約 1,787,938 件
https://w.atwiki.jp/magichappy/pages/462.html
▼ Elderly Pursuits 依頼者: デスパシエール(Despachiaire) / タブナジア地下壕・長老の部屋 依頼内容: デスパシエールの亡くなった妻の 「形見のアミュレット」について 調べてきてほしい。 タブナジア地下壕 Despachiaire そういえば、 ジョネットの頼みを聞いてくれたそうですな。 タブナジアの料理のことです。 Despachiaire ジョネットもとても 喜んでいたようです……。 Despachiaire ひとつ、お聞きしても よろしいですかな……? Despachiaire 私が以前、サンドリアと タブナジアをつなぐ商人であったこと、 どなたからお聞きになったのですか? Despachiaire そうですか…… ルーヴァさんというお名前は かすかに記憶しているような気もします。 Despachiaire 私の名前を 覚えていらっしゃるのなら、 きっと私の亡くなった妻のこともご存知でしょう。 Despachiaire ……。少し……、 お時間、よろしいですかな? Despachiaire これは、 私の妻の形見なのです。 Despachiaire これがどこで 作られたものなのか、由来を 聞いていただけませんでしょうか……。 Despachiaire 妻はこれをとても 大事にしていたのですが、 その由来を語ることもなく先に……。 Despachiaire もしサンドリアに 立ち寄ることがありましたら、 よろしくお願いします。 だいじなもの 形見のアミュレットを手にいれた! 形見のアミュレット デスパシエールの亡くなった妻の形見。 古い品物のようでその由来もわからない。 南サンドリア Rouva あらまあ! あなたはタブナジアの商人の方と お知り合いでいらしたのですか。 Femitte 良かったな、ルーヴァ。 あの後もその商人のことを話していたものな。 Rouva あらまあ、いやですよ、 フェミト様。そんなかんぐるようないい方は……。 Rouva けれど…… 奥様はもうお亡くなりになっていたのですね……。 当時は珍しかったのですけど、とてもお歌の 上手な方だったと記憶しております。 Rouva それにお2人ともお美しくて…… はたから見ても、それはもうお似合いでした。 Rouva 当時の若い女性の間では よく話題になっていましたから、 私以外にもきっと覚えている人もいると思いますよ。 Rouva ただ……教会に属する女性が そこに出入りする商人と一緒になったことで、 後ろ指をさされるようなこともあったようです。 Rouva だからタブナジアに 移り住んだ後は、そのデスパシエールさんも もうサンドリア教会に出入りすることは なくなったとか……。 Rouva そうそう、 この形見のアミュレットのお話でしたね……。 Rouva はっきりとは わかりませんが、おそらく形からいって、 サンドリア大聖堂由来のものなのは、 間違いないのではないかしら……。 Rouva けれどちょっと 古くなっていて、書いてある文字も 読み取れないところがあるようです……。 Rouva 見た感じですと、 ギルド桟橋の近くに自生している、 光るキノコの胞子をつけてみがけば、 少しは見えるようになるんじゃないかしら? Rouva 年寄りの知恵みたいな ものですからねえ……最近はすぐ古くなった 物を捨てる人が多くて……。 Rouva ギルド桟橋に行くことが あったら、探してみるといいでしょう。 Rouva もしきれいになったら、 もうちょっと詳しいことがわかるかも しれませんから、また持ってきてくださいな。 ギルド桟橋 (???を調べる) 嫌な気配がした! [Your Name]は、Paraを倒した。 だいじなもの サンドリア大聖堂のアミュレットを手にいれた! サンドリア大聖堂のアミュレット 古びたアミュレットの 汚れを取り除いたもの。 うっすらと文字が読める。 南サンドリア Rouva ギルド桟橋に 行ってこられたのですね。 形見のアミュレットも見違えるようですね。 Rouva これは見てみるとやはり…… これは大聖堂で作られたものですね。 昔の聖人の言葉を遺したものです。 Rouva うっすらと その文字が読めるようになっています。 言われなければきづかなかったことでしょう……。 その言葉は……。 Rouva ……。 「信じる心があれば、後悔することはありません」 Femitte この言葉は教会で 聞いたことがある。「信じる心」とは 女神への信仰をさすものだったが……。 Rouva これの持ち主の気持ちは…… きっと、それだけではなかったでしょうね。 Rouva ふふ……。 少し……妬いてしまいますね。 フェミト様が変なことばかり言うからですよ。 Rouva デスパシエールさんにも よろしくお伝えください。 この言葉とともに……。 タブナジア地下壕 Despachiaire おお、形見のアミュレットについて 調べてきていただけたのですな……。 しかもこんなにきれいにしていただいて……。 Despachiaire え? この形見のアミュレットに言葉が……? Despachiaire そうですか…… 後悔することは、ない……と……。 Despachiaire すみませんが、少しの間……、 年寄りの昔話を聞いてくださいますかな? Despachiaire 妻が遺したひとり娘、 つまり、ウルミアの母親は、 とても信仰のあつい娘でした。 Despachiaire きっと、元々 サンドリア大聖堂にいた 妻の影響があったのでしょう。 Despachiaire けれど……妻と娘が 女神様のことについて話すたびに、 私は複雑な心境でいたのです……。 Despachiaire 疎外感、罪悪感…… 私の中に醜い感情がいりまじっていました……。 私は所詮、ただの商人だったのですから……。 Despachiaire 私は…… 妻から信仰を奪ったのではないか? 妻は後悔していたのではないか? Despachiaire 妻が亡くなった後も、 そしてウルミアの両親が亡くなった後も、 その思いが消えることはありませんでした……。 Despachiaire ウルミアは…… 妻や娘にとてもよく似ています。 容姿も、その信仰も、その歌声も……。 Despachiaire ウルミアがこの街を また出ていくと言ったとき…… 胸が、はりさけそうになりました……。 Despachiaire これは女神様が、 私から、ウルミアを……そして妻を、 取り返しにきたのだ……とも考えました。 Despachiaire けれど……妻には妻の、 そしてウルミアにはウルミアの「信じる心」が あったのだと思います。 Despachiaire そして何よりも…… 妻は……妻は、後悔していなかった……。 Despachiaire せめて、そのことに 対してだけでも、私は「信じる心」を 持ちたい……そう、思います。 Despachiaire そう…… 信じる心があれば…… 後悔することなどないのですから……。 Despachiaire 年寄りの昔話に 長々とお付き合いくださり、 ありがとうございました。 Despachiaire これはせめてものお礼です。 どうぞ受け取ってください。 エレガントリボンを手にいれた! エレガントリボン 全状態異常のレジスト効果アップ Lv51~ All Jobs ▲ 失われた料理 信仰と信頼と ■関連項目 タブナジア地下壕 , そしりを受けつつも Copyright (C) 2002-2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
https://w.atwiki.jp/kight_high/pages/35.html
元ネタ:ホルス 出身地:エジプト 年齢:年寄り 職業:教職員
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4434.html
『弱く儚い物達』 19KB いじめ 小ネタ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 「ここはとってもすてきなところなんだぜ!きにいったぜ!ここをまりさたちの…」 『おうちにするんだぜ!(よ!)のじぇ!』 蒸し暑い日に窓を開けて網戸にしておいたら、外から何やら良からぬ声が聞こえてきた。 こんなあほな事を人の家の庭で堂々と宣言する者は他でもない。 この世に突然沸いて出て、生命体を主張する不愉快極まりない生饅頭のゆっくりという奴だ。 奴らは人間の言葉を話すが理解はしていないそうで、基本的に人間との会話は成立しないそうだ。 そんな鬱陶しい害饅頭が、我が家の庭に湧いて出たようだ。 強い日差しにも負けないくらいの鬱陶しい大声を張り上げ、人様の庭先で何かは知らないが大盛り上がりの様子だ。 ゆっくり被害は色々聞いているので、慌てて庭の様子を見に行くと、そこには薄汚れた大小の塊4つがニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべていた。 「ゆゆぅ?!くそにんげんがでてきたんだぜ!ざんねんだったんだぜ!たったいまからここは、まりさたちのおうちになったんだぜ!」 「くそにんげんは、ほかのおうちをさがしてね!はやいものがちで、ごめんね!!」 『ゆわぁぁい!ゆっくちー!ゆっくちー!!』 小汚い黒帽子のゆっくりと、薄汚れた赤リボンのゆっくりが、何故か俺を見下すように軽く笑いながら得意そうに踏ん反り返る。 その周りでは、見るからに臭そうな二つの泥団子が、ゆんゆんキャッキャと耳障りな鳴き声を発しながら、二匹のゴミ袋の周りを飛び跳ね回っている。 「何言ってんだ?駆除されたくなかったら、さっさと失せろ!ここは俺の家だ!」 「ゆっはぁ?!やっぱり、そういうとおもったんだぜ!これだからくそにんげんは、じょうしきをしらなくてこまるんだぜ!!」 「さっきのおうちせんげんを、きいてなかったのぉ?!ここはれいむたちのものになったんだよ!くそにんげんにも、わかりやすくいってみたよ!!」 「ゆゆぅ?くしょにんげんは、おうちしぇんげんのるーるもしらないのじぇ?ばかなのじぇー?」 「ゆっぷっぷ!しょんなの、あかちゃんゆっくちでもしってるよ!れーみゅ、かしこくってごめーんにぇ!!」 どうやら聞いていた通りらしい。 ゆっくりはここが自分の家だと宣言すれば、その土地や家屋が自分達の所有物になると本気で考えているそうだ。 こうなると、いくら説明しても無駄らしい。 仕方ないので駆除しようかとサンダルを履いて庭に出ると、汚い塊が俺の足に体当たりをしてきた。 「ゆっせい!ゆっせい!どうなんだぜ?!いたいんだぜ?!しんじゃうかもだぜ?!くちでいってもわからない、おろかなくそにんげんは、まりささまのせいぎのたいあたりで、かいしんするんだぜ!!」 「ゆゆぅ!さすが、かわいいれいむのだんなさまだよ!てんちをゆるがす、きょうれつなたいあたりさんだよ!くそにんげんは、うんうんもらしてきぜつしてるよ!!」 『ゆぉぉぉぉぉ!おとーしゃん!かっこいいーー!!つよぉぉぉい!!』 ゆっくり達はあほみたいに盛り上がっているが、俺には肉体的ダメージはまったく無い。 だが生ごみの入った様な薄汚い体で体当たりされるのは、大変不快極まりない。 必死なのかは知らないが、変な汁を全身から垂らしながら体当たりしてくるのでズボンがどんどん汚れていく。 その上仲間のゴミ袋達が、何故か勝ち誇ったように仰け反ってニヤニヤしているもの腹立たしい。 すぐに踏み潰してやろうかとも考えたが、何とかこの勘違いゴミ袋に惨めな思いをさせてやりたくなってきた。 そしてふと思いついた俺は、体当たりを続けるゴミ袋に蹴りを入れると家の中に戻っていく。 ゆっぎゃぁぁ!いっだいぃぃぃ!までぃざのおがおがぁぁぁぁぁ!! 背後から何か聞こえるが、あえて気にしないでおく。 「ゆゆぅ!さっきはよくもやったんだぜ!ないてにげだしたかとおもったけど、またまりさにやっつけられにきたんだぜ?!」 頬の辺りを大きくへこませた黒帽子のゴミ袋が、両目に涙を溜めながら何故か強がっている。 俺はあえて汚れた黒帽子を無視して、子泥団子を一匹つまみ上げて、熱せられた砂利の上に移動させた。 そして家から持ってきたガラス製の透明なサラダボールを、薄汚いリボンの小さな泥団子に被せて砂利地帯から脱出出来ないようにしてやった。 これはちょうど俺が昼飯にそうめんを入れておいた器で、洗う前にいたずらに使ってみようと思った代物だ。 「ゆゆぅ…?………あっちゅい!あっちゅい!あんよがあっちゅいよぉぉぉぉぉ!!」 しばらく不思議そうに目を丸くしていた汚れ子リボンが、サラダボールのドームの中を泣きながら飛び跳ね回る。 今日は雲ひとつない晴天。 そんな太陽に日差しに暖められた砂利は、さぞ熱いことだろう。 「ど、どうしたんだぜぇ?おちびちゃん!いまたすけにいくんだぜ!!」 涙を流して不細工に踊り跳ねる泥団子を見て、大慌てでサラダボールに向かって跳ねていく汚れ黒帽子。 本当に助けに行く気があるのかと問いたくなる程のんびりとした移動速度だが、汚れ帽子の表情はいたって真剣である。 全身をだぶんだぶんと醜く震わせながら、眉間にしわを寄せて跳ねていくその姿は、安物のホラー映画を見ているような不気味さと不安さを感じる。 今すぐ蹴り飛ばしてしまいたい衝動を抑えて少し様子を見ていると、その必死な汚れ帽子を小汚い泥家族が応援しだした。 「ゆゆぅぅ!まりざぁぁ!いそいでね!れいむにのかわいいおちびちゃんが、たいへんなことになってるよ!だいじょうぶ!まりさなら、かんたんにたすけられるよぉぉ!!」 「ゆぉぉぉ!おとーしゃん、はっやいのじぇぇ!すっごいのじぇぇ!かっこいいのじぇぇぇ!しびれるのじぇぇ!あこがれるのじぇぇぇ!!」 泥家族は汚れ帽子の能力を高く評価しているらしく、過剰なまでに汚れ帽子を褒め称え賞賛している。 汚れ帽子も泥家族の声援を背に受けニヤニヤと笑うと、得意そうに少し仰け反りながら体を大きく振るように這いずり出す。 本当にこの汚れ帽子は、自分の子を助ける気はあるのだろうかと疑ってしまう。 「おどぉぉぉぢゃぁぁぁぁ!あんよがあっぢゅいよぉぉぉぉ!はやぐごごがらだじでよぉぉぉ!!」 一方、汚れ子りぼんは、苦悶の表情を浮かべながら盛大に涙を流している。 力なく飛び跳ねたかと思えば、気持悪い揉み上げの様な物を器用に動かしてコロコロと転がったりして、必死に暑さから逃れようとしている。 だがそのせいで、体の底部以外にも赤く変色している部分が目に見えて増えている。 「あっぢゅい!あっぢゅい!おがおがあっぢゅい!せなががあっちゅい!からだがあっぢゅいよぉぉぉぉ!!」 「ゆゆぅ!おちびちゃん、つよくてたくましいおとーさんがきたから、もうあんしんだぜ!いますぐたすけてあげ………あっぢぃぃぃ!あっぢぃぃ!なにごれぇぇぇ?!」 「まりざぁぁ!どーしたのぉぉぉ?!なにがあったのぉぉぉ?!」 勇ましく眉毛を吊り上げた汚れ帽子が、サラダボールの置かれた砂利場に降り立つ。 少し身を仰け反らしてりりしく眉毛を吊り上げ、サラダボールをキリっと睨みつける。 だが1秒と経たない内に、汚れ帽子が顔を歪めて涙をこぼす。 体が大きくても、日光で暖められた砂利はやはり熱く感じるようだ。 汚れ帽子は大慌てで飛び跳ね雑草地帯に戻ると、恨めしそうにサラダボールを眺める。 「ゆふー…ゆふー…よくもやったんだぜぇぇ!ゆるさないんだぜぇぇぇ!!かくごするんだぜぇぇ!!」 汚れ帽子は唾を飛ばしながら大声を張り上げると、鬼のような形相でサラダボールに向かって跳ねだした。 だがその速度は、先ほど跳ねていたより少し早いかも知れないといった程度。 ナメクジ程の速度が芋虫程の速度に変わったかも知れないと言った微妙な変化で、明確には解りにくい。 それでも先ほどより気合が入った事には違いないのだろう。 汚れ帽子はそのままの勢いを保ったまま、サラダボールに向かって豪快に体当たりをした。 「くらうんだぜぇぇ!すーぱー!まりさすたーあたっくぅぅ 『ごべちゃ!』 ゆんべぇぇ?!…ぎぎ…ぎ…ゆっぎゃぁぁ!おがおがいだいぃぃぃ!!」 当たり所が悪かったのだろうか。 汚れ帽子は頬を真っ赤に腫らし、ポロポロと涙をこぼして泣き始めた。 ぎゃーぎゃーと騒ぐ大きく開かれた口から、ボロボロになった歯が見え隠れする。 よく見ると汚れ饅頭の底部付近には、欠けた歯と思われる黄ばんだ物体が数個転がっている。 自信たっぷりだった小生意気な姿がまるで嘘のように、目の前のサラダボール内の汚れ子りぼん同様に、情けない顔で泣き崩れている汚れ帽子。 「おどーぢゃぁぁぁ!あっぢゅいぃぃ!ここがらだじでよぉぉぉぉぉぉ!でいぶじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!ゆっぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっぐぅぅ!おどーざんだって、いだいんだぜぇぇぇ!わがばばいうんじゃないんだzぇぇぇ!!ゆっぐぢがばんずるんだぜぇぇぇ!!」 唾を飛ばしながら、目の前でゆんゆんと泣く汚れ子リボンを怒鳴る汚れ帽子。 怒鳴られた汚れ子リボンはびくっと大きく体を震わせると、なにやら尿のようなものを漏らし始めた。 そんな我が子の姿を見てもまだ怒りは収まらないのか、汚れ帽子は両頬に空気を溜めると大きく膨れ上がった。 「ゆっびゃぁぁぁ!ごばいよぉぉぉぉ!どぼじでれーみゅに、ぷくーしゅるのぉぉぉぉ?!」 「そ、そうだよ!まりさ、なにやってるのぉぉぉぉ?そんなことより、さっさとおちびちゃんをたすけでねぇぇぇぇ!!」 オタフクのような面で我が子を睨む汚れ帽子。 面白顔で凄まれても恐怖を感じる事はないと思うのだが、何故か汚れ子リボンは脱糞までして震え上がっている。 そんなやり取りを見ていた親の汚れリボンが、間抜けな番を嗜める。 汚れ帽子はハッと我に返ると、何故かりりしく眉毛を吊り上げげ、汚らしく泣き喚く我が子を見据える。 「ゆっ?はっ!そ、そうだったんだぜ!ゆっくりたすけるんだぜ!…あっづぃぃぃ!かだいぃぃぃぃ!!」 使命を思い出したと言わんばかりの汚れ帽子だったが、砂利の熱さに体をよじり、不恰好に飛び跳ねて再びサラダボールにぶつかる。 汚れ帽子はそのまま涙と涎を撒き散らしながらゴロゴロと転がり、砂利地帯から大慌てで逃げ出した。 「ゆはー…ゆはー…こ、こいつはきょうてきさんなんだ…ぜ…ぜ…までぃざと…ここまでたたかえたやつは…ひさしぶりなんだ…ぜ…ぜ…」 まるで肩で息でもするかのような荒い呼吸をする汚れ帽子。 涙と涎と尿で全身が汚れた姿をしているが、それでも「カッコいい自分」を貫いているつもりらしい。 だがそんな事をしている間にも、汚れ子リボンはどんどん弱っていく。 「くっしゃい…あっちゅい…ぎ…ぎぼちわる……ゆっぐぢ…できな…げぼっ、ゆごぼっ、ゆっげぇぇぇぇぇぇ?!」 そしてついに劣悪な環境に耐え切れなくなった汚れ子リボンは、口から真っ黒なゲロを吐き出し始めた。 汚れ子リボンはゲロを吐き出す度に体が萎んでいき、ついには苦しそうな表情を貼り付けた萎れた一枚の皮になってしまう。 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ?!いもーぢょぉぉぉぉ!どぼじでぇぇぇぇぇぇ?!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ!!でいぶにの、どーっでもがわいいおちびちゃんがぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっびぃぃぃぃ!おちびがぁぁぁぁぁ!!どーなっでいるんだぜぇぇぇぇ?!」 目の前で息絶えた汚れ子リボンを見て、涙を流しながら絶叫する汚れ親子。 汚れた体に負けぬくらい大変汚い醜い表情を浮かべ、体をグネグネと動かして家族を失った悲しみを表現している。 俺はあまりにも五月蝿く汚いその声を、少し黙らせようと思い汚れ家族に近づいていった。 「ゆっがぁぁぁぁ?!おばえがぁぁぁ?!おばえがおちびをころじだのがぁぁぁぁぁ?!よわいくそにんげんのくぜにぃぃぃ!!ゆるざないんだぜぇぇぇぇぇ!!」 「までぃざぁぁぁ!おちびちゃんのかだきをうってねぇぇぇ!そのくそにんげんを、ゆっくりじごくにおとしてあげでねぇぇぇ!!」 俺の姿が目に入った途端に、怒りのすべてを俺にぶつけるべく汚れ帽子がこちらに向かって飛び跳ねてきた。 俺はそんな汚れ帽子を軽く足で転がして逆さまにしてやると、体勢を立て直す前にナメクジのようにうねうねと動く底部を靴で軽く踏みつけた。 「おいおい?何言ってるんだ?俺が仇?ちょっと待て、この糞ちびを助けなかったのはこいつだろ?」 「ゆっぎぃぃぃ!なにいっでるんだぜぇぇ!それよりも、までぃざをおごぜぇぇぇ!ゆるざないんだぜぇぇぇ!!」 「ほらこれ、こんなに簡単に動かせるだろ?」 『ゆっ?!』 俺は怒り狂う汚れ帽子をクッションでも踏むかのように足で揉み解してやると、汚れ子リボンを閉じ込めていた、少し暖かいサラダボールをそっと持ち上げた。 それを見ていた汚れ帽子を含む汚れ家族は、何が起きたのか理解出来ないのかしばらく固まる。 「………ゆっ…ゆっがぁぁぁぁ?!どぼじでぇぇぇ?!までぃざがあんなにくせんしだのにぃぃぃぃ?!」 「苦戦?…あぁ、それはこの汚れ子リボンを助けたくないから演技してたんだろ?弱いはずの俺が簡単に動かせるものを、強いはずのお前が動かせないわけないだろ?」 「ゆっ…?…ど、どういうことなの、までぃざぁぁぁぁぁ?!」 「ゆがぁぁぁぁん!おどーしゃん、れーみゅのこと、きらいだったのじぇ…?どぼじて…」 驚いた汚れ帽子に変わって、俺が汚れ家族にそれらしい嘘を吹き込むと、汚れ家族は両目をまん丸に見開いて驚く。 実際のところはこの汚れ帽子が非力すぎて、サラダボールを動かせなかったのだろう。 だが汚れ帽子を何よりも強いと認識しているこいつ等は、あっさりと俺の嘘を信じてしまったようだ。 「ち、ちがうんだぜぇぇ!まりさはとーってもつよいけど、ほんとうにくせんしてたんだぜぇぇぇ!!」 「で、でも、くそにんげんが、かんたんにあのいじわるさんを、うごかしたよぉぉ?!」 「ゆぅぅ…やっぱち…おとーしゃ…ゆえぇぇぇ!…」 「ゆっぅぅぅぅぅ!やい、くそにんげん!どーしてまでぃざのらいばるさんを、そんなにかんたんにうごかしたんだぜぇぇぇ?!きっとひきょうなてをつかったんだぜぇぇ?!」 「ん?だからそれは、お前が助けなかっただけだろう?よく見ておけよクソの饅頭達、コイツは絶対にこの汚れ子帽子を助けないぞ」 俺は唾を飛ばしながら怒る汚れ帽子を再び足で軽く転がしてやると、困惑顔の汚れ子帽子を捕まえて死んだ汚れ子リボンの隣に置き、先ほどと同じようにサラダボールのドームを被せてやった。 「ゆわーい!おそらをとんで………ゆゆぅ?…れーみゅ………ゆっぎゃぁぁぁ!くっしゃいぃぃ!あっちゅいぃぃぃ!だちてぇぇぇ!ここからだちてよぉぉぉぉ!!」 最初の内は、何故かキャッキャと喜んでいた汚れ子帽子だったが、しばらくして置かれた状況を理解したらしく、狂ったように飛び跳ねてサラダボールに体当たりをはじめる。 だが親が動かせなかった物が小さな汚れ子帽子に動かせるはずもなく、サラダボールにぶつかっては、空気が少し抜けて弾まなくなったボールの様にぺちょっと砂利に顔を埋める。 「ゆぶぶぅぅ…いちゃい………ゆぇぇぇぇ…くしょにんげんが、かんたんにうごかせちゃのにぃぃ…ゆぐぐぅ…ゆ?…ゆっびゃぁぁぁぁ!あっちゅい!いっちゃい!あっちゅぃぃぃ!くっしゃいぃぃぃぃ!!」 悔しそうに涙を浮かべながら唇を噛み、ブツブツと何かを呟く汚れ子帽子。 しばらくそのまま悔し泣きをしていたが、やはり熱さに耐え切れなくなったらしく、ブサイクな変顔で彼方此方飛び跳ねまわる。 「ほら、本当に助ける気があるなら、早く助けてやれよ。まあ、助けないんだろうけどな」 「ゆっぐぐぅぅ!!くそにんげんがぁぁぁ!おちび、まってるんだぜぇぇ!いまたすけるんだぜぇぇぇ!!」 俺の挑発にあっさりと乗った汚れ帽子が、何故か凛々しく眉毛を釣り上げてサラダボールに向かって跳ねて行く。 だがやはり砂利は熱かったのか、顔をしかめながらあっさり雑草地帯に戻ってきてしまう。 「あっつい!あっつい!ゆぎぃぃぃぃ!までぃざのあんよがぼろぼろだぜぇぇぇぇ!!ゆぐぅぅぅ!ゆるさないんだぜ!!」 そして改めてサラダボールに向き直ると、何を思ったのか両頬に空気を貯めて膨れ上がった。 「いじわるなじゃりさん!とうめいなかべさん、まりさのおそろしさに、きょうふするんだぜぇぇぇ!!ぷくぅぅぅぅぅぅ!!」 突然大声を張り上げて、砂利とサラダボールを威嚇している汚れ帽子。 ただ膨れ上がっているその行為に、何か意味がある訳がない。 と、思っていたのだが、思わぬ所で効果があったようだ。 「ゆっぴぃぃぃぃ!ごわいよぉぉぉぉ!おとーしゃ、どーちてまりちゃにぷくーしゅるのじぇぇぇぇぇぇ?!まりちゃのことがきらいなのじぇぇぇ?!」 あんな面白おたふく顔を怖がる者がいるものかと思っていたが、普通に居た。 汚れ子帽子は、親が向けた敵意が自分に向いていると勘違いし、その場でガタガタと震えながら小便を漏らし始める。 「ぷくぅぅぅぅぅ!じゃりさん、とうめいなかべさんもびびって、しーしーもらしてるんだぜ!…ゆ?…ゆわぁぁぁぁ!おちびちゃん、どうしたんだぜぇぇぇ?!」 「までぃざぁぁぁぁ?!なにやっでるのぉぉぉぉぉぉぉぉ!おちびちゃんが、おぞろじーじーじでるでしょぉぉぉぉ?!」 「おどーじゃ…どぼじで…どぼじで…どぼじ…で…?………ゆぅぅ…あっちゅい…くっしゃい…ゆぶっ!…ゆぶぶぶぶ!ゆっげぇぇぇぇ!げぼっ!ごぼぼぉ!」 何故か得意げに勝ち誇ていた汚れ帽子も、我が子の異変に気がつき慌て出す。 だが時すでに遅く、最愛の親にから向けられた敵意と、劣悪な環境に耐え切れなくなった汚れ帽子は、先に死んでいった汚れ子リボンと同じように痙攣しながら黒いゲロを吐き出した。 「ゆわぁぁぁぁ!おちびちゃん、あんこさんをはいちゃだめなんだぜぇぇぇ!ゆっくり!ゆっくりするんだぜぇぇぇぇ!!」 「ゆっぎゃぁぁぁぁ!おちびちゃぁぁぁぁぁぁん!おちびちゃぁぁぁぁぁぁ!!………ゆぎぎぃぃぃ!までぃざぁぁぁぁ!どーじでおちびちゃんをごろじだのぉぉぉぉぉ?!」 「ゆっひ?ご、ごかいなんだぜぇぇぇ!これは、なにかのまちがいなんだぜぇぇ!こ、このくそにんげんの、いんぼうなんだぜぇぇぇぇ!!」 真っ青な顔で番に必死に言い訳をする汚れ帽子。 まさにコイツの言う通りなのだが、すっかり俺の作にはまり、番を疑いの目で見ている汚れリボンにその声は届いていない。 「までぃざぁぁぁ!いいわげはゆるざないぃぃ!ゆるざないよぉぉぉぉぉ!!ぜいざいだよぉぉぉ!くらぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっひぃ?………ゆっぎぃぃぃ!いだいぃぃぃぃ!までぃざのだんでぃなおかおがぁぁぁぁぁ!!」 激昂した汚れリボンが、突然汚れ帽子に体当たりをした。 汚れ帽子は不意を突かれたのか、ド派手に転がると涙を流して騒ぎ出した。 だがそんな情けない番を見ても、汚れリボンの怒りは少しも収まらないらしい。 汚れリボンはワサワサと動く、気色悪い揉み上げのような物で汚れ帽子の頬を叩いた。 「ゆっびぃ!いだぃぃぃ!おどーざんにもぶだれたこどないのぃぃぃぃ!どーじでこんなこどずるんだぜぇぇぇ?!」 「だまってねぇぇ!しつもんしていいのは、でいぶだけだよぉぉぉぉ!どーじでおちびをごろじだぁぁぁ?!だずけながっだんだぁぁぁ?!ゆがぁぁぁぁぁ!!」 鬼のような形相で、汚れ帽子に連続ビンタを叩き込む汚れリボン。 先ほどの汚れ帽子の威嚇とは比べ物にならないほど凄みのある形相で、番を執拗に攻撃する。 気迫で完全に押されてしまった汚れ帽子では、もはや太刀打ち出来ないだろう。 このまま放っておくと、汚れ帽子が殺されてしまうと思った俺は、汚れリボンの頭を軽く踏みつけた。 「ゆげぇ?!ゆっ、ぶぇぇぇ!な、なにずるのぉぉぉ!?でいぶはいま、いぞがじいんだよぉぉぉ!!までぃざをぜいざ…ゆっぐぇぇぇ?!」 「ゆっひぃ!!…れ、れい、む?………ゆっぎゃぁぁぁぁ?!れいぶがつぶれでるよぉぉぉぉぉ?!どーなっでるのぜぇぇぇぇ?!」 「あぁっと…ちょっと強く踏みすぎたか…」 軽く踏んでいたつもりだったのだが、うっかり加減を間違えたらしく、俺は汚れリボンをそのまま踏み潰してしまった。 汚れリボンは両目を飛び出させて、黒い物を体外に放出させてあっさりと死んでしまった。 潰れた番を見た汚れ帽子は、両目を飛び出さんばかりに見開いて驚き、小便と一緒に脱糞までしてしまったようだ。 それにしても、物理的にも精神的にも弱いこんなものが、どうやったら生きていけるか不思議でならない。 「ゆあぁぁぁ…ご、ご、ご、ごんなのうぞなんだ…ぜ…あ、あのおぞろしいがっだでいぶが、がが…あっどういばに…ゆぅぅぅぅぅ?…」 「おい、ゴミ帽子!これで解ったか?お前がどれだけ弱いか。お前達がどれだけ無力で汚いか理解できたか?」 「ゆ、ゆっぐぅぅぅ?!なにいっでるんだぜぇぇ!なにをみでだんだぜぇぇ?!までぃざは、つよいんだぜぇぇ!ざいぎょうなんだぜぇぇぇ!」 涙目でゆぐゆぐと泣いてた汚れ帽子だが、俺の声を聞いて急に仰け反り強がり出す。 だがその目はどう見ても怯えており、ブルブルと震えながら悔しそうに唇を噛んでいる。 俺はそんな汚れ帽子を軽く足を乗せ、感触を確かめるように何度も弱く踏みつけてやった。 「ゆんぶぅぅ?!ゆっげぇぇぇ!ゆぶじゃぁぁ!ゆごぉぉぉ!やべぇぇ!どぼじべぇぇ!ごべんなざぁぁ!ゆぼべぇぇぇ!」 「お前、本当に弱いな。ちょっと加減を間違えただけで踏み潰しそうだよ。これだけ弱いのに、今までどうやって生きて来れたんだ?」 「なにいっぐえぇ!までざぼあぁぁ!つよぎぃぃ!ざいぎょぼあぁぁ!ざいびょぉぉぉ!!ゆげぼぉぉ!ゆげろぉぉぉぉ!!」 先程まで誤っていた様に聞こえたはずの汚れ帽子の声が、俺の問いかけに反応して再び虚勢を張る。 だが涙目で口からゲロを吐き出しながらでは、全く説得力がない。 俺は涙とゲロに塗れてなお強がる汚れ帽子を足で転がし逆さにすると、そこにサラダボールを被せてやった。 「ゆぅぅ!なにずるんだぜぇぇぇ!これをどれぇぇ!までぃざ、ほんぎでおごるんだぜぇぇ?!」 汚れ帽子はぴったりと底部にはまったサラダボールを深いそうな表情で眺めると、器用に動く気色悪いおさげでペシペシと叩き始めた。 ゆんゆんと唸ってみたりお下げを振り回し、大声で俺に罵声を浴びせる汚れ帽子。 どうやら汚れ帽子は、サラダボールの重さで体がろくに動かせないらしく、恨めしそうに俺を睨んでいる。 「お前強いんだろ?それなら自分で何とか出来るだろ?じゃあ、俺は部屋に戻ってるからな。あぁ、そうだ。寂しいだろうから、お前の家族も側に置いてやるよ」 「ゆぅぅ?!なにいっでるんだぜぇぇ!までぃざざまのめいれいを………ゆぅ?………ゆっひぃぃ!おちびちゃん!でいぶぅぅ?!ゆびゃぁぁぁぁぁ!!」 俺は醜く死んでいった汚れの家族を、汚れ帽子の目の前に移動させてから家に戻った。 威勢の良かった汚れ帽子は、変わり果てた家族を見て今までの事を思い出したのか、不細工な顔でゆんゆんと泣き始めた。 「ゆびゃぁぁぁ!ぐっざいぃぃぃ!どーじでじんでるのぉぉぉぉぉ?!ゆびゃぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁ!くざいぃぃぃ!あづぃぃぃぃ!だずえでぇぇぇぇ!ゆっぐぢじだいぃぃ!………?!…ゆぶぶっ!ゆげぇ!ゆげぇぇぇぇ!!」 やはりうす汚れた家族は臭いのか、子供のように泣き喚く汚れ帽子。 そんな汚れ帽子に容赦なく照りつける太陽の日差し。 どんなに強がっても、自らの強さを変えられるわけではない。 汚れ帽子は熱気と臭気に当てられ、苦しそうに涙をこぼすと黒いゲロを吐きだした。 ゴキブリのように嫌われているゆっくり。 だがゴキブリより遥かに弱いなぞの生物。 俺は最後の時を迎えた弱く汚い生物を、涼しい部屋の中から眺めならが冷たい麦茶を一杯飲む。 やがてセミに負けじと鳴いていた汚れ帽子の鳴き声も聞こえなくなり、庭からはセミの声だけが聞こえてくるのだった。 醜く舌を垂らしてゲロに塗れて死んだ汚れ帽子は、最後まで醜悪な姿を晒していた。 徒然あき
https://w.atwiki.jp/pata3finn/pages/128.html
暗い橋の下で (くらいはしのしたで)【FREAK CITY】 困っている人は必ず助けるフィン。「親切にすればお礼がもらえる」と見返りを期待して、あるお年寄りを助けたのだが…。 話のあらすじ ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり お年寄りの正体のマジックマンは「お返しにいいことをしてあげたい」と言い、魔法でフィンを“でか足”に変えてしまった。動くのにすら不自由するフィンだったが、ジェイクはフィンを「最強の武器だ」と弄ぶばかり。火事になったおしりピープルの町に投げ飛ばされたフィンだが、小さな火を消そうとしてもうまくいかないどころか、おしりピープルたちに火事の元凶のバケモノと思われ、橋の下へと捨てられてしまった…。 フィンが捨てられた橋の下。そこには同じ境遇の者が… 橋の下の暗がりには、ゴークをはじめとするマジックマンに体を変えられた者たちが住んでいた。元の体に戻ろうと考えるフィンとは対照的に、ゴークたちは「何もできないから運命を受け入れる」と消極的。フィンは意地でも運命に抗おうとゴークたちを鼓舞し、橋の外へ。ゴークたちを合体させ、ヒトの下半身の形を取らせた。 そんな時、再びマジックマンが登場。自由に動ける状態のフィンたちは、合体したゴークたち協力してマジックマンをやっつけた。マジックマンは自分が問うた“人生の教訓”が彼らに伝わったのを確認すると、フィンたちの変化を解いて消えていった…。 【挿入歌:フィンという名のヒーロー】 登場キャラ ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり ○…セリフあり △…セリフなし ○フィン ○ジェイク ○マジックマン △青い鳥 ○双頭モンスター ○おしりピープル ○ゴーク ○ザップ ○トルーディ ○ウィーウィーとゴーフラックス ○キム 名言・ツボセリフ ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり ジェイク「そんじゃ、俺様は赤ん坊を助けに行く!……赤ん坊だけだぞ…町へ飛んでけ~!いいぞ~!」 ジェイク「なあフィン、また一つ勉強になっただろ?要は運命を受け入れて、でか足のままでいろってことさ。」 マジックマン「戻せったって…君たちは未だに見返りが欲しくてヒーローぶったことをしてるじゃないか。」 ツッコミ ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり だから点滅まぶしいって^^; 結婚式パニック/暗い橋の下で/おかしなナッツ公爵
https://w.atwiki.jp/yougotme/pages/16.html
【名前】 ゆん。。。。。(㍾)/ゆん。。。(民) ☆団員共へ☆ すまんすまん、ちょっと色々あって入院してたわ んで、ちょっち本格的に社会復帰すっからしばらくは休業するぜ! 6月中には復帰できると思うからまた遊んでくりゃれ!!! ではまた会おう!!!! わたしは必ず帰ってくるぞふあははっははっははっは 5月19日お母さんより ~~~~~~~~~~~~~~~以下フリースペース~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 好きにいじってくれ 帰りを待っているぜ!無理はなさるなよ・・・@どろりっち。(5/19) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【呼び名】 ゆん ゆんゆん リログマシン 【属性】 トイレットペーパーの芯 【職業】 キノコ派絶対コロスマン 【裏家業】 キノコ派絶対***マン 【趣味】 行き着けの幼稚園で将来有望な敬語妹(黒髪)を厳選すること 【特技】 料理 【好きな妹】黒髪ロング黒ストD寄りのCカップ敬語妹(19) 【嫌いな遠距離】人のバッシュやヘビスマやブレイクをライトやレインで被せるゴミ皿とゴミ弓 【弱点】 敬語妹 【その他】 ~劇場版 ソード・アート・オンライン 概要~ その日は雪が降りそうな冬だった。 子供たちは元気にじゃがりこを食べ、年寄りは元気に走り回っていた。 そんな平和な日常に颯爽登場した全裸中年おじさん。 彼はいきなり現れるなり町の人々に一人ずつチョコレートを配っていった。 それは1月半遅刻したサンタクロースのように。 常に口角は吊り上っており、蒼い瞳は全てのお年寄りの心を射抜く鋭さをしていた。 「さぁ、夕餉の時間だオホ」 「君達になす術はないよコヒ」 「ポポポ・・・ポポポ・・・ポポポポポポポ・・・・」 瞬く間にチョコレートを渡される年寄り共、その周りでカッパエビせんを食す子供達。 そして全裸中年おじさんの善行を阻止すべく現れる謎の全裸中年おじさん(二人目) 数々の激闘!激糖!激逃! 最後に笑うのは一体どの魔法少女(男)なのか! 「貴様に教えてやる・・・リプトンの味を(暗黒微笑)」 「うん、解っているよ。きっと、一味ではなく七味なんだよね」 「あうあう^q^wwwwwあうあう^q^wwwwwwwwあうあうあうあー^q^wwwww」 「あいつと寝るのは・・・俺だあああぁぁぁぁぁ!!!!」 「待ってるよ。ヤマザキのコッペパン(ジャム&マーガリン)を食べ終えるの・・・私待ってるからね!」 「あの、すいません。ハローワークってここですか?」 「コノシュンカンヲマッテイタンダー!」 「さぁ・・・始めよう・・・・これが最期のファッションショーだ・・・@パリ」 豪華キャスト陣、なんかすごい監督が織り成す超大作! ~劇場版 ソード・アート・オンライン ~ 2015年 8月 レッツプリパラ! 今年の夏、悲劇の文化祭が始まる。
https://w.atwiki.jp/dattai/pages/3200.html
60-122 122 名前:(○口○*)さん:08/05/21 23 26 ID NwdhtVc80 流れ無視して、脱退報告 脱退理由:年寄り扱いは御免こうむる 体験で入ってたギルドで、酒の話になった ビールだの焼酎だのが出てくる中で、「スピリッツ系が好き」 そういったのと、日頃からの言動で何故か爺さん扱いされた 爺さんと呼ばれる歳でもないし、その時飲んでた勢いもあり上記理由で脱退 今度は変わり者の集まるギルドがあるといいなぁ 前ページ次ページスレ60
https://w.atwiki.jp/jico3178/pages/195.html
ラジオ宅急便 (らじおたっきゅうびん) 2005.11.9O.Aで催された、ブリンのオープニングファンタジーの一作。 正統派AM深夜ラジオのような設定。前回の放送で蛍原徹が「お年寄りも聴けるようなラジオがやりたい」と嘆いたのがきっかけ。 ※キャスト※ パーソナリティ:宮迫 §スクリプト§ このファンタジーから宮迫ミニコーナー『徒然川柳』『ブリブリ川柳』が誕生。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/akatsukidng/pages/101.html
秋の七草シリーズ『“処暑”萩プロローグ』 某世界長野県、某時間にて 「萩(ハギ)の名は萩。姓は未だに持たぬ身なれど、いずれ次代を継ぐ探偵のため、この身を横たえる覚悟であります」 「うふふ、若木が切り株にでもなったつもりなのかしら。花鶏(あとり)姉(ねえ)さまもこんな芋御(いもご)を持っては不仕合せね。私(わたくし)にお鉢が回ってくるなんて……」 さて、どうしてくれようかしら? 秋の空を体現する御人、いいえ人ではない。彼女は探偵「工藤曼珠沙華(くどうまんじゅしゃげ)」、豪奢な電気椅子の肘掛に軽い体重を乗せ、頬杖を突きながらいう。 「萩、木様(きさま)に今回の覇竜魔牙曇(ハルマゲドン)で命に代えても果たす勅命を与えます。心して聞くように」 ここまで言葉を紡ぐ間にも電流は容赦なく流れ、紅葉の繻子に落ち葉の色取りを乗せているが「秋」の体現者はびくともしない。簡潔に言うと焦げてはいたが、彼女の肌も髪も少々赤みを帯びた程度だ。 すべての修辞を略するところ、美しい探偵は心地よい音色をけして嬉しくはない歌詞に乗せて自分のお手伝いさん探偵(月曜日担当)に向けて言い放ったという。 「蟹(かに)ちゃんのサインをもらってきてちょうだい」 それは衝撃的な発言であった。 まず第一に今回未参戦の過去キャラのサインをもらってこいとSSの登場人物が言い放つという暴挙。 第二に、翻訳者がならば新参じゃなくて古参に参戦しろと言うのに、エントリーシートに記入したのはこの探偵であった。 第三に蟹ちゃんの生みの親であるほまりんさんがサブGKをやっていることに気付いたのは投稿後であった。 「あ、姉様(あねさま)……、蟹ちゃんとは一体なんなのでありますか?」 「蟹ちゃんを何とは失礼ね。wikiのURLを言うから――『司令官』二一、っと。ついでに彼女が参戦したキャンペーンでは『たたかえ蟹ちゃんシリーズ』っていう一大スぺクタルな連作短編が繰り広げられてるから心して読むようにね?」 いささか懐古趣味な風体のセーラー服を着た女学生探偵“萩”はかくして電気椅子探偵にして新本格派探偵作家“曼珠沙華”先生の乙女心のように気まぐれな陽気に誘われて、希望崎学園に転入することになったのであった――! 季節感ガン無視というツッコミは【検閲】されました。そもそも蟹ちゃんは希望崎に通っていないとのツッコミも【検閲】されました。 彼女の住まう図書館の一室、日替わりでやってくる“秋の七草”も今はいない。 微弱な電流を楽しみながら毛先を上機嫌になってくるくると巻いて弄んでいる。いえ、よく見るとそれは「ヒガンバナ」の花束だった。燃えるような赤毛の先端に咲くのは「人工探偵」の証にして、見目麗しき人外の探偵の魂の由来である。 被害者、加害者に続く第三の類型(アーキタイプ)「探偵」がいち早く生み出した己の写し鏡である。 そして、彼女は四季に分かたれた人工探偵の内、秋を統率する者であり此度は落命した【検閲】の犯人を【検閲】するよう命じてもいる。 「無論、第一目標は蟹ちゃんのサインですけどね。『検閲』さん、お喋りな地の文を黙らせてくれてありがとうね。風露にあれやられると私なーんにもできなくなっちゃうものだから。うふふ……」 男が電気椅子の横に立っていた。彼は【検閲】【検閲済】 某世界“煉獄街”、某年十月二十四日 「こんなところで木君(きくん)と出くわすとは……」 「それはこっちのセリフかもー? 萩ちゃんもその堅い喋り方、桔梗(キキョウ)ちゃんと交換したらどーよー?」 「然るべきところでは改めているので大丈夫ですよ、それより尾花、木身は? いや、それよりここはどこでありますか? 姉様は説明を」 放り出された先は一歩足を踏み出しただけで薄汚れたなにかとぶつかってしまう、そんな疲れ果てた街だった。 ゴミ溜めの中かと姉様の悪意を一瞬ではあるが疑ったほどだ。スカートの裾を摘まんで、周囲との異彩を認識する。翻って、第一発見者の“尾花(オバナ)”を見ると、周囲に擬態すべく薄汚れた格好に着替えていた。 汚しが入っていることもあって、その辺の街角の子供たちとぱっと見で見分けは付かないだろう。 普段の活発な新人記者(ただし永遠の)と同一人物とは思えないだろう。何せ彼女の花は目立たない。 「“煉獄街(れんごくがい)”っていうらしーよー。こんなネーミングライツ、付けた人間の知識を疑っちまうねー。まー、サイコな連中も多いから狩場には困らないけどさー」 「ここで言う狩りの意味は紅葉狩りでありますがな。お子様のおてても、然るべきところではぐくみ育てば将来我らの頭の上に置かれることでありましょう。先日のコシヒカリ……! 菖蒲(アヤメ)殿が関わった一件においてもスラム出身の夜魔口が大きな力を発揮したと聞き及んでおりますし……」 「萩ちゃんはベイカー街遊撃隊を期待しちゃうクチ? 確かに、馬鹿にしちゃおけないのはわかるケド。風露さまに付き合わされる探偵の殿方にも同情しちゃうわー」 二人がいたガラクタ置き場のその位置は丁度“彼女”から死角になるところであった。 少なくとも、彼女がやってきた当初は。 作為を感じなかった。その時はまだ。 だから、少女が呟いた小さな言葉もその辺の落ち葉程度にしか思わなかったのである。 もし、ここで二人のどちらかが声をかけていれば未来は変わったのだろうか? いいや、後付けである以上それは元来変わりのしない大前提。二人の動きを見て曼珠沙華、天上の花はにこりと笑う。二人の未熟さとその初々しさに微笑み笑う。本来、年齢一桁はこうでなければならないのだと思い、だけど少々頼りなく思う。 新本格派であるなら物語はいつだって劇的であることに気付かなければならない。伏線が張られる現場に探偵が居合わせたことに何か感じるものがなければならない。 さて、私の遊び心にお付き合い願えるかな? スズキの謎を知りたいのは私も同じなのですよ。 結論だけ言えば、黒餅(くろもち)と言う名の少女はゴミ山から“それ”を見つけ出し、“それ”に『スズキ』と名付けた。黒餅もスズキもごく直近の二人に気がつくことはなかった。 尾花はもちろん萩にせよ、服が汚れることも気にせずに汚水の上に身を伏せていたから。ちなみにスズキ云々については聞いていない。 「尾花殿、あれはもしや――ピーッでは?」 「萩ちゃん、確かにアレは――ピーッだね!」 そして、二人はハモらせる。 「「姉様に報告しなければ!!」」 そして、二人は見合わせる。 「あれ、なんて言いましたっけ?」 その間にも少女黒餅はスズキを背負って、ゴミ山をを下山していった。来た道を辿っての帰り道であったので助かったと言える。 二人の心理と立場を考えれば【検閲】を見つけたことを気取らせては危ういのだ。二重の意味で。 小さな背中が萩の長い視界から消えたところを見計らって彼女たちは言った。極めて真剣な口上だ。 「尾花殿、萩はあの少女の付け馬になります。曲がりなりにも行き倒れなどしてもらっては困りますから」 「了解。この現場に居合わせたってことはそういうことだもんね。こっちが抱えてる案件を考えると、各々で対応しろってことだね。姉様は安易な解決は望まれないらしい」 先のピー音はすなわち口をふさがれたということだ。 真実はあの少女の手で見つけ出さねばならない、真まことを実らせる探偵としては他者に果実をもぎ取らせるその作業は横取りのようであった。つまりは甘美とは程遠い味である。 「こっちは桔梗の方に行くよ。本来なら姉様に集めるべき情報だけど、今回は尾花ちゃんに報告しとくね」 「了解。桔梗の担当は――?」 「確か、あや――と言っ――」 雷音(ライオン)に打ち砕かれる言葉に天上花の介入を疑ったのは二度めだったが、月が猛獣に食われるようにして雲海に呑み込まれていく。月も火も、水の前には無力だった。 「これ以上は望まれてないみたいだねー。付け火は十分だからあの娘のことは心配しないで?」 無言のままに掌で右目をかばいながら萩は立ち上がる。 太陽に続く月の探偵の仕草は縮こまる花の姿によく似ていた。
https://w.atwiki.jp/qvarie/pages/301.html
【汚れシーン年表】カテゴリです。 2000年度の汚れシーンのあった番組のまとめです。 2月 2月5-12日 『吉本超合金』(TVO)#114・115の〈罰ゲームベストオブザイヤー2000(前・後編)〉で豆腐クラッシャー祭りやアルマゲドン祭りなどの汚れ系罰ゲーム多数。 6月 6月1日 『たかの友梨ビューティクリニック』CMで泥あゆ編。浜崎あゆみさんが泥の中に沈むCM。 7月 7月9日 『吉本超合金F』(TVO)#1の〈接待超合金〉の罰ゲームで人間ぬか漬け。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2583.html
血塗られた一月 題名:血塗られた一月 原題:Bloody January (2017) 著者:アラン・パークス Alan Parks 訳者:吉野弘人 発行:ハヤカワ文庫HM 2023.06.25 初版 価格:¥1,420 訳者で本を選ぶ。ぼくにとっては珍しくないことだ。翻訳家の方は依頼されて訳す仕事もあれば、翻訳者自らが押しの作品を出版社に提案することで自分の仕事を作ることもあるらしい。本書の訳者である吉野弘人氏と言えば、ロバート・ベイリーの胸アツ作品群で知られる方なので、遅まきながら気になった本書を手に取る。 本書はグラスゴーを舞台にしたスコットランド・ミステリー。背カバーには<タータン・ノワール>とあるが、タータンとはタータンチェックのことなのだね、なるほど。舞台も1973年と半世紀前なのである。アイルランドを舞台にしたエイドリアン・マッキンティのショーン・ダフィ・シリーズに少し似た熱い感のある本シリーズ、主人公は法律破りもものともしないハリー・マッコイ。一匹狼の気配のある前者に比して、こちらは悪っぽい主人公刑事の背後に優等生的若手刑事ワッティーがつきまとう。この凸凹コンビが、実はつかず離れずのいい感じのコンビで何ともいい感じの雰囲気を作品全体に与えるである。 本書の事件は刑務所で始まる。ある少女が殺されるという囚人の予想に端を発し、その件の少女は少年に撃たえ、少年自らも頭を撃ち抜く。予告者であった囚人も同時に刑務所内で殺害される、と緊張感いっぱいの状況で開幕。ミスリードあり、裏切りありのシナリオに翻弄されつつ、グラスゴー警察のハードボイルドさに痺れながらの緊張感いっぱいのシーンが続く。 古いあの時代、作中にはデイヴィド・ボウイやフェイセズ在籍中のロッド・スチュワートが登場。ドラッグと貧困の風が吹き抜けるグラスゴーの夜の描写が凄い。どう見ても病んでいるとしか言いようのない都市の裏路地。底に生きる悪党どもの描写が際立つ。しかし、汚れた街をゆくのは高潔な騎士ではなく、本シリーズ主人公のハリー・マッコイだ。完璧とはおよそ言えぬ弱みを見せる性格。孤児院という名の掃きだめからやって来た天性のデカ(刑事)にも見えるし、孤児院で塒を同じくした一人は闇ギャングのボス。我らがヒーローの愛人は何と薬中の娼婦。どう見てもまともではない主人公設定だが、だからこそ貫ける意地の捜査が見ものである。 それでいて、われらがダーティ・ヒーローの熱源は怒りと優しさなのだ。法に準拠しないはみ出し捜査も魅力的だ。何とも70年的なヒーローなのである。どん底から這い上がってきたヒーローが、巨人ゴリアテのような悪党どもを叩きのめすストーリーのプロットが何ともアクロバティックでスリリングこの上ない。ブラックな手法も辞さないこの古くて新手の主人公に打ちのめされた。 タイトルの通り「一月」にスタートした本シリーズは、訳者あとがきによれば現在6作まで書かれているらしい。順次翻訳が進むことを期待したい。本作、半年前の出版時に読んでいれば、間違いなく『このミス』の6作にも推したのだが、読み遅れてしまったのが我ながら惜しまれる。第二作にも期待。次は逃さぬ! (2024.01.27)