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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話 罰ゲームこぼれ話 (スタジオの外) ??「ふぅ。どうもいけませんわ。呼ばれたかと思うと反射的にお姉様の元にテレポートしてしまうとは……」 ??「あれ? 白井さんじゃないですか。どうしてこんなところに?」 白井「今回はわたくし、正式なゲストではないのですから名前は出してはいけませんの!! って、初春?」 初春「はい? 正式なゲストって何の話ですか? ていうか白井さん。確か今の時間ですと、パトロールの時間のはずですよね? 建物から出てきたところをみますとサボってたんですか?」 白井「なななななな何を言いますか初春! ささ、いつまでも油売ってないで行きますよ。初春も一緒に!!」 初春「ちょ、ちょっと、白井さん!? どうしてそんなに慌てて、しかも私を掴んで早足で行くんですかーっ!? ていうか私、今日非番ですよ!? ここに居たのはさ「ここに居たのは何かの縁ですわ! 初春も手伝いなさい!!」さんと待ち合わせで!! って、私もですかー!?」 白井(冗談じゃありませんわよ。今回のこぼれ話には絶対に絶対に絶対に『彼女』を入れさせるわけにはいきませんの。ここはさっさと離れてしまうのが得策ですわ)(テレポートで二人とも消滅) …… …… …… ??「そっかそっか。ここってよく見たらこぼれ話のスタジオがある建物の前じゃん。てことはさっきの白井さんの様子からすると――ははぁ~~~ん……今回のこぼれ話って今日だったんだ……確か、今回は御坂さんと上条さんの『ペア契約にツーショット写真の話』のはず――水くさいなぁ、御坂さん。あたしに声をかけてくれれば上条さんとの仲を一気に進展させてあげられるのに――って、待てよ? 今からでも乱入してもいいんじゃない? 乱入してもいいよね? 乱入してもいいと思うな」 …… …… …… ??「さぁて! 行きますか!!」 白井「どこへ、ですの? 佐天さん?」 佐天「って、あれ!? 白井さん!? どうして?? さっき、初春を連れてテレポートしたんじゃ……!?」 白井「ふふふ。このわたくしが初春が言った『待ち合わせの相手云々』という話を聞き洩らしたとでも思いまして? ましてや非番の初春のところに佐天さんがいないはずがありませんの。これは当然にして必然、自明の理ですわ」 佐天「いや……それは暗に初春には友達がいn、じゃなくて、少ないって言ってませんか?」 白井「という訳で貴女にも消えてもらいますの」 佐天「あ、待って白井さん? いつもと違う白井さんじゃないですか? なんだか笑顔なのにちっとも目が笑っていませんよ?」 白井「今日のこぼれ話に貴女と初春は絶対に参加させるわけにはいきませんの」 佐天「で、でもほら。白井さんだって御坂さんと上条さんの仲が進展するのは嫌なんですよね? だったら二人で乱入しませんか?」 白井「いいえ! 今日は例えどんなことがあろうともわたくしは参加するつもりはありませんの! 誰も好き好んで火中どころか業火の中の栗を拾いに行きたくありませんわ! では佐天さんも行きますわよ!!」 佐天「え、ええええええええええええ!? そんなご無体なぁぁぁぁああああああああああ!!」(黒子のテレポートで佐天さん強制退場) (スタジオの中) 上条「ん? どうした御坂。何か盛大に安堵したため息をついたようだが?」 美琴「いや……なんとなく今、自分の身に降りかかりそうだった絶体絶命の大ピンチから逃れられたような気がしたから……」 縦ロ「まぁ。御坂さんを脅かす存在とはいったい如何なるモノだったのでしょう? 恐ろしいですわ」 海原「レベル5で学園都市第三位の御坂さんですから第一位の一方通行さんか第二位の垣根提督さん辺りでしょうか」 上条「どっちにしろ厄介な相手だったんだろうな。まあ、何にせよ何事もなくて良かった、って思うところだろ」 美琴「……それもそうね……ただ、なんとなく、なんとなくだけど一方通行とか第二位とかよりもはるかに恐ろしい相手だったような気がする……」 縦ロ「寮監様とか?」 美琴「……それは確かだけど、そういう意味じゃない怖さで、今この場だと学園都市で一番恐ろしい相手だったんじゃないかなと」 上条「ちょっと待て。あの寮監さんは御坂にとって一方通行よりも怖い相手なのか?」 海原「まあ、それが常盤台中学在籍の生徒の宿命ですから」 上条「……宿命とまで……」 ――――上条当麻と、――――御坂美琴。 密かに手と手を繋いで街を歩いている状態なのだが、幸か不幸か、二人とも全く自覚がなかった。 海原「ぐはぁっ!!」 縦ロ「あ、あれ? どうされましたの海原様? いきなり吐血とは?」 上条「何だ? 体調が悪いのか? だったら無理せず横になってろよ」 美琴(う、うわぁ。そう言えばそうだった……全然気付かなかった……///) 海原「……い、いえ……大丈夫です……というか上条さん? 上条さんは御坂さんと手を繋いでいる状態を全く自覚してなかったんですか……?」 上条「ん~~~。何というか、俺と御坂って結構手を繋いでる時が多くてな。だからあんまり何とも思わなかったというか」 美琴「ちょ、ちょっと!? いきなり何を!?///」 上条「いやだってそうだろ? 前にこぼれ話で出てきた俺が記憶喪失になる前でも、ガレージの前とか、河原とか、記憶があるところからでも夏休み最後の日なんて一時間くらい手を繋いでたけどお互い気付いてなかったじゃん。あと前にやったフォークダンス」 海原「ごほぉっ!!」 縦ロ「あぁ! また海原さんが吐血されました!!」 「おー。そろそろ冷房も弱くなってきてんな―」 「あと二週間もすれば暖房に切り替わるでしょうよ」 美琴はてくてくと前を歩きながら、 「あったあった。こっちよ」 彼女は細い指で店舗の一店を指差す。 上条「ほら。さっきも言ったろ。こういう会話とか御坂の歩き方とかは遊びに来ている感満載じゃん。ホント、『罰ゲーム』なんて括りがなかったら、って今さらながら思うぞ」 美琴「へ? そ、そうかなぁ?///」 縦ロ「ふふ。とっても微笑ましい光景ですよ。ちょっと羨ましいですわ。何気ない会話なのにとっても自然で仲睦ましさ満載ですもの」 美琴「うわ。何の邪心もない純粋な笑顔で言われると、ちょっと照れちゃうじゃない……///」 上条(おぉっ! もしかして御坂ってば素直に笑うと可愛いんじゃね?) 海原「……もしかしなくても御坂さんが素直に笑うと可愛いのは当たり前のことですよ?」 上条「ぶっ! 久しぶりにこのネタ来るか!? って、うぉい! 前髪の影が濃くなった笑いが何か怖いぞ海原!?」 美琴「ん? 何か言った?」 海原「いえ何も」 縦ロ「どうして海原様が答えますの? しかも0.2秒で速答とは次元大介の早撃ちよりも早いですわ」 上条「……お嬢様が世界一の大泥棒の相棒を知ってるってどうよ?」 縦ロ「ちなみに原作での彼には、妹さんとお兄さまがおりますわ。残念ながらお兄さまの方は既に亡くなっているのですが」 上条「詳しすぎだろ!」 『超難解なゲームをワンコインでクリアせよ。さもなくば土下座』とかとんでもない要求が出てくるかと思ったのだが……そういった上条の予測は大きく外れた。 美琴「……アンタ、私の事どう見てた訳?」 上条「あんなに怒ってる顔見ちゃったら、否が応でも最悪のケースを想定しちゃうもんだろ?」 美琴「そこまで陰険じゃないわよ!」 上条「え~? だってミコっちゃんって、お茶請け代わりに俺の不幸を見て楽しむタイプの人間じゃないですか~」 美琴「私はドSかっ!」 海原(サディスティックな御坂さん……我々の業界ではご褒美ですね…) 縦ロ「??? S…磁石のお話でしょうか?」 携帯電話のサービス店である。 「アンタ、『ハンディアンテナサービス』って知ってる?」 「ん? あれだっけ。個人個人の携帯電話がアンテナ基地代わりになるってサービスだよな。近くにアンテナ基地がなくても通話できるようになるやつ」 「私さ。あれに登録してみようかと思ってんのよ」 「えー。でもあの激マイナーな制度って、利用者みんなが携帯電話の電源を常にオンにして持ち歩いてないと中継アンテナ効果は期待できないんだよな。そのせいでバッテリーの減りがメチャクチャ早いんじゃなかったっけ? それ以前にサービス加入人数が少ないと何の意味もないって話じゃ……」 「だからそのサービスを普及させるためにも加入するっつってんでしょうが。ペア契約にしちゃえば『ハンディアンテナ』だけじゃなくて、その他の通話料金も随分安くなるみたいだしね」 上条「……」 縦ロ「どうされました? 上条さん」 上条「あーうん。俺が御坂と素で会話してるシーンってそんなに無いなって。こう見ると御坂が普通の可愛い女の子に見えるし、ひょっとして俺、すげー勿体ない事してる気がして」 美琴「ちょ、ちょっ! 何を言って!?///」 縦ロ「そうですの? それは実に勿体ない話ですわ。御坂さんはとても素敵で愛嬌があって接しやすい方ですのに」 上条「やっぱそうなのかね? ったく、俺と一緒に居る時もそういう御坂でいればいいのに。何でいつもケンカをふっかけてきたりムスッとしたりしてるんだか……」 美琴「え、えっと……あの……!!///」 縦ロ「まあ、御坂さんが上条さんの前ではいつもムスッとしておられますの? それはひょっとしなくても上条さんが御坂さんを怒らせるような真似しているのではないでしょうか? それを改めれば素敵な御坂さんに出会えますわよ」 上条「え゛? 御坂がムスッとしてるのって俺の所為なの?」 縦ロ「普段の御坂さんからすれば他に考えられる理由はございませんわ。御坂さんは本当に嫌がられている相手ですと、愛想笑いを浮かべられてもらえればいい方で、そうだとしても、それでもさっさと会話も早急に切りあげられ、そそくさと離れようとしますもの。わたくしとしましてはとても残念なのですが、御坂さんが女王に接するときに見せられる態度がそれに当たるかと。でも上条さんには御坂さんから話しかけられるという事は御坂さんが上条さんに少なからず好意を抱いている証でございますし、だとすれば、上条さんの前ですと御坂さんがムスッとされます理由は上条さんが御坂さんを怒らせるようなことをしている、以外は思い浮かびませんわ」 美琴(うぉい! さらっと『少なからず好意を抱いている』って!?///) 上条「う、ううん……まあきみは御坂と同じ学校の生徒だし、俺よりも御坂と接することが多いだろうから、やっぱ間違いじゃないんだろうなぁ……」 美琴(え? 肯定するの!?) 海原「……」 上条「どうした海原? 笑顔のなのに妙にどんよりした陰気なオーラが漂ってるが?」 海原「いえ何も……」(自分が夏休みのときに声をかけた御坂さんの態度が今まさに縦ロールの彼女が言った通りだったことが多大なショックです……) 美琴「……」 縦ロ「どうされました? 御坂さん」 美琴「いやなんでも」(この子がさりげなく言った『好意云々』に、やっぱアイツ【上条】は気付かないわよねー。気付くわけないわよねー。はぁ……) 「ペア契約って……あれだよな? 確かあらかじめ登録しておいた二人の間だけ、通話料とかパケット代がかからないとかっていうヤツ」 「そうそう。で、さらに今『ハンディアンテナサービス』とペア契約をセットで受けるとラヴリーミトンのゲコ太ストラップがもらえるのね、カエルのマスコット」 「……、オイ」 「即ゲット。だから一緒に契約しなさい」 「ようはストラップ目当てかよ!?」 縦ロ「はぁ……わたくしもこのキャンペーンは知っておりましたけど、とても残念なことにわたくしには一緒にペア契約してくださる殿方のお知り合いがおりませんでしたし、実のところ、御坂さんの携帯に付いているストラップを見る度に羨ましくて……」 美琴「あははは。そ、そう、だったんだ……前にMフェスの通販限定版を貰ったのにごめんね……」 縦ロ「いえ。そのストラップは誇り高きゲコラーとしまして、正規ではない方法でお譲り頂くわけにはいきませんわ。ですから、わたくしは御坂さんのそのストラップを眺めることで自分を満足させておりますの」 海原「おや? でも上条さんも持っていますね。何でしたらそちらを彼女にお渡ししたらいかがですか?」 上条「ん? これか? まあこん時のペア契約のもんだから俺も持ってるってわけなんだが、さすがにこれを渡すのは御坂に悪いだろ? これがないとペア契約解除されるかもしれんし、実はせっかく通話料が安くなって助かってて、俺も解除する気ないから。それに何だかんだ言っても、割と愛着もあるし思い出も多いしな。第三次世界大戦の時に失くしたこれを、御坂が拾って持っててくれたってのもすげぇ嬉しかったし…だからこれは誰にも渡せないな。悪ぃ」 縦ロ「いえ。お気持ちだけで嬉しいですわ。上条さんって優しい方ですのね」 上条「え? そ、そうかな?///」 美琴「くぉら!! 何赤くなってんのよ!?(で、でも、動機はどうあれ、「誰にも渡せない」、って言ってくれて嬉しいかな……///)」 上条「あ、赤くなってなんかないやい!! って、お前、器用な顔してんな? 怒ってんのに笑ってんぞ」 美琴「う゛……!!///」 海原(ちっ……せっかく御坂さんとのお揃い品を排除できると思いましたのに……) 「大体カエルならもう持ってんだろ!」 美琴「ゲコ太とこの子を一緒にすんなッ!!」 縦ロ「そうですわ! ゲコ太はこの子の隣に住んでるおじさんで乗り物に弱くてゲコゲコしちゃうからゲコ太って呼ばれているのですよ! このような簡単な違いも分からないとは学生というか若者失格ですわ!!」 上条「うわお!? ゲコラーJC二人がかりで原作再現ツッコミしますか!? つーか、海原分かったか? って、お前何やってんの?」 海原「いえ。今の内に携帯で調べておこうかと。ゲコ太を知れば御坂さんの好感度がアップするみたいですし」 美琴「……」 上条「遅いわい! しかも今の魂胆聞かれちゃったからますます引いてるわ!!」 海原「ぐ……い、いえまだです! 例えばこの『ゲブ太』などは―――」 美琴「…それパチモン」 海原「えええっ!!? い、いえしかし違いが全く分かりませんが!?」 美琴&縦ロ「「……」」 上条「海原さん、ゲコラーの方々の好感度が急降下で失われていってますよ!? もう、そこら辺で止めとけ!」 「……そのゲコ太おじさんのキャラ付けは本当にラヴリーなのか?」 美琴「はぁ……アンタの鈍さはこんな所でも如何なく発揮されんのね……」 縦ロ「ふぅ……これを理解できませんとは……少々いただけませんわ……」 上条「うわ。何その、可哀想な人を見る目は。しかも思いっきり今、幻滅のため息吐いたろ?」 縦ロ「至極当然の行為ですわ」 美琴「アンタ、頭の中だけじゃなくて感性も鍛えた方がいいわよ」 上条「いや、絶対お前ら二人だけだって!! そのキャラ付けで『ラヴリー』って思えるのは!!」 海原「そうですか? 自分はお二人の気持ちを結構納得できますよ。少し変態っぽいかもしれませんが、乗り物で気持ち悪くなったことが理由とは言え、上条さんも『少し弱っている涙目の女性』って結構そそりませんか? それと同じで御坂さんと縦ロールの彼女からすれば異性と言ってもいいゲコ太おじさんの、その仕草はラヴリーに見えなくもないのではないでしょうか」 上条「ぶっ! 否定できないしとっても正論だし!?」 縦ロ「なるほど。男女の感性の違いでございましたか」 美琴「なら、アンタが理解できなくても仕方ないわね」 上条「うぉい! 何、勝ち誇ってんだお前ら!?」 「一緒にお店に行ったりいっぱい書類を書いたり何時間も待たされたりするからさー、その辺の融通が利く人じゃないと協力してもらうのは難しいのよね。ま、半日はかからないだろうし、ちょっと我慢してもらうわよ」 上条「上条さんは体のいい便利屋さんと言う訳ですかそうですか」 美琴「何度も言うけどね…アンタは罰ゲーム食らう側なんだから、文句を言う資格は無いのっ!」 縦ロ「ですが、それにしても御坂さんならば他にも条件を満たす殿方はいらっしゃるのでは? 上条さんでなければならない理由はおありでしたの?」 美琴「うっぐ…!?/// い、いいやあの、私こう見えても男性の知り合いって実はコイツくらいしかいないんですよ! だ、だってほら私たち『女子校』じゃない? だ、だから仕方なく…ですね…」 海原「……あれ? 自分は?」 縦ロ「あら? ちょっと待ってくださいな上条さん」 上条「はい?」 縦ロ「少し気になったのですが、上条さんは『体のいい便利屋さん』扱いではご不満なのではないでしょうか? ですから御坂さんに一言申し上げたくなったのではないかと」 美琴「まあ、『便利屋』って言われて喜ぶ人は世間一般では少ないですからね。でも、こん時のコイツは罰ゲームだから不満すら言う権利はないってことなんですよ」 縦ロ「まあ、そうでしたの。でしたら納得ですわ」 上条「う、ううん……そう、なのかなぁ……? なんとなく『不満に思った理由』が違う気がしたんだが……」 海原(……どうやら鈍いのは上条さんだけではないようですね。自分としては喜ばしいことですが) 「このペア契約ってさ、そもそも普通は恋人とかで交わすものなんじゃねーの? 男女限定とか書いてあるし」 美琴「恋び、と……///」 上条「だってそうだろ? 男女のペアっつったら、やっぱ恋人だろ」 縦ロ「そ、そうですわね…確かに言われてみれば、恋人同士の方がなさるサービスのように思えます」 上条「あれ? つー事はこの時、周りからは俺たちも恋人に見えてたのかな?(想像すると…すげードキドキしてくるな…)」 縦ロ「ええ、きっと周りの方々からは恋人なのだと―――」 美琴&海原「「ああああ、あまり恋人恋人連呼しないで!!!///」ください!!!」 彼女は鞄についているカエルのマスコットをムミューッ!! と握りつつ 縦ロ「みみみ御坂さん! ケロヨンを愛でる時はもっと優しく!」 美琴「ごごごごめんなさい! この時は焦ってたからつい……」 海原「あの…貴方にお聞きしますが、あの『ケロヨン』というカエルと『ゲコ太』というカエル…どこがどう違うのか分かりますか?」ヒソヒソ 上条「見た目的には、ヒゲの有る無ししか違わないんじゃないかな…」ヒソヒソ 海原「…ですよね。良かった、自分だけがおかしいのかと思い始めていましたから」ヒソヒソ 「い、いいいいや馬鹿違うわよナニ口走ってんのアンタ! べっ、別に男女って書いてあるだけで恋人同士じゃなきゃいけないとかって決まりはないじゃないそうよ例えば夫婦だって問題ないでしょうが!!」 「もしもし。恋人よりも重たくなってますよ御坂さん」 美琴(うわあああぁぁぁもうっ!!! 何言ってんのこの時の私何言ってんのおおおおおお!!!?///) 上条「御坂と夫婦ねぇ…(想像すると…すげードキド)」 海原「想像するのを止めてもらえませんか…?」 上条「うおあっ!?」 縦ロ「ふふっ。こんなお言葉が口をついて出てくるなんて、もしかして御坂さん、深層心理では上条さんとご結婚なさる事を望んでいるのでは?」 上条「………え…?」 海原「ゴバァッ!!!」 美琴「ふにゃー///」 縦ロ「あ、あら? ほんの冗談のつもりでしたのに、皆様のこの反応は一体…?」 「さっきから何なんだお前!!」 「あ、アンタの方が訳分かんないじゃない! ほら、良いからさっさと済ませるわよ!!」 美琴「そ、そうよ! アンタが訳分かんないのが悪いのよっ!///」 上条「俺何も悪くなくね!? それにどっちかっつーと訳分かんないのは御坂の方じゃね!?」 美琴「うううううっさいうっさい!!! アンタが悪いって言ったら悪いのっ!///」 上条「え~? もう、取り付く島もないじゃないですかー…」 縦ロ「た、大変ですわ! 御坂さんと上条さんがお喧嘩を! すぐにでもお止めしなければ!」 海原「……いえ、アレは止めなくても大丈夫な類いのケンカですから。というかむしろ止めないでください。このままケンカ別れになれば――」 美琴「だだだ誰と誰が痴話ゲンカしてるってのよ!!!///」 海原「誰も言っておりませんよ!? 痴話ゲンカなんて!」 カウンターの前に座っていた店員のお姉さんは、引きずられる上条と引きずってきた美琴の形相にやや笑みが崩れかけていたが 上条「ほらもう、お店の方にも迷惑かけてんじゃねーか」 美琴「だ、だって! ……だって…///」 縦ロ「ちなみに御坂さん、その時はどのようなお顔でいらしたのですか?」 上条「そりゃもう…こーんな(変顔)」 美琴「そんな顔してないわよ!」 海原「そうです! 御坂さんはそんな顔はしません!」 上条「いや、結構するぜ? 何度も見てんもん」 縦ロ「もしかしたら、それも上条さんの前でしか見せない御坂さんの表情の一つなのかも知れませんわね」 海原「うぐっ!? …また血を吐きそうです……」 美琴「だから! そもそもそんな顔しないってば!」 「これはペア契約でして、登録に当たって『このお二人はペアである』事を証明して欲しいだけなんです。――――」 海原「あ、改めてハッキリ言われると中々に効きますね……現実を突きつけられるようで…」 上条「ペア契約の事か?」 海原「改めてハッキリ言わなくても結構です!」 美琴(あ、改めて考えると割と凄い事よね……ペア契約って…///) 縦ロ「あら? 御坂さん何だかお顔が真っ赤ですわ。どうなされましたの?」 美琴「ななな何でもないですから!///」 「……つ、つーしょっと?」 海原「あの…つかぬ事をお聞きしますが……まさか撮ったのですか…? 御坂さんとのツーショット写真を…」 上条「ん? ああ、撮ったぞ。この後すぐの話だけど」 美琴「……///」 海原「」 縦ロ「あら? 海原様が固まってしまいましたね」 上条「多分、放っておいて大丈夫なんじゃないかな」 縦ロ「そう言えばお二人は、こういったお写真は、よくお撮りになりますの?」 上条「いや、初めてだったな(少なくとも記憶があるうちは)」 縦ロ「では御坂さんが初体験ですのね」 上条「えっ!!? あ、ああ…まぁ……」 美琴「ははははは初体験て! 初体験てえええええええ!!?///」 海原「ごぶっ!」 縦ロ「ああ!? 海原様がまた吐血を!」 「写真証明のボックス探すの面倒だし、携帯のカメラでさっさと済ますか。御坂、お前って他のデジカメとか持ってないよな」 「え? ええ、まぁ、私の携帯電話はカウンターに預けちゃったし」 どこか上の空な感じの美琴だったが、上条は気づかない。 上条「あー…言われてみれば、あの時の御坂って何かそわそわしてたかも」 美琴「そそそ、そうかしら!?///」 海原(彼の鈍感スキルに助けられたようですね…) 縦ロ「あの…つまり上条さんの携帯電話でお二人はお写真を撮られたのですわよね?」 上条「ああ、うん。そうだけど」 縦ロ「では今もそのお写真は上条さんの携帯電話の中に?」 上条「そうだな。データは消してないし、今もあるよ」 縦ロ「まぁ! ではそのお写真、わたくしの携帯電話にも送っていただけませんこと!?」 美琴「ちょっ!!?///」 上条「俺はいいけど…御坂は?」 美琴「いいの!? ホントにいいのそれ!!?///」 海原「止めておいた方が良いのではありませんか? 一応は個人情報ですし」 縦ロ「そう…ですわね。残念ですが」 海原(ふう…危ない危ない。これがきっかけで常盤台に二人の写真が流出したら、状況しだいでは恋人認定されるところでしたよ) いつの間にか、美琴が若干遠くにいる。 上条「そんなに嫌なのでせうか?」 美琴「そ、そんな事言ってないでしょ!? ただちょっと…その……///」 上条「…今日のミコっちゃん、いつにも増して歯切れが悪いな」 海原(彼の鈍感スキルに助けられっぱなしですね…) 縦ロ「はっ! もしかして御坂さん…上条さんの―――」 美琴(気付かれた!!?///) 縦ロ「―――上条さんの香りが気になったのでは? 上条さんいけませんよ。香水を付ける場合は適量でなくては」 上条「…上条さん、香水とか使った事ないッス」 美琴(……違ったか) 海原(彼女の天然スキルにも助けられているようです) 実は美琴の顔はちょっと赤くなって学生鞄を握る両手がそわそわと動いていたのだが、上条には好意的に映らなかったようだ。 海原「……考えられませんね。この御坂さんを見て何も感じないとは」 上条「だって御坂から言い出した事なのに、何か知らないけどもたついてんだもん」 海原「はぁ…御坂さんも、こんな人のどこに惹かれ―――っとと、何でもありません」 上条「?」 美琴(今何かとんでもない事を口走ろうとしなかった!!?///) 縦ロ「ところで御坂さん」 美琴「あ、ひゃ、ひゃいっ!!?」 縦ロ「見た所、相当我慢しておられるようですが…お手洗いでしたら恥ずかしがらずに行った方がよろしいのではありませんか?」 美琴「………へ?」 縦ロ「御坂さんは以前にも一日中お手洗いに篭もられた事がありますし、そこまでそわそわするのでしたら行った方が良いのではないかと思いまして」 美琴「………ウン、アリガトー。ツギカラハソウスルワー」(食蜂……次に会った時がアンタの命日よ……) ぐいっと上条の肩にぶつかるように、彼女は一息で急接近した。肩と肩を擦り、美琴は首をわずかに傾げて、上条の肩に頭を置いた。携帯電話の画面の中にキチンと二人の顔が収まる。 上条「う、う~ん……改めて解説されると…何つーか生々しいな…」 美琴(わ…私こんな事してたんだ……あの時はいっぱいいっぱいだったから、この瞬間の事よく覚えてないけど…///) 海原「ぐっ……ぐううぅぅ! そろそろ…自分のライフはゼロに近づいています…ね…」 上条「何にダメージ食らってんのかは知らないけど、大丈夫か?」 海原「…貴方にだけは心配されたくありませんよ」 縦ロ「あの~。お写真が頂けないのでしたら、今ここでこの時の状況を再現してはいただけませんか? わたくし、普段では見られないという、上条さんにだけ見せる御坂さんのお顔…とても興味がありますの」 美琴「えっ!!? さ、ささ、再現んんんっ!!?///」 上条「ん、まぁいいけど。えっと、こうやって御坂を抱き寄せてだな…」 美琴「ひゃああああああああいっっっ!!!!!///」 海原「あっ。たった今ライフがゼロになりまグォッフバラァッ!!!」 縦ロ「海原様が! 海原様がリットル単位の吐血をっ!」 「顔が引きつってんぞ御坂」 「何でアンタは私から遠ざかるように目を逸らしてんのよ」 上条と美琴は顔を見合わせて、 「これはペアではないと思う」 「も、もう一回撮ってみましょうか」 海原「撮り直しまでしたのですか…」 美琴「だだ、だって仕方ないじゃない! 変な感じに撮れちゃったんだから!///」 海原(まさかとは思いますが、もう一度撮りたいが為にわざと顔を引きつらせた…なんて事はありませんよね…?) 縦ロ「でも分かりますわ。殿方と肩を寄せてお写真を撮るだなんて、緊張してしまいますものね」 上条「まぁ、確かに俺も少~しだけ緊張したもんな。何て言うか…ドキドキしたっていうか」 美琴「ふ、ふ~ん? アンタ『も』ドキドキしてたんだぁ……///」 「だから何で表情が固まってんだよ御坂!!」 「アンタはどうして重心を私から遠ざける訳!?」 海原「二度目のNG…ですと…!?」 縦ロ「しかも何だか先程よりも悪化しているような…?」 美琴「だって…だって……///」 上条「いやー、フィルムじゃなくて良かったよな」 海原「そういう問題じゃありませんよ! 貴方、何回御坂さんを抱き締めるつもりだったのですか!」 上条「そりゃまあ、成功するまで何度でも…じゃないか?」 美琴「ななななな何度でも! 何度でもおおおおおお!!?///」 縦ロ(今日の御坂さんは、何だかいつもよりも可愛らしいですわね) 「とにかくツーショット写真ってな恋人っぽい感じで撮りゃ良いんだろ! 御坂こっち来い! こうしてやるーっ!!」 「え、なに? きゃあ!!」 ガシィッ!! と細い肩に腕を回された美琴の顔が急激に真っ赤に染まっていく。 上条(こうしてじっくり見てみると、御坂すげぇ可愛い反応してたんだな) 美琴「ぁぅ…ぁぅ……///」 上条(つーか今もこの時と同じようなリアクションしてんのな。……可愛いな) 海原「……自分は何故ここにいるのでしょう…」 縦ロ「…? 海原様が遠い目をされておりますわ。この微笑ましい光景に対してきっととても哲学的な事を考えていらっしゃるのね」 「笑え御坂! これ以上いちいち撮り直すのは面倒だ! ようは書類を作れりゃ何でも良いんだろ! 割り切っちまえば問題ねえよこんなの!!」 「え? ま、まぁ、そうよね。あはは! 別にそれっぽく写真を撮るだけじゃない。そうよねそうそう写真を撮るだけ! よおし行っくわよーっ!!」 海原「そうですよね。あくまでもペア契約をする為に割り切っているだけで、つまりはこれっぽっちも『そういった感情』はないのですよね」 上条「『そういった感情』って何だよ?」 海原「分からないのなら、それで結構です」 縦ロ「海原様は、『御坂さんと異性として意識しての行動ではないのですね』、と仰りたいのでは?」 上条「ああ、そういう事か。うん、やっぱ多少は意識するよな。…どうしても」 美琴「べあっ!!?///」 上条「そうでなきゃ、ここまで緊張してねーって」 美琴「あ、あははー……そそそそ、そうなんだー…///」 海原「く……何この展開……」 縦ロ「ああ! 今度は海原様が血涙されておられます!!」 美琴はヤケクソというより顔の赤さを悟られるのが嫌で無理矢理に気分をハイに変えている。美琴の肩に腕を回す上条に合わせるように、自分の腕を上条の腰に回して距離を縮めていく。二人……というより美琴と他一名を眺める通行人が、『おおっ』と少し羨ましそうな目で見ているがハイになっている彼女達には見えていない。 海原「も~~~我慢できません! 何ですかこれ何なんですかこれ!?」 上条「何ですかって…だからペアである証明をする為にツーショットの写真をだな」 海原「そんな事は分かってますよ! 自分が聞きたいのはそこではなくてと言うより自分が聞きたくないのはそこではなくてと言った方が正しいでしょうか!?」 上条「お前…言ってる事が支離滅裂だぞ?」 海原「うるっせぇんだよ、ド素人が!!」 上条「あれ!? 神裂さん!?」 縦ロ「ふふっ。殿方達はヤンチャですのね」 美琴(アレを「ヤンチャ」で済ませるのね…) 縦ロ「ところで御坂さん。御坂さんはこの時、周りが見えていなかったと記載されておりますが…改めて客観的に見て、ご自分をどう思われます?」 美琴「にゃっ!!? どど、どうって……や…やっぱり恋人…みたいに見える………のでは、ない…でしょうか…///(あ…アイツが海原の相手をしてて、聞いてなくて助かったわね…///)」 空間移動で急速接近した白井黒子が上条当麻の後頭部にドロップキックを喰らわせた。 海原「うははははーっ! ざまぁないですね! 白井さん、GJですよ!」 上条「お前キャラ崩壊してないか!?」 縦ロ「あら。白井さんもヤンチャですのね」 美琴「だからヤンチャて…」 上条「つーか大覇星祭のフォークダンスの時もそうだったんだけどさ。白井のこれって、俺と御坂が二人っきりで体を密着させてる時に決まって来るんだよな。何でだ?」 美琴「いい、い、言われてみれば確かにそうね! な、ななな、何でかしら~!!?///」 海原「フォークダンスまで経験済み、だと!?」 縦ロ「はっ! また海原様が固まられてしまいましたわ!!」 「私だって好きでやってんじゃないんだってば! ただ私はゲコ太ストラップが欲しいからペア契約を頼んで、そこで必要って言われた写真を撮ってただけなのよ!!」 海原「そ、そうですよね。自分もつい熱くなってしまいましたが、これは! あくまでも! ストラップの為なだけ! なのですよね」 上条「……何で俺を真っ直ぐ見つめながら力説してんだよ」 海原「いえ、貴方が勘違いしないようにです」 上条「へぇへぇ。(確かにちょっと残念な気もするな)」 縦ロ「そうですわよね。何しろ限定品ですし、御坂さんが必死になるのも痛いほど分かりま……あら? 御坂さん、何をそんなにしょんぼりしておりますの?」 美琴「いやー…何でもないですよー……」 「え? それでオッケーなら俺はもう帰っちゃって良い?」 「男女のペアじゃなきゃ駄目だっつってんでしょ!!」 上条「恋人じゃなきゃ駄目なんだもんな」 縦ロ「夫婦ではありませんでしたか?」 美琴「それはもういいからっ!!!///」 海原「はい、もう終わり終わり! 撤収ですよ撤収!」 縦ロ「あら? ちょっと待っていただけます? もしかして、この時も撮影がうまくいかなかったのではないでしょうか?」 美琴「へ?」 縦ロ「いえ。白井さんがシャッターを切る寸前に闖入なされたという事は、『ツーショット写真』ではなくなりましたわよ」 美琴「びくぅッ!!」 上条「ああ。こん時もうまくいかなかったよ。撮れてしまった写真は、さすがにもう削除したけどこんな感じのやつだったから」 ――――ツーショットのつもりが高速でブレる上条の頭とびっくりした美琴と白井のパンツという極限のスリーショットになっていた。 縦ロ「くすくす。微笑ましいですけど、白井さんったら何とはしたない」 上条「『はしたない』で済ませるの!? 俺、思いっきり蹴られてんだけど!?」 縦ロ「はい? でも上条さんはとても頑丈なのでしょう? 女王から、上条さんはちょっとやそっとでは壊れない屈強な方とお聞きしてましたから、華奢な白井さんの蹴撃程度ではなんともないのでは?」 美琴(ちっ……やっぱ、アイツも日常会話にコイツのことを組み入れてやがったか……しかも包み隠さず名前まで出してるなんて……) 上条「うわ。俺って常盤台でそんなキャラ設定されてんの? って、あれ? 何であんたの女王さんとやらは俺のこと知ってんだ? 俺、どこかで会ったことあったっけ?」 縦ロ「ええ。と言っても会われたのは最近ではなく、一年ほど前だとか」 上条「……あー悪い。その女王さんに謝らなきゃな。俺って高一の七月二十八日以前の記憶を失くしちまったから、その女王さんのこと忘れてしまったんだわ……」 美琴「アンタ……」 上条「何だよ御坂。そんな殊勝で物悲しそうな視線を向けるなよ。気遣ってくれるのは嬉しいんだけど、俺だって辛いんだからな」 美琴(いや。意味が違うんですけど。思いっきり頭の可哀想な人を見ているつもりなんですけど) 縦ロ「さて、ではお話を戻しますけど、この時もうまくいかなかったのにペア契約なされている、ということはもう一度撮影された、ってことですよね?」 美琴「ひききききっ!!」 上条「ん? ああ、それはこんな感じ」 美琴「って、さらっと公開すんなあああああああああああああああああああああ!!!///」 縦ロ「あらあら。こちらはまたとても仲睦ましいツーショットで」(邪気のまったくない笑顔) 海原「グボフヘホヒハグバラゴバラグァバァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!」 上条「あ。海原が火山噴火のように吐血した」 上条「という訳で海原が救急車で運ばれちまったんで今回はここまでだな」 美琴「まあ、アレだけ吐血してりゃ血が足りなくなるわよね。体調が悪いなら来なくても良かったのに」 縦ロ「そこは海原様の義理堅さなのではないでしょうか。体調が悪くても知人からのご依頼を無碍にするわけにもいかず無理をなされたとか」 美琴「世間体ってやつかしら? 常盤台の理事長の孫ともなると大変ね」 上条「まぁとりあえず、海原の事はいつものカエル医者に任せておけば大丈夫だろ。それにしても今回は結構楽しかったというか、わき合い合いだったな。うん。御坂、お前が呼んでくれたこっちの子、感じいいわ」 美琴「ほほぉ。それはどーゆー意味かな?」 上条「あん? 何でお前怒ってんの? 俺は単に俺の周りの女の子の大半がやたら野蛮だったり元気過ぎたりして、『普通の女の子』っぽいのがいねーから、こういう素朴な子と強烈かつ猛烈、具体的には咬み付きだったり電撃だったりドロップキックだったり日本刀だったり鉄拳だったり、っていう過激なツッコミなしの会話できるのもたまにはいいな、って思っただけだ」 縦ロ「え……? 『たまに』でよろしいのですか? 今のご発言からは、わたくしには上条さんの日常が相当大変な目に合っておられるような印象を受けるのですが……」 上条「はっはっは。まあ、俺は不幸体質だから、過激なツッコミに出くわすこと自体、文字通り『日常茶飯事』なんだよ。だから今はもう気にならないし、むしろ何も無い時の方が怖くなってしまったくらいなんだなこれが」 美琴「うわ。さわやかな笑顔で朗らかに言えるアンタに同情するわ」 上条「言っとくが、お前も俺の『日常茶飯事』に含まれているんだからな」 縦ロ「まあ、それはそれとしまして、ところで御坂さん。わたくし、実は女王からこのチケットを預かっているのですが」 美琴「こ、これは『ゲコ太のスーパーパラレル大冒険記』劇場版のチケット!! どうしてこれをあいつが!?」 縦ロ「いえ。わたくしが女王にお願いして購入していただきましたの。ただペアチケットでして、誰かとお誘い合わせのうえでないと行けないものなのですが、女王が是非、御坂さんをお誘いしてあげなさい、と」 美琴「そ、そう? な、ならせっかくのチケットだし、是非行きましょう! さあ行きましょう! 早速行きましょう!!」 縦ロ「はい♡ 御坂さんならそう言っていただけると思ってましたわ♡」 上条「ああっと、じゃあ今日はこれでお開きなのか?」 美琴「うん、そうね。あ、でも少しだけ次回予告やっとかなきゃ。えっと、次回は多分、原作複数巻に跨るんじゃないかしら。ロシア編に入るまで、私の出番が結構減っちゃってるし、まとめてやっちゃう感じになると思うの」 上条「ん? つまり何だ? SS01から始まって何巻くらいまでの予定ってことか? ちなみにどれくらいのつもり?」 美琴「17巻か18巻くらいまでじゃないかしら。15巻と19巻は私たちの出番無いし、20巻からロシア編になるから区切り的にそんな感じで。じゃ、また今度ね」 上条「おう。またな」 縦ロ「では行きましょう御坂さん」 美琴「うん☆」 …… …… …… (上条当麻一人の帰り道) 上条「あれ? よく考えたら、今回って12巻の途中で終わってねーか? この後、御坂妹やちっちゃい御坂妹と会って、ヴェントとか風斬とかのことで大変なことになったような気がするんだが、それ全部スルーなのか? ん~~~……」 ??「くすくすくす☆ 上条さぁ~~~ん? 今、お帰りなのかなぁ~~~?」 上条「あん? 誰だお前?」 ??「ふふん。まぁ、今日は私のことは思い出さなくてもいいわよぉ。そうねぇ、私のことは『女王』とでも呼んでくださるぅ?」 上条「『女王』? ってことは、お前はあの縦ロールの彼女の言ってた女ってことか?」 女王「そういうことよん☆ さぁて上条さぁ~~~ん。さっき、病院に運ばれてきた海原さんの頭の中を覗いてみたんだけどぉ、私ぃ、上条さんにとってもとっても殺意が湧いちゃったのよねぇ~~~」 上条「え゛? アンタ、俺と初顔合わせだよな? なのに何でそんな殺意漲る目で俺を見てんの?」 女王「でもぉ。それって私だけじゃないみたいなのよぉ~~~」 ??「その通りですわよ~~~カミジョーさぁ~~~ん?」 上条「げっ!? その声は白井!! お前まで何でここに!?」 女王「せっかくだから彼女にも海原さんが見た映像を教えてあげたのよねぇ。そうしたら快く私の協力要請を承諾してくれたわぁ。あと、ついでだからこの人達の脳にも書き込んじゃったんだゾ☆」 ??「とうま……今日のこぼれ話は短髪とデートの話だったから参加を断ったんだけど、『私の知らないところ』で短髪とあんなことやそんなことしてたんだね……」 ??「……人間よ……今日の私は、この体躯でも全盛期の力が存分に漲っているぞ……」 上条「インデックス!? オティヌス!?」 女王「でさぁ、何だか知らないけど、たまたますれ違った通りすがりのこの人にも教えてほしい、って言われたから教えちゃったぁ♡」 ??「ふっ。流石は一度は世界中を敵に回した男だな。ひょっとして『複数の誰かを敵に回すこと』に長けてるのではないか?」 上条「レイヴィニア=バードウェイ!?」 女王「まだまだいるわねぇ」 ??「上条君。これはどういう事なのか。ちゃんと説明してほしい」 ??「貴様は本当に一度死んでみるべきだと思うわ!」 ??「流石の私でも、これは擁護できないけど」 上条「姫神!? 吹寄!? それに雲川先輩まで!?」 ??「」 上条「五和!!! 無言で槍構えるのは止めようぜ!!? すげー怖い! あと目に光がないんですけど何でヤンデんの!?」 女王「もう説明はいらないわよねぇ?」 上条「し、四面楚歌!?」 全員「「「「「天誅ぅぅぅぅぅぅううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」」」」」 上条「いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁあああああああああああ!! 助けて御坂ぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」 (映画館) 縦ロ「――――上条当麻。彼は三度目の死を迎えることになる、ところだった」 美琴「ほへ? 何そのナレーションっぽいの」 縦ロ「いえ。前回の予告台本と一緒に渡されました今回の台本の締めにそう書いてありまして読み上げるようにと言われていたのですが、恥ずかしながら忘れてしまっていたものですから」 美琴「いや。流石に遅過ぎるから。って、これまた何か妙に嫌な感じのナレーションなんだけど」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話
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※この物語はフィクションです。作品には暴力的、残酷的な描写を多く含みます。苦手な方はさけてください。 ラノで読む act.2「サディスティック・ハード・ゴア」 ※ ※ ※ 異様な人物が街にいた。 休日で人通りの多い商店街の人込みを、一人の男がフラフラと危なっかしい足取りで歩いている。だが男のその風態は和やかな街並みの中では明らかに異質であった。 男は灰色の背広に、きちんとネクタイを締めているが、まるで頭から血液のシャワーを浴びたように全身が赤く染まっていた。よく見ると彼の身体のあちこちに肉片のようなものがへばりついている。左手でズタ袋のような布を掴んでおり、右手には柄の長い斧が握られている。金属とアスファルトがこすれる音を響かせ、斧を引きずるようにして街を歩いていた。 しかしそんな彼に街の人間は誰ひとり気を止めてはいない。 誰も彼に視線を向けず、まるでそこに存在していないかのように無視していた。 幽霊。 男は幽霊のように存在感が希薄だった。これほどまでに異彩を放つ姿をしていても、誰も彼の存在を認識することができなかった。 ※ ※ ※ せっかくの休日だと言うのに、けたたましい電話の音で起こされたテディは頭を回転させるために煙草に火をつけた。煙草はやはりラッキーストライクだな、と煙を吐きながら呟きながらベッドからもそもそと起き上がる。 休日前だからってスコッチを飲み過ぎた、テディはズキズキとする頭を抱えながら後悔するが時間は戻らない。まさかいきなり呼び出されるとは夢にも思っていなかったようだ。昼過ぎまで眠り、午後からは家でのんびりと音楽でも聞きながら過ごそうと思っていたのにプランが台無しだ。テディは二日酔いの頭を冷やすために、洗面所で水を被ってから支度を始めた。 テディは青色の瞳を隠すようにサングラスをかけた。そしてお気に入りのピンクのパジャマを脱ぎ棄てて真っ黒なスーツに着替え、同じく黒いネクタイをビシッと締める。それが彼の仕事着だ。黒というのは気持ちが引き締まる、というのがテディの持論である。 仕事そのものは構わないが急な呼び出しのため、髪のセットに時間を割けないのが不満であった。宗教画の天使のようにクルクルとしたブロンドのくせ毛が幼いころからのテディのコンプレックスで、くしをかける時間も無く、テディは急いでアパートを飛び出した。 貯金して買った日本車を走らせ、テディは“事件現場”へと急いだ。 現場は双葉島の第三住宅区域だ。そこには大きくて綺麗な家が多く並んでいる。テディはビバリーヒルズのようにセレブが集まっているようなところだなと思った。だがそんな和やかな雰囲気の中で、たくさんのパトカーが物々しく一つの家の前に集まっている光景はやはり異様だった。 「非番のところありがとうございますセオドア・グレアム捜査官。私はこの現場の指揮を任されている課長の的場《まとば》と言います」 テディが現場の一軒家の前で車を止めると、玄関に立っていた一人の刑事が彼の元へと駆け寄ってきた。テディよりいくつか年上だろうが捜査一課の課長にしてはまだ若い。的場と名乗る刑事は爽やかな笑顔を浮かべてテディに軽く頭を下げた。 「堅苦しいからテディでいいですよ。向こうの仲間はボクのことを、ルーズベルト大統領と同じようにみんなテディという愛称で呼びます」 「そうですか。ではテディ捜査官。さっそくですが現場のほうに来てください」 「わかりました。行きましょう。ボクお仕事大好きですから」 おどけるように大げさに肩をすくめ、テディはキープアウトの黄色いテープをくぐり抜けて家の中へと入って行った。 「ボクはまだ事件の概要をよく知らされていないのですが、資料はありますか?」 「ああ、こちらです。私としても今回の事件は胸を痛めています。なんせ被害者は二人ともまだ十四歳の女の子だったんですから」 テディはプリントアウトされた事件の資料を的場から受け取った。そしてその内容を読み、かすかに眉間にしわを寄せる。 「この部屋です」 的場に誘導され、テディは扉の開けられたリビングに足を踏み入れた。その直後襲ってきた凄まじい死臭に思わず鼻を抑えてしまう。 「オオウ。これは……ヒドイですね……」 家族の団らんの場であるはずのリビングは地獄絵図と化していた。テディは現場のあまりの凄惨さに目を背けたくなるが、自分の役割を果たすためには逃げてはいけない。テディはサングラスの奥の青い瞳で部屋全体を見回した。 部屋は真っ赤に染まっている。まるでバケツに入ったペンキをぶちまけたように、目が痛くなるような強烈な赤が部屋を支配していた。 部屋の中心に二つの死体が転がっている。的場が言うように二人の少女の死体だ。 だがそのうちの一つは少女のものかどうか、判断することが難しい状態になっていた。資料がなければそれを人だったかどうかすらもわからないかもしれない。それほどまでに非現実的で、一種のファンタジィを思わせるような光景になっている。 少女の死体は原型を留めていなかった。 今までにも“異能捜査官”としてテディは色んな事件に携わり、酷い死体をいくつも見てきた。アメリカの凶悪犯罪に比べれば日本はどれだけ平和だろうか、そうテディは今の今まで思ってきた。 だがこれはあまりにもあんまりだ。そう思いながらも、テディは死体の元まで近づいた。 被害者のうちの一人、加賀《かが》怜奈《れいな》の死体は下半身だけしかまともな形が残っていない。腹部の中心から上が存在しないのだ。大きな刃物で切断されたように、傷口からは血と臓物がはみ出ていた。体内に収められているはずの腸が引きずりだされており、まだ死後から時間が経っていないためかテラテラとした十代特有の綺麗なピンク色の光を放っていた。だがなぜかそれは途中でぶつりと切れていて茶色の内容物が周囲に漏れていて悪臭を漂わせている。 テディは部屋中に視線を向ける。切り離された上半身は肉片として部屋中に散らばっていた。ミンチ状態になっており、どれがどこの部位なのかもわからない。だが、明らかに部屋に落ちている肉の質量が|足りていない《・・・・・・》ことだけは一目瞭然だった。 部屋に散らばっている切り刻まれた上半身部分が明らかに少ない。だが腕や頭、胴体などの骨は床に落ちている。その骨は肉が綺麗にそげ落ちていて、一見では鳥か何かの骨に見えるだろう。 一体どういうことなのか、テディはしばし思考した。 今までにもこれと似たケースを何度も見たことがある。これは明らかに屠殺の跡だ。 食人嗜好《カニバリズム》。そう考えれば答えは簡単だろう。肉が足りず、骨だけ残されているということは、犯人がこの場で怜奈を切り刻み、生のまま血肉や臓物を食べた――あるいは持ち去ったかという推測が成り立つ。 テディはアメリカで食人衝動による殺人事件の解決に関わったことがある。日本でもその手の事件は少なからずあるし、人を食べるラルヴァなども多く存在する。 だがこれはそんな単純な話ではないようだった。 テディは隣に転がるもう一人の死体に目を向ける。頭をぱっくりと割られ、目を見開きながら脳髄を垂れ流して死んでいる少女は岡本《おかもと》啓子《けいこ》だ。一目で即死と分かる。だが啓子の身体中にそれ以前に受けたであろう暴行の痕が生々しく残っている。 しかし啓子の死体の異常さを際立たせているのは傷痕などではなく、彼女の無傷なお腹だった。 わずか十三歳の啓子の腹部はまるで妊娠でもしているかのように膨れ上がっていたのだ。極限まで膨れているそれは、針でつつくだけで破裂してしまいそうなほどに大きくなっていた。啓子はむしろ本来は痩せている女の子だったはずだ。なのにどうしたらここまで腹が膨れるのだろうか。 テディは手袋を着用し、啓子の口に指を突っ込み、無理矢理開いた。彼女の口の周りは血で染まっていた。そして、口の中に並んでいる歯も、口内そのものが血で溢れかえっている。歯と歯の間には肉のようなものが挟まっているのが見えた。 「何か、気付きましたか?」 少女たちの惨たらしい死体を悼むような目をし、的場はテディに尋ねた。 「……解剖すればすぐわかるでしょうが、恐らく加賀怜奈の死体を食べたのは岡本啓子だと思います」 それがテディの出した結論だった。だがそれは悪夢のような答えだ。 「やはり、そうですか」 的場もその考えには至っていたようで、大きな溜息と共に頭を抱えた。テディも的場と同じ気分だった。資料によるとこの二人の少女は友達同士だったようだ。この家は啓子の自宅だ。両親が家にいることが少ない彼女はいつも怜奈を自宅に呼び、一緒に遊んでいるようだった。恐らく今日も休日と言うこともあり、啓子は怜奈を呼んだのだろう。 それなのに一体なぜ、怜奈の肉をお腹が破裂寸前になるまで食べなくてはならなかったのか。 その理由を知るためにテディは呼ばれた。 「お願い出来ますか。テディ捜査官」 「ええ。やりますよ。これがボクの仕事ですから」 テディはサングラスを指で押し上げながら、わざと軽い笑顔を作って言った。 そして啓子の死体に再び触れ、“異能”を発動した。 電流のような衝撃が指先から脳にまで伝いテディの頭の中に映像が流れ込んでくる。それは啓子が死の直前に見た恐怖の光景だった。 これがテディの異能“ビジョン・クエスト”である。 通常のサイコメトリーとは違い、応用は利かないが、死の直前の壮絶な感情を読み取ることで断片ではなく鮮明な死の映像が対象の目線で頭の中に再生されていく。 最初に見えたのは既に死亡している怜奈の死体だった。その段階ではまだ首を切られて死んでいるだけで、その他の部位は損傷していない。 血塗れの斧を手に持つ男が視界に映った。その男が怜奈を殺した犯人であることは明白だった。しかしテディは「ガッデム」と心の中で悪態をつく。 男は顔を隠していた。ズタ袋のような白いマスクですっぽりと顔を覆っていたのだ。それはさながら幽霊の頭のようで男の不気味さを醸し出している。これでは顔がわからず、犯人を特定することは難しくなった。 啓子は椅子に縛られているようだった。手だけは自由にされているようで、必死に何か抵抗しようとバタバタと手を動かしている。啓子は怜奈の死体を見て絶叫した。だがその時間帯、近所には人がいなかった。壁に防音対策が施されているせいもあり、啓子の悲鳴が外の誰かに伝わることはなかった。 マスクの男は啓子の叫びに構わずに怜奈の解体を始めた。 男は何度も何度も斧で切り裂いていく。最初に切断したのは右腕だった。まるで薪を割るように思い切り斧を肘に打ちつけて切り離した。男はその怜奈の腕を、啓子の目の前――テーブルの上に置いた。 そして男は自分の口のあたりをトントンと指で叩き、ジェスチャーで啓子に伝えた。何度か行為を繰り返すうちに、啓子も彼の意図することを理解し、愕然とする。 「た、食べろってこと……」 小さいながらも、絶望している啓子の声が聞こえた。マスクの男はこくりと頷く。そして、食べなければ殺すとでも言うように、男は斧を振りかざし、啓子が怜奈の腕を食するのをずっと待っていた。 啓子の視線が一瞬だけ怜奈の死体に移る。怜奈の変わり果てた姿を見て、ただひたすら憐れんだ。しかし啓子の胸の奥から、怜奈に対する悲しみ以外の感情が浮かんできたのだ。こんな風に死にたくない。まだずっと生きていたい。そんな気持ちがテディにも伝わってきた。 ごめん怜奈。ごめん怜奈。ごめん怜奈。 啓子は心の中で何度も呟いた。怜奈だけが啓子の心の支えだった。その怜奈は不条理な死を迎えた。啓子は怜奈の死を無駄にしないように、自分は生き残ってこの目の前の|クソったれ《・・・・・》を警察に突き出してやる。そう自分に言い聞かせる。 啓子は意を決したように怜奈の腕にかぶりついた。口内に血の味が広がり、肉の嫌な感触が歯を浮かせる。死のショックで筋肉が凝縮されてしまっている人間の肉は堅く、とても食べられたものではない。それでも殺されないために啓子は必死で親友の肉を食み始めた。 ビジョン・クエストは死者と同じ視点のため、啓子がどういう表情をしているのかはわからない。だが恐怖で歪み、涙を溢れさせていることは容易に想像できた。強要されて、親友の肉を食べなければならない。これほどまでに人間の尊厳を破壊する行為があるだろうか。 次第に精神が啓子の残留思念と同調し、恐怖や苦悶がテディにも伝わってくる。気が狂いそうだった。それでもテディは必死に精神を集中させてビジョン・クエストを続けた。 腕の肉を必死に口の中に詰め込み、吐き気を抑えながら突っ伏している啓子の目の前に、マスクの男はもう一本の腕を置いた。それだけではなく、顔の肉や肩から脇にかけての肉を和えものとして添えていく。 男は“食べろ”とジェスチャーで強要した。 「嘘……もう許して」 啓子は男に懇願した。男は何を思ったのか、啓子の頭を掴みあげ、テーブルに叩きつけた。酷い音が響き、脳が揺らされたように気持ちが悪くなってしまう。男はそのまま部屋の中を物色し、父親の引き出しから工具箱を持ってきた。 「ひっ……!」 男は工具箱から釘と金槌を取り出し、釘を啓子の手の甲に当てた。ひんやりとした鉄の感触がゾクゾクと伝わってくる。 「お、お願い! やめて!」 啓子が叫んだ瞬間、マスクの男は金槌を容赦なく振り下ろした。啓子の手を、釘が貫通しテーブルに打ちつけられる。啓子は声に鳴らない絶叫を上げ、必死に体を動かした。だが男は啓子の顔面を執拗に殴りつけて抵抗する意思を奪っていく。押し黙った啓子に、男は二本、三本、四本と次々に釘を打ちつけていく。文字通り手をテーブルに釘付けにされた啓子は、もう暴れることは無かった。 それからは、男に無理矢理口の中に怜奈の肉を押し込められていった。男は怜奈の服をたくし上げ、怜奈の死体の胸に肉切り包丁の刃先を置いた。男は怜奈の小さな胸の間からへその辺りのラインにそって包丁で縦に裂いた。 男の手さばきは見事だった。骨を避けて綺麗に肉だけを切り離していき、怜奈のお腹にぽっかりと穴が開いた。その中に男は白い手袋をしているその手を突っ込んだ。そして男は引き裂いた怜奈の腹部から腸を引きずり出した。腸は一体何メートルあるのかわからないくらいに際限なく怜奈の腹からズルズルと出てきた。 まるで太い縄のようなそれを啓子の口の中に押し込んだ。それでも生き延びるために、男が満足するようにそれを食べた。腸の中の糞が口内に広がっていくのが耐えられないほどに気持ち悪い。 途中で嘔吐しても、吐瀉物をまた無理矢理飲みこみさせられた。啓子の胃が限界に近づくと、男はキッチンに置いてあったジューサーを取り出した。 ジューサーの中に、腹部から取り出した残りの内蔵や怜奈の眼球を突っ込み、スイッチを入れた。壊れそうな機械音を鳴らしながらジューサーの肉片は液状になっていく。 男は満足したようにジューサーのスイッチを切り、液状化したそれを律儀にコップに移して啓子に差し出した。 啓子に拒否権は無かった。 黙ってそれを飲み下していく。そのまま食べるよりは楽ではあるが、異様な気持ち悪さで啓子の中にある人として何か大事な物が崩れていきそうだった。 次々と人肉ジュースを飲まされ、啓子の腹は破裂寸前に膨れ上がった。異常な腹痛がするが、吐くことは許されず必死に口を抑えるしかなかった。 やがて男は斧で怜奈の胴体を雑に切り離す。上半身の残りも食べさせようとテーブルの上に置いた。だがもう怜奈は食べられないと思った。口に含んでも食道の辺りまで肉が戻ってきてしまっていて、飲みこめず呼吸にすら障害が及んでいた。 怜奈の死体を半分ほど食べさせた後、男はこの“遊び”に飽きたのか、怜奈の死体を切り刻むことを止めた。そしてしばし考え込むようにソファに座りこむ。 もう終わったのかしら。そんなありもしない希望を啓子は持ってしまった。 その予想を裏切るように、男は斧の柄を握った。 「や、やめてよ……言う通りに、た、食べたじゃないですか……」 啓子は涙を流し、パンパンのお腹を押さえながら男に必死に許しを乞うた。だが、男は啓子の言葉に耳を傾けることも無く、あっさりと斧を振りかぶった。 「――――」 断末魔の悲鳴を上げることすらも間に合わずに、啓子の視界は真っ黒になり途切れてしまった。 「オオ、ジーザス! ファックファックファアアアアアアック!」 ビジョン・クエストから戻ってきたテディは大声を上げながら、床を思い切り何度も何度も殴りつけた。 ああ、畜生。なんだ今のは、あれほどまでに理不尽な行為をこの小さな女の子は受けたのか。テディの心は怒りと悲しみで煮えたぎりそうになっていた。予想していたこととは言え、啓子の受けた映像を見ることは辛かった。子供に対してあんなことを出来る人間がこの世に存在することが信じられない。信じたくない。テディはポケットに入れている十字架を掴み、二人の少女が天国に行けるようにと、神に祈りを捧げた。 「お、落ち着いて下さいテディ捜査官!」 取り乱したテディの身体を的場は押さえつけた。そうしてようやくテディは呼吸を整え、申し訳なさそうな顔で謝る。 「ソーリーミスターマトバ……。もう、大丈夫です……」 ビジョン・クエストから帰って来るといつもこうだ。疑似的にとは言え死の瞬間を体験するため、精神が不安定になる。今回のように小さな女の子の死を前にしても、何もできずに見ているだけしかできないのは耐えられない。 あのマスクの男は何者だ。人間とは思えない所業。彼の行為からは何も感じない。主張も、主義も無くただひたすら残酷な行為を繰り返していただけだ。あの男は遊んでいるだけのように思えた。マスクの男が啓子に強要していたのは子供がするようなおままごとのようだったとテディは考えを巡らせた。 「それでテディ捜査官。何か見えたんですか?」 「イエス。見えましたよ。ペンと紙があれば貸して下さい」 テディがそう言うと、的場は部下に指示を出して用意をさせた。テディは血で汚れていないキッチンのテーブルに紙を置いて絵を描いていった。 白いズタ袋をマスク代わりにした、灰色の背広を着ている長身の男。その男の絵を、記憶を頼りにテディは描き映していく。 「犯人はこの男です」 テディは紙を的場に手渡した。その絵を見て、的場の顔が一瞬で青ざめたのをテディは見逃さなかった。的場は深く目を閉じ、重たい口を開く。 「この絵、本当にこいつが見えたんですか」 的場は信じられないという風にテディに聞いた。テディは特に気分を害することなく「その男が彼女たちを殺しました」と伝えた。すると的場はしばし沈黙したのち、その紙を部下たちに渡した。部下の刑事たちもみな一様に的場と同じような反応を示し、戸惑いながらお互いに目を合わせ、同時に一つの単語を呟いた。 「……“K”?」 刑事たちは黙ってしまった。的場も頭を抱えるようにして壁にもたれかかった。 「どうしたんですかみなさん。“K”とはなんですか。この男のことを知っているんですか?」 「ええ、私たちはこの男を知っています。当時を知らない子供たちは|お化け頭《ゴーストヘッド》などというふざけた呼び名をつけていますがね。まさか十年経った今になって、この男が帰って来るとは思ってもいなかった」 的場は口にするのも嫌だとばかりに言い淀んだが、テディに説明をしなければならないと思ったのか、気持ちを落ち着かせるように腕を組んだ後言葉をつづけた。 「Kとは、そのマスクの男のイニシャルです。本名を口にするのも気分が悪くなる。そいつは十年前まで双葉学園の生徒でした。ですがKはある日、本土の精神病院へとぶち込まれたんですよ。そしてあいつはそこを脱走した」 「……なぜKは精神病院に?」 テディが尋ねると、突然的場の表情が一変した。それは怒りの表情だった。さっきまでの爽やかな雰囲気は微塵も無くなってしまった。 「殺したんですよあいつは! ズタ袋のマスクを被りながら自分のクラスメイト、全員を殺したんです! あいつは最悪の殺人鬼なんですよ!」 さっきまでテディを落ちつかせるために冷静でいた的場が、声を荒げてそう言ったことにテディは驚いた。部下の刑事たちもみな暗い顔をしている。Kとは何なのか、これほどまでに刑事たちの心をかき乱す殺人鬼とは何者だろうか。テディはビジョン・クエストで視たあの男のマスク姿を思い出し、ぞっと体を震わせる。 「いや、すいませんテディ捜査官。私が取り乱していては仕方がないですね」 無理に笑顔を作り、的場はがっくりと項垂れた。そんな的場のフォローをするように、部下の一人がテディの耳元で言った。 「テディ捜査官。的場さんのことを悪く思わないでくださいね。俺たちもKのことは思い出したくないぐらいなんです。なんせ、あいつと俺らは同年代で、同じ双葉学園に通っていたんですから……あいつが精神病院を脱走したと聞いた時は、俺たちみんな愕然としました。あんな奴、精神病院に入れるんじゃなくて早く死刑にすべきだったんだ」 部下の刑事も感情的な言葉を吐いた。そこからテディは刑事たちのKへの憎悪を感じることができた。 「いえ、ボクは気にしていませんから」 テディは双葉区のこの刑事たちが学園の卒業生だということを思い出した。彼らはリアルタイムでその事件に遭遇していたのだろうと、テディは想像した。 「私の妹がKのクラスメイトでしてね……。私はKを捕まえるためにここの刑事の道を選んだんですよ」 俯きながら、独り言のように的場は呟いた。再び顔を上げた時には最初のように爽やかな顔に戻り、平静を取り戻したのかテキパキと部下に指示を出し始めた。 「もしかしたら模倣犯の可能性もあるが、当面はこのマスクの男の正体をKと断定し、捜査を進めていく。C班は至急、区の警備を増やして住人たちに危険を呼び掛けろ。それと醒徒会に連絡を入れて事件に対応できる異能者を探してもらってくれ、風紀委員たちにも街の見回りを強化するように伝えるんだ。だが、あいつを見つけてもくれぐれも深入りするなと言っておけB班は聞きこみ、A班はここに残って私と捜査を続けるんだ」 命令を受けた部下たちは一斉に散り、自分たちの仕事に取り掛かった。 「ミスターマトバ。今回の事件、これからボクも捜査に参加します。何か出来ることがあればなんでも言ってください。子供をこんな風に玩具のように殺す人間に、これ以上日の光を当てさせてはいけません。必ず捕まえてやりましょう」 それはテディの本音だった。こんな鬼畜の所業を行う人間がのうのうとしているなんて許し難いことだ。子供は慈しみ、護るべき存在だ。テディは自分が育てられた孤児院のことを思い出していた。年に一度里帰りをし、そこの子供たちと顔を合わせるたびにテディは子供たちを護るために自分が捜査官になったことを思い出す。 「ありがとうございます。後でテディ捜査官にはKの資料を端末に送りますから、目を通しておいてください。特にあいつが持つ“異能”はとても厄介ですから、よく知っておいた方がいいでしょう」 「ラージャ。お互いに頑張りましょう」 テディが手を差し出すと、的場は力なくもその手を握り返した。 つづく トップに戻る 作品保管庫に戻る
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「蒼穹の絆1-3」 一週間が過ぎ、あちこちに顔を出しては質問していく二人も、基地隊員に溶け込んだ。 一方、ウィッチーズ隊は、緊張が高まっていた。ネウロイの襲来がそろそろ、予想されるのだ。嵐の前の 静けさ、としか言い様が無い。非番扱であっても、基地から離れることなく、自主的に基地建物の中で体と 心を休めていた。常在戦場。一般市民には華やかな航空歩兵として認知される彼女たちの知られざる姿。 ハンガーの前、滑走路との接続部の片隅では、サマーベッドを展開してシャーリーと(常に一緒に いる)ルッキーニ、そしてハルトマンが水着や軽装で寛いでいた。傍らにはアイスボックスとそれに突き刺さった ソフトドリンク。上空で空中機動訓練中のリネット、宮藤、ペリーヌにバルクホルンのストライカーが奏でる飛行音 (天気がよいので眠気も誘われる)がなければ、リゾート気分に見えるかもしれない。(整備ピットからの騒音、 匂いも結構きついが・・・)良く見れば、装備一式がベッドの下に置かれていることに気付く。緊急発進に皆備えて いるのだ。既に、皆インカムを耳に装着している。司令/管制室の指示、上空からの罵詈雑言を聞きながら、目は 瞑っているようでも上空の軌跡を見ている。 ―射撃場― 坂本視点 一方、少し離れた射撃場では、ミーナ(坂本に引っ張り出されて参加)、エイラそしてサーニャが訓練 に勤しんでいる。俺と香代も、坂本の要請で飛び入り参加していた。 サーニャは、ロケット砲を射撃場で撃つわけも無いので、手持ち無沙汰だったが、坂本に指示されて観的壕と の連絡役をこなしている。銃声と硝煙に刺激されたのか、イヤーマフをつけた頭に耳とが出ているのが可愛い。 俺と香代には、坂本が選んだ借り物のMG42。 「(ほお。驚いた。)」 二人の間に陣取って、99式を点射している坂本には、曳光弾を使っていなくとも二人の着弾は観測できる。 「(いい腕だ。魔力で重量と反動を軽減できれば、99式でもボーイズでも使いこなすな・・・)」 全員が数度の標的交換と弾倉交換をおえ、銃は冷却するために後ろに置かれる。基地要員が標的紙を25ヤード に貼り出した。俺と香代が射台前に立つ。皆はなにを始めるのかとキョトンとしている。 坂「皆、聞いてくれ。昨日、私は俺さんと香代さんに射撃の指導をしてもらった」 皆、目が??マークとなっている。部隊でも有数の射手が私なのだ。 坂「拳銃を携帯しているな?」 皆が頷き返す。 坂「拳銃射撃が得意なものは?手を上げろ」 誰も手を上げんか。ふむ。釣りだすか。 坂「では、あの標的に1弾倉使って3発以上当てることの出来るものは?」 エ「無理ダナ!遠すぎるダロ!」 志願有難う、エイラ。 坂「エイラ。一応、やってみてくれ!」 エエー!という抗議の声は無視して、私はエイラを射台に引っ張り出す。 坂「笑わないから!真剣に撃ってくれるか?」 エイラが渋々、拳銃を制服の下から引っ張り出す。 俺と香代は射台から下がった。 エ「笑うナヨー!絶対ダゾー!」 片手を伸ばして、パン・・・パン・・・パンと弾倉を撃ちつくした。扶桑とおなじ、コンチネンタルスタイルだな。 坂「観的、報告してくれ」 的「えー。着弾2、4点1時、2点10時。以上」 スピーカーから流れる音声に、エイラは顔を膨らませた。 エ「無理ダヨ!!」 すまなかった、エイラ。勘弁な。さ、列に戻って。 坂「私も、昨日同じ距離、同じ的でやってゼロだった。全弾行方不明だ。エイラ、良く当てた!」 ぱちぱちと拍手が起こり、エイラに笑顔が戻った。これでよしと。 坂「では、常識はずれな二人にやってもらう。俺さん、香代さん、お願いします」 はいよ、と片手を挙げつつ射台に入る二人。先ほどエイラが使った台の左右に陣取る。 「戦闘射撃用意!右よし!左よし!全射台安全よし!コメンス!ファイア!!」 二人からの準備完了の合図など待たず、不意打ち的にマイクにがなる。(ふふ。驚くぞ。私も 久しぶりに驚いたんだ) 観客?はこの時点であっけに取られている。そりゃそうだ。こんなスタートは初めてだろう。 二人は右手でホルスターの蓋をあけ、左手で蓋を押さえつつ右手で拳銃を引き出す。 そのまま、両手で銃を保持し、下から銃を持ち上げつつ左足が一歩前に出る。のと同時に速連射が 始まった。撃鉄と安全は持ち上げる時に処置しているんだな。発射速度は秒あたり二発?三発か? あっという間に撃ち終え、二人は更に左右に広がる。次の射台に入ってから弾倉を捨て、新たな弾倉を 銃に装着、装填、安全装置を有効にし、ホルスターに仕舞う。俺さんはコルト45オート、香代君は ブローニング1910だ。 ?「凄い!」 ミーナかな?まだまだw。 坂「左右安全よし!ファイア!」 私は再びマイクに怒鳴る。 今度は左手は使わず、右足を前に出した右自然体となってリズムに乗って撃つ。少しペースは 落ちたが、それでも3秒に2発?リズムに乗った銃声が身体をゆすぶる。また、弾倉が空になった。 二人はまた左右に歩きながら弾倉を入れ替える。また、ホルスターに仕舞う。 坂「最終!左右安全よし!ファイア!!」 二人は左手だけで銃を取り出し、左手のみで銃を構え、射撃を開始した。左足を前にした左自然体だ。 一秒一発弱のペース。 射撃完了。 坂「シースファイア!安全確保!」 二人はマガジンを外し、スライドを引いて薬室にも残弾がない事を表示してから、銃をホルスターに戻す。 坂「観的!標的を混在しないように注意して持ってきてくれるか!」 弾倉を拾い終えた二人が戻ってきた。それと同時に、観的員が息を切らせて地下階段から飛び出してくる。 的「凄いです!いや、本当に凄い!」 興奮した彼に礼を言って、標的紙を受け取る。観的員は二人に握手を求めてから帰っていった。それを 見る全員の目が??マークになっている。期せぬ演出。 的紙を皆の前に順番におく。皆、目が点、だなw。ミーナが唸ってるw 最初の両手連射。両者共に全弾5センチ弱の10点圏に収まっている。 右手の連射。俺さんが9点圏にぎりぎり、香代君が8点圏。香代、ちょっと今日は調子が悪いかな? 左手の連射。共に6点圏。やっぱり、この二人は異常だ。 エ「マジかヨ!」 うんうん、普通そう思うぞ。エイラと私は普通だよw。 サ「・・・・すごい・・・・」 控えめなサーニャらしい。 ミ「オリンピック選手・・とか?」 ミーナ、さすがに頭の回転が速い。 香代君は右手射撃の的を見て、首をかしげている。納得がいかない顔をしている。。 俺「いえいえ。私も香代君もただの軍人ですよ。選手じゃありませんw」 俺さん!逆効果です! ミ「はぁ・・・そうですか。私も10年選手の軍人なんですが・・・」 ほらw、ミーナが落ち込んだ。私も昨夜うちのめされた思いがしたけど。 俺「練習すれば、だれでも上達しますよ。香代君は、私の元で練習を始めて・・何年だっけ?」 香「はい。もうすぐ3年ですね(苦笑」 坂「私は、拳銃などは飾りだと思っていた。しかし、ちゃんと練習すれば十分な攻撃手段となりえると 痛感した。なので、折角のチャンスだ、俺さんと香代さんに教えて貰おうじゃないか?」 エ「エー?時間かかるんだろー?」 あはは。エイラ、予想通りだな。 サ「エイラ・・・駄目よ。俺さんと香代さんの好意なのよ?お願いします。俺さん、香代さん」 サーニャ、良い奥さんになれるぞ?旦那があれだから、なw エ「じゃ、ヤルー」 笑いを必死にこらえる。 ミ「私も是非お願いしたいわ」 おや?ミーナもか。これは予想外・・・。 坂「よし!私も当然鍛えてもらうよ。では、お願いできますか?俺さん、香代さん」 俺・香「「はい」」 坂「では!早速。エイラとサーニャは香代さんに、私とミーナは俺さんに指導してもらおう」 あまり考えずにグループ分けをする。せいぜい、内気なサーニャには香代君のようがよいか? そしてサーニャと一緒なら、エイラも身を入れて練習するかと思った程度。 最初は、各自の拳銃を俺さん、香代君が撃って、照準を確認。その後は、構えから個人指導。 ほお?拳銃の握りを修正する俺さんが、ミーナを後ろから抱くように指導するとミーナが赤くなる のに気付いた。私は同様の指導を受けても気にならないのだが??ミーナ、あんなに恥ずかしがり屋 だったか? 一時間ほど基礎を学び、数弾倉を消費して本日の訓練は終了。あまり続けても成績は伸びない、と 俺さんも香代さんも口を揃えたしな。集中力が大事、か。これは剣道でも同じだ。合理的。 とりあえず、全員が両手保持で6点圏に入るようになったのは嬉しいことだ。皆も笑顔。上達が 著しかったのはサーニャとミーナだった。素質があるんだろう。私は、まあ、な。 俺「では、訓練は終わりにします。お疲れ様でした。これからも、握り方、両手撃ちの場合は引き 付け方の基本を練習してください。今後も練習を続けたい方が居られましたら、私か香代君に言って ください。いつでも歓迎です。遠慮は無用。戦うための技術ですからね。お役に立てれば幸いです。 では、お疲れ様!」 訓示が訓示に聞こえないのも、この人ならではだな。私もシゴイてもらいたいが、業務がなあ。 飛行訓練もしなくてはならんし・・・。ミーナも時間を作るのが難しいだろう。 ―銃器清掃― エイラ視点 武器庫の一角にある武器手入れ場。 エ「サーニャ、疲れたか?」 普段撃たない拳銃射撃したから・・・眠いダロ? サ「・・・ううん、大丈夫よ、エイラ・・・・」 やっぱり!疲れてるんダナー!風呂とサウナで疲れとろうナ! エ「トカレフ、貸しなよ。私が整備する」 少し休みなヨ。 サ「有難う じゃあ、私、エイラのMG整備するね」 いや!私がやるからッ!サーニャは休んで・・・ サ「エイラの銃、手入れしたいの・・・。エイラを護るものだから・・・」 ウワァァァァァ!サーニャ! ―銃器清掃2― ミーナ視点 考え込みつつ、手だけ自動的に動かすミーナ。 「(なんで、あんなにドキドキしちゃったんだろう、私・・・)」 ガチャガチャ ゴト ズーリズーリ 「(後ろから抱きしめられても、嫌な感じがしなかった・・・。少しタバコの香りがして・・・)」 ズーリズーリズーリズーリズーリズリ ズリ シャコンシャコンシャコン 「(ハァ・・・ドキドキしちゃった・・・)ふむ・・・」 「ミーナ、ソルベント借りるぞ」 「はいはい。どうぞ?」 シャーコシャーコ・・・ポイ 「銃身内異物確認・・・よし(俺さんの目、声、手のひら・・・ 全てが優しいのよ・・・)」 フキフキ・・・ 「機関部、異常磨耗なし・・・(どうしたのかな・・・)」 ガチャ、ガチャゴチャ。ジャキーン! 「組み付け完了。部品余剰なし、と!(クルト・・・私どうしちゃったんだろう)」 坂「さすがだな、ミーナ。目隠ししても出来るんじゃないか?」 ミ「あら。褒めてくれるの?」 坂「逆だよ。心は今どこに行っていたのやら・・。」 ミ「ちょっと、ね。大丈夫よ」 美緒って、なんでこういうところは鋭いの(汗) 坂「疲れだな!よし!これが終わったら一緒に風呂に行こう!肩を揉んでやる!」 ミ「え!(?) ええ・・・有難う。(最近・・・太ったみたいだから嫌なんだけど)お願いするわ」 若い皆がわたしの裸を見るの・・・・?ああ、気が進まない・・・。 坂「よーし!期待してくれ!マッサージは得意なんだ!わはははは!」 ミ「ええ。よろしくね。(美緒なら年も近いし、ね・・・・)」 愛用のPPK開始。 「拳銃射撃、か・・・(やだ、なにドキドキしてるんだろう)」 チラ・・・俺さんと香代さん、仲がいいわね・・・。 「(気分転換にもいいし。教えてもらおうかしら・・・。仕事の合間の息抜き兼実戦訓練よね)」 カチャ カチャ 「(弾倉に弾をこめるのが大変だろうってやってくれた・・・。あの手のひらが私の手の上から・・・ 優しく、だけどしっかり握って・・・・)」 ガシャッ! カチン 「ふ・・・ぅ・・・(なぜ、あんなにドキドキしたんだろう・・・)」 ガシャコシャ ズリズリズリズリ 坂「うぉーい!エイラ!なんで机に部品が余ってるんだぁ!やり直し!」 エ「アァーーーーーーーー!アレェーーーー?」 あらあら、エイラさん・・・。 坂「ボケーとするな!ミーナを見習え!物思いにふけりつつ、も完璧な分解組み立てだ!」 えっ!わたし!!ええーっ!/////// 「「あははは」」「・・・・クス・・・・」 ミ「美緒!もう・・・//// (やだ!俺さんに笑われちゃったじゃない。私そんなにボーっとしていたかしら?)」 エ「アアアーーーー!さーにゃ!そんな目で私を見ないでクレーーーーー!」 ミ「(エイラさん、サーニャさん、あなたたちが羨ましいわ・・・・)はぁーっ」 ―風呂場― サーニャ視点 エイラはサウナに直行したがったんだけれど、ミーナさんも今日は一緒に入るっていうから。 あとで、サウナも行こうね、エイラ。 二人で浴槽に浸っていると、坂本さんに続いて、ミーナさんが入ってきた。 シ「ミーナ隊長!!いらっしゃーい!」とシャーリーさん。 ル「ねえ!ミーナ!触ってもいーい?」 ルッキーニさんってば・・・・////。シャーリーさんに抱っこされて顔の両側にシャーリーさんの オッパイ・・・///。 ミ「ふふっ。だめよ?ルッキーニさん?」 あらあら。ルッキーニさん萎れちゃった。しょんぼりする姿が可愛い・・・。 坂「さあ、ともかく先に温まってくれ!」 坂本さんが浴槽にミーナさんを押し込んでる。 わあ・・・ミーナさん、綺麗・・・・。おとなだわ・・・。芳佳ちゃん、目が爛々と・・・。 思わず、自分の体を確かめてしまった。 はぁ・・・。横目でエイラを・・・・ハァ イイナぁ。 エ「サーニャ?どうした?のぼせそうか?お水もってこようか?」 サ「ううん、大丈夫よ。エイラ」 あなたは本当に優しいわね。エイラの顔に笑いかけるとエイラ、沈んじゃった。慌てて腕を掴むけど、 重い・・・。 ハ「エイラ、なにやってんのー!ほらしっかり!」 有難う、ハルトマンさん。 ハ「こういうときは、気付けにね ウシシ」 あ!エイラのおっぱいを揉んでる!///// エイラの胸も綺麗よね・・・。エイラが気付いた。真っ赤に なってハルトマンさんを追いかけてる。もう、大丈夫ね。ケラケラ笑ってそれを見ている泡まみれカヨさん。 カヨさんも胸がすごい・・・。 ああ、ルッキーニさんがカヨさんを狙ってるわ。わきわき指を動かしてる///. ミ「ハルトマンさん、エイラさん、その辺で、ね?」 ミーナさんが笑ってる。ちょっと怒ってるの・・・かしら? ル「つまんなーーーーーーーい!」 なんでだろう、ほっとするはずなんだけど、どこか物足りない・・・?エイラがわたしの胸を横目で見てる・・・ 恥ずかしい・・・。そんなに見つめないで・・・見るなら私の目を見て・・・。あ、そっぽ向いてウニャウニャ言ってる・・・。 坂本さんがミーナさんの肩を両手で揉みはじめた。ミーナさん、気持ちよさそう・・・。首筋が色っぽい・・・。私の首筋ってどう見えるんだろう?撫でてみるけど・・・わからない・・・。 サ「気持ち・・・いいですか?それ・・・」 やっと、ミーナさんに話しかけることが出来た。 ミ「ええ、とっても!書類仕事で疲れが溜まっていたのね。ありがとう、美緒」 ふーん。気持ちいいのね・・・。 ミ「サーニャさんもやってもらう?ほんと・・・気持ちがいいわ・・・」 サ「あ・・・私は大丈夫です。・・・・坂本さん、ミーナさんお疲れですから沢山マッサージお願いします・・・」 ミ「優しいわね、有難う・・・」 ミーナさん、笑ってくれた・・・。お母様みたい・・・。 坂「ミーナの場合、胸が重くて肩がこるんじゃないか?」 坂本さん・・・? シャ「ああ、それはあるね!お風呂だと軽くて楽になるよなー!なあ?バルクホルン?」 あ・・・それをシャーリーさんが言うと説得力あります・・・凄く。そうなのかしら・・・。思わず自分の胸を 持ち上げてみる。エイラもつられて。。 バ「な!なんて軟弱なことを!浮力に助けてもらってどうするか!!」 バルクホルンさん、中腰になるとオッパイがすごく強調されて・・・綺麗・・・。 ハ「さすが!張り良し色よし!バルクホル~ン♪ダネッ!」 名言、です・・・ハルトマンさん。 バ「!/// 何馬鹿なことをいっているかぁぁぁっ!!って!揉むなぁ!ゴラァ!!」 ハルトマンさん、真正面から/////// ふと気付くと、大騒ぎのなか・・・ お湯の中で胸を持ち上げて頷いているルッキーニさん、彼女の頭を撫でて笑うシャーリーさん。 ミーナさんも首をかしげながら持ち上げている・・・。坂本さんの胸を凝視して真っ赤になって いるペリーヌさん・・・。眼鏡が曇っているから確かじゃないけど、目が血走っているような・・・。 リーネさんは顔を赤くして胸を押さえながら横に移動してるし・・・芳佳ちゃんはその後を わきわき追いかけているし・・。カヨさんも大笑いながらたぷたぷさせてる・・・。すごい・・・。 ハ「にゃはははは!わたしは肩こりなんて無縁だよーだ!」 ハルトマンさんが仁王立ちして・・・・。ハルトマンさん、いつも明るいものね・・。 ミーナさん、気持ちよさそうに目を瞑ってる・・・。溜息色っぽい/// 騒ぎも耳に入らないのね・・・・。 あ!エイラがわたしの目を塞いだ・・・ エ「しゃ しゃーにゃ!見ちゃ駄目だ!見なくていいから!」 エイラのオッパイがわたしの背中に当たってる・・・/// サ「エイラの肩、揉んであげたいんだけど・・・」 パッと手が離れた。 エ「お・・・・オッ お願いッシマスッ!」 はい・・あっち向いてね・・こうやってと・・・どう? エ「す・・すごく・・・」 えいら?泣いてるの? エ「ち ちがうよっ!汗だよ!ほら、熱いから!気持ちいいよっ!」 そう・・・。私も嬉しい・・・。 サ「もっと強く揉んだほうがいいかな・・・?」 坂本さんの手の動きを真似しながら聞いてみる。腕全体を使うの・・・ね。こう、かな。 エ「いえ!あの!天国です!!」 気持ちよくなってくれたのね。良かった・・・・ エ「わ、わたしの人生に!悔いはッ無いッ!」 ふふっ・・・・・・・・。 坂「ミーナ。次は腰だ。洗い場で横になってくれ」 腰??肩揉みのつぎは、腰揉み? ミ「えっ!裸で?いえ、もう十分よ・・・」 坂「遠慮するな!椅子に座ってばかりいると腰の筋肉が硬くなる!腰痛を起こすぞ!」 カヨさんが、バスタオルを数枚持ってきた。ミーナさんがそれを見てほっとした表情を 浮かべたけれど・・・床に敷いちゃった・・・。 ミ「えっ! いえ、あの、美緒!恥ずかしいから!」 坂「遠慮するな!さ!」 無理やり始めちゃった・・・。でも、ミーナさん気持ちよさそうに呻いてる。腰のあの辺を親指で押すのね・・・。 ミーナさん、ギリシア彫刻みたい・・・。私も将来、ミーナさんのようになれるかな・・・?私の憧れ。 あら、皆、興味深々で周りに寄ってきた。 ミ「うーん・・・うっ ・・・・うーん・・・恥ずかしいけれど・・・気持ちいいわ・・・あ。そこ!」 なるほど・・・・なるほど・・・。皆も頷きながら見ている。そうね、あとで交代でやれば・・・。 香「じゃあ、私が足裏マッサージやりますね!」 カヨさんも出来るんだ。扶桑の文化、なのかしら・・・。 坂「おお!香代君、頼むよ!」 坂本さん、張り切って馬乗りになってる・・・/////あの・・・丸見え・・・・//////。 ミ「うーん・・・ああ・・足も気持ちいい・・・うーn ウッ! イタァァァァィ!」 ん? 香「我慢してください!痛いところは内臓や器官が悪いってことなんです!ここは胃です!」 痛いのは嫌・・・でも内臓・・・。内臓が悪くなると・・・・(汗) 坂「胃か・・・ストレスで胃が荒れると大病になると聞くぞ?気をつけなければ・・・」 坂本さんがミーナさんに説教するってのも、初めて見るかも・・・。ミーナさん、余り暴れると腰に掛かった タオルがずれちゃいます・・・・////。 ミ「ぁ・・・ァッ! う・・ウーン ァッ! アア!・・・・あーッ!」 ・・・・顔を赤くしてるミーナさん。頑張ってください。 他の人は、なぜ顔を赤くしてるんだろう・・・。痛いのはミーナさんよ? エイラにやってみよう。 エ「ん?肩お仕舞い?今度は足の裏?アア、ミーナもやってるんだな」 縁に座って。足、綺麗ね・・・ エ「ソ そうかナー? ァーギモチイイ・・・・ サーニャはなにをやっても上手だね/// イデッ! イデデデデッ!ちょ!たんまぁ!サーニャァッ!」 痛いのは内臓が弱っている場所なんだって・・・我慢してね?エイラ・・・。ここ。グリグリグリ。 エ「ハッ アッ はひぃ! あの お手柔らかにおねぐぉぉぉい いたぁい!ヌ・・・ヌォォォ・・・」 エイラ、いつも私を護ってくれるエイラ・・・健康でいて・・・。大事なエイラ・・・。 香「あ、そこを痛がるのは・・・脳ですよ、サーニャさん」 はい・・・脳って?エイラ・・・。 エ「うゎぁぁぁ!ハッ!ハッ!オオオ! 大丈夫だ!愛の力で!耐えて見せる!さーny ウギャァァァァァ!」 うん。我慢して・・・。 ミ「か!カヨさん!や やめてっ!お願いdkr ィャアアアッん!ア! あん アッ!」 なんだかちょっと・・・恥ずかしい声です、ミーナさん・・・/////。 香「偏頭痛とかでていますね?」 お仕事しすぎよ・・・。我慢してください、ミーナさん・・・。大事な隊長・・・。 坂「健康のためだ!がまんせい!せいといえば整体か!それもやるか!わっはっは!」 坂本少佐、本当にお元気・・・。顎を掴んで思い切り背中を反らせだしたわ・・・。 ミ「ああああああああああああああッ!・・グォ・・・!だめぇー!やめてぇー!」 犠牲者は悶絶、傍観者は抱腹絶倒の湯浴み処。真剣なのは施術者だけ。 ************************************************************************その日の夜半、エウロイが襲来。迎撃した隊員の奮闘により、無事撃墜された。 なお、肩こりマッサージなどを受けた二人が、切れのある働きをしたと評価された。 「身体がとても軽く感じた」「魔法力が増大した」のだそうだ。(それにより、肩こり マッサージは隊員に受け入れられた。) 解散前に、坂本少佐とバルクホルン大尉の提案で、明日の夜、慰労会を催すこととなった。 ミーナ隊長も快諾。その夜の哨戒は、先の作戦に参加した隊員の疲労を理由に、俺少将と 加藤少尉が名乗り出、了承された。彼らはスピットファイア戦闘機を駆って出動。 なお、足裏マッサージと整体は、一部隊員にのみ伝わった。マッサージの目的ではなく、 起床の弱い隊員への愛情として使われたという。) ************************************************************************ 1-3終
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Double Score~Cattleya×Narcissus~ 制作:BlueMoon 公式サイト 製品概要 タイトル Double Score~Cattleya×Narcissus~ ジャンル 女性向け恋愛AVG 対応機種 Windows XP(sp3)/Vista/7/8 日本語版 定価 通常版 2,499円(税抜2,380円)/ 限定版 3,759円(税抜3,580円) 発売日 2013年8月30日 選評 年の差恋愛をテーマに13人もの攻略対象をずらりと揃え、王道を謳ったこのシリーズの登場は大人との恋愛に 憧れる乙女達とオジサマ好きのニッチな乙女の胸を熱くさせた。 シリーズ第2弾の今作はホスト二人と担任教師が攻略対象である。 ナンバーワンホストはオタク、俺様ドSホストと存在感のないドジっ子教師が双子という設定に期待した者は 多いだろう。 あれ?何でダブルじゃなくて三人なの?という疑問への回答を楽しみにしていた向きも多いに違いない。 主人公 恋愛成就の不思議な花が咲くことで知られる神社がある。 主人公はそこで巫女のバイトをしている高校生。 素直、控え目、鈍感、突発性難聴といった愛されヒロイン必須要素に料理上手まで加わった高スペック乙女ゲ ヒロインである。 欠点と言えば、食べ方と学力に問題があることぐらいだろう。 だが、それらはこの作品においては欠点ではない。 まず食べ方に関しては、攻略対象からしょっちゅうひょいパクされており、高いヒロインスキルといえる。 補習を受けなければならない程の苦手科目があるものの、攻略対象の教師が担当する教科だけであり、 本シリーズのヒロインとして必須項目である。 苦手科目の現代文に関しては、担当教師から「焦らなければできる子」とフォローが入るが、テキストから にじみ出る国語力から社交辞令であることが伺える。 場面転換前は必ず「~したのだった。」「~するのだった。」で締め。 意味はわかるものの、何かがおかしい微妙な文章。 ライター陣にとっては、テキストの拙さを転嫁できる有り難い能力であろう。 欠点すらこの作品のヒロインとしてのスキルに変えるそつのなさには驚くばかりである。 馴染みは勿論のこと、1度会えばどんな立ち絵つき男からも気に入られる超絶愛されヒロイン。 「ありがとう」などと言うだけでアラサーホストの頬を赤らめさせる程の天然魔性。 まさに「わたしがかんがえたさいきょうヒロイン」である。 しかし、敢えて次の点を挙げたい。 クラス中全員気づいているのみならず、初見の人でもわかる程わかりやすい好意を向けている友達・森君の 気持ちに主人公は全く気づいていないはずだが、攻略対象と部屋デートすると聞いて慌てふためく彼について 「森君が激しく動揺していて」などと供述しており、知ってて敢えてスルーしていることを匂わせてしまって いる。 バレンタインチョコを貰えると異様に喜ぶ彼を見て「森君はとっても喜んでくれる。本当に優しい人だなあ。」 と述べるに至っては、知ってる言葉の数が異様に少ないためではないかという気がするが、「とってもとっても 嬉しくて、にこにこ笑ってしまう。」などの他者を意識した供述も多く、偽装疑惑が浮かんでいる。 おかしな文章例 私が帰る時、真咲さんが忙しくしているのを見て、何度、まだ残って手伝いますって言った事だろう。 でもそのたびに、未成年だから駄目だ、と言われて、いつも帰されていた。 でも夕方、会うたびに疲れている真咲さんの姿を見ると、私は倒れたりしないかなって不安が募っていって いったから。 ↑ このような感じの地味に効く文章が散見するテキスト。 武器で言うと「きのぼう」レベルの攻撃力だが、じわじわ削られる。 現代文が苦手という設定がしっかり活かされているとの好意的見方もできよう。 また、高校生の深夜タイムの労働は禁止されており、雇用側にペナルティがあるため、断られるのは当たり前で ある。 何度も申し出たといい子アピールしているようで、実は人の話を聞いてないことを露呈してしまっている。 場面転換前の文章例: ・再び始まった二人のやりとりに、私は面白くて、思わず声をあげてしまうのだった。 ・そして、自分の馬鹿!と、一人反省会をするのだった。 何かがおかしい例: 神園さんに頼んだのも、無理に予約を入れさせたのも、原因は私のわがままだ。 仕事をちゃんとやり遂げたかった、っていうただの、わがまま。 ↑ ※神園さんというのが花を届ける指示を出した雇用主であり、受取拒否していた攻略対象に確実に受け取らせる べく、ホストクラブを予約した。 ヒロインさくぶん例: 目の前には立派なマンションがある。 いかにもお金持ちが住みそうな、高級感に溢れていた。 (……ホストさんって、そんなにお金持ちになれる職業なのかな??) (※中略) 大きな画面には何やらロボットが襲い掛かってくる敵をやっつけていた。 (※中略) ロボットはすいすいと、敵の凄まじい攻撃を避けたり、逆に、撃墜したりしていた。 (※中略) あまりに面白そうにプレイしているから、どうしてもやってみたくなった。 ゲーム全般 神託で選ばれし恋の応援が必要な人物に恋愛成就の花を届けてルート入り。 結果的に、主人公は自分の恋愛成就のために押しかけ、自分のために押しつけ、神のお告げで結ばれた2人という ことになってしまう。 そのためか、どんな相手でも周りがくっつけようとしてくる。 世間の目を気にするユーザーや攻略対象に萌えを見出だせなかったユーザーとは温度差が激しい。 応援隊には次回作以降の攻略対象が混じっており、販促または逆販促に勤しんでいる。 好感度にはかかわるものの選択肢は基本的にどれを選んでも変わらない。 (声をかけてみようかな) (……大丈夫かな) (放っておこう)→やっぱり声をかけよう! ひとつのエピソードが終わると場面転換に次の月が表示され、次のエピソードが始まるのだが、単にひと月に 1エピソード振ってるだけなため、「あれからしばらく経った。昨日はあんなことがあったけど~」などと 先月のエピソードに触れて混乱させてくる。 前回が先月の末日で今は月初めだと考えても何かがおかしい。 共通するテンプレが見える。 ・学校訪問。 攻略対象が校門前で待つなどの突撃訪問をかまし、誰アレ格好いい~と騒がれる中、主人公とご対面。 今回はナンバーワンが校内に凸。 ・会社訪問。 花を届けに行くのが攻略対象の職場というのもあるが、その他に何らかの理由で必ず職場訪問する。 また、必ず攻略対象の仕事にアルバイトで関わる。 ・子供発言。 高校生に対して「あんなのまだ子供じゃないか」などと言うのはデリカシーに欠ける。 「まだ高校生」「若い(若すぎる)」と感じるのが一般的だと思われ、昔馴染みでもない攻略対象の認識が デフォルトで「子供」は不自然で、またそれかよお前もかよと辟易させられる。 また、何度も子供だから恋愛対象外だと言い張り続け、いざつき合うと即発情(というほどのものはない) という展開が続くと、どこかダチョウ倶楽部を彷彿とさせる。 ・あいつがあんなに○○するなんて初めて・珍しい。 今作では顕著で、かなり初期段階から何度もアピールされるため、ゴリ押し感も否めない。 ・女子高校生。 前作と共通して「女子高校生」という言葉が使用されている。 今作ではそれほどではなかったものの、「例の女子高校生とは最近どう」「相手は女子高校生だぞ」 「女子高校生に本気になるなんて」というように頻出するのはどうにも気にかかる。 ・ひょいパク。 ・姫抱っこ。 1)二人のうちのどちらかが 2)必要性全くなしに唐突に姫抱きし 3)推定20mは移動する という点で前作と共通している。 前作では30代サラリーマンが喜びのあまり姫抱きし、推定20m以上歩き(目的地あり) 今作ではアラサーホストが嫉妬のあまり姫抱きし、階段ありで推定20m以上歩いた後に、降ろしてくださいと 言われて行軍終了。 そんなに歩かせる前に言ってやれ。 主人公の若さ故の思いやりのなさにジェネレーションギャップを感じた。 何故そうまでして意味不明に姫抱きしなければならないのか、そして歩かなければならないのか。 それは作品のテーマ「年の差恋愛」を感じさせるためかもしれない。 ラブコメディ、王道展開てんこもりと謳っており、「お題」「必須項目」として考えられていると推測される 部分は、お約束として容認できなくはない。 問題なのは、必須項目にすること自体間違っているものが存在していることと匙加減、雑な料理に感じられる ことである。 ナンバーワンホスト 口が上手い、さりげない気遣いができる、と評されているが、テキストがアレなため全くそうは思えない。 言いづらそうな言い回しや不自然な台詞が多いため、必死に感じてしまう。 ホストと言えばのお約束、シャンパンコールなるものがあるのだが、一言ずつページ送りをしながら聞く仕様の ため、掛け合いのテンポという概念が全くないものになっている。 攻略対象→静かな間→モブ達→静かな間→攻略対象→静かな間→モブ達→ この静かな間が、閑古鳥が鳴く場末の店のカラ元気感を醸し出し、いたたまれなくなる。 一人ハイテンションで掛け声かける攻略対象の中の人の羞恥プレイのようで大変気の毒になる上、ブリザード級に お寒いので聞いていられない。 急いでスクロールし、なかったことにしたユーザーも少なくないだろう。 この店絶対流行ってない。 ちなみに、シャンパンを開けた訳ではなく、気に入ったゲストにしか出さないという飲み物をグラスで出されて この騒ぎである。 ノンアルコールだから安心してね☆って、グラスに入ったシャンメリーみたいなもの出してシャンパンコールの 意味がわからない。 絶対この店流行ってない。 飯がやたらうまいと評判で、飯だけ食べに来る客も多いというホストクラブ。 厨房スタッフが急に辞めてしまい、次が決まるまでと主人公がピンチヒッターを頼まれる。 その間は巫女のバイトはしていないはずだが、次の月になると「今日は神社のバイトもないし」と言い出す。 ああもう厨房はいいのかと思っていたら、まだ働いていた。 その後、やっと次が決まったと報告を受けてお役御免。 これまでのお礼だとかでデートに連れ出される。 攻略対象が見たいアニメ映画につきあってほしいから、で映画デート。お礼? 主人公が好きな漫画原作だったようなので結果オーライとして、その後に喫茶店で客と揉めた際 「オーナーからの頼みで私とのデートを延期したくせに! なのに、なんでこんな子と一緒にいるの! この子、しばらくキッチンで働いていたでしょ? しかも毎日送り迎えをして!」 と言われて、更にアレ? バイトはいつ休みでどこでやってるのか。 日曜に暇そうにしてたりデートしてたりするが(※長期休暇中だった可能性もあり)、神社とは土日より平日に 人手を欲するのだろうか。 お礼デートがオーナーの指示というのはいいとしても、客との約束延期させるのはどうなのか。 オーナーとナンバーワンどっちが決めたにしろ、今日じゃなきゃダメなものでもないだろう。 店の姿勢が問われる。 この店絶対流行ってない。 ※ネタバレ※ 更に、 「この子はあなたの何なの?!もしかして恋人じゃないでしょうね!」 と言われて肯定し、主人公に恋人のフリをさせようとするナンバーワンホスト。 ホストとして三流の対応である。 この店絶対流行ってない。 森君「彼女が嫌がらせとかされたらどうするつもりです?!」とユーザーの気持ちを代弁してくれる。 「そりゃあ俺がフォローできるところはするさ。俺としてはね、お姫様達(※客のこと)が嫌がらせされると 悲しいし、まぁ売り上げに響く」 「でも主人公チャンが恋人なら、お姫様達への被害がなくなるし、売り上げにも響かない。一石二鳥って やつだろう?」 攻略対象としても三流だった。 「あんた最低だな!!!そんな人だと思ってなかったよ!」と言う森君にユーザーのシンクロ率100%超。 何でこんな奴を攻略しなければならないのか、そして何故彼が攻略対象でないのかと疑問に思わざるを得ない。 「最低じゃなくて狡賢いんだよ。俺はね」 その台詞はちょっと格好いい。中の人ファンも聴いてみたいと思うちょいワル台詞に違いない。 だが、こんな場面で聴きたいとは誰も思わないであろう。 そこに次回作以降の攻略対象である喫茶店オーナーが「若いモンは何でこう頭に血が上りやすいかねー」と 言い出し、後の購入意欲まで萎えさせてくれた。 百害あって一利なしという言葉をこのエピソードに贈りたい。 乙女ゲークソエピソードオブザイヤーがあれば、間違いなくノミネートされるであろう。 客の嫌がらせがエスカレートし、嘘の恋人関係(※テキストより)を解消。 以前のように会うこともなくなったところで主人公への恋愛感情を攻略対象に自覚させる作戦が計画され、 実行部隊をナンバーツーが担うことに。 クリスマスイブ、しかもナンバーワンホストの誕生日で店は彼の客で大盛況。 そこに非番だったはずのナンバーツーが主人公と同伴、見せつけようとイチャイチャし出す。 まんまと嫉妬し揉めて件の姫抱き行軍となり、最大の山場を迎える。 彼の客で賑わうことが予めわかっている日に営業中の店で決行し、執拗に挑発する神経がわからない。 客と仕事と職場に対する姿勢が問われる。 この店絶対流行ってない。 ナンバーワンは”いかにもお金持ちが住みそうな高級感に溢れた立派なマンション”に住んでおり 部屋数は「リビング(推定60平米以上)と、寝室。それからゲストルーム2つ、書斎が1つ、あと保管で 使ってる部屋が3つかな」とのことなので、かなりの高給取りであることが伺える。 ナンバーツーホスト&教師 ・斎賀瑠衣(兄)現国教師 「あ、あのー、授業はじまってますので、話、聞いてくださーい」 何もないところで転んだりと少し抜けてるところがあり、地味。 ↑公式より。 教室に入ってきても喋っても生徒に気づかれない程に存在感がないが、主人公だけは認識できる。 間延びした喋りの鈍くさキャラ。眼鏡+モサ髪。 ・聖夜(弟)ホスト 「俺に愛して欲しけりゃ、もっと物欲しそうな面することだな」 自分さえよければ他はどうなってもよい、傍若無人でサディスティックな性格。 自分に夢中になっていく女の子を見て、楽しんだりと意地悪。 ↑公式より。 主人公は教師とホスト両方に花を届けることになる。 登校中の供述↓ 私は斎賀先生に教えてもらうようになってから、現代文に、とても興味を持ってしまった。 でもそのわりにあまり成績は上がってなくて、よく放課後に補習授業とか受ける結果になってしまっている けど……。 (ええっと、今よりもっと真面目に授業を受けたら、きっと現代文が得意になるよね!諦めずに頑張ろう!) (……って、今日、終業式なのに、そんな決意しても遅いっていうか。それより、今は先生にお花届けないと だよね) 聖夜とは、バイトに行く途中に公園で出会い、後に花を届けて再会。 ドSと評されており、型破りホストとしてウケているようだが、客とのやり取り・主人公への言動を見ると 痛ホストにしか思えない。 知り合いとはいえ、来店した客に「この糞が」などと接客業にあるまじき言葉を吐く三十路DQN。 何かのお礼(多分、花を受け取ってもらったお礼)にバレンタインチョコ渡しに行って 前回登場が二年前だという程レアな割に、客がみんな欲しそうにしてる(=見てわかる)聖夜専用のドリンクと やらをグラスで出されて、件の静けさ際立つシャンパンコールに遭った主人公の供述↓ 「あまりに驚きすぎたせいか、喉が渇いたので私はそのジュースを飲むことにした。」 おいしい!と大喜びの主人公に「……妬けるじゃねぇか。シャンパンコールまでした俺よりジュースかよ」 ジュースに妬くとは男として小さすぎやしないだろうか。 そして、シャンパンコールまでしておきながら、ジュースと言い切ってしまうのはどうなのか。 ホワイトデーの飴を、口移しで食べさせてやるよと店で押し倒してまで強行(未遂)する姿には サービスって何だろう?と考えずにはいられない。 ※ひどいネタバレあり※ 一方、存在感がなさすぎる担任教師に、主人公が存在感アップ作戦を提案。 この過程で仲良くなり、先生とフラグが立つ。 聖夜の色仕掛けにドキドキしてはいたものの、主人公の矢印は先生に向いていた。 そして、双子ではなく同一人物と判明。 色々おかしいのだが、ここまではまだいい。 Q:どっちが本当なんですか? A:「本性ってことか?だったら……『聖夜』だな。こっちが本来の俺だ。教師のほうは、人畜無害な男を『演じて』いるからな」 「大学時代のダチに劇団をやっている奴がいてな。そこでしばらく『演じる』ってことを勉強した」 「教師の時は完全にあっちに意識が切り替わるようになった。芝居で言うなら、役になりきってるってわけだな」 「本当は存在感っつーのも必要ねぇんだよ。できるだけ目立ちたくなかったからな」 (※主人公の気持ちは嬉しかったそうである) できるだけ目立ちたくなかったなら、存在感がなさすぎて生徒に気づいてすら貰えないとか異様に鈍臭いとか、 それこそ必要ないだろう。 大量に抱えすぎて本ぶちまけて「はわはわ~」などという場面、先生視点時の地の文「コンビニさんのお弁当を 食べます」などの言葉のチョイス・えほんのような供述はどう捉えたらいいのか。 本を拾う手が重なり、「……わああぁっ?!!ご、ごめんなさい~?!」と顔を赤らめ動揺し、 激突した椅子のために壁にぺこぺこと頭を下げたあれは何だったのか。 「口も態度も悪くて、保護者から子どもに悪影響を与えるって苦情がきた。生徒達は気にしてなかったんだが……」 既に悪影響及ぼされてたから気にならなかったのではなかろうか。 「教師をやる上で、てめぇの性格が邪魔になるなら、別の人格の仮面を被る事にしたんだよ」 仮面のチョイスが間違っている。 「おかげで存在感はないが、何の面倒事も起こる事なく、教師を続けているわけだ」 挨拶しても注意しても生徒から無視されるのは問題であろう。 クラス担任持ってる教師がホストと両立可能だろうか。 ホスト時用のマンションと教師時用のアパートがあるが、どう使い分けてるのだろうか。 仕事帰りに教師として飲んでたり(前作)、学校帰りにホストの方に遭遇したり、主人公は気にならなくても ユーザーは疑問の嵐である。 睡眠時間三時間で大丈夫だとかわかったところで納得いかない。 「教師の時は完全に意識が切り替わる」はずだったが、他の生徒もいる補習授業中にセクハラまがいのからかいを 続け、保護者の苦情の正当性を確信。 主人公接客中の聖夜に、客二人が絡んできて(席に乱入し、主人公を押しのけて座ってゴネるというあり得ない マナー違反)しょうがねえなブチュー(頬)事件発生。 客に嫉妬した自分の感情を認めたくないために一か月も先生を避け続け、謝ろうと決意しながら更に一か月経過。 漬けおきすぎで先生が腐敗。 校内で強引にキス、テスト中に手を絡めてきたりなど辞職覚悟で押せ押せに。 応援隊教師(数学教師と保健医)チームは気づきながら放置。 うちの神に選ばれた男だから絶対口を出すなと神主から言われたそうである。 神主「これはお前と瑠衣の問題だ」「お前ら二人で、この問題の答えを導き出さなきゃならねぇ」 「(神託があったということは)恋の応援が必要だった男ってことだ」 意見する教師チームに向かって「彼女が本気で逃げたいなら、学校に来ないでうちに閉じこもってればいい」と 開き直る先生。 心配する教師チームに主人公 「先生には伝えられないんですけど、私、先生のことが好きなんです。だから、先生がやる事を受け止められ ますから。私は先生の夢を守ってあげたい。だから、今は、自分の気持ちを……殺したままでいたいって 思ってます。」 (※亡父の希望もあって父と同じ教師になった=夢 辞職させられる展開は避けたいと主人公は思っている) 「それで本当にいいの?ほんとに、想いを殺せるのか?」→速攻否定「そんな事できないよ」 「なんだ、じゃあ内緒で付き合っちゃえば、問題ないだろ?」 もう訳がわからない。 まともな奴が一人もいない。 賢者タイムが訪れた先生、3年の担任にも関わらず二学期末で退職届提出。 応援隊教師「斎賀の愛情は……純粋すぎるんだ。だから今すべてを捨てて身を引こうとしている 斎賀は君をこれ以上、苦しめないために、離れようとしている このまま放っておけば……この街から出て行って、私達の前から姿を消すだろう」 綺麗に言っても糞は糞。 応援隊が理解を超えた。 げに恐ろしきは恋愛成就の花であろう。 ダブルルート 二人から取り愛されるおまけルートのため、細かいことを言うのは野暮ではあるが触れさせていただこう。 渡された皿が熱くて手を離したらひっくり返して、庇おうとしたホスト(料理運んだ奴)が両手に火傷して、 全治1ヶ月と診断されて1ヶ月店休むことになって 「私……決めました!!!あなたの怪我が治るまで、このお店でホストとして働きます!!」 城崎さんと聖夜さんが驚いていたけれど、私は気にする事なく、男性ホストさんの手にそっと自分の手を重ねた。 「私、あなたの代わりに働いて、ちゃんとお給料を頂いてきます。だから……安心して休んで、治してくださいね!」 ちなみにその皿、コーンポタージュ。 「うちの店、ホールスタッフに女性NGだから」 「それじゃ、男装します!(文化祭で男装したことあるから)大丈夫ですよ!」 「そういう問題じゃねぇんだよ!お前にホストなんかやらせられるか?!つうか、女を口説くなんてできねぇだろ!」 お前こそそういう問題じゃねぇと言いたい。 こういった店は風俗営業であり、接待行為は高校生にはさせられないはずなので、まずそこだろう。 そして、ホストは女を口説く仕事ではない。 「男性ホストさん」というのも気になる。 そして結局、補佐としてならということでホストとして働いていた。 オーナーが変わった人で色々他とは違うという言い訳はあり、 未成年者向けコースの話も、厨房でバイトの時も「朝までのシフト」の時も、気になりつつ流したが限度超え。 この店ホントに終わってる。 以上、おかしな点が随所に散りばめられており、大らかさを感じる大変のどかな作品である。 完全フィクション・ギャグ作品として寛容な目で見れば良作かもしれない。 判定し難いところではあるが、筆者は本作で今年度最大の寒波を記録したため、推薦してみるものである。
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次へ じりじりと陸戦型ネウロイ達の進行方向に車体を合わせながら熱風を切り裂く。 風切り音が次第に大きくなる中で、二人の声も合わせ、上回るように大きくなっていく。 俺「よーし中尉。運転は出来るな?」 マルセイユ「当然。まあ、お前程ではないがな」 俺「上等。運転は任せるぜ!」 マルセイユ「何をする気だ?」 俺「何って決まってんだろ?今から―――」 ≪ザザッ聞こえる!?今そっちにネウロイの出現が―――!≫ マルセイユ「おおケイ。どうしたんだ?」 緊迫した声がONになっていた無線機から流れ出る。 しかし応対するマルセイユの声は基地で寛いでいる時となんら変わりがない。 返事が返ってきたことに安堵しながら、加東は観測班からの情報を焦りと共に伝えた。 ≪どうしたもこうしたもないわよ!あなた達のいる領域にネウロイが――!!≫ 俺「ああ、もう目視範囲だな」 ≪…あなた達何をのんきな事言ってるの!?まだネウロイは気付いてないからさっさと回避しなさい!すぐに私達が出撃するから!!≫ 俺「おいおいカトー、何言ってんだァ?撃破の間違いだろ?」 こいつは何を言っているんだ?司令部で無線機越しにため息を吐く。 こんな馬鹿な事を話している間にも最新の情報が次々と飛び込んでくる。 どうやらこの群れは峠を大きく迂回しながらトブルクへ直進しているらしい。 状況は最悪。最速で飛んだとしても間に合うかどうか…頭の回るネウロイに舌打ちしながら無線機に吠える。 ≪あなた達武器もないのよ?それに後10分もあれば追いつくからさっさと回避しなさい!!≫ 再び緊迫した声で加東は叫ぶ。 …しかし今は本当に緊急事態なのだろうか…無線の先から聞こえる音は緊急時本来の焦ったものではなく、俺の春まっ盛りな頭の中身とマルセイユの暢気な声… 俺「……ッハ!カトー!俺を誰だと思ってやがる!!」 無線機越しに朗々と笑っていた男が大きく吼える。 その声は焦りも恐れも何もない、絶対的な自信を纏いながら加東の耳に届く。 隣で「もう終わりだ」と呻いていた通信兵が顔を上げ、無線の声に耳を傾ける。 僅かな希望を運ぶその声に、思わず加東は聞き返した。 ≪はあ!?≫ 俺「ロマーニャ空軍第3航空団所属特殊戦略飛行隊いや、一匹支援隊隊長…否! ロマーニャ公国が誇る、俺だ!!そして、ロマーニャの男はなァ、女の子の前でなら世界最強だ!!」 ぐうの音も出ない。無謀としか取れないその言葉に不思議と安心する。 俺との因縁が滔々と脳裏を流れゆく。 先ほどから黙って会話を聞いていたマルセイユが唐突に吹き出し、押し黙った加東に声を送る。 マルセイユ「ははっ安心しろ、ケイ!こいつは馬鹿だ!!」 俺「ハァッハー!馬鹿でイカれたいい男!まさに俺の事じゃあねェか!!」 マルセイユ「そういうことだ、ケイ。諦めるんだな」 俺「そうだぜカトー。それに敵に背中を向けるなんて男のする事じゃねえ!!」 ≪っく~~~ッああ、もう!!好きにしなさい!……2人とも、私達が着くまでに必ず生きている事。これが今出せる最高の命令よ…!≫ マルセイユ「…了解だ、ケイ!」 俺「ああ、始末書でも書きながらゆっくり来るんだな!!!」 ≪今すぐ向かうわ!二人とも、絶対に死なないように!≫ッブチ この期に及んでまで陽気な二人にセリフを叩きつけ、すぐに加東は通信を切断した。 そのままの体勢で震える加東に、背後の通信兵が各部隊への命令を聞くか聞くまいか悩み、立ちすくんでいた。 気合いを入れて声を喉まで運んだ瞬間、加東が計器を殴りつけて叫んだ。 加東「はあぁーー……あの馬鹿!!」 通信兵「あの、少佐、何が…?」 加東「…ああ、各将軍の銃兵に連絡をよろしく。三将軍の呼び戻し…なるべく早くね。どうせどっかのパブで飲んでるんだから… 休みだからってあの三将軍は…!!」 再び計器を叩く。隣の通信兵が慌てて止めようと計器と加東の間にその身をねじ込む。 しかし入った途端に加東が周波数を変え、地上部隊へと通信を繋いでいたので急いでその補助に回った。 稲垣「えっと、ケイさん一体―――――」 加東「マイルズ聞こえる?」 ≪聞こえてるわ!何?要請でも来た?≫ 加東「ええ、トブルク付近に陸上型ネウロイが6体。今マルセイユと俺少尉が迎撃してるわ。」 ≪…アレとマルセイユは非番じゃなかったのかしら?≫ 加東「買い物帰りで遭遇よ…何考えてるか知らないけど早めに行かないとアレはともかく、マルセイユが危ないわ」 ≪確かにね。でも…わっ!危なっ、こっちも結構キツイから数人しか出せないわよ!?≫ 着弾の音が無線機越しでも鮮明に響いた。マイルズ隊のウィッチ達の声が大きくなる。 砲撃音が度々入り音が時折飛ぶが、簡潔に内容を伝える。 加東「分かってるわ。出撃隊員は航空ウィッチより私とライーサ。 陸戦ウィッチはマイルズ隊の数名とシャーロット、あと古子ね」 ≪了解!今すぐ行くわ!――管制、座標を!≫ブチッ 加東「さっき呼んだ者以外は待機!行くわよライーサ!」ダダッ ライーサ「…了解!」(ティナの為だからね…馬鹿虎、死んでもティナを守りなさいよ!!) 稲垣「……了解」 ――――――――――――――――――――――――― 一方的に切られた通信で不要になった無線機のスイッチを切る。 まだ距離は遠いが、空にはチラチラと黒点が映りだし、向かう彼らに状況の悪化を伝えた。 俺「カトーもせっかちだなァ…」ヤレヤレ マルセイユ「さて、武器も無い状態でどう戦うんだ?飛行杯まで出てきたが」 大きく伸びをしながらマルセイユが俺に問う。 熱風に押し流される声を俊敏に俺の耳が掬いあげ、こちらからは大声で答える。 俺「ハッハー、中尉。俺には拳が、お前にゃ射撃の腕がある。これじゃあ駄目か?」 マルセイユ「いーや、最高だ」フフン 返された無茶苦茶な答えを難無く聞き取り、俺を軽く小突きながら笑い返す。 その反応に笑みを作った俺がホルスターごと愛銃を投げ渡した。 俺「はっはっは、おらよ!俺のマテバだ、大事に使ってくれ!」ポイ マルセイユ「っな、これは競技用だろ?」 昼食時の会話を思い出しながら、マルセイユは銃を突き返した。 それを待っていたとばかりに俺が口を開く。 俺「安心しろ!3,75口径の対人用だ!!」 マルセイユ「相手はネウロイだ!!」 俺「任せろ!!」ガシッ マルセイユ「うぇっ!?」 俺がマルセイユに渡した銃と共にその手を鷲掴む。 ぼう、と俺の手から金色の光が溢れ、その光は俺の銃―マテバ2006M―に溶けて行く… 魔法力の色でもない突如現れた金色に瞳を煌かせながらマルセイユが俺に問う。 マルセイユ「これは……?」 俺「俺の魔法を忘れたか?…攻撃特化は攻撃に使うもの、つまり『運動性のあるもの』になら全てのものに使える。 もちろん、銃にもな!」ニイッ 俺「だが、難点が一つ!」 誇らしげに力を語る俺に、先程までの発言が虚偽ではない事を改めて実感する。 渡されたマテバを握りしめ、マルセイユが顔を上げると、間近に俺の顔が迫り、風よりも大きな声で吼えた。 鼻と鼻がぶつかるほどの距離に目を瞬かせながらマルセイユが聞き返す。 マルセイユ「なんだ?」 俺「この魔法は俺の魔法力に連動している。だから後…保って3分だ」 笑みを引っ込め、真剣な面持ちで俺が制限時間を告げた。 獣のような双眼に金の光を覗かせながら、眼前の蒼海を見つめる。 虎に見詰められる大鷲は、森然と冴えわたる瞳を見澄まし、微笑んだ。 マルセイユ「…ふふん、3分もあれば充分」 俺「…ハッ、お前ならそう言ってくれると思ってたぜ」 マルセイユ「当たり前だろ?」 俺「やっぱりお前はいい女だ。っと渡し忘れだ」ガサゴソ そう言ってズボンのポケットから鷲掴みにした.357マグナム弾をマルセイユに手渡す。 確かな重みが両手を出したマルセイユに伝わる。 手の大きさの違いか、3,4発がマルセイユの手からカランと落ちた。 マルセイユ「最初から入れてないのか?」 俺「使う直前に込める主義なんだ」 マルセイユ「…せめて最初の6発位入れておけ」ハア 俺「使わないからいいの!っさあ行くぜ!」ッダン! 後ろに積んであった荷物からマントを引っ掴んでボンネットに飛ぶ。その間にマントは胸の前でしっかり止め、残りの布は風に遊ばせたままにしてあった。 そのまま後ろ手にハンドルを操る。アクセルは俺が飛びあがった時にマルセイユが咄嗟に運転席に移動して踏んだようだった。 バタバタと風に遊ぶマントをうっとおしそうに掴み、フロントガラス越しに声をかけた。 マルセイユ「……マントが邪魔だ…なんでボンネットにいるんだ!前が見えないだろ!」 俺「中尉が選んでくれたんだぜ?それに…カッコいいだろ!!」キリッ! ボンネットに腕組みをしながら立った俺が吠える。不意に操縦士がいなくなったハンドルをマルセイユが慌てて握る。 こちらを横目で見てニカッと笑う俺に、思わずマテバを突き付けた。 マルセイユ「試し撃ちが済んでなかったな…その尻に鉛玉をブチ込んでやろうか?」チャキ 俺「やめてくれ。さすがに二つも守れない…」タラ… マルセイユ「…何の話だ?」 俺「あ、いや、コッチの話だ…」ストン 大人しく座って、また後ろ手にハンドルを握る。アクセルはマルセイユが踏んだままで的確に操って行く。 この辺りはさすが元レーサーと言った手捌きだった。 距離がだんだんと近づく中、すっくと俺が立ち上がる。そのまま瞳を引き絞り、精神を研ぎ澄まして行く。 俺「行くぜ相棒、手ェ貸せよ…」ボウ 俺の体が青い光に包まれる。そして使い魔である虎の耳と尻尾がぴょこんと飛び出してきた。 そして黄色と黒の縞模様の毛がふさふさと生え、腕に、胸に、背中などを覆い、だんだんと姿が虎に近づいて行く ひとしきりの変化を終えると、少しばかり息を切らし、ぐるぐると唸って身震いをした。 マルセイユ「虎が使い魔なんてな…」 見たままの感想を伝える。驚きの混ざったマルセイユの声を聞き、口角が上がれば大きな犬歯が見え隠れした。 巨大な体躯に、鋭利な爪牙、鈍く黄金の輝きを放つ双眼に、腕から背後にかけて燃える金の光。 虎を纏った俺には、逃げて出したくなるようなくらいの威圧感と、そのまま食べられてしまいそうな迫力があった。 ぞっと本能が怖気を連れてくる。固まっていると、ぐるぐると虎が笑いかけてきた。 俺「ハッハ、エルドラドっつうんだ!よろしくな!」 犬歯を光らせ大きく笑う。すると、一瞬感じた恐怖はどこへやら、マルセイユは元通りに笑って正面を向いた。 マルセイユ「はいはい。で、作戦は?」 俺「…おそらく3,4とは接触するだろうな。敵さんは前後に分かれてるみてぇだ。 大方、前衛と上の飛行杯は捨てだな。まあ偵察か何かじゃねえか?…分かってるって作戦だろ? ハッハー!聞いて驚け! 俺が奴等を引きつけて殴ってる間に中尉がそいつで奴等のコアをブチ抜く!!どうだ!?」 荒く鼻息を立てて俺が吼える。内容を理解するのにさほど時間はかからなかった。 今までこんな作戦で生き残った者がいただろうか?きっと答えはNOだろう。 マルセイユ「…単純明快、だが一番難しい作戦だな」 俺「はっはっは!無茶で無謀も通せば勝ちだ!」 呆れた様に物言うマルセイユに俺が楽しげに声をかける。 広大な砂漠にたった二人、重い武器も無ければ、小賢しい命令も無い。 全ての責任を自らが背負う正真正銘の自由な戦い。 喜びと同時に、程よい緊張が湧き溢れるのを感じ、虎を見上げた。 マルセイユ「ふふん、随分と私達らしい言い分だ」 俺「だろ?……さあ、ここだな。 中尉、このルートを真っ直ぐ行けば何事も無く基地に帰れる。危なくなったら俺は捨て行け」 マルセイユ「…ロマーニャの男は女の子の前では世界最強じゃなかったのか?」 俺「だが、何か―――」 ここまで言っておきながらまだ逃げ道を残して置く虎にむっとする。 (お前が約束を果たしたように、私も約束を果たして見せるさ)ぐっと喉で溢れそうになった思いを留めた。 自分を見上げる少女を逃がそうと声を低めた虎の言葉を遮って、マルセイユは言う。 マルセイユ「私一人位、守ってみせろ。俺」 俺「……ハッハ!そうだなァ…これが終わったら一緒にミルクでもどうだい?」 マルセイユ「乗った!ほらさっさと行け!」ベシ はっとした顔でこちらを見下げる虎がくくっと笑い、上体を屈めてマルセイユの顎を掬う。 こういう事を言うのは慣れていない。増してやこんな事をされるのも慣れていない。 赤くなった顔を隠すように、その手ごと使い魔を呼び出してブッ叩いた。 俺「ハァッハ!…俺の後ろ、任せたぜ!!」 マルセイユ「ああ、任された!」 俺「ハァッハ!ティグレ、行くぜぇ!!!」ドゴォオ!! バルーンタイヤを蹴り跳び出す。衝撃でタイヤがひしゃげるが知ったことではない。 そのまま熱砂の上に足をを付ける。ぐっと脚に力を込めて地を駆ける。前へ前へと飛ぶたびに、ごうごうと体に熱い砂と風が叩きつけられる。 不快なはずの感覚――これさえも今は心地よくて仕方がない。 俺(なんだ?この感覚は…!) 口元がむず痒くて仕方ない。胸が疼くって仕方ない、楽しくて仕方がない!! 俺「はは、ックハハ!ハァッハッハッハアーー!!!ふはははは!なんだこりゃあ!?」 ぐんぐんと敵との距離を真っ直ぐに詰めていく。戦術もへったくれも無いが、背中を任せられるほどの名手が背後に居る。 インカムも無い、武器も無い。味方と声を交わす事も敵わず、管制からの報告もなにも無い。応援もあと8分以上経たなければ来ない。そしてネウロイとの接触まではあと数十秒。 絶望的とも言えるこの戦況。信じられるのは己の拳。そして相棒の腕。たったこれだけ。 だがこれは、否、これほど信じられるものは無い!! あれだけ遠かったネウロイも今や後数秒での接触範囲。さあ、戦おうではないか!スクラップメタル達よ!! 俺「女の良さも分からねえ鉄クズ野郎共に、中尉をやらせるかってんだァ!」ダンッ! また一歩。ネウロイはすでに砲門をこちらに向けている、だが中尉には気付いていない。好都合! 陸戦型が撃ち方の準備をする微かな動作音、地を蹴る幾多の脚の回転音、 黒い鉄の体から聞こえる様々な音階の軋み。全てが手に取るように分かる。 そう、お前達の運命はすでに俺の拳の内に! 最前のネウロイとの距離3m。ぐっと脚を踏ん張り、腰を入れる。小指から拳の形を作り出す。拳を握れば轟々と揺らめく金色が力と共に己に満ちる!! 俺「歯ぁ食いしばれよ、スクラップ!! 男の魂完全燃焼!!必殺!キャノンボールアタァアアックゥッ!!!」ドゥッ!! ゴガシャアアアアアアア!!! 轟音と共にネウロイと俺の拳が激突する。かちあったのは一瞬、衝撃波と火花が飛び散る中、ネウロイの堅固な装甲に拳が喰い込む。 腸をえぐるような爆発の重低音が鉄の体を木霊する。一度崩壊を始めたら止まらない。そのままゴキボギと装甲が拉げ、砕け、壊れ、俺の拳が通る道を創る。 己を遮る装甲は砕いて壊す。装甲内の不可思議な金属もブチ破る。 がしゃっとガラスの割れるような音が耳に届き、のたうつ様に暴れていたネウロイの動きが停止する。 ネウロイは前方の方が酷いか、全体が衝撃でひしゃげ見るも無残な姿に変えている。もはやそこに悪魔の面影はない コアの破壊によりその身は熱風に削られ、辺りに白いカケラが舞い散る 幻想的な砂漠の風花の中、虎はその巨躯を震わせ咆哮する。 俺「ハァッハッハッハ!!さあ、次はどいつだ!?一匹残さず狩り尽くしてやるぜぇ!!」 雷鳴の様な低音が、砂漠の大気を震わせた。 ―――――――――――――――――――――― マルセイユ「っぅわった!」 俺が蹴り跳んだ衝撃で車線がぶれる。急ぎ修正するが、細かいところまでは分からない。 マルセイユ(しかし、これで既成事実が出来たというわけか…) やっぱり逃げ道を作った俺に、ため息が漏れる。 もう子どもじゃないんだから少しは信頼して欲しいと思うが、もともとそういう奴だった。 これで処罰は全て俺が被ることになるだろう。マルセイユの行動を妨害して危険に晒したとなれば、謹慎以上は免れないだろう。 マルセイユ「やっぱり馬鹿だな…虎なのに…」ハア しかし、いつまでも呆れている時間は無い。アクセルを踏んだまま立ち上がりネウロイにマテバを突き付ける。そして、見つめた先に広がる光景に息を飲んだ。 一瞬わけが分からなかった。だが意味を理解した瞬間、言いようのない喜びが湧き上がって来るのを感じた。 俺はマルセイユに背を向け、正面に真っ直ぐ飛びこんでいた。上空、左右にネウロイがいるにも関わらず、真っ直ぐに中央のネウロイに金の光を纏いながら突っ込んでいく。 傍から見たら自殺志願者だろう。だが、一年前の約束を知っていれば、自殺志願者は、誇り高き虎へと姿を変える。 初めて使う銃、初めての相棒で要求される作戦にしては酷過ぎる。 だが、こんなにも心躍る作戦はない! マルセイユ「こんな要求もこなせないほど、私は落ちていないぞ?俺ぇ!」ガチッ ハンマーを引き、俺が拳を振りかぶるが目に映る。 俺の突貫に上空の飛行杯達が気付き、射撃を開始しようと体勢を傾ける。 だがそれよりも早くマルセイユは飛行杯に狙いを定める。 天空の王に、死角などあるものか すっと狙いを定める。狙撃は好みではないが、今はそんな事も言っていられない。 ほわほわと金色の光を揺らすマテバを構える。己の魔法力を込め、再度コア付近に狙いを付け…撃つ! パンッ ゴパァアアッ!! 軽い音とは裏腹に、遠方の飛行杯の上部が弾け飛んだ。ぐらりと体勢を崩し、周りの飛行杯達が困惑したように漂う。 中央を狙った弾丸はその狙いを大きく外し、上の部分を掠っただけだった。 マルセイユ「なんだこれ…!?反動が…」 そう、マテバ2006Mは言わずと知れた『変態』リボルバー。 通常のリボルバーならばシリンダーの最上部の弾が発射されるが、このマテバはシリンダーの最下部 …つまり手の軸線上に近い弾丸が発射されることにより、銃身の跳ね上がりを抑える…という寸法でつくられたのだが実際使ってみるとアラ不思議! 逆に反動が強くなるわ、その癖に慣れると普通のリボルバーは使い辛いわの良くも悪くも『極端』な変態銃になってしまったのだ! だがここで諦めるほどアフリカの星は甘くなかった。 マルセイユ「さすがお遊びで造らせた銃だ!…制作元に突きつけてやる!」 立て直すまでわずか2秒。そのまま先ほど上部を砕いた飛行杯から零れる赤い光を狙い撃つ。 そして、今度こそ完璧にコアのど真ん中を撃ち抜いた。 ゴガシャアアアアアアア!!! 響く轟音。その音に紛れて上を飛ぶ飛行杯を落とす。前衛の方の飛行杯は全て落とす 視線を落とせば俺とネウロイが正面からがっぷりとぶつかっている。よく見れば俺の右腕はネウロイの装甲を軽々と突き破っていた。 マルセイユ「ネウロイを…殴った…?」 信じられないと言った表情でマルセイユは俺を見る。 無残にひしゃげたネウロイ。すでにコアに攻撃が届いていたようだ。風でネウロイの破片が舞い散って行く。 ゆっくりと体勢を正し、拳に纏う光を説いた。 すっと息を吸ったと思うと、朗々と砂漠に虎の咆哮が轟いた。 マルセイユ「ふふん、これで無茶じゃなくなったな」チャキ 大鷲は自信に溢れたその笑みを、前方で咆哮を上げる俺に零した。 ―――――――――――――――――――― 両サイドのネウロイが機銃を放ちながら横に滑る。 俺「ハッハッハ!そんなもんか、よっ!!」ダンッ バック宙返りで弾幕を避け、ネウロイに機銃を浴びせる。そして宙返りからの落下でネウロイに蹴りを叩きこんで己の体勢を整え、 ジャブからの正拳突きを横っつらに叩き入れる。 ギイイイィイイイイ!! 高周波のような音を出して刺さる拳から逃れようとするネウロイ…だが願いは叶わず、 俺が拳を抜き去った瞬間、弾丸がコアに飛びこんで行く。 俺「ハァッハー!いい腕してるなァ!!中尉!」 声は届かないが言いたくなる。それほどに精密、的確。 一瞬でもタイミングがずれれば、俺の右腕は吹き飛んでいただろう。 マルセイユ(撃ちたい時に射程から外れる、そして射撃している方向が分からないようにかく乱…これが観察眼か…?それとも…) 俺「最高に相性がいいって奴かァ?こりゃあよッ!!」バゴオオオオ!!! 前衛のネウロイが全て薙ぎ払われる。中尉も距離を着々と詰め、戦いの終わりを知らせる。 俺(あとは陸3と空の6を払えば終わりか…惜しいな…だが!) 俺「これで!!」グッ まさに大地を踏みしめたその瞬間だった ッギャリギャリギャリ!! 突如一体の陸戦ネウロイが進行方向を変え、トブルクの逆方向へと進み、 そして残った2体と飛行杯6体が速度を上げてトブルクへ直進して行った。 マルセイユ「俺!乗れ!」ギャリギャリ 俺「っおう!」ッド! ターンしたキューベルワーゲンに飛び乗る。そのままひしゃげたバルーンタイヤの上に腰かけ後ろ手に運転する。 トブルクへと向かった群れに狙いを定め、ハンドルを切った。 俺「げえっ、ありゃ完全にトブルク行くぞ!」 マルセイユ「追うしかないだろ!俺、代われ!」 魂を込めるマルセイユに俺が知らせる。 急いで弾を込め終わったマルセイユが俺の手を叩き、叫ぶ。 俺「だな、…今から追走だ!」ダンッ! 再び虎は熱砂に飛び込み、追撃を試みる。 俺「どおーーーりゃぁああ!!」ズガァ!! トブルクへひた走る陸戦の背後に思いっ切り飛び蹴りをブチ込む。 バランスを失いひっくり返る。 俺「くらえよ、鉄クズが!」バゴォッ! そのままハイキックで背を蹴り上げ、ネウロイの鋼の巨躯を天に舞い上げる。 マルセイユ「っと」タンッ 一発で飛行杯と陸戦型のコアを撃ち抜く。実質2分程度で完全にマテバをモノしてしまったようだ。 この時、二人とも気が緩んでいたのかも知れない。 時間を忘れるほどに楽しい戦闘をたった2分。 扶桑のことわざにこんなものがある 『油断大敵』 俺「てめえで最後だッ――――――!!?」 虎の拳が迫った瞬間、突如陸戦型ネウロイがスピンターンを繰り出し方向を180°転換 …つまりマルセイユの方向へ進行方向を変えたのだ 輝く砲門、かりかりと響く動作音… 考えられる行動は、唯一つ。 俺「…!?マジかよ―――てめえ!!!」 咄嗟に砂を蹴り上げ、ネウロイの砲門前に飛び出す。体は届かない! せめてもと右腕を伸ばす。届かない!! 弾丸が砲門から発射されるのが見える。狙いなんて分かりたくもない!!! 手を広げ、一発、二発と瘴気を纏った弾丸を掴み取る!螺旋を描き、掌を貫こうとする弾丸を握り止める。 そのまま右手で砲身を、力のままに掴み捻り潰す! 遅かった…三発目はすでに発射されている…追いつけ!追いつけ!! 俺「うお、おおぁあああああああああ!!!!」グァアア 指先に弾がかする…!落ちない―――!! そのまま弾丸は真っ直ぐ中尉へ… 俺(嘘だろ、嘘だろ!?俺が…動け、動けっつってんだ!!) 俺「中尉!!!」 マルセイユ「ッツ―――――!!?」ザシュッ ぶわりと、砂漠に深紅が舞い散った… 次へ ページ先頭へ
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第048話『消えた来賓』by黒トド 2021/07/04 <【前の話】 【次の話】> ジャンル 2021年夏 GM黒トド PCキンウ PCフレイヤ PC宴夜 PC左門 PC賢 あらすじ >>リプレイへ! 登場PC + 赤羽 賢 赤羽 賢 赤羽賢は外務委員である。 君は今までの下積みの上でついに重要な来賓接遇の命を受けた。 お忍びの来蓬とのことだが、なにせ生徒会副会長の父君にして、本人自身も有能な実業家かつ欧州議会議員というセレブぶりである。 なんでも日本政府には視察の後は2週間夏休みを取るという名目で来蓬のことを知らせていないらしい。 過去90年動乱の頃には生徒であったOB氏でもあるわけで歓迎するべきなんだが、先日の謎のビームによる飛空船墜落によって議員が行方不明になってしまった!! 上司としては生命反応は島内に感じられるので、絶対に他言無用で来賓を確保して内密に送り届けたしとのことだ。 どうしよう。どうしよう。 蛇の道は蛇で後ろ暗いことに詳しそうな友人の宴夜に聞いてみようか。 + 戎脇 宴夜 戎脇 宴夜 ある日部屋に戻ったら輝美がいなかった。 布団を剥いでもいない。 物入れの中にもいない。 当然トイレの中にもいなかった。 ディアナさんも李花さんも小中さんすら知らないという。 もしや豆縞か、豆縞なのか!? 必死に足跡を追いかけたところ、悪徳大路の奥底で見失ってしまう。 これは腐れ縁のあった官僚生徒の赤羽や、場合によっては以前同席した第一書記様にも話をした方が良さそうだ。 + 月兎 キンウ 月兎 キンウ 今日は今日とて月兎はネタを探して学園を放浪している。 最新のネタは外務委員会の大失態の疑いだ。とりあえず担当者が赤羽ということは判明した。後は証拠を集めて弄るののみ。 しかし消えた来賓の正体が分からないので調べたい。もしかして凄い人物なのでは!? だが問題がある。悪徳大路の一角で邪魔な生徒会長を発見してしまった。 あいつは僕の秘密を握ってるぴょん。まずいぴょん。 手伝え? 面白かったら考慮するぴょん。 + 相馬 左門 相馬 左門 君はエステルに今度の週末に大事なことがあるから、なるべくいい人でいてねと頼まれる。 なんだろうと思いつつ、リヒャルトに言われて新町や悪徳大路をパトロール兼PRする日々。まぁ半分お休みである。 細かい復興の事務はエステルはリヒャルト、田中様が行って事なきを得ている。 そんなある日の悪徳大路にて、ヤクザ研の若い衆に追われて逃げてる金髪のイケおじを発見した。 昔の学園OBだという彼に付き合い学園各地を案内することになったのだが。 + フレイヤ・紅葉・ミラー フレイヤ・紅葉・ミラー 貴方のところに養父から一枚の手紙が届いた。 「親愛なる我が娘フレイヤへ。今アフリカの南スーダンの奥地で任務についている。とかく暑く、流石に少し苦労している。任務の都合上と現在地が辺鄙すぎてろくに通信もできないため、私信を手紙で届けることにした。 フレイヤも南の島でバテてないか? 私はそれが気になる。 ところで私があの高校に在籍していた時のルームメイトで親友のディーという男が今度所用で宇津帆島を十数年ぶりに訪問するらしい。 経験豊富で昔はプレイボーイで名を馳せていたが良い奴だ。信用していいから悩みが有れば相談相手にしなさい。 彼のアドレスは次の通り…。 中部アフリカの気候に苦労する父より」 養父は君のことを心配していた。そして父のルームメイト。 昔の学園はどうだったのだろうか? 丁度エスティは弟を連れて1泊2日の月光洞視察旅行である。 明後日には大事なことはあると言い含められて、後を託された。 これは頑張らないといけませんよ! とはいえ今のところは特に問題はないはず。左門の奴も気楽に自称パトロールに出ている。 そのうち様子でも見にいくか。 主な登場NPC + ディー ディー 登場応石 重要アイテム リプレイ 【GM】 ちなみにこの風景は宮里屋敷の談話室です。 【GM】 左門SS参照。 【戎脇宴夜】 「おちつかねぇ談話室だな……禁煙?」 煙草をしまう 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 生徒会から帰ってきて 疲れて 読書にふける フライ屋さん 【GM】 一応禁煙ではありませんね。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 フライ屋さんが禁煙にしますw 【GM】 長らく使われてませんが一応灰皿がひかえめにあります。 【戎脇宴夜】 「を、灰皿あるな」 改めてタバコを出す 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 お家が汚れますw 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 それは 調度品ですよ やくざ。 1つ15マン乎クリスタルガラスです 【戎脇宴夜】 「あれだよ、飯の種を提供してやってんだよw」 【GM】 ちなみに家の人の話だとたまーに父君が吸うんだそうです。 【戎脇宴夜】 「じゅうごまん…」 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 お父様hあ いいんです この家の主なのですから 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 あと、この部屋のクリーニング代 出せますか? お祖事件の私から見て 見積もりを出すと ざっと20万はかかりますよ? 【GM】 ちなみに灰皿はボヘミアングラスで彫刻された19世紀ぐらいのものです 【GM】 もう今の時代では作られていない通り過ぎた世界の遺物であることを感じさせます。 【戎脇宴夜】 「………やっぱり落ち着かねぇ(溜息)」 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 まぁ そこは 分かりますよ 同じく いまでも 落ち着かないですしね わたしも 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 庭でも眺めてるといいでしょう 【GM】 最近フレイヤに対する宮里さん家の教育が 【GM】 内容変わってきまして 【GM】 それではとりあえず導入シーンだけでもはじめますー 【GM】 ある落ち着いた午後の昼下がり。 【GM】 フレイヤは、一人お茶を飲んでいた。なんと他の使用人にお茶を入れられて 【GM】 優雅にお茶を飲む訓練である 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 (落ち着いて 紅茶をいただくなんて 子供のころ以来ですね) 【GM】 ではおとなしくできるか。感性で簡単値5でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 感性4:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:5,4,2) 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 ずずず がちゃり 【GM】 気が付くとなんということでしょう 【GM】 フレイヤは自分用にもお茶を入れたものの、それには手を付けていません 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 どういうこと?w 【使用人】 フレイヤお嬢様。もてなすときは静かに相手をするのももてなしですよ(苦笑 【使用人】 いきなりお茶を自分で注いだあげく、エプロンをとりだしてつけるようでは…。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 えーっと… 【GM】 気が付いたら本能的にやっていました。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 フライ屋さんには よくわからいませんでした 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 あ エスティ 今お帰りですか? 【エステル】 やぁ、フレイヤ! 【エステル】 どうしたの? 急にエプロン付けて?? 【リヒャルト・アーレンベルク】 あれ、フレイヤさん。今日は礼儀作法の練習で女主人役をするとか? 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 えーっと わたしのもよくわかりません… 【エステル母(香織)】 あら、フレイヤ。どうしたの? モップまでもって?? 【GM】 と、香織さんまでやってきます。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 えーっと これはその…給仕を… 【エステル母(香織)】 うーん。まだまだ先はながそうね。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 あわわ あわわわ 【エステル母(香織)】 はい、これフレイヤさん。貴方へのお手紙よ。 【エステル母(香織)】 それではみんな明後日の夕食は一緒にとりましょうね。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 有難うございます ※後で読むつもりで ポケットへ 【GM】 と、香織さんは忙しそうに部屋を出ていきます。 【エステル・宮里=アーレンベルク】 そうそう、それでねフレイヤ。」 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 はい(微笑 【エステル・宮里=アーレンベルク】 実はリヒャルトと一緒に、九重さんやほかのクラブ部長さんたち連れて 【エステル・宮里=アーレンベルク】 少し視察にいくことになったんだ。ぼくの代わりに少しゆっくりしててね! 【エステル・宮里=アーレンベルク】 1泊2日だから少し寂しいけどねっ 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 え? お供を…え? 【エステル・宮里=アーレンベルク】 っとフレイヤにキスをします。 【リヒャルト・アーレンベルク】 屋敷のみんなのことをフレイヤさんお願いしますね 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 「…」(真っ赤「お任せください!」 【リヒャルト・アーレンベルク】 義姉上と一緒に写真とお土産でももってきますよ! 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 お忘れ物はありませんか? 【エステル】 実は少し忘れ物をしててね。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 ハンカチやティッシュは持ちましたか? 【エステル】 フレイヤ分が足りないのをここで補給させて 【エステル】 とむぎゅ。 【リヒャルト・アーレンベルク】 (あねうえー) 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 「dfghjkl;:」※髪の色と同じくらいに真っ赤になります 【エステル】 名残は惜しいけど、左門のこともよろしくね! 今日明日は非番のはずなんだけど。一応事務は田中さんに頼んでおいた。 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 ※抱擁して「お気をつけて 後の事は万事お任せを」 【エステル】 ではー。 【エステル】 エステルは腕をぶんぶん振るって、意気揚々と視察へ向かいます 【リヒャルト・アーレンベルク】 あねうえー、スターゲートは北のほうですよー 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 フライ屋さんも うでをぶんぶん 振替しましょう 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 そうです 手紙を 読まなくては さて 誰からでしょうか… 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 おや お父様から 【GM】 すると養父のウィロビー大佐からの物でハンドアウト通りです 「親愛なる我が娘フレイヤへ。今アフリカの南スーダンの奥地で任務についている。 とかく暑く、流石に少し苦労している。 任務の都合上と現在地が辺鄙すぎてろくに通信もできないため、私信を手紙で届けることにした。 フレイヤも南の島でバテてないか? 私はそれが気になる。 ところで私があの高校に在籍していた時のルームメイトで親友のディーという男が今度所用で宇津帆島を十数年ぶりに訪問するらしい。 経験豊富で昔はプレイボーイで名を馳せていたが、良い奴だ。 信用していいから悩みが有れば相談相手にしなさい。 彼のアドレスは次の通り…。 中部アフリカの気候に苦労する父より」 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 ふむふむ 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 ディーという方が 来られるのですね 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 お父様もひとまずはお元気そうで 何よりです。 では、お迎えの必要もありますし 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 このアドれるに メールを送ればよいのですね 【フレイヤ・紅葉・ミラーふれいや・もみじ・みらー】 親愛なる ディー様 始めまして (中略) いつ頃宇津帆ⓢ島へ 到着されますか? お出迎えに参ります フレイヤ 【GM】 すると、(ディーより)悪徳大路で会おうとの連絡が 【GM】 というところでシーンエンドです。 ―場面は切り替わり外務委員会室。 【GM】 さて、ここは赤羽くんのシーンです。 【GM】 今赤羽賢は入学以来最大の危機にある。 【赤羽賢】 外務委員として接遇責任者に任じられた来賓のVIPが突如謎のビームにより飛空船ごと墜落し 【GM】 しかもほとんどの乗客は無事であったにもかかわらず。来賓だけが消えたのだ! 【赤羽賢】 賢「……大体何で僕が接遇役に……こういうのはもっと適任が居るだろうに……そりゃいつかは勤める仕事だろうけどさ……ブツブツ」 【外務委員会幹部】 本当にこまるんだよねぇ 【外務委員会幹部】 今回の来賓の名前知ってる? 君。 【赤羽賢】 賢「えっ!? あっ、ハイ」 【赤羽賢】 賢「た、確か、ディオン・アーレンベルク閣下、と承っています」 【外務委員会幹部】 そう、アーレンベルクだ。 【外務委員会幹部】 副会長閣下の名字と同じな気がしないかね? 【赤羽賢】 賢「言われてみるとそうですね……ご親族なんですか?」 【外務委員会幹部】 父上だそうだよ。 【赤羽賢】 賢「(……不幸だ……何で僕の時に限って)」 【外務委員会幹部】 ついでに我らが委員会を管轄する第一書記閣下の敬愛する主人だそうな。 【外務委員会幹部】 ぼくら、このままじゃ物理的に首がとぶのよねー 【赤羽賢】 賢「……」目に見えてげんなり顔しますw 【外務委員会幹部】 で、保健委員会の方で極秘に調べたんだけどさ。っと小声で。 【赤羽賢】 賢「え……でも旅客の安全は飛行委員会の……あっハイ、責任問題デスネ」 【赤羽賢】 耳を近づけます 【外務委員会幹部】 来賓様のバイタルデータの発信はまだ島の中からするらしいんだよ。 【外務委員会幹部】 あやとり研すごいね 【外務委員会幹部】 ここで、君が、無事来賓閣下を救出さしあげてくれれば 【赤羽賢】 賢「(いやそれ一体どう言う技術だよ)」 【外務委員会幹部】 この問題も無事解決。君とぼくの責任はない。月光洞に視察にいってる副会長閣下に気づかれないうちにね。 【外務委員会幹部】 わかるね。(にやり) 【赤羽賢】 賢「あ、あのう……出来ればもっと適任な人に……ハイ、やります」 【外務委員会幹部】 うん、さすがはぼくが見込んだ男だ。 【外務委員会幹部】 いや、きっとやってくれると信じていたよ。 【赤羽賢】 賢「はぁ……それで、一体どの辺に居るかの目安はついてるんでしょうか」 【外務委員会幹部】 ぼくはこれから特殊な外務活動に行くから、宜しく頼むね! なんでも悪徳大路から新町あたりに反応だそうだ。 【外務委員会幹部】 誰か情報屋でも使うといいんじゃないかな? 【外務委員会幹部】 じゃっ! 【赤羽賢】 賢「あと経費の伝票、頼みましたよ……あっ、行っちゃった」 【外務委員会幹部】 あ、これ捜査費用ね(10万化学部円がある) 【赤羽賢】 賢「とほほ」 【GM】 上司の先輩は速やかに逃げ出しました。 【GM】 学園の外務委員会こんなんでいいのでしょうか? 【赤羽賢】 賢「桁が違う……いいや名義、先輩のにしちゃえ」 【赤羽賢】 と言う訳でとぼとぼと委員会センターを出ます 【GM】 とりあえずそこからはハンドアウトのように 【赤羽賢】 あいあいさー 【GM】 ふと知り合いを思い出したところでシーンエンドです ―ここはキンウの部屋…恵比寿寮とは思えない、設備の整った清潔な部屋です。 詭弁部への入部も決まり、その能力を決定しています。 【GM】 では月兎は1D6+2を詭弁部でふってくだされ 【月兎キンウ(今北茂直)】 【1d6】を振りました。結果は「1」です。(各ダイス目:1) 【GM】 では詭弁部3レベルです。 【月兎キンウ(今北茂直)】 了解です 【GM】 詭弁部にはアンネマリー先輩という、タキシード仮面同好会だった学生騎士団の中に、突然中世騎士会をつくって変人がいます 【GM】 ちなみに月兎は女でも入りやすい外縁の恵比寿寮の中ではちょいといいところに部屋を移しています 【月兎キンウ(今北茂直)】 いやはや、何かの役に立つと思って詭弁部に入ってみたけど思ってた以上にキャラが面白いのがいていいぴょん 【GM】 これは実質財力4相当ですが、月兎は女性時の財力をつぎこんで住んでいます 【月兎キンウ(今北茂直)】 そこはまあ口八丁、美人局等々で手に入れたのでしょうね 【GM】 そこで君は女性の姿のまま自室でネットサーフィンをしています 【月兎キンウ(今北茂直)】 さてさて、今日は何か面白いニュースはあるかな、ぴょん 【GM】 それではコンピュータ研で簡単値6でどうぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 コンピュータ研:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,2,2) 【GM】 どうやら委員会センター発のネタで外務委員会の大失態うんぬん(ハンドアウト)がわかります 【月兎キンウ(今北茂直)】 ほうほう、「謎のビームで飛行船墜落、来賓失踪」なかなか面白そうぴょん 【GM】 まだ表にはほとんど出ておらず 【GM】 大物来賓のようですが正体も不明です 【月兎キンウ(今北茂直)】 ビームと言えばあの鉄華とかを思い出すぴょん 【GM】 巨大生命体Tはこの前小さくなりました。 【GM】 貴方はこの前のエステル迷宮で知り合いになっています」 【月兎キンウ(今北茂直)】 しかも、来賓の正体は不明と来たぴょん。 一枚噛んでみるぴょん 【GM】 というわけでシーンエンドです 【GM】 まだ真新しい日向荘の宴夜と輝美の部屋 【GM】 宴夜は一日仕事をしてきて部屋に戻ってきたところです 【戎脇宴夜】 「ふぃーただいまっと、輝美、今日の飯なんだー」 【GM】 ちなみに週末ごとに細かい家具を買い込んでます 【GM】 すると…。 【GM】 輝美さんがいません! 【戎脇宴夜】 あん? 【戎脇宴夜】 どっか買い物でも行ったかな? 【GM】 財布とスマホがおきっぱなしです 【戎脇宴夜】 「あら?寝てるのか?」 寝室へ 【GM】 寝室は無茶苦茶にあらされています! 【戎脇宴夜】 「…!!!!何があった!」 【戎脇宴夜】 ヤクザ研で手口的なsomethingしらべれますか? 【GM】 どうぞ。簡単値5 【戎脇宴夜】 任侠ヤクザ研:【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,4,3) 【戎脇宴夜】 早速腐るダイスw 【GM】 皆目見当がつきません。(ハンドアウト) 【GM】 しかしスマホの最後の発信先は、宴夜を3回かけてつながらず 【GM】 最後にエステルさんの番号になっています 【戎脇宴夜】 「ディアナも李花もおなかもしらんか…」 【戎脇宴夜】 エステルに電話してみます 【GM】 「この電話は現在電話の届かないところにおられるか…」 【戎脇宴夜】 「だめだ……しかしこんな事…まさか豆縞…」 【GM】 というところでシーンエンドです 【GM】 それでは左門は、今非番のため悪徳大路を私的にパトロールしています。 【GM】 ついでにいうと護衛は開始5分で巻きました。 【相馬左門】 「ちょっと一杯のつもりの酒が♪っと」 【GM】 この週末は久々の非番で羽根を存分に伸ばしています 【GM】 しかも今日は懐が温かい。 【相馬左門】 「まぁ、久しぶりの独りだ。考えるにはちょうどいいかもな、今後の身の振り方ってもんを」 【GM】 そう生徒会長室の金庫には領収書不要の現金が山積されていて酒盛りに使えるのです。 【GM】 なので普段は正月ぐらいしか行かないちょいとだけ高い飲み屋へGO! 【相馬左門】 「今日は伴藤内先輩も中村さんもいないのが残念だけどな― 」 【GM】 そんなところで 【不良生徒】 おいおいおっさんよ 【中華服男子】 なめんじゃねぇよ、ここをどこだとおもってるんだ! 【ディー】 確か、昔と変わりなければ悪徳大路だったかと思うが? 【ディー】 ゆっくりたまにはコニャックの一つでも飲ましてくれてもいいのではないか? 【不良生徒】 あぁん? こんにゃく? 【中華服男子】 先輩、それ酒の名です高いけど 【相馬左門】 「あー、お兄さんたち、何もめてるんだね」 【不良生徒】 うーん?なんだお前? 【相馬左門】 「ただの通りすがりの生徒会長」 【ディー】 ん?、ああまぁ私一人でも構わんが。もしよければそこの班士くん。よければ食後の体操といくかい? 【GM】 するとおじさんは机のピックを使って、器用に間合いをとります。 【GM】 左門は巡回班で簡単値5だっ 【相馬左門】 「ああ、さすがは悪徳の街だ。エンタメだねー」 【相馬左門】 【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:6,5,1) 【ディー】 ふむ。今の班士も腕はおちてないようだね 【不良生徒】 うわっ 【中華服男子】 ぎゃぁ 【ディー】 やぁありがとう。 【ディー】 4人を倒すのに12秒とは早いね。 【相馬左門】 「つうても、チンピラ相手ですからね。それで、被害はございませんか、旅の人」 【ディー】 おかげさまで。 【ディー】 そうだ、頼まれついでに。久々にこの学園を色々みたいんだ。 【ディー】 少し案内してくれないかな? 【相馬左門】 「ですかー、ま、俺はさっきも言ったとおりに非番の生徒会長でね、今のこの学園にいい印象を持って帰っていただきたいんで、ご案内しましょう」 【ディー】 ありがとう。実は私は昔の学園にいたOBでね。懐かしいかぎりさ。 【ディー】 さて、少し変装でもするかな。 【相馬左門】 考えまとめようにも堂々巡りだったし、暇つぶしにつきあお―←酔ってはいです 【GM】 おじさんが少し物陰にいくと 【GM】 左門、感性か知覚系クラブで簡単値2でどうぞ 【相馬左門】 巡回班は? 【GM】 OK 【相馬左門】 巡回班:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,4,2) 【ディー】 「さて、おっ、久々に石に力が戻る。宇津帆島らしいな」 【ディー】 じゃっ、行こうか。班士くん 【GM】 おじさんは元々40代ぐらいでしたが明らかに今30前になりました。 【ディー】 このぐらいの風体の方がここでは目立たないだろう? 【ディー】 っとウィンク。 【相馬左門】 「女衆がほっとかない、イケメンですな」(なんか見覚えあるんだが) 【相馬左門】 「あ^ただ、そっち系は苦手なんで勘弁してくださいよ。いや、ブラックリストは把握してますが、お勧めは自信がないんで」 【ディー】 OK、OK。 【ディー】 まぁ、班士殿が衆道がお好みでもぼくは別にいいがね? 【ディー】 ではとりあえず外へ行こうか。 【ディー】 まずは新町へいこう。 【相馬左門】 「では、参りましょうか」一応ディーさんを警護しながら 【GM】 というところでシーンエンドです 【GM】 それではここからのシナリオルールです 【GM】 もし望むならば、GMが出したキャラ以外も難易度に応じた簡単値の判定により 【GM】 シーンにキャラクターを出すことができます 【GM】 これを登場判定といいます。 【戎脇宴夜】 「偶然」のルール化みたいなもんですか? 【GM】 です。偶然はこれを自動成功させることができます。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 んじゃ しのぶは だせるな・・ 【GM】 というところでこのシーンのGM指定は赤羽くんです 【戎脇宴夜】 多分、そうでなく>フレイヤさん 【赤羽賢】 悪徳大路は物騒なので宴夜くんの助力を頼みたいところ 【赤羽賢】 賢「彼に借りは作りたくないけど……でも他にあそこの事情に詳しい人知らないしなぁ……大体なんで僕なんかにつきまとうんだ彼……」 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>出たいです 【GM】 では月兎はフィッシング研簡単値5で 【戎脇宴夜】 「エステルにつながらないって事はメイドの旦那もダメだろう……あいつがいるじゃないか?」 赤羽君に連絡取ろうと思います>GM 【月兎キンウ(今北茂直)】 フィッシング研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,3,2) 【GM】 なんか赤羽くんと異次元に住んでいるような女の子がいます 【赤羽賢】 賢がぶつぶつ言いながら新町方面へ歩いてるところで宴夜くんとごっつんこ 【月兎キンウ(今北茂直)】 おっとおっと誰か面白い香りがすると思って来てみれば噂の外交委員様じゃないかぴょん 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 委員会センター近いっぽいので わたしも通りかかかります 【GM】 ちなみに月兎は赤羽くんを発見しました 【月兎キンウ(今北茂直)】 お仕事順調ぴょん? 【赤羽賢】 たぶん女の子は賢の背後から様子を窺ってる感じ、とか? 【戎脇宴夜】 (宴夜判定してないけど登場OK?)>GM 【GM】 フレイヤは生徒会執行部で簡単値5でどうぞ 【赤羽賢】 賢「わわっ! き、きみ、誰?」 【GM】 無条件登場するならもうちょいお待ちを>宴夜 【月兎キンウ(今北茂直)】 私は月兎キンウ、そんな学園の話題に乗り遅れているようじゃ探し物は見つからないぴょんよ 【戎脇宴夜】 (流れが面白いから状況そろうまで待とうか) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 生徒会3:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値8以下)(各ダイス目:4,3,1) 【GM】 二人はそんなところに委員会センターの玄関から大物が出てきたことを知ります 【赤羽賢】 この学園は奇天烈な格好の子が多いけど、眼前のはかなりアニメチックな顔立ちに見えるんだろうなあ>月兎さん 【GM】 なんと第一書記様です 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ※人を迎えに行くところなので 礼服で参上 【赤羽賢】 賢「な、何で探し物の事を……あっ(言っちゃった)」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 でかくてすまぬ 【赤羽賢】 賢「(間近で初めて見たかも……凄い一団だ)」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「そんなに口が軽いと困るぴょんよ」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 たぶん 護衛とかその辺かな? 今回は 【GM】 周りを守るのは銃士隊と軍事研の一部有志で構成されたフレイヤさん親衛隊。 【赤羽賢】 賢「う、煩いな、君には関係無いだろ」 【GM】 (意外と人気あるんですフレイヤ) 【月兎キンウ(今北茂直)】 「例えばこういう大物さんはどこで聞いているか分からないものぴょん」 【月兎キンウ(今北茂直)】 フレイヤさんの方を見ながら 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 おや? 底にいるのは 赤羽さんですね どうしました? お困りのようだけれど? 【GM】 フレイヤはなんかこの前の迷宮にいた月兎と赤羽委員がなんか話してることに気が付きます 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ゲットさんの事について どれくらいしってるのでそうね? 【赤羽賢】 賢「え、は、あわっ、閣下、おお、お会いできて光栄でsh」噛みます 【GM】 では軍事研で簡単値4でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 軍事研10:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,5,4) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ぐふぅw 【GM】 わからん。 【GM】 謎の人物です 【GM】 もしかするとほうらい会の首領かもしれん。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 おやおや 赤羽委員も隅に置けませんね? こんな可愛らしい女性徒とお知り合いとは 【赤羽賢】 賢「なな、何でもありません、ちょっと、勤務中でしてっな、何かあれば後でご報告に……んがっ」 【GM】 でも学内屈指の情報屋であることは知っています 【月兎キンウ(今北茂直)】 「これはこれは第一書記様、ご機嫌麗しゅう、ぴょん」 【赤羽賢】 ※んがっ で誰か彼を拘束するなり介入しても良い、かな? 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 始めまして、麗しい人 わたしの事ぞごぞんじいただいてるようだけれど 【赤羽賢】 ※宴夜さんでも他の誰かでも 【GM】 ではそこで宴夜登場にしましょう 【月兎キンウ(今北茂直)】 「まあ学園の有名人だったら知ってって当然ぴょん」 【戎脇宴夜】 「おおー電話しようと思ったら赤羽ちゃん!」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 自己紹介はさせていただこう 今代生徒会の 第一書記の フレイヤ・ミラー という お見知りおきを」(無表情 【月兎キンウ(今北茂直)】 「魔王様はご機嫌いかがですかぴょん?」ニヤリ 【赤羽賢】 賢「わあっ、宴夜くん。何でここにっ」 【戎脇宴夜】 「珍しい女侍らせて……ってメイド!いたのか」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 赤羽さんお肩を組んで 耳元で ひっそりと 「困っていないかい?」 【戎脇宴夜】 「メイド、赤羽ちゃん怖がってるからよ…もっと優しく聞いてやってw」 【赤羽賢】 賢「(いい匂い……あ、胸が……ちちち違う)!」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「ひそひそ話には理由がある、そう邪推されてもおかしくないぴょんよ」 【赤羽賢】 賢「ち、ちょっと人探しを……してまして……あ、いえ、そんな大物って訳では……いや大物なんですけど……ああもうっ」 【戎脇宴夜】 「ほらほら赤羽ちゃん、メイドはお手付きだから、どぎまぎしちゃだめよ?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「人探しねぇ…www」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 やぁ やくざ 久しぶりですね。また吸っているのですか…輝美さんから よろしく言われているのでね これは 没収させていただくよ ※煙草をむしろ取って指先でもみ消します 【赤羽賢】 賢「ぜーはーぜーはー。と、とりあえず場所、変えませんか、ここではちょっと……」 【戎脇宴夜】 「いいや、メイド、エステルは一緒じゃないのか?聞きたいことがあったんだが」 【戎脇宴夜】 新たに煙草を咥える 【戎脇宴夜】 「おk、赤羽ちゃんこまってっからな、ちょっと落ち着ける場所に移動しようぜ」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 おや? 君は私と 私の部下の中が気になるかい? 【GM】 ではみんなは落ち着けるところに移動でいいですか? 【月兎キンウ(今北茂直)】 「当然、キンウにも言ってくれてるぴょんね?」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 新しい煙草をむしり取ります 【戎脇宴夜】 「なんだメイド煙草位でしつこいな………あぁ…」 何かを察してタバコを我慢します 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 エステルさんの名前が出たので これは 生徒会の話である可能性を考えて 【戎脇宴夜】 「?んそのねぇちゃんは?赤羽ちゃんの彼女?」 【赤羽賢】 賢「ああ……もう来たい人はみんないいよ……」と財布の中身を確認しておきます 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 すまないね ここから先は 機密事項だよ 部外者は 遠慮願いましょう 【月兎キンウ(今北茂直)】 「まあ、ちょっとした知り合いぴょん」 【GM】 では月兎を追い出すならフレイヤは生徒会執行部で簡単値7でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 生徒会3:【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,5,5) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 あれ このさいころ 柚さんおじゃない?w 【戎脇宴夜】 「なにぃ、赤羽ちゃんこんなかわい子といつの間に?(ニヤニヤ)」 宴夜はキンウの事をtuber的にでもしってる?>GM 【GM】 気が付いたら月兎は副会長発行の生徒会パスをもっていたのでしたw 【GM】 というところでシーンエンドです 【戎脇宴夜】 そいやそうだわ>月兎は生徒会パス持ち 【月兎キンウ(今北茂直)】 「そんなこと言っていいぴょん?ご主人様、いや魔王様がどうなることやら」(・∀・)ニヤニヤ 【月兎キンウ(今北茂直)】 パスを出しながら 【GM】 一方そのころ、おやつ時に左門とディーは二人して新町を歩いています。 【ディー】 お料理研の八味鍋はまだあるねぇ 【相馬左門】 「ああ、そういえば俺の両親もここのOBだって最近知ったんですよ、お客人のいたころのこともお教えいただければ助かりますが」 【ディー】 昔ここのデリカテッセンで1日復刻のハナマルカツサンドを入手したときは 【ディー】 喜びはひとしおだったね! 【ディー】 私がいたころは丁度動乱時期からしばらく後まででね。 【ディー】 学園は少しあれていたさ。今は平和でいい時代かもね。 【ディー】 そうか、君は親御さんも学園生徒だったのか。 【相馬左門】 「ええ、母が相馬右子、父が…雨木…」 【ディー】 そうか…。いい人たちだったよ。 【ディー】 恵比寿寮でルームメイトと 【ディー】 無理やりちゃんとしたブレッドを焼きたくてね、無理に材料を探したときは 【ディー】 君の父上が調達してくれたのさ。路上からね! 【GM】 っとディーは少し笑った。 【GM】 あそこの屋台で小腹でも満たしていくかね? 【相馬左門】 「…私は父の名は申し上げてませんが、よく名字だけでわかりますね?」 【ディー】 いや、その鼻筋が似ててね。 【ディー】 思い出したわけさ。 【GM】 っとディーは左門をつれて屋台に入ります。 【GM】 左門は何かやりたいことはありますか? 【相馬左門】 「…それはどうも」←現在絶縁中。キャラシ参照 【GM】 なければシーンエンドです 【相馬左門】 一応警戒して素性を探ろうとします 【GM】 では何か適切な能力値かクラブ技能をどうぞ 【相馬左門】 巡回班? 【GM】 うーん、ちょいずれるから簡単値1だね 【相馬左門】 了解 【相馬左門】 巡回班:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,3,1) 【GM】 するとまずわかるのは、この人昔の名残かもだけど、凄く剣の腕がたつかも。多分フェンシングか何かが11レベルぐらいある 【GM】 後この人時期があうならば君の父母ぐらいの年だね。とてもそうみえないが。 【相馬左門】 「…む」 【GM】 そんなことをしつつすたすたとディーは歩いていきます。 【相馬左門】 エンドですね 【GM】 では登場指定は宴夜です 【戎脇宴夜】 はいさ 【GM】 他の3人は一緒にでてきてもいいですし、出ない人がいてもいいです、。 【戎脇宴夜】 「(さて、輝美の事どこから話したもんか)さすが赤羽ちゃん、いいとこしってんなぁ!」 【GM】 出ない人がいる場合、次はその人がメインシーンになる可能性が高くなります 【赤羽賢】 場所替えした際にたぶん全員揃ってそうです 【赤羽賢】 個人的なシーンでしたらその限りじゃないですが 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 フライ屋さんお 待ち合わせの時間はまだありますか? あるなら でたいけども 【GM】 まだありますね 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 んじゃ 出ましょう 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>付いて来てよかですか 【赤羽賢】 賢は月兎さんの同行を断りませんからおk 【GM】 ではみんなついてきました 【GM】 さてどうする? 【戎脇宴夜】 「赤羽ちゃんにお願いしたいことがあったんだが、メイドがいるからちょうどいい」 【赤羽賢】 賢「な、なに……(宴夜くん苦手なんだよなぁ…)」 【戎脇宴夜】 輝美とエステルの電話を聞きたいので 「エステル、今日輝美と何か約束があったか?」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ヤクザ、部外者がいても大丈夫な内容で頼むよ? 【戎脇宴夜】 フレイヤ 【月兎キンウ(今北茂直)】 「大丈夫、口は軽くないぴょん」 【赤羽賢】 賢「(頭と足は軽そうだけどなぁ……胸も)」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 いえ?エスティ・・る は 月光洞へ視察に逝ってますよ。 【戎脇宴夜】 「赤羽ちゃんにはその彼女の耳と口、しっかりふさいでおいてくれよ」 GM、キンウの事を宴夜はどのくらい知ってますか? 【月兎キンウ(今北茂直)】 「情報はタイミングを見て使うのが基本、言いふらす真似はしないぴょん」 【GM】 (残念ながら月兎の言葉はフレイヤは軍事研の情報教育で同じこといわれてるw) 【戎脇宴夜】 「そうか、エスティねぇ(ニヤニヤ)そこに輝美が同行したり?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「私みたいな美少女、君に触れるかぴょん?」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ネットへの書きもみなどを かいてるから 「いいふらす」には当たらないなんて ことは ないですよね? にっこり 【月兎キンウ(今北茂直)】 賢の方を見てニヤリ 【赤羽賢】 賢「た、頼まれても触らないよ……(女の子と触れたのなんか何年前の話…)」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「使いどころ次第だぴょん」 【戎脇宴夜】 (何者か知らないが絶対信用できねぇ奴だな…)>キンウ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ヤクザの表情を見て おなじことをかんがえてるなと ピーンと来た 【戎脇宴夜】 「まぁいい…どんな毒があろうが輝美の安全が優先だ…」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ふむ、輝美さんに何かあったのですか? 【月兎キンウ(今北茂直)】 「ふむふむ、随分と警戒されているみたいぴょん。安心してほしいぴょんキンウはただ面白いことが好きなだけぴょん」 【戎脇宴夜】 覚悟を決めて、今日あった事、輝美がいなくなり、寝室は荒らされ、電話の履歴にエステルの名があった事を共有します 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 (そういうセリフを吐くやつに信用が置けたためしがない…)※げっとさんをみて 微笑む 【戎脇宴夜】 「そんなわけでな…輝美が最悪事件に巻き込まれた可能性もある」 【赤羽賢】 賢「輝美さんの事は君と一緒に何回か会っただけだから、行先は分からないなぁ」と宴夜くんに 【月兎キンウ(今北茂直)】 「それは宴夜くんが浮気とかそういう不誠実な行為を働いたというわけではないぴょんね?」 【戎脇宴夜】 「ああん?(威嚇)」>キンウ 【赤羽賢】 賢「輝美さんはそれくらいで家でするタイプには見えなかった……と思う(声がすぼまる)」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 その点については この男は信用していい わたしが保証しよう 【月兎キンウ(今北茂直)】 「おおっと、怖い怖い。ただ事実は確認しときたいだけぴょん」 【戎脇宴夜】 「あいつは狙われている可能性もあってな、その辺の動きは外交筋に詳しい赤羽ちゃんのアンテナに引っかかるかなって」 【赤羽賢】 賢「狙われてる? 誰に?」 【赤羽賢】 賢「仮に狙われるとしたら彼女が何か大きな秘密を握ってるとか?」 【戎脇宴夜】 (言いよどむ) 「まぁ色々あってな…仇を追ってるんだ」 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>こっちで何か情報知りませんかね? 【赤羽賢】 賢「僕の耳に入るぐらいなら、執行部の方が掴んでそうだよ」とフレイヤさんの方を 【GM】 コンピュータ研で簡単値3でどうぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 コンピュータ研:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,3,2) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ふむ では フレイヤさんも なにか 知ってることはりませんかね? 【GM】 今はまだキンウの情報網に引っ掛かっていません 【月兎キンウ(今北茂直)】 「キンウの耳にも入ってないってことは相当な秘密ぴょんね」 【赤羽賢】 賢「仇ねぇ……宴夜くん、その人、外国人じゃないよね?」 【戎脇宴夜】 「仇のほかにも信用ならない男もいてな…まぁあいつならすぐ連絡をしてくると思うんだが(影人に思いをやる)」 【戎脇宴夜】 「ああ、ズブズブの日本人だな」>赤羽 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 GM フライ屋さんは何かその筋の情報をてにいれてませんか? 【赤羽賢】 賢「今、僕が捜してるのは外国から来た要じ……外国からの訪問客なんだ」 【戎脇宴夜】 「…おいおい、赤羽ちゃんも面倒ごとか?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「それは、例の来賓さんかぴょん?」 【赤羽賢】 賢「(良かった)」と胸を撫で下ろす 【GM】 フレイヤは生徒会で簡単値7か軍事研で簡単値3でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ふむ 奇遇だな わたしも個人的に 人を迎えに行くところだったのですよ 【赤羽賢】 賢「うえっ!?」 (フレイヤさんの方を見て)…………………そうだよ」と月兎さんに 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 軍事研10:【3d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:2,1,1) 【GM】 では本来この案件は外務委員会なので、どちらかというとエステルが担当なのですが 【GM】 彼女が差配したファイルを確認することができます。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「忠告ついでだぴょん、外交委員会のネット担当にIDとパスワードを一緒にするのはやめとくぴょん」 【赤羽賢】 賢「………」ぽかーん、としますw 【月兎キンウ(今北茂直)】 「そんなんじゃこんな風にすぐ耳に入ってくるぴょん」 【戎脇宴夜】 「がばがばじゃねぇか…」 ※自治体の管理でありがちではある 【GM】 来賓はアルセロール社の取締役で自分でも企業グループを経営している欧州議会議員の 【GM】 ディオン・フォン=アーレンベルク公爵ですね。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 玉兎さんを見ながら(担当者は訓戒ですね)と心のメモに残しておこう 【GM】 フレイヤは簡単値12で知性どうぞ。 【戎脇宴夜】 「あーれんべるく?聞いたことあるなおい」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 知性:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,4,2) 【GM】 エステルのお父様です。名前には聞いたことが。 【GM】 ついでにいうとあなたが書斎を爆破した人です。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 お父様!? 【戎脇宴夜】 書斎爆破wwwww 【赤羽賢】 そこまでいったところで、かくかくしかじか、で赤羽のHOの情報を共有します 【月兎キンウ(今北茂直)】 「それは思っても見ないほどの大物みたいぴょん、これは祭りの予感だぴょん」 【戎脇宴夜】 「お前それって…gkbr」 【赤羽賢】 賢「か、勘弁してよ……騒ぎになったら僕等のクビだけじゃすまないんだ」 【GM】 赤羽くんは外務委員会簡単値7で 【GM】 アーレンベルク公のプロフィールを確認できます 【赤羽賢】 簡単値7+外務9 【赤羽賢】 【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:5,4,1) 【GM】 まぁ、彼なんですが。 【GM】 欧州議会の外務委員長ですね。そりゃ日本に来るわと。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「首がホントに飛ぶことになったら、ちょっとくらい面倒くらいは見てやるぴょん」 【GM】 今夏休み中ですがあんまり長期に行方不明だと不味いかもしれません。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 赤羽委員 その便の乗客リストを手に入れてください 【赤羽賢】 (PL的に外務委員長まで務めてるとは知らなんだ。それなら日本政府に会いに来るか) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 もしかして、その人物、私が個人的にお迎えしなければいけないかたかもしれません 【戎脇宴夜】 (輝美の事聞き出したらとんでもない方向に広がってしまった) 【GM】 あと、赤羽くんは彼が90年動乱を生き抜いた銃士隊員で月光洞までいったことがあることがわかります 【赤羽賢】 賢「あ、はい。それはセンターへ戻ればすぐにでも。もしくは飛行委員会に問い合わせて下さっても大丈夫です」 【赤羽賢】 とフレイヤさんに 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ふむ では ※といって 窓辺で電話します 【GM】 ではフレイヤは生徒会執行部簡単値9でどうぞ 【赤羽賢】 賢「そもそも何で墜落したのかの報告書が僕のところまできてないんですよねえ……」 【戎脇宴夜】 でGMエステルと輝美の電話についてフレイヤさんは全くわからん感じ? 【赤羽賢】 賢「ところで輝美さんだけど、攫われたとして心当たり、ある?」と宴夜くんに 【GM】 ええと、話をまとめるとエステルにはつながらなかったはずだとの話になります 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 (フレイヤ第一書記です 委員長をお願いします そうです…・・委員長 ○○便の乗客リストを ええ あとで この件については しっかり報告いただきますよ? ああ 赤羽死因は実に良い良いんです 大事になさるといいでしょう お判りになりますね? はい では すぐに 送ってください 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 生徒会:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,4,2) 【GM】 その時間には彼女はもうSGをくぐっています。 【赤羽賢】 56さないでw>死因 【GM】 フレイヤは調べたところ、飛行委員会で隠蔽してたことが明らかになりました 【戎脇宴夜】 「ああ、心当たりとしては豆縞商会じゃなかろうかと…因縁があるんだよ、故郷のね」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「まあ、都合の悪いことは隠す。いつの世の中も同じぴょんね」 【GM】 理由は宇宙船のビーム砲で飛空船が墜落とかかけないからです。そのためお金を払って秘密裏に業者をやとって回収しています。 【戎脇宴夜】 「犯人が仮に影人なら連絡をしてくるはずだ」 【赤羽賢】 賢「豆縞かぁ……あそこと外務は昔から関係が深いから、外務から直接押すのは難色を示されるだろうなあ」 【GM】 全員知性で簡単値7でどうぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 知性:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,2,2) 【戎脇宴夜】 知性:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:4,4,3) 【赤羽賢】 ※豆縞と外務の関係は90年末期からの公式ネタ 【GM】 キンウは気づきますし、まぁ赤羽くんも気づいたでいいでしょう 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 知性3:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:4,3,1) 【GM】 この下請け企業こそ豆縞警備です。 【赤羽賢】 【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,3,1) 【戎脇宴夜】 (またしても宴夜www) 【赤羽賢】 簡単値7+知性6なので一応ダイスの裏付けはOK 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 んじゃ わたしから 教えてあげよう 【GM】 ほとんどの事柄において豆縞警備は真面目に動きますが、こういう特殊事例は謎ですね 【月兎キンウ(今北茂直)】 「90年頃のごたごたが今も尾を引いてたりするから、やっぱり楽しいぴょん」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 GM 先ほどの 乗客リストに ディー となる人はお父様以外にいますか? 【月兎キンウ(今北茂直)】 「人やモノに歴史ありということぴょんね」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 お義父様 【GM】 ええと、感性で簡単値3でどうぞ>フレイヤ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ぱわーを使います 【GM】 どぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 感性4+7:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,5,4) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ぐっはぁw 【GM】 わかんないとどー。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 この さいころ ゆずさんおでしょ!w 【赤羽賢】 賢「あ、ええと外務の幹部はアーレンベルク閣下が悪徳大路付近と居ると…………その、あやとり研の調べでは、って話です」 【戎脇宴夜】 「豆縞が墜落に関係してるとしたら…その辺りを調べて輝美は…?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「書記さんは意外と口下手かぴょん?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「仕方ないぴょんね」 【月兎キンウ(今北茂直)】 説明します 【GM】 どうぞ 【戎脇宴夜】 (実はこっそりダイスを送り込んだ説) 【月兎キンウ(今北茂直)】 「かくかくしかじか…ということだぴょん」 【GM】 みんなは完全に理解した(きりっ 【戎脇宴夜】 (ログまとめるの大変だこれw) 【月兎キンウ(今北茂直)】 PLが口下手なんや 【赤羽賢】 賢「そんな訳で信頼できる人や腕の立つ人数人居ると心強いなあ……と考えてます」 【戎脇宴夜】 「パパテルが悪徳大路にいて、その墜落事件には豆縞が関与してる可能性がある(宴夜の誤解)って感じか?」 【赤羽賢】 賢「豆縞に関しては輝美さんが関わってるなら、また話は変わって来ますが……情報が足りませんね」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 …私は個人的な 用事がありましたが 先方にはおくれると 言っておきます 【戎脇宴夜】 「輝美は俺と違って頭が切れるからな…大路にいってるかもしらん。エステルに電話をしたのもパパテル関係かもな」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 手伝いますよ 【月兎キンウ(今北茂直)】 「豆縞周りは結構情報を隠蔽されてるから結構骨が折れるぴょん」 【GM】 というわけでシーンエンドです 【GM】 最後に何か1行動やりたいことは各人ありますか? 【赤羽賢】 賢「そうなんだよねえ……」と月兎さんに同意を示す 【戎脇宴夜】 そいや左門の旦那は?とおもってフレイヤに聞きます 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 しかし、この二つ お義父様の県と てるみんの県は つながってるのでしょうか… 【戎脇宴夜】 (フレイヤのリアクション次第で電話の一つも入れよう) 【GM】 内容ならばおわりでー 【戎脇宴夜】 が宴夜のしたい1アクションで 【GM】 了解です>アクション 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 あいつなら…ごほん 生徒会長閣下なら 護衛をつけて 悪徳大路を視察中のはずです 【赤羽賢】 僕はナイデス 【月兎キンウ(今北茂直)】 ないです 【戎脇宴夜】 「悪徳大路?!おいおい」 慌てて左門に電話します 【GM】 ではそこでシーンエンドです 【戎脇宴夜】 うぃ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 フライ屋さんは 待ち合わせの人に 電話で直接理由を伝えましょう 【GM】 色々旧SS本部や焼け落ちて再建された弁天図書館、洋上モスク跡地、最後の攻防のあった革命広場など 【GM】 あちこちをディーに連れ会わされて腹が減ってきました。 【ディー】 お、あそこにいい匂いのする屋台があるな 【ディー】 ついでに妙齢の女性がやってるときてる。班士殿おごるから少し寄らないか? 【相馬左門】 「…あー知人でして。いつも女性問題で説教されるんすよねー」 【ディー】 やぁ、そこの麗しのお嬢さん。料理を一つ頂けないかな!? 【ディー】 コンパ:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,5,2) 【相馬左門】 「…(天を仰ぐ)」 【北大路鉄華】 …、左門。あんた珍しくいい男連れてきてるじゃないか。 【GM】 左門がびっくりした。 【相馬左門】 「宴夜や忍じゃあるまいし、男色ネタはNOだよ」 【ディー】 私はディーといってくれて構わないよ。お嬢さん。 【ディー】 っと少し首をかしげます。 【相馬左門】 「…まぁ、お互い本気じゃなさそうだし、野暮は言うまい」 【北大路鉄華】 まぁ、なんでも好きなメニューをいいな 【北大路鉄華】 ないものでも作ってやらぁ 【ディー】 では班士殿。お好みは何かな? 【相馬左門】 「…本気じゃないよな?」←自信がなくなってきた 【ディー】 ああ、ぼくはアルバニアのスパイス効かしたラーメンね 【相馬左門】 「…俺はこの間エステルが頼んでたの」 【ディー】 ふーん、班士殿それ、君のなに彼女? 【戎脇宴夜】 鉄華(微妙にDの方の盛りをよくしそうだw) 【相馬左門】 「…副会長ですよ」←逃げた 【北大路鉄華】 あいよっ(明らかにディー優遇) 【北大路鉄華】 青年。そこのとっくりを持つ手が震えてたぞ。おじさんの前で無理しなさんな。 【相馬左門】 「ビーム平気で撃ちこんでくる人が何を言うのやら」←余計なこと言うなとの意思表示 【ディー】 そうだねぇ。相馬さんも昔一度こういう屋台でさそったけど。ダメだったねぇ。 【相馬左門】 「母が?…母は、その恋多き人だったと聞いています。あなたにも?」 【ディー】 いやぁ、実は一筋な子だったよ。僕の方も結局は真実の愛ってやつを見つけることになったわけだけどね。 【ディー】 班士殿、若いうちは推しを押すのも手だよ。 【赤羽賢】 GM、登場判定を試みる事は可能ですか?(似つかわしくない場合は控えます) 【戎脇宴夜】 鉄華「ほら、言われてら(ニヤリ)」 【相馬左門】 「え?いや、性愛研のおかみさんは別の意見をお持ちだったようですが」 【ディー】 登場判定可能なシーンが次に起こります 【赤羽賢】 了解です 【ディー】 ああ、もちろん班士殿。愛の境地に至るには軽く100はこなさないとね。 【GM】 っとするとそこで 【相馬左門】 「…一つでも大変なのに?」 【GM】 道をトラックが走り抜ける 【GM】 そこに巡回班で簡単値7 【相馬左門】 巡回班:【3d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:3,1,1) 【GM】 シークレットダイス銃士:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,1) 【ディー】 青年。きづいたかい? 【相馬左門】 「…荒事は得意分野ですから」 【ディー】 若いのはいいねぇ。おじさん長持ちしないから助けてね 【GM】 二人は屋台から少し離れると 【GM】 そこで残りの人は登場判定可能です 【GM】 出たい人いますか? 【相馬左門】 「にしても、どこの馬鹿だ。ビームが怖くないのか」 【赤羽賢】 そろそろこちらとも合流したいですしね。簡単値はおいくつでしょう 【戎脇宴夜】 はーい 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ここって 悪徳大路ですか? 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ああ まいいのか 遅れるって言ってるし 【戎脇宴夜】 悪徳大路までの途中で通りすがれる可能性はあるかなと 【月兎キンウ(今北茂直)】 登場するか 【GM】 では外務委員会で簡単値5でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 んじゃ 時間いっぱい こうどうをともにしようってことで ふらいやさんも でる 【赤羽賢】 外務9+簡単値5 【GM】 フレイヤは軍事研、キンウはフィッシング研で簡単値5 【赤羽賢】 【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,4,2) 【戎脇宴夜】 宴夜はヤクザ研? 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 軍事研10:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,3,1) 【GM】 ヤクザ研です 【赤羽賢】 賢「皆さんが来てくれたお蔭で安心して歩けますよ」 【GM】 ヤクザ研で簡単値5でどうぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 フィッシング研:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値12以下)(各ダイス目:6,5,4) 【戎脇宴夜】 任侠ヤクザ研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,2,2) 【戎脇宴夜】 ギリギリwww 【GM】 では蓬莱警備保障のトラックから何かでてきます 【戎脇宴夜】 だれΣ(゚д゚lll)ガーン 【不良生徒】 あ、あれです 【戎脇宴夜】 (あとは見覚えがあるけどw) 【相馬左門】 PCは知らんが、PL走ってるようへいさん出たー 【中華服男子】 金くれるんすよね。金 【傭兵(エクソゼ)】 ターゲットロックオン。 【フロイライン】 借金はつらいわー。豆縞金融は帝愛なみだわ。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 む! 総員戦闘態勢! 会長閣下をお守りしろ! 【戎脇宴夜】 『左門の旦那…電話に出ないと思ったらなんか面白そうなことやってんな(ニヤリ)』 トカレフを構える 【GM】 では全員機敏の判定です 【GM】 イニシアティブ 【戎脇宴夜】 『赤羽ちゃんは隠れてな!』 【赤羽賢】 賢「あわわわ……」と言いつつ宴夜くんの背中に隠れる 【赤羽賢】 賢「は、はい!」と言ってよたよたとその辺の電柱の陰へ 【ディー】 班士殿とりあえず奮戦観察させてもらうよ。 【戎脇宴夜】 簡単値はゼロ? 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 3D6でOK? 【GM】 っと気が付くと遮蔽をとります 【GM】 機敏の簡単値5でどうぞ>all 【戎脇宴夜】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,5,3) 【相馬左門】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:5,2,2) 【GM】 シークレットダイス傭兵:【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:3,3,1) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,3) 【GM】 傭兵:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,2,2) 【相馬左門】 「あー、こちらは皆様に愛される生徒会執行部でございます。あなた方の行動は法律その他もろもろに反しています。速やかにおかえりください」棒読み 【GM】 フロイライン:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:4,4,2) 【赤羽賢】 機敏4+簡単値5 【赤羽賢】 【3d6】を振りました。結果は「10」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:5,3,2) 【GM】 不良:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,6,5) 【GM】 不良:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値9以下)(各ダイス目:4,3,1) 【GM】 では左門→傭兵→フロイライン→フレイヤ→赤羽→宴夜→不良→中華服となります 【GM】 ではどうぞ 【相馬左門】 一応さっきの撤退勧告した後で巡回班の必殺技うてる?←11オーバーいたしましたので使えるように 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ohanatunndekuru 【GM】 どうぞー。どんなのー?(必殺技) 【GM】 必殺技は効果値+5としましょう 【相馬左門】 左門なので雑魚薙ぎ払い。 【GM】 了解では3体まで攻撃可能ということで 【相馬左門】 演出的には竜が剣から伸びていって攻撃 【GM】 了解ー 【相馬左門】 簡単値はいくらに? 【不良生徒】 う、うわっ、この蛇なんだ?? 【GM】 簡単値は5です 【相馬左門】 巡回班:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:5,3,1) 【GM】 成功度分だけ能力値減ります 【フロイライン】 フロイライン:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,4,3) 【フロイライン】 いたっ 【GM】 不良どもを一閃しただけでなく副リーダーの傭兵生徒まで怪我をだしました 【GM】 では次傭兵 【戎脇宴夜】 「ひゃほー旦那カッコいい!」 【傭兵(エクソゼ)】 傭兵は静かにシリアスに 【相馬左門】 「雑魚はかたずけた。あとは任せたぜ、フレイヤさん」 【傭兵(エクソゼ)】 アサルトライフルでフレシェット弾FA制圧射撃をかました。 【傭兵(エクソゼ)】 全員機敏で簡単値5で回避せよ。 【傭兵(エクソゼ)】 シークレットダイスフロイライン:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,3,2) 【戎脇宴夜】 なんか痛そうなの北 【戎脇宴夜】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,3,2) 【ディー】 青年。それ散弾だからあたるとこの島でもいたいぞー 【戎脇宴夜】 デウスします 【ディー】 (ま、この島じゃ早々死なないがね) 【戎脇宴夜】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,3,2) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,4,4) 【相馬左門】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:4,4,1) 【戎脇宴夜】 だめだw 【GM】 では宴夜は健康に-2どうぞ 【赤羽賢】 機敏4+5 【赤羽賢】 【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,3,2) 【相馬左門】 「弾なんて見て避けられるようになって、初めて一人前の巡回班士さ」 【GM】 赤羽くんも-2 【赤羽賢】 お尻に被弾した事しよう 【GM】 おしりに刺さるいたいっ!! 【戎脇宴夜】 「くおら!非戦闘員に撃ってんじゃねぇ!」 【傭兵(エクソゼ)】 抵抗した以上抗戦の意志はあるとみなす。 【傭兵(エクソゼ)】 では次フロイラインだ 【相馬左門】 「いやぁ、プロの方かなー? フレイヤさーん、やっぱ俺も戦闘継続するんで無理しないでねー」 【フロイライン】 左門にしなるウイップで攻撃だ!! 【フロイライン】 フロイライン:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,3,3) 【フロイライン】 左門は機敏で簡単値2でどうぞ。 【戎脇宴夜】 「プロかーシビアな事言ってるともてねぇぞ…」 【相馬左門】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,4,2) 【フロイライン】 くっ 【GM】 それではフレイヤどうぞ 【相馬左門】 「そういうのは3年前になれた! 俺に当てたきゃ、せめてエステル並みのスピードだしな」 【ディー】 そこの外務委員君。こっちへ来たまえ。そこは遮蔽になってない。 【赤羽賢】 よつんばいになって頭を低くして呼びかけに応えます 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 4連装5.56mm砲を敵に向けてぶっ放しましょう 【GM】 このちゃら男ですが、指導に従うと確かに射線を避けられますし爆風も避けられそうな位置です 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 https //youtu.be/5nrb59rGiDc 【GM】 複数ねらう? それとも単体? 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 複数で パワーも使って 【GM】 では簡単値2で軍事研でどうぞ 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 軍事研10+7:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目:6,3,3) 【GM】 するとフレイヤの連射が致命打をはなった!! 【フロイライン】 きゃっ 【傭兵(エクソゼ)】 これは一時撤退だ 【戎脇宴夜】 「さっすがメイド!女のスカートは伊達じゃない」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ふー 【ディー】 班士殿、あそこの車のタイヤに一刺しして 【相馬左門】 「いつもながらの4次元スカートだなぁ」 【相馬左門】 「?了解」 【ディー】 っといいつつ、おじさんは後ろのバイクに一つピストルを軽く車輪にうちます。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 相馬左門生徒会長閣?こんなところで 何をトラブルに巻き込まれてるのです? 【相馬左門】 「行ってこい、竜!」 【ディー】 さてこれで車痕はでたというわけだ。 【戎脇宴夜】 戦闘不能の雑魚を蹴り上げて 「はーいおとなしくしようねー」 【戎脇宴夜】 一緒に撤退してる? 【相馬左門】 (聞こえてないふりでお小言するー) 【ディー】 なんか先のトラックに女の子が一人と、別な女の子が乗り込んだけど 【ディー】 最近の班士や銃士はほっといていい規則になったのかい? 公安に任せるようになったとか? 【ディー】 っとディーはフレイヤのことをきょろっとみます。 【戎脇宴夜】 「女ばかりか…」 マスタ、何か気づけますか? 【GM】 宴夜は簡単値9でヤクザ研でどうぞ 【戎脇宴夜】 任侠ヤクザ研:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,5,3) 【GM】 ではそこには輝美がっ 【GM】 というところでシーンエンドです 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ※状況がわかりません 【相馬左門】 「……ディーさん、申し上げた通り自分は生徒会長でもあります。彼女の諫言は職務に忠実であるが故、ご寛恕願う」 【戎脇宴夜】 「…え…輝美?」 【GM】 月兎はあの後にトラックに乗りおいかけていくと 【GM】 その先の廃倉庫に輝美さんと思わしきものが変なロボだから 【GM】 ロボか怪物に見張られていました 【月兎キンウ(今北茂直)】 「あそこで戦おうなんて馬鹿だぴょん、ただここも面倒ぴょんね」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「まったく、キンウはこういう役回りじゃないぴょん、彼氏君はもっとしっかりするぴょん」 【中華服男子】 本当にこいつをSGの中に連れていけば 【中華服男子】 その何とか会のほうから300万もらえるって本当ですかね 【公安委員】 ああ、間違いない。 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>SGという言葉に聞き覚えってあります? 【公安委員】 私の上の人物はそういっていた 【GM】 月兎はコンピュータ研で簡単値7でどうぞ 【相馬左門】 (また、公安か。中尾の奴と言い…どうしてくれよう) 【月兎キンウ(今北茂直)】 コンピュータ研:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,6,2) 【GM】 SGというのは島北部の捨村(廃村)に発見された月光洞への常設転移ゲートです 【GM】 今多種多様な物資や人や色んなものが24時間出入りしてます 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>これって島でも秘匿されている情報ですかね? 【GM】 SG自体はもう公開情報です 【GM】 ちなみに月兎は今隠れています 【月兎キンウ(今北茂直)】 あれは公安委員に中華服どこの部活関係だぴょん? 【GM】 それはフィッシング部で簡単値5ですね 【月兎キンウ(今北茂直)】 応石使います 【GM】 どぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 フィッシング研:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:5,4,3) 【GM】 中華服はおそらく、と党&ヤクザ研 【GM】 公安委員は非常連絡局 【公安委員】 まぁ、この女には余罪は多い。なんとでもなるさ 【月兎キンウ(今北茂直)】 あれは非常連絡局にと党か…ちょっと正面切ってやるには分が悪いぴょんね 【戎脇輝美】 (まさかこいつらSS、いや豆縞の手先?) 【月兎キンウ(今北茂直)】 ネットで調べながら 【戎脇輝美】 (料理しようとしたらマスターキーで急襲されたけど) 【月兎キンウ(今北茂直)】 輝美だけこっちに意識向けれます? 【GM】 そういえば、数か月前に月兎は学園中の大物生徒の数々が一人の少年に魅了された事件があったなと思い出します 【GM】 ではコンピュータ部で簡単値3です 【月兎キンウ(今北茂直)】 コンピュータ研:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:4,4,4) 【GM】 どこかからジャミングされていてうまく合わせられない 【GM】 どうする? 【月兎キンウ(今北茂直)】 流石に対策はすぐされると… 【GM】 1.新手のハッキングをする 2.アナログに近づく、3.証拠を手に入れて逃げる 4.戦う 5.とど 【月兎キンウ(今北茂直)】 多分、フレイヤさん辺りはこっちに気付いてるから時間を稼ぐのが一番いいぴょん 【月兎キンウ(今北茂直)】 あのゴーレムは魔術系かぴょん? 【GM】 多分魔術系やね 【月兎キンウ(今北茂直)】 それじゃ、ハッキングは通じないと…でも、 【月兎キンウ(今北茂直)】 人は今の時代大概が携帯を持っている、それにハッキングをかけてみてイチかバチか時間稼ぎと情報集めと洒落こむぴょん 【GM】 ではコンピュータ部簡単値5でどうぞ 【月兎キンウ(今北茂直)】 さてさて、主人公がお出ましになるまで弄ぶぴょん 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM>応石とパワー信で行きたいです 【GM】 どうぞ、成功度高いほどすごいことでてくる 【月兎キンウ(今北茂直)】 これからの展開の楽しさを信じてるという感じで 【月兎キンウ(今北茂直)】 コンピュータ研:【3d6】を振りました。結果は「16」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:6,6,4) 【GM】 では公安委員のスマホをハッキングした 【GM】 あと興味深いことに魔術回路コンバーター電源ってアプリがあるけど 【月兎キンウ(今北茂直)】 さてさて、お名前はっと 【GM】 なんだろうか 【GM】 名前は平一(たいら・はじめ) 【月兎キンウ(今北茂直)】 個人情報を抜きつつ、アプリを見てニヤッと不敵に笑う。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「さて、祭りだぴょん」 【GM】 ちなみに今回の仕事は中尾影人から事態の収拾を依頼されたのを 【GM】 こいつが勝手に別集団に情報を売ったらしい 【月兎キンウ(今北茂直)】 公安委員のスマホから炭坑節を流してゴーレムに盆踊りをさせたい 【応石獣】 どばーん 【相馬左門】 (そんなことすると、お前が骨までしゃぶられるぞー。俺は詳しいんだ) 【公安委員】 う、うわなんで炭坑節ががががががg 【中華服男子】 お、おい。先にすごい勢いで色んな奴らくるんだが 【中華服男子】 お、おれは逃げるぜ! 【月兎キンウ(今北茂直)】 スマホのカメラを構えてニヤッとしとく 【公安委員】 (スマホをほうり投げて) 【公安委員】 うわーん!! 【戎脇輝美】 あ、ありがとう!! 【月兎キンウ(今北茂直)】 すぐ逃げるなんて度胸がないぴょんね 【戎脇輝美】 実は銃器もポーションももってこれなくて正直困ってたんだ 【月兎キンウ(今北茂直)】 貴方を迎えに来る王子さまは少々お寝坊さんみたいぴょんね、待つといいぴょん 【戎脇宴夜】 「輝美!!!」 【赤羽賢】 賢「ああ、無事で良かったですね」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「ほら、もう来たぴょん」 【赤羽賢】 賢「月兎さん、見えなくなるから心配しましたよ」 【相馬左門】 「えいりゆうかいだなー。ひがいしゃさんもじじょうちょうしゅはおちついてからでいいからねー」棒読み 【戎脇輝美】 宴夜!! 【戎脇輝美】 っと輝美は宴夜にだきつきます 【戎脇宴夜】 「よかった…無事で…」 抱きしめ返します 【ディー】 うーん。よかった。よかった。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「ちょっと、面白いことがあったからしょうがないぴょん」 【戎脇宴夜】 「ありがとな、彼女さん」 【戎脇宴夜】 げっと 【ディー】 ところでそこのお嬢さん(フレイヤを見て) 【相馬左門】 「という線でフレイヤさんよろしくお願いします」 【ディー】 もしかすると今メールくれたのは君かな? 【赤羽賢】 賢「どなたか存じませんが、色々助かりました。良ければお名前や学年を教えてくれませんか」とディーさんに 【ディー】 ま、少し落ち着いたところで話そうか 【ディー】 そうだね本町までいこうか。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 公安を読んで 【相馬左門】 「?OBさんじゃなかったんで?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「おっと、呼ぶなら公安委員でも信用できる子にしとくといいぴょん」 【赤羽賢】 賢「会長のお知り合いではないのですか」 【戎脇宴夜】 「どうした?彼女さん」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 一条さんを 【相馬左門】 「なら、一條さんだな」 【一條すみれ】 はい、一條です! 【一條すみれ】 (目はディーにがんみ) 【月兎キンウ(今北茂直)】 「ちょっと、お遊びが過ぎた子がいたからぴょん」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 かくかくしかじか 【戎脇宴夜】 「ああ…なるほどね(察する)」 【一條すみれ】 (リヒャルトファンクラブ会員でもある、ちなみに日向のファンでもある) 【相馬左門】 「一応、うちの両親とは学友だったそうだが、俺は今日あったばかりだ」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「はい、これもうパスは解いてあるから大丈夫ぴょん」 【一條すみれ】 あ、はい。後始末はしときます 【月兎キンウ(今北茂直)】 公安委員が置いていったスマホを渡す 【一條すみれ】 まったく最近の非常連絡局はぷんぷん 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 私はそろそろ 行きませんと おかくさまをまたせtっるので 【一條すみれ】 ふ、ふれいやさん、ふれいやさん 【一條すみれ】 そこの素晴らしい方のサインをいただけませんかかかか 【戎脇宴夜】 「メイドも助かった、借りは返すよ」 【相馬左門】 「…職権乱用だなぁ」 【赤羽賢】 賢「(会長のご両親とご学友……? 見かけより御齢を召してる方なのか?)」 【戎脇宴夜】 「ところで、要人のほうはどうなった?」 【戎脇宴夜】 「エステルの父ちゃんだったか?」 【相馬左門】 「?要人?」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 一条さん こんど 映画研の 俳優紹介しますから いまは職務を 【赤羽賢】 賢「あ、そうだった! ええと皆さん、輝美さんも見つかったし、僕の方も手伝って下さい」 【ディー】 まぁ、では後はあの公安の子に任せて 【相馬左門】 「…なんだ、そりゃ?」 【月兎キンウ(今北茂直)】 GM パパテルと初対面なんですけどわかりませんかね? 【ディー】 本町の家にいかせてくれないかな? 諸君 【月兎キンウ(今北茂直)】 変わっている者同士で 【戎脇宴夜】 「あ、ああ」>D 【ディー】 ではキンウはフィッシング研で簡単値7でどうぞ 【赤羽賢】 賢「ディオン・アーレンベルク閣下と仰って、どうやら副会長の御父上らしく…」 【月兎キンウ(今北茂直)】 フィッシング研:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,5,4) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 では まきこまれた 字様 申し訳獲ございませんが 私はこれで 人を待たせていますので… 【相馬左門】 「エステルの父君、つまりお師匠の最愛の旦那様!?それがどーした?」 【ディー】 月兎はわかった。この人がディオンだ。 【月兎キンウ(今北茂直)】 ディーの肩をポンポンと叩き「アンタもいい趣味してるぴょん」とボソッと言っときます 【戎脇宴夜】 「左門…ちょっと落ち着けや」 【ディー】 君もね。私は好きだよ、今北くん。 【月兎キンウ(今北茂直)】 お互い様だぴょん 【相馬左門】 「いや、さすがに状況がわからなすぎるわ!」 【ディー】 といってずいずい歩いていきます 【戎脇宴夜】 「あ、ディーさん!」 輝美を連れてついていきます 【赤羽賢】 賢「ええと、これは話せば長い事で……」と会長に言いながらシーンエンドかな? 【戎脇宴夜】 「別件もあってな、先に還すのも心配だからついてきてくれ」 【戎脇宴夜】 輝美 【ディー】 ただいまー♪ 【GM】 来たところは宮里屋敷です 【相馬左門】 「…なぜ、俺たちはここに」色々繋がってきて汗がだらだら 【戎脇宴夜】 「ん…ただいま…んで個々の応接室は…」 【GM】 久々にキューバのシガレットでも頂きますか。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「おじゃましますぴょん」 【GM】 あちらじゃ最近は規制がうるさくて吸えないからね。 【戎脇宴夜】 すっと火を出します 【相馬左門】 「…逃げも隠れも出きんな、これは」 【GM】 宴夜くん。一本いかがかな? 葉巻はどう? 【戎脇宴夜】 (葉巻じゃそうはいかんか) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 フライ屋さんは 悪徳大路で 待ちぼうけw 【戎脇宴夜】 「…ありがたく」 【赤羽賢】 賢はそわそわしてる「……(ここで時間を潰していられないんだけどなあ)」 【ディー】 ああ、フレイヤには屋敷にきてねといわれる 【ディー】 さて。種明かしをしますか 【戎脇宴夜】 「赤羽ちゃんヒソヒソ」 【ディー】 こういう変装もできるというわけ。 【相馬左門】 「…フレイヤさんを呼び返さないと!」スマホで連絡を! 【ディー】 実は理由があって老けメイクしてるんだよね。これでも。 【赤羽賢】 宴夜さんの耳打ちの最中で変装が解ける、と 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ただ今戻りました 【赤羽賢】 賢「…………」ぽかーん 【戎脇宴夜】 「よかったな赤羽ちゃん」ポンポン 【エステル母(香織)】 あ、あなたお帰りなさいませ! 【月兎キンウ(今北茂直)】 「首は繋がったぴょんね」 【相馬左門】 「はやいなーさすがに」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 イカ浅間 フレイヤ 今も度rました 【ディー】 香織、ただいま。 【戎脇宴夜】 (誤字がいいしごとしておる) 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ん? お母さまを 舌mpなm、和えで呼ぶこの人は…? 【ディオン・アーレンベルク】 始めまして。私が香織の夫でエステルの父である 【赤羽賢】 賢「(……一応、務めは果たしたのかな……あ、でも結局墜落の報告書と突き合わせないと……)」と依然仕事モードから離れてない 【相馬左門】 徳利をひっつかんで無意識に飲んでるぞ 【ディオン・アーレンベルク】 ディオン・アーレンベルクだ。よろしくね。 【戎脇宴夜】 (しかしこの夫婦波紋使いか…) 【相馬左門】 「…改めまして、相馬左門です」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 お義父さま!? 【赤羽賢】 慌てて頭を下げて「あ、こ、これはご丁寧に……欧州議会外務委員長アーレンベルク閣下」 【相馬左門】 …大減点やらかしてるのを自覚したので固い 【ディオン・アーレンベルク】 ウィロビー男爵令嬢レディ・フレイヤ・紅葉・ミラーくんだね。5歳以来だ大きくなったねぇ。 【相馬左門】 大減点…彼女と言われて副会長と行ってしまう 【戎脇宴夜】 「ディー閣下、もしお時間がよろしければ後ほどこちらの赤羽に、入国からの顛末伝えてあげてくれませんか?」 【ディー】 うん、こちらのほうから埋め合わせはしておこう 【戎脇宴夜】 「彼の首が物理的に飛んでしまうので」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「こんな、お偉方の場に出れるなんて最高ぴょん」 【戎脇宴夜】 「ありがとうございます」 【ディー】 ぼくのみるところ君たちは合格だ。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 ??? たしかに フレイヤ みらーですが・・ えーっと お義父様? え??? 【ディー】 これから起こる面倒ごとへのね 【赤羽賢】 賢(頭の理解と状況がおいついてこない) 【ディー】 これは昔、相馬くん。君の父と話し合った後始末でもある。 【相馬左門】 「面倒ごと?この学園に何か?」 【戎脇宴夜】 「まぁ首がつながったって事だ、今度二人で飲みに行こうや(ニヤリ)」 ※輝美とげっとに聞こえないように 【ディー】 もちろん基本的には君たちの世代がやることではあるけどね。 【相馬左門】 「…は?何故、ち…天木氏のことが関係を?」 【ディー】 あと、この島が隠され続けている理由も少しお話しよう。 【赤羽賢】 賢「い、いや僕たち未成年……」と宴夜くんに 【GM】 (ここからの話はアンオフィシャルね) 【戎脇宴夜】 (らじゃ) 【赤羽賢】 あいあいさー 【相馬左門】 目の前でぐびぐび飲む会長の姿が>未成年 【月兎キンウ(今北茂直)】 (了解です) 【GM】 実はぼくら月光洞にいったことがある。 【赤羽賢】 会長にちょっかいだすと、脇に侍る女性陣が怖いですw 【ディオン・アーレンベルク】 君たちの何人かもいったはずだ。 【ディオン・アーレンベルク】 そしてあそこにある大気の物質、当時の錬金術研と化学部は 【相馬左門】 「侵攻作戦が問題だと?」 【ディオン・アーレンベルク】 ホウライニウムと名付けていた 【ディオン・アーレンベルク】 あれを地上人が摂取すると、少しだけ影響がある。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 (男爵令嬢? お義父様は誰かと勘違いをされてるご様子 あとで 訂正せねば・・月光洞 行ったことないですね・・) 【ディオン・アーレンベルク】 君たち。ぼくら夫妻をみて幾つだとおもう? 【戎脇宴夜】 (俺…こないだ行ったな…影響?) 【相馬左門】 「まさか、不老長生!?」 【戎脇宴夜】 「……お若いですよねどうみても」 【ディオン・アーレンベルク】 これでも46なんだよ。 【ディオン・アーレンベルク】 気づいたのは2000年代に入ってからだったけどね 【月兎キンウ(今北茂直)】 「永遠の青春を過ごせるとは言いえて妙だぴょん」 【戎脇宴夜】 「上を見て30代ですね…」 【ディオン・アーレンベルク】 少しずつ年はとってるから100ぐらいには老人になって死ぬだろう 【赤羽賢】 賢「(話が正しければ30年前在籍なんだから、それぐらいの齢だよなぁ……でも)」 【ディオン・アーレンベルク】 それでも外の人間にとっては羨望の的だ 【ディオン・アーレンベルク】 おそらく僕が予測するに月光洞にはおそらくかなり介入せざるを得ない 【ディオン・アーレンベルク】 決断するのは君たちだがね 【ディオン・アーレンベルク】 しかし、外に情報を出すのは彼らの陰謀抜きに注意しなさい。 【ディオン・アーレンベルク】 当時のOBたちの何人かは互いに連絡を取りつつ、島の秘密を守っている。 【相馬左門】 「…そんな、俺はただ南豪の力をそごうと…」 【ディオン・アーレンベルク】 頼むよ。 【ディオン・アーレンベルク】 そして宴夜くん 【戎脇宴夜】 「はい」 【ディオン・アーレンベルク】 輝美さんは少し素体として気になる。いうことにより言霊になるのは恐れるべきなので言わないが。 【ディオン・アーレンベルク】 よく守ってくれ。そしてともに成功することを祈るよ。 【戎脇宴夜】 (素体の意味をどうとらえればいいだろ>GM) 「…守るのは当然です」 【ディー】 そしてフレイヤ嬢 【ディー】 そして左門くん 【ディー】 うちの娘をよろしく頼む。ぼくより四角四面にものを考えるからね。妻に似て。 【ディー】 月兎くんや赤羽くんもここにいるということは 【ディー】 無名剣の縁に結ばれてしまったということだ、すまない。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 お任せください エスティは私が守って見せます(命に代えても)※府表情 【相馬左門】 「…俺にできることを全力で。そもそも俺はエステルのものですから」 【月兎キンウ(今北茂直)】 「陰謀があってこその学園生活ぴょん」 【赤羽賢】 賢「え、あの、ちょっと、すみません、よく分かりません……無名剣の縁……?」 【ディー】 いづれ、わかる。君たちにもね。 【ディー】 古きものはただ去るのみ。さりとて心残りが尽きることはなし。 【ディー】 さて、しめっぽい話はこれで終わりだ 【ディー】 どんどん料理をもってきて、あと酒とたばこもね 【ディー】 さぁてお祝いを気楽にしようじゃないか! 【ディー】 個人的には相馬くんの子とウィロビーの奴の姪が一番気になってたからね。 【ディー】 色々聞かせてもらうよ。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 あ お義父様 先ほどの 話でですが わたしは確かに フライ屋・紅葉・みらーですが その 男爵とかなんとかでは ないです だれかとお街着では? 【月兎キンウ(今北茂直)】 祭りの後の宴も一興ぴょん 【相馬左門】 「ご当主様のご帰還の祝いか」 【ディー】 へっ、君。ウィルの姪だよ。ぼくおしめとりかえたもん 【戎脇宴夜】 「酒とたばことは話が分かる御当主だ」 【ディー】 おしりにほくろが二つあって、めずらしく蒙古斑があるでしょ。 【戎脇宴夜】 「へぇ…」 メイドをニヤニヤ眺める 【ディー】 まぁ、左門くんもぼくに来た16年前の電子メールみせてあげるよ 【相馬左門】 「(…すごい記憶力だ)」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 蒙古斑は もう 消えました!/// 【ディー】 12P、子供ののろけ話でできてるメール。 【赤羽賢】 賢「『王の帰還』ならもう物語は大団円の筈だけど、今は一体どんな時だろうねえ……」と左門さんの台詞を受けつつ 【相馬左門】 「…母よ…」 【ディー】 まぁ、赤羽くんもぼくと懇意になったことにしとけば 【ディー】 だいたい外務委員会なら楽なはずだ 【ディー】 飲みなさい飲みなさい。 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 うぃろびー たしかに 養父の 名前ではありますが。。。それと 男爵と どういう関係が…? 【戎脇宴夜】 「おお!赤羽ちゃんよかったじゃねぇか!」バンバン! 【ディー】 えっ、ばあ様亡くなったからもう爵位ついだでしょ、彼。 【月兎キンウ(今北茂直)】 「これは物語であって物語じゃないぴょん。トゥービーコンテニューというやつだぴょん」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 (いえ いまは エスティの お父様の事を かんがえませんと) 【ディー】 彼子供いないから君が次の当主だよ。おめでとうフレイヤ。 【赤羽賢】 賢「ごほっ」ディーの台詞と宴夜くんのでむせる 【ディー】 月兎くん、いいねぇ 【ディー】 今度うちの風呂にはいっていきたまえ。 【戎脇宴夜】 「おお…メイドがメイドじゃなくなったのか…何と呼べばいい?」>フレイヤ 【ディー】 たまにはフレイヤ嬢やうちのエステルと風呂で友情を深めるのもいいんじゃないか 【月兎キンウ(今北茂直)】 「それは遠慮しておくぴょん、秘密は女を女にするというぴょん」 【GM】 というところで今日のシナリオは終了です 【赤羽賢】 お疲れ様ー 【相馬左門】 「…あ、あのーディーさん、あのですね、エステルのことを副会長と呼んだのは他意はなく、生徒会長としてハーレム云々を払しょくしたいためでして…」しどろもどろと言い訳 【戎脇宴夜】 おつかれさまでした 【GM】 遠くにエステルたちの帰還の声がきこえる 【相馬左門】 お疲れ様でしたー 【GM】 というところですね 【戎脇宴夜】 「さもんがんばえー(棒)」 【フレイヤ・紅葉・ミラー】 お父様が爵位を? にわかには信じられません。。。え? わたしが なんですって? 情報量が多くて もう 何がなんだから… 【月兎キンウ(今北茂直)】 月兎はこんなに活躍してよかったのだろうか 【GM】 ちょいとシリアス目で設定多めなので 【GM】 おいてきぼりにされた人がいたらごめんねー 【戎脇宴夜】 置いてけぼり感は無かったですよ 【GM】 幾つか謎が残りますがそれは今後の伏線で。 【月兎キンウ(今北茂直)】 こんなに活躍できるとは思ってもみなかったです 【戎脇宴夜】 げっとはすごかった 【戎脇宴夜】 あと赤羽ちゃん弄るの楽しかったwww 【GM】 で、この後に赤羽くんは生徒会執行部の補佐官として出向されることになります。 【月兎キンウ(今北茂直)】 やりすぎたかな感は若干ある 【月兎キンウ(今北茂直)】 炭坑節はノリだったんだ 【GM】 w 【赤羽賢】 いやいや月兎さんは終始面白かったと思う 【相馬左門】 「飛行委員会と非情連絡局への査察はどうしたものやら…」 【赤羽賢】 弄ってくれて有り難うw>宴夜くん 【ディー】 ま、政治経験だ。軽くいなしてみなよと親父様にいわれるw 【月兎キンウ(今北茂直)】 だって暴力はちがうかな→じゃあ躍らせるか→炭坑節かってかんじですね 【戎脇宴夜】 そこの炭坑節がせんすよなwww 【赤羽賢】 踊る≒東京音頭じゃない所がさり気に地方色ぽかったかも 【赤羽賢】 関東だと真っ先に東京音頭になるからね 【GM】 いやー。でもこの話だけは 【GM】 どうしてもフレイヤさんと左門さんがいるときにしたくてね 【戎脇宴夜】 ですよねー 【相馬左門】 でしょうね 【GM】 ただ、結構な秘密とコネが参加PCにはえるので 【戎脇宴夜】 東京音頭歌いだしみたいなとこしか知らないw 【GM】 誰が他に参加するかなぁとw 【月兎キンウ(今北茂直)】 九州民としては東京音頭?って感じですね 【戎脇宴夜】 陰謀系だから宴夜なのは鉄板やったなぁと 【赤羽賢】 だよねー>東京音頭? 【戎脇宴夜】 なんかSEが聞こえる気が 【GM】 あ、あと鉄華については 【GM】 すいませんでしたw 【赤羽賢】 でもこれは確かに諏訪部だと別の意味でやりづらかった。晴でも荷が重い 【相馬左門】 野球中継で聞くぐらいですな、東京音頭←九州出身 【月兎キンウ(今北茂直)】 月兎は思った以上に陰謀に絡めるから楽しかった 【GM】 ディーの人となりを出すのに犠牲になってもらった 【戎脇宴夜】 おもろかったのでいいですw>鉄華 【GM】 この話は宇津帆島の裏側キャンペーンの入り口なので 【戎脇宴夜】 彼女はああですようんw 【GM】 ちょいとキャラを選ぶんよね 【戎脇宴夜】 ふむふむ 【GM】 多分最後は九尾の狐様退治あたりまでいけるといいなぁ 【赤羽賢】 あやはるさんの新PCをしばくのか>九尾 【GM】 ふふり。 【相馬左門】 え、そうなるの>九尾 とすると、最悪の苗字選んだか… 【戎脇宴夜】 ほほう あらたなわからせ棒が… 【GM】 聖戦の系譜ですよw>左門 【戎脇宴夜】 もしくは誤字帝国の復活 【月兎キンウ(今北茂直)】 日向君だとマジでロックだからとかで深みに行きそう 【GM】 www 【赤羽賢】 嫌過ぎる帝国だ 【戎脇宴夜】 ロックはすべてを解決するw 【GM】 父テルはずーっと前から話にでてたんだけど 【GM】 ずーと出してなかったので 【月兎キンウ(今北茂直)】 GMに優しい雑に導入してもどうにかなるPCばかりでございますww 【GM】 今回満を持して登場ということで 【GM】 w 【戎脇宴夜】 クッソイケメンだわ 【GM】 少しイケオジ風にやってみた 【赤羽賢】 トドさんこういうキャラ好きなんだろうなーと見ながら考えてた 【GM】 www 【GM】 まぁ好みのキャラ累型の一つではある 【赤羽賢】 いつか月兎さんが選択肢:とど を選ぶ日を楽しみに待とう 【月兎キンウ(今北茂直)】 うちのPCはPC3ポジを狙う子ばかりが出来上がるので主人公ロールとかイケメンロールすげーってなってました 【戎脇宴夜】 選択肢でるとあるから あれいつも気になるけど 【戎脇宴夜】 選んだら絶対 しれっと黒井先生出てくるんだろうと 【戎脇宴夜】 信じてるw 【GM】 とどー 【赤羽賢】 それではお疲れ様ーお先に 【戎脇宴夜】 おつかれしたー 【月兎キンウ(今北茂直)】 お疲れ様でした 【相馬左門】 お疲れ様でしたー 【GM】 さてとりあえずこの部屋とじますねー <【前の話】 【次の話】>
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忍奉さんが入室しました 忍奉 (すっかり修復された喫茶のテラス コーヒーメーカーがぶっ壊れたので今日は厨房からもってきたミルクティーである) 忍奉 …そういえばバレンタインが近いのか(いつものセントラ新聞 忍奉 やれやれ、少し仕事するか(お茶セットを片付け、店内に) 忍奉 (…ラミネーターで打ち出した広告をコーティングしている) 忍奉 (「これであなたも二十二憐星燈!?タロットチョコ積み合わせ」) 忍奉 (「貴族御用達。あなた色のバレンタインを、パートナーと共に。ゴディ○がオーダーメイドします」) 忍奉 (「新発明、つつくとチョコが出てくるチョコレートクリッカー! ※自動で無限に沸くことがあります、注意」) 忍奉 (「やっぱり手作り!バレンタイン初心者にも安心、手作りチョコレートセット!」) 忍奉 (「チョコという風習はもはや古い。時代はクッキー。バレンタインクッキー、新発売」) 忍奉 よいせよいせ(店の壁に手際よく貼っていく 忍奉 (さらには店内装飾もハート多め)いやぁ、季節感って大事だよね。私としては節分だけど 忍奉 鬼は外なんて言ったらビリーくんとバトル始まっちゃうからね…口実にバトルしかけてくるよ絶対 忍奉 なんてね、さてこんなところか。客無し!オッケー、サボろう 珊瑚さんが入室しました 忍奉 (そしてテラスへ)またあの謎の暗黒生物が現れたらたまらないけどねぇ 珊瑚 ぺた…ぺた…ぺたぺた…(口で言いながら喫茶の壁をぺたぺたしている 忍奉 おや、妖怪ぺたぺたが現れた。目をあわせてはいけないな。 珊瑚 ぺたぺた… ある…! 確かにある…(壁を伝ってテラスの方に 珊瑚 失われた喫茶が復活してる…!! 忍奉 まあね。壊れたものは基本的に、どこからお金が出てくるのか 珊瑚 ぁーーー!!忍奉せんぱい!!(指差して 忍奉 自動的に修復されるからね。加護の力も此処まで来るとドンビキだ。 珊瑚 生きてた!良かったー!やったぁ! 忍奉 あっはっは、心配されてるとは嬉しいね。荒事は苦手なもので、すたこらさっさとトンズラこいたよ。 珊瑚 いやー!吃驚しましたよぉ、だって見てくださいよコレ!(どこかの新聞の一面『邪神大暴れ!』 忍奉 いや、まあ確かに邪神っぽかい見た目だったけど大げさな… 忍奉 そもそも『邪神大暴れ』ってなんだ。『邪神』『大暴れ』が繋がらなさ過ぎて怖いよ私は 忍奉 邪神ってもっとこう…黒幕的だろう? 珊瑚 えっ…このえげつないの邪神じゃなかったら…何なんでしょう? 神? 忍奉 謎の暗黒生物… 珊瑚 突然失敗した料理みたいなスケールじゃないですか… 忍奉 …神が暴れたんだとしたら、よほどさんごクンへの給与支払いを妨害したくて仕方なかったんだろうなぁ 忍奉 なにせ仕方ない。仏の顔が3度までなら、神様だってきっとそれぐらいだろう。 忍奉 それがさんごクン相手なら1度目でキレてしまっても、これはおかしくない…なんてことだ 珊瑚 ―っは!!南城神に見放されすぎじゃないです!? 忍奉 貧乏神には好かれてる! 珊瑚 切り返しが素早ァい!!(両手で頭抱えて 珊瑚 はぁ…しかしもう神にでも頼りたい気分ですよ…できればこう打ち出の小槌とか金の斧とかくれるタイプの神に… 忍奉 物理攻撃的にくれる神様は御免被るなぁ私は 忍奉 「あなたが落としたのはこの金の斧ですネェ!?」って襲い掛かってくるわけだ 珊瑚 いやだー!そんなシリアルキラーめいた神!でもヴァースにはそっちの方が多そうだー! 忍奉 ついでに途中から銀の斧も加わって双斧で襲ってくる。 珊瑚 さすが神!筋力が高い! 忍奉 そんな与太話、子供には意外とウケがよさそうだがどうかな… 珊瑚 案外子供ウケしますよねぇ…残酷物語… 忍奉 まあ与太話もびっくりな、ビルごと大切断してくる暗黒生物に襲われた身としては 忍奉 全く笑っておいたほうがいい話だよ、あっはっはっ。そういえば春夏秋冬サン元気かな 珊瑚 いやぁ…よくぞご無事で… って春夏秋冬ちゃんもいたんです!?? 忍奉 嫌な角度で振り払い直撃して、瓦礫バウンドして跳んでったからね。あれなんて言うんだろうな 忍奉 瓦礫バウンドしていくやつ。なんか名前ありそうな気がするけど…(ふーむ 珊瑚 春夏秋冬ちゃんも無事ですか!?です…よね!?何か不安な感じですけど!? 忍奉 いや、瓦礫でなくても地面バウンドしていく吹き飛び方には何か…ああ、生きてたから 忍奉 一旦撤退したよ、彼女と一緒にね。まぁ私は逃げたんだけど!(はっは、と 忍奉 まあちゃんと抱えてとんずらしたけど、なにせ養生するなら喫茶で寝るのが一番早い 忍奉 でも喫茶には立ち寄れないってわけで、まあ包帯姿とか見れるかもね 珊瑚 それなりに怪我してる気配ー!↓↓ でも無事そうで良かったー!!↑↑ 忍奉 そうだねぇ、まあまた来るかもしれないからその時はさんごクンよろしく 珊瑚 いやまー逃げるしか無いですよあんなん!倒せてたらビックリどころじゃないですよ! 珊瑚 はーい!(素直に返事 忍奉 勇者さんごクンの冒険が今、始まる… 珊瑚 ぇっ… そんな大規模な話に…? 忍奉 まあそれはそれとしてさんごクン、バレンタインだよ。みよ!店の内装! 珊瑚 あっ…!!?(ババッと周囲を見回して 忍奉 そしてみよ!このハートなテラス! 珊瑚 ホントだ…… このうわうわした内装…… ギラついた広告……! 忍奉 この恐るべきハートパワーがあれば、謎の暗黒生物もよりつけまい! 珊瑚 確かにですよ!どんな戦闘脳KYもこの日の戦いは邪魔できまいですよ! 忍奉 あっはっは、まあ日にちはまだあるけど季節感としてね。ああ、さんごクン 忍奉 ビリーくんに「鬼は外」って豆を投げつけると、ノってくれるよ 珊瑚 あっ偶に会う同僚さんですよね!? へーなんでだろ節分フェチなんですかね? 忍奉 ッフ…そうかもしれないです…だ(モノマネ 珊瑚 りょーかいしました!そういうのノらずにいられないんで!明日会えたら即投げます!! 忍奉 うんうん、実に季節感というやつだね。すばらしいよ 珊瑚 節分明日なんですねー、季節の過ぎ去るのの早い事よ…恵方巻も食べなきゃ… 忍奉 ニポンの風習が多く残ってていいことだ。私もいずれニポンというところには行きたいがねぇ 忍奉 まあシーナ地方が、いわゆる“和”サイドらしいからそっちで我慢か… 忍奉 …ところでさんごクン、女子視点でいいんだけど 珊瑚 ぉ、なんですなんです??コイバナですか!> 珊瑚 !? 忍奉 間違ってもそれは無いな、私には(スマイル)あれだよ、バレンタインは 忍奉 バレンタイン、そうバレンタインだからこそ喫茶はこんな感じなんだけど 忍奉 私は例年やっているらしい、ハートで飾り、最新の菓子広告をラミって展示するってだけのことを 忍奉 やったに過ぎないわけだ。つまりこれは定例行事的装飾。悪くはないと思うが、しかし 忍奉 女子視点的に足りないところがあれば、是非付け加えていってほしい 忍奉 喫茶に入ったレディがトキメキしてチョコ渡したくなるような、そういう要素だ。 珊瑚 なるほどがってん!!(やる気満載 忍奉 というわけで、私はそろそろ非番だ。ちょっと先日の暗黒生物関係でやることがあってね 珊瑚 まじですか!何か…タダモノでない気配を感じますよ!? 忍奉 なに、ちょっと別の勤務先のボスに会って来るだけさ 忍奉 ああ、店員用の冷蔵庫にブルーベリーレアケーキをいれておいたので気が向いたら食べてくれ!(にこやか 珊瑚 先輩ダブルワーカーでしたか…(何かホロリと 珊瑚 ケーキ!(思考がティーンと切り替わり)はーい♪ありがたくいただきまーす!(めっちゃ笑顔で 忍奉 いや、私は長期休暇ついでに働いているだけ…いやこれはダブル…いやそんなわけは…ワーカーホリック…私はサボり希望なのだ… 忍奉 …ともかくもそういうことだ!では、無事でいてくれ!(※節分話 忍奉 (去り行く執事マン 忍奉さんが退室しました 珊瑚 行ってらっしゃーい(両手振って見送り 善一さんが入室しました 善一 (入店して即座に気付く キョロキョロ 善一 なってる!!! それっぽく!! な っ て る ! 珊瑚 ハッお客様だ いらっしゃいませー♪(入店した善一の元にやってくる 善一 っあ! あん時のおねーさん! こんちゃっす!!(何かぴしっと 珊瑚 お席へご案内しますお客様!チョコケーキとかチョコクレープとかチョコレートとか食べますか!? 善一 おお、やっぱ今そんな感じなんスね!? じゃーチョコパフェにしよーかな!(席に案内されながら 珊瑚 こちらへどうぞー!(テーブル席へご案内し)ヘイ店長!チョコパ1です!(厨房に 善一 いやーしっかしこんな内装でチョコ食べるとかもうそれってバレンタ―― 善一 ん ん っ…!? それって良いのか? それで良いのか…!?(なんか旋律 珊瑚 良いんです!良いんですよ!必要以上にチョコを食べることが許される――それがこの2週間! 善一 えええっ でも俺、チョコもらったことないのに… 善一 これひょっとしてめっちゃ虚しいヤツ…!? 珊瑚 その名も~、 ひとりバレンタイン~!!(トレイを手にくるっと一回転 珊瑚 お待たせしましたァ!(善一の前にチョコパフェドーン 善一 !!! 善一 ど、どうする俺…! 頼んだ手前あれなんだけど! 珊瑚 ささ!アイスが溶けないうちにどうぞ~♪ 善一 ………(ゴクリ 善一 ……―――― ん? 善一 (素朴な顔で珊瑚の方を見る 珊瑚 ――― ん?(首傾げ 善一 よし、そうだな 善一 そういうことにしておこう(視線をパフェに戻して 善一 よし頂きます!!! 珊瑚 さーバクッと行ったぁ!! 善一 (パクーっと!) 甘っ! うま! 善一 (ガツガツ食い始める 珊瑚 ごゆっくりどうぞ~(スススッと奥の方に控える レインコート少女さんが入室しました レインコート少女 …久しぶりに来てみたら…そういう時期、だったかしら(くせっ毛の強い薄緑髪の少女 珊瑚 はっ! いらっしゃいませ~!お席へご案内しま~す!(レインコート少女の元にやってくる赤エプロンの店員 レインコート少女 ええ、お願い(見た目と異なる年齢であることは、受け答えからすぐにもわかる 珊瑚 ぇ~、ただいまバレンタイン特別仕様(でもないけど)により、お客様同士での相席がオススメとなっておりまーす! 珊瑚 如何致しましょうか!? 善一 んん?(何かまた 女性―― レインコート少女 あら、季節感溢れるわね。それでいいわよ 善一 カワイイ!!(何かテーブルドン 珊瑚 んんっ!何か良い反応が見えた気がする!ではではこちらに~!(ぱたぱたっと善一のテーブルまで行き 珊瑚 こちらへどうぞ~♪(対席を手で示す レインコート少女 お邪魔するわよ、少年(軽く会釈 善一 っ”ぇえ”” 相席!?(吹き出しそうになって 善一 こ、こここんちは! レインコート少女 こんにちは。悪いわね、一人の方がよかったかしら?(ちょいっと対席に座り 善一 いやちょっとだいぶかなり緊張するだけです へぁい!(裏声返事 レインコート少女 取って食おうというわけでもないのだから、心配しなくてもいいわよ(傘を立てかけ 善一 取って食う!?(何かピンク的な妄想 善一 ――いやいや、取って食う!?(すぐさま正常?な判断に ここは喫茶EB 珊瑚 ぃゃ~若き事は良きかな良きかな…(小声でなんか言いつつほどよく離れた場所に控えるウェイトレス レインコート少女 … (察して) 小さい女の子が好みなのかしら? 善一 いやそういうわけじゃ! レインコート少女 そう、安心ね。…店員さん、この時期だとチョコレートパフェかしら? 善一 確かにカワイイ女の子には慣れてないからこうあわあわしちゃうっていうか(あわあわ 珊瑚 はぁい!チョコパフェとかチョコクレープとかチョコフォンデュとかフォンダンショコラとかがオススメメニューです! レインコート少女 では今の全部で。…今の、新しい口説き文句? 珊瑚 マジすか!?あざっす!!(サラサラメモって 珊瑚 ほい店長~っ!(注文諸々厨房に伝える 善一 め、めっちゃ頼む…!!(旋律 レインコート少女 カワイイだけじゃ、靡かないわよ。バレンタインってことは、そういう季節なのだろうけど レインコート少女 もう少し、言葉で可愛がってくれると嬉しい。ふふ、チャンスね、少年 善一 あっいやっその俺思ったこと口に出しだだけで(あわあわばたばた 善一 何か俺遊ばれてます!? レインコート少女 ええ、遊んでいるの。…EBに居るってことは、戦闘者かしら。 珊瑚 お待たせしました~っ(両手トレイにチョコスイーツぞろぞろ乗せてやって来る レインコート少女 ありがとう。…店員さん、お名前は? 珊瑚 (テーブルに乗せて)ハイ、南城珊瑚で~す☆ しがない学生アーンド今は喫茶店員です!(笑顔で レインコート少女 学生さんなのね。私は… レインコート少女さんが退室しました ラヴィさんが入室しました ラヴィ ラヴィ。ラヴィ=ラヴィラ。特に職業とかはないわね。フリーの戦闘者でいいのかしら。 善一 ラヴィさん! に、おねーさんは珊瑚さんつーのね!? ラヴィ 呼び捨てでも構わないわよ、少年。 善一 いやいやいやいやいやそんなそんなそんなそんな!!!(千手観音 ラヴィ (スプーンを手に取り)ただ、機を見るのが下手ね、あなた。 ラヴィ そこは、名乗るところよ? 珊瑚 よろしくでっすラヴィさん!そして~…(善一見て 珊瑚 どうぞどうぞ!(促す 善一 ぁっ、ああああ! 善一 すっ、住良木! 住良木善一です!!(所々が裏声 ラヴィ そう、スメラギ君。あなたは戦闘者なのかしら(言った後、もっきゅもっきゅとチョコ食べて 善一 い、一応そうです!! 善一 なんか、昨日は変人に絡まれたりしたけど、い、一応は! 珊瑚 そうそう!こないだは2on2でバトったりも! ラヴィ それは、ステキね?是非、手合わせしたいものだわ(見た目は13前後 珊瑚 ほらほら~、うら若き女の子が期待の眼差しで見つめてますよ少年!(善一に ラヴィ (軽く1グラスのパフェがなくなり、クレープを手に取りあむあむする 善一 え”っ でも 俺女の子はちょっと…気が引けるっていうか……! ラヴィ あら、殺されかけても同じことを言えるのかしら。 ラヴィ 見た目が女の子なだけで、もしかしたら怪獣かもしれないわよ? 善一 そ、それはそーなんだけど! ラヴィ 一応戦闘者なスメラギ君は、何のために“このEB”に来てるのかしら。 善一 そ、それは師匠に云われて仕方なく! ラヴィ そう、それなら仕方ないわね。仕方のないこと ラヴィ (ストロベリーをチョコフォンデュにつけ 善一 それでも俺じゃーここ、ダースで命があってもたんねぇっすよ…(がっくし ラヴィ 命なら足りるんじゃないかしら?死んでも死にきれないから、此処が変わらない場所であれば ラヴィ 訂正しないとね。女の子相手じゃなくて、誰が相手でも気が引けてしまう 善一 う” ラヴィ そこらへんのイヌネコ相手なら戦う気になるかしらね、スメラギ君 ラヴィ それとも、イヌネコも“カワイイ”から攻撃できないのかしら 善一 あ、煽るんじゃねぇよ! 確かにびびってんのは当たってるけどさー!!(ワーっと ラヴィ あら、びびってたの?知らなかったわ。…ねぇ ラヴィ 無理に、戦闘者である必要は、無いわよ。此処は、きっとね。 ラヴィ いっぱいいるわ。戦闘者じゃない人なんて。にょにょ言うラブアンドピースな悪魔とか。 善一 そ、それは、人それぞれかも知れねぇけど…… ラヴィ ブライダルコンサルタントとか。 ラヴィ ただの医者とか、よくわからない店員とか、戦闘者ではなくて職業的なファイターとかね ラヴィ そう、人それぞれね。あなたも、そのそれぞれの中にいる 善一 う、お、俺は…(言葉が詰まる ラヴィ 無理して、“一応 戦闘者”なんて名乗らなくてもいいのよ。 善一 うぐ…… ラヴィ 戦う覚悟が出来たら、名乗りなさい。それまでは、ただのあなたそのもの。 ラヴィ (フォンダンショコラを割る とろけ出るカカオの香り ラヴィ バレンタインらしく、甘い会話でなくてごめんなさい? 善一 ぐ、ぐうの音も出ない!!(わーん! ラヴィ だって、女の子だからって手加減されるんじゃ…不機嫌にもなろうってものだもの 善一 わ、わかりますよその理屈はァ! 善一 どうせあんさんも天外魔境ばりに強いんでしょ! 俺なんかより半端なく! 善一 でも!(なんか両手を前に 善一 それは! それ!! 善一 これは!! これ!!!! ラヴィ そうね、それはそれ。これはこれ。強いから戦う?弱いから戦いを避ける? ラヴィ そういうことでは、ないものねぇ(ショコラの最後の欠片にフォークを刺し ラヴィ でも、きっとこれだけ言われて何か思うところがあるのだから… ラヴィ あなたには勇気があるのね。 善一 うううるさーい!そのカワイイ顔で俺の心をへし折るんじゃないやい!! 善一 いっそ火ー吹くドラゴンとかバケモンのがマダましだったっての! ラヴィ 誉めてるんだけどね。そこの底意地については…だって ラヴィ 去る気はないんでしょう? 善一 しばらくはね! 善一 でも正直逃げ帰りたい!帰ってぬくぬくと暮らしたい! ラヴィ なら、せいぜい居る間は“一応 戦闘者”を名乗れるよう…女の子を傷つけずに勝つ方法でも 善一 こんな今日死ぬか明日死ぬかみたいな場所!! ラヴィ 考えてみることね(ショコラあむあむ 善一 うぐっ…… ラヴィ …そういえば一切傷つけず、勝とうとする戦闘者もいたわね ラヴィ まあ、名乗る以上は“戦線”発生時には力になってもらうし… ラヴィ 頼りにさせてもらうわよ?スメラギ君。 善一 そ、それは! がんばる、、、けど…… ラヴィ それ以上は聞かないわよ。いえ、聞かせる気はないんでしょう? ラヴィ …うさぎはね。にょって鳴くの。 善一 …… 善一 …………?(は?という顔 ラヴィ にょ。わかるかしら。 善一 ………… 善一 おたく、ハーブとかやってらっしゃる……?(戦慄しつつ変な目で ラヴィ うん、元気ね。あと今の会話の流れでなかったら表出ろ少年ってなってたわ 善一 その元気をさっきからガリガリ削ってるのあんたじゃろがい!(半泣き逆ギレ ラヴィ “私の中では”うさぎはにょって鳴くの。簡単でしょう? 善一 何だよ人を固形石鹸と知りつつお湯ばっか掛けやがって! ラヴィ 固形どころかリンスに無駄にお湯をかけ続けてる感じだったかしら… ラヴィ 固形石鹸ぐらいの自負があるのなら、まだまだ元気。 善一 大体みんなそんな名刺交換みたいなノリで戦わねぇだろ!? ラヴィ …… ラヴィ (露骨に目を逸らす 善一 珊瑚さんもそんなそんなじゃないっしょ!?(急に話振る 珊瑚 ぇ、ぇー…噂の喫茶エンドレスバトルでは! 珊瑚 自己紹介の代わりに殴り合うラフさでバトっていた―…時代もあったとかなかったとか!?まあ時代によりけりみたいですねぇ!? 善一 ほ、ほら! よりけりじゃん! YO RI KE RI!! ラヴィ そうね、よりけりね。 善一 何かちょっとそうでもない感じもあるけど! ラヴィ うん、きっとあなたは“私から”喧嘩を売られたほうがいいんだろうけど ラヴィ そうして仕方なく戦ったほうがいいんだろうけど… ラヴィ できれば、女の子を待たせないで欲しいわね。スメラギ君? 善一 う””!!!! 善一 そ、そうか、そういう、そういう……!!! 善一 ご、ごごごごめん! 女の子に恥かかせるつもりじゃなかったんだけどなんていうかそのあのそのその 珊瑚 (なんかほほえましー目で善一を見てる 善一 じゃ、じゃあっていうかその、や、やりまひぇんか!? 俺と!!?(支離滅裂 ラヴィ いいけど、私を殴れるのかしら?ちゃんと触れてくれる? 善一 そ、れは!(ラヴィの顔見て 善一 (ラヴィの顔見て 善一 (ラヴィの 顔 見て ラヴィ (翡翠色の瞳で見つめ 善一 あ”あ”あ”! 反則かよ!! お人形さんかよ!!!(両手で顔覆って ラヴィ だめだわこれ…! 珊瑚 ていうか善一さ~ん、南城には全力でタックルかましてたじゃないですか~(※吹っ飛び巻き添えの事 ラヴィ (珍しくなんかむすっとした表情ではない ラヴィ 昔こういうタイプ1人いた気がするんだけど、誰だったかしら… 善一 あれは!事故! 事故だから!!! 善一 春夏秋冬さんのおっぱいが揺れたと思ったら記憶がぶっ飛んでたから!!! 善一 やるよ!やると決めたらやるよ! けどまぁ! 穏便に! なるべく!血を流さない感じで! ラヴィ …手ごろな、男の戦闘者相手なら戦えて、戦闘経験も積めて 善一 平和オブ平和な感じで! できれば蹴鞠とかでいいんだけど! 珊瑚 何にせよ南城は審判やりまーす!(はーいっと元気良く ラヴィ ハッピーなのかしらね。蹴鞠…サッカーだったかしら 善一 俺だってこんな可愛い少女とだったら戦闘じゃなくて綾取りとかしたいよ!!! ラヴィ なら、それでもいいのよ。 ラヴィ でも、綾取りは流石にちょっと。トランプで7ブリッジとか… 善一 い、いいよ! そこまでバカじゃないよ俺も!!(半泣き状態で表に向かう ラヴィ !(割とマジだったらしくちょっとショック ラヴィ …とったカロリー分は遊ぼうかしら(傘を手に外へ 珊瑚 お客様を広場にご案内~~(広場へと
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22.伝えよう! 「……泉さん?」 「?」 声に気がつき、こなたが振り向く。 私も一緒だ。 病院のロビー、そこに『彼女』は居た。 「……『みゆき』?」 「?」 こなたより先に、私の口が彼女の名前を呼ぶ。 それを聞き、こなたがようやく何かを思い出す。 「……ああえと、高良さん。だっけ?」 「はい、お久しぶりです」 こなたが適当に頭を下げると、丁寧なお辞儀が返ってくる。 高良みゆき……そういやこなたと同じクラスだったっけ。 みゆきのほうが覚えてたのは意外だったけど。 「お見舞いですか?」 「う……ん、いとこの子が入院しててさ」 クラスメイトと世間話……といきたい所だけど、こなたのほうはまた緊張しまくってる。 それでも面識が少しはある分、峰岸たちとかよりはまだましか。 眼はあわさないけど、会話してるだけで結構な進歩よね。 「そうですか……実は私もお見舞いなんです。つかささん……柊さん、って覚えてますか?」 「……うん。まぁ」 その名前を聞いて、こなたと一緒に心臓が跳ねる。 みゆきがこんな所に居る理由はそう多くない。 私のお見舞い、それが一番妥当だろう。 「そのお姉さんも入院してまして……宜しければ泉さんもご一緒にどうでしょうか? つかささんも喜んでくれるはずです」 「……」 みゆきの笑顔の前に、こなたから戸惑いが伝わる。 それは私も同じだ。 つかさが、『居る』。 いくら想定していた事であっても、さすがに緊張する。 「うん……じゃあ後で寄るよ」 「本当ですか!」 みゆきがこなたの手をとって喜ぶ。 こっちを見てくれないのは少し寂しいけど……いつものみゆきの笑顔を見たら、何だか心が落ち着いた。 こなたの手から、みゆきの手の暖かさだって伝わってきたしね。 「では、またあとで」 みゆきと同じ階層まで歩き、別れる。 それまでに色々と会話もしたが、さすがみゆき……ひきこもりやこなたの母親の事には一切触れなかった。 私の病室の場所はみゆきから聞いた。 あとは私が心の整理をするだけ、なんだけどな。 「ここかな」 私が悩んでる間にもゆたかちゃんの病室に辿り着く。 最初にゆたかちゃんと会った集中治療室とはまた違う病室。 そこの扉をこなたが開けると、女性が目に入った。 「おーこなた、よく来たねー」 「こんちわ、ゆいねーさん」 珍しくこなたが緊張する事もなく、手を振る。 彼女の話は歩きながら聞いていた。 えっと、成美さんだっけ? 同じくこなたのいとこで、ゆたかちゃんのお姉さん。 なんでも引き篭もってるときもよく遊びに来てくれていたらしい……追い返してたらしいけど。 「よく一人でこれたねー、お姉さんびっくりだ」 あはは、と笑いながらこなたの頭を撫でる。 でも何処か表情が疲れてるように感じるのは、見間違いじゃないと思う。 「お母さんの事はもう……平気?」 「……」 その女性……成美さんの言葉に、こなたの手が、汗ばむ。 だけど、いつもの様に動悸が速くなることはなかった。 「鋭意努力中、かなっ」 こなたが笑う。 それを見て、成美さんも笑顔をこぼす。 「……そっか、こなたは偉いねっ」 そして二人で笑いあい、お互いを元気づける。 「今日は、きい兄さんとかは?」 「お仕事でね、今日は私がたまたま非番だったからさ」 用意してくれた椅子に腰掛け、ゆたかちゃんの顔をこなたが覗き込む。 包帯は巻かれているけど、私よりは少ないかな? でも本当に……ただ寝てるだけみたい。 「傷跡は残んないって、後遺症も心配なし……あとは目が覚めるだけかな」 「そっか……良かったね、ゆーちゃん」 「あははっ、ゆたかは綺麗な肌してるもんねー。傷でも残ったら一大事だよ」 二人がゆたかちゃんに話しかけるように会話をする。 それの返事はなくても、信じてるんだ。 いつかその言葉が、返ってくる事を……。 「それで、さ。ゆい姉さん」 「んー?」 お見舞いに持ってきてあった林檎をむきながら、成美さんが返事をする。 少しこなたに緊張感が混じったのは、気の所為じゃない。 「ゆーちゃんって本当に……『事故』、だったの?」 「……どゆこと、かな?」 指が止まり、長く繋がっていた林檎の皮が千切れる。 「調べたんでしょ? ……お仕事だもんね」 お仕事。 じゃあ……彼女がこなたの言ってた、『詳しい人』? つまり警察関係者、ってことになる。 「あー……こなたの耳にも、入っちゃってるか」 林檎を剥く作業に戻りながらも、少し手が震えている。 「一応はまだ捜査中……転落事故ってことにはなってるけど」 「転落?」 事故にだって、色々ある。 私のように車に轢かれる交通事故。 でもゆたかちゃんはそれとは別。 「公園あるでしょ? ここの近く……来る時バスから見えなかった?」 「え、うん……」 公園。 ここいらにあるのは一つだけのはず。 そう、あの……峰岸たちの居た公園だ。 「あそこってさ、長い階段があるんだよね。上の団地に繋がってるやつ」 転落事故。 階段。 この組み合わせから考えられるのは、一つ。 「その階段から、転げ落ちた……ってのが警察の見解」 「……詳しく、聞かせてくれる?」 「う~ん……少しだけだよ?」 少し成美さんが渋る。 事件か、事故か。 私たちはそれを確かめに来たんだ。 「発生は夜から深夜にかけて。その次の日の朝、犬の散歩をしてたお婆さんが階段下でゆたかが倒れてるのを発見したみたい」 「夜って……遅くにゆーちゃんが一人で?」 「……そう、なるかな」 曖昧に返事をされる。 どうにもそこは歯切れが悪い。 「その日は、ゆたかが家で一人のはずだったんだ……私も夜勤でさ」 「え? でも、ここって……」 「……そうなんだ」 ばつが悪そうに頭を抱える成美さん。 二人は何か分かったみたいだけど、私にはさっぱり。 「そこの公園は病院には近いけど、私らの家からは大分遠いんだよね」 そんな所にゆーちゃんが一人で? 考えてみれば、おかしな話だ。 事故にあった場所に居たゆたかちゃん。 でも彼女にはそんなところに居る理由なんてないはずだ。 深夜に……誰に告げるわけでもなく。 ……。 そこでまた、問題だ。 それでも、彼女は『居た』。 その場所に、その時間に。 「じゃあ、理由があったんだ。そこに居た理由」 「……」 彼女が少し押し黙り、それにこなたも気がつく。 「ゆい姉さんもしかして……知ってるの?」 「……こなた。こっからはさ、警察の仕事なんだ」 成美さんが誤魔化すようにこなたを諭す。 だけどこなたの眼は、彼女を見てた。 「お願いゆい姉さん……私、知りたいんだ」 心臓の脈打つ音が五月蝿い。 私だって、そうだ。 覚悟は決めた。 だから、立ち向かうだけ。 そのこなたの目に負けたのか、成美さんが一度ため息をつく。 「……今からするのは私の独り言。推理他私情も混じってるから、警察の意見って訳じゃないからね?」 一度断った後に、林檎を皿に置いた。 唾を飲むこなたの感覚が伝わり、鼓動が速くなる。 「ゆたかの部屋から、手紙が見つかったんだ。所謂そう……呼び出しってやつかな」 「手紙?」 「一応写しはとってあるよ、これ」 鞄から取り出した手帳を見ると、そこには短く二行の文。 大分短いというか……要点だけ書いてある。 「『これ』がワープロで打った文字で用紙に印刷してあった、本物は今は警察所だけど……作るのはそう難しくないかな」 「差出人とかは?」 「なし、多分ゆたかには……この数行だけで伝わったんだね」 ……。 心臓が、痛む。 耳を脈打つ音が、邪魔だ。 『事件の証言の件でお話があります 病院横の公園まで来てください』 それが、ゆたかちゃんに届いた手紙の内容の全て。 この手紙を出す人物。いや……『出せる』人物は、限られてくる。 だから余計に、私の心臓が暴れるのかもしれない。 「事件、ってもしかして……私の学校の?」 「ふぇ?」 成美さんの顔が反応する。 確かに、こなたが知ってていい情報ではない。 「何でそれ……」 「あ、んー、話すと長いから聞かないで」 私に訝しげな目で見られているのに気がついたのか、こなたが慌てて弁明する。 成美さんも同じような目で見ていたが、深くは突っ込まないでくれた。 「そ、ゆたかが関わってた『事件』ってのは数日前の交通事故。学校近くの交差点で、こなたの学校の子がトラックに轢かれたやつ」 「ゆーちゃんはその事件の……」 「重要参考人、ってとこかな。ゆたかの証言だと……その交通事故は、『事件』って事になる」 そしてゆたかちゃんの証言を、成美さんがなぞる。 私から教わってこなたもそれを知っていたが、あえて口は挟まなかった。 あんまり知りすぎてるのも変に思われるからね。 そこから少し話が逸れ、私の事件の説明に入った。 「それでゆたかの証言だと、事故にあった子の双子の妹が『容疑者』の最有力ってことになるかな」 「現場に一緒に、居たんだっけ」 「うん、そだね……本人がそう証言してる。『姉と一緒に下校していた』ってね」 そしてつかさの証言を今度はなぞる。 「ゆい姉さんはどう思う? その子が……ゆーちゃんを?」 「……」 その証言の説明が終わったところで、こなたがようやく確信を聞く。 そうだ、そこが問題。ゆたかちゃんの証言が苦しめるのは、つかさだけ。 だから自動的にゆたかちゃんの事件の犯人も……つかさに? 「確かにこの手紙を出したのは、その子……もしくは事件の関係者じゃないと無理だね」 手帳の文面。 これは確かに、一般の人が知るようなことではない。 少なくとも『ゆたかちゃんが交通事故の目撃者』という事実と、この手紙の『病院』を知っていなくてはこの手紙は書けない。 病院……つまりここ、『私』が眠る病院だ。 「でもね……その妹さんには、『出せない』んだ」 「えっ」 私もこなたも動揺した。成美さんの言葉が、あまりにも意外だったから。 「出せないって……どういう事?」 「『存在証明』って分かるかな? アリバイってヤツ。事件の日妹さんには、それがあったんだ」 その日。 つまり、ゆたかちゃんが事件にあった日。 「その日妹さんは友人の家に居た。これはその友人にも裏もとってあるよ」 「え、じゃ、じゃあどういう事?」 「『妹さんはゆたかの事故の時、現場には居なかった』。これは確定事項」 「でも……その手紙は確かにあったんだよね」 「そう、『誰かがゆたかを呼び出した』。これも確定事項」 ……。 不思議だ。 どうしても、うまく全てが結びつかない。 まるで違う種類のジグゾーパズルを混ぜて遊んでいる気分。 そしてそれを無理矢理くっつけようとすると、全てのベクトルがつかさに向いてしまう。 「確かに、こう考えれば簡単だよ? その友人が口裏をあわせてるだけ。姉を殺した妹が、目撃者であるゆたかを殺した」 私が事故にあっただけなら、それはただの交通事故で済んだだろう。 だけど、ゆたかちゃんは言う。 『片方が片方を突き飛ばした』 そしてそのゆたかちゃんも……転落事故。 その安直な直線を引ければ、全てが解決する。 だけどやっぱり……歯切れが悪い。 そこに一つの要素が加わるだけで、全てがおかしくなる。 差出人不明の『手紙』。 だけどそれを出せる人間は限られる。 そしてその一人……つかさは、アリバイがあった。 じゃあ『つかさには、ゆたかちゃんは殺せない』。 それを聞いて少し、心が軽くなった。 ……すぐに、切り裂かれるのも知らずに。 「今警察は、その手紙の差出人の特定に必死だよ。事件関係者……主に、その妹さんの家族。かな」 「かっ……」 こなたが言葉を失う。 でも、それは当然なのかもしれない。 私の家族だって私と同じに決まってる。 つかさのはずないって思って、その手紙を……。 「でも無駄足だったみたい、その日はそれぞれにアリバイがあったみたい……ってこれは機密か」 あははっ、と笑う成美さん。 「『ゆーちゃんの事故のとき、事件関係者には全員アリバイがあった』。ってこと?」 「そう、少なくともその妹さんの家族全員はね。だからこっからは私の推理」 少し話を整理しよう。 これはあくまで、仮定の話のもと進められている。 ゆたかちゃんの事故が、『事件だったら』という仮定。 その場合容疑者は『私の事件の関係者』が第一に疑われる。 こんな手紙まであれば尚更だ。 だけどその関係者には、犯行は不可能だった。 「可能性としては二つ……『妹さんに疑いがかかるように誰かが手紙を用意した』、もしくは『他に事件関係者がいる』」 ……。 前者は、私にも分かる。 こなたと必死に推理して出した、一つの答え。 でも後者は……考えたことすらなかった。 「こ、後者がよく分かんないな。どゆこと?」 「ゆたかの証言を、そのまま鵜呑みには出来ないってこと」 人間は完璧じゃない。 十人十色とは良く言ったもの。 どんなに正しいものを見ても、人はそれぞれの解釈で捻じ曲げてしまうものだ。 「ゆたかが証言したのは大まかに分けて二つ。『二人が歩いていた』ってこと、『その内の片方が、もう片方を突き飛ばした』ってこと」 ゆたかちゃんに嘘をつく理由はない。 なら、これは真実のはず。 いや……真実に近い『何か』のはず。 「でもゆたかが証言したのは、逆に言うとそれだけ」 「それだけって?」 「『二人』が歩いてた……つまり、その二人の関係は分からないってこと」 少し回りくどい言い方をされたため、こなたと一緒に頭を抱える。 だけど私より先に、こなたが何かに気が付く。 「そっか……それが本当に『姉妹』だったのかは、分かんない」 「そ、それはあくまで『姉と一緒に帰っていた』っていう妹さんの証言があるから立証されてるだけ」 それはつかさの証言。 そこまで聞いて私もようやく理解する。 じゃあつまり……。 「じゃあその被害者の子は、違う『誰か』と帰ってた?」 こなたが私の頭に過ぎった言葉を復唱する。 「それも、ないわけじゃないってことかな。でもそれだと、ひっかかるよね?」 分かるでしょ? といった様子で聞き返す。 そうだ。 これはあくまでつかさの『姉と帰っていた』という証言が嘘だった場合だ。 そこには……矛盾しか残らない。 「嘘をつく理由がない、彼女の証言は確実に彼女の首をしめる」 ……。 少し、沈黙が続いた。突きつけられた新しい情報に私は戸惑う。 つかさが現場に『居た』場合……これはしきりにこなたと推理をしていた。 だけど警察の成美さんが新しく突きつけた新しい可能性。 つかさが現場に……『居なかった』場合。 「それなら」 そう、ここで初めて彼女は呈したんだ……『第三者』の可能性を。 そしてそれは……最悪の形で、提言された。 「犯人は事故にあった姉の友人。ってなるかな……一緒に下校するぐらいのね。この場合妹さんは、その誰かを……庇ってる」 私を殺した『誰か』。 それはつかさだけじゃない……私の友人にまで、疑いが向けられた。 そしてもしそうなら、つかさは庇ってる? だから、嘘をついた? 私と一緒に帰ったって? でも私は確かに聞いた。 最後の最後……意識が途切れる瞬間に、「お姉ちゃん」と叫び続ける声を。 私の事故の瞬間、『つかさは現場に居た』。これは確実なはず。 つまり、増えてしまったわけだ。 合わないピースが……また一つ。 「ゆたかが嘘を言ってないってなるなら、推理できるのはそれぐらいかな」 もちろん彼女は警察だ。 その考えだって頭においてある、というだけなのだろう。 でも、私にはそれは困惑でしかない。 だってそうでしょ? つかさじゃない。それを信じるなら……その他。 私の友人たちを疑わなければいけなくなったのだから。 「でもこなた……あんまり、首を突っ込まないほうがいいと思うよ」 成美さんが警告する。 これは警察としての警告でもあり、いとこのお姉さんとしての忠告。 深く関わっても、こなたに得なんかない。 「ゆたかの件とは関係あるって言ってもさ、交通事故の件はこなたには関係ないんだし」 だからその言葉は、当然といえば当然の言葉。 でも少し……胸に刺さった。 そっか。 そう、だよね。 こなたには関係……ないんだ。 「そんな事ないよ」 「えっ……?」 私と同じく、成美さんが呆気にとられる。 「私、知りたいんだ……本当の事」 「……もしかして、知ってるの? その子たちのこと」 成美さんが尋ねる。 その質問も当然だ。 こなたの学校の生徒が巻き込まれた事件。 それに固執する理由としては、それが一番妥当だろう。 「うん……姉のほうだけだけどね」 「あ……」 それを聞いて、失言だと思ったらしい。 姉……つまり、私。 その私は今……同じ病院で、虫の息なんだから。 「……友達?」 それは、何気ない質問だったのかもしれない。 その場には一番あっていた質問。 だけど。 なのに。 なぜか…… 私の心臓の音が少し、速くなった気がした。 友達。 短い四文字で、漢字にすればたった二文字。 だけど何処か……恥ずかしい単語。 友達、なのかな? 私たちって……。 こんな体にならなかったら、あの天使に会わなかったら。 そしたら私たちはきっと……出会わなかった。 私たちが出会ったのはそれこそ、神の悪戯。 間抜けな天使が零れ落ちた私を救い上げ、こなたの上にふりかけた。 それだけの……関係。 それだけ、の……。 あ、あれ? 変だな私。 何か……変。 「うん」 「え……」 滲みかけた眼が、見開いた。 「大切な、友達」 こなたは、私を見なかった。 だけど、伝わった。 顔の熱も……搾り出した声、も。 「じゃあこなた、気をつけて帰るんだよー」 成美さんが手を振るのにこなたが手を振り替えし、ゆたかちゃんの病室を出る。 次に目指すのは、私の病室。 つかさや、みゆきの居る場所……なん、だけど。 「……」 「ちょ、ちょっとこなたっ」 廊下を早足でこなたが歩く。 それに必死についていくが、なかなか速度を緩めてくれない。 いや、まぁ理由は分かるんだけどね。 何でも共有してるとこういう時やりにくい。 多分……恥ずかしがってるんじゃ、ないかと。 うう、私も何か恥ずかしいじゃない! 「道、違うわよっ。みゆきが言ったのは逆方向じゃない」 「うっ……」 私の声にこなたが足を止める。 ようやく私も追いつくけど、やっぱり私を見ない。 そこまで照れるなら言わなくていいのに……あんな事。 「さ、さっきのは……ね」 必死に私から顔を背けながら、小声で喋る。 さっきの……って、やっぱりあれ、だよね。 ……思い返したら私も顔が熱い。 「私が、その……勝手に思ってるだけ、だから」 それだけ言って、踵を返す。 もちろん私の顔は見てすらない。 そしてまたせっせと廊下を進んでいく。 それを見て、少し呆気にとられる。 その後……笑ってしまった。誰にも聞こえないからって、大声で。 「わ、笑わなくてもいいじゃんさっ」 こなたが真っ赤になった顔をようやく振り向かせる。 ああそうだった、あんたには聞こえるんだっけ。 あんたには、見えるんだっけ。 こんな私を。 こんな体の……私を。 「ねぇ、こなた」 「……何さ」 ようやく足並みを私に揃え、廊下を進んでいく。 声をかけると、まだ笑ったのを怒ってるのか少し頬が膨らんでる。 「私も……勝手に同じこと、思ってるからね」 「……」 返事はなかった。 だけどまた顔を背けて、足早に進んでいくこなた。 その姿を見てまた可笑しくなる。 それだけで、十分だった。 ……。 大丈夫、だよね? きっとこなたと一緒なら、大丈夫。 見つけましょう……真実を。 それでさ、一緒にポイント貯めましょう。 紹介してあげるわ、頼りにならない天使とか……って見えないんだっけ。 それで生き返るんだ……そしたらさ、また一緒にゲームしましょ。 あんたってマンガばっかり読んでるから私のラノベ貸してあげるわ、活字もちゃんと読まなきゃね。 それで一杯一杯お話しよう。 こなたの部屋で、私の部屋で、学校で、皆で。 きっと楽しいよ。 つかさは凄いのよ? ちょっと抜けてるけど、料理とか上手くてね。 みゆきなんかもっと凄いわよ、もっと抜けてるけどね。 日下部だって峰岸だって他の皆だって! その輪にゆーちゃんや、みなみちゃんだって入れて騒ごう。 皆で一緒に騒いで、馬鹿みたいな話をしよう。 ゲームの話とか、マンガの話とか、テストとか、新しく出来たケーキ屋さんとか……好きな人の話、とか。 ……。 あ、あははっ。変だね、可笑しいねっ。 でもきっと……このドキドキは、そういう事なんだよね。 ……あんまり、考えないようにしよう。 勝手に伝わっちゃったら、もったいないもんね。 今私は、この夢のような……まるで幻想のような世界に居る。 でも確かに私はそれを、見てる……感じてる。 体のない体。 死の瀬戸際で、綱渡りをしている体。 そんな仮初の世界で出会った、少女。 その存在が私の中で大きくなっていくのを、日に日に感じている。 この時間を私は……失いたくない、続けていきたい。 だから私は、生き返ってみせる。 どんな困難も、乗り越えてみせる。 少女と……こなたと、一緒に。 そして私は、見覚えのある病室に足を踏み入れる事になる。 その扉の向こうにある事実に、全てを打ち砕かれる事も知らずに。 絶望という暗闇に、飲み込まれる事も知らずに。 コメントフォーム 名前 コメント かがみが轢かれそうなつかさを救おうとして突き飛ばした・・・とか? -- 名無しさん (2008-12-25 23 45 55) 同じく続きが楽しみでしょうがない -- 名無しさん (2008-01-23 02 54 50) 続きが楽しみでしょうがない。 期待してます -- 名無しさん (2008-01-12 05 52 51)
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登録日:2018/04/19 (木) 23 41 07 更新日:2024/05/02 Thu 12 01 33NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 17年冬アニメ さいとう・たかを テレビ朝日 フジテレビ 文春文庫 時代劇 時代小説 江戸時代 池波正太郎 長谷川平蔵 飯テロ 鬼平 鬼平犯科帳 この御方こそ、火付盗賊改方長官長谷川平蔵様なるぞ! 『鬼平犯科帳』とは池波正太郎作の時代小説。全24巻(文春文庫)。略称は鬼平。 江戸時代に実在した火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公にした捕物帳で、池波作品では『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安』と並んで高い人気を持つ。 時代設定は長谷川の生きた「寛政時代」(18世紀末)(*1)で、3巻登場のゲストキャラが後に『仕掛人~』サイドのボスキャラ化している。 また『剣客商売』は本作(及び『仕掛人~』)の過去世界の話(*2)で、20巻では平蔵が『剣客商売』主人公「秋山小兵衛」の名を名剣客として口にしていた。 人気作故にメディアミックス展開も多く テレビドラマ化 映画化 舞台化 漫画化(作画はさいとう・たかを) アニメ化(平蔵役は堀内賢雄) を経験している。 なお小説は原作者逝去により絶筆。ただ未完に終わったのは1作のみ。 漫画版は原作を忠実になぞりながらも独自色が強め。単行本は既刊103巻。 火付盗賊改方が江戸の街を騒がす悪人を成敗するというのが基本的な流れだが、そこは池波正太郎。登場人物にはそれぞれの事情が絡み、盗賊ながら好人物だったりフォローしがたい下衆な役人がいたり、法と人情は一筋縄では行かないのだ。 【盗賊】 本作には、盗賊に関連する造語(史実当時には存在しないオリジナルの表現)がいくつか存在する。 ◆「ターゲットの家が破滅するほど盗まないこと」「強姦行為をせぬこと」「誰も殺さぬこと」を原則とする盗賊団を「本格」の盗賊と呼ぶ。引き込み役(下注釈参照)がターゲットの商家に年単位で務めて信頼を得るなど、非常に気の長い事業になる。 こうした本格の盗みに徹して来た盗賊には情けが掛けられる事が多く、それに感服して手下になる者もいる。 ◆盗む事を「はたらき」「おつとめ」という隠語で呼ぶ。 盗人やその関係者以外ではまず使われない言葉である為、そこから企てが露見したり話が始まるパターンもある。 ◆一つの盗賊団に属せず、あちこちを渡り歩いて盗みに加わる流れ者の盗賊は「流れ働き」、仲間を集めず一人で空き巣のように盗みを働く事を「ねずみ働き」、十分な準備無しに急造の計画で盗む事を「急ぎ働き」、上の三原則を守らぬ暴力窃盗、強盗殺人を「畜生働き」と呼ぶ。 特に急ぎ働きの場合はそのまま畜生働きに繋がる事が多い。勿論その場合は平蔵も容赦せずその場で斬って捨てたり、頭も手下も全員極刑を以て臨むことも。 ◆改心したり足を洗ったりで今や平蔵の、そして奉行所の手足である密偵となって働く元盗賊は同業者からは「狗(いぬ)」と蔑まれ、仮に潜入任務等で潜り込んでるのが露見した場合には問答無用で始末するのが掟である。 この作品が有名な事とやたら馴染んだ表現のため、他の作者も使っていたりする。造語だと気づかない人もいるかも… 【主な登場人物】 ◆長谷川平蔵 火付盗賊改方長官。「平蔵」は通称であり、諱(いみな)は「宣以(のぶため)」(*3)。 父親は京都西町奉行の長谷川宣雄。生まれてすぐ亡くなった母親は巣鴨村の大百姓三沢仙右衛門の娘お園。目白台に私邸を持っているが、普段は清水門外の役宅に住んでいる。 家督を継ぐまでは銕三郎と名乗り、本所の銕の名で通っていた。 実父の宣雄は長谷川家の血筋が途絶えるのを防ぐため、断腸の思いで銕三郎とお園を置いて実の姪の波津と再婚するも宣雄は波津との間に子を為さなかったため、17歳の時に本家へ呼び戻される。しかし銕三郎を「妾の子」呼ばわりする義母の波津から疎まれ、反発心から家を飛び出す。家を出た後は本所・深川界隈の無頼漢の頭となり、放蕩三昧の日々を送る。それでも剣術の稽古だけは怠っておらず、一刀流・居合術を学び習得している。 父が亡くなると家督を継ぎ、後に火付盗賊改方長官に就任した。 放蕩無頼の経験から推理力と観察眼が鋭く、時には密偵を遣わせて悪党を取り締まる。 厳しい取り締まりに悪党からは「鬼の平蔵」→「鬼平」と恐れられている反面、たとえ悪党でも義侠心に厚い者や止むに止まれぬ事情から罪を犯した者は寛容で情け深い配慮を見せる。「瓶割小僧」や「泥鰌の和助始末」(*4)などで情け深い平蔵の姿を見ることが出来る。 2巻の「妖盗葵小僧」では、捕縛した後お白洲で自分の強姦遍歴を自慢して被害者たちを自分の道連れにしようとした犯人を即処刑し、強姦被害女性達の心と名誉をも守った(お役所的にはよろしくなかったのでお叱りを受けたが)。 また3巻の「盗法秘伝」では旅先で身分を隠して盗人と共に極悪商人の屋敷に忍び込み、二人で盗みを働いたこともある(やった後身分を明かし、見逃した盗人に釘を刺しておいたが)。 こういった経歴もあり、作中では剣士としても火付盗賊改方としてもほぼ無敗。 とはいえ剣士としては明確に格上・同格とされる人物は存在する他、偶然に近い形で勝ちを拾った戦いもないわけではない。 部下である同心や密偵達を信頼しているが、作中では数人道を誤ったものや止む無く平蔵が斬る事になった部下もおり、 5巻の『鈍牛』ラスト「知的障碍者を死罪確実の放火犯扱いして誤認逮捕する」という不祥事発覚を受け(*5)、「もし部下の不始末あれば、俺が腹を切る!」と同心一同に啖呵を切った。 妻久栄との間に2男2女をもうけている。更に盗賊の娘で天涯孤独の身になってしまったお順を養子として迎え入れている。 酒と煙草を好むが、何よりも美味いものに目がない美食家としての一面を持つ。 23巻で腹違いの妹がいることが判明した。名前は生母と同じ「お園」。但しお園には兄と告げず「お園の親代わり(長谷川家の元家来で妹の事を教えてくれた人)との縁で助けた」としている。 お園はその後平蔵配下の同心である小柳安五郎と結婚しており、平蔵と安五郎は(安五郎サイドは知らないが)義兄弟の関係ともなった。 ◆京極備前守(京極高久) 平蔵にとっては上司に当たる若年寄の一人。 慢性的な火の車である火盗改方の窮状に対して度々資金援助や、幕閣への便宜を図ってくれたりと影から平蔵、そして火盗改方を支える重鎮であり平蔵も頭が上がらない。 温厚な人物であるが、『おれの弟』で実の弟のように可愛がっていた弟弟子が身勝手な理由の元騙し討ちにあい、その相手が火盗改方では裁く事の出ぬ幕府重臣の息子であったが、さりとて許す事も到底出来ぬという平蔵に対して非合法に抹殺せよという暗喩をし、手を汚した事を知りつつも意図的に見逃したりと清濁併せ呑む度量も見せるという、根底には似た物を持つ事も平蔵が従う理由である。 ◆高杉銀平 平蔵が頭の上がらない人その二。 平蔵や左馬之助、緑之助に一刀流を教えた師匠であり、今でも尚相談に乗ったりと交流がある。 かつては様々な果たし合いを経験した剣客で、時にはその縁から平蔵を手助けしたりする事もある。 ◆佐嶋忠介 平蔵より五つ程年上の部下である筆頭与力。 火盗改方の副官で同心らを束ねる存在でありその能力は平蔵に匹敵する程で、平蔵からも全幅の信頼を置かれており所用等で江戸を離れたりする際には代わって指揮を取ったりもする。 実はかなりの酒豪。非番の日には一日で三升も空ける程だが普段は節制している為、それを知るのは平蔵を始め数少ない人達である。 ◆木村忠吾 平蔵の部下である同心の一人。色白でぽっちゃりしており、芝の菓子屋のうさぎ饅頭にそっくりだから「兎忠(うさちゅう)」と呼ばれ、からかわれている。 旨い物、酒、女に目がなく、それらに起因する失敗も多いが憎めない性格とここぞという時の働きで、平蔵には可愛がられている。 男色一本饂飩では両刀使いの浪人に貞操を奪われかける。ちなみに漫画版では浪人の妄想の中ではあるものの、お尻の初めてを奪われている。アッー! 14巻の『さむらい松五郎』では題となった盗賊とそっくりな顔だったせいで、松五郎のみならず忠吾を彼と勘違いした盗賊をも捕まえるきっかけとなった。 序盤は頼りない半人前的な描かれ方をされていたが、中盤から最終期にかけては別人のように逞しく成長していった。 また後半では結婚し、23巻の頃には娘も授かった。だが21巻の「麻布一本松」では日頃の生活で溜まる疲れや遊べないストレス、平蔵が後輩を可愛がってる様に見える事等からくる鬱憤からちょっとしたトラブルを起こし、その回のオチで報いを受けた。 ◆小柳安五郎 平蔵の部下である同心の一人。任務中に妻子を亡くし、その悲しみからそれまでのおっとりとした性格から筋金入りの男に変貌した。 人の機敏を捉える事に長けており、時には自らの立場を投げ打ってまで盗賊を説得し心を動かして事件解決に導いた事もある。 平蔵の腹違いの妹と結婚したため、安五郎は知らないが平蔵とは上司と部下の関係だけでなく義兄弟でもある。 ◆岸井左馬之助 平蔵の元道場仲間である凄腕の剣客。ひょんなことから平蔵と再会したことで彼の協力者になる。 尾行から正面切っての斬り合いまで何でもござれの多芸ぶりである為、捕り物では良く助太刀を頼まれる。 40過ぎて独身だったが8巻で結婚している。 ◆井関録之助 平蔵、左馬之助との同門。 武士の家の出ではあったが父親が心中をした事で御家断絶となり、僧となって諸国を放浪した後に江戸へ戻り、左馬之助同様ひょんなことから平蔵らと再会してからは、時々火盗改方に手を貸すようになる。 普段はある寺の住職代理として気ままに過ごしており、腕っぷしと度胸は平蔵と左馬之助に引けを取らない程だが肝心の僧侶としてはイマイチで、ある件で平蔵の死を偽装する為の葬式を上げる事になった際には読経を頼まれるも枕経すらロクに上げられず、痺れを切らした平蔵が死に装束のまんま代わって読み上げるハメになって周りを悶絶させたりという有様。 ◆小房の粂八 元野槌の弥平一味の罪人。かつての親分であり、上述の盗人三箇条を守っていた義賊的な盗賊の血頭の丹兵衛の名を汚す凶賊の探索を志願し、放免される。アニメ版では激しい拷問を受けていた。 以後は「鶴や」という船宿を経営し、時には会合の場や証人の一時保護先としても提供するのみならず怪しい人物が来店した場合には、二階の座敷に拵えた仕掛けを使って監視や盗み聞きを行う等、平蔵の密偵として活躍している。 ◆相模の彦十 平蔵よりも10歳は歳上の無頼時代の取り巻きで、密偵の一人。火盗改長官となった今でも平蔵は彦十と二人の場ではお互い昔の喋り方に戻ってしまうことも。 見方を変えれば平蔵という人物をこの上無く理解している数少ない人間でもある。 元は流れ働きの盗人で、それなりに顔が広い。 ◆おまさ 鶴の忠助という元盗賊の娘。無頼時代から付き合いがあり、父親の死後は盗賊一味の引き込み(*6)役を勤めていたが、平蔵が火盗改長官に就任したのを知り、平蔵を密偵の立場から助けようと志願した。 9巻で密偵仲間の大滝の五郎蔵と結ばれている。 ◆大滝の五郎蔵 元蓑火の喜之助配下の盗人で密偵の1人。盗人時代は「盗みの三ヶ条」を頑なに守っていた本格派で平蔵に命の危険を救われた恩を返すため密偵となった。 身を引いた今でもその名は通った盗賊であった為粂八や彦十と並んで顔が広く、時には密偵となってると知らずに盗賊から助太刀を願われる事も。 後におまさと結婚。 ◆長谷川辰蔵 平蔵の長男。目白台の私邸にいない平蔵に代わり私邸を守っている。 …はずなのだが忠吾と似たり寄ったりの遊び好きで、剣術道場に通っているがなかなか腕が上達しない。アニメ版では道場をサボっていたと思しき描写がある。 だが終盤では成長し、父の部下を道場で鍛えたり大捕り物の極秘切込み部隊に召集される等一人前の剣士となった。 甘い物好き。 ◆久栄 平蔵の妻。長谷川家と久栄の実家は隣同士で、平蔵は結婚前から久栄のことを知っていた模様。 平蔵を支えながら部下の面倒も見てくれる良き妻。 いざと言う時には自ら薙刀を手に悪党を斬るという女傑ぶりを見せる事も。 ◆お順 平蔵・久栄夫妻の養女。盗賊の野槌の弥平配下の娘で、ある同心が夫を盗賊と知らず殺めてしまった母親と共に面倒を見ていた。 しかし面倒を見ていた同心と母親が死んでしまった(*7)ことで天涯孤独となり、平蔵夫妻が引き取った。 原作では次第にフェードアウト、漫画版では平蔵の腹違いの妹夫妻に引き取られたが、アニメ版では初回から最終話まで清水門の役宅で無邪気に過ごす姿が描かれている。 【テレビドラマ・映画化】 いつの世にも、悪は絶えない。 その頃、徳川幕府は「火付盗賊改方」という特別警察を設けていた。 凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まるためである。 独自の機動性を与えられた、この火付盗賊改方の長官こそ、長谷川平蔵。 人呼んで、「鬼の平蔵」である。 1969年から2016年まで4回ドラマ化を経験している。この数字は平蔵を演じる役者によってカウントしたもので、テレビスペシャルの放送回数と連続ドラマの回数を通算したものではない。 八代目松本幸四郎版 丹波哲郎版 萬屋錦之介版 二代目中村吉右衛門版 特に八代目松本幸四郎は池波正太郎が作中での鬼平のイメージの構築に松本幸四郎を考えていたのもあり、当たり役として評判になった。ちなみに八代目松本幸四郎は二代目中村吉右衛門の父親であり、親子で同じ役を演じたという稀有な事例である。 なお映像化にあたり、原作にないものは作らないという取り決めが原作者との間でされており、中村吉右衛門版が原作全てを映像化した2001年の第9シリーズを最後にシリーズは一旦終了。 その後はファンの要望で散発的にテレビスペシャルが制作される形で放送が続き、2016年12月放送の鬼平犯科帳THE FINALを最後に新作の放送を完全に終えた。 2024年に吉右衛門版に出演したこともある十代目松本幸四郎が主演となる新作映画の公開が決定している。 中村吉右衛門版はエンディングが非常に特徴的なシリーズで、ジプシー・キングスの「インスピレーション」をBGMに四季の庶民の風景を描くというというものになっている。 主要人物は一切登場せず、春夏秋冬に彩られた生活風景が映し出される。 穏やかな春に始まり、曲の盛り上がりに合わせて季節は夏や秋になり、最後は一年の終わりを感じさせる冬の風景と共に曲が終わり、エンディングも終わる。 時代劇に洋楽という風変わりな組み合わせだが、敢えてミスマッチな曲を当てることでBGMよりも映像を目立たせ、視聴者をその世界に引き込むという演出になっている。 映画は1995年11月に公開。キャストは当時ドラマが放送中だった二代目中村吉右衛門版と同じ。ゲストに藤田まこと、世良公則などを迎えた。 【漫画化】 ゴルゴ13で有名なさいとう・たかをの手によって1993年より連載開始。20年以上連載が続く長寿作品となり、2017年2月にめでたく100巻に到達。今も連載が続いている。 前述の通り、原作とは大きく展開を変えた話や鬼平以外の池波作品をアレンジした話も加わっている。 【アニメ化】 「鬼平」のタイトルで2017年冬アニメとしてテレビ東京系にて放送。 監督とキャラクターデザインに宮繁之、音楽に田中公平と川村竜、アニメ制作にスタジオM2を迎えるという豪華な布陣で、ストーリー中に食事が登場する時には食事専門の作画監督を立てるという気合の入れっぷりがなされていた。 アニメ公式HPに掲載されているインタビューによると、クリエイティブプロデューサーの丸山正雄氏は「困ったことに私は根っからの池波ファン、取り立てて鬼平ファンであり、相当なプレッシャーを感じた」と答えている。 キャスト 長谷川平蔵:堀内賢雄 長谷川辰蔵:浪川大輔 久栄:岩男潤子 お順:千本木彩花 おまさ:朴ロ美 木村忠吾:岡本信彦 相模の彦十:飯塚昭三 小房の粂八:細谷佳正 OPテーマ鬼平~江戸を走る~ EDテーマそして・・生きなさい歌:由紀さおり OPテーマの鬼平~江戸を走る~は近年のアニメ主題歌としては珍しいノンボーカルの曲。作曲・編曲は田中公平。 追記・修正改である!神妙にお縄につけ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最近はまった俺にとってタイムリーな記事だ。時代劇版面白いんだがやたらと濡れ場が多いのは当時の風潮と規制の緩さなのだろうかw -- 名無しさん (2018-04-20 00 06 36) ドラマ版のEDテーマが非常にイイ曲なんだなこれが。インスピレイション、今でも耳に残ってる -- 名無しさん (2018-04-20 00 36 46) アニメ、面白かったなあ。二期やってほしい。 -- 名無しさん (2018-04-20 01 06 25) 史実では、日本初の刑務所(に該当する施設)を作った人なんだよね。あと、うちの親父の好きな時代劇 -- 名無しさん (2018-04-20 07 14 07) 悪人サイドにもちょくちょく憎めないキャラが出てきて切ないんだよなぁ~ -- 名無しさん (2018-04-20 08 20 22) アニメも低予算な作りながら丁寧で原作への愛を感じた。お順が娘として長谷川家にいるのは泣ける -- 名無しさん (2018-04-20 10 52 21) 剣客商売を最後まで読んだ後、原作2巻の「蛇の眼」を読むとやり切れないものを感じる。 -- 名無しさん (2018-04-20 14 58 27) レギュラーなのに大滝の五郎蔵の紹介はないの? -- 名無しさん (2018-04-20 15 40 15) 池波先生の造語のセンスは異常 -- 名無しさん (2018-04-20 16 05 41) 軍鶏鍋とそばが無性に食いたくなる作品 -- 名無しさん (2018-04-20 16 21 46) ↑藤枝梅安に比べると飯テロ度はこれでもまだマシというのが恐ろしい(個人差があります) -- 名無しさん (2018-04-20 18 22 12) え、無かったの?剣客商売無いの? -- 名無しさん (2018-04-20 22 21 08) アニメが好き過ぎて再放送もしっかり観てしまった -- 名無しさん (2018-04-21 11 37 54) 一本うどんというのが好きな話だった。でもうどんがすごい・・・。 -- 名無しさん (2018-04-24 09 57 33) 鬼平みたいな上司がほしい -- 名無しさん (2018-05-02 11 56 43) 葵小僧は実在した事件(平蔵が勝とう改め時の盗みのついで -- 名無しさん (2019-10-08 20 30 24) 一般的な時代劇(暴れん坊将軍、遠山の金さん等)での火盗はほとんどが悪役。独自の権限を笠に着て庶民をいじめる、ティターンズやアロウズみたいな扱いだった。そういう意味では火盗を人情深い善玉として描いた鬼平犯科帳は斬新な小説だったりする。 -- 名無しさん (2020-02-29 13 23 03) 男色一本饂飩だけ単独項目あるの草。確かにネタ回っぽさがある -- 名無しさん (2020-10-23 10 19 08) いまいち腑に落ちないのが「俄か雨」かなあ。部下とフリーな町の未亡人のいちゃつきを一喝して速攻普通の見合い結婚に持ってくって…。その後部下が未亡人に未練持つの怒るのは分かるが、そこは未亡人と結婚させろよという気が。 -- 名無しさん (2021-05-14 16 59 50) アニメ版をちょこちょこ観ていたけど、良作だった。ちなみ鬼平世界を地図に起こすと、事件が起きすぎで平面には収まらないらしい -- 名無しさん (2021-12-01 19 11 19) 中村吉右衛門さん、ご冥福をお祈りします。 -- 名無しさん (2021-12-01 21 30 48) 大塩平八郎に言わせると「長谷川平蔵は猟官に浮身をやつしていた小物」だった…というのだがそれだと小説の主人公にはならんのだわな。 -- 名無しさん (2022-08-12 12 22 50) ↑史実の長谷川平蔵は、公金を博打で増やしたりと色々不穏な行動が多かったので、同僚・上司からの評判は悪かったそうで。(大塩平八郎も与力だし)ただ部下や庶民からの評判は良かったみたい。あと若い頃ヤンチャしてたり、人足寄場作る辺りは一緒やね。ただ今から50年以上前、資料も殆どない時代にこれ程生き生きとした人物を創造する辺り、本当にさすが池波正太郎という他ない。しかもこの人の本、凄く読みやすいんだよね。 -- 名無しさん (2023-10-11 12 18 23) ↑博打って書いたけど正しくは相場でした。申し訳ない -- 名無しさん (2023-10-11 12 21 16) ↑2上司からの評判は悪いけど民衆からは人気の役人ってむしろ創作で受けやすい人物だよね -- 名無しさん (2023-10-11 14 00 09) ↑3ちなみに公金を相場で増やしたのは、元々予算が少なかったところに次年度更に減らそうとしたからやむを得ず行ったようで、上司の松平定信も了承した行為の模様。ただし松平定信以外の幕府の人間からは相当言われたらしく、松平定信が「長谷川が相場に手を出したことを批判する奴は多いけど、それ位やる奴じゃないと人足寄場なんて作れないよ」(意訳)って言ってたそうで -- 名無しさん (2024-05-02 12 01 33) 名前 コメント
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騎士四課 界忌粛正騎士団:ドゥオ・フォルフェクス(キャンサー) 位置:マディス連邦フォルトゥナ州ディーヴィ村 内部構成:騎士団員31名。 ※半数以上は親族で占められている。 ‣概要 界忌とは当時存在していた「外宇宙生物群:アポストルス」を指しており、現在では差別的に使われる事があるが、それらを露骨した組織である。 主に違法機人種や重犯罪者、危険亜種の粛正を行う。「3」とは衝突する事が少なくない。 由緒ある「帝都ヴァレンシア」に従事する騎士団であったが、「離反軍のレクイエム作戦」にて親族同士の派閥が生じ小半数が当時ロウテツに加わった経緯を持つ。 その際の戦績を認められ、「マディス連邦国軍事庁騎士4課」としてローズ家を存続させた。 根本的な活動としては界忌(現代で言う奇獣)の討伐がメインであるが、組織運用問題から国防軍や治安組織が取り扱えない適性組織問題や高度戦闘能力を所持した犯罪者の鎮圧任務に駆り出される事も少なくはない。 純粋な戦闘能力を評価されているが、親族の大半が離反軍の一部である事から他部署・民間人から忌避されている節がある。その事を理解した上で敢えて自然豊かなやや辺境の農村に支部を置いている。戦闘員達の人柄の良さから地元の住民達から可愛がられており、同じくディーヴィ村に住み着いた神格獣「クシティ・スヴァー」とも交流を深める事も。セントエルモでは重要な戦力として奇獣案件を課せられる事が多いが、3課と違い遠征に赴く事は無い。 エヴェリンサ・ローズ 性別:女 年齢:24 身長:161㎝ 好きなもの:ごはん、四課のみんな(勿論そんな事口に出した事無い) 嫌いなもの:小さい頃の約束破って他の人と結婚してた男 種族:ヒューマー 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 所属:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団総長 一人称:私 二人称:あなた 「ドゥオ・フォルフェクス、それが私達の軍団名よ。覚え辛かったら四課で覚えて頂戴。」 「別に、三課と一緒にして貰って結構・・・勘違いしないでね。私だって平和ボケしたい時があるのよ。」 人物: 故・英雄ベレスト・ローズの一人娘にして彼の血を濃く受け継いだ女性騎士。 「騎士」とは廃都ヴァレンシアの伝統従軍であり、一族の命を以て現代まで繋いできた。「粛正行為」を手段を選ばずに実施する。 メンバーの大半は一族に付き従ってきた者達の子孫であり、彼女を娘か妹かの様に扱う部下が多い。畏怖の念を持たれているが彼女自身世間知らずな部分もある為、部下達のフォローが時折入る事も。フェルト兄弟の事は反りが合わないらしく、先代は仲が良かったらしい。特にヘリックは小さい頃に結婚の約束(向こうは子供の約束と思ってたらしい)をしていたのにも関わらず、自分より年下の娘と結婚した事で思いっきり根に持ってる。 自らの資金の殆どは孤児院へ寄付し、決して子供達とは直接会わない様にしてる。理由は「新たな時代に我々は必要無いから」と語っている。 性格は生真面目でプライドは高いが、亡き父に劣らぬ様にと努力を怠らない。先代の功績が重圧となっている面もあり、時折焦燥感に駆られる事がある。 あまり構成員を増やさない主義だったが、亜種の構成員を雇い入れてから騒動が絶えぬ状況に頭を抱えている。管理局より監視を兼ねて頼まれている為解雇出来ないらしい。 強気な反面、身内の中では我儘で甘えん坊な一面を見せる事があり周りからは「お嬢」と呼ばれる事が多い。 + 使用武器 閉じる ‣「ウィルヴァー ニヒル」 山岳民族「サンガ」が愛用している独特な形状をしたナイフであり、エヴェリンサが諜報七課総隊長ガルムより譲り受けた物。 古来より存在する武器である為、特装三課が使用する試験的武装と比べ古典的であるが奇獣討伐の為に生み出された代物で殺傷力は凄まじい。 元々は二対のナイフであったが、大きく破損した事で修復の際に二つを溶解し一つのナイフとして叩き直した。 多くの奇獣を屠ってきた為かフールによると通常のマナとは違う潜在能力を秘めているらしく、この武器自体が擬術をも取り扱える代物に到達しているとの事。 ‣対爆撃盾「グラウ・パリエス」 タカアマラ工業が開発した、エヴェリンサ専用の爆撃耐久用戦盾。 前腕部に組み込む為のベルトと持ち手が付いており、状況に合わせて活用出来る様設計が為されている。 戦盾には拳銃が二丁仕込まれており、必要時銃撃戦を繰り広げる際に使われる。火力面は奇獣相手にはあまり期待できない程度。 重量は彼女三人分は越えており、爆発などの衝撃に対しても微動だにしない。ただ彼女が使う前提で設計されており、マツバでも使いこなす事は困難。 近接戦ではナイフや銃を活用するより、この盾で敵を蹂躙する事が多く防壁として使われる場面はそこまで多くない。 戦盾には大戦にて殉死した部下「バーガス」の素体装甲を活用している。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】強靭 【機動力】平均的 【生理的耐性】高度 【戦術判断】卓越 【マナトニクス適性】擬術適性有り 既往歴:無し。 先代ベレスト・ローズは龍三郎と同様に「守護世代」の一人でありヒューマーの常識から外れた人物だった。 どの様に銃弾の雨を浴びようと、剣で貫かれようと悪運が強すぎた所為か瀕死状態から奇跡の生還を成し遂げる強靭な肉体の持ち主だった。 そんな彼も都市消失と共にこの世から去ってしまった。彼の担当軍医だった私は、未だに彼が何処かで生きている様な気がする。 エヴェリンサは先代の血が濃い・・・いや、濃すぎる。機人種や亜種の代表格に値する連中の身体能力に劣らぬ力を持ち合わせている。 自らの体格より2倍近くある奇獣でさえ少し重い荷物を背負うかの様な感覚で運ぶことだって可能だ。体は至って健康、どう研究しようにも一般女性と変わらなかった。 敵の猛攻を抑え込む盾も身の丈に合わせたサイズと思いきや、その重要は彼女専用と言うべきだろう。 その強靭な肉体を持って最前線に立ち、指揮を取るとなれば・・・敵として君臨していれば恐ろしく厄介だった筈だ。 コメント①:そういえばこの間の種族不問大食い大会で優勝されたらしいですね。喜ばしい事ですが健康上に支障が・・・と思ったのですが理想的な検査値が出ているんですよね・・・。申し訳ございませんが本当にヒューマーなのですか?---サルファ コメント②:何世代にも渡って付き従っておりましたが、皆さん純粋なヒューマーでしたよ~。---テレジア テレジア・ローズ 性別:女 年齢:不詳 身長:146㎝ 好きなもの:ローズ家、お花、上部三頭筋、揺れ動く強靭なダブル胸筋 嫌いなもの:だらしねぇ下ッ腹、年齢を聞いてくる若造 種族:機人種 出身:機装都市ヴァレンシア 所属:界忌粛正騎士団(騎士四課)-副団長 一人称:私 二人称:○○様、貴方様 「お嬢様がまたご迷惑をおかけしました~、素直じゃないんですよ~ウフフ。」 「あらあら、年齢の予測はいけませんよ?本日のカニ味噌グラタン、貴方の頭を使いますからね~。」 機装都市ヴァレンシアが創設された当時から存命しているという機人種。外見は透き通る藍色の髪に、ポニーテールをリボンで結んでいる小柄な少女。 先々代と縁あって一族のメイドとして雇われた経緯を持ち、エヴェリンサを誕生時からずっと付き従っている。メイドではあるが大戦時には「冷鉄教官」の異名を持つほど恐れられ、多くの兵士達を戦場に送り自らも前線に立った「守護世代」の一人である。 普段は笑みを常に浮かべ「お嬢様」を愛でる事が日課だが、実質的な組織の総務を担っており誰も彼女に逆らう事は出来ない。 戦闘員として出撃する事もあり、支給用銃器と専用の高出力マナ搭載の双鎌を使用し対象を駆逐する。実年齢を聞いてはならない。 + 使用武器 閉じる ‣「ホロン・クーパー」 上位奇獣を素材に製造されたタカアマラ製の擬術搭載双鎌。 刀身にマナ放出機能があり、トリガー装填を行う事で火炎・電流を任意で纏わせる事が可能。 倭国開発機関ヤソノに対抗する形で製造された、マナトニクス機能を贅沢に活用した浪漫武器である。 鎖も付与されており、マナ集合体の形状化にて延長する事が可能で広範囲への攻撃が可能だがテレジアは捕縛用に使用している。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】強靭 【機動力】俊敏 【生理的耐性】強靭 【戦術判断】卓越 【機体性能】良好 【素体整備】早期実施推奨 【機械脳】活動良好 【採用義体】Eve-Machina 059 既往歴:境界不安性自己拒否症-完治と診断(ヴィクサー、機人種の大半が生じる疾患。長年機械の身で生きてく上で生じる今後の漠然とした多岐に渡る不安や焦燥感、自己認識の低迷下、自己否定、感情・思考の制御不全などの精神症状が慢性的に見られる。寿命延長に伴い身内や知人との別れ等で発症する事が多い。) 彼女については管理局最高司令部の判断にて情報掲示不可とされました。 「星の救い手」に対し、此方からの干渉は最小限に留める様に。 また彼女を再稼働させた○○○○の手掛かりを確認した場合のみ、接触の許可を下します。---最高司令部六席及び管制一課管理官:アルス コメント①:あの機体はもう二度と再現不可能とされた「神格の機体」です・・・是非、機会があればメンテナンスを・・・。---Dr.ストレプス コメント②:駄目です♪---テレジア マツバ・ローズ 性別:男 年齢:36 身長:192㎝ 好きなもの:筋トレ、煎りたてのコーヒー 嫌いなもの:不必要な犠牲 種族:ヒューマー 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 所属:界忌粛正騎士団(騎士四課)-団員 一人称:俺 二人称:お前 「・・・全てを両断す。」 「・・・・・・テレジア、それは俺が運ぶ。」 団長の側近とも呼べる存在であり、エヴェリンサの従兄弟に当たる男性。寡黙な人物で、呼吸を乱さずに任務を遂行する。 元々団長となり得た筈だが、妹の様に可愛がっていたエヴェリンサの意思を尊重し団長を譲った経緯を持つ。 大戦前は帝都ヴァレンシアの青年将校を務めていたが派閥化勃発・諜報機関の暗躍に嫌気が刺し、先導してベレスト氏へ申請し騎士団ごとロウテツへ入団した。 ベレスト氏の遺言を唯一聞いており「テレジアを死別させよ」と告げられている。幼少期からテレジアの事を愛しているが、心に秘めている。 倭ノ国で造られた対兵器製の妖刀のみを扱い、機械をも容易く両断する。強靭な怪力の持ち主で、身の丈以上の奇獣相手に対し締め技で絶命させる事が可能。 非番等は近隣の農家の手伝いをしているか贔屓しているカフェで読書するのが日課。 + 使用武器 閉じる ‣斬機刀「ムスカリ」 倭国開発機関ヤソノが開発した、対兵器咒刀。倭ノ國では擬術を妖術と周知されており、「妖刀」の類に括られている。刀身に咒素を纏わせ機械をも容赦なく両断する事が可能。通常、咒素を装填させる事は相応の耐久性を求められる。ムスカリは頑丈性に特化させた性能であるが、過度な重量負荷が掛かっており唯一マツバは咒刀で居合斬りをする事が出来る。名称の由来は鞘がテレジアの髪色の様に美しいからという理由らしい。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】強靭 【機動力】俊敏 【生理的耐性】強靭 【戦術判断】平均的 【マナトニクス適性】擬術適性無し 既往歴:外傷多岐に渡る為省略。 ローズ家の人達を分析すると、亜種に匹敵する身体能力を持ち合わせております。 一族の歴史は長く、アポストルス討伐の時代まで遡ります。嘗ては政王神殿に仕える「近衛門」の一端で、生身で神機群雄や機人兵達と並び大陸の災厄を退けた伝説の血筋と周知されております。時代経過と共に一族は当時と比べ少数となりましたが、「神の花」の異名を持つ彼らは帝都の守護者として君臨していました。 大戦を引き起こしたトルテンタンツの上層部には、ローズ家の者達が少なくありませんでした。マツバさんの父も首謀者の一人で、未だに存命している可能性があります。 云わばトルテンタンツと騎士四課は身内同士の対立関係とも称されています。 マツバさんが謀叛を引き起こしたのは「テレジアを人殺しに使いたくない。」その希望を分家の立場だったベレスト氏は今までの地位を捨て、家族と共にロウテツに所属されました。彼らが味方だった事で大戦に勝利する事が出来ました。 この話、エヴェリンサさんがお酒の席で何度も自慢げに語っていましたよ。記録に残しても大丈夫ですか? コメント①:彼、結婚しないの?---Dr.ラクタム コメント②:そういう事言うから先生モテないんですよ。---サルファ タイザ・ズワィ 性別:男 年齢:26 身長:173㎝ 種族:ヒューマー 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 所属:界忌粛正騎士団(騎士四課)-団員 一人称:俺 二人称:お前 「よぉっし!団長ちゃんのお説教終わったし一服してくるか!」 「そこまで強くない俺でも、やれる事は何個かあるからまぁ見てなって。」 騎士団の若手代表格で団長の幼馴染。 軽口が多く、団長達から怒られる事が多いが仕事に関しては真面目。 お調子者な性格で新人のウルクズが馴染める様何かしら仕向けては騒動を招いている。 刹那主義を自称しており「楽しむ事に手段を考えたら負け」が口癖。 エクトとは学生時代からの悪友で、組織が違えど何故か始末書を出す時期が同じ。 外見とは裏腹に、擬術学を猛勉強し擬術による回復術と雷撃術を会得した。 + 使用武器 閉じる ‣「水無月F4型」 倭国開発機関ヤソノが開発した擬術干渉器4号。 上位奇獣を素材としているのは相変わらずだが、半永久マナ生成機関と外部マナ吸収機構を搭載している為スペルを連発する事が可能。 タイザの希望で衝撃強度を極端に向上させており、雷電スペルを纏わせ近接戦に持ち込む事も出来る。 攻撃と回復を兼ね備えた万能干渉器だが酷使すると冷却が間に合わない状況になる事も。 最近、本人の更なる強い希望でギター型変形機構を搭載された。これに伴い効率的にスペル伝播を施行する事が出来た。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】中度 【機動力】平均的 【生理的耐性】中度 【戦術判断】平均的 【マナトニクス適性】擬術適性高度 既往歴:無し。 ズワィ家は元々ローズ家に従事していた家系であり、その歴史は長く先祖もアポストルス討伐に貢献していた。しかし歴史と共に、主従関係の括りは「薄れ親しき隣人」に近い間柄となっていった。 そんなタイザの一族は歴史ある農家として多くの畑を有しており、一族共々彼も引継ぐかと思われていたがそんな期待もいざ知らず・・・騎士四課の団員となった。 故・ベレスト氏の背中を見て育った事もあり、完全に影響を受けた彼は武芸に励むも自らも解る程に力が及んでいなかった。 劣等感を持っているが、彼はそれで充分と語る。幼馴染の従者としてローズ家を支える事が出来るならと、出来る事を探し必死に擬術学を学んだのだ。 回復術も覚えたのは、毎度無茶をする幼馴染の為である。 コメント:擬術適性が高いのは本当努力もあるからね、彼相当だよ。---Drラクタム ファル 性別:女 年齢:不詳 身長:170㎝ 種族:亜種(ルプス・ウルクズ) 出身:来訪区 所属:界忌粛正騎士団(四課)-団員 戦法:白兵(格闘、剣戟、銃器) 戦闘経験:10年 誕生日:5月7日 一人称:私 二人称:お前 「ある人を探している…時々会えるが、いつまでも…ケリが付かないんだ、その事にいつも頭が一杯よ」 「斬って、叩いて、殺す。それが命令ならもっと簡単だ、私は…私には、もうそれしかないから」 各地を転々としていた亜種で、狼の遺児とされている女性。 廃都ヴァレンシアに野垂れている所を諜報活動をしていたヴァニタスに発見され、そのまま管理局の保護下となった経緯を持つ。 その後、管理局幹部の判断で四課にて監視及び団員として雇用される事となる。 物静かで好意的に接してくる相手には笑みを浮かべて談話に応えるが、そうでない場合光のない眼と張り付いた様な無表情で応じる。 寡黙な印象を持たせ彼女と関わりを持つ者達は皆「闇を抱えてそう」と述べている。 戦闘時はタガが外れたかの様な狂乱的な戦闘行為に及ぶ事が多く、自らの受傷等は全く気にしない為か傷が絶えない。 テレジアには「心と四肢が壊れたまま荒野を駆ける狼」と称されている。 「月食狼獄マーナガルム」の潜在能力と使命を抱えているが、彼女はその特異性を一切知らない。 + 使用武器 閉じる ‣炸薬式推脚甲「狼爪無頼」 倭国開発機関ヤソノ:ヌーフ支部に在籍する兵器職人「ネーギル・オニゴロ(通称ネギさん)」が開発したファル専用脚甲。 薬莢状のカートリッジを起爆させる事により推進力を発生させ、装備者の戦闘行為及び機動力を増強する規格外な性能を持つ。 ウルグスである所有者のマナ感応力に内蔵機構が反応し、撃鉄が打たれ衝撃力に伴い脚力向上を図る事が可能。 外見上は防護目的の脚甲と認識されやすいが、ネーギル氏率いる倭人気質の開発部(凝り性職人共)の情熱の元、機動力・外見重視を施された理想郷が完成された。 その反面、マガジン装填式でその都度専用薬莢を装填しなければ機能発揮が叶わないリスクを背負う事となった。 マガジンは外側部分に組み込まれており、左右共に5発装填可能。これは装填数が限られる設計と解った際に、倭ノ国製回転式拳銃を意識して決定された事が由来。 衝撃に対する保護機構が確立されているが、装備者本人が制御しなければ思わぬ事故が発生する事から彼女以外に使用する者は未だに存在しない。 開発案を提出した当時、上層部は「装備者を死なせない外骨格を作るネギさんが遂に狂った。」と葬式ムードになったらしい。 ‣量産型超硬騎兵刀「カラッパ」 初代ローズ家当主が愛用していた政王親衛佩刀の造形を模した騎兵刀。 粘性を犠牲に硬度を上げ、切断力に特化した歴史ある片刃。生産性に富み量産されたが、破損率も高く継続戦闘への難やその他生産技術向上の結果、現在では正規採用されてはいない。その反面有効活用できる場面は多く大量の在庫が倉庫に存在し、武器破損率が凄まじく高いファルに優先的に支給されている。 一時期、各団員へ予備武装として採用された事はあるが、管理局より支給された対奇獣戦騎兵刀が正式採用されてからは上記の通り倉庫の埃被りになっていた。 任務の度に容赦なく破壊されてしまうが、処分に困っていた団員達にとっては内心怒るに怒れないらしい。 + プロファイル 閉じる 基礎情報 【呼称】ファル・ディンレウォール 【性別】女 【戦闘経験】10年 【出身地】来訪区 【誕生日】5月7日 【種族】亜人・ルプス 【身長】170cm 能力測定 【物理強度】強靭 【機動力】俊敏 【生理的耐性】強靭 【戦術判断】欠落 【マナトニクス適性】神格宿り 【神格影響度】精神的影響高度 [第一資料] ファルはルプスのウルグスであり、負傷し行き倒れている所を回収され界忌粛正騎士団に加入。 異例の四課所属亜人であり、当初は本人の精神的問題もあり問題が多かったが現在は安定している。 高い身体能力による苛烈な猛攻を得意とし、強襲、制圧、殲滅戦等の直接戦闘任務で存在感を示している。 過去孤児院を経営していた事もあり、児童保護などに強い関心を示す、粛清に指定された組織や犯罪者が 児童加害に関連している、或いは戦闘中に人質に取るなどの行為を行った場合、彼女は感情を爆発させるだろう。 [第二資料] ファルは、経歴の多くは不鮮明な物も多く、精神疾患や児童保護やライラと呼ばれる存在への異常な執着からの暴走もあり信頼性に欠けると評価する上層部もあるが、共に戦線に出ている物からは扱い方を、理解すればその戦力は頼もしいという声もある。 彼女が四課に加わって暫らくは精神的不安定さや、皆無と呼べる協調性から団員らは悩みの種とされていたが、日常や戦線を共にする内、どちらの要因も前者は時間が緩和し、後者は単純な相互の信頼や彼女自身の利害の一致からの半強制的な所属故の不信感からが原因であり、現在では解消されている。 精神疾患と記述されている点については、彼女は保護された当時から心が壊れているかのように自我が安定せず、また調査によって判明してる過去の彼女の孤児院への物資取引先などの証言にもよると今の彼女とは似つかない性格であった事が伺える。 [第三資料] ファルはライラというレプスの女性に異様なほどの執着を見せている。四課に所属する際に交換条件で彼女が掲示してきたのもライラの捜索情報であった。 ファルへの尋問によると彼女はライラと共に生活をし孤児院を経営していたが、突如ライラはファルが留守の間に子供等ごと孤児院に火を放ち全てを燃やした後にファルへ襲い掛かかるとその右目を奪い、重傷を負わせ逃走したとの事。その後も度々互いに互いを襲撃してはライラは逃走を繰り返しており、ヴァニタスによって 回収された際はその直前にも戦闘を行っており右腕を切り落とされたと語っている、しかしファルの右腕には現在も腕が存在しているのだが、これもそれらによって引き起こされた精神疾患のせいによる物だろうか? 第四資料 ファルの戦闘スタイルは強烈で、そして危険すぎるのである。 元よりルプスの共通点として驚異的な接戦を挑む傾向があるが特に彼女は色濃く、己の負傷を厭わない為、肉を切らせて骨を断つを体現しているような状態である。 命知らずとは戦地に数多くいる物だが、彼女の場合は命を捨てているのを前提にしているような迫撃を行う為、医療班からは常に心配されている。 しかし、類の無いその白兵能力は対峙するものにとっても常に想定外の攻撃となるために効果は高いとされる。 筆記試験などでの戦闘理論は消して悪い点数では無いのではあるが、戦場に駆り出された彼女は命令無視と作戦内容違反はしないもの戦闘行為に没頭しやすく作戦指揮等は不可能とされる。 剣の他に銃器等も兵士としては申し分ない能力を持ってはいるが、彼女は様々な武具を本来想定されていない方法で扱う事が多く、強固に作られた専用の装備でもない限り 物損報告が絶えないのも特徴の1つとされる。 彼女は本来自分の剣と銃器を所有していたようだが、紛失しているとの事で、現在では四課からの武装を支給されている。 量産型超硬騎兵刀「カラッパ」を4本を腰部アタッチメイントに帯刀し、更に予備を移動用に支給されている二輪外骨格「グラネ/Type F」に搭載しているが、これは前述のとおり破損前提で扱われている表れだ。 銃火器も同様に支給されているがあまり使う様子はなく、二輪外骨格に置き去りにされている事が多い、多少の距離や高度なら炸薬式推脚甲「狼爪無頼」で接近戦を仕掛けてしまうのだ。 幾ら在庫があるからって、本人もわざとやってる気は無いんだろうけど剣を折りすぎじゃないか、まぁ幾ら折られても本当に困らない不良在庫だからいいんだが、試しに 彼女についていける剣を与えようって意見はないのかね。 ―――――四課所属後方部門の兵士 もちろん提案は上がったが専用装備の第一案は狼爪無頼に取られてしまった、本人からの要望も無い以上当面はこのままだろう。 ―――――四課所属武装整備員 外部資料 彼女は今とてつもない憎悪と哀愁によって動かされてる抜け殻のようなモンだ、月日も経って当初よりかはコミニュケーション能力や情緒、理性は安定しているがそれでも どこかイカれちまってる感じが拭えないよ、愛想笑いも出来るようになってきたが目を見るとゾッとするね、底が見えないというよりは、その、なんだ、おぞましい感情の 渦を感じるんだ、戦闘任務の戦いっぷりも合わせると本音を言うと怖くてしょうがないね、最近では俺らの事も気にかけてくれるようになったから、前よりはビビる事も減ったけどさ。 そんな不安定な彼女だからこそ好き始めてる奴等もいるが・・・まぁあの様子だと何かと世話を焼かれてる方が深く考えなければ見てる分には朗らかかもな、まさに大型犬だ。 + An風&参考用 閉じる 【助手に任命】「私を、助手に…?まぁ、構わないが、何をすればのかしら。」 【会話1】「ある人を探している…時々会えるが、いつまでも…ケリが付かないんだ、その事にいつも頭が一杯よ。」 【会話2】「斬って、叩いて、殺す。それが命令ならもっと簡単だ、私は…私には、もうそれしかないから。」 【会話3】「戦っていると、楽になれる気がするんだ、けれども、時々分からなくなる、本当に私が戦いたいと思っているからなのだろうか…?なにか・・・いいえ、忘れて。」 【信頼上昇後会話1】「子供が好きなんだ、最初は、自分の境遇から憐みや同情からだったかもしれない、けど、今は単純に好きだと思う、子供達の未来は大人が作らないとね。」 【信頼上昇後会話2】「最初こそ余裕がなさ過ぎて、誰も見向きすらしようとしなかったが、今は悪くない、此処は良い所ね…本当に…えぇ…。」 【信頼上昇後会話3】「顔の傷?別に気にした事もない、私なんかが着飾っても、まぁ・・・どうしようもないもの、ちょっと、やめてって、いいのよそういうのは、ちょっと!」 【昇進後会話1】「ほっといてくれていいって言うのに、誰も彼もが構おうとしてくる…最初こそ怯えて腫物にされてた気がするのに、お人よしばかりなのね、此処は。」 【昇進後会話2】「近頃は丸くなったと言われるわ、なんだか少しイラっと来るわけだが…まぁ、最近はそれも悪くないと思える様になったかもね、任務中は特に気付くと 他の隊員がスペースを空けてくれるの、巻き込まなくて済むから助かるわ。うん?器物破損をなんとかしろ…?壊すつもりは無いんだ、余波はコラテラルダメージと聞いて いるが?」 【放置】「寝てる…堅物もやはり人の子ね、聞き耳を立てているから誰か来るまでは寝かせてあげるか。」 【到着(キャラ入手時)】「ファルよ、戦闘には自信がある、できれば単騎で行かせてもらえると助かるけど…それか巻き込まれないだけの能力のある人だけで頼むわね。」 【作戦記録を見る】「こんなものを見ても今更よ・・・結局はダッと行って、ガッとやって、サッと次へ、問題はあまりないでしょう?」 【昇進1】「昇進…?私が?まぁ給料とかに興味はあまりないが・・・雑務が増えるのは勘弁してほしいな…何?職務命令だと…チッ…しょうがないわね。」 【昇進2】「上司を守るのも部下の仕事なんでしょう?えぇ、そうよ、今は悪くないと思うの、ここの生活もここの人達も、けれども愛着が湧いてくるほどに やっぱり、もしもを考えると怖くなってしまう…今の私は今をもう2度と失いたくはないわ、そう、もう失くさないその為に戦うわ、信頼されてるのなら尚の事ね。」 【部隊に合流】「危険な奴は私に任せろ、必ず落とす。」 【隊長に任命】「隊長になれって・・・困るわ…。」 【出発】「私は遊撃に回る、強敵を見つけたら・・・連絡を、私が抑えてる間に任務を」 【行動開始】「敵を捕捉。子供が居たら保護を忘れないで。」 【選抜1】「わかった。」 【選抜2】「単独行動か?ありがたい。」 【配置1】「ルプスの前で靴紐を見るなよ」 【配置2】「一気に斬り伏せる」 【作戦中1】「斬る」 【作戦中2】「目標、了解」 【作戦中3】「戦いは足の遅い者から死ぬわ」 【作戦中4】「戦え…もっと…そんな気がする…」 【4星行動終了】「任務完遂、状態良好・・・怪我も無いわね、よし。」 【3星行動終了】「敵が何と言おうと、どんな理由があろうと、私に関係ない。任務だからとしか興味ないわ。」 【非3星行動終了】「何人か逃がしたか…単独行動の許可を出してくれるかしら、私なら追いつくわ。」 【行動失敗】「っ…早く下がれ!私が、食い止める!子供とその親から優先に保護しろ!」 【建設施設】「今日は内勤か…」 【選択】「んっ・・・何?」 【信頼タッチ】「何処か行きたい所はあるかしら?付き添うわよ」 【挨拶】「身の回りに油断しないで、〇〇。何があるか分からないわよ」 エドワード・デップ 性別:男 年齢:55 身長:176㎝ 種族:スクリトゥム 出身:機構島 所属:界忌粛正騎士団(四課)-団員 好きなもの:優しくて自分を嫌わない人 嫌いなもの:自分を嫌う人 一人称:ボク 二人称:キミ 「ボクは壊れてるから気を付けた方が良いよ。ガラクタを集めて作ったらしいから。」 「姉みたいに愛嬌があったら、ボクもキウィノを喜ばせれるんだけどなぁ。」 海龍従軍が機構島内部調査中、機人種研究施設跡にて発見した廃棄機人種(デブリロイド)の一人。 当時、対人型戦闘特化機人種として秘密裏に開発された兵器の唯一の生き残りとも云うべき存在。 保護された後は転々と傭兵稼業を営んでいたが先代ベレスト氏に拾われる形で以来、古参団員として貴重な戦力となっている。 表情の変化は乏しく、理性的な印象を持たせる発言が多いが時折冗談なのか素なのか良く分からない発言を繰り出す事があり、団員達を困惑させる。 言語機能は先天的に低くカタコトの様に話す事が多い。しかし生まれ持っての知識か多国語の翻訳が出来る為、外部交流の際に仲間から重宝されている。 悍ましい外見とは裏腹に親切で穏やかな性格で非番の時は地元の子供達と秘密基地で遊んでたりする。 テレジアを「姉」と呼び、一種の崇拝対象としているが彼女には良い様に使われている。 キウィノとは特に仲が良く、彼女の天然に振り回される事が多い。また彼女の兄とは親友に近しい関係で背中を預けられる仲だった。 + 使用武器 閉じる ‣デス・カンケル テレジアが製造された時から存在する、アポストルスを素材にした大鎌。生物特有の不気味な造形が為されており、刀身は未だ錆びていない。 元々テレジアが所持していたが、エドワードが騎士団に入団した際に譲り受けたらしい。 刀身は対象のマナを吸収する事はでき、貯留されたマナを高威力の衝撃破に変換し放つ事が可能。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】高度 【機動力】標準 【生理的耐性】強靭 【戦術判断】標準 【機体性能】良好 【素体整備】致命的欠陥部分有り 【機械脳】現時点で日常生活に支障なし 【採用義体】Debri-roid0019 既往歴:機械脳機能低下症(自律修復機構が確立されたスクリトゥムとは違い、デブリロイドには一部機能が搭載されていない為高確率で発症する。起動してから経過に伴い人間同様に脳機能が低下していく。寿命の概念が無い為、人格消失した野良機人が破壊行為に及ぶことが多い。) :騎士四課へ各団員へ通達。 貴方達も存じてると思うけど、いつもエドは「ボクは壊れてるから」と口癖の様に言うけど・・・それは本当の事なの。 本人は診断を受けてはいないけど自覚はあると思う。私が小さい頃かしら・・・迷子になった時エドが見つけてくれて、そのまま家に帰らずご飯食べに行って凄い怒られた時があってね。それを彼は忘れてしまった、忘れた事に気付いた彼は相当ショックを受けていたわ。 エドは私達にとって無くてはならない存在だけど、あくまで彼はデブリロイド。使い捨て前提で造られたから直す事も出来ない。 いつか彼はみんなと共有した楽しい事、悲しい事も何もかも忘れてしまうかもしれない。 「大事な事を忘れてしまうくらいなら、思い出の中で死にたい」それがエドの願いなら、私自ら叶えてあげる。 だから・・・エドが悪戯したり子供みたいな我儘言ったりしても、面倒臭がらないであげてね。 :騎士四課団長-エヴェリンサ キウィノ・ライダル 性別:女 年齢:20 身長:153㎝ 種族:フェレス・ウルグス 出身:機装都市ヴァレンシア 所属:界忌粛正騎士団(四課)-団員 好きなもの:4課のみんな 嫌いなもの:無益な争い 一人称:私 二人称:○○さん、あなた 「エヴェはしょうがないなぁ~、私がいないと駄目なんだから。」 「ああ見えてエヴェは色んな子に懐いてるし、天然タラシっぽいし・・・。」 ヴァレンシア発祥の騎士団でありながら唯一の「ヴァレンシア出身の団員」 「近衛門」に所属する父を持ち、ヒューマーの母を持つハイブリット。家族関係は非常に良く、兄が1人いる。 大戦後、故郷を失い母と兄達と共に難民暮らしで途方に暮れていた所、学生時代に先輩後輩の関係だったエヴェリンサに拾われ彼女の秘書となった。 秘書業務の他、炊事も手伝ったり人手不足の助っ人要員として日々動き回っている。また、団員達への研修制度を提案したのも彼女であり教育者としての一角も見せる事も。 性格は温和だが周囲のサポートが必要な程に天然な一面があり、時々ヒヤヒヤする団員達の姿が見る事が出来る。その反面、業務中は人が変わった様に顔つきが変わる為新人はそのギャップに驚く事が多い。 エヴェとは非常に仲が良く、オフでは色んな部署の女の子に懐く彼女にヤキモチを焼く事があるらしい。 礼儀を徹底する彼女だが、エヴェやエドワードに対しては砕けた感じに話している。 戦線から退いて農家を営む父から良く野菜等を大量に送り込まれる事が多く、騎士団の食費問題は何とか解決出来る程らしい。 最近はエドワードの事を非常に気に入っており、戦死した長兄の面影を感じている。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】華奢 【機動力】平均的 【生理的耐性】華奢 【戦術判断】平均的 【マナトニクス適性】標準 既往歴:無し。 死神集団、政府公認の殺し屋、戦闘民族、殺戮集団等々散々な言われ様の騎士四課だが、内部は決してそんな無慈悲な冷酷者は居ないに等しい。 一人一人が情熱を抱えた正義感の塊の様な人格者が多く、管理局に飼われる事を嫌う曲者集団である事から誤解されやすい。 キウィノはそんな組織の中でも無くてはならない存在だ。外部連携時、血の気の多い連中を宥めるのも彼女の仕事であるからだ。 先代の重圧に押しつぶされそうなエヴェリンサにとって、親友の存在は無くてはならない支えである。 これは本人にはご法度だが、彼女の舌っ足らずな喋り方が団員達から人気を得ているらしい。決して本人に伝えてはならない。怒るので。 コメント:団長は彼女の健康状態まで気にする程だ、本当に大事なんだな。---Dr.ラクタム ウモレ・オウギ 性別:男 年齢:32 身長:172㎝ 種族:ヒューマー 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 所属:界忌粛正騎士団(四課)-団員 好きなもの:胃に優しい食べ物 嫌いなもの:無駄に増える書類 一人称:僕 二人称:君 「タイザ君は何処かね!?この始末書の山は何なんだ!」 「全く、左遷されてから振り回されてばっかで・・・胃薬を飲む習慣も失いましたよ!」 騎士団では補佐主体の総伝令役を担う健康趣向な細身の男性。 元々は管理局の監査員をしていたが、騎士団の総務が引退した事で補充要員として就任された 当初は左遷と思っていたが何やかんや前の職場より人当たりの良い団員達だった為、すぐに馴染んでるどころか相談役として何時も聞き手になっている。 毎度ながら任務の度に破損物を出す団員達に頭を抱えるも、彼らが最大限に任務に全う出来る様に連邦政府に胃を痛めながら日々立ち向かっている。 熱血的な一面を秘める努力家だがそれらを表に出さない様にしている。恥ずかしいから。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】華奢 【機動力】華奢 【生理的耐性】華奢 【戦術判断】高度 【マナトニクス適性】標準 既往歴:無し。 「管理局の猛毒」の異名を持つが、決してこれは悪名ではない。 管理局内の汚職行為を逃す事は無くこれまでに幾多の不正職員を晒上げ、不当な雇用状況を矯正してきた。 監査員からキャリアアップを期待された直後、騎士四課に左遷され彼の道筋は途絶えたかと思われた。 騎士四課は管理局との繋がりはあれど、あくまでマディス連邦在籍の治安維持部隊だ。 雇用状況は劣悪では無かったが、後々になり自らが矯正した雇用状況が反映されている事に気付いた。 自らが成し遂げた事、それが彼らの日々の戦いに貢献していた事実に感動すら覚えた。勿論そんな事誰にも明かしてはいない。 多くの恨みを買った監査員は騎士四課の後ろ盾を担っている。 コメント:あの、ウモレさんこのタバコは自費なんですって・・・嘘じゃ無いっす。---Dr.ラクタム ゲッツ・ホルンベルク・ローズ 性別:男 年齢:51 身長:186㎝ 好きなもの:決闘、勝利、喧嘩、酒、姪っ子と甥(義理) 嫌いなもの:規律、闇討ち 種族:ヒューマー 出身:ヴァレンシア帝都 所属:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団団員 一人称:俺 二人称:お前 「俺の尻を舐めろ!!!!!!!!!」 「おお?今俺にぶつかったよなぁ?喧嘩腰ってこたぁ決闘する気マンマンって事かぁ?」 「アイツが死んでも・・・契りを交わした以上、死ぬまで俺はお前らの叔父さんだ。」 人物: 元・ヴァレンシア帝都軍機装師兵団「フェーデパレード」の設立者及び団長を務めていた無頼漢。 素行の悪さから監獄に収容されていたが、ロウテツ襲撃時に便乗する形でクーデターを勃発。結果的に連邦軍に助力した英雄の一人。 当時、治安悪化状態の帝都でならず者相手に「決闘」を称して強盗・恐喝・追剥ぎを繰り返していた事から「強盗騎士」と呼称されていた。 素性を知られ路頭に迷う事になった事から「大戦」終結後は犯罪者狩りと奇獣狩りを行いながら各地を転々としていたらしい。 結果的に弱者を救う事になり、それを元にかなり美化された英雄として戯曲が作られ一気に知名度が上がってしまってる。 騎士四課にはファルが就任されて馴染みだした頃に所属し始める。旅から帰った理由は「何か寂しくなったから」 機人種への差別心は無いが、自らが半機人化する事も非常に拒んでおり変形機構を搭載した義手を使用している。 ローズ家や四課古参達に対して穏やかなオジサンだが、ファルや他組織に対して好戦的な対応を示す。 血の気が多く、戦いに首を突っ込まねば気が済まないらしい。その為わざとファルと衝突したり、箱街で喧嘩沙汰を起こしてる事もしばしば。 故・ベレスト氏とは兄弟の契りを交わす仲で、天涯孤独だった事もあり苗字も改名している。 + 使用武器 閉じる ‣「ゴッド・アイゼン」 ゲッツ専用に作成された鋼鉄製の右義手。 欠損された腕の補助具としての機能以外にも、アニムス補助に伴う残存間接動作から指関節部分の可動も実現させている。 独自のアニムスが刻印されており、ゲッツの意志に反応して変形機構が実施される。 ①打撃特化:殴打時にアニムスが発生し破壊力の増加を施す。またアニムスの爆発による義手の射出が可能、所謂ロケットパンチである。 ②握力強化:元々不必要な機能だったが、尋問や恐喝に活用したいが為に搭載された。活用方法は大抵悪い事にしか使ってない。 ③騎槍変形:義手をランスの形状に変形させる。ゲッツの腕力とアニムスによる破壊力が合わさり奇獣の頭骨をも貫き仕留める。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】高度 【機動力】高度 【生理的耐性】高度 【戦術判断】標準 【マナトニクス適性】有り 既往歴:砲撃による右腕欠損 帝都時代、奇獣討伐や統制による過激派鎮圧等で幾多の功績を持つ反面、彼を慕う者はおらず恐れられる事が多く自負していた。 「鉄腕のゲッツ」は大戦時にレジスタンスに所属していたザッカードが言い始め、いつしかそれが異名として知れ渡っている。 基本的に誰も信頼する事も無かった彼だが親友のベレスト氏だけには心を許しており、また彼の娘や甥の事も可愛がっていた。 彼の現段階の目標は「ベレスト氏の兄を嬲り殺す事」らしく、当人は敵性組織「神の毒」の頭目でもある。 因みに、「俺のケツを舐めろ!」と言う決め台詞は諸説あるが、当時彼に野次を飛ばしていた老人に向けて言い放った言葉である。 以来気に入ってるのか、ファルに喧嘩を売る時や満身創痍の相手に向けて言い放つ事が多い。 ディアブル・パズ 性別:無し 年齢:製造より6年経過 身長:中型装甲車 好きなもの:道路の整地 嫌いなもの:破壊者 種族:デュナミス 出身:ヌーフ支部タカアマラ工業 所属:騎士四課-前線攻略兵器 機体:第2世代都市開発用掘削機構 人物: 元々はヌーフの都市開発、トランスポーター運送ルートの整備及び護衛目的として開発された4つ足の宿借型デュナミス。 現在4世代まで開発されている中、幾多の戦乱によりほぼ壊滅しており唯一残っているのがこの旧型改造デュナミスである。 「大戦」を機に、1~2世代デュナミスで特に戦闘に適した機体に搭載された経緯がある。 無人兵器として敵部隊の牽制、民間人の避難経路確保、進行ルートの緊急整備など救助活動も含め大いに貢献した。 損傷の激しく廃棄予定であったが、騎士四課・フォルトゥナ州の村民達の有志で残骸を掻き集め再設計する事が可能となった。 自律思考機能が搭載されているが、会話は不可能。その代わり意思疎通は可能であり、人類保護を最優先に動く。 村の看板の様な存在であり、任務の無い日には農作業や損壊設備の修理など村民達の助けになる事が多い。 ヤドカリの様な外見であるが、搭乗部分は取り外されているため上に乗っかる形で移動手段として活用されている。 + 搭載兵器 閉じる ‣「カウンターシザーズ」 作業機構時代、瓦礫駆除として活用されていた左腕部の粉砕機能。 外縁部には高圧電流機能が搭載されており、対象機体を圧力によって破壊及び機能障害を来し機能停止を行う。 またアニムス由来のエネルギー流路を経て破壊機能によってアニムス障害を引き起こす特殊な打突兵器である。 右腕部は左腕部より小さく、銃器搭載箇所として活用されている。 ‣「グランドフレイム」 タカアマラ工業が使用する兵器素材分解装置をそのまま兵器転用させた装置。 4つの眼球部分が熱線放射機能を持ち、複数の中型兵器の掃討する事も容易である。 ‣「ブリッジバック」 兵士搭乗箇所だった装置の代わりに、通信・中継機能を搭載し兵士達の武器ストックを収納させている。 予備銃弾を主に収納していたが、某ルプス族が就任してからは使い捨て武器を大量にしまい込まれる様になった。 不思議と剣を収納する際に嫌がる動作を見せる。 + 身体総合分析 閉じる 【物理強度】装甲車程度 【機動力】戦車程度 【生理的耐性】純正 【戦術判断】標準 【素体受容度】高度 既往歴:無し 都市開発を目的に開発された工業デュナミスだった彼は、あくまで自らの意志ではなく命令信号の一つとして人類の味方をしている。 人型、変形機能搭載型、殲滅型デュナミスなど旧型の彼では敵わない兵器達は日々増えつつある。 デュナミス戦闘テストにおいては、第4世代デュナミスとの対戦闘訓練にて旧型である彼が1人勝ちした実績を残した。 これを機にデュナミスの常識は覆された。 開発者の命令信号が無くとも、デュナミスは成長し続ける事を。 脅威となる事も。 〔故人達〕 [ベレスト・ローズ] 性別:男 享年:54 出身:マディス連邦フォルトゥナ州 種族:ヒューマン 役職:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団団長 概要: エヴェリンサの父であり、帝都ヴァレンシア伝統従軍の伝説的な団長。 しかし住まいはフォルトゥナ州であり、理由は「帝都アンチだから」らしい。 ローズ家の次男坊で兄は「近衛門」の公卿を務めていた人物で、幾度無く派閥争いで対立していた事がある。 明るく人懐っこい性格で、彼自身の実力よりも人柄に惹かれて騎士団に所属した者が殆ど。 類稀な戦闘能力を持ち、その身一つで上位奇獣に匹敵する程だったと謂われている。 トルテンタンツの真の目的を知っていたが、それらを伝える前に大災厄「事象到達計画」に巻き込まれ消滅した。 [ゼクゥカダ・ライダル] 性別:男 享年:27 出身:帝都ヴァレンシア 種族:フェレス・ウルグス 役職:「神の花」 概要: キウィノの兄で近衛門一派「神の花」の幹部格。 離反軍の反乱により統制を失った帝都を率先して防衛に死力を尽くし、ロウテツとも共同前線を維持させていた。 帝都民達の避難経路を死守する為、「死線部隊」を築き離反軍と正面から挑み殉職した。 ベレスト氏を非常に尊敬しており、家族ぐるみで親交がある事からエヴェリンサの兄貴分の様な存在だった。 騎士らしからぬ豪快さを持ち、何事も前向きな性格。 デブリロイドで周囲から距離を置かれていたエドワードとは所属が違えど「踏ん切りが着いたらそっちに移籍してやるよ。」と約束していたが、叶わぬ夢となった。 [バーガス・デップ] 性別:男 享年:87 出身:機構島 種族:スクリトゥム 役職:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団団員 概要: エドワードと同じく廃棄機人種(デブリロイド)の一人で、彼と共に拾われベレストの側近として奮戦していた人物。 発声機能が損壊しており、話す事は出来ずジェスチャーで対話する事が可能で比較的愛嬌ある大巨漢。 温和な性格で、自らの肩に止まる野鳥達と戯れるのが一番好きな時間。機構島時代、エドワードの父の様な立場だったらしい。 戦闘スタイルは重厚かつ堅牢な量腕装甲を駆使し、対象を木っ端微塵に粉砕する肉弾戦を好む。外見に反し非常に俊敏な動きを見せる。 離反軍の主力を大いに削っていたが、逃げ遅れた子供達を助けようと身を挺したエヴェリンサを庇い対奇獣仕様の銃弾を浴び続け、心臓核を破壊され機能停止した。 咒剣とアニムスを駆使した戦い方だったエヴェリンサは、彼の殉死を機に戦盾を持つスタイルに切り替えた。 [ケブカ・ドメシア] 性別:女 享年:34 出身:旧エルジナ共和国 種族:ヒューマン 役職:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団副団長 概要: ベレスト氏の側近で、実質的な騎士団の指揮官的存在。冷静沈着で何事も淡々と事を進める纏め役。 奇獣襲撃で両親を亡くし、ジャガーノートの両親が経営している孤児院で育った経緯を持つ。 ジャガーノートの祖父に当たる人物と亡き母が交流があった縁で保護された事から、困った人を放っておけない一面も。 治療の為、長期休暇を取っていた頃に幼い頃のイロハの世話をしていた時期があり彼女にとっては第二の母親的人物だった。 団長含め問題児の多い騎士団と孤児達を重ねている所があり、「姐さん」と皆から呼称されてた。 レガトゥス兵で組織された特兵903第4小隊の襲撃時、「オウコ」という名のハイブリットと交戦し殉職。オウコは未だに各地を彷徨っているとの噂があり、団員は密かに管理局へ捜索依頼を申請している。 情緒不安定気味だった時期のテレジアを察し、幾度無く心の支えにもなった人物。 [マッド] 性別:男 享年:22 出身:帝都ヴァレンシア 種族:ヒューマン 役職:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団団員 概要: 貧富の格差が激しい帝都の中、最も貧しい者達が住む「隔離所」出身の青年。 盗みを働いて捕まっていたところをベレスト氏に拾われ、以来彼の剣として従事していた。 口数が少ないが好戦的な性格で、単騎奮戦を好む。組織外の者と衝突する事が多いが、団員達の事を家族の様に大切にしている。 ベレスト氏に養子縁組を何度か検討されたが全て断っている。理由は「ローズ家を汚したくない」との事。 大戦時「赫毒」と交戦していたホムンクルスと助力した際、10人以上倒すも自らも致命傷を受け殉職した。 ホムンクルスの使用する武器は、マッドの愛武器を加工した物。 [タスマニア・グレイス] 性別:男 享年:38 出身:旧エルジナ共和国 種族:ヒューマン 役職:界忌粛正騎士団(騎士四課)-騎士団団員 概要: 騎士団の古参的存在。教官の様な立場を担っており、団員達の殆どは彼の指導を受けていた。 機械剣と多くの銃器を扱う戦闘スタイルを好み、彼の影響から団員達も剣&銃器のスタイルを徹底している程。 元々は要人警護を目的としていた組織に従事しており、その経験から護衛役を担う事も多くあった。 任務時は冷静沈着で慈悲を見せない一面を持つが、普段は気弱な性格で怒られるのが苦手。 レガトゥス兵との交戦時、ケプカと共に足止め役を担い殉職した。