約 1,634 件
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/63.html
ななひゃくにじゅういち ポケモン20周年を記念して私も何かできないかと思い、今までに出てきた721種類(+フォルムチェンジやメガシンカ等)それぞれについてエピソードや思い出話などをつらつらと書き綴ってみる企画。 独断と偏見が大量にあるけど笑って許してね! 感想対象全本編(それぞれ『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・E・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS』と表記)外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』)『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)『みんなのポケモンスクランブル』『ポケモンスナップ』『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)アニメシリーズ(無印、『XY』『XY Z』中心)映画シリーズ(全て)『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)『スマッシュブラザーズ』シリーズその他元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。 非対象『ポケモンパネポン』『ポケモンピンボール』『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ『ポケモンレンジャー バトナージ』『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)『ポケモンピクロス』スマートフォン向けポケモンゲーム(特に『ポケモンGO』)その他『GO』については立案当時存在していなかった為入れていない。 ちなみに企画名『ななひゃくにじゅういち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』から。 ななひゃくにじゅういちの喜び、ななひゃくにじゅういちの夢、ななひゃくにじゅういちの思い出。 目次 No.001~151 カントー No.152~251 ジョウト No.252~386 ホウエン No.387~493 シンオウ No.494~649 イッシュ No.650~721 カロス No.252~386 ホウエン No.252 キモリ キモくはない。決して。 図鑑番号252である。この数字にピンと来た人は対戦をちょっとでも齧ったことがある人だろう。 RS御三家の1匹。 もりトカゲポケモンとあるがどちらかと言えばヤモリっぽい。だがそのせいなのか実はタマゴグループにしょくぶつがない。従って各種くさ技を遺伝でおぼさせるのは結構手間だったりする。 シナリオは結構不利。有用な技の少なさに愕然とする。弱点も突かれやすい。どうしろというのだ。 進化させないことで「ギガドレイン」を自力で覚えられるが46とかなり高いので非推奨。だがレベル26で「メガドレイン」を覚えられるのでそこまで進化させずに育て、進化後レベルを3つ上げて「リーフブレード」を覚えるとよいかもしれない。 ORASでは「メガドレイン」「ギガドレイン」共に習得レベルが大幅に下がったのでレベル21まで頑張って育てればよい。だがシナリオのきつさはRSの比ではない……。 アニメではサトシのポケモンだった。鳴き声を心配していたが「キャモ!キャモ!」でホッとした。 No.253 ジュプトル ジュプトル兄貴!! 地味な御三家中間進化から一転ポケダンでは盗賊ジュプトルもとい頼れるジュプトル兄貴として一躍人気者になった。ピンクのセレビィといううらやまけしからん嫁がいる。こいつの2つ上の番号なのも何かの縁か。末永く爆発しろ。 一方シナリオでは系統固有技「リーフブレード」を覚えるもののほぼこの技一本で戦わなければならず中々に大変。ORASでは「リーフブレード」が物理技になってしまったので更に大変。 寧ろ敵として出てきた時の恐怖が半端ないだろう。橋の下のジュプトルにボコボコにされたヌマクロー使い数知れず。4倍弱点の恐怖である。 No.254 ジュカイン 立派な密林の王者になりました。だが後ろについている玉のようなものは一体何なのか。栄養補給用というが妙に可愛らしく見えてしまうのは私だけだろうか。 対戦では世代を追うごとに肩身がどんどん狭くなり現在は苦しい立場にいる。元御三家最速でとくこうも高く、RSではルンパッパと双璧を成すほどのくさの代表選手だった。DPからライバルが増えたが最速「やどりぎのタネ」+「がむしゃら」で健在だった。BWでは隠れ特性「かるわざ」で多少は暴れられたが周りが強過ぎてやや霞んだ。XYでは御三家最速を手放しORASでメガシンカするも……。思えば系統固有技だった「リーフブレード」が物理化して色んなポケモンが覚えるようになった頃からやや雲行きが怪しかった感はある。専用技をもう一度下さい。 アニメではサトシがこの形態まで進化させていた。カロスに連れてきたらメガシンカするのかと思ったらまさかのライバルポジションがしてくるとは。 No.254 メガジュカイン そしてこのメガシンカである。尻尾を切り取ってミサイルのようにして放てるがそれをフルに生かしている技はない。 ドラゴンタイプがついて特性がまさかの「ひらいしん」ででんき無効までついた。が、物理技ばかり豊富な現状技レパートリーには乏しく、はがねタイプに有効打を与えにくい他近頃流行りの鳥さんにはまるで勝てない。しかもドラゴンがついたせいでドラゴンのお約束こおり4倍という事態に。御三家最速は取り返したが、違う、そうじゃない。せめて物理面が大幅上昇していたら。 No.255 アチャモ ちゃもちゃ?ちゃもー! RS御三家の1匹。 モチーフがその昔祭りの出店にあった「カラーひよこ」だったりする。早死にするわけではないがどんどん育って大きくなり、可愛さは失われてしまう。そういう定めとはいえ何とも切ない。 シナリオでは進化すると様々な相手に有利になる為即進化を推奨したい。進化させない場合「オウムがえし」「かえんほうしゃ」を覚えるがかなりの高レベルになってしまう。この点はORASでも同じ。 かつてBWにて、この系列の隠れ特性が「かそく」になったことからバシャーモに注目が集まり、その初期形態隠れ特性のアチャモがランダムで手に入ることからBWの攻略本を買い漁る人が続出、当然批判も噴出した。このガチャ商法が流石にまずかったのか、以降このようなランダム封入は行われなくなった。そしてそのお詫びなのか、XY初頭に「かそく」アチャモと「バシャーモナイト」がWi-Fiで配信された。 アニメではハルカが手に入れ、以来「ハルカ=アチャモ、アチャモ=ハルカ」のイメージがついた。一応だいぶ後になって進化させてはいるが。 No.256 ワカシャモ 可愛いアチャモが進化したら……何だろうこのチキンは? ギャップにビックリしてしまった。一体可愛い姿はどこに行ってしまったのか。まあミズゴロウの比ではないが。 進化してまさかのかくとうタイプ追加で進化と同時に「にどげり」までも手に入れた。ただほのお技を覚えなくなってしまうのでこの形態で止めるのは非推奨。 ポケダン探検隊では実はトラウマメーカーで、技「オウムがえし」で全ての技を数ターンの間跳ね返す半無敵状態が完成する。こいつに捕まったら最後大変なことになる。 アニメではハルカが進化させてはいるが、ADVのだいぶ後期だったのでやっぱり「ハルカ=アチャモ」だったりする……。 No.257 バシャーモ まさかの獣人ポケモンになりました。鳥要素はちょこちょこ残るが特に足は人間に近くなった。 アニメでサトシのリザードンをシロガネリーグで倒すという鮮烈なデビューを飾り、その凛々しい見た目で多くの人を虜にした。まさかこいつが御三家最終形態とは。しかもほのお・かくとうなせいでリザードンには本来相性不利だったとは。 対戦では物理特殊両方を器用に使いこなし、RSでは特にHPが減ってからの「きしかいせい」「オーバーヒート」が強力だった。DPではより素早いゴウカザルに押されたもののBWでまさかの隠れ特性「かそく」、技「とびひざげり」を手に入れ存在感を示し、XYで「かそく」本格解禁とメガシンカ獲得で不動のエースに登り詰めた。 なお「ブレイズキック」が元固有技だったが、シナリオでは便利なものの実戦向きではあまりない。 No.257 メガバシャーモ メガシンカして通常特性と同じになるポケモンは何匹かいるが、隠れ特性と同じになるポケモンはこいつのみ。メガシンカでもまさかの「かそく」。しかもXYで限定的に配布されORASで正式に解禁という異例の処置を取られている。確かに前作こいつは色々あり過ぎたけれども何もそんなことしなくても。 勿論この特性が弱いわけがなく、特にこうげきが大幅に上がったことで物理攻撃役として大活躍できるようになった。勿論メガシンカしなくてもよく、選択の1つにできるのも強み。 それにしても何故こいつは常に膝を掲げているのだろうか?そんなに蹴りたいのかそれとも別の理由が? No.258 ミズゴロウ ムツゴロウではない。動物王国でもない。 まだ幼体なので愛嬌がある。大きく口を開けた時の顔が何とも言えないくらいに可愛い。この頃までは。この頃までは(大事なことなので2回言いました)。 シナリオはかなり有利で、秘伝技も多く覚える。進化させずに頑張って育てると「ハイドロポンプ」を覚えるので進化させなくてもいいかもしれない。ていうか進化したら大変なことになるぞ。気を付けろ! 隠れ特性が「しめりけ」なのだが、ちょうどBWで爆発技が弱化したせいで使用頻度が落ちたことから外れ扱いされた……だけでなくアチャモやキモリとのランダム封入で手に入った為こいつばかり当たった人は凄まじいトラウマを植え付けられることになった。ランダム封入駄目絶対。 アニメでは何故かタケシが連れていた。……あれ、お前いわタイプの使い手じゃ……? No.259 ヌマクロー 進化して……なんじゃこりゃあ!? ミズゴロウの頃の面影はほぼない。ヌオーのような、でも顔が何ともけだるそうなポケモン。かと思ったらこいつもじめんタイプが加わったことでヌオーとタイプが同じになった。似たような生息地なのだろうか。 弱点がくさしかなくなったことでシナリオでは抜群の安定感……と言いたいが、オダマキ博士の子供が橋の下でジュプトルを使ってくる。こいつにボコボコにされたヌマクロー数知れず。やっぱり4倍はきつすぎる。 なお、かつて某SNSでヌマクローのコラ画像祭りが開催されたことがある。 No.260 ラグラージ ラグラージキモ……いや……(゚∀゚)キモクナーイ! ヌマクローの何とも言えない路線そのままに進化。その見た目がキモいのか、カッコいいのか、可愛いのかで見事に分かれるというある種奇跡のポケモン。ちなみに私は真っ先にキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! 歴代御三家で最も種族値合計が高く、こうげき・HPが高いバランスの取れた配分で、弱点もくさしかない。シナリオでは当然抜群の使い勝手を誇る。だがキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! 対戦でも性能の良さは変わらず、みず・じめんの優秀な攻撃技に豊富なサブ技を揃え、補助も「のろい」「ミラーコート」「カウンター」「ステルスロック」「あくび」など優秀。登場当時から常に一線級の実力を誇り、様々な戦法がある為異常に読みにくい。やっぱりこいつキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! なお「だくりゅう」は元固有技だったが、「なみのり」と同じ威力の為そちらで間に合うことが多かった。そしてエフェクトがキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! ラグラージは(゚∀゚)キモクナーイ! No.260 メガラグラージ そしてメガシンカで更にキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! 全体的に丸くなり力が増したものの特性は「すいすい」に変化する。どういうことだ。この巨体が素早く動くとかキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! 特性の関係上ダブル/トリプルに向き、天候「雨」での貴重な物理攻撃役になる。メジャーポケモンには「けたぐり」「れいとうパンチ」で返り討ちだ。この対応力やっぱりキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! メガシンカしても(゚∀゚)キモクナーイ!! No.261 ポチエナ 序盤からまさかのあくタイプ登場で衝撃を受けた。が、実力は何とも言えないくらい微妙なものだった……。 確かに「かみつく」を覚えはするがRS当時あく技はとくしゅ扱いで、こいつはこうげきの方が高くあまり使いこなせているとは言えなかった。序盤ポケモン特有の能力の低さも手伝って思ったより活躍ができない……。「どろぼう」を覚えさせてもよいがまさかの最終技がそれなので無駄な消費をする羽目になる。うーん。 だがORASではだいぶ条件が整い、まずあく物理技の登場で火力が確保され、かつふれあいサーチで3種キバ技のうちどれかを覚えられ、わざマシンも無制限に使えるので「どろぼう」も序盤から使い放題。リメイク前と後でこうも変わる例は中々珍しい。 No.262 グラエナ 進化して立派なハイエナになった。顔がかなり怖いがどことなく愛嬌がありしかもカッコいい。これで実力が高ければよかったのだが……。 RSでは他のあくタイプの例に漏れずこうげきが高いのにあくが特殊技というチグハグ状態でまるで日の目を見なかった。正直エスパーを無効化するだけでサブ技で簡単に倒せてしまう状態……。 DP以降物理技が登場し火力を出せるようになったものの能力の低さが災いし何とも微妙な立ち位置に……。だが「いかく」は優秀で、サブの攻撃技も思ったより多く、補助も「カウンター」「あくび」「いかりのまえば」など中々の揃いだったりする。戦えなくはないので技量次第といったところ。 なお、何故かDP~BW2まで進化後に「かみくだく」を覚えてくれなかった。RSではきちんと覚えてくれたのに。というか「かみつきポケモン」のはずなのに。何かの手違いだったのだろうか。 No.263 ジグザグマ 所謂序盤ノーマルだが、恐らく最も衝撃を受けた序盤ノーマルと言ってもいいだろう。 特性「ものひろい」でアイテムを拾ってくることがある。しかもRS当時「すごいキズぐすり」「げんきのかけら」「きんのたま」など優秀すぎる道具を次々と拾ってきた。しかも秘伝技もたくさん覚える。序盤のポケモンにしては破格の性能で多くのトレーナーに重宝された。私も愛好家の一人。 そんな功績を称えてか、過去に「しんそく」を覚えたジグザグマが配布されたことがある。序盤ポケモンにそんな技を……と思いきや、「はらだいこ」を覚えたりするのでとんでもないことになる。超性能すぎる。 ただ、DP以降特性「くいしんぼう」が追加され、外れ扱いされるどころか特にポケダンでは「お腹が通常より早く減るようになる」というデメリットしかない効果で足を引っ張る始末。活躍しすぎも考え物というやつか。 No.264 マッスグマ マッスグマ様ー!マッスグマ様ー!! 我々はマッスグマを神と崇めるマッスグマ教の教徒である。 マッスグマ様はRSにて降臨なさり、進化前ジグザグマと共に殺伐とした大地に放り出されし哀れなる我々に「ものひろい」の奇跡でたくさんのアイテムを恵んで下さった。冒険でも荒波を渡り樹木を裂き小石を砕き大岩を押し続け進むべき道を切り開いて下さった。 対戦でも様々な生贄を「おきみやげ」で捧げつつ更に「はらだいこ」にて自らのお命を犠牲にされ、神の怒りたる「じたばた」にて並み居る敵に裁きの鉄槌を下し我々を勝利に導いて下さった。特別に許されしマッスグマ様は「しんそく」という神の如き速さで並み居る敵をお倒しになった。 正に神と呼ばれるに相応しきご活躍に心から敬服を申し上げる。マッスグマ様ー!! そのようなマッスグマ様に敬意を表してか、ポケダン空の探検隊にて「ピーピーマッスグ」が登場した。マッスグマ以外のポケモンはこのアイテムで技のPPが回復しない、正にマッスグマ様の為のアイテムによって信徒たちは歓喜の嵐に包まれた。 これからも更なるご活躍が期待されるマッスグマ様に栄光あれ!! No.265 ケムッソ 所謂序盤虫なのだが、進化先が2つある。どちらに進化するかは個体ごとに決まっており変更できない。もし孵化する場合望みの進化先になるまで孵化しなければならない。結構しんどい。 そしてポケダンでは何とランダムになっている。ランダムならリセットを繰り返せば望みの進化先になるのでそれはそれで楽ではある。 アニメではハルカとムサシがそれぞれ捕まえていたが、案の定進化先が分かれてしまった。 No.266 カラサリス ケムッソの分岐進化先の1匹。マユルドとは基本的に色と目つきの若干の違いだけ。こちらが白っぽい。だが進化先はまるで違う。蝶と蛾に分岐するなんて。 進化前限定で「てっぺき」を覚えられるが……進化先が攻撃偏重なので微妙。 アニメではハルカがこいつに進化させていた。ムサシも同じポケモンに進化させたと思っていたらしいが……。 No.267 アゲハント カラサリスが進化すると綺麗な蝶になる。色鮮やかで綺麗。バタフリーと結構被る所があるのは気のせいではなかった模様……。 対戦ではありとあらゆる蝶ポケモンと被り過ぎてかなり苦しい。むし・ひこうは競争率が高く、種族値もとくこうは高いが耐久もすばやさも低い。おまけに特性も他と被りやすい「むしのしらせ」。どうしたらいいんだこいつ。隠れ特性も「とうそうしん」と物凄く微妙……。 だがポケダンでは他のむしタイプの例に漏れず「ぎんいろのかぜ」をぶっ放してくる。中途に削ると「むしのしらせ」でどえらいことになる。 コンテストのイメージが非常に強く、アニメでもハルカがコンテスト用に育てていた。 No.268 マユルド ケムッソの分岐進化先の1匹。カラサリスとは基本的に色と目つきの若干の違いだけ。こちらが紫っぽい。だが進化先はまるで違う。蝶と蛾に分岐するなんて。 ちなみに勘違いされやすいがどくタイプは持っていない。 進化前限定で「てっぺき」を覚えられる。進化先が高耐久なのでありかもしれない。 アニメではムサシがこいつに進化させていたが、カラサリスだとずーっと思っていたらしい。まぁ紛らわしいよね。 No.269 ドクケイル マユルドが進化すると……毒蛾になってしまう。顔つきが怖い。夜の街灯に集るらしい。怖い。 対戦では耐久が結構高いのでまだ活躍できる方ではある。特性「りんぷん」で追加効果を受けない上に「てっぺき」もあるので持久戦が可能。 ただポケダンでは低レベルで出てきやすいのであまり「ぎんいろのかぜ」のイメージがなかったりする……。大体「どくのこな」や「ねんりき」をばら撒くポケモンみたいになっている。 アニメではムサシがこいつに進化させていた。進化した瞬間絶望していたらしい。 No.270 ハスボー ハスボー系列とタネボー系列は共に自然にある植物と日本の伝説上の生き物の融合体がモチーフとなっている。ハスボー系列は蓮の葉と河童の融合体となる。 タネボーとは対関係で、こちらはS/AS限定。Eでも通常出現する。HGSSであればどちらも手に入る。 タイプが系統固有となるみず・くさで、Sでカイオーガが出る関係で特性は「雨」に関係するものを貰っている。 だがRS期は自力技がかなり貧相だった。みずの攻撃技を一切覚えない。最後に覚える技が「メガドレイン」って何だ。進化させても最終技「ハイドロポンプ」以外微妙。シナリオ用としてはかなり使いづらかった。BWで漸く「バブルこうせん」を、ORASになってやっと「あわ」を覚えてくれた。何年かかったんだ。 そして遺伝技には昔から「みずでっぽう」「はっぱカッター」があったりする。それを何故自力にしなかった。 なお、進化形で時々必要になる「やどりぎのタネ」も遺伝でしか覚えられないので注意したい。 アニメでは何故かタケシが連れていた。……あれ、お前いわタイプの使い手じゃ……? No.271 ハスブレロ 進化して蓮に河童の要素が入り込んできた。人間の子供に間違われるらしい。確かに身長は1.2mだしそれっぽくはあるかもしれない。 RS当時は進化しても技が貧相で、途中の「ねこだまし」と最終技の「ハイドロポンプ」以外微妙そのものだった。Ptから「バブルこうせん」が加わり漸くシナリオでも何とかなるようにはなったが、くさ技は相変わらず「すいとる」だけ。 しかもDPからXYまで「ねこだまし」が進化レベルである14よりも低いレベルで覚えてしまうことから、もし使いたい場合思い出させなければいけなかった。その先の進化は「みずのいし」で、進化させるとこの技を覚えないせいで、うっかり進化させて駄目になってしまったルンパッパが多数いたとか……。この点はORASになってやっと解決している。 No.272 ルンパッパ アディオス!アミーゴ! 河童というより南国で踊っていそうな見た目になってしまった。まるで巨大パイナップル。実際図鑑でも3Dグラフィックでも踊っている。どこかからサンバのリズムが聞こえてきそうだ。 なお某ボーカロイド系楽曲にこいつが唐突に歌詞に出て来るが一切関係ない。「大嫌いな僕が見えてますかルンパッパ」ってどういうことだ。 対戦では能力こそ中程度なもののタイプがみず・くさと優秀で、くさタイプなのに弱点が3つしかない。また特性が「雨」に関係するものが多く、「すいすい」の攻撃役か、「あめうけざら」の持久戦役か、はたまた無天候で活躍するか全く読めない。特に天候合戦に強く、カイオーガやグラードンと非常に仲がいい。XY以降相当弱体化したもののまだまだ前線を張れるポテンシャルを秘める物凄い実力者である。 他作品でもダンス関連が多く、特に『コロシアム』『XD』のミラーボが本人のアフロ頭とサンバ調の専用BGM共々有名。ポケダン空の探検隊でもソーナノくじで大当たりを引くとこいつが壁を突き破って登場しキレイハナを引き連れて陽気に踊り出す。生粋のダンサーらしい。 なお、私の色違いルンパッパ「パイナポー」は指を振って対戦相手の笑いを誘う芸人さんである。 No.273 タネボー ハスボー系列とタネボー系列は共に自然にある植物と日本の伝説上の生き物の融合体がモチーフとなっている。タネボー系列は団栗と天狗の融合体となる。 ハスボーとは対関係で、こちらはR/OR限定。Eでは通常出現しないが大量発生する。しかも何故か遺伝技つきで。HGSSであればどちらも手に入る。 タイプはくさ単色だがRでグラードンが出る関係で特性は「晴れ」に関係するものを貰っている。 だがRSから現在に至るまで自力技が異常に貧相。昔から今に至るまで攻撃技が「がまん」「しぜんのちから」「だいばくはつ」しかない。確かにくさどころか他の技も覚えにくそうだが、せめて「タネマシンガン」くらい自力で覚えてくれ。BWから遺伝技になったが、違う、そうじゃない。 これで昔は進化後もだいぶ貧相だったが、現在に至るにつれ徐々に追加されてだいぶマシになった。 No.274 コノハナ 木花咲耶姫ではない。というか月とすっぽんの関係。 進化してすっかり団栗から離れてしまった。既に天狗のように鼻が長い。しかもあくタイプまでついた。だがそのせいで弱点が更に増えてBW2以前6つ、XY以降は7つになってしまった……。 RS当時はタイプ一致技が何と「だましうち」だけという悲惨な状況で、BW以降も「はっぱカッター」が増えたくらいだったが、ORASになって「リーフブレード」が追加されてだいぶマシになった。だが反動でORASでは「ねこだまし」を進化レベルより下で覚えることになってしまった為、思い出させないと覚えられない。 ちなみに何と「じんつうりき」はRS期こいつの固有技だった。が、タイプ不一致の為正直空気だった。 なお、頭の葉っぱで草笛を吹けるが、不安にさせるだけで眠らせる効果がない。その為なのか、技「くさぶえ」を覚えない。 超ポケダンでは倒れていた主人公を介抱し、自宅に住まわせてくれるキャラとして登場。とても優しいのだが……。 No.275 ダーテング 立派な天狗に成長しました……ただ結構顔がでかい。 団扇のような手で風を起こすのだが、風にあたるひこうタイプの技は自分の弱点だったりする。解せぬ。 対戦では弱点こそ多いものの「晴れ」ですばやさが上がる「ようりょくそ」が便利で、その昔は「ねこだまし」で「にほんばれ」をサポートし、直後から高速「ソーラービーム」や「だいばくはつ」などで暴れ散らしていた。だが世代を追うごとにどれもこれも弱体化し今ではすっかり見る影も……。 攻撃技自体は豊富で、タイプ一致技の他風関連で「こごえるかぜ」「ぼうふう」も覚える為まだ頑張れなくはない。が、便利な「ふいうち」は教え技でないと覚えず、その教え技もPtHGSSにしかない為ルールによっては使えない。貴重なタイプ一致先制技を返せ。 ポケダン救助隊では「チーム テングズ」と名乗る連中がいたが、実力はお察しレベルだった……せめてこの頃に「リーフストーム」や「リーフブレード」があれば。 No.276 スバメ 某乳酸菌球団のマスコットではない。 燕がモチーフの分かりやすいポケモン。能力は低いが結構早くに「つばさでうつ」を覚える為侮れない。また状態異常にしようものならこうげきが上昇してしまうので厄介な手合い。 低レベルで「がむしゃら」からの「でんこうせっか」も使うことができ、BWで隠れ特性で「きもったま」を手に入れたことでゴーストタイプにも決められるようになった。 そして時はORAS、序盤の冒険を順調に進め、よりよいスペックのこいつをサーチで探していた時の出来事である。レベルが2桁で、しかもあろうことか「ばくおんぱ」という威力140のタイプ一致ノーマル技を覚えているスバメに遭遇してしまった。序盤でこんなゲテモノを引いてしまったら最後次から次へと爆音を吹っ掛けられて倒されて行った。何とか倒せたが……あれは心臓に悪すぎる。 アニメでは物凄いど根性を持つスバメをサトシがゲットしていた。 No.277 オオスバメ スバメが大きくなってオオスバメ。実に分かりやすい。ますます某乳酸菌球団のマスコットを思い出させる。モチーフは確かに同じだが性格は悪くない、はず。 すばやさがダントツで高く、フォルムチェンジを除けば現在でもノーマルタイプ中最速。対戦では特性が強く、特に「こんじょう」を利用しアイテムを持たせて自ら状態異常になってから威力140に跳ね上がったタイプ一致「からげんき」をぶっ放す戦術が有名。「かえんだま」を持たせる傾向にあることから「焼き鳥」と呼ばれた。別にほのおタイプは入っていない。 また「きもったま」は「がむしゃら」と「でんこうせっか」のコンボに使われるが、すばやさが高すぎるので進化前の方が適任。耐久はうんと低いので倒せなかったら逆に倒される羽目になる。正に特攻隊長の名に相応しい。 No.278 キャモメ 進化形が先に公開され、後になって同じタイプのこいつが公開されたのだが、正直姿が違い過ぎて進化前だと分からなかった。ビックリ進化は何もこいつに限ったことではないが。 カモメなのかウミネコなのかと言われたら、分類上はウミネコらしいが名前が名前なのでカモメでないとは言い切れない。デザインも絶妙な所を突いている。 水上や海の近くを行けば嫌と言うほど目にするポケモン。タイプがみず・ひこうなのででんきタイプは大喜び。だが色違いが通常色と見分けにくいのでうっかり倒してしまうこと請け合い。注意しなければいけない。 なお、登場当時からこいつはみずタイプなのに「なみのり」を覚えない。確かにこの姿で人を乗せて水上を行けるかと言われれば微妙だが……では何故サイドンやニューラは覚えられるのだろうか? なお、能力はスバメとよく似ており、こうげきととくこうが入れ替わっただけ。これでスバメのように速攻型に進化してくれればよかったのだが。 No.279 ペリッパー カモメがペリカンになるってどういうことだってばよ。ポケモンにはよくある話だが。 こっちの方が先に公開されているが、まさかキャモメから進化するとは思うまい……。そして進化したことですばやさが落ちて何故かぼうぎょがよく伸びるようになってしまった。確かに高速で移動はできなそうだが、ぼうぎょについては口の部分が硬いということなのか。 海上を行くとキャモメに交じってたまにこいつが出て来るが、経験値を取ろうとすると「まもる」で攻撃を防いでくるのでイライラする。連続で決められた日にはもう。 だがORASでは何と「しあわせタマゴ」を持っていることがあるので余裕があれば狙いたい。「なげつける」で消滅させて来ることがある?その時は、頑張れ。 対戦ではみず・ひこうのせいで4倍弱点のでんきが痛すぎるだけでなくライバルのギャラドスが強過ぎる。こちらの方がとくこうが高いので「ハイドロポンプ」や「ぼうふう」で攻めたい。何気にこの2つを両立できるのはこいつとポワルンだけだったりする。 ポケダンシリーズでこいつと言えば郵便配達と救助依頼。特に救助隊では色んな手紙を届けてくれる重要な役割のポケモン。 アニメではその昔口の中に大量のポケモンを入れて色んなタイプの技を繰り出す最強のペリッパーがいた。 No.280 ラルトス 白い体に緑色の頭。目が隠れている所謂メカクレのポケモン。赤い突起は人間の明るい心をキャッチする働きがあり、横から見るとハートマークになっている。体は人間の幼体というより人形のよう。 最初見た時にはそれほどでもなかったが、ゲーム画面で見ると結構可愛く、孵化を始めてから更に可愛く思えた。ラルトスの孵化が日課だった日々が本当に長い。性格と特性と性別と個体値まで求めなければいけない。 そして実を言うとこいつ、キャタピー達と同じくらいの能力値合計しかない。ヒマナッツよりマシだがそれでも低すぎる。孵化直後の形態でないと出場できないリトルカップに出るなんてもってのほか。しかも初期技が「なきごえ」しかない。どうやってミツルはこの状態で育てられたんだ。謎が深まる。 そして私も縛りプレイ時にそのままだと攻撃技がない為物凄く大変な思いをした。「かげうち」を遺伝させたはいいがノーマルに無効なので序盤のノーマルタイプが攻撃できず倒せない。しかも大体相手が素早いので逃げられない。極めつけは攻撃技を覚えるのがレベル6。ORASでは4になっているとはいえそれでも苦行。これで頑張って育てて進化させてもまだまだ苦難は続くという。 なおこの系列、初期なつき度が地味に低い。あくタイプなどと同じで捕まえたての状態ではあまりなついていない。元々人間を非常に警戒する生き物で、だからこそ明るい感情の持ち主に惹かれるということなのだろう。 No.281 キルリア か弱いラルトスを進化させて人間の子供のような姿になった……まではいいが、実はこの形態でも能力はかなり低い。下手な初期形態ポケモンよりも低い。どれくらいかというとスバメやキャモメとほぼ同等。低すぎやしないか。頑張って育てても倒されやすいのではシナリオでは不十分だしどうしようかと悩み始める頃。 だがこういうポケモンほどぐっとこらえて育て続けると劇的な結末が待っているというもの。そして私はその運命に引き寄せられたと言ってもいい。 人間の子供というか、どちらかと言えば女の子のような見た目で、構えやモーションがバレリーナのように見える。実際嬉しいと踊り出すという。だがポケモンの技には一切反映されていない。かといって「ちょうのまい」など覚えてしまった日には進化後がとんでもないことにはなるが。 ラルトスの頃にあったピンクの感覚器官は前後から左右にずれたが、ハートマークは維持されている。 サーナイト派かこいつ派かで時々争いが見られた頃があった。どちらも可愛いが私がどちらの派閥なのかは言わなくても下の項目を見ればすぐ分かるだろう。どちらも可愛いが(大事なことなので2回言いました)。 次の進化形は分岐によってこうげき特化かとくこう特化かが変わる。場合によっては進化後に育て方をガラリと変えなければいけなくなるので要注意。 前述の通り能力は低いので「しんかのきせき」など持たせる無茶はしない方が賢明。 No.282 サーナイト ( Σ ・ ヮ\))<私はいつだって、貴方を守り続ける者 たとえそれが、私の命と引き換えになろうとも それが私という個体の生まれ持った使命なのだから 貴方に害為す者は、誰一人とて許さない 邪なる者、覚悟なさい この人は絶対にやらせない はあっ!! 3大好きポケの1体であり、私にとっての功労者の1体でもあり、戦友でもあり、パートナーでもあり、嫁ポケでもあり、守護者でもあり、最大のライバルでもあり、とにかく私とは切っても切れない関係にまで互いに高め合った一番大事なポケモン。 この子とは二人で一人、一人で二人、この子抜きにして私は今ここにいない。「サーナイトの人」と昔名乗っていたが、その時以上にサーナイトなしではいられなくなってしまった。 キルリアからすっかり成長し、ドレスを着た女性のような姿に変わった。ピンクの感覚器官は胸を縦に貫く。横から見るとしっかりハートマーク。なお、♂もいるらしい。らしいよ? 名前の由来がよく分からない。サーは男性の敬称だしナイトもイメージは男性だし、それなのにこの見た目。どういうことだ。しかもこの名前を英語に直すとSirnightになるらしい。knightのkどこ消えた。まさかの夜の方なのか。現実的な解釈としては「サーを守るナイト」だろうか……という旨の文面をpixivの百科事典に書いたのは私だ。 RSで初めて進化させてその姿を見て一目惚れ、図鑑説明「トレーナーを まもるために いのちを かける」で完全に落ちた。もうこの子パートナーに決定。レベルが低かったけれどここから頑張って引き上げるぞ。 以来自分の中でこの子を占める位置がどんどん大きくなった。タマゴグループ「不定形」とおぞましい遺伝技にビックリしたのもいい思い出。 そしていざ能力の仕組みを知ってどう育てようか検討する中で「じっくり居座って耐えながらチャンスを窺って勝ちを引き寄せる」という戦法にたどり着き、これがそのまま私自身の戦法にもつながった。ネット上の酷評に反発し一生懸命活路を模索したのも懐かしい。 実際RS期は認知度が低かっただけで物凄く強く、「強いポケモンに強く苦手とする相手にも切り返し要素がたくさんあるせいで安定して崩す手段がほぼない」という評価に現在では落ち着いている。「おにび」「めいそう」を組み合わせて耐久をうんと高めた個体を育てたことがあったが、一度嵌れば恐ろしく強かった。 その後は徐々に弱化し、BW2でほぼ最底辺に落とされた。いや、ムシャーナランクルスゴチルゼルエーフィフーディンクレセリアラティオスラティアスの前でどうやって活路を見いだせと。差別化に相当必死だった。正直しんどかった。 だがまさかのまさか、XYで新タイプ付加にメガシンカで一気に息を吹き返し、特にダブルでは最メジャーポケモンの一角に名を連ねるだけでなく世界大会優勝メンバーにもなった。 ただ本音を言わせてもらえばこんなに強くなって欲しくなかった。皆が警戒して徹底的にマークされるのは凄く苦しい。昔は皆見向きもしなかったのに。次回作で多少なりとも弱化されて落ち着いてくれれば私はそれでいい。やっぱり愛するキャラクターだと自分もそういう発想になってしまうようだ。 対戦での推移について詳しくはこちらに書いてあるので読みたい方はどうぞ。 私個人としては、この子の立ち位置は「何でもできるけれどきちんと仕事をしないと試合に勝てない一番の不確定要素」。自分自身が前線に出ていくというよりは、試合の主導権を握る存在として常に考えている。特性「トレース」の逆転要素も然り。故にせっかく強いメガシンカを貰ったものの、メガシンカをさせる機会はそんなに多くなかったりする。 各地方で冒険する時も2回目の冒険は必ずこの子1匹だけで冒険すると決めている。殿堂入りをたった1匹で達成させる拘りがある。 クリア後のバトル施設もこの子抜きには進めない。初めてバトルタワー100連勝を達成した時のメンバーの1匹にもいるし、ORASでは初めて200連勝まで到達できた。ただ全170戦でたった1匹で戦うPtのバトルステージにこの子で挑んで169連勝で止められてしまったのは本当に悔しかった……。 余談だが図鑑番号が早く序盤に出て来るはずなのにRSの内部データではこの系列はかなり後ろの方に位置している。どれくらい後ろかというとタツベイ達の直前。最終盤になって追加されたのか、それとも重要なポケモンだから後ろなのか。 外伝作品でも扱いは大きく、特にポケダンは救助隊のサーナイトがもう本当にうるってきた。ゲンガーのパートナーというのが何ともかんともだが。 打って変わって探検隊では魅惑のチーム「チャームズ」に入っていた。かしこさ担当だがやっぱり可愛い。が、何故か探検隊でこの子の能力が低く設定されているせいで、スペシャルエピソードは結構しんどかった。この子を死なせないように、死なせないように。 スマブラもXとForに登場し、「リフレクター」を張ってくるが……どう見ても反射してるんですがそれは。原義は確かに反射物だから間違っていないのかもしれない。キラキラしてて美しいし許す。 ポケナガではカネツグのベストリンクかと思いきや実はフーディンの方がベストリンクだったりする……発売前イラストの並びは詐欺だったという。許さない。 そしてポッ拳にも参戦。ふわふわとしたモーションが特徴的で、遠距離戦が得意なトリッキータイプ。近づかれたら凄く弱い。凄くこの子らしい性能。 なお私は「みんなのポケモンスクランブル」でこの子がボスになっているステージにわざわざ何度も出向いては仲間にしてを繰り返し「サーナイトコレクター」の称号を無事に手に入れた。100匹以上いるけれど逃がせない。仕方ないね。 アニメでは最初に登場した回がマサトが倒れたラルトスを介抱しようと奔走する回で、妙に感動した覚えがある。だが正面画が残念なことになってしまったポケモンの1体でもある……横顔美人なのは分かっていたけれども。でもカルネさんのこの子は本当に華麗。あんな美しい技の避け方をするポケモンを私は見たことがない。 その他グッズも最近はたくさん出ていて嬉しい限りだが、一番の衝撃グッズはBW期に出た「サーナイト&ドレディア」のポケモンカードスリーブだった。発売日がまさかのマッギョキャンペーンと被ってしまい開店30分で売り切れてしまった伝説を持つ。買えずじまいで泣く泣く帰ろうとした時に友人から2パックほど譲ってもらい本当に嬉しかった。感謝。 ……と、何だかんだで長いことお世話になりっぱなしだから、きちんと恩返しできるように頑張らなくては。 ちなみに、私の最大の弱点もまたこの子だったりする……動きが読めない。技何持ってるんだ。耐久高そう。絶対動き見透かされてる。無理。 No.282 メガサーナイト ( Σ ゚ ヮ\))<我が前に立ち塞がりし邪なる者 全て滅せよ サーナイトの本気の本気。容姿自体は花嫁モチーフらしく、手が白手袋のようになったり胸のプレートがハート型に開いたりスカートがふわっとなったりと、ただただ美しい。♂も同じ姿なのは解せないが、問題はそこではない。 とくこう・とくぼう・すばやさが上昇するまではいい。こうげきが上昇するのもまあ想定内。ぼうぎょが上がらないのに不満はあるが百歩譲ってそれもいい。 特性「フェアリースキン」の効果「ノーマル技を威力1.3倍にした上でフェアリー技にする」って何だ。「はかいこうせん」がタイプ一致+特性上昇分で実質1.95倍で撃てるって冗談か何かか。サザンドラが3匹は飛ぶ。モノズならもう何か色々悲惨。 しかもこの子教え技で「ハイパーボイス」覚えるんだけど。実質威力117でタイプ一致2体攻撃?何だその化け物は。しかも「みがわり」貫通?おいおい冗談だろ。試しに覚えさせてXYに連れて来るか……え、強くない?ちょっと待って、強くない……? 「フェアリースキン」の仕様判明時の私の戸惑いも含めて説明するとこんな感じ。 特性が噛み合わなかったりデザインが微妙と言われたりしたメガシンカが多い中で、この子はデザインにも恵まれしかも特性が大当たりの1つ。「フェアリースキン」+「ハイパーボイス」の超火力で一躍ダブルの最メジャーポケモンの一角を占めるようになった。とくぼうが並以下のポケモンは大体2発で沈む。弱点なら即死もありうる。 しかも元々技の選択肢が広いので色々組み合わせられる。「ふういん」「トリックルーム」「こごえるかぜ」などを入れるのが主流だそうだが個人的に面白いのが「サイドチェンジ」「アンコール」「おにび」辺り。ニンフィアというライバルがいるが差別化は幾らでも可能。 ……とまあ、見た目の美しさとは裏腹に物凄く破壊的なポケモンになってしまった。本当にどうしてここまで高火力攻撃役になった? なおシングルではニンフィアやクレセリアに比べこれといった優位性がない為あまり活躍できていない。 そして色違いはドレス部分が黒になる。人間の下着に相当する部分だけ何故か白。花嫁というか最早妖艶な魔女。その魅惑的な姿に落とされたい。……♂はお帰り下さいお呼びでない。 XYのチャンピオンカルネの切り札でもあり、アニメですっかり見入ってしまった。メガサーナイトをあんなに華麗に戦わせられたらどんなに素敵なことか。 No.283 アメタマ RSEきってのレアポケモンで、どこに行っても超低出現率。たまーーーーに大量発生する。いざ捕まえると固有タイプのむし・みず。進化前で固有タイプなので進化先に期待がかかったが……。 特性が進化前と異なり「すいすい」なので進化前でも一応戦えなくはない。ただとくこうが50しかないので「ハイドロポンプ」でも倒せるかどうか……。 だがこの「ハイドロポンプ」がORASで恐ろしいトラウマを植え付けることになった。ふれあいサーチでこいつが簡単に手に入りはするが、遺伝技を覚えていることがある。そしてその中に「ハイドロポンプ」があり、野生の低レベルアメタマがこの技をいきなりぶっ放すことがある。序盤からこの大技をタイプ一致でぶちかまされようものなら簡単にパーティが壊滅する。とんでもない罠を仕掛けてきたものだ。 なおORASではRSに比べて水辺でも簡単に手に入るようになった為、必死に探さなくてもよくはなった。 No.284 アメモース レアポケモンが進化をすると更にレアなポケモンに……なったはいいが、タイプからまさかのみずが取れてただのむし・ひこうになってしまった。同じRS組でもアゲハントなどと被るし、なぜみずタイプを残してくれなかった? 特性がむしタイプ唯一の「いかく」に変化……いや、そういう所で珍しさを出さなくていいからみずタイプを返せ。しかも進化前より遅くなってしまった。もう、ね。 対戦では「いかく」が強いことは強いがむし・ひこうでのライバルが多い。一応元みずタイプなので「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」などレアな技を覚えたりはする。これでみずタイプだったら弱点も少なく扱いやすかったんだろうと思うと……うん。 だがポケダンではむしろひこうタイプがプラスになっている。部屋攻撃「ぎんいろのかぜ」を覚え、探検隊からは「あやしいかぜ」までも追加されこちらに甚大な被害を及ぼしてくる。いいんだか悪いんだか。 No.285 キノココ 妙に表情が硬いキノコポケモン。どこにでもよくいるキノコかと思いきや進化するととんでもないことになる。何気なく接触技を使って特性「ほうし」で痛い目を見たことが何度もある。結構忘れやすい。 この見た目から察せる通り「キノコのほうし」を覚えはするが、最終習得技かつ進化すると覚えないという鬼畜仕様。RS時点では何とレベル54だった。しかも何が酷いってこの系列、「全ポケモン中最も必要経験値が多いグループ」に所属する。伝説のポケモンより多いって嫌がらせか。従ってレベル上げも最初こそ簡単だが途中から物凄く難しくなる……。更に「みねうち」も揃えようとなったら遺伝させる必要がある為とんでもない手間を要する。勘弁してくれ。 ちなみに遺伝技に「ドレインパンチ」「きあいパンチ」があるが、手がないのにどうやって出しているというのだろう? No.286 キノガッサ 普通のキノコが進化して……かくとうタイプになった!?一体何がどうなっているのだろうか。覚える技までもかくとうタイプのものばかり。どうやって出しているのだろうと思ったら、実は手がにゅーっと伸びるらしい。結構怖い。 だが進化前に覚えられた「キノコのほうし」を覚えられなくなっている。このせいで育てるのに相当なまでの手間がかかる……。 対戦ではその労力に見合った活躍をきちんとしてくれ、「キノコのほうし」で動きを止めつつ、特性「ポイズンヒール」なら持久戦、特性「テクニシャン」なら火力勝負に打って出る。「やどりぎのタネ」「みがわり」「つるぎのまい」が1回でも決まれば一気に自分のペースに持ち込める。特にBW期は無類の強さを誇っていた。XY以降ファイアローの登場でやや鳴りを潜めてはいるがまだまだ強い。 なお「みねうち」を覚えるが、RS初登場時捕獲要員としては実は不適だった。何せ特性「ほうし」があるせいで起きるタイミングで相手に攻撃されてそのせいで相手が「どく」状態になろうものなら捕獲できなくなる。DP以降別の特性が追加されたおかげで適役になってくれた。 No.287 ナマケロ 初めて見た時「こんな特性不自由過ぎる!」と思ったがこれが最終進化形への伏線だったとは。 存外覚える技が優秀で、特性さえ気にしなければ攻略メンバーに選んでも十分な働きを見せてくれる。RS/ORASでそのまま育てればセンリと夢のケッキング対決もできるぞ。 ポケダンで近寄ってはいけないポケモンのうちの1匹。「あくび」を食らってはならない。下手するとそのまま永眠するぞ。 No.288 ヤルキモノ 進化してやる気に満ち溢れてしまった。特性もまんま「やるき」だし。攻略メンバーにするならこいつで止めておくのも手ではある。 進化形が進化形なのでこのまま対戦用として育ててもそれなりに強い。ただし「ねむる」を使えないので回復手段が「なまける」しかない。やる気に満ち溢れているのに。 アニメではセンリのヤルキモノが「ひっかく」だけでサトシのポケモン達を倒していた。どんだけ強いんだ。 No.289 ケッキング そして進化して「なまけ」に戻るという。何だこれ。ところが能力は何とカイオーガグラードンと同じ合計数値。何だこれ。こうげきに至ってはグラードンより上。何だこれ。 妙に素早いお蔭で先手を取ってタイプ一致威力150もしくは102の強烈な一撃で次々相手を薙ぎ倒す。これが周りの火力がまだ低いRS当時で実現していたのだから恐ろしいポケモンである。ダブルバトルなら特性を取り除くことで更に本気を出してくる。勘弁してくれ。 だがDP以降「きあいのタスキ」の登場や「まもる」の普及、こいつ以上の強力なノーマルタイプの登場で鳴りを潜めている。そろそろ動き出してもいいのではなかろうか。 ジムリーダーセンリも使用し、その火力で皆にトラウマを植え付けている。 No.290 ツチニン 初見でタイプがよく分からなかった上に何の虫かも分からなかったすっごく地味なポケモン。蝉の幼虫がモチーフと気づいたのは進化させてから。 だが実はRS当時「あなをほる」を自力で覚えられる貴重な種族で、進化させると覚えられない為進化させずに育てることも多かった。最終技なので物凄い苦行だった。 そしてエメラルドで特性「ふくがん」の効果が追加されたことで、先頭で「ひんし」にさせておいてアイテムを狩るのに重宝していた。アイテムコレクターの性かこいつはいつも瀕死になっているイメージしかない。哀れ。 No.291 テッカニン アイェエエエエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!? 初の忍者モチーフのポケモン。そこに蝉のモチーフが加わった。 恐ろしく素早く動くという。実際すばやさ種族値はマルマインを抜き去りRS登場当時最速の160。とにかく素早く神出鬼没。正に忍者。 対戦では「かそく」「つるぎのまい」「みがわり」「かげぶんしん」からの「バトンタッチ」で後ろのエースにつなぐ必殺仕事人。相手にデスノボリが立つ。攻撃性能は乏しいのでエースが倒されてこいつ1匹だけ残ったらこちらにデスノボリが立つ。 『ポケモンレンジャー』で出てきた時もひゅんひゅん飛んでキャプチャリングを次々と避けて回っていた。キャプチャさせてくれ! No.292 ヌケニン アイェエエエエエエ!?HP1!?HP1ナンデ!? ポケモン史上最も謎めいた進化方法で、「ツチニンがレベル20以上で進化した時に手持ちに1匹空きがある時に勝手に手持ちに加わっている」というもの。考えようによっては恐ろしい。DP以降ではこれに加え「モンスターボール」を1個でも持っていないと手に入らない。そのボールを1個消費してその中に入るということらしい。怖い。ヌケニンの図鑑の所だけ埋まらなくてテッカニンを頑張って育てたのもいい思い出。 ちなみに、HGSSまではテッカニンが進化と同時に覚えた技がそのままヌケニンにも引き継がれていたが、BW以降引き継がれなくなった。この為例えば「つるぎのまい」を覚えたヌケニンは最新作で入手できない。 HPは1しかない。種族値が1というのは正確ではなく、いかなる能力計算も例外処理されてHPが2以上には絶対にならない。能力の計算の根本に例外を持ち込んだとんでもポケモンである。 だがHPと引き換えに弱点技以外一切の攻撃技を受け付けない特性「ふしぎなまもり」で問答無用の詰みゲームを発生させる。主にみずタイプやでんきタイプがこれに陥りやすい。状態異常や定数ダメージはしっかり受けるのでひっそり「どくどく」「ステルスロック」などを仕込んでおくのが一番の対策。 この手のポケモンは「忘れた頃にやってくる」のが一番怖い所。だがまさか世界大会の決勝戦でそれが起きようとは。 ちなみにポケダンではHPが2以上に上がるため頑張れば実質最強のポケモンを誕生させることも可能。可能性は無限大である。 No.293 ゴニョニョ 何がモチーフかよく分からないけれど可愛い。トンネル工事中に大騒ぎして工事を中止させちゃう。可愛い。騒ぎまくる代わりに自分は音の技が効かなかったりする。可愛い。中にはビビったりする奴もいるらしい。可愛い。 なおORASで群れバトルをしすぎたせいでこいつの色違いを3匹引きました。多過ぎ。 No.294 ドゴーム ど う し て こ う な っ た。 ゴニョニョから進化したとはとても思えない見た目に変貌してしまった。ただ口を開けて騒いでいるだけのなんだかガサツなポケモン。私の可愛いゴニョニョを返せ! とはいえポケダンでの活躍は見逃せない。ギルドの中で見張り番や目覚ましの仕事をしている大事なメンバー。ただ叫んでいるだけかと思いきや男らしい一面を持つ頼れる兄貴でもある。 No.295 バクオング そしてこの最終形である。最早ゴニョニョの面影はない。 見た目がパイプオルガンに見える。穴を塞いだら大変なことになりそうだ。こいつと同時期に登場した新技「ハイパーボイス」がよく似合うポケモン。 長らく地味な扱いを受けていたがXYで突如威力140タイプ一致という「ばくおんぱ」を獲得、しかも隠れ特性「きもったま」のお蔭でゴーストでも止まらない。何だこの化け物は。サブ技も「きあいだま」「オーバーヒート」で苦手ないわやはがねを返り討ちだ。元のとくこうが100未満なのが唯一の難点。 No.296 マクノシタ そのまんまなネーミングセンス。進化したらジュウリョウかマクノウチかはたまたヨコヅナかと思っていた。どことなく巾着に似ている。可愛い。 同時期に登場した新技「ねこだまし」が最も似合う……というか、元ネタずばりのポケモン。本来相手の目の前で手を叩く動作なので相手に触れる技ではなかったはずなのだがDP以降触れるようになってしまった。解せぬ。 『コロシアム』では初のダークポケモンとしても登場した。ポケダン救助隊のマクノシタ道場ではお世話になりました。 No.297 ハリテヤマ 進化して立派な関取になりました。 「ねこだまし」「すなかけ」「つっぱり」「しおみず」など相撲に関わりの深い技を多く覚えるが、「インファイト」「クロスチョップ」まで覚える。それは相撲なのか? 地味にそれぞれの種族値が進化前と比べ全て2倍されている。 対戦では耐久が高く比較的遅いかくとうタイプだがローブシンというライバルが立ちはだかる為、ダブルで「ねこだまし」を中心にサポートするのが分かりやすい。「はらだいこ」を覚えるのでロマンも満載。こいつに「フリーフォール」を使っても重すぎて持ち上げられないぞ! No.298 ルリリ 色々と解せない仕様が多いポケモン。マリルはみず・フェアリーなのにこいつはノーマル・フェアリー、マリルは性別比1 1なのにこいつは1 3、他の後付け進化前組は遺伝技がほぼ共通するのにこいつはマリルとほぼ全て異なる遺伝技を持つ。何なんだこいつは。このせいでこの系列はXYになっても同時遺伝不能技の組み合わせが存在する……。 ポケダンのルリリとマリルの兄弟の印象も強い。ルリリ救出、みずのフロート、悪夢探検と、シナリオに大きく関わる。 No.299 ノズパス RS出現場所不明四天王次点。「いしのどうくつ」にいることは分かったがいくら探しても出てこない。仕方がないのでおもむろに岩を砕いてみたら「いた!」 自力で見つけられたので「次点」である。 常に北を向いているポケモンらしいのだが、戦闘や交配の時は一体どうしているというのだろう? RSではここ止まりだったが、正直スペックが微妙な為進化形があるのではないかと噂になった。そしてDPに入って無事に追加される運びとなった。こいつの進化形は「モアイゴン」ではない、「ダイノーズ」だ! No.300 エネコ とっても可愛いホウエンのアイドル系ポジション。出現場所が狭く出現率も狭い。 自分の尻尾を追いかけ回して目を回すらしい。凄く可愛い。そんなエネコをモチーフにした「エネコのシッポ」がある。可愛い。 ポケダンでは主人公候補の1匹。探検隊では「ノーマルスキン」でゴーストに無力と思いきや相性補正が緩かったせいで寧ろ全ての技がタイプ一致という破格の性能を誇っていた。そして敵に回すと恐ろしく強い。特にしあわせのとうのエネコはトラウマものである。 No.301 エネコロロ 進化してお澄まし猫になりました。なりましたはいいのだが能力が割と絶望的に低い……。 専用特性「ノーマルスキン」のお蔭で全技にタイプ一致が乗るのだが当然相性は無視できず、ゴーストタイプを出されただけで詰んでしまう。「でんじは」がじめんタイプにも有効なのがメリットだったが、XYから「へびにらみ」が命中100になってしまったせいでそちらにお株を奪われてしまった。せめてもう1回進化か能力上乗せがあれば……。 だがポケダンでは一転「メロメロ」からの「おうふくビンタ」でHPをごっそり持っていく凶悪ポケモンに変化する。 No.302 ヤミラミ ウィー!! 初めての「弱点がない」ポケモン(登場当時。現在はフェアリーが弱点)。どうやったら抜群を取れるか考えて「みやぶる」+かくとう技という答えに行き着いた思い出。 ステータス自体はそこまで高くないが、「てだすけ」や「フェイント」で少しずつ注目を集め始め、BWで「いたずらごころ」を手に入れて一気に覚醒した。高速で「おにび」と「じこさいせい」を使い相手の物理を骨抜きにし、ダブルでは「ねこだまし」「フェイント」で徹底的に掻き回すトリックスターである。 なお専用特性「あとだし」はほぼ使われない外れ特性である……。「しっぺがえし」「メタルバースト」は強いといえば強いが。 ポケダンではヨノワールの配下として活躍し、独特の鳴き声で人気を博した。 No.302 メガヤミラミ 唯でさえ「いたずらごころ」が強いヤミラミが更に強くなって帰ってきた。 「マジックミラー」で変化技完全防御、とくこうも上がったおかげで物理特殊どちらでも攻撃可能、しかも仕様を利用してメガシンカしたターンに「じこさいせい」し耐久を引き上げながら回復するという離れ業も披露する。すばやさは下がったが耐久が十分なので仕事は確実にできる。ただし昔と異なり弱点が1つできたので注意! どうでもいいがダイヤの陰に隠れつつ攻撃する時だけ前に出て終わるとまた陰に隠れるモーションが妙に可愛い。 No.303 クチート どことなくつんつんした見た目で登場当時から気にはなっていた。だが最初矢鱈とあく技が多いせいであくタイプだと思っていた。蓋を開ければはがねタイプ、しかもはがねの攻撃技一切なし。「何だこいつは」となったものだった。 DPから攻撃面が多少改善され、BWで隠れ特性「ちからずく」で火力が若干底上げされた……もののそこまでパッとしなかった。だがXYで一転フェアリー獲得+メガシンカ獲得で一気に最前線にまで到達してしまった。人気とは末恐ろしいもの。 私もちゃっかりORASでわざわざいしのどうくつに出戻りして捕まえてそのままシナリオメンバーに加入させてしまった。RS当時はまるで戦えなかったのが嘘のようである……が、現在も有用な技はレベルをかなり上げないと覚えないので実際のシナリオではややきつかったりする。 No.303 メガクチート さいきょー可愛いメガクチートちゃん! いやまさかね、クチートがこんなにかわいく(元からだけど)強くなって帰ってきてくれるなんて思ってなかったんですよ。最初見た時絶対ガセだろと。でも本当だったと聞いてびっくりしましたよね。天使過ぎるでしょこの子。しかも「ちからもち」って頼もし過ぎか。うわいきなりじゃれついてきた我々の業界ではご褒美でごふぁっ!?(瀕死) No.304 ココドラ 初見で「何だこのタイプの複合は」とびっくりしたポケモン。いや、4倍2つでしかもかくとうとじめんって弱すぎやしないかと。RS当時かくとうはそうでもなかったがじめんはこの頃も強かった。耐久は確かに高いが凄く不安定に思えた。 金銀時代を知る人間としては「まともにはがね技を使うはがねタイプ」に感動を覚えたものだった。ただ自力で覚える「きんぞくおん」でとくぼうを下げても物理主体のこいつでは無意味……。 だがまさかこいつがBW以降「レベル100をも簡単に屠る嵌め殺し戦法の申し子」になろうとは。特性「がんじょう」で攻撃を1で耐えてからの「がむしゃら」は正に外道。「すなあらし」ないし「どくどく」が入れば問答無用でKOだ。 No.305 コドラ 進化してサイホーンのような見た目になった。実際もう1回進化するとサイホーン同様二足歩行になる。 RSのチャンピオンロードに出現するので四天王前最後の狩りの対象になるのだが、ここに出て来る連中はことごとく「ほえる」や「ふきとばし」で経験値を0にしようとする。しかもこいつは弱点こそ4倍2つだが抵抗が多い上に物理耐久が高いのでよく吠えられてしまう。しかも「まもる」まで使うときた。もう勘弁してくれ。 しかもRSのコンテストで「かたくなる」から「とっしん」のコンボで物凄いハートを稼ぐ。そのせいでコンテストのハイパーランクでこいつに何度か負けた覚えがある……。 No.306 ボスゴドラ 立派な二足歩行の怪獣になりました。まるでメカゴジラ。だが鳴き声が案外可愛い。 対戦では全特性がそれぞれ固有の戦法を持つというとんでもないポケモンで、「がんじょう」は「メタルバースト」と、「いしあたま」は「もろはのずつき」と、「ヘヴィメタル」は「ヘビーボンバー」との相性がすこぶるよい。どの戦法を取るかで活躍場所も大きく変わる面白いポケモンである。だがやっぱり4倍2つは痛い。 No.306 メガボスゴドラ メガシンカして何といわタイプが取れてしまった。タイプが取れるメガシンカはこいつが現状唯一である。 タイプが取れたことでいわのタイプ一致が取れて火力面が減退した代わりに耐久は「フィルター」も相俟って物凄く上昇した。タイプ一致でも落ちない落ちない。が、持久戦やパーティのサポートをやる為だけにメガシンカ枠を割くのが躊躇われる上に回復手段も「ねむる」しかない。通常のボスゴドラでも十分強いので選択肢の1つという立ち位置である。 No.307 アサナン アナサンではない。また座禅を組んでいる+エスパータイプ+名前が「アサ」だからといって某カルト教団は関係ない。 見た目がインドっぽい。インド象はたくさん出てきたがインドが出て来るとは。インド人を右に。 出会い頭に「みきり」や「フェイント」を噛ましてこちらをイライラさせてくる。 RSシナリオでは比較的早く見かけるが、実際手に入るのはシナリオの後半になってから。 ちなみにHGSSでは特定のサウンドを流すことで出現するが、ホウエンが初出なのに何故かシンオウサウンドに引き摺られて出現する。お前本当はシンオウ地方出身なのか? どうでもいいがその細い膝でどうやって「とびひざげり」をしているんだろう?これもヨガの力なのか? No.308 チャーレム コトトトトトトト! インドの修行僧っぽさが更に増した。そしてこのタラコ唇。 特性「ヨガパワー」の仕様を知って途轍もなくびっくりしたポケモン。ステータス2倍扱いって色々おかしくないかと。そのせいで何とこうげきはRS当時実質ナンバーワン。ケッキングより強い。色々頭おかしい。 対戦ではこのこうげきを活かすのが主流で、「とびひざげり」が問答無用で強い他「ねこだまし」「バレットパンチ」「フェイント」などがある。最大火力は「きあいパンチ」で、決まればそれはそれは物凄いダメージを叩き出す。また、特性「テレパシー」+技「フェイント」を両立するが、「ヨガパワー」の陰に隠れている。 探検隊ではチャームズの一員だが、救助隊ではイジワルズの一員でもあった。色々な個体がいるようだ。 No.308 メガチャーレム メガシンカして手が大量に増えた。ヨガの力恐るべし。しかもよりインドっぽさが増す見た目になった。 特性「ヨガパワー」で超火力を売りにするもののメガクチートに及ばず、「とびひざげり」の威力は強いがかくとう技は通りづらく、しかもメガガルーラに対しては同じすばやさの上かくとうの癖に「ふいうち」を1倍で食らってしまう。どうにも痒い所に手が届かないもどかしい感じのポケモン。次回作でどうにかなってくれるといいんだけれども。 No.309 ラクライ 雷が落ちることを落雷という。ネーミングセンスどうしちゃったのという感じのポケモン。 RSシナリオはでんきタイプに乏しく、無進化のプラスルマイナンを除くとこいつ以外にコイル、ビリリダマ、ピカチュウ(ピチュー)系列のみ。その中でこいつは110番道路に出現する為最も早く手に入り、進化も比較的早い。 ORASではコイルやビリリダマも110番道路で普通に手に入るようになったが、特性の優位性は結構高く、またサーチすればたまに「はじけるほのお」を覚えたラクライも手に入るのでテッセン戦に有用。 ポケダンでは主にピカチュウを連れている人にとってはトラウマメーカーの1匹。まさかフロア全体のでんき技を吸収するなんて。 No.310 ライボルト 進化してよりスマートになった。鳴き声が地味に好きな部類。 RSでのシナリオではかなりボコボコにやられてしまった記憶しかない。まずナギ戦のチルタリスがでんきが1倍なことに度肝を抜かれ、かつ「じしん」を食らって沈む。次に道中のミロカロスのとくぼうがあまりに高く押し切られて沈む。極めつけは四天王プリムのトドゼルガに持久戦をやられて沈む。博士の子供がヌマクローを持っていると更にきつい。もうやめてくれ。 対戦でもRS当初はまるで弱かった。とくこう・すばやさは高いがそれ以外は低く、正直サンダースでいいじゃんと言われる始末。だがDPから「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」が追加、BWで「ひらいしん」にでんき無効+とくこう上昇が追加、そしてXYで何とメガシンカ追加と着実に強化された。でんきを吸ってとくこうを上げてからメガシンカかそのまま戦うかの2択。 そしてポケダンではやっぱりトラウマ。「ひらいしん」マジ勘弁。というか本編で「ひらいしん」にでんき無効の効果がついたのはポケダンの逆輸入なのではないかと。昔は普通に食らってたわけだし。 No.310 メガライボルト だいぶトゲトゲになってしまいましたねこの子。流線形と言えるのかどうか。それで「いかく」したら流石にビビりますわ。 「ボルトチェンジ」との相性がよく、「いかく」の再利用や不利相手からの逃走などにも使える。「めざめるパワー」もあればガブリアスだって難なく倒せる。使いどころは選ぶけれども、パーティサポートとしてはかなり優秀なメガシンカといえる。 No.311 プラスル ピカチュウに似たアイドル族ホウエン組。最初パラソルかと思ってた。 大体の作品でマイナンと対関係。片方が出るともう片方は出にくいか出ない。『コロシアム』や『XD』ではマイナンよりも登場回数が多い。 電極が元ネタだが、固有特性だった「プラス」は他のポケモンにも配られ、自身も隠れ特性で「ひらいしん」を獲得した。ただライチュウと被るのがちょっと苦しい。 マイナンと共にダブルバトルを象徴するキャラで、2匹同時に出すと「プラス」と「マイナス」の効果で互いのとくこうが1.5倍に上がるが、実際は「じしん」が辛過ぎるという。 No.312 マイナン ピカチュウに似たアイドル族ホウエン組。最初マイナーかと思ってた。 大体の作品でプラスルと対関係。片方が出るともう片方は出にくいか出ない。プラスルに比べると他作品での活躍は今一つ。だが2匹セットでグッズが出されることが多いのは利点と言えそう。 電極が元ネタだが、固有特性だった「マイナス」は他のポケモンにも配られ、自身も隠れ特性で「ちくでん」を獲得した。耐久が高いのでプラスルよりは色々耐えられるが、やっぱり種族値が何とも言えない。 プラスルよりは耐えるので単体で仕事できなくもない……が、正直五十歩百歩と言ったところ。もう2匹とも可愛いしフェアリータイプ付加でよくないかな? No.313 バルビート RS発売前に公開されていたポケモン。だがまさか無進化でしかも♂しかいないとは誰が想像しただろうか。 RS登場時は専用技「ほたるび」「シグナルビーム」までもらっているのに本人のスペックが……というガッカリポケモンだったのだが、隠れ特性で「いたずらごころ」を手に入れて大化け。今やすっかり優秀な「バトンタッチ」要員となった。 なお、特例でイルミーゼからバルビートのタマゴができるようになっている。 No.314 イルミーゼ まさかこいつがバルビートの対の存在だとは。しかも無進化で。おまけにバルビートのアプローチに対して特性「どんかん」ってあんた。DPに入って「いろめがね」がついた……ちょっと待て。 こちらも「いたずらごころ」を手に入れたおかげで優秀な「バトンタッチ」要員に……とはいえ継承できるのが「せいちょう」くらいしかなかったりする。 この2匹で印象的なのはポケダン探検隊の熱水の洞窟最上部での2匹のダンス。とても綺麗だった。 No.315 ロゼリア 茨に棘ありとはいうが、毒を持つ棘だなんて聞いてない。しかも薔薇に毒なんてあるわけがない。こいつがどくタイプなのはどういう皮肉なのだろう? RS登場当時はとくこうこそ高いが全体的にかなり微妙なステータスで実戦に耐えうるとはとても言い難かった。天候合戦にも合わない特性だし。 だがDPになって進化後と進化前が「同時に」追加されるという大幅なテコ入れが行われて一躍注目が集まった。ちなみに同時に追加されるケースは現在こいつが唯一である。 No.316 ゴクリン (-3-) その丸くて草餅のような体と何とも言えない顔つきが妙に癖になるポケモン。だがどくタイプだ。そしてその正体は胃袋だ。 任天堂の別ゲームに出て来る某ピンク玉を緑にしたようなものと見なせなくもない。 ちなみにそいつも出て来るスマブラでアイテムを食べてしまうキャラとして登場している。まさかの夢の共演。 No.317 マルノーム ( ゜3 ゜) 進化して紫になってしまったが剽軽な顔つきは変わらず。だが大体の作品で進化させないと手に入らない。 能力は何とも言えないが特性はそれなりに強く、多種多様な技を覚える為実力はそこそこ。XYでイメージ通りの「ゲップ」を習得したので是非こいつに使わせたいところ。 ポケダンのこいつは「どくどく」という大変に凶悪な技を使う。階段の近く以外で絶対に使わせないこと。 No.318 キバニア 見たまんまピラニアの危ない見た目のポケモン。「さめはだ」なので触れると傷つく。RSの時に「何て危ない生き物が住んでるんだホウエンは」と思ったポケモン。119番道路にも出て来るが、ヒンバスがまともに生息できないのは大体こいつのせいなんじゃないかと。 ただこいつの印象は「しんかいのキバ」だったりする。このアイテムがこいつの系列とハンテールしか持っていないせいでこいつから手に入れるしかなく、伴って何度もこいつと戦っていた。DPだいしつげんで大量にキバニア乱獲をやったこともある。しんどかった。 No.319 サメハダー サメハダーの「さめはだ」という直球な特性紹介で「何じゃそら」となったポケモン。 見るからに攻撃特化で実際攻撃面が高く、耐久はお察しの通り。RS当時は大したことなかったのに次から次へと強力な要素が加わって、でもそこまで強くないというちぐはぐなポケモン。やっぱり耐久って大事。BWで追加された隠れ特性「かそく」からの「みちづれ」か直接攻撃かの2択が熱い。伴って「さめはだ」はほぼ使われていないという……。 アクア団アオギリの切り札でもある。ORASではメガシンカもする。 ホウエンコンテストの「サメハー」の印象も強い。大体先頭でいばってくる。 No.319 メガサメハダー サメハダーが強くなって新しい特性を得て帰ってきた!……いや、そうじゃない。耐久は確かに上がったが何故「かそく」を捨てた。「かみくだく」の威力が実質180とかそうじゃなくて。色々と噛み合わないのは相変わらず。 デザインもただ装飾が増えただけ。うーんそうじゃないんだけど。色々不満の多いメガシンカである。 No.320 ホエルコ RS初期から公開されていたポケモン。鯨がモチーフの為か進化前でもフシギバナと同等の大きさがある。流石である。しかしこいつを平気で釣り上げられる主人公は一体どうなってるんだ。 RS/ORASシナリオではこいつを釣り上げて育てておけば即戦力としては十分。後々別方面で役に立つし。 No.321 ホエルオー 立派な巨大鯨に進化しました。伝説のポケモンを優に上回る史上最大のポケモン。画面からはみ出るのはお約束。 見た目通りHPが物凄く高い。対戦ではイメージに相応しい「しおふき」や何故か覚える「じわれ」などが有名だが、見た目の割にどうもパッとしない。ちなみに『XD』でのみ「じばく」を覚える。こいつ、爆ぜるぞ! BW2の海底トンネルでも見られ、見られたことを記念したメダルもある。 PDWのゆめしまではミニゲームとしてこいつの潮でポケモン達に風船を割ってもらうゲームが出ていた。 ポケダンのドット絵が大きくて毎度距離感覚を狂わされた。 RS/ORASではレジ3匹の解放条件。 「おわりに ほえるおー」 No.322 ドンメル 最初何のモチーフか分からなかったポケモン。背中にコブがあるポケモンといえばつまりはラクダ。だが砂漠ではなく火山に住む。そして妙に目が癖になる。 捕まえてタイプを見てみず4倍でガッカリ、すばやさを見て更にガッカリ。でも弱点自体は2つしかないのでみずさえ受けなければという感じ。 ポケダンのこいつはトラウマ。「マグニチュード」やめてくれ。 No.323 バクーダ 中々の貫禄と半固有技だった「ふんか」のインパクトが強いポケモン。定期的に噴火するらしい。怖い。 こうげき・とくこうが高いがすばやさが低く耐久も中程度しかない。対戦ではRS時代はお察しだったがDPで「トリックルーム」「だいちのちから」「ハードロック」などの強化要素でだいぶ強くなった。耐久がバシャーモ以下なのは目を瞑っておこう。 マグマ団マツブサの切り札でもある。ORASではメガシンカもする。 ポケダンのこいつは正直見たくないレベル。「だいちのちから」が部屋全体攻撃なせいで出会い頭にボコスカ撃ってくる。通路の反対側からも撃ってくる。やめてくれ。 No.323 メガバクーダ ORAS追加組メガシンカの中では滅茶苦茶強い部類。「すばやさ」が下がり特性が「ちからずく」に変更、火力も耐久も上昇といいことずくめ。「トリックルーム」でこいつが出てきた時の絶望具合は半端ない。 だがマツブサ戦でタイプ一致技がないのはどうにかならなかったのか。 No.324 コータス RSやORASでアチャモを選んでいない場合ほのおタイプで4倍弱点がないのがこいつとロコン一家しかいない。進化の石は貴重品なのでこいつを使いたくなるが、すばやさがとにかく低い。その代わり物理耐久は高いのである程度壁にはなる。 顔が妙に渋いので癖になる。亀は万年とはつまりそういうことらしい。RS組の中では結構好きな部類。シナリオでもお世話になった。 対戦では「ふんか」や「じわれ」など色々覚えるのだが、最近ではメガバクーダに押されまくっている悲しいポケモン。 ポケダン探検隊のこいつは温泉を営んでいる。だが自身は水に浸かって大丈夫なのだろうか。お湯だから平気なのだろうか。 No.325 バネブー 「止まると死ぬ」ポケモンの1匹。常に跳ねていないと心臓が動かないという設定があまりに残酷すぎて可哀想になってくるほど。 諺「豚に真珠」がモチーフだが、技やアイテムにそれに関係するものはなく、サイコパワーの源というだけ。 ちなみにパールルが作り出す真珠だというが、主に山に住むこいつはどうやってその真珠を手に入れているんだろう? No.326 ブーピッグ 豚の鳴き声と豚の英名が名前の由来という随分直球なポケモン。見た目は地味で今一パッとしない。進化前に抱えていた真珠は体の一部になったようだ。 ちなみに技を使う時のダンスは実際にアメリカであったものらしい。 タイプと特性でほのお・かくとう複合組のストッパーとして活躍できそうだが、物理耐久がそこそこ程度しかないので過信は禁物。 No.327 パッチール 70億通り以上という恐るべき模様のバリエーションが存在するぶっ飛んだポケモン。ハートマークやら円形やらお気に入りのマークを捕まえようと粘った人数知れず。倒すと何故かとくこうがよく伸びるようになるので、とくこうを鍛える為に大量に狩った人も数知れず……。 種族値が全て60という珍しくも微妙なステータスだが、多種多様な技を覚え、かつ特性「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で誰かに押しつけることが可能。何かしらの可能性を感じさせるポケモンではある。 ポケダンでは救助隊での「どうしてもホウオウに会いたい」という探検家パッチールさんや探検隊でのパッチールカフェが印象的。特にカフェには本当にお世話になりました。 No.328 ナックラー 砂漠地帯にひょっこり出てきてはつぶらな瞳で見る者を捕捉し「ありじごく」で実際に逃げられなくする嫌らしいポケモン。 モチーフがアリジゴクなので、伴ってタマゴグループは「虫」。だが本人はじめんタイプな上に進化してもむしタイプにはならない。 こう見えてこうげき種族値が最終形態と同じだけあり、すばやさが恐ろしく低いが「トリックルーム」で引っ繰り返れば超速に早変わり。特性も3種それぞれ便利。進化前のポケモンの中では密かな実力者である。 またこいつ限定で「じわれ」を覚えるが習得レベルが恐ろしく高い為、DPからBWまでこいつのレベルをひたすらに上げて孵化した人が数多くいた。 No.329 ビブラーバ RSにおいて、ナックラーを砂漠で、フライゴンを四天王で見かけるのに、間に入るこいつはいつまでも見つからない。進化させて初めてその存在に気付いた。伴って恐ろしく地味な部類のポケモン。せめてトレーナーが使ってくれていたら。 ドラゴンタイプが加わったが、見た目はドラゴンというより虫っぽい。しかもドラゴン技をろくに覚えてくれず、「りゅうのいぶき」以外は教え技の「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」「げきりん」だけ。「ドラゴンクロー」すら覚えない。 代わりに「むしのさざめき」「ばくおんぱ」を覚える。タマゴグループも「虫」。やっぱりこいつ虫なんじゃ? No.330 フライゴン 贔屓目や批判抜きにして、恐らく最も悲劇的な境遇にいるポケモン。 RSまではすばやく火力があり特性も便利なじめんタイプだったが、DPから登場したガブリアスが能力や技で大幅に上回ってしまった。差がつくとすれば特性や一部の小回りが利く技のみ。 フライゴンが局所的に合うチームはあるが、ガブリアスはオールラウンドに合わせられるポテンシャルがある。しかもメガシンカにまで見放された。ここまで来ると最早苛めである。 打って変わってポケダンでは超強力なポケモン。全体技「だいちのちから」「ぎんいろのかぜ」「りゅうせいぐん」、特性「ふゆう」、優秀な「かしこさ」でガブリアスの3倍強い。 No.331 サボネア 「すなあらし」が吹き荒れているのにくさタイプが紛れていて大丈夫なのか?と心配になったが、ダメージを特性で防いでいることを後から知って驚いた覚えがある。 だがORASのサーチで見つかるサボネアの中には砂漠の「すなあらし」でダメージを受けてしまう個体がいるらしい。代わりにみずをあげると喜んでくれるぞ。 なおたまにアイテム「くっつきバリ」を持っていることがある。これも自分からダメージを受けてしまうのでそっと攻撃してあげよう。 アニメではコジロウのポケモンだったこともあるのだが、この個体はウツボット同様登場するとご主人にやたらとなつく。流石コジロウ、愛されキャラである。 No.332 ノクタス 砂に紛れるハンター案山子。よく「すながくれ」でひょいと攻撃をかわしてイライラさせてくれた。 実際対戦でも「すながくれ」を活用するのが主。だが見るからに耐久が低くすばやさも中程度しかないので、高いこうげき・とくこうを活かしつつ運に任せるのが主。この特性持ちの中で唯一のくさ・あくタイプなので仕事が被りにくいのが魅力。 実はRS当時とくこうが最も高かったあくタイプはこいつであり、「ニードルアーム」が専用技として存在していた。だが技の威力がことごとく低く、こうげきは実質無駄ステータスだった為まるで活躍できなかった。DPで全タイプ技にぶつり技が誕生したおかげで漸くまともに戦えるようになった。 こいつと言えばアニメのハーリーさんだろう。見た目もそのまんまノクタスのよう。 No.333 チルット もふもふもふもふ。 幸せの青い鳥がモチーフの一部で、かつ綺麗好きな設定なので、世が世ならこいつの頃からフェアリーがついていたのかもしれない。 とはいえシナリオで使おうとするとろくに攻撃技を覚えてくれず、ステータスも耐久寄り、やっと覚えた技が「とっしん」と、非常に使いづらい。進化までこらえられるかどうかが勝負。私は……駄目だった。もっと育てておけばよかった。 ちなみに進化後で活用する「ハイパーボイス」は遺伝技なのでタマゴからこいつに覚えさせればよい。 XYで何故か「ムーンフォース」を覚えた。フェアリーも月も関係ないのに何故?と思ったら、まさかのまさかこれが伏線だったとは。 No.334 チルタリス 図鑑番号334で「しろいきり」が使えるポケモンである……なんでや!阪神関係ないやろ! とはいえこいつは色々思い出深いポケモン。RSのナギ戦で初めて遭遇し度肝を抜いた。でんき技1倍でしかも「じしん」って。トレーナー戦のチルタリス相手に色々実験してドラゴン・ひこうと分かった時の衝撃といったら。かたや自分で育てていたチルットはレベル33で限界を感じボックスに眠ってしまったという。あと2だった。 対戦ではメガシンカするまでパッとしなかった。確かに「ほろびのうた」や「コットンガード」など面白い技を覚えたり、隠れ特性も「ノーてんき」と面白いものだったりするがドラゴンタイプが災いしついでに狩られる状態だった。メガシンカで固有タイプになってくれて本当によかった。 色違いの色使いが本当に綺麗で、Eで捕まえた色違いは凄く大事にしている。 No.334 メガチルタリス メガシンカすることでひこうがフェアリーに変わってしまった。これにより何と初期形態のタイプを両方失うという前代未聞の事態が訪れた。確かに「ムーンフォース」を何故か自力で覚えるから十分ありえた話なのだが。 特性「フェアリースキン」を物理特殊両方でフルに活用できるステータスを持つ。物理は「りゅうのまい」から攻めを組み立て、特殊は火力強化手段こそないがサブ技にはがねを焼く「だいもんじ」を備える。「コットンガード」による持久戦もお手の物。ただし弱点がメガシンカ前と大幅に変わるので運用注意。 No.335 ザングース 沖縄の生態系をモチーフとしたポケモンその1。ハブとマングースのうちマングースの方がこちら。ハブの天敵という名目からハブネークの得意な「どく」状態にならない、ないし「どく」状態で逆に強くなる特性を持つ。 対戦ではこうげきがかなり高くすばやさがそこそこ、残りは低いという分かりやすい能力で、かつノーマルタイプなので「おんがえし」などが強い。しかもこのなりで「インファイト」まで覚える。強い。だがノーマルはライバルが多くやや埋もれがち。 そしてこいつは多くのケモノ好きを生み出した元凶でもある。確かにマングースというより獣人のようなイメージで最初何のモチーフかよく分からなかった。 No.336 ハブネーク 沖縄の生態系をモチーフとしたポケモンその2。ハブとマングースのうちハブの方がこちら。代々ザングースと戦ってきたというが、別にザングースに対して有利になれる要素はない。タイプもどくだし弱点を突けるわけでもない。 対戦ではお世辞にも強いとはいえず、こうげき・とくこうが高いがそれ以外が低いというバランスを欠いた能力。これでザングースの対でとくこう・すばやさが高いとかだったら面白かったのだが……実際ザングースとハブネークが戦ってもザングースに先手を取られて倒されること請け合い。深い悲しみを背負っている。 アニメではムサシの手持ちだったことがある。 なお、ザングースとハブネークの2匹は仲が悪い設定のはずが、タマゴグループに同じ「陸上」があるので実はタマゴが作れたりする。どうなってるんだ一体。 No.337 ルナトーン 月をモチーフにしたポケモンだが、あまりの怪しげな見た目に物凄く強いんじゃないかと思った。実際そんなことなかったのだが。もちろんというべきか、「つきのいし」を持っていることがある。 ソルロックとは対関係なのだが……これのせいで実はルビーとエメラルドでは「つきのいし」が1つしか手に入らない。他に「つきのいし」が手に入る方法がないという。図鑑完成の為には2つ必要なのに。 対戦では2体しかいないいわ・エスパーでとくこうがそれなりに高く、当初こそ特性「ふゆう」で「れいとうビーム」を覚え、ボーマンダなどに正面から挑める結構強いポケモンだった。だが新作が出るにつれてどんどん隅の方に追いやられる始末……。モチーフが若干被るクレセリアの存在も頭が痛い。 しかもいわ特殊技がその昔教え技にあった「げんしのちから」しかない。XYで手に入れた技は「ムーンフォース」。いや、そうじゃない。 こいつとソルロックと言えばRS/ORASのジムリーダーフウとランだろう。いきなり2匹並んで登場した光景はかなり異様だった。……「なみのり」で一掃できてしまうのが結構悲しい。 最新作がサン・ムーンなので何かしらの結びつきが期待されるが……。 No.338 ソルロック 太陽をモチーフにしたポケモン。モチーフ自体は分かりやすかったがほのおタイプではなくいわタイプ。何故だ。まあ実際の太陽は別に燃えているわけではないが。もちろんというべきか、「たいようのいし」を持っていることがある。 ルナトーンとは対関係。HGSSまでこの石の需要はそこまでなかったが、BW以降この石で進化するポケモンがどんどん増えてきたので需要自体は高い……特性「ものひろい」で拾ってくるけれども。 対戦では2体しかいないいわ・エスパーでこうげきがそれなりに高いが、どちらかと言えばいわタイプで数少ない「トリックルーム」の使い手として有名。同じ太陽モチーフのキマワリと並んで太陽コンビを結成したことがある。だがその役目もメレシーの登場で危うくなっているという。 また太陽モチーフなので「ソーラービーム」「オーバーヒート」なども操れるがとくこうが低いせいで火力はお察しの通り。 こいつとルナトーンと言えばRS/ORASのジムリーダーフウとランだろう。いきなり2匹並んで登場した光景はかなり異様だった。……「なみのり」で一掃できてしまうのが結構悲しい。 最新作がサン・ムーンなので何かしらの結びつきが期待されるが……。 No.339 ドジョッチ どこにいるのか最初よく分からなかったポケモン。姿は見かけるが釣り限定とは。同じ時期に出たミズゴロウ系列と異なり初期からじめんタイプがあるが、だからといってキャラ被りをしないというわけではない。選んでいない人には有用だろうか。 RSEのコンテストでは低レベルで覚えられる「みずあそび」「どろあそび」がコンボになる為、捕まえてコンディションを上げてコンテストの全リボンを制覇した覚えがある。たくましさはレベルを上げれば「じしん」「じわれ」がコンボになるので厄介なコドラも大丈夫。 アニメではこいつが登場する回を放映する直前に大地震が起きてしまった為、お蔵入りになってしまった悲劇のポケモン。内容が地震関連だったし仕方ない。 No.340 ナマズン ドジョウが進化して鯰になるってどういうことだ。ポケモンにはよくあることだが。 対戦では競争率の激しいみず・じめんタイプで、同時期にラグラージまで出ているせいで肩身が狭い。だが「きけんよち」で弱点となるくさ技を事前に察知できるので存外うまく立ち回れるかもしれない。「じわれ」や「りゅうのまい」もあるし。 ポケダンでは救助隊で長老をしていたが、敵に回ると固定ダメージ「マグニチュード」で勧誘した仲間を次々と葬り去っていく凶悪なポケモンに変貌する。こいつに近づいてはいけない。 アニメではこいつが登場する回を放映する直前に大地震が起きてしまった為、お蔵入りになってしまった悲劇のポケモン。内容が地震関連だったし仕方ない。 No.341 ヘイガニ ヘイヘーイ! ドジョッチ以上に地味で、初代組のクラブとのキャラ被りもあってかなり地味だったポケモン。トレーナーも中々使ってこないし進化形も見かけないし、何だこいつはという感じだった。 だがアニメでサトシが手に入れて以降陽気な鳴き声と性格で一躍有名になった。更にポケダン探検隊ではギルドのメンバーにも抜擢され、同様陽気な鳴き声と性格で強い印象を残した。他作品の影響を強く受けたポケモンの1匹と言える。 No.342 シザリガー ジザリガーではない。シザーとザリガニだから「シ」ザリガー。 進化してあくタイプがつき、何故か頭に星マークがついた。モチーフとなった生物はアメリカザリガニ。あれ、もしかしてこの星マークの意味って。そしてあくタイプの意味って。別の国を代表する生き物パンダにも同じタイプがついているし、中々にブラックなユーモアと言える。 だがRSでは恐ろしく地味で、何と誰一人としてトレーナーが使ってこなかった。しかも育ててもこうげき・とくこうが高いがすばやさも耐久も低く、しかもあく技を「はたきおとす」以外覚えない。見るべき所といえば「クラブハンマー」を多少高い火力で使えることくらいと、アメリカザリガニとは程遠い散々なポケモンだった。 だが世代を追うごとに着実に強化され、今では特性「てきおうりょく」のおかげでみず・あく両方のタイプで物理技の火力1位というぶっ飛んだポケモンになった。「はたきおとす」でクレセリアすら射程に入れる。モチーフ的に外来種の本領発揮といったところか。 No.343 ヤジロン 弥次郎兵衛のようなポケモンだが分類はどぐうポケモン。どうやってバランスを取っているのかと思ったらエスパータイプなので恐らくは念力だろうか。 顔が某猫型ロボットの映画に出て来る23世紀の土偶兵器に似ている。モチーフが同じだからだろうか。 RSEでは砂漠をウロウロしているが、「じばく」があるせいでせっかく出てきても捕まえられないことがあった。というか捕獲時点で覚えている技が「どろかけ サイケこうせん がんせきふうじ じばく」である。レベル20代前半にしては強くないか。ORASでは「じばく」の習得レベルが引き上げられたが「げんしのちから」なども使ってくる。強くないか。 何気にじめん・エスパーはこの系統固有の組み合わせだったりする。もっと出ていても不思議ではないが。 No.344 ネンドール 進化してますます土偶のようになった。全方位に顔がある。だがこれが浮遊して移動するのだから結構不気味。レベル36で進化と同時に「はかいこうせん」を覚えたりするので危ない。 対戦では見た目通りというべきか耐久の方が高く、攻撃能力は低い。ただ弱点が6つもあるのでその耐久も不安定。攻撃技が豊富で得意な相手には耐久もあってかなり強いのだが……。同じ遺跡出土系モチーフのエスパータイプドータクンに水を開けられまくっている始末。数少ない個性の1つ「いわ・じめん両方半減以下」もドータクンと同じという悲しみ。ダイゴの手持ちにひっそりといるお蔭でブーピッグなどよりは知名度的にマシかもしれないが。 そしてこういうポケモンほどポケダンになると凶悪化する。遠距離砲「サイケこうせん」、命中低下の「どろかけ」、鈍足の「がんせきふうじ」、全能力強化の「げんしのちから」にこちらの体力を半分も持っていく凶悪技「じばく」まであり、しかも救助隊では能力も超高い。勘弁してくれ。 No.345 リリーラ RS化石組の1匹。RSでは片方しか手に入らなかったがEでは両方手に入る。Eでのみ出現する「げんえいのとう」「さばくのちかどう」は必見。 目がよく分からないが上の方にある。つぶらで可愛い。系統固有のいわ・くさタイプを持つ。RS当時くさ技を自力で覚えなかった。いわ技「げんしのちから」があるだけマシなのだろう。 アノプス共々RS当時「いわなだれ」の遺伝ルートが凄く大変だったポケモンでもある。「バクーダ→タマザラシ→サニーゴ→リリーラ」で完成。 なお、「ギガドレイン」がBWで技マシンから消えた時に代わりに「メガドレイン」を遺伝で覚えるという謎の代替措置が取られたが、一切意味を成さなかったのは言うまでもない。 No.346 ユレイドル 進化して……何だろうこの、タコツボ?よく分からないけれど不気味なようで可愛いポケモンになった。外側の模様ではなく中にある黄色くて丸い部分が目。妙に可愛い。そしてこの状態で体を引き摺って移動するという。可愛い。 ダイゴの手持ちの1匹だがRS当時弱点がよく分からず、相性表を片手に割り出したものだった。 見るからに耐久が高く攻撃能力もそこそこ。すばやさは低いが超鈍足というわけでもない。対戦では特性が優秀で、「きゅうばん」で強制交代技が一切効かない為「たくわえる」「ドわすれ」などが強い。天気が「砂嵐」なら更に堅い。BWから獲得した隠れ特性「よびみず」は何とみず無効+とくこう上昇なのでみずタイプに物凄く強い。それだけでなく天候「雨」で味方の「なみのり」を吸収しとくこうを上げて攻撃することもできるようになった。 ただしくさの変化技に恵まれず、「やどりぎのタネ」を覚えないのでそこだけ残念。覚えたらとんでもないことになってはいたが。 No.347 アノプス RS化石組の1匹。RSでは片方しか手に入らなかったがEでは両方手に入る。Eでのみ出現する「げんえいのとう」「さばくのちかどう」は必見。 分類が「むかしエビポケモン」。アノマロカリスが海老だと思われていたためらしい……が何故むしタイプ?いわ・むしタイプは固有と思いきや何匹かいる。 RS当時むし技が「れんぞくぎり」しかなかったが、貴重な連続技「ロックブラスト」を覚える数少ないポケモンだった……はいいが、最終技なので冒険では使えるかどうかというところ。しかも「みずでっぽう」を覚える。何タイプだこいつ。 リリーラ共々RS当時「いわなだれ」の遺伝ルートが凄く大変だったポケモンでもある。「バクーダ→タマザラシ→サニーゴ→アノプス」で完成。 ちなみにすばやさが結構高い……が、進化すると落ちてしまう。 No.348 アーマルド ししょー! 進化して二本足ですっくと立った立派な甲冑戦士になった。すらっとした見た目で中々凛々しい。 タイプはいわ・むしタイプで、ダイゴの手持ちの1匹だがRS当時弱点がよく分からず、相性表を片手に割り出したものだった。 頑丈そうな見た目に違わず物理方面が得意で、DP以降むし技も充実し攻撃役として十分活躍するようになった。BWからまさかの隠れ特性「すいすい」を獲得し、天候「雨」の攻撃役にもなれる。みず弱点なのに。しかも「アクアジェット」まで覚えるようになった。もうこいつみずタイプでいいんじゃないかな。 RSEの流行語と言えばもちろん「アーマルド アーマルド」である。何かというと、会話文を入力するのに最速で選べる言葉が「アーマルド」なので、時間がない時などにこれを入力する人が続出した。 ポケダン探検隊ではプクリンおやかたの幼少期「ししょー」として面倒を見ていた。おやかたの幼少期であるププリンはししょーの元ですくすくと成長するが……。 No.349 ヒンバス RS出現場所不明四天王の1匹。同じ場所でずーっと粘っていても釣れず、僅か6か所だけでしか釣れないとか分かるか!!!色違いを先に引いたのも納得の鬼畜具合。 同じ悲劇はDPのテンガンざんでも繰り返されたという……。あんな地底湖みたいな場所に同じように4か所って勘弁してくれ。 図鑑設定といい能力といいコイキングを彷彿とさせるポケモン。実際コイキングのようなびっくり進化を遂げる。ただしこちらには遺伝技が豊富にある。 そして本編でのレア度を引き継いだのか、ポケダンでもこいつを仲間にするのは本当に苦労した。中々見つからないってレベルじゃない!風が吹くまで粘っても出てこないとかざらである。出てきても仲間にならないし。 唯一「進化条件が2つある」ポケモン。「うつくしさ」が一定以上でレベルアップするか、アイテム「きれいなウロコ」を持たせて通信進化するかの2つ。 No.350 ミロカロス ふ、ふつくしい……。 みすぼらしいヒンバスがビックリ進化で一気に美しくなった。最も美しいポケモンと言われているが、あれ?それメガディアンシーもそうだったような? RSの120番道路にいるトレーナーが出てきて衝撃を受けた。何だこの神秘的な見た目のポケモンは。そして恐ろしいほど耐久が高い。倒せない。雨が降っているせいでみず技超強い。トラウマになりかけたが逆に一体どこにいるのか興味が沸いてきた。まさかあんなに手に入りづらいとは。おかげでかなり好きになった。初期バトルタワー攻略用メンバーに育てるくらいには。 対戦では予想通り耐久が高いが、能力はとくぼうの方が高いものの特性「ふしぎなうろこ」でぼうぎょが上がることから対物理で活躍させることが多かった。技「ねむる」やアイテム「かえんだま」と仲良し。DP期には「さいみんじゅつ」大幅強化で攻め込んでも強くなった。 だが仕様変更や周りの強化に押されてこれらの戦法は廃れ、代わりに隠れ特性「メロメロボディ」やXY以降追加された通常特性「かちき」が出てそちらでの活躍の目が出てきた。特性「いかく」を吹っ掛けようものなら「かちき」でとくこう2段階上昇だ。 能力強化手段にかなり乏しいので自分から攻めていくのが苦手。近年ではその弱点が色んな形で露呈してしまっている……。 No.351 ポワルン RS/ORASではてんきけんきゅうじょの事件を解決させるとこいつをもらうことができる。この時必ず「しんぴのしずく」を持っているが、他では手に入りづらい貴重品なので必ず回収しておくこと。このアイテムは野生で出現した時も持っている。 天気によって姿はおろかタイプまで変化するという珍しい特徴を持つ。だが「すなあらし」のフォルムは登場時からずっと存在しない。確かに「すなあらし」は厳密には天気ではないが。 種族値は全て70という微妙なもの。天候が通常以外だとタイプと威力が変化する「ウェザーボール」が専用技だったが、別のポケモンに取られてしまった。 天候でタイプが変化するのに合わせた他タイプの大技を覚えるので、もし進化や強化がなされれば凄いことになりそう。 ORASではなんとトルネロス・ボルトロス出現のキーポケモンになっている。手持ちにこいつを入れて「おおぞらをとぶ」を行うと出現する。ちなみにORASでもらえるポワルンの性格は必ず「のうてんき」である。 ポケダン探検隊では小さい見た目にも拘わらず何故か「おおきさ」の分類が☆4と、最も大きい分類に入れられてしまっていた。姿が4つあるせいなのか。 No.352 カクレオン 「ドロボーだぁ! ドロボーだぁ! みんな つかまえてぇ~!」 RSで最初に公開されたポケモン。姿を隠すカメレオンなのだがお腹の模様だけは隠せない。この設定を活かしてか、かくれんぼをテーマにした2001年の映画短編にも登場した。 RS/ORASではカビゴン等と同じく固定シンボル扱いだが、野生でも低確率で出現する。固定シンボル扱いのポケモンが野生出現したのはこいつが初となる。 対戦ではこうげき・とくぼうが高いもののすばやさが低く、技にも癖がある。だがXY以降隠れ特性「へんげんじざい」が追加されたことで全技をタイプ一致で使うことができ、格段に戦いやすくなった。地味に「トリックルーム」なんて技も覚える。 ポケダンではアイテムを販売する店の店主をしている。もちろんダンジョン内でも売っているが、その時にお金を払わないとあっという間に「超高ステータス」「常時倍速」のカクレオンがあっという間に大量発生してしまう。無対策でやろうとすると命がいくつあっても足りないぞ。 だが救助隊、探検隊では特定条件下でこいつを倒すことでごくごく稀にこいつが仲間になる。中々にチャレンジのし甲斐があった。かつ救助隊ではレベル1ダンジョン攻略の切り札にもなっている。高ステータスで優秀な技を揃える。……探検隊?レベル1時点で全ステータス1しかないんですがどうやってクリアしろと? No.353 カゲボウズ ハゲボウズではない。マルボウズでもない。 RSで新たに増えたゴーストタイプの1匹。真っ黒てるてる坊主だが、その中は恨みばかり。 こうげきが高く、RS当時は「シャドーボール」を使いこなしていた。だがDP以降この技が特殊扱いになったせいで自力で覚えられるタイプ一致物理技が「かげうち」しかなくなる事態に。一応ORASで「ゴーストダイブ」が追加されはしたが……。 ちなみに昔はヨマワルと対関係で、こちらはサファイア・エメラルドで多く出現していた。 ポケダンでは俗に言う「清森四天王」の1匹。壁の中から迫り「うらみ」「はたきおとす」「いやなおと」など食らってはいけない技ばかり繰り出す。おまけにまさかの高耐久。特に救助隊の清らかな森ではこいつだけならまだしも更に3匹も凶悪なメンバーが出て来るという。 No.354 ジュペッタ 進化してぬいぐるみになった。どことなく愛嬌も感じさせるが、口のチャックを開けると呪いのエネルギーが逃げてしまうらしい。設定的に「のろい」の技が最も似合うポケモンでもある。 対戦ではこうげきが高いがそれ以外はそこそこ程度。進化前同様「シャドーボール」を使いこなしていたところにDP以降同技が特殊化したせいで火力が削がれてしまった悲劇のポケモン。代替技「シャドークロー」は技マシン限定という悲惨ぶり。そんな自身が呪われたような状態だったが、XY以降メガシンカで息を吹き返した。とはいえ通常のジュペッタで戦う場合攻撃技不足は結構深刻だったりする。 なおHGSSでぬいぐるみが大好きなものまねむすめの家に行くと、ジュペッタのぬいぐるみ……ではなく本物のジュペッタがいる。 No.354 メガジュペッタ メガシンカして手や足のチャックから中身がむき出しになった。妙に愛嬌のある姿は変わらず。 こうげきがうんと上がり、更には「いたずらごころ」まで手に入れた。攻撃技自体はそこまで多くなく変化技の方が多かったので、特性との相性は抜群……のはずなのだが、メガシンカの仕様上メガシンカしたターンに「いたずらごころ」は適用されない。しかも変化技を使おうにも耐久があまり上がっていない。何ともちぐはぐだが、戦えないわけではないので戦術次第というところ。「いたずらごころ」+「みちづれ」が専売特許の他、ネタでは「いたずらごころ」+「ゆびをふる」も可能だったりする。 No.355 ヨマワル RS発売前に公開されていたポケモン。足がなく、手もローブをそれの代わりにしているように見えるので正にゴーストタイプという感じ。目は内部に赤く灯った1つしかない。 特性は見た目通り「ふゆう」だが、進化すると取れてしまう為、RS当時強烈だったダブルバトルの「じしん」やカビゴンの「じわれ」を回避する為だけに敢えてヨマワルを対戦で採用するなんてこともあったらしい。 XYでは何と隠れ特性「おみとおし」が追加され、地に足がつく個体も登場した。通常特性が「ふゆう」しかないポケモンで隠れ特性がついたのは初となる。 昔はカゲボウズと対関係で、こちらはルビーで多く出現していた。 ポケダン探検隊では銀行員をしている。いかにも怪しそうだが腕は確かで、お金をちょろまかしたりはしないのでご安心を。 No.356 サマヨール 進化して手足がつき更に不気味になった。そのまま魂を求めて彷徨い歩くのだろう。凄く怖い。 対戦では持久戦が大得意。特性「プレッシャー」を引っ提げ「おにび」や「あやしいひかり」などでしぶとく戦う。回復手段に乏しいが「ねむる」だけでも十分間に合うから恐ろしい。DPになって進化形が出たと思ったらBWでまさかの「しんかのきせき」獲得で再び戻ってくるとは。 ADVのポケカのサマヨールのデザインが物凄く怖くてトラウマになりかけたことがある。 ちなみにポケダンでは救助隊探検隊共々進化系列で唯一壁をすり抜けられず、大地を踏みしめて歩いている。 No.357 トロピウス 初見のインパクトにやられる。何こいつ強そう。図鑑説明を見る。「トロピカルザウルス」だから「トロピウス」、なるほど。捕まえてステータスを見る。あれこいつ案外普通。それでも初見のインパクトが忘れられずに何だかんだでお気に入りだったりする。 XY以降は群れバトルのお供として連れ歩くほどになった。「あまいかおり そらをとぶ じしん はっぱカッター」で大量の群れを倒して回っていた。 対戦では3種ある特性全て別のポケモンとの競合が激しく、こいつ固有で何かができるかと言われると……うーん。能力の中途半端さがかなり痛い。物理特殊どちらでも戦える部分を活かしたいところだが。 No.358 チリーン RS出現場所不明四天王の1匹。トロピウスとアブソルの間だけ埋まらなくてどこにいるのかずーーーーっと探しても見つからなくて攻略本で初めて名前と出現場所を知って愕然とした思い出。最上階だけとか分かるか!!!そして見つけたと思っても「とっしん」持ってるとか捕まる気ないだろこいつ。 友人に「そんなふざけた名前のポケモンいるわけねーだろ」と馬鹿にされたこともある。そしてその時に進化形が「カーン」とか「ゴーン」とかになるんじゃないかなど色々話し合っていたが、まさか進化前の方が出るとは。 実はここだけの話RSの内部データ上では何と「最後にいるポケモン」だったりするという……。何とデオキシスよりも後。最後の最後に追加されたポケモンなのだろうか? 対戦では色々便利な技を覚えてくれるので隙間産業的なポケモン。ただ「ふゆう」持ちエスパー自体が結構いるのが悩みどころ。 ポケダン探検隊のチリーン編成所にはお世話になりました。 No.359 アブソル 伝説詐欺ポケモンとして名高いポケモン。あんなプロモーションされて伝説じゃないだなんて誰が信じるのか。普通に草むらでひょっこり出てきて「あれ!?」ってなった思い出。 名前の由来はabsolute(絶対)かと思いきやabsolution(赦免、罪を許されること)の可能性もあるらしい。そんな単語があったとは。 対戦ではRS時代こうげきが事実上無駄ステータスだったのがDPで技の仕様が修正されてタイプ一致物理技が大幅に増えた。そして覚える技が「ふいうち」「おいうち」「つじぎり」とどれもこれも癖があり、伴って「読み次第で無限の立ち回りを見せる玄人向けポケモン」に一気に化けた。「読んで勝つのがあくタイプ」を最も体現していると言ってもよい。 ポケダンでは氷雪の霊峰に同行してキュウコンの所まで行ったものの結構足手まといだった覚えがある。 No.359 メガアブソル メガアブソルちゃんマジ堕天使。まさかの体の後ろに羽根が生えるってあんた。これでフェアリータイプじゃないっておかしいでしょ。特性もまさかの「マジックミラー」ってあんた。 ただメガシンカしたときにとくこうとすばやさがうんと伸びてしまった反動で耐久が一切伸びない為「きあいのタスキ」を持てないアブソルよりも脆く、火力も不一致なはずのメガクチートを下回るという有様。ビジュアルは最高級なのに……なのに……。 No.360 ソーナノ ソーナノ?ソーナンス! 進化前の名前が「そうくるか」と脱帽したポケモン。ただのマスコットかと思いきやソーナンスが「アンコール」を覚えるにはこいつから進化させないといけないのでかなり重要な役回りだったりする。進化前でも一丁前の耐久力は備えているので油断していると痛い目を見る。 ちなみにRSEには「超低確率で現れ、かつ草むらからはこいつしか出てこない」という「マボロシじま」が存在する。中にはレベル50とかいうびっくりなソーナノも……。 No.361 ユキワラシ RS出現場所不明四天王の1匹。「あさせのほらあな」にいることだけは分かったが、満潮になっても干潮になってもどこにもいない。そもそも最初満潮だけしか知らずに「あさせのしお」の採り方が分からなかった。小部屋限定とか分かるか!!! 種族値はオール50、タイプもこおりのみという、ゲーム上ではあんまり特徴がないポケモン。だが見た目は凄く可愛く、XY以降のモーションは常に小刻みに揺れている。もう可愛い。 こいつのタマゴグループが「鉱物/妖精」という「どうしてこうなった」と言わんばかりの組み合わせ。妖精は分からないでもないが、鉱物は一体どこから? No.362 オニゴーリ それなりに可愛かったユキワラシが進化して……なんじゃこりゃあ!?顔が宙に浮いてる!?何者だこいつ!? 個人的には進化後のこいつの方を先に四天王戦で見たので「こいつの進化前がこんな可愛いはずが」という印象だったけれども。 図鑑設定に「岩の体に氷の鎧」と書いてあるがどこにもいわタイプがついていない。タマゴグループが鉱物なのは多分これのせいなんだろうとは思うが、進化前まで巻き込まなくても。 対戦では種族値がオール80、タイプもこおりのみとあまり特徴がないが、特性「ムラっけ」による博打戦法が最近有名だとか。何かあったらとりあえず「ぜったいれいど」だ。 No.362 メガオニゴーリ メガシンカしてどうなるかと思ったら顎が外れてしまった。これは進化と言えるのだろうか……? 特性が「フリーズスキン」になったお蔭で全ポケモン中唯一「ゴーストタイプにも当たる『だいばくはつ』」が放てるポケモン。メガシンカ枠を使ってまでやることじゃない気がするけれども。ロマンに満ちてはいる。だがそれ以外の技に乏しい……「ハイパーボイス」すら覚えないってあんた。 No.363 タマザラシ RS登場当時多摩川に「タマちゃん」というアザラシが遊びにきていたことで話題になっていたため、こいつはその流行にあやかって作られたのではないかという疑いがかけられたポケモン。実際無関係で単なる言いがかりだったらしいが。 まん丸の可愛い体つきで、その状態で丸まってコロコロ転がりながら移動する。とても可愛い。 ポケダンでもコロコロ転がっていて可愛い。ただし近づくとこちらを明確に殺しにかかるのでむしろ逃げなければいけないのだけれども。「アイスボール」「こなゆき」は死亡フラグ。 なお、他の同タイプ複合と異なりこの系列は唯一「こおり・みず」と、こおりタイプが先に来る組み合わせ。だからと言って何か変わるわけではないが。 No.364 トドグラー 進化してちょっと太ってしまったが今度はボールを鼻で転がすポケモンになった。可愛い。ジュゴンと似たような見た目で、覚える技や特性もジュゴンとよく似ている。 RSEではこおりタイプが少なくユキワラシ系列はレアなので、使いたい場合大体この系列になるが、タマザラシを捕まえた時点で既に進化レベルを超えていることが多いので、すぐにこいつに進化できる。ORASに至ってはこいつが直接野生で出て来る。 終盤のドラゴン対策、「ダイビング」要員として十分に働いてくれるが、一番必要なヒワマキジムの前に手に入らないのは作為的な何かを感じる。また「れいとうビーム」は技マシンが必要なのでそこだけ注意。 No.365 トドゼルガ 立派なトドに……なりましたね……。最早初期形態の面影は一切ない。哀しきかな。 初代「ぜったいれいど」使い。遺伝で「じわれ」まで覚えるとかもう。能力は平均的に高いが、すばやさは低め。 対戦ではPtHGSS期の「無限トドゼルガ」があまりにも有名。「あられ」下で「まもる」「みがわり」、そして自分は永遠に回復。一度嵌ったら試合を投げたくなる。だが最近では天候戦術自体が成立しにくく、伴って大きく衰退してしまった。 ただ個人的にはバトル施設の「のんきのおこう」持ちトドゼルガに何度もやられたトラウマが強い。「ぜったいれいど じわれ ねむる ねごと」ってもうこちらを明確に倒しに来ているとしか思えない。 どうでもいいが名前が「ゼルダ」に空目しやすい。 No.366 パールル 深海に潜ると大体こいつが出て来るが、育てても育ててもこの4つの技しか覚えない。一体どうやって進化するのだろうと思ったらまさかの1品もののアイテムを持たせて通信交換だとは。そして進化後の姿はバトルタワーで初めて確認できたという。最初誰だか全く分からなかった。 進化に必要な「しんかいのキバ」「しんかいのウロコ」は現在でこそ野生のポケモンから奪えるが、RS当時は上述の通り1品ものでかつ2つから選ぶ形式だった為、図鑑を揃える為にはもう片方を持っている人と通信しなければいけない。 それだけでなくこの2つのアイテムはパールル自身に持たせると「キバ」ならとくこうの、「ウロコ」ならとくぼうのステータスが2倍になる。何とそのせいで「しんかいのキバ」を持たせたパールルのとくこうは現在でも全ポケモン中ナンバーワンという意味の分からないことになっている。これで進化形がすこぶる微妙なので「しんかいのキバ」は事実上こいつに持たせる為のアイテムと言われてしまう始末。 ただ実際この2つのアイテムを持たせて戦う場合すばやさの低さや技の少なさがかなり足を引っ張る。極端に能力が高くても技がなくては活躍できないというもの。 RSEではこいつから「あおいかけら」を奪えていたが、DP以降「しんじゅ」「おおきなしんじゅ」に変わってしまった。確かにそっちの方がイメージには合うが……。 ちなみに一生に一度だけ作る真珠はバネブーのサイコパワーを増幅させる力を持つという。生息地が明らかにかけ離れているのだがどうやって行き渡るのだろうか? No.367 ハンテール パールルに「しんかいのキバ」を持たせて通信……対戦した方が強いとまで言われたことがある悲しみを背負った進化形。 パールルに「しんかいのキバ」を持たせて通信交換すると進化する。だがこのアイテムはRS当初一品もので、DP以降は野生ポケモンがたまに持っているがシナリオ中では中々手に入らない。 私も含めて初めてこいつを見たのがバトル施設や攻略本だったりする場合も多い。見た目はいかにも深海魚だがもう片方の分岐先が分岐先なので比較されがち。 RS時点ではせっかく高いこうげきもまるで生かせず、進化も面倒でまずお目にかかれなかった。DPに入って物理特殊分化したところでみず単タイプ自体の肩身が狭かった。Ptで一応「ふいうち」を覚えはしたがそれでも地味なのには変わりなかった。 ところがBWで「からをやぶる」と隠れ特性「みずのベール」を得て一気に注目度が増した。サクラビスと異なり物理特殊どちらでも戦え、物理でネックとなる「おにび」も無効化できる。とはいえパルシェンなどと比べると爆発力に欠ける為やっぱり地味。それでも「バトンタッチ」かそのまま戦うかをうまく切り替えられるのは面白い立ち位置と言える。 No.368 サクラビス パールルに「しんかいのウロコ」を持たせて通信交換すると進化する。だがこのアイテムはRS当初一品もので、DP以降は野生ポケモンがたまに持っているがシナリオ中では中々手に入らない。 私も含めて初めてこいつを見たのがバトル施設や攻略本だったりする場合も多いが、ビジュアルがよいので結構人気がある。……ポケモンの体液をすするという設定があるにはあるが。 能力自体は悪くないが、みず単タイプなことも災いし結構地味な存在だった。「すいすい」も他のポケモンと被るし。一応「バトンタッチ」でそれなりに戦えなくはなかった。だがBWで「からをやぶる」を覚えたことでこの技の効果を「バトンタッチ」するポケモンとして一躍注目され、対戦での使用率も急上昇した。 ポケダンでは海中ダンジョンのトリガー役。「こうそくいどう」で敵全員をブーストしこちらに一気に襲いかかる。こいつに行動されたら覚悟を決めること。 No.369 ジーランス 「はじめに じーらんす」 RS発売前に公開されていたポケモン。 シーラカンスがモチーフであり、現実世界でもシーラカンスは生きているので化石ではなく野生で登場する。 だが出現率が低いのはいいとして捕まりにくい上に「とっしん」を覚える為自滅されやすい。孵化して増やそうにも孵化歩数が異常に多い上に♀が極端に少ない。それでいてそこそこの強さしかない……と、コレクター向けのポケモン。 と思いきや、RS/ORASではレジ3匹の解放条件なので欲しい場合頑張って捕まえるしかない。 対戦ではDPで獲得した「もろはのずつき」を「いしあたま」で反動なしでぶっ放せるポケモンとして有名になった。だが当時習得レベル78だった為、レベル50で使うには両親遺伝が必要なのだが、上記の孵化条件の為途方もない時間を要した。現在このコンボはボスゴドラやガチゴラスでもできてしまうが、いわ・みず複合では現状唯一なのでまだ十分戦える。 No.370 ラブカス 「ハートのウロコ」ポケモン。それ以上でも以下でもない。 技を思い出せる「ハートのウロコ」を持っていることが多いが、本体のスペックは微妙そのものの為捕獲ではなく「ほしがる」「どろぼう」で剥ぎ取られる運命にある。対戦で何かできるといえば「てんしのキッス」「いやしのはどう」くらい。「ハイドロポンプ」を覚えたところで火力不足。耐久もからっきし。 BWでママンボウが出たが、進化形ではなかった。姿や色が似ているのは嫌がらせか何かか。絶望しかない。 そしてあろうことかラブカスと検索すると某リズムゲームのアイテムが真っ先に引っかかる始末。最早こいつアイテムが本体なのではなかろうか……。 ただこういうポケモンほどポケダンでは強い。「メロメロ」を食らってはいけない。 No.371 タツベイ RS出現場所不明四天王の1匹。シナリオではまず行かず海流に流されて身動きが取れない水道にいるトレーナーが唯一使ってくるのだが、それ以外の情報が「ボーマンダ、コモルーの進化前」と「りゅうせいのたきにいるらしい」ということしかなく、いくら滝内部を探しても出てきやしない。攻略本を見て出現場所を確認すると「『ドラゴンクロー』のわざマシンがある小部屋にのみ出現」……分かるか!!! ともあれこれで愛着が沸いたのか、漸く手に入れて実際に育ててみようと思い立ち色々な種類のタツベイを孵化し続けた思い出がある。わざわざ「すてみタックル」を覚えさせるのも本当に大変だった。 夢に向かって挑戦し続けるという設定も中々に素敵。 No.372 コモルー 引き籠りではない。確かに最初見た時何だこの骨組みとも殻とも言えないようなものを纏ったポケモンはと思った。何かの準備段階なのだろうなとは思ったがまさか飛ぶ為の準備とは。 地味に進化後よりぼうぎょが高いので、やろうと思えばこのままでも戦えたりする。「てっぺき」を使いつつ反動を受けない「すてみタックル」でゴリ押しだ。 初めてその姿を見たのがRS四天王のゲンジ戦で、何タイプか分からなかったがその後のチルタリスで悟った覚えがある。ただシナリオ上に殆ど顔を出さないので困惑は隠せなかった。もうちょっと顔を出してくれていいんだよ。 その後エンディング後にトレーナーの使うこいつから大量の「りゅうのキバ」を取った覚えがある……何故タツベイが持っていないんだ。 No.373 ボーマンダ ドゥイイイイイイイアォゥンッ!! 私にとっての功労者の1体。RS四天王ゲンジ戦でその姿を初めて見て、そのドラゴンらしいフォルムに惚れ込んだのが始まり。初期形態を探しにあちこち出向いてりゅうせいのたきを何度探したか分かったもんじゃなかった。 進化して空を飛ぶという夢が叶う設定が好き。立派な翼龍になってくれました。ただ翼が不安定なせいかひこう技に恵まれない。最高威力が未だに「そらをとぶ」って一体。 XY以降の宙に浮いたようなグラフィックは絶対に許さない。ダサすぎる。 3匹目の種族値600組。タイプはドラゴン・ひこうとカイリューと同じだが戦法は結構異なる。 対戦ではこうげき・とくこう・すばやさが高く、物理、特殊、はたまたその両方の攻撃技を組み合わせて自在に戦うことができる。特にこうげき・すばやさを上げる「りゅうのまい」が強力無比。特性「いかく」も相手のこうげきを下げるというシンプルながら強力なもの。ただこおり4倍は物凄く痛い上にフェアリーへの対抗手段に乏しい。 加えて必要な技を揃えるのに結構手間がかかり、「すてみタックル」は習得レベルが物凄く高く、「りゅうのまい」「ハイドロポンプ」は遺伝技、「げきりん」は教え技……と中々に手間。それでいて昔はわざマシンが1品ものなのでついでに遺伝させておかないとマシンを消費してしまうが、孵化歩数は物凄く多い……。ていうかRS期「すてみタックル」の習得レベルが93という意味の分からない数字だった。高過ぎだろ幾ら何でも。 また色々と覚えるせいでどういう戦法が一番強いのか常に議論の的にされる。やれ「こだわりスカーフ」は交換際に火力叩き込めないから弱いだのやれ「いのちのたま」は居座られたら意味ないだの……いい加減にしてくれ。 ちなみにダブルでは登場当時から特殊技中心の構成が多い。相手を「いかく」で牽制し自分は「いかく」に強いのが魅力。「だいもんじ」「ハイドロポンプ」に加えDPから「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」が加わり更に強力になった。……XYで全技の威力が下げられたのが本当に悲しい。 ポケダンではラストダンジョンの常連な他、マグナゲートでムンナの配下として登場し、超ポケダンでは序盤なのにレベル50というとんでもないレベルの強敵として立ちはだかる。恐ろしい初見殺し……何度ボコボコにされたか。 私個人としては、物理特殊幅広く育てることで戦法を一切悟らせないことを覚えたポケモン。だが毎回急所や突然のこおり技に怯えまくっていた。強いけれど安定しないのがこいつのお約束。 PtHGSSのバトルタワー100連勝メンバーの1匹でもある。 No.373 メガボーマンダ ボーマンダがメガシンカすると翼が三日月のような鋭角形になり、中々にカッコいい……はずなのだが、宙ぶらりんになった光景が何とも言えないシュールさだったせいでネタにされてしまった。悲しみしかない。 何とぼうぎょが上昇し、特性「スカイスキン」に変化することでひこう技不足が解消され攻めても守っても優秀なポケモンになった。ボーマンダの特徴をそのままに、ひこう技をメインに据えることで対フェアリーも安心して戦えるメガシンカとなった。 ただし特殊技への脆さは変わっていない上にでんき・いわで止められやすいのでべらぼうに強いというわけではない。だがそれでも物理特殊どちらも器用に使いこなせるのは本当に流石としか言いようがない。 No.374 ダンバル ダンバル、ダンバラナイ、ダンバリマス、ダンバルトキ、ダンバレバ、ダンバレ、ダンバロウ、ダンバッタ。 RSシナリオクリア後、ダイゴの家に行ってみると置手紙と共にこいつがひっそりと置かれている。こいつを手に入れてタイプを見て初めてメタグロスのタイプを知った。はがねは分かったがエスパーかよと。そして覚えている技にびっくり。「とっしん」だけって。コンテストどうするんだと。色々と衝撃を受けたポケモン。 だがこいつの衝撃は恐らくDPtHGSSの野生のダンバルだろう。こいつの捕獲率は何故か「伝説のポケモン並に低い」。下手に色違いなど粘ろうものならボールにろくに入ってくれず、「とっしん」で自滅されるかPPが切れて「わるあがき」で自滅されるかのどちらかになること請け合い。サファリにも出て来るが自滅されない代わりに間違いなく捕まらない上に逃げる。勘弁してくれ。 No.375 メタング ダンバルが合体してこの姿になる。合体物のロボットがだんだん出来上がるのかと思った。そして進化後もそんな感じだったりする。 進化と同時にタイプ一致技「ねんりき」「メタルクロー」の2つを覚えることで漸くまともに戦えるようになった。 野生出現は長らくなかったが、HGSSのサファリゾーンを皮切りに順次出て来るようになった……ものの、捕獲率が相変わらず伝説のポケモン並みなので本当に捕まりにくい……。レベルが高ければ「とっしん」を忘れてくれているのでそこは助かるのだが。 ポケダンでは進化後と異なり浮遊移動なので、かしこさがグループごとに分配された探検隊シリーズではメタグロスより移動しやすく便利だったりする。だがじめん技はしっかり抜群で食らうという。 No.376 メタグロス Д〔・x・〕Д<ゴーガーゴーーガーー!! 私にとっての功労者の1体。RSチャンピオンダイゴ戦でこいつに大苦戦し、一度敗北したものの2回目で何とか勝利を収めた。その後ダンバルを手に入れて一生懸命育てた思い出。 メタングが2匹合体し、ダンバルに換算すると4匹分となる。正に合体ロボ。だが最初見た時むしタイプに見えてしまったのは私だけだろうか。はがねはいいとしてまさかエスパータイプとは。 高さは結構低いが重さは一般ポケモン中最も重い550.0kg。 4匹目の種族値600組。何とRSには種族値600組が2匹もいる。 対戦ではこうげき・ぼうぎょが高く、はがね・エスパータイプで耐性が強い。また特性「クリアボディ」で能力を下げられず、特に特性「いかく」の影響を一切受けないのが安心。タイプ一致「コメットパンチ」「バレットパンチ」が強力で、サブも「じしん」「れいとうパンチ」「いわなだれ」「だいばくはつ」など充実したラインナップ。能力強化技は殆どないが、代わりに「トリック」「ステルスロック」などを覚える。 登場当時から常に第一線で、特にダブルバトルはこいつがいないと成り立たないほどだった……HGSSまでは。 BWで「だいばくはつ」の威力が下げられてから徐々に減少し始め、XYで弱点が2つも増えた上に「コメットパンチ」の威力まで下げられたことで対戦の場から急速に姿を消してしまった。幾ら最前線だったとはいえ幾ら何でもやり過ぎである。「だいばくはつ」の威力を元に戻せ。弱点を元に戻せ。 ポケダンではボーマンダと共にラストダンジョンの常連な他、ポケナガでは最強のブショーと名高いタダカツのベストリンク。「コメットパンチ」で粉微塵に粉砕せよ!スマブラにもXとForに登場し、「じしん」でファイターを地面に埋めようとする。 私個人としては、私自身も色々育てたが、対戦相手も色々なメタグロスを出してきたおかげで戦術の奥深さを知ったポケモン。隣の「はらだいこ」→こいつの「じこあんじ」や「どくどくだま」+「トリック」は物凄い衝撃を覚えた。だが私はやっぱり「せんせいのツメ」が好き。「せんせいのツメ」持ちのこいつ1匹で相手の手持ちをボコボコにしてとある大会で優勝した覚えがある。 PtHGSSのバトルタワー100連勝メンバーの1匹でもある。 No.376 メガメタグロス メタグロスがメガシンカすると更にダンバル2匹とメタング1匹が増える。凄くよく分かりやすい。合計でダンバルが8匹となる。更に進化するなら今度はダンバル16匹になるのだろうか。2進数か。どこかのロボットアニメにいそうなフォルム。 何とすばやさが大幅上昇し、特性「かたいツメ」で自身の火力を増強できる。これで特性による能力上昇幅が1.5倍とかなら物凄く強かったのだろうが……。「クリアボディ」でなくなったことで「いかく」などの能力下降を普通に受けるようになってしまった。しかもメガシンカ直後はすばやさの上昇が適応されないのですばやさを生かすには1ターン凌ぎきる必要がある。何とも扱いが難しい……。 決して弱くはないのだが、ぶっ壊れ性能のメガボーマンダに比べると何とも控え目。やっぱり弱点を元に戻せ。 No.377 レジロック ざざ ざり ざ…… 古代に封印されしポケモンの1匹。様々な土地の岩石をかき集め、同じものは1つとしてないという。世界中を渡り歩いたのだろうか。 ぼうぎょがやたらと高く、次にこうげき、とくぼうと続く。登場当時はろくないわ技がなかったせいでほぼ爆発要員だったが、「いかく」が効かないのでダブルでは重宝された。その後新要素が次々登場し着実に強くなってはいるのだが、周りの火力に押され気味。 ただ個人的にはこいつに苦杯をなめさせられた経験が何回かあるので少し苦手だったりする……。 No.378 レジアイス じゃきー!! 古代に封印されしポケモンの1匹。体中の氷は氷河期に作られたもので、絶対に溶けることはないという。ほのお技でやられても体は溶けていないということなのだろうか。 とくぼうがやたらと高く、とくこう、ぼうぎょと続く。驚異の特殊耐久なのだが弱点が多いのでそこまで役立っているとは言えない。むしろこおりにしては珍しい技をいくつも覚えるので攻撃半分耐久半分で戦ってきたポケモンである。生半可な物理技を向けようものなら「カウンター」で吹っ飛ばされるぞ。 どうでもいいがモーションがボックスを踏んでいるように見えるのは私だけだろうか。かくかくしてて動きづらそうなのだが平気なのか。 No.379 レジスチル じ・じ・ぜ・じ・ぞ 古代に封印されしポケモンの1匹。金属の中身は空洞で、かつ腕は不定形かと思うくらいぐにゃぐにゃ曲がる。何の物質でできているというのだろうか。 ぼうぎょ、とくぼう共に同じだけ高く、反面こうげき、とくこうはそこそこ。基本は耐久を高めつつ持久戦に持ち込むのが主な戦法で、放置しようものならあっという間に要塞ができあがる……のだが、周りの火力にやっぱり押され気味。というかORASがせっかく出たのにレジ系が全員不遇じゃないか、どうなっているんだ。 個人的には「かげぶんしん」のイメージが強く中々の強敵。バトル施設でやられた日にはもう発狂するレベル。 No.380 ラティアス ひゅああーん! ラティアスとラティオスは姿が似ているが、図鑑上では関連性が明記されていない。同一種族の♀と見なしてよいだろうか。映画では兄妹として描かれていたし、それ以外の作品でもそれに近い描写が多いので何かしら関連性はあるのだろう。 ゲーム上でもラティオスと対になる存在で、片方が出てくればもう片方は出てこないか入手困難。 ラティオス共々初の徘徊伝説で、RSEではクリア後にあちこちの道路や水道を移動して回る。ただRSでは異様なまでに個体値が低く、とても実戦に耐えうるものではなかった。 その後実戦向きのこいつらを手に入れ、更に専用アイテム「こころのしずく」も手に入る「むげんのチケット」というアイテムが配信された……が、当時無線通信なんてものがなく1枚ずつケーブル経由で手渡ししていた為、イベント会場は長蛇の列になってしまった……私も貰ったことがある。しんどかった。 タイプはドラゴン・エスパーで、BW2までラティオス共々ドラゴン最速だった。対戦ではラティオスより耐久が高く、技も豊富に覚える為中々器用に戦える。「めいそう」から「じこさいせい」するもよし、火力増強アイテムで一気に攻めてもよし。可愛い見た目で「あまえる」なんて技を覚えるので油断ならない。 専用技に「ミストボール」というものがあることをたまには思い出してあげてください。 映画『水の都の護神 ラティアスとラティオス』では人間に変身し、サトシと仲良くしていた。だけでなくポケスペではメイドに変身するという。どうした公式。 ちなみに昔RSの没設定資料集に「上半身ラティアス、下半身バシャーモ」という没ポケモンがいたことが判明し話題となった。 No.380 メガラティアス ラティアスがメガシンカするとラティオスと似たような姿になる……同一種族なのだろうとはいえ色まで同じにしなくても。見分けが一切つかない。違いと言えば目が黄色なことくらい。どうしてこうなった。 特性は「ふゆう」のままで、能力はすばやさ以外順当に強化されたことで、メガシンカ前の戦法を十分に生かすことができる。「めいそう」を軸にした戦いに磨きがかかり、アイテムが取り外せないことで「はたきおとす」にも強くなった。しかもORASで登場と同時に「アシストパワー」まで加わり一度嵌ると手が付けられなくなる。ただし状態異常には無抵抗になるので注意が必要。 なお、実はこいつはXYにもデータとして存在している為、やろうと思えばXYでもメガシンカすることができる。 ORASには「おおぞらをとぶ」という機能があり、ASではメガラティアスに乗ってホウエンの遥か上空を移動することができる。……メガシンカのモーションが鬱陶しく思えるのは乗り過ぎたせいだろうか。 No.381 ラティオス しゅわーん! ラティアスとラティオスは姿が似ているが、図鑑上では関連性が明記されていない。同一種族の♂と見なしてよいだろうか。映画では兄妹として描かれていたし、それ以外の作品でもそれに近い描写が多いので何かしら関連性はあるのだろう。 ゲーム上でもラティアスと対になる存在で、片方が出てくればもう片方は出てこないか入手困難。 ラティアス共々初の徘徊伝説で、RSEではクリア後にあちこちの道路や水道を移動して回る。ただRSでは異様なまでに個体値が低く、とても実戦に耐えうるものではなかった。 その後実戦向きのこいつらを手に入れ、更に専用アイテム「こころのしずく」も手に入る「むげんのチケット」というアイテムが配信された……が、当時無線通信なんてものがなく1枚ずつケーブル経由で手渡ししていた為、イベント会場は長蛇の列になってしまった……私も貰ったことがある。しんどかった。 タイプはドラゴン・エスパーで、BW2までラティアス共々ドラゴン最速だった。対戦ではラティアスより攻撃系能力が高く、高いとくこうから放たれる特殊技は強力無比。DPで獲得した「りゅうせいぐん」による超火力はこいつを筆頭とした特殊ドラゴンの大躍進を支えた。攻撃一辺倒かと思いきや「トリック」「おきみやげ」まで使いこなす。あまりの高性能に厳選を通り越して乱数の仕組みに到達したトレーナー数知れず。 ……だが時はXY。主力技の威力低下、高火力先制技急増、フェアリー登場とゴースト・あく強化、メガシンカ登場による「トリック」無効の増加……と、ありとあらゆる方向から弱体化措置をもろに食らったせいで対戦の場からすっかり追い払われてしまった。利点と言えば「なみのり」でヒードランを倒せることくらいだがラティアスでも同じことができるし。僅か1つのソフトでここまで変わるか。 専用技に「ラスターパージ」というものがあることをたまには思い出してあげてください。 映画『水の都の護神 ラティアスとラティオス』では妹と共に津波に立ち向かい、妹は助かるがこいつは散ってしまう。映画のメインポケモンが復活しないのは現在に至るまでこいつが唯一となる。 そして本編ではまさかのシンオウリーグでサトシの前に立ちはだかり、ダークライ戦で疲弊していたサトシのポケモンを根こそぎ倒していった。まるで自分が頑張って育てたポケモン達がランダムマッチの改造伝説軍団にボコボコにされる様を見ているかのような凄まじい光景。突然のシナリオ荒らしに視聴者は困惑し批判が殺到した。そりゃそうじゃ。 No.381 メガラティオス ラティオスがメガシンカするとラティアスと似たような姿になる……同一種族なのだろうとはいえ色まで同じにしなくても。見分けが一切つかない。違いと言えば目が赤なことくらい。どうしてこうなった。 特性は「ふゆう」のままで、能力は何故かこうげきが大きく上昇し、とくこうもかなり伸びるが、すばやさは据え置き。ぼうぎょが上がるので耐久も少し安定する。「りゅうのまい」を使うことで今までのラティオスらしからぬ動きも可能……と、ここまではよかったが、正直メガラティアスの方が扱いやすいせいで如何せん地味。耐久が少し上がったところで弱点を突かれやすいことに変わりはないし。何ともかんとも。 なお、実はこいつはXYにもデータとして存在している為、やろうと思えばXYでもメガシンカすることができる。 ORASには「おおぞらをとぶ」という機能があり、ORではメガラティオスに乗ってホウエンの遥か上空を移動することができる。……メガシンカのモーションが鬱陶しく思えるのは乗り過ぎたせいだろうか。 No.382 カイオーガ ぎゃらりるぅ! サファイアの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔海を作ったとされる。ただどっからどう見てもシャチ。だいぶ凛々しいというか威厳ある姿ではあるからいいのだが。 特性によって天候を操る力を初めて手に入れたポケモンの1匹。こいつの固有特性だった「あめふらし」でこいつが出た瞬間天気は「雨」になる。 サファイアではシナリオ中にこいつを捕まえないと二度と手に入るチャンスがない。面倒なら別に倒してもいいが強過ぎるので勿体ない。それ以降の作品で登場した際は倒しても殿堂入りすれば復活するようになった。 対戦でも勿論強力で、とくこう・とくぼうが物凄く高い上に特性「あめふらし」が自身のみずタイプと相性抜群。常にみず技の火力が通常天候の1.5倍になる。「なみのり」だけでもかなりのダメージを叩き出せる上、大技「ハイドロポンプ」「しおふき」を使えば相手を問答無用で洗い流す。 DPで「こだわりスカーフ」を、HGSSで「だくりゅう」を、ORASで「こんげんのはどう」を手に入れ、常に伝説組トップクラスの実力を保ち続けている。ただ天候を変えられるとすこぶる弱く、特に「晴れ」は大の苦手。 公式大会に3度出たことがあり、3度とも大活躍を果たした。 映画には『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』で登場したが……何故か「はかいこうせん」で相手を退治させていた。みず技じゃないんかい! No.382 ゲンシカイオーガ カイオーガとグラードンはメガシンカではなくゲンシカイキなので、特定のアイテムを持たせるという条件を満たせば繰り出した瞬間に発動し、メガシンカも同時に行うことができる。 あの強力だったカイオーガが更に強力になり、特性「はじまりのうみ」による天候「おおあめ」のおかげで何とほのお技完全シャットアウト、天候上書きがほぼ不能という恐るべき力を手に入れた……まではよかったが、元々の特性が優秀過ぎたせいで追加された要素の恩恵が小さく、しかも何故かこうげきが50も上がっている。とくこうも30しか増えておらずすばやさは何と据え置き。これなら「こだわりメガネ」や「こだわりスカーフ」を持たせた方が……となりがち。 だが逆手を取れば天候がなくても多少なりとも戦えるので、例えばメガレックウザと組んで相手のグラードンを倒してから「はじまりのうみ」を安全に発動させるといった戦法が可能。実際そのようなトリッキーな動きでグラードンに勝利しマスタークラス世界一の栄冠を掴んでいる。 No.383 グラードン ぐらぐらるぅ! ルビーの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔大陸を作ったとされる。モチーフが分かりにくいが恐竜やモグラとも言われる。ただかつて私の母は伊勢海老に見えると言っていた。真っ赤で反っているからか。 特性によって天候を操る力を初めて手に入れたポケモンの1匹。こいつの固有特性だった「ひでり」でこいつが出た瞬間天気は「晴れ」になる。 ルビーではシナリオ中にこいつを捕まえないと二度と手に入るチャンスがない。面倒なら別に倒してもいいが強過ぎるので勿体ない。それ以降の作品で登場した際は倒しても殿堂入りすれば復活するようになった。 対戦でも勿論強力……ではあるのだが強さが分かりにくい。こうげき・ぼうぎょが高いがとくぼうが低く伝説同士の殴り合いはやるかやられるかの勝負になりがち。特性「ひでり」も自身がほのおではなくじめんタイプなのでタイプ一致技の火力を上げるわけではない。しかもカイオーガと鉢合わせた場合たとえ天候が「晴れ」になってみず技を軽減できても「れいとうビーム」などで抜群を取られるせいで特性が空気。正直使いづらい……。 だが味方との組み合わせでどうにかなるのがポケモンのいい所でもある。実際「天候を打ち消す天候」役としては最適と言え、自身は天候の影響を殆ど受けない為どんな状況でも戦え、加えて伝説戦では物理技の通りがすこぶるよくなることから何だかんだで使用率は毎回上位。グラードンが味方と協力してカイオーガを倒す場面も何度かあった。ORASで固有技「だんがいのつるぎ」を手に入れたのも追い風。 実は映画にグラードン本体が登場したのは『光輪の超魔人フーパ』でゲンシグラードンの状態でのみ。『七夜の願い星ジラーチ』ではメタ・グラードンなるものが登場している。 No.383 ゲンシグラードン カイオーガとグラードンはメガシンカではなくゲンシカイキなので、特定のアイテムを持たせるという条件を満たせば繰り出した瞬間に発動し、メガシンカも同時に行うことができる。 あの強力だったグラードンが更に強力になり、ほのおタイプ付加に加え、特性「おわりのだいち」による天候「ひざしがとてもつよい」のおかげで何と4倍弱点のはずのみず技が完全シャットアウト、天候上書きがほぼ不能という恐るべき力を手に入れた。 ほのおタイプ付加と天候によるみず無効がやりすぎなくらいに強く、弱点が何とじめんだけ。それだけでなくとくこうが50も上がったことで特殊型も十分検討の余地が出てきた。というかとくこうの値はレシラムと全く同じで、そこに天候が加わることでほのお特殊技の威力は何とレシラムより高い。レシラム不憫。 だがこれらの強さは全て天候のお蔭であり、天候を封じられると4倍弱点が露呈し簡単に倒されてしまう。実際こいつは対戦環境を席捲していたものの、メガレックウザへの弱点が露呈したことからマスタークラスの優勝を逃してしまった。ゲンシカイオーガとは好対照と言える。 ちなみにこいつは999.7kgと最も重いポケモンとなる。それでも1tは超えないらしい。 No.384 レックウザ きりゅりりゅりしぃ! エメラルドの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔カイオーガとグラードンの争いを沈めたとされる。モチーフは東洋龍だろうか。ゴウカザルに似たキャラが主人公のアニメに出てきそうな色合いと見た目をしている。 RSではそらのはしらにひっそりと佇んでいるだけだったがEで急にシナリオに絡んできた。シナリオ上で必ずこいつに会わないといけないが、捕獲イベントではなくただ単に助けを求めるだけという。ぶっちゃけ伝説のシナリオ上での扱いはそれくらいでいいと思うのだが。 ……ORASのエピソードデルタ?そんなものはなかった。いいね?ヒガナとかいう想像力どころか協調性の足りない人もいなかった。いいね? 対戦では物凄く不憫な時代が長く続いた。まずタイプがドラゴン・ひこうでこおりが4倍。次にこうげき・とくこうが高く耐久が微妙に低いといういびつな能力で、すばやさも100に届かない。加えてひこう技にあまり恵まれず、「そらをとぶ」を自力で覚えるくらい。HGSSでやっと手に入れたひこう技は「エアスラッシュ」。いや、もっと威力高いのあるだろ……。利点と言えば特性「エアロック」で天候をシャットアウトできることぐらいだが、だからといって誰に有利になるわけでもなかった。その為使用率は常に底辺を争っていた。 ……時は流れORAS。何とまさかの固有技にしてひこう物理の大技「ガリョウテンセイ」と同時にメガシンカまで獲得し、しかも天候無効化ないし上書きでゲンシグラードンに強くなるという明確なメリットが生まれたことで一気に使用率が鰻登りとなった。多分ORASで一番出世したのは間違いなくこいつだろう。 映画は『裂空の訪問者デオキシス』に登場しはしたが、こいつがただ邪魔をしに来ただけとも取れる為あまり評判は良くない……。 寧ろポケダン救助隊でシナリオのラスボスを務め、ここで初めて聞ける特殊なボス戦BGMとその後のイベントでプレイヤーの涙腺を次々崩壊させたことの方が名誉な話だろう。 No.384 メガレックウザ 時はORAS。そらのはしらにて一人の娘が叫んだ。「ねえ!してよ!メガシンカしなさいよ!!」人これを無茶振りと言う。勿論そんな無茶振りをされてもレックウザはメガシンカできるわけがない。だが次の瞬間、主人公のバッグにあった「いんせき」が反応し、これをおもむろに食べ始めた。すると力がみるみる湧き出て何とアイテムを持たなくてもメガシンカができる体になった。こんなシナリオや仕様が許されていいのか。 というわけでこいつは全メガシンカポケモン中唯一、メガストーンを持たせずにメガシンカできてしまう。条件は技「ガリョウテンセイ」を覚えていることだけ。故に火力増強アイテムなどを選び放題で、その時点で通常のメガシンカと大幅に差別化されている。加えて特性「デルタストリーム」でひこうの抜群が1倍になるだけでなく、天候が上書きされにくいので非常に強力。そして当の「ガリョウテンセイ」はひこう物理の大技で、この技があるせいでドラゴンに強いはずのフェアリータイプは返り討ちに遭う。当然使用率も非常に高く、今までの不遇が何だったのかと思わされるほど。 ただ、ゲームだから仕方ないとはいえ、ORAS以外の個体が「ガリョウテンセイ」を覚えられ、かつ自力でメガシンカもするのは違和感。隕石食ったのあんたじゃないんだが。 No.385 ジラーチ RSの幻のポケモン。星と短冊が融合したような姿で、見たまんま七夕モチーフのポケモン。とても小さくて可愛い。 図鑑上7日間しか目が覚めず、1000年の眠りについているというが、流石に本編上でずっと寝ているというわけではない。ただ外伝作品では大体寝ており、特にポケダンでは寝相が悪い……。 対戦では特性「てんのめぐみ」がとんでもなくえぐい。追加効果発動率2倍なので例えば「かみなり」を使えば6割で「まひ」、Ptから加わった「アイアンヘッド」を使えば何と6割で「ひるみ」が加わる。追加効果を乱舞して運を味方につければ勝利は近い。願いを叶えるってそういうことか。 だが最近は配布の度に批判される悲劇のポケモン。何せポケモンセンタートウホク限定での配布が多く、特に2014年では「ムーンフォース」を覚えた色違い個体というとんでもない代物が配布された。流石にやり過ぎて反吐が出る。 映画では『七夜の願い星ジラーチ』に登場し、マサトのパートナーとして7日間を過ごした。そしてこの時のジラーチの声優は映画公開直前の7月7日に亡くなっているという……。 ポケダン救助隊のジラーチは敢えて仲間にせず「ねがいごと」を何度も何度も聞いてもらった。ラッキーやハピナスの加入の節はお世話になりました。 No.386 デオキシス(ノーマルフォルム) RSの幻のポケモン……だった存在。 正確に言うとRSでは解禁されず、FRLGで初めてこいつが入手できるイベントが解禁されたのでFRLGの幻のポケモンという位置づけだった。データ上ではEにもイベント用の島のデータがあるらしいのだが、Eでは行くことができずじまいだった。 だがORASでまさかのまさか通常入手が可能となり、無事というべきか幻組から脱落してしまった……こんな前代未聞のことが起きていいのか。ポケモンも息が長いし、そういうことがあっても不思議ではないのかもしれないが。そのせいでORASでは全国図鑑の完成に必須のポケモンになった。『ポケモンレンジャー光の軌跡』発売まで「お金を払わないと絶対に手に入らないポケモン」としてレアリティが最高ランクだったのが嘘のよう。 フォルムチェンジという概念を初めてポケモンに持ち込んだ存在。当初はノーマルフォルムしか存在しなかったが、ソフトが増えていくにつれてどんどん新しいフォルムが公開されていき、最終的には4つになった。 この姿はRSでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。とはいえRSで手に入らないので、RSソフト上でこの姿を正規の手段で見た人間は少ない。 ただそのせいでフォルムチェンジの為と称してDP以降地方のどこかに隕石が置かれている。如何せんシュール。 なおフォルムごとに覚える技が異なるが、フォルムを変えても忘れることはない。故に4つのフォルムそれぞれで覚える技は全て共有することができる。ただこのノーマルフォルムは正直アタックフォルムの劣化版のような能力の為、対戦ではあまり活躍が見込めなかったりする。 こいつの固有技「サイコブースト」は現在でもエスパー特殊最高威力。技が決まるととくこうが2段階下がるのが欠点。 『ポケモンレンジャー 光の軌跡』ではORASに先んじてデオキシスが無限に手に入るミッションが存在する……が、2人以上いないとクリアできないようになっている。知り合いと何回もチャレンジして何匹も配った覚えがある。 映画『裂空の訪問者デオキシス』ではこいつとレックウザが死闘を繰り広げた……のだが、如何せんレックウザが理不尽過ぎてこいつの印象が薄い。何してたっけ? No.386 デオキシス(アタックフォルム) デオキシスが攻撃に特化するとこの姿になる。FRでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 そのこうげき・とくこうの種族値は両方とも180と圧倒的で、メガシンカが登場する前は両方とも堂々の1位を誇っていた。だがぼうぎょ・とくぼうは下手な進化前よりも低い、というかヒマナッツよりも低い。すばやさ種族値は150と物凄く高いので先手を取って一撃を与えることに特化している。やられる前にやる。やれなかったら死ぬ。非常に分かりやすい能力と強力無比な火力で最も人気の高いフォルム。固有技「サイコブースト」を叩き込んでやれ。 No.386 デオキシス(ディフェンスフォルム) デオキシスが防御に特化するとこの姿になる。LGでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 ぼうぎょ・とくぼう種族値が両方とも160と急上昇し、すばやさ・こうげき・とくこうがかなり下がった……はいいが、HPが低いのはそのままなので実際ヨノワールより少し上くらいの耐久しかない。何ともアンバランス。とはいえ耐久自体はデオキシスにしては高いので「コスモパワー」「どくどく」「めいそう」などでじっくり攻めるのが主流。「サイコブースト」はよほどのことがない限り使えないだろう。 No.386 デオキシス(スピードフォルム) 「お前に足りないものはぁ、それはぁ!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてぇ何よりもぉ!速さが足りない!!」 デオキシスが速度に特化するとこの姿になる。Eでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 デオキシスの映画が公開される直前に判明したフォルムなので、映画には登場していない。 何とすばやさ種族値が180と、メガシンカを含めても全ポケモン中ナンバーワンを誇る。その上で「しんそく」まで覚える。文字通り速さを極めたポケモン。それ以外はバランスの取れた能力なので比較的扱いやすい。 ちなみに地味に「ステルスロック」をばら撒けるので、最速でこの技を使えたりする。かつてやったことがあるが自主退場ができなかったのでそこが辛かった。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/45.html
タイプ別強弱推移記 独断と偏見による各タイプの対戦事情雑感。 【ノーマル】 赤緑:ケンタロスのはかいこうせん ケンタロスのはかいこうせん ケンタロスのはかいこうせん 金銀:カビゴンはのろいをつかった カビゴンはねむるをつかった カビゴンはねごとをつかった RS:カビゴンはのろいをつかった カビゴンはねむるをつかった カビゴンのじばく DP:ドーブルのダークホール カビゴンははらだいこをつかった トゲキッスのエアスラッシュ BW:ラッキーはちいさくなるをつかった ラッキーのちきゅうなげ ポリゴン2はじこさいせいした XY:ガルーラはメガガルーラにメガシンカした ガルーラのねこだまし ガルーラのグロウパンチ SM:カビゴンははらだいこをつかった カビゴンはもっていたきのみでかいふくした カビゴンのリサイクル 剣盾:ヨクバリスのほおばる ヨクバリスのほおぶくろ ヨクバリスはきのみをもちさった SV:カイリューのしんそく カイリューのしんそく カイリューのしんそく 【ほのお】 赤緑:こおり半減不能、技不遇、唯一「どくどく」→「ほのおのうず」が戦術として成立 金銀:「にほんばれ」「かえんほうしゃ」頒布もガラガラに押されて結局不遇 RS:メタグロス登場で需要が増えるもカビゴンに止められやっぱり不遇 DP:タイプ:ゴウカ/ザル、後半にはタイプ:ゴキ/ブロスも出現、最終盤でホウオウ完全復活 BW:尖った性能の持ち主急増、永続天候解禁も「あめ」に惨敗 XY:歴代最強時代、ファイアロー、リザードン、ヒードラン、バシャーモの4強に加えゲンシグラードンまで加入 SM:ガオガエンのガオガエンによるガオガエンのためのダブルバトル 剣盾:オーーーオーオオー オーオオオーーーーオオオー(リザードンまたはエースバーンをキョダイマックスしながら) SV:オーーーオッオオー オオオオッオー(ラウドボーンの「フレアソング」) 【みず】 赤緑:最初からやたら多い、最速かつバランスのとれたスターミー、こおり複合のラプラスが突出 金銀:「あまごい」登場、スイクンやキングドラなどが加入 RS:カイオーガ登場で一気に火力増強、火力耐久機動力全てが高い最強のタイプに君臨 DP:物理特殊分離だが技に恵まれ全員安泰、伝説解禁戦ではみずタイプ祭り BW:永続天候解禁、シングルでもダブルでも雨がよく降る XY:天候永続終了、周りの火力が高くなり押され気味、ゲンシカイオーガはゲンシグラードンにもメガレックウザにも弱い SM:ペリッパー「あめふらしってば最強ね!」 剣盾:エラで噛むだけのイージーウインから先制さえ許して貰えないシビアな環境に SV:すっしっくいっねー! すっしっくいっねー! ヘイラッシャ! 【でんき】 赤緑:誰に「10まんボルト」を覚えさせるかで悩むゲーム、ピカチュウまさかの大ヒット 金銀:ガラガラ全盛期でサンダーの一人勝ち、後期ではエレブーも。「めざめるパワー」で頭を悩まし始める RS:ダブルバトル登場、「すばやさ」で勝るでんきタイプ大躍進 DP:「ノイコウ」の脅威、ロトムの大躍進、だが伝説戦では草の流行で大幅弱体化 BW:ボルトロスはいばるをつかった あいてはこんらんしている わけもわからずじぶんをこうげきした XY:ボルトロスのでんじは パチリスのほっぺすりすり あいてはしびれてうごけない SM:でんきに火力増強を与えたら壊れるの法則 剣盾:〔悲報〕めざめるパワー廃止 SV:あなたの攻撃でんきにかえる!ナニモンなんじゃー?ハラバリーでーす!おはこんハロチャオー! 【くさ】 赤緑:弱点過多ながら「やどりぎのタネ」「はっぱカッター」が強力 金銀:ガラガラに強いことから評価急上昇、ただし攻撃技には恵まれず RS:伝説解禁戦でグラードンカイオーガ両方に弱点を突ける、天候依存のポケモン急増 DP:4つの天候でそれぞれ草が活躍、漸く技が出揃う BW:シングルのキノガッサ、ダブルのモロバレル、万能戦士ナットレイの3強時代 XY:ファイアローの影響で大幅淘汰、ジャローダ超強化で最前線へ SM:どうせ半減されるから火力が高くても構わないの理論 剣盾:ゴ~リラ♪ ゴリラゴ~リラ ウホ♪ウホ♪ 先制グラスラ大勝利~♪ SV:変幻魅惑の魔性猫、参上ニャ! 【こおり】 赤緑:フリーザーの ふぶき! ラプラスの ふぶき! ルージュラの ふぶき! 金銀:急激な弱体化で一時最底辺に、イノムー躍進とパルシェン強化で復権 RS:エターナルフォース ∩(・ω・)∩ ぜったいれいど 効果:相手は死ぬ DP:2回目の全盛期、ユキノオー登場、天候「あられ」のシナジー増加でシングルでもダブルでも霰がよく降る BW:パルシェン復権、一般では衰えるも伝説戦では依然最強の一角 XY:天候永続終了で文字通り冬の時代へ SM:オニゴーリ「当たらなければどうということはない」 剣盾:「オーロラベール」が張られさえすればあられなど要らない 「じゃくてんほけん」と超火力がありさえすれば耐性などいらない SV:霰は雪に変化、セグレイブの持ち物は「イカサマチョッキ」 【かくとう】 赤緑:能力が偏り過ぎ、技が貧相、おまけにエスパーに手も足も出ないの三重苦 金銀:多少技が増える、カビゴンへの対策から一定数の需要確保、ヘラクロスが一躍ヒーローになる RS:尖った性能のポケモンや技が増えてくる、安定技「かわらわり」登場 DP:「インファイト」による大幅火力上昇、ダブルではサポートの役割も担う BW:シングルは居座って倒す、ダブルトリプルはサポートして味方を立てる縦横無尽の活躍 XY:フェアリー、ひこう、ゴーストの3タイプの前に封殺される SM:フェアリー「かくとうタイプはしまっちゃおうね~♪」 剣盾:ウーラオスと「ボディプレス」で新時代の幕開け SV:皆大好き「ドレインパンチ」、皆大好きテラレイド 【どく】 赤緑:どくは弱いが「どくどく」は強い 金銀:「ヘドロばくだん」が加入するも弱点を突けるタイプが1つだけになる RS:じめん技を克服したどくタイプは軒並み強いの法則 DP:「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」(『毒殺天使ドクロッグちゃん』のテーマ) BW:「攻撃タイプとしてのどくは死んだ、あるのはかくとう耐性とエスパー弱点だけだ」 XY:フェアリーに弱点を突ける、はがねの耐性見直しで前よりはマシになった SM:どくタイプの伝説ポジション、満を持して登場 剣盾:「どくタイプは ×物理 ○特殊」 SV:「アシッドボム」に時代が追いついた 【じめん】 赤緑:弱点を突きやすい優秀なタイプ、ダグトリオほぼ1強 金銀:ガラガラ超強化、こいつに勝てないポケモンに人権はない RS:グラードン登場、複合じめんタイプの躍進 DP:主人公ガブリアス、砂大将カバルドン、格闘受けグライオンなどが大暴れ BW:ドリュウズ、ランドロスが加わり「すなあらし」全盛時代 XY:天候永続終了、単体性能でガブリアス、ランドロスの2強時代へ、ゲンシグラードン大躍進 SM:〔速報〕ガブリアス選手、今シーズン限りで引退。後任をランドロス選手に託す 剣盾:安定した単体じめん物理技が足りない問題 SV:「やっぱりガブリアスよね!」→「やっぱりディンルーよね!」 【ひこう】 赤緑:でんきとこおりに弱い、弱点を突ける3タイプがマイナー、技も貧相 金銀:多少技整備が行われる、じめん無効でメジャータイプへ RS:じめん無効を「ふゆう」と争い始める、素早さを上げて戦うポケモンが登場し始める DP:「ブレイブバード」「エアスラッシュ」「はねやすめ」の3大強化要素で大暴れ BW:「アクロバット」「おいかぜ」で自在に戦う、トリプルの固有要素も追加 XY:ファイアロー、メガボーマンダ、メガレックウザの3大壊れ要素、それを抑えるボルトロス、ランドロスで最強のタイプへ SM:フィールド無効になるも「そらをとぶ」が実用化へ 剣盾:すばやさ操作の達人、問答無用の最強タイプ SV:勢力弱化、安定したひこう技が「テラバースト」になりがち問題 【エスパー】 赤緑:エスパーのエスパーによるエスパーのためのポケットモンスター 金銀:あく、はがね登場で多少牽制される、カビハピに止められる RS:メタグロス、ラティアス、ラティオス大躍進 DP:「トリックルーム」追加、クレセリア大躍進 BW:エスパー2回目の全盛期、ダブルのエスパー祭り会場はこちらです XY:「エスパーは昔は強くていいタイプだった。今じゃ見る影もないがね」 SM:ふしぎなあしば ひーろがってー(ひーろがってー) エスパータイプは さいきょーよー 剣盾:イェッサン♀「やっぱりトリックルームは」ブリムオン♀「エスパータイプの技よね!」 SV:おもむろに殻を壊すグレンのアルマ 【むし】 赤緑:「エスパーはむしに ×弱い ○強い(スピアーを『サイコキネシス』で倒しながら)」 金銀:ヘラクロスの「メガホーン」、ツボツボの種族値などが突出し始める RS:ヘラクロス超強化、テッカニン、ヌケニンなどで更に突出し始める、虫技が少しずつ増え始める DP:メガヤンマ、ヘラクロス、ハッサムの3強時代、虫技が漸く出揃う BW:一大全盛期、ハッサムウルガモスの2強がシングルもダブルも席捲 XY:フェアリーに半減を取られる、ファイアロー登場、ファイアロー対策の技で巻き添えを食らうの三重苦 SM:「序盤に出てくるむしタイプは ×弱い 〇強い」 剣盾:『進撃の巨蟻』 SV:「木の上から飛び降りるポケモン、ワナイダーマ!」 【いわ】 赤緑:せっかくの攻撃技をタイプ一致でろくに使えないどうしようもないタイプ 金銀:バンギラス登場、「いわなだれ」のひるみ効果追加もそれだけ RS:天候発動、天候依存の特性登場、「いわなだれ」はまだ弱かった DP:「すなあらし」中の特防1.5倍効果付与、「ステルスロック」登場、「いわなだれ」強化で漸く第一線に BW:「がんじょう」超強化でハメ殺しコンボ完成、天候全盛だが恩恵はほぼバンギラスのみ XY:「がんせきふうじ」強化もいわタイプの需要は変動なし SM:エッジなだれを当てようか アローラの隅っこで岩封(がんぷう)(『ワールズエンド・ロックフォール』) 剣盾:「弱点が多いポケモンは ×弱い 〇強い」 SV:キョジオーン キョジオーン しーおづけー しおーづけ キョジーオーンー(塩売キョジオーン軍球団歌『清塩こめて』) 【ゴースト】 赤緑:エスパーに無効化されるも攻撃技が少なすぎて逆に意味なし、ノーマル無効が地味に優秀 金銀:「シャドーボール」がやってくるも物理扱いの為タイプ一致では使われずじまい RS:急激に数が増え、かつ攻撃が高い子だらけ、既存組は「ふゆう」獲得 DP:「シャドーボール」特殊化でゲンガー大躍進、耐久ゴーストの増加と躍進 BW:火力のシャンデラ、耐久のサマヨール、嵌め殺しのデスカーンもしくはムウマージ XY:攻撃相性変更で超強化、ゲンガーギルガルドの2強時代へ SM:アローラ人気ドラマ『ミミッキュは見た!』 剣盾:ポリゴン2さえいなければ最強タイプだった SV:「ゴーストタイプは強い、そして何より顔がいい」 【ドラゴン】 赤緑:Q.「バリアー」を覚えたカイリューはどこで手に入りますか? A.ワタルさんに聞いて下さい 金銀:Q.レベル50のカイリューはどこで手に入りますか? A.ワタルさんに聞いて下さい RS:Q.個体値の高いラティオスラティアスはどこで手に入りますか? A.みなみのことうに行って下さい DP:Q.ガブリアスはどうやったら倒せますか? A.自分もガブリアスを使って下さい BW:Q.「げきりん」や「りゅうせいぐん」はどうやったら耐えられますか? A.調整中 XY:Q.フェアリータイプはどうやったら倒せますか? A.ドラゴン以外の技を使って下さい SM:Q.ジャラランガは「からをやぶる」を覚えますか? A.覚えませんが、専用Zワザを用意したので使って下さい 剣盾:Q.ドラパルトの火力が足りません、どうすればいいですか? A.ダイマックスで上げてください SV:Q.シャリタツというポケモンが勝手にひんしになっているのですがルール違反ではないのですか? A.いいえ、ルール違反ではありません。 【あく】 赤緑:あくタイプはない。いいね? 金銀:ドーモ。エスパータイプ=サン。あくタイプです。エスパー殺すべし。慈悲はない。 RS:あくタイプはぶつりですか?おかしいと思いませんか?あなた。 DP:相手の攻撃めいたジツに反応するふいうち・ジツの前にエスパーは爆発四散!インガオホー! BW:アイェエエエエエ!?タオセナイ!?タオセナイナンデ!? XY:はたきおとす・ジツ強化ヤッター! イカサマ・ジツ強いヤッター! ゲッコウガ=サン、実際強い。 SM:『大乱闘ワルワルブラザーズ』 本日の対戦 ゲッコウガ=サンVSガオガエン=サン! 剣盾:妖精めいたあくのポケモン=サン、その独特めいた補助を見よ!おお……これは……ゴウランガ! SV:『実録 四災と呼ばれた魔物達』 【はがね】 赤緑:『はがね前夜』 金銀:『はがねの夜明け 要塞と設置罠』 RS:『鋼鉄戦士メタグロス 前編』 DP:『鋼鉄戦士メタグロス 後編』 BW:『鋼鉄戦士メタグロス 続編 ハッサム・ナットレイ両軍の攻防』 XY:『剣盾戦士ギルガルド』 SM:『鋼鉄戦士メタグロスX 復活のメガシンカ』 剣盾:『鋼鉄戦士メタグロスD 巨人族との決戦』 SV:『パルデア森のデカヌチャン』 【フェアリー】 赤緑:ピクシー、プクリンがノーマルとして、バリヤードがエスパーとして登場 金銀:マリルリがみずとして、グランブルがノーマルとして登場 RS:サーナイトがエスパーとして、クチートがはがねとして登場 DP:トゲキッスがノーマルひこうとして登場 BW:エルフーンがくさとして登場 XY:これら全てがフェアリーに加入、タイプ相性に恵まれる、はがねの弱体化措置で一気に最前線に到達 SM:「前作で強かったタイプが次作で弱くなると思っていたのか?」\デデーン(ネ)!/ 剣盾:オーロンゲ、ガラルマタドガス「「俺達フェアリー!!」」皆「えぇ……?」 SV:「Chu! テラスしてごめん げきりんスカしてごめん ムカついちゃうよね ざ ま あ★(テラバースト)」
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/51.html
ゾロアーク偽装 作成時期 2011年9月 ルール 見せ合いあり6→4ダブル(「BW」期、旧イッシュ図鑑ポケモンのみ使用可能) 構築 〔サーナイト〕 はお休み。 〔ゾロアーク〕 特性:イリュージョン 性格:むじゃき 努力値:C252 S252 A4 技:あくのはどう ふいうち かえんほうしゃ まもる 持ち物:あくのジュエル 〔ブルンゲル〕 特性:のろわれボディ 性格:おくびょう 努力値:C252 S252 H4 技:しおふき ハイドロポンプ シャドーボール れいとうビーム 持ち物:こだわりスカーフorみずのジュエル 〔モロバレル〕 特性:ほうし 性格:なまいき 努力値:H252 D204 B52 技:いかりのこな キノコのほうし ヘドロばくだん ギガドレイン 持ち物:きょうせいギプス 〔シビルドン〕 特性:ふゆう 性格:ゆうかん 努力値:H252 A252 C4 技:ほうでん アクロバット いわなだれ まもる 持ち物:ひこうのジュエル 〔ローブシン〕 特性:こんじょう 性格:ゆうかん 努力値:H252 A252 D4 技:アームハンマー マッハパンチ いわなだれ みきり 持ち物:ラムのみ 〔ムシャーナ〕 特性:テレパシー 性格:のんき 努力値:H204 B164 D140 技:サイコキネシス いばる てだすけ トリックルーム 持ち物:メンタルハーブ コンセプト、戦い方 「『トリックルーム』だと思ったか!?ゾロアークだよ!!!」 がやりたいだけのパーティ。 ゾロアークの変身先はモロバレルだったりブルンゲルだったり。 ゾロアークは本当は「きあいのタスキ」がよかったけれど、火力が足りない為泣く泣くこのアイテムに。 因みにムシャーナモロバレルを出すことで本当のトリパにもなる素敵な仕様。 ただし、選出で見切られてしまうので2回目は通用しないのが最大の難点。 ゾロアークを「トリックルーム」に対応できる仕様にしてしまってもよかったかも。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/76.html
はっぴゃくきゅうじゅうはち ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「ななひゃくにじゅういち」を25周年を記念して書き直したもの。 要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。 企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。 当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!? 感想対象 全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記) ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記) 外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記) 『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』) 『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』) 『みんなのポケモンスクランブル』 『ポケモンスナップ』シリーズ(全て) 『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ) アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY Z』『S M』『新無印』中心) 映画シリーズ(全て) 『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで) 『スマッシュブラザーズ』シリーズ その他(『ポケモンマスターズ』など) 元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。 前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。 非対象 『ポケモンパネポン』 『ポケモンピンボール』 『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ 『ポケモンレンジャー バトナージ』 『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外) 『ポケモンピクロス』 『ポケモンユナイト』 ポケモン分類法 フォルムチェンジ、姿違いは「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」としてあります。 例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目 ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。 また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。 例:トリトドン、ビビヨン 目次 No.001~151 カントー No.152~251 ジョウト No.252~386 ホウエン No.387~493 シンオウ No.494~649 イッシュ No.650~721 カロス No.722~807 リージョンフォーム アローラ No.808~898 リージョンフォーム GO ガラル No.387~493 シンオウ No.387 ナエトル DP御三家の1匹。 別に萎えてはいないがこの名前のせいで下ネタ方向で散々ネタにされてしまった。しかもガセ進化形まで登場してえらい騒ぎになった。「アオバス」はいいとして「アオバスバス」って何だ。 シナリオでは鈍足くさタイプで取り扱いは慎重にしないといけないが、物理化した「はっぱカッター」「かみつく」を「のろい」で地道に強化すれば着実に進める。弱点を突く上に「いかく」をばら撒いてくるムックル系列が永遠の天敵。 アニメではサトシとシンジがそれぞれ捕まえている。 なお、こいつの隠れ特性「シェルアーマー」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性はなくもない。 No.388 ハヤシガメ ナエトルの進化形……なのだが、アオバスとかいう真偽不明の画像が出回っていたせいでそちらの方がある意味有名になってしまった。不憫。 アニメではサトシが進化させたものの、重量級の扱いに慣れていなかったせいでまるで戦い切れていなかった……らしいのだが、あれ?かつてコータス持っていなかったっけ? No.389 ドダイトス 立派な巨大亀……どころかユグドラシルみたいな見た目になった。でかい。分類もまさかのグラードンと同じ「たいりくポケモン」。 初のくさ・じめん複合で、進化直後に覚える「じしん」、思い出し技「ウッドハンマー」を軸にシナリオでは様々な相手に対抗できる重量級として大活躍を見せる。が、こおり4倍は痛い。 対戦ではこおり4倍の他弱点の多さが災いしメジャーなポケモンのついでに対策されがちなのが何とも惜しい。いわもじめんも半減だから対砂嵐で強いと言っても弱点技が飛んでこないわけではないし。しかもすばやさが全御三家最終形態中最も遅いときた。カメックスを見習ってくれ。 ポケマスではヒカリのバディとして選ばれた。「あれ?ポッチャマ系列は?」との声が絶えなかったのは言うまでもない。本人の性能としてはサポート兼攻撃役でメガニウムと似たような立ち位置。こちらはダメージ軽減はないがHPと状態異常の回復ができる。 アニメでもサトシのドダイトスは遅過ぎて上手く動けなかったという。確かにXYの時のサトシのメンバーは異常に素早かったし、そういうトレーナーなのかもしれない。 映画『名探偵ピカチュウ』では巨大なドダイトスが登場し、いきなり地面が揺れたかと思ったらドダイトスの背中だったという衝撃の展開を引き起こした。 No.390 ヒコザル DP御三家の1匹。 DPシナリオはほのおタイプが極端に少なく、こいつを選ばないと他にポニータ系列しかいなくなる。「別にほのおなんて使わないからいいじゃん」と思っているとドーミラーにボコボコにされる。肝腎のこいつも進化してかくとうがつくせいでドーミラーを一撃で倒せないと弱点を突かれる。ドーミラー強過ぎる。 尻に火がともっているが、ヒトカゲと違って消えても死ぬことはない。 シナリオでは最初のジムがいわタイプなので進化させてから戦いたいが、進化させない場合「なまける」や「わるだくみ」なんて技も覚える。「わるだくみ」はレベル23と意外とすぐに覚えてくれるので「マッハパンチ」が惜しくなければ覚えさせてもいいかもしれない。 アニメではシンジのヒコザルがサトシに渡っていたが、DPは矢鱈とポケモンのトレードが多いように見える。 なお、こいつの隠れ特性「てつのこぶし」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性はそれなり。 No.391 モウカザル ヒコザルが進化することでかくとうがつく。あれ、この流れ前作でも見たような…… 進化と同時にかくとう技「マッハパンチ」を覚える。あれ、この流れ前作でも……? 案の定よくワカシャモと比較されるし、進化後も比較されてばかり。どちらも似たような能力傾向があるし仕方ない。 こうげき・とくこうどちらも高くなるが覚えるのは物理技ばかりなので、こうげきが下がる性格だと火力不足で大変なことになる……実際なった。辛かった。お金と時間があれば「かえんほうしゃ」の技マシンを買って与えてもいいかもしれない。 Newポケスナでは他2形態を差し置いて唯一の出演。火山で暮らす悪戯好きの小猿ポジションといったところ。寝ているガチゴラスを起こしたりゴローンを蹴飛ばしたり、やりたい放題。 No.392 ゴウカザル おっす!おらゴウカザル!おんめーつええなあ!おらすんげーわくわくすっぞ!皆ーおらに力を分けてくれー!! 見たまんま孫悟空のポケモン。ちゃっかり御三家に亀がいたりするし、エンペルトは差し詰めペンギン村のオマージュか。まるで某漫画のようだ。本来の西遊記であればルンパッパやエンブオー辺りになるのだろうけれども。 すばやさ・こうげき・とくこうの種族値が全て100を超え、3つも100を超える能力がある御三家はこいつが初となった。技の多さは天下一で、物理特殊変化技を器用に覚え、かつどれもこれも便利そのもの。「インファイト」「オバーヒート」「ねっぷう」「アンコール」「ねこだまし」のイメージが強いが、これだと決めてかかると「とんぼがえり」「ストーンエッジ」「めざめるパワー」「くさむすび」などで痛い目を見る。取り得る選択肢のあまりの多さに「存在が役割破壊」「相手のゴウカザルは技10個」という異名までついたほど。ちなみに私は「ゴウカザルのタイプはゴウカ/ザル」と言っていた。 だが栄光は長続きしないもので、BW以降バシャーモが超強化され始め、XYで完全に立場を逆転された。そしてSMで遂に第一線から退いた。「昔は強くていいポケモンだった。今はミカルゲもないがね」 四天王オーバの切り札……なのはDPのみ。Ptではブーバーンが担当。一方ポケマスはDPに倣ってオーバのバディ。 アニメではサトシのもとでエースとして活躍し、リーグでは元の主シンジのエレキブルとガチンコ勝負を繰り広げた。 No.393 ポッチャマ ポチャポチャポチャー!! DP御三家の1匹。 最初は可愛いらしいペンギンの子供だったが、アニメでのヒカリのポッチャマのドジっ子なイメージが広まり過ぎてすっかりドジなポケモンとして認知されてしまった。不憫。だがそのアニメの効果かシンオウ御三家の中では知名度が高い。 シナリオでは安定のみずタイプ……のはずが、「バブルこうせん」を覚えるのが異様に遅く、それまで「あわ」しかないので最初のジムで押し切られる可能性がある。しかも次のジムが弱点なので序盤は結構辛い。地味にひこう技を覚えてくれるのでひこうタイプになるのかと思いきや、予想を大きく裏切る進化をする。 なお、こいつの隠れ特性「まけんき」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性は……何とも言えない。 Newポケスナにも登場。やっぱりというべきか雪原に出現。温泉に入ってのんびりしたり、海中に潜って貝殻を取って来たり、とにかく可愛い。ユキハミが隠れている高い木に一緒になって隠れてひょっこり顔を出すというお茶目な場面も見られる。可愛いが過ぎる。 No.394 ポッタイシ 進化して太子になったが、どいつもこいつも自分が一番偉いと思っている。どこの専制君主だお前は。そしてアニメのポッチャマがこいつに進化していないこともあって知名度は低い…… 進化したての状態で覚える技は何故か「メタルクロー」。何でやねん。タイプ不一致やん。だがこれが伏線でもある。 ポケダンではクレバスの洞窟、ゼロの島南部の2ダンジョンでかなりの強敵として立ちはだかる。能力が高く倒しにくい上半端に削ると特性「げきりゅう」で物凄い威力の「あわ」「バブルこうせん」が飛んでくる。超危険。 No.395 エンペルト 最終形態で遂に皇帝陛下になられた。凛々しい姿は正にコウテイペンギン。初のみず・はがね複合で守りが硬くなった……のだが、自力でははがね技を「メタルクロー」しか覚えない。技マシンを使ってもいいがDP当時は一品ものなので凄く勿体ない上にこおりタイプくらいにしか刺さらない。実質守りのタイプとして機能させる方がいい。 対戦でもはがねタイプの技を積極的に使うわけではなく、耐性の多さに利用するのが中心。とくこうが歴代御三家で2番目に高く、「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」「くさむすび」などが有用。ドラゴンが半減なのでドラゴン技を受け止めて返り討ちにもできる。補助は「あくび」「こうそくいどう」など中々器用。弱点がメジャーで、かつとくこうを上げる手段がないのが難点。 かつての世界大会でこの耐性を多さを利用しドクロッグを相方に組んだトレーナーが優勝を決めた。初見では予想もつかない組み合わせと圧倒的な立ち回りで見る者を魅了した。 ポケダンではゼロ南3強の1匹。耐性が異常に多く進化前同様特性「げきりゅう」が発動すると物凄い火力になる。遠距離でこいつを見た時の恐怖は半端ない…… ポケマスではジュンのバディとして登場したが、進化前の弱点がそのまま引き継がれたせいで、原作では弱点ではないくさタイプを弱点とする。 No.396 ムックル ピパラパパポピー! DPの所謂序盤鳥。このポケモンの登場時にとあるアニメで全く同じ名前のキャラクターがいたため、当該アニメファンは衝撃を受けたという。子供の頃の夢は色あせない落書きで。 序盤鳥にしては破格の性能で、一緒に公開された技「ブレイブバード」をはじめ「つばさでうつ」「でんこうせっか」など便利な技を次々覚える。 ちなみにBW期で進化後に隠れ特性がついたが、こいつは通常特性のままだった。そのせいで進化させずに孵化しても隠れ特性にはならないという落とし穴があった。現在では隠れ特性「すてみ」が追加されているので安心。 ポケダン探検隊ではトゲトゲ山の殺戮兵器として君臨。可愛い弟ルリリを助けようと向かった侵入者達をその体で次々と葬ってきた。私も葬られた人の一人……何故あんなに強いのか。 No.397 ムクバード コロトック共々DPtのポケトレで連鎖を途切れさせる達人。その節は本当にお世話になりました、ありがとうございません! 何が鬱陶しいって「いかく」まで発動するから逃げるのに時間が少しかかる点。これでいてシナリオでは大活躍するのだから憎めない。 進化と同時に「いかく」を手に入れたことで耐久上昇の他味方のサポートにも有用。秘伝用に控えたとしても「いかく」で十分サポート可能。 ちゃっかり対戦でも低レベルで「がむしゃら」を使うのに「いかく」のサポートができるため結構活躍できる。相手もまさかレベル4のムクバードに痛めつけられるとは思いもしないだろう。 No.398 ムクホーク ピーーーーーー! いざゆーけー むてきーのー ムクドリぐーんだんー いざゆーけー すてみのー ムクドリぐーんだんー われらーのーわれらのー ムークーホークスー(シンオウムクホークス球団歌『いざゆけムクドリ軍団』) 上の元ネタが九州の球団なのに本人は北海道モチーフのシンオウ出身とはこれいかに。 ノーマル・ひこうで史上最強と名高いポケモン。進化した瞬間に「インファイト」を覚え鮮烈なデビューを果たす。高火力、高機動力かつ「いかく」持ち、シナリオでも「ブレイブバード」「インファイト」「いかく」で攻防に大活躍。多くのトレーナーが連れ歩き、その鳴き声を聞いただけで「ああ、そらをとぶでも使ってるんだろう」と誰もが気付くほど。 対戦でも新たに登場した「とんぼがえり」を織り交ぜて器用に動きつつ高火力を叩きこむヒットアンドアウェイの戦法で有名になった。隠れ特性「すてみ」なら「ブレイブバード」「すてみタックル」の火力が更に上昇し、より火力に特化する。攻撃以外にも一般ポケモンで最強の「いのちがけ」使いだったり「フェザーダンス」もあったりと、戦術が豊富。このせいで次代の序盤鳥が不憫に思えてくるほど…… No.399 ビッパ DPの所謂序盤ノーマル。 DPの時期、某匿名掲示板にある掲示板「ニュー速VIP」に入り浸る連中のことを「VIPPER」と呼んでいた。そしてこいつの名前はビッパ。ネタにされないはずがなく。進化形もどこか煽っているような顔つき。何なんだこいつら。 だがポケダンでは涙もろくて思いやりのある先輩探検家として登場し、イメージ脱却に一役買った。「あっし、ビッパでゲス!」 最近ではNewポケスナで公園ルートのアイドルとして見出され、更にポケGOではビッパデイなるビッパだらけのイベントが開催され、運営までもビッパに染まった。時代は変わるものだ。 No.400 ビーダル 某匿名掲示板の「やる夫」に似ていなくもないネタ的なデザインに驚き。進化前VIPPERだし。図鑑に「見た目の割に機敏」って書いてあるしやっぱりそれを意識したのかと。そして剣盾でまさかの後継者としてヨクバリスが出てきた。 そしてこう見えてまさかのみずタイプ。これのおかげで秘伝技要員としては中々に便利。「ロッククライム」で高い所もすいすい。 対戦ではどの特性も有用かつ運ゲーの申し子。「たんじゅん」+「かげぶんしん」や「ムラっけ」の博打戦法などで対戦相手を焦らしまくる。相手がイライラしたらこちらの勝ち。その顔で何でも避けまくる様は「影分神」と呼ばれ持て囃された。 No.401 コロボーシ がまんポケモンのソーナンスよりもがまんポケモン。 所謂序盤虫……なのだが、「がまん」を覚えるせいで冒険中でも不意の一撃で倒されてしまうことがある。DPからちゃっかり優先度が+1に変わっているのもミソ。 これのせいでとある知り合いが「倒されたら強制交換のタマゴ縛りプレイ」で何度もこいつに倒されていた。不憫。そして私もポケモンスクランブルでこいつの「がまん」にボコボコにされた。強過ぎる。 No.402 コロトック チチチチチポワーオ! ムクバード共々DPtのポケトレで連鎖を途切れさせる達人。本当にありがとうございません! 特に「じまんのうらにわ」にこいつが出るのは悪意しかない。特徴的な鳴き声もやけに耳に残る。 対戦ではむしタイプで唯一の「ほろびのうた」使い……なのだが、それ以外に取り柄があるかというと、うーんという感じ。隠れ特性もあんまり噛み合わないしライバルが強過ぎるし。 音を奏でられるので、ポケGOではジラーチを眠りから覚ます音楽を奏でる役に選ばれた。最近ではストリンダーという後輩も現れたが、あちらではうるさ過ぎて怒られるかも知れない。 No.403 コリンク こうげきが高いでんきタイプの触れ込みで登場したが、実際そんなに物理技を覚えるわけではない。何だかんだで「いかく」が強いのでこの子を最後まで冒険に入れる人が多くいた。私もその1人。 でもこんな顔でどうやって威嚇しているんだろう?謎である。しかも「とうそうしん」まで持っている。見た目によらず好戦的なのだろうか。 ポケダン空では主人公を担当したことがあるが、火力が階層によって上下してしまうのが非常に不安定。しかも自身の進化形が中ボスだったエレキ平原奥地は更にきついライボルトに差し替えられてしまった。技マシン対応率もよくないし、ピカチュウに比べると安定感は今一つ。 No.404 ルクシオ 進化して凛々しくなった。この姿でなら確かに「いかく」っぽい感じ。足がスパッツに見えるとかいう話があるらしい。マニアック過ぎる。 ポケダン時・闇の探検隊ではエレキ平原奥地でボスであるレントラーと一緒に大群で登場し「いばる」を連打して動きを止める。勘弁してくれ。なお空ではラクライに差し替えられている。 アニメでシトロンの手持ちに抜擢されてすっかり注目の的になった。ゲームでも持っていればいいのに。 No.405 レントラー 最終形態はより凛々しくなった。モチーフは虎なのかライオンなのかよく分からないけれど多分ライオンの方。でんき唯一の「いかく」持ちでシナリオでもお世話になった。 対戦でのこいつの強さの半分は特性で、四足歩行ゆえの技の不遇さを優秀な特性「いかく」「こんじょう」で補っている。技威力があまり高くないが、ダイマックスがあれば大きく改善されるため、剣盾では歴代でも評価が高い。 デンジの切り札……なのはDPのみ。Ptではエレキブルが担当。一方ポケマスではDPに倣ってデンジのバディ。 ポケダン時・闇の探検隊ではエレキ平原奥地のボスで、同ゲーム初の集団戦。ルクシオ共々大群戦の恐怖を身をもって教えてくれる。なお空ではライボルトに差し替えられている。 アニメではシトロンの手持ちとして登場し、サトシと熱いバトルを繰り広げた。設定である「透視能力」も生かされている。 No.406 スボミー ロゼリアの進化後は望んだが進化前は望んでいない…… だが顔つきが妙に癖になる。こう見えて特性が進化後と同じなので触れると「どくのトゲ」でどく状態になることがある。迂闊な真似は危険。 その昔、遺伝技で「じんつうりき」を覚えさせるにはスボミーでないと覚えてくれなかったが、それを孵化しようとなると「おこう」を持たせる必要がある。伴って厳選が物凄く大変になってしまう。その上で「めざめるパワー」となれば…… さすがに条件が厳しかったのか、剣盾では「じんつうりき」がロゼリアの方の遺伝技に入り、更に「めざめるパワー」自体が廃止された。 DPのシナリオに連れて行ったことがあるが、なつき進化のせいで進化までが本当に大変だった。 No.407 ロズレイド ロゼリアが凛々しくなって帰ってきました。本当に嬉しかった。あまりの嬉しさに旅パーティにも採用しようとスボミーから頑張って育てるくらいに。♂なのか♀なのか分からない中性的なデザインが癖になる。 技「リーフストーム」も同時に公開され、高威力くさ技と予想しワクワクしたのだが、まさか当時の遺伝技だとは誰が知りえたか。シナリオで使えないことにガッカリした。 対戦ではとくこうが高いもののすばやさは少し高い程度。「ようりょくそ」ではないせいで天候との相性は「ウェザーボール」くらいしかなく、天候での爆発力はくさタイプにしては今一つ。だが火力は十分出せ、「テクニシャン」+「マジカルリーフ」or「めざめるパワー」が矢鱈と強い。が、剣盾で「めざめるパワー」が廃止され窮地に。 ナタネの切り札。ポケマスでもバディとして組んでいる。 ポケダン探検隊ではレイダーズのメンバーとして登場するが、物語は一切語られていない。一体何者なんだ。 No.408 ズガイドス DP期の新技「もろはのずつき」、新特性「かたやぶり」と同時に解禁。 こいつ自体が色々ぶっ飛んでいるが、何よりぶっ飛んでいるのがこうげき種族値が125もあること。進化前でこの数値。DPの火力インフレを予感させたポケモンと言える。ヒョウタの切り札でもあり、序盤からこんなぶっ飛んだポケモンと戦わされる羽目になるのは大変。 こちらはダイヤモンドでのみ手に入る。バージョンによって化石の出現が異なり、かつ何個でも手に入るのは初となった。地下通路にはお世話になりました。 No.409 ラムパルド 進化前の火力は衰えず、何とこうげき種族値はあのケッキングよりも高くなった。そこからのタイプ一致「もろはのずつき」は決まれば反則的な火力を誇る。下手な物理受けは一撃粉砕、そのまま無双ゲームだ。……実際には本人の耐久やこの技の反動が災いしあっさり倒されることが多い。2匹倒せれば御の字と言われる。 特性「かたやぶり」も何かと話題になり、「ふゆう」持ちに「じしん」が当たるので当時流行していたドータクンが倒されかねないことからかなりマークされた。が、ラムパルド自身の耐久力がからっきしなのとガブリアスがトップに君臨した影響で活躍の場が大幅に狭まってしまった。 なお、DP期にサッカーのワールドカップ決勝戦で相手選手に強烈な頭突きを噛まして退場処分になった挙句、チームまで敗れてしまったという有名サッカー選手がいたせいで、そいつに関連したNNがつけられることも多かった。彼も今や立派な監督である。 ヒョウタの強化後の切り札でもあり、その関係でポケマスでは彼のバディのズガイドスがラムパルドに進化するようになっている。 ポケダンマグナゲートでは宝箱を開ける役目を負っていたが、開ける方法が頭突きという。……箱壊れないか?大丈夫なのか? No.410 タテトプス DP期の新技「メタルバースト」と同時に解禁。だがタイプに何で4倍弱点が2つも入っているのかと。しかも前方の攻撃には強いが後ろからは隙だらけって。 ただ進化前にしては防御関連の能力はかなりの高さ。ズガイドスとは好対照。 こちらはパールでのみ手に入る。バージョンによって化石の出現が異なり、かつ何個でも手に入るのは初となった。地下通路にはお世話になりました。 No.411 トリデプス 「里n」と書いてトリデプスに見えるというネタがかつてあった。 盾から砦に進化。前からの攻撃は完全ガード。だがやっぱり後ろは超隙だらけ。何とも極端な。 DP時代は正直パッとしなかったが、BWでの「がんじょう」の仕様変更で必ず一撃は耐えられるようになり、「メタルバースト」が決まりやすくなった。ひっそり「じわれ」を仕込む手もある。 ちゃっかり「ワイドガード」も覚え、バトルサブウェイ/バトルハウスでは忘れていると痛い目を見る……というかめっちゃ見た。もうこいつと戦いたくない。 トウガンの切り札。ヒョウタの父親であり、親子で対照的な化石組を切り札にしている。 No.412 ミノムッチ ミノムシがモチーフなので持っているミノは着脱可能。そして最後に戦った場所でミノが変わるという。戦闘後に周りのものを集めているらしい。しかも室内で戦うとゴミを集めてピンクになるという。何を集めているというのだ。 だがこのミノの変化は基本的にゲーム本編のみで、ポケダンやスクランブルなどでは別個体として扱われてしまう。ややこしい仕様だから仕方がないとはいえ少し寂しい限りである。 このようにミノではなく中身が本体なので色違いは中身のみ変わる。そしてそのせいで色違いが異常なまでに見分けにくい。1回色違いに遭遇した時に間違えて倒しかけた。紛らわし過ぎる。 何と2021年9月現在隠れ特性が第5世代PDWでのみ入手可能という超絶レア種になっている。BDSPで手に入ればいいのだが。 ポケGOではミノを変更する手段がなく、しかも実装当初は出現率がありえないほど低く設定され、特にすなちのミノは激レア中の激レアだった。そのため複数フォルムどころか進化すらままならない状態だった。数ヶ月後イベントで大量発生したため事なきを得たが。 No.413 ミノマダム(くさきのミノ) くさきのミノをまとった状態で♀が進化するとくさタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。 4倍弱点が2つもあり、対戦ではかなり扱いづらい。一応とくぼうが高くそれなりに耐久があり「リーフストーム」などを覚えはするし、SMから「ちょうのまい」や「むしのさざめき」でかなり強化されてはいるが。 No.413 ミノマダム(すなちのミノ) すなちのミノをまとった状態で♀が進化するとじめんタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。 最終形態で唯一のむし・じめんであり、ぼうぎょが高く他のミノよりは扱いやすい。「じわれ」なんで技も覚える。しかも「スキルスワップ」で特性、例えば「ノーガード」をもらうととんでもないことになる。SMでは「ふいうち」、USUMでは「サイドチェンジ」まで覚えるようになった。だがこうげきの方が高いのにむし物理技に乏しく、最高威力は「むしくい」止まり。覚えさせるなら特殊技「むしのさざめき」で代用するのも手か。 No.413 ミノマダム(ゴミのミノ) ゴミのミノをまとった状態で♀が進化するとはがねタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。 むし・はがね自体はたくさんいるが、特性「きけんよち」で唯一の弱点ほのおタイプの技を察知できる能力を持つ。それ以外にあまり特徴がなかったが、SMから「ちょうのまい」や「むしのさざめき」を覚えたので、同複合では珍しい特殊型として活路が見出せるようになった。ちなみにゴミのミノだからなのか、この形態のみ「ダストシュート」を覚えられる。 No.414 ガーメイル 「例えば シビシラスと ガーメイル おんなじ ところ いくつ あるかな?」 ミノムシ自体が蛾の幼虫なので、成虫は当然蛾なのだが、雌は翅を持たず、雄だけが翅を持つという。その設定をなぞったのか、ミノマダムは翅を持たず、ガーメイルだけが翅を持つ。だがミノマダムのバリエーションを考えるとどこか物足りないように感じる。 色違いは一転非常に分かりやすくカラフルな色合いに変化。ここはミノマダムと好対照。 対戦ではむし・ひこうにライバルが多く、特に同世代に出たメガヤンマやXYのビビヨンが脅威。せめてもう少し物理技があったら。 だがポケダンでは例に漏れず「ぎんいろのかぜ」で大暴れしている。中途半端に削ると「むしのしらせ」で酷いことになる。しかも出現ダンジョンが天空の階段や風の霊峰という面倒なダンジョンのせいで余計印象に残りやすい…… No.415 ミツハニー ミツハニー自体は♂♀両方いるが、♂はこれ以上進化しない。しかも♂:♀=7 1である。♀は文字通り「選ばれた存在」ということらしい。 ということは♂はこのまま戦うしかないのだが、どう見ても進化前のこの状態でまともに戦えるはずもなく。フィオネよりも深い悲しみを背負っているポケモン。一応「むしのさざめき」を覚えてくれるので火力自体は頑張れば出るかもしれない。そしてこの悲劇は第7世代で繰り返されることになる。 なおポケダン探検隊では特性「みつあつめ」が「かしこさを上昇させる『おいしいミツ』を拾ってくることがある」効果になったことで、こいつをフル稼働させるとかしこさがうんと上げやすくなる。私もレベル100まで育ててお世話になった。 ポケGOでは最初♂♀両方出ていたが、突如♀だけ出現という状態になった……のも束の間、再び♂♀両方出現に切り替わった。そして当初出現率が低かったせいで♀が中々手に入らず、大変な思いをした。 No.416 ビークイン ♀しかいない上に蜜に溢れている。色々な意味で危ない香りがする。鳴き声が妙に特徴的。めっちゃうるさい。 専用技を「こうげきしれい」「ぼうぎょしれい」「かいふくしれい」と3つも覚えて進化直後にいわ技「パワージェム」を覚えるという謎の優遇がされている。剣盾では進化直後に覚える技が「きりさく」に変更されている。いずれにしても少しスピアーに分けてくれ。 対戦では耐久が高く、物理特殊どちらでも攻撃可能で技も一通り揃っている……のだがいかんせんいわ技の4倍を始め弱点が多いのがネック。 剣盾では何と「かいふくしれい」が剥奪されてしまった。何故だ。しかも「はねやすめ」も過去作限定。何故だ。攻撃に転じろということなのか。ただしヨロイ島ではビークインがメインのイベントが存在する。手持ち1匹だけでダイマックスしたビークインに挑むという中々強烈な試練が待っている。 ポケダンではゼロの島北部で矢鱈と暴れてくれた。「こうげきしれい」が全体攻撃だなんて。 No.417 パチリス パチリスではない、パチリス「さん」だ! 2014年、世界大会に突如現れその活躍ぶりに全世界が感動した「パチリスさん」が登場。見事優勝し強烈な印象を残した。 元々「ものひろい」要員兼愛玩用として見られていたが、「いかりのまえば」を覚えて耐久もそれなりにあるためダブルでサポートができないかとDP時代から模索していた人がいた。それがBWになって「このゆびとまれ」と隠れ特性「ちくでん」が加わり一気に一線級に成長。そしてXYで覚醒。 このように「XYでパチリスが強くなった」ではなく「BW時代から強かったがXYのカロス限定戦にマッチしすぎた」が正しい。ともあれあんな可愛いポケモンがいきなり殺伐空間に現れたらびっくりすること間違いなし。本当に強くなりました。 そんな注目株なのにポケGOではロシア等の地域限定種になってしまっている。日本にも寄越せ。 No.418 ブイゼル 技「アクアジェット」と共に公表されたポケモン。 実はこの技、公表当時威力が60もある先制技だったが、流石に強過ぎたのか40に修正された。ただDPtのシナリオで使う場合「なみのり」が加入するまでみず技が「アクアジェット」しかないという事態になるので冒険用としては60欲しかった。 第6世代以降「アクアジェット」を使う時に尻尾をくるくる回転させるモーションが可愛い。 超ポケダンではデンリュウ調査団の水中調査担当。頼れる兄貴としてお世話になりました。 No.419 フローゼル みずタイプでは元すばやさ最速タイだが、特性「すいすい」が発動すれば現在でも最速。そのお蔭で野生で遭遇すると逃げるのは大変。 対戦ではすばやさの他こうげきも高く物理技も豊富。だが物理技の火力はやや低いため「ハイドロポンプ」等の特殊技も視野に入れたい。隠れ特性「みずのベール」+「かえんだま」+「すりかえ」も中々強い。第7世代で遂に「みずびたし」最速まで手に入れた。 恐らく最も「アクアジェット」が似合うポケモン。第6世代以降見せるモーションが中々カッコいい。 マキシマム仮面ことマキシの切り札。 No.420 チェリンボ そのまんまサクランボだが、大きい顔と小さい顔との2つがある。小さい方は進化用のエネルギーなのでしぼんで消えると進化する。この小さい顔に意思や脳味噌はあるのだろうか?色々気になるところである。 野生のチェリンボ自体が結構レアで、木に生息している個体に遭遇する以外の方法がない。しかも剣盾ではきのみを掻っ攫っていく。不届き者! ちなみに進化後が進化後なので隠れ特性は存在しない。 ポケGOでは何と「ハーブルアー限定種」という非常に特殊なポケモンになっている。チェリムの方は普通に出てくるのに、何故に? No.421 チェリム 「チェリ↑ム↑ッ! 姿が変わったァ!!」 バトレボの特性発動ナレーションに毎度毎度笑わせてもらった。 天気が晴れになると花が開く「ポジフォルム」、それ以外の時には蕾状態の「ネガフォルム」になる。ただ公式イラストは基本的にポジフォルムで紹介されるので、ネガフォルムの状態のチェリムを見て「こんなポケモンいたっけ?」となりがち。 特性「フラワーギフト」で「はれ」になると「ポジフォルム」に姿が変わり、自分と味方のこうげき、とくぼうが上昇する……のだが、こいつはこうげきよりとくこうの方が高い。しかも当初は物理くさ技をろくに覚えなかった。色々突っ込みどころ満載である。完全にダブル向けのポケモンだった。流石にまずかったのか物理技が増やされ、XYで「はなふぶき」を、剣盾で「ソーラーブレード」までも手に入れた。 HGSS期にグラードンと組んで世界を制したことがある。もちろんゲンシグラードンとの相性も抜群。特殊技が来てもチェリムの力で耐えるんや! ポケGOでは「晴れているとポジ、それ以外だとネガ」の状態で登場。ただし出現判定が発生した時点での天候が反映されるので、時間またぎで出現する場合「晴れていないのにポジ」「晴れているのにネガ」という珍現象が起こることがある。 No.422 カラナクシ 初見でラプラスの進化前じゃないかと騒がれたポケモン。全くもって関係ない種族だったが。 しかも2種類いる。ピンクが「にしのうみ」で青が「ひがしのうみ」と呼ばれる。どちらかと言えば進化形共々青い方が好きだが、図鑑登録などはピンクの方が中心。 シンオウ地方とホウエン地方にはどちらも生息しているが、カロス地方はピンク、アローラ・ガラル地方は青しか生息していない。ちなみにホウエン地方でもORではピンク、ASでは青が出現する。 ポケダンでは「よびみず」でみずタイプへのトラウマとなるポケモン。体験版ではまさかのまさか「からにこもる」までも吸収していたのでぶっ壊れかと思った。流石に修正されたけれども。 ポケGOでは東西が綺麗に反映され、「にしのうみ」は西半球、「ひがしのうみ」は東半球に生息している。日本ではイベントを除いてひがしのうみしか基本的に手に入らない。……実装当日にちょっとだけ登場したというバグがあったが。 No.423 トリトドン ぽわ~おぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょ 独特の鳴き声と癖になる見た目でコアな人気を誇る。が、どうもあの3つ目が私は苦手。それでも色合い的に青が好き。ちなみにPtのドットアクションは鳴き声に合わせて首をかくかくさせるのでとても面白い。 BWで「よびみず」の仕様変更でみず技が無効+吸収+とくこう1段階上昇という破格の性能となり、一躍みずキラーとして有名になった。ダブルバトルでの採用率が高いがシングルでも活用できるのが強み。ただしウォッシュロトムに対しては互いに有効打がなくなりがち。 タイプ一致高威力の「だいちのちから」は主力技の1つだが、長らく自力でも遺伝でも覚えられなかった。剣盾で漸く自力技に入ったので事なきを得た。 No.424 エテボース エテボーズではない。 「ものひろい」要員でしかなかったエイパムが超強化されて帰ってきた。肥大化した尻尾はマジックハンドそのもの。手は使わなくなったらしいが一応ある。パンチ技はもしかすると尻尾から繰り出すのだろうか。 対戦では特性「テクニシャン」を獲得し、「ねこだまし」が恐ろしいダメージを誇る他新たに覚えた「ダブルアタック」が「おんがえし」並の火力を誇る。 個人的にはトラウマ製造機。毎度毎度ボコボコにされかける。「ねこだまし」で減り過ぎ。「とんぼがえり」で逃げるな。だけならまだしも1回「おうじゃのしるし」+「みだれひっかき」で怯んで負けたことがある。ぐぬぬ。 No.425 フワンテ ぷわわー! たにまのはつでんしょに金曜日にしかいないという2代目曜日限定ポケモン。DP発売から数日後がちょうど金曜日だったので、一緒にやっていた人と2人でそこに行って捕まえてみたら互いに別の特性(こちら「ゆうばく」向こう「かるわざ」)だったのが懐かしい。 だがこの2つの特性がポケダンで凶悪な性能になってやって来るとは誰も思わなかっただろう…… 最終鬼畜熱気球。「あやしいかぜ」を遠距離から2連発。「ちいさくなる」でどんどん避ける。倒したら「ゆうばく」でダメージ。遭遇したら真っ先に対処せよ。味方にしても勿論最強。 なお、DPで全国図鑑解禁のためにシンオウ図鑑を完成させる(見るだけでよい)必要があるのだが、この金曜日のフワンテを逃すと、ヨスガジムのクイズをわざと間違えて出てくるトレーナーと戦う必要がある。凄く面倒。 ポケGOでは流石に金曜日にしか出ないということはないが、天候が強風の時に多く出現する傾向にある。風に流されてやってくるのだろうか。とても可愛い。 No.426 フワライド ぶーぶーわわぶーわわ 進化したら熱気球になりました。こいつに乗ったら行先不明になるらしいが、トレーナーのフワライドがこいつで空を飛んでもそうなるんだろうか。ちなみにNewポケスナではパールルが実際に行方不明になっていた。怖い。 対戦では「かるわざ」を活かしつつ「ちいさくなる」からの「バトンタッチ」を決めて後に繋ぐゲームメーカー。SM以降ではダブルでフィールド用シードを持たせてすばやさを上げる戦法も見出されている。 ポケダンでは進化前同様最終鬼畜熱気球。「ちいさくなる」「あやしいかぜ」でこちらを追い詰め倒そうものなら「ゆうばく」でトドメ。どちらも相当なトラウマを植え付けるポケモン。勿論味方につけても最強。ゼロの島ではお世話になりました。 シンオウのジムリーダーであるメリッサはコンテストに「ばるん」という名前のフワライドを出場させている。なおポケマスではメリッサではなくマツバのバディとして登場した。 No.427 ミミロル かわいらしいうさぎのポケモンなのだが、捕獲時のなつき度がまさかの0である。伝説のポケモン並になつかせるのに時間がかかる。これでなつき進化なのだからDPシナリオ中に進化させるのは中々に至難の業。しかもレベルが上がると「やつあたり」まで覚える。筋金入りの嫌われようである。 なおこのせいでポケダン探検隊の野生のミミロルは固定45ダメージとかいうとんでも技を序盤シナリオでぶっ放す。ポケダン探検隊は時より闇が難しいと言われる所以の一つである…… No.428 ミミロップ 進化形がまさかのバニーガール。実にけしからんもっとやれ。しかし♂もこの姿である。バニー……ボーイと呼べばいいか? 対戦ではすばやさが高いがそれ以外は平均的。多様な技を覚えるので何をしてくるか本当に分からない。「アンコール」なのか「すりかえ」なのかはたまた普通に攻撃するのか。しかもメガシンカの可能性まであるのが恐ろしい。可愛い顔して中々のやり手である。 色違いはピンクで正に愛の戦士。ポケGOをやっていた時にかの有名なアニソン『Agape』を流した瞬間にミミロルが光ったことがある。「Would you call me if you need my love?」 そしてこいつと言えばポケダン探検隊のチャームズだろう。「私達に不可能はなくてよ!」 No.428 メガミミロップ 進化して破れ網タイツ気味になった。実にけしからんもっとやれ。だが性格は攻撃的になってしまった。なんてことだ。そして♂もこの姿である。男の娘? かくとうタイプ付与かつ特性「きもったま」かつ「とびひざげり」獲得でゴーストタイプにも自慢の蹴りを食らわせることができる。元々変化技が多いので攻撃一辺倒でなくてもよく、「まもる」を読んで「アンコール」等もできる。耐久がそんなに上がっていないので過信は禁物。「とびひざげり」を外しても泣かない。 No.429 ムウマージ 可愛いムウマが更に可愛くなって帰ってきた。見た目がまんま魔女で分類もマジカルポケモン。とはいえ魔法を操ると言える技は「おまじない」や「マジカルフレイム」くらい。一応「マジカルシャイン」もか? マジカルポケモンという割に特性「マジシャン」も持っていない。 ドンカラスとは対関係で進化条件も同じ。タイプも能力もまるで違うが気のせいだ。 ゲンガーと似たステータスになったが、弱点はこちらの方が少ない。「でんじは」や「わるだくみ」などで固有の戦術を展開する。SMからゲンガーが「ふゆう」でなくなったため、同特性を持つゴーストタイプ最終形態はムウマージのみになった。 ポケダンには「クレセリアを2発でボコボコにしてシナリオを失敗に終わらせる悪魔のようなムウマージ」がいる。奴に近づいてはならない。 メリッサの切り札。ただし彼女がくれるわざマシン「シャドークロー」は覚えられない。どうなってるんだ。 No.430 ドンカラス ヤミカラス達の親分として君臨するポケモン。分類もおおボスポケモンである。シルクハットや髭などボスらしい意匠が入っているのが凄く渋い。が勿論♀もいる。 ムウマージとは対関係で進化条件も同じ。タイプも能力もまるで違うが気のせいだ。 対戦では攻撃面やHPが高いが耐久はそこまででもない。技威力もそんなに高くなかったが、HGSS期に「ブレイブバード」で改善された。だがBW期に進化前が「いたずらごころ」を獲得したせいで進化前との差別化を迫られる事態に。同タイプのバルジーナも加わったが、火力はこちらが圧倒的に上なので火力職として頑張りたい。 No.431 ニャルマー 某鼠の国の住人にいそうなめっちゃ気高い猫ちゃん。高級なキャットフードじゃないと食べてくれなそう。なでなでしたい。進化させたくない。可愛い。 DPt/BW2でスカンプーとは対関係。この段階では見た目がまるで天地の差だが。とはいえDPシナリオではスカンプーの入手が早いのに対しこちらは結構遅い。 進化前限定技が多いので進化のタイミングが悩ましいポケモン。「ふいうち」は少なくとも取っておきたい。 No.432 ブニャット ど う し て こ う な っ た 。私の可愛いニャルマーちゃんを返せ。 この図体でラティオスより素早い。一体どうなってるんだこの猫。特性は地味に強いが、「あついしぼう」で素早いってどういうことだ。 DPt/BW2でスカタンクとは対関係。どちらも癖のある見た目で確かに対という感じではある。……ニャルマーちゃんを返せ。 対戦では最速の「まけんき」持ちなので「いかく」など入れようものなら高火力で押し潰されてしまうこと請け合い。ただ技のバリエーションは正直多いとは言えず、特徴が最速「まけんき」だけという状態から中々抜け出せずにいる。それでも「さいみんじゅつ」があるだけマシといえばマシ。 またバトルハウスのシングルシャトレーヌのこいつに泣かされたトレーナー数知れず。一度寝たら中々起きない「さいみんじゅつ」は強過ぎる! No.433 リーシャン チリーンが進化すると思ったら進化前が出るとは思ってなかったでござるの巻。 鈴から風鈴になるという分かりやすい進化だが進化条件「なついて夜に進化」が存外覚えにくい。ちなみにこの進化条件はブラッキーとこいつだけ。 ポケダン探検隊ではゼロの島南部最序盤で最強の一角。「まきつく」やめてくれ。固定6ダメージとかもう。 ポケGOでは例によってタマゴ限定種。元がレアなチリーンの進化前なのでタマゴもかなりのレア。入手には苦労した。 No.434 スカンプー 名前からしてスカンクがモチーフなのは分かったが鳴き声どうにかならなかったのか。そして何故あくタイプまでついた。このなりで「だいばくはつ」「おきみやげ」まで使ってくる。怖過ぎる。 DPt/BW2でニャルマーとは対関係。この段階では見た目がまるで天地の差だが。とはいえDPシナリオではこちらが結構早くに手に入るがニャルマーの入手は遅い。 ポケダンで出会いたくない敵キャラの1匹。進化形の方がヤバいがこちらもこちらで「いやなおと」がある上に倒しても被害が及ぶ。 No.435 スカタンク 進化して更に臭くなってしまった模様。勘弁してくれ。しかも進化直後に「かえんほうしゃ」を覚える。お腹のガスでも燃やしてるのかこいつは。 DPt/BW2でブニャットとは対関係。どちらも癖のある見た目で確かに対という感じではある。 対戦ではタイプこそ強いが能力は中途半端。しかも「ふいうち」をPtで覚えられるようになったのだが、それ以降自力技にも遺伝技にも追加されていない。いい加減普通に覚えられるようになってください貴重な一致先制技なんですから。 本編ではドラピオンと比較されがちだがポケダンでのその凶悪さは反則級レベル。やることなすこと害悪でしかない。「おきみやげ」「かえんほうしゃ」「みだれひっかき」「どくどく」ともう酷すぎるラインナップ。倒しても「ゆうばく」でこちらに害を及ぼすのだからもう手が付けられない。チーム「ドクローズ」のリーダーでもある。 No.436 ドーミラー DPシナリオでこいつに大苦戦したトレーナー数知れず。「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」で動けない、妙に硬い、特性のせいで弱点が実質1つしかない、トレーナー戦は当時特性「ふゆう」固定、そして頼みのほのおタイプはシナリオで殆ど出てこない。 ポケダン探検隊で弱体化されるどころかむしろ強くなって帰ってきたという。特性2つで弱点なし、異常に高い耐久、「ふういん」「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」で行動不能。進化前なのにこれほどまでにトラウマを植え付けるポケモンも珍しい。 なおBDSPでは弱点にゴーストとあくが追加されている状態なので、DP当時よりは倒しやすくなっているものと思われる。 No.437 ドータクン 大きくなったドーミラー。敵としても強かったが味方にしても強かった。レベル30程度で四天王戦に紛れさせても活躍できた。 BW2まで特性「ふゆう」もしくは「たいねつ」で弱点が実質1つしかなかったというとんでもポケモン。よく惑わされた。NNに「ふゆう」で実は「たいねつ」でしたとかよくあった。 対戦では「トリックルーム」や「ステルスロック」からの「だいばくはつ」でお馴染みのポケモンでもある。攻撃させてもそれなりに強いがやはり補助のイメージが強い。 だがXYから弱点が2つも増えてしまい、弱点がほのおとじめんのどちらかで悩ませる間もなくゴーストやあくでぶん殴られる事態に。今までが強過ぎただけと言われればその通り。 四天王ゴヨウのDPにおける切り札。その強さは「そりゃ最強の四天王になるわけだ」と納得のもの。Ptではエルレイドが担当。 ポケダン探検隊のこいつはゼロ南3強の1匹。間違っても戦ってはいけない。進化前と変わらずやることなすこと何もかも凶悪で耐久も有り余るほどある。勘弁してくれ。 No.438 ウソハチ RS中期にマネネと共に公開されたウソッキーの進化前。盆栽が木になるってお前。しかも体内から水を出して「うそなき」ってお前。にもかかわらず進化条件がそれではなく「ものまね」ってお前。 『XD』で他の種族に先んじて登場したこともある。DPがまだ出ていないのでゲットは勿論できないが、一時的に味方になってバトルすることはできる。 DP~BW2までマネネと対関係になっていた。進化条件も同じ。といっても第4世代でもう片方が手に入らないわけではない。 また、アニメではタケシが手に入れており、その影響からか、HGSSで彼のサイホーンとの交換条件にウソハチを指定してくる。 No.439 マネネ RS中期にウソハチと共に公開されたバリヤードの進化前。……バリヤードの進化前? こんな可愛い子が? その事実を知らされてにわかには信じられなかった。 DP~BW2までウソハチと対関係になっていた。進化条件も同じ。といっても第4世代でもう片方が手に入らないわけではない。 第6世代からフェアリータイプもついた。進化後はうーんという感じだがマネネなら許せる気がする。 ポケGOでは進化形がヨーロッパ限定種なせいでこいつもヨーロッパ限定種かつタマゴ限定種。たとえ現地に行っても手に入らないことの方が多い。勘弁してくれ。 アニメでのコジロウのマネネが妙に可愛かった思い出が強い。 ……うん、やっぱりこいつがバリヤードに進化するなんて信じられない。 No.440 ピンプク まさかラッキーの進化前という生き物が登場するなんて。 お腹に抱えているものはタマゴではなく石だという。その証拠かこいつの進化条件は「まんまるいし」。ただし石を使うのではなく「持たせて朝昼にレベルアップ」という少しややこしい進化方法。ラッキー系統はタマゴを「抱え持っている」からそうなったんだろうけれども。 ちなみに進化はなついていなくてもよいが、「なつきを必要とする」などの誤った記述がいくつかのサイトに見られていた。そういう意味でもややこしい進化方法である。 No.441 ペラップ ペラッポゥ 音符と融合したごく普通のオウムだが、実は数奇な運命を辿ってきたポケモン。 登場時の「おしゃべり」の謎の存在感、いざ録音すると全然録れていない衝撃、ポケダンでの大活躍、Pt以降始まった録音機能を使っての乱数消費、BWでの絶望のランダムマッチ使用禁止。色んなものに巻き込まれすぎている。 対戦ではごく普通のノーマル・ひこうだったが、XYで「おしゃべり」録音機能削除と同時に確定こんらん・「ばくおんぱ」獲得・「するどいめ」超強化で実戦級にまで成長し、そして漸くランダムマッチ使用解禁と相成った。 そもそも何故こいつが伝説や幻でもないのにランダムマッチで使用できなかったのだろうか? 「おしゃべり」のせい? 罵声を録音しても聞き取れるわけじゃないのに? ポケGOでは何とインドネシア、ブラジル、オーストラリア等の限定種。オウムがそっちの方に生息するからなのだろうか? ポケダン探検隊ではプクリンのギルドにておやかたさまの一番弟子。仕事を命令するのは主にこいつ。高慢な態度が鼻につくが、誰よりも仲間思い。 No.442 ミカルゲ おんみょ~~~~~~~~ん まず出現条件が色々ぶっ飛んでいる。「かなめいし」を道路脇にはめ込んでちかつうろで32人以上に話しかけるとかなめいしからポケモンが出てきて戦うことになる。色々ハードル高過ぎやしないか。そもそもこいつを四天王で初めて見て「なんだこいつは!どこにもいないぞ!」となった。タイプも分からないし。HGSS以降多少マシになったがそれでも高難易度は変わらず。一番手軽なのがORASってどうなのか。 煩悩の数108にまつわるポケモンでもある。シンオウ図鑑番号、体重、ぼうぎょ・とくぼうの種族値が全て108。 対戦では弱点が一切ない高耐久ポケモンとして持久戦を展開し、ダブルでは攻撃役もこなしてきた。だが同タイプのヤミラミが世代を追うごとに強化されミカルゲは放置状態。XYから弱点もついてしまった。どうなるミカルゲ。 ポケダン探検隊ではトラウマメーカーの1匹。「あやしいかぜ」「おきみやげ」がとにかく凶悪。その分レベル1ダンジョンでは滅茶苦茶強い。 ポケGOでは実質ハロウィン限定種。限定スペシャルリサーチのリワードとして手に入る他、同期間のフィールドリサーチのリワードとしても登場する。 No.443 フカマル DPの所謂600族初期形態。鮫のような見た目でみずタイプかと思いきや何とドラゴン・じめん。何故みずタイプではないのか、謎がフカマル。 DPでは超僻地にいる。シナリオに関わらない「まよいのどうくつ」のしかもマップ上で見えない場所から入り、「かいりき」「フラッシュ」を使わないとまともに進めないエリアの先に低確率で出現。最初にこいつの存在に気付いた人は凄いと思う。 アニメではサトシがゲットし、「りゅうせいぐん」を完成させようとがんばっていた。このまま最終形態になるかと思いきやこの状態のままDP編が終わってしまった。呼び戻してガブリアスとして活躍する日は来るのだろうか。 ポケGOは600族系列なのにコミュデイではなく別のイベントで色違いが解禁され、これとは別にコミュデイが開催されるという異色の経歴を持つ。 No.444 ガバイト 中間進化は目立たないの法則のはずが、こいつはポケダン探検隊のプロモーションビデオでダンジョン奥に構えるボスポケモンとしての重責を果たしたことがある。実際にゲーム上でもビデオ同様ボスとして構え、倒すと「ガバイトのウロコ」をくれる。巣穴に宝石を貯め込む習性という設定が生かされているのが個人的によかった。 シナリオで使おうとする場合まともなじめん技に乏しい。「あなをほる」まで辛抱するか、思い切ってマシンを使ってしまってもいいかもしれない。ドラゴン技はBW以降進化して「ダブルチョップ」を覚えられるようになり、多少改善された。 No.445 ガブリアス 昔の光、今いづこ。 5匹目の所謂600族にして、ポケモンバトルをありとあらゆる方向から牽引する史上最強のポケモン……だった。特にシングルバトルではこいつが登場したDP期から常に使用率最上位……だった。 ドラゴン・じめんという攻撃でも防御でも優秀なタイプ、高水準で無駄がない能力、「げきりん」「じしん」を始めとした優秀な技に加え、特性「すながくれ」で「かわせ!」機能、特性「さめはだ」で「俺はただでは死なんぞ!」機能を追加できる。 だがその強さもSM期には陰りを見せ、剣盾現在では強いと評されるものの最強というほどではなく、かつての栄光は過去のものになりつつある。 ダブル/トリプルでは「げきりん」が使いにくく「じしん」の威力も低くなるせいであまり目立たなかったものの、XY期のカロス限定大会ではライバルも少なく見事世界一を掴み取った。だがランドロスという最強のライバルがいるせいでこいつが出られるルールでは使用率が頭打ちになりがち。 ……同タイプのフライゴンが草葉の陰で泣いている。 だがこういうポケモンほど外伝になると弱い法則はこいつも免れなかったようだ。特にポケダンは「すながくれ」が鬱陶しい「だけ」のキャラになってしまった。本人の実力も微妙そのもの。 そして色違いが異様に分かりにくい。どこがどう違うんだこいつ?メガシンカすれば紫にはなるが。 DPtのチャンピオンシロナの切り札でもある。「じしん」「ドラゴンダイブ」にだいぶ泣かされた。だけでなくHGSSの強化ワタルがまさかの「つるぎのまい」から「げきりん」「じしん」をぶっ放してくる。勘弁してくれ。 ちなみに私は元々こいつが凄く苦手で、相手に出て来ると必ずその試合に負けるほどだったが、第5世代以降は積極的に起用するほどに落ち着いてきた。 No.445 メガガブリアス 最強がメガシンカしても最強になるとは限らないことを身をもって示してくれたポケモン。 特性が「すなのちから」になってとくこうが上がるまではいい。なぜすばやさが落ちた。こいつの強みはすばやさじゃなかったのか。これのせいでフライゴンはおろかオノノクスにすら負ける。どうしようも。 だがダブルでは物理技が使い辛い関係で特殊技主体の運用ができるこいつの採用の余地が若干ながらあったようだ。 No.446 ゴンベ カビゴンの進化前という触れ込みで登場し、実際カビゴンより一回りも二回りも低い能力を持つ。特にすばやさはツボツボと並び最低値。 DPの頃こいつが一体野生でどこに出現するのか本当に分からなかった。みつのなる木限定でしかも超レア出現は流石に分からない。 自力で「ゆびをふる」を覚えられる他、BWからUSUMまで遺伝限定で「じばく」できるようになり、進化前で孵化する意味がきちんとあった。だが「じばく」を覚えるには第6世代までXDが必要だった。HGSS期に存在した配布限定のポケウォーカーコース「チャンプのみち」があれば、そこに出てくる「じばく」持ちゴンベを第5世代以降に送ることで遺伝可能だった。第7世代ではVC初代のカビゴンに「じばく」を覚えさせることで遺伝できる他、剣盾では遂にわざマシンに「じばく」が追加されたのでそこから覚えればよくなった。 そういえば「じばく」ゴンベ配布なるものをやったことがありましたねえ。 No.447 リオル ルカリオの名前を少し入れ替えて1文字取ったらリオルの出来上がり。 ただのベイビィポジションと思いきや隠れ特性が「いたずらごころ」なので意外と仕事ができる。特に「このゆびとまれ」は全ポケモン中最速で放つことができる。 ポケダン空では主人公候補になった。技は少ないがマシン対応率が高く火力面は申し分ない。 ポケGOでは色んな意味でトラウマメーカー。そもそもにしてタマゴ限定種。当然というべきかレア枠で、10kmのものからしか生まれる可能性がない。そしてあろうことか色違いまで実装されたため、タマゴを割り続けては外れを引かされるという悪夢を見せることになった。せめてルカリオが野生出現してくれるなら。野生でなくてもレイドボスとして出てくれるなら。運営への不満を募らせる原因の1つである。 アニメではDP期に「はどうだん」が使えるリオルなる個体が登場。連動企画でゲーム内でも配布されたことがある。そして新無印で何とサトシの手持ちに加わった。 No.448 ルカリオ 波導は我にあり! 映画『ミュウと波導の勇者ルカリオ』で先行登場し、多くのケモノ好きを生み出した元凶。映画での忠義の士ぶりに涙した。映画でチョコを食べていたが現実の犬に同じことをやらせると死んでしまうので厳禁。 映画の活躍ぶりから伝説かそれに準ずるポケモンかと思っていたら、まさか普通に手に入るポケモンだったとは。実質アブソルの後継者。 対戦では物理特殊どちらでも戦えるステータスを持ち、代名詞「はどうだん」や強力な物理技「インファイト」を引っ提げる。だが耐久が低い割にすばやさが中程度しかない。はがねタイプが入っているので数値の割に多少は耐えるが、実際は「はがねタイプなのに全然耐えない」と見られがち。 「波動」なのか「波導」なのかはこの際置いておこう。「はどうだん」も固有技でないんだし。 ところでこいつのはがね要素は一体どこにあるんだろう?ツメ? スモモの切り札、ゲンのパートナー、コルニの「伝承者としての」パートナーなど、名だたるトレーナーに愛されている。シロナやシバも起用するほど。なおポケマスではコルニのバディとして選ばれている。 ポケGOではかなりのレアポケモンにして、カイリキーを上回るかくとうアタッカー。「はどうだん」がとにかく優秀で、自身もエスパー・フェアリーに弱点を突かれないため安定してジム討伐が可能。 ポケダンでは映画での先行公開が幸いしてか救助隊の頃から名前が登場。伝説の救助隊としてルカリオが存在し、最終到達ランクもルカリオランクとなっている。そしてDXではルカリオ系列が既存種の進化前・進化後を除いてシンオウ組で唯一の参戦と相成った。 スマブラはXから参戦。ミュウツーのモーションを流用した動きが幾つかある。ダメージを受ければ受けるほど与えるダメージが上がる「波導システム」を上手く扱えれば勝利は近い。最後の切りふだは波導を放出するオリジナル技「はどうのあらし」だが、Forのみメガシンカした上で自由行動をとることができる。 アニメではコルニの切り札としてのイメージが強いが、ゲーム内ではジム戦で使ってこず、メガシンカ継承の時にのみ繰り出してくる。そして新無印で何とサトシのリオルが進化し、コルニとのルカリオ対決が実現した。 なお、第3世代後期(2004後半~2006)はルカリオを中心にDPで登場予定のポケモンが各種メディアミックスで積極的に起用されていたことから、事実上「ルカリオ世代」ではないか、とする説がある。その例が上記映画やポケダンであるとのこと。確かにルカリオ登場からゲーム実装まで1年以上も空いている。今から考えれば異例である。 No.448 メガルカリオ 命! 爆! 発! XYシナリオで初めてメガシンカさせることになるポケモン。 「こうげき」「すばやさ」に急に特化し始め、かつ特性「てきおうりょく」で超絶火力を誇る。ひとたび「つるぎのまい」が決まればかくとう半減でも命が危ない。だがこのせいで代名詞だった「はどうだん」は急激な採用率低下を見ることになってしまった。はどうポケモンなのに。 どうせならXYのジム戦でこいつを出してほしかったというのが本音。アニメでは実現していた。 スマブラForではルカリオの最後の切りふだでこいつにメガシンカする。波導全開で相手をボコボコにするのだ。SPでもメガシンカするが、自由に技を出せるわけではなく「はどうのあらし」で攻撃するだけになった。 No.449 ヒポポタス ピポポタスではない。 鳴き声が妙に面白い。 DP時代の出現方法は特殊で、アンノーンを捕まえれば捕まえるほどこいつの出現率が上がるという不思議な仕様だった。 そしてユキカブリと並び初期形態で初の天候変化特性持ちでもある。設定上鼻から砂を噴射するので「すなおこし」も納得。 そして♂♀で色合いが結構違うが、色違いではないらしい。何故だ。 No.450 カバルドン 進化して物凄くでかくなり体が砂に埋もれるようになった。決して某うがい薬のキャラクターではない。♂と♀で色がまるで違うが色違い扱いではないらしい。いや、確実に色違いだろあれ…… 分類が「じゅうりょうポケモン」であり、初の分類6文字ポケモン。 特性「すなおこし」だが、バンギラスと異なりスリップダメージや後続支援目的で活用される。圧倒的な物理耐久を誇り、登場当時から「ステルスロック」をよく任される。物理攻撃をがっちり受け止めて「あくび」で後続に繋げる。「たくわえる」ないし「のろい」から「なまける」で持久戦もお手の物。特殊耐久はないわけではないが物理に比べれば低い。また「ちょうはつ」にもすこぶる弱い。 四天王キクノのDPにおける切り札。Ptではドサイドンが担当。 ポケダン探検隊でも登場時必ず「すなあらし」が吹き荒れていた。これのせいで周りの進化前ほのおタイプが砂で死んでしまい仲間になれずじまい、なんてこともよくあった。 No.451 スコルピ ドラピオンの方が先に公開されたため、どんな進化前なのか色々議論になっていたが、至って普通の見た目のサソリポケモンだった。名前もサソリの英名から後ろの部分を取っただけ。ここまではシンプル。 だがこいつは数多くいるむし・どく複合で唯一どくがタイプ1に来るポケモンでもある。そして進化するとタイプ2の「むし」が取れて「あく」になる。似たケースはクズモーとドラミドロでも見られる。 ポケダンでは要注意ポケモンの1匹。「つぼをつく」で部屋中の敵の能力どれかを2段階上げ、殴らせれば遠距離からタイプ一致「ミサイルばり」。勘弁してくれ。 No.452 ドラピオン どらぴょんではない。そういうNNをつけたことならあるが。 DP初期に発表されたポケモン。 初めてのどく・あくタイプで、3色のキバ技と共に公開され、それまで物理技のなかったタイプに初登場した物理技として話題になった……が、実際は威力があまりに低くて微妙だった。グライガーの進化形ではないかとも話題になった……が、実際はスコルピの進化前だった。前評判が高すぎるのも問題である。 対戦ではXYになってどく・あく両タイプの相性が強化されたことで、同じく強化された「はたきおとす」を中心に戦術を組み立てやすくなった。だが能力自体はそこそこなので過信は禁物。 四天王リョウがDPでこいつを切り札にしていたが、彼は本来むしタイプのトレーナーである。そしてこいつはむしタイプが既に取れている。ちぐはぐ。しかもこの例は第8世代現在でも唯一。流石にPtではメガヤンマに変えられている。 No.453 グレッグル ノモセ大湿原のマスコットポケモン。けだるそうな見た目と癖になる顔つき、初見殺しのタイプの組み合わせで有名になった。いや、どう見てもあくタイプ入ってるでしょ。まさかどく・かくとうだなんて。 アニメにも登場し、タケシの暴走を止める役として活躍……いや、人間に向かって「どくづき」って。死んじゃうでしょ。しかもこいつの「どくづき」はハッサムも倒すし伝説ドラゴンの攻撃も防ぎきるらしい。どんだけ強いんだ。 ポケダンではアイテムトレード店の店主をしている。明らかに怪しそうだが腕は確か。 No.454 ドクロッグ ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪ 毒殺天使ドクロッグちゃん。実際BW以前の鳴き声をよく聞くと「ぴぴるぴ~」と聞こえなくもない。 当初は某新世紀アニメの機体に似ていると言われていたが、某トレーナーの奮闘によりすっかり毒殺天使になった。 固有タイプであるどく・かくとうに加え「かんそうはだ」によるみず無効が特徴的。天候「あめ」や技「なみのり」との相性がすこぶるよく、「ねこだまし」もあるためダブルでのサポート役として有用。特に対カイオーガのシャットアウト能力は凄まじく、相手のみず技を無効化しつつ返しのタイプ一致「けたぐり」で大ダメージを与えられる。このためHGSS期にはGSルールで大暴れしていた。 最初にこいつの活躍を見た時の相方はエンペルトだった。その後その使い手たるトレーナーは世界を制することになる。「かんそうはだ」でダメージを受けるシーンを最上位の戦いで見るとは公式も思っていなかったらしい。恐るべし毒殺天使。 No.455 マスキッパ まさかのくさタイプで「ふゆう」という謎の生き物。どういう原理で浮いているんだこいつは。元となった生物はそもそも浮かないというのに。 だが初見のインパクトとは逆に戦闘能力は凄く微妙。こいつにしかできないことがほぼない。「かみくだく」とか「しぼりとる」とか実用性はともかくインパクトが絶大な技は結構覚える。 どことなくウツボットを彷彿とさせる……どころか実際アニメでウツボットポジションとしてコジロウに激しく懐いていた。最早コジロウのお約束である。 No.456 ケイコウオ 某動画サイトにDP期に上げられた動画で「最もgoogleの検索件数が少なかったポケモンランキング」の1位を取ってしまったのがこいつ。2016年期の総選挙でバオッキーが記録したものに相当すると言ってもよい。 確かにシナリオ上で目立った活躍が今までこれと言ってないしアニメでもそこまで活躍していない…… 普通の深海魚過ぎてポケモンとして認識されることが少ないからだろうか。 だがポケダンでは一転進化前ながら要注意ポケモンになる。こやつが自力で「あまごい」なんてものを覚えるものだから周りにいる「すいすい」持ちのリミッターが外れてしまう。下手に行動させてはならない。 そしてNewポケスナでは何とキャモメ系列の捕食対象であることが判明。実際キャモメに攫われていた。 No.457 ネオラント 進化前が地味なら進化後はというと、正直あんまり変わらない。シナリオ上でも使ってくるトレーナーが極端に少ない。 対戦でもこれと言って特徴がない……と思いきや地味に「みずびたし」を覚え、特性「すいすい」が発動すれば高速で放つことができる。そして特性「よびみず」ならみず技シャットアウトも可能。上手く扱えれば幾らでも可能性はある。あるのだが…… ポケダンではケイコウオ同様要注意だが進化前のインパクトが強過ぎるのかここでもあんまり目立てていない…… No.458 タマンタ マンタインの進化前……という触れ込みでDP発売前に登場したはいいのだが、正直進化後と性能面で一切の差がない。進化前限定で何か技を覚えるかと言えば覚えないし。こいつの存在意義とは一体。 だがBW以降の作品で野生のマンタインがかなりレアになり、代わってタマンタの方が野生で多く出るようになった。所謂ベイビィ枠の追加というよりは単純に進化前として出したかっただけなのだろうか? なお進化条件はかなり珍しく、「テッポウオを手持ちに入れた状態でレベルアップ」というもの。共生関係という設定からだろう。 No.459 ユキカブリ 「テンガン山のトンネルを抜けると雪国であった。」 そんな豪雪地帯で初めて目にする正に雪国らしいくさ・こおりのポケモン。DP発売前にこんなタイプのポケモンいたらいいなと言っていたのがまさか実現するとは。 そしてこいつの特性にびっくり。まさかの天候「あられ」発生。それで人懐っこいってトレーナー大丈夫なのか。なお弱点の数は7つもある…… ポケダンではアクトーズという盗賊集団のリーダー。ビッパを騙してほしのどうくつに連れて行く。演技力はヨノワールさん並に優秀だった。 ……どうでもいいが種族値合計は334で「しろいきり」を覚えるという。なんでや。 No.460 ユキノオー ジョインジョインユキィデデデデザタイムオブレトビューション バトゥーワン デッサイザデステニー ユキュッユキノオーハマモリノタイセイニハイッタアラレガフリツヅイテイルユキュッユキュッフブキニミヲマカセドウカスルユキュッユキノオーノコオリノツブテユキュッハアアアアキィーンユキノオーノウッドハンマーK.O. ウィーンユキィ イノチハナゲステルモノ バトゥートゥーデッサイザデステニーユキノオーハクサムスビヲシタハアアアアアキィーンテーレッテーユキノオーハゼッタイレイドヲツカッタハァーン FATALK.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーンユキィ(パーフェクト) 20XX年、シンオウ地方は吹雪の嵐に包まれた……! シンオウ地方らしい万年雪の山脈にいるポケモン。自ら雪ならぬ霰を降らす能力があるが、例えばホウエンに連れて行くとどうなってしまうのだろうか。体が解けるのかそれとも。 ユキノオウではない。知り合いがそう名付けていたが。 対戦では能力がそこまで高くなく、タイプもくさ・こおりとほのお4倍を始め弱点満載なせいで当初は無用の長物の意味も込めて「御大」とネタにされたが、攻撃相性はよくみずタイプに問答無用で強いことや天候「あられ」によってスリップダメージを見込めることから評価が徐々に高くなり、気付けば文字通り「霰の御大」になった。 特にDPtHGSSでは「霰」主体パーティの中核として、シングルでは「まもる」「みがわり」の持久戦、ダブルでは必中2体攻撃「ふぶき」連打のそれぞれアシスト役として縦横無尽の大活躍を見せた。果ては伝説のミュウツーまでも味方に引き連れ「ふぶき」連打。本人の実力も高く「ぜったいれいど」までぶっ放す。命は投げ捨てるもの。 特に圧巻は地区大会決勝戦で「ミュウツーの『ふぶき』で凍らせたもののラムで回復された相手をユキノオーが追撃の『ふぶき』で再び凍らせて大勝利を収めた」という場面。せめて痛みを知らずに安らかに死ぬがよい。 XY以降天候ターンの制限がかかったせいで急激に弱体化したが、同ゲームでは固定グラフィックを獲得しフロストケイブとエイセツシティに住んでいる。特にフロストケイブのユキノオーはマンムーさん思いのいい奴。ゆきゅ。 スズナの切り札。ポケマスでもバディとして連れている。 No.460 メガユキノオー ユキノオーがまさかのメガシンカで……背中の氷が重くなりすぎて四足歩行になってしまったようだ。そしてすばやさを大胆に削って攻撃面大幅強化。分かりやすい鈍足火力職になった。もうこれが通常進化でいいんじゃないかな。「ゆきふらし」のターンも短くなってしまったし。 ちなみにXYでメガストーン「ユキノオナイト」をくれるのはフロストケイブにいるユキノオー本人である。ゆきゅ! No.461 マニューラ ニューラが進化してカッコ可愛くなって帰ってきた。高速ねこにゃん誕生。RS中期に先行公開されているので映画やポケダン救助隊にも姿を見せている。 すばやさとこうげきが上昇し、同じDPで同時にあく・こおりの物理技が手に入ったことで、高いこうげきが漸く活かせるようになった……かに見えた。実際は技威力が低く弱点を突かないとまともに倒せない。「マニューラの『れいとうパンチ』はコラッタの『すてみタックル』より弱い」と揶揄される始末。流石に弱過ぎたのかその後大きく改善され、HGSSで「けたぐり」を、XYで「つららおとし」を獲得、更に「はたきおとす」の強化が入り、SMでは「じごくづき」を、剣盾では遂に「トリプルアクセル」まで手に入れた。が、今度は「すばやさ」が足りていないという現実に直面している。あっちが立てばこっちが立たず。 マルチタレントの中川翔子が最も好きなポケモンとして挙げており、これが影響してか、ゲーム内でもトレーナー「ショウコ」がマニューラを繰り出してくる。下記マックスレイドバトルでも同様。 剣盾のマックスレイドバトルにおいては当たりNPCの1匹。高いすばやさと全て攻撃技で固めた技構成は非常に役に立つ。全体的に技威力が控え目なのはバランス調整か。 ポケダン探検隊ではチームMADのボスとして登場する。ゼロの島を攻略しているらしい。 そして私もお気に入りの1匹。DPで真っ先に育てたのはこいつ。よくほのおタイプと並べてブイブイ言わせていた。 No.462 ジバコイル 進化したらコイルが9つくらいつくんじゃないかとか、流石にこれ以上進化しないだろうとか、そんなレアコイル進化予想をものの見事に打ち破りUFOに近い進化を遂げた。 元来の進化条件はダイノーズと同じく磁場や電力が強い場所でレベルアップすること。残念ながらカントー・ジョウトには存在しない。科学の力をもってしても進化できないというのだからとんでもないポケモンでもある。でんきタイプだしシトロン辺りがチャレンジしそうではあるが。ただし剣盾では「かみなりのいし」を使うことで進化できるように変更された。 目は真ん中……ではなく、左右にしかない。真ん中の部分はただの模様で、一切動かない。 すばやさが低くなった代わりに能力が全体的に上昇し、安定感がかなり増した。特にとくこうは初代組のサンダーを抜き去るほどに。特性はどれも強いが、やはり「がんじょう」が凶悪。近年では「アナライズ」も見直されている。だがじめんへの対抗策はあまり多くなく、「ラスターカノン」の火力も高くないのが難点。 ポケGOでは場所進化が再現され、「マグネットルアー」の近くでしか進化できないようになっている。このゲームでも実力は御墨付き。 ポケダンでは探検隊で保安官のリーダーとして活躍し、無機質的なのに愛嬌のある喋り方で人気になった。 ……レンジャー光の奇跡の過去編ジバコイル?忘れろ、あれは悪夢だ。 No.463 ベロベルト あの地味だったベロリンガがこんなに立派に……立派に……丸く、なりましたね…… 進化条件は「ころがる」を覚えてレベルアップなのだが、あれ? Emの教え技にこの技なかったっけ? なのに進化はDP以降? どういうことだ。 進化してまさかのまさか、「だいばくはつ」を技マシンで覚えられるようになった。これによってタイプ一致で超火力の「だいばくはつ」を使うことができる。さらに「つるぎのまい」「はらだいこ」で火力増強も可能。ダブル/トリプルで特性「マイペース」を活用して隣から「いばる」を受けて放つのもよい。最早爆発するために生まれてきたポケモンといえる。ところが、剣盾で「じばく」と引き換えに「だいばくはつ」が剥奪の憂き目に遭う……ベロベルトが何をしたというのか。 ちなみに映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』に出たことがあるが、その時にこいつを持っていたトレーナーがアルベルト男爵だった。実に紛らわしい。もうベロベルト男爵でいいじゃないか。 No.464 ドサイドン あの完成されたデザインのサイドンがこんなにダサ……逞しくなってくれて…… サイドンが茶色のプロテクターを身に纏って進化したが、こいつが判明した当時専ら「ダサイドン」「どうしてこうなった」「無駄進化」と酷評の嵐だった。現在では多少落ち着いていると思いたい。 対戦においては勿論無駄進化などでは全然なく、寧ろ新たに獲得した特性「ハードロック」で耐久が引き上げられて格段に扱いやすくなった。いわ・じめんの攻撃相性がとてもよいので攻撃性能は抜群……と言いたいが、無効化されたり外れたりする可能性が十分あるので理論ほどの活躍ができないことも。ダブルでは専ら鈍足「いわなだれ」のイメージがついて回り、擬似グラードンのような動きも可能。剣盾では「じゃくてんほけん」と「ダイマックス」のコンボが開拓されて更に強化された。 四天王キクノのPtにおける切り札。頭に「ド」がついたのでピオニーが使いそうだが、彼ははがねタイプ使いなので縁がない。 ちなみにポケナガにも出たことがあるが、「がんせきほう」があまりにも使い辛く、元からの所有者シンゲンを除けば進化がためらわれることになってしまった。やっぱりダサイドン。 ポケGOでも合計CPに目を奪われてジム置き要員に選ばれることがそれなりにあるが、弱点丸出しのこいつをジムに置いたところでボーナスゲームにしかならない。単独置きされたドサイドンを攻めて金ズリラッシュを食らったものの2~3分で落としきってしまったこともある。やっぱりダサイドン。 No.465 モジャンボ あの地味だったモンジャラがこんなに……なんだこりゃあ!? でかくなった上に触手から手のようなものが伸びてきた。だが依然として触手の中身は分からずじまい。一体何者なんだこいつは。 対戦では物理特殊どちらでも戦える上に物理耐久が恐ろしく高い。物凄い能力スペックを誇るのだが……物理に比べて特殊耐久があまりに低い。弱点も多いので扱いはかなり難しい。しかもBWで「しんかのきせき」が登場し、「いかりのこな」という優秀なサポート技まで覚えたせいで、進化前モンジャラがサポートとして見出され、こちらは差別化を余儀なくされるという…… Newポケスナではその伸びる腕を活用してきのみをつまんだり大ジャンプしたりと大胆なアクションを見せるが、大ジャンプは一瞬な上に全身を映すのが非常に難しく、高得点は至難の業。せっかく全身が撮れてもポーズが「惜しいのう(意訳)」と言われる始末。 No.466 エレキブル あの無骨ながら良デザインのエレブーが大胆な進化を遂げて衝撃を受けた。見た目が商店街にいる電気屋の親父のように見える。モチーフはそれなのだろうか。カラーリングがカラーリングなので某球団ファンのおっさんにも見える。ろっこーおろしにさーっそーとー。実際ポケダンの連結店ではいいオヤジぶりを発揮していた。 対戦ではこうげきがやたらと高くなったが、タイプ一致物理技は貧相そのもの。DPの頃は特殊技を使わせた方が火力が出るという有様だったし、もっとまともな技を下さい。「ワイルドボルト」とか威力100でも足りないくらいだし。他タイプの技はかなり多く、「じしん」や「れいとうパンチ」があるのででんきキラーとしては有能。 ちなみに技「ギガインパクト」も同時に公開されたが、でんき技だと思っていたらただの物理版「はかいこうせん」だったためガッカリした。 Ptにおけるデンジの切り札。DPではクリア前にエレキッド系列が出てこないためデンジ自体が使ってこない。何故に。 ポケGOではかつてコミュデイでブーバー系列共々ピックアップされたが、何と「エレキブルが『かえんほうしゃ』を、ブーバーンが『10まんボルト』を覚える」という逆転現象が起き、トレーナー達を困惑させた。その技もう片方が欲しがってるんだが? No.467 ブーバーン あの火吹き男としてキャラが定着していたブーバーがエレブーの後を追って進化した。手に大きなキャノン砲がつき、その手のファンを歓喜させた。ただしそれを用いたと言える技は見当たらない。某大王様のようなタラコ唇も特徴的。 特殊ほのおとしては珍しくでんき技を操れる上にとくこうも高いが、ライバルが多過ぎて埋もれているのが現状。特性「やるき」なら「ねむり」が効かないのでその対策にはなるか。 Ptにおける四天王オーバの切り札。DPではクリア前にブビィ系列が出てこないためオーバ自体が使ってこない。何故に。なお、彼が繰り出すブーバーンはモーションに合わせてボールシールが使われていて中々に綺麗。 ポケGOではかつてコミュデイでエレブー系列共々ピックアップされたが、何と「エレキブルが『かえんほうしゃ』を、ブーバーンが『10まんボルト』を覚える」という逆転現象が起き、トレーナー達を困惑させた。その技もう片方が欲しがってるんだが? No.468 トゲキッス 「速攻特性発動!『てんのめぐみ』!」「『てんのめぐみ』!?」「この特性を持つ者が技を使う時、その追加効果発生率を2倍にする! そして技『エアスラッシュ』は使用者が先手を取る限り、3割の確率で追加効果でひるむ!」「追加効果でひるむ!? まさかあの時『でんじは』ですばやさを落としたのは……」「さあいくぜ! まず1発目! 『エアスラッシュ』!」「ぐわっ!」「2発目! 『エアスラッシュ』!」「ぐわあっ!」「3発目! 『エアスラッシュ』!」「『エアスラッシュ』!」「『エアスラッシュ』!」……「もうやめて! 相手のHPは0よ!」 当時流行っていたネタ「ずっと俺のターン!」をポケモンで実現させてしまった張本人。 トゲチックが進化してまさかのまさか、とくこうが物凄く高くなった。それだけでなく自力で覚える技が「はどうだん」「しんそく」「ゴッドバード」「エアスラッシュ」という強力なラインナップで度肝を抜いた。強い技揃えすぎだろ幾ら何でも。 登場してからというもの技「でんじは」やアイテム「こだわりスカーフ」で先手を確保してから「エアスラッシュ」で怯みゲームを展開するポケモンとして君臨する。動けなかったら負け。ちなみに私はかつてランターンをこの技だけで倒したことがある。強過ぎる。ダブル/トリプルでは「このゆびとまれ」が強力で、高耐久からこの技でサポートしつつ「アンコール」「エアスラッシュ」で更に動きを制限する。ドーブルやドータクンがお友達。 ところが第6世代ではノーマル・ひこうからフェアリー・ひこうになったことで逆に弱くなってしまった。ノーマル技からタイプ一致が外れフェアリー技で加わったのが「ようせいのかぜ」「マジカルシャイン」だけ。弱点も3つから5つに増加。しかもゴースト技の無効が取れてしまったことで「このゆびとまれ」役としても一二歩劣ることに。だが剣盾ではダイマックスで中途な技威力が改善され、更に「ダイジェット」で機動力も改善され、特性「きょううん」を引っ提げたフェアリーのエースとして大復活を遂げた。時期が進むにつれて鳴りを潜めてきたが、それでもダイマックスが使えるルールでは脅威そのもの。 設定上は本来争いを好まない性格らしいのだが、どうしてこうも強いのか…… どうでもいいが、とても手を使って攻撃できるようには見えないのに、こいつが「きあいパンチ」や「ドレインパンチ」を使えるのは何故だろうか? No.469 メガヤンマ この虫野郎!! むしタイプの強ポケはおれど、害悪とまで言わしめたポケモンはこいつが初ではなかろうか。 DPの「さいみんじゅつ」の仕様が「命中70%」かつ「ねむり」の仕様が「最低2ターンねむり」という鬼畜そのものだったため、突如ヤンヤンマから進化したこいつが「さいみんじゅつ」と「かそく」を引っ提げ、高いとくこうからの「むしのさざめき」「エアスラッシュ」で対戦相手を次々永眠させてきた。しかもDPから複数「ねむり」が解禁となったからもう大変。勝てる方法は「さいみんじゅつ」が外れるよう祈ることだけとまで言わしめたほど。Pt以降「ねむり」の仕様が元に戻ったため鳴りを潜めたが、むしタイプここにありと言わしめたポケモンの1匹である。 四天王リョウのPtにおける切り札。 Newポケスナではジャングルに生息。他のむしタイプを攻撃するらしく、アリアドスやビビヨンを狙っている。 No.470 リーフィア イーブイのくさ進化。見た目が草ではあるが海藻にも見える。海藻と言えばワカメッチ・コンブールというガセポケモンがいた。 進化条件は森の苔むした岩なのでそれがある場所であれば無条件で進化可能。だがBW2ではイーブイが出るにも関わらずクリア後にしか行けない。何という罠か。剣盾では「リーフのいし」で進化できるように変更された。 対戦ではぼうぎょ・こうげきが高いというよく分からないステータスをしている。そしてイーブイ進化形の性か攻撃技が不足気味。補助は多いものの、くさ特有の粉技や「やどりぎのタネ」を覚えてくれない。「リーフブレード」をするだけのポケモンにならないようにしたいところだが…… 「ようりょくそ」の中でそこそこ速いのが救いだろうか。 Newポケスナではジャングルコースに出現。メッソンやラグラージ等主にみずタイプと仲が良く、★4行動が3つもある等、写真映えしやすい。 No.471 グレイシア イーブイのこおり進化。氷を象徴するような凛とした冷静な表情がどことなく可愛い。♀色が強いが実際♂の方が多い。現実は非情。 進化条件はひんやりした岩なのでそれがある場所であれば無条件で進化可能。だがBW2ではイーブイが出るにも関わらずクリア後にしか行けない上にORASでは時間帯によってはその場所に行けない。どういうことだ。剣盾では「こおりのいし」で進化できるように変更された。 対戦ではとくこう・ぼうぎょが高く、とくこうはメガシンカと伝説以外でこおりタイプで1位。そこからの「ふぶき」連打でDPtHGSSでは次々と対戦相手を氷の世界に誘った強力なポケモン。天気が「あられ」なら「ゆきがくれ」でひょいひょい避ける。ただXY以降天候弱体化や技威力低下でだいぶ肩身が狭い。いっそ特性「ゆきかき」でもあれば。 Newポケスナでは近くで撮影させてもらえなかった2大ポケモンのうちの1匹。遠くのグレイシアを撮影したり起こしたりするだけでは大きく撮れず、最終エリアでもう1つアクションを起こす必要がある。その条件を求めて情報が錯綜した。 No.472 グライオン グライガーの進化形はドラピオンではなくこっちだった。ハサミをちょきちょきと動かすモーションが妙に可愛い。 対戦では優秀な物理ストッパー。「はねやすめ」まで覚えるので耐久面はバッチリ。さらにBWから特性「ポイズンヒール」獲得で時間稼ぎ戦法も可能になった。困ったら「ハサミギロチン」だ。 個人的にフライゴンのライバルはガブリアスでなくこいつだと考えている。ダブルでじめん技が効かないじめんタイプかつ「おいかぜ」「フェイント」持ちで、4倍弱点も同じこおりタイプ。 Newポケスナでは荒野に出現。天井にぶら下がってぐっすり寝ている。飛ぶ時は羽を広げて滑空するような動きを見せる。ペンドラーとの決闘は見もの。 No.473 マンムー イノシシがマンモスになってしまった。目がぱっちり出てきた。物凄くでかい。 進化条件である「げんしのちから」は思い出させるか遺伝技としてつけるか教え技でくっつけるかをしなければいけないのが面倒。 対戦ではマニューラ以上のこうげきから放たれるこおり・じめん両方のタイプ一致物理技が優秀。メジャーキラー兼「ステルスロック」設置役として登場時から用心棒として大活躍。特性も優秀で、「あついしぼう」ならほのお弱点が消え、「どんかん」なら特性「いかく」や「ちょうはつ」も効かない。私も本当にお世話になった。 XYではスーパーアイドルマンムーさん、マンムーに乗りながら移動する「マンムーロード」など、謎の優遇がされている。 ポケダンでは空の探検隊におけるジュプトルエピソード後半のボスとして君臨。味方につけても全体攻撃技が多く非常に優秀。 Newポケスナでは雪原に出現。ウリムー達の親のようだ。温泉に浸かってのんびりしている様子も見られる。 No.474 ポリゴンZ アニメに出してもらえない腹癒せが遂にこやつを狂わせてしまったのだろうか。 「あやしいパッチ」を当てたら何かがおかしくなってしまったようだ。かくんかくんと不思議な踊りを踊っている。メガシンカしたら逆にまともになるんじゃなかろうか。パッチの制作者は不明だが、プルートではないかと言われている。 ちなみに日本名は「ポリゴンゼット」と読むのが正式。「ポリゴンズィー」ではない。 対戦では何はなくとも「はかいこうせん」。「てきおうりょく」または「ダウンロード」+とくこう上昇から繰り出してしまえば並のポケモンは一撃粉砕。文字通り相手を破壊する光線で、ケンタロスやカイリューの後継者である。Zワザやダイマックスを駆使すれば更に凶悪な性能になる。 ちなみに数少ない「トリックルーム」の自力習得者でもある。本人との相性は微妙で、どちらかと言えば進化前が欲しそうな技だが。 ポケダン探検隊でも凶悪ぶりは健在。「こうそくいどう」から色々しでかしてくる。ポリゴン一家は揃いも揃って凶悪。 No.475 エルレイド 子供の頃やったことあるよ 色褪せた記憶だ 紅白帽頭に エールトラマン!エールトラマン!セブン! キルリアがめざめいしを受けて剣術に目覚めた。肘を伸ばして刀のようにして斬りつける。下半身が袴のようになっているので騎士というより武士か。頭の部分が某宇宙ヒーローに見えなくもない。 ♂しかこの姿になれず、♀は自動的にサーナイトになるしかない。女剣士もカッコいいと思うのだが。またこのせいで♂のサーナイトはかなり肩身が狭くなった。仕方ない。 「サー」や「ナイト」の称号は♂しかいない上に剣術が使えるこちらの方が似合うんじゃないかというのはよくある話。だが元が武士と思われるので「samurai」かも知れない。 対戦ではエスパー・かくとうに変化し、サーナイトとはとくこうとこうげきを入れ替えただけとなる。サーナイト以上に技が豊富で、何をしてくるかを悟らせない。DPtまでレベル50以下の大会で「インファイト」を使えず火力不足だったが、HGSSから完全解禁され火力も十分備わった。「フェイント」「てだすけ」「ワイドガード」「ファストガード」で多人数戦の助太刀もできる。物理耐久がかくとうにしては異様に低いのが弱点。 しかもXYから何とサーナイトにフェアリータイプが加わったせいで向こうからタイプ一致技で弱点を突かれるようになってしまった。嫁の尻に敷かれる旦那の図。一生頭が上がらなそうだ。哀れ。 サーナイトとよくセットで見られる関係上昔は好きポケの1匹になってはいたが、最近はそうでもない。それでも「和」の要素から気になるポジションにいる。 四天王ゴヨウのPtにおける切り札にして、ORASのミツルの切り札。これ以外にカトレアやナツメなど、名だたるエスパー使いに起用されている。ポケマスではミツルのバディとして登場。 ポケダン探検隊ではレイダーズという探検隊に所属している……のだが、彼らの冒険は一切語られていない。一体何者なんだこいつら。 No.475 メガエルレイド XYでサーナイトがメガシンカを獲得し、置いてけぼりだったエルレイドもORASで無事獲得した……はいいが、他の分岐進化組も何故そうしてあげられなかったのか。 サーナイトが花嫁モチーフとのことから、エルレイドもそれに合わせたのか花婿に近くなっている。ただし腕はデュエルディスクに似ている。俺のターン!ドロー! ORASではミツルがメガシンカさせてくる。まさかの進化先を変えてかつメガシンカまでやってのけるという大胆なリメイクに度肝を抜いた。予想されてはいたことだけれども。 特性が「せいしんりょく」になり、かつ「すばやさ」が上がることで高速アタッカーとして活躍……できればよかったのだが、世はかくとう暗黒時代。実装以降これといって大活躍した話を終ぞ聞くことがなく終わってしまった。不憫。せめて「せいしんりょく」が剣盾の仕様だったら。タイプも変わっていないのでメガ化してもサーナイトに弱点を突かれる。嫁の「ハイパーボイス」で一喝されてボコボコにされる旦那の図。だが「ワイドガード」で切り返すことはできる。 No.476 ダイノーズ ノズパスの偽進化情報で「モアイゴン」とかいうのが昔あったが、より大胆な姿になるとは。はがねじゃなく「はなげ」タイプだろうという冗談はさておき。 周りについているのがチビノーズで、本体がダイノーズ。本編でチビノーズがいて何か特別なことができるわけではない。このチビノーズを使った技がいつか出てくれることを信じている。 進化条件はジバコイルと同じく磁場や電力が強い場所でレベルアップすること。残念ながらカントー・ジョウトには存在しない。剣盾でジバコイルが「かみなりのいし」を使うことで進化できるように変更されたが、ダイノーズは未登場なので現在のところ変更されておらず、次作がBDSPなので恐らくそのままと思われる。でんきタイプでもないのに「かみなりのいし」で進化するのも不自然だし仕方ない。 対戦では守りが固いが、はがねがついたせいで4倍弱点が2つもできてしまい、切り返しも難しいため不安定。だが「がんじょう」を活かしレベル2で「いたみわけ」を使う戦法が編み出されて話題になった。せっかく最終形態なんだしレベル50で目立ちたいところではあるが。 ポケGOでは場所進化が再現され、「マグネットルアー」の近くでしか進化できないようになっている。やはり耐久寄りのポケモンで、火力はそこまで出ない。 No.477 ヨノワール ヨノワールさん! あのサマヨールが更に大きくなって帰ってきた。大きくなった手で相手を掴み無理矢理あの世に連れて行くという。恐ろしい設定だが個人的にサマヨールよりは恐怖感が少ないデザインをしている。 対戦ではサマヨール以上の耐久力から「トリックルーム」や「ふういん」などで大暴れ。攻撃させてもかなり強い。が、タイプ一致物理技が威力60止まり。しかもBWでサマヨールが「しんかのきせき」を獲得したせいで耐久も上回られる始末。火力勝負をしたいが技に乏しく、長らく不遇の状態だったが、剣盾で漸く威力110の「ポルターガイスト」を手に入れて救済された。 「サマヨールがヨノワールに進化するとすばやさが『下がる』」という言葉の意味が分かる人は間違いなくダブル/トリプルの民である。 こいつと言えばポケダン探検隊の探検家「ヨノワールさん」だろう。迫真の演技は見事としか言いようがない。 No.478 ユキメノコ あの可愛いユキワラシが♀限定で妖艶な雪女になる。その怪しげな姿や鳴き声で多くの人を虜にした。ふつくしい。だがタマゴグループは進化前と共通なので「鉱物・妖精」なのだが……どこに鉱物要素が? オニゴーリと異なりすばやさが高く、固有タイプであるこおり・ゴーストを持つ。 対戦では強力なこおり技をタイプ一致で放てる反面火力が低いゲンガーのようなポケモン。天候「霰」なら「ゆきがくれ」で攻撃回避もできるが、「みちづれ」との相性は微妙。登場当初は特殊技の運用が中心だったが、剣盾で「トリプルアクセル」「ポルターガイスト」という強力なタイプ一致物理技を2つも手に入れたため現在では物理の方が主流になりつつある。意外に思われるかも知れないがこうげきととくこうは同値なので物理技も普通に使いこなせる。ヨロイ島の教え技の影響を一番受けたのはゴリランダーでもラグラージでもなくこいつだと思う。 ORASで分岐進化のオニゴーリがメガシンカを獲得したが、こちらには何も追加されなかった。不憫。 ポケダン探検隊では「全体攻撃を3種も揃える」超強力ポケモンとして君臨、多くの探検隊を沈めてきたトラウマメーカーな他、私も冒険用として能力値MAXまで育て上げて愛用していた。……すまぬ、サーナイト。救助隊DXにも進化前の都合で登場し、全体攻撃が2種に減ったものの依然強力な使い手として名を馳せている。 Newポケスナでは雪原に出現。移動の際に吹雪で自らの体を包み込む。何もないのに吹雪いていたらそこにユキメノコが出てくるサイン。 No.479 ロトム 最初このポケモンを見て何人の人が「伝説のポケモン」だと思ったことだろうか。実際はタマゴが作れるので単なる「性別不明のレアなポケモン」。BGMは伝説っぽいけれども。 能力自体は高くないが耐性や技が優秀で、特性「ふゆう」でじめんを弱点としないでんきタイプ。プラチナ以降5種の新フォルムが追加され大幅に強化されたが、当初はタイプの変更がなかったため事実上の進化扱いだった。BW以降フォルムごとにタイプが変わるようになったため、でんき・ゴーストは現在通常ロトムの固有タイプである。それぞれのフォルムは本来「○○フォルム」という名前だが、「○○ロトム」という呼び方が現在でも定着している。 洗濯機に入った「ウォッシュロトム」は「ハイドロポンプ」を覚えられ、BW以降でんき・みずタイプを持つ。弱点がくさしかなく、みずタイプで「おにび」が扱える。安定感は随一で使用率も高かったが、世代を経るごとにくさタイプが強化され、現在ではやや苦しい。「ハイドロポンプ」の命中率が不安定なので、補う手段があれば強い。 芝刈り機に入った「カットロトム」は「リーフストーム」を覚えられ、BW以降でんき・くさタイプを持つ。この組み合わせは剣盾現在でも固有。みずタイプに滅法強いことからみずキラーとして名高いが、弱点は全フォルム中最も多い。 扇風機に入った「スピンロトム」は「エアスラッシュ」を覚えられ、BW以降でんき・ひこうタイプを持つ……が、じめん無効が「ふゆう」と被ってしまう。フォルム固有技も他に比べて威力が低く不遇だったが、剣盾では「ダイジェット」が強力なことから採用される機会が増えていた……サンダー登場までは。 電子レンジに入った「ヒートロトム」は「オーバーヒート」を覚えられ、BW以降でんき・ほのおタイプを持つ。この組み合わせは剣盾現在でも固有。特性「ふゆう」の恩恵が最も大きく、4倍弱点が消えている。おまけにタイプ耐性も全ロトム中最も多い。世代を経るごとに評価が高くなり、現在ではウォッシュロトムと双璧を成すほどに採用されている。だが「かたやぶり」には要注意。 冷凍庫に入った「フロストロトム」は「ふぶき」を覚えられ、BW以降でんき・こおりタイプを持つ。でんきとこおりの攻撃相性はよく、霰パによく混ざっていたが、霰パの弱体化と共に使用率も下降してしまった。剣盾では同タイプのライバルであるパッチルドンに水を開けられている。 SM以降「電化製品に入り込める性質」が更に研究され、ポケモン図鑑やスマホと呼ばれる機器、果ては電気自転車にまで入り込み、現実世界のAIに相当する役割を担うようになっている。しかも何と人間の言葉を喋れる。アニメでBW期にオーキド博士がゲットしたことがあるが、そこから研究が進められたのだろうか。ただし流石に戦闘用というわけではないようだ。 ポケダン探検隊ではトラウマメーカーの1匹。壁から「あやしいかぜ」を連発しこちらを壊滅に追い込む。勿論味方にしても強く、特に超ポケダンではフロストロトムが何と全体攻撃を3種も持つようになり、強力なアタッカーとして見出された。 DP期に現実世界のポケモンセンターでこいつにちなんだ「もりのヨウカン」が配布されたことがある。ポケモンセンターおよびその関連店舗が生の食品を扱った初めての例となった。 No.480 ユクシー メロンパンではない。トリビアは知識だから関係あるかも知れない。 DPの伝説の1匹。 エイチ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部がUを逆さまにした形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。 知識を司り、湖の名前も恐らく「叡智」から来ていると思われる。ただこいつの目を見てしまうと全ての記憶が失われるという。何だそのおぞましい設定は。ジラーチ共々開眼させてはいけない。 対戦ではぼうぎょ・とくぼうの高さと「ステルスロック」「おきみやげ」「あくび」「とんぼがえり」などで補助を司る。後続にどう繋げるべきかで頭を使う。 ポケダン探検隊では主人公達に対しグラードンの幻影を出現させて湖の歯車を守るという芸当をやってのけた。 ポケGOでは日本を含むアジア限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。 No.481 エムリット MだけどMではない。 DPの伝説の1匹。 シンジ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部のヒラヒラがMの形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。 感情を司り、湖の名前も「心司」から来ていると思われる……のだが実在する湖の名前と被る。しかも北海道どころか山陰。遠すぎる。こいつは唯一湖に定住せず、一度湖で会うといきなり飛び去りシンオウの各地を飛び回る。そのため能力厳選が異常なまでに難しい状態が長らく続いていたが、BW2で解消された。 対戦では能力バランスがよいが同時に中途半端で、技も優位性が特になく、他の2匹どころかクレセリアとも比較される始末。妖精のような見た目なのに何故フェアリータイプでないのか。寧ろピンクと名前から大人の嗜みに……これ以上はいけない! ポケダンでは同様湖の主なのだが……女の子のような喋り方になっている。セレビィといい勝負である。 ポケGOではヨーロッパ限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。 No.482 アグノム どこかの星雲から来ていそうだがそういうわけではない。 DPの伝説の1匹。 リッシ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部がそのままAの形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。 意志を司り、湖の名前も「立志」から来ていると思われる。DPtシナリオ中で唯一、湖の水がギンガ団によって吹き飛ばされてしまった経緯を持つが、その後無事復活させている。伝説の力は強かった。 対戦ではこうげき・とくこう・すばやさが高いという分かりやすい攻撃役。2番目に素早い「だいばくはつ」持ちの他「かえんほうしゃ」「だいもんじ」まで揃え、特に第4世代ではエスパーとしては珍しいこれらの技を使いこなす固有の役割を持っていた。現在ではその勢いも落ち着き、高速「ステルスロック」から「とんぼがえり」や「だいばくはつ」で後ろに繋ぐ役になっている。勿論攻撃させればかなり強い。 ポケダン探検隊では唯一ときのはぐるまを奪われず、伝説としての貫禄を見せつけた。 ポケGOでは南北アメリカ限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。 No.483 ディアルガ グギュグバァ! ダイヤモンドの看板ポケモン。時間の神と呼ばれ、実際時間を操ることができるという。その青々とした見た目に頑丈そうな体つきを見ただけで物凄く強いオーラが出ている。これが「プレッシャー」というやつか。 タイプが初のはがね・ドラゴンで、とくこうが高く専用技「ときのほうこう」を有する。対戦では「ドラゴンなのにこおり・ドラゴン・フェアリーが弱点ではない」が、「はがねなのにこおり・ドラゴン・フェアリーを半減できない」という両面を持つ。とりあえず困ったら「りゅうせいぐん」をぶっ放すポケモンと思いきや、「トリックルーム」を覚えることが周知されて以降この技の始動役にも抜擢され、多彩な戦法が確立された。初見では全くと言っていいほど読めないのが強い。なお専用技「ときのほうこう」は反動で1ターン動けないので使える場面が限られる。ダイマックス技のベースにするのはあり。 映画では三部作が用意され、最後の作品ではアルセウスの暴走を食い止めるべくサトシ達をタイムスリップさせるという大役を果たした。 ポケダンでは探検隊シリーズでラスボス「闇のディアルガ」として登場し、本人の圧倒的な強さややっとの思いで倒した後の展開も合わさり、目からハイドロポンプが次々と流れた。戦闘時のBGM『けっせん!ディアルガ!』はシリーズはおろか全ゲーム音楽でも屈指の名曲。オカリナの奏でる切ない主旋律に語彙力を失う。 No.484 パルキア ぱるぱるぅ! パールの看板ポケモン。空間の神と呼ばれ、あちこちの空間を自由自在に移動できる力を持つという。そのどっしりとした体に流線型のような頭部を見ただけで物凄く強いオーラを感じる……のだが、ディアルガに比べるとネタにされがちな不遇のポケモン。 鳴き声も当初は「ガギャギャァッ!」と鳴いていたはずがPt以降何故か「ぱるぱるぅ!」になってしまった。映画ではサトシに「バカヤロー!」と罵られた。伝説なのに。ポケダン探検隊では「主人公達のせいで空間に歪みが生じた」となどと言いがかりをつけ無理矢理自分のダンジョンに連れ去り勝負を挑ませ、果ては一人称「オレ」というかなり乱暴なキャラになってしまった。哀れ。 対戦ではタイプがみず・ドラゴンと弱点が少なく、とくこうが高い他すばやさも周りより頭一つ抜けており、専用技「あくうせつだん」が大変使い勝手が良い。基本的にこの技を連発しつつ効きにくい相手にはサブ技をぶつける分かりやすい攻撃役で大変強……かったはずなのだが、XYでフェアリータイプが登場したせいで立ち位置が危うくなった。それでも「すばやさ」では上回り、剣盾ではダイマックスアタッカーとして再び日の目を見ている。 No.485 ヒードラン ごぼっごぼぼっ! 決してカサカサ……ではない。┌(┌^o^)┐ホモォ……でもない。 れっきとした伝説のポケモンなのだが、「十字の爪を食い込ませ壁や天井を這い回る」という、伝説の威厳の欠片もない図鑑説明文に落胆し、しかも四つ足なのですっかりゴキブリとして扱われてしまった。しかも教え技で「むしくい」を覚えたり、BW2で上から突然降ってきたり、映画で普通に壁を這い回って笑いを誘ったりと、もう擁護しようのないくらいにネタ度が満載。ついた渾名が「ゴキブロス」。元々ファンメイドのオリジナルポケモンだった(タイプは「むし・あく」だったと記憶している)が、こいつの渾名になってしまった。哀れ。 しかも伝説では数少ない両性別持ち。伝説なのに。一体何のために設定されたのだろう? 対戦ではかなりの引っ張り凧で、固有タイプほのお・はがねを持ち、じめんが4倍だが相性で1/4にできるタイプが何と5つもある。得意な相手には滅法強く、そこから「どくどく」で持久戦に持ち込んだり「マグマストーム」で相手の自由を奪ったり「ふんえん」で「やけど」を撒いてみたりと、嫌らしさ満載。ダブルでは「ねっぷう」での範囲攻撃や同族対策の「だいちのちから」が強力。剣盾で「どくどく」が剥奪されたがそれでも強力なことに変わりはない。 そこまで強いせいでこいつは何度もトレーナー達をやきもきさせてきた。かつてはこいつの対策のために伝説のポケモンの「めざめるパワー」じめんを厳選した結果乱数の仕組みにまで辿り着いてしまい、またかつてレンジャー光の軌跡で何と「ふんか」を覚えたヒードランが手に入ったことがあり、これを求めて各地でこのソフトが次々買い取られた。人気過ぎて困ってしまう。壁や天井を這い回るのに。 No.486 レジギガス ……ズッ ズッ! レジロック・レジアイス・レジスチル3匹の生みの親で、登場させるにはどの本編でもその3匹を手持ちに入れていないといけないのでかなり面倒。同一ソフトで手に入らないこともしばしばある上にORASでは更なる条件まで要求される。 縄で縛って大陸を引っ張っていた……のはいいのだが、特性「スロースタート」で5ターンの間本気を出せない。このせいでレジワロスなどとネタにされてしまった。不憫。しかもPtでは何と伝説で初のレベル1で登場してしまい、更にネタにされた。不憫。 対戦ではこの特性が物凄く足を引っ張るが、種族値は何とグラードン・カイオーガ・ケッキングに並ぶ高さを誇るので、一度解除されてしまえばいいのだが……何故「まもる」や「ねむる」を使えなくした。ダブルでなら特性を消せば何とかならなくもないが。専用技「にぎりつぶす」は相手のHPが低いと威力が下がるという謎の仕様。どうすりゃいいんだこいつ。 だが時は剣盾。やっと「まもる」や「ねむる」が覚えられるようになり、更に通常種・ガラル種共々マタドガスが持つ「かがくへんかガス」と並べると1ターン目からフルパワーで攻撃できるようになった。伝説の面目躍如といったところか。 ポケGOでは特性の概念がないのでそのフルパワーが遺憾なく発揮される……と思いきや、技があまり優秀ではない。一致技は「ギガインパクト」しなかく、この技も使用後の硬直が長いため使い辛い。耐久は御墨付き。 映画では鳴き声がネタにされている。何故棒読み感満載にしてしまったのか。 No.487 ギラティナ ビシャーンッ! ギゴガゴーゴーッ! プラチナの看板ポケモン。 古代の墓場に現れるおどろおどろしい見た目をしたポケモン。見た目がムカデに見えるせいでネタにされがちだが、ムカデポケモンではない。 DPでは特に何も語られなかったが、Ptにて「暴れ者だったためこの世界から追い出され、現在ではやぶれたせかいを本拠としている。『はんぶっしつ』を司り、荒れた世界を元に戻す役割も持つ」ということが判明。何も語られなかったのは神話が消されてしまったためだという。実際に同ゲームでやぶれたせかいに向かい、こいつと戦闘になる……のだが、このやぶれたせかいが曲者で、方向感覚が狂いまくる。引き返すこともできないので大変。 やぶれたせかいではこの世界と全く別の姿になり、これを「オリジンフォルム」という。この世界での姿は「アナザーフォルム」。ただしこの世界にいても「はっきんだま」を持たせることでオリジンフォルムにチェンジできる。 ただしこの「はっきんだま」はPt/HGSSでは交換に出すことができない。そのせいでHGSSではこのアイテムが手に入るのは「映画配信アルセウスを手に入れてシント遺跡のイベントでギラティナを選んだ時」だけだった。おまけにこのフォルムでのみ「おいかぜ」を教えられるので、フォルムチェンジできない場合どう頑張っても教えられない。BW以降はこのような事態が解消されている。 タイプは初のゴースト・ドラゴン。どちらのフォルムもHPが高く、アナザーではぼうぎょ・とくぼう、オリジンではこうげき・とくこうに優れる。特性はアナザーが「プレッシャー」と「テレパシー」、オリジンは「ふゆう」のみ。 アナザーは持久戦に向く……と思いきや、専用技「シャドーダイブ」が2ターン技なのに「まもる」系統の技を強制解除するという破格の性能なので攻撃役もこなせる。持久戦なら「おにび」や「めいそう」が中心。 オリジンは攻撃役なのだが、アイテムが強制的に「はっきんだま」になるせいで状態異常対策や能力の補助などができない。ゴースト・ドラゴン共に通りはいいので一度攻めさせてしまえば強い。グラードンに強いのも高評価。 外伝やメディアミックスでは基本的にアナザーが登場し、オリジンは出番がないことが多い。スマブラがいい例で、アナザーの状態でボールから登場し、「りゅうのいぶき」でファイターを吹き飛ばすが、オリジンは出てこない。ポケダン空の探検隊では特定のダンジョンに行くときにのみオリジンになれる仕様だったが、超ではダンジョンごとにランダムとなった。なお、ポケダン超では何と序盤にギラティナがボスとして登場する。 映画では三部作のうち2作に登場……したはいいが、あまり活躍させてもらえなかった。 No.488 クレセリア るなーん DPtの徘徊伝説。設定上ダークライと何らかの関係があるはずが、こちらは普通に出現しあちらは幻。何故だ。 徘徊するせいで厳選は困難を極めたが、某仕様解析によってかなり数を増やし、BW2から固定シンボルでも厳選できるようになった。だがORASでは「ゆみなりのしま」がランダム出現のため、別の意味で厳選が困難を極めていた。扱いとしては準伝説なので通常の対戦でも使用可能。 対戦では耐久が異常に高く、すばやさもそこそこあるので先手も取りやすい。「めいそう」「でんじは」「トリックルーム」「いばる」などを駆使し超絶耐久で相手を絶望に陥れる。こいつを一撃で倒す術は殆どない。だが剣盾では周りの火力が大きく上昇した上に「いばる」まで奪われ、以前ほどの強さはない。専用技「みかづきのまい」は自らを犠牲に味方のHP・状態異常・PPを完全回復させる。「いやしのねがい」との違いはPP回復があるかないか。 だがポケダン探検隊では最後の最後に依頼主として同行するものの、結構倒されやすいためすぐゲームオーバーになる。特にムウマージに狙われたら最後「おどろかす」で2発。弱過ぎる。 No.489 フィオネ 私は誰だ…… ここはどこだ…… 誰が生めと頼んだ! 誰が造ってくれと頼んだ! 私は私を生んだ全てを恨む! だからこれは、攻撃でもなく宣戦布告でもなく……私を生み出したお前達への……逆襲だ。 マナフィとメタモンを預けてそのタマゴから孵るポケモンがこいつ。従って進化前扱いのはずなのだがマナフィにはなれない。どういうことだ。種族値もマナフィより全部20低い。マナフィの専用技「ハートスワップ」や強力な「ほたるび」も覚えない。どういうことだ。 対戦でも何をやらせてもマナフィの下位互換にしかならない。そして入手方法が方法なだけに幻のポケモン扱いで公式大会や通常の対戦でも使用不能。マナフィですらポケモンの数が増えるにつれて埋もれかけているのにフィオネが同じようにならないはずがなく。何故こんなポケモンが生まれてきてしまったのだろうか…… 一応ポケダンやレンジャーなどでマナフィより入手が難しくなってはいる。 No.490 マナフィ グーミ!グーミ! DP発売前に公開された幻のポケモン。幻の中で初めてエスパータイプがついていない。専用技が専用技なのでみず・エスパーでも違和感ないけれども。 新特性「うるおいボディ」が専用特性のように紹介されていたが、全くそんなことはなかった。 対戦では4匹目の全能力100ポケモン。特性のおかげで雨とのシナジーが強く、「ほたるび」「とける」などの優秀な能力強化技を使いつつ「ねむる」で回復するのが中心。準固有技「ハートスワップ」は能力強化を入れ替える技。上がった能力を味方に渡すサポートとして活躍できる。何故かマギアナに配られてしまったが。 ポケモンレンジャーやそのゲームシリーズとの関係が強く、シリーズ全3作でタマゴが配布された他、出演した映画の題名も『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』である。しかも配布されたタマゴは通常のデザインと異なるレアものである。だがBDSPではタマゴだけが復活し、レンジャーシリーズ4作目は作られないことになった。哀しいかな。 ポケダン探検隊では主人公達がお世話することになるが、「あおいグミ」を常に欲しがっている。闇ではこのアイテムが中々手に入らないのでかなり苦労した……何度沿岸の岩場を回ったか。しかも次のダンジョンがトラウマダンジョンと名高い奇跡の海ときた。勘弁してくれ。 No.491 ダークライ 三つ巴にするためにダークライを巻き添えにしたいオタクVS事あるごとに巻き込まれるダークライが可哀想だと思うオタクVSダークライ 「地獄へ突き落としてやる!」とか「何本目に死ぬかな?」とか「さあ!お前の罪を数えろ!」とかは言わない。 悪夢を見せるが悪気は一切ないらしい。本当なのかそれ? 映画でも「ここは皆の庭だ!」とか言い張るし、どういう性格なんだこいつは。 「なぞのばしょ」バグでその存在を知った人も多いだろう。というかDP全体で致命的なバグが多過ぎる。 対戦では様々なトレーナー達を悪夢に沈めてきた張本人。とくこう・すばやさが高く、固有特性「ナイトメア」と固有技「ダークホール」で複数の相手を眠らせながらダメージを与えるという凶悪な性能を誇る。DPでは「ねむり」ターンが最短2ターンだったため暴れ放題で、Ptから短くなったものの「わるだくみ」を手に入れて火力が更に上昇した。通常の対戦では当然使用不能だが、バトレボでは全種族使用可能かつ重複も可能だったせいで、こいつやカイオーガが我が物顔で暴れ回っていた。これで悪気は一切ないと言われてもふざけるなとしか言えない。そしてこの「ダークホール」をスケッチして通常対戦でドーブルが暴れ回っていた。悪夢の連鎖は止まらない。 だが時はSM、何と「ダークホール」が命中率50に低下、さらに「ワイドガード」で防御可能になるという致命的な弱体化を受けた。「さいみんじゅつ」より当たりにくいのであれば使い所はないに等しい。ただ大体ドーブルのせいなので、こいつ自身が悪夢を見てしまったということらしい。 アニメではシンオウリーグでサトシの対戦相手がこいつを繰り出し、大事に育ててきたポケモン達を力任せに次々と薙ぎ倒すという暴挙をやってのけた。正に外道。 ポケダン時闇空では真の黒幕として降臨。壮大な世界支配計画を仕掛ける様は正に極悪非道。こういうダークライを待っていた。 最近では何か対立があると一番後ろに何故か「VSダークライ」がつくのが定番になってしまった。自身が出演する映画のタイトルが何故か『ディアルガVSパルキアVSダークライ』という「何故そこにお前が?」と突っ込みたくなるものだったのが影響したようだ。 No.492 シェイミ ミーに感謝するでしゅ! 丸っこくて可愛らしい花の精のようなポケモン。喜ぶと背中の花がたくさん開く。可愛い。見るからにくさタイプで、他のタイプは持っていなかった。 DPでは未発表で、Ptの時期に発表されただけでなくフォルムチェンジすることが判明。アイテム「グラシデアのはな」の匂いを嗅がせることで犬のような姿に変身し、羽が生えて空も飛べるようになり、タイプとしてもひこうタイプが追加される。フォルムチェンジでタイプが追加されるのは初。丸い状態を「ランドフォルム」、犬のような状態を「スカイフォルム」という。ただどうもスカイフォルムの見た目が某有名漫画家のキャラクターに見える。第5世代のケルディオも恐らくその方向性と思われるが。 スカイフォルムは「グラシデアのはな」をもう一度使うことで解除する……というわけではなく、夜になった時、ボックスに入った時、または「こおり」状態になった時に自動で解除される。だがこおりが4倍弱点なせいでまず「こおり」状態にならない。「トライアタック」でもぶつけてみると面白いことになるかもしれない? そしてボックスに入るとフォルムが戻るせいで第6世代までオンラインの大会に出場できなくなっていた。第7世代で「ボックスから引き出した時に解除される」仕様になったため、漸く出場できるようになった。 こいつは「なぞのばしょ」バグで出現場所まで行くことができてしまう。だがその代償なのかシェイミイベントのチケットはPtにのみ配布され、かつDPで捕まえた個体はスカイフォルムになれない。そしてそのイベントはマイとナナカマド博士も関わり、そして「うみわれのみち」の異様なまでの長さと「はなのらくえん」のあまりの綺麗さに衝撃を覚えた。マイがとにかく可愛い。 ランドフォルムは5匹目の全能力100ポケモン。対戦では固有技「シードフレア」が何と4割の確率でとくぼうを2段階も下げるという恐ろしい技で、これを適当にぶっ放しているだけでもそれなりに活躍できるが、スカイフォルムに比べ火力が乏しいので「やどりぎのタネ」などの持久戦も視野。 スカイフォルムは特性がまさかの「てんのめぐみ」で「エアスラッシュ」を覚えてすばやさまで上昇。無限怯み戦法が素早さ127でやれてしまう。可愛い顔して。対戦ではこの「エアスラッシュ」もそうだが「シードフレア」が8割とくぼうダウンというぶっ壊れた性能になっているので、下手な受け出しも許さない超性能。くさ技の通りが悪すぎるのが難点。 ポケダン空の探検隊では新しく追加されたダンジョン空の頂の主をしていた。ただ仲間になるまでの道のりは険しい。 ポケモンカードでは特性「セットアップ」によって自分を手札からベンチに出すだけでプレイヤーが手札を6枚になるまで引けるカードとして登場。手札にいるだけで簡単にカードをドローできるぶっ壊れカードで、フラダリや回収ネットとの組み合わせで猛威を振るった。可愛い顔して。 映画『ギラティナと氷空の花束シェイミ』ではまさかの恩着せがましいわがままな子が登場し、度肝を抜いた。でも何だかんだで可愛いから許す。 アニメではダイヤモンド パールで登場したが、何とサン ムーンでも登場。マオがカプ・レヒレの力で亡き母と再会し、再度お別れした後にシェイミが出現。彼女が一時的に保護していた。スカイフォルムになって旅立つときの目の感じからするに、そのシェイミの正体は恐らく…… Newポケスナでは公園に出現。スカイフォルムにはならないが、小さなポケモン達と仲良く遊ぶ様子が見られる。 No.493 アルセウス ダマレコゾウ! この世界を創造したポケモンとされ、ありとあらゆるものを超越した存在だという。HGSSではディアルガ・パルキア・ギラティナを生み出していた。そんなとんでもないポケモンが僅か10歳程度の子供が持つモンスターボールに入っていていいのか。 特性「マルチタイプ」で各種プレートを持たせるとタイプや姿が変わるが、ゴーストとドラゴンがとにかく見分けにくい。若干緑が入っている方がドラゴン、赤い方がゴースト。 アルセウス用のアイテム「○○プレート」はノーマル以外の全タイプに用意されているが、大体どの作品でも集めるのに一苦労する。特にHGSSとORAS、お前らは許さない。ちなみに登場時フェアリータイプは存在しなかったが、第6世代で「せいれいプレート」が追加され、フェアリータイプにもなることができる。 対戦では全種族値120と通常形態の中で合計種族値が最も高く、固有技「さばきのつぶて」も確かに強いが、ノーマルタイプのままタイプ一致先制技「しんそく」を軸に戦うことが多い。「つるぎのまい」まで入ったら最早先制技の威力ではない。これ以外にもできることは多いのでとにかく読めない。 HGSSのポケスロンでも最強で、もし大会があるなら是非とも禁止にしていただかないと不公平が生じる。あれは、ずるい。 ところが第7世代でウルトラネクロズマが登場し、種族値合計で上回られてしまった。もっともZクリスタルがなければこの姿になることが叶わないという制約はあるが。そして剣盾ではザシアンとザマゼンタもアイテムが固定される代わりにアルセウスと同等の合計種族値となる他、ムゲンダイナも敵専用形態「ムゲンダイマックス」で種族値合計が1000を突破する。これも時代か。 ちなみに「なぞのばしょ」バグでは行くことができ……なかったが、近年になって行ける方法が見つかってしまったらしい。 映画には2回登場し、『アルセウス超克の時空へ』では中の人が某黙れ小僧の人と同じだったことからミワセウスという通称がついた。本人の前世はピカチュウらしい。どういうことだ。『光輪の超魔人フーパ』では本編より公開前でとんでもないことが起きた。前売り券で何と「色違いのアルセウスが手に入るかもしれない」という仕様が発覚し大騒ぎになった。何故色違いが出ないようにルーチンブロックをかけなかったのか。ちなみに私は偶然にも引き当てている。 ポケモンカードでは自身の名前がついたカードを何枚もデッキに入れてよい「アルセウスルール」がある。エネルギー不足が気にならなければじゃんじゃん入れるといいのかもしれない。 新作アクションRPG『ポケットモンスターハンター ブレス・オブ・ジ・アルセウス』……じゃなかった、『ポケモンLEGENDS アルセウス』、こうご期待!
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/42.html
サーナイト&趣味ポケ 作成時期 2011年3月 ルール 見せ合いあり6→3シングル(第5世代、「BW」期) 構築 〔サーナイト〕 特性:トレース 性格:おくびょう 努力値:H4 C252 S252 技:サイコキネシス 10まんボルト トリック みちづれ 持ち物:こだわりスカーフ 何もかもかなぐり捨てた思い切った構成。 〔エルレイド〕 特性:ふくつのこころ 性格:いじっぱり 努力値:H252 A36 B132 D68 S20 技:ドレインパンチ (不確定) かげうち ビルドアップ 持ち物:オボンのみ 「不確定」は気分などによって「サイコカッター」「れいとうパンチ」「ストーンエッジ」に変動。 〔メタグロス〕 特性:クリアボディ 性格:いじっぱり 努力値:H252 A252 S4 技:コメットパンチ バレットパンチ れいとうパンチ じしん 持ち物:シュカのみ 調整は投げ捨てるもの。 〔ボーマンダ〕 特性:いかく 性格:むじゃき 努力値:H4 A132 D116 C4 S252 技:げきりん りゅうせいぐん じしん だいもんじ 持ち物:いのちのたま その昔流行した配分のはずなのに「いのちのたま」で自分からHPを削りに行くという謎行為。 〔ウルガモス〕 特性:ほのおのからだ 性格:ひかえめ 努力値:H4 C252 S252 技:だいもんじ むしのさざめき めざめるパワー(氷) ちょうのまい 持ち物:ラムのみ 色々調整のしようがあったような、なかったような。 〔スイクン〕 特性:プレッシャー 性格:のんき 努力値:H252 B148 S108 (配分詳細 早さ:無振りロトム(ウォッシュ等)抜き) 技:ぜったいれいど ねっとう れいとうビーム しんそく 持ち物:たべのこし この子は色違い。性格のんき。後は、察せ。 コンセプト、戦い方 上4匹でBW期のパーティができないかなと考えた結果、かなりの奇形が完成したという代物。 初手にサーナイトを出し、「トリック」か「みちづれ」でペースを乱す。 次に攻撃役(メタグロス、ボーマンダ、スイクン)か強化役(エルレイド、ウルガモス)を出す。 後は押し切れば勝ち。 サーナイトで上手く相手の1匹を機能不全に追い込む、もしくは「みちづれ」で持っていければかなりのアドバンテージを取れる為、このパーティでもやっぱりサーナイトが鍵を握る。 弱点は電気タイプに物凄く弱いこと。ボルトロスやめて。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/54.html
サーナイト&全体攻撃inトリプル(ハウス用) 200連勝記念。 作成時期 2013年3月 ルール 見せ合いなし6VS6トリプル(「XY」期、バトルハウススーパートリプル用) 構築 〔サーナイト〕 特性:テレパシー 性格:ひかえめ 努力値:H60、C196、S252 (配分詳細 早さ:全振り 火力:HP4振りラティオスを「ムーンフォース」で確定1 HP:残り) 技:ムーンフォース サイコキネシス マジカルシャイン シャドーボール 持ち物:こだわりスカーフ 多分こんなに攻撃的で何のハッタリもないサーナイトを使うのはこの子が初めて。 〔ガブリアス〕 特性:さめはだ 性格:ようき 努力値:A252、S252、B4 技:ドラゴンクロー じしん いわなだれ まもる 持ち物:きあいのタスキ 説明不要。 〔ロトム(ウォッシュ)〕 特性:ふゆう 性格:ひかえめ 個体値:31-0-30-31-31-31 努力値:H252、C164、S92 (配分詳細 早さ:最速55族抜き) 技:ほうでん、10まんボルト、ハイドロポンプ、めざめるパワー(氷) 持ち物:とつげきチョッキ 本来は「こだわりスカーフ」もしくは「こだわりメガネ」持ち。 ただ、小回りが利かないと色々不便だと思ったのと、攻撃技がどれも切れなかった為このアイテムに。 予想外の所で耐えてくれたので大正解でした。 〔カポエラー〕 特性:いかく 性格:いじっぱり 努力値:H252、A252、S4 技:ねこだまし フェイント インファイト ワイドガード 持ち物:しろいハーブ トリプルと言えばこの子。相手の邪魔をしつつ守りを崩しにかかる便利屋さん。 〔バンギラス〕 特性:すなおこし→すなおこし 性格:ようき 努力値:H252、S252、A4 技:いわなだれ かみくだく りゅうのまい まもる 持ち物:バンギラスナイト 「りゅうのまい」からガンガン攻めるタイプのバンギラス。 といっても攻撃に殆ど努力値を割いていないので、「りゅうのまい」を使って耐えながら攻撃するのがメインです。 〔ファイアロー〕 特性:はやてのつばさ 性格:ようき 努力値:A252、S252、C4 技:ブレイブバード オーバーヒート ちょうはつ ファストガード 持ち物:いのちのたま \イェーガー!/ 困ったときはこいつの「ブレイブバード」でどこからでも攻撃すれば大体どうにかなります。 素早さに振ってあるのは素早い「ねこだまし」持ちに「ファストガード」をぶつける為。 とはいえ耐久が欲しい場面もなくはなかったり。悩みどころ。 戦い方 「サーナイト+ガブリアス+ロトム」と「カポエラー+バンギラス+ファイアロー」という2つの相性のいい組み合わせを融合させたパーティ。 この2つのうちどちらを先に出しても戦えますが、ガブリアスとバンギラスどちらも倒されるとかなり不利になってしまうので大事に扱わないといけません。 全体攻撃を中心に丁寧に弱点を突いていきます。 上の通り攻撃の中心はガブリアスとバンギラスの2匹。広範囲に攻撃できるタイプ一致技を中央でガンガン使いまくります。 カポエラーが凄く便利で、ガブリアスやロトムと並んでも「ワイドガード」で全体攻撃を受けることができます。相手のも妨害可能。 サーナイトの役割は「テレパシー」で「じしん」「ほうでん」を受けつつ、苦手な格闘やドラゴンを高速で叩き潰すこと。 フシギバナやロズレイドなどの面倒な相手も「サイコキネシス」でちゃんと攻撃できます。 ただし誰も「ラムのみ」を持っていないので状態異常が重なったりするとかなり不利に。 しかもフェアリー弱点が3匹という凄まじい弱点被りの為、実戦ではニンフィアやマリルリ辺りにボコボコにされかねません。 ていうかサーナイトに弱いです。助けて下さい。 「ワイドガード」持ちのトリデプスもどうぞお帰り下さい。 バトルビデオ ME6G-WWWW-WW3K-EQD9 記念すべき200戦目。相手は御三家だらけ。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/21.html
サーナイト&全体攻撃(ハウス用)改 200連勝を目指して。 作成時期 2014年2月頃 ルール 見せ合いなし4VS4ダブル(「XY」期、バトルハウススーパーダブル用) 構築 〔サーナイト〕 特性:テレパシー 性格:ひかえめ 努力値:H60、C196、S252 (配分詳細 早さ:全振り 火力:HP4振りラティオスを「ムーンフォース」で確定1 HP:残り) 技:ムーンフォース サイコキネシス マジカルシャイン シャドーボール 持ち物:こだわりスカーフ 速攻瞬殺型。私にしては珍しい攻撃寄りの子。 〔ガブリアス〕 特性:さめはだ 性格:ようき 努力値:A252、S252、B4 技:ドラゴンクロー じしん いわなだれ まもる 持ち物:きあいのタスキ 説明不要。 〔ロトム(ウォッシュ)〕 特性:ふゆう 性格:ひかえめ 個体値:31-0-30-31-31-31 努力値:H252、C164、S92 (配分詳細 早さ:最速55族抜き) 技:ほうでん、10まんボルト、ハイドロポンプ、めざめるパワー(氷) 持ち物:とつげきチョッキ 攻撃技をどれも切れなかったので迷った結果このアイテムに。 予想外の所で耐えてくれたので正解でした。 〔ハッサム〕 特性:テクニシャン 性格:いじっぱり 努力値:H236、A252、B4、D12、S4 (配分詳細 HP:実値175調整) 技:バレットパンチ、むしくい、つるぎのまい、まもる 持ち物:ラムのみ メガりません。状態異常対策なのでメガりません(大事なことなので2回言いました)。 隙を見て「つるぎのまい」を使って強引に突破することもできます。 戦い方 元々「ほうでん+じしん」だったのを、ロトムとサーナイトの出す順番を入れ替えて「マジカルシャイン+じしん」に変えたもの。 後ろからロトムを出して「ほうでん+じしん」や「ほうでん+マジカルシャイン」に切り替えても可。 ハッサムは要として倒しきれなかったポケモン達のお掃除を担当します。が、どこから4倍が飛んでくるか分かったものではないので慎重に扱わないと大変なことになります。 虫が抜群でない草タイプや、多数の攻撃技を覚えた電気タイプ(エレキブルやシビルドン)辺りにやや弱いです。 あと先発プテラや先発クロバットが超怖いです。「すばやさ」の都合上サーナイトで先手を取れません。 育成し直して別の子に切り替えてもよいのですが、そうすると火力が少し落ちるので悩みどころ。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/113.html
テラレイドバトル研究室 第9世代『ポケモンSV』のテラレイドバトル、特に★5、★6、★7のレイドを研究する項目。 目次 システム研究 攻略の心得 レイドバスターズ(テラレイド用ポケモン) 強敵の対策 最強レイドの記録 最強レイドの記録 今までに行われた最強レイドの実施と攻略の記録。 再度ピックアップされる可能性があるため、実施期間などは特に記載しないこととする。 太字は注意、赤字は危険要素を表す。 最強レイド一覧 最強のリザードン 最強のエースバーン 最強のゲッコウガ 最強のピカチュウ 最強のジュナイパー 最強のダイケンキ 最強のバクフーン 最強のインテレオン 最強のブリガロン 最強のマフォクシー 最強のゴリランダー 最強のミュウツー 最強のヒスイジュナイパー 最強のヒスイバクフーン 最強のイーブイ 最強のヒスイダイケンキ 最強のヒスイバクフーン データ テラスタイプ ほのお 技 かえんほうしゃ(一致 テラス一致)ひゃっきやこうおにびきあいだま 特性 おみとおし 追加行動 おにび(初手)にほんばれ(序盤 中盤)2回行動(中盤以降) 特筆 デバフ解除とシールドの間に少しだけ時間があるバフ特性解除は中盤デバフ解除、バフ特性解除とも1回のみ 攻略 「おにび」→「ひゃっきやこう」のコンボを主体とした技構成。 やけど状態で「ひゃっきやこう」を食らうと威力が120になってしまうため、ゴースト耐性がないポケモンやとくぼうが低いポケモンは要注意。 そして困ったことに、ゴーストに耐性を持つノーマル・あく対策として「きあいだま」まで紛れている。 定期的に「にほんばれ」を使うので、ほのお技に耐性がない場合もかなり厳しい戦いを強いられる。 ……と、ここまで聞けばかなりの難敵のように思えるが、どうも相手はやけど状態発生を優先する思考ルーチンが組まれているらしく、しかもこれを即時回復してしまう特性、例えば「うるおいボディ」や、ほのお技を無効化する特性、例えば「こんがりボディ」を認識できずに連発する傾向にある。 このため、これらの特性を持つポケモンでやけど状態、特に「おにび」を連発するように誘導することで、相手に事実上何もさせずに場を展開することができてしまうのだ。 この戦法が可能なポケモンのうち、最も火力が出るのがマナフィである。 「あまごい」で雨を降らせれば「うるおいボディ」でやけどを即時解除できるだけでなく、「ほたるび」でとくこう3段階上昇、「うそなき」でとくぼう2段階下降、さらに雨が降っていないときの緊急対応として「ブレイブチャージ」で状態異常を自分で解除できてしまう。 そしてすばやさ種族値は100と、無振りでも相手(95)に先手が取れる。 これらを上手く組み合わせれば何とソロですらワンパンが可能。 マナフィほどの爆発力はないが、同様「うるおいボディ」を持ち安定して攻略できるメンバーとして、シャワーズ・ヌメルゴン、そして何とフィオネもいる。 一方、ほのお技自体を無効化する特性を持つポケモンで、今回のレイドに最も適性があるのがバウッツェルである。 「こんがりボディ」でほのお技を受けると同時にぼうぎょを2段階上げられ、その上がったぼうぎょを使って「ボディプレス」で攻めることができる。当然かくとうテラスタルにする必要があるが、場を整えれば手軽に攻略できる。「しっぽをふる」「バークアウト」「まもる」等もあるとよい。 また、何とあのブースターもじめんテラスタルにすれば安定クリアが可能。逆にグレンアルマ・ソウブレイズの2匹は弱点を突かれてしまうため、今回はブースターに軍配が上がった。 サポーターの選定は地味に難しい。 上記のメンバーは全て「おにび」を誘発することで戦法が成り立っているポケモンばかりである。このため、「おにび」が鬱陶しいからと「しんぴのまもり」などを下手に使ってしまうと、作戦が崩れてアタッカーが倒される危険性が高いのだ。 このため、「おにび」を受けても大丈夫なポケモンや、そもそも「おにび」を受けないポケモンでサポートするのが望ましい。 代表例としてテツノドクガ、ヒートロトムなどが挙げられる。ラッキーやハピナスも特殊技の「きあいだま」程度では沈まないため、サポーターとして起用して問題ない。
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/83.html
テラレイドバトル研究室 第9世代『ポケモンSV』のテラレイドバトル、特に★5、★6、★7のレイドを研究する項目。 目次 システム研究 攻略の心得 レイドバスターズ(テラレイド用ポケモン) 強敵の対策 最強レイドの記録 『テラレイドバトル意識調査』の実施と結果報告
https://w.atwiki.jp/tk_takehiko/pages/50.html
シャンデラ&コジョンド 作成時期 2011年3月(原案4匹作成)→2011年9月(6匹作成) ルール 見せ合いあり6→4ダブル(「BW」期、旧イッシュ図鑑ポケモンのみ使用可能) 構築 〔サーナイト〕 はお休み。 〔シャンデラ〕 特性:もらいび 性格:れいせい 努力値:H252、C252、D4 技:ねっぷう シャドーボール トリックルーム いばる 持ち物:きあいのタスキ イッシュの趣味ポケにしてパーティの中核。 〔ボルトロス〕 特性:いたずらごころ 性格:おくびょう 努力値:C252、S252、H4 技:10まんボルト めざめるパワー(氷) いばる まもる 持ち物:こおりのジュエル 選出率0%。 〔コジョンド〕 特性:せいしんりょく 性格:ゆうかん 努力値:H252、A252、D4 技:ねこだまし けたぐり ワイドガード なげつける 持ち物:くろいてっきゅう 超奇形。 初手に出して「ねこだまし」か「ワイドガード」。時空歪めたら適当に暴れて処理に困ったポケモンに「なげつける」。 速攻型だと思って倒してくれればそれはそれでしめたもの。 シャンデラと並んで皆勤賞。 〔ランクルス〕 特性:マジックガード 性格:れいせい 努力値:H156、A4、B100、C108、D144 (配分詳細 特殊:C187ウルガモス「むしのさざめき」確定2 物理:A192×1.5倍アーケオス「アクロバット」(持ち物なし)確定2 火力:H180&D117ローブシンを「サイコキネシス」で確定1) 技:サイコキネシス シャドーボール みがわり トリックルーム 持ち物:いのちのたま 2回目の「トリックルーム」始動要員兼エスパー対策。 ただしサザンドラに何もできないので「きあいだま」か「まもる」が欲しかった。 〔ローブシン〕 特性:こんじょう 性格:ゆうかん 努力値:H164、A220、D124 (配分詳細 特殊:C216シャンデラ「オーバーヒート」確定2 HP:201にして固定ダメージ技4発耐え 火力:残り) 技:アームハンマー マッハパンチ いわなだれ みきり 持ち物:ラムのみ コジョンドを倒して格闘が消えたと思った所に出てきて更に格闘の圧力をかけるポケモン。 但し弱点大幅被りなのが難点。アームハンマーをサザンドラの前で2回も外した時はどうしてくれようかと。 〔モロバレル〕 特性:ほうし 性格:なまいき 努力値:H252、B52、D203 (配分詳細 特殊:C194×1.3倍ランクルス「サイコキネシス」超低確率乱数1発(最大乱数が来なければ2発) 物理:残り) 技:いかりのこな キノコのほうし ヘドロばくだん くさむすび 持ち物:きょうせいギプス 説明不要の害悪サポート。同速対決なんてなかった。 解説 グッドスタッフに見せかけた「トリックルーム」のパーティ。 シャンデラコジョンドを先頭に出して初手から「トリックルーム」。 コジョンドが変に遅い上にその初手でやってくると思わないはずなので、後はそのまま殴るなり後ろに繋げるなり。 時空が元に戻った時用にランクルスや「いばる」→「ラムのみ」のギミックも。 「トリックルーム」自体はかなりの確率で決まったが、その後の動かし方は難ありだった。 というのも格闘2で悪0なのでエスパーにすこぶる弱く、ランクルスを倒せるのがランクルスだけという状態に。 ボルトロスの枠をサザンドラにして牽制するのが正解だったようにも思える。 主な戦績 大会出場時:42勝21敗3切断、推定レート1670。