約 1,604 件
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/299.html
NO.89 金村佑華さんからの依頼 金村佑華@FEGさんからのご依頼のイラストお届けに参りました。 また、ログにはないですがちゃんとお弁当のつくりかたがかいてあるのが可愛いと思いましたので、おまけとして描いてみました。 料理の出来る方は素敵ですね。 それでは、これで失礼します。 どうもありがとうございました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 素敵なイラストありがとうございます。 -- 金村佑華@FEG (2007-10-24 21 58 24) (間違ってエンター押した…)レシピのイラストまで描いてもらえるとは思っていなかったので嬉しかったです。ありがとうございます。 -- 金村佑華@FEG (2007-10-24 21 59 26) 名前 コメント 御発注主:金村佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=163;id=gaibu_ita 製作:鍋谷いわずみ子@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=658;id= 引き渡し日:2007/10/ counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/tigers_torasen/pages/153.html
金村 大裕(かねむら だいゆう) 2005年の大学・社会人ドラフト3巡目で入団 毎年キャンプ、オープン戦で高評価を得るもことごとく怪我に悩まされている 2010年10月1日戦力外通告を受ける
https://w.atwiki.jp/roster/pages/70.html
阪神 金村大裕をお気に入りに追加 プロフィール 凡例 投手 117 1983/6/13 184/88 右右 大阪 金村大裕@ウィキペディア 金村大裕 金村大裕とは 金村大裕の51%はアルコールで出来ています。金村大裕の24%は気合で出来ています。金村大裕の14%は大人の都合で出来ています。金村大裕の6%は怨念で出来ています。金村大裕の4%は濃硫酸で出来ています。金村大裕の1%は回路で出来ています。 阪神とは 阪神の61%はカテキンで出来ています。阪神の27%は気の迷いで出来ています。阪神の5%は花崗岩で出来ています。阪神の2%は電力で出来ています。阪神の1%は毒電波で出来ています。阪神の1%は鍛錬で出来ています。阪神の1%は玉露で出来ています。阪神の1%は怨念で出来ています。阪神の1%は見栄で出来ています。 金村大裕の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 金村大裕のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 阪神 金村大裕 このページについて このページは阪神 金村大裕のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される阪神 金村大裕に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/707.html
No.154 金村佑華@FEGさんからのご依頼品 おでんを食べている所、わたあめを差し出しているところ、背景爆発で飛んでる是空さんです。 お待たせして申し訳ありません、描かせていただきありがとうございました!! こちらのページに大きいサイズも置いてあります。 http //sky.geocities.jp/id_sac_mog/idress/image/080211_feg.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 素敵なイラストありがとうございます。そしてすごく描き難いログで申し訳ありませんでした。ぐるぐるし過ぎて訳分からなくなってる中芹沢さんが楽しそうで何よりです。 -- 金村佑華@FEG (2008-03-05 14 01 06) 素敵なイラストありがとうございます。ゲームの時の楽しかった事を思い出しました。そっか、私おでん食べれてたのか(感動する所おかしい)。 -- 芹沢琴@FEG (2008-03-06 21 32 05) 名前 コメント ご発注元: 金村佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=258;id=gaibu_ita 製作: 矢神サク@レンジャー連邦 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=841;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/637.html
金村佑華様からのご依頼品 ご依頼ありがとうございました。 最初は戦闘でハラハラしましたが、最後はほのぼのでかわいらしかったです。 次回もよい小笠原を! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) イラストありがとうございますv あの時は必死過ぎて細部を覚えていない中一番よく覚えていたシーンだったので再現してもらえて本当に嬉しかったです。本当にありがとうございます。 -- 金村佑華@FEG (2008-02-17 21 20 44) 感想ありがとうございますvこのシーンが一番印象深くて素敵なシーンだったので・・また小カトーとにこにこできるゲームになるようにネットのすみからお祈りしておきます^^ -- 和子@リワマヒ国 (2008-02-17 23 36 31) 名前 コメント ご発注元:金村佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=105 type=54 space=15 no= 製作:和子@リワマヒ国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=756;id=UP_ita http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=757;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/taronja/pages/3048.html
金村賢志郎は福井ユナイテッドFC所属のFW 基本情報 国籍 日本 名前 カネムラ ケンシロウ 生年月日 1993年2月2日 出身地 島根県松江市 身長 172cm 体重 69kg ポジション FW 背番号 39 所属クラブ 2008年 - 2010年 愛媛FCユース 2011年 - 2014年 阪南大学 → 2013年 阪南大クラブ(登録変更) 2015年 FC大阪 2016年 - 2017年 松江シティフットボールクラブ 2018年 - 2021年 サウルコス福井 / 福井ユナイテッドFC 2022年 - 現 在 富山新庄クラブ 個人成績 シーズン クラブ 番号 リーグ リーグ リーグカップ オープンカップ 昇格プレーオフ 通算 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 2011 阪南大 他 - - 0 0 - 0 0 2013 阪南大ク 10 関西2部 11 12 - - - 11 12 2015 FC大阪 28 JFL 7 1 - 0 0 - 7 1 2016 松江C 39 中国 12 11 - 1 0 - 13 11 2017 18 35 - 2 1 3 2 23 38 2018 福井 北信越1部 10 6 - 1 0 3 0 14 6 2019 12 10 - 1 1 6 3 19 14 2020 6 5 - 3 0 3 1 12 6 2021 10 11 7 - 3 1 2 1 16 9 2022 富山新庄 39 13 1 - - - 13 1 通算 日本 JFL 7 1 - 0 0 - 7 1 日本 北信越1部 52 29 - 8 2 14 5 74 36 日本 中国 30 46 - 3 1 3 2 36 49 日本 関西2部 11 12 - 0 0 - 11 12 日本 他 - - 0 0 - 0 0 総通算 100 88 - 11 3 17 7 128 98
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/484.html
金村佑華@FEG様からの依頼より 祭りで楽しいハッピーな中をジャンパーとかカイロとか熱冷ますシートとか色々重装備で鼻をずるずるしながらやってくる男がいた。隣にはその男を心配する二人の女性がいる。 「は、藩王様……お加減いかがでしょうか?」 片割れの女性。芹沢琴は藩王である男の為に持ってきた浴衣を後ろに隠しつつも心配している。もう一人の女性金村は空を気にしつつも藩王に声をかけた。 「藩王大丈夫ですか?」 金村佑華は小笠原で毎回空から落ちてくる少年と出会って恋を深めており、今回も空から降ってくるのかと空を気にしているのであった ふと、金村佑華は他の今回の連れである青と舞を探した。なんといっても今回は芹沢の初小笠原である。なので存分に味わってほしかったのである。それはそれとしてズズっと鼻を鳴らしているFEG藩王である是空王は目がボーっとしている。 「風邪だ。頭が痛い」 是空王は寒いのか体を震わせている。そんな藩王を見ていた金村は向こう側からやってくる二人のカップルを見つけた……瞬間、そのカップルは繋いでいた手を離し、こちらに手を振ってきた。青と舞である。 「あの、何かあったかい物買いに行きましょうか?」 是空王に声を掛けていた芹沢は二人に気づき、お辞儀をした。 なんといっても小笠原は最初の挨拶が肝心だと考えたのか、またあまりの感激にお辞儀をしたのか、また別の理由があるのかは本人にしかわからないのである。 「(ショウ君また降ってくるのかな……)」 金村は相変わらず空を気にしていたが、青と舞がやってきたのにも気づいていた。そして迎えるように二人の方へと向いた。 「すまん……スープ系たのむ」 是空王は相変わらず寒さに震え、キョロキョロと何かを探し始めた。 「こんばんは、青、舞さん」 金村が青と舞に挨拶をしている間に是空王は目を光らせると、ススっと近くにいる少年を自分のジャンパーの中に閉じ込めた。ジャンパーと是空王の間に少年は抱きこまれている。 「初めまして。来ていただいて大変嬉しいのですが。ウチの藩王様が風邪を引かれたようで……ちょっと買いに走ってきます」 芹沢は青、舞に挨拶を行い、屋台に向おうとした時、目の端に是空王の姿が映った。そして是空王を見て止まった。 「て、藩王様!?」 芹沢の前に映っているのは藩王と少年がジャンパーの中で抱き合っている姿である。芹沢の目がピキーンと光った。 /*/ 「なぁ、オレ風邪引いてるんだわ。お前で温めさせてくれよ」 「な、何言ってんだよ。こ、こんな人のいる場所で」 芹沢の頭の中ではスイッチが入り、自然と勝手にセリフを作り、そして、どんな話を作ろうかと頭が猛回転し始めた。今から作れば冬の祭りに間に合うだろうか? いやいや、こんなシチュエーションの方がと頭の回転はドンドンと上がってきている。 /*/ 金村はあれ? なんか今光った? っと思いつつも芹沢の方を見た。 「っては、藩王!?」 見ると藩王と少年が抱き……というか少年である小カトーに目が釘付けになった。 「離せ!」 少年というか小カトーはジャンパーの中でバタバタ暴れている。 「さむー」 しかし、是空のジャンバーガードはしっかり閉じられており、一向に脱出できないようである。 「スープならおでん買ってきたら?」 「ええ。そのつもりですけど」 金村のおでん買ってきたらの言葉に答えつつも目を離せない金村であった。 /*/ 「いいじゃないか、減るもんじゃないだろ?」 「やめろーってそんなとこ触るなぁー!」 「んー、あったかいなぁ」 「や、やめろよ……」 さらに話が進行する芹沢脳内での会話。 /*/ 「はーなーせー!」 ちなみに実際には小カトーがバタバタ暴れており、そんな様子はいっさいない。 「ははは。女にやればセクハラだが、男にやればBLなのだ」 是空がそんな事を言っていたりもするが、決してそんな事はタブンナイのである。 「ショウ君!? 何故こんなことに!!」 最初に正気に戻った金村は愛しの人を守る為に二人を引き剥がそうとした。ジャンパーの悪夢から小カトーを助けようと必死である。 「アララ。佑華さん。頑張って下さいましねー」 状況的に同人のネタというよりはなんかギャグになってきたからか、芹沢は素に戻り、屋台の方へとおでんを買いに走った。 「いくら藩王でも怒りますよ!?」 金村は小カトーの救出に成功すると藩王に怒りの声で訴えた後、小カトーの方を向いた。 「ショウ君大大丈夫?」 是空は金村が油断した隙をついてジャンパーを広げると颯爽と小カトーをその中に奪い、そして再び抱きつくとそのまま金村から離れて行った。 「待たんかワレ~!!」 金村は負けじと走り是空を追いかけた。おでんをたくさん買った芹沢がその横を通る。 「お待たせしました~。……あら、愛の逃避行?」 これも同人ネタに使えるかなぁっと思いつつも今回のゲストをそのままにしとく訳にはいかないと芹沢は青と舞の方へと向かった。 金村は愛ダッシュで小カトーを取り返した。荷物のように取り返される小カトー。そして取り返された是空はジャンパーにうずくまった。 「俺の暖房機ー」 「藩王!! あんまりお痛したら本気で怒りますよ!? ショウ君大丈夫?」 金村は藩王にめいいっぱい怒った後、コロっと笑顔になって小カトーの方を向いた。 「俺、風邪うつったらどうしよう」 小カトーはとっても大ショックな顔で呟いている。この場を芹沢が見ていたのならまたもや、脳内で物語が進行していたかもしれないが、青と舞の相手に集中していたので気づかなかった。 「あの、人数分買って来ましたけど。藩王様と小カトーさんと佑華さん行っちまいまして。おでんどうしましょう?」 芹沢はお箸を青と舞に渡しながら言った。離れた所にいる金村と小カトーは何かそれどころでなかったようであるし、さらに離れたとこにいる藩王である是空も何か遠くを見てたようだが、すぐにジャンパーの中に顔を埋め、寒い寒いとうなっている。 「ありがとう」 「うむ」 芹沢は青と舞にお箸を渡すと再び藩王の方へと話しかけた。 「藩王様ー、おでん買ってきましたよ~、あったまりますけどいらないのなら3人で食っちまいますわよー!!」 金村は涙目の小カトーのオデコを触りつつ是空に言った。 「芹沢にでも抱き着いて下さい(無責任)大丈夫?」 表情に怒りを出さずに芹沢はにっこりとしつつも言った。 「て、佑華さん。んな事言う方にはおでんあげませんわよ?」 芹沢は金村に目でプレッシャーを与えつつも青と舞に話しかけた。 「はい、あ、おわんもいただいてきましたから」 空のおわんを二人に差し出して、今度は本当の笑顔で言った。 「何とります?」 「ぼく、ひととおり全部」 青も笑顔で答え、舞の方を向いた。 「はいはい~」 青の言葉に芹沢はちくわにコンニャク、玉子と次々と食材をお椀に入れた。 「からしどうします?」 お汁もたっぷりと入れる。 「練り物」 舞の一言に芹沢はニコっと笑い、続けておわんに具材を入れた。 「はいはい~」 ちくわとかはんぺん、おつゆもたっぷり入れ、美味しいおでんの準備管理。 「舞さん、からしどうします?」 舞に気にしつつも藩王の方を見た。是空は男ーっとさまよっている。そんなに寒いのかどうかはわからないが、先ほどからのやりとりを見ていたのか、男は皆、是空から離れていっている。傍では金村が小カトーと話している。 「ふむ。からしはからいので、遠慮しておく」 「舞、かわいいなあ」 舞の言動に青はニコニコと笑っている。舞は少し顔を赤げると青に文句を言っている。 実際に二人のやりとりを見て喜びつつも芹沢は答えた。 「あらあら、でも私もからいの苦手なのでわかります」 「青様は?」 青は是空が何かものを落としたのをチラっと見た後答えた。 「ぼく、マスタードは大好きだよ」 「あ、ありますよー」 芹沢は準備よく何故か持っていたのでマスタードをおわんに少し出しいれた。 「ふぅ、小笠原も冷え込みますのねー」 芹沢は冷え込みに藩王が気になり声をかけた。 「藩王様ー、アンタ風邪引いてるんですから。あったかくしなきゃめーですわよー」 是空は何か呟くと顔を上げた。その目は今までの風邪で苦しがっている顔ではなかったが、芹沢には気づかなかった。 「は、藩王様?」 芹沢は藩王が少し気になり、2人に謝ると藩王の方へと駆け寄った。 「あの、風邪・・・・・・」 藩王の方へと向かうとそろそろと背後に近寄った。 「……」 是空は今までの風邪でフラフラな動きから一転すると芹沢の方へと向かう。そして急に近付き抱きついた。 「て、うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」 芹沢はビックリして驚くと、もがもがと暴れた。持っていたおでんが豪快にバラ撒かれる。 「藩王様、アンタなんばしょっとね!? てかアンタ私は貴方の暖房じゃありません、つうか好みでもないし」 ちなみに芹沢は藩王のことを嫌っているわけではない。まぁ、あんたの彼女は原さんだろうっとかここで言っていいのかいいのか? とか色々説明できなかったのである。 「あ。そう。じゃ、あばよ」 是空は空高く飛んだ。是空を追うように続けて爆発が起こる。 「うぎゃぁぁぁ!!」 状況のわからない芹沢が叫ぶ。是空は着地と同時に芹沢を捨てると人のいないところに走って行った。 「イダダダダ、てかあの人、女性にこのような事する方でしたっけ?」 近づいてきた青と舞に気づき、立ちあがりながら芹沢は言った。どうも藩王ではない偽物だったりしそうだと疑いを感じていた。 「敵だな」 「そうみたいだね」 舞と青は是空が走って行った方を見ている。 「て、敵ですか?」 芹沢は藩王が敵のロボットか何かだったのかとボーゼンとした。 「あれ、じゃあ本物は・・・・・・?」 「本物って、なに?」 青はどうも芹沢が勘違いしている事に気づき説明する。 「僕にはあの人が、君を庇って飛んだように見えたけど」 青の説明にボーゼンとする芹沢。 「………へ? てかさっきの爆発………あの人狙ってたんですか?」 「いや、てっきりあれ藩王様じゃないのかと思って」 青の説明に芹沢は納得し、敵ならば追いかけないとと考えた。 「ともかく、藩王追いますわ」 「何がどうなってるか分かりませんけど、何かはできるハズですから」 芹沢は今は猫妖精のアイドレスを着ているので夜目が聞くの……だが、確認してみても是空の姿は見えないというか姿がなかった。 「え~~~、藩王様~~~!!!! てか、風邪………」 藩王にてACEの是空は世界移動能力を持っている……その事に思い当たり、もしかして……と芹沢は考えた。今回の小笠原は芹沢にとっての初小笠原である。出発前の国でもそんな話がよく出ていたので、藩王が気をきかせたのかもしれない……。 「えっと……。すみません、せっかくのお祭りが何か訳分からなくなってしまって」 芹沢は青と舞に謝罪し、藩王に感謝した。 「私、この世界の人とこうして接するの初めてなのに。貴方達に会えなかったら私、今ここにいなかったから普通に色々お話したかっただけなのに」 芹沢は今、このチャンスを作った藩王に感謝しつつも今日は小笠原を楽しむことにした。そもそも、追いかけて手伝う方法がないのならば今できる事はこれだけである。 「?」 「今こうしているのは、普通の話ではないのか?」 舞の言葉に頷き、芹沢は答えた。 「あ、アハハ。確かに普通にお話していますわね」 そして芹沢は持ってきた浴衣を二着取り出し青と舞のへと差し出した。 「これ、本当はこれみんなで着て屋台練り歩きたかったんですけどね。とりあえず、記念と言う事で受け取ってください」 「ありがとう」 青と舞が受け取ると、芹沢は少し躊躇した後、二人の顔を見て言った。 「あの、質問いいですか?」 「我らに答えられることならば」 舞は芹沢の目を見て答えた。ポニーテールの髪が揺れ、その姿に見とれつつも芹沢は聞きたかった事を口にした。 「ずばり、お2人の仲良しの秘訣って何でしょう? いや、すっごく信頼しあっているのが。そのお、羨ましいというか。こういう相手に会えたらいいなと思って、参考にと」 そして、芹沢は口を閉じた。なにかドキドキ心臓がなっている。数秒もたたずに青が口を開いたがその間がとても長く感じられた。 「愛」 青の言葉に舞のポニーテールが激しく動く、そして舞は青の顔にパンチをお見舞いした。 「まあ、単刀直入なお答え」 芹沢は微笑んだ。パンチをあびた青はあびつつも続きを話した。 「どんなにどれだけ言われても、相手のためにしてあげること。さっきの人みたいに」 「それは佑華さん? それと藩王様? 小カトーさん?」 今も少し離れた場所で話しをしている金村と小カトー、話に聞いた二人の経緯、そして先ほどの藩王の行動が芹沢の頭に横切った。青は微笑むと再び言葉を口にする。舞はフっと笑っている。 「僕は質問に答えただけだよ」 青の言葉に芹沢はなんとなく青と舞の顔を交互に見た。なんだか信頼しあっているように感じた。 「あ、はい。ありがとうございました」 「あ、今からでも遅くないなら、屋台覘きに行きます?」 芹沢はそう言うと、藩王さま大丈夫かなぁっと少し気にしつつも屋台を眺めた。そうすると横に舞がやってきた。 「あの男なら、生き延びるだろう。以前にも見たことがある」 「そうだね、いこうか」 青はそういうと舞の手を握った。再び青にパンチが飛んでくる。 「はいな。金魚すくいしますー? 射的もよろしいですわねー」 芹沢は舞のあの男発言に疑問を感じ、口にした。 「あ、藩王様とは。やっぱり色々ご縁があるのですかお2人は?」 舞のパンチに芹沢は二人のラブっぷりを感じ顔をニコニコしながら答えた。 「ううん、縁はないな。遠く、みたことがあるくらい」 青は思い出すように続けた。 「でも、少しは分かる。僕たちには話し掛けないようにしてたけど、好意は感じるから」 「ふぅん、でも、こういうの何か素敵ですわね」 芹沢はラブっぷりな二人にもそう感じたが、「どんなにどれだけ言われても、相手のためにしてあげること」という言葉にも素敵さを感じた。 それは色々な事を経験してきた青だからこそ言えることなのかもしれない。けれどそんな事を言えるような、実行できるような人が周りに多い。 そう思いつつも、そういう事っていいよねっと思いつつも芹沢は青と舞とともに屋台を巡ったのであった。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 楽しいSSありがとうございます。芹沢さんの妄想が楽しい事になっていたのが印象的でした(笑) -- 金村佑華@FEG (2007-12-27 12 51 05) 楽しいSSありがとうございました。金村さんが大変な事になってる間、アホな事してた思い出が走馬灯のように…。 -- 芹沢琴@FEG (2007-12-28 17 54 27) 名前 コメント 発注者:金村佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=258;id=gaibu_ita 受注者:龍鍋 ユウ http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=592;id=UP_ita counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/631.html
金村佑華様からのご依頼品 /*フラット・エリア*/ なんだか最近慣れてきたよな、と思いつつ、浮遊感に身を任せる。 落下の感触。周囲には何もなく、手を伸ばしたところでただ空を掻くだけ。吹き付ける風は心地良く、不安なのは、落下した後の事。水辺ならいい。地面だったら痛そうだ。岩だったらどうしようかと思って、まあ、なるようになるだろさと楽観的に考えた。少なくとも、そう、落ちている間は落ちる事を楽しめる。操縦桿がないのだけがちょっと寂しいけど。 あ、でも。 前みたく、人にぶつかったりしたら嫌だな、と思った。人様に迷惑をかけるのは好きじゃない。 と、そこで少し思い出す。ふいに、へこんだ。 だって、そう、あいつとはこう……どうもうまくかみ合わないのだ。何となく、こちらがずれている気がする。いや、こっちは普通だ。変なのは向こうだ。あ、でも、嘘を言っている風じゃないのがおかしなところなんだよな……。もっとも、嘘なんか見抜けないけど。 名前は、そう、たしかカナムラ……えーと、ユーカだ。いきなり昼食を一緒に食べたり、ちょっと先の話をしたり、まあ、変なやつ。 で、あいつと会う前には、いつもこうやってどこかに落ちているから、落ちている途中でまた彼女と会うんだろうと察しがついた。 それについて、自分がどう思っているのかはよくわからない。会わない方がいい、とは思う。何となくだが、この状況については察しがつき始めていた。だが、詳しく説明する事だって、本来なら良くない事だし、正直、まっとうな人なら信じない。 この時点で、小カトー、少しぐるぐるしている。変なやつ言った直後にいや、あいつはまっとうだからとか言っているあたり激しく論理破綻中であった。 まあ、いいや。会うなら会うで、会ってから考えよう。あんまり頭良くないんだから、あれこれ悩んだって仕方ないだろう、うん。 小カトーが鳥居の前に落着したのは、そんな結論を下してから、きっかり一秒後の事である。 /*/ そして予想は的中した。「ショウ君! 大丈夫?」という声を聞き、駆け寄ってくる姿を視界の端にとらえたとき、小カトーはなんとも言えない感慨にふけった。多分そうだろうとは思っていたが、やはり、実際そうなってみるとびっくりする物である。 「今度こそ落ちないようにふさがないと」 そういいながら起き上がる。金村はなおも心配そうではあったが、それよりは、嬉しそうに見えた。一帯何が嬉しいのかはよくわからないけれど。 「えっとね、これから初詣行くんだけど、一緒に行く?」 「ああ。いいよ。どうせ最後だし」 今度こそ落ちないようにしないと。そう思いながら言うと、一瞬だけ、彼女は表情を消した。だがこちらがそれを確信するよりも早く、彼女は笑顔を取り戻す。小カトーはその表情を見逃さなかったが、結論は保留した。 どうして保留する気になったのかは、よくわからなかった。 金村は微笑むと、小カトーの手を取って歩き始めた。なんだか子供みたいだなー俺、と思いながら、鳥居をくぐり、階段を上っていく。静かな道。左右に植えられた木々のざわめきが、潮騒のように響いている。人の気配は全然しない。 のんびりと歩いていたが、すぐに境内にたどり着いた。やはり、人気は全然無い。関西では十日えびすなんだけどなぁと、金村が小さくつぶやいた。小カトーはそれをじっと見ている。 はて。彼女は何がしたいんだろう。今更ながら考える。思えば、そもそも、こんなに人気のないところに来てどうするというのか。もしかして嫌われているのだろうか、と一瞬考える。 そんな事は関係無しに、金村は奥に進み、賽銭箱に小銭をいれると何か、拝むように目をつむり、祈った。小さく口が動いていたけれど、何を言っていたかは聞き取れなかった。 まあ、そう言う事をするんだろう。小カトーは何とはなしに同じように振る舞った。祈るとしたら、何を祈ろうか。 二秒ほど考えて、一つだけ祈ってみた。 すると、ふいに金村がこちらを向いた。 「えっと、神社でお参り。知らない?」金村は軽く手を振ってジェスチャ。「小銭入れて、願い事叶うよう祈るの。鈴鳴らしてから」 「あー。彼女できますように」適当に言ってみる小カトー。 「それでこの間騙された所でしょ」少しむっとした風に金村は言った。手の甲をつねられる。 「そう?」 「貴方人がいいからすぐ騙されるでしょ。お願いだから気をつけて。知ってる人だからって平気で騙す人もいるんだから」 そう言うと、金村は少しため息をついた。それからどこか遠い目をして、何かをこらえるような口調で、言う。 「……心配するからお願い。知らない人もそうだけど、知ってる人にも気をつけて」 何を言っているんだろう……とは、思わなかった。何となく、言いたい事は想像がつく。だがそれは、こちらが考えてはいけない事。こちらが知ってはいけない事。そして彼女も、言ってはいけない事。 詮索はしてはいけない。すべきじゃない。小カトーは笑って茶化した。 「例えばお前とか?」 「えっ?」戸惑う金村。うーんと言って首をかしげた。「ショウ君はどう思うのよ?」 小カトーは笑った。その答えなら、決まってる。 「俺は疑うくらいなら騙されるよ」 そう言ってから、何とも言えない気持ちになる。――きっと、そう言うと思っていたから、彼女はあんな事を言ったのだろう。 そしてその想像を肯定するように、彼女は微笑んだ。 「……そういう所が好きよ」 軽く手を引っ張られる。悪い気はしなかったが――悪い気しか、しなかった。 /*/ たぶん、こうしているだけでも行けない事。今はきっと過去で、自分は未来の存在だ。そんな事を知っていたから、こんな風に、複雑な気持ちになるのだろう。 悪い気はしない。 けど、悪い気しかしない。 少し嬉しいと思う気持ちと、それと同じくらいの罪悪感。 お互い忘れられたら幸せなんだろうと思う。 もっとも、あいつ、以外と頑固だから。もしもそんな事を言おう物なら、きっと――いや、絶対に否定してくるだろう。 まったく。世の中、ちょっと難しすぎると思う。 そんな風に思いながら。あの後、彼女から渡されたお守りを持ち上げる。健康祈願と書かれた小さなお守り。 まあ。このくらいなら、いいよな。 何となく悪戯をしているような気になったが、まあ、それはそれでよしと、小カトーは自分を騙してみることにした。 /*/ 勿論。 本当は、騙してなんかいないのだけれど。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 本当にありがとうございます! 小カトーが可愛くって仕方なかったです。本当にありがとうございます。 -- 金村佑華@FEG (2008-02-17 10 53 48) ご感想、ありがとうございました。喜んでいただけたのなら幸いです。――またのご依頼を、お待ちしています。 -- 黒霧@無所属 (2008-02-17 15 13 51) 名前 コメント ご発注元:金村佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=105 type=54 space=15 no= 製作:黒霧@天領 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=107 type=54 space=45 no= 引渡し日: counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/309.html
89金村佑華@FEG 様からのご依頼品 キーンコーンカーンコーーン…… 昼休み開始の鐘が学校中に鳴り響く。金村佑華は、作ってきた弁当を抱えて一人ぽつんと教室の中にたっている。 小カトーのために弁当まで作ってきたのだが、相手が見当たらないのだ。 とりあえず探しに行かなければ。と、金村は屋上へ出てみる。 「あれえ? ショウ君?」 ピンクの髪を屋上から捜してみるがどうも見つからない。 「ショウ君~!? どーこー!?」 叫んでみるが、見つからないものは見つからない。 それから2分ほど遅れて、空に穴が開いた。20mほど先。 金村は走って穴の方へ行ってみる。小カトーが気絶をして倒れていた。 「ショウ君? 大丈夫? 大丈夫?」 落ちてきたときに強かに頭を打ったらしい、血が、流れ出ている。取り敢えず弁当を包んでいた風呂敷を裂いてガーゼ代わりにし、金村は止血をした。 「大丈夫? 大丈夫? 目、見える? 私見えてる?」 小カトーのまぶたが動いて。 「うう」 と唸った。 「いってー」 「! よかったぁ意識はあるみたい…大丈夫?」 止血を続けながら、金村は小カトーが声を発したことでとても安心をした。打ち所が悪すぎて死んだということはなかったらしい。その発言に、小カトーはじと目だ。 「それ、俺の血を見ていってる?」 「言ってる。すごい打って血が出てるからすごく心配してる」 真顔でかえす金村。 「悪い冗談かと思った。イテテ」 自分の意識がはっきりしているのを感じて、小カトーは 「ここ、どこ?」 と問うた。どうやら何も判らないらしい。 「小笠原。分かる?」 金村は小カトーを支えて、止血をしたままそーっと起こした。 「小さいときにきたことはあるけど、こんなに暑くはなかったな」 うーん、と頭をひねる。それから、金村を見た。 「あんたは?」 「金村佑華(カナムラユーカ)。えーっと…アイドレスのパイロットしてます」 「知らないな。日系か。俺も、日系なんだぜ」 「そうなんだ? えっと…もう大丈夫?」 「なんとか。じゃ」 話を切り上げて別れようとする小カトー。 「あっ、待って。…行くあてとかあるの?」 小カトーのために作ってきた弁当をもってモジモジと呼び止める金村。屋上の柵から下を見ながら 「状況把握から」 と答える小カトー。 「あのさ、ここなら私案内できるし。状況把握できてないなら地元民連れてった方がいいでしょ?」 なんとか同行できやしないかと、金村は必死に理由を考える。 「それはそうだけど」 地上から金村に視線を変えて、小カトー。よっ、と柵を越える。 「待って! 早まらないで! 飛び降りたら危ないよ!!」 それを見た金村が慌てて叫ぶが、 「大丈夫だって」 と軽やかに飛び降りてしまった。地上で綺麗にごろごろと転がって着地した。 金村は驚いて、自分まで屋上から飛び降りてしまった! 「まっ、待って! 置いてかないで!」 飛び降りてから、来るべき衝撃を想定してぎゅっと目を瞑る。が、地面にぶつかる衝撃は来ない。 目を開けると、小カトーが金村を受け止めていた。 「……なんなんだよまったく」 小カトーは呆れている。 「だっ、だって、貴方がいきなり降ってきて、血まみれなって、びっくりしたんだもん。 怪我完治してないのにいきなり暴れてまた血が出たらどうするのよ…」 「で。お前も落ちると。わけわかんね」 金村は涙目で小カトーを見上げながらだってぇ…と唸る。 「だって貴方は私に自己紹介してないじゃない…」 参ったなあという顔で、鼻の頭を磨く。 「はぁ。んじゃ、どうぞ」 「……何で空から降ってきたの?」 「俺のほうが知りたいよ」 つっけんどんな小カトーに言葉を詰まらす金村。どうしよう、と考えた後に、そういえば弁当を持ったままだと思い出した。 「……何か、お昼休みなのに、お弁当食べそびれた……」 「俺なんかに、構うから。 んじゃな。悪かった」 金村を降ろして何処かに行こうとする小カトーを慌てて呼び止める。 「あっ! 待ってってば! 状況把握って、まずどこ行くか分かってるの?」 「わからねえけど。誰かの昼飯邪魔までして自分の都合を安売りしたくはないね」 「なら! せめて、一緒に食べて。……怪我してるし、まず血が止まるの待ってから動いても問題ないでしょ?」 金村は折角小カトーのために作ってきた弁当を、どうにかして一緒に食べてもらえないかとがんばっている。 「腹ごしらえしてからでもいいじゃない……それに、またいきなり血が出て倒れたら、私、また心配する……」 小カトーは金村を変人を見る目で見たあと、やはり諦めたかのような声で了承した。 「……いいけどね。俺と食べて楽しいかどうかしらんけど」 その言葉を聴いて、金村は輝くばかりの笑顔で食いついた。 「本当!? 久しぶりにお弁当自分で作ったから、誰か食べて味教えてくれる人、ほしかったの」 嬉しそうにそう言って、座れる場所を探した。小カトーは状況把握して元の場所に帰りたかったが、金村に合わせることにしたのだった。 校内にはあちこちに木が植えられており、気持ち良さそうな木陰を作っている。もう昼休みには遅く、誰も居ない。 近い木陰に二人で座る。 「お昼遅れたね。はい」 金村は弁当を開いた。ハンバーグ中心の力作だ。 もぐもぐと食べる。 「かーちゃんのに似た味だな」 ふ、と小カトーが漏らした。 「ふえ、それってどう言う意味?」 「懐かしいかも」 「ふえ……」 ちょっと顔を赤くする金村。 「? 一応ほめてんだぜ」 「……えっとね、デザートもあるんだよ? 梨むいたの」 照れ隠しに保冷剤を貼り付けていたパックの蓋を開け、爪楊枝を刺して小カトーに差し出す。 「こっち食べ終わったらよかったらどうぞ」 「ああ。うん」 「えへへ。嬉しい」 金村はもぐもぐと食べるのを再開する。 「あのさ」 「はい?」 「俺と話すの嫌いなら、俺すぐ、どこかいくから」 何を言い出すんだろうと思いつつ、金村は軽く首を振る。 「そんな事、ないよ?」 小カトーは黙って金村を見ている。なにか悪いことしたのだろうか、と慌てて弁当を食べ終える金村。 「あのさ、食べ終わったら、どこ先に行くの? 状況把握に」 「さあ。とりあえず、歩いて、誰かと話して。そこからだな」 「さあって。えっと、高いところからだったら分かるの?」 「わかんねえ」 小カトーが食べ終わるのを見て、金村は立ち上がる。 「とりあえず、そこ、歩く?」 「ああ」 小カトーも同じく立ち上がる。 「……案内するって言ったし。一緒に行っていい?」 「あ?」 金村への返事ではない。小カトーは上に引っ張り上げられている。ゆっくり上がりつつある。なんだこれは、と自分の体を見回している。 「おお?」 「うえ?」 金村も驚いて、思わず腕を掴もうと伸ばした。が。するりと自分の腕が通り抜けた。小カトーが、半実体化している。 「これで帰れるっぽいな」 「何? ねえ、何で!?」 「バイバイ。カナムラ」 浮きながら消えながら小カトーは別れを告げた。 「帰っちゃうの? もう会えないの?」 小カトーを見上げながら、金村。 「きっと、逢わないほうがいい」 もう殆ど透けている。 「たぶん、俺たちは……」 そこで全部消えて。続きは聞こえなかった。 ――― お世話になっています、鍋 黒兎@鍋の国です。 No.89の金村佑華さまに指名していただいたSSが完成いたしましたので、提出させていただきます。 お気に召しましたら幸いです。 ご指名有り難うございました! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:金村佑華@FEG http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=89;id=gaibu_ita#163 製作:鍋 黒兎@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=89;id=gaibu_ita#170 counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/sorasouyo/pages/115.html
35 携帯デイリー 2008/02/26(火) 21 30 12 ID wXh1bWTS0 2月26日 (雨の安芸、サブグラウンド横の用具置き場で炭火を囲みながら) ―紅白戦が27日に順延となった。 「雨もあるかと思って(打ち上げ前日より)1日前にしといた。その通りになったな」 ―あしたは下柳、金村暁がいよいよ先発する。 「いよいよいう感じやな」 ―ここまで順調にきている。 「下柳はオフからやってるし、金村は(昨年は)あんまり投げてないけどこれまでローテで投げてて1年間、投げ切る投球を知ってるからな。ブルペンとか打撃投手したのを見るとやっぱり心強いというのかな」 (さらに金村について賛辞のオンパレード) 「先発としてのイニングを稼ぐ投球を知ってる。押したり引いたりという投球術があるわな。フリー打撃に投げたときも自分のボールじゃなしに、打者と大きく勝負してしてる。投げるのに精いっぱいとかストライク取るのに精いっぱいじゃなしに幅が広いわな」 ―昨年は規定投球回数到達者がいなかった。 「去年の場合は下柳が1年投げてもそういう状態やった」 ―1人でもイニングを稼げる投手が出てくるのは大きい。 「金村だけじゃなしにほかの投手もそう。打線との兼ね合いもあるから今までの3点差を5点差にできる得点能力を上げれば(JFKの)1人休ませられる」 ―金村暁はセ・リーグ相手には隠す? 「交流戦もあるし隠す必要ない。“あれはタフや”ってよう聞いた。新戦力も外国人は打者は(セ相手のオープン戦で打席に)立たせたいけど。(新外国人)投手は隠したい」 ―室内で金本の打撃練習を初めて見た。 「全然心配してないよ。毎年、こっち(高知)ではゲームに出てないし10日前後くらいに顔見せのような形で出るくらい。(例年に比べれば)ちょっと遅れるかもしれんけど。本人が不安なしに走ったり守らないかんわけやから不安をなくすこと」 ―左ひざをかばうような感じも見られない。 「そういう感じじゃないやろう。人工芝で引っかかるかと思ったけどそういう感じもないし」 ―万全ならば4番を任せられる。 「手術したからとかじゃなしに打って走れてなら4番よ。全然大丈夫やろう。あと1カ月、ある程度、普通にやれるんじゃないか」