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久「ふぅ……やっと半分か……」 照「今日中に終われそう?」 久「たぶん。宮永さんがいなかったら一週間はかかってただろうけど」アハハ 照「それは言い過ぎな気がする……」 久「そんなことないわ。私、こういうの昔から苦手だから」 照「こういうのって……国語のレポートのこと?」 久「うん。本自体はそこそこに読むんだけど、感想を書くのは嫌いで」 照「読んで思った事をそのまま書けば良いと思うけど……」 久「それがすんなりと出来るのはごく少数なの」アハハ 照「……」ウーン 久「まだお礼言うには早いけど、今日は付き合ってもらってありがとうね」 久「正直間に合わないと思ってたから。すごく助かったわ」 照「いつもは私が久を手伝わせてるから。これくらいお易い御用」 久「ふふ、持つべき物は友達ねー」ニコ 久「あ、そうだ。お菓子持って来てるけど食べる?」 照「お菓子?」キラーン 久「親戚からもらった高そうなヤツ。美味しそうだから持って来ちゃった」 照「おお……!」 久「こういうお菓子って箱とか包装に高級感があるのが良いわよねー」 照「見るからに高そう……なんのお菓子?」 久「チョコレートね。たまにチョコ食べれない人いるけど、宮永さん大丈夫?」 照「大丈夫。大好き」ワクワク 久「ふふ、それは良かった」 久「それじゃあ早速頂きましょう」 照「美味しそう……」 久「いっぱい食べて後半戦頑張ってね」ニコッ 照「任せて」 照(どれにしようかな……うん、この丸いヤツを……) 照「あむ」 照「……!」 照「美味しい……」ポーッ 久「ホント? 私も一つ」スッ 久「……ん?」 久(これって……) 照「クセになる味……こんなチョコ初めて食べる……美味しい……」パクパク 久(やっぱり……お酒入ってるヤツだ……) 照「ふふ、次はこっち……」スッ 久(うわ。もう一種類分食べちゃってる……大丈夫かな?) 照「これも美味しい……」ポーッ 久「ねえ宮永さん」 照「あっ。ご、ごめんなさい。すごく美味しくて……」モグモグ 久「いや、別に全部食べてくれてもいいんだけどね、少し訊きたい事が……」 照「本当に? 全部食べていいの?」ズイッ 久「う、うん。レポート付き合ってもらうお礼に持って来たものだから」アハハ 照「これ全部……私のもの……」キラキラキラ 久(すっごい目キラキラさせてる……) 照「ありがとう久。分からない事があったらどんどん訊いて」キリッ 久「ふふ、そうさせてもらうわ」 照「それにしても本当に美味しい……」モグモグ 久(ま、別に訊かなくてもいっか。お酒入りのチョコ食べて酔う人なんていないだろうし) 久(こんなにも美味しそうに食べてるの邪魔するのも野暮だしね)フフ 照「あ、これも……ふふ……」 久(さーて。宮永さんには休んでてもらって、私はやることやらないと……) ――――――――――――――― 久「ねえ宮永さん、ここなんだけど……」 照「そこの意味は……」パクパク 久「ここの言い回しって……」 照「えーっと……そういうときは……」モシャモシャ 久「この漢字の読みって……」 照「うん……確か……なんだっけ……?」 ――――――――――――― 久「宮永さん、ちょっと訊きたいんだけど……」 久「……宮永さん?」 照「なに?」 久「だ、大丈夫? なんかすっごく顔赤いけど……」 照「大丈夫。体がぽかぽかしてるだけで、何も問題ない」 久(そっか。問題ないかー……)ジー 照「……」ポーッ 久(問題、ない……?) 照「……」スッ 照「あっ。これで最後だ……」シュン 久「 !?」 久(さ、最後? いやいや、あんなにもあったのにそんなわけ……)チラ 久「」 照「はぁ……残念……」モグモグ 久「み、宮永さん。大丈夫? 気分悪かったりとかしない?」 照「どうして?」 久「流石にこの短時間であの量のチョコ食べたら……」 照「大丈夫。甘いもの好きだから、気持ち悪くなったりしない」 久「いや、そっちの心配をしてるんじゃなくて……」 照「あっ……チョコ、付いてる……」 久「えっ?」 照「そこに……」スッ 久「いや、何も付いてないけど……」 照「ん……」ペロ 久「っ!?」 照「……ふふ、美味しい」ニヘラ 久「……」ボー 照「久?」 久「なっ……」カァァ 久(今、ほっぺ舐められて……!) 照「どうしたの? 顔、赤くなってる」スッ 久「だ、大丈夫よ宮永さん。ちょっと驚いただけだから」アハハ 照「そう? ならいいけど……」スッ 久(本当にビックリした……私今、宮永さんに……) 照「……」ボーッ 久(……酔ってる? いやでも、宮永さんだったら素面でこんなことしてもおかしくないし……) 照「久?」キョトン 久「ごめん。ちょっとトイレ行って来るわ」ニコッ 照「うん。いってらっしゃい」 久(はぁ……流石は宮永さんね。毎度毎度、予測出来ない事を……) 久(しかし完全に油断してたなぁ……いつもならこんなことあり得ないのに……) 久(……でも) 久「ふふ、すごく面白くなりそうね」ニコ ――――――――――――――――― 照(チョコ、美味しかったな……) 照(体がぽかぽかして、頭もぼーっとして……うん、今、すごく気持ちいい……) 照(はぁ。眠たくなって来た……でも、久のレポートまだ終わってない……) 照「……」ウトウト ガラ 照「?」 照(誰か入って……) 菫「照?」 照「あ、菫……」 菫「珍しいな。お前が放課後の教室にいるなんて」 照「久のレポート手伝ってた」ポー 菫「レポート? ああ、国語のあれか……」 照「今日中には終わるはず……」ウトウト 菫「……どうした? さっきから随分と眠そうだが」 照「チョコレート食べたら眠たくなってきた」 菫「チョコレート?」 照「これ。久から貰ったヤツ」スッ 菫(な、なんだこの空き袋の山は……) 照「おいしかった……」 菫「お前もしかして……これ全部食べたのか?」 照「久にいいよ、って言われたから」 菫「これだけの量を……よく気持ち悪くならないな……」 照「おいしいよ? 菫も食べてみる?」 菫「食べてみるって、一つも残ってないだろ」 照「あ……」 菫「大丈夫かお前……」ハァ 菫「ん? この箱……」 照「?」 菫「……二段底か」パカ 照「!!」 照「菫すごい!」 菫「いや、普通は気付くと思うが」 照「まだこんなにもいっぱい……!」キラキラキラ 菫「お菓子好きは相変わらずだな……」 照「眠気が覚めた。菫、食べよう」スッ 菫「おい待て。これだけ食べておいてまだ食べるつもりか?」 照「まだ食べてない種類のチョコもいっぱい……どんな味なんだろ……」フフ 菫「はぁ。聞く耳持たずか……夕飯食べれなくなっても知らないぞ……」スッ 照「お菓子とご飯は別腹」パク 照「うん、おいしい……」ウットリ 菫(チョコ一つで幸せそうな顔をして……) 菫「……」パク 菫(……ん?) 照「ふふ、これはどんな味するんだろ……」スッ 菫(これって……) 菫「おい照、商品説明の紙みたいなものはないか」 照「紙? 久が読んでたから、たぶんその辺りに……」モグモグ 菫(嫌な予感がするが、まさか)ペラッ 照「変な形……でも美味しそう」 照「ふふ……」スッ ガシッ 照「……え?」 菫「照、それ以上食べるな」 照「……」 照「何故?」 菫「そのチョコレートにはアルコールが入っている」 照「……だから?」キョトン 菫「お前を酔わせるわけにはいかない。その手に持ってるヤツを離せ」スッ 照「!」 照「や、やだ!」 菫「おい!」 照「な、なんでいじわるするの!? そこにいっぱいあるんだからそれ食べればいいでしょ!?」 菫「お前の持ってるチョコが食べたいわけじゃない! ってどうしてそんなにも必死なんだ!?」 照「菫がいじわるしようとするからでしょ!」フシャー 菫「……照、お前酔ってるだろ」 照「酔ってない」 菫「嘘付け。普段のお前なら絶対に声を荒げるような真似はしない。アルコールで気分が高揚してる証拠だ」 照「そ、そんなことないもん……」 菫「そもそも顔が赤くなってる時点でおかしいと思ってたんだ……」 菫「とりあえず、その一個は許してやる。だがこれは没収だ」スッ 照「あっ……」 菫(酔いが完全に回ってなさそうのが救いだな。早く水を飲ませてアルコールを抜いて……) 照「……返して」 菫「は?」 照「返して!」フシャア 菫「お、落ち着け照! 私はお前のためを思ってだな……!」グググ 照「そんなこと言って本当は独り占めするつもりなんでしょ!」 照「それは私が久から貰ったヤツなの! 返して!」グイグイ 菫「お前キャラおかしいぞ!?」 菫「っておいコラ! 引っ張るな!」 照「なんでいじわるするの! 菫にも食べさせてあげたのに!」 菫「そういう問題じゃないんだ! お前自分がこれ以上酔ったらどうなるのか分かってるのか!?」 照「酔ってない!」グググ 菫「お、おいやめろ! 倒れ……!」 「「きゃああ!?」」ドサッ 照「うぅ、いたい……」ナミダメ 菫「お前の下敷きになった私よりはマシだろ……」グッタリ 照「!」 照(菫が弱ってる今なら……) 菫「照、退いてくれないか……重い……」 照「……」ベシッ 菫「……どうして今殴った」 照「菫が失礼なこと言ったから」 菫「はぁ……なんでもいいから退いてくれ」 照「あ……」 菫「どうした?」 照(菫のほっぺにチョコ付いてる……) 照「菫、動かないで」 菫「は?」 照「んっ……」ペロ 菫「きゃぁああ!!?」バチンッ 照「べぅっ!?」 菫「お、おおお、お前は一体何をやってるんだっっ!!?」カァァァ 照「チョコ付いてたから取って上げただけなのに……」グスン 菫「口頭で伝えればいいだろ!? どうして舐め取る必要がある!?」 照「チョコ勿体ない」 菫(こいつは昔から本当に……!!) 照「……」ソーッ 菫「お、おい!」 照「!」ビクゥ 菫「どさくさに紛れて回収しようたってそうはいかないぞ」ジト 照「菫のいじわる……」 菫「私はお前のためを思ってだな……」 照「チョコ返してくれるまで退いてあげない」ギュウ 菫「な、なにしてるんだお前!? 離れろ!!」 照「その手に持ってる箱をくれたら離れる」ギュウゥ 菫(こ、コイツ……!!) 照「ここは放課後の教室……そのうち誰かが来てこの光景を目撃する」 菫「て、照。冷静になれ……本気で洒落にならないぞ……?」 照「そういえば久がトイレから行ったきり帰って来ない」 菫「!?」 照「今この瞬間に戻って来ても不思議じゃ……」 菫「離れろ……!!」グググ 照「痛い痛い痛い!?」 菫(竹井にこんなところ見られたら、次の日には学校中の噂に……!) 照「やめて菫……乱暴にしないで……」ウルウル 菫「誤解を招くようなことを言うな!?」 照「その箱をくれたらすぐにでも離れるから」 菫「そうしたら残り全部この場で食べるだろ!?」 菫「ただでさえあんなにも食べてるのに、これ以上食べたら……」 照「チョコなんかじゃ酔わない……」 菫「酔っただろ……中2の時のことを覚えてないのか……」ハァ 照「中2の時?」キョトン 菫「……ほ、本当に忘れたのかお前?」 照「なんのこと?」キョトン 菫「……覚えてないならいい」ハァ 照「??」 菫(私の中でもあれは黒歴史だ……あまり思い出したく無い……) 菫「と、とにかく。今お前にこれを渡す訳にはいかない」 菫「4年前の私のような人間を生まないためにもだ」 照「うぅ……意味が分からない……菫のいじわる……」 菫「回り回ってお前のためでもあるんだが……」ハァ 照「もう知らない……菫なんか松実さんに私との関係を勘違いされればいい……」ギュウゥ 菫「お、おい!?」 照「徹底抗戦……」 菫「て、照。もう一度冷静になって考えてみろ……?」 菫「この現場を第三者に見られて被害があるのはお前もなんだぞ……?」 照「どういうこと?」 菫「もし私にこんなことしてるのがあの二人にバレてみろ。どうなる?」 照「あの二人って……咲と淡?」 菫「そうだ」 照「別にどうにもならないと思うけど」ウーン 菫(あぁ……ダメだコイツ……) 菫(って待てよ。あの二人が照に危害を加えるとも思えないし、そうなると行き場の無い嫉妬は私に……) 菫「……た、頼む。離れてくれ」 照「チョコと交換」 菫「くっ……!」 照「菫と松実さんの恋路を邪魔するようなことはしたくない……でも、菫があくまでいじわるし続けるなら」 照「私も菫にいじわるする」スッ 菫「は……?」 菫「ま、待て。お前、何しようとしてる」 照「誰かに見られたら勘違いされるようなこと」 菫「殴るぞ?」ピキピキ 照「お、脅しには屈しない」 菫「お前のしてることも立派な脅しだろ!?」 照「菫、これが最終通告……チョコ返して。さもないとキスする」 菫「……本当に殴るぞ?」キッ 照「そ、そんなことしたら松実さんに菫の恥ずかしい話いっぱいする。菫にキスもいっぱいする」 菫「お前なぁ……!」 照「菫……」スッ 菫「っ……!?」ドキッ 照「どうするの……?」 菫「……私の顔に触るな。その手を離せ」 照「嫌」 菫「それ以上顔を近づけてみろ、全力で突き飛ばす」 照「出来ないよ」 菫「は?」 照「菫にはそんなこと出来ない」 菫「な、何を根拠に……」 照「菫は優しいから。本気でとか全力でとか、そういう怪我しちゃうかもしれないことは絶対に出来ない」 照「私や久にお仕置きするときだってそう。いつもちゃんと手加減してる」 菫「っ……」 照「菫のそういうところ、好きだよ」チュ 菫「!!?」 照「ほら。やっぱり何も出来ない」 菫「っ~~~!」カァァァ 照「菫はキスに弱いんだね。顔、赤くなってる」クス 菫「お、お前はこんなことしてなんとも思わないのか……!」ウルウル 照「菫のこと好きだから。そんなに抵抗はない」 菫(……落ち着け私、宮永照という人間を思い出せ)ドキドキ 菫(コイツの好きは全部ライク。唇以外のキスはただのスキンシップ) 菫(親しい人間になら誰にだって好きと言うし誰にだってキスが出来る別人種の人間なんだ) 菫(ずっと昔から、コイツは……!) 照「菫、誰かに見られる前にチョコ返した方がいいと思うよ?」ギュ 菫「さ、さり気なく抱きついて来るな!? 離れろ……!」グイグイ 照「痛い痛い!? 乱暴にしないで菫! それ以上やったら大声出す!!」 菫「どうして私が暴漢みたいな扱いになってるんだ!? この状況なら大声出すのは私だろ!?」 照「ひ、人を呼びたいなら呼べばいい。その瞬間、菫と私との間にいかがわしい噂が生まれて、それが松実さんの耳に入って……」 菫「くっ……!!」 照「私と菫の付き合いが長い事はみんな知ってる。そんな幼馴染みの二人が放課後の教室で抱き合ってたら……」 菫「わ、分かった。一旦落ち着こう。私も無理に引き剥がそうとうはしない。だからお前も離れろ、な?」 照「それとこれとは話は別」ギュ 菫「おい!?」 照「昔からそうだけど、菫ってすごく良い匂いするよね……」クンクン 菫「や、やめろ……!」 照「菫の匂い好き」 菫「っ……!!」カァァ 菫(ま、待て。冷静になるんだ……ど、どうすればいい?) 菫(力ずくで退かすことも出来ず、言葉での説得にも応じず……) 菫(今こうしてる間にも竹井が帰って来て……いや、もしかしたら宥に直接見られて……) 菫(べ、弁解のしようがないぞ……? こんな状況……) 照「はぁ。あったかい……眠たくなって来たかも……」ウトウト 菫「……寝るなら私から離れて勝手に寝ろ」 照「その前にチョコ返してもらわないと」 菫「……断る」 照「ねえ、菫はどうしてそんなにも必死になって私からチョコを取り上げるの?」 菫「チョコレート自体に問題があるんじゃない。この中に入ってるアルコールに問題があるんだ」 菫「お前が酒を飲もうとしても同じ事をする。いや、もっと厳しく取り締まる」 照「お酒なんて飲んだ事無いし、酔った事も無いのに……」 菫「酒を飲んだ事はなくても酔った事はあるんだ……さっき話しただろ……」 照「中2の時のこと? でも覚えてないよ」 菫「それも酔ってた証拠だ。記憶が飛んだんだろ……」 菫(忘れさせている方がいいのか、はたまた思い出させるべきなのか……) 照「私、そのとき何かした?」 菫「……ああ、したな」 照「菫に?」 菫「私もされたが、被害者はあと二人ほどいる」 照「ひ、被害者って……私なにしたの……?」 菫(この話をすれば照は諦めるのだろうか……いやしかし、あの時のことを思い出されるのは……) 菫「……」 照「菫?」 菫「……酔って少し暴れた」 照「あ、暴れた……」 菫「とにかく、お前は酔わせると危険なんだ。今も半分酔ってる。だからこれ以上酷くならないためにも、今日はもう食べるな」 照「で、でも……!」 菫「明日返してやるから。私の頼みだと思って大人しく引き下がってくれないか?」 照「……」 照「いや」ギュッ 菫「おいコラ!!」 照「だって菫の話、怪しいから」 菫「どういう意味だ……?」 照「中2の時のことなんて全然覚えてない。そもそもそんなことが本当にあったのかすらも疑わしい」 菫「お、お前なぁ……!」 照「あと常識的に考えてお酒入りのチョコなんかで酔うはずがない。よってこれは私からチョコを奪うための菫の罠」 菫(こ、このアホは本当に……!!)ピキピキ 照「あともう少しで騙されるところだった……危ない危ない」フゥ 菫「照、いい加減にしろよお前……! 今この瞬間無理やり押し退けてもいいんだぞ……!」 照「そ、そんなことしたらキスするから!!」 照「松実さんにあることないことでっちあげるから!」 菫「ふ、ふざけるな!? いくらなんでも横暴すぎるだろ!?」 照「私からチョコを奪った菫の方が横暴!」 菫「……はぁ。お前を言葉で説得しようとした私が馬鹿だった……」 照「え……?」 菫「この状況も私に突きつけられる脅しの数々も極めて理不尽で遺憾なものばかりだ」 菫「もうお前がどうなろうが知らん。これ以上は容赦しないぞ照……!!」ゴゴゴ 照「ひぃっ……!?」 菫「これが最後の警告だ。今すぐ私から離れろ。さもないとどうなるか分かってるだろうな……!」 照「ぼ、暴力に訴えるなんて菫最低!」 菫「人の弱みに付け込んでるお前も大概だろうが!?」 菫「いい加減離れろ……!!」グググ 照「痛い痛い! やめて菫!!」ギュウゥ 菫(くっ……! こんなにも深く懐に入られてると思うように力をかけられない……!) 照「す、菫のバカ!! 絶対離さないから! もう大声あげる! 久ぁあああ!! 松実さぁああん!! 菫が酷いことする助けてえええ!!」 菫「なな、なにしてるんだお前!!?」 照「菫に犯されるぅぅううう!! 弘世菫が宮永照をめちゃくちゃに……!!」 菫「や、やめろ!!?」ガッ 照「んむ!?」 照「んー! んんーー!!」モガモガ 菫「照、それ以上声をあげてみろ……どうなるか分かってるだろうな……? 」ギロ 照「ん、んむぅ……」 菫(くっ……照の口を塞いでるせいで両手が使えない……) 菫(にも関わらずコイツは私から離れようとしないし……こうなったらいよいよ引き剥がせないぞ……) 照「……」ウルウル 菫「そ、そんな目で見るな……そもそもお前のせいだろ……」 照「……」キッ 菫「チョコを返さない私が悪い、とでも言いたいのか?」 照「……」コクコク 菫「はぁ……」 菫(コイツの考えてる事が分かるあたり私もだいぶアレだな……いや、普段は何を考えてるのかまったく分からないが……) 照「……」 菫(膠着状態、か……) 菫(いつ誰にこの瞬間を見られるか分からない私にとって、これはリスクしか無い状況だ……) 菫(逆に照にとってはこれ以上有利な展開も無いってわけか……) 照「……」 菫「……照。お前はいいのか?」 照「?」 菫「この状況を誰かに見られて……私とそういう関係だと勘違いされても」 照「……」チョイチョイ 菫「……また叫ぼうとしたらすぐに塞ぐからな」スッ 照「ふぅ……私は別にいい。そもそも良く無かったらこんなことしない」 菫「まあそうだろうな……」 照「私は菫のこと好きだから」 照「逆にそう思われると良い気分になるのかも……」ボソ 菫「なんだって?」 照「何も無い。とにかく、菫にはもう打開策は無い。誰かに見られるのも時間の問題」 照「諦めてチョコ返して。菫が今まで気付き上げた世間体の全てを失ってもいいって言うなら……私はもう何も言わない」ギュッ 菫「……ふざけるな。何度も言うがそんな脅しには屈しない」 照「どうしてそこまで必死になるの? もし私が酔って変になったとしても、菫には関係ないでしょ?」 菫「っ……」 照「私と菫以外の誰かがどうこうなったとしても、菫には何も……」 菫「嫌なんだ」 照「え?」 菫「私自身、この感情がどういう物なのかは分からない……」 菫「ただ。お前が見境なく他人とベタベタするのがたまらなく嫌なんだ。虫酸が走る」 照「……ど、どういうこと?」 菫「酔った時のお前はそれくらい洒落にならないってことだ」ハァ 照「……」 菫(軽いキスやハグ程度じゃ済まないんだぞ……) 菫(私だってそのせいで……) 照「よくわからないけど、菫は私のことを思ってチョコを取り上げようとしてるの……?」 菫「最初からそうだと言ってるだろ……」 照「……」 菫「お前は私にとって一番付き合いの長い友人だ。恥ずかしいが……親友と呼んでもいい」 照「い、いきなり何言ってるの……」カァァ 菫「うるさい。黙って聞け……」 菫「そんなお前が酔った勢いで誰かに手を出して……それが原因で面倒ごとを起こされると困るんだ」 菫「その面倒ごとのせいでお前が不幸になるのも……嫌なんだ」 照「……」 菫「ここまで言っても聞かないならもう知らん。勝手にしろ」 菫「……ほら」スッ 照「え……」 菫「私の思ってる事は全て伝えた。その上でどうするかはお前に任せる」 菫「食べたいなら食べろ……私は酔っぱらったお前を止めるために奔走するだけだからな」 照「菫……」 菫「お前の要求はのんだ。早く離れてくれ」 照「う、うん……なんかごめんね」スッ 菫「謝るくらいなら最初からするなバカ……」 菫(やっと一悶着終えたか……結局は私が折れた形だが、あれだけ言えば照も……) 照「……」モグモグモグ 菫「」 照「あ、菫も食べる? これがすごく美味しくて……」モグモグ 菫「わ、私の話聞いてたよな……?」 照「菫が私の事をすごく大切に思ってくれてることはよく分かった。でも……」 照「食べたい気持ちには勝てなかった……」 菫(つまり私が照を思いやる気持ちよりも、あのチョコレートの方が大切ってこと……) 菫「照……! お前ってヤツは……!!」ゴゴゴ 照「だ、だって菫私が変になっても止めてくれるんでしょ!? そそ、それなら……」 菫「……」 菫「はぁ……もういい。勝手にしろ……」 照「え……?」 菫「お前には呆れさせられてばかりだったが……今回ばかりは失望したぞ、照」 菫「もうどうにでもなればいい」テクテク 照「す、菫待って……!」 菫「ついて来るな」ギロ 照「!」ビクッ 菫「……私は部室に戻る。お前も顔を出せそうなら出せよ」ガラッ 照「……」 照(菫、怒ってた……) 照(私が、怒らせた……?) 照(菫、すごく冷たい目してた……あんな目で見られたの、初めて……) 照「あれ、私……なんで泣きそうに……」ジワァ 照「今まで、こんなこと……」 照「……ぐずっ」 照「すみれ……」ポロポロ 久(……出るタイミング無くなったなぁ) 久(途中までは楽しませてもらったけど、まさかこんな展開になるとは……) 久(まあどう考えても宮永さんが悪いけど……)アハハ 久「……さて。私はいかにすべきか……」 照「……」ドンヨリ 久(まあ仲直りさせるしかあり得ないんだけど……そうするには作戦は一つね) 久「ただいま宮永さん、待たせちゃったわね」 照「久……」ジワ 久「あら、どうしたの? ずいぶん元気なくなってるけど……」 照「私、菫に……嫌われちゃった……」 久「ありゃりゃ。なんかしちゃった?」 照「菫の気持ちを……蔑ろにした……」 久「そっか……宮永さん。今、辛い?」 照「うん……すごく辛い……菫に謝りたい……」 久「でも弘世さん許してくれるかしら? 酷い事しちゃったのよね」 照「久……私、どうすれば……!」 久「宮永さん、こういう時はね……」 久「忘れちゃえばいいのよ」 照「えっ……?」 久「弘世さんに嫌われちゃったことも、辛い事も全部忘れれば……」 照「ひ、久……?」 久「宮永さん、実はここにもう一箱。とっても美味しいチョコレートがあってね」 照「……!」 久「まずはいっぱい好きなもの食べて、辛い事を忘れて……難しいことはそのあとに考えるの」 久「気分がスッキリすればきっと、弘世さんと仲直りするための良い案も浮かぶわ」ニコ 照「……ほ、本当に……?」 久「もちろん♪ だからさあ、食べましょう? とっても美味しいわよ?」 照「で、でも……チョコ食べたら、菫の気持ちを本当に裏切る事に……」 久「今さら弘世さんの気持ちを尊重しても仲直りは出来ないわよ?」 照「っ……」 久「むしろそんなことをしたって、それは宮永さんの自己満足に思えるけど……」ウーン 照「……」シュン 久「自分自身が救われたいのか、はたまた弘世さんと仲直りがしたいのか……」 照「そ、そんなの菫と仲直りしたいに決まってる!」 久「それじゃあ食べましょう」ニコ 久「いっぱい食べて今の辛い気持ちを忘れて……そうすれば弘世さんに対して素直に接することができるわ」 照「素直に……?」 久「そう素直に。そうなれば謝るのも簡単だし、仲直りもあっという間よ♪」 照「ほ、本当……?」 久「私を信じて。これは勇気が出る魔法のチョコレートだから。食べれば食べた分だけ良い事があるから」ニッコリ 久「きっと二人とも幸せになれるわ」ニヤァ 久「だから宮永さん! じゃんじゃん食べて! 辛いときと頭使うときはチョコに限るわ!」 照「う、うん……」 照「あ、美味しい……」モグモグ 久「でしょ? こっちもイケるわよ?」スッ 照「あむ」 照「……!」パァァァ 久「ふふ、全部食べちゃっていいからね」ニッコリ 照「うん……!」モグモグ 久(これで宮永さんが酔うとどうなるかが分かる……) 久(弘世さんがあそこまで本気になって止めるんだから、一体どうなるのか……!)ワクワク 照「うん……これも美味しい……」ポワーン ――――――――――――――――― 菫「はぁ……」 和「どうしたんですか部長? 溜め息なんてついて」 菫「……照のことでちょっとな」 和「宮永先輩?」 菫「少し喧嘩してな……」 和「部長と宮永先輩が喧嘩……天変地異の前触れですかね……」 菫「おいおいどういう意味だ」ジト 和「いえ。他意はありません。ただ、珍しいなと」 菫「……そんなに私たち二人は仲良しに見えるか?」 和「仲良しと言うよりは、互いに信頼し合ってると思います」 和「まあ、部室以外での二人の関係は知りませんから……あくまで私の主観ですが」 菫「……」 和「大体喧嘩って何を原因に?」 和「中等部の頃からお二人のことは見て来てますけど、そんなこと今まで一度も……」 菫「まあ喧嘩と言うよりは、私が一方的に愛想を尽かしたという方が近いな……」 和「部長が愛想を尽かすってよっぽどですね」クス 菫「まあな……」 和「でも……宮永先輩に悪気は無いと思いますよ?」 菫「事情も聞かずに何故分かる?」 和「なんとなくです」 菫「当てにならんな……」 和「そう言うなら聞かせてくださいよ、事情」 和「気になります」キリ 菫(……会話のネタ程度に話してしまうか。その方が少しは胸がスッとするかもしれない) 菫「実はな……」 ―――――――――――――― 和「なるほど、そんなことが……」 菫「原村はどう思う?」 和「宮永先輩が悪いですね」キッパリ 菫「違いない」アハハ 和「でも、忠告を聞かずチョコを食べたのは宮永先輩の信頼の現れだと思います」 菫「どういうことだ?」 和「酔ってどうにかなっても自分がなんとかしてあげる、って言ったんですよね?」 菫「ああそうだが……」 和「つまりその言葉をそのまま受け取ったんですよ」 和「部長なら自分がどうにかなっても助けてくれる。自分の全てを許してくれる……」 和「そう本気で思ってたからこそ、間髪入れずチョコを食べた」 菫「……」 和「だから、宮永先輩にとって部長の思いやりよりチョコが大切なわけじゃないんですよ」 和「許してあげたらどうですか? 悪気が無いのは確かです」 菫(照……) 和「それに宮永先輩、今頃かなり動揺してそうですね……」 和「自業自得とは言え、そこまで信頼していた部長に突き放されたんですから……」 菫「っ……」 和「まあ、宮永先輩が動揺する姿なんて想像も出来ませんから見てみたい気もしますが」クス 菫「……私はどうしたらいいと思う?」 和「仲直りしたいなら、怒っていないということを明確に伝えればいいのでは」 和「遠回しだと気付かない可能性の方が高いでしょうから」 和「何にせよ、お二人が普段通りじゃないとこっちまで調子が狂いそうです。早く元の鞘に収まってくださいね」ニッコリ 菫「ああ、そうするよ……」 菫「私はアイツが少しでも懲りればと突き放したつもりだが……悪気が無いのなら咎めようは無い」 菫(気持ちを蔑ろにされたと思って、不愉快に感じたのも事実だが……) キーンコーンカーンコーン 和「もうこんな時間ですか……友人を待たせているので、私はそろそろ帰りますね」 菫「ああ。付き合わせて悪かったな。照と二人でするつもりの作業だったんだが……」 和「気にしないでください。麻雀部のことなら、いつだって喜んで手伝わせてもらいます」ニコ 菫(ここまで部に真摯な人間が一年にいるのは頼もしいな……) 和「それでは失礼しますね。お疲れ様でした」ペコ 菫「気を付けて帰るんだぞ」 和「子供扱いしないでください」フフ 菫「さて……ここからどうしたものか」 菫(部室の戸締まりをした後だが……照に会いに行くか?) 菫(結局部室に来なかったってことはまだ教室で久の相手をしているのか、それとも……) 菫「帰りに教室を覗いて、居なかったら明日にでも声をかければいいか……嫌でも顔は合わせるだろうしな……」 菫(とりあえず戸締まりを済ませて、帰る準備をしよう……) ―――――――――――――――― 菫(この時間帯の校内は静かだな……)テクテク 菫(ほとんどの部が活動を終え、最終下校のチャイムを待っている……) 菫(流石にこの時間までやっているとは思えないが……) 菫「……」ガラ 久「あら。弘世さん」ニコ 菫「竹井……」 久「こんな時間に奇遇ね。教室に何か忘れ物?」 菫「まあ、忘れ物と言えば忘れ物だが……」 久「宮永さんなら保健室にいるわよ」 菫「保健室?」 久「私がここに戻った時、すごく気分が悪そうにしてて……保健室に連れて行ったら体調不良だそうよ」 菫「っ……」 久「一体何が原因なんでしょうね。まったく見当もつかないわ」ニヤァ 菫「……竹井。何もしてないだろうな」キッ 久「あら、どういうことかしら?」 菫「とぼけなくていい。照から事情を聞いているんだろ」 久「ふふ、ご名答。流石に察しがいいわね」 久(本当は最初から最後まで見てたけど) 菫「照に何を吹き込んだ?」 久「相談に乗ってあげただけよ。弘世さんに嫌われた、って泣きそうになってたから」 菫「っ……」 久「宮永さんのあんな顔、初めて見たわ。それなりに長い付き合いのつもりだったんだけど」 菫「体調不良で保健室にいるってのは本当だろうな?」 久「もちろん。そんな嘘をついてどうするの」クス 菫「お前なら何か企んでいてもおかしくない……疑ってかかるくらいがちょうどだ」 久「信用されてないのね」アハハ 菫「味方だと分かっていないときのお前ほど怖い人間はいないからな」 久「とりあえず、保健室に行ってあげたら?」 久「弘世さんも宮永さんに何か用があるから、ここに来たんでしょ」 菫「……」 久「私をイマイチ信用しきれないのは分かるけど、宮永さんへの手がかりは他に無いと思うわよ」クス 菫「……もし何か企んでいたら殴るからな」 久「怖い事言わないでよ。本当に大丈夫だって」アハハ 菫「お前の言葉はアテにならないんだよ……」 久「まあ私に対する信頼の話は置いといて♪ 早く行ってあげて弘世さん」 久「宮永さん、きっと待ってるから」 菫「……言われなくてもそうするつもりだよ」ガラ 久「ふふ、いってらっしゃーい」ニコ 久「仲直り出来る事を祈るわ」ボソ ―――――――――――――――――― 菫(竹井の口ぶりはあまりに胡散臭い……十中八九何かの罠だ) 菫(しかし、保健室にいることが事実なら……罠と分かっていても行くしかない) 菫(一体何を企んでいるのかが分かれば身構えることも出来るんだがな……)ハァ 菫(保健室……通常なら荒川先生が出るはずだが……)コンコンコン 菫「……」 菫(嫌な予感しかしないな……) 菫「……失礼します」ガラッ 菫(照は本当にいるのか……?)テクテク 菫「……」キョロキョロ 菫(人の気配は感じない……無人なのか……?) 菫(いや……) 菫「そうでもなさそうだな」ボソ 菫(照の上履き……カーテンが閉まってるあのベッドか) 菫(果たしてどう声をかけるか……寝ている可能性もあるし、体調が悪いのなら尚更……) 菫(しかし……ここまで来て声もかけずに帰るのは流石に薄情か……?) 菫「……」 菫(寝顔くらい拝んでやるか)テクテク 菫「……照、そこにいるのか?」 「……」 菫「……寝ているのか?」 「……」 菫「……開けるぞ」シャッ 菫「な……」 菫(だ、誰もいない……?) 菫(ならこの上履きは―――) 照「菫……」ギュゥ 菫「!!」ビクゥ 菫(う、後ろから……) 照「……」 菫「……なんのつもりだ、照」 照「こうしないと菫、逃げちゃうから……」 菫「どうして私がお前から逃げる必要があるんだ……暑苦しい。離れてくれ」 照「嫌……」 菫「お、おい……」 照「私、菫に謝りたいの」 菫「……そのことならもういい」 照「良くないよ」ギュウ 菫「照……?」 照「何も良くない……」 照「私、いつも菫の優しさに甘えて、菫を困らせて……」 照「菫なら本気で怒ったりしないとか、なんだかんだで許してくれるとか」 照「そんなことを思いながら今までいろんなことしてきて……」 照「今日だってそう」 照「菫は私のことを思ってチョコを取り上げたのに、その理由すらちゃんと考えずにめちゃくちゃなことして……」 照「怒って当然だよ……むしろ、今まで怒られなかった方がおかしいくらい……」 菫「照……」 照「菫、今まで本当にごめんなさい……何も気付けない、バカな私で……ごめんなさい……」 菫「もういい。お前の言いたい事は分かったからそれ以上謝るな……」 菫「私だって少し大人げなかったのも事実だ……お前の考えてる事をしっかりと理解しないまま、突き放すようなことをしてしまった」 照「菫は何も悪く無いよ……悪いのは全部私で……」 菫「もういいから。それ以上何も言うな……」 照「菫……」 菫(今まで照にこんなことを言われたことはなかった……) 菫(世話を焼くことに見返りを求めていた訳じゃない。礼を言われたいと思った事も無い) 菫(ただ……初めてだ……照と出会ってから、初めてこんな……)ウルウル 照「菫、泣いてるの……?」 菫「泣く訳ないだろバカ……」 照「でも、声震えて……」 菫「うるさいっ……声くらい、泣いていなくても震えるっ……」 照「菫……」 菫(こんなことで感極まるなんて本当に情けない……照に泣き顔なんて死んでも見せられるかっ……) 照「泣きたいなら泣いてもいいよ……?」 菫「ふざけるな……お前に謝られたくらいで泣く訳ないだろ……」 照「菫は強がりだね……」ギュ 菫(これ以上照に抱きつかれてたら、何かの拍子で本当に泣いてしまうかもしれない……)グスン 菫「……照、お前の気持ちはもう分かった。言葉もしっかりと受け取った」 菫「だからそろそろ離れてくれないか……?」 照「……」 菫「そもそもどうしてこんな不意打ちみたいな真似を……」 照「私、思い出したの」 菫「思い出した?」 照「4年前のこと、全部……」 菫「!?」 照「あんなにも大切なことを今まで忘れてたなんて……自分で自分が嫌になる……」 菫「お、お前……本当に……」 照「うん。全部、ちゃんと思い出した。思い出せたおかげで、今やっと気付いた」 照「菫のことが好きだってこと」 菫「!!」 菫「お前、今なんて……」 照「菫……あの時の続き、しよ……?」サワ 菫「ひっ……!?」 照「途中で止められちゃったんだよね……よく覚えてるよ……」 照「私今、あの時と似たような感じだから……」 菫(コイツもしかして、酔っぱらって……!?) 照「仲直りの証に……ね……?」シュル 菫「や、やめろ照!! 正気に戻れ!?」 照「私は正気だよ……別におかしくなんてなってない……」ス… 菫「ぁっ……!」 照「この気持ちは本物……嘘なんかじゃない……」サワ… 菫「は、離せっ……! 私に触るな……!」 照「どうして嫌がるの……? あの時はすごく悦んでたのに……」 菫「んっ……」 照「大丈夫、今度は邪魔者は入らないから……」 照「ん……」チュゥ 菫「や、やめろぉ……舐めるなぁ……!」 照「ぁ……」ペロ… 菫(ま、まずいっ……このままじゃっ……!) 菫「は、離れろ……!!」グググ 照「ほら、私の言った通り……」 照「こうしないと菫、逃げちゃうって……」ギュウゥゥ 菫(コイツ最初からこのつもりで……!) 照「大人しくしてよ……菫も私の事好きなんだから別にいいでしょ……?」 菫「ふ、ふざけるな! 4年前と今を混同するな!!」 照「何言ってるの……今も昔も菫は私のことが好きだよ……」 照「好きだから世話を焼いてくれて……」 照「好きだから気にかけてくれて……」 照「私はそんな菫が大好きで……」チュゥ 菫「んん……!!」 照「うなじ、良い匂い……ここ、好き……」 菫「て、照ッ……!!」ビクン 照「ん、ぁ……」レロォ 菫「ッ~~~!?」ビビクン 照「ふふ、ビクビクしてる……気持ちいいんだね、菫……」チュッ 菫「やめ……ろ……」 照「菫……一緒にもっと気持ち良くなろ……?」グイッ 菫「きゃあっ……!」トサッ 菫(べ、ベッドに……) 照「たまに本で読むけど、保健室でこういうことしたらドキドキするって本当なんだね……」 菫「や、やめろ照……こ、こんなことっ……」 照「私 初めてだけど……やり方、少しくらいなら分かるから……」スッ 照「服、脱がすね……」 菫「……!?」 菫「さ、触るな!!」バシッ 照「ッ……」 照「どうして拒むの……? 服脱ぐの嫌……?」 菫「そういうことじゃない! 照、冷静になれ! お前は酔っておかしくなってるだけだ!」 照「菫は私のこの気持ちが酔ってるせいだって言うの……?」 菫「そうだ……今のお前はいつものお前じゃない……」 照「そんなことない……私は私だよ……酔ってもないしおかしくもなってない……」 照「菫は私の気持ちを信じてないだけなんでしょ……? だから、そんなこと言って……」 菫「信じるとかじゃないんだ照……お前のその気持ちは本来存在しないはずのものなんだ……」 照「存在しない……?」 菫「ああ……酔ったお前がそうなることは4年前に体感してる」 菫「酔いが覚めたあとのことも全て覚えてる。だからこそ断言できる」 菫「お前の私に対する好きはこういう好きじゃないんだ!」 照「何言ってるの菫……?」 菫「お前は酔うとラブとライクがひっくり返るだけなんだ……」 菫「きっと私じゃなくても、親しい人間なら誰にでもこういうことを……」 照「違うっ!!」 菫「っ……」 照「私は絶対にそんなことしない……! 菫以外の人には絶対にこんなことしない!!」 照「私の気持ちをそんな風に言うのはいくら菫でも許さない……!」キッ 菫「て、照……」 照「そんなに信じられないなら証明してあげるよ……」 照「私が本当に菫のこと好きだってこと、菫にならなんでも出来るってこと……」スッ 菫「!!」 菫「お、お前何をっ……!?」 照「動かないでっ……」グイッ 菫「やめろっ!! これ以上は本当に冗談じゃ済ませられない!!」 照「冗談で済ませたくなんてないっ……!」 菫「照!!」 照「嫌だよ……どうしてそんなこと言うの……ひぐっ……」 照「受け取ってもらえないのはいい……でもっ、この気持ちを否定されるのだけは絶対に嫌だよ……」ポロポロ 菫「っ……」 照「私は菫のことを好きになっちゃダメなの……?」 照「菫に好きだってことを知ってもらうのもダメなの……?」 菫「……私には、今のお前を10年以上一緒に居た宮永照だと思う事が出来ない……」 照「……!」 菫「私にとって今のお前は、照の外見をした限りなく照に近い誰かなんだ……」 照「そんなの……!」 菫「お前の言いたい事は分かる!」 照「っ!」ビクッ 菫「ただ……私にとって宮永照はあのバカだけなんだ……」 照「……」ポロポロ 菫「もう目を覚ませとは言わない……お前はお前だ」 菫「ただ……それでも気持ちは受け取れない。一線を超えるようなことも絶対に出来ない」 照「なら菫は……『私』じゃない菫にとっての宮永照の気持ちなら受け取ってくれるの……?」 菫「……いいや。受け取れない」 照「っ……!」 菫「アイツに対する恋心は……もうとっくの昔に風化してしまった。思い出すことなんて出来ないんだ……」 照「そん、な……」 菫「本当にすまない……無論、お前の気持ちにも答えられない……」 照「菫……」 菫「退いてくれ、照……私のことを本当に思っているなら、これ以上はもうやめてくれ……」 照「……」ヘナ… 菫(こうなればもう、私に対して無理やり何かしようとは思わないだろう……) 照「ひぐっ……ぐずっ……」ポロポロ 菫「……本当にすまない」 照「謝るくらいなら……抱きしめて……」 菫「……それは出来ない」 照「なら……そんなこと言わないで……」 菫(照……) 菫(……これでいいんだ。これで酔いが覚めた時にはきっと……) 照「ねえ、菫……」 菫「……なんだ」 照「もうこれ以上何も言わないし、何もしないから……最後のお願い聞いて欲しい……」ウルウル 菫「……何をすればいい?」 照「キス……して欲しい……」 菫「っ……」 照「4年前、初めては私からだった……」 照「だから、最後は菫からして……私の恋心を終わらせて欲しい……」 照「菫……」ウルウル 菫「……」 菫(私自身、この不安定な気持ちに対してのケジメにもなるのかもしれない) 菫(もうこれ以上あの時のことを思い出さないようにするためにも、今ここで……) 菫「……照、目をつむれ」 照「ありがとう、菫……」スッ 菫(正真正銘……これで最後だ) 菫(私も好きだったよ……照) 「ん……」 ―――ドサッ 菫(……ん? なんだ今の音……) 菫(鞄が落ちたような、そんな……)チラ 宥「……」 菫(え……?) 宥「菫、ちゃん……?」 菫「!!?」 菫(ゆ、宥……!?) 照(菫……もっと……)グイッ 菫「んん……!?」 菫(て、照っ……やめっ……!) 宥(嘘だよ……こんな、こんなこと……)ブルブル 宥「……寒い」ボソ 第一部 完 続き?
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物凄い勢いで酔ってみた サークル:Halozy Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 物凄い勢いで酔ってみた すみじゅん いずみん ななひら 東方永夜抄 懐かしき東方の血 [-- --] 02 物凄い勢いで酔ってみたい すみじゅん いずみん なゆ 東方永夜抄 懐かしき東方の血 [-- --] 03 物凄い勢いで酔ってみた すみじゅん いずみん 彩 東方永夜抄 懐かしき東方の血 [-- --] 詳細 ななひらプロデュース、全三曲『物凄い勢いでけーねが物凄いうた』の酔っぱらいVerが入ったミニアルバム M3-29?(2012/04/30)にて頒布 イベント価格:?円 ショップ価格:105円 (税込)、メロンブックス専売
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中国シナリオ#3-虎女 虎女誕生秘話です。 虎穴山は長安の西門を出て黄河へといたる道に存在する山である。 昔からこの山は険しくて茂みが深く、恐ろしい虎が多く暮らしており、この道を通る旅人を襲うことが多かったという。 また、この山には虎穴團と呼ばれる山賊が出没して通る人々を攻撃し、彼らの財物を奪うことも多かった。 唐の役人達は狩人を雇い、軍隊を送るなど多くの努力をしたが、虎穴山の問題を解決することは簡単なものではなかった。 こうして虎穴山は徐々に人々の往来が減り、人がいることが珍しい山に変わってしまった。 歳月が経ち、西域の存在が徐々にそのベールを脱ぎ、色目人(西域人)が唐を出入りし始めた。 人々は絹を持って西域へと売れば大金が手に入ることを知り、それによって西域へと向かう人々が増え始めた。 虎穴山をまた人が通り始め、多くの人々が山を越えて西域での夢に向かって進み始めたが、相変わらず虎穴山は危険な山として人々を心細くしていた。 そんなある日、一長史が虎穴山の虎を支配する虎ボスを素手で殴って捕らえる事件が発生した。 空拳でボス虎を殴って捕まえ、その虎の死骸を長安まで持ち帰った長史は英雄となって皇帝から大きく表彰されたとともに唐軍隊を指揮する将軍となり、虎穴山の虎は、自分のボスの虎が死ぬとばらばらになってしまった。 長史が虎のボスを殴って捕まえた後、虎穴山には平和が訪れるようになった。 しかしいつからかまた虎が虎穴山へと戻り、飛賊團という団体ができて人々を襲い、それと共に恐ろしい噂まで流れ始めた。 その噂とは、虎穴山で人なのか虎なのかすら分からない変な化け物が現れるというものであった。 ある人はその化け物が少女の姿をしているといい、またある人は恐ろしい魔鬼の姿をしているといってその化け物は人々の恐怖の対象となった。 長安には一人の貧しい商人と遊女が幼い娘を連れて暮らしていた。 酒に酔って間違いで商人の子供を身ごもるようになった遊女は仕方なく商人と結婚することになり、あまりにも貧しい商人の生活にイライラしながら毎日癇の虫と怒りとだけで暮らしていた。 貧しかったが気立ての良かった商人は遊女を少しでも幸せにするために日夜を問わずに商売をして金を稼いでいたが、遊女の浪費癖には手に負えなかった。 そんなある日、商人の売り物を敦煌から持ってきた貿易商が虎穴山で虎に襲われて大怪我をする事件が発生する。 貿易商の休業により売り物が足りなくなった商人は、自分が直接敦煌へと向かって品物を持ってくると言って出発し、それから二度と帰っては来なかった。 数日後商人の死骸が虎穴山で兵士らに発見されて家に移されてきたが、遊女は商人の死骸を埋めずに裏庭に捨て、その晩父の死に泣き疲れて眠った娘を起こして虎穴山へと連れて行った。 虎穴山の深くまで入った遊女は娘に包みを一つ渡し、忘れ物をしたから村まで一旦戻らないといけないので少しの間待ってて、と言って娘を捨てて逃げてしまった。 山奥に捨てられた少女は震えながら母が帰ってくることを待ったが、母は帰ってこずに暗い大晦日の夜はますます更けていった。 長史に殺された虎穴山のボス虎は死後、人間に殺されたことが悔しく天に帰る事ができずに魂となって虎穴山を漂っていた。 そんなある日、真っ暗な大晦日の夜に少女が山奥で震えているのを見つける。 恐怖のために魂が衰えてきている少女を見たボス虎は復讐の機会だと思い、少女の体に取り付いて少女の魂を支配した上、虎と少女の魂の合わさった存在が生まれた。 その後ボス虎の力と人間の知恵をあまねく取り揃えた少女は虎の支配者となり、人々はその存在を虎女と呼ぶようになった。 虎女は虎穴山の奥深くで隠れて活動した。虎女が現れると虎穴山はまた猛虎や白虎達が横行する危険な場所になり、飛賊團も虎女の支配の下動くようになった。 唐政府では彼らを討伐するために軍隊を送ったり狩人を雇ったり多くの方法を動員したが、何の効果も収めることができないのが実情である。
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明日っつうか今日は御社の入社前オリエンテーションだから早めに寝ないといけないんだけどちょっと未来の話するね。 輿水幸子ちゃんの20歳の誕生日にちょっとお高いお店でお高めのワイン(20年物とかそういう感じのアレで値段は一本数万円するやつね。奮発した)を空けてお祝いしたのね。輿水幸子ちゃんの初お酒だから口に合うかなって心配だったから甘口のデザートワインにしたんだけど気に入ってくれたみたいで美味しいって言いながら結構飲んじゃったのよ(ぼくは酒弱くてビールグラス2杯が限界なので、ワイン美味しかったんだけど一杯で我慢した)。そしたら幸子ちゃんの顔赤くなってだんだんぼくを目を据えて見つめるようになってきたから「あっまずいなっ」って思ったからワインはもう下げさせたんだけどもう手遅れだったみたい。なんか手やたら触ってくるし(しかも握ったまま離そうとしなかったり手の甲指先で撫でたり指絡ませようとしたり色々してくる)話し始めるとだいたい「ボクの」から始まって幸子ちゃんとぼくの話しかしてこないし、それはいつもも大概そうなんだけどなんか話題も妙に""重み"""があるしで困惑しながら食事を終えてタクシーで一緒に自宅へ帰ったのね。 そうして時間置いたしそろそろ酔いも覚めたかなと思ったら更に絡み方がひどくなって猫みたいにぼくの肩に頭擦り付けたり脚の上に頭載せたり首に腕巻きつかせてしなだれかかったりするのね。その都度「ボクってやっぱりカワイイでしょ?」みたいなことをうわ言のように言うもんだからぼくの弾道が4になって理性がぐるぐるどっかーんしそうになっちゃうのよ(しても問題ないんだけど酔ったまま事に及ぶと明治大学テニスサークルみたいだなって思っちゃって踏み切れなかった)。しかもリビングでその体勢のまま眠りそうになったから風邪ひいちゃいけない(輿水幸子ちゃんの誕生日11月25日は端的に言って冬)と幸子ちゃん起こしてベッドに寝かしつけようとしたら、ぼくの顔が目の前に来た途端今度はキス魔になってめっちゃキスしてくるのよ。しかも深い方。しかも止めない。何度もするのよ。ヤバイ。ちんこたちすぎて身体にめりこんだ。 しばらく幸子ちゃんにされるがままキスに応じるんだけどキスしたまま寝そうになったのを見計らって幸子ちゃんをその体勢のまま抱きかかえてなんとか寝室に連れてったのね。でも首に回した腕だけはどうしても離してくれないもんだから仕方なく一緒にぼくもベッドに入ることになって、また腕枕する体勢になって床に着いたのね。でも途中で起きたのか(この辺からぼくは幸子ちゃん途中でシラフに戻ったのでは?と勘繰り始めるが確信には至れなかった)足絡ませたりぼくの首や耳に何度もキスするしで一晩中弾道4のまま夜を過ごしたんですよ。 で、朝になってようやく解放されたとき「幸子ちゃんはぼくがいない時に酒飲ませちゃダメだな」って心に深く刻みこみました。(後日その日のことについて聞いたら顔真っ赤にしてしらばっくれたのでやっぱり途中でシラフに戻ったなって思いました。わばび)
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だからあなたお酒弱いんだからwwwww よく支離滅裂なチャット送りまくってみんなに「またかwww」と思わせる まるが酔ったがために起こった事件 酔ったままミックス入れずにラジオ事件 酔ったまるがオッドキャストのコネクトを押したとき!ミックスは入っていなかった しかし本人は「入ってる!入ってる!」を連呼し、途中一瞬ミックスは入ったものの、最後まで独り言だだ流しな感じに 羊を数えても寝られない事件 821「羊数えて寝ろ」 ↓ 通話きる ↓ 永久羊「通話出たらなんかいきなり羊数えてた」 関連項目 まるまた酔ってるwwwww
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[部分編集] 艶 護衛の又八【壱】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 500 防 460 知 540 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「猛者を影で支える蛇の智識……試してみる??」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「毒を食み、牙を舐め……ふふふふっ」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【弐】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 550 防 510 知 600 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「疾う奔れっ!我が蛇の智識よ!」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「這い寄る指は八又が蛇さながらに……」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【参】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 610 防 570 知 660 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「そう……それは少し困ったわ……」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「貴方には身には迷いたいもの……」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【四】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 670 防 630 知 730 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「さて、毒蛇の脱皮の如く……去りましょ」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「知ってるくせに、貴方なしではもう無理なの」 図鑑 備考 コメント 名前
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769 :おさかなくわえた名無しさん :2009/07/15(水) 22 46 20 ID PJo86ZcZ ずっとこのスレ見てていつか書き込みたくて ずうずうしい奴を探してたけど 今、リアルタイムで す さ ま じ い の が 身 近 に い た !! 会社の先輩なんだけどで妻が末期ガンで入院してた(子供は無し) 先輩、会社を休んだり早くあがってたりしてたけど、事情をしってたみんなは応援してた 一ヶ月前に妻が死亡 先輩、先週の月曜日に『妻と私の闘病生活を支えてくれた女性』との入籍宣言! 今日、飲み会でぐでんぐでんに酔っぱらって爆弾発言 「本当はほとんど入院先の病院に行ってない」 「休みをもらった時は、今の女と旅行してた」 「保険金で挙式あげれる~ラッキー」 今、みんなドン引き中 そして今 俺 トイレで書き込み中 オーバー! 784 :おさかなくわえた名無しさん :2009/07/15(水) 23 38 23 ID rF6YyffL 769 テメェの血は何色だ、と本気で殴り倒してやりたい。 信じられん。 ……しかし情の無さもスゲェが、そんな暴言を職場の飲み会で ぶっ放して明日はどのツラ下げて会社来る気だろう。 よければ明日も報告してくれ、オーバー 56 おさかなくわえた名無しさん sage New! 2009/07/19(日) 07 08 50 ID +hVa3QCS 前スレで 先輩飲み会で暴露した話をトイレで書き込んでた男です とりあえず、結論を書きますと 上司がキレました まず、書き込んだ次の日に先輩からメールがきて 「酔って変な事いっちゃった♪秘密ね~」的な感じ 出社すると、先輩は病気で欠席 飲み会の参加メンバーが暴露話をみんなに言う 俺は上司に報告 (お見舞を理由に早引き、看護のために休暇をとってたから) 俺、空いた口が塞がらないをりあるに拝見 上司が電話で先輩呼び出し 夕方、先輩参上 上司、同僚が先輩を囲む(先輩青い顔) 集団リンチ(言葉で) 上司「猟銃が手元にあったらお前を撃ってるよ」宣言 先輩多分さようなら、ってな感じです 身内の恥なので特定されるとouTなので、オブラートにつつんで書いてみました 実際もっとバイオレンスでした 以上 over!
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[部分編集] 艶 護衛の又八【壱】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 500 防 460 知 540 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「猛者を影で支える蛇の智識……試してみる??」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「毒を食み、牙を舐め……ふふふふっ」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【弐】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 550 防 510 知 600 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「疾う奔れっ!我が蛇の智識よ!」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「這い寄る指は八又が蛇さながらに……」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【参】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 610 防 570 知 660 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「そう……それは少し困ったわ……」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「貴方には身には迷いたいもの……」 図鑑 備考 ↓進化↓ [部分編集] 艶 護衛の又八【四】 ノーマル #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 必要兵力 10 Lv1 攻 670 防 630 知 730 LvMAX 攻 防 知 スキル なし 売却価格 両 コメント 「さて、毒蛇の脱皮の如く……去りましょ」元馬場信春家臣の軍配者。長篠の戦いで捕縛後、信長の黒母衣衆に与しては悪魔的な采配を振るう。うわばみで酒に酔って乱れる事はない。 台詞 「知ってるくせに、貴方なしではもう無理なの」 図鑑 備考 コメント 無駄に8MAXしてみた。攻1634防1526知1770 -- 名前
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ソヒョン主演!皆に平等なはずの「時間」によって出会う男女4人の人生とは… 30日に放送されたMBCドラマ「時間 DVD」19話では、ジヒョン(ソヒョン(少女時代))がスホ(キム・ジョンヒョン)の秘密を知る様子が描かれた。 ジヒョンは、チェア(ファン・スンオン)にプロポーズしてから来たスホに「うちにどうして来るんですか。体も支えられないくせに、どうして来たんですか」と聞いた。 ライフ DVD スホは「会いたかったから来た。僕もこんなことしたらダメだってわかっているけど、こうしたら処罰されることわかっているけど、ただ思い出して」と言いながらジヒョンへの気持ちを表した。あなたの結婚式 DVD ジヒョンはスホのインタビュー映像を見た。映像でスホの証言を聞いたジヒョンはショックを受けた。 映像でスホは「ホテルで酒に酔って寝て、目覚めたときは一人が死んでいた」と言った。続けて「僕が酒に酔って記憶がぼーっとしている時に何があったのか、どう考えても記憶がない。酒に酔った勢いで僕が殺したかもしれない。よくわからない」と明かした。 ジヒョンは大きなショックを受けて、ミンソク(キム・ジュンハン)の所へ行き、真実を話すように求めた。
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リフ城(48.5, 55.7)にいる酔っ払いに話しかけ、高楼の屋根の上へ飛ばされる。 ↓ 高楼に登って左回りに進み(38.6, 82.5)にある宝箱(青)を開ける。