約 2,043 件
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/132.html
被写体をヨコ長の画面に写すこと。カメラを水平に構えて写す一般的な撮り方で、人の視野の形からいって無理がない。それだけに平凡で、上級者にになるほどタテヨコの使い分けを行ない、タテ位置の撮影も多くなる。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47577.html
登録日:2021/02/16 Tue 13 25 02 更新日:2022/10/22 Sat 20 03 42 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 モンタージュ理論 創作 映像理論 イマジナリーライン(想定線)は、画面上に写って会話している二人の人物を結ぶ直線。漫画や映像の創作用語の一種。 概要 映像作品ではキャラクター同士を画面上の一定の位置に置き、一定の方向を向かせることで、読者に「誰が喋っているのか」などを分かりやすくする必要がある。このルールは「180度の原則」と呼ばれ、この時に必要となる概念がイマジナリーラインである。 「(カメラは)この線を跨ぐのはやめようね」というのが基本的なルール。 乱暴且つ端的に言ってしまえば「位置関係がごちゃごちゃになるカット割りはするな」「敢えてやるなら視聴者にわかりやすいように工夫しろ」という基本テクニック解説のための想像上の補助線(イマジナリーライン)である。 イマジナリーラインの例 例えばAとBが以下のような位置関係で話しているとしよう。 ──はイマジナリーライン、abc(小文字)はカメラ位置、AB(大文字)は人物である。 a ──A──B── b c ドラマやドキュメンタリーなどを見ると、カメラがbの位置に置かれているときは、AとBの位置関係が画面内で変わらないことに気がつくだろう。 Aだけが映された場合でもAは画面の右側には映されず、Bだけが映された場合はBは画面左側には映されない。 これは二人が電話していて実際には相対していないという場合でも同じである。 このルールに則って映像を制作する際、カメラは基本的にこのイマジナリーラインを跨いではならない。 bの位置で撮ったあとにcの位置で撮ることはできる(その逆も可)が、bやcの位置からaの位置に移動したり、その逆を行なってはならない。 どうしても跨がなければならない場合は、後述する方法でラインを超える。 また逆を言えば、そうした処理なしにイマジナリーラインを無視している場合、ストーリーにおいてなんらかの異常事態が起こっていると言えるかもしれない。 なぜ跨いではいけないのか ぶっちゃけ実に単純な話で、跨ぐとAとBの位置関係が左右反転して視聴者を混乱させるから、それだけである。 本で言えば右から読んでいたものが突然左から読まされるような違和感を与えてしまうのだ。 映像のルールが破られると、視聴者は何か普段と違うことが起こっていると思ってしまう。このためカットを組み合わせる(モンタージュ)際には統一したルールが設けられ、通常の事態と異常事態とが区別されていると言える。 カメラがイマジナリーラインを超え、元の位置と180度逆の方向を向くことを「ドンデン」と言う。 漫画の場合は一つの画面を複数のコマが構成する漫画においては目線誘導や後述するカミテ/シモテの概念が優先されることも多く、必ずしも絶対的なルールとは言えないが、それでも基本的な原則に違いはない。 映像と異なりカメラ位置が細かく変えられるため、背後や俯瞰したカメラ位置などで回転した位置のワンクッション挟むテクニックも多用しやすい。 線を跨ぐ場合 線を跨ぐ方法も存在する。一例としては以下の通り。アニメ監督の富野由悠季氏によれば、これでも積極的に線を跨ぐのは好ましくないとのこと。 一旦線の上から撮る a ──A──d──B──e b c 上図において、aからb, cへ移動する際は、一度dにカメラを置いたカットを挟んでから行う。あるいは、カメラを徐々に動かしていき(カメラワーク)、eを経由して回り込ませる。また、 A→ a カメラがaにあり、被写体Aがその目の前を通り過ぎる時は、その画面の中でAの位置が左から右(またはその逆)に変わっても構わない。 三人目を用意する b ──A──B── a C AとBをaから撮っている場合でも、CがAとBを見ている場合、Cとの間に新たにイマジナリーラインが形成されるため、bから撮ることも可能である。 遠景から撮る 被写体がカメラから十分離れており、風景との位置関係などが示されている場合は、線を跨いでも構わない。 時間を飛ばす 被写体がカメラ側に迫ってくる次のカットで時間が飛んでいる場合、線を跨ぐことができる。 etc. 似た概念 画面内の位置どりに関わる演出は、イマジナリーラインの都合上諦めなければならない場合がある。同様に、これらの演出のためにイマジナリーラインの整合性を諦めなければならない場合もある。 ◆カミテ/シモテ 被写体の向く方向を統一することで、その被写体がどこへ向かっているのかなどを分かりやすくする手法である。 カミテは画面の右、シモテは画面の左を意味する(*1)。 例えばあるキャラクターがカメラから見て右(カミテ側)へ向かって歩くことで学校に行くカットが挟まれた後、そのキャラクターが左(シモテ側)へ向かって歩くカットが挟まれた場合は、そのキャラクターは学校から帰っている可能性がある。 また、カミテの人物がシモテへ向かうカットと、シモテの人物がカミテへ向かうカットとが連続した場合、二人の人物はいずれ同じ場所に辿り着く可能性が高い。 カミテやシモテは、特別な意味を象徴する場合もある。カミテに置かれたものがシモテを向いているなら、未来やポジティブさを意味し、シモテに置かれたものがカミテを向いているなら、過去やネガティブさを意味するのである。 人物がカミテからシモテへ向かう動作は自然な感じを与える。シモテからカミテへ向かう動作はそれよりも弱い印象を与えるか、もしくは逆に自然に逆らう強い動作のような印象を与える。 漫画ではカミテからシモテへと読むため、動作は自然とカミテからシモテの方に向かって行われる。カミテからシモテへの動きはバトル漫画での主人公側の攻撃や威力の高い攻撃、シモテからカミテへの動きは敵の攻撃や遮られてしまった攻撃、といった風に使い分けられる。 ◆ヘッドルーム 被写体を、画面を縦横にそれぞれ三分割した格子の交差する部分に配置する技法を三分割法と言う。 ┏━┯━┯━┓ ┠─┼─┼─┨ ┠─┼─┼─┨ ┗━┷━┷━┛ 太線部を画面とすれば、例えば登場人物の目などは画面を分割する細線の交差する┼部分(三分割点)に配置する。三分割点は画面の縦横を黄金比(1 1.618)で内分する位置に近いため、このような構図は安定感を与える。安定感を崩したい場合は三分割点よりやや右上や左上に配置する。 シモテ側を向いている人物がシモテに配置されていると人物の背後に余分な空間が開くことになる。また逆に画面右端や上端との距離を詰めすぎると適切な空間(ヘッドルーム)が確保されない。このような構図は閉塞感などを与えるため、特別な意図がない限り人物は右上の三分割点などに配置されることがほとんどである。 また例えばカミテの木にとまっている虫などが突然シモテへ飛び立つようなカットを入れる場合、視聴者に事前にそれを仄めかすために虫を右下の三分割点よりややカミテ側に置くことがある。 【参考文献】 富野由悠季『映像の原則』 『アニメ研究入門 応用編』 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] カミテ/シモテは文章を縦書きで左に折り返す日本の漫画の概念だね。雑誌の作りの関係で柴田亜美の「どきバグ」みたいな左から右にめくる横書きアメコミ形式の日本漫画の方が個人的に読みやすい。 -- 名無しさん (2021-03-16 14 36 01) 要は画を作る時のカットの前後で人物の位置が入れ替わるような撮り方、作り方をするなってこと? -- 名無しさん (2021-03-16 17 56 20) 知り合いが漫画の話をするときに「イマジナリーラインが~」っていちいち話題に出してきて正直鬱陶しかった -- 名無しさん (2021-03-16 22 11 46) イマジナリーラインを意識して実物とは敢えて逆向きにセットを作るという事例もある -- 名無しさん (2021-03-18 20 05 20) あくまで原則論なので、小津安二郎なんかは窮屈になるぐらいなら別に無視してもいいでしょ派。アニメだと中村隆太郎が意図的にラインを崩すことで違和感を出す演出したりしている -- 名無しさん (2021-09-27 13 34 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/907.html
Kiss×Kiss 星鈴学園の攻略対象。 星鈴学園の会計。 明るい軽いノチで、ちょっと遊び人のイメージ。 しかし仕事に対する姿勢はキチっとしている。 トークでモデルを和ませるのが得意。若いのに業界内で顔が広い。 趣味はカメラ・ショッピング・被写体探し (公式サイトから引用) 名前 森高 和哉(もりたか かずや) 年齢 身長 175cm 体重 60kg 誕生日 8月25日 血液型 A型 声優 なし 該当属性
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/60.html
逆光条件の時に+の露光補正をかけること。逆光のもとでの被写体はカメラのAE(オートエキスポージャー)のままでは露光アンダーになり、影のように暗くなることがある。これを明るく写したい時には、+1.5EVほどの露光補正をかけると改善できる。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/94.html
写真は、動いている被写体を瞬間的に止めて写し取るが、この時の高速感や移動感を表現する言葉。躍動的な一瞬を高速でとらえたり、スローシャッターで意図的にぶらしたり、追い写し(流し撮り)でバックを流したりで写す。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/82.html
スナップ写真の用語で、被写体をとらえる決定的な瞬間をものにする時に用いる。実際の撮影ではスナップだけでなく、日差しの具合や雲の流れ、バックを行く人の様子などでの風景写真、表情の動きを追う人物写真でも用いる。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/81.html
人が働いたり活動している様子、市街地や農村漁村での風俗、子供たちが遊び戯れているさまなど。高感度フィルムが有効で、小型カメラと広角レンズが多用されるが望遠撮影もある。できるだけ被写体に近寄ることがポイント。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/75.html
レンズの絞りを開放(小さい数字)から大きい数字(f/11、f/16など)の目盛りにすること。直接には光量を少なく調節することを意味するが、絞り込むことで被写界深度も調節され、ピントの合う深さを深くすることができる。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/71.html
シャッター速度が遅い(長い)場合をいう。一般に1/30秒より遅いシャッター速度をいう。カメラブレや被写体ブレの危険性が大きい。三脚や一脚を使ったり、何か支えに寄りかかったりして、カメラの安定を図る必要がある。
https://w.atwiki.jp/cameraword/pages/57.html
被写体の背後からカメラに向かって太陽が照らす状態の照明条件。人物撮影でそのままオートで撮ると、人は影のように写ってしまう。これは逆光補正をかければ明るく撮れるが、上手に撮れば光の美しさをとらえることもできる。