約 31,648 件
https://w.atwiki.jp/moymoy/pages/27.html
会える場所:リメイラタウン、プレミアムフィールド ◎ ガラクタでもコールタールでも買ってくれるすごくいい親父。みんなの親父。 プレミアムフィールドでは使わなくなったPガチャパーツを補助券と交換してくれる。 いいやつだなあ。 目撃情報 ガラクタを高値で買ってくれた。 (収集家軍曹) いいやつだなあ。 コールタールを高値で買ってくれた。 (収集家中尉) いいやつだなあ。 落ち込んでいるとき優しい言葉をかけられた。 (収集家少尉) いいやつだなあ。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/99.html
リンクいただいてる、とあるブログの管理人さんから「個人的には親父シリーズ以外に書かれている物も載せてしまえばと思うのですが。」とのコメント返信を得て、ちょっと前からブランクで作ってあった「ハルヒと親父以外」カテゴリーに、親父シリーズ以外のSSを載せ出しました。正直「一人旅」シリーズで疲労したアタマを休めるのにも、よいタイミングかと思ったので。 二人は暮らし始めました ぱっ、と4日分が浮かんだんで、いきなり書きました。これを30日分続けられたら、うぬぼれていたかもしれません(笑)。読み返してみると、「一人旅」シリーズで疲労したアタマを休める(こればっかりだな)のに読んだ、TTT氏の 『ハル○かわ○い』シリーズの影響が顕著ですね(どこが?と思われるかもしれませんが)。 新落語シリーズ「出来心」 「新」落語シリーズというのは、元々、他の方が書いた(傑作の誉れも高い)落語シリーズというのがありまして(ご存知の方も多いでしょう)、これとは区別するために「新」をつけました。「なろう、なろう、あすなろう、明日は檜の木になろう」という感じです。 実は、ハルヒスレSSまとめwikiの存在を知ったのも、いや『涼宮ハルヒ』シリーズのSSなんてやってもいいんだと思い知ったのも、落語「紺屋高尾」を検索していて、この落語シリーズの「紺屋ハルヒ」を見つけたのがきっかけでした。「紺屋高尾」自体が《お笑い》だけでない落語のおもしろさを教えてくれる逸品なんですが、「紺屋ハルヒ」の方も、この落語をSSにしようと思いつくだけでもすごいのに、完成度もすばらしく高くて、ガツンとやられた覚えがあります。往年の和風ミュージカル時代劇を彷彿させる「新説・おみくの皿」も傑作です。 いつか、そういうのに挑戦してみたいと思っていたのですが、自分の実力に見合って、短い落語を選んでやったのが「新落語シリーズ」です。 この「出来心」は、どじっ子キャラにおいしいところを全部持って行かれたSSです(どじっ子キャラで、すべてを支えてる、ともいえる)。 おれがあいつであいつがおれで 「おれがあいつであいつがおれで」というのは、大林宣彦監督の《尾道三部作》のひとつめ『転校生』の原作で、山中恒の書いた児童文学のタイトルを、そのまま持ってきました。 これとか「ハルヒと親父2」(で書いたものの、投下時には自主規制してカットした部分)に出てくる、エッチに対するハルヒのスタンスは、ツンもデレもどこいったと言われそうですが、自分で書いておいてなんですが、めちゃくちゃ楽しそうで好きです(笑)。 涼宮ハルヒの中継 昔、古館伊知郎というアナウンサーがおられましたが(あ、いまは某番組のキャスターですね)、その一世を風靡したマイク・パフォーマンスを思い出そうとしたんですが、全然思い出せませんでした。で、適当に書きました(笑)。 スレに投下した時、「キョンについての紹介がない」と指摘を受けました。すっかり忘れてました。今回は、その部分をちょっとだけ加筆しました。流れは少し悪くなったかもしれませんが、キョン抜きはやっぱりよくないですよね。他の人についても加筆したいと思ったのですが、今でも読むのがきついくらいなので、やめときました。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/212.html
「すまんが、これを預かってくれないか?」 「黄金(こがね)の指輪、ですか」 「月並みですまんが、母親の形見なんだ。なくすと困る」 「話し合いに行くのではなかったの?」 「そのつもりだし、『話し合い』で負けるつもりはないんだがな。少々ボキャブラリーが不足気味らしくて、すぐに刃物や拳で語り出す連中なんだ」 「『通訳』に同行しましょうか?」 「とてもあり難い申し出だが、ほら、あるだろ、命もプライドも両方が惜しいって状態」 「自信家ね」 「いや、バカなんだ」 「さっきのはプロポーズじゃなかったの?」 「そのつもりだ」 「じゃ、指輪はあなたがはめてください」 「お、おう」 「約束です。無事に帰っていらっしゃらない時は、連れ戻しに行きますから」 「ああ。善処する」 ● ● ● 「なんの用だ? おれはもう行員でもなけりゃモサドでもない。ああ、あんたらが、ものすごく困ってるのは分かるが、こっちはハネムーンの途中なんだ。気をきかせてくれ」 「まだ返事はしてませんよ」 「彼女が機嫌を損ねたぞ。どう責任を取ってくれるんだ?一生を棒に振りそうじゃないか」 「涼宮さん、あなたは我が行が買収される前からいらした唯一の日本人です。今の支店長も頭取も知らない貸し金庫をご存知でしょう」 「ウィーンの古い銀行だ。モーツァルトの第5番シンフォニーが出てきたって驚かんさ」 「我々にとってはそれ以上のものです。さらにまずいことに持ちだしたのは、前頭取の……」 「じゃじゃ馬娘か? さわらぬ神に祟りなしだな」 「我々はあなたを信頼しております。すべてお話します。私達を助けていただきたい」 「俺もあんたらのことは嫌いじゃない。まあ好きと言うには程遠いが。おまけに俺はお人よしなんだ。自覚してる。話を聞いちまったら、手を貸しかねん。だから、回れ右して帰ってくれ」 「持ちだされたものは、個人の日記です。サザビーズなら好事家達が値をつけるでしょうが」 「ウィーンでは、ネオ・ナチのガキどもがご本尊にして拝み倒すってのか?」 「涼宮さん!」 「あー、察しの良いのも考えもんだな。相談なら、おれがやめる前に言ってくれ。ヒトラーの愛人の日記なんざ、さっさと燃やしてしまえばいいものを」 「おっしゃるとおりです。しかしバンカーは誰であれお客様からお預かりしたものを……」 「頭取の娘なら、4重ロックをはずして、いつでも持ちだせるようにしてるのか。初耳だぞ。極東の黄色い猿に、伝統ある銀行を買い叩かれて、お姫(ひい)さまの白豪主義に磨きがかかったのは、行員なら誰だって知ってる。そういう団体に親しく出入りしてることもな。事が起こる前になんとでもしようがあったろうが。何度も言うが、おれは神でもなけりゃ仏でもない。ましてや1日100ドル+必要経費で、命をかけるマンハッタンの名無しの探偵でもない。あれは日本人が書いた短編小説だ。実際の探偵は、人工知能搭載の武装スポーツカーを乗りまわしてる。ここには自転車だってないんだぞ」 「用意します」 「泣きたくなってきたぞ……あ、おい、ちょっと」 「顔を上げてください。彼には私からもお願いしてみます。きっとあなたたちを助けてくれます。私の夫ですもの」 「おーい。さっき、まだって……」 「二語はありません」 「やれやれ。俺だって殴られれば痛いし、刺されれば血が出るんだぞ」 「そうならないように、うまくやってください。あなたが怪我をしたら私も悲しいわ」 「あのな……」 「やりたいことは何でもできる人ではなかったの?」 「そんな大それた願い事は今までしたことがないだけだ。……おい、金を湯水のように使うぞ。警官も政治家も買収する。汚い仕事はみんなそっち持ちだぞ」 「ありがとうございます。ありがとうございます」 「やれやれ。せっかく幸せになれると思ったのにな」 「新婚早々、死ぬ気なんですか?」 「まさか!」 ● ● ● 「銀行から来た代理人だ。話せる奴に取り次いでくれ」 「……あんたが来ると思ったわ」 「やれやれ」 「日本人は嫌いだけど、あんたが一番大嫌い」 「求婚を断ったしな」 「な、大嘘よ!」 「あんたも金持ちでなかなかの見かけだが、うちの女房は女神なんだ。相手が悪かったな」 「K、こいつを殺して!」 「あんたがリーダーか? そこのうるさいのを引き取りに来た。日記ごと、ここで燃やしてもいいんだが、それだとあんたらに迷惑がかかるだろ。これでも気を使ってるんだ」 「こいつ、気が違ってるのか? おれたちは誰とも取り引きしない。まして東洋人とはな」 「うん。話が分かるな。その日記を書いたエバ・ブラウンって女の情人(いろ)はな、時間を守れないイタリア人と、時間しか守れない日本人と組んじまった。負けて当然だ。カリスマなら自前で探した方がいいぞ。おまえらは労働組合も相手にしない失業者でしかない。外国人が雇われるのはまじめで学ぶ気持ちがあるからだ。未来を見つめないと、今度はおまえらが世界中からつまはじきにされるぞ。日本人みたいにな」 「こいつ、総統をバカにしたのか?」 「そんなこと、いちいち女に聞くな。おれはおまえらをバカにしてるんだ。こっちは銀行がどうしても運べといってきた札束入りのトランクだ。さっき自動発火装置を取りつけたから、上手く取り外せたら、なにかうまいもんでも食いに行くといい。おい、じゃじゃ馬、帰るぞ!」 「早く殺しなさい!」 ん?そのあとか? トランクが閃光を放って、札束をばらまいた。 じゃじゃ馬かついで、えっさほっさ逃げたのはいいが、やつらが細いのは娘時代だけだぞ。 まあ、簡単に言うと息が切れた。 建物の外までは出られたが、中でえらい音と閃光がしたからな、爆発と思って仲間連中が集まって来やがった。ドジな作戦だ。 とりあえず、瓦礫の壁を背にして、来る奴から順になぐってたが、切りがない。20人くらい倒したが、殺すまでやってないんで、時間が経つと20人前のが、息を吹き返してくる。ああ、シジフォスの労働だ。困ったなと思ってたら、向こうの方で人が飛んでるんだ。それが段々近づいてきて、見れば母さんだ。力が抜けたよ。 「よう。また会いたいな、と思ってたところだ」 母さんはなんにも言わず、白いものが俺の顔の前を横切ったと思ったら、顔に激痛が走った。膝がくじけそうになったぞ。さっきから荒くれ者たちを吹き飛ばしてたものの正体がようやく分かった。ビンタだ。その痛いのなんのって。 そこで母さんは初めて口をきいてくれた。 「約束しましたから。無事に帰っていらっしゃらない時は、連れ戻しに行くと」 左手首をすごい力で握られてずるずるひきずられていった。ああ、じゃじゃ馬はとりあえず肩にかついでたけどな。 母さんは笑っても泣いてもいなかったが、静かに怒っているのだけは、その当たりの連中はみんな分かったはずだ。薬でもやってるのか、それがわからない連中は、簡単に崩されほいほいと投げられた。それ見てると、ばら手(握っていない手)で、あごの先や目の下を打たれたり、体重移動に合わせて引かれたりして、どれもビンタじゃなかった。これだったら、俺なら避けれそうだなと思ったんだがな。 とにかく、そんな風にして、ほとんど無人の野を行くようにおれたちを連れだしたんだ。ま、母さんの背中は「ここまでバカとは思わなかった」と書いてあった。 その後は、あまりおもしろい話はないな。 「エバ・ブラウンの日記」? そんなもんはなかった。それらしい話はいくらもあるんだけどな。 そういうものは、ウィーンの古い銀行の地下金庫にでも入れとかないと価値がないのさ。額縁効果って奴だ。アホガキどもが持っていた方が、誰もそんなものに価値を認めんから、その方が世のため人のため、だ。 ビンタ? ああ、母さんはビンタとは言わなかったな。なんでそんなに痛かったのかって? 終わった後、俺も聞いてみた。母さんは確かこう言ってたな。 「女の平手打ちより痛いものが、この世にあって?」 ないない、絶対にないぞ、キョン。
https://w.atwiki.jp/woosin_in_felberg/pages/305.html
超親父 【読み】 ちょうおやじ 【武器・武術スキル】 銃術 技術LV26~56 バーストショットガン 火E+1 【その他所持スキル】 器用さ 5 幸運 5 召喚術 最高Slv 32 経験LV 12 捕獲術 最高Slv 42 経験LV 12 【所属ギルド】 Quiz Darby 【お気に入りの服、防具】 アイアンキャップ ボーンアーマー ボーンベルト ぞうり 黄昏のマント お気に入りは、日輪系です^^ 【IN時間について】 不定期ですが、多いのは深夜だと思いますー 【自己紹介】 ちょうど一か月が経ったばかりでスキルなどまだまだですが、皆さんに追いつけるように頑張ります^^ 他己紹介 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/301.html
親父さんと谷口くんシリーズ 光るあるところに影がある。 普段、主としてハルキョンのバカップルものを書いている親父書きですが、多分、「親父さんと谷口くん」は、ハルキョンを光とするところの影、陰画です。 原作では付き合ってるどころか告白さえしていないハルキョンですが、二次創作におけるバカップルものは、当人たちがどれほど否定しようとも、どれほど無自覚であろうとも、デフォルトが「付き合ってる」ことになっています。 一方で、原作の谷口氏は5分とはいえハルヒと「付き合った」こともある訳ですが、本シリーズの谷口くんは《永遠の恋の探求者》です。ぶっちゃけ、永遠にカップルになれないが故に永遠に恋を追い求めると運命づけられている神話的人物です(笑)。カッコイイ、でもなりたくない(笑)。 オリキャラであるところの涼宮夫妻は言うまでもなくバカップルですが、その片割れである親父さんは、図書館で偶然会った長門さんとちゃっかりお茶したりするおちゃめさんでもあります。バレインタイン・デーには「義理チョコ」を山ほど持って帰って来る、との証言もあります。 この謎のモテ(?)親父に、谷口くんが恋愛指南を受けるというのが、本シリーズですが、親父さんのアドバイスは当初、それなりに理にかなってはいても、「それができるんだったら苦労はしない」というhard to do(実行困難)なものでした。それが次第に「難しいけどやるしかない」ものに変わっていきます。 さて、谷口くんから見て、バカップル・ハルキョンはどのように見えているでしょう?本シリーズには全く出てきませんが、いくつかの対照関係が見て取れるかもしれません。 谷口くん ハルキョン 告白 受け入れられない してさえいない いちゃいちゃ 機会がない ほとんどフルタイム 喧嘩 する相手が居ない 痴話喧嘩/常に雨降って地固まる 働きかけ 常に男性側から(しかも不発) ほとんど女性(ハルヒ)側から 浮気/目移り するかも(全女性が恋人だ) あり得ない(焼き餅はイチャイチャの食前酒) はっきり言って、ハルヒは男性にとってものすごく都合のいいキャラです。 容姿端麗・頭脳明晰・諸芸万能で、それだけなら超モテ・キャラなのに、性格/行動パターンのせいで、ノー・マーク、しかも決めた相手に一途で、焼き餅焼きでツンデレで、ほとんど古(いにしえ)の「押し掛け同棲もの」の女性キャラの正規伝承者のようです。 一方、谷口くんがいかにナンパ技術を向上させたとしても、ナンパで得たものは常にナンパで失われる可能性があります。一途な女の子をナンパでゲットするのは、らくだを針の穴に通すより難しいのです。 これは親父さん的豆知識ですが、ナンパする時は、相手の女性に彼氏がいることを前提にしなければなりません。たとえ、現実には、彼氏がいなくても、です。「彼氏がいないから引っかかった」と思われるほど、女性のプライドを傷つけるものはないからです。だから「今、付き合ってる人いるの?(→いないよ)→じゃあ、おれと付き合おうよ」というのはバカ・ナンパです(必ず失敗します)。「今の彼氏とは長いの?(→そうでもないよ。半年くらいかな)」。さあ、ここまで引き出しました。次の一手は? A.そろそろ飽きた頃じゃない? おれと付き合おうよ。 B.じゃ、ラブラブだ、一番楽しい時期だね。 正解は親父さんの手を煩わすまでもなく、Bの方です。Aでは「彼氏いないの?」の二の舞です。言外に「どうせ軽い女なんだろ」と言ってるも同然だからです。当然、ノーと言われます。 一方Bの方には、イエス/ノー、二つの答えようがあります。 (イエス)「うん、ラブラブ。毎日楽しいよ」 (ノー)「うーん、そうでもないかな」 「ラブラブ。毎日楽しいよ」では取り付く島がない? 効率を尊ぶナンパ師なら、そうかもしれません。しかし、真のナンパ道はそんなことでは開けません。ここは、相手からラブラブ話を浴びるほど聞くべきです、引き出すべきです(相手のラブラブ話を聞くスキルこそ、すべてのナンパに通じる基本スキルです)。そうすれば1、2時間ぐらいその娘とお茶することも可能です。そうして相手のラブ話で盛り上がった後、こう落とすのです。「もう、お腹一杯、食べられません。あー、楽しかった。ラブラブ・ビーム浴びまくりだよ。明日、足腰立たねえよ。ねえ……余所から見たら、今の俺たちって、すげーバカップルに見えると思わねえ?」 彼女が「え?」と顔色が変わる瞬間に立ち上がって「場所、変えようか」といってレシートを持ってさっさとレジへ。あとは煮るなり焼くなりしてください。 さて、本命の「うーん、そうでもないかな」です。どう攻めますか? 実はここまで、相手が「ノー」と答える質問を続けていることに注目です。「今の彼氏と長いの?」→ノー→「じゃあラブラブだ、楽しい時期だよね」→ノー。ここはもうひとつ、ノーを引き出す質問です。たとえば「えー、全然そんなふうに見えないよ。かわいくしてるしさ[と無理無く、混ぜ込んで褒めるわけです]。これから彼氏に会うのかと思ったよ」。 この質問にノーの答えなら、 「じゃあ、少しお茶しない(付き合わない)?」 と、普通のナンパ・トークへつながります(「時間あるんだ」とか余計なことは言ってはいけません。たとえ本当にそうであっても)。ここはしかし、ノーが続いてるので、相手はノーの態度で来るでしょう。「えー(なんであんたと行かなきゃいけないの?)」と。 だから、ここも、ノーの慣性を利用して、こちらが欲しい答えを「ノー」の形で貰える質問をしましょう。 (改良型)男「じゃあ、ちょっとだけお茶しようよ、3分だけ!ね?」→女「えー、3分じゃお茶飲めないよ」(ノーの解答)→「なら思い切って2分! いや10分! ダメ? じゃあ間をとって30分! これ以上は無理!」(ちょっと関西風なボケ・アプローチですが)これくらいやって笑わせれば、なんとかなるかもしれません。 なんの話ですか? ああ、谷口くんの話でした。 谷口くんの未来は、ナンパの先にはありません。ナンパから「真の愛」が芽生えない、という訳ではありません(そういう例は数々あります)。問題は、谷口くんが使える「出会いの機会」がナンパに限定されるという、その貧しさにあります。 だから親父さんは、そこを変えようというアプローチを提案します。地味な手段とは、そういうことです。 最終話で、谷口くんの前に現れる無口な女の子は、谷口くんがナンパしたのでしょうか?多分、そうではありません。彼女は(名前をつけてあげればよかったですね)は、「谷口さん……楽しくて、いっぱい喋る人って、……聞いてたんです」と言っています。彼女はおそらく女友達から、谷口くんを紹介されたのでしょう。谷口くんは、我々の知らない努力を通じて、異性の友人から女の子を紹介してもらえるほどの信頼を獲得するに至ったのです。 最終話での親父さんのアドバイスは、(いつものとおり)ほとんど、ことごとく空を切っています。谷口くんが思い出した親父さんの言葉は、唯一「声の大きい奴ほど、話すことで何かを隠してる。無口な人の方が、表情とかしぐさでいろんなことを教えてくれてる」というものでした。 親父さんと谷口くん その1 その2 その3 その4 その5(最終回)
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/86.html
「一人旅に必要な事」 という、ちょっとビターなのを書きました。 ハルヒとキョンの関係は鉄板(絶対壊れない)というのがある種の《公理》(要するに前提)のようになっていたのですが、これを放置しておくと、短くて助走の少ない話ほど、(オチを「バカップルだし仕方ないね」という形で取ることが多くなって)、結果バカップル化のハイパーインフレが発生してしまうので、ちょっとカウンター気味なのを手が勝手にキーボードを叩いてました。 あと失恋と一人旅と感傷旅行抜きでなんの人生か(さすらいもしないでこのまま死なねえぞ)、という歪んだ思想をはらんでいるのかもしれません。好事魔多し。 おそらく続きはいろいろ考えられるのですが(復帰的ハッピーエンドから、世界が壊れるバッドエンドまで)、せっかくの別の時間の流れだし、ただヨリを戻すのも、「こんな世界いらない」的バッドエンドも(これは「独裁ボタン」を手にしたのび太ですら克服したものです)、どちらももったいないな、と思います。今考えると『バタアシ金魚』のヒロイン過食症エピソードって、よくできてるな、と思いました。 続き、書けるかな。シリーズでちょっと長くかけたらなあ、と思います。 (追記) 某スレで、胸に痛みを感じる人が続出して(自分もその一人ですがw)、続きを書いてみました。 ダメージから少しは回復したとコメントをくれた人もいましたが、いよいよハルヒとキョンの「破局」ははっきりして来たように思います。 他の人との結婚後も、ずっとキョンを見つづけてきた、そして見ること以上は(しなかった)できなかったハルヒと、自分の家族と生活で手いっぱいで、そんなハルヒのまなざしに気づくことのなかったキョンが、再び同じ時間を共有することはないように思えます。 おそらくはハルヒは今回を機に、それを受けいれることになるのでしょう(あるいは、そこはハルヒ、その斜め上を行ってしまうのかもしれませんが。だったらいいなあ)。 「好きって奴だけは、どうしようもない」 と親父は冒頭近くで言ってますが、この話の最後には、 「あのころだったら『好き』だけで十分だったのに」 とハルヒは言うことになります。 唯一の明るさは、デコトラ娘から、彼女の「トラックの運転席は高いから、遠くがよく見えるんだ」という言葉からもたらされます。 けれど、その「遠く」は、ハルヒにとって、キョンにとって、どれくらい先なのでしょう。 (さらに追記) 書いては悩み、書いては悩みしながら、だらだらと、投下したせいで、 親父史上、というか短い私のSS歴で、一番たくさんコメントをいただいたSSになりました。 ファミリー・アフェア(家庭の問題)は、もともと善悪で断じにくいものですが、それが100%ハッピーエンドになっていない、と指摘される原因かもしれません。 いつぞや親父さんが、おとぎ話は「結婚」で終わるが、現実はそこからはじまる、と言ってましたが、「結婚」でおしまいにならない話を書く都合、離婚や子供をどちらがどう引き取るか、というところまで話が行きました。それでも現実に引き起こる騒動や軋轢のほとんどをここでは省略したのですが、それでもいくつかの問いが残り、答えを考える必要が出てきました。 すべてに回答できた訳ではありませんが、2つのエピローグで書いたのは、私なりの(今時点での)答えです。 (さいごにこれだけは) 成長ってなに? ほんと、いろんな成長観があるのだと、感じ入りました。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/70.html
ハルヒと親父2 ー おとまり これは絶対に、ハルヒの一人称でいこうと思ってました。 ハルキョンものの前提として、相思相愛で、そのうち告白して、エッチして、同棲して、結婚して、子供ができて……、というのがあると思います。この中で「告白もの」とか「無自覚だがどう考えてもつきあってるだろお前らもの」のSSはたくさんありますが、わりとすっとばされるというか、前提にされたり一行で済まされたりするシーンやイベントを、丁寧にやってみたい、というのがありました。 たとえば、他の方の書いた「無自覚夫婦」というSSの中に出てくる、 >酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合 というのを、具体的に書いてみたり(このバカSSがそれですが)とか、 これも、他の方の書いたエピソードというか断片ですが、 ハルヒがおもちゃの手錠をつかって朝比奈さんで遊んでいたので、取り上げようとするキョン。 ハルヒともみ合う内に手錠が二人の手をつないでしまうという。 しかも、暴れたせいで手錠の鍵を紛失。代わりのカギが届くまで二人はつながれたままに… というエピソードを心血注いで(笑)SSにしてみるとか(これですが)、 正直、力が及ばないことが多くて、なおかつ、めちゃくちゃ時間がかかるんですが、自分が書きたいし読みたいものが、そのへんにあるのでチャレンジするしかないです。 ハルヒと親父シリーズのメインライン・ストーリーは、一応時間が流れてて、個人も、その関係も成長したり発展したりしていって欲しいと思ってます。 「初エッチもの」をその中の大事なエピソードとして、それなりの情感と、ハルヒらしさ、キョンらしさが、出せていればいいんですが。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/46.html
親 父 おちつけよ、キョン。 キョン いや、大丈夫、大丈夫です。 親 父 まあ男は結局気をもむくらいしかできんけどな。 キョン 大丈夫、大丈夫。 親 父 おいおい。そんなに心配なら、ラマーズ法とかあったろ。中に入って手でも握ってやればよかったんだ。 キョン 「あんたがいたって役に立たないんだから」って言われて。 親 父 まあ、実際、そうだけどな。 キョン (ぶつぶつ) 親 父 まだ何時間か続くぞ。そんなに気を張ってたら、痩せこけて腹も引っ込んじまう。 キョン 大丈夫、大丈夫です。 親 父 時間つぶしに、何か面白おかしい話でもしてやろうか。たとえばあいつが生まれた日のこととか。 キョン ハルヒが? 親 父 あんときは、どっちか片方は死ぬとか、物騒なこと言われたなあ。 男 どっちか、あきらめろ? それが医者のいうことか! 医者 おまえだからいうんだ。このままだと両方が危険だ。 男 選べっていうのか? 医者 すまん。だが、絶対に助ける、奥さんはまだ若い。次の機会・・・ 男 ……子供を頼む。 医者 おい、涼宮! 男 約束しろ。子供はお前が絶対に助けろ。女房はおれがなんとかする 医者 なんとかするって、おい。 男 励ましてでも祈ってでもなんとかする。おまえは子供に集中しろ。 男 こんなときに悪いが、頼みごとで来た。 女 ……ん、なんですか? 男 わがまま放題の俺達の子供だ。俺一人で育てる自信がない。医者は医者で、二人とも助ける自信がないらしい。だから自力で帰ってきてくれ。あとはおれがなんとかする。 女 もう、あなたは……難しいことばっかり。 男 できないって、いつも言わないだろ? 女 あなたのその顔を見てたらね、……言えなくなるの。 男 すまん。 女 何でもできるのか……何にもできないのか、ほんと、わからない人ね。 男 すまん。 女 手を……握っていてください。でも、ふたりとも「向こう」に転がり落ちるのはなしですから。 男 約束する。 キョン それで……? 親 父 母さんは一命は取り留めたが2年入院したな。その後もいろいろあったが、生まれた奴はバカみたいに頑丈に育った、というわけだ。 ハル母 なんのお話? キョン あ、お義母さん。 親 父 男の話なんて8割は女の話、半分は昔話だ。 ハル母 昔の女の人の話をしてたの? 親 父 そうじゃないよな、キョン? キョン え、ええ。ハルヒが生まれたときの話を。 ハル母 あらあら、すごい昔話ね。 親 父 いい話なんだ、これが。 ハル母 私もその場にいましたよ。 親 父 主役級の扱いだぞ。 ハル母 あの娘は大丈夫よ、キョン君。こんなに運のいい私と、こんなに頑丈なお父さんの子供だもの。 キョン はい。 ハル母 それにこんなにやさしいキョン君が待っているんだもの。元気な赤ちゃんともうすぐ出てくるわ。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4826.html
海外から見た日本 / トニー・マラーノ ● テキサス親父 Website ※ 日本語サイト ● Propaganda Buster〔トニー・マラーノ氏のブログ[英語サイト]〕 ● 【Youtubeチャネネル】テキサス親父日本事務局チャンネル テキサス親父〔Youtube検索〕 ■ 韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。まさにヘイトスピーチといえる。 「株式日記と経済展望(2014.10.25)」より / ◆【痛快!テキサス親父】不都合な真実は「遮断」する韓国 民主国として未成熟の哀れ 10月24日 ZAKZAK ハ~イ! みなさん。先週末、日本の友人から「トニーさんのフェイスブック(FB)のページがアカウントごと消えている」と連絡があった。驚いて、パソコンを開いてチェックしたところ、確かに、俺のページが完全に消えていた。 FBといえば、人と人とのつながりを促進・サポートするソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の代表格で、ある種の写真を交えた日記帳でもあるよな。それが、突然削除されるなんて考えられないぜ。俺は仕方なく、また初めから新しいアカウントを取得した。 実は予兆があった。数日前から、FBにログインするときに頻繁にセキュリティーチェックを要求されていたんだ。どうやら、俺以外の誰かが、俺が暮らすテキサスとは遠く離れた場所から不正ログインしようとしていて、システムがログインの異常を感知していたようだ。 FBのページが削除された理由や、不正ログインの犯人はまだ分かっていない。FBの指示通り、すでに俺自身を証明するパスポートや免許証のコピーを送っている。FBには徹底した調査を求めたい。 ちょうど同じころ、ほとんど収束していた韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。そこに書かれたセリフは、憎悪に満ちて、醜悪なものだった。まさにヘイトスピーチといえる。 俺は前回のコラムで、ソウル中央地検が、朴槿恵(パク・クネ)大統領に関するコラムをめぐって、産経新聞の前ソウル支局長を名誉毀損(きそん)で在宅起訴した件について、「(韓国は)民主主義陣営から離脱する腹を固めたのか?」と書いた。前々回は、靖国神社に放火しようとした韓国人に対して、「恥を知れ!」と書いた。 言論には言論で対抗するのが、「言論、報道の自由」を掲げる民主主義国家だ。今回の「殺害予告」や「脅迫」を読む限り、やはり、「韓国は民主主義国家として成熟していない」という感想しかない。 韓国では現在、動画サイト「ユーチューブ」にあった俺の韓国語チャンネルが、「有害指定動画」として遮断されている。俺は、慰安婦問題や竹島(島根県)の不法占拠などについて、米政府の資料などに基づいて事実や史実を淡々と述べてきただけだ。要は「国民に知られたくない」と、怖がっているとしか思えない。ここにも民主主義の放棄を感じるぜ。 親愛なるみなさんと日本と米国、目も口も耳もふさがれた可哀想な韓国の人々に神のご加護がありますように。 では、また会おう! / 日本ではヘイトスピーチに対して法律で規制しようとする政界の動きがありますが、韓国から日本のヘイトスピーチに対しては何の動きも無い。そもそも日本で嫌韓デモが起きるようになったのは韓国における反日デモや反日活動に対しての反発からであり、日本だけヘイトスピーチで取り締まるのは公平でない。 テキサス親父のブログでも分かるように、韓国および韓国人の非民主主義的な態度は日本とは全く異なるものだ。アメリカ人に対しても気に入らない言動があれば「殺害予告」や「脅迫」文を送りつけていますが、まさに犯罪行為だ。日本の左翼はこのような行為を咎める事は無いようですが、どうしてなのだろう。 にもかかわらず日本人のヘイトスピーチや嫌韓デモを規制しろと言うのはまさに言論弾圧であり、言論には言論で批判すべきであり法律まで作って禁止すべきではない。つまりアメリカや日本は民主主義国家として価値観が同じだが、韓国は相変わらず独裁国家であり、国民も自由な言論は抑圧されてマスコミなども規制されている。 パククネ大統領は無能な大統領であり、1年間も記者会見を開く事は無かった。経済政策でも外交でも反日以外では何の行動も行えず、中国との接近政策もアメリカの不信を招いて外交的に孤立してしまった。韓国はアメリカや日本の支援なしには成り立たない国であり、中国が日米の代わりになるような存在ではない事は分かるはずだ。 韓国が中国の勢力下に入れば北朝鮮とほとんど変わらない国家になるだろう。そうなれば韓国は北朝鮮に併合させられて韓国は北朝鮮と中国の収奪の場になるだろう。韓国の国民がそれを望んでいるはずはないのですがパククネの親中外交は大きな危険性をはらんでいる。 韓国の若者の狂信的な愛国運動は反日と言う形で表れて来ていますが、学校教育で狂信的な歴史教育が行われているようだ。韓国には12万人の北朝鮮の工作員がいるという事ですが、日韓の分断工作であり韓国の若者はその犠牲者だ。韓国にも僅かながら親日派もいるのですが周りからの批判を恐れて口に出来ない。 アメリカ人のマラーノ氏への「殺害予告」や「脅迫」も間違った愛国教育がもたらしたものであり、自国への批判を許さないと言った行為は民主国家とは異次元の価値観だ。批判に対しては言論で反論すべきであり、デモでアピールする事も民主的な行為ですが、左翼はヘイトスピーチだとして嫌韓デモも法律で規制しようとしている。まさに韓国・北朝鮮的な発想だ。 朝日新聞自体が韓国の代弁者的な報道を続けてきましたが、朝日新聞は中国や韓国の外圧を利用して政治的な圧力を掛けてきた。しかし効き目が無くなると今度はアメリカを使って外圧を掛けてきましたが、最近ではパククネの親中外交が災いしてニューヨークタイムズもおとなしくなってきた。朝日新聞の誤報騒動が効いているのだろう。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 【テキサス親父】テキサス親父は何故日本が好きなの? .
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/244.html
ひさびさに短い目の「そのとき親父書きは何を思ったか」をお届けします。 乱歩の日 乱歩なら他にもいくらでもあるだろう、との当然過ぎるご指摘がありましたが、ハルヒなら、絶対『人間椅子』だろうと迷いもしませんでしたwww。 というか、これを書いてはじめて『人間椅子』の何が嬉しいのか/何を欲望しているのかが、理解できたような気がします。 暑苦しくても、視覚と動き回る自由を失ってでも得たいもの。キョンは反省して、もっと「だっこ」してあげるべきですねwww。 夏氷(なつごおり)の日 ゲリラ雷雨 夏の自転車 歳時記を見てネタを考えたような、夏の掌編。 省略に省略を重ねて、削りに削ってるのは、描く力量と時間がないせいです。 それでも読み手の想像力が救ってくれるのに賭けるという、文字でやってる強みに完全に寄りかかってますね。だから、感想がもらえると、このあたりのは本当にうれしい。スルーパスが通った快感があります。あるいはメール・イン・ザ・ボトルが届いた喜びというか。 マンガだとか映像でやると、省けないんで大変なんだろうなと思いながら、つくり手としては、文字書きが省いたところをどう料理するかが楽しいのかも。自分でも、ちょっと絵コンテを切ってみたくなりました(やらない、というより、できないけど)。 二人はひきこもりました お互い相手が居ればなんにもいらない。あとはライフラインさえ確保できれば、ふたりこもりは可能です。ある種、理想の極限あるいは極限の理想です。 『コレクター』とか、相手の意思を無視したひきこもりのシャングリラ(Shangri-La、香格里拉)は、無視された方の努力で解消され、その方向に物語は流れるわけですが、お互いがお互いにOKなら、作者といえども手が出せない。「ずっとやってなさい」と突き放して終わろうかと思いましたが、どこかで扉が開いて、二人が外に出てくる結末を考えました。物語の流れはむりやり90度曲がった感じが残りましたが、それでも出てきた方が二人らしいだろうと。 でも、まだやりますよ、やり続けますよ、バカップルねた。 親父の英会話 書いてる当人は結構おもしろいと思っているのですがwww、オリキャラだけでも人を選ぶというのに、おまけにメアリー・スー男性版で、しかも勉強を教えるなんて、ふてえシリーズです。確かにすでにSSの域をはみ出してます。 ただ、よく考えたら、恋愛レクチャーをやってる「親父さんと谷口くん」と何が違うのか、と。 ひそかに「親父講義シリーズ」は拡張の隙をうかがってますwww