約 78,928 件
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/117.html
魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯1 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯2 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯3 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯4 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯5 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯6 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯7 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯8 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯9 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯10 魔法戦記リリカルなのは A s魔法辞典♯11
https://w.atwiki.jp/takumas72/pages/27.html
マイリスト 作品解説 制作者:伝令兵P(ユーザーページ) 参考 伝令兵P(ニコニコ大百科) アイドルたちの飛竜戦記(ニコニコ大百科) GM 音無小鳥 PC(PL) リュシー・フォートリエ(四条貴音) 人間/女性/17歳/冒険者生まれ コレット・バルバートル(水瀬伊織) ドワーフ/女性/15歳/神官生まれ エルヴェ・アルヴァレス(秋月涼) 人間/男性/18歳/冒険者生まれ アニエス・エルランジェ(天海春香) ナイトメア/女性/28歳/魔術師生まれ
https://w.atwiki.jp/timedark/pages/35.html
【ヒーロー戦記】出典の支給品 サンライザー 南光太郎に支給。 キングストーンが埋め込まれたいわゆる変身ベルト。ヒーロー戦記中では正式名称未登場。 RXの力は光太郎が改造人間であることに由来するので、他の人間には扱えない。 ギギの腕輪 テムに支給。仮面ライダーアマゾンの力の源。 インカの超古代文明でつくられており、対になる『ガガの腕輪』と合わせるととてつもない力を発揮するという。 念じることで味方と認識した人間の力が一時的にやや上昇するが、腕輪は消えてしまう。 原作ではこれを外すとアマゾンは死んでしまうはずだが、ヒーロー戦記では十面鬼を倒したお礼として普通にくれる。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/18866.html
ロードス島戦記RPG 発売日:12月20日 もう一度、ロードス島へ。あの時夢見た冒険を、キミの手でかなえよう! パーンやディードリットが活躍した、 「ロードス島戦記」での冒険物語を体験できるTRPGが装いを新たにして帰ってきた! 自由騎士や賢者など原作ならではのキャラクターとなり、 呪われた島での冒険に繰り出そう! ここを編集 1998年4月放送開始。ロードス島戦記のTV版。 監督 高本宣弘 シリーズディレクター まついひとゆき 原作 水野良、夏元雅人、百やしきれい シリーズ構成 長谷川勝己 メインキャラクター原案 そえたかずひろ キャラクターデザイン あずまのたかし デザインワークス 渡辺浩二 美術監督 小山俊久 色彩設計 杉森司 撮影監督 小澤次雄、豊永安義 編集 船見康恵、伊藤裕 音響監督 向山宏志 録音 波多野勲 音響効果 今野康之 音楽 和田薫 文芸 中澤匡佐 アニメーション制作 AIC 脚本 長谷川勝己 久保田雅史 山田靖智 細井能道 佐藤勝一 絵コンテ 高本宣弘 まついひとゆき 三泥無成 阿部宏幸 杉島邦久 南康宏 古川順康 山崎茂 石山タカ明 間辺浅志 さかいあきお 門智昭 郷敏治 吉田俊司 演出 高本宣弘 まついひとゆき 棚橋一徳 山崎茂 伊達勇登 杉島邦久 野中卓也 下司泰弘 山崎茂 間辺浅志 南康宏 粟井重紀 作画監督 菱沼義仁 阿部邦博 北島信幸 泉明宏 青井清年 島田ひであき 恩田尚之 郷敏治 山沢実 藤田正幸 中澤一登 柿田英樹 しまだひであき 保田康治 南伸一郎 北爪宏幸 渡辺浩二 ☆ようこそロードス島へ! キャラクターデザイン 佐々木敏子 絵コンテ 高本宣弘 毛利和昭 新田義方 秦義人 ささきとしこ 宇都木勇 演出 新田義方 作画 宇都木勇 堀内英男 飯田悟 阿部和彦 たかだ将 服部一郎 佐々木敏子 服部桜子 竹内昭 相坂直紀 石本かおり 大宅光子 Amazonインスタントビデオ:ロードス島戦記-英雄騎士伝- 1. 自由騎士…新たなる伝説の始まり 再生時間: 21 分 初公開日/初回放送日:1998年4月1日 ■関連タイトル 廉価版 EMOTION the Best ロードス島戦記~英雄騎士伝~ DVD-BOX ロードス島戦記RPG 廉価版 OVA版ロードス島戦記 デジタルリマスターBlu-rayBOX スタンダード エディション ロードス島戦記 オリジナルサウンドトラック1 角川コミックス・エース ロードス島戦記―英雄騎士伝 1 ニュータイプフィルムブック ロードス島戦記 英雄騎士伝 フィルムブック〈1〉 原作小説 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1017.html
【作品名】学園戦記ムリョウ 【ジャンル】漫画 【先鋒】統原 無量 【次鋒】妙見 彼方 【中堅】阿僧祇 【副将】ジルトージュ 【大将】ムゲン 【備考】妙見彼方や阿僧祇、ムゲンはジルトージュと同程度の性能 【名前】統原 無量 【属性・職業】学生 【大きさ】160~170CM程度 【攻撃力】恒星間飛行が出来る程度の宇宙船を一撃で破壊出来る程度(この世界の宇宙船は惑星破壊出来る程度ではない) 【防御力】攻撃力と同程度 【素早さ】秒速223000000km。光速の700倍位 ※色々めんどくさいので後で特記 ムゲンの説明での兵器の光学兵器らしき物を二発動時に 二百メートル程度の距離で撃たれても余裕を持って回避 【特殊能力】無し 【長所】脅威の超スピード。生身で宇宙空間生存できる。 【短所】他の4人に比べて弱い。 【統原 無量の素早さ】 ただ、一方で数十秒程度で地球に戻ってきていると取れる表現あり。 (前のページまでの流れなどを無視して、見開きで宇宙船を撃破している図。 その次のページからまた元の流れに戻り、統原無量があらわれる) 三十秒程度と仮定すると秒速223000000kmになる。光速の700倍位。 とりあえずこれを採用。 【名前】ジルトーシュ 【属性】宇宙人・裁定者 【大きさ】150m前後 【攻撃力】数万隻の艦隊を一瞬で全滅させる。 (説明と描写あり。ただし、方法は不明。爆発する無数の戦艦らしきものと 手にエネルギーを溜めてるジルトーシュ、もしくはそれに匹敵する 戦士の図があるのみ) 惑星破壊は容易く、一回の戦闘でいくつも惑星を破壊した。 (これも説明と砕ける無数の星の図のみ。) 手からビーム:自分と同サイズのムゲンより太いくらい。 ムゲンに直撃させ、月面に激突するまで吹き飛ばして 当たった範囲の月面を溶かした。 また、別種類のビームはムゲンに二発直撃させ、 二発を弾かせた 【素早さ】超光速。ムゲンと殴り合いをしながらでも土星まで長く見積もっても2~3分で到達。 反応もムゲンと殴り合いが出来るのでそれに準ずる程度はあると思われる。 【防御力】自分同レベルの攻撃力を持つ相手と戦える程度 【特殊能力】特になし 【長所】内包するエネルギー自体が非常に大きい。 【短所】攻撃力が低め 【ムゲンについて】 宇宙最強の勇者らしい。最盛期ではジルトーシュより強かったと ほのめかす部分がある。 太陽系を挟んで太陽から海王星までの距離の倍程度の距離で 向かい合っている万単位の戦艦からなる宇宙艦隊を破壊しながら飛んできて地球まで 10分でやってくる兵器(秒速7500000km)四体を一度に相手にし 二体までを倒した存在でさえ、ムゲンのほんの微々たる力の一部でしかない。 ムゲンはその兵器に全く行動をさせず一瞬で撃破。
https://w.atwiki.jp/mmoclip/pages/18.html
金庫 アカウント金庫 保管できないアイテム 金庫 アカウント金庫 金庫とアカウント金庫比較 参照 金庫 キャラクターごとに用意されている。 Goldを保管することができない。 初期状態では8枠&8kgまでしか保管できない。(1回でもアップグレード(*1)すると重量無制限になる) アカウント金庫 同一アカウント・サーバー内で共有される金庫。 通常の金庫と違い「Goldを保管」することが可能。 開設する際に必要なもの Lv60以上のキャラクター 空虚の魔石100個(「空虚の魔石かけら」だと1,000個分) 200万Gold(2,000,000Gold) 【関連サイト】 [公式] ついにアカウント金庫が!!(2011.05.25) 保管できないアイテム 金庫 アバター 異名 クリーチャー関連アイテム(卵、アーティファクト、エサなどの消耗品) クエストアイテムなど アカウント金庫 「交換不可」と書かれているアイテム アバター 異名 クリーチャー関連アイテム(卵、アーティファクト、エサなどの消耗品) クエストアイテムなど 金庫とアカウント金庫比較 金庫 段階 名称 保管枠 重量制限 必要ネクソンポイント 累計ネクソンポイント Gold保管上限 0 8 8kgまで 0 0 ― 1 錆びた銅製の金庫 24 なし 50 50 ― 2 銀製の金庫 40 なし 100 150 ― 3 お洒落な銀製の金庫 56 なし 200 350 ― 4 黄金製金庫 72 なし 400 750 ― 5 輝く黄金製金庫 88 なし 800 1550 ― 6 華麗な黄金の金庫 104 なし 1600 3150 ― 7 堅固な金剛石金庫 120 なし 1600 4750 ― 8 華麗なるダイヤモンド金庫 136 なし 2000 6750 ― 9 テラナイト金庫 152 なし 2000 8750 ― アカウント金庫 段階 名称 保管枠 重量制限 必要ネクソンポイント 累計ネクソンポイント Gold保管上限 0 ― 8 なし 0 0 100,000,000 1 アカウント金庫アップグレード 1 16 なし 100 100 150,000,000 2 アカウント金庫アップグレード 2 24 なし 300 400 200,000,000 3 アカウント金庫アップグレード 3 32 なし 500 900 250,000,000 4 アカウント金庫アップグレード 4 40 なし 700 1600 300,000,000 5 アカウント金庫アップグレード 5 48 なし 1000 2600 350,000,000 6 アカウント金庫アップグレード 6 56 なし 1000 3600 400,000,000 7 アカウント金庫アップグレード 7 64 なし 2000 5600 450,000,000 8 アカウント金庫アップグレード 8 72 なし 3000 8600 500,000,000 純粋に1枠ごとの単価から言えば金庫が安い。 所持キャラクターが多く、キャラクターごとに保管アイテムが被っている(*2)場合、アカウント金庫を拡張した方が枠の節約になることもある。 華麗なるダイヤモンド金庫、テラナイト金庫、アカウント金庫アップグレード7,8は2013/03/21 メンテナンスにて追加。 参照 アラド戦記 Wiki*→システム→金庫 http //dnf.wikiwiki.jp/?%A5%B7%A5%B9%A5%C6%A5%E0
https://w.atwiki.jp/simulation_novel/
架空戦記総合スレ まとめ@wikiへようこそ リアル系・トンデモ系・火葬系。 古典・海外作品バッチコーイ!! 読んで楽しい架空戦記諸々を扱うスレです。 出版されてる架戦作品が対象なのでよろしく。 970でスレ立て、出来ない人は一声かけて 発売されて一週間はネタバレ禁止。 ※ただ今ネタバレ自粛期間をゲット報告から中三日で試行中 ~ 自粛期間内に触れる新刊内容は新刊の発売予定とブックレビュー、 出版社の紹介文に書かれている範囲のみ 進行中のスレ 架空戦記総合スレ87 http //echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1434288650 前スレ 架空戦記総合スレ86 http //peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1412342910/ 避難所 http //jbbs.livedoor.jp/study/11276/ テンプレ等のまとめwiki(ココ) http //www39.atwiki.jp/simulation_novel/ 関連スレ 架空列強や架空戦記の兵器を語るスレ http //anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1236476793/ オリジナル仮想戦記のプロットと見所を評価するスレ10(現在dat落ちで新スレ無し) http //anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1233326535/ 軍板の現役架空戦記作家スレ一覧 (存在板の一部例外有り) ※各作家のネタバレ感想はそちらへ 【碧海の玉座】横山信義総合スレ18【擾乱の海】 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1275048490/ 谷甲州 覇者の戦塵31 強風一一型 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1283651380/ 【メイドスキー】三木原慧一スレ 1【バーニング】 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1285140003/ 【下対馬奪還】大石英司スレッド16【ケナリ】 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1270216014/ 【女皇の帝国】吉田親司スレ 1【ミコミコメイド】 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1285148481/ 内田弘樹スレ http //toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1248053047/ 湯煙シリーズネタバレスレ2 (志真元関連作品スレ) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/36360/1277692751/ 初心者向けQ&A Q:新刊の発売予定が知りたいのですが A:http //www.bookkurita.co.jp/ Q:2009年6月現在、現役で出版している作家さんにはどんな人がいるの? A:横山(安定感抜群)、林(通商、その他いろいろ) 青山(ト空の王様)、 高貫(覇権大戦・~の海戦シリーズ) 吉田(皇女シリーズ・辻無双)、中岡・羅門(競作中。後どちらもシリーズものも書いてる) 、 内田(魔改造) 三木原(新シリーズでてるよ) 子竜(火葬が貴方の目指した道か?)、安芸(4つ目の旭日)、田中(グレイたんと愉快な仲間達) などなど ……コンスタントに出している人はこのくらい。 他には 谷(次はいつかな?) 伊吹(歴史群像で記事を執筆中) 現在、復活待ちは 橋本(復活待ち、どうしたんでしょうか?)、 佐藤大輔(…………) Q:仮想戦記って『終わったジャンル』だと思うのですが…。 A:撤退→戦国ものにシフト、の動きも一段落したようです。 低空飛行ながら安定した数が供給される段階に入りました。 君は、生き残ることが出来るか?(これ以上減る余地がなくなったともいう Q:佐藤大輔氏作品の発売予定が知りたいのですが… A:現在漫画の原作に手を染めているらしいが、エロゾンビも皇国も5巻でストップ。諦めるか否か、 それが問題だ。 ・・・エロゾンビのノベライズを手掛けているとの噂はある。 Q:「翼に日の丸」って、あれがラバ空の「完結篇」なんですか?本当ですか? A:残念だが、私の任期中は…(つ∀`) Q:過去ログにある「メイドスキー」「ミコスキー」ってなんですか? A:三木原慧一『クリムゾン・バーニング』シリーズを参照のこと。 Q:過去ログにある「スカスト」ってなんですか? A:中岡潤一郎『スカーレット・ストーム』のこと。 Q:過去ログにある「巫女巫女メイド」ってなんですか? A:吉田親司『血闘絶対国防圏』を参照。 Q:過去ログにある「まーさん」ってなんですか? A:辻政信の事。林譲治『通商護衛機動艦隊』シリーズ参照。 Q:どんな架空戦記が売れているか知りたいのですが… A:文教堂の新書ベスト10が参考になるでしょう。 http //www.jbook.co.jp/p/p.aspx/b_genre_nwfic/ Q:架空戦記作家になりたいのですが。 A:学研、銀河出版で公募をやっていました(ノベルズの最後に募集要項あり)。過去スレでは持ち込みも 歓迎との事。 Q:日本以外には仮想戦記ってないの? A:Alternate History(歴史改変)小説の一環としてですが、たくさんあります。 英語サイトですが、ここを参照してみて下さい http //www.uchronia.net/intro.html 架空戦記の名作(*継続審議中です!) 「征途 全3巻」 佐藤大輔(オールタイムベスト) 「ニセコ要塞1986 全3巻」「紺碧の艦隊 全21巻」荒巻義雄(ジャンル普及の功労作) 「本土決戦三部作」檜山良昭 海戦 横山信義全般(架空戦史の王道) ※ 除く「蒼海10巻」、あれだけは読んじゃなんねぇ 「覇龍の戦録 全5巻」林譲治(海軍が常温核融合をたまたま発見!) 「目標、砲戦距離四万! 全1巻」「戦艦大和夜襲命令 全1巻」佐藤大輔 (派手とリアルを追求した傑作) 空戦 「バトルオブジャパン 全8巻」 青山智樹(ヒトラー大統領あらわる) 「超空の要塞 全1巻」陰山琢磨 (大空の要塞対決) 「大逆転!幻の超重爆撃機富嶽 全8巻」檜山良昭(ジャンル初期の名作) 陸戦 「旭日の鉄騎兵 全3巻」 陰山琢磨 (戦車!戦車!戦車!!) 「大日本帝国欧州電撃作戦 全9巻」高貫布士&林譲治(日本がヨーロッパ戦線に参加) 「鉄槌 全5巻」橋本純 (本土決戦ものの白眉) 超兵器 「超超弩級戦艦土佐 全3巻」 中岡潤一郎(大きいことはいいことだ!) 「陸上戦艦大和 全2巻」「飛行戦艦大和出撃! 全3巻」 青山智樹(タイトル通り) 「荒鷲の大戦 全5巻」 中里融司(氷山空母vs超戦艦) キャラもの 「独立愚連艦隊 全8巻」「平成愚連艦隊 全4巻」羅門祐人(魔王・大官寺) 「世界戦艦大和列伝 全2巻」吉田親司(ヤマトファイト・レディーゴー!) 「軍艦越後の生涯 全3巻」中里融司 (萌え戦記ものの開祖) 「クリムゾンバーニング 全11巻」三木原慧一(マルクスとレーニンが鬼畜強姦魔) トンデモ 「戦国の長嶋巨人軍 全1巻」志茂田景樹(タイトル通りの怪作) 「波動大戦 全6巻」橋本純(どいつもこいつもちょっと待て!) 「第七の空母 全5巻(邦訳版、本国では二桁)」ピーター・アルバーノ(伝説の切腹戦記) 未完の名作?(煉獄ともいう) 「レッドサン・ブラッククロスシリーズ」 佐藤大輔(パナマで進軍停止後、数年たちました) 「覇者の戦塵シリーズ」 谷甲州(本格派の重鎮。たまに続刊がでます) 「ラバウル烈風空戦録シリーズ」川又千秋(風間、なぜ死んでしまったんだ~!) モノリス 押川春浪 海底軍艦 明治33年 宮崎一雨 日米未来戦 大正12年 ヘクター・C・バイウォーター 太平洋大戦争 大正14年 ヒエログリフ 山中峯太郎 亜細亜の曙 昭和6年 福永恭介 暴れる怪力線 昭和7年 平田晋策 新戦艦高千穂 昭和11年 海野十三 浮かぶ飛行島 昭和14年 古典 半村良 戦国自衛隊 昭和50年 高木彬光 連合艦隊ついに勝つ 昭和54年 檜山良昭 大逆転シリーズ 架空戦記ファン序列 兵卒 (読破量5冊以下) 分隊長 (5~20冊) 小隊長 (20冊~50冊) 中隊長 (50冊~200冊):絶版本を求めて古本屋やネットオークションの定期哨戒 大隊長 (200冊~500冊):SFとして発表された作品や、戦前の古典に手を出す 連隊長 (500冊~1000冊):海外作品を原書で読み始める ↓その他、軍事的な小説について語りたい方は 軍事小説総合 ↓小説以外の軍事書籍について語りたい方は 軍事板書籍・書評スレ ↓ネット上の仮想戦記について語りたい方は 【架空戦記】ネット仮想戦記を語ろう【火葬戦記】
https://w.atwiki.jp/bloodg/pages/14.html
【魔界戦記ディスガイア】
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1398.html
170 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 50 54.51 ID Icnw6+Bl 突然ではあるが、どうして人は寝起きのとき機嫌が悪いのだろう、と僕は常々疑問に思っていた。 起床。それはこの世に生を受けた者ならば、誰もが経験したことのある生理現象である。子供の頃に何時だかテレビで見た、数年間寝ていない男、みたいな例外を除けば、人は毎日起床しているはずだ。 それも人間だけではなく、地球上に住む生物の大半が行っている行為だと思うと、なんだか壮大なスケールの話な気がするが、まあ、そんなことはないのだろう。寝て起きるなんて当たり前のことだしね。 さて、問題は機嫌云々である。朝起きたら気が立っている人が多いという疑問だ。 尤も、そんなのは洋の東西を問わず、ましてや老若男女の関係もない、この世を生きている者ならば誰にでも理解出来る不変の真理である。そもそも、このような自明の理を議論の俎上に置くこと自体がおかしいのだ。 なら、なぜ僕は一々ぶり返そうとしてるのか。それは、ひとえに自身の自己満足の他ならない。しかし、誰に迷惑をかけるわけでもないのだし、別に構わないだろう。 とにかく、僕は疑問に感じていた。どうして人は、起床という行為にここまでの苦痛を抱いてしまうのだろうかと。いや、抱かざるを得ないのだろうかと。 そりゃあ、血圧の高低とか、睡眠時間の不足とか、バイオリズム云々とか、幾つかの科学的根拠をあげることは可能だ。いや、科学的というのは些か大袈裟過ぎるかな。まあ、細かいことは気にしないことにする。 それから図書館へ行って睡眠に関する書物を読み漁ったりもしたが、大半が睡眠のメカニズムや効用等を説明しているだけであって、肝心の起床について書かれた本はきわめて少なかった。あったとしても、せいぜいオマケ程度の扱いである。 けれども僕は辛抱強く図書館に通い続けた。が、めぼしい成果はなにも上げらなかった。活字が僕に与えてくれる情報には、限界があったのだ。 自分が的外れなことをしていると気づいたのは、しばらく経ってからだった。あれ待てよ、この手の疑問ってどちらかといえば哲学寄りなんじゃね、と。 そういう訳で、僕はさっさと宗旨替えをし、引き続き答え探しに興じることにした。思いの外、この哲学もどきには没頭できた。昔から時間だけは有り余っていたので、ちょうどいい暇潰しになり得たのだ。 171 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 54 39.37 ID Icnw6+Bl しかし、時間をかけて考察しても答えは見つからなかった。いい具合に考えがまとまってきても、必ず途中でほつれが見つかり、最後にはほどけてしまった。 まるで永遠に終わらないライン作業をやっているみたいだった。あまりにも不毛な作業に、さすがの僕も気が滅入りそうになった。 遊び半分なのがいけないのかもと思い、戯れ事だという意識を放棄して、本腰をいれて取り組むことにした。寝ても覚めてもこの議題ばかりを考えた。 けれど、答えは見つからない。何故だ。僕はさらに考えた。だが、やっぱり見つからない。 脳内会議は平行線を辿った。あるグループがAだと言えば、別のグループがBだと反論する。そんでもって議長までもが、いやいやそれはCでしょ、と余計な口出しをするもんだから、事態はずるずると混乱を極めた。 探し方が悪いのだ、と結論を出したのも、同じくしばらく経ってからだった。 僕が今やっているような、目隠しをしたまま手探りのみで探すやり方では、触れられるのは外層だけ。その先は、どうやっても越えることが出来ない。どうすればいい。僕は大層やきもきした。 そもそもさ、答えなんて無いんだって。考え方は十人十色、人それぞれじゃないか。なんてらしいことを言って妥協する気など、さらさらなかった。 たしかに、この問いに正解は存在しない。だけども僕は、少なくとも論理的に整合性のとれた、納得のいく答えを見つけ出したかったのである。 僕が知りたがっていたのは、表面的な原因とかじゃなくって、上手く言えないけど、もっと違う、深い所にあるような、人が本来から持ち備えている本能的な何かというか、心理の内奥に存在する抽象的な概念というか、とにかくそういう系統の事だったのだ。 我ながら、何を言っているのか要領を得ないけど。 とにかく、僕は探した。幾度も何度も何回も探してみた。けれど、結果は同じだった。いくら時間をかけて熟考してみても、答えらしい答えは見つけられなかった。 そして、いつしか僕は答え探しを止めてしまった。 しかし結論から言ってしまうと、その後、僕は答えを見つけることになる。 喉から手が出るほど、とまではいかないが、それなりに欲しがっていた答えは、なんとも皮肉な事に、僕がひきこもりへと堕落してしまった後に、至極あっさりと見つけることになるのだった。 探している時は見つからなかった探し物が、後々になって見つかるアレに近いと思う。 172 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 56 23.71 ID Icnw6+Bl 答えは、意外なほど身近にあった。灯台下暗し、というやつだろうか。見つけるのは容易であっただろうに、過去の僕には全く見つけられなかった。 いや、もしかしたら無意識に目を逸らしていたのかもしれない。現在の僕のような、全てを失ってしまった人間だからこそ、それを直視することが出来たのだ。 何故、人は目を覚ますのが苦痛なのか。答えは、一言で用足りた。それは、起きるという行為が即ち、戦うということに繋がるからなのだ。 社会に生きている人々は皆、日々いろいろなモノと戦っている。 爛れきった人間関係。努力とは決して比例しない成績。理不尽に降りかかる不幸。妬み、恨み、つらみ、と数えればキリがない。聞いてるだけで頭が痛くなりそうなものたちと、彼等はしょっちゅう戦っているのだ。 そして人は就寝することにより、一時的にその戦闘から開放される。だから人は睡眠という行為に途方も無い幸福感を得られる。 意識が途切れ、無意識に切り替わる刹那なんかは、この世で最も至福な一瞬と大言してもいいだろう。 だけれども、起床はその真逆。再び戦場へと身を置くプレリュード。先に待つのは長い一日の戦闘であり、加えて休息は無に等しいときてる。 そんな未来が待ち受けているのに、誰が好き好んで暖かい寝床から起き上がるというのだろうか。十人いたら十人起きないこと間違いなしである。 なのに、実際に世界に目を向けてみると、人は起きていた。毎日、毎日、飽きもせずに戦場へと向かい、自身の心と身体を傷つけていた。それは冷静に考えるとトンデモナイことである。 彼等は被虐主義者なのか。普通はそう考えてしまう。だが、違う。彼等はただ知っているだけなのだ。起きないことを選ぶ方が、起きるよりもよっぽど恐ろしい未来が、大口を開けて待っていることに。 もし、仮に起床することを放棄し、睡眠という麻薬に身を委ねてみろ。その先にあるのは破滅。社会という大舞台から役割を剥奪され、居場所を喪失し、終いには強制追放されてしまう結末。 観客にもなれず、黒子にもなれず、劇場内の滞在すら許されず、終いには宙ぶらりんで曖昧模糊とした存在に成り下がる。それはある意味、死よりもずっと恐ろしいことだった。 だから、人は戦う。毎日、毎日、ボロボロになるまで。彼等は、後門の無を相手にするくらいなら、前門の虎と戦ったほうがマシだと理解していた。 173 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 16 58 45.80 ID Icnw6+Bl しかし、だ。 例えば戦いを放棄し、ただひたすらに逃げることを選択する者がいたのなら。起床を放棄し、仕事も学校も家事も全て投げ出して、ただひたすらに惰眠を貪ぼり続ける者がいたのなら。果たして、その者は一体全体どうなってしまうのか。 こっちのほうが、答えは簡単だよね。 ご察しの通り、そうした人間の成れの果てが、今の僕だ。 僕は快適な起床を手にした代わりに、それ以外の全てのモノを失った。文字通り、全てのモノをだ。 それで釣り合いがとれているのかどうかはわからなかった。もしかしたら、僕はしてはいけない選択をしてしまったのかもしれない。掴んではいけない未来を手にしてしまったのかもしれない。 だけども、そんなのはいくら考えてもわかりっこないし、どうでもよかった。だって、昔の自分の選択を責めたところで、過去には戻れないのだから。今の僕には、現在しかない。現在を生きていくしかない。 そういうわけで、僕は寝覚めがいい。全世界の人類に対して、申し訳なるほどに。 そうして、今日も僕は目を覚ます。 ハッキリとした覚醒だった。 万年床の中からむくりと上半身を起こすと、まだ若干寝ぼけの残る瞼を擦った。カーテンの隙間から漏れでている月明かりが、ちょうど僕の顔を照らしていて眩しい。けれど、眠気の残滓はその月明かりのおかげですっかりと雲散霧消してしまう。 部屋の中は真っ暗で、しんと静まり返っていた。蛍光塗料で光る壁時計の針を見て、今が午後十一時半だと知った。いつもの僕の起床時間だった。 くうあ、と奇妙な欠伸をひとつかまして、毛布を捲りあげる。すると、妙な匂いが僕の鼻腔を刺激した。なんだろう。微かに香る、薬品の匂い。匂いの発生源である毛布の下に、無意識に視線を下げる。そこには、湿布で真っ白になった貧相な足が伸びていた。 「あっ」 やばい。 ぎゅっと目を瞑って、咄嗟に身構えた。 が、いつまで経ってもくるべき筈のものがやってこない。おかしいなと思い、恐る恐る目を開けて、自分の足を眺め見る。 見たところ、昨日と変わったとこは何もない。試しに、爆発物でも扱うような手つきで足をつついてみた。激痛覚悟だったが、何もなし。ふくらはぎが感じているのは、人差し指による微力な圧力だけだ。 174 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 00 06.38 ID Icnw6+Bl いつの間にやら、あれ程までに僕を苦しめていた筋肉痛がすっかり消えていた。まだ多少の倦怠感は残るものの、完治したと言っても差し障りがないほどの回復ぶりだった。 やっと治った。ホッと胸を撫で下ろし、溜め込んでた息を吐く。 そして今度こそ万年床から這い出ると、頭上でぶら下がっている電灯の紐を引っ張った。何度か点滅を繰り返しながら、電灯に光が灯る。眩しさに目が眩む。 ついでに万年床近くに設置してあるコタツの電源も入れて、卓上にあるノートパソコンも立ち上げた。起床したらまずパソコンを起動させる。それが、ひきこもりのライフワークである。 パソコンが立ち上がるまでの間、僕は脳内で例の音楽を再生させながら、ひとりラジオ体操を開始した。 こうやってコマメに身体を動かすことが、ひきこもりを長く続ける秘訣だったりする。ひきこもりは本当に動きが少ない生き物なので、こうして身体を動かしでもしないと、後々ガタがきてしまうのだ。 チェア使用者ならまた話は別なのかもしれないが、僕みたいな床に座るタイプのひきこもりだと、肩こりとか腰痛とか本当に酷くなる。 僕は黙々と固まった身体をほぐしていった。 単調な作業が続くと、嫌でも考え事をしてしまうものだ。そして僕は不本意にもあの忌々しき夜のことを思い出してしまった。 回想すら忌避したくなる、あの悪夢の夜から、かれこれ三日が経っていた。 僕が曲がりなりにもひきこもりを卒業し、ひきこもりニートからノーマルニートへとレベルアップした夜。そして、輝かしい未来へ向かって大躍進する筈だった夜。そして、無残に、無様に、散ってしまった夜。 あの後は散々だった。翌日には酷い筋肉痛に悩まされて、少し足を動かすだけでも痺れるような痛みが走った。トイレにだって満足に行けず、波のように押し寄せる疼痛で、夜も眠れなかった。いや、正確には昼なんだけど。 それに筋肉痛だけじゃなく、悪漢二人組に殴る蹴るされた傷も、筋肉痛に劣らず僕を苦しめた。口内の切り傷は今だってしみるし、顔の腫れも未だ引いていない。まさに満身創痍の状態だった。 けど、それよりももっと酷い傷があった。心の傷だ。 肉体的な傷はじきに癒える。どんなに重い怪我だって、治る怪我なら時間さえ経てば必ず治るのだ。 175 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 02 16.24 ID Icnw6+Bl が、心の傷はそうはいかない。あれは目に見えないぶん尚更タチが悪く、しかも個人差があるので、程度の判断すら難しい。そして、治療法も千差万別で確立されていない難病だ。 そして、僕はむしろ心がやられてしまった。あれ程の一大決心の元に外へ出たのだ。期待が大きかったぶん、やられた時のダメージも計りしれないものだった。 もう、いいや。僕は一生、ひきこもりニートのままでいい。 それが、僕の出した結論。出すのがあまりにも遅すぎた結論。 外の世界は、僕が思っていたよりもずっとずっと恐ろしかった。 はっきり言って、僕は舐めていたのだ。一応、僕は過去にあの世界で過ごしていた時期があった。だから、今回もきっとうまくいくさ。あの頃を踏襲すればなんの問題はないさ。そんな風に思ってた。けど違った。現実はもっと厳しかった。 高い授業料だったと思う。けど、得た物が何も無かったわけじゃない。 僕は今回の事件から大事なことを学べた。本質的に人が変わるのは不可能、ということだ。 僕みたいな根っからの社会不適合者が外へ出ようったって、どだい無理な話なのである。人間が己の力のみで空を飛ぶことが出来ないように、ひきこもりもまた外へ出ることが出来ない。ずっと、ずっと、自分を、社会を、全てを憎みながら生きていくしかないのだ。 僕はにやりと暗い笑みを浮かべた。泣きそうになるのを誤魔化すように。 ラジオ体操を終えた。 身体が大きくぶるりと震える。体操を一通りこなしたってのに、身体は全然温まってなかった。 このボロアパートは素晴らしいくらいに通気性がいいので、部屋が極寒の地方の如し温度を保っているのが原因だろう。そのくせ夏はジメジメしてて暑いのだからたまったもんじゃない。この不良物件め。 僕はそそくさとコタツの中に滑り込んだ。文明の機器だけが、僕にぬくもりをくれる。じんわりと身体に熱が伝わっていくのがわかった。両手をコタツに入れて、指が十分に動けるのを待つ。 数十秒後、既に立ち上がってるであろうノートパソコンを目の前に置いて、蓋を開けるように開いた。 そしてそのまま――固まった。 僕は目を剥くようにしてデスクトップに映る文字を凝視する。念のために何度も目を擦って見間違いじゃないかを確認したが、結果は変わらなかった。ノートパソコンは無機質に残酷な事実を告げている。 176 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 05 38.53 ID Icnw6+Bl そうか、もう、そんな時期になるのか。 諦観にも似た気持ちが、僕の中に充満する。いつものことながら、これだけは慣れない。ビックリ箱だとわかっていても、開けたらやっぱり驚いてしまうのと一緒だ。 しかしながら、驚愕はそれだけでは終わらなかった。 突然だった。 ドンドン、とノックにしては些か激しすぎる音が、突如室内を揺るがしたのだ。 タイミングがタイミングだったので、文字通り僕は飛び上がった。それも婦女子のように、キャアッとか気持ち悪い悲鳴をあげながら。 何事だ? 落ち着きなく視線を迷子させて、漸く音の発生源であるドアに辿り着く。間違っても、こんこんと手の甲で優しくノックする感じではない。ガンガン、とまるでドアを殴り破らんばかりの勢いである。 いきなり訪れたホラー映画よろしくのシチュエーションに、僕は言うまでもなく恐怖した。先程から脳裏にちらついているのは、あの凸凹コンビの男達だ。 もしや、アイツらがあのあと僕の居場所を突き止めて、三日前の報復に来たのでは、と嫌な想像が頭の中で膨らむ。 膨張は止まることを知らず、爆発寸前まで膨れ上がり、果てには、自分が惨殺された事件を朝のニュースで取り上げているところまで飛んでいく始末だった。 先日、都内某所のアパートで二十七歳無職男性が殺害される事件が起きました、とファンデーションを塗りたくった女性アナウンサーが概要を淡々と告げている。 スタジオのコメンテーターは、本人の防犯管理の怠慢じゃないの? と辛辣なコメントを吐いていた。おいおい少しは肩入れしてくれよ。これじゃあ、お茶の間の同情は得られそうに無いじゃないか。 ドアを叩く音で妄想から引きずり出される。ノックは依然として休みなく続いていた。 正直に告白しよう。僕はもう限界だった。ドアを叩かれる度に僕の精神は磨耗し、無くなるまで擦り切れてしまいそうだ。 僕はすっかりまいってしまい、ガクガクと情けなく身体を揺すり、呆然と叩かれるドアを見つめることしかできなかった。 そして緊張が最高潮に達し、遂に死さえも覚悟した時、 「はやく開けてよー」 と、妙に子供っぽい声が室内に響き渡ったのだった。 「…………」 しばらく後、僕は無言のまま両手で顔を隠した。無論、恥じているのだ。おそらく、今の僕は耳まで真っ赤になっているだろう。ああ恥ずかしい、恥ずかしくてしょうがない。自害したくなるほど恥ずかしかった。 177 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 08 59.18 ID Icnw6+Bl なんで僕はあんなにも怯えていたのだろうか。穴があったら入りたいよ。でも穴がない。コタツしかない。仕方がないのでコタツに入る。暑い。顔だけ出す。今の僕ってコタツが甲羅の亀みたいだなー、なんて軽く現実逃避。 ハァー、と長い息を吐き出して、胸の動悸が収まるのを待つ。 そもそも冷静に考えれば、この部屋を訪れる人間など新聞の勧誘と受信料の催促を除けば、ひきこもりである僕の元に食料品やら娯楽品やらを届けにきてくれる宅急便のお兄さんぐらいしかいない。 そして、お兄さん以外に此処を訪れる人物といえば―― 開けろー、と相変わらず取り立てじみた声は続いている。 その声を聞いて、僕は何度目になるかわからない嘆息を吐いた。 マジでどうしよう。ぶっちゃけ、今は誰にも会いたくない気分なので、このまま無視してしまいたかった。それに、今の僕はひどく傷ついてしまっている。彼女の相手をする余裕など、微塵も無いのだ。 が、そういう訳にもいかないのだろう。彼女には、決して少なくない恩義もあるし、そしてなにより、ひきこもりである僕には居留守という裏技が使えない。 仕方ないか。 僕はパソコンを折り畳むと、コタツから出て、のそりと立ち上がった。いやだいやだ会いたくない会いたくないとゴネている重い足を引きずるようにして、玄関へと向かっていく。 ドンドンと未だうるさいドアの鍵を解錠すると、自分の視界分を確保出来るだけの、ほんの少しの隙間だけ開けた。 一瞬だった。 突っ掛けを履いた白い足が、ドアの隙間をぬうようにして蛇の如くスルリと伸びてきたのだ。僕は慌ててドアを閉めようとしたが、時既に遅し。足が完璧にドアをブロックしていて、閉めることが出来ない。 おいおい、やってる手口がマジで取り立て屋とか訪問販売とかと同じじゃないっすか。 「やっと開けてくれたかー。出るのがちょっと遅いぞヒロシ」 隙間から漏れ出てくる声に合わせて、白い足がピョコピョコと動いた。その動きがあまりにも複雑軽快なので、まるでその足が、本体とは独立した別の生き物のように感じられる。 「な、なんの、ようですか?」 僕はひねり出すようにして声を出した。誰かと話すのは三日振りだったので、自然とくぐもった声になってしまう。相変わらずの不快ボイスだ。 178 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 12 00.22 ID Icnw6+Bl が、彼女はそんなの気に留めた風でもなく、 「何のようですかって、そんなつれないこと言わないでよ。用が無かったらあたしは来ちゃいけないんかい」 と、軽く僕を非難した。 そうですよ、と言いたかったが我慢。 彼女は甲高い声で続けた。 「生存確認にきたんだよ。ほら、お姉ちゃん最近ヒロシに構ってあげられなかったじゃん? あたしと会えなくてヒロシが夜な夜な泣いていることを思うと、あたしも胸が張り裂けそうでさ。 仕事で疲れてクタクタなのをがまんして、こうして会いにきたってわけ」 弁明するまでもないと思うが、僕は決して夜な夜な泣いてなんかいない。嘘、ひとりでめそめそ泣くときは結構あるけど、彼女のために泣いたことは一回たりとも無い。 「べ、別に、頼んでないですし」 まだ癒えきっていない傷がそうさせたのか。僕の声は意図せずともぶっきらぼうで粗暴なものになった。 「と、いうか、もう、来ないでくださいよ。め、迷惑なんすよ。ほ、ほんとうに。僕の、ことを気遣って、くれているんなら、ほっといてください。僕には、それが、一番いい」 「えっ……」 「生存確認と、やらに、きき、来たんでしょ。僕が生きてるって、わ、わかったんだから、早く帰って、ください。僕は、忙しいんで。やることとか、あるし……」 僕の呟きを最後に、長い沈黙が訪れた。その沈黙に揺らぎを与えるように、彼女がポツリと言った。 「そんな風に言わなくたっていいじゃん……」 言い過ぎた、と思った。彼女が僕のことを心配しているのは紛れもない事実だというのに、今の言い方はないだろう。 「お姉ちゃん、ほんとに心配してるんだからね」 白い足が、落ち込んだようにしゅんと頭を垂れた。履いている突っ掛けは脱げそうになっている。 「ヒロシはひとりだから、もし怪我とか病気とかで危ない状況になってても誰も気づけないし、それで誰も気づけないまま、最後に野垂れ死んだりしちゃったら、そんなことになったら、あたし……」 謝ろう、そうは思うけど、口は閉ざしてばかりで開こうとしない。照れてるとかじゃなく、単純に謝罪の言葉が思い浮かばないのだ。人に謝るという経験が、僕には圧倒的に不足していた。 こういう時って、なんて言えばいいんだろう。わからない。 けど、言わなくちゃいけない。なんでもいい。アドリブで適当に繋げてけ。とにかく、今は一刻でも早く彼女に声を届けるんだ。 179 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 15 45.32 ID Icnw6+Bl そう思って口を開きかけ、 「そんなことになっちゃったら……この部屋が事故物件扱いになって、ただでさえ低い家賃がさらに下がっちゃうじゃない。 そんなことになったら、あたしの……あたしのささやかな副収入が……うぅ。今、欲しい服とかバッグとかあるのに……」 って、そっちの心配かよ! 僕は心の中で鋭いツッコミをいれた。 いやいやここは常識的に考えて、もしヒロシが死んじゃったりしたらあたしもう生きていけない好き好き大好き愛してるそうなったらあなたを追ってあたしも死ぬわー的なセリフを言うべきだったでしょ。空気読んでくださいよ空気。 ああやっぱり謝る必要なんてなかったね。なんだよ家賃って。僕より家賃の方が優先順位が上なのかよっ。そんなわけないだ――いや……まあ、そうか、うん。 普通、そうだよね。僕、ひきこもりニートだしね。社会の屑だしね。どう考えても家賃>僕だよね。ごめんなさい、僕自惚れてました。 ああ、なんかいい感じに死にたくなってきたぞ。今の僕ならサクッと死ねる気がする。どうしよう、このあと自殺でもしよっかな。まあ、どうせ出来ないんだけどね。……死にたい。 段々とダウナーになっていく僕とは対照的に、てゆうかお姉ちゃん最近ねー、とか聞いてもいないのに嬉々として自分の近況を語り始める彼女。相変わらず切り替え早いっすね。ついていけないっすよ正直。 鬱状態に突入した僕には、彼女の話が全く耳に入らなかった。言葉は右から左にだらだら流れていく。まあ、今は好きに喋らせておこう。 ところで、先程からドアの向こうの彼女は何かにつけて僕の姉を自称しているが、誤解しないでほしい。僕と彼女の間に血の繋がりは一滴だってない。 さらに言えば従姉妹とか遠い親戚って訳でもない。はっきり言って他人である。彼女が勝手に僕のお姉ちゃんを名乗っているに過ぎない。 余談になるけどさ、血の繋がらない姉って邪道もいいとこだよね。そもそも近親相姦の醍醐味ってのは血縁者同士が契りを結んでしまうという禁忌、その背徳感がよいのであって、義姉や義妹、ましてや自称姉ごときではそのカタルシスを―― ヒロシ、と僕を呼ぶ声で思考が中断された。 出来ればまだ自身の近親相姦観を語っていたかったのだが、仕方ない。この話はまた機会があるときにでもゆっくり。 なんですか、と僕はおざなりに返事をした。 180 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 19 26.67 ID Icnw6+Bl 「いやー、さっきから言おうと思ってたんだけどさ、タイミングを逃しちゃって。さて、ヒロシくん。そろそろお姉ちゃんを中に入れてくれないかな? 真冬の深夜は寒くてしょうがねえのですよ」 さむさむ、と白い足がブルブルと震えた。 いやー、それにしても本当に器用な足ですね。素直に感心できる。テニスボールくらいなら簡単に掴めてしまいそうだ。僕も鍛えよっかな足。 「……お姉ちゃん、無関心ってれっきとした暴力だと思うの」 拗ねたような口調で、ブツブツ文句を垂れる彼女。 けど無関心ほど優しい暴力はないですよ、と経験者は語ってみる。 「嗚呼、こんな仕打ちってないよ。あたしがこんなにもヒロシのことを想ってるってのに、部屋にすら入れてもらえないなんて。お姉ちゃん寂しいなー悲しいなー」 それを言われると僕も弱い。ちょっと、やりすぎちゃったかな。彼女が可哀想になってきて、僕は様子を見るために少しだけドアを開いた。 「ほら、見てよ。お手々がかじかんで真っ赤になってる。それに身体も冷えて鳥肌だらけだし、たぶん唇も真っ青だよ。寒いなー、寒いなー。このままあたしは凍死しちゃうのかなー」 もう少しだけドアを開いた。 「実を言うと、今お姉ちゃんスッゴくエッチなカッコをしてます」 思いっきりドアを閉めた。 「んぎゃっ」 尻尾を踏まれた猫みたいな声を出して、扉に挟まれた足が悶える。 「いったーい! なんで急にドアを閉めるのっ。今のところはむしろ血走ったいやらしい目を爛々とさせながら光速でドアを開けるべき場面でしょうがっ」 「すんません。本当に興味ないんで」 「まさかのガチ謝罪!? 止めて止めて。そういうの止めて。あたしがむなしくなるから。てゆーか、ちゃっかりヒロシの吃り治ってるしっ。どんだけ冷めてんのよ!」 ムキー、と白い足が怒りでのたうちまわった。加えて鬼畜ドSリョナ好きー、とか叫ぶもんだから、たまったもんじゃない。通行人が聞いたらあらぬ誤解を受けてしまうだろう。ひきこもりで変態とか最悪だよ。 ああ、もう、わかりました。わかりましたよ。入れればいいんでしょ入れれば。 僕は眉間を指で軽く揉んで盛大な溜め息を吐いてから、黙ってドアを押し開け、漸く彼女と対峙した。 181 名前:ひきこもり大戦記[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 17 23 43.62 ID Icnw6+Bl そこに居たのは、小さな女の子だった。 身長は間違いなく百五十センチを切っているだろう。僕より頭一つ分以上は小さいく、今も精一杯首を曲げて見上げている状態だ。 小動物然としたくりくりの丸い瞳が小さな顔に収まっており、栗色に染めた髪にはゆるいパーマがかけられていた。 美人というよりも可愛いといったベクトルではあるが、それなりに容姿は整っているほうだ。 着用しているのは子供っぽい桃色のパジャマで、その上には学生が着ているような小麦色のカーディガンが羽織られていた。当然のことながら、エッチなカッコとやらはしていない。 どう見ても中学生、いや、見ようによっては小学生にも見える外見をしているが騙されることなかれ。その実、今年で三十路である。 それが、僕を除くこのボロアパート唯一の住人であり、また持ち主でもある人物。大家さんであった。 と、僕はそこで異変に気づく。 大家さんが壊れてしまった時計のようにピクリとも動かないのだ。呆けたような顔をして(もし口に出したら怒るだろうがまさにマヌケといった表情で)丸い瞳でまじまじと僕のことを見つめているだけだった。 見た目はロリっ娘でも一応は女性。なんとなく気恥ずかしくなって、視線を逸らした。 「ど、どうしたんですか?」 僕の声に反応して、大家さんは漸く我に返ったみたいだった。弾かれたように目を見開いて、ううんなんでもないのと顔の前で手を振った。 「そ、そいじゃあ、お邪魔しまするかな」 妙な日本語を呟きながら、ドアをおさえている僕の腕の下をアーチのようにくぐって、そそくさと室内に入っていった。履いていた突っ掛けは、途中で乱雑に放り投げている。行儀悪いなあ。 僕は建て付けの悪い木造ドアを閉めて施錠し、ついでに大家さんの突っ掛けを玄関に綺麗に並べてから、先に入った彼女の後を追っていったのだった。 胸の内から徐々に湧き上がり始めている、なんとも言えぬ違和感を無視して。 戻る 目次
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1127.html
魔洞戦記 ディープダンジョン part49-265 265 :ディープダンジョン:2010/02/02(火) 03 58 54 ID EYCzdrEY0 未解決リスト見て消化できそうなもの探してたらなんか見つけたのでついでに。 魔洞戦記 ディープダンジョン(ただしバックストーリーは除く) ドールという街の地下に蔓延っていた魔物が地上を遅い、町を荒らし 宝を奪った挙句に姫様の魂を奪い去っていったので、数多くの戦士達が 姫の魂を奪い返そうと地下の迷宮「ディープダンジョン」に挑んだが 高名な勇剣士(勇者じゃない)であるルウという男でさえも 姫の魂を奪い返すことはできず、地下で行方不明に。 主人公(ラル)は街に残った数少ない若者で、王の命令で姫の救出と 魔物の親玉の魔王を倒すという任務をまかされ、ディープダンジョンへ 向かうことに。道中に残された先人(というかルウ) のメッセージなどに助けられながら地下へと潜っていく。 姫の魂を救い出し、彼女から魔王の居場所へ向かうための秘密を聞き出して (ただしフラグ的な意味では助ける必要はない) 迷宮の際奥へたどり着いた主人公の前には、なんと行方不明になっていた 勇剣士ルウの姿が。彼は魔王に取って代わり 魔物たちの新たな親玉として君臨していたのだ。 どこかの竜王のように仲間になるよう交渉してくるルウを無視して (はいを選ぶとゲームオーバー)彼を倒すと、姫から感謝と共に 勇剣士の称号を与えられる。だがダンジョン自体が無くなったわけではないので まだまだ安心はできないのであった。おしまい。 FCのゲームなんでゲーム本体で語られるストーリーはこんなもんです。 それ以外の場所や別機種での設定は知りません。なおなぜにルウが魔王になったかは 不明。噂によると次回作でそのあたりの伏線が回収されているとか。