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【検索用 らいめいあんぷりふぁ 登録タグ VOCALOID ら 曲 曲ら 殿堂入り 鏡音レン 雷鳴P 青野あじる】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:雷鳴P 作曲:雷鳴P 編曲:雷鳴P イラスト:青野あじる(piapro) 唄:鏡音レン 曲紹介 曲名:『雷鳴アンプリファ』(らいめいあんぷりふぁ) ピアプロにて粛々と活動していたcos k氏のニコニコ初投稿曲。 この曲は ミク・リン・レン・ルカ・GUMI ver. もピアプロ上に存在する。 この曲が自身初の殿堂入りを達成する。 歌詞 (ピアプロより転載) 鉄 クロガネ 軋ませて 走り去る環状線 耳鳴りがフィードバック 神鳴りはライトアップ 六弦を歪ませて かき鳴らす感情論 雨音がフェードアウト 舌打ちにハングアップ ハッカ煙草燻(くゆ)らせて 上から目線の評論家 アナリスト 気取り 駄目にしたのは僕じゃない 悦に浸ったお前等だろう 打ち響く雷鳴 wow 見失う題名を感情に任せ握りつぶした 走りぬけてく環状線 鳴り止まぬ雷鳴 wow 見定めた定説をも感傷に浸り書き殴っては 破棄棄ててゆく感情論 壊してよ 銀 シロガネ 飾り付けた 流行好きの若者 飛び込んだヘッドライン 気にもせずメイクアップ 定格を飛び超えた 雷鳴アンプリファ 吹き飛んだゲートタイム 無限大ヴェロシティ 「凄惨だ」と現状さえ自嘲、自傷 本能には従順かね?自問自答。 どいつもこいつも垂れ流すチラシの裏側 「 」 吹き飛ばせこの雷鳴 雲を裂き黎明 wow 宛名もない手紙を届けておくれよどこでもいいから ポストに投げ込んで焦燥 眩しきは黎明 wow 見限りの論説を無視して現状、あて無き情報 閉塞的なこの世界 壊してよ、壊してよ、壊してよ、ぶち壊してよ! (ケシキ カスム セカイ ユレル ソクドヲ アゲテ トバス ダケド ソコニ ツカナイ イツモ チカク ミエテ トオイ ソンザイ イツカボクハ ソコニタドリツケルノ?)×2回 コメント 聞いて即惚れた^^ギターもヤバイカッコいい♪ -- 連廃っ仔 (2009-09-11 17 53 27) この疾走感たまんねぇ。最後の歌詞空耳でいいからうpって欲しいな -- 名無しさん (2009-09-11 21 44 45) 凄く格好よくて好き!PVも凄くいいと思います♪ -- 雪弥 (2009-09-16 01 41 25) 粛々と活動し過ぎwもっとニコニコうpしてほしいなあ -- 名無しさん (2009-09-16 03 51 18) 格好良いなぁvV 最後の歌詞(台詞?)部分もうpして欲しい!! -- 焼鳥 (2009-09-25 15 31 14) 聴けば聴く程この曲にハマる! レンの声が凄く合っていると思う。 -- 名無しさん (2009-10-04 09 24 37) ずぅーと前から大好きwかっけーョレン!!! -- レホ (2009-10-14 20 40 10) カッコえwww レンにあっていると俺は思うww (^o^*)/ -- 朱雀 (2009-12-01 15 14 17) かっこいい!wレンも曲も絵も全部気に入ったw -- 名無しさん (2010-01-05 16 14 01) 最後台詞みたいなところもうpして欲しい!!! -- しばもり (2010-01-27 07 34 52) 大好きですッ!!!!!!!!CD化されないかなぁ^^ -- 風丸☆苺鈴 (2010-01-31 23 20 26) はんぱねエエエエエエエ!!!かっこよすぎでしょ! -- 愛 (2010-02-02 18 55 43) かっこいい!!力強い感じがレンに合ってて、絵も素敵でした。中毒性がありますw -- いー (2010-05-04 23 26 49) かっこいぃ!! ネ申! -- 蒼 (2010-06-28 15 31 10) これ超かっけぇよ -- あやみ (2010-07-07 16 49 20) スルメ曲だよな -- 名無しさん (2010-09-17 01 51 23) ボカロ殿堂入りまであと一万きった!! -- kuro (2010-09-21 20 23 24) ヤバイ神!! -- 名無しさん (2010-09-22 23 13 02) 最後の()歌詞が違う気が・・・ -- 名無しさん (2010-10-31 18 36 45) 聞けば聞くほどハマッチマウゼ!! -- 空音 (2010-12-23 11 17 08) 雷鳴P愛してます\(^o^)/ -- 蓮崎 (2010-12-25 11 22 24) 最後んとこ「揺れる世界」じゃなくて「世界揺れる」じゃないッスか?俺あんまり耳良くないから間違ってるかもしれねぇけど… -- 無名 (2011-01-09 18 33 12) このかっこよさは手に負えない。もうどうにもならない位かっこよすぎるでしょう!大好き!雷鳴Pさんのレン君はかっこいいよぉぉぉ! -- なつ (2011-01-16 00 21 34) あ、私も「世界揺れる」だと思いますね。 それにしてもかっこいい曲 -- なつ (2011-01-16 00 46 27) すきだなー -- 名無しさん (2011-01-16 00 48 48) 殿堂入りおめえぇぇぇぇぇ!! ずっとこの時をまっていた! ● ● カッ -- 名無しさん (2011-01-26 23 16 27) 雷鳴pにハマるきっかけの歌だよ!雷鳴pのレンくんの声が好きです^^ -- のら (2011-02-12 12 16 31) かっこいい曲ですよねー。気がつくと口ずさんでます。 ところで、最後の()は前にも言っている人いますけど、「世界揺れる」と「だけど辿り付かない」だと思うのですが……。間違ってたらすみません。 なんにしろ、名曲には変わりなしです。 -- 名無しさん (2011-03-04 17 38 25) この曲超かっこいい!レンかっこいい! -- @どらやき (2011-03-06 18 42 15) これを知らない人は損をするな!だって・・・いい曲なんだもの!b -- 名無しさん (2011-04-04 01 08 33) あれ?カラオケで歌ったら「ケシキカスムセカイユレルソクドヲ アゲテトバスダケドソコニツカナイ イツモチカクミエテトオイソンザイ イツカボクハソコニタドリツケルノ?」だったよ。 -- 名無しさん (2011-04-04 07 52 20) 上の奴です。「雷鳴アンプリファRebias」の方も歌詞書いた方がいいのでは? あ、この曲好きすぎて辛いです^p^ -- 名無しさん (2011-04-04 07 54 00) 詞風や曲調に、初期のアジカンを彷彿とさせる。たまらない疾走感と魅力的なギターリフに思わず引き込まれる。良作。 -- くじら (2011-04-05 00 23 06) かっこよすぎる・・・レン最高!! -- 名無しさん (2011-04-18 17 23 07) この曲かっこいい・・!!!!!! -- 名無しさん (2011-04-27 22 52 46) 超かっこいい。レンの曲で久々に良いの聴いた。 -- 名無しさん (2011-05-30 16 47 13) 曲調かっこいい!絵も好きだ! -- 名無しさん (2011-06-17 18 46 51) 最後は 景色 霞む 世界 揺れる 速度を上げて飛ばす だけどそこに着かない ではないですか? -- 名無しさん (2011-07-17 22 00 38) イケレンかっこいい!ほんと、いい曲だ♪ -- 逢羅 (2011-07-18 19 10 36) かっこよすぎるだろ尾大おお大オオおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(>o<)愛してるよ~ww結婚してくださ((ry -- レンはうちの嫁ww (2011-07-18 19 49 18) かっけーレン曲 -- 名無しさん (2011-08-11 14 07 48) なにこれ 素敵すぎ!! -- ゆに (2011-08-17 18 03 15) こんなロックを待っていた。 -- 龍奇 (2011-09-21 16 08 17) おぉ、カッコイイ! -- 名無しさん (2011-12-29 17 54 02) 半年くらい前に出会ってから大好きw レンくんかっこいいいい! -- あいか (2012-04-14 01 03 00) レンは俺がもらう!!www -- 名無しさん (2012-05-20 11 38 19) いいや!僕だね!レン大好き!! -- 秋 (2012-10-10 18 05 22) カッケエエエエエ!!!やばいよ、こういうロックチューン本当に好きだうああああ!!!(←発狂) -- NOAH (2012-12-23 21 24 56) カッコいい!!!レンくん大好き!!! -- ただの(^ω^三^ω^)レン廃 (2013-04-07 20 06 49) 10年ぶりに聴きに来た 今でも最高の名曲だと思う -- 名無しさん (2021-09-06 00 27 01) 名前 コメント
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【検索用 Blue 登録タグ B VOCALOID 曲 曲英 鏡音レン 雷鳴P 青野あじる】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:雷鳴P 作曲:雷鳴P 編曲:雷鳴P イラスト:青野あじる(piapro) 唄:鏡音レン 曲紹介 青っていい色ですよね。清清しいとか、荘厳だとか、そんな青色。 曲名:『Blue』(ブルー) 歌詞 (PIAPROより転載) 嘘吐きの街は赤色で独善の声に満ちている 突然の雨に撃ちぬかれて街並みは薄く滲んでいく 待ちわびた未来は来ないし いつまでもあなたは来ないし 動かない時計投げ捨てよう つまらない街を塗り替える 甘い汁の味ばかりを求める 苦虫の味も知らない奴等 全て白色に塗りつぶしても 汚いシミが浮き上がる 赤く溶け落ちる切ない断片化 青熱色 塗りつぶせ 上書きして 青に染まり行く現在進行形 雨空消えると信じて青く塗りつぶす 深夜帯、いつも嘯かれ 「フィクション=現実」と思う 現実 ココ よりはマシな世界でも 僕等には"一つ多すぎた" 残念な思考改革で"最近の"口癖が流行る 誰しもが何も望まない 夢は停滞 つまらねぇ 白く汚れてく危ない現状を 青熱色 塗りつぶせ 上書きして 青を求めてる潜在本能が 現状壊せる希望さ Ride on!Ride on Blue! 君は熱を知る 青色燃え上がる 青熱色 鮮やかに 染め上げてく 僕は歌いゆく 現在進行形 響いて 青空駆けてく Ride on! Ride on Blue! コメント ページ作成乙です 雷鳴p大好きですー>< -- のら (2011-03-28 23 49 54) 作成乙!雷鳴pの新曲待ってました!! -- 名無しさん (2011-03-29 05 58 08) これは良い!ww -- 名無しさん (2011-04-04 08 09 26) かっこいい!きれい!大好き! -- 名無しさん (2011-04-26 23 16 50) 素敵過ぎて鳥肌がたちます!! -- 蓮崎 (2011-08-31 19 34 04) 透明感があってかっこいいです^^ -- 蒼。 (2011-09-17 17 11 59) 名前 コメント
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雷鳴(OCG) 通常魔法 相手ライフに300ポイントダメージを与える。 直接ダメージ 魔法
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▼こちらのボタンをクリックすればランク別ページへ移動します html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 雷鳴の閃騎士 ガイアス 雷鳴の閃騎士 ガイアス 雷鳴の閃騎士 ガイアス ランク A レベル 1 10 最大Lv50 Aスキル トライマジック++ 進化素材 ???? ???? コスト 22 HP 616 - 1400 Sスキル 雷の紋章 ???? ???? 属性 雷 攻撃力 611 - 1389 進化費用 264000 ???? ???? 進化元 閃騎士 ガイアス 売却価格 15150 ???? - データ編集 進化先 ???? 備考 - 出現クエスト・入手方法 進化合成 コメント コメント すべてのコメントを見る
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第03話 衝撃の黄土 第04話 雷鳴の桃源郷 第05話 青の試練 明るい街に不気味な雷鳴が鳴り響く! 神出鬼没の悪の軍団が、またしても出現! ヤツらの目的は!? 強力な歌声を持つ戦闘員が姿を現す! 魂のぶつかり合い、交錯する思い それぞれの正義感で拳を交わす! 負けるなオトレンジャー! 音楽エネルギーを蓄積させ フィーバーアタックを繰り出せ! 眩い閃光が照らすこのステージ キミの戦隊は地球の力を取り込み 敵を蹴散らすぞ! 雷属性(ピンク)の敵が登場!弱点は土属性(黄)だ! 第03話 衝撃の黄土 第04話 雷鳴の桃源郷 第05話 青の試練
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騎馬雷鳴上級兵(キバライメイジョウキュウヘイ) p e 属性 雷 コスト 16 ランク A 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 1 365 416 ? 50 731 833 ? 最大必要exp 19,564 No. 1122 シリーズ 騎馬兵 Aスキル 馬術急襲 敵全体へ大威力攻撃(?%) Sスキル 馬術猛鎧 2ターン敵の攻撃を自分に集める(?turn) 売却価格 25,600 進化費用 - 進化元 騎馬雷兵(A) 進化先 - 入手方法 進化 備考
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雷鳴のゴブリン(ライメイの~) p e 属性 雷 コスト 5 ランク C+ 最終進化 C+ レベル HP 攻撃 合成exp 1 165 143 23 20 486 423 322 最大必要exp 1,067 No. 0054 シリーズ ゴブリン Aスキル ハードラッシュ 敵単体へのダメージ極小アップ(5%) Sスキル 雷の刃 敵全体へ雷属性の小ダメージ(30%/6turn) 売却価格 1,800 進化費用 - 進化元 雷のゴブリン(C) 進化先 - 入手方法 進化 備考
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雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス) 目次 機娘肖像雷鳴.蒼蘭(黒)(ソア・ラ・ニンバス(黒)) 雷鳴.蒼蘭(銀)(ソア・ラ・ニンバス(銀)) 雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス) 雷鳴.蒼蘭(金)(ソア・ラ・ニンバス(金)) 雷鳴.蒼蘭(水色)(ソア・ラ・ニンバス(水色)) 機娘介紹各別機娘活躍的時間(港台伺服器) 機娘素質(STATUS) 機娘所屬配件機娘升級所需的機體經驗值 能力提升裝置(カートリッジ) 建議與留言(レビュー・コメント) 機娘肖像 雷鳴.蒼蘭(黒)(ソア・ラ・ニンバス(黒)) 雷鳴.蒼蘭(銀)(ソア・ラ・ニンバス(銀)) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (雷鳴.蒼蘭-銀.png) 雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (雷鳴.蒼蘭.png) 雷鳴.蒼蘭(金)(ソア・ラ・ニンバス(金)) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (雷鳴.蒼蘭-金.png) 雷鳴.蒼蘭(水色)(ソア・ラ・ニンバス(水色)) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (雷鳴.蒼蘭-水色.png) 機娘介紹 日方WIKI資料(1) 日方WIKI資料(2) 雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス)武裝展示(以最先出的"黑"為示範) 雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス)泳裝實力展示(以日方本家為示範) 日版扭蛋 第 6 發出現、台版於2010年07月首次以"黑"樣式領先於其他姊妹機出現。 此空戰機將作為 機娘守護者中首位以 L 尺寸搭載空娘的機動裝甲(日方對外稱呼為"光輪的機動裝甲")。 搭載的機體BD內建核心武器 JUPITIZER (ジュピタイザー、中文暫譯 雷電)。 本空戰機具備歷代空戰機中前所未有的高TGH值(重砲手的TGH值還比她低)、 機甲本身的系統甚至同時搭載『隱形系統(ステルスシステム)』與『強化雷達(ブロードレーダー)』、 堪稱"很萌、很蘿、很強大"的重型空戰機、 同樣的、高效能所連帶的戰力值之分配、便形成玩家所需負擔的問題。 另外、原型機與其他樣式的 姊妹機 功能的共通點、 在於機甲本身BD與BS是分開裝置而不是裝置於BD後方、 機甲的BS本身在開發與設計上裝置於LG、大為提升機甲在運動上關節的流暢度、 雖然具備強化插槽且能維質優秀的效能、 但是與LG無法分開是機甲改裝時須注意的地方。 相對於其他同型的 姊妹機 、港台服首發的"黑"樣式與日版的"銀"樣式在機體性質上較不同於其他三架姊妹機、 機甲的BD內建核心武器『雷鳴(JUPITIZER.O、ジュピタイザー・イオ)』、 發動時太同時間打出三發雷擊攻擊目標(除"黑"樣式外、只有"銀"樣式具備同樣的系統)。 在機甲本身素質上、除了與"銀"樣式的素質相同外、 相較於其他三架姊妹機、 機甲的 STR、 TEC較低 、但是WLK、FLY、TGH較高。 本機娘負責的聲優:下田麻美 各別機娘活躍的時間(港台伺服器) 01.港台服「雷鳴・出擊」活動: 2010年7月15日(維護後)~2010年7月29日(維護前) 雷鳴.蒼蘭(黑) 機娘素質(STATUS) ※以下為機娘徒手不拿武器狀態的紀錄 名稱(名前) 機型(TYPE) 尺寸(SIZE) HP 戰力值(COST) 戰力值上限(Capacity) STR TEC WLK FLY TGH 機體價格(ロボ価格) 取得方式(購入條件) 雷鳴.蒼蘭(黒)(ソア・ラ・ニンバス(黒)) 空 L 455 800 955 11 17 10 19 21 港台服2010年7月15日(維護後)~2010年7月22日(維護前)『雷鳴・出擊』扭蛋 (暫時沒有) 雷鳴.蒼蘭(銀)(ソア・ラ・ニンバス(銀)) 空 L 455 800 955 11 17 10 19 21 (日方扭蛋、港台服尚未開放) (暫時沒有) 雷鳴.蒼蘭(ソア・ラ・ニンバス) 空 L 455 800 955 12 20 9 17 20 (日方扭蛋、港台服尚未開放) (暫時沒有) 雷鳴.蒼蘭(金)(ソア・ラ・ニンバス(金)) 空 L 455 800 955 12 20 9 17 20 (日方扭蛋、港台服尚未開放) (暫時沒有) 雷鳴.蒼蘭(水色)(ソア・ラ・ニンバス(水色)) 空 L 455 800 955 12 20 9 17 20 (日方扭蛋、港台服尚未開放) (暫時沒有) 機娘所屬配件 雷鳴.蒼蘭(黒)、雷鳴.蒼蘭(銀) 配件名稱(パーツ名) 圖像(ICON)(アイコン) 配件尺寸(Size) 適合機型(Type) Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備註 (待補完) 雷鳴.蒼蘭、雷鳴.蒼蘭(金)、雷鳴.蒼蘭(水色) 配件名稱(パーツ名) 圖像(ICON)(アイコン) 配件尺寸(Size) 適合機型(Type) Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備註 (待補完) 機娘升級所需的機體經驗值 LV1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 270 540 1080 1890 2970 4050 10800 16200 27000 43200 能力提升裝置(カートリッジ) ※以機娘本身的順序由上而下排列。 名稱(名前) COST(コスト) 機體等級限制 備註(備考) 容量上限提升+70(キャパシティアップ+70) 15 戰力值上限+55、HP+7、5個 強化核心武器(内蔵武器の強化) 30 增加核心武器的彈藥量以及效能、2個 機甲防護(シェルガード) 30 實彈系攻擊傷害-15% 武器防護(ソードガード) 15 近戰系攻擊傷害-30% 粒子砲防護(ビームガード) 20 粒子砲攻擊傷害-25% 推進器(ブーストチューン) 20 飛行燃料速度回復+30% 硬直回復(スタンリゲイン) 20 LV.06以上 被攻擊致硬直時回復少量HP 高速飛行(クイックジャンプ) 30 LV.06以上 提升飛行加速度上限 浮動衝擊(フロートダッシュ) 15 LV.06以上 可進行"浮動衝擊"、特別設計的衝刺動作、以高速飛行代替短跑以減少地面磨擦力 迅速降落(クイックランディング) 25 LV.06以上 機體降落時硬直減少 高速移動(ブーストランニング 30 LV.06以上 可進行"高速移動"、特別設計的衝刺動作、需消耗一定燃料以進行空中衝刺移動 短距跳躍(ショートブースト) 30 LV.06以上 可進行"短距跳躍"、特別設計的衝刺動作、以短距離跳躍代替短跑 突發移動(ムービングバースト) 20 Lv.09以上 射擊進行時、可以一邊移動、一邊進行全彈射擊 強化雷達(ブロードレーダー) 20 LV.09以上 一開始就能顯示所有敵方位置 隱形系統(ステルスシステム) 40 LV.09以上 避開敵軍的雷達追蹤 建議與留言(レビュー・コメント) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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野試合虫花地獄 雨竜院雨雫 名前 性別 魔人能力 雨竜院雨雫 女性 遅速降る(ちはやふる) 花咲雷鳴 男性 地獄の沙汰もLOVE and PEACE 採用する幕間SS なし 本文 ◆◆◆◆これまでのあらすじ◆◆◆◆ 現世に想い人を残し、非業の死を遂げた二人の魔人がいた。 名を雨竜院雨雫(うりゅういん しずく)と花咲雷鳴(はなさき らいめい)という。 死してなお、愛する人の面影を忘れぬ二人は、成仏することもなく、魂となり、 あるいは地獄の中を、あるいは死後の世界――魔人墓場――を漂っていた。 そんなある日、二人の元へ声が届いた。生き返りたくば、闘え、と。 それは正体も知れぬ三人の兄弟の声。しかし、二人にとって、その声は希望となった。 あの人に、再び出会えるのなら――二人は闘うことを決意した。 そして、敗れた。 勝ち残った者を蘇らせるという冥界無情のトーナメント一回戦に、二人は散った。 敗者は地獄行きとなる大会の約定に則り、二人は劫の時を地獄で過ごすこととなった。 希望は断たれたかに思われた。だが、そこに再び、新たな声が届いた。 雨竜院雨雫と花咲雷鳴の二人で、もう一度、闘ってもらう。 勝者には、ほんの一時ではあるが、想い人と会話する時間を与えよう。 そう言ったのは、花咲雷鳴の想い人にして、偶然、地獄に居合わせた少女、 佐倉光素(さくら こうそ)であった。 こうして二人は、再び、戦場へと立った。断たれた希望を、繋ぎとめるために。 場所は、百花が咲き乱れ、騒々しい毒虫の羽音に満ちた地獄――虫花地獄。 物や自分や対戦相手の落下速度を自在に操る能力者にして、 強靭な傘を武器とし、時に刃に、時に盾にと自在に操る傘術使い、雨竜院雨雫と―― 人の強い想いを自動で刻み、また対戦相手の能力をコピーする鉄板を武器とし、 岩盤や大木、大地を軽々と砕く高攻撃力の所持者、花咲雷鳴と―― 片や、現世の想い人へ最後の言葉を交わすため、 片や、傍にいる想い人へ己の格好良い姿を見せるため、 力と技と、そして想いのぶつかり合う、舞台の準備が、整えられた。 しかし、二人は知らぬ。 この虫花地獄に放たれた、巨大で凶悪な植物のことを。 トーナメントの敗者を狙う、獰猛な影が、舞台の端から、にじり寄っていた。 予定調和を崩す、埒外の要素を交え、野試合の舞台の幕が、ここに開かれるのであった。 ――――野試合の事情通より。雨竜院雨雫と花咲雷鳴の野試合について。 雨雫「……で、君は誰なんだ?」 ~~どうか、私の祈りよ、願いよ、靄となって立ち昇り~~ ◆◆◆◆冥界無情トーナメント・野試合◆◆◆◆ 彼岸桜の花弁が、本物の吹雪のように視界を白く染める虫花地獄。 巨大な羽虫が耳障りな羽音をたなびかせ、薄桃色の地獄の空を横切っていく。 「だが、そこまでやる必要は――」 「い、いえ!だって、光素さんが――」 潮騒を集音マイクで何倍にもしたような、騒がしい虫達の息遣いの中に、 人の話し声が混じった。声の主は、雨雫と雷鳴。 二人は床几台に座り、差し向かい、 これから始める野試合のルールについて、話し合っていた。 半径1kmの円周上に、血のように赤く実る蛇苺の内側が戦場。 戦場から一歩でも外に出るか、ギブアップ宣言をするか、あるいは死亡するか。 あまり血腥くない決闘方法も提案した雨雫であったが、雷鳴の強い希望により、 ルールはトーナメントと同様のバトル形式になった。 雷鳴の希望というよりは、戦場の外、すぐ傍でカメラを構え、 試合の様子を中継するという傍観者にして雷鳴の想い人、光素の希望だろうか。 「そうか。君も好きな子に、格好良いところを見せなきゃいけないからな。 だが、私も、やらなくちゃならないことが残っているんだ」 「分かって、います。あの、宜しく、お願い……します」 決闘方法が決まり、二人の会話は途切れる。 雨雫は、改めて眼前の雷鳴を見た。 赤面し、上手く雨雫に目を合わせることもできない、少年。 事前に雷鳴の情報をある程度は知らされていたが、まさか―― ――ここまで初心だとは。 はっきり言って、女性免疫がまったく見られない。 生前、想い人に声を掛けられないまま死んだと聞くが、納得である。 目を合わせただけで赤面し、会話していても恥ずかしがってすぐにどもる。 体格も小柄だし、これで顔がもう少し可愛い作りなら、全力で弄ろうものだが。 ――いや、この試合は雨弓君も見ているはずだしな。 横でカメラを持つ光素に視線を送り、雨雫はそういった考えを頭から追い払った。 この闘いは、死に別れた恋人、雨弓に捧げるものであり、 最後の言葉を届けるためのものであり、そして、最後の―― 現世で試合を見守っているであろう恋人に、恥じない試合を見せるために。 また、好きな子が傍で見守っている雷鳴に、恥ずかしい試合をさせないために。 「いい試合をしよう」 雨雫は、強い決意と共に、雷鳴へと笑いかけた。 この試合で、己が成すべきことを思いながら。 その笑顔に、一層、頬の色を濃くしつつ、雷鳴はなんとか頷いた。 雷鳴もまた、一つの強い思いを、その頭の中に浮かべつつ。 ――この人、綺麗だな……いや、だめだめ!僕には光素さんが! ちょっと救いようがなかった。青春男子の悲しい性よ。 ~~雲となり、雨となって、あの人へ届け~~ ◆◆◆◆雨竜院雨雫 VS 花咲雷鳴◆◆◆◆ 花吹雪が狂い落ちる中、二人の戦士は向き合っていた。 昂ぶる闘志を胸に、最後の希望を繋ぐ、野試合の開始を、高らかに告げるため。 「それじゃあ、このパチンコ玉が地面に落ちたら試合開始だ」 「はい。いつでも……どうぞ」 戦闘の準備を終え、4mほど離れて雷鳴と向かい合った雨雫は、 懐からパチンコ玉を一つ取り出し、雷鳴へと見せた。 雷鳴はそれに、頷いてみせる。 どこかで見かける、何かと見慣れた決闘の合図。 野試合の開始にこの形式を採ることを、二人は事前に合意していた。 「――はっ!」 雨雫の手から、銀色に光る小さな金属玉が、空へと投げられた。 群れ咲く木々の花々の間に、きらりきらりと光る粒が、舞う。 その軌跡が頂点を描くその瞬間を、雨雫と雷鳴は、見逃すまいと、睨む。 これは、どこにでも見られる決闘の合図であり――しかし、二人にとってはもっと別の、 魔人能力と、対戦相手との駆け引きを交えた、重要な一瞬。 雨雫の魔人能力「遅速降る(ちはやふる)」は物体の自由落下速度を操作できる。 それは、パチンコ玉が落下を始めた瞬間から、その速度を自在に操れるということ。 そしてそれは、事前に雨雫の能力をコピーしている雷鳴にも、同じことが言える。 魔人能力は基本、重ね掛けが可能。 一方が全力で落下速度を加速させ、他方が全力で減速させれば、 効果は相殺され、能力の対象は自由落下をする。 互いに加速させれば倍速で落下し、互いに減速させればよりゆっくりと落下する。 全て確認済みの事柄である。 つまり、この合図は、いかに自分の望むタイミングでパチンコ玉を地面へと落下させ、 正々堂々、正面から相手の不意を突くかという心理戦なのだ。 試合はもう、始まっている。 両者の眼差しが交差するその一点。 金属玉は、上昇速度を緩め、ゆっくりと弧を描くようにその進路を空から地面へと変え、 雨雫が能力を発動させようと身構え―― 雷鳴もまた能力を発動させようと、手に持つ鉄板を強く握り―― ぱしり。 空を飛ぶ巨大な羽虫の一匹が、空中でパチンコ玉をキャッチした。 「……」 「……」 雨雫と雷鳴が見据える先、桃色の地獄の空を背景に、 ムカデに羽が生えたような毒々しい姿のその虫は、そのまま彼方へと飛び去っていった。 「うおおおお!(先手必勝の右ストレート!)」 「はああああ!(雨竜一傘流・篠突く雨!)」 こうして野試合の火蓋は切って落とされた。 ~~想いを繋ぐ、最後の希望、最期の闘い~~ ◆◆◆◆虫花地獄のエクストラ・ラウンド スタート◆◆◆◆ ■花咲雷鳴の記憶:生前の一幕 「雷鳴さ、いつまでも落ち込んでないで、元気になれよ」 「……だって、また振られちゃったし」 希望崎学園の教室。夕日が窓から射し込み、辺りはオレンジ色に染まっている。 部活動がある生徒は既に教室を出て、まばらに残っているのは、やることもなく、 ただ時間潰しに友人とお喋りを続ける者達のみ。 等間隔というにはやや崩れた、勉強机の列を縦に、横にと目で追い、数えながら、 雷鳴はぐったりと自分の机に突っ伏し、頬を腕に押し付け呟いた。 「やっぱり、僕があの子のことを忘れられないからかなぁ」 夕日を背に、影法師のように黒くなった友人が、どうだかなぁと肩をすくめた。 「その子にも派手に振られたんだろ?ならすっぱり諦めてさ」 「そう……何度も思ったし、だから色んな子と付き合ってもみたけど……はぁ」 「溜息吐いてると幸せが逃げるっていうぞ……その子って、ここ(希望崎)だっけ?」 「……みたい。家が近かったから、昔から知ってたけど……振られてからは……」 「振られたの二年前だっけ?よくもまあ、まだ……一途だなぁ」 「……はぁ」 すっかり顔を腕の中へと隠した雷鳴に、友人は何と元気付けるべきか、言葉を捜した。 そして、ああそうだと、雷鳴の萎んだ肩を叩いた。 「そんなならさ、もう一度アタックしてみたらどうだ?探しゃすぐ見つかるだろ?」 「い、いいよ!いや、無理!……そんな、今更、面と向かうとか、僕には……」 「じゃあ、さ。いい子、紹介するよ。デカい家のお嬢様なんだけど――」 ――それが、生前、雷鳴が最後に『付き合い』、そして、最後に殺した少女だった。 ■虫花地獄:野試合 ――結局、僕は振られ続けて、最後まであの子のことを忘れられなかった。 雷鳴は、花吹雪の中に身を隠しつつ、荒い息を整えていた。 花のカーテンに姿を隠し、羽虫の息吹に気配を隠し、 雷鳴は、視界に捉えている雨雫へと、攻撃の準備を整えていた。 ずっと、遠くから想い人を見つめ、 ずっと、遠くから想い人の声を探り続けた、 雷鳴は、人よりも遥かに優れた視力と聴力を身につけていた。 遠くからでも、想い人を見逃さず、その動きを聞き逃さぬように。 ――でも、今なら。「あの子」じゃない。「光素さん」と話が出来た、今なら。 もう、遠くから見つめるだけじゃない。 生前を思い出した。 一番の友人と、ゆっくり言葉を交わした、いつの日か。 そして、このトーナメントで再び出会い、言葉を交わした光素のことを。 それで、やっと、心が静まった。 雷鳴は、試合前から浮かれ続けていた思いを沈め、集中した。 ――もう、僕は光素さん以外の女の子で、自分を誤魔化したりしない。 ――もう、僕は身をさらすことを、恐れはしない。 先程の刺突でひしゃげた1枚の鉄板を握り、雨雫へと全力で投擲する。 同時に、雷鳴は駆け出した。前へ。死んだ後になって、遅過ぎたかもしれないけれど。 ――色々とありがとう。友よ。僕はもう、大丈夫。……えっと、名前、なんだっけ。 ――いや、数式覚えるのは得意なんだけど、人の名前覚えるの苦手で。うん、ごめん。 ―――――― 雨雫は、桜の花弁のカーテンに包まれ、佇んでいた。 360度、視界は桜色の幕に覆われ、ほとんど見通しがきかない。 雷鳴が能力によって舞い落ちる花弁を空中に留め、煙幕としているのだ。 また、辺りを飛び交う虫の羽音が、辺りに潜む敵の物音を呑み込み、 耳で雷鳴の気配を探るのも困難な、そういった状況である。 恐らく、雷鳴は視力と聴力に自信があるのだろう――そう、雨雫は当たりをつけつつ、 腰を落とし、閉じた傘を脇に構えて雷鳴の不意打ちを待った。 試合開始直後のぶつかり合い―― あの時はお互い、真っ当な攻撃が繰り出せたとも言い難く、 雷鳴の拳を捌いた後に篠突く雨を繰り出したは良いが、鉄板で突きを防がれてしまった。 突きを受けて吹き飛んだ雷鳴は、正面衝突が不利と見るや、即座に身を隠した。 武術の研鑽を積んできた雨雫に、ただ力に勝るというだけの雷鳴が試合を制するには、 それが勝算の高い戦術と言えよう。 そして、現在。狙う者と狙われる者の、膠着状態となっていた。 パチンコ玉を上空へばらまき、一つずつ高速落下させることで雷鳴をあぶりだす、 そんな作戦も考えたが、雷鳴は確か、投擲技術に優れていたはず。 拳銃よりも素早く、精確な遠距離攻撃を仕掛けられる相手に、 武器になりうる物を与えかねない攻撃は極力控えようと、雨雫は待ちに徹した。 無論、雨雫も花弁に能力を重ね掛けして、花のカーテンを散らすこともできる。 だが、能力使用に気を散らすより、雷鳴の不意打ちに備える方が重要であると、 雨雫は考えていた。 そして何より―― ■3度の交錯:1度目 その時、雨雫の思考を遮るように、唸りを上げて、鉄板が花のカーテンを突き破った。 ライフル弾のような勢いのそれを、雨雫は強靭な武傘で撫で切るようにはじく。 猛烈な威力に、雨雫の腕が軋むが、体勢を崩すには至らない。 続けて、カーテンの中から、雷鳴が飛び出す。 自慢の瞬発力を活かした全力の突進は、空中に留まる花弁を砕き、飛沫へと変え、 桜色の水飛沫を全身に纏い、雫で突進の軌跡を描き、瞬きの暇も与えず、雨雫へと迫る。 右腕を肩の上へと振り上げ、構え、全身の力を拳へ乗せた雷鳴を前に、 刹那の瞬間、ほんの一瞬のみ、雨雫は雷鳴へと能力を発動した。 空中を滑るように走っていた雷鳴は、拳撃を繰り出すための最後の一歩、 踏み込みを、雨雫の能力によって狂わされた。 蹴り出す足は能力の影響を受けない。しかし、身体は自由落下の移動分も計算して、 両の足を動かしている。 自由落下速度を限界まで減らされた雷鳴の踏み込みは、浅くなった。 ほんの数cmの誤差であろうと、 その違和感は拳撃の威力を落とし、速度を落とし、精確さを落とす。 そうなれば、例え、身体能力に勝る相手の攻撃であろうと、十分、対処できる。 花に視覚を奪われ、虫に聴覚を奪われながら、雨雫は過たず、雷鳴の急襲を見抜いた。 傘術は、雨の中で闘うことを前提とした武術。 そもそも、視覚と聴覚を減じられた状態での闘いを得意とする武術なのだ。 雨雫が花のカーテンを自分の能力で解除しなかった理由、 それは、何より、その状態での自分の有利を知っていたからであった。 雨雫の能力を喰らい、揺らいだ雷鳴の拳を、上体を反らしてかわした雨雫は、 伸びきった雷鳴の腹部へ、膝蹴りをめり込ませた。 苦悶の表情と共に、身体を九の字に折り曲げた雷鳴の首筋、さらされた延髄に向けて、 雨雫は傘の柄で間髪入れずに柄打ちを叩き込んだ。 決まれば即試合終了のはず――だが、手応えが軽い。 雨雫の眼下、1m程の空間を、雷鳴が高速で地面へとうつ伏せに落下していた。 柄打ちの瞬間、自分に能力を使い、高速落下することで防御をしたか――いや! 雷鳴が再び右腕を溜め、地面に向かい腕を振り下ろす様を見て、 雨雫は即座に状況を理解する。 雷鳴は防御しようと自身に能力を使ったのではない。これは―― 雷鳴の拳が地面を穿ち、その衝撃が地表を波打たせ、大きく爆ぜさせた。 咄嗟に傘を開き、襲い来る土砂を防ぎながら、雨雫は大きくバックステップし、 雷鳴との距離を取った。 思い出したように舞い落ち出した桜の花弁の向こう。 花園に掘られた大穴の中から、ゆっくりと、雷鳴が姿を現す。 これはどうやら、思った以上に攻撃的な相手らしい――雨雫は、 傘をくるりと回し、着いた泥を払い、改めて武傘を構え直した。 ―――――― 二人の激突の傍らで、巨大な植物は獲物を求め、蠢いていた。 溶解液を吐き、長い触手をうねらせるその植物は、根を周囲へと送り、 巨体をずるずると、標的に向けて、進ませていた。 野試合を繰り広げる二人は、未だその存在に気付かない。 ―――――― ■雨竜院雨雫の記憶:生前の一幕 むせ返るような雨の匂いのが辺りを包む、朝方。 軒下に干された布団の、そこに描かれた世界地図の下、 雨竜院畢(あめふり)と金雨(かなめ)の姉妹が、恥ずかし気に、立ち尽くしていた。 「ユーラシア大陸にアメリカ大陸か。立派な世界地図だな。畢ちゃん、金雨ちゃん」 雨雫の意地悪気な声に、姉妹は耳まで真っ赤になり、互いの服の裾をぎゅっと握り合う。 「ははは、また派手にやったなぁ」 そこへ、雨弓が愉快そうに笑いながら、廊下を歩いてきた。 その姿に、雨雫は相好を崩し、まったくだね、と言葉を返した。 「お、お兄ちゃん、お姉ちゃん、ごめんなさい……」 申し訳なさそうに、恥ずかしそうに、畢と金雨が小さく声を絞り出す。 小動物のように身を震わせ、幼い身体を寄せ合う二人の姿を見て、誰が怒れようか。 まあいいさ、などと笑って慰めの声を掛ける雨弓と、縮こまった姉妹の姿を見比べ、 雨雫は、何の気もなしに、雨弓の腕を取り、身を寄せていた。 「雨雫?」 面食らった声を出して振り向いた雨弓であったが、すぐに表情を笑顔へと変え、 その長い腕で、雨雫の身体を力強く、引き寄せた。 わっ、と、畢が驚きの声を挙げ、きゃあ、と、金雨が黄色い声を挙げた。 そして、ブラーヴォ、と、塀の外、通りから湯張聖泉が喝采を送った。 「……」 「……」 「恵みの雨に、感謝します」 「……」 「……誰?」 「かなめたんのお漏らし最高!」 「お巡りさん、こっちです」 ■虫花地獄:野試合 関係ないことを思い出してしまったな、と、雨雫は頭を振って、試合に集中する。 目の前、5m程先で、雷鳴は姿勢を低く身構え、こちらの出方を窺っている。 身を隠さないのは、恐らくダメージがまだ残っているからだろう。 雨雫は左肩を軽く動かし、腕の調子を確認する。 雷鳴の鉄板をはじいた際の衝撃で、関節が微かに痛む。 いかに武傘が弾丸を遮る頑丈さを誇るといえ、扱うのは生身。無理は禁物だ。 迂闊に遠くへ逃がし、危険な遠距離攻撃のチャンスを与えるよりも、 今、傘の間合いに雷鳴がいる、この機に畳み掛けるのがベストだろう。 雨雫は、一度きりの奥の手、傘の先端に仕込まれた剣銃の使用も考慮に、 迷わず、雷鳴へと踏み込んだ。 傘の先端で首を飛ばすことになるか、 仰け反って避けた顔面を銃撃によって砕くことになるか、 あるいは、それすら、避けられたら―― ――君には可哀想だが、容赦なく、やらせてもらう。 駆け、傘を雷鳴の首へ向けて払いながら、雨雫は思った。 ――関係ないなんてことはなかったな。 ――いつだって、私が思い出すのは、雨弓君と、畢ちゃんと、金雨ちゃんと、 ――楽しかった、あの日々のことだった。やはり、私には、あの日々が一番なんだ。 ――あの時間を、ほんの一時、最後に、過ごすために。 ――雷鳴君。君を即刻、打ち倒す。変態を撃退する時と同じくらい、迅速に。 ―――――― 雷鳴は、未だ頭蓋骨を金槌で内側から叩かれるような頭痛に苛まれつつ、 なんとか雨雫の姿を、一挙一動を見逃さぬよう、睨み据えていた。 腹部は油断すると嘔吐きそうになる程に、ずしりと痛みが残り、 とても、自慢の脚力で辺りを駆け回れるコンディションではない。 なんとか、この状態で雨雫を迎え撃つしかない。 能力をコピーしているといえ、雨雫のように繊細な使い方など出来ようはずもなし。 パチンコ玉で頭上から攻撃してきたら能力で相殺、 銃撃があるらしいから、射線には身体を置かない、 傘の攻撃は、目と、反射神経でなんとかかわすしかない。 状況は圧倒的に不利。ここまで、あっという間の出来事であった。 雷鳴は、たった二撃で消耗し切った身体で、薄っすらと笑った。 ――情けないなあ。本当に。 ――でも、僕は諦める訳にはいかないんだ! ――もう、あの日々に帰ったりしないために!見ていて、光素さん! ■3度の交錯:2度目 雷鳴が笑った直後、雨雫は雷鳴の正面へ、踏み込んでいた。 雨雫が、脇に構えた傘を、雷鳴の首目掛けて振るう。 雷鳴は、限界まで集中した視界と脳で、迫る切っ先の軌道を見極める。 スウェーしては銃撃にやられる。 笑う膝に活を入れ、雷鳴はダッキングによって傘による斬撃を回避した。 髪の毛が幾本か、宙を舞う。 かわせた。 雷鳴は、圧縮された時間の中で思う。 直前にリラックスできたからだろうか。驚くほど身体が軽かった。 雨雫は傘を振り切り、未だ次の動作に入れていない。 今しかない。 雷鳴は折り曲げた膝に力を溜め、拳を強く握り締めた。 身体を捻った状態で硬直している雨雫へ向けて、全力の一撃を―― 次の瞬間に吹き飛ばされていたのは雷鳴であった。 何が起こったのか、理解できぬまま、雷鳴は草むらを突きぬけ、花畑を転がる。 かなりの距離を転がった後、仰向けに倒れ、身動き出来なくなった雷鳴の元へ、 雨雫の足音が、すぐに追いついた。 雨雫が、芯棒だけとなった傘を、雷鳴の胸元へ突きつけた。 「勝負あり、かな」 雨雫の声を頭上に、霞む視界で芯棒を見た雷鳴は、なんとか状況を理解した。 雨雫は、斬撃の後、自分の背後に向かって銃剣を射出したのだ。 そして反動を傘術の滑走法「蛟」によって推進力へと変え、身体への負担を減らし、 予備動作無しの高速当身を放ったという訳だ。 銃撃は、速くとも、攻撃面積が少ない分、避けられやすい。 ならば、自分の身体を弾丸として、攻撃すればよい。 今度の交錯は、先の交錯よりも一層短く、一層速く、決着した。 傘術の技の前に、雷鳴は、倒れた。 ―――――― 二人の闘いが終着を迎えようとする中、凶暴な植物は、獲物を見つけ、 捕食せんと、闘っていた。 相手は、雷鳴と同じく、虫花地獄に堕とされた、巨大アメーバのキョスェ。 植物とキョスェは、触手と仮足を絡め合い、溶解液と消化細胞を交わらせ、 激しく闘っていた。 この時、雨雫が背後に放った銃撃が偶然にも植物の身体に命中し、 この二者の決着の行方を大きく揺るがしたことを、 野試合を繰り広げる二人は、最後まで気付くことはなかった。 ―――――― 「君は十分に闘った。ギブアップしたらどうだい?」 うっそうと茂った下草の中、雨雫が倒れた雷鳴に声を掛ける。 「……嫌です」 泥に塗れ、体中の擦り傷から血を流しつつ、雷鳴は応えた。 押し問答は既に、幾度か繰り返されている。 雨雫は、油断なく雷鳴の挙動を窺いつつ、 このまま止めを刺すべきか、悩んでいた。 最早、雷鳴に逆転の見込みはないだろう。 それ程に、雷鳴は傷ついていた。 この試合は現世へ中継されているはず。自分が人を殺す様を見せてよいものか。 それに、既に現世へ蘇る可能性の潰えた者同士。出来れば穏便に済ませたい。 「君の闘いは、きっと光素ちゃんにも伝わったさ。だから……」 「……まだ、僕は、負けて、いない」 再び、押し問答が繰り返された。 雷鳴の強がりに、雨雫は仕方がないと、傘の芯を握り直した。 雷鳴にはこの地獄に、傍に想い人がいる。 だが、私は勝たねば、恋人へ最後の言葉を掛けることもできない――雨雫は意を決した。 「私は拷問など出来はしないからね。諦めないというなら一思いにやらせてもらうよ」 雨雫が構えた。 その時、 「嫌だ!」 雨雫の言葉に、突如、雷鳴が激しく反応した。 雨雫は、思わず、手を止めた。 「嫌だ、嫌だ、嫌だ!」 雷鳴が、泣きながら、吼えた。 「嫌だ、嫌だ!僕は、勝つって言ったんだ!でも、負けて、負けて、 ごめんって、自分の声が、頭から離れないんだ!もう、嫌だ!二度と!嫌だ!」 雷鳴は、泥に濡れた顔に、涙の筋を作り、 口から血泡をぷつぷつと吐きながら、叫んだ。 「好きな子が見てるんだ!格好悪いところなんて見せたくないって、見せるのが怖くて、 ずっと隠れてきて、でも、やっと声を掛けられて!でも、負けて、 怖い!怖いんだ!あんな思い、したくない!嫌だ! どれだけ怖いか、知っちゃったんだ!だから、嫌だ!僕は!負けない!」 雨雫の言葉が、雷鳴に敗北の恐怖を思い出させたのか。 「今度こそ僕があの子を笑わせるんだ!」 それが、雷鳴を最後まで闘わせる、最後の手綱であった。 「君は……」 雨雫は、雷鳴の言葉に混じった「好きな子」の単語に反応し、 止めを刺すべき手を、打ち下ろし損ねていた。 それは、雨雫が最後まで持ち続けた、恋人を想う気持ちの同情心であったか。 ――ギャリンギャリンギャリン! 不意に、甲高い金属音が雷鳴の懐から響いた。 雷鳴の動きに警戒をしていた雨雫は、その音に、咄嗟に間合いを広げた。 果たしてそれは故意か、偶然か。雷鳴の懐に収められた鉄板の、 周囲の強い想いを自動で刻む能力が発動し、雨雫の想定外の音を立てたのであった。 雨雫が身を離したその瞬間、雷鳴は全力の裏拳を地面へと叩きつけた。 ■3度の交錯:最終回 傘の布がなくなった今、土砂礫を避けるため、雨雫はより大きく、高く跳んだ。 眼下で、雷鳴が地面に穿たれた穴へと転がり、体勢を立て直し、 こちらへ向けて跳び上がってくる様が見えた。 更に、自分が空中に漂うように、固定されていることに気付く。 空中で身動きを取れなくしたところを狙い打つつもりか。 だが、自分に能力を重ね掛けすれば、簡単に状況は打破できるが―― 雨雫は、空中で雷鳴を迎撃することを選んだ。 それは、この試合を行うにあたり、成そうと考えていた二つの事柄の一つを成すため。 満身の力を込めて飛び込んでくる雷鳴に、傘の芯を放ち、加速させて投げつける。 雷鳴が左手で鉄板を投擲し、二つの金属塊が空中で火花を散らし、はじけ飛ぶ。 傘をなくした雨雫に、雷鳴は、残った右拳を突き出した。 「あああああああ!」 雷鳴の咆哮が、轟く。 まさか雷鳴にここまで余力があるとは、と、雨雫は思った。 先程まで、確かに、瀕死の状態であったはずなのに。 もしかすると、これが思いの力なんていうものなんじゃないだろうか。 空を切り裂く拳を前に、それも悪くないな、と、雨雫は思った。 魔人なんてものは、そもそも、自分の思いを世界に通すために、力を得た存在。 強い思いが、強い力を生む、そんな夢物語のような話があっても、悪くない。 雷鳴の拳を遮る雨雫の左腕が、ごきりと鈍い音を立てた。 流石の威力。まともに喰らってはひとたまりもない。 だが―― ――強い思いを抱えているのは、私も同じだ。 雨雫の左腕が円を描くように、流麗に動き、雷鳴の拳を捌いた。 それは敵の武器を巻き上げる、雨竜一傘流・雨巻。 ――見てくれているか、雨弓君。 体の開いた雷鳴の血と泥と涙に汚れた顔を、雨雫の右掌が塞いだ。 さながら、傘を開き、敵の視界を閉ざすように。 ――これが君に、最後にもう一度見せたかったもの。 最後の会話をしながら、見せるつもりだったが、かえって良かったかもしれない。 実戦の中に咲く、色鮮やかな、大輪の雨傘。 己の手足を傘と見立て、傘を持たずして傘術を操る技。 ――雨竜一傘流の奥義の一つ、雨宿り。 周囲に散った、雷鳴の涙が丸い雫となって、漂っている。 その雫に映った逆さまの雨雫が、くるりと身体を回す。 拳を流され、視界を塞がれて硬直した雷鳴の身体に向かい、 空中で反転した雨雫が、弓のように引き絞ったその身体から、 放たれた矢のように、強烈な蹴撃を見舞った。 薄桃色の地獄の空を背景に、中空から地面へ向かい、一筋の雨粒が、落ちた。 ――どうだろう、雨弓君。私の雨傘は、今でも綺麗に咲いていたろうか。 ―――――― 地面へふわりと降り立った雨雫は、 晴れやかでいて、どこか空虚な気持ちで地面を踏んだ。 最後に雨傘を咲かせる姿を雨弓に見せたい。 その願いは既に叶っただろう。 後は、もう一つ。最後の言葉を交わすのみ―― 雨雫は全力で技を出し切った後の倦怠感と共に、起き上がることのない雷鳴を見やった。 雷鳴は、地面へ激突する直前に能力を使いダメージを削いだのか、まだ、生きていた。 雨雫がゆっくりと歩み寄ると、雷鳴がうわごとのように何かを呟いているのが聞こえた。 「僕は、まだ、負けない、僕は、まだ、嫌だ、怖い、僕は……」 雨雫は目をつぶり、空へと顔を向け、しばらく、黙って佇んだ。 力を出し切った自分と、未だ出し切れない物を抱えた雷鳴と、 埋まることのない距離を隔てた現世にいる雨弓と、試合場の傍で見守る光素と……。 やおら倒れている雷鳴の小柄な体躯を担ぎ上げると、雨雫は再びゆっくりと歩み出した。 ずきり、と、雨雫の左腕が痛んだ。 「僕は……僕は……僕は……僕は……僕は……僕は……僕は……僕は……僕は……」 薔薇の茂みを越え、桜の林を抜け、雨雫は、虫花地獄の戦場の端まで辿りついた。 真っ赤な蛇苺が作る境界線のすぐ外で、カメラを構えたままの光素が、 雨雫に向かって笑いながら手を振っていた。 「光素ちゃん、君はこの地獄にはよく来るのかい?」 雨雫は、雷鳴をその場に降ろし、光素に訊ねた。 「そうですねぇ。まあ、ちょくちょく遊びには来ますよ」 「雷鳴君には、声を掛けてくれるかな?」 光素は、ちらりと地面でもがく雷鳴を見た。 「まあ、気が向いた時なんかには、それなりに」 「そうか。それは良かった」 雨雫は、雷鳴を残したまま、ゆっくりと光素の方へと歩を進めた。 「いいんですか?」 光素が、小首を傾げて聞いた。 「……ああ。私は、光素ちゃん達に、 地獄でも幸せに過ごす夫婦のことを教えてもらったけれど、 やはり地獄にいるに相応しい理由のある人達だと納得してね。 試合前から、考えていたんだ。 ……私は、雨弓君に、そんな人になって欲しいとは、思わない」 赤いラインの前で、雨雫は立ち止まった。 「私のことを死んでから二年間、思い続けていてくれたことは、本当に嬉しかった。 だが、だからこそ、私はもう地獄から抜け出せないのだから。 雨弓君には、どうか、幸せになってもらいたかった。 だから、私は最後に、雨弓君にお別れを告げる気でいたんだよ」 だがね、と雨雫は笑った。その声は乾き、物悲しく響いた。 「話の他に、死んでおいてこんなことを言うのも変だが、私は元気だと、見せたくてね。 でも、それはもう、済んでしまったからな。 話だけをしていたら、私は、泣いてしまうかもしれない。 雨弓君を心配させるかもしれない。だから――」 これが一番いいんだと思う、そう呟いた雨雫の声は消え入るように、小さかった。 「そこまで言うのでしたら……では、どうぞ」 光素が一歩、横へ退き、雨雫の進路を開ける。 雨雫はゆっくりと決断の一歩を、踏み出そうとした。 ――雨弓君、ありがとう。そして、さようなら。どうか、幸せに。 かつての恋人の幸せを願い、足を差し出した雨雫であったが、 その瞬間、 ――雨雫。 雨弓の言葉が、愛しい人が自分を呼ぶ声が、頭の中に響いた。 脳裏に雨弓の笑顔を思い浮かべ、金縛りにあったように、雨雫は身動きを止めた。 傍らで見守っていた光素が、もう一度、小首を傾げた。 ――やはり、私にはそんなことは出来ない。 ――出来ないからこそ、ここまで残り、ずっと地獄の責めを受け続けていたのだから。 雨雫は、爆発しそうになる想いに、身を悶えさせた。 ――恋人の幸せを願う、野試合前に決意したはずの想いが、こんなにも苦しいとは。 涙が溢れそうになった。 ――せめて、せめて最後に、あの頃の思い出を とん、と、雨雫の背中に、軽い衝撃が感じられた。 その衝撃に、はっと我に返った雨雫が、振り返る。 目の前に、鉄板が一枚、ふわりふわりと漂っていた。 鉄板の先、地面に倒れたままの雷鳴が、こちらへと腕を伸ばし、突っ伏している。 雷鳴が、最後の力を振り絞り、自由落下速度を極限まで落とした鉄板を、投げたのか。 雨雫は、かつての威力が見る影もなくなったその鉄板を手に取り、眺めた。 野試合の最中に、雷鳴の願いを掘り込んだ一枚のようだ。 ――好きな子を、笑わせたい。 簡潔に刻まれたその言葉に、雨雫は俯き、涙を零した。 「虫花地獄野試合、雨竜院雨雫選手VS花咲雷鳴選手! 雨竜院雨雫選手の場外負けにより、勝者、花咲雷鳴選手!」 光素が、高らかに試合終了を宣言する声が聞こえた。 俯いた雨雫の、滲んだ視界の先、 雨雫の片足は、先程、振り返った際に、赤いラインを半歩、踏み越えていた。 ◆◆◆◆エピローグ◆◆◆◆ ■Side 雨竜院雨雫 「雨雫さん、これをどうぞ。試合終了しましたので、持ち物は全部、 元通りに治りましたので」 光素が、俯き、佇み続ける雨雫へ、開いた傘を差し出した。 雨雫は、肩を震わし、無言のままで、傘を受け取った。 「雨が降り出しましたね……」 天候の変わらない、地獄の空を見上げながら、光素が言った。 「それに、こんなに虫も騒がしいのですから、 きっと、傘の内で何があっても、誰にも聞こえやしませんよ」 格好良い野試合をありがとうございました、と、お礼を残し、光素は立ち去った。 振り続ける桜の花弁は、まるで止まない雨のようで、 雨雫は傘を広げたまま、いつまでも、立ち尽くしていた。 ■Side 花咲雷鳴 「……どう、だったかな。僕の……野試合」 光素に向かい、雷鳴がおずおずと、聞いた。 「ええ、とても楽しませてもらいました。素敵な野試合をありがとうございます」 「や、やった……!あ、ありがとう!僕も、あの……」 「それでは、私はこれで」 「あ、ちょ、ちょっと、待って……」 「駄目ですよー。花咲君は虫花地獄から出ちゃいけない約束ですよねー」 「あ、あう……」 「ふふふ……」 ■Side 巨大アメーバのキョスェ (ヤッタ!ヤッタヨ!ワタシ!カッタヨ!) (オッキナショクブツ!タオシタヨ!) (セキサン!セキサン!ワタシ!ガンバッタ!) ―――――― ―――― ―― ◆◆◆◆虫花地獄野試合◆◆◆◆ 雨竜院雨雫 VS 花咲雷鳴 勝者:花咲雷鳴、巨大アメーバのキョスェ end.
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雷鳴の門 街の概要 ラナハイム領の西、竜族の領域に繋がる道にある無所属地。 飛行ユニットしか移動できない。(意戒の山嶺の領地を友好イベントで占有し、刻白の渓谷へ転移させてからなら誰でも通行可。) 攻略情報 何もいないと思って飛行出来る弱兵部隊で攻め込んで、雷竜を見てビビるまでがテンプレ。 サンダードラゴン×1とワイバーン×2が守っている。 飛べるからと言ってガーゴイル系の創造属性ユニットを送ろうものなら、雷竜の必殺技一撃で飛ぶのでご注意を。 雷竜の通常攻撃は万能属性なので、反万能で飛べるユニット(該当はバジスカリアのみ)がいれば、必殺技が来ない限りは安定した壁になる。 他にはワイバーン等の竜殺しスキル持ちや、単純に大火力を叩きつけられるユニットを持って行けば何とかなるだろう。 霊体は万能に対しても強烈な防御力を発揮するので、吸魂霊部隊で雷竜と遊んでいる間に拠点を破壊してしまえば倒す必要すらない。 削られた状態でブレスを喰らうと流石にほぼ死ぬので、やられてもいいように予備の吸魂霊部隊を2~3ほど用意しておけば万全。 また天馬系でもマメにスペース&クリック+一瞬突っ込んでは逃げる機動を繰り返し、近距離で逃げまくるハエのような囮が務まらなくもない。 鷹獅子騎士小隊ぐらいは編成できなければ話にならないが、ラナハイムを従属・滅亡させる時分には可能だろう。 街データ No 拠点名 分類 資金収入 資金支出 兵糧収入 兵糧支出 人口 最大人口 環境 付近生物 初期所属国 備考 085 雷鳴の門 砦 5 7 8 9 308 7000 30 雷竜 無所属 収穫物 鉱石 作物 動物 木材 土 電撃の水晶 70% ミント 0% 上質な兎毛皮 0% 木材 10% マジッククレイ 10% アルブネア鋼 20% 魔神の木材 10% 初期配置物 公共 自然 仕掛 施設 生産 住居 その他 石防壁 Lv3 1 無し - 無し - 無し - 無し - 無し - 無し - 開発計画 最大拠点Lv:2 必要人口 5000 必要マス 20 ALL可能マス 20 仕掛け可能マス 0 2×2の設置限界 4 範囲外の環境値 0 建築領域がとにかく狭いため、せめてこの壁がなきゃ、と思わなくもない。 方角的に何を警戒して建ててあるのかもさっぱり。 上質な兎毛皮はそこそこレア品ではあるが、城塞都市ヘンダルムやルールエ大渓谷などで収穫できる。 狙うならやはり魔神の木材か。1つ辺り1300で売れるため金策にもなる。収穫量は伐採場Lv5でも微々たるものだが。 また、残りの1×1マスに物見塔などを置けば拠点Lvを2にすることができる。 しかし範囲外の環境値が0なので、環境を気にするなら伐採場×4は建てられない。 その際は伐採場×3に清浄な泉を置こう。 名前 コメント