約 31,755 件
https://w.atwiki.jp/bigface/pages/407.html
#blognavi 物凄く慌しい1週間でした、はい。 入院していた親父が先週の月曜に他界しました。 担当医からはいつ逝くか分からないが、覚悟だけはしておくように言われていました。 が、想像以上に早く他界しました。 結果から言うと、誰一人と親父の最後を看取る事が出来ませんでした。 病院から連絡があり、すぐさま病院に駆けつけましたが時既に遅し。 親父には寂しい思いをさせてしまったと後悔の念で一杯です。 ただ、自分の都合で会社を辞めて、収入面を含め、親父には心配をかける 結果になってしまいましたが、毎日親父の顔を見に行けた事は結果的に よかったと思っています。 親父の最後を看取る事が出来ない分、通夜・葬儀は立派なものにしようと 頑張りました。 が、齢28歳。 喪主を務めた経験はありませんし、務めるとは思っていませんでした。 右も左も分からない状態。 葬儀屋からはしなければいけない事を言われますが、なかなかどうしてどうして。 そう簡単には事は進みません。 親戚の協力はありますが、同時に親戚からの意見もあります。 あちらを立てればこちらが立たず、みたいな事が多くて…。 そんな事気にしないでいいのにって事まで気にする人は気にするんですよね。 挨拶を誰がするかも意外にもめまして…。 通夜をあの人がやったら、葬儀はあの人だろ! いや、あの人よりもこの人が適任だ! などなど。 なんで、すべて喪主の俺がやりました。 言い争う時間が勿体無いんです。 そりゃーそういう場で挨拶をした事がないんですから、お先は真っ暗。 例文が葬儀屋が用意してくれていたのが救いでしたけど。 ってな訳で、祭壇を決めたり、花の位置を決めたり、挨拶を考えたり、 親戚があーだこーだー言ったり、本当に大変です。 どうにかこうにかつつがなく、通夜・葬儀を無事に終える事が出来、 一安心しています。 が、これからも名義変更や相続など、する事が沢山あります。 元の生活に戻るまではどのくらいかかるのやら…。 カテゴリ [なし] - trackback- 2008年03月30日 20 13 52 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/tosiyatosiya/pages/210.html
イ ラ ン に つ い て 調 べ て み る。 イ ラ ン イ ラ ン に つ い て 調 べ て み る。 【イラン、ここは本当に悪の枢軸国?】 第6話)揺れるミナーレ 《イラン旅行記|ゴム|マライヤ|エスファハーン|テヘラン》 ザーヤンデ川に架かる橋の下にはとても居心地のよいチャイハネがある。ここでぷらぷらしたりして、いつしかエスファハーン3日めを迎えていた。今日の午後は郊外にでも行ってみるか。市バスで西に20分ぐらい行くと、ミナーレ(イスラム寺院の尖塔)が揺れる不思議なモスクがあるという。名前はミナーレ・ジョンバーン。あまり大きなモスクではないので注意してバスの車窓を見ていないと見落としてしまう。 椰子の木に囲まれた一角にその不思議なミナーレはそびえ立っていた。一見するとエスファハーンのどこにでもありそうなミナーレではあるが、揺れるとはいったいどういうことなのだろう。入り口で入館料を払うと、係員が「午後3時にミナーレが揺れる」と言う。今は午後2時。あと一時間だ。 でも、決まった時間に尖塔が揺れるとはこれはいったいどういう超常現象によるものなのだろうか?興味はつきない。モスクには僕のほかに欧米の団体客がやってきて、早くもモスクの屋上に上がってミナーレが揺れるのを待っている。とりあえず僕も屋上に上がってみよう。 屋上の高さは3階建てほどであるが、あたりに高い建物がないのでエスファハーン近郊のパノラマが楽しめる。抜けるように青い空の下、潅木の大地にザーヤンデ川の清流に沿って緑が広がる。遠くにはエマーム広場のモスクの尖塔が天に向かって突き出し美しい。 屋上の観光客が20人ほど集まったところで、スーパーマリオに瓜二つのイラン人親父が屋上に上がってきた。親父はミナーレの鍵を明けると、すたこらすたこら尖塔を上っていった。 「あれ、地震かな」 気づくとモスクの屋上の床にかすかな揺れを感じた。一瞬で揺れはおさまったが、またユラリと揺れだす。どういうことだ。 すると欧米人たちがカメラを取り出し尖塔を見上げてシャッターを切り出した。何だろう? ミナーレの明かり窓から人の影が見える。あっ、さっきのスーパーマリオ親父ではないか。親父は手に軍手をはめているぞ。あ"っ、また床が揺れた。おおお、尖塔も揺れているぞ。というか、揺れているのではない。 マリオ親父が尖塔を揺すっているのだ!! 要するに観光客が集まったらマリオ親父が塔を揺らす、それが揺れるミナーレの秘密であった。なんともプリミティブな仕掛けに僕は笑いを押さえ切れなかった。 しばしミナーレの揺れを楽しむと欧米人たちはさっさとツアーバスで帰ってしまった。このミナーレの下に一軒のチャイハーネがあったので僕はそこで一休みする。するとさっきのマリオ親父もお茶をしに入ってきた。 「どこから来た。」 「日本からさ。」 「そうか。よく来た。個人旅行か?」 「そうだよ。」 「そうか。団体じゃないんだな」 マリオ親父は僕がツアー客じゃないことを確かめると 「1万リアルでどうだ?団体じゃないなら特別OKだ」 「OKって何が?」 「ミナーレを揺らすのさ。」 なんとマリオは1万リアルの袖の下でミナーレを揺らせてやるというのである。「OK」と僕は承諾すると、マリオ親父は事務所からこっそり鍵を持ち出してきた。二人してひっそり屋上にあがると、「さあ行け」と尖塔の鍵を明け僕を中に入れる。尖塔の中は狭い螺旋階段になっていた。足を踏み外さないようそろりそろりと僕は上っていった。 頂上の窓から下を見下ろすと、マリオがさあ揺らしてみろとジェスチャーする。よし、僕は塔の一部を掴んで尖塔をゆらしてみる。マリオ親父は簡単に揺らしていたように見えたのだが、僕がやってみると塔はびくともしない。そこで思いっきり力を入れて揺らしてみようと思うのだが、あんまり力を入れすぎると塔が崩れてきそうな感じもして、なかなか力が出し切れない。それでも意を決して揺らしてみる、えい!。 ダメだびくともしない。 「もっと力を入れろ」とマリオ親父のゼスチャーが熱くなる。僕も全力を出したいのだが、壊れてしまうのではという疑念と、螺旋階段の足場の悪さが、なかなか僕に全力を出させようとしない。結局、塔を揺らせないまま僕は降りるしかなかった。 トホホな僕に対して、1万リアル(約140円)の臨時収入を得たマリオはもうホクホク顔。なんとも情けない結末の揺れるミナーレであった。 (続く) もどる < 6 > つぎへ .
https://w.atwiki.jp/matome-tera/pages/81.html
サンバ ◆U8ABys6DMo ← その1へ その3へ → 【天一坊】逃げられ寸前男の駆け込み寺216【現る】 354 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 02 24 嫁が実家に帰りたいらしい。むこうで産みたいと… どうしたらいいんだ?親父達が夜やってくる。 365 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 06 27 俺も行くのか?嫁の実家遠いんだぞ。 それに行ってもむこうで生まれてしまったらどうすればいいんだ? 372 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 08 01 ああ、俺達がいるのは九州で嫁の実家は山口軽く見て2時間はかかると思う。 377 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 09 33 だから危ないんだ。昨日も泣きすぎたせいか腹が張ってるらしく 今日は体がしんどいそうだ。 診察に連れて行こうと誘ったが行きたくないと言うし あまり言うとまた泣いて興奮するのでじっとさせてる。 親父が夜にやってくる。 384 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 10 31親父が来るのに家を空けたら留守になるじゃないか? 394 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 12 05 嫁親はこれない事はないだろうが、こないな。 結婚してからも1度も来てない。出不精かもしれない。 俺のためじゃなく嫁のために動いてるじゃないか。 399 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 13 12 そうだな。電話くらいはしてからにしよう。 だがすんなり親父が了承するとは思えないんだが。 412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/01/26(土) 15 15 02 親父に電話して聞いてどうするんだよ 嫁親に電話して聞け、て言ってるんだよ 413 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 15 05 駄目だ、今親父は電話に出られない。診察中だった。 417 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 15 43 嫁の親に電話か?まぎらわしい言い方するなよ 430 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 16 50 だから嫁の実家は産婦人科じゃないと言ってるだろうが。 何処で産むんだ? 443 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 18 26 436 落ち着かせると言ってももういつ生まれてもおかしくないだろ むこうに着いて生まれそうになったらどうするんだって聞いてるんだ 444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 18 27 430 嫁の実家の近くの産婦人科で出産させてやればいいじゃないか。 何百回言わせるんだよ。 お前の親父のとこでなきゃどこでもいいよ。 お前の親父のところよりはずっといいと嫁は思うはずだ。 449 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 19 43 犬じゃないんだぞ。大事な嫁をあまり馬鹿にするな。 462 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 20 56 あてもなく行けないだろ! 537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 29 17 サンバ ◆U8ABys6DMoがやること 1.嫁親に電話。 嫁の状況を説明する。 「嫁実家のほうで生ませたい。嫁もそう希望している」 と伝えること。 嫁親に、嫁実家付近の産婦人科をピックアップしておいて貰え。 2.保険証、母子手帳 を持って、一刻も早く嫁実家に連れて行く。 もちろんサンバも一緒に行く。 いいか、今すぐこれを実行しろ。 今すぐに行動を起こせ。 2ちゃんしてる場合じゃなんだ。嫁と子供の命に関わるんだぞ。 475 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 22 21 460 お前馬鹿じゃないのか?生まれる時間に土日もないだろうが 患者が来れば休みなんかあるか 483 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 23 17 嫁親は医者じゃない、出産準備なんかできないと言ってるだろうが。 ちゃんと話しを聞いてくれ 495 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 24 34 嫁に今から実家に帰りたいのか?と聞いた 帰りたいとまた泣き出した…がっかりするな本当に 501 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 25 28 何が釣りなんだ、いいかげんにしろよ!もういい自分で何とかする 546 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 32 26 馬鹿にするな、日本語くらいわかるわ 釣り釣りうるさいからだろうが。 嫁親に電話したぞ これでいいんだな 569 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 37 02 何で罵られるんだ俺は何も悪くないだろうが 嫁が取り乱していて帰りたいと言うのでどうしたらいいですか?と。 嫁が電話口に出て泣きじゃくるんで嫁親も心配したんだろう 俺がいいと言うならとりあえず帰らせてもらえますか?と 拒否はできないだろ、とりあえずわかりましたと言ったさ 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 40 05 578 お前が今すぐ連れて行け 嫁が死んでもいいのか 593 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 40 56 別に俺が今日行ってもいいが、今日は親父が来るだろ? 613 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 42 56 なるほどな。親父と会わせないためか…早く言えよ。 635 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 45 02 嫁、もう準備してるんで俺が送っていくわ。 親父には断りの電話する。 665 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 49 50 わかってる。出てから電話すればいいわけだよな? それくらい俺も知恵があるわ。 明日帰ってきたら親父に怒鳴られるだろうけどな… 嫁も会いづらくなるんじゃないかとそれだけは心配だ 687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 52 52 ; サンバは、 嫁と親父が二度と会わないのと、 嫁とサンバが二度と会わないのとどっちを選ぶんだ? 691 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 53 43 は?何でだ?明日は戻るぞ 711 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 56 03 ずっと山口で暮らすわけないだろ それなら引越しじゃないか。 729 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 58 16 いやいやいや何度言えばわかるんだ?嫁は実家では産めない!それは嫁実家が産婦人科じゃないからだ! 疲れさせるな 782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 05 13 729 嫁実家が産婦人科じゃなくても、実家付近の病院で産める! 何度言えば分かるんだ? 疲れさせるな 747 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 00 30 そろそろパソコンを離れるぞ 嫁がソワソワして待ってて気になる。 まだ服も着替えてないし時間がかかる。 また明日な。 793 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 06 32 釣りじゃないと言ってるだろうが!ふざけるなよ 810 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 08 39 歯磨きしてるだけだろうが 822 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 10 38 親父が2ちゃんしたら世も終わりだろうが 830 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 12 15 必要だろw歯磨きしないのか? 不潔すぎるだろ 679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 15 52 00 俺の嫁も同居で臨月前にして実家に帰してもらえず、 毎日毎日泣いてて、翌月死産した。 腹の中で死んだ子供をな、陣痛促進剤使って、 同じだけ苦しんで苦しんで産んだよ。 俺だけが立ち会った。冷たくなった我が子を抱き上げたとき 悲しくて仕方なかった。 その子の顔を見てくれないかと俺の母親に言ったら、 「死んだ子なんでしょ、早く焼いてもらいなさい」と 病院さえ来なかったよ。 俺は別居&絶縁で許してもらえたが、10年経った今でもあの悲しさは薄れない。 俺でさえそうなんだから、嫁はもっとだろうと思う。 決して脅しじゃないぞ、おまえ、冷たい子を抱きたいのか? 853 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 18 45 kwskと言われても… 今の俺なら多分頃してたくらいに、俺がサンバ程度だったことは事実だな。 嫁が家に帰ると泣いてて、はっきり言って鬱陶しかった。 自分の母親が自宅出産させようとwktkで、産まれてくるトコを 俺の妹や姪甥にまで見せようとか、ビデオにとって親戚の集まりで映そうとか 言ってたのを訴えられても、本気で「それのどこが悪い?」って 嫁に聞いてたくらいだったから。 そのときは皆が俺の子を歓迎してくれると本気で思ってた。 で、子供が動いてないと訴えられてさ、そんなはずないと 両親に言われたこともあり、病院にも連れて行かなかった。 日曜だったしね。 嫁は自分でタクシーを呼んで病院にいって、胎児死亡を宣告されたわけだ。 そのまま入院になって、助産士に「今から陣痛を起こします。立ち会いなさい」と。 嫁、苦しみながら泣いてた。俺が背中なでてやろうとしたら 「触るな!この人殺し!!!」と叫んでた。 855 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 19 18 死産後に悲しくて愚痴まじりに母親に言ったら 「ひとごろしは嫁じゃないか、あんなできそこない別れてしまえ!」と言われて その上に、嫁に渡せと言われた紙には 「ビデオ代・俺の姉や親の出産立ち会いのための滞在費・ 産婆の友人に頼んでた慰謝料」をこと細かく書いてあった。 俺自身が狂っていたことがここでやっと分かった。 かなり遅かった。遅すぎたがな。 嫁に土下座して誤った上で、嫁退院までに引っ越し&転職した。 嫁の親父さんが良い人で、俺が今やっと親離れしようとしている。 あと1年だけこらえてやれ。 しかし、1年後に代わらなければ、娘とは別れさせると言われて念書も書いた。 その後、真剣に嫁のために俺両親や親戚と絶縁して頑張って、 嫁や嫁親にも許してもらえた。 恥ずかしい話だが、もちろん「もう許してあげる」の言葉が出るまで 嫁には指一本触らなかった。 その後に一男一女に恵まれたが、嫁は上の子を「次男」と呼ぶ。 俺もあの冷たい我が子の静かな寝顔を忘れることはできない。 せっかく産まれてきたのに、あの目は一度も開かなかった。 声もあげないんだぜ。それなのにずっしり重くてさ。 2716あったよ。まんまるい顔でな、ハゲで…今生きてれば10歳だ。 忘れない。忘れられないよ、長男のことは。 875 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 30 44 そう、キチガイだったよ。 結局嫁に許してもらえるまで3年かかったし、 嫁にも「許すが、一生やられたことは忘れない。 あのときすぐに殺さなかったのは、私と一緒にあの子への 贖罪に生きさせるためだ」と言われた。 嫁も逃げ出せば良かった、自分もあの子の敵だったと後悔してる。 奇しくも、下の子の誕生日は長男の予定日だった。 この子たちのためにも、俺の親に一生会わせない様にするのが 俺が長男にしてやれる贖罪の一つだと思ってる。 877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 31 39 「嫁が退院するまでに引越し&転職」 「自分の実家とは絶縁」 これを速やかに実行したというのが大きかったんじゃないかと。 問題に気づく時期は遅かったが。 883 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 36 23 サンバのヴォケに気づかせるために、 叩かれ覚悟であえて書き込んでくれた 679に敬意を表したい 887 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 37 51 883 うん。どれだけ叩かれてもいいさ。 俺嫁と同じ思いをする嫁が一人でも減るならな。 気づけよ、サンバ。おまえは俺だ。 894 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 39 47 890 いいや、マンソンから富士山が見える地域出身。 現在は都会まで移動済み。 897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 40 27 サンバなら「俺のパパなら679と違って専門知識も設備もあるから安全」とか思ってそうだけどな。 901 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 41 55 897 それを言うなら、俺の実家にも経験豊富な産婆がいたし、 産科病院もすぐ側にあったよ。 まあ、ここにいる既団ならわかるだろうが、問題はそこじゃないよな。 902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 43 07 679 おまいよくそんな基地一家から脱出できたな。 どうやって洗脳解けたんだ? 910 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 47 14 902 長男を「焼いてから持って帰りなさい」と言われたのが一番大きかった。 それを聞いたとき、 「俺はなんでこんなヤツラの言うことを聞かなきゃならないんだ」 「嫁をこいつらから離してれば、長男は生きて笑ってくれたかもしれないのに」 ってことにやっと気づいた。 犠牲が大きすぎたよ…情けないorz 916 名前:679 [sage] 投稿日:2008/01/26(土) 16 49 48 そろそろスレ違いだし、落ちるわ。 ちょっと長男のこといろいろ思い出したんで、 今から寺行ってくるwwwサンバがちゃんと気づいてくれればいいが… 【安産】逃げられ寸前男の駆け込み寺217【祈願】 138 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 04 28 帰ってきたぞ。とんぼかえりで疲れ果てた。 親父には怒鳴られるしさんざんな1日だ。 142 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 07 01 どうでもよくないだろうが。鍋する予定をすっぽかした挙句 嫁はいないと言ったらそりゃ怒るだろ。 その怒りを俺が全部受けたんだぞ。 146 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 08 09 141 何が追い返されただ。俺が自分で帰ったんだ。 親父が戻って来いと激怒して電話ばかりしてくるんでな。 俺が帰らないと落ち着かないだろうが。 153 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 10 09 何がご機嫌とりだ?親父に逆らって嫁を連れて帰ったんだぞ。 何で俺が叩かれるんだ?じゃあ連れ戻したほうがいいと言うのか! 162 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 12 29 馬鹿だろお前達の考えは浅はかだな。 親父が押しかけてくる前に俺が1人で戻った。これ以上の優しさがどこにあるんだ?え? 169 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 13 57 鍋がつぶれて怒るわけじゃないだろうが。 診察も来ない、出産間際に実家に帰る、これに怒ってるに決まってるだろうが お前こそお子様だな 175 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 15 02嫁は山口で産むわけないだろ。病院じゃないと何度言えば… あきれてしまう… 190 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 16 38 親父に歯向かって反論したさ。 お前何考えてるんだ!と茶碗まで投げつける親父にだぞ。1日実家に帰るくらいの自由はあるだろーがと反論した。 それくらい嫁の好きにさせてやれとな。 204 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 18 00 山口にあっても嫁のかかりつけじゃないだろうが。 今から探せるわけがない、もう産まれてもおかしくない時期なんだぞ。 221 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 20 04 俺は山口に知人の1人もいないんでな。 コネも何もないわ 229 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 21 24 嫁親も恐縮してたぞ。娘のわがままでごめんなさいと。 何でお前達が興奮してギャーギャー言うんだ? 明日、親父さんが送ってきてくれると言ってたんだ。 俺が言わせたんじゃない、むこうが明日送ってくると言ったんだぞ 242 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 22 52 親父の腕までお前らが想像して言うな。 ちゃんと名医と言われてるし代々続いてる。 そこまで非難される覚えはない。 274 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 27 57 嫁親がむこうで知り合いの医師でもいて、そっちでどうしてもと言って ちゃんと受け入れができるならそうすればいいさ。 安心できればいいわけだ。 俺が何故継がないかと?そりゃ医者じゃないからだろ。 医者しか継げないのを知らないのか? 291 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 30 51 そりゃなれりゃなるだろ。医大入るの諦めたんで医者にはなれなかった それだけだろ。わかってて聞いてるだろうが?底意地悪いよな 319 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 36 00 嫁の家はな、歯科医院だったわけだ。 でも今はやってない。経営悪化で倒れたんでな。俺の親父がその時の負債金全部払って片付けてやった。 親父は悪人なんかじゃないぞ。 337 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 37 50 はあ?結婚した後の話しだぞ。 嫁の実家の手助けをした、立派な事じゃないか。 非難されることじゃない、買っただと?ふざけんな 354 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 39 29 俺はそんな金持ちじゃないんでな残念ながら。 これからの事は明日にならないとわからないだろうが。 嫁が戻り、親父入れて話し合うしかない。 373 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 41 23 売られたんじゃないだろうが。借金は結婚後の事と何度言えばわかるんだ? 身内の緊急事態をほっとくほうが悪人だろうが 398 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 44 06 俺は嫁の好きにしていい。もう考えるのに疲れた。 410 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 45 38 俺は別にいいぞ。親父がどう言うかは別だがな。 434 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 49 14 別に医者になれないのが何なんだ?食っていけてりゃいいだろうが。 お前達も医者じゃねーだろ! 457 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 51 46 そりゃ親父のおかげで食ってもいけてる。 親父に一切口出しさせないとか無理に決まってるだろうが。 偽医者まで出てきてなんなんだ 488 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 55 22 無職のわけないだろうが。仕事くらいしてるわ事務じゃないけどな。 それと管理人もやってる。そこまでしか言わない。 513 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 22 59 02 気分悪いな今日はもう寝る。明日嫁が戻ってまた続きは相談する。嫁の意見も聞く、じゃあな。 949 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 26 34 色々とややこしい状況になって来れなかった。 昨日嫁が戻らずイクエがわからないと嫁父だけ1人で来た。 親父が怒ってそれ宥めるのが大変だつた。 嫁父も探してるがわからないと言われた。 俺が今日実家に行ったら嫁の姿はないが 家に赤ん坊用の荷物がどつさりあった。 隠してるんだと悟り俺は色々話して来た。 これから親父と話さないといけないと思うと鬱になりそうだ。 963 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 29 40 別に山口で産むのはいいのだが親父は許さないだろう。 親父に見つかれば連れ戻すだろう。 明日は親父が山口にむかう、その前に話さなきゃいけないが 気がすすまないんだ。 967 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 31 44 大の大人を止められるわけがない。 親父は自分で車も運転できれば電車にも乗れる。 976 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 34 13 嫁には会ったんだぞ。話しの中を省いたが嫁には会った。 嫁のばーさんの家にいた。同じ山口だ。 そこで色々と話した。こっちで産みたいと言われた。 嫁の母親が病院ならこっちにもあるから安心して生ませてやつて欲しいと。 お願いされたんだ。親父さんは帰りなさいと一喝し説得はしてくれたが嫁母とばーさんが必死で庇ってた。 8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 37 10 サンバ嫁シャレにならんくらい悲惨な状態じゃないか >親父さんは帰りなさいと一喝し説得はしてくれたが 本当に借金のカタなんだな・・・ 982 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 36 10 何がどうスレ違いなんだ【逃げられに】嫁の妊娠出産に関するトラブル1【ならないように】 11 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 38 09 こっちに来いと言われて来たぞ。 16 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 39 40 何か浮かれてるな?そんな楽しい話しじゃないんだが。 俺は憂鬱でたまらない。 21 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 41 24 18 家族じゃないか。別に好きとか嫌いとかないだろ。 41 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 48 32 昨日は嫁を連れて帰ってくるはずだった嫁父がいきなり1人で来た。 慌てた様子で娘が家を出てしまった、とにかく今日は連れて来れなかったが 少し待って下さいという事を親父に詫びに来た。 俺は別に1日くらいいいですよと言ったんだが 親父がふざけるな!何を甘やかしてるんだどんな躾をしてるんだと 怒り、もういい俺が時間を作って行くと言い嫁父を追い返した。 しかし今日はお産が入ってて行けない、その隙に俺は行ってみた。 嫁実家には嫁の姿はなかったが、俺が突然訪問して隠せなかったのだろう 赤ん坊の荷物があった。買ってきたばかりのものみたいだった。 それで俺がどういう事かと聞いたところ嫁親が実はどうしても こっちで産みたいと言ってる。私を追い返すならもう死んでもいいと 言ってるというという事を言われ。 何とか許可してくれないだろうか?と相談された。 俺はいいけど親父が何というかと答えた。 45 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 49 56 嫁父はポーズなんじゃないかと思う。 俺の前では一応そういっただけのような気がする。 52 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 51 29 説得がきく相手ならなそれでいいさ。 俺の親父を説得するのは難しい。 何と言うんだ? 55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 51 48 45 なあ、帰るなら死ぬって言ってる嫁の気持ちや、嫁父・嫁母・嫁祖母の気持ちも考えてやれよ。 お前が親父と殴り合いするくらい、どうってことなかろう? 58 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 52 29 親父を意味なく殴るか?暴力じゃないか 69 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 54 04 62 脅すわけないだろうが。説明をしてくださいと言ったら むこうから教えてくれただけだ。 隠しとおせるわけないだろうが。 65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 53 19 52 理由なんか要らないさ。 だって、どうせ親父は何言っても、殴ったり茶碗投げたりするんだろ? 今更絶対納得なんかしない。 単にお前が「親父が山口に行くのを阻止する」、それでいいんだ。 それと、親父さんに、嫁連れ戻したら、警察の厄介になることになるが、 それでいいかと聞いてみろ。 75 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 55 16 65 今から来いと呼び出されている。それを俺は避けてるわけだが。 80 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 56 00 何だここも変な奴がいるじゃないか 人の話しを聞かないなら話す気になれない 90 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 57 30 79 何で押しかけたという表現になるんだ?自分の嫁が居場所がわからなくなり 心配してた、そして居場所がわかった。会いに行くに決まってるだろうが。 ちゃんと話した。2人で話す分には何も問題がない。 親父がいるとややこしくなるだけだ。 94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/28(月) 19 58 39 二人で話したときに、お前はちゃんと じゃあ、山口で出産して、しっかり産んでくれって言ったのか? 親父のことは心配しないで大事にしてくれと言ったの? 100 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 20 00 17 94 心配するな好きにしていいと嫁には言ったが 実は内心、そううまくいかないんじゃないかと俺自身が心配してる。 だが、嫁にはそれは言えなかった。 何も心配しなくていい、こっちで産んでいいぞと言った。 106 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 20 01 05 101 だが…1人変なのがいる。 125 名前:サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日:2008/01/28(月) 20 04 50 115 それはもう親父に言った。期待を裏切ったのは悪いが 嫁が望むようにさせると。 だが一喝されただけだ。 お前みたいな馬鹿で世間知らずに何がわかるんだ! 俺の言うとおりにしてればいいんだこの馬鹿者が すぐに連れ戻せ。とな。どれだけあの嫁家族に援助してると思ってるんだ ふざけやがつてと興奮状態。 195 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 20 31 16 変な奴がいなくなるまで俺は黙してる。 とにかく親父に会ってくる。できるだけの事は言ってくる。 215 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 20 40 06 実家に電話したらもう親父が向ったらしい。 俺には任せておけないと出て行ったと言ってる。 またややこしい事になった。 231 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 20 43 51 警察は行きすぎだろ。俺の親父だそんな事はできない。 嫁は実家にはいない。ばーさんの家にいるがそれは親父には言ってない。 とにかく電話はしてみる。 285 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 20 59 28 とりあえずの策でしかないんだが、嫁実家に留守してもらうように 電話した。会わないのが一番いいだろうと思った。 嫁家族揃ってばーさんの家に行ってくれるよう頼んだ。 親父はそこは知らないので嫁親達にあわなけりゃどうしようもない。 無駄足になる…複雑な気分で親父も可哀想だとは思うが 仕方がない。 299 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 21 05 56福岡市と勝手になってるが全然違う。 まあ、それ以上は言えない。とんでもない詮索をするやつがいるからな。 俺は今から実家に行く。母親の方と話してみる。 親父がいるとゆっくり話せなかったんでな。 色々相談してみる。 302 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 21 06 49 何で俺が離婚しなきゃいけないんだ。 309 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 21 08 21 301 母親も少し言ってはくれたらしい。好きにさせてやって欲しいと 意見を言ってくれたらしいのだが。 それがかえって興奮させてしまって申し訳ないと俺に謝ってた。 317 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 21 10 31 俺は行かない。それがベストだと俺自身が一番わかる。 親父が嫁家族に会わなければそれでいいんだ。 行けばややこしくなるだけ。 諦めて帰ってくるしかないだろう。それが一番いい。 明日は朝から診察。長居をするわけがない。 658 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 15 41 親父は仕方なく戻ってきた。だがそれからが大変で 俺というより母親が被害を蒙って殴られてしまった。 俺を庇ったばかりに。だが母親に庇われたのは初めてだった。 今まで母親は親父の味方で頼りにはできないと思ってきたが 今回は俺の気持を察してくれていた。それは有難い。 親父は嫁の実家に電話ばかりしてる様子。 嫁の父親から俺に電話があり、このままでは申し訳がない 娘を連れて帰って欲しいと言われた。 むこうはむこうで揉めてる様子だった。嫁の出産する病院は決まったらしい。嫁から報告があった。 嫁も電話で泣いてばかりいた。 お父さんにも俺にも申し訳ない事をしたと泣いていた。 661 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 18 19 660 いいから気にするなと言ったんだが。 今は無事出産する事が一番だろう。 それから先の事はそれから考えるしかないというか なるようになるしかないんじゃないか? 668 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 21 12 663 山積みどころじゃなさそうなんだが。 親父は嫁も嫁家族もただじゃ済まさんとか言っている。 664 物を投げつけられ、孫の手で叩かれたようで顔が赤くなっていた。 672 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 24 19 親父にとっては産まれて来る子供が生き甲斐なんだろう。英才教育をして医者にして継がせるつもりらしい。 これは母親に聞いた。 683 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 26 40 669 お袋は、俺に謝るばかりだった。 親父に何も意見できない自分が悪いと。 お袋も嫁に来てからずっと我慢の連続だったらしい。 今回初めて口答えをしてしまい、それで親父を余計に興奮させたと 言っていた。 とにかく今は無事に出産させてあげなさいとは言ってくれた。 693 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 30 34 俺の親父はワンマンなんだろうな。でもそれでも親父だからな。 俺が期待通りに育たなかったのが一番悪いんだろう。 俺も私立の小中と出た。高校は親父の意見で地元から離れた ところの寮に入ってな。 だがついていけなくて途中で逃げ出した。 地元に戻り編入で何とも知れない高校は出たがそれ止まり。 ここまで言うと馬鹿にされるんだろうなお前達に。 716 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 36 37俺は手に職も何もない。よそで働いた経験も全くない。 こんな俺が嫁と子供連れて逃げてどうするんだ、食わせていく事もできない。 俺にもやりたい事はあったな、だが子供の頃からそれは駄目だ これをやれと全部決められて育ってきた。 そのうち、夢なんか持たないようになってしまったんだな。 言っても無駄だからと思い込んで生きてきたな。 情けないなこの年になってまだ親父の言うままの人間だ。 763 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 50 43 正直、お前達からこんな言葉を貰えるとは思わなかった。 どうせ馬鹿にされるだろうと思っていた。 応援は有難い…だが俺は親父から逃げたくない。 今はそう思ってる。 これから戦いになるかもしれないが、逃げずに克服したい気持ちでいるんだ。 794 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 23 58 37 色々意見は有難いし言いたい事はわかるんだが 母親が親父から離れるのはあり得ない。 望んでもないだろう。 俺が逃げると嫁、嫁家族に迷惑がかかるのは目に見えている。 俺は逃げられない、親父に自分の意見をぶつける。 それしかないと思う。 今まで大した反抗もせずにいたが、言うべき事を言う。 嫁としばらくはなれる事になってでも自分で解決しなきゃいけないだろ。嫁が安心して戻ってこれるように。 802 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/30(水) 00 00 54 797 そのつもりでいる。嫁はしばらく山口にいてもらう。俺が解決するまで。 孫に会えない辛さは親父に一番応えると思う。 806 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/30(水) 00 03 17 親父も鬼じゃないと信じてる。俺の親だから。 親父もまたその父親であるじーさんに押さえつけられて育ってる。 時間がかかってもわかってもらえると信じてるんだ。 じーさんは今でもかなり強行な人間なんでね。 親父はじーさんに今でも敬語を使うほど。 812 名前: サンバ ◆U8ABys6DMo [sage] 投稿日: 2008/01/30(水) 00 05 02子供は99%男とわかってる。だから余計に親父も期待してるんだ。 ← その1へ その3へ →
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/100.html
227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/30(木) 00 55 24 ID NOhOcyIZ0 [1/3] 「桐乃に今度は本当の彼氏ができただと? 知ってるのか、京介?」 「え、え~っと・・・」 「知ってるんだな? 吐け! どこの馬の骨だ?」 やばい、どう考えてもこれは隠しきれない…こうなったら… 「えっと、その…言いづらいんだケドさ…お、親父って馬じゃないよな?」 「ワシが馬のわけないだろう、何を馬鹿なことを言ってるんだ!そんなことより…」 「じゃ、じゃあ少なくとも桐乃の彼氏は馬の骨じゃあないぜ」 「ん?」 「実は、桐乃の彼氏になったのは親父の血を引いた息子なんだよ!」 「ブッー!? ゲフッゲフッゴフッゲフッ……?」 「だ、大丈夫か? 親父…」 「バカもーんっ」 親父の鉄拳が飛んで頬に忘れもしないあの痛みが走る… 「ま、まさか、いかがわしいことをしたりしてないだろうなっ」 「ま、まだ何もしてねえよ…」 「お前達、兄妹なんだぞ、わかってるのか?」 「・・・・・」 「よく考えろっ! ただし、桐乃にいかがわしいことしたらお前といえども逮捕するぞ!」 なんて言いつつ、近親愛の実情や制度・保障上の問題や劣性遺伝の発生率を影で調べる親父・・・ -------------
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/375.html
酒場の一員 依頼主 :オフィリオー(黒衣森:南部森林 X18-Y19) 受注条件:レベル22~ オフィリオー 「その身のこなし・・・・・・ そこそこ腕の立つ冒険者だな。 仕事を探してるんなら、ひとつあるぞ。 東の川の「スモールマウス・オロボン」を3体、駆除してこい。 あいつらが川魚を食い荒らすもんだから、 バスカロンの親父が困っているんだ。 仕事をこなしてきたら、 お前をこの酒場の一員と認めてやるぜ。」 オフィリオーに報告 オフィリオー 「スモールマウス・オロボンを退治してきたか。 これで酒場にうまい魚料理が並ぶだろう。 バスカロンの親父は、俺たちみたいなやくざ者にも、 分け隔てなく接してくれる。 だから俺ぁ、親父に迷惑をかけるヤツぁ許せねえんだ。 お前は腕もたつし、信頼もできそうだ。 是非ここで仕事をこなして、親父の力になってやってくれ。」
https://w.atwiki.jp/ichigogumi/pages/31.html
MAP 暗号について 暗号は暗号兵士を倒したところにある門にかかっている旗が答えです。 わからなくなったら戻って確認しましょう。 実績ルート 1、サボってる兵士を5人探し出す。 ※青い服を着た兵士にマウスを合わせるとサボってる兵士の場合話しかけられます。 2、ヒゲ親父の頼みを聞く。 ※門をあける前に4箇所にいる各兵士に話しかけ、ヒゲ親父のところに戻る。 3、これらをやるとボス討伐後、黄巾3兄弟が出ます。それを討伐。 最短ルート 自動移動をふんだんに使いましょう。 対ヒゲ親父戦 ひげ親父 HP:2000 ちょっと、硬いけど普通に倒せます。 対南華老仙戦 南華老仙 HP:915 MP:457 こちらも特に問題なく倒せます。 対黄巾3兄弟戦 張角・張梁、張宝 HP 350 HP 400 HP:338 倒し終えると、黄天聖闘士・張角に変身。 HP 900
https://w.atwiki.jp/keitainijiura/pages/49.html
無念 としあきNo.3569 瀬野「………な、なに…してるのよ!」 無念 としあきNo.3576 「ぅ・・ん・?あぁ瀬野か…試すかい?」 としあきは、自身の腸液にまみれたちくわぶを差し出した。まだ生温いやつを。 無念 としあきNo.3577 「ん?君は?俺は今ヘヴン状態なんだ。邪魔をしないでくれ。」 無念 としあきNo.3578 「いらないわよそんなの!!」 瀬野はちくわぶを弾き飛ばした。 無念 としあきNo.3583 その弾き飛ばした手にはとしあきの腸液がべったりとついていた 「ぎゃあ!汚い!」 瀬野は悲鳴を上げた 無念 としあきNo.3592 父「そんなことより、タイツの奴はどうした?」 親父は飛んできたチクワブを、平然と顔面で受けつつ、瀬野に聞く。 無念 としあきNo.3594 瀬野「今それどころじゃないわよ!何か拭くもの無い!?」 無念 としあきNo.3595 としあき「タイツのやつ?何言ってんだよ親父。それより俺は今食料探しで忙しいだよ。ていうかこのギャルは誰だよ。」 無念 としあきNo.3596 父「!?としあき!おまえロリコンが治ったのか!?」 無念 としあきNo.3597 としあき「いや、それはない。俺のストライクゾーンは4~13歳までだ。」 無念 としあきNo.3598 父「よかった…いつものとしあきだ…」 無念 としあきNo.3599 瀬野は仕方がないので親父のピザ生地で手を拭いていた 無念 としあきNo.3600 としあき「なんか、腹減ったな…親父?なんかない?」 無念 としあきNo.3610 親父「今からピザを焼くよ。ここにあるやけにぬめっとした生地を使って」 としあき「わーい、楽しみにしてるよ」 無念 としあきNo.3613 親父「・・・じゃなくて!お前自分で食料探せって言っただろ!俺に頼っていいのは命の危機レベルまでヤバくなった時だけだ。その時以外は何もかも全部自分でやれ!お前はもう大人なんだぞ、いつまでも親の脛を齧るな。」 としあき「チッ・・・わかったよ。」 無念 としあきNo.3615 としあき「じゃあ、俺がピザを焼くわ」 無念 としあきNo.3617 父「お?なんだ?店でも継ぐつもりか?俺ぁ、そこまで親孝行に育てた覚えはねぇぞ?」 少しむっとしながら立ち上がる俺に、親父は、冗談めかして言葉を投げかける。 からかってるのか、照れ隠しなのか判らぬニヤついた顔で、俺の顔を眺める父。 としあき「はぁ?冗談いうなよ…誰だこんな店…」 そう言いながら、俺は満更でもない自分に気がついた。 俺は… 無念 としあきNo.3619 その時歴史が動いた 無念 としあきNo.3621 そう、こうして生み出されたのが後の腸液ピザであった 無念 としあきNo.3625 特許出願しようぜ、親父 無念 としあきNo.3637 しかしあまりに不味く、即ボツになった としあきの無人島生活第2章『島のひみつ、女のひみつ』8へ
https://w.atwiki.jp/undercurrent/pages/388.html
【2ch】 611 名前: 本当にあった怖い名無し Mail: 投稿日: 05/11/26(土) 05 28 26 ID: 2oBWWS9/O 去年の11月23日に親父が死んで、3日前の23日に親父の墓に行ったんですよ 多分婆ちゃん(親父の母)が先にきたんだと思うが果物と花が墓の前に置いてあった 俺は先に線香をあげてから手を合わせて5分ぐらいずっと心の中で親父が生きてた頃、俺がしてた親不孝を謝罪してたんだよ そしたら墓の後方100mぐらい離れたところに人が立っていたんです 親父は身長180台後半とかなりの高身長だったから直ぐに親父の?と思いました 墓参りに訪れたただの人かどうかはわからないが外見が凄く似ていて、その人はずっと怒ったような焦ったような・・顔にシワをよせた感じで突っ立っていました 近寄って確認したら赤の他人っていうのは恥ずかしいので取り敢えず冷静になって墓場を後にしました 電車に乗ってバスに乗り家まで後少しという所 僕は携帯をさわりながら道路の右端を歩いていました そしたら突然体がよろけた感じになりふらつきました ブー!とクラクションの音が目の前に迫ってくる車から鳴り響きます 疲れて眠かったのか・・唐突すぎて混乱してたのか・・僕は呆然と立っていたのを覚えています いきなり片を押されたような感じがして僕は吹っ飛ぶように右に転びました 何とか車にひかれる事はなく無事でした 運転してたおじさんもちょっとキレ気味ながらも心配しながら降りてきました 警察沙汰になることもなくこの場は納まりましたが 運転手いわく僕はふらついて等いなくシャキシャキと歩きながら車の前に出て来たそうです・・ 父が僕を襲った何かから救ってくれたのか・・ 父の親不孝ばかりしてた僕に対する罰だったのか・・ ただただボケっとしてた僕の不注意だったのか・・
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4064.html
251 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 12 02 ID N08vdf6f 秋も深まり、トリステイン魔法学院の庭の木々も、色づき始めた頃。 ちょうど昼食の時間に、その事件は起きた。 「ん?なんだありゃ」 昼ごはんを食べに食堂へやってきた才人が目にしたものは、黒山の人だかり。 食堂の、食事を供するカウンターの前に、人だかりが出来ている。 その最後尾に、才人は見慣れた金髪の男を見つけた。 「よ。ギーシュ。なにこの騒ぎ?」 「反乱だよ!」 ギーシュはくるん!と振り向くと、才人に向かって言った。 「はぁ?」 才人にはギーシュの言っている事が理解できない。 とりあえず、もっと詳しく話してみろ、と促す。 「厨房の平民たちが反乱を起こしたんだ!これは大事だぞサイト!」 「…いやだからもっと具体的にだな」 相変わらずオーバーで要領を得ない騎士団長のお言葉に、才人はもっと頼りになりそうな人物を探す。 そんな才人に、親切にも事情を説明してくれる紳士が一人。 「反乱だなんて大げさだなあ」 そうそう、やはり頼りになるのはコイツ。 水精霊騎士団一の常識人、レイナール。 レイナールはカウンター脇に掲げられた大きな紙を指差す。 「なんかね、『チャレンジメニュー』とかいうのを今やってるんだって」 レイナールの説明によれば、その『チャレンジメニュー』とかいうメニューを制限時間内に食べきれば、今年の間中、食堂のメニューが食べ放題、らしい。 「で、何よその『チャレンジメニュー』って」 才人はココイチの1Kgカレーを想像したが、レイナールはそんな才人に応える。 「ううん、まだ誰も頼んでなくてさ。メニューの内容もどんな量なのかもわからないんだよ」 「なんだよ、集まるだけ集まって誰も頼んでないのか」 才人は呆れたようにそう言うが、内容のわからないようなメニューを頼むような冒険者は、ここにはいないらしい。 しかし。 そんな空気を一変させる漢が、食堂にやってきた。 その漢はあくまで威風堂々とカウンターにむかう。 その風格に、人だかりは裂け、その漢のために道を作る。 「なんだよみんな、だらしないなあ」 252 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 12 48 ID N08vdf6f …ざわ…。…ざわ…。 王だ。王が来た。 そんな呟きが漏れる。 『王』と呼ばれたふとっちょの漢はカウンターに辿り着くと、そこに手を置き、はっきりとこう言った。 「『チャレンジメニュー』…ひとつ」 おおオオおおおおおおおおおおおおおおおおお! 歓声が上がる。 その歓声はやがて、一人の男の名を奏で上げる。 マッリコッルヌ!マッリコッルヌ! 「…ナニコレ」 流石の才人もちょっと引きが入る。 「何、簡単な事だよ」 そんな才人に、ギーシュが説明する。 「彼は、入学式の新入生歓迎会で…。 一人で、豚の丸焼きを完食したんだよ。 以来彼は、『味の王』と呼ばれている」 …なんか前『風上のマリコルヌ』とかってバカにしてなかったか? とか思ったが、才人はあえて突っ込まない事にした。 「へい、チャレンジメニュー一丁っ!」 マルトー親父がごっつい手で、カウンターにとん、とトレイを一枚置いた。 それを見たマリコルヌは。 「親父…」 激昂した。 「僕を、舐めないでもらおうか! 僕を、誰だと思っている!」 トレイの上に乗っていたのは、普通のシチュー皿。 その上に盛られているのは、ハルケギニアでは野菜として流通している、米。 赤い色に炊かれた米が、山のような形に盛られている。その上にかかるのは、同じく紅いソース。 たしかに普通の量ではないが、それは『ちょっと多い』くらいの量で、一般人にも食べられない事もない。 豚の丸焼きを完食したマリコルヌにとっては、どうということのない量だろう。 しかし、そのマリコルヌに、マルトー親父はにっこり笑って皿に載った『チャレンジメニュー』を指差す。 「そういうセリフは…ソイツを完食してから言ってもらいましょうか」 「…まさか、食えないほどまずい、というわけじゃないだろうな」 まずい料理を供して、それを完食できなければ罰金、という飲食店もままある。 しかし、その行為は。 「それは、フードファイトの理念に反しますぜ、マリコルヌ坊ちゃん」 マルトー親父の言う通り、その皿の上の料理からは、食欲を誘う芳しい香りと湯気が立ち昇っている。 たしかに、この料理は旨そうだ。 253 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 14 01 ID N08vdf6f 「…わかった、しかし、君は後悔する事になるぞ…!」 マリコルヌのその笑顔からは、完食を確信した余裕の心情が見て取れた。 そして、マリコルヌはトレイを手に、席に着く。 その脇にマルトー親父が砂時計を手に立ち、その周囲を生徒たちが囲む。 そして、マルトー親父は砂時計を掲げ、高らかに宣誓する。 「では、この砂時計が落ちきるまでが、制限時間です。 どちらさんも、よござんすね?」 周囲の生徒たちにも確認できるように、マルトー親父は砂時計をぐるりと回す。 そして言った。 「それでは、どうぞっ!」 カン! 勢いよく反転した砂時計が小気味よい音をたててテーブルとぶつかり。 マリコルヌは、勢いよく『チャレンジメニュー』に食らいついたのだった。 結論から言って。 マリコルヌは完食できなかった。 砂時計の落ちきったテーブルで、マリコルヌはスプーンを握り締め、事切れていた。 目の前で繰り広げられたあまりの異常事態に、周囲の生徒たちはざわめく。 数分前。 マリコルヌは、物凄い勢いで米を掻きこんでいた。 しかし、その手はすぐに止まる。 「か…からい…うまい…」 マリコルヌはそう言うなり、丸い顔を真っ赤に染め、そして、ばたん、とテーブルに倒れこんだのだ。 「…勝った」 マルトー親父は砂の落ちきった砂時計を取り上げ、勝利を宣言する。 生徒たちがざわめく中、才人はマルトー親父に寄って行って、話しかけた。 「…なあ、マルトーさん」 「お、なんだ我らの剣」 マルトー親父はにっこり笑い、才人に聞き返す。 才人は、思っていた事をマルトーに尋ねた。 「アレ、やっぱ辛いの?」 「辛いぞ。だが、それ以上に旨い!」 言ってマルトー親父はマリコルヌの残した皿から一つまみ、米を取る。 そしてそれを才人に手渡す。 「食ってみろ」 「え」 「大丈夫、その量なら平気だ」 騙されたと思って、とマルトー親父は続ける。 才人は覚悟を決めて、その米を口に含む。 才人の口に広がる、米の甘み、そして、香辛料由来と思われるピリッとした辛さ。 そして、噛んだ瞬間に歯に感じる歯ごたえと、口の中に広がる、香ばしい香り。 確かに、これは旨い。 254 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 15 01 ID N08vdf6f 「へえ、うまいじゃ」 しかし次の瞬間。 才人は両手で口を抑えた。 口の中で火がついたようだった。舌の感覚細胞が悲鳴をあげ、息が通るだけで辛さがぶり返す。 溢れ出る唾液すら辛味となり、耳の奥が痛みすら伴って燃え上がる。 「か、か、か、かれええええええええ!なんじゃこりゃあああああ!」 「はっはっは!そうだろう辛いだろう!」 そして得意げに、マルトー親父はその料理の材料を語った。 「まず、その米を炊くのに使ったのは、ジョッキ一杯分のムシゴロシの実を、同じ量の水に二晩漬け込んだものだ」 その言葉に、生徒たちがざわ…とざわめく。 才人はムシゴロシの実ってなんじゃらほい、と思っていたが、レイナールが親切に解説してくれた。 「ムシゴロシの実っていうのは、その名の通り殺虫剤に使われる赤い実でね。ものすごく辛いんだ。 虫どころか、小動物も食べたら死んじゃうような辛さなんだよ」 鷹の爪みたいなもんか、と才人は納得する。 「かかっているソースは、トマトをベースに、潮漬けにしたムシゴロシの実の粉末を混ぜ込んである。 さらに、全体にサフランとクコの実とムシゴロシの実の粉末を混ぜ合わせたものを仕上げにかけてある」 解説を聞いたギーシュが、自分の口を開けて舌を出し、まるで自分がそれを口にしたような顔になる。 「…それは…辛いわけだ…」 「だけどな、それを全部ただ使っただけじゃないぜ。 きちんと適した火力で調理して、旨く仕上げてある。辛いが、旨いぜ」 にっこり笑うマルトー親父。 才人はその言葉は本当だと思った。 たしかに先ほど食べた米は辛かったが、今、自分は、もう一口アレを食べたいと思っている。 「ま、でも一度に食べ過ぎるとああなるが」 言ってマルトー親父の指差す先には、倒れ伏すマリコルヌ。 「今回は、俺達厨房の勝ち、ってこったな」 そう言ってがはは、と笑うマルトー親父に、ギーシュが悔しそうな顔をする。 「くそう…。誰か、アレを食べきれる剛の者はいないのか…!」 しかし、マリコルヌの敗れた今、これを時間内に完食出来る猛者など、いないだろう。 「…あのー」 そんな空気を吹き飛ばすように、柔らかい、鈴を転がすような声が、食堂に響く。 その声の主を通すよう道になるように、再び人ごみが開く。 そこに居たのは。 長く美しい金髪を持つ、優しい瞳の妖精。 ティファニアだった。 「なんでしょうかね?ミス」 マルトー親父は、彼女の視線が自分に向いている事から、その声が自分に向けられたものだと判断した。 ティファニアはそれを肯定するように、続ける。 255 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 15 44 ID N08vdf6f 「あの、『食堂のメニュー食べ放題』って、本当ですか?」 「ああ、もちろん。ただし、ちゃんと時間内に食べきらなきゃだめですぜ。 で、どなたか挑戦されるんで?」 まさかこんな少女がこのメニューに挑戦はすまい。 周囲の生徒たちも、マルトー親父も、才人も、そう思っていた。しかし。 「あ、あの、私…挑戦しちゃだめ…ですか?」 「へ?」 「テファが?」 そして次の瞬間。 「いけませんティファニアお姉さまッ!命を粗末にしてはッ!」 「え?ヴィヴィ?」 「そ、そうですミス・ウエストウッド!なにもアナタがそんな!」 「あ、あの、ミスタ・グラモン?」 「そうだぜテファ!これマジでやばいんだって!」 「さ、サイトまで…」 あっという間に複数の生徒に囲まれるティファニア。 その全員が、ティファニアの身を案じていた。 しかし、当の本人は。 「大丈夫、ムチャはしないから。 だから、お願いできます?マルトーさん」 言って、にっこり笑ってマルトー親父に言う。 マルトー親父は呆気に取られていたが。 「…ようがす。じゃ、ちゃちゃっと作ってきますんで、お待ちください」 すぐに、厨房に引っ込んだ。 ティファニアを囲んでいた生徒たちも呆気に取られていたが。 「…わかりました。お姉さまの意思は固いのですね」 「…そうまで言うなら止めはしません」 「…ふ。バカだな、お前らも…俺も」 にっこり笑い合うと。 『親父!『チャレンジメニュー』だ!』 全員が揃って、そう言った。 「え?え?あの?」 「お姉さま一人を、逝かせはしません」 「貴女のような美しい方だけに辛い思いをさせるわけには、いきませんので」 「俺達、友達だろ?」 今度はティファニアが呆気に取られる番だった。 …な、何を言ってるのかよくわかんないんだけど…。 しかし、ティファニアが疑問を差し挟む間もなく、テーブルに着いた全員の前に、赤い山が運ばれてくる。 その前に、マルトー親父が立つ。 「…では、この砂時計が落ちきるまでが、制限時間です。 どちらさんも、よござんすね?」 ティファニア以外の全員が、こくん、と頷く。 256 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 17 11 ID N08vdf6f 「…じゃあ、始めてください」 ティファニアの一言で。 マルトー親父はくるん!と砂時計を反転させ、たん!とテーブルに砂時計を置く。 そして言った。 「それでは、どうぞっ!」 全員が、一気に目の前の山に、食らい着いた。 死屍累々。 そう形容するのがぴったりの光景だった。 一様に真っ赤な顔をして、机に突っ伏し、うめき声を上げるしかできない敗北者たち。 挑戦者のその悉くを打ち倒し、赤い山はまだ半分以上、原型を留めているものがほとんどだった。 「…ごちそうさまでしたー!」 「ば、ばかな!」 最後の一口を容易く片付け、砂時計はなおも時間を余らせている。 その勝利者の名は、ティファニア。 彼女はまるで普通のピラフを食べるように、赤い山を容易く征服してしまったのだった。 「あ、あの辛さを、平然な顔でっ?」 驚愕するマルトー親父とギャラリーの視線に、応える者がいた。 「聞いたことがある…。あれは…」 「知っているのかレイナール!?」 レイナールの呟きに、控えていた生徒の一人が合いの手を入れる。 「味覚鈍化…!エルフの間に伝わる、どんな味のものも食することが出来るようになる、究極の法…! かつて、エルフはその術で森の中のあらゆる植物を食したという…! これが、現代の薬学の基礎になったと、言われているんだ…!」 …民明書房かよ! 突っ込もうと思った才人だったが、今は息をするだけで舌がヒリヒリする。 ティファニアはにっこり笑って、その解説を否定した。 257 :そこに『山』があるから ◆mQKcT9WQPM :2007/09/29(土) 23 19 03 ID N08vdf6f 「私、辛いの大好きなんです♪」 たしかにティファニアの顔は赤くなっていたし、汗もかいていた。辛くないわけではないようだ。 しかし。 『モノには限度があるだろ!』 机に突っ伏した全員が、心の中でそう突っ込む。 「…負けた…!俺の、俺のレシピが負けたっ…!」 がっくりとうなだれるマルトー親父。 そんな彼の肩に、そっと手を掛ける人物が一人。 はっとマルトー親父が顔を上げる。 そこにいたのはシエスタだった。 「いいじゃないですか、親父さん。 また、新しいレシピを考えましょう」 にっこり笑うシエスタに。 「………。 そうだな、そのとおりだ…!」 マルトー親父は拳を握り締めて立ち上がり、天を振り仰ぐ。 「よーし、次のレシピを考えるかぁ!」 「その意気です親父さん!」 盛り上がる二人に、いつのまにか復活していた机の上の面々が拍手を送る。 「次は僕が勝つ!」 「今度は…負けませんよ」 「ふ…そこに壁があるなら、立ち向かえばいい。それだけのこと」 「お、いいこと言うじゃねえかギーシュ」 妙な感じに盛り上がる食堂の面々を、食堂のすみっこで本を読みながらいつものサンドイッチをつついていた青い髪の少女が、冷ややかに見つめて言った。 「…バカばっか」 〜fin *後日、『チャレンジメニュー』を食べたティファニア以外の面々は、トイレで酷い目に逢ったそうな*
https://w.atwiki.jp/runner7novel/pages/27.html
そんなわけでご帰宅する。岡倉とは途中で別れている。 家に居るのは俺と母上だけのようだ。それからダブル妹。親父は残業だろうか? もしそうなら、帰るのは遅いかもな。兄貴は部活が終わってからだから、こちらは間違いなく遅い。 ちなみに我が家は、両親、兄、拙者、妹A、妹Bの6人家族だ。 「おかえりなさい英雄」 リビングに入ると、キッチンで料理を作ってる母上が挨拶してくる。 今晩の料理はなんだろうか? 揚げ物をしているっぽいな。 「ただいま。晩飯はなに?」 「トンカツ」 挨拶を終えた母上は、すぐに鍋のほうへと視線を向けていた。 母上の本名は佐倉明美(さくらあけみ)と言う。元陸上選手。 世間でも将来を期待されたスプリンターで、新聞でも取り上げられていたそうだが、親父と結婚して惜しまれる引退。 料理の腕は、そこらの料理人に負けないと自負するが、味はカレー以外は微妙。そのカレーも作るのが面倒だからと月1なのだけど…。 最近パンを手作りする事にはまっている。 まぁ、失礼だけどくっそマズい。 「親父は?」 「お父さんなら、今さっき電話あって、もうすぐ帰るって」 残業じゃなかったのか。意外だな。 親父は元高校野球児。高校野球通のおじ様方なら、必ず知っていると言っていいほどの選手らしく、野球の名門高校で四番を打って甲子園出場。 プロからも勧誘されるも、高校では出来なかった華を大学で楽しみたいと言う馬鹿げた理由で、プロ野球を断り、大学では硬式野球部が無い大学に進学、落語研究部と言う、野球とはまったく無縁な部活に入部する。 現在では、一般的な地方公務員だが、親父曰く「平凡が一番。大事なのは知り合いの数だ」らしい。 そんな親父に感化され、俺も知り合いは多く作っているほうだ。親父の本名は佐倉和博(さくらかずひろ)という。 「そうだ英雄! 博道(はくどう)に帰りソース買ってくるようにメールしといて」 今思い出したといった感じで、こっちへと視線を向ける母上。 俺は「あいよ」とだけ返事をして、携帯電話を開いた。 次に兄貴の説明だ。兄貴は現在、隣の市にある私立大学に通う今年20歳。 俺や親父と違って、野球はやっておらず、代わりに剣道部だったりする。実力はと言うと元プロ注目打者の親父と、世間を騒がしていた陸上選手の母上から生まれた小僧だ。 運動神経抜群なので、高校時代に全国大会を制覇し、剣道で有名な名門の大学に入学。2年生で既に部のエースを勤めている。 本名は佐倉博道(さくらはくどう)という変わったお名前。 「あと英雄、着替え終わったら、ちょっと手伝ってよ」 「はぁ? 俺は部活やって疲れてるんですけど?」 なに言ってんだ、この母親は。 「部活っていっても、どーせ助っ人でしょ? 少しぐらい良いじゃない。減るもんなんてないでしょう?」 体力が減ります。 「嫌だよ! 千春にやらしとけよ。どーせ暇してんだろうし」 「千春は今反抗期なのよ?」 反抗期だからって、最初から諦めちゃ駄目だと思いますよ母上。 続いて俺の妹がこんなに可愛くないわけがない妹A。同じ高校に通う後輩佐倉千春だ。 上の兄二人につられて運動部に入部。はっきり言うと、我が家で一番運動神経は無いが、周囲に比べれば、やはり運動センスが感じられる。一年生ながら顧問に認められていると言う実力。素晴らしいねぇ。 だが残念な事に、ホモの須田に片思いを抱いている。あぁ悲しいかな…。 「じゃあ恵那は?」 「恵那は今年受験生よ。わずらわせちゃ駄目でしょう?」 恵那は、自分の学力より下の学校に行こうとしてるんだし、別に働かせてもよろしいのではないでしょうか? もう一人の妹である、妹B、佐倉恵那(さくらえな)だ。 千春の一つ下。つまり中学三年生。凄く良い子だ。勉強熱心で真面目。なおかつ運動神経も充分。 しかも家族思いで、勉強が出来るのに来年は俺や千春と同じ山田高校に進学する。頑張って欲しいね。ちなみに部活は母と同じ陸上部。中学生ながら、すでに県内屈指の期待のスプリンターだが、我が校は陸上部がそもそも活動しているのか不明だ。 「わーったよ! 俺がやりゃ良いんだろう?」 仕方がないが、俺がやるしかないみたいだ。 そんで最後に俺! 佐倉英雄。 親父に感化され野球を始める。リトルリーグでは全国優勝し、日本選抜にも選ばれた実力者。 中学時代は県大会準優勝。中学時代の監督からは「怪物左腕の名に相応しい」とまで言われたほどの才能を持ち、その実績から高校では帰宅部のエースとして活躍する日々。 しかも俺の凄いところは、野球以外でも何だかんだ得意だ! 俺がまだ中学生の頃、我が校に陸上部(のちに妹Bの恵那が設立)が無く、学総体では運動部と言うことで、名指しで指名され仕方なく出るも、見事県大会三位になった。 また小学生の頃に出た市のマラソン大会では、2位以下を大きく引き離し、堂々の1位を取っている。 中学の授業でやった剣道では、剣道部を打ち負かし、高校の柔道では親父が柔道二段の柔道部員を倒したほどだ。 俺は佐倉英雄をこう呼ぶ…天才だと…! まぁそんなスポーツ家族だが、楽しかったりするわけで…。 思春期で親と喧嘩した事も無かったりする。だが一人暮らししたいわけで…。 それが我が家だ。以上! ≪前 HOME 次≫