約 6,989 件
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/501.html
第ニ回放送までの死亡者 + ... 死亡者 時間帯 死亡者 殺害者 死亡話 作者 死因 朝 相場晄 相場晄 057 決壊戦線─崩壊のカウントダウン─決壊戦線─もう迷わない─決壊戦線─Diabolic mulier─決壊戦線─気高く吠えろ餓狼─決壊戦線─ビヨンドザホープ─ ◆EPyDv9DKJs 浪漫砲台『パンプキン』使用の代償である精神エネルギーを消費し尽くし死亡 朝 有間都古 完全者 焼夷手榴弾の爆炎により全身を焼かれ死亡 朝 ギース・ハワード ロック・ハワード ロック独自のバスターウルフにより心臓を破壊され灰化 朝 ロック・ハワード ロック・ハワード ギースとの戦闘によるダメージや悪鬼纏身『インクルシオ』行使の代償で心身の限界を迎え死亡。 朝 ???? 鹿目まどか 058 「だからわたしは」(前編)「だからわたしは」(後編)薄明のモノローグ ◆ZbV3TMNKJw 魔法の矢で背後から貫かれ再び灰化 朝 累の父 童磨 全身丸ごと捕食され吸収、死亡 朝 野原みさえ 野原みさえ 061 BRAVE PHOENIX ◆EPyDv9DKJs 禁止エリア滞在による首輪爆破 朝 佐藤マサオ 桐生 063 桐生伝 アシッド・レイジ・ロアー 頭部の霊核を手刀で貫かれ死亡 朝 桐生 糸見沙耶香 第三段階迅移を用いた超高速の突き技で心臓を貫かれ、そのまま追撃の一刀を喰らい絶命 朝 宮藤芳佳 針目縫 片太刀バサミ(赤)により斬殺 朝 糸見沙耶香 桐生 酸性雨による全身腐食により死亡 午前 (Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男 レオーネ 070 JUST LIVE MORE Helheim 咄嗟のガードを貫通して拳を顔面に喰らい、頭部が圧し折れ死亡 午前 レオーネ (Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男 まほうの玉による自爆特攻やパンツァシュレッケの砲撃を受けた事で、ダメージが限界を迎え立ったまま死亡 午前 藤堂悠奈 藤田修平 コルトM1911A1で額を撃ち抜かれ射殺 午前 高咲侑 間久部緑郎/ロック キラークイーン第一の爆弾により爆殺 午前 崎村貴真 藤田修平 コルトM1911A1で頭部を撃ち抜かれ射殺 午前 アルーシェ・アナトリア ベルトルト・フーバー 072 最後の巨人 ◆4Bl62HIpdE 超大型巨人変身時に発生する大爆発を至近距離から受け即死 午前 松坂さとう ベルトルト・フーバー 超大型巨人変身時に発生する大爆発を至近距離から受け消滅 午前 立花特平/トッペイ ベルトルト・フーバー 超大型巨人による爆風で吹き飛ばされた家屋の柱が胴に突き刺さり死亡 午前 パンドラボックス ベルトルト・フーバー 超大型巨人による爆風で吹き飛ばされた瓦礫の下敷きになり死亡 午前 ベルトルト・フーバー パンドラボックス ザラキの発動条件を満たした状態でザラキを喰らい死亡 午前 有栖零児 アーナス 073 双眸赫翠 ◆EPyDv9DKJs ストップウォッチの時間停止により致命傷を貰い、最期の力で足止めを図るもトドメを刺される 午前 リリアーナ・セルフィン アーナス ストップウォッチの時間停止に対応出来ず、魔剣ヨルドの刺突が致命傷となり死亡 昼 ナスタシア ベルトルト・フーバー 074 双眸赫翠 ◆EPyDv9DKJs 72話にて超大型巨人により投擲されたが瓦礫降り注ぎ圧死 昼 服部静夏 ベルトルト・フーバー 72話にて超大型巨人により投擲された瓦礫が降り注ぎ圧死 昼 野原しんのすけ ベルトルト・フーバー 72話にて超大型巨人により投擲された瓦礫が降り注ぎ致命傷を負うも、最期におたすけを行い死亡 昼 アナムネシス 清棲あかり 077 プラトン 清棲あかりの弁明プラトン 清棲あかりのイデア論 ◆s5tC4j7VZY 色違いボルケニオンのスチームバーストを受け、全身に重度の火傷を負い死亡 昼 古波蔵エレン アーナス 078 襲葬来斬 ◆EPyDv9DKJs 魔剣ヨルドで首を刎ねられ死亡 昼 荻原結衣 アーナス 078 襲葬来斬 魔剣ヨルドで両断され、上半身と下半身が泣き別れとなり死亡 昼 プロシュート アーナス 078 襲葬来斬 魔剣ヨルドで腹部を裂かれるも死に際にナタクの召喚石を使い死亡 最後の言葉 退場者 最後の言葉 相場晄 「野咲……俺は───」 有間都古 「おじ、さん……助け……」 ギース・ハワード 「───今宵一度(ひとたび)の宴、存分に堪能させてもらったぞ。」 ロック・ハワード 「ギース……」 ???? ガアアアアアアア!!!! 累の父 「オオ...オォォォオォォォ!!!」 野原みさえ (お願い、しんのすけ、あなた……生き───) 佐藤マサオ 「オラオラどけどけぇー!!」 桐生 「もしもの話だが。次があれば勝たせてもらう。」 宮藤芳佳 「日ノ、元、さん……!?」 糸見沙耶香 (ゴメン……皆……) (Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男 「戦場に愛など必要ない。……人生にもな」*死亡話内で発言無しな為前話059より レオーネ 「残るは……アンタだけだよ。」 藤堂悠奈 「ええ、そうね……でも私を引き継ぐ者はいるわ。無理に彼女のことを忘れろなんて言えないけど、それだけは覚悟しなさい。」 高咲侑 「エレンさん!」 崎村貴真 「もう俺のやることは終えたからさ。俺の理不尽に協力してくれて、ありがとう。」 アルーシェ・アナトリア 「…何を、言っ」 松坂さとう 「し”お.........ちゃん………ご、め」 立花特平/トッペイ 「はい!よろしくお願いします!あかりさんにエルピス!」*死亡話内で発言無しな為前話053より パンドラボックス 「……!!!」*死亡話内で発言無しな為前話053より ベルトルト・フーバー ――僕はもう、何も傷つけなくていいんだ。 有栖零児 「よそ見をする暇があるのか!」 リリアーナ・セルフィン 「皆、逃げ、て……!!」 ナスタシア 「早く武装を解きなさい! 今度は二人の首を───」 服部静夏 「伯爵様の為であれば、惜しくありません!」 野原しんのすけ 「困ってる人がいたら、おたすけしなくちゃって……」 アナムネシス 「くす……頼んだわよ。千……貴方の成長を見守ることが出来なくて……母さんの役目を果たせないで……ごめんなさい……ね」 古波蔵エレン 「ま、まだ……終わりませんヨ!」 荻原結衣 「兄、貴……」 プロシュート (最後のチャンス、掴めなかった……すまねえ。)」 殺害数ランキング 順位 殺害者 殺害数 被害者 生存状況 スタンス 1位 不動明 9人 ブサイク大総統、ヒエ、ワム、ガビ、バボ、カミソリ鉄、チェーン万次郎、ドス六、メリケン錠 生存 八将神 2位 ベルトルト・フーバー 7人 アルーシェ・アナトリア、松坂さとう、パンドラボックス、立花特平/トッペイ、ナスタシア、服部静夏、野原しんのすけ 死亡 優勝狙い 3位 アーナス 6人 赤城みりあ、有栖零児、リリアーナ・セルフィン、古波蔵エレン、荻原結衣、プロシュート 生存 八将神 4位T 十条姫和 3人 スキャッター、オフェンダー、恵羽千 生存 八将神 桐生 藤原美奈都、佐藤マサオ、糸見沙耶香 死亡 マーダー(人間優先)→洗脳・奉仕→マーダー(人間優先) 軍服の男 由香(ユカポン)、フェザー、レオーネ 死亡 生存優先 5位T 堂島正 2人 益子薫、ミスティ 生存 対主催 モッコス ドドンタス、吹石琴美 死亡 危険人物 ギース・ハワード 細谷はるな、司城夕月 死亡 無差別 北条沙都子 広瀬あゆり、北条沙都子 死亡 ステルス ロック・ハワード ギース・ハワード、ロック・ハワード 死亡 対主催 藤田修平 藤堂悠奈、崎村貴真 生存 優勝狙い 6位T 絶鬼 1人 柳瀬舞衣 死亡 無差別 村田勉 村田勉 死亡 危険人物 阿刀田初音 ユカポンファンの吸血鬼 生存 不明 立花特平/トッペイ 伊藤大祐 死亡 対主催 ドドンタス 死神 死亡 対主催 沙夜 沼の鬼 生存 臨機応変 ジャギ カンフーマン 生存 優勝狙い 累の父 ホワイト 死亡 無差別 司城来夢 優木せつ菜 生存 情緒不安定 益子薫 佐神善 死亡 洗脳・奉仕(ミスティ) ミスティ 三島英吾 死亡 危険人物 衛藤可奈美 絶鬼 生存 対主催 吹石琴美 モッコス 死亡 対主催 安桜美炎 ノワール伯爵 生存 対主催 相場晄 相場晄 死亡 首輪解除 完全者 有間都古 生存 特殊 鹿目まどか ???? 生存 対主催 童磨 累の父 生存 無差別 糸見沙耶香 桐生 死亡 対主催 針目縫 宮藤芳佳 生存 優勝狙い レオーネ 軍服の男 死亡 対主催 間久部緑郎/ロック 高咲侑 生存 危険人物 パンドラボックス ベルトルト・フーバー 死亡 無差別→奉仕(清棲あかり) 清棲あかり アナムネシス 生存 対主催
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/61.html
人形遊び2(前) 下を見るけど視界が悪いから全然下着が見つかんない…… そしたら美優がいきなり見の前にでてきて、私は腕ごと抱きしめられた! 『ふぎゅっ!』 「久しぶり!サキちゃん♪」 美優は頭を私の胸にうめる……やっぱり苦しい…… 「……会いたかったよ……ぐすっ……」 !…… 美優は私の胸で泣き始めた……しばらく私がサキになってあげなかったから寂しかったのかも…… 私は美優の手を解き、頭をなでなでしてあげた…… 「ぐすっ…ぐすっ……あっ!」 美優は急に胸から顔を離して目をゴシゴシとふいた。 「ごめんね……私……お姉ちゃんなんだから泣いちゃダメだよね!はい、これ下着♪」 見つかんないと思ったら美優が持ってたんだ…… 私はショーツを受け取り、股が濡れてるのがばれないようにすぐに身に付ける。 マスクしてるからすごく大変…… でもブラジャーを渡してくれない……私は胸に手を当ててブラジャーを貰おうとした。 「ブラジャー?つけなくてもだいじょぶ!あとでわかるよ♪」 ブラジャーなしなの?……なんか落ち着かないよぉ…… もじもじしている私を見ながら、美優は部屋の隅に置いてある紙の手さげ袋を持ってきた。 たぶんあの中に今日着る服が入ってるんだと思う…… 「今日のテーマはメイドさんじゃなくて私服のサキちゃん♪って感じでいこうと思うの!」 ……私服? 私が首をかしげると美優はニコニコしながら袋の中から服を取り出し、それを床に並べた。 袋の中には目があれで色がよくわかんないけど、白のニーソックスに白のスカート、白いカーディガン、 そしてたぶんピンク(?)のキャミソールが入ってた。 「はい!足上げてね♪」 美優の肩に手を置いてニーソックスを右足、左足と履かせてもらった。 長さは膝の上あたりまである。この前みたいなフリルはついてないみたい…… 「次はスカート履こうね♪」 続いてスカート。これにはちょっと控え目なフリフリがついてて、内側にレースがついてる。 丈は……かなり短い……階段とかでショーツが見えちゃうぐらいの長さ…… ちょっとこれ……恥かしい……短すぎだよぉ…… マスクの中で顔が真っ赤になった……もちろん美優には見えてない…… それに美優はさっきからテンションが上がってきてる…… 「次は……これこれ!ピンクのキャミソ~♪サキちゃん!バンザイして♪」 言われたとおりにバンザイする。美優は上からキャミソールを着せた。 キャミソールはニット状の生地で胸がちょうど隠れるくらい。お腹もちゃんと隠れるからちょっと安心した…… 肩ひもはなくて胸の谷間のところのひもをちょうちょ結びで縛って落ちないようにしてる。 今ブラジャーをつけなかった意味がわかった。これだと肩が見えちゃうからだ…… 肌タイ着てるけど……やっぱりノーブラで服着るとそわそわする…… なんか……着せ替え人形みたい……さっきからされるがまま…… それに……ずっとドキドキしてる……暑いよぉ…… サキになってから胸のドキドキが止まらない…… そのうえ服着たから肌タイがうっすらと汗ばみ始めてきちゃった…… 「これが最後だよ♪そのままにしててね♪」 美優はカーディガンの袖に右腕、左腕と私の手を通す。 袖の長さが肘までぐらいで丈も短いショートカーディガン。ボタンが無くて前が全部開いてるデザイン。 胸が大きな人なら似合うかもしれないけど…… 「はい!サキちゃん私服バージョン完成♪ほらほら、鏡見て!すっごくかわいいよ♪」 そういって美優はあらためて私を鏡の前に立たせる。 美優は相変わらず絶好調だ…… 鏡に映ったサキは、ピンクと白の元気一杯な女の子って感じに着飾っていた。 かわいいと思うけど自分じゃこのカッコはできないと思う…… ピンクだ……スカート短い……見えちゃうよぉ…… 胸も見えそう……恥かしい……あぅぅ! 私じゃないみたい……また感じちゃう…… それもそのはず……私はもう……サキなんだから…… 鏡の中の私(サキ)を見てたら美優がグイグイ手を引っ張る。なんだろ? 「サキちゃん!今日はお外で写真撮ろ♪」 お外?…… え!そんなの聞いてない! 『やらよほ!』(やだよお!) 美優の手を振り払い首を横にふる。こんなカッコで外に出たくない! 美優は優しく微笑みながらサキの口に指を当てた。 「しゃべっちゃダ~メ♪今なら人いないからだいじょぶだよ!それに誰が入ってるかわかんないし♪」 こんな早くに私を呼んだ理由がわかった……外で撮影会するためだ…… だからメイド服じゃなくてこの服装なんだ…… 美優の部屋で撮影会するならいいけど……外はいや…… たしかに顔は見えないけど……いくらなんでも恥かしすぎるよぉ…… 私はイヤイヤした。 そしたら美優は意地悪そうな顔をした……何か企んでる…… 「じゃあサキちゃんの秘密……ばらしちゃおっかな~?」 ドキッ! 心臓が止まった気がした。 今となっては美優の握っている私の秘密は2つもある…… 部室での居残り練習のこと……それに着ぐるみを着て感じちゃうこと…… ずるい!……そんな手使うなんて…… 秘密だけはばらされたくない……私は首を横にふった。 「じゃあお外に出てくれるのね!?」 美優がまた飛びっきりの笑顔で私を見る……私は渋々頷いた。 「ありがと♪あ!カメラ忘れてた!ちょっと待っててね♪」 美優は急いでデジカメを取りに行った。 美優……ずるいよ……でも……外に出なくちゃいけないんだ……どうしよ…… 心臓がバクバク鳴ってる……体も……震えてる…… それに……また……濡れてきちゃった…… 時計を見る……5時半になってる。行くんだったら早くしたほうがいいかも…… 「よし、準備完了!行こっ!サキちゃん♪」 美優は肩からさげたポーチにデジカメを入れ、私の手を引っ張って一緒に玄関に向かった。 美優に私が履いてきたスニーカーを履かせてもらう。ちょうど白だから服に合ってるかも…… 肌タイを着てるからなんか違和感がある……少しきつい…… 美優はそ~とドアを開け、頭を出して周りの様子を伺っている……さすがに近所の人に見られるのは嫌みたい。 (今ならだいじょぶ……さっ行こ♪) 美優は小声で合図し、一緒に外に出てドアをバタンと閉めた。 そして美優は鍵をかけた。外はさっきより明るくなってきていた。 ほんとに……着ぐるみのまま外に出ちゃった……鍵もかけちゃったし…… ……あぅぅ!……だめだよ……こんなことで……感じちゃ…… 心臓が破裂しそう……落ち着こうとしても全然だめだった…… (サキちゃん!こっちこっち!見つかっちゃうよ!) 美優がいない!周りを見回すともう階段のところにいる! 待って!独りにしないで! あわてて美優のもとへ駆け寄る。マスクをかぶってるからかなり走りにくい。 やっとの思いで美優に追いついた。ちょっとしか走ってないのに体中が汗だらけ……それにすごく疲れる…… 『ふぅ…ふぅ…ふぅ……』 (ごめんね!私もちょっと焦っちゃってて……階段おりて裏口から出れば、ほとんど人がこない通りに出るから急いでいっちゃお♪) そっか……着ぐるみの私と一緒じゃかなりはずかしいよね…… 急がなくっちゃ! 私は美優に手を借りてなんとか階段をおりて一緒に裏口から出た。美優の部屋は2階だったから助かった…… そして私たちは下町みたいな懐かしい雰囲気の細い通りに出た。 「サキちゃん!こっちこっち♪」 へ? カシャ! 振り向いたらカメラのフラッシュが目に飛び込んできた。もう撮影会は始まっちゃったみたい…… 「う~ん……フラッシュいらないかも……目が光っちゃうし……」 さっき撮った写真を見ながら美優は一人で考え込んでる。なんか私はおいてけぼり…… 気付いてもらえるように美優の肩を指で突いてみた。 「ん?……あっ!ごめんね!再開しよ♪じゃあその郵便ポストの横に立って!俯き加減で手は後ろに……OK!かわいい♪」 その後も電柱とか街灯、色んなものと一緒に私の……サキの写真を撮っていく…… 「ふふ♪やっぱり写真は外で撮らないとね!」 美優は相変わらずハイテンションだ。 美優……私といるときより……楽しそう…… サキのほうが好きなのかな……ちょっと寂しい……はぅっ!…… でも……私がサキだもん!頑張ってあげよ! やっぱり美優の笑ってる顔を見れるのが私には嬉しかった。 着ぐるみのサキ……中に入ってる私……私を妹のサキとして扱っている美優…… そのことを思い出すたびに……私はサキの中で感じちゃった…… 「えっと次は……右足をそこの段差にかけて左手は腰!右手は力を抜いておろしてね♪」 左手は腰で右足をかける……この段差ちょっと高いかも……あ! 私はとっさに足を下した。 こんなに足上げたらショーツが見えちゃう…… 「あれ?どうかしたの?サキちゃん。」 美優が不思議そうな顔で私を見る。 私は俯きながらスカートを指さした。マスクの中で顔が真っ赤にしながら…… 「スカート?……あっ!ごめんね!見えちゃうよね……ほんとに…ごめんね……」 急に泣きだしそうなる美優……手からカメラを下してしまった…… どうしよ……美優が泣いちゃう……でも恥かしいよぉ…… 見えちゃうけど……やってあげよ! 私は着ぐるみに覆われてることをいいことに、開きなおって美優に言われたとおりのポーズをとった! 「……え?撮っていいの……でもショーツが……」 美優はおどおどしながら聞いてきた。私は右手で胸をポンと叩き元気よく頷いてみせた。 そしたら美優の笑顔が戻った。そしてカメラを構える。 「……ありがと♪じゃあ撮るよ!はい、チーズ!」 カシャ! 私は急いで足を段差から外した。やっぱりすごく恥かしい……一気に汗かいちゃった…… ちょっと……疲れてきちゃった…… 今でも心臓がドキドキし続けてる……やっぱり着ぐるみを着てると予想以上に疲れた。 私がうなだれていると美優が心配そうな顔をして下から覗き込む。 「だいじょぶ?疲れちゃった?」 一瞬頷きそうになったけどもうちょっと頑張ってあげようと思った。 首を大きく横にふり元気一杯!のポーズをしてみせた。 やっぱりサキになると大胆になっちゃう…… 「ほんと!じゃあ公園いこ!公園で撮ったら終わりにしてあげるからね♪」 ……誰もいないといいけど……もう少しだし!頑張っちゃお! そして私たちは歩いてすぐのところにある公園まで向かった。 後でこの選択を後悔するとも知らずに…… 誰とも会わずに公園に着いた。ちょっと運がよすぎかも…… 公園はブランコとかジャングルジムとか子供の遊具がいくつかあって比較的にちっちゃい感じ。 公園の真ん中には時計が立ってて、もう6時になってる。 美優は公園を見渡しながらまずどれにしようか迷っていた。 「う~ん……なにがいっかなぁ……鉄棒にしよっ!サキちゃん!鉄棒につかまって♪」 美優は一番高い鉄棒をポケットティッシュで拭いてから私を鉄棒につかまらせた。 鉄棒なんて久しぶり……小学校以来かも…… この高さなら……私が回ってもだいじょぶそお…… 小学校の頃、鉄棒がすごく得意だったからちょっと回ってみたくなってきちゃった…… そのことに気付いたのか、美優はこんな提案をしてきた。 「サキちゃん……ちょっと回ってみて♪」 え?……でもウィッグとかマスクとか取れちゃうんじゃ…… 私はサキの髪を引っ張った。 「ふふ♪だいじょぶ!ウィッグはマジックテープで止まってるし、スクもちゃんと固定してあるから!だから回ってみて♪」 私は元気よく頷き、手を突っ張って腰を鉄棒に当てて体を支える。 そしたら美優がシャッターをきった。 「あっ!ごめんね!そのまま続けて♪適当に撮っちゃうから!」 ちょっと……落ち着かないかも…… でも……やってみよ!連続前回り! 私は反動をつけて回り始めた! 人形遊び2(後)
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/146.html
俯いてる私を尻目に美優がまた袋から何かを出してそれを背中に隠した……今度はなんだろ? 「ふふ♪猫ちゃんといえば……やっぱりこれだよね!」 そういって美優は背中に隠してたものを私に見せてくれた……それは毛糸の玉だった。 ?……それでなにするの? 私が首を傾げてたら美優が玄関のほうに毛糸の玉を転がした…… 「はい!あれとってきて!」 『?……』 よくわかんないけど美優に言われた通りに玉をとりに行こうとした。 私が立ち上がろうとしたら美優に手を引っ張られた……振り返ると美優がちょっと怒った顔してる…… 「立っちゃだめ!にゃんにゃんルール忘れちゃったの?」 『ふぅ?』 にゃんにゃんルール?……あっ! 猫にされてからすぐ美優に言われたことを思い出した! たしか歩くときは……四つんばいで歩かなきゃいけないんだった…… えっ!……もしかして……あの玉で……あぅぅ!…… なんで美優が毛糸の玉を用意したのかわかった…… 玉をとりにいかせたりして……私を四つんばいで歩かせるつもりなんだ…… んくっ!……やだ……そんなの……恥ずかしい…… しかもこんなカッコで……美優に見られながら四つんばいで歩かなくちゃならない……そんなの恥ずかしすぎる…… 私がもじもじしてたら美優が私の腕をまた引っ張った…… 「思い出した?にゃんにゃんルール♪」 私は小さく頷いてその場にぺたんとお尻をついて床に手をついた。 そしたら美優が私の……サキの頭をなでなでしてくれた…… でもそんなことされると……また感じちゃう…… 「うん♪座るときはそれだよね♪じゃあ歩くときはどうするの?」 美優の顔を見る……すごく嬉しそうな顔してくれてる…… そんな美優の顔がもっと見たい……私は四つんばいで毛糸の玉があるほうへ歩き出した。 「そうそう!できればももをすりすりさせて歩いてみて♪」 美優に言われた通りに膝を閉じてももを摺り合わせて歩く……すごく恥ずかしい…… んんっ!……やっぱり……恥ずかしいよぉ……あぅん!…… ……ほんとに……猫にされちゃってる……ふぅぅ!…… 美優が徹底して私を猫扱いしてる……しかもサキにしたうえで…… 今してることがまさにそう…… だけど私は……着ぐるみを着てこんなことまでしてるのに……感じちゃってた…… あそこをおつゆでベッチョリにさせながらもなんとか毛糸の玉があるとこに着いた。 少ししか歩いてないのにまた体じゅうから汗が噴き出しちゃってる…… はぁ…はぁ……んんっ!……あとはこれを……もってかえるだけ…… ……あれ?……どうやってもってけばいいの? 四つんばいだから持てないし……立っちゃだめだし…… ……あっ!転がせばいいんだ! 私は転がして美優のところに玉をもっていくことにした。 ふふ♪これならもってけ……あっ! 自分がやってることに気づいた……これじゃ毛糸の玉にじゃれついてる猫そのものだった…… しかもそんな私を美優はニコニコしながら見てた! ほ、ほんとは……これが見たかったんだ……あぅん!…… 体をビクつかせてる私に美優が声をかけた。 「うんうん♪かわいい♪そんなふうに転がしてもってきてね!」 ずっと恥ずかしがってても着ぐるみを脱がしてもらえるわけじゃない…… 私は恥ずかしいのと感じちゃうのを我慢して美優のとこまで玉を転がしていった…… 美優のところに玉をもっていくと美優は解けた糸を玉に巻きつけていった。 それが終わるとサキになった私の頭をまた撫でてくれた…… 「よくできたね♪いい子いい子♪」 んくぅ!……だ、だめ……なでなでされると……また……ふぅっ!…… 普段だったら私が子供たちにすることを……年下の美優にしてもらってる……すごく恥ずかしい…… それに……胸がドキドキしてきちゃう…… 美優は頭から手をはなすとほっぺを真っ赤に染めてこんなことを言った…… 「歩いてるときね……サキちゃんのしっぽと……おしりがフリフリして……すっごくかわいかったよ♪」 『……ふぅっ!!』 えっ!!そんなとこ見てたの! や、やだ!恥ずかしい!! サキの中で顔が真っ赤になっちゃった…… 私は意味もなくふわふわの両手でサキの顔を隠した…… 「ふふ♪恥かしがっちゃって……かわいんだから♪じゃあ次もいってもらっちゃおう!はい!」 そういって美優はまた毛糸の玉を転がした。 私もまたそれを四つんばいになってとりにいく…… 途中で美優のほうを振り向くと美優はベットに座りながら私を見てる……すごいニコニコしてる…… また私のお尻……見てるんじゃ……んくっ!…… ……あんまり……見ないで……恥ずかしいよぉ…… できるだけ美優を気にしないように玉があるところに歩いていく…… そしたら……あそこの異変に気づいちゃった…… はぁ…はぁ…はぁ……ふぅっ!……やだ……ブルマが…… こんな体勢で歩いてたら……ふわふわブルマがあそこに食い込んできちゃった…… だから歩くたびに……敏感になってるあそこを肌タイに撫でられちゃう…… あぅん!……どうしよ……また変な気分に……なってきちゃった…… でもこの刺激が……なんかちょうどよくって……きもちいい…… 歩くたびにおつゆが漏れてきちゃって……どんどんエッチな気分になってくる…… もっと太ももを摺り合わせて歩いてみる……さっきよりあそこに刺激が加わってくる…… はぁ…はぁ……んくっ!……やだ……これ……んんっ!………きもちい…… そんなことに夢中になっちゃってた……美優に見られてることを忘れて…… はぁ…はぁ……んんっ!……あぅん!……もうちょっとで……うぅん!……いけそう…… んっ?なにこれ?…………あっ!! 私の視界に毛糸の玉が入ってきた! 私は目的を忘れちゃってた! そうだ!これとりにきたんだった! ちょっと肌タイであそこが摺られたからって……エッチな気分になっちゃって…… それにわざとももを余計にすりすりして……刺激を大きくして……そんなことしてまた着ぐるみで……エッチしちゃうとこだった…… ……なにやってるの……私……ふぅっ!…… 体をビクビクさせながらその場に座り込んでたら美優に声をかけられた。 「どうしたの~?早くそれもってきてよ~!」 だめだよ……もうあんなことしないって……決めたのに…… ……それに……美優も見てるんだから…… 私は美優に手を振って毛糸の玉を転がし始めた。 でもやっぱり……玉にじゃれてるみたいで……恥ずかしい…… それに……歩くと摺られちゃうから……いやでも感じちゃう…… 美優のところに玉をもっていくと、美優はまた私をいい子いい子してくれた…… 「ほんとにかわいいよ……サキちゃん……今までで一番かわいいかも……」 んくぅ!……そんなこと言われると……あぅん!……感じちゃうよぉ…… 美優は黒猫サキがすごく気に入ってるみたい……私が猫っぽいことするとすっごくニコニコしてくれる…… そんな美優の元気な顔が見れるから……私もこんな恥ずかしいこと出来るんだと思う…… 美優の笑顔にはそんな不思議な力がある…… そのあとも何回も美優は玉を転がして私がそれをとりにいった…… そのたびにあそこが刺激されちゃうし……美優に四つんばいで歩いてるところと玉でじゃれてるところを見られて……感じちゃった…… たぶんブルマに染みだすぐらいに……濡らしちゃってると思う…… はぁ…はぁ…はぁ……んんっ!……疲れて……きちゃった…… ……今何時だろ? 私は顔をあげて時計を見た……もう3時になってる。 1時間近く動いてたんだから疲れるのは当たり前だった。 もう少し……やってあげたいけど……ふぅっ!……ちょっと……無理っぽいかも…… ……それに……んくっ!…………漏れちゃいそう…… そう……おしっこしたくなってきちゃった…… 美優は私をサキにするときにいつもピーチdeジュースを用意してくれる。 私は毎回後先考えずにピーチdeジュースを全部飲んじゃう……もちろん今日も1リットル飲んじゃった…… はぁ…はぁ……これもってったら……もう脱がしてもらお……着ぐるみ…… んんっ!……もうビチョビチョだし……グチュグチュだし………おしっこ……したいし…… 私はそんなことを考えながら目の前の毛糸の玉を転がした。 私はベットに座ってる美優の足元に玉を転がした。 そして美優がいい子いい子する前に美優の足を肉球グローブの手で引っ掻いた。 美優はキョトンとした顔をしたけどすぐにはっ!とした顔になった。 「あっ!おねだりだね♪なになに?」 美優がサキの顔を見る…… 私は女の子座りになってあのときみたいに「マスクとって!」のジェスチャーをした。 そしたら美優はちょっと意地悪そうな顔をした…… 「ふふ♪だ~め♪脱がせてあげないよ!」 え……そんなぁ…… 私ががっかりしてたら美優が私の肩をポンポンと叩いた。 顔をあげたら可愛く微笑んでる美優の顔があった…… 「あとちょっとで終わりにするからもうちょっと頑張って!お願い♪」 そういって美優はニコッと笑った…… 私は小さく頷いてみせた…… 「ありがとね♪サキちゃん♪」 そんな顔されたら……断れないよ…… ……んんっ!……でも……おしっこ……もれちゃう…… 私はもう一回美優の足を引っ掻いた。 「え?またおねだり?」 不思議そうな顔でサキの顔を見つめる美優…… 私は両手であそこをポンポンと叩いた……マスクの中で顔が真っ赤になっちゃってる…… 「お腹すいちゃったの?」 でも美優に通じてないみたい……たしかにお腹もすいてきちゃったけど…… 『……ほひっほ』(……おしっこ) 「ほひっほ?……あっ!おトイレ行きたいんだね!じゃあ一緒にいこ♪」 着ぐるみのままおしっこさせてもらうときはいつもこんな感じ…… 美優に「おしっこしたい」って言って一緒にトイレに入る…… そのたび濡れてるの見られちゃうし……おしっこしてるとこも見られちゃう……すごく恥ずかしい…… 美優はベットから立ち上がってトイレの方に歩いていった。 私も立ち上がろうとしたら美優に怒った顔された…… 「立っちゃだめ!猫ちゃんでしょ!」 あぅん!……猫ちゃんって……呼ばないでよぉ…… 私は体をピクピク震わせながら四つんばいで歩いた…… そしたらまた美優が笑顔になった。 「トイレに入ったら立っていいからね♪」 そういって美優はまたトイレへと歩き出した。 美優に四つんばいでついていく……なんか美優の猫になったみたい…… それに四つんばいで歩くと……感じちゃうし……漏れちゃいそうになっちゃう…… そんなことしながらやっとトイレまで着いた。 「あっ!そうだ!」 『ふっ?』 美優が何か思い出したみたい…… 美優はあわてて私の背中に回っていきなり私のお尻を触ってきた! 『ふぅっ!!』 あぅん!い、いや!やめて! 暴れたら美優に腰を両腕でがし!っと捕まえられた! 「お、落ち着いてサキちゃん!変なことするわけじゃないから!」 『ふぅ…ふぅ…ふぅ……んふぅ!……』(はぁ…はぁ…はぁ……んくぅ!……) 私が暴れるのをやめたら美優が腰から手をはなしてくれた…… でも……ちょっとおしっこ漏れちゃった…… そして美優はまた私のお尻を触ってブルマをごそごそといじくった。 私が振り向くと美優があのふわふわの黒い尻尾を手に持ってた! 『ふっ!』 「ね♪」 あの尻尾……とれるんだ…… あれ?……ちょっと……変な感じ…… ずっとつけてたから逆についてないと違和感がある……なんか落ち着かない…… 美優は尻尾を床に置くとドラムバックからウェットティッシュの箱を出した。 そして自分だけトイレに入ってトイレの床をそれできれいに拭いてくれた…… 「OK♪これでおしっこできるよ♪」 そういって美優は手を引っ張って私をトイレに入れた。 その後美優も一緒にトイレに入ってドアを閉めた。 入るとすぐに美優がこんなことを聞いてきた…… 「ブルマ下ろしてもいい?」 私は小さく頷いた…… 「じゃあ下ろしちゃうね♪」 美優が黒ブルマに手をかける……胸がドキドキしてくる…… そしてブルマの下に履いてるショーツごと一気に膝まで下げた。 肌タイのあそこの部分が……私のおつゆでビッチョリになってた…… んんっ!……は、恥ずかしいよぉ…… こんなところを美優に見られちゃってる……もう全身が真っ赤っ赤になってる…… 「ふふ♪座っていいよ♪」 美優に言われて私は便座に腰をかけた。 そして美優は私の前にしゃがみこんで肌タイの股のチャックを開け始めた…… そしたら私のあそこから……ドロッとした愛汁が出てきた…… や、やだ!見ないで! あわてて手で股を隠そうとしたらその手を美優にガシッ!っとつかまれた! 『ふぅ!!』 「だめ!そんなとこ触ったら手袋が濡れちゃうよ!」 『……ふぅ……』 私が力を抜いたら美優が手をはなしてくれた…… ……美優の手だって……こんなとこ触ったら汚れちゃうよ…… そんなことおかまいなしに美優は股のチャックを全部開けて肌タイが閉じないように手でもっててくれる…… そしてニコッと私に微笑みかけた…… 「お待たせ!おしっこしていいよ♪」 私は手をももに置いてお腹にちょっと力をいれた……そしたらおしっこが勢いよく出てきた…… なんとなく甘い匂いがする…… それに……私の匂いもまじっちゃってる…… そんなところを美優は顔を赤くしながらじ~っと見てた…… んっ……んっ……そんなに……見ないで…… ……んんっ!……もう……はやく……んっ……とまってよぉ…… 全然おしっこがとまらない…… あんなに飲んじゃったんだもん……当たり前だった…… んっ……あっ……そろそろ………… ……んっ!……んんっ!…………ふぅ~~…… ぽたっ……ぽたっ……ぽたっ…… やっととまった……体がビクビクッてなった…… そんな私を見て美優がちょっと笑ってた。 『……ひふ!』(……美優!) 「あっ!ごめんね!ブルブルってなったとこが……ちょっとかわいかったから……ふふ♪」 美優はくすくす笑いながら膝に下ろしたブルマの中をトイレットペーパーで拭いてくれた…… そしたら美優はほっぺを赤く染めながらこんなことを言った…… 「こんなに濡らしちゃって……エッチな猫ちゃんなんだから♪」 あぅん!……そんなこと……言わないでよぉ…… ……自分でも……わかってるんだから…… 美優が見てるっていうのに……感じちゃう…… やだ……また濡れてきちゃった……ぬちょぬちょする…… おしっこしたあとだし……濡らしちゃったから……すごくいやな感じ…… 恥ずかしいけど……できれば早くあそこを拭いてほしい…… でも美優は一生懸命ブルマの中を拭いてくれてるからそんなこと言えない……それにしゃべれないし…… そしたら美優がちょっと困った顔になった……なにかあったのかな? 「ん~……だめっぽいかも……ちょっと待っててね♪」 『ふぅ?』 美優はそういって私のグッチョリになったショーツのナプキンをとってトイレから出て行っちゃった…… でもちょっとしたら手に白い塊を持って戻ってきた。 ?……なんだろ……あれ…… 美優はしゃがみこんでその塊を私のショーツにつけた。 「これ私が使ってるやつなんだけど……着ぐるみ脱ぐまではこれで我慢してね♪」 よく見たら新しいナプキンだった…… 私のが使えなくなっちゃったから取り替えてくれたんだ…… ……ありがと……美優…… 私は美優に頭を下げた…… 美優も私に笑顔で返してくれた…… 「ふふ♪どういたしまして! ……あっ!股拭いてなかった!今拭いてあげるからね♪」 そういうと美優はトイレットペーパーを急いで手にとって私のあそこを拭き始めた。 なにからなにまでしてもらって……なんだか赤ちゃんになった気がする…… おしっことおつゆまみれになってる私のあそこと肌タイを美優は顔を真っ赤にしながら拭いてくれる…… こんなことしてもらうのは……やっぱり恥ずかしい……私もマスクの中で真っ赤になっちゃってた…… 大体拭き終わったんだけど……次に美優が私の……なかのほうまで拭きはじめた…… そのときトイレットペーパーで……私の敏感なところが擦られちゃった…… 『はぅん!』(あぅん!) 「?……どうかしたの?」 変な声だしちゃった! 私はあわてて首を横に振った! 美優はぽかんとした顔をしてたんだけどすぐにはっ!とした顔をした…… 「あっ!ごめんね!こんなこと聞いちゃって!」 美優が耳まで真っ赤になった……たぶんわかっちゃったみたい…… 私の顔は美優よりも真っ赤になってた…… そのあとも濡れたあそこを美優によ~く拭いてもらった。 おかげですごくさっぱりした……すごく恥ずかしかったけど…… そして美優にブルマをちゃんと履かしてもらって一緒にトイレを出た。 トイレから出たら美優は洗面所で手を洗ってた。 美優の手……私のおしっことかで汚させちゃった…… ……ごめんね……美優…… すごく悪いことさせちゃった…… 私がいつもピーチdeジュースを全部飲んじゃうから美優がこんなことしなくちゃならない…… でも美優は手を洗い終わるとニコニコしながら私のところにきてくれた…… そして床に落ちてるふわふわ尻尾を拾って私を座らせた。 「しっぽつけるね!ちょっとおしり上げてみて♪」 私がお尻を浮かせると、美優がまた黒ブルマをごそごそといじくった…… 「うん!OK♪これで猫ちゃんになったよ♪」 また猫にされちゃった……ふぅっ!…… ……それにしても……どうやってくっついてるんだろ……これ…… ぐいぐいと両手で尻尾を引っ張ってみる……とれない…… それに尻尾を引っ張ると……ブルマがあそこに食い込んできちゃう…… あぅん!……や、やめとこう……気になるけど…… 尻尾を引っ張るのをやめると、私は自然と女の子座りになってももの間に手を置いてた…… なんかこのカッコが体に染み付いてきちゃった気がする…… んんっ!………次は……なにやるんだろ…… そんなことを考えながら美優を見てたら美優がお出かけ用のポーチからデジカメを取り出した。 あっ……撮影会やるんだ……んくぅ!…… まだ撮られてもないのに……感じちゃった…… さっき拭いてもらったあそこがもうビチョビチョしてきた…… 「まだ撮ってなかったよね?猫ちゃんの写真♪」 ふぅっ!……う、うん…… 私は体をビクビクさせながら小さく頷いた…… 「これが終わったら脱がせてあげるからね♪それまで頑張ってね♪ じゃあ撮っちゃうからそのままにしててね~……」 えっ!ちょっ、ちょっと待って! 美優がカメラを構えた!まだ心の準備ができてないのに! 「はい!チ~ズ♪」 カシャッ! 『ふぅっ!』 女の子座りで床に手をついてる私の……黒猫サキの写真が撮られた…… シャッターが切られたときに……私の体がビクンッ!てなって……あそこから蜜が噴き出した…… 「動いちゃだめ!それに声も出しちゃだめでしょ! ……もっかい撮るから今度は動いちゃだめだよ!わかった!」 美優がちょっと怒った顔をした…… 私はコクッと頷いてデジカメに顔をむけた…… そんなこと言われても………感じちゃうんだもん……難しいよぉ…… 「撮るよ~……はい!チ~ズ♪」 カシャッ! んんっ! 今度は声も出さなかったし体もそんなに動いてないと思う…… でも………感じちゃった…… 美優の顔を見てみる……美優がニコッと私に微笑んでくれた…… 「うん♪今度はかわいく撮れたよ!その調子で頑張って♪ じゃあ次は……両手を耳あたりまであげてにゃん!のポーズしてみて♪」 美優に誉められると……すごく嬉しい…… 私は元気に頷いてにゃん!のポーズをとった。 カシャッ! へっ?……あぁん!…… 美優に写真を撮られてから……今すごく恥ずかしいポーズしてるんだって気づいちゃって……また濡れてきちゃった…… 私はあわてて手を床におろした。 そんな私を見て美優は嬉しそうに笑ってた…… 「かわいい♪かわいすぎだよサキちゃん! ……あっ!今度はまんまんして!はい!サキちゃんまんまん!」 えっ!まんまん! ……それはちょっと……恥ずかしい…… すごく恥ずかしいんだけど……でも……美優の笑顔がもっと見たい…… 私はサキになっていることをいいことに……もじもじしながらまんまんのポーズをとっちゃった……どんどん胸がドキドキしてくる…… 「えっ!ほんとにやってくれるの!やった~♪」 美優は嬉しくてその場にピョンピョン飛び跳ねてた…… その間も私は……ずっとまんまんのカッコをしてる…… 早く……ふぅっ!……撮って……恥ずかしいよぉ…… 『ひふぅ……んんっ!』(美優……んんっ!) 「あっ!ごめんね!今撮ってあげるからね!」 美優はあわててカメラを構えた。 「こっち向いてね~……はい!」 カシャッ! あぅんっ! 私はいそいで女の子座りになった……やっぱり……恥ずかしすぎる…… それに体がほてっちゃって……汗がどんどん噴き出してちゃって……あそこが大変になってきちゃった…… んくっ!……と、撮られちゃった……あんなポーズしてるとこ…… ……あぅん!……やだ……変な気分に……なってきちゃった…… 美優に写真撮ってもらったら……独りで撮影会したときのこと思い出しきた…… そう思ったら急に胸がいっぱいになって……エッチな気持ちになっちゃう…… 「バッチシ撮れたよ♪この調子でどんどん撮っちゃお!」 美優は私がサキの中で感じちゃってることに気づいてない……どんどんいろんなポーズを要求してくる…… 猫じゃらしにじゃれてるやつとか……毛糸の玉をころがしてるやつとか…… そんな黒猫サキの私を美優はニコニコにしながらバンバン写真を撮っていく…… 「ふふ♪かわいいよ♪次は四つんばいやってみて!はやくはやく!」 はぁ…はぁ……次は……四つんばい……ふぅっ!…… 美優に言われた通りのポーズをとる…… どれも猫っぽいポーズだから……すごく恥ずかしい…… それに……シャッターを切られるたびに……あそこからおつゆが漏れ出してきて……気分がどんどんエッチになってくる…… そんな調子で撮影会は続いた…… はぁ…はぁ……あぅぅ!………つ、疲れた…… 時計を見ると5時をちょっと過ぎちゃってる……2時間近く撮影会をやってた…… はぁ…はぁ……もう……んくっ!……無理っぽい…… そろそろ……脱がしてよぉ…… 暑いし……ずっと感じちゃってるから体力がほとんど残ってない…… 私はカメラを構えてる美優のふとももをもこもこの手で引っ掻いておねだりをした。 「どうかしたの?サキちゃん?」 『ふぅ…ふぅ…ふぅ……ふはひへ……』(はぁ…はぁ…はぁ……脱がして……) 「?……あっ!疲れちゃったんだね! ……ごめんね……気づかなくって……じゃあ一緒にねんねしようね♪」 『……ふぅ?』 そしたら美優はお皿でピーチdeジュースを飲ませたときみたいに私を女の子座りのままその場に寝そべらせた。 そして美優の胸があたるぐらいに私の横に寝っころがって私の背中を手でぽんっ…ぽんっ…とゆっくりなテンポで優しく叩いてくれる…… ち、違うの……たしかに……疲れてるけど…… 美優が勘違いしてる……ほんとは脱がしてもらいたいのに…… 美優にそれがわかってもらえるように首を横に振った。 「ふふ♪かわいい♪別に恥ずかしがらなくてもいいのに……」 ……そうじゃ……ないの…… …………だめ……ほんとに……ねちゃう…… なんだか美優の体が……やらかくって……やさしくって………あったかい…… それに美優に背中をぽんっ…ぽんっ…ってやってもらうのが……すごくきもちい…… もうばてばての私は……サキになったまま美優の胸で寝ちゃってた…… ……ん~……暑い……え?……あれっ! 全身を何かに包まれてるからあわてて起き上がった! でもすぐに着ぐるみ着てたんだって思い出してきた…… あのまま……寝ちゃったんだ……… ……やだ……汗ビッチョリ……気持ち悪い…… グ~~ お腹が鳴った……今朝からちゃんとしたもの食べてないから当たり前だった。 ……お腹ぺこぺこ………今何時だろ? 時計に目をやる……もう9時をすぎちゃってた! うそ!こんな時間!もう脱がしてもらわなきゃ! ……?……あれっ?……美優は? 周りを見回すけど美優の姿がない……寝る前まですぐ横にいたのに…… ……トイレかな? 私はトイレへと歩き出した…… ……ん?……あっ! いつの間にか四つんばいで歩いてた!恥ずかしくなってあわてて立ち上がった! すっかり体に猫が染み付いちゃってる…… もう……私ったら…… 気を取り直してまたトイレまで立って歩いた。 そしてトイレのドアをノックしてみる……でも返事がない…… 『……ひふぅ』(……美優) 相変わらず返事がない…… ……まさか……帰っちゃったってこと……ないよね…… だんだん不安になってきた…… いろんなところを探してみる………でも美優がどこにもいない! それに美優が持ってきたドラムバックもない! うそ……ほんとに……帰っちゃったの…… 全身からドバッと冷や汗が出てきた…… 足がガクガク震えてる……立ってられなくてその場にペタンとお尻をついた…… はぁ…はぁ……どうしよ……どうしよ…… 胸がバクバクしちゃってる…… 無駄だと思っても手袋を外そうとする……全然手が抜けない…… とれない……これじゃ着ぐるみ脱げないよぉ…… ………えっ………着ぐるみ……脱げない………あぅぅん!!……だ、だめ!…… すごく怖いのに……ずっと脱げないって考えただけで……感じちゃった…… はぁ…はぁ…はぁ……んくぅ!……こんなんじゃ……おかしくなっちゃう…… んんっ!………なんとかしてでも……脱がないと…… 私はラジオペンチが入ってる小物入れの方を向いた。 そしたら……鏡が見えちゃった…… 鏡には女の子座りをしてる私が……黒猫サキが映ってた…… ドックン!ドックン!ドックン!…………ゾクゾクッ! あぁん!!…んくっ!……だ、だめだってばぁ! 私はあわてて鏡に背を向けた…… 体がピクピク痙攣してる……ただ今の自分を見ただけなのに……それだけなのに……いっちゃう寸前だった…… はぁ…はぁ……ふぅっ!……はぁ…はぁ…… 鏡を見ないようにして歩く…… そしてペンチが入ってるはずの一番上の引き出しを引こうとする……この手じゃ取ってさえつかめない…… しょうがないから小物入れを斜めにした。 そしたらちょうど良く一番上の引き出しだけが下に落ちた……ラジオペンチがちゃんと入ってる! でも…… やだ……つかめない…… グローブの中の手がグーになってるから全然握れない…… それに両手で持ち上げても滑って床に落っこちちゃう…… 何回がんばっても時間ばっかり過ぎてくだけ……体じゅうから汗が出てきた…… こんな手じゃ……ぐすっ……つかめないよぉ…… 体力ばっかり使っただけで全然状況が変わってない……むしろ悪くなった気がする…… また怖くなってきて体がビクビク震えてきた…… でも……それなのに……私は…… ひっく…ひっく……あぅんっ!……な、なんで……ふぅっ!……… 感じちゃってた…… 自分でもわかんないのに……こんなときに……エッチな気分になってきちゃう…… んんっ!……どうして……エッチに……なっちゃうの…… ……ひっく…ひっく……こんなに……大変な……ひっく……ときなのに…… あぁん!………おかしいよ……私……んくぅ!…… 自分に言い聞かせても全然だめだった……あそこがおつゆでいっぱいになってる…… それに恐怖よりも……変な気持ちのほうがうわまってきちゃって……どんどん切なくなってきた…… 朝からずっとエッチな気持ちになってるのに……いけなかった…… 私の中の淫らな欲望が急に大きくなってきて……また胸がドキドキしてくる…… ……ちょっとだけ……ちょっと触るだけなら……… ブルマのあそこの部分をもこもこの指で押してみる…… くちゅっ…… あぁん! 体がビクンッ!ってなった…… 胸がキュウッ!ってなって……とろけちゃいそうな……甘い刺激だった…… んんっ!………きもち……いい…… でもすぐ消えちゃった……また切なくなってきて……もどかしくなってくる…… ………やだ……したく……なってきちゃった…… …………くちゅっ………くちゅっ…くちゅっ…くちゅっ…… はぁ…はぁ…はぁ……ふぅっ!……はぁ…はぁ……んくぅ!…… はぁ…はぁ……あぁん!……はぁ…あぁっ!………… ……あっ……いっちゃ………らっ!らめぇ!こんらことしちゃ!! 肉球グローブの丸い指で……黒ブルマの上からふにゃふにゃのあそこをこすっちゃってた…… でも頭の片隅に残ってた理性が私の手を止めた……もうちょっとで……いっちゃうとこだった…… んんっ!…んくっ!……はぁ…はぁ……またやっちゃう……とこだった…… ……ぐすっ……もうやらないって……決めたのに…… 涙が勝手に溢れ出してくる…… それにさっきの余韻がまだ残ってて……痙攣しちゃって……あそこから蜜がじわじわ噴き出してくる…… もう全身汗まみれだし……また切なくなっちゃうし……後悔しか残らなかった…… こんなカッコしてエッチしちゃう私は……やっぱり変態だった…… ひっく…ひっく……このままじゃ……私……ふぅっ!……こわれちゃうよぉ…… ………お願い……ひっく……着ぐるみ……脱がして……うぅぅ…… 無駄だってわかってるのに手で涙を拭こうとする……もちろん拭けない…… 私はその場に仰向けになって猫の手でサキの顔を覆って……大声を出して泣いちゃった…… それからしばらく経った…… いい加減泣くのをやめて仰向けになりながら天井を眺めてた…… その間も……ずっと感じちゃって……ブルマにまで私のおつゆが染み出ちゃってると思う…… お腹すいちゃったし……汗ビッチョリだし……疲れちゃったし………エッチになっちゃうし………気が狂っちゃいそうだった…… 顔を横に向けて時計を見る……10時を過ぎてた。 今日は……いいや……んんっ!……脱げなくても…… ……かおりんが来てくれるから……そのとき脱がしてもらお…… 明日は午後からかおりんと一緒にお買い物の約束をしてる…… 私の秘密がばれちゃうけど……しょうがないと思ってきた…… ……でも午後って……あとどれくらいあるの…… 働かない頭で計算する……まだ半日以上もある…… また体がぶるぶる震えてきた…… それまでずっと……着てなきゃ……いけなの………あぁん!…… ……そんなの……ほんとに……ひっく……死んじゃうよぉ…… かおりんが来てくれるまで……この苦しみから逃れられない……そんなの考えたくもなかった…… 私の目からまた涙が溢れ出してきた………そのときだった! 「ただいま~♪」 『ふっ!』 急に玄関のドアが開いて誰かが入ってきた! 私はあわてて起き上がって玄関を向いた! ……ぐすっ……美優……… そこには美優がいた…… 美優はドアを閉めて靴を脱ぎ、ドラムバックを床に置いて私の前にしゃがみこんだ。 そしてニコッと笑ってこう言った…… 「お待たせ!今脱がしてあげるからね♪」 『……ひっく…ひっく………ひふぅぅ!』(ひっく…ひっく…ひっく……美優ぅぅ!) 「サ、サキちゃん!?」 私は勢いよく美優に抱きついた……そんな私に美優はびっくりしてた…… こわかった……こわかったんだから! ずっと……独りぼっちだし……ひっく……エッチに……なっちゃうし…… ……このまま……ひっく……こわれちゃうんじゃ……ないかって……ひっく…… …………でも……帰ってきてくれて……ぐすっ……ほんとに……ありがと…… 美優をギュッと抱きしめる…… サキに包まれてても……美優の体の温もりが伝わってくる…… そしたら美優は私の背中を優しくさすってくれた…… 「ごめんね……勝手にどっか行っちゃって………怖かったよね…… ……でも……もうだいじょぶだよ……私がついてるからね……」 『ひっく…ひっく…ひっく……』 美優の優しい声で……ぬくもりで……気持ちがだんだん落ち着いてくる…… 美優に背中をさすってもらってたら……私はいつの間にか泣きやんでた…… え、まだあるの(汗
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/147.html
私が落ち着いたのを確認すると、美優は私の頭から猫耳カチューシャをとった。 そして床に落っこちてたペンチを使って固定パーツをとってマスクを外してくれた…… 「かはっ!……ぷふっ……」 マスクを外すと私の口から……すごい量の唾が床に垂れた…… 美優は私の口の周りと床をティッシュできれいに拭いてくれた…… 朝からずっと口開けっぱなしだから顎が痛い……それに全然力が入らない…… 口を開けたり閉めたりしてたら美優が私の前に正座していきなり頭を下げた! 「へっ!」 「サキちゃんが……先輩が寝ちゃったあと私も一緒に寝ちゃって……起きたら汗ビッチョリになっちゃて…… だから先輩が寝てる間に着替えをとりに行っちゃったら……こんなことになっちゃって…… ……怖い思いさせちゃって……すみませんでした……」 美優がさらに深く頭を下げたから私はあわててその頭をあげさせた。 これ以上心配かけたくない……私はニコッと笑ってちょっと強がってみた。 「しんはいしらひへ………もおらいじょぶらよ♪」(心配しないで……もおだいじょぶだよ♪) 全然しゃべれてない……今が一番しっかりしなきゃいけないときなのに…… 「ほんとうにすみませんでした……今から脱がせてあげますからね♪」 でも美優の顔に笑顔が戻った…… 「うん♪」 私もそれに笑顔で答えた。 「じゃあ寝っころがってもらえますか?ブーツとグローブとっちゃうんで!」 「うん、お願い」 私は仰向けに寝っころがった。 美優はまず足に履いてるもこもこの肉球ブーツのベルトを緩め、両方とも一緒にすぽっ!と私の足からとった。 ファーが巻かれてたから足首までビッチョリになっちゃってた…… 続いて肉球グローブもおんなじようにして右手……左手の順にとってもらった。 こっちもすごいビチョビチョ…… ……あれっ? グローブの中でずっとグーにしてたからその形で固まっちゃってる……全然手がひらけない…… 手を一生懸命ひらこうとしてたら美優が私の手のひらをもんでくれた…… 「ちょっときつすぎましたよね……ごめんなさい…… ……でも……このほうが猫ちゃんぽいと思って……グーのままつけてもらいました……」 えっ?……あっ!…んくぅ!…… お手したときとか……おねだりしたときとかも……考えてみたら手がグーになってた…… カッコだけじゃなくて……グローブの中の手まで猫にされちゃってた…… 美優にもみもみしてもらったからもう自分でもちゃんと手が使えるようになった。 それに……美優のマッサージがすごく気持ちよかった…… 次に手足の黒ニーソを全部とってくれた。 ニーソをつけてたところもビッチョリ……肌タイが透けちゃってる……すごく恥ずかしい…… 続いて美優はドラムバックを開けて小さな鍵を取り出し、それを私の首輪についてる鈴の形の南京錠に差し込んだ。 南京錠がカチッ!っと鳴ると、美優は首輪を外してくれた。 なんか一気に開放された気分になる……体の力がすぅーっと抜けていく…… 「ブラ外しますね♪」 そういって美優は私の背中に手をまわしてふわふわブラジャーを外してくれた。 ブラジャーをとった瞬間に……美優がニコッと笑ってほっぺをかわいく赤に染めた……なんだろ? 「……あっ!」 汗でおっぱいが透けちゃってる!あわてて手で胸を隠した! 「次はブルマです!」 美優は私の腰をちょっと浮かしてショーツごと尻尾つき黒ブルマを一気に脱がした! 「きゃっ!」 もちろんあそこも私のおつゆでビッチョリになっちゃってる! 私の顔がゆでだこみたいに真っ赤になった! 「い、いや!」 私は右手であそこを隠しながらコロンと回ってうつ伏せになった! でも美優はさっきよりもニコニコしてる…… 「おしりも……すっごくかわいいです♪」 「えっ!」 体をひねってお尻を見てみる……ブルマを履いてたところが全部透け透けでお尻が丸見えになってる! 「やら!見ないでよぉ!!」 今度は両手でお尻を隠した! 「ふふ♪からかっちゃってごめんなさい! でもこれから裸になるんだからいいじゃないですか♪恥ずかしがらなくても♪」 「……そうだけど……」 「じゃあチャック開けちゃいますね!」 「……うん」 裸を見られちゃうよりも……汗染みができてて透けちゃってる肌タイ姿を見られるほうが恥ずかしい…… よくわかんないんだけどそっちのほうが……すごくエッチっぽい気がする…… そんなことを知らない美優は肌タイのチャックをじ~っと開け始めた…… 私は胸をバクバクさせながらうつ伏せになって両手でお尻を隠してた…… チャックを全部開けてもらって肌タイを脱がしてもらった……もちろんおつゆまみれのあそこが見られちゃってすごく恥ずかしかった…… いつもならこの瞬間がきもちいんだけど……次に美優がなにをしてくるかわかんないから全然そんな気になれない…… 私は床に肌タイを敷き、そこにお尻をついて胸とあそこを手で隠しながら美優に体を向けた。 これじゃ全然落ち着けないよぉ……もお…… ………んっ?……くんくん……あっ! 気づいたら部屋中が私の匂いでいっぱいになっちゃってる! 私が独りで真っ赤になってたら急に美優が近づいてきた! 「きゃっ!な、なに!」 「えっ?……これ飲んでもらおうと思って……」 美優の手には缶のポカリスエットがあった…… そういえば……喉カラカラだ…… 「いいの?もらっちゃって……」 「はい!水分とっとかないと倒れちゃいますよ♪」 美優はニコッとかわいく微笑んでポカリの蓋を開けてから私にそれをくれた…… 「ありがと♪じゃあもらっちゃうね♪」 渇いた喉を冷たいポカリが通り抜けていく……体にポカリが染みわたってく感じがする…… ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ………おいしい! ゴクッ…………あれっ?……もうなくなっちゃった…… ゆっくり飲んでたはずなのにすぐに空になっちゃった…… それにエアコンがビンビンだし……何も着てないし……冷たいもの飲んじゃったから急に寒くなってきちゃった…… さ、寒いよぉ……お風呂……入りたい…… でも……お湯たまってない……どうしよ…… ぶるぶる震えてたら美優が私の手を引っ張って私を立たせた……今度はなんだろ? 「先輩はお風呂入っててください♪後片付けは私がしますから!」 「えっ?……でも……たまってないよ……お湯……」 「ふふ♪着替えとりいく前に入れときました!」 「ほんと!」 「はい♪」 お風呂のドアを開けるとたしかに浴槽にお湯がはってた。 だけど……先に入っちゃうのはすごく悪い気がする…… この前も美優に片付けてもらったし…… 「……一緒にやろう……片付け……」 「だいじょぶですよ♪すぐ終わります♪」 「でも……」 「ほらほら!風邪ひいちゃいますよ♪」 そういって美優は私をお風呂にいれてドアを閉めた。 『あっ!そのかわり私が入るまで待っててくださいね♪10分ぐらいで終わりますからね!』 「……うん……ごめんね……」 『いえいえ!』 私は美優の言葉に甘えて先にお風呂に入ることにした。 髪のゴムをとってちょっと熱めのシャワーをあびる…… 一日中汗まみれだったから……すごくきもちいい…… やっと着ぐるみから開放された気分になった…… ふぅ~~……きもちい…… ……あっ……股も……ちゃんと洗わなきゃ…… あそこにシャワーをあてる…… 「あぅんっ!」 体がビクビクってなった…… 朝からずっとじらされてたから……シャワーの刺激だけでも……感じちゃう…… ちゃんと指でなかまで洗う……すごいぬちょぬちょしてた…… …んっ……んっ……んくっ!……はぁ…はぁ……ふぅっ!…… ……これで……んっ……きれいに……なったかな…… そしたら急にお風呂のドアが開いて美優が入ってきた! 「きゃっ!」 私はあわててあそこから指を抜いて美優の方を向いた! 「?……どうかしたんですか?」 「な、なんでもない!片付けてくれてありがとね!」 「……はい」 美優は不思議そうな顔をして私を見てた…… 換気扇が回っててもお風呂の中が私の匂いでいっぱいになってる……絶対美優にも気づかれちゃってると思う…… もう……早く抜けてって……恥ずかしいよぉ…… 体を真っ赤にしながら美優と一緒に湯船に浸かった…… そのあと湯船から出たら美優が私の頭を洗ってくれた。 次にスポンジにボディーソープをつけて体も洗ってくれる…… それがすごくきもちよくって……美優に全部まかせちゃってた…… 美優に背中をゴシゴシ洗ってもらいながら二人でこんなことを話した。 「こうやって一緒に入るの……久しぶりですね♪」 「うん♪……ありがとね……なにからなにまで……」 「いえいえ!私のわがままで着てもらったんですから♪」 「でも……汗まみれの着ぐるみの片付けとか……おしっこのときに私のあそこ掃除させちゃって…… ……ごめんね……汚いことばっかりさせちゃって……」 「気にしないでください♪私だってす……あっ!」 「えっ?」 振り返る……美優の顔が真っ赤になってた…… 「私だってす?」 「なっなんでもないです!今の忘れてください!!」 すごいあたふたしてる…… ちょっと気になるけど……これ以上は聞いちゃまずい気がする…… 「……うん♪いつもありがとね!美優♪」 「え!……はい♪」 美優に体を洗ってもらったあと私が美優の体を洗ってあげた。 美優のおっぱいが昔よりもおっきくなってて……ちょっと悔しかった…… そのあとまた一緒に湯船にゆっくり浸かってお風呂を出た。 体を拭いてパジャマに着替えてたらもう11時になっちゃってた…… 「……美優」 「はい!なんですか?」 「もう遅いから今日は泊まってってよ♪私ん家♪」 「えっ!いいんですか!」 美優は目を輝かせながら私を見つめる…… 「うん♪」 「ほんとですか!やった~♪」 美優は嬉しそうにその場にぴょんぴょん飛び跳ねてた…… ふふ♪かわいい♪ そしたら美優が急にはっ!とした顔になった。 「あっ!そうだ!あれ食べましょう!」 「へっ?」 私がポカンとした顔をしてたら美優は台所にいって冷凍庫からコンビニの袋を取り出した。 そして食器戸棚からフォークを取り出して、その二つをテーブルの上に置いた。 あれっ?この袋……朝冷蔵庫に入ってたやつだ……なにが入ってるんだろ? 袋の中にはタッパーが入ってた。 タッパーの蓋をあけるとでっかいビー玉ぐらいの透明な玉が何個も入ってる…… そして美優はそれをフォークで突き刺して私の口元にもってきた。 「あ~んしてください♪」 「うん……あ~ん……」 冷たい!……?……ピーチdeジュースだ! 「なにこれ!」 その玉はピーチdeジュースの味がする! 氷みたいにシャリシャリしてるんだけどお餅みたいにモチモチしててすごく美味しい! 「ふふ♪気に入ってもらえましたか?」 「うん!すごくおいしいよ!」 「いっぱい食べてくださいね!」 「うん♪」 美優に言われるままどんどん食べちゃった…… そんな私を美優はニコニコしながら見てた…… お腹がぺこぺこだったし美味しかったからあんなに入ってたのに全部食べちゃった…… 「あっ!ごめんね……美優の分まで……食べちゃった……」 「だいじょぶですよ♪まだ冷凍庫の中に入ってますから!」 「ほんと!」 「はい♪」 だけど結構あったからお腹いっぱいになっちゃった……もう無理っぽい…… 「でも……もうお腹いっぱい……ごちそうさま!おいしかったよ♪」 「ふふ♪どういたしまして!」 美優はかわいく頭を下げた。 そのあと二人で顔を見合わせてくすくす笑った…… 「あっ!」 美優がまたなにか思い出したみたい…… 「どうかしたの?」 「先輩!ベットに横になってください!マッサージしますよ♪」 「えっ?」 たしかにそこらじゅう痛いけど……これ以上迷惑かけちゃいけない気がする…… 「そこまでしてもらっちゃ……悪いよ……」 「遠慮しないでください♪私がやりたいだけなんですから♪ねっ♪」 「……じゃあ……お願いしてもいい?」 「はい♪」 美優に進められるまま私はベットの上にうつ伏せになった。 そして美優はニコニコしながらベットの上に乗って私の体をマッサージしてくれた…… ……んっ……んっ……きもち……いい…… 美優の手はぷにゅぷにゅしてて……その手でもみもみトントンしてもらうと……すごくきもちい…… 揉んでもらったとこのコリがどんどんなくなっていく…… 足の裏からふとももまで全部揉んでもらった……足がぷにょぷにょになってきてる…… あまりの気持ちよさにまったりしてたら美優が私のお尻を揉み始めた! 「きゃっ!そ、そんなとこはいいよぉ!」 「えっ?でもすごくこってます……揉ませてください♪」 美優がニコニコしながら私に聞いてくる…… 「……ちょっと……だけにしてね……」 「はい♪」 美優はまたニコッと笑って私のお尻をもみもみした…… こんなとこ揉まれるの初めてだから顔が真っ赤になっちゃてた…… ……なんで……んっ……お尻なんか…… ……んっ……んっ………あれ……きもちい……かも…… 初めはちょっとやだったけど……お尻を揉まれるのって……すごくきもちい…… 私はほっぺを赤く染めながらも美優にお尻を揉んでもらってた…… 美優は私のお尻をもみもみしながらこんなことを言った…… 「今日の先輩の……黒猫サキちゃん……すごくかわいかったです♪」 「えっ!!」 ゾクゾクッ! あぁん!…… 「すごくにゃんにゃんしてて……ほんとの猫ちゃんみたいで…… ……それに……昔よりも先輩の体が……エッチっぽくなってて……」 んくぅ!……や、やめて……そんなに……言われると……あぅん!…… 「あ、あんまり……言わないで………恥ずかしいよぉ……」 サキになったうえにあんなカッコまでして……美優ににゃんにゃんしてた…… そのことを思い出しちゃって……ショーツが濡れてきちゃった……今ナプキンつけてないのに…… 私は恥ずかしすぎて真っ赤な顔を枕にうずめて体をビクビクさせてた…… そしたら私のお尻に美優が頭を乗せてきた! 「ちょ、ちょっと!美優!」 (大好きです……先輩のこと……) 「えっ……」 ちょっと聞こえなかった…… 振り返ると美優がほっぺを赤く染めながらかわいく微笑んでた…… 「いま……なんて……」 「ふふ♪ひ・み・つ……です♪」 <おしまい> トップページ
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/145.html
「あっ!あれ忘れてた!」 美優は紙袋をガサガサあさって両端にわっかがついてる黒くてふわふわしたひもを取り出した。 そしてビクビク震えてる私の首にそれを巻きつけた! 『やら!』(やだ!) 「暴れちゃだめ!首輪つけるだけだから!」 『ふぅ……』 こうして私の首に黒いフワフワしてる首輪が巻かれた…… しかもひものわっかに鈴みたいな南京錠をガチャリと嵌めた! 『ふぅ!!』 え!鍵かけられちゃった!……んんっ!…… ……なんで……ここまでするの…… 顔を上げて美優を見る……すごいニコニコしてる…… 「うん♪これで完成!これより罰ゲームを開始しま~す♪名づけてサキちゃんにゃんにゃん大作戦♪」 罰ゲーム?にゃんにゃん大作戦? 私の頭がパニックになってきてる…… 「せんぱ……じゃなかった、サキちゃんが私にいろいろ隠し事してたから悪いんだよ!アリスちゃんのこととか……マキちゃんのこととか! だから今日は私の気がすむまでず~とサキちゃんには猫ちゃんになっててもらうよ! もちろんおしっこしたくなっても、お腹すいちゃっても絶対脱がしてあげないからね!」 そ、そんなの聞いてない!! 急いで肉球グローブをももの間に挟んで手を抜こうとする……全然抜けない! 「自分じゃ無理だよ♪手首をベルトで固定しちゃったもん♪」 『へふほ!』(ベルト!) 手首に巻かれてる白いファーを頑張ってめくってみる……手首にベルトが巻かれてる! どうしよ……これじゃとれない…… グローブを外すのをあきらめたら美優がまたニコニコしながらしゃべり始めた…… 「この肉球グローブはね……二重構造になってるの! 内側にベルトがついてて外側のファーでベルトが隠れるようになってるの♪すごいでしょ! 肉球ブーツも同じだから自分じゃとれないよ♪ あっ!それに手がグーのまんまだからラジオペンチもつかめないでしょ!ふふ♪」 そういって美優は意地悪そうに笑った…… え!……それじゃあ独りで……着ぐるみ脱げない…… しかも……脱がせてもらえない……あぁん! ……どおしよ……そんなことされたら……んくっ!……おかしく……なっちゃうよぉ…… もしかしたら一日中着たままかもしれない……そう思ったら体がビクンッ!と震えて……あそこがまた濡れてきた…… さっきから着ぐるみの中で感じっぱなし…… そんな私に美優は罰ゲームのルールを説明しだした…… 「にゃんにゃんルールとして基本的に女の子座りで手は床につけてね♪ それと立って歩いちゃだめだよ!四つん這いで歩いてね♪ お願いがあるときはその手で私を引っ掻いてかわいくおねだりするんだよ♪ あとは……そうだ!絶対に声出しちゃだめ!猫ちゃんなんだから! もし声出しちゃったら……おしりペンペンだからね!わかった!」 ……美優……ちょっと怖い…… ほんとに私……猫にされちゃうんだ……あぅぅ!…… ……大変そうだけど……でも……もとは私が悪いんだし……美優の気がすむまで……やってあげよう…… 私は小さく頷いた………黒猫サキとして…… 「ふふ♪かわいい♪」 そしたら美優が私の前にしゃがみ込んでサキに包まれた私の頭をなでなでした…… んんっ!……だ、だめ……そんなことされたら……感じちゃ…あんっ!…… 美優に猫として扱われているのを改めて実感させられて……また濡れてきちゃう…… 美優は私の頭をなでなでするのをやめてその手を私の前にやって手のひらを上に向けた。 「サキちゃん!お手!」 え!……お手って……こお? 私は肉球グローブに包まれた右手を美優の手に乗せてみた。 そしたら美優がニコッと微笑んでくれた…… 「うん♪次はお替わり!」 次に右手を床に下して左手を美優の手に乗せる。 「お替わり!」 またお替わり? 今度は左手を下し、また右手を美優の手に乗せた。 「ふふ♪連続お替わり!」 れ、連続!……もお…… 美優の手のひらにかわりばんこで手をのせる……なんかにゃんにゃんしてるみたい……すごく恥かしい…… それにちょっとしか動いてないないのに……もう全身汗まみれになってきた…… はぁ…はぁ……ふぅっ!……恥かしいよぉ…… そしたらいきなり美優に腕ごと抱きしめられた! 『ふぎゅっ!』 「かわいい♪すっごくかわいいよ!今のサキちゃん!」 んくぅ!……そういうこと……言わないで……あぅっ!……恥かしんだから…… でも美優の気がすむまでずっとこんなことさせられるのかもしれない…… そう思ったら……なぜか胸がドキドキしてきちゃった…… それから10分は過ぎたと思う……いまだに美優は私を抱きしめてる…… ちょっと美優に抱かれてる感じが……きもちいんだけど……やっぱりすごく暑い…… はぁ…はぁ………暑いよぉ………お願いだから……もうはなして…… でも声出したらお尻を叩かれちゃう…… 美優にわかってもらえるように美優のお尻を手でぽんぽんと叩いた。 「……あっ!ごめんね!サキちゃんがあまりにもかわいかったし……抱き心地がよかったから……」 美優がやっと私をはなしてくれた…… もう服着てるところがビッチョリになってる…… 『ふぅ…ふぅ…ふぅ……』 手を後ろにやって顔を上に向けてたら美優にその手をももの間に移動させられた。 『ふぅ?』 「手はももの間に置いてね♪その方が猫ちゃんっぽいでしょ♪」 そういって美優はニコッと笑う……ちょっとくらい休ませてほしい…… 「じゃあ次は……ちんちん!じゃなくて女の子だから……まんまんして♪」 そ、そんなのいや!やりたくない! 私は大きく首を横にふった。 そしたら美優はちょっと怒った顔になった…… 「あっ!言うこと聞かないと……おしりペンペンしちゃうよ!」 えっ!……それも……いや…… 私はまたイヤイヤいた…… 「じゃあやってくれるのね♪」 美優がすごく嬉しそうな顔をする…… 私は渋々頷いた…… 「やった~♪じゃあ気をとりなおして……サキちゃん!まんまん!」 ……ちょっとだけだよ…… 私はお尻と両足を床につけて股を大きく開き、両手を耳らへんまであげてまんまんの体勢をとった…… こんなカッコさせられるなんて……すごく恥かしい…… ふぅぅっ!……やっぱり……恥かしいよぉ…… ……これでも私……先生なのに……あぁん!…… しかもこんなポーズをとってる着ぐるみの私を美優に見られてる……ちょっとおかしくなっちゃいそう…… 「かわいすぎるよサキちゃん♪反則だよ!それずっとやってて!」 んんっ!……まだやってなきゃ……いけないの…… 美優が目をきらきら輝かせながら喜んでくれてる…… でも私はさっきから胸がバクバクで……どんどん汗をかいちゃって……感じちゃってた…… はぁ…はぁ…はぁ……はぅっ!……も、もうだめ……限界…… これ以上……やってたら……あぅんっ!……変になっちゃう…… 私はその場に仰向けになった。 そしたら美優があわてて私を抱き起こしてくれた…… 「だ、だいじょぶ!サキちゃん!」 『ふぅ…ふぅ…ふぅ………ふぅぅ……』 美優が心配しちゃうと悪いからとりあえず頷いてみせた。 「いろいろ無理させちゃったね……ごめんね!ちょっと休憩しよう! お昼買ってくるからしばらく寝っ転がってていいよ♪あっ!でもそのカッコでお外でちゃだめだよ!」 そういって美優はニコッと笑って私を仰向けに寝かせた。 そして小さなポーチを肩から下げて私の部屋から出ていっちゃった…… はぁ…はぁ……こんなカッコで……んんっ!……外でれないよ……もお……美優ったら…… ……あれっ?……美優は?……あっ! あわてて起き上がる!でも美優がいない! 『ひふぅ!』(美優ぅ!) 呼んでも返事がない…… ほんとに買いに行っちゃった……まだ脱がしてもらってないのに…… ……あっ!じゃあ美優が帰ってくるまで……ずっとこのまま!?……あぁん!…… 急に胸がいっぱいになって……一気にあそこが濡れてきた…… さっきは美優が一緒にいたから気がまぎれてたのかもしれない……独りになったとたんに……変な気持ちになってきちゃった…… はぁ…はぁ……んんっ!……暑いよぉ…… いくらエアコンが効いてても顔まで着ぐるみで覆われてるし、その上にふわふわした服を着せられてるからすごく暑い…… それに胸がずっとドキドキしてて……体がほてって……感じっちゃってるから全身汗ビッチョリ…… 特に手袋の中とブーツの中なんかビチョビチョになってる…… ふわふわブルマの中なんか……私のおつゆと汗がまじっちゃって……大変なことになってる…… はぁ…はぁ……エアコンの温度……さげよう………… リモコンを探す……テーブルの上に置いてあった。 こんな猫の手じゃつかめないからテーブルの上にリモコンを置いたまま慎重に温度を下げるボタンを押した…… ピッ!ピーー!……プシュ~~…… ?……えっ!なんで! エアコンが止まっちゃった! 間違ってエアコンを止めるボタンを押しちゃったみたい! 私はあわててエアコンが動くボタンを押した! それがいけなかった…… ガチャン! あっ! リモコンが床に落ちちゃった…… そのときにリモコンのふたが開いて……電池が飛び出しちゃった…… ……うそ……でしょ…… 電池をつかもうとする……手袋の中で手がグーになってるから全然つかめない…… 今度は両手でリモコンをつかもうとする……やっぱりだめだった…… どうして……つかめないの…… 何回やっても全然だめ…… そんなことしてるうちに室温がどんどん上がっていく…… 焦りと不安もあいまって体からドクドク汗が出てきた…… はぁ…はぁ……どうしよ……あっ!窓開けよう! 私はエアコンをあきらめて窓を開けることにした。 急いで窓に駆け寄りカーテンを開けて窓を開けようとした。 ガッ! ?……そうだ……鍵開けてからじゃなきゃ開かないよ……なにやってんだろ…… ちょっと焦り過ぎちゃってる…… 一息ついて窓の鍵のに手をかけた…… あれ?開かない………あっ! 一気につき落とされた…… 私の部屋の窓はちっちゃい黒いタブを上げながらじゃないと鍵が開けられない…… こんな丸くてもこもこした指じゃもちろん無理だった…… そんなぁ…… 私はその場に崩れて……泣いちゃった…… あんなに頑張ったのに……全然だめだった…… そう思うと心が折れちゃって……どんどん涙が溢れ出てくる…… 『ひっく…ひっく…ひっく…………ふぅぅ……』 しかも部屋の中がどんどん暑くなってくる……もう体じゅうビチョビチョですごく気持ち悪い…… 玄関を開けたいけど近所の人にこんなカッコしてるとこ見られちゃうかもしれない……だから開けられない…… 頼りの美優も帰ってこない…… ひっく…ひっく………美優……早く……帰ってきてよぉ…… それから何分経ったかわからない…… 疲れたからいつの間にか泣き止んでた…… でも私はその間もずっと着ぐるみの中で感じちゃってて……ビッチョリになりながら仰向けに寝転んでた…… んんっ!……も…もう……だめかも……ぼーっと……してきた…… バタン! 急にドアが閉まる音が聞こえた! そして足音がどんどん近付いてくる! 「遅くなってごめんね♪……あれっ?だ、だいじょぶサキちゃん!」 美優はコンビニの袋を床に放り投げてぐったり寝転んでる私を抱き起してくれた。 『ふぅ…ふぅ…ふぅ……』 「なんでこんなに汗ビッチョリに……あっ!エアコン切れてる!なんで!」 美優が周りをキョロキョロ見回す……電池が飛び出しちゃってるリモコンに気がついた。 美優はあわてて電池を入れてエアコンをつけてくれた…… そのあと肌タイと黒猫衣装に包まれた汗まみれの私の体をタオルでよ~く拭いてくれた……ちょっとだけさっぱりした気がする…… でもマスクをとってくれない……中のスポンジが汗をいっぱい吸っちゃってグチュグチュして気持ち悪いのに…… それに猿轡をずっと噛んでるから顎が痛い……よだれが垂れてきそうになっちゃう…… 私の体を拭き終えると美優はさっき投げた袋の中身を確認してそれを冷蔵庫に入れた。 それが終わると仰向けになってる私のところに戻ってきて私の頭を美優のももにのせて膝枕してくれた…… 「なにがあったかわかんないけど……大変だったんだね……ごめんね……」 『ひふ……』(美優……) そういって優しく微笑みながらサキに覆われた私の頭をなでなでしてくれた…… 自分の頭を撫でられてるわけじゃないのに……すごくきもちいい……だんだん眠くなってきちゃった…… ……ちゃん!サキちゃん! あれ?……美優のこえが……きこえる…… 「サキちゃん起きて!風邪ひいちゃうよ!」 『ふっ!』 私はあわてて起き上がって目をこすろうとした! でもそこにはサキの顔があった…… そっか……あのまま寝ちゃったんだ…… 時計を見たらもう1時になってる……ウイダーしか飲んでないからお腹すいてきちゃった…… お腹に手をあててたら美優はこんなことを言った。 「お昼にしよっか?お腹すいちゃったでしょ♪」 うん! 私は元気よく頷いた。 すると美優はニコッと笑って台所へと向かった。 美優はさっき冷蔵庫に入れた袋からウイダーインゼリーを取り出してそれを飲んだ。 飲み終わるとそれをゴミ箱に入れて、私ん家の食器戸棚からちょっと口の広いお皿を取り出して床の上に置いた。 ?……まさか…… 続いてドラムバックから点滴用みたいな細長いチューブを取り出して、 それを台所で洗ってからすぐさまサキの口にある小さな穴にぐぐっと差し込んだ。 「ちょっと待っててね♪今飲み物持ってくるから!」 そして美優はまた台所へと向かった。 私は膝を曲げたまま床に手をついて寝そべってるカッコで待機させられた…… ……やっぱり……マスクしたまま飲むんだ…… しかも……こんなカッコで……んくぅ!…… ほんとに猫にされちゃってる…… そんなこと考えると……また感じちゃう…… 美優は冷蔵庫から1リットルの紙パックを取り出してそれを開けて私の前に置いてあるお皿に注いだ。 お皿の中がその液体で満たされていく……私は驚いて目が丸くなった! !!……やだ……これって…… 匂いですぐわかった……牛乳だ…… 私は牛乳が大嫌い…… 給食のときは牛乳しかでないから水筒の中にお茶をいれていってそれを飲んでる…… でも美優にはこのことを言ったことないから牛乳を買ってきちゃったみたい…… 「はい♪サキちゃんのお昼はこれ!ちゃんと全部飲んでね♪」 そういって美優はサキの口に繋がれたチューブの端を牛乳が入ってるお皿の中にいれた! 『ふぅ!』 私は驚いておもいっきり息を噴き出した! そのせいで床に牛乳が飛び出しちゃった…… 「こら!お行儀悪いよ!」 美優は床にこぼれた牛乳をティッシュで拭きながら私に怒った。 でも大嫌いなんだもん……飲みたくない…… 『やら……ほへはいほぉ……』(やだ……飲めないよぉ……) 「声出しちゃだめでしょ!おしりペンペンしちゃうよ!ちゃんと飲みなさい!」 『ふぅ……』 美優がもっと怖い顔になった…… これ以上怒られたくない……私は我慢して牛乳を飲むことにした。 少しずつ息を吸ってみる……だんだんと牛乳が吸い上げられていく…… とうとう口の中に入ってきた! うぅっ!まずい! 『ぷふっ!!けほっ!けほっ!……』 さっきみたいにまた牛乳が飛び散っちゃった…… 「もう!いいかげんにしなさい!!」 『ひっ!』 美優に大声で怒鳴られた……すごい怖い顔になってる…… でも……牛乳なんて飲めない………こんなの拷問だった…… そんなに……怒んないでよ……ぐすっ…… ……無理だよ……ひっく……こんなの……飲めないよぉ……うぅぅ…… 私は辛すぎて……ついに泣きだしちゃった…… 『ひっく……ひっく……』 「え!……ご、ごめんね!ちょっと怒りすぎちゃったよね!」 私が急に泣き出したから美優がびっくりしてた…… そしてあわてて私の背中をさすってくれた…… 「もう怒ってないよ……だから泣かないで……」 『ひっく……ひっく……ひっく……』 美優に撫でてもらってたら気持ちがだんだん落ち着いてきた…… でも口の中にまだ牛乳が残っててすごく気持ち悪い…… 私が泣きやむと美優は私の背中から手を離してティッシュで床を拭きながらこんなことを聞いてきた。 「でも……なんで飲んでくれないの……牛乳が変なとこ入っちゃったの?」 そんなんじゃない…私は大きく首を横に振った……… 「じゃあどうして……あっ!もしかしてサキちゃん……牛乳飲めないの?」 恐る恐る私の目を覗き込む美優…… 私は小さく頷いた。 「ご、ごめんね!今ちがうのに取り替えるからね!」 美優はあわててサキの口からチューブを抜き、お皿とチューブを台所で洗い流してた。 そのあと戸棚から新しいお皿を取り出して、さっきだした牛乳パックを冷蔵庫の中に入れると、代わりに違う1リットルの紙パックを取り出した。 遠目で見てもわかった!ピーチdeジュースの紙パックだった! 美優は私に鼻をかませてからさっきみたいにサキの口にチューブを差込んでピーチdeジュースをお皿に注いだ。 甘くていい匂いがする……私は飲む前から元気になってきた…… 「さっきはごめんね……無理やり飲ませようとしちゃって…… 今度こそサキちゃんのお昼だよ♪飲む体勢になったら飲ませてあげるからね♪」 私は元気に頷いて床に手をついて女の子座りのままその場に寝そべった。 「うん♪じゃあ飲んでいいよ♪」 美優はそういってチューブの先をお皿の中に入れた。 さっそく私は勢いよくピーチdeジュースを吸い始めた…… やっぱりピーチdeジュースはすごく美味しい♪最初は口の中の牛乳とまじっちゃってたけど…… 猿轡のせいで飲みづらいんだけど……でも私はお皿に注がれたピーチdeジュースをあっという間に飲みほしちゃった…… 「ふふ♪まだまだあるからね♪」 そしたら美優がどんどんピーチdeジュースをお皿に補充してくれた。 私がピーチdeジュースをチューチュー飲んでたら美優が私の……サキの頭を撫で始めた…… 『ふぅ?』 「サキちゃん……すごくかわいい……ほんとの猫ちゃんみたい……」 え!……あぅっ!………そういうこと……言わないでよぉ…… 猫ちゃんとか言われるだけで今自分がしてることを思い出して……濡れてきちゃう…… ピーチdeジュースを飲んでるときはそうゆうこと考えたくないのに…… 2杯目以降はずっと頭をなでなでされてたから……感じちゃって……あんまり飲んでる気がしなかった…… でも美味しかったから一人で1リットル全部飲んじゃった……お腹がたぷたぷする…… だけどピーチdeジュースのおかげで元気が出てきた。 ジュースを飲んだだけで元気になるなんて……相変わらず子供みたいだった…… 私がピーチdeジュースを飲み終えると美優はチューブとお皿を片付けて紙パックをゴミ箱に捨てた。 それが終わると黒猫衣装が入ってた袋から何かを取り出して私に見せないように背中に隠した……なんだろ? 「サキちゃんと遊ぶためにとっておきのを用意したの!なんだかわかる?」 とっておき? わかんないから首を横に振った。 「ふふ♪じゃーん!」 『……ふぅ!』 そういって美優が背中に隠してたものを私に見せてくれた……なんと猫じゃらしだった! しかもそこらへんに生えてるやつじゃなくてちゃんとしたやつみたい…… ま、まさか……あぅぅ!…… 美優が私にやらせたいことがすぐに想像できた……これでにゃんにゃんさせる気だ…… そんなことさせられたら……恥ずかしすぎる…… また胸がドキドキしちゃって……マスクの中で真っ赤になってた…… そんな私に気づかない美優はさっそく私の目の前にふわふわの猫じゃらしを揺らした。 「ほらほら!猫じゃらしだよ♪………あれ?どうしたの?」 私が猫じゃらしにじゃれないから美優が不思議そうな顔してる…… ふぅぅ!……なんでそんな顔するの…… ……だって私……猫じゃないもん……んんっ!…… でも今の私のカッコは……明らかに猫だった…… それをまた思い知らされて……さっきからずっと……感じちゃってる…… 私がそんなことを考えてたら美優の手が急に止まった…… 「やってくれないの……せっかく……ぐすっ!……買ったのに……」 美優は猫じゃらしを持ってる手を下ろしてがっかりした顔をした……ちょっと目が潤んでる…… な、泣かないで!美優! ……恥ずかしいけど……やってあげよう…… 美優の泣いてる顔なんて見たくない……私は猫じゃらしをもこもこの右手でにゃんにゃんした。 「……え?……やってくれるの!」 美優がびっくりした顔をして私を見る…… 私は元気に頷きながら猫じゃらしにじゃれついた。 「ありがと♪サキちゃん♪」 美優の顔に笑顔が戻った……やっぱり美優にはこの顔が一番似合ってる…… 「じゃあまずはこっち!」 そういって美優は猫じゃらしを上に動かす。 私もその猫じゃらしにじゃれついてにゃんにゃんする…… んくっ!……やっぱり……恥ずかしいよぉ……こんなことするの…… こんな恥ずかしいカッコまでさせられて……そのうえ美優に猫扱いされると……また変な気持ちになっちゃう…… それに結構動くし体がほてってるせいもあってすごく暑い……どんどん汗かいてきちゃう…… 「次はこっちだよ♪ほらほら♪」 美優は次へ次へと猫じゃらしを動かし……私ににゃんにゃんさせる…… はぁ…はぁ……ふぅっ!………私とこんなことして遊んで……楽しいのかな…… 美優の顔をチラッと見る……すごいニコニコしてる…… 美優……嬉しそう…… ……よし!やってあげよ♪ そんな美優の顔が見れると……不思議と「がんばっちゃお!」って気持ちになる…… でも猫じゃらしでにゃんにゃんさせられてる間……私はずっと感じちゃってた…… しばらくそうやって遊んでたら美優が猫じゃらしを床に置いていきなり私を抱きしめた! 『ふぎゅっ!』 「サキちゃんかわいすぎ♪もうほんとの猫ちゃんだよ!」 ゾクゾクッ! あぅん!…んんっ!……だ、だめ…… はぁ…はぁ………やだ……また……濡れちゃった…… 「猫ちゃん」って言葉にすごく敏感になってる…… にゃんにゃんした後だったこともあって……あとちょっとで……いっちゃいそうだった…… 体をピクピク震わせてる汗ビッチョリの私を美優はさらにギュッ!と抱きしめる……どんどん体が熱くなってきた…… 『ふぅ…ふぅ……ひふぅ……はふひほぉ……』(はぁ…はぁ……美優ぅ……暑いよぉ……) 「しゃべっちゃだ~め♪猫ちゃんでしょ?」 『んふぅ!……ふぅ…ふぅ……』(んくぅ!……はぁ…はぁ……) 「もうちょっとだけ……このままでいさせて……」 『?……』 それから何分経ったかわからないけど……いまだに美優は私を抱き続けてる……ブラジャーの中がビッチョリになってる…… でもかなり休めたし……なんか美優に抱きしめられてる感じが……すごくきもちい…… 「……ありがと……サキちゃん……」 『ふっ?』 そういって美優が私を抱くのをやめた…… 私に抱きついてたから美優も汗ビッチョリになってた…… 美優はドラムバックの中から新しいTシャツをだしてビッチョリになったTシャツを脱ぎ始めた。 美優をサキのサングラス越しにぼ~と見てた……そしたら美優のおっぱいがプルンと出てきた! 『ふぅ!!』 えっ!なんで! 美優はノーブラだった! 私はあわてて猫の手で顔を覆った! 「ふふ♪恥ずかしがり家さんなんだから♪」 美優はそんな私を見てくすくす笑ってた…… でも私は着ぐるみの中で真っ赤になっちゃってた…… ど、どうしてつけてないの! ……あっ!……もしかして……私を抱くため!? 変なこと勝手に想像しちゃって……もっと体を真っ赤にしちゃってた…… あっ……そういえば私も……つけてない…… ……それに……ショーツも……んくぅ!…… そう……今の私は肌タイの上にはショーツとかブラジャー、ブルマをつけてる…… でも……肌タイの下は……はだかんぼだった…… なんかすごくエッチなことしてると思って……またあそこが濡れてきちゃった…… 私が独りでもじもじしてたら美優がいきなり私の手をサキの顔から離した! 『ふぅぅ!』 「終わったよ♪驚かせちゃってごめんね!」 『……』 たしかに美優は新しいTシャツを着てた……できればちょっと声をかけて欲しい…… 部屋の時計に目をやるともう2時になってた。 さっき新しいシャツに着替えてたから今日はまだ脱がせてもらえないみたい…… でもサキの中の私は……全身汗まみれだし……手袋とブーツの中はもっとビチョビチョ…… それにブルマの中が……私の汗とおつゆでグチュグチュになってる……すごく気持ち悪い…… せめてマスクだけでも外してもらいたいからもこもこの手で美優を引っ掻いてみた。 「んっ?どうしたのサキちゃん?」 美優が不思議そうな顔をしてサキの顔を見つめる…… 私は両手で頭を挟んで「マスクとって!」のジェスチャーをした。 「……あっ!マスクとってほしいの?」 美優にわかってもらえたみたい! 私は大きく頷いた! でも美優はニコニコしながらこう言った…… 「だ~め♪まだまだやりたいことが一杯あるんだもん! 終わるまでマスクもとってあげないよ♪今日はそうゆう約束でしょ♪」 えっ!……たしかに……そうだけど…… ……ずっとつけたままだと……大変だよぉ…… マスクもとってもらえない……やっぱりずっとこのままみたい…… 人形遊びEX3後編
https://w.atwiki.jp/kotodama00/pages/15.html
*** あ行 【あ】 ・合鍵(鳥海×高橋広樹) ・愛される人へ告ぐ(小西×福山) ・愛し過ぎた至福 →愛され過ぎて孤独(鳥海×鈴木 小西×鈴村) ・愛してないと云ってくれ(井上×水島大宙) ・愛してる(平川×小野) ・愛人☆淫魔(緑川×岸尾) ・愛できつく縛りたい(遊佐×宮田) ・愛は薔薇色のキス(小西×吉野 千葉×遊佐) ・蒼い海に秘めた恋(鳥海×福山) ・あかないとびら(羽多野×柿原 平川×私市) ・秋のリンクスロマンスフェア2007(小西×平川 小西×鳥海 羽多野×平川 鳥海×柿原) ・アクアマリン・バタフライ(千葉×羽多野) ・あしたのきみはここにいない(鳥海×鈴木千尋) ・あなたと恋におちたい(三木×千葉進歩) ・兄貴上等!(梁田×鈴村) ・アフター5はKISSの雨1,2(森川×石田) ・あふれそうなプ-ル1,2(伊藤健×緑川) ・あなたの隣に座らせて(石川×下野・川原慶久×藤田圭宣) →恋愛操作 ・危ない修学旅行(子安×関智) →危ないサマーバケイション (子安×岩永 三木×岩永) ・甘い罪のカケラ(堀内×鈴村) ・甘い罪の果実(一条×緑川) ・甘い口づけ(檜山×宮田) ・甘い融点(神奈×福山) ・あやかし草子(石川英郎×岸尾) ・嵐のあと(森川×中村) ・有栖川家の花嫁(子安×武内) ・アンバサダーは夜に囁く(諏訪部×福山) ・アンバランスな熱(鈴木達央×羽多野) ・ANSWER (森川×鈴木千尋) →Suggestion (森川×鈴木千尋) <愛とバクダンシリーズ>(堀川×緑川) ・リスキービジネス 危険を買う男 ・Starting over 誰がために君は走る ・傷だらけの天使ども 鎮魂歌に牙を 前編 ・傷だらけの天使ども 鎮魂歌に牙を 後編 ・※スピンオフ※KYOHAN-共犯- (一条×高橋) <愛と欲望は学園でシリーズ> ・愛と欲望は学園で1(飛田×岸尾 伊藤健×市来 子安×福山) ・愛と欲望は学園で2(一条×鳥海 杉田×吉野) ・愛と欲望は学園で3(飛田×岸尾 浜田×遊佐) ・愛と欲望は学園で4(杉田×吉野) <青の軌跡シリーズ>(森川×中原) ・青の軌跡 ・カタルシス・スペル ・クリスタル・クラウン ・バロック・パール ・ペルソナ・ロノングラーダ ・ファントムペイン ・(番外編)ラジオ・カレイドスコープ <アナリストの憂鬱シリーズ>(塩沢×三木) ・ベンチマークに恋して ・恋のリスクは犯せない ・誘惑のターゲットプライス ・愛のレイティングAAA ・※スピンオフ※愛と欲望の金融街(小杉×岩永 鈴置×緑川) <アニマムンディ・終わりなき闇の舞踏 シリーズ> ・vol.1 親友編 ~遠き日の記憶~ (置鮎×石田) ・vol.2 暗黒編 ~結社の狂宴~(諏訪部×置鮎) ・vol.3 王宮編 ~反逆の警鐘~ (子安×石田) 【い】 ・YELLOW (石川×桜井) ・異国色恋浪漫譚1,2(諏訪部×伊藤健太郎) ・石黒和臣氏の、ささやかな愉しみ(真殿×宮崎一成) ・苺王子1,2(緑川×千葉) ・いつかじゃない明日のために/side直哉(小西×福山) →いつかじゃない明日のために/side基継(小西×福山) ・イヤもキライも恋のうち(遊佐×森久保) ・色男はお金がお好き (鈴置×桜井) 【う】 ・WEED(桜井×千葉×桜井) ・WEST END1~5(関智×如月悠紀) ・牛泥棒 (谷山×岸尾) ・美しい男(大塚×石田) ・美しいひと(三木×神谷) ・嘘つきはだれだ(三木×鈴村) ・海ニ眠ル花(三木×野島 成田×三木) ・裏刀神記(増谷×櫻井) ・ウルトラパニック(鳥海×岸尾) ・ウワサの2人(高橋×矢薙 諏訪部×岸尾) <海シリーズ> ★おススメ★ ・目を閉じればいつかの海 (黒田×鈴木千尋) ・手を伸ばせばはるかな海 (小西×野島健児) ・耳をすませばかすかな海 (鳥海×神谷) 【え】 ・EGOISM(子安×中原) ・エゴイストの純情(遊佐×神谷) ・エゴイストプリンス(杉田×千葉) ・艶罪‐コノオトコ罪人ナリ‐(小杉×谷山) ・エンジェルゲーム前編・後編(子安×緑川) <エデンを遠く離れてシリーズ>(森川×檜山) ・神よ、いずこの楽園 ・緑陰の楽園 ・切ない夜の楽園 <エスコートシリーズ> ・エスコート(鳥海×福山) ・ディール(鳥海×福山) <エスシリーズ>(小西×神谷)★おススメ★ ・エス ・エス―咬痕― ・エス―裂罅― ・エス―残光― <N大付属病院シリーズ> ・夢の後姿(井上×三木) ・N大附属病院シリーズ②(井上×三木 森川×山口 森川×神谷) <冤罪シリーズ> ・冤罪 ・冤罪 アナーストーリー <ENDLESSシリーズ>(森川×石田) ・ENDLESS RAIN~胸の中で眠らせて~ ・ENDLESS KISS~永遠の約束~ ・ENDLESS LOVE ・ENDLESS TIES ・ENDLESS BEAT ・ENDLESS FEEL ・ENDLESS HEAT <YEBISUセレブリティーズ> ★おススメ★ ・YEBISUセレブリティーズ1(神奈×千葉進歩) ・YEBISUセレブリティーズ2(小杉×鈴村) ・YEBISUセレブリティーズ3(一条×平川) ・YEBISUセレブリティーズ4(成田×森川) ・YEBISUセレブリティーズ5(土田大×遊佐) ・ ・YEBISUセレブリティーズ7(山崎たくみ×鈴木) ・YEBISUセレブリティーズ Grand Finale (小杉×鈴村 神奈×千葉 一条×平川 成田×森川 乃村×伊藤 浜田×私市) ・YEBISUセレブリティーズPREMIO(浜田×私市 神奈×千葉) <ESCAPEシリーズ> ・ESCAPE1(荻原秀樹×緑川 檜山×緑川) ・ESCAPE2(一条×吉野 荻原×吉野 伊藤×一条) ・ESCAPE3(成田×荻原 一条×荻原 伊藤×荻原 荻原×荻原) ・ESCAPE4 (檜山×菊池 荻原×三木 檜山×三木 荻原×鳥海 荻原×岡田) ・ESCAPE5 (成田×荻原 荻原×陶山 伊藤×鈴村 荻原×鈴村 森川×荻原 堀内×荻原 荻原×吉野 成田×荻原 檜山×三木) ・ESCAPE HOLIDAY (荻原×吉野 一条×成田) 【お】 ・王様な奴隷(檜山×保志) ・王様な猫(伊藤×鳥海) ・王様と私(一条×置鮎) ・王子様のお勉強(置鮎×野島) ・王子様☆ゲーム(三木×高城 成田×杉田 檜山×鳥海) ・王子様の刻印(一条×中村) →王子様の正妃(谷山×鳥海) ・王朝春宵ロマンセ (森川×岸尾) →王朝夏曙ロマンセ(森川×岸尾 置鮎×岸尾) ・おおいぬ荘の人々(かわのをとや×福山) ・オオカミさん気をつけて!(森川×鈴村) ・大きなバイブの舎の下で(鈴置×堀内) ・幼馴染(子安×檜山) ・お手打覚悟(遊佐×下和田) ・お義兄様が世界で一番っ(緑川×羽多野,野島×羽多野) ・お願いダーリン!(森川×菊池) ・オルタナ(平川×谷山) ・俺様には敵わない!(鳥海×高城) ・俺のモノ!(森川×保志) ・俺の兄貴に手を出すな(緑川×岸尾) ・俺は悪くない(松本×桜井) ・オヤジ拾いました(千葉×井上 伊藤×成田) ・お嫁においでよ!(小杉×成田 花田×谷山) <男が男を愛する時シリーズ>(中田×岩永) ・ナイトキャップ ・ラスト・ワルツ ・DA・TE ・イロコイ 1 ・イロコイ 2 ・ウブ Ⅰ ・ウブ Ⅱ <おい!田中君シリーズ> ・エクスタシーは永遠に~美しき牢獄~(森川×櫻井) ・おい!田中くん十番勝負~みんなケダモノ☆今宵私を狂わせて~ (鈴村×櫻井 森川×鈴木達央 宮田×千葉進歩 吉野×鈴村 櫻井×森川 成田×千葉 成田×千葉) <親猫シリーズ>(成田×杉田) ・魅せられて ・猫かぶりの君 ~復讐編~ ・猫かぶりの君 2 ~新婚旅行編~ ・親猫は愛を宿す <俺の下であがけシリーズ> ・TARGET1 樋口・清水 (石川英郎×緑川 緑川×阪口) ・TARGET2 山口・吉岡(緑川×飛田 森川×緑川) <お金がないっシリーズ>(森川×石田) ・お金がないっ ・お金しかないっ ・お金しかないっ ・お金じゃ買えないっ <皇林学院シリーズ> ・いけない生徒会室(緑川×石田) ・愛の才能(遠近×阪口) ・セクシーボイスで囁いて(櫻井×鈴村) ****
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/56.html
登場人物紹介 主人公:眞田真紀(さなだまき) 大学3年、教育学部、専攻は国語。 4年生は就活があるので引退し、今年度から女子のバトミントン部の主将となる。 成績優秀、運動神経抜群でみんなから慕われるタイプ。 おっとりした優しいお姉ちゃん系。練習中はちょっと活発な子になる。 胸までまっすぐ伸びた黒髪、モデル体型の和風美人。 少し臆病。すぐ驚く。 「ピーチdeジュース」という子供に人気がある桃のジュースが大好き。 磯崎美優(いそざきみゆ) 大学2年、教育学部、専攻は国語。バトミントン部の真紀の後輩。 誰にでもなついてくる妹系。ちょっと喜怒哀楽が激しい。 真紀を姉のように慕っている。 ツーテール、茶髪。真紀より背は低いが胸は大きい。 「あっ!○○」と言う癖がある。 あらすじ 美優が真紀に「今度の休みに一緒に買い物に行きませんか?」と約束をし、 真紀を自分の部屋に招いたことからはじまった。 長袖だと少し汗ばむくらいの日の出来事である…… ピンポーン♪ 私は美優の部屋のインターホンを鳴らす。 「は~い!」 美優の元気な声がドア越しから聞こえ、ダッダッダッと足音が近づいてきた。 「おはよう美優。」 「あ、先輩、おはようございます♪ささっ、入ってください!」 美優は私が靴を脱ぐのと同時に私の手をとって部屋に連れ込む。 そして私はいつものように部屋の隅にバッグを置きクッションに座る。 美優の部屋はいつ来てもすっきりしていて、テーブルにクッション、テレビ、ベット、タンス、大きな鏡ぐらいしかない。 壁も白に統一されていてることもあり広々としている。 でも、今日は大きなダンボール箱が部屋の隅に置いてある。何が入ってるんだろう? 私がダンボール箱を発見したことに気づいたのか、コップにペットボトルの麦茶を入れていた美優が声をかけてきた。 「これですか?実は、今日はこれの為に先輩に来てもらったんです!」 「え!?お買い物は……」 「あ…すみません……先輩に来てもらうために私…嘘つきました……」 そんな……久しぶりに美優とお買い物ができると思ったのに…… 今日は工学部で行事があり、部員がほとんどいないので、バトミントン部の工学部以外の部員は休みとなった。 バトミントン部は平日はもちろんのこと、土日も練習がある。 教育学部である私と美優にとって久々の休日であった。 私が落ち込んでいるのを察したのか、悲しそうな顔で、 「本当にごめんなさい……」 と美優は頭を下げる。 私はこの顔に非常に弱い。 しょうがないから箱の中に何が入っているかを聞くと、美優は急に元気になり、 重そうにダンボール箱を私の隣に運び、それをそ~と置く。 元気になった美優を見て安心すると、美優が思いもよらぬことを口にする。 「単刀直入に言います!先輩に…お人形さんになってもらいたいんです!」 美優は隣の部屋にも聞こえるぐらい大声で叫んだ。 え!?どういうこと? 困惑している私の前に、美優は立ち上げてあったノートパソコンを持ってきて色々な画像を私に見せ始めた。 パソコンの画像は、アニメで出てきそうな女の子のマスク(?)と鮮やかな色のウィッグをかぶり、 肌色の全身タイツの上に制服やメイドさんとかの衣装を着た人達の写真だった。 「先輩にはこれの中身に……着ぐるみを着てほしいんです!」 いきなり持ちかけられた話に頭が混乱してる…… お人形?着ぐるみ?私が中身?なんで私が? そんな言葉が頭の中をかけめぐっている最中に、 「着てくれませんか!着ぐるみ!」 と目を大きく見開きクリクリ輝かせて、私の口から「うん」や「いいよ」等々の言葉が出てくるのを期待している。 「ちょっ、ちょっと待って!」 このペースだと承諾しちゃいそう……まず、一つ一つ聞いてみよう。 「べ、別に、私じゃなくても…」 「だめです!」 「自分で着てみたらいいんじゃ…」 「私は見て楽しむ派なんです!」 「そうだ!ネット!インターネットで探せば沢山見れると思…」 「ネットだと中身が男ばっかりなんです!かわいくないんです!」 私の答えに間髪いれずに返答する美優。美優の熱弁はまだ続く、 「中身が女性でもどんな人が入ってるかわからないし、やっぱり中身が大事なんです!だから先輩に着ぐるみを着てほしいんです!」 私には美優の言っていることがよく分からない。 男の人が女の子の着ぐるみを着ているのは違和感を感じる…… でも、女の人ならどんな子でも体系が合ってればいいんじゃないかな、と思う。 だって、マスクをかぶれば中の人の顔なんて見えなくなっちゃうし…… そのことを美優に聞くと、 「先輩みたいに綺麗で、かわいい人にかわいい着ぐるみを演じてほしいんです!だからお願いします!」 美優は頭まで下げて私に着ぐるみを着るようにお願いする。 かわいいだなんて…同性に言われても嬉しい…… でも……「いいよ」とは素直に言えない…… 仮に「この服を着てください!」と言われて、コスプレとかするんだったら承諾できたかもしれない。 だけど、着ぐるみは違う。全身をタイツで覆われて、マスクで顔を隠されて……閉じ込められちゃうような…… 自分が自分でなくなる感覚が私を不安にさせて、着ぐるみを着るということを拒絶している。 考えるだけで心臓がバクバクなるし、体がビクビク震え、膝の上に置いてある手から変な汗が出てきた。 美優には悪いけど……ここははっきり言わなきゃ! 「ごめんね……私には…できないよ……」 がっかりする美優。頭の中で何度も美優に謝る……私の為に用意してくれたのに…… でも、嫌なことは嫌と言わなきゃいけないと思った。私は美優に頭を下げた。 次に頭を上げると、美優の顔がさっきの落胆していた顔から意を決したような顔に変わっていた。 「本当はこんな真似したくなかったけど……奥の手を使います。」 美優は普段出さないような凄みのある声で私を威圧する。 怖さと不安で私の心臓が止まったような気がした…… でも奥の手ってなんだろう……危ないこと? 美優はそんなことする子じゃないから乱暴なことをするとは考えられない。 「先輩の秘密をみんなにばらします!」 秘密!? びっくりしたけど唖然としてしまった。 美優に隠しごとをしたことはないと思う。 美優が知ってる私の秘密って……とりあえず聞いてみよう。 「秘密って?」 私の顔をじっと見ながら美優が口を開く。 「みんなが帰った後に先輩が部室でしてることです……」 ……あっ!!! 体から火が出そうになった。 私の赤くなった顔を見て美優は、 「そうです……部室の鏡の前ですっぽんぽんで…」 「それ以上言わないで!!」 堪らず大声をだしてしまった。 私はバトミントン部の女子の部室の鍵の管理を任されているから、いつも最後まで部室に残っている。 部室は広くて大きな鏡があるから、毎日みんなが帰ってからその鏡を使って素振りやフォームチェックをするのが私の日課になっていた。 それにひきかえ、自分の部屋が小さいし鏡もないからそれができない……だから部室はいい練習上でもあった。 最初は練習着を着てやっていたけど……誰も見てないことをいいことにどんどん服を脱いでって…… 最近は下着さえ脱いで……裸でやってる……そのほうが体の動きがちゃんと見えるからというのもあるけど…… ちょっと普段の練習じゃ味わえない解放感があるから、という気持ちのほうが大きいかも…… どうやら、それを美優に見られていたらしい。 そんなことをばらされたらバトミントン部は辞めさせられるし、みんなから変態扱いされちゃう…… 最悪退学なんてことも……そんなのイヤ! 「お願いだからみんなに言わないで!!」 「じゃあ着ぐるみ着てくれます♪」 急に美優は元気になり、満面の笑みで私を見る。 今日着ぐるみを着るか、それともずっと変態扱いされるか、選択の余地なんて無かった…… 「私が……私が着ぐるみを着れば…秘密をばらさないって約束してくれるなら……」 「着てくれるんですね!約束します!絶対言いません!やった~♪」 美優は私が着ぐるみを着るといったので飛び跳ねていた。 逆に、私は着ぐるみを着ることが決まり、さっき芽生えた感覚が…… 着ぐるみという檻に閉じ込められ、自分が自分でなくなるという感覚が胸のなかで急激に成長し、 私のすぐ隣にあるダンボール箱を見るたびに、心臓の音が大きくなり、体中から変な汗をかきながらビクビクと震えていた。 部屋の時計の針が10時をさした。 「フン、フフン、フフ~ン♪} 美優は小物入れからカッターを取り出すと、鼻歌を歌いながらダンボール箱のガムテープを切っていく。 箱の中は発砲スチロールや、つぶすとプチプチ鳴るビニールがぎっしり詰まっている。 美優が箱の中のものを一つ、また一つと出すたびに美優自身のテンションはあがっていく…… 私の脈も美優のテンションともに早くなってる……気温はそこまで高くないのに額がプツプツ汗をかき始めた。 だめだ、少し落ち着かなきゃ。 気持ちを落ち着かせようと胸を撫で下ろしていると、美優の大きな声が耳に入ってきた。 「先輩、先輩!見てください!これが今から先輩が着る着ぐるみですよ♪名づけて着ぐるみセット!」 いつの間にか私の隣に着ぐるみセット(?)がずらりとならんでた。 肌色の全身タイツ、メイドカフェのメイドさんが着ているような紺色の長袖のメイド服、 白いニーソックス、ピンク色のリボンがついたベルト、茶色いウィッグ、 そして……私の顔を隠してしまうヘルメットみたいな形のプラスチック製のマスク…… これ、全部着るの? 着ぐるみセットを直視したまま動けない…… また心臓がバクバクなってる…… 「先輩、顔赤いですよ?大丈夫ですか?」 「きゃっ!」 いきなり美優の顔が目の前に現れたのでかなり驚いた。座ってたのに後ろにのけぞって尻もちをついてしまう。 どうやら、ボーとしていたり、落ち着きがなかった私を心配してくれていたようだ。 「だ、大丈夫。ちょっとボーとしてただけだから。」 と答えると、美優はまた元気になった。 「そうですか、よかった!じゃあ早速着てもらいましょ~♪まずは服を脱いじゃってください!」 「え!いきなり……」 美優のテンションがまた始めた。 「あ!」 美優が何かを思い出したように、はっとした顔をした 「その前にお化粧おとしちゃってください、着ぐるみが汚れちゃうんで。 洗顔フォームとかタオルとかは洗面所にあるんで適当に使ってください♪」 私よりも着ぐるみを心配したように感じたので少し、ムッとした顔をしたが美優は全然気づいてない。 しかたないから私は洗面所にいき、クレンジングと洗顔フォームを借りてメイクをおとす。 顔が熱くなってたから冷たい水が気持ちいい…… ……しっかりしなきゃ! 濡れたほぺったをパンパン!と手ではたき、顔を拭いて美優のもとに向かう。 私が帰ってきたのを見ると私の手をとり着ぐるみセットの前に立たせる。 そして私の顔を覗き込んで微笑んだ。 「すっぴんでもやっぱり先輩かわいいです♪」 「え!?ありがと……」 不意の誉められたからさっき冷やした顔がまた熱くなってきちゃった…… 美優のテンションがさっきよりも上がっている。 人形遊び(中前)
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/58.html
人形遊び(中前) 「先輩!着ぐるんだ自分の格好見たいですよね!こっち来てください!」 そういって美優は急いで私の手をとって強引に私を鏡の前に立たせた。 そこに映っているのは私ではなく、メイド服を着たアニメ顔のかわいらしい女の子だった…… うそ!この子誰?……これ……私!? 私は手を口元に動かしてみると、鏡の中の女の子も口元に手を動かした。 手を下すと、それと同時に女の子も手を下す…… ドックン!ドックン!ドックン! 「どうです先輩?着ぐるみを着てみた気分は?」 美優の声が右の耳から入って左の耳から抜けていく…… 私は……私はどこいっちゃったの? 「そうだ!着ぐるみに名前つけましょう! 先輩の名前は眞田真紀(さなだまき)だから…サキちゃん!サキちゃんにしましょう! それでいいですか、せんぱ…じゃなかった……いい!サキちゃん♪」 ゾクゾクッ! あぅ!…さっきのかんじだ…… 体がとけちゃいそう……なんか…きもちいい…… 全身を覆われ、美優に「サキちゃん」と呼ばれてしまい、「真紀」という自分を完全に消されてしまった…… そんな私の体を、美優に「縫ぐるみ」と言われときの…甘い…あの感覚が駆け巡っていった…… ……はっ、だめだめ!また倒れちゃう…しっかりしなきゃ! 首を大きく横にふり、私の新たな顔となったサキのほほを手でパンパンとはたく。 「え?サキちゃんじゃ嫌ですか?」 「んっ!」 ちっ、違うの!そうゆう意味じゃないの! 私はもう一度首を大きく横にふる。 「じゃあサキちゃんでいいですね!よろしくね、サキちゃん♪あっ、それとサキちゃんは私の妹だからね♪」 美優は後ろから私の両肩にポンッと手を置き、ニコッと微笑みかけた。 その名前で呼ばれると、またきそう…… 私は「あの感覚」に耐えながらも、「サキ」として頷いた。 このときの私は気づいていなかった……「あの感覚」が私の…秘所を濡らしていることを…… エアコンが効いてても着ぐるみに閉じ込められてるから体がほってってかなり暑い…… ボーっとしながら立っていたらマスクの中で、口元からツーっと何かが垂れそうになる。 これって……唾! 「むぅ!ズズー!」 あわてて息を吸い、手で拭こうとしたけどサキの顔がそれを邪魔する。 口が開きっぱなしだから自然と垂れてきちゃう……気をつけなきゃ…… マスクの中で悪戦苦闘している私を見ながら、美優は尋ねてきた。 「どうかしたの?サキちゃんはお人形さんなんだから喋っちゃだめだよ♪」 サキの唇に手を当てる美優。 そういえば美優の口調がサキになってからちょっと変わった。サキは美優の妹だから? なんか同級生と話してるときの口調になってる…… もう先輩として見られてない……完全にサキとして扱われてる…… あっ!またくる……だめ!…耐えなきゃ…… 体をビクビク震わせながらも、私はコクっと小さく頷いた。 「ふふ♪サキちゃんかわいい!」 美優はあのときのように顔を私の胸に沈め、私の脇を通して手を背中に回し、優しく私を抱き始めた。 「やっぱり柔らかくて、きもちいい……これがやりたかったの……」 私がサキになっても甘えん坊なところは変わんないね……ちょっと安心した…… 私は美優の頭を撫でてあげた。 それから5分以上は経った。 美優は未だに私を抱きしめている。 体がほってっているうえ、抱きしめられてるから肌タイがかなり湿ってきた…… 美優…暑いよぉ…… 疲れから美優を撫でている手が止まる。 「……あれ?あっ、ごめんね!立ったまんまじゃ疲れちゃうよね!座って座って♪」 私を抱きしめていた手を解くと、美優は私をその場に座らせた。 「ふぅ~~。ふはへは~~。」(ふぅ~~。つかれた~~。) 座らせてもらえたから思わず声を出ちゃった! 私はあわててサキの口元に手をやる。 「そうそう!声出しちゃだめだよ!」 美優は腕を組みながら、うんうんと頷く。 なんか想像してたよりも疲れる…体力には自信があるのに…… それに……さっきから体がほてって…変な感じだし…… 「あっそうだ!サキちゃん!女の子座りして♪」 私はうな垂れながらも頷き、女の子座りの格好をした。 そしたら美優はコロンと寝転がり私の太ももに頭をあずけてきた。 「頭なでなでして……」 もう…甘えんぼさんなんだから…… さっきみたいに美優の頭を撫でてあげる。 「これもやってみたかったの……気持ちいい……」 そういうと美優は目を閉じ、ものの一分としないうちに穏やかに呼吸をし始めた…… ……?うそっ?もう寝ちゃったの? 驚いたことに、こんな短時間で美優は私の膝枕で眠ってしまった…… 美優の寝顔…かわいい……ちょっといたずらしちゃお♪ 美優のほっぺをツンツンと指でつついてみるけど、全然起きない。 今度はほっぺたをプ二プ二とつまんでみた。すると…… 「むぐぅ…へんぱい……これ…着てくらはい……」 と寝言の様につぶやいた。 夢の中でも私に着ぐるみを着せようとしてる……こっちの私はもう着ちゃったのに…… そんなことして遊んでたら外で急にサイレンが鳴りだした。 色々しているうちに12時になったらしい。 美優がいきなりガバッと起き上がった。 「お昼…お昼にしよう!」 美優は台所に直行していった。驚くべき切り替えの早さだ。 そして冷蔵庫からウィダインゼリーを1つ取り出すと、すぐにこっちに戻ってきた。 「今日はこれでいいや!」 立ったままウィダインゼリーを飲む美優。その早さはまさに10秒チャージだった。 え?私のお昼は? 美優に気づいてもらえるように何回も自分を指さす。 「サキちゃんはお人形さんでしょ?何も食べないの♪」 少しいじわる気に美優は言った。 そんな…ひどい…… 人形なんかじゃ…ないのに…… 目から涙があふれてきた…… 涙を手で拭こうとしてもマスクで遮られる… 何も食べさせてもらえないし……涙を拭くことさえできない…… そんな自分がすごく惨めに感じて美優の前だというのに私は肌タイの手でマスクの顔を覆いながら本気で泣いてしまった…… 「ひっく、ひっく、ふぅぅ……」 泣きじゃくっている私に気づいた美優は、あわてて私の前に座り込んだ。 「うそうそっ!ちゃんと先輩の分も用意してありますから泣かないでくださいよ!」 「ひっく、ふぐぅ……ほんほ?」 「はい!今持ってきますからね!」 美優は再び台所に直行する。 そしてコップと細長いチューブを片手で持って、急いで冷蔵庫の中から1リットルの紙パックジュースを取り出し戻ってきた。 「ほら!これ、せんぱ…じゃなくて、サキちゃんの好きなジュースだよ!だから泣かないで♪」 目がぼやけててよく見えないよぉ……あっ!ピーチdeジュースだ! 美優はコップをテーブルに置き、ピーチdeジュースを注いぎコップにチューブをさした。 「あっ、飲む前におはながたれてるから鼻かもうね♪はいっ、チーン!」 美優はティッシュを私のマスクの鼻にあててくれたので、私はおもいっきり鼻から息を出した。 ティッシュが私の鼻水でグチョグチョになっちゃた…… 鼻が通り、桃の甘い香りがただよってくる…… 美優は私のマスクの口にある小さな穴にチューブをググッと差し込んだ。 「はいっ!これで飲めるからゆっくり吸ってね♪」 ゴクッ、ゴクッ……冷たくておいしい! エアコンがついてるけど、1時間以上着ぐるみを着ている私は変な緊張と暑さで喉がカラカラだった。 マスクの猿轡のせいでかなり飲みづらかったけどゴキュゴキュ喉を鳴らしながら、 私はコップに入っていたピーチdeジュースをあっという間に飲み干した。 「もう飲んじゃったの!?もっと欲しい?」 大きく頷く。やっぱりピーチdeジュースはすごくおいしい! 「ふふ!かわいい♪」 美優がコップに注ぐのと同時に、私はピーチdeジュース飲んでいく。 1リットルもあったのにすぐになくなっちゃった……お腹がタプタプする。 でも私は着ぐるみを着る前よりも元気になっていた。 ジュースを飲み干した私を見て美優はニコッと笑い、マスクからチューブを抜くと、 チューブとコップを台所に置きに行った。 美優は台所から戻ってくると小物入れから何かを取り出し、それを背中に隠す……なんだろう? 「どお?元気出た?」 再び大きく頷く。できればもっと飲みたかったけど…… 「じゃあ撮影会しよっか!」 ……撮影会? 私が首をかしげると、美優が背中に隠していたものを見せてきた。デジカメだ! 「これよりサキちゃんの撮影会をはじめま~す♪ほら、立って立って!」 手を引っ張られ立たされると、美優はいきなり私をデジカメで撮り始めた。 「次は手を後ろにやってうつむいてみて♪そお、そお!かわいい♪」 言われたとおりにポーズをとる。 美優はニコニコしながらシャッターをきる。 そのあとも、お女の子座りとかモデルさんがやるようなポーズで写真を撮られ続ける…… ちょっと休ませてほしい…… それに人形扱いされていると感じて……さっきからまた体が変な感じになってる…… こんな格好したことないから…恥ずかしいよぉ…… それに…さっきから心臓がバクバクして……あのかんじが…ずっとしてる…… そんな私に気づくはずもなく、美優ははしゃぎながら着ぐるみ姿の私を撮り続ける…… 「そうだ!先輩のケータイにも取ってあげよ!サキちゃんの写真♪」 美優は勝手に私のバックからケータイを取り出した。 そんなことしなくてもいいよ! 美優からケータイをとり上げようとするけど、なかなか返してくれない。 「これは先輩のケータイなんだからサキちゃんには関係ないでしょ!」 確かにそういうことになるけど……サキの中には私が入ってるんだよ? うぅぅ!……またきた……なんなの…このかんじ…… 「ちょっとだけだから、お願いサキちゃん♪」 美優は手を合わせて私にお願いする。 私はしぶしぶ頷き、十枚ぐらい私のケータイで写真を撮らせてあげた。 「これぐらいで十分かな?じゃあまたデジカメでとりま~す♪」 美優はケータイを私のバックに入れると、デジカメに持ち替えて撮影会を再開した。 まだ撮るの……もう疲れてきちゃったよぉ…… でもあんなに楽しそうだし……もうちょっと頑張ってあげよう。 その後も色々のポーズで写真を撮られ続けた…… 「すっごくいいよ、サキちゃん♪そうだ!四つん這いになってみて!早く早く♪」 えっ!?それはちょっと…恥ずかしい…… それに疲れてきたし……暑いし……グチョグチョするし…… 悪いけど…もうできない…… 私は自然とイヤイヤをしてしまった。 「え…だめ……そんなぁ……」 美優は構えていたデジカメを下し、残念そうに顔を下に向けた…… そんな顔しないで!やってあげるから! 私はあわてて両手を振る。 「じゃあやってくれるの?」 私は拳を握り締め、がんばるぞ!のポーズをして首を大きく縦にふる。 着ぐるみを着てからちょっと動きが大胆になってる気がする…… 「ほんと!やった~♪」 美優がまた元気になり、ピョンピョン飛び跳ねている。 やっぱり美優にはいつも元気でいてもらいたい…… 相変わらず弱いなぁ……私…… ……えっ!?もう三時なの! これ終わったらもう着ぐるみ脱がしてもらおっと。 そんなことを考えながら四つん這いになる。 そのとき私はあることに気がついた…… そういえば……おしっこ…したいかも…… お昼に1リットルもピーチdeジュースを飲んじゃったんだから当たり前だった。 一回気になりはじめたらすごくトイレに行きたくなってきちゃった…… 「サキちゃんかわいいよ♪今度は右手を口に添えてみて!そうそう」 おしっこを我慢しながらも、私はポーズを撮り続ける…… でももう限界に…近くなってきてる…… おしっこぉ……おしっこしたいよぉ…… 早くお開きにしてよぉ…… 太ももをすり合わせ、モジモジしている私に美優が気づいた。 「サキちゃんもしかして…おトイレ行きたいの?」 マスクの中で顔を真っ赤にしながら、小さく頷いた。 「ごめんね気づかなくって…じゃあ一緒にいこ♪」 そう言いながら美優は手を引っ張り私を立たせた。 一緒に?……イヤ!一人でできるよ! 私は大きく首を横に振った。 「一人じゃしづらいからおしっこまみれになっちゃうよ?それでもいいの?」 それもイヤ……美優に見られるのも嫌だけど…… でももう一回見られちゃったし……しょうがない…手伝ってもらおう…… 私は渋々頷いた。 「ふふ♪カメラ置いてくるからちょっと待っててね♪」 美優はデジカメを小物入れにしまいにいった。 ちょっとあそこが濡れてる気がする……汗だよね…… おしっこ……漏れてないよね…… 美優に背中を向けてから、恐る恐るスカートを上げショーツの中に手をいれる…… ……え?うそ!?……濡れてる……なんかぬるぬるしてる! 私はあの感覚のことを思い出した…… もしかして私……こんな状況で……感じちゃったの? 全身タイツの上にメイド服まで着て……顔に猿轡付きのマスクまでかぶらされて…… 着ぐるみの中に閉じ込められてグチョグチョになりながら……「サキちゃん」なんて呼ばれて…… そんなことされて……感じちゃってたの…… うそ!こんなのうそ!絶対そんなことない! 否定しても、頭で考えれば考えるほど体はほてり痙攣し、脳はとろけ、あそこから蜜が噴き出ててくるのが自分でもわかった…… 涙が大量にあふれだしてきた…… こんなの……うそだよぉ…… こんな…こんなことで感じちゃうなんて…… 私……変態じゃない…… 「お待たせ!おトイレいこ♪」 「ふっ!」 急に声をかけらたからその場で飛び跳ねてしまった。 「どうかしたの?さっ、いこ!」 「ひは……へっはいひは!!」(イヤ……絶対イヤ!!) こんなこと……美優に知られたくない!絶対イヤ! 激しくイヤイヤをする。 「もう!喋っちゃだめでしょ!早くいこ!漏らしちゃうよ!」 「やら!!」(やだ!!) 「いいかげんにしなさい!!!」 「ひっ!」 ものすごい剣幕で怒られた…… 美優のこんな怖い顔見たことない……思わず立ちすくんでしまった…… 「いい子だから一緒におトイレいこ!ね!」 「ふぅ……」 恐怖から頷いてしまい、美優と一緒にトイレに入った…… 「はい!じゃあスカートもって座って♪」 やだ……やっぱり見られたいないよぉ…… 小さく首を横にふった。 「しょうがないなぁ……」 美優が私のスカートをめくり上げた! 「ふぅっ!」 「あっ!やっぱり漏らしてる!もっと早く言わなくちゃだめでしょ!」 美優はショーツのシミをおしっこだと思っているらしい…… 片手でスカートを上げながらもう片方の手でショーツに手をかけた…… もう…だめ…… 美優はショーツを下におろす…ショーツのシミが糸を引いた…… 「えっ!?……先輩……」 「ぐすっ、ぐすっ、みらひへ……」(ぐすっ、ぐすっ、見ないで……) 涙がまたあふれだしてきた…… イヤ…見ないで…… こんな…こんなのイヤ…… 着ぐるみ着て……濡らしちゃうとこ見られるなんて…… 裸で素振りしてるのなんかよりも……変態だよぉ…… すすり泣きながら立ちつくす私……そんな私を美優は茫然と見ていた…… 美優は、はっ!と気づいたように私の愛汁がついたショーツと肌タイをトイレットペーパーで拭くと、 ショーツを一気に脱がし、それを美優のデニムのポケットに入れてしまった。 「サキちゃん!スカートもって!おしっこまだしてないでしょ♪」 「ひっく、ひっく……ふぅ……」 言われたとおりにスカートを持ち、便座に座る…… すると美優は股のジッパーを開け、肌タイが閉じないように手で広げた。 「はい!出していいよ♪し~し~ぽんぽんぽん……」 美優の掛け声とともに溜まってたおしっこが勢いよく噴き出す…かなりの量…… こんなとこまで見られて……もうやだ…… 私は着ぐるみの中で…ただひたすら自分が消えてしまうように祈ることしかできなかった…… 人形遊び(後)
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/62.html
人形遊び2(中) 『ふぐぅぅ!!』 いたっ!鼻と口にマスクが!! だめ!もう限界!! 遠心力で鼻のなかの筒と口の猿轡が食い込んでくる! 痛かったから3回ぐらいしか回れなかった…… 「すごいすご~い♪さっすがサキちゃん!かっこいい!」 でも美優はピョンピョン跳ねながら喜んでる。 いつつつ……まだジンジンする……鼻ん中切れちゃいそう…… それに暑い……ビチョビチョ…… まだ外は涼しいけど着ぐるみ着て運動したらすごく暑い…… 鉄棒によっかかって休んでたら美優に手を引っ張られた。 「次あれにしよ!ほらほら♪」 美優はルンルンしてる……ちょっと休ませてよぉ…… そんな私に気付いてくれない。そのあとも滑り台とか砂場でいろんなポーズで写真を撮った…… もう美優のされるがまま…… 「次で最後だよ♪……うぅ!……もうちょっとで終るからね……」 そういって美優はブランコの台をティッシュで拭いてから私をそこに座らせた。 でもさっきから美優の様子がおかしい……顔色が悪くなってきてる…… 「じゃあ内股で手を膝に置いて……そおそお!かわいい……」 美優はモジモジしながシャッターをきった。 もしかして……おトイレいきたいのかも…… 「……ごめんねサキちゃん……私……おトイレいきたいの……ちょっと待っててね!」 やっぱり…… 美優は公園トイレに向かおうとする……そのときだった! 「あれ?磯崎じゃん!なにしてんの?」 私の後ろから男の人の声が聞こえた! 「へ?……あっ!川上先輩!!おはようございます!」 え?……川上くん!! 私は後ろを振り向いた!そこにはジャージ姿の川上くんがいた! 全身から冷や汗が出てきた! 「って!おお!びっくりした!!」 川上くんは着ぐるみを着た私を見て後ずさりしていた。 見られちゃった!どおしよ!どおしよ! 恥かしい!! あぅぅ!……だめ!こんなときに! 私はパニックになりながら体をブルブルと震わせた。 しかもこんな状況なのにあそこがまた濡れてきちゃう…… 「えっと……この子は高校の友達で着ぐるみが大好きなんです!だから私が写真撮ってあげてるんです!」 美優もパニックになりながらごまかしていた。おしっこを我慢してるのにすごいと思う。 ……そっか……べつに私が入ってるってわかんないんだし…… だいじょぶ……落ち着かないと…… 「へ~、そうなんだ。あっ!俺、川上涼!よろしく!君は?」 川上くんが私に握手を求めてきた。私も思わず手をさしのべ、声を出そうとした。 ……あっ!しゃべれないんだった! それに声出したら……私だってばれちゃう! これじゃあやしすぎるよ! 川上くんも不思議がってる!どおしよ! 「あっ!磯崎サキちゃんです!それと着ぐるみは声出しちゃいけないらしいんです!そおだ!先輩も一緒にどうですか?写真♪」 美優があわててフォローする。でも磯崎って…… 「え?いいの?何か悪いね。じゃあ……こんなかんじかな!」 川上くんはブランコに座った私の隣に立ってピースした。恥かしくないのかな? 「OKです!いきますよ!はいっチ~ズ!」 カシャ! 写真を撮り終わると川上くんはさっきみたいに私に手をさしのべた。 「じゃ!あらためてよろしく!サキさん!」 川上くんは私の手を強く握りしめた。大きくたくましい男の人の手だった…… 私も頷きながらギュッと握り返した。 相変わらず川上くんは川上くんだった。さわやかで……細かいことは気になんないみたい…… 「あの……すみません……私……おトイレ行ってきます!」 美優は内股になりながらトイレに走って行った。もう限界だったらしい。 私と川上くんは茫然と見送っていた。二人で手を握ったまま…… 「……おっと!握りっぱだった!」 川上くんは顔を赤くしながらあわてて私から手を離した。 ……あっ!二人きり! 美優がトイレに行っちゃったから二人きりになっちゃった! かなり気まずいよぉ…… 少し沈黙が続く……お互いに目をそらした…… そしたら川上くんの口から予想もしてなかった言葉が飛び出した! 「……眞田……だろ?」 『……!!』 私の背筋が凍りつく…… え!……うそ! 私は川上くんを直視したまま動けない…… 川上くんは頭をかきながらサキの顔を見て笑った。 やだ!ばれちゃった!こんなカッコしてるのが!……は、恥かしいよぉ! いや……こんなのいや! あぁん!……え!だめ!こんなときに……川上くんがいるのに! あっ!……なんで!……だめだよ!らめぇぇぇぇぇぇ!! ブワッ!…… 私がサキの中に入っているのがばれちゃった……そんな自分がすごく恥かしくて……いっちゃった…… しかも川上くんのまえなのに…… 「なわけないよな……ごめんごめん。なんとなく俺の友達に雰囲気が似てたから…… ……その子、女の子なんだけどすっげ~バドミントン上手くてさ。完璧に勝てるように朝からジョギングってわけ! へへ……ごめん!なんか愚痴っぽくなっちゃって……次に会うときは顔みせてね!じゃ!」 そういって川上くんは公園から出て行った。 川上くんは私のことを話してた……目の前の着ぐるみの中には私が入ってるのに…… そのギャップで……またあそこから蜜が大量に染み出してきちゃう……体はビクビク痙攣してた…… 今になってあの時の選択を後悔する……あそこで撮影会を終わりにしとけばよかったのに…… しばらくしたら気持ちが落ち着いてきた。 私……なにやってるんだろ…… 全身をタイツに覆われ、そのうえマスクまでしていることを体で感じた。 自然と目から涙が溢れだしてくる…… ひっく…ひっく……そうだ……絶対ばれちゃったよぉ……しかも川上くんに…… そのうえ……いっちゃうなんて…… ひっく……やっぱり私……変態だ…… 美優はまだトイレから帰ってこない…… 私はブランコから立ち上がりトイレに向かった。 「あれ?サキちゃんもおトイレ?」 トイレに入ると鏡の前で美優が手を洗ってた。 私は美優に目もくれず便座に座りドアのカギをかけた。 コンコン! 「サキちゃん開けて!手伝うよ♪」 美優がドアをノックする……でも今は独りにしてほしかった…… 『ひっく…ひっく……ひや……』(ひっく…ひっく……いや……) 「……なにか…あったの?」 『ふぅぅ……』 美優が心配してるかもしれない…… 私はドアを開け美優を入れた。 美優はドアの鍵をかけ、ポーチからラジオペンチを出す。 そしてマスクを外してポケットティッシュで私の口を拭いてくれた。 「……ばれちゃった……」 「え?」 「川上くんに…私が着ぐるみ着てるの……ばれちゃったの……うぅぅ……」 私は肌タイの手で顔を覆って泣きだしちゃった…… そんな私の手をどかし、美優はハンドタオルで私の顔を拭いてくれた。 そして私に優しく微笑みかける…… 「だいじょぶですよ♪顔見えてませんし!」 「ぐすっ…ぐすっ……ほんとに?」 「はい♪声もだしてないでしょ?」 「……うん……」 「ならだいじょぶです♪川上先輩のことだから明日にはケロッと忘れてますよ!」 「……そうだよね……顔見られたわけじゃないし……」 「はい♪じゃ帰りましょっか♪」 「……うん!」 私は美優の言葉でなんとか立ち直れた。 美優は手をとって私を立たせ、私にマスクをかぶせる。 私はまたサキになって美優と一緒に帰ることにした。 帰り道は誰にも会わずに美優の部屋まで辿りつけた。 結局会ったのは川上くんだけ…… 時計はまだ7時を過ぎたくらい。 美優は部屋に入るとマスクは外さずに私の服を脱がせ始めた。 「はい!右足上げて♪」 またされるがまま……着せ替え人形みたい……あぅぅ! まだマスクを取ってもらえない…… 私はショーツだけを履いてるサキになった。 鏡で見ると肌タイがそこらじゅう汗染みだらけですごくいやらしい…… たぶん股は……もっと酷くなってると思う…… 美優……マスクはずしてよぉ…… 私はマスクを指でつつく。美優はニヤニヤしてる…… 「ちょっと自分で外してみて♪いざってときのためだよ♪」 え……そんなぁ…… 私は座ってマスクの横にあるパーツに指をかける……全然外せない。 それにどうやって外せばいいかもわかんない…… ただカリッ、カリッと頭に音が響くだけだった。 美優はパソコンを立ち上げ、デジカメとパソコンをケーブルで繋いだ。 私には全然目もくれずに…… 「外せなきゃずっとそのままだよ♪がんばってね♪」 ……美優のいじわる! 私はちょっとムキになって肌タイの指でパーツをひっかいた! カリッ!カリッ!カリッ!パキ! 『ひは!……』(いた!……) 左の人差し指が痛い!肌タイが茶色くにじんできた…… いたたた……あっ!爪割れちゃった! あわてて指をくわえようとしたけど、そこにはサキの顔がある。 指をマスクにぶつけてまた指に激痛が走った。 いつっ!……いたい……ぐすっ…… もうやだ……ぐすっ……はやく……マスクとってよぉ…… このままなんて……やだ……うぅぅ…… 『ふぎゅぅ……ひっく…ひっく……』 「え?サキちゃん?」 泣いてる私に気づいて美優がこっちに歩いてきた。 「?……あっ!どうしたの!指!」 『ふぅぅ……』 美優はいそいでマスクを外し、ジッパーを腰まで下して私の上半身を肌タイから出した。 「爪……割れちゃった……ぐすっ……いたいよぉ……」 「ちょ、ちょっと待っててください!」 美優は小物入れからマキロンを取り出し、おもいっきり指に吹きつけた! 「いたい!」 「あっ!すみません……」 美優はフーフーしながら私の指にバンドエイドを巻いてくれた. まだちょっとジンジンするけど血は止まってきたみたい。 利き腕じゃなくてよかった…… 「ごめんなさい……」 美優は私に頭を下げた。 「私がいじわるしなきゃ……こんなことには……」 美優の目から涙がポロポロと落ちてる…… 「な、泣かないで!もう痛くないから!だいじょぶだから!ねっ♪」 「うぅぅ……ごめんなさい!」 美優は汗でビッショリになった私の胸に泣きついた…… そんな顔されちゃ怒れないでしょ…… 私は美優の頭を手で抱えてギュッと抱いてあげた…… 「そうだ!お風呂わいてる?」 「へ?……はい……」 美優が不思議そうな顔で私を見る。私はニコッと笑った。 「入ろっか!今日は私が美優の体洗ってあげる♪」 「ほ、ほんとですか!ヤッタ~♪」 美優がいつもの元気な美優に戻った。 ほんとかわいんだから……ふふ♪ 私は股のシミを見られないようにショーツごと肌タイを脱いで美優と一緒にお風呂に入った。 お風呂から出たあと、私たちは一緒にお買い物に出かけた。 お昼も夕飯も外ですませてきちゃった。 久しぶりに「真紀」として美優と遊べたからすごく楽しかった。 一回美優の部屋に荷物をとりに戻ってから私は自分のアパートへ帰った。 「けっこう……あるなぁ……」 部屋に入って紙袋をドサッと床に置く。 かなり買っちゃった……今月大変かも…… 時計を見ると夜の9時をこえてる。今日は一日中美優と一緒だった。 私はパソコンを立ち上げて、帰りがけに美優に貰ったUSBを差し込んだ。 中にはサキの写真がいっぱい入ってる……この前のメイド服の写真……それに今日の写真…… 最近のことなのに、なんかすごく懐かしく感じる…… このときはおしっこ行きたかったんだっけ……すっごい内股…… あっ!やっぱりショーツ見えちゃってる!……はずかしい…… 鉄棒の写真は……あんまりちゃんと撮れてない……回ってたからね…… 写真とともに、そのときの記憶が蘇る……そのたびに体も反応しちゃう……また濡れてきちゃった…… とうとう最後の写真…… こんなかたちで叶っちゃった……川上くんとの……初めてのツーショット…… でも……私なんだけど……私じゃない…… これは……サキなんだから……あぅぅ!…… またナプキンがグチョグチョになっちゃった…… 一日中つけっぱなし……女の子の日じゃないのに…… 今日は早かったからお風呂入って、10時前なのにベットに潜った。 そしたら美優の笑ってる顔が目に浮かんできた…… そういえば……美優との写真一枚もない…… そうだ!次着るときは一緒に撮ってあげよ♪ 美優……喜ぶかな……ふふ♪ そんなことを考えながら私はいつの間にか眠りについた…… <おしまい>
https://w.atwiki.jp/bokuchu777/pages/23.html
※ネタバレ注意!! プロローグというか、姫が来るところまで略。これはメインシナリオさんのまるぱくりでいいんじゃなかろうか。 というよりここいじっちゃうともうオムニバスでもなんでもない気が。 ここからーーーーーーーーーーーーーーーー (自分のシナリオに派生する選択肢の前にはトアをつけます) 姫に世界を救ってくれとかなんとか言われ、考える時間をもらう。 学園の授業中にて考えてることについて選択肢 姫に説明されたことを考えていた選択でメインシナリオor姫シナリオ 家族のことを考えていた選択で美羽シナリオか美優シナリオへ派生 更に家に帰って選択肢。 家にいたのが美羽だった選択で美羽シナリオへ派生 トア・家にいたのが美優だった選択で美優シナリオへ派生 美優と会話し家族の団欒があったあと、一日目終了。 /二日目。姫に答えるかどうかで選択肢 だが、断るならバッド直行 トア・わかった、やってみるならそのまま派生中シナリオ進行 対世界へ以降。この時対世界と対存在のことについて軽く姫から説明が入る※1 対世界が崩壊すると主人公サイドの世界(以下主世界)も崩壊してしまうことを説明。 その後、 対世界の核が何者かに汚染されているため対世界が崩壊の危機にあること また汚染された核のカスから魔物が誕生していること 魔法について が説明される。 城下町をぶらつきつつこの世界の現状を見たところで二日目終了。 /三日目@対世界。 核とは何か、また核がどこにあるか等を更に詳しく聞く。 核とは世界を構成するための根本である。主世界における対存在は「ユグドラシル」 核がどこにあるかは既に調査済み。だが周りは魔物が蔓延っていて迂闊に手が出せない。 と、突然城下町に魔物侵入。コレらを姫と主人公の連携魔法で撃退する。この時、姫が主人公に魔法の才能を見出す。※2 /四日目。学園があることをすっかり失念していた主人公。 以後、放課後に対世界へ行くことになる。 学園にてフラグイベント。放課後居残り勉強をさせられている陽菜を発見。 手伝うを選択でフラグ1発生 それどころじゃない、or帰る選択で何もなし 対世界に到着。メイド騎士等対世界のキャラ紹介。 /五日目。 学園生活は割合。放課後、家に帰ってみると中にエーデルが。 姫姫とやたらやかましい上に、家族(美優、美羽)を「ミルク臭い」等侮辱されたことに対して激怒。 これにより乱闘、以後ライバル的存在に。 /六日目。 学園にてフラグイベント。雨が降っているのに傘を持っていない陽菜を発見。 傘に入れてやる選択でフラグ2発生 いれてやんね選択で何もなし。 対世界にて装備等整える。また、姫から魔法指南を受ける。 (設定上、魔法指南は上手くいかない)※3 夜、昔の夢を見る。まだ家族が全員そろっていて、美優が来たばかりの頃の夢。 /七日目。 学園にてフラグイベント。 最近やけに疲れてるね、と心配してくれた陽菜に対し、 心配してくれてありがとな選択でフラグ3発生 別にかまうな選択で何もなし。 現時点でフラグ1~3が全て立っていた場合、他ライターさんの幼馴染シナリオへ移行。 帰宅後、美優と会話、その後対世界へ。 核奪取のメンバーとして主人公・レン・エーデルが選ばれるが、姫の意地の強さのために姫まで同行するハメに。 また、旅の途中で主世界に戻ってもアイテム:リンクポータルがあればPTの元へ直行できると説明される。 (以降、数日単位で飛ぶために~日目の表記がなくなります。日が飛んだことの表記として以後/を使用) /夜、昔の夢を見る。美優が元気でいつも一緒に遊んでいた頃の夢。 翌日、美優が最近夢見が悪いと相談してくる。※4 真剣に相談に乗る選択でフラグA発生。 話をそらす選択で何もなし。 魔物との戦闘時にエーデルの強さを見せ付けられ憤慨する主人公が描かれる。 また戦闘後、レンが目から血を流しているところを見つけ心配するものの、なんでもないと返される。※5 /いくつかの拠点を奪還し、順調に旅が進むものの、過労で倒れてしまう主人公。 その治療中夢をみる。楽しく遊んでいる主人公と美優を見下ろす黒い男の影。 その奥には血にまみれ倒れこんだ両親の姿が。 目を覚ますと、姫が必死に治癒魔法を施してくれていた。 /主世界にてイベント。 帰宅後、美優に最近何をしているのかを聞かれる。 正直に言う、あるいはほのめかす選択でフラグB発生 嘘をつく、あるいは黙っている選択で何もなし その後、対世界へ以降する時に美優までついてきてしまう。 姫が美優に全てを説明する。以降、美優がPTに参加。 夜、主人公が家族全員が映っている写真を姫にみせる。 美優の姿をみた姫が「ウル…っ!?」ともらす。疑問に思うもののその場では何も言わない主人公。 翌日、姫のたっての希望で、美優は姫のことを「お姉ちゃん」と呼ぶことに。 /魔法指南のシーン。相変わらず魔法が出来ない主人公に対し、美優はメキメキと魔法の腕を上げる。 姫から主人公は放出、美優増幅と集中、透過の魔法に優れていると説明。 夜、夢を見る。男が美優の服を脱がし、嫌がる美優を襲っているシーン。 暗転し、横に何か黒く焼け焦げたものと、泣いている美優。 そして、血だらけの自分。 /学園にてフラグイベント。 陽菜に何か面倒なことに巻き込まれてるんじゃ、と悟られて選択肢。 大丈夫だ選択でフラグ4発生 お前には関係ないで何もなし (この時点で幼馴染フラグが3つ以上立ったとしてもシナリオ移行はありません) /ついに核の近くまでやってきた主人公PT。 決戦に備え、早めの就寝。 就寝後夢を見る。 美優に襲い掛かり、性器を挿入しようとしている男に対し、主人公から放たれる光。 燃え盛る炎に焼かれていく男。ただただ泣いている美優と泣いている主人公。 その後、美優は主人公以外の男性に恐怖を覚えてしまい、昔のように明るい性格から今の性格に変わってしまった事。※6 フラグA~Cが一つ以上立っていた時、皆が寝静まった頃、美優が主人公の元へ。 死ぬかもしれない恐怖、そして自分が何か圧倒的な何者かによって死んでしまう悪夢が折り重なり、不安で泣いてしまう美優。 ここで選択肢。 何も言うことが出来なかった選択で何もなし 俺がいる。だから大丈夫選択でフラグC発生 優しくなだめる主人公。その日は二人仲良く寝ることに。 その夜、夢を見る主人公。 血だらけの自分の体は動かないが、医者が輸血を…と言っているのがかすかに聞こえる。 そして、どこか遠くで美優が「私は血液型が……私の血を……」と言っているのが聞こえた。※7 /ついに決戦。核の近くにて、何故かもう一人の主人公の姿が。 対世界を汚染していたのは主人公の対存在:アルヴァリオン=アマルガムだったことが判明。※8 また、美優の姿を見たアルヴァリオンが「ウルキオラ!? 馬鹿な、貴様…っ!? ……クハハハハハ、そうか、対存在か!!」と言う。 姫の口からウルキオラに対し説明。ウルキオラとは姫の実妹:ウルキオラ=シルヴァナであり、まだ姫が子供の頃に殺害されていることが判明。 アルヴァリオンの口からウルキオラを殺害したのはアルヴァリオンであったということが判明。 決戦開始。わらわらと湧き出るザコどもを、レンが一人で引き受けると告げる。 レンを残してアルヴァリオンの元へ向かう主人公達。が、そこに姫を守るために殿を務めるという理由でエーデルが戻ってくる。 ザコ掃討戦開始。エーデルが剣を振るう横で、レンが目を血で染めて戦いだす。※9 また、エーデルも隠していた能力:魔法剣を発動。みるみる減っていく雑魚ども。※10 アルヴァリオンの元へたどり着く主人公達。追い詰められるアルヴァリオン。 そこで、アルヴァリオンは美優を盾にとる。美優が殺されたくなければ諦めろと脅してくる。ここで選択肢。 諦める選択orフラグ1~4が1以下、フラグA~Cが一つも立っていなければバッドエンド『Catastrophe』 トア・そんなこと、許さない選択でストーリー展開 美優に向かって最大威力の魔法を放つ主人公。ここで回想シーンが入る。 相変わらず魔法が出来ない主人公に対し、美優はメキメキと魔法の腕を上げる。 姫から主人公は放出、美優増幅と集中、透過の魔法に優れていると説明した時の回想。 美優が主人公の魔法を受け、それを体内で増幅、集中し、アルヴァリオンに向け透過する。※11 ついに敗れるアルヴァリオン。そして明らかになる真実。 アルヴァリオンは、ウルキオラを愛していた。また、ウルキオラも。身分の違いから、たとえ叶わぬ恋だとしても。 そして、悲しい恋の結末に、ウルキオラは死を選ぶ。愛しい人の手に落ちて命をなくすことで、永遠の愛を誓って。 アルヴァリオンはウルキオラを蘇らせようと苦心し、妄執の果てに核を利用することで死者蘇生を試みる。 結果、核は汚染されてしまった。死の寸前に、死者を想うより、死者の為に生きることが正しかったと悟るアルヴァリオン。 だがしかし、既に強く汚染された核の崩壊を止める術はなくなっていた。 この時点でエンディング派生。 /フラグA~Cが2以下、フラグ1~4が1以下の場合バッドエンディング『Catastrophe』 トア/フラグA~Cが2以下、フラグ1~4が1以上の場合グッドエンディング『変わらぬ日常』へ発展。 対世界の核が壊れてしまえば主世界も崩壊する。そもそも、対存在が倒されてしまった今、主人公は対世界に固着されてしまい、主世界に帰れないことを姫から告げられる。※12 だが、美優の姿を見た姫はある考えが浮かぶ。 美優は既に主世界にかなり固着されている存在だから、対世界よりもつながりが大きい。更に、主人公はまだ強く固着されているわけではない。 それに、主人公は主世界に固着された人物との関わりも強い。この絆の力が奇跡を呼ぶのではないかと。 よって、美優と共に主世界へ移動すればまだ帰れる見込みがあるのではないかと提案する。 姫は「核は私が何とかします。貴方達は自分達の世界へ。…また、どこかでお会いすることもあるでしょう」とうそぶき、主人公達を主世界へ送還。※13 帰ってきた日常。変わらない毎日。こうして主人公達はまたいつもと同じ生活を続けることとなった。end。 トア/フラグA~Cが全て立ち、フラグ1~4が1つ以上立っていたらトゥルーエンディング『世界の中心は、僕だ』に発展。 核は主人公の対存在によって汚染されていた。 なら、主人公もまた核に影響することが出来るはずだと主人公が気づく。 主人公は、自分が核に吸収されることで核を安定させることを決意する。 泣いて拒否する美優に対し、主人公は 「この世界での俺は美優を守ってやれなかった。だから…今度は、お前を守ってみせるよ。美優、お兄ちゃんが居なくなっても頑張れるよな?」 と尋ねる。泣きながら肯定する美優に対し、 「そっか。よし、それじゃあ美優のために、世界のために。……自分のために、頑張るとしますか」 と告げ核に吸収されていく。 こうして核は崩壊を免れ、世界に平和が戻ってきた。 /トゥルーエンディング後、エピローグ『In 10years』。 戦いから十年後。シルヴァナ王家にエーデルと姫の娘が誕生する。 一方、核へと向かう人物が。長い黒髪を後ろで束ねた美人と、その横を歩く少年。 実は、コレが美優と、美優と主人公の息子であった。 核に近づき話かける美優。優しく語り返す主人公。 核は既に安定していて、もはや主人公が居なくとも問題ないほどになっていた。 美優は主人公に「帰ろう? 私達の世界へ」と告げる。 主人公は「―――ああ、帰ろう」と答え―――Fin。※14 ※1(個人設定:対存在が死亡しても存在は消されることはない、がその世界に固着してしまう。詳しくは後で) ※2(個人設定:姫の魔法属性は『流動』。名前の通り、魔力を流動させ方向性を修正したりしなかったり出来る) ※3(個人設定:主人公の魔法が上手くいかないというのは、威力の調整が出来ない、ということ。 力を弱めるとほんの小さな魔法しかでないし、逆に威力を強めると大変なことになる。 この理由として、威力を強くすると夢パートに出てくる男の顔が脳裏に映るため。 夢パートの男のことは後述) ※4(個人設定:この時点で美優の対存在は死亡しており、美優は主世界に固着されつつある。 美優が見ている夢はその対存在の記憶である。 つまり、冒頭でも軽く触れたが、対存在の死亡時には対存在の記憶が残っている対存在に引き継がれ、 記憶の引継ぎが終わるとその世界に完全固着してしまい、世界移動ができなくなる。 世界固着と世界移動の関連性は後ほど) ※5(個人設定:レンは先生の対存在であり、目からの流血は邪気眼によるもの) ※6(個人設定/夢パートまとめ:つまり、主人公の両親はある日強盗に襲われ死亡。 その時ペドフィリアの強盗は美優を犯そうとするが、主人公の魔法の暴走により死亡。 が、美優に残されたトラウマは大きく、性格が捻じ曲がってしまったということ。 ちなみに、その時自分が家族を守っていれば両親は助かったのではという後悔から主人公にもトラウマが残り、 主人公は自分のために頑張れなくなってしまったという裏設定あり) ※7(個人設定:魔法の暴走により主人公は血が足りなかった。偶然美優と血液型が一緒だったので、美優の血を輸血してもらうことに。 こうして、主人公は美優の魔法属性を手に入れた) ※8(個人設定キャラ:純銀のシルヴァナが王家だということで、なるべく地位が低いことを表すために合金にしてみた) ※9(個人設定:レンの邪気眼の能力は『邪気狂』。周りの邪気を力に変え、圧倒的な力を行使することが出来る。 反作用として自己の精神が邪気に汚染され理性がなくなる。ぶっちゃけバーサクモード) ※10(個人設定?:魔法剣とは、魔法を剣に込めること。そのまんまでスマン) ※11(個人設定:主人公の体内には美優の遺伝子が宿っているため、美優は魔法を透過することができた) ※12(個人設定:世界に固着されると、その存在は世界のバランスを整えるために、世界に捕らわれてしまう。 よって対世界への移動が出来なくなってしまう。次に対世界へ移動出来るようになるのは、対世界に自分の対存在が転生した時) ※13(個人設定:裏設定として、この後実は姫死にます。 流動の魔術特性を持つ彼女は、核の汚染を自分に流動させることで核を安定させるが、自分は汚染され尽くすので) ※14(個人設定:裏設定として、この時王家に生まれた娘が美優の対存在であり、美優に生まれた子供が主人公の対存在である。 だから美優は世界を移動することが出来るし、主人公も帰ることが出来るとか出来ないとか)