約 3,303,927 件
https://w.atwiki.jp/catoffice_rate/pages/32.html
名前 みょ--ん (ミョン) 職業 二刀流を極めし者(スラッシャー) レベル帯 170~ 生産スキル 錬金(水薬)33 よくINする時間帯 けっこうバラバラ平日は遅くても1時には落ちます 好きな場所/好きなこと 隼の桜/玄武にエサをあげたり戯れたり Skype/mixi *未入力 ひとこと 裏で非想天則ってゲームやってたりします。持ってる人は一緒にあそびませう! ギルド内サブキャラリスト いないのよ…///
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2628.html
… 律「おいーっす!!唯、元気かー!?」 唯「ほへ?りっちゃんどうしたの?」 律「寝ぼけているのか?? 今日は納品日だろ…まったく、取引相手に挨拶無しとはトンデモナイぜ」 唯「あはは、そうだそうだ…すっかり忘れていたよ」 律「ところで、今晩飲みに行かないか?」 唯「あー…うん、ちょっと待ってね、澪ちゃんに連絡する」 カチカチカチ 唯「 『今晩りっちゃんと飲んでから帰るから、晩御飯はいらない(ゴメン』…送信っと。」 Boy Meets Girl♪ ソーレゾレノー アフレルオモイニキラメキトー♪ シュンカンヲーミツケテル ホシフルーヨノデアイガアルヨニ…♪ 律「旦那様は大変だな にひひ♪ …あれ?私の携帯電話が鳴ってる…唯、ちょっとゴメンな」 (澪からだ…なんだろう?) 澪『今日、唯と飲みに行くってホント?』 律「…」(まぁ、いつものことか。返信しておこう…。) 梓「田井中さん、いつも納品ありがとうございます!」 唯「よかったら、あずにゃんも今晩飲む?」 梓「え?いいんですか?」 律「あはは、飲みの人数が多い方が楽しくていいっ!」 梓「ごちそうさまです♪」 唯「あはは、あずにゃんはちゃっかりしているなぁ…ゴチになりやす♪」 ゴスンッ! 律「…おい、私は中野さんにしか奢らないぞ?」 唯「いたたたっ…冗談だよ」 律「それじゃ、19時にいつもの焼き鳥屋に集合な!」 定時過ぎ、僕はあずにゃんを連れて集合場所へ向かった。 定時きっかりの退社なんて、とても久しぶりだ。 焼き鳥屋に到着した時、既にテーブルは大量の串焼きで埋まっていた。 りっちゃんが早めに到着して注文していたのかな?? 律「ぷっはぁ~!うめーっ!」 注文どころか、既に始まっていた。 梓「田井中さん、早すぎですよっ!」 律「まぁまぁ、気にしない気にしない♪」 唯「そうそう、いつもこんな感じだから。 それよりも、あずにゃん飲み物頼もうよー 僕は生中!」 梓「えと、私は・・・ファジーネーブりゅ」 律「あはは、もう酔っちゃったか?お・こ・ちゃ・まw」 梓「もう酔っているのは田井中さんですよっ!」 りっちゃんとあずにゃん、意外に相性いいかもね。 律「でさー、唯の名前まんまのアーティストが"ギー太に首ったけ"っていう歌を出していてさー…」 ヴヴヴヴ… ヴヴヴ… 梓「平沢先輩、また奥さんからですか?」 唯「そうなんだ、5分間隔で写メ送らないとスネちゃうんだよねー」 梓「先輩、愛されてますね♪」 律「そうなんだよなぁ、澪は彼氏を想いすぎるっていうくらい 澪の前カレのときも結構大変だったらしいぜー… …っと、ゴメン…ここだけの話にしといてくれ」 (その彼氏が自殺したこと話しそうになった…あっぶな!) 唯「へー、そうだったんだぁ…でも僕は平気だよ、澪ちゃんを愛しているもんっ!」 律「わ…バカ!声がデカいって、周りのお客さん見てるだろ…」 ヴヴヴヴ… ヴヴヴ… 澪『隣に座っている女…誰?』 壁に貼ってあるメニューを撮ったつもりだったのに、あずにゃんが入っていた…。 しかも、アングルだけで席配置まで把握しているみたいだし、もうちょっと確認してから送ればよかった。 唯「りっちゃんどうしよう…澪ちゃん怒っているかも」 律「ん~?…あっちゃー…唯、ちょっと電話借りるわ」 prrr… prrr… 澪「唯…今どこにいるの?」 律「おーっす!澪、元気かーっ!?」 澪「り…律!?どうしたんだ、いきなり…」 律「ごめんなー、二人だけで飲むつもりだったんだけど、ウチの新人を紹介したくて連れてきちゃったんだよ。 ウチの会社と唯の会社って取引あるからさ、顔を覚えてもらいたくてね…ごめんなっ!」 澪「あ…あぁ、そうだったんだ…私ったら、またつまらぬ誤解をしてしまったようだ。 律、心配かけさせちゃってごめんな。それじゃ…またね。」 ピッ 律「はい、ミッションコンプリート!」 唯「りっちゃんすごい…」 梓「にゃうぅん… もうのめまひぇん…」 唯「あずにゃん大丈夫?」 律「あー、ファジーネーブル1杯でつぶれちゃったか…ほんとアルコール弱いんだな」 梓「Zzzz…」 律「唯、とりあえずおぶって、私の家に運んでおこう」 唯「そうだね、さすがにウチに連れて行くと大変なことになりそうだし。 よっこいしょ… あずにゃん軽くて楽だぁ」 律「にひひ、唯ちゅぁ~ん、ズボンにテントができてるよ?」 りっちゃんの言葉に反応し、 僕は慌てて下を確認したが… 息子は勃っていなかった。 律「ひっかかった!ひっかかった!」 唯「まったく、それじゃ…お会計よろしくねー…」 … さわこ「男がなんだっていうのよぉぉぉ!バッキャロー!」 店主「オバさん、もうそれくらいにしときな…」 さわこ「誰がオバさんらってぇぇっ!?」 店主「おい、誰かそいつをつまみ出せ」 さわこ「何か特別なおつまみあるの!?」ぱぁぁぁっ 店主「…」 僕はあずにゃんを背負い、りっちゃんの家に向かっている。 しかし徒歩はキツい…かといって、タクシー呼ぶような距離でもないし。 でも、意外に徒歩も悪くない。 背中にあずにゃんの胸が当たっているのがわかる。 見た目は子供っぽく起伏が乏しい体つきなのに、密着して初めて彼女が"女"であることを認識した。 くーくーと聞こえる声は子供っぽいが、耳に当たる暖かい吐息の音がなんとも艶っぽい。 律「おぉ~い、唯…置いていくなよー」 唯「りっちゃん、ごめーん…支払いは家についたらでいいかな?」 律「大丈夫、払わなかったら澪に有ること無いこと話すから」 唯「あはは、それは簡便して欲しいかなw」 … 唯「ふぃ、ようやく着いた… どっこいしょっと。それじゃ、りっちゃん…あとよろしくねー。 代金はテーブルに置いといたよ」 りっちゃんはあずにゃんの分の布団を敷いてくれている、なんというか一人暮らしでもしっかりしている… …て言おうとしたけど撤回!…パンツとかブラジャーとかその辺にぶん投げてあるわ、空き缶は転がっているわで 寝室以外は汚い、いずれゴキブリでも沸くんじゃないかな? 唯「それじゃ、今度は澪ちゃんと3人で飲もうねー」 僕が玄関から出ようとしたそのとき、律儀にもりっちゃんは見送りに来てくれた。 律「うん…そうだな…」 いつものようなテンションではなく、少し寂しげに声をかけてくる。 何かあったのかな?? 律「なぁ、唯… 私と寝てみないか?」 唯「えっ!?」 りっちゃんの意外なセリフで僕の心臓は激しく脈を打ち始めた。 それは、寝室で横になっているあずにゃんにも、聞こえてしまいそうな鼓動。 そんなドギマギしている僕に、りっちゃんは妖艶な笑みを投げかけてくる。 酒のせいか、火照っている顔はとても色っぽく、誤って押し倒してしまいそうだ。 律「ぷっ… くすくす… あはははは、冗談だよ冗談! それじゃ、また今度飲もうぜ♪」 バタン りっちゃん、本気だったのかな… あ…澪ちゃんにメールするの忘れていた。 メールボックスを確認すると、澪ちゃんの愛情で溢れていた。 受信件数は200件程度、 内容は「いつ帰ってくる?」「早く帰ってきて欲しいかな?」「唯の温もりが欲しい」といういつも通りのメール。 このまま手ブラで帰るのも申し訳ないから、何かお菓子とお酒を買って帰ろう。 ガトーショコラとV.S.O.P、寝る前の酒としては申し分無いな。 … 家に明かりが灯っていない、澪ちゃんはもう寝たのだろうか? そっと玄関を開け、月光が中に入り込み人影をフローリングに落とす。 誰か座りこんでいる… ようやく目が慣れてきた、正体は澪ちゃんだった。 携帯電話を片手に、ぺたりと座り込んでいる。 澪「遅かったじゃない… なにしていたの?」 玄関の電気を点けると、澪ちゃんは真っ赤な瞳で僕を睨んだ。 唯「帰りがてら、りっちゃんの家に寄ったんだよ… 後輩が酔いつぶれちゃってね、運ぶのに一苦労だったよ。」 肩を回す仕草をしていると、彼女はボソボソと何かをつぶやき始めた。 澪「…嘘だ」 唯「え…」 澪「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嘘だっ! 律の髪の毛はこんなに長くない!それに、背広から律の匂いじゃない別の匂いがする! ホントは解散した後、隣の女の子とどこか行ってたんでしょ!?」 僕は真実を伝えたのに、澪ちゃんは信じてくれない…。 しかも、こうテンパっていては話し合いもままならない、柄にもないけど"あの手"でこの場を抑えるしかない。 暴れる澪ちゃんの両手を掴み、逃げられないよう体を壁へ押しつけた。 澪「やめてっ!離してっ… むぐっ」 澪ちゃんのぷるっとした唇に吸い付き、舌を挿入し口の中を弄った。 歯の1本1本をなぞり、ねっぷりと舌の感触を楽しむ。 むちゅ… ぷちゅ… いやらしい粘液の音が玄関に響く、そして音と同期するかのように体をピクつかせる。 …やがて澪ちゃんも落ち着き、僕の舌を弄び始めた。 澪「ん… ふぅ… ふぁっ…」 生暖かい吐息が顔にかかる。 食後に果物でも食べたのだろうか、甘く爽やかな香りが鼻の奥をくすぐる。 澪「ぷっ… はぁ」 澪ちゃんが完全に落ち着いたことを確認した僕は、唇を離した。 互いの唇はつややかな糸で繋がっており、呼吸が落ち着くと同時にそれは切れた。 唯「落ち着いた…?」 澪「グスッ・・・・ うん。」 唯「ほら、澪ちゃんの為にお菓子とお酒を買ってきたんだ、一緒に飲もう」 澪「…うん」 唯「お風呂…今日も一緒に入る?」 澪「…うん」 唯「ホントに?」 澪「わっ!なななな…今日はダメだ!唯の帰宅が遅かったから、今日は無し!」 唯「くすっ」 いつもは冷静なのに、真っ赤になって慌てふためく澪ちゃんのこういうところ…好きだなぁ。 こうして夜は更け、僕は日課を済ませ床についた。 … 澪「3人で飲む?」 唯「うん、りっちゃんから誘われてね、久しぶりに澪ちゃんの顔も見たいんだって」 澪「3人で飲むなんて久しぶりだな、楽しみにしておくよ」 唯「それじゃ、りっちゃんに連絡しておくね、いってきま~す!」 そういえば…僕と澪ちゃんが付き合い始めた頃は、よく3人で飲んでいたな。 飲んで、遊んで、あの頃は3人でいるのが当たり前だった。 いつから飲む機会が無くなったんだろ? まぁ、飲み会で解るかもしれないから、今は考えないでいよう。 律「おーっす… あれ?」 律「…死んでる」 3
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3330.html
『死を覚悟したにとり 下』 28KB 制裁 差別・格差 同族殺し 番い 群れ 希少種 現代 7. それから数日経った。 山小屋建築の件は滞りなく進む。上司に建築予定地についての報告をまとめ、了承を得た後、資材発注や委託業者の選定。 似たような作業は過去に何度もやって来た事だし、問題など起きない。 ただ、にとりとひなのことが気にかかった。 俺はゆっくり愛好家ではないから、にとりとひなの境遇にどうこうしてやる気はない。にとりとひなが殺されたとしても、 悲しむことはないだろう。だが、目前にある死の危険を、笑って受け入れる生き方に、納得の出来ないとっかかりを感じた。 なるべく考えないようにしたいと思っているが、そうはいかなかった。山小屋建設において、 ぱちゅりーの群れのゆっくりどもをどう諌めるかの問題に対して、未だ対抗策を決めていないからだ。 長のぱちゅりーの顔を思い出すと、どうもにとりとひなの事が気にかかり、鬱になってしまう。 ちなみに、一応最寄の加工所に連絡して、野生ゆっくりの大量引取りについて話をしてみた。すると、 場所と時間の指定があれば、即日で引き取りに来てくれるとのことだった。ただ、捕獲作業まで依頼するとなると、 安くない金額がかかる様なので、捕獲作業は事務所の職員が自ら行おうということになり、 近々に双葉山で山狩りを行うことになるかも知れないと、周りの職員に声掛けをしておいた。 『はあ・・・』 『なんですか、浮かない顔してますね』 『ああ、そんなことないよ。双葉山の山小屋建築の件も、一段落したしね』 『知ってますよ、そこに住み着いてるゆっくりたちの駆除もするんでしょ』 『いや、面倒だし、しないに越した事ないだけどね』 『なんだ、つまんない。是非やりましょうよ』 『あのなあ、下手すれば、双葉山全部のゆっくりを駆除することになるかもしれないだぞ。そしたらとんでもない労力になる』 『え、それは、やだなあ』 『ま、始めの内はお菓子をばら撒いてご機嫌取りをしつつ、それでも揉めるようだったら・・・』 後輩達は、ゆっくり狩りに積極的だった。用があって山に行けば、連中は邪魔はしないまでも罵声を浴びせてくるので、 ゆっくりに良い印象を持っているものはいない。ゆっくりの駆除に賛成なのも、当然な話だ。 俺だって、今後もぱちゅりーの群れのゆっくりどもの相手をしなくてはならないことを考えると、いっその事駆除してやりたい、 そう考えてしまうわけだが・・・。 そして、今日は金曜日。 山小屋建築の計画は実行段階まできた。来週末には業者の人間も双葉山に向かい、資材や重機も入ることになるだろう。 業務を終え、皆土日の休みに胸を躍らしながら、帰路についていく。 俺も、来週の作業予定を確認した後、事務所を出て、自宅に向かって車を走らせていた。 だが、俺の頭の中には、にとりとひなの事が巡っていた。 あいつら、まだ生きているかな・・・ ぱちゅりーの群れと、和解できていないかな・・・ 子ゆっくりたちは、どうしているかな・・・ 自宅に戻り、着替えた後でも、妻と向かい合って座り、夕食を摂っているときも、なかなか頭から離れなかった。 『ねえあなた・・・なんか元気がないわね。お仕事で何かありました?』 『ん・・・』 妻にその様子を感づかれたか。 まあ、仕事の話でも無いし、話してみるか。 『仕事とはちょっと違うけどね。双葉山に、珍しいゆっくりが住んでてね・・・』 俺は、にとりとひなの事、ぱちゅりーの群れとの確執の事を話した。 『え、それって・・・ひどいじゃない。群れに入るか出て行かないと、殺すって言ったの?』 『縄張りの中に住んでるからな』 『放って置けばいいじゃない。誘拐未遂だっけ、それだって放って置いてあげれば、起きなかったんでしょう』 『なんていうか・・・この家の使っていない部屋に、突然知らない人間が住み着いて生活を始めた・・・様なものだよ。 極端な言い方に聞こえるだろうけど、ゆっくりの縄張り意識って、そんなものだ』 知らないけど、多分。 でも確かに、ぱちゅりーが、にとりとひなを出て行かせようとした理由ははっきり分かっていないな。 縄張り意識が原因だったら、幹部のれいむが来た時点で、黙認されることもなかっただろう。いくら権限がないとは言え、 幹部の名において、立ち退きか群れの傘下に収まるかの宣告ぐらいはするはずだ。 正直俺も、長のぱちゅりーの立退き勧告、まりさの誘拐未遂の話を聞いたとき、展開の速さに驚いた。 群れに何があったのだろうか。 『ねえ、だったら、そのにとりちゃんとひなちゃん、うちで飼ってあげたら』 『え、飼う』 『希少種って言うんでしょう、にとりちゃんとひなちゃん。野生ゆっくりでも、ゲス化しにくくて飼いやすいって聞いたし』 そうか、逃げ場が無いなら、俺が保護してやればいい。 そういえば俺、飼いゆっくりにならないかって、声をかけたことあったな。にとりも、悪い返事はしなかった。 珍しいゆっくりを飼うのは、俺も悪い気はしないし。 『いいか?』 『ええ、もちろん』 『わかった』 俺は笑顔で返事をした。久しぶりに心から笑えた気がした。 明日、ゆっくりを迎えにいこう。休日に私服で山に行くのはあまり良くないんだが・・・まあいいだろう。 その夜は妻と、名前は何にしましょうか、いや名前は「にとり」と「ひな」だ、などとちょっとずれた会話をしながら、 寝についた。 そして次の日。 俺はインターネットでゆっくりの飼い方について検索し、該当ページをプリントアウトしておいた。 双葉山の途中にペットショップがあるから、必要なものもそこで買おうと思ったのだ。 午前中に家を出て、車に乗り込む。しかし、俺は、 『・・・』 変な焦燥感に襲われていた。 車の速度が普段より遅い気がして、何度も最高速度をオーバーしかけた。信号の停止時間が普段の3倍に感じた。 ペットショップに寄って、水槽とゆっくりフードを買おうとしたが、素通りしてしまった。 『帰りに買おう、帰りに・・・にとりとひなに選ばせて・・・』 そんなことを言い訳のように呟きつつ、自分自身が急いでいる理由を落ち着いて頭の中で反復した。 殺される。 にとりとひなが、ぱちゅりーどもに殺される。 そう、昨夜は、にとりとひなを救う手立てを見つけたことに舞い上がり、あいつらが今どういう状況にあるかを忘れていた。 ぱちゅりーの群れとの戦端が開かれてから、もう何日か過ぎている。 ひょっとしたら、あの家族は、もう潰されて居ないかもしれないのだ。 『くそっ・・・』 そして双葉山についた。 車を停車させるまでは意識して落ち着いていたが、車を降りてからは全力疾走だった。 双葉山への扉をくぐると、すぐに道をそれ、にとりとひなの住処に向かって駆ける。 大分踏み慣らされた草地を抜け、そこに辿り着いた。 そこは、にとりと、ひなが住処にしていた小川。 普段なら、にとりとひなの番とその子ゆっくりたちが、しあわせな生活を送っているはずなのに。 俺の目前に現れたのは、傷ついたにとり、気絶しているひな、潰されたまりさの死骸が4つ、そして潰されたにとりとひなの子ゆっくり。 「やあ、めいゆう・・・やられたよ」 8. ぱんぱんと、手についた土を払った。 俺の目の前にあるのは子にとりと子ひなの墓。 憔悴しているにとりとひなの替わりに、土に埋めてやった。 因みに、襲撃してきたまりさの死骸は、住処から少し離れた所に穴を掘り、無縁塚のように放り込んだ。 『おちびちゃんのお墓、出来たぞ』 「・・・ゆ・・・ありがとう、めいゆう」 悲しかった。 俺は間に合わなかった。 子ゆっくりを守れなかったし、にとりとひなも、飼いゆっくりになることを拒否した。 恐らく、ぱちゅりーの群れのゆっくりを、一匹でも多く殺し、死ぬつもりなのだろう。 俺の守ってやりたかったものは、全て俺の手から滑り落ちた。 「おちびちゃん・・・」 「くるくる・・・おちびちゃん・・・」 にとりとひなは、お墓の前にお菓子を置いた。俺が前回来た時に、にとりに渡したものだ。 お墓の前で両手、というか髪を両手のように合わせて、子の冥福を祈る親ゆっくり。俺も「ゆんごく」に行ける様に、一緒に祈った。 果たしてにとりとひなの心中はいかなるものだろう。 葬式が終わった後、俺は色々気まずく、帰ろうとするタイミングを図っていたのだが、それを察するようににとりは、 俺に世間話を投げかけて、俺を帰すまいとしていた。 その様子を見て俺は、にとりとひなは寂しがっている・・・そう思った。 子ゆっくりが死んだことで、にとりとひなを縛っていた枷は外れた。もうこの住処に留まる理由はない。 生き続けたいと思うなら、別の土地に逃避すればいい。 ぱちゅりー達に怒っているのならば、逃げたゆっくりを追って群れを襲い玉砕すればいい。 ここに留まり、座して死を待つのは、子ゆっくりに死なれた悲しみから、死に場所を探しているのだろう。 恐怖心も、怒りもない。あるのは悲しみ、そして死の甘受、だがその寂しさ。 『今まで、両親以外の、どんなゆっくりと付き合ってたことがある?』 「そうだね、いぜん、さなえがおさをつとめるむれがあってね・・・」 結局は、ゆっくりの社会にありふれた悲劇の1つに、俺は偶然関わったに過ぎない。 住処の問題の解決方法は「おうちせんげん」しかない。数多くのゆっくりに悲劇を生んだ、欠陥だらけの解決方法だ。 通常種と希少種の差別意識は、昔から有る問題で、その解決方法は人間にすら出せていない。 ぱちゅりーの群れも、にとりとひなも、お互いがお互いに、間違った事と間違っていない事をし、そして起きた結果なのだ。 まして俺は第三者、人間でありゆっくりですらない。ゆっくりの社会にありふれた悲劇の、起きた結果を見ることしか出来ない。 そして時は経ち、カラスの鳴き声が聞こえた。 空を見上げれば、日は傾き始めている。 俺もにとりもひなも、思わず長く空を見上げてしまった。 にとりが申し訳なさそうに、別れの時をつむぐ為に口火を切った。 「おそくなってしまったね、めいゆう。ちょっとはなしすぎちゃったよ」 『いや、いいよ。気にするなよ、話できてよかった。いや、おちびちゃんは本当に残念だったが・・・』 「くるくる・・・おそくまでわたしたちにつきあってくれて・・・ありがとうございます」 「めいゆうにつきあわせてしまって、わるかったよ」 『ん・・・』 いい加減しつこい自分に情けないと思ったが、最後のチャンスだ。 にとりとひなに、飼いゆっくりなってくれるよう、声をかける。 『なあ、思い直してくれないか。俺の所に来て飼いゆっくりになってくれ』 「うん、わるいけど・・・」 『このままぱちゅりーの群れに殺されても、死んだ子ゆっくりは決して喜ばない。悲しむだけだ。それに、』 お別れになればもう二度と、俺はにとりとひなに会うことはない。俺は禁断の言葉を口にする。 『おちびちゃんなら又作ればいい。行き続ければそれができる』 最後の賭けのつもりで言った言葉は、しかし、 「ありがとう。でもにとりにとってのおちびちゃんは、おはかのしたにいる、あのおちびちゃんだけだ」 眉一つ動かさず、笑顔で返された。 俺は、そうか、と一つ呟いて、立ち上がった。 『残念だな。俺は、お前さんと話していると、まるで人間と話をしているようだったよ』 「ははは、じゃあかいゆっくりにはにあわないよ。ぺっとって、かいぬしのまえで、ゆっくりだけをするものだろ?」 『そう、だな・・・それじゃな』 俺は片手を挙げて挨拶をすると、にとりとひなの住処を去った。 もはや、頭の中は真っ白だ。 はっ、と気がつくと車のドアに手をかけていた。にとりとひなの住処から、駐車場まで歩いた記憶がない。 いけない、こんな精神状態で車を走らせたら事故を起こす。 俺は深呼吸をして気分を落ち着け、普段に増して、安全運転をして家に帰った。 家に帰ると妻に、遅くなったことを詫び、にとりとひなの一件を話し、飼いゆっくりは拒まれた事を伝えた。 元々情に脆い妻は、話を聞いて泣いた。 (にとりよ、おまえの不幸を悲しむ人が、又一人いたぞ。) 俺は、明日も知れないにとりのことを思った。 9. 月曜日になった。 いい加減にとりとひなのことは吹っ切れたつもりだった。いや、今はもう、2匹は生きていないかもしれないが。 なるべく作業に没頭して、いやなことは思い出さないようにするに限る。 俺は、メールで送られてきた文章をプリントアウトし、課長のところに持っていく。 『課長、ちょっとよろしいでしょうか』 『おう、どうした』 『双葉山の山小屋の件の、業者の注文書です。後日、判を押されたものを頂いて来ます』 『うん、御苦労。ああ、後さ』 『はい』 『午後にでもゆっくりショップに行って、ゆっくりフードを買ってきてくれるか。ちょっと高級なやつを。 領収書切って。ぱちゅりーの懐柔用のやつさ』 『ああ・・・はい・・・』 『はは、なんだよ、嫌か?』 『いえ、失礼。そんなことはありませんが・・・』 ゆっくりの話になって、つい、にとりとひなを思い出してしまった。 でも、一応話しておくか、全くの無関係ではないし・・・ 『ええ、実は・・・』 俺は、土曜日あったことを、課長に話した。 『ま、そういうわけで・・・』 『そんなことがあったのか・・・でもお前、あんまり、休日に山行くなよ』 『あ、すみません』 『それはともかく、縄張り争いが戦争になったわけか。じゃあ、にとりとひなも、今頃は・・・』 『まあ、分からないですけど、生きていたとしても、近いうちに・・・』 『そうか』 『だからと言って、どうということはないですけどね』 席に戻り、ゆっくりショップの場所を検索する。 なんだ、近場に無いじゃないか。俺の家より遠くに一軒有るだけだ。片道1時間半もかかる。 面倒くさいな、電話で発注するか。 と思ったが、電話で発注するほど大量に買うわけじゃない。税金の無駄である。 仕方なく、午後一で事務所を出て、車でゆっくりショップに向かった。 あんまりのんびりするのも良くないが、初めての物珍しさから、店内を少し見て回る。 「ゆっくりしていってね!!!ゆっくりしていってね!!!」 「とかいはなおにいさん!ありすといっしょにゆっくりしましょう!」 「ゆっきゅりしちぇいっちぇくだしゃいね!」 「おお、ゆっくりゆっくり」 れいむ、まりさ、ありすなどといった基本種から、さなえ、らん、きめぇまるといった希少種もいる。 胴付きのゆっくりというのも驚かされた。人間と変わらない。頭と胴体の比率がおかしくて、まるで幼女のようだが。 金バッチのゆっくりともなると高いが、銅バッチなら安い、子供の小遣いでも買える。 にとり、ひなも売っていた。慰めに買ってみようか・・・とちょっと思ったが、まあ今は止めておこう・・・。 さて、時間潰しはもういい。上から数えたほうが早いぐらいの、ちょっとランクの高いゆっくりフードを多目に買うと、 再び車で事務所に戻った。 もう4時だ。 『ただいま戻りました』 『お、お帰り。ちょうどいいところに戻ってきた』 『?どういう意味です』 『双葉山のぱちゅりーの群れの件でな、別の対応策を考えたんだ』 『別の?ゆっくりフードで懐柔じゃなくて?どんなです?』 俺は荷物を置きながら、課長の話を聞く。その方法とは・・・ 『どうだ、単純だが、理に適ってるだろ』 『ええ、まあ・・・なるほど。ていうか、方針が180度変わりましたね』 『懐柔と比べるとな。それはともかく、確認のため、お前毎日、双葉山の確認に行ってくれ』 『ええ!マジですか?!必要なのはわかりますけど・・・』 『その代わり、今日からお前4時あがりでいいから』 『はあ、それなら。ゆっくりフード如何しましょう』 『棚に入れとけ。うまく行くとは限らないから、使うかもしれん』 『はい』 俺は手早く片づけを済ます。 『じゃあ、双葉山に行って、そのまま直帰します』 『わかった。確認取れたら、必ず俺に連絡を入れるんだぞ。あと工事は来週以降って業者に連絡入れておけ。明日でいい』 『はい』 俺は上司から言い渡された秘策を胸に、事務所を出た。 双葉山に向かう。おととい会った、にとりとひなを思い出す。 何も考えない。にとりとひなの姿を思い描くだけだ。もう、俺に出来ることなど何も無い。俺は傍観者なのだ。 双葉山に着く。車を止め降りる、山へ向かう扉をくぐる。 静かに歩く、歩く、歩く。にとりとひなの住処へ。 ここも歩きなれた、急げ、急ぐな、ゆっくり急げ。 俺は、ここを始めて歩いた時を思い出す。無理やり思い出す。 声が聞こえて、その声の主を気まぐれで追った、そして会った。 遠くに小川が見える。にとりとひなが住んでいた、あの小川。 俺はすぐ近くの大木に身を潜める。覗き見る。顔だけ出して、にとりの姿を探す、探す、遠すぎたか、見えない、 見えない、探す、探す、目を凝らす、凝らす。 にとりの帽子。 ひなの、リボン・・・。 潰れた、潰された、ゆっくり。青い青い、緑色の髪。 がさり。 足元で音がした。なんてこと無い。俺の足音。 前に進め、と、脳が指示を、出さ、なくても、俺は、前に、 にとりとひなの住処に、ここはにとりとひなの住処だ。間違いない、だってにとりが、ひなが、ここに、居て、 俺は、こんな結果を、こんなことになるのを望んでなかった、なのに、なんで、なんで、なんで、なんで、 あいつが、なにを、なんで、なんで、なんで 、なん、で にとりとひなは死んだ。ぱちゅりーの群れによって。 理由は、縄張り争い。 俺は、周りを見渡す。まりさが十数匹、ちぇんとみょんが4匹、れいむが2匹、ありすが1匹、死んでいた。 俺は、にとりとひなの亡骸を、両手ですくうように持ち上げ、子ゆっくりの墓の傍に持っていった。 墓は荒らされていなかったが、供えられていたはずのお菓子は、無くなっていた。 子ゆっくりの墓の隣に、また穴を掘り、にとりとひなの亡骸を、埋めた。 ただ、にとりの帽子と、ひなのリボンは、形見にもらった。 他のゆっくりの死骸は放置し、俺は双葉山を出て駐車場に戻る。携帯を取り出し、課長に連絡を取る。 にとりとひなの死を知らせる。 『・・・そうか、分かった。いきなりだったな』 『はい・・・じゃあ、明日?』 『おう、みんなに声掛けておく。お前も明日は、双葉山に直行しろ。7時な』 『分かりました。加工所の方も?』 『加工所も、俺が連絡しておく。お前は帰って休め。大丈夫か?』 『ああ、大丈夫です大丈夫です。じゃ、お先に失礼します・・・』 『おう、お疲れ』 俺は車に乗り込む。 にとりとひなに別れを言った前回とは違い、今度は頭がすっきりしていた。 明日は早い。気落ちしている余裕は、今の俺には無い。 10. 次の日の朝、双葉山につくと、事務所の人間が集まっていた。 特に若者が元気だ。こういう場合、早朝に慣れない若者は少し元気がない事が多いから、これは良いことだ。 『おはようございます!』 『『『おはようございます!』』』 『課長、おはようございます』 『おう、おはよう。昨日はごくろうさんな』 『いえ。』 俺は、課長から大きな袋と、軍手を受け取る。 若くて体格のいい連中は、緑色の大きな網が渡された。 そして、7時になった。事務所の人間は皆集合した。ざっと30人か。 『よし、いくぞ!』 『『『はい!』』』 一斉に双葉山に登っていく。向かうは勿論、ぱちゅりーの群れである。 ゆっくりどもは、双葉山を自分の領土として、人間達に主張してきた。 別に根拠は無いが、対応が面倒であるため、その主張を認めてやった。 だが、その主張とはまったく別の角度の、大義名分があれば、どうなるか。 「むむ、にんげんたちがきたみょん!」 「たくさんでおしかけて、ゆっくりしてないみょん、なんのようだみょん!」 ぱちゅりーの群れにたどり着く。入り口にみはりのみょんが4匹いる。 みょんの言うことは無視し、素早く4匹とも掴み、袋に放り込んだ。 「ゆゆ!おそら!!」 「な、なにするみょん!!」 そんな悲鳴にいちいち返事するはずが無い。皆一様に群れの中に入り込んでいく。 緑の網を持った連中だけが、網を広げて、入り口に陣取った。 群れが静かだと思って進んでみると、ゆっくり達は子ゆっくりも含めて、全員が長の家の前に並んでいた。 ぱちゅりーは演説台の切り株に立ち、何やら話している。 全体朝礼でもやっていたのだろうか。なかなか壮観だ。 ゆっくりどもは、突然の人間の襲来に驚き手間取っていた。 「にんげんだよ、にんげんがたくさんきたよ!」 「みょんが!みょんがつかまってるよ!!」 「なにしにきたのぉおおお!!」 長のぱちゅりーが眼を見開いて喰って掛かる。 「むきょぉおおおお!!なにをしているのにんげんたちぃいいいい!!みょんをはなしなさいいいいいい!!」 『はいはい、ゆっくりゆっくり』 「ゆっくりできるわけないでしょおおおおおおおお!!!どうしてこんなことをするのよおおおおおおお!!!」 そういうやりとりの間に、群れのゆっくりの周りに各自立ち、なるべく逃げられないようにする。 「なんとかいいなさいこのげすにんげんんんんん!!!こんなりふじんなぼうりょくはゆるされないわあああああ!!!」 「そうだそうだ!!!こんなくそにんげんどもなんかせいっさいしちゃえ!!!」 「いいきかいなんだぜえええええ、ちょうしにのりすぎのにんげんどもにめにものみせるのぜえええええ!!!」 『五月蝿いぞゆっくりども!お前ら川岸に住むにとりとひなを殺しただろ!!』 突然の人間の大声に、ゆっくりどもは驚いて静まり返った。 長のぱちゅりーだけが、今の言葉を理解し始めた。にとりとひなといえば、あの不法侵入したゲスゆっくりしかいない。 「むきゅう・・・あのげすなにとりとひなが、どうかしたの?」 ここで課長は、一旦呼吸を整える。周りのみんなも一斉に身構えた。 そして、高らかに宣言した。 『お前たちは人間と同盟関係にあったにとりとひなを殺した!その制裁としてお前らを全員加工所送りにする!』 そして、俺たちは一斉に捕獲作業を開始した。 目の前に居るゆっくりどもを、次々に掴んで袋に放り込む。 「ゆわあああああやめなさい!!!いなかものおおおおおおおおおおおおお!!!」 「やめてねえええええ!!!ゆっくりしてないよおおおおおおおおおお!!!」 「まりさああああああああああああ!!!おさあああああああああああ!!!たすけてええええええええええええええ!!!」 俺達の新たな対策とは。 ゆっくりが想像出来ない、全く別の大義名分を持って、群れを滅ぼすこと。 にとりとひなを、出汁に使ったのだ。 ぱちゅりーの群れは、狩りも、外敵からの防衛も、教育も福祉も一流だった。 だが、唯一つ、外交が弱かった。他の群れや人間とのコミュニケーションは、担当する幹部はおらず、長が兼任していた。 もしぱちゅりーが何か事情があって、別の群れに攻め込みたいと考えたら、その周りの群れに話しを持ち込むだろう。 周りの群れと同盟を結ぶか、最低でも不介入の約束を取り付けるはずだ。 更に、攻め込む群れと交易を行っている群れがあれば、その損害はどう補償するか、新たな境界はどうするか。 こういった問題を解決してから、戦いを挑むはずだ。 だが今回は、にとりとひなを、たかが一家族とみて舐めすぎ、滅ぼすことのリスクを軽視していた。 金網で遮られていたとはいえ、人間と隣接する場所に住んでいたのだ。人間との関わりを疑うべきだった。 「やめてちょうだい!!!しらなかったのよおおお!!!にとりとひなが・・・エレエレエレ・・・」 『知らなかったで済むか!このゲスが!』 捕獲の手はゆっくりどもの巣にも伸びる。巣の中を掻き回してみると、赤ゆっくりが居た。 「おちびちゃあああああん!!!にげてえええええええええ!!!」 「ゆゆ、にんげんしゃん、なにしちぇるの?」 「やめちぇにぇ、いちゃいことしないでにぇ・・・」 「ゆゆ、おちょらを!!」 巣から掻き出した赤ゆっくりは、透明の平べったいケースに並べて入れられた。 赤ゆっくりは多少丁寧に扱わないと、簡単に死んでしまうからだ。 「ゆんやああああああ!!だしちぇえええええええ!!」 「おとうしゃんんん!!おかあしゃんん!!」 などと言っているが、助けなんぞ来るはずがない。 「おちびちゃんんんんん!!!おちびちゃんはだしてあげてねええええええ!!!」 「やめるんだぜええええ!!!おちびをはなせえええええええ!!!」 『五月蝿いぞ、静かにしろ(ゲシ)』 「ゆぎゃ!!」 更に、長の家も調べられた。 『おーい、長の家にありすが隠れてたぞう!』 『長の家?』 俺と課長は顔を見合わせる。 『おお、本当だ』 「いやあああ、はなしなさい!!いなかものおおお!!」 『こいつ、部屋の隅っこで震えていやがったぜ、仲間を見捨てて生き延びるつもりだったのかなあ、ありすちゃん?』 「ありすは!ありすはちがうううううううう!!」 『待った!待った待った!』 俺は、ありすを袋詰めにしようとする職員をあわてて止める。課長も近づいてきた。 『ん、先輩。何ですか』 『いや、このありす・・・』 ぱちゅりーの群れの幹部にありすはいるがこんなに小さくは無い。幹部でもないゆっくりが、長の家に居るわけが無い。 逃げ惑って長の家に隠れたのなら、俺は気付いていたはずだ。 長の家で寝泊りし、長の演説にも参加しないゆっくり。こいつは・・・ 『お前さん、隣の、ありすの群れのゆっくりだな』 震えているありすが、ゆっくりと俺の方を見る。恐怖で怯えながらも、俺の問いに答え始めた。 「そ、そうよ・・・」 『ぱちゅりーの群れに何か用事があって来てたのか』 「べっどさんをうって・・・かわりにごはんさんをうけとる、はずだったのよ・・・」 『べっど・・・』 部屋の奥を見ると、干草を編んで作った、鳥の巣のようなゆっくり用ベッドが10個ぐらい置いてあった。 更に足元に、どこかのコンビニのビニール袋。恐らくこれに入れて運んでいたのだろう。 なるほど、ゆっくり用の家具は、別の群れから買っていたのか。 『じゃあ、ご飯を受け取れば、お前さんの用事は済むわけだな。どれどれ』 俺は部屋を出た。この部屋が何に使われているのか知らなかったが、他所の群れの外交官用の貴賓室だったのだ。 俺は食糧庫に入る。課長と、ありすを手に乗せた後輩も着いてきた。 俺はビニール袋にご飯を詰め込みだした。特に林檎や柿などのあまあまは余さず入れた。 「え、そんなに・・・」 『運べないか』 「はこべるけど、りょうきんにあわないし・・・」 『どうせこの群れは今日滅ぶ。ゆっくりのご飯は人間は食べられないから捨てるしかない。お前さんが持っていけ』 「ひっ・・・」 袋に詰め終わった。後輩はありすを地面に置いた。俺はビニールをありすに咥えさせる。 『ありす、群れに帰ったらこう伝えろ。ぱちゅりーの群れは、人間の同盟国だったにとりの群れを滅ぼしたため、 制裁した。以後、ぱちゅりーの縄張りは、人間が引き継ぐ、と。』 「わ、わかったわ。それじゃ!」 そういうとありすは、あんよで背中を蹴る勢いで、逃げるように去っていった。 『好都合ですね』 『ああ、群れを滅ぼした理由が、すぐ山中に広まる』 『あとは、連中がこのことをどう受け取るかだな』 さて、俺が群れの広間に視線を戻すと、ゆっくりの捕獲は完了していた。 「ゆうぅぅぅ・・・・・」 「たすけてえ・・・・」 「おちびだけは、おちびだけは・・・」 『済んだか』 『ええ、成体、子ゆっくり、赤ゆっくり合わせて90匹ってところですね』 ゆっくりがぎっしり詰められた袋、赤ゆっくりが敷き詰められたケースが並べられた。 長のぱちゅりーは、かなりの量のクリームを吐いて気絶している。死なれてもつまらないし、 オレンジジュースをぶっ掛けたうえで、他のゆっくりどもとは別の袋に入れておいた。 『これで・・・加工所の職員に引き渡して、終わりですかね・・・』 『集団誘拐みたいでぱっとしないなあ・・・何か制裁っぽい感じにしたいんだが・・・』 『そうですね、じゃあ・・・』 俺達は、ただ加工所に連れて行くだけではなく、制裁の儀式を行うことにした。それは・・・ 「あじじじじじじじじ!!!あじゅいあじゅいあじゅいやめてえええええええええええ!!!」 「みょーーーん!!!しぬみょん!!しぬみょん!!たすけてみょーーーーーーん!!!」 「おろじてえええええ!!!あづい!!!あづい!!!おさああああ!れいむううううう!たずけで!!!」 公開処刑を行うことにした。 処刑方法は、ゆっくりを木に吊るし、下で焚き火を行うことによる、火あぶりの刑。 処刑対象は、軍事関係を取り仕切っていた幹部まりさと、適当にまりさ2匹、みょん2匹。 あんよだけを焼くような生易しいものじゃなく、下半身を炭になるまで焼いて、絶命させる。 処刑した5匹のゆっくりは、吊るしたまま放置だ。他の群れのゆっくりどもが、後日様子を見に来る可能性があるから、 処刑が行われたことを見せ付けるためだ。 ちなみに処刑対象から外れたゆっくりは、半分は震え上がり、半分は恐怖の余り気絶していた。 自分が処刑対象にならなくて良かった、などと思っているのだろう。 加工所に送られたほうが、よっぽど酷い目に遭わされるんだけどね・・・どうでもいいけど。 そして午後に、加工所のトラックが双葉山にやってきた。 捕獲した残りのゆっくりを引き渡した。これですっかり終わりだ。 『あ、お疲れさまです』 『済んだな。これで工事は遅らせずに済みそうだな』 『ええ、事務所に戻りますか』 『そうだな・・・これで、他の群れのゆっくりどもも、大人しくしてくれればいいんだがな』 『駄目なら、ゆっくりフードでご機嫌とって。それでもがたがた言う様なら・・・』 『・・・そうだな・・・』 皆、車で事務所に向かっていく。 俺は、にとりとひなの住処があった方を一瞥し、車に乗り込んだ。 11. あれから二週間が経過した。 山小屋建設は本格的に始まった。頑丈な鉄製の柵、ゆっくり対策用の強化ガラスなど、予定通り、 ゆっくりの襲撃を考慮した作りとなった。 『ふう・・・』 俺は現場監督と会い、予定通り作業が進んでいることを確認し、挨拶して回った。 『結局あいつら、大人しくしてくれたなあ・・・』 俺達が一番恐れていた、ありすやまりさの群れからの襲撃は無かった。 人間が起こしたぱちゅりーの群れへの制裁を、他の群れは正当な行為として受け入れざるを得なかったのだ。 ありすの群れは、「とかいはなかぐ」の最大の輸出先を失い、食糧が不足傾向になっているようだ。 今は新たに交易品を増やそうと、すぃーの開発を行っているようだが、なかなか上手く行っていない様である。 まりさの群れは、元ぱちゅりーの群れとの街道を封鎖してしまった。このままでは人間には滅ぼされる判断したのだろう。 群れを拡大しようと、森の奥側に隣接するえいきの群れを攻め落とそうと企て始め、人間とは関係ないところで、 小競り合いを繰り返しているらしい。 結局ゆっくりは、人間の強引なやり方に対抗する気概は無く、人間に屈した、ということだった。 勿論油断は出来ない。あの餡子脳どもが、いつ再び人間に楯突いてくるか分からないが・・・ 当面は、人間とゆっくりの関係は、このままだろう。 『こんなの事なら、もっと早く強気に出てりゃあ、にとりとひなは・・・』 先日加工所に行き、実験という名の拷問を受けていた元長のぱちゅりーから、にとりとひな襲撃の理由を聞いた。 どうやら、にとりとひなが住んでいた、川辺の雑草が欲しかったらしい。 事の発端は、ありすの群れで作られている、干草を編んで作られたベッドだ。 流石ありすの群れで作られたベッドは品質が良く、ぱちゅりーの群れは大量にベッドを輸入した。 だが、ありすの群れへの支払いの為の食糧も膨大な量となり、ぱちゅりーは憂慮すべき事態と、 幹部ありすに命じ、独自にベッドの開発を行わせた。 すると最近になって、ベッドの原材料となる干草は、川辺の雑草を干したものが一番良い、と分かった。 そしてその川辺に、希少種ゆっくりが住み着いたという、れいむの報告を思い出し、眉をひそめる。 何だ、ありすの群れとの遅れを取り戻さねばならないこの大事なときに、訳の分からぬ希少種なんぞ・・・。 不愉快に思ったぱちゅりーは譲歩案など出さず、にとりとひなに高圧的に接して話をこじらせ、 挙句の果て群れのまりさが暴行を受けたと聞くと、碌に事件の調査もせずにとり討伐を強行した。 『ふう・・・』 俺は一旦駐車場に戻り、車から紙袋をおろした。 再び山に入り、今度は工事現場ではなく、かつて、にとりとひなの住処だった場所に向かう。 さらさらと小川の流れる音が心地良いそこにあるのは、にとりとひな、そしてその子供達の墓だけだ。 俺は、墓の前にかがみこみ、袋から板切れを取り出した。 板切れにはにとりとひなを模した、木製のアクセサリが括り付けられている。 俺が、ゆっくりショップのアクセサリ売り場で買ってきた物だ。 更に、板切れの開いた部分に、マジックで一文を書き入れた。 『我が盟友、にとりとひなに捧ぐ』 俺は、お手製の墓標を、墓の盛り土の前に置き、更に袋からお菓子を取り出し、墓標の前に備えた。 俺は立ち上がり、墓の前で黙祷する。 (・・・見殺しにしてすまない、にとり) 俺は、目を閉じたまま、にとりとひなの顔を思い浮かべた。 と・・・ (・・・ゆふふふふ・・・めいゆう・・・) (・・・え、何?!) 俺は、声が聞こえたような気がして、あたりを見た。いや、人など居ない、ゆっくりもいない。 誰も居ない。気配すらない。 (・・・みていたよめいゆう・・・ありがとう・・・かたきをうってくれてさ・・・) (何を言ってる。人間は、お前の死を利用して、漁夫の利を得ただけだぞ) (あははははは、めいゆうはばかだな!にとりは、じぶんでしぬときめたんだぞ?) (なにを言って・・・) (にとりのしを、にんげんがりようしてなにがわるい?) (お前はその結果に、満足できるのか・・・?) (けっかだけみたら、めいゆうが、にとりをころしたしかえしをしてくれた。まんぞくさ) そりゃ、ぱちゅりーの群れを駆除する建前が、そうだから・・・。 だけど。 (俺は、お前に生きていて欲しかったよ) (・・・) 何かが遠ざかる。 (めいゆうのかいゆっくりになれなくて、ざんねんだ。さようならめいゆう) (くるくる・・・さようなら) (さようなら、めいゆうさん) (くりゅくりゅ・・・さようにゃらあ・・・) そう、か・・・ 『幸せそうで良かった』 俺は、にとりたちがゆんごくで幸せに暮らせると、何故か確信して、その場を去った。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1542.html
未成ゆん 62KB 自業自得 家族崩壊 『町れいむ一家の四季』シリーズ ・まさかこんなに間が空くとは思いませんでしたが、『ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ』続編です。 ・長い・・・やりすぎた。 ・ゆっくりがゆっくりらしくないです。 『未成ゆん』 D.O 季節は夏。 夏も終わりに差し掛かったとはいえ、まだ人間も当分は猛暑に苦しめられる時期だ。 だが、この頃まで生き延びた野良ゆっくり達ともなると、 水の確保や涼しいおうちへの引越しも終わっているので、意外と快適に過ごしていたりする。 水不足による野良の大量死を目にすることも無くなり、 むしろ適度な間引きが済むことによって、町が過ごし易くなったと思うゆっくりも多い。 ここは町中の、とあるビルとビルの間のわずかな隙間、 薄暗く、人間は近づくことも無ければ、視線も向けない狭い空間。 よく見ればそこには、明らかに目的を持って並べられた、いくつかの木箱があることがわかる。 ブルーシートをかぶせて雨を防ぎ、風もビルがさえぎってくれるココは、 事故でも無ければ夏を充分に生き延びるであろう、賢いゆっくりの住処であることは容易に想像がつく。 その気になれば数家族は住むことが出来るであろう、拡張と改良を重ねられたそのおうちには、 たった一家族、とあるゆっくりまりさの親子が住んでいた。 一家の構成は、父まりさと子まりさ。 子まりさとは言え、サイズはもうサッカーボールより少し小さいくらいで、 野生のゆっくりであれば、親元からいつ独立してもおかしくない、成体一歩手前の青年ゆっくりである。 そのおうちの中では、今日も父まりさの怒号が響いていた。 「おちびちゃん。どっちのキノコさんが、毒があって食べられないのぜ。」 「ゆぅ~ん、こっちだね!」 「・・・違うのぜ。こっちなのぜ!もう4回目なのぜ!!いつになったら覚えるのぜ!!!」 「ゆぁーん。『よんかい』ってわからないよぉ。」 「ゆぅ、3回の次なのぜ!」 「ゆぇぇ。『さんかい』って、はじめてきいたよぉ?」 「ゆ・・・2回の次なのぜ。」 「ゆぅん?『にかい』って、なに?」 「ゆ、ゆぅぅぅ・・・。1回の次なのぜ・・・」 「ゆっくりりかいしたよ!『にかい』は、『たくさん』だね!」 「ゆぅぅうううう!!違うのぜぇええ!!!」 「ゆぁーん!ゆっくりおこらないでぇ!!」 この一家の住むおうちの造り、大きさ、内装から家具類に至るまで、 野良ゆっくりの平均水準を大きく越えたものであり、 少なくとも父まりさが、相当に優れた能力を持った野良であることはわかる。 その親から生まれた子なら当然、そこそこ優秀で手がかからないのが普通だ。 だが、先ほどのやり取りからもわかるように、父まりさは子まりさの教育に手を焼いていた。 ・・・それには、理由がある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 父まりさは赤ゆっくりの頃、店から購入されて数日で捨てられた、 元飼い、というにはあまりにも不幸な捨てゆっくりであった。 だが、その長くも無いゆん生の中でも、いくつかのすばらしい出会いによって、 何とか生き延びてきた過去がある。 例えばそれは、 捨てられて間もなく出会い、父まりさをわが子のように育ててくれた老ぱちゅりーであり、 老ぱちゅりーと生き別れてから共に生活した、ゆっくりした群れのみんなであり、 今育てている子まりさと一緒にゴミ捨て場にいた、虐待済みのれいむであったり。 老ぱちゅりーは、父まりさは知らないことだが、ゆっくりにとっては厳しい環境である町中で、 実に十年近くも生き続けた、極めて優秀なゆっくりであった。 次に出会った群れのみんなは、ゲスもレイパーもいない、 人間の農地の近くに住みながらトラブル一つ起こさずに生きてきた、これまた優秀なゆっくり達であった。 その後町に来てから出会った、ゴミ捨て場の虐待済みれいむは、容姿こそゆっくり出来ないことになってはいたが、 母性も強く、思いやりもあり、機転も利く、町野良の中ではかなり上等な部類のゆっくりであった。 それに、父まりさ自体が、町に住むゆっくりの中でも上位に入る優秀なゆっくりであった。 父まりさから見たゆっくりとは、一部のゲスを除けば、 温和でゆっくりしていて、むやみにわがままを言ったり、怠けたりしない存在だった。 一を聞けば十を知る、とは言わないまでも、教えられたことくらいは理解でき、ちゃんと憶えられる生き物だった。 世間一般から見たゆっくりと比べ、父まりさの中にある平均的なゆっくり像は、あまりに優秀すぎたのだ。 「どうして何回言っても憶えないのぜ!!もっと真面目に話を聞くのぜ!!」 そして、もう一つ重大な理由があった。 「おどうざぁぁああん!ゆっぐぢざぜでぇぇぇ!ゆっぐぢぃ、ゆっぐぢぃ、ゆっぐぢじだいぃぃいいい!!」 そろそろ成体として落ち着きが出ていい年頃にもかかわらず、 赤ゆっくりのようにゴロゴロと地面に転がり駄々をこねる子まりさ。 「ゆっぐ・・・ゆぅ・・・ゆ、まりさ、ないたらおなかがすいたよ!ごはんにしようね!」 「ゆぎぎぎぎぎ・・・まだお話は終わってないのぜぇ!!」 「ゆぴぃぃいいい!!」 子まりさの出来が悪すぎたのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この子まりさ、実は父まりさとは餡子のつながりが無い、養子ゆっくりであった。 子まりさが生まれたのは、ゆっくり工場。 子まりさはそこで生産される商品の一つ、『ゆっくりプラネタリウム用・星まりさ(小)』として産まれた。 ゆっくりプラネタリウムとは、トゲのついた発光体を、数千匹の赤ゆっくりの体内に埋め込んで、 天体をかたどって天井に固定し、室内を暗くしてプラネタリウムのように鑑賞して楽しむという、金持ちの道楽施設である。 体内をトゲに痛めつけられた赤ゆっくりの叫び声と、その美しさから、一度はやってみたいというマニアは多い。 それ用の赤ゆっくりに求められるのは、お腹・声の美しさと活きの良さ、より長い間苦しみ続けるための持久力のみ。 頭が良いとか、行儀が良いとか、足が速いなどという能力はむしろ徹底的にそぎ落とされている。 例えば、平均的な野良ゆっくりなら、3まで数えられるかどうか程度の知能はあるが、 この改良ゆっくり達は、1つか複数か、という判別しか出来ない。 普通のゆっくりならば、餡子の継承という形で先祖から受け継いだ知識が多少はあるものだが、 改良ゆっくり達は数百世代を工場内で過ごしているため、基本的な言語と本能以外何も知らないで生まれる。 ゲス性はほとんど無い、というかゲス行為自体が思いつかないので、 わがままを言ったり駄々をこねる事はあるが、他のゆっくりと接しなければ極めて無害なのが取り柄だ。 つまり子まりさは、通常ならば飼いゆっくりや野良ゆっくりになることはまずありえない商品として産まれたのである。 現在野良とはいえ、普通のゆっくりらしい生活が出来ていることが奇跡なのだ。 結局駄々をこねる子まりさに負け、夕ご飯を食べた親子であったが、 食後にお勉強を再開する、という約束もどこえやら、子まりさは腹が膨れるとそのままごろりと横になって眠ってしまった。 「ゆぴー、ゆぴー。もうたべられにゃい・・・」 「ゆぅぅぅ・・・、このままじゃ、おちびちゃんがゆっくり出来なくなるのぜ。」 父まりさは、餡子の繋がりが無いとは言え、子まりさに深い愛情を持っていた。 しかし、だからこそあせってもいた。 今の子まりさは危なっかしくて外にもろくに連れて行けず(実際は親子同行して実地勉強する町ゆっくりの方が多いのだが)、 とても独り立ちさせられるような状態ではない(あくまで父まりさ基準、長生きはできないだろうが)。 だが、父まりさは野良の世界の厳しさを知っている。 父まりさは明日、自分が永遠にゆっくりしてしまったとしても、子まりさだけにはゆっくりと生きてもらいたかったのだ。 たとえ、厳しく育てる中で、自分が恨まれたとしても。 その気持ちが子まりさに伝わることはなかったが・・・。 「ゆぅぅ~。おとーさん、きのうもゆっくりさせてくれなかったよぉ~。」 翌日の明け方、父まりさは子まりさにお留守番させ、いつも通り狩りに出ている。 お留守番中は、父まりさの言いつけでおうちを隠すためのバリケード作りを復習するよう言われているが、 その必要性などさっぱり理解していない子まりさは、大抵はおうちでダラダラと過ごしていた。 だが、この日はめったにおうちから外に出してもらえない不満もあり、おうちのあるビルの隙間から出て、 近所の散歩に出かけていた。 もそっ・・・もそもそっ! その時たまたま通りがかったゴミ捨て場で、生ゴミを漁るれいむと、その子供であろう数匹の赤れいむを見かけた。 仲良さそうなその姿は、かつての自分と父まりさの姿を思い出させ、子まりさを苛立たせた。 「ゆ、やったよ、おちびちゃん!ふくろさんがあいたよ!」 「ゆわーい。おきゃーしゃん、しゅごーい!」 もそもそもそ・・・ 「ゆぅー!やったよ!おべんとうさんがあったよ!まかろにさんも、たまごやきさんもあるよ!」 「おきゃーしゃん!ゆっくちできるにぇ!」 「おきゃーしゃん、こっちにぱすたしゃんがありゅよ!」 「ゆっくち、ゆっくち!」 「ゆぅ?なにしてるの?」 立派な体に成長していながら、子まりさは知らなかった。 一般的な野良ゆっくりがどうやって食事を手に入れているか。 それは、元々山育ちの父まりさが、他のゆっくりがあまり食べない、植栽の影などに生える野草の類を主食にしていたこともあるが、 それ以上に、人間の食事の味によって、子まりさが贅沢を覚えてしまわないように、との配慮でもあった。 「ゆゆっ!?あげないよ!これはれいむたちがみつけたごはんなんだよ!」 「ゆぅぅ?それがごはんなの?」 「とってもゆっくりしたごはんなんだよ!だからぜったいあげないからね!」 野良れいむ一家はそういうと、せっかく得た食べ物を横取りされないように警戒しながら、 足早にゴミ捨て場を去っていった。 「・・・ゆぅ。」 見れば子まりさの目の前には、れいむ一家が持ち切れずに置いていった、サラダやパスタの欠片が落ちている。 「ゆっくりしたごはん・・・『ぺろり。』むーしゃむーしゃ・・・!?」 それは・・・子まりさが今まで経験したことのない美味であった。 「ゆ?ゆゆ!?『ぺろり。むしゃむしゃ。ぺろり!』ゆぅぅぅぅううう!?」 それは、父まりさがかつて一度も子まりさに食べさせてくれたことのない、刺激的な味であった。 「おとーさん・・・どうして・・・?」 子まりさの中で、その結論が出るまでには、そう長い時間はかからなかった。 「ゆっくり帰ったのぜ!おちびちゃん、お留守番はちゃんと出来たのぜ?」 「・・・おとーさん・・・おしえてね。」 おうちの奥で父まりさを出迎えた子まりさの前には、先ほどゴミ捨て場に捨ててあった賞味期限切れの弁当があった。 「ゆ・・・おちびちゃん!勝手にひとりで外に出たのぜ!?」 「そんなのどうだっていいよ!おとーさんは、まりさのしつもんにこたえてね!!」 「ゆっ!?何なのぜ?」 「まりさは、これまでこんなにゆっくりしたごはん、たべたことないよ!!」 「ゆぅ、それは・・・」 「まりさにはにがいくささんばっかりたべさせて、おとーさんはおそとでゆっくり、むーしゃむーしゃしてたんだね!」 「ゆぅぅ!?それはちが・・・」 「まりさをいっつもゆっくりさせてくれないのも・・・おとーさんは、まりさがかわいくないんだね!」 「そ、それはちがうのぜ。ゆっくりおはなしきくのぜ。」 「ゆぎぎぎぃぃいいい!まりさが、ほんとうのおちびちゃんじゃないからって、ひどいよぉ。ゆぅぅううう!!!」 「ま、待つのぜ!おちびちゃん、それは違うのぜ!!おち・・・」 あまりの事に、普段ならば子まりさより力でも、足の速さでも遥かに上にも関わらず、 父まりさは子まりさがおうちを飛び出して行くのを止めることが出来なかった。 結局、子も親も、餡子の繋がり無しに美しい絆を作るには、余りにも未熟で経験不足であったのだろう。 こうして、この親子は幸福になる道を完全に失うことになったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それから一週間後。 同じ町内の路地裏に、とあるゲスゆっくり2~30匹の集団がいた。 体格だけなら成体ゆっくりと言ってよいが、まだ独り立ちしたかどうかと、かなり若いゆっくりで構成されている。 最近町内で増えている、ゆっくり愚連隊、通称『ゆ連隊』と呼ばれている若ゲスの小規模チームの一つである。 「わかるよー!うちの『しま』から、おばかなれいむいっかが、ごはんをもっていこうとしてたよー!」 「ゆげへぇ!そのれいむたちは、ちゃんと捕まえたのぜぇ?」 「もちろんだよー!こいつらだよー!」 その集団の中央にいるのは、周囲のゲスゆっくりより一回り以上大きな体のゲス、リーダーまりさである。 リーダーまりさの前に、先日子まりさと出会ったれいむ一家が運ばれてきた。 『しま』と言うのは要するにナワバリのことだが、れいむ一家があさっていたゴミ捨て場の事だ。 「やめちぇー。ゆっくちさせちぇー!」 「やめてね!かりばはみんなのものなんだよ!れいむは、ゆっくりごはんをさがしてただけだよ!」 「なーにいってるのぜ?あそこはまりさのチームの狩り場なのぜ。」 「どうじでそんなこというのぉぉぉおお!?」 「ゆっへっへぇ。今日はどんなせいっさいがいいのぜぇ?」 「せいっさいは、まりさにもやらせてね。」 「ゆへへぇ。いいのぜ。じゃあ、今日は新入りのまりさにやらせてやるのぜぇ。」 この若いゲスゆっくりの集団の中に、あの子まりさの姿もあった。 プラネタリウム用として造られ、有能な親に育てられた子まりさは、 他の野良より遥かに美しい容姿を手に入れていたために、好色なリーダーまりさに見染められたのである。 「きょうは、さっかーをするよ!ちぇんもいっしょにやってね!」 「りょうかいだよー。」 「ゆぴぃぃいいい!やめちぇぇぇ『ぼゆんっ』ゆぴぃっ!いぢゃいぃぃいいい!!」 子まりさとゲスちぇんは、赤れいむを使ってサッカー(のパス交換)を始める。 赤ゆっくりに対しては、しばしば行われているせいっさい方法だ。 「ゆっゆっゆー『ぼゆんっ!いぢゃいー。』、おちびのれいむは、ぼーるさんにちょうどいいね!」 「わかるよー。『ぼゆゆんっ!ゆびぇっ・・・』ながくたのしませてねー。」 「やべでぇぇええ!おぢびぢゃんにひどいことじないでぇぇぇえええ!!」 ぼゆんっ!「ぴゅぅ・・・・・・。」 「ゆぅん。もうえいえんにゆっくりしちゃったよ。」 「ゆぁぁあああ!れいむのゆっぐぢぢだおぢびぢゃんがぁぁあああ!!」 「じゃあ、つぎのちびをせいっさいだねー。」 「ゆぴゃぁぁぁああ!!いやぢゃぁぁああ!おきゃーしゃぁぁぁん!!」 「ゆっくりたのしませてね!」 ・・・・・・。 「おぢびぢゃん・・・どうぢでぇぇ。」 「ゆへぇ。ウチの『シマ』を荒らすゴミチビには当然の制裁なのぜぇ。それよりクソれいむ。」 「ゆぅぅぅ・・・ゆぅ?」 「おちびちゃんがいなくなったのが悲しいなら、また作ればいいのぜぇ。」 「ゆ・・・ゆ、やめてね・・・ゆっくりさせて・・・。」 「みんなでたっぷり可愛がってやるのぜぇ!不細工だけど、まむまむの締まりは良さそうなのぜぇ!!」 「ゆぁぁぁぁああああ!!やべでぇぇぇぇええええ!!!」 「わかるよー!みんなでりんっかんしてやるんだねー!」 「ちがうよ!とかいはのあい、とかいうのをくれてやるんだよ!ゆひゃっはー!!」 「ゆぁぁあぁぁあああああ・・・・・・」 町のゆっくり社会はココ10年ほど、厳しい環境ながらもそれなりに安定していた。 苦しい生活とはいえ、みんなが平等に苦しいのだから、せめて仲良くはしようということが大本の考え方だったようだが。 たとえば、ゴミ捨て場や広場などの狩り場、おうちにしやすいゆっくりプレイスなどは、 『早いもの勝ち』と言う原則こそあれ、殺しあったり独占したりして奪い合う類のものではなかった。 『ゆっくり殺し』や『独り占め』などはゆっくり社会においても犯罪扱いとして相応の罰を与えられたし、 目に余るゲスやレイパーは、片っ端から捕えられ処刑されていたので、街中では意外と治安も良かったのである。 町ゆっくり達の中では、苦しい生活なりに一定の秩序が存在していたのであった。 だが・・・この年の夏、ある日を境として虹浦町内のゆっくり社会では、秩序が崩壊してしまっていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 近年この町のゆっくりの秩序を守っていたのは、2つの大きな力だ。 それは『みょん警』と『ゲスファミリー』。 『みょん警』すなわち、みょん自警団は、町内ゆっくりの代表達の提案によって組織された警察組織だ。 訓練されたみょん達によって構成され、主にゲスやレイパーの取り締まりと排除を目的としているが、 ゆっくり間のイザコザの仲介もやっているなど仕事は幅広く、表社会の秩序を守る存在であった。 ただ、みょん種が一般的に融通が利かない性格なのと、彼女達は彼女達で生活があることから、 どうしても活動には限界があった。 そしてもう一方が『ゲスファミリー』。 野生・野良問わず、ゆっくりには一定確率でゲス、 すなわち自分のゆっくりのためには他ゆっくりを平気で生贄にするようなはみ出し者が存在する。 どの町でもはみ出し者ははみ出し者で集まり、ヤクザまがいの集団を作って善良なゆっくりを食い物にしているのだが、 虹浦町を根城にする『ゲスファミリー』は、そんな中でもかなり特異な存在であった。 総数50匹にも満たない小規模な集団ながら強力な結束と企画力で、 白い粉(小麦粉)・甘い粉(上白糖)等の麻薬密売、 売ゆん(売春)に賭博(1~3の目だけのサイコロを使ったチンチロ)の元締め等、裏稼業を牛耳る町の闇の存在。 それだけなら困り者なのだが、利益独占のためとはいえ、結果的に町内の潜在ゲスの無法や町外ゲスの侵略を、 圧倒的な暴力を用いた方法で排除してくれていたため、善良な町ゆっくりの間では、意外と頼りにされていたりした。 だが、夏のある日以降、その2つの力が全く働かなくなったのだ。 きっかけは、ある日ゲスファミリーの長であったゲスまりさが、突然行方をくらましたことであった。 野良のゆっくりが突然姿を消すことなど、別に珍しい事ではないのだが、 ゲスファミリーは、長を『おとうさん』と呼び、残り全員が姉妹の誓いを交わす、特殊な組織であった。 その長が突然姿を消したことで、ファミリーは長まりさ捜索に全力を投入することになる。 結果としては、裏稼業を行うどころか、縄張りににらみを利かせることすら出来なくなってしまった。 さて、そうなると困ったのはみょん警だ。 町の周囲からはここぞとばかりにゲス達やレイパーが押し寄せる。 自分達の町を守るために、みょん警は町の境界に常時貼りついていなければならなくなってしまった。 すると今度は、町内でゲスやレイパーがどんどん増えていく。 これまでにらみを利かせていたみょん警はいなくなり、 裏稼業を牛耳っていたゲスファミリーは休業状態。 若いチンピラゲス達は、ここぞとばかりに市場に参入していった。 なんだかんだ言っても、裏稼業は需要があって成り立っていたのである。 しかもその旨味は、無視しておくには大きすぎた。 これまでの供給者が居なくなったと言うことは、新規参入のチャンスでもあったのだ。 そして新規参入者の多くは、地道で安定した生活を続けてきた成体ではなく、 親元から独り立ちするかどうか、と言った若いゆっくり達であった。 つまり町の裏社会は、『ゆ連隊』によって動かされるようになったのである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ゆ連隊の裏稼業の過激さは、若さからくる無知と無鉄砲によって、 かつてゲスファミリーが健在だった頃とは比較にならないほど危険なものであった。 歩道橋の階段下を改造したゆ連隊の溜まり場に、あんよをボロボロに傷つけられた数匹の成体ゆっくりが置かれていた。 全員にんっしん済みであり、頭上には5~6匹の実ゆっくりがぶら下がっている。 「ゆへへぇ!!さっさとチビを産みやがるのぜぇ!!」 「ゆぅぅぅ、だめだよぉ。おちびちゃぁん、ゆっぐぢぢでぇぇ。『ぷちっ、ぽとり。』」 「ゆっくちちちぇっちぇにぇ!!」 「ゆっくりしていくのぜぇ。この袋の中に入ったらもっとゆっくり出来るのぜぇ。」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!」 何もわからないうちにコンビニ袋の中に放り込まれていく赤ゆっくり達。 「おぢびぢゃぁん、だめぇぇ・・・。」 「うるせぇのぜぇ。さっさとすっきりーして次のチビを産むのぜぇ!」 「むほぉぉぉおおお!!おちびちゃんがうまれてすぐのれいむも、とってもせくしーねぇ!」 「ゆぅぅ・・・ずっぎり・・・」 新入りの子まりさには、雑草中心とはいえ、わざわざ食事まで与えて赤ゆっくりを量産させる意図がわからなかった。 しかも数日間とはいえご飯を与えて、自分達で跳ねまわれる程度には育ててまでいる。 「りーだー?このちびたちはどうするの?」 「ゆっへっへぇ。クソとレイパーのチビでも、使い道は山ほどあるのぜぇ。」 「りーだーはかしこいんだよー。しんいりも、すぐにわかるよー。」 ゆ連隊メンバーが、コンビニ袋に山盛りの赤ゆっくりを持って行ったのは、とある飲食店。 「ゆぅ~。ここはにんげんさんの、ごはんさんのあるところだね!」 「そうなのぜぇ。それに、それ以外もあるのぜ。」 「ゆぅ?」 「ゆぉい!チビ達、まりさのお話を聞くのぜぇ!」 「ゆぅ~?にゃんにゃの?れいみゅたち、ゆっくちおなかしゅいたよ!」 「ちょうどいいのぜぇ。この人間さんのおうちには、たくさんあまあまがあるのぜぇ。」 「ゆ!あまあましゃん!?」 「そうなのぜぇ。今からまりさがこのおうちに入れるようにするから、 みんなでおうちの中の人間さんに、あまあまをおねだりするといいのぜぇ!!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよっ!!」×30 「人間さんは追いかけっこが大好きだから、おうちに入ったらたくさん追いかけっこしてあげるのぜぇ。きっと大喜びなのぜぇ。」 「ゆっくちがんばりゅよ!!」×30 「りーだー?だいじょうぶなの?」 「まあ、見とくのぜぇ。ちぇん達は、いつもどおりで行くんだぜぇ!」 「わかるよー。じゅんびおっけーだよー。」 すると、リーダーまりさは、飲食店入り口の自動ドアのタッチスイッチをポンっと押し、ドアを開けた。 先ほどの打ち合わせ通り、赤ゆっくり達はドアから店内になだれ込む。 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」×30 「うおっ!?何だ何だおい?」 「ゆっくちおいかけっこしゅるよ!!」×30 「ちょ・・・うわっ!店ん中うろちょろすんな!おい!店長ー!大変っすよ!野良のチビが!」 「うえぇっ!またかよおい!ゆん明、ぜって―逃がすんじゃねえぞぉ!」 飲食店の店内に野良ゆっくりがうろちょろしているというのは、イメージ的にも衛生的にもマズイ。 テーブルの下やら客の足元やらを駆け回る赤ゆっくり達によって、店内はパニックになってしまった。 「いまだよー!」 その時、ゲスちぇん達が店の裏側、厨房の方から店内に侵入し、我が家のようにスムーズに棚にたどり着くと、 そこから小麦粉・砂糖・調味料、さらにゆっくりでも開けられそうな包装の食材を手際良く探り当てる。 あっという間に目的を済ませると、店内のパニックがおさまらない間にさっさと脱出してしまった。 「ああー!まったくヒデエ目にあったぜ。最近ホンット多いな。全部捕まえたかぁ?」 「多分大丈夫ですよ。」 「ゆっくちがんばっちゃから、おなかぺーこぺーこだよ!ゆっくちあまあまちょーらいにぇ!!」 「・・・おい、ゆん明。」 「はい。」 「熱湯ぶっかけとけ。」 「了解ー。」 「すごいね!にんげんさんから、こんなにとってこれるなんて!」 「たいりょうなんだねー。りーだーのさくせんは、かんっぺきなんだねー。」 「ゆっへっへぇぇ。それほどでもあるのぜぇ。」 麻薬売買には、仕入れルートが重要だ。 とはいえ無論、ゲスファミリーでもこんな無茶な盗みを行ったりはしなかった。 赤ゆっくりの命やら、危険云々ではなく、人間を本格的に敵に回しかねないからだ。 このような無謀な手段を今後も続けていけば、遠からず町ゆっくり全員を不幸にしかねないのだが、 若いゲス達は、残念ながらそこまで計算できていない。 「ゆっへっへ。次はお得意さん回りなのぜぇ。新入りにもやってもらうから、よーく憶えるのぜぇ。」 「ゆぅーん。ゆっくりりかいしたよ!」 その時、収穫の多さにゆっくりしていた子まりさ達の後方、 先ほどの飲食店から赤ゆっくり達の絞り出すような悲鳴が聞こえたが、子まりさを含めその声を気にするものは誰もいなかった。 「ここなのぜぇ。」 「ゆゆっ?ここって、にんげんさんのおうちだよ?」 「お得意さんは、ここのありすなのぜぇ。」 「ゆぅ?」 リーダーまりさと子まりさが家の生け垣に近づくと、 体には汚れのシミ一つない、しっかりとブラシを入れられサラサラの金髪を持った、 美しい飼いありすが顔を見せてきた。 飼いゆっくり登録のみで特に試験等は受けていない銅バッジゆっくりであるが、 少なくとも大切にされている事は間違いない。 「まりさね。」 「ありす、お待たせなのぜぇ。」 「頼んでたものは、持ってきてくれた?」 「もちろんなのぜぇ。あまあまはあるのぜぇ?」 「ええ。・・・早くちょうだい。」 リーダーまりさは、先ほどの窃盗で使わなかった赤れいむを3匹と、白い粉の入った小さな袋をありすに渡し、 代わりにチョコ数個とビスケットを受け取った。 「じゃあ、失礼するのぜぇ。たっぷり楽しむのぜぇ。」 「ええ。また今度、お願いするわ。」 「あのありすが、『おとくいさん』なんだね。」 「そうなのぜぇ。」 「きれいだったし、あまあまもたっくさんもってたね。」 「・・・でも、白い粉さんも、チビも手に入らないのぜぇ。お互い欲しいものがあるから、商売になるのぜぇ。」 「しろいこなさんはわかるけど、おちびちゃんは、どうするの?そだてるの?」 「まあ、それは無いのぜぇ。ありすに売ったチビは、これで30匹以上なのぜぇ。」 「『さんじゅう』ってたくさん?」 「すごくたくさんなのぜぇ。人間さんでもそんなに育てられないのぜぇ。ま、どうでもいいのぜぇ。」 「そうだね!あまあまがたくさんもらえるんだから、どうでもいいよね!」 「そういうことなのぜぇ!!」 一方先ほどのありすの家のお部屋の中。 当然飼い主は今、家にいない。 「ありしゅおにぇーしゃん、れいみゅ、おなかしゅいちゃよ。」 「れいみゅも、むーちゃむーちゃしちゃいよ。」 「しゅーやしゅーや。ゆっくちー。」 勝手なことを言っている赤れいむ達だが、ありすは完全に無視して反対側を向き、赤れいむと一緒に購入した小麦粉を吸引している。 「ゆーはー。ゆーはー。ゆふ、ゆふふふ・・・」 「ありしゅおにぇーしゃん!きーちぇるにょ?」 ぬらり、と振り向く飼いありす。 だが、その表情に、先ほど子まりさ達と話していた時見せていた理性は、欠片も残っていなかった。 目は大きく見開かれ血走り、口はニタリとだらしなく歪みよだれをたらし、全身から妙な粘液が滴っている。 そのあごの下辺りからは、はちきれんばかりにそそり立ったぺにぺに。 飼いありすは、レイパーだった。 「むほぉぉぉおおおおお!!!おちびちゃんたちのわかいまむまむ、とってもみりょくてきだわぁぁああああ!!」 「ゆぴゃぁぁぁあああ!!れいぱーはゆっくちできにゃいぃぃぃいいい!!!」 逃げようと、飼いありすの反対側に振り向き、ぽゆんぽゆんと跳ねる3匹の赤れいむ。 しかし飼いありすは一跳ねで追いつき、3匹の上にのしかかった。 「むほぉぉぉぉおおおお!!!おちびちゃんたちのすべすべおはだ、とってもとかいはだわぁぁああああ!!!」 「ゆぴぃぃいい!くるちいよぉぉ!」 「いぢゃいぃいぃ!きぼぢわりゅいよぉぉおおお!」 「ゆっくちさせちぇぇぇぇええええ!!!」 「むほぉむほぉぉぉおおお!!おちびぢゃんだぢっだら、づんでれさんねぇぇぇぇええええ!!ずっぎりずっぎりずっぎりぃぃいいい!!」 「ゆびぇ・・・ぢゅっぎり・・・・・・。」 「むほぉぉおお!!もっどあいじであげるわぁぁあああ!!ずっぎりぃぃいいいい!!!」 赤れいむ達は、短時間の間に十数回も飼いありすのすりすりすっきりーを受け、ほぼ同時に3匹とも黒ずんで息絶えた。 だが、まだ飼いありすは止まらない。 「くろずんだおちびぢゃんだぢもかわいいわぁぁあ!!『むしゃむしゃ』とってもとかいはなあじねぇぇええ!!」 黒ずみ息絶えた赤れいむ達を、かじり、引き裂き、押しつぶした上むさぼり食う。 結局飼いありすが理性を取り戻したのは、赤れいむの命どころか遺体までこの部屋から消え失せた後であった。 「はぁ・・・ふぅぅぅ・・・、たりないわぁ。またあまあま、たくさんあつめないと・・・。」 飼いありすは朦朧としながら、フローリングの床に散らばった、 赤れいむの破片と自分の体液が混ざったドロドロの液体を名残惜しそうに味わいながらなめとっていった。 「ゆぅーん。りーだーはすごいね!かいゆっくりからあまあまをもらうなんて!」 「ゆっへへぇ。欲しいあまあまは、持ってるやつからもらうのが一番なのぜぇ。お得意さんは、ぜんっぶまりさが開拓したのぜぇ。」 「すごいよ!りーだーはゆっくりしてるね!」 あの飼いありす達に堕落の味を覚えさせたのは、このリーダーまりさに代表される、ゆ連隊の若ゲス達だった。 そうでもなければ、いかにストレスをためようと、それなりに大切にされている飼いゆっくりが、 欲望のままにゆっくりにとっての禁忌をいくつも破るような行動をとることは無い。 これもまた、以前のゲスファミリー達なら絶対やらなかった商売である。 飼いゆっくりに対する暴行被害と大して変わらないこの手の悪事がバレれば、 野良ゆっくりに対する風当たりが強くなる程度では済まない事は、おとなのゆっくり達ならよくわかっていたのだ。 ゆ連隊は見た目羽振りが良く、若く浅はかなゆっくり達にとっては格好よく見えたのであろう。 町中のゆ連隊の数は瞬く間に増加していき、最盛期には個体数で10000匹以上、300以上のグループが生まれた。 それが永遠に続くはずもなく、自殺行為そのものであると気づくことなく・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 季節は秋に変わった。 子まりさも、体だけを見れば成体と言っていいほどに育ち、ゆ連隊でも新入りと呼ばれなくなって久しい。 食事もおうちも充実しており、子まりさはその素質を開花させ、 相変わらず無能ではあったが、野良では群を抜いた美貌を手に入れたのであった。 「まりさは、まりさのことをずっと幸せにしてやるのぜぇ。だから、まりさとずっとゆっくりするのぜぇ。」 「りーだー・・・。」 そして子まりさは先日、ついにリーダーまりさとずっとゆっくりする誓いを終え、 情熱的なすっきりーの末に、お腹に2匹と頭上に5匹のおちびちゃんを授かっていた。 「ゆぅぅ~ん・・・。」 「どうしたの?りーだー。そんなにこわいかおして。」 そんなある日、リーダーまりさが何やら難しい顔をして考え込んでいた。 「ゆぅぅ。おちびちゃんが生まれてきたら、このおうちは狭すぎるのぜぇ。」 「ゆっ!?たしかにそうだね。」 「だからお引越ししたいけど、遠すぎてもダメだし、安全じゃないとおちびちゃんがゆっくり出来ないのぜぇ。」 まりさ夫婦の住処は路地裏からビルの隙間に入り込んだところに木箱や廃材を持ち込んで作ったおうちだったが、 リーダーまりさ自慢のおうちも、拡張性という点で問題を抱えていた。 なんと言っても家族が10匹近くになるのだから、おうちの規模がいかにも足りない。 出来ればゆ連隊の構成員まで招待できるような、大きなおうちが欲しい。 「ゆぅ~・・・、まりさのおとーさんのおうちぐらいおおきかったらいいのに・・・。」 「ゆぅ・・。・・・ゆ?それって、いい考えなのぜぇ!?」 「ゆゆっ?」 「まりさのお父さんのおうちをもらうのぜ!何なら、一緒に住んであげてもいいのぜ!」 「ゆ!そ、そうだね!おとーさんも、りーだーみたいなゆっくりしたゆっくりと、 たっくさんのおちびちゃんにあったら、きっとゆっくりしてくれるよ!」 「そうと決まれば、さっそくこれから、まりさのお父さんのトコに行くのぜ!」 「ゆっゆーん!!」 そんなわけで、まりさ夫婦は、引越しのための最低限の準備をすると、 そう距離も離れていない父まりさのおうちへと向かっていったのだった。 残念なことに、子まりさは自分が何で父まりさの元を飛び出したのか、完全に忘れていた。 場面は父まりさのおうちへと変わる。 なるほど、父まりさの知恵と努力の結晶であるこのおうちは、 どう控えめに見ても、成体ゆっくり10匹以上を収容可能な、豪華で堅牢なものであった。 だが、そこに一匹で住む父まりさの方は、表情に覇気もなく、 食事時のたびにうっかり2匹分のご飯を準備しては、ため息をついて1匹分を片づけるといった有様で、 体力こそ落ちてはいないようだが、すっかり老けこんだような雰囲気を漂わせていた。 「ゆぅ~。ああ、もうお昼なの?ふぅ・・・お外出るの、めんどくさいよ・・・。」 以前は無理して使っていた『だぜ』の語尾も完全に抜けきっている。 「ゆ~ん!ゆっくりただいまだよ~!おとーさんいる~!」 そんなところに、余りにものんきな、それでいて涙が出そうなほど懐かしい声が飛び込んできたのであった。 「ゆ~?気のせいだね。おちびちゃんは、帰ってこないよね・・・。」 「ゆゆ~ん。いるんならへんじしてね!おとーさん!」 「・・・・・・?」 振り返った父まりさは、口をあんぐりと開け、抜け殻のような表情になる。 そこには、表情に陰一つなく、とても美しく育った子まりさがいた。 「おとーさん、びょうきなの?ゆっくりできてないけど。」 「ゆ・・・ゆ?ゆ、ゆ・・・・お、おちびちゃ・・・。・・・そのまりさは誰なのぜ?」 今にも子まりさにすがりつきそうになっていた父まりさだが、そこは長い経験のある賢ゆっくり。 子まりさのお腹と頭上のおちびちゃん、そして子まりさの隣に立っていたリーダーまりさを見て、急速に頭を冷やしていく。 ここ数週間雑草の生えるままだった父まりさの脳内の草原に、急速に芝刈りが行われていった。 「ゆ!まりさは、まりさのだーりんのまりさだよ!ゆれんたいのりーだーさんなんだよ!すっごくゆっくりしてるよ!!」 「・・・・・・。」 「ゆっへぇ!まりさ達のおうちは、ちょっと狭いのぜぇ!だからお父さんのおうちで一緒に住んであげてもいいのぜぇ!」 「・・・・・・・・・ね。」 「「ゆ?」」 「ゲスは死ねぇぇぇぇええええええ!!!」 次の瞬間、父まりさの本気の体当たりが、リーダーまりさに炸裂した。 「ゆぎゃぁぁああ!何するのぜぇぇええ!」 「そうだよ、まりさのだーりんになにす『ぺちんっ!』ゆぅぅうう!」 父まりさは子まりさに振り返ると、お下げで頬を思いっきりひっぱたく。 「何のんきなこと言ってるのぜ!ゆ連隊なんて、あんな・・・あんなゲス達と一緒に・・・一体何やってるのぜ!」 「ゆ・・・おとーさん?」 「あいつ等が何やってるかわかってるのぜ!?あんな連中といたら、絶対ゆっくり出来なくなるのぜ!」 再びリーダーまりさに正対する父まりさ。 リーダーまりさもさすがにゲスを率いるだけあり、大したダメージもなく臨戦態勢に入っていた。 「いくらはにーのお父さんでも、許すわけにはいかないんだぜぇ。覚悟するんだぜぇ。」 「おちびちゃん!このゲスはお父さんに任せるのぜ!奥に隠れてるんだぜ!!」 子まりさにとっては、父と夫にあたるゆっくりの、壮絶な殺し合いとなった。 双方ともまりさ種、武器は水上移動の際にはオールにもなる長い木の棒。 どちらも一撃まともに食らえば、ただでは済まない。 「ゆへぇ!ゆふっ!!じじいのクセに、粘るんじゃないのぜぇ!!」 「体が大きいだけで、大したことないのぜ!この程度でおちびちゃんのダーリン顔するんじゃないのぜ!」 リーダーまりさはガタイの良さとケンカの強さでのし上がったバリバリの武闘派で、 当然そこらの野良数匹程度、軽く薙ぎ払えるほどの実力を持つ。 だが、父まりさは優れた教師の指導の元鍛えられ、一度は群れを率いたこともあるという、 筋金入りの強ゆっくりであった。 ついさっきまで抜け殻同然であったにもかかわらず、父まりさは若きリーダーまりさの攻撃を受け止め、 徐々にではあるが圧倒し始めていた。 「ゆげ、ゆぎひぃ!何なのぜぇ!強すぎるのぜぇぇぇええ!!」 「おちびちゃんにぺにぺにが生えた程度のチンピラが、まりさに勝てると思うんじゃないのぜぇぇええ!!」 「ゆひぃぃぃいい!!」 ぐさりっ・・・ 死闘の末、父まりさの棒がリーダーまりさのお腹に届く、まさにその時だった。 父まりさの動きが止まった。 「ゆ・・・・ぐ?おちびちゃ・・・?」 父まりさの背中には、まりさ種特有の道具、木の棒が突き刺さっていた。 その棒を口にくわえているのは・・・子まりさ。 「お・・・おちびちゃ・・・ん?」 「おもいだしたよ。・・・おとーさんは、まりさがしあわせーになるのがいやだったんだよね・・・。」 「ちが・・・お、ち・・・・・・。」 どさり 父まりさは、うつぶせに倒れながら口をパクパクさせていたが、やがてゆっくりと意識を失った。 「ゆへぇ~。危なかったのぜぇ。さすがまりさのハニーなのぜぇ。」 「ゆぅ。とんでもないおとーさんだよ。もう、おとーさんじゃないよ。さっさところしちゃおうね。」 「ゆっへへ・・・。」 「待つみょん。」 「「ゆ?」」 だが、とどめは刺すことが出来なかった。 「ゆっくり殺し未遂で、タイホみょん!」 「みょーん!みょーん!みょーん!みょーん!!」×50以上 この日、町にはみょん警が帰ってきたのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 父まりさとリーダーまりさの死闘が行われる日の明け方。 死闘が繰り広げられる地・虹浦町、その隣町である湯栗町に、 種類も大きさもバラバラな、50匹に満たないゆっくり達の集団が集合していた。 より正確にいえば、その湯栗町にある小中一貫校・湯栗学園の校庭隅にある、コンポスト周辺に。 「むきゅーん。げふっ、げふん・・・お父さん!人間さんに捕まってたのね!」 「ゆふん。うかつだったのぜ!ゆうかりんにつかまっちゃったのZE!」 「むきゅう。お父さんも、もうちょっと深刻になってほしいわ!げふっ。」 「うー。これじゃあ見つからない。」 「困ったねー。どうやって出したらいいー?わからないよー。」 「む~。みょんなら壊せるかも知れないみょん。」 それは不思議な光景であった。 人間の学校、その校庭の隅の、さして広くもない場所に、 ちぇんやぱちゅりーのような通常種、 れみりゃやふらんのような捕食種、 空を飛ぶ希少種もいれば、人間に虐待を受けたように傷だらけのみょん等もいる。 その全員が、今コンポストに放り込まれている一匹のまりさを心配して集まっているのだ。 「こわすのは、ちょっとまつのぜ。まあ、そうあせるんじゃないのぜ。」 「むきゅ。でも人間さんに捕まってたら、げふげふ、お父さんもゆっくりできないわ。」 「ゆ~ん。そうでもないのぜ。」 「ゆ?」×47 「まりさもてきがふえてたから、さいきんあぶなくっておそとにでれなかったのぜ。 まあ、しばらくかくれるにはちょうどいいのぜ。ごはんもあるし、あめさんもかぜさんもはいらないのぜ。」 そう、この学校のゆっくりコンポストに入っているゲスまりさこそ、 町の裏の秩序を守っていたゲスファミリーの頂点、『ゴッド・お父さん』ことゲスまりさであった。 こんな所に放り込まれた理由の方は大部分省くが、美れいむを見つけて色ボケしてたら、 学校職員のゆうかりんに捕まって、殺処分代わりにコンポストに突っ込まれた、というなんとも不名誉な事情があったりする。 きっかけは情けない事この上ないが、ゴッドまりさとしては案外悪い事ばかりでもないことに気づいてもいた。 なにせ、社会の裏に生きてきた以上敵は多い。 みょん警だって意外とあてにならないし、実際刺客に狙われたことも多い。 この学校に散歩に来たのだって、たまたま安全が確保できた日の、束の間の息抜きのつもりであったのだ。 それが今では、牢獄といえば牢獄だが、働かなくても三食出てくるし、 並のゆっくりでは傷一つ付けられない堅牢な壁に守られてもいる。 問題があったら看守であるゆうかりんに頼めば、案外良くしてくれるので、 不都合と言えばファミリーの仲間と連絡が取れないことぐらいであった。 それも解消された以上、ここで無理して脱出した揚句、人間さんやゆうかりんに目をつけられる必要はない。 「・・・というわけなのぜ。いまは、ゆうかりんもおともだちだし、こっちはとうぶんこのままでいいのぜ。」 「むきゅー。意外と色々考えてるのね、むきゅげふんっ!」 「うるさいのぜ。それより、そっちはなにももんだいないのぜ?」 「むきゅ・・・実は・・・・・・」 こうなると、当然現在幅を利かせているゆ連隊の話を伝えざるを得ない。 ゴッドまりさも、話を聞いているうちに、苦々しそうに唸り声をあげていた。 「ゆぅー。にんげんさんにわるさはまずいのぜ。おこらせても、ろくなことにならないのぜ・・・。」 「むきゅん。どうするの?お父さん。」 「なぁーにいってるのぜ。そんなことまで、まりさがいわないとだめなのぜ?そだてかたまちがったのぜー。」 「むきゅー。げふげふっ、お留守番出来なくてごめんなさい。お父さん。」 ぱちぇだけでなく、ファミリー全員が申し訳なさそうな顔をする。 「うー、でもお父さんも勝手にいなくなったから悪い。」 「それをいわれるとつらいのぜ。」 「でも、もうお父さんも見つかったみょん。これからはいつも通りでいけばいいみょん?」 ・・・・・・。 指令を求められ、これまで冗談混じりだったゴッドまりさの声色と口調が変わる。 「・・・それでいいよ。特にクソチビ達は、こどもの遊びを越えてるからね。おとなのルールでお掃除すればいいよ。」 ・・・・・・。 「むきゅん!それじゃ、お仕事が終わったらまた遊びにくるわ!」 「ゆぅ~。あまあまのさしいれをよろしくなのぜ!」 「わからないよー。」 「そういわないでほしいのぜぇ~!」 こうしてゲスファミリーは活動再開を宣言し、午前中の内には周辺地域のゲスグループも引き上げ、 みょん警は、町中の巡回と言う、通常業務に戻ることが出来たのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− みょん警の包囲網をかいくぐってリーダーまりさは逃げ切ったが、身重の子まりさはあっさりと捕まった。 逮捕のストレスもあってか子まりさが産気づいたため、父まりさも子まりさも、 みょん警本部の隣にある、えーりんの居る『びょういん』に運ばれていった。 ぷつんっ!べちゃり。 「ゆ、ゆ、ゆっくちちちぇっちぇにぇ!」 しゅぽーん!べちょり。 「ゆ、ゆ、ゆぅ・・・ゆっくちちちぇっちぇにぇ!」 「ゆぅ、ゆっぐ・・・ゆっぐぢぢでいっでねぇぇ。」 植物型出産と動物型出産を立て続けに行い、子まりさは母親となったのであった。 子まりさは、自分の餡子を受け継いだ新しい命を目の当たりにして、ただただ喜びの涙を流し続けていた。 父まりさの命を心配することすらなく。 子まりさは出産を終えると間もなく、裁判の場へと立たされた。 罪状は家族殺し未遂の現行犯。 ゆ連隊時代の悪事については追及されない。 理由は、その期間みょん警が町中にほとんどいなかったので、証拠が揃えられないためだ。 無論今後は、これまで通りの活動など出来なくなるので、ゆ連隊の時代は終わったと言ってよかったが。 「みょーん。まりさは、自分のお父さんを殺そうとしたみょん?」 「ゆっ!あんなのおとーさんじゃないよ!あんなげす、しんでとうぜんだよ!」 「餡子が繋がって無くても、立派に育ててくれたんだみょん。少しは敬えみょん。」 「でも、ゆっくりさせてくれたことなんて、ぜんぜんないんだよ!そんなのおとーさんじゃないよ!」 こんな態度だとゆっくり社会では、極刑クラスの罰を受けてもしょうがないところである。 しかし、この裁判を難しくしているのは、子まりさの弁護をするのが、 よりにもよって殺されかけた父まりさだという事であった。 「ゆぅぅ・・・、悪いのは・・まりさなんだよ。おちびちゃんは、おちびちゃんは許してあげてね・・・」 「わかるよー。あんまりひどいばつは、やってほしくないよー。」 人間ほど複雑な思考をしないゆっくりの裁判では、情に訴えると言うのはかなり有効だ。 陪審ゆっくり達は刑を軽くする方に偏っていっている。 しかし、そうも言っていられないのが重鎮ゆっくり達だ。 一匹見逃せば、数万匹の駄ゆっくりがそれに追随することになるので、やる時はしっかりやる必要があるのだ。 裁判官は町ゆっくりの長老達3匹。 みょん警の団長みょん、 「困ったもんだみょん。」 (あんなダメな子の、なにがいいのかわからんみょん。あんなの捨てて、新しい子供を作ればいいみょん。) 町では知恵者で通っている、びょういん(病院)の院長えーりん、 「でも・・・このまま許したらダメよ。」 (あの子、きれいなお帽子かぶってるわね。お帽子の破れたうちの患者にくれないかしら。) ほいくえん(孤児院)の保育まりさ。 「ゆぅん。あのまりさじゃ、許したらまた、同じことするよ。」 (あんなの、あにゃるにからしをねじ込んでやれば、すぐに素直になるよ。ゆぅ、早くお昼寝したいよぉ。) 心の声はともかく、少なくとも無罪にしてやる気は無かった。 家族殺しは、餡子の繋がりの有無、被害者が生きているかどうか、などは関係なく重罪なのだ。 そして結局、3匹の裁判官は子まりさにとって最も残酷な刑罰を与えることになる。 「みょーん。まりさには、『ゆっくりひとりでいきてね!』の刑を与えるみょん。」 「ゆゆっ?」 『ゆっくりひとりでいきてね!』の刑。 それは、町の全ゆっくりが、子まりさにどれほど頼まれようとも、生活を一切手助けしない刑。 要は、野生で、群れにも所属しないゆっくりにとっては当たり前の環境に、いきなり放り込まれるということである。 人間の感覚では戸籍丸ごと剥奪のようなものなので、かなり大事にも見えるが、 ゆっくりの社会で助け合いと言ってもたかが知れているので、比較的軽い刑である。 今回刑罰として適用されたのは、それが子まりさにとって十分な罰になるということが分かっていたからであった。 父まりさは、事の重大さに気付き、傷の痛みに苦しみながら必死で叫び続けていた。 「やめでぇ・・・おちびぢゃんは・・・・まりさがづいでないど・・・・・・」 「だから罰なんだみょん。まりさも絶対助けちゃだめだみょん。助けたら、両方許さないみょん。」 「ゆぅぅぅぅぅううううぅぅぅ・・・。」 だが、ここに及んでも子まりさは平気な顔をしていた。 「ゆっゆー。かんったんだよ!これからまりさは、だれにもたよらないで、おちびちゃんたちをゆっくりそだててみせるよ!」 「・・・勝手にすればいいみょん。」 こうして子まりさは、ほっぺに『ゆっくりひとりでいきてね!』の刑の受刑者である印の星マークを彫り込まれると、 つい先ほど産んだ赤ゆっくり7匹とともに、みょん警本部をたたき出されたのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 一方みょん警から逃れたリーダーまりさは、30匹弱のゆ連隊メンバーと一緒に、 みょん警の目を逃れるため路地裏を走っていた。 「ゆへぇぇ・・・ひどい目にあったのぜぇ。」 「りーだーもゆっくりできないんだねー。わかるよー。」 「ゆぅぅ、みょん達はゆっくり出来ないのぜぇ。・・・ゆゆっ!?」 ふと、リーダーまりさがゆっくりの気配を感じて正面の路地裏の闇に目をやると、 その闇の奥から、ぱちゅりーとみょんが音もなく這い出てきた。 「げふっ、げふっ・・・、むきゅー。あなた達がやんちゃしてるおちびちゃん達ね。」 「ゆぅぅぅ。誰がおちびちゃんなのぜぇ!まりさたちは、おとななのぜぇ!」 それは、実に気味の悪いぱちゅりーとみょんだった。 2匹とも口元は笑みがたたえられ、表情は笑顔であるにも関わらず、その瞳だけはまったく笑っていない。 ぱちゅりーはその口から覗く舌先で、飴玉のようなカラフルな玉をコロコロと転がし、味わうようにもてあそんでいる。 顔面には斜めに走る向こう傷があり、ほっぺにも犬にかじられたような醜い傷跡がある。 他のぱちゅりー達以上に咳き込むその顔色は、暗い路地裏にもかかわらず顔色の悪さが分かるほど紫色だ。 にもかかわらず、妙に堂々としたその態度は、無性にゆっくり出来なかった。 みょんに至ってはさらに異形で、顔面を縦に、ブロック塀ですりおろしでもしたかのように、 上下の唇が完全に削り取られ、前歯が丸見えになっている。 ぱちゅりーほど大きな傷は無いが、細かい傷なら全身に無数についているのがわかる。 それでありながら、黒いリボンだけにはかすり傷一つ付いておらず、そのツヤがかえって無気味であった。 額にはひらがなで『げす』と書かれており、人間の手による暴力を受けたのであろうことだけは見てとれる。 「むきゅん。年寄りのぱちぇからみたら似たようなものよ。それにしても色々ひどい事しているそうね。げふっ、げふっ。」 「わからないよー。ちぇんたちはゆっくりしただけだよー。」 「でも、自分達のゆっくりのために、人間さんのおうちに盗みに入ったりしたって聞いたみょん。」 「だから何だって言うんだぜぇ!がたがたいうと、痛い目みるのぜ!」 ゲスちぇんやリーダーまりさの声も荒くなってくる。 痛いところを突かれようとしていることもあるが、2匹の雰囲気が、とにかくゆっくり出来なかったのである。 だがそれが、危険を体が察知しているサインであることまでは、自覚できてはいなかった。 「むきゅん・・・迷惑なのよ・・人間さんや、みょん達とは仲良く・・げふっ!げふげふっ・・・げふぅっ!!」 「でかいくちたたかないでよー。つぶすよー!」 「むっきゅっきゅっ・・・げふぅっ!!」 ひゅっ!ぼしゅっ!! 「わぎゃっ!!」 ぱちゅりーが大きく咳き込んだ瞬間、最前面に立っていたゲスちぇんの顔面に小さな穴が開き、後頭部が弾けとんだ。 一瞬、ゆ連隊の全員が、何が起きたのか理解できなかったが、ゲスちぇんのすぐ後ろに立っていたリーダーまりさに、 ちぇんのチョコのしぶきが思い切り浴びせかけられたのを見たことで、ゲスちぇんが死んだことをゆっくりと察した。 「・・・・・・な、な、なんなのぉぉぉおおお!!!・・・ゆっ!?」 その時、リーダーまりさのお腹に、かすかな痛みが走る。 ころん。 リーダーまりさがお腹に力を入れると、お腹の中央にいつの間にか出来ていたへこみから、何か固いものが落ちてきた。 お腹から落ちたものは、カラフルに輝く、一個のビー玉。 ぱちゅりーが口の中でもてあそんでいたものであった。 「むきゅん、今日は調子が悪いわ。一匹しか貫けなかったのね。」 「もう年だからだみょん。だからぱちゅりーは、おうちでお留守番しとけばよかったみょん。」 「むぎゅぅぅ、ぱちぇはまだまだ現役なのよぉぉおお!?」 リーダーまりさの常識をはるかに超える一撃を放っておきながら、ぱちぇとみょんは、何事も無いかのように雑談にふけっている。 だがこの一言で、ぱちゅりーがゲスちぇんをバラバラに粉砕したことが、リーダーまりさにも理解できた。 ぱちゅりーは、咳と同時にこのビー玉を飛ばして、ゲスちぇんの中枢チョコを一撃で貫いたのである。 「ゆ、ゆぎぃぃぃいいい!!よくもちぇんをぉぉぉおお!!」 「・・・ゆっ・・くくく・・・怒ったみょん?いいみょん。久しぶりに本気で遊んでやるみょん。まとめてかかってくるみょん!」 ・・・ごぽりっ! ゆ連隊の全員が、木の枝などの武器を口に構えると同時に、今度はみょんが動いた。 舌を器用に使って喉の奥から、刃渡り30cm以上の、銀色に輝くケーキナイフが抜かれたのだ。 武器を隠していた場所も異常だが、その振る舞いも、ケーキナイフを操る舌の滑らかな動きも、同じゆっくりのモノとは思えない。 その態度は、木の枝などで武装した数十匹の成体ゆっくりを、相手するつもりとは思えないほど落ち着いたものであった。 ゆっくりにとって心の負けは、体の負けでもある。 ゆ連隊の、リーダーまりさを含めた全員は、そのケーキナイフの輝きを見た瞬間、 勝ち目が無い事を悟ってしまった。 この瞬間、圧倒的多数を誇っていながらゆ連隊の敗北は決定されたのであった。 こうなると、次にゲスのとる行動は、命乞いである。 「ゆ、・・・ゆゆ、れ、れいむを、た、たすけてね・・・」 「・・・なんでみょん?」 「れ、れ、れいむは、ゆっくりした、おちび、ちゃんがい、いるんだよ!」 「で、なんだみょん?」 「れいむは、お、お、おちびちゃんをそだ、そだてるために、しょうがな、なくって、あんなこと、し、してたんだよ・・・。」 「みょ~ん。・・・そこのまりさ?」 「ゆ、ゆ、ゆぅ?」 「れいむの言ってること、本当みょん?」 「ゆ、ゆひぃぃ・・・ほんどうでずぅ、わるいごどだっでわがっでまぢだぁぁ。」 「みょ~ん。」 「れいむがいなぐなっだら、おぢびぢゃんがぁぁ、おぢびぢゃ」 すとんっ。 一瞬何かが光ったかと思った後、れいむは『おたべなさいっ!』したかのように、縦に真っ二つになっていた。 「どうでもいいみょん。どうせロクなガキじゃねーみょん。」 「ゆぴぃぃいいいい!!だずげでぇぇぇ!!」 「おどーぢゃぁん!おがーぢゃぁぁああん!!」 「もう終わりかみょん。・・・つまんねーみょん。」 完全に勝負が着いたところで、ぱちゅりーから声がかかる。 「むきゅーん。ダメよ。みょんは今日は出番無しよ!今日はおちびちゃんお勉強だっていったでしょう?」 「む、みょーん。ついつい楽しくなっちゃったみょん。それじゃ、あとはおちびちゃんに任せるみょん。」 ・・・おちびちゃん? そのとき、ぱちぇとみょんの背後の闇がゆらりと揺れた。 最初、リーダーまりさ達は、闇はビルの影が作り出しているものだと思っていたが、 注意を向けてみると、その闇は、生き物のように拍動し、いまや明らかに前進し始めていた。 その証拠に、今ではもうぱちぇとみょんの後頭部は闇に覆われている。 「むきゅっ。それじゃ、おちびちゃん・・・」 闇の中心には、紅い光が2つ・・・ 「たくさんあるから、おいしいところ以外は残しちゃってもいいわよ!むっきゅ!」 「そーにゃのかぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」 闇は半径2mを超え、一気に前進を始めた。 「な、な、な、なんなのそれぇぇぇええええ!!!」 リーダーまりさ達は、その余りの常識を超えた光景に、身動きすることすら出来ない。 そして、闇の塊は、原油のようにどろりと揺らめきながら、リーダーまりさを除く、ゆ連隊の全員を飲み込んでいったのだった。 「な、なん、・・・」 「みょーん。感謝するみょん。リーダーさんには別メニューみょん。」 「や、や、べ、で・・・」 「もうすぐ永遠にゆっくりするんだから、ゆっくりしていけみょん。」 ・・・・・・。 「むきゅん。よくやったわ、おちびちゃん。すーりすーり。」 「そーにゃのかー、そーにゃのかー!」 闇が晴れ、地面には中枢餡と目玉だけを食い尽くされたゆっくりの残骸が散らばる中、 ぱちゅりーと、まだ幼い子るーみあがすーりすーりしていた。 みょんも異形と化した顔に優しげな笑みを浮かべている。 一部始終を見ていなければ、そこにいるゆっくり達が、 あたり一面に転がる、苦痛と恐怖の形相のまま息絶えた饅頭達を作り上げた存在であるなど、想像もできないであろう。 ぱちゅりーと子るーみあが愛情のこもったすーりすーりを続けていると、 ぱちゅりーのお帽子から、まだ生まれて数日経ったかどうかという、赤れみりゃも顔を出してきた。 「れみぃもたべりゅのかー?」 「うー!うー!」 子るーみあが、先ほど食らい尽くしたゲス達の中枢餡の欠片を、口移しであげている。 その姿は、種族も別、餡子の繋がりも無いが、確かに姉妹同士の絆を確かめ合うものであった。 「むきゅ、おねーちゃんを見習って、おちびちゃんも立派に育つのよ!」 「うー!」 「・・・みょーん。みょんも仲間外れにしないでほしいみょん。そろそろ次の場所に行くみょん。」 ゲスファミリーは、極めて特異な『家族』であった。 元々は、一匹のゲスまりさが、使い捨ての便利な手駒を手に入れる手段を考えたのが始まりであったのだ。 色々考えた結論は、『自分で都合のいいゆっくりを育てるのも手なのぜ!』であった。 ペットショップの裏に落ちていた、飾りに傷のある赤ぱちゅりー、 木の上の巣から落ちたのであろう、生まれたての赤ふらん、 人間に虐待を受け、瀕死の状態にあった赤みょん等々、ゲスまりさはなるべく生まれたての、純粋な赤ゆっくりを集めていった。 当然体は健康で、素質のありそうな赤ゆを選んで拾ってきたのではあったが、結果は大きな誤算を生むことになる。 誤算の1つ目は、ゲスまりさの子育て能力が、自身が思っていたより遥かに高かったこと。 誤算の2つ目は、ゲスまりさのゆっくりを見る目が、自身が思っていたより遥かに高かったこと。 その結果、捨て駒のつもりであった赤ゆっくり達は、使い捨てるにはもったいなすぎるほどの、 ゲスまりさと肉親以上の絆を持つ、有能な子供達となった。 やがて成長した子供達はゲスまりさに習い、見込みのありそうな赤ゆっくり達を拾って来ては我が子のように育てていく。 餡子の繋がりもない小さな家族は、やがて大きな家族となり、 いつしか町の秩序を担う勢力の一つとなったのであった。 若く未熟なゆ連隊のゆっくり達に欠けていた物の多くを、ゲスファミリーは持っていた。 捕食種・あるいはそれ以上の力、人間や賢いゆっくり達を敵に回さない知恵と配慮、 そして仲間や肉親との絆・・・・・・。 だからこそ、ゲスファミリーは生き残り、ゆ連隊は排斥されていったのであった。 そしてこの日、総勢47匹のゲスファミリーによって、みょん警から逃れていた8000匹以上のゆ連隊メンバーが文字通り根絶やしにされた。 ただし、200余匹のリーダーゆっくりについては、見せしめとして、 生きたまま顔面の皮を剥がされ、その生皮は町の広場の板塀に飾り立てられた。 苦しみぬいた呪詛の死臭をしみこませたお飾りとともに・・・。 虹浦町のゆっくり社会には平和が戻ったのである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全ての決着がついたあの日から、3日が経った。 子まりさは7匹の赤まりさとともに町をさまよい歩き、 道路脇の地面に掘られた、細長い溝の中を新たなおうちにしていた。 幅は少々狭いが、屋根もあるし、何より町のゆっくり達の視線から逃れることが出来るのが、都合良かったのだ。 子まりさはジャンプ一回でお外に出れるが、赤まりさ達は簡単にお外に出られないところもよい。 しんぐるまざーである以上、赤ゆっくり達は連れ歩くか、さもなくば安全なおうちの中に閉じ込めておくしかないのだから。 だが、子まりさの幸運は、そこそこ居心地のいいおうちを手に入れたところで完全に尽きていた。 「おきゃーしゃん。まりしゃ、むーちゃむーちゃしちゃいよー。」 「ゆぅー。きょうは、あまあまがみつからなかったんだよ。」 「おきゃあしゃぁぁん!!ゆっくちさせちぇぇぇえ!ゆっくち、ゆっくちぃ、ゆっくちちちゃいぃぃいいい!!」 「ゆぎぎぎぎ・・・わがままはゆっくりできないよ!」 「ゆぇぇ~ん。おきゃーしゃんがゆっくちさせちぇくれにゃいよぉぉ。」 コロコロと転げまわりながら駄々をこねる赤まりさ達。 その姿は、かつて父まりさに対して子まりさ自身が行っていたワガママの姿そのものであった。 そう、赤まりさ達は、母親である子まりさから、容姿から中身まで、しっかりと遺伝子餡を受け継いでいたのである。 しかし、かつての子まりさと違い、態度はどうあれこの赤まりさ達の言い分には正当性があった。 子まりさが刑を言い渡されてから今に至るまで、つまりは赤まりさ達は生まれてからずっと、 雑草を少々と、おうちである溝の内側に生える苔をわずかに食べた以外、ロクに、食べ物を口にしていないのであった。 それも当然だ。 町のゆっくり達は、ただでさえ慢性的な食糧不足に悩まされている。 なのに、子まりさのように大切に扱われ、これまで自分で食料を集めることすらしてこなかったゆっくりが、 7匹ものおちびちゃんを満足させられるだけの狩りなど、出来るわけが無いのであった。 それに・・・ 「ゆぅ~。だれもごはんさんくれないし・・・こまったよぉ。」 子まりさは、ここに至っても自分がどういう罰を受けているのか、イマイチ理解できていなかった。 ちなみに、『ゆっくりひとりでいきてね!』の刑だが、実はコレ、 手を貸した側に罰則があるわけではないので、こっそり子まりさを助けることは可能だったりする。 だが、自分達だけでも余裕が無いのに、ゲス確定の烙印が押されたゆっくりなど、肉親以外で助けるものはいなかった。 父まりささえケガで動けなければ、子まりさは誰の助けももはや得られないのである。 「まりしゃはゆっくちむーちゃむーちゃしちゃいよ!おきゃーしゃんは、もっとがんばっちぇにぇ!ぷっきゅー!!」 「ゆぅ。こまったよ。もうこけさんもないし・・・あしたはゆっくりしたごはんさん、みつかるかなぁ。」 だが、子まりさの心配は無用な物であった。 なぜなら、子まりさが狩りに行ったのは、この日が最後だったのだから・・・ 10月を迎えたこの日、町に久しぶりの雨が降った。 「ゆぴぃぃいいい!おみじゅしゃんがおっかけちぇくりゅよぉぉぉ!!」 「おちびちゃんたち!ゆっくりにげてね!ゆっくりいそいでね!!」 「ゆぁぁーん、ゆっくちできにゃいぃぃ!!」 子まりさ一家は、溝の中でも屋根のある場所に潜り込んで雨をしのごうとしていた。 だが、水の流れる音にハッとして溝の先に視線を向けると、 その先に、子まりさ達に向かって勢いよく流れてくる水流が目に映った。 ・・・それは当然である。 子まりさ達のおうち、道路脇の溝とは、雨水を流すための側溝であったのだから。 「ゆひい、ゆひぃぃぃいいい!!」 「おきゃーしゃん!いきどまりだよぉ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!」 追いつめられた先、水流は刻一刻と迫ってくる中、まりさ一家はお外に飛び出せる屋根の切れ目も見つけられないまま、 大きく深い穴に追いつめられてしまった。 後ろには水、前にも水の溜まっている深い穴。 絶体絶命であった。 「ゆぅ、ゆぅぅぅ。・・・ゆぅ!そうだよ!おちびちゃんたち、おぼうしにのるんだよ!!」 「ゆ!?ゆっくちりきゃいしちゃよ!!」×7 危機一髪、子まりさ達は全員が水流の魔の手から逃れることが出来た。 前方に広がっていた、深く広い穴に溜まっていた水の水面にお帽子を浮かべ、その上に乗ることに成功したのである。 「ゆっくりなんとかなったよぉ。ゆっくりしてね!おちびちゃん!」 「おきゃーしゃん、しゅごーい!とっちぇもゆっくちしちぇるにぇ!」 「ゆふーん。とうぜんだよ!まりさはとってもゆっくりしたおかーさんなんだよ!」 「おきゃーしゃん!」 「ゆ?なに?」 「どうやっちぇでりゅにょ?」 「ゆ・・・・・・」 子まりさ一家がたどり着いた、深く広い、水の溜まった穴、 それは、屋根の部分をグレーチング蓋で閉ざされた、側溝の集水枡であった・・・ 木の枝が蓋の上まで伸びているので、雨に打たれて死ぬことは無いが、慰めにはならない。 そこは、雨が止み、側溝の中をさかのぼらない限り外に出ることのできない、 子まりさ達をゆっくりと追いつめていく、町の牢獄・・・。 「・・・おきゃーしゃん・・・」 「おちびちゃん、どうしたの?」 「まりしゃ・・・、おきゃーしゃんとしゅ、しゅーり、しゅーり・・・しちゃいよぉ・・・」 「ゆぅ・・・じゃあ、こっちにちかづくからね・・・」 ちゃぷちゃぷ・・・ 「ゆぅ・・・しゅ・・・り、しゅ『ぽちゃん』・・・・・・」 「おち・・・おちびちゃん?おぢびぢゃぁぁぁああん!!」 母にすーりすーりしようとした長女赤まりさは、のーびのーびの体勢に入ったところでバランスを崩し、 その最期の望みを叶えることも出来ずに、水中へと沈んでいった。 「おきゃーしゃん・・・・・・、まりしゃ、おなかしゅいちゃよぉ。」 「ごべんでぇ・・・・おみずさんをのんでねぇ・・・」 「ゆぅぅ・・・ゆっくちごーきゅごーきゅしゅる『ぽちゃ』・・・」 「お・・・おぢびぢゃぁぁぁあああん!!!ゆっぐぢうかんでぎでぇぇええ!!」 空腹を少しでも紛らわすため、自分達の浮かんでいるお水を飲もうと体を動かしたところで、 バランスを崩して落下、4女赤まりさはお水をお腹一杯飲んで永遠にゆっくりした。 ・・・3日後。 雨はまだ止まない。 かつて7匹いた、子まりさの可愛いおちびちゃん達。 だが、今では胎生型にんっしんだったために他の5匹よりも体が大きく、 バランスがとりやすかった2匹の赤まりさだけしか生き残っていなかった。 子まりさ達の周囲には、もはや主を失った小さなお帽子が5つ、ぷーかぷーかと浮いている。 先ほど親切なれいむ一家が通りがかり、一生懸命助け出そうとしてくれたが、 ネジで留められている上、金属製の重い蓋は、ゆっくりにとって持ち上げられるものではなかった。 雨はこれからも当分止みそうな様子ではなく、子まりさ達はすでに、 食事も睡眠もとらず過ごしてきた3日で、身も心も限界に達していた。 ・・・希望は、尽きた。 子まりさは、最後の力を振り絞ってオール(として使っている木の棒)を集水枡の壁に打ちつける。 これまで3日、コンクリート製の壁に何とか脱出口を開けようと、何千回と続けてきた行為であった。 その結果、オールの先端はもはや古い歯ブラシの様にボロボロになり、 一方壁の方は、こびりついていた泥がはがれてきれいな灰色の姿を取り戻していた。 この壁に、穴が開くことはないであろう・・・。 数回オールを弱々しく壁に打ち付け終えると、まりさはふぅ・・・とため息をつく。 その時、子まりさの頭の中に、なつかしい光景が思い出された。 子まりさがまだ赤ゆっくりだった頃、怖い人間さんに追われて父まりさと2匹で逃げ出した日のこと。 「おちびちゃん。おちびちゃんには、これからたっくさんの事を教えてあげるのぜ。立派な、立派なゆっくりになるのぜ。」 「ゆーん?どんにゃことー?」 「ゆぅ?ゆぅー。そうだね。あの、道路さんの端っこに、細い溝さんがあるのぜ。」 「ゆわー。しゅっごいながいにぇー。」 「あれはね。雨さんが降ったら、川さんになっちゃうのぜ。だから、雨の日は、絶対はいっちゃだめなのぜ。」 「ゆーん!ゆっくちりきゃいしちゃよ!!」 子まりさは、ようやく気付いたのであった。 ・・・自分が、父まりさから、どれだけ大切なことを教えられていたのか。 ・・・そして、自分が父まりさの教えを、初めっから何一つとして聞いていなかったことに。 クマのできた目をぐったりとうつむいたままの赤まりさ達に向け、オールを2匹の体にあてがうと、 子まりさは、誰に聞かせるでもなく呟いた。 「おどーじゃん・・・わるいごでごめんにゃしゃい・・・。」 ぽちゃぽちゃん。 ・・・・・・・・・・ぼちゃん。 饅頭が3つ、水に落ちる音が響いた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「おちびちゃん・・・・・・」 雨の未だ止まない中、父まりさは、集水枡の上に立っていた。 子まりさの狂行によって傷ついた体はまだまだ回復しておらず、 父まりさの通った後の道路には、餡子の跡が生々しく残っている。 父まりさは、なんとか動けるようになってすぐ、子まりさを追って町中を彷徨い歩いた。 ゆっくりの情報網や記憶力などたかが知れている。 その捜索は難航した。 最後には、側溝などという危険な場所に住んでいるバカなゆっくりがいる、と言う噂に一縷の望みをかけ、 なんとか正解へとたどり着いたのであった。 ・・・だが、全ては手遅れであった。 父まりさは、雨の強くなる一方の中で、集水枡の上に立ち、雨を多少は防いでくれる大事なお帽子を脱ぎ棄てた。 「おちびちゃん・・・れいむ・・おかーさん・・・」 まりさの肌に少しずつ雨水がしみ込み、皮が破れ、餡子が流れていく。 だが、不思議と痛みは感じていなかった。 ただヂクヂクと、まりさの餡子の大切な部分に、言い表せない息苦しさだけがあった。 「ごめんね・・・まりさ、もうつかれたよ・・・・・・」 翌日。 久しぶりに、太陽の光にキラキラと輝く道路には、 主のいない、まりさの黒いお帽子が1つ、ぽつんと残されていた。 挿絵 by嘆きあき 挿絵 by儚いあき 挿絵 byくらっかーあき 挿絵 byくらっかーあき 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. 本作品(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) おまけ:ゲスファミリーの麻薬調達ルート ゲスファミリーとてゆっくりだ。 そう簡単に小麦粉やら、砂糖やらを調達できるはずもなく、 その調達ルートの確保には大変な労力がつぎ込まれている。 人間さんから手に入れるしかないそれらの品々だが、当然人間さんのおうちから直接盗むと言うわけにもいかない。 盗みは、ゆっくりだけでなく、人間さんの間でも犯罪なのだ。 うっかり見つかろうものなら、自分達どころか町野良全体にとっての悲劇にもなりかねないのである。 では、ゲスファミリーではどのようにして、それらの品々を手に入れているのだろうか。 ゲスファミリーは、一人暮らしのお年寄りをターゲットとする。 お年寄りと言ってもなお当りはずれがあるので、初めて接触する相手は、数日前から監視して入念に下調べを行う。 キーワードは『寂しそうなお年寄り』である。 ターゲットが基準を満たしている事を確認したら、次は接触だ。 突撃部隊の班編成は、 ふらん・れみりゃをはじめとする飛行型ゆっくり2匹以上+俊足を誇る突撃ユニット1匹+おもちゃのホイッスルを持つ観測ゆっくり1匹。 観測ゆっくりは、ファミリーのトップであるゴッドまりさがつくのが基本パターンだ。 突撃ユニットは、お年寄りが縁側あたりでぼーっとしている時間帯を見計らって、おうちの外から呼びかける。 「わかるよー!おじーさん、ゆっくりおはなしがあるんだよー!」 このとき、ターゲットに虐待臭がしたら、観測ゆっくりのホイッスルの合図で、飛行ゆっくりがターゲットの顔の周囲を飛び回る。 捕まらない距離で飛び回ることで目隠しをし、その間に突撃ユニットは逃げるわけだ。 「うーむ。なんじゃな?わしなんぞに用かの?」 食いついてきたら成功。 「ちぇんは、けがしたゆっくりをたすけてあげたいんだよー。」 「ほうほう。それは感心じゃのぉ。」 「でも、おくすりさんがたりないんだよー。たすけてほしいよー。」 「んむ?薬なぁ。うーむ。人間の薬って、ゆっくりに効いたかの?」 「ちがうよー。ほしいのは、こむぎこさんだよー。」 「こむ・・・小麦粉か。そんなもんでいいのかね?」 「ちぇんたちのおはだは、こむぎこさんなんだよー。けがしたら、こむぎこさんでなおるんだよー。」 「ふぅーむ。なるほど、いいぞ。あげよう。」 「わかるよー!おじーさんは、とってもゆっくりしてるねー!」 とまあ、上手くねだれば小麦粉あたりなら、拳一握り分程度はもらえたりするのである。 だが、一度食いついた流通ルートは、簡単に手放してはならない。 ここからが本番である。 ターゲットの家に、後日そこらに生えてるタンポポなどと、ひらがなで『ありがとう』と書いた手紙でも置いていくのだ。 何せ、文字は無料だし、道に咲いてる花なども食べ物にはなるとはいえ、基本無料である。 仕込みとして使う分には、まったく惜しくない。 そうして、後日また会いに行くと、ターゲットは自分から物資を供給してくれるだけでなく、 場合によっては家に上げてもらうこともできるのだ。 そこまでいけば、あとは欲張らない程度にねだれば、一定量の小麦粉を定期的に供給してもらえる寸法となる。 場合によってはあまあまやご飯をもらうこともできる、非常にうまみのある商売だ。 とはいえ、手間がかかっている上、危険と隣り合わせであることは確かなので、麻薬取引のレートは上がる。 今回のゆ連隊の手法(窃盗)で、確かに一時的に大量の小麦粉を手に入れることも出来たが、 この場合、取引レートが下がる上、人間との付き合いも微妙なものとなる危険は高く、 ゲスファミリーとしては、大変迷惑な話だったのだ。 ゲスマフィアなどは、ゆっくりの間では恐れられているが、 実は人間のお年寄り達の間では、すこぶる評判がよい。 寂しい独り暮らしの中で、話し相手になってくれる、というだけで、彼らの方は大満足だったりする。 ゲスとして生き、ゲスとして活動するには、このように頭と手間暇がかかることも、止むをえないのである。 ゲスをやるのも楽ではないのだ。 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る この作品は、まさに、ノワール。この作品はゆっくりノワールだ。 -- 2016-11-09 22 30 49 素晴らしすぎます。みょんとぱちゅりーカッチェー! -- 2016-08-12 23 23 02 本作をよんでいる時は、広江礼威先生の作品を読んでいる気分でした。 -- 2016-08-12 23 02 54 三番目のくらっかーあきさんの挿絵を見た瞬間にMELLさんの「Red Fraction」が脳内再生された。 -- 2016-07-19 19 55 21 訂正、本作を読んでるいる時は、広江礼威作品を読んでいる気分でした。 -- 2016-07-19 18 48 44 本作読んでる時はまるで広江礼威作品を読んでるいる気分でした。 -- 2016-07-19 15 13 32 凄く面白かったです。本作のみょんとぱちゅりーは広江礼威先生の作品、特に、「BLACK LAGOON」に出てきそうなキャラクターですね。最後に、みょんとぱちゅりー凄くかっこいいです。 -- 2016-07-19 15 09 12 挿絵のクオリティがw -- 2015-11-23 01 47 40 だめなゆっくりが虐待されるのはいいけど、そうじゃなければ切ないよなあ。 子ゆっくりも最後の最後に気付けた分だけ救いがないし。 -- 2015-08-03 22 27 12 挿し絵見て思った。 にんげんさんでも勝てる気がしない -- 2013-12-11 02 33 42 挿絵の差がw -- 2013-08-24 22 33 51 親まりさは個人的に生きてて欲しかったなあ…… ちょっと悲しくなったわ…… -- 2013-05-07 02 15 41 バッ バカなJOJO第一部より面白い (JOJO見ながらチラッとみていたがいつの間にかSSしか見ていなかった) -- 2013-04-03 14 30 22 並みのVシネマより面白いかったwwwwwwwww -- 2013-03-26 18 08 06 ゲスファミリーのお父さんマヌケすぎだろwwwww -- 2013-01-27 17 43 18 なんだろう…これ虐待じゃなくて哀しいシリーズだな…… そういえば『ゴッド・お父さん』の成り上がりを他作者が書いてたな -- 2012-11-28 01 36 22 仁義なき戦いみたいです。ゲスファミリー優秀。 -- 2012-09-09 19 03 14 みょんの中ってどうなっているんだ? 4枚目のぱちゅりーがバカっぽいwww -- 2012-03-28 22 03 29 みょんカッケーーーーー 設定もおもしろい -- 2011-12-22 15 59 12 みょん怖ぇwww -- 2011-10-19 19 59 04
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4182.html
『あるみょんの話』 1KB 小ネタ 不運 現代 超小ネタです 教授あきの作品です 短い上にヤマなしオチなしです 一人の少年がゆっくりを一匹抱えて母親の前に立っている。 「ねぇ、いいでしょ? こいつすっごい良い奴なんだよ?」 「でもねぇ……」 「母さんだってゆっくり飼っていいって言ったじゃん。ねぇ、いいでしょ?」 「そりゃ言ったけど……」 母親は腕を組んで少年が抱えたゆっくりを見下ろす。 「ちーんぽ?」 そのゆっくりはみょんだった。 しかも所謂淫語しか喋らない種類の。 「この子はやめましょう」 「えー! なんでだよ! 俺、こいつに剣道教えるって約束したんだよ?」 少年がみょんをぶらぶらさせて文句を垂れる。 「ちーんぽ! ぶーらぶーら!」 抱えられているみょんはブランコに乗っているようなもので、実に楽しそうだ。 「でも駄目よ。だって……その……とにかく駄目よ」 「まらぁ? ちーんぽ、ヴァギナ、あなるせっくす!」 母親に拒絶されたからか、みょんが言い訳をする。 が、母親はみょんの言葉に嫌悪感を露わにして、 「……! いいからこのゆっくりは駄目!」 「だからなんでだよー! ゆっくりなんてどれもいっしょじゃん!」 「ちんぽ、まんこくりとりすっ!」 「ああもう! だから駄目だって言ってるの! アンタが捨ててこないならお母さんが捨ててきます!」 母親が少年からみょんを乱暴に奪い取る。 みょんは嫌々して母親の手から逃れようとして、 「しょけい、なぷきん、げっけい! まんこ……くされまんこ!」 グチャァ! その日、一匹のみょんが死んだ。
https://w.atwiki.jp/wing-guild/pages/101.html
NAME:みょる 所属ギルド:Fluorite Wing 君主暦は約半年くらい(2008.9現在) へっぽこ弓使い。 フローライト内での、お父さんのような、お兄さんの様な存在w ほぼ無言が多いが、言う時は言う鋭い指摘と ドラえもんのポッケを持っている材料の豊富さはフローライト1☆ 世話上手が講じて、サブマスを勤める。 酒を飲ますとハイテンション、wing酒豪の1人 単なる酒乱です(酒に弱いのです) 関連項目 Fluorite Wing 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/asamikuchisaki/pages/108.html
9文字 た-わ だーうぃんあわーど だーうぃんあんてい だーうぃんふぃんち だーくあべんじゃー だーくえーじぇんと だーくまーきゅりー だーてぃはりーつー たーなーふぃーるど たーにんぐぽいんと だーびーいんぱくと だーびーかうんてぃ だーびーぐらんぷり だーびーじょっきー だーびーすてーくす たーぼちゃーじゃー たーぼぶんしぽんぷ だーりんぐはーばー だーりんとまどんな たーれっととらっく たーんおーばーすう たーんおーばーせい たーんてーぶりすと だいあもんどりりー だいあんくるーがー たいがーすけんてい たいがーどらいばー たいかれーいえろー たいがんのかのじょ だいきぎょうびょう だいきょうりょうり たいきょきょうせい だいきんこうぎょう たいしばしいまいち たいしゅううんどう だいじょうぎしょう だいしょうじじょう たいしょくしょとく だいじんいいんかい だいしんいっとうし だいしんいんちょう だいせんきょくせい だいぜんじおおはし たいせんしゃんはい だいとうさいいきき だいとうじどうしゃ たいどらいんぶるー たいとるすとーりー だいなまいととみー だいにっぽんかいが だいはつはいぜっと たいふういいんかい たいへいようしょう だいまいおりおんず たいようぎょぎょう たいりくせいりょく だいろんどんぎかい たいわんじんかしゅ だうとふるさうんど だうんいんざばれー たうんじょうほうし たかくしょうじょう たかしましんやしき たかじんのーまねー たかてんじんじょう たからづかじんじゃ たくみくんしりーず だぐらすまくぐらす たけいちいちほーす たけおおんせんえき たこさんうぃんなー たじゅうしゅうごう だすてぃんろーです たすとんえあぽーと だっじあべんじゃー だっじちゃーじゃー だっしゃーごーごー だっちさんどいっち たっぷにんじゃつー たどくさんげんそく たなかいくえいかい たにのでぃきでぃき だびどおどんこーる だぶりゅーいーえー だぶりゅーいーえふ だぶりゅーいーぴー だぶりゅーいーゆー だぶりゅーえーえす だぶりゅーえーぶい だぶりゅーえぬえー だぶりゅーえふえす だぶりゅーえふえむ だぶりゅーえふしー だぶりゅーえふびー だぶりゅーえふぴー だぶりゅーえむえー だぶりゅーえむえむ だぶりゅーしーえふ だぶりゅーしーおー だぶりゅーしーしー だぶりゅーしーぴー だぶりゅーしーぶい だぶりゅーびーえー だぶりゅーぴーえー だぶりゅーびーおー だぶりゅーびーしー だぶりゅーぴーしー だぶりゅーぶいえふ だぶりゅーゆーあい たましまかしわじま たまつしまじんじゃ たまのおやじんじゃ だみーしーぴーゆー だめーじでぃーらー だめにんげんにっき だめんずうぉーかー だめんずうおーかー だるふーるふんそう だれんふれっちゃー たろーあんどじろー たわりんぐどりーむ たんいせいこうこう だんえってぃんがー たんかしんぶんしゃ だんがんじゃっきー たんくくりーにんぐ たんぐすてんりんぐ たんけんどりらんど たんごかんざきえき だんさーずいめーじ たんさんいんりょう たんさんかんでんち たんじゅんめいかい たんじゅんろうどう たんじょうびしょく だんじょびょうどう だんじょんきーぱー だんじょんせいばー だんじょんめーかー だんしんぐさーぱす だんしんぐしゅーず だんしんぐじょーじ だんしんぐひーろー だんしんぐぶれーぶ だんしんぐべいびー だんすいんざむーど だんすすまーとりー たんそうこうりゅう だんてありぎえーり だんでぃーえふしー だんでぃーさうんど たんでむじてんしゃ だんぴんぐじゅちゅ たんぶらーべんとう だんみつのみみみつ たんよんかんでんち ちいきえすえぬえす ちいきしんぶんしゃ ちーずばーがーほう ちーずふぉんでゅー ちーむいーめんばー ちーむえーめんばー ちーむえすめんばー ちーむえぬめんばー ちーむえむめんばー ちーむおぶぶるーす ちーむけーつーおし ちーむけーめんばー ちーむてぃーてぃー ちーむびーめんばー ちーむぷれいぼーい ちうらじーるじょう ちぇーんすもーかー ちぇっくあごーごー ちぇりーこかこーら ちぇりーひーりんぐ ちぇりーぶらんでー ちきゅうかんきょう ちきょうぎょうほう ちきんさるささんど ちくぜんうえきえき ちせいたんいつせつ ちっぱーじょーんず ちっぷわんすとっぷ ちていじんでんせつ ちばかがくだいがく ちばすゆーえすえー ちばれいんぼーばす ちばろらんせんたー ちぼーけのひとびと ちゃーたーすくーる ちゃーりーこーせい ちゃーりーこーせー ちゃーりーぱーかー ちゃーりーみんがす ちゃーるずすとろす ちゃーるずたうんず ちゃーるずぱーしー ちゃーるずはぎんず ちゃーるずひゅーず ちゃーるずまいやー ちゃーるずみんがす ちゃっとるーれっと ちゃやしろうじろう ちゃりんこひーろー ちゃれんじゃーごう ちゃんねるびーびー ちゃんねるわんだー ちゃんぴおんすたー ちゃんぴおんりんぐ ちゃんぴおんろーど ちゅうおうおおはし ちゅうおうきぎょう ちゅうおうぎんこう ちゅうおうしじょう ちゅうおうせんこう ちゅうかまんじゅう ちゅうかんかんけい ちゅうかんてんとう ちゅうこうしんしょ ちゅうごくぎんこう ちゅうごくこうこう ちゅうごくごこうざ ちゅうさいさいてい ちゅうじょううしお ちゅうじょうりゅう ちゅうしんぎんこう ちゅうせいせんざい ちゅうせいせんせい ちゅうとうせんそう ちゅうとはんぱはげ ちゅうぶてんりゅう ちゅーれんぽうとう ちゅうれんぽうとう ちゅーれんぽーとー ちょううらんげんそ ちょううんしりゅう ちょうおんほうほう ちょうかいりょうが ちょうさいいんかい ちょうさいようごう ちょうさやようさや ちょうしぎょきょう ちょうしゅんきょう ちょうしょうぎょう ちょうしょうじゅう ちょうしょたんしょ ちょうじんきょうど ちょうせんきぎょう ちょうせんぎんこう ちょうせんこうこう ちょうせんじんぐう ちょうせんせいほう ちょうせんせんそう ちょうせんはんとう ちょうせんりょうり ちょうせんろんぽう ちょうそんこうごう ちょうはんころころ ちょうようほうおう ちょうわしんどうし ちょーくすりーぱー ちょくじょうしんき ちょくせつせんきょ ちょこっといいこと ちょっぴりはっぴー ちょもらんまとまと ちょんぐぁんりょる ちょんにゃんにえき ちょんぶくひょんで ちょんぶりえふしー ちりめんもんすたー ちるどれんれこーど ちんぎんききんせつ ちんたせねーぜぶた つあーおぶたーきー つあーおぺれーたー つあーこんだくたー つぁおゆぁんちんご ついんずすとーりー ついんたーちぇんじ ついんちゃーじゃー つうきんかいきゅう つうきんきゅうこう つうじゅんさんそう つうじょういりょう つうじょうこうこく つうじょうせんきょ つうじょうそしょう つうしょうれんごう つーだんふるべーす つーでーぱすぽーと つうはんしーでぃー つうめいきょうよう つーりすとさーびす つーるでふらんどる つーるどじょーじあ つーるどしんしゅう つーるどふらんどる つきじしじょうえき つくばさんじんじゃ つぼうちしょうよう つまだけいーでぃー つりーくらいみんぐ つるまるみまたおー てぃあーどすかーと でぃありーすたーず てぃーあいびーしー てぃーいーしーしー てぃーえーえぬけー でぃーえーおーしー てぃーえーしーぶい でぃーえすさんだー でぃーえむしーえー てぃーえむらいなー でぃーえるえぬえー てぃーおーいーおー でぃーおーしーじー てぃーがーいちがた てぃーざーこうこく てぃーじーえーしー てぃーしーぶらんど でぃーしーぶらんど でぃーしーもーたー でぃーじぇーぶろー でぃーせんとわーく てぃーちゃーとーく てぃーぴーぴーえー てぃーびーぴーぷる でぃーぷいんぱくと でぃーぷぐろーりー でぃーらーなんばー てぃーんあいどるず てぃーんえいじゃー てぃーんえーじゃー てぃーんずぶるーす てぃーんたいたんず でぃえんびえんふー ていきょうこうこう ていきょうたんだい ていくみーはいやー でいじーくるーざー でぃじーみずりじー ていじせいこうこう でぃじたるふぃるた ていじんふぁいばー でぃすいずうんめい でぃすがいあすりー でぃずにーつむつむ てぃたーんしんぞく でぃっくばんだいく ていとしんぶんしゃ でいのしょうしょう でぃばいんうぉーず でぃばいんしるばー でいびぃじょーんず でいびーじょーんず ていもしいりありい ていらーろーとなー でいりーらんきんぐ ているずうぃーばー てーおーおがさわら でーたむぽりすたー でーとあんどないと てーぶるふぉーつー でーもんさくりーど てがきもじにんしき てきーらさんらいず てくにっくさっかー でざいんばーこーど でじたるもんすたー でじもんすとーりー でじれらんかとーれ ですすまいるずつー てつかじょうしょう てっきょようきゅう てとりすもんすたー でにーすりちゃーず でにすちぇんばーす でにすちゃんばーす てにすにほんりーぐ でふすたーれこーず でまーかすかずんず でまんどれすぽんす でゅーくおぶよーく でゅーくぐらんぷり てらおかおーとどあ でりばりーさーびす てれびしんひろしま てれんすうぃんたー でんあんどごーるど てんあんもんひろば でんえいしょうじょ でんえんのゆううつ てんかいっかのかい てんがちゃやひがし でんききゅうとうき でんきこうじぎょう でんきこうじしほう でんきじぎょうしゃ でんきじぎょうほう でんきびるまええき でんきぶんかいすい でんげきしょうじょ てんけんしょうほう でんこうせっかごう てんこまんどめんつ てんさいかんぱにー てんざんさんみゃく でんじかんじゅせい でんしついせいせい てんしのほうしゅう でんしぶんこぱぶり でんじゃらすしーど てんしょうつうほう でんじんざぼーがー てんしんじょうやく でんしんしょんまお てんじんみなみえき てんしんらいおんず てんそすわじんじゃ てんちじんだーびー てんちょうちきゅう でんどうすくーたー でんとうとげんだい てんねんきねんぶつ てんねんこけっこー てんねんしぜんのり てんねんせきびーず てんのうじこうこう てんのうにしじょう でんばーぶろんこす でんぱじっけんしゃ でんぱしんぶんしゃ でんぱりようりょう てんぴょうかんぽう てんふーどさーびす てんぽうざんちょう てんぽすばすたーず でんまーくおうこく でんまーくくろーね でんまーくこくおう でんまーくせんそう てんりさんりんこう でんりょくせんたー どあまいがーでぃー どいいしんいちろう どいつぐんいあんふ どいつじんせんしゅ といほびーはんばい どういさつじんざい とういんしゅうかい とぅーるーんちょう とぅーんでぃずにー とぅーんもんすたー どうかんのたたかい とうきゅうでんてつ とうきょういりょう とうきょういんたー とうきょううぉーる とうきょうえきまえ とうきょうかいよう とうきょうきかんく とうきょうきたうお とうきょうきゅうく とうきょうきょうく とうきょうきんこう とうきょうぎんこう とうきょうきんゆう とうきょうくうこう とうきょうこうこう とうきょうこうつう とうきょうさぎょう とうきょうじぎょう とうきょうしきょく とうきょうしじょう とうきょうしちょう とうきょうじむしょ とうきょうしょうじ とうきょうしょせき とうきょうしょぼう とうきょうしんくう とうきょうせんそう とうきょうせんたー とうきょうだーびー とうきょうぶぎうぎ とうきょうぼうえき とうきょうほうそう とうきょうむーびー とうきょうようがし とうきょうわんしー とうくじょうちょう どうごこうえんえき とうししょようがく とうじょうじんぶつ どうじょうようぞう とうしんこうぎょう とうじんだんだんえ とうしんれんたかー とうせんしょうしょ とうそうさんぎょう どうちょうばいよう どうでしょうはんし とうでんこうぎょう とうでんぴーあーる どうぶつせいせんい とうほうげんむそう とうほうこうろうむ とうほうごがっこう とうほうしんきろう とうほうひびやびる とうほうようようむ とうほくぐんかんく とうほくぼくじょう とうようおんきょう とうようげきじょう とうようこうぎょう とうようじつぎょう とうようじょうぞう とうようちょうえき とぅるーこーりんぐ とぅるーすりーぱー とうるーぷじゃんぷ とぅるーまんしょー どうろうんそうほう どうろこうつうほう とーくんぱっしんぐ とーせんあーちゃー とーせんしゃなおー とーせんじょうおー とーせんじょーかー とーせんすたーだむ とーせんてんしょう とーせんほまれぼし どーそんずくりーく とーにんぐしゅーず とーほうあまぽーら とーほうえんぺらー とーほーべーかりー とーますすけーるず とーますばーばりー とーますろーれんす とーよーりふぁーる とーよーれいんぼー どーるずぱーてぃー とくしましやくしょ どくしょしょうゆう どくたーふぁーがー どくたーりんたろう とくていじゃくしゃ とくべついいんかい どくりつりーぐじー とごしこうえんえき とさかあなうんさー どじょうしゅしょう どじょうしんしょく としょかんじぎょう とすふゅーちゃーず とちちょうさちょう とつぜんだんぼーる とつぜんへんいせつ どっぷらーれーだー どてちんれんじゃー とにーにょせれーぞ とみーずかんぱにー とみーふぇぶらりー どもほるんりんくる とやましんぶんしゃ とよすしんしじょう とよたすぷりんたー とよたたうんえーす とよたれんたりーす どらいくりーにんぐ どらいぶあごーごー どらきゅらはんたー どらごんすりーぱー どらごんばーにんぐ どらごんぶーすたー どらごんぼんばーず どらっかーがっかい とらんじすたらじお とらんすじぇんだー とらんすでゅーさー とらんすふぉーまー どりーむうぃーばー どりーむうぇーばー どりーむじゃーにー どりーむせーりんぐ どりーむらいぶらり とりんてぃーみんは どるふぃんういんぐ とれいるぶれーざー とれーだーじょーず とれーにんぐぱんつ とれーにんぐるーむ とれじゃーはんたー とればーじょーんず とればーばーびっく とろーるぎょぎょう とろふぃーでぃーる どわんごこんてんつ どんかすたーかっぷ どんきーこんぐつー とんでんよんじょう とんねるふりーざー とんふぉんばっぱい どんむあんくうこう なーすふぁんたじー ないかくいいんかい ないかくだいがくし ないてもいいですか ないてもいいんだよ ないといんざらっつ ないとすとーりーず ないとすとらいかー ないようしょうめい ないんすとーりーず ないんてぃみにっつ なかおうじじんじゃ なかがいちゆういち ながさきけんぎかい ながさきさぽーたー ながしのしょうじょ ながしののたたかい なかしょうぼうしょ ながのけんいしかい なかのしまばーがー ながれかわがーるず なごやおーしゃんず なすかーれーしんぐ なつりめんばーゆー なぽりたんもんだい なまりふりーはんだ ならけんこうらんど ならけんぜんけんく ならさきさんぎょう ならどりーむらんど なりたせんちゅりー なるほどざわーるど なんかいにせんけい なんかんよんじょう なんぎょうくぎょう なんきょくいんせき なんきんあんぜんく なんきんぎゃくさつ なんきんしんしょう なんきんそうとうふ なんきんたますだれ なんきんのきりすと なんきんのしんじつ なんしーまいやーず なんしつじせいたい なんしゅうじんじゃ なんじょうぶんゆう なんばーずはんたー なんばでっどえんど なんぽしょうみょう なんようこうぎょう にいがたさぽーたー にーぶんですりーが にーるまっけんじー にかいどうせんせい にこらすすぱーくす にしいんどがいしゃ にしいんどしょとう にしおれんとおーる にししんじゅくえき にしななせんみなみ にしのみやじんじゃ にしやまほんもんじ にじゅきゅせんせい にじょうじょうえき にじょうじょうこう にじょうじょうまえ にしよんじょうきた にしよんばんちょう にせめっせんじゃー にせんねんもんだい にだいせいとうせい にちぎんけんるーる にっかーぼっかーず にっかんなんせんす にっしゅううんどう にっちゅうゆうこう にっぽんこかこーら にっぽんふるはーふ にっぽんれんたかー にほんあじあとうし にほんいかだいがく にほんいくえいかい にほんいしれんめい にほんいしんのかい にほんうぉーたーず にほんがいしほーる にほんきょうりょう にほんぎんこうほう にほんぐんいあんふ にほんげーむかーど にほんげかがっかい にほんけんぽうかい にほんこうみんとう にほんこくけんぽう にほんさんがくかい にほんしかいしかい にほんしじんくらぶ にほんじゃんぼりー にほんじんいあんふ にほんじんおーなー にほんたいいくかい にほんたいいくだい にほんちんぼつちず にほんてれびびでお にほんでわでわとう にほんてんねんがす にほんのうみんとう にほんのふるほんや にほんばんこくはく にほんぴろなーりー にほんぴろはーれー にほんぴろほーりー にほんぴろれがーろ にほんぶんかがくぶ にほんへびせんたー にほんゆうしゅうき にほんろうどうとう にほんわいいーじー にゅーいんぐらんど にゅーしーすとりー にゅーしてぃぼーい にゅーじゃぱんはい にゅうじょうきんし にゅうじょうりょう にゅーすきゃすたー にゅーすつーすりー にゅーすばすたーず にゅーすろーたりー にゅうどうしんのう にゅーとんのりんご にゅーとんめーとる にゅーはんぷしゃー にゅーぽーとびーち にゅーほらいずんず にゅーみゅーじっく にゅーよーくぐりる にゅーよーくげんゆ にゅーよーくごんぐ にゅーよーくしゅう にゅーよーくしょー にゅーよーくぱんく にゅーよーくべびー にゅーよーくめっつ にゅーりばーばれー にゅるぶるくりんく にょだんびょうどう にんげんせいくいず にんげんせつだんき にんげんっていいな にんげんとはなんだ にんげんのばくはつ にんげんのやくそく にんしきしんりがく にんじゃすれいやー にんじゃますたーず にんしんかれんだー にんしんけんさやく にんしんさんかげつ にんたまらんたろう にんちしほんしゅぎ にんてんどううぃー にんてんどうげーむ にんてんどうそふと にんてんどうぱわー にんてんどーびでお にんてんどーらんど にんみょうてんのう ぬーりーまーりきー ぬえばえすぱーにゃ ねいさんすぺんさー ねいてぃぶだんさー ねいてぃぶふぇいす ねいびーふぃーるど ねーしょんすてーと ねーびーふぃーるど ねーべるほるんはい ねーむろんだりんぐ ねおじおしーでぃー ねおじおんせんそう ねくせんひーろーず ねっつとよたどうと ねってきていきあつ ねっとえーじぇんと ねばーらんどあーつ ねんかんぱすぽーと ねんかんゆうしょう ねんきんいちげんか ねんきんきろくもれ ねんきんりれきしょ ねんじゅうむきゅう ねんしょうろうどう ねんぽうしんきょう ねんゆさーちゃーじ ねんりょうようゆう のいじーもんきーず のうきょうきねんび のうぎょうこうこう のうぎょうしんこう のうしょうむしょう のうひそうこうんゆ のーきーえどわーず のーざんぎょうでー のーざんこんだくと のーざんてりとりー のーざんどらいばー のーさんばーらんど のーざんばーらんど のーざんはぴねっつ のーざんぷりんせす のーざんれいんぼー のーすういすととう のーずうぉーたーず のーすえあーぽーと のーすばんくーばー のーずふぇんしんぐ のーすぽーともーる のーすよーくしゃー のーとんふぁいたー のーまんぼーろーぐ のーむちょむすきー のーもあひーろーず のきさきぱーきんぐ のじぎくすてーくす のだめかんたーびれ のぶあんどふっきー のんすとっぷろーど のんすとれすてすと ぱーきんぐぶれーき ぱーきんぐめーたー ぱーきんそんびょう ぱーくあんどらいど ばーくこんとろーる ばーくりーおんがく ぱーくりーじぇんと ばーくれーおんがく ばーこーどわーるど ばーさーかーそうる ぱーしーじょーんず ぱーしーすぺんさー ばーじんすーさいず ばーじんれーしんぐ ばーぜるいいんかい ぱーそなるすぺーす ばーちゃれーしんぐ はーつぷらんにんぐ ぱーてぃーぴーぷる ぱーてぃーぴーぽー はーでぃーぼーいず ぱーてぃもんすたー ばーてっくすりんく はーどあんびえんと はーとうぉーみんぐ はーとおぶごーるど はーとおぶさんでー はーどこーとかこう はーどとれーにんぐ はーとびーとしてぃ はーとびーとそんぐ はーとまんぐんそう ばーとらんかすたー はーどらんでぃんぐ はーとらんどびーる はーとらんどひりゅ はーとらんどりーぐ ぱーとろうどうほう はーどろっくなっと ばーとんあいらんど ばーなーどくりっく ばーなーどひゅーず ばーなーどふぉーど ばーなーどぶりとー ばーにーふゅーくす ばーにんぐいんへる ばーにんぐすぴあー ばーにんぐふぉーす ばーにんくりすます ばーのんだーずりー ばーびーにんぎょう ばーびかんせんたー ぱーふぇくとだーく ぱーふぇくとぶるー はーべすとすとーむ ばーぼんういすきー ばーぼんすとりーと ぱーますとんのーす ぱーまねんとこーす はーもにーどーるず ばーもんとどりんく ばーれーんおうこく ばーれーんようさい はいあーるぐるーぷ ばいあうとふぁんど はいあんぐれいしー はいかいおおやかず はいくいってんいち ばいくとさいどかー はいしょううんどう ばいしんいんちょう はいどあんどしーく はいとだいやもんど ばいとでうぃざーど はいどらいどすりー はいふぁいしんしょ はいぶりっどふーど はいふれんどとらい ばいまいめろでぃー はいらいんれこーず ぱいろんすらろーむ はいんりひひむらー はいんりひよんせい ばうしんがーこうか はうすくりーにんぐ はかたぽーとたわー はぎしんようきんこ ばくしーしやました はくしょくじんしゅ ばざーるでござーる ぱじゃまでおじゃま ばすたーぶれいだー ぱたーんらんげーじ はたけやまけんすけ はたけやましげただ はたけやまじんじゃ ばちーんんんらいぶ はちおうじじんじゃ はちじょうしちょう ばっくいんぶらっく ばっぐくろーじゃー ばっくすぺーすきー ばっくとらっきんぐ はつげんようりょう ぱっしょんふるーつ ばっどるーてなんと はっぴーまんでーず はてなえすえぬえす ぱとりっくへんりー ばとるどっじぼーる ばとるべーすぼーる ばびろんえーでぃー ぱぷあにゅーぎにあ はふぃんとんぽすと ばぶるしんふぉにー ばぶるふぁんたじー はやしだしんじろう はやしでぃーじぇー はやしやしょうぞう はやぶさぶらざーず ばらえてぃてらんと ぱらぐらいでぃんぐ ぱらっつぉべっきお ぱりーぐてぃーびー はりーふーでぃーに はりーまっけんじー ばりーわーずわーす はりけーんみきさー ばるーんかてーてる はるかぜすにーかー ぱるてのんまーぶる はれーしょんさまー ばれんしあおれんじ ばろーぞいいんかい ぱわーうぉーりゃー はわーどじょーんず ぱわーもーるおおた はわいあんいめーじ ばんがーどたいかい はんかくかんじょう はんがりーおんがく はんがりーししゅう はんがりーみんぞく はんがりーりょうり はんがりーりょこう はんかんかんじょう はんかんきょうふう はんきゅうこうくう はんきゅうしんじゃ はんきゅうでんてつ はんきょうだんたい ばんくこんふりくと はんぐりーすぽーつ はんぐりーたいがー はんげしゃしんとう はんけんこうりゅう はんごうせいせんい はんこっかかつどう はんこっかだんたい ばんこっくぎんこう ばんざいさんしょう ぱんじゃーぶしゅう はんじゅくひーろー ばんしょしらべしょ はんしんさんのみや はんしんたいがーす はんしんにせんけい はんしんゆうしょう はんずぼんせんそう はんせんぐんじがく ぱんちどらんくらぶ はんちゅうぼうどう ばんちょうれんごう はんちんとんびょう ぱんつぁーぐるっぺ ばんでぃっついわき はんてぃんぐたわー はんてぃんぐないふ ばんてーじぽいんと ばんてーじますたー はんでんしゅうじゅ ばんどうじどうしゃ はんどへるどげーむ はんどめいどそざい はんどめいどにんき はんどめいどるあー ぱんどらてぃーびー はんどれっどそーど ばんどわごんこうか ぱんなこったふーご はんにんいんぴざい ばんのうぼうちょう ばんびーのののろい ばんぴろすれすぼす ばんぶーゆべんとす ばんふぉーれこうふ ぱんぷきんしざーす ぱんぷきんしざーず はんふりーぼがーと はんふりーぼがーど はんぶんしょうじょ はんぶんとうきょう はんほげいだんたい はんまーくらびーあ はんもとどっとこむ ぴあっつぁぐらんで ぴーいーてぃーえー びーいんぐぐるーぷ ぴーえすいーまーく びーえすおーでぃー ぴーえすかんぱにー ぴーえすしーまーく ぴーえぬいーてぃー ぴーえむでぃーえー ぴーえるふぃるたー ぴーしーあーるほう びーすてぃぼーいず ぴーすとはいらいと びーすとばすたーず ひーすろーくうこう ぴーたーうぇーばー ぴーたーうぉーかー ぴーたーおとぅーる ぴーたーかっしんぐ ぴーたーぎゃらがー ぴーたーすとーめあ ぴーたーずふれんず ぴーたーとおおかみ ぴーたーどらっかー ぴーたーふらんくる ぴーたーまーふぃー ぴーたーもりにゅー ぴーたーわときんす びーちすぱいかーず びーちばれーぼーる びーでぃーえーぶい びーでぃーえむぶい びーてぃーこうこく ぴーてぃーしーえー ぴーとたうんぜんと ぴーとたうんぜんど ぴーとへいんいーく ぴーとべすとばんど びーなすとじーざす ぴーなつがいっぱい びーふぉーゆーつー ぴーぷるずえるぼー ぴーぷるふぁーすと ひーろーかんぱにー ひーろーずばーさす ひーろーもとこーぷ びーわいおーでぃー ぴえーるがにぇーる ぴえーるかるてぃえ ぴえーるばんつぇる ぴえーるぶーれーず ぴえーるぶるでゅー ぴえーるもんとぅー ぴえーるらふるーる ぴかーどかんちょう ひかくさんげんそく ひかくにんちかがく ひかくよんげんそく ひがしあじあかっぷ ひがしあしかがえき ひがしいちまんまち ひがしおおがきえき ひがしおおじどおり ひがしかいじんえき ひがしかがわしない ひがしかがわしりつ ひがしかんおんまち ひがしかんとうどう ひがしきゅうしゅう ひがししかごええき ひがししなかいがわ ひがしじゅうじょう ひがしじょうぜんじ ひがししらかわむら ひがししんがいまち ひがししんさいばし ひがしつつじがおか ひがしてんがちゃや ひがしほんがんじは ひがしりんかんえき ひかりがおかだんち ひかりざかこうこう ひかるちゃちゃちゃ ひかわくわじんじゃ ひくそんぐれいしー びくたーはーばーと びくたーふれみんぐ びくとりあはーばー ぴぐみーしーほーす ひごうほううんどう ぴこでらみらんどら ひしつしょうじょう ひじょうきんこうし ひじょうじょうこく びしょうじょきこう びしょうじょげーむ びしょうじょしんり びしょうじょぶーむ びしょうじょぶんこ びしょうじょまんが びじょんしんりがく びすふぇのーるえー びせいてんもんだい ひだししゅんたろう びたみんうぉーたー びっぐふぃっしんぐ ひっとざたーげっと びでおおんでまんど ひとみがきらきらら ひとらーゆーげんと びねつえすおーえす びはだせんかるるる びばやまだばーばら ひほうじんきぎょう ひもてえすえぬえす びゅーしーぽいんと ぴゅーたーせーるす びゅーてぃーこんの びゅーてぃーはにー びゅーてぃふるでい びゅーてぃふるゆー ひゅーまんぐるーぷ ひゅーまんさぽーと ひゅーまんとらすと ひゅーまんばらんす ひゅーまんりそーす びょういんへいこう ひょうかいいんかい ひょうかかんじょう びょうがりょうほう ひょうきぎょっこつ ひょうげんうんどう ひょうごけんちょう ひょうごこうじょう ひょうじょうしゅう ひょうじょうじゅつ ひょうしょうじょう ひょうじょうせんげ ひょうじょうはじめ ひょうしょくしょう ひょうどうしんごう ぴょんやんほうそう びるごーるどばーぐ ひるとんとうきょう びるぶるーふぉーど ひろでんてんまばし ひろとんとうきょう ぴんきーじょーんず ぴんきーすとりーと ぴんきーときらーず ぴんぐれいーぐるす ぴんげいにんしろー ひんずーすくわっと ひんすればどんする びんせんとうぉーど ひんどぅーきょうと ふぁーすとそーらー ふぁーすとむーばー ふぁーれんとぅーが ふぁいあーうぉーる ふぁいあーすとーむ ふぁいあーぼーいず ふぁいあーぼんばー ふぁいあすたーたー ふぁいとてぃーびー ふぁいなるあんさー ふぁいなんすりーす ふぁいやーぼんばー ふぁうんてんこうか ふぁっしょんざっし ふぁっしょんしょー ふぁんいんすぺーす ふぁんかんしゃでー ふぁんきーぱんきー ふぁんくあどらーど ふあんくあどらーど ふぁんくしょんきー ふぁんたじーあーす ふぁんたじーあーと ふぁんたじーげーむ ふぁんたしーすたー ふぁんたじーまんが ふぁんたじーらんど ふぁんだめんたるず ふぁんでるわーるす ふぁんとむしんどう ふぁんどりろばりー ふぁんほーいどんく ふぁんみーてぃんぐ ぶいあーるえむえる ふぃーじびりてぃー ふぃーばーごーすと ふぃーるどるーじゅ ふぃーるどわーかー ふぃおれんてぃーな ふぃじーうぉーたー ふぃってぃぱるでぃ ふぃりぴんけいざい ふぃりぴんりょうり ふぃろてぃあてぃあ ふううんもくしろく ふーごーゆんかーす ぶーつぃーこりんず ぶーどぅーらうんじ ふーどてーまぱーく ふーどろんだりんぐ ぶーむたうんらっつ ぶーめらんでんせつ ぶうんちょうきゅう ふぇーんげんしょう ふぇろもんぼんばー ふぇんうぇいぱーく ふぉーえばーそんぐ ふぉーえばーたんご ふぉーえばーまーく ふぉーえばーろーど ふぉーすいんでぃあ ふぉーてぃーすりー ふぉーてぃないなー ふぉーどてりとりー ふぉーらんどなっと ふぉーれたーこーど ふぉすたーずほーむ ふぉわーどせんたー ふかんぜんきんるい ふかんぜんへんたい ふかんぜんゆうせい ふくいいかだいがく ふくいえきまええき ふくいけんいしかい ふくいけんけいさつ ふくいけんだいにく ふくおうじじんじゃ ふくおかしひがしく ふくしましやくしょ ふくじゅうじしーる ふくしょううんどう ふじきいぇいいぇい ふじじょしたんだい ふじしんようきんこ ふたがみのおおかみ ふたらさんじんじゃ ふっかんどっとこむ ぶっくまーくれっと ふっこうきほんほう ふつごうなしんじつ ぶつりおりんぴっく ふどういだたいざい ふどうさんしじょう ふとうそくうんどう ふとのりとじんじゃ ふなばしししばやま ぶなんえんじぇるず ふゆうせんこうほう ふゆうそうぞうぜい ふゅーちゃーじゃず ふゅーちゃーりんぐ ふゅーちゃさんでー ふゆのしゅんじゅう ぶらいあんおーさー ぶらいあんくらーく ぶらいあんしんがー ぶらいあんずすずか ぶらいあんたいらー ぶらいあんていらー ぶらいあんはーぱー ぶらいあんらへあー ぶらいだるいんなー ぶらいとさんでぃー ぶらいとでいらいと ぷらいべーともーど ふらいんぐはんばい ふらいんぐひーろー ふらいんぐももんが ふらいんぐらびっつ ぶらいんどこーなー ぶらうんこまんだー ぶらじるじんかしゅ ぷらずまくらすたー ぶらっくえんぺらー ぶらっくくろーばー ぶらっくべるべっつ ぶらっでぃまんでい ふらなりーおこなー ふらにーとぞーいー ぷられーるれんけつ ぷらんくたんいけい ふらんくはーばーと ふらんくぼーりっく ふらんくみゅーらー ふらんくらんぱーど ふらんけんうぃにー ふらんけんはいまー ふらんすじんかしゅ ふらんすもーたーず ふらんそわおらんど ふらんそわろろねー ふらんちぇすこここ ぶらんちりぽーたー ぶらんにゅーあーる ぷらんにんぐくれあ ふりーあずあばーど ふりーあなうんさー ふりーうぃりーつー ふりーえーじぇんと ふりーくらいみんぐ ふりいだむがんだむ ふりーだむがんだむ ふりーでまんばっは ふりーとすとりーと ふりーまんひーろー ふりっつつびっきー ふりょうしょうじょ ふりょうばんちょう ぶりりあんとかっと ぶりりあんとべりー ぶりりあんとろーど ぷりんしぱるりばー ぷりんすえどわーど ぷりんすくりっぱー ぷりんせすきんぎょ ぷりんせすくるーず ぷりんせすちゅちゅ ぷりんせすてんこー ぷりんせすめーかー ぷりんせすめもりー ぶるーえんじぇるす ぶるーじぇいうぇい ぶるーすうぇーばー ぶるーすきゃんべる ぶるーすたんだーど ぶるーすびんぼーず ふるーつまーけっと ぶるーのうぇーばー ぶるーらーくすぱー ふるすけーるさまー ぶるっくりんねっつ ふれあばーてんだー ぷれーとあんぱいあ ぶれーどらんにんぐ ふれーばーこーひー ふれーばーせーばー ふれーみんぐえらー ぶれーめんおおしま ふれーめんはんのう ぷれーんよーぐると ぷれしじょんべーす ぷれじでんとしちー ふれっとれすべーす ぷれとりーとめんと ふれんちくおーたー ふれんちくるーらー ふれんちぐろーりー ふれんどりーえーす ふろーずんどりんく ぶろーどすとりーと ふろーらすてーくす ふろーれんすあんり ふろーれんすくっく ふろーれんすはーと ふろーれんすらいす ぷろしみんだんたい ふろりだまーりんず ふろんといのせんと ふろんとすとーりー ぶんがくしょうじょ ぶんかくよにんぐみ ぶんかじんたれんと ぶんかじんるいがく ぶんかだいかくめい ぶんかつつーくーる ぶんかてきゆきかき ぶんけんけいしょう ぶんげんめんしょく ぶんしじょうしょう ぶんしゅんしんしょ ぶんしょしゅうじゅ へあとりーとめんと べあぼーんぴーしー へいあんういんざー へいあんすてーくす へいさせいすいいき べいじーでぃーぴー へいじょうじんじゃ べいびーいっつゆー べいらいんごーごー ぺいんこんとろーる ぺいんとつーるさい べーかーすとりーと べーきんぐぱうだー べーぜんどるふぁー ぺーぱーかんぱにー ぺーぱーしょうほう ぺーぱーどらいばー ぺーぱーろーりんぐ べーるどいんぱくと べおりあうぉーたー ぺがさすすてーくす べがるたさぽーたー へきめんしぶんぎざ べすとあーてぃすと ぺすとこんとろーる べすとじゃーじすと べすとれざーにすと べっきーくるーえる べっさつもーにんぐ べにこんごういんこ へばーでんけっせつ べびーすたーぱすた へぶんずすとーりー へぶんりーろまんす べらいぞんせんたー べらるーしるーぶる ぺりりゅーじんじゃ べるあるふぁまーく ぺるさんとくりーる へるたーすけるたー べるでせるばせんき べるとるとふーばー べるとるとぶれひと べるなーるあるのー べるなーるろわぞー べるびるらんでぶー へるまんげーりんぐ へるむーとばーがー べるもんとさんだー べるもんとすとーむ べるりんまんでーと へれんいーえすぴー べろーなのにしんし べんあんどじぇりー へんいちょうちょう へんかんこうしょう ぺんぎんのもんだい ぺんぎんはいうぇい へんげんしゅつぼつ べんこずろーすきー べんじゃみんととり へんしゅうのじゆう ぺんしょんおーなー ぺんしょんけいえい べんじるあるこーる べんちゃーきぎょう へんちんぽこいだー へんでるはぐれてる へんとちょうちょう ぺんとばるびたーる へんなわぁいふぁい へんにちゅうちょう へんにちょうちょう へんはちょうちょう へんほちょうちょう へんりーあーのるど へんりーうぃんたー へんりーえずもんど へんりーえどわーず へんりーかっとなー へんりーすろーかむ へんりーでましゅー へんりーてゅーだー へんりーでらびーち へんりーどれいぱー へんりーふぉーるず へんりーふぉすたー へんりーまんしーに へんりーもーずりー へんりーりーらんど へんりーろーらんど へんりーろーれんす へんろちょうちょう ぼあえーじぇんしー ほいーるいんもーた ぽいずんりむーばー ほいらーぐれいしー ぼうあんどあろーず ぼううずまきぎんが ぼうかんしゃこうか ほうげんこうしょう ほうこうかごうぶつ ほうじょううじかつ ほうじょううじくに ほうじょううじしげ ほうじょううじたか ほうじょううじつな ほうじょううじてる ほうじょううじとき ほうじょううじなお ほうじょううじなが ほうじょううじのり ほうじょううじひろ ほうじょううじまさ ほうじょううじやす ほうじょううじよし ほうしょうこうこう ほうじょうづじょう ほうじょうときうじ ほうじょうよしとき ほうじょうよしまさ ぼうそうゆうえんち ほうちしんぶんしゃ ぼうちょううちゅう ぼうちょうこうつう ほうでんようりょう ほうどうとくしゅう ぼうはんれんじゃー ほうふてんまんぐう ほうもんこうにゅう ほうれいじゅんしゅ ぼーいずみーとゆー ぼーいみーつがーる ほーきんぐうちゅう ほーきんぐふくしゃ ほーすしゅーべんど ほーすにゅーすうま ぼーだふぉんらいぶ ぼーとこぎうんどう ぼーとぴあおおさと ぽーとへっどらんど ほーとらんどあいら ほーまんらんどおー ほーむぐろうんてろ ほーむらんきねんび ほーむらんだーびー ほーむらんないたー ほーむらんばったー ぽーらろぐらふぃー ぽーらんどげんすい ぽーらんどこうくう ぽーらんどしんこう ぽーらんどぶんかつ ぽーらんどりょうり ほーりーもーたーず ほーるあんどおーつ ぽーるあんどじょー ぽーるえりゅあーる ぽーるおーんどーふ ぽーるくりゅーがー ぽーるすみすめんず ほーるせーるくらぶ ぽーるちぇんばーす ぼーるどえんぺらー ぽーるとびるじにー ぼーるるーむだんす ぼーんいえすたでい ぼーんすぷれましー ぼーんでぃすうぇい ぼーんとぅらぶゆー ぼかんごーごーごー ぼくがつくったった ほくしょうこうこう ほくしんえつりーぐ ぼくしんぐぐろーぶ ほくようぎょぎょう ほくりくでんりょく ぽけっとびすけっつ ほげっとみーのっと ぽけもんでぃーぴー ぽけもんとれーなー ぽけもんれんじゃー ほけんけいやくしゃ ほけんどうじんしゃ ぽじしょんぺーぱー ほししんいちしょう ほしのみやじんじゃ ほじゃーぐれいしー ほすとまんぶるーす ぼすとんえんぺらー ぼすとんがーらんど ほぜんじょうきょう ほっこーそれそれー ほっしょうじじょう ほっつぇんぷろっつ ほっとしーくれっと ほっとどっぐかーと ぽっぷあっぷすとあ ぽっぷんもーにんぐ ぼつりそうろんそう ぼでぃーしゃんぷー ぼでぃーらんげーじ ぼでぃびるでぃんぐ ほてるじゃるしてぃ ぽてんしょんめーた ぼなんざぶらざーず ぽはんすてぃらーず ぽぴーもんごめりー ほりえーじぇんしー ぼりんじゃーばんど ほるたーしんでんず ほわいとすとーんず ほんがんじけんにょ ほんがんじそうしゅ ほんごうこうじろう ほんごうそうじろう ほんこんえいがさい ほんこんすぷりんと ほんこんらっきーず ほんじょうこうこう ほんじょうじんじゃ ほんじょうぞうしゅ ぽんたーるかぷせる ほんだくろすろーど ほんださんかっけー ぼんでーじふるーつ ほんとうろうちょう ほんとこんぴゅーた ほんにんにんしょう ぼんばーまんかーと ぼんばーまんらんど ぼんびんあいらんど ぽんぴんぐぶれーき ぼんべいさふぁいあ ほんやくこんにゃく まーがれっとこーと まーくかんたべりー まーくこーぷらんど まーくすぷりんぐす まーくはんばーがー まーくふぉーすたー まーさーあいらんど まーじゃんたいかい まーずえくすぷれす まーちすぱーたーぼ まーちゃんだいざー まーちゃんとばんく まーちんげーるほう まーてぃんえいみす まーてぃんかーしー まーてぃんしょーと まーてぃんたいらー まーてぃんでぃーご まーてぃんどねりー まーてぃんらんどー まーびんじょーんず まーべらすさんでー まーめいどすかーと まーめいどめろでぃ まいくはーぐろーぶ まいくらいんばっく まいけるしーほーる まいここうえんえき まいこんかーらりー まいすたーじんがー まいなんばーせいど まいねるえてるねる まいねるとれどーる まいねるはーてぃー まいほーむどりーむ まぎーぎれんほーる まくらーれんほんだ まぐろろんだりんぐ まざーあんどらばー まじっくざがんじー ましにんぐせんたー ましゅーてぃーびー ましゅーはーばーと ましんがんぶれーど ますたーずしりーず ますたーずすいえい ますたーどさんくす まちいしゃじゃんぼ まちづくりりーだー まっきしょうじょう まっくすくりんがー まっくすぶるっくす まっくぶっくえあー まつけんさんばつー まっけんじーわーく まっさーじぱーらー まつだいらいえただ まつだいらかたたか まつだおーるすたー まつだろーどすたー まっちめーかーかい まっちゃよんよんご まっちゃんつあーず まっちんぐめーかー まっとりんどらんど まっはごーごーごー までぃでぃてぃてぃ まどりーどだーびー まどりーどりょこう まねーろんだりんぐ まねきんにんぎょう まほうじんぐるぐる まりーあんどがりー まりーばーどらんど まりーりあえーしー まりーんずないたー まりおゆーえすえー まりおんじょーんず まりしあすりばーす まるきんじてんしゃ まるきんちゅうゆう まるさんかくしかく まるさんさんぎょう まるしんはんばーぐ まるせるぷるーすと まるせるべるなーる まるせるわんだーす まるたーずすぱーぶ まるちぷろふぃーる まるてぃんはいでが まるのうちるーぶる まれーしあれんぽう まんいんざぶらうざ まんがんかんでんち まんぎょんぼんごう まんぐろーぶくらぶ まんぐろーぶちゃや まんごーがいのいえ まんごーかきごおり まんじくずしくみこ まんしゅうこうくう まんじゅうやそうじ まんしょんかんりし まんしょんけいえい まんしょんめーかー まんだりんおれんじ まんだりんこうくう まんちぇすたーしー まんなかばーすでー まんねんかれんだー まんようすてーくす みーてぃんぐるーむ みうらじゅんしょう みえすりーあろーず みぎくりっくきんし みさきこうえんえき みししっぴーしゅう みしまちゅうしゅう みしゅうしゅうえき みすずがおかひがし みすたーいーぐるす みすたーえすぱるす みすたーおりおんず みすたーがんのすけ みすたーさうすぽー みすたーすわろーず みすたーたいがーす みすたーどーなっつ みすたーどらごんず みすたーぶれーぶす みすたーほえーるず みすたーまりーんず みすてりーはんたー みすとらるくるーず みずわかすじんじゃ みせいねんめんばー みっしょんしょっく みっつまんぐろーぶ みっどたうんたわー みっどないととーく みっどないとべっと みとほーりーほっく みなきゃそんそんぐ みなとしんぶんしゃ みなもとのともなが みほのせきいんせき みやこじまじんじゃ みやこしやこーひー みやこちょうちょう みやじだけじんじゃ みゃんまーかんこう みゃんまーきぎょう みゃんまーけいざい みゃんまーしじょう みゃんまーにゅーす みゃんまーりょうり みゃんまーれんぽう みゅーじかるしょー みゅーじっくえっじ みゅーじっくぱーく みゅーじっくばんく みゅーにゅーとりの みゅんへんおおはし みゅんへんかんこう みゅんへんだーびー みゅんへんのきせき みょうけんけーぶる みょうけんじんじゃ みょうじょうきよこ みょうしょうじがわ みょうじょうしょう みょうじょうてんし みょうじょうりんじ みょうせんじしょう みょうほうじちょう みよしたつじしょう みらいそうぞうどう みらいでざいんらぼ みらんだらんばーと みりおんおりんぴあ みるくくれんじんぐ みるとんなしめんと みるふぉーどするー みんかんしきんほう みんかんりょうほう みんじしっこうほう みんじそしょうほう みんしゅうそしょう みんしゅうぼうどう みんしゅかうんどう みんしゅかんぼじあ みんしゅくゆきぐに みんしゅじゆうとう みんしゅしゅぎしゃ みんしゅしんぽとう みんしゅちゅうどう むーでぃーぶるーす むーびんぐうぉーく むーみんぬいぐるみ むーみんべーかりー むーんらいてぃんぐ むーんらいとたんご むーんらいとだんす むーんらいとながら むーんらいとはにー むーんらいとまいる むーんらいとれでぃ むーんりっとがーる むかでにんげんつー むかんしんひんしつ むげんのりんけーじ むげんまんげきょう むさしえーびーしー むさしらんざんえき むしかのうかんすう むしんろんろんそう むすめどきゅめんと むせきにんひーろー むせんじゅうじしゃ むせんらんるーたー むのうやくのうほう むらいけんうんどう むんどぐもーるぞく めありーえんじぇる めありーてゅーだー めいじがくいんだい めいしょうようどう めいしょうよしいえ めいたんていもんく めいだんますたーず めいどいんえるえー めいどいんちゃいな めいどいんどりーむ めいどさんしぃしー めいどさんしいしー めいよいいんちょう めいよほんいんぼう めかにかるぺんしる めがねがたたんまつ めざせどきどきとう めじろべいしんがー めぞんどりーふぁー めとろばんくーばー めとろぷろむなーど めまんべつこうこう めもりーくりーなー めりーごーらうんど めんきょぎょぎょう めんぜんでぃーぶい めんたふだいありー めんでぃんぐてーぷ もうかんげんしょう もうすぐくりすます もうぞういいんかい もえきゃんちぇんじ もーたーぐらいだー もーたーぐれーだー もーたいへんでした もーたうんさうんど もーたうんれこーど もーにんぐあたっく もーにんぐこーひー もーにんぐさーびす もーにんぐじゃんぼ もーにんぐらいなー もーりすりしゃーる もーれつぱいれーつ もくようくみきょく もしきしょうじゅう もすきーとこーすと もずくうぉーきんぐ もすくわぐんかんく もすちーずばーがー もすふーどさーびす もとみやとみがみね もにたーおーでぃお もりーうぃーずりー もりおかおおどおり もるがんすたんれー もれいんだくたんす もんきーぱとろーる もんすたーえなじー もんすたーかんじゃ もんすたーくるくる もんすたーけーぶる もんすたーじょうし もんすたーずいんく もんすたーはんたー もんすたーふぁーむ もんすたーぷらんと もんすたーむーびー もんすたーめーかー もんすたーりっぱー もんすたーれーだー もんすたーわーるど もんたなじょーんず もんつぁさーきっと もんとぅとぅゆぴー もんぶらんとんねる やーくとてぃーがー やぎゅうきゅうべえ やくいんおおどおり やくしじもーたーす やこぶふぐるさんぐ やすだだいさーかす やとうだいいっとう やまがたさぽーたー やましなほんがんじ やまだてんまんぐう やまだびーびーえす やまだましんつーる やまとおおじどおり やまにんあるふぁー やまにんきんぐりー やまにんどりーまー やまもとえどわーど やりくりしんしょう やんきーごーほーむ やんきーすいちろー やんきーふぃぎゅあ やんぐあっとはーと やんぐいちまるいち やんぐはろーわーく やんまーさっかーぶ やんまーでぃーぜる ゆああいずおんりー ゆーあーじおんりー ゆーえすえすあーる ゆーえすてぃーえー ゆーえすびーぽーと ゆーえぬえーじぇー ゆうえんちまええき ゆーかりがおかえき ゆーかりがおかがい ゆうぎばんばんごう ゆうげんしょうすう ゆうこうとうひょう ゆーごーぎるばーと ゆーざーあいでぃー ゆーざーちゃんねる ゆうさんそうんどう ゆーしーしーふーづ ゆうしょうろうどう ゆーでぃーえむえー ゆうどうしんごうき ゆうとくじどうしゃ ゆうばえしょうじょ ゆーぶいふぃるたー ゆーふぉーてーぶる ゆうりょうほうそう ゆうれいぎょぎょう ゆきじるしこーひー ゆきじるしぱーらー ゆしまてんまんぐう ゆそうきこうぎょう ゆっすーんどぅーる ゆどのやまじんじゃ ゆとらんどはんとう ゆにーくすてーたす ゆにこーんがんだむ ゆふいんえいがさい ゆめたうんおおたけ ゆめたうんおおむた ゆんかーすかむひあ ようがちゅうとんち よーくたうんきゅう よきんほけんきこう よくくんれんされた よこすかしーがるず よこすかすとーりー よしずみもーたーす よしたけしんたろう よしもとしんきげき よしゅうふくしゅう よっかかんのきせき よっしーさーきっと よっしーすとーりー よっしーのくっきー よつばのくろーばー よなごきたこうこう よにーはいてぃんは よはんぱっへるべる よゆうしゃくしゃく よるだんでぃなーる よわりめにたたりめ よんじゅうじんかく よんせんぼんあんだ よんりんじてんしゃ らーめんさんとうか らーめんどうじょう らーめんよこちょう らいあんふぃりっぷ らいあんまーふぃー らいおんきんぐつー らいおんくれんざー らいおんずないたー らいおんふぃーばー らいおんれれれのれ らいじゅうしゅーと らいじんぐびーびー らいずあげいんすと らいせんすさーばー らいでぃんぐぶーつ らいとにんぐとーく らいとまいふぁいあ らいぶぶっくまーく らいんごーごーごー らいんでぃふぇんす らうーるあるびおる らうんだーれこーど らくてんいーぐるす らくようこうぎょう らしきしゅうきゅう らずべりーどりーむ らっきーぐろーばー らっしゅあわーつー らっだいとうんどう らっつあんどすたー らっつぇんばーがー らてんのひでんしょ らにがんれーしんぐ らびすたしんすぎた らびんすぷうんふる らびんすぷーんふる らびんゆーべいびー らぶでぃすてぃにー らむずいやーしーず らもんまぐさいさい らりーばんくりーと らりーぶりりあんと らるすおんさーがー らんかしゃーしゅう らんきんぐこうさく らんきんぐばんぐみ らんぐりっさーつー らんこうぱーてぃー らんじゅほうしょう らんすあんどますく らんせっとぽいんと らんちゃーすいっち らんどまーくたわー らんにんぐしゅーず らんにんぐすかーと らんにんぐちぇんじ らんぷおぶしゅがー らんぶりんぐはーつ らんぺどぅーざとう りあむへむずわーす りあるにーにーろく りーえんふぃーるど りーがるさすぺんす りーじぇんとぶらふ りーすてぃーぶんす りーすとらすばーぐ りーぜんしゅらーく りーちこんせんさす りーばいすじーんず りーふぁーこんてな りーまんぶらざーず りーらんどすからー りーるきーほるだー りーるめんてなんす りーわーどしょとう りきしんとんぶるー りきゅうこうじゅう りくじょうきょうぎ りくなびにせんなな りくるーとぐるーぷ りこーだーとともに りしょくしょうほう りすとらすとーかー りぞねーたーぎたー りだつしょうじょう りちゃーどかいんど りちゃーどばーがー りちゃーどばーんず りちゃーどぶらんと りちゃーどぶらんど りちゃーどまいやー りついたいぜんくつ りっきーらんばーと りったいいせいたい りとうしんこうほう りとるもんすたーず りにあもーたーかー りばーすもーげーじ りばいばるぶるーす りばてぃーしてぃー りびんぐいんぴーす りびんぐすとんとう りふぁーずごーすと りふれいんらぶつー りぼーんずがんだむ りめいんいんらいと りもーとせんしんぐ りゃおとんはんとう りゅうきゅうきょう りゅうきゅうぎょう りゅうきゅうつつじ りゅうきゅうつむぎ りゅうきゅうぶよう りゅうきょうしんし りゅうぐうじんじゃ りゅうしょうほうし りゅうつうしじょう りゅうつうせんたー りゅうつうにゅーす りょうあんじちょう りょうかんうんどう りょうきこうぎょう りょうきんこうのう りょうごくこうこう りょうごくよびこう りょうしゅうしょう りょうじょうくんし りょうしんのじゆう りょうじんひしょう りょうぜんじちょう りょうでんしょうじ りょうどうしょうそ りょうとうはんとう りょうなんこうこう りょうようほしょう りょかんぎょうほう りょくしょうこくう りょこうぎょうほう りょししゅんじゅう りれーしょんしっぷ りれーふぉーらいふ りわーどたいらんと りんかーんあんさつ りんかーんえるえす りんかーんせんたー りんかーんだいがく りんかーんとんねる りんかーんべんごし りんぎょうこうこう りんぐいすてぃっく りんくうたうんえき りんぐわんでるんぐ りんじーふぉんせか りんじきゅうぎょう りんじしゅうにゅう りんじしょうしゅう りんしゃんかいほー りんてんいんさつき りんないちんげーる るいーずうぃんざー るいかんじゅじゅつ るいじしょうひょう るいすかすてぃーよ るいすでかもんいす るいびとんかいとり るーくあっぷりんぐ るーさーばーばんく るーさーばんどろす るーすすとんはうす るーつみゅーじっく るーといちはちいち るーとぷれーにんぐ るーにーてゅーんず るーびっくくろっく るーびっくすねーく るーびっくまじっく るーびんぶらざーず るーふぁすとーます るーべんじぇーむず るーべんすめもりー るーまにあんれーす るーむおんふぁいあ るーろんがーどなー るーんふぁくとりー るねさんすせんたー るのーきゃぷちゃー るぱーとさんだーす るぱーとじょーんず るぱーとまーどっく るぱんさいごのこい るぱんさんせいわい るぱんしゃんしぇい るぽじーてぃーあい るりこんごういんこ れいげんげんしょう れいとんおりえんと れいとんみーすたー れいもんどかーばー れいもんどむーでぃ れいもんどろーうぃ れいんでぃあげーむ れいんぼーあんばー れいんぼーえふえむ れいんぼーくるーず れいんぼーじゃーく れいんぼーすていと れいんぼーすてーと れいんぼーすとーむ れいんぼーばーすと れーざーがいどせい れーざーぐらんぷり れーざーしゅじゅつ れーざーすぺーしー れーざーそっきょぎ れーざーてぃーぶい れーざーぷりんたー れーざーぽいんたー れーだーしょうしゃ れーちゃんせんぱい れーるえーるぶるー れきしひにんしゅぎ れきしんとんきゅう れぎゅらーめんばー れこーどこんさーと れこーどすとあでー れじぇんどはんたー れじぇんどびーびー れじゃーちゃんねる れすきゅーふぉーす れすたーたいがーす れすりーじょーんず れすりーすぴーかー れすりーらんぽーと れっつごーけーわい れっつごーさんひき れっつごーさんびき れっといっとらいど れでぃーすさーびす れでぃじゃすてぃす れでぃすてでぃごー れぱーどすてーくす れふとふぉーでっど れみーぼんやすきー れもんぎゅうにゅう れんあいじゃくしゃ れんあいじゃんきー れんしきはつでんき れんじふぁいんだー れんぽうしゅしょう れんぽうはさんほう ろいやるきゃんさー ろうかんだいぶんか ろうしきょうちょう ろうしょうふじょう ろうじんすとーかー ろうじんほけんほう ろうどういいんかい ろうどうかんきょう ろうどうきょうよう ろうどくしょうじょ ろーいんぴーだんす ろーうぇるじょーじ ろーぐぎゃらくしー ろーぐらいくげーむ ろーずぷれすてーじ ろーずまりーはりす ろーぜんぼーじょう ろーたりえんこーだ ろーどすとうせんき ろーどはうしょとう ろーどひーてぃんぐ ろーぼーるひったー ろーまんえんぱいあ ろーまんかもみーる ろーまんごんされす ろーまんごんざれす ろーまんれじぇんど ろーらーこーすたー ろーらんどべるがー ろーらんるだにえる ろーりーずふぁーむ ろーりんぐがーるず ろーりんぐさんだー ろーりんぐすたーと ろーりんぐりりーす ろーれんすべんだー ろーんちかすたまー ろくしゃくふんどし ろけーしょんかんり ろけーしょんふりー ろけっとすたーたー ろけっとぺんだんと ろしあじんおーなー ろしあじんせんしゅ ろしあほあんしょう ろじかるしんきんぐ ろじゃーすせんたー ろじゃーぱるばーす ろすといんすぺーす ろすとほーむらんど ろっくくらいみんぐ ろっくまんえっくす ろばーとえどわーず ろばーとぐらすぱー ろばーとどーんぼす ろばーとばーらんど ろばーとぱとりっく ろばーとらんしんぐ ろばーとらんどるふ ろべるとそるだーど ろまんしんぐやーど ろまんぽらんすきー ろんぐこーとちわわ ろんぐすとらんぐる ろんぐてーるばいく ろんぐほーむるーむ ろんこうこうしょう ろんどりーふれっと ろんどんこーりんぐ ろんどんぶるばーど わーきんぐぐるーぷ わーきんぐびーくる わーきんぐほりでー わーくしぇありんぐ わーなーぶらざーす わーなーぶらざーず わーるどいんぱくと わーるどひーろーず わーるどぽーたーず わーるどますたーず わいあーるぴーのび わいどこんばーたー わいるどぱーてぃー わいるどはにーぱい わいるどふぁいあー わかいけいじえいじ わかいはんじけんじ わかうかのめのかみ わかたかふぃーばー わかてぎいんのかい わかんさんさいずえ わしのみやじんじゃ わしんとんぶるーず わたなべまちたなべ わっととらいみっと わりおらんどすりー わんあんどおんりー わんいーうぇいぼー わんがんすきーやー わんこいんいちごう わんこいんべんとう わんだーあきゅーと わんだーぱひゅーむ わんだーふぉーげる わんだーふるふぃる わんだふるがーるず わんだりんぐすたー わんだりんぐりぺあ わんつーすりーのひ わんでーぱすぽーと わんとうどうみゃく わんとれーでぃんぐ わんほっとみにっと わんもあにーどゆー
https://w.atwiki.jp/eleken/pages/30.html
エレ研を題材としたギャルゲを作ってみようぜ!! 企画 こね 現在企画凍結中 えっ、wikiを私物化するなって? どうせ誰も使ってないんだし、いいじゃねーかwwww。 俺が正しいwikiの使い方を教えてやんよwwwww (でもスタッフ数が1名だとwikiの意味ないんだよね 概要 タイトル 僕の限界ギャルゲ(仮称) ジャンル 恋愛AVG 完成日時 3月中 対象年齢 18禁(18歳しかやっちゃだめだよ、新入生的な意味で プラットフォーム Windows 制作環境 吉里吉里 ただ今一緒に製作してくれる勇者、大募集中!! 一緒に作ってみたい人は声かけてください。 制作したら逐一ここに反映するつもりなので、途中参加したい人もどんどん作っていってね!! 進行表 進捗度 5% 企画 登場キャラクタ及び舞台の決定(←いまここ プロット制作 文章書き及びお絵かき(スクリプトと並行しながら 音楽は拾ってくる テストプレイ 公開 そして黒歴史化へ…… どんな方向性にするか プレイヤー(主人公)は新しくエレ研に入部する女の子。待ち受けるは訓練されたエレ研民。エレ研民はプレイヤーにアタックするという普通のギャルゲの逆の感じ。フラグを立てるゲームではなくフラグを立てられるゲーム。プレイヤーはそのフラグをどうするか悩みつついろいろあるゲーム。 これってトゥルーエンドってどうなるんだろう……? 試しに靴下ルートでも作るので、それ以降は適当に分岐をつけて他のルートを作る。 登場人物 プレイヤー(名前未定) 今年度、新しくエレ研に入部をしたいという女の子 何か意見、問題等ありましたら下のコメ欄にお願いします。 コメントテスト -- てすと (2010-03-01 12 41 37) このwikiコメントも書けるのか。こーゆー機能はたくさん使うべきだよなぁ -- こね (2010-03-01 12 42 16) 実は自分が3年の時もつくろうとしたのだが…途中までしか…(生明祭で展示した)。いや、まだあきらめては… -- たっけー (2010-03-22 16 10 34) この企画って未だやってるの? -- toki (2010-06-12 12 54 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1370.html
珍しく早起きしたら、クラスメートが先を歩いていた。 「おはよう」 ポンと肩を叩く 「おはようキョン」 クラスメートはそう言って振り返る。髪の芳香がいつもと違う。 「シャンプー別のに替えたか?」 「うん、そうなんだ。よく気が付いたね」 「香りが全然違うからな」 「キミは嗅覚に鋭敏なんだね。でも、ちょっと変かな?」 「前のも良かったけど、今日のも良いと思う。髪だってこんなにサラサラで、手触りも最高だ」 「そうか。ちょっと心配してたんだ。ありがとう」 次の日、昨日よりもっと早く家出た。 さすがに早すぎると思ってゆっくり歩く。 「やあキョン」 ポンと背中を叩かれて挨拶される。 「今日は冬服か」 「衣替えだからね」 「冬服も似合っているぞ」 土曜日は塾の日 「おはよう佐々木。それは新しい服か?でも夏物だよな」 「九月上旬に売り尽くしバーゲンで買ったきりだったからね」 「大人っぽくてかっこよいぞ」 「ありがとう」 日曜日、女子達と遊んでいる佐々木にひょっこり出会った。服はいつも見掛ける服の一つである。 「奇遇だな、佐々木」 「ササッキーは今日の機会にランチでも奢って自転車のお礼しちゃいなよ。あたし達は映画見に行くから」 「ちょ、ちょっと」 「……」 「……」 「えーと。キミさえ良ければ、普段のお礼に何か奢るけど、今日は暇かな?」 「喜んで。でも、そのバックもしかしたら新しいやつか?」 「うん。伯父のお土産なんだ」 「やあ、キョン」 一年ぶりに会う佐々木。昔よく着ていた服を着ていた。 変わったことと言えば…… 「胸がでかくなったな」とはさすがに言えなかった。 (終わり)
https://w.atwiki.jp/saiyowiki/pages/122.html
歴史家の (トークン数:5) あなたが「歴史家」を選択するとき、衰退している種族(どのプレイヤーの種族でもよい)1つにつきボーナスの勝利コインを1ずつ獲得します。あなたは「歴史家」と組み合わせた種族がアクティブ状態である限り、他の種族が衰退するたびに勝利コインを1ずつ獲得し、「歴史家」と組み合わせた種族が衰退するときに、最後のボーナスコイン1を獲得します。 ・要約すると「衰退している/した種族」1つにつき1コインを獲得する。 ▶ 考察 条件がかなり特殊なボーナス系、特殊パワー。歴史家ねぇ…。 1.選択時に衰退している種族の数 × 1コイン2.アクティブ中に衰退した種族の数 × 1コイン 3.自分が衰退した時 1コイン の以上3条件でコインを獲得できる。 条件1はプレイヤー数が多いほど、多くのコインを獲得できる可能性が高くなる。 条件2でも、プレイヤー数が多いほど期待値が上がるが、長くアクティブ状態を維持している方が総量も増える可能性がある。あと、積極的に攻勢に出ることで衰退に追い込めば、ボーナスを期待できる。 条件3は最終ラウンドまでに衰退すれば1コインと言う、おまけ的なもの。 と、条件を考えると、基本的に能動的にコインを獲得するのはやや難しく、場の状況や他プレイヤーの行動により、獲得コインが変動しやすい。 期待できるコイン数も「条件1」以外は不確定で計算がしにくい。 まぁ、自分が衰退できるとして、稼げる総コインはプレイヤー数×1.5ぐらいかなぁ…? いや、なんとなくの感じでね。これ、状況に左右され過ぎで難しい(゜-゜)うーん。 いずれにせよ期待値としては大きくなさそう。 ただ、基本トークン数が5枚と多いので、そこそこ戦えるのがメリット。 相手の衰退を促す攻撃系の種族か、持続力のある種族とは相性が良い。 不死の『エルフ』との組み合わせなら、最初のターンに選んで永遠とパワーの効果で得点稼げるけど… いや、普通に戦った方が効率いいか? 強くはないんだが、地味にコインを稼ぎつつ目立たないので狙われにくいのが最大の利点か?w ▶ 関連 『エルフ』