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玄関のチャイムを鳴らすとすぐに、「いらっしゃい」という言葉と共に扉が開いた。 私にとっては、もはや慣れ親しんだ場所で、友人の家に上がりこむときの特有の高揚感というものは感じられなかった。 「ハッピーバースデー」 と、お決まりの文句が私の第一声だった。親しい仲に改めて誕生日を祝うというのはどうも小っ恥ずかしく、 ちょっとした冗談も思わず添えてしまったのだが。 「お誕生日おめでとうございます」 一緒に来たクラスメイトもお決まりの挨拶をした。普段どおり礼儀正しく、なのに初々しく。 「おお、サンキュー」 ほら、そうしたらさっき私の冗談で怒っていた顔が、ふわりと柔らかくなって、私には滅多に見せてくれない 可愛らしい笑顔を隣に向けてしまうのだ。 こういうことになるのは分かっているのに……私はいつも素直になれないのだ。 目の前で微笑む私の大好きな人は、しかしその笑みが私に注がれることはなく、それに嫉妬してしまう自分が 本当に嫌になる。 「これ、つまらない物ですが」 ドロドロとした嫉妬にも気付かず、やんわりとした微笑を讃えながら、彼女は更にプレゼントの入った紙袋を手渡した。 あまり表情は変らなかったが、しかしいつも見つめている私には分かってしまった。彼女からのプレゼントに 本当に喜んでいることを。 そして私はまた彼女を恨めしくまた羨ましく思ってしまう。 ドロドロ。ドロドロ。ドロドロ。どす黒く、粘性の強い溶岩が体の中を流れていくような感覚。強い、独占欲が、 私を、支配して── 「……ッ」 冷や汗がつーっと流れた。また、やってしまったと思った。 私はそんな邪まな感情を拭い去ろうと、平静を装ってプレゼントを渡した。 やはり、あまり喜んではもらえなかった。私の想い人は、センスや趣味が私とはまるで違うのだ。 いや、それはきっと言い訳。勇気のない自分への言い訳。 本当はもっと別のものを買ってきていたのに、結局渡す勇気がなかったのだ。 部屋に上がらせてもらった私達は、愛すべき人の妹がつくったクッキーを肴に話に花を咲かせていた。 だけど私は、クッキーを食べてばかりいた。彼女の方ばかり見て話すのにまた嫉妬していたからだ。 なのに、あの人に『他人の誕生日なのだから遠慮しろ』と言われてしまった。 ああ、まったく私の行動は裏目に出てしまう。好かれたいのに、そのせいで嫌われてしまいそうなジレンマ。むしろ恐怖。 でも私はやっぱり意気地なしだから「美味しいからね」などとはぐらかす。 だけど私は一瞬手を止めてしまった。今回は自分も一緒にそのクッキーを作った、などといわれてしまったのだから。 体が、顔が火照るのが分かる。頬が高潮しているのかもしれない。 それはそう、ごく自然な反応。だって、家事が得意というわけでもないのに、私のために作ってくれたかも 知れないクッキー。 ・・・・・・・・・・・・ そう、作ってくれたかも知れないクッキー。本当は彼女のために作ったのかもしれない。 「どうしたの?」 またドロドロしたものがこみ上げる。私は咄嗟にごまかすことしか出来なかった。 「そう聞くと、美味しいのとそうじゃないのがある気がするから不思議だよね」 だって、あなたが作ってくれたものに叶うものなどないのだから。 「なんだと!」 また怒らせてしまった。 そうやって憎まれ口を叩いてばかりでその日は終わる──はずだった。 「じゃあ、私はこれで失礼しますね」 おっとりとした足取りと口調で彼女は退室した。 正直、ほっとした。最近彼女といると、嫌な感情ばかり覚えていたから。 「私も夕飯の準備してくるね」 妹もそういって出て行った。 気まずい。お祭りが終わった時の余韻と、やるせなさが混ざったのと同じ感じがする。そして何より、2人きり。 本当はもっと一緒にいたかったけど、その空気に耐えられず、私も帰ることにした。 「じゃあ、私も帰るね」 なのに、私は腕を掴まれた。 「え?」 ドキドキした。私の腕を掴む、その手を通して、鼓動が伝わるんじゃないかと思うぐらいに。 「その……送ってくから」 「ど、どうしたの。珍しいね。というか初めてじゃない?」 多分そんなようなことを言ったと思う。口早に言った台詞は、あまり考えずに言ったので覚えていないのだ。 あっという間に家についてしまった。 始終ドキマギしっぱなしだった私にとっては数分の出来事に思えた。 ガチャッという音をたてて、カギが開いた。 「それじゃ、さよ──」 うなら、と続けようと後ろを振り返り、私は瞬間固まってしまった。 「…………」 ・・ そこには、いつの間にか髪を下ろした愛おしい少女がいたのだから。 「あのさ、私ね、誕生日に言おうって決めてたんだ」 彼女が、言葉を紡ぐ。 「私……貴女の事が好きなの。 好きだから照れ隠しに怒って見せたし、好きだから一緒のクラスになりたいと思ったし、好きだから いつも一緒にお弁当を食べてたの!!」 狂おしいほど愛おしい。だけど届かないところにいたはずの彼女が、そんなことを言ったのだ。 もう、この気持ちを言葉にすることなど不可能に違いない。私はこんな気持ちを表す言葉を知らない。 「私、、、もぉ。私も、好き。大好きぃ」 「う、わ、ちょっと、なんで泣くのよ」 「だって、だって、だって」 嬉しさで涙が出るなんて本当にあるんだ、と思った。 「もお、仕方ないな」 そういって彼女は私をそっと包み込んでくれた。 彼女の手が、腕が、体が、暖かい。丁度彼女の胸の辺りに私の頭が、トンと乗った。 「ぅ……ぐしゅ」 「ほらほら、よしよし」 「うん……」 そっと、そおっと、彼女の手が私の髪を梳いていく。 まるで髪の毛の一本一本まで、彼女に染められていくようだった。 小一時間程たった頃だろうか。ポツリ、と呟いた。 「あたしもう帰らなきゃ」 「ヤダ」 「いや、ヤダって」 「ヤダもん」 もっともっと、こうしていたかった。 きっと一日中こうしていても足りないと思うのに、今だけなんて、耐え切れない。 「今日家に誰もいないから、泊まっていって」 「……わかったわ。まったく、こんな甘えんぼさんだったなんて」 私はその日最高の笑みを浮かべた。 とりあえず戸棚にあった紅茶でもてなすことにした。 今こうして私の部屋に一緒にいること。それだけだったら今まで何度かあったことだけど、今では 私達の関係は全く一転している。 それがとても不思議で、大切で、奇跡のようで、信じられなくて、夢を見ているような私がいた。 「えへへ」 自然と、頬の筋肉が緩む。 「あのさ、本当は誕生日プレゼント、別に用意してあったんだ」 私は、綺麗にラッピングされた小さな箱を渡した。 彼女は、しゅるしゅると紐を解き、箱を開けた。 「コレって……指輪?」 「うん。その、恥ずかしくて渡せなかったんだ」 私とあなたの指輪ですだなんて、言えるわけがなかった。でも今なら言えるから。 「ありがと。ねぇ、目、つむって」 「え、あ、うん」 指が触れているのが分かった。 もしかして、この感触は、という淡い期待が胸を満たす。 「目、開けていいよ」 ゆっくりと閉じていた瞼を開けると、私の左手の薬指に、指輪があった。 「こ、これ……」 「もらったプレゼントをどうするかは私の勝手でしょ?だから、これを私達の婚約指輪にしましょ」 「うっ、うぅ」 「ああん、もう。また泣く」 感無量とはこのことだった。もう、戻れない。私はこの人のことを、本当に愛しているんだと実感した。 そしてもっと、愛を感じたいと思ったのだ。 「ごろぉん」 私はもっと甘えたくて、その健康的な太ももの上に頭を乗せてはにかんだ。 「も、もう、何なのよ」 抗議を述べる顔が、少し赤くなっているのが嬉しかった。 だからなのか、私はとてもいい事を思いついてしまった。きっととてつもなく甘く、淫靡なこと。 「キス、して」 一瞬彼女はびっくりした顔をして、 「いいよ」 と、顔を近づけた。 勿論、唇を合わせるだけで終わるわけもなく、私達はボーっとした頭のまま、互いに舌をねじ込ませていった。 「んっ、くちゅくちゅ」 目の前の可愛らしい目が潤み、とろんとしていた。 「んっ、ぁっ」 そして左手が伸び、私のスカートを捲り、 「私、こなたが欲しい」 「ん……かがみになら。ううん。奪って、かがみ」 そしてその日、私達は初めて肌を合わせた。 「おーっす。こなた」 私達の関係のことはまだ誰も知らない。少なくとも、つかさにはいつか絶対に言わなきゃならないと思う。 だけど、同性愛というのは社会的バッシングを受けやすいものの一つだ。 慎重に、進めていきたい。かがみとの仲を。 「かぁがみぃ~」 でもやっぱり、私は甘えずにはいられない。 2人きりでない時でも、私達の距離は少しだけ変わった。 「ちょっと、くすぐったいって」 人前でベタベタすることも少なくない。 「かがみん、いい匂い~」 私達は大変な道を選んでしまったと思う。でも絶対に後悔はしない。 「嗅ぐな、恥ずかしい!」 これからかがみと一緒に歩んでいけるのだから。 コメントフォーム 名前 コメント GJ! -- 名無しさん (2022-12-16 01 43 50) ナイス! -- 名無しさん (2021-03-22 00 50 12) 作者です。随分久しぶりにここに来ましたが、未だに感想を書き込んでくれている人がいるようで、幸せで胸が一杯です。 本当に有難うございます。 今はSSを書く機会もめっきり減っていますが、それでも少しずつ書いています。また機会があれば、こな×かがのSSも書きたいです。 -- 1-636 (2012-11-26 02 32 33) いい百合ですね♪ -- かがみんラブ (2012-09-20 12 17 08) ↓レズじゃなくて、百合って言って下さい( *`ω´) φ_ -- 名無しさん (2011-02-23 19 55 40) レズ萌えー// -- 名無しさん (2010-08-22 22 19 39) wwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2010-08-11 20 33 04) お幸せに… -- 名無しさん (2010-06-17 17 56 45) 二人で幸せを勝ち取ってくださいっ!! -- 名無しさん (2010-04-25 17 21 35) 4話のあの数分間の描写からここまでふくらませるとは・・・ ゆっくり味わせていただきました -- 名無しさん (2009-11-08 01 13 17) 2人とも・・かっかわいすぎる・・ -- 名無しさん (2009-03-19 13 11 54) 細かい心理描写にドキドキさせられました。 作者GJ!! -- (2009-03-19 12 32 30) むう…この感動と言うか何かを表せない自分の文才が恨めしいな… とにかくすごく良かったですGJです! -- 名無しさん (2008-06-18 13 41 08) 水竜の上ビレ -- 名無しさん (2008-03-24 17 47 43)
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律「なあ澪!今年はクリスマスプレゼントなにくれるんだー?」 澪「こっ…今年は…////」 律「?なんだよ、もったいぶんなって」 澪「わたっ…私だっ」ダキツキッ 律「澪っ////」カアアア 律「みっ澪がプレゼントって…どゆことだよ////」ドキドキ 澪「……////」ゴニョゴニョ 律「ん?なんだよ、聞こえな…」 澪「わかってんだろ…馬鹿律////」ウルウル 律(やべえええ!めっちゃ可愛い////)ドキドキ 律「あっ!でも、私澪のプレゼント何も用意してないや…」 澪「別に、私はいいよ」 律「いやっ…ほら、澪は…ちゃんと用意してくれたんだろ?////」 澪「えっ?…うん////」 律「なのに私が何もないなんてさ…」 澪「…がいい////」 律「え?」 澪「…律がいい////」ギュ…プニュ 律(おっぱい当たってるんですけどおおお!?もう我慢できねえええ!) 律「澪っ!////」ガバッ 澪「きゃっ…////」ドサッ 律「先に私からのプレゼントあげるね」チュ 澪「んっ…////」 律「…ちゅっ…はっ、ん…」チュッチュ…レロ 澪「ぁっ…ふぁ…んっ////(舌…入ってきた////)」ゾクゾク 律「はぁっ…ちゅ、…ん、れろ…(澪の舌甘くてやわらかい…マシュマロみたいだ…もっと味わいたい)」 澪「ぁ…んぁ…んん////(律の舌…凄い絡んで……あっ、吸われてるぅ////)」 律「…んっ…ん(澪の唾も甘くて美味しいよ…)」チュ…ジュル 澪「…っ////(律…凄っ////…けど)」バシバシ 律「ぷぁっ…澪?」 澪「馬鹿律…がっつき過ぎだ、苦しいぞ////」ハァハァ 律「ごめん…澪とのキスが美味しくてつい////」ポリポリ 澪「…馬鹿////」カアアアァ 律・澪「…////」 律(ヤバい…今さらながら緊張してきた////)ドキドキ 律(この先どうすりゃいいんだ…?////)チラッ 澪「なあ律…」 律「ひゃっひゃいっ!?」ドキッ 澪「もうプレゼント…終わり?////」 律(あああああ何この可愛い生き物////)クラッ 律「欲張りな澪だな…もっとあげるよ」チュ 澪「…あっ////(首筋に…キス////)」 律「ちゅ…ちゅっ」スッ…スルッ 澪「ん…はぁ////(タイ…外された)」 律「…はぁっ…ちゅ」プチプチ…ファサ 澪「ぁん…りつぅ////(ブラウス脱がされて…////)」 律「澪…すげぇ綺麗////」チュ…チュ 澪「やっ…恥ずかしい////(律の唇…だんだん胸に近づいてる////)」ドキドキ 律「恥ずかしがる澪も可愛いよ…」スッ 澪「~~っ////(律の手がブラに////)」ドキドキドキドキ 律「…乳首、綺麗な色だな」スルッ…ペロッ 澪(うわ、ブラ取られ…) 澪「ばっ…ああ、んっ////(乳首舐められた////)」ビクン 律(乳首…弱いのかな?)ペロペロ 澪「あっ…あっ…////(やだ…凄く気持ち良い////)」ピクピクン 律(ピクピクして可愛いなぁ…よし、吸っちゃえ)ペロ…チュウウウ 澪「あっ!あっ…////」ビクン 律(声可愛すぎだっつーの////)チュウチュウ 澪「あんっ…はぁ////」チラッ 澪(律ってば一生懸命…なんか赤ちゃんみたい)ナデナデ 律(…頭撫でられるの気持ち良いかも)チュウチュウ 律(お礼に…)カリッ 澪「きゃんっ!」ビクビクン 律(やたら反応良いな…乳首甘噛み)カミカミ 澪「あっん…りつぅ////」スリスリ 律(股を擦り合わせて…もしかして////)スッ 澪「!…やぁっ////」ビクンッ 律「やっぱり…スゲー濡れてる」クチュ… 澪「律駄目…そんなとこ汚いよぉ////」 律「澪に汚いとこなんてないし。それに…」クチュクチュグチュ 澪「あっ…擦っちゃ…っはぁっ////」 律「こんなに感じてくれてんのにほっとく訳ないだろ?」グチュグチュグチュッ 澪「やっ!あっ!だっ…変にっ…なっちゃ…ああっ////」 律「変になっちゃってもいいよ…」グチュグチュ…コリッ 澪「ああっ…そこっ…」ガクガク 律(なんかコリッとしたのが…これ、あれだよな)グチュ…コリコリッ…クチュグチュ 澪「っ、はぁっ!も…本とに…っ!あ、あ、あっ!!」ガクガク…プシャアァ 律「っ!?」 律(潮…噴いた!?) 澪「はぁ…はぁ…んっ、…馬鹿りつぅ…////」 戻る
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シリアルさんへのプレゼント 缶一押しのスイーツ 「土場のおやつ・くりーむだいふく」(チョコレート、キャラメルプリン、クリームショコラ、黒ごま、カフェオレ、桜の計6種詰め合わせ) /*/ くりーむだいふくとは 大福餅の中に様々なフレーバーの餡(あん)と生クリームが入っている新食感の和スイーツです。 /*/
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元スレURL 歩夢「クリスマスプレゼント?」 概要 クリスマスプレゼントですよ! タグ ^上原歩夢 ^優木せつ菜 ^短編 ^ほのぼの ^あゆせつ 名前 コメント
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誕生日(4スレ目・5スレ目より) 924 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 14 06 28 ID ??? あ、もしもし万事屋ですか? 24時間で銀たんの予約とりたいんですけど 今からだと何ヶ月待ちになりますか? あと1時間半でもいいから誕生日かその前後ってとれませんかね? 925 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 14 08 10 ID ??? そういえばもうそろそろ銀たんの誕生日 この住人総出で祝ってあげなきゃ 926 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 21 56 15 ID ??? 誕生日には銀たん自身がケーキ盛りになって 祝いたいものですね 50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 24 20 ID ??? 銀さんー お誕生日おめでとうw 51 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 35 29 ID ??? 銀たんお誕生日おめでとー! 52 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 39 01 ID ??? つか銀たんの誕生日なのにプレゼントになっちゃったなw 銀たんおめおめ!! 53 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 29 51 ID ??? 銀たんおめ! さっき万事屋の前を通りかかったら扉が壊れてたよ 銀たん誰にやられちゃってるのかな 54 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 34 53 ID ??? ぐあ、乗り遅れた 銀たん誕生日オメ! さて…銀たんのデコレーション作業に移ろうかハァハァ 55 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 48 04 ID ??? 54 仲間にいれてくれせめてB地区に苺を乗せる 作業だけでも 56 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 34 22 ID ??? 55 それは俺のイチゴだとそこの警官が言ってました 43 見てきたけど明らかに大多数の人間が入った後だった 今頃あんなことやそんなことが中で繰り広げられてるのか…娘を道場に避難させて良かったね銀さん 57 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 37 11 ID ??? 原作でもいつか誕生日ネタとかやってくれないかなーと思いつつ 銀たん何歳になったんだろ、永遠の20代美しいよ銀たん 生クリームのかかったBポイントをくりくりしてあげたい 58 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 53 38 ID ??? 56 銀時の今日の相手は俺だと戦艦に乗った隻眼が連れ去っていったよ いま坂本が頑張って追いかけてる 59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 03 25 49 ID ??? そこを後ろから真選組一派が追いかけてきて、争奪戦を繰り広げた挙句 ちゃっかり全員を押しのけて定春がさらって行きました 自分大穴でマダ銀好きなんだけど、この超人達の銀たん争奪戦だとマダオの出る幕は無さそうだ…ww 60 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 04 09 57 ID ??? いやいや、漁夫の利を狙う感じでいくぞ 銀たんにケーキを差し出しておめでとうを言った場合 1、ゆるーい顔でクールに嬉しがる大人タイプ 2、初めは素直じゃないツンだけど段々しおらしくなるデレタイプ 3、お客にはそれとなく対応して本命だけにはデレッデレになる金たんタイプ 4、寧ろ自分からクリーム塗りつけて誘っちゃうタイプ こんな時間なのに色々妄想して萌えが止まらなくなってきた(*´д`*)ハァハァ 61 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 04 30 39 ID ??? こんな時間だからこそ妄想が止まらないんですよ 今頃銀さん誰とヤッて…じゃねーや誰に祝って貰ってるのかね 62 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 06 44 37 ID ??? 59 マダ銀いいのだけど、いかんせん戦闘能力が… 夜の性戦は最強ぽいのだけどね 64 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 11 05 52 ID ??? 口の回りに一杯クリームを付けてむさぼる 銀さんを愛でたい 65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 12 44 11 ID ??? 生クリームついてるぞ、とか何とか言って生クリームプレイに持ち込む絶好のチャンスですねハァハァ ちょっと真選組から手錠と攘夷から荒縄借りて来ますハァハァ 皆で銀たんを愛でるのだ 67 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 13 09 48 ID ??? 65 手錠をかりると もれなく鼻息の荒い人達もついてきます 68 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 13 11 49 ID ??? さっき銀たんをフルーツと生クリームで翻弄してきました 抜け駆けすまん>< それにしてもこれだけ甘味物が似合う成人男性も珍しい 銀たん可愛いよ銀たん 69 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 14 36 17 ID ??? そういや髪が長くて白いオバQみたいなの連れた人が 近くの駄菓子屋でんまい棒チョコバー大量に買い込んでたよ 70 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 15 49 46 ID ??? 68 しかもパフェが似合う成人男性 72 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 16 41 40 ID ??? 69 箱買いしている勢いだな 73 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 17 18 32 ID ??? 誕生日だしいくらでも食べると良いよ こっちはお腹一杯になった銀さんが眠りについてからが本番ですから ハアハア 75 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 18 48 16 ID ??? 銀ちゃんおめでとう! ケーキ食べこぼして、口のまわりをペロッと舐めるえろい銀ちゃんが見たいww 76 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 19 42 54 ID ??? さっき パフェをうれしそうに食べていて 胸元から服の中へ苺が転がって行って あたふたする銀さんの姿を見たよ 78 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 20 29 06 ID ??? 76 手を突っ込んでまさぐりたい…! あ、ごめん銀たん 苺と間違えて別の場所を摘んでしまった(;*´Д`) 80 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 24 35 ID ??? 銀たんの身体に生クリームを塗りたくる役は俺に任せろ! 81 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 31 04 ID ??? 銀たんおめw 80 じゃあ舐める役は俺に任せろ! 82 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 31 19 ID ??? バナナと間違えて銀たんの大事な所を触ってしまったら 頬赤らめてハァハァ喘ぎ始めてしまいました(*´Д`*)萌える 83 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 23 57 12 ID ??? 日付が変わる瞬間を狙って新たなバトルが繰り広げられてるよ 当の銀さんはさすがに大多数相手して限界が来たのかな 可愛い寝顔をさらしてるよ…辛抱たまらんぜ 84 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 04 46 41 ID ??? 83 いっぱい色々な大きさのバナナと格闘していたから 疲れたのだな 86 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 11 42 31 ID ??? 全身甘い香りを漂わせてる銀たん、お風呂に連れて行ってあげよう 87 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 12 09 00 ID ??? 86 苺の匂いがする成人男性(*゚∀゚)=3ムッハァー 88 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 13 00 20 ID ??? 風呂にカメラ仕掛けてきましたハアハア 洗うのは腕からかな足からかな…というか風呂の間は辰巳回の髪の濡れた銀さん状態なんだよな? 色んな意味でやべーよ
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リンク https //m.nexon.com/forum/thread/32397 イベント情報 3月18日(日)に曹操伝はサービス開始200日を迎えます! 200日を記念し、以下のイベントを実施します。 ■200日記念★Wログインプレゼント 期間:2018年3月15日(木)12:00~3月21日(水)23:59 毎日実施しております、朝・昼・夜のログインプレゼントを 200日記念期間中、さらにアイテムを追加して実施いたします! 3月18日当日には回復の小麦を自動使用する 演義宝物補助具「両百嚢」を獲得可能! 3月15日(木)宝の破片20個、宝物交換券20枚 3月16日(金)200000銀銭、200000兵糧 3月17日(土)工芸道具20個、精錬道具20個 3月18日(日)両百嚢、2000金銭 3月19日(月)200功績、200名誉 3月20日(火)200000銀銭、200000兵糧 3月21日(水)宝の破片20個、宝物交換券20枚 ※プレゼント時間は3月18日は0:00~23:59、 その他の日程は12:00~23:59となります。 期間中、書信箱よりプレゼントを受け取り可能です。 コメント コメント
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クリスマスプレゼント 配達先一覧 24日着その1 24日着その2 24日着その3 24日着その4 25日着その1 25日着その2 25日着その3
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ニーギからのプレゼントリュック(にーぎからのぷれぜんとりゅっく) ニーギから銀内 ユウへのクリスマスプレゼント。 黒と白の猫のぬいぐるみ型リュック。 でかい。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 鍋の国 10/08/24:入手 銀内 ユウ 1 参考資料 イベント掲示板 No.32675 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@天領 (2010/10/07)
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「悪い。待たせちまったか?」 「ああ。2分7秒程ね。まぁ誤差の範囲内だろう。」 今日は、不思議探索を休み、佐々木と買い物だ。 「さて、行こうか。」 「おう。」 「ニヤニヤして、バカじゃないの?あんのエロキョン!」 キョンが、不思議探索を休みたい、と言い出したのは、一昨日。 何の気なしにOKを出したんだけど……あの古泉くんを邪悪にしたような奴、藤原。あいつがわざわざ情報を洩らしてくれた。 「佐々木とあの男が、デートするぞ。これは規定事項だ。」 やたら必死だったし、信じてあげて様子を見に来てみたら……本当だった。 しかしまぁ。何でまたあいつはあんなに必死だったのかしら?あの様子じゃ、彼女なんて絶対出来ないだろうけど。 「……」 有希が顔を出す。何かハイライトが消えた目をして、ブツブツ言ってるけど、何を…… 「エラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラー」 ……な、何も聞いてない。私は何も聞いてない! 「さて、まずは服を見に行くか。」 「そうだね。」 しかし、佐々木もいいところあるなぁ。 「服ですね。佐々木さんのチョイスで選んでますねぇ。キョンくんが着るには大人っぽいんですけど……」 みくるちゃん、甘いわ!ああやって自分の好みに仕上げるつもりよ!あの女狐なら、有り得るわ! 「ん~……?」 みくるちゃんは、まだ首を捻っている。 「いまいちパッとしないな。」 「そうだね。次はアクセサリーを見るかい?」 序でに俺も買い物しとくか。佐々木にお疲れ様の意味も込めてな。 「アクセサリー?彼がつけるには、ハード過ぎるチョイスなのですが……」 佐々木さんが持つのは、シルバーの大きなアクセサリー。そんなのキョンに合わないわよ! 「ん~……」 古泉くんとみくるちゃんが、頭を捻っている。 結局、佐々木さんはシルバーアクセサリーを買った。キョンも、何かここで買ったみたい。まさか……佐々木さんにプレゼント……ってないよね? 「朝比奈さん、気付きました?」 「ええ。大体は。」 古泉くんとみくるちゃんが頷きあう。 「何?」 私は二人を見るが…… 「予想通りなら、心配はいりませんよ。」 みくるちゃんが微笑む。 「寧ろ、その方のこれからが心配です。」 「エラーエラーエラーエラーエラーエラーエラー」 …………? 「さて、後は食事をして帰るかい?」 「お前、手持ちが寂しいだろ?奢ってやるよ。」 「助かる。ありがとう、キョン。」 いい雰囲気の二人が頷きあう。は、早くぶち壊さないと! 「キョン!」 私は慌ててキョンの前に出る。 「よう、ハルヒ。」 「涼宮さん。奇遇だね。」 二人が微笑む。……な、なんで笑えるの? 「キョン!あんた佐々木さんとデートするからって、団活休んだの?!」 二人は顔を見合わせ、大笑いした。 「くっくっ。デートなら、もっと雰囲気を出すさ。」 「デートなら、こんな色気ねぇもん買うかよ。」 ……え? 古泉くんとみくるちゃんが、苦笑している。 「おかしいと思ったんですよ。服にしたって、キョンくんにしては大人っぽい感じのものでしたし……」 「アクセサリーにしても、彼の趣味でなかったですから。」 ……え? 「くっくっ。藤原くんの誕生日が近いらしくてね。」 「それで、俺が世話を焼いたわけだ。」 …………え?え? 「き、今日、あんた逹がデートする、って、藤原が……」 私の言葉に、佐々木さんの目が不穏な光を帯びた。 「……ふぅん。」 佐々木さんは、古泉くんにアクセサリーを渡す。 「君逹から渡してくれるかい?茶番劇に巻き込んだお礼がしたいだろう?」 佐々木さんの言葉に、皆の目が輝く。 「……パーソナルネーム、藤原を敵性と判断……」 「んっふ。」 「涼宮さん、ちょっとお仕置きに行きましょうか?」 そうね……これは、あいつにお仕置きが必要ね!SOS団の団結にヒビを入れた罪は重いんだから! 「あ、おい!ハルヒ!これ持っていけ!」 キョンは私に何かを投げてよこした。これは…… 「アクセサリー屋にあった革紐だ。皆の分あるからよ!」 「わかった!ありがとう!」 こうして、嵐のようにハルヒ逹は去っていった。 「旋風のような人逹だね。」 「全くだ。」 橘が邪魔をする可能性も考えていたんだが、まさか藤原だとは。 「……で、だ。佐々木。」 「なんだい?」 「邪魔者が居なくなったところで、デートを楽しむか。」 「そうだね。」 この後はわかるよな? 佐々木用に買っていた指輪を渡して、幸せな時間を過ごした。 藤原? さぁ?月曜日に会ったハルヒ逹のスッキリした表情を見たら、奴に起きた事について同情はしといてやるぜ。 「なんでこうなるんだーッ!」 END
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2月7日といえば、絶対に忘れちゃならない、舞ちゃんと舞美ちゃんの誕生日だ。 2日前にはなっきぃの誕生日があって、僕ら℃-uteにとっては大事な日が連続してある。 プラスして、今年は7,8日と千葉の房総半島でキューティー観光社のバスツアーが行われるから、おめでたづくしだ。 ファンの人たちは過ぎてはいても、きっとなっきぃの誕生日も祝ってくれるはずだから、三人とも大喜びだろうな。 もちろん、メンバーも祝うに決まっているんだけど、僕はプレゼントに何を渡そうか迷っている。 さりげなく何が欲しいか聞くのがベストだって桃ちゃんからアドバイスされたから、そっと聞いてみようっと。 まずは誕生日が一番先のなっきぃにターゲットを絞り、二人きりになれるチャンスを狙って聞いてみた。 「ねぇねぇ、なっきぃってさ~今度の誕生日何が欲しい?」 「う~ん、いきなりだねぇ~どうしたの?」 「なるべく欲しいものをプレゼントしてあげたくてさ。それに、なっきぃは今年の春で中学卒業だし、それも兼ねてってことでさ」 「そうなんだよね~もう今年で卒業しちゃうんだよ。早いものだよねぇ~だってさ、中学に入学したのが昨日のことみたいだもん」 僕がさりげなぁ~くプレゼントの話題を振ってみたつもりなのに、なっきぃが”卒業”のキーワードにピンときたらしく、とっても嬉しそうに思い出を語りだしてしまった。 あれれ、僕が聞きたかったのは学校の話じゃなくて、プレゼントに何が欲しいかなんだけどな・・・ 「中学って、小学校と違って担当ごとに先生が変わるじゃない?」 「うん、違うね。国語には国語の先生がいて、数学には数学の先生って担当の教科があるからね」 「それに戸惑ったところはあったかな。あれ、先生どこ行っちゃうのっていうさ。まだ授業あるよねって(笑)」 「あははは、自習でいいの? みたいなね。僕は中学に入ってから勉強難しくなったから、先生が変わったのに驚いてる暇なかったな」 「難しくなったよね、本当に。私も勉強難しくなって、全然授業についていけてないもん」 だんだん僕の頭の片隅に追いやられてしまったプレゼントは、この後会話に出てくることはなかった。 僕もなっきぃも学校の話題で盛り上がりすぎて、気づけばガッタスの練習再開の時間になっていた。 「なっきぃ、頑張るよね。℃-uteとガッタスを両立していくのって並みの体力じゃやっていけないよ」 「そんなことないよ。千聖だって頑張ってるじゃん」 と、僕を軽く肘で小突いた後に 「まぁ、千聖は男の子だから、これくらい頑張れないとだよね。キュフフ」 と、小さな声で耳元で囁いてきた。 キュフフと笑ったなっきぃの顔が近くて、ちょっと胸がドキッとしてしまったけど、僕は笑い返してそのまま走った。 今、僕たち二人は今年初めてのガッタスの練習に参加していて、久々にフットサルが出来る嬉しさから今日はちょっとテンションが高い。 今日はと言いつつ、いつもテンションが高いのが僕ら℃-uteなんだけど。 「はいはい、お二人さんとも笑ってないでしっかり走る。頑張っていいくよ!!」 「はぁ~い」 僕らに注意をして追いぬき、そのままスピードを落とさずに走り去っていくのはBerryz工房のキャプテンこと清水佐紀ちゃん。 ℃-uteではまだ僕となっきぃ、今日は練習に参加していない舞美ちゃんを含めて三人のメンバーがガッタスに所属している。 でも、佐紀ちゃんはBerryz工房で唯一残ったガッタスメンバーだから、ちょっぴり寂しいんじゃないかなと思う。 それを見せないで張り切って練習に参加しているあたり、さすがはキャプテンだなと素直に尊敬する。 佐紀ちゃんの頑張る姿に刺激を受けた僕は、徐々にではあるけれど、その後の練習では自分なりに勘が取り戻せた気がした。 ボールを夢中で追いかけているうちに練習は終わり、監督たちとのミーティングに入った。 今思えば、この時に石川さんのプチ誕生日祝いをしていたのだから、ここで思い出せばよかったものをと何度も後悔してしまう。 全く無念なんだが、僕は『石川さんお誕生日おめでとう』と祝う気持ちだけで、そこまで気がつきもしなかった。 さらには帰りの電車では僕らが埼玉県民なこともあり、二人きりになる時間まであったのに何もいかせなかった。 何故なら、ゲームをやって、その後は・・・ 「そうだ、今日も帰りにゲームで対戦しようっか。今日は千聖に負けないからね」 「ふっふ~ん、いいよ。なっきぃのお相手をしてあげましょう。ほっほっほ」 舞ちゃんとプロレスごっこで遊ぶ僕も、今日はさすがに体が疲れているみたいだ。 ゲーム画面をしっかり見ているつもりが、キャラクターが分身しているかのようにぼやけて見える。 しかも、瞼の上と下がくっついたり離れたりしだして、これは僕が眠いってサインを体が発信してきているのか。 ダメだ、ゲームに負けたりなんかしたくない・・・んだ・・・ 「千聖、さっきから全然動いてないけどどうしたの? もしかして私に勝負を譲ってくれる気になったとか? でも、そんなお情けはいりませんけど」 なっきぃが僕が寝ていると気付いたのは、もう間もなくのことだった。 僕がゲーム機を掴んだまま、なっきぃの肩に頭をもたれかけてきたので、声をかけたところ全く返事がない。 おかしいと思い、顔を覗きこんでみたら、僕が眠っていたのだそうだ。 「もぉ~眠っちゃってるんじゃない。仕方無いな、この子は」 親切にもなっきぃは、僕を起こさないように気をつけてゲーム機の電源を切ってカバンにしまってくれたという。 しかもお互いが別れるまでそのままにしてくれたんだから、本当に優しくていい子だと思う。 舞美ちゃんといる時は甘えん坊さんになるくせに、僕ら年下といる時はしっかり者のお姉さんになるんだから、なっきぃって面白い。 「じゃあ、千聖またね。しっかり帰りなよ。今度は私が起こしてあげられないんだから」 「うん、気をつける。なっきぃも電車で寝たりしないようにね。ぎゃははは」 「はいはい。それじゃあ次に会うのはコンサートかな。またね」 なっきぃと別れ、僕はあやうく寝過してしまいそうになりつつも、無事に家に着くことが出来た。 肝心のプレゼントのことを聞き出せていないことに気づいたのは、ある人からの電話がきてからだった。 気づいたというよりも、僕の大事な相談相手に気づかされてしまったのが正しいのだけど。 「あんた馬鹿ぁ?」 受話器から張り裂けんばかりの大声で怒鳴られ、思わず受話器を耳から離してしまった。 電話の相手は、普段から甲高い声でうるさいので、怒るとさらに甲高くなって超音波で攻撃されたみたいに耳が痛くなる。 「こらっ、桃ちゃんうるさい!! あんまり叫ぶな。耳が痛くてヤバいだろう」 「あんたが怒らせるようなことを言うからでしょう。聞くって言って、聞いてこなかったなんて情けないじゃん」 「情けない言うな。これでも頑張った方なんだからな」 「へぇ~頑張ってこれですか」 いちいち棘のある桃ちゃんの言葉に、さすがの僕でもイラッときてしまう。 「嫌味なやつぅ~。チャンスはまだあるんだ、これからだよ。まだ誕生日まではあるし、問題ないって」 「そう言って誕生日になって、結局何も用意しないのが今から想像できちゃうんだよね」 「じゃあ、桃ちゃんがなっきぃに聞いてよ。僕は桃ちゃんが聞いてきたものを用意するから」 「あのね~それじゃあ意味がないじゃない。あんたが聞いてプレゼントを用意するのが常識でしょう。聞くのもプレゼントのうちだと思ってさ、聞きなさい」 結局、桃ちゃんに相談して得られた答えは『本人に聞くしかない』ことだった。 あたり前過ぎて、最初から相談する意味あったのかと疑問に思うけど、やっぱり本人にしかわからないことは本人に聞くしかないのだ。 そう決意を改めた僕は、横浜のコンサートでリベンジを誓ったものの、見事失敗に終わった。 エルダの先輩たちの卒業を兼ねたアリーナコンサートだった為、すっかりそれどころじゃなくなっていた、ってこれはいいわけだな。 なっきぃどころか舞ちゃん、舞美ちゃんのプレゼントも聞けないまま、とうとう僕はバスツアーの日を迎えるのだった。 トップページ 次のページ→