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喩えるなら、 君が船で、私に沈んでくれたって、良いんじゃないかな? 水蜜は下を向いたままだったが、 髪の隙間から見える頬は赤く染まっていた。 表情は見えなかったけど、その様子がえらく可愛く見えて、 帽子の上から頭をくしゃくしゃと撫でてやった。 もう沈んでる船は、これ以上沈みようが無いんじゃないかな? 水蜜はすっと息を飲んで、「馬鹿」と小さく返した。 突き飛ばされた、と思ったら、 そのまま倒れた自分の上に水蜜がまたがっていて、 「あいつが来る前に、碇も付けないと」 って、 楔が、掌を貫通していた。 大声を上げるより早く、横に噛み付いてきた彼女の舌が口の中で暴れ、 自由な片手で頭を押さえつけられていた為、悲鳴はくぐもった声となって、 鎖の擦れる音に掻き消された。 「みな・・・・・・何を・・・!」 「ぬえは・・・あの子が邪魔する前にね。 聖だって、きっとこんな事許してくれないもの」 「だったら!」 「あのね○○」 君はさっき、既に沈んでると言ったよね。 赤い頬のまま、水蜜は楽しそうに笑った。 たとえば、暗い海の底に沈んでしまった船は、 冷たい、暗い水の中で、 何も分からなくて、時間すら感じられないままに朽ちてしまうのに。 「私に沈んでしまった君が、どうして痛さなんて感じられるの?」 楔が引き抜かれ、 勢いよく足に振り下ろされる。 「私しか、分からなくなっちゃえ」 痛みで、いや、 勢い良く突き刺された楔は床に打ち付けられ、 また、彼女が絡めてくる鎖が四肢の自由を奪い逃げられない。 眉をひそめると、彼女はそれが気に食わなかったようで、 再び上体を押し倒し、掌を握り、傷口を握り締めるようにした。 酷く痛めつけて、同じぐらいに愛して、 頭の中は二つでいっぱいになって、 気がつけば、頭が持ち上がらない。 「え・・・」 意識が一瞬はっきりして、 陶酔した水蜜を胸に、自分の体を見るよりも早く、 天地は反転して、意識は闇に沈んでいった。 目を覚ますと、 ベッドの上、 ああ良かった、まだ生きてる、と思って、 不意に横を見ると水蜜が林檎を向いていた。 「・・・どうなったの?」 「血が出すぎて、倒れちゃって、此処は永遠亭だよ」 流石に、殺されたりはしないかな。 冗談交じりに言った筈だけど、水蜜は机をドンと叩いて、 「当たり前でしょ!確かにやりすぎちゃったけど・・・」 「じ、冗談だよ・・・ただ人間だからあんな事されたら体が持たないって事・・・」 「あぁ、それなら・・・」 もう大丈夫だからね、と、 半分陶酔の混じった、あの時と同じ顔で言った。 二度目は、体が経験を奮い起こし恐怖を教えてくれた。 「○○とずっと一緒に居られるように、 ずっと、私に沈んでいけるように、ね?」 点滴の袋を見る、いや、 立ち上がった水蜜に遮られそれは叶わなかった。 「何を・・・心配してるの?」 彼女が布団をゆっくりと剥がす。 身動きが取れない、 いや、 体が動かないのではない、 金属の擦れる音が、鈍く響いた。 布団の下は、鎖でがんじ絡めになっていた。 「ここは二人っきりで、ずっと一緒で」 鎖の先は、 彼女の掌に延びていた。 「なのに君は、何を心配しているの?」 彼女は息を荒げながら、 鎖の先についた、赤黒く変色した楔に舌を這わした。 「こんなに大好きなのに、駄目だよ、怖がっちゃ」 不意に、彼女が被っていた帽子を深く被せられ、 視界は真っ暗、そのまま体も押し倒され、 鋭い痛みと、荒い息遣いと、生暖かい感触、 其処にはそれしか残らなかった。
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「うーん」 「どうしたんだ、ドラえもん」 腕を組んで何か悩んでる様子のドラえもん。 それに気づいた西片はどうしたのかと尋ねる。 「うん、リルルのことなんだけど…」 「まだ悩んでたの?さっきも言ったけど…」 「レミリアの言うことは分かるよ。だけど今は、別のことで悩んでて…」 「別のこと?」 「うん…今更こんなこと言うのもなんだけど…」 「そもそも…この名簿のリルルは僕たちの知ってるリルルなのかなって」 「はあ?知り合いって言ったのはあんたじゃない」 「そうだけど…何故か僕やのび太君とは離れたとこに名前があるし、ひょっとして全然関係ない人なのかなって」 そういってドラえもんは二人に名簿を見せる。 「僕とのび太君、レミリアとその知り合いの紫って人が近くに名前があるんだし、リルルも僕やのび太君の近くに名前があってもおかしくないと思ったんだけど…」 「へえ、そんなことよく気づいたわね」 「…それにしても、なんで俺の名前、苗字だけなんだろ」 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 「それで、二人はどう思う?」 「どう思うって言われてもねえ…確かその子、メカトピアって別の星の住人って言ってたわよね。だからじゃないの?」 「う~ん、西片君はどう思う?」 「そのリルルって人のことはよく知らないけど…そもそも知り合い同士が名前が近いってのが違うような気がするよ」 そういって西片は、「土方歳三」、「沖田総司」の名前を指さす。 「ほら、この二人とか、確か新選組の偉い人だろ?偽物って可能性もあるけど、本物なら近くに名前があるはずじゃないか?」 ちなみに情報交換の中で、ドラえもんは自分が未来のロボットで、タイムマシンで時間移動できることを明かしたので、西片の話は過去の偉人がいる可能性があるということを認識した上での話である。 「あ、ほんとだ……うーん、そっか。ごめん、僕の考えすぎだったよ」 レミリアと西片の話を聞いて、ドラえもんは納得したようだった。 「まあ、ファミリーネームがあるならともかく、『リルル』って三文字の名前だけなら、確かに別人の可能性もあるかもしれないわね」 「確かに、俺も知り合いが呼ばれたとして、『西片』って苗字だけだったら、知り合いとして認識されるか自信ないな…」 「ていうか西片、あんたのそれ、ファミリーネームだったの?名前すらないって、随分雑に扱われてるわね」 「ほんとなんで苗字だけなんだろう?家族とか呼ばれてたら見分けつかないだろうに」 「そうだね、パパとかママとか、未来の結婚相手とか」 「け、結婚相手?」 ドラえもんの何気ない一言に、西片は思わず一人の少女の姿を思い浮かべてしまい、赤面する。 (な、なんで高木さんの顔が!) 「あら?西片、あなた顔が真っ赤よ?そういう相手がいるのかしら?」 「そ、そんな!高木さんとはそんなんじゃ!……って、あ」 「へえ、高木さんっていうのね」 面白そうにニマニマと笑みを浮かべるレミリア。 「そのにやけ面やめろ!」 そんなレミリアにクラスメイトの姿を幻視した西片は、顔を真っ赤にしながら叫ぶのだった。 【E-8 草原/黎明2 10】 【ドラえもん@ドラえもん】 [状態] 健康、ミルドラースに対する怒り [装備] [道具] 基本支給品、ランダム支給品×3 [思考・状況] 基本行動方針 殺し合いには乗らない 1 レミリア、西片と行動する 2 のび太くん大丈夫かな... 3 リルルは僕たちの知ってるリルルなのかな [備考] レミリアのこと、幻想郷のこと、紅魔館のことを知りました 【レミリア・スカーレット@東方project】 [状態] 健康 [装備] [道具] 基本支給品、折り畳み傘@現実、ランダム支給品×2 [思考・状況] 基本行動方針 主催をぶちのめす 1 ドラえもん、西片と行動する 2 のび太という少年を探す 【西片@からかい上手の高木さん】 [状態] 健康 [装備] エコーズのDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [道具] 基本支給品、高木さんのハンカチ@からかい上手の高木さん、むったん@けいおん [思考・状況] 基本行動方針 生還する 1 ドラえもん、レミリアと行動する 2 生還の方法を見つける さて、今回出てきたリルル別人説。 実際の所このロワのリルルはドラえもんたちの知ってるリルルなのだから、今回のこの考察はほぼ無意味かもしれない。 しかし、本当にそうだろうか。 このロワのリルルが、完全に別人でないと言い切れるだろうか。 ※ここからはややメタ的な視点での考察が行われます このロワでは、既に何人かの参加者が知り合い同士を名簿で近くに配置していることに気づいている。 そして、今回のドラえもんのように、一見知り合いと思われる人物が遠くに書かれていることに疑問を抱いている者も。 だがしかし、この考察に対しての穴と言える存在。 それがリルルなのだ。 彼女はドラえもんとのび太と知り合い…ぶっちゃけると同一作品のキャラにも関わらず、離された場所に書かれている。 その理由としては、リルルの出展作品が【ドラえもん】ではなく【ドラえもん のび太と鉄人兵団】だからなのだが、これについても疑問が残る。 何故なら、同じ劇場版キャラである「ロボひろし」が、単独枠でなく【クレヨンしんちゃん】の枠に入れられているのだから。 なお、リルルと似たような例としてヴィータとレヴィ、クレしんキャラと野原ひろし?などがあるが、レヴィの出展作品のマテリアル娘は、本編とは別の並行世界から更に分岐した世界線であるし、野原ひろし?に至っては昼飯の流儀の野原ひろしとすら呼べないような状態なので、分けられてることに問題はあまりないだろう。(特に後者は一緒に枠に入れられても困惑する) 話をリルルに戻すと、リルルの名簿位置については主催者の手落ちとして判断することができるし、実際その可能性が高い。 だが…もしもこれが手落ちでなかったとしたら? リルルがドラえもんやのび太と離されてることに、なんらかの意味があるとしたら? もう一つ、今度はこのロワにおけるリルルの話をしよう。 彼女はロワが始まってすぐ藍野伊月と出会い、佐々木哲平に対して不信感を強めていくのだが、その過程で一つ、気になることがある。 それは、10年後のジャンプで藍野伊月を作者としたホワイトナイトを見たリルルが、即座に時を遡る…タイムマシンの可能性にたどり着いたことだ。 実際に経験した佐々木哲平が有り得ないと言ったように、タイムマシンなどというものの存在、普通は思いつかない。 それを瞬時に思いつけるとしたら、それはその存在を知っている者だ。 しかしこのロワのリルルは、ドラえもんたちに助けられた直後のはずで、しずかちゃんによってタイムマシンの存在を知らされるのはもう少し先のはずなのだ。 ドラえもんの存在から導き出した…と考えられなくもないが、しかしこの時点でのリルルが、ドラえもんを未来人と知っていたとも思えない。 それなのに、彼女は何故タイムマシンという可能性に即座にたどり着けたのだろうか。 まあ、発想力がずば抜けてたからと言われたらそれまでだが。 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 ここまでの考察は、メタ的な視点まで利用して結構無理やりにひねり出した憶測のようなもので、稚拙な推理にすぎない。 実際のとこ、筆者である自分もリルルは普通にドラえもんやのび太の知ってるリルルの可能性が高いと思っている。 上記の考察や、ドラえもんたちのリルル別人説。 これらが実を結ぶのか、はたまた無意味な考察と化すのか。 それはまだ、誰にも分からない。 035:前触れなく始まるボス戦は大体みんなのトラウマ 投下順 037:殺し抗え、人であるがために 026:人間、吸血鬼、そして...狸? 西片 040:それが見えなくても、終わり ドラえもん レミリア・スカーレット
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24 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fe12-Pmbh)[sage] 投稿日:2016/04/07(木) 19 10 08.86 ID bYftmXMT0 前スレ終わってないけど新スレに報告が来てるので俺も報告 やっぱマスカレやってる奴って例外なくクズなんだな 俺がコンベで休憩中に話を聞いた奴の自慢話なんだけどさ なんかマスカレってGMがイベントを実行したらリソースがPL全員に配られるらしいのな それを悪用して、GMがやられたくないような事をあえてやって阻止されたらリソースをねだって 突っぱねられそうならGM責にして嫌な事を実行する 例えばヒーローのはずなのにその力で銀行強盗とか 昭和の特撮みたいに敵方に寝返って悪逆やって最後だけ「悪に加担したふりをしていたのだ」とかやるとか いやまあライダーやるゲームって話なんで実際は推奨ムーブなのかも知れんけどね まあそれならシステムがクズってだけなんで んでまあ、PL全員にリソース配布になるからって、それを 「他のPLの手助けになる、うまいプレイ」 として自慢しちゃうのが痛すぎて しかも他のPLも追認してるとか、GMは既にそいつの言う事聞く状態だとか もう完全にドン引きしてるのに自慢しちゃうのがちょっとなあ 25 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 1f3c-Y9j8)[sage] 投稿日:2016/04/07(木) 19 41 37.46 ID Ef7Qyk3B0 そいつがクズってだけでシステム関係ないやん 27 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK8e-QKGX)[sage] 投稿日:2016/04/07(木) 20 58 20.92 ID up/Y1m8MK [2/2] 持っていないサプリを用いてGMをすると言われた時点で、報告者には事故る未来しか見えなかったのだろうな 24 その手の非協力的なプレイをして相手を貶めながら自慢気に話す人と、それに追従する周囲というのは前世紀から結構居たと思う 実際にされていたし 28 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 357b-1BXU)[] 投稿日:2016/04/07(木) 21 38 20.47 ID IpMXVfqi0 [1/3] 3 そういう言動してる奴は(おそらく向こうのメンツ含め)失敗しようが何だろうがどうせ意に介さないんだろうから 放っとくのが吉だよなぁ 自分たちの絡まないセッションにまでお節介焼こうとしたのが失敗でしたね 52 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fe12-Pmbh)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 12 58 38.90 ID tKo/nIyd0 このスレ御用達の困システムであるマスカレ報告でMKP狙ったのに全然盛り上がらなかったどころかよくわからん報告?に話題持っていかれてしまったでござる あれ、マスカレってこの困スレだとシステム自体ややってる奴すべからく困って判定だったよね? なんで今回は盛り上がらなかったんだろうか 報告の仕方が悪かったんだと思うが後学のため、どう報告してれば良かったか教えてくれ 53 名前:ゲーム好き名無しさん (スプッ Sdb8-V7of)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 13 00 46.09 ID LUjEJDTDd [1/2] そうだなぁ お前が報告したからじゃないかな? 54 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK0a-2BZy)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 13 14 43.97 ID L8o+Y+p3K 話の流れでマスカレ叩きになることは多いが やっぱマスカレやってる奴って例外なくクズなんだな 最初にこんなこと言われたら報告者の方に警戒してしまうわ 55 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK8e-QKGX)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 13 23 38.30 ID On0+jY+KK そもそも 27でこっちが言ったように他のシステムでも充分に起こり得る話だからな 56 名前:ゲーム好き名無しさん (オッペケ Sr29-JZHh)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 13 41 48.75 ID F1H1C/HZr 報告者の側に露骨なシステム叩きが見えたから触りたくなかった 57 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 95b3-xmDs)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 13 47 20.74 ID 1ZyWxXyP0 露骨過ぎたからな 58 名前:ゲーム好き名無しさん (スプー Sdd9-Ixw5)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 14 15 27.26 ID eYoq7sFld 52 お前センスないよ 60 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 88c9-j/+h)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 14 59 02.65 ID vUaEqz3S0 [1/2] あれでMKPが狙えると思ってて、何が悪いのか分からないならもう創作MKP狙いは止めとけ 61 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 7f7b-j/+h)[sage] 投稿日:2016/04/08(金) 15 43 22.03 ID Fgvf0fly0 今回はもクソもシステムがマスカレだから、で盛り上がったりMKPになった報告なんて今までにもねえだろ 「やっぱマスカレはクソだな」みたいな便乗だか自演叩きがぽつぽつ湧いてた記憶しか無いわ 24 ルールを裏技的に悪用してGMに負担をかけるのとテクニカルに巧いプレイの区別がつかないクズ和マンチってだけだな そういうとこがマスカレがクズに好まれやすい理由の一つだったりするのかね 86 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fe12-Pmbh)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 00 08 42.21 ID q8wE5+2K0 今更かもだけどマスカレの報告は捏造じゃないんだ 以前盛り上がってたのを見てマスカレ報告ならMKP取れると思って投下しただけで 実際に話聞いた時は引く一方で投下ネタが出来たと喜んでしまっていた自分がいたんだ…反省します 87 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 798c-aodE)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 01 15 27.27 ID KhmMww7U0 とキチガイが申しております 88 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 357b-1BXU)[] 投稿日:2016/04/09(土) 01 23 28.38 ID RrpOOoJI0 ID q8wE5+2K0 報告者クズ臭が鼻につくからもう出てこない方がいいよ 89 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 3d6c-xmDs)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 04 07 41.61 ID x++UNZXx0 86 別に盛り上がらなかったのは創作どうこうじゃないよ 出だしからもうウザいだけだよ 90 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 7c5b-w8Te)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 07 13 55.80 ID CQUNogc20 率直に言って、三行目読んだ時点で読む気なくしたしな、 24 あんなこと書いておいてまともな人によるまともな報告だと思えという方が難しい 91 名前:ゲーム好き名無しさん (スプー Sdc8-EF7Q)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 07 56 46.97 ID fNwWUmj+d 三行目無ければ普通の報告じゃないの。 個人的にはシステム悪用した報告だとパラノイアの方がやばそうな印象。 92 名前:ゲーム好き名無しさん (スプー Sdc8-xmDs)[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 16 41 12.64 ID SFwoxRckd つーかこのスレは盛り上げるとか考えない方がいいスレだぞ。 自然に盛り上がるスレだしそれ以外は価値がない。 スレ435
https://w.atwiki.jp/farfalla/pages/48.html
まずはパス抜きされていないことを確認する 公式ホームページにてネクソンIDにてログインする→公式はこちら 冒険手帳を見るのボタンを押して、自分の冒険手帳の確認をする プロフ・代表キャラを変更するというリンクをクリック キャラクター選択画面の、メイプルIDの中に見知らぬIDがないかチェック(一部伏せ字になっています) このチェックにて、ネクソンIDのパスが抜かれているかどうかがわかることがあります 見知らぬIDが存在した場合、メイプルIDのパスワードは無事の可能性ありますが、ネクソンIDについては、抜かれていることになります 見知らぬIDが存在する場合、そのネクソンIDは倉庫利用程度に止め、Pなど課金するのはやめましょう課金する場合は、新規でネクソンIDを作り直しパスワード設定、ワンタイムパスワード等対策をした上で行いましょう もしもパス抜きされてしまったら・・・ 被害状況の確認をして、そのIDを使用するか、しないかを決めます ネクソンIDでログインできるかどうか 上記パス抜きされていないことの確認手順で、見知らぬメイプルIDがないか 各メイプルIDでログインできるかどうか ログインできた場合、キャラが消されてないかどうか 各キャラの持ち物、倉庫のメル、キャラのメル、Pなど、すべてチェック友録やギルドが消されるということもありうるので、友録の確認もしましょう 場合によっては警察に届け出るという事も十分考えられますこの場合、パス抜きされたとわかる証拠が必要となりますIN時間、持っていたもの、無くなったものがわかるSS等がないと対処してくれません 再度パス抜きされないための対処を行う(パス抜きされたIDを使う場合) ネクソンIDのパスワードを変更する ネクソンIDは、ワンタイムパスワードを使用する メイプルIDのパスワード、2次パスワードを変更する同一ネクソンIDにあるすべてのメイプルIDのパスワード、2次パスワードを変更してくださいまた、2次パスワードを使用していないIDがないようにしてください(このIDから取られる可能性があります) 秘密の質問の変更 メールアドレスやそのパスワードなどの変更
https://w.atwiki.jp/redsaboten/pages/158.html
ガーディアンサークルにコールした時、手札の指定されたカードを1枚捨てる事によってそのバトルステップ中の攻撃はヒットされなくなる能力。 クラン ユニット名 【ロイヤルパラディン】 閃光の盾 イゾルデ 【かげろう】 ワイバーンガード バリィ 【オラクルシンクタンク】 バトルシスター しょこら 【ノヴァグラップラー】 ツイン・ブレーダー 【スパイクブラザーズ】 チアガール マリリン 【グランブルー】 突風のジン
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射し込む朝日を瞼に浴びせられて、蒼星石を包んでいた眠りの膜は、穏やかに取り払われた。 なんだか無理のある姿勢で寝ていたらしく、身体が疲労を訴えている。 ベッドが、いつもより手狭な気がした。それに、とても温かい。 まるで……もう一人、収まっているみたい。 もう一人? 朦朧とする頭にポッと浮かんだ取り留めない感想を、胸裡で反芻する。 ――なんとなく、ぽかぽか陽気の縁側に布団を敷いて昼寝した、子供の頃が思い出された。 あの時、背中に感じた姉の温もりと、今の温かさは、どこか似ている。 ココロのどこかで、まだ、翠星石を求め続けている証なのだろう。 (夢でもいい。姉さんに逢えるなら) もう少し、夢に浸ろう。蒼星石は目を閉じたまま、もそりと寝返りを打ち、朝日に背を向けた。 途端、そよ……と、微風に頬をくすぐられた。 それは一定の間隔で、蒼星石の細かな産毛を揺らしていく。 次第に、こそばゆさが募って……とうとう、蒼星石は微睡むことを止めた。 ――そして、霧の中を彷徨っていた意識は覚醒する。 様々な情報が、視覚を突き抜けて、怒濤のように押し寄せてきた。 まるで、そう……初売りの福袋を買い求めようと殺到する客みたいに。 (そっか。あのまま、泊まっちゃったんだっけ) 蒼星石の苦笑など露知らず、水銀燈は安心しきって、眠りこけている。 無防備な寝顔が可愛らしくて……悪戯心を刺激された蒼星石は、そっと顔を近付けた。 第十九話 『きっと忘れない』 微かに唇が触れて、数秒…………水銀燈が、短く呻いた。 うっすらと瞼を開いたものの、まだアタマの半分は寝惚けているらしく、 欠伸を噛み殺しながら、目をしょぼしょぼさせている。 「おはよ、水銀燈」 「んん……もう……朝なのぉ?」 そうだよ。囁きかけて、蒼星石は半身を起こした。 病室は空調が利いているとは言え、さすがに深秋の早朝らしく、 冷え冷えとした空気が、剥きだしの肌をキリリと引き締める。 努めて起きようとしなければ、誘惑に負けて、温いベッドに逆戻りしてしまうだろう。 現に、水銀燈は瞼を閉じて、もうウトウトし始めていた。 「起きて、水銀燈。今日は退院する日だから、準備しなきゃ」 「ん…………もうちょっとだけ」 「ダメだよ。ほら、ちゃんと目を開けて」 「……うっさいわねぇ」 いかにも不機嫌といった調子で、もごもご呟いたかと思った直後、 水銀燈の腕が伸びてきて蒼星石をグイと引きずり倒し、のし掛かってきた。 「わ、ちょっと……ダメだったらぁ」 諫める蒼星石の声に耳を貸すどころか、水銀燈は寝息を立て始める。 ダメと言った蒼星石ですら、ヌクヌクする気持ちよさに抗いきれず…… 「しょうがないなぁ、もぅ」 結局、病室を訪れた巴に叩き起こされるまで、惰眠を貪る二人だった。 数日ぶりの帰宅。蒼星石は、がらりと変わった雰囲気に、驚きを露わにした。 蒼星石が自殺を図った時の、澱んだ空気に満ちていた世界をモノクロに喩えるなら、 現在は、燦々と真夏の日射しが降りそそぐ原色の世界そのものだ。 この変化は間違いなく、水銀燈がこの家に足繁く通い、もたらしてくれたもの。 淋しい幼年時代を経たが故に、愛され方を経験的に学び、愛し方を知った彼女―― 水銀燈でなければ、悲しみに打ち沈む祖父母を奮い立たせることは、出来なかっただろう。 荷物を置き、祖父母への挨拶もそこそこに、蒼星石が最初に向かったのは……仏壇。 見ることすら忌み嫌ってきたのに、今は素直な気持ちで、向き合いたいと思っていた。 姉さんが大好き。その想いを変えることなど、死ですらも為し得ないのだから。 祭壇の前に正座して、蝋燭に灯をともし、数本の線香に火を着ける。 両手を合わせ、初めて見上げた姉の遺影は、とても、とても…… 穏やかな微笑みを、蒼星石に投げかけていた。 「お葬式にも出ないで……今までほったらかしてて、ゴメンね。 姉さんのことだから、きっと、すごく寂しがって……泣いてたんじゃないの?」 ――そんなワケねーです。フザケたこと言うなですぅ! 拳を握り締めて、猛然と反論する翠星石の声が聞こえた――――気がした。 「うん……泣きじゃくってたのは、ボクの方だね。 落胆のあまり、馬鹿な真似して……大勢の人を、悲しませちゃった」 でも、安心して。ボクなら大丈夫。もう、メソメソしないよ。 語りかけようとした言葉は、しかし、声にならない。 だって、頬はもう濡れていたのだから。 それから、拍子抜けするくらい何事もなく日々は過ぎ去り―― 四十九日を迎えた今日、柴崎家の菩提寺で、忌明けの満中陰法要が執り行われた。 翠星石が他界したのは、七週間前の月曜日。 本来ならば平日だが、どういう巡り合わせか、祝日に当たっていた。 しかも、胸が空くくらいに、気持ちのいい秋晴れと来ている。 冠婚葬祭には、時折、こんな風に不思議な偶然が重なるものだ。 法要が済み、納骨が行われた後、寺の一室で精進落としの料理が振る舞われる。 けれど、その席に、蒼星石の姿はなかった。 「これで、本当に離ればなれになっちゃったね……姉さん」 閑散とした墓地に、冬の訪れを告げる木枯らしが吹き抜け、制服のスカートを靡かせる。 燃えさしの線香が、寒風に煽られる度、ぽうっと輝く。まるで、冬のホタルのよう。 その下に、翠星石が安置されたのは、ついさっきのことだ。 墓誌に刻まれた真新しい漢字の羅列と、享年十七の文字が、蒼星石の胸を締めつける。 けれど、蒼星石は泣いていなかった。彼女の両脇に佇む、二人の親友も。 「でも、ボクは生涯、忘れない。この胸に姉さんを宿して、生きていくよ。 いつまでも一緒に」 「強くなったね……蒼星石さん」 「そうね。私も、そう思う。あどけなさが薄らいで、大人びた感じよ」 「そうかな? 自覚はないんだけど、ただ――」 巴と水銀燈の言葉に、蒼星石はちょっと首を傾げて、口元を綻ばせる。 「禍も福も、ホントは区別なんか無くて……気持ち次第でどっちにでもなるんだなって。 今は、そう思えるようになった。それだけのコトなんだよ?」 言って、蒼星石は墓石に背を向け、親友たちの顔を見つめた。 「きっと、ボク独りだったら鬱ぎ込むばかりで、そんな答えも導き出せなかったと思う。 キミたちが支えてくれたから、ボクは今、こうして立っていられるんだ」 「だとしたら……わたしは、約束を果たせたのね」 巴は蒼星石のうしろ――墓石に目を向け、続けた。「翠星石さんとの、約束を」 蒼星石の胸に、記憶が甦る。放課後の体育館の入り口で出会った、翠星石のビックリ顔が。 仲良さそうにお喋りしていた、翠星石と巴の背中が。 「彼女、言ってた。蒼星石さんは、とっても脆く傷つきやすい女の子だって。 でも、いつまでも一緒には居られない。いつかは別れなければいけないって。 だから……貴女が独りぼっちになってしまった時は、ココロの拠り所になって欲しい、と。 今にして思えば、翠星石さん……予感してたのかも知れないわね。こうなることを」 些か不器用に過ぎるけれど、それが翠星石なりの、思いやりだったのだろう。 姉にベッタリの妹に、独り立ちしてもらいたくて、憎まれ役を買おうとしていたのだ。 けれど、結局は翠星石の方が寂しさに耐えられなくて、別れを早めてしまったなんて―― 皮肉だ。あまりの馬鹿馬鹿しさに、蒼星石は……こみ上げる泣き笑いを、堪えきれなかった。 小刻みに震える蒼星石の肩を、水銀燈の腕が包み込んで、温かな胸に抱き寄せる。 「英国の詩人バイロンは、言ったわ。『人間よ、汝、微笑みと涙との間の振り子よ』ってね。 悲しいなら、楽になるまで、思いっ切り泣ちゃいなさいよ。 そして、流した涙の分だけ微笑みなさい」 「……優しいんだね、水銀燈は。キミも……姉さんに?」 しゃくり上げながら訊ねる蒼星石に、水銀燈は鼻を鳴らした。 「バカじゃないの? ただの気まぐれに決まってるでしょぉ。 頼まれたからって、するもんですか……こんなこと」 ――それから、凪いだ海のように蕩々たる時間が、幾ばくか流れ去った。 眩い日射しと、繰り返される単調な電子音が、蒼星石を夢の世界から呼び戻す。 いっそ、あの津波の如く蒼星石の半身を奪っていった悲劇も、悪い夢だったなら……と思う。 このまま目覚まし時計のアラームを鳴らし続けていれば、部屋のドアが乱暴に開かれ、 姉が「うるせーですよ! さっさと起きやがれです」と怒鳴り込んでくるかも。 そんな儚い期待を抱きながら、ベッドに寝転がったまま瞼を擦って、欠伸をひとつ。 目を開けて壁のカレンダーを見れば、旗日である今日に、目印がつけられていた。 翠星石が、この家から居なくなって……早、一年が経つ。 この一年で変わったことは、少なからずある。蒼星石の外見にしても、そう。 姉の死から、ずっと切らずにきた後ろ髪は、今や肩を過ぎるまでになっていた。 もっとも、翠星石と同じくらいまで伸ばすつもりは、更々なかったのだけれど。 「さて……早く支度しなきゃ。みんなが来ちゃう」 今日は一周忌。巴や水銀燈と、お墓参りに行く約束をしていた。 ベッドを起き出して、顔を洗い、仏壇の前で手を合わせるのが日課。 優しい笑みを浮かべる翠星石の遺影の脇には、弓張り月の写真が、小さく飾られている。 入院中に撮影した、あの写真を、パソコンでプリントアウトしたものだ。 仏壇に向かう度、蒼星石は「綺麗でしょ?」と訊ねる。 声は届かないけれど、それでも。 祖父母と朝食を摂りながら、お寺には友達と行くからと伝え、そそくさと身支度を整える。 すべての準備が終わった時、タイミング良く携帯電話が鳴った。到着を告げる合図だ。 携帯電話を掴んで、軽快に階段を降り、靴を履いて暫し、蒼星石は玄関の鏡を見つめる。 そして、いつものように、自分の鏡像に微笑みかけた。 「それじゃ、行ってきます…………姉さん」 ――いってらっしゃいですぅ。 それは、蒼星石の願望が生み出した、幻聴だったのか。 今日に限って、鏡の中の女の子が、翠星石の声で、囁いてくれた気がした。 思わず零れる微笑み。蒼星石はドアを開け、門の前に立つ二人に、眩しい笑顔を送った。 「お待たせ。さ、行こうか」 霜月には珍しい暖かな風が、駆け出した蒼星石の髪を、そっと撫で上げていく。 ふわりと靡いた栗色の髪を目にして、水銀燈が意味ありげに、目を細めた。 「随分、長くなったわよねぇ。貴女って、髪が伸びるの早いんじゃなぁい?」 なにが言いたいのかと訝る蒼星石の肩を、水銀燈は、ぐいと引き寄せて耳打ちする。 「髪の伸びが早い娘って、えっちなんですってよぉ?」 「知らないよ。そんなの俗説でしょ」 また始まったとばかりに、蒼星石は巴と顔を見合わせ、苦笑した。 こんな風に、三人で居る時間は楽しくて――蒼星石の悲しみを、どんどん融かしてゆく。 最近では、少しずつだけれど、翠星石のことを笑って話せるようにもなっていた。 『どうにもならないことは、忘れることが幸福だ』 ドイツの諺は、かく語る。 (でも……ボクは、きっと忘れない。 いつまでも、姉さんのことが……大好きだから) 澄み渡る冬空を見上げた蒼星石のココロは、丁度、今日の気候のように―― とても安らかで、温かく優しい気持ちが広がっていた。 第十九話 おわり 三行で【次回予定】 時の移ろいは、一見すると穏やかに過ぎゆくようで。 時に残酷なほど、速やかに流れ去る。 時が悲しみを癒すものなら、哀しみを募らせるのも、また時である。 次回 第二十話 『Good-bye My Loneliness』
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532 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 17 13 55.35 ID HD2QBAQo 第四部『平成の孔明、マ男に過去を語る』 「マ男くん、私の過去の話だ」 ・・・なんだって? 俺は今まで、藤田さんの過去に多くの謎を感じていた。 仕事ができる。性格だって良い。 何より、どれだけ追い詰められても、それを切り開いていく力がある。 そんな人が、こんなデタラメな所で働く意味があるのか? 俺はいつもそう感じていたが、聞けずに居た。 それ所ではないというのもあったが、俺は自分の過去を聞かれるのはイヤだ。 自分がされてイヤな事はしない。これが俺の哲学。 「藤田さんの過去ですか・・・」 「興味ないかな?」 興味がないわけじゃない。むしろ、興味があると言っていい。 だけど・・・だけどな 今はそんなことはどうでもいいんだ・・・。俺は早く、この会社をやめて・・・ 「そのままで良いから、私の話を聞いてくれ」 藤田さんが、ゆっくりと口を開いた。 542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 15 12.06 ID kO8mg5Q0 532 キタ━━━━┳━━┳━┳━━━(゚∀゚)━━━┳┳━━┳━━━┳━ !!!! キタ━┳━┳┻┳━┻┳┻━━┳(゚∀゚)━┳━┻┻━┳┻━┳━┻┳ !!!!!! キタ━┻━┻┳┻━┳┻┳━━┻(゚∀゚)━┻━┳━┳┻━┳┻━━┻ !! キタ━━┳━┻━┳┻━┻━┳━(゚∀゚)━━┳┻━┻┳━┻━━┳━ !!!!! キタ━━┻━━┳┻━━┳━┻━(゚∀゚)━━┻━┳┳┻━━┳━┻━ !!! キタ━┳━━━┻━┳━┻━┳━(゚∀゚)━┳━━┻┻━┳━┻━┳━ !!!!! キタ━┻━━━━━┻━━━┻━(゚∀゚)━┻━━━━━┻━━━┻━ ! 592 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 17 23 18.80 ID HD2QBAQo 「どこから話そうか・・・。私も色々と波乱万丈の人生を歩んでいてね」 ・・・。俺よりもなのか? 「そうだな・・・。学生時代から、話そうか。 私が大学生の頃の話だよ。7年か8年前ぐらいかな」 藤田さんは大卒だった。俺は中卒だ。 大卒が説教を垂れるのか。もうやめてくれ。俺はもう疲れたんだ。 俺は必死に自分を抑えていた。利己的な考えしか出来ない事に気付いてはいたが 俺の中では、もうとにかく「逃げたい」「逃げたい」だったのだ。 「当時、私は夢があってね。 法学部に在籍してたんだが、そっち関係の仕事につきたかったんだ」 「・・・」 「だから、私は一生懸命だったよ。ただひたすら、勉強して、バイトして・・・」 この話に一体、何の意味があるというんだ・・・ 605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 25 46.99 ID M9I/qaso 藤田さん大卒だったか 607 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 26 18.79 ID pVBIfGAo まだ卒業したとは書いてないぜ 600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 24 44.22 ID 9Zi9qqUo 法学部でSEって時点で既に波乱だな 609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 26 41.29 ID Chj49G2o 600 謝れ! 法学部でSE内定者でこのスレ見て内定ブルーな俺に謝れ;; 613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 27 43.46 ID g9y66aYo 609 大丈夫! 法学部でもSEって人はいるよwwww 616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 28 16.99 ID vyp3ENI0 中西さん支援AGE http //kjm.kir.jp/pc/img/48351.jpg 624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 30 20.66 ID Sf2rznE0 616 GJ 625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 30 24.54 ID 8xONJTQo 616 萌えた、罰として1が最後まで書ききる前にきれいに清書すること! 650 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 17 35 55.82 ID HD2QBAQo 「だけど、人生は上手く行かないんだよ。努力・チャンス・そしてそれを見逃さない判断力。 これらが無いと、中々成功は出来ないんだ」 良く分からないが、真剣に耳を傾けている俺が居た。激しく同意できた。 これは今の俺を説教してるんじゃない、何か重要な意味を持っている。 俺はそう感じた。 「当時、私には付き合ってた彼女が居てね。私はその彼女の事が本当に好きで、 その人を幸せにするためだけに勉強してたようなもんだった」 大切な人。俺の印象では、そう聞こえた。 「彼女は年上で、3つか4つ上だったのかな。すでに社会人だったんだ。私は学生で、お金も無くてね。 そんな彼女に、私は甘えていたのかもしれない。金銭的な面で、私はかなり援助してもらってたんだよ。 法学部で、しかもそっち系の仕事に進むとなると、膨大な額のお金が掛かる。当然、バイトだけじゃ回りきらないんだ。 私は家族と、そこまで仲良くなかったから、正直な話、かなり彼女に期待していたんだよ」 藤田さんは独力で何でもこなす人だ。 この話を聞く限り、まだ学生時代ではそういうわけではなかったと伺える。 いや、むしろ、独力だけではどうしようもできない状況だったのか? 「まぁ、そんなこんなで、私は学年を重ねていったんだ。当時の私は、本当に充実していてね。 毎日が楽しかったなぁ。本当に、真っ直ぐしか見えてなかった。 何もかもが、自分のために動いていると思っていた」 藤田さん、あなたの言いたい事が、俺はだんだんと見えてきました。 あなたは・・・ 653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 37 16.69 ID N00ioOMo うまいところでじらすなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 37 17.24 ID Q8ZNGbc0 650 藤田さん、恋空展開? 657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 37 57.09 ID 8BgcoIIo 俺にはぜんぜん見えてこねーwwwwww ヤバッシュwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 37 58.22 ID 1lGCvz20 650 藤田さんは中二病だったんですね 659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 38 06.22 ID 9Zi9qqUo 藤田さんにも人生の転機が回ってきたんだな。マに似ている気がする。 660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 38 32.49 ID z.5fYeU0 藤田さん、あなたの言いたい事が、俺はだんだんと見えてきました。 あなたは僕のことが・・・ 661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 39 23.87 ID ICFpu/Ao こんなにもリロードを連打するスレは久しぶりだぜ 664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 40 37.66 ID 2i3xqy.0 引き込まれるわ おもしろい 666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 40 43.80 ID QMWQUKEo 彼女死亡フラグ 665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 40 41.47 ID pVBIfGAo 藤田さんからスイーツ(笑)な香りが!! 667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 41 45.57 ID 1lGCvz20 665 上原からはすっぱい香りが・・・ 671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 43 04.07 ID 1zLymtUo 上原ぁ!恋空もってこい 688 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 17 45 55.92 ID HD2QBAQo 「大学3年生の冬の話だ。周りは就職活動で慌しくてね。当然、それは私もだった。 だけど、それでも勉強し続けたよ。夢を掴むためにね。私はひたすらがむしゃらだった。 そしてその先に、彼女と結婚し、幸せを築いている自分を描いていたんだ」 少しの沈黙。 「だけどね、私は結果を追い求める余りに、彼女に・・・彼女の異変かな・・・。 気付いてあげれなかった。私は今でも後悔しているよ。なんで、気付かなかったのかと。 いや、気付いていたんだ。だけど、私は自分の事で精一杯だった」 藤田さんの沈黙が多くなってきた。 「彼女の職業は・・・」 沈黙。俺は藤田さんの話に引き込まれていた。 似ている。 いや・・・何か俺と、同じ道を歩んでいる気がする・・・。 「・・・プログラマーでね。それはもう忙しそうだった。 私が勉強に熱中しているせいで、会えないだけかと思ってた。 けど、そうじゃなかったんだ。彼女自身も忙しくて、会えなかったんだ。 そして、私の夢をかなえるために、彼女は凄く頑張った。自分の事じゃないんだよ? まだ未来も確定してない、ただの若造のために、彼女は頑張ったんだ。・・・けど」 言うな、言うな。言うな、藤田さん。 「頑張りすぎたのかな・・・。自殺して・・・しまってね」 俺は緊張の糸が切れたかの如く、泣いていた。 693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 46 55.15 ID N00ioOMo 688 。・゚・(ノД`)・゚・。 694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 04.04 ID z.5fYeU0 辛い・・・ 695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 06.81 ID f7HIcNo0 688 うわぁあああああああああああああああああ 691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 46 49.96 ID Q8ZNGbc0 688 ふざけて上のレスで恋空と書いた自分に反省 692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 46 50.76 ID jbY.mGU0 まじでスイーツ(笑)だったのか…… 696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 13.52 ID itk7klAo 688 。・゚・(ノД`)・゚・。 699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 25.48 ID S6RkSFEo 藤田さんなんでそれで同じ世界に飛び込んだんだ・・・ 701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 32.50 ID 2MXoL3Qo 藤田すわあああああああああああああ 702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 40.69 ID kKvGX8s0 藤田さん・・・・・・・・・ 706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 47 51.35 ID uchw7gDO うわあああぁあぁぁぁぁ 707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 48 07.61 ID i/7ECxAo 藤田さん… 713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 48 32.77 ID uflN5YAO 飲みの時の藤田さんの話思いだしてまた泣いた… 彼女つくるきないってそういうことか… 732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 51 44.83 ID LlYU0aMo 713 そうか・・・そんな話もあったな・・・(´;ω;`)ウッ 714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 48 33.55 ID DqS11ADO 目から汗が湧き出でくるのですが(ToT) 730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 51 34.44 ID Iilu9kg0 有能な藤田さんがこのブラック会社にいるのは、 彼女を死なせてしまった自分への戒めだという事か、、、! 740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 53 06.19 ID YXy/0b.o 藤田さん位の人物だと、やっぱり壮絶な人生送ってるんだな... まさか上原さんは大丈夫だよな? 743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 53 31.44 ID nttkuXY0 これが実話とか……信じられん。 749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 55 38.79 ID Jtbyn.so 743 日本は年間自殺者3万人以上の国だぞ。 珍しくもなんともない。 752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 56 31.18 ID N00ioOMo 743 取り合えず言えるのはここで実話だなんだというのは野暮 753 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 17 57 00.10 ID HD2QBAQo 「私は驚いたというより、呆れたよ。本当に急な話だったんだよ? 笑ってしまうよね。 呆れながら泣いたよ。全てが終わったと思った。そりゃそうだろう。私は彼女のためだけに頑張っていたんだ。 それが急に居なくなった。一緒に買った指輪や、彼女から貰った物・・・それらが全て憎たらしかった」 もう・・・やめてくれ・・・。母ちゃんのことを思い出す・・・。 「私に残ったものは、計り知れない後悔と、積もりに積もった勉強道具・・・。そして、死の決意だった。 もう生きていても何の意味もないと思ったよ。私の大学生活は、彼女のために存在していた。 それが無くなったんだ。この先の人生なんて、何の意味も持たない。そう思っていたんだ」 部屋に、俺の嗚咽だけが響き渡る。 こらえろ、こらえろ、と念じるも、感情は高ぶっていく。 「彼女の葬式に出た時、私もすぐそっちに行くよ。という意味を込めて、指輪を花束の中に忍ばせた。 そして葬式が終わり、私は死ぬために帰ろうとしたんだ。けど、そこでご両親に呼び止められてね」 俺は、俺の体験なんて、藤田さんの絶望に比べれば、全然大したことないじゃないか。 俺は何やってるんだ。自分を叱咤する。 755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 57 14.08 ID 8ouNIIDO 彼女は法曹を目指してた藤田さんを応援してのたのに、藤田さんはそれを辞めたんだな。 彼女のがんばりってなんだ。 762 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 59 31.95 ID 8xONJTQo 753 最初の方で藤田さんの生きざまが今の俺の基礎になっていると言ったけど その生きざま、最後までとくと見させてもらおう! 765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 17 59 41.41 ID N00ioOMo 753 個人的には藤田さんも波乱万丈だけどマ男も同じくらいだと思うよ まぁあえて言うなら自分の気持ちが作用してるかしてないかの違いくらい 767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 00 03.81 ID eZHvNhQ0 これは泣く 自分もこんな風にならないようにがんばらないとな・・・ がんばりすぎてもダメなんだよな 周りを見ながらやってかなくちゃ 難しいね 772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 01 17.11 ID QMWQUKEo 藤田さんが会社を立ち上げないのが不思議だな 775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 01 37.37 ID e53WEoko 藤田さんがぶちぎれてリーダーふるぼっこに1票 780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 03 48.25 ID E7LqCT20 俺も好きだった母親が死んでヒッキーニートになったが、 がんばらないといけないな・・・ 796 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 18 11 30.50 ID HD2QBAQo 「彼女の分まで、生きてやってくれ。そう言われたよ。こんな事言えるか? 私のせいで彼女が死んだも同然なんだよ? 怒られて、殴られて、罵倒されて・・・それを覚悟してたのに 生きてやってくれ、だよ? 今思い出すと笑えて来るよね。どんだけお人好しなんだよ。家族ぐるみかよって。 今思えば、これがチャンスだったのかな・・・。 夢じゃなくなった夢を実現する・・・最後のチャンス・・・」 ・・・。 「だけど、私はそんなに強くない。 ドラマや漫画なら、ここで躍起になって、がむしゃらになって何が何でも夢を実現しようとするだろう。 でも、私には無理だった。そんなに私は強くなかったんだ。 だけど、ご両親の言葉が引っかかって、死ぬのも憚られた。 そんな私が取った行動は、ただ何の目的も無く生きるだけ。 つまり、今で言われているNEETだね。当時の私は何を考えていたんだろうね。 こんな事したって、彼女が報われるわけがないのに」 似ている。藤田さんの人生は、俺と似ている。 「そうやって、私は時を無駄に過ごしていった。 季節の移り変わり、出会いや別れ・・・。 全てが、私の外で起きているものだと思っていた。 私の中で、彼女が死んだ日から、時間が止まっていたんだろうね。 だけど、そんな私にも転機が訪れたんだ。 絶望のどん底に居た私を、奮い立たせる転機が」 799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 12 36.90 ID M9I/qaso みんないろいろあるものですね 800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 13 05.50 ID 1lGCvz20 マ男と似てるな 802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 13 08.57 ID OB1nBaEo 796 社長か?社長登場なのか!? 803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 13 17.51 ID uflN5YAO うわあ… 804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 13 25.90 ID t8aAEZo0 あの藤田さんがNEETだったとは・・・ 806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 13 27.27 ID 799.yKA0 今になって上原さんがどうなったのか気になる… 809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 14 02.64 ID lYx7Tnoo 2人の出会いはまさに奇跡だな。 こんなに共通点あるのはすごい! 812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 14 42.88 ID 9qIORYI0 やっと追いついた俺が流れをよまずうp 藤田さんかっこよすぎだぜ・・・ 826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 16 18.63 ID M9I/qaso 812 いいないいな 827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 16 19.32 ID lYx7Tnoo 812 上段中の顔ワロスwwwwwwwwwwww 829 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 16 23.83 ID 3dz709co 812 上原さんはもっと人間にしてあげようぜ・・・ 835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 18 03.54 ID a8Yro0E0 812 おお・・・俺の脳内のリーダーのイメージまさにこんな感じ・・・ 837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 18 44.45 ID OB1nBaEo 812 上段真ん中と下段右はグレイタイプですか 838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 18 46.43 ID pVBIfGAo 上原さんタルタルみたいで可愛いよwwwwwwww 813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 14 45.64 ID wSlvkOoo シャチョーさんに救われたのかな? 814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 15 06.66 ID laK2UC6o マ男にとって藤田さんはまさに人生の師匠だな 848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 23 20.31 ID hSn7YEDO もう涙でちんこも握れないよ・・・ 涙でちんこが霞んでよく見えないんだ・・・ 852 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 24 42.72 ID eZHvNhQ0 彼女の自殺は耐えられない 855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 25 35.80 ID caSJXGUo 852 そうだよな。 俺に彼女なんてできたことないけど。 859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 27 38.83 ID aTcw9Tc0 法曹→彼女の死→NEET→出会い→プログラマー か? 人生わからんな 今幸せだが、俺にも・・・ 865 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 18 30 28.67 ID HD2QBAQo 「夏のある日、私は何となしに郵便受けを見たんだ。小さな封筒が入っていた。 宛名は彼女のご両親だったよ。開けてみてみると、手紙が入っていた。 細かな内容は覚えてないけど、要するに、人づてに今の私の状況を聞いたが 今のあなたの状況では、娘は喜べない。社会に貢献して欲しい。そう書かれていたんだ」 藤田さんが話を続ける。 「それで私は就職する気になった。だけど、4年か、5年かな。 そのぐらいNEETやってた私に、就職先が中々見つからなくてね。 学歴だって大学中退で、やはり厳しいんだよ。 けど何を思ったのかなぁw 彼女と同じ業種、プログラマの求人に応募した私が居たんだ。 それでもやっぱり落ち続けて、行き着いた先がこの会社だった」 そ、そうだったのか・・・。よりによって・・・。 「まぁ、マ男くんも予想している通り、ホントにひどい有様でねw これは社長には内緒だよ? 当時は上原さん、井出さん、リーダーしか居なくて、上原さん一人でこの会社が回ってるように見えた。 それで私は思ったんだよ。 彼女の立場は、上原さんのような位置だったのではないかと。 私は決意したよ。これ以上、自殺者を出してたまるかって。 だから必死に勉強して、吸収できるところは吸収してただひたすら仕事に打ち込んだんだ」 藤田さんの過去が、明らかになっていく。 今の藤田さんを形成している中身が、次々と見えていく。 873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 32 10.82 ID lYx7Tnoo 865 一通り藤田さんの過去判明したな・・・ 875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 32 23.71 ID Wapr.g.o 上原とリーダーと井出の3人だけって、それでよく上原死ななかったなww 877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 33 01.14 ID 5g2e7jko つーか井出はずっと幸せだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 34 41.27 ID OB1nBaEo 865 社長も以前なにかしたの体験をして今のような会社にしてるのかな? 885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 35 19.20 ID oWwNN4Ao 4,5年ニートとか親近感沸くわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 878 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 33 13.01 ID F3qlRJQ0 プログラマって未経験でも入社できるもんなのか 886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 35 55.20 ID HKuDnSUo 878 ・未経験者でもいいから雇わないといけないほど、忙しい会社。 ・この業界に無知な未経験者じゃないと応募が来ないほどの会社。 ・社員が次々と辞めていくので、もう誰でも良いから人が欲しい会社。 890 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 38 01.92 ID F3qlRJQ0 886 そういう会社を総じてブラックと呼ぶのか 恐ろしいな・・・ 894 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 39 20.39 ID q3kp6Z2o でもこの会社、社長は悪い人じゃないんだよな。 社員の状況まで面倒見る気はないようだが 898 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 39 40.23 ID M9I/qaso ほんと,就活のときは気をつけないとなぁ 899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 39 43.65 ID t6UvyDUo ちょうど今デスマ中の俺が彼女に振られて、飼い犬が死んで、 仕事する気も会社行く気も起こらなかったが、このスレ見てるとちっぽけな事に思えるな。 905 :マ男 ◆kmd7lCK4/M:2007/12/02(日) 18 40 53.31 ID HD2QBAQo 「まぁ、変な話になっちゃうけど、動機は上原さんを助けることだね。 ここだけの話、上原さんのイジメ、前と比べるとかなりマシになったんだよw 本当は、もっと早い時点でこうしたかったんだけど、リーダーと井出さんは私の先輩だからね。 やっぱり中々強く言えないんだよ。 だから、仕事できるようになって、文句を言わせない立場になれば 少しは発言力も高まるだろ? まぁそれでも、あまり目立った事はできないけどね」 俺はここまで聞いて、自分の人生と藤田さんの人生を照らし合わせた。 NEETになるまでは、俺とは対極の人生を歩んできた藤田さん・・・。 全てが上手く行き、全てが希望に満ちていた。俺はその逆だ。 だけど、NEETになってからは、共通点がとても多い。 いや、正確には彼女が死んでからだ。 今まで俺は、何のために仕事を頑張ってきたのか? 母ちゃんのためか、父ちゃんのためか、自分のためか。そ んな事はわからん。 ただ言えることは、生き抜くためには仕事が出来ないといけない。 中卒でまともな人生を歩んでない俺が挽回するにはこの方法しかないと思ったのだ。 少なくとも、俺はそう思って仕事に打ち込んだ。 理由は違えど、どこか共通点のある藤田さんが話を続ける。 907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 42 05.85 ID 1lGCvz20 wktk!! 911 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 42 57.21 ID d7RCwqM0 上原さんってTV版エヴァの制作で切羽詰ってた 庵野秀明っぽい気がする 917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 45 26.71 ID FL94M.so 911 庵野は自分の作りたいもので作れなかったせいで壊れた 919 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 46 12.19 ID 3dz709co 今より酷い状況でよく上原さん生きてたね・・・ちょっと勃起した・・・ 922 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 46 54.78 ID ztHb06M0 919 アッー? 927 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 48 51.58 ID lYx7Tnoo 919へ上原さんからのレス ぼ、ぼbbきいぃ そそ、そ、そ、そ、そればほ、ほほ、めて、くれて、て、てるるののおのお 926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 48 36.02 ID KMppKTM0 彼女の幻影とはいえ他人を救うために仕事をする藤田さんまじいい人だな 928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 49 07.60 ID d7RCwqM0 なんかの本で読んだが、 PG/SEって仕事の性質上、理系より文系が向いてるらしいぞ。 どうもPG言語にもよるらしいが、文法の組立作業になると 作文力のある奴が仕事が出来たりするらしい。 つまり、リーダーより仕事の出来る 1は 文章がうまくて当たり前。 938 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 51 27.17 ID Ze8MtMMo 928 ほぼ正解。但し最近の言語限定だな より正確に言うと、論理的思考の出来る文系 935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 50 27.99 ID iPI5Taco 一流のプログラマは文章が上手い人が多いしな。 アルファブロガーって言われてる人たちもプログラマばっかり。 939 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 51 36.03 ID 2E3Hls.o なんて藤田さんはいい人なんだ。 過去の経験を話すという行為はとても難しいと思う。 942 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 53 02.11 ID lmiC9oAO だから上原さんに気を使ってたんだなぁ・・・・彼女とと同じ被害者出したくなかったんだろう 978 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 59 54.74 ID 3dz709co おい上原ぁぁぁぁ次スレはどうしたぁぁぁ!!! 次スレへ 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 20 05 34.19 ID lmiC9oAO おい上原ぁ!!続きまだかぁ!? 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 20 08 09.35 ID /sNRprk0 す,す,すす. も,ももも,も,も 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 20 15 28.41 ID TlmwbRI0 は、は、は、は、は、は、は、 はくしょん 231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 21 05 41.66 ID IttH47I0 SEもいいかなと思ってたけど、やっぱ営業やったほうがいいのかなぁ デスマには耐えられそうにない。 あと良く考えれば集団が一箇所で仕事するなら人間関係を円滑に出来ないと駄目だよな。 812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 18 14 42.88 ID 9qIORYI0 やっと追いついた俺が流れをよまずうp ttp //www.uploda.org/uporg1140240.jpg.html 藤田さんかっこよすぎだぜ・・・
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「ミッドにも梅雨ってあるんかなぁ」 窓をパタパタと音を立てて叩く雨を眺めながら、山ほど重なった案件から少しだけ気を逸す様に、八神はやては呟いた。 事務仕事をする時、掛けているとはかどる気がするからという理由でしている伊達眼鏡をはずして眉間を少し揉みながら 故郷の日本を瞼に写した。 ここ数日間、休みを忘れたかの様に降り続く雨は今も止む気配は無い。 六課解散後、皆がそれぞれの道を力強く歩き出してからどれほど経っただろうか? 相も変わらず自分は忙しく走り回っている。 「偉くなるってのも考えモンやな」 彼女の小さな体に纏わり付くしがらみは、登れば登るほどに増えていった。 気の赴くままに何処かへと行ってしまいたくなる事がある。 実際にそんなことなど出来るはずも無い。 いや、やってしまう事は出来るが、はやてはそんな事が出来る様な人間では無いと言うべきか。 集まった元部下達は皆優秀であり、その活躍は誰と無く耳に入れてくれる。 それを聞くたびにはやては嬉しくなり、そして自分もやらねばいけないといった気持ちになるのだ。 副官を務めたグリフィスは本局次元航行部隊に転属し、バリバリの事務屋として鳴らしている。 そしてもう一人。 六課解散後、正直な所あまり行く場所の無かった彼は今もなお、部下として付いている。 魔法の魔の字も出ない彼は六課在任時、完全な生身の格闘教官を務めながら副官補佐として勉強を重ねていた。 元々が努力家なのだろう。 真綿が水を吸うように知識を吸収し、その豊富すぎる戦場の経験もあってか、メキメキと 指揮官としての才を見せ始めた。 少ない情報から確実に現場の状況を理解し、組み立てる様は正直な所憧れすら持って眺めていた。 あれは一つの才能だろう。 豪胆な心臓と繊細な感情は奇跡のように両立し、自らの経験も相まって戦場の指揮官としては理想的な人物だった。 本当は自分も戦場の最中へと飛び出していく性格なのだ。 それを必死で押さえ込み、血が滲んで震える拳はCICの中に居る 人間の心を捕らえて離さない。 事実として、J・S事件の中盤以降は彼の立案した作戦に私が判を押すという形態が常で有り、私を含めたすべての人間がそれを受け入れていた事実がそれを物語る。 しかし彼は戦場のに生きる軍人としては最高ではあったが、政治家ではまったくと言っていいほどに無かった。 事務仕事はそこそこに出来るが、如何せん彼は世渡りが下手だったのも災いした。 真っ直ぐ過ぎる心は美徳以外の何物でもないが、気高い精神だけでは上へと昇ってはいけない。 寝技や政治的な搦め手はその心が許さず、過去に積み上げた実績も無ければ強力な後ろ盾も持たない。 早い話、ポッと出の風来坊なのだ。 そして蛇蝎の如く忌み嫌われる質量兵器の使い手であったという過去。 それだけならばまだマシだったが、元エースという称号はミッドにおいては栄光のそれで無く、大量殺戮者のレッテルでしかない。 聖王協会やハラオウン家の威光は私の時で大分目減りしている。 これ以上の干渉は管理局での彼らの立場が危うくなる。 借りを作りすぎるのは毒でしかない。 何よりも彼自身がそれを望まなかった。 本心を言えば、はやては部下として彼の下に付きたかった。 彼が出来ない政治家を自分がやればそれでいい。 機動六課を強引に作り上げた自分の政治力には自信がある。 官僚としてグリフィスを迎え入れ、直属の部隊としてヴォルケンリッターの騎士を組み込み、エースオブエースと金の雷光を両腕に従えて彼は現場で思う存分に戦い、指揮し、輝かしい道を歩む。 本気そう思っていた。 あの時の六課に関わったほぼ総ての人間がそれを夢想した。 そんな夢を描かせるほどに彼は真摯で、有能で、志高く、気高かった。 「ホンマに嫌な雨やなぁ…… 纏わり付くようや」 「そうですねぇ」 傍らのリィンにぼやいてみても、何も変わりはしない。 元部下や親友達について考えていたはずなのに、気が付けば頭は彼の事だけを考えていた。 解散後、それぞれが自分の希望の部署へとすんなりと行けたのは六課在籍という手柄があったからだ。 はやての指揮官としての功績など無いに等しかったが、それでも名目上の指揮官は彼女だった。 真偽のはっきりとしない情報、矢継ぎ早に起きる不測の事態、錯綜する戦場。 後手後手に回る状況で自分が思いついたのは下策だけだった。 事件後、彼の功績は目に見える形では残っておらず、加えて私を含む隊長陣のネームバリューが仇となった。 幼少時より管理局で名を上げた私達と、ポッと出の元殺戮者。 管理局と大衆が望むのは前者だった。 苦悩する私達を見て彼は自分から手柄など要らない、守れたという事実があればそれでいいと答え、少し悲しそうな顔をした後退席した。 今考えてもあの悲しみがなんだったのか、はやては理解出来ないでいる。 他の部隊からの招聘を断り、捜査官とし戻る際に貰った土産が彼だった。 このまま埋もれさせてしまうには惜し過ぎる才だったし、はやて自身の感情もあった。 それは彼の持つ気高い精神と苛烈な生き様に対する憧れと、年下でありながら自身が想像した兄の様な優しさに対する思慕。 時折見せるどこか破れた様な悲しい笑顔と澄んだ紅い瞳。 かと思えば幼さの残る弾ける様な笑顔。 憧憬とやすらぎと保護欲はやがて混ざり合い、初恋は形を変えて愛へ成長した。 自分の下で実績を積ませ、いつか自分を追い越して高みへと登らせたいと思いながらもこのまま自分の下から出て行って欲しくないとも思う。 結局自分がどちらを望んでいるのか分からなくなり、口に出たのは 「たぶん…… どっちもなんやろなぁ、はぁ…… わからんモンやな」 「なにがですか? はやてちゃん?」 「ん~、なんでも無いわ。 仕事しよか」 「はいです!」 分からないという結論と仕事の再開を告げる宣言だけだった。 コンソールと流れるように滑らせ、先に解決した事件の報告書を手早く打ち込み始め、やがて作業に没頭していた1時間ほど経つと無遠慮にドアがプシュッっと小気味よく開いた。 ほとんど終わった文書の作成画面から目を離すと、見えたのは昔の様なボサボサ頭ではなく、少しオールバック気味に後ろへと流す様にしたヘアスタイルと親友と似て非なる血の様に紅い瞳。 「はやて一人か? まだ終わってないのかよ」 「一人じゃ無いです! リィンもいるです!」 「はは、悪い。 見えなかったよ、小さくて」 「きぃぃぃぃっ! リィンは小さくなんてないです!! あえて小さいだけです!!!」 「結局小さいじゃん」 ドアと同じ様に無遠慮な挨拶をした愛しい人は、軽い漫才をした後むきぃぃぃとむくれるリィンを軽くなだめると、何時の頃からか彼女の指定席となった頭頂部に座らせて、手に持った二本の缶コーヒーの内一本を差し出しながら口を開いた。 「飲むか?」 「ん…… 貰うわ、もうほとんど終わりや」 「了解、んじゃ待つよ」 「十分で終わらすわ」 再度了解と告げ、申し訳程度に置いてある来客用ソファーに腰掛けるシン・アスカを見て、はやてはじんわり幸せになった。 「なんで笑ってるんだ?」 知らんわ、と答えを返すとはやては少し温くなった缶コーヒーを啜って、聞こえないように呟く。 「ホンマにもう…… 知らんわ…… 人の気も知らんと好き勝手言うんやから」 デスクに立てかけてある写真立てには、駐車場でバイクと一緒に笑う彼と、明らかの通りがかりのはやてがわずかに写っている。 そっと気づかれない様に、自然な仕草で写真立てを見えないように倒したとき、写りこんだ自身の頬は嬉しそうに笑っていた。
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『私はサインをしない主義……ではなくしちゃう主義!』 宮藤「今日もいい天気で絶好の洗濯日和だね」 リーネ「うん、貯まっていた洗濯物を一気に干しちゃおう」 俺「」ヨイショヨイショ リーネ「俺君、手伝ってくれてありがとうね」 宮藤「俺君、ちゃんとお手伝いができて偉いね」 俺「」コクコク エヘン … … 飛行機「(ブーーーーーン)」 ?「」ヒューーン 宮藤「おやk…リーネちゃん!空から人が!」 リーネ「大変!」 俺「!?」 ?「ふぅ」ズドーン 宮藤「あのー……」 ?「悪いけど、サインはしない主義なんだ」 宮藤「あのー、どちら様でしょうか」 ?「私はマルセイユ。サインはしない主義だ」 リーネ「サインはしない主義っていうのは大事な事なのかな……」 マルセイユ「ああ、大事なことなので二度いいました」 俺「」ジーー 宮藤「」ジーー マルセイユ「そこの二人はどうしたんだ?」タユンタユン 宮藤「いえ、なんでもありません!」 俺「♪」トテトテトテ マルセイユ「そっちのちびっ子は……?」 俺「♪」トテトテ ギュッ マルセイユ「おっと」サッ 俺「!?」アワワ…ビターン 俺「」グスッ……ウワーーーーーーーーン マルセイユ「な、泣くな!」 俺「」ウワーーーーーーーーン ドドドドドドド…… ド ド ド ド ド ド … … バルクホルン「俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」ドドドドドドドド バルクホルン「どうしたんだ俺。宮藤達にいじめられたのか!?」 宮藤&リーネ「違います!」フルフルフルフル バルクホルン「なら一体誰が……!」 マルセイユ「久しぶりねだなバルクホルン」 バルクホルン「……まさか貴様かマルセイユ!」 マルセイユ「なら、どうするつもりだ?」 バルクホルン「生きている事を後悔させるまでだ……!」 マルセイユ「ガキ一人にそこまで過保護とは、笑わせる」 バルクホルン「なんだと……」ゴゴゴゴゴ マルセイユ「やるか?」ゴゴゴゴゴ 俺「」ギュッ フルフル バルクホルン「何で止めるんだ?あいつがお前を泣かしたんだろ?」 俺「」フルフル バルクホルン「なに?なら何でお姉ちゃんレーダーがビンビンになる位に泣いていたんだ?」 宮藤「バルクホルンさん、あのですね…かくかくしかじか」 リーネ「ああでこうでそうでこうなって」 バルクホルン「そうだったのか……ならマルセイユお前が悪い!なんで避けたりした!」 マルセイユ「つい、反射的にな」 バルクホルン「こんなに可愛い弟が抱きつこうとしたのにそれを避けるとは……何を考えて居るんだか……」ブツブツ マルセイユ「(私の知ってるバルクホルンじゃない)」 マルセイユ「悪かったな、避けたりして」 俺「」フルフル マルセイユ「そうか、いい子だな」ナデナデ 俺「♪」ギュッ マルセイユ「おっと」サッ 俺「」スカッ…ビターーン 俺「」グスッ……ウワーーーーーーーーン バルクホルン「ああ!?またっ!?」 マルセイユ「反射的に……」 バルクホルン「やはり貴様は一度教育してやる必要があるようだな」ゴゴゴゴゴ 宮藤「(リーネちゃん…バルクホルンさんのおさげが凄い勢いで回ってるよ)」 リーネ「(きっとあれがお姉ちゃんレーダーなんだよ)」 宮藤「(もう私達の知ってるバルクホルンさんじゃないね……)」 リーネ「(元からああだよ、よしかちゃん)」 ミーナ「さっきから俺君の泣き声ばかり聞こえてくるけど、何事なの?」 バルクホルン「ミーナか!マルセイユのやつが!」 マルセイユ「ミーナ中佐久しぶりだな」 ミーナ「あなたが俺君を泣かせていたのかしら?」ニコニコ マルセイユ「えっ!?」 ミーナ「なかせていたのかしら?」ニコニコ マルセイユ「いやっ、ちがっ……」 ミーナ「何故あなたがここに居るかは連絡がきていてわかっていますが、まずは私の部屋へ行きましょうか」ニコニコ マルセイユ「おい、助けろバルクホルン!」 バルクホルン「一度ミーナから一から教育してもらってくるんだ」 ミーナ「さあいきましょうか」 マルちゃん「」 俺「」フルフル ミーナ「あら?俺君どうしたの?」 俺「」フルフル ミーナ「今、この悪いお姉さんをお仕置きしますからね?」 俺「」フルフル ミーナ「しなくていいのかしら?」 俺「」コクコク ミーナ「そう、命拾いしたわねマルセイユ大尉」 マルセイユ「助かった……二度もありがとうな」ナデナデ 俺「♪」ギュッ マルちゃん「おっと」サッ 俺「」スカッ ビターーン 俺「」グスッ…ウワーーーーーーーーン ミーナ&バルクホルン「マルセイユゥゥゥゥゥゥ!」 マルセイユ「私は抱きつかせない主義なんだ」キリッ … … ちょっと時間が経ち…… マルセイユ「ハルトマンはいないのか……」 ミーナ「ええ……残念だけど(居るけど面倒な事になりそうだからこのままゴミ屋敷に埋まったままにしておきましょう)」 マルセイユ「つまらないな、せっかく勝負を付けようと思ったのに」 ミーナ「またそのうちにね」 … … 俺「♪」パタパタ リーネ「三回も転んでたけど大丈夫?」ナデナデ 俺「」コクコク 宮藤「私がちゃんと治癒魔法をかけたから跡も残らないよ」ナデナデ 俺「♪」パタパタ バルクホルン「全く、マルセイユの奴め」 マルセイユ「ミーナ中佐、あの子供はなんなんだ?」 ミーナ「俺君ね。うちで預かっているこいn…ウィッチよ」 マルセイユ「へぇ、あのチビもウィッチなのか」 ミーナ「ええ、とっても可愛いでしょう?か わ い い で し ょ う ?」 マルセイユ「そうだな、凄く可愛いな」 … … バルクホルン「ハァハァ、俺の尻尾もふもふ……」 リーネ「よしかちゃん、憲兵さん呼びにいこう?」 宮藤「ええ!?」 マルセイユ「バルクホルンの奴、どうしたんだいったい。昔と大違いじゃないか」 ミーナ「ええ、そうね」 … … ○そしてさらに時間が過ぎ○ マルセイユ「おかわり!」 宮藤「もうありませーーーん」 マルセイユ「私が一番だ!」 ペリーヌ「よくあんなに食べて太りませんわね」 マルセイユ「何かいったか?」タユンタユン ペリーヌ「何でもありませんわ!」 宮藤「……」でへへへへ… リーネ「……ハァ」モミモミ … … そしてまた違う場所でも一番コールが響き続け……訓練! シャーリー「あたしがいっちば……」 マルセイユ「うおおおお!あたしが一番d…」 俺「!」 … 『Lost Time』 … 俺「」トテトテ … 『Time Again』 … マルセイユ「あたしがいちb!?」 俺「」エッヘン マルセイユ「あたしが負けた!?」 バルクホルン「凄いぞ俺!よく頑張ったな。お前がナンバーワンだ」 俺「」エッヘン マルセイユ「そんなはずがない!もう一度勝負だ!」 俺「」コクコク ダッシュ競争が10本目に差し掛かり…… 俺「♪」 マルセイユ「何故勝てない……決めた!ハルトマンの変わりにこのチビに勝負を挑む!」 … … マルセイユ「一番、一番、これも私が一番だーーーー!」 俺「」ウトウト ファー…… マルセイユ「見たかチビ!今回も私の勝ちだ!」 俺「Zzz……」スヤスヤ マルセイユ「」 俺「zzz……」スヤスヤ マルセイユ「……疲れて寝てしまったか」 俺「」スヤスヤ マルセイユ「バルクホルンはやけにこのチビに入れ込んでいたな……」 俺「」スヤスヤ マルセイユ「……」 マルセイユ「誰もいないな」キョロキョロ マルセイユ「よ、よし……」ナデナデ 俺「」スヤスヤ ゴソゴソ マルセイユ「……」ナデナデナデナデ 俺「」スヤスヤ ゴソゴソゴロゴロ バルクホルン「寝顔も可愛いだろう?」 マルセイユ「ああ、とっても可愛いな……バルクホルン!?」 バルクホルン「みーたーぞー……くくっ」 マルセイユ「なっ、私はただ単に寝てしまったこのチビを撫でていただけだ!」 バルクホルン「ナデナデだけでいいのか?」 マルセイユ「何……?」 バルクホルン「ペロペロしたりしたくはないか?」 マルセイユ「」 バルクホルン「ふふ、そうかそうか。そんなにペロペロ…」 マルセイユ「憲兵さん、こっちです」 バルクホルン「」 … … 俺「」フワァー… 俺「」ムクッ マルセイユ「起きたかチビ!さあ、勝負の続きだ!」 俺「」フルフル ○ちゃん「何!私と勝負するのが嫌なのか?」 俺「」コクコク バルクホルン「子供相手に大人気ないないぞマルセイユ!」 マルセイユ「くっ……」 バルクホルン「勝負なんて辞めて少し俺を可愛いがってみてはどうだ?」 マルセイユ「……」 バルクホルン「こんなに子犬みたいに懐いて可愛いのにな」ナデナデ 俺「♪」パタパタ マルセイユ「くっ……!」 マルセイユ「チビ、こっちに来い」 俺「」トテトテ マルセイユ「ほら、抱きついてもいいぞ」 俺「!」トテトテ 俺「♪」ギュッ マルセイユ「あっ」サッ 俺「」ビターン マルセイユ「また、反射的に……」 バルクホルン「」 俺「」グスッ……ウワーーーーーーーーン バルクホルン「マールーセーイーユーー!」 マルセイユ「悪気はなかったんだ、けど反射的に……」 バルクホルン「抱きつかせるのではなく抱いてやれ。それなら大丈夫だろう」 マルセイユ「……ああ、そうする」 マルセイユ「悪かったな」ギュッ 俺「!?」 俺「♪」モミモミ マルセイユ「なっ、何処を触っている!?」 俺「?」パフパフ マルセイユ「おい、バルクホルン。このチビ何処を触って……」 俺「♪」モミモミ マルセイユ「くぅ……///」 俺「♪」パタパタパタパタ バルクホルン「マルセイユ、どうやら俺はお前の事も気に入ったみたいだぞ?」 マルセイユ「そ、そうか…///」 バルクホルン「俺、何度も避けて転ばせたお礼に好きなだけ甘えてもいいみたいだぞ?」 マルセイユ「バルクホルン!何て事を言うんだ!」 俺「♪」 マルセイユ「これ以上は、駄目だ…///」 … … ○そして1時間後○ マルセイユ「俺は本当に可愛いなー」ナデナデ 俺「♪」 マルセイユ「そうだ、アフリカに連れて帰ろう」 ミーナ「それは許可できません」 マルセイユ「いいじゃないかべつに」 ミーナ「いいえ、駄目です」 マルセイユ「ちぇー。なら今のうちに俺分を充電しておかないとな」 バルクホルン「お前一人だけの俺じゃないんだぞ!」 マルセイユ「明後日には帰るんだ。少し位いいじゃないか!」 宮藤「マルセイユ大尉が俺君をあんなに可愛いがるなんて何があったんだろう」 リーネ「きっと、俺君のテクで…///」 シャーリー「あー、そうかもな///」 バルクホルン「マルセイユもやられたのか…あれに///」 エイラ「アレをされたら仕方ないんダナ///」 サーニャ「…… ///」 坂本「マルセイユ大尉でもあれは駄目だったか///」 宮藤「何の事ですか?」 ルッキーニ「うじゅー?」 ペリーヌ「?」 ミーナ「(みんななんの事をいっているのかしら)」 マルセイユ「やっぱり、アフリカに連れて行く!」 バルクホルン「駄目だ!」 マルセイユ「いや、絶対に連れて行く」 バルクホルン「絶対に駄目だ!」 マルセイユ「なら、バルクホルン私と勝負しろ!」 バルクホルン「いいだろう、もしお前が勝てたら連れて行くといい」 マルセイユ「いやっほおおおおおおう。俺をアフリカに連れていけるぞぉぉぉぉぉぉぉ!」 バルクホルン「まだ勝負は始まっていないぞ?」 マルセイユ「バルクホルンじゃ私には勝てないからもう決まったようなものだろう?」 バルクホルン「ふ…今までの私だと思うなよ?後、私がかったら妹のためにお前のサインを貰おうか」 マルセイユ「お前が勝ったら俺は諦めるしサインでも何でもくれてやるよ」 俺「!」トテトテ マルセイユ「ああ、何処へいくんだ」 バルクホルン「俺のやつ急にどうしたんだ?」 … … ○数分後○ 俺「」トテトテトテトテ リーネ「これはポスター?」 宮藤「マルセイユ大尉のポスター!」 俺「」ワクワク マルセイユ「ポスターとペンを持って来たということは……私のサインが欲しいのか?」 俺「」コクコク キラキラ ミーナ「でも、俺君。マルセイユ大尉はサインはしない主義だから……」 マルセイユ「そうさ、私はサインはしない主義なんだ」 俺「」ショボン…ウルウル マルセイユ「俺の頼みでも、そう簡単に主張を曲げるわけにはいかないんだ」 俺「」ウルウル マルセイユ「そんな目で見たってだめだ。私はサインはしない主義なんだ」 俺「」グスッ マルセイユ「昨日までは私はサインはしない主義だったんだ」カキカキ <ええ~~~!? 俺「♪」 ミーナ「俺君もやっぱりマルセイユ大尉が好きなあたりカールスラント人なのね」 マルセイユ「ポスターだけでいいのか?何にだって書いてやるぞー」 俺「!」ガサゴソ ドバーッ リーネ「プロマイドにグッズが沢山……」 マルセイユ「全部にサインを入れてやろう」 バルクホルン「マルセイユ、私の分にもサインを入れてくれ」 マルセイユ「駄目だ、私は俺以外にはサインはしない主義なんだ」 <ええ~~~!? 俺「!」クイクイ バルクホルン「どうしたんだ俺」 俺「」つサイン入りプロマイド バルクホルン「私にくれるのか?」 俺「」コクコク バルクホルン「ああ、本当に俺はいい子だな!」ナデナデナデナデ マルセイユ「」 俺「」クイクイ マルセイユ「俺、今度は私に何かあるのか?」 俺「」ワクワク つプロマイドとペン マルセイユ「」 宮藤「俺君汚い!」 マルセイユ「俺、そんなことを私が許すと思のか……?」 リーネ「やっぱりそうだよね…俺君残念だけど……」 俺「」ウルウル クゥーン… マルセイユ「さー、何枚でもサインしてやるぞー?」 <ええ~~!? ミーナ「これじゃあまるでレアアイテムのバーゲンセールね……」 ミーナ「そういえば、どうしてマルセイユ大尉はここに……サイン会をしにきたのではなくって……あっ」 マルセイユ「あっ」 ミーナ「忘れていたわ……どうしましょう」 ミーナ実行可能イベントコマンド 急いで作戦会議 フラウの発掘 美緒に押し付ける 上層部に土下座 職務放棄(ゲームオーバー) ネウロイなんていなかった(ゲームオーバー) 最終兵器わんこ(チート) ミーナ「(この選択肢の中だと……)」 ミーナ「……」チラッ 俺「?」ホクホク ミーナ「……」チラッチラッ 俺「??」 ミーナ「本来予定していたマルセイユ大尉との合同ネウロイ討伐は中止にします!」 <ええ~~~!? ミーナ「もう、一から説明して突入チームを決めてわざわざ内部から破壊するんんて面倒だったので、もうチートコマンドを選びました」 マルセイユ「チート?」 ミーナ「ええ、尺の関係上これに頼るしかないわ……TV番組だったらもうED2ー3分前よ!」 坂本「よし、 全員急げ時間がない、ストライクウィッチーズ出撃だ!」 <了解! … … ○マルタ島○ <激励!激励!激励!期待!期待!期待!激励!激励!激励!…… 俺「♪」チャージチャージ……奇跡! 俺「!」ブンッ ドーム型ネウ「(えっ!?俺の登場場面もうおわり……?)」 バーン。ネウロイは消し飛んだ ミーナ「ふぅ、なんとか作戦終了予定時間までには終わったようね。テキトーに報告書は誤魔化して提出しましょうか」 坂本「はっはっはっ。よかったよかった」 サーニャ「俺君、いいこいいこ」 リーネ「俺君、今日もいっぱい頑張ったね」ナデナデ 俺「♪」 マルセイユ「私、何の為にここに来たんだろう」 バルクホルン「マルセイユ、私と勝負しなくていいのか?」 マルセイユ「ああ、今はそんな気分じゃないんだ……」 シャーリー「あの光景を目の当たりにすればなー」 マルセイユ「ああ、今の私では俺の飼い主になれるlvじゃない……バルクホルン、勝負はお預けだ!またそのうち俺を連れ去りにくるからな!」 バルクホルン「ふっ、私も更にlvが上がっているからそう簡単に行くとは思うなよ?」 マルセイユ「ふっ、楽しみにしているよ」 バルクホルン「こっちもだ!」 … … ○そして夜○ 俺「♪♪♪」チャプチャプ バルクホルン「ほーら、お姉ちゃんのところにおいで」 マルセイユ「こっちのほうが柔らかいし大きいぞー」 俺「」キョロキョロ チャプチャプ マルセイユ「私の勝ちみたいだな」 バルクホルン「くっ…」 シャーリー「俺ーこっちもあいてるぞー」ドドーン 俺「!」チャプチャプ マルセイユ「私が負けた!?俺、形と張りはこっちが勝ってるぞ!」 シャーリー「こっちは大きいし柔らかいぞー?」 俺「」キョロキョロ 俺「」チャプチャプ リーネ「きゃっ、俺君急に抱きついてきたらびっくりしちゃうよ?」 俺「♪」 シャーリー&マルセイユ「伏兵がいたー!?」 バルクホルン「どうやら、みんな負けたようだな」 ミーナ「あらあら、来てみれば随分と賑やかね」 坂本「ミーナ、報告書はちゃんと通ったのか?」 ミーナ「ええ、ちゃんと通ったわよ?ちょっと難色を示した人もいたけど、ちょっとxxxってしてあげたら態度が急変したわ」 坂本「はっはっはっ」 バルクホルン「リーネ、俺を渡せ!」 シャーリー「こっちに渡してくれよ」 マルセイユ「いや、私が一番だ」 リーネ「一度に来ないでくださーーーい」 俺「♪」モミクチャモミクチャ、タユンタユンボヨンボヨン <私のだー。こっちが先さ!一番だ!ヨコセ!やめてください ミーナ「あらあら楽しそうねあっちは」 坂本「はっはっはっ」 宮藤「……(おっぱいに囲まれれうらやましいよ、俺君)」ジュルリ リーネ「えーん、もうやめてくださーーーーーい」 おわれ 戻る 携帯用戻る
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「あ~、つかれた」 指揮車両の横に張られた天幕をわって、表に出る頃には日もすっかり暮れていた。 レゲンDはパイロットスーツの胸元をくつろげ、蒸れた肌を、急速に冷めていく荒野の外気に浸した。 垢染みたインナースーツからは数日来の汗によって熟成された塩気の効いたスメルが立ち上り、その体臭に我が事ながらに彼 女は顔をしかめる。 入浴はおろか洗濯も満足にできない生活がかれこれ二週間つづいている。 飲料用以外で、水を使えるとしたら歯磨きと塗れた布で体を拭くのがせいぜいで、その水も汗や小便を濾過したものを使いまわす有様だ。 不衛生ということはないが、気分のいいものでもない。 そして不衛生といえばこれもよくは無いだろう。 レゲンDは物陰に身を寄せて、周囲を見渡し人気のないことを確認すると、スーツのファスナーをさらに臍下まで引き下げ、下 着の中に手を入れる。そして、三度深呼吸をするとやがて意を決したように、一気にソレを引き抜いた。 「……んっ…痛ゥゥぅ~~っ」 股間に、ズルリと肉を引き剥がされるような鈍い痛みが走る。 「ふぅぅーっ・・・ほほぉほぉっ」 下着から、そろそろと抜き出された彼女の指には尿道カテーテルがつままれていた。 軟質素材でできた管に、潤滑剤を兼ねた麻酔が塗布されていても、引き抜くときの痛みは悶絶するほどで、レゲンDは股間押さ えたまま身をくの字に折り、押し殺した苦悶の悲鳴とも、痛みを和らげるラマーズ呼吸法ともつかぬ声で喘いだ。 機体搭乗中の排尿はこのカテーテルを通して、スーツに取り付けられている蓄尿バックにたくわえられ、濾過されるのである。 生理学的に人間は極度のストレスやショックを受ければ、失禁脱糞をしてしまうのは致し方ないことであるが、しかし戦闘中 に受けるあらゆる恐怖や苦痛よりも、毎度このカテーテルを抜くときの痛みは尚つらく、しかも避けがたい。 湿度も無い荒野の夜は日没ともに一気に冷え込むというのに、レゲンDはぎっとり脂汗をかいていた。 毎度搭乗する度にこんなものを挿入してオムツをしなければならないというのも、ACパイロットは余程因果な商売であるとレ ゲンDはつくづく思っている。 そのカテーテルだが、レゲンDがためつすがめつするに、耐用命数が過ぎても洗って使いまわしたために、だいぶヘタっている ようである。 とは言え、代えの残りも心もとない。あと2、3日は使えないだろうかとも思案してみたが、かつて患った膀胱炎の苦しみが フラッシュバックしてきたので、捨てることにした。無くなったらその時はその時である。これだけの規模のキャラバンなら誰 か余分なカテーテルを持ってるだろう。そいつを融通してもらえばいい。 濾過フィルターはまだ使えそうだし、旅の行程も三分の二を消化して、このペースでいけばあと一週間ほどでつくだろうと思 われた。 焼けるような股間の痛みが鎮まるのを見計らい、彼女は一息ついて屈めた身をそろそろと起こす。そのときであった。 「母ちゃん!」 喜色に弾む幼い声が夜営地に響いた。それが頭の上で纏め上げた長い赤毛を、ひょこひょこ揺らして、レゲンDめがけて駆け 寄ってくる。 「ナンデ?コゲンダ!ナンデ!?…ま、まて!今は……」 その声の主を認めた彼女は手を前に出して静止の構えをとったが、しかし、コゲンダとよばれた幼女は母を認めた嬉しさ余っ て、わき目も振らずに驀進し、駆け寄る勢いもそのままに彼女の下腹部あたりに飛びついた。 「あいゑぇぇぇえエエエえヱェェエ……!!」 サツバツ荒野の黄昏にマッポーめいたレゲンDの悲鳴が響き渡る。 ブッダよ哀れみたまえ、痛みがようやく引き始めたところに、今のでぶりかえしてきたではないか。イタイ。 コゲンダは苦悶するレゲンDに「大丈夫?母ちゃん大丈夫?したたかいたい?」と気遣わしげな声をかける。 「お…おお……大丈夫だ。だから、ちょっとそっとしといてくれ」 「おお、養生しろ」 落ち着いたところで「こらっ」とレゲンDはコゲンダを小突いた。 「こいつ引っこ抜いたときにはマンマンいてぇんだから、飛びつくなといったろう!」 レゲンDは左手にもったカテーテルをコゲンダの前に突き出した。 するとコゲンダは「うん。イカンに思ってる」などと、自分自身意味もよくわかってない謝罪らしき言葉を口にする。 「いひゃひゃ……」レゲンDは娘の左頬をつねり上げた。「そういう言い方も人を馬鹿にしてんだよ」 「わかったかい?」嬉しさあまって、今度は一転、怒られたことにより今の勢いもしゅんとなえてコゲンダは、つねられた頬 をなでさする。 「……母ちゃんごめん」 とはいえ、とレゲンDは我が子の心境をおもんばかった。日がな一日トレーラーのキャビンで母親の帰りを待ち続けていたの だ。子供の時間感覚ではずいぶん長く感じられたであろうと思えば、いじらしいではないか。 つい怒ってしまったが、こうしてしょげている我が娘の姿を見せられると、自分もなにやらバツが悪い。 「それでいい」 そういってレゲンDは屈んで、わが子の目線に合わせる。 「……母ちゃんも怒ってゴメンな」 レゲンDは娘の前髪をそっとなで上げ、額にキスをする。 (くさっ) コゲンダの皮脂が溜まりに溜まった髪から、犬畜めいたにおいがレゲンDの鼻腔に入り込んできた。 「……母ちゃん」 不意にコゲンダは言った。 「ん?」 「腹減った」 レゲンDはクスリと微笑する。 「ああ、減ったな。なに食おうか?」 「汁」 「汁かぁ……あるといいな」 ふと、にわかに活気づいてきた夜営の喧騒が彼女らの耳朶を振るわせ始めていた。 雑多なミグラントが集まったキャラバンは大所帯であり、人が増えればそれに比例してサービス業の需要が生まれる。そんな キャラバンにコバンザメのように寄り添う行商人たちが、屋台を出し始めたのだ。 やがて聴覚についで、レゲンDの嗅覚がうずきだし、日中AC機内で流し込まれたパック詰の携行流動食では満足しない消化器官 が固形物への恋慕を訴えだす。要するに腹が減ったのだ。 屋台はトレーラーで組まれた島嶼陣地郡の中央に集まる傾向があり、一方で襲撃があれば最前線と化す陣地外縁部では、夜番 につくものを除けば人もまばらである。レゲンD親子もまた、はぐれないように手をつなぎ、己が嗅覚の命ずるままに陣地中央へ と足を向けた。 その先にあるのは派手な看板やネオンサインこそ無いものの、猥雑な活気を振りまく歓楽街のそれである。 その賑わいがコゲンダの好奇心を刺激し、見るものすべてにいちいちナンデ?と母に問わずにはいられない。 「あ、パンパン」コゲンダが指をさす。 「しっ!」とレゲンDはその手をはたき落とす。 粗末ながらも艶美な肢体を覗かす女たちが、辻に湧いて男を誘い、早くも情がそそられた者は夜鷹をかきだいて、その場で犬 のように野合する。 「母ちゃんあたしも打ちたい」 「あんたにゃまだ早い」 テント小屋に開かれた賭場の前では、下品な色使いの衣装をまとった道化が鮮やかな手つきでカードをさばき、通行人の射幸 心を煽る。 屋台から漂う、酸っぱい臭いがする油がしかれた鍋の上を、得たいの知れぬ肉が滑り、黄ばんだプラスチックの皿に盛られ、 それを貪る人、人、人。 およそ身を清潔に保つ習慣を忘れた人間たちが、獣性もあらわに欲求を満たさんと入り混じるそれは、荒野に突如出現した一 夜限りのソドムの市。 せわしく首をめぐらして、あたりを余さず見ようとするコゲンダはともすれば足を止めがちで、その度に後ろがつかえてしま う。 「昼間はなにしてた?」不意にレゲンDが問うた。 「ククーとゲームしてた」 「そうか。よかったな」 「うん。壁際においこんでかためたおして、中段下段の二択とかかたい。コマンド投げもいれて起き攻めにかさねられるとな んもでなきかった」 「ククー容赦ねぇな」 「おう読みがパネェ」 コゲンダはそのゲームについて話しているようだが、レゲンDには異国の言葉を聞くようでさっぱり意味は解しかねたが、適 当に相槌を打つ。 そんな事を話ながら、人ごみに揉まれ、流されてるうちに、流れ着いた一軒の屋台で夕食をとることとした。 汁がのみたいというコゲンダの漠然として希望を取り入れて蕎麦の屋台である。 暖簾分けて、カウンターを見渡すと彼女は、そこへ偶然見知った顔を見つけた。 「あ、ククー!」 カウンターの無効では青みがかったアッシュブロンドを頭に乗っけた仏頂面が、丼を覗き込んでいた。 「お、奇遇だな」と声を掛ければ、「ん」とククーSkは生返事を返す。 見知った顔といっても、付き合って日は浅く、親愛をこめて相棒とは未だ呼びかねるが、仕事上これから長く付き合っ てくかもしれないし、かと思えば明日には今生限りとなってしまうかもしれない同僚のククーSkが、そこでもやし蕎麦を手繰っ ていた。 蕎麦といっても本物の小麦粉を使った高級なものではない。丙種七等合成粉とよばれる底辺に程近い代用品でこねられたもの で、麺がそうなら汁も雑多な化学調味料を溶かし込んでつくったものだ。さほど美味いものではないが、腹が膨れれば十分とい う時勢には妥当な代物である。そんななかでトラックの荷台で栽培したモヤシだけが天然ものだ。 というよりは劣悪な環境でも育つように先人たちが遺伝子改良を加えた大豆が、今でも比較的安価に製造できる数少ない作物 なのだ。 「おいちゃんあたし達にも、えーと・・・」レゲンDは言いかけたところで、「一人前食えるか?」とコゲンダに聞いた。す るとコゲンダは食えると答えた。「じゃ、二つねおいちゃん」 「へい」 レゲンDは痛みの残滓が残る下腹部を刺激しないように、慎重にスツールに腰をかけると蕎麦を注文した。お品書きなどない。 なぜならばこの店のメニューはただ一種類、もやし蕎麦しかないからだ。 「ククー、あんた夜警だろ?ブリーフィングは終わったのかい?」と、レゲンDがたずねたが、ククーSkは聞こえていないとば かりに、丼を傾けて汁をズーズーと音を立てて飲み始ていた。 「……」 同僚にシカトされたようでレゲンDが憮然としていると「へい、おまち」と、これまたククーSkに勝るとも劣らない無愛想な声 とともに、屋台の親父が汁がこぼれるのもかまわずに丼を乱暴にカウンターに置いた。レゲンDの手に蕎麦の汁が跳ね落ちる。コ ゲンダはそれにかまわず待ってましたとばかりに、箸立から箸を引っつかむと無心に蕎麦を手繰り始める。 ククーSkは丼を掲げたまま、汁を最後の一滴まで飲み干すと、静かに丼をカウンターにおいてからようやく「これから」と、 短く答えた。 「……そう。あ、それと昼間はウチのチビが世話になったな。ありがと」 「うん」 レゲンDは箸を手にとって、丼に向かいだしたが、一つ思いついたところで「あ、そういやさ」と、ククーSkに問いかけた。 ククーSkはカウンターに湯飲みを差し出し、店主にサービスの蕎麦湯を注がせていた。 「なに?」 ククーSkはこちらをチラリとも見ずに蕎麦湯をすすった。 「いやさ、カテーテルを多めにもってたりしない?あたしのもう無くなりそうでさ」 「ない」 「あ、そう」 レゲンDが蕎麦を手繰り始めるとククーSkは蕎麦湯を飲み干し、湯飲みは私物であるらしくそれをショルダーバックに収めると 、すっと席を立ち店主に一礼して、うっそりと口を開いた。 「野良犬も草木も痩せ烏も、三界に同じ宿る土無き根無し草。ただただ糞と骸だけを穢土に残すのみ。ならば糞も、味噌も等 しく泥団子。胃の府に落とせばいつかは同じ血肉とならん。然れば今生の月とこの一会になにをか願わん」 「はぁ?」 今までうんとか、ああとか、その程度の事しか言わなかったククーSkが唐突に長口上を諳んじたのだ。レゲンDでなくとも珍奇さを覚える。 「店主。如何に?」 ククーSkは彼女にしては静かながらも強い語調で屋台の店主迫った。店主は軽侮を宿した冷たい双眸でククーSkを睨めつけて いたが、その険がふとゆるみ、口元をわずかにほころばせると、鼻でフンと一笑して「アホ抜かせ」と言った。 だが、もう一言「また食いに来い」とも言った。 ククーSkは黙って今一度一礼し、くるりと踵をかえす。なんのことやらさっぱりだ。この二人の間にどのようなコミュニケ ーションが成立したのかレゲンDにはまるで理解できない。 「あ、そうだ」と、去り際にククーSkは足を止め一言。「隣のブロックに薬屋がいた。カテーテルあるかも」と。 「あ……ありがとう」レゲンDはその一言を何とか搾り出したが、言い終わる頃にはククーSkは既に雑踏にまぎれてしまっていた。 得体の知れぬ人間を相棒にもった。内心レゲンDは思った。だがあの仏頂面を不愉快とも思えぬ。コゲンダには世話してくれて いるようだが、それはそれとして、いまだ好い奴とも、嫌な奴とも判じかねている。だが、もう少し付き合ってみたいとも思えた。 「あ」 ふとレゲンダはあることに気づいた。ククーSKが言っていた隣のブロックとはどちらであろうか?彼女は右とも左とも言って いない。 そのことに思い巡らし。レゲンDは黙って蕎麦を手繰り続けた。 Next/03: