約 8,541 件
https://w.atwiki.jp/sengoku-oomp/pages/411.html
概要 浅井長政桶狭間の戦い-外伝 稲葉山城の戦い-外伝 金ヶ崎撤退戦-外伝 姉川の戦い-外伝 小谷城の戦い-外伝 島左近三方ヶ原の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 杭瀬川の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 島津義弘九州征伐-外伝 小田原討伐-外伝 伏見城の戦い-外伝 大津城の戦い-外伝 関ヶ原突破戦-外伝 立花誾千代九州征伐-外伝 小田原討伐-外伝 伏見城の戦い-外伝 杭瀬川の戦い-外伝 石垣原撤退戦-外伝 直江兼続手取川の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 三成救出戦-外伝 長谷堂の戦い-外伝 ねね伊賀越え-外伝 山崎の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 風魔小太郎利根川の戦い-外伝 三増峠の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 上田城の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 前田利家桶狭間の戦い-外伝 姉川の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 長宗我部元親木津川口の戦い-外伝 手取川の戦い-外伝 本能寺の変-外伝 山崎の戦い-外伝 姉川決戦-外伝 ガラシャ木津川口の戦い-外伝 山崎の戦い-外伝 忍城攻め-外伝 ガラシャ脱出戦-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 柴田勝家桶狭間の戦い-外伝 稲葉山城の戦い-外伝 小谷城の戦い-外伝 手取川の戦い-外伝 賤ヶ岳の戦い-外伝 加藤清正賤ヶ岳の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 九州征伐-外伝 石垣原の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 黒田勘兵衛長篠の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 山崎の戦い-外伝 石垣原の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 立花宗茂九州征伐-外伝 小田原討伐-外伝 大津城の戦い-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 三方ヶ原決戦-外伝 甲斐姫利根川の戦い-外伝 天正壬午の乱-外伝 忍城攻め-外伝 葛西大崎一揆-外伝 大坂の陣-外伝 北条氏康河越野戦-外伝 駿相の戦い-外伝 関東出兵-外伝 三増峠の戦い-外伝 関東防衛戦-外伝 竹中半兵衛稲葉山城の戦い-外伝 姉川の戦い-外伝 長篠の戦い-外伝 木津川口の戦い-外伝 中国攻め-外伝 毛利元就中国防衛戦-外伝 木津川口の戦い-外伝 上月城の戦い-外伝 立花救援戦-外伝 山崎決戦-外伝 綾御前関東出兵-外伝 川中島の戦い-外伝 駿河侵攻-外伝 手取川の戦い-外伝 御館の乱-外伝 福島正則賤ヶ岳の戦い-外伝 小牧長久手の戦い-外伝 小田原討伐-外伝 関ヶ原の戦い-外伝 大坂の陣-外伝 概要 無双武将の階級が150・180・210・250・300で発生する外伝シナリオの会話イベント。不自然な全角スペースの箇所は、作中の台詞における改行箇所に当たる。 浅井長政 桶狭間の戦い-外伝 森可成:長政殿の救援感謝いたします このような状況で織田に味方して いただけるとは…… 浅井長政:感謝することは何もありませぬ それがしは信長殿の力になりたいの です 浅井長政:……ところで可成殿 ここへ来るまでにひとりの女性に お会いしたのですが…… 森可成:ああ、お市様のことでしょうか 信長殿の妹君でございますよ 浅井長政:信長殿の妹…… あんなに可憐な女性が…… 森可成:意外、でしたかな? 浅井長政:いえ!ただ、あの方が織田の人間と いうならばよりいっそう、この戦に 勝利する目的を得ました 浅井長政:お市殿の笑顔、それがしが 守りとうございます 稲葉山城の戦い-外伝 浅井長政:濃姫殿 あなたもおいでになっていたのですね 濃姫:あの人が私の生家を滅ぼす戦い 一番傍で見ていたいもの 磯野員昌:げっ、魔王の奥さん…… 濃姫:長政、あの人のために…… 市のためにも頑張りなさい 浅井長政:はっ! 市を悲しませぬよう、それがしも 精進いたします 濃姫:あなた…… 磯野員昌:な、なんだよ 濃姫:お市のために長政を守りなさい あなたが死んでも、ね 磯野員昌:言われなくてもわかってるっての! 浅井長政:員昌、いつの間に 濃姫殿と仲良くなったのだな! 磯野員昌:いや、長政様、どこをどう見たら 仲良く見えんだよ…… 金ヶ崎撤退戦-外伝 真柄直隆:朝倉への救援感謝いたす 浅井長政:いや、同盟の立場として当然 間に合ってよかった 朝倉義景:しかし、織田を敵に回すとは 魔王の妹君はそなたの…… 浅井長政:朝倉殿が気にするところではござらん 浅井長政:確かに、市には辛い想いをさせる かもしれぬが…… 浅井長政:しかし、平和の世のため…… またいつか、皆で手を取り合う日を 迎えるため 浅井長政:今は戦わなくてはなりませぬ 朝倉義景:長政殿の志、私も尊重したい 共に手を取り合って進みましょう 奥方殿のためにも 姉川の戦い-外伝 堀秀政:長政、てめえだけは許さねえ 浅井長政:秀政殿 どうぞ、好きなだけそれがしを 恨むといい! 浅井長政:それがしは後悔していない…… 織田に背いたことを 堀秀政:信長を裏切ったのもそうだが、お市様を悲しませてんのが もっと気に食わねえんだよ! 浅井長政:市を……? 心配してくれてるのか 堀秀政:当り前だ! 織田の人間は全員、お市様のことを 心配してんだぞ! 堀秀政:てめえがこんなことしなきゃ…… お市様は幸せでいられたのに 浅井長政:市が織田の者たちに思われていて 良かった 浅井長政:これなら、それがしが居なくても 問題はないな…… 小谷城の戦い-外伝 浅井長政:義兄上の子息よ もしもの時は市のことを頼んでも 良いか 織田信忠:何を…… 死ぬ気ですか? 浅井長政:無論、生きて、市を迎えに行くつもり だ。しかし、万が一の時には…… 織田信忠:生きてください…… とは敵に対して言えません 織田信忠:しかし、生きるために足掻いてくだ さい。絶対に諦めないでください 織田信忠:お市様を想うのならば、なおのこと 死ぬつもりで戦わないでいただきたい 浅井長政:……敵に励まされるとはな それがしがどうかしていた 今の言葉は忘れてくれ 浅井長政:この戦いを終わらせ、 必ず、迎えに行く 浅井長政:市よ…… もうしばらく、待っていてほしい 島左近 三方ヶ原の戦い-外伝 六角義賢:長慶!歴史を乱す不届き者よ 我が弓にて裁かん 三好長慶:くくく…… 島左近:追い詰めてきているはずなのに、 あの顔。何か企んでるんじゃないで すかねえ 三好長慶:さぁ、どうだろうねぇ くくく…… 好きに追い詰めてくれたまえ 三好長慶:それとも名家の弓ではここまで 届かぬかな? 六角義賢:くっ、愚弄するか しかし、ここで挑発に乗っては…… どうするべきか 島左近:俺の読みはまだまだってことかね 底が見えませんな。ありゃあ腹黒い なんてもんじゃないですね 小牧長久手の戦い-外伝 筒井順慶:信長公が旅立たれましたか ここまで大和の地を保てたのは彼の おかげだったといえましょう 島左近:おや、意外だ。殿は信長公のことは あまり好きではないのかと思いこんで ましたよ 筒井順慶:好き嫌いでは物事は測れないことも あるでしょう。私は大和の民のため、 できうる最善をなすのみです 島左近:ま、分かってますよ それで、今回はどうするんですかい 筒井順慶:明智殿とは懇意にさせていただいて いた。当然援軍を要請されるでしょう 筒井順慶:しかし、私は……、この後の世の動き を考えれば動けません 島左近:それが今後の殿の世の評価に関わっ たとしても? 筒井順慶:私がなんと言われようと これが私の戦いなのです 忍城攻め-外伝 島左近:これはこれはお義父上、剣の指南です かい 柳生石舟斎:これは婿殿 家康公より無刀取りの披露を 依頼されてな 島左近:お義父上が無刀取りは、何度指南いた だいても俺にはできそうもありませ んな 島左近:さすがは新陰流の極意ということで しょうな 柳生石舟斎:いや、婿殿も筋は悪くない 一度本気で剣術に向き合ってみれ ばよかろう 島左近:いや、俺はどうも一心不乱に剣の道を 追及するのは向いていないようで 柳生石舟斎:わしは思うのだ、人を殺める道具に過 ぎないこの刀。しかし人間を高みへと目 指す志を体現するものにもなりうる、と 柳生石舟斎:わしはもう若くない 我が愚息やお主のような者にこそ、 その精神を伝えていってもらえれば、と 島左近:荷が重いことをおっしゃいます ま、義父上の助言は次召抱えてもらう 殿にでも伝えていきますよ 杭瀬川の戦い-外伝 宇喜多秀家:東軍が手間取っている間に奇襲して 局地的にでも勝利すれば軍の士気は うなぎ上りってことだな! 島左近:そこまでの効果があるかはわかりま せんが…… 島左近:そうでもしなきゃ、西軍はいまや どこから亀裂が入るか分からない ですからね 島左近:絆の力は強い、けど、些細な亀裂で 簡単に脆くもなるもの ま、大丈夫でしょうが 宇喜多秀家:そうだ、そうだ!!西にはこの宇喜多が おるのだ!!味方の危機とあらば、 対岸だろうと泳いで参るぞ!! 宇喜多秀家:それに、亡き秀吉公への恩義を棒に 振るような連中には負けんってこと だ! 島左近:そう、この戦は絆の強い方が勝つん でしょう。宇喜多殿の絆の力、期待 しておりますよ 宇喜多秀家:ハッハッハッ!任せておけ任せておけ! こちらには小早川秀秋殿もおる! 宇喜多秀家:同じ「秀」の名を持つもの同士、 絆は海より深い! 関ヶ原の戦い-外伝 島左近:三馬鹿も無事に揃ったことだ、 俺はもう用済みですかねぇ 小西行長:アホはあんたの方でっしゃろ、これから 商売繁盛するいうんに、頭使える 人間がおらんでどないすんの 宇喜多秀家:ハッハッハッ!その通り、これからこそ世を 作っていくんだ。あなたがいなくては 誰があの馬鹿達をまとめるんです 安国寺恵瓊:私の推理によると、あなたはけっ こうな政治力をお持ちだ 安国寺恵瓊:毛利家のこれからのためにも 是非ご協力いただきたいところです 小西行長:とりあえず、ちょっと勉強したら 商談もこなしそうやし、三成さんと こから出てくならうちで商売しよや 安国寺恵瓊:いえいえ、こちらにこそ必要ですよ うちの殿をやる気にさせるのには なかなか大変ですからね 宇喜多秀家:宇喜多家も大歓迎だ! 宇喜多秀家:そうだ、今度八丈島方面も開拓しよ うと思っている。ともに行かぬか! 泳いだり釣りしたり、楽しいぞ 島左近:揃いも揃って、俺のこと過大評価 し過ぎですよ 島左近:ま、そこまで言われちゃこれからも 休むわけにはいかなそうだ 島左近:それに何だかんだ屁理屈言って、 俺のこと引き止める人がいそうで すしね 島津義弘 九州征伐-外伝 島津義弘:我が弟を降らせるとは大したものよ 豊臣秀長:家久殿は今津の行く末を案じて、 行動したのでしょう 島津義弘:島津は負けた ……だが、誇りまで失ってはおらんよ 豊臣秀長:その誇りを守るため、義久殿も降り、 あなたを説得した。後の世に島津を 残すため 豊臣秀長:もし、あのまま、あなた方が抵抗を 続けていた場合、どうなっていた でしょうか…… 島津義弘:ふっ、愚問であるな わしが大将の首を仕留めるまで暴れて おったわ 豊臣秀長:……今のを聞き、最期まで戦わずして 勝負がついたこと、心より安堵いた しましたよ 小田原討伐-外伝 島津義久:この戦、北条の敗北は確実 豊臣への恭順を拒み、家を滅ぼすか 島津義弘:どんな形であれ、北条は誇りを守ろ うとしているのであろう 島津義久:私には家臣のことを考えず、独りよが りに進んでいるようにしか見えぬが 島津義弘:負けると知り、強き敵に立ち向かう まさにばくちよ…… 島津義久:鬼よ…… 思う存分暴れてこい。豊臣に我ら 島津が在ることを、示すのだ 伏見城の戦い-外伝 島津義弘:実に無謀な戦よ 本気の狸に義だの志だのわめく 餓鬼では敵わぬわ 大谷吉継:主の言う通り 家康は強大 義や志だけでは太刀打ち不可 島津義弘:……だが、勝ちの見えた戦ほど つまらぬものはない 島津義弘:これより、島津は西軍に属する! 大谷吉継:鬼よ、本気か 島津義弘:ふっ…… これぞ、命を賭けたばくちよ 大津城の戦い-外伝 井伊直政:裏切り者め!! ここで貴様の命、絶ってやろう! 島津義弘:来おったか、狸の遣い 榊原康政:あなたのことです この戦の行く末、予見できぬ訳ない でしょう? 島津義弘:それではつまらぬからよ 狸が悔しがる様、拝みたいからのう 榊原康政:……なるほど。単なる戦馬鹿でしたか 西軍はお可哀想な人たちの集まりだ 榊原康政:義を叫び、志を掲げ、叶わぬ夢を見る ……くだらない人間の寄せ集めに 我らが負けるはずがない 島津義弘:餓鬼の挑発には乗らんよ 口ではなく武でわしを愉しませては くれぬか? 井伊直政:偉そうな爺よ だが、その攻めの姿勢、気に入った! 全力を尽くして、貴様を潰してやろう 島津義弘:ふっ…… ばくちの始まりよ 関ヶ原突破戦-外伝 島津歳久:兄者は無理ばっかするだで ちっとばかし、周りを見ねえと 島津義弘:……それはばくち好きのわしを 責めてるのか? 島津家久:何を仰る 我らはいつだって、兄者を 心配しているのですよ 島津歳久:そうだで。兄者が島津を紡いんで くんだ。ここでくたばっちゃだめだ 島津義弘:ふっ……兄想いの良い弟を持って、 わしは幸せよ 島津義弘:戦屋の醍醐味、これからよ 見ておれ!徳川の世を終いにする のはわしよ!! 立花誾千代 九州征伐-外伝 今泉美代:戦国の世で女が戦い続けるのは難しい ……が、あんたは立ち向かうんだね 立花誾千代:島津に屈しはしない 立花の誇りに掛けて、この戦勝たねば ならん 今泉美代:いい面構えだねえ あたしの夫にも、見習ってほしいよ まあ今は居ないけどさ…… 今泉美代:島津に攻められ、龍造寺の家は崩壊 寸前。直茂様の力で何とか保ってる ようなもんよ 今泉美代:虚しいもんだね 女のあたしにはできることも少ない…… 立花誾千代:女と言い訳して、貴様は戦わぬのか 今泉美代:いや、龍造寺の誇りを掛けて最期まで 抗うよ。あんた程強くはないが、 戦えない訳じゃない 立花誾千代:その誇りさえあれば問題はない 島津共に一泡吹かせてやろうではな いか 小田原討伐-外伝 豊臣秀長:あなたが立花宗茂の…… 援軍としてきていただけたのですね 立花誾千代:立花の誇りと共に 立花の戦いを示すためだ 堀秀政:九州征伐の話は聞いたぜ 女ながらもその戦振り、鬼神が如く と聞いている 立花誾千代:立花は強い 今さら誇るべきことではない 堀秀政:まあ、理由は何であれ、豊臣と共に戦ってくれるのは嬉しいねぇ 立花誾千代:やめろ。立花は馴れ合わぬ 戦場に出れば、一人で戦う 立花誾千代:誰の助けも借りぬ 立花の誇りは私が示す 伏見城の戦い-外伝 宇喜多秀家:おお、そなたは立花宗成の女ではな いか!味方とは心強い! 吉川広家:せいぜい、足を引っ張んじゃねえぞ 立花の女 立花誾千代:女ではない、立花だ! 杭瀬川の戦い-外伝 菜々姫:あんたは立花の…… 立花誾千代:女ではない、立花だ! 菜々姫:あたしはまだ何も言ってない 立花誾千代:皆、口をそろえて、立花の女と呼ぶ のでな 菜々姫:それが腹立たしいって? そんな雑音、気にしなきゃいい 立花誾千代:女ではなく、立花として在りたいのだ! 立花の誇りにかけ、私は戦っている!! 菜々姫:上等。あんた、壮絶だね かっこいいよ 菜々姫:でも、性別なんて気にしなくていい そんなの個人の前では意味を持たない 菜々姫:あの人を支えられるのはあたしだけ 女ではなく、あたしという個人 菜々姫:あんただってそうだ あの風神を支えているのはただ女では なく、立花誾千代という一人の人間 石垣原撤退戦-外伝 立花誾千代:私は父上から受け継いだ立花の誇り を守り抜くために戦ってきた しかし…… 立花誾千代:私は一人でも戦えているだろうか? ……いや、いつも誰かの力を借りて いる 立花誾千代:結局、口だけ強がり 私一人では何も出来ない 無力な女だ…… 高橋紹運:人間誰しも、他人の支えなくしては 生きられない。しかし、支えるだけで はなく、支える側にもなっているもの 立花誾千代:……紹運殿…… 高橋紹運:確かに君は一人では生きられない しかし、それは宗茂も同じさ 高橋紹運:互いの存在無くして、ここまで来る ことはできなかったであろう 戸次鑑連:誾千代ォォォ!!ウジウジしてんじゃねェェェ! 戸次鑑連:一人?女? そんなもん気にしとったら強くは なれんぞォォォ!! 戸次鑑連:宗茂と共に立花の誇りを守らんかァァァ!! 立花誾千代:……父上…… 立花誾千代:立花は支え合い、生きていく 私も、宗茂も、いつまでも一緒だ 二人でひとつの立花だ 直江兼続 手取川の戦い-外伝 上杉景勝:……何用…… 上杉景虎:ああ、上杉に来たからには郷に入っ ては郷にしたがえって事でな、色々 過ごし方を聞かねぇとってな 直江兼続:良い心意気です! 直江兼続:謙信公は毘沙門天の化身であられま す。毘沙門天とは戦の神と思われが ちだが、元は材の神とも言われる 直江兼続:つまり軍神としての謙信公はもちろん 善政をひかれていることについても 忘れてはならないということだ 上杉景虎:ちょっと待て、俺は景勝に聞いて いるのだが 上杉景勝:…… 直江兼続:こういった点は謙信公が敵方の武田家 に塩を送ったことからも感じいられ るであろう 直江兼続:受けた義は必ず返す これが愛と義の精神であり…… 上杉景虎:ド阿呆が! お前は景勝の代わりに喋らねぇと 息ができねぇのか!! 上田城の戦い-外伝 真田昌幸:援軍感謝いたす。此度の戦は我が 真田家がこの後乱世を生き抜くか どうかの分かれ道となろう 直江兼続:なんの、幸村の義に応えるため 上杉が気概をお見せいたそう 直江兼続:それに表裏比興の軍略をこの目で 学ばせていただきたい 真田昌幸:ふふ、まぁそう熱くなりなさるな 戦はもう始まっておる 佐助、敵方の情報は得られたかな 猿飛佐助:任せてよ、俺、天才だからバッチリだよ! 兼続さん達が来てくれたことも ちゃんと伝えたからワタワタしてたね 霧隠才蔵:こちらは丸子城への増強を行ってお ります。小勢力と侮っているでしょ うからこれで時間稼ぎは十分かと 猿飛佐助:信之様にも次の手はずは伝えてる から、バッチリの機会でドーンって やってくれるよ 霧隠才蔵:ない、敵方にもほころびが見える様子 石田一正あたりの動きには注目して おります 直江兼続:素晴らしい!! これが噂に聞く真田の軍略か! 恐れ入った!! 忍城攻め-外伝 直江兼続:世に名高い坂東武者、佐竹義重殿と お見受けする。此度の戦、ともに 戦えること感激の極みです 佐竹義重:おお、北条が堅城もオレが来たから には燃やし尽くしてくれる! 直江兼続:さすがの闘志!近くにいるだけで こちらも燃えるようだ!やはり 義の心がそうさせるのだろう 佐竹義重:おーっ!お前も燃えた魂を持っておるようだな よし、共に叫ぶか! 直江兼続:はい!お供させてください! 佐竹義重:おおおおお!! 直江兼続:おおおおお!! 佐竹義宣:……この寒空の下、薄着で叫ぶ不審者 がいると聞いて来てみたら…… 親父殿…… 真壁氏幹:若、もう慣れるしかありませんな 三成救出戦-外伝 石田三成:此度は遠方よりわざわざ来てもらい 感謝している 津軽為信:なんの!三成殿ほどの教養がある方 はなかなか北にはおりませんでな、 こうやって話すのがいつも楽しみじゃ 直江兼続:そうだ、三成!よそよそしいことを 言わず会いたい時にはそのように言 えば、我らはいつでも集まろう 津軽為信:そうよ、今関羽がついておるのだ、 万事任せたまえ! 直江兼続:津軽殿ほどの立派な髭があると やはり将としての貫禄がありますな 石田三成:なるほどな、兼続よ。上に立つ者と してはやはり髭がある方がいいのか 石田三成:そういえば秀吉様も信長様も生やし ておった 直江兼続:義の志があれば、形にこだわること はなかろう 直江兼続:しかし、もし将としての形も気に するなら、我が兜をお送りしよう 石田三成:そ、そうか だが、それについては丁重に 断らせていただく 長谷堂の戦い-外伝 直江兼続:不義の山犬退治だけでなく、 狐退治にもなろうとはな 最上義光:なんだとぉ、まぁいいさ、兼続ぅ、 貴様のことは前から気に食わなかっ たんだ 最上義光:義だ、愛だ、と理由をつけて貴様の 我を通しているだけだろぉ 最上義光:誰もが貴様みたいに綺麗事言って られる時代じゃねぇんだ 直江兼続:黙れ、狐が 義は我にあり、意地だろうが 貫かせてもらおう 義姫:あらぁ、いけない子ね 政宗は誰にも渡さないわぁ 誰にもね 愛姫:話を聞かないような方に我々の 信念なぞ伝わらないでしょう 断固拒否します 最上義光:ほうら、貴様の好きな「義と愛」も 政宗の味方だとよ 傑作だなぁ、おい! 直江兼続:なんと!!不義の山犬とばかり思っ ていたが、愛も義もそばにあるとは 直江兼続:しかし三成のためにも引くわけに いかぬ。 愛と義を超えて勝利を 手繰り寄せよう ねね 伊賀越え-外伝 前田まつ:ねね、お疲れ様だったね 家康は無事に伊賀を抜けたらしい じゃないか ねね:駿府までお見送りするよって 言ったんだけどね ねね:今の秀吉殿にはおねね様が必要だか らって、逆に心配されちゃったよ 千代:さすが家康様、他家をも気遣える 広いお心をお持ちですね ねね:それより!おまっちゃん、お千代 ちゃん、うちの人知らない!? また浮気してたらしいんだよ! 前田まつ:またかい? 信長様ですら呆れてたっていうのに、 アイツも懲りないねぇ…… ねね:ほんとにもう! おまっちゃんとお千代ちゃんのとこ ろがうらやましいよ…… 前田まつ:アハハ!ウチは甲斐性がないンだよ! しょっちゅうウジウジしてやがるから、 ケツ叩くのがアタシの仕事なくらいだ 前田まつ:……ま、そうやって弱いとこ見せら れる相手なンて、アタシぐらいしか いないンだろ 千代:うちは苦楽を共にしましたので、 同じ価値観を持って彼の心を癒せる 女性が、なかなかいないのでしょう ねね:お千代ちゃんは嫁入りの持参金まで 使って一豊のために名馬を買って あげたんだもんね ねね:信長様もあの名馬のことすっごくほめ てたもん えらいよ! 千代:彼がほめられれば私も嬉しいです ……でも 千代:それと同じように、私がおねね様に ほめられたこと、きっと彼もよろこん でくれます ねね:ああん、もう! いじらしくて、ほんとにかわいいよ! 山崎の戦い-外伝 森長可:おおおお、お蘭うぅぅぅぅ!! おおおおああぁぁぁ! お蘭ううぅあああああ! 森長可:兄貴より、さ、さ、先に逝きやがって ぇぇぇええええ! 森長可:かた、かた、仇は任せやがれでござい ますよぉぉぉおおおあぁぁぁ!! 池田せん:お蘭の弔い合戦だなぁ!! 可愛い義弟の仇、討ってやろうじゃね えか!! 森長可:お、お蘭んぅぅぅ! お蘭の仇、見つ、見つけたらあぁぁ 即ヒネ、ヒネリああ1ャ・¥ケヌ{ト7@1オゥ 池田せん:おう、分かってるよ!!援護射撃は 俺に任せなっ!! 俺が蜂の巣にして 動かなくしてやるからよ!! ねね:うわあ…… 長可と会話が成立してる子、初めて 見たよ…… ねね:いっつも一人で突っ込んじゃう長可 にお説教を、と思ったけど、お節介 だったかな? ねね:やっぱり夫婦って、言葉がいらない くらい気持ちが通じ合えるんだね! 賤ヶ岳の戦い-外伝 ねね:茶々ちゃんもお初ちゃんもお江ちゃ んも、もうあたしの家族なんだから なんでも言ってね! ねね:特にうちの人がちょっかい出してき たら、すぐに言うんだよ? きっちりお仕置きするからね! お江:聞きたかっただけどさぁ ねねさんってあのサルのどこが いいワケ? お初:浮気性の人は、ちょっとめんどくさ いですねぇ~ ねね:いいところもあるんだよ? 家臣のみんなを大切にするし、正し いってことをちゃんと選べるんだよ ねね:なにより、あの人が目指す 「皆が笑って暮らせる世」ってものを あたしもみたいんだよ 茶々:……同じ夢を見て、同じ志を果たさ んとする夫婦は強いもの 茶々:父と母を見て、わたくしはそう思い ました 茶々:「皆が笑って暮らせる世」…… そのような世、本当に成るのなら わたくしも見てみたい…… ねね:うんうん!茶々ちゃんはずーっと 泣いてきたもんね。もう頑張らなく ていいんだよ?一緒に笑お! ねね:でも、あの人が女ったらしの浮気者っ ていうのは変わらないから、女同士 団結して戦おうね! 小牧長久手の戦い-外伝 ナレーション:秀吉は天下統一を目前に控え、ねね を九州の地に派遣し、様子を探らせ ていた ねね:肥前のおしどり夫婦って、あの縁側 にいる二人かな? 彦鶴:………… 鍋島直茂:………… ナレーション:彦鶴は、直茂にそっと茶を差し出し た 彦鶴:………… 鍋島直茂:………… ナレーション:彦鶴は、直茂にそっと手ぬぐいを差 し出した 彦鶴:………… 鍋島直茂:………… ナレーション:縁側に腰掛けた彦鶴の肩に、直茂は そっと自分の羽織をかけてやった 彦鶴:まあ、お気遣いありがとうござい ます 鍋島直茂:……少し熱めの茶だったのでな 冷えから無意識に熱い茶を淹れたの だろうと思ったのだ 鍋島直茂:昨晩あたりから冷え始めたな お前が布団の下に古着を一枚敷 いてくれて、体調を崩さずに済んだ 彦鶴:お気づきでしたか ねね:う~ん、お互いをわかり合っててさすがだねぇ! 小田原討伐-外伝 ねね:あの人ったら、一体どこに行ったの かしら!? 豊臣秀長:ねね様 兄上は先ほど戻られましたよ ねね:あら、そう? 教えてくれてありがと! 秀長は気が利くね! 豊臣秀長:いえ、ねね様が兄上を探しているの はいつものことですから 堀秀政:今日はお仕置きにいかねぇのか? 「見つけたらお説教だよ!」っていつも騒ぐのによ ねね:ん~?いいのいいの 本当のおしどり夫婦って、言葉が なくても気持ちが通じるんだよ! ねね:それにね、あたしが追っかけるから あの人逃げるんだよ。だから、どーん と構えて待ってようかなって! 豊臣秀長:……フフ。手に入らぬ、自分になびか ぬ者に興味を持つのは、動物の本能、 ですからね 堀秀政:ちがいねえ!秀吉らしいぜ!! 豊臣秀吉:ねーねー!ねねや~~~い! わしが悪かった!やっぱりお前が 一番じゃ!! ねね:ちゃんと反省した? 今度浮気したら、あたし出てっちゃ うからね! 豊臣秀吉:そりゃ困る!半殺しでも3日間お説 教でもなんでも受けるから、捨てん でくれ、ねねぇ~~~! ねね:ウフフ!効果抜群だね! ねね:……ま、お前様を捨てて出てっちゃ うなんて、あたしができないんだけ どね 風魔小太郎 利根川の戦い-外伝 風魔小太郎:よき犬よ…… 太田資正:犬にだって感情はあるんだ 仕えたい、助けてやりたいと思う からこそ、従うんだぜ 風魔小太郎:笑わせる…… ならば、なぜいつも氏康の手を噛む お前が、氏康に従っているのだ…… 太田資正:フン 人間の関係っつーのは犬と人の間柄 よりめんどくせえのさ 太田資正:だが、そういう点でいやぁ おまえは忠犬だろ 太田資正:氏康との間になにがあったか 知らねえがな 風魔小太郎:ククク…… 我が従うは、座興にすぎぬ 風魔小太郎:……もっとも、そうさせたは 臆病な子どもの願いよ…… 三増峠の戦い-外伝 北条綱成:小太郎! せっかくなのでこの機を借りて 言っておく! 北条綱成:ありがとう!!! 風魔小太郎:……なんだ突然…… キャンキャン騒がしい犬よ…… 北条綱成:いやなに 子ども頃の頼りなかった兄者を 思い出してな!!! 北条綱成:あのように一族の旗手として頼もし くなられたのは、お前が北条に仕え るようになってから! 北条綱成:お前は兄者の追い風になっている! 北条綱成:間違いない!!!!! 風魔小太郎:ククク…… 凶つ風を武器に鎧に、罪深き現世を 生きるか…… 風魔小太郎:まこと、人の生とは混沌よ…… 賤ヶ岳の戦い-外伝 上杉景虎:よお 混沌野郎 風魔小太郎:これは、氏康が写し子が越後より 参ったか…… 風魔小太郎:それとも、氏康が黄泉より参った のか? 上杉景虎:馬鹿言ってんじゃねぇ ……親父が死んで、吹きさらしになっ てるお前を見に来ただけだよ 上杉景虎:……その…… 行くとこないなら、俺と契約すっか? 風魔小太郎:ククク…… 情に弱いところはよく 似ている…… 風魔小太郎:うぬと契約する価値なし ……氏康とうぬは違う 風魔小太郎:守らねばならぬものの大きさに 対して 氏康の手ははるかに小さかった 風魔小太郎:うぬの手は氏康のそれと違う うぬと契約しても、つまらぬな…… 上杉景虎:ヘッ…… 混沌を腹に抱えようなんていう俺の 覚悟、軽く吹き飛ばしやがって 上杉景虎:……やっぱり優しいじゃねぇか おばけ野郎が 上田城の戦い-外伝 北条氏政:ふむう おばけ殿ではありませぬか 久方ぶりですのう 北条氏政:まずは、ごはんでもいかがですかな? 風魔小太郎:笑止…… 風に歓待不要…… 風魔小太郎:懐かしき匂いと、うぬから放たれる 混沌の香りに誘われ、戻った…… しばし厄介になろう 北条氏政:私から混沌の香ですか? ふうむ…… 風魔小太郎:我は気を読む……金と数に任せた 天下に、うぬは抗おうとしている ……それが混沌を生む…… 北条氏政:ふうむ 北条は戦いを好みませぬ 北条氏政:ですが、家族や民がおいしいごはん を食べられぬ世には、どうしても 従えませぬ 北条氏政:金は、持てる者と持たざる者を生み 出し、数は、時に白い物を黒くして しまう 北条氏政:秀吉殿が目指す 「皆が笑って暮らせる世」 関東の民まで到底届きませぬ 風魔小太郎:ククク……面白い 元より、乱世の終結した先に 愉しみなし 風魔小太郎:氏康よ…… もう少しだけ、この茶番に付き合っ てやろう…… 小田原討伐-外伝 猿飛佐助:泰平の世を生きるため 忍びの人生を終わらせた半蔵の兄貴 と…… 猿飛佐助:泰平の世を生かすため すべてを終わらせて消えた風魔…… 猿飛佐助:……忍びとして、どっちが正しかっ たんだろうね? 霧隠才蔵:愚問…… それは忍びの問題ではない 個人の選択だ…… 霧隠才蔵:己の物差しで他人の正義を語るな 猿飛佐助:でも、遺された人がどういう気持ち になるかって、やっぱりあるじゃん 猿飛佐助:俺、才蔵が風魔みたいに消えたら やだもん 遊べなくなるし! 霧隠才蔵:フン 貴様と遊ぶのも、いい加減飽きた のだがな…… 霧隠才蔵:……決して伝わらなくとも、影に 生きた忍びのことを思い出し、 懐かしんでくれる者がいれば 霧隠才蔵:忍びも、世から消え去る意味が あろう…… 前田利家 桶狭間の戦い-外伝 榊原康政:あなたは織田から出奔してきた身で はないのですか? 前田利家:ああ、そうだ。俺は今、織田とは 何の関わりもねえよ 榊原康政:では、あなたが勝ちのない戦に わざわざ出向いて、死ぬ必要は ないんじゃないですか? 前田利家:うるせえ! 俺の主は一生、信長様だ! 前田利家:そンでもって、一生かけて、叔父貴に 恩返しするって決めてンだよ…… 榊原康政:何やら、事情があるようで しかし、この合戦。義元公の 勝ちは決まったようなもの…… 榊原康政:殿を思えば、義元公が負けたほうが いいかもしれませんが…… 前田利家:なンだ、てめえ! 俺とやるつもりか!? 榊原康政:いえ…… あなたがこの戦をかき乱す様 見物させていただきますよ 姉川の戦い-外伝 森可成:利家 戦場を再び共に駆け抜けること 楽しみにしていたぞ 前田利家:森の旦那にも迷惑かけちまったよな すまねえ…… 森可成:謝るな。戦の中で応えてくれれば良い 信長様もお前の活躍、期待している はずだ 前田利家:おっしゃ、やってやンぜ! 槍の又左の戦、見ててくれ! 森可成:ああ お前の姿、この戦場にいるすべての 者の目に焼きつけろ 森可成:私も信長様のため、この十文字の槍、 振るい続けよう 賤ヶ岳の戦い-外伝 佐々成政:あなたは叔父貴の味方だったんではないのですか? 佐々成政:あなたの仁義、最期まで貫き通さぬのですか! 前田利家:……死ンじまったら、落とし前 つけらンねえだろうが!! 前田利家:叔父貴は俺に託してくれたンだ これからの時代を……泰平の世を! 前田利家:俺は叔父貴の分まで生きて 仁義貫き通すンだよ!! 佐々成政:秀吉と手を組んでまでですか……!私は絶対、認めない! あなたも、秀吉も!! 小牧長久手の戦い-外伝 豊臣秀長:この戦に勝利すれば、次の世は 決まったも同然…… 豊臣秀長:信長様の後継者として、兄上が立ち、 泰平の世が訪れる 豊臣秀長:あなたもそれを望んでいると 私は信じてもよいのですね? 前田利家:ああ。俺は次の世のために 戦うつもりだ 豊臣秀長:その言葉が誠であると、戦の中 で証明してください 豊臣秀長:敵の中にはあなたの旧き知り合いも 多々いるでしょう 豊臣秀長:あなたの言葉が偽りだと分かったら 私は迷いなく、あなたに刀を向けます 心に留めておいてください 前田利家:わかったよ 前田利家:……十分わかってるってンだ てめえの落とし前くらい、てめえで つけなきゃなンねえことくらいよ 前田利家:仁義貫くため、俺は戦うぜ なあ、叔父貴…… 小田原討伐-外伝 前田利家:……終わったンだな これが叔父貴や秀吉が望んだ 世か…… 前田まつ:勝家様への仁義、ようやく貫けたンだな! 前田まつ:アンタが勝家様のことを思って 頑張ってきたこと、アタシはちゃん とわかってるよ 前田まつ:辛い時も逃げずに真正面からぶつかっ ていった! それでこそ、前田の男ってもンだよ! 前田利家:ありがとな、まつ 俺を諦めないでいてくれてよ 前田まつ:何言ってンだ! 私の人生、前田ン家に入った時から 決まってンだよ! 前田まつ:前田ン中から、アンタを支える それがアタシの役目だろ? 前田利家:まつ…… 前田まつ:ほらほら、まだ終わりじゃないだろ! 前田利家:ああ! まだまだついて来てくれンな、まつ! 泰平の世の先、一緒にいくぜ! 長宗我部元親 木津川口の戦い-外伝 毛利輝元:わぁ~~~ これが織田方の鉄甲船…… 毛利輝元:おっきくて黒くて、まるでクジラの ようです…… 長宗我部元親:毛利の御曹司 お前はクジラを見たことがあるのか? 毛利輝元:いいえ、ありませぬ じじ上様の部屋にあった書物に書か れていたのを見ただけで…… 長宗我部元親:クジラはもっと猛々しい 長宗我部元親:波間から身体を見せたかと思えば、尾 びれで激しく水面を打ち付け、水し ぶきの間に消えていく 長宗我部元親:このような、人間に従順でしぶきも あげぬでくのぼうなど、クジラの足 元にも及ばぬ 長宗我部元親:お前もクジラのように、叔父という 荒波に凄絶に抗う反骨の魂を持つが いい…… 毛利輝元:……?わっ! 叔父上が来たーーー! 毛利輝元:えっと、えっと、このことは内密にお 願いしますね! 毛利輝元:船を見に敵陣に乗り込んだなんて知 られたら、ボク、また叔父上に怒られ ちゃう! 長宗我部元親:ふ…… 魂の叫びに従順な若人よ その覚悟、上等だ 手取川の戦い-外伝 濃姫:あら……あなたは確か、四国に嫁い だ斎藤の家流の娘ね。私たち、義理 の姉妹になるのかしら 濃姫:初めまして、お姉様よ 夫に実家を大切にしてもらえるなん て、うらやましいわ 菜々姫:嫁いだときに実家のことは置いてき た。あの人が私の実家の縁を利用し ているだけ 濃姫:まあ、あなたは血の縁も切り捨てて 生きているのね。素敵よ 菜々姫:生きるということは、凄絶な覚悟 私はあの人の壮絶な生き様を目の前 で見てきた 菜々姫:私も覚悟を決めたんだ しがらみを捨て、私は私の志を果た そうと 濃姫:いいわ。あなたがその覚悟どこまで 貫けるか、見届けてあげる 地の果てまでずっと…… 本能寺の変-外伝 三好長慶:フフフ……友の心を揺さぶり、 時代を転覆せしめたか。乱世の黒幕 とは、まさにお主のことよの 長宗我部元親:乱世の亡霊が、俺の前に現れるとは ……上等! 三好長慶:野心溢れる者のこころの隙間に、 わしはいつだって現れよう 長宗我部元親:優しき友の反骨の響きが、俺を乱世 にいざなうのだ。友の見る夢は凄絶 ……一人で見ては、悪夢に堕ちる 三好長慶:血縁の恩を仇で返し、友のこころの 弱さを手玉にとって、甘い甘い悪夢 を見せているのはお主自身じゃがな 長宗我部元親:なんとでも罵るがいい 死者の言葉など、俺の魂には響かな い 山崎の戦い-外伝 春日局:義叔父様 このたびは過分なご配慮、痛み入り ます…… 春日局:光秀叔父様の謀反により行き場を 失ったあたしに、手を差し伸べてく ださって…… 長宗我部元親:かしこまるな。光秀や俺の妻の系譜に あるお前田だが、縁故でかくまってい るわけではない 長宗我部元親:時の波に流され、溺れながらも、お前 はあがき続けた……お前の声なき声 が、俺の魂を震わせた 春日局:……あたし……! あたし、悔しいんです!! 父上も光秀叔父様も勝手で! 春日局:秀吉を退けたとしても、世間の目か ら見て、あたしたちは立派な謀反人 です! 春日局:殿方は戦って汚名をそそぐこともで きましょう! 春日局:でもあたしは……、女は! この戦国で、一度着せられた汚名を 一生背負うんです! 長宗我部元親:……上等 お前はその燃え盛る魂に突き動かさ れるまま、ひた走れ。足を止めるな 春日局:ど、どういう意味ですか? 長宗我部元親:女には女の戦がある まずは学を手に入れろ 素養を身につけるのだ 長宗我部元親:お前にしか登れない舞台で、お前に しかできない戦をして見せろ 長宗我部元親:お前の反骨の魂を、世に知らしめる がいい 姉川決戦-外伝 長宗我部元親:京の空気は俺には合わん 土佐の潮風が魂を撫でるこの心地が、 やはり俺には合うようだ 菜々姫:漁から帰ってくる漁船を、城から眺 める ほかの国じゃなかなかできないね 菜々姫:ほら、きょうもたくさんの船が大漁旗 を掲げてる……フ、ある意味壮絶な 景色だこと 谷忠澄:今年はカツオの当たり年ですね そういえば、殿が豊漁祭りに差し入 れた酒の礼が届いていますよ 香宗我部親泰:……兄上 禁酒令を出したのに、酒を振る舞っ た、ですと……? 長宗我部元親:フ……戦のない天下になったのだ これからの天下を支えるのは、武士 ではない。漁師や農民だ 長宗我部元親:あの者たちが汗水流して収穫したも のを、領主たる俺が労わんでどうする 香宗我部親泰:なにやら屁理屈をこねられた気がし ないでもないですが。その礼とやら は、いったい? 菜々姫:カツオを藁でいぶした料理みたいだ ね。へえ、これは酒に合いそうだ 長宗我部元親:身分も階級もなく、皆が旬の料理に舌 鼓を打ち、酒を酌み交わすことのでき る世 長宗我部元親:それこそが、領民がこころを一つに できる世。光秀を、そして俺が望んだ 世だ 長宗我部元親:……さて、祭りに三味の音色を届け てこよう 凄絶な魂たちへの鎮魂歌を ガラシャ 木津川口の戦い-外伝 ガラシャ:ほむ! 織田信忠:……!っ、これは、驚きました 箱から人が飛び出すとは、新しい 奇襲戦術になるかもしれません ガラシャ:……そちは、誰なのじゃ? 織田信忠:私は織田信忠。織田信長の子です あなたは……光秀殿のご息女ですね? ガラシャ:のぶただ、様……。ふおおおおお! これは、しつれいつかまつりましたの でございまする!! ガラシャ:ごそんがんを、はいえつたまわりま して、きょうえつしごくにぞんじま する!! 織田信忠:ははは。そうかしこまらずに 私もあなたの父上には日ごろから世 話になっている身 織田信忠:いずれ改めて挨拶に伺いましょう 名将を父に持つもの同士、語り合い たいですね ガラシャ:はい、なのじゃ! ダチの子同士、仲良くいたしましょ うぞ!! 織田信忠:……父上と光秀殿がダチかはわかり ませぬが、私とあなたならダチになれ そうですね 山崎の戦い-外伝 ガラシャ:父上!!父上ーーー!! 細川忠興:ガラシャ!! ガラシャ:……婿殿……! ガラシャ:なぜじゃ! なぜ婿殿は父上を助けてくれなんだ! わらわが再三頼んだのに、なぜ……! 細川忠興:今細川が逆臣の汚名を着せられれば 家も、そなたも、すべてが失われる! 私は失うわけにはいかぬのだ!! 細川忠興:そなたはすでに逆臣の娘! そなたを守ってやれるのは、もう私 しかおらぬ! ガラシャ:逆臣の……娘…… 細川忠興:そなたは細川の女。私はそなたを 失いたくない……わかってくれ ガラシャ:わらわは……もう失のうた…… 父も、戦なき未来も、友も…… 婿殿の心も 細川忠興:ガラシャ!! ガラシャ:……触るでない!! ガラシャ:わらわは、婿殿のものでも、細川の 女でもない…… ガラシャ:……明智光秀の娘なのじゃ 忍城攻め-外伝 ガラシャ:甲斐殿には世話になった わらわも共に戦わせてほしいのじゃ! 北条氏政:ふむう。しかし、甲斐殿はガラシャ 殿を安全なところでお守りするよう にと言っておりましたぞ ガラシャ:わらわは戦える なにもせずに大切なものを失うのは もう嫌なのじゃ! ガラシャ:氏政殿も、甲斐殿も、わらわのダチ じゃ!ダチのために張れぬ命など なんになろう!! 北条氏政:ダチ、でございますか…… 北条氏政:北条は、領民も家の者もすべて家族 と考えます 北条氏政:家族のために命を懸ける私たちと ダチのために命を張るガラシャ殿は 似ておりますなあ 北条氏政:……ガラシャ殿とは同じ釜の飯を食 った仲。あなただけを仲間外れにす るのも、水臭いですな ガラシャ脱出戦-外伝 ガラシャ:……そちは、誰なのじゃ? 蛍:チッチッチッ! 正義の味方はいつも颯爽と現れて 名も告げずに去るのさ♪ ガラシャ:……この軽い調子 覚えがあるような気がするぞ…… 蛍:もう少ししたら頭領も来るから、ガ ンバだよ! 名付けて!「ダチは永遠なり作戦」!! ガラシャ:頭領……?よもや、孫か! 孫、生きておったのじゃな……! 蛍:あんな殺しても死ななそうな人、 死んだと思っちゃってたなんてー さてはよほど滅入ってたね? ガラシャ:……逆臣の娘となり、生きる価値も ないわらわを求めるものなどおらぬ と思うておったが ガラシャ:何もできずとも、生きているだけで よい。そういうものなのかもしれぬ ガラシャ:わらわが、父上のことをそう思う ように…… 関ヶ原の戦い-外伝 ガラシャ:我が婿殿は、いつもわらわの周りを うろついておって困るのじゃ! ガラシャ:こうやって奥方衆と話をしておると きは、おとなしいのじゃが…… 菜々姫:壮絶に面倒だね 愛姫:私なら拒否します 前田まつ:男の嫉妬はみっともないって言って やンな ガラシャ:そちたちの夫君は優しゅうて大人で しっかりしておってうらやましいの じゃ! ガラシャ:うちの婿殿も見習ってはくれんかの う…… 菜々姫:(優しい……?) 愛姫:(大人……?) 前田まつ:(しっかりしてる……?) ガラシャ:じゃが、夫を育てるのも妻の務め! ガラシャ:戦なき世の今、わらわも新たな見聞 を広め、常に挑戦をしていかねば なのじゃ! 柴田勝家 桶狭間の戦い-外伝 森可成:家中は今川家の進軍に滅亡必至と、 大慌てだ 柴田勝家:殿には考えがある 我らは黙して時を待つのみ 森可成:そうだな しかし、まったく殿の考えは何年 経っても分からぬな 柴田勝家:それこそが殿たる由縁 我らはひたすらにその指し示す道を 突き進む槍となろう 森可成:ここが正念場であろう どれ、私は槍の手入れをしておこう 稲葉山城の戦い-外伝 柴田勝家:サルが悪知恵にて稲葉山城の攻略を 進めておるそうだな 佐々成政:叔父貴、遅れをとるわけにはいかね ぇ……あのサル野郎に好きにさせて おけねぇよ!! 豊臣秀長:兄上、すでに準備は整っております 豊臣秀吉:そうかそうか、ご苦労じゃった して先日頼んだ件は 豊臣秀長:そちらは根回し済みです いつでも動けましょう 豊臣秀吉:小六への連絡は 豊臣秀長:仕掛け中です、今夜にも報告を なお、別の懸念については久太郎に 申しつけております 佐々成政:何言ってるか分からねぇ 小細工しやがって…… 柴田勝家:あれがサルの戦か ……武士は黙して戦え、と言えど ……世は変わるものか 小谷城の戦い-外伝 柴田勝家:六角が包囲しおったか 佐々成政:くそったれ!水が絶たれちまった ……ここまでなのか 前田利家:叔父貴、どうすンだ!絶体絶命じゃ ねぇか 柴田勝家:水瓶を持って参れ! 佐々成政:まずは残りの水を確保ってことか ナレーション:勝家は差し出された水瓶を すべて叩き割った 前田利家:叔父貴!? なンてことすンだよ!? 柴田勝家:ここで意気消沈しておっては敵が 思うツボよ ここより鬼が出ようぞ 佐々成政:これが、鬼柴田……サルとは器が違 うぜ!!皆、背水の水すらない、 柴田軍の力を見せてやろうぜ!! 手取川の戦い-外伝 柴田勝家:上杉謙信が軍神たる軍略 さらには精鋭の軍勢 ぬかったわ 鬼小島弥太郎:おお、なんか強そうな鬼がいっぺ!! 相撲しがいがありそうだなぁ 柿崎景家:織田軍に名高き、鬼柴田と見受けた その首頂戴する 柴田勝家:させぬわ!!鬼柴田が意地にて、ここで 壊滅するわけにはいかぬ 鬼小島弥太郎:逃げんのか!? ほれ、相撲取るっぺや、 鬼の相撲だっぺや 柿崎景家:しかし我らが上杉軍の猛攻であっても、食い止めるとは なかなかにて剛の者 鬼小島弥太郎:な、顔通り鬼みたいだなぁ ワクワクすっぞ 鬼小島弥太郎:オラも鬼って呼ばれてっから、 鬼合戦だな 賤ヶ岳の戦い-外伝 柴田勝家:旧き時代は終わろう わしらを飲み込み、時代は進む 丹羽長秀:拙者らの、亡き殿の、目指した物は 後世に残ろうか 柴田勝家:分からぬ、我らは黙してただ生き様 として立ちはだかるのみ 丹羽長秀:そうでござるな 拙者を超えてみよ 次代の子らよ 丹羽長秀:それにしても殿や皆で囲んだ茶の湯が 思い出される。殿には「留まるな」と 言われそうでござるが 柴田勝家:笑止……だが分からぬでもない。戦が 終わったら殿や光秀や滝川殿、いけ好 かんがサルも呼んで茶の湯を開こうぞ 丹羽長秀:ふふ、全員揃うのはいつになろうか 加藤清正 賤ヶ岳の戦い-外伝 堀秀政:加藤清正か!此度の槍働き、見事なものであった! 加藤清正:はっ……。俺のような末端の者に までお声かけくださり、ありがとう ございます 丹羽長秀:ハッハッハッ!それだけの功を上げたとい うことだぞ もっと胸を張れ 加藤清正:……俺には、わからないんです 秀吉様の世を作るための礎となる戦、 ただがむしゃらに戦いました 加藤清正:だけど、過度に喧伝されて 「賤ヶ岳の七本槍」なんて言葉だけが 独り歩きしてるようで…… 丹羽長秀:まだ若いからわからぬかもしれぬが、 それも「自分の思い描く世を作る」 という秀吉殿の一つの戦術なのじゃ 堀秀政:お前は秀吉の屋台骨の一本だ、お前が強く太くあれば、秀吉の道も拓かれよう、 加藤清正:……要は体張って、勝ちゃいいって ことですね。やるからには大黒柱に なってみせますよ 小牧長久手の戦い-外伝 ナレーション:小牧長久手の戦いの後、 秀長は数々の城の普請を高虎や清正 に命じていた藤堂高虎:俺に任せときな 秀吉様のために天下の名城、 こしらえてやるからよ 豊臣秀長:頼みましたよ、高虎殿 豊臣の世を堅牢なものにするため、 清正殿も力を貸してください 加藤清正:秀長様のご命令とあらば ……しかし、なぜ秀長様は城作りに それほど熱を入れられるのです? 豊臣秀長:ものづくりは、生みだす者と使う者が 同じ視点を持っていなければ、 良いものを創造することはできません 豊臣秀長:しかし、我々が作ろうとしている 「世」とは形のないものです 豊臣秀長:皆が同じものを見ているとは限りま せん 藤堂高虎:城は俺たちは武士の力だけじゃ作れな い。大工や農民の心をまとめ、働きや すい環境を作り出して、 藤堂高虎:初めてまともな普請ができる 政と違って、完成した形も見えるしな 豊臣秀長:……清正殿。残念ですが、兄上に もしものことがあらば、豊臣の世は 潰えるでしょう 加藤清正:そ、そのような……! そんなこと、俺がさせません ……壊させません! 豊臣秀長:あなたの気持は嬉しいですが、私は 悲観してるわけではないのです 世とはそういう風にできている 豊臣秀長:兄上の志、夢……。少しでも多くの 人々と共有し、豊臣の世の石垣と なってほしいのです 豊臣秀長:そうしてできた豊臣の世が、人々の家 となるように…… 九州征伐-外伝 小西行長:領地、お隣さんでんなあ 仲良うしてなあ 加藤清正:……薬問屋の小倅め お前と馴れ合うつもりはない 小西行長:しょーもないこと気にしはりますなあ 秀吉様も、元は武士の出とちゃいま すやん 加藤清正:貴様ッ!! 小西行長:ホンマのことやろ。真実から目ぇそらし たらあきまへんで。特に、自分ら みたいに上に立つもんは 小西行長:なにが正しゅうてどないになるのか、 ちゃーんと判断せんと。意地ばっかり じゃ人はついてきぃへんよ 加藤清正:………… 小西行長:ま、秀吉様がアンタの競争相手に ワイを寄越したんんは真実や。せいぜい ご期待に添えるよう頑張りまひょ 石垣原の戦い-外伝 島津家久:何の用? 交渉でもしにきたの? 加藤清正:徳川の世は明らかだ。なのになぜ おまえたちは家を危険に晒す。力を 過信してるのか、それとも慢心か 島津家久:どちらでもないよ。関ヶ原中央突破 したらしい兄者の尻拭いは、さすがに 骨が折れるけどね 加藤清正:お前の兄・義弘も愚かなばくち打ちだ 家や家臣の命を懸けられるような 勝算のある賭けではないだろう 島津歳久:あのう、オイには、よくわかんねんだ ども…… 島津歳久:オメの家ちゅうんは、そこにしか ないもんなんかあ? 加藤清正:なに……? 島津歳久:オイたちの家は、兄弟の集まるとこ ろだあ。住むとこなんかなくても、 兄弟が集まりゃ野っぱらでも家になる 島津歳久:だども、兄弟が欠けたら家はなくなる 兄者が無茶するならオイたちはそれを 全力で援護するんだあ 島津歳久:家ちゅうんは形のあるものじゃなく て、大切な人で結ぶ絆みたいなもんで ねえのかなあ 加藤清正:絆…… 加藤清正:秀吉様の志、夢…… 少しでも多くの人々と共有し、 豊臣の世の石垣となる…… 加藤清正:そういうことだったのですね、 秀長様…… 大坂の陣-外伝 茶々:清正様 秀吉様のおらぬ豊臣へのあなたの 変わらぬ忠義、嬉しく思います 茶々:……ですが、私を憎くはないのですか? 加藤清正:憎い? なぜ、そのようなことをおっしゃる のです 茶々:あなたの守りたかった豊臣の家は 秀吉様とおねね様の笑顔に満たされ たもの。それを壊したのは私です 茶々:……違いますか 加藤清正:それは違います。豊臣の家は壊れて なんかいない。もし壊れたところが あっても、直せばいい 加藤清正:秀吉様とおねね様の想いは、あなた にも確かに継がれているでしょう 加藤清正:この想いを持って生き続ける人間が いる限り、俺たちの家は何度でも 直せるんです 加藤清正:……そうだろ、三成 黒田勘兵衛 長篠の戦い-外伝 黒田官兵衛:一組三丁の鉄砲が間断なく弾の嵐を 見舞う……、押し寄せた武田騎馬軍は なすすべなく絶望に沈む 滝川一益:これは官兵衛殿 ……どうしたのですか!? 顔色が悪いですぞ! 黒田官兵衛:……元よりこの顔色ゆえ 滝川一益:……しかし、武田の騎馬隊が侵入できぬ よう立てられた馬防柵 滝川一益:弾込めの時間を考慮し、千丁ずつの 鉄砲を交代に撃たせる まさに名案にござるな! 黒田官兵衛:武田は旧き世の遺物、滅ぼさねばならぬ 黒田官兵衛:乱世の火種…… 我が手で全て消してやろう 木津川口の戦い-外伝 織田信忠:官兵衛殿 ……あなたの旧主・小寺政職は 私の手で討ちました 黒田官兵衛:そうですか 織田信忠:私が憎くないのですか? 黒田官兵衛:乱世の火種が一つ消えたと思えば 織田信忠:悲しくはないのですか? 黒田官兵衛:私は小寺に仕えていたのではありま せん 黒田官兵衛:乱世を終結させる者に仕えています そう、あなたのお父上、信長様に 黒田官兵衛:……しかし、信長様が居なくなった後 火種が再び灯り、燃え盛るでしょう 黒田官兵衛:今のあなたでは 犠牲なくして天下は平定できませぬ 織田信忠:!?……そうかもしれません 私も腹を据えねばなりませんね 山崎の戦い-外伝 黒田官兵衛:信長様、信忠様は……ご無事だ こちらで保護している 細川忠興:なんと……!? 高山右近:え!? 筒井順慶:ほう…… 高山右近:それは、まことですか!? 黒田官兵衛:まことかどうか、関係があるのか? 細川忠興:それは…… 黒田官兵衛:信長様、信忠様が存命である以上、 明智光秀は逆臣 これは天命の理 黒田官兵衛:明智方に味方するは、天下を混乱に 陥れるも同じ 黒田官兵衛:いずれ、世を脅かす火種として 潰えることとなろう 細川忠興:……ガラシャには悪いが、喪に服した ことにいたそう 高山右近:私は己の信じた正義と泰平の世を 望むため、あなた方に従います!! 筒井順慶:官兵衛殿…… その才知、実に恐ろしいですね 石垣原の戦い-外伝 黒田官兵衛:三成率いる西軍が、家康率いる東軍と 各地で衝突している 黒田官兵衛:ここ九州でも、西軍についた 立花誾千代が抵抗を続けている 黒田官兵衛:卿は大友の残党から清正を守れ 三成と袂を分かち、我らとともに 戦っている貴重な戦力。消えては困る 母里太兵衛:よかたいよかたい! 真の黒田武士の強さば、 見せちゃるけんね! 黒田官兵衛:私は七ツ石を東から抜け、敵総大将 である立花誾千代を撃破する 黒田官兵衛:乱世の火種、我ら黒田の力で 葬ってやろう 母里太兵衛:まかせんしゃい! 二日酔いで丁度いいぐらいの相手たい! 黒田官兵衛:……さて、長政は乱世最大の火種を 消せただろうか 大坂の陣-外伝 黒田官兵衛:……又兵衛か、なぜここに居る? 後藤又兵衛:これは……官兵衛様 黒田長政:又兵衛……! 父上にあれだけ世話になっていなが ら、この裏切り者が! 後藤又兵衛:あんたには、興味ねえな 引っ込んでな 後藤又兵衛:官兵衛様、なぜ豊臣の世を終わりに なさる?あなたこそ、秀吉様に恩義を 受けていたでしょう? 黒田官兵衛:秀吉様の死によって、世はまた乱れ た。次に、世を導くのは徳川家康 黒田官兵衛:今となっては豊臣こそが乱世の火種 ……消さねばなるまい 黒田長政:父上…… 黒田官兵衛:秀吉様の真似は誰にもできぬ たとえ、秀頼様であってもな 黒田官兵衛:そして秀吉様の世は秀吉様しか保て ぬ。ならば、これが当然の帰結だ 黒田官兵衛:長政よ、我らの手で戦国最後の火種を 消し去るぞ 黒田長政:御意! 後藤又兵衛:そうですか…… ならば、この摩利支天、最後まで 抗いましょう 黒田官兵衛:半兵衛…… 寝て暮らせる世はもうすぐだ 立花宗茂 九州征伐-外伝 高橋紹運:島津の進行を食い止め、援軍を 待つほかあるまい 高橋紹運:ここは私が引き受けよう 立花宗茂:俺も行こう、少しは違うだろう 高橋紹運:いや、君は残りたまえ 今や君は高橋家の人間ではない 関わらせるわけにはいかない 立花宗茂:父上、これが運命と受け入れろ、と 高橋紹運:そうだ 万物に感謝し、その生命の躍動にて 鬼を食い止めよう 高橋紹運:道雪は厳しいが、良き師となってく れるだろう 大友家をともに支えるのだ 立花宗茂:分かった。だが、父上、これだけは 言わせてくれ。俺は立花の家に入った があなたの息子だ 立花宗茂:俺は雷神ではなく 風神として俺の国を守ろう 小田原討伐-外伝 真田信之:あなたが秀吉様に義父と並び称され た西の天下無双ですか 立花宗茂:あんな呼び名に特に意味はないだろう 榊原康政:とはいえ、本多忠勝と比べられるの ですよ。どんな大男かと思いきや…… 真田信之:確かに意外ではありますが、 秘めたる武は凄まじいのでしょう 立花宗茂:さぁ、どうだろうか ともかく、戦での一陣の風に吹き 飛ばされぬよう注意しておくといい 立花宗茂:それだけでなく雷も落ちてくるかもな 大津城の戦い-外伝 お初:宗茂様、ここを通るのは諦めていた だけませんかぁ? 立花宗茂:無理な相談だな 義の戦に駆けつけ、風を吹かせなけ ればならない 立花宗茂:そもそも流れを変えたのはそちらだ 何故急に東軍へ寝返った お初:宗茂様を行かせては、戦はさらに激 化するのでしょう? それは嫌なのですよぉ 立花宗茂:そういうことであれば、風神が吹き 荒れよう さぁはじめようか お初:風が強いと天気がよくてものんびり できないですからねぇ 止めて欲しいですねぇ お初:駄目ですかねぇ 関ヶ原の戦い-外伝 立花宗茂:風通しが悪いと思えば、仁王門か 鍋島直茂:宗茂、大局は決まった、これ以上の 悪あがきは不毛だろう 立花宗茂:それはどうかな 俺がここに風を吹かせてみせよう 立花宗茂:本丸がなくなった門に風を止めるこ とができるかな 鍋島直茂:龍造寺家は無くなってはおらぬ その誇りは拙者が守る 鍋島直茂:そのためであれば、誰に恨まれようと 構わぬのだ 立花宗茂:なるほど、仁王門は健在か しかし、俺も留まるわけにはいかない からな 三方ヶ原決戦-外伝 小西行長:さすが鎮西無双やな 宗成さんのおかげで勝てたん言うて も過言ではないんやないかな 立花宗茂:どうということはない ただ風を吹かせただけ 小西行長:これから忙しくなりまんなぁ 商いも立て直していかんと 立花宗茂:お前はどうするのだ 海に出て商売をするのか 小西行長:おや!?おやおや!? 宗成さんもしかして興味あります のん? 立花宗茂:そうだな 外の世界を見に行くのもいいかも しれない 小西行長:ほんまかいな!! せやけど誾千代さんは怒りますや ろなぁ~ 立花宗茂:そうか? まぁ、そうかもしれないな でもいつかは戻るさ 甲斐姫 利根川の戦い-外伝 綾御前:ああ、あなたが…… 氏康から噂は聞いています 甲斐姫:えっ?お館様があたしのことを? ヤダ、いつもツッケンドンな態度の くせに、ちゃーんとあたしのこと… 鬼小島弥太郎:おお!おったどとこおったっぺや!! いっちょ相撲すっぺ! ほれ、はよはよ!! 甲斐姫:よーし、勝負ごとには負けないわよ! ハッケヨーイ……ってコラーーー! なんなのよいきなり! 綾御前:関東には熊のような豪傑がいる、 だから近づくなと、氏康は申してお りましたよ 綾御前:まあ怖い、本当に熊のようだこと 鬼小島弥太郎:こりゃ、立派な毛並みの熊だっぺや! 倒し甲斐があるでなー! 甲斐姫:し、失礼すぎる……! ゼッタイぶっとばーす!! うがーーーーっ!! 天正壬午の乱-外伝 今川氏真:こ、これは……! 甲斐姫:な、なによいきなり? ……さては、私が可憐でかわいくて 麗しくて、見惚れちゃったのね♪ 今川氏真:なんと……この立派な足なら、蹴鞠 で世界を狙えましょう! 今川氏真:どうですか、私と共に海を越えませ ぬか!? 甲斐姫:まあ、あなたのような殿方のお誘い ならよろこ……ばなーーーい! 立派な足ってなによ! 今川氏真:いや、しかし……立派すぎて、父上か らいただいた大切な鞠が壊れてしま うかもしれぬ 今川氏真:あの太く力強い足、まことにもったい ないが……父上の鞠には代えられぬ 諦めよう 甲斐姫:ちょ……!勝手に期待させて勝手に 失礼なこと言って勝手にあきらめん なーーー! 甲斐姫:もうっ!涼やかな目元のちょっと いい男だと思ったら……! 甲斐姫:男なんて信じない……! もう信じないんだからー!! 忍城攻め-外伝 甲斐姫:長親叔父様、無理はダメよ こう言っちゃなんだけど、トロいんだ から 成田長親:それはすまない お前には迷惑かけるな…… 成田長親:お前は成田家の誇りだ 強く気高く美しく、これからも生き なさい 甲斐姫:ちょ、なんなのよ! 今生の別れみたいなこと言わないで くれる!? 甲斐姫:まーったく!叔父様がそんな弱腰だ から、あたしがどんどん強くなって モテないんだから! 甲斐姫:……でも、いいのよ あたしが強くなれば、守りたいもの が守れる 甲斐姫:守りたいものがあるから、あたしは 強くなれるんだもの 甲斐姫:家族が笑って幸せになれるなら、 多少熊とか漢だとか足太女だとか 言われても…… 甲斐姫:……やっぱりだめーーー! モテたいモテたいモーテーたー いー!! 葛西大崎一揆-外伝 甲斐姫:ちょっと!乱の黒幕ってあんただっ たの!? 伊達の小僧!! 猫御前:ん?なになに? なんのことかにゃぁ~? 甲斐姫:あ、あれ? あいつ、こんな顔してたっけ……? 猫御前:ん?ん~~~? ……きゃあー!熊が出たー! 甲斐姫:フンガーーーー! 失礼さはどっかの忍びと一緒ね!! 伊達政宗:フン、わしと影武者を間違えるとは、 貴様の目はやはり熊並みよ! 甲斐姫:本物も失礼ね!! なによあんた、女の子を影武者にし てるの!? 伊達政宗:……これは小十郎の策よ! 熊の目をごまかすくらいには似てお ると認めてやってもよいな 甲斐姫:よく似てるわよ 身長も、女々しい態度もそーーーっ くり! 甲斐姫:なにが天下よ!駄々っ子みたいにこ んな騒ぎ起こして、奪って傷つける だけで、なにも守ろうとしてない! 伊達政宗:なっ……! 貴様、言わせておけば……! 甲斐姫:その子だってあんたを守りたくて影 武者やってんでしょう。あんたはど うなのよ。天下取ってどうすんの!? 甲斐姫:現実を見ようとしてないから、いつ までも小せぇんだよ! 大坂の陣-外伝 甲斐姫:もうだめだってときになったら、千 は助けるよう話はまとめてあるから 甲斐姫:どーせ、あんたは折れないんでしょ? 茶々:甲斐様……はい わたくしも、戦いたいのです…… 守りたいのです 甲斐姫:いいのよ。あたしたちは戦国の女だ もの……ううん、本当は性別なんて 関係ない 甲斐姫:守りたいもののために意地を貫く、 それがもののふ。そういうカッコイ イ人たちをたくさん見てきた 茶々:ええ、そうですね わたくしたちも、最期までカッコよ くありましょう 甲斐姫:この戦をひっくり返して新たな世を創 ろう!かわいい女の子が、ちゃんと モテる世を!! 千姫:千は、おばちゃんカッコイイと思う よ! おばちゃん大好きだよ! 甲斐姫:ちょっ!おばちゃんじゃなーい! 最期の戦で、いきなり気持ちを折ら ないでよ! 千姫:千、おばちゃんみたいになるよ もしこれでお別れでも、おばちゃん のこと忘れないよ 千姫:周りのみんなに、おばちゃんの話聞 かせるよ。おばちゃんみたいになり なさいっていうよ! 甲斐姫:……ぐぬぬぬぬ! おばちゃんおばちゃん連呼して……! 甲斐姫:ま、いいか こんな風に思ってくれる子のために 戦うの、あたしらしいじゃない 北条氏康 河越野戦-外伝 北条氏康:よく耐えたじぇねえか、綱成 思えば篭城も半年か 敵さんも気のなげえこった 北条綱成:なんの! 物資も城兵の士気も余裕があった あと十年は戦えたぞ! 北条氏康:けっ、十年も戦やってたら苗木に柿 が実をつけるぜ 飽きちまってやってらんねぇな 北条綱成:それよりも兄者! 俺たちを助けるため、敵方に降伏状 まで出したというのは本当なのか! 北条氏康:ああ 降伏するつもりなんざこれっぽっち もなかったがな 北条氏康:俺の家臣や民を守るためなら、嘘も 詭弁も寝言みてぇなもんだ 駿相の戦い-外伝 太田資正:ふん 敵の留守を見計らっての侵攻とは、 獅子どころかとんだ泥棒猫だな 北条氏康:けっ! 吠えやがれってんだ 弱い犬ほどよく吠えるってな 太田資正:……吠え面をかかされるのは貴様の ほうだ うつけめ 北条氏康:獅子とか猫とか言われるよりは、 うつけのほうが数倍心地いいぜ 北条氏康:……うつけだからな 加減なんてできねえぜ 辞世の句でも、用意しとくんだな! 関東出兵-外伝 北条氏康:よお、せがれ…… その……元気か? 上杉景虎:……すでに俺はあんたの子じゃねえ だろ?俺に構うな 北条氏康:捨て猫みたいな顔しやがって…… 親にとっちゃ、子どもはいつまでも かわいい子どもなんだよ 上杉景虎:子どもにとってみれば、親はいつか 他人になるものだがな 北条氏康:寂しいこと言うじゃねえか…… まあ、間違っちゃいねえがな 北条氏康:子どもにとっちゃ、親は壁であり敵 となり、家族を持てば他人になる 北条氏康:だが、壁でも敵でも他人でも、子ども の成長はうれしいのさ それが親ってもんだからな 三増峠の戦い-外伝 北条氏政:ふうむ 山岳戦は息つく暇もありませんでし たなあ 北条氏政:約束の場所に来てみれば、食事は 終わってしまったようです 北条氏政:なーにが食事だ、ド阿呆が 北条氏康:てめえがちんたら飯なんか食ってる から、弟たちが面目ねえことになっ てるだろうが 北条氏政:弟たちと挟撃し、一気に虎も頂こう と思っておったのですよ 惜しかったですな、ふうむ 北条氏康:弟たちをおとりにして、甲斐の虎を 食らおうって腹だったのかよ! 北条氏康:我がせがれながら…… たいしたタマだあな 関東防衛戦-外伝 北条氏康:こりゃ、本物の泥棒猫を捕まえち まったか? 猫御前:にゃー!しゃー!! 猫御前:なんてね なに、なに遊んでくれるのー? 北条氏康:じゃれるなってんだ! お前、あのちび竜んとこのだろ 北条氏康:ったく、獅子だの虎だの龍だの熊だ の……俺の周りは獣くせえったら ありゃしねえぜ 甲斐姫:お館様……今、熊って言いません でした!? 猫御前:ねーねー、獅子って猫でしょ? 猫同士、愉しく遊べそうだねえ 遊ぼうよー! 北条氏康:なつくな!!めんどくせえ!! ……しかし、まあ、なんだ 北条氏康:どこまで、お前らがそうやって 阿保みてえにきゃーきゃー騒いで いられるか 北条氏康:あの世に行っても見ててやる、か 竹中半兵衛 稲葉山城の戦い-外伝 竹中半兵衛:人呼んで、天才軍師! 竹中半兵衛、参上! 竹中半兵衛:義龍様、よろしくねー 斎藤義龍:……子供、捕捉 竹中半兵衛:あのー、人を見かけで 判断しないでもらえますか? 竹中半兵衛:あ、そうそう 竹中半兵衛:信長が攻めてきそうだから この茂みに伏兵を配置するといいよー 竹中半兵衛:狙撃するなら、この林道かな? 斎藤義龍:……天才軍師、捕捉 姉川の戦い-外伝 磯野員昌:うおおおおっ! 本城からの援軍が途絶えちまった! 竹中半兵衛:「磯野さんに、離反の動きあり」って、 長政さんに伝えといたからー 磯野員昌:なにぃー!? 何てことしやがる、このガキ! 竹中半兵衛:まったく……見かけで 判断しないでもらえる? 竹中半兵衛:そうそう、信長様がこの佐和山城を 攻める準備してるってさ 竹中半兵衛:それと、周りを囲まれたら 兵糧も底を尽くでしょ? こっちに、食事を用意しておいたよー 竹中半兵衛:降るなら、今だよ? 磯野員昌:くうううぅ! ……悔しいが、完敗だぜ 長篠の戦い-外伝 ナレーション:一組三丁の鉄砲が 間断なく弾の嵐を見舞う ナレーション:押し寄せた武田騎馬軍は なすすべなく絶望に沈む 竹中半兵衛:なんでそこまでやるかなあ 織田信忠:全ては、天下布武のため 織田信忠:発想、行動力……そして冷徹さ いずれも私は、父上に敵いません 竹中半兵衛:そうかなー? 信忠様には、信忠様の良さがあるよー 織田信忠:私の、良さですか? 竹中半兵衛:そうそう! あんな暗くてこわーい 信長なんかより、さ 竹中半兵衛:少なくとも、寝て暮らせる世を 作れるのは、信長なんかより 断然、信忠様だね! 織田信忠:ふふ……寝て暮らせる世ですか それも良いかもしれませんね 織田信忠:……私の良さ、か 木津川口の戦い-外伝 竹中半兵衛:九鬼殿ー! 九鬼嘉隆:おう!ちっちゃい天才軍師! 来たか! 竹中半兵衛:……それ、褒めてるの? けなしてるの? 九鬼嘉隆:ははっ! そう、ふくれんな 竹中半兵衛:九鬼殿、頼むよー 毛利水軍を相手にできるのは 織田家で九鬼殿だけ、なんだからさ 九鬼嘉隆:うれしいこと言ってくれる じゃねえか! 九鬼嘉隆:いい波がきてるからな この戦、もらったぜ 竹中半兵衛:そうそう、寝て暮らせる世のために 頑張ってよね! 竹中半兵衛:……もうすぐ睡魔が襲ってきそう だから、さ 中国攻め-外伝 ナレーション:中国攻めの陣中にて 半兵衛は病の床に臥していた 竹中半兵衛:あーあ。もう体が動かないや 黒田長政:半兵衛殿、ご無事ですか!? 竹中半兵衛:おや、長政さんじゃないですか? 黒田長政:父、官兵衛より伝言を携え、 見舞いに参りました 黒田長政「半兵衛、もうよい、休め 泰平への道は、私が開く」 竹中半兵衛:……官兵衛殿も優しいところ あるんだね 竹中半兵衛:その言葉を聞いて安心したよ これで笑って寝られるね 竹中半兵衛:長政さん、官兵衛殿はときどき 無茶するから、見張っておいてね 竹中半兵衛:それじゃ……先に休むから…… 官兵衛殿に……伝えてよ…… おやすみ……って…… 黒田長政:半兵衛様…… ……必ず…… 必ず、父上にお伝えします! 毛利元就 中国防衛戦-外伝 戸次鑑連:うぉぉぉぉぉ!もぅぅぅりいいい ぃぃぃ!こざかしい手ばっかり 使いやがってぇぇぇ! 毛利元就:はあ……若き風神雷神も面倒だけど 往年の風神雷神もお出ましになると 厄介だね 戸次鑑連:今度こそはぁぁぁ! ただじゃおかねえええぇぇえええ! 高橋紹運:とはいえ、やはり彼の計略には注意 しなければならない。いつもの中央 突破では痛い目を見るぞ 戸次鑑連:うぅぅるせえええぇぇ! 嵐の海戦に勝って調子に乗ってるみ てぇだが、雷ごと切ってやるぜぇぇぇ! 高橋紹運:……フフ、戦の風向きを変えるのが 私の役目か 謀神や、その子たちとの戦は、わが子 らのいい経験にもなるだろう 森羅万象を統べる風神雷神に、俗人 の智謀で挑んでみるか 毛利元就:九州の戦いでは元春、隆景が世話に なってるからね 本気を出さないと 毛利元就:……お父さんとしては、無様な背中 は見せられないしね 木津川口の戦い-外伝 下間頼廉:元就殿、援軍に参った 毛利元就:雑賀の援軍は心強い 頼りにしているよ 下間頼廉:仏を敬わず、恐れもせぬ信長の所業 目に余る。誅せねばならぬ 蛍:名付けて! 蛍:「信長をチューする作戦」!! よーし、しゅっつじーん!! 毛利元就:……なんだか 肩の力が抜ける作戦名だね 上月城の戦い-外伝 吉川元春:くそっ……! 胸クソ悪い戦だったぜ……! 吉川元春:信長の野郎、仲間のこいつらを捨て駒 にしやがった!! 小早川隆景:信長公の第一目的は播磨の統一 その最たる敵である、毛利の足止め です 上月城が落ちようと、尼子が滅びよう と、どうでもよかったのです 軍を引き上げたのが証拠でしょう 吉川元春:……鹿介、信長はお前らを笑うんだ ろうな。信じたお前が悪いって 山中鹿介:信じてなどいるわけがない 援軍が来ようが来まいが、もとより 果てるまで戦う所存 山中鹿介:しかし、我が家、尼子は滅んだ 我が身に七難八苦を求めてまで願っ た、尼子再興が叶わぬなら…… 山中鹿介:もう生に未練はない 今ここで斬れ!! 吉川元春:胸クソ悪ぃぜ…… 兄貴をこんな戦に関わらせたく ねぇな 小早川隆景:……ええ 私たちで毛利を支えなければ 立花救援戦-外伝 毛利隆元:ギ、誾千代さん! 助けに参りました……! 毛利元就の子、隆元です! 立花誾千代:フン、もう少しで雷神が屠ろうもの を、邪魔が…… ッ!? 立花誾千代:き、貴様! な、なんなのだ戦場にそのような モフモフしたものを持ち込むとは! 毛利隆元:え?え?モフモフ……? 島津家久:立花誾千代、お前にも見えたのか? 僕にも、あの男の後ろに毛並みのよさ そうな白猫が見えたんだが…… 立花誾千代:あ、ああ。なんだか異様に眼光の鋭い 百戦錬磨の武人のような気迫の、 モフモフした猫が見えたぞ…… 毛利隆元:わ、私の後ろに、ですか? 毛利隆元:……うーん、確かに今日は救出部隊 で、肩の荷が重いなって思っていま したが…… 山崎決戦-外伝 毛利元就:隆元、何を書いているんだい? 毛利隆元:は、はい 戦が終わった旨を妻に伝えようと…… 吉川元春:兄貴の書簡は親父と同じくらい冗長 だからなー。義姉貴も読むのが大変だ ろうよ 小早川隆景:むしろ義姉上にはそれが安心になっ ているようですよ?隆元兄上が本当 に元気なのだと確信できて 毛利元就:元春、隆景、お前たちもなにか書い たらどうだ?心配してるだろうし、 お前たち自身も家族が心配だろう? 吉川元春:いいよ。ここで俺が死のうが、あい つの務めは変わらないからな 吉川元春:下手に干渉せず、お互い勝手にやる のが俺たち流なんだ 小早川隆景:私もやめておきますよ 便りがないのは元気の知らせとも 言います 小早川隆景:一刻も早く土産を持って帰った方が 喜ばれるでしょうしね 毛利元就:ハハ。なんだかんだ言って、息子た ち夫婦の仲の良さが、毛利の強さか もしれないね 毛利元就:「百万一心」 日の本中が家族になって、互いを信じ 幸せを願う未来、か…… 毛利元就:私の夢、この子たちなら叶えてくれ るだろう 綾御前 関東出兵-外伝 宇佐美定満:御前、内密にご相談いたしたき儀が ござりまする 綾御前:……何用です、定満 宇佐美定満:度重なる北条・武田の侵攻、そして 謙信公の唐突なお振舞いにより、 家臣団の心が揺れておりまする 宇佐美定満:先日お生まれになったご子息を、 謙信公のご養子にされてはいかがで しょう 綾御前:うろたえ者 嫡子や次期当主の存在など真の安寧 ではありません 綾御前:世は戦国、兄弟が争うことも常。兄上 と争うた謙信だからこそ、血縁という だけの「資格」を作りたくないのです 綾御前:さすれば、我らがすべきは、真に正し き義を解し、厳しき愛を体現できる 者を育てること 綾御前:その教育に必要な闘争なれば、私は 子を谷に突き落とすことも厭いませ んよ 川中島の戦い-外伝 綾御前:義清殿。砥石城では見事信玄を退け たそうですね。あなたの武勇には、謙 信も一目置いているようですよ 村上義清:ほう、これは恐縮だ その期待には次の戦の槍働きで返す とするかい 綾御前:とはいえ、信玄の手の者に城を追わ れ、上杉に落ち延びたのも事実。上杉 を頼る弱き者は見過ごせません 村上義清:……ボツボツと毒を挟んできやがる さすがに謙信の姉貴ってことか。とに かく、俺は信玄には負けてねえ 綾御前:あらまあ、これは面白いことを 村上義清:信玄は優れた軍略家で用兵家だが、 背負う者が多すぎる 村上義清:すべてを自分で判断してたら、戦場 の機微についていけねえよ 村上義清:奴の背後を見る目、そして届かぬと ころに伸ばせる手足となる人間、そ れに俺は負けたのさ 村上義清:謙信も信玄と似たようなもんだ 奴の器と度量は、凡人には到底支え られるもんじゃねえ 綾御前:謙信の目となり手足となる軍師が必 要、ということですね 綾御前:しかし、それには謙信の義と愛のす べてを受け継ぎし名将でなければな りません 綾御前:謙信は、髪の先から爪の先まで義と 愛でできていますから 綾御前:……それを育てるのが、私の役目と いうことになりましょう 駿河侵攻-外伝 上杉景虎:お初にお目にかかります 北条氏康が子・三郎と申します お見知りおきください 綾御前:フフフ……子獅子はよう親獅子に似 ていること。猫をかぶる必要はあり ませんよ 綾御前:そなたは今日より、上杉景虎を名乗 りなさい。そしてこの綾の娘を伴侶 とし、謙信の子となるのです 上杉景虎:……俺は、人質としてここに寄越さ れたはずだ。そんな人間を、上杉家当 主の養子にしていいのか? 上杉景虎:腐っても獅子の子の自負はある むざむざ獅子の牙の間合いに入って くるたあ、お人よしすぎやしねぇか 綾御前:腐っても獅子の子なら、我らに義ある限り、その牙を向けることはない でしょう 綾御前:我らが不義を成さんとするときは、 この私であっても、養父・謙信で あっても牙を突き立てなさい 上杉景虎:……俺は、闘争を愉しむ野郎の義な んか認めねえ 上杉景虎:民を顧みないただの戦馬鹿なら、 遠慮なく噛みつかせてもらうぜ 綾御前:まあ、氏康の若いころを見ているよ う。あの者も、安心してそなたを送り 出したのでしょうね 手取川の戦い-外伝 上杉景虎:ようやくあの救いようのねえうつけ を退けたってのに、義父上が亡くな るとは…… 上杉景勝:……混沌 上杉景虎:ああ、めんどうくせえことになりそうだ 俺たちを担いで、上杉家が二分する だろうよ 上杉景虎:……俺ぁ、やっぱり北条に帰った方 がよかったのかね 上杉景勝:……家 上杉景虎:ちげぇねえ。 お前の言う通り、 ここも俺の家だ。きっちり役目は 果たしてから消えるさ 上杉景勝:……否 上杉景虎:いーんだよ だが、一つだけ頼まれてくれねえか 上杉景虎:俺になにかあっても、かみさん…… お前の姉貴だけは、なんとかして やってくれ 上杉景虎:俺に嫁がされた挙句、不幸せな人生 でしたなんて、救われねえだろ 上杉景虎:……それだけ約束してくれりゃ、 上杉の大好きな闘争に、もう少し 付き合ってやっからよ…… 上杉景勝:………… ………… …………諾 御館の乱-外伝 綾御前:はい、景勝 お食事ができましたよ 上杉景勝:…………満腹 綾御前:そんなはずありません 昨日から食事を取っていないこと、 この母は知っているのですよ 上杉景勝:………… ………… …………満腹 伊達政宗:な、なんじゃこれは! ゲテモノ料理か!!このような物食し ては、腹が爆発するわっ!! 綾御前:……まあ失礼な 伊達の劣化竜はしつけができていな いこと 綾御前:そなたは母の手料理など食べたこと がないのでしょうね かわいそうに…… 義姫:うちの政宗ったら、私が愛情込めて 作った料理を食べたら寝込んじゃっ たのよお 義姫:愛が強すぎたのね ウフ…… 伊達政宗:あ、あ、あ、愛、じゃと……!? 三日続けて腹を下したわ馬鹿め!! 母上の愛は重すぎるのじゃ!! 綾御前:料理とはもてなしの心。これからは 厳しい愛だけではなく、戦に疲れた 魂を優しく包む愛を与えましょう 綾御前:今は亡き、もう一人の我が子のため にも…… 福島正則 賤ヶ岳の戦い-外伝 ナレーション:賤ヶ岳の戦いは秀吉側の勝利となり、 柴田勝家の居城・北ノ庄城は落城した ナレーション:長女・茶々、次女・お初は素直に従うも、 末妹のお江だけは逃亡し、燃えさかる 城へ戻ろうとする ナレーション:大乱闘の末に正則に捕えられ、 小脇に抱えられながら城を後にした 福島正則:イてッ!テメコラ暴れんな! お江:変な顔のくせに触んな-! 福島正則:ンだとテメ!あぶねーとこ助けてやっ たのにカワイクねーな! お江:カワイクない顔はそっちでしょーよ! ……あ、でも……? 福島正則:お、おう? なんだ急にしおらしくなっちまって お江:アンタの髪型!! なにこれチョーカワイクない!? チョーイカス!! 福島正則:お、お、……おおおおおお!おまっ! このマゲの良さがわかんのか! さすが 頭にタンポポ乗っけてるだけあんな! お江:ひまわりだし!! 小牧長久手の戦い-外伝 ナレーション:徳川・豊臣軍ともに一進一退の 攻防を見せ、小牧長久手の戦いは 長期化していた ナレーション:戦いを終結へと導いたのは、蒲生氏郷 率いる別動隊の活躍によるものだった 福島正則:あー!なっげえ戦い、やっと終わっ たなあ! これもお前のおかげだぜ! 蒲生氏郷:私は…… 己に与えられた責務を果たしたまで 福島正則:ンな謙遜すんなよぉ!おめーの戦い ぶりはコワ頼もしいって叔父貴も ほめてたぜ? 蒲生氏郷:なにも特別なことはない。ただ まっすぐ前を見て、皆が迷わぬよう 私が先陣を切り導いているだけだ 蒲生氏郷:君と同じだよ、福島殿 秀吉様が私をコワ頼もしいとおっしゃ るなら、君も同じ評価だ 福島正則:お、おう?そうなのか? ……な、なんか照れるぜ―!! ヒャッハーイ!! 蒲生氏郷:フフ…… 君のその純真さが、仇とならぬ世を 作りたいものだ 小田原討伐-外伝 福島正則:なぁー、忠興ー! 茶ァしよーぜ、茶!! 細川忠興:……そなたに茶の心得があるとは 思えぬが 福島正則:利休の兄貴が淹れてくれた茶、 マジしびぃー! マゲまでジンジン来たね! 細川忠興:…………苦かったのだな…… 福島正則:おめーも弟子だっていうから、茶もら いに屋敷まで行ったのによー 福島正則:なんか子どもみてーな女の子しか いなくてがっかりだったぜ 細川忠興:……………………………………………… 福島正則:でも「こんふぇいと」とかいう 甘い菓子はうまかったなー! あれ、茶と合うんじゃね? 細川忠興:……よかろう。そなたのために 利休様以上の「しびぃ茶」を用意しよう 福島正則:やりぃー! んじゃ忠興、後で行くからよろしくな! 細川忠興:……フフフ、正則の脳髄までしびれさせ る、とびきりの茶を点てねばな…… 細川忠興:我が愛しき妻を愚弄した罪 我が茶会で贖ってもらうぞ…… フ……フハハハハ!! 関ヶ原の戦い-外伝 福島正則:……おめーの親父さんと弟、 三成んとこいんだってな 真田信之:ええ、そうですよ 福島正則:つらくねーのかよ 死ぬかもしんねーんだぞ 真田信之:これは異なことを。もののふとは、己が 譲れぬものに命を賭けるもの。それが 父や弟であっても……違いますか? 福島正則:ちがく……ねーけど! でも俺は……そんな簡単に割り切れ ねーよ 真田信之:……守りたいものがあるのです 我が父は家の存亡を、弟はもののふ の志を、私は目に映る人の笑顔を 真田信之:それだけのことですよ 福島正則:三成も清正も、そういうのめっちゃ 考えてんだろうけどよ…… 俺、頭わりぃからわかんねえ 福島正則:……だから、ガチで行く 俺が守りたいのは、いつでも全力って ことだけだ! 大坂の陣-外伝 千姫:おじちゃん、お顔こわーい かわいくなーい 福島正則:……おめーのカアチャンにも、 昔おんなじこと言われたな 福島正則:落城して燃えさかる城に戻ろうと するところを捕まえたら、 えっれー暴れられてよ 福島正則:おめーは、なんかあっても戻ってく んじゃねーぞ。たぶん俺、連れ戻しに これねーから 千姫:……うん、やくそくする 千ね、いい子にしてるよ 千姫:千、いい子にして、ふわふわの幸せな 世の中にするから だからおじちゃんも、笑って、笑って? 福島正則:お、おめっ……! 涙溜めてそんなこと言うなよお!! 福島正則:だァーーー!ちくしょーーーー!
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/1150.html
コスト\兵種 騎兵 槍兵 弓兵 剣豪 鉄砲隊 4.0 - - - - - 3.5 - [11/5]SR介子推(気) - - [11/5]ER島津義弘(気) 3.0 [10/7]ER西郷隆盛[9/10]PL(SR)島津家久(柵)[9/9]SR杜預(昂技) [10/3]R文鴦(先) - [10/5]R田中新兵衛(忍) [9/9]SR島津義久(昂) 2.5 [9/7]SR島津家久[9/3]N篠原国幹(気) [9/6]R加藤清正[9/4]PL(SR)島津豊久(気)[9/3]N東郷重位(気)[8/10]EX(SR)范蠡(伏) [8/8]ER司馬昭(技)[8/6]R勾践(柵昂)[8/6]SR晋文公(柵先)[7/11]SR黒田官兵衛(伏) [9/3]SR中村半次郎(気) [8/7]R西郷従道(柵狙) 2.0 [8/4]N池田輝政[7/8]N蜂須賀正勝(柵)[7/6]R衛瓘(昂)[6/9]SR豊臣秀長(技技) [8/4]R福島正則[7/5]ER九天(気昂)[7/3]PL仙石権兵衛(活活)[6/8]ER豊臣秀吉(活昂昂)[6/8]SR司馬師(昂先) [7/9]ER大久保利通(昂)[7/6]R文種(先) [8/4]N石買[7/8]R小松帯刀(技)[7/5]N魏犨(気先) [8/4]R川上久朗[7/7]R堀秀政(昂先)[6/9]ER島津歳久(伏昂) 1.5 [6/1]N王濬(気)[5/7]N賈充(伏)[5/6]N黒田長政(先) [6/5]N鹿郢[5/8]R狐偃(柵)[5/7]N村田新八(技)[5/6]EX(R)京極竜子(昂) [6/4]N小西行長[5/8]SR北政所(柵) [6/6]N趙衰[6/2]EX(SR)白夜刀のカンナ(忍) [6/5]R島津斉彬 1.0 [3/6]PL(SR)アルミン[3/2]N別府晋介(気) [3/2]N鄭旦(忍)[2/7]SR王元姫(昂)[2/6]R季隗(伏)[2/5]R亀寿姫(柵) [2/6]SR西施(伏) [2/6]N徐義(柵技) [3/3]N島津忠恒(気)
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/1149.html
コスト\兵種 騎兵 槍兵 弓兵 剣豪 鉄砲隊 4.0 - - - - - 3.5 - [11/5]SR介子推(気) - - [11/5]ER島津義弘(気) 3.0 [10/7]ER西郷隆盛[9/10]PL(SR)島津家久(柵)[9/9]SR杜預(昂技) [10/3]R文鴦(先) - [10/5]R田中新兵衛(忍) [9/9]SR島津義久(昂) 2.5 [9/7]SR島津家久[9/3]N篠原国幹(気) [9/6]R加藤清正[9/4]PL(SR)島津豊久(気)[9/3]N東郷重位(気)[8/10]EX(SR)范蠡(伏) [8/8]ER司馬昭(技)[8/6]R勾践(柵昂)[8/6]SR晋文公(柵先)[7/11]SR黒田官兵衛(伏) [9/3]SR中村半次郎(気) [8/7]R西郷従道(柵狙) 2.0 [8/4]N池田輝政[7/8]N蜂須賀正勝(柵)[7/6]R衛瓘(昂)[6/9]SR豊臣秀長(技技) [8/4]R福島正則[7/5]ER九天(気昂)[7/3]PL仙石権兵衛(活活)[6/8]ER豊臣秀吉(活昂昂)[6/8]SR司馬師(昂先) [7/9]ER大久保利通(昂)[7/6]R文種(先) [8/4]N石買[7/8]R小松帯刀(技)[7/5]N魏犨(気)(先) [8/4]R川上久朗[7/7]R堀秀政(昂先)[6/9]ER島津歳久(伏昂) 1.5 [6/1]N王濬(気)[5/7]N賈充(伏)[5/6]N黒田長政(先) [6/5]N鹿郢[5/8]R狐偃(柵)[5/7]N村田新八(技)[5/6]EX(R)京極竜子(昂) [6/4]N小西行長[5/8]SR北政所(柵) [6/6]N趙衰[6/2]EX(SR)白夜刀のカンナ(忍) [6/5]R島津斉彬 1.0 [3/6]PL(SR)アルミン[3/2]N別府晋介(気) [3/2]N鄭旦(忍)[2/7]SR王元姫(昂)[2/6]R季隗(伏)[2/5]R亀寿姫(柵) [2/6]SR西施(伏) [2/6]N徐義(柵)(技) [3/3]N島津忠恒(気)
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/715.html
[真]豊臣秀吉 [真]豊臣秀吉 ★★★ (3) No:44編集 属性 槍 兵力(50) 882 兵力(200) 3528 コスト 5 攻撃(50) 34 攻撃(200) 134 シリーズ 真 防御(50) 98 防御(200) 389 兵法効果 全員の兵力が微上昇。 計略 三英傑:高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 入手方法 島津攻め 鳥取城の戦い 絆ガチャ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/783.html
[闘]豊臣秀頼 [闘]豊臣秀頼 ★★★★ (4) No:404編集 属性 鉄砲 兵力(50) 1941 兵力(200) 7762 コスト 32 攻撃(50) 40 攻撃(200) 158 シリーズ 闘 防御(50) 42 防御(200) 167 兵法効果 こいこい時、全員の攻撃が大上昇。 計略 三連弾撃:高確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 入手方法 一撃必殺 敵陣突破 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/3929.html
武将名 とよとみひでよし 中国大返し SR豊臣秀吉 当初は今川家、後に織田家に属して、そこで才覚をあらわす。備中高松城攻略にあたっていた天正10年、信長横死の報を受けた秀吉は即座に敵の毛利家と和睦し、尋常ならざる手際と速度で東へと転進。明智光秀を山崎の地に追い詰め、敵討ちを果たした。「行くぞぉ! 不可能を、可能にしてみせる!!」 出身地 尾張国(愛知県) コスト 2.5 兵種 騎馬隊 能力 武力7 統率10 特技 攻城 魅力 軍備 計略 暁天走破 豊臣家の味方の武力と統率力が上がり、効果終了時に日輪ゲージが増加する。計略発動時に日輪ゲージが5つあった場合、さらに武力と兵力と移動速度が上がるが、日輪ゲージをすべて消費する。 必要士気8 Illustration 萩谷薫 中国大返し中のため騎馬隊となって登場した豊臣秀吉。 武力が少々心許ないが秀吉にはおなじみの攻城、魅力という有用な特技に加え軍備まで 兼ね備えるため総合的な能力は采配持ちとしてはかなりのもの。 計略は士気8を消費する大型采配。 日輪ゲージが4つ以下の場合、豊臣家の味方の武力と統率力がそれぞれ+4される。 そして効果終了時に1部隊でも生存していればゲージが3つ増える。 この生存部隊は秀吉でなくとも良い。 そしてゲージが5つあると自動で(つまり赤ボタンを押さなくとも) 全てのゲージを消費し更に武力+4(合計+8)、移動速度上昇、兵力回復の効果を 受ける。効果時間は9c(3.20A) ゲージが3つ増えるという事は無駄なく使うにはゲージが2つ以下の時に使いゲージを貯めるのが 望ましい。また1部隊でも生き残れば良いのでゲージを貯める分には問題ないだろう。 しかし消費士気8と言うのが問題で、そもそも士気4の日輪計略2回でゲージが4つ溜まることを 考えても士気差がついてしまう分かなり苦しい。 また士気8を使いながらその効果は士気6を消費する他の采配を下回る。 そのためぶつかり合いに使おうにも押し負けるし貯めるためだけに使えば士気差が発生する。 そのためよほど戦果をあげられる状況でない限りは封印した方が良い。 ゲージが5つあると自動全消費となるが効果が跳ね上がる。 統率と速度が上がっているので特に騎馬隊である本人に対する効果が高い。 ただし計略ステルス効果はないためできるだけラインを上げてから打ちたい。
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/795.html
[真]豊臣秀頼 [真]豊臣秀頼 ★★★ (3) No:143編集 属性 鉄砲 兵力(50) 631 兵力(200) 2521 コスト 5 攻撃(50) 29 攻撃(200) 113 シリーズ 真 防御(50) 143 防御(200) 571 兵法効果 残り兵力90%以上で全員の防御が大上昇。 計略 二虎競食:一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 入手方法 絆ガチャ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/958.html
[将]豊臣秀吉 [将]豊臣秀吉 ★★★★★ (5) No:397編集 属性 軍師 兵力(50) 1608 兵力(200) 6432 コスト 15 攻撃(50) 458 攻撃(200) 761 シリーズ 将 防御(50) 65 防御(200) 260 兵法効果 軍師の全能力が大上昇。 計略 人心掌握:一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 入手方法 レア武将ガチャ イベントガチャ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sengokusaga-mixi/pages/204.html
水[関白]豊臣秀吉 (Sレア) 水[関白]豊臣秀吉+ (Sレア) 水[関白]豊臣秀吉++ (Sレア) 水[太政大臣]豊臣秀吉 (SSレア) 攻3490 防3360 戦力27 攻4188 防4032 戦力27 攻4886 防4704 戦力27 攻6282 防6048 戦力27 スキル:火龍の裁き効果:炎属性の功/防 特大ダウン -戦国最恐の豊太閤-「天下の覇者として、我が政権の発足は当然の理。豊臣の名も賜り、関白となった今こそ、我が手に権力を集めるのだ!」 -戦国最恐の豊太閤-「天下の覇者として、我が政権の発足は当然の理。我に従わぬ者は力で屈服させようぞ。すべての大名に通達せよ!!」 -戦国最恐の豊太閤-「天下の覇者として、我が政権の発足は当然の理。だが我が野望はこれだけには留まらぬ…海の彼方も視野に入れよ!」 -戦国最恐の豊太閤-「我が名を海の彼方にも轟かせるのだ。我こそが、天下統一を成し遂げた天下人であると!…のう三成、そうであろう?」 売却価格 21,350貫 売却価格 32,025貫 売却価格 42,700貫 売却価格 64,050貫 [秘剣修行]佐々木小次郎 ← 水属性武将一覧 → [土佐の覇者]長宗我部元親
https://w.atwiki.jp/sengoku-hanafuda/pages/814.html
[極]豊臣秀吉 [極]豊臣秀吉 ★★★★★★★ (7) No:171編集 属性 調略 兵力(50) 3235 兵力(200) 12937 コスト 21 攻撃(50) 796 攻撃(200) 916 シリーズ 極 防御(50) 305 防御(200) 1220 兵法効果 こいこいする毎に調略の攻撃が大上昇。 計略 一夜城:高確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 入手方法 レア武将ガチャ イベントガチャ 名前 コメント