約 147,229 件
https://w.atwiki.jp/gurime/pages/5.html
グリメの2年生?がやる恒例行事。結成コンパの後の一発目の行事。 内容はウォークラリーのようなもの。吉祥寺?を練り歩く。 毎年暑かったり、走ったりするのでめちゃくちゃ疲れる。 優勝チームには豪華賞品が。 2007年 34代目?の企画。鬼太郎みたいなもの。 開会式の一発芸というかプチ劇の鬼太郎役にすぐる?が大抜擢され、フィーバーする。そうでもない? 各ポイントや本部でのゲームの結果、クイズ、到着順を総合的に評価して順位をつけた。 優勝はあいチーム。賞品はチキチキTシャツ。しかし誰も着てない。 ちなみにブービー賞は2男数人の肉声によるゲゲゲの鬼太郎オープニングテーマのMDが贈られた。ちなみにその一人は生きた伝説らしい。録音には本物のスタジオを借りたために優勝賞品よりコストがかかった。 責任者はサッポロ。 2006年 33代目の企画。ポケモンみたいなの。 開会式の一発芸はすでに一発と呼べるものではなく、実に7分近くもの間続けられた。 ポイントごとのゲームをクリアすると2男(をもじった)ポケモンカードがもらえる。それを集めて得点となる。デザインは小さい方のケータが全て担当した。 だいち?カードだけ写真が使われ、ブービーの景品がだいち?カード入りティッシュだった。 優勝はなつき?チーム。優勝賞品は「ちきちき」センス。 ちなみに、責任者けいた、副責任者ケータ、会計さとしで行われた。 よく見ると3人ともペーペーじゃん。 2005年 32代目の企画。桃鉄みたいなの。 開会式はまさきの一発芸が長いわおもしろくないわで散々。 途中にもかかわらず拍手をして終わらせようとするものまでいた。 ゴルマンが貧乏神をやった。 優勝はかなこ?チーム。優勝賞品はキャップ。 2004年 31代目の企画。オリンピック?みたいなの。 責任者?はヒデ。 優勝は沖縄チーム。優勝賞品はポロシャツ。 2003年 30代目の企画。ドラゴンボールみたいなの。 2002年 29代目の企画。ドラクエみたいなの。
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/5.html
メニューページで#nomenu()プラグインはご利用できません。3カラムでなく、2カラムのデザインテンプレートをご利用ください。 はじめに 御利用ガイド 登場人物紹介 更新履歴・詳細 取得中です。 保管作品 長編作品一覧 短編作品一覧 ショート集一覧 画像作品一覧 他お役立ち 索引・検索 雑用掲示板 アップローダー 投票広場 スレッド関連 スレ閲覧のススメ スレッド一覧 テンプレート スレ用語集
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/80.html
簡易アップローダーです。画像のアップロードに御利用下さい。 ファイルのアップロード及びアップロードされたファイルの一覧はこちらになります。 アップロード完了後、ファイル名が『アップロードされたファイル一覧』に追加されます。 URLをコピーして、スレへの投稿等に御役立て下さい(URLは以下の様な表記になります)。 http //www42.atwiki.jp/reki-kita/?cmd=upload act=open page=%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC file=ファイル名 ファイルサイズの上限は1Mとなります。 その他の御利用上の注意事項に関しましては、上記リンク先の@wikiからの説明を御参照下さい。 投稿された画像の削除は管理者しか行えない仕様の様です。何とかして改善しようと思いますが、当面御利用になる場合、画像の削除は雑用板かメールにて御依頼いただければと思います。御迷惑をお掛け致します。 また、ダウンロードキーやパスワード等を設定なさりたい場合は、 2ちゃんろだ 等のアップローダーを御利用下さい。
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/27.html
コラージュやイラスト等の画像作品の一覧です。リンクのクリックで別窓が開き表示されます。 (画像のファイルサイズによっては読み込みに時間がかかる場合があります。) コラージュ一覧 くらえっ一人称 ネタ元:イメージチェンジ一人称 君の後ろに黒い影 イラスト一覧 下のサムネイルをクリックで別窓が開き原寸表示されます。 ネタ元:ねこデートシリーズ ネタ元:奥の脇道 エピソードⅠ ネタ元:年賀状と一足早い大掃除を巡る顛末 ネタ元:しぃる \ しぃる2 ネタ元:今日は何の節句 投稿者コメント:女装ネタおkでしたら覗いて見て下さい。
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/40.html
親父 「のう息子達よ、最近うちは少し傾いているようじゃのう。」 松岡 「うちの家計がきりきり舞いなのは何時もの事じゃないですか、父さん。」 親父 「いやそうでは無くて、わしの風呂の湯を見てみるのじゃ、ほれ」 野沢 「あれっ、確かに水面が少し向こう側に傾いてるような気がするなあ」 戸田 「それって、高山兄の素麺の所為じゃないのかい」 高山 「えっ、ええ~… そ、そうかなあ…」 戸田 「あれだけ一箇所に山積みにして置けば、家だって傾くさあ」 親父 「然しのう、傾き始めたのはもっと最近だと思うんじゃよ。正確には 31の翌日頃からかのう」 松岡 「 31と云うと…」 高山 「ああ、確かウエンツさんが手ぶらでやって来て」 戸田 「そう云えば、野沢が手拍子したりしておだてたら、随分と調子に乗って」 野沢 「小一時間やってたっけ。ぬりかべダンス」 戸田 「なんだい、それならウエンツの仕業じゃないか。」 松岡 「直しに来るように、カラスで呼びましょうか?」 親父 「まあ、とは言えウエンツに直せるとも思えんし… ここは自分達で修理して、ウエンツには後日に梁の煤掃いでもしてもらおうかのう」 野沢 「奥の沼でタニシも採ってもらおうよ。味噌汁に入れるんだ!」 高山 「なら、裏の畑の雑草抜きもしてもらいましょうか。」 後日 松岡 「やあ、ウエンツ。久しぶりだね。横丁のゴミの分別ご苦労様。」 ウエンツ 「あ、どうも…。この度は僕の所為で家が大破?したとかで…」 松岡 「ああ、うん。あれはもう直ったよ。 子泣き爺を呼んで重くなってもらって、バランスを回復してね。」 ねこ娘 「こんにちは、ウエンツさん。」 ウエンツ 「あ、ねこさん。こんにちは… 二人揃ってお出かけですか?」 松岡 「うん、今日はこれからねこ娘と一緒に秋の七草を採りにいくんだよ」 ウエンツ 「ああ、それでそんな帽子なんですね。」 松岡 「まあ、折角来てくれたんだし、皆の役に立ってくれて助かるよ。じゃあまた。」 高山 「あ、ウエンツさん。お久しぶりです」 ウエンツ 「やあ、高山君…」 高山 「大変そうですね。」 ウエンツ 「あ、若しかして手伝ってくれるとか…」 高山 「いやあ、通りかかっただけですよ。 そう云えばウエンツさん、色取り忍者で『黒い飲み物』の題に『タンゴ』って答えてましたけど、 あれって炭酸飲料のTangoの事ですよね?」 ウエンツ 「えっ!し、知ってるんだ!?」 高山 「ええ、ドイツで飲みましたよ。確かに缶は黒いですからね、あれ」 ウエンツ 「そうなんだよ…!皆判ってくれなくて…」 高山 「でもあれ、中身はファンタみたいなものですから黒いのは缶だけですよね。 それで云うなら、コーラは赤い飲み物って事になっちゃいますよね。」 ウエンツ 「………」 5ネコ 「あーっ、いたいた!きたろー!」 高山 「ネコ娘。何か用かい?」 親父 「妖怪だけに『何か妖怪』じゃ!」 高山 「父さん… 僕はそんなつもりで言ったんじゃ…」 5ネコ 「あのね、松岡さんとねこちゃんが山菜採りしてるんだって! 沢山採れたら皆で鍋をやるって。ね、私達も何か鍋に入れるもの探しに行こうよ!」 高山 「ええ~?僕はいいよ、そういうのは…」 5ネコ 「ニ゛ャッ!ダメ、行くの!」 高山 「仕方ないなあ… あ、ウエンツさん、ではまた。」 戸田 「よし、行くぞ。」 野沢 「よしきた!」 野沢 「あーっ、ウエンツじゃないか!」 戸田 「久しぶりだなあ」 ウエンツ 「どうも…」 野沢 「あのねえ、今夜、横丁東の野っぱらで皆で鍋をやるんだよ。」 戸田 「ウエンツも呼ぼうと思ってさあ。」 ウエンツ 「え、僕を?いいんですか?」 戸田 「うん。ああ、手土産とかは気にしなくて良いからね」 野沢 「また、ダンスやってみせておくれよ!」 ウエンツ 「いや、あの、ダンスはちょっと…でも鍋には参加させて貰います。楽しみだなあ」 野沢 「じゃあ、あとでね~!」 戸田 「横丁東の野っぱらだぞ~!」 3ネコ 「ああ、いたいた!」 猫娘 「二人とも何処に行ってたの?散々探したんだから!」 野沢 「やあ、猫ちゃん!如何かしたの?」 3ネコ 「松岡さんとねこちゃんが秋の山菜を採りに行ったんだけど、大量に収穫があったらしくて」 猫娘 「それで、高山さんと5ネコちゃんがチーズを沢山調達して来てくれて、 皆でひょんどぅ?とか云う素敵なお鍋をやるんですって」 3ネコ 「ほんぢゅー?じゃなかったかしら?」 猫娘 「ほんだう?だったかしら?」 3ネコ 「とにかく、もうみんな待ってるよ!早く行きましょ!」 野沢 「…すごいや、鍋の作り話したら現実になっちゃったよ。」 戸田 「まさに嘘から出た真だあ。」 猫娘 「二人とも、何のお話?」 野沢 「いやあ、何でもないよ。鍋、楽しみだなあ!行こう!」 ウエンツ 「いやー、一日雑用ばかりで流石に疲れた…」 ウエンツ 「それにしても、横丁東の野原ってこの辺りの筈だけど、誰もいないような…」 パキン ずるっ ウエンツ 「ぎゃーーーーー!!!!!」 ズザザーッ びたーん ウエンツ 「なに?この穴なに?ていうか深ッ!何これ地底大国への入り口!?」 ウエンツ 「しかも底がなんかぬかるんでる!地味にイヤなんですけど!」 ウエンツ 「これって若しかして落とし穴!?空前絶後の超大作じゃないのこれ!?」 ウエンツ 「おーい…」 ウエンツ 「落とし穴って、大抵人が引っ掛かるのを仕掛人が物陰から見てる筈なんだけど…」 ウエンツ 「おおーい…」 ウエンツ 「僕忘れられてるよ…」 ウエンツ 「日が昇ってきた…」 ウエンツ 「朝日は赤いけどブルーな気持ち…」 ロズウェル的な例のアレ 長編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/76.html
旅のひとコマ imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 (クリックで別窓で原寸表示されます。) 高山「ごめんください」 ウエンツ「あっ、来た~、遅いよ高山君。三時間も遅刻だよ! ウエンツすっかりご機嫌斜めで、もう死のうかと思ったよ。」 高山「すみません、二度寝してたもので。」 ウエンツ「ええ~…そんな理由で!?急な用事とかじゃないの!? …まあいいや…上がって上がって。」 高山「ていうかウエンツさん、玄関からもうモサモサしてるんで、帰っていいですか?」 ウエンツ「来るなり失礼だなあ君ー!親戚の家に対して失礼だなあ! 大体玄関からもうって何だよ~まるで奥に行ったらもっとモサモサしてるみたいな 言い方やめろぉ!」 高山「奥は大丈夫なんですか?」 ウエンツ「大丈夫だよ!玄関だって大丈夫だよ!!」 高山「まあモサモサはさておき、僕に話ってなんですか、ウエンツさん。」 ウエンツ「モサモサって言うなあ!そもそもどんな家だよモサモサしてる家ってー! まあ、と、とにかく…話は奥でゆっくりするから、上がって上がって。」 高山「あの、そろそろおいとましたいんですが…」 ウエンツ「だから帰りたがるなよぉ早いよ!!」 ウエンツ「ああ、この辺ワックスかけたばっかりだから、気をつけてね。 ツル~ンと滑るからね、ツル~ンと。」 ツガルーン ウエンツ「うぉおッ!マジかよッ!!ああ~っヅラが!!!」 高山「寒いので帰ります。」 ウエンツ「待って~今のわざとじゃないから、帰らんといて!狙ってない、狙ってないから ゆっくりしてって!御願い~もう黒い飲み物とかグリーンカレーとかも出すから~! あとちょっと珍しい物とかも出すからこの際~!そんなすぐに帰らんといて~ うちあんまり人訪ねてこないんだから~!!」 高山「しょうがないなあ…じゃあ、もう少しだけですよ。」 ウエンツ「う、うん…。」 (長いので中間省略) ウエンツ「はい、珈琲とグリーンカレー…。あ、で、話に入るけど、実は今度のDVDの売り込みに…」 高山「ちょっと珍しい物は?」 ウエンツ「…え?」 高山「黒い飲み物とグリーンカレーと、あとちょっと珍しい物も出すって言いましたよ、さっき。」 ウエンツ「あ、やっぱいる?」 高山「一応気になるんで、見たいです。」 ウエンツ「あ…じゃあ、はい。これ世界に一つしかない物だから一応…」 高山「貴重品ですか?」 ウエンツ「僕の目玉おやじさんハリボテ。実写映画の収録の時、目玉のおやじさんはCGで後から 追加されるから、僕は代用としてこのハリボテを相手に演技してたんだよ。」 高山「で、話ってなんですか、ウエンツさん。」 バシーッ ウエンツ「ぬああああ!!あ、話?えっと、話はねえ…実は、今度リリースされる実写版DVDの 売り込みに、アニメでも共演したよしみで高山君にお手伝いをお願いするつもり メキョッ ウエンツ「のああああ!!おやじさんが!!!」 ウエンツ「でもやっぱりいいよ…今日君を家に招いてみて、 顔色一つ変えず僕のおやじさんを弾き飛ばす君を見てわかったから…。 どうせ君、イヤって言うだろ、僕と一緒に売り込みするなんて…」 高山「何故訊きもせずにわかるんですか、勝手に僕の答えを決めないで下さい!」 ウエンツ「えっ!じゃあ、一緒にやってくれるの!?」 高山「イヤですけど…」 ウエンツ「チクショーーー!!」 五月闇をあつめて早し入らずの山 短編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/112.html
3ぬら「朱の盆、準備は出来たか。」 3朱の「はい~でも、大丈夫ですかねぇ。地獄にいる妖怪を呼び出すなんて……。」 3ぬら「安心しろ、地獄にいる間に図書館を巡り、閻魔王庁に忍び込み、文献を大量に読み漁ったのだ。 ぬかりはない。お前こそ大丈夫か?」 3朱の「ばっちりですよ~。」 3ぬら「ほれ、噂をすれば影だ。ネズミ兄弟がいる。」 3朱の「じゃあ行って来ますねー。」 大塚「あーあ、夏だからろくな残飯もないねぇ。腐りすぎていると高木の奴は腹を壊すし。 やだねぇ、お坊ちゃまは。」 男「もしもし、そこのあなた。よかったらアルバイトしませんか?」 大塚「アルバイト?」 男「そう。短期高収入、職場はフレンドリーで仕事も簡単、どうです?」 大塚「フレンドリーって書いてあるところは注意しろって、千葉は言っていたけれどなぁ。 どれくらい高収入だい?」 男「はい、これくらい……。」 計算機を弾いて見せる。 大塚「こ、こんだけ!!いいよいいよ、やってやろうじゃないの!あ、ついでといっちゃなんだけど、弟達も連れてきていいかな?」 男「はい、人手は多いほどいいので……。」 大塚「いやっほう!おーい、愛しの弟達ー!アルバイトだよー!!」 3朱の「おもしろいほど上手くいきましたねー。」 3ぬら「喜んでいる暇は無い、さあ、第二の準備にかかるぞ。」 富山「アルバイト~?」 大塚「そうそう!一時間にゼロがひいふうみいよいつ……てつくバイトだ!」 千葉「しぇー!!そら乗らない手は無いだろお!なぁ高木!!」 高木「いや、どうだろうなぁ……。」 富山「どうしたんだ?浮かない顔なんかして。」 高木「なんつうか、その、俺のひげにビビビン、とこないのよ、それ。」 千葉「ダーホウ!だからお前は駄目なんだ!汗水と真っ黒いところにこそ大金が隠れているもんなんだぜ。」 高木「そりゃ兄さんはブラックなほうもやりなれてるけど、 ほら、俺、ホワイトカラーで高収入目指してるから。」 大塚「まあとにかく行った行った、乗らない手は無いよ。」 高木「あー……。」 「ではこれより自由時間になります、皆さん、一人で危険な行動を取ってはいけませんからね.] 子供たち「はーい!」 夢子「来てよかったね、特別臨海学校!」 星郎「うん、自由時間も多いし、遊ぶ人も一杯だもの!」 祐子「ねえ、一緒にボール遊びしない?」 夢子「いいわよ、他にも人を誘いましょうよ。」 祐子「そうね!あ、ねーえ、一緒にボールで遊びましょう!」 四期砂かけ「みんなー、昼ごはんじゃぞー。」 かわうそ「またソーメンか……。」 傘化け「いい加減、ソーメンは食べあきたよ。」 呼子「天婦羅がついてくれればなぁ。」 四期砂かけ「贅沢を言うな!作ってやらんぞ!」 ろくろ首「でも消化にいいものばかり食べるのもあまり良くないって聞くわねぇ。」 三期砂かけ「胃腸が弱ってしまうからのう、姉さん、今夜は素麺以外のものにしたらどうじゃ。」 四期砂かけ「じゃあ今日はイナゴのから揚げにでもしようかのう。」 アマビエ「イナゴ……せめてヤモリの黒焼きがいいよう。」 四期砂かけ「贅沢をいうんじゃない。アマビエ、お前もさくらんぼばっかり食べ取らんで、麺も食べなさい。」 アマビエ「ぶー。」 高山「こんにちはー。」 野沢「あ、素麺だ!おいしそう!」 松岡「野沢飛びつくんじゃない。こんにちはお婆。」 四期砂かけ「おや、どうしたんじゃ。」 戸田「いや、実は素麺を分けてもらおうと思って。」 野沢「五期ネコちゃんが泊り込みのバイトに行って、おこぼれがもらえなくなったの。」 高山「こら!干物とかが腐っちゃって上に、最近のカンカン照りのせいで植物も取れなくて…… 家にはごはんですよしかないんです。」 三期砂かけ「あれほど注意しろといったのに、まあいいわ。素麺は大量に茹で取るから、一緒に食べていけ。」 野沢「わーい!ありがとう、お婆!」 ろくろ首「泊まり込みって、ネコ娘ったらどこでバイトしてるのかしら?」 松岡「臨海学校で使われる民宿で短期のバイトだそうですよ。」 呼子「海か……いいなぁ。」 かわうそ「俺、塩水は嫌いだよ。海はもういいよ。」 アマビエ「さくらんぼとーった!」 かわうそ「あ、それ俺が狙ってたのに……。」 夢子「はい、祐子ちゃん!」 祐子「そーれ!」 翔太「よっと!あ、取って淳!!」 淳「そら!頼んだよ、綾ちゃん!」 綾「えーっと、それ!」 カズオ「ほいっと!」 星郎「うわっとっとっと!!えい!」 スカッ 星郎「あーあ……。」 翔子「ドンマイドンマイ!」 里美「ボール遊びもおもしろいけど、もうちょっと何かしたいね。」 淳「そうだな、向こうの島まで泳いでみようか。」 五期ネコ「こらこら、足がつかない子もいるでしょう。無茶な遠泳はやめなさい。」 夢子「あら、ネコ娘さん!」 五期ネコ「あ、夢子ちゃん、どうしたのこんなところで?」 夢子「特別臨海学校でここに来てるの。ネコ娘さんは?」 五期ネコ「うん、臨海学校があるから民宿で手伝いのアルバイトなんだけど ……もしかして、お泊りって水奇荘?」 星郎「そうだよ!」 五期ネコ「そうだったんだぁ。なんか見知った顔が一杯いるなぁって思ってたけれど……。」 カズオ「ネコ娘の姉ちゃん、今暇なの?」 五期ネコ「うん、自由時間。意外と楽なんだよーここのバイト。」 祐子「だったら一緒に遊びましょうよ!人が多いほうが楽しいもの。」 「おっほん、こんにちは、よいこの諸君。」 翔子「え?」 里美「おじさん誰?変人?」 「変人とは失礼な!私の名前は、そう、ビビペリという。」 翔太「ビビペリ?」 星郎「変な名前……。」 ビビペリ「変な名前とは失礼な!うぉっほん、臨海学校は楽しいかね。」 綾「楽しいよ。」 ビビペリ「でもちょーっと刺激が欲しい、そう思わんかね?」 夢子「刺激って……。」 淳「まあ、ちょっとは欲しいかな。」 ビビペリ「それだったら、わしについてきてみないか。なに怪しいことはしないさ。 ちょっぴりスリリングな遊びを教えてやろうと思ってな。」 五期ネコ「ちょーっとまった!!!」 ビビペリ「うお!ネ……なにかね、お嬢さん。」 五期ネコ「あんたちょっと変じゃない?いきなり人を捕まえてスリリングだなんだのって変な質問して。」 ビビペリ「何を言う。子供は常に胸躍らせることが大好きなものだ。それが行き過ぎて時として大変な事故を起こす。 その前にわしが安全で楽しい遊びを教えてやろうとしているんじゃないか。」 五期ネコ「なにがビビペリよ。なんかネズミ臭いし。もしかしてネズミ男じゃない?」 ビビペリ「失礼なことをいうな。わしがそんな高貴なネズミ男の名前など騙れるか。 わしはビビペリ、子供が大好きな男じゃよ。」 翔子「大好きって、別の意味に聞こえてくるわね……。」 五期ネコ「みんな、こんな変なおっさんに構ってないで向こうに行きましょ!」 ビビペリ「おおっと、そこの素敵な釣り目のお嬢さん、少し待たれい。」 五期ネコ「なによ!」 ビビペリ「ふーっ。」 五期ネコ「う、臭い……。」 里美「どうしたの、お姉ちゃん!!」 ビビペリ「大変じゃ、暑さにやられたようだ。わしの家で介抱してやらんと。 子供達よ、このお嬢さんが回復するまで、わしの家に来ないか。」 淳「どうする?」 翔子「あいつなんか怪しいよ。やめたほうがいいんじゃないかな。」 祐子「でもネコ娘さんだけだと心配だよ。」 翔太「あのおじさんにへんな事されるかもしれないし。」 夢子「そうよね、ネコ娘さんは強いといっても、気絶してるもんね。」 ビビペリ「どうかね、みんな。」 翔子「いいわよ、ついていくわ。」 里美「変なおじさんの家ってどんなとこかな、やっぱり、ダンボール?」 カズオ「里美ちゃん、それは失礼だよ。」 ビビペリ(へへへ、ネコ娘がいたことは予想外だったが、上手くいったぜ。) ビビペリ「ふー、帰ってきたぜー。」 富山「ご苦労様兄さん。」 大塚「やれやれ、最近の子供は警戒心が強くていけないよ。もっとこう、純粋に人を見れないものかね。」 千葉「あれ、その後ろに背負っているのはなんです?」 大塚「ああ、これ?五期ネコちゃんよ。」 高木「ギョギョ!!なんでこんなところに!」 大塚「大方アルバイトかなにかで来てたんでしょ。 弟達、気がつくと悪いから息を吹きかけて縛っておきなさい。」 富山「兄さんも随分あくどいことするね。まあいいけどさ。」 高木「さすがにちょっと悪い気がするな。」 千葉「なにいってるんだ。大金を目の前にして四の五言ってる暇はないんだよ。 日頃の怨みも込めて、ハーッ。」 男「首尾はうまくいったようだな。」 千葉「おお雇い主様!子供は男も女もよりどりみどりでいますよー!」 男「よし、ではこの菓子とジュースを振舞ってやれ。子供達の警戒心を解きほぐすのだ。」 大塚「はいよっと。じゃあ行ってくるぜ。」 富山「がんばれよー。」 3ぬら「ひい、ふう、みい、……ふむ、数はまずまずだな。菓子代が少し痛いが。」 3朱の「なんだか罪悪感感じちゃうなぁ……夢子ちゃんに申し訳ない。」 3ぬら「なにを言っている朱の盆。まだあの娘に現を抜かし取るか。」 3朱の「だって……。」 3ぬら「だってもさってもないわ。」 3ぬら(せいぜいその菓子を味わっておくがいい、今生最後の食事になるのだからな) 百物語 ぬらりひょんの陰謀 第二夜 長編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/39.html
野沢 「戸田兄、何やってるんだい」 戸田 「わっ!吃驚した、野沢かあ。なんだよ、こんなところで。」 野沢 「こんなところはお互い様だい。 戸田兄がスコップ担いでどっかへ行くの見て、後をつけたんだよ。」 戸田 「後をつけるとかよせやい、悪趣味なやつだなあ…」 野沢 「うわ!なんだいそれ、でっかい穴だなあ!あー解った、落とし穴だろ!」 戸田 「なんだい、バレちゃったよ。」 野沢 「面白そうだなあ、僕にも掘らせておくれよ!」 戸田 「えー。まあ、別に良いけどもさ…」 野沢 「よーし、空前絶後の超大作にしてやるぞ~!」 野沢 「ところで戸田兄、完成したら誰を引っ掛けるんだい」 戸田 「そうだなあ。松岡兄だと…」 野沢 「冗談で済めば良いけども、済まなかった場合…」 戸田 「松岡兄は、後が怖いからダメだ。」 野沢 「じゃあ、高兄にする?」 戸田 「うーん。でも高山兄は穴に落ちても底で膝抱えてそうだし…」 野沢 「目に浮かぶようだなあ。」 野沢 「なんだよ、誰を落とすか考えずに掘ってたのかい」 戸田 「べ、別にいいじゃないか。」 野沢 「あッ!さては、僕を落とすつもりだったんだろ!」 戸田 「ち、違うさあ…」 戸田 「随分掘ったぞーッ!もう、こんなものでいいだろう。」 野沢 「いや、折角だからもう一寸掘ろう。」 戸田 「おい、日が暮れてきてしまったぞ。」 野沢 「うん。あと少しだけにしよう。」 戸田 「真っ暗になっちゃったじゃないか!ばか!」 ビビビビ 野沢 「いてて!ビンタよせやい! それにしても、暗すぎてもうどれくらい掘ったか見当もつかないぞ。」 戸田 「こんな地の底から、僕達どうやって外に出るんだよ!」 野沢 「大丈夫さ、僕が首を伸ばして助けを呼ぶから。よーし…」 野沢 「おーい。おおーい、誰か~。」 戸田 「こんな辺鄙な野っぱらに、誰も通り掛かったりするもんか。」 野沢 「じゃあ何だって戸田兄は、こんな辺鄙な場所に落とし穴掘る事にしたんだよ?」 戸田 「それは、おまえなら食べ物で何処にでも連れ出せると思ったから…」 野沢 「矢ッ張り僕を落とすつもりだったんじゃないか!」 戸田 「いた!痛い!下駄の角は痛い!野沢!」 戸田 「兄さん達が僕達の事探しに来てくれるまで、ここで待つしかないかあ…」 野沢 「計画性って大事だなあ。」 ウエンツと例のアレ 長編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/186.html
一方、野沢は自分の体のある場所を調べ、何かの手伝いで二人がいなくなっ たすきに体をとりかえそうと下駄を使って仲間に助けを求めようとした。 目「あれは・・・野沢の下駄じゃ!!野沢になにかあったのか?!」 ゲゲゲハウスには夜行さんと目玉親父がいた。松岡は、なにがあったのか寝 ている。 目玉親父は事情を知るとすぐに出発しなければといいだした。 目「魂を早く体に戻さないと体が魂を受け付けなくなってしまう、時間の問 題じゃ!」 目「これ一反。もっとスピードはでんのか!」 3一反「これが最高速度ばい」 あの後、松岡を夜行さんにまかせ、すぐに出発したのだが、時間はどんどん たっていく。 目「あの洞窟か?!」 野沢の肉体があるという洞窟がみえてきた。しかし、野沢の魂が肉体を離れ てからかなりの時間がたってしまった。 目玉「もうかなりの時間がたってしまった・・・。もうだめかもしれんのぅ 。」 下駄は洞窟の中に入っていくとある所でとまり、カタカタ、カタカタ、と音 をたてる。 目玉「そこに何かあるのか?」 そこには、どろどろとした何かに包まった何かがあった。下駄はそれを取ろ うとするようにうごく。一部が落ち、野沢の頭がみえた。 目玉「野沢!一反も入ってきて手伝うのじゃ!」 3一反「わかったばい」 どろどろとした物に包まっていたのは野沢だった。 目玉「これが何かはわからぬが、これに包まっていたおかげでまだ、魂を入 れることができるぞ!」 長編作品一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/reki-kita/pages/136.html
男「・・・うーん・・・」 なんとも言えない蒸し暑さに、私は暗闇の中で目を覚ました。 喉がカラカラだ。どうやら暖房を付けっぱなしのまま寝てしまったらしい。 男「明かり明かり・・・」 じゃり ・・・?どうやら私は外で寝ていたようだ。・・・いや、今は師走だ。この暑さは・・・? パキッ ・・・パキ? 戸田「やぁ、どうやら起きたみたいですね」 暗闇に目が慣れると、そこには少年が四人立っていた。 そしてあたりを見回す。そこには無数のしゃれこうべが散乱していた。 男「うわぁ!」 野沢「ははは!びっくりしすぎだよ」 四人の中でも特に幼い一人が陽気に笑った。 高山「思い出しませんか?」 ・・・? そ、そうだ。確か私は・・・友人と二人で酒を浴びるほど飲み・・・そしてこの四人の子供に絡んだ・・・? 何かつまらないことで口論して・・・そして・・・? 殺した そうだ、確か友人がカッとなって、持っていた銃で殺した。私の友人は組員だったんだ。 そして笑いながら死体を海に捨て、飲みなおして・・・そしてここはどこだ? 松岡「・・・ここは地獄ですよ」 地獄?地獄だって?・・・そういえばあの時口論した原因も、あの世やら妖怪やらがいるいないだった。 しかし今私がいるのが地獄だって?はは、冗談じゃない。 暗くて骨が転がってれば地獄なら、閉店後の肉屋なんぞ無間地獄だろうに。 男「冗談はよしてくれ。お前ら生きてたのか」 戸田「あんた僕らを殺したな」 ・・・?いやいやいや、これは酷く酔っている。 友人がこいつらを殺した、殺した奴が生きていた、目を覚ませばここは地獄。 ははぁ、こりゃ一体どうだろう。まったくどこから無茶苦茶が始まったんだ? 地獄にいるのはないだろう、子供を殺したのもないか?いやそもそも私は友人と一緒に飲んだのか? 高山「どうやら混乱しているようですね」 男「いや待て、そもそも殺したのは私じゃない。俺の友・・・そういやあいつは」 松岡「先に行ってますよ、先にね・・・」 男「先にってどこに?」 野沢「あなたも僕らと一緒に行んだよ」 夢か、これは夢だ。どこからが始まりかはわからないが、これは夢に違いない。 地獄の夢を見るなんて、さぞ疲れているんだろう。最近家内ともうまくいってないし、仕事だって・・・ 戸田「おい、行くぞ」 まあいい。夢ならいいさ。地獄巡りの夢なぞ滅多に見れないだろう。 しかし嫌にリアルだ。リアル・・・ 遠くを見れば空が赤焼けてる。火に焼かれる罪人の声、なんとも言えない『肉』の焼けるニオイ・・・ それに歩くたびに小気味いい音を立てる骨。 罪人「・・・・ぁぁぁぁーー・・・・」 四人に連れられてもう何時間歩いたろう。 鳴り止まない罪人のサケビゴエ、嫌になる・・・。そしてこのたまらない暑さ。 夢だから私の深層心理が働いてるんだろうが、こんな、こんな・・・? ?「ああああ!ぎゃああああぁぁぁぁーーー・・・」 男「うわぁ!」 背中に電気が流れたようだ。今まで頭がぼんやりしていたが、一気に覚める。 この声はあいつか・・・?いやいや、さっきから罪人のうめき声なんていくらでも聞こえてるじゃないか。 あいつの声に似てるだけ。似てるだけだ。似てる・・・ そっくりだ ?「・・・ぁぁぁぁ・・・もう止めてくれぇぇぇぇーーー・・・」 松岡「どうしました?凄い汗ですよ」 男「い、いや、こうも暑ければ汗くらいかくさ!な、なにが悪い!」 高山「どうみても脂汗ですよ」 男「うるさい!それよりいつまで私を連れまわすきだ!いい加減にしろ!」 野沢「もうすぐつくよ・・・」 夢、夢のはずだ。しかしなんという悪夢だ。 地獄めぐりと洒落こもうなんてもうどうでもいい。 目を覚まそう。う、うんざりだ、こんな地獄は・・・ 私は子供たちに見つからないように、こっそりと手のひらをつねる。 ・・・痛い。痛いぞ。なんて生々しい痛みなんだ。 いやいや、夢で痛みを感じないなんて漫画やテレビの話じゃないか。 もっとなにかすれば・・・! 戸田「ついたよ」 男の友人「ぎゃああああああ!」 私は、私は口をパクパク開く。 岩に鎖で縛り付けられている罪人、あれは私の友人じゃないか! その・・・その周りにいる鬼どもに・・・ぐちゃぐちゃにされて、それでも生きてサケビゴエを・・・ 男「うえぇ!」 私は思いっきり嘔吐した。口の中に酸っぱいニオイが広がる。 ガタガタ 足の震えが止まらない。小便も漏れている。 ガタガタ 鬼「来たな・・・」 鬼が乱暴に私の腕を掴む。するどい爪はナイフのように私の腕に食い込み、血が噴出す。 この、この激痛。これは夢じゃない。 男「あああああ・・・」 振り向くとあの子供達は、もういない。 鬼どもは乱暴に、しかしテキパキと私を生きながら肉片にされ続けている友人の横に縛り付ける。 汗と涙と小便と、友人から漏れ出る血やなにやらの体液で、私はびしょ濡れだ。 ああ、ああ、鬼が、鬼が私の・・・私の・・・ 男「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!」 男「・・・」 私は目を覚ました。我が家の、自分のベッドの上で。この見慣れた天井。我が家だ。 男「はは・・・」 夢じゃないか。夢だ。はは、夢だ! 全く馬鹿馬鹿しい!はは!夢だ夢だ!地獄なんぞあるわけがない。地獄なん・・・ 誰かが 横に いる 私は天井の一点を凝視しピクリとも動けない。 誰か、誰か横にいる。姿も見えず、物音も聞こえないが、いる。 男「・・・」 もう何時間もたった気がする。気の遠くなるほど時計の秒針の音は遅かった。 松岡「あなたの友人は『僕達以外に』二人も人間を殺しているんです。因果応報ですね。ふふ・・・」 そうとだけ言うと、少年は階段を降り玄関を開け、カランコロンと下駄をならし消えていった。 わたしは いままでに 五人殺している 短編作品一覧へ戻る