカ騎士たちの攻撃技法の基本にして奥義ともいえる技法。 射撃 ミッド式の射撃と異なり、魔力で直接弾丸を形成するのではなく、実体弾(鉄球・矢等)に魔力を付与、それに物理的手段で加速度を与えることで完成する。 ベルカ式の魔法運用は、体から魔力を離して使用することを基本的に想定していないためである。ミッド式射撃に比べて、速度と射程に劣る分、破壊力に優れるものが多い。 防御魔法 バリアタイプ 主に球面や多面体で形成される、汎用性の高い防御魔法。 硬度が低いため破壊されづらく、魔力攻撃に対しては「受け止めて減衰させる」プロセスから、ダメージ軽減の能力に優れる。 バリア貫通・バリアブレイクの効果を持つ攻撃などに対して脆さがあるがその汎用性の高さから愛用する術者は多い。 一点集中で使用することでシールド系と同等の用法も可能だが、その運用は高度な技術が必要となる。 シールドタイプ 基本的に一平面体で形成される、防御力に優れる防御魔法。 防御を一面に集中する分、魔力消費に対する防御力効率が高く、射撃や砲撃のような点や面での攻撃に対して特に強力な防御性能を発揮する。 硬度が高く、「弾いて反らす」ことによるダメージ無効化能力に優れる。多面体で形成することでバリア系と同様の用法も可能だが、こちらも運用には高い技術が必要となる。 フィールドタイプ 不可視の力場を形成し、特定条件対象の侵入・接近を阻害する効果を持つ防御魔法。 ミッド式魔導師が身に纏う「バリアジャケット」/ベルカ式騎士の身に纏う「騎士甲冑」のような防護服は、このタイプの魔法を高いレベルで常時発動させておく補助を行うもの。 これにより、高速機動による風圧や、激突・衝撃によるダメージを軽減・あるいは無効化する。優れた魔導師は、常時このフィールドを纏っている状態となる。 捕獲系魔法 バインドタイプ 魔力を結束した拘束具を発生させ、対象の動きを捕えるための魔法。 ロープ・チェーン等の紐状のものを伸ばして捕えるもの、リングや球体を発生させて捕えるものなど、その種類や発動方法は多岐に渡る。 ケージタイプ 物理的・あるいは魔力的な阻害により、通り抜けることのできない「檻」を生成して対象の行動を阻害する。 バインドタイプよりも発動に時間や魔力量が多くかかるため、高速戦で使用する機会は少ないが、遮蔽物の多い場所、建築物の中等、 地形を利用して効率のよい捕獲を行う際などには多用される。応用として、バインド等で動きを止めた相手に対して、さらに頑強な捕獲と拘束を行う用途でも使用される。 結界魔法 サークルタイプ 発生させた魔法陣の内部に効果を発揮させるもの。防御結界・治療結界などが存在する。 エリアタイプ 指定した空間を覆うタイプの結界魔法。サークルタイプよりも上位に位置する上級魔法。 大規模魔法の運用や市街地などでの戦闘の際に使用する封時結界、空間内からの脱出を阻む捕獲結界などがこれに該当する。 なお、複数の術者が協力することによって効果を強めることを「強装」と呼称する。 補助魔法 インクリースタイプ 対象に特定の効果を付与するタイプの補助魔法。 治療・回復促進、防御魔法や能力強化魔法等がこれに分類され広義では防護服生成もこのジャンルに部類する。 中~長距離発動なものが多く、後衛に回る防性支援タイプの術者の多くが、このジャンルのエキスパートである。 デクラインタイプ 特定の効果を破壊・減衰させる効果を持つ種類の補助魔法。 マイナス要因を持つ効果を対象に与える魔法で、バリア・シールド・バインドブレイク等の効果破壊魔法もこのジャンルに分類される。 接触や攻撃の命中などが条件となって発動する魔法が多いこともあり、攻性支援タイプにこのジャンルの使い手が多い。 戦闘距離 クロスレンジ 近接武器が届き、かつ精度の高い射撃が困難な距離。相手の攻撃に対する回避・防御の能力や近距離で防御を撃ち抜くタイプの攻撃資質が求められる。 ミドルレンジ 「高速射撃戦」距離。射撃の有効射程内であり、かつ弾道視認の困難な距離。 高速弾や術者自身の高速機動が求められ、同時にクロスレンジへの展開も視野に入れた、幅広い対応力が求められる。 ロングレンジ 射撃魔法が、弾道視認や威力減衰などで決定力を持たなくなる距離。 この距離を制するのは、高速かつ大威力の「砲撃」、あるいは遠隔発生攻撃や広域攻撃といった大出力魔法が主となるため、出力と射程が最も重視される。 アウトレンジ 状況用語では、「対象の視認や照準が困難な、一般的な戦闘距離の外」。主観用語では「相手の攻撃が届かず、自分だけが攻撃可能な距離」で、こちらの方が一般的な用法。 射撃・砲撃魔導師の理想型は常にアウトレンジを取りつづけて一方的な攻撃を行うことである。