約 466 件
https://w.atwiki.jp/47umatabi/pages/68.html
434 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 08 47 35.47 ID 4FkWJI7OOまた…深夜の雑談参加出来なかった… (´・ω・`) おはやう 435 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 08 50 33.95 ID fBTn/rLQO 434おはやうー ついに今日か。楽しみだ。 436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 08 50 58.19 ID 5cQUBSZ3O 434 おはやう 今日も安全運転で頑張れ 437 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 08 52 17.26 ID 4FkWJI7OO昼間に欲しい人は夕方になったんだっけ? とりあえず朝飯食うか… 438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 08 55 07.79 ID 5XH0Zfqn0 ____ / \ / ⌒ ⌒ \ / (●) (●) \ | 、 ゙)(__人__) .)| ___________ \ 。` ⌒゚ j´ ,/ j゙~~| | | | __/ \ |__| | | | | | / , \n|| | | | | | / / r. ( こ) | | | | | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|  ̄ \__、( 二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_ 439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 08 57 01.23 ID uuza4ALdO おはよう 長野にはいつ来るんだい?今日は雪が降ってるから、積もらなきゃいいんだがねぇ… 441 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 06 58.62 ID 4FkWJI7OO 438おはよう。 そのAA見ると1日の始まりって気分になるなwwww 442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 08 31.46 ID 5cQUBSZ3O 438 お、きたきたwww おはよう、待ってたよw 443 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 09 01.72 ID 4FkWJI7OO 439多分明日の深夜くらいかな?新潟はゆっくり移動してる。べ、べつに女子高生のスカートが短いからじゃないんだからね!/// けどあんまり短くないよね(´・ω・`) 444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 09 54.02 ID n21XhV6iO 441おかずオハヨーまずは腹ごしらえだ 仕事いってくるノシ 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 09 12 32.28 ID THpkHWLV0 長野に来た時は、是非寄ってくれ。 446 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 12 38.66 ID 4FkWJI7OO 444 おはやう、仕事頑張れ! 447 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 14 42.12 ID XQ8vGN2j0おはようございます 時間が来るのをwktkして待っております 449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 16 53.56 ID Y6KfXg86O 446 おかず氏おはよー 狂も無理せず安全運転でね おやすみー _____ | (^o^)ノ| |\⌒⌒⌒ \ \|⌒⌒⌒⌒|  ̄ ̄ ̄ ̄ 451 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 18 11.21 ID 4FkWJI7OOとりあえず午前中は暇なわけだ。風呂入りたいなぁー新潟市内近辺でオススメの風呂ある? 452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 18 13.30 ID uuza4ALdO 443 おっけー まぁ、安全運転で来てくれよ 453 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 19 42.67 ID 4FkWJI7OO 445 パー速いってエントリーしてうまいぼう奪ってくれ!! 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 20 15.82 ID LVMd2N1G0 おかずおはよう jkを盗してで捕まるなよ 455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 09 20 37.82 ID THpkHWLV0 453 把握した 456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 25 26.25 ID xi1LhelL0 451 温泉だったら 女池湯ったり苑 新潟県新潟市中央区女池6-1-11 025-282-2683 ここくらいしか引っかからなかった 普通のお湯はこれから探す 457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 26 51.14 ID 5XH0Zfqn0 441-442 / ̄ ̄\ / _ノ \ | (● )(─) | (__人__) チラッ . | ノ | ∩ ノ ⊃ / ./ _ノ (. \ / ./_ノ │ \ “ /___| | . \/ ___ / 458 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 27 10.42 ID 4FkWJI7OO 456 ここいく!せっかくだから温泉入りたいッス。 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 27 38.20 ID n21XhV6iO 446 おかずみてると仕事ガンガレるんだぜ! また休憩時間にくるぜ! 460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 32 15.38 ID 5cQUBSZ3O 457 こっちみんなwww 461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 34 01.86 ID xi1LhelL0 458 りょうかい 営業開始10時からだから 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 34 19.05 ID ncqi+Q6vO 長野県の波田町までとどけて 463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 34 44.81 ID YNV+YJicO ん? 新潟きてんの? 464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 36 21.15 ID xi1LhelL0 463 今日は新潟市内に潜伏 ただ半休養日です 465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 39 36.12 ID YNV+YJicO 上越方面来る予定ある? 466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 41 36.09 ID xi1LhelL0 465 今のところはない あなたのエントリ次第です 467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 09 41 46.36 ID ZKI395ax0 465 いまのところ予定では、長岡~津南~長野入りして~須坂~長野市?かな。 上越え呼びたければ、速めにエントリーしてみたまへ。 行くかどうかは、おかず次第だ。 468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 45 44.37 ID YNV+YJicO あらまあ まあ2年くらい前の企画物渡したいだけなんだけどな エントリーってなんだ 家帰ったら読んでみるわ 470 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 09 48 30.86 ID 4FkWJI7OO 468 【住んでる地域】 【近くの目印】 【OKな時間】 これをパー速避難所に投下するだけ。これやれば渡せそうな場所なら届けるよ。 471 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 09 49 21.52 ID cwzL7okD0 一応新潟大学の近く(車で5分くらい)にも湯ったり苑の槇尾店がある ってか昨日行ってきたwww 473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 09 57 06.24 ID xi1LhelL0 471 そうなのか?チェーンなんだ 今日の予定に変更はありませぬか? 475 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 10 05 27.93 ID cwzL7okD0 473 さっきレポート提出してきたら4限出なくてもよくなったんだよね って事で夜9時までずっとおkな時間帯になったwww でも睡眠とってないから時間決まり次第昼寝するかな 476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 08 07.27 ID xi1LhelL0 475 はあく もう1人が17時ごろ指定なんで、17時でいいんじゃないか おかずちゃんもその予定でリフレッシュしてる 寝てないなら寝てくれよ 477 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 10 12 41.27 ID cwzL7okD0 476 了解 んでは16時頃に起きます オヤスミー 478 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 10 19 24.44 ID 4FkWJI7OO風呂ついた、 入ってくる。http //imepita.jp/20090206/366640 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 22 22.36 ID xi1LhelL0 478 ゆっくり浸かってこい 寝落ちはするなよw 480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 23 51.60 ID lsjQkz8e0 478 なんかよさげな雰囲気だな ごゆっくり~ 481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 35 34.23 ID xy0cuMjrO もはよう 長野中部に来るのは何日後くらいになるの? 土日がかなり忙しくてエントリーするか考えてるんだ 483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 40 39.96 ID ts3G3GSfO 湯舟で寝落ちに10うまい棒 484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 51 48.98 ID xi1LhelL0 481 まだなんともいえません 新潟県が明日で終わるのかも未定ですので 駄目もとでエントリしてみては? どうしても無理なら途中キャンセルも可能だし エントリするなら 448 486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 10 56 37.05 ID /madqmLHO 気が早いけど、長野の次って 山梨、静岡、愛知、岐阜、石川だよな? 日本海側から太平洋側へ引っ張りたいな。 487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 10 57 47.22 ID J4/m/6jgO この調子だと、あす夕方に長岡、日曜日に長野入り、 須坂、長野市、上田市、安曇野、松本と回ります。 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 10 57 57.63 ID zSkjSdIb0 福島最後なのか~ 489 名前:毒物 ◆Tq6kq.ZDJk [] 投稿日:2009/02/06(金) 11 02 26.91 ID b/6ajKUe0 オラwktkしてきたぞ・・・ 490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 04 10.63 ID uuBGImkbO 石川じゃなく富山じゃね 491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 11 24.76 ID /madqmLHO 490 あっ、 富山県の人ごめんなさい。 492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 14 22.45 ID ZKI395ax0 長野に隣接してる県なら、群馬と埼玉も忘れるな。 493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 17 11.42 ID xi1LhelL0 あすはだな、昼に移動開始として 上越市- 柏崎市- 長岡市 この順番がいいんじゃね? その後、長岡に泊まって翌日117号で 津南- 須坂- 長野 で長野泊 494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 17 46.61 ID P2MwhljU0 配布済みの県 山形・秋田・宮城・岩手・北海道・青森・埼玉・群馬 495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 18 58.76 ID ZKI395ax0 おいら新潟じゃないんでよくわからないんだが、この時期柏崎~長岡はきつくね? 496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 21 04.66 ID xi1LhelL0 495 おいらも新潟じゃないが嫁の実家が柏崎なんで少しわかる 柏崎-長岡はきつくないよ 497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 21 33.32 ID ZKI395ax0 おk 498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 23 58.46 ID fhcFZuIRO お、次富山? オラワクテカしてきたぞ 499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 24 59.79 ID xi1LhelL0 498 次は長野 その後は安価次第 500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 25 57.16 ID ZKI395ax0 498 安価しだいぢゃ。ちんたらしてたら、太平洋側に持っていかれちゃうぞ。 501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 36 02.38 ID P2MwhljU0 495 雪も無いし大丈夫だよ@地元 502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 39 22.53 ID xi1LhelL0 501 おお、地元の方 今晩とか明日は雪振りそうかね? 明後日の117号が心配でな 503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 39 45.44 ID xy0cuMjrO 484 おk、エントリーするわ わさび農場から少し北東のとこだからついでに来て貰えたら嬉しい 504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 43 10.90 ID hJ8Eh5GeO 長野市にくるの? 505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 43 28.05 ID P2MwhljU0 502 朝方、雪がちらついたけど積もる気配はないよ 曇りがちで寒いから凍結に注意だ で、また明後日降るみたいよ 506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 45 21.44 ID xi1LhelL0 503 よろしこ 504 たぶん 505 ありがとう! そうか、明後日降るのか 507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 46 40.56 ID J4/m/6jgO 504避難所逝ってよく読んで、エントリーするといいんだぜ! 508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 47 06.97 ID 5XH0Zfqn0 お昼だな・・・ /\ /\ / \ / \ / \ / \ \ かやく \ / ソース / \ / \ / \__/ \__/ *∴ ・ /// :※・* //// ∵*÷ ///// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ヽ ペヤング / ヽ_____________/ 509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 11 50 56.59 ID QYSshPyV0 柏崎-長岡はあの山道がイカスんだw 510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 52 49.12 ID xi1LhelL0 508 来たなww それだと加薬が硬い or お湯と一緒にソースが… 511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 11 57 11.27 ID 5XH0Zfqn0 510 \ ショボーン /( ^∀^)ゲラゲラ ショボーン \ (´・ω・`) / (´・ω・`) \∧∧∧∧/∀`)=◯<´・ω・`>◯=(・ ( つ旦O < な シ > ( )ショボーン と_)_) < ョ > ∪∪ ──────────< 予 ボ >─────────── | |/( ´_ゝ`)\< │ > ( ´・ω・`)フー | |. ∩∩ < 感 ン > / 人 |ショボーン ̄ ̄ ̄ ̄/∨∨∨∨\ / \ \⌒i (´・ω・`) /2人でショボーン \ | /\  ̄)) (∩∩)─── /(´・ω・`)人(´・ω・`\/ /| ̄| /| ̄ ̄| カタカタ / ( ∩∩) (∩∩ )\/ ゝ__) 512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 02 48.98 ID n21XhV6iO おいらの昼飯は山頭火のみそらーめん! 昨日は山頭火のしおらーめん! 次しょうゆ行ってみたいけど、しおにも戻りたい気がする… どっちがおぬぬめでつか? 513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 06 05.00 ID J4/m/6jgO ブレンド? 514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 10 18.61 ID n21XhV6iO 513 (´・ω・`)ショボーン しおにもどるお 515 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 13 30.00 ID 4FkWJI7OOふう、いいお湯でした。 516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 19 44.71 ID gVUNudOJO 515 おかえり~ 518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 22 22.58 ID n21XhV6iO 515おかえりー つアルカリイオン水 520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 23 25.81 ID +c/aGEGn0 515 つみかんジュース 521 名前:やじん ◆RCLJLFjM2I [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 34 38.51 ID xy0cuMjrO 515 おかえりー 避難所で言われたので酉付きレス 522 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 41 55.22 ID 4FkWJI7OO 516 ただいま~ 518 520 ついただきます。 百均いってファイル買ってこないと… 今までのメッセージ一部うp http //imepita.jp/20090206/455820 523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 48 12.37 ID BDBwE5aa0 長野市来るなら言ってくれ 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 48 47.23 ID k4jE9j1q0 ただいま。 おかずのりさん、おはよう。 525 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 49 55.06 ID 4FkWJI7OO 521 ありがとうございます。 2~3日中には届けますんでよろしくお願いしますwwww 526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 49 58.13 ID ZKI395ax0 523 エントリーすると、いいんだぜ! 527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 50 14.10 ID HwczxCKNO 522 自分のが写ってると結構嬉しいなw 528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 52 07.60 ID IEftR4nT0 522 あのドラエモンは強く印象に残ってるなぁ 529 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 52 46.46 ID 4FkWJI7OO 521 あ、写ってました? ちゃんと今までの分もすべて保管してますのでご安心を。 そのうち時間がある時にうpしますんで、本当にすみません。 530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 53 36.81 ID IEftR4nT0 今思えば、日付と時間も書いたほうがよかったでしょうかね 531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 55 12.03 ID BDBwE5aa0 パー速の何てスレ? 532 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 12 55 40.81 ID 4FkWJI7OO 530 まとめにログが残ってるんで大丈だと思うwwww 533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 55 58.23 ID IsacVVVNO 長野か…北陸は行くのか? 536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 56 44.83 ID TAI/c4rnO 530 俺日付時間場所書いた でもノートに書いた番号とマップの番号が3つズレてる… 538 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 12 58 04.16 ID 4FkWJI7OO 531http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1233683805/l50 539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 12 58 28.23 ID 5cQUBSZ3O チャーハンまだー? 542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13 00 42.08 ID IEftR4nT0 532 でも、ノートに書いてあったほうが後々に おかずののりさんが見返したときにわかりやすいだろうなと思いまして 543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13 01 04.70 ID mPLttkCb0 539 ∧,,∧ (;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!! / o━ヽニニフ)) しー-J アッ! 。・゚・ ∧,,∧ て 。・゚・。・゚・ (; ´゚ω゚)て // / o━ヽニニフ しー-J 彡 ∧,,∧ ショボーン ( ´・ω・) c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・ ━ヽニニフ よしバレてない クルッ ∧,,∧ ミ(・ω・´ )つ サッサ c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・ ━ヽニニフ ∧,,∧ 。・。゚・。 ゚・。゚・ できたよ~ ( ´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/ 544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 02 15.34 ID xi1LhelL0 543 先越された… ずれとーるがな 545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 02 41.92 ID gVUNudOJO 543 作り直せwww 546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 03 08.28 ID mPLttkCb0 544 (´・ω・`) 547 名前:398[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 03 28.37 ID DE31w7xo0よっしゃwwwwwwwwwwwwww いwwwwまwwwwおwwwwきwwwwたwwww 549 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 13 05 28.38 ID 4FkWJI7OO 547 親父さん大丈夫ですか? 550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 05 30.03 ID mPLttkCb0 545 だが断る ゚・ 。 ・。 。・゚・⌒) -=≡ _ _ o━ヽニニフ )) -=≡ ( ゚∀゚)彡。・゚。・⌒) -=≡ ⊂ o━ヽニニフ )) -=≡ ( ⌒) チャーハン!チャーハン! -=≡ c し 551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 05 32.33 ID xi1LhelL0 546 ∧ ∧ ヽ(・∀ ・)ノ !! (( ノ( )ヽ )) 554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 08 35.00 ID HwczxCKNO 529 見守ってるぞ、おかず!UREEYyY!! なんつってな 555 名前:398[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 08 51.23 ID DE31w7xo0 549 大分容体があんていしてきたそうです。 心配してくださった方々ありがとうございました。 これから上司に説教されてくるぜwwwwwwww 556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13 09 00.02 ID UHju8t9bO お。今新潟か エントリーしてないけど…頑張ってな 557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 11 22.41 ID 5cQUBSZ3O 543 つ皿 そのくらい大丈夫、食うお食うお! 558 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 13 13 37.78 ID 4FkWJI7OO今確認したら数字がずれてた!! 林蔵さまカウントしても199だ!! さて…どうする? 559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 14 16.42 ID xi1LhelL0 555 お父さん回復祈願 説教ガンガレ耐えろw 560 名前:キンタマ(゚∀゚) ◆GkMJJJcNoI [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13 14 54.87 ID BDBwE5aa0 よろしくです 561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 16 35.79 ID xi1LhelL0 558 どじっこめwww 長岡の山本さんに配って帳尻あわす?www 562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 16 55.24 ID HwczxCKNO 555 お疲れさま 看病行って説教とか…社会コワス 563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 22 45.29 ID mPLttkCb0 555 看病お疲れ説教ガン( ゚д゚)ガレ 557 なんという優しさ 564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 30 44.76 ID 5cQUBSZ3O 563 群馬人はみんな優しいんだお (´・ω・`) 565 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 13 32 34.74 ID 4FkWJI7OOいただきます。http //imepita.jp/20090206/486000 566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 36 20.74 ID xi1LhelL0 565 焼きそば弁当? 567 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 13 36 49.12 ID 4FkWJI7OOご馳走さまhttp //imepita.jp/20090206/489120 568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 37 52.65 ID Iuuw7Vnk0 相変わらずはえーなw 569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 38 12.33 ID SL0kF3c60 みんなおはよう 567 相変わらず早いなwwww 570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 38 40.59 ID J4/m/6jgO ハヤ! 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 41 53.83 ID 5XH0Zfqn0 _________ / \ / ⌒ ⌒\ / ( ⌒) (⌒)\ i ⌒ (__人__) ⌒ i ヽ、 `ー / / ┌─┐ i 丶 ヽ{ .茶 }ヽ r ヽ、__)一(_丿 ヽ、___ ヽ ヽ と_____ノ_ノ 572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 42 49.20 ID PUyaSkR2O 腹減った 573 名前:おちんちん[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 48 29.78 ID xf482JA90 おかず氏おはやう 574 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 13 49 24.86 ID 4FkWJI7OO 573おそやう。 575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 50 11.04 ID Iuuw7Vnk0 572 まあ食え ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i ; `;、、 、. . 、 , ,. `゙ . ゙ ` , .´ -‐i 、; ... , . .、. ,. . _;.;;..; ..‐ ゙  ̄  ̄ ` ゙ `゙ `´゙`´´´ 576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 13 50 43.53 ID ts3G3GSfO せめて3つくらいレス付いからごちそうさましなさいなww 579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13 59 34.67 ID +c/aGEGn0 配布までに時間あるならコインランドリーでも探そうか? 580 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 03 30.04 ID 4FkWJI7OO 579 ダイソー近くにありますか? 新潟駅付近です。 581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 14 04 00.52 ID +c/aGEGn0 580 ちょいと探してみるわ 582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 14 07 34.50 ID +c/aGEGn0 新潟駅近辺は見つからなかったけど次の配布場所近くはあった。 コインランドリーデポ 新潟大学前店? 新潟県新潟市西区大学南1丁目7803?5? 584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 13 14.95 ID SL0kF3c60 北海道の雪をイメージして選んだファイルももういっぱいになったんだね!! 585 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 14 16 53.72 ID cwzL7okD0うおっ、早く目が覚めてしまった おかずのりさん ・コインランドリーデポは潰れちゃいました・・・でも近くに別のランドリーあります ・大学周辺に100均が2件(セリアとなんじゃ村)ありますよー 586 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 19 42.98 ID 4FkWJI7OO 584 実はあの時選んだファイルキャリーバッグで運んでた時に壊れちゃったんですorz申し訳ない… 588 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 21 01.36 ID 4FkWJI7OOあ、服はまだ大丈夫です。明後日あたり洗えばおk 590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 22 13.76 ID SL0kF3c60 586 ∧,,∧ な、なんだってー ( ;´・ω・) ズズ・・・ (っ=|||o)  ̄ ̄ `――´ ̄ ̄ ̄\ 591 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 25 10.47 ID 4FkWJI7OO 590 申し訳ない、あとバスセンターって地下鉄の名前でしたwwww一生懸命バス探してたのにwwww 592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 27 09.41 ID xi1LhelL0 おかずちゃんドコモだよね? モバイルGoogleマップっていうiアプリ持ってる? それで現在位置の最寄の施設検索できるよ コインランドリーとか日帰り温泉とか 593 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 27 59.85 ID 4FkWJI7OO 592 ソッコーさがしてくる 594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 14 31 37.57 ID 6pZeRhW0O 今新潟いんのかよ!!!!俺も貰いたい!!!! 595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 32 12.47 ID SL0kF3c60 591 役に立たなくてスマンカッタwwww 597 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [e] 投稿日:2009/02/06(金) 14 36 50.21 ID 4FkWJI7OOしかしポカポカして気持ちいいな… 598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 45 33.09 ID xi1LhelL0 597 居眠りフラグktkr アプリあった? 599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 52 47.71 ID Q3FSr70kO うまい棒貰う人におつかい頼んで、ファイル買って来て貰えば? 600 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 14 58 38.72 ID 4FkWJI7OO 598 まだ見つからん…どこだ? 601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 14 59 25.19 ID SL0kF3c60 モバイル Google マップ モバイル端末から空メールを次のアドレスgmm@google.jp へ送信して、自動返信されるメールからアクセス またはモバイル端末から m.google.co.jp/gmm を直接入力してアクセス 603 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 15 09 37.25 ID 4FkWJI7OO 601 ありがとう!! これマジいいな!!これがあればどこでも行けるねっ!! 605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 15 10 18.72 ID nTTMFjZ70 600 左手の腱鞘炎って、もしや2chのやりすぎ? 606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 12 34.30 ID SL0kF3c60 603 それでも心配だ 607 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 21 13.83 ID gVUNudOJO 606 なんせドジっこおかずのりだからなw 608 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 15 23 41.92 ID 4FkWJI7OO 605 高校の時からだから違うと思う。 原因不明なんだよ。 609 名前:ウオロク ◆vz26W7.5LQ [] 投稿日:2009/02/06(金) 15 23 53.64 ID vvMK5UWCO 明日長岡でうまい棒もらったら洗濯機くらい貸すよ? 洗剤と柔軟剤つきで…あ、乾かせないのか…。 近くにコインランドリーもあるよ。 610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 33 50.89 ID SL0kF3c60 607 かわいいドジを期待しようぜ 611 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 15 44 40.39 ID 4FkWJI7OOそろそろ向かおうかな。 612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 50 25.75 ID Q3FSr70kO 611 気を付けて イッテラ 613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 51 10.45 ID zk7xtkoI0 611 いてらー 安全運転でなー 614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 54 12.73 ID xBCwNrjBO 長野くるのかw楽しみだ 615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 54 16.08 ID SL0kF3c60 611 いてら! 616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 55 01.97 ID Hl6r8q9N0 今日は新潟市内いい天気でよかったな 普段曇りまくりの新潟なのにw 617 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 15 55 39.27 ID cwzL7okD0いらっしゃい! 安全運転で! 618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 56 38.80 ID gVUNudOJO 610 楽しみだか感染が怖いw 611 いってら~ 気をつけて 620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 15 59 41.38 ID 5cQUBSZ3O 611 いてらー 621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 03 28.16 ID 5XH0Zfqn0 _____________ /|:: ┌──────┐ ::| /. |:: │おかずのり | ::| |.... |:: │ 出発 | ::| |.... |:: │ | ::| |.... |:: └──────┘ ::| \_| ┌────┐ .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∬ ( _) / . ( . ) 旦 (_, ) (ニニニニニニニニニニニニ) ` _,,..,,,,_ /※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ \、_) / ; 3 `ヽーっ . /※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ .ヽ l ⊃ ⌒_つ ` ー---‐ 622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 03 51.44 ID Hl6r8q9N0 + + ∧_∧ + (0゜・∀・) ワクワクテカテカ (0゜∪ ∪ + と__)__) + 623 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 04 55.82 ID cwzL7okD0出迎える服が・・・ 624 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 16 05 06.62 ID 4FkWJI7OOそういえば書いてもらう紙を無地にして見たんだがどっちがいいかな? こっちの方が自由にかけると思うんだが。 http //imepita.jp/20090206/577690 625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 07 19.46 ID xi1LhelL0 個人的には線あり まぁ絵を書いてくれる人は無地のほうがいいとおも 選んでもらえば? 626 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [] 投稿日:2009/02/06(金) 16 07 20.62 ID XQ8vGN2j0 ふひぃ~ やっとこさ帰宅できたわ では、我輩も家を出ましょうかな 627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 08 36.92 ID gOOOKO9wO 新潟県から支援 いいなぁ がんばれよー 628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 08 49.64 ID Q3FSr70kO 621 行方不明の速報も流れるワケカ... タノ いや、シンパイだ(。`ーωー´。) 630 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 16 10 09.05 ID 4FkWJI7OO 625 選んでもらうとファイルに挟み直すのに手間取ったり数字がずれるから統一したい。 631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 10 19.59 ID SL0kF3c60 624 いいんじゃまいか!お絵かきしやすいし! 632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 10 21.72 ID zk7xtkoI0 624 芸が細かいなwww さすが気遣いに定評のあるおかずさんwww マジックで書くから線ありでも無地でもどっちでも大丈夫だと思うよ。 よっぽど神経質じゃなきゃあんまり気にならんでしょ。 選んでもらうのもいいんじゃない? 633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 10 49.56 ID xi1LhelL0 627 新潟県のどこよ? エントリするか? 635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 12 11.94 ID xi1LhelL0 630 んじゃ、在庫が多いほうで統一 636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 13 59.79 ID XYoWyQpv0 富山県から応援してます 638 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 16 14 23.18 ID 4FkWJI7OOやっぱ選んでもらった方がいいか、 はあくした。 639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 14 37.52 ID +3M8k93L0 新潟来てるのか 640 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 15 48.03 ID cwzL7okD0そろそろ準備するか・・・ 641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 16 51.61 ID Q3FSr70kO 639 新潟です お近くでしたらエントリーしてみては? 642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 18 17.80 ID zk7xtkoI0 638 おまいのやりやすいほうで! 数字ずれるの気になるなら、その場所の最後の1枚を クリアファイル内にもうひとつクリアファイル差しておいて それだけきちんと差し替えしていけば大丈夫じゃね? 643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 19 55.72 ID Q3FSr70kO 638 ファイルにセットしないで書いて貰ってから挟めば? クリアファイルもオススメ!! 644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 23 21.56 ID +3M8k93L0 市内なんで行ってみるわ 645 名前:おちんちん[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 24 11.79 ID xf482JA90 そういやおかず氏車のメンテナンスは大丈夫か? アボン→JAF→オワタっていうのが最悪のシナリオかも試練 647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 27 45.12 ID uPb9pOtdO 645 俺も気になってた そろそろオイル交換時期だと思う 648 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 28 56.78 ID +3M8k93L0 エントリーしてみたどー 649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 30 17.53 ID zk7xtkoI0 647 埼玉入る前くらいだかにオイル交換してたような・・・ おかずさんのオイル交換(野菜ジュース)だったのかもしれんが。 650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 32 10.47 ID Q3FSr70kO 648 避難所に投下済み? 651 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 33 14.82 ID +3M8k93L0 650 してみました(308に) 652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 33 30.53 ID xi1LhelL0 648 避難所に至急来てくれ 653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 33 46.94 ID +c/aGEGn0 648 学校内より旭町キャンパスの近くで車止めて待ち合わせ出来る場所の方がいいかも。 近くに何かないかな? 654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 35 03.52 ID uPb9pOtdO 649 埼玉あたりは見てなかったけど、交換したんかな? 個人的にタイヤの空気圧と冷却水、オイル量くらいはまめにチェックしてほしい 655 名前:おちんちん[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 37 16.13 ID xf482JA90 誰かタイヤ支援しろよ 656 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 37 39.49 ID Hl6r8q9N0 おかずのりさん今日は女子大生食べまくりですね、わかります 657 名前:おちんちん[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 39 05.01 ID xf482JA90 655 確かに規約にはオナ禁としか書いて無いな 658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 41 06.28 ID ZKI395ax0 長野で車のメンテしてやるよ。マカセロ! 659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 42 50.36 ID xi1LhelL0 ウザイと思われるかもだけど 受け取り済みの人はコテはずしてくれるかな? 混乱するんで 660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 43 06.80 ID Q3FSr70kO 658 うまい棒の強奪もヨロ で、エントリーはオスミ? 661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 44 16.83 ID xf482JA90 スマムコ、はずしますた 662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 44 20.54 ID zk7xtkoI0 654 記憶が曖昧だから絶対してた、とは言えないw ただ、オイル交換中ってイメピタが野菜ジュースだったのは覚えてるwww タイヤチェッカーも持ってるみたいだし、 何よりラシに10万㌔以上乗ってるオーナーさんってことは メンテに関してはしっかりしてるほうなんじゃね? 最初いろいろあったのは急な車旅でおかずさんもラシも慣れてなかったんだよ、きっと。 668 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 50 10.32 ID cwzL7okD0さて、中ブオンで立ち読みでもしてるかな 670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 54 24.44 ID Hl6r8q9N0 668 中ブオンにホモっぽい店員さんいないか・・・?w 672 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 16 56 47.06 ID HcTlmUxxOすいません 新潟大学前駅に自転車を止めたので今から走ります 675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 57 33.90 ID Hl6r8q9N0 672 がんばれww 676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 58 16.81 ID xi1LhelL0 672 落ち着いて行け 転ぶなよ おかずのり氏もまだ着いてないと思う 677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 16 58 26.37 ID zk7xtkoI0 672 焦るとどじっこ感染するから気をつけてwww 679 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 00 05.13 ID HcTlmUxxOふぁあくしました 680 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 00 05.68 ID fBTn/rLQO 672俺は今中ブについた 怪しいニット帽かぶってる 681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 01 07.56 ID SL0kF3c60 672 転ぶなよ!! 期待してるけど転ぶなよ!! 682 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 03 38.38 ID fBTn/rLQOまだかなー 683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 03 48.70 ID Q3FSr70kO 新潟県人のクオリティーの高さなら... 期待してワクテカ 685 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 07 05.95 ID HcTlmUxxOまだ転んでないけど 靴底にコロコロが付いてる靴を履いた少女に辛うじて負ける速度…… 死ねるw 686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 08 23.85 ID g17RmogF0 662 なんだ、ちゃんとオイル交換してるのか 米沢来たらオイル交換支援しようとか思ってたのに 688 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 09 12.86 ID fBTn/rLQO受け取り組合流したよー(^o^)ノ 689 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 09 52.20 ID ZKI395ax0 合流オメ!おかずは? 690 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 10 48.06 ID zk7xtkoI0 688 おかずさんが行方不明か? 691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 11 13.71 ID B81BX3UxO wktk(゚∀゚) 692 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 11 15.47 ID fBTn/rLQO 689まだっぽい ちょっと道路混んでるからねえ 693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 12 16.06 ID p9yBe1TCO 今まだ新潟?ドコらへん? 新潟に旅行中の福島県民の私が来ましたよ。 最後の福島は何日位?? 696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 13 38.70 ID Hl6r8q9N0 693 今は新潟大学五十嵐キャンパス周辺 701 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 17 38.59 ID fBTn/rLQO実際「ベスト電器」の看板が「ダイマック」になってるのが罠かもしれないなwww 702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 18 32.18 ID zk7xtkoI0 701 何そのトラップwww 703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 20 38.19 ID Q3FSr70kO 701 ハニートラップ並みの破壊力。ヤバス 704 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 20 50.02 ID fBTn/rLQOこれは…ドジッ子状態!!(AA略)かな? 705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 20 53.71 ID xi1LhelL0 701 ちょwww おかずちゃんどこだー! 706 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 22 46.49 ID fBTn/rLQOちょwwwwwwwラシーン通り過ぎてったwwwwwwwwwwwwww 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 23 09.90 ID uPb9pOtdO おかず 701に気づくんだ!! 708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 23 55.69 ID Hl6r8q9N0 もしかして幸楽苑の横の方いったかもしれんなw 709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 24 18.24 ID 4m5WHYV1O おかず戻れー!! 711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 25 02.11 ID zk7xtkoI0 706 mjd?wwwwww 「どじっこ定食」入りましたーwww 712 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 25 25.04 ID Q3FSr70kO 706 やはりキタカ... オーイ!!帰っておいで~!!!! 713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 25 34.67 ID ZKI395ax0 おかずー!後、うしろー! 714 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 26 20.94 ID ttzccNlIO 706 いつものことだろwww 715 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 26 24.57 ID fBTn/rLQO間違って西ブに行ったかと思って走って追いついたけどいなかった… 716 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 26 32.50 ID B81BX3UxO まさに華麗にスルー 717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 26 53.53 ID YeAhr7s60 おかず~後ろ後ろ~!! 718 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 27 41.47 ID n9LBvEKyO 久し振りにこのスレ来た 今現在で何本配ったの? 719 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 27 52.37 ID 4FkWJI7OO 701http //imepita.jp/20090206/627830 720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 28 32.69 ID Hl6r8q9N0 合流したのか? 721 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 28 45.29 ID +3M8k93L0 719 めっちゃふぁんしー 723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 29 07.56 ID zk7xtkoI0 719 ちょwww 鬼ごっこスタートですかwww 724 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 29 08.85 ID uVH07kxhO 大学周辺セーブオン多いよな 725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 29 09.12 ID lsjQkz8e0 719 看板の写真かとおもったら おいwww 726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 29 31.85 ID ttzccNlIO 718 200本 727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 30 03.63 ID uPb9pOtdO 719 おいwwwwwwwwwwwwwww 728 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 30 15.64 ID fBTn/rLQOまさか目の前通り過ぎるとは… まさにおかずのりの消失 729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 31 49.57 ID n9LBvEKyO 726 どうも しかし相変わらずおかずはドジッ子だなw 730 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 32 29.51 ID fBTn/rLQOおかずさん今まわりに何がありますかー 732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 33 10.54 ID Hl6r8q9N0 外が暗くなってきたなw早く合流しないとww 733 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 33 18.45 ID Q3FSr70kO 729 だが、ソレガヨイ!! 736 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 35 17.12 ID fBTn/rLQO大学の北側から西側は迷路だから入っちゃうとまずいなー 738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 35 22.82 ID OWLEMQnHO いつまで新潟にいるの? 739 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 35 34.32 ID MlXkSN5b0 上田はリストにないんか・ω・` 741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 35 57.32 ID n9LBvEKyO 733 当然だ ドジらないおかずはおかずじゃないからな 742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 36 52.70 ID Hl6r8q9N0 おかずどこー 743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 36 53.37 ID ZKI395ax0 739 まだ長野県内のルートは決まっていない。 上田方面も何人かいたみたいだから、速めにエントリーしたらいいんだぜ。 744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 37 45.85 ID P2MwhljU0 もーなんつーか・・・ ルートさんやマップさんその他のチームおかずのりの全スタッフさん マジ超乙です 745 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 37 59.86 ID Q3FSr70kO 736 なんだ? その魔宮... 746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 38 09.59 ID MlXkSN5b0 誰かのエントリー待ちするwwwスネークがよいのです・・・ 合流がんががれー 747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 38 29.11 ID zk7xtkoI0 おかずさん、もしかしてスレみて遊んでね?www わざと華麗にヌルー、エントリー者をスネイク中とかwww 748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 38 29.11 ID yisUTo2BO 長野駅前来てよー! 749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 39 41.78 ID uPb9pOtdO 746 逆スネークに気をつけてええええええええええ 750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 40 30.30 ID Q3FSr70kO 741 中毒者ハケーン!! オレも患者... 752 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 40 52.83 ID 9Oul8OQGO 734 新潟に来るまで待ってた俺は、長野の人の為に諦めるしか無いのか 753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 41 13.32 ID xi1LhelL0 746 上田はいまんとこエントリないんで あなたがしなきゃスルーされるぞw 754 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 41 30.57 ID fBTn/rLQOまあさっき通った訳だからこの近辺にいるのは間違いないからね 756 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 42 16.56 ID MlXkSN5b0 753 な、なんてこったー!\(^O^)/だ、誰かエントリーしましょうぞwww 松本と上田ちけぇしな・・・ 757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 42 43.20 ID Hl6r8q9N0 おかずさんセーブオンってコンビニ知らないとか? 全国展開じゃない品w 758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 43 12.90 ID Q3FSr70kO 748 早めにエントリーすれば、高確率で... 759 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 43 17.47 ID +3M8k93L0 757 そ れ だ ! 761 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 43 35.90 ID urkBkeTLO 755 15分くらい歩けば行けるよね 763 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 45 30.72 ID uPb9pOtdO 三条駅前のセーブオンを見てるから知らないはずはない 764 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 46 21.38 ID fBTn/rLQOその発想はなかったwww ってかこれほど消息不明だと今どこにいるんだ… 766 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 47 39.53 ID ZKI395ax0 謎を解く鍵は 719か? 768 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 48 29.62 ID Hl6r8q9N0 あんまり待たせすぎるなよ~外寒いぞww 769 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 49 37.39 ID 4m5WHYV1O 766 あれの緑色はフルバだ!! 771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 52 54.98 ID zk7xtkoI0 つかおかずさんはいずこ? 772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 52 59.10 ID dGtj9xKr0 まだ新潟だったのか スネークしようと思ったのに 773 名前:あな ◆luT5af2gko [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 53 13.35 ID fBTn/rLQO合流!! 774 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 53 29.05 ID mPLttkCb0 おかずのりー出ておいでー 775 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 53 32.10 ID +3M8k93L0 ktkr 776 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 53 54.33 ID ZKI395ax0 おめ! 777 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 54 08.10 ID zk7xtkoI0 773 !!!!! オメ! 778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 54 33.10 ID 5cQUBSZ3O おめー 779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 17 54 44.51 ID MlXkSN5b0 毎度ニヤニヤする瞬間 781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 54 56.89 ID P2MwhljU0 おwwめwwでwwとwwww 782 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 55 05.89 ID ttzccNlIO やっと捕まったかwww おめ! 783 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 55 16.36 ID mPLttkCb0 合流オメ!! 784 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 55 26.93 ID urkBkeTLO 合流おめー!!!!! 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 55 32.78 ID Hl6r8q9N0 時間かかったなw 787 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 17 56 56.45 ID 4FkWJI7OO わかるかwwwwhttp //imepita.jp/20090206/644660 788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 57 56.41 ID 4m5WHYV1O 787 乙乙ww 790 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 58 05.75 ID lsjQkz8e0 787 これは通過するwwww 791 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 58 46.47 ID Q3FSr70kO 787 少し分かり難いけど... 合流オメ!! 792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 58 49.60 ID Hl6r8q9N0 携帯カメラの性能いいなぁ 793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 58 50.68 ID ts3G3GSfO わからねw 794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 59 23.13 ID zk7xtkoI0 787 素敵なトラップktkr がんがったなwwwwww 795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 17 59 44.29 ID B81BX3UxO これは…www 796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 00 02.05 ID Hl6r8q9N0 そこは電気屋って感じの大きさではないからなww 797 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 00 43.72 ID 4FkWJI7OOしかもセーブオンこの通り4つもあるwwww 799 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 01 17.35 ID +3M8k93L0 セーブオン通りw 803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 03 07.03 ID Q3FSr70kO 799 分かり難い所をと... ワザと?gj!!?? 804 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 04 00.25 ID zk7xtkoI0 トラップ続々・・・これが新潟クオリティ? 805 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 04 15.97 ID Hl6r8q9N0 各門の近くにセーブオン設置されてるからなw 810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 06 36.00 ID 0JlAAySWO 合流したかおめ 815 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 10 37.69 ID 4FkWJI7OOわらしべhttp //imepita.jp/20090206/651680 816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 11 16.00 ID Hl6r8q9N0 なんだその使用済みっぽいのw 817 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 11 41.59 ID +3M8k93L0 曲がってんぞ櫛w 819 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 12 13.43 ID Q3FSr70kO 815 クシ??? 820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 12 14.17 ID 5puICEOUO 微妙に欠けてる?w 821 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 12 49.09 ID 4m5WHYV1O 815 これはないww 822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 13 00.74 ID MlXkSN5b0 クシわらたw 823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 13 03.33 ID nV9Dv38tO 815 それまだあったのかよwwwwwwwwww 824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 13 13.94 ID zk7xtkoI0 815 く・・・し・・・??? マニア向けアイテムっぽいなwww 825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 13 31.99 ID uPb9pOtdO 昔の健康ランドにありそうwww 827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 14 14.80 ID ttzccNlIO 815 当たり外れ多いなw 829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 14 52.25 ID MmVj+yr4O みんなこの櫛は女子高生の仕様済みなんだぞ 830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 15 41.73 ID 5puICEOUO 女子高生の使用済み…ごくり 831 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 16 19.25 ID ttzccNlIO 829 俺によこせ! 832 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 16 48.99 ID 4FkWJI7OOナルトhttp //imepita.jp/20090206/655360 833 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 17 04.98 ID uPb9pOtdO 829 ごくり・・・ 834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 17 51.10 ID 4m5WHYV1O 832 wwwwwwwwwwww 835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 18 00.85 ID Q3FSr70kO 829 素晴らしいカスタマイズ!! 使用方法の取説もヨロ!! 836 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 18 52.15 ID 4FkWJI7OO次のわらしべはすごいぞ!! 837 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 20 06.47 ID Q3FSr70kO 832 綾seaダッテバヨ。 838 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 20 47.04 ID xi1LhelL0 836 それはいったん置いといて 新潟市内で1人追加希望があるので 避難所見てちょうだい 841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 22 22.40 ID Hyw9bjzi0 新潟は色々あって楽しそうだなぁw はやく三重に来てくれ~ 843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 22 56.44 ID P2MwhljU0 812 814ホント超乙つ旦 844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 23 09.33 ID 04IKVjUIO 女子高生の…使用済み…だと うらや実にけしからん! 845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 23 17.09 ID uPb9pOtdO 次のわらしべwktkせざるをえない 847 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 23 35.53 ID Q3FSr70kO 841 安価誘導ガンガレ!! 848 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 24 37.67 ID +3M8k93L0ではこちらも出かけます 849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 24 47.26 ID xi1LhelL0 839 おかずのり氏のおk出た 次は 隊員312号 ◆86Gq.RcutE だ! 850 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 26 15.90 ID zk7xtkoI0 + + ∧_∧ + (0゜・∀・) 第二トラップwktk (0゜∪ ∪ + と__)__) + 851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 26 54.22 ID Hl6r8q9N0 新潟は特にでかい県だからな 今新潟に居るなら欲しいとか言われても距離が遠すぎる罠 853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 28 16.06 ID gaDvJF6tO 長野県民の俺産業 854 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 29 22.61 ID 0JlAAySWO 新潟は40キロ移動とか普通の感覚だからな 855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 30 03.00 ID rCnG6diZ0 北のほうはなんだか楽しそうだな 上越地区民の俺だが 陰ながら見守ってる 857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 31 54.94 ID MlXkSN5b0 長野県はもっと広いよ\(^O^)/ 一歩間違えれば山に。 859 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 34 06.72 ID Q3FSr70kO 853 次は長野 泣きたく無いなら 早めのエントリーをお勧めします。 860 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 34 23.96 ID cwzL7okD0解散、そして帰宅 おかずのりさん超いい人だった!最高の思い出ができましたありがとう 861 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 35 07.15 ID 4m5WHYV1O 853 行き先パー速 エントリーするなら 今のうち 862 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 36 40.95 ID gVUNudOJO 857 マジで広いよな 自分県庁所在地に行くのに3時間半かかるしw 863 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 36 48.33 ID cwzL7okD0なれないイメピタでうphttp //imepita.jp/20090206/667640 暗くて分かんないけど我が家のバスタオルでラシーンを痛車にしてみた 864 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 37 12.31 ID Q3FSr70kO 860 お疲れ!! 865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 37 39.26 ID Hl6r8q9N0 863 わかんねw何のキャラだよw 866 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 37 50.32 ID gaDvJF6tO エントリー って 何なの? 867 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 37 59.87 ID zk7xtkoI0 863 暗いwww 補正はーーーーーんwww 868 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 39 03.24 ID 4m5WHYV1O 863 全くわかんねww 869 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 39 12.38 ID 4FkWJI7OO 補修はんhttp //imepita.jp/20090206/670760 872 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 39 56.30 ID Q3FSr70kO 866 2のテンプレ 埋めて 1避難所に投下 873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 39 59.83 ID P2MwhljU0 866 つ 534 874 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 40 18.37 ID H0bYawqP0 長門か 俺もブランケットじゃなくてバスタオルにすればよかったかな 875 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 40 44.21 ID zk7xtkoI0 869 早いwww 876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 41 03.39 ID B81BX3UxO 長門ぉぉぉぉぉ!! 877 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 41 36.97 ID Hl6r8q9N0 なんという行動的なオタ 878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 41 52.54 ID P2MwhljU0 869GJwww 879 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 41 56.22 ID Q3FSr70kO ラシーン暖かそうだ。 880 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 42 46.80 ID 4FkWJI7OO次のわらしべマジでいーなー。 俺もらっちゃだめ? 881 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 43 30.56 ID BspABtrU0 お前がもらえるのは最後だけだww 883 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 44 07.39 ID H0bYawqP0 880 わらしべ何なのよwwwww 884 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 44 11.87 ID cwzL7okD0 880まさかおかずのりさんの心の琴線に触れるとはwww 家宝を持ち出した甲斐がありましたwww 885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 44 21.50 ID xf482JA90 わらしべは絶対 886 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 44 31.00 ID Q3FSr70kO 880 写真無しなら、判断デキン 887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 44 58.88 ID Hl6r8q9N0 わらしべとかあるんだ もっと最初の方からスレ見てればなぁー 888 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 45 06.62 ID zk7xtkoI0 880 お届け人が貰ったらだめだろjk 889 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 45 10.57 ID n9LBvEKyO 誰かしばらくいなかった俺のためにわらしべの推移をまとめてくれ エロトランプまでは知ってるんだが 890 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 47 20.95 ID Hyw9bjzi0 わらしべの推移まとめ楽しそうだけど 今までのログあさるのが大変そうだw 891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 47 26.97 ID zk7xtkoI0 880 だめだと思ったが・・・ すり替えてもわからんよ・・・ぼそっ 892 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 47 32.65 ID GG69jmqvO着いたぞー 結構人多い 893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 48 50.66 ID H0bYawqP0 あれ、もしかして俺があげたキャラ物ブランケットいらなかったのかなかずくん 知らないエロゲじゃ当然か 894 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 18 49 01.17 ID cwzL7okD0 886 わらしベは次の人が貰うまで内緒になってる、らしい ヒントを言えば俺のわらしベはおかずのりさんにかなり絶賛されたよwww JKの使用済み櫛ハァハァ 895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 49 15.20 ID Q3FSr70kO 890 深夜のわらしべ話に期待... 896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 51 20.45 ID zk7xtkoI0 895 うまい棒判別はあっという間だったからなwww 897 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 52 22.02 ID Q3FSr70kO 894 クシよりもクオリティーが高いダト? 次のうpに期待せ(r 898 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 53 34.04 ID 4FkWJI7OOごうりゅー 899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 53 55.62 ID Q3FSr70kO 896 あの解析力に脱帽!! 900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 54 00.20 ID qFP9LpdG0 俺、おかずにうまい棒貰うのが夢なんだ… 901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 54 49.58 ID gVUNudOJO 合流オメ! 902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 55 00.53 ID zk7xtkoI0 898 あれ?やけにあっさりだなwww どしたwww でもオメwww 903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 55 50.92 ID 5cQUBSZ3O 898 スムーズおめー 904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 56 14.44 ID P2MwhljU0 898 お疲れちゃーんw 905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 56 54.65 ID Q3FSr70kO 898 順調だ!!! コレが奇跡と言うモノナノネ... 合流オメ。 906 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 18 56 56.35 ID 4FkWJI7OO追加はいりましたーhttp //imepita.jp/20090206/681410 907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 18 59 08.39 ID Q3FSr70kO 900 夢は叶える物ナンタラカンタラ... 908 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 00 38.97 ID 4FkWJI7OO今回のわらしべ… http //imepita.jp/20090206/683460 はぁ… 909 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 01 16.53 ID MlXkSN5b0 908 だれのさいんw 910 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 02 04.49 ID zk7xtkoI0 908 誰のかわからんwww 解析はーーーーーーんwww 911 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 02 24.65 ID uPb9pOtdO 俺にはボールペンの試し書き太いverにしか見えん 912 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 02 31.45 ID 4m5WHYV1O 908 サインwww 913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 02 35.93 ID Hyw9bjzi0 こんなの見て解析できる神いるのか?w 914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 02 58.08 ID BuaUl3qW0 908 ふかわりょう にミエタ 915 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 03 38.25 ID 4FkWJI7OOノアの三沢さんです…はぁ… かいさんーhttp //imepita.jp/20090206/685230 916 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 03 55.82 ID Q3FSr70kO 908 配達人のツラサ... カワイソ 918 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 07 47.20 ID xi1LhelL0 915 おつかれちゃん 今日は終わりだぜー 919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 08 17.28 ID BuaUl3qW0 915 おつーー! 920 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 09 54.31 ID 4m5WHYV1O 915 乙! 921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 10 03.17 ID BspABtrU0 みwwwさwwわwwww 俺プロレス好きだから普通に欲しいなwww 922 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 10 37.23 ID qFP9LpdG0 915 乙! 923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 11 03.06 ID P2MwhljU0 915 どwどwんwまwいwww 924 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 12 25.59 ID Q3FSr70kO 915 風呂でも入って、その無念さも一緒に流してクダサイ 乙 925 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 12 38.79 ID 4FkWJI7OOじゃあそろそろお風呂の時間かな?温泉ある? 926 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 15 29.68 ID cwzL7okD0 三沢さんhttp //www.youtube.com/watch?v=3YdSJss_z7A feature=related 927 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 15 36.05 ID XQ8vGN2j0 915帰宅、そして お疲れ様です わらしべしたとき興奮されていましたからね 溜息の深さが……ww 口下手でほとんど言葉を発しませんでしたが 話しているのを聞いているだけでも楽しかったです これからも体に気をつけて頑張ってください ttp //up2.viploader.net/pic/src/viploader914960.jpg 928 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 15 46.96 ID xi1LhelL0 925 そんなときこそぐーぐるマップだろw あっちも見てね 929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 15 47.35 ID uPb9pOtdO 明日は長岡方面だよね? 旧岩室村のだいろの湯か 弥彦村のさくらの湯は? 料金等はPC班たのむ 930 名前:遅漏 ◆P5QRV4yoTU [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 17 45.07 ID HcTlmUxxO 927 画像でかかた 軽くブラクラ注意 931 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 18 19.56 ID 4FkWJI7OOそだね、人に頼ってばっかじゃダメだよね。 探してくる ノシ 932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 18 26.71 ID Q3FSr70kO 927 エバ?! 乙彼!! 933 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 21 49.46 ID Q3FSr70kO 931 ワイワイ言いながら探すのが楽しいンジャナイカ... 934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 24 14.66 ID xi1LhelL0 933 スマン 余計なこと言った 935 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 25 31.74 ID HwczxCKNO だいろの湯800円 さくらの湯950円 どちらも22時まで営業 936 名前:隊員312号 ◆86Gq.RcutE [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 26 23.88 ID +3M8k93L0帰宅&報告ですー 残念ながら三沢さんのサインはプロレスに興味の無い俺がもらいました コンビニって意外とうまい棒あるんだな では名無しにもどりますーおかずさんありがとうー頑張れ! 938 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 26 59.36 ID gaDvJF6tO 高ぇぇww 939 名前:あな ◆luT5af2gko [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 28 29.80 ID cwzL7okD0 俺も名無しに戻りますー 引き続きおかずのりさん頑張ってください! 940 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 28 43.47 ID uPb9pOtdO 935 さんくす おかず見てる? だいろの湯は硫黄の匂い漂う温泉でオヌヌメ 941 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 29 08.28 ID Q3FSr70kO 934 ぐぐるさんの事はオレも、チョットはオモタからアヤマンないで... 942 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 30 10.23 ID HwczxCKNO 燕市の酒呑童子の湯って無料の施設があるみたいだが… 寄生虫で電話から書き込む気力が沸かない(´`) 943 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 30 31.14 ID Q3FSr70kO 939 乙ノシ 945 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 32 46.12 ID HwczxCKNO 942 ごめん、足湯だったorz 946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 33 05.23 ID wRs76eVBO 936 乙! 興味ないならおかずタソにプレゼ… 948 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 34 27.73 ID +3M8k93L0 長岡の銭湯 ゆらいや 10時~0時まで 550円 長岡市川崎町1497-4 これなんかどうでしょ?温泉じゃないが 949 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 43 21.40 ID B81BX3UxO 順・・調・・? 950 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 45 36.90 ID gaDvJF6tO なんか亀ゴンを思い出すな 951 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 48 33.15 ID n21XhV6iO おかずノア好きなのか ウチにある田上の田植えTシャツ渡せばヨカタ 952 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 19 55 15.41 ID 4FkWJI7OO 951 ノアっていうか三沢さんが好きなだけですwwww 風呂ついた。入ってくる。 955 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 19 55 55.51 ID qyF/ihtI0 952 ごゆっくり^^ 956 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 56 59.86 ID PUyaSkR2O みwwwwさwwwwわwwww なんかすごいの来たなwwww 957 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 58 44.55 ID uPb9pOtdO 952 どこに着いたかわからんがゆったり入ってこい 958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 58 55.07 ID g17RmogF0 燕とか聞いたら抗州飯店の大油ラーメンを食いたくなってきた 959 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 19 59 44.65 ID n21XhV6iO 952そうか… あんまりなデザインで爆笑しながら即買いしたブツなんだが… ちと探してくる 風呂ゆっくり~ 960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 02 29.33 ID Q3FSr70kO 952 横になって検索中に寝落ち?と思ったら... 今日のおかずのりは一味違うぜ!! 湯冷めスンナヨ!! ノシ 961 名前:おっさん ◆pmUCbXl7lU [sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 03 15.71 ID 43TGAhiM0 ういっす 気が早いとは思うが 長野ルートだが・・・ 次安価決まらんと、ルート設定難しいと思うぞ 962 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 04 18.92 ID xBCwNrjBO 上田こいこーい 安い風呂もあるよ(・Д・`) 964 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 07 22.07 ID uPb9pOtdO 上田市に苦い思い出がある俺は次スレ辺りから涙目になりながらロムりそうな悪寒 966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 08 38.14 ID 43TGAhiM0 964 何があったwww 967 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 09 43.12 ID xBCwNrjBO 上田wwいいとこだよ 968 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 11 02.68 ID RqkKk/zu0 上田在住の俺がきましたよっと 969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 11 16.63 ID ttzccNlIO ちょっと携帯で次スレ行ってみる。 無理だったら頼む。 970 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 11 27.04 ID wbYXCerC0 950は携帯だから無理 建ててくるからちょっと待って桶 971 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 12 59.01 ID wbYXCerC0 969待ち 972 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 13 11.59 ID Q3FSr70kO 962 長野県の方 早めにエントリーしたら、ルートに組み入れて貰えます。 先程様な事も有ったので、絶対とは言えませんが... 973 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 15 01.47 ID AblvLAsDO 1000なら次スレはがちほも板 974 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 16 58.49 ID uPb9pOtdO 上田もほのぼのしてていい所だと思うんだけどね・・・ 975 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 19 28.64 ID n21XhV6iO 973ウホッ カーチャンに赤くてしょーもないTシャツってわかる?ってだけダメもとできいたら、田上Tシャツソッコー見つけてきてワロタwww 良かったら つhttp //imepita.jp/20090206/723950 977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 21 25.63 ID B81BX3UxO 975 ふいたwwwwww 978 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 21 33.05 ID ttzccNlIO おかずのりがうまい棒を届けるようです~新潟・長野編~http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1233918800/ 久しぶりに携帯で立った! 979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 22 17.76 ID zk7xtkoI0 975 何だこれwww 981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 22 34.31 ID HwczxCKNO しぶいwのど輪落とし格好よかったな… ジャンボ鶴田とか川田とか昔はすげぇ面白かった 987 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 25 49.13 ID B81BX3UxO 978 おつです! 988 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 27 00.09 ID n21XhV6iO こんなんめっけたらおまいらもたまらず買うだろwww でこれはがんがった 969と やさしい 970の どっちに送りつければいいんだwww 991 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 28 26.10 ID ttzccNlIO 俺は、ウホッの趣味無いから 970に! 992 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 29 34.74 ID uPb9pOtdO 1000ならオナ禁解除 993 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 30 13.22 ID urkBkeTLO 次はいよいよ長野だな! wktkしてきた 994 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 31 01.95 ID ttzccNlIO 石垣島まで行かそうぜ! 995 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 31 33.58 ID J4/m/6jgO 1000ならうまい棒追加1000本 997 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 31 47.43 ID qyF/ihtI0 1000ならうまい棒挿入 998 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 32 07.84 ID B81BX3UxO 1000ならうまい粉 999 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 32 13.39 ID Hyw9bjzi0 1000ならおかずのりのおかずになる!!! 1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 32 27.04 ID n21XhV6iO 970が田上に掘られる おかずのりがうまい棒を届けるようです~新潟・長野編~ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 33 31.70 ID Hyw9bjzi0 1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 32 27.04 ID n21XhV6iO 970が田上に掘られる アッーー! 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 34 35.37 ID P2MwhljU0 ちょwww前スレ1000wwwww 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 37 00.52 ID qfi6LD5rO 前スレ1000ww 1000/1001 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2009/02/06(金) 20 32 27.04 ID n21XhV6iO(45) 970が田上に掘られる 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 38 15.33 ID n21XhV6iO まさか 1000取るとは… 前スレ 970…差し支えなければどっかの郵便局宛てで送ろうか? イラネか? 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 41 31.40 ID wbYXCerC0 14 田上はあなたの胸が好きなようですw いつの間にかアーーー!!!の流れになっとるワロタ 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 42 28.57 ID ttzccNlIO 15 掘られてくれ! 4貼るのがちょっと早すぎて71秒だったのショック 3までは余裕を持って時間みたけど、4はジャスト狙いたかった。 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 44 24.33 ID 43TGAhiM0 16 そこは、言われんと気づかないwww 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 46 10.31 ID n21XhV6iO 15 んじゃ 1000どうり本物にウホッて貰ってくれ! コイツは俺のそばにおくよ… 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 52 33.09 ID iwaZ53qoO 世代からいって全日四天王、闘魂三銃士を見てたから三沢さんが好きなんだろうな 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 53 42.70 ID 5XH0Zfqn0 /´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ / \ / \ おつだお・・・ _______ + / ヽ |i ¨ ̄ ,、  ̄¨. i | | |i /ヘ \ i| _ | . . ,,ノ .. ヾ、 | .|i 〈`_、/´_` .、 i| ,.r ; 三ヽ . ー ´ ,,、 ー‐‐,, /`、 |ii~~ 、; ´`, ~,;~~~~ i|;イ ; \;;。(ー一) (ー一)。; ; . / ヽ |i` ; ; ; ;. i|`。⌒/7, -──~ 、(___人___,) ⌒;; / | 〆 \ |i ; i| //, .. ニニヽ、⌒ij~ ;_ ィ / | 〃 ヽ ─|`ー=====一 | |_|;;、 .__y-ニニ ー-ァ ゚‐─ ───┴────── ‐ `ー―――‐一´ ̄~  ̄  ̄ 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 54 27.45 ID 43TGAhiM0 23 飲みすぎだぞwww 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 56 11.08 ID qfi6LD5rO しかし、上田の話題でると数人でてくるのに エントリする人がいないのは何でだ?w 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 57 14.90 ID Q3FSr70kO 23 明日も朝にAA貼るんだろ? 飲みすぎで寝過ごすナヨ。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 20 58 11.57 ID 43TGAhiM0 26 やっぱ真田の血がさわぐんだよ スネークしたいんじゃん? 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 20 58 21.63 ID 4m5WHYV1O 26 信越の民ってそんなもんだ 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 00 24.38 ID n21XhV6iO 22 俺プロレスあんまくわしくないけど、ラッシャー木村がリングに立つとこリアルタイムでみれて感動した あとヨダレもろあびた 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 00 44.49 ID Q3FSr70kO 26 さっきから避難所確認してるのに... 誘っても反応が無いんだ。 色気が不足してる製菓? 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 06 21.69 ID xBCwNrjBO (・ω・`)上田スネークしたい 何も土産ないし、ぶらっとおかずを見れたらそれでwww 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 08 23.92 ID 43TGAhiM0 32 お前がエントリーしないと おかずが行けないだろwwっうぇ 人柱になっとけw 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 08 28.53 ID iwaZ53qoO 30 唾は永源さんかな ベテランレスラーは独特の味があっていいですよね 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 09 01.94 ID uPb9pOtdO 32 そんなこと言わずにエントリーしてうまい棒を毟り取ってくれ 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 10 56.81 ID xBCwNrjBO チキン\(^O^)/ 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 10 58.05 ID zk7xtkoI0 32 土産はいらんのよ? ぶらっと行ってうまいぼうだけむしり取ってきたらいいじゃまいか! エントリーしてなくてスネイクできんくて泣いても知らんぞwww 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 12 25.57 ID qfi6LD5rO 28 真田の血かw 納得ww 29 信越って事は、越後もなの? 今まで見てると、絶対思えないww 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 13 34.83 ID gVUNudOJO 31 ソンナコトナイヨ~ 長野県民はなかなか踏み出せない人が多いだけだから 同じ場所に2~3人エントリー者が出れば倍くらいのスネークはつくかもなw 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 14 22.05 ID n21XhV6iO 34桃ちゃんて呼ばれてるひとと未だに区別がつかないorz あとベイダーデカすぎて興奮andワロタwww 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 15 35.42 ID BuaUl3qW0 わらしべの流れwikiから拾ってきた ちょいちょいわからないところがあるんだ… にく券→ビール券→福の小槌(紛失)→DVD(エロビデオ→?→ →TENGAとローション→うまかっちゃん→http //imepita.jp/20090123/297860→ →ボールペン→香水→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→ →トトロのパズル→エロトランプ→http //imepita.jp/20090126/676280→ →リラックマ→?→http //imepita.jp/20090130/504830→?→ →スタバのコーヒー?→?→口紅(中古)→ジョジョ→スケジュール帳→ →やきでき→http //imepita.jp/20090201/700090→肉汁うどん・花→ →きらびやかな仮面→http //imepita.jp/20090202/463790→ →http //imepita.jp/20090202/593010→http //imepita.jp/20090202/663570 →おにのお面・まめ→リモコン→http //imepita.jp/20090203/474200 解析班ここからの訂正たのむ 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 15 56.21 ID qfi6LD5rO 32 3のおかずのり氏のお言葉を噛み締めてみるんだ 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 16 18.47 ID zk7xtkoI0 40 スネイク増えすぎるとおかずさんがテンパるから・・・ 心構えのためにもエントリーして欲しい。 つか人柱になりなさいよwww 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 16 42.77 ID ttzccNlIO 今のままだと、スルーもなにも、上田、佐久あたりには行かない。 長野からまっすぐ松本方面だ。 その先の安価がどこになっても、上田は通らない。 42 それ全部まとめて、Wiki載せないか?w 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 16 57.28 ID 43TGAhiM0 しかし、信州人として 越後のクオリティは超えられん自身があるなw 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 17 27.38 ID Hl6r8q9N0 BL本いらねえwww 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 19 17.65 ID uW1jzc9c0 長野にうまい棒が来ると聞いて・・・ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 19 26.86 ID MlXkSN5b0 新潟人すげえわ・・・顔まで晒しやがる 信州はシャイなのね。県民性でるのねwww 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 21 22.95 ID gVUNudOJO 46 分かるwww むしろ信州人のクオリティの低さをみせつけてやろうぜw 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 22 37.95 ID HwczxCKNO 42 リラックマ→?→「チョッパー→スタバのコーヒー豆」の流れは確定で 豆の次は色々な小物だったような… 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 22 46.83 ID qfi6LD5rO 46 是非ともあなたが越えてくれー 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 23 22.69 ID zk7xtkoI0 51 そか。そりゃすまんかった。 人柱乙www 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 24 45.09 ID ttzccNlIO 49 1-4見るといいかもよ。 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 24 46.31 ID 43TGAhiM0 それはそうと、おかずは寝てるかな 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 26 06.38 ID qfi6LD5rO 42 一番最初は にく券→福の小槌(紛失)→ビール券 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 26 09.96 ID BuaUl3qW0 45 今夜の保守タイムはこれを完成させようぜwww 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 26 50.22 ID MlXkSN5b0 \(^o^)/誰人柱になってくれー 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 28 05.38 ID Q3FSr70kO 42 仕事速い... 42の行動力を見習って、人柱立候補して下さい 確かに赤く成ってた。 ピンクなら...何でもナイ、気にしないデオクレ。 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 28 41.24 ID ttzccNlIO 59 決定だな! そんやことやってるから、宿題が進まないんだがwww 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 29 00.21 ID zk7xtkoI0 59 いいな、それ。過去ログ漁ってみるーwww でもすでに寝落ちしそうだwww 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 29 50.87 ID n21XhV6iO 57俺も思ってたけど長風呂だからまだ入ってるかも試練 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 32 16.64 ID ttzccNlIO 風呂落ち、寝落ち、おかずのりスルーはデフォ 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 33 36.62 ID Q3FSr70kO 63 ネールーナー... 天才パティシエがオマイの為に石畳チョコを仕込んでる加茂!! 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 37 52.77 ID zk7xtkoI0 67 マカロン並みに高かったりしない?www 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 38 17.48 ID gVUNudOJO 60 人任せにすると後悔するぜ 長野は広いんだから 自分が人柱になれよw ロムってる信州人! スネークに魅かれるのはわかるが、おかずに接触したいならエントリーしてやれ 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 41 08.43 ID n21XhV6iO 68 なんかいろいろ思い出してカレー食いたくなった 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 21 41 35.50 ID 43TGAhiM0 まぁ11人も長野VIPPERが名乗り出た事に ちょっと感動してたりしてwww 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 42 36.58 ID ttzccNlIO たしかに、昨日の夜は食い物が、ずらっと並んだな。 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 43 34.17 ID RNCnKDrgO 諏訪には来ないのかなー 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 45 19.00 ID Q3FSr70kO 68 マカロン高スギ ワロタ おかずのりさん 深夜の雑談に備えて、早寝したんじゃネ? 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 46 29.98 ID qfi6LD5rO 73 行くはず!エントリ増えれば確実になるぞ! 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 47 06.81 ID Hl6r8q9N0 73 【諏訪湖間欠センター@諏訪市】 いくってよ 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 47 18.72 ID zk7xtkoI0 73 行くんじゃね?エントリーしとけ! 74 ありうるwww 寝る流れ?って寂しそうだったしwww 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 50 49.15 ID ttzccNlIO 昼前に風呂入ってたよな? 深夜の雑談のために、風呂行くふりして上越までいってたりしないか? 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 52 16.94 ID puFtnodN0 72 そして今日の夜も… 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 52 44.74 ID n21XhV6iO おかず最後のレスから2時間くらい経ってるな… 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 55 14.69 ID +3M8k93L0 寝たかな 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 58 40.50 ID qfi6LD5rO 81 テンプレのQあんどAをみてくらはいwww ゴメン、冗談だからね 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 59 22.89 ID Q3FSr70kO 寝タロ 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 21 59 24.84 ID B81BX3UxO なんか保守前に寝そうなので… ドコモの充電器もらって、PUSH!(エロゲの雑誌)、香水(銘柄不明)、パチ・スロのメーカーからのグッズ数点(非売品)渡したお 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 00 57.50 ID ThDW1jse0 73 間欠センターでエントリーしてるがどうよ?w 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 07 33.78 ID WLQWd5+5O 亀だけど 58 スタバのコーヒー→口紅(中古) コーヒーもらいました おいしくいただきました! 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 08 59.60 ID n21XhV6iO 84 特 定 し ま す た 夜更かしイクナイ つ山芋 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 10 28.11 ID qfi6LD5rO うむー 信州の人は、ミンナで突っ込むと応答なくなるなぁ 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 11 17.35 ID B81BX3UxO 87 やぁノ 母が発見↓http //imepita.jp/20090206/794170 今日は昼寝出来なかったからすぐ落ちる…はずwww 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 11 50.27 ID 4m5WHYV1O 88 夕飯作ってた何? 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 12 14.76 ID MlXkSN5b0 信州人はチキンですね 松本までスネークすることにしまんた(気分がのれば 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 14 50.52 ID n21XhV6iO 89 カーチャンてすげぇよ俺の田植えとか…www…とかwww 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 15 32.68 ID HwczxCKNO 86 うん、なんて言うか…どういたしましてwwフヒヒww 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 16 30.24 ID qfi6LD5rO 89 焼きそば! 早めに休んでね 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 16 32.94 ID 4m5WHYV1O 長野って俺がサプライズ玉だ!!みたいな奴多いよな 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 18 27.21 ID 1G43QwWq0 95 うん なんつーか、マジごめんな… 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 20 00.22 ID qfi6LD5rO 90 あ、いや、ドコ何処来ないの?、とかのカキコに突っ込むと その後に現れないんだよね って事だす 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 20 56.11 ID BuaUl3qW0 修正 こうか? にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →http //imepita.jp/20090123/297860→ボールペン→香水→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →http //imepita.jp/20090126/676280→リラックマ→?→チョッパー→スタバのコーヒー→口紅(中古)→ →http //imepita.jp/20090130/504830→?→ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→ →PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→ →http //imepita.jp/20090202/463790→http //imepita.jp/20090202/593010→http //imepita.jp/20090202/663570→ →鬼のお面・まめ→リモコン→http //imepita.jp/20090203/474200 99 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 22 20 57.73 ID 4FkWJI7OO風呂上がりに冷たいジュース飲もうとしたらホット買っちまったorz 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 22 40.45 ID +3M8k93L0 99 外で飲めばおk 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 23 12.27 ID n21XhV6iO 99 長風呂乙! つアルカリイオン水再び 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 23 23.14 ID qfi6LD5rO 99 どじっ子乙 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 24 50.91 ID BuaUl3qW0 99 期待どおりおつ 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 25 58.29 ID zk7xtkoI0 99 相変わらず小ネタとともに急な出没ですねwww 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 26 03.78 ID B81BX3UxO 99 一々萌える 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 26 53.49 ID mkFZ1FBFO 口紅→ジョジョだな 長風呂おつ 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 30 41.36 ID 1G43QwWq0 95 おかえり~ つコーヒー牛乳 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 30 55.84 ID SgoV9YBS0 109http //tabi.shiroro.com/09/nori/ ここに全部そろってる 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 31 44.54 ID qfi6LD5rO 109 shiroroさんとこ見てくらはい 旅スレでググって 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 33 31.59 ID 4m5WHYV1O 97 なる 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 37 00.62 ID +c/aGEGn0 99 数年前ファンタオレンジ買ったのになぜかHOTが出てきた俺よりましだな 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 39 34.30 ID zk7xtkoI0 115 何時なら変更できるん? 今ルート案作成中みたいよ。 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 41 03.14 ID n21XhV6iO 116なぜそんなレアな物に遭遇できるんだウラヤマ 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 43 13.63 ID zk7xtkoI0 116 破裂してなかっただけマシじゃね? あと使われてなさそうな自販機は注意だよな。 賞味期限半年過ぎたコーヒーは結構危険な味がしたw 気付かずぐいっと飲んでしまったが・・・ 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 43 17.84 ID +c/aGEGn0 118 7月でその時の所持金300円だったから自販機壊したくなったぞwww 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 43 26.82 ID vvMK5UWCO 117 こっちで話せって言われたからこっちで言うね 午前中ならおkっす。 12時くらいまでは大丈夫なんで、おかずのりさん起きて、のんびり長岡きてって感じで余裕だと思います。 場所変わっていいなら他の時間でもいいんだけど…。 122 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 22 44 56.64 ID 4FkWJI7OO 116 ホットアクエリアスとホットコーラならあるよ。 爽健美茶買ったららあったかいアクエリアス出てきてもっかい買ったらコーラ出てきたwwww 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 45 29.77 ID puFtnodN0 120 夏のコミケの自販機だって飲み物全部ぬるいんだからしょうがないと思え 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 46 44.16 ID zk7xtkoI0 121 可能な場所、時間をまとめて避難所にコテ酉つけて投下しちゃえば? その中でルートに一番あいそうな場所を逆指定してもらうとか。 それだとお互い楽になるんじゃまいか? 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 46 57.20 ID n21XhV6iO 120シチュまでレアwwwカッコヨスwww 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 47 05.15 ID 4m5WHYV1O 122 バロスwwww 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 47 24.08 ID Q3FSr70kO 過去ログ巡ってたら、真剣にROMしてしまった。 「地図も持たず出発」 ←コレ第①弾? 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 48 49.82 ID zk7xtkoI0 122 どんだけ駄目自販機だよwww つか自販機に感染してるのか?www 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 49 18.68 ID 4m5WHYV1O 124 それは単に冷える前に買っちゃうからだろww 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 49 28.20 ID +c/aGEGn0 119 期限切れ缶コーヒーのまずさはガチw 122 それっはひどすぎるwww 124 売れる場所の自販機なら仕方ないけど田舎の販売機だぞwww 132 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 22 50 53.25 ID 4FkWJI7OO 129 けど自販機って単純な構造なはずだから入れる人が間違えない限りあんなんならんよな… 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 52 07.85 ID B81BX3UxO 132 むしゃくしゃしてやった 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 52 11.87 ID n21XhV6iO 122バイトしてたコンビニで レジ横にあるホットドリンク専用のちっさいガラスケースにポカリwww 気付かないうちに多分イタズラで入れられててダレダー!!!!ってなったことあるwww 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 53 30.45 ID zk7xtkoI0 132 おかずさんが来るのを察知してコーラ補充員が仕込んでたwww つか同じところに同じ種類を補充していくから 違うものが出てきた時点で補充員がかなりのどじっこwww 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 53 45.79 ID RNCnKDrgO 133 ありがとん 今どの辺にいるんかな? 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 54 21.98 ID +c/aGEGn0 132 何が出るかお楽しみ!!ってボタン押したんじゃないか? 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 54 30.40 ID X3dF3vsUO 長野近いし須坂来てほしい 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 55 42.37 ID BuaUl3qW0 深夜のお楽しみが待ってるのに酒のんじゃった 何時までもつか不安だ… 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 56 43.52 ID ThDW1jse0賞味期限切れのコーヒーで思い出したhttp //imepita.jp/20090206/824340 これ未開封なんだぜ・・・・開けるの怖い・・・・ 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 58 05.48 ID n21XhV6iO 140旨そうなおつまみがイパーイ届くかもだから、帰れない居酒屋みたく呑めるとオモ 143 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 22 58 13.51 ID 4FkWJI7OO寝床確保した。もうねる、おやすみー 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 58 50.16 ID JDp5o97sO 141 ちょw欲しいですwwww 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 22 58 57.99 ID BuaUl3qW0 141 味見!!味見!! 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 22 59 58.74 ID Hyw9bjzi0 おかずおやすみー で、今から 141の珈琲タイムですか? 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 00 10.81 ID BuaUl3qW0 143 ゆっくりやすんでネー! おやすみ!! 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 00 33.18 ID zk7xtkoI0 143 おやすー 湯冷めしないように暖かくして寝れー 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 00 46.67 ID Q3FSr70kO 143 オヤツミ 風邪引くなヨノシ 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 00 47.05 ID B81BX3UxO 143 おつです、おやすみなさいーノシ 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 01 25.48 ID n21XhV6iO おかずオヤシミ 田上を新潟方面にむけて見守らせるよ… 安心してぐっっすり眠れ… アナルは洗ったか… 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 01 27.33 ID ttzccNlIO 143 雑談出てくるなよw 139 うまい棒欲しかったら 1-4見てみろ 次は長野県だ。 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 01 44.54 ID JDp5o97sO 143 おやすみなさいー ゆっくり休んで明日にそなえて下さいね 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 01 59.48 ID ThDW1jse0 143 おやすみなさい 開けるの怖いからわらしべにでも出そうか?w 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 03 06.30 ID zk7xtkoI0 154 わらしべwww 今から味見実況してもいいんだぜ?www 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 03 13.85 ID Hl6r8q9N0 141 俺も何年か前に買った似たようなの持ってるwwwhttp //ranobe.com/up/src/up336679.jpg 157 名前:おかずのり ◆M1T5uxDOMw [] 投稿日:2009/02/06(金) 23 03 22.99 ID 4FkWJI7OO寝る前に一つ。 153ルービックキューブがいまだに完成できません… 27日目終了! 迷ったが、ノーカットで行きます。行を詰めた以外は一切編集無し。 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 03 38.86 ID 4aPN7VL8O あっまた忘れてた長岡IC過ぎたっぽい? 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 04 18.37 ID n21XhV6iO 156 wwwじゃあどうしろとwww 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 05 12.84 ID qfi6LD5rO 158 わかりません 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 05 23.06 ID BspABtrU0 141 97年のじゃねえか! 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 05 48.91 ID zk7xtkoI0 156 飲んじゃダメだからそのまま未開封にしとけwww 大事にとっとけwww 157 まだやってたのかwww 今度進捗うpでもしたらいいんじゃね? 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 06 11.26 ID B81BX3UxO ルービックキューブやる時間あるの?w 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 06 54.91 ID JDp5o97sO 157 ルービックキューブまだやってたんですねw ラシのどこかに埋もれてるとばかり‥www 自分は1面と横2列まで自力で完成出来るまで成長しましたよー 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 07 07.52 ID SgoV9YBS0 156 底さびてね?wwww 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 07 27.04 ID nTTMFjZ70 108, 110, 112 ㌧㌧ 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 07 38.05 ID vvMK5UWCO 避難所重すぎ パソコン固まったから 携帯から避難所へ ウオロクです 都合のいい時間と場所は 以下のとおり 午前中@ウオロク 午後~15時@長岡造形大学(千秋4丁目197番地) 15時~23時不可 23時以降@ウオロク です 自分的には午前中が嬉しいです… 午後も怪しいので… 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 07 51.66 ID qfi6LD5rO 157 旅から帰ればナンボでもヒント探せる いまは暇つぶしアイテムとして、いろいろ考えろwwww 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 08 20.10 ID +c/aGEGn0 158 寝床の場所はわからないけど7日配布で長岡あるから 時間次第では大丈夫じゃないかな? 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 09 05.04 ID n21XhV6iO ルービックキューブは昔よく分解して立体パズルとして遊んでた 完成させたためしがない…みんなちゃんと完成させてるのか…? 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 11 04.96 ID +c/aGEGn0 170 マイナスドライバで分解させてから合体させて6面完成ならある 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 12 33.10 ID zk7xtkoI0 171 wwwそれやったwww そうしないと2面しかできんwww 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 13 51.32 ID qfi6LD5rO パー速が週末ゴールデンタイムで重杉なんで ルート確認、新規エントリの人は注意 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 14 31.56 ID JDp5o97sO 170-172 自力で頑張ってる自分に謝ってください!w あとおかずさんにあげたやつは100均パチだから分解したら壊れるかもしれない‥ 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 15 52.66 ID n21XhV6iO 171.172 ナカーマwww おいらは手のひらでボロンボロンほぐしてたwww 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 16 09.04 ID nTTMFjZ70 158 長岡は明日だから、まだ間に合うよ 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 18 25.76 ID n21XhV6iO 174いやもう消防だったしwwwこっちのほうがオモロってんでwwwはめては崩してはめては… ごめんなさい…orz 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 19 49.12 ID qfi6LD5rO なんぼやっても避難所繋がらん orz ルート検討たのんます... 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 19 50.24 ID zk7xtkoI0 174 馬鹿正直にやってられるかwww めんどくさいんだよ、イラつくんだよwww 。* ゜ + 。・゜・(ノД`) ゴメンナサイ、オレガワルカッタデス 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 23 33.64 ID nTTMFjZ70 避難所つながらんのでこっちに書きまつ エントリーの方も緊急避難的にこっちでおk 167 ウオロク ◆vz26W7.5LQ さんかな? ウオロク午前に行けば、長岡→柏崎→上越 と道なりに行ける ルートさん検討よろ~ 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 27 32.00 ID J4/m/6jgO 180 それだと津南への接続が悪くなる。 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 30 03.90 ID qfi6LD5rO 追加 千秋の米粉さんも、明日は15 00~17 00が用事で駄目 午前中でも可能を確認してます 電池ねぇぞー 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 30 59.06 ID n21XhV6iO パー速重いってレス見て2回くらい避難所のぞいてみるけど、フツーに見れる件 たまたま? 携帯だからってことはないだろうし… こっちでルート案やるならsageた方がいい? 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 31 13.65 ID J4/m/6jgO 上越、柏崎、長岡、津南、須坂のほうがスムーズに長野入りできそうなんだが。 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 31 58.76 ID 4m5WHYV1O 183 携帯だからだよ 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 32 11.25 ID JDp5o97sO 177 179 実は解体するのが怖いただのチキンなんですorz 解体してうまくはまらなかったり壊れたりしたら嫌で自力で揃えてやる!というw 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 34 04.35 ID nTTMFjZ70 長岡からよりも上越→津南が圧倒的に距離短いと思うんだが・・・?? 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 34 47.84 ID ttzccNlIO パー速は時々重いからな。 189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 35 00.75 ID zk7xtkoI0 183 ルートの検討だけなら問題ないんじゃね? 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 36 56.87 ID qfi6LD5rO 184 サゲルぞ そのルートがベスト おかずちゃんが何処にいるかも考慮いるけど 長岡の変更の二人を午前中に配れないかな の、ルート検討がいるんだ 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 38 51.83 ID n21XhV6iO 189そか、はあく 186確かにやりすぎて壊したwww 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 40 07.14 ID 80J+ggt0O 今長野か…次の安価で関西と関東に行くかが決まるなぁw 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 40 41.57 ID ttzccNlIO 182 それ忘れてたけど、どの案でも対応できる。 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 41 31.33 ID zk7xtkoI0 186 最初のピースだけうまく外せれば大丈夫www やりすぎるとがたがたになって使いモンにならんがなwww 最後はそれで回らなくなったorz 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 42 20.00 ID ttzccNlIO 192 おまえ味方か敵か? 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 44 04.55 ID BuaUl3qW0 訂正版 にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ)→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →http //imepita.jp/20090123/297860→ボールペン→香水→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →http //imepita.jp/20090126/676280→リラックマ→http //imepita.jp/20090130/504830→チョッパー→ スタバのコーヒー→口紅(中古)→ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→ →PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→ →http //imepita.jp/20090202/463790→http //imepita.jp/20090202/593010→http //imepita.jp/20090202/663570→ →鬼のお面・まめ→リモコン→http //imepita.jp/20090203/474200 繋がりわかるところがあったら訂正おながいします 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 45 36.73 ID qfi6LD5rO 187 それは、冬季、三桁国道を考慮してる? してるなら、県外のおかずちゃんにも安心なルート作って下さい、頼みます 支援の人達は、現地情報詳しくないんです 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 47 36.63 ID JDp5o97sO 194 こええ 解体は絶対にしないと心に決めました。 ルービックキューブ意外に高いしww あと素朴な疑問があるんですが‥おk? 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 48 37.83 ID zk7xtkoI0 198 何でしょう?w 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 52 15.68 ID nTTMFjZ70 197 ごめん マップ係やってるくせに地図を直線でしか見てなかったお ヨソモンな上に地図読めんヤツが口だしするもんじゃねーなwww 混乱さして悪かったwww 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 54 53.90 ID ttzccNlIO 200 俺もそうなんだけどねw 出来たら117号走らせたい。 この前の、草津どこそれ?で117の数字を見たようだしwww 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 56 27.37 ID JDp5o97sO 199 おかずさん、ルービックキューブ支援したの自分て特定されてたみたいですが‥どうして? まさかドジっ子エスパー?wwwww 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 56 48.93 ID YeAhr7s60 200 気にスンナ。このスレなら誰かがしおっぱいには気づくだろうし 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 23 58 24.89 ID n21XhV6iO あや? やっぱ下げたほうがいい? 196乙!すげーなwww リストさんルートさん支援のみなさんホントいつも乙です! 明日早いんで今日は寝ます 深夜ほしゅのみなさんよろしくです 明日朝またきます ノシ 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 23 59 53.25 ID ttzccNlIO 明日ならOKな時間が違う人。 いたら、みんなパー速に書いて。 人のことは気にしなくていいから。 もう一回、ルート作り直す。 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 00 01.37 ID TNw0yh3j0 203 おっぱいうpと聞いて飛んできますた 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 01 05.40 ID e2DlP8Up0 202 おかずさんに聞かなきゃわからんが カキコしてる内容、口調?で何となくわかる人も多いんじゃね? スレみてるとこの人かなーってのはあるし。 毎回わざわざ特定はしないだけでwww 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 08 25.63 ID renWGYZiO 207 おかずさんめ‥謎を残して寝やがって!ww 内容と口調と携帯って事ででばれたんですかねー エスパーかと期待したのにwwww 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 00 10 57.67 ID y1bDqECwO 200 ルートさん達 東北住みだから、冬場の200番以降の三桁国道は信用してないんだ 出来れば117号が良いと思って固執してる 現地組の情報があれば変えてくれ 電池ないし休憩終わるので、次は朝の9時過ぎに見るよ 混乱させてスマンかった 210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 11 51.06 ID e2DlP8Up0 208 じゃエスパーってことでwww おかずのりスキル どじっこ エスパー あとなんだろ??? 209 乙ですたー 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 12 59.75 ID LFokLlyI0 209 おつー! 210 やわらかおてて 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 14 40.23 ID HxX/TVCM0 深夜保守組はまだかな? 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 16 06.65 ID renWGYZiO 210 ぼうし好き(予想) 魔法使い(たぶんw) 212 まったり保守しますよ 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 17 37.26 ID YmyJzwARO たぶん前夜のマカロンとシュークリーム楽発言じゃない? おそらく他にそんな人がいなかったんだと思う。 s.2ch使ってたりもしたから、レス数表示あるし、IDで特定されたぽい。 よく覚えてたなと思うけどw 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 19 23.18 ID EGpW+BNh0 マカロンとシュークリーム食いたくなってきたじゃないか あんドーナツ食おう 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 19 59.93 ID HxX/TVCM0 じゃあ、またそのうちに。 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 20 27.33 ID e2DlP8Up0 おかずのりスキル どじっこ エスパー やわらかおてて ぼうし好き(予想) 魔法使い(たぶんw)←見習いだなw いかん(*´д`*)ハァハァしてきたwww 212 たぶんわらしべの過去ログ漁りが大変なんじゃね?w おいらは諦めて寝るっすwww 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 21 59.89 ID 3y7jgLc70 自分が提供したり貰ったブツが 196にあるならカキコして~ 219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 22 19.45 ID LFokLlyI0 2時ぐらいまでは保守するぜ 220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 23 39.64 ID renWGYZiO 214 おかずさんと出会った時に料理好き☆アピールなんてしてないはずですが‥ 記憶力はんぱじゃないって事ですねwwwww 約100人前なのに嬉しいぜ! あと非常に言いにくいんですがエロトランプは自分 221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 25 57.97 ID BQg0pkAaO 196乙! リラックマの次の画像、チョッパーだから削っていんじゃね? 222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 00 30 12.85 ID PMQkMBhX0 レポート作成がてら保守ならするぞ?とりあえず三十分に一回レスありゃおkだろ? 223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 30 30.77 ID LFokLlyI0 221そうか! にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ)→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →http //imepita.jp/20090123/297860→ボールペン→香水→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →http //imepita.jp/20090126/676280→リラックマ→チョッパー→スタバのコーヒー→口紅(中古)→ →ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→→PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→ →肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→http //imepita.jp/20090202/463790→ →http //imepita.jp/20090202/593010→http //imepita.jp/20090202/663570→→鬼のお面・まめ→ →リモコン→http //imepita.jp/20090203/474200 こうかな? 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 32 32.03 ID oVjyzq1SO 今北産業 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 32 39.56 ID AG4GUku1O ネムイ…おかずのりスキルリストに大村昆入れといて… 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 33 52.02 ID LFokLlyI0 おかずのりスキルに記憶力も追加だな 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 34 31.90 ID renWGYZiO 223 うまかっちゃんの次のはドラムスティックではないですかー?自信無い んで、エロトランプの次はエヴァウエハースのカードです 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 35 04.89 ID LFokLlyI0 224 わらしべ復習 これから 夜食 229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 35 33.00 ID YmyJzwARO 勇者 大村鼠だろw 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 36 24.50 ID LFokLlyI0 227 了解thx 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 37 44.47 ID BQg0pkAaO 223 227 多分菜箸かな?どこかで菜箸あったはず… ドラムスティックに使えないこともないがw 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 37 57.91 ID LSBvAHLQO ダバコで財布が焦げたorz 233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 39 18.38 ID AG4GUku1O 229あり? 大村昆でググったらオロナミンC出たからてっきり… あとこれおいときます…あとは…まかせた… 保守表 00 00-02 00 20分以内 02 00-04 00 40分以内 04 00-09 00 80分以内 09 00-17 00 30分以内 17 00-19 00 20分以内 19 00-00 00 15分以内 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 40 08.37 ID LFokLlyI0 231これでおk?www にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ)→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →ドラムスティックにも使える菜箸→ボールペン→香水→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →エヴァウエハースのカード→リラックマ→チョッパー→スタバのコーヒー→口紅(中古)→ →ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→→PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→ →肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→http //imepita.jp/20090202/463790→ →http //imepita.jp/20090202/593010→http //imepita.jp/20090202/663570→→鬼のお面・まめ→ →リモコン→http //imepita.jp/20090203/474200 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 40 19.14 ID iNWVXi9HO 早食いスキルはリストに入りますか? 余計な提案したばかりに、解析班の皆様にとんだご迷惑を... 過去ログ探して着ますノシ 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 00 42 29.95 ID PMQkMBhX0 JKの使用済み櫛ってなかったか? 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 43 44.05 ID oVjyzq1SO 夜食か チーズケーキ食べる 238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 45 39.17 ID LFokLlyI0 236 wikiから拾ってきただけだから、24日目までのしかまとめてないんだ。 237 うp!うp! 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 48 21.25 ID 3y7jgLc70 234 もう確定してしまったか・・・ うpまたは材料投下出来る勇者いないの?w 240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 49 13.98 ID YmyJzwARO 大村昆(別名 大村鼠)でいいんじゃね? あそこの住人さんいないかな? 238 すまんな宿題ため込んでるから。 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 49 18.48 ID gefHnnHMO 『北別府ニカ』の本2冊はどうみてもBLマンガ… 242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 53 59.11 ID BQg0pkAaO 234 OKOKテラ多機能wwww 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 55 34.58 ID YmyJzwAROhttp //imepita.jp/20090204/746250http //imepita.jp/20090204/790400http //imepita.jp/20090205/450180http //imepita.jp/20090205/526180http //imepita.jp/20090205/574420http //imepita.jp/20090205/578490http //imepita.jp/20090206/651680http //imepita.jp/20090206/683460 これでも見ておいてくれ 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 00 57 02.49 ID oVjyzq1SO 238 うpり方わからんw セブンで買ってきたやつだ 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 00 59 13.57 ID Em4ZlCYy0 なんだこの流れ? 今北産業 246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 01 58.70 ID renWGYZiO 243 上から 節分のコロンてお菓子 スターウォーズのファイル 香水? あとはjk使用済櫛 ノアのなんたらのサインだった気がします 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 02 01.56 ID YmyJzwARO 一応、ダイエットブックの次から順に並んでるはず。 245 深夜保守 恒例判別会 夜食はまだ 248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 03 25.26 ID J+pxvGOzO わらしべってあげたらもらわなきゃだめ? 249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 04 23.12 ID JsVwWxIDO 眠くないから深夜保守しにきますた アイスうめぇ 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 05 40.30 ID renWGYZiO 上から3つ目はやはり香水でした http //m.rakuten.co.jp/rms/msv/Item?i=10052619 ref=s_ws jsessionid= s=208854 X=11f4c543c46 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 05 45.76 ID LFokLlyI0 こうですか? にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ)→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →ドラムスティックにも使える菜箸→ボールペン→香水(未使用)→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →エヴァウエハースのカード→リラックマ→チョッパー→スタバのコーヒー→口紅(中古)→ →ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→→PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→ →肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→BLマンガ二冊→http //imepita.jp/20090202/593010→ →本(とっさの日本語便利帳・量子力学の世界)→鬼のお面・まめ→リモコン→本(ダイエットブック・ゆかいな誤変換)→ →かぶりつきコロン・スターウォーズのファイル→香水(使用済)→ドラえもんキーホルダー→http //imepita.jp/20090205/574420→ →B zストラップ→JK使用済み櫛→ノアのなんたらサイン 252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 06 07.90 ID iNWVXi9HO 248 それは支援物資ジャナイカ? 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 08 00.09 ID gefHnnHMO 248 上から 3番目:CO2(香水、使用済み) 4:主役がいないキーホルダー 5:カエルの楽器 6:B zのアルバムのストラップかなんか 7:JK使用済み櫛 8:ノアの三沢さんのサイン 6が初回特典なのかなんなのかわからんです… 254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 08 11.08 ID J+pxvGOzO いや、支援物資は別にあげたいんだけど 不要物をうんたらかんたら… 255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 09 39.36 ID gefHnnHMO 254 壊れたPCとか…?w 256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 12 02.14 ID 3y7jgLc70 253 B’zのベストアルバム(ぷれじゃー)の初回特典だった希ガス 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 12 03.83 ID J+pxvGOzO 使えるけど使い物にならないPCとかwwカバーが壊れた鏡とかww いや冗談っすww 支援物資だけにしときまつ 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 15 23.77 ID LFokLlyI0 みんなー! 今日はまぐろのやまかけだよー! http //imepita.jp/20090207/041580 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 15 58.53 ID oVjyzq1SO 明日の長岡は 長岡駅前くるんだっけ? 260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 16 57.77 ID J+pxvGOzO 259 川西だけ~ 261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 17 11.16 ID HxX/TVCM0 今日は人が多いようなので。 おやすみなさい。 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 17 28.12 ID 3y7jgLc70 258 わさびないの? 259 駅前かどうか知らないが千秋とかに行く 避難所見て恋 263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 17 51.54 ID EGpW+BNh0 258 良いもん食ってるじゃねーか 264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 18 39.86 ID gefHnnHMO 256 やっぱり初回特典ですか、ありがとう 258 あああぁぁぁぁぁぁ来やがったぁぁぁぁぁぁ!! 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 18 56.62 ID LFokLlyI0 262 わさびもまぜまぜしてあるよ! http //imepita.jp/20090207/043240 Σ(゚д゚lll) 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 20 42.30 ID gefHnnHMO 262おやすみなさいノ 265 おいおいおい…( A`) 267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 24 17.56 ID MiHxB1n9Ohttp //imepita.jp/20090207/049380 今日はトマトクリームすぱげてー 俺もおやすみなさいするノシ 268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 25 52.49 ID renWGYZiO 261 おやすみなさーい 今更だけどIDが凄い件 あえてみんなスルーしてたら申し訳 269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 25 55.53 ID LFokLlyI0 (´;ω;`)ウッ… 267 うまそす…おやすみノシ 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 26 12.35 ID oVjyzq1SOmailto ?body=http //imepita.jp/20090207/049740 できてる? 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 27 52.81 ID gefHnnHMO 安価みすもう気にしない 270 できてるよ! 272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 28 56.39 ID LFokLlyI0 まじだ!!TVCMすげえwwww 270 チーズケーキ? 一瞬何かとおもったお 271 おかずのドジっ子感染 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 29 29.44 ID oVjyzq1SO よかった… やっと食べれる 274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 30 24.94 ID JsVwWxIDO こたつでアイス2本目ウマーhttp //imepita.jp/20090207/033080 275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 33 08.81 ID gefHnnHMO 274 爪綺麗すぎ…orz 276 名前:前スレ555[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 37 56.01 ID V7GeAumr0 心配してくださった方々ありがとうございました。 明日はおかずのりを迎撃できそうですw 277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 39 06.83 ID oVjyzq1SO こたつで食べる甘く冷たいもののうまさは 異常 278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 41 34.72 ID GY1k7xur0 みんな美味そうなもんを食っておる 俺なんてスライスチーズかじってるのに 279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 41 55.92 ID LFokLlyI0 276 かずくんによろしく! ストーブの前で食べるアイスのうまさは異常 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 43 46.25 ID JsVwWxIDO 275 マニキュア塗ってるからそう見えるだけなんだぜw 実際はべこべこ\(^o^)/オワタ 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 52 09.27 ID p7C3mXU20 自家製の梅酒だぜ! 酒飲んでる人いるかわからんけどとにかくカンパーイhttp //imepita.jp/20090207/065780 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 52 17.34 ID LFokLlyI0 修正版おいていきますねー にく券→福の小槌(紛失)→ビール券→DVD(エロビデオ)→?→TENGAとローション→うまかっちゃん→ →ドラムスティックにも使える菜箸→ボールペン→香水(未使用)→バイク(カブ)のシリンダー→たこわさ→ →フェイシャルシート→温泉玉子器→エヴァンゲリオンのフィギュア→トトロのパズル→エロトランプ→ →エヴァウエハースのカード→リラックマ→チョッパー→スタバのコーヒー→口紅(中古)→ →ジョジョ→スケジュール帳→ドコモ充電器→→PUSH!・香水・パチスロのメーカーグッズ数点(非売品)→ →肉汁うどん・花→きらびやかな仮面→BLマンガ二冊→http //imepita.jp/20090202/593010→ →本(とっさの日本語便利帳・量子力学の世界)→鬼のお面・まめ→リモコン→本(ダイエットブック・ゆかいな誤変換)→ →かぶりつきコロン・スターウォーズのファイル→香水(CO2・使用済)→主役がいないキーホルダー→カエルの楽器→ →B zベストアルバムストラップ(初回特典)→JK使用済み櫛→ノアの三沢さんサイン 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 52 48.44 ID pK/Rv1IOO グルメな皆様おばんですw ちょっとログ流し読みしてきます 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 53 30.03 ID LFokLlyI0 281 ファミコンが気になるじゃねーかwww 285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 54 47.65 ID 3y7jgLc70 281 梅酒よりも ディスクシステムkwsk!!! 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 01 55 28.18 ID iNWVXi9HO 276 上司の説教 乙デシタ つ花(#)←メロン 追撃中のドジっこに期待してます 287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 00 41.12 ID p7C3mXU20http //imepita.jp/20090207/071390 実はファミコンは・・フヒヒ・・・アレなんだぜ? イメピタでコメント切れちゃったけど隣にうつっているのはバリバリ現役ですw 288 名前:赤いロドスタ ◆p11hVwdvZU [] 投稿日:2009/02/07(土) 02 01 19.06 ID pgwf+ee+O ルートご苦労様です。 長野入りが土曜日の夜でも日曜日でも、必ず須坂に寄ってね。 おいら自動車整備士だから、おかずのラシーンのメンテ任せろ! それから泊まるとこ無ければ家に来い。風呂と飯とビール用意しとくよ。 289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 01 52.53 ID LFokLlyI0 ┌┐ / // [二 ] __ 〔/ / | |/,ー-、ヽ / / / _,,| | ./ レ1 | / o └、 ∠/ ∧_∧ .|__| ヽ_/^ ,/ ( ´∀`) )) __ / /つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ [二二_ ] / ノ ) \ )) // {.. (__丿\ヽ ノ ) / ∠__  ̄フ.. 丿 , )) ∠___ / / (( (___,,.; -- ´`` ‐ _ / / \ / o ヽ/ / / ヽ__ / \ 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 01 54.33 ID V7GeAumr0 279 ほいよー!! 判る判るw 俺も冬しかビール飲まないwwwww ストーブの前で飲むビールの美味さっていったらwwww 286 ありがとう。 親父に差し入れしときます。 次回、連絡なしで遅れたら退職すると、誓約書書かされましたwwwwwww こっちからもう辞めたいよwwwwww 287 モルツのプレミアム吹いたじゃねーかwwwwww 291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 06 07.29 ID EGpW+BNh0 今日の夜食出来たー!http //imepita.jp/20090207/075030 292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 06 54.73 ID 3y7jgLc70 287 ツインファミコンkwsk!!! 293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 08 31.34 ID KywyE5wi0 梅見月ってゆう梅酒がうめえ(^p^) 294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 10 12.21 ID oVjyzq1SO 俺わらしべしてみようかな… 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 10 20.21 ID renWGYZiO 291 この時間帯のラーメンはかなり危険wwwwww 右のはー? 296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 11 44.74 ID 7iel5FRt0 道順どうなるんだろ あーあビールうめぇ 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 12 32.81 ID KywyE5wi0 もう一回スネークしに行こうかな 暇だし 298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 12 37.12 ID EGpW+BNh0 295 ポテト炒めたやつとチーズに肉巻いたやつ 夕飯の残り、残飯だ 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 12 40.04 ID p7C3mXU20 290 プレミアムモルツ吹いた分よこせwww ビール飲みたかったけど買い置き無かったんだぜ・・ 291 塩ラーメンともやしの出会いは最強 292 ごくごく普通のついんはみこんですよ(^p^) 身内がゲームのコレクターなんで各種ハードソフトがそろってるw 293 梅見月、泡盛ベースか・・ゴクリ 300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 16 20.45 ID renWGYZiO 298 ポテトくいたい! ラーメンはやっぱ塩が1番ですよねーw そんな自分はカップヌードルシーフードがすき 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 18 11.55 ID KywyE5wi0 300 ポテト食うとうまいっすよ 302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 22 24.00 ID KywyE5wi0 なんかすいません・・・ 303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 24 45.96 ID lLpgQTlM0http //m.pic.to/tbfic おいらの今日の夜食はコレw みんな手の込んだのつくってるよなぁ。 304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 25 25.20 ID renWGYZiO 302 よくわからないけどこちらこそすいませんwww 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 27 11.66 ID YmyJzwARO 避難所415,416 避難所212 306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 27 24.80 ID p7C3mXU20http //imepita.jp/20090207/087450 つまみが食べたくなって冷蔵庫あさったらこれしかなかった\(^o^)/ 302 これは・・謝っておいたほうがいいのか?w サーセンでしたwwwww 307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 29 13.80 ID KywyE5wi0 ネタが古すぎたか・・・ 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 29 53.15 ID pK/Rv1IOO たく腹はへるわ懐古するわ…飽きないわw おかずはだいぶ休めた?ようで安心したよ グルメで愉快な深夜保守組の方々も乙ですw 309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 32 23.42 ID V7GeAumr0 299 おれのバイト先恋w クラブなんでいつも飲みながらやってるwwwww 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 35 06.70 ID EGpW+BNh0 300 食っちゃったからこれあげるhttp //imepita.jp/20090207/092500 311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 39 01.91 ID renWGYZiO 310 ごちです!フヒヒw もちろんおかずのり使用ですよね?wwww 312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 39 56.95 ID p7C3mXU20 309 クラブかぁ・・しょっちゅういってたのはずいぶん過去の話だw もうさすがに外でオールはきっちぃww 311 おかずのりをああしてこうして食べちゃうなんて・・ アッーーーー 313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 41 48.03 ID EGpW+BNh0 311 千葉県富津産寿司はねって書いてあったwwww おかずのりじゃなくてさーせんwwwww 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 42 07.46 ID hDpbUJKMO 腹減ったな 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 43 47.89 ID QrKm1SM1Ohttp //imepita.jp/20090207/095850 俺はこれで幸せになれます 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 45 00.54 ID EGpW+BNh0 315 夜食でこれは豪華というレベルを越えてるwww 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 45 18.81 ID p7C3mXU20 315 奥の熱燗(ぬる燗?)kwsk 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 50 00.90 ID QrKm1SM1O 317 酒はいいちこの熱燗。 おかずはバイト先のあまりを頂いてきた。 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 02 51 54.55 ID p7C3mXU20 下町のナポレオンかw 父がよく飲んでたなぁ、冷で。 熱燗してるの見たことないわ・・ 320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 55 13.79 ID EGpW+BNh0 いいちこは美味い お茶で割ったりして飲んでた 321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 56 57.26 ID KywyE5wi0 越乃寒梅のいいちこ割り 322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 58 07.34 ID 3y7jgLc70 321 もったいねえことすんな!!! 別々に汁! 323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 02 58 40.51 ID KywyE5wi0 越乃寒梅+いいちこは別名神風と言う 324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 00 04.11 ID renWGYZiO 313 おかずのりと思い込んで食べるぜ!www おにぎりのお返しにバナナパウンドケーキ貰ってくださいなhttp //imepita.jp/20090207/105820 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 00 24.82 ID p7C3mXU20 321 別々で飲みたい 326 名前:二郎 ◆misterPR8A [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 01 22.67 ID CEzt1Uuw0 オレもこれから晩酌。 途中で寝そう・・・http //imepita.jp/20090207/107950 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 01 32.13 ID KywyE5wi0 325 俺は貴方と飲みたい 328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 02 34.54 ID EGpW+BNh0 324 めちゃくちゃ美味そうなんですけどwww ありがとぅーす! つかどうやったらそんな綺麗に焼けんの 自分もスコーンとかの菓子作るけどなかなか上手く出来ん 329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 04 35.16 ID QrKm1SM1O 旨そうな酒飲むんだな~ 今度越乃寒梅買ってこようかな 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 06 43.51 ID lLpgQTlM0 329 そんなの買うくらいなら雪中梅のがだんぜんうまいぜ! 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 06 44.96 ID renWGYZiO 328 ありがとぅーすてwもしやあなたはビークル好きですか?w ホットケーキミックスのおかげですよーw スコーンとか作ったことも食べたこともないやorz 332 名前:二郎 ◆misterPR8A [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 06 56.89 ID CEzt1Uuw0 新潟県は米の産地だけあって日本酒が比較的安いからね。 ちょっと金だせばいいものが飲める・・・・たまらんw 寒梅オヌヌメ。影虎とか八海山もいいよ~ 333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 09 03.38 ID p7C3mXU20 トゥースといえばオードリーだろJK 新潟は美味しい日本酒がたくさんあっていいね! また遊びにいきたいなー 327 みんなで飲むと美味しいんだぜ? というわけで次はカシスソーダいきまw 数日前開けた炭酸水使ったら炭酸がほとんど抜けてる・・ 334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 09 58.77 ID hDpbUJKMO 329 寒梅は名前負けしてると思う@新潟人 335 名前:22歳童貞 ◆GiMlAYoZuU [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 09 59.36 ID V7GeAumr0 323 ビールの焼酎割りなんかもオススメw 326 おw日本酒か。久保田だと冷の方がうまいかな? 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 10 41.05 ID YmyJzwARO 326 うちに送ってくれ。 ラシに載せたらいずれ届くだろ。 337 名前:ID QrKm1SM1O[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 11 04.21 ID PMQkMBhX0 携帯電源切れたwwwww なんか酒好き、しかも日本酒好き多いなw たまには高い酒でも買ってみようかな~ 338 名前:22歳童貞 ◆GiMlAYoZuU [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 11 18.69 ID V7GeAumr0 332 県内でも有名ではないけれど、俺の舌だとここが一番かなっと思う。 玉川酒造 ttp //www.yukikura.com/ 339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 12 29.23 ID EGpW+BNh0 331 ビークル好きだけどありがとぅーすは知らんwww ホットケーキミックスか…やつは便利だな 因みにスコーンもホットケーキミックスで作れる調べてみ 340 名前:二郎 ◆misterPR8A [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 12 37.73 ID CEzt1Uuw0 335 もちろん冷で! 人肌燗も捨てがたいぜ。 336 ちょwww 救援物資に日本酒でもだそうか。 341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 13 24.20 ID YmyJzwARO 避難所419 避難所212,409 342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 15 50.89 ID p7C3mXU20 酒限定わらしべまだー?w 343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 16 29.71 ID pK/Rv1IOO みんな楽しそうwww なーんの話にも絡んではいませんが私はドロンしまつ ノシ 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 16 35.23 ID hDpbUJKMO ホットケーキミックスと炊飯器でブランデーケーキも作れるんだぜ 酒と甘いものが好きだから週一くらいで作ってる 345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 16 51.18 ID PMQkMBhX0 342 旅の都合上飲めないおかずがかわいそうだなw 346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 16 54.27 ID EGpW+BNh0 各地限定の酒をわらしべに出せば面白いことになりそうだ 347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 17 14.47 ID renWGYZiO 339 ビークルのライブでありがとぅーす連呼してた記憶があったからついw スコーンてどんなん?クッキーの進化系みたいな?サックサク?もちもち?しっとり? 未知の食べ物なんだぜ 348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 18 14.19 ID p7C3mXU20 おやつ作り出すと体型がやばくなるので自重中w 343 よっぱらいばっかりでごめんね、お休み~。よい夢を。 349 名前:22歳童貞 ◆GiMlAYoZuU [] 投稿日:2009/02/07(土) 03 19 17.52 ID V7GeAumr0 341 柏崎おれ一人ならどこかで合流して強奪したほうが、 手間が省けるし、負担も少なくなる。 おれがあやふやなのも悪いが・・・ 350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 19 51.03 ID EGpW+BNh0 345 こどもびいるをあげればおk 347 そうなのかwライブには行ってないから初耳だったwww 外はサクサク中はもちもち?なのがスコーン ケンタッキーのスコーンを思い出せば多分食感は分かる 351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 23 45.13 ID renWGYZiO 343 おやすみなさーいノシ 350 自分も蝦夷フェスでチラ見しただけですw ケンタッキーのスコーンってまるいくてメープルシロップつけるやつ? 352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 24 46.97 ID KywyE5wi0 スコーンって聞くとお菓子の方しか出てこねえ 353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 25 43.77 ID EGpW+BNh0 351 そうそう!あれもスコーンだよ 352 それはコイケヤだ 354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 26 20.19 ID YmyJzwARO 避難所421 避難所212,409 理解できないか? 355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 29 50.47 ID renWGYZiO 353 あれがスコーンなのか 知識が増えたぜ 暇なときつくりますw じゃあ久しぶりにお風呂はいってくる! 356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 30 58.24 ID 3y7jgLc70 349 専ブラも使ってない小僧がパー速でいきがんなよ 単発かどうかもわからないとかもうね・・・ お前俺の代わりにリスト作ってくれるなら 批判は甘んじて受ける どうする? 357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 31 11.02 ID /8C7Tx4dO 避難所に日本語を理解できずコテトリ付けただけで得意気の 恥ずかしい奴がいると聞いて 358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 31 22.41 ID EGpW+BNh0 355 いつかスコーン作ったら下さいw お風呂いってら 359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 34 55.02 ID KywyE5wi0 香ばしいのが見える・・・見えるの・・・ 360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 37 43.02 ID YmyJzwARO 340 見落とすとこだったぜ! おかずのりはあまり酒は飲めないみたい。 ただ、俺が欲しいだけだ。 宅配便代わりにならんかと思ってなw 361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 38 00.13 ID EGpW+BNh0 さて、たまごハムサンドと卵焼きを作る作業に入らなくては… 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 40 18.64 ID YmyJzwARO 361 それは、今食いたいがラシでの宅配は出来んな 363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 40 44.17 ID p7C3mXU20 360 とっておきの地酒がわらしべでワンカップ大関になっても泣くなよ?w おかずのり宅急便はなぁ・・県安価があるから難しそうだww すごく楽しそうだけどw 361 たまごハムサンドをよこせ! おれはかみに なるんだ! 364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 43 25.51 ID EGpW+BNh0 362 確実に腐るwwww 363 よし、家まで取りにきやがれこのやろう 365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 45 45.48 ID YmyJzwARO 363 それは困る。 おまえの梅酒もいいな。 保存考えたらそっちの方がよさげだ! 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 46 35.69 ID hDpbUJKMO 363 今すぐ安価でうまい棒を配布する旅の準備をするんだ 367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 50 16.90 ID p7C3mXU20 364 三重までお届けヨロシク~ 365 ぇー ヤダプー 366 2番煎じはださいんだぜ? というわけで 366が車内で炊飯器ケーキを焼きながらお届けの旅でよくね?! 368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 54 32.58 ID EGpW+BNh0 367 新幹線使わないと無理wwww 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 54 34.73 ID YmyJzwARO 367 三重で待ってるならおまえの方が、たぶん先だろ。 ラシでの梅酒宅配便頼んでくれ! 帰り道で通るだろうから、だっさい(携帯じゃ変換できない)送るよ。 370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 03 54 43.26 ID KywyE5wi0 梅酒ボトル空いたし寝る おまいら保守がんがれ おやすも 371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 58 33.31 ID 1JkMJfoK0 地元に近付いてきたんでwktk 372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 03 59 07.01 ID p7C3mXU20 368 元気があれば何でも出来る! 369 三重安価とれたらわらしべに梅酒持っていくよww で、だっさいって何? 370 おやすみなさいー! よい夢を! 373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 00 15.41 ID kE0TO5m7P (´・ω・)∫ //\ ̄ ̄旦\ -(/※ \___\ \\ ※ ※ ※ ※ヽ \`ー―――――ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 01 17.53 ID renWGYZiO 370 おやすみなさーい お風呂ですっきりして戻ってきました! 375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 02 56.81 ID hDpbUJKMO 367 残念だが腰痛で布団から動けないんだorz トイレに間に合わないと悪いからオムツ装着してるんだぜ 376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 04 05 53.00 ID p7C3mXU20 373 っ 旦 お茶奪いますね 374 さっぱり乙 375 ちょw じゃあ治ったらってことでw 寒い時期だから冷やさないようにねぇ 377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 06 35.98 ID YmyJzwARO 372http //asahishuzo.ne.jp/ 371 どこで待ってるんだ。 370 ノシ 378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 04 09 29.37 ID p7C3mXU20 獺祭(だつさい) よめねぇw でもうまそう・・はぁはぁ 379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 04 10 20.67 ID 1JkMJfoK0 377 ドコで待ってるわけでもないんだが、須坂市~長野市間を見学しようかと。 380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 13 59.79 ID p7C3mXU20 ねむくなってきた やっぱりもう完徹はきついわw ってことでお先に失礼します 379 蛇頑張れ! ちゃんとうまい棒も貰ってこいよー 381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 15 07.26 ID YmyJzwARO 378 俺も最初は、読めなかったよw 379 テンプレ投下せずに行ってみる気か? 382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 04 16 11.67 ID PMQkMBhX0 レポートおわったああああああああああああああああ 383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 20 05.63 ID 3y7jgLc70 382 乙 とりまageろ 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 20 22.48 ID kE0TO5m7P /´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ / \ / \ もう呑めないお・・・ _______ + / ヽ |i ¨ ̄ ,、  ̄¨. i | | |i /ヘ \ i| _ | . . ,,ノ .. ヾ、 | .|i 〈`_、/´_` .、 i| ,.r ; 三ヽ . ー ´ ,,、 ー‐‐,, /`、 |ii~~ 、; ´`, ~,;~~~~ i|;イ ; \;;。(ー一) (ー一)。; ; . / ヽ |i` ; ; ; ;. i|`。⌒/7, -──~ 、(___人___,) ⌒;; / | 〆 \ |i ; i| //, .. ニニヽ、⌒ij~ ;_ ィ / | 〃 ヽ ─|`ー=====一 | |_|;;、 .__y-ニニ ー-ァ ゚‐─ ───┴────── ‐ `ー―――‐一´ ̄~  ̄ 385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 22 12.45 ID PMQkMBhX0 383 あ、専ブラデフォだとsageてるからな~ついついやってしまう 386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 22 24.69 ID c8dBZ81s0 東京くるまで俺が保守 387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 26 15.20 ID 3y7jgLc70 384 おまいあんま無理すんな!wwwwww 385 専ブラなら板毎に設定保存出来るから設定記憶させれ!w 388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 26 30.01 ID YmyJzwARO 386 いつになるかワカランが、それまで頑張ってくれ。 389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 29 04.26 ID PMQkMBhX0 おお!専ブラすげえ 390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 31 59.04 ID renWGYZiO 電話でサーセンorz 388 東京とか絶対迷子になるはずww べ、べつに期待してるわけじゃないんだからっ‥/// 391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 39 26.17 ID YmyJzwARO 22歳童貞 ◆GiMlAYoZuU 意味が理解できたか? 理解できたら、どっちでもいいから、ごめんなさい!ってレスしとけ。 避難所見てるほとんどの奴は、「バカかお前!くそ迷惑だ!」って思ってるよ。俺もな。 レスが無いと、おかずのりも、行っていいものかどうか迷う。それは、もっと迷惑。 レスが無かったら、スルーされるつもりでいてくれ。 見てるかどうか分からないのに待ってることは出来ないから。 レスがあれば、うまい棒届くはず。 いきがって、失敗する事もあるだろうが、おかずのりはそんなのは気にせず届けてくれる。 どっちにするかは自分で決めろ。 392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 42 07.62 ID PMQkMBhX0 age ルートさん乙だな~ 393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 51 41.52 ID renWGYZiO 391 乙でーす いつもいつもルート大変だと思いますが、頑張って下さい 縁の下の力持ち! 瞼が重くなってきたんで寝ますおやすみなさいー 394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 55 37.92 ID EGpW+BNh0 ルートさん乙 パンが焦げた、不貞寝する 395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 04 58 09.96 ID 3y7jgLc70 へんじがない ただのしかばねのようだ うさぎにつの 最近疲れる奴大杉 vipの叩き煽りヌクモリティ馴れ合い 勝手に都合のいいように勘違いしてね? みんな乙! 寝るノシ ネタはvipに必須だからな!!!www 396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 04 59 22.75 ID 1JkMJfoK0 394 勿論、喰らったんだよな? 397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 02 22.25 ID EGpW+BNh0 396 自分が食うんじゃないから良いかなと思って普通にたまごハムサンドにしましたwwwさーせんwwww 真っ黒焦げってわけじゃないから許して… 398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 03 19.52 ID KywyE5wi0 ほしゅ ねれん 399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 08 23.81 ID PMQkMBhX0 そろそろ、朝か 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 10 07.51 ID VVRV81eEO ほしゅ 401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 10 39.47 ID 1JkMJfoK0 まだまだ余裕で真っ暗です。 402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 12 03.42 ID EGpW+BNh0 今日の日の出は6 36です 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 13 25.23 ID pK/Rv1IOO そんなんじゃ長い道程持たないぜルートさん!気楽に行こうw どこにでも色んな人はいるし嫌なら個人的にスルーしてもいいと思う 何がきっかけでおかずの旅が終わるかわからんしw VIPぽくはないが空気は保とうぜ(´・┏┓・`)ゞ 404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 23 24.79 ID PMQkMBhX0 ほっしゅ 今日は部屋の掃除でもするか 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 24 36.11 ID 1JkMJfoK0 ほしゅ 明るくなるまで寝る、起きてる人頑張って。 406 名前:子連れ狼 ◆qeomvELwOg [sage] 投稿日:2009/02/07(土) 05 27 10.10 ID /UeGl+28O エントリ-してきますた ルートややこしくなったらすみません・・・ 407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 29 47.39 ID YmyJzwARO 406 どうなるかは正直分からないので、スレの動きを見ててください。 403 バカやらせるのが面白いからやってるだけwww 意地でもうちまで届けさせようと思ってなw 飽きたらやめる。おかずのりとどっちが先かワカランけどw やっと25日目まで上げた。 宿題一つ片付いても、また一つ増える毎日。 これが、どうにか解消できないものか? 長芋妊婦さま ししゃもさま いらっしゃいましたら、Wiki手伝ってちょ。 お二人のレスは見てて面白いです。 出産、入試の都合があると思いますが、 可能でしたらちょっとでもいいのでお願いします。 昨日は迷ったが、今日は書く。 ついでに寝る ノシ 408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 31 04.48 ID KywyE5wi0 ほしゅ 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 37 13.51 ID 9pkya7zMO 妙高からR292で飯山→津南ルートでどうだろ 410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 05 43 16.79 ID jMhwOs9YO おはいお! 寝みいよー 外まだ暗いな、仕事だりぃ 411 名前:22歳童貞 ◆GiMlAYoZuU [] 投稿日:2009/02/07(土) 05 44 06.62 ID V7GeAumr0 391 あーなんか酔っ払って変なレスしちまったな・・・ 空気悪くしてすまなかった・・・ 避難所420 馬鹿なの?死ぬの? これだけは俺に謝れよ 412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 44 18.35 ID PMQkMBhX0 おれはそろそろ寝ますわ ノシ 413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 45 48.19 ID 9pkya7zMO 411 君は反省だけしてるといいと思うよ 414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 46 54.39 ID pK/Rv1IOO 407 ごめん ただねルートさんは大黒柱だと思うので荒れちゃうと(ry 気に障ったら申し訳ないです 本当のKYは私かもしれんwww 私はサル猿去るーー 415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 52 59.22 ID KywyE5wi0 411 つーかどうでもいいからもう終わりでいいよ元々おまいのミステイクなんだから 叩き煽りに謝れ言ってる間にうまい棒配り終えてしまうわ おかず氏は恐らくなにもキニシナイからおまいもキニシナイ 殺伐いくない、寝る 416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 05 56 02.33 ID Jlds1nr00 411 半年ROMれ 417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 06 13 50.90 ID 9pkya7zMO 日曜が雪っぽいな… 418 名前:子連れ狼 ◆qeomvELwOg [sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 31 58.49 ID /UeGl+28O 409 R292は道路がいろいろとひどいから 通らない方がいいかもw 俺のとこまで来てくれるなら 長岡の次に津南行ってR18から 長野入りしたほうがよっぽど楽だと思う 419 名前:おっさん ◆pmUCbXl7lU [sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 35 11.74 ID mVwsWp0h0 おはよ~ この感じだと長野はあさって辺りかな 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 06 39 22.94 ID /8C7Tx4dO 新潟から来るなら順番は長野→松本方面になるんだよな? 421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 45 29.00 ID mVwsWp0h0 420 東信のエントリーが出て来るとどうなるか? おまけに、次安価決めないと効率悪くなりそうだし 422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 49 20.37 ID qxG+2cXZ0 長岡何時着? 423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/07(土) 06 50 01.10 ID /8C7Tx4dO 421 そっかそうだありがと 地方限定ねんどろストラップ買いに行けりゃ良いんだが… 424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 56 10.50 ID mVwsWp0h0 さて、柴子の散歩したら キコリにならんとw 今日もおかずのり仕事gんgr!!! 425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/07(土) 06 56 27.97 ID P0PNlxNTO なんか、まとめの中の人が殺伐の原因っていうw テンプレや避難所の使い方勝手に決めたのは誰なのかと。 ぶっちゃけまとめやすいようにするためだろ? 遊びなんだから楽にいこうよ。 こういうこともあるということです。
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/236.html
俺は現在幻想郷のマヨヒガと呼ばれる場所で居候をさせてもらっている。なんでかって……聞くな、俺にもよくわからん。 ここの住人である藍さんの手伝いや、橙の遊び相手などをしたりで割と毎日が充実している。 それで今日は先程まで家主である紫さんと酒盛りをしていたのだが、終わった直後に紫さんから 『折角だし、これを持って行って藍と一緒に飲んできなさいな』 というお言葉と酒を頂いたため、藍さんの所へ移動中だ。 酒盛りとは言っても俺は酌係で、実際は殆ど紫さんが飲んでいたからあまり飲めなかったし、 宴会などに行っても、色々と忙しい藍さんとは今まで飲む機会がなかったので丁度いいと思って引き受けたわけだ。 惚れた相手と飲める、という気持ちもあったんだが……それは置いておこう。 月の光に照らされるマヨヒガ。風景がより幻想的に見える。 藍さんは縁側にいた。こちらに気が付くと声を掛けてくる。 「……○○か。紫様の相手は済んだのか?」 「ええ、今さっき」 藍さんの隣に腰掛け、手に持っていたお盆を降ろす。 「ここで酒盛りをするのか?」 「紫さんの勧めでしてね。藍さんと一緒に飲んでこいと」 その言葉に怪訝そうな顔をする藍さん 「私は……出来れば遠慮したいな」 「藍さん、酒が嫌いなんですか?」 宴会などでは紫さんの相手や片付けなどで忙しいから飲んでないだけだと思っていたんだが。 「いや飲めなくはない。飲めなくはないんだが……」 藍さんにしては珍しい歯切れの悪い言葉だ。訝しむ顔で酒を指さし、 「それはどれ位の強さなんだ?」 「度数ですか? ちょっと待ってください……」 表面のラベルを読むが、銘柄こそ書いてあっても度数は書いていない。 銘柄は……『狐の嫁入り』か。俺は酒に詳しくないから結局はわからないな。 「あー、ダメですね。書いてません」 「よく考えると……仮に書いてあったとしても参考にはならないか。あの方にかかれば、中身を入れ替えるぐらい造作もないことだからな」 「うーん……まあ幾ら紫さんでも、スピリタスを入れるような真似はしないだろうし」 色々と無茶を言ってくることはあるが、一応体の限界は察知してくれる人である。だから平気な筈だ……多分。 「それでどうします? 無理に飲もうとは言いませんが……」 紫さんには一緒に飲んだことにしておく、という意味を込めて言う。が、藍さんは頭を振る。 「いや、紫様のことだ。今もスキマから覗いているかもしれん。バレてお前がスキマ送りにされたら私が困る」 それに、と話を続ける。 「さっきは遠慮すると言ったが、私もお前とは飲んでみたかったんだ」 そう言って杯をこちらに出してくる。 「注いでくれるか?」 「ええ、是非とも」 酒をお互いの杯に注ぎ、二人同時に飲み干す。 惚れた相手と飲む酒は、今までになく美味かった。 正直気付くのが遅かったと思う。杯から少しづつ飲んでいた藍さんのペースが段々と上がっていたことに。 「あの~、藍さん……?」 「なんだ~」 普段よりも間延びした声。振り向いた顔は赤く、目はトロンとしている。 「もしかして、酔ってます?」 「何を言う。酔ってにゃんかにゃいと言っとるだろ~に」 どう見ても酔っぱらいです、本当にありがとうございます。 まさか大妖怪の式神である九尾の狐が酒に弱いなんて誰が考えただろうか。 「う~ん? お前はあんまり飲んでないな」 「あ、いえ、ちゃんと飲んでますよ?」 「ほれほれ、もっと飲まんか」 有無を言わせず酒を注いでくる。断ったら暴れ出しそうだ。 酒に弱い上に酒癖が悪いとわかっていれば、そりゃあ飲まないよね。うん納得納得。 って、そんなこと言ってる場合ではない。 「そろそろ止めたほうがいいんじゃないですかね? ほら、明日の仕事にも響きますし……」 「なんの、私はまだまだ飲めるぞ~」 藍さんは酒を一気に飲み干す。ダメだ、聞き入れてくれそうにない。 「それじゃあ飲むついでに私の話でも聞け」 これはあれか? 酔っぱらい特有の長話か? マジですかー。 そんな俺の気持ちを当然察してはくれず、藍さんの長話は始まった。 それから一時間。藍さんの話はまだ終わりそうにない。 やれ紫様が結界を修復してくれないだの、やれ橙が私の弾幕を真似してくれただの、やれ最近油揚げの値段が上がっただの、 なんとなく正座をして聞いているので、好い加減足が痛い。 折角藍さんと飲めると思ったのに、満足に飲めたのは最初だけか。紫さん、こうなることがわかってて寄越したんだろうなあ。 「それでだな~……おい○○! 聞いてるのか!?」 「き、聞いてますってば」 でもまあ好きな人の意外な一面を発見できたと思えば……ダメか。 「まったく……なんで私がお前と飲みたかったのかわかってないな?」 「はあ……一応聞きますがなんです?」 もはや俺は飲んでいるという気分ではないんだが、と思ったところで、藍さんが予想外のことを口に出した。 「そんなこと、お前のことが好きだからに決まってるだろう」 「はあ成る程……って、えええええぇぇぇぇぇぇっ!!」 余りにも驚きすぎて二の句が継げずにパクパクしてしまう。そんな俺が可笑しいのか、藍さんはカラカラと笑う。 「なんだ気付いてなかったのか? お前も鈍い奴だなぁ」 「いやいや妖夢。そんな素振り少しも無かったですよ?」 やっと落ち着いた。藍さんの顔を窺う余裕が生まれる。 顔は相変わらず赤いが声はいつも通り、いや寧ろ普段よりも真面目なように聞こえる。 最初は酔った冗談かと思ったが、これは……本気の話か? 「本気も本気だ。私の言ったことを疑うな」 「人の心を読まんでください……」 確かに考えてみると藍さんはやたらと俺に世話を焼いてくれたり心配してくれたりしていたが、それは俺が頼りないからだと思っていた。 そもそも藍さんといえば、主と違って(失礼)働き者だし器量もいい、ある意味完璧な人である。 そんな人が俺なんかに惚れるなんて想像すらしなかったわけで。いやホント。 と、好い加減まどろっこしくなったらしい藍さんが顔をグイッと近づけてきた。眼前にきた顔にドキッとする。 「私はお前が好きだ、どうしようもなく好きだ。だから聞くぞ。お前は私のことをどう思ってるんだ」 その言葉に目を伏せる。が、すぐに開く。 まさかこんな状況になるとは思いもしなかったが、どう答えるかなんて考えるまでもない。 「勿論、俺だって藍さんのことが大好きですよ」 藍さんは少しの間黙っていたが、すぐに笑顔になって、 「そうかそうか、だったら私たちは両想い…だ……」 「ら、藍さん?」 急に倒れ込んできたので慌てて受け止める。見れば、寝息を立てて寝入ってしまっていた。 酔いながら真面目な話をするなんて器用な人だ。そう考えたら途端に可笑しくなった。 藍さんの頭を膝に乗せてあげてから、改めて顔を覗く。本当にいい寝顔だ。綺麗だと同時に可愛いと思う。 さて、と……本当ならすぐにでも布団に運んであげるべきなんだろうけど、もう少しこうしててもいいよな…… 翌日、昨夜のことが思い出せないという藍さんに事実を話して改めて告白したところ、 赤面した藍さんから仙狐思念をぶっ放されたのは、また別の話…… うpろだ130 ─────────────────────────────────────────────────────────── 季節が冬になり雪がちらついてきたころ。 場所はマヨイガ。主が意中の男性と冬眠したこの季節は実に静かである。 そして居間のコタツでは日頃の疲れを癒すように寄り添って横になっている男女。 式の式は気を利かせたか気まぐれかこの場にはいない。 女・藍はその布団のようなしっぽを力なく広げ男にすべて任せるように体を預けている。 男はそんな藍を大切なもののようにいとおしく包み込むように抱きしめている。 その場は時が止まったように静かでただ雪だけが深々と落ちていた。 7スレ目 112 ─────────────────────────────────────────────────────────── その日、俺はある人物を探して里を彷徨っていた。 ふらふらと、手に油揚げを持って歩き回る。 ふと曲がった角の先――――いた! 「藍様!」 「…ん、ああ。○○か。そんなに血相変えてどうかしたのか?」 俺は小走りに藍様に駆け寄る。 俺よりも少し背の高い(何てことだ)彼女は、九つの尻尾を持つ天孤。 しっぽのもふもふ具合は素晴らしいらしく、俺も是非触りたいのだが、触らせて貰えない。 まあそれはどうでもいい、俺は目的を完遂するため、油揚げを差し出した。 「藍様、これを差し上げます。だから、お願いがあるんです」 「ああ、構わない。言ってみなさい」 その言葉に安心した俺はいった。 「藍様、千倍になって下さい」 「…え…………えっと、」 一瞬藍様は困った顔をした。 しかし、空気にほんの少し気が張り詰めると、俺の周りには藍様の分身がいた。 「これで千倍……のはずだ。何の意味があるんだ……?」 彼女は俺の言葉を不思議に思っているようだ。 そんなことも俺は気にせず、藍様の姿を見つめた。 彼女の頬が少しだけ赤くなった。恥ずかしさを隠すように、俺の渡した油揚げにかぶりついている。 ちがう、俺が見たいのはそんな姿じゃない! 「…………なんで」 「…ど、どうした…………?」 「何で見えないんですか!!」 俺は叫んだ。藍様にしがみ付いて、彼女の瞳を睨んで叫んだ。 彼女はそんな俺に驚いた顔をする。それでも、俺は叫んだ。 「落ち着け…○○」 藍様が俺を抱きしめた。 暖かい身体、揺れない鼓動、細い腕。そのどれもが、今この瞬間、俺のために存在している。 だけど…………! 「俺は…………藍様の千倍のが見たいんです…!」 うpろだ251 ─────────────────────────────────────────────────────────── マヨヒガは今日もうららかな、一日が過ぎる 「・・・この気配、まさか」 「何年経とうと俺の気配は覚えてくれてるのか、嬉しいよ藍」 八雲藍の背後に、一人の男 「っ!?」 声に振り向いたが既に其処にはなにもなく 「久しぶりだな、いったい何年の月日が流れた事やら」 すぐ背後、首筋に吐息が掛かる距離に、男はいた 「くっ!?何のつもりだ○○」 「おいおい、久しぶりに会った盟友をからかっただけじゃねぇか、熱くなんなよ」 「841年ぶりに会ったと思えば、全然進歩してないじゃ無いか」 「そうか?少しは強くなったと思ったんだが、お前が弱くなっただけだったか」 「舐めるなっ!」 藍の弾幕は、一つとして掠りもしない 「盟友が式になってると思ったら、進歩がないな、つまらんよ」 「・・・うるさい、貴様に何が解る」 ふ、と男が消えた 「ど、どこへ、ひゃん!」 男は背後から藍を抱きしめ、強く胸を握った 「抵抗したきゃしろよ、昔から気はつえーがコッチはてんで駄目だったな」 「んっ・・・は、はなしてくれ、あっ!」 「抵抗しないのか?抜け出そうと思えば抜けれるだろ?」 「・・・せっかく、会えたのに、こんなのはないだろう」 藍の瞳から、大粒の涙が零れ落ちた 「な、泣くなよ、泣くんじゃねぇよ!」 涙は止まらない、とりあえず服の中に入れた手をどければいいのに 「わかった、解ったから泣くな、頼む、お前の涙は反則だ」 だからその手をどけたら泣き止むと思うのに、揉むな 「もう会えないかと思ってた奴に、せっかく会えたのに・・・お前らしいと言えばお前らしいのかもしれないけど」 まだ涙は― 「私のほうの気持ちも考えてよ・・・無神経だ」 「あー・・・すまん、以後気をつける、だから・・・泣かんでくれ」 「いい加減に正面に来てくれないか?お前の顔を、もっと見たい」 「・・・これでいいか?じろじろ見るな、はずかしい」 「ふふふ、やっぱり変わらんな、○○のままだ」 男、○○の顔をまじまじと見つめ、愛おしいモノを、潤んだ瞳で見上げた 「お帰り○○、あいたかった」 「ただいま藍、俺も会いたかった」 今度は正面から、熱い抱擁を交わした 「橙、もうカメラ止めていいわよ」 「はいっ!紫様!」 「ちっ、もうちょっとで藍の(過剰表現の為表示できません)が撮れると思ったのに」 「藍さま・・・結局は女ですねー」 「橙!黒い!黒くなってるわよ!?」 「あははー」 「○○!尾っぽが4本になったぞ!」 「おお、やったじゃねぇか、これでまた強くなったな」 此処は、とある深い森、森が開けた小さな広場 「そっちはどうなんだ?この調子ならすぐに追い越してしまうよ!」 藍は○○に躍りかかった が、瞬間、既に其処には影もなく ふわっと、自分の身が投げられるのが解った 「がっ!?」 ドスンと地面に落とされ、○○に両手を拘束された 「・・・まだ敵わないか」 「当然だ、狐娘ごときにやられると思うな」 ○○が何者なのか、藍さえ聞いた事がない わけのわからない男だが、今まで過ごした日々を、信用していた、そしていつの間にか 「ねぇ○○・・・」 モノ欲しそうな目で、馬乗りになった○○を見つめた 「あー・・・ん」 最初にしたのはいつだったか、よく憶えていない、唯自然と、彼と唇を重ねたいと思った いつも求めるのは私から、彼はそれに恥ずかしそうに応えてくれる だから私も、彼に応える ずっと一緒に入れるように、足手纏いにならないように、強くなって彼の傍にいたい 「藍・・・続き・・・いいか?」 相棒か、兄妹か、恋人か、不安定なそのはっきりしない関係は、心地よいまどろみの様だった 私は、彼が私の身体を求めてくれるのが、嬉しかった 私が彼にあげられるのは身体ぐらいだから そのときの私はソレが間違いである事に、彼が求めていたものが身体ではなく、もっと別のものだと言う事に気付けなかった このままずっと、変わらないのだと思っていた、ソレが間違いである事にすら気付けなかった私は、何も知らない子供だったのだ 「藍!」 「○○!」 繋ごうとした手は、するりと、何もつかめなかった 「あっ!?」 がばっと勢いよく飛び起きた わけのわからない嫌な夢だった ○○の手を握れなかった、虚しく空を切った感触、掌に残っている 横を見れば、いつもどおりに○○が寝ている 「よかった」 彼の手を握った、大きくて暖かい手、安心させてくれる手、逞しい手 「おはよう○○、もう昼過ぎだぞ」 「ん・・・ああおはよう藍、いい朝だ」 「だから昼だってば」 目覚めのキス、軽く、互いを確認する口づけ 「さて・・・今日は遠出するぞ」 「何処に行くの?」 「遠野の方、向こうはいっぱい餌がいる」 「ん・・・じゃあ私は準備するね」 「俺も俺も」 二人で着替えて、二人で装飾品を身に着ける 武器なんかない、妖術と、身体である 「ん、じゃあ行こうか」 走る、それこそあ、と言う間についてしまう 私たちは積極的に妖怪を喰らった、力を手にするため 「そろそろ帰るか藍」 「うん、私ももう」 背後に気配、とてつもなくでかい 「なっ!?」 「餓鬼共、遠野の森を荒らすとは、下賤也」 猪か、でかい図体に甲冑、槍 森の番人のように、私たちの前に立ちふさがった 猪の一撃は大木を崩し、大地を裂いた 「ちっ、あんなのが居るなんて聞いてねぇぞ!」 「如何しよう○○!」 逃げきれない、猪はぴったりとついてくる 急に森が開けた、しかし其処は 「崖!?最悪だ・・・どうしたもんか」 後ろは馬鹿みたいに高い瀧、前は猪、そして俺の隣には、大切な、大切な 「藍、俺があいつを引きつけるから、そのときに隙間を抜けて行け」 「それじゃあ○○は!」 「・・・あいつのケツにでかい一撃を叩き込んでやれ」 「う、うん!」 俺らじゃ、今の俺ら程度じゃどうにも為らない相手だって事は解った そして、俺がしたいことも、やるべきことも ・・・・・・「今だ!」 藍が奴に向かって走った、奴が迎え撃とうとするが その前に、俺が奴の前に居た、奴が迷った瞬間には藍は抜けていた どっ 鋭い槍が、俺の腹部を貫いた 「がっ・・・は」 「○○っ!」 「まずは一人」 「怪力は俺の専売特許だぜ?」 「な、に?」 猪の巨体を、腹部に槍が刺さったまま持ち上げる 「藍!今まではっきり言わなかったがな!俺はお前が大好きだ!愛してるぜ!」 「○○!」 「俺は死なねぇからよ!お前も又会うときまで生きろ!!」 そして○○は猪と一緒に、滝つぼに身を投じた 「○○ー!」 藍の悲痛な叫びは、落ちる水音にかき消された いったい何日経っただろうか この崖から動く事すらできずにいた どれだけ泣いたんだろう、どれだけ後悔したんだろう どれだけ、彼を思っていたんだろう、ひょっこり現れそうで、期待してしまう そうだ、彼は言ったじゃ無いか、死なねぇって、生きろって 「そうだ、○○に笑われてしまう」 こんな所でくすぶっていたら、それこそほんとに彼に会えない 「だから行くよ○○、次に会うときまでには強くなってる、誰も及びつかないほどの強さを――」 「ぐ・・・ここは・・・そうか、俺は滝壺に落ちて・・・」 原の風穴にくわえ全身を強く打ち数日間動く事ができなかった この数日間のロスが、二人に違う道を歩ませるとは、全く思わなかったのだろう この日から841年の後、二人は再会することになる、だが二人ともそんなに時間が掛かるとは思っていなかったに違いない うpろだ289 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「おーい○○?起きてる?」 「ああ、お前の背後だ」 「なっ!?あっ」 わざわざ起こしに来てくれる藍、通い妻って奴か 俺はちょっとびっくりさせてやろうと背後に潜んで驚かせてやった 「・・・な、なあそろそろ放してくれないか?」 俺は後ろから藍に抱きついたままである 「いやだといったら?」 藍はこう・・・虐めたくなる 「お、お前が・・・望むなら、その・・・」 ああ、かわいいぜ、俺以外にゃあんなお姉さんかお母さんみたいなくせに・・・ 「○、○○!?そんな、朝っぱらから、あんっ」 「うーんよきかなよきかな」 いやーやっぱり藍はエロイよ、すごk(ごすっ 「がっ!?」 「ゆ、紫様!?」 「何さらすコラ!人がお楽しみ中に!」 「私はまだあんたを藍の旦那だ何て認めてないんだからねっ!」 それだけ言うとスキマ妖怪は去って行った・・・何がしたかったのやら 「邪魔が入ったな、藍……」 「ちょ、あ・・・あ、朝御飯だ!は、早く作ろう!」 俺の腕からするりと逃げ出すと台所へ逃げていった 「・・・まいっか、夜に食べれるし」 台所に立つ若奥さんを眺めながら、再会の喜びを再び噛み締めた 「あー美味かった、相変わらず料理は上手いのな」 「ふふん、そうだろうそうだろう」 誇らしげに、胸をはっている藍、でかい胸が余計に強調されている 「・・・なぁ、これから幻想郷を案内してくれねぇか?」 「ん?別にかまわないよ、○○も幻想郷の住人になったんだからな」 藍が食器類を洗い終わるのを待って出ることにした 「ふ、ん・・・妖怪にとっては住みよい場所だな、人間といい均衡ができている」 「だろう?此処は楽園といって差し支えない、そして・・・平和だ」 「ああ、綺麗な場所だ」 まるで水槽のようだ、とは口に出さなかったが 「おや?八雲の狐さんが男連れですか!?」 上空から声がする、何だか嫌な予感しかしない 「天狗か、今日もネタ探しかい?」 「ええ!此処にいいネタを見つけた所です!」 「・・・初めまして、最近幻想郷に来ました○○という者です、以後宜しく」 「あ、はい、私鴉天狗の射命丸文といいます、どうぞ宜しく」 藍は思った、○○が礼儀正しいッ!!?と 「○○さんは藍さんとどういった関係で?」 「藍は俺の嫁、俺は藍の夫」 「きゃー!そうなんですねそうなんですね!!馴れ初めなんかも教えてもらえますか!」 ~少女取材中~ 「疲れた、根掘り葉掘り聞かれた・・・苦手なタイプだ」 「○○・・・その・・・さっき言ったのは」 「ん?俺なんか言ったか?」 「えっと・・・もう一度聞かせてくれないか?あの・・・」 「んー・・・?ああ、うん・・・藍は俺の嫁、俺は藍の夫、昔からそうだったろ?900年前ぐらいから」 「・・・うん、私は○○の嫁、○○は私の旦那様だっ」 その後二人は案内そっちのけでイチャイチャエロエロしてました けっきょく幻想郷案内は後日することになりましたとさ ~ミカンいや未完~ うpろだ302 ─────────────────────────────────────────────────────────── 藍「……………」 ○「なあ藍、暑いから抱きつかないで欲しいんだけど」 ぎゅぅ! ○「いたたたたた!?力を入れるな!痛いから」 藍「……すまない」 朝、朝食を食べ終わった後からずっとこんな調子である 紫様は気を利かせてくれたのか心配する橙を連れて何処かに行ってしまった おそらく霊夢の所か幽々子さんの所だろう ○「で?どうしたんだよ橙も心配してたぞ」 藍「……気まぐれだ、お前が気にすることじゃない、でも……もう少しこうさせてくれ」 ○「あ、ああ落ち着くまでいいぞ」 そう言うと藍は俺の背後に移り背中に顔を押し付けたまま抱きしめた ○「俺が…俺が、悪いのか?」 藍「ち、違う!お前は何も悪くない!!悪いのは私だ!! お前の気持ちを無視して自分の気持ちを押し付けようとする私の所為だ」 そこまで言われ俺はようやく藍が俺を好きなことと俺は藍が好きだということに気づいた そしてそれと同時に無意識だとしても藍を悲しませた自身を殺してやりたいと思った 藍「だからお前が好きな者には申し訳ないと思う」 ○「藍」 藍「ど、どうした?○○、急に真面目な声を出して」 ○「ごめんな藍の気持ちに気づいてやれなくて」 藍「き、気づいていたのか?」 ○「アレだけされたらさすがに、な」 藍「……笑いたければ笑ってもいいぞ、三国を股にかけ覇者達を弄んだ私が只の人間に振り回されているのだからな」 ○「別に笑ったりしないよ、ただ、聞いてくれないか、俺は藍が好きだ いや、好きだと気づいたんだ、鈍感な奴でごめんな」 藍「ほ、本当か?」 ○「こんな嘘言わないよ」 そう言い俺は正面から藍を見据えた 案の上藍の綺麗な顔は涙で濡れ、目は赤くなっていた 俺の所為でこうなった事に俺は改めて自分自身に殺意が沸いた ○「これからはずっと一緒だからな、その為だったら人間だってやめてもいい」 藍「ずっと一緒だ、愛してるぞ○○」 そして俺たちはこれからの二人の誓いを込めた口付けを交わした 7スレ目834 ─────────────────────────────────────────────────────────── ザーザーザー 橙「むぅー」 紫「あらあら、どうしたの?橙、そんなに膨れっ面で」 橙「雨がぜんぜんやんでくれないんです」 紫「もうそろそろ梅雨だからよ、それにこれは狐の嫁入りね」 橙「だから嫌なんです、藍様が○○さんのお嫁に行っちゃう……」 紫「橙は藍がお嫁に行くのは嫌?」 橙「行って欲しくないです!……でも○○さんと一緒に居る藍様、すごい嬉しそうで 藍様には幸せになって欲しいです」 紫(やさしい子ね、藍が聞いたら泣いて喜ぶわね) 紫「大丈夫よ橙、藍はお嫁には行かないわ」 橙「え?でもそれだと○○さんはどうするんですか?」 紫「大丈夫、そこは私に任せなさい、何もお嫁に行くだけが幸せになるとは限らないわ」 橙「分かりました紫様」 紫「と、言うわけで○○、あなた八雲家に婿入りしなさい」 ○「何がと、言うわけですか」 紫「男の子が小さいことで気にしない、藍と一緒に慣れるなら婿入りでもいいじゃない」 ○「まあ、そりゃそうですけど」 紫「じゃあ一名様スキマの世界にご案内~♪」 ○「え、えーーー!?」 それから数日後博麗神社で結婚式が行われました 今日起きたら狐の嫁入りだったので書いてみた 7スレ目892 ─────────────────────────────────────────────────────────── 橙「藍様ばっかりずるいです!」 藍「い、いきなりどうしたんだ橙? な、ななななな何がずるいんだ?」 橙「○○さんを独り占めしてずるいです!」 紫「しょうがないわよ橙、だって○○は藍の恋人ですもの」 橙「でも藍様ばっかり○○さんのお膝で寝たり頭なでてもらったりしてずるいです! 橙も○○さんに色々して欲しいです!」 紫「…………藍、あなたそんなことしてもらってたの?」 藍「た、たまにですよ!そんなに頻繁にしてませんから」 紫(九尾の狐の誇りはどこに行ったのかしら) 橙「うぅ~~~~~~」 藍「わ、私のほうから○○に頼んであげるからそんなに拗ねないでおくれ、な?」 橙「本当ですか!?」 藍「ああ、本当だとも」 橙「やったーーー!!藍様ありがとーーー!!」 紫「あらあら良かったわね橙、じゃあ私も頼んでもらおうかしら♪」 藍「紫様もですか!?」 紫「式のものは主のものよ、了承してくれないと私も拗ねちゃおうかしら」 藍(○○、すまない……)「あくまで○○は『私の』恋人ですからね」 紫「分かってるわよ」 橙「分かりました!」 藍「はあ、じゃあ食事にしましょうか」 7スレ目975 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あなたの式になって少しでもお役に立ちたいのです。」>藍 7スレ目994 ─────────────────────────────────────────────────────────── 雪も降りしきる、冬のとある日。 お茶をすすりながら、炬燵で談笑。 「お前がうちの小間使いになってから久しいな、○○」 「そうですね……どれくらい経ちましたっけ、藍様?」 遠い日の記憶はもう随分と色あせてしまっている。 「そうだな……40年と言った所か。しかしお前はいつ見ても変わらないな」 「それはまあ、カスみたいな魔力振り絞って、見た目取り繕ってますから」 魔法使いの端くれとして生まれ、身に付いた能力はせいぜいが魔力で見た目を取り繕う程度。 「藍様も相変わらず綺麗ですよ?」 「ば、バカな事を言うな……それに私はお前が年老いていたとしても、構わないし……ごにょごにょ」 「何か仰いましたか、藍様?」 「なんでもないよ」 顔が少し赤いですよ、藍様。 「しかし橙はどこにいったのだろうな」 「大方夜雀と遊んでもいるのでしょう。……子供は外で遊ぶもの。そんなに心配しなくてもいずれ戻ってきますよ」 「し、しかしだな……」 「あんまり過保護になされては、橙が大人になっても我侭な性格になってしまいますよ?」 「それはそれで魅力的な……大人の姿で無邪気な橙というのも……中々……」 この人の橙好きも、変わらないなぁ…… 「藍様、よだれ、よだれ。ドリーム見ちゃだめですよ。現実を見なきゃ」 「――ハッ すまない。そ、そうだな。ちゃんと色んなことを学ばせなきゃいけないな」 「そうです。さすがは藍様」 少しトリップしかけていた横顔を、のんびりと眺める。 「な、なぁ……ところで○○」 「はい?」 「本当に……私の式となるつもりはないのか?」 ずずず、と残り少なくなったお茶を飲み干し、急須からおかわりを足す。 「はい。私はこのまま年老いて、逝く事にしています」 「何故だ? 私の式となれば、そのように魔法を使わずとも任意の姿でいられる。 永遠に共に生きることもできるのだぞ?」 「そのお誘いは非常に魅力的ですが……やはり、お断りさせて頂きます」 「そうか……」 がっくりと項垂れる藍様。 「私は人間ですからね、これでも。 人間として生まれた以上は、人間として一生を終えたいのです」 「……いつかは、別れの時が来てしまうのだな」 「そうですね。 ああ……でもそれに関してはご安心下さい」 「何がだ?」 「ばっちり転生してきますから。貴女の元へ」 「!!!!!!!!っゴホッゴホッ」 藍様、お茶をいきなり噴き出さないで下さい。汚いですよ。 「お、お前は正気か!?」 「勿論」 「転生がどんなものなのか、それに何が必要なのか、どのような苦労を伴うのか理解しているのか!?」 「はい。存じ上げております」 「ここへまた戻ってこれるとも、人間に転生できるとも限らないのだぞ?」 「そんなもの、気合でなんとかしてみせますよ」 「気合でどうにかなるかっ!」 「それでは、藍様への愛でなんとかしてみせます」 「わ、私への、愛……」 真っ赤になって尻尾ふりふり俯かないでください藍様。可愛いじゃないですか。 「時折許されていた外出の折に少しずつ準備は進めていました。 稗田の阿求にも一例を教えてもらってはいますし。 ……あちらの術では転生後に記憶が残らないようですが。 色々な書物も漁って恐らくコレで大丈夫だろうという域には達しましたよ」 「頻繁に里や紅魔館へ足を運んでいるのを見たが……そんな事をしていたのか」 「とりあえずは死後の世界へ行くまでは何とも言えないのが当面の問題なんですけどね」 「そ、そうなのか」 「まあ、楽しみにしていて下さい」 その年の、冬が終わる頃。 彼は、眠るように息を引き取った。 「ねえねえ、藍様。○○はどこに行っちゃったの?」 「それはな、橙。○○は少しだけ、休んでいるんだ」 「そうなの?」 「ああ、そうだ」 「それじゃあ戻ってきたら、また一緒に遊んでもらおっと」 「そうだな……また、3人で遊ぼうな……」 ――すぐに戻ります。 今際の際の彼の言葉を、今だけは信じてみようと、思った。 「映姫様ああああああああああああああああああ」 「なんですか、小町。騒々しいですよ」 「ちょ、ちょっと来てください。あたいの手にゃ負えない代物が……」 小町の手にも負えない代物? ……まさか鬼の類!? そうなると武力行使も止むを得ない。そう思いながら急いで小町の元へと駆けると。 一人の青年が、にこやかに手を上げていた。 「こんにちは。貴女がこの世界での責任者ですか?」 「ええ、そのようなものです。四季映姫・ヤマザナドゥと申します。……それが何か?」 「転生を担当している者は、どこにいますか?」 転生……また大それた事を。 「転生は私が担当を兼ねています。必要条件を満たさない限りは許可は出せませんよ」 「承知しています。それでは第一の認可を」 す、と差し出された彼の右腕には。 かなり大きな術式の痕が残されていた。 「これはまた……随分と大掛かりですね」 「30年程かかりました。これでもまだ私としては不本意なレベルですよ」 「うはー……アンタ、人間にしちゃ凄い事やってんねぇ」 「静かになさい、小町。 ……第一条件は満たしているようですね。それでは書類作成に入ります。 その間に貴方には地獄で償いをしていただかなければなりません」 「承知いたしました。具体的には何をすればよいのでしょう?」 転生希望者用、と書かれた棚からいくつかの羊皮紙を取り出す。 「ええと……コレと、コレと、コレですね。それぞれの条件を満たし、担当官に印を貰ったら私の所へ戻ってきてください。 その内容なら300年はかか「一ヶ月で終わらせます」……え?」 何を言っているのでしょう、この人間は。 隣では小町が目を丸くして固まってしまっています。 「一ヶ月で、終わらせます。それまでに書類を作成しておいてください」 「ちょ、ちょっと待ってください。貴方は只の人間ですよ? この内容をそんな短期間で終わらせられるはずが……」 「終わらせる、と言いました」 「冗談ですよね?」 「そう見えますか?」 「字面だけ見るのなら、そう思えます」 「待たせている人がいるもので。彼女の涙が枯れるまでに戻る必要があるのですよ」 「それでも一ヶ月は……無茶じゃないのかねぇ、○○さんよ」 「今は刹那の時間が惜しいのです。それでは失礼致します。書類の件、頼みましたよ」 それだけ言って、彼は地獄への穴へと飛び降りていった。 ~一ヶ月後~ 「いいんですかい? 映姫様。あの人間、行かせちまって」 「良いも何も……彼は全ての償いを終えてしまったのですよ。あの短期間で。 私にはもう、止める術はありません」 深々と溜息を付く。 まさか300年の刑期を一ヶ月に縮められるとは、思いもしなかった。 とりあえず書類だけは作っておこうと思い書き上げたその矢先。 ボロボロになりながらも認可印を押された羊皮紙を握り締めた彼が戻ってくるなんて誰が予測しただろうか。 「あそこまで想われている彼女が、正直羨ましいですね」 「そうですねぇ……あたいにもそういう人が出来るといいなー」 「ならばそういう努力をなさいな。サボってばかりいるからいけないのですよ」 「あう、耳が痛いなぁ……あ、ほら、来ましたよ彼」 二人が見つめる現世との境目には、一人の青年が立っていた。 「……それでは貴方の希望する姿で、指定された場所へ転生します。よろしいですか?」 「ええ、お願いします」 「わかりました。それでは門を開きます……お元気で」 「ありがとう。短い間でしたがお世話になりました……貴女達も元気でいられるよう、祈っておきます」 それでは、と笑顔で手を振りながら、彼は消えていった。 昼下がりのマヨヒガ近くの野原。 遊びつかれた橙を膝に乗せていると、ここしばらく毎日耳にする質問が飛んできた。 「ねえねえ藍様、○○はまだ戻ってこないの?」 よく橙の遊び相手をしていた○○は、かなり懐かれていたようだった。 若干の嫉妬心を覚えながら、こう答える。 「わからないよ。でもきっといつか戻ってくるさ」 「ふーん……でも、最近の藍様は元気がないの。○○が戻ってくれば元気になるよね?」 橙にまで心配をかけさせてしまっているとは……式の主としては失格かな。 力なく苦笑する。 「そうだな……いつ、戻ってくるんだろうな、○○は」 きっと、いつか。 いつ来るとも知れぬ未来を案じていると、耳元で懐かしい声が響いた。 「お呼びになりましたか?」 「!!!!!!!!!!!!」 全身が総毛だつ。 「ら、藍様? 御気を確かに」 間違いない、確かに○○の声だ。 「あー、○○だー! おかえりー」 「ただいま、橙」 「○○? ……本当に、○○なんだな?」 「ええ。ただ、厳密には元の私ではありませんが」 「……どういうことだ?」 「これを見ていただければお分かりになると思います」 彼の後ろに見えるのは、二房の金色の尾。 「藍様には遠く及びませんが、この度妖狐として転生致しました。 つきましては妖狐らしく、貴女様の式として生涯お仕えしたいと思うのですが、いかがでしょうか?」 「……そういうことならば、この八雲藍、喜んでお前を式に迎え入れよう」 「これからも、よろしくお願いしますね、藍様」 「こちらこそ、よろしくな、○○」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ちょっとあとがき。 普段ダメダメな○○を書いている反動で 超絶人間○○ を書いてみたくなっちゃったんだ。 何この超人、と思った人。申し訳ない(´・ω・`) でも好きな人の為に色々頑張るって、格好いいよね! 最近誤字脱字が目立つようになってしまったため(不注意多し) MSWordの校正チェック機能を使うようになりました。 ら抜きとか細かい所まで反応しますが、割と便利です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ うpろだ570 ─────────────────────────────────────────────────────────── 非常にまずい。そんな気がひしひしと隣からする寝息ととも感じられるそんな朝。 なんでだろう? ちょっと寝坊したのは確かにそうだけど。 こんな天国なんだか地獄なんだかわからない状況に放り込まれるほどの悪事を俺は働いたのだろうか? ちょっと覚えがない。 「すぅすぅ……」 橙がなぜか俺の腕を枕にして眠っていた。 どうでもいいが、そろそろ腕がしびれてきたんだが。 これ、起こしてもいいものか。というか起きてもらわないと死亡フラグだろ。 藍さんあたりに見られたら……考えるだけでもぞっとする。確実に『死』しか先が見えない。 しかたがない。橙には申し訳ないが、起きてもら、お……う? 「おはよう○○」 「ら、藍さん、お、おは、おはようございます」 死んだな。完膚なきまでに。 「いい身分だな。寝坊した上に、橙と、ど、同衾とは!!」 「同衾って……いまどきそんな」 「なんだ? 言い残すことはそれだけか?」 「勘弁してください」 「問答無用だ」 そう言うがはやいか、橙を布団からするりと引きずり出し弾幕を放った。 「○○のアホーっ!!」 しこたま弾幕をくらって次に目が覚めたのは夕食の時間だった。 ちなみにその時、身の潔白は証明された。 どうやら俺を起こしに来たのはいいが、ミイラ取りがなんとやらで、思わず布団にもぐりこんで寝てしまっていたらしい。 その証言のおかげで庭に敷かれた布団は部屋に戻された。 翌朝。 今日は昨日と同じようなことにはならないように、と早めに寝たのだが……なんともデンジャラス…… 早くに目は覚めたものの、ここ最近の朝の寒さでなかなか起き上がれず、布団の中で二度寝しようかどうか迷っていると。 「おはよう」 突然柔らかな重さが布団の中に発生したのだった。 「おはようございます紫様。後生ですから布団から出てください」 いろいろと危険です。主に俺の命と理性が。 「あら? こんなにいい女が朝からこうして起こしに来てあげているというのにそれはないんじゃないかしら?」 昨日の夜ニヤニヤしてたのはコレですね? 今もニヤニヤしてるけど。 橙の話を聞いていたあたりからずっと嫌な予感はしていたのだが……まさか本当にやるとは。 こんなところを藍さんにでも見つかれば今度こそ命はないんじゃなかろうか? 理性はともかく命を散らすにはまだ若いはず。 ここは一つ早々に布団から脱出せね……ば? 「お、おは……おはようございます。藍さん」 「あぁ、おはようケダモノ」 とんでもなく機嫌が悪そうだった。 「橙のときは誤解だったようだが、今回は弁解の余地もあるまい」 「いやいやいや、待ってくださいよ藍さん」 「問答無用だ」 「ちょっと待っ……ゆ、紫様も何とか……っていねぇ!!」 紫様は現れたときと同様に突然いなくなっていた。 それを確認したから。というわけではないだろうが、藍さんは弾幕を放った。 「○○のアホーっ!!」 遠くから響く愉快そうな紫様の笑い声をBGMに今日もしこたま弾幕をくらい、目が覚めたときには日がとうの昔に沈んだ後だった。 ついでに、今日も夕食の時間に身の潔白は証明された。「悪戯だった」と紫様がそれはもう本当に心底楽しそうに証言してくれたからだ。 おかげで、危うく燃やされそうになっていた布団を焼却炉から無事回収できた。 翌朝。 今日という今日は何事もない朝を迎えた。 橙は起こしに来てないし、紫様の悪戯よりも前に起きた。もう着替えたし布団も片付けた。 完璧だ。文句のつけようもない。今日こそは完全勝利だ。 俺が勝利の余韻に浸っていると、部屋の襖がそっと開いた。藍さんだ。 「あ、おはようございます藍さん」 今日は何もやましいところがないので気持ち悪いくらいさわやかに挨拶してみる。 「あ、あぁ、おはよう。今日は……起きてたのか」 「はい。昨日一昨日とご迷惑をおかけしました」 「いや、こちらこそ誤解してしまってすまなかった」 「いえいいんです……ところで」 さっきからどうも気になっていたんだが…… 「どうして寝巻きなんです?」 「え?」 そういえば昨日紫様も寝巻きだったな。アレは色っぽいというか艶っぽいというか……ネグリジェは最高だねぇ。 藍さんはというと……ブカブカのパジャマかぁ。実に可愛らしい。いや、朝から眼福眼福。 「お前こそ……」 「はい?」 「どうして私が一番に起こしに来たときに限って起きてるんだ!」 ひどく理不尽なことを言いつつ藍さんは弾幕を放った。 「○○のアホーっ!!」 なにやら八つ当たり的にしこたま弾幕をくらい、目出度く二度寝することになった。そしてやっぱり夕食の時間にようやく目を覚ました。 その席で、紫様はニヤニヤし、藍さんは顔を紅くしてそっぽを向き、橙は不思議そうに首をかしげていた。 首を傾げたいのは俺なんだが……今日は何が悪かったのだろう? まぁ、考えても埒もないことだし、明日こそ藍さんに迷惑掛けないよう早起きして完璧な朝を迎えることにしよう。 翌日、同じ目にあったのは言うまでもない。 うpろだ571 ─────────────────────────────────────────────────────────── ――トントントントン 「○○、塩を取ってくれ」 「はい」 「ありがとう」 ――ぐつぐつ 「藍様、味噌はどこに?」 「お前の足元の棚だ」 「……こんな所に」 「時々移さないと橙が悪戯するからな……」 ――ジャージャー 「ああ、違う、そうじゃない、もっとこう大振りにだな」 「こう、ですか?」 「そう、そうだ」 ――ジャッジャッ ――ぐつぐつ 「しかし、アレですね」 「どうしたんだ?」 「こうして二人並んでゴハン作ってると、新婚さんみたいで照れますね」 「――ぶっ! お、お前はいきなり何を言い出すんだ!」 菜箸と取り落とす藍様。 「冗談ですよ、気にしないで下さい」 「……ものには段階と準備というものがあってだな……」 (あれ、意外と本気にされた?) 「藍様?」 「な、なんでもない」 「……鍋、沸騰してますよ」 「それを早く言え!」 「こちらの用意は済みましたよ、藍様」 「こちらもそろそろ終わるよ。紫様と橙を呼んできてくれ」 「わかりました」 「……それと」 「はい?」 「その、二人きりの時くらいは……様付けを、やめてくれないか」 「私は貴女の式なのに「いいんだ」……」 そんな事は出来ない、と続けようとしたが遮られる。 「お前は、私が、好きか?」 「勿論です」 私からしてみれば、最早好きとかそんな次元ではないのだけど。 「私も、お前が、好きだ。だから……」 俯いたまま顔を赤くする藍さ……いや、藍。 抱きしめたい衝動に駆られるけど、今は堪える。 その代わり、額に口付けをする。 今は、コレでいい。 「わかったよ、藍。 ……これでいいかな?」 「あ、ああ! ……では、二人を頼む」 「はい」 顔をあげた藍は、どこか嬉しそうだった。 「ふふ、藍も随分大胆になっちゃって」 突然、後ろから声が聞こえる。 「なっ……なななななななな、ゆゆ紫様ァ!?」 振り向くと紫様が、スキマと呼ばれる異次元から上半身だけ出していた。 「「様付けを、やめてくれないか」……ですって。なんていじらしい♪」 ふわふわと空を漂いながら私をからかう紫様。 「うわあああ止めてくださいー……っていつからそこにいたんですか!」 「藍が菜箸を落とすちょっと前からかしら」 「殆ど全部じゃないですか!」 ……この出歯亀! と言いたいのを必死に堪える。 主人であるこの人に向かってそんな事を言った日には明日の朝日が拝めない。 というか、この人はヒマにかまけてしょっちゅう覗きごとをしたり、変な者を拾ってきたりする。 ○○と出会えたのも、この人がいたからこそなのだが。 いい加減慣れなければならないのだけど、紫様のソレはタチが悪いのだ……。 「でも、彼なら藍の事、任せられるわね」 「紫様?」 「私の身だっていつ何が起きるかわからないじゃない? もしもよ、もしも」 ふふふ、と柔らかな(若干怪しさを含む)笑みを浮かべる紫様。 「さてさて、そろそろ部屋に戻らないと○○が来ちゃうわ。また食卓でね~」 「あっ……」 一方的にいじるだけいじって、さっさと戻ってしまった。 ……次からは、周りをよく見ながらにしよう。 「ごはんだ、ごは~ん♪」 「こら、橙。もう少し大人しくしてなさい」 「はーい、藍様」 「……紫様を、連れてきました」 「ああ、ありがとう○○……っ!?」 襖を開けて現れたのは、紫様をお姫様抱っこしている○○だった。 「な……一体何をしているのだっ」 「紫様がこうしないと食べに行かないと……」 「二人の愛を確かめてたのよ☆」 「……勘弁してください、紫様」 どこか疲れた顔で紫様を降ろす○○。 「私だってまだしてもら……じゃない、何て羨まし……でもない! 紫様もいい加減にしてください! それから○○も軽々と女性にそういう事をしない!」 「……申し訳ありません」 「いいじゃなーい、別に減るわけじゃないもの」 二人の反応は対極的だった。 あと紫様、多分磨り減ります。私の精神が。 「まったくもう……そういう事は今後控えてくださいね。 それじゃあ○○、皆に御飯をよそってあげてくれ……って、もうやっているのか」 「ええ。少々お待ちください」 「最近○○は何ていうか……変ね、うん」 「人を指していきなり何ですか」 「変っていうよりは……そうね、変わったわ」 「……そうですか?」 彼がちょっと間を空けて帰ってきてからというもの。 前からそうだとは思っていたけど、 藍との意思疎通が言葉を不要とし始めたのだ。 藍は元々ニブチンだから仕方ないけど、○○は最近それが顕著。 それは見ていて微笑ましくもあるのだけれど。 扱いは家族同然とはいえ、藍は私の式。 その心が別に傾いてしまうのは、少し 「気に食わないわね」 「申し訳ありません、紫様。 ……藍様、山葵でしたらこちらに」 「あ、ああ……すまないな、○○」 ほら、また。 「どうしました? 紫様。頬など膨らませて」 「なんでもないっ」 月を見上げながら、のんびりとお茶をすする。 「すまないな、○○」 「何がです?」 「先の紫様だ。普段はああいって拗ねたりすることはあまりないのだがな。 ……主に代わって謝っておく。すまない」 「構わないよ、別に。 あの位なら、むしろ可愛いくらいです」 「ばっ……そのような事を軽々と言うのではない!」 「おや、ご不満ですか?」 そういって、優しく微笑む。 その目で見られるのは……なんだかとても、恥ずかしい。 「……卑怯だぞ」 「そうですか?」 「そうだ」 尻尾の一つを手に取り、顔を隠す。 真っ赤な顔を見られるのは、いくら好いている相手でも恥ずかしい。 「「……」」 しばらくの、無言。 思い切って、○○の肩に頭を乗せてみた。 それにあわせるように、○○が私の肩を抱き寄せる。 それだけでも驚きだったのだが、彼はそのまま私の唇に唇を合わせた。 さすがにこの反応は予想していなかった。 「!!……んっ」 「……ダメだったかな?」 「いや、そういうわけではないけど……今日のお前は、大胆だな」 「藍が可愛かったもので、つい」 「そ、そうか」 やっぱりこいつは、卑怯だ。 でも、これはこれで心地よい。 「ところで、挙式はいつにしようか」 「んなっ……モノには段階というものがあってだな!」 「もう少しこのままでいたい、と?」 「う……そういうわけでもないのだけど」 「藍の心の準備が出来るまで、私はいつまでも待ってるよ」 「……すまない」 「いえ、お構いなく」 ……後日、これをばっちり見て(覗いて)いた紫によって 半月ほどからかわれ続けることを、この二人はまだ知らないのであった。 うpろだ585 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ね、ね、○○! 次は何して遊ぶ?」 「んーっと、橙ちゃんは何がいい?」 「うーん……かくれんぼっ!!」 「うん、分かった! じゃ、鬼決めよっか」 「うん! じゃん、けん……」 「は、離してください紫様! 二人が、橙と○○がーっ!!」 「ほらほら落ち着きなさい藍。そんな血走った目のままじゃ、二人とも怖がってしまうわよ?」 「橙ーーーっ!! ○○ーーーっ!!」 8スレ目 519 ─────────────────────────────────────────────────────────── 轟音が響く。 激しい弾幕ごっこを続けているのは紫と藍の珍しい組み合わせ。 式が主に反抗した理由とは! 「紫様!私はあなたをこえてゆく!」 「いくら藍でもこれだけは譲れないわ。」 あどけなく眠る橙と○○の添寝権だった。 8スレ目 538 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○「藍ー!」 ポフッ! 藍「ま、○○!?いきなりくっ付くな」 ○「あー藍の尻尾気持ちE----」 モフモフモフモフ 藍「こ、こら!くすぐったい!」 ○「もふもふー」 モフモフモフモフ 藍「まったく……お前にだけだぞ、尻尾を触らせるのは」ボソッ ○「ん?なんか言った?」 藍「い、いや、何も言ってない////」 ○「そ、もふもふー」 モフモフモフモフ ~しばらくして~ 藍「……やけに静かだな おい、○○、寝てるのか?」 ○「…………」 藍「○○?」 ○「…………」←脱水症状で意識がありません 藍「○○!?○○!?おい、しっかりしろ!! 私を置いて逝く気か!?ずっと一緒にいてくれるといっただろう!?」 ガクガク! ○「…………」←意識はありません 藍「○○!頼むから起きてくれ○○!」 ガクガクガクガクガクガクガクガクガク!! ○「…………」←だから意識はないんだってば 藍「○○ーーーー!!!」 この後藍の大声を聞きつけてやってきた紫と橙によって○○は永遠亭に無事運び込まれました ちなみに○○は脱水症状の他に首がムチ打ちになってしまいました 8スレ目 627 ─────────────────────────────────────────────────────────── マヨヒガは今日もうららかな、一日が過ぎる 「・・・この気配、まさか」 「何年経とうと俺の気配は覚えてくれてるのか、嬉しいよ藍」 八雲藍の背後に、一人の男 「っ!?」 声に振り向いたが既に其処にはなにもなく 「久しぶりだな、いったい何年の月日が流れた事やら」 すぐ背後、首筋に吐息が掛かる距離に、男はいた 「くっ!?何のつもりだ○○」 「おいおい、久しぶりに会った盟友をからかっただけじゃねぇか、熱くなんなよ」 「841年ぶりに会ったと思えば、全然進歩してないじゃ無いか」 「そうか?少しは強くなったと思ったんだが、お前が弱くなっただけだったか」 「舐めるなっ!」 藍の弾幕は、一つとして掠りもしない 「盟友が式になってると思ったら、進歩がないな、つまらんよ」 「・・・うるさい、貴様に何が解る」 ふ、と男が消えた 「ど、どこへ、ひゃん!」 男は背後から藍を抱きしめ、強く胸を握った 「抵抗したきゃしろよ、昔から気はつえーがコッチはてんで駄目だったな」 「んっ・・・は、はなしてくれ、あっ!」 「抵抗しないのか?抜け出そうと思えば抜けれるだろ?」 「・・・せっかく、会えたのに、こんなのはないだろう」 藍の瞳から、大粒の涙が零れ落ちた 「な、泣くなよ、泣くんじゃねぇよ!」 涙は止まらない、とりあえず服の中に入れた手をどければいいのに 「わかった、解ったから泣くな、頼む、お前の涙は反則だ」 だからその手をどけたら泣き止むと思うのに、揉むな 「もう会えないかと思ってた奴に、せっかく会えたのに・・・お前らしいと言えばお前らしいのかもしれないけど」 まだ涙は― 「私のほうの気持ちも考えてよ・・・無神経だ」 「あー・・・すまん、以後気をつける、だから・・・泣かんでくれ」 「いい加減に正面に来てくれないか?お前の顔を、もっと見たい」 「・・・これでいいか?じろじろ見るな、はずかしい」 「ふふふ、やっぱり変わらんな、○○のままだ」 男、○○の顔をまじまじと見つめ、愛おしいモノを、潤んだ瞳で見上げた 「お帰り○○、あいたかった」 「ただいま藍、俺も会いたかった」 今度は正面から、熱い抱擁を交わした 「橙、もうカメラ止めていいわよ」 「はいっ!紫様!」 「ちっ、もうちょっとで藍の(過剰表現の為表示できません)が撮れると思ったのに」 「藍さま・・・結局は女ですねー」 「橙!黒い!黒くなってるわよ!?」 「あははー」 8スレ目 905 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「○○!尾っぽが4本になったぞ!」 「おお、やったじゃねぇか、これでまた強くなったな」 此処は、とある深い森、森が開けた小さな広場 「そっちはどうなんだ?この調子ならすぐに追い越してしまうよ!」 藍は○○に躍りかかった が、瞬間、既に其処には影もなく ふわっと、自分の身が投げられるのが解った 「がっ!?」 ドスンと地面に落とされ、○○に両手を拘束された 「・・・まだ敵わないか」 「当然だ、狐娘ごときにやられると思うな」 ○○が何者なのか、藍さえ聞いた事がない わけのわからない男だが、今まで過ごした日々を、信用していた、そしていつの間にか 「ねぇ○○・・・」 モノ欲しそうな目で、馬乗りになった○○を見つめた 「あー・・・ん」 最初にしたのはいつだったか、よく憶えていない、唯自然と、彼と唇を重ねたいと思った いつも求めるのは私から、彼はそれに恥ずかしそうに応えてくれる だから私も、彼に応える ずっと一緒に入れるように、足手纏いにならないように、強くなって彼の傍にいたい 「藍・・・続き・・・いいか?」 相棒か、兄妹か、恋人か、不安定なそのはっきりしない関係は、心地よいまどろみの様だった 私は、彼が私の身体を求めてくれるのが、嬉しかった 私が彼にあげられるのは身体ぐらいだから そのときの私はソレが間違いである事に、彼が求めていたものが身体ではなく、もっと別のものだと言う事に気付けなかった このままずっと、変わらないのだと思っていた、ソレが間違いである事にすら気付けなかった私は、何も知らない子供だったのだ 8スレ目 907 ─────────────────────────────────────────────────────────── 率直に言わしてもらう。俺のために割烹着を着てくれ 10スレ目 986 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「やっぱりここまで来ると違うなぁ」 尺上はあろう山女を釣り上げる、もうこれで十匹は釣ったな わざわざ2時間も歩いた甲斐があるというものだ 「・・・もう十分楽しんだし、帰るか」 仕掛けと竿をリュックにしまい、険しい山道を、帰ろうとした、時だった 「おいおい、外はまだ解禁して無いはずではないか?」 俺は人生で一番驚いた こんな山奥、山菜取りだって入らない奥、そこでまさか誰かに話しかけられるとは 「ああ、ここは内だから問題ないことは問題ないか」 声がした方、川の下流の方に、人影があった 「どうも、釣れてるみたいだな」 我が目を疑った こんな山奥に軽装で少女が・・・じゃなくて、耳、尻尾 何の冗談だ?狐耳好きの俺が生み出した妄想か何かか? ひーふーみー・・・9本と言う事はおなじみ九尾の狐って奴か いや待てオカシイ、そもそも何故人型?耳っ娘? 「あ、あんたはいったい何なんだっ!?」 「ん?あ・・・すまない、この形じゃ驚いてもしょうがないな」 「・・・き、狐なのか?」 少女は尻尾をピクリと動かすと、嬉しそうに頷いた 「簡単に言うと狐の妖怪だ、だがとって食ったりしないから安心していい」 狐の妖怪・・・チクショウいなりずしか油揚げを持ってくれば何とかなったかもしれんのに 「妖怪・・・」 いざとなったらリュックを投げつけて、折りたたみの杖と、鉈とナイフでどうにかこうにか・・・してやる 「・・・話を聞いてるか?私は人を食わない、だからそんな殺気に満ちた目で見るな」 まぁ化物相手にどうこうできるわけもないか、ここは大人しく様子を窺った方が良いか 「それで・・・何の用だ?」 「ああ、君がここに来るのは何度目だ?」 「・・・3度目だ」 男は3度目と答えた 私はそれを聞いて、面倒な事になった、なるかもしれない、と思った ここは幻想郷の端っこ、つまり「内側」 しかし彼は外の人間 つまり彼は3回ほど幻想郷と外を行き来している 結界によって外界と遮断されたこの幻想郷に、自由に入り込んでいると言うわけだ 「・・・困ったな、紫様にまた面倒な仕事を・・・」 しかし、この結界を行き来できる人間が居るとは、しかも釣りの為に 「・・・なぁ妖怪、話し聞いてもいいかな?」 「話?」 「いや、妖怪と話せる機会なんてまずないだろうから、色々聞いてみたいなぁ、何て思ってさ」 この男、マイペース過ぎる・・・目の前に現れた妖怪と話がしたいって・・・私じゃなかったら食われてるぞ 「・・・まぁ・・・いいだろう、私も外の話しを聞いてみたいと思っていた」 私はこの変な男と、なぜか話しをすることになった 妖怪は八雲 藍と名乗った 俺が藍という名前はとても綺麗だなといったら凄く照れていた そんな様子を見た限り、人間と何が違うのか、よく解らない 藍の話すことを纏めると ここは幻想郷という隔離された世界で普通は結界が張ってあって行き来が出来ないのだが何故だか俺は行き来が出来てるということ そして彼女はその結界の管理をしたりしているのだと 「でな、パソコンってのはこんな感じの箱で、それで計算したり出来るんだ」 「いったいどういう仕組みで・・・・」 「よくは知らないが・・・・」 「・・・もうすぐ日が暮れる」 「そうだな、私も帰らなければいけないな」 二人で大きな岩に座り込んで、長いこと話していた 私はいいが彼は人間だ、あと2時間もあれば日は完全に沈んでしまうだろう そのときまだ幻想郷の中に居たら、とても危険だ 「・・・さて、帰るか」 立ち上がった、とき 手首に、暖かい感触 「え・・・」 「あ・・・、ご、ごめん」 彼が、私の手を握った感触だった なぜか心臓が、ドキドキと、大きな鼓動を鳴らしている 「き、気にするな・・・だ、だいじょうぶ」 変に意識してしまったせいで、顔がまともに見れない あって数時間しか立っていない男に、そんな、まさか 「か、帰らなきゃなっ!じゃ、じゃあ」 反射的に、手が出た 彼がしたように、私も、彼の腕を掴んでしまった 「・・・なぁ藍さん」 「な、なんだ?」 「また来ても・・・いいかな?」 私も彼も、赤くなっているだろう、それは日暮れが近いからではない 互いに同じ思いを抱いていた事に、頬を染めているのだ 「もちろん、また遊びに来てくれると・・・私も嬉しい」 「そうか、よかった・・・また、近いうちに遊びに来るよ」 彼は笑っていた、私も笑った 彼が帰ってしまってまだ数十分と経っていない、それなのにもう彼がいつ来るのかが楽しみになっていた 「一目惚れ・・・なのかなぁ」 一人、小さい声で呟いてみた たぶんそうだ、何で惚れたか解らないのだから、それ以外にいいようがない まさか、自分が恋をするとは、予想だにしなかった 「・・・彼も、待ち遠しい気持ちなのかな?」 そうだと嬉しい 彼が・・・そういえば名前を聞いてなかったな、これはうっかりしていた 「次は、名前を聞かなくちゃな」 私の名前を誉めてくれた彼はどんな名前なのだろう そう思うととても気になってしまう 「ああ、早く彼が来ないかな」 また、楽しみな理由がふえてしまったな end 12スレ目 438 うpろだ828 ─────────────────────────────────────────────────────────── 庭先で元気に遊ぶ橙を見ていたら、外にいたころ聞いた歌を思い出した。 「黒猫のタンゴ タンゴ タンゴ 僕の……」 「誰が誰の恋人だと!?」 力いっぱい障子を開けて藍が飛び出してきた。 「……まだそこまで歌ってませんよ」 「そうか。 だがもしその先のとおりなら、私は二重の意味でお前を許さないぞ」 涙目なのは、親バカ半分、嫉妬半分らしい。 安心させるように、ふかふかの尻尾を手櫛で優しく梳く。 「心配しなくても、僕の恋人は黒い猫じゃなくて、金色の狐ですよ」 13スレ目 32 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○様 私、八雲 藍は貴方をお慕い申し上げています。 紫様に連れていただき、初めて見た時より気になっておりまして、この度このようなお手紙を出させていただきました。 もし、よろしければ返事を頂きたいです。 「……」 顔を真っ赤にして手紙と睨み合うのは紫の式、藍である。 最近幻想郷にやってきた○○という人間に一目ぼれをしていたのである。 その○○に想いを伝える手段は何がいいだろうと、数時間考え込んでだした結論がこの手紙である。 そして、中身も数時間かけている。 何回か書き直して、結局はシンプル路線で行こうと決めてこんな内容にしたのである。 そして、見せるべくマヨヒガを発つ。 「どう、思ってくれるかな……」 道無き道を行き。 「邪魔……っ!」 道中の妖怪を薙ぎ。 「見えた……」 里に着いて。 「……」 彼の家の前に着いて。 「……やっぱり、私には紫様がいて、彼は人間で、それで……」 手の中の手紙は、硬く握られていて。 「……帰ろう」 届けられる事無く。 「……」 マヨヒガに帰ってきた藍は誰にも見つからないように自室へ入った。 少し落ち着いてから、未だ手に残る手紙を見て苦笑する。 それをそっと、棚の中に入れた。 さぁ、主が起きるまでに朝食を作らなければ。 「藍ったら、あんな所に何を隠したのかしら?」 藍が出て行った後、スキマから現れたのは紫である。 ばっちりだと思っていた隠蔽も、やはりこの妖怪には筒抜けだった。 部下のプライバシーなど無いらしく、音も立てずに棚を開ける。 「さーて御開帳ー」 楽しそうに中身を覗く。と、そこには。 「手紙……? 中に何が書いてあるのかしら」 封を切り、中を見る。 そこには、何回も書き直した後が見られる便箋が一枚。 「あらあらあらあら……。藍ったら何時の間に色気づいたのかしら……」 しかし、こんな内容の手紙がここにあると言うことは、 「渡せなかった、か。じゃあ、私が渡してあげましょう、っと」 それは心底楽しそうな顔をしながら、再びスキマに潜る紫であった。 「ふぅー。何故かいつにもまして紫様がニヤニヤ笑ってられたような……」 嫌な予感がする。足早に自室に向かって棚を開ける。 「な、い……?」 別の場所も探す。無い。 「! 紫様!」 時は既に遅いのだろう。 「今日は。どなたか、いらっしゃいますか?」 「!?」 有り得ない、彼の声。 彼はただの人間で、妖怪に襲われようものなら、死は免れない筈で、 「あ、藍? 彼、途中まで連れてきたから。それと、あの手紙も見せたわよー?」 言いたい事だけ言って主はスキマに逃げた。 「え? ちょ、紫様!?」 「あれ、誰も居ないんだろうか。すいませーん」 彼の声がマヨヒガに響く。 どうしよう……。 うpろだ1026 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「藍ー、○○ー、今日は神社で宴会よー♪」 こういう時だけ妙にハイテンションになるスキマ妖怪、八雲 紫。 俺が幻想郷に来てからこの人(?)と何故か同居する羽目になっている。 最初は訳が分からなかったが、今はまぁそれなりに楽しんでるから良しとしとく。 「今日『も』の間違いでしょう?全く・・・こういう時だけテンション高くなるんですから・・・なぁ○○?」 その紫さんの式神で九尾の狐、八雲 藍さん。 あんな主を持ってから、いろいろ気苦労が絶えないらしい。 ・・・ぶっちゃけるが、正直に言って俺はこの藍さんが好きである。恋愛感情を抱いている。端的にいうとLikeじゃなくてLove。 でも俺はそれが言い出せないでいる。要はヘタレである。 「藍さんや紫さんはともかくとして、俺の身はどうなるんですか。至って普通の人間ですよ、酒だって強くない」 「ちびちびと飲んでれば良いさ。酔い潰れても私が何とかしてあげるから」 「そうですか・・・でももうあんな目には遭いたくないなぁ」 「むぅ・・・あれは私の目の不行き届きだ・・・済まないな」 「いやいや、もう過ぎたことですし。そこまで気にしなくても」 何があったかというと、前に行った宴会で魔理沙に無理やり日本酒の一升瓶を飲まされたことがあって、 そのせいで1週間ぐらい頭痛と吐き気に悩まされた事がある。 一種のトラウマ、という奴だ。 宴会自体は嫌いじゃないんだ。あの楽しい雰囲気の中に混ざれるのはいい事だと思ってるんだが・・・ 「・・・そうか、なら良いんだが・・・よし、それじゃあ行くか」 「行きますか」 ちなみに橙は昼間に遊びすぎて疲れて寝ている。 俺達が神社についた頃にはそれはもう沢山の人妖で溢れかえっていた。 よくもまぁこれだけ集まるよな、といつも思う。 お前らそれだけ酒が好きか。ちくしょう、俺はもうあんな目に遭うのはいやだってのに―――と悪態をついてみてもしょうがない。 とりあえず連中に混ざる事にしよう。話はそれからだ。 「おー、○○じゃないか。久しぶりだな」 白黒の魔法使い、霧雨 魔理沙である。 俺のトラウマを植え付けた張本人。普通じゃないっての・・・ 「久しぶりなのは誰のせいだと思ってるんだ」 「悪い悪い、今日から気をつけるからさ」 「その言葉も聞き飽きた、全く反省の色が見えないのをどうにかしてくれっての」 「まぁそう言うなって。ほれ、駆けつけ一杯だ」 (今日は絶対に飲まされ無いようにしよう、あんな目に遭うのは嫌だ) 人妖宴会中 Now feasting... 「・・・うえぇぇぇ・・・」 畜生、気をつけようと思った結果がこれだよ・・・ 「もうダウンかぁー?相変わらず弱いなぁお前はさぁー」 「妖怪は良いとして・・・魔理沙達人間が妖怪並に強いのは・・・いろいろとおかしいと思う・・・」 「はっはっは、ずっと続けてりゃあこれぐらいにはなるぜー?」 「なりたくねぇ・・・」 心の底からそう思う。こいつみたいにはなりたくない。 人妖未だに宴会中 Still feasting... 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(返事がない、失神してるようだ」 「おぉ~い、生きてるかぁ~?そんなんじゃあこの先生きのこれないぜぇ~?」 「魔理沙・・・また酔い潰したのね・・・?」 「おぉ~、霊夢かぁ~。○○が弱いのが悪いのさぁ~♪」 「全く、あんたもベロベロに酔ってるじゃない・・・」 「こんなん酔ってるうちに入んないZE~♪」 「はいはい、さっさと家に帰った帰った。もうお開きよ」 「うぇ~い・・・」 「・・・ふぅ、人一人帰すのも楽じゃないわ。さて、後は○○だけど・・・」 「おーい、霊夢ー?」 「あら、藍じゃない。どうしたの?」 「そこで倒れてる○○を引き取りに来たんだよ。全く、魔理沙も加減を知らないな・・・」 「誰にでも容赦なく飲ませるからねぇ・・・まぁ相手にする○○も○○だわ」 「今度は魔理沙を相手にさせないようにしておこうか」 「よろしくね」 「・・・よい、しょ・・・っと。じゃあ、またな」 「えぇ、またね」 「・・・・・・・・・・・・ぅぇ」 どれ位経っただろうか、いつの間にか体勢が変わっていた。 「・・・気がついたか、○○」 「・・・ら、藍・・・さん・・・?」 まだ意識がぼんやりしている。 「今度から魔理沙を相手にさせないようにしておくさ。それなら大丈夫だろう」 「・・・毎回毎回・・・本当にすいません・・・迷惑かけて」 「いいってことさ。好きでこうしてるわけだし」 ・・・こうしてる? どういうこと? 「・・・えーっと・・・藍さん・・・?」 「ん、どうした?」 「俺は今、どういう格好・・・じゃなくって、どういう体勢になってるんですか」 「あぁ、そう言えば○○が起きる時は大抵家についてからだったな。それまでは私がおぶってるよ」 「そ、そーですかー・・・って、え?」 ・・・おぶってる? それってつまり 「おんぶされてる・・・ってこと?」 「まぁ、そういうことだ」 何だか急に目が覚めました。 「すす、す、すいません!も、もう大丈夫ですから、降ろしてください!」 「ダメ。今の状態じゃ歩くことも出来ない。それに言っただろう?私が好きでこうしてるって」 「で、でも」 「素直に従いなよ。マヨヒガにつくまで寝てたって良いさ」 「・・・そうですか。じゃあお言葉に甘えるとします・・・」 「うん、それでいい」 ・・・なんか、こうしてると藍さんの背中ってすごい安心するというか落ち着くというか・・・ 「そろそろ飛んでくけど、いいか―――」 「・・・zzz」 「―――って寝ちゃったか・・・っと、それじゃあ飛んでくかな」 「・・・・・・・・・・ぅぇぇ」 いつの間にか寝ていたらしい。急に目が覚めたはずだったんだが・・・ 辺りを見回すと見慣れた部屋。 どうやら家に着いていたらしい。 (・・・何と言うか、夢を見ている気分だ・・・) 妙に浮遊感がある。まだ酔ってるのか、俺は・・・ 「目が覚めたか、○○」 どうやら横に藍さんがいたらしい。 「ええ、何とか・・・頭が痛いですが」 「それなら・・・少し、外に出ないか?夜風に当たるのは酔い醒ましにはもってこいだ」 「じゃあ、そうします・・・」 「ふぅ、ちょうどいい冷たさだ。気分が良い」 「・・・藍さん」 「ん?どうした、急に」 「言うべきか言うまいか迷っていた事があったんですが・・・言おうと思います」 「私にか?・・・何だ?」 「・・・俺、実は藍さんのこと・・・好きなんです」 ・・・言っちゃった。 「・・・○○?」 「前から・・・いや、最初に会ってからずっと、好きでした。一目ぼれ、って奴です」 「・・・だが、私は」 「あなたは紫さんの式神でもあるし、それ以前妖怪でもある。人間と妖怪は相容れない、って紫さんに聞かされた事もありました」 「・・・だったら」 「でも俺はそんなのとは関係無しに・・・あなたが好きなんです」 「○○・・・」 「・・・抱きしめても、いいですか。あなたを・・・強く」 「・・・ああ。好きなだけ」 「ありがとう・・・ございます・・・っ」 「・・・っ!」 ・・・多分、今度こそ目が覚めた。 辺りを見回すと、やっぱり見慣れた自分の部屋。 (・・・なんて夢を見てたんだ?俺は・・・) 夢の中で俺は、藍さんに俺がずっと思っていた事をカミングアウトしていた。 とんでもない事だと、俺は頭を横に振る。 「・・・○○」 ふと、声が聞こえた。 「うえっ・・・ら、藍さん・・・!?」 「・・・○○、お前・・・私の事を」 「も、ももももしかして・・・言っちゃってましたか・・・?」 「・・・いや、紫様が」 「紫さんが・・・?」 藍さんの話によれば。 紫さんが『何となく』開けたスキマの先が俺がさっき見ていた夢の中だったと言う。 これは面白そうだと紫さんは藍さんにそのスキマの中を覗かせて。 俺の気持ちに気付いた・・・というか、気付かされた藍さんは混乱しながらも俺の部屋に来て・・・ 今に至るわけだ。 「・・・何と言うか、バレちゃいましたね。あはは・・・」 「・・・○○」 半ば諦めの気分が混ざったような声で俺は話す。 「本当にすいません、また迷惑かけちゃいましたね」 「・・・○○っ」 何も悪くないはずなのに、つい謝ってしまう。 俺の悪い癖。 「いつもいろいろしてもらってばっかりで、藍さんには何もしてあげられなくて」 「○○っ!!」 「・・・っ!」 どうにかして話を変えようとしても、藍さんがそれを止める。 「・・・どうして」 「・・・え?」 「・・・どうして・・・言わなかったんだ」 「っ・・・それは・・・夢の中で、俺は『あなたは紫さんの式神でもあるし、それ以前妖怪でもある。人間と妖怪は相容れない』って言いましたよね」 「・・・」 「その後に俺は『そんなのとは関係無しに・・・あなたが好きなんです』とも言いました」 「・・・ああ」 「・・・でも俺は、夢の中の俺とは違った。夢の中の俺は結局理想で、現実の俺は『人間と妖怪は相容れない』って言葉に縛られて言い出せなかった。 言おうと思っても・・・心のどこかで『人間と妖怪は相容れない』って思ってて、やっぱり言い出せなくなっていた」 「・・・」 思いつきなんかじゃない、ありのままをどうにか言葉にする。 「それで、時が経つにつれて・・・この想いを心の中に封じるようになった。そんなの、ただ辛くなるだけだって、気付いてたのに・・・」 それがずっと前から出来てたら、どんなに楽だったろうか。 「いつも通り、紫さんにあれこれ言われたり、橙と一緒に居たりする藍さんが好きで・・・そこに俺が入ったら、そういった姿が見られなくなるんじゃないか・・・そう思いこんで、ずっとこの想いを封じていた」 俺は、大馬鹿者だ・・・ 「きっと、俺は馬鹿だったんです。言いたいんならすぐに言えば良いのに・・・余計な事を考えて、自分の思った事をはっきりと言えない・・・馬鹿野郎だったんです」 そこまで言い切った瞬間、急に体が藍さんの方へ引き寄せられて。 「ああ・・・○○・・・お前は、大馬鹿者だよ・・・人の気持ちも考えないで・・・勝手に自分だけで突っ走って・・・大馬鹿者だよ・・・お前は・・・っ」 気がつくと、俺は藍さんに抱きしめられていた。 「藍、さん・・・?」 「何も、お前だけじゃないんだぞ・・・?この鈍感男め・・・っ」 「な、何の事ですか・・・」 「だから言っただろう・・・『○○をおぶっているのは私が好きでやってることだ』って・・・」 「・・・それって」 ・・・藍さん、何か忘れてるような・・・ 「マヨヒガに帰るだけだったら紫様のスキマを使えばすぐに帰れるだろう・・・?」 あぁ、そうだ。 藍さんはきっと忘れてると思うから・・・ 「・・・藍さん、一つ忘れてるようだから言いますが」 「・・・何だ?」 「藍さんがいつも俺をおぶって帰るのを俺が知ったのは今日です。それまでは本当に気を失ってて、いつの間にかここに帰っていた・・・って思ってたんですよ」 藍さんの腕の拘束が、少し緩んだ気がした。 「・・・そうだったか?」 「そうですよ」 そうだ。 俺はここで目が覚めるまでずっと気を失っていた。 「・・・そう言うのは思っても口に出さないでくれ。こう・・・雰囲気とかあるだろう」 「はは、そうですね。すいません」 イマイチ締まりが悪い、微妙な空気になってしまった。 空気が読めない。俺の性格の悪さである。 でも、今回ばかりは何とかなりそうだ。 なぜなら・・・ 「あの、藍さん・・・」 「何だ?」 「・・・抱きしめても、いいですか。あなたを・・・強く」 「・・・ああ。好きなだけ」 「ありがとう・・・ございます・・・っ」 夢の続きを、今ここで始める事が出来るからだ。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 何だか途中からわけの分からない話になって申し訳ないorz でも俺は藍様が好きなんだ。どうかそれだけは・・・ うpろだ1057 ─────────────────────────────────────────────────────────── 昼下がり、藍は買い物の為に里に訪れていた。 幾つもの店がずらりと並ぶ商店街で、既に彼女は里の守護者と人気を二分する、ちょっとしたアイドルだった。 大根一本買っただけで、あれやこれやとおまけと称し、過剰すぎるサービスをつけようとする八百屋の主人の耳を引っ張る細君をやんわりと宥めて店を出る。 なんだかんだできっちり牛蒡はおまけして貰った。愛する家族の胃袋と家計は私が守る。八雲の狐は良い母さん。 その後も何軒か店を回りあらかた用事を済ませ、さて、いざ帰還となったその折、唐突に空腹感が彼女を襲った。 昼はきっちりと済ませてはいるがそこはそれ。短針も水平に傾く時刻だ。小腹が空くのは生物の道理。 ふと目に付いたのは一軒の蕎麦屋。 覗いてみるとどうも繁盛していないようだ。客の気配は無く、カウンターの席には店主が一人。退屈そうに広げた新聞を眺めて、はー、ほー。と意味無さ気に零していた。 そんな店内の有様を他所に彼女の研ぎ澄まされた九尾の感覚は何かを必死に訴えかけていた。 この店には何かある。 確信にも似た直感に身を任せ、意を決して暖簾をくぐる。店主の親父がこちらに気付き、らっしゃい。と一言告げる。 「きつねそばを頼む」 「はいよ」 出された茶を啜りながら待つ事暫し、程なくして注文の品がやってきた。 目の前には、ほこほこと湯気を立てるきつねそば。薬味のネギ、辛子はお好みで。 見た目は至って普通のきつねそばだ。だが、事此処に至って藍は相手を侮る様な真似はしない。 手を合わせて、いただきます。丼の中央に鎮座する魅惑の油揚げを、備え付けの割り箸を使って掴み上げる。麺? ツユ? そんなもんは後回しだ。 たっぷりツユを含んだ御揚げに迷う事無く食らいつく。これぞテンコーまっしぐら。 その時、藍に衝撃が走る。 ジューシーの一言では決して表現しきれないこの厚みはどうだ。香ばしい油の風味。上品でほのかな甘み。吸い込んだツユも手伝って絶妙な旨みのバランスを見事に実現させている。 「あむっ……んぅ、はぁ……」 もはや他の物は目に入らない。ただただ、口内を蹂躙していく揚げの存在だけがこの上なく愛おしい。 「じゅ、うぅぅぅ……ぷは」 今度は噛むのではなく、その瑞々しい唇をふんだんに使って揚げに染み込んだツユを吸い上げていく。 「あ、はぁ……んふ、美味しい」 一心不乱にきつねそばを味わう藍を見て何故か前のめりになる蕎麦屋の主人。勿論、表現に不純な所は一切ございません。 綺麗に完食した後しばらく幸せを噛み締めるように緩んだ顔で余韻に浸っていたが、やがて凛とした表情を取り戻し、腰を上げる。 「御馳走になった。主人、勘定を頼む」 しかし、その言葉に親父は静かに首を横に振り、ポツリと。 「お代なんかイラネェよ」 面食らったようにきょとんとする藍。 「しかし、それでは」 「かまわねェよ。こっちもいいモン見せてもらった。ありがとよ」 藍は尚も納得がいかない様だったが、ここまで言われては頷くしかない。 「そう仰るのなら……」 「ああ、毎度ありだ」 店主の声に送り出され店を出て、ふと晴れ渡る空を見上げてひとりごちる。 今度は橙と紫様も連れて来るとしよう。 「らっしゃい! おや、妖怪のお客さんとは珍しいね。何を握りやしょうか」 「あの、えと……河童巻き」 うpろだ1140 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/5brothers/pages/71.html
260 :意外とまとも?1/3:2009/08/17(月) 12 32 03 ID ??? 兄弟家 874「はい、突然ですが始まりました”874のはなし”のコーナーです。ちなみにアシスタントはアスランさん、ゲストはアーサー・トラインでお送りします」 アスラン「なんで俺はここに来たんだろう? (しかし、キラとアーサーは相変わらずフルネームで呼び捨てなんだ…)」 アーサー「そう思うのなら、さっさと皆のところに行きなよ。僕はここに残って874たんと……ハァハァ」 874「このように危険が付きまとうのでアスランさんは命を懸けて護衛をかねていただきます」 アスラン「護衛はともかく、何故に命懸け?!」 874「では、毛母細胞全てを懸けていただきます」 アスラン「この命に代えても!!!」 アーサー「はやっ! と言うか何故命のほうを懸けるのさ?」 アスラン「馬鹿野朗! 毛母細胞が無いと髪は発毛出来ないんだぞ!」←思い切り殴り飛ばしつつ アーサー「ぐふっ……けど命が無ければ意味が無いじゃ………」 アスラン「髪の無い人生に価値は無い!」 874「言い切りましたね」 アーサー「うん、言い切ったね」 874「まあ本人が納得していますから話を進めることにしましょう」 アーサー「そうそう、それで僕はどうして呼ばれたのかな? はっ! もしかして愛の告はげふう」 アスラン「今の俺は(ボケに対して)容赦しない……」←種割れしました アーサー「……僕の命が危ないようなので874たん、先をお願い」 874「もう少しでしたが仕方ありません、今回の話は”今のあなたの扱い”についてです」 アーサー「僕の? どういう事?(今、不穏な言葉が聞こえたんだけど)」 874「はっきり言えば今現在のアーサー・トラインは犯罪者一歩手前です。ただ逮捕されていないだけ、とも言えます」 アーサー「…………」 874「ですが、それはある一面だけが目立っているだけに過ぎません」 アスラン「つまり違う一面もある、と」 874「そうです。アスランさんの身近にもいませんか、いつも間の悪いタイミングばかり他人に見られる人物」 アスラン「あ~、いるな。誰とは言いづらいけど」 アーサー「874たんの話しを聞いてると、僕が間の悪い人間だって言われてるみたいなんだけど?」 874「そう言っているんです。その証拠としてこの映像を見てもらいます」 アーサー「待って! まさかそれを見たら余計に立場が悪くなる、なんてこと……」 874「それは見た人次第です。が、心配するような内容ではありませんので大人しく見て下さい」 アスラン「それじゃあ映像を流すぞ」 アーサー『くぅ~、発売日に買い逃したエロゲをようやく手に入れたぞ。今日は徹夜確定だな♪』 アーサー『うん、あの子やけに辺りを見回してるな…』 アーサー『どうかしたのかい?』 女の子『……』 アーサー『僕はアーサー、学校の先生をしてるんだよ』 女の子『せんせい?』 アーサー『そう先生。それでどうしたんだい?』 女の子『おかいもののおかね…おとしたの……ひっく』 アーサー『そっか、落としたのに気付いたのはどの辺り?』 女の子『すーぱーのすこしまえ…うぅ…』 アーサー『先生も一緒に探してあげるから。ほらこのハンカチで涙を拭いて、ね』 女の子『うん』 874「先が長いので少し飛ばしましょう」 261 :意外とまとも?2/3:2009/08/17(月) 12 33 10 ID ??? 女の子『…………わんちゃん』←アーサーのズボンを掴む アーサー『わんちゃん? ってデカッ、ん? あの足元にあるのって』 女の子『わたしの…おさいふ』 アーサー『まぢで』 女の子『…』コクン アーサー『僕が取ってくるから、君はここに居るんだよ』ガクガクブルブル 女の子『えっ?』 アーサー『おらー、財布返せ!』 犬『がるるるるるっ』 アーサー『ぎゃー! イッ、痛い! ああぁ! 僕のエロゲ、この!』 犬『ワンワンワンッ! ガウウッ!』 アーサー『くそー! 財布は取り戻せたのにエロゲを取られるなんて……』←体中ぼろぼろ 女の子『せんせいだいじょうぶ?』 アーサー『アハハハハハ、ダイジョウブダヨ。ホラキミノオサイフ』 女の子『いっぱいけがしてる…ごめんなさい』 アーサー『確かに怪我はしてるけどほとんどかすり傷だから平気だよ。それよりも今度はお財布を落とさないように注意して買い物しなよ』ニッコリ 女の子『でも……』 アーサー『このとおりピンピンしてるから心配いらないよ。さ、早く買い物を済ませて帰らないとお母さんが心配するよ?』 女の子『あのねせんせい、おさいふうとりかえしてくれてありがとう! ばいばい!』 アーサー『うん、バイバイ! ……はぁ、ああは言ったけど僕のエロゲ…もうぐちゃぐちゃだよ。とほほ』 アーサー「やーめーてー! もう止めて! 黒歴史! 黒歴史だから!!」 アスラン「へぇ~、いつもみたいに女の子に変な事しようとするのかと見てたけどそんな事無かったな」 874「これ以外にも、女生徒の質問に普通に答えていたりお年寄りのために荷物を持ってあげたりもしています」 アーサー「874たん、後生だから! 後生だから!」 アスラン「まともな一面がどうして黒歴史なんだ?」 アーサー「まともすぎるから恥かしいんじゃないか!」 874「このように彼にもまともな時期はあったんです」 アスラン「まともな時期? あった? 874さん、それって今はまともな部分は無いってことですか?」 874「はい。キラ・ヤマトと出会う事により内面で処理されていた欲望が外部へと垂れ流されるようになってからは有りません。ちなみに学園の生徒達の一部にも同様の症状が発症しています」 アスラン「キラお前って奴は……orz」 アーサー「あの冒頭でおっしゃっていた僕の一面が目立っていると言う話は?」 874「私の気のせいでした」 アーサー「結局現状のままなのね……orz」 874「再起不能者が二名出ましたので本日はこれにて失礼します。ごきげんよう(意趣返しもできましたし、今日は良い日でした)」 アーサー帰宅後 アスラン「はぁ、今日も874にいいように振り回されたな……いい加減に何とかしないと身が持たないな」 874「そんなに私といるのは苦痛ですか?」 アスラン「874!? いつからそこに?」 874「ずっといました。アスランさんにとって私の存在なんてこの程度だったんですね……(もっともお二人とも再起不能状態でしたから私のことは眼中に無かったのでしょうけど)」 アスラン「(ハロの後姿なのになぜあんなに哀愁を帯びてるんだろう……)そうじゃない、そうじゃないんだ。近頃は仕事の取引先も増えたし、プライベートの時間も皆からの頼まれごとも増えたから」 874「いいんです、無理に言い訳せずに正直に迷惑だと言って下さい」 アスラン「だから! 避けたいとかじゃなくて、874から新しく受けた依頼をこなしたいから暫らくは俺に依頼をこなす時間が必要なんだよ!」 874「わ…たしの……ため?」 262 :意外とまとも?3/3:2009/08/17(月) 12 34 11 ID ??? 祭り会場 キラ「帰らなきゃ!!」 フレイ「何言ってるの、次は向こうの屋台に行くの!」 キラ「駄目なんだ! 今帰らなきゃ大変な事になるんだ!」 フレイ「はいはい、それはたいへんね~」←首根っこ掴みつつ移動 キラ「だから、ちょと、ホントなんだってばああああぁぁぁぁっ……」ズールズール シン「キラ兄ってば時々ああなるよなぁ」 ステラ「シンもなってる」 シン「げっ! 俺もなってるの?」 ルナマリア「そうね、レイも刹那も…結構みんななってるわね」 シン「気付かなかった……orz」 兄弟家 アスラン「兎にも角にもあまり時間をかけるとあの三人が嗅ぎつけて依頼どころじゃなくなっちゃうだろ?(なんで今日はホログラムの表情から目がはなせないんだ?!)」 874「ミツメチャイヤ ミツメチャイヤ」 アスラン「……今日はもう好きにしてください」 874「では例の物が何処まで完成しているか見せてください。それと解らないことがあれば聞いてください」 アスラン「へっ、それでいいの?」 874「何か勘違いされているようですが、私がここに来たそもそもの理由はGNコンデンサーの作成は一人では難しいと判断したからです」 アスラン「それじゃあアーサーのことは?」 874「おまけです。そもそも”TPOをわきまえられなくなった”だけですから本人次第で取り返しはききます。他のエロゲ友の会のメンバーもプライベートでは一部彼と似た行動をとっていますし」 アスラン「他のメンバーって、どうしてそこまで知ってるんだ?」 874「乙女にはいくつも秘密があるものです。作業場は地下でしたよね、私がいられる時間は限られています。早く始めましょう」 アスラン「(きっと俺はこのまま874と腐れ縁で年をとっていきそうな気がするよ………とほほ)」 263 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 12 35 46 ID ??? ライル「おー繁盛してんなあ。おまえは会計係か?」 アニュー「ええ。計算が追いつかなくて大変だわ(電卓パチパチ、帳簿にカリカり)」 ライル「大変そうだな。でも、そうやって髪まとめて汗流して働いてるおまえも、なかなか色っぽいぜ」 アニュー「こんな時に何言ってるのよ//手元が狂って計算間違うから、やめてちょうだい」 ライル「いやいや、本音さ。こんなおまえを見る機会は、あんまり無いしな。どうだい、奥さん…(バシュッ)うお!?」 //←ライルの足元の地面に、深々と刺さる菜箸 ニール「いや~すまんすまん。手元が狂っちまってなぁ。あー忙しい忙しい」 ライル「嘘だ!今の絶対、俺を刺すつもりだったんだろ!」 ニール「うるせぇな!女口説いてる暇あったら、ちょっと手伝え!」 ライル「いや、俺は某雇い主のために警邏中の身だからww」 客「すいませーん。ソース焼きそば3つと海鮮焼きそば1つ」 双子「「はい、まいど!」」 ブリング「む。見事なハーモニーだ」 デヴァイン「我らも負けてはいられんな」 沙慈「変なとこに対抗意識を燃やさないでください」 264 :意外とまとも?:2009/08/17(月) 12 39 51 ID ??? なんか完全に救済しちゃうのも気が引けたのでこんな感じで終わらせてみた つかカガリはもっとアスランをドキドキさせてやるんだ! そしていいタイミングでおあずけすればきっといつも以上に髪が抜けるはず! 265 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 12 45 22 ID ??? 264 普段からそれでいりゃあ…と思ったアーサーGJ、しかしアスランはこのまま874に弄られる運命なのだろう(笑) 266 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 12 47 25 ID ??? いやカガ姉にドキドキを求めるのは(ゴッドフィンガァァァ!! 267 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 12 51 31 ID ??? ていうか諸悪の根源はやはりキラかw アーサーに文句言える立場じゃないじゃんw あとライル、仕事放り投げて嫁さんとこくんなw 268 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 12 56 03 ID ??? 266 ???「あーあ、また派手にやられちまってんなぁ・・・・ほらこっちだこっち、そっち行ったら『戻れない』ぜ。」 269 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 14 07 12 ID ??? 祭り会場 ミハエル「あーあ。一緒に行こうって言ったのに、ネーナの奴、ひとりでさっさと行っちまいやがって」 ティエリア「よほど君と一緒に行くのが嫌だったんだろう。彼女にも選択権はある。僕も一人で行きたかった」 ミハエル「進行方向が一緒だから仕方ねーだろ!おまえこそ離れて歩けよ!」 女の子A「あの~。もしかして、お兄さん達って今、暇だったりします?」 女の子B「あたし達と一緒に回りませんか?」 ミハエル「(二人をじろじろ眺め)…駄目だな。あんた達は一般的には美人かもしれないが、うちのネーナには及ばねえ」 女の子B「は?」 女の子A「ネーナって誰?」 ティエリア「(眼鏡キラーン)君達!見たところ高校生のようだな。学校はどこだ!? 僕はオーブ学園の教員だ。本日は学生達の身に危機が及ばないよう、他職員と見回りしてたところに、これだ! 問答無用に拉致られるならともかく、君達女性から、氏素性の知れない男に声をかけるとは何事だ! それに、その服装!何故、普通に浴衣を着用しない!男を誘惑する意図があると思われても仕方ないぞ! このような格好で夜道を歩くなど、問題が起こった時に君達に非が無いとは残念ながら言えないな! まったく危機管理能力に欠けるにも程が…って待て!逃げるな!話はまだ終わってないぞ!」 ミハエル「眼鏡………おまえ、マジうざい」 ティエリア「その言葉、君にそのままお返しする。見回りを続行するぞ」 270 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 14 17 34 ID ??? ????「あの…焼きそば3つ、ください…」 ニール「はいよ、って…おお。フェルトか!」 フェルト「こんばんは。レイに教えてもらって来ちゃった…//」 ミレイナ「賑わってますねぇ!」 ルイス「沙慈~!頑張ってる~?」 沙慈「ルイス!いらっしゃい!」 スティング「おまえらも浴衣着てきたのか。うんうん、可愛いじゃないか」 ニール「髪型もみんな、アップにして。いい感じだねぇ」 フェルト「/////(まっかっか)」 ミレイナ「焼きそば、美味しそうですぅ」 ルイス「あれ、ネーナが看板娘?」 ネーナ「そうだよぉ。って言いたいけど、代理だよ。本当の看板娘たちは今、休憩行ってるの」 フェルト「ルナマリアとステラ……シンと一緒に?」 ネーナ「もちろん」 ルイス+フェルト((大丈夫かなあ、シン…)) 271 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 16 41 41 ID ??? 270 心配されとるなシンwwwそしてその懸念は事実だったりするからもうwww 272 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 16 42 42 ID ??? 269 眼鏡wwwwww 273 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 16 52 01 ID ??? 271 ルナマリア「シンあれやろあれ!!」 ステラ「金魚すくい!」 シン「わかったわかったから!引っ張るなー!!!」 274 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 18 57 05 ID ??? 269 浴衣の選択次第じゃルナに同じ雷が落ちてたんだろなw つか「きゃーお似合いー」とか言われなくて良かったな眼鏡www 275 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 19 19 56 ID nE027mTg 保管庫が消えてる件について 276 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 19 34 20 ID ??? ???「儲かってんなぁシン達、俺もあいつらの焼きそば食いてえなぁ…」 ???「ん?」 下界モニターを観る 男『おい、今が計画実行のチャンスだぞ。』 男『ああ。カガリ元首の末弟、シン…奴を取り引き材料に政権を崩す。』 男『丁度ターゲットは集団を離れた。しかも祭りだ、人込みに紛れてやりやすい…やるぞ!』 男『本部の同志達にジャミング電波を発動させろ。各政府機関へのハッキング、更にウィルス送信も忘れるなよ?』 男『この国の武力国家への変革を実現するのだ!』 ???「…おいおい…こりゃ見逃せないな。でも俺が下界に降りれるのは2、3分だしレイ達は勿論これを知らないし……お?(下界へジャンプ)」 ヴィーノ「あーあ…俺も可愛い女の子と一緒に出店巡りしたかったなぁ…何が悲しくて独り淋しく綿飴なんか(すまねぇ、ちょいと身体借りるぜ!!!)うっ!?」 ヴィーノ(死神憑依)「ん~…よし、思ったより悪くない肉体だな。すまねぇヴィーノ、お前さんの身体暫く借りるぜ!」 277 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 19 55 41 ID ??? 276 電波、受・信! 男①『ターゲット確認。これより確保に(ドスッ)うお?!』 男②『B1、どうしたB1?!』 男③「B1だけじゃありません!B3・4・5の反応途絶えました!!」 男③「バカな!この計画は外部に知られていないのだぞ?!くそっ、追加部隊を呼べ!」 男②「そ、それが。先程から通信機能が一切機能しないのです!」 男④「報告!この建物の全てのコンピュータが何ものかに掌握されています!」 男③「何だとっ?!」 ヴィーノ「ほい、失礼しまーす、と♪」 男④「な、何者だ?!」 ヴィーノ「俺かい?ん~、通りすがりのおせっかい、かね?」 男③「ふざけた奴だ!消えろ(パァン!)ぐおぅ?!」 ヴィーノ「言っておくけどな、喋りながら発砲すると反応鈍ってバカ見るぜ?ついでにこの建物の機能はぜーんぶ俺が握ってるから宜しくな。」 男④「バカな…?!貴様のようなガキが!!」 ヴィーノ「いやあの程度なら朝飯前だし。じゃ―――そろそろ観念してもらうぜ。」 後は任せた! 278 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 19 55 42 ID ??? 276 ヴィーノの評価急上昇の予感w 279 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 20 01 39 ID ??? 死神さんが乗り移っているとはいえ、こんなにカッコいいヴィーノは新鮮だぜ! 280 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 20 05 13 ID ??? …ヨウラン(ノд`) 死神さん、後でヴィーノがお礼参りとかされたらかわいそうなんで ちゃんと顔は隠してあげてくださいねw 281 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 20 16 32 ID ??? マリュー「あら。あなた達も来てたの」 フェルト「先生!どうして!?」 ムウ「おまえらがアホな事しないように、監視して回ってんだよ」 ニール「そういや、ティエリアもそんな事言ってたな」 スティング「これは先生!いつもステラがお世話になってます」 ニール「うちも刹那が、と言うか、ここにいる子供達が」 マリュー「いえいえ(最近は、ティエリア君に丸投げ状態だし…)」 ルイス「なぁんだ。てっきり、二人でデートしてるんだと思ったのに」 マリュー「えぇっ!?///」 ミレイナ「おお?もしや先生方は、恋人同士なのですかっ」 ネーナ「あんたは転入生だから知らないか。学校公認だよw」 マリュー「もうっ!あなた達っ!!///」 ムウ「まあまあ、とりあえず座れよ。クロスロード、海鮮焼きそば2つくれるか」 沙慈「は、はい!」 マリュー「あなたまで!私達は今、遊びじゃなくて仕事として来てるのよ!」 ミレイナ「これが夫婦漫才というやつなのですねっ」 フェルト「ちょっと違うと思う」 282 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 21 07 54 ID ??? 277 男A「こちらB2、本部応答せよ! 本部応答せよ!」 男B「どうした、つながらないのか?」 男A「ああ、本部になにかあったのかもしれん…」 男C「ちっ! これまでの苦労を無にしてたまるか、ここは強行すべきだ!」 男B「俺も同意見だ、これだけのチャンスはそうはない」 男A「……。わかった、我々だけでも決行しよう」 ????「おやおや、なにやらお困りのようですね?」 男A「! 何者だ!!」 マルキオ「ふふふ、そういきりたたないで下さい。私はマルキオ、貴方がたのお手伝いをしたい者です」 明後日の方にぶん投げてみる 283 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 21 40 59 ID ??? ならもっととんでもねえ方向にぶん投げる アーサー「ああ、やっぱり祭りはいいねえ、女の子も幼女も人妻も無邪気にはしゃいで…… って、あれ導師じゃないか……リアルというか、こんなリア充だらけの場所に 僕より更に場違いなあの人がどうして……」 マルキオ「ええ、そうです。所詮彼も子供。大事な人が人質に取られたら……」 アーサー(うわあ、また何かやらかそうとしてる……やばい、こんな場所いたら巻き込まれるか 強制的に共犯扱いされちゃう!これ以上のイメージの失墜は危険だ!少しでも上向いてる今にトラブルなんて……) マルキオ「彼の姉なんてどうです?一番効果的かと思いますけどねえ」 アーサー(僕のスネーク並の逃げ足で……って!!今あの人何て……) マルキオ「ええ、貴方達の危惧も判ります。ですがね、リスクが大きければ大きい程リターンは……」 アーサー(あああああ!!どうしようどうしよう!!!シン君に思う所が無い訳は無いけど それでラクスさんが危険な目に遭うのはあああああ!!!) 284 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 23 01 14 ID ??? 283 アーサー頑張れ! 285 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 23 15 22 ID ??? 一般客A「あれ?なんか電話かからなくなっちゃってるー」 一般客B「この人ごみだもん、仕方ないよ」 一般客A「もう、これじゃどこで待ち合わせたらいいかわかんないじゃん」 ヴィーノ(?)「?! 本部は潰したってのに…替わりがあるとはちゃっかりしてんなぁ!」←ダッシュ 286 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 23 19 22 ID ??? 285 ヴィーノ(?)「さすがに一人でこの人数はきついぜ!」 ヨウラン(?)「加勢に来た。任務了解。目標を破壊する」 ヴィーノ(?)「手加減はしとけよ?」 ダメだったら流してくれ 287 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 23 27 22 ID ??? マユ「シンお兄ちゃん達お祭りでお店出すんだって」 カナード「ああ、だからミーアは居ないのか」 スメラギ「あなたの店は出さないの? あと根暗眼鏡はさっさと帰ってくれないかしら」 メリオル「誰が根暗眼鏡かぐーたら!」 ロウ「うちは今ちょっと遅い夏休みでな」 キサト「お盆は忙しいからね」 マユ「ちょうど良かった。ロウお兄ちゃんマユの夏休みの工作手伝って!」 ロウ「おう、いいぞ何作るんだ?」 カナード「マユ。工作なら俺だって手伝えるぞ」 マユ「え~、だってロウお兄ちゃんの方がすごいじゃん」 カナード「orz」 マリナ「みんな~アリーさんからもらったスイカ切ったわよ」 マユ「食べる食べる~!」 288 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/17(月) 23 46 56 ID ??? アーサー「だあああああ!!もう知るか畜生!!!」ダッシュ 男A「目標への接触まであと少しだ。注意しろ」 男B「ああ、了解。この写真で釣れば……」 アーサー「ラクスさん!!!シン君が境内の裏で浴衣剥かれそうになってますよ!!!」 ラクス「それは聞き捨てならねえですわね早速その艶姿をゲフンゲフン助けに行きませんとねえ!!」→捕捉不能なダッシュ 男C「な、この人混みでなんつースピード……」 アーサー「この野郎!!!」 男C「な、何をする貴様!!」 アーサー「五月蝿いんだよこの人非人!!よくも僕の浴衣ウォッチングを無茶苦茶にしてくれたな!!」 男B「チッ、それなりにやるようだが一人で我々に勝てると思うか!」 ボコスカドカバキ 男A「手間かけさせやがって……追撃に移るぞ」ガシ 男B「しつこいぞ貴様!!」 アーサー「僕は世間様の基準で言えば最低の男かも知れないけどさあ……流石に譲れない一線ってのはあるんだよね……」 男C「鬱陶しい奴……死ね」 男A「お、おい……こんな場所で銃は」 男B「構うか!花火の音で誤魔化せrグボァ」 ミハエル「祭りなら喧嘩も付き物ってもんだよなあ!」 ティエリア「一教師として、生徒が大勢集まるこの場所に君達のような存在を許す訳には行かない。そうとも……万死に値する!!」 アーサー「君達……何でこんな場所に……」 ミハエル「そりゃこっちの台詞だっつーの。柄にもねえ事するからそうなるんだバーカ」 ティエリア「とにかく、事情は良く判らんが1つだけは言える」 ミハエル「ダチにこんな舐めた真似してくれたんだ。破壊されて蹂躪されて殲滅されても文句は言えねえよなあ?」 介入して破壊後 アーサー「ありがとう、2人とも。けど、この一件導師が関わってるみたいだからまだ油断はできないよ……」 ミハエル「あのオッサン性懲りも無く……」 ティエリア「不味いな。また彼に大騒ぎを起こさせてしまうと最近ようやく収まってきたエロゲへの風当たりが……秘密裏に素早く解決せねばならんか」 289 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 01 41 40 ID ??? むしろラクスとシンとカガリに狙われてましたよって事を告げて、シンのシスコンパワーとラクス&カガリのブラコンパワーで解決しないか? 290 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 02 34 22 ID ??? 289 アーサー「なに言ってるんだい、ラクスさんを危険な事に巻き込むわけにはいかないだろ?!」 ミハエル「ネーナの楽しみにしてた祭に乗じてこんな真似する奴は、この俺がぶちのめしてやるぜ!!」 ティエリア「家族の安全を守るのは当然の事だ。そこにわが校の生徒がいるなら、教師としても当然だな」 書いてて思ったけど、なんか珍しい取り合わせな気がする。 3人とも(元)学校関係者とか。 291 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 07 29 00 ID ??? 288 ヴィーノ(死神)「いやー乗り遅れちまったぜ(笑)流石にやるなあんたら。」←本部潰した帰り アーサー「へ?」 ティエリア「ヴィーノ?」 ミハエル「オメーに呼び捨てされる覚えはねえよ!」 ヴィーノ「(やっべ、そういやそうだ)スミマセン先生達。あ、でもやっぱ強いッスね。」 アーサー「まぁこいつらで現行部隊は最後だろうし。」 ヴィーノ「アーサーさん、俺見直したッス。感動したッスよ!」 アーサー「そうかい?いや参ったなあはははは!!!」 ティエリア「…」 ヴィーノ「じゃ、俺帰るんで。それじゃおやすみなさい!」 ミハエル「おう。」 ティエリア「…」 アーサー「どうしたんだいティエちゃん?」 ティエリア「…さっき成敗した現行部隊が言うには、彼らの前に先行部隊がいた。そして彼らの本部が『謎の少年』によって無力化された、とも。」 ミハエル「あん?」 ティエリア「そしてまるで見ていたかのようなヴィーノの口ぶり……まさかな。」 ヴィーノ「よぅシン!やってるかー?」 シン「あ、ヴィーノじゃん!」 ヴィーノ「うぉっ!旨そうだな焼きそば…ソースと塩とあんかけくれよ♪」 シン「あいよ!」 ヴィーノ「(ズルズル)うめぇぇぇぇ!!!!こりゃ病みつきになるわな!初めてお前さん達の料理食べたけど最高に旨いぜ!」 シン「いやそんなぁ/////…………って、初めて?」 ヴィーノ「いやいや気にしない気にしない。ハァー…一仕事した後だから腹減っちまったぜ。まだまだ食うからな!」 ルナマリア「な、何か…」 ステラ「ヴィーノ……いつもと違う。」 292 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 10 43 56 ID ??? 時間は少し遡る ラウ「レイ。夏祭りに行くのかね」 レイ「はい。シン達が出店していますので、様子を見に」 ラウ「そうか、では私も一緒に行こう。浴衣を着てくるので、少し待っていてもらえるかな」 レイ「え?(ラウが浴衣を…どういうつもりだ?)」 数分後 ラウ「見たまえ、レイ!これが最新の浴衣だそうだ!二部式浴衣と言うのだよ! 正直いささか風流には欠けるかもしれないが、私のような者にとっては実にありがたい! お稲荷さんの邪魔をしないからな!はっはっは!」(上だけ着用) レイ「……ず、頭痛が……(クラクラ」 293 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 11 24 11 ID ??? 292 ラウ「さぁ行こうかねレイ!」 レイ「お願いしますから下を履いて下さいラウ…!」 ラウ「何故だね?これは私の美学なのだよレイ。いわばアイデンティティー、私の信念!!よってこのまま――」 ※いきなりラウ気絶 レイ「ラウ?……返事が無い。只の気絶のようだ。よしではさっさと行くか。(スタコラサッサ)」 ???「やれやれ…ま、いってらっしゃい、っと。(←ラウを気絶させた本人)」 294 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 11 33 21 ID ??? 291 面白いw シン「なぁ…」 ルナマリア「うん…」 ヴィーノ(射的中)「あらよっと!」 女性達「「「キャーッ!!!(////)」」」 ヴィーノ「へへ、結構楽しいモンだな。なぁなぁシン、あの型抜きって何だい?」 シン「へ?ヴィーノ、型抜き前からやってなかったっけ?」 ヴィーノ「Σギクッ。あ、あれだほらあの型はまだやった事なくてよお!!(汗」 シン「へーそうなんだ。あれはさ…こう……あ、難しい…あーあ崩れちゃった(笑)。ヴィーノは」 ヴィーノ「へー。案外簡単なんだな(あっさり攻略」 シン、ルナマリア「「うぉぉぉおい!!?」」 ヴィーノ「ん?お、次は金魚すくいやってくるかな!」 シン「絶対おかしいよ今日のヴィーノ!!」 ルナマリア「別人よ別人!!」 レイ「雰囲気からして普段とは違い過ぎる…」 295 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 14 48 ID ??? レイ「そういえばシン。売り上げはどうだ?」 シン「いやもお凄い凄い!!有り得ないって額だよ!!」 スティング「勘定しながらアニューが目ぇ丸くしてたぜ。」 沙慈「何が人気とか、客層もチェックしてるからこれで自由研究は助かるね。」 シン「ん~気分いいなぁ!」 296 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 20 48 ID ??? 295 休憩中 キラ「売り上げ金はどうするの?」 シン「レイが出してくれた屋台費用とかを戻して、残りは均等に主夫同盟で山分け。額が凄いからかなりビックリだよ。」 キラ「実は僕欲しい「エロゲは自分で買えよな」ハイ・・・・・」 フレイ「そりゃそうでしょ。」 ミーア「キラ撃沈ー☆」 297 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 23 57 ID ??? ミレイナ「あ~!あーで先生ですぅ!」 ティエリア「君達も来ていたのか…む?(眼鏡キラーン) アップに結い上げ、頭頂部で纏めたお団子髪。派手ではないが決して質素でもない、爽やかな少女らしい浴衣の柄… 素晴らしいぞミレイナ!君こそ、夏祭りを楽しむ女子高生の模範にふさわしい!」 ミレイナ「わあい!よくわからないけど褒められたですぅ」 ルイス「せんせぇ!まだ他にも女子高生はいると思うんですけどぉ?」 フェルト「…言っても無駄だよ、ルイス」 ミハエル「見つけたぜ、ネーナ!」 ネーナ「うわ、ヨハンにぃ!」(背中に隠れる) ヴィーノ「さて、そろそろ帰るか…あんまりうろついてると、この体の本来の主にも迷惑かけちまうしな」コソコソ 298 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 30 53 ID ??? 297 シン「あれ?ヴィーノ、もう帰るのか?」 ヴィーノ「ああ。もう用は済んだからな。焼きそば、すげー美味かったぜ」 シン「ありがとう。食いたかったら、いつでもまた作ってやるよ!あ、その時は金は要らないからな。友達なんだから」 ヴィーノ「友達か…そうだな。俺も、俺の仲間達を誇りに思ってはいるが、おまえらみたいな友達とつるんでもみたかった、かな。なんて俺のガラじゃねえな、はは」 シン「????」 ヴィーノ「いや何でもねえよ。ごちそうさまな」 シン「ヴィーノ…?」 ヴィーノ(本物)「…う~ん…ハッ!俺は何を……うっ?何で、こんなに腹が苦しいんだろ、ゲップ」 299 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 34 13 ID ??? 283 ならば! マルキオ「失敗ですか。使えない連中ですね」 ヴィーノ「あんたも大概悪党だな、マルキオさんよ。」 マルキオ「おや?君は我が軍団の素質がある少年………いや。貴方は〈誰〉です?」 ヴィーノ「へぇ…〈俺〉の存在を感じるのか。」 マルキオ「伊達に修行はしていませんよ。それで、貴方ですか?私の邪魔をして下さった方は?」 ヴィーノ「俺だけじゃないけどな。とにかく、だ。シン達に手を出すなら黙っちゃいねえ。必ずあんたを地獄に引きずり込みにに行ってやるぜ。」 マルキオ「…どうやら本気のようですね。今日は貴方に敬意を表して退散致します。しかし私は諦めませんよ?いつかまたお会いしましょう…ではご機嫌よう〈死神さん〉。」消える ヴィーノ「……俺を知ってやがる。食えない坊さんだぜ……」 ヴィーノ「だがな、シン達に手出しはさせねえ。その為の俺なんでな…!」 300 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 36 27 ID ??? 299 すまぬ投下タイミング狂った。>298の前だと思ってくれ 301 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 39 38 ID ??? 一連の死神さんネタ乙! つか死神さんお疲れ様ww 302 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 40 44 ID ??? 296 裏でマルキオの魔の手があったっつーのにこの兄弟はw 303 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 49 52 ID ??? しかし屋台の総売上金額が激しく気になって仕方がない…w 304 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 12 53 36 ID ??? 303 主夫同盟の焼きそばだからな。いくらでも食べたい→ガンガン注文と思われ 305 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 13 22 41 ID ??? 304 客「ソース焼きそば、海鮮焼きそば制覇…!次は、あんかけ焼きそば…!!」 客「もうやめて!あなたの胃袋の隙間は、もう0よ!」 306 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 13 41 07 ID ??? 305 いっそ「各種盛り合わせ焼きそば」でもあればなw 307 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 13 55 47 ID ??? 306 シン「小さい子用に、少量も受け付けてるんで、それで良ければ…」 沙慈「男性用に大盛まで受け付けてますよ。ちゃんとメニュー表に書いてるでしょう」 客「み、見落としてたぜ…ゲップ」 308 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 14 08 58 ID ??? 307 ルイス「何やってんの沙慈!シン達が戻ってきたんだから、次はあなたとあたしが行くのよ!」 沙慈「ええ?いや、いいよ僕は…」 ルイス「そらそら行くわよ!わたあめ、たこ焼き、りんごあめ!すべて沙慈の奢りで!」 沙慈「聞いてないよ、ルイス!あぁ~…」ズルズル シン(が、頑張れ沙慈…!!) 309 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 14 41 55 ID ??? スティング「おまえも休憩してきたらどうだ、ニール」 ニール「俺かぁ?別に、俺が出店回る必要性は…一緒に行くか、フェルト?」 フェルト「うえぇっ!!??////」 ルナ「あんた、どっから声出してんのよw」 フェルト「だ、だだって」 ルナ「はーい、彼氏と一緒に行ってらっしゃーい」 フェルト「かか、か彼氏じゃないよっ//」 ニール「彼氏か、そりゃ光栄だw んじゃ行くか。何か奢ってやるよ」 フェルト(嘘つき…どうせ子供扱いしかしてくれないくせに//) 310 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 15 28 59 ID ??? 少女として・・・女として・・・ 311 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 15 59 10 ID ??? ブリング「アニュー、おまえも行くといい」 シン「そうですよ!アニューさんも女性なのに、そんな格好(ひっつめ髪にTシャツとジーンズ)で、ずっと裏方させるなんて」 デヴァイン「我々が続きをやろう。亭主が待っている」 アニュー「みんな…(チラリ」 ライル←(屮°▽°)屮カモーンなオーラ全開 アニュー「いいのよ、みんな。私が自分でやりたくて、ここにいるんですもの。さあ、もう一息頑張りましょ!」 ライル「Σ(゚□゚;)」 312 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 16 36 39 ID ??? 311 ライル「ま…アニューが楽しんでるなら構わないかwwんじゃ俺は」 男性客「あの薄紫髪の人美人だなー」 男性客「お釣渡された時に手ぇ握ってみるか!?」 ライル「………俺の仕事があったぜアニュー!!(怒)」 313 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 18 13 26 ID ??? 309 刹那「ん…」 フェルト「あっ、刹那」 ロックオン「よぉ、刹那。お前も出店を見て回ってたのか」 刹那「ああ…じゃあ、俺はこれで…」 ガシッ ロックオン「子供が妙な気回すんじゃねえよ。お前も一緒に回ろうぜ」 刹那「…いいのか?フェルト」 フェルト「うん、私も刹那が一緒がいい…///」 刹那「そうか…(ホッ」 ロックオン(あぁ…こいつら、可愛いなぁ~♪) 沙慈「ロックオンさんがニヤニヤしてるよ…」 ルイス「聖域は癒しだもんね…」 314 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 19 16 59 ID ??? 313 イケメン二人に挟まれたフェルトより、聖域二人に挟まれたニールの方が、両手に花状態www 315 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 19 27 51 ID ??? ミハエル「なあネーナ。一緒に回ろうぜ~」 ネーナ「やだ!」 ヨハン「おまえ、学校から頼まれた巡回はどうした」 ミハエル「そんなの、あの眼鏡に任しときゃいいんだよ。なあ、ネーナ。好きなもん買ってやるからよ」 ネーナ「…本当に?」 ミハエル「おお!」 ネーナ「みんな~!ミハ兄が奢ってくれるって~!」 ステラ「じゃあ、焼きもろこしがいい」 ミレイナ「あんずあめが食べたいですぅ!」 ルナ「じゃあ、あたし、シンが作った焼きそばでいいや」 シン「動くのがめんどくさくて、近場で済まそうとしてるだろ」 ルナ「近くて美味いのが何よりよね」 ネーナ「ヨハン兄。後でネーナと回ってね」 ヨハン「了解だ」 ミハエル「ネーナ~~~(泣)」 316 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 19 47 13 ID ??? ミハエル「とほほ……上手くいかねえもんだよなあ……」 ヨハン「仕事をさぼるからだこの馬鹿者」 ミハエル「現在進行形でやってんじゃねーかよ!」 ヨハン「こういう場面で気を抜くのがまだまだ弛んでいる証拠だ。まったく……」 ミハエル「そうは言うけど……アレはどうなんだよ」 ムウ「よっと、一丁あがりっ!」←金魚すくい中 マリュー「流石ねえ」 ヨハン「………まあ、息抜きは必要だ」 ミハエル「あの人らずっとあんな調子だぜ?」 ヨハン「だからと言って自らが真面目にやらなくていい免罪符にはならん」 ミハエル「兄貴は頭固すぎんだよー」 317 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 20 02 49 ID ??? そのころパルス家は… マユ「ロウお兄ちゃんまだ終わらないの!」 ロウ「ちょっと待て、まだこのラインが納得出来ない!(木彫りのゴッドガンダム)」 マユ「早くしないとシンお兄ちゃんの店閉まっちゃうよ!」 マリナ「今日は洗濯物が多いわね(主にメイド服)。刹那に会いに行けそうにないわね……」 カナード「行きたいなら先に行けばいいのに」 キサト「2人ともしっかり者で苦労人だからね」 318 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 20 03 39 ID ??? 316 シン「あれ?あそこでムゥ先生と金魚すくいバトルしてるのキラ兄だ」 キラ「ターゲットマルチロック!行けー!!!」 ムゥ「やるなキラ!こっちはオールレンジ攻撃だ!」 マリュー「頑張ってムゥ!」 フレイ「二匹リードしてるわよキラ!」 ミーア「ファイト!」 319 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 20 26 11 ID ??? 金魚屋のおっちゃん「俺涙目wwwww」 320 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 20 37 53 ID ??? 319 金魚屋「また今年もあの兄さん方に金魚持っていかれちまったぁぁぁ(泣)」 321 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/18(火) 20 39 25 ID ??? 317 キラ「カナちゃんまだかなー?型抜き対決したいのに」 型抜きのおじさん「頼む兄ちゃん勘弁してくれー!!!」 322 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 00 22 23 ID ??? 311 ブリング「アニュー。本当に行かなくて良かったのか」 デヴァイン「おまえの夫は意気消沈していたぞ。一瞬だけだったが」 アニュー「あそこで一緒に行っても、どうせ出店巡りなんかしないで、我慢出来なくなったあの人に、暗がりに連れ込まれるに決まってるのよ(溜め息)」 ブリング「…夫をよく理解しているんだな」 アニュー「そりゃあ私達、分かり合ってるもの」デヴァイン「わかってるからこその苦労もあるようだが」 アニュー「…言わないで」 デヴァイン「だが、おまえが幸せならば、それで良い」 ブリング「おまえは世界一幸福な妻だ」 アニュー「ありがとう。理解ある夫と仲間に囲まれて、私は世界一幸せな女だわ」 323 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 00 23 23 ID ??? 祭り屋台集会の合言葉 「兄弟家の長男が来たら諦めろ」ww 324 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 00 40 46 ID ??? 318 先生達、すっかり仕事忘れ過ぎww そういや、ラク姉も珍しくおとなしいな 325 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 02 03 45 ID ??? だってシンを視姦中ですから。 326 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 02 29 07 ID ??? 男性客「君達かわいいねぇ。その笑顔見ながら焼きそば食うと、更に美味く感じるよ」 ルナ「どーもぉ♪」←営業スマイル ステラ「スティングの焼きそば、美味しいの。ステラ、好き」 男性客「ステラ?君の名前はステラって言うの?」 ステラ「そう。ステラ、ステラっていうの。こっちはルナ」 男性客「ステラちゃんにルナちゃんか~。名前もかわいいな~。そうだ、僕はね(ry」 スティング「はいはい、お客さん。一応、この娘たち未成年なんでね。ほどほどにしといてくれるかい?」 男性客「あんた、この娘たちの何?お兄さん?」 スティング「みたいなもんかな。保護者って分類では間違ってないと思うぜ。ほら、ご注文のお持ち帰り用焼きそばだよ」 ルナ「ありがとうございました~♪」 スティング「ほら、変な男は帰らせたから。おまえらも落ち着けや」 シン「やっぱり看板娘なんて危ないですよ!今みたいなの、さっきからチラホラいるし!」 ラクス「そうですわ!ルナマリアさんやステラさんに何かあったら、どうしますの! わたくしも、シンに何か起こらないように、ここでずっと監視していますのに!」←屋台の陰に座り込み スティング「あんた、さっきからそこで動かないから正直、こっちが動きにくくて邪魔なんだが…(汗) 変な事態にならないようにするために、俺がここに残ってんだろ」 ルナ「心配してくれるのはありがたいけど、大丈夫よ義姉さん。あたしたち、こう見えても結構強いんだから。ねえ?」 ステラ「うん」 シン「本当におまえら、気をつけろよ!まったく、やっぱりあんな変な浴衣を買わせなくて良かったよ」 ルナ「大丈夫だって!それに何かあったら、シンが助けてくれるわよね」 ステラ「それが少女漫画の王道パターンだって、ルイスが言ってた」 スティング「俺じゃ王子様に役不足だってかい(苦笑)」 シン「何かあったら、ハイブリッド達が追っ払ってくれるよな」 熊ズ「がおん!」 ルナ「駄目~!好きな女の子を助けてこそのロマンス展開なのよっ」 シン「す、好きなっ…!?//」 ラクス「じゃあ、わたくし、ちょっとそこらへんの男に絡まれてきますわ!シン、ちゃんと助けるのですよ」 シン「ラク姉まで事態をややこしくするのやめてくれよ~!」 327 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 02 52 42 ID ??? ニール「すげー人込みだな。おまえら、手貸せ」 刹那「どうするつもりだ」 ニール「手を繋ぐんだよ。はぐれたら面倒だろ」 フェルト「う…うん…////」 刹那「…そう言えば、子供の頃から、おまえと手を繋ぐという行為は、あまり経験無いな…」 ニール(いちいち反応可愛すぎだろ、こいつら…!!) 328 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 06 37 28 ID ??? 326 スティング「シンもまだまだ若いねぇ…ww」 329 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 07 15 10 ID ??? 後日談。 シン「………」 キラ「あれ?何でシンは真っ白な灰になってるの?」 アスラン「焼きそば屋台で自由研究が出来たから喜んでいたら、普通の夏休み宿題がまだ半分手付かずで残っていた…と。」 ラクス「真っ白な灰になって燃え尽きるシンがカワユスゲヘヘ」 330 :通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 08 57 17 ID ??? あるあるwww
https://w.atwiki.jp/resanchorone/pages/24.html
目次 目次Part21その1(≫93) その2(≫131) Part22(≫158) Part23その1(≫16) Part24(≫182) Part25(≫127) Part21 その1(≫93) ≫了船長23/01/26(木) 01 01 08 「あー! 寒い!」 「今日は一段と冷えるやっちゃな」 「エアコンとストーブつけましょうって~」 「アカン、電気代勿体ないやろ」 「ゼッタイつけたほうが幸せになりますって。費用対効果ってあるじゃないですか」 「元が少なければ、いっちゃん効果が高いと言えるなぁ」 「ゼロだったらどうやったってゼロになっちゃうんですけど」 「足し算と引き算で考えればええねん」 「……」 「納得いかんちゅう顔やな」 「いかないっす。絶対暖房付けたほうがイイもん」 「ほれ、着込み着込み。でんち、貸したる」 「うーーん……」 「着ないまま寒い言うんも筋が通っとらんやろ。ほい」 「……えいッ」 「わわわ、何するん、降ろせ降ろせ」 「タオルケットも持ってこよ」 「なんやっちゅうねん!」 〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇● 「これでよし……なんですか、納得いかないって顔して」 「……くっつきたいって素直に言うたらええやん」 「身体が小さい動物って、体温が高いらしいですよお」 「やかましいわ」 「イヤでしたか」 「……ま、悪い気はせえへんわ」 「良かった」 了 (保守) ページトップ その2(≫131) 了船長23/01/29(日) 22 13 02 「うー、寒い……」 「おはよう、イチ。今日はとても冷えるな」 「よく朝トレーニングする気になるわよね」 「冷たいほうが走りがいがあるんだ」 「確かに、あったまった身体でする深呼吸は気持ちいいもんね。はい、これ」 「今日も貰えるのか! いつもありがとう、イチ」 「なっ、べ、別に……ほら、寒いから、中で食べましょ」 「うん。寒いキッチンで作るお弁当は、辛くないのか?」 「お水がちょっとだけ冷たいくらいよ」 「確かに、普段よりも冷たそうだ」 「まあ、毎日手を流していればそこまででも……くしゅん!」 「あっ、大丈夫か、イチ。ほらっ、ジャージを羽織ってくれ」 「いいわよ、オグリが寒いじゃない」 「走ってきたからあたたかいぞ。ほら」 「……ありがと」 「……イチ」 「わッ、何よっ」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「これでよし……イチ、顔が赤いぞ」 「なっ、なんで急に、手なんか」 「手が冷えると言っていたから、暖めたいと思ったんだ」 「……もう、ムカつく」 「イヤだったろうか」 「そんなこと言って無いじゃない」 「良かった。暖かいところまでこうしていよう、イチ」 了 (保守) ページトップ Part22 (≫158) 了船長23/02/20(月) 18 05 26 シニア、彼女にとってはじめての3勝クラス戦、福島、曇り。雨の予報あり。気温は低く、吐息が白く曇る。芝もしっとりと湿度を含み、パワーの必要なバ場になりそうだった。 私は左腕にかけた、一番の手前のビニール袋に右手を傾けないよう注意深く差し込んだ。 ポリエチレンの器の感触を探りながら、一番最初に取り出したのは「鶏きん」のもつ煮だった。早速くわえていた割り箸をゆっくりと二つに開けて、小さな声でいただきます、と唱える。パキっ、と小気味よい音が立つ。 ゴロゴロと大きく切られた大根に、色どりとアクセントを加えてくれるネギ、主役のもつ、そして赤く載せられた七味唐辛子。私は迷いなく湯気をたてる大根に箸を伸ばし、口に含む。 熱い。歯を差し入れると、まず最初に熱が、それに続いて香りと甘味が私の鼻孔に広がる。はふ、はふ、と外気と混ぜながら食べ進める。 いつ、だれが食べても、きっと美味しいと感じられる素敵なもつ煮だ。少し噛み応えを楽しめるくらいのもつが、レース場にはちょうどいい。 夢中になって箸を動かし、時折お出汁を飲んでいたら、もう無くなってしまった。お鍋いっぱいに作られたこれを食べたいところだが、致し方ない。 とても美味しかった。ごちそうさまでした。 次に取りかかったのは、「鳥風慶」の天ぷらそば。『大根おろしは2杯まで!』という注意書きが印象的な売店だ。 醤油で味をつけた関東風の黒いお出汁の中に、お蕎麦と山菜の水煮、なめこが盛り付けられている。その横には、きちんと2杯頂いた大根おろし。 このお蕎麦が印象的なのは、先の注意書きだけではない。具の上に載っている天ぷらも一役買っている。 この天ぷら、その名も「会津まんじゅう天」と言う。饅頭の天ぷらだ。 お店の人によれば、「ここいらではお蕎麦と一緒にまんじゅうを食べるのよ」とのことらしい。 はやる気持ちを抑えて、まずはお出汁を一口。先ほどのもつ煮で食べたお味噌ベースのものとは違う、ツンと塩気がきいた醤油のお出汁。しょっぱくて美味しい。 お蕎麦はモチモチとしているが、山菜の水煮は対照的にコリコリとしており、感触がとても楽しい。つるりと光るなめこがの粘り気が、温かさをそのまま運んでくれる。 最後にとうとう、まんじゅう天の番だ。少しお出汁を吸って柔らかくなった衣をかじると、噛み切れなかった両端がもっちりと伸び、口の中にあんこの甘さが現れる。 ううむ、これは、まさしくまんじゅうだ! 口が驚く。サクサクとした上半分の衣と、真ん中のまんじゅう、下半分のふわりとした衣。衣の油の香りに挟まれた甘さが際立つが、香ばしさも負けていない。 噛んでいても味わっていても、とても楽しい。飲み込んだあと、お出汁をまた一口すすった。 お醤油の香りがふわりと広がったその瞬間、頭の中で何かを閃いた。 まんじゅう天を食べ、甘さを感じたところに、すぐお出汁を飲む。甘さとしょっぱさ、あんこと醤油の香りが口の中で混ざる。 不思議な食べ合わせだが、とてもおいしい。お互いの尖っている部分をきれいに打ち消し合って、もう一度体験したくなる味になっている。 レースが終わった後に伝えたら『何よそれ』と言われるかもしれないけど、これは大発見だぞ―― もつ煮と同じように、気が付けばもうお出汁まできれいに食べきってしまっていた。 次のパックに取り掛かろうとした直後、耳の先にぽつっ、と冷たい衝撃を感じる。 もしやと思い空を見上げると、黒い雲が立ち込めてきていた。慌てて右腕に下げていた傘をさそうとする。 しかし両手に下げたビニール袋がかさばり、中々うまくきまらない。ご飯を食べられるように支えたいのだが、柄にどうしても干渉してしまう。 どうしようか―― 「あの、お手伝いしましょうか」 背後から男性の声がする。振り返ると、傘を小脇に抱えた30代くらいの、長いコートと帽子を被った人が私に話しかけてきていた。 「おお、ありがとう。ぜひ頼む」 「ええと、どっちを持ちましょうか」 男性は私の傘とビニール袋を交互に見比べて、どちらを持とうか考えているようだった。 「そうしたら、傘を頼む」 「はい。分かりました」 私の傘を手に取って静かに開き、腕を伸ばしてスペースを作ってくれた。ポツポツと傘に雨粒が当たる音が響く。 「大丈夫そうですか、濡れていませんか」 「ああ、ありがとう……すまないが、冷める前に食べてもいいだろうか」 「ええ、どうかお気になさらず。ところでそれ、すごい量ですね」 好意に甘えて焼きそばのパックを取り出し、新しく割り箸を開けて食べ始めた。 「すごい勢いで食べますね」 「ほうはほうは」 「あはは、食べ終わってからで結構ですよ」 うん、とだけ頷いて素早く食べる。重たかったビニール袋も随分軽くなり、私の目の前では次のレース、ジュニア級未勝利戦に出場するウマ娘たちが、誘導ウマ娘の指示に従って真っすぐ列を作って本バ場入場をしていた。 焼きそばを食べ終わり、空になった容器を手早くまとめて次のご飯に手を伸ばす。あんことカスタードの大判焼きが入った袋が現れる。デザートにちょうどいい。 「そうだ、良かったらどうだろうか」 私ばかりが食べていることに気付き、感謝の気持ちを込めて大判焼きの袋を差し出す。男性は、えっ、と目を丸くした。 「いいんですか。あなたの大事な食事なんじゃ」 「いや、傘を持ってもらっているのに、気づかなくてすまない。あんことカスタード、どちらが好きだろうか」 「ありがとう。そうしたら、あんこを」 あんこの入っている袋を彼に向ける。取り出すために中を見た彼が、ギョッとした顔になる。 「これ、全部食べるんですか」 「そうだ」 「まさか、カスタードも同じ数だけ?」 「うん」 「ひい、ふう、みい……全部で24個も食べるつもりだったんですか?」 「ああ。売店のおばちゃんに、これ以上はダメだと断られてしまった」 「えっ。今までの食事に加えて、まだ食べられるんですか」 羨ましいなあ、と彼はつぶやいて大判焼きを手に取る。ありがとう、いただきますと言って、一口かじる。私もカスタード味を取り出して、同じように食べ始めた。 「おいしいです。ありがとうございます」 「いいや、私の方こそありがとう」 「今日はレースを見に来たのか?」 「はい。実は、娘が走るんです」 そう言うと、男性はかじりかけの大判焼きを持ったまま、頭の後ろに手を回す。 「いつもは中々見に来てあげられなくて、その子も普段、レースを見に来てほしいとは言ってこなくて。でも、今日だけは絶対直接来てほしいと」 「そうだったのか。何か、特別なレースなのか?」 「ええ。初めての3勝クラスなんです」 男性はとても嬉しそうに話す。そのままでも優しい目元が、さらに柔らかくなる。上気したような面持ちで話す姿に、私も思わず嬉しい気持ちになる。 「おめでとう。きっと娘さんは、とても頑張り屋のウマ娘なんだな」 「ええ、ええ! それはもう本当に。昔から我が強いというか、信念がありすぎるというか……でも、根性のある子です。トレセンに行く、と決まったときには全寮制なこともあって心配な気持ちにもなりましたけど、持ち前の頑固さが前向きに働いてくれたのかな、と安心しています」 先ほどよりも少しだけ早口で言い終わると、あっ、と何かに気付いたように話すのを止め、ぺこりと頭を下げる。 「すみません、見ず知らずの方に、つい」 「いいや、気にしないでくれ」 顔を上げた男性は、申し訳なさそうにしつもも、どこか誇らしげ表情をして少しだけ遠くの方を見る目になっていた。 私のお母さんも、カサマツで私の話題が出たときに、こんなふうに話していたのだろうか―― 私もいつか、家族を持ったときには、こんなふうに話すのだろうか―― 私は、普段レースを見るときには考え付かないようなことで、しばらくの間は頭がいっぱいになっていた。 「ただ、問題が一つあって」 「問題?」 「ずいぶん久しぶりにレース場に来たものですから、奥さんとはぐれてしまって」 「それは大変だ! 迷子の館内アナウンスをしてもらおう」 私の提案に、男性は慌てたように傘の雨粒を飛ばす。 「いやいや、それは嫁が困ります」 私たちが話しているうちに、後ろでは未勝利戦のレースが始まっていて、もう勝負の中盤に差し掛かっていた。 『ミニリリー、レースを引っ張ります。その後ろに1番ローカルストリーム追走、そこから1バ身ほどの差をつけて……』 レースに目を向ける。先頭を走るミニリリーと言う子は緊張のせいだろうか、走りが固い。 「『今、レースを見ています』と……」 「連絡は取れるだろうか」 はい、と男性が頷く。 「嫁も学生の時レースで走っていたので、私よりもここには詳しいはず」 男性はそう言って、キョロキョロと周りを見回して、その度に傘が揺れる。どんなに見回しても他の人の傘とカッパで視界が悪く、遠くまで探すのは難しそうだった。 思わずつられて周りを見ているうちに目の前のレースは終了し、コースチェックが行われる休憩時間になる。観客席に詰め寄せていた人たちも一度温まるためだろうか、屋内に向かって歩いていく。 相変わらずの雨模様と傘で暗さは変わらないものの、先ほどよりも遠くまで見通せるようになった。すると、遠くの方から一人だけ、人の流れとは違う方向に――私たちの方へ向かって小走りで近づいてくる人影があった。 「貴方、ここにいたの」 「ああ、良かった。貴女、耳が濡れてしまうよ」 雨に濡れるのも構わず、女性が傘を下ろして手を伸ばす。どうやら奥さんのようだ。男性はサッとポケットに手を伸ばし、彼女の手にハンカチを載せた。 私は彼の言葉に、彼女がウマ娘であることにようやく気付いた。同じウマ娘の私でも見惚れてしまうほど、仕草も姿も綺麗で美しい方だ。 傘を空いた方の手で器用に取り回し、奥さんの分のスペースも作る。 そのスペースを自然に分け合う彼らを見て、なぜか私は、雨の日に二人で歩いたスーパーの帰り道を思い出した。 「こちらの方は? 貴方、二つも傘を持ってきてはいなかったでしょ」 「先ほど声をかけたんだ。両手が埋まっているのに雨に降られて困っていらしたから、手助けを」 女性は私の両腕に下がるビニール袋――今はもうだいぶ軽くなったが――を見て、あらまあ、と驚いたような仕草を取る。 「これ全部、あなた一人で?」 「ああ。旦那さんには大変助けてもらった。改めてありがとう」 男性は、いいんですよ、と緩やかな笑みを浮かべる。 「ずいぶん食べるのね。でも、お若いウマ娘なら元気が一番だし、素敵よ」 そう言って、口を手で隠すように笑う。 『まもなく、次のレース、3勝クラスのパドックが開かれます』 会場アナウンスが、パドックの時間を告げた。先ほどよりも人がまばらになった観客席で、私は二人に尋ねる。 「パドックは見に行かないのか?」 はい、と旦那さんが答えた。 「娘から直接見える場所に立って、緊張させてしまっては良くない」 旦那さん――もう、お父さんと呼ぶべきだろうか。彼は心を決めたように話す。 「小さいころから、平気な顔して緊張しいな子なの。きっと今も変わってないわ」 奥さん――お母さんが、呆れているが優しい笑顔を浮かべながらお父さんの方を向く。 「ぐっと唇を噛み締めながら帰ってきたと思ったら、聞いても何も答えてくれないこともあったね」 「ええ。平気だから、大丈夫だから、って言って聞かなくて。そういう時は静かにハグしてあげると素直になったのよ」 知らなかった、とお父さんが驚く。 「今日は必ず行くよと伝えていますし、到着した連絡も入れてありますから、これ以上プレッシャーをかける必要はないかな、と」 二人はすこし遠くに目線を移して、息を整えるように空気を吸っている。彼らの言葉は私に説明するようにも、自分たちに語り掛けるようにも聞こえた。 本当は見に行きたいけれど、ぐっとこらえて娘の雄姿を見守る。 私にもしも子供がいたら、同じような気持ちになるんだろうか―― 「実は、私はつい二月前に引退したばかりなんだ」 彼らの身の上話を聞いているうち、私も自分のことを打ち明けなければいけない気がした。 「実は、今はここに居るんだが、関係者席も用意してもらっているんだ。二人の席も用意できると思う。こんな雨だし、一緒にどうだろうか」 荷物を持ってもらった借りを返したい気持ちと、どういうわけか近い距離を感じる二人には、せめて暖かいところでレースを観戦してほしいと思った。 私の提案に、二人は顔を見合わせてまた、静かに笑みを浮かべる。 「ご親切にありがとう。それと、レース、お疲れ様でした。嬉しいご提案ですけど、お気持ちだけいただくわ」 「娘をより近いところで見てあげたいし、彼女が頑張っているのに親が見下ろしているだけというのは、なんだか忍びないから」 「でも、本当に嬉しいわ。本当にありがとう」 お父さんは敬服するように帽子を取り、首を軽く下げる。お母さんは首を軽く横に傾け、会釈をする。この二人の所作はとても綺麗で、会話の途中でも考えが横に逸れ、こんな大人になってみたいと思ってしまう。 「分かった。すまない」 私も二人に真っすぐ頭を下げた。 「そんな、謝らないで。私もレースを引退したときは、名残惜しくてこの人と一緒によくレース場に行っていたわ。後輩や引退していない同期の応援で」 そうだったねえ、とお父さんが相槌を打つ。 「自分はお付き合いの特権でレースが見れて、嬉しかったですよ。懐かしいね」 「一歩離れたところから見るのもいいものなのよ」 「私もそう思う。なんだか、現役のころよりも少し落ち着いた気持ちで感じられるんだ」 うんうん、とお母さんが何度も頷く。 「二人のウマ娘が勝てるように、私も応援している」 「あら! ご親切にありがとう。ところで、お名前はなんていうのかしら」 お母さんの質問に、私はいくばくか驚いてしまった。私はまだ自己紹介もしていなかったことをすっかり忘れていて、それでいて二人が私のことを知っているものだと思い込んでいたのだ。 自分のうかつさが少し恥ずかしい。彼女のレースを見に来れたことに、浮かれ過ぎていたのかもしれない。 「私の名前はオグ……わっ!」 名前を言いそうになって、思わず大きな声を出した。『外出するときはまだ周りに気を付けてくださいね』と学園の広報の人たちから言われていたのをすっかり忘れていた。私が声を上げたから、驚いて二人とも目を丸くしている。 「……あなた、大丈夫?」 「食べ過ぎて、お腹壊しちゃいましたか」 心配してくれる二人の言葉も頭の中を素通りする。何か、それらしい名前を思いつかなければ。 何か、名前らしい響き。すぐには思いつけない。何かから借りてこよう。 私の脳裏には、最近の朝トレーニングから帰ってきたときに、ベンチに座る彼女と一緒にいることの多い一匹の猫の姿が現れていた。 「私の名前は、キンギョハツラツ、だ」 「そうしたら、ハツラツちゃんかしら」 私は胸がドキっとした。まるで自分のお母さんから呼ばれたように感じたからだ。気持ちを落ち着けるつもりでワザと強めに頷く。わざとらしすぎたのか、お父さんがぽかんとしている。 「ハツラツさんは、どのくらいレースに出られていたんですか」 「わ、私は――」 答えようとするたび、広報の人たちの顔が浮かぶ。全部で32戦走ったとか、昨年の有マ記念で引退をしました、とは素直には言えなかったが、すらりと自然なウソを思いつくこともできなかった。つくづく私は、ウソが苦手だ。 どうしたらいいだろうか――と追い詰められた矢先、ぽつっ、と鼻先に冷たい水滴が落ち、それを合図にしたかのようにして、場内にアナウンスが響き渡る。 『お知らせします。次のレース、三勝クラスの本バ場入場が、間もなく始まります。繰り返します――』 「ああ、もうすぐ次のレースが始まるようだ!」 私はわざとらしく、先ほどよりも大きな声を出した。二人だけではなく、周囲の人たちの視線も感じる。 「もうそんな時間でしたか。もうすぐだよ」 「あっ、本当。話し相手になってくれてありがとう、ハツラツちゃん」 まるめ込めたわけではないだろうが、二人の気を逸らすことには成功したようだった。ほっ、と胸をなでおろす。 「こちらこそありがとう。私も、応援席に行ってくる」 「また会いましょう、ハツラツさん」 「またね、ハツラツちゃん」 ほぼ同時に二人は別れの言葉を発し、バ場が良く見えるスタンドの前を目指して、人ごみの中に紛れていった。 雨が少しずつ降り始め、お客さんが傘を差し始める。少しずつ強くなる雨の中後ろを振り返り、二人の傘が見えなくなるまで彼らを目で追っていた。 関係者席に戻ると、モニーが大張りになったガラスに顔を近づけていた。 「すごいっすねここ、コースから見上げたことはあるけど」 「ま、ウチらが見に来たい言うたらこんな席だって用意してくれるっちゅーこっちゃな」 タマが誇らしそうに胸を張り、モニーの側に立っている。 「イナリちゃん、そんなに食べて大丈夫ですか?」 「おう、クリークも食べるかい?」 「本当ですか? そうしたら一ついただきますね」 二人がおいなりさんを食べているところを見ると、私もお腹が減ってきて、私の気持ちに賛成するようにぐぅ、と音が鳴った。 その音を聞いて、クリークがこちらを振り返る。 「おかえりなさい、オグリちゃん」 「うん、ただいま」 「イチちゃんに会ってきたんですか?」 「いや、素敵な夫婦と一緒にレースを見てきた」 クリークが水筒から注いでくれた温かいお茶を受け取って、一口飲む。外にいるあの夫婦も、何か温かいものを飲んでいて欲しいと思った。 袋に残った大判焼きを食べようとしたその時、レース開始を知らせるラッパの音が聞こえた。 「おうオグリ、帰っとたんか。もう始まるで」 「みんなほら、こっちこっち」 タマとモニーの呼びかけで、私たちは席を立った。目を細めて、トラック上に設置された発バ機の1番のあたりを全員で見つめる。 私たち5人は、誰も喋らなくなった。息をのんでゲートが開くのを待つ。 「頑張れ、イチ」 私の口からひとりでに漏れだした言葉が終わるのと同時に、レースは始まった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 『第4コーナーを回って直線、内1番、レスアンカーワン好位置につけています、4番ジュネルガーネット伸びない』 「さぁ行っちまえ、イチぃ!」 『1番レスアンカーワン早めの抜け出しを図る、さぁ先頭だ、その後ろコルスカンティ追走』 「頑張って、イチちゃん!」 『最奥からコンフュージョン追い上げてくる、スゴイ脚だ、届くか』 「いや、これは届かん。イチちゃんの脚も残っとる。勝てるで」 『レスアンカーワン、コンフュージョン、いやレスアンカーワンだ』 「マジで過去一の走りじゃん、イチ!」 『今ゴールイン! レスアンカーワン、見事優勝を飾りました! 2着コンフュージョン、3着にはコルスカンティ』 私たちの目は、彼女にくぎ付けになっていた。全員が一丸となって、彼女の勝利を願っていた。 彼女が先頭でゴール板を駆け抜けたあと、私たちは、まるで自分たちがレースに出走して1着を取ったかのように喜びあった。建物の4階にある関係者席からは彼女の姿が小さくしか見えなかったが、彼女を大きく映すモニターに目もくれず、私たちの視線はガラス越しに見える本物の彼女に注がれていた。 「ひっさしぶりのウィナーズ・サークルで記念撮影や。気ん持ちええやろなあ」 「イチのやつ、月にエラい回数走ってるからなぁ。たまには勝てないと面白味がねぇってもんよ」 「最近ほとんど休みが合わないんだよね。ずっと出走してる感じ」 イチとモニーのメイクデビューは、確かに遅かった。ちょうど私がGⅠレースを走るようになったくらいの時期からレースに参加しはじめ、モニーは比較的少ない回数で勝ち抜いたが、イチは少しばかり苦労していた。 その遅れを取り戻すかのように、イチはデビューを飾ってから今日まで、猛烈な勢いでレースに登録している。トレーナーさんから無理やり休みを取らされてしまうくらいに。 「イチちゃん、良かった」 「うん。おめでとう、イチ」 少しばかりふらつきながらも、スタッフの人に支えられてイチが歩き出す。ウィナーズ・サークルには、イチのトレーナーだろうか、スーツを着込んだ男性が迎え、その横には傘が二つ並んでいた。 「よく見えねーけど、トレーナーも嬉しそー」 「せやな。やっと勝てたから安心したやろな」 「隣の傘は誰でぇ、あれ」 イナリが顎に手を当てている。私はその模様から目が離せなかった。どこかで見覚えがあるような。あれは―― 「あっ!」 私の大きな声で、全員が不思議な顔でこちらを振り返る。イナリはびっくりしすぎて少し飛び上がっていた。 「いきなり大きな声出すんでねぇ!」 「どしたんや、オグリ」 「オグリちゃん?」 「あの傘、あの夫婦は、まさか――」 私は知らぬうちに聞いたイチの話と、とっさに考えたウソの名前を思い出して、どうしようもなく恥ずかしい気持ちになってしまった。 了 ページトップ Part23 その1(≫16) 了船長 23/02/22(水) 01 48 08 (前スレの供養します) 200なら大人になったイチちゃんとオグリが福島レース場へ一緒に出かけ、まんじゅう天のお蕎麦を一緒に食べる 「わ、なにこれ、ふしぎ。おいしい」 「そうだろう! 一緒に食べれて嬉しい。もう一杯注文しようか?」 「あはは、ありがと、キャップ」 「この後はイチのお弁当を食べて、モツ煮、大判焼き、唐揚げに、焼きそば……」 「レース見るの、忘れてないでしょうね?」 「もちろんだ」 「良かった。忘れてなくて安心したわ」 「……その、イチ」 「なに?」 「おすすめの観戦スポットがあるんだ。そこまで行こう」 「……あ、うちのお母さんも言ってた」 「お義母さんも?」 「うん。『キンギョさんってステキな子に出会った思い出の場所なの』って」 「なっ……」 「……箸止まってるけど、平気?」 「さ、先に行っているからな!」 「あっ、キャップ! どこなのか私は知らないから、案内して、って、はやっ!」 了 ページトップ Part24 (≫182) 了船長23/04/01(土) 22 10 21 『オグリキャップ特集!』 『あの有馬記念を優勝したウマ娘、オグリキャップが誕生日にご当地グルメを食べつくす!』 今日も今日とて、私たちはテレビや雑誌のどこか一瞬で、必ずオグリの姿を見ていた。 画面の中に映るオグリの表情は、私がいつも見る彼女のものとは少し異なるような顔つきをしていた。仕事の顔、とでもいうべきだろうか。ずっと近くで彼女の顔を見てきて、モニター越しの彼女はちょっとだけ頑張っているように見えた。 『オグリキャップさんももうすぐお誕生日ですよねぇ。好きな食べ物とかあるの?』 タレントの一人が発した質問にそうか、と思う。 だから不自然だったのかと合点が行った。この番組が収録されたのは今よりももっと前のことだろうけど、誕生日を祝うという体で撮影していたようだ。 素直なオグリのことだから、きっと色々と考えながら喋っているんだろう。台本を頑張って頭に入れたに違いない。 『私の誕生日はもう少し先だぞ』 何の疑念も抱かないような表情で返事をするオグリに、タレントさんが全員、大げさにずっこける。やっぱりダメだったみたい。 『ごはんならなんでも食べるぞ。まだ食べたことのないものは分からないが』 『なるほどねえ。じゃあ、好きな味とかは。甘い、辛い、しょっぱい……』 『うーん……おいしいものが好きだ』 『それは誰でもそうでしょ! 調味料とかでは』 ややズレた会話を繰り返すオグリ。テレビに出演するようになってそれなりに経つけれど、まだまだ慣れていないようで、それがかわいらしくも皆の目に映り、人気を得ている。 「葦毛の怪物」の名にふさわしい走りと復活劇でその競走生活に幕を閉じた彼女からは考えられないギャップもまた、その人気を後押ししているようだ。 私から言わせたら、可愛いなんて通り越して、ちょっとムカつくところまであるんだけどな―― そんなことを考えているうち、意外な言葉が私の耳に飛び込んできた。 『調味料か……にんにく味噌が好きだな』 『ほう! にんにく味噌』 『ああ。そういえば、最近はあんまり食べていないな』 『夏場とかによさそうですねぇ。夏バテ防止とか』 にんにく味噌。そんなものがあるのか。手元のスマホで検索してみる。すると、手作りのレシピがずらりとヒットする。 合わせ味噌や、ふきのとう味噌なら知っていたけど、にんにくを混ぜても美味しいのか。 私がニンニクをあんまり好きじゃないから、触れて来られなかった食材だった。ニンニクを使うと、料理がまとめて強い香りに染まってしまうというか、言葉通り大味になってしまうのが苦手だ。 食べた後の口臭も、すっごく気になるし。 ――でも、たまには。 1年に1回くらいだったら、にんにくを使った料理を作ってみてもいいかもしれない。 好きな誰かのためになら、普段は食べない食材を使っても、その誰かが食べきってくれると思うし。 それに、オグリをごはんに誘うちょうどいい理由にもなる。 最近あんまり一緒に居られることも少なくなってしまったし。オグリは在学しながらのお仕事が忙しくて、私はレースに出なければいけない。 たまには、と言うほど期間が長く空いたわけでもないし、エンキョリって言うほどの距離でもない。 それでも、以前のように顔を二人で合わせられなくなったのは寂しい。 オグリに手早くメッセージを送る。 『オグリ』 『やあイチ』 『明日、寮にいる?』 『うん』 『取材とか撮影とか無いの?』 『無いぞ明日はお休みだ』 文章を打つのが遅くて、不慣れ。一生懸命打ち込んでいるのが簡単に想像できた。 『それなら、明日の朝に寮のラウンジ集合ね』 『どうしたんだ』 『最近どっちも忙しくて一緒にご飯食べてないでしょ』 『うん』 『作ってあげるから』 『分かった楽しみだ』 最後に、可愛らしいレタリングとで「わくわく」と書かれたスタンプが送られてきた。 オグリ、意外と可愛いもの好きだよね、と思う。この間お出かけしたときも、可愛らしいデザインをあしらったシューズの前で耳をピコピコと動かしていた。 プレゼントは……明日、一緒に何か選んであげよう。 メッセージを見終わった私は、次にクリークさんに連絡をする。 『クリークさん、今大丈夫?』 『こんにちは。どうしましたか?』 『まだスーパーにいますか?』 『ちょうど、お肉を選び終わったところです』 『一つだけおつかいを頼みたくて』 「OK!」と書かれたスタンプが返ってくる。 『にんにくを一株お願いします』 『にんにく! イチちゃん、珍しいですね』 『少し使ってみようと思って』 『わかりました、買っていきますね』 沢山の食材を持ったままお肉コーナーから戻ってもらうことになり、申し訳なく思う。 クリークさんが戻ってくるまでに、ざっと作り方をまとめておこう。 私はまだ台所に立ってもいないのに、つい腕をまくった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 主役のにんにくに取り掛かる前に、お味噌、お砂糖、みりんをボウルに合わせて、味噌だれを先に作っておく。 刻んだ香辛料や食材――今回のにんにくをはじめとして、ふきのとうとかも――を刻んだ後、全部手早く炒めて仕上げたほうが美味しくなるからだ。 カチャカチャ、とかき混ぜる音がキッチンの中に響く。ここは別に早くやらなきゃいけないワケじゃないけど、なんだか手が自然に動いてしまう。 にんにくの皮を剥き、3つほど取り出したかけらをみじん切りにする。包丁の刃を一回一回入れるたびに、ツンと主張するにんにくの香りが強くなっていく。 刻み終われば、刃にくっついたかけらを指で落として、軽く手を洗う。にんにくって、いつまでも手に残るような気がしてやっぱりちょっと、苦手だ。 これを使うのは、それこそ一年に一回だけの大事な日がぴったりだし、十分じゃないかな。 手の湿気をしっかりタオルに吸わせて、換気扇をつける。フライパンにごま油を垂らして火にかけ、香りが立つのを待つ。 換気扇に吸われてしまうのがもったいないほど、いい香りが部屋を満たしていく。贔屓するようで申し訳なく思うけど、香りが強くともごま油なら許せてしまう。 十分に香りが立ってきたら、まな板からにんにくを丁寧に落とし入れ、料理酒を加えて炒めていく。にんにくは特に焦げやすい香辛料だから、少しだけ火を弱める。 柔らかくなってきたら、作っておいた味噌だれを加えて炒めていく。3分くらい回しながら炒めたら火からおろして、粗熱を取る。 冷めたところを見計らって、小さいスプーンの先端で少しだけ味見。 ……なるほど、オグリはこういうのが好きなのね。おいしい。 私はマイルドなお味噌とパンチの効いたニンニクの残り香を感じながら、にんにく味噌を入れた小さなガラスボウルにラップをかけた。 お誕生日当日。私はいつも通りに目が覚めた。 はやる気持ちを抑えて、朝の身支度をする。震えるスマホのアラームを止めて、寝間着から制服に着替え、まだ眠っているルームメイトの顔を一目見る。 スリッパをつっかけて静かにキッチンへ向かう。昨日の時点でももう美味しかったけど、一晩寝かせたにんにく味噌は果たしてどんな味わいだろうか。 もし変な風味になってしまっていたとしても、すぐに作り直せば大丈夫だという保証があるから、だいぶ気持ちが楽だった。 薄く朝日が差すキッチンの扉を開けて、畳んであるエプロンを広げ身体に通す。片手で背中の紐を結びながら、冷蔵庫のドアをもう片方の手で開ける。 思えば、エプロンを巻くのもすっかり慣れたなあ。こんなことをするのも、あと数えられるくらいなのかな。 ロケや取材のお仕事で寮を空けがちになったオグリのことがチラチラと脳裏に思い浮かぶ。 前は疑うことも無く、毎朝会えると思っていた。お弁当を作れば、作っただけ食べてもらえる。私の中で意識こそしないけれど、確実なモチベーションだった。 今では寮にいるかどうか、あらかじめオグリに聞かなければいけない。もしくは、オグリの方から『明日はいないんだ』と直接伝えられる。 仕方ないと思っていたけど、少しだけ寂しくもあった。 だからこそ、今から作るメニューにも気合が入る。 久々に作れて、食べてもらえるから。 さあやるぞ、と顔を上げると、私は冷蔵庫のドアを開けっぱなしにしてしまっていたことにやっと気が付いた。慌てて必要なものを取り出してしっかりと閉め戻す。 いの一番ににんにく味噌ボウルを取り出して味見をする。昨日と同じく、小さいスプーンの先端に少しだけ取る。 お味噌がなじんで、昨日よりもさらに食べやすくなった。私がにんにくを使うのに引け腰だったから、にんにくがちょっと隠れてしまっている気もするけど、朝ごはんに使うからこのくらいでちょうどいい、ということにする。 それでも、朝から食べるにんにくの風味は、私の眠気を一気に吹き飛ばしてくれた。 味の加減が分かったところで、手を動かしていく。 まずはたっぷりのお米を炊くところから。冷蔵庫から洗い米をたっぷり取り出して、炊飯器にセットして急速炊飯モードにセットする。 私たちウマ娘はどんなに用意しても、食材を一瞬で食べきってしまう才能だ。だから、当番制で常に洗い米をたくさん用意している。 オグリに食べさせるならなおさらで、保存してあるそれらのほとんどの袋を取り出してしまった。 昨日のうちにクリークさんが用意しておいてくれた食材を取り出す。 豚バラ、にんじんとれんこん、いんげん。その隣に、たまねぎ、パプリカ、ピーマン。あっ、ブロッコリーの芯が残ってる。どうせだから入れてやろう。 玉ねぎを食感が残るくらいに大きめのざく切りにして、パプリカとピーマンは種を取り除いて開き、くし切り。 これから作るのは炒め物だから、火を均一に、素早く通すのがコツ。くし切りなら均一に熱が通りやすくて、おいしく仕上がりやすい。 次ににんじんとれんこんを半月切りにして、いんげんのヘタを落としてから斜めに切る。ブロッコリーの芯は食べやすいように切ればいいけど、私は細く切り揃えるのが好き。 フライパンとお鍋を取り出してコンロにセット。両方にごま油を大さじ1ほど垂らし、火にかける。換気扇も忘れちゃいけない。 ふわりとごま油の香ばしい香りが立ったら、具材をすべて炒めていく。 フライパンには玉ねぎ軍団を入れる。玉ねぎは炒め過ぎないように注意しつつ、少し透明感がついてきたらピーマンとパプリカを後から加えて、軽く火が通ったら味噌だれを和える。 お鍋にはにんじん軍団。こっちは硬い順番に炒めていき、2分くらいしたらお肉をほぐしながら入れる。火を少しだけ弱めて、混ぜるように熱を加える。 味噌だれを加えたプライパンの表面が泡立ち、湯気が立ち上る。野菜から水分がしみ出して来た合図だ。 ふたをせずに火もそのまま。軽く全体をゆすりながら、3分ほどかけて水分を飛ばす。 玉ねぎを一つ取って、味見をする。 ……うん。お肉を入れてないのに、にんにくがとっても良い味付けになってる。少し薄いから、お塩を足そう。 同じころ合いで、お鍋には具の全部が浸るくらいにだし汁を加える。火を強めて、沸騰するのを待つ。 沸いてくる頃にはアクが出てくるから、お玉とお水を張ったお茶わんを片手にすくいとっていく。実は、料理の中でも結構好きな作業の一つ。きれいにしていく感じが楽しい。 大体のアクをすくいあげたら、お味噌を溶き入れる工程だ。 『豚汁のポイントは、二回に分けてお味噌をとくこと。お野菜がお味噌の味を含むから、美味しく仕上がるの。お味噌だけに、話のミソよ』――私の言葉じゃない。お母さんのアドバイスだ。お父さんは後ろで笑ってる。 ダジャレは置いておくとしても、このレシピは冗談じゃなく、とっても美味しく仕上がる。 私は、分量の半分のお味噌を溶き入れた。 一回目のお味噌を入れてからは、火を弱めてじっくり煮る。 去年の今頃は、炒める時間や煮込む時間、火の加減なんかを全部しっかりと測っていたなあ。ちゃんとできるか不安で、レシピ通りに作っていたものだった。 今では色んな食材や調理法に慣れてきて、なんとなく身体が理解してきている感じがする。悪く言えば、ズボラになっちゃったのかな。 でも、おいしくできていると思う。お夜食で寮のみんなに振る舞うときはおいしそうに食べてくれるし、自分で食べていてもおいしいと思う。 にんじんに菜箸を刺し、レンコンを一つかじって火の通りをチェックする。 ……うん。オッケー。私は、コトコト音を立てるお鍋にいんげんを加えた。 「おはよう、イチ」 扉が静かに開く音と一緒に、オグリがキッチンに入ってきた。後ろ手で扉を閉めて、真っすぐ私の方まで歩いてくる。 私は振り返って、オグリを見る。歩幅が、少しだけ大きいように見えた。 「おはよう、オグリ」 カーテンの隙間から漏れる朝日を、灰色の髪が透き通るように反射して、輝いていた。 「食器の場所、分かる?」 「うん。用意する」 オグリに食卓を作ってもらう間に、豚汁の仕上げ。 もう半分のお味噌を溶き入れて、一口分だけすくって味見をする。あつっ。 ……うん。おいしい。 「私にも味見させてくれないか」 「もうすぐできるから、いい子で待ってて」 「今日の朝ごはんの献立は何だろうか」 「オグリの好きなにんにく味噌の野菜なべしぎと、豚汁よ」 「にんにく味噌か! 私の好きな味だ、誰かに聞いたのか、イチ」 「……アンタのことなら、なんでも知ってるのよ」 「イチはすごいな、エスパーみたいだ」 何言ってるのよ、バ鹿。 「イチと二人で会うのは久しぶりだな」 「引退したオグリと違って、レースで忙しいの」 「次はまた、再来週にでも走るのか」 「うん」 「何か困ったことがあったらいつでも言ってくれ。イチが助けてくれたように、私もイチのことを手伝いたい」 「……うん。でも、頑張りたいから。あ、オグリのお茶碗はもう一つ奥の大きいやつよ」 「こっちか?」 「そう。お茶碗の底、見てごらん」 「……これは恥ずかしいな」 「いいと思うわよ? はい、貸して」 「大盛りで頼む、イチ」 「知ってるってば」 「ふふ、ありがとう……もう、いいだろうか」 「どうぞ、召しあがれ」 「いただきます」 「いただきます」 「美味しい!」 「わっ、びっくりした」 「この、ピーマンと玉ねぎの……」 「なべしぎ、ね」 「とってもおいしいぞ、イチ」 「……ありがと。食べながら喋らないの」 「すまない。どうしても伝えたかったんだ」 「……そ」 「おかわりはあるか?」 「誰のために作ってると思ってるのよ」 「冷める前に、早く次を貰わないと」 「まだ盛り付けてから5分も経ってないと思うから、焦らなくても逃げないわよ」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「ごちそうさま」 「ごちそうさまでした」 「イチも、にんにく味噌が好きなのか?」 「にんにくはあんまり。でも、にんにく味噌は作ってもいいかなって、ちょっとだけ思ったわ」 「そうだったのか。次は、いつ作る予定なんだ?」 「今年の分はもうおしまい。また来年よ」 「そ、そんな」 「分かりやすくショック受けないの……ねえ、オグリ」 「ああ」 「……お誕生日、おめでとう」 「ありがとう、イチ」 「欲しいものとか、無いの」 「今しがた、貰ったばっかり……あっ」 「何よ」 「一つだけッ、ある」 「誕生日だからその一つだけ、欲しいもの、用意してあげる」 「なっ、本当か」 「……もちろん、私が用意できるものだけね」 「そ、それは、できると思う」 「言ってみて」 「その……」 「言わないと分からないって」 「イチはエスパーだから、伝わらないだろうか」 「なんでまだ信じてるのよッ」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「イ、イチのッ」 「……私の?」 「イチに、してほしいことが、あるんだ。久しぶりに二人で会えたから、その……」 「……えっ、オグリ、アンタまさか」 「すまない、にんにくの料理を食べた後にお願いするものではないと、分かってはいるんだが」 「そっちの理由じゃないわ、バ鹿ッ」 「だから、これは大丈夫だ、いらない」 「い、いらない、って何よ!」 「どうしてイチが怒るんだ!?」 「……ムカつく」 「すまない、せっかく祝ってもらったのに」 私はチリチリと焦げ付くような胸の中を抑え込んで、空のお皿からお箸が机の上に落ちるのも気づかず、ちょっとだけ乱暴に席を立った。 「……目、閉じて」 「イチ?」 「いいから、早く目閉じてってば」 「こう、か?」 オグリが素直に目を閉じる。 ……まつ毛、長いな。あんなに食べるのにあごのラインは細くて綺麗だし、薄い唇も整ってる。 見ないように私もぎゅっと目を閉じて、オグリの頬をめがけて、軽く口づけをした。 「イ、イチ」 「……まだ、目開けないで。見ないで」 「……分かった」 「いらないって言ったの、オグリだからね。文句言っても受け付けないから」 「……すまない、ありがとう。」 鳥のさえずりが窓の外から聞こえる。私たちはしばらくの間少しも動かず、寮の敷地の向こう側を通るトラックの音が聞こえるくらい、キッチンは静かだった。 「……イチ」 「何よ」 「……おかわりが、欲しい。できれば、大盛りで頼む」 「バ鹿ッ……エプロン取るから、ちょっと待ってて」 了 ページトップ Part25 (≫127) 了船長 23/04/09(日) 21 02 01 「モニちゃん、起きぃ」 「……」 「モニー、朝やってん起きや」 「……」 「エイジセレモニー!」 「……んぁ」 「休みやからっていつまでも寝とったらあかんで!」 「……ぇえ〜」 「えーもヘチマもない、今日はどんなに眠い言うても起こしたるからな」 「……昨日遅かったじゃないすかぁ」 「それはモニちゃんがゲームしとったからや! あと一回、あと一回言うて2時間は経っとった」 「一緒に寝直しましょうよ〜」 「せっかく部屋を交換したっちゅーんに、いつまでもゲームしとってからに」 「でも、タマセンパイも楽しそうにみてたし、すごいアドバイスくれたじゃないすか」 「確かにおもろかったけど、それはそれや! ウチは怒っとるで、モニちゃん」 「えー……」 「……えいっ」 「なんやっ、引っ張って取り込もう思てもムダやで」 「いや、取り込む」 「やめえ、服が伸びるやろ勿体無い、わ、鼻くっつけるなや、一張羅が汚れるやろ」 「……まだ寝巻きじゃないすか」 「目ぇ開けぇ、匂いで判別すな」 「起きたばっかなの、バレてっすから……いい匂い」 「……騙されんで、ほだされるワケにはいかんのや」 「昨日、寝るの遅くなってスンマセン。だから遅れた分、今から取り戻します」 「起きんとアカンっ」 「そんなこと言って、センパイもまだ着替えてないじゃん。ちょっと寝過ごしてもオグリは許してくれるって」 「……そうかもしれんけど」 「あっちの二人だって今頃ゆっくり朝メシ食べてますよ。だから、ね」 「……」 「しゃーないなあ、っすよ」 「……次はちゃんと早う寝るで、ゲーム禁止や」 「うん……タマセンパイ、あったけー……」 「……しゃーないやっちゃな」 了 ページトップ
https://w.atwiki.jp/rosec_pin/
ろぜっくぴん応援Wiki このWikiはろぜっくぴんを応援するwiki(非公式・本人認知済)です。 50人クラフトに参加していた2017年1月から2022年2月までの活躍は50人クラフトwikiを参照してください。 + 目次・クリックで開閉 プロフィール・基本データ配信待機画面 挨拶 コメントなど すきなもの・苦手なもの メンバーシップ サブスクライバー(Twitch) グッズ 衣装/スキン初期バージョン 2023年1月お披露目のスキン 2023年8月お披露目のスキン 配信スタイルなど 過去にやったゲーム一覧 主な活動履歴2022年 2023年上半期 2023年下半期 2024年上半期 2024年下半期 用語集ごり押しこそ正義(まさよし) 「さようなら」 Studio Coup 塵 🥂 パパ活 ハナニー 「ぴんさんに限って」 ぽん yonder わらべ エピソードKUNとの関係について 風呂 スパチャ ファンマーク YouTube恐怖症 目標 コラボについて 交流のある人物ケイロカミオカ しろくる たかし ぴょこちゃん しこしこぴん まじっくぴん みこみこぴん はろはろぶん はぴんはん ぴんみゃほ まぜクラ(1期) 玉餅かずよ Ava Re ろぜぴんラジオ 自主制作のアニメーション 禁止事項などファンコミュニティ発足の禁止 切り抜きについて 備考 プロフィール・基本データ なまえ ろぜっくぴん 愛称 ろぜぴん、ぴんちゃんなど 本名(?) 吉田優子(詳細はこちら) 年齢 永遠の17歳にしたい Twitch https //m.twitch.tv/rosecpin9 YouTube ろぜっくぴん -Rosec_pin- デビュー日 2022年8月26日 誕生日 9月26日 登録者数 5.26万人(2024年7月21日現在) 旧チャンネル ろぜぴんAnimation Twitter @rosec_pin 同(ろぜぴんラジオ用) @rose_pin_radio TikTok @rose_pin_tiktok 所属 Studuio Coup(公式ページ)2024年6月30日付で退所 イラストタグ #ろぜあーと(Twitter) 配信タグ #ぴんすとりーむ(Twitter) 切り抜きタグ #ぴん切り(YouTube) 推しマーク ➕ 該当項目へ ファン愛称 yonder 該当項目へ マシュマロ https //marshmallow-qa.com/rosec_pin グッズ https //rosepipipin.booth.pm/ 配信待機画面 【フリーBGM】ろぜぴんの行進 配信開始時にはおよそ3分半ほどにトリミングされたものが準備画面として出される。過去のエピソードに絡むもの(マインクラフトのチェスト、ピアノ、ふぐなど)が映像にあしらわれている。配信終了後にEDとして夕焼けバージョンが流される。 挨拶 「R・O・S・E・C・P・I・N、どうもはろはろぶん、どうもろぜっくぴんです」が定番。これは二人組でかつて活動していたYouTuberヴァンゆんの「V・A・M・B・I、はろはろ、どうもヴァンゆんです、ん゛~卍」をアレンジしたもので、少なくとも2020年頃から使用している。 コメントなど チャット欄で流れるもの。本人が決めたものではないものが多い。 【編集註】一部不正確な面があるので、適宜補っていただきますようお願いします。 配信開始前・待機画面 よんだ? ※1 スパチャがあったとき ないすぱ マイルストーンチャット※2、メンバー入り ないめん 配信終了時 おつぴん、乙カレー※3 ※1.Twitchのスマホアプリでの通知では「きゃっきゃ!」と書かれているためか、「きゃっきゃ」が待機画面で流れてくることもある。 ※2.マイルストーンチャット:メンバーシップ継続中に1か月に1回付与される緑色のチャットのこと(参考:YouTube公式のTwitter) ※Twitterで本人は見たことがないとしていたため、取り消し線を追記 すきなもの・苦手なもの 好きなこと・モノ ハンバーグ!漫画!ゲーム!配信。 苦手なこと・モノ 掃除、洗濯、入浴きゅうり、タコ、おからYoutube配信大人の責任 ※参照の動画(該当部分より) メンバーシップ 配信盛り上げ隊 月90円 配信スタンプ ろぜぴん見守り隊 月490円 配信スタンプと月1回程度のメン限配信など ※上記はチャンネル上の説明 実際にはメン限で映画の同時視聴配信を週1回程度のペースで実施(2023年5月現在) また、雑談配信の没回アーカイブをメンバー(見守り隊+盛り上げ隊)限定にすることがある(なお、没回アーカイブを切り抜くことは可(該当箇所へ)) また、メンバーシップ加入者・サブスクライバー向けにDiscordのコミュニティが用意されている(該当箇所へ)。 サブスクライバー(Twitch) サブスクライバーはTwitchの機能で、YouTubeのメンバーシップに相当するもの。月額600円(これはTwitchの仕様であり、国ごとに固定されている(Twitchヘルプ))。内容としては配信スタンプ、バッジ(YouTubeとはことなるもの)のほか、Twitchがもとから用意している仕様がある。長期間一括での割引やAmazon Prime Gamingでの登録などの方法もある。また、Twitchの仕様として1200円、2950円のプランもある。 グッズ 不定期発売です。過去の発売についてはツイート参照(Twitter1、)。 衣装/スキン 初期バージョン お披露目動画→【初配信】遂に動くぞ vtuberデビューだ(2022年8月29日) 最初期のスキンは、マインクラフトのアバターをそのままトレースしていたため、「箱型VTuber」と称していた。YouTubeの説明欄にも「夢はぬるぬるヌメヌメの体になること。」と記載があった(現在は変更済)。(Twitterに三面図がある。) 目を瞑るとのっぺらぼうになる(Shorts)、別の顔は表情が一切動かないという仕様だった。 2023年1月お披露目のスキン 2023年1月15日配信今後の活動についてでお披露目。なお、前年11月中にシルエットがTwitter(ツイート1)(ツイート2)にて公開されてもいる。 なお、初期バージョンの「箱」については手が動くというリメイクがなされた。それとは別に新衣装で「ヌメヌメの身体」を手に入れた。モチーフはゴスロリ。表情としては笑顔・病み・泣き顔・焦り顔の他、くしゃみをするものがある(Shorts)。インナーカラーが緑色であることからその髪色を合わせてカビミカンとリスナーから呼ばれることもある。 このモデルはいわゆる「セルフ受肉」である。 2023年8月お披露目のスキン 2023年7月8日配信【雑談】重大発表です。やっとこの時が来ました。で発表。デビュー直後の2022年9月から準備していたとのこと。また、そのTwitterはこちら。 ファンマークを決めたときの配信(【マロ雑】上手くいかない日の雑談)でキャラデザインの話(当時のデザインの十字マークをうまく使いたいという話)をしており、その際から準備が進んでいたようである。 7月29日、新スキンの顔のお披露目を行う配信を実施。「チャンネル登録者増加数+メンバーシップギフト数+ONLY UPで落ちた回数」、顔のモザイクを消すというものをやったところ、1時間30分で登録者数は約80人増え、メンバーシップギフト100件以上が飛び交う配信となり、お披露目。かわええ。 動画→ 【登録者 耐久ONLY UP配信】クリアで顔、公開!?みんなの応援で早く見れるかも...!!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】 8月1日予定通り、新スキンを公開(【お披露目】みんな!!かわいくなったよ!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】。デザインはseisei氏(@seion_alter)、モデリングはザック氏(@datenshi_zakku)。また、ロゴや配信画面もモルディカイ加藤氏@morukato1のものに一新。デザインとしては、以前のスキンを引き継ぎながらも、インナーカラーにピンクが入っていることや、瞳や、胸元、靴などにも✙マークがあしらわれていることが特徴。表情差分として、泣き顔、怒り顔、焦り顔、闇落ち顔、くしゃみ(ろぜっくぴん自作とのことTwitter)。 Twitterに三面図がある。 配信スタイルなど 2023年4月ころからはTwitchをメインに(週5~7程度のペースで)配信している。Twitchではゆっくり音声によるコメント読み上げ機能を利用してコメントに反応する。YouTubeでは適宜コメント欄を見つつ読み上げて行っている。 コメントに反応する頻度が高いため、リスナーの認知も相対的に速い。名前やアイコンを変えない方が認知しやすいとしている。 自分からVTuberと名乗ることはあまり多くない。 過去にやったゲーム一覧 編集者の方へ、抜けもれを補う際に可能であれば初プレイ順でお願いします。 Twitchのアーカイブが消えている場合はそれっぽい位置にお願いします Minecraft 【工事中】 Powerwash 参考項目→🥂 unpacking 2022/09/12 【睡眠導入配信】整理整頓、それは心の浄化。たぶんASMRです、多分。 plug and play 2022/09/13 【plug and play】アレが確定しました。 Fall Guys 2022/09/18 【Fall Guys】勝つまで終われない(くしゃみしたら即終了) マリオカート8DX 2023/02/02 【中止】配信ができる準備が終わるまで終われない配信 世界のアソビ大全51 2023/02/13 【耐久】アソビ大全、野良に10回勝つまで終われません リトルナイトメア2 公式サイト Raft 2023/04/25 【Raft】お風呂に入れない二人、ついに漂流 ~まじろんさんと遂にコラボ!!!!~ The outlast trials 2023/06/08【The outlast trials】ありまみこ、あるまじろと行く。ホラーゲーム。【ろぜっくぴん】 2023/06/12 【The outlast trials】ありまみこ、あるまじろと行く。ホラーゲーム。【ろぜっくぴん】 Red Barrels invites you to experience mind-numbing terror, this time with friends. Whether you go through the trials alone or in teams, if you survive long enough and complete the therapy, Murkoff will happily let you leave… but will you be the same?(Steam説明文) Getting Over it いわゆる「壺おじ」 2023/06/30 【ONLY UP!クリア耐久】登ると声が高くなる #ぴんすとりーむ ※ONLY UP!のと連動する音声フィルター調整不良でGetting Over itをプレイ APEX 2023年8月31日に「渋ハルカスタム」に参加 ONLY UP! 2023/07/29 【登録者 耐久ONLY UP配信】クリアで顔、公開!?みんなの応援で早く見れるかも...!! ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド 主にTwitchでの配信。続編にあたる「ティアキン」発売の前日、2023年5月11日にプレイ開始 ポケットモンスターバイオレット ピクミン(初代) Twitchでの配信。最新作である「ピクミン4」の発売日前後にプレイ開始 VALORANT 2023年8月12日~9月1日に、朝活企画と称して(往々にして)徹夜明けの朝7時に配信。 8月29日、ブロンズに到達(Twitter) 9月2日以降、12月頃までも「9月企画」として朝活継続 Cult of the Lamb 偽りの司教の土地で教団を立ち上げ、信者たちによる忠実なコミュニティを作るためにさまざまな謎多き地域を探索し、自身の教えを広げながら真なる教団を築き上げよう。(Steam説明文) Gartic Phone 2023年9月10日アニメ班とプレイ。 ストリートファイター6 使用キャラはダルシム。(なお、公式HPによれば使用率が最も低いキャラクターである)。 2023年12月22日ゴールド、12月31日プラチナランク達成(Twitter)。 その後幾度となく跳ね返され、2024年6月24日マスター達成(Twitter) ストグラ(ストリートグラフィティ ロールプレイ) グラントセフトオート5を基に作られたロールプレイゲーム。2024年1月5日初プレイ。ロールプレイ上では「ろぜ柳ぴん子」として参加している。 ストグラでの詳細は→ストグラまとめWikiを参照 Chained Together 地獄の深淵から、友人たちと鎖で繋がりながら、多様な世界を通じて登っていきます。シングルまたは協力プレイで、頂点を目指してそこで何が待っているかを発見してください(Steam) 主な活動履歴 量が増えてきたので折りたたみにしました。ストリーマー的活動を追い切れなくなってしまいかなり抜けがあります 2022年 (50人クラフトを卒業・栄転以降) + クリックで開閉 2月:50人クラフトを栄転(栄転報告は21日、旧チャンネルの最終配信は24日) 8月15日:現チャンネル作成 8月26日:1本目の動画を投稿し復活を宣言。 動画→ご報告です 8月27日:でこれまでの来歴や新チャンネルを作った理由を含め詳細な経緯を話す。 動画→【全部話す】さよなら登録者8万人、5年間続けたチャンネル辞めます。チャンネル登録お願いします。 8月28日:なぜか一時的にYouTubeアカウントがBANされる(Twitter)も、すぐに復旧する(Twitter)。 同:チャンネル登録者数5000人達成(Twitter) 8月30日:チャンネル登録者数1万人達成 動画→【緊急配信】開始2分で終了!?!登録者1万人、耐久歌枠。の予定でした。 8月31日:旧チャンネルで完全自主制作のフルアニメーションのMV「人生は夢だらけ」が投稿される。 動画→【自主制作アニメーションMV】椎名林檎-人生は夢だらけ -/covered by ろぜっくぴん 9月1日:チャンネル登録者数2万人達成 動画→【告知あり】登録者2万人を見守りながらお疲れ様ってする配信 9月11日:アバターの顔風イラストを募集するろぜぴんの顔選手権を実施。 動画→【】ろ ぜ ぴ ん の か お 選 手 権 開幕...!!!#ろぜぴんのかお 9月18日:活動休止を宣言。24日までに復活と意気込んだものの実際は投稿がない(Twitter) 9月26日:誕生日配信を行う。以降、「スランプに陥った(Twitter)」ことも相まってRe ろぜぴんラジオのほか投稿が途絶える。 動画→あれ?誕生日だって。5分だけ ※メンバーシップは一部更新あり 10月15日:28日に復活するとTwitterで宣言(実際の動画投稿はない) 11月6日:まんさや氏をゲストに迎えRe ろぜぴんラジオ第1回投稿 11月13日:あるまじろ氏をゲストに迎えRe ろぜぴんラジオ第2回投稿 12月24日:皿を割る(Twitter)。12月に投稿、配信などの動きはない。 2023年上半期 + クリックで開閉 1月15日:Re ろぜぴんラジオを除けば111日ぶりのの配信。セルフ受肉の新スキンを公表しヌメヌメの身体とくしゃみを手に入れる。グッズの作成・販売開始を報告する(も、ピンバッジが非常に小さい)。新アニメーションMVを制作中と発表する。 動画→今後の活動について 2月11日:しろくる氏をゲストに迎えRe ろぜぴんラジオ第3回投稿 2月18日:当wikiが取り上げられる 動画→【雑談】ただいま【Vtuber】 2月26日:栄転1周年配信を実施 動画→あれから。 2月中旬:よしことの原宿での実写動画を撮影...のはずだったが、よしこ寝坊。 動画→実写 よしこちゃんと一緒に遊んできた 3月5日:チャンネル登録者数2.5万人達成(Twitter) 3月14日:ホワイトデー企画として2月14日投稿のShorts動画についたいいねの数約1600個のチョコレートを作る生配信を敢行。 動画→【実写】ホワイトデーにチョコ1600個作るまで終われない配信 4月5日:しろくる氏とのコラボでの罰ゲームとして「ぴょこ」を語尾に付けて配信 動画→【しろくるふざけんな】新人Vtuberぴょこちゃんの配信【ぴょこちゃん】 4月7日:Twitchでの(おそらく)初配信(Twitter) 4月16日:メンバー限定配信を遅刻したために、1週間風呂に入る(Twitter) 4月19日:パパ活(この意味)をする 動画→【雑談】(リアル)パパ(に会って元気な姿を見せる)活(動)に行ってきたので話を聞いてほしい。他 (Twitter) 同上:このころから配信日程を告知し始める(定期的な活動開始)(Twitter https //twitter.com/rosec_pin/status/1648576456069623809]]) 4月20日:1週間風呂に入る生活4日目にしてあきらめる(Twitter) 4月25日:元から交流があり、よしこちゃんのチャンネルでは絡みのあったあるまじろ氏との(Re ろぜぴんラジオ以外では)初コラボ 動画→【Raft】お風呂に入れない二人、ついに漂流 ~まじろんさんと遂にコラボ!!!!~ 4月27日:Twichの収益化を達成 動画→【雑談】祝収益化記念! -終 わ り の 始 ま り-【ろぜっくぴん】 5月3日:eスポーツチームの立ち上げたVtuberグループ「HAPPY HUNTERS HAVEN」とのコラボ。マインクラフトを教える。 動画→【Minecraftコラボ】マイクラの先生になるみたいです。【ろぜっくぴん】【HAPPY HUNTERS HAVEN】 ※HAPPY HUNTERS HAVENについてはこちら参照 5月6日:ありまみことの(このチャンネルでの)初コラボ 動画→【雑談】え?ありまみこ?【ろぜっくぴん】 5月7日 「HAPPY HUNTERS HAVEN」とのコラボ。はぴばんのGW企画最終日である。 動画→【Minecraftコラボ】みんな、完成できたなか???【ろぜっくぴん】【HAPPY HUNTERS HAVEN】 5月9日 ありまみこ、あるまじろとのコラボ。約2時間でダイヤをどれだけ集められるかの競争企画。配信後は3人でジョジョを見たらしい。 動画→【Minecraft】ありまみこ・あるまじろと行く、マインクラフト。 友達の友達は友達だけど紹介役って立ち位置難しいよな、助けてくれ【ろぜっくぴん】 5月11日 自身のTwitchで「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の実況配信を開始。(ちなみに、次作である「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は、ぴんが配信を開始した二時間後の5月12日0時に発売されている。) 5月22日 このころ1月15日に販売したグッズの販売を終了 5月23日:あるまじろとのコラボ配信の予定だった。そのまま「ブレワイ」を配信。 動画→あるまじろは、来ませんでした!【まじっくぴん】【ろぜっくぴん】 5月24日:Studio Coupに所属することを報告(未契約だが、オパシ氏の動画でフライングしている)当wikiが取り上げられる(2回目)。 動画→【お知らせ】事務所所属!?どうした、どうなる、ろぜっくぴん。説明します。【ろぜっくぴん】。 6月14日:オムライスを作る実写配信ででいろいろやらかす。(参照:ぽん) 動画→【実写】オムライスを綺麗に作れるまで終われない配信 6月26日:Twitchでの蒼溟みやほとのコラボ配信(23 00~)で寝坊 6月30日:ONLY UP!実況の予定も、トラブルによりGetting over it(壺おじ)をプレイ 動画→ 【ONLY UP!クリア耐久】登ると声が高くなる 2023年下半期 + クリックで開閉 7月4日~24年1月11日:しろくる氏の主催するマイクラサーバー(まぜクラ)に参加(同氏のツイート) 7月13日:まぜクラで持ち込み企画、しろくる討伐企画を実施。なおしろくる氏は15分寝坊。 動画→【神視点】ろぜぴん主催企画。しろくるを倒せ!まぜクラで鬼ごっこ!#まぜクラ #ぴんすとりーむ 7月21日:Nintendo Switchの新作ソフト「ピクミン4」の発売に合わせ、「ピクミン(初代)」のゲーム実況をTwitchで開始(告知ツイート) 7月29日:新スキンの顔のお披露目を行う配信を実施。「チャンネル登録者増加数+メンバーシップギフト数+ONLY UPで落ちた回数」の分だけ、顔のモザイクを消すというものをやったところ、1時間30分で登録者数は約80人増え、メンバーシップギフト100件以上が飛び交う配信となった。 動画→ 【登録者 耐久ONLY UP配信】クリアで顔、公開!?みんなの応援で早く見れるかも...!!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】 8月1日:新モデルを公開。 動画→ 【お披露目】みんな!!かわいくなったよ!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】 8月12日~継続中:夏休み企画と称して、毎日朝7時からVALORANTの配信を始める 8月21日:Studuio Coupに正式所属(同事務所HPに掲載) 動画→【お知らせ】今後について studio coupに所属することになりました。 8月27日:Twitchのフォロー1000人達成(Twitter) 8月31日:渋谷ハル氏主催のAPEXのカスタムマッチ「渋ハルカスタム」にしろくる氏・アニメハ氏とチーム名「まぜクラ APEX部(仮)」で参加(Twitter、渋谷ハル氏配信でのチーム紹介部分)。 9月7日:ミュージックビデオの総監督を務めたJoint Beautyの楽曲、「Special Days feat. 藤井隆 ピーナッツくん」が公開(Twitter)。 動画→Joint Beauty - Special Days feat. 藤井隆 ピーナッツくん (Official Music Video) 9月17日:Twitchのフォロワー2000人達成 (Twitter) 【9月18日以降12月20日まで工事中】 12月21日:YouTubeで4カ月ぶりに配信実施 12月30日:Twitchのフォロワー4000人達成(Twitter) 2024年上半期 1月11日:Twitchのフォロワー5000人到達(Twitter) 1月11日:まぜクラ終了(しろくる氏Twitter) 1月28日:Twitchのフォロワー1万人到達(Twitter) 2月1日:YouTubeのチャンネル登録者数3漫人達成(Twitter) 2月12日:Twitchのフォロワー2万人到達(Twitter) 2月26日:YouTubeのチャンネル登録者数4万人達成(Twitter) 3月1日:Twitchのパートナーになる(Twitter) 5月12日:YouTubeのチャンネル登録者数5万人達成(Twitter) 6月24日:ストリートファイター6にて、マスター到達(Twitter) 6月30日:Studio Coupを退所 2024年下半期 9月26日:自主制作アニメーション「なれるかな」を発表 同:誕生日記念グッズの発売(Twitter) 用語集 ※読みに合わせて五十音順で記載してくださいお願いします (配置、項目については要検討) ごり押しこそ正義(まさよし) 2023年5月14日、Twitchのゼルダの伝説BotW配信にて誕生した用語である。 無理やりゲームを進行するぴんに向かって「ごり押しこそ正義」というコメントが投稿され、コメント自動読み上げ音声が「正義」を「まさよし」と呼んだことが始まり(参考:Shorts切り抜き)。 翌日の15日、ぴんが「ごり押しこそ~?」と掛け声をかけると、リスナーたちが「まさよし~」とコメントすることが決まった。 また、同日に「案の定」の誤字コメント、「安之丞(やすこれすけ)」という単語も生まれた。 「さようなら」 マシュマロ配信にて、視聴者から寄せられたろぜぴんに刺さった名言である。 個人配信のぴんさんが大好きでした。コラボ配信のぴんさんは、まるで別人のようで、おじさんはついていけません。ごめんなさい。自分勝手なマシュマロで。短い間でしたが、楽しかったです。ありがとうございました。さようなら。 参照 Twitter それを受けた変形バージョンがこちらである。 個人配信のぴんさんが大好きでした。ぴんさんに元彼がいたと知った日、涙が止まりませんでした。ピンちゃんはずぼらで男っ気のない子だと思ってたのに⋯あの日から、まぜくらを見る時もしろくるさんと寝るろぜぴんの姿という嫌な妄想をしてしまって涙で配信画面が見えなくなってしまいました⋯。重大発表ときいて「ああ⋯もうお別れの時期か⋯」と悟ってしまい。震える手で「ご結婚おめでとうございます」と打つことしか出来ませんでした⋯。今まで生活費を削ってスパチャしてたけどぴんちゃんの幸せを邪魔することは出来ないので、おじさんはついていけません。ごめんなさい。自分勝手なマシュマロで。短い間でしたが、楽しかったです。ありがとうございました。さようなら。 参照 【雑談】重大発表です。やっとこの時が来ました。 Studio Coup 「スタジオクー」と読む。所属配信者にオパシ、よしこ、あるまじろなど。所属予定、書類のやり取り中の旨が動画、配信で言われたが、未だ契約に至っていない、契約の責任に押しつぶされ2ヵ月ほど契約書にサインできなかった(オパシ氏の動画)。最終的には8月21日に所属を報告、同日にHPに掲載(動画→【お知らせ】今後について studio coupに所属することになりました。)。 Studio Coupは2017年に誕生したゲーム実況者に特化したインフルエンサープロダクションです。Coupは「クーデター」や「大成功」という意味があり、ゲーム業界に激震を走らせ更に盛り上げたいという意志と所属の実況者全員を大成功に導きたいという強い思いを込めています。(HPのheadタグより引用) 2024年6月30日退所 動画→京都1時間後に事務所を辞めるろぜぴん【ろぜっくぴん/ストリートファイター6/chained together/こはならむ/boira/marunnn】 塵 + 閲覧注意 塵スパ(スーパーチャット)、塵スナー(リスナー)のように使われる非公式の用語。 旧チャンネルで低額のスパチャを塵と形容したことが起源。 🥂 + 閲覧注意 パワーウォッシュシュミレーターの配信で生まれた用語。読みは「チン」。 ゲーム内で1つのオブジェクトを洗浄し終わると、「チン」という効果音が鳴る仕様に、ぴんが過剰に反応したことが起源。 石畳など、オブジェクトが多い場所のことを、「チンスポット」とも言っていた。 絵文字は、「チン」という音が乾杯している音に聞こえることことから「🥂」に決まった。 参照(Shorts)→ち⚪︎ち⚪︎なっちゃうの...!【Vtuber】#shorts #ろぜぴん #vtuber パパ活 ここに言うパパは実父のことで、つまりお父さんに会ってきたということをこの言い方をすることがある。 本人曰く「(リアル)パパ(に会って元気な姿を見せる)活(動)」である。 動画 【雑談】(リアル)パパ(に会って元気な姿を見せる)活(動)に行ってきたので話を聞いてほしい。他 ハナニー + 閲覧注意 ぴんは「ハナニー」という、鼻に指を入れる謎の行為をするという。 本人曰く、「性的な感じじゃないけどきもちいい」らしい。 ちなみに、ろぜぴんはハナニーのし過ぎで鼻毛がない。 詳細:【実写】ホワイトデーにチョコ1600個作るまで終われない配信 「ぴんさんに限って」 事務所所属を報告した配信にて、視聴者から寄せられたろぜぴんを怒らせた名言(マシュマロ)である。 ぴんさんに限ってそんなことは無いとは思ってるんですけどもし事務所入って登録者増えたらよんだーへの1人1人へのあれが少なくなったりすんのかなぁって思うとすごい寂しいし悲しいです・・・。これからも応援してます 動画→【お知らせ】事務所所属!?どうした、どうなる、ろぜっくぴん。説明します。【ろぜっくぴん】 ぽん ろぜっくぴんは時折、いや頻繁にそこそこ重大なミスをやらかす。例えば【中止】配信ができる準備が終わるまで終われない配信(限定公開で閲覧可能)ではSwitchの音声が流れない、コメントが配信画面に表示されないなどの不具合を多重に発生させている。また、配信に限らず、皿を派手に割るなどもしている(Twitter)。そのようなときやエピソード等に対して視聴者が「ぽん(した)」などと打つことが多い。 また近時の例では、【実写】オムライスを綺麗に作れるまで終われない配信で、実写カメラが映らない、サラダ油・菜箸を用意していない、生卵のはずが黄身が凍っている、オムレツをチキンライスに載せようとしたら案の定机に落とす(本人切り抜き)などの「ぽん」を多重発生させている。また、新スキンの顔を徐々に焦らしながらお披露目しようとしたら、一気に見えてしまうという一世一代のトラブルを起こしている。 参照項目→沼(50人クラフトWiki該当項目)現チャンネル発足以前のものについてのエピソードがある。 yonder ファンネームは「yonder」であるが、これは配信【マロ雑】上手くいかない日の雑談で決まったものである。元々ファンマークを➕にするという話からファンネームを決めていないということになり、当初「ロゼ民」になりかけたところ、スパチャが500円...2000円...と入り乱れ、最終的に8000円の「呼んだ?」からyonderとなった。 なお、配信待機画面で「待機」などと言う代わりに使われることもある。 メンバー限定スタンプには「よ」「ん」「だ」「?」の四文字が収録されている。 ※NHKで放映されていた「みいつけた!」内に登場するキャラ「オフロスキー」が「呼んだ?」と言うのでそれとも絡めて使われることがある。なお、ろぜっくぴん当人はお風呂が嫌いである(後述)。 参考動画(Shorts)→Vtuberさん、スパチャ大喜利でとんでもないファンネームにwww【Vtuber】 わらべ 漢字で書けば「童」。「わらべてい」の略。どういう意味かは措いておく エピソード KUNとの関係について もともとろぜっくぴんは約5年間50人クラフト(KUNの行う視聴者参加型動画)の参加勢であった。基本的に50人クラフトに参加しないままそこで得た知名度を利用することを「シュタタ」と呼び禁忌とされている。KUNとの話し合いの結果現在の形での活動が実現している。活動を始めるあたりに条件としているものは主に「お互いにタブーとしない(よって互いのチャンネルで名前がでることもある)」「ろぜっくぴんは50人クラフトの現参加勢とコラボしない(Twitter上やプライベートでの関わりは今まで通りある。)」となっている。なお、時期が来れば話すことができることも多いとしている。 参考:あれから。※固定コメントで正確な条件・希望について記載あり 風呂 風呂が嫌いで、風呂に週1回も入ればいい方だとしている。風呂に入った日にはTwitterでわざわざ報告するほどには風呂に入っていない。 スパチャ + 閲覧注意 ファン名称である「yonder」やよしことのコラボ名である「しこしこぴん」など、スパチャの額面で様々な物事を決めることもある。また、EDが流れたあとにスパチャが送られた場合は「アンコール」としてエンディングを止めて配信を行うこともある(なお当人はめんどくさがっている)。めんどくさくなってやめたが、ED中にスパチャが来た場合はコメント欄に現れることが多い。 ファンマーク かつてから活動していたろぜっくぴんはファンマークを一度変えている。もともとは「ろぜぴん」に合わせて「🌹📍」を使っていたのだが、キャラデザに薔薇要素がないこともあり、マインクラフトのスキンや、衣装に合わせて「➕」に変えた(推奨の使い方としては➕で名前を挟む方法である)。 参照 【マロ雑】上手くいかない日の雑談 YouTube恐怖症 配信は好きなものの、YouTubeで配信することが怖いというときもあるらしく、そのためにTwitchでも配信している(【お披露目】みんな!!かわいくなったよ!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】(該当箇所))。 参考(動画内でのモチベーションについて語っている部分を切り抜いたShorts)→同時接続者数について絶対に触れられたくないVtuberさん、発狂ww 目標 「目標なんて要らねえ!」 というのも、目標に向けて頑張ることよりも、自分自身を知ってもらったりすることが目標であって、MVや新スキンの例なども含め行き当たりばったりでいいと考えている。なんでも果敢に挑んでいく姿を応援してほしい。確固たる目標に向かって頑張ったら力尽きてしまいそう、とのこと。ボケというわけではない。 動画(該当箇所)→【お披露目】みんな!!かわいくなったよ!【#Vtuber #ろぜっくぴん 】 コラボについて 量が増えてきたため、折りたたみにしています。 ろぜっくぴんのチャンネル以外で、ろぜっくぴんが出演しているものの一覧です。Twitchは特段クリップなどされない限り配信が2週間or60日しか保存されないので省略しています。 ※コラボ先のお名前につき敬称略 + 2023年上半期・クリックで開閉 日付 コラボ先 タイトル・リンク 01/21 ケイロカミオカ 新人箱型Vtuber ろぜっくぴん 様 占います!【 #VTuber ケイロカミオカ 占い 配信 】 02/07 しろくる 🔴【with ろぜぴん】ランダムアイテムRTAチャレンジ -12日目-【マイクラ】 02/10 しろくる 🔴【with ろぜぴん】ランダムアイテムRTA + 1位 2位とれるまで終われません!!!!!【マイクラ】【マリオカート8DX】 02/21 しろくる 🔴【with ろぜぴん(続)】ランダムアイテムRTAチャレンジ -20日目-【マイクラ】 02/26 よしこちゃん ろぜっくぴん、あるまじろそろそろマジで風呂入れ 02/28 よしこちゃん 怒り狂うろぜっくぴんと煽り散らかすあるまじろの戦い 03/06 よしこちゃん 【配信】ろぜぴんとコラボ配信!!!!!!!!!!!!!!! 03/09 しろくる 🔴【APEX】あぺっくす!!!!!さいきょう【w/ろぜぴん】 03/14 よしこちゃん ろぜっくぴんはやっぱり私の友達だな……あるまじろには渡さん 04/03 しろくる 🔴【w/ろぜぴん】エンドラ討伐2時間超えたら罰ゲーム【マイクラ】 05/03 銀嶺しのあ 【#はぴはん】初心者しの姐視点🕊 ゲストはろぜっくぴん先生✨【GWマイクラ企画】 同上 麻吹あめり GW企画 はぴはんでマイクラあああ 同上 亜玖真ゆの #はぴはん ゆの姐視点ゲスト はろぜっくぴん先生✨【GWマイクラ企画】 同上 瑚星まう はぴはんGWマイクラSTARTだって! 同上 蒼溟みやほ 【はぴはんGW企画】右も左もわからないみやほ視点マイクラ【始動!】 05/07 銀嶺しのあ 【#はぴはん】しの姐視点🕊GW企画フィナーレ!ゲストはろぜっくぴん先生✨【GWマイクラ企画】 同上 麻吹あめり マイクラ成果発表会!!!!! 同上 亜玖真ゆの #はぴはん 最終回【GWマイクラ企画】 同上 瑚星まう はぴはんマイクラ企画終われるのか…?! 同上 蒼溟みやほ 【はぴはん】先生と答え合わせの時間【GW企画】【最終日】 05/19 銀嶺しのあ 【APEX】レベル上げ耐久🔥 w/まうまう、ぴんちゃん【銀嶺しのあ / はぴはん】 同上 瑚星まう レベル上げ耐久するらしいよ? 05/22 オパシ 【初コラボ】あの『ろぜっくぴん』がオパシ界隈に参加するみたいです…【よしこちゃん】 同上 よしこちゃん ろぜっくぴんが手に負えないのでオパシさんに任せることにしました 05/22 銀嶺しのあ 【Minecraft】視聴者参加OK! #はぴんはん でアスレチックに挑む!【銀嶺しのあ / はぴはん】 同上 亜玖真ゆの #はぴはん & @Rosec_pin 参加おk【マインクラフト】 同上 瑚星まう 【視聴者参加OK】3年H組~ぴんちゃん先生~! 同上 蒼溟みやほ 【 #minecraft 】視聴者参加型!はぴんはんアスレチック【 #新人Vtuber / はぴはん / 蒼溟みやほ】 05/26 しろくる 🔴【ろぜぴん】友達が企業勢になってました。【APEX】 06/01 銀嶺しのあ 【Minecraft】#はぴんはん でアスレチックに二度目の挑戦!【銀嶺しのあ / はぴはん】 同上 亜玖真ゆの #はぴはん マイクラアスレチック 同上 瑚星まう 【マイクラ】ぴんちゃんとメンバーとアスレチック 同上 蒼溟みやほ 【 #minecraft 】はぴんはんサバイバル【 #新人Vtuber / はぴはん / 蒼溟みやほ】 6/19 蒼溟みやほ 【 #keeptalkingandnobodyexplodes 】 ぴんみゃほで爆弾解除!!!【 #新人Vtuber / はぴはん / 蒼溟みやほ】 + 2023年下半期・クリックで開閉 日付 コラボ先 タイトル・リンク 07/10 雪兎ちゃう 【Minecraft/マイクラ】 あのロバ、君臨 🦒 【まぜクラ/雪兎ちゃう】 07/13 しろくる 🔴【寝落ちマイクラ】#まぜクラ -第7話 ぼこぼこにされる!!-【しろくる #新人VTuber】 同上 文瀬 【#まぜクラ】ろぜぴんさん持ち込み企画!しろくるを倒せ鬼ごっこ!!【文瀬/Vtuber】 同上 双宮ゆすた ろぜぴんさん企画vsしろくるを倒せ!【#まぜクラ】弓を使って優勝狙う!【双宮ゆすた】 同上 ラヴカラピス 【💎 #まぜクラ ⛏】企画やるんだって!装備なしでいける!? #4【#マイクラ / #個人Vtuber】 同上 ゆいまる 【 Minecraft 】 #まぜクラ 鬼ごっこ企画!しろくるさんを倒せ!!!!!【Vtuber ゆいまるちゃん】 同上 カケラ #マイクラ PvP 今夜はうさぎ狩り♪第一回鯖主しろくるをばちぼこにする会! カケラ/新人Vtuber 同上 詩羽しう 【#minecraft】#まぜクラ 初持ち込みイベント!運営を倒して権力を奪い取る鬼ごっこ【詩羽しう/#Vtuber】 同上 アニメハ 【マインクラフト】#まぜクラ しろくるリアル鬼ごっこ【アニメハ/Vtuber】 07/25 よしこちゃん 遂にろぜっくぴんがやらかして、何故か私までオパシさんから呼び出されました 07/28 しろくる 🔴なんのためか分からない戦いに巻き込まれました #まぜクラ【しろくる #男性VTuber】 同上 文瀬 【#まぜクラ 決戦】怪盗団DD vs 文瀬軍 ~さっさとダイヤ返さんかいSP~【文瀬/Vtuber】 同上 アニメハ 【マインクラフト】#まぜクラ 決戦!怪盗団DD vs 文瀬軍 ~一夜限りの世紀末~【アニメハ/Vtuber】 8/20 オパシ 【BAN】『ろぜっくぴん』がとんでもない事やらかした件、本人から事情聴取します。 8/23 よしこちゃん 【5ヶ月ぶりコラボ】よしこ・ロゼピン「あの件」って一体どうなったの…?【気まずい】 8/24 雪兎ちゃう 【世界のアソビ大全51】なぜ笑うんだい?私たちのプレイは真剣だよ【雪兎ちゃう/Vtuber/ライブ配信中】 8/26 よしこちゃん 大騒動ろぜっくぴんやらかし事件、詳しく事情聴取したらマジでやばかった… 8/31 しろくる 🔴【APEX Legends】#渋ハルカスタム 目標2キル!!! w/ろぜぴん アニメハ【しろくる #男性VTuber】 同上 アニメハ 【エーペックスレジェンズ】#渋ハルカスタム 20時くらい~練習 21時半くらい~カスタム本番!【アニメハ/Vtuber】 交流のある人物 コラボ名など・ハッシュタグについて、ろぜっくぴんのチャンネルで配信されたコラボ動画はこちらを参照 ケイロカミオカ ろぜっくぴんがVtuberとして初めてコラボした相手。占い師。 動画→こちら しろくる しろくる(Youtube)はUUUM所属のクリエイター。Shorts動画でマインクラフトの豆知識動画を上げている。奇しくもろぜっくぴんを追う形でVtuberとなった。本人の(VTuber用のYouTubeアカウントの概要欄)によれば「低音ショタうさぎ(たまに毒舌)」。「ぴょこちゃん」を生み出した張本人。彼のVアバターはザック氏によるモデリングであり、2023年8月のろぜぴんのスキンと同じモデリングであることから、バーチャル上の異母兄弟である。 日付 タイトル 2023/02/07 【Minecraft】ランダムで選んだアイテムを手に入れろ!~しろくるさんコラボ~ランダムアイテムRTA 2023/02/11 ~サイコパスって本当ですか?~ ゲスト しろくる #RE ろぜぴんラジオ 2023/02/11 しろくるさんを怒らせたかったけど何もかも負けていたVtuber 2023/02/21 【Minecraft】~9時間突破~ランダムで選んだアイテムを手に入れろ!~しろくるさんコラボ~ランダムアイテムRTA 2023/03/11 あぁ、ダメ...でもいっちゃうの...///【Vtuber】 2023/05/26 【しろくる】友達がVtuberになってました。【APEX】 2023/07/04 【Minecraft】絶体に変なことをしてはいけないマインクラフト #まぜクラ #ぴんすとりーむ 2023/07/13 【神視点】ろぜぴん主催企画。しろくるを倒せ!まぜクラで鬼ごっこ!#まぜクラ #ぴんすとりーむ たかし 古くからの友人で、度々話題に上がる。後述の自主制作アニメーションにおいて3Dを担当している。 ぴょこちゃん デビュー20分で引退した伝説の配信者。しろくるのことが嫌い。 (しろくる氏とのコラボ)で負った罰ゲームで2023年4月5日に「ぴょこ」を語尾に付けて配信するというものを実施したはずが、勘違いにより生まれてしまった悲しき人物(?)である。なお、ごくまれにろぜっくぴんに憑依する。 配信→【しろくるふざけんな】新人Vtuberぴょこちゃんの配信【ぴょこちゃん】 しこしこぴん 旧知の中であるよしこ(https //www.youtube.com/@yoshikochan)とのコラボ名称。名前は【雑談】ひさしぶり!元気してたか?wよしこ(該当箇所)で決定した。例の如くスパチャから「ぴんしこ」「米粒よんだー」などの候補があがり、投票でしこしこぴんに決定した。日付の変わる前に決まったえぐいノリによるものであることはよくわかる。 日付 動画タイトル 2023/03/06 【雑談】ひさしぶり!元気してたか?wよしこ 2023/03/25 実写 よしこちゃんと一緒に遊んできた 2023/03/31 【Minecraft】よしことマイクラするぞ!!!!!#しこしこぴん 2023/08/26 【圧力】おぱしさんに会うときは菓子折りを持ってかなきゃいけないってホント?????wよしこ、あるまじろ まじっくぴん ストリーマーであるあるまじろ(YouTube)とのコラボ名称。名前は【Raft】お風呂に入れない二人、ついに漂流 ~まじろんさんと遂にコラボ!!!!~で決定した。候補を募ったところ約4分後に挙げられたまじっくぴんを気に入り即決。投票やオークションのようなスパチャ合戦は行われなかった。 ろぜぴんラジオの新シリーズ「Re ろぜぴんラジオ」の第2回で対談したほか、それから5カ月ぶりにコラボしたあとはありまみことの「はろはろぶん」でのコラボが多い。あるまじろが寝坊して配信が飛んだこともある。 日付 タイトル名 2022/11/13 [[女はみんなパンツ履いてない~ ゲスト あるまじろ #RE ろぜぴんラジオ] https //www.youtube.com/watch?v=F8PGLC5W0tk] 2023/04/25 【Raft】お風呂に入れない二人、ついに漂流 ~まじろんさんと遂にコラボ!!!!~ 2023/05/23 あるまじろは、来ませんでした!【まじっくぴん】【ろぜっくぴん】 2023/08/26 【圧力】おぱしさんに会うときは菓子折りを持ってかなきゃいけないってホント?????wよしこ、あるまじろ みこみこぴん ありまみこ(Twitter)とのコラボ名称。名前は新チャンネルでの最初のコラボである【雑談】え?ありまみこ?【ろぜっくぴん】(該当箇所)にて、マシュマロの質問にありまみこが即答する形で決定した。 ありまみこは配信には登場するが現在配信者ではない。大学生でリアルが充実していておしゃれに気を遣っており就活に向けて頑張っているという高いろぜぴん特攻を持つとてもかわいい女の子。50人クラフト時代の彼女についてはこちらを参照。 日付 タイトル 2023/05/06 【雑談】え?ありまみこ?【ろぜっくぴん】 はろはろぶん ありまみことあるまじろとのコラボ?名称。【Minecraft】ありまみこ・あるまじろと行く、マインクラフト。 友達の友達は友達だけど紹介役って立ち位置難しいよな、助けてくれ【ろぜっくぴん】(該当箇所)にて、終わり際にツイートのハッシュタグを聞かれあるまじろが即答。ちなみにはろはろ担当がありまみこ、ぶん担当があるまじろである。 日付 タイトル 2023/05/09 【Minecraft】ありまみこ・あるまじろと行く、マインクラフト。 友達の友達は友達だけど紹介役って立ち位置難しいよな、助けてくれ【ろぜっくぴん】 2023/06/08 【The outlast trials】ありまみこ、あるまじろと行く。ホラーゲーム。【ろぜっくぴん】#ぴんすとりーむ #はろはろぶん 2023/06/12 【The outlast trials】ありまみこ、あるまじろと行く。ホラーゲーム。【ろぜっくぴん】#ぴんすとりーむ #はろはろぶん 2023/06/28 【歌枠】深夜にコソコソ、三人でドキドキの歌枠...!【はろはろぶん】#ぴんすとりーむ はぴんはん 「HAPPY HUNTERS HAVEN」とのコラボ名称。5月22日のアスレチック配信に向けて事前に決定された。初出はおそらくTwitch。 日付 タイトル 2023/05/03 【Minecraftコラボ】マイクラの先生になるみたいです。【ろぜっくぴん】【HAPPY HUNTERS HAVEN】 2023/05/07 【Minecraftコラボ】みんな、完成できたなか???【ろぜっくぴん】【HAPPY HUNTERS HAVEN】 ぴんみゃほ 元「HAPPY HUNTERS HAVEN」所属の蒼溟みやほ(そうめい・-)とのコラボ名称。基本的にはTwitchでのコラボが多い。 日付 タイトル 2023/06/23 ち⚪︎ち⚪︎なっちゃうの...!【Vtuber】 まぜクラ(1期) しろくる氏主宰のマインクラフトサーバー。「ごちゃまぜマイクラサーバー」のことでありろぜっくぴんも参加している。参加者数総勢は1期生43人(しろくる氏のTwitter)、8月末募集の2期生18人(同氏Twitter)。 初回配信の挨拶ではド緊張したりした(Shorts)ものの、雪兎ちゃう、碧乃ネモ、野村にむの計4人で徒党して怪盗団を組んだ(cf.Twitter)。 2024年1月11日終了。 参考→https //www.mazekura.net/ 日付 タイトル 2023/07/04 【Minecraft】絶体に変なことをしてはいけないマインクラフト #まぜクラ #ぴんすとりーむ 2023/07/07 【共感性羞恥】陰キャ女さん、Vtuberに囲まれながら自己紹介で完璧に事故を起こす【Vtuber】#まぜクラ #shorts #ろぜぴん 2023/07/10 【共感性羞恥】陰キャ女さん、ゆきやさんに話しかけるも見事にスルーされる【Vtuber】#まぜクラ #shorts #ろぜぴん 2023/07/11 【Minecraft】解散のお知らせです。 #まぜクラ #ぴんすとりーむ 2023/07/13 【神視点】ろぜぴん主催企画。しろくるを倒せ!まぜクラで鬼ごっこ!#まぜクラ #ぴんすとりーむ 玉餅かずよ ろぜぴん同様風呂が嫌い(Twitter)。ストリートファイター6でマスター。 Twitchでのコラボ多し。 Ava 日西バイリンガルのVTuber。 【KARAOKE #歌枠】Colaboración KARAOKE 歌枠コラボ #shorts 2024/01/05 灰色と青 - 米津玄師 ( +菅田将暉 )/ covered by Ava. × ろぜっくぴん Re ろぜぴんラジオ ろぜぴんラジオは旧チャンネルで2020年4月から21年12月までの間、50(+3)回に渡って投稿されていた動画シリーズ。当時のゲストなどは50人クラフトWiki(該当項目)を参照。 Re ろぜぴんラジオはこれを現チャンネルでも行っているもの。収録形態は生放送・動画など場合によってさまざまである。 回 日付 ゲスト タイトル 備考・やらかし 1 2022/11/06 まんさや RE ろぜぴんラジオ ~二人の共通点は...?~ ゲスト まんさや ゲストの声が小さく、二重 2 2022/11/13 あるまじろ ~女はみんなパンツ履いてない~ ゲスト あるまじろ #RE ろぜぴんラジオ ゲストが真っ黒になる 3 2023/02/11 しろくる ~サイコパスって本当ですか?~ ゲスト しろくる #RE ろぜぴんラジオ 生配信 ゲストにつき敬称略 自主制作のアニメーション 2022年2月、50人クラフトから栄転(参加勢としての活動を終了すること)の際からアニメーション動画の投稿が予告されていた。「より多くの人に見てもらいたい」という理由で旧チャンネル(50人クラフト参加時代のもの)での投稿が行われた。 2023年1月の配信によれば2本目の投稿も準備が進んでいるとのこと。 参照→Twitter 2023年7月8日時点で「絵コンテが3割」「3年後になるかも」であるとのこと。 動画→【雑談】重大発表です。やっとこの時が来ました。 2024年9月26日、「なれるかな」を公開。こちらは作詞作曲歌唱すべてろぜっくぴんである(ストグラ内の企画発案なので正確にはろぜ柳ぴん子というべきか)。 【経緯:工事中】 またこれとは別に、Joint Beautyの楽曲、「Special Days feat. 藤井隆 ピーナッツくん」のMVをアニメーション班(動画内ではStudio Pinと記載)が担当し、ろぜっくぴんは総監督を務めた。 動画→Joint Beauty - Special Days feat. 藤井隆 ピーナッツくん (Official Music Video) 禁止事項など ファンコミュニティ発足の禁止 コミュニティそのものやコミュニティ内の話題を持ち出されることで唯でさえ多い身内ネタが激化するため。 実際にメン限配信にてDiscordサーバーの話題が持ち出されたことで発覚、明確に禁止されることになった。 公認のコミュニティは検討し用意するので(2023年)夏まで待ってほしいとのこと2023年8月2日に設置。DiscordアカウントとYouTube/Twitchアカウント(メンバーシップ/サブスクライブを登録しているほう)を連携することによりコンテンツにアクセスできる(Twitter)。. また、YouTubeチャンネルメンバー限定で「フリートーク枠」が設置されている。 切り抜きについて Q.「ろぜぴんさんの切り抜き動画って投稿してもいいんですか?」A.「しろ(してください)なんならメンバー限定の配信とかも切り抜きならバンバン上げてOKコラボのアーカイブは向こう方の都合に合わせて、空気読んでやってね」 参照 Twitter ちなみにろぜっくぴんの切り抜きタグは #ぴん切り(Twitter検索結果) である 備考 管理者権限を引き継いでくださる方がいらっしゃればTwitterまでご連絡いただければ大変助かります(ノリで作ったは良いものの、今後もしろぜっくぴんさんの活躍がますます盛んになった際にページ分割などまで手が回らない可能性があるからです)。また、編集者名で「rosec_pin」となっている場合がありますが、ろぜっくぴん様本人ではありません(ページ作成をしたら自動的にこうなってしまいました)。著作権法に基づき画像等を引用しております。引用画像の利用については直接権利者様にお問い合わせください。 ろぜっくぴんご本人様へ、たまにご覧になっているとのことですのでここに書いておきます。もし情報の誤り・欠けがあれば直接訂正していただいても大丈夫です。編集者一同応援しています。
https://w.atwiki.jp/modernwarfare2/pages/148.html
PS3の接続テストで下り3Mで上り9.8kなんだけど・・・ちなみに光 直で繋いでるんだけどこんなもんなの?めっちゃラグイけど - 名無しさん 2010-03-14 01 42 18 S Dでもぞもぞすることが主業務の芋はZDSつけてもいいの? - 名無しさん 2010-03-14 01 43 12 もぞもぞかわいい! - 名無しさん 2010-03-14 01 44 11 できればお姉さんのこの大事な部分でももぞもぞしてくれると嬉しいのだけれど - 名無しさん 2010-03-14 01 46 26 またそうやってそっちの流れに持っていくwww - 名無しさん 2010-03-14 01 48 46 ネカマ乙。俺くらいの達人になると自分を男だとバラシテからネカマするようになる - 名無しさん 2010-03-14 01 50 14 perk4 ネカマ(プロ) - 名無しさん 2010-03-14 01 52 02 ふはははは!私が怪人ネカマコマンダーだとよく気づいたな! - 名無しさん 2010-03-14 01 52 27 鍋奉行って英語でナベ・コマンダーって言うらしいww - 名無しさん 2010-03-14 01 57 15 マジかかっけえ!ちょっと世の中が楽しくなったwww - 名無しさん 2010-03-14 01 58 39 park4 鍋を支配できる距離が二歩伸びる - 名無しさん 2010-03-14 01 59 08 ナベ・コマンダー(プロ) 跳ねた汁のダメージ無効 - 名無しさん 2010-03-14 02 00 17 タクティカル菜箸とセットで活躍できるなwww - 名無しさん 2010-03-14 02 00 28 ちょっと!あたしの話無視しないでよ!あたしネカマの達人なんだよ!41歳 - 名無しさん 2010-03-14 02 01 05 あれ?ひょっとしてセーラー服着てピアノ弾いてるおっさんか?ww - 名無しさん 2010-03-14 02 01 56 もう名前に41歳って入れろよww - 名無しさん 2010-03-14 02 02 39 41歳のおっさんは構ってチャンなのです。だから構えです。 - 名無しさん 2010-03-14 02 04 16 お前のセンスに惚れたww - 名無しさん 2010-03-14 02 01 46 やべPerk4間違えて「CatTongue」にしちまった・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 04 48 テラ直訳ww - 名無しさん 2010-03-14 02 05 44 なんの利点があるんだそのPerkwww - 名無しさん 2010-03-14 02 07 28 むしろデスストリークw - 名無しさん 2010-03-14 02 08 36 爆風のダメージ→即死?ww - 名無しさん 2010-03-14 02 08 49 マゾPerkwwww - 名無しさん 2010-03-14 02 09 33 匍匐して動かないスナイパーは覗いてる窓とかに戦術マーカー置いてあげてるw - 名無しさん 2010-03-14 01 46 46 お前頭いいなw - 名無しさん 2010-03-14 01 51 49 光って邪魔だし目立つから皆もするべしw - 名無しさん 2010-03-14 01 52 39 壁からマーカーはみ出てる砂ってたまにいるよねww - 名無しさん 2010-03-14 01 54 37 いるいるw - 名無しさん 2010-03-14 01 56 44 説明文を読むんだ。 - 名無しさん 2010-03-14 01 47 03 >機種腕VC凸芋等問わず入れます - 名無しさん 2010-03-14 01 48 02 補足ありがとう - 名無しさん 2010-03-14 01 55 53 もう完全にチャットだよな - 名無しさん 2010-03-14 01 52 52 しーッ! - 名無しさん 2010-03-14 01 53 39 スティカムでMW2を語る放送でもしてこようかなw - 名無しさん 2010-03-14 01 54 18 エコノミー解除きたああああああああ そして提供よろしく - 名無しさん 2010-03-14 02 00 52 ああ忘れてt ここからは 「ちょ、ガチで忘れてた」の 油谷総合事業グループと 「一同、脱衣ーっ!」の WDS連盟 の提供でお送りします。 - 名無しさん 2010-03-14 02 03 37 きた提供w - 名無しさん 2010-03-14 02 04 34 あ~るェ・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 05 06 前から気になってたんだけど、そのスラングはどう読めばいいのん? - 名無しさん 2010-03-14 02 06 54 実は俺も分かんないwけど使ってみたwググってもよくわかんないんだよ。誰か元ネタ知ってる? - 名無しさん 2010-03-14 02 11 32 それ滝クリに読んで欲しいなww - 名無しさん 2010-03-14 02 05 24 もう名前に41歳って入れろよww - 名無しさん 2010-03-14 02 05 34 すまんwwwコピーするの忘れてペーストしちまったw - 名無しさん 2010-03-14 02 06 11 はwwずwwいwww - 名無しさん 2010-03-14 02 06 37 上でもZDSの抗議は終了しましたうんぬんで改行しちまってミスったし 今日はもう寝ようかな・・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 08 10 あの人かwwこのドジッ子め☆ ・・・眠いから寝ますおやすみ - 名無しさん 2010-03-14 02 09 55 ガッチリ過去ログに残ってたぜ!例のやりとりの場所がわかりやすくていいけどなw さてと、俺ももう寝るか… - 名無しさん 2010-03-14 02 12 04 まあ確かになwそしていい思い出 ではノシ - 名無しさん 2010-03-14 02 14 43 俺としたことが・・・ッッ!! - あ~る 2010-03-14 02 06 00 どんまいける - 名無しさん 2010-03-14 02 07 54 あ~るの糞ガキは41歳のおっさんのことが好きなのですか?あ、僕は41歳のおっさんじゃないです。違うです - 名無しさん 2010-03-14 02 10 21 何を言っているのかわからん - 名無しさん 2010-03-14 02 14 15 何故糞ガキ呼ばわりを・・・・・・そんなに若いように見える?よく「老けてるけどこれいじょう老けなさそうな顔してる」って言われるんだが - あ 2010-03-14 02 17 42 ん?もしかしてリアルで会ったことないか? - 名無しさん 2010-03-14 02 18 56 41歳の知り合いは居ないなぁ - 名無しさん 2010-03-14 02 19 29 む、そうか、すまなかった。あ~るくんは恐らく私よりは年下だろうと思ったのだが、違うのか? - 名無しさん 2010-03-14 02 22 15 そうなりますね。41歳・・・・・・ん~、やはり知り合いの中には居ないかと - 名無しさん 2010-03-14 02 24 37 そうか。すまなかった。私のことは忘れてくれ。これよりいつもの41歳に戻る - 名無しさん 2010-03-14 02 27 06 了解しました。私も平常営業に戻ります - 名無しさん 2010-03-14 02 30 31 やっほぃw - 名無しさん 2010-03-14 02 07 19 ちくわぶ・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 08 25 やべフェイントかよ - ちくわ 2010-03-14 02 11 24 あ~るちくわは俺のおでんご飯 - 名無しさん 2010-03-14 02 12 43 こ - 名無しさん 2010-03-14 02 13 17 さっき、日本語版のセリフ集をきいたんだが「リトルバード」ってなんだ?攻撃ヘリの種類か? - 名無しさん 2010-03-14 02 16 01 ちっちゃいヘリ - 名無しさん 2010-03-14 02 16 58 小鳥 - 名無しさん 2010-03-14 02 17 18 救援物資運搬用航空機のことです - 名無しさん 2010-03-14 02 17 29 なるほどありがとう。謎が多いなぁ。。。セムテックス!セムテックス!!セムテーーックス!!! - 名無しさん 2010-03-14 02 21 17 マジで答えると救援物資運んでくる小さいヘリのことじゃなかったっけ? - 名無しさん 2010-03-14 02 23 50 俺のリア友がウォーロックとやらにハマってるのだが それにも出てくるね 愛称「豆ヘリ」 - 名無しさん 2010-03-14 02 25 23 あれってこどもがうんてんしてるのかなぁ?おとなはおおきいからのれないもんね! - 名無しさん 2010-03-14 02 27 59 It is a plane for relief supplies transportation. - 名無しさん 2010-03-14 02 20 17 お前らのいいとこ見てみたい!凸で50K0Dなお前らを見てみたい!そーっれ - 名無しさん 2010-03-14 02 20 34 無茶言うなチクショウ - 名無しさん 2010-03-14 02 20 57 フッ 俺には他愛の無い事・・・・・まずケージマッチにフレを呼んでだな - 名無しさん 2010-03-14 02 21 45 それ使うのかよw - 名無しさん 2010-03-14 02 24 58 まぁ勿論倒される側は俺だけどな?w - 名無しさん 2010-03-14 02 26 04 それは予想外だった - 名無しさん 2010-03-14 02 28 42 ぼくとやるです - 名無しさん 2010-03-14 02 29 41 俺は心に決めた人としかしないんだ・・・・・w - 名無しさん 2010-03-14 02 31 07 キルレって気にする? - 名無しさん 2010-03-14 02 26 27 気にしてたらこのゲームやって行けないZE! - 名無しさん 2010-03-14 02 27 41 俺一時期気にしながら戦ってたが、戦法が俺の正確に合わないようになってやめた。やはり男は正面からドンパチだぜ - 名無しさん 2010-03-14 02 29 26 まじかよ! ネタプレイしてたらキルレが1.0切りそうだww - 名無しさん 2010-03-14 02 30 19 戦闘で上げようと意識はしないが、自分の実力が上がったか判断する材料の一つとして考えてる。 - 名無しさん 2010-03-14 02 33 42 気にしてると嫁しか使わなくなるがそれだと飽きる。やはりキルレを気にせず愛人達と楽しくやる方がいいじゃないか - 名無しさん 2010-03-14 02 34 45 いけずぅ~ - 名無しさん 2010-03-14 02 35 53 一番使う武器を「嫁」 他を「愛人」 すごい表現だなww - 名無しさん 2010-03-14 02 49 18 だとしたら俺は嫁が3人かw - 名無しさん 2010-03-14 03 36 23 この雑談所見てたら戦い方が面白いくらい変わった 前は俗に言う芋スナだったが 今は立派なジャベラーに・・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 32 49 週に何回ジャベッてる? - 名無しさん 2010-03-14 02 34 27 それは真面目に答えるべき?ネタに走るべき?w - 名無しさん 2010-03-14 02 36 34 好きにせい! - 名無しさん 2010-03-14 02 37 17 なら真面目に 俺が作ってるクラスは全てジャベリンが入ってるw - 名無しさん 2010-03-14 02 42 58 弟子にしてくれ・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 45 54 いやいやw 俺なんかより2500キルした師匠の弟子になってくれw - 名無しさん 2010-03-14 02 47 18 俺の投げっぱなしが稀に見るネカマと鍋奉行41歳の大木に...それはそうと補足トン。また足元から急に立ち上がってナイフ振る仕事に戻るわ。 - 名無しさん 2010-03-14 02 33 51 ネイキッド・スネーク?w - 名無しさん 2010-03-14 02 35 26 ムックと呼んでくれ。 - 名無しさん 2010-03-14 02 41 22 この雑談所の発展性は恐ろしいなw 普通の話題が一瞬で別のものに・・・ - 名無しさん 2010-03-14 02 44 28 そういえば過去ログの行数ってあんなだっけ?一桁多く見えたが気のせいか - 名無しさん 2010-03-14 02 45 14 ログ流れるのはやすぎるw - 名無しさん 2010-03-14 02 53 05 おい行数増やすなよwww - 名無しさん 2010-03-14 02 54 56 すいませんww - 名無しさん 2010-03-14 02 59 27 WDSの時間になるとブースト状態になるなw - 名無しさん 2010-03-14 03 17 36 今更なんだがドミネのスキッドロウ?のA側って不利すぎやしないか? - 名無しさん 2010-03-14 02 55 55 開幕と同時にAガン無視してBC取るといいよ。Aは一人でも取れるから - 名無しさん 2010-03-14 02 57 19 狙われやすい所は逆からも狙いやすい コレ基本 不利な場所など無い 一部を除く・・・・・w - 名無しさん 2010-03-14 02 58 13 そうか?向こうには確か顔だけ出るぐらいのちょうどいい壁があったと思うが・・・? - 名無しさん 2010-03-14 03 05 35 すない - 名無しさん 2010-03-14 03 25 18 ↑ミス スナイポしてる敵以外なら壁抜きがあるではないか! - 名無しさん 2010-03-14 03 25 58 壁抜きだとダメージが若干減る感じがしていつも撃ち負ける。俺がヘタレなだけか?あと先に攻撃されると照準がずれるから頭を直接狙うこともできない。 - 名無しさん 2010-03-14 03 28 30 ジャンプで相手の射線に入って着地と同時に匍匐して撃てば相当行動予測してないと敵も当てるの難しいからやってみるべしw - 名無しさん 2010-03-14 03 32 29 最近の相手はそんなんじゃ微動だにしないyo - 名無しさん 2010-03-14 03 38 27 すまん間違えた。本当は「最近の相手はそんなんじゃ微動だにしないよ(´・ω・`)」って打ちたかった。 - 名無しさん 2010-03-14 03 40 28 そうなのか・・・・・・俺ライオットシールドだから助かってたのか・・・・・ - 名無しさん 2010-03-14 03 42 29 で、いきなり黙りこむんじゃないよみんなw そこまで自重せんでもww - 名無しさん 2010-03-14 03 03 19 この急に黙る展開で毎回笑うw - 名無しさん 2010-03-14 03 04 02 しかし土日はやはり2時過ぎたくらいから始めないとなぁ。予想できなかったとはいえ、変なの湧いちゃうとは思わなんだ - 名無しさん 2010-03-14 03 41 01 うーん、やっぱ4もまだまだ現役で面白いわぁ。AK可愛いよAKハァハァ - 名無しさん 2010-03-14 03 49 45 久しぶりに4やったらAKで27k7d出てびっくりした なんかキルストが生温くて死ぬ気がしないw やっぱの銃撃が一番怖いゲームバランスじゃないといかんよね - 名無しさん 2010-03-14 03 59 05 今日から俺はBIG BOSSだ!! - 名無しさん 2010-03-14 04 07 21 ぬるぽ - 名無しさん 2010-03-14 04 17 33 ぽんち - 名無しさん 2010-03-14 04 19 45 違う!www - 名無しさん 2010-03-14 04 21 11 おお・・・・・・すげえ静か・・・・・・ - 名無しさん 2010-03-14 04 43 05 さすがにこの時間帯だとラグいか。つっても昼間だとワンマンだらけだな・・・うえへぇ - 名無しさん 2010-03-14 04 43 55 ライトウェイトいいわー、凸とこれほど相性いいとは気づかなかったぜ - 名無しさん 2010-03-14 04 45 05 お供はUMP?? - 名無しさん 2010-03-14 05 12 53 iya - 名無しさん 2010-03-14 05 40 10 ミス。ARだよ。SCARだが、FMJつけて壁抜きと中遠距離狙撃、通常反撃に使いつつ室内とかはHGアキンボに任せてる。敵の攻撃受けても回避しやすいから前線でこそ使えるわこれ - 名無しさん 2010-03-14 05 41 45 今度やってみる。ありがとう! - 名無しさん 2010-03-14 06 02 50 ライトプロと早業プロ合わせると遭遇戦でも余裕で先手取れる代わりにかなりの反射神経要求されるから、そこは練習なー。頑張って凸を極めよーぜ! - 名無しさん 2010-03-14 06 09 26 4行ってきたが結構人がいた件。同シリーズ続くと再評価されやすくていいね - 名無しさん 2010-03-14 04 46 55 しかも金十字だらけで非常にいい。ストレス無くみんなが芋らない戦場で戦える - 名無しさん 2010-03-14 04 48 28 誰かおらんのかw流すのめんどいわーw - 名無しさん 2010-03-14 04 50 33 嗚呼・・・ - 名無しさん 2010-03-14 04 50 56 大体 - 名無しさん 2010-03-14 04 55 57 うっぷす。大体こんなとこか - 名無しさん 2010-03-14 04 56 09 やっぴコマンドーつえーな。確実にQS入ったと思ったのに切られてた。スコープ覗いた瞬間相手の胸が見えたから「決まったな・・・」とにやにやしながらトリガーを引いたのに・・・ - 名無しさん 2010-03-14 05 24 16 閉所入られるとどうにもならんな、コマンドー。近づけさせなきゃいいだけだが、上手い奴が裏取りの主力で使ってくるともう色々とぶん投げたくなるw - 名無しさん 2010-03-14 05 44 54 あとラグあると厳しいよねwでもまぁ規制する程のものでもないと感じるなぁ。 - 名無しさん 2010-03-14 06 00 17 初心者には脅威以外の何物でもないとはいえ、慣れてくるとある程度対処できるからなあ。やられたら自分の不注意だった、ということかな - 名無しさん 2010-03-14 06 15 32 裏取りには忍者よりコマンドーのがいいの?今8周目だけど試したことないや - 名無しさん 2010-03-14 07 26 59 忍者の方がいい。プロは足音なくなるからな。本当に上手いやつは忍者でもコマンドーに勝てる - 名無しさん 2010-03-14 11 09 34 さっきワンマンデンクログレ専用の誘われたんだが、どんな断り方がいいかな? - 名無しさん 2010-03-14 07 09 00 ↑ミス、専用のクラン - 名無しさん 2010-03-14 07 09 45 「お断りします」とかでいいんじゃない? - 名無しさん 2010-03-14 09 05 42 4おもれえええええええええええええ - 名無しさん 2010-03-14 07 52 07 さっき4やってたんだが、MW2の影響かUAVジャマー使用者が増えた気がする - 名無しさん 2010-03-14 08 34 31 4のヘリの無双っぷりMW2のコブラとは偉い違い - 名無しさん 2010-03-14 08 41 47 てか4って敵の赤ポチあんなに赤かったけ?ww - 名無しさん 2010-03-14 08 49 21 4の雑談所で言え - 名無しさん 2010-03-14 08 48 56 雑談所 昼は童香ばしく 丑三時輝く 紳士の社交場 始まる変態達の宴 - 芭蕉 2010-03-14 08 58 31 過疎ってるな・・・ - 名無しさん 2010-03-14 09 23 33 朝はしょうがないよなぁ。紳士達は夜更かしするから朝寝るやつも多いだろうし、学生は部活とか、部活してない子はせっかくの休みだからゆっくり寝たいだろうし。今のんびりしてていい空気だぜ - 名無しさん 2010-03-14 09 40 39 ランプロってそこまで使えますか? - 名無しさん 2010-03-14 09 59 46 FAMASにドットサイトを付けると集弾率は上がると思います? - 名無しさん 2010-03-14 10 03 22 上がらない。人によっては狙いやすくなるだけ - 名無しさん 2010-03-14 11 31 21 TDMで5対1になったんだが、どうすればいいんだろう・・・ - 名無しさん 2010-03-14 10 19 17 一人でも倒せば同点だから、有利でもある - 名無しさん 2010-03-14 11 12 32 ファイト - 名無しさん 2010-03-14 10 21 01 クランタグ「静殺」のやつがいたら気をつけろ、ワンマンデングレ野郎だ - 名無しさん 2010-03-14 10 22 28 ワングレで”静”かに”殺”すってどう言うことだよ、爆殺なら理解できるが・・・。 - 名無しさん 2010-03-14 12 39 48 工藤静とかしずかちゃんが心底憎い奴なのかもしれんぞ。「静命」とかの逆バージョンだ - 名無しさん 2010-03-14 12 44 17 年いくつなんだそいつw - 名無しさん 2010-03-14 12 46 20 ! いや待て、まさか・・・ジャイ子!? - 名無しさん 2010-03-14 12 56 48 とりあえず建物にクレイモア仕掛けてガチこもりしてた。クランタグからして厨二病が完全に発動してるから厨房とかじゃないだろうか。部活動とか絶対してなさそうな - 名無しさん 2010-03-14 12 59 27 とりあえず、そのクラン覚えておくわ。情報サンクス! - 名無しさん 2010-03-14 13 03 30 ちなみに遭遇したのはPS3のGWな - 名無しさん 2010-03-14 13 04 44 一番左にある 〇 は何だと思ってるんだ? - 名無しさん 2010-03-14 10 27 23 デフォルトで新規書き込みになってるから仕方ないんじゃ? あんまりひどいならデフォルト値をNULLにして、新規かレスか、選択させるようにすればいいじゃん。 - 名無しさん 2010-03-14 10 39 29 誰か上に大きく書いておいてくれ。過疎ってる時はまだいいが、多い時流れるのが早過ぎる - 名無しさん 2010-03-14 11 14 03 この遅さなら必要ないだろ、いちいち押すのめんどくさいし - 名無しさん 2010-03-14 10 39 46 これがゆとりか - 名無しさん 2010-03-14 10 51 55 ゆとりだな。こういう馬鹿がドミネで芋ってたりするんだよ - 名無しさん 2010-03-14 11 05 23 自分が良ければそれでいい、チームの事なんかどうでもいい、ですね。まったくわかりません - 名無しさん 2010-03-14 11 11 40 ちょwお前小便するときにチャック下ろすの面倒って言ってるのと同じだぞww - 名無しさん 2010-03-14 11 13 48 すみません、面倒発言した者ですが、よくわからないんですけど、左の○押さないと何か悪影響ってあるんですか? - 名無しさん 2010-03-14 11 22 36 過去ログ安置場所がどうなってるか見て来い - 名無しさん 2010-03-14 11 27 58 過去ログはもう手遅れだったようだ - 名無しさん 2010-03-14 11 34 43 ログが流れるのが速くなるってことですよね?すみません、自分が無知でした。代わりに上に注意書きを描き足しておいたのでお許しください - 名無しさん 2010-03-14 11 41 04 皆お前みたいに素直なやつばかりならいいんだけどな・・・中には逆ギレするやつもたまにいるし - 名無しさん 2010-03-14 12 49 04 今日の深夜の一件とかな。ガキが多いからしゃーない - 名無しさん 2010-03-14 12 58 50 話題ぶり返すのやめようぜ。あいつらはそういう - 名無しさん 2010-03-14 13 00 07 すまんミスった。あいつらはそういうコメントですらファビョるんだから - 名無しさん 2010-03-14 13 00 39 スマソつい。もうやめる - 名無しさん 2010-03-14 13 06 36 なーPS3で音楽かけながらプレイって出来る? - 名無しさん 2010-03-14 10 53 47 エイム上手くなりたい - 名無しさん 2010-03-14 11 02 17 オレできなかった - 名無しさん 2010-03-14 11 11 15 出来るって言ってる奴がいたなー - 名無しさん 2010-03-14 11 17 21 でもできないOTZ - 名無しさん 2010-03-14 11 19 04 連射pad規制しろよ。 - 名無しさん 2010-03-14 11 40 04 ごめん - 名無しさん 2010-03-14 11 42 25 連射パッドと相性良い銃なんてないだろ。特にFALわ・・・ - 名無しさん 2010-03-14 11 46 59 FALは以外にいけるよ。えばる事じゃないけど。。。 - 名無しさん 2010-03-14 11 55 27 FAMASに慣れたらフルオートが使えなくなってしまった・・・TARで勝てないとか、ありえないんだぜwww - 名無しさん 2010-03-14 11 45 35 まじかよ三点バーストめ考え物かな? - 名無しさん 2010-03-14 11 46 42 俺もFAMAS少し使っただけでフルオートが難しくなったな - 名無しさん 2010-03-14 11 48 38 遠距離がムリにならない? - 名無しさん 2010-03-14 13 48 55 じゃm16も一緒か - 名無しさん 2010-03-14 12 01 25 そうなるかな。 ところで、ミスったのか知らないがレス繋ごうぜ。ログ編集してくれる人に申し訳無いやん - 名無しさん 2010-03-14 12 05 40 USPのM9に対する優位性って、所持開始時期だけかな?アキンボ使いやすくて愛用してるが、弾数多いM9に変えたほうがいいのか悩む・・・ラグ戦場だとたまにUSPが弾切れ起こすんだわ。音とかは好きなんだけどね - 名無しさん 2010-03-14 12 03 44 wiki嫁 - 名無しさん 2010-03-14 12 27 47 読んだ上でな。アキンボにすると集弾とか無視できるし、どのみち接近戦で使うから。両方の使用者がいれば使った感じを聞いておきたいのよん - 名無しさん 2010-03-14 12 36 04 >アキンボにすると集弾とか無視できる ←ここがまず間違ってる。結論から言うとM9に変えた方がいいが、wikiに書いてあるのが全てなのでもう一度よく見てきてくれ - 名無しさん 2010-03-14 13 17 42 ふむ、ありがとう。検討してみるよ - 名無しさん 2010-03-14 13 30 10 掲示板人いなすぎwみんな掲示板使ってあげてm(__)m - 名無しさん 2010-03-14 12 08 00 こっちのほうがレスとかのレイアウト見やすいんだよう。流れ制御のために利用すべきなのはわかるんだが・・・ - 名無しさん 2010-03-14 12 10 49 おれは…おれわぁッ! - 名無しさん 2010-03-14 12 13 22 愚かな奴め。貴様さえ何もしなければ、貴様の愛する者達が犠牲になることも無かっただろうにな。フハハハハ! - 名無しさん 2010-03-14 12 15 38 うおあおおおぁい - 名無しさん 2010-03-14 12 17 39 後々に障る。皆の衆、こやつの四肢を砕き二度と我らに歯向かえぬようにしてやれぃ。ああ、そのまま死なせてしまっても仕方ないだろうなあ?ククク - 名無しさん 2010-03-14 12 21 29 ワンマンデンクロがいたから狙撃しまくってたらさ、「芋乙、突っ込んでこいよ」ってメールきた んでナイフで突っ込んでたら今度は 「好きです」ってメールが… - 名無しさん 2010-03-14 12 23 13 ワロタw そんだけノリいいなら嫌な真似しなきゃいいのになー - 名無しさん 2010-03-14 12 24 51 ワンマン死ね - 名無しさん 2010-03-14 13 44 47 てかm16めっちゃ強くないと思わんか? - 名無しさん 2010-03-14 12 29 09 攻撃力、決定力は強いけど初弾を外したらほぼ撃ち負けるから遭遇戦には弱いかと。 - 名無しさん 2010-03-14 12 34 28 4じゃ強かったが、前作から性能変わったんかな? - 名無しさん 2010-03-14 12 37 34 音がいい - 名無しさん 2010-03-14 12 42 35 ホロとFMJ装飾なら余裕でスナ行けるな - 名無しさん 2010-03-14 12 49 30 m16フルオートで使えたらいいのになぁ - 名無しさん 2010-03-14 12 51 31 それはもうAK死亡だな - 名無しさん 2010-03-14 12 52 36 3点バーストは威力30だったらよかったのに - 名無しさん 2010-03-14 12 55 19 新兵がワングレにぼこられてたから裏取りして助けてやった。あの新兵がワングレにはまらないことを祈る - 名無しさん 2010-03-14 13 02 06 そこで「大丈夫だったか?まったく奴らときたら、平気で卑怯な手を使いやがる・・・君はああはなるなよ!またな!」と言っとけば色々とおいしかったな - 名無しさん 2010-03-14 13 10 13 ヒュー! - 名無しさん 2010-03-14 13 39 44 FPSやるときの最悪の敵:玄関のチャイム 最強の敵:尿&便意 最低の敵:鼻毛が絡まった時 おのれ鼻毛め・・・ッ!! - 名無しさん 2010-03-14 13 06 08 マンション買いませんか?の電話はマジ腹立つ!このご時勢に何考えてんだ! - 名無しさん 2010-03-14 13 08 46 宗教まじうぜぇ - 名無しさん 2010-03-14 13 19 02 お買い得ならてめーが買えよハゲうちにそんな金あるわけねーだろハゲ二度とかけてくんなハゲ!ってしつこ過ぎる業者に言ったら以来ぷっつり電話してこなくなったなー。相手次第じゃ警察沙汰になりそうだからみんなは真似するなよ!w - 名無しさん 2010-03-14 13 23 38 死こってるときのチャイムが一番最悪だけどな 服着るとこから始めにゃならん - 名無しさん 2010-03-14 13 21 17 俺どっかのスレで死こったあとは匂いでバレルという話を聞いて心配になった - 名無しさん 2010-03-14 13 23 49 おい、よく確認しろよ。チャックからシャツが・・・。 - 名無しさん 2010-03-14 13 30 54 おっきしてたらGパンでもバレバレだお・・・ - 名無しさん 2010-03-14 15 01 00 タグ[ZDS]はZDS毎回楽しくて見てる人も付けておkですか??ここ大好きだからつけたいです^^ - 名無しさん 2010-03-14 13 10 41 下の空白にある注意書きを見てみなさい。ドラッグすれば見れますよ。貴方を拒む理由はどこにもないのです - 名無しさん 2010-03-14 13 13 10 >アキンボにすると集弾とか無視できる ←ここがまず間違ってる。結論から言うとM9に変えた方がいいが、wikiに書いてあるのが全てなのでもう一度よく見てきてくれ - 名無しさん 2010-03-14 13 16 49 ↑ミス - 名無しさん 2010-03-14 13 17 24 注意書きが見当たらないですが、つけてもおkってことですか?今日から付けよう(^◇^)ありがとうございます^^ - 名無しさん 2010-03-14 13 18 22 これからよろしくな おいらもZDSだ - 名無しさん 2010-03-14 13 20 25 おれもZDSだ。PS3で夜11時くらいにMTDMにいるZDSを見かけたらよろしく! - 名無しさん 2010-03-14 13 22 53 俺もPS3のマーセいたんだがあそこ過疎らないか?あとワンマン人口はどう?俺GWに移ったんだけど最近ワングレ多すぎてやる気失せてきた - 名無しさん 2010-03-14 13 26 09 俺は毎日十時半から十二時までマーセにいるが過疎ってないぞ。ワンマンもいないことはないけど常に戦線が変化するからそんなに強くは無い。 - 初代油谷 2010-03-14 13 50 50 お、初代じゃねーか。お前どこにでもいるなwせっかくだしマーセ行ってみるわ。てかなんでGWだけ18人なんだろうな。チーデスも18人でやりたいのに - 名無しさん 2010-03-14 14 00 34 名前覚えてもらって光栄です。今日も行くのでまた戦場で会いましょう! - 初代油谷 2010-03-14 14 09 47 携帯か?PCならドラッグすりゃ見れるだろ - 名無しさん 2010-03-14 13 20 42 自分もです。空白ってどこですか? - 名無しさん 2010-03-14 13 24 21 すみません、みつかりました。 - 名無しさん 2010-03-14 13 24 59 味方に新兵2人いるTDMを連続5戦くらいしてきたんだが、すげー疲れた - 名無しさん 2010-03-14 13 19 44 まぁそう言わずに。誰だって昔は新兵なんだから - 名無しさん 2010-03-14 13 22 12 そうはいったものの、なんとかがんばってかわいい新兵たちに4勝をプレゼントしたぜ。そのうち一つが7500対4000の大差というオマケつきだ - 名無しさん 2010-03-14 13 29 34 やるぅ!新兵って闇雲につっこむから見てて心配なんだよな。だから後方支援してあげてる。新兵がかわいいってようやく理解できるようになったわw - 名無しさん 2010-03-14 13 31 21 そのとおりだ。新兵たちも死なないように努力してたからやる気がでたよ。おかげでトップスコア連発だった - 名無しさん 2010-03-14 13 37 22 後ろで芋るプレステ野郎より、突っ込んで我武者羅に戦う新兵の方が見てて清々しいよな。 - 名無しさん 2010-03-14 13 39 14 芋も状況によるけどな。プレステで状況を考えない凸とか芋は新兵よりもうんざりだ。FFAでは大歓迎だが - 名無しさん 2010-03-14 13 51 53 数回助けたらメール来たこともあるよ。 - 名無しさん 2010-03-14 13 42 14 いいなぁ。うらやましい - 名無しさん 2010-03-14 13 43 29 内容は「助かりました司令!」だったかな。当時階級が司令だったから - 名無しさん 2010-03-14 13 46 55 かっこええw - 名無しさん 2010-03-14 13 53 57 メールもらった時はすげー恥ずかしかったw。新兵は気のいい人は多いね。 - 名無しさん 2010-03-14 13 56 57 そいつも今は猛者になってるんだろうなぁw - 名無しさん 2010-03-14 13 58 32 真っ当な兵士になってたよ。 - 名無しさん 2010-03-14 14 02 48 今日の新兵もそうなるといいんだが - 名無しさん 2010-03-14 14 04 51 いい先輩に恵まれたおかげだな - 名無しさん 2010-03-14 14 06 16 よろしくです(^_^)v雑談所大好き~ - 名無しさん 2010-03-14 13 21 53 一番上の注意書きも見ような。レス繋げ - 名無しさん 2010-03-14 13 26 38 PCです^^見れました(^_^)v新米ですがみなさんよろしくです~いってきまつ^^自分は平日夕方、土日はランダムで主にTDM,FFA、デモにいまつ^^ - 名無しさん 2010-03-14 13 27 24 注意書き見つからん人は「右クリック→全て選択」な - 名無しさん 2010-03-14 13 27 43 Ctrl+A でもいけるb - 名無しさん 2010-03-14 13 57 47 Ctrlって何ですか?って言われそうな気がしたからあえて右クリックなのよw - 名無しさん 2010-03-14 13 59 17 ちなみにPS3です!連文失礼しました m(__)m - 名無しさん 2010-03-14 13 28 51 レス繋げつってるだろ!カスが - 名無しさん 2010-03-14 13 32 04 気持ちは分かるがここは穏便に。相手は新兵だぞ - 名無しさん 2010-03-14 13 33 05 おいこら、連文はいいが文頭の白丸にチェックを入れんかい - 名無しさん 2010-03-14 13 32 32 俺も思った - 名無しさん 2010-03-14 13 35 52 やっと意味が分かった^;○にチェックいれるのね(^◇^)便利ですね^^親切にありがとうございます m(__)m ではいってきまつ! - 名無しさん 2010-03-14 13 40 27 いってらっしゃい。頑張って強くなれよ - 名無しさん 2010-03-14 13 42 55 行ってきまつた!久々GWドミに行ってきましたがワンマンデングレ半端ないね!痺れた! - 名無しさん 2010-03-14 14 03 45 お前はああなるんじゃないぞ・・・頑張って技術を磨くんだ - 名無しさん 2010-03-14 14 07 43 話し飛ぶんですが、ちなみに4週目でキルレ0.78ってやっぱり下手のですよね?SMG特攻オンリーなんですが・・・ってやたらむかついたからベビと気分変えに散歩行ってくるw - 名無しさん 2010-03-14 14 17 07 過去に意味はないだろ。最近の一戦一戦の結果が重要だ - 名無しさん 2010-03-14 14 20 03 だ〜か〜ら〜!キルレ等の数字を気にするのは無意味だと何度ry - 名無しさん 2010-03-14 14 22 12 やっぱり、ここの人たちは最高だ(泣)帰ってきたらよろしくです(^◇^) - 名無しさん 2010-03-14 14 25 16 まさかの主婦兵士か?w - 名無しさん 2010-03-14 14 48 21 帰ってきまつた(^◇^)主婦じゃないよ~平日は仕事orMW2wだから、土日くらい時間があるときは家族サービスしないと^^さてMTDMいてこよ(^◇^) - 名無しさん 2010-03-14 15 19 55 気にしちゃダメ、ゲームなんだから楽しみましょう! - 名無しさん 2010-03-14 14 37 35 行ってらっしゃーい〜〜ここの人たち優しくてよかったね - 名無しさん 2010-03-14 13 53 11 基本ここの人間はスペースコブラをリスペクトしてるからな。男気に溢れてるんだ - 名無しさん 2010-03-14 14 01 46 コブラ、ジャベリンは心で撃つのよ! - 名無しさん 2010-03-14 14 37 43 ヒュー! - 名無しさん 2010-03-14 15 00 12 デモリやってて防衛側で、最後の爆弾に仕掛けられて残り10秒ぐらいだったんだ。んで「Enemy AC-130 above!」って聞こえてきて絶望してあぁ終わりだ・・・と思って、悪あがきとして陣地近くに群がってる敵殺して残り1秒ぐらいでうあああああああってなった時に「Bomb defused!」って聞こえてきたからめっさ興奮した。凄かったわぁ - 名無しさん 2010-03-14 14 05 57 なんか新兵と旅に出たくなってきた - 名無しさん 2010-03-14 14 09 21 誰かの観測手になりたくなってきた - 名無しさん 2010-03-14 14 11 45 以前FFAのコツを聞いた者だが、FFAにもコツや戦略があると思ってるのは俺だけなのか?同志はいないのか? - 名無しさん 2010-03-14 14 13 50 コツや戦略の無い戦いかたなんざあるまいて。少なくとも俺は試合開始前に自分がどう動くか頭の中でシミュレートしてから立ち回るようにしてるよ。どんなルールでも - 名無しさん 2010-03-14 14 19 36 前に書いた二人発見したら、どちらかが死んでからに仕留めることに賛同なかったんだが。エイムと発砲時間抑えられるし、敵にやられにくくできて連続キルしやすくなると思うんだけどなぁ。 - 名無しさん 2010-03-14 14 26 16 よくわからんけど、二人見つけたら二人やれた方が得だしかっこよくね?後手に回るやり方だと、勝てる試合も勝てなさそうだしなあ - 名無しさん 2010-03-14 14 35 06 前にも書いたけど、理由は近くに敵がリスボンすることが多いから。エイム時間を短くできれば他の方向から敵がきても対応できると思ってる - 名無しさん 2010-03-14 14 39 58 過去ログ読んできたけど、待つ事が戦闘を早く終えることに繋がる…という点が疑問だなあ。待つ間、撃ってる最中でさえ他の敵に狙われる可能性がある。連キル狙いで警戒するなら、リス位置把握した方が早いかもしらんね - 名無しさん 2010-03-14 14 54 45 すまん。敵との交戦時間の意味で書いてたんだ。当然だが敵を泳がせている間は周囲の警戒は必須だ。これは自分を狙う敵も倒せるようにするのが狙いだからな。 - 名無しさん 2010-03-14 15 08 02 正直、実際見てみないとその戦法の良さがわかんねえよw貴方がそれで上手くいってるなら有りなんだろうけど - 名無しさん 2010-03-14 15 17 11 指摘されたとおり、得点不足で負けることはあるな。俺は感度2のへたくそだから、いろいろな手法を使い分けないとFFAで勝つのは難しいんだよ。上のはその手法の一つだ - 名無しさん 2010-03-14 15 28 23 ああ、なるほど。俺は感度10だからその戦法が必要ないんだな。FFAは感度高い方が有利だから、そら賛同されないわ - 名無しさん 2010-03-14 15 59 20 感度10かよ。ならあまり必要ではないな。感度は2だがこの手法のおかげで結構1-3位に入ることが多いぜ。 - 名無しさん 2010-03-14 16 17 28 リスポーンなw - 名無しさん 2010-03-14 17 50 45 ごめん。めんどうだから省略して書いた - 名無しさん 2010-03-14 17 53 58 ポ - 名無しさん 2010-03-14 18 03 15 4の時は敵の集まりやすい場所、狙いやすい場所を意識して位置取りしてたな。今作だとMAPの広さ、リスポン位置、キルストの重要度のせいでちょっと運が絡みすぎだと思うけど - 名無しさん 2010-03-14 14 22 49 だから前作よりUAVノ重要性が増した - 名無しさん 2010-03-14 14 46 10 だから冷血つけてる - 名無しさん 2010-03-14 14 49 23 つサプレッサー - 名無しさん 2010-03-14 14 51 45 裏取りカスタムは出会い頭が絶望的 - 名無しさん 2010-03-14 14 53 19 見つかりにくい移動方法と経路を心がけろ - 名無しさん 2010-03-14 14 58 53 つSG - 名無しさん 2010-03-14 15 48 14 いや、PS3でやってるんだけど音で位置気づくやつ多いんだよね。だからサイレンサーでも上に書いたような工夫が必要だ - 名無しさん 2010-03-14 14 57 03 冷血サプなしは意味あるけど、果たして冷血なしサプって意味あんのか? - 名無しさん 2010-03-14 15 23 21 UAV出るまではレーダーにうつらないから意味はある - 名無しさん 2010-03-14 15 30 46 初代油谷見てるか?久々にマーセやったが楽しいな。なんか緊迫感があって。 - 名無しさん 2010-03-14 15 24 02 見てます。まさか名指しで呼ばれるとはw - 初代油谷 2010-03-14 15 26 00 マーセはまりそうだぜ - 名無しさん 2010-03-14 15 33 38 店員『130円のお返しです、ありがとうございました〜』俺『あっ、レシートいらな……Enemy AC130 Above!』さて、F2000と旅にでるかな…皆!ワンマングレにマスターキーを叩き込んでやれ! - 名無しさん 2010-03-14 15 29 16 マスターキー2回撃たないと倒せない。だがそこがいい! - 名無しさん 2010-03-14 15 34 11 意味がわからんけど吹いたw - 名無しさん 2010-03-14 16 09 19 wどうしてこうなった - 名無しさん 2010-03-14 15 30 15 RustでS Dだと早撃ち勝負だな・・・ - 名無しさん 2010-03-14 16 42 29 俺の家はAC-130〜 - 名無し 2010-03-14 16 46 09 ワンマングレってなに? - 名無しさん 2010-03-14 16 47 45 後のマングレである - 名無しさん 2010-03-14 16 52 16 まぁ簡単に言えばボンバーm・・ってやつだな - 名無しさん 2010-03-14 17 01 40 ワンマンアーミーとグレネードを使ってる人のこと - 名無しさん 2010-03-14 16 49 47 ttp //www.youtube.com/watch?v=TmYUpUxSxCY 笑ったw - 名無しさん 2010-03-14 16 54 30 プレステいく時にキャンセルすれば鳥が鳴くけどチキン野郎てことですの? - 名無しさん 2010-03-14 16 59 25 そうだよ、チキン野郎 - 名無しさん 2010-03-14 17 03 52 マーティが怒るぞ - 名無しさん 2010-03-14 17 11 19 エレベーターは修正されたはずなのに、さっき箱○TDMカラチで味方が上空に浮いてた…升なのかグリッチなのか知らんけどとりあえず悪評入れといた。 - 名無しさん 2010-03-14 17 06 01 エレベーターってまだ修正されてないよ 今日もプラベだけどカラチでマップ外に出て遊んだし - 名無しさん 2010-03-14 17 15 36 修正内容に「エレベーターの修正」て書いてあったのに…まだまだエレベーターポイントが残ってるのか - 名無しさん 2010-03-14 17 21 22 エレベーターじゃなくても飛び移っていけるとこがあるからなw - 名無しさん 2010-03-14 17 23 38 Derailのエレベーターも残ってるし仕事してないんじゃないのかな?まぁプラベのみで使ってる俺としては修正されて欲しくない..w - 名無しさん 2010-03-14 17 25 20 今ふと気になったんですが、結果表示の時、名前の左側にあるドッグタグみたいなマークは何ですかね?クランタグではなくて、その左側です。 - 名無しさん 2010-03-14 17 07 37 ドッグタグというのは死んだ明石みたいなもんだよ - 名無しさん 2010-03-14 17 12 47 いや、ドッグタグの意味は存じておるわけですが、そのマークの意味が知りたいわけでして、はい。それとも1回でも死ぬと付くってことでしょうかね。 - 名無しさん 2010-03-14 17 22 33 その試合、最後に死んだ奴につくマーク。判定がリスポーンするまでだから複数人に表示されることもある - 名無しさん 2010-03-14 18 07 07 なんか敵味方問わずほぼ全員に付いてることがほとんどなんですがそんなもんですか? - 名無しさん 2010-03-14 18 10 46 S Dとかではそのマッチ落としたチーム全員につくよね - 名無しさん 2010-03-14 18 30 36 地震だーーー!! - 名無しさん 2010-03-14 17 10 16 長かったな - 名無しさん 2010-03-14 17 10 38 しかし最近多いな - 名無しさん 2010-03-14 17 11 45 まただれかバル…言っただろ! - 名無しさん 2010-03-14 17 13 32 あー怖かったー - 地震恐怖症 2010-03-14 17 19 41 おれ地震きたらPS3抱いて一緒に死ぬ - 名無しさん 2010-03-14 17 16 40 逃げて新しい奴買えよw - 名無しさん 2010-03-14 17 17 54 俺もサブアカで新兵でもやって初心に帰ろうかな - 名無しさん 2010-03-14 17 14 50 ケアパケバグって完璧に修正されたのか? - 名無しさん 2010-03-14 17 30 46 今のいところね バグ見つけるのが得意な外人がまた見つける可能性もある - 名無しさん 2010-03-14 17 31 51 悪い、ミスった "今のところね" - 名無しさん 2010-03-14 17 33 10 PS3が落ちた~~~~! - 名無しさん 2010-03-14 17 32 45 回線か?それともPS3落っことしたのか? - 名無しさん 2010-03-14 17 37 04 福島県会津に住んでいます。 - 名無しさん 2010-03-14 17 38 40 ちょ 大丈夫かよw - 名無しさん 2010-03-14 17 39 19 錯乱してるのか?w - 名無しさん 2010-03-14 17 40 53 グラグラ!!PS3ドーン!!となりました。 - 名無しさん 2010-03-14 17 42 36 おまwどこに置いてるんだよww - 名無しさん 2010-03-14 17 56 43 1m下がある空間 - 名無しさん 2010-03-14 18 02 09 地震乙ww - 名無しさん 2010-03-14 17 41 28 ああ~~!本体起動しない~~~! - 名無しさん 2010-03-14 17 43 34 地震に復讐しようか - 名無しさん 2010-03-14 17 44 10 ううぅぅおおおおおおおあああいあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!?! - 名無しさん 2010-03-14 17 52 15 ソニー病院に送った俺のPS3は4日で帰ってきた、ディスク読み取り装置の不具合で1万とられた - 名無しさん 2010-03-14 17 49 33 ううぅぅおおおおおおおあああいあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!?! - 名無しさん 2010-03-14 18 05 12
https://w.atwiki.jp/resanchorone/pages/21.html
目次 目次Part61つ目(≫45~57) 2つ目(≫118~123) 3つ目(≫157~159) 4つ目(≫178~193) Part71つ目(≫38) 2つ目(≫101~105) 3つ目(≫128~129) 4つ目(≫151~152、≫154) 5つ目(≫170~173) Part81つ目(≫39) 2つ目(≫45~47) 3つ目(≫116~124) Part91つ目(≫22~34) 2つ目(≫47~53) 3つ目(≫117~132) 4つ目(≫164~173) Part10その1(≫154~159、161) その2(≫189~192) Part6 1つ目(≫45~57) SS筆者22/02/04(金) 22 25 33 コイツに弁当を差し入れるようになって、2か月くらい。 毎朝必死に献立を考えるけど、毎回綺麗に食べられてる。 嫌いな食べ物なんて意外と思いつかないもので、こうもきれいに食べられると考えるほうが難しい。 いっそのこと冷凍食品だけ詰め込んだやつとか……?でも、鳥のつくねとかお肉巻いたフライドポテトなんて私だって好きだ。 今日も今日とて、葦毛のヒーロー様はパクパクおいしそうにお弁当にお箸をのばしてる。 「今日のサラダ、ドレッシングが食べたことない風味だ。これはなんて……いうものなんだろうか」 そう言いながらこちらをちらっと見る。直接聞かれない感じが、まだ警戒されてるみたい。 「私のお手製です。ありがとうございます」 「そうだったのか!手作りでもおいしいドレッシングができるものなんだな……」 感心しながらパクついてる。気に入らないやつからでも、褒められるのはやぶさかじゃない。耳が動く。 どの食材で嫌な反応するかな、とかじっと観察するけど、まるでいい反応がない。 「あ、その、どうしたんだ?顔に何かついているだろうか」 「あ、すみません。何でもないんです」 ウンともスンとも、黙っておいしそうに口に料理を運んでいく。いくら旬の時期とはいえ、白アスパラなんてそんなパクパク食べれるもんなの? ちょっとやるには早いけど、直接聞いてみるか。 「オグリさんって、小さいころ苦手だった料理とかってありましたか」 「むん?」 口いっぱいに詰め込んだ料理を一生懸命噛んで、ごくんと音を鳴らしながら飲み込む。 「苦手な料理か……うーん……」 決して短くない時間をかけて考え込んでいる。 「……特にないかもしれない。子供の時お母さんに作ってもらって、大事にとっておいたおにぎりを食べた時はお腹を壊してしまったから、嫌いというか苦手だが……」 ウソでしょ。そんなエピソード普通ある? 「……うん、やっぱり食べられないものは無いかもしれない。食べたことないものもたくさんあるから、その中にあるかもしれないが」 そういいながら、オグリがまたお弁当に視線を戻す。 思わず頭の後ろをかく。困った。 アンタが食べたことないもの、多分この学園の誰も食べたことないって。そんなもの作れないし…… 私が考え込むうちにオグリはもう手を合わせて、ごちそうさまを済ませている。 「ありがとう。今日も美味しいお弁当だった。これでお昼まで頑張れる」 「あ、いえ。頑張ってください」 自分でもイマイチ噛み合ってない返事だと思う。 しまった。ボロを出しちゃいけない。 お弁当を受け取って、風呂敷に包みなおす。 バッグに入れてその場を去ろうと身支度をしているときに、オグリからおずおずとした様子で声をかけられた。 「君は、今日の放課後は空いているだろうか」 「あ、ええ、はい。集団指導はありますけど」 「ああ、まだトレーナーがついていないんだな」 何、イヤミ?カチンと来たけど、その余波が顔まで来ないよう頑張ってこらえる。 「そうしたら、今日は私と一緒にトレーニングをしないか」 全く想像していない方向のお誘いが来た。一瞬、考えが追いつかなくなる。 「え、オグリさんはトレーナーさんとじゃないんですか」 皮肉のつもりでイヤミを返す。 「実は、私のトレーナーに君のことを話したことがあるんだ。それで、一緒にトレーニングに誘ってみたらと言われて」 「え、別にそんな、大丈夫ですよ」 「今日のお昼までに私のトレーナーに連絡して、君の担当教官には伝えてもらう。よかったら、どうだ?」 今日はプールでスタミナトレーニングなんだが、と付け加えられた。 誘いを受けるかどうか、よく考える。 コイツの走りが凄まじいことは、もうトレセン学園中に知れ渡ってる。 G1レースこそまだ出ていないけど、無茶気味なスケジュールで重賞を4連勝中。 こっちが心配になるレベルで実績を積み重ねてる。距離も馬場もブレがあるけれど、構わず勝つ。 『オグリキャップは強い』というのが一律の評価だ。 考えれば考えるほど、天然なのも合わせて頭に来る。 でも、この誘い、受けちゃおうか。 もしも練習中にうっかり、ちょっとでも先行することができたら自慢できる。 「わかりました、そしたら今日の夕方、お願いします。水着、用意してきますね。」 胸を張って答える。 いくら重賞ウィナーだからって、そんなに恐れることは無い。 オープン戦も怪しい私だけど、トレーニングの条件ならどこかで追い抜けるかもしれない。 それに何か盗めるものがあったら、こっそりと頂いてしまおう。 みんなのヒーロー様がそこはかとなく嬉しそうな顔をする。 今のうちに、せいぜい笑ってなさい。 ふふふ、その鼻っ面、へし折ってやるわ! そう思っていたのは、大間違いだった。 まあ、ウォームアップの時点から違うだろうなあ、とぼんやり思っていた。 実際のところ、違った。 集団指導の2倍以上の時間を使って、じっくりアップ。 こんなのんびり柔軟してていいの?っていうくらい、じっくり時間をかけて身体を温める。 知らなかったけど、ヒーロー様は身体が信じられないくらい柔らかかった。 『君は身体が堅いんだな』とか、またしれっと言われた。ムカつく。 そのあと、背泳ぎの指示。 集団指導では泳ぎの苦手な子も少なくないから、いわゆる四泳法は避けることが多い。 私もトレセン学園に来て以来、すっかりやっていなかった。 まだ始まったばっかだし、4,5周くらいかな、と思った矢先。 「ペースは問わねえ。二人とも、ひとまず10周行ってこい。」 思わず、えっ、と口から驚きの声が出てしまう。ここ50mですけど。 隣のヤツは『ああ』とかサッと返事してるし。 私がモタモタしてるうちに、隣の葦毛は飛び込んで――いなかった。 回れ右をして、ビート板を取りに行っていた。思わずずっこける。 葦毛様が何故かビート板を2つ抱えてきて、聞かれる。 「君も使うか?」 「いや、大丈夫です……」 そうか、泳ぎが得意なんだな、とか言って、プールに脚からゆっくり入っていく。 コイツ、マジ?泳ぎ苦手なんだ。カワイイとこあるじゃん。 ふふふ、私の背泳ぎ、見てなさいよ! 久々にきちんと量をこなすような泳ぎをすると、しっかり疲れる。 もっと若かった時、なんて言ってもまだ若いけど、あの時よりはスピードもペースも落ちてる。 それでも、1周目の段階で隣のアイツをさっくり追い抜くことができた。 フェアじゃないけど、私のほうが泳ぎは絶対に上手い。 500m分泳いで、プールの壁に手が届く。 ふう。と息をついてアイツの姿を探すと、まだ私と反対方向に向かって泳いでいた。あのペースじゃ周回遅れだろう。 どんなもんじゃい、と得意な気持ちでプールを上がろうと上を向いたとき、不自然な視界の暗さに驚く。 アイツのトレーナーさんの顔が私の目の前に突然現れた。というより、上がろうとする私の前にあらかじめいたようなタイミングだ。 「わああ!」 あんまりに驚いて、プールの中に転ぶように沈む。 なになになに、突然!? なんとか頭を出して、トレーナーさんに噛みつく。 「ちょっと、なんですか!」 「おう友達さん、ずいぶんはやいお帰りだったな。」 速い、という言葉にちょっと気分が良くなる。 「ありがとうございます、泳ぎはちょっとだけやってましたので。」 「そうなのか。オグリはビート板がいるのになあ。やるじゃねえか。」 ふふん、そうでしょう、そうでしょう。 口角が自然に上がる。 そのまま上がろうと顔を見つめるけど、動かない。 「あの、上がれないんですけど。」 「何言ってんだ、まだ終わってないだろう。」 えっ。 「あれ、10周ですよね。」 「そうだ。まだ5周しか終わってないぞ。」 えっ? 「もう500m終わりましたよ?」 「ああ、言い方が悪かったな。行って戻ってきて1周だ。1回じゃない。」 えっ。 「そういうわけで、もう『10周』行ってきな。それ終わったらインターバルだ。」 ええっ! 「う、ウソでしょ!?」 「残念ながら大マジだ。泳ぎは上手いが、あんまり飛ばすと潰れるぞ。」 それだけ言って、ニッと笑う。 急いでスタートの姿勢を取って、出発し直す。 や、やっちゃった。体力配分ミスった…… ていうか、アイツ、いつもそんなにやってるの!? 足元から上ってくる疲労を感じながら、仰向けにプールの壁を蹴った。 「おうそこまで、一度息入れな。」 アイツのトレーナーが合図をかけて、プールから上がる。 プールサイドで、立ち上がることもままならず、へたりこむ。 プールに入っていたのに、上がったとたんに今まで体験したことない熱と汗が、私を支配していた。 しょっぱい水がおでこから口まで流れてくる。明らかに水じゃない。 いつものトレーニングだったら、先にメニューをこなしたイツメンたちとすぐに駄弁るくらいの体力は残る。 けれど、今は全身の筋肉が酸素を求めて、声に回す分は残っていなかった。 走りこみの後の呼吸ほど荒くはならないけど、重く、深く、身体に疲れがのしかかってくる。 すると、肩を誰かに叩かれる。 「ふう、イチ、お疲れ様。」 いつの間にか、後ろから葦毛サマに声をかけられる。どれくらいの時間座っていたのかもわからなかった。 「イチは泳ぎが得意なんだな。半周目でもうあっという間に抜かされてしまって、びっくりした。」 コイツ、どうして喋れるんだ?ていうか、なんで立ててるんだ? 私より遅いから、ビート板を抱いてたから、って脳の表面が理由をつけるけど、心の奥底は言い訳をするな、基礎体力の差だと反論している。 やっぱり、重賞ウィナーは強い。 重賞ウィナーじゃなくても、中央じゃなくても、地方で勝ち続けられるウマ娘は、私とレベルが違う。 始まる前と同じとはいかないけど、普通の足取りで水分補給しに行く背中を見送る。 私も立とうと思ったけど、ダメだ、太ももが上がらない。 ふう、と長く息を吐く。すると、葦毛サマが戻ってきた。 「お疲れ様。君も飲むか?」 私の分の水筒を持ってこちらに手渡す葦毛サマの顔を見上げる。 水も滴るいいウマ娘、とでも言うんだろうか。顎先がシュッと細くて、はた目から見ても格好いい。 このルックスでバリバリ勝ちまくって、でも地方出身で、勝利者インタビューで抜けてる発言をしたら、そりゃファンもできる。 悔しいけどこの『怪物』相手に、多少水泳ができる程度じゃ、まるで勝ったことにならないだろう。 素直に受け取るのもムカつくけど、今の私に抵抗するだけの余力は残ってなかった。 「ありがとうございます。すみません。」 「そんな、大丈夫だ。やっぱり、このトレーニングはやらないんだな。」 「自主練でもないと、プールまで来る子はいないですね。」 「そうか……私は泳ぎが苦手だから、このトレーニングはちょっと不安なんだが、今日は君がいてくれて楽しかったぞ。」 トレーニングが楽しいって、どういうこと。イマイチ、ピンとこなかった。 水を飲みながら休んでいると、突然後ろからトレーナーさんの声がした。 「おう、プールに戻んな。」 またしても驚いて、水筒を思わずプールに落としそうになる。 「インターバルは終わりだ。もう1セット行ってきな。」 「ええっ、まだ5分も経ってませんよ。」 「そうだ。だからいいんだよ。ほら、もう一口飲んだら行ってきな。」 はい、とオグリが水筒をぐいっとあおってから、すぐ立ち上がる。 それを見て、私ももう一口だけ水を含む。 疲れで宙に浮いたように感じる脚を何とか持ち上げて、プールに滑り落ちるように入る。 「次は時間制限をつける。一周20秒、きっちり見てるから戻って来い。」 マジで、こんなにしんどいのに。 ふっ、ふっ、と細かく息を吐きながら、ビート板を抱えたオグリがスタートした。 私もいかなきゃ。オグリに少しでも食らいつくんだ。 手を合わせて、私も仰向けにスタートした。 それからは、もう無我夢中で脚と手を動かしてた。 どんどん姿勢が曲がっていくのを感じる。すると、スピードも落ちる。 1周目で追い抜いたと思った隣の葦毛サマは、いつの間にやら私をどこかで追い抜いて、周回遅れになったのは私のほうだった。 水が跳ねて、流れる音が耳と頭いっぱいに広がる。 「ゲストだからって手は抜かねえぞ、へばんな!」 私に向けた声だろうか。私だろうな。 「もう少しだ!頑張れ!」 もう一つの声が聞こえる。 アンタに言われなくても、やってる! これで、これで最後の半周なんだ。あと、もう少し! 緊張しきったように伸ばした手が触れたのは、間違いなく、20秒をゆうに超えたあとのことだった。 「おお、よくやったな。お疲れ様。」 「キツかったろう、集団と違って。」 アイツに支えられながらプールサイドに座る。 腕も脚も、胸も背中も、全身が宙に浮いたように感じる。まるで脳の指示を受け付けなかった。 「とてもよく頑張っていたと思うぞ。凄かった。」 「いい根性してるぜ、良くついてきた。ほれ、水分補給しろ。」 水筒を受け取るけど、腕を上げるのも重労働に感じる。 仰向けに倒れこんで、重力で水が入ってくるように横着する。 「ばっかお前、寝転んで水飲んだらあぶねえだろ。オグリ、背中支えてやれ。」 トレーナーから注意が入って、葦毛サマに持ち上げられる。 また助けられちゃった。悔しい。 そんなことを伝えられるような体力は残っておらず、支えられるがまま、水を飲んだ。 その背泳ぎトレーニングの後にまだ続くのかと思いきや、そのままクールダウンの指示が出た。 『長くいろんなトレーニングをダラダラ続けても身体をいじめるだけだ、ガツンとやってさっくり休む』だそうで。 結局、そのあと自分一人で何かできるわけもなく、いろんなところで葦毛サマの手を借りる羽目になった。 何とかシャワーと着替えだけは自分で乗り切って、ロッカールームで靴下をはくために座ったら、立てなくなってしまった。 ヤバい、これ、本当に立てないやつかも。 指先がプルプル震える。脚も上がらない。 とはいえ上半身を傾けると、多分そのまま前のめりに落ちる。 結論として、靴下片手に裸足で座るっていう、銅像みたいな姿勢になってしまった。 横を通る子たちが「どうしたの」「あの子、大丈夫かな」という風に話しているのが聞こえる。 大丈夫じゃないです。誰か助けて…… どれだけ休めば動けるかな、と目だけ動かして時計を見ていたとき、葦毛サマが入ってきた。 「大丈夫か!」 パタパタと駆け寄ってくる。 待て、駆け寄るってなんだ……? 「外で待っていたんだが、出てくる人たちが皆ヒソヒソ話をしていたんだ。立てるか?」 立てないです、と小声で答える。オグリが私の靴下を手に取って、はかせてくれる。 「ハードだったな。分かるぞ。私もスタミナが課題だから、最初は本当に動けなかった。」 靴下を履かせ終わってくれたあと、私の前にしゃがみ込む。 「私が寮までおぶるから、そのまま倒れこんでくれていいぞ。」 え、ちょっと、マジで? 困る。 何がってわけじゃないけど、困る。 葦毛サマは『さあ!』と言って動きそうにない。 私自身、いつ歩けるようになるか全くわからない。 仕方ない、今回だけだ。今日だけ。 いや、今この瞬間だけ。 言われた通り、前に倒れこんだ。 背中におぶられる形で、帰路につく。 一度力を抜いてしまうと、空気が抜けた風船みたいに、元に戻らなくなってしまった。 話題の葦毛サマに背負われているせいか、周りの目がちょっと突き刺さる気がする。 私だって望んでこうなったワケじゃないんです。違うんです。 夕日というにはちょっと早い時間の太陽に照らされる。 「気分は悪くないか?」 「うん、大丈夫です……」 「敬語じゃなくて大丈夫だぞ。疲れてしまうだろう。」 あー、敬語使いたいんですよ。仲良くなりたいわけじゃないので。 もし私にもっと体力があったら、そう返していただろう。 仲良くなりたいわけじゃない、って言うのは言わないけど。 そんなことを言える度胸も気力も、体力も何も残っておらず、その時の私は、その誘いを受け入れてしまった。 「あ、じゃあ……」 「良かった。今まで、ちょっとだけ距離を感じていたんだ。」 それが私の目的なんで。 「いつも朝に話すから、今日は一緒にトレーニングできてよかった。」 「ううん、私も、気合入ったから……」 「そうか。それなら、私も嬉しい。」 「オグリさん、スゴイね。あんなの毎日やってるの?」 「いいや、今日はなんだか、トレーナーも少し気合が入っていたように見えるぞ。きっとトレーナーも嬉しかったんだろう。」 本当かどうかも分からないけど、もしそうじゃなかったとしても、十分ハードな内容だ。 そんなことを考えていた矢先、ああ、そうだ、と葦毛サマが何かを思い出す。 「オグリと呼んでくれ。せっかく敬語でなくなったから、オグリでいい。」 えっ、困る。 まあ、でも、いいか。疲れたし。 「わかったよ、オグリ。」 「それで、私は君を何と呼べばいいかな。」 げ、ヤバい。 この流れで『オグリさんが知ってるようなウマ娘じゃない』なんて言えない。体力的にも。 どうしよう。 誤魔化すのも面倒だから、いつも呼ばれてるやつでいっか。 「イチ、です。」 「イチ、か?」 「はい。皆、いつメンはイチって呼ぶんで。」 イチ、か。イチ、イチ……と独り言のようにオグリがつぶやく。 「うん、分かった。イチだな。ありがとう、イチ。」 あーあ、やっちゃった。ライン越えちゃったかも。 名前を教えてしまったことに、身体だけでなく心もぐったりする。 「これからもよろしく、イチ。」 「うん。よろしくね、オグリ。」 その返事をしたのを最後に、視界がまどろむ。 ああ、眠い。 子供のころ、いっぱい遊んで、お母さんにおぶられて帰ったあの感じに似てるからかな。 もういいや、眠っちゃえ。何も答えなくて済むし。 私はその優しい眠気に屈服して、オグリの背中で眠りに落ちた。 あの時寝てしまったのは間違いだった、とその後の数日は思っていた。 でも、今は寝てしまってよかったのかも、って思う。 私とオグリが、「初めて」出会った日の、思い出。 了 ページトップ 2つ目(≫118~123) SS筆者22/02/08(火) 22 22 03 「ただいま。」 「お帰り、オグリ。カバンちょうだい。」 「ああ。あっ、花を替えたのか?」 「うん、貰ったんだ。」 「そうか。」 「ご飯できてるから、パッとお風呂入っといで。」 「うん。分かった。」 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「はい、いただきます。」 「いただきます。」 「ご馳走様。」 「お粗末様でした。相変わらず、口いっぱいに食べるよねえ。」 「今日も美味しかったぞ、イチ。」 「そりゃあ私が作ってるんですから、マズいなんて言わせませんよ。」 「ふふ、それもそうだな。」 「今日はどう、何か変わったこととか、なかった?」 「うん、そうだな……なんだろう。」 「なんにも思いつかない?」 「すまない……あっ、でもイチのお弁当はとても美味しかったぞ。」 「はい、キレーに食べてくださって、ありがとうございます。」 「どうしたんだ、そんな仰々しく……」 「別に、なんでも?」 「本当に美味しかったぞ?」 「ありがとって。お弁当箱、軽かったもん。」 「いつも同じ言葉になってしまっているが、本当なんだ。」 「分かってるって。ほい、お茶。」 「う、うん……」 「お代わりいるなら呼んでねえ。」 「イチも、一緒に。」 「ん?」 「一緒に、お茶を飲まないか。」 「んー、このお皿、放っておけないでしょって。」 「そ、そうか。」 「綺麗な机で飲むお茶のほうが美味しいよ。ちょっと待ってて。」 「そうだな……」 「イチ、ちょっといいか。」 「あ、お茶?ごめん……え、なんで床に座ってるの。」 「いや、違うんだ。」 「なになに、なに。」 「イチは、ご飯を食べた後にすぐに立ち上がるのは、辛くないか?」 「いや、別に。」 「私はちょっとだけ辛いぞ。」 「えっそうだったの、もう……2年くらい?だけど知らなかったわ。」 「……すまない、ウソだ。」 「だよね。びっくりした。」 「イチはご飯の後にお茶を飲まなくていいのか?」 「え?いつも飲んでるじゃん。」 「でも、いつも夕飯の後には飲んでいないじゃないか。」 「そりゃ、洗い物済ませたいし……」 「それも、そうか……」 「そうだよ。」 「イチ、その。」 「うん、どうしたの立ち上がって。……なんか背伸びた?」 「今日の洗い物は私に任せてほしいんだ。」 「なに、いったいどういう風の吹き回し?」 「イチは向こうで座っていてくれ。ほら。」 「えっちょっと、ちょっと。」 「私のお茶、飲んでいていいからな。」 「いや、そんなワケにはいかないって。」 「私がイイというまで、こちらに来てはいけないからな。」 「ちょっと、オグリ!」 「覗き見るのもダメだぞ、イチ。」 「ツル娘かって!」 「ねえ、オグリ~?」 「オグリ?」 「大丈夫?」 「私の湯飲み、取りたいんだけど……」 「オグリ、開けるよ?」 「……オグリ?水道は止めながらにしてよ?」 「あ~……開けるからね?」 「わっ、何これ!」 「イ、イチ……泡が……」 「マンガじゃないんだから、どうしたの!」 「最近の洗剤は、とても泡立つんだな……」 「最近のじゃなくても出しすぎ!もー。」 「すまない……」 「あーあー、なんつー……ゲッ、どうしてお茶碗が床にあるの。」 「水切りカゴがいっぱいになってしまって……」 「小さいのから洗えば上に被せていけるのに。」 「そ、そうなのか。」 「あー、お鍋の裏擦ってないでしょこれー。」 「あっ、洗うものなのか?」 「まあ洗わない人もいると思うけど、私はたわしで擦ってるの。」 「そうだったのか……」 「ハイ、交代。ここからは私がやるから。」 「うう、すまない……」 「分かってるから。耳倒さないの。サンキューね。」 「さー、この泡どうしましょうかね。」 「わざとではないんだ、イチ。」 「知ってる。アンタが一番頑張ってるんだから、夜くらい休みなって。」 「でも、イチは一日中台所やキッチンに立っているじゃないか。」 「そうねえ。」 「今日くらいは座っていてほしかったんだ、が……」 「私が立ちたくて立ってるんだから、ヘーキ。そんなこと言ったら、アンタも一日走りっぱなしでしょ。」 「私は……うん、すまない。」 「レースとか、最近はタレント業もこなれてきたのに、本音を言うのは相変わらずヘタだよね、オグリ。」 「なっ……!うん……」 「カワイイよ、オグリ。な~んて……ちょっ!」 「ちょっとアンタ、ジャマだって。」 「イチは洗い物を進めててくれっ。」 「アンタがこんなにしたんでしょ!」 「イチが終わるあいだ、こうする。」 「ねーちょっと、尻尾!尻尾まで絡めるな!」 「イチも絡めていいんだぞ。ほら。」 「も~……お茶、冷めちゃうよ。」 「いいんだ。イチが淹れ直してくれるから。」 「『とびつき』には淹れてあげません。」 「むっ、イチ、よく知っているな。」 「え、とびつきはとびつきでしょ。」 「そういえば聞いたことなかったな。イチの出身はどこなんだ?」 「話したことなかったっけ。私の地元はね……」 了 ページトップ 3つ目(≫157~159) SS筆者22/02/11(金) 22 58 13 台所に近づくと、カレー粉のいい香りが漂う。 「あ、カレーの準備されてたんですか。」 「分かっちゃった?でも、カレーじゃないのよ。」 あてが外れて、台所の様子をさっと観察する。 ネットを替えたばかりの三角コーナーには、山盛りのにんじんの皮しかまとめられていない。 そのとなりには、ボウルに貼られた水に入っているごぼう。 コンロの上にはそこの深いフライパンが置いてある。きっと、これまでオグリのお腹を満たしてきたベテラン戦士さんなのだろう。 台所の中央には細く切り揃えられたにんじんが、白いまな板の上で輝いている。 その奥に用意されている、カレー粉、白ごま、ごま油に、鷹の爪…… 全部見て、ピンときた。 「あ、もしかして。」 「もしかして?」 「きんぴらごぼうですか。カレー味の。」 お義母様の顔がぱあっと明るくなる。 「すごい!さすが、聞いていた通り、いいカンしてるのね。」 当たったみたいだ。思わず私も笑ってしまう。 「あ、ありがとうございます。」 「もう後は合わせて炒めるだけなんだけど、やってもらえる?」 「はい、任せてください。」 お義母様に促されて、コンロの前に立つ。 あ、忘れ物。 「あの、エプロンとかって。」 「あら、ありがとう。でも、いいのよ。誰も気にしないんだから。」 そういうものか。 ちょっと気後れしつつも、わかりました、と返事をしてコンロに火をつける。 パチッ、と心地よい音を立てて、火が灯る。 さ、覚悟してなさいよアンタたち。 今からまとめて調理してやるんだから。 熱を加えているフライパンに、ごま油を垂らす。 すぐ暖まっちゃうから、キッチンばさみを借りて素早く鷹の爪を切る。 種を取り除いて、一本の鷹の爪が、輪の形をした飾りになる。 それをあったまったごま油に加えて、香りを移す。 ふわっと、ごま油のいい香りが立ち上ってくる。 うん、おいしそう。 「ごま油って美味しいわよねえ。」 「わっ、すみません。」 「ふふふ、分かるわよ。ごま油、美味しいものねえ。」 思わず口からしゃべってしまっていたらしい。 顔が思わず赤くなる。 私の顔に負けないくらい赤いだろう、お義母様の切ってくださったにんじんをまな板から滑り落す。 きんぴら用とは思えぬ量だ。やっぱり、いつものお弁当ももっと増やしてあげたらよかったかな。 木べらで油と絡めてやりながら、時たまフライパンを振って炒める。 軽く熱が加わったら、借りたザルでごぼうの水気を切る。 こっちも、オグリの家だけあってすごい量。 ザルをフライパンの上に持ってきてひっくり返して、ごぼうをにんじんの上に移す。 ザルに残ったのももったいないので、手で拾ってやる。 「あとからごぼうを炒めるのね。」 「あ、すみません。」 「いやいや、別に責めてるとかじゃないのよ。ただ、変わってるな~って。」 「こうするとごぼうの食感と香りが残りやすいんです。全部クタクタになるきんぴらも美味しいんですけど、カレー味にするから触感が楽しいほうが いいかな、って。」 「う~んなるほど、勉強になるわねえ。」 う~、やっちゃったかな。 でもやってしまったからしょうがない。流れに乗って、お義母様に聞く。 「めんつゆとかって、ありますか。」 「ああ、あるわよ。はい。」 麺つゆを受け取って、薄めずにそのまま、少しだけ垂らす。 もう少しだけ食感が柔らかくなってからのほうが、カレー粉は美味しくなるかな…… 気持ちしんなりしたところに、カレー粉をかける。 それも全体に行きわたるように絡めて、出来上がり。 「どうでしょうか。」 お義母様に声をかける。 菜箸でつまんで、お義母様が味見をする。 シャキ、といい音が一つ。 頬に手を当てて、目を閉じて咀嚼している。 なんか、ヘタな試験とか、テキトーな模擬レースとか、オグリと夜通し喋った時より緊張するな、コレ。 マズい、ってことは無いはず。とドキドキしながらお義母様の反応を見る。 「ん~、おいしい!にんじんを先に入れるとこうなるのね。」 やった! 「ありがとうございます、嬉しいです。」 「さっそくあの子に出しておきましょ、これならすぐに無くなるなんてことは無いはずだから。」 まずこれまでのきんぴらごぼうが盛られたことがないであろう大皿に、盛り付ける。 オグリも、おいしいって言ってくれるかな。 私とお義母様の料理なんだもの、そういうに決まってる。 すぐ後ろにいるオグリの顔を想像しながら、仕上げの白ごまを軽く振った。 了 ページトップ 4つ目(≫178~193) SS筆者22/02/14(月) 00 05 20 2月14日。 いつもと同じように、小鳥のさえずりと一緒に目が覚める。 ぐーっと伸びをしながら、バレンタインデーだなあとぼんやり考える。 世では、チョコレートを贈り合う日ということになっている。 まあ、女子のほうが多いこの学園でも、この日が近づくにつれて色めきだつ子が増える。 やれトレーナーに贈るだの、やれ憧れの先輩やら先生に贈るだの、やれ学園の外に好きな人がいるだの、なんだの。 うちのトレーナーとはそういう感じでもないから、私は別にそういうのは無いんだけど、他の子たちは本当にガヤガヤしている。 トレーナーじゃなくても、別にそういうのは無い。はず。 イツメンには友チョコ渡すし、トレーナーにはお世話になってるからチョコ贈るけど。 試しに部屋を出て寮長室の前を見かけてみると、もうチョコの丘。 一体いつ置いていったのかと疑問に思う量だ。誰かとすれ違ってはいないから、まさか深夜に? 熱心なことだなあ、と上から目線で感心する。 あの丘が山になって、それから火山になって噴火して、大陸になるまでそんな時間はかからない。 今日は寮に帰ってくる時間、遅らせよう。どうせすぐ入れるようにはならないし…… 寮長室から自分の部屋に戻る途中、オグリの部屋がちらっと目に入る。 ドアの前には、青や赤や白、黄色のラッピングをされた箱が、丁寧にドアの横によけてあった。 朝起き出したオグリが部屋を出た後に揃えたんだろう。 フジ寮長ほどじゃないけど、でもよく目立つくらいには量がある。 よしておけばいいのに、脚が勝手ドアの前まで身体を運ぶ。 屈んで箱を見てみると、『オグリ先輩へ』とか『タマモ先輩へ』とかのカードに加えて、便箋まで挟んであるものもあった。 ちょっとだけ、ほんのちょっとだけだけど、ムッとする。 ま、葦毛の子はモテるし……私には、何の関係もないことだし。 アイツは群を抜いて顔もスタイルもいいし、レースは強くて格好いいし。 そのくせダンスはちょっとだけ不慣れで、まあ最近は良くなってキマってきてるけど、スキのある感じがかわいいし。 喋らせてみたらイマイチ噛み合わないのが面白いし、健啖家で食べ物渡したらなんでも受け取るし。食べるし。 愛想もいいし、頑張る姿はひたむきだし…… 頭がもやもやしてきて、かぶりを振って立ち上がる。 別に、私には、アイツがチョコを貰おうと、何の関係も、ないし。 私は特別な日に1回だけ差し入れてるわけじゃないし。 今日だって、そのつもりで早起きしたんだから。 でもアイツのことだから、きっとちゃんと全部読んで、全部美味しく食べるんだろう。 そう思うと、なんでもいいはずなのに、どんどんムキになってきた。 寒いはずの廊下が、だんだんと気にならなくなってくる。 アイツ、朝トレ行く前にこれ見た時、笑顔になったのかな。 急ぐ必要のある時間でもないのに、ちょっと早足で、キッチンに向かった。 「クリークさん!おはようございます!」 「あ、あら、おはようござい……ます?」 勢いよくキッチンのドアを開けて、いつも通り先にお弁当を作っていたクリークさんに挨拶する。 クリークさんが私を頭から足先まで見て、首をかしげる。 「イチちゃん、エプロン忘れてますよ?」 「えっ。」 あ、しまった。 ここに来る前に部屋に寄るはずだったのに、なぜか頭から抜け落ちてた。 部屋に一度戻ろうとする振り返ると、後ろからクリークさんが呼びかけた。 「確かもう一着ありますから、使っていいですよ。」 クリークさんがキッチンの収納から予備のエプロンを取り出しながら、声をかけてくれた。 「すみません。忘れてました。」 「いえいえ。あっ。」 何かに気付いたように声を上げると、エプロンを持ったまま、クリークさんが鞄に向かって屈んだ。 こちらに向き直って、エプロンをこちらに差し出す。 綺麗にたたまれたエプロンは、ちょっと中央が盛り上がっているように見える。 口元が、いたずらっぽく笑っている。こういうところが本当にかわいらしい人だ。 「どうぞ、イチちゃん。」 「あ、クリークさん、さては。」 エプロンを受け取って、折り畳まれた端をちょっと持ち上げる。 綺麗にラッピングされた、手のひらサイズの小さい箱がそこには入っていた。 「ハッピーバレンタイン、です。」 「わ、ありがとうございます。カワイイ。」 一体いつの間にこんなきれいなのを仕込んでいたんだろう。 「あっ。」 「どうしましたか?」 「すみません、私、チョコ、部屋に忘れてきちゃって……」 「あら、用意してくれたんですか?」 「もちろんですよ!準備が間に合わなくて、既製品なんですけど……」 あ~~~もう。なんでこんな時に限って大ポカしちゃうかな。 「ルームメイトのタイシンさんの分まで用意したんです。」 「わ、本当ですか。放課後でも大丈夫ですよ。私も放課後に渡す子、いっぱいいますから。」 すみません、と頭を下げて、受け取ったエプロンを着る。 青い線が斜めに入った白地のエプロン。汚れが目立っちゃう珍しい色合いだけど、水の流れのようで素敵だ。 クリークさんのチョコも嬉しいけど、それだけで喜んでいられない。 お腹を空かせて戻ってくるアイツに、食べさせてやらないといけないんだから。 袖をまくって、短く息を吐く。 ふーっ、と気合を入れていると、クリークさんが不思議そうに首をかしげている。 「イチちゃん、今日はなんだかすごい気迫ですね。」 指摘されてギクッとする。ごまかすために、両方の肘を手で擦る。 「あ、いや、その。腕捲ったけどちょっと寒いな~って。」 我ながら、なんてわざとらしい。 少しの間、勘ぐるように私の顔を見ていたクリークさんが、何かひらめいたように表情を変えた。 クリークさんが、捲った私の袖と肘を両手で掴んで、真っすぐ目を見てくる。 「イチちゃん、私に何かお手伝いできること、ありますか?」 「え、どうしたんですかクリークさん。気合すごいですよ。」 「いいえ。でも何だか、お手伝いしたくなってしまって。」 どうして、逆にお願いされてるような感じになっているんだろう? 面倒見スイッチが入ったクリークさんは、こうなるとタダではひいてくれない。 こうなったら、ヤケだ。 「クリークさん。」 「はい。何をすればいいですか?」 「お肉の、美味しいおかず。教えてください。」 私のお願いを聞いたクリークさんが、きょとんとした顔をする。 「お肉のおかず、ですか?」 「はい。お弁当用じゃなくても、美味しい、白いご飯に合うような、お肉のおかずです。」 クリークさんはしばらく目をぱちくりさせながら、私の顔を見ている。 また少しの間をおいて、脳内で何かを検索し終わったようなクリークさんが、目をキラキラさせて私の手を取る。 「分かりましたイチちゃん、任せてください。」 「ありがとうございます。よろしくお願いします。」 こういう時のクリークさんは、本当に、頼りになる。 「そしたらイチちゃん、料理酒とおしょう油、みりんに、小麦粉を用意してもらえますか。」 はい、と返事して言われた調味料類を取り出す。 ここは私たち二人の領地だ。どこに何があるのかは、把握している。 用意し終わってクリークさんのほうを振り返る。 冷蔵庫を覗き込んでいたクリークさんが、トレイの上に食材を並べて戻ってきた。 玉ねぎ、チューブのしょうがに、豚肉。 「これは……ロースですか?」 「そうです。本当はちょっと豪華なカレーの時のために用意しておいたんですが、今使っちゃいましょう。」 心なしか、クリークさんの声がうきうきしているような気がする。 これって、もしかして。 「豚の生姜焼きです。そしたら、まずは玉ねぎを刻んでもらえますか。」 やっぱり。 でも、今から? 疑問に思ったけど、言われた通り、玉ねぎに手をかける。 皮を剥いて、軽く洗って、包丁で切っていく。 トントントン、と小気味よい――切ってるのは私だから手前味噌なんだけど――包丁の音がキッチンに響く。 切りながら、クリークさんに質問する。 「豚の生姜焼きなんて、今から作って間に合うんですか?」 「間に合う、というと?」 「普通、生姜焼きってお肉を前日から付け込まないと味が滲みなくて美味しくないって言うじゃないですか。」 「実は、そうじゃないんです。」 「えっ。」 隣で調味料を混ぜて、味をみているクリークさんが答えてくれる。 「お店で売られているロース肉って、薄いことが多いんです。」 「はい。」 「お肉は塩分を吸わせると、水分が抜けて硬くなってしまうんです。」 「あ、あれですよね。『コショウは早めに、塩は焼く直前に』っていうステーキの。」 「そうです。だから、タレにあらかじめ付け込んでしまうと硬くなってしまうんですよ。」 なるほど、言う通りだ。 「でも、薄いお肉で味をつけずに焼いたら、味も薄くなっちゃいませんか。」 「そこで、これです。」 待ってましたと言わんばかりに、クリークさんが小麦粉を手に取る。 「これでうまみを閉じ込めて焼くんです。美味しいですよ。」 そう言ってパットに小麦粉をあけて、慣れた手つきでお肉にまぶしていく。 家庭料理の知識だったら、クリークさんに勝てる人なんて誰もいないんじゃないだろうか。 さながら、お料理界の「若き天才」だ。 うーん、本当に、頼りになる。 玉ねぎも切り終わって、コンロの前に立つ。 油を出し忘れた、と思って屈むと、クリークさんに肩を触れられる。 「イチちゃん。大丈夫。」 「えっ?」 「ノンオイルです。」 えっ!? 「えっ!?」 「この方法では、油は使いません。」 「でも、炒めるんですよね?」 「はい。でも、ノンオイルです。」 硬い表情で諭される。ウソでしょ…… でも、クリークさんに限って間違うなんてことはない。半信半疑だけど、諦めて立ち上がる。 コンロに火をつけて、お肉を並べた。うわー、不安。 「お肉焼き色がつくまで、炒めてくださいね。」 「ちゃんと炒めきらないんですか?」 「はい。そこで玉ねぎと合わせタレを入れます。」 す、すごい。私の知ってる生姜焼きと全然違う。 それでも、言われた通り。頼んでるのはこっちだし。 じゅう、とお肉の焼けるいい音がする。おいしそう。 かなり心配していたけど、意外とお肉がフライパンにくっつかない。 少し経って焼き色がついたら、指示通りに玉ねぎとタレを加える。 ちょっとゆすりながら菜箸で全体をからめるように炒めていくと、だんだん、とろみがついてきた。 「わ、何これ。」 「とろみが出てきましたね。もうちょっと炒めたら、もう大丈夫ですよ。」 すごい。朝ごはんとかお弁当にピッタリな短時間の調理だ。 小麦粉こそ必要だけど、とてもコンパクトに生姜焼きができる。 出来上がり。とってもいい香りだ。 「味見してもいいですか。」 「どうぞ、召し上がれ。」 ニコニコの笑顔でクリークさんが答える。 菜箸のまま、玉ねぎとお肉をつまんで、一口。 わっ! 「わっ!」 私の反応に、クリークさんが嬉しそうにしている。 「すごい、すごいですよこれ!」 「おいしいですよね~。」 「甘い!柔らかい!小麦粉のとろみと豚ロースの脂が、すごい!」 小麦粉に閉じ込められた豚肉の脂の甘味が、玉ねぎの甘味に負けず残っている。 玉ねぎもクタクタになった脇役状態じゃなくて、シャキシャキ感が残っている。準主役級だ。 本当においしい。 あんまりおいしくて、びっくりしてしまった。 今まで『焼肉はお肉じゃなくて、タレとかソースが一番おいしいんじゃない』とか、ひねくれていた自分の常識を大差で追い抜いて行った。 お肉に美味しさがあるんだ、って常識を再発見した気分。ウイニングライブ踊ってもらわなきゃ。 「すごい!うわ、ご飯食べたい。」 「ふふ、そう思ってちょっと分量多めにしてたんですよ?私も今日はこれにします。」 スキップでもしそうな足取りで、二人分の食器をクリークさんが取りに行く。 お弁当に付け合わせのお野菜と一緒に詰めて、自分たちの分を取り分ける。 ご飯をよそって、お味噌汁に乾燥野菜をふやかして、クリークさんと朝ごはん。 「いただきます。」 「いただきます。イチちゃんが美味しく作れて、良かったです。」 「クリークさん、すごいですね。どこでこういうの覚えるんですか?」 「教えてもらったり、テレビで見たり、雑誌で読んだりです。自分で見つけたわけじゃないんですよ。」 それでも、すごいものはすごい。 生姜焼きにおいしい、おいしいと舌鼓を打っていると、ところで、とクリークさんが聞いてきた。 「どうして今日突然、お肉料理を?」 「へ?」 「いつもはお野菜中心で、今までお肉料理ってなかったと思うんです……」 うーん、とクリークさんが考え込む仕草をする。 「うん、やっぱり朝にイチちゃんのお肉料理、見たことなかった気がします。」 「えー、なんででしょうね?」 適当に誤魔化してみる。お願い、見過ごして。 「オグリちゃんへのお弁当ですよね?」 ぐっ、と生姜焼きが喉につまりかける。とろみのおかげで流れていった。 「や、まあ。そうなんですけど。」 「何かあったんですか?あ、まさか、喧嘩してしまったとか?」 クリークさんが口に手を当てて、悲しそうな顔をする。 「いや、そういうわけではないんです。」 「ダメですよ、ちゃんと仲直りしないと。」 なんと答えたものか。 苦し紛れに、返事する。 「……今日はバレンタインデーだから、とか?」 私の言葉がどうもうまく結びつかない様子のクリークさんが、目をぱちくりさせる。 「ほら、チョコレートの甘さってもう飽きるほど食べると思いますから、お肉と玉ねぎの甘味もいいのかな~、なんて。」 「あ、そういうことだったんですね。安心しました~。」 二人して、ほっ、と息をつく。いや、なんで私が息をついているんだ。 「なんだか、イチちゃんらしいですね。」 「えっ。」 「ふふふ、ごちそうさまです。」 「えっ!?」 ニコニコ笑顔のまま、クリークさんが答える。 違うんです、多分、クリークさんが今思ってるのは、何かがとても違うんです! それからは、私がお弁当を持って出かけるまで何を言っても、クリークさんは笑顔を崩さずにずっと、私の話を聞いているだけだった。 やっぱり、本当に、頼りになる。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「……ほっ、ほっ。」 「よ。」 「ああ!おはよう、イチ。」 「ん。おはよう。今日はちょっと遅かったね。」 「ああ。実は、トレーニング中にいろんな人からお菓子を貰ってしまってな。」 「そうなの。」 「ああ。飴とか小さいチョコレートとかだが……今日はお菓子を配る日なのか?」 「え、ウソでしょ。」 「私たちの部屋のドアの前にも、私やタマの名前あてでたくさんプレゼントがあったんだ。」 「そりゃあ、ねえ。」 「イチの部屋の前には置かれていなかったか?」 「……オグリ、マジで言ってる?」 「う、うん。『まじ』だぞ。」 「あー、まあ、オグリは今日一日、そのほうがウケるかもね。」 「う、ううん……」 「どうしたの、悩んじゃって。」 「これは、意地悪な時のイチだ。」 「ちょっと、何が何が。」 「そういう含みのある言い方をするときは、イチが意地悪をしているときなんだ。」 「何オグリ、急に。」 「イチ。ちゃんと教えてくれないと、嫌だぞ。」 「分かった分かった、ごめんって。お弁当あげるから、食べながら話そ。ね。」 「今日もあるのか!ありがとう。」 「うん。はい、これ。朝からお疲れさん。」 「それじゃあ、いただきます。」 「ん。召し上がれ。」 「それで、今日は何の日なんだ?」 「今日は2月14日でしょ。」 「うん。そうだな。」 「バレンタインデーじゃん。」 「……ああ!そうか!」 「そうです。」 「それで、皆お菓子をくれていたんだな。」 「オグリ、きっと今日は一日中貰いっぱなしだよ。」 「そうなのか?」 「そうです。」 「ううん、そういうものなのか……」 「覚悟しといたほうがいいよ。皆寄ってくるから。」 「そうか……おおっ!」 「わっ、何。」 「イチ!これは、生姜焼きだ!」 「そ。良かったじゃん。」 「いつもは野菜中心だから、珍しいな。」 「そうだね。」 「とてもおいしそうだな。いい香りだ。」 「うん、私もそう思う。」 「おお、これは!」 「わっ、……これは?」 「おいしい、おいしいぞ、イチ!」 「ふふ、そうでしょ。」 「お肉も玉ねぎも甘くて、とてもおいしい。」 「ありがと。」 「しかし、困ったな。」 「え、何か、まずかった?」 「いや、その。」 「どれが良くなかった?」 「いや、そんなに、問題というわけではないんだ。」 「教えて、それ、聞きたい。」 「……ご飯が、足りないんだ。」 「……へ?」 「こんなおいしい生姜焼き、お弁当のご飯だけでは、とても足りなくて……」 「……ふふ、何それ。」 「ほ、本当だぞ、イチ。イチも食べてみるといい!」 「食べてるから、ヘーキ。知ってる。」 「ううむ……でも、おいしいな。」 「分かる。おいしいよね、それ。」 「ご馳走様でした。」 「はい、お粗末様でした。」 「とてもおいしかった。イチは、肉料理も得意なんだな。」 「私だけの料理じゃないけどね。」 「そうなのか?」 「そう。」 「それでも、作ってくれたイチの料理だ。ありがとう。」 「ん、うん。ありがと。」 「イチ。もし、良かったら、なんだが。」 「え、うん。」 「また、この生姜焼きを作ってくれないか。」 「う、うん。」 「いつでもいいんだ。朝でも、お昼でも、夕飯でも。いつでも大丈夫だ。」 「そんな時間、無いでしょって。」 「定食みたいに食べてみたいな。」 「定食?カフェテリアのお昼ご飯みたいな?」 「うん。キャベツの千切りと、お漬物と、お味噌汁。合わせて食べてみたい。」 「言われてみたら、生姜焼き定食みたいな普通のお昼ご飯、うちのカフェテリアに無いのかな。」 「いや、あるぞ。」 「いや、あるんかい!」 「おお、タマみたいなツッコみだな。」 「コラ、そんなこと言ってると、作ってあげないよ。」 「そ、そんな!イチ!」 「ダメ、もう明日からはいつものお野菜お弁当です。」 「そんな……」 「へちゃくれてもダメ。」 「私はただ、イチのお味噌汁も飲んでみたいな、と思っただけなのに……」 「えっ。」 「お弁当だと、お味噌汁は飲めないからな……」 「オグリ、アンタ、本当に……」 「な、なんでイチが耳を垂れさせるんだ。」 「別に、なんでもない。」 「顔を上げてくれ、イチ。イチのお味噌汁は美味しいと思っているぞ!」 「え、な、オグリ。」 「いつかまた、作ってくれたら嬉しい。」 「……別にいいけど、そんな時来るのかな。」 「そうだな。来たら、いいな。」 「そうだね。」 「イチは、誰かにチョコを贈るのか?」 「うん、まあ、イツメンとか。」 「そうか。私も、イチに用意してあるぞ。」 「え、そうなの?」 「うん。放課後、夕飯が終わった後に、また連絡する。」 「分かった。でも、オグリ、今日は一日抜け出せないかもよ。」 「私は抜け出すのは得意だぞ。任せてくれ。」 「はい。分かった。待ってるね。」 「うん。ああ、それで、今日川沿いでな……」 了 ページトップ Part7 1つ目(≫38) 二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 20 31 44 「ねえ~、キャップさん、まだあ?」 「もうすぐじゃない?今日は早く帰るって、さっきも言ったじゃないの。」 「うーーん。」 「はいはい、もうちょっとだと思うから。」 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「ただいま。」 「あっ!」 「ほら、帰ってきた。」 「おかえりなさい!」 「ただいま、ワン。」 「おかえり、キャップさん。」 「ただいま、イチ。」 「今日ね、町内徒競走で4番だったんだ!」 「おお、そうなのか。頑張ったな。行ってあげられなくてすまない。」 「ワン、ずっとキャップに見ててほしいって言って、聞かなかったんだから。」 「そうか、よし、ワン。次のお休みには私と一緒に走ろうな。」 「キャップは速いよ、ワンに勝てるかな?」 「頑張るもん!」 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「はい、お茶。」 「ありがとう、イチ。」 「たまには一緒に走るとき、手、抜いてあげたら?」 「それはできない。彼女のためにも、全力で走る。」 「そっか。キャップらしいね。」 「イチもたまには、一緒に走らないか?」 「もうお腹も脚もダルダルだから、パス。」 「そうか……イチと一緒に走ってみたいとずっと思っているんだけどな。」 「いつもありがとうね。でも、走るのはまた今度だよ、キャップ?」 了 ページトップ 2つ目(≫101~105) SS筆者22/02/19(土) 01 27 31 「はあーお腹減ったお腹減った。」 「いやー本当にそれー。あ、この靴カワイー。」 「ちょっと、ご飯の時くらいスマホしまいなさいって。」 「なあによオグリギャルさん。いいじゃないのー。」 「誰がオグリギャルよ。アンタ、授業中ですらスマホ隠れて触ってるじゃん。」 「えっ、バレてたの。」 「あったり前でしょ。」 「まあまあ、そうカッカなさらず……」 「カッカしてないっ。」 「いーや、ホントーにイチはわかりやすいね。」 「なんですって?」 「やめときなって、いくらバレンタインデーだからってさ。」 「え、バレンタイン……ああ~~!」 「『ああ~~!』じゃないわよ。何に納得いってるの。」 「イチあれでしょ、チョコ渡せてないんでしょ!」 「は、はぁ~~!?」 「はぁ~~?」 「はぁ~……アッハッハ!ウケる!」 「ちょっと、マネしないでよ!サイテー!」 「いーや、ほんっとに、イチは。」 「わかりやすいよねえ~~。」 「マジであり得ない、なんなの、もう。」 「ほれ、後ろ後ろ。噂をすれば。」 「怪物の影がさす、かあ。」 「イチ、見なくていいの?」 「別に、アイツが囲まれてんの見たって、どうもしないでしょ。」 「どうもするって。あれ凄いよ。」 「いや人数ヤーバ。囲まれてんじゃん。」 「なんだっけ、あの、文化がどこかを中心にして周りに広がってくやつ。歴史の。」 「文化伝播論ね。」 「おっ、それそれ。アンタ次のテスト100点じゃん。」 「アレじゃあ、『オグリ伝播論』ですな。」 「うまいっ!座布団もあげちゃう。」 「古くね?」 「……オグリ、困ってるし。」 「うわ、見た。」 「アンタが見ろって言ったんじゃん。」 「さすが、一目見ただけでわかりますか。奥様は。」 「トレイを持って席を探してる間に群がられたら、誰だって困るでしょ。」 「旦那サマのピンチですぜ、助けに行かなくていいんですかい、親分。」 「誰が親分だ、コラ。」 「ビシッと間を割って、助けに行ってやりなさいよ。」 「今日、鞄ずっと持ち歩いてんの、チョコが入ってるからなんでしょ。」 「そうそう。」 「えっ、アンタたち、いつの間に。」 「……ぷっ。」 「いやはや、イチは、ホントーに。」 「わっかりやすいですなあ~~。」 「ア、アンタら~、さては!」 「アッハッハ、ほんっと、そういうとこ大好きだよ、イチ。」 「ほれ、応援してるから行っといでって。」 「……ヤだ。絶対行かない。」 「え~~?そんなんある?」 「んもー、しゃーないですなあ。」 「えっ、何、ちょっと。」 「ほら、鞄持って立った立った!」 「はいちょっと皆、ゴメンなさいね~。通して~。」 「ちょっと、やめてって、コラっ。」 「とっとと渡してくる!ほら!」 オグリの周りに城壁かと思うような生徒たちの間を一人が割って、もう一人が私の肘に腕をひっかけて引っ張っていく。 『この子は抜け出すのが上手い』って評価を教官がしてたのを聞いたことあるけど、こういうところで役に立つものなのか。 最後の城壁までスルスルと私を先導して、二人が私の背中を押す。 「今しかないよ、イチ。」 「グッドラック。」 目の前には、見慣れたオグリの困惑した顔があった。 なんなんだ、アンタらは。 恨み言も言い終わらないうちに、オグリが私を見上げる。 「や、やあ。イチ。」 「ど、どうも……」 こんなぎこちない挨拶、初対面の時でもしてない。 周りの子たちもなんだか困惑している。私だって困惑してる。 「がんばれよー!」 「戦果を期待してるよー!」 城壁の向こうから、望まぬ心強い味方の声援。ホントーにうっさい。 ええい、こうなったら、ヤケだ。 「はい、チョコあげる。もう学園中から貰ってるだろうけど、食後のデザート代わりに食べて。」 周りから、わぁ、というどよめきの声。オグリが驚いたようにチョコと私の顔を見比べて、まばたきする。 顔が突然熱くなってくる。もう、早く受け取ってって。 「……友チョコと言うやつか!ありがとうイチ!」 ちょっと困ったような顔で、返事をしてくる。 は、何それ。 熱くなってきた顔が、もっと熱くなるのを感じる。 そんなんじゃ、ない。 周りの子のことを思って言葉を選んでくれたのかもしれない。 でも。 でも、違う。 他の子たちのことを下に見るワケじゃないけど、私のチョコは想いが、違う。 ああ、もう。 「……本命。」 「……イチ?」 「本命よ。」 周りのどよめきが、驚きの声になって、黄色い歓声にすぐ変わる。 「やっぱり、食後のデザートなんかに食べたら、許さないから。」 「い、イチ!?」 チョコを押し付けて、踵を返す。 入ってくるのに分厚かった城壁がウソのように、私の前に道ができる。 道の終わりにいた二人が、口をあんぐりと開けているような表情をしていた。 「……マージで。」 「……ウケる。撮っとこ。」 その日のカフェテリアで、ピンク色の髪をした後輩ちゃんが一人、保健室に運び込まれたのは、別の話。 別の話で、あってほしい。 了 ページトップ 3つ目(≫128~129) SS筆者22/02/20(日) 08 12 38 【二人だけの特別個人指導】 オグリキャップとレスアンカーワンのダンス練習を監督すると約束して以来、早朝にダンス室に行くようになった。 「ほら、そこで腕のばす!」 「こ、こうか?」 レッスン室からは、もう二人が振り付けの練習をしていた。 「ここはキメるところなんだから、左右に遠慮して縮こまらない!」 「あ、ああ!」 「指先までピンとする!ダンスは身体の先端が一番大事なの!」 「よ、よし!」 すごい気迫で、レスアンカーワンの指導が飛ぶ。 もうどのくらい踊っているのか、すごい熱気だ。一度止めたほうがいいかもしれない。 『おはよう!』 自分の声に気付いたレスアンカーワンが、音楽を止める。 「ほら、オグリ……あ、おはようございます!」 「ふう、ふう……ああ、おはよう。」 『二人ともすごい真剣だな』 「そりゃ、葦毛の怪物サマが新聞の一面に棒立ちで載るところ、見たくないですから。」 「いつもより早いのに、ありがとう、イチ。」 『いつもって?』 「ああ、イチはいつも、私に朝のお弁当を作ってくれるんだ。」 『お弁当?』 「ちょっと、オグリ!」 「それを作るために早起きしてくれているのに、ダンスの練習まで付き合ってくれてるんだ。本当にありがとう。」 『イチちゃんは頑張り屋なんだな。』 オグリの言葉に、レスアンカーワンの顔が赤くなる。 「~~っ!もう、余計な事言わないの!」 「な、なんで怒っているんだ、イチ?」 「ほらっ、続きやるよ!」 レスアンカーワンがコンポのスイッチを入れて、音楽が流れ始める。 「いきなり再開したからって、テンポズレない!」 「う、うん!こうか?」 「ほら、表情も意識して!音楽の背景を考えて、顔も作る!」 ……先ほどより、指導に力が入っているように見えるのは、気のせいではないだろう。 その時、ふと閃いた!このアイディアはアダルトデイズとのトレーニングに行かせるかもしれない! アダルトデイズの成長につながった! 体力が10減った パワーが10増えた 根性が10増えた 「軽やかステップ」のヒントLvが2上がった レスアンカーワンの絆ゲージが5上がった ページトップ 4つ目(≫151~152、≫154) SS筆者22/02/21(月) 01 02 42 【内緒の抜き打ちチェック!】 オグリキャップのレース当日。トレーナー室のテレビでレスアンカーワンと一緒に、走るオグリを応援する。 『頑張れ!』 「大丈夫、勝てる、勝てるはず……!」 第4コーナーを越えて、テレビの中のオグリキャップがグングン加速していく。 彼女は無事、1着でゴール板を横切った。 「やった!やった!オグリだ!」 レスアンカーワンが、立ち上がって喜んでいる。 『やっぱりオグリキャップは強いね』 「あったり前でしょ、なんてったってオグリキャップなんだから。」 自分が勝ったかのように、レスアンカーワンが胸を張る。 『センターで踊るウイニングライブが楽しみだ』 「そうね、ちゃんと踊れてるか見てやらないと。」 そう言いながら、レスアンカーワンが思い出したように鞄の中を漁る。 こちらに振り向いたかと思うと、青と白のサイリウムを手渡される。 『これは?』 「これは、ってサイリウムでしょ。」 『レスアンカーワンもライブが楽しみ?』 「別に、楽しみじゃないわ。私たちで面倒見てあげたんだから、ちゃんと踊れるか見てやんないと。抜き打ちチェックよ!」 ~⏱~ 日が暮れて、ウイニングライブの時間になる。オグリキャップの番が回ってきた。 レスアンカーワンと二人で、食い入るようにテレビの中で踊るオグリキャップを見る。 「いい、いいわよオグリ。……そう!ステップ綺麗!」 黄色と白のサイリウムを握りしめて、細かいところまでレスアンカーワンがチェックしている。 「どうか全力で……♪ ……ひと~みで私を♪」 サビに入って、レスアンカーワンも思わず、歌を口ずさんでしまっている。 「最後まで気を抜かずに……お、かっこいいじゃない……」 『すごいな……』 オグリキャップの華麗に歌って踊る姿に、二人で釘付けにされてしまった。 ⏱ ライブが終わっても二人でしばらく呆けてしまって、お互いに静かな時間が過ぎた。 サイリウムを持ったままテレビを見つめるレスアンカーワンに声をかける。 『カッコよかったね』 「あったり前でしょ、なんてったってオグリキャップなんだから。」 嬉しそうに微笑みながら、レスアンカーワンがまた胸を張る。 そう言った後、ハッとしたように口を手で覆う。 「アンタ、このことは秘密だから。オグリに言ったりしないでよね。」 キッと鋭い目つきで言われてしまい、首を縦に振らざるを得なかった。 その時、ふと閃いた!このアイディアはエイジセレモニーとのトレーニングに行かせるかもしれない! エイジセレモニーの成長につながった! スキルptが30増えた 「集中力」のヒントLvが2上がった レスアンカーワンの絆ゲージが5上がった 引用元 https //bbs.animanch.com/storage/img/368777/154 ページトップ 5つ目(≫170~173) SS筆者22/02/21(月) 19 56 06 【お弁当には思惑込めて】 オグリキャップとレスアンカーワンの早朝ダンスレッスンにも慣れてきたある日、二人のレッスン時間よりも早く目が覚めた。 せっかく起きたし普段はしない散歩で気晴らしでも、と学園の外を歩いていると、見慣れた葦毛のウマ娘とすれ違う。 『オグリキャップ、おはよう!』 「ああ、おはよう、トレーナー。」 『もう自主トレしていたの?』 「そうだな。この時間なら人も少なくて走りやすいんだ。」 他の生徒はもとより、熱心なトレーナー陣でもこんな時間から動き出す人は中々いない。 『熱心なんだね』 そういわれたオグリキャップが、照れたように頭の後ろに手をやる。 「ありがとう。でも、今はトレーナーもそんな熱心者じゃないか。」 『そうだね』 そんなオグリキャップを前に、ふと、疑問が湧いた。 『こんな早くからトレーニングして、お腹は空かないの?』 「実は……とても空いているんだ。ただ、今我慢すれば、あとで美味しい朝ごはんを食べられるんだ。」 はにかみながらそう答えるオグリキャップの言葉に、思い当たるものがあった。 『もしかして、この間言っていたお弁当?』 「そうなんだ!イチのお弁当は、トレーニングをした朝ごはんにぴったりな献立でな……!」 オグリキャップが嬉しそうに耳を振る。 「これを食べるために、朝早起きしているところもちょっとだけあるんだ。」 思い出したのか、お腹がぐう、とひとりでに鳴っている。 「それに、イチと朝におしゃべりできるのは、とても楽しい時間なんだ。良かったら、トレーナーもどうだ?」 その言葉を聞いて、レスアンカーワンの反応を想像する。きっと、いい顔はしないだろう―― そう思って、オグリキャップに返事する。 『いや、大丈夫だよ。』 「そうか……イチに頼んで、トレーナーの分も作ってもらおうか。」 『それは大変だろうから。あと、ここで出会ったのは内緒ね。』 「言わない方がいいのか?……なんだか不思議なことを言うんだな。」 顎に手を当てて、オグリキャップが考え込んでいる。 もう少しだけ、学園に戻る時間は遅らせよう。 そう思いながら、走るオグリキャップを見送った。 二人のダンスレッスンが始まるくらいの時間に戻ってくると、遠目に、ベンチに横並びで座る二人のウマ娘が見えた。 会話の内容はわからないが、ずいぶん楽しそうに会話をしている。 ……オグリキャップは前のライブで完璧に踊れていたし、今日くらいは遅れてもいいだろう。 もう一周り、学園の中を散歩することにした。 その時、ふと閃いた!このアイディアはエイジセレモニーとのトレーニングに行かせるかもしれない! エイジセレモニーの成長につながった! 体力が30回復した 「栄養補給」のヒントLvが2上がった レスアンカーワンの絆ゲージは最大だ ページトップ Part8 1つ目(≫39) SS筆者22/02/24(木) 22 57 23 自分用に書いてるSSからちょっとだけおすそ分け ※閲覧注意かもしれないんだ オグリが、私の肩に頭をのせる。 かすかに感じる、冷たい空気の流れ。 「……イチから、いいにおいがする。」 「……何よ、オグリ。」 オグリは顔をぐりぐりと押し付けながら、後ろから私に手を回している。 私も眺めていたスマホを置いて、オグリの頭に後ろ向きのまま手を伸ばしてやる。 おとなしく撫でられていたオグリが、口を開いた。 「……イチは。」 「なあに。」 「同じウマ娘の私と、その、こうやって、一緒に暮らしていて。」 「うん。」 「……嫌じゃないのか。」 何を言われているのかわからず、しばらく呆然とする。 思わずぷっ、と吹き出す。 イヤじゃないから、困ってるの。ホントに。 「好きにすればいいじゃん。」 「えっ。」 「変なとこでマジメすぎ、キャップ。」 オグリが顔を上げたのか、手が弾かれる。 「私は、イチに無理をさせてしまってないか。」 「あのね、キャップ。」 ぐいっ、と身体をオグリのほうに回す。 私の好きな、私だけが見れるとても綺麗な目とまつ毛。 頬に手を当ててやりながら、言ってやる。 「アンタじゃなきゃ、イヤなんだって。」 了? ページトップ 2つ目(≫45~47) SS筆者22/02/25(金) 00 40 38 僕は彼女の前にひざまずく。 街の明かりが空に反射して、うっすらと彼女の、美しくも力強い脚が眩く目に映る。 勇気を振り絞って、顔を上げる。彼女の顔を、真っすぐ見つめる。 ウマ娘は皆、端正な顔立ちをしている。 それでも、今、僕の目の前で口に手を当てて驚いた顔をする彼女は、他の誰にも負けないくらい、とっても美しい。 その姿勢のまま、彼女に手を伸ばす。 誰も見ていない場所なのに、えらい緊張する。 彼女もレースに出る前は、こんな気持ちだったんだろうか。 胸の奥から何か熱いものがこみあげてきて、喉が締まってしまい、声が上手く出せない。 口だけをパクパクと開閉させながら、何とか言葉を作り出そうとする。 「っあ、あのっ。僕とッ。」 声が裏返る。何をしているんだ。格好悪いじゃないか。 それから僕の喉は、声を出せという脳の命令を一切シャットアウトしてしまった。 お願いだ、一世一代のお願いなんだ、動いてくれ。 冷や汗と焦りで頭がいっぱいになる。 ほら、僕がモタモタしているから、彼女も涙目になってしまったじゃないか。 「頑張って。」 彼女が、口元からこちらに手を伸ばして、僕の手を取る。 「頑張って、貴方。」 彼女が涙声で、微笑みながら僕に語りかける。 ああ、なんて弱い男なんだ、僕は。応援されるなんて。 二軒隣のホソノさん、「求婚なんておめえ、バッと言うだけだ!」なんて、嘘じゃないか。 彼女の手の感触にすがるように、力を振り絞る。 「ぼ、僕と。」 「はい。」 「僕と、けっ、こんを。」 「はい。」 彼女の目元から、涙がこぼれる。 なんて、美しいんだろう。 言葉にするんだ、動け! 「僕と、結婚、してくれませんか。」 その言葉の後、身体が前にいきなり引っ張られて浮く感触がする。 冷たい風を一瞬感じた後、身体の前方と背中に、熱い感触。 気が付けば、彼女が僕のことを抱きしめていた。 「ありがとう、待ってました。」 「あ、あのっ!まだあるんだ!」 泣きながら僕のことを抱きしめる彼女の肩を軽く叩く。 「もう、これだけでも私は嬉しいの。」 「そうじゃなくて、もう一つだけ、お願いッ!」 彼女が不思議そうな顔で、僕の顔を覗き込む。 「貴女に、もう一つだけ、贈りたいものがあるんです。」 「もう何もいらないわ。貴方の言葉とこれまでの時間で、もういっぱい。」 「これからの僕の時間も貴女にあげます、でも、一瞬だけ離してくれますか。」 また驚いて涙目になる彼女を何とかなだめる。 名残惜しそうにする彼女のハグから外れて、もう一度ひざまずく。 僕も勇気を出して、もう一つ、練習したセリフを言う。 「貴女の効き脚を、前に出してもらえますか。」 彼女がまた、口に手を当てて目を丸くする。 何かを察したように、ゆっくりと右脚を前に出してくれる。 これまで彼女を支えてきた、彼女の命。 その右足のふくらはぎに手を当てて、軽く浮かせる。 僕はそのまま、脛に顔を寄せて、軽く口づけをした。 了 ページトップ 3つ目(≫116~124) SS筆者22/03/02(水) 18 21 43 前がほとんど見えないほど景色が曇ったお風呂場で、身体を擦る。 目を細めて鏡をにらみつける。今後ろを通った金髪っぽい子、やたらスタイル良かったな。モデルみたい。 石鹸を鏡に塗ろうかと思って、めんどくさくなってやめた。 ここまでやる必要ある?って思うくらい熱くて、暑いお風呂が、学園寮の特徴の一つだ。 脱衣所までしっかり湿気が満ちて、ドアを閉めておかないとあちこちに水滴がついてしまう。 以前、生徒会が広報のためにいろいろな場所の撮影をしようとしたとき、お風呂はカメラのレンズが曇りすぎて映像にならない、って理由で映像が使わ れなかった。 熱いのが苦手な子は、辛そうな顔をしながらシャワーだけで済ませていく。 でも、1か月も経つと、お風呂につからないと取れないくらい身体に疲れが溜まってくる。 私も熱いお風呂がダメなほうだった。 子供のころは、お母さんに『100数えるまで出てきちゃダメ』って言われて、ぶーたれた顔で数えてた。 今じゃ、100でも1000でも数えてやれると思う。 何なら、もっと熱いほうがイイって言って、追い炊きし始めるかも。 浴場が閉まる時間に来たことが無いから知らないけど、噂によれば最近入学した後輩ちゃんが、お風呂場にバラを浮かべて入っているらしい。 こんな暑いのに、よくやるなあ。 まだ見ぬ後輩ちゃんに思いを馳せていると、お風呂場の上記よりもっと熱い風が、身体の横から流れてくる。 それと同時に、あーっ!って悲鳴に似た甲高い声。 サウナから水風呂に移動した子たちのものだろう。 レース前の体重調整をする生徒たちのために、浴場にはこれまた信じられないくらい熱いサウナも併設されている。 使う人なんているのか、と入寮した当初は思っていた。 しかし、レースを控えた先輩たちや、たとえ模擬レースでもまじめにやりたい、なんて意識の高い子たちが続々とサウナに入っていく光景は、もはや日 常の一つだ。 『マジでダルい』って言いながらコギャルな先輩たちが入っていくのはなんだか笑えるし、真面目な子たちが真面目な顔しながら入っていく威圧感はと んでもなく力強い。 出てきた子たちが、シャワーで汗を流した後に水風呂に入って、一斉に叫んだり身体を派手に震わせるのはもうコントなんじゃないかと思える風景だ。 誰も使っていなかったら、逆に「お、明日は皆オフの日なのね」とか思うくらい。 あのサウナ自体は、いくら長風呂できるようになったからと言っても、今の私にはまだつらい。 いつか、私もあそこに入ることがあるんだろうか。 強いウマ娘たちの秘密の一つが、あそこに隠されてるんだろうか。 熱に取り囲まれながら、そんなことを思う。 お風呂に浸かって、一日を反省する。 午前の座学に、お昼の「スペシャルランチ争奪特別」に、トレーニング。 小テストは一発合格点、スムーズに抜け出せた特別レースには無事勝てて美味しいお昼を食べれてとってもハッピー。 坂路をとにかく駆け上がるトレーニングでは、教官の言う細かく脚を動かす走法で少し楽に走れることを知った。 そのあと、ふざけてアイツみたいに走ったらびっくりするくらい疲れた。 教官からも目をつけられて『やめておきなさい』ってちょっとだけ注意を貰う始末。 まだ、私には真似できない。ムカつくけど。 でも、いつかは必ずアイツにほえ面書かせてやるんだから。 明日はキャベツの芯を使った浅漬けでもお弁当に入れてやろう。きっと嫌がるに違いない。 明日の話は明日の朝考えればいいか、と思い直して、白く曇った天井を見上げる。 換気扇が一生懸命回っているけど、どこまで効果があるのやら。 天井に向かって、ぐーっと一つ伸びをする。 身体から疲れが抜けていくのを感じる。 うん、今日もまあまあ、一日よく頑張った。 「なんか最近イチ、必死だよね。」 お風呂から戻って、部屋で尻尾の手入れをしているとき、ルームメイトのモニーが話しかけてきた。 ちょっとカチンとくる言い方に、思わず冷たい返しをしてしまう。 「ん、何が?」 「私たち負け組がさー、必死にいろいろやっても、良くてにぎやかしなワケよ。」 突然かけられた、イマイチ反応に困る言葉にどう答えるか、ちょっと考えてしまう。 うーん、そうかな、とひとまず誤魔化すように返事する。 「だって、早いヤツらはもうトレーナーがついたり、チームに入ったりしてるんだよ?」 「まあ、私たちはまだってだけでしょ。」 冷たくなりすぎないような感じで返事する。 モニー、本名はエイジセレモニーって子だけど、ちょっと気難しい。 私のノリにも趣味も合ういい子なんだけど、こういう感じにネガティブな方からものを言う子だから話すのが難しい。 毒を吐く、っていう感じじゃないんだけど、思わず耳に入るとちょっと気持ちが陰るようなことを自然に話しちゃうタイプ。 発言に無責任……なのかな。意地悪なヤツって印象は持ちたくないからこれ以上は考えないけど。 とにかく、悪い意味でクラスに一人はいるようなタイプの子だ。 「いやいやいや、ちょっと考えてみなって。」 そういいながら、クッションを抱えてベッドに座り直している。 「集団指導で10,能力が伸びるとするじゃん。」 「うん。」 「それに比べたらさ、少数でじっくり指導したり、個人に合った指導をしてくれるチーム所属組はさ、15とか20とか伸びるわけじゃん。」 そうなのかな? 「まあ、そうかもね。」 「そう考えるとさ、集団で燻ってる時間が長けりゃ長いほど、先に上手くいってる子たちとはどんどん差がつくワケ。」 わかる?とか言ってわざとらしく天を見上げるように天井を見る。 「今、トレセンのウマ娘に求められてるのは早熟なエースたちってワケなんだよね~。」 私に話しかけてるのか、一人で勝手に落ち込んで納得してるのか。 こういうの、本当に反応しづらいからちょっとやめてほしい。 話の前後で微妙につながってないのが、どこかで良くない記事か何かを読んだだけなんだろうなって感じがする。 「でもさあ、3年以上頑張ってる先輩たちもいるじゃん。」 「その人たちはもう収まるところに長い時間収まってるからできるわけよ。」 「どういうこと?」 「つまり、遅くてもトレーナーにもファンの人に長く応援されてるってこと。」 うーん、分かんない。どういうことだろう。 ちゃんと話を聞くのがじれったくなってきてしまったので、直球ストレートに質問することにした。 「モニー、今日なんかあったん?」 「なんかって?」 「何か嫌なことでもあった?」 「いや、別に?ただ、ちょっと思うところがあってさ~。」 これか。何か物申したいワケね。聞いてあげようじゃないの。 「思うところって?」 「だから、イチのことだって。」 「私?」 「そ。えー、ここまでの話でわからん?」 分かんないから聞いてるの、とも言わない。 どうやってもう一つ深堀しようかな、と尻尾をいじる手を止めて考えていると、モニーが言葉を続けた。 「イチが最近必死になってるって話よ。」 「あー、さっき言ってたやつ。」 「そうそう。あの『ぽっと出』との話!」 キャー、とか言いながらこれまたわざとらしくクッションに顔を埋める。 「アイツがどうしたっていうのよ。」 「イチさあ、最近朝起きるのめっちゃ早いじゃん。」 「まあ、別に?」 「あれさ、弁当作るためって話、マジ?」 「マジだけど。」 私の返事に、こらえられなくなったようにあっはっは、と笑い出した。 「いやー、マジなん?!」 「弁当って言っても、嫌がらせのためだし。」 「いやいや、有り得んって。」 そう言って、また吹き出している。 「普通、嫌がらせしようってなったときにはそういう発想に行かないって。」 「でもアイツ、すごい食べるからいいかなと思っただけ。」 「弱点でも探ろうって?いやー、無理っしょ。」 思わぬ正論に面食らっていると、思いもよらぬことをモニーが言う。 「イチ、ほんとはあれでしょ?レースに勝てないからってぽっと出に媚び売ってるんでしょ?」 「は?何言ってんの?」 聞き捨てならない言葉に、すかさず噛みつく。 「アレはアイツの調子を落としてやろうってイタズラなの。」 「ムリムリムリ、そんなのムリだって。」 ニヤニヤした表情で、モニーがこちらを見ている。 「あれでしょ、本当は卒業した後の人生設計なんでしょ?」 「どういうこと?」 「だから、レースに勝てない私たちが卒業した後の進路ってコト。」 「進路?」 イチ、あれでしょ、と悪い楽しみを覚えたように話し続ける。 「もう引退後の寄生先探してるってことでしょ?」 「ハァ?何言ってんの。」 「レースと違って素早いじゃん?」 モニーの言葉に、胸が穴が開いたように、ヒュッと冷たくなる。 「マジでモニー、言葉選びなよ。」 「いやいや、事実を指摘してるだけだって。」 モニーは一切悪びれない顔をしている。 「私はちょっと尊敬してるワケ。真面目に今を頑張るんじゃなくて、先のことを考えて動くってのは頭イイよ。」 相手の言葉に答えるように、耳の付け根が痛いほど引き絞られる。 「何、ケンカ売ってんの?」 「ちょっと何、耳後ろに回して。売ってるわけないじゃん。」 こわ~、とか言いながら目を丸くしている。 どこまで本当だか分かったものじゃない。 モニーはこういうこと言うってわかっていても、実際に言われるのとは話が別だ。 「アイツにはひたすら嫌がらせをしているだけだし、私はそれを何かに役立てようとか全く思ってない。」 「いや、それはさ。」 「この話、終わりたいんだけど。」 ピシャリと言い放つ。 本気で怒ってるのが伝わったのか、モニーは何か言いたそうにしながらも口を閉じた。 しばらくお互い無言の気まずい時間が流れた後、消灯を知らせる放送が流れる。 真面目に従わない子も多いし、なんなら私たちもそっち側の生徒だけど、今日だけは二人ともおとなしくベッドに入る。 5分経った後、電気が消える。 チリチリとまだ燻ってる頭と胸が、おとなしく眠らせてくれない。 どうせ向こうもそうなんだろう。そう思って、背中越しに呼びかける。 「あのねモニー、もう一つ言っとくけど。」 「……何、ゴメンって。」 「私は真面目にレースに勝とうと思ってるから。トレーナーもつけるし、重賞レースで必ず勝つから。」 食い気味に、モニーの返事に自分の言葉を重ねる。 「確かに早熟なエースが求められてるかもしんないけど、私は走れるだけずっと走ってたい。」 「いや、でも勝てなかったら意味ないじゃん。」 「だから勝つつもりで走るの。私は勝ちたい。」 さっきまで言われてきた酷い言葉に復讐するように、挑発する。 「文句言うだけ言って結局勝てないようなウマ娘に、私はなりたくないから。」 すると、後ろのベッドが大きく軋む音がした。 「は?アンタそれ、私のこと言ってる?」 「言ってる。」 エイジセレモニー、と本名で呼びつけてやりながら、言葉を突き付ける。 「私は、アンタにだけは負けたくないって、今思ったから。」 「は、何それ。ライバル宣言かなんか?」 「それでもいいよ。アンタには絶対負けない。」 「……カッコつけてんじゃないわよ、オグリギャルのくせに。」 「でも上がり3Fは私のほうが速いから。アンタのこと、捕まえたし。」 「たまたまでしょ、バ場が良かったのよ。」 「最初にゴール板を駆け抜けたやつが勝つってルール、知らないの?」 大人げないな、と思いながらも、モニーを挑発する言葉が止まらない。 返す言葉もなくなったのか、さっきまでの私みたいにうんざりしたのか、もう一度ベッドを軋ませる音を立てて、モニーは何も言わなくなった。 モニーをすっかりやっつけてしまった私は、小さくない罪悪感を抱えていた。 でも、あんなこと言われて、怒らないウマ娘なんていないはず。 勝ちたいという本能に逆らえるウマ娘なんて、絶対にいない。 だから勝てばとびきり嬉しくなるし、負ければとびきり悔しくなる。 幸い、モニーと私は走る距離も馬場も同じで、いつか同じレースで走ることになるかもしれない、いいライバルだ。 明日もまた一つ、アイツよりも、モニーよりも、誰よりも強くなるんだ。 そう思いながら、チリつく胸をぐっとこらえて、毛布を頭までかぶって目を閉じた。 了 ページトップ Part9 1つ目(≫22~34) SS筆者22/03/12(土) 19 52 53 イチに、トレーナーがついた。 模擬レースで1着になったある日、トレーナーのほうからスカウトがかかったらしい。 封筒を抱えながら、やたら機嫌のよさそうな日があったのを覚えてる。私が何を言ってもニコニコな上の空で、心配になったくらいだ。 まあ、そのこと自体には驚かなかった。 私と同じような趣味とかノリしてるけど、トレーニングやベンキョーは真面目にやる。 だからと言ってガリ勉とか、図書館にこもるような感じとか、そういうのでもない。 学年に数少ない超優等生――ヤエノとかチヨちゃんみたいな――ってワケじゃない。 気軽に絡めるツレで、側にいるのが嬉しいルームメイト。 真面目な分、この間よくわかんない流れでケンカ、というか言い合いにしちゃったこともあったけど。 その真面目さが、トレーナーの目を引いたんだろう。 ああ、これで優等生サマと私で、さらに差が開いて行ってしまうんだな~なんて、自分にウソをつく。 私が持っていないものを、イチが先に手に入れていく。 相手の努力をバカにして、結果だけ見て文句を言うのは簡単だよね、ってきっとイチは言う。 それでも、毎日夕方にいい笑顔を浮かべてトレーニングするイチを見ると、イジけずにはいられなかった。 ある日、ちらりとイチの姿をトレーニング場で見かけた。 去年のダート王者で最近引退した、クロガネトキノコエセンパイを相手に併走トレの最中だった。 イチもイチのトレーナーもペコペコお辞儀していて、相手の二人のほうが困っていた。 軽い打ち合わせをしたのだろう、時間を置いて始まったトレーニングは、正直言って、クロガネセンパイとの力の差が大きすぎるように見えた。 イチは必死に、どうにかして食いついてやろうともがくように走っていたけど、クロガネセンパイがちょっとでも姿勢を下げると、抜けるように距離が空く 。 長いストライドを武器として、芝もダートも長い間走り続けてきたセンパイの走りのセンスは、暴力的なまでにイチ突き放していく。 センパイもやたら気合が入っていて、合図が出ているにもかかわらず、イチをギリギリまで抜かせようとしてなかった。 トレーニングなのに勝つつもりでやっていて、なんで引退したんだって笑える感じの走りをしていた。 あれがG1レースを勝つウマ娘の持つ、勝ち気の強さってヤツ? 去年のダートを支配した『鉄人』に必死に食らいつこうとするイチは、メチャクチャ苦しそうな顔をしていた。 ゴールの目印を横切ったイチが、風に吹かれる木の棒みたいに、パタンと倒れる。 最後の一本が終わったのだろうか。 ウッドチップのコースに仰向けに倒れこむイチは、疲れと悔しさと、これから自分が走ることになるかもしれない対戦相手達の壁の高さに、うんざりするよ うな感情を混ぜた顔になっていた。 そんなイチの顔を見るのは、自分が負け続けることのようにツラかった。 それから私は、ガラにも無く図書室に脚を向けていた。 私のルームメイトを徹底的に叩きのめしたあのセンパイについて、もっと知りたくなったからだ。 図書室の扉を開けると、眼鏡をかけて髪を三つ編みにした、いかにもって言う姿でカウンターに座る図書委員が目に入る。 その子は読みかけていた本から顔を上げて、こちらに軽く会釈している。 『怒るとメチャクチャ怖い』と言われているけど、ホントーなんだろうか? 図書室なんて普段来たことないので、こちらも首だけで会釈しながら、その子に話しかける。 「スンマセン、ちょっと調べたいんですけど。」 「はい。どんな本ですか?」 「えー、センパイについて調べたいんです。」 メガネの子は首を横にひねっている。 「ウマ娘についての資料……ということでよいでしょうか?」 「あっ、そう、それで。」 「わかりました。ええと、お名前を聞いても良いでしょうか?」 クロガネトキノコエです、と伝えると、見た目とはかけ離れたスピードで机のキーボードを叩いて、何かを印刷してくれた。 「はい、こちらがトキノコエさんについて書かれている資料の一覧です。」 2枚に分けて印刷された紙を受け取ると、文字と暗号の山。 目が文字を全く追ってくれなくて、すぐ質問してしまう。 「エート、これをどうすればイイ?」 「あ、もしかして、図書室のご利用は初めてでしたか?」 そういうと、膝掛けを脇に置いて、カウンターから出てきてくれる。 私よりも背の小さい図書委員さんは、キラキラした目でこちらを見上げる。 「資料探し、お手伝いします。ぜひついてきてください!」 それから渡してもらった資料集を、横にドンと積み上げる。 つい最近引退したばかりなのにすごい量だ。 紙の文字を読むのは慣れてないし眠くなるけど、頭を振りながらガンバって読み進める。 読んだ矢先に忘れてしまうから、気になったことはスマホにメモ。 メモの量が増えていくうちに、色んなことが分かった。 センパイは、『身体が弱い』『腰回りが緩い』ってずっと言われ続けてきた。 それは生まれ持った体質だったみたいで、それを無理に克服しようとした結果、身体を壊しかけてしまったことがあるらしい。 「弱いところを補強する」トレーニングをしていくのはフツーだけど、クロガネセンパイはダメだった。 それでも、センパイは勝つことをあきらめなかった。 とにかくたくさんレースに出て、経験を積むようにしていたみたい。 どんなに負けても、鉄は叩けば叩くほど強くなるんだと言わんばかりに、とにかく走っていた。 3戦目のレースでデビューをした後、毎年走っていない季節が無いくらい、芝ダート問わずいろんなレースに名前が載っている。 センパイのトレーナーへのインタビューでも、『焦ってトレーニングを積むようなことはしません』『ゆっくりと、大器晩成してもらえれば』っていろんな 記事で言ってる。 詳しいレース経歴は読み飛ばしたけど、戦ってきたメンツがはっきり言ってヤバかった。 ジャパンカップでルドルフ会長の2着にまで食い込んだロブストティーガーセンパイに、逃げウマ娘としてメチャクチャ勝ったデュークダウンセンパイ。 これだけのウマ娘たちを相手に、大きなケガをすることもなく、泥臭い勝負根性で戦い続けたセンパイは、まさに『鉄人』だ。 ひたすら揉まれていって、その姿がファンを虜にしていって、センパイは走り続けていた。 弱いところを叩くのではなく、得意なところを伸ばしながら能力を上げる方向に舵を切ったのが、センパイのスゴイところだ、と思った。 最後の資料から気づいたことをメモに書き込んで、資料を脇に置く。 積み上げられた山が私の右側から左側に移っていることに気付く。 ぐっ、と伸びをすると、図書室がもうすぐ閉まる時間。周りにはまばらにしか人が残っていなかった。 山を崩して本棚と委員の人に返しながら、考える。 できないことを無理に直さなくてもいいんだ。 得意なところで頑張るのは、私にはチョー嬉しい。 上手くできたらチョーシに乗って、もっと伸びればいいってことだから。 私の武器は何だろう。 欠点はたくさん見つかるけど、そういえば、得意なところを見つけようとしてこなかった。 何かが得意って言って、それができなかったときに打ちのめされたくなかったから、わざと無視していたのかもしれない。 でも、今日トレーニングコースで見たイチの姿が、私の頭にこびりついて離れなかった。 ケンカした夜に言われた『アンタには負けないから』の言葉も、頭の中に響いて止まらない。 いい加減、イイワケするのはよそう。 私の得意なことって、なんだろう。 私の、得意なことは。 正直言って、私は脚が速くない。 イチと真面目に競走したら、多分、トップスピードの差で差し切られてしまう。 実際、トレーナーがつく前にイチと走った練習レースでは、きっちり差されていた。 イチがオグリキャップの真似をして走るようになってから、最初のころは『オグリギャル』って言ってからかっていた。 ところが、チリも積もればというものなのか、マネ続けていれば最後は本物になれるのか、最近のイチはメキメキと強く走るようになっていた。 それを見て、普段イチとつるんでいた私たちもちょっと燃えたし、ムカついたし、少し自信を無くした。 真似をするだけで強くなれるんだったら、いくらでも真似する。 けど、そう普通は上手くいかない。 オグリキャップの真似をするイチの真似をしたところで、それは私の力には少しもならない。 ウンウンとうなって考えてみるけど、いいアイデアなんて一つも振ってこなかった。 私の武器は何だろう。 ベンキョーやレース戦術書、教官の指導でいろんな戦い方を学んだけど、それを現実に落とし込んでみると驚くほど結果がついてこなかった。 分からないし言われた通りにやってもわかんないなら、とりあえず走ってみっか。 図書室を出て、すっかり暗くなった廊下を昇降口に向かって歩く。 練習届出してないけど、別に走っても怒られないっしょ。 へとへとになるまで走ってやる、と決めた。 あれから1週間たった、模擬レース本番の日。 胸にトレーナーであることを示すバッヂを付けた人や、観戦ので見に来たウマ娘たちで、座席兼階段のあたりは埋まっていた。 あれは近くの小学校からの校外学習だろうか、ジャージに紅白帽をかぶったちっちゃい子たちがこちらに手を振っている。 前日に、イチに『見に来てよ』とからかい交じりに誘ったけど、普通に予定があるからパスって言われてしまった。 なんともったいない。この私が勝つところをみすみす見逃すなんて。 仲いい人に見られる方が変に緊張して良くないのかなと思う。 今日の私は、普段よりもキアイが入りまくってる。 そんな心持ちで出走メンバーを見やると、他の子たちもメラメラとキアイが入ってるように見えた。 今まで『いくら天下のトレセン学園でも、皆そんなマジになってない』って思っていたのは、間違いだったのかもしれない。 私がマジになって走ってなかったから、マジになってる子たちが見てる風景に追いついていなかっただけなんだ。 正直、今でもマジになってる自分がケッコー恥ずかしい。 そんな気持ちを振り払うために、軽く飛びあがって熱をほぐす。 1着になるのが、どこかカッコ悪いと思ってた。 本当はそんなことなくて、負けてヘラヘラしてるほうが、実はカッコ悪いんじゃないかって。 誘導係に連れられて、ゲートに入る。 ゲートは苦手だ。 狭くて、暗くて、そのくせ走らなきゃいけないコースだけ見せつけてくる。 隣からは、息まいた熱が、私の肩と頬を舐めるように撫でる。 ここを失敗したらお前は負けるんだ、って思わせてくる。 深呼吸して、目の前の扉を睨みつける。 テメー、あんまりチョーシ乗んなよ。 今日は私の番だ。 私が、アンタたちをブッツぶしてやる。 芝、2000mの中距離、2枠3番の内枠。 メイクデビュー戦でもあんまり開かれない距離に、ワザワザ登録した。 私の武器は何だろうか、ってずっと考えてきた。 図書室でめっちゃベンキョーしたあの日の夜、イチの走っていたトレーニングコースを全力で、何度も何度も走った。 私のほかにも何人か自主トレしてる子たちがいて、一緒に走った。 1周目。頭の悩みは、ちっとも晴れなかった。私より先に走っていた子に、何度かかわされた。 3周目。身体は熱を持ち始めたけど、やっぱり悩みは晴れなかった。私より先に走っていた子に、1回だけかわされた。 5周目。やっとまともに走れるくらいに息が整ってきた。私より先に走っていた子は、だいぶ息が上がっていた。 7周目。悩みについて考えるのが、やっと面倒くさくなってきた。私より先に走っていた子の音が、聞こえなくなった。 9周目、だと思う。まだまだ、まだ走れる。私より先に走っていた子は、スタート位置で座り込んでいた。 もういいだろう、と思って脚を止める。私より先に走っていた子たちを、私は立ったまま見下ろしていた。 脚は、確かに遅い。 では、その脚の長さはどうだ。 私はこれまで、負けたくなくていろんなものから逃げてきた。 逃げるのは得意だ。簡単だし。 駆け引きできる頭も、最後に全部ブチ抜く豪脚も持ってない。 誰かと真っ向から勝負するのも、ビビッちゃって苦手だ。 なら、最初からハナを取る。 長めの距離を、いの一番にブッ飛ばして、他の連中を置いていく。 誰かと勝負しないで、私一人で勝負を終わらせればいい。 得意なものをひたすら伸ばして、生かして、一番最初にゴール板を横切る。 『逃げは勝ちの定石ではない』 『最初は良くても、レース勘がつかなくなるから後々苦労することになる』 そんなお説教、知ったことじゃない。 スタミナバカのガン逃げ、絶対ついてこさせないから。 早く、早く開いて! 一秒でも1ミリでも、先に飛び出さなきゃいけないんだから! 早く! 『ゲート収まって……今、スタートです!』 自分でゲートを押し開けるつもりで、すぐさま飛び出せ。 0.1秒でも遅れたら、もうおしまいだ。 後ろを振り向くな。 前を見続けろ。 折り合いをつけるな。 多少掛かったって、どうせみんな私と同レベルだ。 捕まるな。 スタミナしかない私は、逃げ続けるしかないんだ。 上手に曲がろうと思うな。 余計なことを考えず、一番内側を取ろうとこらえ続けろ。 前へ押して、押して、押しまくれ。 2000mの長い距離、坂も全部まとめて、押し尽くせ。 「6」の数字を通り過ぎたら、準備。 立ち続ける余力も残らないくらいに、ブチ撒ける用意をする。 「4」の数字を通り過ぎて目の前に開ける、誰もいない最後の直線。 なんてサイコーの景色なんだろう。 見たことない景色に、少し面食らう。 前へ、前へ、進むんだ。 「2」の数字を通り過ぎて、脚の動きは変わっていない。 誰がどこにいるかなんて、知ったこっちゃない。 あの目印の前に、一歩でも、一秒でも速く、早く! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 『エイジセレモニー、エイジセレモニーです!2000mの長丁場を見事、逃げ切ってしまいました!』 ゴール板を横切って、一番最初に聞こえてきた、会場に響き渡る実況の声。 見ていた皆の視線が、私に向いている。 レース場のものほどじゃないけど、拍手と歓声と、ザワザワとどよめく声。 聞き耳を立ててみると、『まさか逃げの子が出てくるとは』みたいな内容が聞こえる。 胸の奥から、喜びと快感が湧いてくる。 初めて勝ち取った、一着。 もう立ち上がれないつもりで全力を尽くしたけど、まだまだ真っすぐ立てるくらいに、体力が残っていた。 イチが言っていた『絶対に勝つ』って、こういう気持ちだったのか。 勝利の余韻に浸っていると、誘導員さんから声をかけられる。次のレースがあるから動いてほしい、と。 こんなところで文句言っても仕方ないから、言われた通りロッカールームに戻って、シャワーを浴びて、着替える。 今日の夕飯はどうしようか。せっかく勝った日なんだから、ちょっと豪華なものを食べてもいいかも。 あ、イチにねだってみるとか? そんなことを考えながら学園を歩いていた時、声をかけられた。 「そこの子、模擬レース見てました。……あの?」 大人の人の声。ウマ娘の声じゃ絶対ない。 頭の中に雷が落ちたみたいな衝撃が来て、背筋が伸びる。 顔がひとりでににやけてしまっている。 「はい、何ですか?」 「単刀直入に聞くけど、今、専属のトレーナーさんってついてるかな。」 来た! いません、いませんとも! 「いや、今はフリーですね。」 そう返事をすると、そっか!と言って、肩から下げていた鞄を漁っている。 しばらく探した後、取り出してきたのは一つの封筒だった。 「今日の模擬レース、見てました。もしよかったら、これ。受け取ってほしい。」 「マジですか!ホントに?」 「ええ、とてもいい逃げっぷりでした。ぜひ。」 褒めてもらえる言葉がむず痒い。 この瞬間、サイコーだわ。一日上の空になる気持ちが分かった。 差し出された封筒を勢いよく受け取って、わきに抱える。 「トレーナーさん、正しいスカウトしてますよ。マジで。」 「そう?他の人が声をかける前に、と思ってさ。」 私は空いてる方の手を差し出して、言ってやる。 「一緒に、頑張っていきましょ。私、勝ちたいヤツがいるんです。」 それを聞いたトレーナーは、うん、と一つ確かに頷いて、私の手を取った。 「わかった。じゃあ、その子に勝てるよう、一緒に頑張ろう。」 待ってなさいよ、イチ。 アンタばかりに先へ先へとは逃がしはしない。 出遅れたけど、私ももうすぐ追いついてやるから。 ケンカを吹っ掛けたのは私だけど、勝っちゃえばこっちのモン。 今日はイチと一緒に夕飯を食べよう。そこで、報告してやるんだ。 ようやく走り出せた実感を得た私は、来週からのトレーニングが楽しみで仕方なかった。 了 ページトップ 2つ目(≫47~53) SS筆者22/03/14(月) 20 27 02 「……あ~……」 「……う~ん……」 「はぁ……」 「……もう。」 「オグリ!そんなコソコソしてなくてもいいじゃない!」 「……」 「オグリ!バレてるんだからね!」 「な、なんで分かったんだ、イチ。」 「葦毛って自分が思ってるより眩しいもんなの。」 「そ、そうだったのか。すまない……」 「いや、なんで謝ってるの。意味わかんないって。」 「……なんで出てこないのよ。」 「い、いや。側に行ってもいいのか、ちょっと分からなくてな。」 「……そりゃいいでしょ。となり、空いてるし。」 「そうか、そうしたら、そちらに行くぞ。」 「うん、うん?」 「なんで立ちっぱなしなのよ。」 「それは、隣に座ってもいいのかどうか、分からなくてな。」 「なんか今日ヘンだよ、オグリ。」 「そ、そうだろうか?」 「そうです。どうしたの。」 「うん、その、今日は何の日か分かるか、イチ。」 「3月14日、だけど。」 「そうだ!だから、何の日か、分かるか?」 「あぁ~……円周率の日ね。」 「え、円周率?」 「うん。3.1415926535……あとなんだったかな。」 「おお、すごいな。暗記したのか?」 「小学校の時の友達で100桁言える子がいてさ、面白がって言ってもらってるうちにちょっと覚えちゃった。」 「イチはすごいんだな……いや、そうじゃないんだ。」 「あ、ごめんごめん。」 「それで、今日は何の日か分かるか?」 「え~、パイの日だね。」 「ぱ、パイ?」 「そう。パイ。」 「どうしてパイ……なんだ?」 「さっきの円周率とおんなじ。πって言うじゃん。」 「そうなのか?」 「えっ、数学の時間に……」 「私はてっきり、アップルパイとか、ミートパイとかの……」 「あー、ああ。そういうことでもあるよ。私はデザートっぽいのより、ごはんな感じのパイのほうが好き。」 「そうなのか。私は……うん、どちらも好きだな。」 「そういえばまだ作ったことなかったなあ。今度、クリークさんとかタマモ先輩とかみんな誘って、パイでパーティしよっか。」 「おおっ、それはとてもいいな!もう、今からおいしそうだ。」 「こら、まだ日付も人も決めてないのに。」 「……はっ。そうじゃないんだ!」 「わっ、何、オグリ。」 「イチのパイ料理はすごく楽しみだが、違うんだ。」 「何が違うってのよ、あ、私が洋風な料理作るのはおかしいって?」 「ちがうんだイチ、そういう話じゃないんだ。」 「あ、今日が何の日か、って話だったね。」 「そう!それだ。」 「え~~~っとね、う~~ん……」 「……分からないだろうか。」 「……アハハ、降参。もう思いつかないや。」 「私はてっきり、イチが本当に分からないのかと……」 「ごめんごめん、なんか様子がおかしかったから、ちょっとイタズラしちゃった。」 「むぅ……イチは意地悪だな。」 「そんなしょげないでよ、オグリ。ちゃんと謝る。」 「うん。」 「ごめんなさい。」 「うん。ありがとう。」 「それで、つまりホワイトデーね。何、お返ししてくれるの?」 「もちろん。」 「別に、私はオグリにチョコ、あげてなかったじゃん。」 「でも、イチはとても美味しい生姜焼きを食べさせてくれたじゃないか。」 「……あ!そうだった、そうだった。」 「だから、私もお返しをしたくなったんだ。」 「えー、ありがとう。何くれるの?」 「……それなんだが、その。」 「どうしたのオグリ、なんか今日、歯切れ悪くない?」 「最初は、ホワイトデーらしく、マドレーヌとかマカロンとか、そういうものでお返ししようかな、と思ったんだ。」 「うん。」 「ただ、さっきイチが言ってくれた通り、イチが贈ってくれたものはチョコではないから、普通のお返しはふさわしくない、とも思ったんだ。」 「お返しでもらえるものなら、なんでも嬉しいのに。」 「いや、それは違う、と思って……それで、これを。」 「ん、なんだろう、これ。」 「待ってくれ、イチ。」 「な、何。中、見ちゃダメ?」 「いや、ぜひ見てほしいんだ。ただ、プレゼントについて、悪く思わないでほしい、とだけ……」 「あー、分かった、けど……」 「うん。よろしく頼む。」 「じゃあ、開けるよ?」 「わっ、カッコイイ包丁!」 「ペティナイフ、というらしい。」 「すごいきれいだね、これ。」 「私は詳しくないが、野菜にも魚を捌くにもこれ一本、衛生面も安心なものだそうだ。」 「どこで見繕ったの。」 「実は、私の地元がある隣の市が、刃物で昔から有名なところなんだ。」 「えー、そうだったんだ。」 「うん。なんでも、包丁やナイフは世界一らしい。地元の誇りだ。」 「ちょっと中から出して、握ってみてもいい?」 「もちろん!」 「うん。……わ、軽い。」 「これでもっと、イチが料理を楽しんでくれたら、私も嬉しい。」 「ありがとう、オグリ。嬉しいよ。」 「私のほうこそ、ありがとう。美味しいお肉のお礼だ。」 「教えてくれた通り、今度、お魚捌いてみるね。ありがと。」 「あの、イチ。……あっ。」 「わ、危ないって。どうしたの、しまうからちょっと待って。」 「すまない。……それで、イチ。」 「うん。」 「私は、イチとの縁を終わらせたいとは、全く思っていないからな。」 「はっ?……あ、さっき言ってた、悪く思わないでほしいって、そういう?」 「ああ。贈り物で刃物を贈るのは、良くないという記事もたくさん見てしまって……」 「なんだっけ、なんかあれだよね、マナーがどうのみたいな。」 「イチならきっと大丈夫だと信じてはいるんだが、どうしても疑いの気持ちが晴れなくて。」 「大丈夫だよオグリ、分かってる。嬉しい。」 「良かった。イチを疑ってしまって、すまない。」 「わ、そんな謝んなくてもいいじゃん……あ、そうだ。……はい。」 「そ、そんな、イチ、お金なんていらないぞ!」 「いや、受け取ってほしいんだって!」 「イチ、これは私からのお返しなんだ。どんなに安くても、お金はいらない。」 「違う違う、そうじゃなくて!」 「イチ、大丈夫だ。そんなにお小遣いに困っているわけではないから、その5円玉をしまってくれ。」 「ごえんのお返し!」 「5円でも、お返しのお返しは……!」 「だから、ご縁!」 「ご、ご縁?」 「オグリが心配してくれて、切れかけちゃったご縁の、お返し。」 「ご、ご縁、か。」 「そう!だから、はい!ちゃんと握って。」 「わっ、イチ……なるほど。」 「うん。ゲン担ぎとか、なんかそんな感じ。」 「……そうか。そうだな。ありがとう。」 「こういうダジャレっぽいの、日本語っぽくてありそうじゃん?」 「うん。その感じは、なんだか分かるぞ。」 「ふふ。ナイフ、ありがとう。大切にする。」 「大切にする……使って、もらえるよな?」 「いや、もちろん使う使う。早速明日から活躍してもらいますよ。」 「本当か!もしできるなら、その包丁を使った一番最初の料理は、私が食べたいな。」 「分かった。お魚は無いけど、何か美味しいもの作ってくるよ。」 「ありがとう。明日の朝が楽しみだ。」 「私も。」 了 ページトップ 3つ目(≫117~132) SS筆者22/03/21(月) 23 05 44 「ねえモニー、明日、タマモ先輩来るから。」 イチが部屋でくつろいでいた私に声をかける。 「タマモ先輩が、ナニ?」 「いや、その、明日さ、私、いないんだ。」 やけに照れたような顔をしながら、返事をしている。 「え、なんで?」 「オグリの奴がさ、明日、二人で話さないかって誘ってきたの。」 「……えー、マジ?」 「うん、それで、すぐそばにいたタマモ先輩がさ、『二人きりのほうがええやろ』って言ってくれて。」 「……ああ。」 「それで、一晩だけ部屋を交換しようって言って、さ。」 マジか。寮長にチクってやろうかな。 「悪いんだけど、ゴメン。」 「ちょっと、ルームメイトほっといてそれは、ヒドくない?」 「フジ寮長には内緒でお願い!」 うわ、見透かされてた。 「まー、いーけどさ。」 「ありがと、助かる。」 ○●〇●○●〇●○●〇●○●〇● 「おー、ジャマするで。」 「あー、こんちは。」 昨日言っていた通り、タマセンパイが来た。 「せっかくジャマするから、菓子持って来たで。」 「え、マジですか?あざっす!」 レジ袋からにんじんチップスを取り出して、見せてくれる。 私も小型冷蔵庫からスポドリを出して、紙コップに注ぐ。 「おっ、おおきに。」 「いや、ウチのイチが、すみません。」 軽く、平謝りする。 「いや、ほんまにあの二人仲ええよなあ。」 「ね、なんか妬けちゃいますよねえ。」 タマセンパイがお菓子の袋を開けて、つまんでいる。 「ほうか?別にまあ、そんな珍しい話でもないしなあ。」 「まあそうですけど、いざ自分のルームメイトがって思うと、なんかイヤじゃないですか。」 「ウチはそういうのあんまり気にせえへんからなあ。」 ポリポリ、と小気味よい音を鳴らせている。 「なんや、モニちゃんは実は、オグリの恋敵だったりするんか?」 タマセンパイがニヤニヤしながら、わざとらしく悪い顔をして聞いてくる。 センパイからその話題を振ってくれるの、待ってました。 「そうなんです、実は、ずっとイチのことが好きで。」 すると、大げさに顔を手で覆って、ワー!と叫び出す。 「えー、そんな昼ドラみたいな話、あるんやなあ。」 「はい。まあ、気づいたのは最近なんですけど。」 センパイが身体を前に乗り出してくる。 「どんなとこが好きになったん。」 「えっ、まあ、近くでずっと見てましたし。」 「せやなあ。普段、ご飯とかも一緒に行ってたんか?」 「あ、いや、お互い仲いい子のグループあるんで、そういうわけでもないですね。」 「そうなんか。休みの日とかはどうするんや。」 「休みの日も、あんまり一緒に出掛けたりとかは無かったかも……」 タマセンパイが、だんだん怪訝な顔になっていく。 「モニちゃん、奥手なんか?」 「いや、友達からはそういうタイプじゃないって言われます。」 私の言葉に、腕を組んで首をかしげている。 「私のほうが先に好きだったのに、オグリに取られて、納得いかないんです。」 「納得いかん、か。」 「はい。だって、私、ずっと前からイチのこと見てましたし。」 私の言葉に、嬉しそうな顔をしていたタマセンパイが、お菓子をつまんでいた手を止めた。 「うーん、いや、モニちゃん、それは多分好きとは違う気持ちやで。」 私はすかさず、タマセンパイの言葉に噛みついた。 「なんですか、私が、イチのことが本当は好きじゃないって言うんですか。」 「そや。本当は、イチちゃんのことなんて好きやないねん。」 私の言葉に素早く、ピシャリと言葉を返してくる。 「イチちゃんのことが好きなんやのうて、ただ羨ましいだけや。」 「意味わかんないです。どういうことですか。」 「イチちゃんはオグリにべったりで、オグリもイチちゃんにべったり。それはわかっとるやろ。」 「はい。」 せやけど、と言ってセンパイがベッドの上であぐらをかく。 「別に、イチちゃんからモニちゃんには、なんもしとらんやんか。」 「そうですけど、それがイヤなんですっ。」 うーん、とタマセンパイが腕を組みなおす。 「モニちゃんはオグリより先に、好きや!とは言っとらんのやろ?」 「あたりまえじゃないですか。ルームメイトなのに、そんなこと言ったら普通ドン引きですよ。」 せやなあ、と身の詰まってなさそうな返事が返ってくる。 「ほな、そんな怒られても、イチちゃんはなんも分からんやろ。」 「そりゃ、そうですけど……でも、ムカつくじゃないですか。」 「それ言うとったら、モニちゃんは出遅れた上に後出しジャンケンしとるやん。そんなん、ズルすぎるやろ。」 正論を突き付けられて、グゥの音も出ない。 こらあかんな、とセンパイは天井を見上げている。 「モニちゃんが一方的にカッカしてるだけやんな?」 「そうですよ。イチばっかり幸せになってるみたいで、羨ましいんです。」 私の言葉に、タマセンパイがパチン、と一つ、手を鳴らす。 勢いよくセンパイが右手の人差し指で、こちらを指さした。 「それや!」 「はっ?」 「いや、モニちゃんそれやで。よう気づいたな。」 指さしてきたかと思うと、また腕を組んで、一人でウンウンと頷いている。 「イミ、分かんないんですけど。」 「いや、せやからそういうことやって。」 一人で納得してるような素振りをして、何も言わないセンパイにイライラがつのる。 「センパイもなんか、ムカつきますね。」 「ちょちょちょい、それは酷いわ。」 こちらにツッコミを入れるように、平手で空気を叩くふりをしている。 「ほんとは、自分もわかっとるんとちゃうんか?」 「なんですか、バカにしてるんですか。」 言葉のとげを隠そうとも思えなくなる。もう、年上とか、そういうのは関係なくなった。 『私はすべてを分かってます』みたいな態度、ムカつく。 何を見たいかもわからないのに、助けを求めるようにスマホを取って、真っ暗な画面にカラフルな何かを映す。 親指だけが滑らかに動くけど、私の脳みそは何にも見つめていないみたいに、どの情報も頭の中を滑って落ちていった。 「あー、こらあかんな。すまん。」 自分の世界に閉じこもった私を見かねたのか、センパイが頭を下げている、ように見える。 センパイの謝罪に、反応もしたくない。 そのまま、重苦しい静けさが部屋を包む。 エプロンをあしらった、イチの目覚まし時計が鳴らす、カチ、カチ、という音だけが響いている。 私がこうして世の中の理不尽に燃えている間に、イチはオグリに何を話しているんだろうか。 どっちかが膝枕して、二人は仲よく夢の中にいるのか。 心の中の澱みを吐き出すかのように、少しだけ勢いよく、ため息をついた。 今、センパイの部屋では、きっとこの私の部屋とは違う風景が流れているんだろうな、とスマホの光を目に取り込みながら考える。 タマセンパイも呆れたのか怒ったのか、何も言わなくなった。 ガタガタ、と窓が音を立てて鳴り始める。その後、ポツ、ポツと水滴がガラスに当たって弾ける音。 別に雨まで降らなくていいじゃん、と、全く無関係なところにも心が反応して苛立ってくる。 こんな気持ちで、こんな音を聞かされて、どうやって夜を過ごせというのか。 叫び出したいけど、センパイがいる以上、声を出すのも憚られる。 苛立つ熱が私の中で暴走しそうになった手前くらいで、パン、と快活な音が一つ、部屋の中に轟いた。 驚いて、スマホから顔を上げる。 「おし!モニちゃん、着替えぇ。」 タマセンパイがベッドから軽く飛び降りて、四股を踏むような姿勢を取っている。 「は?」 「いや、せやから、着替えぇ。走りに行くで。」 全くつながらない唐突な言葉に、理解が追いつくまで時間がかかった。 「走りに?」 「せや。ジャージあるやろ、はよ着替えって。」 肩を入れて、ストレッチを始めている。 「バカなんですかセンパイ、外、雨ですよ。」 「モニちゃん、なかなか手厳しいなあ。言葉がほんまに痛いで。」 ふざけるように、センパイが胸を両手で押さえて、悲しそうな顔をする。 「いや、そういうの、マジでいらないんで。」 「いらなくてもやってしまうんがウチなんや、堪忍やで。」 「そういうのもいらないです。」 何をバカなことを言っているんだろう。 真面目に取り合ったら損すると思って、ベッドに横になる。 すると、よっ、という掛け声をかけながら、タマセンパイが無理やり私を持ち上げた。 思わず、スマホを取り落す。 そんな小さい身体のどこに、こんなパワーがあるんだ。 「ちょっ、やめて、何してんの?」 「そんな気持ちで寝っ転がったって眠れやせえへんやろ。ほれ、立った立った。」 それに、と私を持ち上げたまま私の目を見て、言葉を続ける。 「GⅠ3勝、3冠バたちができなかった天皇賞を春秋初連覇した、『白い稲妻』が一緒に走ろうって言うてるんやぞ。」 「……だから、何だって言うの。」 「引退してる身やけど、ウチのトレーナーの元には併走トレーニングの依頼がぎょうさん来とるんや。こんなチャンス、中々無いで?」 そりゃ当たり前でしょ、って思う反面、後から走りたくなっても走らせてもらえないウマ娘なのは間違いない。 「ウチのでっかい胸を借りた上で、モニちゃんの気持ちを誤魔化せるんや。ちょっと雨にぬれても、得しとるやろ。」 そういうセンパイの目は、ギラギラと光っていて、『いいえ』とは言わせない迫力がこもっていた。 これがGⅠを勝ったウマ娘のもつ、胆力というか、迫力というものなんだろうか。 まるでガラの悪いヤンキーじゃないか。 「……胸はともかく、分かったんで、降ろしてください。」 ちょちょちょい!とお決まりのような反応をしながら軽くドツかれたが、タマセンパイは私を地面に降ろした。 観念した私は、ジャージに着替えるために、寝間着のボタンに手をかけた。 「おおー、ええやん!ちょっと肌寒いくらいがちょうどええで!」 イチのジャージを勝手に借りて、ぶかぶかに余らせた袖を捲っているタマセンパイが叫ぶ。 夜も少し深まって、小雨も降ってきたトレーニングコースには、当たり前だけど、誰もいなかった。 「センパイ、そんなデカい服で走れるんすか。」 「おー、今、身長小さいってバカにしよったなぁ?」 うりうり、と言うように肘で小突いてくる。 こうしていると、ただのかわいらしい葦毛のウマ娘にしか見えない。 上下に揺れる青赤のリボンをつけた、身長の小さい、愉快な子だ。 この身体のどこから、すべてをブッちぎる走りが湧き出てくるのか。 私の前をセンパイが小走りでかけていく。 「ほな、ここスタートな。」 タマセンパイが、慣れた様子でダートコースに線を引く。 「それで、距離はどうする?」 こちらに顔を上げて、タマセンパイが私に聞く。 「いや、別に、何mでもいいけど。」 「ほうか。そしたら突然やけど、一つ問題や。」 タマセンパイが指を立てる。 「このダート、一周は何mでしょーか。」 「え、そんなの、別に知らないっすけど。」 そう答えると、またわざとらしく目を手で覆って、あちゃ~、と声を上げている。 「アカン、アカンで、モニちゃん。」 「何なんすか。」 「自分が走るコースやレースの条件くらい、ちゃんと覚えとらんと。」 何を教官みたいなことを言っているんだ。 「ちなみに、正解はセンロクや。」 「は?」 「1600mってことや。」 「良く知ってますね。」 「せやろ?ま、ウチはここのコース、使ったことないんやけどな。」 飄々と言葉を話すタマセンパイに、メラメラと気持ちが湧き立つ。 「さすが、重賞ばっかり出てたセンパイは違いますね。」 「ほうかなあ。ダートも随分前に、走ったっきりやしなあ。」 ワザとやっているのか、それとも天然なのか。めちゃくちゃに煽られていることだけは分かった。 もう、センパイに喋らせたくない。 ここで走って、勝ってやる。 勝って、黙らせる。 「ほな、行くで。よーーーい……」 ドン、という言葉を合図に、思いっきり土を蹴り出す。 そのまま、後先考えないで、全力のハイペースで飛び出した。 スタミナには自信がある。1600m――センロクなら、テキトーにブッ飛ばせば大きなリードが取れる。 勝てないだろう、なんてもちろん思わない。 絶対に勝てる。 ダートのトレーニングコースは、私たちのほうが多く走るからだ。 芝のコースは、タマセンパイ含めて強い子たちに使われてしまうことばっかりだ。 その分、私たちはダートを走る。 経験と慣れでは、絶対に私のほうが勝ってる。 文字通り、土をつけてやる。 借りたジャージをドロドロにして、怒られてしまえばいいんだ! 私の野望は、かくも簡単に打ち破られた。 本当のレースなら怒られるかもしれないような展開だった。 3コーナーに差し掛かったころで、聞こえなかったはずの雷鳴は、もう後ろまで差し迫っていた。 ヤバい、と思ってギアを上げようと思った時には、相手の加速は終わっていた。 追い抜いた後も、そのままスピードを上げていた。 私に格の違いを見せつけるかのように、グングンと伸びていって、私に5バ身以上差をつけてゴールした。 遅れてゴールした私に、余裕綽々とした表情で声をかける。 「おう、最初の勢いは良かったやんけ。」 「まだ、別に、1周目ですから。」 私の返事に、やれやれ、とタマセンパイが肩をすくめる。 「そんなんやからオグリにも出遅れるんや。レースは一回しかないんやで?」 真っ当な正論に、私は黙るしかなかった。 「なんや、なんも言うことないんかい。もう一回とか言うんかと思ったけど。」 どこまで本気で言ってるんだ。 ムリな勝負をふっかけて、確定的な実力差を見せつけて、その上でもっと煽りをかけてくる。 今までトレセン学園で感じたことないほどの熱と怒りが、胸の奥から湧いてくる。 それでも、目の前の勝負に勝ちたい、と思ってしまうのは、ウマ娘だからなんだろうか。 「……もう一度。」 私は、ひねり出すように声を上げる。 「おっ。なんやて?」 「もう一度っす。私はまだ走れるんで。」 タマセンパイはにやり、と笑う。 「ええやん、その意気や。グズるだけあって、諦めるようなヤツではないってことやな。」 「GⅠ取ってるからって、バカにしないでくださいよ。」 「おう、分かっとる。モニちゃんの合図で良いで。」 そう言って、スタートの準備を取っている。 絶対に勝ってやる。 なんなら、相手が潰れるまで再戦して、『勘弁してや』って言っても走らせてやる。 ケンカを売ってきたのはアンタなんだから。 私は、スタミナだけは、あるんだ! 「おうモニちゃん、もう終わりかいや。」 ぜえ、ぜえ、と軽く肩を上下させながら、タマセンパイが私を見下ろす。 あれから何度『もう一度』と言ったのか、このコースを何周したのか、もう覚えてない。 全力で逃げているから、相手が追い込んできているから、そんなレベルの話ではなかった。 ダートだから、芝だから、そんな話でもない。 ただただ、圧倒的に、私の力が足りていなかった。 ショックと疲れで地面にへたり込んで立ち上がれない私に、雨が容赦なく打ち付ける。 「モニちゃん、ウチが何のレースで勝ったか、知っとるやろ。」 思いついても、口から漏れてくるのは荒い呼吸ばかり。 日本で最長の平地G1レースを勝っているその実力は、多少環境が変わったところで揺らぐものではなかった。 悔しい。 それでも、悔しかった。 雨雲が光を反射して、薄明るくなっている空を見つめながら、言葉が漏れる。 「……意味、無いじゃんか。」 「なんや?」 一人でにこぼれた言葉は、もう一度自分に戻ってくるようで、酷く惨めに聞こえた。 「もう、私に、意味なんて無いじゃんか。」 「意味やと?」 「イチも取られて、有利なのにアンタに勝てなくて、もう何にも残ってないじゃん。私。」 タマセンパイはしばらく黙って、こちらに向き直った。 「意味なんかハナっからあるもんかい。最初から、全部諦めがちに取り組んどったんやろって。」 けどな、とタマセンパイは一つ呼吸を置く。 「ええ逃げやった。スタートの反応もいい。ただ、他の能力が足りとらん。」 「いいですよね、センパイは能力が足りていて。」 私が不貞腐れるように答えると、タマセンパイがズン、ズンとこちらに歩み寄ってきた。 へたり込む私の腕を強引に握って、思いっきり引き上げられる。 「うわッ。」 「ウチに能力が足りてる、やと?」 そう言い放つ先輩は、明らかに怒っていた。 「ウチはな、精一杯努力したんや。他の連中を見返してやる、環境なんか関係ない、そう思って、ナンボでも努力してきた。」 据わった目で見つめられて、喉が詰まる。 怖い、と思った。 「他のウマ娘が羨ましくなることもぎょうさんあった。せやけど、やればできると思うて、腐らずにのし上がってきたんや。」 そういい終わると、握っていた手を放す。握られていた場所が、雨に当たっているのに、じん、と熱くなる。 ドスの効いた声で、タマセンパイのこれまでが込められた言葉は、鈍器のように私の心を強く打った。 「……でも、私は、どうしたらいいんすか。」 タマセンパイは、私のすがるような疑問に、すぐ答えた。 「勝つんや。」 「えっ。」 「トレーニングして、勝って、勝って、勝ちまくるんや。」 タマセンパイの顔を見上げる。 「イチちゃん――いや、イチに、レースで勝て。戦績で勝て。タイムで勝て。なんでもええ。勝つんや。」 真っすぐな目で、タマセンパイが私を見る。 「モニちゃんが羨んだらアカン。羨ましがられるようになるんや。」 タマセンパイが、雨に肩を濡らしながら、言葉をつなぐ。 「自分、分かったやろ。モニちゃんは別に、イチのことが好きなんやのうて、羨ましいんや。」 羨ましい。 「自分にはオグリほど自分のことを好いてくれる人がおらん、自分よりも早くトレーナーがついた、自分よりもタイムがいい……他になんか、あるか?」 「……イチは、私より料理ができる。」 「せやな、せやけど、それは全部イチが自分で動き出して、勝ち取ったもんや。」 そうだ。 私は、必死になって何かやっているイチを、高みから動かないで見ていただけだった。 誰かに見てほしくて、その高みにいるのがまるで、大人ぶってるようで、ずっとしがみついていた。 その気持ちを、たまたまルームメイトになったイチにぶつけていただけだった。 「それを羨ましいって言うと自分が弱く見えるから、好きだってことにしてただけや。」 ま、王様気取りでベソかいとっただけってことやな、と言って、上に伸びをする。 「タマセンパイ。」 「おう、なんや。もう一本行くか?」 「私に、レースを教えて。」 「高くつくで。」 「……何したらいいの。」 せやな~、と少し考え込むフリをして、こちらを見る。 「まずは、未勝利戦突破やな。」 「タマセンパイが教えてくれたら、それ、払える。」 「おっ、言うやんけ。」 タマセンパイが、口の片側だけ上げて、こちらに手を伸ばす。 「なぁ、モニちゃん。」 「はい。」 「今、勝ちたいか?」 「うん、めちゃくちゃ勝ちたい。」 センパイの手を取る。 そのまま、グッ、と引き上げられて立ち上がる。 「戦って勝ちたいと思えるヤツ、おるか?」 「いる。顔も身長も、得意なことも知ってる。」 ウンウン、とセンパイが頷く。 握っていた手を一度ほどいて、握手し直す。 「お願いします、センパイ。」 「おう、大船に乗ったつもりで、任しとき。」 その言葉を聞いて、わざと誰もいない空をつま先立ちで見上げる。 「ん、こりゃまた、立派なモーター漁船だなあ。」 「そうそう、後ろにはちゃんと壊れた時用のオールも一緒に……ってコラ!それじゃ小舟やんけ!」 胸を手の甲で叩かれる。 私、このセンパイとならやれるかも。 センパイの雷は、私を高みから引きずり落しただけじゃなくて、どこに行けばいいかも照らしてくれた。 やっと、ここまで落ちてこれた。 今度は何をされても壊れないような、立派な塔を、自分で建ててやる。 二人で特別感に浸っているとき、突然、背後から声が聞こえた。 「ポニーちゃん?タマモ先輩?こんな時間に、雨の中、何をしているのかな?」 振り返ると、懐中電灯と傘を持って、不気味な笑顔を浮かべる寮長が経っていた。 音もなく近づいていた寮長に、二人で声にならない悲鳴を上げて、跳びあがる。 スタートダッシュの速度の差でタマセンパイだけ捕まっちゃったのは、多分、別の話。 私のタイムが次の日のトレーニングで少しだけ良くなったのも、多分、タマセンパイと一緒に走ったから……だと思う。 了 ページトップ 4つ目(≫164~173) SS筆者22/03/27(日) 00 01 37 「おうオグリ、おはようさん。」 とてもよく親しんだ、しかし、朝には聞きなれない声で目が覚めた。 声のした方向に首を向けると、タマ――ルームメイトで、友人で、最高のライバル――が、ジャージ姿でこちらを見ていた。 「どうしたんや、タヌキに化かされたような顔して。」 その場で軽くトン、トンと飛び上がりながら、不思議そうな顔をしている。 「お、おはよう。タマ。」 「おう、おはようさん。」 そのまま肩を入れて、肩甲骨と脚の関節を伸ばし始めた。 いつも私が起きるときにはタマが寝ているから、つい面食らってしまった。 タマがストレッチをしながら、口を開く。 「ちょいとオグリ、朝練付き合ってや。」 「……タマ?」 タマの口から出てきた思ってもいない提案は、寝ぼけている頭をすっかり通り過ぎて、何を言っていたのか分からなくなってしまった。 「ちょいオグリ、珍しく寝ぼけとんな。」 「いや、タマが朝のトレーニングを提案するのは、珍しいな、と……」 「せやろ、今日は気が向いたんや。そら、着替えた、着替えた。」 そう言うやいなや、タマは私のシーツを持ち上げる。 「今日は休みだし、タマはもう引退したじゃないか。」 「せやけど、たまには走らんと身体がなまるねん。ほれ。」 そう言って、私のジャージを取り出して私のベッドに置く。 ずっと競い合ってきたタマとゆっくり走る機会は、中々無かったことに気付いた。 私は、タマの申し出を、喜んで受けることにした。 それから、いつもの朝と同じくらいの時間、いつもよりも少し軽いメニューを、タマと一緒に走った。 いつものような、一人で静かな街を感じながら走るのとは違って、私のものではないもう一つの足音を聞きながら走るのは、心なしか、とても賑やかだった。 誰かと他愛のない話をしながら、ゆっくり、流すように走って、心地よい風を感じる。 タマも、川沿いの知らない風景や、いつもすれ違う犬の散歩をしている旦那さんとの会話や、川に映る朝日を楽しんでいるようだった。 私の前を走っていたタマが、だんだんと歩くくらいまでペースダウンして、こちらに振り返る。 「おお、オグリ、こんなことしとったんやなあ。」 「うん。もう少しペースは上げているが、気分がいいぞ。」 「ほんま良かったなあ。もっと早く聞いとくべきやった。」 ま、そん時はオグリとバチバチやっとったんやけどな、と笑っている。 朝日を背に、朝日よりもギラギラ輝く明るい笑顔で笑うタマは、本当に眩しかった。 「そうしたら、そろそろ戻ろうか。」 私の言葉に、タマは何か都合が悪いのか、きょろきょろと周りを見回す。 「どうしたんだ、タマ?」 「いや、なんでもないんやけどな。」 そう言ったかと思うと、河川敷の土手に、すとん、と腰を下ろした。 「もう少ししゃべってこうや、せっかく休日なんやし、ゆっくり戻ってもええやろ?」 「あ、ああ。いいぞ。」 自分の隣の草むらを、ぽんぽん、と叩くタマの隣に腰を下ろす。 「今日のタマは、なんだかいつもと違うな。」 「せ、せやろか?たまったま早く起きただけやで?」 タマモクロスだけにな!と、いつものタマからは聞かないような言葉が飛び出してくる。 「……タマ、やっぱり、調子でも悪いのか?」 「何言うとんねん!スベったって言外に言うなや!傷つくわ!」 ぎこちない笑顔になったタマの横で、朝日を浴びながら、いろいろなことを話した。 それからしばらく話した後、「おし、もうそろそろええやろ」と、タマが立ち上がる。 「引き留めてすまんかったなあ、オグリ。」 「いや、タマとゆっくり話せて、私も楽しかった。」 そう言うと、タマは、へへ、と鼻の下を人差し指で、恥ずかしそうに擦っている。 「腹も減ったし、帰ろか。」 「そうだな。もう、お腹がぺこぺこだ。」 いつもよりもゆっくりなペースで、学園まで戻った。 ●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇●◇ 「お、朝トレお疲れっす、タマセンパイ。」 「おうモニちゃん、ご苦労さんやったな。」 朝のトレーニングから帰ってきた私たちを、モニー――イチのルームメイトのウマ娘だ――が出迎えてくれた。 気さくそうに挨拶を交わす二人が珍しくて、思わず質問する。 「二人は、仲が良かったのか?」 私の質問に、二人は目を合わせて、にやり、と笑った。 「ちょっとね、いろいろあって」 「せやせや、いろいろあったんや。」 そう話すモニーの目の奥には、一緒に走ったときのタマと、同じような色で燃える炎のような、強い思いが見えた。 思わずタマの方を見やると、一緒にG1レースを走ったときとは異なるが、しかし、モニーが宿しているものと同じような熱を、目の奥に蓄えていた。 思わぬプレッシャーを感じて、背筋に緊張が走る。 「ほんなら、オグリも腹減っとるやろうし、行こか。」 こちらを向いたタマの目は、朝、川沿いで見せてくれた目に戻っていた。 「行くって、どこへ?カフェテリアはこっちじゃないはずだが……」 混乱している私に、モニーが反応する。 「カフェテリアはまだ開いてないっしょ。」 彼女の言葉に、タマがうんうん、と頷く。 二人が阿吽の呼吸とでもいうようなテンポで会話を進めている。 どうにも、話において行かれているような気がしてならない。 「ま、とりあえずついてきて。」 寮の共用ラウンジに近づくと、いつもと違うことに気付く。 遠くからでもわかる、誰だってお腹が空くような、香ばしいいい香りがラウンジから漂っている。 扉を開けてラウンジに入ると、一番大きいテーブルの上に、カフェテリアでしか見られない、『あの』料理が用意されていた。 5重にも積まれた特大ハンバーグ、その下に敷かれたたくさんのナポリタン、添えられたブロッコリーに、ポテトフライ。 その手前には、蓋がされた赤い汁物の器と、大きめのお茶碗に山のように盛られた、白く輝くご飯が用意されていた。 目に飛び込んできた風景に、思わず、お腹が鳴る。 「あっはは、オグリ、反応が早いって。」 モニーがお腹を押さえて笑っている。 「す、すまない。いつもなら、ご飯を食べている時間を過ぎているから……」 「分かっとる、分かっとる。イチちゃんのお弁当やろ。」 タマの言葉に、イチのお弁当を思い出してしまって、またお腹が鳴ってしまう。 ひとしきり笑い終わったのか、涙目になっているモニーが、私を案内してくれる。 「さ、座った座った。」 「こ、これは、どういうことだ、モニー?」 「ええから、手ぇ合わせて、いただきますって言うんや。」 モニーが椅子を引いて、タマが私の肩を掴んで座らせる。 「二人は食べないのか?これは、誰が作ってくれたんだ?」 私の質問に答えず、二人は手を合わせて、ニコニコしている。 「まずは、いただきます、や!」 「そ、いただきます、でしょ。」 「い、いただきます。」 色々な疑問が私の中をめぐっていたが、手を合わせてみると、その疑問よりも空腹が優に勝って、どこかへと消えていく。 二人に聞くのは、これを食べてからでもいいだろう。 それから食べ始めたハンバーグ定食は、それはもう、とてもとても美味しかった。 お肉の味がしっかりと引き立つ、肉汁たっぷりのハンバーグ。 ホロホロと崩れるように柔らかい、どんな風に煮込んだのかもわからない、にんじん。 もちもちと、水分とケチャップのおいしさをたっぷり吸いこんだ食感の、おかずになりそうなナポリタン。 汁物は、味の濃いハンバーグのお皿から寄り道すると、口の中がさっぱりして心地の良い香りが広がる、優しい、透明なお吸い物。 見事に山の形に盛られた白いご飯は、私の好みを知り尽くしているような、完璧な炊き具合だった。 朝から、こんな素敵なものが食べられるなんて。 私はどれだけ幸せなのだろう、と思っているうちに、お箸は止まるどころか、加速していった。 「それじゃ、本日のシェフのご紹介です~。」 モニーの声に顔を上げると、キッチンのほうを指さしている。 その指先の向くところから出てきたのは、髪の毛を三角巾の中にきちんとしまったエプロン姿の親友だった。 「イチ!」 初めて見るイチの料理姿が何故か嬉しくて、思わず立ち上がってしまう。 「ちょっと、オグリあんた、まだ食べてる途中じゃん。」 「す、すまない。エプロン姿のイチがかわいくて、つい……」 私の言葉に、タマとモニーがなぜか後ろに首を勢いよく向けたかと思うと、肩を細かく震わせている。 「……お粗末様でした。」 イチは居心地が悪いのか、手を後ろに視線を横に向け、手を後ろで組んでいる。 キッチンが暑かったのか、顔が真っ赤になってしまっていた。 「……ケーキは、午後ね。まだ、お昼にもなってないから。」 「ケーキもあるのか!」 「うん、そっちは、私だけじゃなくて、クリークさんのお手伝いもあるから、美味しいはず。」 イチの言葉に、私は首を振る。 「このハンバーグもとても美味しいぞ、イチ。」 「うん、まあ、ありがと。」 皆が、笑顔のままイチを見ている。 しばらく誰も何も言わなかったが、モニーがイチに合図を出している。 「ねえ、イチ、言うこととっとと言いなって。」 イチはそれでも横を向いたまま、肩だけ、もぞもぞ、と動かしている。 それからしばらく、沈黙が流れた後、イチが口を開く。 「お誕生日、おめでとう。」 イチの言葉に、横の二人が手を、パン!と一つ、大きく鳴らす。 そうしたかと思うと、二人で『ハッピーバースデー、オ~グリ~』と、バースデーソングを歌ってくれた。 イチも、真っ赤な顔のまま、少し遅れて、歌ってくれている。 タマの突然の誘いですっかり忘れてしまっていたが、自分の誕生日であることを思い出した。 3人の心遣いに、心が強く打たれる。 私は、とても良い友人を持った、と思った。 「ありがとう、みんな。とても嬉しいよ。」 「……別に、その。」 そういって、イチが下を向く。 モニーがやれやれ、と言った様子で、イチにツッコミを入れている。 「イチ、あんたね、別にってのは無いでしょ。」 「……誕生日なのに、別に、は無かったね、ゴメン。」 「素直に、オグリのために心を込めて作りました、って言えばいいじゃないの。」 モニーの提案に、イチが噛みつく。 「ね、ねえ!ちょっと、モニー、あんた、バカ!」 「ば、バカは無いでしょ、バカは!」 今にも言い合いが始まりそうになった矢先、タマがするりと間に入って、二人の距離を腕で開けている。 「オグリの誕生日なんだから、素直になんなさいよ、イチ。」 「す、素直って、簡単に……!」 「なんなら、ずっとアナタのことが好きです、って言っちゃえばいいのに。」 茶化すようなモニーの言葉に、イチの顔がさらに赤くなる。 タマは何も言わずに、ただ二人の距離を、楽しそうな笑顔を浮かべながら開け続けていた。 「好きですって、ちょっと、アンタっ。」 「ホントのことじゃん、こないだなんかタマセンパイ追い出してさ。」 「それは、そのっ。」 二人の言葉に、私も以前、タマにお願いしたことを思い出して、恥ずかしくなる。 「ハイハイ、お二人さん、そこまでや。」 タマが二人の会話に割って入る。 「そういうわけで、誕生日おめでとさん、オグリ。」 「ありがとう。もしかして、タマが私を朝のトレーニングに誘ったのは……」 「そういうこっちゃ。イチちゃんの手際がいいお陰で、無理に引き延ばさんでもよくなったんや。」 タマの言葉に、言い合いをしていた二人が静かになる。 「ちゃんと前々日くらいから準備してたのよ?」 「せやで。イチちゃんなんかなあ、ハンバーグのタネを仕込むのに、えらい丁寧に時間かけてたんやから。」 「そうそう。ハンバーグだけじゃなくて、にんじんの丸ごと煮も、スパゲッティも、茹でブロッコリーも、やたらこだわっちゃって……」 「せやせや。ベジブロス、やったか?ちゃんと作りたい言うて、カフェテリアの人に頼み込んで圧力鍋やら赤ワインまで、無理言って借りてきたんやで。」 「そんなにこだわってくれたのか、イチ。とっても美味しかった。」 何故か、イチが顔を赤くしたままうずくまる。 「あの……もう、洗い物したい……」 「ホントすごいこだわりだったよ、イチ。」 「ほんまになあ。そうや、ナポリタンは……」 タマが何か言いかけようとしたとき、うずくまっていたイチが、勢いよく立ち上がって、テーブルを指さした。 「いくら誕生日で、いくらオグリが良く食べると言っても、朝からこんな量は迷惑だったでしょ!」 目尻に何故か涙を浮かべて、大きな声を上げている。 迷惑だなんて、そんなことは全くない。 イチの料理は、いつも、どんな料理でも、本当に美味しくて、ずっと食べていたいと思うくらいだ。 素直な私の気持ちを、イチに伝える。 「いや、イチの料理なら、私はまだまだ食べれるぞ。」 私の言葉に、イチは、うぐっ、と苦しそうな声を上げる。 「大丈夫か、イチ?」 「あんまり食べ過ぎて、体調でも崩しちゃえばいいのよ!」 これ以上は無いんじゃないか、と思うくらい赤い顔で、イチが私を指さす。 私の言葉が聞こえているのかいないのか、目を白黒させているイチに、タマとモニーが首を傾げた。 「いや、そないなことは起きへんやろ。」 「そうっすよね、オグリが体調を食べ物で崩すことはないっしょ。」 二人が似たような手つきで、イチにツッコミを入れている。 困っている様子のイチを助けるべく、なんとか、フォローの言葉を入れる。 「……あっ、いや、でもお母さんからもらって、ずっと大事にとっておいたおにぎりを食べた時は、さすがにお腹を痛くしたぞ。」 そういうと、二人は黙ったままこちらを向いて、やれやれ、と言った様子で、私にも同じように手の甲を当ててきた。 「ど、どうしたんだ、二人とも?」 「いや、なんちゅーか。」 「似たもの同士だよね、二人。」 イチは、口を開けたまま固まってしまった。 何とかイチをほぐしてあげなければ、と思った私は、お箸でハンバーグを一口分取り分ける。 そのままイチの手を取ってこちらに寄せる。 「ちょっ、オグリ、何して。」 「イチ、あーん。」 言われるがまま、というより、元々開いていた口にハンバーグを入れる。 タマとモニーが、わっ、と口に手を当てて驚いている。 固まっていたイチも、もぐ、もぐとハンバーグを食べ始めた。 「どうだ、おいしいだろう。」 しばらく食べていたイチが、飲み込んでから口を開く。 「……確かに、おいしい。」 「私の親友が、誕生日の私のために作ってくれたんだ。」 「いや、その……そう、だね。」 「うん。ありがとう、イチ。最高の誕生日プレゼントだ。」 私の言葉に、少しイチの口元が緩む。 やっぱり、イチには笑顔が良く似合う。 「イチ、一つ、言いたかったことがあるんだ。」 「何、オグリ。」 私はしっかり息を吸って、はっきりと、イチに伝えた。 「イチ、ごはんのおかわりは、あるだろうか?」 少し笑顔が戻っていたイチの目が、私の言葉に、また白黒に戻る。 しかし、少し間をおいて、ふふ、と笑った。 「……しょうがないな、あるよ。どのくらい?」 「最初と同じくらいで、頼む。」 うん。 イチは、「しょうがないな」と言いながら、私の大きなお茶碗を受け取って、キッチンの方へ向かってくれた。 了 ページトップ Part10 その1(≫154~159、161) SS筆者22/04/21(木) 21 49 11 「……あれ。」 「わっ。……ああ、モニーじゃないか。」 「こんな時間に何やってんの、オグリ。」 「いや、それは……」 「もしかして、私と同じ?」 「そうだと思う。なんだか、眠れなくなってしまって。」 「珍しくね?オグリってメッチャ寝つきいいって、タマセンパイ言ってた。」 「うん、私もそう思うんだが……今日は、目がさえてしまった。」 「さては、ハラペコ?」 「モニーはすごいな。タマみたいにお見通しだ。」 「いやいや、お腹鳴ってるし。それで、なんでラウンジなんかにいるの。」 「……最初は、外に出れば何か買いに行けるんじゃないか、と思ったんだ。」 「それで玄関に行ったけど、まあドアが開いてなくて、戻ってきた、みたいな?」 「敵わないな。本当にタマみたいだ。」 「そうだとしても、電気くらいつけたらいいじゃん。」 「どこにスイッチがあるのか、実は分からなかったんだ。」 「なにそれ。」 「モニーはどうしてここに?」 「……別に。何か寝れなかっただけ。」 「そうだろうか。それにしては、ずいぶん怖い顔をしているぞ。」 「……あんたも、十分タマセンパイみたいじゃん。」 「そ、そうか?なんだか、照れるな。」 「褒めてな……いや、褒めてることにしとくわ。」 「それで、どうして。」 「……はぁ。あのさ。」 「うん。」 「オグリって、レースの前日、緊張する?」 「レースの前日に?」 「そ。……いやー、なんか恥ずいわ。」 「恥ずかしがることはないだろう。……そうだな、緊張するというより、わくわくする気持ちのほうが大きいかもしれない。」 「……そ。スゲーね、やっぱ。」 「タマがどう思っているかは分からないが……私と、きっと同じじゃないだろうか。」 「いや、タマセンパイはああ見えて結構、緊張しいだよ。」 「そうなのか?意外だな。」 「うん、自分で言ってた。」 「最近、モニーとタマは一緒にトレーニングをしていると思うんだが。」 「げっ、なんで知ってんの。」 「この間、偶然見かけたんだ。」 「……まあ、ちょっとね。アンタも、イチと良く真面目な話、してんでしょ。」 「うん。最近のイチは、どんどん強くなっているんだぞ。」 「……知ってる。いつか、一緒に走ることになるんかな。」 「そうかもな。私は二人が一緒に走るところを見てみたい。」 「……いや、御免こうむるわ。」 「なんか、私もちょっと、お腹減った気がするな。」 「おお、本当か。しかし、どこに食べ物があるのか、分からなくって……」 「……お、食べ物、あるかもよ。」 「どこにあるんだ?」 「キッチン。普段イチとクリークちゃんくらいしか使う人いないけど、ちょっと入ってみようよ。」 「そうだな。何かあるかもしれない。」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「どれ、お邪魔しますよっと。」 「電気は……これか。」 「わっ、眩し……うわ、キレー。」 「本当か?……おお、本当だな。」 「イチ、あんなナリしておいて、結構几帳面なんだなー。」 「ああ、そうだぞ。筆入れの中身や、教科書の揃え方が綺麗なんだ。」 「いや、聞いて無い、聞いて無い。」 「そ、そうか。すまない。」 「ルームメイトと仲良くしてくだすって、ありがとうございます。」 「それを言うなら、私も、モニーがタマと仲がいいのは、とても嬉しいぞ。」 「ばっ、あれは仲いいとかじゃなくて、シテーカンケー?なの。」 「シテーカンケー?」 「いいでしょ、もう。ほら、冷蔵庫開けてみよ。」 「あ、ああ。そうだな。」 「どれどれ……うーわ、すーごい量のタッパー。」 「作り置きでいっぱいだな……カレー、ひじきの煮物に、これは肉じゃがだろうか。」 「なんで、どれもちょっと小さめなんだろう。」 「そうだな、たくさん作っておいた方が楽そうだが。」 「ね。どうしてだろ。」 「……見ていると、ますますお腹が空いてくるな。」 「……食べちゃおっか。」 「……いいんだろうか。」 「ちゃんと洗えば、まあ、いいんじゃない?」 「ううむ、クリーク、イチ、すまない。」 「私は……あ、これなんかがいいな。」 「モニーはこういうのが好きなのか。」 「ちょっと、オヤジ臭いとか言わないでよ。」 「私も好きだぞ、ちくわとキュウリ。」 「アンタはなんでも食べちゃうでしょって。」 「イチとクリークが作ってくれたものは、より美味しいしな。」 「分かる。とりあえず、肉じゃが、チンするわ。」 「お箸は……これか。」 「とりあえず、いただきます。」 「いただきます。」 「……ねえ。」 「どうした、モニー?」 「ちょっと、その、話せてよかった。オグリがイチと仲いい理由、ちょっと分かった気がする。」 「私も話せてよかった。またお互いに寝れないときがあったら、今度はタマの話を聞かせてくれ。」 「……タマセンパイとは、オグリとイチみたいなんじゃないから、面白くないっしょ。」 「そうじゃなかったのか?」 「だから、シテーカンケーだって。」 「ううむ、難しいな。」 「……はい、これでオッケー。それじゃ部屋、戻るか。」 「うん。おやすみ、モニー。」 「ん。おやすみ、オグリ。」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「きょ、今日はお弁当が無いのか!?どうしたんだ、イチ。」 「……昨日の夜、キッチンにネズミが湧いたのか、キレイにおかずがなくなってたんです。」 「そ、そうなのか。」 「ごていねいにちゃんと全部洗ってくださって。」 「う、うん。」 「個人的にはそのネズミ、毛色が灰色じゃないかな、って思ってるんだけど。」 「は、灰色だけじゃないぞ。」 「……だけ、ねえ。」 「……あっ。」 「……。」 「い、イチ。その。」 「今日は朝ごはん、抜き。それと、夜ちゃんと食べること。」 「すまない、イチ……」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「なんやモニちゃん、青い顔して。」 「すみません、ちょっと胸やけが。」 「胸やけ、て、寝る前に何か食べたんか。」 「あ、いや、そういうわけじゃ? ないんですけど。」 「そうやなあ。モニちゃんがそんな、オグリみたいなこと、するとは思えへんしなあ。」 「そ、そうですよ!」 「昨晩は最後、何食べたんや?」 「えー、ちくわにキュウリさしたやつですね。」 「なんや、エラいおじさんっぽいもの食べたんやな。」 「いや、たまたま見つけちゃって。」 「カフェテリアでそんなもん出しとったんか?」 「んー、あー、まあ、そんな感じです?」 「ほーん。ま、ええわ。ほんなら今日も走り込みからやってこか。」 「えっ。」 「レース近いんやろ。ほれ、いくで!」 「ちょ、ちょっと待ってください、わき腹がーー!」 了 ページトップ その2(≫189~192) SS筆者22/04/26(火) 00 27 15 「……おはようさん。」 「わっ。……なんだ、タマモ先輩じゃないですか。」 「ジャマするで、イチちゃん。」 「こんな深夜にどうしたんですか。」 「それを言うたら、イチちゃんこそキッチンで何しとるん?」 「なんか、寝れなくなっちゃって。スマホいじってたら、なおさら寝れなくなって。」 「そうやったんか、実はな、ウチもやねん。」 「タマモ先輩もですか?」 「せやせや。脳みその裏の方が、なーんかチラチラ光ってしゃあないねん。」 「そういうとき、ちょっとありますよね。」 「それで、イチちゃんは明日の仕込みかなんかか?」 「はい。どうせ3時間後には起きてるので、今やっちゃおうと思って。」 「ホンマ感心するわ。」 「……そんなに感心されるようなことじゃ、ないです。」 「誰かのためにメシ作るんは、結構大変なことやで?」 「それはそうですけど、私のはちょっと、事情が。」 「事情なあ。」 「……そうです。」 「タマモ先輩、やっぱ寝たほうがイイですって。」 「なんや、ウチのボケは眠気でキレが落ちるって言うんか。」 「さっきもよくわかんないこと言ってましたし、ほんとに。」 「んあー、やっぱ眠気には勝てないのねー、なんてな。」 「あくびしちゃってるし。良かったら、ちょっと味見程度に食べていきますか?」 「いや、ウチはもともと食べられへんからなあ……なんなら、ちょっと作らせてほしいわ。」 「え、タマモ先輩、料理するんですか。」 「せやでー。家ではチビたちによう食べさせたもんや。」 「えー、そうだったんですね。」 「どれ、冷蔵庫を拝見……あれま、モヤシあるやん。これ借りてもええ?」 「いいですよ、どれ使ってもらっても大丈夫です。」 「ほな、それじゃこれと……お、春雨。ネギに、おお、はんぺんもあるやんか!」 「……味は醤油としょうが、お砂糖でいいですか?」 「おおー、イチちゃん、分かっとるやん。」 「あれっ、お肉はいらないんですか?」 「お肉なんて高くて買えたもんちゃうわ。一軒家が建ってしまうで。」 「別に、使ってもらって大丈夫ですよ。」 「ええねんええねん、あんがとさん。」 ●○●○●○●○●○●○●○●○ 「どれ、タマモクロス特製、もやしと春雨のうま煮や!」 「……わ、お肉無いからもっとしょっぱくなっちゃうかな、と思ってました。」 「どや、うまいやろ。」 「もやしとはんぺんは庶民の味方や。」 「……なんか、やっぱり、私の料理よりあったかいですよ。タマモ先輩の。」 「ほんまか?どれ、ウチももらうで。」 「あっ、ちょっと、それは私の。」 「う~ん!なんや!めっちゃ美味しいやんけ!」 「それは、クリークさんから教えてもらったからで。」 「いやいや、こんなんを毎日食べれるオグリは幸せもんやな~。」 「……そうでしょうか。」 「せやで。オグリに『もっと感謝せえ』くらい言うたれ。」 「……ありがとうございます、タマモ先輩。」 「な、なんや。真面目な顔して…… 恥ずかしいやんけ。」 「いや、なんか、その。一緒に料理出来て良かったな、って。」 「そか。イチちゃんも、モニちゃんに負けんように頑張ってな。」 「はい。ありがとうございます。」 「……どれ、そろそろ片づけて部屋戻ろか!おっかない寮長にカミナリ落とされたらたまらんからな。」 「後片付け、やりますよ。」 「そうはいかへん、そしたらどっちが早く戻れるか競争や!」 「え、わ、タマモ先輩、洗剤そこじゃないです!」 了 ページトップ
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/128.html
金曜のホームルームの後 「う~ん…」 クラスのみんなが帰る中、リトは腕を組みながら席を立ちことなく難しい顔をしていた 実は六時間目の授業が始まる直前、数学の先生に呼び止められたのだ 理由は今日返ってきたテストの結果について 『結城、最近たるんどるぞ! もっと勉強するよ~に!!』 リトは自分のテストをもう一度思い返してみる 結城リト 数学Ⅱ 14点 「はぁ~~」 重い重い溜め息が自然と出てくる 「マジでヤバいよなァ……勉強しねーと」 心なしか顔を青くさせているリト。そんなリトの様子に一人気付く者がいた 「結城くん」 「へ?」 俯いた顔を上げて目に映ったのは、同じクラスメイトでもある唯の姿 「何してるの? 用もないのに放課後残ってたら減点よ?」 「そ、それがさ…」 リトは先生に言われた事を包み隠さず唯に話した 「そんなの全部、結城くんがわるいんじゃない!!」 唯はリトから事情を聴き終えると、腰に手を当てながら捲し立てた 「いつも私、勉強しなさいって言ってるでしょ!!」 「うぅ…」 唯の一言一言にどんどん体を小さくさせるリト 「それなのにあなたはっ! だいたい、普段家に帰って何してるの? どーせゲームとか テレビとかばっかりなんでしょ?」 全て図星なため、何も言い返せないリトはただただ、しゅんと項垂れた 「まったく! いつもいつも遊んでいるからこうゆう事に…」 と、そこまで言ってふと唯は気付く (う…私ちょっと言い過ぎたかしら…) 視線をリトに向けると、リトは叱られた子供の様に小さくなっており 「……ッ!」 唯の胸がズキリと痛んだ (って、どうして私がこんな気持ちになるのよ!? いけないのは結城くんなのに!!) だけど、リトの様子が気になって気になって仕方がない チラチラ視線を向けては、何度も胸の前で腕を組み変えて 唯は小さく溜め息を吐くと、カバンの中からゴソゴソと何やら取り出した 「……はい。コレ」 「え?」 リトの前に差し出されたのは一冊のノートだった 「使って! 私の数学のノートだから」 「使ってって……でも、お前はどーすんだよ?」 唯は再び腕を組むと、ふいっとリトに体を背けた 「私は別にいいわよ。それよりも、今はあなたの方が心配だし…」 「心配?」 その一言で唯のほっぺは夕日よりも真っ赤に染まり、大慌てで、身振り手振りと言い訳を始める 「か、勘違いしないでよね! ホ、ホラ、結城くんはクラスメイトだし、勉強で困ってる様だし 困ってるクラスメイトがいたら助けるのが当たり前でしょ?」 「そりゃまあそーだけど……でもやっぱ悪いって! 古手川が勉強できなくなるじゃん?」 そう言うと、リトはノートを唯に返す 「だ、だから、私は別にいいって…」 差し出されたノートを前に唯は目をギュッと瞑ると早口で捲し立てた 「う…うぅ…だ、だって、だって、いつもいつも私が結城くんに助けてもらったり、守ってもらったり… 私だって結城くんに何かしたいわよ! でも、私、こうゆう事しかできないし…… あなたに使ってほしいの! 私のノート! これぐらい私にさせてくれたっていいじゃない!!」 「古手川…」 赤くなった顔を隠す様に唯はふぃっとリトにそっぽを向いた 「……ありがとな! そんな風に思ってくれてるなんてオレ思ってなかったからさ」 「……」 「じゃあこれ、大事に使わしてもらうな?」 「……げ、月曜日にでも返してくれたら私は…」 ゴニョゴニョと恥ずかしそうに話す唯に新鮮さを覚えたのか、ニッコリ笑うリトに、唯の顔はとろけそうなほど赤くなる 「と、とにかく! それ見てもっと勉強がんばりなさいよ! わかった?」 「ああ。古手川のノートもあるし、もう怖いものなんかねーよ!」 「ちょ、調子に乗らないの! もぉ…」 リトに釘をさすも、いまいちいつもの調子がでない唯だった そして帰り道 トクン、トクン……と、胸を高鳴らせながら唯は家路に着いていた やけに顔がポォっとする そればかりか、体までなんだか火照った様に熱くなっている 原因は言うまでもなく教室でのやり取りだ 思わず言ってしまった本音 そして、今、自分がいつも使っているノートがリトの手にある そんな些細な出来事ですら、今の唯にとってはとても大きな事だった 「結城くん」 リトの名前を口にするだけで、教室で見たリトの笑顔が頭に浮かぶ それだけで、顔は赤くなり、ニヤけてしまう (ハ、ハレンチだわ!! こんな事っ) そんないけない自分の頭をポカポカ叩いていると、家の門柱から出てくる遊の姿に唯は慌てて表情を切り替えた 「お兄ちゃん」 「ん? 何だよお前かよ」 素っ気ない遊の態度に唯は頬を膨らませた 「何だとは何よ!? って、またどこかに行くつもり?」 「あーあー、またうるさいお説教の始まりかよ」 「お兄ちゃん!! 私は…」 「あーはいはい、わかったわかった」 そう言いながらポンポン頭を撫でる遊に唯は複雑な顔をする 「それはそーと、今日、ウチお前しかいねーから、ちゃんと大人しく留守番しとけよ?」 「もぉ! またどこかに遊びに行くつもりなの?」 手を払いのけながら、口調をキツくさせる妹に遊はニッと笑みを浮かべた 「そー怒ンなって! ちゃんとお前の好きなケーキ買ってきてやるからさ」 「そ、そんなコト言ったって誤魔化されないんだからね! いい加減遊ぶのをやめてもっとマジメに…」 これ以上ここにいたら長くなりそうだと感じた遊は、もう一度唯の頭をクシャっと 撫でるとそのまま逃げる様に背中を向けた 「ホント! 帰ってきたら今度こそちゃんと話しをしないと!!」 遊に乱された髪を整えながらそう愚痴る唯だったが、遊の背中を見つめる目に寂しさの 様なものがあるのは気のせいか 唯は小さく溜め息を吐くと、誰もいなくなった家のカギをガチャリと開けた 部屋に着くなり、唯はそのままベッドに大の字になって寝転んだ 制服がクシャクシャになるのはわかっていたが今はこうしていた気分だった 家に一人きり いつもと変わらない日常 小さい頃から繰り返される毎日 「はぁ~……」 ボーっと天井を見ていると、頭に浮かぶのはリトの事だ リトと出会ってからは、毎日がお祭り騒ぎの連続 いつも問題を起こされて、そして、お説教して 時にはわけのわからない世界に行ったり、わけのわからない連中に連れ去られたり 思い返すだけでドッと疲れが込み上げてくる だけど、そんな毎日にいつもあるやさしい笑顔 唯はリトの笑顔が大好きだった あったかくって、やさしくて、そして、いつもそばにあって 「結城くん…」 あの時、教室で最後の最後で言えなかった本音 私が勉強を教えてあげてもいいわよ リトがどう返事をするのかはわからない だけど、もしいい返事をくれるならそうしたら──── その時間だけ二人きりになれる。結城くんと一緒にいられる 結城くんと そこまで考えて、唯は自分の胸がどうしようもないほどドキドキしてるのに気付くと、慌てて頭をブンブン振った 「ダ、ダメよ! ダメ!! こ、こんな事ハレンチだわっ!!」 なんて言うも頭の中はリトでいっぱいだ 「う…うぅ……もう! 私がおかしくなってるのは結城くんのせいだわっ! 結城くんが悪いんだからっ!!」 身も蓋もない事を言いながら、唯はゴロンと体を横にした 「……ホントに結城くんのせいなんだから……だから…ちゃんと責任取りなさいよね……」 机に上に飾ったクラスの集合写真 それは、毎日、穴が開くほど見続けた唯がただ一つ持っているリトの写真 その一か所を見つめながら唯はそう小さく呟いた そして ……… …… … ピンポ~ン♪ その音に唯はハッと目を覚ました どうやらいつの間にか眠っていたようだ 重い体を起こした時、玄関から再びチャイムの音が鳴る 「もう…何なの……」 眠い目を擦りながら階段を降りると、唯は玄関のドアを開けた 「どちら様…」 最後まで声が続かない、そればかりか唯の顔はポカンとなってしまう 「えっと…結城だけど……その、お邪魔だったとか?」 「……」 「古手川?」 ジッとリトの顔を見つめる事、数秒 唯はバタンとドアを閉めると、そのドアにもたれながら息を整えていく (ど、ど、ど、どうして結城くんが家に来るのよ!?) だけど、今は余計な詮索は後回し 逸る気持ちと、ドキドキと鳴り響く胸を無視しながら、唯は玄関の鏡の前で急いで身なりを整えていく 外れかけの胸元のボタンを正し、ズレかけのソックスをきちんと履き直し、手グシで髪を整え もう一度鏡の前で深呼吸 「コホンっ! お待たせ結城くん。それで何の用事なの?」 軽く咳ばらいをしながら、いつもの毅然とした姿で現れた唯に、今度はリトの方がポカンとなってしまう 「い、いやその…ノート返しに来たんだけど」 「ノート?」 見ると、確かにリトの手には放課後に渡したノートが握られてある 「もう書き写したからさ。それで」 「か、書き写したって……ちょ、ちょっと待って。どれだけページ数あったと思って…」 「まーかなり大変だったけどな」 苦笑いを浮かべるリトに唯は思わず声を荒げてしまう 「ど、どうして……どうして? 言ったじゃない! 月曜日でいいって!! それなのに… …私は本当に結城くんのためを想って…」 「うん。それはわかってる。わかってるからこそ早くしようと思ってさ」 「え?」 「オレ、普段、古手川がすげーマジメに勉強がんばってるの知ってるからさ、だからその… …迷惑になるんじゃないかって思ってさ…」 「そんな…」 迷惑だなんて思ったことなんかない そればかりか、普段、助けて守ってくれて、そのお礼がちょっとでもできるんじゃないかって思ってるほどで 唯はリトから受け取ったノートに視線を落とした 「とりあえずすげー助かったよ! 次はテストで赤点取らねーようにもっとがんばらねーとな!」 「……」 「…またわかんないトコあったら質問とかさせてくれよな。じゃあな古手川」 「ま、待って!」 そう言って帰ろうとするリトの服の袖を唯は反射的に掴んでしまった 「へ?」 キョトンとした顔のまま自分の方を振り返るその顔を唯はまともに見られないでいた 真っ赤になった顔で、それでもリトの服を離そうとはしない 「古手川?」 「……帰っちゃ嫌…」 「え?」 「帰っちゃ嫌! も、もう少しここにいて」 リトはただ目を丸くして唯の事を見つめた その視線に気づいたのか、唯は慌てて服から手を離すと、身振り手振り大急ぎで口を開いた 「そ、その……ホ、ホラ、結城くんの家ってここから遠いじゃない? す、すぐに帰ったら疲れるというか…… うぅ……す、少しぐらい上がってお茶でも飲んで行ってくれてもいいじゃない…」 最後の方は声のトーンも落ち、リトの顔をチラチラと見つつぽそぽそ話す唯 「い、いいのかよ……だって家族の人に迷惑になるんじゃ…」 「し、心配ならいらないわ! だって今日ウチには誰もいな…ぁ…」 そう。今、家の中は唯一人だけ そこにリトが来れば当然、二人っきりになるわけで…… 唯の顔が知らず知らずの内に赤くなっていく 「やっぱ問題あるんじゃねーか…」 「ち、違うわ!! 問題なんてあるわけないじゃない! で、でもやっぱり問題というか…」 一人問答を始めてしまった唯に、置いてけぼりをくらってしまうリト 「あ、あのさ、やっぱオレ帰った方が…」 「そんな事ないわよ!! あ、上がって結城くん! 早くっ!!」 「え…あ、ああ。じゃあ、おジャマします」 こうしてリトは、半ば急かされる様に唯の家に入っていった 初めて男の子を家に入れた唯 初めて女の子の家に入ったリト 二人だけの時間が始まる リビングのソファの上でリトは緊張でガチガチになっていた 女の子の、それも同い年の同級生の家 普段よく話したり(主にお説教だが)しているだけに緊張の度合いも上がったりする 唯は今、奥のキッチンでお茶の用意をしている 唯が奥へ消えて、まだ数分しか経っていないのに、今のリトにとっては数分が数時間にも及ぶ 永劫の時の様な感じすらしていた まだかまだかと、首を伸ばしていると、奥からトレイを持った唯が現れる 「遅くなってごめんなさい」 「べ…別に気にする事ねーよ」 内心の動揺を悟られない様になんとか平常を取り繕うと姿勢を正すリト テーブルに置いたカップから香りのいい湯気が立ち上る 可愛らしい白の陶器に淹れた紅茶と、ハートや星型をしたクッキー さっきまでの緊張はどこにいったのか、リトのお腹がぐぅ~っと鳴る 「あ…あははは」 頭に手をやりながら照れくさそうに笑うリトにつられて唯はクスっと小さく笑う 「もぉ、お腹空いてるなら空いてるでちゃんと言いなさいよね! そしたらもっと別の物を…」 「あ! いいっていいって! オレはこれで十分だからさ! って、コレ食べてもいいのか?」 もう辛抱たまらないと言った様子のリトに唯はますます笑みを深めると、どうぞとリトにお茶を勧める 「いっただきま~す」 リトは早速クッキーを数枚手に取ると口の中に放り込む 「ちょ…ちょっと慌てたら…」 「うっ!」 唯の思ったとおり、クッキーを喉に詰まらせてしまうリト 「もう! 何やってるのよ!?」 ソーサーごとカップを持つと唯はリトに紅茶を手渡す 熱い紅茶を我慢しながら喉の奥へ流し込むリトの横で、唯は心配そうにその横顔を見つめながら リトの背中を優しく撫でていく 「…ん……んん…ぷはぁ…はぁ~~死ぬかと思ったァ」 「まったく! 誰も取ったりしないんだからもっとゆっくり食べなさいよね!」 「ごめん…」 お母さんに叱られた子供の様に小さくなるリトをしばらくジト目で睨むと、唯は安心したのかそっとリトの背中から手を離した (あ…) その時、背中から離れるあったかい感触にリトの中で何かが声を上げた 「ん? どうしたの? まだノドの奥に残ってるとか?」 「いや違…えっとその……あ、ありがとなって思っただけで…」 様子のおかしいリトをしばらくキョトンと見つめた後、まあいいわと、唯は自分のカップを手に取ると紅茶に口を付ける おいしい紅茶とクッキーを味わう事十数分 お腹が膨れたのかリトは何気なく話題を切り出した 「にしても古手川のノートすげー助かったよ!」 「え?」 「だって、すげえ見やすい上によくまとめててさ、さすがだなァって」 「そ、そんな事…」 うれしさを誤魔化す様に唯はほとんど残っていない紅茶に口を付ける 「それに古手川ってすげーキレイな字書くんだな」 「私の字?」 「うん。なんつーかすげーキレイなんだけど、その中にカワイさがあって、それが古手川らしいとゆーか…」 「……」 みるみる赤くなる頬とは裏腹に唯はリトから目を逸らす事ができなかった 「オレ、好きだよ! 古手川の字! もちろんノートの書き方とかまとめ方とかいろいろあるけどさ 今日、ノート見ながらそんな事思っちゃってさ」 まるで今日あったうれしかった事でも話しているかの様なリトに、唯の心拍数が急上昇を始める 今まで自分の字を褒められた事などない唯 人生初の出来事が想いを寄せる相手からだというダブルでうれしい出来事に、唯の顔が自然と綻んでくる それは、学校では見せる事のない唯の本当の姿だった リトの目が大きく見開かれる 「ん? 何よ? 私の顔に何かついてる?」 ジッと見つめるリトに何を思ったのか、ポットから茶こしを使いながら紅茶をカップに注ぐ唯の顔は赤く染まる 「いや…その……古手川ってそんな顔するんだなァって思ってさ」 「え?」 「ホ、ホラ、なんつーか、古手川っていつもオレに怒ってばっかだから、そんな風に笑ってるトコがすげー新鮮だなって思って」 「へ!?」 カップを持つ手がピタリと止まる 「今日やっぱ古手川のウチに来てよかった! だって、こんな良い顔の古手川に 会えたんだもんな! なんかすげーうれしい」 ニコっと満面の笑顔を浮かべるリトの顔と、その言葉をダイレクトに見て聞いてしまった唯の顔は一瞬で沸騰してしまう 恥ずかしさとうれしさがごちゃ混ぜになった感情にカップを持つ手がプルプルと震え、唯は思わず大声を上げてしまう 「な、ななな何おかしな事言ってんのよ!?」 その瞬間、手から離れたカップは真っ逆さまにリトのズボンへと落ちていく あっと言う間もなく熱々の紅茶をズボンにぶちまけられたリトは思わずその場から飛び上がってしまう 「あっっっっちぃぃっっ!!!!」 「結城くん!?」 唯は慌ててタオルを手に取ると、急いでズボンの濡れた部分を拭いていく 「ごめんなさい…」 「別に気にすることないって! はは…」 「でも…」 顔をくもらせながら一生懸命タオルを動かすが、しばらくすると唯のその手がピタッと止まってしまう 間近に迫るリトの股間部分にみるみる顔が紅潮をし始める 「う…」 だけどリトをこのままにしておくなんてできるはずもない ましてこうなったのは他ならぬ自分のせいなのだ 指先まで真っ赤にさせながら唯はゴシゴシとズボンを拭いていった 「だ、大丈夫? 結城くん…」 「ん? ああ。まー熱いの最初だけだったから平気だけど…」 リトはチラリと視線を下げる ソファに腰掛ける自分の下腹部を、タオルを手に唯が一生懸命拭いている姿 嫌がおうにも邪まな気持ちがふつふつと湧き上がる 顔を真っ赤にさせているのはもちろん、どこか不安そうな、心配そうなその顔が、リトの気持ちに拍車をかける ゴクリ────!! 唾を喉の奥に流し込むその音に唯は何を思ったのか、その動きをピタリと止めると、 ゆっくりと上目遣いでリトの顔を見つめた その時、ゾワッと背中に電気が走ったのをリトは確かに感じた その感触を無理やり押し込めると、どう見ても引きつっているとしか思えない笑顔を浮かべながら、リトは口を開いた 「そ、そのさ……も、もう大丈夫っつーかえっと…」 だけど言葉が思う様に出てこない それは唯も同じだった さっきから胸のドキドキが止まらない プルプル小刻みに震える手をギュッと握りしめながらも、目線はリトの顔と下腹部を行ったり来たり 好きな相手。それもこんな形といえ急接近中 どんなに隠しても気持ちが後から後から溢れ出して止まらない 「……」 「……」 とろけそうな空気の中、おもむろに立ち上がった唯にリトの目は吸い込まれる様に引き付けられる どっちも顔を真っ赤にさせたまま無言の時間が流れる やがて唯が小さな声でぽそぽそと声を出した 「そ…その……シミになっちゃうから……結城くんズボン脱いで。洗濯するから」 「へ? で、でもそこまでする事ないんじゃ…」 「だ、だってこうなったのは私のせいだし……そ、それにこのまま結城くんを帰すだなんてできないわ」 「だよな…」 なんとも言えない微妙な空気の中、どちらも気持ちを押し込めるように、唯はカップや皿の後片付け リトは奥でズボンの履き替えと、進みそうで進まない二人の話しはまだまだ続く 「それ兄のなんだけど、サイズとかどう? やっぱり大きい?」 「ん? まあ…ちょっとな。でも助かるよ! ズボン乾くまでどーしよかって思ってたからさ」 と、冗談っぽく笑うリトに唯は申し訳なさそうに顔をくもらせた 「本当にごめんなさい…」 「も、もういいって! そんな気にする事でもないしさ」 「でも…」 「ホ、ホント! シミとか取れなくても別に気にならないのだし」 いつもとは違う弱々しい感じの唯に、リトもいつもの様な調子がでない (……古手川がオレにこんな謝るのもなんか新鮮だよなァ) 口に出したらまた唯がテンパってしまう恐れがあるため心の中だけでそう呟くリト さっきまでのやわらかい顔はどこに消えたのか、小さくしゅんと縮こまっている唯に、リトはクスっと笑った 「ま、まあ、乾くまでもうちょい時間もあるし、その……ココで待たせてもらってもいいかな?」 「え? そ、それはもちろん! というか結城くんがいたいだけいてくれれば…私もいて欲しいというか…」 「へ?」 「そ、そのそういう意味じゃなくて! わ、私の責任でこうなったからって意味で決して 結城くんと一緒にいたからとかじゃ…」 また、もごもご口調になる唯にリトは眉を寄せた (……やっぱ、今日の古手川って変だよな…) 不思議そうな顔をしているリトに唯はまた言い難そうにぼそぼそと呟く 「そ、それでその……結城くんお腹空いてるんじゃない? よ、よかったら一緒に夕ごはんでも…」 「え? いいのか!? だって、オレ、急に来たし、食事の都合とかいろいろあるんじゃないのか?」 「それは平気よ! だって今から作るんだし」 「作るって古手川が?」 「当たり前じゃない! ほかに誰がいるのよ?」 「だ、だよな。えっとじゃー……ホント、ご馳走になってもいいのかな? オレ」 「もちろんよ! ちょうどいい時間だし、それにズボンの事もあるしね」 どこまでもこだわり続ける唯にリトは苦笑した (ホント、律儀っつーか、マジメっつーか) だけど、そんなところが唯のいいところでもあるとリトは気付いていた 「じゃあお言葉に甘えて古手川の手料理ご馳走になります!」 手料理の部分に笑みを深くした唯は、いつも以上の気合いを入れて頷いた 「うん!」 美柑に今日の夕ごはんはいらないとケータイで告げたリトは、キッチンへとやってきた キレイに整頓された調味料に、シンクの中にはすでに洗った後なのか、野菜が瑞々しく光っている (へ~やっぱキレイなキッチンだな。さすがは古手川ってゆーか…) 自分のウチのキッチンと見比べるリトの目にふと唯の姿が映る その瞬間、リトは何とも言えない気持ちに陥ってしまう エプロンを付け、髪をアップスタイルにした唯の姿 心拍数は跳ね上がり、顔に熱が帯びてくる 「……」 思わずその後ろ姿にボーっと見惚れてしまうリト その気配に気づいたのか、くるっと後ろを振り返った唯はその形のいい眉を寄せた 「そんなところで何してるのよ? いいから、あっちで座って待ってて」 「あ…ええ……っと、オ、オレも手伝おうかと思ってさ、はは」 「え? 手伝ってくれるの?」 「あ、ああ。こーゆーのは一人より二人の方が楽だし、それに楽しいだろ?」 「そ、それは…」 今までずっと一人でやってきた唯にとって、誰かと料理をするだなんて初めての経験 まして相手はリト (こ、これって何か新婚…) ドキドキと高鳴る気持ちに急かされる様に、唯は野菜へと向き直る 「じゃ、じゃあお願いするわ! と、とととりあえずニンジンとかじゃがいもの皮むき任せても平気よね?」 「おう! 任せとけって!」 唯の心の中など微塵もわからないリトは唯の隣に並ぶと、ピーラーを手にせっせと皮をむいていく 「……」 その横顔に唯の鼓動はますます大きくなっていく (ケッコンしたらこんな感じなのかな…) 毎日献立を一緒に考えて、二人並んで、味見をしながら料理をして 「あ~ん」ってしながら結城くんに食べさせてあげて、それから、それから…… と、そこまで考がいった時、唯の頭が限界を迎えてしまう (わ、私ったらいったい何考えて……だ、だいたい結城くんが私の…私の…) また想像の世界に旅立とうとした時、隣から「いてっ!」と、小さく声がした 目をパチパチさせながら隣を見ると、リトが指を押えていて、その指の間からポタポタと血が落ちていて──── 唯の顔が一瞬で赤から青に変わる 「結城くん!?」 「ってぇぇ…。ちょっと切っちまったみてーだな」 「切ったって……ちょ、ちょっと見せなさい」 急いでリトの指を診るとピーラーで切ったのか、薄く切れた肉の間からどんどん血が溢れていた 唯はすぐに水で傷口を洗い落としていく 「別にそんな大げさにしなくても大丈…」 「何言ってるの!? 破傷風にでもなったらどうする気よ!!?」 「それはいくらなんでも…」 リトの言葉をよそに、唯は傷口の血やバイ菌を洗い落としていく けれども後から後から血が滲み出て止まらない 唯はリトの指を自分の口に近づけると、おもむろにパクっと指を咥えた 「!!!!!??」 声にならない声をあげるリト そんなリトと対照的に、唯はどこまでも真剣だった 本当に心配そうに不安そうに顔をくもらせながら、それでもリトの血を止めようと必死に口を動かしていく 舌を指に這わせながら、チュパチュパと唾液を絡ませる唯 (古手川…) 相変わらず心臓はバクバクと破裂しそうになっているが、唯のそのなんとも言えない表情に リトは次第に落ち着きを取り戻していく しばらくして、ゆっくりと口から離れた指には、血に混じって唯の唾液が妖しい輝きを見せながら糸を引いていた リトの喉が再びゴクリと音を立てる 「とりあえず血は止まったみたいだから、後はもう一度消毒ね! ちょっと待ってて! 今、救急箱取ってくるから」 そう言うと唯はパタパタと小走りにキッチンから出て行った その後ろ姿をリトは半ば茫然と見つめていた 「指切っただけなのになんつーか…」 大袈裟だと思う半分、取り乱すほど心配してくれる唯の優しさがリトはうれしかった 廊下の奥からパタパタと小走りに戻ってくる足音にリトはクスっと笑みを浮かべる 「結城くん、救急箱持って来たわよ!」 「ありがと古手川」 にっこりと笑うリトに唯の胸が音を立てる 「べ、べ、別にこんな事当然というか……ふ、風紀委員として当り前の事をしているだけで私は…」 そっぽを向きながらぼそぼそ話す唯にリトは笑みを深くした ますます顔が赤くなってしまう唯 「でも、古手川のそんなトコがオレすげーうれしいよ」 「バ! バカな事言ってないで早く指診せなさいよ!!」 急に怒り出す唯に驚きながらも、リトは唯に指を差し出した 「はい。これでもう大丈夫でしょ」 キレイに貼られた絆創膏にリトは申し訳なさそうに頭を垂れた 「ホント、ごめんな古手川。手伝うとかいいながら余計な事やっちまって…」 「…だから別にいいって言ってるでしょ? でもまァ…」 唯はチラリとボールに入っている野菜に目を向けた 形が歪で、皮もところどころ残ったままのニンジンやじゃがいも 唯はリトに向き直ると、いたずらっぽく声を尖らせた 「結城くんには別のことを手伝ってもらわないとね」 「別の事?」 「そ、野菜の皮むきも出来ない様な人にはテーブルを拭いたり、お皿を並べたりする方がいいでしょ?」 「う…うぅ…マジでごめん」 吹き出しそうになるのをグッと我慢すると、唯は立ち上がった 「それじゃあ続き始めるわよ」 「お、おう」 リトの意外な? 弱点を見つけた事に唯は意気揚揚とまな板に向かった トントントンと包丁の軽快な音を聞きながら、リトは椅子に座ったまま黙って唯の後ろ姿を眺めていた 唯の料理をしている姿もめずらしいと感じたが、それ以上に、その手捌きにただただ感心してしまう 慣れもあるのだろうが、とにかく手際がいいのだ 包丁の扱い方、調味料の出し入れ、味を確認するその仕草一つ一つにリトはただ関心してしまう 美柑とはまた違う唯の料理の仕方 それはリトに新鮮さを与えるに十分なほどだった (古手川ってなんか…) 後ろ姿しか見えないが、エプロン姿が妙に様になっていると感じる 髪をアップにしているため、普段隠れている白いうなじに心臓がドキドキと高鳴る (なんか…) 長い黒髪を耳の上にそっとかけ直すその仕草が おたまで味見をしようとふ~ふ~とダシに息を吹きかけるその横顔が リトの気持ちをざわざわと揺らす 「古手川ってさ、なんつかーか良いお嫁さんになるんじゃないかな」 何気なく発したリトのその言葉に唯は肩をビクンと震えさせると、次の瞬間、小さく「いたっ」と声を上げた 「へ?」 その声に横から唯の手元を覗き込んだリトの目がみるみる大きくなっていく 包丁を握りしめる反対の手、左手の薬指から血が滲み出ていたのだ 「ちょ…大丈夫かよ!?」 「ん、平気よ。ちょっと切っただけだから」 そう言いながら先ほどと同じ様に自分の指を口に咥えながら、恥ずかしそうに唯は顔を染めた 「へ、平気ってでも…」 「大丈夫よ! 薄く切っただけだから。それより絆創膏取ってくれる?」 リトに心配かけまいといつもと同じ淡々と話す唯だったが、逆にその事がリトを苦しくさせる 「ホントごめん! オレが変な事いったからだよな?」 「……」 「はぁ~オレ、なんか今日、古手川のジャマしてばっかだな…」 絆創膏を取りながらも、ガックリと肩を落とすリト 「…………そう思うなら、残さず全部食べなさいよね?」 「え?」 「私の作った料理! 残したりしたら許さないんだからっ!」 上目遣いに白いほっぺたをサクラ色に変えながら、ぽそぽそと話す唯にリトは力強く頷く 「そ、そんなの当たり前だろ! 古手川が作ったものならオレいつでも全部食べるって!」 「…そ…そう」 大袈裟とも取れる言葉だったが、リトの言葉というだけで唯にとっては十分すぎるほどうれしく感じる 「それより指大丈夫か? 痛みとかは?」 「うん。平気よ」 「そっか。じゃあ指出して。オレが貼ってやるよ」 「ぇ…あ…」 唯が応えるより先に傷口に絆創膏を貼っていくリト 指と指。その小さな触れ合いが唯の胸をときめかせる 「……」 「……っと、これで大丈夫だと思うけど、痛みとかあったらちゃんと言えよ? 古手川」 「……」 「ん? 古手…」 なんの返事もないことに不思議そうに顔を上げたリトの体が固まってしまう 至近距離同士。おまけに指同士とはいえ、まるで手を繋いでいるかの様なその体勢に、湯気が でるほどリトの顔は赤くなってしまう 「こ、これはその…そーゆーんじゃなくて…えっと…」 それでも決して指を離さないリトに唯の顔も溶けてしまいそうなほど赤くなっていく 「あ…ありがと」 「お、おう」 おいしそうな湯気を立ち上がらせる鍋の横で、二人はしばらく真っ赤になりながらも束の間の繋がりを感じていた あれからしばらくドキドキが続いて、中々調子を取り戻せなかった唯だったが、今はテーブルの上にならんだ 自信作にうんうんと頷いていた 「よし! これで完成よ! お待たせ結城くん」 唯同様、テーブルの上に並んだおしそうな匂いのする料理の数々にリトの目が輝く 今日のメニューは、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、ご飯に味噌汁、そして、お漬物 シンプルだが、男心をくすぐるメニューのチョイスにリトのお腹は早くもぐぅ~ぐぅ~と鳴りだす 「その、結城くんの好きなものとかわからなくて、一応、私の得意料理なんだけど…」 「全然いいって!! すげー好きだよ肉じゃが!!」 二カッと歯を見せながら笑うリトに安心したのか、唯は一先ず胸をホッと撫で下ろした 「とにかく冷めない内に早く食べましょ?」 待ってましたと急いで椅子に座るリトに自然と笑みがこぼれる 「それじゃあいただきます!」 「いただきます」 早速、肉じゃがに箸をつけるリトを前に、唯は黙ってその様子を見つめていた はっきりいって今日は腕によりをかけて作った自信作だ 腕だけじゃない、愛という名の調味料もたっぷりといれてある だから逆にその自慢の味が不安で不安で 結城くんの口に合うか、おいしいと言ってくれるか、ちゃんとおかわりしてくれるのか リトの一挙手一投足を見つめる唯の目は真剣だ 勉強や風紀活動をしている時より、どんな時よりも真剣だ もぐもぐとじゃがいも噛み締めるリトに、唯は白い喉をコクンと鳴らした (どうなんだろ? おいしいのかな? こ、これでもしおいしくないとか言われたら…) 嫁失格なのか、はたまた彼女すら失格になってしまうのか 唯は自分のものには箸すら付けず、黙ってリトの感想を待ち続ける 口の中のものを飲み込んだリトの第一声は唯の想像の範疇を超えるものだった 「す……げーーうまいって古手川!!! こんなうまい肉じゃがオレ初めて食うよ!!!」 「え?」 唯の見つめる先、どんどん皿の中の肉じゃがは減っていく 「うまい! うまい! マジでうまいって!! 古手川すげーじゃん! オレ、ちょっと感動した」 「そ、そんな大げさな…」 「全然大げさとかじゃねーって! うわ! このほうれん草とかもすげーうまい」 あっという間に平らげてしまったリトに唯はうれしさが隠しきれなかった 「お、おかわりする?」 「うん! 頼むよ! って、今度はさっきよりも多めにいれてほしい」 「はいはい」 皿を受け取って鍋に向かう唯の足は今にも小躍りしそうなほど軽やかになっている 顔だってずっと笑顔全開だ ルンルン気分で鍋から肉じゃがを装う唯の背中に、リトは声をかけた 「にしても肉じゃがが得意とか古手川って家庭的なんだな」 「そ、そんな事ないわよね! これぐらい誰だって…」 なんて言ってしまうが胸のドキドキは大きくなる一方 「そっかー? ん~じゃあさ、他なんか得意なのあったりする?」 「他? ん~そうね……ハンバーグとかシチューとかかな」 菜箸を片手に悩む後ろ姿にリトは顔を輝かせた 「マジで!? それって全部オレの好きなやつじゃん!」 「え? そうなの?」 くるっと後ろを振り返った唯を出迎えたのはニコニコ顔のリト まるで作ってと言わんばかりのその顔に唯の胸がトクンと音を立てる 唯はぷいっと顔を背けると、黙々と肉じゃがをお皿に盛りつけていく (ちょ…ちょっとは落ち着きなさいよっ!! こ、これじゃホントに…ホントに……) もうドキドキは止まらない 顔だって真っ赤っかになってしまっている (でも……でもでも、結城くんが作ってって言ってくれるなら私…) 幸せいっぱいの中、二人だけの食事タイムは進んでいく 結局、肉じゃがどころかホウレン草のおひたしも残さずキレイに食べたリト 満腹感に包まれながらも、一人洗い物をする唯の姿に立ちあがると、すっとその隣に並んだ 「結城くん!? いいわよ! 座って待っててくれれば…」 「いいからいいから! あんなおいしいの食べさせてくれたお礼もあるしな」 「そんな…」 「えっと……これが洗剤でいいのか?」 「う…うん」 ガシャガシャ、バシャバシャと音を立てながら、リトと唯、二人は並んで洗い物をする リトが洗った食器を唯が受け取りタオルで拭いていく 初めての事なのにまるで流れる様な作業 いっぱいリトに褒めれた唯はずっと顔がほころび いっぱいおいしい食事をご馳走になったリトは満腹感でいっぱいで 思わず鼻歌でも歌いたくなるこんな時間こそ幸せと呼ぶべきなのだろう 食器を一通り洗い終えると、どこからか時間を知らせるタイマーが鳴りだした 「あ、ズボンが乾いたんだわ」 「ホント! よかったどーなる事かと思ったぜ」 「もぉ、大げさなんだから。ちょっと待ってて。取ってくるから」 唯は乾燥機のある部屋まで来ると、蓋を開け、ちゃんと乾いているか確認する 「……うん。大丈夫ね。これで結城くんちゃんと…」 そこまで言ってふと気づいてしまう このズボンを受け取ったらリトはもう帰ってしまうという事実に ズボンを握りしめる唯の手に力がこもる 「結城くん…」 最初は急な事でいろいろ慌ててしまったけど、一緒にお茶をして、料理をして、そして、一緒に食事して いつの間にかリトがこのままずっと一緒にいてくるんじゃないかという想いに唯は駆られていた ホントはそんな事あるはずないのに…… 唯はズボンに顔をうずめるとギュッと自分を抱きしめた まるで崩れ落ちそうになる自分を堪える様に 「古手川?」 いつまで経っても戻ってこない唯を心配して、リトはひょいっとドアから顔を覗かせた 「どしたんだ? 何かあったのか?」 「え、ええ。何でもないわ…」 「そっか? ならいいんだけどさ…」 少し目の周りが赤くなっている唯に怪訝な顔をするも、リトはそれ以上聞けなかった 「で、オレのズボンは?」 「あ、ごめんなさい。はいコレ! ちゃんと乾いているわよ」 「おお! サンキュー古手川」 ズボンを広げながらうれしそうな声を出すリトに唯は苦笑した 本当は自分が悪いのに、いつの間にか感謝される立場になっている事に (…結城くんらしいな……) そう心の中で呟くと、何かがズキリと痛んだ さっきまであんなに楽しくてうれしかった気持ちがどんどん消えて行っている事に、心が小さく震えていた 「古手川? どーしたんだ? やっぱお前さっきから変だぞ?」 「……何でも…ないわよ…」 「でも…」 「いいから早く着替えなさいよ! これ以上遅くなったら家の人が心配するでしょ?」 なんだよそれは!? とブチブチ文句を言いながらもリトは言われたとおりに隣の部屋に着替えに行った ドアを閉めると、唯はそのドアに背中を預けて小さく溜め息を吐いた 「……帰っちゃうんだ…」 いつになく弱々しい心の声がつい口に出てしまう 私、どうしちゃったんだろ……? 前はこんな事思わなかったのに…… ……こんなの…こんなの結城くんの…………結城くんのせいなんだからね… ドアにもたれながら、唯は胸に手を当てながら何度も気持ちを反芻させた 「お待たせ!」 部屋から出てきたリトはこちらの気持ちなどまったく気づきもしないほどいつもと同じ調子だ (もぉ…) いろいろ言いたい事はあるが、面と向かって言えるはずもなく 代わりに唯は、ぷくっと頬を膨らませた 「あ、あれ? なんか怒ってる?」 「知らないわよ!」 ぷいっとそっぽを向ける唯にリトは頭を掻くしかない (ったく、何なんだ? オレなんかやったのか?) まったく女の子心がわからないリトは溜め息を吐くしかなかった そして別れの時は、刻一刻と迫る トントンと、靴を履き終えると、リトはくるりと唯に向き直った 「じゃ、オレ帰るな」 「…うん」 やっぱりどこか様子がおかしいと感じるリトは眉を寄せる が、考えても考えても答えが出てこない 何かを言ったわけでも、何かをしたわけでもない だけど、無性に気になってしまう リトはこの雰囲気を変えようととりあえず唯に話題をフッた 「あ、あのさ、今日の夕ごはんホントにうまかったよ! だからその…今度また…」 「また?」 「えっと……また古手川の料理が食べたいなって」 「え?」 唯は目を丸くさせた (結城くん私の作ったのそんなに…) リトの顔は誰が見てもわかるほど赤くなっている その姿に唯は思わず小さく笑ってしまう 「…仕方ないわね」 「へ?」 「作ってあげる! その代わり今度来る時はちゃんと前もって言いなさいよね! わかった?」 「あ、ああ。で、でもホントにいいのか? 迷惑とかじゃないかな?」 迷惑なわけない それどころかうれしすぎてどうにかなっちゃいそうなほどだ 「…そう思うなら、学校で少しでも私を怒らせない様にしなさいよね! 怒った分、私だって疲れるんだから!」 腕を組みながらどこか明後日の方を見ながら話す唯にリトは申し訳なさそうに頭を掻いた いつもの二人の戻ったような、戻ってないような あるいは少しだけ進んだのか モジモジとした時間だけが流れ、少しすると、ガチャリと玄関のドアが開いた 「お!」 「あ」 「へ?」 三人が三人一同に違った表情で互いの顔を確認し合う 「なんだよ……男連れこんでたのかよ! それならそーとちゃんと言えよな! オレすげーマヌケじゃねーか」 「お、男!?」 目を丸くさせるリトに構わず唯は声を荒げる 「ちょ、ちょっと! 何おかしな事言ってるのよ!? そ、そんな事より早く挨拶してよ!! すごく恥ずかしいじゃない!」 「あぁー?」 面倒くさそうに振り向く遊にリトは息を呑む 身長は確実に向こうの方が上。おまけに男の自分から見てもイケメンだ 「あ、あの…えっと」 ジッと見てくる遊にリトの額に冷や汗が浮かぶ 「へ~! これが『あの』ゆうきくんかよ? なるほどね~」 「お兄ちゃん!!」 「お兄ちゃん?」 いつものクセでいつもと同じ様に呼んでしまった事に唯は顔を赤らめた 「と、とにかくちゃんと結城くんに挨拶してよ」 「へいへい」 心底うっとうしそうに肩を竦めると、遊はガバッとリトの肩に腕を回し顔を近づけた 「で、唯のヤツとはもうヤッたんだろ? いつアイツの事もらってくれるんだ?」 「ヤ、ヤッた!? も、もらうって何を…」 よくわかっていないリトに遊はさらに顔を近づける 「つーかアイツかなり頑固だろ? おまけにすぐ怒るしグジグジうるせーし」 「は…はは」 「……でも、まーいいトコもあるから、よろしく頼んだぜ」 「え…」 リトはチラリと横目で遊の顔を見た その顔は、どこか自慢の妹をうれしそうに語っている様に思えて リトは内心、小さく笑った 「ちょっと! 二人して何話してるの!!」 慌ててリトから離れた遊は意地悪そうに顔に笑みを浮かべた 「何っておまえの話しだよ?」 「え? 私の?」 「おまえがいつも結城くん結城くんってうるさいって教えてやってたんだよ!」 「な!?」 唯の顔が火が付いた様に真っ赤になる 「な、何言って…」 「ホントの事じゃねーか! 毎日毎日、今日は結城くんとこんな事話したとか、結城くんがこんな事してたとか 聞いてもいねーのにうれしそうに話して…」 「お兄ちゃん!!?」 唯は沸騰寸前の顔のまま大声を出して遊の声を遮った 「なんだよ? そんな大声出さなくてもちゃんと聞こえるっつーの」 「うぅ…」 肩をぷるぷるさせながら声を震わす唯に何を思ったのか、リトは遠慮がちに声をかけた 「そ、そのオレそろそろ……帰ろーかなって…」 「ん? 何だよ? もー帰るのかよ! てっきり泊まると思ってたのによ!」 「そんなわけないでしょ!!」 すっかり口を尖らせてしまった唯にリトは情けない笑みを浮かべる 「そ、それじゃーな古手川。今日はありがと! また学校でな」 「え…え…ぁ……」 何かを言おうにも中々声に出ない様子の唯に背中を向けると、リトは玄関のドアを開けた バタンと閉じたドアの音が本当にお別れを感じさせるようで 唯の胸の中にズシリと重く響いた 「……」 黙ったまま玄関で立っているだけの唯に遊は溜め息を吐くと、ポリポリと頭を掻きながら口を開いた 「何やってんだよ?」 「え?」 「いいのかよ? 送っていかなくて?」 「お…送るって……さっき送ったじゃない…」 自分でもどこが? と思ってしまうほどのバカな言い訳 遊はもう一度溜め息を吐くと、唯の頭にポンと手を乗せた 「ちょ、ちょっと!?」 「いいから送ってこいって!」 「だから…」 「ちょっとそこまででもいいじゃねーか。男はそれだけでもうれしいもんなんだぜ」 「…え…」 「早く行って来いって!」 クシャクシャと頭を撫でながらニッと笑みを浮かべる遊に頬を膨らませるも 唯は小さくありがとうと言い残し玄関を飛び出していった 「ったくいつまで経っても世話のかかる妹だねェ」 その背中に向かって、遊は楽しそうに声を投げかけた 「結城くん」 「え?」 立ち止まって後ろを振り返ると、唯が一生懸命走りながら近づいてくる姿が見える 「古手川!?」 びっくりしているリトの前で立ち止まると唯は肩で息を整えていく 「はぁ…は…ぁ…はぁ…」 「大丈夫か? ってなんかオレ忘れものでもしてたっけ?」 「そうじゃなくて」 「え?」 息を整えながらゆっくりと顔を上げた唯の頬は夜道でもわかるほど赤くなっている 「そ、そのちゃ…ちゃんと送ってあげないとって思っただけで…」 チラチラと顔を見ながら話す唯にリトはニッと笑みをこぼす 「そっか。ありがとな! なんかすげーうれしいよ」 「う、うれしいとか別に……私はそんなつもりで…」 「はは…そー…だよな」 「…ぁ」 リトの声のトーンが下がったことに胸がギュッと締め付けられる 違うのに こんな事を言うために来たんじゃないのに 「じゃあ……オレもう行くな? 古手川も風邪引かない様にしろよ? じゃーな」 今日見たどの笑顔をよりも寂しそうだと感じたその顔に、唯は両手を握りしめる (結城くん…!!) 唯の手は思うよりも先にリトの服の裾を握りしめていた 「え────?」 「……」 振り返ったリトの目に月の光にほのかに照らされた唯の顔が映る 真っ赤になっていて、肩なんか震えていて、唇をキュッと噛み締めていて 初めて見る唯の必死な顔とその純粋な想いにリトは固まってしまう 「古手…川」 「…………」 奥歯を噛み締めている唯は何かを一生懸命伝えようとしているみたいで、リトは唯の手を取ると体を唯に向けた 「どしたんだ?」 「…ぃ…行か……」 「え?」 唯は俯いていた顔を上げると無理やり笑みを作った 「…………またね。結城くん」 「お、おう! 古手川もな」 「うん」 遠く遠く、リトの背中が見なくなるまで見送った唯 リトの姿が小さくなるにつれて自分の中の気持ちが大きくなっていく事に唯はもう気付いていた 何気なく視線を落とすと、ふいに薬指に巻かれた絆創膏が目に入る 「……また…また来てね結城くん。今度はもっともっとおいしいの作って待ってるから」 もう見えなくなったリトの背中に向けて、唯はそう呟いた 帰り道 リトは複雑な気持ちになっていた 初めての女の子の家でずっとドキドキして、初めて食べる女の子の手料理に感激して だけど、一つどうしても引っかかる事があったのだ 唯の手料理はすごくおいしい! それはもう美柑に匹敵するぐらいの腕前だった 「けど、アイツいつも一人で食ってんのか…」 料理のおいしさと同じぐらい感じた唯の寂しさ その寂しさをリトはどうにかしてやりたいと思った そして、うんうんと唸りながら考える 自分にあって今の唯にないものそれは──── そして一週間後 「ねぇねぇリト! 早く早く」 「だからそんな引っぱんなって!」 ララにぐいぐい腕を引っ張られる横で美柑が意味ありげに笑みを浮かべる 「それにしてもあんたが女のコのウチに行こう! なんて言った時はビックリしたけど、 まさかこーゆー事だったとはね! 優しいじゃんリト」 「うっせーなー」 ぶっきら棒に口を尖らせる兄に美柑は心の中で溜め息を吐く (あ~あ、古手川さんきっとガッカリするだろうなァ…。せっかくリトと二人きりになれるはずだったのにさ。 ホント、そーゆートコだけはいつまでたっても鈍いんだから) そんな美柑の気持ちとは裏腹にリトは手に持った紙袋を大事そうに握りしめた 今日行くことが決まった日から、今日までの間。何軒も回って選びに選んだもの それはノートと食事、そして、自分の純粋なありがとうの気持ちを込めた唯へのプレゼントだった 美柑の見えないところでリトだってちゃんと成長しているのだ その頃唯は──── 料理の下拵えはすでに終わり、部屋の掃除、テーブルの上の後片付け、服のチェックに髪の手入れも完璧にすませた ソファに座りながら、頭の中で今日の一通りの予定を何度も繰り返す まずは笑顔でお出迎え(なるべく頑張って一生懸命普通に自然に出すのがポイント!) リビングに連れて来て、お茶でも飲みながら他愛もない会話をする 「お腹空いた?」とさりげなく聞く(さりげなくがポイント!!) キッチンで料理の準備(結城くんまた手伝ってくれるとうれしんだけど…) メニューは結城くんの好きなものフルコース 二人、向かい合って座って笑顔を交わすと、二人きりの食事の始まり 私は黙って結城くんの感想を待つ。すると…… 『すっげーうまい!!』『さすが古手川だよな』『やっぱ古手川見たいな料理が得意なコと結婚できたらなァ』 そ、それからそっと私の両手を握りしめると──── 『オレ、料理が得意なコが好きなんだ! 古手川、オレとケッコンしてくれ』 『な、何言ってるのよ!? 私なんて…』 『違う! そんな事ねーって! お前でなきゃ古手川じゃなきゃダメなんだ! 好きだ古手川』 『ダ、ダメよ結城くん! そんないきなりっ! 私たちまだ学生で…』 『古手川っ』 『ゆ…結城くんっ』 そうして私たちは…… と、そこまで考えて唯はハッと我に返る 「私、何考えてるのよ!? ハ、ハレンチだわ!!!」 なんて大声で叫んでいると玄関のチャイムが鳴った パタパタと玄関に向かうと、備え付けてある鏡の前で最後の服装&髪のチェック 「よし」 小さく気合いを入れると、唯はドアノブに手をかけた (笑顔…笑顔……自然に落ち着いて……大丈夫! それぐらい私にだってできるわよ!) 唯は一度深呼吸をして自分を落ち着かせると、ガチャリとドアを開けた 「いらっしゃい! 結城…く……ん…」 そのがんばった笑顔とは対照的に、目の前の光景に唯の声はどんどんしぼんでいく 「やっほ~唯~♪♪」 「どうも…」 弾ける笑顔全開のララと、どこか申し訳なさそうにペコリとおじぎする美柑 「ごめん。ちょっと遅れたちまった」 あははと愛想笑いを浮かべるリトに対して唯は彫像の様に動かない 「それと、急にララたち連れてきてごめんな。ビックリさせようと思ってさ。そのホラ、 みんなで食べた方が絶対うまいし、古手川だってみんなとの方がうれしいだろ?」 「え、ええ…そうね…」 引きつった笑顔の下に隠れた怒りの顔と、ぷるぷると震える唯の手を美柑は見逃さなかった (ホラね。だから言ったのよ? ホント、バカリトなんだから) 成長しているようでまるでしていない兄に美柑は深々と溜め息を吐くしかなかった 結局、急に増えた人数分を急遽作るはめになった唯 もちろん美柑は全力で手伝いをしつつ、ダメな兄を必死にフォロー 怪しげな発明品で手伝おうとするララを必死に止めるリトだったが まったくといっていいほど口を聞いてくれない唯に実はかなり落ち込んでいたりもしていた そうこうしてる内に帰って来た遊がララと遭遇して目の色を変えてしまって、それを唯が怒ったりと こうして古手川家はかつてないほどの大賑わいを見せたのであった 帰るまぎわ、やっと渡せたプレゼントを唯はそっぽを向きながら受け取った 「じゃあ…な。古手川」 「……」 唯はまだ怒っているのか無言。それにリトは寂しそうに溜め息を見せながら玄関をくぐった 「…ぁ…りがとう……また来てね」 それは美柑の耳に偶然聞こえた小さな声だった 兄の背中を寂しそうに見つめるその姿に、美柑はリトの脇腹を小突いた 「ってぇ。何だよ?」 「バカ」 「は?」 「……ま、そんなあんたが良いんだろうけどね」 ますますわからないリトは一人眉を寄せると、何気なく後ろを振り返った すると、唯が玄関先まで見送りに来てくれていたのだ その腕の中に大事そうにリトからもらったプレゼントを抱いて リトは声に出さず、ブンブンと手を振って唯に挨拶をした ビクンと肩を震えさせながら、赤くなった顔を隠す様にそっぽを向ける唯に苦笑しながらリトは古手川家を後にした 「また……今度はもっとゆっくり来るよ」 と、心の中でそう約束しながら リト達が帰った後、家の中はまるでお祭りが終わったかの様な静けさが生まれていた リビングの後片付けが終わると、どっと疲れが湧いたのか、唯は自分の部屋のベッドに寝転んだ ボーっと天井を見つめていると、想うのはリトの事 「もぉ、せっかく今日は…」 口が尖ってしまうが本当はわかっていた リトの優しさと気遣いが 唯は天井に設えた蛍光灯にそっと左手を翳してみる 外せなかった、外そうと思わなった、リトに付けてもらった絆創膏 それが今、淡い光に包まれて、まるで結婚指輪の様に輝いてるみたいで 唯はクスッとほほ笑んだ 「今度はちゃんと一人で来なきゃダメだからね! 結城くん」 その日から唯の枕元には、プレゼントのクマのぬいぐるみが置かれることになる 唯の一番の宝ものとしてずっと────
https://w.atwiki.jp/resanchorone/pages/23.html
目次 目次Part16(≫184~189)≫183より派生 Part17その1(≫62、≫64~66)≫35より派生 その2(≫155)≫153より派生 Part18その1 ”0日目”(≫35~39) その2 ”1日目”(≫47~52) その3 ”2日目①”(≫63~67) その4 ”2日目②”(≫71~75) その5 ”2日目③”(≫82~86) その6 ”最終日①”(≫93~97) その7 ”最終日②”(≫103~105、109) その8(≫155~159) その9(≫179)≫177より派生 その10(≫186~187) Part19(≫118、≫121) Part20その1(≫73~77) その2(≫97、≫99~108、≫110~115) その3(≫169~170) Part16 (≫184~189)≫183より派生 ≫183 二次元好きの匿名さん22/10/06(木) 20 42 10 なあイチ、寒くなってきたから何か温まる料理を作ってくれないか 了船長22/10/07(金) 03 23 43 ≫183 「……うん?」 「んん、なにかおかしなことを言ってしまっただろうか」 「いや、アンタがリクエストするの珍しいなって」 「そうか…… そうかもしれないな。いつも、イチが作ってきてくれるから」 「夏にもそんなこと言われたような」 「ああ、ナスの入ったそうめんか! イチは何でもよく覚えているんだな」 「なっ、別に、アンタが一人で思い出してるだけでしょ」 「おお、そうか」 「んもう、待ってて、なにか作ってくるから」 「ふふ」 「何よ、エプロンつけるのがおかしいんですかっ」 「エプロンを手に取るイチがさまになっていて、かっこいいなと思ったんだ。もう一度見たいくらいだ」 「別に見せようと思ってません。……何ニヤついてるのよ」 「いや、イチと将来一緒に暮らせたら、とても幸せだろうなと思ったんだ」 「なっ、ばッ、あんた何を」 「……あれ、イチ?」 「もういい! バカっ!」 「あっ、イチ! ……ううむ、ストレートな言い方ではイチに逃げられてしまうんだろうか…… タマの言うとおり、ズバっと言ってみたのだがな……」 ……あったかいもの。 朝のお布団。クリークさんと作って食べるできたての朝ご飯。朝日が柔らかく照らす校門前のベンチ。早朝トレーニングを済ませてきたオグリ。南中の太陽が当たる教室。トレーニングしているときの自分。夕日の差すミーティング中のトレーナー室。お風呂。夜のお布団。 トレーニングが終わって、更衣室ですれ違うオグリ。たまにタマモ先輩。部屋で寝転がってるモニー。夜食にありつこうとするオグリ。あいつの手、いつもあったかいな。 あったかいものを探すと、必ずオグリの顔や後ろ姿が思い浮かんでは首を振って解消しようと試みる。理由は分からないはずだと一生懸命自分に語りかける。それもこれも、あのギャル軍団とモニーがからかってくるからいけないんだ。何かに付けてオグリギャルだ通い妻だって、余計なことを言ってくる。 何が『将来一緒に暮らせたら』よ。アイツもまるで余計なことしか言わないじゃない。どうして私が、一人だけでこんなに困らなきゃいけないの。あんな澄ました顔でしれっと言い放つなんて、ズルい。私だけモヤモヤさせられる。 私は今でも何をしたらいいか分からなくて、あんなにみっともなくオグリの前で思いを吐露したにも関わらず、未だにキッチンに立っているっていうのに。 アイツばかり、次に何をすればいいかが分かっているような気がしてならない。私だってそうなりたい。 すっかり熱を帯びた手を冷やそうと、桂剥きしている輪切にした大根の回転スピードをあげる。作り始めた頃はできるわけないと思っていたけど、すっかり慣れたものだ。みるみるうちに皮がまな板の上に落ちていく。……まだ、お母さんがやるよりは分厚いけど。 できたそばから片方だけに十字の切れ込みを入れる。こうすると、味の染み込みが良くなって美味しい。赤々としたにんじんもたっぷり切る。 ガスコンロで火にかけておいたお鍋のお湯に大根を入れて、下茹でする。その隣では卵を入れた雪平鍋が、くつくつ、と弱火で一生懸命卵を温めている。またその隣では、昆布のだし汁にいっぱいの鰹節を入れた大きなお鍋が、ぐらぐら、と煮えている。 下茹でしている間に、別の料理で使おうと思っていたちくわと厚揚げ、こんにゃくを冷蔵庫から取り出す。練り物は食べやすいけど満足感のあるように切り、こんにゃくは切ってから塩を振っておく。こうすると、臭みのもとが余計な水分から抜けるのだ。と、お母さんが言っていた。 それぞれ下準備をしている間に、お出汁から鰹節を引き上げる。ザルの上からギュッとお箸で絞り出して、美味しいところを余さず使えるようにする。丁寧にすくいだすと、お鍋の底まで綺麗に透き通った、琥珀色のお出汁の完成だ。 出来上がったお出汁にお醤油、みりん、お塩とお砂糖を入れておつゆにする。ちょっと味見を一つ。……うん、美味しい。しょっぱい。このくらいがちょうどいい。 お出汁に大根、厚揚げ、こんにゃく、たまごの順に入れ、沸くまで中火で火にかける。ぐつっ、と沸いたらすぐ弱火に直す。ここから、50分くらい待つ。 そのあとはちくわとかの練り物やお肉類。今回はお肉が無いから、入れてからは短めに仕上げてしまってもいいかな。 待っている間に、剥いた大根の皮をポン酢につけ込んで浅漬けにする。ザクザクと切る音と、クツクツとお鍋が煮える音がキッチンにこだまする。 別に、本当ならここまでやらなくてもいい。スーパーまでひとっ走りして、おでんの素を買ってきてやってさっくり作ってしまえばいい。私は料理が好きなだけで、手をかけてこだわるのが好きなわけじゃない。 お金も時間も手間もかけて作った料理を、わざわざ写真に撮って誰かに見せびらかすような趣味もない。ご飯を作るのに一番大事なのは、やっぱり美味しく栄養を取れて、お腹いっぱいになることだと思う。 誰かに食べてほしいとか、自分がこだわりたいとかだったら、それはまた別の話だけど。 出汁を一から取るほど時間をかけているのは、アイツに一分でも多く空腹感で困ってもらうためだ。これは私のアイツに対する、小さな復讐。ワケわかんないこと言って混乱させてきたんだから、せいぜいお腹を空かせてるといいわ。 ついでに私もおいしいもの、食べたいし。 物思いにふけりながら包丁と手を動かしていたら、大根の皮を切り終えた。まとめて浅漬けの素に放り込む。あとはおでんが煮えるのを待つだけだ。 ……つい勢いでおでんにしちゃったけど、食べてくれるかな、アイツ。薬味は何が好き…… いや、苦手なんだろう。 私は冷蔵庫の中に、ゆず胡椒やカラシが残っていないか、探してみることにした。 準備を始めてから1時間半以上。ようやく、出汁からすべて自分で料理したおでんの出来上がり。 蓋を取ると、ふわりお出汁の優しい香りが部屋を包む。換気扇に全部持っていかれてしまうから、逃がさないようにすぐに消す。 にんじんを一切れ菜箸でつまんで、味見。わっ、熱い。口の中で少し冷ましながら、少し噛む。じゅわっ、と甘味とお出汁があふれてきて、これも熱い。 あったかい料理にしては、ちょっとやりすぎちゃったかな。 とんすいとお箸、れんげをを二人分持って、オグリの待つ机まで小走りで向かう。果たしてオグリは、すこししょげたような様子でそこにいた。私を見かけると、耳をピンと立たせて、顔がぱっと明るくなる。 「イチ!」 「何、そんなに期待したような顔して」 「ずっと待っていたんだ。もしかしたら、本当に怒ってしまったのかと思って……」 そう言うやいなや、また耳が倒れる。ずっと待ってたなんて、犬か、まったく。 「そう思うんなら、もうふざけて言わないでよ」 「すまなかった、イチ」 私がもたなくなっちゃうから、と言いかけた理由をぐっと飲み込む。ずいっ、と持って来た食器をオグリの前に置いてやる。 「もしかして、お鍋か?」 「まだナイショ」 「だが、もう出来たんだな!」 「そうね、それはできてるわ」 機械に電源が入ったかのように、ぶるぶるっ、と身体を震わせている。思っていたリアクションと違ったので、少しだけギョッとした。 「ああ、待ちきれない。イチのお鍋料理が楽しみだ」 「オグリね、お鍋なんて正直なところ、スープの素に野菜とお肉と、適当に放り込んで煮ただけの料理なのよ」 よせばいいのに、自分の――本当は自分だけじゃなく、この世のお鍋料理すべてを――くさすような言葉が口から漏れてしまう。そんな自分に、少なくない嫌気と後ろめたさが生まれて残る。でも、オグリはそんな私のみっともない言葉も意に介さない様子で、私の目を見つめていた。 「それでも」 オグリはそう強く言い切って、一つ息を吸った。 「それでも、誰かが誰かのために、時間も手間もかけて作るものが料理だと思う。作り方が楽とか、そういったものは関係が無いとも思う」 オグリは、あの日私の部屋で、二人きりで話した時と同じような目をしていた。 「一人でも自分自身のためだし、二人以上ならなおさらだ。その料理はきっとあったかくて、素敵なものだ」 あっ、でも冷たい料理だったらどうなるんだろうか…… と、余計な言葉を挟みつつ。 「私は、イチの料理が楽しみだ。もし叶うなら、毎日食べたい」 そう言い終わると、ぐぅ、とお腹のなる音が響く。オグリがお腹と後頭部に手を当てて、恥ずかしそうに微笑む。 「どうやら、私のお腹もそう思っているようだ。早く食べよう、イチ」 私は、目の前のスーパー・スターがまぶしすぎて、座っている彼女の顔を真っすぐ見ることすらできなかった。何と答えればいいかもわからなかった。 けれど、おこがましいことはわかっているけれど、きっとこの人はそんな自分も受け入れてくれてしまうのだろう――――あの時みたいに、とも思った。 うつむいたまま、頭に浮かぶ言葉をそのまま音にする。 「……おでん」 「……イチ?」 「お肉のない、ヘルシーなおでん。今日の献立」 私は顔を上げて、オグリの顔を見る。私が強くなるための、もう一歩。 「ちゃんと出汁から全部作ったから。脂は少ないけど、ちゃんとおいしいはず」 オグリの返事を待たずにまくしたてる。 「残したりしたら、許さないから」 アンタは、とても強くて大きいから。 「明日の分まで食べちゃってよね」 色んな人に支えられた私の料理は、必ず美味しいと思うから。 「鍋敷きかタオル用意して待ってて、持ってくる」 キッチンの方へ振り向いて、歩き出す。 私だって、次に何をすればいいか分かるんだから。 私だって、貴方を満たしてあげられる。 あったかいものが冷めないうちに、私はキッチンまでの道を、少し足早に歩いて行った。 了 ページトップ Part17 その1(≫62、≫64~66)≫35より派生 ≫35 二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 19 41 54 この前食べさせてもらったおでん、とても美味しかったぞ。でも、その……すまないが、お肉も食べたいんだ。わがままを言ってすまない。 了船長22/10/15(土) 00 15 45 ≫35 「……」 「どうしたんだイチ、そんな目をして」 「なんでもないわよッ」 「待ってくれ、怒らせてしまったのか」 「普段から野菜ばっかりでごめんなさいねッ」 「そういうわけじゃないんだ、イチ!」 「座って待っててッ」 「また、行ってしまった…… ううむ、タマ、素直に食べたいものをリクエストするのも良くないようだぞ……」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 図々しいったらありゃしないわ、オグリのやつ。この間作ってもらったからっていい気になって。 オグリより、頼まれたら断れない自分の方にムカムカする。モニーがそばにいたら「惚れた弱みね」とかしたり顔で言ってくるに違いない。ますます気持ちがつのる。 そんなんじゃないし。 誰かに「お腹が減った」って言われたら、誰だって見て見ぬふりできないでしょ。 誰にも聞こえないように毒づきながら献立を考える。このままオグリのリクエスト通りにお肉を使うのは癪に思われて、どうにか的をずらしてやろうと必死に考える。 冷蔵庫を開けてみるけど、やっぱりというべきか、お肉料理をたっぷり作れるほど買い込んでいるわけではなく、牛こま切れ肉が1パックだけ。本当はクリークさんがカレー用に冷凍してくれているお肉があるんだけれど、他の人の食材を勝手に使うのはためらわれる。許してくれそうだけど。 う~ん…… いきなり頼まれたけど、少ししかできませんでした、なんてのは自分のプライドが許さない。どうしたものかと思い、業務用冷蔵庫の迷宮をもう少しだけ探検する。 すると、灯台下暗しとはこのことか、いつも食べているのに思い出せなかった「お肉の宝箱」に出会うことができた。これだ。 宝箱の包装をはがし、八等分に切る。それらをキッチンペーパーの上に置いて水気を吸わせておく。 その間に、玉ねぎをくし切りに、ごぼうはささがきにしてお水につける。 お醤油、みりん、酒をそれぞれ大さじ4くらいで合わせて濃いめに味付け。砂糖も同じ量で2回いれ、お水も計量カップの三分の二くらい。菜箸で軽く混ぜながら砂糖を溶かし、フライパンに流し入れる。 中火にかけて、ごぼうを入れておく。くつくつ、と沸くのを待って、沸いてきたら脇に寄せる。空いたスペースに主役たち、牛肉を入れてやる。 でも、主役たちの出番は長くない。色が変わったらすぐ引き上げる。ゴメンね、ちょっと待ってて。開いたところに玉ねぎを入れて、また一煮立ち待つ。お肉のうまみとすき焼きみたいな香りがキッチンに漂う。もうこれだけでも美味しそう。ちょっと水気が多すぎたから、タレを追加で入れてあげる。 玉ねぎに火が通ってきたら、真っ白な宝箱を崩れないように、優しく入れてあげる。ごぼうと玉ねぎをまた脇に寄せて、本当の主役の登場だ。色も相まって、とっても輝いている。 宝箱同士の隙間を埋めてあげるように具を敷き詰めて、アクをとる。一通り取り終わったら、蓋をして10分間ぐつぐつ煮る。そのうちに、洗い物。料理の途中に洗い物をできる料理しかやりたくないよね。 まな板と包丁、生ごみをまとめたらちょうど10分。蓋をあけると、ふわりと湯気が膨れ上がって、換気扇に吸い込まれていく。その真ん中にいる私は、いい香りをたっぷり堪能した。うん、我ながらいい出来。宝箱も美味しそうな色に染まってくれた。 ここで、取り出しておいたお肉をお鍋に戻す。こうすることで、お肉が固くならずに美味しく食べれるようになる。温めるのと、食中毒防止のために、火を落とさずにもう2分間しっかり煮る。 出来上がったら、宝箱に煮汁を数回かけてあげて盛り付ける。 オグリのやつ、お肉たっぷりを期待してるなら、がっかりするといいわ。 「……あっ、イチ」 「お待たせ。……なんでアンタがへこんでるのよ」 「イチを怒らせてしまったんじゃないかと思ったんだ」 「怒ってないですッ」 「怒ってるじゃないか」 「怒ってないったら。はい、これ。お望みのお肉料理よ」 「これは、肉豆腐か」 「お肉はお肉でも、『畑の肉』よ。たっぷりなんか食べさせてあげないから」 「ありがとうイチ。色のついた玉ねぎも、とても美味しそうだ。いただきます」 「はい、召し上がれ。……わっ、何よ」 「おいしい!」 「……そ」 「とっても美味しいぞ、イチ! イチも一緒に食べないか?」 「なっ、私は作ったんだから、いらない」 「それは違うぞ、イチ。このお皿には、お豆腐が8個入っている。1パックを切ってそのまま調理しているはず」 「……だから何よ、私が多めに作って食べたかもしれないでしょ」 「ううん、そうしたらもっと時間がかかっていると思う。さあ、ほら。美味しいぞ」 「お箸も一膳しか揃えてないから」 「私がイチの口まで運べば大丈夫。さあ」 「ちょ、ちょっと、もう、分かったから」 「うん。待ってくれ、熱いかもしれない…… よし。冷ましたぞ」 「そこまでしなくても…… あ、あー……」 「どうだ、イチ。美味しいだろう」 「はふっ、はっ…… うん、美味しい」 「イチが作った料理だからな。とっても美味しいんだ」 「……」 「どうしたんだイチ、そんな目をして」 「……ありがとう」 「ん、イチ? もう一度……」 「なんでもない」 「何か言っていなかったか」 「なんでもないったら」 「そ、そうか…… じゃあ、もう一口どうだろう。代わりばんこに食べよう」 「ちょっと、もういいって」 「一緒に分けよう。私ばかり食べていたら、不公平だ」 「私が出してるんだから、別にいいってば、ね、垂れて汚れるからよしなさいって」 「イチの料理を一緒に食べたいんだ。もう一つお箸を持ってこよう」 「食べてる間に席を立ったらお行儀悪いでしょっ」 「それもそうだな…… うん、やはり代わりばんこに食べるのがいい。ほら」 「なっ、あ、あーん……」 「いつもありがとう、イチ。やっぱり、将来もイチの料理が食べたいな」 「……そうですか。お粗末様でした」 「まだ食べ終わっていないぞ?」 「なんて言えばいいかわかんないの! オグリの、ばかっ」 「ふふ、今はそうでもいいかもしれない」 「良くない!」 了 ページトップ その2(≫155)≫153より派生 ≫153 二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02 52 01 自分の中のモニちゃんのイメソンです 「もう意外と辛いのに」の部分でおや?と思いました なので落書きしました 引用元 https //bbs.animanch.com/storage/img/1111171/153 了船長22/10/28(金) 21 24 42 ≫153 「ほなモニちゃん、出かけるで」 「は、出かけるってどこにですか」 「どこもヘチマもないねん、着替ええ。撮影に行くっちゅーことや。ほれ、おいてくで~」 「撮影? なんも聞いてないですよ、待ってって」 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 「やあ、タマにモニー。遅かったじゃないか」 「すまんオグリ、モニちゃんがダダこねてしもうてな」 「こねてねえっす。イチもいるじゃん」 「なんか、オグリに無理やり引っ張られて……」 「サプライズパーティちゅうわけやないけど、即席撮影会や。うちらの雑誌の表紙を飾ってもらうで」 「タマモ先輩、私たち、重賞も走ったことないのに」 「ええねんええねん、ウチらばっかり取られたら不公平や。二人にも格好良く写ってほしいよなあ、ってオグリと話しとってな」 「そうだ。さあ、モニーから順番だ」 「控室はこっちな。メイクさんに顔整えてもらお」 「ちょ、ちょい、タマセンパイ、小さいのに力つっよ!」 「小さいは余計や!」 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● はーい、じゃあまずはアップで一枚撮りまーす。これだ! と思う表情を作ってくださいね 「そんなこと言われてもな」 準備ができたらいつでも言ってください 「うーん……じゃあ、これで」 おっ、挑戦的でいいですね。それでは撮ります。カメラの中を見るように、視線ください。 了 ページトップ Part18 その1 ”0日目”(≫35~39) 了船長22/11/05(土) 23 01 51 私は日本ウマ娘トレーニングセンター学園――「中央」トレセンの――生徒だ。 走るのが特別好きってワケじゃなかったけど、ここ一番だけ頑張ってみっか、と試験やレースで少しだけ頑張ってきた結果、ここにいる。 取り立ててメチャクチャ強いとか、速いとか、そういうことは一切ないけれど、私はここで生活している。 色んな能力を積み上げていこうなんて熱意もないし、これから頑張って成り上がってやろうというような気概もあんまり無い。 真剣に取り組んでないのは失礼だろう、中央の学生なんだからヘラヘラするな、ってご意見もよーくわかる。でもこの通り結果は出しているんだし、これは才能でしょ。ときっと私は胸を張る。 私のことを恨む人がいるなら、どうぞご自由に恨んでほしい。『人を呪わば穴二つ』なんて言葉はまるっきり嘘で、呪われて落ちるほうは気にしすぎ、呪ってるのに落ちるほうはただの準備不足なだけだ。私はそう信じて疑わない。 「どうして」も「こうすれば」もない。タイミングを見逃さずにチャンスへ飛び掛かって、するべき時に自分のできることを全力でする。結果は後からついてくる。もっと言えば、その人の能力に見合ったところまでしか出てこないから、事実上決まっているようなものだ。 悩む暇があったら行動するべきだし、可能なら準備を整えて飛び出すべき。そうすれば、後は多少手を抜いてもうまくいく。 誰かに合わせて自分の気持ちや行動は変えなくていい。相手がどう思っていようと、私のスタンスを変える必要もない。私の調子を決めるのは私で、何がベストかを決めるのも私だ。 私を本当に祝福できるのは私だけだ――まあ、いい結果が出た時に褒められるのは、悪い気持ちにはならないけど。 とにかく、私はそうやってここまで来て、ここに居る。 その日、私の目覚めは最悪だった。起き出すときの様子が、いつもと違いすぎているからだ。 いつも通りだったのは、私が起きたときにルームメイトの姿が部屋にもういなかったところだけ。 違ったのは、どんどんどん、とドアを叩く大きな音が部屋に響いていたこと。びっくりして跳ね起きる。スマホを確認すると、いつもよりも2時間以上早い。 寝ぼけてる目でドアを見つめたあと、タオルケットに包まり直す。でも、鳴りやまない。ドアを叩く音はむしろ強くなってもいた。加えて、私の名前まで呼ばれ始めた。 ああもう、なんで同室のレスアンカーワンじゃないんだ、と思う。早朝に起き出して何かしてるのはそっちの方です、私は寝てるハズなんです。 身体を起こしてスリッパを履く。名前を呼ばれてしまったら反応しないわけにはいかない。ワザとゆっくりドアまで歩いて、ドアノブに手をかける。 ノブを回し切った直後、扉が勢いよく開け放たれた。柄にもなくわっ、と声が出る。 視界に飛び込んできたのは、エプロンを握りしめながら肩で荒い呼吸を繰り返し、涙目になっているGⅠウマ娘――クリークちゃんだった。 「モニーちゃん、助けてください」 そう言って、私の手を取る。悪意があるわけじゃなかったけど、驚いてしまった私は思わず、抵抗するように腕を引いてしまった。それでも、クリークちゃんはすがるようにして、手を放してくれなかった。 「なんなん、一体」 「イチちゃんが、イチちゃんが」 焦りと涙でえづいてしまい、うまく喋れていない。とにかくこの人を落ち着けてないとことが進まないと思い、肩をさすって落ち着いてもらえるよう手伝う。 「イチがどうかしたの」 「イチちゃんが脚から血を流して、倒れて」 「えっ」 「イチちゃんがキッチンで倒れていたんです、真っ青で」 言われた数秒間、時間が止まったような気がした。自分の耳を疑う。 「マジで?」 「はい、一緒に朝ごはんとお弁当を作っていたら、突然」 包丁を持ったまま倒れちゃったんです、と息も絶え絶えになりながら話している。あまりにショックだったのだろう、話しながら彼女もふらつき始めた。さする手で肩を掴んで支える。 「ちょっ、大丈夫?」 「私は大丈夫なんです、けれど、イチちゃんが」 「イチは今、キッチンにいるんだよね」 私の問いかけに力なく頷く。彼女を部屋の中に引き入れて、ベッドに座らせる。 「フジさん呼んでくる。ここで座ってて」 「でも、私も」 「まずは落ち着かんとでしょ、後でまた呼びに来るから」 それだけ言って、部屋を飛び出す。納得するまで説得し続けたら、倒れてるらしいイチにたどり着くのが遅くなる。 私は朝日が差し始めて薄暗くなった寮の廊下を、校則をまるっきり無視して、レースさながらのスピードで駆け抜けた。 今思うと、フジさんを起こすために寮長室のドアを叩きまくった私とクリークさんは、よく似ていたような気がする。唯一違っていたのは、部屋から出てくるスピードくらいなものだ。 珍しく髪の毛がハネていたフジさんだったけど、イチがキッチンで倒れてるそうです、と伝えると表情が切り替わった。 「モニーちゃんが最初に気付いたのかい?」 「いや、クリークちゃん」 「今どこにいるのかな」 「私の部屋で休ませてる」 うん、とフジさんが神妙な顔で頷く。 廊下を走りながら情報交換を済ませる。風紀委員が見たら驚くスピードだ。凄いスピードで二人とも走っているのに、私の気持ちは目的地のキッチンから少しずつ離れていった。想像できないものは、見たくない。 でも走っていればいずれはたどり着く。その先では、見慣れたルームメイトが真っ青になって、薄暗い中でも銀と黒に光輝く恐ろしい刃物と一緒になって倒れていた。その脚からは赤黒く小さい粘性をもった液体が一筋、つらりと垂れてもいた。 脚が傷ついているのを見ると、私はともかく、フジさんも少なからず、自分の命が脅かされたような気持になっているようだった。 「モニーちゃん、傷口を」 「救急箱とか?」 「うん、確かその戸棚」 少しだけ震えた声でフジさんが指示を出す。それを聞いて、私もすぐに反応する。私もフジさんも緊急事態に対応するのが得意なんじゃないか、と現実逃避めいたことを考えてしまう。 救急箱の中からガーゼと絆創膏を取り出して、気を失っているイチに向き合う。一つ息を大きく吸って、ぐいと力を込めて傷口をガーゼで押さえる。そのガーゼの上からフジさんが包帯を手早く巻いていく。 二人とも無言のまま手早くイチの左半身を下側に向け、頬の下に手を添わせる姿勢に直す。 「そうしたら、私は宿直の警備員さんを呼んでくる。モニーちゃん、ありがとう」 「ん、クリークちゃんの様子を見てくる」 「うん。二人で休んでいて。大変だったね」 別れの言葉もそこそこに、キッチンを足早に離れる。まだ解決したわけじゃないから、私も安心できなかった。 部屋に戻ると、少し回復したのか、平静を取り戻したクリークちゃんが迎えてくれた。 「イチちゃんは」 「大丈夫、フジさんが人を呼んできてくれるから」 「ありがとうございます」 「いや、ヘーキです。ウチらも休みましょ」 時計を見てまだまだ寝直せるくらいの時間だと判断した私は、タオルケットに包まりなおした。私たちにとって大事件過ぎて、想像よりも長い時間が経っていたように感じられた。 いつもはスマホを見続けないと寝つけなかったのに、この時ばかりは、目を閉じた途端に気を失うようにして眠りについた。 ページトップ その2 ”1日目”(≫47~52) 了船長22/11/06(日) 23 04 16 もう一度ベッドの上で目が覚めたあとも、それはまるで釈然としない一日だった。 いつも通り朝の身支度を済ませて鞄を手に取るけれど、頭の裏がチリチリと小さく燃えているような感覚が止まらなかった。あんなものを見てしまったら、心配せずにはいられない。 部屋を出ると、なんとなく脚がキッチンの方に向く。ドアから覗いてみるともうそこにイチの姿はなく、何もなかったかのように片づけられていた。 唯一、イチのスマホだけが台の上に残っていた。それだけ回収して、鞄に入れる。手に取って画面に表示されたロック画面には、メモアプリのスクリーンショットが表示されていた。 どんだけマジメなの、あいつ。 スーパーへの買い出しのメモだろうか、食材の名前がずらりと、それも野菜ばかり書き連ねてあった。どうしてそんな食材ばかりが書いてあるのか、さっぱり分からなかった。 どうせ毎朝アホみたいに早い時間に起き出して料理するんなら、野菜料理じゃなくて美味しいもの作ればいいのに―― そのメモと今朝の惨状に思考が引っ張られてしまったせいか、授業にもトレーニングにも、まるで身が入った気がしなかった。どうせ普段から全力投球、って感じではないんだけど。 朝に時間をとてつもなく遅く感じた分、昼間の時間が逆に素早く過ぎていくようだった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 一日の終わりに寮の自室へ戻ると、イチが自分のベッドに横たわって眠っていた。 てっきり病院か保健室に送られたのだろうと思っていたから、ドアを開けて目に飛び込んできた光景にギョッとする。 イチは顔を青くして、眉間に重そうな皺を寄せて、もがくように苦しそうな呼吸を繰り返している。時折、んん、とこらえるような声。脚が寝ていても痛むのか、と思ってかけ布団を少しめくって脚を見ると、綺麗に巻き直された包帯が目に入る。 どうして倒れてしまったのかは分からないけれど、なにかにひどく苦しんでいることは明白だった。 眉間の皺だけでもとってやりたいと思って手助けできそうなことを探すけど、まるで思いつかない。せめて、スマホだけでも充電しておこう。 カバンからイチのスマホを取り出して、サイドテーブルから伸びた充電ケーブルに差し込む。慰めるつもりで、オグリのぬいぐるみのすぐそばに置いておく。いつか皆で出かけた時に、私が取ったものだ。 私はクレーンゲームが楽しいから取っただけで、「サイドテーブルにでも置いとけば」とか言ってぬいぐるみ自体はイチに押し付けた。 タマセンパイも乗っかって、「アンタがこれ持ってき」と言っていた。 実際、イチがどれだけこれを気に入ってるのかは知らないけれど、時折手に取ってじっ、と眺めるときもあるから、少なくとも悪いようには思っていないハズ。 改めてぬいぐるみを見直すと、呆けたような、まるで罪のない顔が私を見返してきていた。 イチがやっているようにぬいぐるみとにらめっこをしていると、とんとん、と部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。 ドアの方に振り向いて、開いてますよー、と少し声を小さくしながら返事をする。 「突然すまない、お邪魔してもよいだろうか」 ドアを開けたのは、ぬいぐるみがそのまま大きくなったようなウマ娘――オグリキャップだった。ぬいぐるみと同じように、罪のなさそうな顔をしている。 部屋に入って来るやいなやベッドで寝ているイチに気付いたのか、驚きと心配が織り交ざった表情に切り替わる。 「やっぱりか」 「やっぱり?」 「今日はまだ、イチに出会っていなかったんだ」 そう言いながら、イチのベッドのわきに膝をつくように屈む。 「いつもは毎朝、イチに会うから」 「毎朝?」 オグリの言っていることがイマイチ飲み込めない。やたら早起きするイチが、どうやらオグリキャップと毎朝会っているらしい。 朝という言葉と、オグリの共通点を考える。早朝の自主トレに出ているのは有名な話で、こちらに移籍する前もとても熱心だったことはトレセンの皆が知っている。 私が黙り込んでいると、話が分からなかったと思ったのか、オグリが屈んだままこちらに向き直る。 「実は、毎朝お弁当を届けてくれるんだ」 「は?」 「ずいぶん前からだと思うんだが、私が早朝のトレーニングから帰ってくると待ってくれている」 並列するにはふさわしくない単語が二つ聞こえ、私の脳は輪をかけて考えることにリソースを割き始めた。朝に、お弁当。しかも待っているらしい。 朝からトレーニングするオグリに料理を届けるには、少なくとも同じ時間かもっと早くに起き出さなければいけない。今朝、イチが倒れていたのはキッチンで、エプロンをつけていた。 そもそも、どんな弁当を作るって言うんだ。この健啖家を弁当一つでおとなしくさせるには、とんでもない量を持っていくか、硬いとか味気がないとか、はたまた嚙み切れないような食材を使って、満腹中枢をひたすら刺激するしかない。 そんな食材、この世にあるワケ――いや、スマホのロック画面。 「その弁当って、野菜ばっかし?」 脳裏に浮かんだ仮説を確かめようと、やや興奮気味に質問を投げかける。 「そ、そうだ。イチから聞いたのか?」 オグリの反応を差し置いて、まるで推理小説のクライマックスを読んでいるときのような、謎が一気に解ける快感が脳の中を駆け巡った。 確定じゃあ無いけれど、イチの行動が腑に落ちた――わざわざオグリに野菜だらけの弁当を早起きしてまで差し入れているらしい。 そこまでやるなんて、やっぱり恋心か。嫌がらせのつもりでやるなら、他の人が見ているところで差し入れるほうが効果的なんじゃないだろうか。 「苦しそうな顔をしている…… 心配だ」 イチのおでこに手のひらを当て、顔を伏せている。 「まあ、たまたま貧血とかだったんじゃないの」 オグリの声で現実世界に戻ってこれた私の浮ついた返事に、うん、とオグリが頷く。 「立ち寄ったとこで悪いんだけどさ、イチのこと見ててくんない? シャワー済ませたい」 「分かった。モニーが戻ってきたら私の番だな」 イチをオグリに任せて、私は浴場へ向かった。 お風呂場まで来たものの、浴槽に浸かる気分でもなかった。元からじっくりお湯に浸るような性分でもないのも相まって、シャワーですませて浴場から出る。 髪と尻尾の水気を取りラウンジで少し休憩していたら、知り合いの子から「寮長が探してたよ」と話しかけられた。サンキュ、とだけ返事して寮長室に向かう。 朝よりは控えめに寮長室の扉を叩く。開いているよ、と声が響いた。 扉を開けると、腰かけていたフジさんが立ちあがって私を招き入れた。 「一日お疲れさま、モニーちゃん」 「ども、お疲れです。朝はありがとうございました」 「いいや、モニーちゃんのおかげだよ。とても助けられた」 お茶でもどうかな、とフジさんがポットにお湯を入れ始めた。水で大丈夫です、と返事する。 「イチちゃんの様子はどうかな」 「メッチャ苦しそうに寝てます。今はオグリが看病中」 「そうか…… 毎年、何人かはいるんだよね。無理をしてしまう子が」 自分の分のお茶と、私の分のお水を見つめながら声に出す。 「イチのやつ、いつもめちゃくちゃ早く起きてるんすよ。もっと寝とけばいいのに」 「そうなのかい?」 「どうも、オグリに毎朝弁当差し入れてるみたいです」 へえ、とフジさんが顎に手を添える。 「そんな頻繁に、どうしてだろうな」 「さあ、イチが起きたら聞いてみますよ。メニューも野菜料理ばっかしみたいだし」 「野菜?」 そう伝えると、フジさんは顎に手を当て、ふむ、と何かに考えを巡らせ始めた。 静かになってしまった部屋で水を数口飲んでいると、フジさんの視線を感じた。傾けたコップの影からちらりと覗くと、彼女と目が合う。予想していたけれど少しギョッとする。 「おんなじこと考えてますかね」 「もしかしたらね」 「無理しちゃう理由って、好きだからですか?」 「いや、憎いからという時もある」 はあ、と息を吐きだして椅子から勢いよく立ち上がる。 「水、ありがとうございました。オグリと代わってきます」 「そうしてきて。こちらこそ、来てくれてありがとう」 寮長室を出て、自室へ向かう。今朝走ってきたときと同じ道筋をゆっくり歩く。 あのマジメでお堅そうなレスアンカーワンが、オグリキャップに恋? 意外とカワイイところあるんじゃん。恋愛にはあんまり興味なさそうだし、なんならウブっぽく見えたけど。 部屋でイチの顔を見つめているであろうオグリを思い浮かべると、良いペアなんじゃないだろうかと思う。ライバルは多そうだけど。 自室の扉を開けると、果たしてそこには、私が思い浮かべていた通りにイチの顔をのぞき込むオグリがいた。 「お帰り、モニー」 「遅くなってゴメン、フジさんに呼ばれてた」 交代するよ、とオグリの肩を叩く。 「イチ、起きてなさそうだね」 「ずっと苦しそうだった」 寮長室で考えていたことが頭に引っかかって、私もオグリの横顔を意識してしまう。コイツ、マジで美人だな――ルームメイトが寝込んでいるというのに、少しばかり浮かれた気持ちになる。 部屋から出かかったオグリが、モニー、とこちらに振り返る。 「イチが起きたら、教えてくれ」 「あい、分かった」 オグリを見送ってばたん、と扉が閉まる。時折うめくイチと、部屋で二人きり。 消灯の時間ではないけれど部屋の電気を落として、スマホを手にベッドに横たわる。 おやすみを言う相手のいないさみしさの代わりに響く画面を叩く音。その日は、普段なら読み終わっても眠くならないネットの記事が読み終わる前に眠りに落ちた。 ページトップ その3 ”2日目①”(≫63~67) 了船長22/11/06(日) 23 04 16 薄明るい部屋で目が覚める。いつもならイチが開けるはずのカーテンは、今日もまだ閉まっていた。 身体を横に向けて隣のベッドを見やる。うずくまるような姿勢に変わっているけれど、相変わらず眠っているイチがいるだけだった。私はベッドから起き上がり、カーテンを開け放った。朝日が目にいきなり飛び込んで来て、思わず目を閉じる。 眩む目に視界が戻ってきたころ、部屋の変化に気付いた。スマートフォンの場所がズレている。一度は起き出して触っていたらしい。 もう一つ、妙な違和感を覚えた。サイドテーブルが広くなっている。正確に言えば、スマートフォンだけが机の上に乗っていた。側に添えていたぬいぐるみが消えていたのだ。 寝ぼけて落としたのかな、と思ってテーブルの裏を覗き込む。イチがマメに掃除するからか、ホコリも被っていない綺麗な床が見えるだけだった。 一体どうして――まさか、捨てた? ゴミ箱を覗き込んでみたけれど、何も入っていない。たまに見つめるくらいには気に入っているようだから、そんなワケはない、と心の中でつぶやく。もちろん、ベッドの下にもいなかった。 昨日の夜の寮長室の話が思い起こされる。恋か、その対偶か。 自分はてっきり、恋心だとばかり思っていた。不器用なマジメ屋さんのレスアンカーワンが、地方から来たヒーロー、しかも流行の中心人物に惚れこむ。かわいらしいストーリーだ。 けれど、本当はぬいぐるみを見えないところに捨てるほど憎んでいたとしたら――いやいや、それじゃあいつも見つめていたことの説明がつかないでしょ、と自分で否定する。 部屋の真ん中に棒立ちになって、目の前のベッドでうずくまるイチを見下ろす。私は、この数分間で、彼女のことが分からなくなっていた。 とりあえず、オグリには何も言わないでおこう―― 考えにふけっていた私の頭に、校内の予鈴が容赦なく時間を知らせる。私は何にもまとまっていない思考を部屋において、慌てて寮の玄関口へ向かって飛び出した。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 釈然としない一日。それは昨日の話だ。今日は、受け入れ難い一日だった。 私は誰かのせいで自分のパフォーマンスが下がるような、そんなヤワなウマ娘じゃないと思っていた。これまでのレースも逃げまくって勝っていたから、私は一人で強くなれると信じていた。 そんな自分のアイデンティティを否定されたような気がしたからだ。ルームメイトがちょっと分からなくなったって言うだけで、小テストもトレーニングのタイムも何もかも、目に見えるように調子が落ちていた。極めつけは、私物のパソコンがエラーを出しまくったこと。――これは、私のせいじゃない。 どんなに調子が悪くても空腹感だけは一丁前に主張をしてくるようで、肩を落としながらカフェテリアの列に並ぶ。ハンバーグを見ると、またお腹がぐうと鳴る。 言葉通りつつくようにハンバーグを小さく切って、口に運ぶ。おいしいから、いいか。 こんな小ささで切ってたら時間がかかりすぎる――と思っていたら、おう、と声をかけられた。 「お疲れさん、モニちゃん」 「あー、タマセンパイじゃないすか。そっちはオグリ?」 そうだ、とおかずの山の向こう側から声が聞こえる。オグリが手に持っている食事量は、朝食を食べられていないからか、普段よりご飯もおかずもうず高く積まれているように見えた。 二人が机の向かいに座って、いただきます、と唱えて食べ始める。そういえば言ってないな、とばつが悪くなったので、いただいてます、と二人にならう。 「モニー」 「ん?」 「あれから、イチは起きただろうか」 オグリの目が料理の山の向こう側からかろうじて見えるくらい食べ進めたとき、オグリに質問される。部屋から消えたオグリのぬいぐるみのことを思い出し、本当のことを答えるかどうか少し逡巡とした気持ちになる。素早く口にハンバーグを放り込んで、噛んでいるふりをしながら考える時間を稼ぐ。 さて、どっちで答えるべきかな―― 「いや、見てないね」 「そうか……」 「クリークから聞いたで、えらいこっちゃな」 「寝返りは打ってるっぽかったけど、多分起き上がっては無いと思うわ」 それらしい理由を取ってつけて、ウソをつく。オグリは絶対に心配する。昨日の夜に会話したぶんだと、おそらく不調になるくらい落ち込むだろう。この私が堪えてるくらいだから、オグリはなおさらだ。 「イチちゃんなら大丈夫やって、オグリ。アンタに似て身体の丈夫な子やから」 「私もそう思う。だが、それでも心配だ……」 言葉尻に口が進むにつれ、オグリの箸の動きが遅くなっていく。言い切るころには、左手で持っていたどんぶりご飯をお盆に戻し、肩も首も落としてしまっていた。 「うわ、珍しいな」 悪気は全くなかったけれど、目の前の光景につい、正直な気持ちを呟いてしまった。 彼女の顔を見つめながら、オグリキャップが食事中に箸を止めるほどにまで、レスアンカーワンというウマ娘は彼女に影響を与えていることを知った。 「元気だしいや、オグリ。アンタが落ち込んでもイチちゃんが元気になるわけとちゃう。いつも通り食べて、イチちゃんが起きた後には、いつも通り迎えてあげようや」 タマセンパイの言葉に、うん、と少ししおれたような声で返事をしている。すると、ブルブルと震えた後にガタッと椅子から立ち上がり、腕を肩と同じ高さまで上げ始めた。 「ほっ、ほっ、ひっ、ふー」 「何それ」 「元気を出すおまじないだ。イチにも届いていたらいいな」 タマセンパイと二人で、呼吸をくり返すオグリを見上げる。見つめているうちに私たちにも、食べ進めるだけの元気が湧いてきた。 「なんか協力できることがあったら言ってな、モニちゃん」 「あい、ありがとうございます」 私は、いただきますを言い遅れたご飯の席で、ごちそうさまだけはみんな一緒に合わせて言うことができた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 扉の戸板を叩く。こんこん、という軽い音が響く。少し関西の訛りが入ったような返事が、扉の向こう側から返ってくる。 「はいはいはいー、と……お、モニちゃんやないか」 「お疲れ様っす」 入り入り、と扉を開けようとしてくれるタマセンパイの上から、それ以上開かないように手で扉を掴む。少し屈んで、耳に向かって小声でささやく。 「オグリっていますか」 タマセンパイは耳をピクリと動かし、声の調子を合わせてくれた。 「いや、今はおらんで」 「今、オグリが何やってるか知ってますか」 「風呂行っとる。行ったばかりやから当面は返って来んで」 あざっす、と声の調子を戻して返事する。タマセンパイも部屋の中に迎え入れてくれ、私はオグリの座るベッドに腰かけた。タマセンパイは自分のベッドの上であぐらをかくように座った。 「どしたんや、モニちゃん」 「相談に来ました、イチとオグリのことで」 うん、と準備していたようにタマセンパイが頷く。ヒソヒソ話をした段階である程度検討はついていたのだろう。 「どんな内容や」 「実は、イチが昨日――今日の夜中に、起き出してたっぽいんです」 私の言葉に、ホンマか! と驚いている。 「なんでそう思ったんや」 「昨日寝る前にイチのスマホを充電しといたんですけど、それがずれてたんです。あと、ぬいぐるみが無くなってて」 「ぬいぐるみ?」 「ちょっと前に、皆で外出した時にクレーンゲームで私が取って、タマセンパイがイチに渡したやつです」 うーん……と首を10度くらいだけ横に傾けた後、そんなんあったなあ、と言って目を見開く。思い出したみたいだ。 「置いてたとこの向こう側とかに落ちただけとちゃうんか」 「いや、ベッドの下まで探したんですけど、完全に無くなってて」 私の返事のあと、しばらく、部屋の中を沈黙が漂う。タマセンパイが腕を組んで、何か考えている。 「……まさか夜中のうちに、イチちゃんが捨てた言いたいんか」 「でもそれしかなくないですか?」 そうなんよなあ、と言って、天井を仰ぎ見る。 「そしたら今夜もまた起き出すかもしれんなあ」 「私もそう思うんすよ。だから見張りをつけたいと思って」 「寝ずの番かあ」 うーん……と、首を今度は縦方向に、けれど90度くらい傾けるようにして考え込む。 「フジがええって言うかやな」 「言いますよ、頼めば絶対」 前のめりに説得を図る私の姿勢に、タマセンパイが腕を組んだまま、先ほどよりも深くうなる。 ページトップ その4 ”2日目②”(≫71~75) 了船長22/11/08(火) 23 09 36 「ま、頼んでみよか」 しばらく悩んでいたタマセンパイが顔を上げる。私もその返事が嬉しくて、思わずベッドから立ち上がった。顔色を伺う限りいささかの心配は残っているようだけれど、腹を決めてくれたらしい。 「モニちゃんだけで一晩中はしんどいやろ、何人か協力してもらおか」 「助かります、クリークちゃんは乗ってくれると思います」 「クリークなら安心やな。オグリも心配やろうし、戻ってきたら当番決めよか」 「ダメ!」 タマセンパイが出した名前に、私は反射的に食いついた。驚いたタマセンパイがベッドの上で小さく跳ねる。 「オグリはダメです。呼んじゃマズい」 「なんでや」 「なんでもです。話がややこしくなるんで」 「どういうことや」 「どうしても」 理由を知ろうとして、タマセンパイから繰り返し飛び出してくる質問すべてにノーを突き付ける。私はタマセンパイが折れてくれるまで同じ流れを反復した。 そうこうしている内に、ただいま、という声と一緒に湯上りのオグリが帰ってきた。私たちはヒュッと息を吸って黙り込み、目線だけを合わせてこれまで何もなかったように振る舞う合図をした。 「やあ、モニー」 「おす、ジャマしてるよ」 「二人ともどうしたんだ、そんなに肩を張って」 「なんでもないねん、ほな、ちょいと出かけてくるわ」 あまりにも不自然な流れで、タマセンパイが部屋の外に出ようとする。 「どこに行くんだ?」 「あ~、ちょいとフジに用があんねん」 「私も行こうか、タマ」 ついてこさせちゃゼッタイにマズい。私は慌てて会話に割り込む。 「いやいやいやいや、私が行く。部屋戻らなきゃいけないし。あ~、オグリはその、尻尾と髪、乾かしときな」 「分かった。あっ、そのまま部屋に戻るのか?」 「うん」 「少しだけ待っていてくれないか」 そう言うと、オグリはドアを閉めることすら忘れ、半開きのまま部屋を飛び出していった。タマセンパイと顔を見合わせて、安堵のため息を一つつく。扉を締め直しながらタマセンパイがつぶやく。 「ウチらの息、ぴったりやったな」 「助かりました」 「理由は知らんけど、オグリに聞かれたらよくないらしいっちゅうことだけは分かったからな」 この辺の察しの良さはさすが年長者だ。一つしか違わないなんて思えないほどしっかりしている。 「今のうちにクリークに連絡しといてくれへん?」 私はスマホを取り出して、寮長室まで来てもらうように手早くメッセージを打ち込んで送信した。たまたまタイミングが良かったのか、すぐに『わかりました』と返事が返ってくる。 オグリに言われた通り、部屋で待ち始めて5分。もう行っちゃいませんか、と言おうとしたまさにそのとき、慌てた様子でオグリが戻ってきた。 「待たせてしまってすまない。これをイチに届けてくれないか」 手に持った白い花を一輪、私に差し出す。タマセンパイも目を丸くして花を覗き込んでいる。 「どこから持って来たんや」 「美化委員の人に貰って来たんだ。何か、お見舞いに合うものは無いかと頼んできた」 「ガーベラか。ええ色やな」 白いガーベラを注意深く受け取る。しっとりしているが、上に向かって伸びる花弁を見つめながら、私はこの花が「ガーベラ」という名前を持っていることしか分からなかった。 それでも、目の前にいる二人の毛色に似た光を放つそれは、たとえ一輪でも強い意志と希望を感じさせていた。 「部屋に花瓶、あったかな」 私の独り言に、オグリがはっ、と息を呑む。 「そ、そうか。すまない、また少し待っていてくれるか。すぐ借りてくる」 言いながら後ろを向き、また今にも部屋を飛び出そうとするオグリの腕を、タマセンパイが掴む。 「ええってええって、フジに言うたら借りれるやろ」 「そうそう。花、ありがと。イチのベッドの側に置いとくよ」 「よろしく頼む。早く、良くなってほしいな」 「それじゃ、おやすみ」 「ほな、ちょっとの間だけ留守番頼むで」 オグリに軽く手を上げ、タマセンパイの部屋から立ち去る。私たちはフジさんの部屋に向かって、真っすぐ歩きはじめた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 昨日の夜とほぼ同じ時間、また寮長室の、しかも同じ椅子に私は座っていた。淹れてもらった水も同じくらい減っていた。昨日と違うのは、机の上にガーベラを差した花瓶が置いてあることと、私の側にもう二人生徒がいること。 「つまり、夜、イチちゃんが起き出しているかもしれないから、皆で看病したいということだね」 そうです、と私は間髪入れずに答える。クリークちゃんも私の隣で、うんうんと頷いてくれている。 「脚を切ってしまったのに、お医者さんのOK無しで歩き回るのは危ないですから、すぐ近くに誰かいたほうが良いと思うんです」 毅然とした声と面持ちでクリークちゃんが意見する。いつものふんわりとした、語尾を伸ばすような喋り方からは想像できない、固い意志を感じさせる調子だった。 ゆっくりと私たちの話を聞きこんでいたフジさんが、おもむろに口を開く。 「モニーちゃんの話だと、イチちゃんはオグリのぬいぐるみを自分でどこかに置いてきてしまった……」 そうつぶやくと、ふむ、と顎に手を当てて何かを考え始める。 「部屋にはぬいぐるみは無かったんだよね?」 「ゼッタイ無いです。部屋の外にあるのは間違いない」 「イチちゃんの脚の傷の様子は見たかい?」 「見てないですけど、ぬいぐるみをどかしたいだけならベッドに寝たままでもできますよ。部屋の外に出すには歩くしかない」 そうだよね、とフジさんがもう一つ小さくつぶやくと、また考え込むモードに入った。 机の上に視線を向けるフジさんを見つめながら、私は昨日の話を思い出していた。この学園の子が無理をしてしまう理由は二つ。好きだからという理由と、憎いからという理由。 今朝の出来事が起きるまでは、「まさか、イチに恋バナがあるなんて」と無邪気に楽しんでいた。しかし、改めて一つ一つ状況を解きほぐすと、もしかしたらもう一つの方だったのかもしれない、と思わざるを得なくなってきた。 それまで傷つける素振りも無かったものに人に知られず手をかけたくなるような衝動の名前を、私はまだ知らない。私はそれが怖くて、それに従ったイチのことも少し不気味に思ったし、心配にもなった。 それを知りたい気持ちと、それは違うと言ってやりたい気持ち。その二つが私の中でせめぎ合っていた。 「……分かった。看病してもいいよ」 じっくり考えていたフジさんが顎から手を外し、私たちを見る。 「ありがとうございます。良かったぁ」 クリークさんが安堵したように、いつもの口調に戻る。そのゆったりとした響きが、私たちの気持ちにもいくばくかの安心感をもたらした。しかし、私たちの緩んだ気持ちを律するように、フジさんの凛とした声が部屋に響く。 「ただし、あんまり遅くまで起きているのは良くないから、午前3時までにしよう。3時間ずつで交代にして、11時から午前1時までがモニーちゃん、1時から3時まではクリーク、タマモ先輩は……」 「ウチはオグリの番やったるわ。慌てて何かしたがるかもしれんし、そっちのストッパーになる」 うん、とフジさんが頷く。 「クリークは途中からになるけど、それまでに何か準備とかはせず、きちんと休むんだよ」 「はい、わかりました~」 「何かあったら、必ず私に知らせてね。良いことでも悪いことでもいいから。常に起き出せるようにしておくよ」 作戦会議は着々と進み、各々の役割が決まる。連帯と使命感が私たちの間で共有され、不思議な熱気を醸し出していた。 ページトップ その5 ”2日目③”(≫82~86) 了船長22/11/09(水) 22 50 40 「あのっ」 その熱にあてられてしまったのか、私は思わず声を上げて真っすぐに立ち上がり、全員の顔を一瞥する。その場にいる全員の目が私に向く。そのまま、恥ずかしい気持ちが湧き上がってくるのを感じながら頭を少しだけ下げた。 「みんな、ありがとう」 「そんな、どういたしまして~」 「モニちゃんが言うてくれんかったらこうはならんかったんや、気にせんでええって」 「そうだね。モニーちゃんのおかげだ。素直に助けを求めてくれて、ありがとう」 三人の言葉に、ますますばつが悪い心持ちになってしまう。『誰かのために、他の誰かにお願いをする』という経験も気概も無かったからだ。 そんな場の空気を初めて吸った肺と脳が、情報を処理しきれずに混乱する。 「別に、そんなワケじゃ」 「モニーちゃんのおかげです、いいこ、いいこ」 「ちょっと、何」 「うふふ、よく頑張りましたね」 クリークちゃんが、まるで子供をあやすかのように目線の高さまで膝を曲げて、頭を撫でてくる。 別に、頑張ってなんか――むしろ、他人に自分のできないことを投げつけただけだ。タマセンパイもフジさんも、目元を緩めながらこちらを見るだけで止めようとは一切してこなかった。 「ああもう、解散解散。皆やることわかってるっしょ」 せやな、と言ってタマセンパイが椅子から降りて寮長室を出る。クリークちゃんは私の頭を撫でる手を止めることは無かったが、ドアの方に身体を向けてくれた。 タマセンパイに続こうとして、フジさんに呼び止められる。 「モニーちゃん、忘れ物だよ」 振り向くと、花瓶を指さしていた。両手で持ち上げて胸の高さで支える。ガーベラの花が口元まで届きそうになる。 「モニーちゃんは、ガーベラの花言葉を知っているかい」 「知りません」 「希望、純潔、律儀。清らかで明るい未来を示し、誠実さも込められているんだ。そこに、本数によっても意味が加えられる」 「そうなんですか。一本だとどういう意味なんです?」 私の質問に、フジさんは一拍間をおいて、立てた人差し指を自分の口から鼻に向けて添えた。 「『あなたは私の運命の人』」 「マジ?」 飛び出た言葉に驚き、敬語も忘れてしまった。 「うん。オグリがそこまで知っているかどうかは、分からないけれどね」 じゃあ気を付けて、と言われ寮長室を出る。美化委員の子も知らないんだろうな――と思いながらクリークちゃんとも別れ、私は自室に戻った。 寮のあらゆるところで、消灯を知らせる放送が響く。その音を合図に、電気を消して静かになる部屋と、明かりを灯しっぱなしであんまり静かにならない部屋がだんだんとはっきりしてきて、そのうち誰かに怒られて静かになる。 許可を貰った事実上の夜更かしができる非日常感とイチへの気がかりな心、好奇心がごちゃ混ぜになり、私は妙な興奮を覚えていた。クリークちゃんの来る25時まで起きて様子を見なければいけない。 部屋の電気を消す直前、イチの顔を見やる。苦しそうな呼吸音と眉間の皺は、まだそこでイチのことを押しつぶしているようだった。 パチン、と軽い音を立てて部屋の電気が消える。いつも通りの暗さにならず、軽い違和感を覚える。部屋を見回して、いつもは閉まっているカーテンが開けっ放しになっていることに気付いた。 この部屋のこと、実はイチに任せっぱなしだったのかな――少しだけ反省する気持ちが生まれてきた。次から、カーテンは自分で閉めるようにしよう。 その習慣の一歩目として、試しにカーテンを閉めてみた。部屋がいつもの暗さに戻る。 ぴったりと閉め損ねたカーテンの隙間から覗く月光に照らされた白いローズマリーと花瓶が、サイドテーブルの上に虹色の光を落として暗い部屋の中で淡く浮かび上がっていた。 私物のパソコンの電源を入れ、読む気もない記事を片端からクリックしては閉じていく。そのうち、トレセン学園のホームページにたどり着いた。 特集はもちろん我らのヒーロー、オグリキャップ。クリークちゃんもいるし、イナリの名前もあった。同情するべきか、翌年にクラシックを迎える後輩たちのニュースのスペースは気持ち小さくなってしまっていた。 注目の子の名前はドクタースパート、サクラホクトオーに、『続け葦毛の伝説に』と大仰な見出しを載せられているウィナーズサークルという子たちらしい。ずいぶん田舎っぽい服装と顔立ちで、アワアワ、という声が聞こえてくるような、困ったような笑顔を浮かべている。 そんな見出しを書かれてはいるけれど、まだ未勝利戦にしか出場していない。レースの動画ではいい走りをするのに、ゴール手前で力が抜けて1着を逃している。勝つ気が無いのかと思う。 申し訳ないけど、この子たちのこと知らなかったな―― まだまだ知らない後輩たちの名前を見つめながら、イチと時計の進みを交互に見比べる。どちらも動いていないのではないかと思うくらい、時間が長く感じられた。 この調子で、あと2時間以上も耐えなきゃいけないのか。少しずつ迫りくる眠気と必死に戦いながら、イチとパソコンの画面を交互に見る。 そんな真面目にトレーニングしたわけじゃないのに何でこんなに疲れてるんだ、と思ったときにはもう、私の意識は自分の身体から離れていた。 ヤバい、寝てた! 役割を思い出した脳が覚醒する。私の身体はバンジージャンプで飛び降りたあと、伸びきったロープが反動で戻るようにして文字通りに跳ね起きた。 慌ててイチを見る。姿勢が若干変わっていたけど、スリッパも毛布も、大きい変化はなかった。軽い動悸がする胸を落ち着かせながら時計を見ると、1時53分を示している。 いっけね、もうすぐクリークちゃん来るじゃん――と思った矢先、こんこん、と控えめに戸が軽い音を立てた。 パソコンを急いで、でも音を立てずに机の上に置き直して扉の方に向かう。スマホの光を懐中電灯代わりにして床を照らしながら、クリークちゃんを迎え入れる。 「おつ」 「お疲れ様です~。イチちゃん、大丈夫そうでしたか」 「わるい、寝落ちてた。いつからも分かんない」 「あら、一日大変でしたもんね」 「なんか体力無くなってて。ゴメン」 「交代して私に任せてください~。しっかり休んで、元気いっぱいです」 クリークちゃんがおどけて力こぶを作るふりをしている。 「さすが」 「見ててくれてありがとうございました、代わりますから、モニーちゃんはもう休んでください」 お言葉に甘えて素直にベッドの上で寝そべった。 「椅子、使って。膝掛けはイチのやつがそこにあるから使っちゃえ」 「分かりました。自分のを持ってきましたから、大丈夫ですよ」 ふわぁ、と自分の口からあくびが漏れる。ここ二日間の出来事で、元々の体力が削られているのかもしれなかった。 「それじゃ、先におやすみ」 「おやすみなさい、モニちゃん」 掛け布団の中にもぐりこんで、また目を閉じる。椅子の上でうたた寝していた時と同じように、私はするりと眠ることができた。 ページトップ その6 ”最終日①”(≫93~97) 了船長22/11/10(木) 22 13 05 光を感じて目が覚める。一度深夜に寝落ちていた分、幾分かゆっくりと起きることができた。 上半身を起こして部屋を見回す。クリークさんがどのあたりで看病していたのか分からなくなるほど、整頓して部屋をあとにしていたようだ。椅子も膝掛けも元通りになっている。 ベッドから立ち上がってイチの様子を見る。額の苦しそうな皺は取れ、顔つきも柔らかくなっていた。掛け布団のへりは曲がることなく真っすぐな姿勢で眠っており、呼吸も穏やかなものになっていた。 クリークさんが上手いことやってくれたようだ。 良かった―― 肩と頭の先に感じていた重みのようなものが、すうっと晴れたような気持ちになる。制服に着替えるために腕を上げると、昨日おとといより幾分か軽い力で高く持ち上がる。 「心配かけんじゃないよ、不器用なクセに」 思わず口からこぼれた言葉は、幸い誰にも聞かれることなく、部屋の壁に吸い込まれて消えていった。 「おはようございます、モニーちゃん」 挨拶に振り返ると、一体いつまで起きていたのか、やや疲れが見える笑顔でクリークちゃんが手を振っている。 「うわ、平気?」 「はい。あの後、イチちゃんが起きてくれたんです」 「やっぱり。朝起きたらイチの姿勢がやたら良かったから、上手くやってくれたのかなって」 「少し怖がっていた様子がありましたけど、ご飯も食べてくれて。ちょっとだけ叱っちゃいました」 そう言うと、クリークちゃんはへこんだような面持ちになる。 「どうせ何か、勝手に思い詰めて自滅してたとかでしょ? クリークちゃんが落ち込む意味無いって」 「そうでしょうか……私も少し、頑固になっちゃいました」 「いいっていいって、私たちにこんだけやらせておいて、叱られないなんて方がおかしいんだから」 この子は火山みたいに怒りを噴火させないんだろうけど、グツグツと煮えて、我をしっかりと通すタイプなんだろうと感じる。一番怒らせたくない。 「イチちゃんに食後の休憩をしていて欲しくて洗い物まで済ませていたら、寮長さんに『起き過ぎだよ』って怒られちゃいました」 「そりゃそうっしょ。夕飯作って食べさせてるところまででも大変だってのに」 ふわぁ、という音がクリークちゃんから聞こえて顔を見上げると、恥ずかしそうに口元を手で隠して涙目になっている。らしくないけれど、あくびを我慢できなくなるくらい遅かったようだ。 改めて感謝の意を伝え、教室に向かう。歩きながらも時おり口元を隠す仕草をする彼女は、『天才』と呼ばれる高速ステイヤーではなく、どこまでも人のために優しい、等身大の一人の学生だった。 夕方になって用事を概ね済ませた私は、トレーニングも放り出して寮長室へまっすぐ足を向けていた。 もう慣れた手つきでドアを数回叩き、フジさんの返事を待って扉を開ける。椅子に深く腰掛けていて、クリークちゃんと同じく、少し疲れが残って見える表情をしていた。 「一日お疲れ様、モニーちゃん」 「お疲れです。どうしたんすかその顔」 私の質問に、「いやあ、少しね」と困ったような笑顔を浮かべる。 「昨日の夜、寝ました?」 「それがね……イチちゃんが起きたのは、もうクリークから聞いたかい?」 「はい。フジさんに怒られたってところまで聞きました」 私の指摘に、『困ったな』と言わんばかりの表情を作る。 よくよく考えると、時間を過ぎて世話を焼いたクリークさんもやりすぎだけど、それを夜のうちに叱ったフジさんは一晩中起きていたってことになる。いくら寮長とは言え、身体の調子をおかしくしてしまいかねない。 「フジさんは結構変なほうですけど、ずっと起きてたのはバケモンすよ」 「モニーちゃんの言う通り、今日はちょっと大変な日だったね。うっかり居眠りしそうになってしまったよ」 にこやかに笑っているけれど、話がすれ違ってしまって上手く噛み合わない。寝不足はフジ寮長の調子すらおかしくするのかと感心してしまう。 質問を直球で投げかけるべきだと思った私は、知りたいことをそのままぶつけることにした。 「イチ、どうでしたか」 何か反応を引き出せるんじゃないかと狙いをつけて、ワザと浮ついた質問にする。ところが、笑顔をほんの少しだけ緩めただけで、表情に大きな変化は表れなかった。 「自分の中で気持ちが混乱していただけだったよ。正義感の強い、とっても良い子だ。自分のことを悪者にしたがる節もあるけれど」 青く透き通った目が遠くを見やるように壁を見つめる。私たちを見守る、優しさにあふれた目だった。 「……よく分からんけど、とりあえず大丈夫そうなんすね」 「うん。あとは、当人たちで解決できると思うよ」 「オグリとイチで?」 私がフジさんの提案に驚いていると、それに合わせたかのようにコンコン、とドアをノックする音が響いた。 「入るでー。お、モニちゃんもおったんか」 「タマセンパイ」 「お疲れ様、トレーニング終わりに呼んでしまってゴメンね」 かまへんかまへん、と手をヒラヒラさせながら私の隣に腰かける。ちょこん、という効果音を鳴らしてやりたい。 「今、なんや失礼なこと考えとらんかったか」 「え、すご。エスパーっすか」 「否定せんかい!」 タマセンパイが噛みついてくるも、どうにも滑稽さのほうが目立つ。逆に笑いがこみあげてきた。それを見て、また噛みつく。 ハイハイ、とフジさんも笑いながら会話の間に入ってくる。 「本題に戻ろう。結論から言ってしまうけど、モニーちゃんには今晩、部屋を一日だけ交換してもらおうと思う」 「交換?」 「オグリをモニちゃんの部屋に送って、二人で話し合わせようってことやんな」 「その通り。寝起きに顔を合わせても、オグリならヒートアップすることは無いだろう」 「イチが昨日の――正確には今日ですけど。夜どんな様子だったか知りませんが、ホントに大丈夫ですか」 私の疑問に、フジさんが一つ頷く。 「大丈夫。イチちゃんについては、モニーちゃんも良く知っているだろう」 そりゃあ、別に暴れたりするタイプじゃないけど――逆に、何も言わずに閉じこもって、事態が変わらなくなる可能性は捨てきれないとも思う。 「オグリはああ見えて結構ガンコなところもあるからな、何かしら突破口は見つけるやろ」 タマセンパイの助言を聞くと、一抹の不安は残るけど、それもそうか、という気持ちになった。呆けているようで、ズンズンと踏み込んでいくのがオグリの強みだ。 決まりだ、とフジさんが手を叩く。椅子から立ち上がって、部屋を出る準備をし始めた。 「オグリは今どこに?」 「まだトレーニング中やけど、そろそろ夕飯食べるころやな」 「オグリには私から伝えておこう。モニーちゃんとタマモ先輩は準備を整えておいて」 私たちも席を立つ。 「モニちゃんはもうメシは済ませたんか」 「はい。あとシャワー浴びてくるだけです」 「シャワーだけとちゃうて風呂に浸かってき。どうせオグリもすぐには戻ってこんし。ほな、また後でな」 別に疲れてないし、シャワーだけで構わない。 そう思って寮の浴室でいつも通り身体を洗っていたが、ふと、タマセンパイの言葉を思い出してお湯に浸かってみた。足先から恐る恐る水面に触れると、熱くてびっくりする。 暑苦しくてメンドいな、と思っていたけれど、慌てた様子の他の子たちに「お風呂で寝たら死んじゃうよ!」と叩き起こされるまで、自分の体力が尽きていたことに気付いていなかった。 ページトップ その7 ”最終日②”(≫103~105、109) 了船長22/11/11(金) 22 46 53 まだ湯上りでふらつく足元で浴室から部屋へ戻ってくると、自室のドアの前でソワソワと動き回る影を見かけた。 「何してんの、オグリ」 「ああ、モニー。お帰り。フジからここで待つように言われていて……」 ドアノブをゆっくり回して、音を立てないように部屋へ入る。オグリを招き入れると、イチが視界に入ったのだろう、私の横を大きめの歩幅で通り過ぎてベッドの側へ駆け寄った。そのままイチのおでこに手を当てている。 「昨日より落ち着いてるでしょ」 「うん。顔色も良くなっている」 オグリの横顔を覗くと、心の奥底から本当に安心したような、優しい表情をしていた。私は自分の身支度を整えながら、背中越しにオグリに質問を投げかける。 「フジさんからなんて言われたの?」 「『イチちゃんと決着がつくまで一緒にいてね』としか言われていないんだ。モニーは何か聞いているか?」 「う~ん……まあお互い、腹割って話してみてほしいわ。私じゃ聞けないこともあるだろうし」 手早く充電ケーブルとパソコンをまとめて、脇に抱える。 「モニーではなく、私が?」 「そう。私も正直、イチのことよくわかんないんだよね。良いやつなんだけどさ」 「そうなのか……分かった。任せてくれ」 それじゃあ、と言って部屋を出ようとする直前、オグリに呼び止められた。 「イチを任せてくれてありがとう、モニー」 真っすぐな目でストレートに気持ちをぶつけられた私は、思わず目をそむけた。 「別に、毎朝会うほど仲いいんでしょ。私よりイチのこと、詳しいじゃん」 そう言うと、オグリが顔を伏せ、さっきまで頼もしかった表情を暗くした。 「……実は、私はイチのことを良く知らないんだ」 「え?」 ゆっくりと息を吸いながら、重々しく言葉を紡ぐ。 「いつも、イチから色々なものを貰うんだ。お弁当だったり、応援の言葉だったり、元気も……だが、私は何もイチにお返しできていない。私は……イチの名前も知らないんだ」 「イチの本名ってこと?」 「そうだ。何か聞こうと思ったり、手伝おうとすると、いつも逃げられてしまう」 もしかしたら、と小さくつぶやいた後、耳を力なく前へ垂らしてベッドの側に膝をつく。 「嫌われてしまっているのかもしれない。貰ってばかりで、何かをしようとしている私に、愛想を尽かしているのかも」 そう言って落ち込んでいるオグリを見ていた私は、なんだかムカついていた。なんなんだ、この二人は。全くお似合いじゃないか。 イチもオグリもまるで鈍感だ。どんなに昔のラブストーリーでもこんな登場人物はいないだろう。なんせ、話が進まない。 私はまだ、この学園でそんなことしてくれる人に出会っていないのに――なんなら私の方が長く、イチと一緒にいたはずなのに。 そんなことを考えている自分にも攻撃的な気持ちが募っていた。自分のこのイライラと、これまで自分が積み重ねてきたことが反発しているから。 自分から相手を排し一人で強くなろうとしてきたんだから、そりゃ誰にも深く好かれはしない。そんなことはわかってる。 でも、実際に目の前で『うまくいったとき』の世界を見せつけられると、それはそれでどうしようもなくムカつく。 しかも本当のところ、イチはアンタのことを憎んでいるんだぞ―― 「ねえ、オグリ」 少しだけ棘のある声が自分の口から飛び出す。はっとした様子で、オグリが素早く顔を上げる。 「今夜中に解決してよね、マジで」 「うん。任せてくれ」 真剣な表情と一緒に返事が返ってくる。やり場のないムカムカにブーストがかかる。 じゃあ任せたから、とだけ言い残して、私は足早にタマセンパイの部屋まで向かった。 「お疲れです、ジャマします」 「おーモニちゃん、よう来たな」 少しだけ乱暴にドアを開けた私に、タマセンパイが目を丸くする。 「……どしたんや、なんかあったんか」 「別に、何でもないですッ」 「小指でも打ったんか」 「廊下を歩いてきたんだから、ぶつける所が無いですよッ」 喋りながらズンズンと大股で部屋に入り、空いているベッドに座り込む。そのままパソコンのケーブルを引っ張り出して本体とつなぎ、空いている電源を探す。 オグリの充電器引っこ抜いてええで、とタマセンパイが助言をくれた。素早く抜いて、私の分を差し直す。 「イチちゃん起きとったか?」 「いーや。まだスヤスヤしてます」 「……なんや、カリカリしとるなあ」 つっけんどんな私の口調が理解できないのだろうか、少しばかりの間をおいてタマセンパイが声を発した。振り返って見ると、手にはスナック菓子の袋を持っていた。 「せっかくやし、モニちゃんも食べるか?」 「貰います」 にんじんチップスを手のひらに乗せてもらって、一息に口の中へ放り込む。 「そんないっぺんに食べたら勿体ないやろ! 大事に食べや」 そういうタマセンパイは有言実行か、一つ一つつまみ出しては二回に分けて食べている。 「……イチがあんなに好かれてるって知らなくて。私もまあ頑張ったのに、なんかヤだなって思っただけです」 「まだイチちゃんはモニちゃんが頑張ったって分からんからなあ。起きてからちゃんと話せばええ」 タマセンパイが、ほれ、と言いながらまたお菓子の袋をこちらに出してくれる。受け取ろうとして手を差し出すと、袋を引っ込めて反対の手で握ってきた。 「うわッ」 「モニちゃんはよう頑張った。誰かに何か頼むの、得意じゃないタチやろ」 私は何も言わず、タマセンパイの手を見つめる。 「うちらもモニちゃんのこと、あんまりよう知らんかったからな。イチちゃんもどうやらお堅いだけのマジメってわけちゃうみたいやし、良かったなあってフジとも話しとったんや」 「……急に先輩風吹かせないでください」 「風も何も、こちとら稲妻サマやぞ。おおきにな」 誰かに頼りたくないのは、こういうのに慣れていないから。 いい結果ってワケでもないのに、褒めちぎられるのは気恥ずかしい。私だけが私の機嫌を取ればいい。 でも、タマセンパイにこうやって褒められるのは、悪い気分じゃない。 誰かと対話することを面倒臭がらないで、ちゃんと対話して、歩み寄る。 キザな考え方でホントは怖がってる気持ちを誤魔化さないで、必要な時にはきちんと頼る。 自分ばっかりの責任じゃ、できないこともある。 パソコンを脇に置いて、タマセンパイの手の上に重ねる。 「今日まで、ありがとうございました」 「大したことやないで、モニちゃん。今度はトレーニングの手伝いでも、やらせてもらおかな」 「イヤっす。絶対勝たしてくんないから」 イチのおかげで自分の殻を破れた私は、きっと少しだけでも、成長できたのだと思った。 了 ページトップ その8(≫155~159) 了船長22/11/20(日) 23 20 39 「優等生サマ」は今日、帰りが遅くなるらしい。ドアの脇にかけられた、時の流れをイヤでも感じさせるほど色の抜けたホワイトボードが、私に語りかける。 別に、その優等生サマがとうとうグレたから、とかじゃない。無知なフリをできないくらいには、その優等生サマと一緒に過ごしてきたつもりだ。 中央の学生、特にレース専攻で選手として走る私たちは、求められたならそれを満たせるくらいにトレーニングに励まなければいけない。ひいてはそれがファンの人――沢山いるわけでは無いケド――の笑顔にもつながるから。最初の話題には上がらないけど、3次会くらいで「そういえばあの子すごいよね」くらいのレベルにつながれば、まあまあ嬉しい。 話を戻すけど、優等生サマで私のルームメイトが遅くなる理由は、ナイターレースに慣れるよう夜のコースを走り抜く練習をするから。地方のトレセンが主催するレースでは、夜遅くまでレースをする。珍しいことじゃない。「未成年を夜遅くまで走らせるなんて、どういうことだ」なんてくだらん口喧嘩する大人もいるにはいるけど、私達はやりたくてやってるんだから口出ししないでほしい。 もちろん、遅くまでかかる練習はめちゃくちゃ疲れる。やっぱりこう、日が照らすうちにサボれるわけじゃないから、もう意外と辛いのにめちゃめちゃ追い込まないといけないから消耗が激しい。次の日の学科でうとうと船を漕いでる子がいたら「ああ、あの子は昨日、夜練だったんだな」と先生たちも配慮してくれるくらいには体力がなくなる。そんなときだけは先生に感謝です。でも小テストの量とクオリティ、落としてほしい。 ルームメイトが帰って来ないと分かった私は、いつも使っている、すっかり耳に馴染んだワイヤレスイヤホンを嵌めた。トレセン学園の合格が決まって、私以上に喜んでるパパとママに頼んだらするりと買ってくれた、ミドルクラスのイヤホンだ――ルームメイトに値段を話したら、「高くない!?」って驚くくらいの価格だけど。 もちろん、遅くまでかかる練習はめちゃくちゃ疲れる。やっぱりこう、日が照らすうちにサボれるわけじゃないから、もう意外と辛いのにめちゃめちゃ追い込まないといけないから消耗が激しい。次の日の学科でうとうと船を漕いでる子がいたら「ああ、あの子は昨日、夜練だったんだな」と先生たちも配慮してくれるくらいには体力がなくなる。そんなときだけは先生に感謝です。でも小テストの量とクオリティ、落としてほしい。 ルームメイトが帰って来ないと分かった私は、いつも使っている、すっかり耳に馴染んだワイヤレスイヤホンを嵌めた。トレセン学園の合格が決まって、私以上に喜んでるパパとママに頼んだらするりと買ってくれた、ミドルクラスのイヤホンだ――ルームメイトに値段を話したら、「高くない!?」って驚くくらいの価格だけど。 曲のサビに近づくにつれて、私の身体の揺れはどんどん大きくなっていった。もっと、もっとだ。私を満たせ。脊髄反射で動く身体が、思わず涙を流すくらいに、絶体絶命なまでに私を追い込め。 右手に握った端末の音量ボタンを大きくする方に数回連打する。単純明快だ。大きければ大きいほど、私を気分良くしてくれる。部屋の真ん中で、悦に浸れる。 正味なとこ、レースはだりいし脚は痒いし、終わったあとはめちゃくちゃしんどい。でも私は、私達はどういうわけか、それを止められない。走りたくて、なおかつ勝ちたい。一人勝ちできるならそれに越したことはない。私がレースで先頭を走り続ける理由はこれだ。一人で戦って一人で勝てば、誰も文句は言ってこない。 私の膝が音に合わせて曲げられては、また伸びてを繰り返す。身体はどんどん心地よい音に身を任せていった。 そうしているうち、少し落ち着くような緩急をつけてから、最後の大サビに入る。繰り返されるメロディと韻を踏んだ歌詞、速いテンポが大きな波となって私をトレセンの寮室ではないどこかへ運ぶ。それに合わせて、身体の揺れは大きくなっていく。私は自分の世界にすっかり浸りきっていた。 気持ちいいな―― 満足感と一緒に、ボーカルの吐息と共に音楽が終わる。すべてをやり遂げた気持ちで、太ももに心地よい疲労感も覚えた私はイヤホンを取り、寮室の天井を見つめた。トレーニングもレースも辛いけれど、時折こんな気持ちにひたれるのであれば、もう少し続けてやってもいい。 「モニー、今なら聞こえるだろうか」 背後から飛びかかってきた予想外の音に、私は鳥肌を浮かべながら跳び上がった。きっと、みっともないような声も上げていたと思う。 「その、何か辛いことがあったのなら、相談に乗るぞ」 脂汗を耳の先から流しながら振り返ると、果たしてそこには、すっかりニュースの写真で見慣れた葦毛のスーパーウマ娘が、困惑しきった表情で立っていた。 「イチにも言えないことなら、私が聞ける。大丈夫か?」 一人で最も気持ちよくて、最も誰かに見られたくない姿を目撃された私は、レースで発揮する集中力さながらに、部屋を最大速度で飛び出した。 了 ページトップ その9(≫179)≫177より派生 ≫177 二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 20 34 25 タキオンの薬で幼児化してしまったオグリ(ハツラツ)を餌付けするイチちゃん・・・ 了船長22/11/25(金) 03 54 23 ≫177 「前回までのあらすじや」 「ある日朝起きたらオグリがちっこくなっちまってさぁ大変、こんな時に限って肝心のクリークはレースで不在、とんと大変なことになっちまった。タキオンのヤツをとっちめなきゃなあ」 「騒ぎを起こさないために、何故か私とイチの部屋で預かることになったってワケ。……なんで?」 ◇◇◇◇◇◇◇ 「おねえちゃん、だあれ?」 「わ、私は……イチ。イチっていうの」 「イチ? イチおねえちゃん?」 「そうよ。ええと、よろしく、お願いします」 「うん! よろしくね……わあっ」 「あッ危ない、大丈夫? 痛くない?」 「……うう〜」 「痛かったわね、泣かないで。ほら、よいしょ! ……ね、あなたは強い子だから。そうだ、あなたのお名前は?」 「ハツラツ」 「は、ハツラツ?」 「オグリキャップだけど、おかあさんはハツラツって呼ぶの」 「ハツラツ、ハツラツ……かわいい名前ね」 「えへへ、ありがとう。……お腹へった」 「なにか食べよっか。おいで、作ってあげる」 「ほんと? やった!」 「いっぱい作るからね、全部食べるのよ?」 「うん!」 みたいな感じでしょうか(ハツラツさんはイチちゃんに抱っこされています) ページトップ その10(≫186~187) ≫了船長22/11/26(土) 02 23 35 「前回までのあらすじや」 「タキオンに元通りの薬を最優先で作らせちゃあいるが、どうにも難航しててもうしばらく辛抱しないといけねぇ」 「小さくても沢山食べるだろうと思って、私達が普通に食べる一人前を作ったらペロリと食べちゃった。……なんで?」 ◇◇◇◇◇◇ 「ねぇモニーおねえちゃん、イチおねえちゃんは?」 「……あ、ごめん、聞いてなかった、何?」 「何してるの?」 「特に何も」 「わたしもみたい」 「ん……待て待て、ベッドから降りんなって言われてんでしょ」 「でも、みたいから。よいしょ」 「高いんだからやめとけって」 「だいじょうぶ……わあっ」 「うわ、言わんこっちゃない、なーッ、もう」 「……ううっ、ぐすっ」 「泣くな泣くな、ほら」 「うぅ〜……」 「立てる? 手、掴んで。そうだ、腹減ってないか、なんか食べに行くか?」 「……いかない。お腹減ってないもん」 「あー、そうか……」 「モニーおねえちゃんのやつ、みたい」 「そんな大したもんじゃないんだって」 「やだ! モニーおねえちゃんのいじわる」 「そういうワケじゃないんだけどな、だぁー、もう。そこ座っといて」 「うぅ、ぐすっ」 「泣くな泣くな、くそー、無理だ、分かんねー」 ◇◇◇◇◇◇ 「ただいま」 「あーッ、イチ」 「どうしたの、モニー」 「私じゃ無理。代わって」 「オグリ、どうして泣いてるの」 「なんかベッドから降りたがっちゃって、うまく立てなかったみたいで」 「ハツラツ、大丈夫?」 「ぐすっ、イチおねえちゃん」 「うん。痛くない?」 「へいき。いたくない」 「うん、良かった。……一応、帰ってきてるクリークさんとタマモ先輩に連絡したほうがいいかな」 「分かった、任して」 「お願い、モニー」 ◇◇◇◇◇◇ 「呼んでくれてありがと、モニー」 「いや、別に……なんかごめん。マジで分かんなくて」 「私も分からないわよ、小さいオグリの面倒見るなんて……」 「でもなんだかんだ上手くない? あやすっていうか、自然に好かれるっていうか」 「そんなつもりは無いから、正直、自信ない。頼られてるのは嬉しいけど」 「なんかオグリも、思ったより足元緩いし」 「走るのはともかく、歩くのも辛そうに見えるのよね」 「うん……今のオグリからは想像できんわ」 「本当ね。オグリのお母さん、大変だったのかな」 「……次からホントに、目離さないようにする」 「うん。私も気をつける」 みたいな感じでしょうか(高校生くらいの年齢なら、子供に強く当たるのはいくらなんでもやらないだろうと思ったので、理解が及ばない未知の存在への小さな恐怖と意思疎通の難しさに困惑する、と解釈しました。失礼……) ページトップ Part19 (≫118、≫121) ≫了船長22/12/07(水) 22 34 12 「はぁ~」 「いいよなぁ~」 「なに、なによ、二人とも」 「イチのお肌はサラサラしなやか」 「髪もツルツル、モチモチだもんなあ」 「わっ、んもう、あ、ありがとう……ん? 逆じゃない?」 「ねぇイチ、なんの化粧水使ってるの」 「購買で売ってるヤツだけど」 「えーーーウソウソウソ、絶対ウソ。なんかいいやつ使ってる。私の知らないやつ」 「アンタが知らないお化粧品、私が知ってるワケ無いでしょうって」 「ヘアオイルとかネイルケアはー?」 「……どっちも使ったことない」 「がー、ウケん。私なんかアレもコレも試してみて、やっと何とか見つかったかなあって感じなのに」 「こないだのシチーさんの見たー?」 「見た見た。ジョーダンさんのも見た。もうスマホの画像フォルダ、二人の使ってるグッズでいっぱい」 「てかジョーダンさんのネイル知識ヤバくない?」 「わかるー。紀元前三千年のエジプト」 「ヘンナの花で爪を染めてた」 「いえーい」 「いえーい、覚えちゃった」 「ちょっとちょっと、おいてかないでって」 「ゴメンゴメン、つい」 「あの雑誌に載ってたものに頼らなくても、イチはこのお肌を維持してるのかあ」 「……まあ。ありがと。嬉しい」 「特別なこと、ホントにしてないの?」 「ご飯食べて、寝て起きてるだけよ」 「なーー、そんなわけないと思うんだけどな」 「いくら何でも、普通に過ごしてこんなにキレイにできるとは思えねーよね」 「みんな、ウチらみたいに頑張ってるハズよ」 「確かに、モニーも色々試してるの見たことある」 「そーなのよ。マジでイチが何やってるのか聞きたい」 「答えようがないわ。本当に何もしていないし……」 「何もしなくてもイチみたいなヤツを探せばいいんじゃね」 「いくら何でもそんな奴いねーって」 「条件絞ってけば一人くらいヒットするっしょ。まず、早起き」 「起きた後、二度寝しないで何かしてる。そのあとは授業受けて、普通にメシ」 「んでトレーニングして、メシ食って、追加のトレーニングやるならやって」 「風呂入ったら夜更かししないで寝る。そんでまた早起き」 「そんなことしてるヤツ、いる?」 「いーやさすがに……あーッ!」 「うわっ、何」 「いるじゃん!」 「えっ、誰、誰、誰」 「ダンナよ!」 「あー、イチのダンナ!」 「確かに、肌も髪も……うわ、割れ鍋に綴じ蓋」 「牛は牛連れ、ウマ娘は、ウマ娘連れ……よよよ~」 「もう! 何よ二人で自己解決して! あとダンナじゃない!」 了 ページトップ Part20 その1(≫73~77) ≫了船長22/12/25(日) 23 59 38 「ねえねえイチ! こっち向いて!」 「ん、何……わッ!?」 「ほい~、クリームたっぷり」 「んあんあ、あいおっ」 「『わっわっ、何よっ』?」 「イチのこんな顔初めて見た。ウケる、撮っとこ」 「んぐ、んむ……びっくりした、生クリームじゃない」 「皆でケーキ作ってて余ったスプレー缶のホイップクリームなんよ。もう一口いる?」 「……いらない」 「ちょいちょい、何ふくれてんの」 「別にっ」 「ちょっとちょっと、天下の日曜日にハッピーホリデーなんよ? レースが入っちゃってパーティに来れない子じゃないんだし、どうしたの」 「ちなみにクリスマスとお正月の曜日って必ず一緒になるの、知ってた?」 「7日後なんだからあったり前でしょ」 「……これ、間違いなく何かありましたね」 「こーれ、どうせまたダンナがらみよ」 「オグリは関係ないでしょっ。そんなんじゃないし」 「そんなんじゃない、ねえ。はいイチさん!」 「何よ」 「あーん!」 「あ、あー?」 「隙アリ!」 「んあっ、おっお!」 「『なっ、ちょっと』?」 「まあまあ、甘いものでも食べて一旦クールダウンよ」 「そうそう。ウチらに話してみなって」 「んむ、んむ……分かったけど、もう一口ちょうだい」 「お、ノッてきたね。はい、あー……」 「直接口にスプレーするのはもういいから!」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「……あー、まとめると」 「カフェテリアのクリスマスパーティで浮かれまくってたオグリ――ああいや、ダンナが気に入らなかったと」 「わざわざ言い直さなくていいわよ、そこは」 「寮ごとにやるクリスマスパーティで、いつもは作らない洋食を頑張って練習して作ったのに、ダンナが他の人からいろんなものを押し付けられていたと」 「ほんで、当の本人はごはんを貰えることが嬉しくてちゃんと全部食べまくっていて、列というか、みんなの波に割り込むことができなかったと」 「さらにオグリ以外に食べられるのがイヤだと」 「……イヤって言うか、アイツの調子を崩すために作った料理だから、オグリ以外に食べてもらうのは申し訳なくなるし……」 「でも普段、夜練する子たちの夜食とか作ってくれてるじゃん」 「それはクリークさんとか、フジさんとかに頼まれてるから別」 「ウチらを呼んでくれたら、バレンタインデーの時みたいに無理やりスペース作ったのに」 「それはごはんを持って来た、他の子たちに悪いし」 「……かーーー! ダメだ、甘すぎるー! ハッピホリデー!」 「イチさー、今日だけは魔法にかけられてもいいじゃない」 「『愛を証明するの。駆け寄って彼女を抱きしめるのよ。愛をこめて美しい歌を歌えば大丈夫』」 「意味わかんないこと言わないで」 「えっ、知らん?」 「知らないわよっ」 「このクリーム缶、他の子たちにもイタズラで使うつもりだったけど丸ごとイチにあげる。アンタもいいっしょ?」 「いいよー。またカフェテリアでもらってこよ」 「食べきれないわよ、こんなに」 「食べきらなくていいから、ちょっとここで座ってたら、ってハナシ」 「『どんなに深く愛してるか言葉にして伝えましょう。黙っていては届かないの、愛は』 「年中イチの料理を食べてくれるし、イチも料理を作ってるってことよ? イチがそう思わなくても、愛みたいなもんよ」 「……ちがうもん」 「せっかくの祝日なのにそんな気持ちで寝たら地獄の背面サンタも逃げ出しちゃうし、しばらく座ってな」 「……」 「空になったら呼んでねー」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「……はーい」 「失礼する、イチがここにいると聞いて、やってきたんだが……」 「さては喋ったな、あの二人」 「やあ、イチ。どうしたんだ、顔をそむけて」 「……別に。幸せそうだったじゃない」 「クリスマスパーティのことか。ハッピーホリデー、イチ」 「みんなのごはん、おいしかった?」 「うん。とてもおいしかった。沢山食べられて、幸せだったな」 「良かったじゃない」 「イチは、食べていないのか?」 「作ってたから食べてないわ」 「なっ、それはダメだ! イチも何か食べに行こう」 「いい。自分で作ったやつ、食べるから」 「……それなら、私も食べる」 「いつもとは毛色の違う料理だから、おいしくないわよ」 「なっ、イチ、何を言うんだ」 「今日一日、おいしいものいっぱい食べたんでしょ。わざわざ食べなくていいわ」 「イヤだ! 私が好きなイチの料理を、イチに否定してほしくない!」 「イチが作る料理で、美味しくないものなんてない」 「ま、まだ食べてもないのに」 「私は、イチとのごはんなら毎日だって食べたい。栄養も元気も、なにより素敵な時間を貰ってきた」 「……でも」 「今日は特別な日だから、イチと一緒に食べたい。二人で食べて、そのあとにおしゃべりする時間も楽しいんだ。なぜなら、私はイチのことが――あっ」 「……え?」 「分かってしまった、かもしれない」 「何によ」 「ああ、その……わ、私は、イチのことが――」 「はいイチのダンナさん、こっち向いてぇー!」 「えっ――わっ!」 「ちょっと、アンタたち!」 「おあおああ」 「口いっぱいにほおばるオグリなんて珍しくもないけど、撮っとこ」 「先に謝る! オグリにイチの居場所バラした!」 「でもこの方が上手くいくと踏んだんよ、ゴメンねー」 「このクリーム缶も二人にあげる! 私たちのことは追いかけなくていいからね、イチ!」 「それじゃおやすみー。早く食べないとお風呂間に合わないよー」 「なっ、ななな、逃げ足の速い」 「ああいおおうあっあ」 「飲み込んでから喋りなさいって」 「……ふう。嵐のような二人だったな」 「年中あんな奴らなのよ、オグリのことをダンナ呼ばわりして」 「ふふ」 「何がおかしいのよ」 「いや、嬉しいなと思ったんだ」 「はあっ、どうして」 「私はイチのことが好きだ」 「えっ」 「イチが私のことを好きかどうかは分からない。けれど、イチの友達が私のことをそう呼ぶのが、なんだか愉快だなと思ったんだ」 「……オグリ」 「不思議な気持ちだ。からかわれているとわかっていても、嫌じゃない」 「……ムカつく」 「ふふ、すまない、イチ」 「……洋食」 「ん?」 「いつもお弁当に入れてるようなお料理じゃなくて、お皿で食べるごはんよ」 「そうなのか!」 「鮭のムニエル。出来立てじゃないから、固くなってるかもしれない。もちろん温め直すけど」 「私も手伝う。その後、二人で食べよう。温めている間に、イチとおしゃべりもできる」 「……ホント、ムカつく。ガッカリしなさいよ」 「すまない、イチ」 「でも……ハッピーホリデー、オグリ」 「うん。ハッピーホリデー、イチ」 了 ページトップ その2(≫97、≫99~108、≫110~115) ≫了船長22/12/30(金) 19 58 38 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「イチ、お疲れ様」 「あ、おつかれ、オグリ……忙しくないの?」 「少し忙しい。だが、イチに聞きたいことがあるから抜け出してきたんだ」 「うん」 「イチは今年、いつ地元に帰るんだ?」 「えーと……31日に帰る予定」 「もう一つ、イチが好きな食べものはあるか?」 「好きなもの? うーん……好き嫌いは無いから、なんでも食べるわよ」 「分かった、ありがとう。この後のトレーニングも頑張ってな、イチ」 「あっ、オグリ!……行っちゃった」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「頑張っとるなあ、モニちゃん」 「タマセンパイ、お疲れです。今日はヒマなんすか?」 「いや、オグリと一緒に進路相談やらインタビューやらでちょいとせわしないな」 「こんなことで油売ってていいんすか」 「あんま良くないなぁ。せやけど、モニちゃんに聞かなあかんことがあってな」 「はい」 「地元にはいつ帰るんや」 「家ですか? 31日に帰りますよ」 「好きなごはんのおかずはなんや?」 「えー……味の濃いヤツ」 「なんや、意外と子供っぽいやんけ。ほな、おおきにな!」 「どーいうことっすか! うわ、脚はっや」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「そうしたら、次の一本で終わりにしましょう」 「そうね。今年最後の走り込みだから、集中して」 私のトレーナーさんがストップウォッチを手に私たちの方を見る。モニーのトレーナーさんは、腕時計――スマートウォッチを何やら操作している。 12月30日、空がオレンジ色に染まり始めたくらいの時間で、私たちの今年最後のトレーニングが終わろうとしていた。息を深く吸うと、冷たい空気が心地よく体温を下げてくれる気がする。 隣では、モニーが少し肩で息をしながらも軽くその場で跳ね、気合を入れ直している。それを見て、私もぐっと脚を伸ばす。 「ラス1か。絶対負けないから」 「言ってなさいよ、モニー」 悪気はないんだけれど、モニーと一緒に走ると、トレーニングの時でも思わず挑発するような物言いをしてしまう。 ほとんどの場合は向こうが始めにケンカを売ってくるんだし、私は悪くないはず。買っちゃってるのは事実なんだけど。 冷え始めた気温と裏腹に、闘争心がメラメラと燃える。モニーもきっとそうなんだろう。 「年末にトレーニングで気合を入れ過ぎました、なんて冗談にもなりませんからね」 「やり合うのはとてもいいことだけど、怪我だけは避けなさいね」 私たちの心を見透かしているように、トレーナーさんたちが注意してくれた。はーい、と揃って返事をして、スタートラインに向かう。 ゴール板の前で待つトレーナーさんたちとの距離が開いていく。 彼らが遠くなればなるほど、さっき私たちが受けた注意の言葉の記憶も同時に薄れていくようだった。 「年末イチに勝って実家に帰る。これ以上の喜びがありましょーか」 「負けっぱなしじゃ終わらせないわ、絶対差し切る」 「ここは芝じゃなくてダートコースよ? 先行逃げ切りが鉄則ってワケ」 「クロガネトキノコエさんに走り方は叩き込まれたもの、逃がすわけないわ」 私たちはトレーナーさんが掲げる合図の手旗に意識を集中させる。いつ振り下ろされてもいいように。 今年最後の真剣勝負の火蓋が切って、降ろされた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 力を出し尽くした脚の痛みと、それを撫でる風の冷たさ。 隣から少しずれて聞こえる激しい呼吸の音と、ドクドクと早く鼓動を打つ私の心臓の音。 そして、私より少しだけ後ろにいるモニー。 私は今年最後の「大一番」を無事に収めることができた。 「お二人とも、はじめから忠告を忘れていましたね」 「レースさながらの気迫だったわよ。走る前から抜け落ちていたでしょう」 呆れているけど、少し口元が笑っているトレーナーさん。モニーのトレーナーさんは、ちょっとだけ真剣に怒っているようにも見えた。 擦れた声で「ごめんなさい」と謝る。でも、後悔の気持ちは全くなかった。 私はモニーの方を振り向いて、疲労感が残る上半身を何とか引き上げて胸を張り、座り込んでいるモニーに手を伸ばす。 「どんなもんよ、モニー」 「……来年の最初のトレーニング、絶ッ対に私と走って。次は負けない」 ちらりとこちらを見上げてから、私の手を取る。私はぐっ、と力を込めて、モニーを引き上げた。 まだまだ闘志が残る目線を送るモニーを見て、はあ、とトレーナーさんがため息をつく。 「なんにせよ、今年一年お疲れ様。よく頑張ったわね」 「これでお二人とも、冬休みです。ゆっくり療養してください。宿題の方も忘れずに」 「ありがとうございました。トレーナーさんたちも、良いお年を」 「また来年もお願いしまーす」 トレーナーさんたちと別れ、私たちは着替えるためにロッカールームへ向かった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ロッカールームで泥を落としたり着替えてるうちに、私たちはすっかり空腹を覚えていた。 カバンを持って寮へ続く道を歩く。道の両脇に植えられた桜の木も、すっかり枝だけになってより寒さを感じさせてくる。 「ハラへったぁ、今年最後のごはんは何にしようかな」 こらえきれなくなったように、先にモニーが音を上げる。あくまで学校での最後のごはんでしょ、と心の中でツッコミを入れる。 せっかく最後の日なんだし、冷蔵庫の中身も綺麗にしたいから、最後に何か作ってあげようかな。 「ねえモニー、何か食べたいものある?」 「え、どうしたの」 「残り物でよければ夕飯作ってあげようか、ってこと」 「マジで? やったー」 アイツに年がら年中料理を作ってるうち、「特技は何ですか」と言われたら「料理です」とすぐ言えるくらいには腕が良くなった、と思う。 こうしてルームメイトにさらっと提案できる自分がなんだか嬉しい。自信がついたっていうのかな。 自分が作ったものに、他の誰かが喜ぶ。その反応を見れるのも、とても嬉しい。 モニーと話しながら寮までたどり着くと、果たして私の自信の源になった「アイツ」が、寮の玄関の前に立っていた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「おかえり、イチ、モニー」 「おつかれさん」 オグリとタマモ先輩が部屋着に袢纏を着て、寒そうに身体を揺らしている。 私たちはただいまを言う前に、同じ疑問が頭の中に浮かんでいた。 「あれっ、二人とも、まだ帰ってないの?」 「そうっすよ、タマセンパイは実家遠いっしょ」 私たちの問いかけに、二人はただ「ふふっ」「へへっ」としか返事をしなかった。 「カバンを持とう、疲れていないか」 「あっ、ありがとう……」 「ほれ、モニちゃんも寄越しぃ」 「鞄大きくないっすか? イケます?」 持てるわ何言うとんねん! とモニーがどつかれる。奪い取るようにしてタマモ先輩が鞄を持つ。打ち合わせでもしてるかのようなスムーズさ。 こちらに手を伸ばすオグリに、少し気後れしながら私も鞄を預ける。私の荷物を持っているにも関わらず、とても嬉しそうな顔を浮かべている。 「ほな、ひとまずカバン置きにいこか」 「うん。二人とも、こっちだ」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 質問に答えないまま、二人は私たちの先を歩く。何を聞いても「まあまあまあ」と流されてしまう。 オグリが突然脚を止め、ばっ、という効果音を立てるようにこちらを振り向く。どこか誇らしげな顔をしている。 「さあ、ついたぞ二人とも」 「ついたも何も、私たちの部屋の前なんだけど……」 目をキラキラさせながら、うん、と大きく一つ頷く。 タマモ先輩に助けを求めて目配せする。しかし、ニヤニヤしているだけで何も言ってはくれなかった。 オグリが扉を開け、私たちを手招きする。二人が私たちの机に鞄を置いて、こちらを向く。 「お風呂を先にするか、それともごはんにするか?」 「はあっ!?」 「タマセンパイ、オグリ、なんか変なもの食べました?」 「アッハッハ、どうしても言いたいセリフってそれかいな、オグリ」 「うん。どうしても一度言ってみたかったんだ」 「もう、ホントにバカじゃないの」 モニーもタマモ先輩もいるのに、一体何を言い出してるの、コイツ。お決まりのセリフにしてはなんかちょっと短いし。 私が答えられずに固まっていると、いつの間にか「みんな冷え取るし、先に風呂にしよか」とタマモ先輩が話をまとめてしまう。 すると、オグリが屈んで、勝手に私のベッドの下を探り出した。それを見た私の身体は、レースの発バ機から飛び出すときと同じくらいの反応速度で動き出した。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「ちょっとバカ、何してんのよオグリ!」 「何って、着替えを取り出そうとしたんだが……」 「自分でやるからいいって、ていうか、なんで私の着替えの場所なんか知ってるのよっ」 「いつも寒い時、ここから上着やジャージをここから出しているじゃないか」 平気な顔をして、むしろ止めにかかる私の方がおかしいんじゃないかと思わせるくらいに自然な動き。 ここ、私の部屋なんだけど。 背後の笑い声でハッと現実に意識が戻る。振り向いたら笑いながらひっくり返ってるモニーと、その横でタマモ先輩ドアの枠にもたれかかりながら、顎に手を当てしたり顔をしている。 「ホンマに仲ええなあ」 「ひぃ~っ、アッハッハ」 どんどん顔に熱が上ってくる。オグリを見下ろすと、何か悪いことをしたと思っていない、ヘーキな顔をしていた。 それを見て、ますます顔に熱が上る。 「デリカシーなさすぎ、ムカつく、ありえない!」 私はオグリとタマモ先輩、そして勢いのままモニーも部屋から追い出した。 ホントありえない、知ってるからって二人の前で、バカ、バカ、バカっ。 「……あの~、ふふふっ、イチさん、私の部屋でもあるんだけどな」 「知ってる!」 私は手早く替えの服を取り出して、部屋を出る。廊下で申し訳なさそうにしているオグリを尻目に、浴場まで足早に歩いて行った。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「すまなかった、イチ、まだ怒っているだろうか」 「別にっ。怒ってない」 「ううむ、だが……」 オグリが私の横でしきりに謝っている。わたしはそれを無視して、シャンプーをするために髪の毛を前へ手繰りよせる。 二人が何やらやたらと私たちの世話を焼いてくる。意図はわからないけど、その気持ちはとても嬉しかった。 オグリが空回りしてるだけなのも分かっている。とはいえ、二人の前でいきなりあんなことを言うなんて。 「でも、自分のことは自分でやるからっ」 「うわっ、どうしたんだ、イチ」 思わず堪えられなくなって、声に出してしまう。分かっていても、怒りたくなってしまう。 嬉しい気持ちと、恥ずかしい気持ちと、ありがたいなと思う気持ち。そこにトレーニングの疲れも重なって、私の心はまだ、このぽっと出にかき回されっぱなしだ。 シャンプーをする手にも力が入る。ロッカールームで落とし切れなかった砂や泥が乾燥していて、うまく指が入っていかない。 苦戦していると、ふと、腕と肩にかかる重さがふわりと軽くなった。驚いて鏡を見ると、私の肩越しにオグリの姿がある。 「手伝うぞ、イチ。その間に身体を洗っていてくれ」 「……ありがと」 「尻尾まで流したら、お風呂で暖まろう。その後に夕ご飯だ……イチの毛は、綺麗だな」 「まだ汚れてるけど」 「洗う手伝いができて嬉しい」 脱衣所を出るまで、オグリは私の側でずっと手伝いをしてくれた。浴槽から上がるときには手を差し出してくれたりして。 オグリがドライヤーで私の尻尾を乾かしている間、私の気持ちは疲れが抜けるのと一緒にだんだん落ち着いていった。 腰のあたりに当たる温風も、私の尻尾を支えるオグリの手も、どちらも心地よく感じていた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ お風呂の身支度が終わると、オグリは私をラウンジまで案内した。ついて行った先には、私たちより早めにお風呂から上がったモニーが少しだけぐったりしながら、ケータイをいじっていた。 「モニーと一緒に、ここで待っていてくれ」 オグリはそう言うと、パタパタと共用キッチンの方へ走っていく。 「もしかして、お夕飯って二人の手作りなのかな」 「そーだよ。タマセンパイもそう言ってた」 「モニー、大丈夫?」 「湯あたりした。もーちょい待って」 私の疑問に、モニーが答えてくれる。ていうか、モニーってお風呂苦手だったんだ。 「他にタマモ先輩、何か言ってた?」 「しんどかったら水飲めって。夕飯はすぐ来るってよ」 「理由とか聞いて無い?」 「理由?」 「どうしてこんなにしてくれるっていうか、そばにいるのかっていうか」 「聞いたけど全部『ナハハ』とか言ってはぐらかされた」 あいててて、と言いながらモニーが紙コップに口をつける。お代わりを持ってこようかと聞くと「お願い」と言うので自分の分も取りに行くことにした。 せっかくだからオグリとタマモ先輩の分も持っていこう。少し苦労しながら4人分のお水を持って戻ると、エプロンを付けたオグリが、先にごはんとお味噌汁の配膳をしているところだった。 「お帰り、イチ。いなかったからびっくりしたぞ」 「ごめん、オグリ」 「もうすぐだ。あとちょっとだけ辛抱してもらえるだろうか」 一番我慢できなさそうだけど、とは口に出さずに、「うん」とだけ返事をする。 早く食べたいからなのか、やはり小走りでパタパタとキッチンに戻っていくオグリ。 お茶碗に盛られたぴかぴかのごはんと、もやし、にんじん、厚揚げの入ったお味噌汁。もしも私一人だけだったら、これだけでもう十分だなと思ってしまうだろう―― タンパク質が足りません、ってトレーナーさんには怒られそうだけど。 合間合間にお水を挟むモニーと話しているうち、お盆を持ったタマモ先輩と、その後ろからついてくるオグリがやってきて、おかずを机に並べる。 「待たせてもてすまんかったなあ。もうすぐや」 「なにかお手伝いとか」 「ええねんええねんモニちゃん、座っとって」 料理が全て並べられて、みんなで席につく。モニーも椅子に腰かけ直して、オグリは待ちきれなさそうに尻尾を振っている。 タマモ先輩が一番に、パン、と快活な音を立てて手を合わせる。 「ほな、皆で食べよか。いただきます」 ごはん、お味噌汁に、お漬物。 まずは、お味噌汁を一口すする。お箸の先端をお出汁で湿らせると、ごはんや他のおかずが器にくっつかなくなって洗い物が楽になることを知ってから、一番最初に一口飲む癖がついてしまった。 鰹節の風味を聞かせて、少しだけうすくちに作った、お野菜の甘みが染み出すあっさり仕立てた味。温かさに気持ちまでほっとする。 「どや、ええ出汁、出とるやろ」 「はい。年越しそばにも使えそうですね」 2つあるおかずのうち、色の濃いほうに箸を運ぶ。噛み応えのある食感に、ごはんの進む濃いめの味付け。なるほど、だからお味噌汁はちょっと薄めなんだ。 もぐもぐと噛んでいると、オグリが私のことをじっと見ていることに気付く。 「イチ、おいしくできているだろうか」 「うん。これ、もつ煮?」 「どて煮なんだ。私の夢で、イチに食べてほしくて作ったんだ」 期待と、少しだけ不安が混じったような面持ちで、私が呑み込むのを待っているようだった。 煮詰めたお味噌の濃い塩気と、時々混じるしょうがと刻みネギのツンとした風味。味のリズムが心地よくて、ごはんをついもう一口食べてしまう。 お肉とこんにゃくの味の違いも美味しい。 「おいしいよ、オグリ」 私がそう伝えると、ぱあっと輝いたように表情を明るくして、食べるスピード上がったようだった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 私の横では、モニーが先にもう一つのおかずを食べているところだった。 シャキ、シャキと音を立てながら、お茶碗を持ち上げてごはんと一緒にかきこんでいる。よっぽどごはんが進むみたい。 もやしが入っているのは一目見て分かったけれど、その横の白い具はなんだろう。 「ウマいか、モニちゃん」 「メチャうまいですよ、これ」 「もやしとはんぺん、それに豆苗のうま煮や。モニちゃんの口に合うてるみたいで嬉しいわ」 私も一口分をお箸でつまんで、口に入れる。なるほど、どて煮のお味噌とは違うけれど、確かにご飯と一緒に食べたくなる味付け。 もやしの食感を楽しんでいるところに、するりと入り込んでくるはんぺんの弾力ある噛みごたえ。味がしっかりしみ込んでいて、まったく水っぽくない。 「コツがあってな、火を通した後に一度粗熱を取るのが大事なんや」 「そうなんすか?」 「寮が多くて煮汁の少ないもんにとろみをつけるんは難しいから、冷ましてやってから片栗粉を入れると失敗せえへんうま煮ができるっちゅーワケや……モニちゃん、聞いとるか?」 タマモ先輩の話をそっちのけで食べ進めるモニーに、困ったような笑顔を浮かべるタマモ先輩。でも、耳はまっすぐ前を向いて並べられていて、嬉しい気持ちがあふれ出ていた。 4人ともお腹が減っていたからか、さっきの会話が終わってしばらくの間は、食べる方に集中していた。 オグリがごはんのおかわりをして、それにモニーもついて行って、私とタマモ先輩は食べてる途中。さっきよりも多い量のごはんをふたりともよそってきて、おかずのおかわりまでしていた。 「聞いてやイチちゃん、オグリのやつな、4人分作るだけでええ言うてるのに5パックも6パックも食材買おうとしてん」 「お肉をですか?」 「いや、ネギとか含めて全部」 オグリが食べながら、恥ずかしそうに答える。 「食べるのは得意なんだが」 「ずっと見ていればわかるわよ、そんなの」 「イチの真似をしたらうまくいくと思っていたんだ。普段からたくさん買っているから」 「たしかにクリークさんと一緒に買い込むけど、それは別に一食分じゃなくて、他の子のお夜食とか、アンタのお弁当の分とかがあるから」 「オグリの場合じゃあ、そんだけ買っても一食分かもねー」 モニーの言葉に、オグリが力強く頷く。 「せやからまあ、結果的には正解やったんやけどな」 そんな話をしているうちに、またオグリが「おかわりをしてくる」と言って席を立った。モニーを見ると、もう無理、と言わんばかりの表情をしていて思わず笑ってしまう。 私とタマモ先輩が最初に食べ終わり、次にモニー、オグリが食べ終わるのはそれからまたしばらくしてからだった。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ちょっとだけ食休みの時間を挟んでおしゃべりしていた時、オグリとタマモ先輩が突然ヒソヒソ話を始めたと思った矢先、オグリが立ち上がった。 「イチ、モニー、ハッピーバースデー!」 オグリの言葉を聞いたタマモ先輩が、顔を手で覆って椅子からずり落ちる。 「ちゃうちゃう、ハッピーアニバーサリーや」 「ああ、そうか。ハッピー……アニ……タマ、もう一度教えてくれ」 あちゃあ、と声に出して倒れこむ。 「なんすか、突然」 「ネタばらしするとな、オグリが二人のことを祝いたくなったんやと」 タマモ先輩が机にもたれかかる。 「ウチは全然かまへんし、ほんならいつやろか、って聞いたら今日がええねん言うんや」 「うん。驚かせてしまってすまなかった、イチ、モニー。だが、今日しかないと思ったんだ」 真っすぐな目に見つめられて――別にドキドキしたとかいうワケじゃないけど――私はなにか、あてつけられたように顔が熱くなった。 「ま、まあ悪い気はしないわね。考えたらずっと、私が料理を作ってばっかりだし」 「いつもありがとう、イチ。私たちも頑張って作ったんだ。喜んでもらえたら嬉しい」 「ウチも久しぶりに料理したわ。でも、モニちゃんにも――二人とも喜んでもらえて嬉しいわ。おおきにな」 「ほな、みんな明日は帰らなあかんから早いやろ。解散しよか」 タマモ先輩の鶴の一声で、私を含めた全員が席を立つ。あらかじめ持ってきていたお盆に空いた器を載せて、みんなでキッチンまで運ぶ。 洗い物をどうするかでちょっとだけ揉めた――というより、オグリもタマモ先輩も譲らなかったってだけだけど、絶対に私が洗うと言い張って説得した。 「私が一番キッチンの収納場所、知ってるので」という言葉が決め手になった。 「えー、今日はみんな、自分の部屋に帰る感じっすか?」 モニーがおそるおそると言った様子で、質問する。 「……フジ寮長って、もういないの?」 「確かいない。帰ったんじゃね?」 「……それなら、私がイチの部屋に行こう」 「モニちゃんが来るんか。分かった、構わんで」 ここに居る全員が悪いことをしている自覚があるからか、声のトーンを小さくして、寄り集まってヒソヒソ話のように相談する。 ラウンジでは他の子に聞かれてしまうかもしれないから、廊下まで出て行って、歩きながら話す。他の子たちから見たら、4人動きながら固まって顔を寄せ合う変な集団だ。 もうすぐ私たちの部屋の前だというところで、話がまとまりかけたその時、ドアのところにトランプが一枚張り付けてあるのに気付いた。思わず「わッ」と変な声を上げてしまう。 私の声で気づいたモニーがギョッとしながらトランプに近づき、貼りつけたそれをはがして裏面を見る。そこには手書きの文章が添えられていた。 『たとえ年末でも、寮のルールはきちんと守って早く寝ること!』 トランプの端に描かれた、富士山と2匹の鷹、3つのナスのイラスト。 そのカード一枚で、私たち4人へのメッセージとして十分すぎた。 「……あー、やっぱりちゃんと寝んとあかんよなあ!」 「そうっすねえ、寝ましょー! おやすみー!」 あまりにわざとらしいタマモ先輩とモニーの声。オグリも参加しようとしたところを、私が口をふさいだ。 「イチ、モニー、おやすみ。今年一年、とてもお世話になった」 「ほな、二人とも良いお年を」 「ありがとうございました、おやすみなさい。来年もよろしくお願いします」 「おつかれっす。また来年もよろしくです」 4人でそれぞれ、挨拶を交わす。すると、タマモ先輩がモニーの手を取って、頭が見えなくなる。 それはまるで、頬にキスをしているように――見えた。見えただけ。 でも、モニーが「うわッ」とか言ってるから、もしかしたら気のせいじゃないかもしれない。 「イチ」 オグリの声がする。そのあとすぐ、手を引かれる間隔。瞬間、私の身体は宙に浮くように引き寄せられた。 頬に冷たい風を感じた後、身体の前方と背中に、熱い感触。 それから、頬に少しだけ触れたような、唇ほどの広さの、熱。 「オグリ」 廊下は暗くて、オグリの顔は良く見えなかった。 でも、頬に残る熱だけは、私が思っていることが本当だと信じるに十分な証拠だった。 「……タマだけするのは、ずるいから」 「……ホント、何言ってんの」 せっかく言った別れの言葉を、私たちはもう一度言わないといけなくなった 「……タマセンパイも、来年また、元気で」 「なんや、急にシケるんちゃうぞ。ウチが恥ずかしくなってまうやろ……よう休んでな」 「来年もまた、美味しいお弁当を食べさせてくれ」 「なっ、それを今のうちから言うの、なんかムカつくわ。ポッと出のくせに、せいぜいお腹減らしておきなさいよ、オグリ」 「うん。来年も頑張ろう」 「もう一度、おやすみ」 「おやすみ、イチ」 了 ページトップ その3(≫169~170) ≫了船長23/01/11(水) 00 28 06 「おめでとさん、モニちゃん」 「え、何がですか」 「何もなんもないけど、おめでとさんって言いたくなったんや」 「そうでっか」 「お、上手くなってきたなぁ。そういうわけでパーティしよか」 「年末にやってもらいましたけど、ていうかホントに何を祝うんですか」 「理由は分からんけど祝いたい気持ちがあるねん……なんや、前にもこんな話したな」 「わっかんないなー」 「ままま、祝われといて。何か食べたいものとかないんか」 「パーティしても、タマセンパイがたくさんは食べられないじゃないですか」 「それを言われてしまうとしんどいねんな。でも、祝う気持ちはあるんやで?」 「パーティのご飯の値段っすか? それとも量?」 「う~ん……どっちもやなあ。なんか、気後れしてしまうん」 「なるほど」 「とにかくモニちゃんを祝う会なんやから。どこでも言ってくれたらついてくし、席も囲むで」 「つまり、安くて量はそこそこ、種類がたくさんあればいいんすよね」 「まあ、そういうことやんな」 「え~……おし、センパイ、業務スーパー行きますよ」 「スーパー?」 「とにかくとにかく。にんにくとか大丈夫っすよね」 「平気やけど、まさか自分で作ろう言うんか」 「いや、もちろん楽するに決まってるじゃないですか」 「何買う予定なん?」 「パスタの乾麺とパスタソース。ここらのスーパーのやつ、全種類買い占めましょ」 「なんやと」 「パスタも買いまくりましょ。全部茹でて、買ったパスタソース全部かけます」 「うおー、盛大な計画やんけ」 「種類も量もあって、手間も楽でウマくて、何よりそこそこに安い。どうっすか?」 「賛成や。ええこと思いつくなあ」 「イチもオグリも、クリークちゃんたちも呼べるし。どうせなら皆に祝ってもらお」 「それがええ、それがええ。ほな、出かけよか」 了 ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/264.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart686~690)です。 SSまとめ各ページ案内 SSまとめスレはこちら + part1~100 part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら + part101~200 part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら + part201~300 part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら + part301~400 part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら + part401~500 part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら + part501~600 part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら part531~535はこちら part536~540はこちら part541~545はこちら part546~550はこちら part551~555はこちら part556~560はこちら part561~565はこちら part566~570はこちら part571~575はこちら part576~580はこちら part581~585はこちら part586~590はこちら part591~595はこちら part596~600はこちら + part601~700 part601~605はこちら part606~610はこちら part611~615はこちら part616~620はこちら part621~625はこちら part626~630はこちら part631~635はこちら part636~640はこちら part641~645はこちら part646~650はこちら part651~655はこちら part656~660はこちら part661~665はこちら part666~670はこちら part671~675はこちら part676~680はこちら part681~685はこちら part686~690はこちら part691~695はこちら part696~700はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part686【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part687【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part688【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part689【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part690【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part686【TSトレ】 ≫12チヨノオートレSS22/02/19(土) 22 50 13 「ハッピーバレンタイン!」 唐突にチヨノオーさんからチョコレートの包みを渡された。そうだ、今日は2月14日。今更ながら今日がバレンタインであることを思い出す。 頂いた袋を開けてみた。そのチョコはどうやら手作りの様で、どこか不格好ながらも良い匂いがしている。包みを取ってチョコを口にほおりこんだ。 「…美味しい」 甘味も苦みも丁度いい塩梅で、アクセントとして入れられたクッキーが食を進めてくれる 「良かった!頑張って作ったかいがありました!」 尻尾をブンブン振りながら喜ぶチヨノオーさん。本来ならホワイトデーにお返しをするのがセオリーなのだろうが、もらった以上はすぐにお返ししたくなる。でも、生憎食べ物等は手元になく、手ぶらの状態だ。それを謝ると、チヨノオーさんは一言。 「じゃあ、私を撫でてください!」 「そんなので良いんですか?」 「良いんです!」 頭を差し出してくるチヨノオーさん。ご丁寧に耳を左右に開き撫でやすいようにしてくれている。私は意を決して頭に手を伸ばした。若干モフモフとした触り心地だ。こころなしか犬を触ったような感覚だ。そんなことを思いながら、ナデナデを開始した。 「ふふっ…ふひひ…えへへ…!もっと撫でてください!」 気持ち良さそうな顔。興が乗って、暫く私はチヨノオーさんを撫でていた。 ≫64二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 11 06 08 ふわもこはいい、我が主人の担当ウマ娘アドマイヤベガもそう言っている。 冬場の朝は寒いものだ、布団から出るのも億劫になってしまう。 何?ぬいぐるみのような風体をしておいて、寒さを一丁前に感じることができるのか、だと? 知れたことを言う、うどんの味がわかるというのになぜ温度を感じれぬと思ったのだ。 反省して昼はうどんを食べたまえ。 話が脱線してしまったな。我は別に体温があるとかそういうわけではない。 普通に部屋の温度に左右される変音動物のようなそれなのだ。普通に寒いのである。 故に、最近は我が主人の魂の同居人に抱えられて布団で眠ることが多い。 暖かい布団は良いぞ。 「あんたもーちょい柔らかくなれんの?フェルト生地みたいな感じだからちょい硬めなのよね」 「無理を言うな、こういう形の方が歩きやすいのだ。柔らかすぎると物も持てぬではないか」 「ふかふかだったら更に寝心地良くなるのになー残念」 ≫71二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 11 14 21 あじさいはもこもこ感が足りてないメカ メカを見習うメカー ミナラウメカー 「……トレーナーさん。このちっこいメカドラ、柔らかいの?」 「うーん……」コンコン イタイメカー 「ネイチャはどっちだと思う?」 「音でわかるよねっていう……アタシはカマライゴンが柔っこいから好き」 テレルー 「うーん照れるお前もかわいいねーうりうりうりー♪」 キャー 「(ネイチャがかわいい)」 ≫83二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 12 13 59 にゃんにゃん 「お嬢〜?202、お嬢見なかったか?」 「ああ、お嬢ならさっきソファで船漕いでましたよ」 キッチンに立つ202に部屋に入った親父が話しかける。 「ソファ?ソファ、ソファ……っておい」 そう言われて、ソファを見た親父の声が強張る。 「どうしたよ親父さん、事件か?」 「どこにもいねえし猫持ち込んだの誰だ」 「俺じゃないっすよ」 「俺でもねえな」 Vまで違うと言っている。つまりこの猫は…… (ボウズ……このウマソウルは……) 「ギムレット、悪い冗談はよしてくれよ。たかが色が似て耳飾りも同じだけの猫じゃねえか」 そう。耳飾りが同じだけの吸い込まれそうに真っ黒な色をしただけの黒猫だ。しかもその毛色はウオシスと瓜二つ。 「まさか……いやまさかな」 頭をぶんぶんと振ってその思考を追い出そうとする親父。しかしかえってそれが現実をはっきりさせる。 「違う。絶対に違う。お嬢が猫なんかに……」 「親父さん。いい加減認めましょう。その猫はお嬢っすよ」 キッチンからソファに来て、一眼その猫に一瞥をくれた202がポンポンと肩に手を当てる。 「嘘だろ……」 「いやあそれにしても可愛いっすね。すやすや寝てるっすよ」 ソファに座り、撫でようと手を伸ばしたところでぴた、と手が止まる。 「……これ、撫でてもセクハラじゃないっすかね?」 「普段から頭撫でてるし大丈夫だろ。でも服が心配だな」 ネイトレの一件で服の大切さは学習していた。「V、厚手のでかい布を持ってきてくれ」と言い、ソファに親父も座って猫と化したウオシスを膝上に乗せる。 84二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 12 14 24 そこで目が覚めたのだろう。ムクリと頭を擡げると体を上げ、立とうとして…… 「ニャアッ!?」 落ちた。 「うおっ!?」 親父もビビった。 「ナ……ナァ」 困惑の声らしき鳴き声を上げこちらをソファの下から見てくる。目の色はアメジストのような、熟れた葡萄のような深い紫だ。 「……ちょっと確認だけさせてくれ。お嬢……だよな?」 (娘よ……聞こえるか……) 「ギムレット。ちょっと待ってくれ」 その問いに「ナァ……」と眼前の猫が答える。 「そうか。なら安心だ。よいせっと」 脇下に手を入れ、持ち上げると、そのまま膝に乗せて顎の下を撫でる。最初は不安そうにしていたが、段々と目を細め、ゴロゴロと喉を鳴らす。 「よ〜しよし。俺が守ってやるからな」 (息子よ……変わるが良い……) 「あと3時間だ」 「親父さんずるいっすよ。今回ばかりはギムレットさんの味方っす」 「わかったよ。15分だ。15分だけ待ってくれ」 その光景はまさしく猫に懐柔された大人のようだ。言ってしまえば成人男性(現ウマ娘)の二人組(+1)が猫を前にデロデロになっている。 「親父さんデカめのブランケット借りてきたぜ。ついでにネイトレもいる」 「こんにちは〜……って可愛い……」 毛布をソファの背に乗せたVと、同じく背から見るネイトレがいる。 「おうネイトレ。まずは俺、そのあとギムレット。んで202、そしてネイトレだな」 「……待ち時間は?」 「45分だ」 「オウ……」 顎を撫でながらそう言う親父。猫シスは撫でる指に頭をこすりつけゴロゴロしている。 その後刻々と時が過ぎていき……(途中ネイチャがネイトレを連れ戻しにきたが猫シスを見て骨抜きにされた。今日は土曜であるためネイチャ側にサボりだったりそう言った問題はない。もちろん途中で入ってきたウオッカもトレーナー可愛い可愛いした) 85二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 12 15 11 1時間半ほど経ったろうか。 ガバッ、と頭を上げた猫シスがキョロキョロとしだす。途端に慌ただしくなり、ブランケットを引っ張ろうとする。 「うわあ!ウオシスちゃんどうしたの?」 「ブランケット……この慌てよう……トレーナーさん!これきっと戻る奴だよ!!」 ネイチャがネイトレにそう言う。それを聞いた親父は 「202!急いでお嬢をブランケットに包んで部屋の隅に置け!あとネイトレとネイチャとウオッカ以外目を塞げ!」 「ナア!ニャアァ!」 台風みたいに慌ただしくなる。ガッタンガッタンと準備をする。親父、202、Vは部屋の窓側を向いて目を閉じる。もちろんギムレットの心眼も閉ざす。 「準備オッケー!」 ネイトレ、ネイチャ、ウオッカは猫シスの前で壁のように立つ。もちろんこの部屋の全員はそのような心は持っていない。単にウオシスへの配慮なのだ。 ボフン、と言う音と煙が上がる。 「お、戻った!」 3人が振り返るとそこには…… 「も、戻りました……か?」 ブランケットをかけられたウオシスがいた。しかし一つだけ、重大なミスがあった。 ズレていたのである。そうそれはつまり……見えていた。一応髪で隠れていた。しかしそれが何とは言わない。言ってはいけない。 「よし戻った!ネイチャは服!服持ってきて!」 「トレーナー、ちょっと失礼だ」 「そうだ!服忘れてた!トレーナーさんまたやっちゃいましたねえ!」 ネイチャとネイトレのドタバタに気を取られている隙にウオッカがブランケットをずらす。 「どうしたんですか?」 「ちゃんと首元もブランケットであっためないとな。今の格好じゃ風邪ひくだ……ろ」 「ウオッカさん鼻血!鼻血出てます!」 そうして猫化は一件落着……?であった。 この後ウオシスの嘆願で全員に焼肉を奢った。 でも皆猫シスを撫でられたからそれぞれの代金の半分を自分、残りウオシスで納得した。 ちなみに猫シスの写真コレクションはトレーナー室の隠しスペースの中に眠っている。ウオシスはそれを知らない。 めでたしめでたし ≫120二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 15 53 24 ある日のこと。 「フウトレさん!スズトレちゃん!ちょっと、お話いいかな?」 「なぁに?ルドトレ」 「んー、まあ、ちょっとお話があって……」 「ねぇルドトレ、それ大丈夫なの?」 「大丈夫大丈夫!でね、お話っていうのが、今度、ゴルトレちゃんとムントレさんとウラトレ先生と、担当を連れて本鰹を狙いながらパワートレーニング、って話なんだけど、訳あってウラトレ先生が来れなくて、枠が2つくらい出来ちゃって……」 「待って!?本鰹とパワートレーニングに何の因果関係があるの!?しかもウララちゃん連れ!?」 「ふむふむ……それで?」 「でね、よければフウトレさんもアイネスちゃんを連れて、この合同トレーニングに参加しない?」 「……んー、まあフウのパワーを上げたいなーとは思ってたけど。逃げウマ娘のパワーを上げすぎるのも……」 「フウトレさんが来てくれたら、頼れるお姉さんが来た、ってみんな喜ぶと思うなー……」 「あっ、しれっと上目遣いと甘える声、おまけに誘い文句……嘘でしょ、完全に誘ってる……」 「よーし、お姉さんに任せなさい!ちょっとフウのスケジュールも調整して、必ず着いていくから!あ、鰹は何匹か貰ってよかったりするの?」 「待って、気にするところそこ!?」 「勿論!ゴルトレちゃんも『よーし!大漁だったらナマコ投げ大会開くぞー!』って浮き足立ってるし!」 「ナマコ投げ大会……?嘘でしょ……また訳のわからない大会が増えてる……」 「それじゃあ、スケジュール見てくるから!」 「はーい!……あ、スズトレちゃん、ごめんね。なんか……」 「大丈夫、あの話に割り込む程の勇気は私にはないから……」 「……そお?」 ────後日、二の矢★トレーナーズグループLINEに、大きな鰹を抱えて喜ぶフウトレ、マンボウに上半身を食べられてるゴルトレとマンボウを掴んでゴルトレを助けようとしているゴルシ、何故か水着で参加してポロリしかけてるルドトレとルドトレの胸を隠す『プラエトリアニ』の面々、しれっとおでんを鍋で煮込むムントレ、困惑しきったルドルフとタンホイザとアイネスが一枚の写真に納められて送りつけられるのであった…… ≫132二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17 52 37 トレーナー君と共に食事を楽しんでいると、ふと気が付いたことがある。一口がとても小さくなっているのだ。前までは必ずトレーナー君が早く食べ終えるのだが、ウマ娘と化してからは逆転した。そういう所も変わるらしい。 今日のお昼はサンドイッチ。手も小さくなって上手く掴めないのか両手で持って食べる姿はその、本人に言うと拗ねそうなので言えないが小動物のようで愛らしかった。 「……急に笑顔を浮かべてどうした?」 「いや……気にしないでくれ」 怪訝な表情を浮かべながらもサンドイッチにかじりつくトレーナー君を見つめながら、私も食事を再開する。 そうしてデザートのパフェを頂こうか、とスプーンで掬ってから、一つ思い付く。 「トレーナー君」 「ん、何だ?」 「あーん」 「え……あ、な、こ、ここ食堂だぞ!?」 普段の表情から一転して分かりやすくうろたえるトレーナー君。しかもあのシンボリルドルフが、という驚きもあるのか周囲からも注目が集まり始める。 正直私も恥ずかしいが、どうしてもしてみたかったのだ。ここを譲るわけにはいかない。 「嫌だった……かな?」 「……っ、こ、今回だけだからな……!」 押し負けたトレーナー君がぱく、と小さな口でパフェを食べると周囲から微かに黄色い悲鳴が上がる。トレーナー君もしっかりと聞き取ったらしく顔が真っ赤に染まっている。 「どうかな?」 「味なんて分かるか……」 「む、じゃあ感想が聞けるまで続けようかな」 「勘弁してくれ……」 ……願わくば、この平穏な時間がずっと続きますように。 〔了〕 ≫137二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 18 04 00 鬼に金棒 虎に翼 私のそばにあなたがいたならどれだけでも頑張れるのに 月に叢雲 花に風 あなたのそばに私がいたんじゃきっとジャマになるから だから神さま ねぇ神さま 雲をはらうための金棒にしてください 風にのるための翼にしてください 金棒に翼をくっつけたのにしてください 「トレーナーさん」 「読まないで……頼むから、ネイチャ。殺して……」 「なんで最後に合体事故しちゃったんですか? いや鬼に金棒の時点でふわふわポエムとは違う何かなんですよ」 「本気トーンの添削もやめてぇ……」 「自爆ひどいノートをどうしていつまでも取っておくのか、これがネイチャさんには分からない……」 「違うの……たしかにダメージあるけど、そうじゃないの……」 「……あれ、もしかして今でもこのノリ結構嫌いじゃない?」 「……………………。 いや、さすがにそんなことは」 「…………」 夢の中のあなたと二人。エスカレーターに「ネイチャ!!?」 ストロベリーハートが「あーーー!!あーーーー!!!イチゴオイシイナーーー!!!??」 (終) ≫143二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 18 24 46 5/7日 朝食 米 茶碗3杯 目玉焼き1つ ビタミン剤2つ AEE 昼食 サラダチキン2つ(200g) サラダ(レタス、ブロッコリー、茹で卵卵白、消化酵素サプリ) 晩飯 鍋(豚肉、ネギ、豆腐、竹輪、白菜、しらたき) 間食 プロテイン 食パン6枚切り2つ 5/8日 朝食 おにぎり3つ(3合分) 野菜サラダ(レタス、ブロッコリー、シーチキン) EAA 昼食 うどん200g(ツユ、ネギ) …… 「トレーナーさん……これ……」 「あ、それを見つけたんだね!いやあ懐かしいなあ……」 「これ、高校1年生のノート、ですよね?」 「そうだよ!筋肉は地道に育て、共に歩んでこそ期待に応えてくれる!そう、それこそマッスル道!」 「なるほど!では頑張らないとですね!」 「ああ、そうさライアン!ただ無理は禁物だよ!」 はい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part687【TSトレ】 ≫25二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 22 27 44 『日本語あな難しや』 (今度の釣り何を目的にすっかなー) 「ねぇねぇブラトレさん……大人のキスってどんな感じなのかな」 「(鱚……?大人の……?成魚?)いきなりどうしたんだマヤノ、そういうのはマヤトレに聞けばいいじゃないの」 「だってトレーナーちゃんったら「マヤノにはまだ早いかな」だって言うんだもん!こうなったらトレーナーちゃんと仲のいい人に聞いちゃうもんね!」 「うーん……(まぁ船釣りは初心者にゃ難しいだろうしなぁ……あー、キス釣りアリだな)まあ大人でも結構小さいかなあうん」 「ち、ちいさい?そ、それで……どんな味?がするのかな……」 「味、味ねえ……魚?」 「魚!?」 「いやこれ大雑把すぎるな、まあ普通に白身魚って感じかなあ。美味しいぞ」 「さ、魚の味……そ、その、どこでする……の?」 「どこ?うーん、海岸沿いとか?」 「あ、それは良いかも。憧れちゃうよねー」 「案外簡単だぞ?」 「えっ!?ブラトレさんって結構大胆……?」 「(大胆……?)まぁ準備さえしっかりしとけば簡単に釣れるしな」 「つ、釣る!?ど、どういうこと!?」 「いやどうもこうも……?この前は別の(釣り)目的だったけどマヤトレと結構楽しんだぞ」 「トレーナーちゃんまで!?そ、そんな女の人をとっかえひっかえするなんてマヤわかんないよー!」 「うん!?女!?待ってくれマヤノ、キスって魚の方だよな!?」 「魚!?違うよ!!キッスだよ!KISS!ちゅー!接吻!」 「はぁぁぁ!すまん俺の勘違い甚しかった!」 なおブラトレにそのような経験は一切なかったので、マヤノの質問は壮絶にからぶったのみで終わってしまった。 うまぴょいうまぴょい。 ≫65二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 23 31 28 「テイトレ!テイトレ!テイトレ!テイトレぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!」 「ひっ…ぃ…」 「テイトレがなんかやばいのに絡まれてますわ!」 「いやマジでやばい。蹴り飛ばすか?」 「待てブラトレ!下手に手出しして興奮でもされたらテイトレの身が危ない…ここは俺が悪霊をけしかけて…」 「フクトレ!?余計まずいことになる気しかしないぞ!?」 「…じゃあマルトレ身代わりになってあげます?」 「いや…やだ…」 「テイオーとてえてえするテイトレたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! 」 「そんなことやってる場合か!テイトレが俯いてあんなに震えて…」 「…こ、こ…この…」 「ちゃんと完治できてよかったねテイトレたん?!あぁあああああ!かわいい!テイトレたん!かわいい!あっああぁああ! テイトレのエチエチ絵も投稿されて嬉し…」 「このバカ犬ぅぅぅーッ!!」 「「「「「!?」」」」」 「この犬!バカ犬!駄犬!!ご主人様に楯突こうだなんていい度胸してるじゃない!!犬は犬らしく私の命令には絶対服従!いい!?」 「は…はいっ!」 「あれは…目には目を歯には歯を!?まるでテイトレが00年代の桃色髪の貧乳ヒロインに見え…見え…」 「見えませんわ。10年後半のクーデレお嬢様ですわ」 「犬が人間の言葉を使うな!分かったら警備室に行きなさい!!」 「わんっ!!!!」 「おお…乗り切った…よくやったなテイトレ」 「…は、う、うゔぅ…!こわ、ごわかったぁ…!」 「😔」ぎゅっ 「…警備の人に通報しとくかぁ」 ≫99二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 07 00 12 ある日のこと。 「オグトレちゃん!」 「……どうした、ルドトレ」 「あのね、この前色んな人で合同トレーニングする、って言ったじゃん」 「……言ってたな」 「と、いうことではいこれ!」 「なんだ、そのクーラーボックスは」 ルドトレがクーラーボックスを置く。 オグトレが、恐る恐る中を見ると…… 「これは、ウナギ……」 「そう!なんか釣れたからオグトレちゃんに、と思って!確か、ウナギが美味しい季節は冬、でしょ?」 「お前さんよく覚えてたな……って、いいのか?これ」 「大丈夫大丈夫!ゴルトレちゃんとゴルシちゃんが色々と調理して食べさせてくれたから!」 「……まあ、あの二人だしな」 オグトレは、嬉しそうに尻尾を振るルドトレを見て思わず抱き締めながら、オグリに何を食べさせるべきか考えるのであった…… ≫107二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 07 43 49 グラトレ先生の豆知識 鰻のお刺身 足の早い鯖さえもお刺身にする日本ですが~ ですが、鰻のお刺身というのは中々聞きませんね〜 それはどうしてでしょう~ 理由は単純明快で〜、鰻の血に毒が含まれているからですよ~ 血なので河豚以上に毒を無くすのに手間が掛かってしまうんですね~ とはいえ、マウスとの単純換算で致死量は1リットルと言われていますので~、きちんと血を洗い流せばお刺身にしても問題無いでしょう〜 ですが、毒は毒ですので~、あまり摂取するのも宜しくありませんから〜 鰻の毒は60℃以上で5分以上の加熱で処理出来ますので〜、基本は焼いた方が宜しいでしょう~ 鰻の調理をされる場合は〜、目や口の粘膜や〜、傷口に血が触れると炎症を起こしますので~、そちらにもご注意くださいね〜 ≫132二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 12 36 48 イクノディクタス担当トレーナーの作る料理は質素なようで、意外と丁寧だ。 「🎵」 炊飯器が米が炊けたと告げたのを契機に、イクトレは自宅の床下に誂えた冷蔵庫から、今日の肴を取り出す。 今日はへしこがよく漬かっている。鯖を塩漬けにした後、さらにぬか漬けにしたこの一品は、炙り焼きにすることで実に旨い逸品となるのだ。 コンロは手が届かなくなって久しい為、調理には庭で七輪を用いる。電気グリルも便利で床置きできるので愛用しているが、今日は知り合いの職人から備長炭をお裾分け頂いたので、イクトレとしては是非試したかったのだ。 「🎶」 いくらか時間をかけて火をつけていた七輪から、きんきんとウマ耳を擽る音がする。 そこに網を載せ、いくらか熱した後に満を持してへしこを一切れ。 じりじりと熱される鯖のぬか漬けが、イクトレの幼くも豊かな鼻腔を刺激し、くうくうと腹を鳴かせた。 まだかな、あと少し、もうちょっと……いまだ! 菜箸を手繰って七輪から移したのは、茶漬けを入れた茶碗の上。 へしこ茶漬け。それが今日の晩食であった。 「🙏」 イクトレは辛抱たまらぬと手を合わせ、子供用のお箸に持ち替えて早速いただく。 備長炭の熱でほぐれた鯖の身が箸でほろほろと崩れ、茶と飯に交わる。 単品では塩辛いへしこは茶で和らぎ、米糀と鯖のよい香りが内頬を撫でていく。なんとよい体験だろうとイクトレの頬がゆるんだ。 暖まった胃の腑に、とっておきの清酒をお猪口でひとくち流し込めば、寒空の下での飯など気にもならなくなってくる。誰かが見れば通報モノの光景だが、幸い日の暮れた庭を覗き込むのは星だけだ。 口が肴に満足したら、カブとにんじんのぬか漬けをいただく。存外に甘味を感じる菜類に満足したら、また濃くも芳しいへしこをいただく。もう一杯。もう一切れ。 腹はみちみち心は豊か。晩ごはんに4時間たっぷり使って、イクトレはシャワーを浴びて床につくのだった。 尚、当然ながらそれだけ外にいるのは幼児には負担であり、後日見事にイクトレは風邪をひくのであった。 次回、イクノディクタス看病編に続く うまぴょいうまぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part688【TSトレ】 ≫59二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 21 07 56 「…よし」 「じゃあ、作りますか」 …たこ焼き用の丸く凹んだプレートを前に、ファイトレ sは軽くエプロンを締め直した。スイッチを入れて加熱し始める。 今日は手作りのたこ焼きを食べたいというファインからのかわいい我儘を聞いた二人が、気合を入れて作るつもりなのだ。 「油でふくからタネを入れてくれファイトレ(男)」 「分かった、天かすとネギは横にあるよ」 ファイトレ女が油を広げた横からファイトレ男がタネを注ぐ。二人とも中々手際良くすぐにプレートの上は黄色くなった。 ファイトレ女とファイトレ男でネギや紅ショウガ、天かす等を手早く投入、溢れたタネもしっかり切りはなす。 「さて、本来はピックを使うべきだが…今回焼き上げるのを食べるのは私達だ。となれば、これを使ってもいいだろう。」 「俺は今の内にドリンクとか用意して連絡しとくよ」 …ファイトレ女は左手の手袋を丁寧に外すと、義手の指の内部に仕込んだ針を展開する。元々は護身用の麻痺薬注入用なのだが。 ファイトレ男が離れていくのを横目に指の針を隙間に差し込んでは回す。ピックよりも早い恐ろしい速度で回すファイトレ女。 "なるはや"で全てひっくり返したファイトレ女は、いくつかのを綺麗な形に整えながらたこ焼きを眺める。 「…ふむ、見た目は問題ない。後は…」 「お、どうかなファイトレ女?」 戻ってきたファイトレ男に無言で焼き立てを差し出すファイトレ女。彼女はすでに食べているのか口元は膨らんでる様子。 「いただきま…あっつ、アツ!」 「…焼きたてだからアツアツだろう?」 当然のように食べるファイトレ女に、ファイトレ男は大丈夫だろうと考えた結果がこれである。はふはふと冷ますファイトレ男。 そんな彼の姿に、ファイトレ女は担当の事を思い出して目を閉じる。思い出の余韻に浸っていると言うべきか。 「…ふぅ、あつかった。でも美味しいねこれ」 「これなら問題ないだろう。それとどうせ大量に用意するんだ、せつまかくだからSPの分も作るか。」 「分かった、じゃあ今の内にこのたこ焼きは消費しとくか。」 「そうだな…では」 そう言って視線を落とした瞬間、ファイトレ女がすぐさま振り返りつられてファイトレ男も振り返る。 「…ねえ二人共、何してるの?」 「「あっ」」 ≫79二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 23 23 06 シンデレラ 昔々、シンデレラと呼ばれている、天姿国色と呼ぶに相応しい程美しく、心の優しい娘がいました。本当は貴族の娘なのですが、パチンカスな継母とその連れ子である二人の義理の姉にそのHカップの胸を妬まれ、まるで召使のように扱われていました。 「ルドト…シンデレラ。今日はあの台が熱いから回してくる。それまでに掃除を終わらせておくんだぞ」 「はぁい」 「う、うぅ……」 「大丈夫、大丈夫だから……いてて……」 「でな、俺は斧を持って奴を倒しにいく、お前はそのコンニャクで奴を殴れ」 「わかった!幸運を祈るね!」 「それはこっちの台詞だルドト…シンデレラ!行くぞ!」 ……なんだかんだ楽しかったのかもしれません。 そんなある時、この国の王子様が舞踏会を催すことになり、継母と二人の義理の姉は着飾って出かけました。シンデレラも行きたかったのですが、もちろん連れて行ってもらえません。 「舞踏会かぁ、柄じゃないけど行かなきゃダメたまよなぁ……ルド…シンデレラ、留守番任せていいか?」 「タマ、タマ……」 「お……ウチはタマや、安心せえ」 「……はぁい」 一人になると、よくよく考えたら舞踏会には美味しいご飯が出ることを思い出したのでシンデレラは悲しくなり泣き出してしまいました。 すると、シンデレラの名付け親である仙女が現れました。 80二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 23 23 52 「あっ、先生!」 「シンボリルドルフ担当。何故泣いているのですか?今の貴方なら追い付けるはずです」 「でも、留守番しなきゃいけないし……お洋服もここのところ新調してないし……」 「留守番は私が代わりましょう。ドレスは……」 そう言いながら仙女が桜の花弁の装飾がされた杖を振ると、パチタマのゲロを浴びた服は美しい緑のドレスに、小タマの恐怖によりついた傷は癒え、黒タマとの熱い友情を示すカボチャのペンダントは龍車に、二つのぬいぐるみはどんな車も引ける立派な龍に。 そして、燦然ときらめくガラスの靴。 「これ、履いて大丈夫な奴なの?」 「イクトレさんの作った最新技術導入の靴ですから安心してください。あと、12時までには戻ってくること。夜更かしは肌に悪いですから」 「はーい!」 こうして、シンデレラは仙女におみやげの約束をして、二匹のカマキリライオンドラゴン車に乗って大喜びで舞踏会に出かけました。 さて、舞踏会についたシンデレラは、たちまちみんなの注目の的となりました。 「あの胸ウオスッゴ……」 「ねぇオグトレ。このシンデレラツッコミが不足してない?」 「スズトレ。ルドトレが楽しそうならいいじゃないか」 「ねぇこれ劇だよね!?」 色々な意味で注目を集めていたようです。 王子様もシンデレラに魅了され、愛の言葉を囁き、接吻までしました。 「フラトレさん……」 「シンデレラ……」 81二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 23 24 31 「マルゼンスキー!待ってくれ!」 「ダメよルドルフ。折角の劇を壊しちゃ……さ、グラトレさん!シビトレさん!かっ飛ばすわよ!」 「あらあら、負けませんよ~?」 「それはこっちの台詞……でいいのかな」 「それじゃ、バビューンと行きましょう!」 「ルナおうち帰るううううう!!!」 裏でバイクと車二台による強烈なチェイスが行われたのはまた別のお話。 そんな夢と悪夢の時間を過ごしていると、シンデレラは時が経つのも忘れてしまいました。 気がつくと時計が12時を打ち始めています。仙女との約束を思い出したシンデレラは駆け出しました。 「ごめんフラトレさん!先生との約束が……!」 「ルドトレ……シンデレラ!まだ君の素性を……!」 「これは劇、これは劇、これは劇、これは……」 「ええっとぉ……これ、見せない方がよかったよね……」 まだシンデレラがどこの誰だか聞いていなかった王子様は引き留めようとしましたが、シンデレラはあっという間に消えてしまいました。後にはシンデレラが履いていた美しいガラスの靴が片一方だけ取り残されていました。フラッシュのストレスも残されました。 82二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 23 24 44 王子様は何とかしてあの舞踏会の女性を探し出そうと、おふれを出しました。ガラスの靴がぴったり合う女性を自分の妻にする、というのです。 「え、これ履くんスか?」 「……フラトレ。私には履けなさそうね」 「これを履けるマーベラスな足の人は私じゃないね☆フラトレお兄ちゃんの脳ミソスカスカ♡」 ウオトレ(202)はそもそも履かせてすらもらえませんでしたし、キタトレには断られ、マベトレには煽られました。 それでも、色々な女性が試してみましたがガラスの靴がぴったり合うトレーナーは誰一人いませんでした。 そうして、タマトレ三人組の番になり、パチタマはパチの景品のストッキングで足を細く見せようとして失敗、黒タマは変形したもののゴルトレに拉致されて失敗、タマ小はタマに甘えにいってそもそも来なかったので、とりあえず忠実な従者たるオペトレは、シンデレラにも履かせることにしました。 「メタフィクション的には163cmのトレーナーがルドトレさんだけだから成立したものだね」 「ハーッハッハッハ!ボクの忠実なトレーナー君だからこその役回りだね!」 ~覇王のオペラが開幕したので二時間後~ ガラスの靴はまるであつらえたかのようにシンデレラの足にぴったりでした。そして、シンデレラが「忘れてた」ともう片方のガラスの靴を出したので、オペトレは「彼女が王子様の求めた人だ」と確信して、シンデレラをお城に連れていきました。 王子様はたいそう喜び、数日後にシンデレラと結婚式を挙げました。 心優しいシンデレラは、パチタマには水族館プロジェクトを、小タマには大きなタマのぱかぷちを、黒タマにはフラワーロックをあげてたいそう親切に遇したそうな。 めでたしめでたし。 ≫132二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 10 41 39 猫カフェ───それは、かわいい猫達と色々気にせず触れ合える癒やされる世界。トレーナー達もここに来ていた。 「あ〜癒やされる…」 「猫はいいな…!」 机を挟んでつぶやくタイトレとテイトレ。二人とも近くの猫を撫でながらその感触にご満悦な様子。 ちょうど先程来たばかりでドリンクを頼み、届くのを待っている最中に寄ってきた猫ちゃんをワシャワシャしているのだ。 「うおっ!」 「…」 ふと一匹の猫が飛び移り、タイトレの胸に着地する。多少乳を揺らしながら顔にすりすりと寄る猫に圧倒されるタイトレ。 テイトレはその様をぼけ〜とした顔で菜眺めながら、ふと店の奥を覗いた瞬間硬直する。猫が離れたタイトレは 「どうしたテイトレ?」 「いや、何あれ…?」 ───そこにはモフモフが存在した。猫達が気持ち良さそうにのるもふもふした栗色のUMA?がカーペットの上に鎮座していた。 …なんだあれは。二人の心はその時一致し、気になって椅子から立ち上がると徐々に近寄っていく。 猫が数匹離れていくが、元々モフモフの周りにいた数自体多く、埋もれているような状況。大分近づいた所でテイトレが 「…もしかして、サトトレかな?」 「え?」 …このUMA?の正体はサトトレであった。足をたたみ、尻尾も長い髪の中に埋もれて耳は猫で見えなかったのだ。 さてその本人は、目を開けているのか分からないが猫を抱き寄せて幸せそうである。そもそも寝ているのか起きているのか。 少しだけ芽生えた悪戯心とともにそっと抱き寄せていた猫を持ち上げるテイトレ。タイトレはそのモフさに気を取られている。 …取り上げた途端、サトトレの耳はへにょんと倒れて悲しそうな顔を見せる。罪悪感を感じて慌てて戻すテイトレ。 「なあ、起きてるよなサトトレ」 「ん〜?」 その反応は寝ぼけているよう。ここで堪えきれなくなったタイトレが猫ごとモフりにかかった。 「…モフモフだな…!」 「…我慢出来ねぇ!」 飛びつくテイトレ。手触りの良い髪の毛を猫と合わせて味わう贅沢な時間。サトトレもどうやら猫吸いをしてるご様子。 纏めて触る猫にぺちぺちと若干の抵抗がてら猫パンチを浴びせられながらも、最高のもふもふを満喫した二人であった。 ≫138二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 11 18 04 「あらあら、グラス見てくださいな可愛いらしい猫が居ますよ~」 「あら、本当ですね〜」 「ふふっ、ちょっと撫でさせて貰いましょうか〜」 「触り過ぎて、怒らせない様にしてくださいね?」 「大丈夫ですよ~……ってあ、あら?」 「着物の袖の中に入っちゃいましたね?」 モゾモゾ チョコン ニャ~ 「袖口から頭をだして……寛いでますね……」 「ふふっ、トレーナーさんの着物の袖は居心地が良いみたいですね♪」 「グラス、どうにか出来ませんか?」 「せっかくですから、満足するまで付き合ってあげるのも良いと思いますよ♪」 「ええっ……」 こんな感じで、着物の袖口から猫が頭を出して寛いでいる着物トレーナーの絵をください(無茶振り) ≫181二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 17 39 58 ムントレ「やあカフェトレくん。黒幕バレごっこをしないか?」 義「黒幕バレごっこ?」 ムントレ「ゴルトレに教えてもらったんだ。黒幕が正体をバラす時のかっこいい感じを再現できたら勝ちだそうだ」 義「成る程……」 ムントレ「まず私からやろう。裏切られる誰かの真似をしていてほしい」 義「じゃあマチカネタンホイザちゃんの真似を。『と、トレーナーさん!? どうしてこんな事を!?』」 ムントレ「"何故"か? 君なら理解できるはずだマチカネタンホイザ。世界は、間違っている。(髪を解き始める)この間違いを正すため、人類には歴史の舞台から降りてもらう必要がある」 義『そ、そんな待ってよトレーナーさん!?」 ムントレ「通告する。ここが人類の歴史の、終着点だ。……どうだろうか?」 義「地球滅亡しそうだね ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part689【TSトレ】 ≫40二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19 39 51 義「あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ」 ムントレ「思っていたより…‥醜いな」 義「君臨者よ。血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ。真理と節制、罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ」 ムントレ「散在する獣の骨 尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪 動けば風 止まれば空 槍打つ音色が虚城に満ちる」 義「滲み出す混濁の紋章」 ムントレ「不遜なる狂気の器」 義「湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる」 ムントレ「爬行(はこう)する鉄の王女」 義「絶えず自壊する泥の人形」 ムントレ「結合せよ、反発せよ、地に満ち 己の無力を知れ」 義ム「破道の九十、黒棺」 一般通過ウオッカ「うわぁぁぁかっけええええーー!」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part690【TSトレ】 ≫81二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 23 06 53 バレンタインロブトレ それは、女性が家族や友人、クラスメイト、そして恋慕を抱いている相手……関係は様々ではあれど、チョコとともに想いを伝える日である。 ここウマ娘が集うトレセン学園においても、いや、ウマ娘が集っているからこそ、甘い香りに包まれていた。 また、今のトレセン学園においてはトレーナーのウマ娘化、という現象が起きてすでに数年が経過している。それ故にウマ娘だけではなくトレーナーもまた、このチョコの祭典を楽しんでいるのである。 そしてここにもまた、一人のウマ娘と一人のトレーナーがバレンタインの甘い甘い日々を過ごしているのであった…… ───── 「トレーナーさん、お待たせしました。待たせてしまった……でしょうか?」 「ふふ、大丈夫ですよ、ロブロイ。私もまだ来たばかりですからね」 バレンタインで甘い香りが漂う街中、待ち合わせ場所でタブレットを見ていると、人混みの中から小さな人影が現れる。私の担当している、そしてともに物語を紡いできた少女、ゼンノロブロイだ。 普段よりも着飾っており、フリルや可愛らしい刺繍が施された服が小柄な彼女にとても似合っている。この趣向は同室のライスにアドバイスを貰ったのかもしれませんね。 「ロブロイ、その服とても似合っていますよ。今日は一段と可愛らしいですね」 「あ、ありがとう、ございます。その、トレーナーさんもとっても似合っていて、素敵です!」 「ふふ、ありがとうございます。では早速行きましょうか」 「はい、今日のおでかけ、とても楽しみです」 そう、今日はロブロイとおでかけ、いやデート、というべきでしょうか。 ロブロイと一緒に予定を決めていく中、今日をトレーニングの休日にすることを決めたのは自然な流れでもあった。 有馬記念に出走するため、クリスマスの日もトレーニングを行ってきた。また正月では家族との交流もあり、二人だけでこうした行事を楽しむ、という機会が最近はなかった。 それもあり、今日のバレンタインで二人で過ごそう、という話になるのはある意味当然の流れでもあったのかもしれない。 82二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 23 07 03 「さて、それではまずは……」 「……あの、トレーナーさん」 「ん?どうしましたか……」 ギュッ ロブロイの声で振り返ろうとすると、優しく手を握られる。 彼女のきれいな青い瞳はしっかり私を見つめている。 その瞳を見ていると、街の喧騒が遠のいていく。まるで静寂の森の中にいるかのようだ。 「トレーナーさん……今日は人も多いですから、一緒に手を繋いでいきませんか?」 「ええ、そうですね。では、エスコートをお願いしてもいいですか、英雄様?」 「あ……ふふ、はい、では参りましょう、お姫様」 そう言ってロブロイは握った私の手を引いて歩いていく。 甘い香り漂う人の波を、二人で縫うように、一歩ずつ。 私がウマ娘になり、彼女よりも更に小さくなってから何度も行われてきた二人での歩み。 かつては私がエスコートすることが多かったが、今では彼女からエスコートすることが多くなっている。 それが、彼女の中にもともとあった姿なのも感じられ、少し嬉しくも感じられるのでした。 83二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 23 07 23 「トレーナーさん!これ見てください。最近出版された本なんですけど、この作者さんが以前書いた物語とはまた違うものなんですけど、実は……」 「ふふ、なるほど、そうなるともしかしたら同じ世界観なのかもしれないのですね。そうなるともしかしたらこの主人公は……」 「ここのカフェはパンケーキがとても美味しいらしいですよ。あ、でもこっちのガトーショコラも美味しそうですね……」 「そうですね、どれも美味しそうで迷ってしまいますね……折角ですので二人で分け合ってみませんか?」 「!そうですね。トレーナーさんも好きな物を選んでみてくださいね」 「トレーナーさんって、以前からもそうでしたが、ウマ娘になってからより甘い物好きになりましたよね」 「ええ、そうですね。やはりウマ娘化した影響もあるのか、より甘いものが美味しく感じられますね」 「どちらかというと女の子になったから、というのも大きいのかもしれませんね。なのでトレーナーさんにも、どうぞ」 「ふふ、ありがとうございますね。ではこちらからもガトーショコラを」 「ん、カカオの苦味とクリームの甘味がとても美味しいです」 「うん、こちらのパンケーキもふわふわでこの甘さは癖になりますね……いくらでも食べてしまえそうですよ」 「この映画、実はある小説が原作なんですよ。二人の恋人同士の心理描写がとても丁寧で……」 「そうなのですね。ふふ、これは映画が終わったらまた一緒に読まないとですね」 「はい!映画から原作の小説に入るとまた違った感覚が味わえますからね。その時はまた一緒に読みましょうね」 「ええ、是非お願いしますね。そろそろ始まりそうですよ」 「あ、本当ですね。見終わったらぜひ、また感想を話しましょうね」 「ふふ、ええ、ぜひ楽しみにしていますね」 84二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 23 08 24 そうして一日中、二人でお出かけをして、夕日が沈みかけてきた頃…… 「トレーナーさん、今日は一緒にお出かけしてくれて、ありがとうございました」 「ふふ、私もしたかったことですからね。こちらこそとても楽しかったですよ」 電車を降りてから二人でトレセン学園までの河原を歩いていく。 今日一日、二人でいろいろな場所を二人で過ごしてきた。 本屋から始まり、カフェ、映画館…… ここ最近、なかなか二人で出かけるという機会がなかった。 だからこそ、トレセン学園以外、日常的な場所で二人で出かけるのはかけがえのない時間にもなったのだった。 「年末からずっと、レースに向けてトレーニングを続けていて、あまりこういう時間とれていなかったですからね」 「はい、レースでもずっと一緒に歩み続けてきましたが、こうした日常もまた、大切なものですよね。……物語の英雄にもこうした何気ない日常があるからこそ、より輝くものですから、そう、今日の映画の主人公たちみたいに……」 レースという英雄としての戦いの舞台、それに向けての日々。 天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と秋のレースを目指し続けてきた。 だけど、ロブロイの言うように私たちの物語は必ずしもレースに向けての物ばかりではない。 私たちの紡ぎ続ける物語は、何気ない日常、二人で過ごす時間一つ一つが、彼女と一緒に紡ぐ物語なのだから…… 85二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 23 08 37 「「……」」 お互いの会話が止まる。 甘い喧騒に包まれた街中から離れれば、こんなにも静寂に包まれている。 沈んでいく陽の光と宵闇の空がまるで物語の中の世界のよう。 そんな世界でも君の存在ははっきり感じられる。 多くの人々がいる中でも、不思議な世界の中でも、きっと私達は一緒にいるのだろう。 トクン、トクン…… 私自身の鼓動の音だけが聞こえてくる。 今日、こうしてお出かけ、いやデートの約束したのはこれからのことが目的。 だけどやはり緊張してくる。鼓動が強く鳴り響く。 喜んでくれるだろうか、美味しく食べてくれるだろうか、大丈夫だと信じられても不安な思いは湧いてくる。 私の心のキャンバスはたくさんの色が湧き上がる。 それでも、それでもロブロイにこの想いを渡したくて…… 「トレーナーさん」「ロブロイ」 だからだろうか、この静寂を破ったのはお互いの声だったのは…… 「えへへ……」「ふふ……」 お互いの声が重なるだけで、お互いの思いが同じなのがわかる。 ならこのあともきっと…… 「「トレーナーさん(ロブロイ)、ハッピーバレンタイン」」 だからこうして、私達の言葉も想いも、一緒に重なるのだから……。 ≫103二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 00 51 31 『思い出のC』 「んー寒いわねー」 「そうね……」 バレンタインの夕方、二人のウマ娘が街を歩く。 「着込んでも寒いもんは寒い、東京も寒いもんは寒い……むしろあれね、雪降った時は余計寒くなりそうね」 「どうかしらね……?私はそこまで気にしたことはなかったかもしれないわ」 アドマイヤベガとそのトレーナー、ベガトレは街外れの高台へと足を進める。澄んだ空はすっかり茜色に染まり、太陽は地平線の遠く彼方へと消えようとしている。 「まあベガは寝るときは布団あったかくして寝てるからねぇ」 「布団乾燥機は良いわよ……使い過ぎには気を付けないといけないけれど」 「“自分”がハッキリしてなかったころから妙に気に入ってたのは何なのかしらねぇ」 「……さぁ」 他愛のない話を続けながら、夕日を背にして歩いていく二人。高台にたどり着き、空に星明りが付き始めようとしていたころに、ふとベガトレがあるものを見つける。 「おっと、これはこれは……ベガ、飲み物おごったげるわ」 「……別に良いのに。だけど、ありがとう」 ガコンと音が鳴り、温かい缶がベガへと渡される。 「これは……去年の?」 「そうそう。冬場限定ってわけじゃないみたいだけど、寒い日にゃあったかい飲み物よ」 それはシニア期にも渡されたココア。手に取ったベガの手に、ジワリと優しい熱が伝わっていく。 「……うん、これは好きかもしれないわ」 「んじゃ良かった。今度は星を見ながら一緒に飲みましょ……あ、今日バレンタインだったわね。じゃ、ハッピーバレンタイン!ってことで。よし、ノルマ達成」 「……無頓着が過ぎるわね。全く……ほら、ハッピーバレンタイン」 あきれながらも、笑うベガが小箱を渡してくる。 「……上手く作れたかはわからないわ。それでも、食べてくれると嬉しい」 「……ありがとうね、ベガ!」 ベガトレは心の底からの笑顔をみせた。 3年間を駆け抜けて、少しずつ“自分”を知ることになってきたアドマイヤベガ。未だ至らぬ星海の最果てを目指す彼女は、それと共に人並みの幸せを知るようになってきた。 それを感じたベガトレは、彼女の変化を密かに、しかし最も喜んだ。 高台に二人の影。こつんとぶつけられる二つの缶。見上げる星の海。 きらきらと輝く宇宙を楽しみながら、二人は語らい、のどを甘さで満たしていった。 ≫107二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 02 49 10 VRウマレーターを体験する新人ちゃん 気付けば、目の前に広がる景色は言うっちまうの大地だった! 「VRって凄いです!」 そんな感想を漏らす新人ちゃんに語り掛けてくる謎の存在「ゴルシウス」 謎の存在「ゴルシウス」が新人ちゃんへと示す使命 「全てのモン娘トレーナーと出会え」 その使命を帯びた新人ちゃんは、言うっちまうの大地へと飛び出して行く! ウマ娘達と協力し 時には、冒険を手助けしてくれるライドモン娘トレーナーに認められる為に頑張り 時には、荒れ狂うクイーンモン娘トレーナーを鎮める為に頑張り そして全てのモン娘トレーナーと出会う使命を全うする為に頑張る新人ちゃん! 今、言うっちまうの大地を舞台に新人ちゃんの大冒険が始まる!! VRゲーム モン娘トレーナー レジェンドゴルシウス 言うっちまう歴564年春発売未定 ≫155二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 11 32 06 「あっ!ちょっ、待てっ!逃げんなっ!」 「いっててて……、はっ!タイシン!タイシン大丈夫か!?変なことされてないか!?嫌なことされてないか!?タイシン!?」 「ああもううるさいっ!ちょっと黙れ!アタシの脚ならまだ追いつける……っ、早くとっつかまえて……」 「タイシン」 「……だから!!さっき黙ってろって言ったでしょ!!トレーナーを傷つけたこと、絶対に償わせてやるんだから……!」 「ここは街中だタイシン。他の人にぶつかったら大変だし、何よりタイシンがケガしてしまうかもしれない。俺はそれが一番怖い。だから、一旦鞘を納めてくれ、な?」 「でも……、でもさあ……!!」 「やっと掴んだ海外への切符を、ここで無駄にしちゃいけない。見返して、見せつけて、証明するんだろ。タイシンの強さを」 「……っ」 「それに俺は大丈夫!!いつも蹴られてるし、耐性ついたかもなあ……」 「……ゴメン、なんか、その、許せなくって。頭に血が上って……、それで……」 「というか、タイシンがそんなに俺を心配してくれるなんてな!!なんかうれしかったな~!!」 「~~っっ!!うるさいうるさいうるさいっ!!こんのぉ……!!アンタもっかい蹴られたいってワケ!?ホントにやるよ!?」 「ごめんごめんごめんって!!」 「はあ……、なんか疲れちゃったね。明日早いし、もう帰ろ」 「そうだなタイシン!!……あっ!」 「きゃっ!?今度は何!!?」 「……サイフスラレチャッタ」 「……」 「……」 「徒歩だね」 「……ソウダネ」 「アタシがおんぶしてあげよっか」 「……オネガイシマス」 ≫172二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13 33 30 俺ことダイワスカーレットは、どうしてこうなったのだろうと状況整理を始めている。 愛車のプリウスを車検に出したので、その引き取りに久しぶりの電車に乗った朝方。府中から都心に近づくほど、朝の通勤ラッシュは激しくなっていって、踵が浮きそうになる程度には押し合いへし合いとなっていた。 だから最初は気のせいだと思ってたんだけど……尻尾の裏っかわを撫でる感触で、俺もようやく気づいたんだ。 あ、これ……もしかして、痴漢か? (……うっそだろ。俺なんかでもそういうのされんのかよ) わーえっちな本でみたやつー! って下らない考えが出る間もなく、尻と股の間らへんを、男の、ごつっとした指が撫でた。そういう本なら顔を赤くしてたんだろうけど、俺の頭の中でそんな気分になることはなくって……なんかこう、頭の中でぐるぐる考えが回って、指一本動けなくなってた。 (どうすればいいんだ? 叫ぶ? え、でも勘違いだったら?) 俺だって男だった時は、冤罪にならないように両手を挙げてたし……笑うなよぅ。不幸な事故にビクビク生きてんだよ、働く男はさ。 だから、そういうのだったら? っていう考えが過ぎっちゃって……股下を擦ってる手は精神的にアウトっていうか、めっちゃ怖いんだけど、それで叫んでヒトの人生終わらせる怖さとくらべちゃって、重さのわからない天秤で必死に測ろうとしてた。 びしょびしょなのはそういう気分じゃなくて冷や汗のせいで、喉元まで出かかった悲鳴が抑えきれなくなって…… 『――渋谷、渋谷でございます。お降りの際は足元にお気をつけて……』 扉が開いた瞬間、俺は脇目も振らず電車から降りて逃げ出した。 幸いにして誰も追ってくることはなくて、俺はずるずると薄汚れた駅の壁にもたれ掛かった。 惨めで、何にもできなかった自分がひどくちっぽけに感じた。俺、男だったのに……怖かったんだ。 「……は!? どうしたの、なんで泣いてんのよ!?」 「う゛ぅ〜……しゅ、しゅカーレットぉ……!」 半ば放心状態でプリウスを受け取って、トレセン学園に戻ったところでスカーレットに会った。 そしたら、なんかようやく安心して、涙がぼろぼろこぼれ落ちた。 その日からしばらくはスカーレットが傍にいてくれた。嬉しかったけど……スカーレットがそういう目に遭ったらちゃんと護れるように、ちゃんとしないとなあ…… うまぴょいうまぴょい ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ