約 2,033 件
https://w.atwiki.jp/highschoolekiden/pages/83.html
順位 追抜人数 選手 チーム 大会 区間順位 順位変動 1位 19人 中村駆 西京 山口 第65回 2位 36位→17位 2位 12人 石井秀昂 藤沢翔陵 神奈川 第63回 1位 21位→9位 金塚直也 佐野日大 栃木 第50回 2位 37位→25位 4位 11人 岩城和音 藤枝明誠 静岡 第59回 5位 44位→33位 5位 10人 赤澤健太 西脇工 兵庫 第66回 4位 29位→19位 茂木洋晃 東農大二 群馬 第64回 10位 28位→18位 増田幸将 東京農大二 群馬 第62回 3位 19位→9位 前田晃旗 大牟田 福岡 第62回 1位 39位→29位 9位 9人 早川昇平 東北 宮城 第60回 7位 46位→37位 吉川朋希 智辯学園 奈良 第59回 11位 40位→31位 大川和輝 清風 大阪 第59回 11位 43位→34位 12位 8人 成瀬隆一郎 大牟田 福岡 第67回 6位 38位→30位 須田博己 白鴎大足利 栃木 第63回 2位 20位→12位 秋谷吉彦 八千代松陰 千葉 第59回 4位 28位→20位 宮崎貴雅 西脇工 兵庫 第52回 2位 12位→4位 上野裕一郎 佐久長聖 長野 第52回 1位 13位→5位 又刈宏和 世羅 広島 第50回 1位 11位→3位 水内賢司 出雲工 島根 第50回 6位 38位→30位 19位 7人 藤崎真伍 鹿児島実 鹿児島 第65回 9位 38位→31位 前田恋弥 市立船橋 千葉 第65回 1位 8位→1位 有馬圭祐 大牟田 福岡 第64回 4位 16位→9位 雲類鷲佑典 水城 茨城 第62回 4位 18位→11位 平山雄大 多摩 神奈川 第61回 7位 25位→18位 仁木崇寛 西脇工 兵庫 第59回 3位 15位→8位 千葉健太 佐久長聖 長野 第57回 4位 36位→29位 酒井拓弥 九州学院 熊本 第57回 1位 13位→6位 伊達秀晃 大牟田 福岡 第53回 1位 19位→12位 瀧田護 藤沢翔陵 神奈川 第51回 1位 30位→23位 小林竜也 鳥取中央育英 鳥取 第50回 11位 35位→28位 飯草将喜 生田東 神奈川 第50回 4位 39位→32位 加藤慎一朗 埼玉栄 埼玉 第50回 4位 12位→5位 32位 6人 臼井健太 鳥取城北 鳥取 第67回 10位 37位→31位 大土手嵩 小林 宮崎 第66回 4位 17位→11位 稲垣竜弥 豊川 愛知 第65回 13位 21位→15位 手塚将弥 東海大三 長野 第65回 13位 35位→29位 永井拓真 水城 茨城 第64回 16位 25位→19位 館澤亨次 埼玉栄 埼玉 第64回 7位 19位→13位 河野敢太 小林 宮崎 第63回 4位 14位→8位 光延誠 鳥栖工 佐賀 第62回 7位 10位→4位 藤原滋記 西脇工 兵庫 第62回 4位 20位→14位 増田幸将 東京農大二 群馬 第61回 12位 27位→21位 石若大武 西脇工 兵庫 第60回 1位 9位→3位 高尾博教 和歌山北 和歌山 第56回 6位 28位→22位 三浦将之 倉敷 岡山 第56回 2位 39位→33位 菊川智貴 九州学院 熊本 第56回 3位 32位→26位 中満勇太 小林 宮崎 第53回 8位 43位→37位 菅原修一 一関学院 岩手 第50回 15位 33位→27位 48位 5人 小野友生 東北 宮城 第66回 6位 15位→10位 池中貴史 智弁学園 奈良 第66回 23位 45位→40位 名合治紀 倉敷 岡山 第66回 6位 19位→14位 八重畑龍和 山梨学院大付 山梨 第66回 8位 26位→21位 海老沢太郎 八千代松陰 千葉 第65回 13位 27位→22位 廻谷賢 那須拓陽 栃木 第65回 11位 23位→18位 秋間正輝 前橋育英 群馬 第65回 16位 26位→21位 高田悠太 仙台育英 宮城 第65回 10位 17位→12位 小関一輝 東海大山形 山形 第63回 19位 34位→29位 前田晃旗 大牟田 福岡 第63回 19位 33位→28位 谷本拓巳 西京 山口 第63回 6位 27位→22位 高森建吾 佐久長聖 長野 第62回 2位 24位→19位 鈴木和 藤沢翔陵 神奈川 第60回 10位 47位→42位 松村元輝 西京 山口 第59回 8位 24位→19位 竹内一輝 世羅 広島 第59回 2位 9位→4位 藤原章裕 九州学院 熊本 第59回 1位 19位→14位 市川貴洋 豊川工 愛知 第57回 2位 12位→7位 松本一人 那須拓陽 栃木 第57回 9位 29位→24位 阿南拓也 大分東明 大分 第56回 12位 26位→21位 伴尚宏 西京 山口 第56回 6位 17位→12位 金田央 市柏 千葉 第56回 12位 18位→13位 谷口恭悠 報徳学園 兵庫 第55回 5位 11位→6位 高垣禎秀 智辯学園 奈良 第55回 11位 38位→33位 中村洋輔 倉敷 岡山 第54回 2位 22位→17位 松下健太 智辯学園 奈良 第53回 9位 27位→22位 原田徹 佐久長聖 長野 第53回 3位 9位→4位 山下聖人 鳥取中央育英 鳥取 第52回 4位 11位→6位 田子康宏 鳥取中央育英 鳥取 第51回 13位 45位→40位 西岡辰雄 倉敷 岡山 第51回 3位 29位→24位 矢倉雅晃 清風 大阪 第51回 7位 34位→29位 篠原薫 九州学院 熊本 第51回 9位 33位→28位 生井怜 藤沢翔陵 神奈川 第50回 8位 48位→43位 浦川淳司 倉敷 岡山 第50回 11位 43位→38位 81位 4人 長嶺龍之介 世羅 広島 第67回 8位 19位→15位 石田光輝 札幌山の手 北海道 第67回 12位 33位→29位 森崎拓海 倉敷 岡山 第64回 14位 20位→16位 簗田正之助 青森山田 青森 第64回 20位 26位→22位 藤崎真伍 鹿児島実 鹿児島 第64回 27位 38位→34位 關颯人 佐久長聖 長野 第64回 5位 9位→5位 井筒幸一 鳥栖工 佐賀 第63回 7位 11位→7位 山口竜矢 世羅 広島 第63回 7位 17位→13位 町田奨太 水城 茨城 第63回 12位 29位→25位 保倉聡 佐久長聖 長野 第63回 12位 30位→26位 乾拓馬 洛南 京都 第62回 8位 29位→25位 金尾圭祐 豊川工 愛知 第62回 8位 17位→13位 山崎和麻 八千代松陰 千葉 第62回 10位 43位→39位 廣瀬泰輔 伊賀白鳳 三重 第62回 12位 14位→10位 吉田圭佑 遊学館 石川 第61回 18位 28位→24位 和田拓実 出雲工 島根 第61回 18位 32位→28位 富岡広憲 柏日体 千葉 第60回 14位 50位→46位 北野嘉惟 中京 岐阜 第60回 12位 19位→15位 岸本朋紘 倉敷 岡山 第60回 3位 26位→22位 森永貴幸 西京 山口 第60回 17位 38位→34位 森本潤葵 小林 宮崎 第59回 5位 17位→13位 郡司貴大 那須拓陽 栃木 第58回 1位 15位→11位 山野友也 仙台育英 宮城 第58回 3位 14位→10位 坂田拓也 西脇工 兵庫 第57回 4位 14位→10位 伴尚宏 西京 山口 第57回 3位 22位→18位 谷口詳 小林 宮崎 第57回 6位 17位→13位 島木亮太 鹿児島実 鹿児島 第57回 12位 34位→30位 有辺圭佑 報徳学園 兵庫 第56回 9位 20位→16位 赤羽竜之 鳥取中央育英 鳥取 第56回 6位 13位→9位 藤田翔 豊川工 愛知 第55回 5位 8位→4位 坂東晃宏 美馬商 徳島 第55回 11位 27位→23位 中原知大 西京 山口 第54回 6位 20位→16位 口野武史 清風 大阪 第54回 7位 39位→35位 中満勇太 小林 宮崎 第54回 1位 28位→24位 永富達也 鳥栖工 佐賀 第52回 7位 31位→27位 小倉俊二 大分東明 大分 第52回 14位 41位→37位 篠原薫 九州学院 熊本 第50回 24位 46位→42位
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/2357.html
家庭教師ヒットマンREBORN! Blu-ray BOX 1 発売日:4月19日 1天野明描き下ろしイラスト三方背スリーブケース 2田中将賀描き下ろしイラストデジパック 3ブックレット(各話解説) 4特典ドラマCD(再収録)2枚 5特典ディスク「リボキャラコレクション1」 6ノンテロップOP ED 2006年10月放送開始。2017年4月19日、初のBlu-rayBOXが発売。 http //ani.tv/reborn/ 監督 今泉賢一 原作 天野明 シリーズ構成 岸間信明 キャラクターデザイン 田中将賀 メカデザイン 沙倉拓実(途中まで)⇒渡辺浩二 美術監督 松宮正純 美術設定 谷内優穂(KUSANAGI) 色彩設計 山下圭子 撮影監督 濱雄紀 編集 西山茂 音響監督 平光琢也(途中まで)⇒ハマノカズゾウ 音響効果 庄司雅弘、風間結花 録音調整 鈴木裕幸 音楽 佐橋俊彦 アニメーション制作 アートランド 脚本 岸間信明 面出明美 阪口和久 鈴木雅詞 三井秀樹 勝呂悠香 絵コンテ 今泉賢一 江上潔 下田正美 いわもとやすお 滝沢潤 新川透 長尾粛 土屋日 四辻たかお 宮下新平 西本由紀夫 下司泰弘 よこた和 奥田誠治 原博 松浦錠平 高柳哲司 中野英明 成田歳法 中村憲由 中村近世 なかの★陽 小坂春女 左藤洋二 前島健一 演出 今泉賢一 菊池勝也 長尾粛 岡崎幸男 坂田理 いわもとやすお 四辻たかお 松浦錠平 下司泰弘 宮田亮 よこた和 浅見松雄 黒田晃一郎 山崎友正 高山秀樹 中野英明 浅利藤彰 神崎ユウジ 左藤洋二 中村近世 阿宮正和 嵯峨敏 吉田雄介 熨斗谷充孝 剛田隼人 駒屋健一郎 久保山栄一 山名隆史 神原敏昭 三家本泰美 萩原露光 のがみかずお 水井舞 鈴木吉男 作画監督 田中将賀 日向正樹 井上善勝 宮下雄次 泉保良輔 堀内博之 渡辺浩二 荒木弥緒 北崎正浩 かわむらあきお 坂田理 服部一郎 長坂寛治 中野りょうこ 高鉾誠 山本道隆 粟井重紀 都竹隆治 戸田真一 鳥居貴史 明珍宇作 川崎愛香 渡辺浩成 福島豊明 荒尾英幸 吉田咲子 早乙女啓 土橋昭人 今泉賢一 伊藤篤志 森本由布希 柳瀬譲二 津曲大介 梶浦紳一郎 森川均 大庭小枝 小美戸幸代 村上勉 桜井木ノ実 阿部千秋 水川弘理 アミサキリョウコ たないあやこ 神戸一郎 南伸一郎 落合瞳 橋本正則 山崎正和 山本美佳 杉藤さゆり 崔英旻 斎藤美香 神本兼利 近藤奈都子 藤原未来夫 上牧市 鷲田敏弥 北原広大 原田幸枝 奥野浩行 桝井一平 ながみねけい子 石田愛美 水井舞 小林ゆかり 佐藤友子 清水恵蔵 吉川真帆 美夷豆隙 古阪美津妃 ■関連タイトル 家庭教師ヒットマンREBORN! Blu-ray BOX 1 豪華特典付き 家庭教師ヒットマンREBORN! DVD Bullet BOX コミックカレンダー2013 家庭教師ヒットマンREBORN! 家庭教師ヒットマンREBORN! 公式ビジュアルブック REBORN Colore! 家庭教師ヒットマンREBORN! オリジナル・サウンドトラック 公式キャラソン大全集・究極CD匣 ボックス 【完全生産限定商品】 家庭教師ヒットマンREBORN! OP ED MOVIE COLLECTION OPENING ENDING THEME SONGS~ヴァリアー編までのアニメ主題歌をフルで聴け~ 公式キャラクターブックVon gola77 特大ロングクッション 雲雀vol.2 フィギュア・ホビー:家庭教師ヒットマンREBORN! 原作コミック 天野明/家庭教師 かてきょー ヒットマンREBORN! 1巻 javascript plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
https://w.atwiki.jp/goraproject/pages/31.html
第3話「KITCHEN」 << 第4話「Knock-on effect」 >> 第5話「Knife」 第4話「Knock-on effect」 身の潔白を証明する機会を得たシロは、猫の姿と人の姿を取るネコ、そしてクロと共に登校する。 級友の三科から、アングラサイトで流失しているという先日の犯行声明のデータをもらい受け、殺害時刻と場所を知るシロ。 当時のアリバイを求め、校内を歩き回る。 一方、青のクランたちも、映像を元にシロの行方を探していた。 GoRAメンバーコメント 第四話は、現状の整理と再提起の話です。(ブラック) アニメ「K」第4話、シロクロネコがお弁当を食べたり仮装したりしながら、学園の中を動き回るお話でした! 4話の脚本は私が担当させていただきました。(ピンク) なんだかんだ言いながらちゃんとしてない人を見ると世話を焼かずにはいられない性分のクロとか、ネコが横や後ろでフリーダムに動き回っているのとか、「今から本気出す!」な命狙われてる危機感が足りないシロとか、三人組がわちゃわちゃ動くのを書くのは楽しかったです!(ピンク) お掃除ロボの上でくつろぐネコが可愛いですね。「かたじけニャい…かたじけニャい…くるしゅうない…」(ピンク) 今回はククリも活躍してました! きっと地味にもてるだろうと思われるククリちゃんがもてていましたが……大変派手な告白に遭っていました……(ピンク) クロのアレなところはもうかなり花開ききって、大分肌になじんできた頃合いかと思いますが、次回は例のあの人のアレな部分が開花します。次回予告をご覧になった方は予想がついているかと思いますが、あの人です。(ピンク) 4話のラストでは常にマイペースだったシロの動揺もあり、これから徐々にシロのベールが剥がれていくかと思います。……まあ次回は「あの人」が持って行ってしまうかもしれませんが……。そろそろ、物語が大きく転がり出し始めますので、ぜひお楽しみになさってください!(ピンク) シロクロネコの学園生活の一幕。シロの潔白を証明するための推理と整理回……という感じでしたね。(オレンジ) 個人的には全面に押し出されていた女子陣のかわいさがたいへん気に入っているお話であります。ネコもそうですがククリが良いですね! 女子女子したあの感じがとてもよい。(オレンジ) 思えばこの世界には裸だったりビー玉とにらめっこしたりポン刀ブン回したりする女子ばっかりで、ククリのような普通の女子はきわめて貴重だったりするわけです。これからも、是非とも頑張って欲しい!(オレンジ) 「K」は第4話まで放送されましたね! 「今から本気出す」……シロ、それはろくでなしが言うセリフだ…。そして学祭準備を仕切りだすクロ…w あっ一言様のお姿も一瞬出ましたね!(イエロー) 学園の生徒達 学園の生徒たちも活躍した回でした! ククリに告白した男子、三科草太(みしなそうた)は、「クリソツ」とか「フォーリンラブ」とかびみょーに死語やルー大柴風の英語をまぜて話す人です。わたしは彼の口調を考えるのが好きで、自分の脚本回じゃないときもちょこちょこ案を出してました(イエロー) ククリとよく一緒にいるロングヘア女子、因幡澄香(いなばすみか)は、リアクションをよく見ていると何かがおかしいことに気づくかと思います…!?(イエロー) わたしのお気に入り脇キャラ、赤縁メガネ女子の生徒会長も登場しました。日向千穂(ひゅうがちほ)といいます。口調がオトコマエでかっこいい生徒会長です。会長大好きなゆるふわ三つ編み女子は浅間桜(あさまさくら)。生徒会書記です(イエロー) 脇役の生徒たちにもこんなふうにちょっとした設定があります(イエロー) 浅間桜は次回・第5話にもちょっと出てくるのですが………さりげなーいシーンですが、「彼」のきょーみないものに対する扱いがwwあ、そういう扱いね、というww(今は意味がわからないかと思いますが、このツイートをちょこっと思いだして5話を見てみてください)(イエロー) アニメ「K」は先週で第四話まで放映されました。そして観るたびに好きになっていくのが、あのお掃除ロボ。あいつらたまりません。超好きw (グリーン) あれ、ルンバとかの上に被せたら動きに合わせて喋ってくれる的アイテムを、どこか作ってくれないものでしょうか。むしろルンバの上位機種として生産してほしい。そしたら無理してでも買うのに。喋るだけでいいから……。(グリーン) また、四話も放映され、肝心のお話の方も少しずつ見えてきたのではないでしょうか。これからはさらにドラマが動き出しますので、ご期待下さい。(グリーン) キャラクターソング 四話では某猿比古さんが次回予告をやってましたね。後ろで流れてるキャラソンも彼のものですが、詳しい解説はきっと語りたい方がいると思いますので、その方に回します(笑)(レッド) ちなみに三話の次回予告及びキャラソンの作詞はGoRA内の人気者、オレンジさんです。ネコの曲はアイドルソングがイメージだそうです(レッド) ところで僕が作詞させて頂いたクロのキャラソン「レジェンド台所」、ネコの「ネコのうた」を始めとするキャラソンはなんと! KのブルーレイとDVDに特典としてつきます。あの、これは宣伝の誇張抜きにかなりお得だと思います(レッド) 他は一話で流れたシロのポップなキャラソン(ピンク作詞)、僕が同じく作詞させて貰ったアンナのキャラソン(切ない系)、勢いがめちゃくちゃ格好いい八田のキャラソン、しっとり大人の女性の曲、淡島さんのキャラソンなどが入ってます(レッド) はっきり言ってお得だと思います。僕はあんまり誇張して売るのは好きではないのですが、これは胸を張って言えます。すごくいい! なので良かったら買って下さい(レッド) 私はシロのキャラソン「HAPPY DAYS?」の作詞をさせていただいてます。「いつから?どこから?誰とここから?わかんないけど 毎日シアワセ なんとなく楽しくて なんとなく仲良しで 幸福ってそういうもんでしょ?」ぜひフルでお聞きください。(ピンク) 次回予告 第4話(についてる第5話の)の自壊予告ってなんだこの空気読んだ誤変換……伏見くんは確かに自壊していますが……と、バックで流れている伏見猿比古のキャラソンの作詞はわたしが担当しております。歌ってくださっているのはもちろん宮野真守さんです!(イエロー) 伏見のキャラソンはBD/DVDの最終巻の特典に入るようなので、フルで聞いていただけるのはだいぶ先になってしまいますね…。今週土曜日から配信されるネット配信版でロングバージョンの次回予告が流れるので、もうちょっとたくさん聞いていただけるかな〜と思います(イエロー) 予告のセリフのほうも、ネット配信版ではもう1人参戦してます。考えてみると本編でまだ会話してない2人なので、予告で最初に会話することになりますね。この2人に会話させるのも個人的にとても楽しいです。TV版とはオチも違うので、聞き比べてみてください〜(イエロー) 次回は彼が来ますよ。そう、彼です。みんな大好き伏見回! ご期待ください。(オレンジ) 次は次回予告通り、伏見も活躍するしね! みなさんの反応がしんぱ、もとい楽しみです!(グリーン) キャスト・スタッフクレジット CAST 伊佐那 社 浪川大輔 夜刀神 狗朗 小野大輔 ネコ 小松未可子 櫛名 アンナ 堀江由衣 草薙出雲 櫻井孝宏 八田美咲 福山潤 鎌本力夫 中村悠一 淡島世理 沢城みゆき 伏見猿比古 宮野真守 三輪一言 速水奨 雪染菊理 佐藤聡美 因幡澄香 佐藤奏美 三科草太 清水一貴 秋山氷杜 高橋孝治 日向千穂 内田真礼 浅間桜 山本希望 新聞部部長 木村亮俊 先生 斎藤寛仁 男子生徒 柳田淳一 シリーズ構成 宮沢龍生 脚本 来楽零 絵コンテ 金澤洪充 鈴木信吾 演出 工藤進 作画監督 レイアウト・アニメーション 古田誠 キャラクター 古田誠 鈴木祥子 制作管理 菊地貴紀 原画 内田孝行 鈴木信吾 山岸徹一 鈴木祥子 横峰克昌 第二原画 GoHands 藤田雄己 土岐由紀 鈴木祥子 横峯克昌 森美幸 坂上谷悠介 立花昌之 植木理奈 河田泉 髙木恵湖 川口和真 中田詩織 針場裕子 動画検査 麻奥裕介 鏑木勉 動画 GoHands 五味伸介 高田奈央子 芳我恵理子 岡田直樹 武田駿 阪本麻衣 薮田裕希 ビデオ・アート I Sファクトリー 仕上げ ドリーム・フォース 吉澤大輔 斉藤麻記 小松さくら 福島友子 ビデオアート I Sファクトリー 色指定・検査 斉藤友子 特殊効果 天草紫 撮影 T2studio 撮影監修 福士享 撮影監督 大泉鉱 撮影監督補 森貴之 撮影スタッフ 田澤二郎 梶原幸代 岡本雄介 太田健介 上田程之 宋賢大 馬悦 3DCG GoHands 長嶺義則 菊地貴紀 モニターグラフィック 南條楊輔 竹内里奈 小物・衣装設定 岸田隆宏 大久保宏 土岐由紀 立花昌之 針場裕子 南條楊輔 美術設定 GoHands 鈴木信吾 寺野勇樹 坂上谷悠介 森美幸 島田千裕 美術監督 野村正信 背景 美峰 鈴木路恵 市岡茉衣 TRAN KHOA DINH HOAI LY DUONG NGUYEN LUAN LE KHOA NGUYEN ANH VO VUONG NGUYEN THUY NGUYEN HANH CAO TAI NGUYEN TRUONG 背景3Dモデリング 三戸康史 エンディングテーマ「冷たい部屋、一人」 作詞 atsuko 作曲 atsuko KATSU 編曲 KATSU 歌 小松未可子(スターチャイルドレコード) 音楽制作 ELM&Co 石田雄己 音楽制作協力 Stylism 音響監督 高橋秀雄 田中亮 音響効果 田中秀実 録音調整 太田泰明 録音スタジオ 整音スタジオ 音響制作 ドリーム・フォース 音響制作担当 北垣貴司 編集 丹彩子 ビデオ編集 田所さおり 折田祐介 オープニングアニメーション 絵コンテ 鈴木信吾 中井準 演出 工藤進 作画監督 鈴木信吾 グラフィックアート 竹内里奈 制作管理 菊地貴紀 原画 大久保宏 中井準 内田孝行 鈴木信吾 岸田隆宏 針場裕子 石森愛 立花昌之 河田泉 撮影監督 福士享 撮影監督 大泉鉱 撮影監督補 森貴之 撮影 T2studio 竹沢裕一 太田健介 高橋こうじ 志村豪 エンディングアニメーション 絵コンテ・演出・作画監督 鈴木信吾 制作管理 菊地貴紀 原画 鈴木信吾 古田誠 石森愛 針場裕子 撮影 大泉鉱 アニメーション制作 GoHands ラインプロデューサー 長嶺義則 制作チーフ 鈴木隆之 設定管理 竹内里奈 三村和子 CGI管理 菊地貴紀 文芸担当 小山知子 制作事務 宮永英里奈 番組宣伝 安藤ひと美 宮岡修武 加々本裕樹 宣伝 須藤孝太郎 Presentz 木場隆史 編成 池邊真佐哉 佐藤恒子 アシスタントプロデューサー 岡田愛 協力 遠藤哲哉 工藤祐士 日本工学院クリエイターズカレッジマンガ・アニメーション科 製作 k-project MBS
https://w.atwiki.jp/avoyaji/pages/12.html
や 名前をクリックして下さい 山口玲子 やまぐちれいこ T 153B 100 ( H )W 63H 89 矢藤あき やとうあき T 156B 88 ( G )W 58H 88 山本艶子 やまもとつやこ T 159B 92 ( E )W 66H 88 山口美花 やまぐちみか T ---B -- ( - )W --H -- 山崎亜美 やまざきあみ T 163B 85 ( D )W 60H 84 安岡たまき やすおかたまき T ---B 122 ( M )W --H -- 山口まゆ やまぐちまゆ T 164B 86 ( E )W 54H 83 山咲あかり やまざきあかり T 151B 101 ( H )W 58H 86 山口珠理 やまぐちじゅり T 164B 90 ( E )W 59H 90 矢沢るい やざわるい T 155B 85 ( D )W 58H 83 矢沢のん やざわのん T 145B 88 ( F )W 54H 80 矢吹はるか やぶきはるか T ---B -- ( - )W --H -- 柳田やよい やなぎだやよい T 155B 86 ( F )W 60H 84 安原真美 やすはらまみ T 157B 96 ( H )W 59H 82 柳井ちはる やないちはる T ---B -- ( - )W --H -- 山岸春奈 やまぎしはるな T ---B 86 ( D )W 59H 84 矢吹まりな やぶきまりな T 160B 82 ( B )W 58H 84 矢沢ようこ やざわようこ T 164B 83 ( C )W 59H 86 矢崎茜 やざきあかね T 162B 82 ( C )W 58H 87 山本ちづこ やまもとちづこ T 156B 86 ( D )W 65H 87 山城美姫 やましろみき T 167B 84 ( D )W 59H 84 矢吹涼子 やぶきりょうこ T 160B 92 ( F )W 60H 89 山田まり やまだまり T ---B -- ( - )W --H -- 山崎まりあ やまざきまりあ T ---B 105 ( J )W --H -- ゆ 名前をクリックして下さい 夢野まりあ ゆめのまりあ T 154B 93 ( H )W 58H 86 夢野み~な ゆめのみ~な T ---B -- ( - )W --H -- 夕樹舞子 ゆうきまいこ T 158B 84 ( - )W 58H 85 憂木瞳 ( 中山アンナ ) ゆうきひとみ ( なかがわあんな ) T 163B 83 ( - )W 58H 83 夢美ここ ( 七瀬りか ) ゆめみここ ( ななせりか ) T 160B 90 ( G )W 59H 88 結城リナ ゆうきりな T 163B 84 ( D )W 59H 85 雪見紗弥 ゆきみさや T 156B 86 ( E )W 58H 86 結衣 ( 結衣美沙 ) ゆい ( ゆいみさ ) T 156B 86 ( D )W 59H 87 湯沢多喜子 ゆざわたきこ T 149B 93 ( G )W 63H 89 結城マリア ゆうきまりあ T ---B 86 ( E )W 57H 85 ゆりあ ゆりあ T ---B -- ( - )W --H -- 結城圭子 ゆうきけいこ T ---B 108 ( H )W 69H 100 結城杏奈 ( 結城アンナ ) ゆうきあんな T 157B 85 ( D )W 57H 88 夕樹 ミチル ( 美濃浬 ) ゆうきみちる ( みのうかいり ) T ---B 83 ( C )W 57H 85 ゆうきりり ゆうきりり T 165B 88 ( E )W 58H 88 you. ゆう T 155B 88 ( E )W 58H 88 有希ちな ゆうきちな T 148B 88 ( E )W 56H 86 優木ルナ ゆうきるな T 160B 82 ( - )W 58H 80 夢見あい ゆめみあい T ---B 95 ( G )W 62H 85 優希じゅり あゆきじゅりあ T 162B 129 ( J )W 124H 128 ゆかり ゆかり T 170B -- ( - )W --H -- 結城綾音 ゆうきあやね T 160B 90 ( G )W 60H 88 よ 名前をクリックして下さい 吉沢明歩 よしざわあきほ T 161B 86 ( E )W 58H 86 吉崎直緒 よしざきなお T 163B 87 ( E )W 57H 85 吉岡なつみ よしおかなつみ T 154B 83 ( C )W 58H 85 YOKO ( 楓 ) よーこ ( かえで ) T 155B 83 ( C )W 54H 81 横山美雪 よこやまみゆき T 156B 82 ( C )W 56H 88 吉野公佳 よしのきみか T 165B 85 ( - )W 58H 88 吉沢みなみ よしざわみなみ T ---B 90 ( - )W 60H 88 吉岡奈々子 よしおかななこ T ---B -- ( - )W --H -- 吉野サリー ( 立花きらら ) よしのさりー ( たちばなきらら ) T 153B 80 ( G )W 53H 85 吉井愛美 ( 水沢翔子 ) よしいまなみ ( みずさわしょうこ ) T 150B 84 ( D )W 58H 84 吉川萌 よしかわもえ T 158B 85 ( D )W 58H 86 米倉夏弥 よねくらかや T 160B 90 ( E )W 61H 89 吉永ゆりあ よしながゆりあ T 162B 100 ( G )W 58H 89 吉永あき よしながあき T 162B 85 ( - )W 58H 94 吉田絵理香 よしだえりか T 150B 84 ( G )W 58H 84 吉澤レイカ よしざわれいか T 153B 88 ( D )W 60H 83 横山翔子 よこやましょうこ T ---B 82 ( - )W 58H 84 吉原ミィナ よしはらみいな T 157B 83 ( - )W 57H 83 吉井玲奈 よしいれいな T 157B 84 ( E )W 59H 88 ヨネ よね T 148B 81 ( B )W 70H 88 横山あさ美 よこやまあさみ T 158B 80 ( B )W 56H 83 吉永麗子 よしながれいこ T ---B -- ( - )W --H -- 吉原まき よしはらまき T 155B 105 ( H )W 68H 98 吉川莉奈 よしかわりな T ---B 82 ( C )W 59H 78
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/206.html
俺「ストライクウィッチーズだと……? 261-302 ソレは、飢えていた。 飢えて、飢えて、仕方がなかった。 この砂と岩の大地では自らを構成するマナがほとんどない。 ゆえにソレは移動を始める。自らの糧を求めてひたすらに。 ~サハラ砂漠 連合国軍補給路~ 太陽が容赦なく照りつけ、 熱い砂が舞うこの道は、最前線であるハルファヤ峠はもちろん 各地に補給物資を運ぶ生命線である。 今日も大量の物資を積んだ補給部隊がこの道を通っていた。 「暇だ・・・」 トラックの助手席でひとりの若者が呟く。 「おうおう、くさってんじゃねえか二等兵、どうしたい?」 運転席の恰幅のいい中年の兵長が声をかける。 「退屈なんです。 毎日毎日、補給品はこんで砂漠を行ったり来たりするだけなんて。 俺は人類を守るために軍にはいったのに。」 「ははは!女に持てたいってのもあるんだろ? まぁ確かに退屈だが補給品がなきゃ前線の連中が戦えなくなっちまう。 そうならないために俺達が必要されてるのさ。 ほら、立派に人類を守ることに貢献してんだよ。 それになんにしたってこの仕事は安全だしな。」 「はぁ、でもどうせなら、 俺はウィッチと一緒に戦って一匹でも多くのネウロイを倒したいんです。」 「若いねぇ、おっそうだウィッチといえば・・・」 そういって兵長は懐から写真を取りだし二等兵に渡す。 写真には一人の女性と5才くらいの女の子がこっちに笑いかけている姿が写っていた。 「俺の嫁さんと娘だ。ふたりとも美人だろ?嫁さんは元ウィッチでな。 娘もその才能があるみたいなんだ、ウィッチになる子はみんな美人だし、 きっと将来は誰もが振り向く別嬪さんになるだろうさ。」 「は、はぁ・・・そうですか(たしかに可愛いけど)」 「なんだぁその反応は? まぁいい。俺はこの任務が終わればはれて服務期間終了。国に帰れるんでね。 いまからふたりに会えるのが楽しみで仕方ないんだよ。」 そうしてしばらく兵長はやれ嫁の飯は天下一品だとか、 娘が学校でいい成績をとったらしいとか、そんな家族自慢を始めた。 ソレは飢えていた。 ひたすらに進んでも、求めるものが手に入らない。 途中で出会った同胞すら喰らったというのにまるで足りない。 無駄なエネルギーを消費しないよう、こうしてじっと砂の中に身を潜める。 ふと、近くに何かがたくさん動いているのを感じた。 なんだろうか?ソレは知覚を鋭くさせて動いているものを探る。 するとなんと大量のマナの波動を感じ取った。 これを逃す手はない。ソレは行動を開始した。 その自慢話に二等兵が飽きてきた頃それは起こった。 「でな、娘がおおきくなったらパパのお嫁さんになるのっていうんだよ。 それがまたかわいっ、て危ねぇ!」 突如目の前を走っていた別の補給トラックが空へと舞い上がる。 兵長は巧みにハンドルを操作して落ちてくる残骸と、トラックを打ち上げたナニカを避ける。 「くそ!なんだってんだ。」 「兵長、アレ!」 二等兵が指差す方を見てみると、 先ほどのナニカが自分たちの後ろにいた護衛の装甲車を掴み上げていた。 そしてそのナニカはしばらくして興味を失った子どものように装甲車を放り投げた。 装甲車は地面に激突して爆発炎上する。 「なん・・・だってんだよ、いったい。」 呆然とするふたり。ナニカは砂の中に潜っていく。だがこれで終わりではなかった。 「KySHAAAAaaa!!!」 今度は先ほどとは比べ物にならない震動を伴って巨大な物体が姿を表した。 ~オアシス 大天幕~ 朝早くからこの場には、 このオアシスを代表する戦力である各ウィッチ隊のメンバーが揃っていた。 そこにロンメル、パットン、モントゴメリーの3将軍が入ってくる。 全員が敬礼した。 「朝早くからご苦労。楽にしてくれ。 ……今日集まってもらったのは緊急を要する任務を君たちに託すためだ。 詳しくはモントゴメリー中将、たのむ。」 ロンメルがモントゴメリーに場所を譲る。 「おほん、3日前、ここから東80km程の地点で我が軍の補給部隊が襲撃を受けた。」 彼の参謀が現場の拡大写真を貼り出す。そこには無惨に破壊された車両が写っている。 「この通りだ。現場には瘴気の残留が確認されている。」 「つまり、これはネウロイの仕業いうわけですか?」 フレデリカが尋ねる。 「その通り、敵は前線からほど遠いこの補給路を攻撃したことになる。 その数は少ないだろうが相手が補給部隊とはいえ、これだけのことをやってのける奴だ。 かなりの強敵であることが予想される。」 発言を終え、ロンメルが再び壇上に立つ。 「この補給路は最前線にいる兵士たちの生命線だ。 ここを抑えられてはまともに戦えん。 ゆえに可急的速やかにこれの安全を確保することが今回の君たちの任務だ。」 「要はクソッタレのネウロイを見つけ出し、ぶっ殺す。いつもと同じさ。」 そうパットンが締めくくった。 「なにか質問は?」 圭子が手をあげる。 「敵の姿はどのようなものでしょうか」 モントゴメリーが答える。 「分からん。」 「分からない?」 「そうだ。襲われた部隊に生存者はおろか死体すら確認できなかったからな。 残された残骸から分かっていることはヤツらに巨大な個体がいること、 ビーム発射能力があることくらいだ。」 「ではどうやって敵を発見するのでしょうか?」 マイルズが質問した。 「囮の補給部隊を用意する。それにこの補給路を走らせ、 それに奴らが食いついた時を狙って空と陸から奇襲をかける。 他に質問は?なければこれで終わりだ。」 「作戦開始は1030だ。各自装備を整えておけよ!」 ソレは飢えていた。 いや、自身を構成するマナは十分に足りている。飢えているのは別のことだ。 あのときマナの塊を運んでいる奴らを襲ったことき、自分に何かをぶつけてくる奴がいた。 以前喰った同胞の知識に寄れば、ニンゲンというらしい。 鬱陶しいので叩き潰すと、驚いたことに、なんとそいつらにはマナが豊富に含まれているではないか。 すぐさまそのマナを取り込んでみる。 ウマイ。こんなマナはいままで喰ったことがない。 もっと欲しい!もっともっとニンゲン欲しい!! そうしてソレはよりウマイものを喰いたいという欲求を覚えてしまった。 その欲求にしたがうままにソレはニンゲンを捕まえ、喰らった。 何体かのニンゲンを喰らってみると、動かなくなったニンゲンより動いてるほうがウマイ。 それに種類によっても違うらしい。とくに先ほど手に入れた知識によると、 ウィッチとかいうニンゲンはいま喰ったやつらよりももっとおいしそうだ。 ウィッチ、喰ってみたい。 その欲望に飢えていた。 ~連合国軍補給路~ 対瘴気用の装備をした兵士たちが乗った偽装補給部隊が件の補給路を走る。 それのいくらか後方に、各陸戦ウィッチが乗ったトラックが続き。 上空にはマルセイユたちが何時でも降下、援護できるように用意している。 「そろそろ予定地点だ気を抜くな!」 その言葉を聞いて俺は装備を確認する。 俺の装備はいつもの対装甲拳銃と新しく作ってもらった大きなハンマー。 このハンマーは戦車の装甲パネルを改造したもので、 先が尖っているために叩き潰すよりは断ち切る感覚で使える。 それに加えて医薬品(自分には必要ないが念のため)や水、食料が入ったバックパックだ。 「ねぇ俺、今回の敵ってどんな形をしてると思う?」 それらを点検する横でシャーロットが、 ティーゲルをいつでも発進できるようにスタンバイさせながら俺に尋ねる。 「う~ん、 すくなくともここ最近戦った固定の型をもったやつらとは違うと思う。 あいつらビーム打てないし、このあいだのはぐれみたいな奇形型じゃないかな?」 「そっか……」 「不安?」 「うん。いままでの敵ならコアの場所も分かるし、何体かやっつけてるから 自信はあるんだけど……知らない敵と戦うのは、怖いよ。」 そういてシャーロットは黙ってしまった。 「えっと、敵がどんなやつだとしても、 マイルズ少佐とかマルセイユさんたちがいっしょにいるし、僕も頑張る。 たから……その……きっと大丈夫だよ。」 俺はなんとかシャーロットを励まそうとするが上手く言葉にすることができない。 でも真剣に自分を励まそうとしてくれるその姿はちょっとかわいらしく見えた。 「うん……ありがとう、俺、ちょっと元気でた。」 シャーロットの顔をに笑顔が戻る。 ガシャァアアアアアン!! 『!!』 「前方の囮に敵が食いついた!全機、すみやかに降車。戦闘開始!」 ニンゲンを襲った場所の近くにいい寝床があった。 その寝床に身を休めながらソレは考える。 どうやったらウィッチを食べられるだろうか? ウィッチは数が少ないらしくそう簡単には出てきそうにないようだ。 それを自分の前に引きずり出すにはどうしたらいいだろうか? 知識によればニンゲンにはヒトジチなるものを助けようとするらしい。 ウィッチもニンゲンだ、これは使えるかもしれない。 なので保存食の意味も込めて何体かのニンゲンを喰わずにとっておいた。 でもあとはこれをどうすればヒトジチになるのかがまだ分からない。 悩んでいるソレの知覚にまたしてもニンゲンを襲った場所に、襲ったのと同じやつが 近づいているのを感じる。 とりあえず、思考をやめて、ソレもう一度ニンゲンを襲うことにした。 それに知識によれば、何でかしらないがヒトジチは多い方がいいらしい。 ~上空~ 「タコ……?」 上空から囮の部隊に食いついた敵をみて、 圭子はいま自分が見ている敵の姿に最も近いものを思い浮かべる。 丸い頭とそこから生えた本黒い触手が見えるだけで8本。 その姿はまさにタコだった。 扶桑海事変以前、ネウロイの形は動植物の形をしたものが多数確認されたそうだが、 こいつもそのひとつだろうか。 「気持ち悪い……」 「そうだねティナ。うん……これはクルものがあるわ。」 「そんなに気持ち悪いですか?食べるとおいしんですよ、タコ。」 扶桑人の自分と真美はまだしも、カールスラント人のマルセイユとライーサには 生理的に受け付けない姿らしく、できるなら直視したくなさそうである。 そうこうしている内に地上部隊がネウロイとおもわしきもの(まあ何にせよ敵だ)と交戦を始める。 「下でも始まったわね。」 「ねぇケイ、私パスしてもいいか?正直あんなのに近づきたくないんだが……」 「だめよハンナ、さあ援護にいくわよ!」 嫌そうなマルセイユをたしなめつつ、地上軍を援護しに圭子たちは降下していった。 ~地上~ 「ロックンロール!!」 機動力に優れたパットンガールズが先陣を切る。 向かってくる触手を回避しながら砲弾を敵の体に叩き込んでいく。 彼女たちの動きに翻弄されるネウロイに側面から マイルズが彼女の部下とともに横列体形をつくり斉射を浴びせる。 「KsyaAAAAAAAAAAAAAAA!!」 ネウロイは身を捩って砲撃のダメージを軽減しようとしつつ、 マイルズたちに向かって触手を槍のように突き出す。 「させない!」 その槍をティーゲルの大出力で増幅されたシャーロットのシールドが受け止め、 「でりゃぁぁああああああああ!!!」 俺が勢いよく振り下ろしたハンマーで叩き潰し、切断する。 「GYAAAAAAAAAA!?」 触手を断ち切られたネウロイは悲鳴をあげて数歩後ろに下がる。 しかしやられっぱなしでは済まそうとしなかった。 「! 全車、敵の動きに注意、何か仕掛けてくる!!」 ネウロイは体を震わせると、体表から大量の小型機が飛び出す。 小型機の形は蛾のようなもの、蜘蛛のようなものがおり、 前者は空を飛びながらビームを発射し、後者は高速でウィッチたちに接近してくる。 「うぇ、キモイ……」 パットンガールズ最先任のパトリシアがその場のウィッチたちの心情を代弁する。 シャカシャカと砂地を這いずってこちらに迫ってくるネウロイの姿は乙女たちの 心にかなりのダメージを与える。 「こっち、こないで!」 ひとりが撃った砲弾が蜘蛛型ネウロイに着弾する。 するとネウロイは砲弾によるもの以上の威力で爆発してみんなをひるませる。 「ど、どうなってるのよ!」 文句を言ってもネウロイの足は止まらない。一体がこちらに取り付こうと飛び上がった。 「みんなに、手を出すな!!」 こんどは俺が蜘蛛型をハンマーで吹っ飛ばす。 吹っ飛ばされたネウロイはそこでまたしても強烈な爆発を起こす。 「なるほどそういうこと……全機、フォーメーションD! 連中の体は爆弾そのものだ。取り付かれたらもろとも自爆されるわよ!!」 マイルズの声に応じてみんながティーガーを中心に円陣を組んで敵を迎撃する。 その上空には蛾型のネウロイが迫り、地上をビームでなぎ払おうとする。 「残念、出直してこい。」 ビームが放たれる直前でネウロイは上空からマルセイユたちが打ち落とした。 本体のタコ型がマルセイユたちを撃ち落そうとビームを発射する。 しかしそのビームは直前で回避され、そのかわりに、 「だりゃああぁあああああ!!」 回り込んでいた真美が持つ40mm対空砲が叩き込まれた。 その間に蜘蛛型の処理を終えた地上部隊がもう一度攻勢に転じだした。 ソレは困惑していた。 ヒトジチと食料を手に入れにきたつもりだったが、そこで思わぬことに遭遇した。 地上に姿を現したと同時に今までにない衝撃が自分を襲った。 なにがあったのか確認してみると、今までのニンゲンとは形の違うやつがそこにいた。 手に入れた知識にてらしあわせるまでもない、ウィッチだ。 求めていたものが自分から飛び込んできたのだからこれほど嬉しいことはない。 すぐに捕まえようとするが上手く行かない。 とくにニンゲンじゃないもののようなニンゲンは自分の手足を切り落としてくれるので、 鬱陶しいことこの上ない。 そうしているうちに空からもウィッチがやってきて、自分に無視できないダメージを与えてくる。 このままではまずい、さっさと逃げるべきだ。それでも一体ぐらいウィッチを捕まえたい。 とくに空を飛んでいるやつでその中でももっとも強いマナの波動を持ったやつ。 あれを捕まえられないだろうか。 「く、いい加減倒れろ!」 マルセイユがいまだ倒れない敵に向かって悪態をつく。 戦闘が開始されてから20分ほどたち、 最初にネウロイがあらわれた補給路からある程度はなれたところに戦場は移っていた。 ネウロイは真美の40mmを喰らってもいまだ健在で、その触手を振り回し、 定期的に小型を作り出したり、ビームを放ったりしていた。 いくら敵がしぶとくても倒れるまで銃弾を叩き込むことを信条とするマルセイユだが、 これほど長引くと手持ちの弾の残弾が気になりだす。 「ああ、気持ち悪、さっさと終わらしてシャワーを浴びたい。 コアさえ露出すれば一撃で片をつけられるんだが……!」 チャンスをうかがうマルセイユの視線の先では、 俺がもう何度目かになる触手の切断を行っている。 触手が切断されると、ネウロイはその触手を庇うように引っ込める。 その時、偶然にもシャーロットが放った砲弾がその触手にあたり軌道が逸れ、 いままで触手が邪魔で狙えなかったタコの顔の部分に着弾し、爆発する。 「見えた、コアよ!」 圭子が叫ぶ。 砲弾が爆発した地点には、捜し求めていたネウロイのコアが赤く輝いていた。 だが射角が厳しくこのままではどこからもコアを狙えない 「あんまり気は進まないけど、仕方ない、私が行く!」 「ティナ!?」 そういってマルセイユはライーサが止める間もなく急降下をかけ、 ストライカーの性能をフルに使って蠢く触手を回避しコアに肉薄する。 「kySaaAAAAAAAAA!!」 「これで終わりだ!」 彼女が手に持つMG34が火を噴き、撃ちだされた銃弾はコアに直撃する ……はずだった。 「な、うそ!」 さっきまでそこにあったコアが着弾寸前でネウロイの体内深くに引き込んでしまった。 予想外の事態にマルセイユの判断が鈍る。 「ハンナ、逃げて!」 圭子が叫ぶと同時にネウロイの触手がマルセイユを捉えようとする。 瞬間的に気を取り戻した彼女が逃げようとストライカーに魔法力を込める しかし焦りから通常はかけない急激な負荷に、ストライカーがついて行けずに咳き込んでしまった。 「しまっ……ぐっ!!」 ネウロイの触手がマルセイユを捉え締め付ける。 「ぐはっ……くそ、離せ、この変態!!」 MGを打ち込むしかし触手は一方に緩む気配がない。 すると今度はバチバチという音が当たりに響く。 「何を……あぐっ!あああぁぁぁぁあああああ!!」 ネウロイが電気を発生させ、触手を伝わらせてマルセイユの体に流し込んだ。 かかった! かなり危なかったけど、あの一番つよいマナの波動をもったウィッチを捕まえた!! その溢れんばかりのマナの波動は、それを捕まえた手に伝わって自分を興奮させてくれる。 はやく寝床に連れて帰って、おいしく頂こう。 「く、全機!マルセイユを救え!!」 地上軍が火力を集中させてマルセイユを捉えている触手を狙うが、 ほかの触手に阻まれてうまくいかない。 「真美、触手を狙える!?」 「ダメですこの銃じゃ威力がありすぎます!」 上空から狙おうにもMGでは威力不足だし、40mmではマルセイユを巻き込んでしまう。 「僕が行きます!」 そういうと俺はネウロイに向かって走り出す。 俺を叩き潰そうとする触手を避け、 さらにその触手によじ登りネウロイの体の上を駆け抜ける。 とうぜんながら俺を払い落とそうと他の触手が迫るが、それは手に持ったハンマーで弾いた。 そうやって、やっとのことでマルセイユのもとにたどり着く。 「マルセイユさん!しっかりしてください!!」 「う……ぁ……」 「だめか、気を失ってる……くそ、離れろよこいつ!」 俺は彼女を捕らえている触手を引き剥がそうとするが生半可な力では剥がれない。 「ならこいつで!!」 そういうと俺はハンマーを振りかぶって叩きつけようとする。 しかし、ネウロイが次の行動に出るほうが早かった。 ネウロイは触手を砂に突き刺して、穴を掘るように動かすと、 砂を流動化させ、砂の中にある自分の巣へ逃げ帰ろうとする 「う、うわわわ!」 バランスを崩して触手にしがみつく俺。 そんなことはお構いなしにネウロイは潜っていき、 マルセイユと俺ごと砂の中へと消えてしまった。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15842.html
807. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 01 59 15.43 ID blc7RTMpo 梓「・・・」 冬「・・・」 慶子(この二人面白い・・・)モグモグ 梓「おたま貸して」 冬「ど、どうぞ」 エリ(和むな〜)モグモグ 梓「・・・」ヒョイヒョイ 冬「あれ、もやししか入ってない」 律「・・・っ」プルプル 信代(ツッコミたいんだろうなぁ・・・)モグモグ 梓「貸して」 冬「えっ・・・は、はい」 夏「・・・」モグモグ 梓「適当に入れるよ?」ヒョイヒョイ 冬「は、はい・・・おーけー」 律「・・・っ!」プルプル 澪(空気壊したくないもんな・・・耐えるんだりつ・・・)モグモグ 梓「・・・どうぞ」 冬「あ、ありがとうござ・・・さんきゅー」 未知子(言い直した・・・緊張してるのかな・・・)モグモグ 梓「・・・」モグモグ 冬「・・・」シャクシャク 三花(なにこの癒し空間・・・)モグモグ 梓「おいしい?」 冬「う、うん・・・おいしい」シャクシャク 唯(いいですなぁ〜)ホンワカ 憂(梓ちゃんったら・・・)ニコニコ 冬「み、味噌ともやしって・・・合うよね・・・」 梓「・・・うん」モグモグ 和(一生懸命話題探しているわね・・・)モグモグ 冬「札幌通ったんだよね・・・?」 梓「ん?・・・うん」モグモグ 多恵(それは私も聞きたい話・・・)モグモグ 冬「どう・・・だった・・・?」 梓「・・・」 澪(思い出させてしまっているな・・・。夏のむぎを・・・) 冬「・・・」 梓「むぎせんぱいと食べた味噌ラーメンがおいしかった」 律(梓・・・) 冬「そうなんだぁ」パァァ 808. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 00 16.22 ID blc7RTMpo 姫子「どうして嬉しそうなの」ヒソヒソ 夏「一応憧れているんで・・・。北海道でラーメン食べることを」ヒソヒソ 冬「他にはどこへ!?」 梓「やけに北海道に食いつくね・・・」 冬「あ・・・」チラッ 夏「もぐもぐ・・・。ちか先輩、もやしがぐれてますよ」 ちか「ふふっ、『あーあっついなぁー』って?」 夏「ちか先輩ノリがいいですね!大好きです!」 ちか「あははっありがとっ」 潮「・・・」 純「・・・」 さわ子「はやく食べてあげなさいよ」 冬「憧れている場所だから・・・」 梓「そうなんだ・・・」 紬「・・・」ニコニコ 風子「仲直りできたね」 紬「・・・」コクリ 春子「仲直り?ケンカしてたのあの二人?」 風子「そうだよ」 慶子「春子気付いてなかったの?」 春子「あー・・・うん」 美冬「二人見ていたら分かるでしょ」 アカネ「うん。二人の雰囲気が少し違ってたね」 夏香「ケンカするほど仲が良いって本当だよね」 澪「そうだな。ケンカができないのは時として寂しい事なんだ」 いちご「・・・」 紬「・・・」スッ 澪「よそいでくれるのか、ありがとう」 風子「それって・・・。そうだよね」 慶子「・・・ふむ」 夏香「・・・なんだかんだで、夏は同じ鍋を囲んでいるわけで」 美冬「それを知ってか知らずか冬も過ごしているわけで」 アカネ「・・・うん」 春子「おかしな二人だな・・・」 紬「・・・」ニコニコ 澪「そうだな。ありがと、むぎ」 憂「食材足りてますか?」 いちご「・・・うん。大丈夫」 809. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 01 18.30 ID blc7RTMpo ――・・・ 和「そろそろお開きね」 紬「・・・」コクリ 唯「ふぃ〜、お腹いっぱいだよ」ゲフ 英子「そっちのお鍋も綺麗に食べたね」 夏香「三つの鍋完食だね」 いちご「片付けるね」 憂「置いてていいですよ」アセアセ 律「いやいや、場所を提供してくれたんだから食器を片付けるのは義務だよ憂ちゃん」 澪「信じられない・・・」 律「そう、私が常識を言うと澪は驚愕するんだぜー?」フフン 信代「それって信頼じゃないよな・・・」ウーム エリ「深く考えちゃダメだよ」 さわ子「と、言っても台所の人数は決まってるから無理は出来ないわね〜」 多恵「いいのかな・・・」 律「いいって、いいってー。休んでおこうぜー」 澪「うんうん。それでこそ律だ」 純「・・・」 未知子「それじゃお掃除しよっか」 三花「賛成〜」 さわ子「えぇ〜」 夏香「先生がそんな嫌な顔しないでくださいよ」 美冬「さ、さわ子先生!?」 唯「これが本性だよ!」ビシッ さわ子「ほら、飯田さん近田さん窓を開けてまずは換気よ」キリ 春子「はいよっ」 慶子「よいしょっと」 ガラガラッ 梓「え・・・?」 冬「?」 姫子「梓・・・?」 夏「???」 梓「冬・・・もう一度聞くけど・・・。相馬さんは・・・『最高の場所』を見つけてないの・・・?」 冬「う、うん・・・。沖縄の記事ではそう書いていたよ・・・」オロオロ 純「!」 律「なにっ!?」 澪「え・・・?・・・え?」 810. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 02 35.50 ID blc7RTMpo 和「そうなの?」 唯「そういえば・・・そうだね。見つけたなんて一言も言ってなかったよ」 夏「どこかで・・・?」 憂「夏ちゃんはその話知らないの?」 夏「・・・うん」 憂「・・・・・・そうなんだ」 梓「・・・見つけていないのに」イライラ 純「いや、『最高の一枚』は撮れたって言ってたじゃん」 梓「そこが『最高の場所』とは限らないでしょ」ムカムカ 純「落ち着けって。お父さんの話を聞いてた?」 梓「・・・」 純「ほら、忘れてる。少なくとも一度は見つけているって事だよ」 冬「なんですかっ!?その話詳しく聞かせて!」 純「お、落ち着け・・・」 梓「『最高の場所』って二つ以上見つけられるの?」 純「そ、それは」 冬「失った、離れていった・・・」 梓「失くしたって・・・。失くす程度の場所なんだ」 純「始まった・・・」 澪「重要な話だから聞いていようか」 姫子「うん」 夏「・・・」 さわ子「よいしょ」 冬「小さい頃の宝物って今でも持ってるの梓」 梓「失くしたよ。それとこれとは違うでしょ」 冬「・・・。大人になったらガラクタだって言うんだ?小さい頃どんなに大切にしていたモノでも そう言ってしまえるんだ」 梓「そうだよ。あの時の気持ちが偽物だとは思わない。けど、成長したらそれはガラクタだよ いつまでも持っていていいモノではないんだから」 冬「その宝物と一緒に、大切にしていた気持ちも持っていてはいけないの?」 梓「・・・そうなんじゃないかな」 冬「それは『最高の場所』も廃れると言っているようなもんだよ」 梓「それはやっぱりその程度の場所だったと認めるって訳?」 冬「認めない。そんなに簡単に見つけた場所だとは思えないから」 梓「冬は持ってるの?宝物」 冬「持ってない。捨てたりあげたりして手放したから」 梓「よく分からないよ。何が言いたいの?」 冬「『あの時の気持ち』て言ったけど、その気持ちはハッキリ持ってるの?」 梓「持ってるって、なに?」 811. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 03 13.88 ID blc7RTMpo 冬「覚えているのかって事」 梓「!」 冬「忘れているのなら、それは相馬さんが失くした事の意味を理解できないと思う でも、小さい頃の宝物を大事にしていた気持ちが覚えているならそれは、その程度の気持ちではないよ」 梓「それは冬が相馬さんから直接受け取った言葉なの?」 冬「うん。4年前の北海道の旅で得た経験と失った経験が成長した証として沖縄の旅で記されていたから」 梓「!」 純(梓は相馬さんの事全然知らないから・・・冬の主張には正当性があるように聞こえる) 冬「『最高の場所』を失くしても、忘れない限りその場所は存在し続ける 糧となってその人を強くしてくれる。そう教えてくれたんだから」 梓「――ッ!」 冬「どうして梓は相馬さんを―」 純「冬、それは今聞かないで」 冬「?・・・と、とにかく。人の表面だけをみてそれだけで評価するのはよくないよ」 梓「っ・・・」 夏(冬が説教するなんて・・・) 梓「見つけていないのにその場所が存在すると言われて、平然としていられない」 冬「・・・どうして?」 梓「その場所を・・・私も探しているから・・・」 冬「相馬さんはそんな無責任なことはしない。会ったことないけど、数回メールでやりとりしただけだけど それだけはハッキリと言えるよ」 梓「・・・どうして?」 冬「さっき言ったパートナーの海琴さんと『ニライカナイ』を見つけたから 信頼している人との旅だから見つけることができたんだと信じられるから」 梓「・・・うん」 冬「あ、あれ・・・?」オロオロ 姫子(話は終わったかな・・・) 律(むぎと旅をしていたから、それは素直に理解できるか・・・) 澪(そっか、一度見つけていたのなら・・・・・) 812. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 04 15.38 ID blc7RTMpo さわ子「なるほどねぇ・・・」 夏「・・・」 憂「純ちゃん・・・どうして止めたの」ヒソヒソ 純「今聞いても感情だけで答えるでしょ、私がちゃんと聞くから」ヒソヒソ 律「なんて聞くんだよ」ヒソヒソ 純「どうしてそんなに波長が合わないのかって」 唯「あーっずにゃん!」ダキッ 梓「・・・なんですか」 唯「えへへ、なんでもないよ〜」スリスリ 梓「・・・」グググ 唯「ぉ・・・」ムググ 紬「?」 英子「後片付け終わったよ」 風子「帰ろう帰ろう」 唯「帰っちゃうの・・・?」 春子「明日学校・・・だぁ・・・」 さわ子「帰りましょうか」 813. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 08 12.61 ID blc7RTMpo ――・・・ 夏「おやすみなさーい」 姫子「じゃ、明日・・・。って毎日この台詞だね」 唯「そうだね〜」 冬「お、おやすみ・・・」 梓「おやすみ。明日ね」 冬「う、うん・・・」 スタスタ 紬「・・・」フリフリ 唯「ばいば〜い」 律「じゃ、帰るかぁー」ノビノビ 澪「そうだな。ごちそうさま憂ちゃん」 憂「いえ、みなさんが最後まで手伝ってくれたので」 澪「私たちなにもしてなかったけどな」 和「いいのよ。大事な話だったんでしょ?」 澪「・・・うん」 純「いえす」 風子「ばいばい」 英子「おやすみ」 夏香「・・・ふぁ、ばいばい」 純「ではでは」 梓「あれ、むぎせんぱい・・・。斉藤さんは・・・」 唯「今日はむぎちゃんお泊りだよ!」 紬「・・・」ニコニコ 梓「聞いてませんよっ!?」 814. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 08 40.27 ID blc7RTMpo 律「じゃあな」 澪「おやすみ」 スタスタ 純「何事も無かったかのように・・・」 梓「ばいばい、純」 風子「残る気だね」 唯「ウェルカムだよ!」 純「まぁまぁ」ガシッ 梓「帰らないっ!」ジタバタ 純「子供かっ!?」 英子「帰ろうね」ガシッ 夏香「いい時間だからね」ガシッ 梓「ちょっ!」 紬「・・・」フリフリ 憂「おやすみ梓ちゃん」 和「引きずられていくわね」 ズルズル 梓「おやすみなさー・・・ぃ・・・」 唯「あずにゃんの挨拶が木霊する・・・」 815. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 09 23.43 ID blc7RTMpo 風子「こんな風に帰るの多くなったよね」 純「そうですね。なんか、日課みたいな感じです」 英子「そうだね。・・・面白いね」 夏香「面白い?」 梓「きっと、何事もなかったら今は違う場所にいたんですよ」 純「なかったら・・・か・・・」 風子「じゃあさ、この『今』がある事はいい事なのかな」 梓「・・・」 夏香「・・・ちょっと、ふぅ」 英子「・・・」 純「どうなのさ?」 梓「いい事だとはハッキリ言えない・・・ むぎせんぱいの事があるから・・・言いたくは・・・ない・・・です・・・」 風子「そっか・・・」 夏香「・・・うん」 英子「・・・」 梓「でも、『今』を後悔したくないです。 大切な時間だったと後から言えるように・・・。だから、一緒にいてください」 風子「まぁ」ポッ 夏香「まぁ・・・」 英子(そう言ってくれるんだね・・・嬉しいのと恥ずかしいのと) 純「・・・」 梓「・・・今のは無しで」 風子「遅いよね〜」 夏香「今の唯に聞かせたいからワンスアゲイン」ピッ 梓「っ!」バッ 夏香「あっ!」 ピッ 梓「録音しようとしないでくださいよっ!」 英子「疾かったけど、その動きはどうしたの?」 梓「言葉おかしいですよ英子先輩・・・。前にもむぎせんぱいに・・・あ」 風子「同じようなこと言っちゃったんだ〜」 梓「ち、ちがっ!」 夏香「明日聞いてみようか」 風子「そうだね〜」 梓「そ、そんな恥ずかしい台詞を言った訳じゃ」アセアセ 風子「今の台詞恥ずかしかったんだ」 梓「違いますと言ってます!」アセアセ 夏香「言葉おかしいよ」ニヤリ 英子「ふふっ」 816. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 10 00.67 ID blc7RTMpo 純(いじられキャラが定着したか・・・。でも、さっきのは・・・雰囲気を変えたくて言った台詞だ 『今』を良い方向に持っていくように。・・・・・・空気を読んだ) 梓「助けてよっ」 純(いや、本音も混じっていたのかも・・・ あの人と会ってから梓は不安定ながら、よろめきながら、まっすぐ歩いている) 梓「純・・・?」 純(それなのに嫌っている。波長が合わない理由を探っていたけど、答えに辿り着けない それは梓にとっていい事なのか・・・。『嫌いだから』と、ただの感情で片付けていいのか・・・) 風子「純ちゃん?」 純(二人っきりの時に聞きたかったけど・・・しょうがない・・・) 英子「どうしたの?」 純「梓さぁ・・・」 梓「?」 純「どうして相馬轍を・・・そんなに否定すんの?」 梓「!」 夏香「・・・誰?」 英子「その名前・・・」 風子「キャンプで出会った人。・・・それ以前に梓ちゃんたちとは出会っていたみたいだけど」 梓「今・・・聞く事なの?」 純「今日、冬と二回も衝突したでしょ。原因は分かってるよね」 夏香(ケンカの理由・・・) 梓「なにそれ、楽しかった思い出で終わる一日をそんな事で濁らせるの?」 純「濁らせてるのは誰だよ」 英子「二人とも・・・」 梓「私だって言うの?」 純「冗談でしょ?気付いてなかったとか言わないよね?」 梓「なっ!」 純「なに?」 風子「待って、・・・純ちゃん、目的がズレてるよ」 純「!」 風子「梓ちゃんも、どうして冬ちゃんとケンカになったか・・・教えて欲しいな」 梓「そ、それは・・・」 風子「キャンプの時もあの人がいる時、様子変だったよ?」 梓「・・・」 純「これだけは言わせてください」 風子「?」 純「冬が相手だったから、同じ目線で話せたから得るものがあったけど 相手が先輩たちだったらどうするの?」 梓「!」 純「澪先輩にも突っかかるの?律先輩に同じ目線になれって?唯先輩とケンカするの?」 梓「ッ!」 817. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 10 52.83 ID blc7RTMpo 純「紬先輩と衝突できるの・・・?」 梓「・・・ッ」 純「いい加減にしなよ・・・」 梓「・・・・・・あの人に出会ってから・・・全てがおかしくなった・・・」 風子「災いって・・・」 梓「そうです・・・。私の・・・全てをおかしくさせるんです」 純「・・・」 英子「・・・」 夏香「・・・それは、確実にその人のせいだと言える・・・の?」 梓「言えません・・・。簡単に言えば―」 純「波長が合わないって?・・・それは適当に言葉を見つけただけ」 梓「!」 風子「純ちゃんも・・・少し変だよ?」 純「・・・分からないんですよ。相馬轍の名が出てくるたびに周りに当たって 冬にまで当たって・・・。冬が相馬轍のファンで、言い返してくれたから梓は救われてるようなもので」 梓「・・・どういう事?」 純「勝っちゃいけないケンカっていうのかな・・・」 英子「・・・・・・言い換えれば天狗、うぬぼれる、慢心する、思いあがる」 梓「ッ!」 純「そう、それです・・・。冬にケンカ勝ちしていたら、それでいい、これでいいで終わっていたんです」 夏香「・・・」 梓「・・・」 純「そろそろ、決着つけなよ。もう会わない人なんだしさ・・・」 梓「それ・・・」 風子「それ?」 梓「波長が合わないで・・・合ってるんだよ・・・」 純「?」 梓「あの人は・・・『別れ』の雰囲気が纏わりついてる・・・」 風子「!」 純「『別れ』・・・?」 梓「キャンプの朝・・・あの人は玉恵さんに挨拶も無しに去って行った」 夏香「・・・だ、誰?」 風子「相馬轍さんの旅仲間」 英子「・・・出会いと別れは必須じゃないの?」 梓「そうです。でも別れは新しい出会いの為でもあるんです・・・。あの人にはそれを感じられなかった」 風子「!」 818. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 12 10.38 ID blc7RTMpo 純「どういう事?」 梓「それは・・・分からない・・・。けど、その正反対の人と私は・・・いつも一緒に居るから」 純「・・・」 梓「あの人が『別れ』ならむぎせんぱいは『出会い』・・・波長が合ってない」 純「・・・そっか・・・、なんか納得しちゃった」 梓「むぎせんぱいとの『別れ』を・・・意識せざるを得ないから・・・。 だから私はあの人が苦手なんだ・・・」 純(今気付いたのか・・・。梓自身が知らないことを私は問い詰めて) 梓「ありがと純・・・。なんだか、楽になった」 純「あ、そう・・・」 風子「で、でもさ・・・。『別れ』だけじゃないと思うよ?」 英子「ふぅ・・・?」 梓「どういう・・・?」 『轍さんのご両親は亡くなっているの・・・』 風子「そ、それは・・・その・・・。だって旅をしてたくさんの人と出会えているじゃない」 梓「そうですけど・・・。『出会い』を目的とした旅じゃないような雰囲気だったと言っているんです・・・けど」 風子「う、うん・・・そうなんだけどね」 英子「時間切れだね。私たちこっちだから、続きは明日話そうか」 梓「は、はい」 夏香「楽しかったよ。ありがとね」 純「なんか、変な終わり方ですいませんでした」 英子「いいよ。為になる話だったから・・・なんてね」 夏香(・・・英子の様子も変) 梓「そうですか。それでは明日です」ペコリ 純「おやすみなさい」ペコリ 風子「あした・・・ね」フリフリ スタスタ 819. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 18 29.19 ID blc7RTMpo 夏香「二人とも何があったの?」 英子「風子の様子が変だから」 風子「・・・うん」 夏香「話の途中で・・・何か気付いたとか?」 風子「あの人・・・相馬轍さんなんだけどね・・・」 夏香「人気者だねぇ」 英子「その人が?」 風子「・・・ご両親亡くされてて・・・。親友さんも亡くしてるの・・・」 夏香英子「「 ! 」」 風子「梓ちゃんが・・・『別れ』の雰囲気を纏っているって言い切って・・・少し悲しくなった」 夏香「・・・的を射てる分・・・真実は伏せるべきなのかな・・・」 英子「そういう事だったんだね」 風子「それが理由で嫌われるのって・・・寂しい・・・」 夏香「ふぅは変わんないねー」ガシッ 風子「ッ・・・なっちゃん!?」 英子「そうだね。でも・・・これ以上触れないほうがいいかもしれないよ」 風子「・・・うん。・・・別れても・・・その人は梓ちゃんに色々なことを教えているような気がする」 820. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/08(木) 02 19 04.89 ID blc7RTMpo ―――――平沢邸 唯「むぎちゃん寝ちゃった」ヒソヒソ 紬「」スヤスヤ 唯「本当は起きているんでしょ?」 和「静かにして唯」 唯「寝るなんてもったいないよ」ギンギラ 憂「紬さん起きちゃうよ」ヒソヒソ 紬「」スヤスヤ 唯「うーん」 和「どうして私まで・・・」 憂「たまにはいいんじゃないかな?」 和「たまには・・・ね」 唯「花火やろうよ、言っただけだよ」 紬「」モゾモゾ 和「ゆいっ」ヒソッ 唯「・・・」シーン 紬「」スヤスヤ 憂「・・・ふぅ」 唯「はい、寝ます」 和「・・・」 憂「」ウトウト 唯「オヤスミ・・・」 紬「」スヤスヤ 822. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 18 56.35 ID fwc/JhO5o 9月21日 チュンチュン 紬「・・・?」 唯「」スヤスヤ 和「」スヤスヤ 憂「」スヤスヤ 紬「・・・」ボケー カチッ 紬「・・・」ボケー コト 紬「・・・」モゾモゾ 紬「」ウトウト 紬「」スヤスヤ 823. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 20 00.90 ID fwc/JhO5o ――・・・ ピンポーン 憂「!」ガバッ 紬「」スヤスヤ 唯「」スヤスヤ 和「」スヤスヤ 憂「え・・・?今・・・何時・・・・・・寝過ごしちゃったぁ・・・」 ピンポーン 憂「和ちゃん」ユッサユッサ 和「・・・ん?」 憂「お姉ちゃんたち起こしてください・・・。あと時間が」 和「時間・・・目覚まし鳴った・・・?」 憂「鳴ってないよ。お姉ちゃんが止めちゃったのかも」 ピンポーン 憂「あっ!」ガタッ 和「待ってうい・・・。髪が・・・」ヒョイヒョイ 憂「ぁ・・・」 和「大丈夫よ」 憂「えへへ、ありがと」 テッテッテ 824. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 21 00.20 ID fwc/JhO5o 和「さて・・・二人を・・・」 紬「・・・」ジー 唯「」スヤスヤ 和「・・・」 紬「・・・」ポッ 和「その反応はなによ・・・」 紬「・・・」ユッサユッサ 唯「ぅん・・・んー?」ボケー 和「・・・」 紬「・・・」ヒョイヒョイ 唯「ありがとー」ボケー 紬「・・・」ポッ 和「それは私に対する当てつけなのね?」 紬「・・・」コクリ 和「頷いたわね・・・」 唯「何の話ー?おはよー」 和「・・・いいわ。一度うちに帰って着替えてくるわね」 唯「ごはんはー?」 和「時計見て、食べてる時間なんてないわ」 紬「・・・!」 唯「どうしてこんな時間なの!?」 憂「紬さん、斉藤さんが制服届けてくれました」 紬「・・・」コクリ 825. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 22 00.30 ID fwc/JhO5o ――・・・ 紬「・・・」スッ 和「そうね、そのベンチに座って食べましょ」 唯「おにぎり一つくらい食べる時間はあるよね」 紬「・・・」コクリ 憂「・・・教室では食べられませんよね」 和「私たちは食べられるけど、憂は1人で食べられないでしょ?」 憂「・・・うん」 紬「・・・」モグモグ 唯「ここでなら見られても平気だもんね」モグモグ 和「・・・」モグモグ 憂「・・・」モグモグ 「あれ、平沢さん?」 憂「あ・・・」 「こんなとこで何してんのー?」 憂「朝ごはんを食べてるの」 「おはようございます」 唯「おはよ〜」モグモグ 和「確か、同じクラスの」 「はい、憂ちゃんと同じクラスの者です」 紬「・・・」モグモグ 「いいなー、外で朝ごはんなんて・・・」 「ほら、邪魔してるから。先に行ってるね平沢さん」 憂「後でね」 「ごゆっくり〜」 「ゆっくりしたら遅刻しちゃうでしょ」 憂「クスクス」 紬「・・・」 和「確かに・・・外で食べる朝ごはんも、偶にはいいわね」 唯「うんうん、のんびりしてられないけど。いいよね」 憂「でも、どうして目覚まし鳴らなかったんだろう」 和「・・・唯でしょ?」 唯「ん?なに?」モグモグ 憂「鳴った途端に止めちゃった?」 唯「そうなのかな・・・?覚えてないや」エヘヘ 826. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 23 08.31 ID fwc/JhO5o 紬「・・・」 夏「あれ?」 紬「・・・」ニコ 夏「おは・・・ようございます?」 紬「・・・」ペコリ 夏「何を見ていたんですか?」 紬「・・・」ニコ 夏「飛行機か鳥でも飛んでいたとか・・・」 紬「・・・」 夏「・・・」 唯「夏ちゃ・・・ん・・・?」 和「二人とも・・・なに・・・を・・・?」 憂「・・・?」 律「どうする・・・?」 澪「どうするって・・・。周りの注目を集めてるから・・・」 律「5人とも空みてんのな・・・。まずいなあれは」 澪「・・・」 パァン! 紬夏唯和憂「「「「「 ! 」」」」」 澪「ほら、学校に行くぞ」 律「打ち上げに成功したロケット開発技術者か?」 紬「・・・」テレテレ 夏「違います・・・」 唯「みてよ、うろこ雲・・・。今日の晩御飯は秋刀魚だよ」ジュル 和「太陽の光が強すぎて見えないけど、今も星は輝いているのよね」 憂「空気が綺麗だなぁ・・・」 律「そうか・・・。どうコメントすればいいのかな?」 澪「さぁ・・・とりあず向かおうか」 唯「はいよー!」 和「目が乾いたわね」 憂「私も・・・」 スタスタ 夏「・・・ふぅ」 紬「・・・?」 夏「一緒に見ていた空を思い出したんです・・・」 紬「・・・」 夏「・・・この空は・・・『北海道に繋がっているね』・・・って」 紬「・・・!」 828. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 30 15.36 ID fwc/JhO5o 夏「・・・約束を果たさなきゃいけないのに・・・・・・」 紬「・・・」 ギュ 夏「?」 紬「・・・」スラスラ 夏「お昼ですか?」 紬「・・・」コクリ 夏「は、はい・・・」 829. ありがとうございます ビックリしました 2011/09/09(金) 22 33 23.35 ID fwc/JhO5o 唯「おはよーあずにゃん!」 梓「おはようございます。むぎせんぱいは?」 律「あれー、スルーされたかなー?」 澪「・・・夏とくるんじゃないかな」 梓「夏と・・・?」 憂「純ちゃんは?」 梓「さ、さぁ・・・」 憂「なにかあったの?」 梓「ぴぃ〜ぷぅ〜」 唯「ぷぅ〜ぴぃ〜」 律「おはよーアキヨ!」 アキヨ「・・・おはよ」 スタスタ 「みんな入らないの?」 澪「むぎを待っているんだ」 「私も待ってよっと」 和「私は先に教室に入ってるから」 スタスタ 純「・・・マイペースです」 憂「おはよ〜」 純「おはよう」 梓「・・・」ギクシャク 律(ケンカにでもなったか・・・) 澪「来たか」 梓「!」 夏「一匹狼というより一匹虎ですよね〜、ネコ科だし」 紬「・・・」ニコニコ 夏「今日から合同で作業するじゃないですか?だからみんなビックリしますよきっと」 紬「・・・」ニコニコ 夏「私も最初ビックリしましたけど、でも慣れたら面白いですよね」プクク 紬「・・・」ニコニコ 夏「いっつもすました顔してるから・・・あ」 梓「おはようございます。むぎせんぱい・・・」 紬「・・・」ニコニコ 830. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 33 51.62 ID fwc/JhO5o 夏「おはよ〜梓」 梓「・・・」フンッ スタスタ 夏「えぇー・・・」 憂「・・・」 純「・・・」 紬「・・・」フリフリ 「おはよう紬さん」 律「それじゃ今日もガンバロー」 澪「・・・おー」 「いつも紬さんの周りは賑やかだねー」 紬「・・・」ニコニコ 「・・・楽しそう」 唯「圭子ちゃんも騒がしくすればいいんだよ」 律「意味分かんねえー」 圭子「・・・」 夏「梓の今のリアクションってなに・・・?」 憂純「「 さぁ・・・? 」」 831. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 35 25.40 ID fwc/JhO5o ―――――お昼 姫子「中庭に行かないの?」 和「えぇ、行かないわよ。そっちは?」 姫子「行かないよ。・・・楽しそうだけど」 圭子「楽しいの?」 和「さぁ・・・。騒がしいのは確実だけど」モグモグ 圭子「・・・うーん・・・興味ある」 風子「行ってきたらいいよ」 圭子「誰か一緒に行かない?」 英子「それじゃ、お昼ご飯食べ終わったら行きましょうか」 圭子「ありがとー」 姫子「・・・和」 和「どうしたの?」 姫子「むぎの・・・出発の日って決まってるの?」 和「えぇ・・・。決まっているわよ」 風子「そうなの!?」 姫子「いつ?」 和「学園祭の次の―――」 832. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 36 31.12 ID fwc/JhO5o ―――――中庭 唯「28日」 澪「来週・・・か・・・」 律「一ヶ月って早いな・・・」 梓「・・・」 律「一週間はもっと早い・・・」 澪「一日はもっと短いぞ」 唯「・・・そだね」 梓「・・・」 澪「・・・」 圭子「本当だ、楽しそう」 英子「みんなどうしてここにいるの?」 唯「ちょっと考え事を〜」 律「よし、行くかー」 澪「律、タッグ組もうよ」 律「いいぜー、むぎ夏ペアに勝てるのは私たちしかいない!」 唯「ふふ、次は私とあずにゃんチームで挑むんだよりっちゃん」 梓「・・・私はパスです」 唯「なんと」 圭子「はい、じゃ私が!」 唯「いいでしょう」フフン 律「じゃ、私らが対決して勝った方が挑むってのはどうだ?」 唯「分かったよ」 圭子「バトミントンなんて久しぶりだなぁ・・・。ダブルスなんてやったのいつ以来だろ」 紬「・・・」ポン シュー 多恵「・・・」ポン シュー 夏「・・・そーれ」ポン シュー 未知子「・・・」ポン 澪「和やかだ・・・」 梓「英子先輩・・・ふぅ先輩は来ないんですか?」 英子「うん。・・・後で部室に行きたいって、いいかな?」 梓「・・・はい」 律「なんでだ?」 梓「昨日の話の続きを・・・」 833. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 40 24.24 ID fwc/JhO5o ―――――廊下 夏香「しないの?」 風子「・・・どう話をしたらいいか、纏まらなくて」 夏香「難しい所だね」 いちご「・・・どうしたの?」 風子「いちごちゃんに聞きたいんだけど・・・」 夏香「待って」 いちご「?」 風子「一緒にキャンプに行ったから大丈夫だよ?」 夏香「知ってるけど、これは風子が考えなくちゃいけないと思う」 風子「私なりに結論は見えてるよ。話すか、話さないか、ウソをついて誤魔化すか」 夏香「・・・」 風子「私は意見を聞きたい」 夏香「・・・うん・・・。でもね、それは多数で結論を見つけ出す事にならない?」 風子「・・・」 夏香「人に聞けば正しい答えに辿りつけると思うけど、それは彼女が抱えているものを 軽く扱ってしまいかねないよ?」 風子「・・・それは」 いちご「・・・」 夏香「ごめんね、いちごさん・・・。変な話しちゃって・・・」 いちご「・・・彼女って・・・?」 姫子「・・・英子の隣に居る子だよね」 和「・・・梓?」 風子「・・・・・・うん」 姫子「ふふっ、楽しそうにバトミントンなんかしちゃって」 いちご「・・・姫子は知ってるの?」 姫子「知ってるような、知らないような・・・。未知子って運動神経いいんだね」 和「・・・えぇ」 いちご「・・・どっちなの?」 姫子「え?」 いちご「知ってるの、知らないの?」 姫子「・・・・・・昨日、冬とケンカした事だよね、風子?」 風子「う、うん・・・」 姫子「じゃ、知ってる・・・。あ、負けちゃった」 夏香「・・・」 和「・・・面白い対戦になってるわね」 姫子「やっぱり唯を応援する?」 和「勝つほうを応援するわ」 姫子「それはずるいよ。澪と律のコンビに勝てるかどうか」 834. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/09(金) 22 41 59.08 ID fwc/JhO5o いちご「・・・私に聞くことって無いよね?」 風子「ご、ごめんね・・・」 いちご「・・・いい。けど、知る事で視野が広がる事だってあると思う」 姫子「それは私に言ってるのかな」 夏香「違うよ。私に言った―」 いちご「そう聞こえたんだ」 姫子「・・・」 いちご「心当たりある?」 姫子「まぁね・・・。私は知る事で動けなくなる事が怖いんだけど」 いちご「・・・」 風子「・・・」 姫子「判断が難しい・・・」 いちご「・・・人の意見を尊重したら?」 姫子「・・・時と場合によるでしょ」 いちご「知らないことで動けなくなったら本末転倒」 姫子「・・・」 いちご「自分を計り損ねているだけ」 姫子「・・・」 いちご「それを人に押し付けるのはどうかな」 姫子「どうしたの、やけに突っ掛るね」 いちご「・・・」 姫子「風子、私は夏香の意見に賛成だから。人に聞くことじゃないよ」 風子「う、うん・・・」 いちご「人と一緒に考えることの選択を遮るんだ」 姫子「時と場合によるって言ったよね・・・」 いちご「悪いけど、触りだけでいいから教えてくれる?」 風子「・・・」 夏香「・・・」 姫子「梓と波長の合わない人がいて、その人の過去を梓は知らないから それでいいのかって話」 いちご「・・・その過去って」 姫子「うん・・・。ご両親と相棒さんの事」 いちご「・・・」 姫子「ごめん、話しちゃった」 風子「・・・うん」 夏香「・・・」 いちご「・・・聞かなかったことにする」 姫子「フェアだねぇ・・・」 29
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3094.html
680 :影響を受ける人:2014/06/29(日) 16 26 40 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第十六話 ―天空を落とすモノⅣ― 二人は戦場に向かって飛翔する。 狙うは欧州義勇飛行隊が襲っている【アホウドリ】。 群がるウィッチの猛攻に、嫌気がさしてきたのか攻撃をやめてシャッターを閉じようとしているのが見えた。 そうはさせまいと総隊長は指示を出す。 「ちっ、敵は逃げようとしているぞ! 胴体部はいい、翼を狙え!」 『『『了解!!!』』』 指示にすぐさま反応する。 扶桑国より譲り受けた20mm機関砲を装備したウィッチが、翼を滅多打ちにする。 翼を穴だらけにされ、回避行動により飛行速度が下がっているネウロイにはたまらない。 追い払うために、再びシャッターを開いて迎撃してきた。 「うわぁ!」 「っくそぉ!!」 猛烈な射撃に攻撃していたウィッチ達は離れていく。 纏わりついていた害虫を払いのけ、逃げる為に機首を自分達が来た方向に向けようとした。 その途中で、接近してくるアドルフィーネと美緒を発見してしまう。 そう何度も張り付かれたくないと思ったのか、二人に近づくように加速し始めた。 機首を二人向けると同時に、〔ガコンッ!〕という音がして機首が上下に分かれた。 今まで確認されていなかった砲門。恐らく奥の手だろう。 「おいおい・・・ここまで来てまだ武装を隠していたのか?」 呆れるアドルフィーネと、少しこわばった美緒に、三門並んだ赤く発光する器官からレーザーが放たれた。 しかし放たれはしたが、だいぶ離れている。余裕をもって躱し、突き進む。 照射時間が長い機首の攻撃は、切り払うように光線が執拗に二人を追う。 進撃を妨害され、離れそうになる総隊長を見て、他の義勇軍のウィッチが攻勢をかけた。 再び群がり始めた敵に、【アホウドリ】も反撃する。 「一緒に飛行しても埒があかん。私は上、君は下から見てくれ。」 「はい!」 「いい返事だ。下の攻撃もキツイ。気をつけろ!」 二人は視線のみで合図を送ると、有効射程より少し遠めで上下に分かれた。 すでに二人の目は・・・魔眼特有の光を帯びている 若干早いが、魔眼と言うのは集中が必要だ。このぐらいがちょうどいい。 しかし敵は上下に分かれても攻撃を仕掛けてくる。 技量の高いアドルフィーネは最小の行動で避けられるが、まだ未熟からようやく足が出た程度の美緒では、あちらより攻撃頻度が少ないとはいえきついものがある。 それでも美緒は突き進んだ。 視界の端で、徹子が銃撃している。醇子が里子を庇う。 凛が小毬を守りつつ、弾薬を隊長陣に渡しているのが見える。 (私はあまり魔眼が好きじゃなかった。 制御できず。片目の生活は辛かった。 そんな私でも役に立てる事が出来るようになった。 みんなが私を信じている。 私は・・・それを信じ、自らを信じる!) 決意を胸に秘め、〔カッ!〕と見開いた魔眼は的確に敵を透視し始めた。 翼様な薄い部分には無い、普通に機首から見始めて・・・核らしきモノはすぐに見つかった。 だが安心はしない。ミチル先輩も言っていた・・・「思い込みは油断の元で、危険な兆候だ」・・・と。 胴体を全て見て、初めて知らせる事が出来る。 慎重に観察し、螺旋をえがく様に敵後方に躍り出てインカムを起動させる。 681 :影響を受ける人:2014/06/29(日) 16 27 36 「敵の核を発見! 機首1m先。中心部より、ちょい上です!」 『確認した。間違いない、攻撃を集中しろ!!』 アドルフィーネが号令を下すと、義勇軍のウィッチ達は一斉に機首を集中攻撃し始めた。 弱点付近を攻撃され、【アホウドリ】は嫌がる様に蛇行して、射線から逃れようとする。 だが、ここぞとばかりに彼女等は攻撃を続行する。 表面の装甲が剥がれ、削れ・・・とうとう核が露出した。 途端に【アホウドリ】が暴れだした。 弱点が露出しているのだ、慌てもする。 数名が銃に取り付けられている投擲砲で攻撃するが、なかなか命中しない。 代わりに再生しようとしている部分を破壊しているから、まだ核は見えている。 「このぉ・・・くたばれぇ!」 ウィッチの一人が急降下で接近し、扶桑から支給された墳進砲で、核を狙い撃つ。 発射された弾頭は吸い込まれるように核に当たり、起爆し、破壊した。 爆発した後、少しだけ間が開き・・・【アホウドリ】が美しい結晶に変わって爆散した。 「おお・・・」 「やったぁ!」 戦場にそぐわない、美しい光景に歓声を上げはじめた。 「気を抜くな!」 「「「「「りょ、了解!」」」」」 総隊長の一括に全員が気合を入れなおし、最後の敵に向かう すでに二体目の解析に入った美緒とアドルフィーネがいるのだが、相棒がやられ、護衛もいなくなった【アホウドリ】は逃げようとしていた。 「逃すな!」 「クソ、銃弾が足りない!」 引き離すためと、速力を落とすために相当数の弾薬を使用した結果、各部隊の残弾が心許なくなっている。 その間にも敵を万遍なく見ていた魔眼持ち二人は、すぐに確認し合って全員に知らせる。 「機首より1.5m。中心部に有ります!」 それは嬉しい知らせだが、敵はすでに逃走に入っている。 攻撃をやめ、回復と速力に力を注ぎ始めていた。 20mmをブチ当てても瞬時に回復し、まるで足止めにならない。 「こいつはどう!」 業を煮やした圭子が、対戦車ライフルで翼を狙う。 義勇軍のウィッチも、対戦車ライフルを装備した二人が反対側の翼に大穴を開ける。 流石に傷が大きすぎるのか再生が若干遅い。 しかし、他の傷を無視して回復に集中され始めると、これも有効打にならない。 相手が反撃をやめたおかげで簡単に接近できるのだが、決定打に欠けていた。 更にいえば墳進砲は残り二本。 皆に焦りが見え始めてきた。 「くそ、残弾ゼロだ!」 「くっ! 銃身が焼けついた・・・」 弾丸を撃ちつくし、あたらしい銃を取りにいくが・・・ 「弾倉はこれで最後です!」 「小毬ちゃん、他の武器は!?」 「先生・・・後は投擲弾用の手榴弾しか・・・」 章香は空になった弾薬入れに呆然とする。他を見渡してみるが、どの部隊も最後の補給を受け取ったのが見える。 だが、戦線に戻る数は少ない・・・残るのは補給を受けれなくなった者達だけだ。 意を決した章香は、一つだけ貰い受けた弾倉を返す。 682 :影響を受ける人:2014/06/29(日) 16 28 15 「わかった。旗本大尉に渡してくれ。」 「え?」 「なに・・・弾が無いならば斬ればいい!」 「あ! 先生まって!!」 小毬の静止を聞かず、章香は抜刀して突撃していく。それを見た智子も自分の銃と弾倉を傍に寄ってきた隊員に渡して両手に刀を持って突撃した。 「付き合います!」 「ならば左を頼む!」 全力を発揮して戦域を離脱し始めた【アホウドリ】に向かい、二人は刀に魔力を込める。 智子は普通の強度強化だが、章香は独自の技【海割り】の為に集中する。 【アホウドリ】は目の前に飛び出した二人に気が付いたが、無視して突進していく。 重量感あふれる巨体が迫り・・・智子は上に、章香は下に潜り込んで刀を振るう。 「「せいやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」 一気呵成に振りかぶった刀は翼を切り裂いていく。 【アホウドリ】から見て右側には深い二つの線が、左側は・・・半ばから斬り分かれて翼端が落下していった。 近接戦闘なんて考えない欧州組は、目の前の光景に呆然とする。 もっとも、左右のバランスが崩された【アホウドリ】はそれどころではない。 仕方なく速力をおとし、全ての砲門を開こうとする。 だが一瞬だけ戸惑い、混乱した隙を徹子とミチルは逃がさなかった。 上空に待機していた二人は、最後の墳進砲を抱えて急降下を開始する。 徹子が競うように前に出てきて、ミチルは内心で舌打ちをした。 「無理して前に出るな!」 「大丈夫です。前座は、まかしてください!」 「勝手にしろ!!」 言い争いつつも、二人は再会されたレーザーの弾幕をかいくぐっていく。 徹子の自信は別に悪意味ではない。彼女の方が、シールド強度が上だし、まだ術符を持っているからだ。 そして、見た目で分かるくらい、すでに敵は及び腰になっていた。 護衛がいなくなり、相棒も斃された。 逃げるしかないが、翼が傷付けられてまともに飛べない。 もう一度智子が接近して斬りつける。圭子が対戦車ライフルで銃座を破壊する。 後ろから接近した章香が尾翼を切り落とす。武子・綾香・サエが隊員を指揮して常に銃火を途絶えさせない。 欧州組も弾丸を持っている者達が集まって射撃する。 急降下していた二人は、金属が擦れるよう尚人を出して呻く敵を・・・射程圏内に入れた。 まずは徹子が最初に発射し装甲をはがす。当たって爆炎を吹き飛ばして進む【アホウドリ】に対し、ミチルは冷たい目で剥き出しとなった核を見詰めて、引き金を引いた。 核を破壊され、最初の【アホウドリ】の様に爆散した。 結晶が散らばる空域を、美緒は茫然と見る。 「おわった・・・のか?」 「ああ、おわったよ。」 そう言って肩を叩いたアドルフィーネ総隊長を見る。 いつの間に隣を飛行していたのだろうか? 気付かなかった・・・ 「ご苦労さん・・・しかしなんだ。」 「なんですか?」 「負傷者はいるが、戦死者無し。凄いぞこれは。」 それは確かにすごい。だけど実感がわかない。 困惑していると、誰かが飛びついてきた。 「うわわわわ!?」 「やったよ、美緒ちゃん!」 「じゅ、醇子!?」 「お仕事ご苦労様、やったわね!」 「穴吹隊長・・・有難うございます。」 「やりましたわね!」「死ぬかと思ったッス!」 「美緒さん、ご苦労様です!」「美緒、やったな!」 仲間にもみくちゃにされ、ようやく実感が持てたのか、少しだけ涙を流した。 その様子を、章香とアドルフィーネは顔を見合わせると少しだけ笑った。 圭子はハシャグ智子を見て、やれやれと笑顔で首を振り。 武子と綾香は、全弾ほぼ使い尽くしての戦果に頭を痛めつつも、この時ばかりは達成感に笑うことにした。 ミチルは学兵達を視線に入れて、知らず知らずのうちにホッとする。 作戦は、無事に終わった。 以上で分割・改訂・追加が終わりました。 WIKI掲載にはこの二つをお願いします。 さて次は夢幻会と日常編だ。 今のところ予定は・・・「手紙」「御芋」「ミチルとの絡み」「交流大会」「それぞれの休暇風景」・・・ですかね? しかし・・・とうとう100ページ越えした。新しいのを作ろう。 批判不評待っています。
https://w.atwiki.jp/benrikamo/pages/40.html
※2017年1月号から「スカイ・ステージ体験記」ではなく、「スカイ・ステージ」のページとしてリニューアルされました。 情報は随時追加していきます。 空白もしくは存在しない行の号は、しきこが所持していないため、不明な箇所です。ご存知でしたらお知らせください。 誤りがございました場合も、お知らせいただけますと幸いです。→お問い合わせフォーム 2017年 1月 珠城りょう 2月 花乃まりあ 3月 紅ゆずる 4月 実咲凜音、初舞台生特集 5月 早霧せいな 6月 仙名彩世、6月特集 2016年 No. 1月 148 桃花ひな 2月 149 愛月ひかる 3月 150 瀬央ゆりあ 4月 151 朝美絢 5月 152 花乃まりあ 6月 153 和希そら 7月 154 煌羽レオ 8月 155 伶美うらら 9月 156 麻央侑希 10月 157 星乃あんり 11月 158 蓮つかさ 12月 159 柚香光 2015年 No. 1月 136 十碧れいや 2月 137 彩風咲奈 3月 138 鳳翔大 4月 139 妃白ゆあ 5月 140 華雅りりか 6月 141 千風カレン 7月 142 第3期スカイ・ナビゲーターズ 8月 143 桜木みなと 9月 144 天真みちる 10月 145 妃海風 11月 146 美月悠 12月 147 珠城りょう 2014年 No. 1月 124 真那春人 2月 125 優香りこ 3月 126 輝月ゆうま 4月 127 水美舞斗 5月 128 美弥るりか 6月 129 紫門ゆりや 7月 130 帆風成海 8月 131 月城かなと 9月 132 綾瀬あきな 10月 133 凛城きら 11月 134 音花ゆり 12月 135 早乙女わかば 2013年 No. 1月 112 美稀千種 2月 113 すみれ乃麗 3月 114 宇月颯 4月 115 芽吹幸奈 5月 116 七海ひろき 6月 117 鳳月杏 7月 118 第2期スカイ・ナビゲーターズ 8月 119 真風涼帆 9月 120 光月るう 10月 121 仙名彩世 11月 122 実咲凜音 12月 123 澄輝さやと 2012年 No. 1月 100 壱城あずさ 2月 101 彩凪翔 3月 102 一色瑠加 4月 103 天寿光希 5月 104 香綾しずる 6月 105 瀬戸かずや 7月 106 如月蓮 8月 107 愛希れいか 9月 108 花陽みら 10月 109 鳳真由 11月 110 凪七瑠海 12月 111 奏乃はると 2011年 No. 1月 88 純矢ちとせ 2月 89 舞羽美海 3月 90 桜一花 4月 91 春風弥里 5月 92 越乃リュウ 6月 93 英真なおき 7月 94 第1期スカイ・ナビゲーターズ 8月 95 蘭乃はな 9月 96 彩星りおん 10月 97 音月桂 11月 98 晴華みどり 12月 99 蓮水ゆうや 2010年 No. 1月 76 野々すみ花 2月 77 朝夏まなと 3月 78 紅ゆずる 4月 79 望海風斗 5月 80 桜乃彩音 6月 81 蒼乃夕妃 7月 82 第9期スカイ・フェアリーズ 8月 83 沙央くらま 9月 84 真野すがた 10月 85 明日海りお 11月 86 白華れみ 12月 87 鶴美舞夕 2009年 No. 1月 64 星条海斗 2月 65 大湖せしる 3月 66 未涼亜希 4月 67 夢咲ねね 5月 68 彩那音 6月 69 陽月華 7月 70 第8期スカイ・フェアリーズ 8月 71 龍真咲 9月 72 夢乃聖夏 10月 73 早霧せいな 11月 74 華形ひかる 12月 75 桐生園加 2008年 No. 1月 52 北翔海莉 2月 53 涼紫央 3月 54 緒月遠麻 4月 55 5月 56 6月 57 萬あきら 7月 58 第7期スカイ・フェアリーズ 8月 59 和涼華 9月 60 彩海早矢 10月 61 青樹泉 11月 62 十輝いりす 12月 63 美穂圭子 2007年 No. 1月 40 2月 41 3月 42 4月 43 5月 44 6月 45 凰稀かなめ 7月 46 8月 47 愛音羽麗 9月 48 悠未ひろ 10月 49 11月 50 12月 51 2006年 No. 1月 28 ふづき美世 2月 29 安蘭けい 3月 30 立樹遥 4月 31 真飛聖 5月 32 6月 33 7月 34 第5期スカイ・フェアリーズ 8月 35 陽月華 9月 36 七帆ひかる 10月 37 音月桂 11月 38 城咲あい 12月 39 2005年 No. 1月 17 壮一帆 2月 18 彩乃かなみ 3月 19 大空祐飛 4月 20 涼紫央 5月 21 白羽ゆり 6月 22 遼河はるひ 7月 23 第4期スカイ・フェアリーズ 8月 24 舞風りら 9月 25 柚希礼音 10月 26 遠野あすか 11月 - - 12月 27 彩吹真央 2004年 No. 1月 6 彩輝直 2月 7 3月 8 4月 9 朝海ひかる 5月 10 蘭寿とむ 6月 11 初風緑 7月 12 第3期スカイ・フェアリーズ 8月 13 映美くらら 9月 14 汐美真帆 10月 - - 11月 15 貴城けい 12月 16 月船さらら 2003年 No. 7月 8月 2 檀れい 9月 10月 11月 12月
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/722.html
俺「ストライクウィッチーズだと……? 261-302 ソレは、飢えていた。 飢えて、飢えて、仕方がなかった。 この砂と岩の大地では自らを構成するマナがほとんどない。 ゆえにソレは移動を始める。自らの糧を求めてひたすらに。 ~サハラ砂漠 連合国軍補給路~ 太陽が容赦なく照りつけ、 熱い砂が舞うこの道は、最前線であるハルファヤ峠はもちろん 各地に補給物資を運ぶ生命線である。 今日も大量の物資を積んだ補給部隊がこの道を通っていた。 「暇だ・・・」 トラックの助手席でひとりの若者が呟く。 「おうおう、くさってんじゃねえか二等兵、どうしたい?」 運転席の恰幅のいい中年の兵長が声をかける。 「退屈なんです。 毎日毎日、補給品はこんで砂漠を行ったり来たりするだけなんて。 俺は人類を守るために軍にはいったのに。」 「ははは!女に持てたいってのもあるんだろ? まぁ確かに退屈だが補給品がなきゃ前線の連中が戦えなくなっちまう。 そうならないために俺達が必要されてるのさ。 ほら、立派に人類を守ることに貢献してんだよ。 それになんにしたってこの仕事は安全だしな。」 「はぁ、でもどうせなら、 俺はウィッチと一緒に戦って一匹でも多くのネウロイを倒したいんです。」 「若いねぇ、おっそうだウィッチといえば・・・」 そういって兵長は懐から写真を取りだし二等兵に渡す。 写真には一人の女性と5才くらいの女の子がこっちに笑いかけている姿が写っていた。 「俺の嫁さんと娘だ。ふたりとも美人だろ?嫁さんは元ウィッチでな。 娘もその才能があるみたいなんだ、ウィッチになる子はみんな美人だし、 きっと将来は誰もが振り向く別嬪さんになるだろうさ。」 「は、はぁ・・・そうですか(たしかに可愛いけど)」 「なんだぁその反応は? まぁいい。俺はこの任務が終わればはれて服務期間終了。国に帰れるんでね。 いまからふたりに会えるのが楽しみで仕方ないんだよ。」 そうしてしばらく兵長はやれ嫁の飯は天下一品だとか、 娘が学校でいい成績をとったらしいとか、そんな家族自慢を始めた。 ソレは飢えていた。 ひたすらに進んでも、求めるものが手に入らない。 途中で出会った同胞すら喰らったというのにまるで足りない。 無駄なエネルギーを消費しないよう、こうしてじっと砂の中に身を潜める。 ふと、近くに何かがたくさん動いているのを感じた。 なんだろうか?ソレは知覚を鋭くさせて動いているものを探る。 するとなんと大量のマナの波動を感じ取った。 これを逃す手はない。ソレは行動を開始した。 その自慢話に二等兵が飽きてきた頃それは起こった。 「でな、娘がおおきくなったらパパのお嫁さんになるのっていうんだよ。 それがまたかわいっ、て危ねぇ!」 突如目の前を走っていた別の補給トラックが空へと舞い上がる。 兵長は巧みにハンドルを操作して落ちてくる残骸と、トラックを打ち上げたナニカを避ける。 「くそ!なんだってんだ。」 「兵長、アレ!」 二等兵が指差す方を見てみると、 先ほどのナニカが自分たちの後ろにいた護衛の装甲車を掴み上げていた。 そしてそのナニカはしばらくして興味を失った子どものように装甲車を放り投げた。 装甲車は地面に激突して爆発炎上する。 「なん・・・だってんだよ、いったい。」 呆然とするふたり。ナニカは砂の中に潜っていく。だがこれで終わりではなかった。 「KySHAAAAaaa!!!」 今度は先ほどとは比べ物にならない震動を伴って巨大な物体が姿を表した。 ~オアシス 大天幕~ 朝早くからこの場には、 このオアシスを代表する戦力である各ウィッチ隊のメンバーが揃っていた。 そこにロンメル、パットン、モントゴメリーの3将軍が入ってくる。 全員が敬礼した。 「朝早くからご苦労。楽にしてくれ。 ……今日集まってもらったのは緊急を要する任務を君たちに託すためだ。 詳しくはモントゴメリー中将、たのむ。」 ロンメルがモントゴメリーに場所を譲る。 「おほん、3日前、ここから東80km程の地点で我が軍の補給部隊が襲撃を受けた。」 彼の参謀が現場の拡大写真を貼り出す。そこには無惨に破壊された車両が写っている。 「この通りだ。現場には瘴気の残留が確認されている。」 「つまり、これはネウロイの仕業いうわけですか?」 フレデリカが尋ねる。 「その通り、敵は前線からほど遠いこの補給路を攻撃したことになる。 その数は少ないだろうが相手が補給部隊とはいえ、これだけのことをやってのける奴だ。 かなりの強敵であることが予想される。」 発言を終え、ロンメルが再び壇上に立つ。 「この補給路は最前線にいる兵士たちの生命線だ。 ここを抑えられてはまともに戦えん。 ゆえに可急的速やかにこれの安全を確保することが今回の君たちの任務だ。」 「要はクソッタレのネウロイを見つけ出し、ぶっ殺す。いつもと同じさ。」 そうパットンが締めくくった。 「なにか質問は?」 圭子が手をあげる。 「敵の姿はどのようなものでしょうか」 モントゴメリーが答える。 「分からん。」 「分からない?」 「そうだ。襲われた部隊に生存者はおろか死体すら確認できなかったからな。 残された残骸から分かっていることはヤツらに巨大な個体がいること、 ビーム発射能力があることくらいだ。」 「ではどうやって敵を発見するのでしょうか?」 マイルズが質問した。 「囮の補給部隊を用意する。それにこの補給路を走らせ、 それに奴らが食いついた時を狙って空と陸から奇襲をかける。 他に質問は?なければこれで終わりだ。」 「作戦開始は1030だ。各自装備を整えておけよ!」 ソレは飢えていた。 いや、自身を構成するマナは十分に足りている。飢えているのは別のことだ。 あのときマナの塊を運んでいる奴らを襲ったことき、自分に何かをぶつけてくる奴がいた。 以前喰った同胞の知識に寄れば、ニンゲンというらしい。 鬱陶しいので叩き潰すと、驚いたことに、なんとそいつらにはマナが豊富に含まれているではないか。 すぐさまそのマナを取り込んでみる。 ウマイ。こんなマナはいままで喰ったことがない。 もっと欲しい!もっともっとニンゲン欲しい!! そうしてソレはよりウマイものを喰いたいという欲求を覚えてしまった。 その欲求にしたがうままにソレはニンゲンを捕まえ、喰らった。 何体かのニンゲンを喰らってみると、動かなくなったニンゲンより動いてるほうがウマイ。 それに種類によっても違うらしい。とくに先ほど手に入れた知識によると、 ウィッチとかいうニンゲンはいま喰ったやつらよりももっとおいしそうだ。 ウィッチ、喰ってみたい。 その欲望に飢えていた。 ~連合国軍補給路~ 対瘴気用の装備をした兵士たちが乗った偽装補給部隊が件の補給路を走る。 それのいくらか後方に、各陸戦ウィッチが乗ったトラックが続き。 上空にはマルセイユたちが何時でも降下、援護できるように用意している。 「そろそろ予定地点だ気を抜くな!」 その言葉を聞いて俺は装備を確認する。 俺の装備はいつもの対装甲拳銃と新しく作ってもらった大きなハンマー。 このハンマーは戦車の装甲パネルを改造したもので、 先が尖っているために叩き潰すよりは断ち切る感覚で使える。 それに加えて医薬品(自分には必要ないが念のため)や水、食料が入ったバックパックだ。 「ねぇ俺、今回の敵ってどんな形をしてると思う?」 それらを点検する横でシャーロットが、 ティーゲルをいつでも発進できるようにスタンバイさせながら俺に尋ねる。 「う~ん、 すくなくともここ最近戦った固定の型をもったやつらとは違うと思う。 あいつらビーム打てないし、このあいだのはぐれみたいな奇形型じゃないかな?」 「そっか……」 「不安?」 「うん。いままでの敵ならコアの場所も分かるし、何体かやっつけてるから 自信はあるんだけど……知らない敵と戦うのは、怖いよ。」 そういてシャーロットは黙ってしまった。 「えっと、敵がどんなやつだとしても、 マイルズ少佐とかマルセイユさんたちがいっしょにいるし、僕も頑張る。 たから……その……きっと大丈夫だよ。」 俺はなんとかシャーロットを励まそうとするが上手く言葉にすることができない。 でも真剣に自分を励まそうとしてくれるその姿はちょっとかわいらしく見えた。 「うん……ありがとう、俺、ちょっと元気でた。」 シャーロットの顔をに笑顔が戻る。 ガシャァアアアアアン!! 『!!』 「前方の囮に敵が食いついた!全機、すみやかに降車。戦闘開始!」 ニンゲンを襲った場所の近くにいい寝床があった。 その寝床に身を休めながらソレは考える。 どうやったらウィッチを食べられるだろうか? ウィッチは数が少ないらしくそう簡単には出てきそうにないようだ。 それを自分の前に引きずり出すにはどうしたらいいだろうか? 知識によればニンゲンにはヒトジチなるものを助けようとするらしい。 ウィッチもニンゲンだ、これは使えるかもしれない。 なので保存食の意味も込めて何体かのニンゲンを喰わずにとっておいた。 でもあとはこれをどうすればヒトジチになるのかがまだ分からない。 悩んでいるソレの知覚にまたしてもニンゲンを襲った場所に、襲ったのと同じやつが 近づいているのを感じる。 とりあえず、思考をやめて、ソレもう一度ニンゲンを襲うことにした。 それに知識によれば、何でかしらないがヒトジチは多い方がいいらしい。 ~上空~ 「タコ……?」 上空から囮の部隊に食いついた敵をみて、 圭子はいま自分が見ている敵の姿に最も近いものを思い浮かべる。 丸い頭とそこから生えた本黒い触手が見えるだけで8本。 その姿はまさにタコだった。 扶桑海事変以前、ネウロイの形は動植物の形をしたものが多数確認されたそうだが、 こいつもそのひとつだろうか。 「気持ち悪い……」 「そうだねティナ。うん……これはクルものがあるわ。」 「そんなに気持ち悪いですか?食べるとおいしんですよ、タコ。」 扶桑人の自分と真美はまだしも、カールスラント人のマルセイユとライーサには 生理的に受け付けない姿らしく、できるなら直視したくなさそうである。 そうこうしている内に地上部隊がネウロイとおもわしきもの(まあ何にせよ敵だ)と交戦を始める。 「下でも始まったわね。」 「ねぇケイ、私パスしてもいいか?正直あんなのに近づきたくないんだが……」 「だめよハンナ、さあ援護にいくわよ!」 嫌そうなマルセイユをたしなめつつ、地上軍を援護しに圭子たちは降下していった。 ~地上~ 「ロックンロール!!」 機動力に優れたパットンガールズが先陣を切る。 向かってくる触手を回避しながら砲弾を敵の体に叩き込んでいく。 彼女たちの動きに翻弄されるネウロイに側面から マイルズが彼女の部下とともに横列体形をつくり斉射を浴びせる。 「KsyaAAAAAAAAAAAAAAA!!」 ネウロイは身を捩って砲撃のダメージを軽減しようとしつつ、 マイルズたちに向かって触手を槍のように突き出す。 「させない!」 その槍をティーゲルの大出力で増幅されたシャーロットのシールドが受け止め、 「でりゃぁぁああああああああ!!!」 俺が勢いよく振り下ろしたハンマーで叩き潰し、切断する。 「GYAAAAAAAAAA!?」 触手を断ち切られたネウロイは悲鳴をあげて数歩後ろに下がる。 しかしやられっぱなしでは済まそうとしなかった。 「! 全車、敵の動きに注意、何か仕掛けてくる!!」 ネウロイは体を震わせると、体表から大量の小型機が飛び出す。 小型機の形は蛾のようなもの、蜘蛛のようなものがおり、 前者は空を飛びながらビームを発射し、後者は高速でウィッチたちに接近してくる。 「うぇ、キモイ……」 パットンガールズ最先任のパトリシアがその場のウィッチたちの心情を代弁する。 シャカシャカと砂地を這いずってこちらに迫ってくるネウロイの姿は乙女たちの 心にかなりのダメージを与える。 「こっち、こないで!」 ひとりが撃った砲弾が蜘蛛型ネウロイに着弾する。 するとネウロイは砲弾によるもの以上の威力で爆発してみんなをひるませる。 「ど、どうなってるのよ!」 文句を言ってもネウロイの足は止まらない。一体がこちらに取り付こうと飛び上がった。 「みんなに、手を出すな!!」 こんどは俺が蜘蛛型をハンマーで吹っ飛ばす。 吹っ飛ばされたネウロイはそこでまたしても強烈な爆発を起こす。 「なるほどそういうこと……全機、フォーメーションD! 連中の体は爆弾そのものだ。取り付かれたらもろとも自爆されるわよ!!」 マイルズの声に応じてみんながティーガーを中心に円陣を組んで敵を迎撃する。 その上空には蛾型のネウロイが迫り、地上をビームでなぎ払おうとする。 「残念、出直してこい。」 ビームが放たれる直前でネウロイは上空からマルセイユたちが打ち落とした。 本体のタコ型がマルセイユたちを撃ち落そうとビームを発射する。 しかしそのビームは直前で回避され、そのかわりに、 「だりゃああぁあああああ!!」 回り込んでいた真美が持つ40mm対空砲が叩き込まれた。 その間に蜘蛛型の処理を終えた地上部隊がもう一度攻勢に転じだした。 ソレは困惑していた。 ヒトジチと食料を手に入れにきたつもりだったが、そこで思わぬことに遭遇した。 地上に姿を現したと同時に今までにない衝撃が自分を襲った。 なにがあったのか確認してみると、今までのニンゲンとは形の違うやつがそこにいた。 手に入れた知識にてらしあわせるまでもない、ウィッチだ。 求めていたものが自分から飛び込んできたのだからこれほど嬉しいことはない。 すぐに捕まえようとするが上手く行かない。 とくにニンゲンじゃないもののようなニンゲンは自分の手足を切り落としてくれるので、 鬱陶しいことこの上ない。 そうしているうちに空からもウィッチがやってきて、自分に無視できないダメージを与えてくる。 このままではまずい、さっさと逃げるべきだ。それでも一体ぐらいウィッチを捕まえたい。 とくに空を飛んでいるやつでその中でももっとも強いマナの波動を持ったやつ。 あれを捕まえられないだろうか。 「く、いい加減倒れろ!」 マルセイユがいまだ倒れない敵に向かって悪態をつく。 戦闘が開始されてから20分ほどたち、 最初にネウロイがあらわれた補給路からある程度はなれたところに戦場は移っていた。 ネウロイは真美の40mmを喰らってもいまだ健在で、その触手を振り回し、 定期的に小型を作り出したり、ビームを放ったりしていた。 いくら敵がしぶとくても倒れるまで銃弾を叩き込むことを信条とするマルセイユだが、 これほど長引くと手持ちの弾の残弾が気になりだす。 「ああ、気持ち悪、さっさと終わらしてシャワーを浴びたい。 コアさえ露出すれば一撃で片をつけられるんだが……!」 チャンスをうかがうマルセイユの視線の先では、 俺がもう何度目かになる触手の切断を行っている。 触手が切断されると、ネウロイはその触手を庇うように引っ込める。 その時、偶然にもシャーロットが放った砲弾がその触手にあたり軌道が逸れ、 いままで触手が邪魔で狙えなかったタコの顔の部分に着弾し、爆発する。 「見えた、コアよ!」 圭子が叫ぶ。 砲弾が爆発した地点には、捜し求めていたネウロイのコアが赤く輝いていた。 だが射角が厳しくこのままではどこからもコアを狙えない 「あんまり気は進まないけど、仕方ない、私が行く!」 「ティナ!?」 そういってマルセイユはライーサが止める間もなく急降下をかけ、 ストライカーの性能をフルに使って蠢く触手を回避しコアに肉薄する。 「kySaaAAAAAAAAA!!」 「これで終わりだ!」 彼女が手に持つMG34が火を噴き、撃ちだされた銃弾はコアに直撃する ……はずだった。 「な、うそ!」 さっきまでそこにあったコアが着弾寸前でネウロイの体内深くに引き込んでしまった。 予想外の事態にマルセイユの判断が鈍る。 「ハンナ、逃げて!」 圭子が叫ぶと同時にネウロイの触手がマルセイユを捉えようとする。 瞬間的に気を取り戻した彼女が逃げようとストライカーに魔法力を込める しかし焦りから通常はかけない急激な負荷に、ストライカーがついて行けずに咳き込んでしまった。 「しまっ……ぐっ!!」 ネウロイの触手がマルセイユを捉え締め付ける。 「ぐはっ……くそ、離せ、この変態!!」 MGを打ち込むしかし触手は一方に緩む気配がない。 すると今度はバチバチという音が当たりに響く。 「何を……あぐっ!あああぁぁぁぁあああああ!!」 ネウロイが電気を発生させ、触手を伝わらせてマルセイユの体に流し込んだ。 かかった! かなり危なかったけど、あの一番つよいマナの波動をもったウィッチを捕まえた!! その溢れんばかりのマナの波動は、それを捕まえた手に伝わって自分を興奮させてくれる。 はやく寝床に連れて帰って、おいしく頂こう。 「く、全機!マルセイユを救え!!」 地上軍が火力を集中させてマルセイユを捉えている触手を狙うが、 ほかの触手に阻まれてうまくいかない。 「真美、触手を狙える!?」 「ダメですこの銃じゃ威力がありすぎます!」 上空から狙おうにもMGでは威力不足だし、40mmではマルセイユを巻き込んでしまう。 「僕が行きます!」 そういうと俺はネウロイに向かって走り出す。 俺を叩き潰そうとする触手を避け、 さらにその触手によじ登りネウロイの体の上を駆け抜ける。 とうぜんながら俺を払い落とそうと他の触手が迫るが、それは手に持ったハンマーで弾いた。 そうやって、やっとのことでマルセイユのもとにたどり着く。 「マルセイユさん!しっかりしてください!!」 「う……ぁ……」 「だめか、気を失ってる……くそ、離れろよこいつ!」 俺は彼女を捕らえている触手を引き剥がそうとするが生半可な力では剥がれない。 「ならこいつで!!」 そういうと俺はハンマーを振りかぶって叩きつけようとする。 しかし、ネウロイが次の行動に出るほうが早かった。 ネウロイは触手を砂に突き刺して、穴を掘るように動かすと、 砂を流動化させ、砂の中にある自分の巣へ逃げ帰ろうとする 「う、うわわわ!」 バランスを崩して触手にしがみつく俺。 そんなことはお構いなしにネウロイは潜っていき、 マルセイユと俺ごと砂の中へと消えてしまった。
https://w.atwiki.jp/qqqnoq/pages/159.html
女だらけのクイズ大会(おんな―たいかい)は、1996年から毎年東京で行われているクイズ大会。主催はクイズ部。 その名の通り、参加者を女性に限定した大会である。学生系全盛期の1996年、女性の活躍の場を増やし、また女性初心者を受け入れる目的で始められた。 問題も基本的なもの、女性に馴染みのある事柄などが多く出題される傾向がある。企画も運が重要なものが多いなど初心者向けの色が強く、親睦会としての側面も大きい。 スタッフはほぼ全員が男性。男性は参加することができないが、見学は可能である(参加料とほぼ同額の見学料が必要)。 データ 大会 開催日 会場 参加者数 優勝者 ペーパー1位 第1回 1996年7月20日 代々木八幡区民会館 53人 豊嶋恭子 渡辺恵 第2回 1997年7月19日 代々木八幡区民会館 53人 伊藤貴代子 北原理絵子 第3回 1998年8月8日 代々木八幡区民会館 42人 横田薫 水谷真理 第4回 1999年7月17日 代々木八幡区民会館 47人 横田薫 石野まゆみ 第5回 2000年7月29日 代々木八幡区民会館 48人 小川マミ 石野まゆみ 第6回 2001年8月4日 代々木八幡区民会館 51人 棚山圭子 清田明子 第7回 2002年7月20日 代々木八幡区民会館 55人 今尾奈緒子 石野まゆみ 第8回 2003年8月2日 代々木八幡区民会館 45人 山下貴三香 横田薫 第9回 2004年7月17日 代々木八幡区民会館 33人 石野まゆみ 石野まゆみ 第10回 2005年7月23日 代々木八幡区民会館 29人 石野まゆみ 石野まゆみ 第11回 2006年8月26日 代々木八幡区民会館 46人 山下貴三香 西村かおり 第12回 2007年8月25日 代々木八幡区民会館 48人 村松久美子 二木夢子 第13回 2008年9月6日 代々木八幡区民会館 38人 福井佐江子 野沢聡子 第14回 2009年8月22日 代々木八幡区民会館 47人 関口あすか 村松久美子 第15回 2010年8月21日 代々木八幡区民会館 49人 宇井知夏 吉田香織 第16回 2011年8月27日 北とぴあペガサスホール 52人 関口あすか 山下貴三香 第17回 2012年9月1日 代々木八幡区民会館 43人 関口あすか 吉田香織 第18回 2013年8月24日 赤坂区民センター 64人 篠原かをり 渡辺美幸 第19回 2014年8月23日 代々木八幡区民会館 70人 関口あすか 渡辺美幸 第20回 2015年8月29日 荏原文化センター 75人 市川加奈子 渡辺美幸 第21回 2016年8月20日 荏原文化センター 74人 吉田香織 志賀裕美子 第22回 2017年8月19日 荏原文化センター 72人 椛沢雪美 吉田香織 第23回 2018年8月18日 荏原文化センター 81人 椛沢雪美 志賀裕美子 第24回 2019年8月24日 荏原文化センター 89人 蒔田るみ 志賀裕美子 第25回 2022年8月20日 YCC代々木八幡コミュニティセンター 50人 村橋美葉 須合真里 第26回 2023年8月26日 荏原文化センター 72人 村橋美葉 川上あづさ勝間田貴子 第27回 2024年8月24日 荏原文化センター 72人 村橋美葉 加藤裕子村橋美葉 外部リンク 女だらけのクイズ大会公式ブログ (過去のペーパーや写真などを掲載)