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双海真美(ふたみまみ) 【名前】双海真美(ふたみまみ) 【出展】THE IDOLM@STER 本編 【種族】人間 【性別】女 【声優】下田麻美 【年齢】12歳 【職業】アイドル/小学六年生 【外見】身長149cm/黒髪(焦茶)のミディアム/髪を少し左側で束ねている 【性格】いたずら好き 【解説】 芸能事務所「765プロダクション」に所属するアイドル候補生の一人。その独特の舌の回り具合に定評がある。 双子の姉妹・亜美と一緒に入れ替わりで「双海真美」を演ぢており、真美は事務所内でちか知られていない。 ちなみに、アーケード版では亜美が姉、XboX版では真美が姉となっている。当ロワでは亜美が姉という設定。 遊ぶことと食べることとイタズラとモノマネが趣味。アイドル志望の理由も、今よりもっと楽ちくなる為というもの。 本ロワでは殺し合いが始まる前に、 主催者による見せしめとして首輪を爆破され、殺害されてしまったが……?
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新規架空お笑い 芸人一覧 五十音順 芸歴順 結成年順 番組・局 番組一覧 局一覧 賞レース一覧 一覧 ライブ一覧 一覧 事務所一覧 一覧 テンプレート 芸人(ピン) 芸人(コンビ) 賞レース 事務所 既存架空お笑い 賞レース一覧 一覧
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じゅんじょしアナ【準女子アナ】[名詞] フジテレビ『めざましテレビ』『めざましどようび』に登場するお天気 キャスターの通称。 芸能事務所所属のタレントなのだが、なぜかフジの番組にしか出演しないなど、同局の女子アナに似た扱いを受けている。
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自作 声優ユニット・スフィアのメンバーである、寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生は、 共に何という芸能事務所に所属している? (2015年11月16日 使用フォント:ロゴたいぷゴシックCondensed ) タグ:アニゲ・その他 Quizwiki 索引 ま~英数
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____ / ─ ─\ /,ィエァ イエァ\ / ' \ | 弋 ーー''フ` | \ `ー‐´ / ノ \ . /´ ヽ | l \ ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、. ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))【できる夫】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┃■解説■┃ F~Bランクの子役・ジュニアアイドルを多く抱える中堅事務所『デッキープロ』の社長。┃ 子供の隠れた才能を見ぬくことに関しては定評がある。ロリコンとして。┃ 座右の銘は『Yesロリータ、Noタッチ』。紳士である。ロリコンだが。┃┃■能力■┃┃◎慧眼(ロリコン)┃ 子供の隠れた才能を見抜く目。┃ 年齢が13歳以下のアイドルを採用する際、能力値にボーナス。┃ 大人の才能はさっぱり見抜けない。┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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しゅんぷうていこあさ 自作 芸能事務所「春々堂」を経営し自らのマネジメントを行っている、立川志の輔らと「六人の会」を結成している落語家で、 かつてタレント・泰葉との婚姻関係があったのは誰? (2016年10月2日 2016年9月のQui2投稿問題まとめ。 ) タグ:芸能・その他 Quizwiki 索引 さ~と にしおかすみこ
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俸禄まとめ作業ガイド こちらは俸禄関連作業の手順書です。 俸禄まとめ作業ガイドタスク0:まとめ作業用スレ立て タスク1:作業調書作成 タスク2:作業調書クロスチェック タスク3:給与計算機で計算 タスク4:俸禄wikiページ、申請用書式作成 タスク5:クロスチェック、申請依頼 タスク6:俸禄、起家栄達リストページへの反映 タスク0:まとめ作業用スレ立て 0.1. 水曜日に作業時間報告BBSに作業時間報告スレッドに、以下の新スレッドを立ち上げる。 タイトル:mm月dd日~MM月DD日俸禄まとめスレッド 内容: mm/dd~MM/DD俸禄まとめ用のスレッドです。 タスク1から順に作業をお願いします。 作業の進め方については、各タスクの記事をご参照下さい。 #タスク1と2、4と5は別の作業者さんにやっていただく必要がありますが、 #それ以外のタスクについては一人の方に続けてやっていただいても、 #タスクごとに別の方にバトンタッチしていただいても構いません。 #作業報告(終了していない場合は中間報告)があれば引継ぎ依頼などは必要ありません。 0.2. そのスレッドの下に、タスク1~6,及び作業に関する質問等はこちらへ 計7本の枝を付ける。 本文の内容は各タスクの文章をコピー&ペーストして作成。 0.3. 改善作業BBSの、事務員作業ツリー4a【俸給まとめ作業報告】に、誘導として俸給纏めスレッドのURLを記載するスレッドを立ち上げる。 タイトル:mm/dd~MM/DD分 開始 内容: mm/dd~MM/DD分の俸禄まとめスレッドはこちらとなります。 作業開始しますので、よろしくお願いいたします。 ●mm月dd日~MM月DD日俸禄まとめスレッド <0.1で作成した俸禄纏めスレッドのURL> 7つの記事を投降すると、このような形のツリーになります。 mm/dd~mm/dd俸禄まとめスレッド / 作業者1@事務 ├ タスク1:作業調書作成 / 作業者1@事務 ├ タスク2:作業調書クロスチェック / 作業者1@事務 ├ タスク3:給与計算機で計算 / 作業者1@事務 ├ タスク4:俸禄wikiページ作成 、申請用書式作成/ 作業者1@事務 ├ タスク5:クロスチェック、申請依頼 / 作業者1@事務 ├ タスク6:俸禄、起家栄達リストページへの反映 / 作業者1@事務 └ 作業に関する質問等はこちらへ / 作業者1@事務 これでタスク0は終了です。 タスク1:作業調書作成 1週間に、誰がどんな作業を行ったのかの調書を作成するのが、タスク1です。 1.1 作業者は、該当週の作業時間報告スレッドより、作業報告をコピー&ペーストで抜き出して個人毎にかためてまとめる。 作業報告は、国民番号,PC名@藩国,護民官級,作業日,作業時間,作業内容が、作業日毎に記載されている。 作業時間は2週を1記事で纏めて報告されているので、他の週分を拾わないよう作業日付に注意する 1.2 作業報告の抜粋後、護民官級1級から順に、級順に並べ替える。 同じ級の人が複数いる場合は、その級の中で、国民番号の若い順に並べる。 1.3 並べ替えが終わったら、記入ミスや表記ゆれを訂正。主なチェックポイントは、 * 区切りは、半角カンマ(,)になっているか * 護民官級が、全角アラビア数字(1,2,3・・・)で記入されているか * 国民番号、作業日、作業時間が、半角数字(1,2,3・・・)で記入されているか * 日単位(深夜作業で日にちがまたがった際には作業開始日扱い)で一行になっているか 護民官方の記載をチェックして、表記揺れはこちらで訂正。 記載漏れや、数字のミスと思われるものは、このツリーの最後の記事(「作業に関する質問等はこちらへ」)に内容を記載し、護民官チャットにて報告し、訂正等をお願い、そのお返事に基づき、修正を入れる。 これで、作業調書が完成。 1.4 タスク1記事に、返信の形で報告 タイトル:m/d~m/dd作業調書(m,dは、該当週の日付)、 内容:作業終了しました。クロスチェックお願いします。 <1.3までで作成した作業調書を貼り付け> これでタスク1は終了となります。 タスク2:作業調書クロスチェック タスク1で作成した作業調書のクロスチェックです。よって、タスク1の作業者以外の方が作業をしてください。 2.1 タスク1で作成した「m/d~d/dd作業調書」と、同じ週の護民官方の作業時間報告スレッド(作業調書の元ソース)を見比べて、誤りがないか確認。 主なチェックポイントは、 * 該当週の作業報告がすべて抜き出されているか * 該当週以外のものが混じっていないか * 級順に並べ替えられているか、 * 表記ゆれがきちんと訂正されているか 作業調書に間違いがあった場合は、タスク1の作業調書への返信にて、「作業調書(修正版)」というタイトルで修正後の作業報告を記載。 2.2 クロスチェックの結果を、タスク2記事に返信する形で報告。 タイトル:作業報告 内容: ・修正箇所が無かった場合は、「クロスチェック結果問題ありません」と報告。 また間違いではないものの、気になる点、気付いた点等あれば、記載。 ・修正箇所があった場合、タスク1作業調書に返信の形で報告した「作業調書(修正版)」のURL、及び具体的にどこを修正したのか報告。 これでタスク2は終了です。 タスク3:給与計算機で計算 タスク1で作成した「作業調書」から、ツールを使って俸禄を算出し、芝村さんへの報告資料を作成する作業です。 (旧タスク3とタスク4が一緒になりました) 3.1 http //www.cano-lab.org/salary_gomin.cgiにある「給与計算機」を開く。 ・大きい四角の中に、タスク1で作成した作業調書の内容を、コピー&ペーストで貼り付ける。 ・「四捨五入」の脇の小さい円をクリックして選択。 ・1時間あたり「2」マイルと半角で入力 ・「計算」ボタンをクリック。 すると下に2つの四角が現れ、その中にそれぞれ計算結果が出てくる。 ・上の四角(A)は、wiki形式 ・下の四角(B)は、金庫番(への連絡)書式 ・尚、0.4時間以下の時間は0マイルという数値が出ますので、以下3.2 作業のときに、手入力で1(マイル)に変更してください。 3.2 タスク3記事に返信する形で報告 タイトル:作業報告 内容:上記3.1で作成されたA、Bそれぞれをペースト。 これでタスク3は終了です。 タスク4:俸禄wikiページ、申請用書式作成 タスク3で算出した俸給を護民官wikiに表として作成し、タスク1の作業報告と合わせて芝村さんへの報告資料を作成する作業です。 4.1 俸禄リストのwikiページを作成 前回の俸禄wikiページを探す。 ページの場所は、前週の俸禄まとめスレッドのタスク4作業内容参照。 前回の俸禄ページを開いて「編集」→「このページをコピーして新規ページを作成」を選ぶ。 ページタイトルを、作成する作業範囲月日に書き換えてページ作成。 作成されたページの最初の題名を、作業範囲月日に書き換える。 表の内容を、タスク3の作業結果(A)の内容に書き換える。 ※作業時間が8.1時間以上の人は、備考欄に「過労につき警告」と書き込む。 書き換えが終了したら、「ページ保存」で俸禄ページを保存。 4.2 金庫番報告様式での俸給報告の作成 以下の書式で俸禄取得者を列挙。 国民番号:PC名:俸禄マイル <タスク3の(B)の結果をペースト> 4.3 報告用文書案を作成 タスク4記事に返信する形で、上記(4.1),(4.2)内容を報告 タイトル:作業報告 内容: ・【護民官俸禄(m/d~m/dd)】 国民番号:PC名:俸禄マイル <4.2で作成した俸給報告をペースト> ・俸禄wikiページ <4.1で作成したwikiページURL> これでタスク4は終了です。 タスク5:クロスチェック、申請依頼 タスク4のクロスチェック、及び、官長・準官長に俸禄案と作業調書の(芝村さんへの)報告の依頼を行なうのがタスク5です。よって、タスク4の作業者以外の方が作業をしてください。 5.1 タスク4報告の、4.1俸禄リストのwikiページと、4.3申請用の書式に差異が無いかを確認。 国民番号に間違いがないか、俸禄の額が間違っていないか、人数が一致しているかなどをチェック。 ミスがあった場合は該当箇所を修正して、タスク4の作業結果に修正箇所と正しい書式を返信。 5.2 チェック後、芝村さんへの報告用BBShttp //yagoku.arrow.jp/gomin/houkoku/wforum.cgi?no=261 reno=no oya=261 mode=msgview にある「芝村さんへの要報連相事項」スレッドに、以下の俸禄申請依頼記事を書きこむ。 タイトル:【申請】09mmdd~09MMDD俸禄 本文: 下記の通り俸禄の申請をいたします。 よろしくお願いいたします。 <タスク4(もしくはこのタスクで修正した)で作成した、護民官wikiの俸禄ページURLを記載> <タスク4 4.2(もしくはこのタスクで修正した)で作成した、俸給申請用書式を記載> ・作業調書 <タスク1(もしくはタスク2で修正した)で作成した作業調書のURLを記載> 本文例) 下記の通り俸禄の申請を致します。よろしくお願い致します。 【護民官俸禄(mm/dd~MM/DD)】 http //www27.atwiki.jp/gominkan/pages/~ 国民番号:PC名:俸禄マイル aa-bbbbb-cc:ほんにゃら:4 bb-ccccc-dd:ふんにゃか:1 … … 合計:○マイル 作業調書 http //youmi_c.kotonet.com/gomin/kanri/~ 5.3 事務用掲示板の作業報告ツリーに、報告してください。 これでタスク5は終了です。 ※尚、護民官事務の俸給報告が出次第、両者一つの記事にして改めてご報告する形式に改めました、 タスク6:俸禄、起家栄達リストページへの反映 俸禄が確定したことを護民官事務所内の履歴として残すための作業です 2009/6/2作業分より、該当週の俸禄案は、護民官様によってアイドレス質疑掲示板に提出されます。 http //cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi 給与カテゴリタグで検索し、こちらが提出・承認されていることを確認してから作業に取り掛かってください。 6.1 質疑掲示板をチェックし、護民官様が申請した俸禄の承認が、芝村さんの承認、及び、金庫番済 になっているのを確認します。 6.2 俸禄、起家栄達リストのページ(http //www27.atwiki.jp/gominkan/pages/133.html)に、タスク4で作成した俸禄リストを追加してください。 「編集」→「このページを編集」で、作成したページ名を[[]]で囲んで追記するとリンクが作成されます。 俸禄リストはターンごと、週ごとにまとめてありますので、そのまとめ方に添った形で追記をお願いします。 タスク6記事に「作業報告」というタイトルで、作業を完了した旨を返信してください。 6.3 事務用掲示板の作業報告ツリーに、終了報告してください。 これでタスク6は終了です。 (2009/06/23改訂)
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自作 関西出身者ユニット「たこやきレインボー」、名古屋在住者ユニット「チームしゃちほこ」、 私立恵比寿中学、そしてももいろクローバーZを輩出した、 芸能事務所・スターダストプロモーションの芸能3部に所属するアイドル育成部門を何という? (2014年7月26日 没 ) タグ:芸能・その他 Quizwiki 索引 ま~英数
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「過ぎたるは及ばざるがごとし」冷静な視点で問題点を考察する 「 怪物と戦う者は、自身も怪物になることのないよう気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている。 」 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ 【関連】 反日主義者の精神構造 マスコミに潰された者 フライデー襲撃事件の正体 <目次> ■フライデー襲撃事件を忘れたマスコミ ■参考リンク ■報道されているように凶悪犯罪は増えているのか? ■子供の犯罪被害が増えているという報道は正しいか? ■少年犯罪が増加しているという報道は正しいか?■少年犯罪は急増しているか■凶悪犯罪 ■少年犯罪全体の罪状別 ■横領 ■窃盗 ■少年犯罪の全体像(除窃盗・横領) ■検挙率の低下 ■質の変化 ■一方、報道により自殺は増加 ■フライデー襲撃事件を忘れたマスコミ ビートたけし FRIDAY襲撃事件 ⇒Dailymotion版 | <掲載日>2009.09.02 偏向かまびすしい報道の結果、 ついに当サイトが懸念した、民主党政権が誕生する事態に陥ってしまいました。 安倍晋三氏も、麻生太郎氏も偏向報道の餌食となりました。 過去にマスコミの暴走によって、暴力事件にまで発展したケースがあります。驕る平家は久しからず。 このフライデー襲撃事件は昔話ではありますが、未来図でもあります。 【関連】 フライデー襲撃事件の正体 反日主義者の精神構造 マスコミに潰された者 詳しくはフライデー襲撃事件の正体をご覧ください。 ■参考リンク | 犯罪増加という煽り(報道監視まとめWIKI内) ■報道されているように凶悪犯罪は増えているのか? | 平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低政府統計 平成19年1月~12月犯罪統計 | 平成19年(2007)の殺人認知件数1,199件というのは未遂も含めたもので、また強盗殺人などは別の分類なので入ってはいません。 もろもろ含めた他殺で実際に殺されてしまった人の数は厚生労働省の「人口動態統計」の死因統計で判ります。 それによると、映画「三丁目の夕日」の舞台となった昭和33年に他殺で死んだ数は1,993人で、2006年は580人にまで減ってしまいました。 人口は3割ほど増えてるというのに。2007年はまだ11月までしか発表がないのですが、2006年の1~11月と比べると一割以上も減ってますから、500人近くまで減少しているのではないでしょうか。 戦後最低の記事に対して、年齢構成が変化してるからとか不思議なツッコミをする人がいたのですが、問題は誰に殺されるかなんてことではなく、我々や我々の家族が殺されてしまう確率が昔と比べると圧倒的に減ってしまったというところにあるのではないですか。我々や我々の家族が殺されてしまったときに、その犯人が何歳だなんて気にする人がいるというのがよく判らない話です。しかも、現代は若者よりも年寄りの殺人率のほうが高かったりしますし。 少年犯罪データベースドアより引用 ■子供の犯罪被害が増えているという報道は正しいか? | 子供の犯罪被害が増えているというマスコミの嘘と煽り http //www.youtube.com/watch?v=5jyXOSnW73w | 子どもの犯罪被害データーベースhttp //kodomo.s58.xrea.com/ | 以上を見ると実際には子供の犯罪被害は減っている事がわかる。 ■少年犯罪が増加しているという報道は正しいか? | 少年犯罪データベースドアhttp //blog.livedoor.jp/kangaeru2001/ ■少年犯罪は急増しているか | http //kogoroy.tripod.com/hanzai.htmlより引用、 | 少年犯罪が急増しているということがよく報道されています。しかし、本当に増加しているのでしょうか。報道のイメージに騙されず、きちんと統計を見るようにしてみましょう。 | ということで、インターネットにつなぐことができれば誰でもデータを見ることができる「犯罪白書」平成13年版をもとに作成したグラフを見てみることにしましょう。 | なお「犯罪白書」は法務省のサイトから、誰でもみることができます。これまで、白書なんて見たことがなく、メディアの言うことを鵜呑みにしている人は是非とも見てみましょう。 | まず、少年犯罪全体がどのように推移しているかを見てみましょう。なお、この数はすべて検挙者数であることは頭に入れておく必要があります。なにしろ、検挙してみないと少年か成人かは分かりませんので、全犯罪の認知件数という物はあっても、少年犯罪の認知件数なんてものは存在しません。 | このグラフを見ると、1960年代、1980年代、1990年代後半に少年犯罪のピークがあることが分かります。データがちょっととぎれているので正確にはわかりませんが、1946年あたりにもピークがありそうです。これを見ると少年犯罪が少なくなっているとは言えませんが、最近言われているように急増しているとも言えません。それでは、あまり変わっていないのでしょうか。全体を見ていると見落とすことがあるので、罪状別に検証してみましょう。 ■凶悪犯罪 | まず、ニュースを騒がす凶悪犯罪について、見てみましょう。その前に凶悪犯罪の定義をしておきます。凶悪犯罪とは「警察白書」では殺人、強盗、強姦、放火ですが、「犯罪白書」では、殺人と強盗だけになっています。私には強姦も放火も十分凶悪に思えますので、ここでは警察白書の定義に従って、グラフを見てみます。 | 殺人、強盗、放火は明らかに長期的に減少傾向であることが分かると思います。ということで、これらを合計したグラフです。 | これを見てみると、少年による凶悪犯罪は1958年から1966年までがピークで、それ以降は急激に減少していることが分かります。1997以降増加している傾向は見られますが、長期的には低水準を維持していることが分かります。 | 「1997年から突然増加しているのは、やっぱり、少年の心の闇が…」と言いたいのは分かりますが、もう少し冷静に考えてみましょう。先ほどの凶悪犯罪の罪状別グラフを見てみると、1997年からの凶悪犯罪増加の主因が強盗だということに気づきます。ということで、強盗だけを取り出したグラフを見てみましょう。 | | 1996年の検挙数は1062人、1997年は1701人。なぜ、これまで低水準で推移していたのに、この年、前年に比べて突然600人以上も少年の強盗が増えたのでしょうか。 | 実は少年の心には何も起こっていないのです。この年、取り締まる側である警察の姿勢に変化があったのです。1997年6月3日関口警察庁長官が「悪質な非行には厳正に対処、補導を含む強い姿勢で挑む」と述べています。この発言から、警察が強硬姿勢を示し、少年犯罪の罪状がより重く科せられるようになったのです。 | 強盗というと、「オヤジ狩り」に代表される路上強盗や、家に押し入り、被害者に暴行を加えた上で金品を奪う姿が想像されます。しかし、少年犯罪における強盗の実状の多くはかなり違います。例えば、万引きをして、店員に見つかり、犯人が逃げようとして店員を突き飛ばし、店員が軽傷を負ったとします。このような事案はそれまで、窃盗として検挙されていました。これが厳罰化の傾向により、強盗として検挙されることになったのです。また、ひったくりでもこれまではすべて窃盗に分類されていたものが、上手くけがを負わせずになされれば窃盗、軽傷だろうが、傷害を負わせてしまえば、すべて強盗として数えられることになったのです。正直言って、このような事件が凶悪犯罪として数えられてしまうことには違和感を覚えてしまいます。せいぜい窃盗+傷害がいいところでしょう。つまり、1997年以降の凶悪犯罪増加については、少年自体は何も変わっていないが、警察の姿勢が変わったことが原因である、といえます。 ■少年犯罪全体の罪状別 | 次に、少年犯罪全体を見てみたいと思います。ちなみに窃盗を入れると、窃盗の数が大きすぎて、他の罪状の変化が見えにくくなるので除いています。 | これを見て気づくのは、少年犯罪が多くの罪状が減少あるいは変動がないこと、1970年以降、「横領」だけがやたらと増えていることです。 ■横領 | 横領というと、企業や自治体の経理担当者などが企業や自治体の金をくすねて、チリ人のセクシーな女性に貢いでしてしまうというようなことが想像されます。とういうことは、10代のうちから働いている勤労少年たちが、会社の経理を任され、ついつい会社の金を横領して、フィリピンパブのおねえさんにでも貢いでいるのでしょうか。 | などということがあるはずもなく、横領の多くは「占有離脱物横領」です。占有離脱物横領というと、何がなんだかわかりませんが、要するに放置自転車に勝手に乗ったり、落ちているお金を拾ってネコババしたりすることです。また、コンビニでアルバイトしている少年がレジのお金をくすねて見つかったら、やはりこの横領に分類されることになります。 | 1970年はグラフを見てみれば分かりますが、横領以外の犯罪は減少しています。なぜ、他の犯罪は減少しているのに、横領だけが増えているのでしょうか。1970年以降の少年に、いったい何が起こったのでしょうか。 | と、いいたいところですが、やはり、これには警察の姿勢が大きく関わっています。実は犯罪の検挙数は、犯罪の発生の関数でもありますが、それ以上に警察の活動の関数なのです。なにしろ、犯罪が発生しても、警察が検挙しなければ、ここには載らないわけですから。 | では、横領による検挙の急激な増加が示す警察の活動の変化とは何か。警察が捜査において重要視するのは、当然のことながら、凶悪犯罪です。放置自転車に乗っている少年と、殺人を犯した少年がいたら、どちらを追いかけるかは明白です。その警察が少年による横領のようなせこい犯罪の検挙をするようになったということは、「重大な犯罪が急激に減少したため、警察がヒマになり、大して重要ではない犯罪でも検挙するようになった」ということを示します。ヒマがあれば、放置自転車に乗っている少年を交番に連れてきて、説教する時間もできるというわけです。そうでなければ、1970年代以降、横領だけが急増している理由が説明できません。横領はどう考えても、貧困と関係がありそうです。とすれば、戦後の混乱期にもっとも発生してしかるべきであるのに、経済的に成長してから急激に増加している説明が付かないのです。 ■窃盗 | このことは窃盗についても言えます。窃盗についてのグラフも見てみましょう。 | 全体として10万件前後で推移し、1980年代だけが大きくなっています。全犯罪のグラフでは、1980年代に大きなピークがありましたが、その件数のほとんどが窃盗で在ったことが分かります。 | 窃盗についてもやはり、警察の活動が大きく物を言います。凶悪事件が多ければ、そちらに人員の多くが向けられることになり、窃盗があっても、被害額が少なければ無視される可能性が高くなるからです。逆にヒマがあれば、被害額が小さくとも捜査する可能性は高まります。 ■少年犯罪の全体像(除窃盗・横領) | 横領と窃盗に関しては警察の恣意性がその検挙率を大きく左右すると述べました。そこで、最後に、窃盗と横領を除いた犯罪の合計数を見てみましょう。 | マスメディアが喧伝するような少年犯罪急増などという事実は全くないと見て良いでしょう。むしろ、1960年代前・中盤が少年犯罪の全盛期で、1960年代後半からは少年犯罪は激減し、1970年代以降は低水準で比較的安定的に推移しているのです。 ■検挙率の低下 | 最近は検挙率が落ちています。10年前に比べて、検挙率が半分になったのだから、少年犯罪の数を2倍に補正しなければならんなどと申している人がいます。分かりやすくはありますが、論理的であるとはとても言えません。 | 犯罪白書によれば、全体としての検挙率の低下は強盗と窃盗の検挙率低下によるところが大きいそうです。殺人の検挙率は94%から98%と、いまだに世界でもまれな高検挙率を誇っています。 | まず、認知件数がそのまま犯人の数を表すわけではないということも覚えておく必要があります。少年の強盗・窃盗とは、万引きやひったくり、凶暴なところで「オヤジ狩り」です。これらの犯罪は一度成功すれば、何度でもやるでしょう。つまり、1人(あるいは1グループ)が多くの窃盗を犯すことになります。その場合、認知件数では100件あったとしても、犯人が逮捕された場合の検挙数は1人(または数人)となります。 | また、強盗については既述のように厳罰化傾向により、窃盗からのすげ替えが多いことが指摘できます。 | さらに、逮捕するまでは成人か少年かは分かりません。強盗や窃盗の認知件数の増加は職業的窃盗者(団)の増加も考えられます。職業的に窃盗をしている少年がそうそういるとは思えません。その辺も考慮すれば、検挙率が半減したからといって、単純に検挙数を2倍にすればいいのではないということ、少年犯罪が増えていることを示す証拠にはならないということが分かると思います。 ■質の変化 | 「昔は生活苦からやむにやまれず犯罪に至る少年が多かった。しかし、今は豊かになったにもかかわらず、アニメやゲームの影響で心が貧しくなり、執拗で病的な少年犯罪が多くなった。また、現代の少年はキレやすく、ちょっとしたことに我慢が出来ず、重大事件を起こす。少年の心の闇を…」というのも、少年犯罪を報道するマスメディアおきまりの文句です。いわゆる犯罪の質が変化した説です。では、本当に昔の少年には動機なき犯罪はなかったのでしょうか。 | 自分でまとめるのは面倒なので、少年犯罪データベースをご覧ください。なかったどころか、現在の犯罪より病的ではなかろうかと思える事件がたくさん報道されています。また、キレやすさも大して変わりません。最近になってから質が変わったとはとても言えません。 | そもそも、貧困が理由で犯罪が起こるのなら、強盗と窃盗がほとんどのはずです。それ以外の犯罪は経済状態とはどう考えても相関しません。殺人がいつの時代も凶悪で、倫理観を持たない人間によって引き起こされることは論を待ちません(もちろん、被害者から長年にわたる虐待を受けていたなど、情状酌量の余地があるものは除く)。 | ということで、マスメディアの言う少年犯罪の急増、凶悪化、質の変化などという現象は全く存在しません。 ■一方、報道により自殺は増加 | 自殺予防で政府白書、大量飲酒の対応必要 http //s01.megalodon.jp/2009-1118-0034-27/www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20091117-566790.html 政府は17日午前の閣議で「2009年版自殺対策白書」を決定した。3回目となる今回は特集として自殺予防のための基礎調査結果を掲載し「働き盛りの中高年男性の自殺予防にはうつ病対策だけでは不十分で、大量飲酒などアルコール問題への対応が必要」と提言した。 | 自殺の現状については警察庁が既に発表した統計などを再掲。自殺者数は08年まで11年間連続で3万人を超えている。 | 調査では、アルコール問題を抱えた自殺既遂者の特徴として(1)仕事を持つ40~50代の男性が多い(2)「最後の行動」に及ぶ際に飲酒している者が少なくなく、酩酊(めいてい)によって判断力の低下や衝動性が強まった可能性がある(3)死亡前1年以内にアルコールで健康や仕事に支障を来した-などを挙げている。 | これとは別に、08年前半に硫化水素ガスを発生させた自殺が多数発生した事態を受け、報道とのかかわりを調査。同年4、5月の自殺者数の増加と新聞やテレビでの露出は比例したと結論付けた。インターネットのサイト上に書かれた硫化水素の発生方法が急速に広まったのは報道が要因との観点から調査した。(共同) | [2009年11月17日10時46分] 共同通信
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かがみがパソコンに向かって仕事をしていると、電話がかかってきた。 事務員が電話をとる。少しばかりの受け答えがあってから、 「所長。お電話です。お父様からですよ」 かがみは、転送されてきた電話をとった。 「はい。かがみです。お父さん、何かあったの?」 「ちょっと相談したいことがあるんだけど、そっちに行ってもいいかな?」 「何?」 「まつりのことでな……。詳しいことはそっちで話すから」 「分かったわ。時間空けとくから」 そして、数時間後、ただおとみきとまつりが事務所にやってきた。 かがみは、個室に案内した。 三人は、かがみとテーブルに向かい合って座ったっきり、しばし沈黙していたが、みきが話を切り出した。 まつりが離婚することになったという話だった。 原因は、夫の方の浮気で、身内の話という点を差し引いても相手方に非がありそうな話ではあった。 まあ、日本では離婚なんて離婚届ひとつ出せば成立するようなものではあるが、今回の場合は、ただひとつの点で対立しているために協議離婚が成立せずにこじれているということだった。 「相手のご実家が面子を重んじる家庭でしてね。子供の親権だけは絶対に譲ろうとしないのよ」 みきが事実を述べた。 「あんな男にうちの娘は渡せないわ」 まつりが憤懣やるかたないといった口調でそう言った。 肝心の娘はというと、とりあえず柊家で預かっているということだった。今ごろはいのりの娘と一緒に遊んでるだろう。 「まつりになついてるし、いのりやつかさの娘たちとも仲がいいから、引き離すのも不憫でね」 ただおが、穏やかにそう述べ、さらに続ける。 「こちらとしては話し合いで何とかしたかったんだけど、相手方が弁護士をつけてきてね」 「で、対抗上、こちらも弁護士をつけたいって話ね?」 「かがみ、お願い」 まつりがテーブルにこすりつけんばかりに頭を下げた。普段のおちゃらけた姉からは想像もつかない姿だった。 母親というのはそういうものなのだろう。 「仕事としてなら引き受けるわよ。必要経費と報酬、きちんと払える?」 かがみはそう問う。 冷たい言い方になるが、弁護士業はボランティアではない。 「それは私が払うよ」 「ごめん、お父さん」 「かわいい孫のためだ。これぐらいはどうってことはないよ」 「依頼は成立ね。話を聞く限りでは、相手方は話し合いに応じる気はなさそうだから、さっさと離婚調停を申し立てる方が手っ取り早いと思うわ」 「いきなり裁判とかにはならないのね?」 母のその疑問に、かがみは簡潔に答えた。 「離婚裁判は、原則として調停不調の場合にしか起こせない決まりになってるから。姉さん」 かがみの呼びかけに、まつりが顔をあげた。 「調停の場は非公開だけど、裁判になったら公開の場で相手と罵りあいをすることになるわよ。その覚悟はあるの?」 「娘のためならなんだってやるわよ」 「それともう一つ。養育費をすべて自分で出せる? いいたくはないけど、何をするにも先立つものは金よ。これを相手方に頼るようだと、付け入る隙を与えることになるわ」 「うっ、それは……」 言葉に詰まるまつりを、ただおがフォローした。 「それもうちが出すよ。娘四人を大学や専門学校に行かせることができただけの収入はまだあるんだ。いのりの娘だけじゃなく、まつりの娘の面倒も見れるよ」 「本当にごめん、お父さん」 「相手方の弁護士の名前は分かるかしら?」 ただおが、名刺を取り出して手渡した。 連絡先もきちんと書かれている。 「姉さん。財産分与と慰謝料については、私に一任してくれる?」 「うん。かがみに任せる」 かがみは、個室を出て自分の机に戻ると、電話をとって相方の番号をプッシュした。 「こちら、柊かがみ法律事務所の柊と申します。○○弁護士はいらっしゃいますか?」 相手方が出ると、かがみは淡々と話を進めていった。 「……ええ、私がまつりさんの弁護につくことになりました。よろしくお願いいたします。……はい、こちらとしましては、離婚調停を申し立てるつもりですが、争点は子供の親権だけのようですので、調停手続に入る前に、財産分与と慰謝料についてはあらかた合意しておいた方が、調停もスムーズに進むかと思いまして。……ええ、では、日時の調整がつきましたら、ご連絡ください」 電話を切る。 そして、パソコンのメモソフトで箇条書きで打ち込んで、プリントアウトした紙をもって個室に戻ってきた。 紙をまつりに手渡す。 「財産の状況を確認したいから、そこに書いてあるのコピーでもいいから全部用意して」 「うん」 「あとは姉さんだけ残って。お父さんとお母さんは帰っていいわよ」 「どうしてかしら?」 みきの疑問には、こう答えた。 「姉さんから詳しい話を聞かなきゃならないから」 「確かに私たちに何度も聞かせるような話ではないわね。分かったわ」 みきとただおが、ぐれぐれもよろしくと言い残して、事務所をあとにした。 「さぁ、姉さん。旦那さんの浮気について詳しく聞かせてもらうわよ。それをもとに慰謝料を算定するから」 それは傷に塩を塗ったうえにナイフでえぐり返すような所業だったが、弁護士としてその作業を避けるわけにはいかない。 「あれは、一年前のことよ……」 まつりは、ぽつりぽつりと語り始めた。 そして、すべてが語り終えたあと、かがみはただひとつだけ問うた。 「姉さん。旦那さんのこと、まだ愛してる?」 「……」 まつりは、力なくうなずくと、ぽろぽろと涙を流し始めた。 「この部屋は一応防音仕様だから、好きなだけ泣いていいわよ。今日はこれで終わりだから、気が済んだら、帰っていいから」 かがみは、そういい残すと個室を出て扉をしっかりと閉めた。 中でまつりが号泣してようとも、聞こえることはない。 まつりは、それから30分後に個室から出てきた。 かがみに、ありがとうと言い残して、事務所をあとにした。 それから、弁護士同士の交渉で財産分与と慰謝料について案が作成され、双方の当事者に提示されて承諾を得る。 それは合意書の形で文章化され、双方の記名押印がなされた。 そして、かがみがまつりの代理人として、離婚調停の申立てを家庭裁判所に行なった。申立書には合意書を添付しておいた。 調停の期日が決定され、双方が呼び出される。 離婚調停は、家庭裁判所裁判官1名と調停委員2名が主催するが、裁判官も忙しいので基本的に調停委員2名が中心になる。 裁判所によってもやり方が異なるが、ほとんどの場合は、当事者同士が直接対面することはない。両当事者が単独あるいは弁護士などと一緒に交互に個室に呼び出されて、調停委員が事情や要求などを聞き出す形になる。 まず、双方ともに、さきの合意書の内容に本当に同意しているのかの確認が行なわれた。 そして、争点である子供の親権の話へと移っていく。 調停手続が一日で終わることはほとんどなく、この場合も日にちをおいて3回呼び出しがあった。 2回目ともなると、調停委員の方から、どの程度なら妥協できるのかを探るような質問が頻繁に投げかけられる。 そして、3回目の呼び出し。そこで、裁判官も同席のうえで、調停案の提示があった。 内容は、まつり側の要求をほぼ受け入れたようなものだった。離婚原因で相手に非があること、娘がまつりになついてることや柊家側の親戚とかかわりあいが深いこと、そして、何といっても養育費を柊家側で全部もつという切り札が効いたようだ。 細かい点では相手側の要望も取り入れられていたが、まつり側としてはのめないことはない条件だった。 まつり側は受け入れを表明。 あとは、相手側がどう判断するかだ。調停案をのむか、それとも調停案を蹴って裁判で争うか。 かがみは、相手側ものまざるをえまいと予測していた。相手の家庭は面子を重んじている。裁判になれば、公開の法廷の場ですべてが赤裸々になってしまうわけで、それこそ面子丸つぶれだ。 はたして、予測どおり、相手側も調停案を受け入れた。 親権をめぐる紛争は、ここに終結を見た。 お正月の三が日をすぎたある日、かがみは久々に実家に帰省した。 神社の境内は、正月の喧騒が嘘のように静まりかえり、いつもの光景に戻っている。 「あっ、お姉さん、いらっしゃい」 一足先に娘たちとともに帰省していたつかさが、まず出迎えてくれた。 「「おばさん、こんにちは」」 つかさの双子の娘も挨拶してきた。 「こんにちは」 ちなみに、つかさの旦那さんは、年末年始はいろいろと忙しい仕事なので、ここにはいない。 「あっ、かがみ。帰ってきたんだ。今回も一人だけ? 彼氏でも連れてくればいいのに」 まつりが、ちゃかすようにそういって出迎えた。 「まつり姉さんに言われたくはないわよ」 そこに、まつりの娘が顔を出す。 「あっ、かがみおばさん、こんにちは。今回も彼氏いないんだ?」 「こらっ」 「おお、こわっ」 かがみがにらみつけると、まつりの娘はそういってまつりの背後に隠れた。 「まったく誰に似たんだか」 「私に決まってるじゃん」 そのあと、いのりとその婿さんとその娘、みきにただおも出てきて、かがみを出迎えてくれた。 子供たちが一緒に遊んでいる光景を、縁側から眺める。 「かがみには感謝してるよ。あの子がああしてられるのも、かがみのおかげだしね」 まつりがぽつりとそう言った。 「私は仕事をしただけよ」 かがみはぶっきらぼうにそう答えた。