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ミケーネ連邦の西に位置する4つの島から構成される国が貿易商大国ハザールである。 首都はセラノにあり、種族構成は様々で特に多いのがガルド人である。 ハザールと貿易するにあたっては関都であるギルドに届け出を出さなければいけない掟がある。ハザールには有名な会社が多々あり、フレデリック・バルーン2世伯爵のデリバルーンや、元ハザール国王エンワシントン・カンダンバーラのKDB(ケーディービー)、世界一の会社とも言われるザルビエル・ストリアルス2世の全印鉄などの支社・本社がある。 ハザールの王は世襲制ではなく、毎年行われる国民投票によって決まる。 任期はなく、投票により当選すれば何年でも王になることができる。ちなみにエンワシントンは5年連続で王を務めた。 国民投票においては賄賂や寄付金などは当たり前であり、それも踏まえハザール一の商人が国王として選ばれるべきという制度である。 もともとは小規模の商人ギルドであったのだが、ミケーネ連邦の統一戦争・サンドロス・ミケーネとの戦争などにより現在も成長し続けている国家である。 かつては現在死の国と呼ばれているグランガルディー教国が最大の貿易相手であったのだが、現在ではミケーネ連邦が貿易相手である。 ハザールは永世中立国ではなく、あくまで中立国という立場であり、国の利益を考えれば同盟を組むことも稀にあり、魔石戦争時にも傭兵・大船団を率いて参戦した。 そもそもハザールが貿易国として栄えたのは、ミケーネ連邦が統一戦争以前から絶えず戦争を行っているために不足する兵士・食糧などをミケーネ連邦が買う必要があったためにある。 ハザール国はミケーネ連邦建国以前のまだ統一されていない頃に、ガルド人商人セラノによって創られた貿易商会ハザールの4人メンバーが商売の途中に見つけた島にその本部を置き、その話を聞いた色々な種族の商人が集まり形成された国で当時その独立をガルド王朝は認めるわけにはいかなかった。なぜならアルド王朝との戦争において拡大した貿易商会を傘下に置くことはガルド国に多大な利益を生み出すことは目に見えており、ガルド王もそれは認めるわけには行かなかった。しかし、アルド王朝によりガルド王朝がつぶされ、ガルド公国としてアルド王朝の傘下になり貿易商会もその傘下になるかもしれないという状態のところに、精鋭で知られるアッサド・モルド王朝の連合軍との戦争になりこれが長期化することが予想され、ガルド国との戦争後での長期化はアルド王朝としても回避せざるをえない状況であり、多額の支度金をアルド王朝に支払うという条件つきによりハザールは独立することができた。 独立を勝ち取り、王としてまず商会の創設者であるセラノが王となり首都もセラノと命名された。残りの4つの島も4人のメンバーの名前が付けられ、イニソ、イミツ、ジューコ、シバトと名づけられた。 初代国王となった商人セラノは4人のメンバーを国王の相談役として大臣にした。 このときの彼らの間で話し合われ、国王は世襲制ではなく、国民つまり、国内公認の商人たちの投票で決められるものとすることを決定した。 このときはまだ毎年投票が行われるものではなく、王がいなくなった場合に限るとされた。 しかし、セラノは国王となったことに多忙、病気になったり、本業である商人としての仕事がまったくできず借金まで背負うようになってしまい、病死してしまったのである。 彼の借金は4人のメンバーが肩代わりし、国民投票が行われることになったが、4人の相談役は世襲制にし、王の補佐に勤めると同時に、商人が王になった場合は本業がおろそかになってしまう可能性があるので任期を短くし、その期間は1年ということになった。 それに加え、王は本業に力が出せない以上借金を背負ってしまう可能性があるため王に当選したものにはその拒否権と、ハザール国東に浮かぶ島を関所とし、ギルドと名づけ、その関税をしき、通常その利益を国庫に収めるところ、王、相談役4人にそれぞれ5%支払われるということにした。 相談役の4人は偶然にも種族がそれぞれ違っていたおかげで王に様々な助言ができることとなった。イニソ、イミツはサンドロス人、ジューコはグラン人、シバトは半エルフ人であった。 この国の軍は他の国とは違って正規軍なるものは存在はするが少ない。 ハザール国正規軍は総勢3万人程度である。商都を守る守備兵・国王の護衛兵・親衛兵、各港の警備兵である。戦時の際は傭兵を雇うこととなっている。 ハザールに軍が少ないのを露呈することになってしまった事件がある。 それは海賊である。現在ではサンドロス海軍もあり、ハザール・サンドロス間は海賊はほとんど存在しないが、かつてハザール・サンドロス間には海賊が多発し被害は甚大なものであった。そこでサンドロスは海軍を作り、海賊の殲滅にあたったが、敵はハザール方面に逃げ込み、ハザールに応援を頼んだところ、兵力が足らないため派兵できないということになり、結局海賊殲滅まで何年もかかり、結局ハザール国は派兵できず、サンドロス国に貸しを作ってしまい当時の国王は1年で変った。その次の王から有事の際は的確に迅速に傭兵を雇える方法を考えた。 ハザール国は支度金により独立したがそれはかりそめの独立だったのである。 アッサド・モルドとの戦争もひとまず負え、アッサドとの戦争に専念しようと考えていたアルド王朝は支度金の支払いに遅れがあったという理由で独立を認めないと言い出してきたのである。ハザール商人はこれには堪忍袋も切れ、傭兵を招集し、アルドとの戦争を決めた。これがアルド・アッサドとの戦争によりあまり表には出ない戦争で、ハザール独立戦争という。この戦争は1年で終わったこともありあまり知られていない。 ハザール王は皇都であるクラヴィウスを攻め皇帝を脅迫すればハザールを今度こそ国家として認めさせられると信じ、25万の傭兵をクラヴィウスの北にある港町アルビディウスに向かわせた。 しかし、現在でもそうだがアルド皇国の北の海上には海賊が蹂躙しており、その数とその戦闘力に現在でもミケーネ連邦軍は手を焼いている。 そのためアルビディウスに派遣した25万の傭兵は海賊達に当然襲われた。元来海での戦闘は慣れていない彼らは大敗し、ハザール国へ撤退した。 ここでハザール国王はとんでもない策を講じる。 国王はこのまま海賊に襲われ続けては傭兵に支払う契約金、アルド王朝に支払う賠償金を考えれば安いことであった。 それはアルド王朝の北海の海賊に賄賂を払い懐柔させ、急遽やとった傭兵団と一緒にアルビディウスを攻撃させた。 アルビディウスは陥落し、北海の海賊と傭兵団はクラヴィウスへ進撃、それを聞いた皇帝は直轄の軍である黄金隊と緊急招兵した10万で迎撃を開始した。 しかし、北海の海賊はそこで進撃をやめ北海に戻っていったのである。彼らの言い分では自分たちはアルビディウスの陥落をしたのだからもう契約金分の仕事はしたということである。これにより士気が下がった傭兵団は独断で撤退を考えたが、契約違反に当たるとし、皇帝の軍に独立を認めるよう書簡を届けたところ、皇帝がそれを認め、傭兵団は撤退した。 このときの北海の海賊はアルビディウスを陥落させたとして有名になり、北海最強の海賊としてアルビデスと呼ばれ恐れられた。 現在でもアルビデス海賊団は存在し、ミケーネ連邦軍と対立中である。 そしてまた、アルビデスとアルビディウスを陥落させた傭兵団も一躍有名になった。 こうして正式に独立を果たしたハザールだが、国も独立し王もしっかりとその仕事をしている。しかし大臣達は仕事もせずに世襲制で関所からの税5%を懐へ収めているとし、多くの商人達の不満を買った。 確かに大臣達は遠征にもでず、傭兵団も国庫で支払い、独立で得た自由とアルドからの交易金の増加によりまったくリスクを負わず大もうけが出来たのである。 これに商人は怒りを超え、行動に出た。次の投票では誰一人投票しないという事であった。 これにはさすがに無理があり、無駄だった。投票が少ないという事をいい事に大臣が自分の手の者を王にしたのである。 王は大臣の権利を確立する法を作り、商人たちを煽った。これに商人たちは激怒し暴動を起こした。言っても彼ら自身によるものは少なく、ほとんどは傭兵を暴れさせただけである。暴動は沈静化されたものの、問題は残ったままだった。 現在でもハザール商大国は大臣による票操作により王は大臣の傀儡であり、それに対し有力商人ギルドの多くは大臣と対立しその勢力争いが日々続いている。
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アルギニア共和国連邦(AruginiaFederalRepublic)とは中國大陸西側をおもな領土とする連邦制国家。 国家明細 首都・・・ニューアルギニア 最大の都市・・・アリアランド 笠御原 領土・・・中華大陸大部分 国土面積・・・計算中 公用語・・・ドイツ語、ロシア語、中国語、日本語があり、広報用は日本語。 流通貨幣・・・α$(アルギニアドル) 1α$=103円 国の標語・・・小善を必ず録し、小功を必ず賞せば、則ち士勧まざる無し 国歌・・・鳥の詩アレンジversion 国花・・・カルミア 国鳥・・・ケツァール 人口・・・約4.8億人 (日本系30%ドイツ系30%ロシア語25%中国系15%) 省略コード・・・AFR 治安・・・東部では都市開発が非常に進み治安はとてもよいが一方で北端部、西端部では紛争が絶えず治安もとても悪い。 主のMinecraftアカウント名:youkikido ヨウキジャナイヨーユウキダヨー 概要 中国大陸に混在していた国を一つの連邦国家とし、形成された 軍事独裁国家ではあるが同時に陸兵器開発国として知られている。 政治 連邦国憲法を基本としている。各都市の自由度は一部を除きあまり高くない 歴史 [旧アルギニア建国] 中国大陸で長きに渡った内戦が終結した1949年、第一回西中大陸大会が開催され、12月25日中国大陸西側にヨーロッパ諸国の管理の下、西アルギニア社会主義共和国連邦(漢名或魏仁亜)の樹立が宣言された。 (当時のアルギニアは西アルギニア社会主義共和国連邦、東アルギニア王国、南アルギニア人民共和国に分断された) しかしそのわずか4ヶ月後の4月、初代大統領であるモルドバ・ベラルーシが死去した。 ベラルーシの死後、共産党内での権力闘争の末、ミハエル・ランドルフが権力の座についた。彼は国家革命を唱えた側近、政治家などを次々排除し、独裁権力を握った。 [富国兵器増大化計画] ランドルフは先の内戦により荒廃した土地に次々に建造物を建設し、富国政策を進めた。 1957年から 第一次強国政策 が始まり、鋼鉄生産の増強、農業の肥大化、機械化に重点を置いた 工業化が達成された。 しかし大規模インフラの建設には、国家革命に賛同しようとした農民、共産党員たちなどの囚人労働者を動員し非難の声もあがった。 ランドルフ時代には、多くの軍人、国民が死刑、もしくは流罪により粛清された。この頃には、罪人の受け入れ先として大規模な強制収容所などが整備された。 これによる犠牲者には諸説あるが、当時の報告によると、死刑判決を受けた者だけでも約60万人とされる。 [独裁主義の崩壊] この時期の西アルギニアは経済建設期にあり、深刻な戦争には耐えられないと考えていた。そこでランドルフは西方の安全保障を確保するために1961年、それまで敵対していた国々と不可侵条約を結び、同年の南アルギニア内戦の際一方的に条約を破棄するとともに侵攻し、南アルギニアの北半分を占領した。また東アルギニアに圧力をかけ、親西政権の樹立を要求し、その回答を待たずに進駐した。さらに親西政権を組織し、これを併合しアルギニア社会主義共和国連邦の樹立を宣言した。(アルギニア事変) これらの行動がヨーロッパ諸国の反感を買いヨーロッパ.オーストラリア連合軍がアルギニアに対して宣戦布告、大規模な戦争が始まった。(欧或戦争1962~1967)詳しくは⇒(http //www32.atwiki.jp/gunjibu/pages/186.html) この戦争でアルギニアは大敗、ランドルフが暗殺され、独裁政権が崩壊しヨーロッパ.オーストラリア諸国によるポーレンス宣言を受諾し、賠償金として20億$と西側半分の領土を失い、海軍、空軍は解体された。 「連邦制の動揺」 戦後、国内では封印されていた民族問題の先鋭化と各共和国の主権拡大を要求する動きが生まれた。1976年12月には大規模民族暴動であるアルバス開放運動が発生した。1978年からは南アルギニアを巡って大規模な紛争が発生、グルジア共和国やローレンス共和国内でも民族間の衝突が起きた。また1980年2月11日には反アルギニア連邦の急先鋒と見られていたリトア共和国が連邦からの独立を宣言、当時の政権は経済制裁を実施し宣言を撤回させたものの同年月3月2日にはストニア共和国が、5月4日にはアラビア共和国が独立を宣言した。こうした民族運動の高揚と連邦からの自立を求める各共和国の動きは連邦の大統領であるルイン・セブルスへの不満もあったが、連邦議会で保守派との抗争に敗れた急進改革派が各共和国議会に移り、そこでそれらの運動を指揮しているようだった。特にアルギニア連邦の全面積の70%、全人口の43%、そして他の共和国と比較して圧倒的な経済力を擁する東方アルギニア共和国の元首に急進改革派フローラモ・ファイセンが就任したことは大きな意味を持っていた。 従来の中央集権型の連邦制が動揺する中でアルギニア連邦が有していた権限を各共和国へ大幅に移譲し、主権国家の連合として連邦を再編するという新構想を明らかにした。その上でまず枠組みとなる新連邦条約を締結するため各共和国との調整を進めた。1990年1月23日には新連邦条約締結の布石として連邦制維持の賛否を問う国民投票が各共和国で行われ、投票者の70.1%が連邦制維持に賛成票を投じることとなった。この国民投票の結果を受け4月1日、東方大統領フローラモと国民投票に参加した11つの共和国の元首が集まり、その後各共和国との間に新連邦条約を締結し、連邦を構成する各共和国への大幅な権限委譲と連邦の再編を行うことで合意した。その際、国名をそれまでの「アルギニア社会主義共和国連邦」から社会主義の文字を廃止し、「アルギニア主権共和国連邦」に変更することも決定された。 「領土の返還」 ポーレンス宣言により失った西方領土だったが、アルギニア主権共和国連邦への改変とともに、ヨーロッパ前線基地の設立を条件に返還 南アルギニアをめぐって争っていたグルジア、ローレンスを併合し、南アルギニア一帯を獲得した。 「国称の変更と軍隊の設置」 2000年4月1日国家設立20周年を記念し、「アルギニア主権共和国連邦」から主権の文字を廃止し、「アルギニア共和国連邦」に変更することを決定した。 今までの陸軍はそのままに、新たに空軍、海軍の設置を宣言した。 「東部侵攻」 2014年1月19日、連邦政府は混在している中華大陸東側への進行を正式に発表した。 先の戦争時代の緊張が蘇ったが、欧州での批判はあまりなく、結果2014年2月6日、無事に東部一体を手中に収めた。 軍事力 紛争の解決、周辺諸国併合のため軍拡が実行され続けている 海軍・・・近頃は陸軍との差も多少縮まってきたものの、やはり陸軍と対等な立場になるのはまだまだ先だろう。 現在は河内型ミサイル戦艦、和泉型航空母艦、夕立型駆逐艦などの旧海軍近代改修艦が存在する。 アルギニア海軍の詳細 www32.atwiki.jp/gunjibu/pages/175.html 陸軍・・・アルギニア設立当時から存在する、戦争を唯一経験した歴史ある軍 アルギニア陸軍の詳細 www32.atwiki.jp/gunjibu/pages/174.html 空軍・・・陸軍の支援部隊としてよていされていたが、規模が拡大したため現在は空軍として活動している 現在戦闘機は開発中で、開発費用は陸軍が予算の3分の2を負担している。 主な基地 海軍・・・ファブニア海軍基地 陸軍・・・紗煉陸軍基地・香悠陸軍特殊部隊基地・鸞滉陸軍基地・ニューアルギニア陸軍大本営・笠御原基地など 空軍・・・笠御原基地・香悠空軍部隊基地 主な地名 ニューアルギニア アルギニア共和国連邦設立に伴い旧首都であったアレクサンダーを廃し、新たに作られた都市。高層ビルが立ち並ぶ国内最大の都市 香悠 アルギニア最大の軍事都市であり、兵器開発もここで行われている マテニア山脈 6500m級の山脈であり国内最高の山脈でもある。かつて文明があったとされるが未だに謎が多い。 笠御原 紛争が発生している場所の真横に位置する都市であり、軍隊の3割が派遣される数少ない都市である。 飜城 紛争が発生している北端部の都市。街は荒廃しきっている ファイサニア 紛争が発生している西端部の都市。爆撃痕が生々しい。 配布 現在戦車配布が可能(一部を除く) チャット内にておねがいします 現在のじのじ軍と同盟中 最後に mail kidoyouki@gmail.com 最後まで読んでくれてありがとうございました(_ _) 軍事協定、技術協定など、お待ちしています(´・ω・`) #comment_num
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99 名前:<平成日本召還> ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/10/09(月) 11 01 02 [ Nz0LbtT6 ] ○ Opening of war 編6 1/2 ――1 “帝國”復活の一報は、 大協約 に参加する諸国にとって凶報の名こそ相応しいものであった。 世界は乱れ、貧困が蔓延していようとも、兎も角、そこに平和があったのだから。 60年の太平。 それが喪われようとしているのだから。 大協約 の中枢はチューリッヒ。 そこでは多くの大使達が深刻な顔で話し合っていた。 多くの人間が、様々な外交を経験してきた老獪な人間が多かったが、それでも半世紀も前の亡霊が 蘇ってきた事への不安が、その思考力や判断力を鈍らせていたのだ。 だが、なかでも一際表情の悪い集団があった。 ガルム大陸東部域やロディニア大陸西部域の国家の大使たちだ。 その共通点は1つ。 平成日本が出した外交使節団を追い払い、威圧して追放し、そして虐殺した国家の大使であったのだ。 「真坂、この様な事になるとは」 真っ青な顔で、酒を呷る大使。 「“帝國”の出現、それも、伝説どおりに圧倒的な軍事力を持っている連中だ」 「わが国も、詐欺師の類かと思っておったのですがな………」 彼らが、平成日本の使節団に対して乱暴狼藉に及んだのは理由があった。 過去に何度もあったのだ。 “帝國”からの使者を自称した者たちが。 曰く―― “帝國”が復活しました。同盟国を求めています。 “帝國”を消滅から呼び戻す方法を発見しました。協力してもらえれば“帝國”はどの様な対価すらも 貴方がたへと支払うでしょう。 “帝國”は消滅しておりません。只、 大協約 と協定を結んだだけです。そしてもう直ぐ、協定は 期限切れとなります。今が、同盟の時です。 どの言葉も、その最後は同じだった。 ソレを成すには手間が掛かり、最初には少しばかり投資が居る、と。 そして騙された人間が投資をしたら、その後、見事に遁走するのだ。 “帝國”詐欺。 或いは “帝國”からの使者 騒動とも呼ばれる事件が、幾度もあったのだ。 それ故に、平成日本からの使者も、その類と判断したのだ。 「考えるだに恐ろしい。“帝國”は呆れる程のプライドが高かったと言う。我らの祖国の無礼に………」 「海沿い故に、あの伝説のYamatoに国を焼き払われるかもしれませぬな」 1隻で1国を焼き払う事の出来るフネ、焔の王を僕とする戦列艦、それが戦艦。 その中でも最も恐ろしい力を持っていたとされる魔のフネ、Yamato。 どの国も、海に面していたが故に、恐ろしさを痛感していた。 だが、その中でも一際暗い顔をした大使が居た。 「貴方がたはまだ良い。追い払っただけだ。わが国は………」 悄然と肩を落とし、呟く。 彼の祖国であるカチン王国では、大使と称した面々を捕殺したのだ。 止める、諌める声もあったそうだが、気の短く若い当主は、それらを受け入れず、殺害を命じた。 詐欺師どもへの一罰百戒である、として。 捉えられ、そしてフネの見える場所で殺された平成日本の外交使節団。 悲鳴を上げ、小便を撒き散らして命乞いをして、首を刎ねられた人が居た。 毅然として、カチン王国の判断の誤りを指摘して首を刎ねられた人が居た。 震えて、何も出来ぬままに首を刎ねられた人が居た。 外交使節団を乗せた船に武装は無かった。 護衛すらも居なかった。 洋上では、海賊対策の面から海上保安庁の大型巡視船が付き添っていたが、港の傍へとは近づかせ ていなかった。 威圧を与えては宜しく無いと判断してである。 100 名前:<平成日本召還> ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/10/09(月) 11 01 37 [ Nz0LbtT6 ] ○ Opening of war 編6 2/2 外務省は甘く見ていたのだ、この世界の事を。 そして同時に、外交と云う自らの権限に、自衛隊や海上保安庁、そして警察と云った外部の人間を 携わらせたく無かったのだ。 その結果が、12名の職員の捕殺であった。 外務省にとって、余りにも大きな授業料だったと言えるだろう。 「戦争ですかな」 「その可能性は高いですな」 ここまでの非礼を働かれて、素直に引くような国家を彼らは知らない。 だからこそ、蒼い顔を付き合わせたいたのだ。 「何とかせねば、このままでは国を失いますぞ」 「ですが………何を対価と赦しを請えば」 「そもそも、 大協約 は、“帝國”との個別交渉を禁じている。簡単ではないですぞ」 個別交渉の禁止は当然だろう。 そもそもが対“帝國”用なのだ。 結束を固める為、或いは抜け駆けを禁じて一蓮托生の状態へとなる為にも、そんな事が許される 筈も無かった。 「軍団を呼ぶしかありませんか………」 軍団、 大協約 の正規軍に動いて貰えば、国は護れるかもしれない。 が、その代償として軍団から、下手な戦争をするよりも遥かに巨額、法外と言える資金協力を要請 されるのだ。 その巨額さは、いっそ開戦して、即座に降伏して、賠償金を払った方がマシでは無いかと思う程であった。 何とも悩ましく、そして簡単に選べる選択肢では無かった。 彼らの悩みは尽きる事が無かった。
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[[ローマを継ぐ者(1) ../ローマを継ぐ者(1)]] [[ローマを継ぐ者(2) ../ローマを継ぐ者(2)]] ここまでのあらすじ [#qd187bda] ブルグントの逆襲 [#d9c549db] 騎士道一直線 [#vfea651a] 潮の満ちるとき [#gf54186c] ここまでのあらすじ フランス遠征中に沙悟浄から宣戦を受けたアウストラシア。キュウリ畑を守るため自慢の射手が立ち上がる。 ブルグントの逆襲 前世紀の戦争でアウストラシアに打ちのめされたブルグント王国。だがここに来て急速に力を盛り返して来た様だ。まず900AD、2体の騎士が無防備な占領地ソワソンに接近。近くの都市から増援を送るのも難しく、アウストラシアは同市をネウストリアに返還する。半ば戦略、半ば意地である。続いて904AD、今度は騎士8体を含むブルグント軍17ユニットがポワティエに肉迫するが、こちらもネウストリアに割譲して占領を回避。敵の嫌がる事をするのが戦争である。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (liberatepoitiers.jpg) 910AD、ブルグント軍はウィーンに接近。先の17ユニットがそのまま東進したと見られる。この都市の守衛は約半数をパリへの増援に引き抜いたため残りは9体。パリへ移動中の軍団を急いで呼び戻す。ウィーンに最も近い都市は帝都メスであるが、こちらはこちらでビザンツ軍19ユニットが迫っているため援軍を送る余地が無い。直後、投石器の一斉砲撃でウィーンの防御力が0%に低下する。912AD、ブルグントの総力を挙げた突撃。パリ行き部隊の帰還は間に合ったものの、戦闘は13勝3敗1分けと籠城にしてはやや厳しい結果になった。翌ターンの914AD、ウィーンから兵を出撃させ生き残りの騎士を殲滅。8人目の偉大な将軍が誕生。 騎士道一直線 この世界の騎士が大いに強化されているのは先に述べた通りだが、生産条件もまた厳しい。「職業軍人」の先にシナリオ独自技術「宮廷作法」というものがあり、これとシナリオ独自施設の訓練キャンプがあって初めて騎士を導入できる。アウストラシアにおける職業軍人の研究は8世紀後半に始まったのだが、厳しい財政事情のため10世紀の現在に至るも未完了である。だが近年の市場・銀行建設ラッシュにより国庫収支が改善、加えて図書館も主要都市に建設され産出ビーカーが増加。更に折り良く偉大な商人が誕生、アウストラシア最初の黄金期を発動した。914AD、錆付いた時代の針が回りだす。 ビザンツの猛攻はなおも続き、オルデンブルグ・メス・ウィーンの3都市を繰り返し襲撃。とりわけ922ADのウィーン包囲はブルグントの投石器とビザンツのカタクラフトが巧みに連携、駐留部隊はかなりの被害を余儀なくされた。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (garrisonvinneat922ad.jpg) 930AD 最初の騎士がウィーンに到着。接近していた鎚鉾兵に攻撃を仕掛け勝利 932AD ウィーン防衛戦。優勢 934AD 領内に突入して来たブルグントの騎士をアウストラシアの騎士が迎撃、勝利 アウストラシアの騎士は生産時点でLV6。一方ビザンツ側の騎士とカタクラフトはLV3で、直接対決すると89.6%の確率で前者の勝利となる。これを受けてアウストラシアは戦術を一部転換。ウィーンに駐留する騎士を出撃させ包囲軍を攻撃、攻城兵器を含め全滅させた。東部国境から侵入するバイエルン軍の騎士に対しても同種ユニットで機動防御。都市に守備部隊を常に張り付けておく必要が無くなり、20ユニット以上の余剰兵力が生まれた。 反撃の時を静かに待つ。 潮の満ちるとき 938AD、これまで沈黙を守っていた北イタリアのランゴバルド王国が突如アキテーヌ・ネウストリアに侵攻。2度の大戦で疲弊したアキテーヌ軍にこの侵略を止める術は無く、開戦早々地中海に面する都市ルルドを明け渡した。 ランゴバルドは他の文明が戦争に明け暮れている間全力で拡張と内政を進め、アルプスから東欧に跨る大文明に成長していた。このままフランスを制圧すればメガパワーの一角として台頭して来る公算が大きい。同じくフランスの支配権を狙うアウストラシアとしては見過ごせない事態だが、今出来るのはビザンツと全力で戦う事だけである。 戦いが進むに連れ、アウストラシアの防御正面はかなり絞られて来た。バイエルン軍は中部のオルデンブルグに、ビザンツ・ブルグント軍は西部のウィーンに攻撃を集中。20ユニット前後のスタックが切れ目無く押し寄せ、守備のアウストリア軍と激闘を演じている。946AD、10人目の偉大な将軍として孫子が誕生。同年ウィーン防衛戦にてカタクラフトの累計撃破数100を達成する。度重なる激戦によりアウストラシア領内の厭戦感情が確実に増加、およそ人口の60%に相当する不幸が発生し、やむなく文化税率を20%から30%に引き上げる。税収の減少分は商人の雇用で埋め合わせ戦争中の財政破綻を回避。東西ローマ帝国のどちらが先に窒息するかの勝負だ。 968AD、ローマ大戦が始まって1世紀。100年前と同じくビザンツはカタクラフトで突撃し、アウストラシアは重弩兵で守る。だが違っているのは戦力比だ。ブルグントの手駒は騎士4体の突撃を最後にほぼ枯渇、ビザンツも複数都市を同時攻撃する余力は無くなった。一方アウストラシアは重弩兵61体と騎士38体を保有、都市に充分な守備兵を残しても40ユニット以上を自由戦力として敵地に送り込める。 970AD、アウストラシアは反撃を開始。自由戦力全てをウィーンから出撃させブルグントに侵攻。目標はかつて占領しながらビザンツの横槍を受けて手放した都市、ウォルムスだ。 974AD、ウォルムス攻略作戦。防備は長弓兵2、長鉾兵2、騎士1、投石器2である。攻城兵器が都市防備を破砕、重弩兵と騎士が続けざまに突撃。2ユニットの犠牲を出したが首尾良く占領に成功した。11人目の偉大な将軍が誕生。西部に新たな拠点を得たことで機動防御の効率が改善、パリの守備隊を減らして自由戦力に組み込む。 982AD、ネウストリア独立。アキテーヌの惨状が響いたか。 984AD、12人目の偉大な将軍が誕生。籠城戦術から騎士による迎撃に切り替えた事で将軍ポイントの獲得が大幅に加速された。 990AD、アキテーヌがランゴバルドに降伏。 992AD、ウォルムスから攻撃部隊が出撃。ブルグントの王都オルレアンに直進。 996AD、オルレアン攻略戦。アウストラシア41ユニット、ブルグント18ユニットの決戦。18勝3敗で制圧に成功。 998AD、ブルグント王国残り3都市。アウストラシアは2都市同時攻略作戦を発動、自由戦力を二手に分けて進撃させる。 1002AD、マコン攻略・破壊。ブルグント残り2都市。13人目の偉大な将軍が誕生する。北方ではアングロサクソン軍がパリ付近に上陸するが、鎚鉾兵1と投石器5という貧弱な編成であった。騎士を派遣して殲滅。バイエルン軍、アウストリア東端のオスナブリュックに接近。 1004AD、アングロサクソン軍が再び上陸。今度は重弩兵中心だったが騎士による殲滅を逃れる事は無かった。同王国と和平が成立、約500ゴールドを賠償金として獲得。 1006AD、オスナブリュックにて迎撃戦。ユニットの質では勝ったが地形効果に阻まれ9勝3敗。同年、ブルグント王国のリヨンを攻略。10勝0敗で占領し、完全に破壊する。ブルグント残り1都市。ビザンツ軍40ユニットがアルルを出撃、ウィーンへ行軍。アウストラシアの騎士は手薄になったアルルを強襲、1ユニットを犠牲に同市を破壊した。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (destroyarles.jpg) アウストラシア軍の強さの秘密は練度である。ケルンで生産される騎士は最初から27~35の経験値を有しており、作戦行動の直前に最適な昇進を選ぶ事で高い勝率を維持。彼我が同数であれば無敵に近い。だが連戦連勝をいいことに敵地での戦闘を重ねた結果、厭戦率が120%以上にまで高まった。人口17人の都市で21人が寡婦になる始末である。文化税率40%でも幸福を維持できず、練度の低い騎士を反乱鎮圧に回さざるを得なくなる。もはやこれ以上の戦争継続は不可能と判断、1008ADを以ってアウストラシアはビザンツと和平。見返りとして1500ゴールド強を受け取った。 東西ローマによる2度目の戦いは西の勝利で幕を閉じた。期間は一世紀半、戦死者は敵味方合わせて703ユニットに及ぶ総力戦であった。1ユニットは古代ローマの1個軍団に概ね相当するので戦闘員だけで421万人の犠牲という事になる。ちなみにアウストラシアの人口は1567万人。 ここまでの戦闘成績:839勝80敗 偉大な将軍:13人 宗教評価点:127 [[ローマを継ぐ者(4) ../ローマを継ぐ者(4)]]につづく
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5 :名無しさん:2013/11/24(日) 00 25 02 ドテラ撫子さんでわかる?戦間期~日露戦争 講和会議、そして戦後へ 参謀本部「哈爾浜とその後の追撃戦時なのですが」 ドテラ撫子さん「何かありましたか?」 参謀本部「輜重車の荷台に鹵獲した機関銃を据え付けた機動銃車や、重迫撃砲を搭載した機動重迫車なるものが現地改造で配備されてまして」 小人さん(な、なにそのテクニカル馬車…) ドテラ撫子さん「それは…ええと、きっとフス派もびっくりでしょうね」 参謀本部「ある分隊などこれでロシア軍を追撃し『逃げるのはロシア兵だ!撃ってくるのは訓練されたロシア兵だ!』などと叫びながら機関銃を撃ちまくっており…」 ドテラ撫子さん「……なにか釈明は?」 小人さん(ありません。ごめんなさい。……別ベクトルの痛い子部隊が誕生するなんて…) なお、これら現地改造の思いつき兵器が後に、この日本の戦闘車両のご先祖になってしまうとは、さすがの小人さんも気づきませんでした。 「発想は悪くなかったと思うが、やはり馬がやられたら終わりだし、馬がおびえることもあるというのがな」 「馬だから使い勝手がいかんのだ。自動車でやってみたらどうだろう」 「自動車だって敵弾で放熱器などがやられただけで動けなくなるぞ」 「うーむ、放熱器や発動機の配置は工夫すればいいな。それとそこそこの厚さでいいから装甲板を張ったら機関銃も怖くないぞ」 「悪くないが重量増によって足回りへの負担が大きいだろう。地盤が軟弱だと擱座しかねん。あとタイヤがパンクしても同じだ」 「ふーむ。そうだ。蒸気トラクターではこんな機構を使っていたな…」 (中略) 小人さん(なんでリトル・ウィリーめいた初期戦車っぽいものができてんだよォォォォォ!!) ドテラ撫子さん「おお、これはびっくり」 まあこれは少しばかり後の話ですが。 6 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 25 49 ガンマンさん「では、会議を始めようか。(前回のこともあって再指名されて良かったぜ!あのままだったら歴史に汚名を残すところだった!)」 ドテラ撫子さん「さて、今回のお話が実り多いものでありますように」 しろくまくん「……(蒼白)」 ジョンブルさん(顔色が悪いか?元から白いからよく分からん…あ、側頭部に禿ができているな) ガンマンさん「あー、今回の講和会議に関して今回の戦争の主因となった地域の主権者もオブザーバーとして参加している。ただし発言権はないので、問われない限り喋るな」 チャイナさん「……(所詮は夷狄同士のなれ合いの場アル。大清を招くにしては野蛮すぎるアルよ!まずはワタシに跪くところから始めるべきアル!)」 チョゴリアン「……(ウ、ウリはこんな会議に呼ばれた事なんてないニダ…すごく緊張してきたニダ!これじゃ喋れといわれても喋れないニダ!)」 ドテラ撫子さん 「捕虜の相互交換。 関東州租借権および鉄道敷設権の譲渡。 満州に敷設されたる東清鉄道及び南満州支線に関する権利の譲渡。 朝鮮の中立化の確認と相互保証。 アムール州およびレナ川領域とそれ以東を割譲。これには樺太も含みます。またこれらの土地から完全同化を選ばない住民を6ヶ月以内に永久退去させること。退去に関する費用等はそちら持ちで。 ロシア陸海軍の満州および割譲地域よりの退去。なお、こちらが鹵獲した艦艇などは自力航行に必要な最小限の修復を行った後、引き渡します。また、黄海にて沈没した船は、実費で引き上げて引き渡しても構いません。 また賠償金として30億円の支払い。10億円分は即金。残りは分割で構いません。 (ロシアが弱体化しすぎると次で困ると小人さんがいってますので、手加減しておきますね)」 小人さん(全然手加減になってないような気もするけど、緩衝地帯を手に入れるには仕方ない…よね?) しろくまくん「そ、それは法外……(あ、足下見られてるクマ!)」 ガンマンさん「おい、そぃっ!(足を踏まれた!?)」 ジョンブルさん「(君、ここは我慢しておきたまえ。私が口をきいてやるから)」 ガンマンさん「(む…それはうまくいくんだろうな?)」 ジョンブルさん「(うむ。その件自体には快諾を貰っている。詳細は聞いていないが、期待しておきたまえ)」 ガンマンさん「(なら、いいか。満州利権以外はろくに何もない土地ばかりだ。どうだっていい)」 ドテラ撫子さん「あ、ならまだ続けます?大興安嶺トンネルの爆破は独立機動第一旅団が阻止しましたし、次は海拉爾ですね。そしてチタですか?それともウランウデ?イルクーツク?あ、包囲してるウラジオを粉砕するのを先にしたほうがいいですか?もしくはハバロフスクを踏みつぶしてからのほうがいいでしょうか?あるいはそちらの野戦軍をあと何度か消滅させればいいでしょうか?(にっこにっこ)」 ジョンブルさん「(……意外に嗜虐的なところがあるんだな)」 ネーデルさん「(だからあまり怒らしちゃ駄目だよ?)」 ガンマンさん(調子に乗りすぎじゃないか?いやしかし熊には退去して貰わないと困るしな…) しろくまくん「ク……(残念ながらこれ以上戦争は続けられないクマ…こぐまにも諭されたクマ…)」 ドテラ撫子さん「く?(首傾げ)」 しろくまくん「ク、クマの負けクマァ~!!(血涙)」 ドテラ撫子さん「では、先の条件で仕舞いにしましょう」 しろくまくん「ど、どうしてこうなったクマーッ!!(ばたり)」 7 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 26 19 チャイナさん「アイヤー!ちょっと待つアル!満州が日本大鬼のものになってしまうアルよ!こんなことは許されないアルよ!!(トラウマから来る反射反応)」 ガンマンさん「おい、黙れよ。人様の会議を邪魔してんじゃあない!」 ジョンブルさん「その通り。君は所詮オブザーバーだ。許す許さないをいえる立場ではない。それとも、満州の権益を今すぐ買い戻すのかね?即金で」 チャイナさん「う、ぐぐぐぐぐ……そ、そんな金はないアル…(いまにみておれアルよ!いつか大清の底力を見せてやるアル!!)」 ガンマンさん「なら手間を取らせるな。さ、続けるぞ」 ドテラ撫子さん「そうですね。権益については、これから私のほうにも存念がありますので…」 ジョンブルさん「ふむ。我々列強に実りある内容であればいいのだがね」 チョゴリアン「……(あ、あの清が子供扱いニダ!列強怖いニダ!ここは目立たないように存在感を消して…でもそれがこれからもうまくいくか分からないニダ!どうすればいいニダ?)」 この戦争で日本が得たシベリアの領域は、とある史実世界におけるロシア極東連邦管区に類似します。 ドテラ撫子さん「英蘭米に引き受けていただいた戦時国債に関して。この返済については、本講和会議条約で私が得た満州利権の譲渡によって充てるものとしたいのですが」 ガンマンさん「な、何を言ってるんだ?」 ネーデルさん「うん、それは嬉しいね!(事前の打ち合わせ通りだね)」 ジョンブルさん「いいのかね?それでは君の手に残るのは寒冷な土地ばかりじゃないか。満州利権はいらないと?(何食わぬ顔)」 ドテラ撫子さん「私は安全保障上の理由をもって戦争をしたのですし、戦争目的は達しています。名目上の賠償金も、緩衝地帯も手に入れましたし。満足ですよ?(それに、満州利権なんて引きこもるのに邪魔になりますしね)」 ガンマンさん「……すまない。お前を誤解していた!いい奴だったんだな!」 ジョンブルさん(こいつチョロすぎないか…?) ネーデルさん(本当にチョロいなー) ドテラ撫子さん(なんかチョロいですね…?) 8 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 26 55 ドテラ撫子さん「ええと割り当てとしては、まず英国には関東州の租借権を。ただし蘭米にも適度な使用料で利用できることをお約束下さい」 ジョンブルさん「うむ。まあよいとも」 ネーデルさん「うん、同盟国が優先されるのは仕方ないよね!」 ガンマンさん「…っあ…そ、そうだな。(ごねてみようとと思ったのに封じられた。くそう)」 ドテラ撫子さん「次に関東州外の南満州鉄道支線および東清鉄道の利権については、各国への割り当てで…こんなところでどうでしょうか?」 ガンマンさん「おっ。これは思ったよりうちへの割り当てが多いな」 ネーデルさん「僕の国債購入額からするとこんなものかな?」 ジョンブルさん「うーむ…まあ関東州もあるし、納得はしよう」 ドテラ撫子さん「ここはアメリカを優先しました。鉄道王ハリマン氏らの多大な支援もあったのですし」 ガンマンさん「ほお。そりゃありがたい」 ドテラ撫子さん「ただ、この割り当て案の替わりと言っては何ですが、アメリカには、ハワイ王国の中立化についてこちらと協同で確認し、保証をしていただきたいのですが」 ガンマンさん「むぅ…それは…少し考えさせてくれ。(戦争はしたくないって事か?日本にとっては、ハワイは太平洋における朝鮮半島というつもりか?だがこっちもフィリピンとグアムの安全性の問題もあるしな…)」 ドテラ撫子さん「日英同盟に関して気になるようですし、そうですね……次回の更新で、アメリカ特約条項を入れるのはどうでしょうか?」 ジョンブルさん「そうだね…アメリカに関しては『アメリカ側から戦争を望まない限りに於いて、即時参戦義務は発生しない』というのでどうかね?」 ドテラ撫子さん「それであれば、私も構いませんが…」 ガンマンさん「おっ、それなら受け入れようか。俺だって戦争はしたいわけじゃない。満州利権があればなおさらだ!」 ジョンブルさん(『アメリカ側から宣戦布告しない』でなく『アメリカ側から戦争を望まない』というのが肝なんだがな…) ドテラ撫子さん(米西戦争の勃発経緯を考えると、この程度の備えは必要ですね) ドテラ撫子さん「これにて、私が清国利権に興味を抱いていないことは明らかになったと考えます。私は安全保障上の理由をもってのみ、ロシア帝国に戦いを挑みました。それについては、皆様に分かっていただけたと思います」 チャイナさん「も、もしかしてワタシは友人を間違ってたアルか…?」 ドテラ撫子さん「あ、他の列強の皆さん。先に行ったとおり、私は清国利権に興味はありませんので。我が国の安全保障に影響を与えない限り、あとは好きにして下さい」 チャイナさん「えっ」 ドテラ撫子さん「なめた真似をしたらやっぱり報いがあるものですよ(にっこり)」 チョゴリアン(ウリへの中立侵犯を看過したことニダね……中立?ムム…これニダ!) チャイナさん「やっぱりこいつは日本大鬼アルゥーッ!!」 ゲルマニアさん「ほう、それはいいことを聞いた」 マリアンヌさん「あらあら、よろしいのかしら?」 ジョンブルさん(我が英国の基本戦略は『分割して統治せよ』だ……さて、覚悟して貰うぞ?) 9 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 27 26 チョゴリアン「れ、れ、列強のみなしゃん!こ、講和が終わったところでウ、ウリに発言の機会をいただきたいニダ!お時間は取らせませんニダ!」 ガンマンさん「む?(そちらの仕込みなのか?)」 ドテラ撫子さん「(いえ、私じゃないですよ?…はて?)」 ガンマンさん「ああ、いいだろう。少しなら構わない」 ジョンブルさん「ふむ」 チョゴリアン「あ、ありがとうごじゃいましゅニダ!ウ、ウリはこれで、大日本帝国、露西亜帝国、大清帝国の三国に、ちゅり、中立を保証された国になったニダ!」 チャイナさん(な、なぜワタシが三番目なのアルか!?属国のくせに許せないアル!) ガンマンさん「ああ、たしかにそうだな。(おいそこ、黙ってろよ?)」 チャイナさん(うぐぐぐ……) チョゴリアン「ウ、ウリは、いつだって中華の宗主国に押さえつけられてきたニダ!」 マリアンヌさん(小国には良くあることですわね) チョゴリアン「でも、日清戦争で、長年の頸城から解き放たれ、清からも、日本からも中立であることを求められたニダ!」 ゲルマニアさん(そこがよく分からない。どうして属国にしなかったんだ?) チョゴリアン「中立!ウリの長い歴史でも、こんな概念はなかったニダ!不安と思った立場だったニダ!でもなってみると心安らかだったニダ!」 ネーデルさん(中華っていったい何をやってたんだ?) チョゴリアン「いつしか、中立こそ我が国是だと思うようになったニダ!(ちらっ)」 ドテラ撫子さん(えっ) チョゴリアン「だからこそ、ウリは、これからも、どんな戦争でも、ずっと中立であることを宣言するニダ!」 ジョンブルさん「どんな戦争でも…つまり、永世中立。ふむ。なるほど…君としてはどうなのかね?」 ドテラ撫子さん「えーっと…私は条約に定められたとおり、中立を保証しますが…(あれぇ?)」 ジョンブルさん「ならば同盟国のよしみだ。私も中立を保証しよう。(関東州の安全化も必要だろうしな)」 ネーデルさん「満州権益に参加してるし、僕も中立保証すべきだね」 ガンマンさん「俺もか?…致し方ない、俺もモンロー主義の範囲を逸脱しない範囲で保証する。(クソ!日本は思ったより外交巧者だな!)」 チョゴリアン(ウリは、ウリはやったニダ!やりきったニダ!!) ドテラ撫子さん(あれぇー?どうしてこうなったー?まあ損をするわけではありませんが…) チャイナさん(よ、よってたかってワタシから属国を取り上げようなど!夷狄ども!許せんアル!いつか見てろアル!!) 10 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 28 26 しろくまくん「ううーん…うーん…クマッ!」 ドテラ撫子さん「おや、ようやく起きましたか。もう会議は終わりましたよ」 しろくまくん「クマッ!クマァッ!なんでおまえがそこにいるクマ!(起き抜けに一番見たくない奴クマ!)」 ドテラ撫子さん「……まあ、あなたが起きるのを待っていただけなんですが」 しろくまくん「ク…クマ?(じりじり)」 ドテラ撫子さん「あー、別になにかするわけでもないですよ?一言だけ。これから大変になるかもしれませんが、亡命でしたら受け入れますから」 しろくまくん「な、何を言っているクマ…!?」 ドテラ撫子さん「いずれ、分かるかもしれません。共産主義にはご注意を。連中は過去を否定することが原点です。ああいうのは、好きません。それでは…」 しろくまくん「あ、どうもご丁寧クマに…???」 ジョンブルさん「む。そういえば、賭けに勝ったのを忘れていたな」 ネーデルさん「次に備えての貸しにしておけばいいんじゃない?」 ジョンブルさん「次か。起こると思うかね?」 ネーデルさん「起こるさ。欧州ってのはそういうところでしょ?」 ジョンブルさん「そうか。そうだな。ではそうしておこう…」 ドテラ撫子さん「ふー…東シベリアと沿海州で日本海とオホーツク海を事実上内海化しましたし、それらに加え新須賀、台湾、海南島、それと太平洋の諸島!それに朝鮮半島やハワイ王国も中立化しましたし!これだけの外郭地帯があれば、来世紀まで思う存分引きこもれますね!やっと私の時代がやってきたっ!私はやり遂げましたっ!では、お休みなさい!」 安全を脅かすものは、例えそれが列強であっても容赦なく粉砕する東洋の優しい(かなり誤解)巨人。そんな巨人が易々と引きこもれると思っているあたりが、他人からどう見られるかにあまり頓着しない撫子さんの駄目なところです。 ジョンブルさん「英日同盟は何が起ころうとも堅持せねばならない。かの国を世界から切り離すのは、世界にとっても危険なのだから…」 アユタヤさん「独立を守るためにも日本に接近しなければ。かの国ならフランスをも掣肘できるはず…」 オスマンさん「あのロシアをあそこまで叩きのめすとは。かの国は、列強の圧迫に耐えている我々の希望になるかもしれない…」 気がつかないうちに時代の寵児になっていた撫子さんが放っておかれるわけがないのでした。 (おはり) 11 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 28 57 その後のろしあ☆ しろこぐまさん…しろくまくんがレッドベアーのテロに倒れた際の『逃げるクマ!東に!』との言葉に従って必死に逃げました。その後、白雪降りしきるタイガで、寒くて眠くなったので藪に潜り込んだしばらくあと『なんとなくこの辺に違和感が…フィーッシュ!』と引っ張り上げたドテラ撫子さんにより保護されました。危ないところでしたね。気がついたらこたつのなかだったのでびっくりしたことでしょう。 最初、ドテラ撫子さんについてしろくまくんから聞いていた話のせいで、思わず乙女の尊厳を根本から破壊しかねない行為を働いたりしてドテラ撫子さんに洗濯の手を煩わせていましたが、そのうち餌付けされたようです。いつしかドテラ撫子さんの膝の上にのってこたつに入る仲になりました。 そして極東シベリアを『国境警備でちょっともてあますような気がしなくも…』と思ったドテラ撫子さんにより、ウラジオ周辺とカムチャッカおよび重要利権を除いたそれらをもとに、ロシア帝国の後継国家である極東ロシア帝国の主として君臨することになりました。そのせいか、とろとろ紅白内戦中のロシアからじゃかじゃか亡命者が来ました。幼女ですけど。 「ぬくいくまー…あぅー、そこなでちゃくすぐったいくまー…」 「レッドベアーころすべし。じひはない…くま」 レッドベアー…しろくまくんが決定的に民衆を敵に回していなかったのに暴力的に政権を奪ったせいか、内戦ということを除いても国内情勢は不穏なため、内戦が長引きました。利敵行為を働く不届き者(レッドベアービジョン)を粛正していたら凄い勢いで極東に向けて資本と人材が流出。ロシア中枢を押さえたことで白軍をなんとか押し返し共産主義国家は建設できたものの、ひいき目にいっていってロシアの抜け殻となってしまいました。 白軍からしてみれば、正統なる主の元に戻るために鉄道路線を確保し、志を同じくする人々とともに順次鉄道を破壊しつつ撤収していただけなのですけどね。 なお、ロシア帝国の後継国家を自称するものの、連続性をもった極東ロシアの存在のため、こちらを認めている国家は少数派です。 むしろドテラ撫子さんとしろこぐまさんとジョンブルさんとネーデルさん連名で『不当に収奪したロシア帝国資産について返還を求める。返還するまで資産価値にインフレ率を加算する』と毎年通告されている始末です。 「どうしてこうなったベアー!」 12 :わかる?のひと:2013/11/24(日) 00 29 31 以上です。Wiki転載OKです。 ようやく終わりました! いやもう展開を考えるよりネタを仕込むのに手間を取られまして。 ドテラ撫子さんを考案した方には、ひとかたならぬ感謝を。 どうか私の書いた撫子さんが、イメージに大きく壊していないことを祈りつつ。
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CpT-78 "アルヴァーミア" CpT-78 "Alvaemia" 車輌情報 車種 主力戦車 運用者 皇立陸戦隊晋迅共和国陸軍ルフィスマ陸軍フェレス陸軍センリーネ陸軍 製造者 ヴルニト重工業 製造期間 1714年 - 現在 運用期間 1715年 - 現在 製造数 1,750輌 車体諸元 目次 全長 10.35m(増槽含) 車輌史 設計 装備 固定兵装 補助兵装 派生型 CpT-78PH CpT-78M 比較表 関連項目 車体長 8.3m(増槽含) 全幅 3.77m 全高 2.65m 乗員 4名 空虚重量 48,000kg 戦闘重量 52,700kg 懸架方式 トーションバー方式 装甲諸元 防護装置 ShF-2スモークディスチャージャー 装甲材質 SVN-78 複合装甲 増加装甲 - 砲塔装甲厚 上面49.76mm展望塔49.76mm前面RHA換算対HEAT670mm対APFSDS430mm防盾同上mm側面57.2mm+空間背面57.2mm 車体装甲厚 上面57.2mm前面RHA換算対HEAT670mm対APFSDS430mm側面57.2mm背面57.2mm底面49.76mm 機関諸元 エンジン ヴルニト・ローレス1 V12ターボ付ディーゼル1基 エンジン出力 1,500馬力×1基 整地速度 75km/h 不整地速度 47.6km/h 燃料 ディーゼル燃料1.5kL 航続距離 450km 増槽航続距離 600km 車輌史 CpT-78は、ファタ・モルガナ帝国の主力戦車。CpT-66の後継として開発された第3世代に分類されるMBTであり、同車種にて有用性が証明された射撃管制、電子機器を介した状況把握支援などの機能を発展させている。更にこれらをシステム的に一元化、統合管理することで更に戦闘能力が向上している。 独立戦争の直前に開発が完了しており、かつCpT-66の製造工場がワーレリア女皇領のみに所在していたことから本土の工場で集中的に製造されている。最終的に1000輌に近い数が配備されたが、独立戦争終結後には軍備縮小の煽りをもろに受けて大幅に削減され、現在の陸戦隊では発展型を中心に260輌程度が運用されている。 設計 複合装甲はCpT-66m2で採用されている為、本車種からの新技術には該当しない。 装備 固定兵装 固定兵装 名称 基数 44口径125.84mm滑腔砲シェスター1 1基 IP-30S 7.8mm機銃(砲塔上部) 1基 IP-30AM 7.8mm機銃(主砲同軸) 1基 補助兵装 補助兵装 名称 情報処理 MSV-30 統合コンピュータ 射撃管制 NSS-21 射撃管制装置 MVM7052”レシェカ2” レーザー測距儀 RR-1 風向風速センサー 補助装備 EVK-95M 車長用TVカメラ ShF-2煙幕弾発射筒 派生型 CpT-78PH CpT-78PH 14A計画により設計が開始されたCpT-78の改良型。PHは標準重装甲(Pahmd Herrdanva)型のことであり、砲塔前面を延長してより大型で防御力に秀でたSVN-80型複合装甲を搭載し、更にセンリーネ内戦のような非正規戦での生残性を考慮してRWSやAPSなどの新兵装を採用、また計画再開後には大陸戦争にてワーレリア連邦軍によって実用性が証明されたC4Iへの対応を行なったものである。 開発開始直後にワーレリア独立戦争が勃発したことで計画が停滞し、その終結後から2年経過した1722年から再開されたものの、同戦争での敗戦に伴う賠償金や不況によって当初予定されていた予算は大幅に縮小され、更に想定されていたセンリーネ内戦などの非正規戦に投入される可能性が極めて低くなったことから遅延を繰り返し、最終試作車両の完成は28年までもつれ込んだ。翌29年から陸戦隊及び開発中から販売契約を締結していた旧植民地各国への量産第1バッチ、計37輌の引き渡しが始まったものの、ほどなくしてサスペンションの破損やアクティブ防護システムの作動不良などの不具合の報告が相次いだ。ただでさえ開発期間の長期化などで調達費用が高騰していたにも拘わらずこのような不具合が残っていたことは購入した各国の大不興を買い、ヴルニト社は対応に追われることとなる。 しかし当のファタ・モルガナ軍部側は戦略戦術構想の変化や開発遅延により本車への興味を失っており、本車の開発が完了しない内から既に次期MBTの入札公告を行なうなど露骨な行動を取っていた。当然軍部は改良の面倒を見ることを嫌がったものの、旧植民地圏との関係性に配慮する女皇府によって改良は継続する運びとなった。しかし議会はこれに目を付けて女皇府を批判し、軈て本車の改善は開発元であるヴルニト社が独力で継続する状態になる。そのヴルニト社内でも次期MBT計画に注力すべきであるとの意見が強く、経営層からの圧力によって改良作業は完全に停滞してしまった。 1730年、ヴルニト社は全ての不具合が改善されていないにも拘わらず本車の改良作業の中止を宣言した。 CpT-78M CpT-78M 14A計画の頓挫から5年後の1735年に計画されたCpT-78の最新改良型。Mは改良型を意味する符号である。 78PHの失敗により旧植民地圏からの大批判を受けながらもファタ・モルガナの戦車開発は完全新規設計のファシアナートテラーレ計画に一本化された。しかしながらそのファシアナートテラーレは1735年に開発参加企業の一角であったオルミクス工業と当時のUGYAF(皇立陸上兵器開発統制局)局長のアレミエラ・フォールの汚職事件(ファシアナートテラーレ事件)によって完成は絶望的となった。そこで一度は見捨てられたCpT-78に白羽の矢が立ち、要求性能を現在の水準に引き上げる為の改良計画が急遽スタートされる。 自動装填装置や装甲モジュールなど、ファシアナートテラーレの開発で培われた技術がキックバックされる形で組み込まれており、また搭乗員削減に伴う車体と砲塔と縮小と軽量素材への変更により元の性能と同水準を維持しつつおよそ7トンの軽量化に成功している。また主砲はより軽量で高腔圧に対応した新型のものとなっており、原車両の主砲より高威力、54口径砲と同水準の威力を砲身を延伸せずに実現しているとされている。 試作車両は1741年に完成し、量産車は1743年から陸戦隊のCpT-78をアップグレードする形で配備が進んでいる。 比較表 1750年代のMBTの比較 名称 Cz 67 Chrnie VK416C2 CpT-78M 画像 開発形態 新規 改良 改良 全長 9.1m 11.6m 9.75m 全幅 3.4m 3.8m 3.5m 全高 3m 4m 2.7m 重量 47.7t 58.5t 45.7t 主砲 AShYa-44N 45口径124mm滑腔砲 レクテラス L9A 55口径120mm砲滑腔砲 Shestae3M 44口径125.84mm滑腔砲 副兵装 ShAT ShO-27 13mm重機関銃 GNGP 12.8mm重機関銃 Ko-20 13mm重機関銃(砲塔上部)IP-30AG 7.8mm機銃(主砲同軸) APS ラテイネ設計局Lt59A直接迎撃型APS 【APS名称】 - 装甲 Ln378モジュール式複合装甲(砲塔正面・車体正面) 複合装甲 SVN-83K モジュール式複合装甲 エンジン Pja500 4サイクル8気筒ターボチャージドディーゼル S1180V型8気筒エンジン ヴルニト・ミレフォレス1 水冷8気筒ターボ付ディーゼル エンジン出力 1300馬力/1400rpm 1500hp/【回転数】 1300hp/2400rpm 懸架方式 ハイドロニューマチック・サスペンション ハイドロニューマチック・サスペンション 油気圧式 最高速度 70km/h(整地)55km/h(不整地) 75km/h 75km/h(整地) 乗員数 3名 3名 3名 装填方式 自動 自動装填 自動 C4I Pjina 52PM FiA-ANCER 30M-TthAW5 名称 40系アヴァンコリー T-23 65式戦車 アーチカーミントMi2 セゴットVr1 画像 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (【図面ファイル】) 開発形態 新規 新規 【開発形態】 改良 改良 全長 【全長】m 10.4m 【全長】m 8.7m 11.6m 全幅 3.4m 3.4m 【全幅】m 3.61m 3.4 全高 【全高】m 2.4m 【全高】m 2.23 4.2m 重量 49t 62t 【重量】t 55.2t 65t 主砲 L-RB 45口径130mmライフル砲 【主砲】 47口径125.84mm滑腔砲 54口径125.84mm滑腔砲 副兵装 【副兵装】 AG-7 15mm重機関銃LPP-F57C 8mm軽機関銃 【副兵装】 FG-20 7.78mm機関銃 VA-91 12mm重機関銃VA-70 8.62mm軽機関銃 APS 【APS名称】 - 【APS名称】 - - 装甲 モジュール式複合装甲 FD-HA4A 複合装甲 【装甲】 複合装甲+ERA 複合装甲 エンジン 水冷V型10気筒ディーゼル VCD-31 【エンジン】 液冷V12ディーゼル エンジン出力 1500ps/2300rpm 1,520hp 【馬力】/【回転数】 1,500hp/2,700rpm 懸架方式 油気圧式 トーションバー式 【懸架方式】 ハイドロニューマチック トーションバー式 最高速度 75km/h 76km/h 【最高速度】km/h 70km/h 70km/h 乗員数 3名 4名 【乗員数】名 4名 3名 装填方式 自動装填 手動 【装填方式】 手動 自動 C4I 【C4Iシステム名】 ROL5 【C4Iシステム名】 AGAW-2 関連項目
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登録日:2012/06/15(金) 19 33 50 更新日:2023/03/22 Wed 16 08 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ガマ王子 クリスマス・キャロル ザリガニ魔人 パコと魔法の絵本 ファンタジー 中島哲也 大人のためのファンタジー 映画 涙腺崩壊 病院 絵本 群像劇 舞台 子供が大人に、読んであげたい物語。 後藤ひろひとによる舞台「MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子VSザリガニ魔人」(2004・2008・2014・2017年上演)を「下妻物語」「嫌われ松子の一生」のちの「告白」の中島哲也監督が映画化。 原作の舞台のタイトルにあるように、ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」をベースにしており、 山奥を舞台にした病院を舞台に繰り広げられる、偏屈な老人と純真な子供の心温まる物語。 中島監督の色彩豊かな映像のみならず、後半の演劇のシーンではCGアニメーションと実写を融合させた絢爛豪華な世界を表現した。 また、豪華キャストが誰だか判別不能な特殊メイクで怪演を披露しているのも見物。 【ストーリー】 大雨の日、とある山奥の洋館に一人の変な老人が訪ねてくる。 洋館の主の青年に、預かったものを返しに来たらしい。 青年は奥の仏壇に飾られていたいかつい顔の老人の遺影と、一冊の破れた絵本「ガマ王子対ザリガニ魔人」を取り出す…。 時は遡って少し昔、ある所に小さな病院があった。 そこには患者も医者も看護師もみんなどこか変わった変人ばかりが集まっていた。 中でも一際目立っていたのはわがままで偏屈、おまけに頑固で根性の悪い大企業の社長・大貫。 傍若無人な言動を繰り返す大貫は病院中の嫌われ者。自身も病院の人間とは打ち解けようともしなかった。 そんなある日、大貫は中庭で絵本を読んでいる入院患者の少女・パコと出会う。 ふとしたいざこざが原因で、大貫は彼女を殴ってしまうが、その次の日パコは彼のことを覚えていなかった。 実はパコは幼い頃に遭った事故が原因で1日しか記憶を持てない病気にかかってしまっていたのだ。 そのことを知った大貫は彼女をあまりに不憫に思い、せめての救いとしてパコに絵本を読んであげることに。 しかし、いくら親しくなっても次の日には忘れられてしまう…。 だが、パコは「大貫がほっぺにさわったこと」だけは覚えていた。 そして、彼は病院主催のサマークリスマスの出し物としてパコの絵本「ガマ王子対ザリガニ魔人」の演劇を提案する。 【登場人物】 ○役名/演劇の役柄(俳優) ○大貫/ガマ王子(役所広司) 大企業の会社の社長で、無一文から男手ひとつで大企業に育て上げた勤勉家。 だったが、突然の病で強引に入院させられ頑固で傍若無人なクソジジイになってしまった。 口癖は「お前が私を知っているだけで腹が立つ!」 病院では誰からも好かれず、誰も好きにならずの生活を送っていたが、パコとの出会いによって生き方を変えるようになる。 ○パコ/観客(アヤカ・ウィルソン) 入院患者の少女で、純真無垢な性格。笑顔が素敵。 幼い頃の誕生日、家族でのドライブ中に事故に遭い、両親は死亡し、自身は記憶を一日しか保てない病気に罹ってしまう。 それ以来彼女は来る日も来る日もその日が誕生日と思い込み、来るはずのない両親の帰りを待って両親からの誕生日プレゼントの絵本を読み続ける。 大貫にほっぺを触られた(実際は殴った)ことだけが一日以上持った記憶で、以来彼と心を通い合わせるが…。 ○室町/ザリガニ魔人(妻夫木聡) 薬物中毒で入退院を繰り返す青年。 自殺未遂の常習犯でもある。 かつては一世を風靡した可愛い天才子役だったが、成人して演技の幅が広がらないことで落ち目になり絶望している。 そんな彼がクライマックスで披露した「ザリガニ魔人」のキャラは…(舞台版と映画版でその「答」は異なる)。 余談だが原作舞台の初演版のみ、彼とタマ子のキャストがチラシなどのキャストロールで一番上に表示されていた。 ○タマ子/メダカちゃん(土屋アンナ) 強面でどう見てもへヴィメタヤンキーな看護師。おまけに言動もヤンキーそのもの。 …というより、「下妻」以来役者の地かもしれない。 見た目通り気性荒いが、室町には懸命に尽くしている。 劣悪な家庭環境で少女時代を過ごし、その心の支えになったのが… 舞台版では「光岡」と名字で呼ばれ、「タマ子」と名乗るのは本作上映から9年後の2017年版のみである。 ○堀米/変な虫ヤゴです(阿部サダヲ) 病院内で出没する神出鬼没の謎の男。 至る所にあるスイッチを押せば、どこからともなく現れ押した人間をおちょくる。 現代で登場し昔話を語る老人はこの人である。 実は「ガマ王子対ザリガニ魔人」の作者。原作舞台初演版では作者の後藤ひろひと氏、2008年再演版では春風亭昇太が演じた。 ○浩一/アメンボ家来(加瀬亮) 大貫の甥で、優しいが気弱な青年。 孤独な叔父のことを心配しているが、逆に煙たがられている。 鬼嫁には頭が上がらない。 ○雅美/沼エビの魔女(小池栄子) 大貫の甥嫁で、ザーマスメガネの看護師。 凶暴な性格の鬼嫁で、よく不甲斐ない夫に噛みつく。 非常に金汚く、金持ちになるために義叔父である大貫に媚を売るが、裏ではわがままな義叔父を罵っている。 ○滝田/サカナ(劇団ひとり) 入院患者。元ヤンキーの消防士。 ヤンキー時代を忘れるために消防士の仕事に没頭していたが、消防車に轢かれて全身骨折で入院。 当初はガマ王子は彼が担当するはずだった。 ○龍門寺/ミズスマシくん(山内圭哉) 入院患者。赤アロハで顔に傷の入ったヤクザ。舞台版と唯一キャストが共通している(2017年版のみ別キャスト)。 銃の暴発で傷を負い入院したが、その原因は語ろうとしない。 順平という知り合いを気遣いいつも電話をかけているが…。 ○木之本/ガマ姫(國村隼) 入院患者。ジュディ・オングに憧れる中年のオカマ。 既に怪我は治っているが、賠償金目当てで入院を伸ばしている。 結婚予定の娘がいるが、既に家族の縁を切られそのジレンマに悩んでいる。 ちなみに舞台版では普通の女性であり、オカマになるのは2017年版のみ。初演ではニャースの中の人が演じていた。 ○浅野/タニシ(上川隆也) 病院に勤める医者。 普段はコスプレ好きでピーターパン気取りの電波野郎。朝の挨拶のテンションはかなりウザい。 だが、いざ医者の仕事をすると真面目になり、オンオフが激しい。 ○浩二(加瀬亮) 浩一と雅美の息子。実家の洋館でオタク友達とルームシェアをしている。 現代で訪ねてきた堀米の話を聞き、大貫とパコの物語に触れることになる。 【絵本『ガマ王子対ザリガニ魔人』】 劇中に登場する飛び出す絵本。 映画の公開を機に実際に発売されており、またガマ王子が主役のスピンオフアニメも製作された。 あるシーンに大王こと原作者:後藤氏が出演している。 龍門司を演じる山内氏は大王率いる劇団piperの一員であり、原作舞台にも出演している。 多数のパロディが散りばめられているのでそれらを探すのもひとつの楽しみ。 かわいいかわいい項目が 今年もそっと追記・修正されました 大きな大きなネットで建った 小さな小さな黄色い項目 大きな大きなネットで起こった 小さな小さなWikiのお話 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] kore -- 名無しさん (2014-05-18 22 00 49) 劇場で腰ぬかす程、泣いたのはこの作品くらいだ。泣どころで泣かしてくれないとこがいいよ。 -- 名無しさん (2014-05-29 00 34 32) 私はね……この子の心にいたいんだよ -- 名無しさん (2014-05-29 01 44 48) タマ子の過去がまた泣ける -- 名無しさん (2014-06-14 00 45 38) あったのか、この記事!大泣きしたなあ・・・ -- 名無しさん (2014-06-14 01 01 11) 予告で↑3の台詞を聞くたびに涙腺が… -- 名無しさん (2014-06-14 08 31 02) ラストの鬱展開が妙に理解不能。何故唐突にあのキャラが命の危機に・・・? -- 名無しさん (2016-02-07 20 05 59) ↑医者と看護師のやりとりで「あとどれくらい持つんだよ」「もうとっくに過ぎているはずなんだよね」とかいうのが無かったっけ? -- 名無しさん (2021-04-22 21 50 19) ↑え?それは流石に聞き逃してた。テレビで見た時、最終盤で唐突に鬱展開になったのが衝撃的過ぎてあの時は悲しさのあまりチャンネルを変えてしまったなぁ… -- 名無しさん (2022-03-27 20 00 27) 空想の世界パートで包帯を巻かれた女の子の役は木村カエラだったっけ? -- 名無しさん (2022-03-27 20 20 20) 名前 コメント
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伊須雁愉多 絵羽織 蝦魯夷にゐと おばけのやたろう カップ麺 狐貉 ぽんぽ子 朽っちー 黒衛=☆光 マッチョドラゴン 伊須雁愉多 生憎と、この男の生き様は壮大過ぎて武勇伝などと云うちゃちな枠に収まるものではない。 しかしながら、この男は既に個体ではなく、一つの種族とも言うべき存在である。 個人が成しうる範囲の武勇伝など、彼(ら)の全容の前では塵芥にも等しいと言えるだろう。 個人としての歴史は30年そこそこで途切れる為、偉業を成し遂げたものは少ない。 強いて言うならばある個体はサンジェルマン伯爵などと呼ばれていたとか。 また別のある個体は幕末の日本で永くいがみ合っていた2国の同盟を成し遂げたとか。 またまた別のある個体は天文学的な賠償金による貧困にあえぐ国の独裁者となったとか。 これまた別のある個体は今や世界唯一の超大国の、初の黒人大統領だとか。 仰々しいエピソードには事欠かない男であるが、まあ、この個体には関係のない話である。 GK評:0点 フォークロアbot的なアトモスフィアを感じますね。 絵羽織 光素と社はコンビを組み、数々のハルマゲドンを潜り抜けてきた猛者である。 光素はかつて、夢追中(ゆめさこ かなめ)と名乗っていた。 ふたりの武勇伝は、かつてのハルマゲドンへの参戦状況を振り返るだけで十分であろう。 AD2012:ゆとりGKダンゲロス参戦 http //www53.atwiki.jp/yutorigk/pages/49.html AD2014:魁!!ダンゲロス参戦 http //www45.atwiki.jp/debutvselder/pages/98.html AD2014:ダンゲロス流血少女参戦 http //www45.atwiki.jp/dhgabix/pages/128.html その他 シークレット自重ダンゲロス参戦 http //www51.atwiki.jp/jichous/pages/46.html 小銀河ダンゲロス参戦 http //www18.atwiki.jp/dngcosmo/pages/21.html 自重Lite9参戦 http //www39.atwiki.jp/jichoudg/pages/321.html GK評:0点 「夢追」であって「夢迫」ではないそうなのでそこは覚えて帰ってあげてください。 蝦魯夷にゐと 完全に脳死判定が下ったのにもかかわらず、蘇ること3回。 ゴルフのスイングで地面を深く削ってしまった際、地球の自転が少し速まった。 レイプ中にくしゃみをしたせいで、一人の女性と地面が吹き飛んだ。 彼の後風呂は最高級の出汁を超える。 「 オッパイではない! おっぱいだ! 」 ※アホなカムじの所為で使えなかった能力 ■特殊能力名 《俺が、敵だ》(ワン・ターゲット) ■特殊能力内容 効果:ラスボスになる:5 ぼっち(第四勢力)VS生徒会+番長組(+転校生)の構図 タイプ:特殊:5 範囲+対象:MAP全体全員:5 時間:永続:8 消費制約:年造りをやめて10歳若く見られるために、現実世界で髭を剃る:30 非消費制約1:現実世界で創価学会をぶっ壊す!:0.1 非消費制約2:現実世界で無能議員をぶっ殺す!:0.1 非消費制約3:私が全ダンゲキャラをぶっ描く!:0.1 ■能力内容の補足 ダンゲロスの根幹をブッ壊す。 単独第四新勢力、ラスボスになる。 各ステータスは常に生存する最高値プラス1となり、能力は各ターンランダムでコピー。 彼が全員を瀕死にすれば彼の勝利。三勢力の敗北。 彼を倒した場合、残っていた生徒会or番長組or転校生が勝利となる。 この時、生徒会・番長組・転校生のいずれもが生き残っている場合、通常のキャンペーンに戻る。 GK評:1点 初期能力案がなりふりかまわないからとにかく目立ちたい感にあふれててすごく好き。 おばけのやたろう おばけのやたろう。 希望崎学園の学園七不思議のひとつである。 おうちに帰らないで夜遅くまで遊んでいるとやたろうが来るぞ。 宿題をやらないとやたろうが来るぞ。 好き嫌いをするとやたろうが来るぞ。 そんなふうに先生や上級生は言うのである。 最初は「何だよそれ?」という感じの1年生も、やがて「やたろうが来るぞ~(笑)」と言って人をおどかす側に回るのである。 しかし、実際にやたろうの姿を見た者はいない。 ただ、ごくまれに、希望崎学園の生徒が行方不明になったとき、現場と思わしき場所に、「やたろうがきました」という書き置きが残されているとかいないとか…………。 チーズかき揚げが好物らしいので、もし襲われたら差し出して見逃してもらおう。 GK評:0点 何をもってしてチーズかき揚げなのか……。 カップ麺 『ヒャッハー!食料をよこせー!』 『魔人神拳! 大銀河百裂拳!!』 『あべしィィーーー!!』 『ち、ちくしょう、また負けちまったぜ、ヒャッハー!!』 そんなあなたにこれ、スズハラの黄金のカップ麺♪ これであなたも明日から生まれ変わってモヒカンザコ♪ 『オオー!! ウメェー!ウメェー!』 (翌日) 『ヒャッハー!水をよこせー!』 『魔人神拳! 大銀河柔破斬!!』 『たわばーーー!!やっぱやられたァァーー!!』 君も何度でも生まれ変わろう!! スズハラ、黄金のカップ麺! 今なら仮面の13人キーホルダー付き! GK評:1点 魚崎鶏一郎「――っていうCMを思いついたんだがどう思うッシャーセーッ!?」 未来探偵紅蠍「いや、どうって言われても……」 狐貉 ぽんぽ子 希望崎入学後も、狐貉の生活は変わらなかった。イジメられる日々。 魔人としてそれなりの戦闘力を有していたが、抵抗は一切しなかった。 暴力を振るうのが苦手な優しい娘なのだ。 「今までと同じ、辛くはない。」我慢するのは、慣れたものだった。 しかし一学期が終わる頃、変転の時が訪れた。待望の友達が出来たのだ!うまれてはじめてのともだち! いじめられっ子で、魔人として覚醒し、迫害された、狐貉と同じ境遇の子。 二人が仲良くなるのに、そう時間はかからなかった。 一緒にご飯を食べた。一緒に寄り道した。一緒にいじめられた。いっしょに×××た。 過ごした時間は短くとも、二人は親友であった。ひとときのしあわせ。 二学期が始まって間も無く、しんゆうはしんだ。番長グループと生徒会の小競り合いに巻き込まれたのだ。 狐貉がそれを知ったのは、数日後の事。担任の口からただ死んだことだけが伝えられ、詳細は分からなかった。 狐貉の心をドス黒い感情が支配した。自身がどれだけ迫害されようと芽生える事は無かった感情だ。 溢れ出た激情は、まずイジメっ子達に向けられた。うまれてはじめてのぼうりょく。 一般人であった彼らはあっさりとしんだ。狐貉は口の端を歪めた。 「なあんだ、こうすればよかったんだ。」戦闘破壊学園へ、ようこそ。 GK評:1点 番長グループと生徒会の小競り合いに巻き込まれて死んだという事は敵方に親友の仇がいるかもしれないという事! これは熱い! 朽っちー 第8回全国クラウン選手権優勝 第24回国際ディアボロコンテスト学生部門優勝 第7回魔人大道芸甲子園優勝 第42回日本ジャグリングフェスタ最優秀新人賞 第69回新人大道芸大賞大賞 第35回ヨーロピアンストリートパフォーマンスコンベンション観客投票賞 TVエンペラー「第3回パントマイム王選手権」準優勝 第17回みちのくお手玉祭新潟県知事賞 第53回地獄坂一輪車レース総合1位 第9回全国綱渡り会議ベストワタリスト賞 第4回シガーボックスの宴MVP この他川で溺れた子供を能力によりボールを一杯沈めて救出、 お礼にロールスロイスを一台プレゼントされている(運転できないので校長にタダであげた)。 GK評:0点 どんな受賞よりも単に新潟から生きて帰ってきてる事が何よりの武勇伝だと思う。 黒衛=☆光 能力使うと死ぬので特に誇れる武勇伝はありません。 でも、素手で教頭の試練場で虎をくびり殺しました。 野生動物は攻撃力特化である事が多いので私くらいの攻撃力でも殺せるものなんです。 GK評:0点 それってなんかの番長だったんじゃない? マッチョドラゴン この世界は、広大にして複雑である。 人間は決して一枚岩ではない。 咎人である#ッ%ョを迫害する者だけではなく、許容し、共生を試みる者達がいた。 彼らは#ッ%ョを、友人のように―――否、友人として接した。 #ッ%ョに下される罰から、彼らを守るために、この力が与えられたのだと、#ッ%ョは信じていた。 咎人は、存在そのものが罪悪。 歩く災厄とも称される彼らには、悲劇しか許されない。 辺り一面が朱色に染まっていた。新鮮な朱。#ッ%ョが見た物は、まさに地獄の惨状。 そして、その中に佇む朱色の十数人の集団。その朱は、血の朱だった。 こいつらが、俺の友人を殺したのだ。ならば、こいつらを殺しても構わないはずだ。 #ッ%ョの口から出る「言葉」など、存在しなかった。発せられたのは、咆哮。 #ッ%ョは咎人としての力を解放した。 血溜まりに上書きされた血溜まりを背に、#ッ%ョは新たな土地へと放浪することにした。 咎人はいつまでも、自らの運命に抗い続ける。 GK評:0点 #ッ%ョの部分が文字化けかと思ってビックリしちゃったよ。
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ガンマ奥 282 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 20 59 41 ID l1Yi1nrl さて、何故か泥ママがうちのバイクの合鍵持ってて、 何故か勝手にバイクに乗ってて壁に激突してくれたんだが、 どうしてくれようか? 悲しみと共にワクテカが止まらない。 283 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 01 13 ID DsEyl4hx 282 kwsk 284 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 01 41 ID 9XoucraF ええええ!ええと、ご愁傷さまです 285 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 01 56 ID brChr1Lf 盗難届だしておかないと、壁の修理費はバイクの持ち主が払う事に・・・・。 286 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 02 30 ID sztB5tCy どうしてくれようなんて誘い受けしてないで全部書け! 292 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 11 50 ID l1Yi1nrl 誘いうけとかじゃなくて、今わかってる事は上記で全部なのよ、 泥ママ病院行っちゃったから。 壁は泥ママさん家の壁だから、まあいいっしょ。 てか、下げ忘れてたorz 294 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 23 26 ID FpUcIXL9 282 バイクってどんなん?種類だけおしえて 302 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 54 59 ID l1Yi1nrl 盗難届は済みです。 てか、皆の想像してるバイク、価格高杉。 事故られたのは92年式ガンマSP、何故持ってた3台の中で1番価値の低いのを 盗ったのかが疑問。 何故1番乗りにくいのを盗っていったかも疑問(フルチューン+逆シフト 304 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 21 59 21 ID AZZwfjfS 自宅前を華麗に走り抜けるつもりが逆シフトで後輪ロックか? 315 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 22 36 39 ID l1Yi1nrl 貴重で大事なバイク。 最後の45psエンジンて事もあるけど、私が乗って旦那が調整してって トライ&エラー繰り返しながら私好みに仕上げた。 泣けた。 多分、逆シフトでの後輪ロックと予想。 そう思ったら、余計泣けた。 318 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 22 41 56 ID OfbEfCWb セコ発進で引っ張って、いきなりローにシフトダウンか。 そりゃ自爆するわ。 323 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 23 20 59 ID OfbEfCWb 313 普通のクラッチ・ギアつきバイクのギアは下から 1・N・2・3・4・5~の順番になってる。 スタートはニュートラから下に踏んで1速。 その後は足の甲で上げて加速していく構造。 レース仕様だと逆で、スタートは上げて加速のときは踏んでいく。 泥は1速のつもりが2速で発進、シフトアップしようと思って逆に1速に入って エンジンブレーキが盛大にかかり、 タイヤがロックするなりして制動がきかなくなって自爆したと思われる。 2ストロークのエンブレはそんなにかからないんだけど、ガンマはぶん回すバイクだから。 スーパーカブなんかはロータリーつってまた別な構造。 前に踏むたびにN・1・2・3・Nの繰り返し。 326 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 23 41 46 ID l1Yi1nrl 泥は普通の病院へ。 ワクテカと書いたのは、少しでも気分上げないと泣きそうだと思ったから。 全然効果なかったけど。 レプリカについては、3台ともレプリカ仕様。 純正ロスマンズカラー、マルボロカラー、ラッキーストライクカラーの3種。 客観的な美しさでは1番下のラッキーストライクが盗られたの。 328 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 23 47 17 ID OP849UX4 326 カスタム部分まで丸ごと賠償されるように、 泥棒の家が物分りが良くて金払いがスッキリしてる事を祈っとく。 331 :名無しの心子知らず:2009/10/08(木) 23 52 20 ID sCQeyryQ しかし泥ママ、バイクのチューンが特殊だったから自爆しただけで バイク自体には乗れる技術あったような感じかな? 通常仕様のバイク乗り逃げされて他人様巻き込んだ人身事故 起こさなかったのは不幸中の幸いと言って良いのやら。 335 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 00 22 27 ID LJN9rCaR 自賠責・保安部品・ナンバー有り・任意保険無し・騒音規制違反の準公道仕様。 本当に対人事故にならなかったのは幸い。 対人の大事故になってたら、私の心がもたない。 金払いについては、『窃盗』の示談を交渉材料にしたりして、 なんとしてもぶんどる。 ぶんどった後で『器物破損』で警察沙汰にするとか可能かな? いずれにしても、奴は許さん。 336 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 00 26 35 ID lLVphbwn 示談が済んでいると「反省している・被害者に弁済している」として 刑が軽くなる事が有るよ いっちゃ悪いが、バイクは資産価値が認められ辛いのでガッカリすると思うよ 345 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 01 09 16 ID c7PqzgOK 335 刑事と民事は別だから、賠償金分捕りと窃盗や器物破損での立件は 両立出来ると思う。 まあ示談の条件として被害届取り下げが入ってたら、前提条件破棄で 示談自体お流れになりそうだけど。 といっても 335で訊きたいのは 「窃盗では示談にして被害届は取り下げ、でも後から器物破損で刑事事件にする。 そこは引かない。 そういうやり方って可能?」 って事だよね。 すまんがその辺は(今後もお世話になるだろうし)きっちり弁護士さんつけて、 そちらに相談して貰った方が確実かと。 354 :282:2009/10/09(金) 09 06 55 ID LJN9rCaR 1レスだけなので、とりあえずこちらに。 以降はその後スレに。 園バス停でママ友さん達と子供達とバス待ちしてたら、 泥子ちゃんと泥旦那が来た。 泥旦那『私さんはいらっしゃいますか』 私『はい』 泥旦那『昨日の妻の一件、まことに申し訳ありません。』 予想してない展開で、口ぱくぱくした。 泥旦那『昨日は病院等で私さんにお詫びの電話すら入れる余裕もなく』 私『それはいいです、そちらの事情もわかりますから。』 泥旦那『本日、時間はお有りでしょうか?』 私『11時以降なら大丈夫ですよ。』 泥旦那『では、その時間にお伺い致します。』 多分、泥旦那は良識ある人だと思う。 公衆の面前で恥をさらし、チビな私に頭を90度下げるとか。 とりあえず頭上げてもらったけど、泥旦那さん泣く一歩手前みたいな 表情してるし、いつも元気な泥子ちゃんが泥旦那さんの足の裏側に隠れてるし。 辛いね。 355 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 09 18 33 ID UbSGGBp0 > いつも元気な泥子ちゃんが泥旦那さんの足の裏側に隠れてるし かわいそうになぁ。 親の因果が子に報いだ。 自宅で会うというなら、とりあえず、誰でもいいから証人になってくれそうな人を 一人呼んでおけ。 誰も頼れないと言うなら、せめて場所をファミレスあたりに変更して。 相手がどんな態度であったとしても、被害者と加害者は 一対一で会うもんじゃないよ。 358 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 09 52 25 ID hFXxo3yi 足の裏側w なんか、泥子が踏みつけにされてるみたいでワロタ 脚の後ろ側とか、向こう側っていうつもりだというのはわかったけれど。 可哀相だと思えるうちはまだいいよね。 英才教育済みだったら、泥子に対して同情すら湧かなくなるもん。 359 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 09 57 20 ID 9pc9ZTZY 第三者の同席と、断って録音はさせてもらった方がいいと思う。 「奥様は旦那さんがおっしゃった事を同席で聞かれていないので、 後々話が違うと言われてもこちらも困ってしまうので」 とか断り入れて。 362 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 10 15 43 ID LJN9rCaR そうか、脚の後ろ側と書いた方がよかったね、ごめん。 泥英才教育どころか、本当に優しい子。 私に花の冠作ってくれた事もある。 だから、余計辛い。 話し合いに同席する人は1人確保。 叔父が経営しているバイク屋勤務の従兄。 保険については、自賠責だけだから警察に届けても保険おりないよ。 現時点では、こちらから事故扱いにするメリットを感じない。 全ては話し合い次第。 では、ヤマダにレコーダー買いに行ってくる。 366 :名無しの心子知らず:2009/10/09(金) 11 17 38 ID 4RY8Onhu 92のΓ、更にSP・・・パーツ欠品の恐れない?もしくは異様に高騰とか・・・ っていうか自分以外にも2st好きな奥がいてなんだか嬉しかったりするw センターシール抜けの恐怖と戦いながらNSR(MC21)乗ってるよん♪ 旦那はMC28。近所迷惑にならないよう毎回遠くまで押していってエンジン かけるの大変だけど大事に乗ってます。 円満解決してくれるといいね、っていうか貴重な車体だし部品でにくいし、 修理代聞いたら泥ママ倒れるかもw 380 :282:2009/10/09(金) 16 15 51 ID LJN9rCaR 愚痴に付き合ってもらって、ありがとう。 話し合いは一応無事に終了。 その後に報告いれました。 本当にありがとう。 続きはこちら→ガンマ奥2 次のお話→288
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Template Battlebox? 日清戦争(にっしんせんそう)は、1894年(明治27年)7月から1895年(明治28年)4月にかけて行われた主に李氏朝鮮をめぐる日本と清朝中国の戦争。日本での正式名称は明治二十七八年戦役(めいじにじゅうしちはちねん せんえき)。中国語では中日甲午戦争と呼ぶ。英語ではFirst Sino-Japanese War(第一次中日戦争)と呼ぶ。 日本の戦費総額は2億テール(日本円で3億円)、死者1.3万人。この戦争期間は10ヶ月であった。 経緯 開戦まで 征韓論 日本は明治政府成立直後から、朝鮮半島に対し経済進出を含む深い関心を抱いており、その成立直後から朝鮮との国交渉を始めていた。当時、朝鮮は鎖国状態で、国王高宗の父である大院君が政治の実権を握っていたが、対外政策では欧米諸国の侵入に激しく反対し、開国した日本も洋賊であるとして、国交樹立に反対し、交渉が進まなかった。 こうした状況下の1873年、明治政府はその打開策として朝鮮への派兵を計画し、まずは西郷隆盛を中心とする使節を派遣するという征韓論を閣議決定した。しかし、帰国した岩倉使節団の岩倉具視・大久保利通らがそれに反対し、決定が取り消された。これを明治六年政変(征韓論政変)という。 しかし征韓論に反対した大久保らも、朝鮮半島での武力行使の方針自体には反対ではなかった。 江華島事件 大久保らが実権を握っていた日本は1875年に江華島事件を起こして圧力をかけ、1876年に不平等条約である日朝修好条規(江華条約)を締結し、朝鮮を開国させた。朝鮮は当時清の冊封国であったが、この条約では冊封を近代的な意味での属国・保護国とは見做さなかったため、朝鮮は独立国として扱われた。 独立党と事大党の対立 江華島事件後の朝鮮では、急進的欧米化を進めようとする親日的な開化派(独立党)と、漸進的改革を進めようとする親清的な守旧派(事大党)との対立が激しくなっていった。それとともに、開化派を支援する日本と守旧派を支援する清との対立も表面化してきた。 壬午事変 1882年7月23日に壬午事変が起こり、清と日本の軍隊が朝鮮の首都である漢城に駐留することになった。日本の朝鮮駐留軍より清の駐留軍の方が勢力が強く、それを背景に守旧派が勢力を拡大していった。巻き返しを図った開化派は、日本の協力を背景に1884年にクーデターを起こし、一時政権を掌握した(甲申事変)。しかし、清の駐留軍が鎮圧に乗り出したため、日本軍は退却、クーデターは失敗した。 1885年に日本と清とは天津条約を締結、両国は軍を撤退させ、今後朝鮮に出兵する際にはお互いに事前通告することがさだめられた。 長崎事件 1886年8月1日に長崎事件が起こった。清国海軍の北洋艦隊のうち定遠、鎮遠、済遠、威遠の四隻の軍艦が長崎港に日本政府の許可なく上陸。長崎市内で暴動を起こし、警官隊と激しく衝突、双方に死傷者を出す騒ぎとなった。この事件によって日本国民の対清感情は著しく悪化した。 甲午農民戦争 1894年5月に朝鮮で、東学教団構成員の全琫準を指導者として民生改善と日・欧の侵出阻止を求める農民反乱である甲午農民戦争(東学党の乱)が起きた。朝鮮政府はこれを鎮圧するため、清に派兵を要求した。このとき、天津条約に従って日本側に派兵することを通知した。 日本は、その時政府と議会との激しい対立により政治的に行き詰まっていたが、対外的に強硬にでて事態打開をはかろうとした。加えて、清によるこれ以上の勢力拡大を恐れていたため、朝鮮政府からの派兵要請を受けていないにもかかわらず、壬午事変の結果締結された済物浦条約を根拠として公使館と在留邦人の保護のために1万人規模の大軍の出兵を決定した。事態の悪化にあわてた朝鮮政府は農民の要求をほぼ全面的に受け入れ、6月10日に停戦したTemplate 要出典?。 日清戦争開戦 甲午農民戦争の停戦後、朝鮮政府は日清両軍の撤兵を要請したが、どちらも受け入れなかった。それどころか、日本は朝鮮の内政改革を求め、朝鮮政府や清がこれを拒否すると、7月23日に王宮を占拠して、親日政府を組織させた。清がこれに対して抗議して、対立が激化した。 日本は開戦に備えてイギリスの支持を得ようと条約改正の交渉を行い、7月16日に調印に成功した(日英通商航海条約)。この直後から日本政府は開戦に向けての作戦行動を開始し、7月25日豊島沖の海戦で、日清戦争が始まった。なお、宣戦布告は8月1日である。 なお、日本政府の強引な開戦工作に対して、明治天皇は「これは朕の戦争に非ず。大臣の戦争なり」との怒りを発していた。 宣戦 thumb|200px|right|[[伊東祐亨]] 日本政府が、国民に伝えた宣戦の理由(清国ニ対スル宣戦ノ詔勅)の要旨は次のようなものである。 「そもそも、朝鮮は日本と日朝修好条規を締結して開国した独立の一国である。それにもかかわらず、清国は朝鮮を属邦と称して、内政干渉し、朝鮮を救うとの名目で出兵した。日本は済物浦条約に基づき、出兵して変に備えさせて、朝鮮での争いを永久になくし、東洋全局の平和を維持しようと思い、清国に協同して事に従おうと提案したが、清国は様々な言い訳をしてこれを拒否した。日本は朝鮮の独立を保つため朝鮮に改革を勧めて朝鮮もこれを肯諾した。しかし、清国はそれを妨害し、朝鮮に大軍を送り、また朝鮮沖で日本の軍艦を攻撃した(豊島沖海戦)。日本が朝鮮の治安の責任を負い、独立国とさせた朝鮮の地位と天津条約とを否定し、日本の権利・利益を損傷し、そして東洋の平和を保障させない清国の計画は明白である。清国は平和を犠牲にして非望を遂げようとするものである。事が既にここに至れば、日本は宣戦せざるを得なくなった。戦争を早期に終結して平和を回復させたいと思う。」 戦争の経過 7月25日の豊島沖海戦の後、陸上でも7月29日成歓で日本軍は清国軍を破った。9月14日からの平壌の陸戦、9月17日の黄海海戦で日本軍が勝利し、その後朝鮮半島をほぼ制圧した。10月に入り、日本軍の第1軍が朝鮮と清との国境である鴨緑江を渡り、第2軍も遼東半島に上陸を開始した。11月には日本軍が遼東半島の旅順・大連を占領した。1895年2月、清の北洋艦隊の基地である威海衛を日本軍が攻略し、3月には遼東半島を制圧、日本軍は台湾占領に向かった。 講和条約 開戦直後からイギリスは講和斡旋へ動き、清も1895年1月に講和使節を日本に派遣した。しかし、日本は遼東半島の完全占領を目指していたため、この講和条件を受け入れなかった。1895年3月下旬からアメリカの仲介で、日本側が伊藤博文と陸奥宗光、清国側が李鴻章を全権に下関で講和会議が開かれた。3月24日に李鴻章が日本人暴漢に狙撃される事件が起こり、このため3月30日に停戦に合意した。4月17日 日清講和条約が調印され、5月8日に清の芝罘で批准書の交換を行った。 条約の主な内容は次の通り 清は朝鮮が独立国であることを認める。 清は遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本に譲渡する。 清は賠償金2億両(テール:約3億円)を金で支払う。 このほかにもイギリスが清に要求して、まだ実現していなかった工場を建てる特権が含まれており、イギリスの立場を日本が代弁していた様子がある。 三国干渉とその後 当時ロシアは満州(中国東北部)への進出を狙っていたため、遼東半島が日本領になることに激しく反発した。このため、ドイツ・フランスとともに遼東半島を清に返還することを要求した(三国干渉)。日本政府には、列強三か国に対抗する力は無かったため、これを受け入れ、その代償として清から2億両を金で得た。以後、日本はロシアを仮想敵国として、清から得た賠償金で八幡製鉄所を建てるなど国力充実をはかった。 戦争後、欧米列強各国は清の弱体化を見て取り、中国分割に乗り出した。ロシアは旅順と大連、ドイツは膠州湾、フランスは広州湾、イギリスは九竜半島と威海衛を租借した。 台湾では、日本を快く思わない清朝の役人が、日本の統治を妨害するため、台湾人達を先導して台湾民主国を建国、日本軍と乙未戦争を戦ったが日本軍の優秀な装備と圧倒的兵力の前に敗北した。最終的に清朝の役人は資金を持ち逃げし、日本は台湾を併合し統治を開始した。 年表 1894年 5月 朝鮮政府、甲午農民戦争(東学党の乱)の鎮圧を清朝に依頼 5月31日 内閣弾劾上奏決議案が衆議院で可決され、伊藤内閣が倒閣の危機に直面 6月2日 在韓邦人保護を名目として日本軍の朝鮮派兵を決定。衆議院を解散。 6月5日 大本営を開設し、朝鮮への派兵を開始 7月16日 日英条約改正(日英通商航海条約)が実現 7月20日 朝鮮政府に対して清軍の撤兵を要求する最後通牒を発令 7月23日 旅順西海岸の制海のため連合艦隊が佐世保を出港。 7月23日 日本軍が漢城(ソウル)に入城し、朝鮮王宮を勢力下に置く。 7月25日 豊島沖海戦(高陞号事件) 8月1日 日本・清国が互いに宣戦布告 8月26日 日本は朝鮮に圧力を掛け親日政権を樹立、共同で清国に対処する方針を採らせる。 9月15日 明治天皇が戦争指揮のため広島に移ったことに伴い大本営も移動(広島大本営)。 1895年 3月 遼東半島全域を制圧 4月17日 講和条約締結(下関条約) 4月23日 三国干渉により遼東半島を返還 戦闘 豊島沖海戦 7月25日、豊島沖で日本海軍第1遊撃隊(司令官坪井航三少将、「吉野」「浪速」「秋津洲」)は、清国軍艦「済遠」「広乙」と遭遇し、戦闘が始まった。優勢な日本海軍の応戦の前に「済遠」は逃亡を図る。 日本海軍の「吉野」「浪速」も、直ちに「済遠」を追撃する。その途上、清国軍艦「操江」及び汽船「高陞号」(英国商船旗を掲揚)と遭遇した。「高陞号」は、戦争準備行動として仁川に清国兵約1100名を輸送中であった。第1遊撃隊司令官の命により「浪速」艦長の東郷平八郎大佐は「高陞号」に停船を命じて臨検を行い、清国兵が停戦命令に従わないため、「高陞号」を撃沈する(高陞号事件)。この時、英国人船員ら3人を救助し、約50人の清国兵を捕虜とした。 豊島沖海戦による、日本側の死傷者及び艦船の損害は皆無であった。他方、清国側には、「済遠」が大破し、「操江」は「秋津洲」に鹵獲され、「広乙」も破壊された。 なお、「高陞号」を撃沈したことによって、一時英国の世論が沸騰するが、英国が日本寄りの姿勢だった事もあり、イギリスの国際法の権威、ウェストレーキおよびホルランド博士によって国際法に則った処置であることがタイムズ紙をとおして伝わると、英国の世論も沈静化する。 成歓作戦・牙山作戦 6月9日に清国軍が牙城に上陸する。7月23日時点で4165名に達する。7月25日に朝鮮政府から大鳥圭介公使に対して、牙山の清国軍撃退が要請される。7月26日に第9歩兵旅団(旅団長大島義昌少将)にその旨が伝達される。7月29日に日本軍は牙城に篭る清国兵を攻撃する。午前2時に、清国兵の襲撃により松崎直臣陸軍歩兵大尉ほかが戦死する(日本側初の戦死者)。午前7時に日本第9旅団は成歓の敵陣地を制圧する。 両作戦の日本側の死傷者は82名なの対して、清国兵は500名以上の死傷者を出し、武器等を放棄して平壌まで逃亡する。 なお安城渡の戦闘で第21連隊の木口小平二等卒は死んでもラッパを離さずに吹き続けたという逸話が残る。 平壌作戦 8月に清国軍は平壌に1万2千名の兵員を集中させる。9月15日に日本軍が攻撃を開始する。攻略に当たっていた日本軍の歩兵第18連隊長佐藤正大佐は銃弾を受け左足切断の重傷を負う。同日午後4時40分に清国軍は白旗を掲げて翌日の開城を約した。ところが、清国軍は、約を違えて逃亡を図る。同日夜に日本軍が入城する。 黄海海戦 詳細は黄海海戦 (日清戦争)参照。 黄海上で遭遇した日清艦隊は、9月17日12時50分に「定遠」から攻撃が開始される。日本側は連合艦隊司令長官伊東祐亨中将率いる旗艦「松島」以下8隻と第一遊撃隊司令長官坪井航三少将率いる旗艦「吉野」以下4隻であるのに対して、清国艦隊は丁汝昌提督率いる「定遠」「鎮遠」等14隻と水雷艇4隻であった。日本艦隊は、清国「超勇」「致遠」「経遠」等5隻を撃沈し、6隻を大中破「揚威」「広甲」を擱座させる。日本側は4隻の大中破を出し、旗艦「松島」の戦死者の中には勇敢なる水兵と謳われた三浦虎次郎三等水兵もいる。 この海戦で日本側が勝利したことによって、清国艦隊は威海衛に閉じこもることとなり、日本海軍は黄海・朝鮮の制海権を確保した。 鴨緑江作戦 10月25日払暁に、山県有朋率いる第1軍主力は渡河作戦を開始した。日本軍の猛勢に恐れをなした清国軍は我先にと逃走を図り、日本軍は九連城を無血で制圧する。この作戦成功により、日本軍は初めて清国領土を占領する。 旅順攻略戦 10月24日に大山巌大将率いる第2軍が金州に上陸する。11月6日に金州城を占領する。11月21日に、日本軍1万5千は清国1万3千弱に対して攻撃をする。清国軍の士気は極めて低く、堅固な旅順要塞は僅か1日で陥落することとなる。 日本側の損害は戦死40名、戦傷241名、行方不明7名に対して、清国は4500名の戦死、捕虜600名を出して敗退する。 攻略そのものは問題なかったが、その後の占領において大きな問題が発生した。『タイムズ』(1894年11月28日付)や『ニューヨーク・ワールド』(同年12月12日付)により、「旅順陥落の翌日から四日間、非戦闘員・婦女・幼児などを日本軍が虐殺した」と報じられたのである。虐殺された人数については諸説あるが、実際に従軍し直接見聞した有賀長雄は清国民間人の巻き添えが有ったことを示唆している。現在、この事件は旅順虐殺事件(英名:the Port Arthur Massacre)として知られている。 この事件は外交的に大きな影響をもたらした。当時はアメリカと不平等条約改正を交渉中の最中であり、この事件により一時アメリカ上院には条約改正は時期尚早という声が大きくなり、重要な外交懸案が危殆に瀕した。陸奥宗光はこのため『ニューヨーク・ワールド』に弁明せざるを得なくなる事態に陥ることとなった。 山東作戦・威海衛作戦 1月20日に日本陸軍は栄城湾に上陸する。行軍中に歩兵第11旅団長大寺安純少将が戦死する。2月2日に威海衛を占領する。 2月5日午前3時20分に威海衛港内に侵入した日本水雷部隊は清国の「定遠」を大破、「来遠」「威遠」等3隻を撃沈した。2月9日に「靖遠」を撃沈、「定遠」は自沈する。2月12日に丁汝昌提督は将兵の助命を日本側に懇願して自決をする。伊東司令長官は、鹵獲艦船の中から商船康済号を外し、丁汝昌提督の亡骸を最大の礼遇を以て扱い、丁汝昌提督の最期の希望を聞き届け、清国兵を助命する。このことは、通常例を見ない厚遇であった。このエピソードは海軍軍人の手本として全世界に伝わり、現在でもフェアプレイ精神の例として日露戦争の上村彦之丞提督とともに、各国海軍の教本に掲載されていると云う。 日本軍の損害 脚気 玄米を主食としていた海軍では脚気による死者はほとんどいなかったが、陸軍の兵士の主食は白米であったため罹患者・約4万人、病死者・数千人だった。陸軍の戦死者は数百人(資料により人数は異なる)であり、脚気による病死のほうが多かった。当時、脚気の原因が解明されておらず、陸軍軍医制度を確立した石黒忠悳や陸軍軍医総監であった森林太郎が脚気の原因は細菌であるという伝染病説に固執していたことなどによる。 日清戦争当時は補給路が確立されておらず、兵站が滞ることがしばしばであった。平壌の戦いでは野津師団長以下が本国では乞食でさえ食わないという黒粟や玄米などで飢えをしのぐ場面が度々であった。 凍傷 当時の日本陸軍は、まだしっかりした冬季装備と厳寒地における正しい防寒方法を持っておらず、結果として冬季の戦闘で多くの将兵が凍傷にかかり、相当な戦力低下を招いた。日清戦争後、この教訓を基にして防寒具研究と冬季訓練が行われるようになった。そうしたさなかに発生したのが八甲田雪中行軍遭難事件である。 日本軍の兵站 村田銃による小銃規格の統一 欧米の軍事的脅威を感じた日清両国は欧米からの武器輸入を進めていた。だが、各軍(日本の場合は旧藩)がそれぞれの基準によってバラバラに輸入を行ったために、さまざまな国籍・形式のものが混在してしまい、弾薬の補給やメンテナンス面でも支障をきたしていた。 明治13年(1880年)、日本陸軍の村田経芳が日本で最初の国産小銃の開発に成功する。陸軍はこれを村田銃と命名して全軍の小銃の切り替えを進めた。その後、同銃は改良を進めながら全軍に支給されていった。日清戦争当時、村田銃の最新型が全軍に行き渡っていたわけではなかったが、弾薬や主要部品に関しては新旧の村田銃の間での互換性が成り立っていたため、弾薬などの大量生産が行われて効率的な補給が可能となった。 一方、依然として小銃の混在状態が続いていた清国陸軍では、部品の補給などに手間取ってしまうなどの混乱が生じてしまい、日本軍の攻勢を食い止めるだけの火力を揃える事が出来なかったのである。 その他 海外では日清戦争の事を第一次中日戦争と呼んでいるが、実際には日本軍と中国軍が戦ったのは歴史的に見れば3度目である。一度目は白村江の戦い、二度目は文禄・慶長の役である(元寇は通常モンゴル帝国扱い)。 日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦は、順に1894年、1904年、1914年と、下一桁が4 の年に始まっており、また十年毎の戦争のためか死の三十年という語呂合わせもある。 参考文献 陸奥宗光 中塚明 校注 『蹇蹇録』日清戦争外交秘録 新訂ワイド版岩波文庫255 岩波書店 ISBN 4-00-007255-2 陸軍省 編 『日清戦争統計集』 海路書院 ISBN 4-902796-32-5 檜山幸夫 編著 『近代日本の形成と日清戦争』戦争の社会史 雄山閣出版 ISBN 4639017359 井上晴樹『旅順虐殺事件』筑摩書房、1995、ISBN 4480857222 斎藤聖二『日清戦争の軍事戦略』芙蓉書房出版、2003、ISBN 4-8295-0336-X〈2003〉 外部リンク 清国ニ対スル宣戦ノ詔勅 戦史 日清戦争 日清戦争 1894–1895(北海道大学スラブ研究センター) 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年6月1日 (日) 03 22。