約 209,806 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6178.html
―部室― ザーザーザー 唯「雨、やまないね」 律「まだ梅雨なのかな」 唯「うん」 律「お茶、美味しいな」 唯「お菓子もね」 律「うん」 唯律「…………」 唯律「暇だー!」 澪「練習はどうした」 唯「」キッ 澪「そ、そんな目で見るなよ……」 唯「だってぇ」ぶー 梓「唯先輩、練習しますよ」 唯「もぉ、しょうがないなぁ」 梓「真面目にやってください!」 紬「うふふ」 律「じゃ、ぼちぼち始めますかっ」 澪「うん」 律「準備いいかー?」 梓「はいっ」 唯「大丈夫だよぉ」 律「よしいくぞっ…… ブツッ 唯律紬梓「!」 澪「ひっ!」 律「ん、なんだ!?」 紬「停電……みたいね」 唯「くらーい」 澪(く、暗いの怖いよ……) 澪「律ぅ」ギュッ 律「なんだっていきなり……」 ピカッ 唯「うひゃ」ギュッ 梓「雷のせいですね。くっつかないでください、唯先輩」 紬「あ、じゃあもしかして……」 梓「アンプが使えませんね」 澪「えっ、……本当だ」 律「ということは……」 唯「練習出来ないねぇ、こりゃ」 ――――――――――――― 梓「結局、お茶ですか」 唯「だって、ヒドい雨で帰れないんだもーん」 律「傘持って来るの忘れちゃったしー」 梓「もー」ぶー 澪「雨止むまで結構かかりそうだな」 紬「ねぇ、みんなでしりとりしない?」 唯「へ?」 梓「しりとりって……、しりとりですか?」 紬「ええ♪」 律「うん、暇つぶしにいいんじゃないか?」 梓「まぁ、いいですけど」 唯「ただのしりとりじゃ、つまんないよ!」 律「じゃー、負けた奴は罰ゲームな!」 紬「罰ゲーム!」 唯「何するのぉ?」 律「んー、じゃあ、負けた奴は私のいうことをなんでも聞く!」 唯「えー」ぶー 澪「え、律が負けたらどうするんだ?」 律「私負けないもーん」 澪「まったく……」 梓「じゃあ、始めますか。お題はどうします? まさか何の制約もないなんてことないですよね?」 澪「え?」 梓「単純な一文字取りでいいですよね。固有名詞はありですか? 私は一般常識の範囲内だったら認めるのがセオリーだと思うんですけど」 唯「あずにゃん……」 梓「? なんですか?」 律「ご、ごめん梓……。そんなにしりとりに乗り気だとは」 梓「乗り気? このくらい普通でしょう」 澪(いったいどんなしりとりをして育ってきたんだ……) 唯(あずにゃん可愛い) ――――――――――――― 梓「じゃあルールの確認しますよ」 唯「ほーい」 梓「一般的な一文字しりとりで、使用していい単語は名詞であり、かつこの5人全員が知っているものに限る」 律「じゃ、固有名詞もありってことだな」 律「濁点と半濁点は取り去るだけで、付加させるのは禁止。拗音、促音は清音に戻すこと」 唯「よーおん? せーおん?」 梓「『ぢ』や『じ』と『づ』や『ず』の区別は付けない。……そんなところですか」 澪「最後の長音はどうする?」 梓「無視する方向でいきましょう。母音で縛られちゃいますし」 梓「あとはお題ですけど……」 律「何にする?」 唯「あ、じゃあ食べ物だけってのは?」 梓「陳腐ですね」 唯「ちんぽ?」 梓「黙ってろです」 紬「じゃあ、みんなの好きなものだけってのは?」 唯「好きなものかぁ」 律「いいんじゃん、それで」 梓「そういう、一人ひとりのさじ加減で決まるようなお題は避けたいところですけど、もうなんでもいいですよ」 律「決まりだな!」 唯「順番は?」 梓「ジャンケンしましょう」 ───────────── 唯「じゃ、私からだねっ」 梓「今ジャンケンしたんですから、いちいち言わなくても分かりますよ」 澪(好きなもの好きなもの……) 唯「じゃあ……『ギー太』!」 律「うむ」 梓「無難ですね」 紬「次は私ね。……たー、たー」 紬「『たまご』」 律「んー? 玉子が好きなんて初耳だぞ?」 紬「た、たまご料理は大好きよ? ケーキにも使うし……」 梓「ギリギリセーフです」 律「次澪だぞー」 澪「こ、『こいぬ』!」 唯「あ、可愛いよねぇ。私も好きー」 律(逃げたな) 梓(『子○○』は卑怯ですね……) 梓「次は私ですね」 律(『ぬ』か……。『ぬいぐるみ』とかかな、やっぱ) 梓「ぬ……、ぬ……」 唯「お、あずにゃん」 紬「考えてるわねー」 梓(『沼』……ってバカバカ! 妖怪じゃあるまいし! こうなったら……) 梓「『ぬりえ』」 律「!」 唯「えー、あずにゃん、ぬりえ好きなのぉ?」 澪「ちょっと無理があるんじゃないか?」 梓「すっ、好きですよ、ぬりえ! 週4で塗ってますし!」 唯「ほんとかなぁ?」ジロジロ 梓「次、律先輩ですよ!」 律「あ、ああ」 律(くっそー、『ぬいぐるみ』でくると思ってたから『み』で考えてたよ……) 律「『え』か……」 律「!」ピカーン 律「『演奏』!」 梓「ほう」 唯「りっちゃんにしては……」 澪「うまいこと言ったな」 律「うまいことってなんだよっ。部長として演奏が好きなのは当たり前だろ?」 澪「さっきまで練習を嫌がってたのは誰だっけ?」 律「さぁ! 一周まわって唯だぞ!」 紬(流したわね) 梓(流しましたね) 唯「『憂』!」 澪「あー……」 紬「文句のつけようがないわね」 唯「えへへ」 梓(運が良いですね……)ギリギリ 紬「『い』ね……」 紬「『犬』」 唯「むむ」 律(安全策を取ったな、ムギ) 紬(ふふふ、『犬が好き』だなんて否定出来ないでしょう) 梓(はっ! また『ぬ』だ……。これは澪先輩厳しいかも……) 澪「『ぬいぐるみ』」 梓「!」 律「あー、それさっき梓が言うかと思ってたのにー」 梓(それがあったかー) 唯「澪ちゃん、ぬいぐるみ好きそうだもんねっ」 澪「うんっ」 梓「『み』……ですか」 梓「みー、みー」 唯(あずにゃん可愛い) 律「あまり悩んでると時間切れで失格にするぞー」 梓「そっ、そんなルールはないです!」 律「じゃあ追加なっ」 澪「悪くないルールだしな」 梓「くっ……」 梓(ヤバいヤバいっ、『み』なんて出てこないよ……) 律「んー?」 梓「み、『ミルク』!」 紬「うーん」 澪「それはちょっと厳しいんじゃ……」 梓「わ、私は身長が小さいから毎朝牛乳を飲んでるんです!」 唯「ああ! なるほどぉ」 律「仕方ない、セーフとしよう!」 梓(な、なんとか乗り切った……) 律「『く』だな!」 梓(それにしても……) 律「『果物』!」 澪「ありだな」 梓(曖昧な設定にしたばかりに、お題がお題としての役目を果たしてない……) 唯「和ちゃん!……だと『ん』が付いちゃうから……『和』!」 律「お、うまいこといったなぁ、唯!」 梓(またもや運のいい……)ギリギリ 澪「次はムギだけど……」 紬(どうしよう……、出てこないわ) 唯「あれ、ムギちゃん?」 紬(『かえる』……は嫌いだし、『カマキリ』もちょっと……) 梓「ギブアップですか!?」 梓(よしっ、負けろ!) 紬「かっ、『かんむり』!」 梓(チッ) 律「かんむり?」 紬「たまにうちでパーティーが開かれる時にね、着けるんだけど……」 律「あー」 唯「ムギちゃんすごーい」 澪(ものすごいセレブ生活の片鱗が見えた) 紬(かんむりなんて嘘だけど、どうせ分かんないわよね) 律「次、澪だぞー。『り』」 澪「『り』か……」 律「さぁ、澪ちゃんは答えられるのでしょーか!」 澪「あ…………」ピクッ 梓(? 澪先輩、なんか……) 唯「澪ちゃん、顔赤いよ?」 澪「…………」モジモジ 律「どうした?」 澪「あ、あの……、『――』」 紬「えっ?」 唯「聞こえないよぉ」 律「はっきり言え、はっきり」 澪「り、……『りつ』」 律「えっ……」 紬「はうっ」ブシュー 梓「ああっ! ムギ先輩が鼻血を!」 律「いや……、それって……」 澪「……なんだよ」モジモジ 律「あ、うん……」 唯「次、あずにゃ~ん」 2
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4472.html
がんばれすいみー【登録タグ KAITO か ボカロ互助会 曲】 作詞:hatiku(ボカロ互助会) 作曲:hatiku(ボカロ互助会) 編曲:hatiku(ボカロ互助会) 唄:KAITO(調教:とさP(ボカロ互助会)) 曲紹介 2008年2月22日に投稿された、底辺Pの「スイミー」支援のための「今夜もセフセフ」の替え歌。 歌詞 おまえらスイミー よわいスイミー 大きな魚におびえてる だけどスイミー まけるなスイミー がんばれスイミー おまえらスイミー 名もないスイミー それでも心は燃えている あつまれスイミー 飛び立てスイミー ちいさなスイミー ひとつひとつの力を合わせ 空の上まで雲を突き抜け飛んでゆけ おまえらスイミー おれらもスイミー いつかは星へも届くだろう みんなスイミー ちいさなスイミー がんばれスイミー がんばれスイミー がんばれスイミー コメント 小3の時に読んだなぁ…あれは良い話…ならばこれもいい曲 -- 雪葉 (2011-09-15 15 26 23) 音楽会でやったな、スイミー… 私達が歌ったスイミーじゃなくてコッチ流した方が良かったのに← -- 王音 (2012-08-23 17 21 37) 小学二年で劇やったなぁ・・・。最後にこれ歌いたかった。今更だけど。 -- ただのKAITO廃 (2013-07-12 14 32 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/8706.html
【TOP】【←prev】【GAME GEAR】【next→】 がんばれゴルビー ! タイトル がんばれゴルビー ! 機種 ゲームギア 型番 G-3210 ジャンル アクション 発売元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1991-6-21 価格 3500円(税別) ゴルビー 関連 Console Game FC ゴルビーのパイプライン大作戦 Handheld Game GG がんばれゴルビー ! 駿河屋で購入 ゲームギア
https://w.atwiki.jp/5gouki/pages/137.html
がんばれ元気 激闘編 ヤーマ がんばれ元気 激闘編 オフィシャルサイト 登録タグ:ART か行 タイアップ ヤーマ がんばれ元気のスペック違い版。ボーナス合成確率は全設定共通。 ボーナス後のCZ中にチャンス目を引くと始まるART「チャンピオンロード(通称チャロ)」を搭載。1.5枚/Gの高性能。赤チャロは77G、金チャロは5000G。 がんばれ元気 激闘編のボーナス確率・機械割 設定 赤7 緑7 ガリ 合成 機械割 1 1/3276.8 1/442.8 1/409.6 1/199.8 98.0% 2 1/2730.7 1/420.1 100.2% 3 1/2340.6 1/431.2 1/442.8 102.2% 4 1/2048.0 1/455.1 104.5% 5 1/1820.4 1/468.1 107.0% 6 1/1638.4 1/481.9 110.0% 全設定において初代よりも機械割が高い。 がんばれ元気 激闘編の単独ボーナス確率 設定 赤7 緑7 ガリ 合成 1 1/16384 1/4096 1/3276 1/1638.4 2 1/4096 1/1820.4 3 1/8192 1/3276 1/3276 1/1365.3 4 1/16384 1/5461 1/4096 1/2048.0 5 1/8192 1/4096 1/5461 1/1820.4 6 1/3276 1/1489.5 単独ボーナス確率は設定順に並んでいない。 単独赤7は設定3,5,6の可能性が高まる。 がんばれ元気 激闘編の小役確率 設定 リプレイ 特殊リプ ゴング 1 1/7.504 1/268.59 1/94.71 2 1/7.507 1/264.26 1/89.53 3 1/84.89 4 1/80.71 5 1/7.504 1/268.59 1/76.92 6 1/7.507 1/264.26 1/73.47 設定 グローブ 1種 2種 通常時 ART中 1 各 1/14.84 各 1/48.19 1/9.18 1/3.78 2 各 1/14.98 各 1/46.81 1/9.13 3 各 1/15.13 各 1/45.51 1/9.08 4 各 1/15.24 各 1/44.28 1/9.03 5 各 1/15.38 各 1/43.12 1/8.98 6 各 1/15.54 各 1/42.01 1/8.93 CZ中のグローブについて(★=ボーナス絵柄)1種グローブこぼしで★orミット/チェリー/リプが揃い、赤チャロがスタート。 2種グローブこぼしで★/チェリー/ゴングが揃い、金チャロがスタート。 がんばれ元気 激闘編の小役同時当選確率 設定 リプレイ 特殊リプ ゴング 1種グローブ 2種グローブ 1 0.27% 18.03% 7.51% 1.27% なし 2 19.35% 7.10% 1.28% 3 6.74% 1.20% 4 0.18% 6.40% 1.40% 5 18.03% 6.10% 1.41% 6 19.35% 5.83% 1.33% ゴング重複は少ない方が良い。 重複役の特定を容易にするためにも、通常時はストレートモード(星空)がオススメ。 赤7の可能性があるのは特殊リプと1種グローブのみ。リプとゴングは緑7以下が確定。 がんばれ元気 激闘編の打ち方 通常時 演出モードを1BETボタンで切り替えられる。 左から押せばフリー打ちでもグローブ以外は取りこぼさない。 前回のチャレンジファイト転落から666G消化で周期チャレンジファイトに突入。 チャンピオンロード中 歌付きの「明日という未来へ」はROUND5以降、もしくは金チャロで流れる。 ナビに従って消化。前作とは違い、激闘編にはハズレフラグが多数存在する。 とにかくボーナスが軽いので、特に金チャロ時はハズれるように祈る。 ART終了後は周期チャレンジファイトに突入。再突入率は下記チャレンジファイトの項を参照のこと。 BIG中 レバオンゴング音でゴングor9枚役。ゴングが揃えばBIG後の元気チャンス中に2種グローブが成立するまで1種チェリーをナビし続ける。 BIG後はボーナスを除き、ART突入率100%。 MID、ガリ中 BIG中と同様にゴングの抽選を行うが恩恵は無い。 チャレンジファイト中 特殊リプレイ確率が通常より大幅に上がっており、これが揃うとパンク、通常(低確RT666G)に移行。 設定 MID後CF ガリ後CF 周期CF リプレイ リプレイ リプレイ 共通 1/20.38 1/154.57 1/1.49 設定 特殊リプ 突入率 特殊リプ 突入率 特殊リプ 突入率 1 1/8.08 55.704% 1/2.60 28.809% 1/19.25 74.978% 2 1/8.11 55.699% 1/2.80 30.269% 1/19.30 74.948% 3 1/8.14 55.693% 1/3.11 32.443% 1/19.37 74.946% 4 1/8.71 57.260% 1/3.28 33.533% 1/19.46 74.955% 5 1/8.76 57.303% 1/3.30 33.580% 1/19.55 74.970% 6 1/8.78 57.261% 1/3.31 33.558% 1/19.60 74.940% 高設定ほど特殊リプの確率が低いものの、同時に複合グローブの確率も高いため、突入率の違いはそれほど顕著には表れない。 一応、引き戻し力が一番強いのは設定5。 がんばれ元気 激闘編についてのコメント もうないお(´ω`) - ブーン菜(´ω`) 2010-02-06 22 27 10 名前
https://w.atwiki.jp/nintendo_vc/pages/154.html
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前後編 ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前後編データ 概要 オリジナル版との相違 CM 他作品との関連 データ 任天堂:前編:1987年9月04日発売 後編:1987年9月30日発売 ジャンル:AVG プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数: 攻略ページ鬼ヶ島 紹介ページ http //www.nicovideo.jp/watch/sm131517 http //www.nicovideo.jp/watch/sm131704 概要 任天堂初のテキストアドベンチャーゲーム。誰もが知っている日本の昔話を題材にほのぼのとしたムードで展開する。 謎解きのフラグ立てがやや複雑、かつゲームオーバー要因も多いため難易度はかなり高い。しかし、温かみのあるグラフィックや、数々の昔話に適度なユーモアやギャグを織り込みつつもシリアスに展開していくストーリー、近藤浩治の作曲による情緒溢れるBGMの評価もまた高く、任天堂初のADVにして「名作」の評価を得た。 オリジナル版との相違 一部テキストが改変されている。 表現上の自主規制だと思われる。 CM ※視聴にはニコニコ動画のアカウントが必要です。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm305344 他作品との関連 どの作品からプレイしても楽しめるようになっている VCで配信されているソフト平成 新・鬼ヶ島 前編(SFC) 平成 新・鬼ヶ島 後編(SFC)本作の前日譚を収録。実質的にはリメイク作品に近い。 ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者(前後編)(FC) ファミコン探偵倶楽部PART II うしろに立つ少女(前後編)(FC) ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女(スーパーファミコン版)(SFC) はじまりの森(SFC) VC配信が期待されるソフトふぁみこんむかし話 遊遊記(FC) タイムツイスト 歴史のかたすみで…(FC)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48782.html
登録日:2021/07/29 Thu 19 57 46 更新日:2024/03/13 Wed 11 58 05 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 R-18 xelvy ぱらどっくすRPG もんぱら もんむす もんむす・くえすと! アポトーシス シェスタ モンスター レミナ 元人間 妹 巨乳 蜘蛛 雑魚 こうしてお茶を飲んでいれば…… 記憶を取り戻すかも…… 茶なんかではダメなのら、酒を飲むのら。 ほら、グビグビいけ! それじゃあ、飲んでみる…… ぐびぐびぐび…… …………………… まったく、姉さんはお酒ばっかり飲んで。 それだから嫁のもらい手がないの、分かる? だいたい、お仕事はどうしたのよ。 半年ぶりに見付けた、道具屋のバイトなんでしょう? (本当に記憶が戻ってしまったのら……) ……私、何を言っていたの? 今の数分の記憶も、なくしてしまった…… (飲ませない方がいいみたいら……) 出典:とろとろレジスタンス『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG 前章』 シェスタとは、サークル:とろとろレジスタンスのR-18同人RPG『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』に登場するキャラクターである。 『もんぱら』にて初登場のキャラクターで、前作『もんむす・くえすと!』には未登場。 イラストはxelvy氏が担当。 概要 『もんぱら』から登場するアポトーシスと呼称される生命体の一種。 「アポトーシス」について 『もんぱら』本編開始より30年前、世界各地に突如として出現した“巨大な穴”「タルタロス」内部に棲息する存在。 外観は多種多様であり、シェスタのように比較的人間に近いフォルムを残した者もあれば、魔物以上に「人外」染みた見た目の個体もいたりと、 『もんくえ』シリーズにこれまで出てきた魔物以上に異形の姿を持っているのがカテゴリーとしての大きな特徴。 魔物に近い生命体とされるが、いずれの個体も自分が何者かであるかを知らず、本能的にタルタロスへの侵入者を襲うよう脳にプログラムされている。 ゲーム中で断片的に提示される設定を見る限り、いずれのアポトーシスも元は普通の人間、魔物、その他生命体が変異した存在であるようで、 変異前の人格は個体差はあるが、シェスタのように断片的ながら残しているアポトーシスも何体か見受けられる。 尤も、ゲーム中では変異前のシェスタとは全く無関係な一般人がシェスタ型のアポトーシスに「上書き」されるかのように変貌する場面もあるため、 それがアポトーシスとしての性質なのか、はたまたゲーム的な都合なのかは若干不明瞭。 また、『もんぱら』ゲーム中に登場する魔物は、基本的にエンカウントする複数個体は「別人」として扱われることが殆どだが、 アポトーシスについては、複数体存在する全ての個体が人格と記憶を共有していることがゲーム中の資料で明示されており、 そういう意味でも従来の魔物とは根本的に異質な存在であると言える。 その為か、他の仲間にできるキャラと異なり、仲間にしてもネームは種族名のままである。 ホラー小説に詳しい人なら『AΩ 超空想科学怪奇譚』のレプリカントに近しいシステム、と言えば通用するかもしれない。 ちなみに、ここまで他の魔物とは根本的に異なる存在然としてゲーム中でも描かれているが、 実際の所、ゲーム上では雑魚としてエンカウントする下位アポトーシスは全員仲間にすることが可能。 これらがデフォルトで有している「アポトーシス」系統の種族は、他の魔物が転種できるそれに比べて圧倒的にステータスが高く設定されており、 育成方針次第ではパーティの有力なメンバーとして活用する事も十分可能である。 「甲殻浸食型アポトーシス」に分類される個体で、人間の少女のような上半身と、機械と生身の脚が入り混じった蟲のような下半身を持っている。 ちなみに人間部分のバストサイズは中々の巨乳……だが、仲間時に「ぱふぱふ」を使用した時の判定は「普通」サイズ。 一見しなくても異形然とした外観だが、ゲーム中に登場するアポトーシスでは(中章時点で)まだ比較的人間に近いフォルムの方。 ゲーム中では、異界化したレミナや、管理者の塔の回想シーンで、若い人間の女性がシェスタに変異する描写があり、人間がアポトーシスに侵食されて変異したタイプと推察できる。 魔物図鑑の解説によれば、蟲のような下半身で獲物を抱え込んで精を搾り取り、更には交尾する場合もあるとされ、 搾精の対象とされた獲物は力尽きるまで搾られ、その屍は無残に打ち捨てられてしまうと記述されている。 実際のゲーム中でルカが敵としてのシェスタに敗北した際には殺される事こそないが、交尾に縺れ込まれてシェスタとの間に子供を作らされる羽目になり、 精神が摩耗した状態で彼女と家族の真似事をして暮らす羽目になってしまう。 名前の通り「シェスタ」と呼ばれる、恐らくはアポトーシスに侵食される前の人間の女性の容姿と記憶を、断片的ながら所持している。 前述した敗北時にも、ルカとの間に子供を作る事に「家庭への羨望」「新しい記憶」への執着をうかがわせる台詞があり、 仲間のした後の会話やプレゼント反応などでは、より人間だった頃の人格が掘り下げられている。 敵対時 前章から登場。イリアス大陸南部のタルタロス内部に出現する、シュリーやジェイドと並んでプレイヤーが初めて遭遇するであろう下位アポトーシス。 順当にプレイを進めていれば、反省会でも言及される通り、その時点の雑魚にしてはHPや耐久力が高めであり、物理攻撃に快楽攻撃、更には数種類の魔法も使用してくる強敵。 とはいえ、硬さを除けばそこまでの難敵という訳でもないので、気を緩めずに挑めば全滅するという事は基本無いはずである。 レベルを上げてから挑めば一発で沈む、早いが話「序盤のみの強敵」に過ぎない。 ただし、ゲームクリア後の要素「混沌の迷宮」や、コラボシナリオ「夜の国と七つの世界の勇者達」にてエンカウントする場合は話が別。 シェスタに限った話ではないが、従来の雑魚敵も能力値を大幅に底上げされた状態でエンカウントするため、挑むのであればあまり手間取らずに撃破できる火力は欲しいところである。 劇中での立ち回り(仲間キャラとして) 他のエンカウント系敵キャラ同様に、好感度を高くした上で倒すことで、戦闘後にシェスタを仲間としてパーティーに迎え入れられる。 食材アイテムをプレゼントした時の反応や、他の仲間との会話、街中での一般人との会話で、人間だった頃の彼女の素性が断片的ながら掘り下げられており、 ダメダメな姉がおり、お酒に溺れて嫁の貰い手が無かったりアルバイトを放り出したりと全体的にグータラな人物だった模様。子供の頃は一緒にカブトムシを捕まえに行ったりと仲は良好だった事がうかがえる。また「お母さん」の存在も言及されている。 好物は果物系統やチョコ・ケーキなどの甘味。パフェに至っては「パフェ……♪これ、大好き……♪」と音符マークまで付けて喜んでいる。 肉類も好きながらスタイルが崩れるからと気にしていたが、ステーキやすき焼きは「憧れ」であり中々食べられなかった模様。 野菜類は苦手で、特にピーマンは記憶に深く残るくらい嫌いだった。 ジャムやパン、シチューやスープの料理などを自作したり、牛乳を自分で搾ったりしていた。またサンドウィッチやピザを「誰か」と一緒に作った記憶がある。パンについては街中の会話で「大きなパン」に反応するくらいには執着している様子。 逆に米類の穀物には馴染みがなかった模様。 焼き魚や刺身にも馴染みがなく、タコやイカも「気持ち悪い」と評するなど魚介類には縁がなく、「海を知らない」とも言及している。 ローストチキンの反応で「町のお祭り」を回想している。またホットドッグも「町でよく食べた」とのこと。 ウェディングケーキの反応で「結婚、憧れていたような……お嫁さん……なりたかった……」と、アポトーシスになった後のメンタリティにも通ずる発言をする。 飲料はコーラは苦手で、コーヒーも砂糖なしでは無理。お酒も拒否するが、年齢的なものかシェスタ個人の嗜好かは不明。 「幸せな暮らし」というワードに反応する。 ……と、中章段階では推測の範疇に過ぎないが、恐らくは「レミナのごく一般的な家庭で、家族に囲まれて平穏に育った少女」である事がうかがえる。 これらの情報の元となる彼女の記憶は、基本的にプレゼントや会話などを切っ掛けに断片的に思い出す程度に過ぎないものの、 羊娘のメリーとのポケット魔王城における会話では、彼女に勧められて飲酒した事で人間だった頃の口調と記憶を一時的に取り戻す(項目冒頭の会話はその時のもの)。 その他、酒を介さずとも、街中会話で怠け癖がついた人物とのやり取りで、上述の姉の存在を思い出しかけており、 総じて会話の端々に時折存在を覗かせる「ダメダメな姉」がシェスタ自身にとっても印象深い人物だった模様。 中章以降は街中での新規会話もなく、キャラクターとしては空気気味。 果たして終章では、人間だった頃の彼女の素性にスポットが当てられる機会は来るのであろうか……? 運用 虫系とアポトーシス系の種族に転種可能。それぞれのカテゴリーの上位種を極めつつ、ステータスに優れる上位アポトーシスか時魔法が使えるアラクネ辺りが無難か。 特に、それぞれの種族の上位種で時魔法スキルを習得しつつ、職業は魔法職を軸に育成できれば戦力・サポート双方に安泰。 固有アビリティで虫技スキルをどの種族・職業でも使用可だが、正直なところ彼女の運用を突き詰めるとあまり旨味は無いので忘れてしまっても問題ない。 順当にゲームを進めて行けば、虫系・アポトーシス系ともに、シェスタよりも強力な仲間も後々加入するが、 『もんぱら』のゲームシステム的に序盤からのキャラでも職業や種族によるアビリティ習得などで十分カバーは可能なので、 プレイの中でシェスタというキャラクターに愛着が湧いたのであれば、彼女を旅のパーティーに加えても悪くないだろう。 追記・修正は、アポトーシス化以前のシェスタの素性に想いを馳せながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジェスタ? -- 名無しさん (2021-07-29 23 07 27) そういえばくえだとにんむすをサキュバスに変質させてたよね、実はエヴァが姉ってオチは? -- 名無しさん (2021-09-25 17 33 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/1590.html
湯けむりプルソン レジェンドレア 必要魔力 27 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 6868 13005 19873 11000 誕生日 12月31日 身長 148cm 体重 43kg 3サイズ スキル 未来の言承け効果 敵を挑発しつつ、敵の全体攻撃を両方とも一定確率で回避する 親愛度 コメント 低 ひ、ひぅ…あ、はい…これはガオちゃんバナナボートといいます…名前のとおり、ガオちゃんの形をしたボートなんです…乗り心地は抜群なのですが…少々、バランス感覚が必要…なの…です…ふ、ふぇぇ…温泉に落ちちゃいそうなんですぅ…た、助けてください! 中 さ、さっきは温泉に落ちそうなところを助けてくれて…ありがとうございました…えっ、温泉にガオちゃんバナナボートを持ってきちゃいけなかったの…!ふ、ふぇぇぇ、プルソンは怒られちゃいますか…もしかして灼熱の熱湯風呂の刑…なんてことはありませんよね…!? 高 なるほど…温泉というのは、じっくりと肩まだ浸かって疲れを癒すのですね…ふぇ?あと30秒も浸かってなくちゃいけないんですか…ふぇぇ…そんなに温泉に入っていたら…プルソン、ふやふやのふらふらになっちゃいますよぉ… 嫁 ここの温泉には混浴風呂もあるそうです…一緒に入って、プルソンの背中を流してほしいです…ふぇ?混浴は恥ずかしくないのかって…そ、そんな風に言われると、照れちゃうじゃないですかぁ…ふえぇ、イジワルなんですからぁ…! 親愛度 セリフ 低 決してプルソンは水が苦手…ということではありません…よ? ガオちゃん…上手にバナナボートに乗ってるね 魔王だって温泉に入るのです…なんにもおかしいことはありません プルソンは若いですが、温泉の効能には期待しているのです…! 中 ガオちゃんバナナボート…脱衣所に置いておこうっと… 温泉の効能も気になりますが…プルソンの美肌にも注目です…! ガオちゃんのジュース美味しそう…プルソンにも一口… あの子も温泉に浸かって気持ちよさそう…♪ 高 プルソンはシャンプーハットがなくても髪を洗えます…エッヘン! 温泉の後には娯楽がいっぱいあると聞きました…! プルソンのすりーさいずは…ひ、秘密ですってば…! プルソン、アナタと一緒に温泉に入りたい… 嫁 はふぅ…温泉って気持ちいい…ずーっと入っていたいですぅ… アナタにもプルソンとガオちゃんのお揃いサングラスをあげるね… 温泉にたっぷり入って、ガオちゃんも健康的に…♪ ジュース…半分ずっこにして…飲みませんか? スキンシップ後 朝 ふわぁ…うにゅ…まだ眠たいですぅ… 夜 体がポカポカのうちに…おやすみなさい なでなで ふぇ…お風呂でのぼせちゃったのに…もっとフラフラしちゃいます… その他 誕生日 物のプレゼントよりも…アナタと一緒の時間を過ごしたいです… 友達 ひ、ひぅ…あ、はい…これはガオちゃんバナナボートといいます…名前のとおり、ガオちゃんの形をしたボートなんです…乗り心地は抜群なのですが…少々、バランス感覚が必要…なの…です…ふ、ふぇぇ…温泉に落ちちゃいそうなんですぅ…た、助けてください! 仲良し - 相棒 さ、さっきは温泉に落ちそうなところを助けてくれて…ありがとうございました…えっ、温泉にガオちゃんバナナボートを持ってきちゃいけなかったの…!ふ、ふぇぇぇ、プルソンは怒られちゃいますか…もしかして灼熱の熱湯風呂の刑…なんてことはありませんよね…!? -- 名無しさん (2017-06-17 10 23 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bo-dode/pages/77.html
12時ちょうどに始まった放送が、辺りを騒がしく響かせている。 8人の死亡者の名前と禁止エリア、そしてみろるんからの挑発的な言葉。 これを聞いた人は、何を考え、何を思うのか―― しかし、桐生院黒影はそれを聞いても、何一つ表情を変えず、ただ自らの作業に没頭し続ける。 森が火事になってきた為にマガジンの探索を諦めた黒影は、南東のファンタジーの町、支給地図が指すF5地点に位置する酒場にいた。 本来なら、冒険には欠かせない情報収集の基本とも言える場所なのだが、今は無人と化したそこで、彼はひたすら動き回る。 なにやら液体が入った樽を担いだと思えば、広い酒場の中心部にまで持ち運び、それを床の上に撒く。 そして、また空になった樽を担いで隅に行き、再び液体を満たした後に運ぶ。 そして、やはり床の上に撒く。 そんな作業を延々と続けている。 その様な行動を続けていくうちに、そこには徐々にその液体によって作り出された水溜りが姿を現し始めていた。 彼の行動の意図を知らぬ者ならば、誰が見てもその行動は奇妙に思うであろう。 しかし、ゲームに乗る事を決意した彼のことだ。 おそらく、なにやら考えがあるのだろう。 全く感情が無い無表情な顔をピクリと動かしもしない男。 はたして、その冷たい目の奥で何を思っているのだろうか。 そして、彼が作業を終えた後、サブマシンガンを構え辺りを移動し始めた。 ◆ 同じF5で、二人の男が並んで歩いていた。 方や、手にはソーディアン・ディムロスを装備した、リオン・マグナス。 もう方や、手にはフランヴェルジュを装備した、志々雄真実。 すでに一人を葬った二人の暴走は、おそらく並大抵の者の手では止められないだろう。 彼らは数時間前に最初の標的、スティンガ・アルスと遭遇し、そしてリオンの武器ディムロスでその全身を砕いた。 スティンガは当然即死。 彼が持っていたデイパックに入っていたのは、自分達と同じ支給品一式の他に、金槌、暗視スコープ、そして銃のマガジン。 しかし、そのマガジンを詰めるための銃は、先ほどの戦闘の時リオンが蹴飛ばしてしまい、どこにあるか分からない状態なのだが、二人は全く気にしていない。 そもそも、二人は、このゲームで優勝するとか、そういう類の考えなどは無い。 そう、二人はただ純粋に強者との戦いを楽しんでいるだけであった。 そのため、出来るだけ多くの武器を手にし、このゲームを少しでも有利に進めようなど、そんなことなどは全く考えてないのだ。 水と食料を山分けした後、暗視スコープはリオンが、銃のマガジンは志々雄がそれぞれ自分のデイパックに入れる。 ただし、使えそうも無い金槌だけはその場に放置された。 そして、二人は次なる獲物を探し続ける。 自らの欲望を発散させる為の、次の標的が欲しかった。 ◆ 町の中を歩いていくと、二人はついに一つの標的と遭遇した。 前方の建物の陰からこちらに向かって、黒影は突如こちらに向けて銃を数発ほど発砲してきたのだ。 姿が見えない事に危険を感じた二人は、すぐさま側の建物の陰に隠れる。 銃声が聞こえた後に、隠れた建物にいくつかの傷痕を生み出していった。 だがこの時、リオンの中では感激で胸がいっぱいだった。 ようやく見つけた標的が、ちょうど良く先ほど無くした物を抱えてきたのだから。 リオンの耳に確かに入った、黒影の手に握られたサブマシンガンの銃声。 瞬時に、それは先ほどスティンガが持っていた物と同じであると判断したのはさすがだ。 ――せっかくだから、あの銃を手に入れよう。 リオンの中に欲望が浮上した途端、彼は呪文を詠唱した後、拡散させた攻撃魔法を音のする方向へと放った。 「ファイアボール!」 黒影の目の前に、火球が次々と飛び出して来る。 彼にとっては予想だにしなかっただろう。 相手は剣を持っているので接近戦で来ると予想していた矢先、"魔法"と形容せざるをえない攻撃を仕掛けてきたのだから。 そして、その内の一つが黒影の迷彩スーツに直撃。 迷彩スーツはボロボロになり、その効力を失ったため姿を曝け出してしまった。 さらに、顔の横にも直撃し、黒影の右頬に火傷の痕が出来てしまう。 しかし、黒影もすぐさま負けじと反撃を仕掛けてきた。 とはいえ、サブマシンガンの弾の残りはあと数十発程度なので四、五発ぐらいしか撃とうとしない。 その黒影の攻撃が止まった一瞬の隙をつき、今度は魔神剣を放つリオン。 自身の剣技にディムロスの発火能力を組み合わせ、威力を倍化させる。 もちろん、狙いながらだ。 しかし、黒影の反応の方が一瞬早かったらしく、再び別の建物の裏に隠れられてしまった。 だが、リオンはそれでも攻撃を休めようとしない。 乱射された炎を纏う衝撃波が、黒影の隠れる建物を破壊していく。 これにはさすがの黒影も反撃することは出来なかった。 ほんの少しでも姿を見せれば、すぐさまその炎の衝撃波を体全身に浴びる事になるからだ。 このままでは勝てないと判断したのか、黒影は建物に隠れながら後退を開始し始める。 飛び道具を持たない為、相手の動きを探っていた志々雄が黒影の撤退に気づいた時には、すでに数十メートルもの距離を離されていた。 志々雄に言われて気付き、このまま逃がしてやるものかと、リオンは負けじと前進しようとする。 しかし、飛び出そうとした瞬間、再び黒影が撃った銃弾が襲い掛かるため、追いかけることが出来なかった。 ――このままでは逃げられてしまう。あいつはここで殺しておかないと。 そう考えながらも、黒影は建物の陰から陰へと飛び出しながら逃げ出している。 「ちぃ! 逃がすか!」 逃げられてなるものかと、リオンは急いで逃げる黒影の追跡を開始する。 しかし、志々雄はある不自然さに気付いた。 自分から仕掛けて、旗色が悪くなった途端、即撤退。 確かに当たり前の行動なのだが、あまりにもアッサリしすぎているのが何か引っ掛かる。 だが、志々雄は「まあ、いい」と疑問を完結させる。 逃げている男が何を考えているのかは、追いかければ分かる事だ。 そして、黒影は走り出す。 彼はこのまま逃げるつもりなのか、それとも別の場所を最終決戦の舞台として選ぶのだろうか。 いずれにしろ、決着の時はもう間近に迫っているように思えた。 ◆ 町中を駆けながらも、リオンは遥か前方を走る黒影の背後から、容赦なく炎の衝撃波を噴かせ続けた。 耳をつんざくほどの爆音が響くと同時に、周りの建物が炎に焼かれる。 しかし、数十メートル程の距離が離れている為、魔神剣はどれも黒影に命中することなく、ただむなしく町中にたくさんの炎を作り出すだけであった。 だが、リオンは諦めない。 いくら狙いを外そうとも、相手を仕留める事に専念する。 対し、前方の黒影は背を向けて走っているかと思えば、時々こちらを振り返り、四、五発程撃ち返し、そして再び走るのに専念する。 もちろんしっかりと狙いを定めていないので、その弾が二人に命中することはない。 しかし、リオン側も万一のことを考えると、障害物の後ろに身を隠さないわけにはいかなかった。 走りながらも繰り広げられる飛び道具戦の為か、その距離は一向に縮まる様子はない。 終わりの訪れぬ攻防と追跡を続けているうちに、気がつけばとある建物へと黒影は向かっていた。 裏通りの狭い道の側に位置しているその建物である酒場。 黒影はそちらへ向かっていたのだ。 しかし、リオンはそんなことなど気にせず、とにかくその酒場へと走った。 走りながらも、前方の黒影へ向けての攻撃の手は緩めない。 とある一軒の民家の横を通過したばかりの黒影の背中に向けて、さらに魔神剣を放つ。 だが黒影が角を曲る方が一瞬早く、攻撃の全ては民家の壁面に直撃するだけだった。 十秒ほど後に、二人も同じ角を曲り、そしてまた魔神剣を放つ。 そのときに黒影は酒場へと到着。 そして魔神剣の衝撃波は、その酒場の隣の建物に直撃した。 それでもリオンは諦めず走り、逃がしてなるものかと追いかける。 店内を駆け、そして裏口から出ようとする黒影。 数秒後、二人もようやくその場に到着し、酒場を出てからも走り続けている黒影へと向けて、魔神剣を放とうとする。 絶対に仕留めてやるという考えが、楽しみと恐れという、相反する気持ちから生み出され、それを実現化させるために、リオンは全神経を黒影を仕留めることに集中させ、全力で戦いに挑んだのだ。 店内には、二人が床に溜まった液体を踏みつける音と、魔神剣を放つ音が響く。 しかし、鼻に飛び込んできた異臭に気付き、ここで志々雄はある違和感に気がついた。 ――外は雨なんか降っていない、ましてやここは店内。 ――だから、こんなところに水溜りが出来ているはずがない。 ――では、ここに溜まっている液体は何だ? 疑問の答えが浮かぶ前に、リオンの手元から衝撃波と共に巨大な炎が飛び出した。 いや、正確にはディムロスの発火能力故に飛び出した炎が、巨大な赤い悪魔へと変化したと言ったほうが正解であろう。 突如出現した巨大かつ高熱を発する紅蓮の炎にどうすることも出来ず、身を包まれたリオンは絶叫をあげた。 「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 空気中に出現した、二人を焼き掃おうとする紅蓮の塊は、瞬く間に成長し、ついには酒場全体を包み込む。 足元から何度も起こる爆発に、体重が48kgしかないリオンは身体を簡単に持ち上げられ、地面に叩きつけられた。 全身を駆け巡る痛み。 自らの身体を焼かれて起こるそれは、尋常なものではなく、リオンは人生史上最大の苦痛にのた打ち回った。 「うわぁぁぁぁぁ! あ、熱い! 熱いぃぃぃぃぃぃぃ!」 罠だった。 これは、黒影があらかじめ店内に高濃度のアルコールを撒き、そこで誰かが銃を撃てば、そのときに発する火花が気化したアルコールに燃え移り、そして爆発に飲み込まれるという罠だったのだ。 しかし、実際使われたのは銃ではなく炎を纏った衝撃波だった事は、黒影にとっては予想外だったが、それでも作戦は成功と言えるだろう。 そして、まんまとおびき寄せられたリオンが、それに気付いた時はもう遅かった。 アルコールのキツイ匂いと共に、自らの身体の肉が焼ける香りが鼻に入ってくる。 全身を焼かれながらも、生きようと――いや、生きたいと、リオンは必至に炎の海からの脱出を試みる。 だが、身体を動かせば、衣服と焼けた肌がこすれ合い、そこから耐えようもないほどの激痛が走り始めた。 その時、炎の海の外から飛び込んでくるタイプライターを打つ様な銃声にリオンは絶大なる恐怖に怯えた。 燃えさかる酒場の窓から、黒影が炎の内部に向けてサブマシンガンの残りの弾を、鉛雨の如く撃っているのだ。 そして、そのうちの一発がリオンの左足の膝を貫通し、そのまま床にめり込んだ。 「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!」 耐え切れぬ痛みに声を張り上げ、炎のど真ん中で倒れこむリオン。 そしてさらに襲い掛かる爆発が、いともたやすく、その場から動けない彼の身体を壊していった。 しかし、それでも彼はまだ死にたくなかった。 ゲームに乗り生命を奪った側についたリオン。 彼は何事も深く考えず、ただ“獲物”を仕留めることを選んだ。 しかし、このとき彼は“狩られる者”の立場となり、そして先ほど殺した男の気持ちを知った。 それに今ようやく気がついたが、もう手遅れかもしれない。 そして、リオンはただ必至に唯一心を開いているメイドへの今の想いを叫んだ。 「マリアン! マリアァァァァァァァン!!」 何度も起こる爆発は、徐々に酒場そのものを崩壊させるだけでなく、飛び散った火の子が辺り一面の建物にも被害を拡大させ、そして空を黒い煙が覆う。 南東に広がる町は、徐々に炎に包まれた紅蓮の世界へと姿を変えた。 だが、その地獄のような世界に、志々雄真実だけは平然と立っていた。 【F5 町の酒場・昼過ぎ】 【名前・出展者】桐生院 黒影@陽華がくえん☆ねこやしき 【状態】無感情モード、顔の右頬に火傷(戦闘に支障はない) 【装備】河城にとり製光学迷彩スーツ@東方Project(焼かれたため使用不可能) サブマシンガン@現実(弾切れ) 【所持品】支給品一式 【思考】基本:ゲームに優勝して、元の世界に帰る 1:サブマシンガンの予備のマガジンを探す 備考 志々雄は死んだと思ってます 【名前・出展者】志々雄 真実@るろうに剣心 【状態】健康 【装備】フランヴェルジュ@テイルズオブシンフォニア 【所持品】支給品一式+半人分、予備のマガジン、不明支給品 【思考】基本:あの男(黒影)をどうするか…… 1:強い奴と戦いたい 2:弱い奴を殺す 【リオン・マグナス@テイルズオブデスティニー 死亡】 ※F5の道の上に金槌が落ちています ※F5の酒場を中心に火事になりました ※リオンが持っていたソーディアン・ディムロスと暗視スコープが入っているデイパックがどうなったかは次の書き手さんに任せます 【暗視スコープ@現実】 どんな暗闇だろうと、良く見えるスコープ。 前の話 049 第一回放送 次の話 051 ガラスに拳をぶつけてみれば
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7663.html
がんばれギンくん アクションミニゲーム集 機種:AC サウンド:半井香織、岡安千夏、中西哲一 (ちょびん) 発売元:テクモ 発売日:1995年9月26日 概要 2人同時プレイ可能のミニゲーム集。ラクガキのような線画アニメのグラフィックが特徴。 ゲーム全編にわたってとてもシュールな雰囲気に包まれた、知る人ぞ知るテクモのバカゲー。 音楽もどれも脱力感あふれるゆる~いものばかり。 サントラには花岡拓也氏がアレンジした「がんばれハムくん RADIO-SHOW!」、高橋洋明氏がアレンジした「GIN'S BAR」、「がんばれギンくん愛のテーマ」がゴージャスバージョンとして収録されている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 クレジット がんばれギンくんのテーマ アトラクトデモ お気に召すまま (ミニゲームセレクト) お気に召すまま2 (ゲーム決定~インストラクション) エラベルワルツ (コースセレクト) さあはじまるよ (コースマップ) 成層圏をこえて (ゲッターギン) 牛のフラメンコ (牛と赤マント、泣いてないよフラメンコ) King of Curry (カレーの王様) ドンツクAFRICA (だるまさんのふんどし) ちんポルカ (大砲でドン、くまちゃんムチの味) マロニエの葉 (未使用曲) ワイハー気分 (ラッコさん部隊、ユキヤマン、つりばか必死) ドン・ブガルー (ベルギー消防団) 北谷(ちゃたん)店へようこそ (赤ちゃん危機一髪、オレとジャンプとメタンガス) GIN'S BAR (しかってしかばね) がんばれ白組 (ロケットずし) FSF?! (ふとうでしとう) 『ファイナルスターフォース』より「ボス1」の流用 やったぜ! (ゲーム成功) よかった~ (ゲーム成功) ああ無情 (ゲーム失敗) だめだこりゃ (ゲーム失敗) ラッキー・バルボア・ファンファーレ (チャンスゲーム) また来週 (ラウンドクリア) のんきなふたり (シナリオ部) ゲームオーバー がんばれギンくん愛のテーマ (エンディング) 『がんばれギンくん (PCCB-00202)』収録 ゴージャスバージョンいわゆるアレンジ 「がんばれハムくんRADIO-SHOW!」 編:花岡拓也 「お気に召すまま」~「ちんポルカ」~「エラベルワルツ」~「牛のフラメンコ」~「マロニエの葉」のアレンジメドレーにボイスドラマを乗せたもの。 GIN'S BAR 編:高橋洋明 がんばれギンくん愛のテーマ 編:高橋洋明 サウンドトラック がんばれギンくん (PCCB-00202) テクモ アーケード ゲーム クロニクル DISC 7に録り下ろしの「がんばれハムくんRADIO-SHOW! リターンズ!」と共に収録。
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1404.html
(投稿者 天竜) 私の名はレイン。 名前の意味は、そのまんま『雨』… 私を生み出した技師の人は、Gに息子と娘を殺されたらしい。 私は、悲しみと共に生まれた。 だから、涙、雨のような涙の意味で、私はレインと名付けられた。 その悲しみを、その恨みを晴らすために、私は生み出されたらしい。 もっと強くなれ、もっと強くなれ、私の最初の教育担当官でもあった技師のその人は、ただそう言った。 私は、別にそれを拒絶する理由も無かったし、その人の哀しみの深さは推し量れないながらも、 余程のものなのだろうと言うのは良く分かった。 だから私は技師のその人の課したトレーニングを全力でこなした。 正直辛かったけど、この程度で泣く訳には行かない。 もっと深い悲しみを、技師のその人は背負っている…この程度、笑っていられるレベルだろう、と。 しかし、ある日、Gとの実戦での戦闘訓練から帰ってくると、 私がいたその基地の人達は、技師のその人も含め、皆殺しになっていた。 『レギオン』とかいう輩の襲撃だったと、後に知った。 …私は、初めて、思い切り泣いた。 泣いて泣いて泣いた。止まらなかった。 ああ、これが、技師のその人が言っていた『涙の雨』なのだな、と思った。 こんなに辛い思いから、私は生まれたのか。 私は、私の名前が、怖くなった。 それ以来、私は泣くのが怖くなった。 また泣いたら、永遠に止まらなくなりそうだったから。 だから、泣く分笑うようになった。 そして、私は他の人が泣く必要の無い世界にしたいとも思った。 だから、私はもっともっと強くなりたい。雨を晴れさせる力が欲しい。 そうやって戦っている内に、私は『ラウンドスターズ』という部隊に配属される事になった。 かなり強力なメードが集まっているらしい。 その中に数えられるという事は、私も強くなったという事なのだろうか。 なら、嬉しい。 そして、もっともっと強くなる。 私の突進で、雨雲を払うために。 世界を覆う悲しみの連鎖を終わらせるために。 だから、私は今、ここにいる。 …仲間たちが呼んでいる。さぁ、私も行こう。 今は泣いたりなんてしない…今はただ、笑って走る!! いつか必ず、雨が終わって晴れることを信じて… あとがき レインの話でした。 泣くのを病的に避ける理由がこんな感じなんです。 ラウンドスターズ全体の話もいつか書いて見たいですね…。