約 3,013,476 件
https://w.atwiki.jp/gc2nd/pages/98.html
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 【あくまじょうどらきゅらえっくす ちのろんど】 ジャンル 横スクロールアクションゲーム © Konami Digital Entertainment 発売機種 PCエンジン SUPER CD-ROM² 発売元 KONAMI 発売日 1993年10月29日 分類 時代を彩った作品演出に優れた作品
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1523.html
ラノで読む 「着きましたよ、フフフ……」 到着した場所は島の真北に位置する場所。先程見た地図の六つのポイントの最後の一点となっている場所だ。 既に日は落ち辺りは暗い中、天空に輝く月は異様なまでの大きさに見えている。 車から降りた輝、睦月、天津甕星は、その最後のポイントで縛り上げられリガルディーの儀式の用意を見せられている。 陰陽五行などとも呼ばれる五大エレメンツだが、エレメントは実はそれだけではない。木火土金水、それに月と日(太陽)が合わさり六芒星とその中心を成す大魔法陣を描く事ができるのだ。 それにより最も強力な術式となった結界は、双葉学園島全体の生きとし生ける物から魂源力を根こそぎ奪い取る。そして睦月の式神の力を極限まで向上させる。 「もうじき完成しますよ、『永遠の満月の方程式』がね。フフフ……フフフフフ」 しかし太陽は既に西の水平線に顔を隠し今や夜となってしまったこの時間に、一体どうやってリガルディーは日(太陽)を得るつもりなのか? まさか朝まで待つつもりだろうか?答えはNOである。夜、太陽が落ちた後でも太陽の光を得る方法が実はあるのだ。それには普段無意識の事に気づくだけで良い。 皆さんは北の夜空に何が見えるかご存知だろうか。そう、星である。だが北の空にはただの星ではない特別な星が存在する。それが北極星である。 別名ポラリス、ポールスター、ポーラースターとも呼ばれるこの星は地球上から見るとほとんど動かず、北の空の星は北極星の周りを回転しているように見える。 そして夜空に輝く星々は全て太陽と同じ恒星か、恒星の密集した銀河の光であると言う事もご存知だろうか。 そう、夜空における北とは言わば北極星を中心とした無数の太陽が見え続ける方角と言えるのだ。それはつまり永遠の太陽。 この計画が完成すれば永遠の月と永遠の太陽達を黄金の夜明け団、いや、全世界の魔術師達は得る事が出来るのだ。 「先生、ごめんなさい」 「睦月くん」 縛られた睦月が輝に謝った。 学園を、世界を敵に回しておいて謝る相手が違うと言われるかもしれない。それでも彼女は輝に対して謝った。 それは全てを失った彼女にとって、輝だけが最後に残された者だったからだ。 自分達の過ちのせいで世界がどうなってしまうか分らない。それでも心の底で、まだ輝だけは許してくれるのでは無いかと思っているのだ。 都合の良い話だ。今更誰も彼女達を許す者は居ないだろう。しかしそれでも、睦月は大好きな先生にだけは嫌われて終わりたくなかったのだ。 「今更信じてもらえないだろうけど……私達、こんな事をするつもりじゃなかったの。こんな事になるなんて、私……私……」 いつの頃からだったろうか、睦月が雪と輝の研究室に入って計画の為勉強している内、睦月が輝の事を意識し始めたのは。 始まりは罪悪感からだったかもしれない。それが次第に気になる気持ちに変わり始め、いつしか好きになっていたのだ。 睦月は昔、雪にその気持ちを打ち明けた事があった。 『ねぇ雪ちゃん』 『なぁに睦月?』 『私……先生のこと好きかも知れない』 『……』 思い出の中でまだ元気な雪は優しい笑顔を睦月に向けている。この時もそうだった。 一族の悲願を背負う異能力を持った睦月は幼少時より厳しく育てられた。本来ならそんな感情を抱く事さえも許されない。 しかしそれを、いつも傍で見守ってきた雪には素直に言う事が出来た。何故なら二人は本当の友達だったからだ。 『先生に習った事で私達……これって先生の気持ちを裏切ってる気がする』 『睦月……』 『私、先生だけは傷つけたくない。こんな事の為に騙してるみたいだけど、全部終わったらちゃんと言うんだ。それで許してくれなくてもいい。でも私――』 段々と自虐的に暗く方向にテンションが上がっていった睦月を抱きしめて雪は言った。 『許してくれるよ、先生優しいもん。それにきっと、睦月が好きって言ったら先生睦月の事好きになるよ』 『え、本当? 何でそう思うの?』 『先生彼女居ないって言ってたもん。それに、あんまりモテなさそうじゃない』 『もぅ! それ雪失礼じゃない!?』 『ごめんごめん、アハハハッ』 記憶中の二人はこの時まだ笑い合っていた。何もかもが上手く行くと信じていたあの時、睦月は雪が言った事が本当だったら良いなと願っていた。 言葉に詰まった睦月の最後の一言から、数瞬の間を置いて輝が語りだすまでの僅かな時間。その時間が今の睦月には永遠にも感じられるほど長かった。 許してもらえるのか答えを聞くのはやはり恐いのだ。輝の優しさを信じていても恐い、そんな女のいじらしさから睦月は祈るように次に紡がれる言葉を待った。 最早世界から許されない自分。それでもたった一人輝にだけでも許してもらえるなら、それだけで睦月は救われるのだから。 「罪がなかった……とは言いません。けれど、私は君を怒ってなど居ませんよ」 「先生?」 輝は睦月の方を向いてはっきりと言った。 それは嘘偽りのない言葉。輝はあの時選択を誤った。誤ったが間違っては居なかったと思っていた。 大切な教え子を信じる。その想いに嘘偽りは無いのだから。 「あなたが今まで見せてくれた笑顔を嘘だとは思いません。だから睦月くんはずっと、私の大切な生徒ですよ」 雪が言っていた事は本当だった。睦月は涙を流して最後の問いかけをした。 それに答えてもらえれば睦月は本当に、いよいよ全てを捨てる事が出来る。覚悟を決める事ができる。 その言葉だけでもう後は何もいらないと言える言葉。最後に持ってゆく事が出来る言葉を聞く為に、睦月は最後の勇気を振り絞った。 「私、先生に教わった事悪用したのに……嘘ついてきたのに……こんな事になっても、まだ私を許してくれるの?」 「雪くんの事も守ってあげたかった……けれど……あなただけは守ります。この身に代えても、必ず」 その瞬間、睦月の中の何かが変わった。 一族の悲願と生まれた時から教えられ、何時しかそれが自分自身の望みでもあるように思い込んでいた。 何も知らずにそのままなら、それはそれで幸せだった。双葉学園に来なければ、輝に出会わなければ知らずに済んだ。 村の外の事。世界の事。人の事。恋の事。何も知らなければいっそ――。 「睦月さん、今更式神を解除しようとしても無駄ですからね! 既にあの影の式神は貴女だけの物ではなくなっているのですから!! この魔術を解除しない限り止められませんからねーーー! アーーーッハッハッハッハ!」 一族の悲願なんてもう何の意味も無い事なのに。今時分の傍に居る仲間が、友達が、好きな人が、一番大切なものなのに。 それを教えてくれたのは双葉学園。少女が恋した年上の男性。だから本当に死なせるつもりなどなかったのだ。死なせたくなんか無かったのだ。 結局逃れられなかった生まれの因縁――。一族の願いは叶わなかったけれど、睦月と言う一人の乙女のちっぽけな願いだけは、今……。 「ありがとう先生。私、もう何も恐くないよ」 「睦月さん!? あなた手が――」 縛られ身動きが取れなかった筈の睦月はいつの間にか手の縄をほどき自由を取り戻していた。何処かに刃物を隠し持っていたのだ。 ここまで来る間なかなか踏ん切りがつかなかった。当たり前だ、誰が好き好んで簡単にソレを決める事が出来るだろう。ただの乙女でしかない睦月がソレを決める事は、大変な事だったのだ。 だが、今彼女は全ての束縛から解放された。あらゆる枷から開放してくれる鍵を貰ったのだから。だからこれから睦月自身の願いを叶える事が出来る。 自由になった手で彼女がする事、それは与えられた目標ではない。自分で決めた、たった一つの大切な者を守る事。 「今までありがとう……本当に大好きだよ、先生」 そして、睦月は手にした刃物を自らの喉に向けた。 「貴様まさか――止めろーーーーーーー!!」 「む、睦月ーーーー!!」 その時、島に響いていた月を引く鎖の音が、止まった。 「くそっ! 放せ! 放しなさいこのガキどもが!!」 「往生際が悪ーぞ! 大人しくしろ!」 睦月が自らの命を以って事件に幕を引いたすぐ後、醒徒会がリガルディーを捕らえに駆けつけた。 策略の破れた今、醒徒会の力の前にリガルディーは抗う術無く捕まり全ての黒幕はここに潰えたのだ。 学園島を覆っていた魔法陣は消え、魂源力の吸収も終わり生徒達も元気を取り戻したのだったが。 「会長、彼らは……」 駆けつけた救急車に運び込まれる睦月。車内では心肺蘇生の準備が進められている。 救急隊員に止められ心肺停止の睦月から引き離されているのは、見っとも無い程涙を流し睦月の名を叫ぶ輝だった。 「今回の件で一番傷ついたのは彼らなのだ。今はそっとして置こう」 やがて救急車は睦月を乗せ島内にある国立病院の救急救命室へと走り出した。こうなってもやはり輝に出来る事は何一つない。ただ祈るのみである。 「睦月……睦月ぃ……」 地面にへたり込み自分の無力さに咽び泣く輝。結局、輝は一連の事件で何もする事が出来なかった。 異能力者でもない、戦闘訓練も受けていない、ただの天文学者の端くれでしかない三十路前の男が出来る事など始めから何も無かったのだろうか。 だとするなら何故天津甕星達は輝を選んだりしたのだろうか。 彼をアルコル『かすかなもの』と知りながら、何故このような過酷な運命に巻き込んだりしたのだろうか。 「すまなかったね、先生」 救命隊員から応急処置を受け松葉杖を突いた天津甕星が、輝の元に歩き寄ってきた。その顔は申し訳なさそうな神妙な面持ちだ。 「優しい先生が、いくら大罪人と言えども教え子を裏切れない事は分っていた。それでも私は運命に抗う事に賭けてみたんだ」 本来、天津甕星達が思い描いていた計画はどんな物だったのか、今となっては知る由も無い。いや、今更知る意味など無い。 全ては終わってしまった事なのだから。最悪の結果を迎えた結末は、ゲームのようにリセットできないのだから。 「結果はこうなってしまったけどね……」 無言のまま天津甕星を見ない輝。 世界全体で見れば輝の選んだ選択は正解だ。こうして世界は無事だったのだから。しかし輝にとっては違う。 二人の教え子を死に追いやってしまった結末は、一人のただの男が背負うにはあまりに重すぎる結果だ。輝の背中には見えない十字架が背負われたのだ。 それを見てこれ以上かける言葉も謝罪の言葉も思いつかない天津甕星も、ただ黙って輝の横に腰掛けた。 肩と肩が触れ合う。人の温もりを感じると不安や恐怖と言った感情は和らぐと言う。しかしこの時の輝の感情は、その程度の事では和らぎ様も無い程に傷つききっていた。 神にも罪悪感はある。国の、世界の為とは言え、こんな事に一般人の何の力も持たない人間を巻き込んでしまった事を悪く思っている。 それでも神だから、人間に掛ける言葉も接すべき態度も分らないのだ。だから天津甕星はせめてこうして隣に座った。 夜人々を見守る星のように、天津甕星にはそれしか出来ない。 そこに遅れて来た八意思兼が、同じように松葉杖を突いて近づいてきた。 「全てが終わったからこそ改めて問う。天津甕星よ、こうなる事が分っていて何故この島に来おった。お前は人間界に干渉した罪で、また何百年も封印されるのじゃぞ」 「封印なんて、もう慣れっこだよ」 基本的に神は人間に干渉しない。まして天津神を追われた天津甕星がそれをしたとあっては、天津神の八意思兼のようにはいかないだろう。 それでも自ら汚れ役となって人間界に干渉した理由、それを訊ねる余裕も今の輝には残念ながらない。 ただ、天津甕星が封印されると聞いて、それまで俯いていた輝は顔を上げた。見ると天津甕星、甕の顔は寂しそうな色を浮かべている。 やっと自分を見てくれた輝に対し、こんな事に巻き込んでしまった甕はこう言うしかなかった。 「先生……ありがとう。そして、さようなら」 そう言うと天津甕星は松葉杖を付きながら何処かへと向かって歩き始める。しかしその姿を見ても輝は動かない。 心のどこかに引っ掛かりが有るのだ。 分っていても思ってしまう。もしもっと上手い結末があったら。天津甕星が早く本当の事を教えてくれていて、輝が正しい選択肢を選べていたら。 と、そこまで考えて輝は頭を振って悪い考えを振り払った。甕はいつも情報を輝に与えてくれていた。甕が思う最善の行動を取っていた。 間違えたのは輝だ。理論的に考えないで、最後感情論で意思決定したのは輝自身なのだ。それを人のせいにする事は出来ない。 ゆっくりとビッコを引きながら、次第に遠ざかって行く甕の後姿を輝は見ていられなくなり、再び下を向いた。 「星見空輝《ほしみぞらひかる》」 そんなウジウジした輝に八意思兼が声をかける。真実を伝えなければならなかった。 天津甕星が何故我が身も気にせず人間界に干渉したのか。双葉学園に来た理由を。 「『まつろわぬ民』とは当時、大和朝廷に従わず打ち滅ぼされた民のことであり、日本神話で現される所の『不順《まつろ》わぬ神』の事じゃった」 睦月やリガルディーが言っていたまつろわぬ民、睦月と雪達の話だ。八意思兼は知識や知恵の神、全てを知っている。 長い年月の内に蓄えてきた膨大な知識を使って、甕と睦月達の関係を輝に分らせようとしているのだ。それこそが輝が立ち直る唯一の方法と信じて。 「そして彼らが信仰していた神は星を司る神……つまり」 「それが甕さん、天津甕星だって言うんですか」 「そうじゃ。天津甕星は責任を感じていたんじゃろう。自分を信仰した者達を守ってやれんかった事を。そして、そのせいで彼らが荒神《あらぶるかみ》として道を踏み外してしまった事を」 そう、甕はかつて果たせなかった責任を果たそうとしていたのだ。 輝が守れなかったように、甕もかつて守る事が出来なかった。だから今度こそ守ろうと一般人である輝の力を頼ってまで想いを果たそうとしていたのだ。 しかし結局今度も守れないまま、自分が巻き込んだ人間にまで自分と同じ思いをさせてしまった。甕は本気で輝にあの二人を助けさせようとしていたと言うのに。 甕と輝と同じだ。守れなかった傷を抱えてこれから生きてゆかなくてはならない。いや、甕の方が……。 髪と言えども思い通りにならない、救いが無いこの世の中で、輝はやはり救えなかった二人の命を想うと胸を締め付けられた。 輝が気持ちを整理するのにどれほど時間が経ったろうか。あんなにゆっくり歩いていた甕の姿はもう視界には無い。 やっと少し冷静になれた輝は、もう見えなくなった甕の方に向かって深々と頭を下げるのだった。 「じゃが、あの娘らは最後救われたのやも知れぬな」 それを見た八意思兼が輝の背をポンと叩き話しかける。 「人間よ。どうか雪や睦月や、天津甕星が愛した優しい心のままでいてくれ。それが彼女らの願いじゃ」 それを聞いて再び泣き咽ぶ輝の姿に、八意思兼は静かに別れを告げてその場を去って行った。。 「続きまして、昨日起こりました月の異常接近と東京湾上空に出現したオーロラについてのニュースです。国立天文台によりますと、昨日、全国で観測されました「月が異常に大きく見える」現象は、地球と火星の間にある小惑星帯《アステロイドベルト》から飛来した非常に質量の大きい隕鉄郡が地球と月の間を通過した事による重力レンズの効果であると発表し――」 朝のニュースで昨晩までの事件の事が少し報道された。 本当は人類滅亡だったかもしれない大事件なのに、真実を話す事が出来ない為このような何でもない『天のマジックショー』のように報道されるのである。 その事が輝には寂しいような悔しいような、複雑な心境だった。 「結局、私は何も出来なかった……何の力もない、ただの人間だった……」 昨夜家に帰ってからも雪と睦月の事を思い出し輝は泣いた。 二人の命を失った事件なのにこんな扱い、と不満に思う事もあったが、大事にならなくて本当に良かったと思う理性もある。 気持ちは、心はまだその複雑な心境を整理し切れないまま一晩悩み続けたのだ。 「雪くん……睦月くん……甕くん……すまない。本当にすまない……」 もうこんな事にならないよう、これからはしっかりと考えて生きていかなくてはならない。 二人の犠牲の元残った命を無駄には出来ないからだ。そうやって少しは気持ちが前向きに変わり始めてきた頃、甕の残した一枚の紙が輝の目に留まった。 「これは、甕くんが言っていた私の30年分の未来が書かれていると言う紙」 この紙があれば輝は自分の未来を知る事が出来る。それは何千万何億金をつぎ込んでも手に入らない価値ある情報。これさえあればもう人生の落とし穴に落ちずに済むと言うものだ。 あの時恐がって見れなかった紙を、輝は今こそ見る為ソッと手を伸ばした。その瞬間――。 「こりゃ人間ー!」 「うわぁ!? 一体なんですかーー!?」 突然輝の安アパートのドアが弾ける様に全開された。 こんな朝っぱらから一体誰がと思い、逆行で暗い入口を凝視すると、そこには見知った小さい女の子の影があった。 「早く逃げよ人間! 殺されるぞ!」 「八意思兼さん!?」 その影の主とは先日高天原に帰った筈の八意思兼であった。もう会う事もなさそうな感じで去って行ったのに、次の日にはもう朝っぱらからアパートに乱入だ。 そのような珍事に輝の、昨日までの暗い気分は一瞬ぶち壊しになった。 「早くせぬか!」 「あっ、ちょっ――」 まだ朝食も途中で輝はどかどかと無許可のまま上がりこんで来た八意思兼に引っ張られる。 袖を掴まれ引かれて行き、玄関を通り外に出てしまう。 「一体どうしたんですか? いきなり血相を変えて、と言うかもう会う事もないだろうって昨日」 「奴が来るのじゃ!」 「ヤツ?」 輝はこのような神の奇行に観念したのか、ちょっと待ったをかけて履き慣れた草臥れ気味の革靴を履く。 その間も八意思兼は腕を組み脚をリズミカルに上下動させ、一分一秒も惜しいと言った風な雰囲気を出している。 やがて輝が靴紐を縛り終えると、そのまま手を引いてまたまた駆け出すのだった。向かう先は学校とは正反対の方向、本土に続いている双葉大橋の方向である。 歩調はやがて八意思兼が疲れたのかただの早歩き程度まで落ちた。とは言っても女子小学生くらいの身長の八意思兼の早歩きだ。輝にとっては普通に歩いているのと変わらない。 そんな中、暫らく歩き人影が少なくなってきた所で八意思兼がやっと輝に事情を説明し始めた。 「恐ろしく高慢ちきで偉そうで傍迷惑な奴が来るのじゃ!」 (それ自分の事言ってるのかな……) 「今なにか失礼な事考えてたじゃろ?」 「いえいえ全然!」 恐ろしく高慢ちきで偉そうで傍迷惑な神とはどんな人なのか?いや、人ではなく神かもしれない。 兎に角八意思兼のこの慌て様、尋常ではない人物がこれから双葉学園に来るだろう事は容易に想像がついた。 「それより一体誰が来ると言うんですか? そんなに危ない人が来るんですか?」 輝は思った通りの事を質問した。端的に誰が来るのか?をれを知る事がまず第一と考えたのだ。 だが八意思兼はそんな考えている暇も惜しいとばかりにズンズンと歩みを進める。そして早歩きで息切れしながら答えたのだ。 「人ではない、神じゃ。そして危ないと言うより、あの方が居ないと生きとし生ける者全てが困る事になる」 その神の名は――。 「これそこな男」 「え? 僕ですか?」 同時刻、輝達が慌しくしている頃双葉学園大学部のキャンパスに一人の女性の姿があった。 時刻は早朝七時半、まだ部活動やサークルの朝練をしている生徒や用務員、一部の教職員しか校内には居ない。 そんな閑散としている大学部キャンパスで、テニスの朝練をしているコートにその女性は入っていった。 (うわ、巫女服だ。本物? それともコスプレかな?) (て言うか誰? 入部希望者?) そんなヒソヒソ話が始まる中、件の人物は注がれる視線をナチュラルに受け流し、まるで注目される事は慣れていると言った風な態度で堂々と部員の一名に話しかけたのだった。 「もし 星見空輝と言う人間を探しておる そなた居場所を知らぬか」 「いえ、聞いた事ないですね。ごめんなさい」 「うむ」 渦中の人物は凛とした涼やかな声でそう言った。決して大きな声ではなかったが良く通る声で、練習中だった全部員が声の主に注目した。 女性は巫女さんのような白い着物に赤い袴を穿いていた。首には鏡のような変わったネックレスを下げ、純白に朱の紐で飾りつけがしてある羽織りを着ている。 髪は黒髪のロングストレート。まさに烏の濡れ羽色と言ったような表現がピッタリくる艶やかな黒髪だ。そして髪と同じくらい黒い大きな瞳も人目を引いた。 その女性は現われただけでその場の中心になってしまうような、不思議な存在感に満ちていた。 整った顔つきに穏やかな表情、その口から次の言葉が紡がれるのを、その場の全員が思わず待ってしまうほど美しい女性だった。。 「では星見空輝を探す方法は知っておらぬかえ」 「それなら島内放送を使えば良いと思いますけど……失礼ですが、どちらの方ですか?」 確かに女優かモデルのように綺麗な女性だったが、意外と綺麗どころの多い双葉学園。生徒はある意味美人慣れしていたせいもあって、その人物が怪しいと言う事を認識する事が出来た。 敵意や悪意があるようには見えないが、目的は聞いておく必要があるだろう。不用意に学校の施設を教える訳にも行かない。 そう思い男子生徒がその女性の素性を聞くと、巫女服の変わった口調で話す大和撫子はこう答えたのだ。 「わらわを知らぬとは無礼な奴よ まぁよい名乗らなかったこちらの非礼もあるしの」 その口から語られた言葉は真実の言葉。 女性は神道で最も高い位にある神。太陽神であり高天原を支配する女性神。その名は――。 「わらわは天照大神《あまてらすおおみかみ》 豐葦原中國《あしはらのなかつくに》の最高神である」 「月の作戦は失敗したそうねぇ……」 大理石で囲まれた神殿に甘い声が響き渡る。 多くの部分を外からの光のみを光源とした作りの神殿は、光に照らされた所以外は漆黒の影で隠れ、石造りの作りが冷たい印象を与えている。 その神殿の最深部、紅い絨毯が入口から一直線に伸びる先に、豪華絢爛な椅子に座る一人の女性が居た。 「申し訳御座いません。後一歩の所まで行ったのですが、天津甕星の奴に邪魔をされまして」 「ふぅん……やっぱり『不順わぬ神』って事なのかしらぁ」 その玉座の前に傅く一人の男が『永遠の満月事件』の顛末を報告した。 作りは古代ギリシャの神殿のようなデザインの中に、古代日本の着物を着た男がポツンと居る様は何か妙な違和感を覚えさせる。 その男が使える主は玉座にラフに構えたまま、プラチナブロンドの髪を指先で弄っている。瞳は赤く肌も透き通るような雪色だ。 その人物もまた神殿に似合わぬ金銀錦で飾り付けられた豪華絢爛な十二単を着ている。現実離れした美しさを持つ女性は気だるそうに天津甕星の事を『不順わぬ神』と言った。 「まぁいいわぁ。運命を変えたのは無能力者じゃないものねぇ……運命は変わっていないはずよぉ」 「次はいかがなさいますか? 月読命《つくよみのみこと》様」 顔を下げ報告していた男はその厳つい顔を上げ目の前の主に尋ねた。 月を司る日本の最上位神の一柱。『月読命』それが彼女の名前だった。 太陽を司る最高神天照大神とは姉妹に当たるこの神が、裏でどう糸を引いていたかはまだ分らない。 しかしその月読が絡んでいた以上、この『終末の運命』はただリガルディーが掴まっただけで終わるはずが無いのだ。 「次の十三番目の星座が輝く夜……きっと星々の雨と永遠の夜が来るわねぇ」 月読が神殿の外、砂の大地と地平線と真っ黒な夜空しか見えない景色を見つめながら言った。 ここは月読の神殿。高天原であり天であり宇宙である神々の世界にある天体の一つ、月に存在する彼女の為の祠。 そこから月読は何を見て何を思うのか……人間である輝達には分らない。 ただ一つハッキリとしている事、それは今度こそ『何の異能力も持たない人間』によって運命を変えなければ、地球最後の日が来ると言う事だった。 星見空輝と天津甕星の物語はまだ続く。 神々の思惑の中翻弄されながら、真実へ向かう旅はまだ始まったばかりなのだから。 ――永遠の満月の方程式 終わり―― 【永遠の満月の方程式 -急- 前篇】に戻る ※おまけ 「先生なら聞いた事があるかな、『|復讐の女神《ネメシス》』と『反地球《クラリオン》』と言う星を」 「そ、それは存在しない星の名ではありませんか! それが一体何の関係が」 「ラルヴァや異能力者なんてものが実在するのに、何故ネメシスとクラリオンが存在しないなんて言えるんだい?」 「それは……物理学上存在し得ないから……」 「だがまだ実際には観測結果は出ていないよね」 「確かに……」 「先生、異能力によって既に宇宙の理は破られた。そして『永遠の満月の方程式』の元となるラグランジュの五次方程式には解が他にも存在したね?」 「L3……X-18-999ポイント……」 「俗に言う『マリオネット・ポイント』と呼ばれる場所じゃな」 「『宇宙の盲点』……まさかラルヴァや異能力は……まさか……」 「2600万年おきの生物の大量絶滅――本来ならば人類にはまだ2000万年の猶予が残されておった」 「しかしそれももう終わりなんだ。ネメシスは既にある星に軌道を乱され、オールトの雲を掻き乱してしまった」 「まさか『グリーゼ710』ですか!?」 「ご明察じゃ」 「滅びの時はまだ終わっては居ないよ、先生。今度こそ異能力者の力もラルヴァの力も借りず、何の力も持たない人間の手で運命を覆さなければ――」 ――その時こそ、人類は天の理によって絶滅する―― 「先生、今度こそ覚悟はいいかな?」 「私に何が出来るか分りませんが……やってやりますよ。今度こそ、私自身の意思で」 「決まりじゃな」 「では行くとしようかの」 「どこにですか?」 「宇宙の事なら行く先は決まっておろう」 「まさか……まさか本当に!?」 「さ、行くよ先生。米国のNASAへ。そしてもう一つの地球であり黄泉と呼ばれる|遥か彼方《ニライカナイ》の地、反地球《クラリオン》へ」 「そしてそこで再び出会うのじゃ。お前の愛する亡き人とな」 トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17033.html
登録日:2012/10/27(土) 02 33 38 更新日:2024/09/15 Sun 16 46 04NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO用語項目 うちはオビト うちはサスケ うちはマダラ チート ペイン ペイン六道 三大瞳術 人間道 修羅道 六道 六道仙人 十尾 地獄道 外道 大した能力 大筒木ウラシキ 大筒木カグヤ 大筒木シバイ 大筒木ハゴロモ 大筒木モモシキ 大筒木一族 天道 最強の眼 特異体質 畜生道 白眼涙目 瞳術 神樹 紫目 血継限界 輪廻写輪眼 輪廻天生 輪廻眼 輪廻転生 長門 餓鬼道 キ ン 輪廻眼! 輪廻眼(りんねがん)とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』に登場する忍術の中でも特異体質の一つ。 ●目次 ◆概要 ◆開眼 ◆能力 ◆眼の移植 ◆ルーツ ◆上位種◇輪廻写輪眼 ◆六道の術◇地獄道 ◇餓鬼道(封術吸引) ◇畜生道(口寄せ輪廻眼) ◇修羅道 ◇人間道 ◇天道 ◇外道 ◆固有瞳術◇輪墓(リンボ)・辺獄(へんごく) ◇天手力(アメノテジカラ) ◇天之御中(アメノミナカ) ◇高御産巣日神(たかびむすびのかみ) ◇ウラシキの固有瞳術 ◆その他の術 ◆使用者◇地球人 ◇大筒木一族 ◆余談◇写輪眼と輪廻眼、そして輪廻写輪眼 ◇切り替えの可否 ◆概要 「忍の祖」と言われる伝説上の存在、六道仙人が開眼したとされる究極の瞳術。 日向一族の白眼、うちは一族の写輪眼と合わせて三大瞳術と称され、その中で最も崇高にして最強の眼。 はたけカカシや自来也によると、写輪眼や白眼と違って遺伝によって伝えられるものではなく、突然変異によって発生するとされ、一応は血継限界として扱われる模様。 六道仙人は輪廻眼の持つ圧倒的な力により、当時人類を震撼させた怪物「十尾」を打倒し己に封印、更には「忍宗」を組織して人々を導き、荒廃した世界に秩序と安寧を齎したと伝えられる。 現代においては暁のリーダーであるペイン(長門)が開眼しており、その圧倒的な力を以て最強の忍里と言われる木ノ葉隠れの里を蹂躙した。 ◆開眼 開眼すると、眼球全体が薄紫の波紋模様に変化する。 長門は両親を眼の前で殺された時、感情を爆発させることで開眼した…と思われていた。 しかし、後にこの長門の輪廻眼はうちはマダラが開眼したもので、長門の気付かぬ内にこっそり移植されていたことが判明する。 作品終盤で判明した真の開眼条件は以下の通り 六道仙人こと大筒木ハゴロモの二人の息子の一人・大筒木インドラの子孫(*1)に生まれ、尚且つ「インドラのチャクラを持った彼の転生者」が「永遠の万華鏡写輪眼」を獲得し瞳力を高める その「インドラの転生者」がなんらかの方法でハゴロモのもう一人の息子である大筒木アシュラの転生者(*2)のチャクラを取り込み(*3)合一化させる。 最後にその者自身が死への「恐怖心」「強い怒り」「悲しみ」を持つ これらの行程を経てようやく開眼する。 言ってしまえば息子たちのチャクラを掛け合わせることでハゴロモ自身のチャクラを導き出し、写輪眼をそのルーツとなる輪廻眼へと回帰させる「一種の先祖返り」である。 開眼の大前提となるのは インドラの血を引いている(写輪眼を開眼出来る)こと インドラの転生者であること であるが、前者はともかく後者の条件に関しては一つの時代に一人しか存在し得ないうえ普通では判別出来ない。 この「肉体」「魂」という先天的な条件を満たしたうえで、近親者を必要とする「永遠の万華鏡写輪眼」を発現し、更に「アシュラの転生者のチャクラ」を取り込むといったかなり特殊な条件が重なっているため、伝説上の存在となったハゴロモ以来マダラまで千年以上開眼者が現れなかった。 上記のように「突然変異の産物」といった扱いになっていたのも開眼条件を見出せるだけの実例が無かったため。 真の開眼条件を把握ないし予想出来ていたのは、本編中では黒ゼツくらいだったと思われる。 ◆能力 輪廻眼を持つ者は五大性質変化全てを高レベルで扱うことができる他、加えて「六道の術」と称される強力な6系統の特殊能力を得る。 またこれらとは別に開眼した本人専用の固有瞳術も発現するようになる。 一方で写輪眼と異なり、視覚を介して能力を発揮する特性はなくなり、完全に能力の媒体としてのみ機能するようになる。 生前に保持していた者が穢土転生を掛けられると肉体と共に輪廻眼も再現され使用可能になる(移植者でも同じ)。 ペイン六道を操れる程の遠隔操作能力の応用か、輪廻眼の穢土転生は術者の逆探知が可能になっている。 しかし、後述の輪廻天生や口寄せ・外道魔象など一部の能力は使えないなどの制限が付加される。 また、死ぬ前に他者に移植していた場合、輪廻天生で生体となると再現された輪廻眼は崩れてなくなってしまう(なお、移植先の人物を穢土転生した場合でも輪廻眼が再現される)。 続編『BORUTO‐ボルト‐』ではカグヤの痕跡を追える他、「時が止まったかのような」モモシキの空間をボルト以外で唯一認識する等のさらなる能力を披露している。 ◆眼の移植 他の瞳術と同様、移植することで他者でも輪廻眼を扱うことができる。 ただし、安全に扱う為には千手一族の力が必要不可欠で、マダラ復活の為の移植先に長門が選ばれたのは、千手の遠縁で生命力の強さに優れたうずまき一族の末裔だった為。 しかもその長門でさえ、長期間の使用で自身の肉体が衰弱しきってしまうほどに消耗してしまっている。 左眼を移植したうちはオビトも半身が柱間細胞で構成されているため問題なく使用することができるが、片眼を移植しただけで自我を失いかけ、両眼を移植することは叶わなかった。 なお、万華鏡写輪眼と異なり移植先の人間は元の持ち主の固有瞳術を使うことはできない。 ◆ルーツ 前述の通り特殊な条件下でしか開眼出来ない輪廻眼であるが、そのルーツは大筒木一族が持つ固有能力の一種。 同じく大筒木一族が保有する白眼などに似た物といえる。 マダラやサスケが開眼した物はハゴロモのチャクラから導き出されたものだが、ハゴロモ自身の輪廻眼は彼の母である大筒木カグヤから受け継がれた素養である。 なので元を正せば大筒木一族が派遣したカグヤによって作中世界となる星に持ち込まれた大筒木一族由来の異星(異次元)人の遺伝的因子と言える。 ただし、カグヤは当初は白眼しか持っておらず、チャクラの実を食したことで額に輪廻写輪眼を開眼。 そこから息子であるハゴロモに、更にその直系の子孫達へとその因子が受け継がれた。 だが、人間との交配が進む過程で大筒木の血が薄れていくと共に輪廻眼として発現することは無くなり、本編時点ではうちは一族の写輪眼としてしか発現しなくなっていった(*4)。 これはカグヤから高い純度で現代まで受け継がれている日向一族の白眼とは対照的である。 なお、前項にある輪廻眼の開眼条件はあくまでもこのカグヤ(ハゴロモ)の血統に属する者に限った話であり、要は大筒木でない者が開眼する条件と言える。 カグヤの子孫以外で輪廻眼を開眼しているのは彼女と同じ大筒木一族に連なる者で、続編『BORUTO』では大筒木モモシキ、大筒木ウラシキらが登場している。 ただし、波紋模様は同じだが眼球の色が紫色ではない物もあり、モモシキの場合は両掌に眼球が埋め込まれる形となっており、色は赤。 チャクラの実と化したキンシキを喰らうことで額に第三の輪廻眼を開眼した。 更に映画と漫画版(TV版)で第三の輪廻眼開眼後の色が異なり、映画では三つとも紫色になったのに対し、漫画版では三つとも黄色になった。 ウラシキの場合は両目を輪廻眼・輪廻写輪眼・白眼に切り替えられるようになっており、輪廻眼の色は青。 更にチャクラと自分の両目を喰らうことで額に黄色の輪廻眼を開眼。 また、キンシキやイッシキなど白眼や他の瞳術は持つが輪廻眼は保有していない大筒木もいる。 その他、白眼の上位種である転生眼や淨眼など輪廻眼と同じ大筒木一族由来の瞳術も登場しているが、全員がそれらを併存させているわけでもないため、「大筒木一族が発現し得る複数の瞳術の中に輪廻眼も含まれている」というだけなのかもしれない。 ◆上位種 ◇輪廻写輪眼 輪廻眼の波紋模様に加え、波紋の線上に写輪眼のような勾玉模様が複数配置されている瞳術。 輪廻眼の上位種に位置付けられているが、作中では見た目以外普通の輪廻眼と何が違うのかは全く説明されていない。 代表的なものは十尾の眼で、カグヤをはじめとした十尾の人柱力となった者は額に第三の眼として赤い輪廻写輪眼を開眼する。 オビトが復活させた八尾と九尾が欠けた十尾と、マダラが復活させた九尾の半身が欠けた十尾の輪廻写輪眼は勾玉が六つになっているが、ハゴロモの回想で出てきた十尾の輪廻写輪眼は波紋の三輪目まで勾玉が確認できる事から、十尾のチャクラが少しでも欠けていれば勾玉も九つにならないのだろう。 マダラの輪廻写輪眼の勾玉は開眼当初は九つだったが、無限月読発動後は六つに減っている。なおカグヤ復活後は再び九つに戻っている。 サスケの左眼に開眼した輪廻眼も正確にはこちらに当たり、瞳力の酷使やチャクラの大量消費で消耗すると勾玉模様が消え、通常の輪廻眼となる。 チャクラの実由来ではないためか、色は通常の輪廻眼と同じ薄紫。 ウラシキも輪廻眼・白眼と切り替える形で両目にこの輪廻写輪眼を使用しており、輪廻眼が青いのに対し輪廻写輪眼は赤い。 ◆六道の術 基本能力。 移植者の場合はこれしか使えない。 作中の開眼者の多くは自前の能力や個人の専用瞳術を使っており、これらの能力を主体としていたのは長門くらいである。 ◇地獄道 生者の魂を抜き取り食らう、「冥府の王」の化身を口寄せする秘術。 魂を食われた人間は無条件で息絶える。 その上、この術の対象者は術者に掴まれた瞬間に全身から力が抜けてしまうため抵抗は不可能。 質問の答えに対する真偽を審判させる事もでき、虚偽を述べた者には死を与える。 なお、この閻魔も輪廻眼を持ち視覚共有されている。 ◇餓鬼道(封術吸引) チャクラの回路を逆回転させることであらゆる忍術を吸収し、体内で霧散させて無効化する。 単にチャクラを吸い取り自分のものにすることも可能。 仙術チャクラも例外ではないが、自然エネルギーの扱いに長けない者が多量に吸収すると石化してしまう。 また、術の特性上チャクラ吸収・霧散の速度には限界がある他、近距離用の術であるため防御範囲に限りがある、接近戦の真っ最中に咄嗟に発動出来る発動速度ではないといったリスクもある。 もっとも、輪廻眼を扱える可能性があるのは大筒木の系譜でも頭抜けた者に限られるので、体内でのチャクラ処理が追いつかなくなる規模の術はそうそう存在せず、石化にしてもナルトのように莫大な仙術チャクラを持つ相手から吸収する場合に起こり得るリスクである。 忍術に対する最強の防御手段であることは間違いない。 第四次忍界大戦当時のサスケのような、開眼したばかりの者では吸収と忍術の行使(チャクラの放出)を同時に行うことは難しい模様。 輪廻眼を開眼してからしばらく慣れる時間があったマダラですら、万華鏡写輪眼保有者の肉体に宿る忍術であるスサノオと「封術吸印」を同時に使用出来ずに度々被弾していたことから、そもそも不可能に近い芸当と推測される。(*5) また、あくまでチャクラを吸い取る能力であるため、我愛羅の砂や柱間の木遁のように「実体のある物質をチャクラで操作する術」「体術」「精神や領域に作用する幻術」には効かない。 ◇畜生道(口寄せ輪廻眼) 無制限の口寄せを可能とする他、他者(死体や口寄せの獣)に輪廻眼の能力を部分的にコピーできる。 込めるチャクラの量を増やせば輪廻眼特有の能力を付加することも可能。 この「口寄せ輪廻眼」の視界は全て共有されており、死角のないコンビネーションを行うことができる。 ただし、遠隔制御という性質上、術者本人が自ら戦う場合よりも術の精度や効力が落ちてしまう。 作中では三つ首の犬、カメレオン、ムカデ、怪鳥などの巨大生物を口寄せした。 地味に恐ろしいのが「増幅口寄せの術」で、この術は特定の口寄せ動物に対し、「攻撃されるたびにどんどん首が増える」「増えた首の数だけ分離できる」という能力を付与するものだが、実はこの能力が曲者。 口寄せの術で呼ばれた存在は、一定のダメージを受けるか破壊・死亡で自動的に口寄せが解けるのだが、この術に縛られた場合はいくらダメージを与えても口寄せを解くことが出来ない。 術者になっているペイン畜生道を倒して強制送還するか、「天照」で完全に焼き尽くすしか方法がない。 ◇修羅道 肉体に「絡繰の鎧」を口寄せする。 「ミサイル」「ロケットパンチ」「レーザー」を撃ったり超ハイテク。 忍界にない「異世界の兵器」でも関係なく呼び出すことが出来る。 また一時的に肉体の一部を機械化することも出来、ペイン六道の場合はこの能力で全身が常に改造状態にされている。 ◇人間道 対象の頭を掴み、体の動きを封じた上で記憶や情報を読み、最終的には魂を抜いて即死させる。 これらの行動は無対策の相手ならば全て一瞬で完了するが、相手がチャクラを練ってため込んでいた場合は相応に時間がかかる。 この術によって抜いた魂は地獄道によって抜いた魂と共有でストックされる。 ◇天道 神羅天征(シンラテンセイ) 斥力を発生させあらゆるものを弾き飛ばす。 基本的には掌を向けた方向に作用するが、全身から放って周囲を吹き飛ばすことも出来る。 敵をその攻撃ごと吹き飛ばしてしまえる攻防一体の強力無比な術だが、一回使用すると最低5秒のインターバルが発生する。 規模を大きくするとインターバルが長くなる他、耐え切られると斥力の反動で逆に自分が吹き飛んでしまう。 長門の場合、ペイン天道に力を集約することで威力を劇的に増幅させることが出来るが、他の個体が停止する上に長門自身も大きく消耗する。 万象天引(バンショウテンイン) 引力を発生させあらゆるものを引き寄せる。 物理攻撃とのコンボで使うことが多い。 一度に複数の対象を引き寄せることも出来るが、「神羅天征」との併用は出来ない。 地爆天星(チバクテンセイ) 黒い重力球を作り出して対象を引き寄せ、同時に引き寄せた岩塊で押し潰し封印する。 使用するチャクラ量次第でサイズは変わるが、形成される岩塊は丸い星のような形となる。 封印が完了すると脱出は困難だが、あまりに引力が強いため敵が放った攻撃をも引き寄せてしまい、その攻撃で核となる重力球が破壊されると術も解除される弱点も抱えている。 何より、特に尾獣一体を拘束出来る規模で発動する場合には、チャクラ消費が凄まじい。 その消費量は、木ノ葉隠れの里を消し飛ばす規模で「神羅天征」を発動した時を優に上回る。 この発展系として、六道仙人の陰陽のチャクラによって発動する「六道・地爆天星」が存在する。こちらは重力球ではなく、封印対象そのものを核として発動する。 大筒木一族や輪廻写輪眼を開眼した後のサスケは、この重力核を必要としない「地爆天星」を使いこなしている。 ◇外道 外道・輪廻天生の術 地獄道と対をなす術、単に「輪廻天生の術」とも。 強力な転生術で、死者を完全に蘇生することができる。 死体がある場合は閻魔の口から出した魂を死体に入れることで蘇生されるが、「穢土転生体」の場合は塵の肉体が生身の肉体に変化し蘇生される。 対象となる死者が極最近に死んだ者の場合は一度に大量の蘇生も可能だが、転生忍術の宿命として術者は死亡する。 極最近の者を少数蘇生するだけなら死に至る程の負担にはならない節の発言を小南がしているが、少なくとも死後何十年も経過した人物を蘇生する場合は術者の死は避けられない。 この術を使い絶命が確定した術者を行使後に延命することも可能だが、「六道の陽」の力が必須であり、それも長くは持たない。 輪廻「天」生なのだが輪廻「転」生とよく間違われる可哀想な術。単行本のあらすじ紹介にすら「輪廻転生」と誤植されてしまった(本編では流石になかったが)。 外道の術 ペイン本体にも突き刺さっていた黒い杭を生成する術。 刺された対象は死体ならペインのように自在に操作したり、生者なら自身のチャクラで操ったり動きを大きく制限する事もできる。 術者の力量差が大きく出る術であり、オビトが操るそれは片目だけでも長門より強力な縛りを実現させていた。 マダラを見るに穢土転生でも杭だけなら生成できるようだが、チャクラで対象の動きを制限する事はできない模様。 ◆固有瞳術 開眼された輪廻眼が個別に発現させる、その眼球固有の術。 万華鏡写輪眼の術とは異なり、眼球の元々の持ち主でないと使うことが出来ない。 また、マダラが固有瞳術を使い始めたのは輪廻天生によって生身と本物の輪廻眼を取り戻してからなので、穢土転生で再現された偽物の輪廻眼でも使えないと思われる。 開眼者各人毎に内容も様々、輪廻眼一つだけでも機能するものもあれば両目が揃ってはじめて真価を発揮するものもある。 ◇輪墓(リンボ)・辺獄(へんごく) マダラの両目の輪廻眼に宿った専用瞳術、単に「輪墓」とも。 見えざる世界「輪墓」に分身を作り出し、敵に全く気付かれずに行動させることができる。 この分身は現実に存在する敵を一方的に殴れる上、六道仙術やそのチャクラを持つ者以外のあらゆる攻撃が効かないが、行動に制限時間があり、限界が来ると本体と一体化し再発動までインターバルが生じる。 右眼のみの状態では分身は1体のみだったが、両眼を揃えた状態では4体出現させていた。 輪廻眼の持ち主なら反撃は出来ないものの視認可能な他、六道仙術が使える者は感知ができ、戦うことができる。 ちなみに名前の「輪墓」「辺獄」どちらも、キリスト教において「生前は洗礼を受けていない非キリスト教信者だったが、地獄に行くほどの罪も犯していない人が行くとされる、天国と地獄の間にある場所」という意味。 違いは前者がポルトガル語(*6)、辺獄が日本語というだけで、同じ言葉の繰り返しと言える。 ◇天手力(アメノテジカラ) サスケの左目の輪廻眼に宿った専用瞳術、間違えられやすいが「ヂ」ではなく「ジ」。 一瞬で任意の空間同士を入れ替える時空間忍術。 周囲からは「飛雷神の術」と同じく、凄まじく速い瞬身に見える。 また入れ替える対象は基本的には「サスケと別の場所(いれかえフックと言えばわかる人にはわかるだろう)」だが、物体同士の位置を交換することも可能。 能力が及ぶ有効範囲には限界があり、サスケが視野に入れた対象及び空間であり、かつ一定の距離内(*7)でなければならない。 しかし入れ替わる対象に制限はなく、六道仙人の力を手に入れたマダラ(彼は扉間とミナトの飛雷神による背後からの奇襲には完全に対応した)やナルトですら、この術の予備動作やチャクラの変化を感知することが出来なかった。 また、開眼当初は多用すると一時的に使用不能になっていたが、成長してからは瞳力を消耗し、勾玉模様の消えた普通の輪廻眼になっても関係なく使用可能。 ◇天之御中(アメノミナカ) カグヤの額の輪廻写輪眼に宿った専用瞳術。 自身と周囲の者を異空間に転移させる能力。 転移できる空間は「始球空間」「溶岩の海」「氷」「砂漠」「酸の海」「超重力」の6つ。 ただし、この術はあくまで強制的な移動のための術である=空間そのものはカグヤとは無関係に存在するため、移動先の空間の影響はカグヤ自身も受ける。 後のサスケはカグヤの痕跡を探るために自身の術でこれらの空間を探索している。 ◇高御産巣日神(たかびむすびのかみ) モモシキの両掌の輪廻眼に宿った専用瞳術。 チャクラによる術を右手の輪廻眼に直接吸い込んでストックし、左手の輪廻眼で威力を増幅して射出する。 増幅した忍術をストックした上で複数回に分けて使用したり、チャクラとして体力を回復することも可能。 しかし、カタスケが開発した科学忍具・小手と同じような理屈で起動しているようで、術を自分の物として体得することは出来ず、ストック切れをすれば補充するまで使用不能になる様子。 また餓鬼道とはまた異なった原理で術を吸っており、劇中では影分身すら吸収されかねない事が示唆されていた他、小説版では餓鬼道には吸収できない木遁すら吸収可能となっていた。 しかし、その性質上、「体術」「手裏剣」「刀剣」等による攻撃は吸収できない。 ◇ウラシキの固有瞳術 大筒木ウラシキの輪廻眼に宿った専用瞳術。 名称は不明。 ウラシキは輪廻写輪眼と青い輪廻眼に切り替える事ができ、それぞれに固有瞳術が存在する。 輪廻写輪眼の能力は「黄泉比良坂」のような異空間を繋げるゲートをつくる事ができ、輪廻眼では自身に適用される時間を巻き戻せる。 これらの他、ハゴロモにも固有瞳術があるはずだが現在のところは不明。 ◆その他の術 無限月読 神樹、もしくは神樹を取り込んで額に第三の眼として輪廻写輪眼を開眼した者が使用可能。 輪廻写輪眼を月に投影し、世界規模で全人類を幻術に嵌める光を発生させる。 この光は輪廻眼の開眼者、もしくは同等の瞳力を持つ者による「完成体須佐能乎」によってのみ防御することができる。 術に掛かった者を「神・樹界降誕」によって捕らえることで、半永久的にチャクラを吸収すると共に時間を掛けて白ゼツに変化させていく。 対象者の精神は「月読」の幻術世界に囚われるが、見せられる内容は対象者それぞれの望みによって決定する。 口寄せ・外道魔像 尾獣チャクラの入れ物である外道魔像を口寄せし、使役する術。 輪廻眼による口寄せだが正統な輪廻眼を持たない者には口寄せ出来ず、「穢土転生」で付与された偽物では使役出来ない。 十尾の抜け殻であるため戦闘力自体も高いが、本質的には膨大なチャクラの塊でもある尾獣を含め、生命エネルギーであるチャクラの器。 輪廻眼の適合者の中でも特に適性が高い者以外は、口寄せするだけでも自身の生命エネルギーを吸い取られて消耗し切ってしまう。 封印術・幻龍九封尽 外道魔像の口から出る半透明の龍の首で尾獣を人柱力から引きずり出しそのまま魔像の体内に納める術。 尾獣を完全に引き剥がすには数日かかる。 ちなみに、発動には暁の持つ指輪を用いるが劇中では大蛇丸が指輪を持ち逃げしているため術の効率が落ちている。 雨虎自在の術 輪廻眼とチャクラ受信機を応用した感知忍術。 雨雲を操り特定の場所に感知術を付与した雨を降らせ、降雨範囲に入った侵入者を「チャクラを遮る何者か」という形で即座に感知する。 術の起点はペイン天道であり、これが印を組むことで雨が上がる。 輪廻眼を応用した術のため、この場に記載。 ◆使用者 ◇地球人 六道仙人 忍の祖、本名は大筒木ハゴロモ。 アニメでは白眼から写輪眼を経て額の万華鏡写輪眼と共に開眼した。 うちはマダラ インドラの転生者。 終末の谷で初代火影・千手柱間に敗北した後、柱間細胞を傷口に移植し、老化による死の直前になって開眼した。 ただしマダラ自身は主に治療や延命目的で移植を行い結果的に開眼しただけで、開眼後も「正確な条件(自身と柱間が転生者であることなど)」を理解していたわけではなかった。 本編に登場する輪廻眼の大半はマダラのものである。 長門 幼少期にマダラの輪廻眼を移植された。 固有瞳術などは使えなかったが、その代わり六道の術を最も使いこなしていた。 うちはオビト マダラの輪廻眼を左目のみに移植。 片目だけで制御は手一杯だったものの、最終的には十尾の人柱力にまでなってしまうのだから大した奴である。 なお純粋な戦闘力だけで見れば輪廻眼よりも彼の万華鏡写輪眼の固有術の方が強い可能性があるので、 輪廻眼は片目だけにして自身の万華鏡を残したのは結果的に英断だったかも知れない。 うちはサスケ インドラの転生者。 心臓を貫かれて瀕死の状態に陥った後、カブトから治療のため柱間の細胞を移植されて「アシュラのチャクラ」と融合。 更に、チャクラ体として生き続けていた六道仙人から力を与えられた事により、左眼のみに輪廻写輪眼を開眼した。 しかし「BORUTO」においてボルトを乗っ取ったモモシキの攻撃を受けて目を潰され、力を失っている。 ◇大筒木一族 大筒木カグヤ チャクラの祖、ハゴロモの母親でもある。 額に輪廻写輪眼を開眼しており、無限月読や天之御中といった惑星規模の強大な瞳術を使用できる。 大筒木モモシキ 二つの輪廻眼が両掌に埋め込まれている。 後にキンシキを実にして喰らう事で第三の輪廻眼を額にも開眼した。 大筒木ウラシキ 両目の白眼から切り替える形で輪廻写輪眼と青い輪廻眼を使用可能。 更にそれらを喰らえば額にも開眼できる。 大筒木シバイ 上三人と同様に額に開眼している。 しかしそれ以上に神術がチートすぎるため、最高瞳術であるにもかかわらずやや影が薄いという逆転現象が発生している。 ◆余談 ◇写輪眼と輪廻眼、そして輪廻写輪眼 ハゴロモ以降で輪廻眼を開眼したのはうちはマダラ一人だが、彼は「穢土転生」された後も「輪廻天生」で蘇った後も、自前の万華鏡写輪眼の術は一切使用していない。 体術のほかには 一族十八番の火遁 万華鏡の共通能力である須佐能乎 基本中の基本である幻術 のみで、固有の瞳術は輪廻眼の「輪墓・辺獄」のみである。 「須佐能乎」は「万華鏡を開眼して変質したうちはのチャクラ」によって発動する術であるため、うちはの血脈ならば眼球の有無は関係ないが、話をややこしくしているのが長門の存在である。 マダラの輪廻眼を移植された彼は、輪廻眼の「六道の力」は使用できても写輪眼の能力は使用できていなかった。 瞳術を使わないのなら単に知らないからで済むが、写輪眼の基本である見切り能力も発動していない。 このヒントは、ナルトとビーが遭遇した人柱力六道である。 彼らは「右目に写輪眼」「左目に輪廻眼」を持つオビトによって「口寄せ輪廻眼」で召喚され、その結果彼と同じ目を持って現れた。 八尾の観察によれば、彼らは輪廻眼で視界を共有しつつ写輪眼で動きを見切るというコンボを使用しているが、輪廻眼が写輪眼の能力を内包しているなら、左目だけで見切れるはずである。 ここから輪廻眼の状態では「六道の力」が使えるが、写輪眼としての能力は全て消えるという見かたができる。 つまり、写輪眼・万華鏡写輪眼の持つ「見切り能力」「幻術」「固有の瞳術」は、輪廻眼の状態では全て使用不能となり、その代わりに「六道の力」と「輪廻眼固有の瞳術」が解禁されるのだと思われる。 長門が写輪眼の能力を使わなかったのは、輪廻眼は最初からそういうものだと思い込んでおり、写輪眼へ戻す方法を知らなかったため、ということになる。 ゆえに、須佐能乎以外の瞳術を使う場合、状況に応じて輪廻眼と写輪眼を切り替えながら戦う必要に迫られる。 そしてここから、サスケの左目「輪廻写輪眼」が何なのか、という謎も推測が立てられる。 輪廻写輪眼とは両者の瞳力を同時に現出した瞳術であり、「六道の力」と「写輪眼の瞳術」を、状態を切り替えずに使用できる眼だと思われる。 ◇切り替えの可否 ごく短い時間しか登場しなかった人物(カグヤ)を除いて、作中で輪廻眼を見せているのはマダラ・長門・サスケの3人が存在する。 このうちマダラは通常の眼→写輪眼→輪廻眼の切り替えをしているシーンがあるが、長門は平常時でも常に輪廻眼状態である。 ここまでならカカシの写輪眼と同様、「自身で開眼させた眼であれば切り替えができる」という理屈が成り立つが、サスケの左目は自身で開眼した輪廻眼であるにもかかわらず、一度発現したらずっと輪廻眼のままである。 ラストシーンのナルトとの相打ち後は左目は閉じていたため輪廻眼は確認できないが、その後のBORUTOでは左目の輪廻眼を見られて要らぬトラブルを招いており、前髪を伸ばして隠すようにしている。 一方でTHE LASTにおいてサスケは両眼とも通常の目の状態でヒアシを拾っているため、切り替え自体は出来るが戦闘中に輪廻眼を見られないようにしているのだと考えられる。 マダラが、輪廻眼になった時、驚いたことから自分の意思で輪廻眼になったものでは無いと思われる。 そもそも輪廻眼と万華鏡等の瞳術に切り替えれることを知ってるのであれば驚く必要がない。 輪廻眼を持つもの全ての共通点は、輪廻眼になってから元のもしくは万華鏡や通常の写輪眼に終始戻していない。 このことから考えると輪廻眼から元の眼球に戻すことが出来ないと考えられるが、BORUTOで大筒木ウラシキが白眼から輪廻写輪眼へ切り替えた映写があり、まだ結論づけるのは早い。 追記・修正は六道の力を手に入れてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-06-19 21 25 55) 十尾の人柱力になる前にも関わらずハムラとの共同とはいえ月程の大きさの地爆天星が造れるとかハゴロモもだいぶぶっ飛んだ瞳力だと思う 流石はカグヤ直系の息子ってことだろうか -- 名無しさん (2016-06-24 14 43 00) 普通の人間では輪廻眼を移植したらコントロールはできるかな? -- 名無しさん (2017-01-31 22 05 24) 多分無理かと。うちは一族であり、柱間細胞がほぼ半身を占めていたオビトですら1つで自我を失いそうになってたし。 -- 名無しさん (2017-02-26 19 10 24) 輪廻眼の状態では六道の力が使えるが、写輪眼としての能力は全て消える、っていうのは当たりかな。確か雷影を幻術にかけるときにマダラはわざわざ輪廻眼を写輪眼に戻してたよね。 -- 名無しさん (2017-06-18 22 46 53) 最終的に輪廻眼に開眼したサスケってやっぱり長門みたいにミサイルやビーム兵器も使えるのかと思ったらちょっと見てみたいな。 -- 名無しさん (2017-09-16 04 44 17) サスケは修羅道の腕を義手に使えばいいのに -- 名無しさん (2017-10-12 09 45 21) 修羅道って素体の時点で改造済みみたいな身なりだったけど全身改造は修羅道の能力ってことになってるね -- 名無しさん (2018-08-13 18 13 48) 修羅道は絡繰の口寄せより体術の強化の方が修羅っぽい感じがする -- 名無しさん (2018-08-22 09 25 47) マダラ・ウラシキ 自前の眼だから切り替えられる 長門・サスケ カカシと同じで授かりものだから戻せない こうか? -- 名無しさん (2019-02-08 14 15 54) イッシキの右眼は輪廻眼か分からない(少なくとも模様は全然違う)しここに載せるのはおかしくない? -- 名無しさん (2021-08-17 22 29 08) ↑作中描写的にはどちらかと言うと万華鏡写輪眼に近い気がするよね。イッシキのは -- 名無しさん (2022-02-18 18 48 01) アニメではマダラが雷影を万華鏡写輪眼に切り替えてから幻術にかけていたから切り替えはできるんじゃないかな、サスケはあくまでも六道仙人からの授かり物なだけで -- 名無し (2022-02-21 02 57 26) ↑開眼したの自体はマダラと同じ条件満たしたからだと思う。輪廻写輪眼になったのは六道仙人から力もらったからだろうけど -- 名無しさん (2022-02-21 03 28 14) 見た目は似ていますが紅先生は当然輪廻眼ではありません -- 名無しさん (2023-01-03 17 46 31) 餓鬼道や高度な探知能力は劇中の描写を見る限り須佐能乎同様に使える様だな。 -- 名無しさん (2023-03-26 17 26 08) なおクナイでぶっ刺されると当然の如く潰れます( ;∀;)こんだけ崇高なら物理攻撃干渉不可とか自然再生とか眼球無くても視力瞳力も有りとかになって欲しかったぜ… -- 名無しさん (2023-04-02 14 50 44) 切り替えの可否は単純に輪廻眼か輪廻写輪眼かの違いかと。輪廻眼は写輪眼の能力使えんから切り替える必要あるけど、輪廻写輪眼は使えるから意味なくて想定されてないとか。ウラシキは白眼と輪廻写輪眼、別々の能力を使い分けてるだけだから切り替えとはまた違うのでは。というかサスケェの眼ェ治してくれ… -- 名無しさん (2024-01-17 13 20 47) 理屈で言えば、アシュラ転生者に永遠万華鏡とインドラチャクラ移植しても輪廻開眼の可能性があるのか?そもそも移植の手段がなさそうな机上の空論だけど -- 名無しさん (2024-06-15 02 16 03) マダラの嵐遁といい、サスケ烈伝でのサスケの氷?で作ったクナイといい、もしかして輪廻眼って5大形質変化だけじゃなくてそれを掛け合わせた血継限界すら使えるのか? -- 名無しさん (2024-09-15 16 46 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/433.html
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/16789.html
永遠の友情パワー! R 光/水/闇/火/自然文明 7 呪文 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■コストが同じで、同じ種族を1つでも持ち、カード名と文明が異なる進化ではないクリーチャーを2体選び、自分の手札、墓地、またはマナゾーンからバトルゾーンに出す。 作者:宇和島 フレーバーテキスト 無為を打ち砕くのは、虹色に煌く友情! 収録 DMTend-04 「終末世界編 第4弾 新星の新生(エンドレス・アース)」 評価 サイクリカでクルクルしたくなりますね。唯、縛りが結構きついのが難点か。まぁ一体しかいないならその一体を踏み倒せば良いだけですし -- 名無しさん (2016-04-23 23 41 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/152.html
第005話 「総ての序章 その1」 (1) 1850年(嘉永3年)6月28日。 というから「怪談」で知られる小泉八雲に1日遅れた事になる。 ともかくも、彼は生まれた。 生まれた当時は他の人間がそうであるように、ただ泣き喚き乳を欲し、排泄物の処理を他 者に委任していた彼であるから、後年起こる数多の出来事──… 1853年 (03) 黒船来襲 ※()内は年齢 1854年 (04) 日米和親条約締結 1858年 (08) 安政の大獄 1860年 (10) 桜田門外の変 1863年 (13) 新撰組結成 1864年 (14) 池田屋事件 禁門の変 1866年 (16) 薩長同盟成立 1867年 (17) 大政奉還 1868年 (18) 明治元年 鳥羽・伏見の戦い 1869年 (19) 東京遷都 鳥羽・伏見の戦い終結 1777年 (27) 西南戦争 1878年 (28) 大久保利通暗殺 1894年 (44) 日清戦争 1904年 (54) 日露戦争 1905年 (55) ポーツマス条約締結 は知る由もなく、更にはこの年表最後の年において運命的な出会いを果たし、ひいては10 0年の永きに渡り友人を守護するとは到底思いもよらなかっただろう。 蝶野爆爵。 ホムンクルス共同体、L・X・Eの創始者にして盟主。 どちらかといえばDr.バタフライという名の方が馴染み深くはあるが、本章では彼が人間を やめるその時まで爆爵と記す。 彼の青春期において天下はとかく沸騰していた。 幕末、である。 ただ爆爵は性格上、沸騰を遠くから冷ややかに見つめていた。 第一、彼が今でいう埼玉県に生まれたのも悪かった。 埼玉といえば江戸と隣接し、川越の城下町などは江戸の北方を防衛する役目を課せられ、 「小江戸」と呼ばれるほど栄えていたというから、幕末という時期の熱が江戸を介して爆爵の 身辺に伝わらぬ事はなかっただろう。 しかし江戸より更に南方に位置する横浜と比べれば、熱の度合いは格段に下がる。 開国と同時に多くの西洋文化が雪崩れ込んできた港町と、依然旧態の宿場町しか擁さぬ内 陸部では、火事場と昼下がりの縁側ほど熱が違う。 自然、爆爵の周囲の人間は皆、幕末という時勢を対岸の火事の様に眺め続け、京都や会 津などといった土地に比べれば驚くほど平和な状態のまま維新を迎えた。 だが、時勢に応じて気炎を吐かざるを得ない激越論者という者はどこにでもいるらしい。 根岸友山という50を過ぎた男が徒党を組んで歩き回り、幕府お抱えの浪士組(新撰組の前 身)に参加すると所構わず吹聴したり、宿場町のそこかしこで若衆が拙いながらに時勢を論 ずるのを見るたび、爆爵は白眼を以って断定した。 「劣」 熱に惑わされる彼らが、ではない。 若干13歳にして、物事をひどく現実的に見る癖(へき)を備えていた爆爵からすれば、威勢 を誇り空疎な議論に没頭する輩のみならず、それを育む社会そのものがもはや劣っている としか言いようがなかった。 元々、蝶野の一族は先祖から子孫に到るまで、物事を極端な二元論で評する癖が備わっ ている。 例えば子孫の一人には、「要」「不要」で子供を差別する者がいた。 長らく「副」の立場に押し込められたと、「主」である兄を憎悪した青年もいた。 「自分と蝶」だけを愛し、「自分と蝶以外の全て」を憎み、「名を呼んでいい男」「それ以外」の 線引きにこだわり続けた蝶人もいる。 爆爵も「優」と「劣」という二元論を持っているし、思想はそれだけで充分だと思っている。 佐幕や尊王などという、書を読み師を持ち、同士と膝を交えて昼夜激論し続けて、ようやく 「分かったような」気になる空虚で複雑怪奇な思想などは、不要だ。 彼にいわせれば、そういう流行の思想に染まろうとする人間や、伝染を許す社会は「劣」だ。 他者の作り出した流れに惑わされるばかりの連中は役立たずにすぎない。 その点、維新三傑や坂本龍馬のような人物はいい。 思想の空虚さをいちはやく見抜き、的確なる行動を時代に対して打ったのだから。 だが歴史というのは流れるもので、彼らは必ず死に、作り上げた素晴らしい『機構』の数々は 「劣」の人間どもが食い荒らして崩壊させてしまう。 優れた物には、必ず「原則」というものがある。 秀でた人間が、設計思想に伴う数多くの概念を凝集し、それらを滞りなく動作させられるよう、 幾年もの月日をかける以上、必ずあるのだ。 が、「劣」に属する連中は「原則」をまるで理解しない。 「引けば動く」「押せば止まる」 持ちえるのはその程度の認識だ。極めて反射的、蝿と同等の認識力だ。 そういう連中が、優れた物を使役すれば必ずどこかで歪みが生ずる。 機械や道具だけではない。 政府や国、組織といった人間の集団をまとめあげる『機構』という代物もだ。 最初はいい。 それらを作り上げた存在は、まごうコトなき「優」の立場の人間だから、溌剌たる指示の元、 『機構』に美しい機能を伴わせ、属する人間を能力以上に動かしていく。 だが、人間は必ず死ぬ。 始皇帝も頼朝も諸葛亮も家康も、志の全う如何に関わらず土と化す。 彼らの死後もしばらくは、『機構』も残る。が、必ずしも相応しい者に委ねられるとは限らない。 徳川幕府がいい例だ。 要職に就く条件を血の繋がりに設定した結果、ろくでもない劣どもの跋扈を許した。 考えてもみろ。 いかに優れた者の子とて、半分ほどしか「優」の血筋を持っていない。 その子が子を育めば、1/4へ薄まる。 逆に言えば貴人から2世代離れるだけで、3/4の血が別物となるのだ。 世代が進めばそれはますます顕著になる。 7/ 8 15/16 31/32 63/64 : : 単純な肉体の話ですらこうなのだから、「優」の精神に至ってはますます継承を望めない。 更に家督などという無意味な概念を保つため、養子を貰い受ければ── 「優」とはまるで無関係の存在が要職につく。 そいつらの目的は、家庭の保持しかなく、職に求むるのは一定の給金だけだ。 『機構』の中で自らの職が機能するよう務めない。決して。 古来、『機構』が永遠に姿をとどめた試しがない原因はそれだ。 現に爆爵が見た「幕末」の光景もそうであり、人間への失意を深めさせた。 仮に国を強くしようとする者が現れ、この動乱を収めたとしても、100年も立てばまた同じ事 が繰り返されるだろう。 人に寿命がある限り、何度でも何度でも。 轍で結ばれた輪は断たれる事なく、何度でも。 爆爵は、西洋貿易により4代にも渡る名家を築き上げたのを見ても分かるように、非常に高 い実務能力を有している。そのせいで並の人間にはおおよそ打ち解けない。 翻せば、相手を一度認めてしまえば後はどこまでも真摯で誠実な付き合いをする側面を有し ているが、認めるまでがとかく厳しい。 根が現実主義者だからこそ、理想に対して妥協ができないのだ。 しかも爆爵は、自身の求める「優」の定義が良く分からない。 持ちうる二元論は単純だが漠然。論理よりは直感で認めるほかないと思ってはいる。 されどそんな物は、彼の故郷にはない。 前述の通り、瓦解しつつある幕府の原因が人の生命と惰性にあると考えてしまっている以上、 人間を「優」と認めるのはできない。が、認められる物は欲しい。 懊悩は日本という国に対してやがて範囲を広げ、若い爆爵はたまらず横浜へ駆けた。 当時は世界から様々な科学技術が流れ込んできた時代。 横浜ならば彼の直感に叶う「優」があると信じ、若い爆爵はまだ雑駁としている街をうろついた。 そして。 露天で売られていた一冊の本に惹き付けられ、購入した。 それが錬金術と爆爵の出会いであり、彼は支えを錬金術に求めた。 錬金術の大いなる目的は、賢者の石の精製である。 卑金属を金に変える、生命を永遠とする、あらゆる奇跡を起こす。 といえば錬金術を知らぬ物でもピンとくるほど有名だ。 が、最終目的ではない。 実のところは、賢者の石の精製における「大いなる工程」の中で、生命を構成する3つの要 素を高める事こそが、本懐なのだ。 3つの要素とは、精神、魂、肉体。 つながりあうそれらを長大な研究の中で切り離し、別個に活性化させて高みへ導き、そして 完成した形で再統合する。 書により定義はやや異なるが、こと「成長」という物に重きを置く点ではいずれも同じである。 1905年。 55歳になった爆爵はその結論をようやく知った。 知るまでは大変だった。 膨大な量の文献をかき集め、西洋貿易の傍ら日夜研究にいそしむも、なかなかはかどらない。 原因は、錬金術特有のややこしい物言いだ。 例えば「水銀」などというキーワード一つとっても、書かれた時代や国によってまるで別の概 念を現している。 ひどいのになると「斑の豹、緑のライオン、烏の鉛のように青い嘴」などとパラドックスまみれ の表現が延々と続くだけの文献もある。 懸命に研究する爆爵としては、その曖昧模糊の表現をして悦に浸っている輩もまた「劣」だ。 錬金術の大義が成長であり、高みに到達するのが目的であるなら、実効性のある物を自ずと 生み出せるはずなのだ。 だがかき集めた文献の大半は、言葉をただこねくりまわりしいたずらに難解にしている虚仮 ばかり。 奴らもまた、惑っている。能力を超える莫大な資料の前に惑っている。 爆爵は幕末に見た人間と錬金術の研究者を重ね合わせて歯噛みした。 けれど苦い顔をしながらも爆爵は研究をやめない。 目的を果たせないなら役立たずだ。爆爵自身とて例外ではなく、やめられない理由もある。 維新後、貿易商として大成を収めた爆爵は、自分の寿命について考え始めた。 「死」自体は恐ろしくない。 が、40年かけてようやく学んだ錬金術が死と共に無に帰するのは耐えがたく、寂しい。 錬金術の膨大さに比べ、人間の時間は足らなすぎる。 更に死後、自分の築き上げたモノが「劣」たる人間どもに食い荒らされるコトを想起すると、 死よりも耐え難い屈辱に、身の裡からふつふつと暗い熱が巻き起こるのを感じた。 見も知らぬ想像の世界の「劣」どもに、明確なる殺意を覚えた。 奴らはただ惑えばいいのだ。乏しい才覚で美蜜に預かろうとするのはもはや「劣」以下。 醜い蛾にすぎない。蛾は炎(ほむら)の眩い光を炎と知らぬまま突っ込み、焼け死ね。 唾棄すべき思いの中で爆爵はただ自分のみが生きる事を切望し、錬金術によって永遠の生 命を得ようと思い始めた。 あくまで進化のために。 錬金術を究明し、精神も魂も肉体も高みへ昇らせる為に。 築き上げた物を「劣」の手から護り抜く為に。 けして時勢や他者の行動に、惑わされぬ為に。 研究はいよいよ進み、彼はついに不老不死の手がかりを掴んだ。 核鉄とホムンクルス。 片や精神を武器へ具現し、身に付ければ治癒力を高める金属の結晶。 片や肉体を強固に再編し、錬金術の力以外では倒せぬ半不老不死の怪物。 だが、研究はそこで行き詰まる。 存在や形は分かれど、いかなる方法で精製できるかはどの文献にも記されていない。 当節とって55歳。生物としての寿命にいささかの翳りが見え始めた頃だ。 焦りに目を濁らせた爆爵は、ふと山に行きたくなった。 気分転換。緑多き山に登れば、美しい蝶が見れるだろう。 ただそれだけ。それだけの動機が、大きな出会いと転機をもたらした──…
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4857.html
autolink() BM/W15-020 カード名:“永遠のライバル”晴彦 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5500 ソウル:1 特徴:《不良》? GOOD-BYE, My Brother! See you in the next Life! レアリティ:C illust.
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/181.html
今日 - 合計 - エターナルレジェンド 永遠の伝説の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 12時56分52秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/3134.html
タグ おっとり 曲名え 歌 Mayumi 作詞 吉田文 作曲 吉田文 作品 Ensemble 舞い降る羽のアンサンブルED
https://w.atwiki.jp/angevierge/pages/982.html
《永遠の後輩 佐久良舞衣菜》 プログレスカード レベル1/青/P6000/G4000/S0 【人間】/【超能力】 リンクフレーム Σ 《起》[手札にあるこのカードを捨てる] あなたの青のプログレスが4枚以上いるなら、 あなたの山札の上から3枚見てカードを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを捨札に置く。 憧れていた姿。自分もいつか、あんな風に「先輩」になれるんだろうか。 illust 一葉モカ 光輝の風と深闇の盾で登場のレベル2の青色のプログレスカード。 公式ツイッター ブースターパック第7章「光輝の風と深闇の盾」のカードを先行公開中!本日は青のΣフレーム「永遠の後輩 佐久良舞衣菜」です。後輩ちゃんは後輩らしくサポートに徹するカードです 使用感は0コストアクションに似ていますがアクション枠を割かなくてもいいのは嬉しいところ。手札の質を高めつつ山札枚数や捨札の調整も行える便利カードですので、青の濃いデッキなら入れて損はありません 収録 光輝の風と深闇の盾 B7-005 R