約 120,327 件
https://w.atwiki.jp/aochan/
検索 前フリと注意とお願い このサイトは「野生の動物ってかっこいい!」をコンセプトに、私aochan個人の好みと私見で作られて居ます。 本当はあんなに生き生きとしている動物たちを、図鑑や動物園でただ名前や大きさを知るだけじゃ味気ない・・・と言うことで、私が見たり読んだりした全てを盛り込んで図鑑を作ってみよう!という試みです。 嘘や作り話を書くつもりは全くありませんが、楽しく分かりやすく読めることを大前提に書いていくので、正確な情報を求める人は、ここではなく市販の動物図鑑をご利用下さい。 当WEBサイトを参照した結果、何か問題が起こった場合も私は一切の責任を負いません。 以上をよくご理解頂けたら、一緒にかっこいい動物にうっとりしましょう! aochan ----
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11734.html
713. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 15 30.21 ID lge1fhYN0 梓「というわけで続いて澪紬・紬澪です」 梓「百合まで持っていくのが難しいと評判のカップリングです」 梓「……前の方でも軽く触れましたが、それはきっと会話シーンなどの描写が他メンバー同士に比べて」 律「少ないからだよな、多分」 梓「和先輩を除けば、最も会話シーンが想像し難いと思われます」 梓「とは言えアニメにおいても原作においても、仲が良いと分かるシーンは所々に散りばめられています」 梓「例えば夏期講習回は律紬に目が行きがちですが」 梓「澪先輩とムギ先輩のやりとりもなかなか良い感じの距離感をしているように見えますし」 梓「最後にはムギ先輩と遊びたかったって、あの澪先輩が大声を出しているところにも注目したいです」 715. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 19 48.57 ID lge1fhYN0 梓「また原作では、澪先輩がムギ先輩に抱きつくシーンが多く見られたりもします」 律「原作の方だと普通に仲良く見えるけどなあ」 梓「まあその辺りの雰囲気は、漫画とアニメの違いってやつでしょう」 梓「さてこの組み合わせのSSを書くには、ですが」 梓「ムギ先輩が澪先輩をかわいいと思っているのは明白ですし」 梓「澪先輩も遊びたかった発言からしてムギ先輩ともっと近づきたい願望も垣間見えますので」 梓「その辺りとかを上手く回収できれば良い百合が書けそうな気がします」 719. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 27 38.53 ID lge1fhYN0 梓「続いて律紬・紬律です」 梓「デート回で一気に火が点いた組み合わせですね」 律「デート回言うな」 梓「いいじゃないですか別に、満更でもないくせに」 律「くせにてお前」 梓「そんなデート回と称されるほど本編がほのぼの路線なのに対し」 梓「SSはシリアス路線な話が割合多めなのがなんだか面白いところではあります」 梓「デート回では律先輩がリードしてムギ先輩が引っ張られる形なのに加えて」 梓「ムギ先輩が律先輩に一種の憧れ的なものを抱いているのは確かそうなので」 梓「ムギ先輩→律先輩(×澪先輩)の図式が多い傾向ですが」 梓「律先輩からムギ先輩にベクトルが向いたら、なんだかとてもすごいことになりそうな気がします」 律「すごいことってまたアバウトな」 721. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 36 41.05 ID lge1fhYN0 梓「まあ、具体的に説明しちゃいますとですね」 律「あ、流石にそこはするんだ」 梓「律先輩って何故だか分かりませんがイケメン()呼ばわりされたりするじゃないですか」 律「確かにされなくはないけどその括弧はなんだ中野」 梓「特にこの組み合わせだと顕著ですが、要するに律先輩は男役に回ることが多いんです」 律「(もうスルーにも慣れてきたな……)そうなのか」 梓「あ、ちなみに()は基本的に(笑)から笑を省略したものになります」 律「フェイント!? でも不思議全然嬉しくない!!」 梓「さて、そんな男の子っぽさが強調されてしまいがちな律先輩ですが」 梓「多少ウザ……もとい元気すぎるところはあっても、やっぱり女の子なわけです」 律「聞こえたからな?」 722. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 40 06.30 ID lge1fhYN0 梓「で、ムギ先輩は律先輩の乙女な部分を突付ける可能性があるんですよ」 律「なんか響きがエロイなそれ」 梓「うわ何考えちゃってるんですかホント律先輩はもう」 律「うわ腹立つていうかスルーして欲しかった」 梓「まあそこを詳しく言うとですね」 律「そっちはスルーかい」 梓「律先輩って基本褒められないキャラじゃないですか」 律「不本意ながらそんな感じだな」 梓「その点において律先輩は唯先輩にすら弄られたりします」 梓「そんな褒められないキャラの律先輩は、たまに褒められると当然照れます」 律「なんか知った風に言われると中々こう、頭にくるな」 723. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 43 19.45 ID lge1fhYN0 梓「デート回の最後の方で、ムギ先輩に褒められて照れちゃうシーンありますよね?」 律「ちょっお前それは……いやまあ、あるけどさ」 梓「律先輩は照れ隠しでつい殴ってしまうんですが」 律「……ああもうだから言うなもう」 梓「つまりこう、律先輩は照れると乙女な部分が表面に出てきてしまうわけなんです、冬の日然り」 律「黙ってくれ中野もう黙ってくれ」 梓「そしてムギ先輩は、律先輩のことをストレートに褒めたり出来る人です」 梓「ちょっと想像してみて下さい、ムギ先輩に『りっちゃん大好き♪』とか言われて照れちゃう律先輩を」 梓「デート回と違って殴ったりして照れ隠しも出来ずに、ただ真っ赤になってそれを受け止めるしか出来ない」 梓「そんな律先輩が浮かんでこないでしょうか?」 律「やめろそろそろマジで」 梓「言われなくてもやめますけどね、律先輩が茶々入れる所為で無駄に長くなっちゃいましたから」 律「それはお前から振ってきた……いや、いいからもうさっさと次いってくれ……」 梓「まとめると、基本に囚われずに色々想像すれば律先輩の隠れがちな面も引き出せるかもってことです」 律「……ドッと疲れた」 724. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 47 25.74 ID lge1fhYN0 梓「続いて梓紬・紬梓です」 梓「原作とアニメの相違点をごっちゃにすると面倒になるのでここでは分けて考察していきます」 梓「原作においては、アニメより序盤における距離は遠めです」 梓「私にとってはなぜかチョコ作っていくのがバレていたり心の中を読まれたりと謎の多い先輩ですし」 梓「それに、あまり深く絡むこともありませんでしたから」 梓「対してムギ先輩からの私はというと、描写がほぼ無いので想像するしかありませんが」 梓「私の登場時の表情などからしておそらくかわいい後輩、あとは百合分供給元ってあたりでしょうか」 梓「序盤では大体こんな関係ですが、終盤に入って私から近づく形で一気に距離が縮みます」 梓「……まあムギ先輩からは基本的にほぼ全員に対して一定以上のベクトルが伸びているので」 梓「こちらから近づけば自然とそうなるのですが、それはさておき」 726. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 50 13.70 ID lge1fhYN0 梓「部室で二人きりになって、ムギ先輩が美人であることを改めて認識して緊張してしまったり」 梓「コードを頑張って弾こうとする様子を見てかわいいと思ったり」 梓「そしてつまみ食いをしていたことが判明したりと」 梓「私がムギ先輩の『かわいさ』を知って、私からムギ先輩にベクトルが向くようになったわけです」 梓「終いには抱きつかれて失神してしまうまで行きましたね」 梓「一方アニメでは、序盤から割りと仲が良いです」 梓「最初の合宿の段階でムギ先輩のかわいさに気付いて、その後ちょいちょい仲の良いシーンがあります」 梓「特に二期前半のOPでは一緒に走ったり笑いあったりする絵があったりと、揺るぎないです」 梓「第十六話に至っては私どんだけムギ先輩にときめいてるんですかってぐらいかわいいを連発します」 730. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23 56 50.84 ID lge1fhYN0 梓「百合SSにおいては、ムギ先輩が姉属性と妹属性を兼ね備えているが故の」 梓「私とムギ先輩の凸凹な感じがとても胸キュンなカップリングですね」 梓「SSの例を挙げると、『梓「デートメーカー?」』なんかがとても良い感じだと思います」 梓「……律先輩なんだか黙りっぱなしでしたけど、ばててるんでしょうか」 734. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 01 36.97 ID /6NGXb5U0 梓「続いてさわ紬・紬さわです」 梓「おそらくさわ子先生関連では一番人気のカップリングだと思われます」 梓「原作ではそこまでの描写はありませんが、アニメではこれでもかってくらいありますね」 梓「主にムギ先輩→さわ子先生になりますが」 梓「澪先輩にドキドキしてるってメールを送ったり、さわちゃん大好きなんて言葉が飛び出したり」 梓「あと、二人っきりのドライブイベントがあったりと色々です」 梓「先生と一緒の時のムギ先輩がとても楽しそうなのが本編においての魅力でしょうか」 梓「そして、ヴィジュアル的にも割と良い感じです」 梓「某大手お絵かき系サイトには思わぬ胸キュン絵が潜んでいたりもするので」 梓「先生関連だからと敬遠してる人はそっちから入ってもいいんじゃないでしょうか」 律「だから名前伏せる意味はあるのか……?」 梓「あ、復活しましたか」 735. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 07 06.98 ID /6NGXb5U0 梓「続いて和紬・紬和です」 梓「他のメンバー同士の絡みに圧されて描写が圧倒的に少ないですね」 律「二期の何話かあたりにちょっとあったかって感じだな」 梓「そんなわけで会話シーンなんかは想像で補うことになるわけですが」 梓「お互いに勉強ができたりと真面目な側面を持っていますし」 梓「ムギ先輩が唯先輩みたいな一面も持っていることを鑑みると」 梓「思わぬ出来事なんかで一気に距離が近づく可能性も十分ありえるんじゃないか、と思います」 律「今回はなんかやけにぼかしてきたな」 梓「……人間の想像力には限界ってやつがですね」 律「ああ、なるほど」 737. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 13 28.44 ID /6NGXb5U0 梓「続いて憂紬・紬憂です」 梓「これまた描写が少ないので難しい筆頭のカップリングです」 律「考える上で一番痛いトコだな」 梓「ここではアニメ・原作を合わせて、憂のムギ先輩に対する印象に注目したいと思います」 梓「第一印象として、唯先輩はムギ先輩のことを『かわいい人』と評していますが」 梓「対して憂は『キレイで素敵な人』と、憂の方が唯先輩より好印象を抱いています」 梓「しかし合宿終了後、憂は私からムギ先輩は意外と子供っぽくてかわいい人と聞かされます」 梓「前者の印象が強い憂としては、かなり気になるところではないでしょうか」 梓「また、ムギ先輩から見た憂に対する印象としては、非常に出来た子というのが強いでしょうが」 梓「そんなムギ先輩が憂の意外な甘えん坊属性に触れたなら……」 梓「なんて考えると、とても胸キュンな話です」 738. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 15 50.33 ID /6NGXb5U0 梓「それに、憂から『お嬢様で世話好きって素敵』という発言があったり」 梓「ムギ先輩が姉属性を持っているという点にも着目すると」 梓「案外無いでもない組み合わせなのでは、と思います」 梓「しかも憂も、唯先輩とはまた違った良い雰囲気を持っているので」 梓「唯紬とは趣の異なる魅力的なほのぼの感を醸し出せそうですね」 739. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 21 12.77 ID /6NGXb5U0 梓「最後に純紬・紬純です」 律「前に全カプ語りやってた人はこじ付けすら無理って言ってたな」 梓「いや、それがすんなり思いついちゃったんですけども」 律「マジ?」 梓「まあそこは、基本的にキャラの捕らえ方の違いだと思いますよ」 梓「さて、二期十六話とかでも分かる通り、私は先輩方のことを憂たちに話したりしています」 梓「つまり、純もムギ先輩に関する情報は一応持っているわけですよ」 律「はあ、そうなのか」 梓「純にとって軽音部は、そんな私の働きやライブなんかもあって結構気になる存在のはずです」 梓「憧れの澪先輩もいますし、ムギ先輩は澪先輩以上に目立つ容姿ですし」 律「今まで触れなかったけど、たしかに目立つなムギは」 梓「なので、近づく機会さえあれば一気に結構な距離まで行きそうな気がします」 741. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 24 31.01 ID /6NGXb5U0 梓「全カプ語りの人はノリが合わないのではと言ってましたが」 梓「純も唯先輩や律先輩に劣らずアッパー系かつフリーダムなのであっさりムギ先輩に近づいて行きそうです」 梓「また、ムギ先輩も仲良しを歓迎する人なのであっさり受け入れるでしょう」 梓「基本は純が疑問質問を投げかけてムギ先輩がそれに答えるって形で会話が進んでいって」 梓「そしてその内純は、想像していた以上に『なんだこの人!?』な状態に陥ります」 律「へ? なんで?」 梓「私が純に話していないこともあるからですよ、合宿の費用とか」 律「はあ、なるほど?」 梓「そうなれば、純はムギ先輩のことが気になって仕方なくなるでしょう」 梓「――とまあ、切り口はこんな感じでいけると思います」 梓「あとは書きたい人が調理してくれれば完璧です」 律「肝心なところ人任せだなおい」 梓「まあ全部書いてもそれはそれで読んだ人の価値観の固定に繋がるかなと」 律「本音は?」 梓「思いつかないんです」 743. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/25(金) 00 34 18.40 ID /6NGXb5U0 ―― 梓「あと、マイナーカプ全般に言えることですが」 梓「ムギ先輩の場合は、唯先輩と律先輩、そして先生と私を除く組み合わせには」 梓「決定的に『近づく機会』というものが足りません」 梓「なので、そこを上手く書けるかがこれら以外の組み合わせを書くときの鍵となりそうですね」 ―― 梓「そんなこんなで、ムギ先輩に関するカプ語りをやってみたわけですが、いかかでしたでしょうか」 梓「少しでもアイデアの種になれば嬉しいですし、ムギ先輩主軸のSSを書いてくれればもっと嬉しいです」 梓「それでは、長々と失礼いたしました」 律「ホント無駄に長かったな……」 戻る
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/4112.html
夢語りシリーズをお気に入りに追加 情報1課 <夢語りシリーズ> #bf 外部リンク課 <夢語りシリーズ> ウィキペディア(Wikipedia) - 夢語りシリーズ Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <夢語りシリーズ> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <夢語りシリーズ> #blogsearch2 成分解析課 <夢語りシリーズ> 夢語りシリーズの66%は濃硫酸で出来ています。夢語りシリーズの31%はミスリルで出来ています。夢語りシリーズの3%は呪詛で出来ています。 報道課 <夢語りシリーズ> 『メタルギア』小島秀夫監督、夢は宇宙飛行士 JAXAが募集中で「仕事を捨てなきゃ…」 長濱ねるは現実的な夢語り自虐(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ブレーブス先勝、Wシリーズ開幕 アストロズに(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【W杯最終予選|10月シリーズ推奨メンバー】鍵を握る両サイドハーフの守備。五輪組の2人を推したい(SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース iPhone 13シリーズ4機種、「デュアルeSIM」に初対応(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「007」シリーズ全作一挙配信! 最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」公開前に総復習を【テレビ/配信映画リスト 9月9日~15日】(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ツキウタ。」ドラマCDシリーズ『月歌奇譚 夢見草』2タイトルが8/28発売決定!Six Gravityメンバーを演じる梶裕貴さん・鳥海浩輔さんら出演声優陣の公式インタビューも到着 - アニメイトタイムズ 情報3課 <夢語りシリーズ> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ 夢語りシリーズ このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/wiki3_shino/pages/48.html
https://w.atwiki.jp/sfthsummary/pages/602.html
54 名前:語り手の事情(酒見賢一)[] 投稿日:01/12/04(火) 21 16 快感は足と足の間ではなく、耳と耳の間にあるのです。 第二回 SF要約選手権
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1191.html
※ホモネタ注意 おや? もうお目覚めですか。 僕としてはもう少しあなたの寝顔を拝見していたかったのですが…そんな顔しないでください。 まずは、なぜいまこのような状況に置かれているのかを知っていただきたいのですが、構いませんか。 …お返事がないようなら、イエスの意味だと判断します。 要は、なぜあなたはこれほどまでにモテるのか、ということなんです。 失礼ながら、女性心理にあまり明るいといえないあなたでも、現在のご自分を取り巻く人間関係、さすがに異常だと感じているのではありませんか。 いまさらシラを切ろうというのは、少し虫が良すぎです。 無論、あなたは数多くの美点をお持ちのかたです…皮肉やからかいで言っているのではありませんよ。 涼宮さんの力と、自分が彼女に選ばれた存在だという事実を知りながら、それでもなお、自分が特別な存在だなどと思い上がったりはしていない。この一点のみでも、賞賛すべき人柄です。 あなたの公正さ、心優しさ、決断力すべてが、僕にとっては憧れと呼べる領域に達しているのです。 おや、もしかして照れていますか。 あなたに対して特別な好意を持っているかたがた、そのひとりひとりの心の流れは自然です。 たとえば、そうですね、朝比奈さん。 あなたもすでにお気づきかとは思いますが、彼女は自分の使命についてほとんど知らされていません。僕たち現代人に余計な情報を与えないために、あえて権限を持たされていないのでしょう。 彼女たちのテクノロジーに比べたら、現代の科学なんて江戸時代のレベルと大差ないはずです。そんな未開の地にひとり放り込まれ、まるで意味がわからないまま、極めて重要な任務を命じられて…しかしあなたは常に彼女の支えであろうとし続けた。行動的にも、精神的にも。 そんな状況下で、あなたを好きにならないほうがどうかしています。 あるいは、長門さん。こう言ってはなんですが、僕は彼女のことを「よくできたロボット」程度にしか思っていませんでした。 …そうカッカしないでください。この認識が誤りだと気づかせてくれたのは、あなたです。 いまではわかっていますよ。彼女にだって人間にも理解可能な感情がある。ただ、自分の感情を認識して、それを表現するスキルが与えられていなかっただけなんだと。 彼女という存在自体、ヒューマノイドインターフェースに人間の行動原理が学習できるか、という実験であったのかもしれません。 あなたは彼女を人格ある存在としてあつかった。彼女の中のささいな感情の発露を見抜き、それを喜んだ。 人間には、「損/得」という価値判断のほかに「快/不快」という行動原理があるといわれます。あなたはそれを、身をもって彼女に教えたのです。 おそらくいまの彼女にとっては、あなたを喜ばせることが「快」であり、あなたを苦しめることが「不快」なのでしょう。 どうやらいまひとつ、僕の意図が飲み込めてもらえてないようですね。面倒かもしれませんが、もうしばらくおつきあい願えませんか。いきなり本題に入っても、たぶんあなたは混乱するだけでしょうから。 それでは、泉さんはどうでしょう。彼女の人柄についてどう感じていますか。いたずら好きで、たまによくわからないことをおっしゃいますが、いつでも明るくて、元気で… あまり納得されていませんね。あいつはそんなに単純なやつじゃない、とおっしゃるんですか。 彼女がよく親しい人間に対して、害のない悪ふざけをくりかえしたり、理解されないのを承知で趣味の話をしたりするのはなぜでしょうね。 僕が思うに、あれは人間関係の距離を計測しているんです。 どこまでなら相手が許してくれるのか、常に確かめていないと気がすまない。ついうっかり踏み込みすぎて、自分が嫌われてしまうことを極端に恐れている。そんな感じがします。 だとしたら、彼女の普段の明るい態度は、みなコンプレックスの裏返しですね。 本当は深く気に病んでいるのでしょう。 小学生と言っても通じそうな体格のこと、周囲の理解を得づらい趣味に没頭していること。 彼女のお母様が、病の身をおして自分の出産に踏み切ったせいで寿命を縮めてしまったこと。 父親以外の男性を知らないこと…おっと、どんな意味かはご想像にお任せします。 しかしあなたは、彼女の心のどこかに影があると気づいていながら、それをまるで気にしなかった。 責めているのではありませんよ。逆です。あなたのその大らかさが、きっと彼女にとっては救いだったのです。 家族の前でも、親友の前でも、明るく元気な自分という仮面をかぶって踊り続けてきた彼女が、本当の自分をさらけ出してもいいと思える唯一の相手、それがあなたなのでは。 ちょっと長話になりましたか。なんだかのどが渇いてきました。失礼… あなたも飲みますか。ただのミネラルウォーターですよ、変な薬品なんて入ってません…必要ない? そうですか。 ここまでお話したんですし、どうせならひととおり行きますか。 柊さんについてはどうです? と言っても、おふたかたいらっしゃいますけど。 ことあるごとにお姉さんを頼るつかささん。それをまるで拒否しないで、むしろ喜んでいるかがみさん。 うるわしき姉妹愛といえばそれまでですが、悪く言うなら互いに依存しています。 完全に一卵性の双子でしたら、もっと対等な関係が成り立っていたのでしょうね。しかし彼女たちのような二卵性の双子は、生物学的に見れば単に同時に生まれた兄弟です。どうしたって遺伝子レベルで能力のばらつきが発生します。 そして彼女たちの場合、知能的にも、運動能力的にも、優れていたのはかがみさんでした。何をするにしても自然と、かがみさんが先導して、つかささんがあとを追うという関係が構築されます。 本来なら彼女たちは、成長のどこかの段階で共依存関係に見切りをつけて、独立した自己を確立しなくてはいけなかったのです。 しかし皮肉なことに、柊家は幸福なご家庭でした。家庭環境的にも経済的にも、問題らしい問題は見当たりません。彼女たちは、ご家族に守られてさえいれば、自分自身のために何かを決断する必要なんてなかったのです。 かがみさんにも、つかささんにも、これといった恋愛経験がありません。中学校時代まで、つかささんが軽度の男性恐怖症だったからです。 きっかけはありふれたことです。小学生の男子というものは、ありていに言って…馬鹿ですから。特に男兄弟しかいない子の場合、ひどく乱暴な、される側にとっては屈辱的な悪ふざけを、ほんのあいさつ代わりに仕掛けるものです。 同年代といえば自分の姉たちしか知らず、父親に手をあげられたこともなかったつかささんにとって、同じ年頃の男子というのは正体不明のモンスターに等しい存在だったのでしょう。 小学校時代、および中学時代前半を通して、かがみさんの使命は、大切な妹をモンスターたちから遠ざけることでした。 高校に入学してからも、彼女たちは女友達しか作ろうとしませんでした。しかし、泉さんにひっぱりこまれる形で僕たちSOS団と親しくなり…つまりは、あなたに出会ったのです。 これは僕にも少々責任があるかもしれませんね。涼宮さんの監視役という立場上、ほかの生徒さんと一定以上に親密になることは避けてきましたから。 わかりますか。柊姉妹にとってあなたは、生まれて初めて出会った「恋愛対象にふさわしい男性」なのです。 しかし、彼女たちはお互いの気持ちについてきわめて敏感です。 かがみさんには、大切な妹の好きな人を独り占めなんてできません。 つかささんには、大好きなお姉さんの好きな人を横取りなんてできません。 決して好きになってはいけない人への恋心、これ以上に燃え上がるものがあるでしょうか。 なにやらお疲れのご様子ですが? すみません、でもあなたには知っていただきたいんです。もう少しですから。 では。泉さん、柊姉妹ときたら、お次は高良さんでしょうか。 控えめなかたですよね。なんにつけてもそうですが、あなたの前では特に。 ところでご存知ですか、彼女にはお兄さんがいらっしゃるとか。 僕たちはいままでに何度か、彼女のところの豪邸にお招きいただいたことがあるわけですが…そんな人物、いましたっけ。 そもそもあのお宅からは、まるで男っ気が感じられないと思いませんでしたか。 うすうす察しがついたかとは思いますが、すでに離婚されているんです、彼女のご両親。お兄さんはそのとき父方へ引き取られました。 われわれが彼女の経歴を調査した際、機関のメンバーが…あなたもご存知の田丸さんですが、そのお兄さんへの接触に成功しています。彼のお勤め先の取引相手、という名目でね。 何度かお酒の席にお誘いして、昔話を聞き出してもらった結果、興味深いことがわかりました。 ひとつが、まだご家族一緒に暮らしていらしたとき、妹がとても懐いていたのでよく相手をしてあげていた、と。 もうひとつが…高良さんのお母様ですが、ちょっと不思議なかたですよね。若々しいというか、子供っぽいというか。 とにかく家事をしたがらないかただったので、よくお兄さんが代わりにしていたと。そのほかにも、突拍子もないわがままを突然言い出すことが多々あって、そのたびに振り回されて大変だった、と語っていらしたそうです。 この関係、どこか似ていませんか。そう、あなたと涼宮さんに。 きっと高良さんは、あなたを見ていたらどうしたって思い出してしまうんですよ。大好きだったのに離ればなれになってしまったお兄さんのことを。 そして同時に、自分があなたに対して抱いている感情は、失った思い出の代償に過ぎないとも自覚しているはずです。彼女は聡明なかたですから。 ところで、一番肝心のかたを抜かしていましたね。もちろん最後にとっておいたわけですが、涼宮さんです。 彼女があなたに好意を抱く理由は明確。おもしろいからです。 あなたというかたがこの町に生まれ、いまの人格を持つあなたに育ち、そして彼女に出会った。それらすべてが、彼女にとってきわめて都合のいい偶然です。 僕や朝比奈さん、長門さんのような存在が、そろって涼宮さんのそばにいることもまた同様。彼女の望む環境を作り出すべく調整された偶然、つまりは宿命と呼んでさしつかえないでしょう。 ただ、いま僕が問題にしたいのはそこではありません。 彼女、目立ちたがり屋に見えますよね。自分ではそんなおつもりないんでしょうけど。 思い起こしてください、ビラ配り、映画撮影、そして彼女がたまに口にする言葉、「SOS団を世界に広げる」。 ようは、多くの人々に認めてもらいたいんです。自分自身がではなく、自分が大切に思っている存在を。自分が好きなものは、世界中の誰もが好きなものであってほしい、そう考えておられるのです。 やっと話を戻せました。脱線が過ぎるのは僕の悪い癖ですね。 もうおわかりですか、なぜあなたは人気者なのか。 なぜあなたの周りにはこれほどまでに都合よく、すばらしくチャーミングで、あなたに好意を抱く理由が充分ある女性たちが集まってくるのか。 そう。涼宮さんから見て好ましい男性であるあなたは、ほかの女性から見ても好ましい男性でなくてはならないのです。 それらの女性は、みなそれぞれに魅力的で、かつあなたの存在を心から求めているかたがたでなくてはならないのです。 そして、誰を選ぶかの決断をあなたにゆだねた。彼女のそういうところ、僕には驚きなんですがね。 誰が選ばれても不自然ではない状況を作り上げておいて、その上で勝負がしたかったのかもしれません。結果が誰にも予測できない、勝っても負けても納得がいく、そんな全力の戦いを。 しかしあなたは逃げた。自分への好意に気がつかないふりをして、結論を先延ばしにして、ただ彼女たちの期待だけを膨らませた。 その結果、どうです。彼女たちのあいだにあった友情も、信頼も、いまや見るも無残な状態です。 僕にとってもわりあい居心地のよかった人間関係は、もはや修復不能なレベルにまで破壊されました。 不思議ですね、これまでに何度となく世界の運命がかかった判断をせまられ、そのたびに正解を選択してきたあなたが…こと恋愛に関しては、ここまで優柔不断だったなんて。 そうそう、ついでに僕の話もしておきましょうか。 僕が自分の同性愛的傾向を自覚したのは、中学に入ったころでしたかね。 クラスの男子が、道端で拾った成人向けコミックを回し読みしていて、まあ僕もちらっと見たわけですが…それのどこがそんなに面白いのか、まるで理解できなかったんです。 そんなものよりも、グラウンドを走る運動部員の体操服から伸びた腕や脚のほうが、よほど魅力的に映りました。 普通ならそこで、女性に欲情できない自分は異常なのではないか、と悩むところなのでしょうが、そんな暇はありませんでしたよ。ほぼ同時期に、超能力者としての覚醒が始まってしまいましたから。 青い巨人が灰色の町を破壊する幻覚を、昼夜関係なしに突然見せられてしまうのです。もちろん当時は、神人のことも閉鎖空間のことも知りませんでしたが、あれを放っておいたら世界が破滅する、ということだけは直感できました。 その後、僕が機関に発見してもらえるまでの数ヶ月間のことは、あまり思い出したくありません。ただ恐怖におびえる毎日でした。 自分の使命を知って戦いに参加できるようになったあとも、とても平穏な日々ではありませんでした。 だけどある日、とても奇妙な任務を命じられました。涼宮さんと、そのパートナー…あなたの監視。人選に深い意味はありません、消去法で考えてこの仕事に一番向いているのが僕だった。それだけです。 その後のことは、まあくどくどとお話しする必要もありませんね。あなたもご存知の通りですから。 ただ、誰にも言えない心境の変化はありました。かつて僕は…あなたのような存在でありたかったんです。 本当は、こんな力は必要なかった。毎日当然の義務として学校に行くような、平凡な生活が送りたかった。でも、この世界には秘密があるという事実まで忘れてしまいたくはないんです、つまらない好奇心ゆえですね。 あなたに嫉妬してないと言えば嘘になります。では、僕があなたの立場だったら? 必要最低限の情報しかなしに、常識のまるで通用しない怪事件に次々と遭遇したら? 悔しいですが、僕にあなたと同じことができたとは思えません。もしこのゲームの主人公が僕であったなら、何回ゲームオーバーになっていたでしょうね。 いままでのように、あなたの友人のふりをしてあなたのそばにいられれば、それでわりあい幸せなんだと気がついたのです。 何をするでもなく放課後の時間を潰して、たまにあなたに何か相談されたり、たまに迷惑がられたり。人知を超える事件が起きたときには頼りにしてもらったり。そんな毎日が、この上なく幸福でした。 もうすでに長門さんあたりから聞いているかもしれませんが…いま現在、閉鎖空間は広がり続けています。おそらく今夜じゅうに全世界を飲み込んで、作り変えるでしょう。 不思議ですね、どうして僕はこんなおしゃべりをしていられるんでしょう。以前なら、世界を救わなくてはならないという使命感に突き動かされて、いてもたってもいられなかったはずですが。 それ以前に、どうしてあなたは今回、涼宮さんのもとにご招待されていないんですか。 なんてね。わかりきったことを聞いてしまいました。彼女はもう、あなたに幻滅しています。いまさら抱きしめてキスなんかされたって、それであなたを信じることなんてできないのです。 あなたへの失望は、すなわちこの世界への失望です。あなたはそれだけ大きい存在だったのですよ。もっと早く気づいていただけると思っていましたが。 どうしました。もう抵抗しないんですか。それとも僕を油断させようという作戦ですか。 駄目ですよ。いまあなたの両脚を自由にしたら、きっと走って逃げてしまうでしょう? あなたの両腕を自由にしたら、つかみかかって抵抗するのでしょう? あなたの口を自由にしたら、僕を口汚くののしるのでしょう? どれも耐えられません。 思うのですが、涼宮さんはまだ、完全にあなたを諦め切れてはいない。少なくとも、あなたをほかの女になんか渡したくないと思っておられるのでは。 同時に、あなたへの好意を表現することすら許されなかった僕に、少し同情してくれているのかもしれません。 あとは、そうですね。あなたなんかひどい目にあってしまえばいい、と考えておられることは確実です。 さあ。これから僕は、いままであなたにしたくてたまらなかったことをしますよ。そちらにとっては不愉快としか思えないことでしょうが、まあ我慢してください。どのみち今夜限りです。 では、いただきます。作品の感想はこちらにどうぞ
https://w.atwiki.jp/hellocomics/pages/32.html
概要 著者森薫 出版社エンターブレイン 掲載紙Fellows!→ハルタ あらすじ 19世紀後半の中央アジアを舞台に、アミル(嫁)とカルルク(夫)やその他大勢の生活を描いています。 感想 ストーリー:☆☆☆☆★ 19世紀後半の中央アジアの生活が主に描写されています。それだけでも興味深いのですが、 徐々にロシアの勢力が迫ってきていたり、アミルの実家の部族と揉めたりと起伏があります。 絵:☆☆☆☆☆ 人物や動物や景色、食べ物や小物に至るまで文句のつけようがありません。 表紙にも凝る手抜きのなさ。 キャラクター:☆☆☆☆☆ アミルが理想の嫁過ぎる… その他にも魅力的な嫁たちがたくさんでてきます。 人妻が主人公で話の焦点という漫画って結構珍しいような気がします。 見やすさ:☆☆☆☆☆ 絵だけでなく構図なども文句なしです。 アミル嫁度:☆☆☆ アミルはまで嫁になったばかりなうえ、夫がだいぶ年下ということもあり、 夫婦というよりは仲の良い姉弟のような感じです。 ですが、徐々に夫が男を見せ始め、嫁のほうも嫁心がついてきているようです。
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1692.html
わしの名を? ふむ…それは難しいですな。 商会長である貴殿の名を聞いた後で心苦しいのもあるのですが、お応えし兼ねます。 …その様な顔をなさらんで欲しい。無礼は十分承知の上… 何と、理由をどうしても知りたいと? …仕方ありませんな。 戦場にてわしの様な“狙撃者(そげきもの)”は幽鬼の如く忌み嫌われる者。 その様な者の名を聞けば、貴殿のこの先にある明るい商道に陰りが生まれようというものでしょう。 それはそうと…大延国に実る柑粒珠果を練り込んだ小団子は、さっぱりすっきり美味ですな(くるりっ)。 そうそう、貴殿は商いの手を新天地でも辺境と呼ばれる地へも広げているとのこと。 そうなると他国では見受けられない新天地ならではの“異なる獣”共には難儀しておられるでしょう? おや、鯖模様が歪んでいるところを見るとどうやら遠からずというところですかな? そうとなると凡そ“人相手”が生業の傭兵では立ち行かぬこともあるでしょう。 (もむもむ…)二杯目の団子、美味しゅうございました。 それでは、貴殿の道を照らす手助けに成り得そうな傭兵団を御紹介いたしましょう ── 対魔獣戦術教導団 “人の城” 拠点:大延国南西 塞王外南蛮境界線 / 主要構成:獣人 / 活動範囲:南蛮、未踏破境界地 “抑えれぬ大なる獣にお困りであれば一声を”と、冒険者ギルドでも害獣対策課に大きく書いている彼らの戦う相手は“魔獣”。 人と相容れぬ恐々たる獣で御座います。 一概に魔獣と申しましてもその種類は多岐に渡り、ここ新天地では未だ未開の地も多く未踏破と溶け合う曖昧なることから 人の届かぬ奥地辺境へ行かずとも、異なる獣の類を多く見ることができます。 無数に押し寄せる刃を通さぬ甲殻と牙を持つ魔蟲… 頭が尻にあるので撃ち抜くのに難儀しました。 森を進んでいると思えば巨大な草蜥蜴の背中というのもあり申した。 川底が数十メトル先まで一匹の魚だったというのもありましたな。 商隊の移動では空から目が離せぬでしょう? 六枚翼の大鳥かと思えば六散し、鎌の様な嘴で襲ってくるものもおりますしな。 休息に適した場所は既に家主がおることも多く、焚き火の向こうに棘顎竜が強靭な後脚を蹴って戻ってくるのを見た時は肝を冷やしましたな。 全てわしが撃ち返しましたが(くるりっ)。 かように人と大きく違う魔獣は、凡そ人を相手に戦う傭兵にとっては苦手とするものでありましょうが、 それらと戦うための戦術、倒すための武器、訓練された兵で固められたのが彼ら“人の城”で御座います。 そんな彼らの特徴が、嬉しい“安い雇用料”ですな。 ふむ、やはり目尻が下がっておいでだ。 安い理由には、“戦う相手は雇用主が探してくれるため”というのともう一つ、“練兵のために新兵が混ざっているため”がありましょう。 何故危険な魔獣相手に新兵を混ぜるのかとお思いでしょうが、わしはその理由を聞いたことがあり申す。 一度、大勢を雇っての開拓地拡張防衛の折のことなのですが、彼らが言うには “我らの真の戦場はここに非ず。 遥か遠く邪なる樹を目指す道にあり。” ということでした。 ここ最近でしょうか、表立っての大きな交流の無い大延国と南蛮にありて、その両地に住む者同士が手を取り合いて 南蛮奥地にあるという“樹”を目指す一団が起こったと、傭兵の間では話題になっておりました。 “戦う意思ある者は集え”と掲げ、国や種族を越えて様々な兵が団を成し、それらが各国の未踏破境界地にて練武を重ね、 大延国より塞王を越えて本陣と交わるとのこと。 噂では、仙人悪仙をはじめ獣闘士や躍師、一線を退いたとされている武侠など一同に介することも難儀する面々が共に戦い 少しづつではありますが、樹へと進んでいると聞いたことがあります。 ふぅむ、やはり“安い”という言葉が響かれたか、既に財布の中身の確認ですかな? 何と?わしも一緒に辺境開拓に来ないかと? …腕を買ってもらえるのは恐悦至極。しかしわしの武器にはちと難儀する処がありましてな、 火精霊の薄い地や気難しい場所などは狙撃に入る以前の問題でして、遠出のためにそこなで火精霊を雇うのも一苦労。 やはりこの“長物”が気になりますか。 そう、銃であろうというのは正解で御座います。 地球との取引では見た事の無いモノであると?そうでしょうそうでしょう。 …どうしましょうか。どうしてもというのであればお教えしても構わないのですが… おや、もう外に夕闇が。話しが長くなって夕餉に丁度良い時間になりましたな。 わしは、このニシューネンにて美味し酒と料理を出す亭がお気に入りでして、話の続きはそこでというのはどうですかな?(くるりっ) 長銃狗侍をシェアさせてもらっての語りの続きです 商人猫は好奇心でどこまで奢れるのかプライスレス 傭兵団の紹介に合わせて色んなものを出してくるのが楽しいな。今度はフタバ亭に? -- (としあき) 2013-10-21 23 12 13 すごい侍なのかただの物知り食いしん坊なのか誰か教えて欲しい -- (名無しさん) 2013-10-22 21 53 26 異世界での銃と火精霊との関係は切り離せないものであると。特に危険とされる地域での集団活動は互いにメリットがなければ成立しないくらい割に合わないものという空気を感じます -- (名無しさん) 2017-09-24 16 47 06 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/cafe-yuggoth/pages/24.html
好きなものを語りたい この項目では喫茶ユゴスの人たちが好きなことを語った配信を紹介します 第1回目 バイク編 第2回目 誕生石編 第3回目 哲学編 第4回目 SAY癖編 第1回目 バイク編 第1回目 バイク編 ゲスト『日鳥』&『甘党ふうせん』 第1段は『バイク』 日常で見かけるけど、免許を取ったことがないのであんまり知らない。 所詮、電動自転車だろうなんて甘かった。時間足りないわこれ。 絆も、知識も、熱量が! 深まっていく時間を見てください。 第2回目 誕生石編 第2回目 誕生石編 ゲスト『ムンビ』 第2回目『誕生石』 石について語りたい! 時々、ムンビは熱量を持ってくる。 鉱石についてならいいけど、パワーストーンとかそんなのあまり興味がない。 なら、興味を出してみよう。 『喫茶ユゴスに来店した人を、勝手に誕生石で当てはめてみる?』 この提案は、大成功だった。とりあえず動画見て。 第3回目 哲学編 第3回目 哲学編 ゲスト『あれま』 第3回目『哲学編』 12月08日(火)21時から あれまさんの哲学について、哲学とは『考える事である』 考える事は人間であれば普段から自然と行動している事であるが では、どうして考えるのか…? 些細な日常に切り込んでみよう! 第4回目 SAY癖編 第4回目 SAY癖編 ゲスト『かえる3号、ななてる、らいむ理事長、甘党ふうせん、品口凸凹、もすい。、御村りょう、谷屋楽』 第3回目『SAY癖編』 12月15日(火)21時から 喫茶ヨゴス から、約数日、伝説の回が来た。 好きな事について語ってもらうぜ!かえる3号!!! しかし、youtube君はセンシティブ禁止。今回は特殊ルールを加えて語ってもらおう… 喫茶ヨゴスの再来である。
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/851.html
ひい様の昔し語り ヤアヤアこっちさおいで。 どうしたが?眠れねが? よしよし、爺ちゃんがお話してやっからな。 よう聞きんさい。 昔々ナ、こんな雪の強い日じゃったとナ。 山奥の村に、五作という男が住んでいたんじゃ。 その年はな、夏の終わりからずうっと寒うてな。 秋になっても作物がとれず、そのまま冬になってしもうたものじゃから、 死んでしまう者も、それは大勢おったんじゃとな。 ああ、こりゃあきっと神様が怒っていなさるんじゃと、皆噂したんじゃとな。 村の田畑は、山を切り開いて作ったものじゃからな、 こりゃあ山の神様が怒るのも仕方ないと、そんな話になったのじゃ。 五作はな、女房をとうに亡くして男やもめじゃったとな。 親もずいぶん昔に死んでしもうて、小さな息子と二人きりで暮らしていたとな。 その小さな息子が、山の神様の生贄に選ばれたのじゃ。 村の神主さんが、神様に聞いて選んだというがな、 そりゃあ違うということは皆わかっておった。 村で一番小さな子供なら、地主さまの家の娘じゃったし、 五作は村一番の貧乏じゃった。 しかし、自分の子供を取られたくねえもんだから、 みな、五作の息子を差し出そうとしたんじゃ。 五作もナ、子供をやりたくなかった。 でもな、子供をやらなけりゃ、村の衆に田んぼを取り上げられてしまう。 そうしたら、もう生活できなくなってしまう。 五作は泣いて子供に謝ったとナ。 「すまねえ、すまねえ、父ちゃんを許してけれ」 そう言って泣いて謝ったとナ。 昔々ナ、こんな雪の強い日じゃったとナ。 五作の息子は、雪の原っぱに、一人で放り出されたとナ。 そうしてその夜にナ、雪は止んで、雨になった。 村の衆はそれは喜んだんじゃ。 雨はな、その晩ずうっと降ってな、積った雪を全部溶かしてしもうた。 山奥の村は、雪崩で滅んでしまったということじゃ。 ――ドントハレ(おしまいおしまい) ……アレ。寝てしもうたか。 (少し間を空けて、ぽつりと) ……昔々ナ、こんな雪の強い日じゃった。