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東日本大震災 / 避難所名簿リスト / 岩手県避難所名簿 / 東京電力の電力使用状況グラフ 「照千一隅(しょうせんいちぐう)」~こころに灯を点けましょう!貴方のその一灯は孤独な被災者を照らす光となり、日本をそして、世界を明るく照らす大きな松明となってゆくことでしょう。申し訳なさそうな高齢者、障がい者、闘病中の患者さんたち・・この世に不必要な人間なんかいない・・・。不休で活動する支援者、ボランティア、医師、看護士、警察、自衛隊、各国のレスキュー隊のみなさん。あなたがいてくれるから、みんな、がんばれるんです。力を合わせ、共にこの難局を乗り越えましょう!みんな、有り難う。m(_ _)m ≫メニュー/新着ウィキ/ 東日本大震災 放射性物質の汚染源 【エマージェンシー・コール】 【エマージェンシー・コール2】 公的支援を受けられない被災者の方々 支援物資募集@マッピング 支援物資募集@マッピング2 支援物資募集1 支援物資募集2 支援物資募集3 支援物資募集4 支援物資募集5 支援物資募集6 2次被害 雇用 心のケア1 心のケア2 被災者受け入れ住宅 ライフライン情報1 安否情報 ニュース1 ニュース2 ニュース3 原発 《緊急》地震・津波・台風篇 《緊急》地震・津波・台風篇2 被災地情報1 被災地情報2 被災地情報3 被災地情報4 被災地情報5 東北関東大震災募金 知恵袋情報1 迷子ペット情報 被災地 SOS 被災地 SOS 2 被災地 SOS 3 悪質なデマ 交通情報1 放射線量1 食品の放射線量1 食品の放射線量2 食品の放射線量3 食品の放射線量4 放射線対策 放射線対策2 Pray For Japan ≪東北関東大震災義捐金 募金受付≫ 【日本赤十字社 募金先】 義援金窓口1 郵便局・ゆうちょ銀行 口座記号番号 00140-8-507 口座加入者名 日本赤十字社 東北関東大震災義援金 取扱期間 平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金) ※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。 ※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、大切に保管してください。 ※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。 【中央共同募金会東北関東大震災義援金 募金先】 郵便局・ゆうちょ銀行 口座加入者名 中央共同募金会東北関東大震災義援金 口座記号番号 00170-6-518 取扱期間 H23.3.14~H23.9.30 【宮城県災害対策本部 募金先】 郵便局・ゆうちょ銀行 口座加入者名 宮城県災害対策本部 口座記号番号 00170-0-526 取扱期間 H23.3.14~H24.3.13 【岩手県災害義援金募集委員会 募金先】 郵便局・ゆうちょ銀行 口座加入者名 岩手県災害義援金募集委員会 口座記号番号 00100-2-552 取扱期間 H23.3.15~H24.3.30 【福島県災害対策本部 募金先】 郵便局・ゆうちょ銀行 口座加入者名 福島県災害対策本部 口座記号番号 00160-3-533 取扱期間 H23.3.15~H23.9.30
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ブラックホールマツイ ■性別 男 ■学年 二年 ■所持武器 バット ■攻撃/防御/体力/精神/FS 16/1/3/3/7 ■FS名 吸引力 特殊能力『ブラックホール打法』 効果1:対象を自分の位置まで強制移動させる 70 効果対象:周囲1マス内一人 x1.4 時間:一瞬 x1.0 効果2:通常攻撃 30 効果対象:同マス一人 x0.7 時間:一瞬 x1.0 消費制約:自分死亡 55 非消費制約:移動したフェイズは発動できない x0.9 FS:7 x1.7 効果数値=(70*1.4*1.0+30*0.7*1.0)*0.9=107.1 発動率=(100-107.1+55)*1.7=81.43≒81% 発動率81% 成功率100% 能力原理 バットの先端からブラックホールを作り出し、相手を吸い寄せてから叩く必殺打法。 能力を使った後は自分も吸い込まれて死ぬ。 キャラクター説明 放射能の影響で巨大化してしまった希望崎学園魔人野球部キャプテン。 核が落ちても甲子園優勝を目指す熱血球児。
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Thermoplyae 概要 車体:空母 和音:テルモピレ 解説 STAGがSTAGイニシアチブ発動時に当初持ってきていた母艦。 ミッション「ギャング・クラッシュ(Gang Bang)」の後に登場し、 「我が名はサイラス(My Name Is Cyrus Temple)」でリアクター(反応炉、原子炉のようなもの?)が暴走させられ沈没する。 沈没後にニュースを聞くと、ジェーンが「放射能の影響はない」との公式発表を伝えていた。 沈没前に航空機等で着陸すると悪評度の最高レベルが付く。 また夜の時間帯だと滑走路がオレンジ色に光っている。 なお、沈没後も中央部が折れた状態で残骸を晒しているので、確認可能。 画像 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 Thermoplyaeロゴ
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名称 超重戦車マウス(火炎放射器付) 略称 弱点 上面 座席 1番席 KwK44 55口径12.8cm戦車砲(68発), KwK44 36.5口径7.5cm砲(200発)(HEAT-Klw) (装甲貫徹力) AP(12.8cm) / HEAT(7.5cm) → 237.4mm / 160mm 2番席 MG34 7.92mm機銃 3番席 近接防御兵器(NW), 砲撃要請 4番席 ピストルポート(MP40) 5番席 火炎放射器 6番席 火炎放射器 7番席 デザント席 概要 超重戦車マウスの車体後部左右に火炎放射器を取り付けた車両。 火炎放射器は長射程で制圧から自衛までこなせるため使い勝手が良いが、真後ろには放射できないなど死角もそれなりにある。 コメント 名前 コメント
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pdf最終更新日:2013年11月29日 国産のもの チキンタツタ(錦糸町楽天地ダービービル東館店のみ。他店はタイ産) 蒸し鶏の焙煎ごまサラダ・モーニングサンド(チキン&チーズ)のスライスチキン ホットドッグ・チーズドッグのチキンポークソーセージ なすとベーコンのトマトソース、エビとアボカドのジェノベーゼ、熟成博多明太子、北海道産のタラコソース、のリングイネ(アメリカ・カナダ・日本・オーストラリア) フレンチフライポテト・フレーバーポテト・スマイルポテトのじゃがいも(アメリカ・カナダか日本) ベーコンエッグバーガー・チーズベーコンエッグバーガー・モーニングサンド(BLTエッグ)の、卵 ベーコンと温泉卵のシーザーサラダ・半熟卵の濃厚カルボナーラの、温泉卵 雑穀デリスープの、十三穀米(精白米、玄米、黒米枚、赤米、もち米、雑穀) しゃきしゃきレンコンのチキンタツタサンドの、れんこん (チキンはブラジルだがレンコンと一緒に竜田にされているようなので、れんこんのみ避けるのは無理かも?) 海外産 牛肉:オーストラリア 鳥肉:タイ、ブラジル 豚肉:デンマーク、アメリカ、カナダ 小麦類:アメリカ、カナダ、オーストラリア いも(一部):アメリカ、カナダ チーズ:オーストラリア、イタリア、アメリカ さけ:チリ エビ:タイ・ベトナム アケ貝:インドネシア アボカド:ペルー 他野菜類は記載なし 引用元:http //www.first-kitchen.co.jp/calorie/pdf/origin.pdf (pdf) ・「ファーストキッチン 産地」で検索すると最新pdfが出てきます。
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当ページの最終更新日:2014年1月16日 プロント公式サイトの産地ページの更新日:1月1日 野菜とハーブ類、ミルク、米はさけて、パスタやピザ・肉を食べれば安心できそうです。 以下は完全なる主観(私は北海道・西の方の県産・海外産をよしとしています)で選んでおりますので、時間がない時以外は参考にしないでください。 ○安全そうなもの ・ミルクの入っていないコーヒーなど ・紅茶類(産地記載ありませんが、予想では外国が多いのではないでしょうか) ・米ではなくパン(フランスパンはだめかも) ・もしくは玄米(玄米は島根) ・ピザ生地(具はそれぞれで判断してください) ・マフィン ・パイ ・ベーコン(デンマーク)、チョリソー(スペイン、アメリカ)、生ハム・パンチェッタ(イタリア) ・パスタ ・ブラッドオレンジジュース(イタリア) okメニュー名 ・なす(タイ産)とベーコン(デンマーク産)のトマト(イタリア産)スパゲッティ ・うに(地理・カナダ・アメリカ産)と小柱(中国)の醤油バター ・アスパラ(海外産)とベーコンのぺペロンチーノ ・辛子明太子スパゲティ(明太子:アメリカ・ロシア) *パスタの粉チーズはイタリア ・チーズ(デンマーク)たっぷりミックスピザ(小麦粉はアメリカ、トマトはイタリア。緑のハーブみたいなものは不明なのでさける) ・スパイシーポテト(北海道) ・フィッシュ&チップス(白身魚ホキ:ニュージーランド) ・たこのカルパッチョ(北海道) ・モッツァレラとトマトのカプレーゼ(大きいトマトは今のところ熊本・愛知・宮崎など。プチトマトは群馬産含むので×?) 福島・茨城・栃木・群馬産を使用している食材 野菜の産地は多すぎるのでこの4県の抜き書きのみにします。サイトからほぼ全ての野菜の産地を見られます。また、店の所在地域によって使用県は変わります *この4県のほかに安全な地域が産地として書いてあっても、ここに記載しています。そのうちのどこの野菜かが判別できないため。 ・福島:春菊 ・茨城:パセリ、ローズマリー、水菜、ミント、ベビーリーフ、タイム、パクチー、ルッコラ、マスタードグリーン、春菊 ・栃木:クレソン、いちご、インゲン ・千葉:小松菜、長ネギ、イタリアンパセリ、ローズマリー、糸三つ葉、クレソン、ミント、ピーマン、キャベツ、タイム、にんじん、かぶ、ホワイトセロリ、マッシュルーム ・群馬:プチトマト、きゅうり、かぼちゃ、かぶ、にら 日本産表記のもの ・豆乳パンケーキ 小麦粉(アメリカ・日本)使用メニュー:パンケーキ全品 ・豆乳パンケーキ 大豆 使用メニュー:パンケーキ全品 ・フランスパン 小麦粉 使用メニュー:ガーリックトースト、バケットトースト ・国内産十三穀(13種類全て国内産) 使用メニュー:ご飯メニュー(ソラーレ) ・ハワイアンポチキ 豚肉 使用メニュー:ハワイアンポチキ ・ボイルムキツブ貝 日本 使用メニュー:つぶ貝のガーリックバター焼き ・カルポーネムース 乳製品 日本・イタリア 使用メニュー:自家製ティラミス(ソラーレ) ・チェダーチーズ 乳 オセアニア、日本、アメリカ 使用メニュー:ダブルチーズのハンバーグ(ソラーレ) ・カルボナーラソース(乳、卵、ベーコン:日本、ナチュラルチーズ:ニュージーランド・イタリア) 使用メニュー:、半熟卵のカルボナーラ ・リッチミルク 脱脂濃縮乳 カフェラテ、カプチーノ、ロイヤルミルクティー、カフェモカ、ココア、抹茶ラテ 以上ホット・アイス両方とも。 ・ジャンバラヤ 米 使用メニュー:ケイジャンチキンジャンバラヤ(ハーフサイズと普通サイズ) ・特製ブレンド米 使用メニュー:チキンカレー、きのこのチキンカレー、オムカレー、カレーオム飯、ビーフデミオムライス、ご飯メニュー(ソラーレ) ・ミニおにぎり (7穀) 精白米:日本 使用メニュー:七穀おにぎりキッズプレート(ソラーレ)黒米:中国他 使用メニュー:キッズおにぎりスープセット 県名がわかるもの ・抹茶 愛知県産 使用メニュー:抹茶ラテ ・ミックスナッツ 大豆 北海道 ・マチルダポテト 北海道産十勝 使用メニュー:スパイシーポテト、つるしあぶりベーコンとポテトのアンチョビハーブ焼き ・大根おろし 使用メニュー:北海道産 揚げナスとベーコンの和風スパゲティ(ソラーレ) ・おろし生姜 使用メニュー:揚げナスとベーコンの和風スパゲティ(ソラーレ) ・生たこ 北海道産 宗谷岬 使用メニュー:生たこのカルパッチョ ・のり 有明産 揚げナスとベーコンの和風スパゲティ(ソラーレ) ・燻とば シロサケ 北海道 使用メニュー:北海道秋鮭の燻とば ・真イカリング 函館産 使用メニュー:シーフードの塩麹マリネ ・しらすのイワシ 和歌山産 使用メニュー:じゃこと辛し高菜の和風スパゲティ ・モッツァレラチーズ 生乳 北海道 使用メニュー:モッツァレラチーズのカプレーゼ、フレッシュモッツァレラとトマトのスパゲティ(ソラーレ) ・モッツァレラ 乳 宮城県産 使用メニュー:ホットサンド トマト&モッツァレラ、ホットサンド サーモンきのこグラタン、ダブルチーズのハンバーグ(ソラーレ) ・カルポーネ絞り袋 生乳 北海道 使用メニュー:ミディップポッキー ・クリームチーズ 生乳 北海道産 クリームチーズとアボカド ・EF-1007(Bラテ用) 発酵乳 石川県産 使用メニュー:ビューティーラテ、ビューティーミルク、Bココア、B抹茶ラテ、スムージー全品(ソラーレ)、EFラテ(ソラーレ) 以上ホット・アイス両方とも。 注:Bというのは乳酸菌の入った「ビューティー○○」とつくメニュー、ビューティーシリーズのことみたいですが詳細は不明です ・オリジナルミックス 乳 北海道 ソフデニ全品(ソラーレ) ・玄米 島根県産 ・あきたこまち 千葉県産 モーニングご飯メニュー(プロントホテルメッツ田端店のみ) ・バターライス 北海道 使用メニュー:キッズオムライス 引用元 まとめページ:http //www.pronto.co.jp/menu/commitment.html 以下PDFリンク ・全国共通産地情報(穀類、野菜・果物、肉・魚介類の情報) http //www.pronto.co.jp/pdf/menu/doc_growing01.pdf ・生鮮野菜産地情報: http //www.pronto.co.jp/pdf/menu/doc_vegetables01.pdf ・米製品産地情報: http //www.pronto.co.jp/pdf/menu/doc_rice.pdf
https://w.atwiki.jp/gaisyokusanti/pages/22.html
最終更新日:2013年12月23日 お米が国産で、ソースに国産野菜が含まれているので微妙です。 しかしナンを選べば米の汚染は避けられますね。 サイドメニューは海外産が多いです。 お子様にはあまりおすすめできませんが、どうしてもの時のモデルメニューも載せましたのでご参考ください。 *その他の期間限定メニューなどの産地はここから確認できます まとめ 肉がほぼ外国 野菜がほぼ国産(例外はあり) ソースに国産玉ねぎ・ニンジン入り 卵類は国産 乳製品(牛乳やジュースのミルクなど)国産 *ビーフソースとポークソースなら、ビーフソースを選ぶ 理由:たまねぎとニンジンを避ける分具材が少ないので、トマト(ポルトガル産)入りのビーフソースのほうがよい。牛肉も海外産で確定なので。 豚肉:メキシコ産、カナダ産、その他 牛肉:ニュージーランド産、オーストラリア産 安全そうなモデルメニュー(主観による) 大人 ビーフソースのカレー もしくはトマトアスパラカレー トッピングに完熟トマト、ガーリック モデルメニュー:子ども カレー ミニナン ジュースがオレンジ チキンナゲットもしくはココデチキン(中国産) フライドポテト(アメリカ)もしくはハリケーンポテト(中国産) コーンスープ マンゴープリンかコーヒーゼリー 以下産地情報 国産表記 ニンジン(国産と中国産)(ソースにも含まれる) たまねぎ(ソースにも含まれる) 卵類 乳製品(牛乳やジュースのミルクなど) カレーうどんのうどん小麦:オーストラリアか国産 カレーうどんのねぎが国産・中国産 お子様メニューのとうもろこしは国産かアメリカ産 ベビーカレーと、キユーピーささみと野菜のリゾットは全て原則国産。「原料事情により外国産を使用する場合もございます」との記載 お子さまアイスミルク 朝カレーセットの野菜ミックス以外の野菜 野菜(例外はあり) ツナサラダやトッピングのツナ ・ビンナガマグロは日本(太平洋) コロッケ(ココロッケ)は材料すべて国産 トッピングのオクラ山芋はオクラがタイ、ながいもが国産 中国産 きのこカレーのヒラタケ、マッシュルーム、なめこ ゼリーのリンゴ おこさまリンゴジュースのリンゴ 海老・アサリ ほうれん草 ガーリック ココデチキン らっきょう 福神漬けの大根、なす、レンコン、しょうが、刀豆 イカは山東省近海 その他海外産 肉がほぼ外国 いんげんはタイ産 やさいカレーのじゃがいもはフランス・ベルギー なすカレーのなすはベトナム産、インドネシア産、その他 納豆カレーの大豆はアメリカ・カナダ カレーうどんのうどん小麦は、豚肉がメキシコ産 チキンナゲットの鶏肉はタイ フライドポテトのじゃがいもはアメリカ ソーセージの豚肉はカナダ ミニおこさまカレーのミニナンの小麦はカナダ産またはアメリカ産。ソースの豚肉はメキシコ・カナダ・その他。 おこさまオレンジジュースのオレンジはブラジル産、イスラエル産、その他。 朝カレーセットの野菜ミックスはすべてベトナム産(ズッキーニ、なす、パプリカ(赤)、パプリカ(黄))しかしその他の野菜はすべて国産 ツナサラダやトッピングのツナ ・キハダマグロ、コシナガマグロは韓国(大西洋)、台湾(太西洋) ※キハダマグロ、コシナガマグロの使用率は同一です。 フィッシュフライはロシア トッピングのオクラ山芋はオクラがタイ、ながいもが国産 トマトアスパラカレーのトマトがイタリア、アスパラはアメリカ・チリ 完熟カットトマトはイタリア アイスコーヒーはブラジル、インドネシア、その他 ホットコーヒーはグァテマラ産、コスタリカ産、その他 コーンスープのとうもろこしはアメリカ産 マンゴープリンのマンゴーはインド産(その他材料は不明) コーヒーゼリーのコーヒー豆はベトナム産(その他材料は不明) ココイチの産地情報
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リンク集 このサイトの趣旨に基づく注目リンク武田邦彦先生のページ 放射線による内部被ばくについて:津田敏秀・岡山大教授 気になるホームページ(IAEA、ICRP、日本の被ばくの過小評価関連で気になる話。まだしっかり読んでいないところを含みます。そのうち環太平洋地域の海洋汚染の話も国際的にも重要になるような気がするので何かみつけたらリンクを張るなどしようとおもっています。)福島がんリスク計算 2061年までに福島 200km 圏内汚染地域で417,000件のがん発症が予測される 「SAVE CHILD」放射能汚染から子供を守ろう 国会中継 5月16日の衆議院 予算委員会 みんなの党 柿澤議員の質疑 福島に立ち寄っただけで精密検査が必要な値!!約5000人が内部被曝 NHK ETV特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月」NHKオンデマンド 文字おこし 社長ブログ NHK NHKスペシャルで放送された「汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実」 2006年http //www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM http //www.youtube.com/watch?v=8hXmoNuJHKs http //www.youtube.com/watch?v=8hXmoNuJHKs http //www.youtube.com/watch?v=BiFTMaApEpw http //www.youtube.com/watch?v=ZK7T6BDiB1c 一般情報未来につなげる・東海ネット C―ラボ 市民放射能測定センター 緊急被ばく医療研修のホームページ緊急被ばく医療ポケットブック(緊急被ばく医療研修のホームページ) 緊急被ばく医療ポケットブック(内部被ばく(または体内摂取量)を評価する方法) 放射線医学総合研究所 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)@ウィキ 東日本大震災NAVER特設ページ 放射線被曝者医療国際協力推進協議会 東日本大震災関連情報:文部科学省 放射線量都道府県別環境放射能水準調査結果:東日本大震災関連情報:文部科学省 4/5-7の各種学校における放射線量計測結果のMAP 本放射線の影響がわかる本(財団法人放射線影響協会) 地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開(丸善出版株式会社) Generic procedures for assessment and response during a radiological emergency(IAEA-TECDOC-1162) 内部被曝・土壌汚染の線量換算係数など? ウクライナ政府報告書
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おことわり 鉄道だけに限っても「完全に復旧した」と言えるのは当分先になると予想されるため特別ページを作成しました。※鉄道関連の情報は順次他のページに移しています。 - ↑アクセスカウンタ 発生 2011年3月11日 14時46分 震源 牡鹿半島の東南東約130km(三陸沖)深さ約24km 地震の規模 最初の速報ではマグニチュード7.9とされていたが、8.3→8.4→8.8。8.8は阪神・淡路大震災の7.3、関東大震災をはるかに上回り、国内観測史上最大級。江戸時代の1707年10月におきた、宝永大地震(マグニチュード8.6)をも越える。その後さらに9.0に修正。これはエネルギーで速報値(7.9)の約45倍、直前の推定値8.8の約2倍。阪神大震災の約360倍。3つの大地震が連続して起きた模様。蛇足)8.8は阪神大震災の約180倍というニュースと9.0はそのさらに約2倍という話をくっつけたが、もう少し正確な計算をすると355倍。10の2.55乗≒3.55X10の2乗=355。あるサイトに「私の感覚だと約350倍ですが」という記述あり。 震度 宮城県栗原で7、仙台・宇都宮で6強、水戸6弱、秋田・盛岡・東京都区内・千葉・横浜で5強、山形・青森5弱、新潟・函館、名古屋などで4、札幌・室蘭、岐阜、富山、金沢などで3。関西でも揺れ。岡山や広島でも1。都道府県単位で、ゆれを感じなかった(震度ゼロ)のは宮崎、沖縄のみ。 地震発生直後から青森、岩手、秋田の3県に設置されている地震観測計全てと通信できなくなり、緊急地震速報が出せなくなった。機器の破損、停電、専用回線切断などが原因。 機器が破壊されるなどしたため記録がないが、最高15mの津波が到達した可能性のあることがシュミレーションなどで判明。 海岸から5km以上離れた場所でも、津波が押し寄せたケースがある。仙台市若葉区の海岸付近で200~300人の遺体を発見。さらに東松島市野蒜で約200人、牡鹿半島で約1000人の遺体を発見。 女川原発1~3号機、福島第1原発1~3号機、福島第2原発1~4号機、日本原子力発電東海第2の計11原子炉が自動停止。が、福島第1原発の原子炉の1つが冷却できなくなり、政府は原子力災害特別処置法に基づき、原子力緊急事態宣言を出した。放射能漏れは確認されていないが、半径3km以内の住民に避難指示(「避難勧告」の上。避難命令というのはない)。3km以上10km以内の住民には屋内待機を指示。女川原発1号機のタービン建屋で火災。鎮圧。 青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場で貯蔵プールの水がこぼれた。 仙台市宮城野区のJX日鉱日石エネルギーの液化石油ガス(LPG)タンク付近で爆発。 多賀城市のガス関連工場で火災。翌日以降も萌え続け、15日14時30分頃鎮圧。 茨城県東海村の火力発電所で作業中の4人が転落死。 17時13分、千葉県市原市のコンビナートにあるコスモ石油千葉製油所で爆発炎上。これについて所有者は爆発したタンクの中身はLPガスだと発表。※「有害物質が雨と一緒に降る。付近に住んでいる人は自宅待機が望ましい」などのデマが出回っていた。 東京ディズニーランド(ディズニーシーなども含む)は10日程度臨時休園。18日、当分の間休園を続けると発表。再開は未定。※電力供給や交通機関の状況を考慮。液状化など、大きな被害はなかったという。追記:4月上旬以降の再開を見込む。停電のない日だけの営業、夜間営業自粛などを検討。3月は営業していれば1日10万人の来園が見込まれ、200億円規模の減収要因。 東京都は上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族館、井の頭自然文化園を17日から当分の間休園にする。22日に予定されていたジャイアントパンダ2頭の一般公開も延期。 キッザニア東京(子供向け就業体験施設)は19日から再開するが、10時~16時のみ。売り上げの1割を被災地の復興支援に充てる。 サンリオピューロランド(東京都多摩市)は25日営業再開。客足は例年の半分。停電の1時間前に退園を促し、電力の回復後に再び入園させる。 東京サマーランド(東京都あきる野市)は4月2日から再開するが、営業は土日のみ。平日は休園とする。 としまえん(東京都練馬区)は19日から再開。計画停電の対象エリア外だが、大型アトラクションの一部を休止。 ナムコ・ナンジャタウン(東京都豊島区)は19日から再開。計画停電の影響は受けないが、夜間営業を自粛。 横浜・八景島シーパラダイスは19日から再開。夜間営業は自粛。 よみうりランドは大型コースターなどの稼動を見送る。19日から営業時間を9時30分~17時として再開。入場料を500円(通常1200円)、1日券は3000円(通常3900円)に下げているが、入園者数は例年の1/4。計画停電の実施地域のため、遊具が停止する可能性も。 富士急ハイランドは大型遊具の一部を休止。19日から営業時間を9時~17時として再開。 大阪のUFJは通常営業しているが、19~21日のライブイベントは中止。 スポーツ プロ野球 オープン戦の横浜vsヤクルト戦(横浜スタジアム)は6回終了時点で強い横揺れがあり、中断。15時過ぎに打ち切りを決定。記録はコールド試合となる。ロッテvs楽天戦(明石)は8回表で打ち切り。地震の影響はなかったが、選手らの家族・関係者安否確認を優先。 12日のオープン戦6試合は全て中止。最終的に東日本大震災影響で中止になったオープン戦は35試合。 センバツは被災地からの出場が危ぶまれたが、予定通り開催。ただし原発の状況によっては中断もありえる。※中止となれば戦時(1942~46年)以来の事態だった。「阪神大震災のあった、1995年も(出場校を減らしたり、不戦勝・不戦敗にしたりすることなく)開催されたじゃないか」と思われるかもしれないが、このときは被災から開幕までほぼ2ヶ月あり、単純に比較できない。入場行進を行わず、開会式を簡素化。ナイターを極力避けるため、試合前の練習時間を短縮するなど。また、アルプススタンドでの「鳴り物」を使った応援は一切禁止。 鳴り物禁止について:太鼓、ブラスバンドなどは禁止。チアリーダーは認めるが、「ボンボン」は認めない。リーダーが笛を吹くことも不可。メガホン、人文字を使った応援は認める。 NHKはテレビ、ラジオで全試合を生中継する方向で検討。ただし、被災地向けの情報や停電情報を放送する必要があれば、内容変更(録画中継、ダイジェストなど)の可能性がある。 楽天は暫定的に神戸を本拠地とする。 比較的早く試合再開。「”被災地を支援するため”という趣旨は賛同できるが、この状況下(電力不足)でナイターをするか?」という批判も。 パ・リーグは開幕日を4月12日に変更。仙台での試合開催は4月29日からを目指す。4月中はナイターを自粛。3時間半経過したら、新しいイニングに入らないとした。この時点ではセ・リーグは予定通り25日開幕としていた。 セ・リーグも29日に開幕を遅らせることに。ナイターを極力へらす(4月3日までは自粛、それ以降は節電で対応)、レギュラーシーズンは9回で終了、延長戦は行わないことなどを決定。選手会は「不満はあるが、試合のボイコットなどはしない」とコメント。※ナイターの自粛などは東北電力、東京電力管内。 文部科学相のダメ出しなどにより再検討。セ・リーグも4月12日開幕とし、少なくとも4月中は東北電力、東京電力管内でナイターをせず、デーゲームでも証明を必要とするドーム球場の使用を避ける。延長戦は3時間半を超えて新しいイニングに入らない。セの「延長戦なし」は適用されない。東北電力、東京電力管内に本拠地を置く6球団は停電対策、観客の安全対策を作る。 4月2日、3日に慈善試合計12試合。パは当初から予定しており、セも同調。入場は無料とし、ファンの募金を被災地に寄付。 公式戦の試合数144は変えず、日本シリーズ開幕を2週間遅らせ11月12日からとする。クライマックスシリーズは10月29日頃からとなる。 社会人野球 統括組織の日本野球連盟は3月25日、臨時理事会で8月26日に東京ドームで開幕予定だった都市対抗大会を秋に延期し、10月29日開幕の日本選手権を中止すると決定。日本選手権が中止になるのは初。都市対抗優勝チームを選手権優勝とみなす。 節電対策で、都市対抗の会場を東北・関東以外にする。 バレー Vリーグは男子、女子ともプレミアリーグ(レギュラーリーグ、上位4チームによる決勝ラウンド)、チャレンジリーグとも今季の残り30試合全てを中止。シーズン途中で打ち切りになるのは日本リーグ時代にもなかった事態。プレミアリーグとチャレンジリーグの入れ替え戦も行わない。 バスケットボール 女子Wリーグは今季を打ち切る。1試合だけ行われたプレーオフ決勝(3戦先勝方式)は不成立とし、レギュラーシーズンの成績がそのまま最終順位に。 男子の日本リーグは今季の優勝チームはないものとする。シーズン打ち切りでレギュラーリーグの24試合を消化できなかった。アイシンとパナソニックが26勝10敗で並んだが、直接対決の得失点でアイシンが1位。ただし、アイシンの優勝回数は増えない。 bj仙台が今季の活動を休止。全選手、コーチとの契約を解除。24日、代表が記者会見して明らかにした。シーズン打ち切りで入場料収入がなくなったのがイタい。来季は未定。参加の意向ではあるが、理事会で認められなければ終わり。 サッカー Jリーグは12,13日に予定されていた試合(J1、J2とも第2節)全てを中止。1つの節の全試合が中止になるのは1993年のJリーグ開始以来初。最も大きな被害を受けたのが仙台(J1)、ついで鹿島(J1)、水戸(J2)。翌週は開催予定だったが、14日に3月中の試合(リーグ戦、ナビスコ杯とも)全ての中止が決定。さらに4月2,3日の試合開催もあやぶまれる。注)結局4月中旬まで中止。4月23日再開と決定。今季のリーグ最終節は12月3日、J1=34節、J2=38節の試合数は変えないとしており、南米選手権のため中断する予定だった7月に試合を行うことを検討。状況によってはナビスコカップの大会方式が変更される可能性もある。※南米選手権には出場し、代表選手不在の状態で試合をする予定だったが、クラブから「代表不在で試合はできない」との声があり、結局辞退した。 ナビスコカップは通常、一次リーグとトーナメントの組み合わせだが、リーグ戦(総当り)を中止。全試合トーナメント(ホーム&アウエー)とする。 放射能の影響を受ける可能性があるとして、鹿島が活動休止。大きな被害を受けた仙台も同様。 ※プロ野球はたいてい3連戦だが、サッカーはあるチームが1つの節にする試合は1つ(ホーム&アウエーという言葉があるが、2試合で1節ではない)。 このため、第489回のtoto(BIGなども含む)は販売打ち切り(公式サイトの表現は「全てのチャネルで販売を中止」)。全額返金される。第490回、第491回も同じ。第492~497回は最初から販売されない。サッカーは少々の悪天候や「グラウンドコンディション不良」程度で試合が中止になることはなく、1試合だけの中止なら「全員的中したものとみなす」と規定。これまでに「全額返金」になったのは2007年の第291回mini toto-AとtotoGOAL3のみ。Club totoではClub totoポイントを義援金にすることができ(1ポイント=1円)、3月18日の受付開始から3月末日までに寄せられた3530万4821円を、4月1日付で日本赤十字社に寄付した。 29日に大阪・長居陸上競技場でニュージーランドとの慈善試合が予定されていたが、辞退の申し出があり変更。日本代表vsJリーグ選抜で行う。 ※試合結果は2-1(前半2-0、後半0-1)で日本代表の勝利。観客4万613人。 節電対策で4月、5月は東北電力、東京電力管内の開催試合はナイターで行わず、日中試合とする。 選手がゴールを決めた時に履いていたシューズなどが楽天オークションに出品される。全額義援金になる。 女子のプレナスなでしこリーグ(全10チーム)は4月3日の第1節から24日の第4節までを延期。29日からとする。カップ戦を中止し、その日程で第1~4節を行う。活動休止中の東京電力が開幕に間に合わない場合、残る9チームで開催する。 チャレンジリーグ(2部相当)は予定通り4月10日に開幕するが、東地区の2チームは本拠地が被災地域にある。ホーム開催は難しく、会場、日程を調整する。 フィギュアスケート 世界選手権(東京、21日~27日)開催を断念。当初は「予定通り開催する」としていた。会場に問題はないが、原発事故の影響を考慮。延期して開催するか、中止するかは事態の推移次第。フィギュアの世界選手権では1961年、開催地プラハに向かっていた航空機が墜落し、米国代表チーム全員が死亡。大会は中止になり、翌年プラハで開催された例がある。追記:エキシビジョンも含め、チケット約5万5000枚が完売していたが、全て払い戻す。※秋(9、10月)に開催することも検討したが21日までに断念。4月末~5月に代替地で開催予定。 モスクワで4月24日~5月1日に開催することが決定。代替地として名乗りを上げた6ヶ国(ロシア、フィンランド、オーストリア、カナダ、クロアチア、アメリカ)から国際スケート連盟が選んだ。 フィギュア団体戦の世界国別対抗戦(4月、横浜アリーナを予定)は来年4月まで1年延期して日本で開催。 チャリティオークション開催。 競馬 中央競馬は中山、阪神、小倉で開催予定だった12,13日のレース全てを中止。阪神、小倉は19日から再開。中山は中止。 再開後もしばらく発売を制限。電話(ケータイサイトも含む)での投票はできない。 期間中の入場料は無料。相当額をJRAが拠出し、復興支援に充てる。 岡山・香川県内では競輪、競艇について、3月末日まで開催及び場外発売の全てを中止。※広島県には福山競馬があるが、両県下に競馬場はない。 ゴルフ スタジオアリス女子オープン(4月8日~、花屋敷GCよかわ=兵庫県三木市)の中止を決定。国内女子ツアーの中止は4大会連続。大会スポンサーのスタジオアリスは賞金総額6000万円を義援金として被災地に送る。 タイガー・ウッズは来日を中止。4月15日似予定されていた、千葉県内のゴルフ場でジュニア選手を指導するイベントなどが中止になったため。 ボクシング 4月8日に東京の両国国技館でWBC=世界ボクシング評議会=トリプル世界タイトルマッチ(王者は3人とも日本人)が予定されていたが、神戸ワールド記念ホールに変更する。観客や選手らの安全面を優先。 ※大相撲の3月(大阪)場所中止は以前から決まっていたこと。この地震とは無関係。 福島第1原発 沸騰水型軽水炉 1~4号機は大熊町、5号機、6号機は双葉町。※加圧水型軽水炉というのもある。黒鉛減速炉、重水炉は日本国内にはない。 1号機(46万kW) 地震後冷却機能喪失。 炉心溶融。 12日15時36分、水素爆発。建屋を損傷。注)核爆発とは異なる。 炉心を冷やすために廃炉覚悟で海水注入を実施。 25日、海水注入をやめ、近くのダムからタンクにtめた真水に変更。海水の塩分で冷却効率が下がったり、腐食したりする恐れがあるため。 29日朝、原子炉圧力容器の温度が一時設計の上限値(302℃)を超える323℃に。冷却水を増量し午後には299℃まで下がった。 2号機(78.4万kW) 14日、冷却機能喪失。 一時、「空だき」状態に。爆発で建屋に穴が開き、放射性物質が拡散。 燃料全露出。 15日6時10分頃、原子炉格納容器内の圧力抑制プール付近で爆発音。プールが損傷。 メルトダウンの恐れが最も高い。 21日19時前、原子炉の屋根から白煙。原因は不明。 26日、海水注入をやめ、真水に変更。 3号機(78.4万kW) 13日、冷却機能喪失。 炉心溶融。 14日11時01分、水素爆発。 炉心に海水を注入。 16日8時すぎ、白煙(水蒸気?)が噴出。 21日16時頃、原子炉建屋の屋上南東側の使用済み燃料プール付近から灰色がかった煙が出た。作業員らが一時退避。 25日、海水注入をやめ、真水に変更。 4号機(78.4万kW) 地震前から定期検査のため運転停止中。原子炉内に核燃料はなし。 15日6時15分頃、爆発音とともに火災が発生。建屋の一部に穴が開く。高濃度の放射能が漏れた可能性。 水位を確認できていない。 16日5時45分頃にも火災。 5号機(78.4万kW)、6号機(110万kW) 地震前から定期検査のため運転停止中。 15日、首相を本部長、東電社長と経済産業相を副本部長とする統合連絡本部を設置。 東京電力福島第1原発の原子炉で炉心溶融。海水を注入(通常は真水を使う)したため、再開は不可能とされ廃炉が必至。※炉心溶融はメルトダウン(炉心崩壊)ではない。 燃料棒が冷却水の外に出ると、1200℃を超える燃料を包むジルコニウム製の金属被覆管が水蒸気と反応して水素が発生。これが爆発につながる。2700℃を超えると炉心溶融に発展する。水が超高温で一気に蒸発し、水蒸気爆発を起こす危険性がある。 避難指示エリアが福島第1原発を中心とする半径10kmから20km圏内に、福島第2原発を中心とする半径3kmから10km圏内にそれぞれ拡大。後者はほぼ前者と重複する。 放射線の量が100ミリシーベルト以下なら健康被害は出ないとされるが、一度に浴びた場合、500ミリシーベルトで血中のリンパ球が減少、1000ミリシーベルトで悪心、嘔吐、4000ミリシーベルトでは30日以内に半数が死亡、7000~10000ミリシーベルト(=7~10シーベルト)で1~2週間でほとんどの人が死亡。70~90シーベルトで死亡率99%、100シーベルトでは即死。 15日、福島第1原発を中心とする半径20km~30km圏内の住民に屋内退避を指示。 16日、ヘリで空から水を投下することを検討したが、上空の放射線量が高く、接近が困難として当日は見送る。 17日、自衛隊の大型ヘリを使い、3号機に空から放水。1回7500l。2機で計4回。上空で静止(ホバリング)しての作業はできず。 陸上自衛隊の放水車からも放水。5台で約30分間に計30t。18日にも約50tを放水。 機動隊の高圧放水車到着。最大12気圧。※「放水すること」に特化した車両のため、他の警察車両と比べ鉄板が薄く、放射能からの防御面では劣る。44tまいて撤退。 18日、ヘリ4機態勢で上空から水を投下する準備をしたが、実施せず。 19日、東京消防庁から緊急消防援助隊所属の「屈折放水塔車」が到着。ハイパー放水車とも呼ばれ、最大22mの高さから毎分3.8tの放水ができる。通常の放水車では連続して放水できるのは1,2分だが、スーパーポンパー(送水車)と組んで理論上無制限に連続放水が可能。また、無人操縦が可能で、隊員などを常時貼り付けておく必要がなく、被曝防止面でも有利。毎分3tの連続放水で1800tを放水。※高いところから放水するには、40mはしご車もあるが、現地は風が強く、霧のようになって十分な効果が得られないとされた。 21日、陸上自衛隊の74式戦車2台、生コン圧送車到着。戦車は排土板を取り付け、ブルドーザーのようにしてがれきの除去作業に使用する。装甲の厚さが放射能からの防御に有効。主砲は後ろなどに向ける。生コン圧送車のアームは最大58mまで伸びる。 大阪市消防局なども参上。 作業員がベータ熱傷。※アルファ線(ヘリウム4原子核)はかんたんに遮断でき、ガンマ線(電磁波)は透過力は強いが。ベータ線(電子または陽電子)が一番影響が大きい。 作業員の被曝量は2~6シーベルト。これは全身で浴びたら死者が出るレベルだが、局所的だったため命に別状はなく、通常のやけどの処置でよいとされた。 原子炉か燃料プールから漏れたと思われる、超高レベル汚染水(1立方センチあたり約390万ベクレル、通常は数百ベクレルでおよそ1万倍)を確認。 毎時1000ミリシーベルト超。あまりに高いため測定を中止。無防備な状態で浴び続けた場合、30分でリンパ球が減少、4時間で半数が30日以内に死亡するレベル。 ※ 1秒間に1個の原子が崩壊するとき1ベクレルという。放射能の量や強さの単位である。記号はBq。キュリーという単位もあったが、国際的にベクレルに統一された。1キュリーは370億ベクレル。シーベルトは人間が放射能を浴びたときの影響を表す単位。 1~4号機は廃炉が確定。5、6号機は未定だが、廃炉の可能性大。 敷地内の土壌からプルトニウムを検出。微量とはいえ、毒性が強く、半減期も数万年と長い。自然界にはほとんど存在しないとされ、過去の核実験などで放出されたものもあるが、その3~4倍。 29日、30日、原発近辺の海水から濃度限度の数千倍のヨウ素131を検出。最高値は1立方センチあたり180ベクレル(1リットル換算で18万ベクレル) 3月11日 常磐線 駅構内で津波により電車(2連2本の4両編成)が横転。駅舎は基礎だけが残る。跨線橋は損傷を受けながらも残る。 一時、仙石線野蒜駅付近を走行中だった列車など4本と連絡が取れず、最悪「津波にのまれた」などの事態も想定されたが、12日までに乗客乗員全員の無事を確認。 津波で貨物列車の貨車と積荷は流されたが、機関車は流されず運転士は無事。 飯山線は栄村で土砂崩落。レールが宙に浮いた状態。 JR北海道は太平洋岸の各線(根室線の帯広~根室間など)で運転見合せ。津波警報の影響で、名鉄蒲郡線蒲郡~吉良吉田間は16時頃から運転見合わせ。近鉄鳥羽線・志摩線(五十鈴川~賢島間)も運転見合わせ。 JR四国でも16時30分頃から予土線、予讃線八幡浜~宇和島間運転見合わせ。17時18分再開。土讃線後免~窪川間(18時30分頃から土讃線高知~伊野間の普通列車は運転再開)、牟岐線全線(徳島~海部間)は最終まで運転見合わせ。 この日限りで廃止される、485系雷鳥の引退セレモニーが予定されていたが中止。 11日発の北斗星、サンライズ瀬戸・出雲など夜行列車は全て運休(12日以降も同様)。 JR貨物はJR北海道・東日本管内、JR東海の一部を発着・通過する列車について、全て運休とする。発送(出荷)の自粛を要請。 更新直後の機関車が被災。 仙台駅にいた試運転中のE5系が脱線したとされ、「一度も営業運転に使われないまま廃車になった旅客用新幹線電車」になる可能性。 空は22時現在、国内・国際計903便が欠航。施設全体が冠水した仙台空港のほか、羽田、成田空港も滑走路の点検のため離着陸を一時停止。JALとANAの2社だけで8万人以上に影響。 警察庁がまとめた、23時30分現在の人的被害状況:死者110人、行方不明350人、負傷者544人。 ※連絡が取れなくなっていた列車は以下の4本。 仙石線…運転士と車掌が乗客約50人とともに近くの小学校に避難。 大船渡線…運転士と乗客15人が中学校に避難。乗客5人は別行動。 大船渡線…乗客は自力で避難。運転士なども無事。 気仙沼線…乗客は自力で避難。運転士なども無事。 静態保存機、C58 16も被災。津波。 3月12日 九州新幹博多~新八代間は予定通り開業。「みずほ」などは定刻どおり発着。ただし、ダイヤ改正に伴う、出発式などのイベントは全て中止。 東北地方・首都圏のJR東日本線は全面ストップ。 東海道・山陽・九州新幹線は平常運転。 上越・長野新幹線は運転再開。東北・秋田・山形新幹線は現時点で見込みなし。被害の少なかった区間だけでも部分的に再開できないか検討中。 警察庁がまとめた、22時現在の人的被害状況:死者685人(23時現在の各警察本部発表の合計は687人)、行方不明641人。 長野で震度6強の地震。マグニチュードは6.7。 秋田沖を震源とする地震。マグニチュードは6.4。 3月13日 JR貨物は東北地方を発着または経由するものは運送引受け不可。北海道内だけで発着するものは可能。関東でも不可のケースあり。 警察庁がまとめた、21時30分現在の人的被害状況:死者1353人、行方不明1085人。安否不明者は数万人。宮城県警本部長は同県内だけで死者が1万人を超えるとの見方を示した。 3月14日 電力不足のため、本日から4月末日(予定)まで「計画(輪番)停電」がある。ピーク時(18~19時)4100万kWの需要が想定されるが、供給力は3100万kWしか確保できず、1000万kWの電力不足が予想される。この条件で無理に給電すると、周波数が乱れ、大規模な停電がおきる恐れがある。戦時中~戦後の混乱期には計画的に停電させる、「電休日」があったというが、東京電力が実施するのは1951年の同社設立以来初。東電管内(1都8県)をいくつかのグループ(今回は5つ)に分け、6時20分~22時の間、各3時間程度。深夜~早朝は行わない。ただし、都心部(23区内)では原則として行わず、1日に2回、または複数のグループで同時に停電することもありえる。朝から予定されていたが、供給に余裕があったため、午前中は実施されず。が、夕方以降需要が伸び、供給が追いつかなくなる恐れが出てきたため、第5グループの一部、約11万世帯のみ17時頃から約1時間半停電実施。参考)自宅待機を指示したり、臨時休業した企業も多かった。 参考:西日本の60Hzに対し、東日本は50Hzと周波数が異なるため、西日本側に余力があっても、そのままでは供給できない。電力融通のための周波数変換装置が3ヶ所にあるが、能力は合計100万kW程度。上限いっぱい活用しても、不足する電力との比較では焼け石に水。 JRは自前の発電所を持っており、影響は限られる見通しとされていたが、実際は総武快速線などが全面運休。新宿などでは一時改札内入場規制。 計画停電の詳細が13日夜まで公表されなかったため、首都圏のJR各線で運転されたのは山手線、中央快速線など、ごく一部だけ。他は終日運転見合わせ。東北・上越新幹線も一部運休。 小田急は特急ロマンスカーを当分の間全面運休とし、他の列車も間引く。停電区間の運転見合わせを決めている会社もある。14日の日中は新宿~経堂間のみ運転。夜までに順次運行区間を拡大。 京王は京王線、井の頭線とも半分程度の運行。停電が想定された時間帯は調布以西運休。 西武は14日未明までは3路線で停電地域を除く運行を計画。停電は見送られ運行できたが、一部または終日運休の路線や区間も。新宿線と池袋線の一部区間を10分ごとに運転。他の区間と支線区は運休。15日はさらに運行区間を縮小。 東京メトロは通常の5割程度、都営地下鉄は7割程度の運行。 東武は伊勢崎線などは終日運行。 東急は全列車各駅停車で一部の路線を運転。 警察庁がまとめた、22時現在の人的被害状況:死者1886人、行方不明2369人、負傷者1885人。※負傷者は重傷者と軽傷者の合計。 3月15日 計画停電のグループ分けを昨日とは変更(5グループなのは同じだが、地域が異なる)。今後も見直す可能性。6時20分から開始。供給力は3300万kW、ピーク時(18~19時)需要量3700万kWを想定。五井火力4号機などが復旧。 15日は5つのグループすべてで一部の地域が停電。対象は約500万世帯。状況によっては「1日2回停電する地域」が発生する可能性もあったが、2回目は実施されず。 原発周辺の避難指示が福島第1原発を中心とする半径20km圏内に、屋内待機は20km以上30km以内。 東北新幹線東京~那須塩原間運転再開。ただし1時間に1本程度。上越・長野新幹線は運転。東北新幹線那須塩原以北、山形・秋田新幹線は運転再開の見込みなし。 東京付近のJR在来線は70~20%程度。成田線は100%としているが、成田~成田空港間は1時間に1本程度。停電の影響を受ける区間は運休。 東北地方のJR各線について:羽越本線酒田~秋田間、奥羽本線秋田~青森間、大曲~秋田間、男鹿線追分~男鹿間は運休する列車もあるが運転。これ以外の路線は運休。 東海道新幹線は終日、平常通り運行される予定。が、首都圏では乗務員の出勤が難しいため、東京~新大阪間の「のぞみ」上下各6本(全列車N700系)が運休する。 下り:のぞみ209号、215号、217号、221号、223号、225号。 上り:のぞみ234号、242号、246号、248号、250号、252号。 かいじ103号、105号、106号、112号、113号、114号、115号、121号、122号、124号は新宿駅発着に変更。 15日発の急行きたぐに号は運転。これ以外の夜行列車は全て運休。 東京メトロは通常の50%程度の運行。 東北電力は16日から計画停電を実施すると発表。被災地は対象から外し、4県の全域または一部が対象。対象地域は秋田県の全域、山形県のほぼ全域、新潟県の大半、青森県が津軽・下北な県内のほぼ半分。原則として土日祝日は行わない。期間は1ヶ月程度を見込む。1日最大3時間。9時~12時、17~20時。※実際には16~18日は実施されず、19~27日も実施しない見通し。 店によっては朝、短時間営業しただけで閉店。※停電中一時閉店し、再開しようとしても手間ばかりかかるためとか。 警察庁がまとめた、22時現在の人的被害状況:死者3373人、行方不明7558人、負傷者1990人。 静岡で震度6強の地震。マグニチュードは6.4。 3月16日 東京メトロは通常運転の路線と、停電の影響で80%程度の運行の路線がある。いずれも急行・快速運転、他社との直通運転は中止。 JR貨物は日本海側経由で北海道~関西間も輸送可能。秋田貨物~向浜などは運転見合わせ。東北地方の太平洋側と関東地方は運送の引受けを見合わせる。新前橋~水上間、熱海~静岡貨物間は計画停電の影響を受ける。 同日夜現在、東北線は宇都宮まで。日本海側(日本海縦貫線という)は全線開通。計画停電のため、上越線大宮~長岡間は運休。 16日は全てのグループで停電実施。実際に停電したのは合計約1090万世帯。前日夜の地震を受け、静岡県東部を対象から外す。 警察庁がまとめた、22時現在の人的被害状況:死者4277人、行方不明8194人、負傷者2282人。 3月17日 サンライズ出雲・瀬戸号は本日発から上下とも運転再開。日本海、トワイライトエクスプレスなどは引き続き運休。臨時夜行急行能登も運転中止。 JR貨物は宇都宮~東青森間、常磐線(支線や福島、仙台、八戸の臨海鉄道も含む)、倉賀野~南長岡間、千葉~鹿島~奥野谷浜間などについて、運送の引き受けを見合わせる。夕方から高崎~長岡間でも貨物列車の運転再開。 JR貨物と全国通運連盟は鉄道で輸送する被災地向け救援物資について、本日から当分の間無料にする。5t以内の貨物が積めるコンテナ1個を1口とする。送り主が物資の輸送を各県に連絡して承諾を得た企業などが対象。無料になるのは、全国のJR貨物のコンテナ取り扱い駅から被災地の最寄り駅までの運賃、集荷場所から最寄りの貨物出発駅までと、到着駅から被災地までのトラックの輸送料。 暖房需要が増え、電力需要が一時逼迫。最大供給力3350万kWに対し、需要(速報値)は9~10時に3330万kWを記録。大規模な停電が起きる恐れがあるとして経済産業相が節電を強く要請。鉄道が運行本数の削減、百貨店が閉店時間を早めるなどしたため、17時は2900万kW前後に。不測の停電は回避された。鉄道の詳細は別ページに記載。 17日は全てのグループの全世帯が少なくとも1回は停電。2回停電したところもあり、のべ約1820万世帯。18日から静岡県東部を対象に戻す。 警察庁がまとめた、18時現在の人的被害状況:死者5457人、行方不明9508人、負傷者2409人。22時現在では、死者5692人、行方不明9522人、負傷者2409人。 3月18日 JR東日本は東北新幹線盛岡~新青森間について、23日から運転再開すると発表。大きな余震が起きないことが条件。盛岡以北では線路がゆがんだのは1ヶ所だけ、電柱も傾いただけで、被害が比較的軽かった。 18日現在の東北新幹線那須塩原~盛岡間の復旧作業に進捗率は20%程度にとどまる。被害が約1100ヶ所と、多数かつ広範囲におよぶため。高架橋の倒壊やトンネルの崩落はなかった。 ※ 参考)阪神大震災で高架橋が落下するなどした山陽新幹線は全線復旧まで82日、新潟県中越地震でレールがゆがむなどした上越新幹線は67日かかった。 秋田新幹線「こまち」運転再開。秋田~盛岡(在来線ホーム)間の運行で、1日4往復(317号、320号、324号、325号、328号、331号、335号、336号)。グリーン車を除き全車自由席。※グリーン車には乗車できない。計画停電の影響で運転を中止することがある。 長野新幹線の「あさま577号」は運休。 夜、横浜市の根岸駅からガソリンや軽油を積んだ列車(18両編成)が発車。19日夜盛岡(タ)に着く。当面1日1本運行する。石油用タンク貨車は1両でタンクローリー車約3台に相当する約62klを輸送可能。 18日は全てのグループで計画停電実施。計約1370万世帯が各3時間程度停電。2回停電したところはない。 東電は、19日からの3連休は計画停電を実施しないと発表した。ただし、電力需要状況によっては実施される可能性がある。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者6911人、行方不明1万754人、負傷者2356人。死者数は阪神大震災(6434人)を超えた。 3月19日 JR貨物は宇都宮~盛岡間、常磐線(支線や福島、仙台、八戸の臨海鉄道も含む)、千葉~鹿島~奥野谷浜間などについて、運送の引き受けを見合わせる。※青森~盛岡間と上越線の引き受け再開。八戸貨物~北沼間は見合わせが続く。 本日発の寝台特急カシオペア、トワイライトエクスプレス、北斗星、あけぼの、急行能登、快速ムーンライトえちごは運休。白馬行き快速ムーンライト信州81号は停電の影響で運休。※カシオペア、トワイライトエクスプレス、北斗星については、24日発まで全区間運休が決定。以降は未定。追記:トワイライトエクスプレスは3月31日発まで、カシオペア、北斗星は4月14日発まで運休決定。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者7508人、行方不明1万1680人、負傷者2583人。 3月20日 東北本線は黒磯~一ノ関間が不通になっていたが、北上~一ノ関間で運転を再開。奥羽本線米沢~山形間も運転再開。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者8450人、行方不明1万2931人、負傷者2701人。 3月21日 東電は、22日は最初に停電する予定の第5グループは実施せず、第1~4グループは実施すると発表した。 秋田新幹線「こまち」344号運転開始。本日のこまち344号のグリーン券は発売されない。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者8805人、行方不明1万2654人、負傷者2722人。 3月22日 東北新幹線盛岡~新青森間運転再開。当初予定より1日早い。 秋田新幹線「こまち」311号運転開始。これで1日5往復に。全列車グリーン車を除き全車自由席で、特定特急券が必要。グリーン券も発売。 飯山線十日町~越後川口間運転再開。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者9099人、行方不明1万3786人、負傷者2628人。 3月23日 JR西日本は4月2日から日中を中心に減便すると発表。臨時列車の運転中止、編成の短縮も。どの列車が運休するかといった詳細は25日に発表。直流モーターの部品(直流電動機ブラシ)を製造している、日立グループの会社が被災し、部品が調達できないため。この状況が長期間続くと、ラッシュ時も減便せざるをえない。他社からの調達も検討しているが、見通しは立っていない。「影響なし」と言い切れるのは全車VVVFになっているサンダーバード、マリンライナーなどと、JR東西線などごく一部。路線によっては半数が運休になる。参考)VVVFインバータ制御でない電車はほとんどが直流モーターと思われる。同社のウエートは全体の5割とされるが、影響は鉄道会社によって異なる。 JR四国でカーボンブラシを使用しているのは8000系特急電車が48両、普通電車が50両(113系12両、121系38両)の合計98両。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者9487人、行方不明1万5617人、負傷者2755人。 3月24日 北の偉大なる将軍様は在日朝鮮人に見舞金として50万ドル(約4000万円)を送金された。朝鮮赤十字会も日本赤十字社に10万ドルを送る。阪神大震災の際にも総書記から100万ドル、赤十字会から20万ドルが送られている。(朝鮮中央通信) 川崎市の東扇島火力1号機(100万kW)が復旧し、運転再開。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者9811人、行方不明1万7541人、負傷者2779人。 3月25日 JR西日本は4月2日からの運転計画の詳細を明らかにした。詳細は4月に記載。 東電は計画停電のグループ分けを細分化し、28日から適用する。あるグループの一部だけ停電したり、予定時刻になっても停電せず、しばらくしてから停電するなどの事態が多々あるため。1つのグループを5つに分け、全部で25にする。夏場は最大25%不足するとされ、23区でも停電が避けられない見通し。中心部3区は最優先で電気を供給。政府関係が集中しており、ここも停電となると政府機関がマヒする恐れ。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者1万102人、行方不明1万7053人、負傷者 人。死者は1万人を超えた。 3月26日 磐越西線郡山~津川間運転再開。これで同線は全線復旧。 山田線は盛岡~上米内間で運転していたが、宮古まで再開。東北本線から東に分岐する路線が三陸沿岸まで再開するのは初。 JR貨物:不通区間内に10日、11日発の貨物列車計6本が停車中。東北本線宇都宮(タ)~盛岡(タ)間はトラック代行により運送引受けが可能。仙台(タ)=改正前の宮城野貨物駅=でも取り扱い可能。ただし、被災によりコンテナの取り扱いができない駅がある。常磐線は不可。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者1万489人、行方不明1万6621人、負傷者2777人。 3月27日 奥羽本線新庄~院内間運転再開。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者1万804人、行方不明1万6244人、負傷者2776人。宮城県内の死者だけで阪神大震災を超える。 3月28日 JR北海道は函館運輸所及び函館駅構内が津波で冠水。車両及び設備の点検・復旧に時間を要しているほか、JR東日本側の復旧作業等の影響もあって、4月5日まで函館本線函館~七飯間、江差線函館~上磯間で普通列車各1往復が運休。新青森~函館間では特急白鳥2往復が4月14日まで運休。以後は未定。 JR東日本は31日から常磐線土浦~勝田間の運転を再開する。東北新幹線、山形新幹線も4月中に全線で運転を再開できる見通し。ただし、常磐線の一部区間は原発の避難指示・屋内退避(自主避難)エリアに入るため、この区間は見込みなし。 JR貨物:土浦~水戸~日立間でもトラック代行輸送が可能に。運送引き受けができないか、制限している貨物駅は北から北浜、石巻港、仙台港、仙台西港、名取、岩沼、小名浜、奥野谷浜。 東京電力の供給力3850万kW、前日の予想需要3750万kW。気温が高めに推移し、暖房需要が想定を下回ったため、停電は第2のA、B、Cグループのみ実施。 3月29日 JR貨物:千葉~鹿島サッカースタジアム~神栖間でもトラック代行輸送開始。奥野谷浜は取り扱い見合わせ。 東京電力の供給力3850万kW、前日の予想需要3600万kWに対し、ピーク時需要3400万kW。計画停電は行わなかった。平日に行わなかったのは大震災発生後初。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者1万1168人、行方不明1万8407人。福島県の死者も1000人を超えた。 3月30日 東京電力の供給力3850万kW、前日の予想需要3500万kW。 3月31日 上越新幹線のMaxたにがわ80号は運休。 18時15分頃、宮城県沖(深さ約40km)を震源とする地震。岩手県花巻市で震度5弱。マグニチュードは6.0と推測され、東日本大震災の余震とみられる。 警察庁がまとめた、21時現在の人的被害状況:死者1万1532人、行方不明1万6441人。
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■原発06Ⅴから ■原発07Ⅱへ 0721 原発震災 「将来、壊滅的な被害も」石橋・神戸大教授指摘 [毎日] 0721 原発10社、消防体制に不備 経産省が指導 [朝日] 0721 原発と消防のホットライン使えず 扉ゆがみ部屋に入れず [朝日] 0719 「原発の放射能心配」新潟のホテル、キャンセル続出 [朝日] 0719 原発の耐震評価前倒し、塩崎官房長官が指示 [朝日] 0719 地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々 [読売] 0719 柏崎刈羽原発の防火体制 05年に不備と指摘 IAEA [朝日] 0719 地震の柏崎刈羽原発問題 欧米原発国でも論議 [朝日] 0719 原発変圧器、地盤沈下で出火 土の上に建設、傾く [朝日] 0719 東電、新耐震指針後に海底断層調べず 柏崎刈羽原発 [朝日] 0718 原発直下に断層か、建設の前提に疑問 中越沖地震 [朝日] 0718 柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ [読売] 0717 原発火災、消火に2時間 「想定外」の対応に課題 [朝日] 0717 柏崎刈羽原発の主排気筒で放射性物質を検出 規制値以下 [朝日] 0717 ネット公表装置が故障 柏崎刈羽原発の放射線量 [朝日] 0717 中越沖地震 原発不安で東電社長呼びつける 甘利経産相 [毎日] 0717 放射能漏れ、地元への連絡2時間以上 柏崎刈羽原発 [朝日] 0717 揺れ、設計時の想定外 柏崎刈羽原発の耐震、甘さ浮上 [朝日] 0717 「報告遅かった」 首相、東電を批判 [朝日] 0717 放射能含む水漏れる、柏崎刈羽原発 中越沖地震 [朝日] 0716 官房長官が緊急会見 原発停止「放射能漏れなし」 [朝日] ■原発06Ⅲ より続く 最新の情報は ■原発? にあります 名前 コメント ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 0721 原発震災 「将来、壊滅的な被害も」石橋・神戸大教授指摘 [毎日] 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)が被災したこと受け、「原発震災」という言葉を提唱した神戸大の石橋克彦教授(地震学)らが20日、日本外国特派員協会で記者会見した。 同原発の被災は欧米にもニュースとして配信されており、外国人記者からは「新しい耐震指針は不十分なのか」「浜岡原発は大丈夫か」などの質問が出て、関心の高さをうかがわせた。 石橋教授は同原発の被災について、「何ら驚くべき事態ではない。私を含め多くの人々が危険性を訴えていた」と発言。そのうえで想定東海地震の震源域の真上にある中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の例を紹介し、「耐震指針の根本的な改善がない限り、日本は近い将来、壊滅的な原発震災に見舞われるだろう」と訴えた。【中村牧生】 毎日新聞 2007年7月21日 12時17分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070721k0000e040042000c.html 0721 原発10社、消防体制に不備 経産省が指導 [朝日] 2007年07月21日08時51分 新潟県中越沖地震で起きた東京電力柏崎刈羽原発の火災を受け、経済産業省が全国の原発を調査したところ、原発10社ではいずれも専従の消防隊が24時間常駐せず、夜間や休日は人員を呼び出さなければ出動できないことがわかった。同省は20日、使用済み核燃料再処理工場を抱える日本原燃を含む計11社に対し、化学消防車の設置など消火体制の見直しを指示した。防火設備や火災を起こしやすい機器の耐震基準の見直しも検討する。 甘利経産相(手前右)から指示を受ける原子力関連施設を持つ各社の社長=20日午後、東京・霞が関の経産省で 原子力関連施設の防災体制 同省は、国内55基の原発と、青森県六ケ所村の再処理工場の防火体制を調べた。 専従の消防隊が24時間常駐しているのは再処理工場だけだった。原発では、すべての施設で自衛消防隊を置いていたが、夜間や休日は当直や少人数の消火担当者しかおらず、手に負えない場合は社外から隊員を呼び出さなければならなかった。化学消防車を置いていたのは、再処理工場と原発4社。当直が電話しないと自衛消防隊が集まらないなど仕組みが弱く、地元の消防署との連携にも施設ごとに差があった。 このため、同省原子力安全・保安院は、火災発生時の人員確保や、油火災に備えた化学消防車の配置、地元消防署との専用通信回線の確保、消防署と連携した消火訓練などを指示した。 さらに、柏崎刈羽原発の火災では、変圧器からの油による火災の発生と消火栓に水を供給する配管の破損で十分に放水できなかった。原子炉など重要機器に比べ、消火設備などの耐震性が低すぎるとの指摘を受け、火災発生の危険性のある機器や消火設備の耐震基準も見直すことにした。 この日、甘利経産相は11社の社長を呼び指示。会見で甘利経産相は「(消火設備の)耐震基準が原子炉と比べて著しく低くて使えないのでは意味がない。いかなる事態でも使えるようにしなければならない」と述べた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0720/TKY200707200578.html 0721 原発と消防のホットライン使えず 扉ゆがみ部屋に入れず [朝日] 2007年07月21日09時19分 新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発の火災で、原発と柏崎市消防本部を結ぶ専用通信回線(ホットライン)が使えなかったことがわかった。ホットラインを設置していた建物が被害を受けて、職員が中に入れなかったという。また、放射性物質を含んだ水が海に漏れた問題では、調査にあたった社員らが放射能汚染の存在を疑い、同じ場所で3回も水を採取し直していたことが判明。結果として大幅な報告遅れにつながっていた。 東電が20日、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。 3号機の変圧器火災は16日午前10時13分に起きた地震の直後に発生。当直の社員が発見後すぐに119番通報したが、電話がつながらなかった。発電所事務本館1階にある緊急時対策室には、消防へのホットラインがあったが、地震で事務本館の部屋の扉がゆがみ、中に入ることができなかった。119番通報がつながったのは火災発生から12分後だった。 初期消火は社員ら4人で開始した。しかし、消火配管が地震で破断して消火栓からの放水が少なく、消火できなかった。油による火災とみられ、変圧器が爆発する危険もあったことから、社員らは午前10時半ごろ、安全な場所に避難したという。消火活動が再開できたのは消防が到着した11時半過ぎ。鎮火したのは午後0時10分だった。 この間、発電所には消火栓の代わりに軽トラックに積んだ小型動力ポンプが備わっていたが、「使用を思い当たらなかった」(東電幹部)という。 一方、6号機からの放射能漏れでは、午後0時50分ごろ、原子炉建屋内で水たまりが見つかり、水を採取して測定を始めていた。約1時間半後に放射能が検出されたが、放射能が存在しないはずの非管理区域の水だったため、担当者が検査結果を疑い、その後2回にわたって採取と測定を繰り返したという。 その間、余震で避難したり、放射能測定の専門家が不在になったりする要因も発生。水の漏出経路を調査した後、経路に残った水を改めて採取し、最終的に外部への放射能漏れを確認。国や自治体に報告したのは午後8時半近くになってからだった。 URL http //www.asahi.com/national/update/0720/TKY200707200577.html 0719 「原発の放射能心配」新潟のホテル、キャンセル続出 [朝日] 2007年07月19日18時16分 新潟県中越沖地震の発生直後から県内のホテルや旅館で、予約客のキャンセルが相次いでいる。その理由の多くが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所のトラブルによるものだ。夏のかき入れ時だけに一日も早い「安全宣言」を望んでいる。 「放射能が海に流れて心配」 柏崎市から約140キロ離れた村上市瀬波温泉。旅館「汐美荘」では7、8月で1000人がキャンセルした。その際、複数の予約客が原発のトラブルを理由にあげた。 「これには困りました。放射能の風評被害は日本海全域に及びます」と斎藤憲夫総支配人。 温泉リゾートとして知られる湯沢町の湯沢温泉。大型ホテル「ナスパニューオータニ」は、7月中だけで780人のキャンセルを受けた。 広報担当の小野塚敏之さん(30)も「心配しているのは原発のトラブル。県全域に影響を及ぼしかねない」。町の観光協会長の白井彬起(よしき)さん(65)も「原発事故は、影響が目に見えないので不安を招く。情報を小出しにするからなおさらだ」と東電を批判する。 海外からの問い合わせもあった。 「インターネットで原発の事故のニュースを見た。状況を報告してほしい」。佐渡島のホテルには発生後、取引のある中国やロシアの旅行会社から原発の影響について問い合わせが相次いだ。「大丈夫だ」と即答し、キャンセルはどうにか回避したという。 柏崎市から40キロほど離れた長岡市の蓬平温泉では20日、地元関係者が森民夫市長に風評被害対策を要請する予定だ。 同温泉は04年の中越地震で被害を受けた。今回は無事だったにもかかわらずキャンセルが止まらない。「原発も一因」と蓬平観光協会会長の中村忠夫さん(61)。 こうした事態を受けて、新潟県観光協会は18日、「一部に『新潟県』や『中越地域』をひとくくりにとらえたキャンセルなど過剰な反応も見られる」として、ホームページを通じ、宿泊やイベント、交通機関に関する情報提供を始めた。地域ごとに「宿泊施設に地震の影響はなく、通常通り営業しています」などと明記している。 URL http //www.asahi.com/national/update/0719/TKY200707190454.html 0719 原発の耐震評価前倒し、塩崎官房長官が指示 [朝日] 塩崎官房長官は19日、首相官邸に経済産業省の北畑隆生次官を呼び、電力各社が進めている原子力発電所の耐震安全性評価を、従来の日程よりも前倒しで完了させるよう指示した。 原子力安全・保安院は2006年9月、原発の耐震安全性指針を改定し、電力各社に新指針に基づく耐震安全性の再評価を行うよう求め、各社は09年12月末までに順次、これを完了させる計画だった。 しかし、先の新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発の被害が大きかったことを受けて、政府は全原発の再評価を急ぎ、早急に対策を講じる必要があると判断した。 塩崎長官は19日午前の記者会見で、「出来る限り前倒しで(評価を)早めてもらいたい」と強調した。 (2007年7月19日22時53分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070719ia22.htm 0719 地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々 [読売] 新潟県中越沖地震に襲われた東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、19日、地震計の記録消失や放射能漏れの継続などのトラブルが新たに判明した。 トラブルは計63件になった。一方、この日施設内を調査した政府の原子力安全委員会と経済産業省原子力安全・保安院は、消火活動などへの備えと対応が不十分だったと指摘、他原発の過去のトラブルの情報を生かしていないことも問題視しており、原子炉7基を抱える世界最大級の原子力発電施設に対し、大幅な防災体制の見直しを迫っている。 東京電力によると、柏崎刈羽原発の建屋や敷地内に設置した地震計97台のうち、旧式の63台のデータの一部を消失した。地震計は記録データを東京に随時、電話回線で伝送する仕組みになっていたが、地震直後は電話回線が混乱し、伝送を終える前に相次いだ余震でデータが上書きされた。本震発生後のデータが最長1時間半分消えた。 新型地震計には本震のデータが残っているが、貴重な生データを失ったことは、耐震安全性の検証作業に影響を与えかねない。同様トラブルは、3月の能登半島地震の際、北陸電力志賀原発でも起きている。 7号機の主排気筒からヨウ素などの放射性物質が大気中に放出された問題について、東京電力は、18日昼近くまで2日間、放出が続いていたと発表。原子炉の緊急停止後、マニュアルに反し発電用タービン関連の排風機を作動したままにしたため、放射能を含んだ空気がタービン内から外に排出されていた。放射能は極微量で、人体への影響はない。 排風機は18日に停止させたが、本当にヨウ素の放出が止まったかどうかは、20日昼ごろに判明する。東電は、原発の敷地境界付近では、放射能は検出されていないとしているものの、念のため監視を強化した。 また、1号機原子炉複合建屋地下で見つかった消火用配管の破損部から、再び多量の水(1670トン)が漏れていることも確認された。4、7号機では、使用済み燃料プール内の作業台が燃料の上に落下していた。 一方、3号機の変圧器の火災で、当番の職員が所内の消防隊員を招集していなかったことが、保安院の調べで判明した。東電のマニュアルでは、火災発生時は当番員が消防隊員を招集することになっている。この日は祝日だったため、「休祭日当番」が4人いたが、原子炉が緊急停止した後の対応に追われ、消防隊員の招集に手が回らなかった。 (2007年7月19日23時44分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20070719i113.htm 0719 柏崎刈羽原発の防火体制 05年に不備と指摘 IAEA [朝日] 2007年07月19日11時19分 国際原子力機関(IAEA)が05年6月、新潟県中越沖地震で火災が起きた東京電力柏崎刈羽原発に対し、発電所内の自衛消防団が消火訓練を受けていないなど、防火対策の不備を指摘していたことがわかった。東電はその後に対策をとり、IAEAも昨年には改善されたと評価していたが、今回の地震による変圧器の火災では消火に2時間かかった。 不備を指摘したのは、原発の運転管理体制改善を目指して、IAEAが各国に派遣している評価チーム。04年11月に13カ国の原子力専門家16人からなる調査団が柏崎刈羽原発に入り、管理体制を評価した。 05年6月に公表された報告書では、運転員以外の社員が火災訓練への参加を求められていないことや、火災防護委員会が2年間開かれていないことなどを指摘。防火体制に改善が必要との見方を示した。 これを受け、東電では防火管理委員会を組織して火災訓練を実施したり、部署ごとに分かれていた責任体制を一本化し防火管理者を置いたりして対応した。昨年5月にIAEAの評価チームが再度訪れた際には、改善がなされたとの評価を得ていたという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0719/TKY200707190184.html 0719 地震の柏崎刈羽原発問題 欧米原発国でも論議 [朝日] 2007年07月19日09時23分 新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海に流れ込んだり、火災が発生したりした問題は、海外でも大きな関心を呼んでいる。多くの原発を抱える欧米では、日本の原発の安全性や隠蔽(いんぺい)体質を厳しく批判するメディアの論調に加え、自国内の原発の安全性をめぐる議論にまで発展している。 104基の原発を抱える世界最大の原発大国・米国にとって、今回の事故はひとごとではない。ワシントン・ポスト紙は柏崎刈羽原発について、米国にも多数(35基)ある沸騰水型だと指摘した。 同紙はさらに、放射能を含んだ水があふれた使用済み核燃料プールについて「地震で損傷したのではないか」などとする専門家の意見を掲載。また、「専門家は東電の説明を受け入れることに慎重だ。日本の原発業界はトラブルを隠蔽してきた歴史がある」と、厳しい論調で伝えた。 ニューヨーク・タイムズ紙も本紙や電子版で「東電は当初、放射能漏れはなかったと説明していた」「(放射能を含んだ水が海に流れ込んだ)報告が遅れた理由の説明がなかった」などと批判した。 また、英科学誌ネイチャーは17日付の電子版に「日本の原発は耐震設計が不十分?」という記事を掲載。今回、設計時の想定の2倍を超える揺れが記録されたことを取り上げ、「今後の安全評価報告の結論次第では、(柏崎刈羽の)7基の原発が閉鎖される可能性がある」などと報じた。 消費電力の79%を原発に頼るフランスでは、メディアに原子力庁幹部らが登場し、不安解消に躍起になっている。当局は「大地震が起きる可能性は低いうえ、十分な対策をとっている」と説明。しかし、「過去に大地震の記録もある。テロや洪水など新たな脅威も高まっている」と指摘する専門家もいる。 仏環境政党「緑の党」は海岸沿いや湿地に立地する原発を問題視し、「温暖化に伴う海面の上昇や、異常気象による洪水の頻発など新たな脅威にさらされている」と指摘した。 ドイツでは先月、北部の原子力発電所の変電設備で火災が発生し、原子炉を停止させた事故があったばかりだけに関心が高い。ターゲスシュピーゲル紙は連日にわたって原発問題を取り上げた。「日本の事故はドイツの事故と重なるばかりでなく、今後への問題提起となっている」と警鐘を鳴らした。 ガブリエル環境相は17日、テレビなどのインタビューで「危険性が高く、古い原子炉は予定されている操業停止の時期よりも早めて停止するべきだ」と安全性確保の必要性を話した。 ロシアでは、柏崎刈羽原発から放射性物質を含んだ水が日本海に漏れた問題について、気象庁がロシアに影響が及ぶ可能性はないとの見通しを発表、ロシア極東の住民の不安に配慮した。 ロシアのテレビ各局は今回の地震を大きく取り上げており、地震直後の火災で原発関連施設が黒煙を吹き上げる映像も、ニュース番組で繰り返し報じられた。 経済紙「RBCデイリー」(電子版)は18日、「毎月のように新たな事故と、それを隠蔽しようとしていた事実が明らかになっている」と指摘した。 URL http //www.asahi.com/international/update/0719/TKY200707180681.html 0719 原発変圧器、地盤沈下で出火 土の上に建設、傾く [朝日] 2007年07月19日06時07分 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所3号機の建屋脇の変圧器で発生した火災は、地震で変圧器周辺が地盤沈下し、変圧器内にある電気を流す銅帯が周辺の金属と接触したために発生した可能性が高いことが、新潟県の調査などで分かった。東電と結ぶ安全協定に基づいて県が現地調査をして確認した。この地盤沈下によって地下の消火設備も損壊し、消火活動ができなくなった可能性もあるという。 原子炉やタービンが収納されている建屋は、国の指針で固い地盤の上に建てるよう定められているが、付帯施設にはそこまでの耐震性は求められていない。大きな地震にあった場合は変圧器などの一般設備の損傷や出火よりも原子炉の安全確保を最優先に考えているためだが、消火体制などの不備があれば、想定外の被害に発展する可能性が浮かび上がった。 建屋内で作られた電気はケーブルを通じて変圧器内に送られる。県によると、岩盤の上に直接建屋を建てる際に、周囲の土はいったん取り除かれ、建設後に再び埋め戻された。今回火災が発生した変圧器とケーブルを支える橋脚は、建屋周辺の軟弱な地盤の上に建設されていた。 今回の地震では、想定の倍以上の揺れが観測され、ケーブルを支える橋脚部分が地面に沈み込んだ。変圧器内では、電気を通す銅帯が、直接触れない形で金属に覆われている。ケーブルが傾いたことでこの銅帯と金属が接触。ショートして火花が出るか、金属が高温になり、変圧器内の絶縁油に引火し、火災が起きた可能性が高いという。 ケーブルを支える橋脚の下には消火栓の水道管が通っていたが、沈み込んだ橋脚の重さで圧迫されて損壊し、水圧が低下するなど初期消火活動に影響を与えた可能性もあるという。 県は「東電側が15人くらいのチームで原因などを調査中と聞いている。時間がかかるようであれば、今後は専門家の意見を聞きながら、どう対応していくかを決めたい」としている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0719/TKY200707180665.html 0719 東電、新耐震指針後に海底断層調べず 柏崎刈羽原発 [朝日] 2007年07月19日07時57分 東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の耐震性再評価のために昨秋から今春にかけて実施した地質調査で、海底の断層については改めて調べておらず、結果的に新潟県中越沖地震を引き起こした断層を発見できずにいたことがわかった。昨秋の原発耐震指針の改定で、各電力会社は55基の既存原発すべてについて、新指針に基づく安全性評価を求められているが、「基礎となる調査がおざなりでは意味がない」との批判が出ている。 東電は同原発の耐震評価で、79、80、85年に海域調査をした。79年に原発から北西約19キロの沖合に長さ約7キロの海底断層を見つけたが、活断層ではないと判断し、設計時の耐震評価から外していた。 昨年9月に耐震指針が28年ぶりに改定されたのを受けて、経済産業省原子力安全・保安院は原発から半径30キロほどの範囲について、文献やトレンチ調査、物理探査などに基づく耐震再評価を各原発に求めた。 東電は昨年10月~今年4月、同原発周辺の地質再調査を実施。陸域では人工的な振動を起こして地下を調べるなどしたが、海底断層については他の研究機関のデータを考慮すれば十分として、改めて調査べなかった。 大竹政和・東北大名誉教授(地震学)は「柏崎刈羽原発のある地域は、見えない活断層が多い地域で、海域の調査も念入りにすべきだ。他原発の安全評価作業も大丈夫か見直してほしい」と批判する。 今回の地震の震源は原発の北約9キロの海底で、余震の分布から、地震を起こした断層は原発直下まで延びているとの指摘が相次いでいる。 これを受けて東電は18日、周辺海域の地質調査をすると発表した。79年に見つけていながら耐震設計の評価から外していた海底断層を含め、原発を中心に沿岸60キロ、沖合30キロまでを改めて調査するとしている。 海底も再調査せざるをえなくなった形の東電は「安全評価への反映は、どの断層が動いたのかはっきりしてから判断したい」と説明する。 保安院は「地質調査は安全評価の前提となるデータ。適切に実施してほしい」としている。 現行の地質調査は、旧耐震指針と同じ78年に作られた「原子力発電所の地質、地盤に関する安全審査の手引き」に基づく。手引きは、国の原子力安全委員会の検討会で、旧指針とともに見直しの対象となったが積み残され、「最新の調査手法などが反映されていない」「国として、事業者に最低限必要な項目を示すものに改定すべきだ」などの意見が出ている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0719/TKY200707180671.html 0718 原発直下に断層か、建設の前提に疑問 中越沖地震 [朝日] 2007年07月18日03時03分 新潟県中越沖地震(マグニチュード〈M〉6.8)を起こした海底の断層は、東京電力柏崎刈羽原発のある陸地直下にまで及んでいるとみられることが、気象庁などによる余震分布の解析でわかった。同原発建設時の想定(M6.5程度)を超える地震を起こした断層が直下にあるとはっきりしてきたことで、運転再開に慎重な判断が求められるだけでなく、昨年改定されたばかりの原発耐震指針で十分かも論議を呼びそうだ。 今回の震源は原発の9キロ北の深さ17キロに位置する。地震は実際には、震源から始まった破壊が断層面に沿って広がって起きる。余震の多くは本震でずれ残った部分で起きるため、分布は、本震を起こした断層面を表している。 気象庁、防災科学技術研究所、東京大地震研究所がそれぞれ独自に求めた余震の震源は主に本震の震源から南西に延び、一部が海岸付近にかかっている。16日午後に震度6弱を記録した余震の震源も、陸地の地下にあった。断層面は日本海側から陸側に下がる形で傾いているとみられている。 陸側は深さ20キロ以上と深いため、原発の直下部分よりも、直下でない浅い部分のほうが揺れに大きく影響した可能性はある。「直下にあるから一概に危ないとはいえない」と防災科学技術研究所の小原一成・地震観測データセンター長は指摘する。 ただ、原発建設は直下に活断層がないことを大前提にしてきた。同原発は未知の断層が直下にあったとしてもM6.5程度までの地震しか起こさないとの想定で設計されていた。建設の前提が揺らいだことになる。 新潟大の立石雅昭教授は「設置許可申請時は想定外だったと思われる。早急に耐震性の評価をし直す必要がある」と話している。 東京電力広報部は「指摘されているような見解があることは承知しており、今後、今回の地震に関する研究結果が明らかになってくれば独自の調査をすることも考えたい」としている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0718/TKY200707170659.html 0718 柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ [読売] 中越沖地震 新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の被災状況を調査している東京電力は17日、建屋と主排気筒をつなぐ排気ダクトがずれるなど、地震の影響とみられる50件のトラブルが全7基で確認されたと発表した。 7号機の主排気筒では、ヨウ素などの放射性物質が検出された。地震の影響で何らかの機器や設備が破損した可能性がある。地震によって原発でさまざまな異常が確認されたのは初めてで、原発の地震対策の大幅な見直しを迫られそうだ。 東電は地震後、全原子炉について、主排気筒の排気サンプリング装置の試料を分析。その結果、1~6号機では放射性物質は検出されなかったが、7号機では、放射性のヨウ素、クロム、コバルトが検出された。こうした放射性物質は主に原子炉の冷却水に含まれる。大気中に放出された放射性物質は微量で、保安規定の放出上限の1000分の1程度。東電は「地震との関連も含め、原因は調査中」としている。 また、1~5号機では、建屋の屋上などを通っている排気ダクトがずれているのが見つかった。ダクトの破損や、それに伴う放射能漏れの可能性については調査中。さらに全7基で、使用済み燃料プールの水が作業用の床にこぼれていることが確認された。 1、2号機の計5台の変圧器で、固定用ボルトの折損が見つかった。3号機の変圧器火災の原因は不明だが、ほかの変圧器でも火災が起きる可能性があったことになる。1、2号機は、建屋内外の計5か所で消火用水の配管の損傷が確認されており、火災が起きた場合には消火活動に影響があった可能性がある。 固体廃棄物貯蔵庫では、交換した配管や汚染した手袋などの低レベル放射性廃棄物を納めたドラム缶約100本が転倒し、数本はふたが開いていた。貯蔵庫内の床の汚染状況を調べた結果、17か所のうち1か所で微量の放射能が確認された。ドラム缶は全部で2万2000本あるが、そのうちの相当数の状況が未確認で、今後、転倒数は増える可能性がある。 (2007年7月18日1時47分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20070717it13.htm 0717 原発火災、消火に2時間 「想定外」の対応に課題 [朝日] 2007年07月17日23時58分 新潟県中越沖地震の影響で変圧器から出火した柏崎刈羽原発の火災は、消火まで約2時間を要した。消防はほかの対応に追われてなかなか現場に到着できず、東京電力側も当初、消火活動にあたったのは4人だけ。経済産業省によると、地震に伴って原発で火災が起きたのは初めてといい、想定外の事態への対応に大きな課題を残した。 「火災の状況が国民の目にさらされ、原子力の安全に対する不安を増大させた」。甘利経産相は17日未明、東電の勝俣恒久社長を呼び、不満をぶちまけた。 原発敷地内で黒煙が上がったのは、地震発生直後。隣の2号機で当直勤務中の従業員が見つけ、連絡を受けた3号機の社員が119番通報を試みたが、すぐにはつながらなかった。火災発見から12分後の16日午前10時27分、連絡がとれたが、柏崎市消防署は人命救助などに追われ、全隊が出払っていた。 東電社員2人と協力会社員2人が現場に駆けつけた。油類が燃えている可能性が高いため直接放水ができず、化学消火剤の準備を急ぐ一方、変圧器の周囲に水をかけた。 一方、消防は隊員4人を緊急招集し、同11時ごろに化学消防車で出動。通報から1時間後の同11時27分に到着し、鎮火は午後0時10分だった。 同署と東電は年1回、放射線防護服などを着込んでの訓練を実施。同署の萩野義一警防第2消防主幹は「原発で火災が起きるなんて想定外中の想定外」といい、同原発内で消火活動をしたのは初めてという。 また、同原発では約1000人の職員のうち約3割にあたる当直勤務のある職員が、消火活動の研修を受けている。これら職員を中心に「自衛消防隊」を組織している。だが、16日の火災で現場に居合わせた中には、こうしたメンバーはいなかったという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0717/TKY200707170665.html 0717 柏崎刈羽原発の主排気筒で放射性物質を検出 規制値以下 [朝日] 2007年07月17日16時38分 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で使用済み燃料プールの水があふれ、排水溝を通じて海に流れていた問題で、新潟県や柏崎市災害対策本部は17日、個体廃棄物貯蔵庫で、低レベル廃棄物が入ったドラム缶約100本が転倒し、うち数本のフタが開いていた、と発表した。県原子力安全対策課によると、ドラム缶の中身は不明だが、通常、原発内での作業に使用した手袋やマスクなどを焼却した際の灰などが詰められているという。 原発側はこれらの事実を17日午後0時45分ごろ覚知したという。 また、2号機の油ポンプ室では、タービン油が約800リットル漏れていた。 さらに、7号機の主排気筒の週1回の測定では、ヨウ素やコバルトなどの放射性物質を検出しているという。地上濃度は法令の規制値以下だった。 総務省消防庁と新潟県、柏崎市は17日午前、東電と県、柏崎市などで交わした安全協定に基づき、同原発の施設内に入り、状況確認のための調査していた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0717/TKY200707170462.html 0717 ネット公表装置が故障 柏崎刈羽原発の放射線量 [朝日] 2007年07月17日15時14分 新潟県中越沖地震による揺れによって放射性物質を含む排水が海に流出した東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、周辺で測定している放射線量を、インターネットなどでリアルタイムに公表するシステムが地震直後に故障していたことがわかった。県は「周辺住民に不安を与える」として東京電力に公表の早期再開を求める方針だが、復旧のめどはたっていない。 公表が止まっているのは、同発電所の7基の原子炉の排気筒モニター7カ所、周辺の海水モニター7カ所、大気の放射線量を監視するモニタリングポスト9カ所の計23カ所の測定値。 東電によると、地震直後、各測定器の情報をまとめるサーバーがダウンし、自社のウェブサイトや県に自動通知するコンピューターが停止。東電のウェブサイトで公表している測定値はすべて「点検中」の表示のままになっている。発電所内のネットワークの異常も解消されておらず、17日午後1時現在、復旧のめどはたっていない。 URL http //www.asahi.com/national/update/0717/OSK200707170148.html 0717 中越沖地震 原発不安で東電社長呼びつける 甘利経産相 [毎日] 甘利明経済産業相は17日午前0時過ぎに、東電の勝俣恒久社長を経産省に呼び▽同社の消火活動の遅れの原因と対策を早急に報告すること▽地震の加速度が設計時の想定を超えたため安全が確認できるまで原発の運転は再開しないこと--など3点を指示した。 甘利経産相は「消火活動が遅れ、火災の状況が国民の目にさらされたことで、原発の安全性への不安を増大させた」と話した。勝俣社長は報道陣に対し「全体の消火体制に弱点があった。大変申し訳ない」と話した。【高木昭午、北川仁士】 毎日新聞 2007年7月17日 1時12分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070717k0000m010149000c.html 0717 放射能漏れ、地元への連絡2時間以上 柏崎刈羽原発 [朝日] 2007年07月17日01時26分 海水への「放射能漏れ」の報告に柏崎市や新潟県に不安が広がった。東京電力が放射能漏れを確認したのは16日午後6時20分ごろ。にもかかわらず記者会見で公表したのは午後10時すぎで、しかも、同社が午後8時すぎに地元報道機関にファクスで送った広報文では「外部への放射能の影響はありません」としていた。 同社は午後10時すぎの会見で、放射能漏れの公表に時間がかかったことについて、「ほかの水などの分析作業を優先させたため時間を要した」と説明。現場との間で細かな情報のやり取りに時間が必要だったとした。 川島雅仁・広報部長は、「早急に発表するため、精いっぱいやらせてもらったが、(発表が遅いという)批判はきちんと受けたい」と述べた。 甘利経産相は17日午前0時すぎ、勝俣恒久社長を呼び、火災の消火に手間取ったこともあわせ、「国民の原子力への不安を増幅させた」と不満をあらわにした。 東電の対応には地元も不信感を募らせる。刈羽村の品田宏夫村長は「村民の安否にかかわるものか、状況把握を急ぎたい。原発にかかわる問題は、速やかな連絡がほしい」と注文する。 新潟県の泉田裕彦知事は午後10時20分すぎ、急きょ会見を開き、「午前中の段階で原発から煙が上がっている状況。加えて中で封じ込められずに、海中まで流れ込んだというのは極めて遺憾だ」と語った。 斎田英司・県危機管理監も、「スピード感ある連絡をしてもらいたかった」と不満を表明した。 沖合でタラ漁などに従事している出雲崎漁協の坂下甚十郎組合長は「漁師として一番嫌っているのが放射能漏れ。科学的なことはわからないが、影響がなければいいが」と心配そうに話した。 URL http //www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160482.html 0717 揺れ、設計時の想定外 柏崎刈羽原発の耐震、甘さ浮上 [朝日] 2007年07月17日08時03分 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)では、耐震設計の甘さが浮上した。設計上の想定を大幅に上回る、国内の原発で過去最大の揺れが観測され、放射能を含む水漏れも起こった。地震が起こった場所は「新潟―神戸ひずみ集中帯」とも呼ばれ、阪神大震災をはじめとする地震が、相次いで起こっている場所だ。 放射能を含む水が漏れたとの東電の発表は午後10時すぎ。寺津邦信・原子力運営管理部長らによると、漏れた水に含まれる放射性物質の分析から、使用済み燃料棒を保管するプールから水が漏れたとみられるという。 地震時、放射線管理区域内にあるプールから水があふれ、床が水浸しになるのは想定内のことだというが、管理区域外に漏れたことについて「約90センチの厚さの壁で遮断されているのに、なぜ漏れたのか。理由は不明だし、想定していなかった」と繰り返した。一方で、「漏れた(放射性物質の)量は、ラドン温泉に例えると約6リットルにすぎない」と話した。 3月の能登半島地震でも北陸電力志賀原発1号機で、使用済み核燃料貯蔵プールから放射性物質を含む水45リットルが原子炉建屋内の床に飛散した。 今回の地震では現在、原子炉などの重要機器に異状は確認されていないが、耐震設計が甘かった可能性がある。 経済産業省原子力安全・保安院によると、国内原発で観測された過去最大の揺れの680ガル(ガルは加速度の単位)を記録した1号機のほかデータが取れた5、6号機でも想定を超えた。 保安院は東電に詳細な調査を指示。東電は調査結果が出るまで1~7号機のすべての運転を停止する。保安院原子力発電安全審査課の森山善範課長は「設計基準の加速度を大幅に超える揺れだ」と話した。 今回の震源は同原発から北へ約19キロ離れた海底活断層とみられるが、東電は、これを設計時には見つけられなかった。東電は6、7号機の設置許可を申請した88年より前に海底を音波で調べ、19キロから39キロ離れた海底で4本の断層を見つけていたが、耐震設計上、活断層として考慮しなくてよいと結論づけていた。 原子炉などの重要機器について、耐震設計では原発の敷地から10キロ以内に震源を持つマグニチュード(M)6.5の地震と、敷地から北東に12キロ離れた断層などでの地震を想定していた。 今年3月の能登半島地震でも、北陸電力が震源付近の活断層を過小評価していた。日本原子力発電敦賀原発(福井県)も、同社と政府の地震調査委の海底活断層の調査結果が食い違っている。 一方、地震直後、同原発の敷地内で黒煙が上がった。3号機の原子炉建屋から30メートルほど離れた変圧器から出火した。 URL http //www.asahi.com/national/update/0717/TKY200707170004.html 0717 「報告遅かった」 首相、東電を批判 [朝日] 2007年07月17日22時31分 安倍首相は17日、東京電力柏崎刈羽原発で使用済み燃料プールの水が海に流出した問題について、「今回の報告は遅かったと思う。こうした報告については厳格に、迅速に、ただちに、報告をするように改めて厳しく注意した」と述べ、東京電力の対応を強く批判した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 首相は「原子力発電は国民の信頼があって初めて運用できる。そのためには、正しく迅速に報告し、国民にすべて情報を公開することだ。厳しく反省してもらわなければならない。我々も指示を徹底していく」と重ねて強調した。 URL http //www.asahi.com/national/update/0717/TKY200707170632.html 0717 放射能含む水漏れる、柏崎刈羽原発 中越沖地震 [朝日] 2007年07月17日01時31分 新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で使用済み燃料プールの水があふれ、施設内の排水溝を通じて海に流れ出ていたことが16日、東電の調べでわかった。水は微量の放射性物質を含んでおり、経済産業省原子力安全・保安院は「地震で放射性物質が原発の外部に漏れたのは過去に例がない」と事態を重視している。 放射能含む水がもれた状況 保安院によると、地震後の午後0時50分ごろ、原子炉建屋3階などの放射線非管理区域で、放射性物質を含んだ水たまりが見つかった。 この水は原子炉の熱を取り出している冷却水よりも、放射能量が低かった。また、原子炉建屋内にある使用済み核燃料を保管しているプールの水が地震の揺れで波打ち、外にあふれ出ていたことも確認した。 こうした状況から、東電などは、この水が放水口から海に出たと推定、量は少なくとも1.2立方メートルになるとみている。 ただ、16日夜の時点で放出は止まり、海水中の放射能の測定値にも異常がないことを確認したという。人体や環境への影響は認められていない。 3月の能登半島地震でも北陸電力志賀原発1号機でプールから水が建屋の床に飛散したが、原発の外には出なかった。 今回の地震では、これまで国内の原発で観測した中で最大の揺れを記録した。経済産業省原子力安全・保安院によると、1号機の地下5階に設置された地震計で東西方向に680ガルの揺れを観測。原子炉など重要機器の設計で想定する273ガルを大きく上回った。 地震で、原子炉を動かしていた2、3、4、7号機が自動停止したが、3号機建屋わきの変圧器で火災が起こり、黒煙が上がったが鎮火した。6号機のほか、1、5号機も点検中だった。 URL http //www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160470.html 0716 官房長官が緊急会見 原発停止「放射能漏れなし」 [朝日] 2007年07月16日12時43分 塩崎官房長官は16日午前11時55分から官邸で緊急記者会見を開き、新潟県上中越沖を震源とする地震で、柏崎市で家屋数軒の倒壊があり、柏崎、長岡両市で火災の通報があったことを明らかにした。東京電力・柏崎原発で稼働中の2、3、4、7号機については「自動停止した。建屋外の変圧器から火災が発生し、消火作業中だ。放射能漏れは確認されていない」と語った。そのうえで、溝手防災担当相を団長とする政府調査団を現地に派遣することを発表した。 塩崎長官は会見で、救出、救助活動に全力を尽くす▽県や市町村との連絡調整、情報収集を密接に行い、被災情報の収集に全力を挙げる▽緊急消防援助隊、警察広域緊急援助隊、自衛隊の災害派遣による被災地への広域応援の準備を始め、被害の状況に応じて万全の体制を期す▽県や市町村との連携を図りながら、政府一体となって適切に対応する――などの政府の対応策を発表した。 URL http //www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200707160113.html ■原発06Ⅲ より続く 最新の情報は ■原発? にあります