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LV 名前 物 火 氷 雷 風 光 闇 力 魔 耐 速 運 初期スキル 取得スキル 継承タイプ 備考 7 オモイカネ - - 弱 耐 - - - 5 8 5 4 6 ジオスクンダタルンダ ポイズンミスト(8)疾風耐性(9)氷結見切り(10)毒耐性(11)電撃耐性(12) 電撃 雪子姫の城熱気立つ大浴場(1Fで出現確認) 15 アンズー - 弱 - 耐 無 - - 9 11 10 13 9 ガルバルザック警戒 マハガル(17)赤の壁(18)マハンマ(19)素早さの心得(20) 疾風 熱気立つ大浴場 21 シーサー - 弱 耐 無 - - 弱 18 18 9 14 11 マハジオバルザック ラクカジャ(22)ジオンガ(23)魔封成功率UP(24)火炎耐性(25)激昂防御(26) 電撃 特出し劇場丸久座(1Fで出現確認) 29 ユニコーン - - 無 - 弱 - 弱 17 22 19 22 14 ジオンガマハンマシシリディ デクンダ(31)トラフーリ(32)リカーム(33)マハジオンガ(34) 電撃 特出し劇場丸久座ボイドクエスト(1,2Fで出現確認) 36 フラロウス - 無 弱 - 耐 - - 30 20 24 20 21 デッドエンドタルカジャアギラオ 金剛発破(38)アドバイス(39)氷結見切り(40)クレイジーチェーン(41) 物理 ボイドクエスト(7Fで出現確認)秘密結社改造ラボ(1Fで出現確認) 45 ホクトセイクン - 弱 - 反 - - - 29 34 31 26 22 ジオンガ電撃ブースタナバスネビュラ 利剣乱舞(47)衰弱耐性(48)ヘビーカウンタ(50)ジオダイン(51) 電撃 秘密結社改造ラボ(5,8Fで出現確認) 52 ケルベロス - 反 弱 - - - - 37 30 32 35 29 アギダインギガンフィスト 烈風波(53)マハラギダイン(54)中治癒促進(55)火炎ハイブースタ(57)素早さの心得(58) 火炎 秘密結社改造ラボ(8Fで出現確認)天上楽土(2,5,9Fで出現確認) 60 だいそうじょう - 無 - - - 無 弱 34 45 40 30 41 ハマオンディアラハンマカラカーン アギダイン(62)闇からの大生還(63)マハンマオン(64)ハマ成功率UP(65)回転説法(67) 光 天上楽土禍津稲羽市(1Fで出現確認)マガツマンダラ 70 ハチマン - - 無 無 - - 弱 33 60 39 38 47 マハジオダインマカラカーンマハタルカジャ 電撃ガードキル(72)デクンダ(74)レボリューション(75) 電撃 マガツマンダラ(6Fで出現確認)黄泉比良坂 76 コウリュウ - - - 反 - 無 - 50 53 54 40 38 ジオダインメディアラハンサマリカーム マハジオダイン(78)コンセントレイト(79)電撃ハイブースタ(80)魔術の素養(82)メシアライザー(83) 電撃 コミュ解禁ペルソナ特殊合体 クロススプレッド
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三宅雪子騒動で隠蔽する必要のあった危険法案 <目次> 国家公務員法改正案の正体 国家公務員法改正案の危惧 ■北朝鮮人や中国人が防衛省等の幹部になれる ■稲田朋美議員 選挙区民からの要請書は無視できない 国家公務員法改正案の正体 国家公務員法改正案の危険性 「今回の国家公務員法改正の中身とは、民間人が国の省庁の事務次官になれるという恐ろしい内容 である。現在の法律では在日韓国・朝鮮人は幹部級公務員になるのは難しく、公務員には事実上の国籍条項があり、日本国籍を持たない者は管理職になれないが、民主党の改正案により、『日本国籍を持たない民間人』が幹部職員になることが可能になる」 国家公務員法改正案の危惧 強行採決によって衆議院のみ通過した「国家公務員法改正案」だが、多くの読者がご指摘の通り、「内閣人事局設置」をもとに、国家公務員の人事権を内閣に集約する法案である。民主党が幅広い開示と議論を避け、強行採決に踏み切った背景には、次の諸々の問題点を争点化を避ける狙いがある、と認識して差し支えない。読者のみなさまのご指摘をもとにここで箇条書きにまとめてみたい。 1.国家公務員の幹部については、時の首相(または官房長官)作成の「幹部候補者名簿」からのみの任用とする。すなわち、閣僚は、幹部職員(事務次官、長官、局長、部長を任用できない。 2.幹部の降格については、閣僚も幹部職員を降格できる。時の首相に従わない幹部職員を左遷し、首相に従う者への入れ替え人事を可能とする。 3.適格性審査に合格した民間人を幹部候補者名簿に載せる事ができる。適格性審査は時の首相が行うため、第三者(国民)には、候補者が真に適格であるのか、また、何を以って適格とするのか判別が出来ない。 4.以上の1~3に、「国籍条項」が存在していない。通常、国家公務員試験には「国籍条項」があり外国籍者は幹部職員になれないが、この「国家公務員法改正案」が法制化され、それが乱用されれば、外国籍者でも幹部職員にする方途を開くことになる。 5.「国家戦略スタッフ」には俸給を支給する。「国家戦略スタッフ」は国会議員が兼務できる。すなわち、俸給の二重取りにより、事実上の与党議員の報酬値上げをここで合法化することになる。しかも、野党議員が国家戦略スタッフに選ばれる事は先ずあり得ない。 いかがだろうか。いわゆる、「人事院」という客観機関の権能を時の首相へ合法的に集中化する、とすれば、である。たとえば、精神に支障を来たしいるのではないか、鑑定で責任能力を問うべきではないか、とさえ指摘されている現首相の一存で身勝手な人事が展開されることになる。ただでさえ、人民解放軍「野戦総司令部」の「野戦総司令官」代理、または、当人が、首相に就いている際に、中国共産党ばりのアメとムチの使い分けによって、省庁を「野戦総司令部」の翼賛組織化する。もっと謂えば、外国籍者を多用して「親衛組織」化する。そのための「国家公務員法改正案」である、と認識すれば事の内容が判りやすくなる。 これが法制化するようなことがあれば、「野戦総司令部」を支えるために、たとえば、韓国籍、中国籍の事務次官や長官、局長、部長が続出することになるが、それでいいのか。「公務員改革」の表名目のもとに、「こんなこと」をしていただくために、民主党に投票されたのであろうか。参議院の審議へ回される同法案の阻止と、見直し、廃案がなされなければならない。 ■北朝鮮人や中国人が防衛省等の幹部になれる 衆議院は強行採決されてしまった法案ですが、随分と民主党にとっては都合のいい独裁色の強い内容になっています。国会法改正案ほどのインパクトではありませんが、官僚そのものを民主党の指示に従う人物に変えてしまうというところが恐ろしく類似しています。闇法案を通しやすくなったという点ではほぼ同じです。以下は国会法改正案と連動している国家公務員法改正案の問題点です。(※ニコニコ動画などでは強行採決や民主党三宅雪子議員の自作自演の茶番劇 で話題になっていますが、法案の恐ろしい内容についてはあまり触れられていません。) 首相(官房長官)が作成した幹部候補者名簿内からしか(閣僚は幹部職員(事務次官、長官、局長、部長)を任用できない 。 首相(官房長官)または閣僚は幹部職員を降格できる。(首相に従わない幹部職員を左遷して、首相に従う者に入れ替える事ができる) 適格性審査に合格した民間人を幹部候補者名簿に載せる事ができる。 適格性審査を首相が行うので、第三者(国民)には本当に適格であるのか判断がつかない 。 国籍に関する条項がどこにも見当たらない (国家公務員試験には国籍条項があり外国籍者は幹部職員になれない、だが国家公務員法改正案を悪用すれば国家公務員試験に合格していない外国籍者でも幹部職員になれる) 国家戦略スタッフは俸給をもらえる。 国会議員は国家戦略スタッフを兼ねる事ができる。(つまり事実上の議員報酬の値上げ、しかも野党議員が国家戦略スタッフに選ばれる事はまずありえない) 国家公務員試験には国籍条項があるので、外国籍者は幹部職員になれないが、国家公務員法改正案を悪用すれば、国家公務員試験に合格していない外国籍者が、適格性審査に合格すれば、国家公務員試験を飛ばして、いきなり幹部職員になれるところだと思います…。その他にも問題点はあるとおもいますが…。 ■稲田朋美議員 選挙区民からの要請書は無視できない 自民党の稲田議員(弁護士)によると議員というのは自分の 選挙区の有権者からの要望というものは非常に重要で無視できない 天の声だそうです 是非こちらのサイトで自分の選挙区の議員を参考にして http //senkyomae.com/ 結果として全議員に渡るよう要望書(FAXもしくは手紙)を だしてください 基本的に賛成でも反対でも自選挙区には出してください (※出来るだけ目立つ郵送方法 大きな封筒や目立つ色の封筒を使う と効果大です 後地元の消印が印刷される郵便はとても有効です) ※要望書には必ず同選挙区の有権者であることを必ず記載してください ※比例選出議員には反対しないなら比例で投票しないと記述してください ※期間をおいて複数枚送信してください ※この方法はかなりのゴリゴリ推進派議員にも効果があります 是非夫婦別姓や人権擁護法案などの他の売国法案にもご活用ください ※住所氏名年齢は匿名「奈良県奈良市 主婦 53歳」までで結構です 要請書は水間氏のサイトでダウンロードできます 改編して使用してください http //mizumajyoukou.jp/?Download あと稲田朋美先生自身にもFAXで監視を依頼してください ttp //www.inada-tomomi.com/
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三宅雪子騒動で隠蔽する必要のあった危険法案 <目次> 国家公務員法改正案の正体 国家公務員法改正案の危惧 ■北朝鮮人や中国人が防衛省等の幹部になれる ■稲田朋美議員 選挙区民からの要請書は無視できない 国家公務員法改正案の正体 国家公務員法改正案の危険性 「今回の国家公務員法改正の中身とは、民間人が国の省庁の事務次官になれるという恐ろしい内容 である。現在の法律では在日韓国・朝鮮人は幹部級公務員になるのは難しく、公務員には事実上の国籍条項があり、日本国籍を持たない者は管理職になれないが、民主党の改正案により、『日本国籍を持たない民間人』が幹部職員になることが可能になる」 国家公務員法改正案の危惧 強行採決によって衆議院のみ通過した「国家公務員法改正案」だが、多くの読者がご指摘の通り、「内閣人事局設置」をもとに、国家公務員の人事権を内閣に集約する法案である。民主党が幅広い開示と議論を避け、強行採決に踏み切った背景には、次の諸々の問題点を争点化を避ける狙いがある、と認識して差し支えない。読者のみなさまのご指摘をもとにここで箇条書きにまとめてみたい。 1.国家公務員の幹部については、時の首相(または官房長官)作成の「幹部候補者名簿」からのみの任用とする。すなわち、閣僚は、幹部職員(事務次官、長官、局長、部長を任用できない。 2.幹部の降格については、閣僚も幹部職員を降格できる。時の首相に従わない幹部職員を左遷し、首相に従う者への入れ替え人事を可能とする。 3.適格性審査に合格した民間人を幹部候補者名簿に載せる事ができる。適格性審査は時の首相が行うため、第三者(国民)には、候補者が真に適格であるのか、また、何を以って適格とするのか判別が出来ない。 4.以上の1~3に、「国籍条項」が存在していない。通常、国家公務員試験には「国籍条項」があり外国籍者は幹部職員になれないが、この「国家公務員法改正案」が法制化され、それが乱用されれば、外国籍者でも幹部職員にする方途を開くことになる。 5.「国家戦略スタッフ」には俸給を支給する。「国家戦略スタッフ」は国会議員が兼務できる。すなわち、俸給の二重取りにより、事実上の与党議員の報酬値上げをここで合法化することになる。しかも、野党議員が国家戦略スタッフに選ばれる事は先ずあり得ない。 いかがだろうか。いわゆる、「人事院」という客観機関の権能を時の首相へ合法的に集中化する、とすれば、である。たとえば、精神に支障を来たしいるのではないか、鑑定で責任能力を問うべきではないか、とさえ指摘されている現首相の一存で身勝手な人事が展開されることになる。ただでさえ、人民解放軍「野戦総司令部」の「野戦総司令官」代理、または、当人が、首相に就いている際に、中国共産党ばりのアメとムチの使い分けによって、省庁を「野戦総司令部」の翼賛組織化する。もっと謂えば、外国籍者を多用して「親衛組織」化する。そのための「国家公務員法改正案」である、と認識すれば事の内容が判りやすくなる。 これが法制化するようなことがあれば、「野戦総司令部」を支えるために、たとえば、韓国籍、中国籍の事務次官や長官、局長、部長が続出することになるが、それでいいのか。「公務員改革」の表名目のもとに、「こんなこと」をしていただくために、民主党に投票されたのであろうか。参議院の審議へ回される同法案の阻止と、見直し、廃案がなされなければならない。 ■北朝鮮人や中国人が防衛省等の幹部になれる 衆議院は強行採決されてしまった法案ですが、随分と民主党にとっては都合のいい独裁色の強い内容になっています。国会法改正案ほどのインパクトではありませんが、官僚そのものを民主党の指示に従う人物に変えてしまうというところが恐ろしく類似しています。闇法案を通しやすくなったという点ではほぼ同じです。以下は国会法改正案と連動している国家公務員法改正案の問題点です。(※ニコニコ動画などでは強行採決や民主党三宅雪子議員の自作自演の茶番劇で話題になっていますが、法案の恐ろしい内容についてはあまり触れられていません。) 首相(官房長官)が作成した幹部候補者名簿内からしか(閣僚は幹部職員(事務次官、長官、局長、部長)を任用できない 。 首相(官房長官)または閣僚は幹部職員を降格できる。(首相に従わない幹部職員を左遷して、首相に従う者に入れ替える事ができる) 適格性審査に合格した民間人を幹部候補者名簿に載せる事ができる。 適格性審査を首相が行うので、第三者(国民)には本当に適格であるのか判断がつかない 。 国籍に関する条項がどこにも見当たらない (国家公務員試験には国籍条項があり外国籍者は幹部職員になれない、だが国家公務員法改正案を悪用すれば国家公務員試験に合格していない外国籍者でも幹部職員になれる) 国家戦略スタッフは俸給をもらえる。 国会議員は国家戦略スタッフを兼ねる事ができる。(つまり事実上の議員報酬の値上げ、しかも野党議員が国家戦略スタッフに選ばれる事はまずありえない) 国家公務員試験には国籍条項があるので、外国籍者は幹部職員になれないが、国家公務員法改正案を悪用すれば、国家公務員試験に合格していない外国籍者が、適格性審査に合格すれば、国家公務員試験を飛ばして、いきなり幹部職員になれるところだと思います…。その他にも問題点はあるとおもいますが…。 ■稲田朋美議員 選挙区民からの要請書は無視できない 自民党の稲田議員(弁護士)によると議員というのは自分の 選挙区の有権者からの要望というものは非常に重要で無視できない 天の声だそうです 是非こちらのサイトで自分の選挙区の議員を参考にして http //senkyomae.com/ 結果として全議員に渡るよう要望書(FAXもしくは手紙)を だしてください 基本的に賛成でも反対でも自選挙区には出してください (※出来るだけ目立つ郵送方法 大きな封筒や目立つ色の封筒を使う と効果大です 後地元の消印が印刷される郵便はとても有効です) ※要望書には必ず同選挙区の有権者であることを必ず記載してください ※比例選出議員には反対しないなら比例で投票しないと記述してください ※期間をおいて複数枚送信してください ※この方法はかなりのゴリゴリ推進派議員にも効果があります 是非夫婦別姓や人権擁護法案などの他の売国法案にもご活用ください ※住所氏名年齢は匿名「奈良県奈良市 主婦 53歳」までで結構です 要請書は水間氏のサイトでダウンロードできます 改編して使用してください http //mizumajyoukou.jp/?Download あと稲田朋美先生自身にもFAXで監視を依頼してください ttp //www.inada-tomomi.com/
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第375シーズン連勝ランキング (2010年01月09日16時36分~2010年01月12日04時00分) 連勝 数☆ キャラ名/作者 勝利コメント/DATA 5 中原誠 石坂線の鬼神 「乱戦闘技界のみなさん!一度は播磨に来てください!」 体 20 攻 15 防 31 速 34 登録日 2010/01/11 19 45 4 昼間の親父 ケータイ騎手 「みんながやさしすぎるから いじわるになっちゃうの」 体 25 攻 40 防 25 速 10 登録日 2010/01/11 12 23 4 大妖精 なっしー 「妖精だと思って甘く見ないで!!」 体 25 攻 11 防 25 速 39 登録日 2010/01/11 09 04 3 殺丸 うまかぼう 「いーひっひっひっひ」 体 24 攻 31 防 36 速 9 登録日 2010/01/11 18 56 3 ストレッチマン 魔理沙 「ストレッチパワーが、ここに、たまってきただろう!」 体 20 攻 40 防 31 速 9 登録日 2010/01/11 15 17 3 東風谷サナツー サンダース 「巨大ロボは人類の夢ですよ」 体 27 攻 13 防 28 速 32 登録日 2010/01/11 10 43 3 バオー 快傑まふっと 「死ぬわけにはいかない!生き残らねばならない!」 体 25 攻 35 防 25 速 15 登録日 2010/01/11 09 55 3 ドルカス Mr・H 「よぉっし!」 体 20 攻 30 防 30 速 20 登録日 2010/01/10 17 35 3 フジワーラ妹紅 なっしー 「時代は大改名時代…あんた達も早くしないと乗り遅れるわよ!!」 体 15 攻 13 防 25 速 47 登録日 2010/01/10 18 50 3 焼き鳥屋・妹紅 サンダース 「へへ、燃えたろ?」 体 28 攻 31 防 29 速 12 登録日 2010/01/10 10 22 3 雪子 快傑まふっと 「大丈夫。作り物だから・・・」 体 20 攻 30 防 40 速 10 登録日 2010/01/10 03 40 3 焼き鳥屋・妹紅 サンダース 「へへ、燃えたろ?」 体 28 攻 31 防 29 速 12 登録日 2010/01/10 04 04 3 100系ひかり ひらお 「100系は今日も走り続ける・・・・・」 体 19 攻 26 防 27 速 28 登録日 2010/01/10 01 57 3 EX漆黒ルーミア サンダース 「10進法なんて、知らない。生か死か、2進法で十分……」 体 21 攻 37 防 26 速 16 登録日 2010/01/09 20 46 3 殺丸 うまかぼう 「いーひっひっひっひ」 体 24 攻 31 防 36 速 9 登録日 2010/01/09 18 55 2 ウドンゲイン サンダース 「これが、無垢なる刃・ウドンゲインだ!」 体 23 攻 42 防 25 速 10 登録日 2010/01/11 22 21 2 カイル なっしー 「止まる訳には行かないんです、僕にはやることがありますから」 体 25 攻 31 防 25 速 19 登録日 2010/01/11 22 01 2 低温戦士ヒク ケータイ騎手 「はっ、知らない間に・・・(汗」 体 15 攻 40 防 17 速 28 登録日 2010/01/11 20 04 2 N700のぞみ ひらお 「N700はもうすぐ東海を占領する・・・」 体 15 攻 26 防 16 速 43 登録日 2010/01/11 18 07 2 チュチュネズミ 北風の使者 「僕らの愉快なチュチュネズミ ネズミネズミ チュチュネズミ♪」 体 10 攻 12 防 28 速 50 登録日 2010/01/11 18 26 トータル勝利数ランキング 勝利 数☆ キャラ名/作者 勝利コメント/DATA 11 焼き鳥屋・妹紅 サンダース 「へへ、燃えたろ?」 体 28 攻 31 防 29 速 12 登録日 2010/01/10 10 22 9 ドルカス Mr・H 「よぉっし!」 体 20 攻 30 防 30 速 20 登録日 2010/01/10 17 35 9 ストレッチマン 魔理沙 「ストレッチパワーが、ここに、たまってきただろう!」 体 20 攻 40 防 31 速 9 登録日 2010/01/09 17 03 8 中原誠 石坂線の鬼神 「乱戦闘技界のみなさん!一度は播磨に来てください!」 体 20 攻 15 防 31 速 34 登録日 2010/01/11 19 45 8 昼間の親父 ケータイ騎手 「みんながやさしすぎるから いじわるになっちゃうの」 体 25 攻 40 防 25 速 10 登録日 2010/01/11 12 23 8 東風谷サナツー サンダース 「巨大ロボは人類の夢ですよ」 体 27 攻 13 防 28 速 32 登録日 2010/01/11 10 43 8 東風谷サナツー サンダース 「巨大ロボは人類の夢ですよ」 体 27 攻 13 防 28 速 32 登録日 2010/01/11 02 21 8 ドルカス Mr・H 「よぉっし!」 体 20 攻 30 防 30 速 20 登録日 2010/01/10 09 41 8 EX漆黒ルーミア サンダース 「10進法なんて、知らない。生か死か、2進法で十分……」 体 21 攻 37 防 26 速 16 登録日 2010/01/09 20 46 8 怪獣バギラ qeg 「グオオオオォッ!!!」 体 20 攻 40 防 30 速 10 登録日 2010/01/09 20 02 7 大妖精 なっしー 「妖精だと思って甘く見ないで!!」 体 25 攻 11 防 25 速 39 登録日 2010/01/11 09 04 7 103系山手線 ひらお 「103系山手線は過去で客を乗せ続ける・・・」 体 34 攻 23 防 27 速 16 登録日 2010/01/10 17 45 7 ストレッチマン 魔理沙 「ストレッチパワーが、ここに、たまってきただろう!」 体 20 攻 40 防 31 速 9 登録日 2010/01/10 16 02 7 結城春江 石坂線の鬼神 「近鉄をご利用いただき、ありがとうございました。」 体 20 攻 17 防 25 速 38 登録日 2010/01/10 10 20 7 雪子 快傑まふっと 「大丈夫。作り物だから・・・」 体 20 攻 30 防 40 速 10 登録日 2010/01/10 03 40 7 MMR 快傑まふっと 「この勝利は偶然ではない・・・もはや『必然』―――!!」 体 25 攻 25 防 35 速 15 登録日 2010/01/09 22 40 7 殺丸 うまかぼう 「いーひっひっひっひ」 体 24 攻 31 防 36 速 9 登録日 2010/01/09 18 55 6 殺丸 うまかぼう 「いーひっひっひっひ」 体 24 攻 31 防 36 速 9 登録日 2010/01/11 18 56 6 ストレッチマン 魔理沙 「ストレッチパワーが、ここに、たまってきただろう!」 体 20 攻 40 防 31 速 9 登録日 2010/01/11 15 17 6 バオー 快傑まふっと 「死ぬわけにはいかない!生き残らねばならない!」 体 25 攻 35 防 25 速 15 登録日 2010/01/11 09 55
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# 表情 # 赤ずきん(おとぎ銃士)(ぷんぷん) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Angry).bmp 赤ずきん(ぷんぷん) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Angry).bmp 赤ずきん(おとぎ銃士)(じゅ~すぃ~) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Happy).bmp 赤ずきん(じゅ~すぃ~) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Happy).bmp 赤ずきん(おとぎ銃士)(疑問) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Question).bmp 赤ずきん(疑問) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Question).bmp 赤ずきん(おとぎ銃士)(疑問2) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Question)(2).bmp 赤ずきん(疑問2) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Question)(2).bmp 赤ずきん(おとぎ銃士)(攻撃) 赤ずきん, OJA_Akazukin(A).bmp 赤ずきん(攻撃) 赤ずきん, OJA_Akazukin(A).bmp # ロリショタ # 赤ずきん(おとぎ銃士)(幼少) 赤ずきん, OJA_Akazukin(Child).bmp 白雪姫(おとぎ銃士)(幼少) 白雪, OJA_Shirayukihime(child).bmp いばら姫(おとぎ銃士)(幼少) いばら, OJA_Ibarahime(child).bmp グレーテル(おとぎ銃士)(幼少) グレーテル, OJA_Gretel(child).bmp ヘンゼル(おとぎ銃士)(幼少) ヘンゼル, OJA_Henzel(child).bmp 鈴風草太(幼少) 草太, OJA_SuzukazeSouta(child).bmp カイン(赤ずきん) カイン, OJA_Kine.bmp # 偽名 # 静森えりか 静森さん, OJA_ShizumoriErika.bmp 白鳥雪子 白雪先生, OJA_Shirayukihime.bmp # ノンパイロット # マレーン(赤ずきん) マレーン, OJA_Malern.bmp 鈴風小夜 小夜, OJA_SuzukazeSayo.bmp #初期設定では爽夜という名前だったとのこと 鈴風純太朗 純太朗, OJA_SuzukazeJuntarou.bmp 栗梨先生 栗梨先生, OJA_Kurinashi.bmp 夏美(おとぎ銃士) 夏美, OJA_Natsumi.bmp 千絵(おとぎ銃士) 千絵, OJA_Chie.bmp ハンス(おとぎ銃士) ハンス, OJA_Hans.bmp リリ(おとぎ銃士) リリ, OJA_riri.bmp カテジナ(おとぎ銃士) カテジナ, OJA_Katejina.bmp ラプンツェル(おとぎ銃士) ラプンツェル, OJA_Rapunzel.bmp セッコー セッコー, OJA_Sekkoh.bmp # 小説版1巻 # 泉先生(おとぎ銃士) 泉先生, OJA_Izumi.bmp 姫川リサ 姫川, OJA_HimekawaRisa.bmp 畑野ちよ 畑野, OJA_HatanoChiyo.bmp # 小説版2巻 # 魔道人形テス テス, OJA_Tes.bmp 魔道人形黒の1 黒の1, OJA_KuronoIchi.bmp
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学校で起こった出来事や、私の傷心を嘲笑うかのように、空は綺麗に晴れ渡っていた。 夏の都会に見られるような、ギラギラした獰猛な光ではない。 この世界に四季はあるのか分からないが、5月の初頭のように、優しい光が屋上を照らしている。 今日は事務所のレッスンに出ずに、町の人が少ない公園で歌の練習をしようか。 この世界に人の命を平気で摘み取ろうとする者がいないなら、そんなことを考えてしまうほど良い天気だった。 屋上からフェンス越しに広がる市街地に草原、そして海。 それらが全て優しい光を反射し、それぞれ異なる光を放っていた。 心地よく私の頬を撫でる風。 挨拶でもするかのようにきらきらと輝く景色。 この世界もまた、残酷なまでに美しかった。 美しいものは残酷だと聞いたことがあるが、この景色を見るとそれが良く分かる。 そう言えば、と私は思い出したことがあった。 弟の優を失った後も、私が住む町の景色は崩れることは無かった。 太陽が出れば日光が街を照らし、大人も子供もあわただしく歩道を歩き始め、夜になれば街灯が、ビルの明かりが街を照らす。 如月家が壊れた後も、それは変わらなかった。一つの家族が壊れた後でも、同情の顔一つ向けることない。 13人の人間が死んだこの世界の景色もまた綺麗なままだ。 何かを喪うと景色がモノクロになるとも聞いたことがあるが、それは人が変わったのであり、景色が変わった訳ではない。 美しい景色は、喪った人に寄り添うことも無く、どこまでも残酷に美しいままだ。 けれど、私はここで歌い続ける。 それが、私の生きる理由であり、この世界で生きる第一歩だからだ。 「スウゥゥゥゥゥ………」 澄んだ空気を肺に、胸に、そして腹の奥へ吸い込み、口を開ける。 この場所は、音源はなく、共に歌ってくれる仲間もいない。 先程まで居た歌を聞いてくれる仲間も、死んでしまった。 違う。 生きている者だけが、歌を聞くことが出来る訳ではない。 少なくとも私はそう信じたい。 例えば『しゃぼん玉』のように、死者を想って作られた歌は数えきれないほどある。 他にも神や精霊のような、いたのかさえ定かではない者に捧げる歌だって少なくない。 もし歌が生者にしか伝わらないのなら、見えている者にしか伝わらないのなら、それほど多くの死者を想った歌は作られなかったはずだ。 「あーーー……あーあーーー…アーーー……。」 まずは、観客に聴かせることをイメージして、調律を合わせる。 歌と自分の想いを結び、どこかで聞いているはずの春香や雪子の心に届けるために。 それだけじゃない。弱い私を奮い立たせるために。 そうだ、あの曲にしよう。 本当は死者を想う歌にしようと考えたけど、その歌は無事に帰ってからでいい。 あの曲はかつてアカペラで歌うことが出来たし、そう言ったものが無いこの場所で歌うにも向いている。 頭の中で、1,2,3,4と拍子を取る。 ずっと眠っていられたら この悲しみを忘れられる そう願い 眠りについた夜もある ふたり過ごした遠い日々 記憶の中の光と影 今もまだ心の迷路 彷徨(さまよ)う あれは 儚(はかな)い夢 そう あなたと見た 泡沫(うたかた)の夢 たとえ100年の眠りでさえ いつか物語なら終わってく 最後のページめくったら だから、私は歌う。 生きることを許してくれなかった残酷な世界にいてなお、笑顔を絶やさなかった優のために、春香のために、雪子のために。 理不尽に耐え切れず、誰かに理不尽を押し付けようとしていたあの眼鏡の少年のために。 この世界で会ったことも無い、他の11人の死者のために。 理不尽に離別を突き付けられた、56人の生きている人たちの為に。 眠り姫 目覚める 私は今 誰の助けも借りず たった独りでも 明日へ 歩き出すために 朝の光が眩しくて涙溢れても 瞳を上げたままで そして、私が王子様の力を借りながらも目覚め、歩き続けることが出来た眠り姫のように、自分の足で前へ進めるようになるために。 私は、この残酷な景色をバックに、歌い続けた。 今度は聞いてくれる者は1人もいない。 違う。いるはずだ。 幽霊などは信じたつもりは無いが、私の見えない場所から聞いているはず。 どんな茨の道だって あなたとならば平気だった この手と手 つないでずっと歩くなら 気づけば傍にいた人は 遥かな森へと去っていた 手を伸ばし 名前を何度呼んだって 悪い夢ならいい そう 願ってみたけど たとえ100年の誓いでさえ それが砂の城なら崩れてく 最後のkissを想い出に 理不尽にとらわれることこそあれど、私は童話の眠り姫と違い、白馬に乗った王子様が助けに来てくれることはない。 いや、王子様ではないにせよ、私の目を覚まさせてくれた仲間がいた。 この世界で、かつての世界で。 だから私はきっと一人でも歌い続けることが出来る。 違う。一人じゃない。見えていないだけで、きっとすぐ近くに仲間はいるはず。 眠り姫 目覚める 私は今 都会の森の中で 夜が明けたなら 未来 見つけるそのため 蒼き光の向こうへと涙は拭って あの空見上げながら 誰も明日に向かって生まれたよ 朝に気づいて目を開け きっと涙を希望に変えてくために 人は新たに生まれ変わるから でも、私は茨の包む城で眠り続ける姫ではなく、危険を冒してでも姫を助けに行った王子様のような決意が欲しい。 眠り姫 目覚める 私は今 誰の助けも 今は要らないから 独りでも明日へただ 歩き出すために そう 夜が明けたなら 未来 見つけるそのため 蒼き光の向こうへと涙は拭い去り あの空見上げて 歌い終わった時特有の心地よさが、身体中を駆け巡る。 歌は胸の内に泥のように溜まった悪いものを浄化してくれる。 私が歌が好きな理由の1つは、この歌った後の満ち足りたような気持ちがあるからだ。 元の世界の仲間を失い、この世界で出会った仲間を失った今でも、それは変わらないようで嬉しかった。 その時、ひゅうと風が私の頬を撫でた。 風は金網のフェンスから入り、私の髪をふわりとさせ、またフェンスへと抜けて行く。 それは私を吹き飛ばそうとするほど強いものではなく、小春日和の川沿いのような、心地よくて涼し気な風だった。 まるで歌い終わった自分に、天が祝福をくれたように感じた。 god bless(神の祝福)もとい、god breath(神の息吹)というものだろうか。 そんな雪子が聞いたら吹き出しそうな、正確には雪子ぐらいしか吹き出さなさそうなことを思い浮かべてしまう。 友達の名前が呼ばれてから、沈み切っていた私の心が、少しだけ軽くなった気がした。 その時、感じることは無いと思っていた空腹を感じたため、休憩も兼ねて食事を摂ることにする。 もっともっと歌いたいのだが、休みなく歌い過ぎて喉を潰してしまえば本末転倒だ。 ザックを開けて、食べられるものを取り出す。 中にあったのは、ビスケットと水。 満腹には程遠いが、歌を紡ぐためのエネルギーが確保できればいいため、問題はない。 辛い物や炭酸飲料のように、喉を傷める飲食物が無かっただけでも喜ぶべきだ。 屋上に座って、ビスケットを食べる。 味も素っ気も無いが、栄養はあるらしく、6時間以上ものを食べていない私の身体に、血管を通して栄養が巡って来るのを感じる。 少し口の中に噛み砕いたビスケットが残ってしまう気持ち悪さが残るが、水で流す。 食べている間に今思ったことだが、この学校の屋上は涼しく、過ごしやすい。 私がかつていた学校は、屋上に立ち入り禁止だったので、学校の屋上というのはこれが初めてだったが、降り注ぐ日光と穏やかなそよ風が、どこか受け入れてくれる優しさを感じた。 座るっていることで視線が落ちたため、私の目に屋上のコンクリートの隙間に生えていた雑草が映りこんだ。 これも元居た世界にあったものだろうか。 だとすれば、実に拘ったコピーだろう。 そんなどうでもいいことを考えてしまった。 今目の前にある、名前も知らない草が本物なのかどうかは分からない。 この草も私と同じで、仲間がいなくても、こんな恐ろしい場所でも生きようとしているのだろうか。 またそんなどうでもいいことを考えてしまった。 考えてもどうにもならないことを考えてしまうのは私の孤独か、それとも弱さか。 例え拍手を送ることが出来ない生き物だったり、作り物だったとしても、歌を聞いてくれるのならばそれでいい。 支給された食料を取り出したついでに、自分のそれ以外の支給品を調べてみる。 マイクや音源は期待する方がおかしいが、護身用の武器だってあるかもしれない。 最もあったとしても使えるかどうか分からないし、あの金髪の男と戦えるかと言われれば首を横に振らざるを得ないが。 あったのは、宝玉のような首飾りに、バッジ。 残念ながら使えそうにないが、アイドルが身に着けるアクセサリーの感覚で身に付けておく。 私は前へと歩き続けるために、再び『眠り姫』を歌い始めた。 もう一度風が吹いた。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 病院を後にしたイウヴァルトは、参加者を探して当て所なく歩いた。 胸に何とも言えない苛立ちを押し込んで。 殺し合いに乗るからには、どんな呪詛の言葉とて自分に届かないと思ってた。 そもそも『呪ってやる』、『地獄へ堕ちろ』と言ったありふれた呪詛は、ブラックドラゴンと共に連合兵を殺し回っていた時に飽きるほど聞いた。 既に自分は呪われてるし、いずれは地獄へ堕ちると、言われなくても分かっていた。 ―――たまには、自分の意思で動いたらどうだ。 病院でガタイのいい男に言われた言葉。 振り払おうとしても窓にへばりついた虫のように脳裏から離れず、何度も木霊する。 そしてその言葉は、彼に苛立ちを加速させた。 腹いせにアスファルトの道路にぺっと唾を吐いた。 それで怒りが収まる訳では無いが、何かせずにはいられなかった。 何度目か市街地の角を曲がった時に、不意に耳に柔らかい何かが入り込んできた。 ――――――――♪ かすかに聞こえて来たのは歌だった。 まるで光に誘われる蛾のように、ふらふらと音の方向へ向かって行く。 ――――――――♪ それは、歌い手の優しさと寂しさが表明されているかのような歌だった。 異なる国の曲だからか、彼が良く知っている曲とは旋律や音階がだいぶ異なっている。 だが、それでも悲しさがありながらも、力強さが伝わる歌だとはっきり分かった。 歌声が聞こえてくる方向に、両の足をしっかりと踏みしめて歩く。 彼にとっては、歌の上手い下手、歌が伝えようとしていることは関係なく、歌い手そのものが憎らしくて仕方が無かった。 なぜこの緊迫した状況で歌なんか歌っている奴が生きていて、フリアエ死んでしまったんだという憎悪。 どんな歌を歌っても、変えられるものはないという侮蔑。 そして、この先にいる相手が、自分が契約によって失ったものを持っているという妬み。 歩いていくと、歌声の主は高い建物の屋上にいることが分かった。 鞘に納めた剣の柄を握りしめる力が、自然と強まる。 イウヴァルトの世界は、元々戦火に晒されていたため歌える機会などそう無かった。 残された僅かな機会も、ブラックドラゴンとの契約によって完全に失ってしまった。 校門から彼にとっては見慣れない建物の中に入り、校舎の中から屋上への階段を探す。 人がいない学校特有の、ひんやりとした空気が彼の頬を撫でる。 だが、その程度の冷気で彼の怒りの炎を消すことは出来ない。 彼には命よりも大切なものが、2つだけあった。 1つは、彼を彼たらしめることが出来る歌。 無口だが剣でも学問でも何でもできた幼馴染に、唯一勝つことが出来た歌。 だが、それはもう1つの大切なものを取り戻すために、捨ててしまった。 1階の廊下を曲がり、階段を見つけ、2段飛ばしで登っていく。 実は歌は参加者をおびき寄せるための餌だとか、歌う者の周りに護衛がいるとか、そのようなことを考えられる余裕は怒りの波に沈んでしまった。 黙らせたかった。 あの歌を止めたくて仕方が無かった 自分が未来へ進むために失ってしまったものをなおも持っている人間を殺したかった。 殺し合いに乗るとは決意したが、ここまで個人に対して殺意を抱いて殺しに向かうのは初めてだった。 2階と3階の間辺りで、大剣を抜く。 段々と音に近づいて行く。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 「歌が聞こえるわね。」 首輪解除の手掛かりを探して、八十神高校を目指していたルッカとNは、異変に気が付いた。 屋上から、どこか優し気であり、悲し気なメロディーの歌が聞こえて来た。 その旋律にルッカは酒場で流れるピアノの演奏を思い出し、Nは幼少期に過ごした部屋で流れた曲を思い出した。 あの歌をもっと近くで聞きたい、どんな人が歌っているか会ってみたいと気持ちは逸るが、ルッカは一度考える。 なぜこんな場所で歌っているのか、と。 これほど長い時間、自分の居場所を知らせるようなことをしながら、誰にも襲われていないというのも不自然に感じた。 屋上にいる歌い手が、凄まじい力を持っている、あるいは護衛がいるというケースを想定してみる。 ルッカの仮説が真であるとすると、歌い手が殺し合いに否定的ならば、交渉次第で強い味方が出来る可能性が高い。 だがもし、歌い手が殺し合いに乗っていて、この歌も罠ならば? ふと彼女が幼い頃、サイエンスに目覚める前に読んだ、美しい歌で人間をおびき寄せて食い殺す怪物のことを思い出した。 屋上にいるのは、人を殺すために歌を歌い、人の命を糧としてまた歌う怪物。 そんなものはサイエンスの世界にはあり得ないと言いたいが、これまでの冒険でも未知の敵はいた。 警戒すべきだが、あの歌は誰かを呼ぶために命を懸けて歌っているものだったら、殺し合いに乗った者に命を奪われる危険性がどんどん高くなる。 (恐れている場合じゃないわ。答え合わせを怖がっていれば、永久にサイエンスの道は開かれない。) 意を決して、校舎に乗り込もうとする。 ふとNはどうしているのかとなりを見ると、何かに憑りつかれたようにぼんやりと校舎を見つめていた。 「何を見ているの?あの歌の所へ行かないと。」 「不思議なつくりの建物だなと思ってね。」 ルッカの世界では公教育のシステムは未発達なので、学校という建物を知らなかった。 サイエンスの技術は広い家を使って、専ら独学で磨き上げてきたものだ。 だが、学校という建物に不思議なものを感じたことは無かった。 「分からない?この無機質と有機質が混ざり合ったデザイン…… 一切の円を拒絶した、直方体だけで作られながらも、どこか命を感じる……。」 (やっぱり、この人は何考えてるか分からないな……) 「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!あの歌の所へ行かないと!!」 ルッカはNの手を引き、校舎の中に入って行く。 八十の神の名を冠す学校に、歌に惹かれた3人が集う。 彼らが齎すのは救いか災いか。 はたまた、救われるのは歌い手か聞き手か。 →
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たくさんのものを手に入れた。 仲間との絆。宿命の終焉。そして、新羅カンパニーやメテオの脅威の去った、平和な星。 しかしその結末を迎えるために、零れ落ちたものがあった。その時に生まれた哀しみも怒りも、前に進むためには必要なものだった。 星の命に比べれば、きっと誰もが多少の犠牲は仕方ないと言って吐き捨てるのだろう。 だけど俺には、その零れ落ちたものが何よりも大切だったんだ。 誰かにとっての多少の犠牲は、俺にとっては星よりも重かったんだ。 闘いの中で、答えを見つけた。 人はそれぞれ現実を持っていて、それぞれが己の現実を守るために闘っている。 アバランチも新羅もその芯は正義でも悪でもなく、己の望む現実を通そうとしていただけに過ぎない。 でもそれでいい。正義も悪も自分の現実を邪魔しない。するべきじゃないんだ。邪魔をしていいのは自分の現実を妨げる敵だけ。 「俺は俺の……現実を生きるッ!」 それならばこれは、現実の奪い合いだ。自分の望む現実を生きるために、相手の望む現実を奪う。 殺し合いを命じられたというのは、そういうことなんだろう? ザックスの人格ではなく自分自身の人格で、エアリスとの物語をやり直すんだ。 それが誰にとっての正義でなくても構わない。自分にとって、それが正義であるならば。それが俺の願う現実だ。 変わらぬ信念を胸に、クラウドは闇を纏った聖剣―――もはや魔剣と化したグランドリオンを振るう。 「それこそが幻想だって……言ってんだろうがッ!」 その信念を、花村陽介はたった一言吐き捨てた。 闘いの中で、答えを見つけた。 現実は辛い。理不尽な暴力によって失われるものは数知れずあるし、自分は自分のなりたい理想像にまったく届いちゃいねえ。届くビジョンも見えやしねえ。 だけど、それでいいんだ。目を背けてさえいなければ、いくらでも前には進める。虚飾を拒み、真実を追究する意志。それさえあれば自分を見失うことだけは絶対に無い。自分の生きる在り方、その全てが現実なのだから。 陽介もまた、その信念は変わらない。変わらないからこそ、陽介のシャドウ『ジライヤ』は陽介と同じように前を向き、クラウドに真っ向から立ち向かう。 クラウドの今は他人の犠牲の上に成り立っている。 目的のための犠牲は必要なものだと割り切っていながらも、だけどたった一つ、そう割り切りたくない犠牲があった。クラウドは今、その自己矛盾から目を逸らして闘っている。目を逸らさねば、多くの犠牲を正当化できないから。 一方で、陽介が今ここにいるのは自分と向き合い、真実から目を逸らさなかったからだ。 久保のように己のシャドウを否定し続けていれば。あるいは真実を見極めようとせずにあの時に生田目を殺してしまっていれば。人々は霧の中でシャドウへと化していたはずだ。 両者ともに、相手の主張は己の旅路で得た答えを否定するものだった。棄却し、ねじ伏せなくてはならないものだった。 ㅤそれならば当然、その主張の行先は衝突する未来のみである。そして此処が殺し合いを生業とする世界なればこそ、そこに武力衝突をも伴うもまた摂理。 ㅤ心の準備はできている。ホメロスが闘っているのを観ている間、ホメロスが死ぬという最悪の事態の想像は常に胸に付きまとっていた。 現状、ホメロスが気絶しているだけで生きていることがその想像との唯一の差異であり、しかしその差異こそが陽介から逃走の選択肢を奪っていた。 ㅤクラウドが先に動いても、陽介は落ち着いてその動きを見据え、いつものようにジライヤを顕現させる。 ㅤ拳と刀の鈍い衝突音が響き渡る。二度、三度、その数が増していくにつれてジライヤへの負荷が増していく。 ㅤ堪らずジライヤを下がらせると、クラウドの視線はジライヤから陽介へと移った。当然、それはターゲットの変更を意味する。 「俺の願いの邪魔となるのなら、俺はお前を斬るだけだ。」 ㅤクラウドは明確な、殺害の意思を示す。そしてそれは同時に、動機の提示でもあった。 ㅤクラウドが言った、願いという単語。おそらくは優勝者への何でも願いを叶える権利とやらだろう。 あんなの、基本的に楽観主義的な思考の陽介から見ても眉唾ものだ。それならば当然、クラウドから見ても100%信頼出来るものなどではないはず。 クラウドの願いとは、それでも縋ってしまうようなものなのだろう。そんな願いの内容なんて分からない。だけどただ一つだけ、言えることがある。 「あんな奴らの手を借りなきゃ叶わない願いなんて、間違ってる!」 ㅤそれがどれだけ至高な願いであろうとも、自分の手で掴み取れず、マナやウルノーガのような悪しき存在無しには叶わない願いであれば、叶うべきでは無い。 悪魔のような催しで叶えた願いに、価値など見出してはならないのだ。 しかしその言葉は伝わらず、真っ直ぐに斬り込むクラウドとジライヤが再び衝突する。ジライヤの『突撃』に対し、魔剣グランドリオンの一閃。先ほどまでの応戦よりも一際大きな衝撃を受けたクラウドは陽介へと到達することが出来ずに下がらされる。 「俺の世界は、あの時から止まったままなんだ。」 「それでも! 俺たちは前を向いて生きていくしかねえんだよ!」 ㅤ次に先手を打ったのは陽介だった。クラウドが距離を置くのを許さず、威力よりも速度に重きを置いたソニックパンチによる追撃でクラウドの防御の手を休ませない。先ほど、クラウドに唯一まともにダメージを通した技でもある。 「詭弁だな。」 ㅤそして今度も、ジライヤによる攻撃は確かにクラウドの元に届いた。しかし手応えがほとんど感じられない。 ㅤクラウドからすればそれは一度見た技。『てきのわざ』マテリアが無いためラーニングまでは出来ないが、その軌道をハッキリ見切るには充分であった。 グランドリオンを縦に構えて最低限の負荷で受け流す。 「お前に俺の願いの何が分かる?」 ㅤジライヤをやり過ごし、陽介に斬り掛かるクラウド。 ㅤ対する陽介が図るのはペルソナを戻すまでの時間稼ぎだ。しかし、下がって距離を取る選択肢は無い。後方数メートルの地点でホメロスが気絶しているため、下がりすぎると巻き添えにしてしまう。 「分からねえよ。」 ㅤ斬撃を回避しながら、陽介は反論する。 ㅤ陽介が選んだのは、その場から大きく動かないままの回避。ホメロスが闘っていた時に使ったマハスクカジャの効力がまだ残っていたことが幸いし、クラウドの斬撃は空を切った。 陽介の右手に握られた龍神丸の刺突を警戒し、追撃せずに一歩引き下がった。 「話し合って分かり合えるんならいつでも大歓迎なんだがな。」 「興味ないね。」 停戦の申し入れを突っぱね、地を蹴って再び斬り掛かる。しかし戻ってきたジライヤが邪魔をし、グランドリオンの射程内には陽介を捉えられない。 「そこだっ!」 「甘いっ!」 クラウドの上空から放ったパワースラッシュはブレイバーで相殺される。クラウドは深く斬り込めず、陽介もまたクラウドに決定打を決められない闘いが続いていた。 ㅤしかしこの状況、不利な状態であることに陽介は気付いている。 業物のリーチの差であれば長剣と短刀、クラウドに分がある。だが陽介のペルソナが、そのリーチ差を逆転させる。これだけならば陽介が有利だ。 しかしペルソナの顕現は体力の消耗を伴う。リーチの有利な局面を維持している限り陽介の方が消耗が激しいということだ。 ただでさえホメロスとの闘いで傷を負っているにもかかわらずほぼ無傷の陽介と互角に渡り合っているクラウド。 もし、長期戦になってペルソナを多用することで互いのコンディションの差が埋まっていけば、陽介に待つのは死だ。 (いや……それでも、闘うしかねえんだ。) 首を振って浮かんでくる不安を押し殺す。結局、逃げるという選択肢は無いのだ。逃げれば少し離れて気絶しているホメロスが今度こそ殺されてしまう。 「ペルソナッ!」 考えるのを辞め、半ば自暴自棄的にアルカナを砕く。質より数と言わんばかりに、クラウドの上方に顕現させたジライヤがガルを連射する。結局のところ、逃げないのなら突撃あるのみだ。ごちゃごちゃ考える方が面倒臭い。 そしてそれは、意外にも有効に働いた。陽介の見据える敵はクラウドのみであるのに対して、クラウドは陽介を殺した後も他の参加者と衝突し続けるのだ。 小さいダメージであっても可能な限り避けたいと考え、ガルのひとつひとつをグランドリオンで弾く。 「今だッ!」 ガルへの対処にクラウドが気を取られているその間は、龍神丸のリーチまで接近する絶好のチャンス。陽介はここぞとばかりに飛びかかろうとする。 「お前も、ペルソナとやらの使い手なのか。」 しかし次の瞬間、陽介は凍りつくような殺気を感じ取った。咄嗟に攻撃を中断し後ずさる。そしてその直後、自身の感覚に誤りが無かったことを認識した。陽介の飛び込もうとしていた先の地点ではガルを弾き飛ばしながら形成された"凶"の字の斬撃が陽介を待ち構えていた。もし、あのまま攻撃していれば今ごろの陽介は細切れになっていただろう。想像し、悪寒が走ると同時に冷えた頭にクラウドの言葉への疑問も湧いてきた。 「どういう意味だよ。ペルソナを知ってんのか?」 「……ああ。お前もペルソナとやらで俺の道を阻むのなら……」 クラウドの頭に浮かぶのは、命を賭けた決意を見せた少女、天城雪子。 いのちのたまを用いてでも他人を守ろうとした彼女を、羨ましいと思った。その命と引き換えに星に希望を残したエアリスと彼女を、重ねずにはいられなかった。 「俺はただ、お前を払い除けるだけだ。」 「そうかよ……」 クラウドはその言葉の意味をハッキリとは語らなかった。しかし、暗示されたことを陽介は理解できた。放送で呼ばれた天城は、コイツに殺されたのだと。 そう認識した次の瞬間、目の前の景色が歪んで見えるほどの激しい怒りが陽介の脳内を支配していた。 完二に続いて天城まで。自称特別捜査隊から大切なピースがひとつひとつ零れ落ちていく。 灰色の日々に彩りをくれた奴らが、こんな馬鹿げた企画のために殺されていく。 どうすれば、大切な人が殺されるのが終わるんだ?どうすれば、大切な居場所を守ることができる?そんなの決まってる。 ――コイツを、殺すんだ。 「ああああああああ!!!!」 陽介の脳がその答えに至った瞬間、雄叫びを上げる。 それに対し、次に来るであろう攻撃にカウンターを仕掛けるべくクラウドは構える。『怒り』に任せた攻撃は、その精度を鈍らせる。 同じペルソナの能力を持っているため、知り合いであると考えた天城雪子の殺害を陽介に伝えたのは、スクカジャにより一撃一撃が正確にクラウドを捉える陽介の攻撃の精度を落とすための、クラウドの挑発だった。 「もう、うんざりなんだよ!」 しかし、陽介から怒りに任せた特攻が来ることはなかった。その代わり、その目は『悲しみ』に満ちているように見えた。 「誰が殺しただとか、何を願うかだとか、何でそんなことを考えなくちゃいけねえんだよ!」 陽介を止めたのは、ホメロスに対する怒りをも抑え込んだ鳴上悠の声だった。 ㅤ感情は本質を見失わせる。あの波乱の一年間を超えてなお感情で動くのならば、自称特別捜査隊で学んできたことがすべて無に帰してしまう。 それを、完二や天城が望んでいるわけがない。チリチリする指先も、口の中がカラカラに乾いた感覚も、目の奥から込み上げてくる熱も、そのすべてを強さへと昇華する強さを、陽介は持っている。それは、クラウドの現状の否定だった。 「お前もそんなに強いのなら、この状況打ち破って脱出できる可能性だって考えただろ!ㅤ皆で協力すれば誰も殺さなくていいとは思わなかったのかよ!」 ㅤクラウドも、陽介の語る可能性を考えなかったわけではない。少なくともいま、エアリスは生きている。それならばエアリスと、そしてティファ、バレット、ザックス等の有志と、再び手を取ってこの殺し合いからの脱出に向けて闘えたのなら、全員が生き残れる世界も有り得るのではないか、と。 ㅤ考えて、それでもなお否定した。人と人は立場が変われば闘うしかないものだと知っているから。 「そんなの……綺麗事だ!」 ㅤクラウドは一言吐き捨てる。 ㅤ雪子の殺害を告げることは、陽介の信念を挫く一手であるはずだった。一度、たった一度だけでも、陽介が明確な殺意を以て感情的に自分を殺そうとしたならば、陽介の語る正義は完全に説得力を失う。 ㅤクラウドは陽介を否定しなくてはならない。しかし、それを否定する言葉をクラウドは持たない。 ㅤだからこそ、斬り掛かる。しかし半ば感情的に振るわれた刀に殺意は篭れど精度は伴わず。 「綺麗事で何が悪い!」 ㅤ冷静にグランドリオンの到達点を分析したジライヤの拳はそれを真っ向から弾き返し、更に追撃の蹴りが受け身も許さずクラウドを平らな大地に叩き付けた。 (ダウンを取った……。今ならッ!) ㅤそれを隙と見た陽介は飛びかかる。地上に全身を打ち付け、揺れた視界が明瞭さ取り戻した時にクラウドが見たのは、龍神丸を掲げた陽介の姿。 ㅤしかしペルソナを除いた単純な身体能力で競えば、そこはクラウドの独壇場だった。咄嗟に突き出した脚が陽介の腹を打ち、蹴飛ばす。 「がはっ……」 ㅤ飛ばされた陽介は今度は逆に背を打ち付けられる。腹部に受けた強烈な蹴りも含め、平和な現代日本ではそうそう味わうことのない痛みだ。悶絶してもし足りない、闘いの痛み。 「綺麗事を並べても、俺には響かない。」 「だったら響かせてみせるさ。言霊使いも黙りこくる俺の伝達力を舐めんなよ?」 ㅤそれでも、立ち上がる。陽介もまた、クラウドを否定しなくてはならないのだから。 両者が主張だけでなく、根本的な倫理観から噛み合わないのも当然の帰結だった。何せ、互いに互いを知らないのだから。 陽介やその仲間たちが、命を尊ぶ日本という平和な世界を生きてきたことも。クラウドやその仲間たちが、人の命の価値が霞むほどに理不尽な死と身近すぎる世界を生きてきたことも。どちらも相手には伝達されない。 陽介にとってのクラウドは人を殺すというその一点のみを見ても悪であり、テロリズムが横行する世界を生きてきたクラウドにとっての陽介はただの偽善である。 だからこそ精神力の面でクラウドに軍配が上がるのも明白だった。いつも戦っていたシャドウという異形の怪物とは違い、生身の人間を相手にしている陽介。それに対し、元々多くの人間と衝突してきたクラウドの闘いは普段と何も変わらない。 さらに陽介は先ほど、ミファーとの闘いで死というものを目前にしたばかりである。 冷たい海の中で、仲間も誰もいない、絶対的な孤独。瞳を一度閉じてしまえばもう二度と光を取り込むことはないように思えてしまい、刃が迫る光景をじっと見つめていた。 あの時の感覚は今でもハッキリ思い出せる。きっと生きている限り、それが消えてくれることはないのだろう。そんなトラウマを植え付けるほどの『死』が、一瞬の攻防の中でも何度も陽介の脳裏を掠めるのだ。 逃げれば気絶しているホメロスが殺されると分かっていても。それを受け入れてでも逃げたいと、塵ほども思わずにいられようか。去年までは命懸けの闘いというものと完全に無縁だった陽介は、決して強い人間ではない。 「俺は絶対、お前を認めない! ペルソナァッ!」 それでも。強くなかったとしても。強くありたい人間。それが、花村陽介である。 ――『ガルダイン』 素早く体制を持ち直し、クラウドが次の動作を開始するよりも速くアルカナを砕いた。それに伴って顕現したジライヤの両の腕から二重のブースタがかかった風の刃が放たれる。 「……俺は、負けない。」 持ち前の速さと『素早さの心得』に凝縮された命中精度から繰り出される、最速の風の刃。元より浅くない傷を負ったクラウドを追い詰めるには充分すぎる威力。 「負けられないんだ!」 だが、クラウドは天城雪子を殺してここに立っている。いのちのたまを用いた彼女の魔法は更に強力なものだった。それならば、彼女の決意を叩き潰した自分はそれに劣るもので死ぬわけにはいかない。 その決意が、持ち主の心を映し出す剣に纏われる闇をいっそう重く、そして深くした。魔剣グランドリオンのひと薙ぎ。たったそれだけの所作で迫るガルダインを消滅させるほどに。 障害となる風の刃が消えたことで、クラウドは陽介に向かって駆ける。一方の陽介、ガル系のスキルが時間稼ぎにもならないことは証明済み。ホメロスが倒れているため大掛かりな回避も選択肢の外。すなわち取れる行動は、たったひとつ。 「迎え撃て、ジライヤ!」 迫りくる死を回避するための半ば反射的な攻撃だった。しかしそれは決定的な悪手となってしまう。 クラウドは雪子との闘いで理解していた。陽介も用いている『ペルソナ』という能力によって顕現した影は、その存在自体が操り手の死角を作り出してしまうことを。 クラウドの前進はフェイント。ジライヤが陽介の前に出た瞬間、クラウドは大地にグランドリオンを突き刺して強引にその歩みを一瞬止める。ジライヤ自体が死角となり 、直前までクラウドを捉えていたはずの拳は空を切った。その横を、グランドリオンを引き抜き、その勢いでクラウドは通り抜けて行く。 ジライヤをやり過ごしたクラウドは狙いを陽介に絞る。すでにクラウドはLIMITBREAK状態。 クラウドの中でも最速の斬撃、破晄撃を陽介に向けて放つ。 ジライヤの速度であれば対処できても、陽介本人はそうはいかない。 (くっ……避けられねえ……!) 陽介の心臓に向けて一直線に斬撃が迫る。 驚く暇も与えられずに迫ってきた、ミファーの振りかざした刃よりも。クラウドとの闘いの最中、何度も潜り抜けてきた多くの死線の中のどれよりも。 それは、明確な『死』の確信だった。 (すまねえ、天城。仇……とれなかった……!) 悔しさに打ち震えながら、陽介は迫る死を静かに待つことしかできなかった。 (……?) だが、待てど暮らせど死は訪れない。 「ボーッとするな、陽介!」 背後から聴こえた声が、夢現だった陽介の意識を半強制的に覚醒させた。 「うおっ!ㅤ何だこれ!?」 目の前に見えたのは、空中で静止した破晄撃。そして背後には、シーカーストーンを構えるホメロスの姿。 「お前の綺麗事は、絵空事のままでいいのか?」 シーカーストーンの数ある機能のひとつ、ビタロックによって陽介への斬撃は止められた。それが再び動き出す前に陽介は慌てて射線上から離れ、そして敵を見据える。 クラウドは、陽介の綺麗事を否定した。だがかつて闇を生きたホメロスには分かる。綺麗事とは、その名の通り綺麗なものなのだと。濁った者にとって、羨望の目でしか見られないものなのだと。クラウドの否定の言葉は、己の濁りから目を背けているに過ぎない。 その心の隙間から生まれる自己嫌悪は、この上ない隙となる。 「綺麗事ならば、濁った言葉など跳ね返せ!ㅤお前にはその力があるだろう!」 「ああ……やってやらあァ!」 そうだよな。闘ってるのは俺一人じゃねえ。 人ってのは弱い。簡単に迷うし、簡単にくじけたくなる。一人でできることなんて、たかが知れてるんだ。 そしてだからこそ、人は手を取り合うこともできる。 それは簡単なことのようで、だけど見栄とか、感情とかが邪魔をする。俺だって最初、ホメロスを殺そうとした。完二を殺したウルノーガの配下なんて、許したくなかった。手を取り合う、たったそれだけのことなのに、この世界では特にそれが難しいんだ。 俺一人じゃこんな化け物、勝てる気がしねえよ。ちょっとの攻防の間に何度死にかけたか分からねえ。 だけど、俺には仲間がいる。同じ敵を見据えて共に闘う仲間が。 「俺たちの決意を、この一撃に込めて!」 カッと見開かれた瞳の捉える先に、一枚のアルカナが浮き上がる。その先にある倒すべき敵、クラウドの姿を見据えたまま拳を握り込み、砕く。 (この気迫……相殺は困難か……?) 対して、クラウドは剣を斜めに構えて攻撃を逸らした上での返しの一撃を狙う。陽介の全身全霊の一撃、ただこの局面だけを耐え抜けば、陽介にクラウドの反撃を躱す余裕は生まれない。 アルカナの破砕音が響くと同時、ジライヤが姿を現す。そのタイミングも位置も何もかも、クラウドの予測の範囲内。意識を集中し、グランドリオンを握る手に力が籠ったその時。 ――『リーフストーム』 側面より撃ち出された高速の草葉の刃がグランドリオンに向けて真っ直ぐに注ぎ込まれた。 「しまっ……!」 ホメロスと同時に意識を取り戻したジャローダによる援護射撃。二度目であったためにその威力はがくっと落ちている。しかし、それを受けたグランドリオンは勢いのままにクラウドの手を離れ、地に落ちる。 「届け! ブレイブ…………ザッパァーーーーッ!」 様々な想いが込められたその右腕を、妨げるものは何も無い。 「エアリス……俺は……まだ……」 ここで、終わるのか? そう感じた瞬間、己の願いのために切り捨ててきた数多くの命が脳裏に過ぎった。 明日が来ることを疑わずに眠っていただけのミッドガルの人々。 新羅に立ち向かったアバランチの同胞たち。 チェレンを護るために闘ったレオナール。 志を同じくして共闘したチェレン。 居場所を守りたかった天城雪子。 ――そして、目の前でその背を貫かれたエアリス。 その誰もが願いを持っていた。そしてその誰もが、犠牲となった。 ここで負けるのならば、彼らの願いを、彼らの死を、ただただ無意味なものだったと貶めることに他ならない。 それならば、答えはひとつ。 「……終わりたく……ない……!」 クラウドの叫びに呼応するように、ザックの中の何かがキラリと光り輝いた。 「っ……!ㅤこの、光は……!!」 ホメロスはその光の正体を知っていた。だが、それを防ぐ一切の手段は無かった。 「嘘……だろ……」 ホメロス、ジャローダ、そして花村陽介。その場にいるクラウド以外の全員を包み込むように、銀色に輝く稲妻が辺り一面に降り注いだ。 弱点である雷属性の特技を受けてアルカナへと還っていくジライヤ。その衝撃により陽介は地に倒れ込み、元から意識を消失するだけの傷を負っていたホメロスとジャローダは再び意識を落としていった。 ――『シルバースパーク』 ㅤその雷撃は、そう呼ばれていた。ザックの中に眠っていた、シルバーオーブに封じられし特技の名。 願いへのクラウドの執念。それはかつての持ち主、ホメロスの持っていたそれに決して劣らず、ザックの中に眠っていたシルバーオーブの魔力を解き放つトリガーとなったのである。 ㅤ間もなくして稲妻は消えていく。気がつけば、その場に立っているのはクラウドのみであった。 →
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「レジェンド・ヒーローズ7」 主人公たちが使用するカードを収録した再録パック。 12種類のパックに、それぞれ7枚のカードが封入されている。 収録セット 1.日崎勇一(サムライパック) 《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》(ヒーローズ・カード) 《緑神龍ドルルガン・ムラサメ》 《朱雀神ガリョウ》 《維新の超人》 《白虎神テンセイ》 《鬼装 オーガ・フィスト》 《バルザーク・熱風・ドラゴン》 2.望月智也(ナイトパック) 《氷牙の魔筆マクシミリアン王》 《天牙海聖キング・サプライズ》 《天雷龍姫エリザベス》 《天雷霊騎サルヴァティ》 《魔光王機デ・アシス公》 《ライト・ディフェンス》 《魔弾オープン・ブレイン》 3.斎木神奈(魔弾パック) 《邪眼皇ロマノフI世》 《魔光帝フェルナンドVII世》(ヒーローズ・カード) 《魔弾ストリーム・サークル》 《魔弾ロマノフ・ストライク》 《魔光ドラム・トレボール》 《魔弾バレット・バイス》 《魔弾デュアル・ザンジバル》 4.星野浩太(速攻パック) 《デュアルショック・ドラゴン》 《ブレードグレンオー・マックス》 《ライラ・ラッタ》(ヒーローズ・カード) 《進化設計図》 《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》 《凶戦士ブレイズクロー》 《スナイプ・モスキート》 5.守屋瑞希(電脳パック) 《クリスタル・パラディン》 《クリスタル・ランサー》(ヒーローズ・カード) 《キサナティック・X》 《チェレンコ》 《コーライル》 《アクア・ベララー》 《アクア・ガード》 6.ブレイズ(デーモンパック) 《悪魔神バロム》(ヒーローズ・カード) 《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》 《滅城の獣王ベルヘル・デ・ディオス》 《影武者 ソウル・ブリンガー》 《デモニック・プロテクター》 《銃神兵ディオライオス》 《ミリオン・スピア》 7.カンヌシ(魔光神パック) 《魔光神レオパルドII世》 《魔光神ルドヴィカII世》 《天雷機士ナヴァール卿》(ヒーローズ・カード) 《魔弾ソウル・キャッチャー》 《魔弾 クリティカル・デストロイヤー》 《魔弾 ソード・ランチャー》 《魔弾バクレツ・ストライク》 7.サインズ(暗黒パック) 《超神星DEATH・ドラゲリオン》 《絶望の魔黒ジャックバイパー》(ヒーローズ・カード) 《ファントム・ベール》 《魔獣虫カオス・ワーム》 《呪いの影シャドウ・ムーン》 《汽車男》 《卵胞虫ゼリー・ワーム》 9.スモーグスキー(相撲Dr.パック) 《陰陽の伝道士セイメイ》 《相撲Dr.ウンリュウ》(ヒーローズカード) 《シンカイドウザン》 《賢弓 トライ・スネーク》 《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》 《ペトリアル・フレーム》 《聖装 ネビュラ・ウイング》 10.倉木雪子(フェアリーパック) 《ダイヤモンド・フォール》 《進化の化身》 《暖氷妖精カオルン》 《愛恋妖精ミルメル》 《豪腕妖精レイジ・ボッコル》 《天真妖精オチャッピィ》 《モビル・フォレスト》 12.フープ(人海戦術パック) 《停滞の影タイム・トリッパー》 《デンデン・パーカッション》 《ねじれる者ボーン・スライム》 《スネークアタック》 《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》 《カブラ・カターブラ》 《ラブ・エルフィン》 参考 特別セット
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登録日:2012/05/05(土) 17 56 58 更新日:2024/04/26 Fri 20 36 45NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 ケッケコーポレーション 元会社員 声優 声優項目 木村亜希子 永平寺町 福井県 木村亜希子とはケッケコーポレーション所属の女性声優である。 1971年6月28日生まれの福井県吉田郡松岡町(現永平寺町)出身。 幼い頃からアニメが好きで、大学卒業後、会社員として働きながら声優養成学校に通い声優デビューをした。 幼稚園・小学校教員免許を持っていたり合気道二段を持っていたりと何気に凄い。 本人曰く何事にもやるときにはやる性格だが、 そのことが一回でも空くと2ヶ月以上ほったらかしにしてしまうと言っている。 『テイルズ オブ イノセンス』で主人公のルカ・ミルダを演じ、 テイルズオブシリーズのマザーシップタイトルでは女性としては初めて主人公を演じた人物となった。 リメイク版『テイルズ オブ イノセンスR』で共演した藤田咲とはイノセンス関係のイベントで共演するだけでなく、一緒にスペシャルスキットを披露している。 イラストを描くことが趣味だが、最近は散歩にもハマり始めている。 並木のり子とは大がつくほどの親友である。 〇声優として 主に大人の女性や少年役が多く、作品によっては一人何役をこなしたこともあるらしい。 彼女が出演したアニメ版ロックマンは6年間も続いた。(アニメ版ロックマン全シーズンに出場している唯一の声優である。) アニメだけでなく、ラジオやゲーム、CMのナレーションまで務めている。 【主な出演作品】 〇アニメ&ドラマCD ロックマン(ロックマンエグゼシリーズ) 星河あかね(流星のロックマン) リラ(ポケットモンスター アドバンスジェネレーション) 橘杏(テニスの王子様) ママ(リタとナントカ) レスキュー(コレクター・ユイ) ミト、ビスケット=クルーガー(HUNTER×HUNTER) 蔵前果林(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT) エル・スール(宇宙をかける少女) 妃魅禍(鋼鉄神ジーグ) フェイ・ルーン(イナズマイレブンGOクロノ・ストーン) 宇喜多万里香(ふたつのスピカ) 大西勇気(トランスフォーマー カーロボット) アテナ、その他(石膏ボーイズ) ジョー・ギブソンJr.〈少年期〉(MAJOR) ……など。 〇ゲーム ルカ・ミルダ(テイルズ オブ イノセンス) ミレディ(マスケティア) 女性パイロット(ガンダムバトルシリーズ) 荒木雪子(ガンパレード・オーケストラ) 欅(.hack//G.U.) ロックマン(一部ロックマンシリーズ) マーベット・フィンガーハット(Gジェネ魂以降。白石文子氏が引退していたための代役) ……など 〇ラジオ 木村亜希子のBASARAナイト ラジオ大阪1314Vステーション 木村亜希子の恋愛候補生EAST ……など 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アドコレでまたロックマンやってくれてよかった -- 名無しさん (2023-09-18 20 32 30) 名前 コメント
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登録日:2009/12/12 Sat 09 31 24 更新日:2024/02/09 Fri 11 22 35 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 2020年に再び戦わされる男 8年間戦い続けた男 LoV P4 Persona4 そっとしておこう イケメン イザナギ スケコマシ スタイリッシュ王 センセイ テンプレ主人公 ハイカラだろ? ベース ペルソナ ペルソナ4 ペルソナ4 ザ・ゴールデン リア充 ワイルド 一級フラグ建築士 主人公 六股→七股 可愛い菜々子は誰にも渡さん! 希望 浪川大輔 漢 番長 落武者 転校生 鋼のシスコン番長 鳴上悠 我は汝、汝は我 双眸を見開きて、今こそ発せよ 読んでの通り、PS2用ゲーム『ペルソナ4』の主人公。 CV:浪川大輔 両親の都合により、稲羽市の叔父の下に一年間居候することとなった高校二年生。 市内の八十神高校に転入して早々、『雨の夜中零時にテレビ画面を見つめる』という流行のおまじないの噂を聞き、勧められるままにそれを実行。 結果、不可思議な異世界『マヨナカテレビ』に入り込む力と、もう一人の自分『ペルソナ』を手に入れ、 現実世界で起こる奇怪な連続殺人事件の解決に乗り出すこととなる。 初期固有ペルソナは『イザナギ』。 刀(アマノヌボコ)を携え、長ランに襷掛けしたような衣装を纏い、ハチマキをなびかせながら戦う。雷系。耐性は割と優秀。 そして何よりも見た目が物凄くカッコよく、初期ペルソナながら終盤まで愛用するプレイヤーは多い(*1)。 アッシュグレーの髪、前髪が若干長い点以外、外見に特筆すべき所は無い。 前作ペルソナ3の主人公と比べ、体格は一回りか二回りほど大きい。 ドラクエ方式の為名前は存在しないが、 説明書では月森孝介、漫画版では瀬多総司、アニメ版と格ゲーでは鳴上悠(なるかみゆう)となっている。 月森孝介はアトラス制作「超執刀カドゥケウス」の主人公から。 瀬多総司はアトラスに名前の候補をいくつか出してもらって、そこから作者の曽我部氏のイメージに合った名前を起用したとのこと。 鳴上悠はイザナギが電気技を使うことから「雷→神鳴→鳴神→鳴上」に「この物語の主人公はあなたである」ということから「You→悠」を合わせて命名されたのではないか?という説がある。 アニメ版のプロデューサーの足立氏曰くそういう理由での命名ではないとのことだが、それが公式設定でも良いとのこと。 現在ではアニメ版と格ゲーで採用された「鳴上悠」が事実上デフォルトネームになっている。 イザナギの外見とカリスマ溢れる性格から『番長』というニックネームが定着しており、一部同人誌ではそのまま『番長君』等と呼ばれていたりする。 若干シュール。 デザインを担当した副島氏曰く、「いい意味でのふてぶてしさや、ワイルドなイメージ」とのこと。 意図的に目付きも悪くしたようだが、だからといってそれほど鋭い目付きという訳でも無いが。 ちなみにデザインにあたって、「プレイヤー次第でどんなキャラになっても違和感無い、戦隊物で言うブルーぐらいのポジション」を意識したらしい。 自分から言葉を発する事はほぼ無く、浪川ボイスは戦闘用。 提示される選択肢の内容は正義感溢れるもの、他人に無関心でだんまりを決め込むもの、皮肉めいたジョーク、思春期特有の下世話なもの等非常に多種多様。 性格はプレイヤーの好みで素行が大きく変わる。 ただ、コミカルな演出、またジョーク選択肢や余裕のある発言が多々ある固定イベントを見るに、 スタッフの敷いた下地は親しみやすくリーダーシップに溢れた性格のようだ。 また『絆を力とする』P4のシステム上、老若男女ありとあらゆる人物と交流を深めることができるズバ抜けた求心力を持つ。 人格パラメータの高さによって選べなかった選択肢も選べるようになる為、リア充っぷりを堪能したい場合は重視しよう。 なお、『勇気』の人格パラメータはほぼ女の子を口説く時にしか使われない。 そしてここが番長の番長たる最大の所以なのだが、 6股が可能。 6 股 が 可 能 。 カリスマ性が行きすぎてか、女性キャラの多くに恋愛ルートが用意されている。 前作のようなリスク、ペナルティもなくヒャッハーし放題。 恋人がいる状態で他の恋人候補とデートするとそれが見つかってプチ修羅場になることはあるものの、 一言謝ったのみで(謝らない選択肢もある)平然と恋人のほうとデートを続けるというとんでもない精神の持ち主。 番長マジパネェっす。 『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』では新キャラであるマリーの追加によって7股が可能となった(後作のペルソナ5は9股できるが)。 しかし同時にバレンタインで何股かしていると呼び出しに応じなかったパーティの女性陣から哀しそうにチョコを渡されるイベントが追加され、ちょっと心が痛む仕様に。 P4Gではちょっとヒャッハーしづらくなったが、下手な美少女ゲーよりP4をやったほうが充実した仮想恋愛ライフを送れること請け合いである。 ちなみに、あくまで可能というだけであって女性キャラのコミュの選択肢で「恋人」になるか「友人」のまま絆を深めていくかを選べるので、心に決めた一人への愛を貫くのもOK。 口癖は「落ち着け」、「そっとしておこう(おいた)」。 戦闘では日本刀や西洋剣など銃刀法ブッチギリの長物を使用。中にはゴルフクラブや金属バット等も存在する。 またペルソナを入れ替えて戦う事ができる『ワイルド』という特性の持ち主である為、スキルやパラメータがコロコロ入れ代わる遊撃手となる。 マヨナカテレビ内で着用する眼鏡は、太めのフレームでブラックのややシックなもの。 因みにP4Uでのキャッチコピーは『可愛い菜々子は誰にも渡さん! 鋼のシスコン番長』。 ついに公式になってしまったが、本人はそこまで悪くないらしい。 悠『まあ、俺のはそんなに悪くないけど』 陽介『悪くないのぉ!?』 プレイアブルキャラとしての性能は高めで、基本的に『このキャラには打つ手がない』という相手がいない。 近距離から遠距離まで対応できる多彩な技を持ち、特に雷を纏わせた刀で斬り上げる逆ギレ『乾坤一擲』と高速で突っ込む中段技『獅子奮迅』が強力。 覚醒SPスキル『十文字斬り』も出かかり無敵で高威力かつカス当たりしない、と高性能。 十文字斬りには初段の当て方によってはヒット時に裏回りするというテクニックがあり、 全ゲージを吐いて1コンボで十文字を3回叩き込む高火力コンボ『三十字』も存在する。(家庭用のチャレンジモードではこれをやらされる) P4U2では足払い→5Dのチェーンが削除されたものの、連打コンボのモーション変更によってA版・B版・SB版3種の獅子奮迅を当てていく『三獅子ループ』がやりやすくなった。 また、ガード不能の投げを繰り出せる新技『勇猛果敢』やボタン長押しで十文字斬りの後に新SPスキルを出してコンボを繋げる通称『十一文字斬り』等が追加され、さらに強力に。 主人公らしいオールラウンダーのために初心者向けキャラクターの一人ではあるが、やり込めば多彩な技で相手を翻弄できるため、初心者から上級者まで使えるキャラクターである。 ストーリーでも、仲間やラビリスのために奔走。アイギスやエリザベスには『キタローに似てる』と言われている。 『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』でもP4U2の面々共々登場。 相変わらず刀を用いた通常技、遠距離攻撃のジオ系、近距離では電光石火と隙の無い器用万能タイプ。 このゲームはKOFのようないわゆるドリームマッチの類のゲームだが、他のシリーズの面々からも一目置かれている。 ちなみに陽介とタッグを組むと専用ポーズが発生する。 他のペルソナメンバーと組む時は冷静な対応の悠だが、陽介と組んでいる時はいつもより少し熱を帯びている感じ。 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』では主人公の一人として登場し、キタローと夢の共演を果たした。 特別捜査隊の面々だけでなく、S.E.E.S.のメンバーからも落ち着いた佇まいと言動からか一目置かれており、岳羽ゆかりは「大人っぽい」と評している。 キタローが主人公の場合はサブリーダーとして登場。普通に喋り、イケメンなセリフがポンポン飛び出すが、時折天然なセリフも飛び出す。 例:(キタローの『コンゴトモヨロシク』という挨拶に)『オレサマ、オマエマルカジリ』 (状態異常攻撃で眠らされた時の寝言で)『ごめんなさい、プリン、食べました…』 (状態異常攻撃で混乱を受けた際味方に斬りかかりながら)『菜々子危ないッ!!!』 オイ最後ちょっと待てや 以下ネタバレ 一連の事件の黒幕であるイザナミが人の望みを見極める為に『力』を与えた1人で、3つの因子のうちの『希望』に当たる存在。 真EDルートでは事件が解決され、メンバーが自身の正体にまで辿り着いたことで危機感を感じたイザナミが自ら動き出す。 そこで最終的に『幾千の呪言』によりメンバーを消し去ろうとしたが、主人公がそれまで培ってきた絆の力によりアルカナ『世界』を覚醒。 ペルソナ『伊邪那岐大神』を召喚し、『幾万の真言』によってこれに勝利した。 P4アニメシリーズ(P4A、P4GA)の番長 こちらの主人公も基本的にはゲームに近い雰囲気だが、ゲーム同様無口…というのはさすがにマズイのでよく喋る。また、原作で登場した台詞も多く発する。 注目すべきは第1話開始時点のステータスで、(*2)原作の初期ステから更に一段階下げられ 知識→世間知らず 勇気→意気地なし 根気→腑抜け 寛容さ→心貧しい 伝達力→ちぐはぐ …と、散々な有様になっている。 しかし、原作同様数々の出会いや出来事を経験することでステータスもどんどん上昇し、人間としても磨きがかかり最終話間近でついにカンスト。あのスペシャル肉丼を完食するに至った。 戦闘面でもワイルドとしての力を披露しており、ペルソナチェンジを多用している。 が、このアニメの番長、妙に強い。 千枝の影戦でLV30超のジャックランタンを喚ぶところから始まり、直斗の影戦に至ってはベルゼブブでメギドラオンをぶっ放したりとやりたい放題。 コミュの進め方も非常に手際が良い為、原作組には「二周目だ」とか言われる。 そういうわけで原作におけるリーダーに相応しい頼もしさ・立ち振る舞いはアニメでも健在で、最後まで特別捜査隊の中心人物として前に立ち、事件を解決に導いている。 …のだが、番長も人の子。悩みや恐れはつきものである。アニメ番長が恐れるもの…それはずばり『孤独』。 ミツオが連続誘拐殺人の犯人として浮上したタイミングで「犯人が逮捕されればみんなで集まることもなくなるでは」という雰囲気になり、孤独になることへの恐怖が表面化。二度に渡って孤独への恐れを敵に付け込まれピンチに陥っている。 しかし、仲間たちと紡いだ絆は簡単に切られることはなく、それまで築いた絆をもってその都度ピンチを乗り越えている。 2014年に放映されたP4Gのアニメ版では、なんと物語開始時点でステータスがオールMAX。(*3) 特に一話ではイザナギが 召喚の余波でシャドウ数体消し飛ばす ↓ 開幕電撃の全体攻撃(マハジオダイン?) ↓ シャドウの圧倒的な物量で押し潰されそうになるも弾き返す(物理無効or物理反射?) ↓ シャドウ切り捨てながら上昇、上空からシャドウの群れに全体攻撃(刹那五月雨撃?) なお、公式によるとコンセントレイト→マハジオダイン→木っ端みじん斬り→刹那五月雨撃、とのこと。どう考えてもペルソナ全書から呼び出してます、本当にry …戦闘中の不敵な笑みと言い、日常の言動と言い、明らかにペルソナ能力をわかっているような描写といい、 視聴者からは「3週目かよw」だの「5週ぐらいしてるだろw」だの「トロフィー集めですかそうですか」だの散々に言われていたりする。 P4GAでは原作における追加要素の一つであるマリーとの交流に重きを置かれており、(*4)マリーの記憶を探す中で彼女と仲を深めていき最終話ではテレビ画面越しに愛の告白を受けている。 そしてP4GAを語る上でもう一つ欠かせないのが足立との関係で、ともすれば原作以上に彼とより深く関わり合いお互いに強い影響を与えている。 特に足立が真犯人であると発覚した際に一人足立の下へ向かい「信じていたのに」と口にするも「君が信じてたのは、君が頭の中で勝手に作り上げた僕だろう?」と嘲笑・一蹴されてしまう。 最早戦う以外道は無くなった二人は互いのペルソナがぶつけ合うが、その際にどことなくニュータイプめいた演出で彼の過去を垣間見てしまう。 自分と足立の見えている世界の違いを痛感し、遂に足立から完全に拒絶された番長は「損得抜きに『誰かの為に』と思い行動しても、それはただの上から目線の自己満足であり、その行いで誰かを傷つけてしまうのなら自分のやってきた事は無意味だったのではないか」と思い悩む。 しかし、彼のその行いで救われた人物が多いのもまた事実であり、その内の一人であるマリーから「わがままでも上から目線でもなんでもいい、『意味なかった』なんて言わないで!キミが作ってくれた思い出、なかったことになんてしないでよ!!」と叱責され、悩みが氷解。仲間たちと共に足立のところへ向かうのであった。 このように、原作とはまた違った人物像が描かれ『鳴上悠』といういちキャラクターとしての個性を確立したアニメ版番長だが、その結果ギャグシーンでは徹底的にボケ倒している。しかも天然気味なので始末に追えない。 という訳で、以下アニメシリーズにおける主な迷言・迷場面をプレイバック P4Aの場合 「元々だろ。」 第1話、ふとしたアクシデントで陽介と千枝と共にテレビの中に入ってしまった際に。 シリモチをついた陽介が「若干ケツが割れた…」と言った後、速攻で突っ込んだ。基本的にボケるシーンが多いアニメ番長の、貴重なツッコミシーンである。 「録画しとけばよかった。」 第3話、マヨナカテレビに映った雪子を見た後、陽介の電話に対して。 「えーと…エビ?」 第5話、バスケ部のマネージャーを務める海老原あいに対して。これを聞いた海老原はカンカンに怒った。 番長の携帯アドレスにも『エビ』と登録されている。 「ないわー……」 第6話ラスト、マヨナカテレビに映った完二の姿を見て唖然として。 「録画したけど。」 第7話冒頭のマヨナカテレビの完二を見届けた後、陽介の電話を受け。陽介「いらねーよ!」 雪子のマヨナカテレビで録画し損ねた教訓が生かされている。…が、タイミングが悪すぎた。 「ですよね。」 第7話でサウナ場への突入を躊躇い、同じく躊躇っていた陽介が千枝に連行されていくのを見て(そっとしておこう)と傍観を決め込むも、 雪子に「鳴上君も行こう」と言われて。 もう諦めたのか、はたまた覚悟を決めたのか、表情はとても冷静だった。 「くっ、ない!」 同じく第7話。シャドウ完二のサウナ場にて、千枝&雪子がローションまみれになった時、 花村の「鳴上ぃ!録画できるもん持ってねえか!?」に対し拳を悔しそうに握りしめ言い放つ。 やはり番長も男の子ということか。 「チェ、チェンジで!」 そして第7話、戦闘シーンでタフガイにイザナギを羽交い絞めにされて。 しかし、ラクシャーサにチェンジしてもナイスガイにジライヤもろとも『Hold me tight!』、更にタフガイに後ろを掘られて…… クマ「ドクドクマー!心が折れたクマー!!」 「夜はパスで。」 第8話、林間学校の夜・シャドウの事もあってホモじゃないかと完二を疑う鳴上&陽介。 完二の「先輩、俺の事を受け入れてくれたんじゃないんすか!?」に対して。 「よし!行ってこい!」 同じく第8話、ホモ疑惑を晴らそうと女子のテントに突撃しようとする完二に対して。止めろよ先輩。 なお、原作でこのセリフを選ぶためには、勇気が『怖い物なし』まで上がっている必要がある。 「ですよねー……」 第10話冒頭、りせちーのマヨナカテレビを何度も録画ボタンを押しまくり、 興奮する陽介の電話を「落ち着け」となだめ電話を切った後に録画の成否を確認するが、現実は甘くなかった。 画面には砂嵐のようなノイズだらけで何も見えずに落胆するのだった。第7話の「くっ、ない!」の描写といい、番長も男の子の性には逆らえない模様。 「おのれ…ネオフェザーマン…!」 P4A第14話にて。学童保育のバイトの最中、勇太少年と金持ちの子のケンカを仲裁しようとして超合金ネオフェザーマンロボを破壊してしまった番長。 定価68,000もするこのロボ玩具の代金を勇太の母親・絵里の代わりに支払うことになってしまい、ひとり部屋で給料袋を見つめながら悶絶するのだった。 「ケ゛ン゛カ゛し゛ち゛ゃ゛ダ゛メ゛ク゛マ゛」 「あ゛、怪゛し゛く゛な゛い゛よ゛…ク゛マ゛…」 同話、番長渾身のクマのモノマネ。nmkw無理すんな。 前者は学童保育のバイト中、子供たちのケンカを止めるべくクマに扮することでケンカを宥めようとした時のセリフ。その目論見は見事成功するも今度は子供たちに寄ってたかられじゃれられる。炎天下の中子供と遊ぶというのはまさに地獄そのものであり、番長は着ぐるみの中で苦痛に喘いでいた。 無事バイトを乗り切った番長は着ぐるみを着たままバスに乗り町へ戻るが、一難去ってまた一難。下車するところを捜査隊の面々に目撃されてしまう。後者のセリフはこの時のもの。 飛んで跳ねて転んでなんとかクマを真似て猛ダッシュでその場を脱出。身バレの危機を乗り越えた(仲間たちの疑念を拭えたとは言ってない) 「クマも大変だクマ…」 直後、高架下で着ぐるみを脱いで一言。口調が伝染ってしまっている。 クマをはじめ、常に熱気と暑さと闘いながら着ぐるみの仕事をこなす人々には頭が下がるばかりである。 「今度こそ奴を…ペルソナ!」 同じく、第14話にて。ヌシ様を釣ってる最中に。わざわざ眼鏡までかけてカットインまで入るがもちろんイザナギは出てこない。 ただし、気合を入れた結果か、ヌシ様は釣れた。 「いつまで立ってる気だ?」 第15話にて。ラブ○…、修学旅行のホテルで落ち着かない陽介達に対し1人ソファーに寛ぎグラスを口にしながら。順応が早すぎである。 「記念写真でも撮るか。」 同じく第15話、クマのイタズラで作動したウォーターベッドにてんてこ舞いの陽介と完二の姿を見て、写メる際に。哀れ陽介と完二。 記念写真に映ったクマはエヘ顔ピースでまんざらでもない模様。 「おかわり、ロックで。」 同じく第15話、バーでジュース?のはずのドリンクを飲み干しながら。 「いいかお前達、ミスコンというのはだな――(中略)――つまり、いいから出ろ!」 第19話、ミスコンを拒む女子達にドヤ顔しながら言った。なお、この結論に至るまで30分ミスコンについて語った。 「ウブなのね。」 同じく第19話、学園祭の合コン喫茶にて。 破壊力抜群の腹筋崩壊台詞。 この後の「いただこうかしら。」とセットで陽介を悶絶させた。 「そっとしておけ!」 同じく第19話、学園祭にて占い師マギーの言葉を受けて。 ホント、現在何又なのだろうか? 「俺を見ろ。」 そして第19話、女装コンテストで桜塚やっくん風のスケバン衣装で竹刀を床にぶっ叩いた後で。 この総番、ノリノリである。 ちなみに千枝、雪子、りせには効果があった。 「よし、皆の所に戻るか。」 第19話、真横にいたりせの告白をこの言葉&笑顔でスルー。 「何か言ったか?」とすら言っていない。 「ここは勇気を振り絞って……この場に留まる!」 第20話、天城旅館にて雪子のミスでうっかり男湯に入っていた女性陣と鉢合わせした際に。 この後、怒りの罵声と桶の雨を喰らってしまうのだった。 「ペルソナあああああ!!」 同じく第20話、菜々子に「お兄ちゃんって…『チカン』なの?」と問われた後、ショックでクマと卓球しながら。 相当荒れていたらしい。 P4GAの場合 「こんにちは。」 第1話、番長の最愛の妹こと菜々子とのファーストコンタクト時のセリフ。 菜々子の視線の高さに自分の視線を合わせ、柔和な表情で挨拶するという子供に慣れた人の対応である。 後にジュネスのCMソングを菜々子が歌った時には笑顔で聞いた歌をそのまま歌い、菜々子を笑顔にさせた。「お兄ちゃん」になるのも早そうである。 ちなみにこのCMソングシーン、浪川氏は演技指導にて「誰よりも上手く」と指定されて緊張したとか。努力の成果か、菜々子役の神田朱未氏は「上手だった」と賞賛している。 「押忍。」 叔父の堂島の「自分の家と思ってくつろいでくれ」というセリフに対し、やはり笑顔で何故かこう返事をした。 ゲームではこう返すと堂島に軽く引かれるが、P4GAでは笑顔で「体育会系か」と言われた。ゲームでは真顔で言ったのかもしれない。 「誰が落ち武者だ。」 第1話、モロキンこと諸岡金四郎の転校生紹介に際する「落ち武者だ」という台詞に反応して。ゲームではこう返事をすると勇気が上がる。 P4A第1話の頃に比べると黒板に書いた字も大きくなっており、肝が据わるようになった。 「よろしくお願いします。」 同じく第1話、「誰が落ち武者だ。」に対して怒ったモロキンの手を掴み握手し微笑んで。あまりの反応にさすがのモロキンも呆気に取られた模様。 ちなみに、「よろしく」という言葉と握手を求める姿がよく見られるため、P4GA第1話の番長は『握手厨』と言われることも。 なお、ゲームやP4Aでは求められて握手したガソスタの店員にも自分から手を差し出す積極性を見せ、あのフレンドリーな店員が一瞬呆気にとられていた。 「行けるとこまで。」 同じく第1話。JUNESの電化製品コーナーのテレビに腕を突っ込んで「行ってくる」と言い、そこに千枝の「行くって、どこへ?!」に対する返答。 引き留めようとした陽介・千枝を巻き込んでテレビに入る。 よく聞いてみるとちゃっかり番長は着地に成功していたりする。 \ドサッ/\ドサッ/\スタッ/ 「鳴上悠です。」 同じく第1話。テレビの中に入り、謎の人影を追って山野アナの写真が切り裂かれた赤い首吊り紐の部屋でクマに遭遇してすぐ握手する番長。 P4A第1話に比べるとコミュ力が上がりすぎである。 陽介「何で普通に会話してんだよ……」 「私だ。」 第2話、携帯電話で通話する際の台詞。どこの刑事ドラマ? 「18時までに帰らなければ、菜々子に一人で夕食を取らせることになる…!そんなことは許容できない!」 同話、沖奈市で陽介とともに密着計画を完遂しようとする番長が脳内プランを最終確認してるときに発したナナコン全開のセリフ。 当初番長は、千枝・雪子・マリーの三人で沖奈市で買い物をしようと予定を立てていたが、運の悪いことにその後同日に陽介との密着計画が入ってしまいダブルブッキング状態になってしまう。 約束をバックレず誰も傷つくことなく午後を終え、菜々子との夕食を迎えようと考えた結果、地獄のハードスケジュールになってしまった。 番長が「完璧だ…!」とどや顔で語るそのスケジュールは以下の通り。 15 00 密着計画 15 55 移動 16 00 女性陣と買い物 17 00 稲羽へ移動 18 00 帰宅 こうして、男たちによる嵐の放課後が幕を開けた。 「…3分だ。俺なら3分でカタを付けて見せる」 15 55。原付で女性が寄ってくるはずもなく時間だけが無情に過ぎ移動時間になるも、完二が突然「オレに10分くんねーか?先輩らのカタキ、オレがとってやんぜ!」と唐突に宣言。伝家の宝刀・「>落ち着け」も無駄に気合が入る完二には通じず、それどころか話の流れで男たちによるナンパ対決へと発展。当初の予定が完全に瓦解する格好となったが、この場面においてあろうことか3分で勝つと宣言。今最も落ち着くべきは番長ではなかろうか。 更に負けたら『パンイチで稲羽市内をマラソンし、それを菜々子に見てもらう』という恐るべき罰を課せられることになり、尚更負けられなくなった番長であった。 しかし3分で女性を捕まえられるはずもなく、以降は『ナンパ対決と買い物を同時にこなす』方向へとシフトしていく。 しかし、一方の女性陣もエビとまさかの鉢合わせによりトラブルが発生しており… 「ガスボンベ1本入りました~♪」 ナンパ勝負の一コマ。メシア教の人やら大阪の女やら中二病の女の子にやられた後、ばったり合わせたギャル二人にこのセリフを発したら 「マジ受けるんですけど~wwwwwキモwwwww」と爆笑されてバッサリ。ALLステータスMAXだろうが無理な事は無理である。 「ドロー!!」 エビと鉢合わせた結果、買い物がコーディネート対決へと発展した女性陣。更に審査員に番長が選ばれただでさえハードなスケジュールはますます地獄の様相を呈していく。 なんとかナンパ対決の時間を稼がんと番長はコーディネート勝負を引き分けにすることで時間を延ばし、ナンパ対決を進めていくが成果は出ず、心身共にボロボロになっていく…。 「菜々子…聞いているか…?待っていてくれ……必ず、必ず帰る…!」 ダブルブッキングの末、満身創痍となった番長の下へ菜々子から電話が入る。それは「遼太郎が定時で帰るから家族で食卓を囲もう」というものだった。そしてその際に菜々子と約束を交わした際のセリフ。字面だけ見るとなんてことないセリフだが、テンションとしては瀕死の戦士のそれである。 スケジュールが完全に崩壊した今、菜々子のために出来ることはナンパ対決に勝利し生還すること。覚悟を決めた番長は光の中へと駆け出して行った。 「菜々子……今、帰ったよ……」 結局、嵐のような陽介との勝負はアバドン大谷の乱入で引き分け…というか勝利者なきまま終わりを告げ、何一つ得るものなく帰宅した番長。 そして、堂島宅の前で真っ白に燃え尽き菜々子に帰宅を告げるのだった。 一方女性陣の方はというと、マリーが思わぬファッションの才能を発揮したこともあってかなんやかんやで丸く収まったのでした。 「ご立派様だ……」 第3話、海辺で花村と共にふとしたアクシデントでフ○チン状態になった完二を見て。 「……って言うのはどうだろう?」 第4話、マリーのポエム『飛べ!』と共に颯爽とバイクで仲間の窮地に駆け付けるシチュをガソリンスタンドで陽介に伝えてから。 陽介「ねーよ……」 「バッチリだ!」 第4話、マリーとの思い出作りの茶番『マヨナカ横断ミラクルクイズ』にてガチムチバニーボーイ姿を披露した完二に対しサムズアップ。 いいのか先輩。 「がんばります。」 第4話、クイズ司会のクマが紹介する際、三度カメラ目線でドヤ顔しつつガッツポーズで。 陽介「なんか、お前だけ紹介が仰々しくないか…?」 「転校する時は、みんな一緒だ。」 第5話より。10月8日(土)、花村の頼みでジュネスライブ限定のバンドを組むことになった番長一行。 八高の軽音楽部室を利用して練習するが、チームワークはてんでバラバラ。 「やっぱ、転校するっきゃねえか…」と落胆する花村に対して番長はこの台詞で励ます。 千枝「え?ふつうにやだよ…」(汗) 「さすが名探偵。」 楽譜を見て、現場検証するかのように曲のパターンを分析する直斗に対して。 完二「いや、探偵関係ないスけどね?」 「諦めたら、そこで試合終了だ。」 10月9日(日)。ライブが翌日に迫るものの、メンバーの腕はわずかしか上がらず、チームワークもいまだにバラバラ。 頭を抱える陽介に番長はこの台詞で励ます。元ネタは言うまでもないだろう。ちなみにゲーム準拠の台詞である(選択肢にある)。 クマ「センセー…クマは…クマは…バンドがしたいです…」 雪子「なにこの茶番」 「俺に考えがある。」 10月10日(月)。 ライブ本番当日でもあり、軽音楽部室から聞こえるりせちーの声を聞いた八高から流れた噂が現実になった日。セリフはアレだがどっかの司令官は多分関係ない。 丸久豆腐店の前におっかけが集まり、りせちーがジュネスのフードコートに行くこともできない。 そこで番長が提案した策とはバスケ部の一条にりせちーの女装をさせ、サッカー部の長瀬が不埒なおっかけに消火器を浴びせるというものだった。 ライブ終了後、一条はあまりの羞恥にどこかへ走り去っていったのであった。 陽介「どうしたんだアイツ?」 雪子「走りたくなったのかな?運動部だし」 「地獄絵図だ…」 第8話、ジュネスで女性陣を除いてクリスマスパーティーの買い物をする最中、完二の「女子に任せりゃいいんじゃ?」と言った際、 陽介の 「悠んちが物体Xだらけになっちまうぞ!」を受けて。 林間学校で陽介共々あのカレーを食った番長だからこそ言えるだろう。 もっとも、番長を待ち受けていたのは別の地獄絵図だったが…。 「勝手にいなくなるな!バカ!!」 第10話、自身の正体を知り、櫛を手渡そうとする番長に「うるさい!黙れバカ!!」と叫ぶマリーに対して。 感情を爆発させながら口論する様は番長らしからぬ様だった。要はただのnmkw。 しかしながら、番長が感情任せになるのは何も珍しいことではなく、アニメ版は兎に角原作におけるこのシーンでは「>ふざけるな」という選択肢がある。番長も人並みに感情を持った人間ということである。 「パーフェクトだ!」 第11話、虚ろの森から帰還後に。 花村の雪玉を顔に受けたマリーが倍返しと言わんばかりに異能力で雪玉を生成、彼に向け無数にぶつけた後、 「投げるんでしょ、雪?間違ってる?」と番長に問う際に。 この時、マリーの背後では台風の目のごとく雪玉が渦を巻いていた。 陽介「どこがだよ!?」 「なんだ?」 第11話、雪合戦の後、銭湯で花村とクマに負けじと桶を使って登り階段を作る際に。陽介「着々と建築してんじゃねーよ!」 やっぱり番長も女子陣の覗き見をしたい模様。この後、花村&クマは女子陣から桶の雨、番長はマリーの電撃を受けてしまう事に…。 マリー「キミたちなんて…大嫌いだぁぁぁ―――――っ!!」 「菜々子!お兄ちゃんも…大好きだ!」 第11話、2月14日(火)。 バレンタインデーでもあるこの日、菜々子からチョコレートをもらった番長。 いや、それはチョコレートと呼ぶにはおぞましいスライム状の物体Xだった。 一年間の戦いで研ぎ澄まされた本能が警鐘を鳴らし、食うのをためらう番長だが菜々子の「あのね、お兄ちゃんありがとう。…だいすき!」の言葉を受け、もはや選択の余地は完全になくなる。 覚悟完了した後、一気に食する際にこのセリフを発する。この後、画面暗転。堂島の叔父さんが帰宅後、マリーの所に向かう番長の姿が目撃されたという…。 「体は…大事だ…」 「マリー…ありがとう!がぶっ」 そしてマリーの所に向かいチョコレート(…らしきナニカ)を受け取り食べる際に。 箱に包まれたモヤっとしたモノは、溶けると逃げるらしい。 意を決した番長は満面の笑みを浮かべるとともに完食するのだった。 ちなみに食べた感想は「なんか…蠢いてる気がする…」だそうです。 「なんというか……みんな変わったな。」 最終話、イザナミとの戦いを終えて数か月後、少しだけ成長した仲間と再会。彼らの変化ぶり(というか完二)を見て。 「何で俺を見て言うんスか!?」 「何つうか…どんまい」 「励ましてんじゃねぇ!!」 余談 アトラス作品には珍しく真エンディング・ノーマルエンディングを通して仲間と大団円を迎える貴重な存在で、P4Gでは黒幕であるイザナミすらも救って本来あるべき姿に戻している。 ちなみに立ちはだかった敵で救えなかったのは一切絡みのなかったミツオぐらいで、「虚無に当たる存在」や「絶望に当たる存在」はそれぞれ自分にできる償いをする為、前へ進んでいる。 次回作にあたるペルソナ5が、作品の路線変更やアトラスそのものが存続の危機に陥ったりと、2016年にリリースするまでに苦難の連続だったが、その間P4Gを始め格ゲーやダンスゲーなど様々な派生作品にペルソナ4の顔として出張った番長は『アトラスを八年間支えた男』として讃えられている。 …が、2023年現在もペルソナシリーズや他社作品とのクロスオーバー、そしてP4Gの最新機種への移植など5が発売された現在も番長の過労死レベルの活躍は続いている。とりあえず、「お疲れ様です」と労ってあげよう。 追記・修正できそうだ。どうしようか…… 追記する 修正する →そっとしておこう。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-11 23 30 16) ジョーカーたちと共演マダァ? とか思ってたら、まさかのブレイブルーとかとクロスオーバーっすか番長 お疲れ様です!! -- 名無しさん (2017-07-17 16 03 31) ↑ジョーカーたちとは別のゲームで共演していたよ。 -- 名無しさん (2017-07-17 23 09 33) また戦うのね・・・・ -- 名無しさん (2017-07-17 23 21 26) ダンスバトルも出来るから戦いで決着をつけるのは本当に最後の手段なのかも -- 名無しさん (2017-12-22 11 15 43) 雨宮蓮と共演あるかな? -- 名無しさん (2017-12-29 00 38 30) 10年経っても戦い続ける男 -- 名無しさん (2018-04-27 20 27 51) 天性のリーダーというキャラをここまで上手く表現したのはあまりない -- 名無しさん (2018-04-27 20 40 32) 従来のペルソナシリーズとは毛先が異なる明るいイメージという方向転換を行った上で5が発売されるまでペルソナの看板を支え続けたのは単純にすごいと思う、PQ2は4と5なのか3,4,5なのか -- 名無しさん (2018-04-30 08 46 30) P4Aのレビューで「個性がない」とか言ってる人がいたがちゃんと見たんだろうかと思った。 -- 名無しさん (2018-07-09 12 42 19) PQ2にも登場。まだまだ休めない番長であった。 -- 名無しさん (2018-08-06 05 13 26) ↑2 むしろ個性の塊。(ただし、所々ただのnmkw) -- 名無しさん (2019-02-09 23 44 37) ジョーカーのスマブラ参戦に対して、Miiの外見だけの番長に「みぐるみ剥がされた」とあったのは笑った。 -- 名無しさん (2019-05-13 08 12 14) そんなに長くなってたのか、リセット前のコメントも見たかった -- 名無しさん (2019-07-02 23 38 14) スターオーシャンのコラボにも登場予定。3や5の主人公達と一緒とはいえまだまだ休めない番長なのであった -- 名無しさん (2019-10-01 18 57 15) ソシャゲのスターオーシャンで仲間にできるが、個人会話の時にグイグイ距離詰めてくる。本編でこれならタラし込まれるのも無理はない。アップで迫るイケメンって心臓に悪いよ! -- 名無しさん (2020-01-25 11 50 13) P4GがSteamで配信されたことで2020年も戦うことになった男 -- 名無しさん (2020-06-14 07 13 28) なんならBBTAGがバリバリ現役ソフトなので連戦も連戦である -- 名無しさん (2020-06-14 12 12 25) 遂に交代か〜と思ってたら -- 名無しさん (2020-06-14 18 39 59) 次はSteamかお疲れ様です -- 名無しさん (2020-06-14 18 40 53) PQ2でお互い本気出してない状態で戦ってジョーカーと同じくらいの強さ。とはいえモデルガンと知らないのに銃持ってる相手と競り合うのだからすごい。 -- 名無しさん (2020-06-14 23 14 12) Steam版が一日で3万人くらい購入されて、一晩で6000万稼ぐ男の称号をゲットした模様。もう休ませてやれよ… -- 名無しさん (2020-06-15 16 37 54) またお仕事だよ番長 -- 名無しさん (2020-06-17 13 45 12) 現実時間で10年ほど戦わされ続けてる男。他にアトラスにいただろうか -- 名無しさん (2020-12-09 00 44 02) 元の高校に戻った時のクラスメイト達の反応が見たい -- 名無しさん (2021-03-07 20 06 11) 「8年間戦い続った男の末路」または「8年間戦い続けた男の末路」で愉快な画像が見られるゾ!いや本当、あんだけ経験すりゃねえ… -- 名無しさん (2021-08-30 10 05 46) P4U2のリマスター版発売が決定されたことで2022年も戦わされる男 -- 名無しさん (2021-12-10 10 46 39) P4GのSwitch移植が決定したので2022年後期または2023年も戦わされる男 -- 名無しさん (2022-06-29 00 13 57) メタいこというと本編終了後に一番出しやすいんよな。生存してバリバリに健全な生活送ってて前科なし、くわえてあちこちにツテとコネがある。本編からしてもとっつきやすい雰囲気で当人も比較的共感しやすいノリの持ち主。 -- 名無しさん (2022-06-29 00 19 41) P4U2はBBTAGのBBとUNIがSwitchに販売されたからいつかくるかは予想できたけどまさか本編もくるとは思ってもいなかったわ。 -- 名無しさん (2022-06-29 11 51 52) 終盤になると正面から笑ってるポリゴンが見られる場面があるのだが(大抵背中や人の頭で隠れる仕様)、これが結構かわいい。ゴールデンの最後の笑顔もだけど笑うと幼くなるタイプなのか。 -- 名無しさん (2023-03-04 21 02 34) アトラース(神)の名は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。つまり番長こそがアトラスだったのか…? -- 名無しさん (2023-05-21 16 40 25) 名前 コメント